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お天気がいいから散歩に行こう! #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (sanpo.jpg) 今日の散歩に行った場所 レトロな楽しい散歩コースです。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (sanpo2.jpg) おしゃれな1階に似合わない2階の窓は昔の家。 でも、その味のある外観がとっても親近感を感じる。 花がいっぱい
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テレビ朝日系列 テレビ朝日 ローカルセールス じゅん散歩 スポンサー情報 月曜 2024年1月~24年3月 2024年4月~24年6月 火曜 2024年1月~24年3月 2024年4月~24年6月 水曜 2024年1月~24年3月 2024年4月~24年6月 木曜 2024年1月~24年3月 2024年4月~24年6月 金曜 2024年1月~24年3月 2024年4月~24年6月
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【初音ミク】 夕暮れ散歩道 (オリジナル) 曲名:夕暮れ散歩道 作詞:サ骨 作曲:サ骨 編曲:サ骨 唄:初音ミク 歌詞: 犬連れて散歩道 陽は浅く燻り 錆びついた子供らが公園ではぐれる 懐かしい思い出が投げられていく 家に着く散歩道 薄暗い交差点 クマゼミが死んでいる 街灯がちらつく 夕ご飯 近所から柔らかい香り コウモリが飛んでいる薄暗がりを 沈む陽はまた のぼると 三日月が語りかけるさ 何もない散歩道 孤独な信号機 枯れ草の廃屋がただ独り見ている 電柱の張り紙は色褪せている 懐かしい思い出を掘り出してくる 一番星 青い光 三日月の傍に寄り添い 沈む陽はまた のぼると 大丈夫 語りかけるさ
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永遠の散歩 マスター:そにぢょ 過去にボルフィードを筆頭に、黒い連中を抱えていたクラブ。 晒し板に怪しいなどと書き込まれるとすぐに 「永遠の散歩は箱を開けまくってる」と擁護がはいっていた。 所属キャラ一覧(過去も含む): そにぢょ ボルフィード
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このページはこちらに移転しました 夜中の散歩 作詞/おちんこまんこ ひさしぶりに感じたぬくもりは 冷えた満月だった 夜と排気ガスのにおいが好き まぁいいや散歩しよう 俺の脚は無限じゃない 二駅向こうの街が無難 折れた橋が川をにらむ 淀んだ心の中に砂岩
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探検機材(おさんぽかめら/OSANPO CAMERA) いわゆるコンデジの愛称。 探検隊の中で使用者は非常に少ない。 そのコンパクトなサイズから行軍中のスナップ写真を撮る程度なら十分にその機能を 発揮できるとは思うのだが、何故か危険な場所でもデジタル一眼レフを何の躊躇来なく 持ち込んでしまうのはどういうわけか。 それは恐らくは過去のあらー、お散歩ですか?における 故事が原因ではないかと思われる。 関連項目 お散歩 あらー、お散歩ですか?
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58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/27(月) 07 43 57.43 ID SdzpxMAO 【夜の散歩】 いまは朝だけどね!あっはっは…おはよう 戦隊基地 赤自室 夜 赤「さて…今日は特に仕事もないしそろそろ寝るか…」 とおおぅうるるるるるるん…ガチャ 赤「はい…赤です(こんな時間に『スイーツ買って来て』…ブツッ 赤「…はぁ…」ガチャ… コンビニ帰りの夜道 赤「なんでこんな時間に…だいたい太るぞ…そんなに食ったら…」てくてく… 赤「はぁ…コンビニは割高なのになぁ…俺も肉まん買っちゃった…あの誘惑には勝てない…マジで」てくてく… 赤「暖かいうちに食うか…いや…歩きながらもなんだし…この近くの公園のベンチででも…」 名もなき公園 ベンチ 赤「……よし!ここでなら落ち着いて…うへへ…」じゅるり… ?「こんばんは。珍しいですね…こんなところで…」 赤「ん?…どちら様で?(…誰だ?知らないぞ?…声からして女性のようだけど…)」 白「(パシッ…)…私ですよ…こんばんは、赤さん」パサッ… 赤「え?…あ!白だ!(…帽子を目深にかぶっててわかんなかったよ)」 白「(パシッ…)…白い髪は目立つので…それと目も…」 赤「あぁ!なるほどね!(確かに夜中でも目立つなぁ…いや暗いから逆にかな?) 白「(パシッ…)…ええ…幽霊に間違われたこともありますね…」 赤「マジで?…あ!隣座らない?(大変だなぁ…おっと女の子を立たせっぱなしは良くないな…)」 白「(パシッ…)はい…失礼します」スッ 59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/27(月) 07 45 31.72 ID SdzpxMAO 【夜の散歩】② 赤「ところでなんでここに…?(夜は危ないよ?女の子は特に!) 白「(パシッ…)散歩です…たまにするんですよ…昼間は私にはちょっときついから夜に…」 赤「散歩?夜に?(でもなぁ…この辺はまだ治安はいい方だけど商店街の風俗街辺りは結構酷いらしいし…)」 白「(パシッ…)そ、そんなところには行きません!基地の周りだけです!」 赤「そんなとこって?(どこだろ?なんか気になるなー…)」 白「(パシッ…)…そ、それは…ふう……////」 赤「あ!肉まん…半分食べる?(…ま、いいや!…あ!肉まん……しかたない半分…でも…いや肉まんくらいで…しかし…くぅ!!)」 白「(パシッ…)…い、いえ…結構です…(なら聞かないでくださいよ!…あ、危うく…うぅ…恥ずかしい…)」 赤「…え?(俯いてしまったぞ…?まさか!肉まんが見たくないほど嫌いなのか!?…ど、どうする?投げ捨てるか?いや!もったいなくて出来ない!…それ以前に俺が食いたい!…しかし…)」 白「(パシッ…)どうしてそういう発想になるんですか!それと肉まんは大好きです!」 赤「なーんだ!白、肉まん好きなんじゃないか!はい半分ずつね!(てことは…照れて遠慮してたのか…?…ははーん…大分わかってきたぞ…)」つ肉まん半分 白「(パシッ…)あ、ありがとう…ごさいます…(違います…全然わかってませんよ…赤さん…)」 赤「遠慮することないのに…(…遠慮なんてしちゃって…かわいいなぁ…俺の周りは遠慮っ言葉を知らない奴ばっかりだもんな…桃とか特に) 白「(パシッ…)………///」パクッ… 赤「…いただきます!(肉まん!肉まん!…あーでも半分かぁ…)」バクバク… 白「(パシッ…)…!!」ピタッ 赤「…うめぇ!(まぁ…白も大好きだって言ってたし…白が喜んでくれるなら半分でいいや…)」もぐもぐ… 白「(パシッ…)………」 60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/27(月) 07 47 10.66 ID SdzpxMAO 【夜の散歩】③ 赤「あれ?どうしたの?(あんまり食べてないけど…お腹でもいたいのかな?…いや…お腹痛いなら始めからもらわないよな…うーん?)」 白「(パシッ…)…なんでも…ないです…」パクッ 赤「ほんとに?(むぅ…この反応は…恥ずかしくて照れている…?いや…ちょっと違うな…ただ恥ずかしいだけじゃない…うーん…)」 白「(バシッ…)…あ、あんまり人の心を読まないでください…」もぐ… 赤「え?(心を読むのは白でしょ?あれ?…でも…これで照れてはいるのは確実だな…ふふ)」 白「(パシッ…)……忘れてください…(相変わらず妙なところで…はぁ…墓穴を掘りました…)」もぐもぐ… 赤「…うーん…あ!(でも…なにかしたっけな…あ!…もしかして…) 白「(パシッ…)………え?」 赤「肉まんが嬉しいかったんでだろ?だから照れたりしたんだな?そうだろ!?(どうよ!正解だろ!)」ガバッ 白「(パシッ…)…あ……うぅ…(ち、近い…)」 赤「やっぱりな!最初に思った通りだ!(ヤッホーイ!この反応…当たったぜ!うわぁい♪)」ガタッ 白「(パシッ…)…………(…ほんとに嬉しかったのはそこじゃないですけどね…)」 赤「さて!白も食べ終わったみたいだしそろそろ帰らない?(あんまり長いこといると白、風邪ひいちゃうかもしれないし…桃もうるさい…」 白「(パシッ…)……え?」 赤「まぁ、白の散歩が終わってたらだけど…(それに…やっぱり女の子1人は危ないし…)」 白「(パシッ…)…あ、ありがとうごさいます…」 赤「いえいえ…あ!今照れただろ?(照れたな…この様子は…)」 白「(パシッ…)……て、照れてません!」ガタッ 赤「ほんとに?(…これはぜったい照れたな…)」 白「(パシッ…)…もう!なら勝手にそう思っててください!」すたすた… 赤「ご、ごめん…(からかい過ぎたな…怒らせちゃ………)」 白「(パシッ…)…………」すたすた… 赤「し、白…(まずい本気で怒ってる…)」 61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/27(月) 07 48 31.29 ID SdzpxMAO 【夜の散歩】④ 白「どうしたんですか?…送ってくれるんじゃないんですか?」くるっ 赤「…え?」 白「…ふふっ♪」 赤「あー!だ、騙された…」がっくり 白「赤さんも…まだまだですね?」 赤「みたいだなぁ…」てくてく… 白「……結構当たってましたけどね…」ボソッ… 赤「ん?…じゃあ行くか!(何か言ってた?…まぁいいか…冷えてきたし、早く帰ろう!)」てくてく… 白「(パシッ…)…はい…ちゃんと送ってくださいね?」 赤「え!?も、もちろん!(え?なに?そんなに俺信用ないの?マジで!?)」 白「(パシッ…)…ふふ…冗談です…じゃ行きましょうか…」すたすた… 赤「…うーん……あ!待って……」タタタ… …その頃 桃自室 桃「あの馬鹿遅いわねぇ!…ほんっとに役立たずなんだから…!」 桃「うぅ…スイーツ…スイーツ!スイーツ!!」 緑「…桃うるさい…」ガチャ… 桃「スイーツが来ないのよ!!」 緑「…これあげるから静かにして…眠れない…」つ飴ちゃん 桃「…まぁ…これで我慢してあげるわ!」バクッ 緑「…お休み…ふひひ」…パタン
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路艸 散歩について - R.Wの場合内容 技能 路艸家とは 関連人物 路艸 散歩について - R.Wの場合 路艸 散歩 『みちくさ さんぽ』と読む。 R.Wに於ける『人の世』を守るモノである。 存在自体は3紀?や、4紀?の中紀、など転々と転生?を繰り返している。 内容 路艸家の遺伝性転生人格。何か善からぬ事の開始を予見して生まれる。又は人格として発生する。 遺伝時・発生時の共通点は神技である『聖拳(かみのてっつい)』と、路艸家の家系術である『方向音痴』を用いる事が出来る事にある。 又、毎回の転生・発生時は、必ず路艸家の血筋でないといけない…というか路艸家にしか発生しません。 表面的性格は毎回少し変わるが、根本の性格は毎回変わらない。 技能 神技・IDS:『聖拳(かみのてっつい)』 相手を圧力に於いて潰す。 この事象についての詳細は不明。 多分、路艸家独自の重要素を用いた術式による物理IDSかと思われる。 然し、術式にしては発動までの時間が短すぎ、その為、独自術式?と独占重要素による攻撃をしているとの見解が一番適当かと思われる。 『方向音痴』 周囲40km以内で起きる人に仇成す出来事の発生地に発生前数分前に来てしまう能力。 本人の意志とは関係なく発動して、その仇成す出来事の張本人が人で無ければ聖拳により、滅殺する。 人であれば、ただ、出来事が終わるまで傍観する。 散歩はただこの為だけに生きていると言っても過言ではない。 路艸家とは 路艸家は明の国の五大勢力の一つである『風凪流』の分家として派生した家柄で、本家の剣術ではなく歩行術に力を入れた家柄である。 又、術式等を用いた無音や速歩等の隠密行動等を伝授する。 その中で過去に最高傑作と言われたのが路艸 散歩である。彼女は術式を組むことに長けており、そして、輪廻の術式を編み出したと言われ、そして転生を繰り返している。 又、彼女は正義感が強く、世界を渡り歩いているとも言われる。 関連人物 ■三紀■ 荻原 和覇 - 本家の娘 路艸 作野 - 三紀の妹
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散歩なんてやめておけばよかった…… 冷たい風に身をすくませながら、私は胸中でそう呟いていた。 先輩たちの受験も終わり、卒業式も近い3月上旬の日曜日。 春はすぐそこまで来ているはずなのに、風はまだまだ冷たく、 雲一つない空に輝く太陽も、街の空気を温める役には立ってくれなかった。 もう3月だけど、気温は冬のままだ。震えるほどに寒かった。 「少しはあったかくなるかなって思ったのに……」 コートの前をしっかりとしめ、身を小さくして通りを歩く。 久しぶりの良いお天気に油断して、 マフラーをつけてこなかったのは失敗だった。 いやそもそも、散歩なんてしようと思ったこと自体が間違いだったのだ。 家で大人しくギターの練習を続けていれば、 そうでなくてもすぐ引き返していれば、 こんな寒さを我慢しなくてもすんだのに。 「はぁ……」 ため息をつきながら、コートのポケットに入れた缶コーヒーを手で弄ぶ。 温かいホットコーヒーがポケットには入っていた……ただし、ブラックの。 カフェオレを買おうとして間違えてしまった無糖のコーヒー。 飲めないわけではないけれど、やっぱりブラックは好きではなくて…… 仕方なく、ポケットでカイロの代わりになってもらっていた。 もっとも、ホットコーヒー程度では、 ポケットに入れた指先ぐらいしか温められなかったけれど。 「はぁ……」 渡ろうとしていた横断歩道の信号が赤に変わって、 またため息を吐いて足を止める。 寒さに耐えながら、無意味に町を歩き続けて…… いったい私はなにをしているのだろう? 寒い冬に一人で散歩なんて、ほんとバカみたいだった。 「うん……もう帰ろ……」 無駄に意地を張って散歩を続ける必要なんてない…… そう思って踵を返したそのときだった。 「あ~ずにゃん!」 「にゃっ!」 いきなり唯先輩に抱きつかれたのは。 私が後ろを向いた丁度そのとき、 背後から近づいてきていた唯先輩が抱きついてきて…… 図らずも、私たちは真正面から抱き合う格好になっていた。 「ちょっ……ゆ、唯先輩! もうっ、 いきなり抱きついたらびっくりするじゃないですか!」 「エヘヘ、ごめんね、あずにゃん。 でもあずにゃんに会えて嬉しくって♪」 唯先輩の胸の中で文句を言うと、耳元で唯先輩がそう言うのが聞こえた。 謝ってはいるけれど、でも抱きしめる腕の力はまるで緩まず…… まったくもうと、私はまたため息を吐いていた。 「でも、あずにゃんどうしたの? 今日こんなに寒いのに、なんかいつもより薄着だよね?」 「あ、はい……ちょっと散歩に出てみたんですけど…… 良いお天気だったので油断しちゃって……」 「そっかぁ。うん、今日はすごくいいお天気だもんね」 「ええ。ですから、もうちょっと温かくなるかな、 って思ったんですけど……」 「風も強くて冷たいもんねぇ。もう3月なんだから、 お日様ももっと頑張ってくれたらいいのにね」 そう言いながら、唯先輩は私を更に強く抱きしめた…… そのとき、ビニール袋のガサガサという音が聞こえた。 疑問に思い、首を動かすと…… 唯先輩が腕にぶら下げたビニール袋が目にとまった。 この近所のスーパーの袋だった。 「唯先輩はお買い物だったんですか?」 ビニール袋を見ながらそう聞くと、 「うん、今買ってきたところなんだぁ」 そう言って笑いながら、唯先輩が私から体を離した。 そして、腕に下げたビニール袋の中に、もう一方の手を入れて、 「じゃーん!」 袋から取り出したのは、お菓子の袋だった。 デフォルメされた牛が大きく描かれている。 書かれている文字から、中身がミルクキャンディーであることがわかった。 「昨日スーパーに行ったとき見つけてね、 この牛ちゃんに一目ぼれしちゃったんだけど、 そのときはお金がなくてねぇ……」 「それで、今日わざわざ買いにいったんですか?」 「うん!」 私の言葉に、唯先輩が笑顔で頷く。 この寒い中、お菓子を買いにわざわざスーパーまで行くなんて、 と私はあきれて…… でもそれが唯先輩らしいなと思って、私も笑みを浮かべた。 もうすぐ卒業で、春からは大学生になるけれど、 唯先輩のこういうところはずっと変わっていなかった。 「エヘヘ、可愛いでしょ、この牛ちゃん」 そう言ってお菓子の袋を見せる唯先輩に、 「はい、そうですね」と答えようして…… でもそのとき、一際強い風が私の身を打って、 「くちゅん!」 口から出たのは、小さなくしゃみだった。 「わっ、あずにゃん、大丈夫!?」 「だ、大丈夫で……くちゅん!」 言葉の途中でまたくしゃみが出てしまう。 マフラーのない今の格好だと、やっぱり今日の寒さは厳しかった。 唯先輩に抱きしめられている間は温かかっただけに、 今は余計そう感じてしまう。 「う~ん……お外は寒いし、私の家に行こうよ、あずにゃん」 「……そうですね。お邪魔します」 唯先輩に誘われて、私はそう答えていた。 散歩はやめて帰ろうと思っていたところだったのだし、 もう無理して寒さを我慢する必要もないだろう。 「じゃ、行こ、あずにゃん」 「はい」 寒さのせいかあまり人気のない道を、私は唯先輩と一緒に並んで歩いた。 くしゃみはおさまったけれど、冷たい風に体が小さく震えてしまう。 そんな私を、唯先輩は心配そうに見つめていて、 「ほんとに大丈夫、あずにゃん?」 「大丈夫です……ちょっと風が冷たいだけですから……」 唯先輩に聞かれてそう答えるけれど、 声の元気のなさは誤魔化しようがなかった。 唯先輩も当然それには気づいていて、 「う~ん……」 心配そうな表情は消えなかった。 唯先輩に心配をかけているのが申し訳なくて、 私はもう一度「大丈夫です」と言おうとして、 「そうだ!」 でも私がそう言うよりも先に、唯先輩の元気な声が聞こえた。 そして、 「えい!」 「にゃっ!」 唯先輩は着ているコートの前を開けると、 その中に私を入れるように抱きついてきた。 大きく広がったコートに、私の体が包まれた。 「ゆ、唯先輩!?」 「エヘヘ、これならあったかいでしょ、あずにゃん」 驚きに声を上げる私に、ほにゃっと笑いながら唯先輩が言う。 唯先輩のコートにくるまれて、それに唯先輩とくっついて、 確かに私は温かかったけれど…… 「でも唯先輩は……」 「大丈夫だよぉ、あずにゃんとくっついてるから、私もあったかいもん!」 心配で尋ねる私に、唯先輩はそう答えてくれる。 その言葉に嘘はないだろうけれど…… でもさっきよりもあったかいはずはなかった。 私にかけるためにコートの前を大きく開けているのだから。 これでは保温効果は弱まってしまうし、 体を打つ冷たい風だって遮れない。 卒業式も近いのに、 これが原因で風邪をひいてしまったりしたらどうしよう…… 申し訳なさが不安を呼び、嫌な想像まで浮かんできてしまった。 「心配しなくても大丈夫だよぉ、あずにゃん」 「で、でも……」 唯先輩がそう言ってくれても不安は消えず、どうしようと悩んで…… 「あ、そうだっ……唯先輩、これっ」 さっき買ったホットコーヒーのことを思い出して、 私はコートのポケットからその缶コーヒーを取り出した。 ポケットにずっと入れていたため、まだ充分温かかった。 「あの、さっき買ったコーヒーなんですけど、良かったら、これ…… 飲めば少しはあったまると思うので……」 「えっ、でもそれ、あずにゃんのでしょ?」 「いえその、間違えて買っちゃったブラックのなんで…… なんか残り物押し付けるみたいで申し訳ないんですけど……」 私がそう言うと、唯先輩は私が持っている缶コーヒーをしばし見つめて、 「じゃそれ、一緒に飲もっか♪」 笑顔で、そんなことを言った。 ……それから私たちは、 二人で一本の缶コーヒーを飲みながら道を歩いた。 代わり番こに缶に口をつけながら、 口の中のミルクキャンディーで無糖の苦さを誤魔化して。 ミルクキャンディーは、もちろん唯先輩から貰ったものだった。 「エヘヘ……こういうのも悪くないよね、あずにゃん」 「ちょっと恥ずかしいですけどね」 笑う唯先輩に、私は苦笑を浮かべる。 唯先輩のコートの中に入って、ぴったりくっついて、 一緒に一本の缶コーヒーを飲んで…… 知り合いにはあまり見られたい姿ではなかった。 さすがにこの格好はちょっと恥ずかしい。 でもスキンシップ好きの唯先輩は、もちろん全然気にした様子はなくて…… こういうところも唯先輩は変わらないままだなぁと思い、 私は苦笑を笑みへと変えていた。 コートと、唯先輩と、それに缶コーヒーの温かさが、 私の頬を更に緩めていた。 寒くて、ついさっきまでは散歩に出たことを後悔していたけれど。 でも散歩に出たからこそ、 こんなあったかさを感じることができたわけで…… このあったかさは、一人で家にいたら味わうことはできなかっただろう。 だから、 「あったかあったかだね、あずにゃん♪」 「はいっ」 冬の日の散歩も悪くないって、今はそう思えた。 END 無糖コーヒーとミルクキャンディー、良いね -- (名無しさん) 2011-04-17 23 09 05 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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概要 デパート屋上にて★まじょ★を使うことで見られるイベント。 ほうきにまたがってビルから飛び、町を見下ろしながら空を自由に飛びまわれる。 先になにかがあるわけではないが、窓付きの見る夢の中で最も明るく楽しげなイベントである。 テンキー1を押して飛行を解除すると窓付きが落下してしまい、ドン★という音とともに 現実の世界でベッドから転げ落ちるかわいい窓付きを見ることが出来る。強制起床の1つ。 考察 前述の通り、ゆめにっきで最も明るいイベントである。 つまり、暗く辛いことしかなかった窓付きが唯一、このイベントには希望を感じていた。 と考えて差し支えないはず。 空を飛ぶ夢というのは比較的ポピュラーであるため、単に窓付きが楽しい夢を見て、 「生きていれば楽しいこともある(楽しい夢も見られる)」 ということを実感させるイベントだと捉えることも出来るが、薙はもう少し考えた。 空中散歩は飛び降り自殺の暗示だったのではないだろうか。 建物の高所から飛ぶという点では同じ。落下するかしないかの違いだけだ。 窓付きは、飛び降り自殺してしまえば、様々な嫌なことから開放されるという後ろ向きな希望を 持っていたのではないか。一番明るいイベント、つまり窓付きが現実に一番やりたいこと… それがエンディングで実現した…そういうことだと考えている。