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前回【冒険者になった日】 ── 前回までのあらすじ 異世界で冒険者すると出ていった叔父を探してミズハミシマに渡る。情報を元にオルニトまで辿り着いた、が。 「冒険者の方、何か御用ですか?依頼探しですか?」 「あ、いえ人を探していまして…」 カウンターに叔父の写真を出し見てもらう。 思いの外くいつく様に凝視する支部長と呼ばれていた燕の様な鳥人。 「しぶちょー、これは写真というものです」 「私には分かります。そして貴方に応えましょう。 助手、この写真の冒険者がやってきたのは?」 「しぶちょー、一週間くらい前です」 「そしてこの冒険者が受けた依頼は?」 「しぶちょー、雛鳥さんに配る赤い供物の採取です」 「と、いうことです」 何故に支部長さんが自慢気に反り返っているのかは兎も角として、決定的な情報を得たのである。 「それで!何処に向かったのかまで分かりますか?」 「支部の外に出たあとまでは分かりませんが…助手、何か思い出せますか?」 「しぶちょー、その人は港町で聞き込みをすると言ってました」 「と、いうことです。 ところで貴方も同じ依頼を受けますか?雛鳥への供物は常に需要があります」 どうせなら叔父と同じ依頼を受けた方が足取りを追い易いかも知れない。更に依頼も完遂すれば報酬も得られるんじゃないか? 「分かりました受けます」 「受領受付しました。では赤い供物を入手したら持ってきて下さい」 「あまり欲張りすぎるとたいへんなことになるのよ。できるだけ早くもってきた方がいいよ」 「「では良き冒険を」」 叔父もそう異世界には詳しくはないだろうし、町で情報を集めた可能性は高い。 情報と言えば酒場とかだろうかと思案しながら通りを歩いていると視界の片隅に一際目立つ「赤色」が目についたのである。 思わず駆け寄ってみるとそこは八百屋の店先の様に様々な野菜などが並んでいる…とよく見ると丸い、丸いものばかり。というか豆だらけである。 目を丸くしていると椅子に座っていた店主らしき鳥人が立ち上がり軒下までやってきた。小奇麗に整えられた革服と白布のシャツを着た鳩人である。 「何か入用かい?今朝仕入れたものばかりで新鮮だよ」 「あ、えっとこの店は豆専門店ですか?」 フゥーと眉を潜めた鳩人の表情のなんと哀愁であることか。 「初めてうちにきた人は皆そう言うんだよ。 まぁ並べてあるのが豆ばかりなので仕方がないんだがね。一応青果全般の店だよ」 店主曰く、豆が豊作だった年に他で買い取られなかった豆を一手に買い取った結果、翌年から豆農家がこぞって持ってくるようになったのだと言う。 そうこうしている内に豆の目利きが鍛えられ多くの在庫を捌くために様々な豆の活用法を考え出し実践しているのだとも。 農作物を買い取る店自体が少ない町なので今や豆と言えば「この店」とまでになったのである。 なお、看板はまだ青果販売なので他の野菜も買い取りは受け付けている。 「よく見ると隅っこの方に萎びた大根のようなものが少しある。信長書店で売れずにずっと残っている普通の映画ビデオみたいだ」 「おいおい萎びたとはひどい言い様じゃないか。これは細く見えるが痩せた土地で得た栄養を濃密に蓄えるために細く捻じれたまま育つ螺根(らこん)だよ。 気付けや精力剤としては古くから人気の一品だよ。 ちなみに風の強い山肌でしかこうは育たないぞ」 店主の野菜蘊蓄に聞き入って小一時間、はっと我に返る。 「っと忘れるところでした。この赤い豆は「雛鳥の供物」ではないのですか?」 「それもよく聞かれるね。残念だけど供物とは関係ないよ。 …そう言えば先週もそんな質問をしてきた人間がいたぞ?」 「!それはこの人ですか?」 写真を見て店主はカップをぐいっとひと飲みして頷く。 叔父の足取りを掴んだのである。 「その人も供物を探していると言っていたので分かる範囲で色々教えたよ。 謎の多い赤い供物の数々ではあるが、今の季節に採取できる可能性が高いのは「大鳥巣の浮遊島」に咲くという赤い花だとね」 何と一気に暗闇に道が開けたのだ。 急げば二日で着ける場所だと言う。 「ありがとうございます!では私はこれで!」 「おっと話ついでにこれを飲み試して感想をもらえないだろうか?今年余り気味の青長豆を乾燥させて挽いたものを煎じた茶なんだが」 「はい。一杯いただかせてもらいます。 ごくっ …あまぁーーーい!とてつもなく甘いですよこれ。そのまま飲むにはちょっと厳しいかもですね」 「やはり甘すぎるかぁ。蟲人は喜んで飲んでくれるんだが、そっち方面のお土産にしてみるか」 口の中の甘さが引くよりも早く件の島への道程を模索するために町はずれへと向かうのであった。 スレでよく見かける鳩人をシェアして八百屋を想像しました 豆のエキスパートの鳩人!牧歌的な雰囲気がわむ -- (名無しさん) 2017-05-22 19 04 48 名前 コメント すべてのコメントを見る
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2011年6月30日 忘れがたい名作を発表しながら歴史の流れの中で消えていった幻の探偵作家を訪ねる、鮎川哲也の尋訪記。 Index 尋訪記全59編の作家名五十音順一覧 (1)『幻の探偵作家を求めて』(1975年~1978年、1983年、1985年) (2)続・幻の探偵作家を求めて(『こんな探偵小説が読みたい』)(1989年~1991年) (3)幻の探偵作家を求めて・番外編(1990年~1992年) (4)新・幻の探偵作家を求めて(1992年~1995年) (5)その他の2編(1997年、1999年) 実現しなかった尋訪 鮎川哲也による関連記事 「幻の探偵作家を求めて」にならった試み 尋訪記全59編の作家名五十音順一覧 59編中、33編は単行本に収録されている。残りの26編は未収録。 『幻の探偵作家を求めて』(晶文社、1985年10月) - 尋訪記21編 『こんな探偵小説が読みたい』(晶文社、1992年9月) - 尋訪記12編+各作家の短編計12編 『幻の探偵作家を求めて』の姉妹本として『あやつり裁判 幻の探偵小説コレクション』(晶文社、1988年3月)が出版されている。『幻の探偵作家を求めて』で扱った21名のうち、11名の作家の短編を収録している(以下の表の「+あ」は、『あやつり裁判』に短編が収録されていることを示す)。 タイトル(作家名五十音順) 初出 単行本収録状況 1 ロマンの種を蒔く博多っ子・赤沼三郎(あかぬま さぶろう) 『幻の探偵作家を求めて』書き下ろし 『幻の探偵作家を求めて』+あ 2 新宿青線街の発明王・朝山蜻一(あさやま せいいち) 『EQ』96号(1993年11月号) 3 『めどうさ』に託した情熱・阿知波五郎(あちわ ごろう) 『EQ』81号(1991年5月号) 『こんな探偵小説が読みたい』 4 関西派きっての理論家・天城一(あまぎ はじめ) 『EQ』103号(1995年1月号) 5 豪雪と闘う南国育ち・蟻浪五郎(ありなみ ごろう)(※青池研吉) 【注1】 『問題小説』1983年11月号 『幻の探偵作家を求めて』+あ 6 『Zの悲劇』も訳した技巧派・岩田賛(いわた さん) 『EQ』75号(1990年5月号) 『こんな探偵小説が読みたい』 7 ミステリーも喰った闘士・岩藤雪夫(いわとう ゆきお) 『EQ』104号(1995年3月号) 8 実直なグロテスキスト・潮寒二(うしお かんじ) 『EQ』71号(1989年9月号) 『こんな探偵小説が読みたい』 9 ルソン島に散った本格派・大阪圭吉(おおさか けいきち) 『幻影城』5号(1975年6月号) 『幻の探偵作家を求めて』+あ 10 草原(バルガ)に消えた郷警部・大庭武年(おおば たけとし) 『EQ』77号(1990年9月号) 『こんな探偵小説が読みたい』 11 「蠢く触手」の影武者・岡戸武平(おかど ぶへい) 『幻影城』15号(1976年3月号) 『幻の探偵作家を求めて』 12 『黒死館』創作の秘密を子育てに見た ― 小栗虫太郎(おぐり むしたろう)の巻 『鮎川哲也と十三の謎 90』(1990年12月) 13 結婚のため創作の道を捨てた日本最初の女流ミステリー作家― 小流智尼(おるちに)・一条栄子(いちじょう えいこ)の巻 『創元推理19号』(1999年11月) 14 ペンネームより奇なり・角免栄児(かくめん えいじ) 『EQ』92号(1993年3月号) 15 <不肖>の原子物理学者(ニュークリアーフィジシスト)・北洋(きた ひろし) 『幻影城』24号(1976年11月号) 『幻の探偵作家を求めて』 16 浜っ子モダンボーイ・北林透馬(きたばやし とうま) 『EQ』94号(1993年7月号) 17 関西通俗派の雄・鬼怒川浩(きぬがわ ひろし) 『EQ』87号(1992年5月号) 18 名編集長交遊録・九鬼紫郎(くき しろう) 『EQ』78号(1990年11月号) 『こんな探偵小説が読みたい』 19 錯覚のぺインター・葛山二郎(くずやま じろう) 『幻影城』20号(1976年7月号) 『幻の探偵作家を求めて』+あ 20 鎌倉案内人の情熱・久能啓二(くのう けいじ) 『EQ』89号(1992年9月号) 21 『侍ニッポン』唯一のミステリー・群司次郎正(ぐんじ じろまさ) 『EQ』88号(1992年7月号) 22 養子なのに家庭内でもワンマンの遊び人 ― 甲賀三郎(こうが さぶろう)の巻 『鮎川哲也と十三の謎 91』(1991年12月) 23 文士村長のジレンマ・桜田十九郎(さくらだ とくろう) 『EQ』97号(1994年1月号) 24 書下ろし全集を実現した・佐左木俊郎(ささき としろう) 『EQ』90号(1992年11月号) 25 含羞の野人・紗原砂一(さはら さいち) 『幻影城』22号(1976年9月号) 26 国鉄電化の鬼・芝山倉平(しばやま そうへい) 『幻影城』11号(1975年11月号) 『幻の探偵作家を求めて』 27 ファンタジーの細工師・地味井平造(じみい へいぞう) 『幻影城』4号(1975年5月号) 『幻の探偵作家を求めて』+あ 28 医学博士のダンディズム・白井竜三(しらい りゅうぞう) 【注2】 『EQ』79号(1991年1月号) 『こんな探偵小説が読みたい』 29 冷徹な詩人のまなざし・杉山平一(すぎやま へいいち) 『EQ』106号(1995年7月号) 30 海恋いの錬金道士・瀬下耽(せじも たん) 『幻影城』8号(1975年8月号) 『幻の探偵作家を求めて』+あ 31 気骨あるロマンチスト・妹尾アキ夫(せのお あきお) 『幻影城』17号(1976年5月号) 『幻の探偵作家を求めて』 32 殿様もすなるミステリー・膳哲之助(ぜん てつのすけ) 『EQ』91号(1993年1月号) 33 初の乱歩特集を編んだ・大慈宗一郎(だいじ そういちろう) 『EQ』74号(1990年3月号) 『こんな探偵小説が読みたい』 34 『宝石』三編同時掲載の快挙・竹村直伸(たけむら なおのぶ) 『EQ』76号(1990年7月号) 『こんな探偵小説が読みたい』 35 『勲章』を遺して逝った・坪田宏(つぼた ひろし) 『EQ』86号(1992年3月号) 36 ただ一度のペンネーム・独多甚九(どくた じんく) 『EQ』73号(1990年1月号) 『こんな探偵小説が読みたい』 37 凩(こがらし)を抱く怪奇派・西尾正(にしお ただし) 『幻影城』10号(1975年10月号) 『幻の探偵作家を求めて』+あ 38 西田政治(にしだ まさじ)の巻 『創元推理1 1992年秋号』(1992年10月) 39 今様赤ひげ先生・羽志主水(はし もんど) 『EQ』70号(1989年7月号) 『こんな探偵小説が読みたい』 40 一人三役の短距離ランナー・橋本五郎(はしもと ごろう) 『幻影城』45号(1978年8月号) 『幻の探偵作家を求めて』 41 アヴァンチュウルの設計技師・埴輪史郎(はにわ しろう) 『幻影城』26号(1977年1月号) 『幻の探偵作家を求めて』+あ 42 乱歩の陰に咲いた異端の人・平井蒼太(ひらい そうた) 【注3】 『問題小説』1983年5月号 『幻の探偵作家を求めて』 43 駆け抜けた天才論客・平林初之輔(ひらばやし はつのすけ) 『EQ』93号(1993年5月号) 44 『宝石』新人賞大貫進(おおぬき しん)の正体・藤井礼子(ふじい れいこ) 【注4】 『EQ』80号(1991年3月号) 『こんな探偵小説が読みたい』 45 せんとらる地球市の名誉市民・星田三平(ほしだ さんぺい) 『幻の探偵作家を求めて』書き下ろし 『幻の探偵作家を求めて』 46 雙面のアドニス・本田緒生(ほんだ おせい) 『幻影城』9号(1975年9月号) 『幻の探偵作家を求めて』 47 『新青年』顔を描いて30年・松野一夫(まつの かずお) 【イラストレーター】 『EQ』105号(1995年5月号) 48 清貧を貫いた九州男児・光石介太郎(みついし かいたろう) 『EQ』98号(1994年3月号) 49 『黒死館』を抱いて戦地へ・水上幻一郎(みなかみ げんいちろう) 『EQ』99号(1994年5月号) 50 深層心理の猟人・水上呂理(みなかみ ろり) 『幻影城』6号(1975年7月号) 『幻の探偵作家を求めて』+あ 51 夢の追跡者・南沢十七(みなみざわ じゅうしち) 『幻影城』29号(1977年4月号) 『幻の探偵作家を求めて』 52 本格は詰め将棋に通ず・山沢晴雄(やまざわ はるお) 『EQ』102号(1994年11月号) 53 映像で鍛えた筆さばき・夢座海二(ゆめざ かいじ) 『EQ』101号(1994年9月号) 54 消えた応募原稿は何処に・横内正男(よこうち まさお) 『EQ』95号(1993年9月号) 55 暗闇に灯ともす人・吉野賛十(よしの さんじゅう) 『幻影城』21号(1976年8月号) 『幻の探偵作家を求めて』+あ 56 ミステリーの培養者・米田三星(よねだ さんせい) 【注5】 『幻影城』44号(1978年6・7月合併号) 『幻の探偵作家を求めて』+あ 57 歯科医がとらえた輪堂寺耀(りんどうじ よう)の正体 『EQ』117号(1997年5月号) 58 べらんめえの覆面騎士・六郷一(ろくごう はじめ) 『幻影城』16号(1976年4月号) 『幻の探偵作家を求めて』 59 夭折した浪漫趣味者・渡辺温(わたなべ おん) 『EQ』72号(1989年11月号) 『こんな探偵小説が読みたい』 注1:単行本版では「乱歩の陰に咲いた異端の人・平井蒼太」、初出では「乱歩の才を継ぐ異端の人・平井蒼太」 注2:単行本版では「医学博士のダンディズム・白井竜三」、初出では「薬学博士のダンディズム・白井竜三」(「医学」と「薬学」) 注3:単行本版では「豪雪と闘う南国育ち・蟻浪五郎」、初出では「雪国のロマンチスト・蟻浪五郎」 注4:単行本版では「『宝石』新人賞大貫進の正体・藤井礼子」、初出では「『宝石』新人大貫進の正体・藤井礼子」(「賞」の有無) 注5:単行本版では「ミステリーの培養者・米田三星」、初出では「ミステリの培養者・米田三星」(「ー」の有無) (1)『幻の探偵作家を求めて』(1975年~1978年、1983年、1985年) 『幻影城』に「幻の作家を求めて」として全18回掲載。『幻影城』休刊のため中断。 『問題小説』には年に2回掲載の予定だったが、鮎川哲也の病気のため、2度掲載されたのみで中断(『幻の探偵作家を求めて』「はじめに」参照)。 1985年10月、『幻影城』と『問題小説』に掲載されたものに書き下ろし2編を加え、晶文社より『幻の探偵作家を求めて』として刊行。ただし、紗原砂一編のみ、収録の許可がとれず、単行本未収録となっている。 作家本人にインタビューしているものには「本人」と示した。それ以外は遺族や関係者へのインタビュー。 『幻影城』 タイトル 掲載号 再録作品 左記作品の初出 『あやつり裁判』収録作 1 ファンタジーの細工師・地味井平造(じみい へいぞう) 本人 4号(1975年5月号) 「魔」 『新青年』1927年4月号 「煙突奇談」 2 ルソン島に散った本格派・大阪圭吉(おおさか けいきち) 5号(1975年6月号) 「闖入者」 『ぷろふいる』1936年1月号 「あやつり裁判」 3 深層心理の猟人・水上呂理(みなかみ ろり) 本人 6号(1975年7月号) 「麻痺性痴呆患者の犯罪工作」 『新青年』1934年1月号 ※左に同じ 4 海恋いの錬金道士・瀬下耽(せじも たん) 本人 8号(1975年8月号) 「綱(ロープ)」 『新青年』1927年8月号 「古風な洋服」 5 雙面のアドニス・本田緒生(ほんだ おせい) 本人 9号(1975年9月号) 「美の誘惑」 『新趣味』1922年12月号 6 凩(こがらし)を抱く怪奇派・西尾正(にしお ただし) 10号(1975年10月号) 「土蔵」 『ぷろふいる』1935年1月号 「月下の亡霊」 7 国鉄電化の鬼・芝山倉平(しばやま そうへい) 本人 11号(1975年11月号) ※再録なし 8 「蠢く触手」の影武者・岡戸武平(おかど ぶへい) 本人 15号(1976年3月号) 「素晴らしき臍の話」 『新青年』1930年1月号 9 べらんめえの覆面騎士・六郷一(ろくごう はじめ) 本人 16号(1976年4月号) 「白鳥の歌」 『大衆文芸』1958年10月号 10 気骨あるロマンチスト・妹尾アキ夫(せのお あきお) 17号(1976年5月号) 「本牧のヴィナス」 『新青年』1929年2月号 11 錯覚のぺインター・葛山二郎(くずやま じろう) 本人 20号(1976年7月号) 「噂と真相」 『新趣味』1923年9月号 「霧の夜道」 12 暗闇に灯ともす人・吉野賛十(よしの さんじゅう) 21号(1976年8月号) 「走狗」 (遺稿) 「鼻」 13 含羞の野人・紗原砂一(さはら さいち)※単行本未収録 本人 22号(1976年9月号) 「神になりそこねた男」 『ミステリイ』1948年3月号 14 <不肖>の原子物理学者(ニュークリアーフィジシスト)・北洋(きた ひろし) 24号(1976年11月号) 「写真解読者」 『ロック』1946年10月号 15 アヴァンチュウルの設計技師・埴輪史郎(はにわ しろう) 本人 26号(1977年1月号) 「極南魔海」 『宝石』1953年6月号 「海底の墓場」 16 夢の追跡者・南沢十七(みなみざわ じゅうしち) 本人 29号(1977年4月号) 「夢の殺人」 『新青年』1932年8月号 17 ミステリの培養者・米田三星(よねだ さんせい)【注6】 本人 44号(1978年6・7月合併号) 「告げ口心臓」 『新青年』1931年9月号 「蜘蛛」 18 一人三役の短距離ランナー・橋本五郎(はしもと ごろう) 45号(1978年8月号) 「鮫人の掟」 『新青年』1932年6月号 『問題小説』 タイトル 掲載号 再録作品 『あやつり裁判』収録作 1 乱歩の才を継ぐ異端の人・平井蒼太(ひらい そうた)【注7】 『問題小説』1983年5月号 「嫋指」 2 雪国のロマンチスト・蟻浪五郎(ありなみ ごろう)(※青池研吉)【注8】 本人 『問題小説』1983年11月号 「花粉霧」 「花粉霧」 『幻の探偵作家を求めて』(晶文社、1985年10月)書き下ろし 1 ロマンの種を蒔く博多っ子・赤沼三郎(あかぬま さぶろう) 本人 『あやつり裁判』に「翡翠湖の悲劇」収録 2 せんとらる地球市の名誉市民・星田三平(ほしだ さんぺい) 注6:単行本版のタイトルは「ミステリーの培養者・米田三星」(「ー」の有無)。米田三星編の初出は、『幻の探偵作家を求めて』巻末では1977年6・7月合併号とされているが、実際は1978年6・7月合併号。 注7:単行本版のタイトルは「乱歩の陰に咲いた異端の人・平井蒼太」。なおこの号の記事の末尾には「次回は十一月号、星田三平氏の予定です。」とある。 注8:単行本版のタイトルは「豪雪と闘う南国育ち・蟻浪五郎」。 芝山倉平の尋訪には『幻影城』編集長の島崎博のみが参加し、鮎川哲也は参加していない。 米田三星編の末尾には、米田三星による森下雨村尋訪記「森下雨村さんと私」が収録されている。 (2)続・幻の探偵作家を求めて(『こんな探偵小説が読みたい』)(1989年~1991年) 全12回。すべて『こんな探偵小説が読みたい』(晶文社、1992年9月)に収録。『EQ』連載時には、「実作発掘」として各作家の比較的珍しい短編が収録されている(藤井礼子の回のみ、誌面の都合で「実作発掘」なし)。『こんな探偵小説が読みたい』では、各作家の代表作が収録されている。 作家本人にインタビューしているものには「本人」と示した。それ以外は遺族や関係者へのインタビュー。 『EQ』70号(1989年7月号)~81号(1991年5月号) タイトル 掲載号 『EQ』実作発掘 『こんな探偵小説が読みたい』収録作と初出 1 今様赤ひげ先生・羽志主水(はし もんど) 70号(1989年7月号) 「監獄部屋」 ※左に同じ 『新青年』1926年3月号 2 実直なグロテスキスト・潮寒二(うしお かんじ) 71号(1989年9月号) 「人狐(にんこ)」 「蚯蚓(みみず)の恐怖」 『探偵実話』1955年11月号 3 夭折した浪漫趣味者・渡辺温(わたなべ おん) 72号(1989年11月号) 「風船美人」 「可哀相な姉」 『新青年』1927年10月号 4 ただ一度のペンネーム・独多甚九(どくた じんく) 73号(1990年1月号) 「網膜物語」 ※左に同じ 『宝石』1947年2・3月号 5 初の乱歩特集を編んだ・大慈宗一郎(だいじ そういちろう) 本人 74号(1990年3月号) 「雪空」 ※左に同じ 『探偵文学』1936年新年号 6 『Zの悲劇』も訳した技巧派・岩田賛(いわた さん) 75号(1990年5月号) 「船室の死体」 「里見夫人の衣裳鞄(トランク)」 『探偵クラブ』1952年6月増刊号 【注9】 7 『宝石』三編同時掲載の快挙・竹村直伸(たけむら なおのぶ) 本人 76号(1990年7月号) 「火葬場の客」 「風の便り」 『別冊宝石』1958年2月号 8 草原(バルガ)に消えた郷警部・大庭武年(おおば たけとし) 77号(1990年9月号) 「牧師服の男」 ※左に同じ 『犯罪実話』1932年5月号 9 名編集長交遊録・九鬼紫郎(くき しろう) 本人 78号(1990年11月号) 「誰がために首を吊る」 「豹助、都へ行く」 『ぷろふいる』1947年4月号 10 薬学博士のダンディズム・白井竜三(しらい りゅうぞう)【注10】 本人 79号(1991年1月号) 「真砂町(ちょう)の吉田さん」 「渦の記憶」 『別冊クイーンズマガジン』1960年7月夏季号 11 『宝石』新人大貫進(おおぬき しん)の正体・藤井礼子(ふじい れいこ)【注11】 80号(1991年3月号) 「初釜」 『宝石』1960年2月臨時増刊号 12 『めどうさ』に託した情熱・阿知波五郎(あちわ ごろう) 81号(1991年5月号) 「幻想肢」 「墓」 『別冊宝石』1951年12月号 注9:原題「青いトランク」(『オール大衆』1949年2月号) 注10:単行本版では「医学博士のダンディズム・白井竜三」(「薬学」と「医学」) 注11:単行本版では「『宝石』新人賞大貫進の正体・藤井礼子」(「賞」の有無) 単行本版の巻末に、鮎川哲也「あとがきにかえて――松村喜雄さんを偲ぶ」が収録されている。 (3)幻の探偵作家を求めて・番外編(1990年~1992年) 単行本未収録。全3回。 『創元推理』および、その前身のアンソロジー『鮎川哲也と十三の謎』に掲載。目次や本文で、「幻の探偵作家を求めて」「幻の探偵作家を訪ねて」という2つの表記が混在している。 1 『黒死館』創作の秘密を子育てに見た ― 小栗虫太郎(おぐり むしたろう)の巻 『鮎川哲也と十三の謎 90』(1990年12月) 2 養子なのに家庭内でもワンマンの遊び人 ― 甲賀三郎(こうが さぶろう)の巻 『鮎川哲也と十三の謎 91』(1991年12月) 3 西田政治(にしだ まさじ)の巻 『創元推理1 1992年秋号』(1992年10月) (4)新・幻の探偵作家を求めて(1992年~1995年) 単行本未収録。全20回。「実作発掘」の初出は、誌面で明示されているもののみ示す。 作家本人にインタビューしているものには「本人」と示した。それ以外は遺族や関係者へのインタビュー。 『EQ』86号(1992年3月号)~106号(1995年7月号)【100号(1994年7月号)は休載】 タイトル 掲載号 実作発掘 1 『勲章』を遺して逝った・坪田宏(つぼた ひろし) 86号(1992年3月号) pp.86-91 「宝石の中の殺人」 pp.92-99 2 関西通俗派の雄・鬼怒川浩(きぬがわ ひろし) 87号(1992年5月号) pp.116-121 「潮の呪い」(『トップ』1948年7月号) pp.122-127 3 『侍ニッポン』唯一のミステリー・群司次郎正(ぐんじ じろまさ) 88号(1992年7月号) pp.122-127 「穴」 pp.128-134 4 鎌倉案内人の情熱・久能啓二(くのう けいじ) 本人 89号(1992年9月号) pp.122-125 「崩れる女」 pp.126-137 5 書下ろし全集を実現した・佐左木俊郎(ささき としろう) 90号(1992年11月号) pp.138-141 「嵐の陰影」 pp.142-148 6 殿様もすなるミステリー・膳哲之助(ぜん てつのすけ) 91号(1993年1月号) pp.196-199 「冬の春画」 pp.200-210 7 ペンネームより奇なり・角免栄児(かくめん えいじ) 本人 92号(1993年3月号) pp.146-149 8 駆け抜けた天才論客・平林初之輔(ひらばやし はつのすけ) 93号(1993年5月号) pp.114-119 「誰が何故彼を殺したか」 pp.120-128 9 浜っ子モダンボーイ・北林透馬(きたばやし とうま) 94号(1993年7月号) pp.128-131 10 消えた応募原稿は何処に・横内正男(よこうち まさお) 95号(1993年9月号) pp.84-87 「変った下宿人」(未発表作品) pp.88-94 11 新宿青線街の発明王・朝山蜻一(あさやま せいいち) 96号(1993年11月号) pp.176-179 「白日の夢」 pp.180-188 12 文士村長のジレンマ・桜田十九郎(さくらだ とくろう) 97号(1994年1月号) pp.86-89 13 清貧を貫いた九州男児・光石介太郎(みついし かいたろう) 98号(1994年3月号) pp.101-103 「霧の夜」(『新青年』1935年新年号) pp.104-109 14 『黒死館』を抱いて戦地へ・水上幻一郎(みなかみ げんいちろう) 本人 99号(1994年5月号) pp.198-201 「火山観測所殺人事件」(『ロック』1948年9月号) pp.202-216 15 映像で鍛えた筆さばき・夢座海二(ゆめざ かいじ) 【注12】 101号(1994年9月号) pp.190-193 「「はと」列車の忘れ物」(『宝石』1955年3月号) pp.194-205 16 本格は詰め将棋に通ず・山沢晴雄(やまざわ はるお) 本人 102号(1994年11月号) pp.178-181 17 関西派きっての理論家・天城一(あまぎ はじめ) 本人 103号(1995年1月号) pp.126-129 18 ミステリーも喰った闘士・岩藤雪夫(いわとう ゆきお) 104号(1995年3月号) pp.128-131 「赤い灯」(『創作月刊』1929年1月号) pp.132-137 19 『新青年』顔を描いて30年・松野一夫(まつの かずお)【イラストレーター】 105号(1995年5月号) pp.138-141 幻の探偵ギャラリー『汽車』諸家のカリカチュア(『新青年』1926年4月号) pp.20-21pp.142-145 20 冷徹な詩人のまなざし・杉山平一(すぎやま へいいち) 本人 106号(1995年7月号) pp.210-213 【注13】 注12:夢座海二は存命だったが、インタビュー実施時に入院中だったため、本人にはインタビュー出来なかった。 注13:杉山平一の阪神・淡路大震災体験記「見えてきたもの、見えなくなったもの」を掲載。 最終回の杉山平一の回の最後に、編集部のコメントがあり、以下のように書かれている。 一九七五年に『幻影城』誌上でスタートした「尋訪記」は、正編・続編・番外編・新編と書き継がれ、五十六人もの”幻”の探偵作家の消息をたずねてきたことになります。 実際はイラストレーターも含めて57人分の記事がある。単行本未収録の紗原砂一を数え落としたか、イラストレーターの松野一夫を除いて「探偵作家」のみで56人としたかのどちらかだと思われる。 (5)その他の2編(1997年、1999年) 幻の探偵作家を求めて・番外編(『EQ』117号(1997年5月号))歯科医がとらえた輪堂寺耀(りんどうじ よう)の正体 導入部分のみ鮎川哲也が執筆。実際に尋訪を行い尋訪記を書いているのは、歯科医師で古書収集家の若狭邦男氏。本人へのインタビュー。 新・幻の探偵作家を求めて(『創元推理19号 夢のような探偵小説について』(1999年11月))結婚のため創作の道を捨てた日本最初の女流ミステリー作家 ― 小流智尼(おるちに)・一条栄子(いちじょう えいこ)の巻 「そばかす三次」、「平野川殺人事件」、「フラー氏の昇天」が再録されている。 実現しなかった尋訪 『幻の探偵作家を求めて』(晶文社、1985年10月)の巻末には、「著者からのおねがい」として、以下の8名の消息を求める旨が記されている。 酒井嘉七、独多甚九、黒輪土風、多々羅三郎、弘田喬太郎、本間田麻誉、中村美代子、信濃夢作 (「多々羅三郎」は多々羅四郎? 「中村美代子」は中村美与子?) このうち、独多甚九だけは、『幻の探偵作家を求めて』を見た人から連絡があり、「続・幻の探偵作家を求めて」第4回(『EQ』1990年1月号)で遺族の尋訪が実現した。また、酒井嘉七は論創ミステリ叢書で『酒井嘉七探偵小説選』(2008年4月)が刊行された際に経歴が明らかになっている。論創ミステリ叢書からは中村美与子の作品集『中村美与子探偵小説選』(2006年10月)も出ているが、こちらは経歴は明らかになっていない。信濃夢作は、『幻の探偵雑誌10 「新青年」傑作選』(光文社文庫、2002年2月)巻末の「「新青年」作者別作品リスト」(山前譲編)によれば、三橋一夫と同一人物である。 また、『EQ』69号(1989年5月号)に鮎川哲也「《続・幻の探偵作家を求めて》舌代」(pp.140-141)があり、「続・幻の探偵作家を求めて」の連載を始める経緯などが語られている。ここでは、尋訪を望んでいるが連絡先が分からない作家として、以下の6人の名が挙げられている。 弘田喬太郎、酒井嘉七、本間田麻誉、中村美与子、登史草兵、辻村義介 辻村義介はいわゆる「もう一人の江戸川乱歩」である。乱歩が「二銭銅貨」でデビューしたのは1923年だが、その前年、雑誌『エポック』1922年11月号(通巻第二号)の巻頭に「江戸川乱歩」という筆名の人物の「アインシュタインの頌」という詩が掲載されている。この詩の作者が辻村義介という人物だとかつて推定されていた。なおノンフィクションライターの佐藤清彦氏の調査では、辻村義介は当時仲間内から「江戸川乱歩」というあだ名で呼ばれていたが、「アインシュタインの頌」の作者は辻村義介ではなく雑誌『エポック』の編集者であった野川孟およびその弟の野川隆だと推定されるという。 「もう一人の江戸川乱歩」の関連記事森銑三「今一人の江戸川乱歩」(『ももんが』1963年6月号/『森銑三著作集』第12巻[中央公論社、1974年]に収録) ※未見 大岡昇平「江戸川乱歩の詩」および都筑道夫「補記」(『日本推理作家協会会報』第357号、1978年7・8月号) 千代有三「二人一役の江戸川乱歩」(『日本推理作家協会会報』第358号、1978年9月号) 佐藤清彦「江戸川乱歩は二人いる」(『ジャーロ』第26号、2007年1月) ※未見 「もうひとりの江戸川乱歩 第一五八回土曜サロン・三月十七日」(『日本推理作家協会会報』2007年5月号) - 佐藤清彦氏を迎えた土曜サロン ←この記事は以前は日本推理作家協会の公式サイトで読めたが、2014年3月のサイトリニューアル後は読めなくなっている。 鮎川哲也による関連記事 『幻影城』「幻の作家を求めて・補記 思い出すままに」(『幻影城』13号、1976年1月号、pp.192-193) 「探偵作家尋訪記追補」(『幻影城』23号、1976年10月号、p.71) 『EQ』「《続・幻の探偵作家を求めて》舌代」(『EQ』69号、1989年5月号、pp.140-141) 『幻想文学』(幻想文学出版局)鮎川哲也インタビュー 『幻の探偵作家を求めて』の作者を求めて (『幻想文学』30号、1990年9月) ※未見 「幻の探偵作家を求めて」にならった試み 若狭邦男『探偵作家追跡』(日本古書通信社、2007年8月)『EQ』117号(1997年5月号)の「幻の探偵作家を求めて・番外編 歯科医がとらえた輪堂寺耀(りんどうじ よう)の正体」に登場した歯科医・古書収集家の若狭邦男氏による探偵作家探訪記。 本多正一「幻の幻影城作家を求めて 蒼月宮の門前に佇んで」幻影城作家・堊城白人(あしろ はくと)への手紙・電話によるインタビュー。『幻影城の時代 完全版』(講談社、2008年12月)に収録。
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はじめに 「とりあえずココだけは読んどけ !』のさっくり読めるシリーズ第2弾になります。 シルベというよりはコトワリのレベルですが、各項目で単純明快に示す事が出来なかったのでココに記しておきます。 最も当てはまるのはジュピターさん問題など。 お察しの方はとっくに察してるような当たり前の事ですが、あのページやたら見づらいしね、読まない人のために改めて明記をする運びとなりました。 最後のまとめだけ見れば何でこんな話持ち出したか分かるので、多忙な方は最後のみどうぞ。 一章、 取捨選択において どうしても物事の取捨選択を迫られてしまう場合において(そうでないなら別) その物事を出来るだけ優れた完成形に近づけたいと思うなら(そうでないなら別) 『優先順位』によって判断する事が必要でしょう。 まず、優先順位って何よ。具体的には何で決まるの ? なぜAよりBが優先されるのか ? という「Why」にあたる部分から見ていきましょう。 さくっと答えを言ってしまうと、一般にこれは『価値』です。 価値の高い物は優先順位が高い。価値の低い物は優先順位が低い。 で、優先順位をつけて選択する事のメリットは、より価値の高い物を残す事が出来るってコト。 逆に、それをしないとどうなるか ? →こうなる。9.18事件詳細 さて、次に価値の高低はどうやって決まるのでしょうか ? とりあえずココでは以下の2つと認識して頂ければ大丈夫です。2章へつづく↓ 二章、 判断基準『絶対価値』 価値を決めるにあたって必ず壁となるのが、価値と、価値観の違い。 価値観はしょせん認識…悪く言えば思い込みに過ぎず、時と場合や人・集団によって大きく左右される曖昧なモノです。 アイマスには通例が当てはまらない、と言われるのもここに理由があり。 価値感だけでモノを考えると… 「リストラだあ !! 気にくわない方からな !! よしこいつら4人だ !! そうだ男入れようぜ男 !! アイマス大改革ぅ !! ははははははー」 のような内容にもなってしまうので、良い結果を望みたいならそれだけで判断するのは避けなければなりませんね ? 相対的なものではなく、絶対的な価値。 確実な、100%アテに出来る判断基準はこの絶対価値とでも言うべきものだけ。 例えば金本位制度はこの絶対価値応用版で……とか言ってわかりますかね ? じゃあ、ぐっとくだけた例えにすると、 「俺は酸素がなくても生きられるぜ !!』と言う中2さんがいたとしましょう。 それではさっそく、酸素のない、二酸化炭素が溜まった火山地帯の窪みにぽいっと放り込んでみます。 当然、呼吸がままならずジ・エンドですよね。ごくろうさま。 酸素(と呼ばれる気体)は、人が呼吸し生きていく上で絶対に存在しなければならないもので、 いくら「酸素は無価値な物」と思い込んでも、絶対価値を持つものの前では相対価値(価値観)は覆されてしまう。 つまり、この絶対価値ちゃんに従っていれば(理を)誤る事はない=アイマス革命を断行しても問題が起きないのですが、 そういう価値あるものは数がそう多くない上に、見極めがものすごく大変。 石原さんとかが理を悟った賢人で、ファンを上から見下ろせるような存在ならば大丈夫ですが…、 うん、違うよね ? 三章、 判断基準『実用性・必要性』 じゃあ絶対価値がわからない時はどうするの ? …といいますか、わからない事の方が多いです。 ここまで言っといてアレなのですが、絶対価値で判断出来る人は稀、それ以前に絶対価値と相対価値の区別に至るまでも大変でしてね…。 たいていは起こった結果から見えてくるモノ。 失ってからその価値に気付くパターンですね。「離れてから 気付いたの 貴方の優しさ…」とか。 しかし見えないからといって、某石ころさんのように究極の相対価値を押し付けるとああいう騒ぎが発生する訳で。 そんな時、物の価値は『実用性』や『必要性』から選択していくのがおそらく最善。 一般に行なわれているのはコレですね。で、学校の授業で行なわれてないのがコレ(余談)。 まあ早い話、消去法なんですが…。 最もわかりやすい例で言うと、「数学とかより家庭科とか教えようぜ…」みたいな話。 因数分解とか、余弦だの正弦だのって、それこそ大学とかでやれば十分じゃ ? 別にそういう定理を使わない人間に強制する意味は ? それなら包丁の扱いでも教えた方がよっぽど将来役立つからさ…。 四章、 つまりこういうことだろ ? ↓ 男アイドルとか、ガールズサイドとか銘打ったやつでやれば十分じゃ ? 別にそういう内容を望んじゃいない人間に強制する意味は ? それより竜宮小町のプロデュースさせてくれる方がよっぽど良いんだけど…。 意識・無意識を問わず、蜂起または辞職したファン達の中にはこのような考えが根底にありました。 事件の波紋がより大きく広がったのもこういう点があったからこそでしょうね。 またジュピターさん問題のみならず、この『優先順位』はその他もろもろの問題に共通する、いってみれば理解のためのキーワードの1つですね。 例えばほかに「なんで小町の4人 ?」という疑問の理由もコレ。 優先順位を完全無視した。 あるいは、アイマスにおける『価値』を把握していなかった。 選択を誤る理由はこの2つが主ですが、さあて、どっちでしょうねえ…。
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天空のシンフォニア~光を求めて~ 通常時小役確率 全設定共通 通常リプ(3枚) 1/7.88 チャンスリプ(3枚) 1/98.1 ベル合算(12枚) 1/4.96 弱スイカ(4枚) 1/148 強スイカ(4枚) 1/299 天空目 1/1725 7揃い 1/1725 SIN 1/11.0 天空のシンフォニア~光を求めて~TOPに戻る
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「身体を入れ替えた上で行われるデスゲームに、3日後に落下し全てを終わらせる顔のある月…リアリティーも何もあった物ではない、とんだフィクションだ。 …と言いたい所だが、あの時死んだ筈の私がこうして、他人の身体に封じ込められた上でこの場に立っている以上は…認めるしかないようだ。これがこの殺し合いでのリアルだと…」 上半身は白を基調とした軍服を着ているが下半身が下着…それもパンツのように見えるズボンのみな少女の肉体に入れられた青年は、物怖じせず月にある顔を見ながらそう零す。 男の名はニラム。デザイアグランプリの"元"ゲームプロデューサーで、フィクションを唾棄しリアルを…リアリティを追い求めた未来人。 それを追い求めたが故、また現代とその世界の人間に感化された故に使命に対し情熱を持った彼は…最期は銃撃というある種リアリティある攻撃により致命傷を負い、ある1人のプレイヤーのリアルを見届けたかったと遺し跡形もなく消えた筈だった。 (スエルやサマスの関与…は、運営に歯向かう形になった私をわざわざこうする必要性が無い。それに関与しているならば…) そう思いながら、バッグの中から取り出したのは…仮面ライダーゲイザーへと変身する為のヴィジョンドライバーとプロビデンスカード。 「…大幅な機能の制限がかかっているとはいえ、これを私に支給するような真似も、ましてや誰にでもゲイザーへの変身を可能にはしないだろう」 説明書には制限されている機能についてと、誰でも変身可能になっている旨が書かれており、ニラム自身も一度試したのだ。 (この身体でも変身が可能な事自体は有り難い、が……奪われないよう立ち回らねば) 「…果たして、運営側のやり方はリアルなのか、それともフィクションの上に成り立った真実なき虚構か…見極める必要があるようだ」 そう思案しつつも、ニラムは行動方針を定める。 殺し合いに自分から乗る気は無く、魘夢らこの殺し合いの運営のやり方を見定めつつ情報を探り、降りかかる火の粉は払い除けると。 (…この少女と私の共通点は…精々よく食べる事程度。「ネウロイ」や「ウィッチ」と言った、聞いた事の無い単語ばかりがあるタブレットの情報が…リアルかフィクションかを判断する為にも、身体の持ち主と繫がりがある参加者と…それに、ストライカーユニットなる物も探すべきか) 精神側であれば話は早いが、肉体側だとしてもタブレットの情報を比べる形で見れば比較的判断し易いだろうという考えである。 最も、こちらの場合は友好的な参加者に見せて貰うか、破損してない場合に限るが既に息絶えた死体から拝借するかになるのだが。 ユニットの方が見つかり装着して使用可能ならば、わかりやすい物証になるだろう。 …と、そこまで考えていたニラムの脳裏に、ある可能性が浮かぶ。 リアルを見届けたいと望んだプレイヤー…浮世英寿が、この殺し合いに巻き込まれているのではという考えが。 (浮世英寿…もし君がこの殺し合いに呼び込まれていたその時は、今度こそ見届けるとしよう…悠久の時を超えた君のリアルを) 【ニラム@仮面ライダーギーツ】 [身体]:ジョーゼット・ルマール@ブレイブウィッチーズ [状態]:健康 [装備]:ヴィジョンドライバー プロビデンスカード@仮面ライダーギーツ [道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2 [思考・状況]基本方針:この殺し合いの運営側のやり方がリアルなのかそうでないのか、情報を集め見極める 1:浮世英寿が巻き込まれていれば、彼のリアルを見届ける。 2:殺し合いに乗る気は今はないが、降りかかる火の粉は払う。 3:身体の持ち主(ジョゼ)の知り合いか、知り合いの肉体を与えられた参加者を探す。 4:ストライカーユニットなる物も探す。 [備考] ※参戦時期は死亡後からです。 【ヴィジョンドライバー プロビデンスカード@仮面ライダーギーツ】 仮面ライダーゲイザーへと変身させるアイテム一式。一個のアイテム扱い。 なお主催側の手により、誰でも変身可能にされているものの、ヴィジョンドライバーの機能のひとつであるデザイアグランプリのルールの設定及び修正や、真実の目に保存された歴代のゲームマスターの記録を閲覧する事は不可能となっている。 126 シーホースとかも新規テーマでリメイク来たらしいよ 投下順に読む 128 双子の片割れ
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絵師 立ち絵1枚とご褒美CG1枚から 立ち絵は透過pngで ご褒美CGは背景を描くか,描かない場合は透過pngとする 詳しくは絵師の作業の流れ参照 絵師の募集締め切りは20日 提出締め切りが27日 シナリオ 提出されたご褒美CGにシナリオをつける 逃げる女の子に3~5段階程度のセリフをつける 詳しくはライターの作業の流れ参照 例 「変ね…?」 「やだ、つけてきてる…」 「誰か助けて!」 暫定提出締め切り29日 シスグラ 指定されたシステムグラフィックの製作 詳細未定 音 追跡シーン ご褒美シーンの音楽
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ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて 出版社 集英社 スクウェア・エニックス スクウェア・エニックス 出版年月 2017年7月 2017年8月 2017年10月 ISBN 978-4-08-779758-9 978-4-7575-5314-9 978-4-7575-5432-0 税込価格 1,320円 1,760円 1,540円 ゲーム概要 2017年7月29日発売。ハードはPS4/3DS。
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再翻訳文 (ゴリラ再翻訳村 君の名は ゴリラ 1 4) おはようございます あなたの命を救うことはできませんが、残りのバナナを見ているゴリラの性質を見ることができます。 私は精神的です、私は尊敬を求めています 1私は理解しています。 翻訳前原文 (ゴリラ再翻訳村 君の名は ゴリラ 1 -105) おはようございます 私は生きている君たちを救うことはできないが、残されたバナナを見てゴリラの本質を見抜く能力は持っている。 霊能者だ、よろしく頼む 1は把握したぞ。