約 63,411 件
https://w.atwiki.jp/fullgenre/pages/288.html
元教師とメイドさん ◆6tU9OIbT/c 「……ハァ……ハァ…」 森の中を異常な速度で走り抜けるメイド。 傍から見ても異様な光景ながら彼女は必死だった。 先刻の戦いは彼女にとって完全に誤算だった。 そもそも彼女にとってみれば能動的にこの殺し合いに乗るつもりはまったく無かった。 なのに自身が襲撃者と被害者との図式を見間違えた為に、 いや、そもそもあれはどちらかが襲われていたというものですらなかったのだが。 自ら殺しあう者達の場にのこのこと飛び込んだ挙句が、この手痛い教訓である。 争っていたもの達の内の一人は私と似たような姿に変わっていた者の業火を纏った飛び蹴りを 急に飛び出してきた少女を庇うように正面からまともに受けていた。 …多分、あれでは助からない。 だけど、私には今更如何する事も出来はしないし、私自身彼らを殺すつもりで挑んでいた。 飛び出してきた少女の目的と安否ももう一人の赤い鎧を纏っていた男が傍にいる以上は 本来なら気遣われることなのだけれど、その為に自身の目的を見失ってしまっては本末転倒でしかない。 まずは私はルルーシュ様の無事を確認しなければいけないのだ。 忍びにとっての最上の使命とは主君の為の滅私奉公。 その為であれば少数の犠牲は切り捨てる。 あの少女には悪いけれど自分で切り抜けてもらうしかないのである。 半刻ほどは走り抜いている追跡されている気配も無い以上、どうやら逃れることは出来たようだ。 近くの木に身体を持たれ掛けて、少し息をつく。 緊張が解けた瞬間、全身にズキリと痛みが走る。 あの戦いは何もかもが異常だった。 自身も経験した事だがこのカードデッキは生身の人間を量産型KMFに匹敵する程に強化する。 そのような身体能力を確保していた者に対して互角異常に戦い抜いていた緑髪の男が 操っていた怪奇な生物(なのかもよく分からないが)から受けた肉体の負傷は生易しいものではない。 突然、ミサイルを何処かから取り出して撃つなんて馬鹿げた現象を誰が想像できようか。 「何処かで…少し休まないと」 いくら自分が他の人より優れた体術を持っていようと、所詮は人間。 傷が放っておいても治るというものではない。 デイバッグの中から地図を取り出して、周辺の施設を確認する。 西側に行くのは持ってのほか、一番近いのは北側の美術館。 あまり身を隠せそうな場所でもないので気は進まないが、 傷を負ったまま森の中で過ごしては身体を壊しかねない。 取りあえずは負傷した部位を洗い流す位のことをしなくては、 ただ止血をしてもあまり意味をなさない。 取りあえずはそちらに向かうしかない。 出来れば危険な人物がいないといいのだけれど。 行動方針が決まった以上、すぐに行動するのが忍びなのだけれど、 その動きは北側に向かってすぐに止められてしまった。 誰かがこちらに向かってきているのである。 自身の夜目と双眼鏡で確認したのは二十代後半位の見た目の長髪の女性の姿。 その人物は全く警戒した気配など無く、 ゆったりと先程自分達が争っていた方に向かって歩いている。 このままで行けばいずれあの男と鉢合うことになるだろうが、 さて如何したものだろうか? 先程自分は少女を切り捨てたばかりだ。 なのにこの女性に「危険だから」と止めるべきなのだろうか? 本来なら彼女の事など放っておくのが忍びとして正しいのだろうが、 あの時とは自分の置かれている状況も違う。 結局の所は自分は甘い性分なのかもしれない。 助けられるのなら助けておきたいのである。 但し、同じ轍を二度と踏む気も無い。 見た所では彼女は手ぶらであるが、少しでも怪しい動きをとったのなら 即座に逃れられるくらいの距離を確保しておく。 後は声を掛けたときの反応を見て、乗る気の人物なのかを判断するしかない。 女性は相変わらずゆったりと歩いている。 こちらにはまだ気づいてはいないようだ。 身を乗り出し、女性に向かって私は声を掛けた。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 「其処の方、お止まりください!」 不意に森の方からこちらに声を掛けられた。 血に塗れた服を処分した事と変わりの着替えが入っていた事は好都合だった。 特異な行動でもとらない限り私達は人間と区別はつかない。 だからこそ、こうして声を掛けられる。 足を止め、声の主を確認する。 確かメイド服という日本では特異な場所でしか 見かける事の少ない衣類を纏った人間の女が其処に立っていた。 「まず質問をします、あなたはこの殺し合いに乗る気のある方ですか?」 実に単刀直入で的を得ている質問だな。 この質問に対して嘘をつくのは実に簡単である。 だが、この人間はこちらの返答の内容自体よりも、 その際の些細な機微を読む為にこの質問を敢えてしたのだろう。 人間というのは嘘をつく為には何らかの動きをとってしまう。 が、そもそも私には殺し合いに乗るつもりは無い。 「その質問の答えは“いいえ”よ」 私の返答に対してあの女は暫しの沈黙で答えたが、 私が嘘をついていないと判断したのであろう、 ほんの少しだがこちらへの警戒を解いた。 「分かりました、でしたら貴女に警告いたします。 この先にはこの殺し合いに乗ったと思われる危険人物がいます」 女の言葉に対して私は大いに興味が湧いた。 予想はしていたが、思っていた以上に早くそのような人間が発生していたか。 「それで、その人物の特徴はどのようなもの?」 「…外見は二十代の茶髪の青年です」 警戒を緩めた為か、先程よりも女の外見をよく見ることが出来た。 全身に何らかの負傷を負っている。 「成る程、よく分かったわ。 その傷もその青年が原因と判断すればいいのね?」 私の質問に対して女は少しだけ逡巡した後、「はい」とだけ答えた。 「…そう」 それだけ聞ければまずは充分だろう。 再び歩き始めた私に女が慌てて声を掛けてきた。 「お待ちください、貴女は私の話しを理解しているのですか!?」 態々慌てて止める程、人間の中には他者の行動に介入したがる者がいるが この女もそちらの部類か。 構わずに置けばいいものを私に声をかけてきた時点で この女も泉新一と似たような所謂、変わり者なのだろう。 「よく理解しているわ。 だから、その男の姿を“よく見てみたい”」 そう、実に興味深い。 出来れば何故殺し合いに乗ったのか等の理由を聞くことも出来れば 尚更に都合がいいのだが流石にあまり現実的ではないだろう。 ある程度の場所さえ分かれば安全な手段を講じて対象を観察するのは 我々の能力を使えば容易い。 だから、今はその人間の姿を視認しておきたい。 其処にどのような感情を持っているのか。 それを知る事は我々が何故本能的に人間を食い尽くそうとするのかにも 繋がるかもしれない。 純粋な闘争本能という後藤と同じ上での理由は願い下げだが。 …そういえば、 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ この女性の考えている事が全く理解できない。 普通、一般的な人間なら「この先に危険な人物がいる」と聞けば、 慌てるか、問い質すかのどちらかである。 だが、この女性は私から相手の容姿と怪我の理由を尋ねて一言、 「…そう」 と、答えたきり再び先程危険だと忠告したばかりの場所に向かって歩き出したのである。 流石に私もこの行動は予想がつかなかった。 彼女は殺し合いには乗っていないと私に明言している。 嘘をついている様子は全く見られなかった。 ならば何故わざわざ危険な場所に赴こうとしているのか? 慌てて引き止めた私に対して彼女は、 「その男の姿を“よく見てみたい”」 と言ってのけた。 それはまるで交番の前の指名手配の写真を見に行くようなノリでだ。 無論、相手は写真ではなく生身の人間であるのにも関わらず。 それと声を掛けてから気づいた事が一つだけあるが、 この女性から無駄な行動が一切見られないのだ。 それは表情も同じで感情というものが全く見られない。 凄く冷静というか事務的とも取れるほどに淡々としているのである。 この手のタイプの人間がいないと言う訳でもないが 彼女の場合は他の人と比べても突き抜けている。 まるで、機械か何かを相手にしているようにすら感じてしまうほどに。 開いた口が塞がらないとはこの事なのだろう。 絶句している私を無視して彼女は再び歩き出そうとしていたが 不意に足を止めてこちらに振り返った。 「そういえばあなた、さっき私に嘘をついたでしょう?」 ぎくりとした。 確かに私は彼女に少しだけ嘘をついた。 あの場所にいたのはあの茶髪の青年だけでなく緑髪の青年もいた。 だけど、あの傷では生きている筈が無いからこそ敢えて黙っていた。 「そうね…例えばもう一人誰かがあなた達と居たわね? ほんの少しだったけどあなたは私の質問に答えるまでに間があったわ。 相手が一人だけであったのなら即答できるはずよ?」 鋭い。 私としてはそれほどの間を持ったつもりは無かったが 彼女はそれだけの情報であっさりと見抜いてしまった。 まるでルルーシュ様並みの回転の速さである。 「…確かにその通りです、ですが到底助かるとは思えない負傷を負っていましたので 失礼ですが敢えて伏せていました。 余計な混乱を招くものだと思いましたので」 見抜かれている以上、隠し立てをしても意味が無い。 余計な不信感を煽らない様に真実を伝えるだけである。 彼女はその間も表情を変える事無くこちらをただ見つめているだけだった。 「そうね、そういう理由なら気にしなくてもいいわ。 ところでもう一つあなたに言いたい事があるのだけど」 まだ何かあるのだろうか? ここにきて私は彼女に対して声を掛けてしまった事を後悔し始めている。 別にいくら探りを入れられようと私は困る事は無い。 もっと、本質的で部分で私は彼女に対して異様な感覚を抱いている。 この女性は“何”? これは何か根拠がある事ではないのは分かっている。 忍びとしての経験が何か他の人間とは違う“何か”を感じている。 異様なまでの表情の無さと頭脳を持ち合わせる人間など可能性的には ギアス関係の者しか考えられない。 だったとしたら非常に厄介な事になったかもしれない。 自分の気づかぬ間に彼女に“何か”を仕込まれたかもしれないのだから。 「何でしょう?」 当たり障りの無い返事を私は返す。 今ならまだこの場から去る事は可能だが、 私の考えがただの懸念であり逆に彼女に怪しい人物として吹聴して廻られても厄介である。 つまり、完全に八方塞だ。 取りあえずは彼女が納得する形でしかこの場を去る事は難しくなっているのである。 なのに、その彼女は先程までは私に興味が無さそうだったのに 今は何故かこちらにその興味を向けている。 結局、付き合うしかないのだ。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 殺し合いに乗った者にも非常に興味があるが、 新たに興味が湧いた事がもう一つ出てきた。 最初はこの女の事はその危険人物ほどにはあまり興味が無かったが、 それを知る上では大事な事だ。 そろそろ放送の時刻である事を思い出した。 この女はそれを聴いた時どのような反応をするのだろうか? 誰かが死んで絶望するだろうか? 誰かが生きている事で歓喜するのだろうか? それとも別の何か? その反応を知る事は人間を知る事に繋がるかもしれない。 その為に、この女をこの場に引き止める事にした。 先程、この女は私に僅かながら嘘をついた可能性があったから鎌をかけたが 如何やら図星だったらしい。 これで完全に主導権はこちらに移っている。 相手は私から離れる事も容易いだろうが、 慎重そうな態度から私に不本意な情報を他者に吹聴される事を考慮している可能性がある。 となれば、取る手段は黙って私に付き合うか、私を抹殺しようとするかのどちら。 我々の側だったら迷わず後者を選ぶのだろうが人間には 中々難しい判断であるから可能性は低いだろう。 まぁ、後者を選んだ所で既に後頭部側でのみ変形を済ませている。 充分な距離を取っているつもりだろうが射程距離内である。 何かを取り出そうとする前にあの女の首が地面を転がる事になるだろう。 出来れば、避けたい事態だが自衛の為ならば仕方が無い。 さて、この女はどのような反応を見せてくれるのだろうか? 「そろそろ放送の時間よ?」 【一日目早朝/B-3 森手前】 【田村玲子@寄生獣】 [装備]なし [支給品]支給品一式×2、白衣@現実、しんせい(煙草)@ルパン三世、手錠@相棒、不明支給品(0~2) [状態]健康 [思考・行動] 0 この女(咲世子)の放送を聞いた時の反応を観察する。 1 茶髪の男(真司)を実際に観察してみたい。 2 人間を、バトルロワイアルを観察する。 3 泉新一を危険視。 4 今は満腹。 5 腹が減れば食事をする。 【篠崎咲世子@コードギアス 反逆のルルーシュ(アニメ)】 [装備]無し [支給品]支給品一式 双眼鏡@現実、ファムのデッキ@仮面ライダー龍騎、確認済支給品(0~1) [状態]ダメージ(中)、疲労(中) [思考・行動] 0 この女性(玲子)から離れたい。 1 ルルーシュと合流する。 2 ルルーシュが殺し合いから脱出する方法を探す。 [備考] ※赤髪の少女(シャナ)、茶髪の男(真司)を危険人物だと思ってます。 時系列順で読む Back Blood bath(後編) Next Ultimate thing(前編) 投下順で読む Back Blood bath(後編) Next Ultimate thing(前編) 054 真実の果てに 篠崎咲世子 082 人間考察 052 異邦人 田村玲子
https://w.atwiki.jp/tarowa/pages/289.html
元教師とメイドさん ◆6tU9OIbT/c 「……ハァ……ハァ…」 森の中を異常な速度で走り抜けるメイド。 傍から見ても異様な光景ながら彼女は必死だった。 先刻の戦いは彼女にとって完全に誤算だった。 そもそも彼女にとってみれば能動的にこの殺し合いに乗るつもりはまったく無かった。 なのに自身が襲撃者と被害者との図式を見間違えた為に、 いや、そもそもあれはどちらかが襲われていたというものですらなかったのだが。 自ら殺しあう者達の場にのこのこと飛び込んだ挙句が、この手痛い教訓である。 争っていたもの達の内の一人は私と似たような姿に変わっていた者の業火を纏った飛び蹴りを 急に飛び出してきた少女を庇うように正面からまともに受けていた。 …多分、あれでは助からない。 だけど、私には今更如何する事も出来はしないし、私自身彼らを殺すつもりで挑んでいた。 飛び出してきた少女の目的と安否ももう一人の赤い鎧を纏っていた男が傍にいる以上は 本来なら気遣われることなのだけれど、その為に自身の目的を見失ってしまっては本末転倒でしかない。 まずは私はルルーシュ様の無事を確認しなければいけないのだ。 忍びにとっての最上の使命とは主君の為の滅私奉公。 その為であれば少数の犠牲は切り捨てる。 あの少女には悪いけれど自分で切り抜けてもらうしかないのである。 半刻ほどは走り抜いている追跡されている気配も無い以上、どうやら逃れることは出来たようだ。 近くの木に身体を持たれ掛けて、少し息をつく。 緊張が解けた瞬間、全身にズキリと痛みが走る。 あの戦いは何もかもが異常だった。 自身も経験した事だがこのカードデッキは生身の人間を量産型KMFに匹敵する程に強化する。 そのような身体能力を確保していた者に対して互角異常に戦い抜いていた緑髪の男が 操っていた怪奇な生物(なのかもよく分からないが)から受けた肉体の負傷は生易しいものではない。 突然、ミサイルを何処かから取り出して撃つなんて馬鹿げた現象を誰が想像できようか。 「何処かで…少し休まないと」 いくら自分が他の人より優れた体術を持っていようと、所詮は人間。 傷が放っておいても治るというものではない。 デイバッグの中から地図を取り出して、周辺の施設を確認する。 西側に行くのは持ってのほか、一番近いのは北側の美術館。 あまり身を隠せそうな場所でもないので気は進まないが、 傷を負ったまま森の中で過ごしては身体を壊しかねない。 取りあえずは負傷した部位を洗い流す位のことをしなくては、 ただ止血をしてもあまり意味をなさない。 取りあえずはそちらに向かうしかない。 出来れば危険な人物がいないといいのだけれど。 行動方針が決まった以上、すぐに行動するのが忍びなのだけれど、 その動きは北側に向かってすぐに止められてしまった。 誰かがこちらに向かってきているのである。 自身の夜目と双眼鏡で確認したのは二十代後半位の見た目の長髪の女性の姿。 その人物は全く警戒した気配など無く、 ゆったりと先程自分達が争っていた方に向かって歩いている。 このままで行けばいずれあの男と鉢合うことになるだろうが、 さて如何したものだろうか? 先程自分は少女を切り捨てたばかりだ。 なのにこの女性に「危険だから」と止めるべきなのだろうか? 本来なら彼女の事など放っておくのが忍びとして正しいのだろうが、 あの時とは自分の置かれている状況も違う。 結局の所は自分は甘い性分なのかもしれない。 助けられるのなら助けておきたいのである。 但し、同じ轍を二度と踏む気も無い。 見た所では彼女は手ぶらであるが、少しでも怪しい動きをとったのなら 即座に逃れられるくらいの距離を確保しておく。 後は声を掛けたときの反応を見て、乗る気の人物なのかを判断するしかない。 女性は相変わらずゆったりと歩いている。 こちらにはまだ気づいてはいないようだ。 身を乗り出し、女性に向かって私は声を掛けた。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 「其処の方、お止まりください!」 不意に森の方からこちらに声を掛けられた。 血に塗れた服を処分した事と変わりの着替えが入っていた事は好都合だった。 特異な行動でもとらない限り私達は人間と区別はつかない。 だからこそ、こうして声を掛けられる。 足を止め、声の主を確認する。 確かメイド服という日本では特異な場所でしか 見かける事の少ない衣類を纏った人間の女が其処に立っていた。 「まず質問をします、あなたはこの殺し合いに乗る気のある方ですか?」 実に単刀直入で的を得ている質問だな。 この質問に対して嘘をつくのは実に簡単である。 だが、この人間はこちらの返答の内容自体よりも、 その際の些細な機微を読む為にこの質問を敢えてしたのだろう。 人間というのは嘘をつく為には何らかの動きをとってしまう。 が、そもそも私には殺し合いに乗るつもりは無い。 「その質問の答えは“いいえ”よ」 私の返答に対してあの女は暫しの沈黙で答えたが、 私が嘘をついていないと判断したのであろう、 ほんの少しだがこちらへの警戒を解いた。 「分かりました、でしたら貴女に警告いたします。 この先にはこの殺し合いに乗ったと思われる危険人物がいます」 女の言葉に対して私は大いに興味が湧いた。 予想はしていたが、思っていた以上に早くそのような人間が発生していたか。 「それで、その人物の特徴はどのようなもの?」 「…外見は二十代の茶髪の青年です」 警戒を緩めた為か、先程よりも女の外見をよく見ることが出来た。 全身に何らかの負傷を負っている。 「成る程、よく分かったわ。 その傷もその青年が原因と判断すればいいのね?」 私の質問に対して女は少しだけ逡巡した後、「はい」とだけ答えた。 「…そう」 それだけ聞ければまずは充分だろう。 再び歩き始めた私に女が慌てて声を掛けてきた。 「お待ちください、貴女は私の話しを理解しているのですか!?」 態々慌てて止める程、人間の中には他者の行動に介入したがる者がいるが この女もそちらの部類か。 構わずに置けばいいものを私に声をかけてきた時点で この女も泉新一と似たような所謂、変わり者なのだろう。 「よく理解しているわ。 だから、その男の姿を“よく見てみたい”」 そう、実に興味深い。 出来れば何故殺し合いに乗ったのか等の理由を聞くことも出来れば 尚更に都合がいいのだが流石にあまり現実的ではないだろう。 ある程度の場所さえ分かれば安全な手段を講じて対象を観察するのは 我々の能力を使えば容易い。 だから、今はその人間の姿を視認しておきたい。 其処にどのような感情を持っているのか。 それを知る事は我々が何故本能的に人間を食い尽くそうとするのかにも 繋がるかもしれない。 純粋な闘争本能という後藤と同じ上での理由は願い下げだが。 …そういえば、 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ この女性の考えている事が全く理解できない。 普通、一般的な人間なら「この先に危険な人物がいる」と聞けば、 慌てるか、問い質すかのどちらかである。 だが、この女性は私から相手の容姿と怪我の理由を尋ねて一言、 「…そう」 と、答えたきり再び先程危険だと忠告したばかりの場所に向かって歩き出したのである。 流石に私もこの行動は予想がつかなかった。 彼女は殺し合いには乗っていないと私に明言している。 嘘をついている様子は全く見られなかった。 ならば何故わざわざ危険な場所に赴こうとしているのか? 慌てて引き止めた私に対して彼女は、 「その男の姿を“よく見てみたい”」 と言ってのけた。 それはまるで交番の前の指名手配の写真を見に行くようなノリでだ。 無論、相手は写真ではなく生身の人間であるのにも関わらず。 それと声を掛けてから気づいた事が一つだけあるが、 この女性から無駄な行動が一切見られないのだ。 それは表情も同じで感情というものが全く見られない。 凄く冷静というか事務的とも取れるほどに淡々としているのである。 この手のタイプの人間がいないと言う訳でもないが 彼女の場合は他の人と比べても突き抜けている。 まるで、機械か何かを相手にしているようにすら感じてしまうほどに。 開いた口が塞がらないとはこの事なのだろう。 絶句している私を無視して彼女は再び歩き出そうとしていたが 不意に足を止めてこちらに振り返った。 「そういえばあなた、さっき私に嘘をついたでしょう?」 ぎくりとした。 確かに私は彼女に少しだけ嘘をついた。 あの場所にいたのはあの茶髪の青年だけでなく緑髪の青年もいた。 だけど、あの傷では生きている筈が無いからこそ敢えて黙っていた。 「そうね…例えばもう一人誰かがあなた達と居たわね? ほんの少しだったけどあなたは私の質問に答えるまでに間があったわ。 相手が一人だけであったのなら即答できるはずよ?」 鋭い。 私としてはそれほどの間を持ったつもりは無かったが 彼女はそれだけの情報であっさりと見抜いてしまった。 まるでルルーシュ様並みの回転の速さである。 「…確かにその通りです、ですが到底助かるとは思えない負傷を負っていましたので 失礼ですが敢えて伏せていました。 余計な混乱を招くものだと思いましたので」 見抜かれている以上、隠し立てをしても意味が無い。 余計な不信感を煽らない様に真実を伝えるだけである。 彼女はその間も表情を変える事無くこちらをただ見つめているだけだった。 「そうね、そういう理由なら気にしなくてもいいわ。 ところでもう一つあなたに言いたい事があるのだけど」 まだ何かあるのだろうか? ここにきて私は彼女に対して声を掛けてしまった事を後悔し始めている。 別にいくら探りを入れられようと私は困る事は無い。 もっと、本質的で部分で私は彼女に対して異様な感覚を抱いている。 この女性は“何”? これは何か根拠がある事ではないのは分かっている。 忍びとしての経験が何か他の人間とは違う“何か”を感じている。 異様なまでの表情の無さと頭脳を持ち合わせる人間など可能性的には ギアス関係の者しか考えられない。 だったとしたら非常に厄介な事になったかもしれない。 自分の気づかぬ間に彼女に“何か”を仕込まれたかもしれないのだから。 「何でしょう?」 当たり障りの無い返事を私は返す。 今ならまだこの場から去る事は可能だが、 私の考えがただの懸念であり逆に彼女に怪しい人物として吹聴して廻られても厄介である。 つまり、完全に八方塞だ。 取りあえずは彼女が納得する形でしかこの場を去る事は難しくなっているのである。 なのに、その彼女は先程までは私に興味が無さそうだったのに 今は何故かこちらにその興味を向けている。 結局、付き合うしかないのだ。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 殺し合いに乗った者にも非常に興味があるが、 新たに興味が湧いた事がもう一つ出てきた。 最初はこの女の事はその危険人物ほどにはあまり興味が無かったが、 それを知る上では大事な事だ。 そろそろ放送の時刻である事を思い出した。 この女はそれを聴いた時どのような反応をするのだろうか? 誰かが死んで絶望するだろうか? 誰かが生きている事で歓喜するのだろうか? それとも別の何か? その反応を知る事は人間を知る事に繋がるかもしれない。 その為に、この女をこの場に引き止める事にした。 先程、この女は私に僅かながら嘘をついた可能性があったから鎌をかけたが 如何やら図星だったらしい。 これで完全に主導権はこちらに移っている。 相手は私から離れる事も容易いだろうが、 慎重そうな態度から私に不本意な情報を他者に吹聴される事を考慮している可能性がある。 となれば、取る手段は黙って私に付き合うか、私を抹殺しようとするかのどちら。 我々の側だったら迷わず後者を選ぶのだろうが人間には 中々難しい判断であるから可能性は低いだろう。 まぁ、後者を選んだ所で既に後頭部側でのみ変形を済ませている。 充分な距離を取っているつもりだろうが射程距離内である。 何かを取り出そうとする前にあの女の首が地面を転がる事になるだろう。 出来れば、避けたい事態だが自衛の為ならば仕方が無い。 さて、この女はどのような反応を見せてくれるのだろうか? 「そろそろ放送の時間よ?」 【一日目早朝/B-3 森手前】 【田村玲子@寄生獣】 [装備]なし [支給品]支給品一式×2、白衣@現実、しんせい(煙草)@ルパン三世、手錠@相棒、不明支給品(0~2) [状態]健康 [思考・行動] 0 この女(咲世子)の放送を聞いた時の反応を観察する。 1 茶髪の男(真司)を実際に観察してみたい。 2 人間を、バトルロワイアルを観察する。 3 泉新一を危険視。 4 今は満腹。 5 腹が減れば食事をする。 【篠崎咲世子@コードギアス 反逆のルルーシュ(アニメ)】 [装備]無し [支給品]支給品一式 双眼鏡@現実、ファムのデッキ@仮面ライダー龍騎、確認済支給品(0~1) [状態]ダメージ(中)、疲労(中) [思考・行動] 0 この女性(玲子)から離れたい。 1 ルルーシュと合流する。 2 ルルーシュが殺し合いから脱出する方法を探す。 [備考] ※赤髪の少女(シャナ)、茶髪の男(真司)を危険人物だと思ってます。 時系列順で読む Back Blood bath(後編) Next Ultimate thing(前編) 投下順で読む Back Blood bath(後編) Next Ultimate thing(前編) 054 真実の果てに 篠崎咲世子 082 人間考察 052 異邦人 田村玲子
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/582.html
雪華綺晶は教師になる前は兵士だった。 兵士というのは上下関係が厳しいうえに上の命令にはよほどの事がない限り逆らってはいけない。 彼女はその時の癖が抜けきっておらず、授業は一方的で厳格に高圧的に接してしまう時があった。 今はそんなことは全くないが、教師になりたての頃はそれは凄かった。 それ故、怯えて逃げ出す生徒がいた。たしか一人、Eという女子生徒だった……。 これは教師になりたての雪華綺晶とその生徒のお話。 雪華綺晶「またEはいないのか?!」 険しい顔つきで生徒に尋ねる雪華綺晶。 生徒「そ、そうみたいっすね…。」 先々週ぐらいから生徒Eは雪華綺晶の授業になるといなくなる。 何故そんなことをするのか?このときの雪華綺晶には理解できなかった。 生徒Eが来ないことにだんだん苛立ってきたのか拳が震えていた。 放課後。 職員室に戻ると彼女は大きくため息をついた。 それを見た蒼星石が問いかけてきた。 蒼星石「おや、どうしたんだい?またEさんのこと?」 雪華綺晶「はい、まったくEは何を考えてるのか……。」 蒼星石に限らず、このことは他の教師も知っていた。 最初はそれほど気にかけていなかったが、日が経つにつれてだんだん他人事だと思えなくなってきた。 何故、雪華綺晶の授業にでないのか?と聞いても答えるどころか怯えて逃げてしまうらしい……。 蒼星石「僕の授業にはちゃんとでてるんだけどなあ……。」 生徒Eは雪華綺晶の授業以外にはちゃんとでており、質問もたまにしているとのこと。 しばらくすると薔薇水晶以外の教師たちも戻ってきて話に加わった。 水銀燈「なんでかしらねぇ…。あんた、Eさんが嫌がることしてるんじゃないのぉ?」 雪華綺晶「……そんなことしてない。」 真紅「あなたはそのつもりでもEさんがどう思ってるのか分からないのだわ。」 それを聞くと雪華綺晶の頭の中が混乱した。 自分が生徒Eに悪いことをしたのか?いや、そんなことはしていない!! 二つ異なった意見が対立し、踊り狂っていた。 さらに、自分は間違ってるという意見も襲い掛かってくる。 何故?!間違ってなどいないはず……。何度振り払ってもそれはしつこく喰らいつく……。 これらの収拾がつかないせいで怒りやストレスが込み上げ、抑えきるのがとてもつらい状態にあった。 薔薇水晶「………いたたた。」 薔薇水晶が戻ってきた。だが、腰を押さえており、歩き方もぎこちない。 雛苺「どうしたのー?すごく痛そうなのー。」 薔薇水晶「うん、Eさんにお姉ちゃんのこと聞いたらいきなり突き飛ばされちゃって……。 その時に腰を強く打っちゃった……。」 それを聞いた雪華綺晶はついに爆発してしまった。 雪華綺晶「(あいつぅ~…!!)」 彼女は爆発寸前だった。その状態で妹が傷つけられたと聞かされて平常心を保てるわけがない。 そして彼女は職員室を飛び出した。もちろん生徒Eを捕まえるためだ。 しばらく走っていると生徒Eを見つけた。 雪華綺晶「Eー!!」 生徒E「ひ、ひぃ~っ!」 まるで鬼のような形相をした雪華綺晶に悲鳴を上げ、逃げていく生徒E。 だが、足は圧倒的に雪華綺晶のほうが早く、追いつくと彼女は生徒Eの服を掴み自分のほうに向かせた。 雪華綺晶「何故、私の授業の時にいなくなる!?何故、薔薇水晶を突き飛ばす!?」 怒り狂った雪華綺晶は生徒Eの両肩を揺さぶりながらたずねた。 生徒Eは泣きながら震えるだけだった……。 雪華綺晶「答えろ!!」 怒声を浴びせながら今度は生徒Eの両肩を強く握り締めた。 生徒E「い、痛い……。」 しばらくすると後を追ってきたのか水銀燈と真紅が駆けつけ、雪華綺晶と生徒Eを引きはがした。 水銀燈「ちょっとあんた、何やってんのよぉ?!」 真紅「いくら教師でもやっていいことと悪いことがあるのだわ!」 雪華綺晶「離せぇっ!」 しばらく暴れていたが観念したのかやがておとなしくなった。 雪華綺晶は職員室に連れ戻され、ラプラス教頭から大目玉を喰らった。 ラプラス「何を考えてるんですか、あなたは?!いきり立ってEさんに暴行を加えるなんて……! 体罰もいいところだ!」 雪華綺晶「も、申し訳ありません……。」 雪華綺晶は少し涙目になっていた。 ローゼン「雪華綺晶君。ここは軍の訓練学校じゃないんだよ。自分の考えを強引に押し付けるのはどうかと思うよ。 生徒1人1人の意思をもっと尊重しないと。」 さすがのローゼンもこのときばかりは真面目だった。 ローゼンはときどき教室の授業風景を見ていたのだろう。 雪華綺晶の授業の欠点を見事に指摘した。 この時、彼女は初めて自分の落ち度に気がついた。 自分のやり方は正しいと思っていた。だが、それは間違いだった。 あの時の言葉がよみがえってくる……。 あなた、Eさんが嫌がることしてるんじゃないのぉ? あなたはそのつもりでもEさんがどう思ってるのか分からないのだわ。 なんて馬鹿なんだ私は……。 だが、今さら悔やんでも遅い。この一件が教育委員会に知られたら最悪の場合、クビになるだろう。 雪華綺晶にはもはや泣き崩れることしかできなかった……。 そこへ他の教師とともに生徒Eがやってきた。文句を言いにきたのだろうか…。 生徒E「あ、あの……。」 雪華綺晶「(………何か言われる、……怖い。)」 雪華綺晶の体は恐怖で震えていた。 自分が悪かったとはいえ、ズタズタになった精神状態で、しかも教師たちの眼前で悪口を聞かされるのは 実に耐え難いものだった。 生徒E「ご、ごめんなさい!」 雪華綺晶「え?」 意外な答えに雪華綺晶は頭に?マークを浮かせていた。 生徒E「私が言いたいことをちゃんと言っていれば……。も、もっと私に勇気があれば……。」 先生は悪くない、自分が悪いんだ。とでも言いたかったのだろうか? だが、雪華綺晶はこう返答した。 雪華綺晶「…いや、悪いのは私。生徒の意見も聞かず、私の一方的なやり方で授業をやってしまって……。 結果的にあなたを怖がらせてしまった。本当にごめんなさい……。」 そう言うと生徒Eのほうへ歩み寄り、そっと彼女を抱きしめた。 生徒E「あ、暖かくて、やわらかい…。」 雪華綺晶の内に秘めた優しさを感じ取った生徒E。 生徒E「こんなにも優しいのに…。そんな先生を拒んだりして、…うぅ、ごめんなさい!」 何故こんなにも謝るのだろうか? 聞いた話では生徒E自身も別の教師から灸をすえられたそうだが、詳細はよく分からない。 雪華綺晶「……私もあなたのことを理解してあげられなくてごめんなさい。 これからはあなたたち生徒の意見も採り入れて授業をしていくつもり。 だから、あなたたちも私を受け入れて……。」 生徒E「……はい!」 そう言うと生徒Eも雪華綺晶を抱きしめた。 二人とも大粒の涙を流していた。だが、目は笑っていた。 お互いを受け入れた瞬間だった。 この光景にローゼンや他の教師たちは拍手を送ったり涙を流したりしていた。 ローゼン「ん~、素晴らしい!感動したよ。ラプラス君、今回だけは雪華綺晶君の事、 黙っておいてあげようよ。 ラプラスもこの光景に感動していたのかNoとは言わなかった。 ラプラス「……そうですね。今回だけは目をつむっておいてあげましょう。 ただし、二度目はありませんよ。いいですね、雪華綺晶先生?」 雪華綺晶「……はい、ありがとうございます!」 次の日、雪華綺晶は教壇の上に立っていた。 そこには生徒Eの姿もあった。 だが、あの時の高圧的な態度ではなく、薔薇水晶のようなおとなしく静かな授業スタイルを確立していた。 何故、薔薇水晶の授業方法を採用したのか? 理由は薔薇水晶のやり方なら誰も怯えたりしないだろうし、何より妹と顔が瓜二つだから。 とあまりにも単純すぎるものだった。 雪華綺晶「……授業を始めます。」 突然の変わりようにみんなびっくりしていた。 生徒達「サ、サー、イエス、サー…。」 雪華綺晶「……それはもういいの。」 生徒達は一体どうなってるんだ?と少々困惑気味だったが、雪華綺晶はかまわず続けた。 雪華綺晶「……では教科書の42ページを開いてください。」 これを期に生徒Eは二度と怯えて逃げ出したりしなくなったという。
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/1359.html
家庭教師ヒットマンREBORN! 絆のタッグバトル マーベラスエンターテイメント 2010年2月25日 PSP (UMD.DL版) 『週間少年ジャンプ』連載の『家庭教師ヒットマンREBORN!』を題材にした3D対戦格闘ゲーム "未来編"をベースにオリジナルストーリーを展開 か行 キャラゲー プレイステーションポータプル
https://w.atwiki.jp/kuroyutori/pages/23.html
生徒2年D組救世マルス(くぜ・まるす) ネーネ・クーリエ=ガディゴルドゥス アラナ・フォマルハウト エリーゼ・フォン・シュバルツ・グロウスバイル・エーデンリッター 織田信彦 レイフォス・ヴァレフォール 織田京子 佐竹あんこ ゼブルフォアー・シルヴァリオ スズカ・サイレンス=グラスワンダー ザボルグ・エルネスト=カオスネロス サカエ・ベッケナー=アイオン 騎士(ナイト)・ラバハーキ アルナシア・ディスボレア 荒神一刀(すさがみ・いっとう) 菅原克己(すがわら・かつみ) ミルフィーユ・ジェレミィ フォルセティ・エーテルウィンド 3年D組(2年D組のライバル)白凰・ラーネリアス(びゃくおう・らーねりあす) 諸葛翔(しょかつ・しょう) その他の生徒リリア・ファミリア=ジグオメガ ブヒー/ブモー/パカラ 教師ケーニッヒ・ヴァルバドルフ フューラー・セリエル ユリウス・イェクト ハデ子 カイゼル・ヴォルガノン ユーキ・アル・カリスト・ブラウシュバル ゲンさん ジグオメガ 生徒 2年D組 救世マルス(くぜ・まるす) 世界平和機構「グロリアス・キー」から派遣された、「勇者因子」を受け継ぐ最後の勇者。 魔王因子を受け継ぐ者が一同に介す「私立天羅学園」に潜入、そのすべてを抹殺する使命を受けたものの、本人は気が弱く内向的な性格で、使命の重圧に押しつぶされかけている。 勇者因子を持つ者特有のオーラは「神兵系の魔王である」という偽の肩書きによって誤魔化しているが、ある人物には一発で見抜かれてしまった。 得物は三段階に変形する聖剣「ステアウェイ・トゥ・ヘブン」。その三段階目こそオリジナルの聖剣「シグマリオン」であり、「グロリアス・キー」が用意した最後の切り札。「勇者因子」を強制的に起動させ、「魔王因子」を持つ者と存在を対消滅させる機能を持つが、その事実をマルスは知らない。 「僕たちは互いを否定することでしか愛し合えないのか!?」←クライマックスで言う予定の超かっこいい台詞 ネーネ・クーリエ=ガディゴルドゥス 恐怖と絶望を司る闇魔王・ガディゴルドゥスの子孫。クラス委員を勤めており、転入生であるマルスが早く学園に馴染めるよう何かとお節介を焼く。 かつてガディゴルドゥスを打ち滅ぼした勇者に対しては「人々にひどい仕打ちをした悪い魔王だった祖先を倒したえらい人」という印象を持っており、マルスの正体がばれそうになった時には率先して彼を助けることになる。 知的でクールなメガネキャラだが、生まれつき魔力が弱いことがコンプレックス。 得物は人間の骨と皮で作られし禁書「這い寄る混沌」。魔王の知識のすべてが書き込まれた書物で、ネーネ以外がこの書を読むと発狂して死ぬ。 アラナ・フォマルハウト 久遠なる獄炎の魔王・フォマルハウトの子孫。祖先より受け継ぎし灼髪炎瞳は、彼女の気性の荒さを如実に現している。 マルスの発する微弱な勇者因子に敏感に反応しており、「マルスのことは生理的に苦手」と考えている。アラナはそれがマルスの内気な性格ゆえだと勘違いしているが。 仲良くなるとツンデレキャラへと変貌。激しい性格は彼女が秘める弱さ=先代の記憶にある「消滅への恐怖」を隠すための物であることが分かる。 得物は首狩り斧「バーニングムーン」。この平和な時代において、この斧は彼女の実家が営む農家で草刈の手伝いをする時にぐらいしか使われない(たまに稲が発火してすごく怒られる)。 エリーゼ・フォン・シュバルツ・グロウスバイル・エーデンリッター 高貴なる麗魔王エーデンリッターの子孫。巨乳で馬鹿で高飛車な金髪お嬢様。 よく分かっていないが「勇者は悪」との教育により勇者を憎んでいる。 マルスのことを下僕と見なし、何かとちょっかいを出してくる。そのうちに愛が芽生えちゃってキャーわたくしとしたことがこんな犬に……!的なキャラ。 得物は長剣「スペリオルエッジ」。突剣のようにもガリアンソードのようにも扱えるカッコいいデザインの剣。 織田信彦 第六天魔王・織田信長の子孫。 マルスの親友ポジション。信長と違ってリアルうつけ。女子の着替えを覗いては強大な武器や魔法によって殺されているが、持ち前の再生能力で次の授業に平然と出席する。 マルスに「魔王」の存在とは何なのかを問いかける重要なキーキャラクターとなる。 この時代において、平穏を乱そうとする「グロリアス・キー」こそが魔王と呼べる存在ではないのか?みたいな展開。 レイフォス・ヴァレフォール 紅き翼の竜魔王・ヴァレフォールの子孫。割と問題児で他のクラスの魔王達と喧嘩が絶えず、ネーネ達からは白い目で見られているいわゆる不良。 最初は殆ど関わり合いになることはないが。ある事件がきっかけでネーネと真っ向から対立することになってしまう。 マルスの機転によってトラブルは収まりその事でマルスと親しくなり、それから徐々にクラスに打ち解け、頭悪そうなキャラに変貌していく。 得物は「紅竜牙」と呼ばれる真っ赤なハルバード。限定物の腕時計を買う為に質に入れて流れてしまうが、ネーネのおかげで最終的には手元に戻ってきた。(22話「バイバイ紅竜牙!?」) 織田京子 信彦の双子の妹。重度のブラコンだが表面には全く出さない。 「生まれる時に信彦の養分を全て吸い取った」と形容される知性と美貌とを併せ持つが、運動神経と性格はかなり悪く、「天は二物しか与えず」とは信彦の言である。 基本的にクラスメイト全員を見下しているが、ネーネとは無二の親友で、信彦ともネーネとも親密なマルスを敵対視して何かとつっかかる。 得物は長銃「百鈴」。対象に命中するまで発射された弾丸が減速しない魔銃だが、射程が無限というだけで軌道が変化するわけではないので必中効果はない。 第31話「新発見!?鉛のUFO!」において百鈴から放たれ標的に命中しないまま旅行を続けている弾丸が地球上に4発存在していることが発覚し、全て無事に回収された。 佐竹あんこ 小学生にしか見えない外見と愛嬌溢れる仕草でクラスNo.1癒し系の座を確固たる物にしている美少女だが、その正体は停滞と妥協を司る怠魔王・ヴァルガルシィその人。ときどき地が出る。 「這い寄る混沌」を持つネーネだけがあんこの正体に気付いている。 無意識に他人の生命エネルギーを吸い取りそれを糧として生きているため、潜在的に強大な力を秘めている魔王の血族が集まる2年D組はあんこにとって非常に居心地が良く、日替わりで複数のクラスメイトから少しずつエネルギーを摂取している。 他者のエネルギーを吸い取るという体質からこれまで友人に恵まれなかった彼女は学園での生活を大切にしており、マルスの勇者因子をいち早く察知するも現状を維持したいという想いから不干渉を決め込む。 破壊行動に武器の形状をした道具を必要としないため、得物は持たない。 主要キャラ狩りが本格化する第46話「決別の証!魔王の自覚、勇者の覚悟」において自ら命を絶ち消滅。魔王級のキャラとしては最初に死亡する。 ゼブルフォアー・シルヴァリオ 白き翼の竜魔王・シルヴァリオの子孫。第27話「銀髪の貴公子!世界で一番イヤなヤツ」で2年D組に転入してくる。 企画段階で没キャラとなっていたが、エリーゼ、レイフォス、京子の『三大うざいキャラ』が中盤に差し掛かるとすっかり丸くなってしまい、嫌な奴分を補給するために誰とも交友を持たないキャラとして急遽投入された。 金持ち・イケメン・文武両道で何でもこなすが唯我独尊を絵に描いたような性格でクラスメイト全員から嫌われている。 祖先のシルヴァリオは神話の時代に紅き翼の竜魔王・ヴァレフォールに敗れており、「個の強さ」を絶対的な正義と考えているゼブルフォアーは偉大な先祖を持ちながらも群れを成す矮小な存在に成り下がったレイフォスを嫌悪している。 「竜に仲間は必要ない。他人に補わせるべき欠点が無いからだ」 他のキャラがわいわいやっているところをすっと通りかかってムカツク台詞を一言吐いてどっか行くみたいなポジションで出番はほとんどない。 得物は伸縮自在の鎖分銅「スレイヴチェーン」。普段はアクセサリーのように腕に巻き付けて携帯している。 スズカ・サイレンス=グラスワンダー 闘争と野心を司る暴魔王・グラスワンダーの子孫。天羅学園一の俊足であると同時に学園一の変態。 「おはようエリーゼ!今日は一段といいチチだなあ!(さわやか)」、「あんこちゃんとちゅっちゅしたいよお」などと普段から公言しており、女子生徒からは汚物のような扱いを受けている。 信彦とは大親友で、マルスを巻き込んで「クラスメイトの中で今誰と一番セックスしたいか」を議論するのが日課である。 得物は巨大な戦槌「ディープインパクト」。全身のバネを使って振り下ろされる一撃は大地をも割る威力を持つ。 勇者千人斬りの伝説を持つ祖先のグラスワンダーを異常な程尊敬しており、座右の銘はグラス最強、口癖はグラス最強。辞世の句は「俺は今日 ここで死ぬけど グラス最強」。(第46話「決別の証!魔王の自覚、勇者の覚悟」) ザボルグ・エルネスト=カオスネロス 混沌の黒き大魔王・カオスネロスの子孫。通称おやっさん。CV若本。 曲者の多い2年D組において、まとめ役になることが多い苦労人。その魔力は学園内トップクラスで、入学早々学園長("生きる伝説(リビングレジェンド)"超絶魔王ジグオメガ)と力比べをして互角に争ったという逸話を持つ。 基本的には良識人で、魔王という種のことを誰よりも大事に思っている。悩み事の相談や厄介事の解決などを頼まれれば必ず手を差し伸べる頼れる御仁。 しかし、時には率先して悪戯の首謀者になることもあり(第36話「嵐の修学旅行! 恋のホット・ロック・スクランブル」においては女湯覗きを企画・実行したが、自身の存在を高次元の空間に昇華することで通常次元から存在判定を隠蔽する封印魔法「パーフェクトイレイザー」により罪を逃れた)、どこか子供らしい面も持ち合わせているようだ。 第49話「勇者対勇者!起動せよ真の聖剣」において、「グロリアス・キー」の対魔王特殊部隊「シルバーリング」との戦闘中「シグマリオン・エクスエッジ」を解放するために身動きの取れないマルスを守り致命傷を受ける。 真の聖剣を解放し「シルバーリング」を打ち破ったマルスに対し、「遅いじゃないか……救世マルス」との言を残し死亡した。 サカエ・ベッケナー=アイオン 自らをアンデッドに作り替えた錬金術師、不死の魔王(ノーライフキング)アイオンの子孫。 マッドサイエンティストな眼鏡っ娘。優しく協調性もあるが自らの発明のことになると人が変わってしまい、何の断りも無しにクラスメイトをダメ発明の実験台に使ったり。近所の公園で高カロリー栄養剤の実験をして生態系を狂わせたりしている。(第22話「魔境!東高根森林公園!」) アイオンは不死なだけあって現代でも生きているが、錬金術へ打ち込んだ情熱はとうに冷め 碁会所で暇を潰す毎日を送っている 得物は「ギガブレインボルト」。賢者の石が組み込まれた装置でアイオンベースと空間を直結し様々な薬品、器具などを瞬時に取り寄せることが出来る。 いつかお爺ちゃんを超える発明をするのが夢。 騎士(ナイト)・ラバハーキ 自称「七英雄から追放された八人目の英雄」。本名は「まさよし」だが市役所で改名した。ていうか祖先は腰痛を司る魔王モルモンである。もはや全部偽名。 キモオタキャラで、劇中に出てきたオタ用語を小声かつ早口でまくし立てて説明する役。人を「~殿」と呼ぶ。 得物は超魔王刀・サディスティックドメスティックドラスティックファンタスティックソード(SDDFソード)。本編においては使われることはなく、設定画の隅っこに落書きとして存在した設定を拾って設定資料集に初掲載された。 アルナシア・ディスボレア 煉獄の獣魔王ディスボレアの子孫。獣魔王の子孫だがそれと示すような特徴はイヌミミとシッポだけの少女。 性格も大人しくあまりクラスのメンバーとの会話もない。 視聴者からもあるのか無いのかハッキリして欲しいと散々ないわれようのネタにもならないネタキャラだったが 23話「リンカイ学校の恐怖!?」(水着回)にて披露した乳首とスジしか隠れてない超マイクロビキニ(千葉とフジの放送では修正が入った)で業界は一時騒然となった。 「サカエちゃん。これじゃお尻の穴が丸見えわうー」 「仕方ないじゃないシッポが出る水着なんてこれしかなかったんだから」 シーン放送後2分で2chではAAが貼られ関東圏の人間は涙を飲んだという。(水着が修正された腹いせかその後2chではアナル皺タソというあだ名で定着してしまった) その後は目立った活躍もなくあんこの人気に抜かれるが47話「残された絆!誰が為の勇者」にて、 グロリアス・キーの放った神獣エクシウスに四肢を切断され生きたまま食われるという壮絶な最期を遂げ、またもや物議を醸し出したという基本的には不遇な魔王。 荒神一刀(すさがみ・いっとう) 平安時代に「現人鬼(あらひとおに)」と呼ばれた人斬りの子孫。魔刀「鬼刻刃・夜叉八双」は鍔から柄まで全てが刃という完全なる凶器であり、人を現人鬼として呪う兇器である。 一刀も亡き父から受け継いだ夜叉八双の魔力により自我を半分失っており、ふとした瞬間にスイッチが入ると普段の温厚な性格と凶暴な人斬りの性格が逆転する。そのスイッチとは「剣を持った人間」。よって、聖剣を持つマルスを見てスイッチが入ってしまう。 第3話「友のぬくもり!初めての「おはよう」」において、その卓越した剣術でマルスを圧倒。危うく斬り殺されそうになるも、割って入ったネーネが一刀に強烈なビンタを張って正気を取り戻させた。命を救われたマルスは、「グロリアス・キー」で洗脳するように繰り返された話とは魔王たちの印象がまったく違うことを知り(「魔王は全て他者の命など屑ほどにも思わぬ冷血動物である」)、ようやく魔王たちと対等に向き合っていくことになるのだった。 序盤のターニングポイントとなるこの話のキーとなるのが一刀だが、これ以来ほとんど出番はない。 最後は第46話「決別の証!魔王の自覚、勇者の覚悟」において、「シルバーリング」の魔剣士シズナに一太刀で袈裟切りにされ、死亡した。剣士の本領とも言える最後の戦いだったが、この回において一刀の台詞はない(一説によれば、声優が既に事務所を辞めており出演させることができずこういった最期になったのだという)。 菅原克己(すがわら・かつみ) 藤原氏によって中央から左遷された怨念から死後悪霊に転じた菅原道真の子孫。 潜在的な魔王因子をごく僅かに受け継いではいるものの、魔力を行使するすべも得物の類も持っていない。 ゼブルフォアーの「雑種以下、織田にも劣る」という言葉に、平然と「まったくもってその通りだ」と返答していることから特にコンプレックスなどは抱いていないようだ。(第28話「銀髪の貴公子!世界で一番イヤなヤツ) 人の名前を覚えることが苦手で、クラスメイトに対して適当なニックネームを付けて呼んでいたが、第6話「拝見!魔王たちの日常・3の巻」(キャラ紹介回。4の巻まで続き、視聴者の間では「1クール全てキャラ紹介で終わるのではないか」と冗談交じりに危惧された)において、エリーゼに対し「おっぱい」まで口にしたところで殺されかけて以来は自重している。 魔力を使えないにも関わらず、物怖じせずに2年D組の面々と接しており、クラスに溶け込みすぎて空気と化している。主に同意の一言、ごく一般的な意見を述べるぐらいのキャラ位置。 第22話「バイバイ紅竜牙!?」 では京子とエリーゼの壮絶な喧嘩の流れ弾にあわや直撃というところをレイフォスに助けられ、彼女がクラスメイトと和解する一因を作るのに一役買う(この時レイフォスが素っ気無く言った「大丈夫か?」の一言は彼女のファンを急増させた)。 第49話「勇者対勇者!起動せよ真の聖剣」において、「シルバーリング」の攻撃に一瞬で生命を奪われるが、死後に覚醒した魔王因子による「霊界と現世をつなぐ能力」によってそれまでに死亡した魔王たちを霊体で現世に呼び戻し、「みんなの力が流れ込んでくる…!」的な王道展開を実現させた。 ミルフィーユ・ジェレミィ 神話の時代から続く魔王もあれば、ほんの一握りながらこの時代に自然発生した魔王もいる。 ミルフィは後者の一人。「金龍の息吹」と評される栗色の巻き毛が印象的な12歳の少年だ。 推定IQ2500と言われる彼は、魔王認定され天羅学園に飛び級してやってきた。頑なにクラスに溶け込もうとしないミルフィに対し、当初は皆そのストイックな天才ぶりが魔力的な要因を含むゆえに魔王認定されたのだと考えていたが、ある日ミルフィがふとしたきっかけで力を発揮してしまったことで彼が周囲と距離を置く本当の原因を知ることとなる。 ミルフィの真の力は「魔手(チェルノボグ)」と呼ばれる悪魔の右手。その手は(当人の意思とは無関係に)触れたもの全てをバターのように切り裂いてしまうのだ。力に初めて気付いた時には、彼が幼い恋心を抱いていた少女は五つの肉片に分かれていた。この力を恐れ、また恐れられたことでミルフィの居場所は人間社会になくなり、天羅学園に転入することになった……それが真相だった。 周囲の懸命な努力と不幸自慢(「あたしなんて人間だった頃に村の男一同にレイプされた腹いせに力が目覚めちゃって、勢いで近隣の村含めて村人の性器潰してまわっちゃったよ!アハハ……」「アホか」)により、二学期はじめには多少クラスに溶け込む。 その見た目から腐女子人気が高く、第24話「少年の憂鬱な午後」においては視点をミルフィに据えて30分まるまる彼の日常を描く暴挙が行われた。 フォルセティ・エーテルウィンド かつて「勇者100人切り」を達成した栄誉を持つ魔王で、通称「迅雷の烈風(ライトニング・ウィンド)」。CV緑川。 常に気取った態度と鼻につく声で振る舞い、如何なる時でも余裕を忘れない。一部のもてない層の男子魔王からは超不人気だが、女子陣からは圧倒的な人気を誇る「D組の貴公子」。 特にキャラが被るゼブルフォアーからは親の仇のような態度を取られているが、そんな彼に対してすら礼儀を尽くすフォルセティの姿はスイーツ(笑)魔王にとってかなりのクリティカルらしい。あと腐の視聴者にも。 実際彼自身かなりの女たらしであり、第37話「嵐の修学旅行!パニック・イン・ザ・大魔王ランド」においては2年の女子魔王18人と代わる代わる超絶大観覧車「運命の車輪」に乗り続ける姿が見受けられた。 アラナやレイフォスら気性の激しい魔王からは嫌われているが、「絶対あいつは絶対内心絶対彼女たちのことも絶対狙っているから絶対気をつけろ処女に」とはグラス最強の弁。ちなみに彼がこの台詞を発した6秒後にアラナ・レイフォス両名の魔力がスパークし教室棟の一角が消し飛んだ。 得物は暴風剣・アラストル。一振りすれば死の風が吹き荒れ、勇者3人の命は軽く消し飛ぶといわれる。 滅風真技「バスターウィンド・ストームコーザー」はかつて魔道王国レイストンを滅ぼし、その後1000年に渡り草一本生えない不毛の大地に作り変えたという最強の技。 「風よ……我が呼び声に応え世界を討て……!」(超カッコいい台詞) 3年D組(2年D組のライバル) 白凰・ラーネリアス(びゃくおう・らーねりあす) 霊銀王ラーネリアスの実子。東方を荒らして回った強大な龍姫・白耶之神皇(びゃくやのかむらぎ)との間に生まれた子で、半龍半魔だが秀麗な見た目を持つ「龍魔皇子」。CV伊藤健太郎。 3年D組を取り仕切る総番。誰に対しても冷徹かつ無関心だが、その強大な魔力とリーダーシップゆえに彼を慕う者は多い。結果3年D組には彼を中心とした一大派閥が形成されている。 実のところ、白凰は尋常ではないぐらいの恥ずかしがり屋。人と目を合わせるのも困難なため、常に視線を外して喋っている。それを知らない周囲は「白凰様の物憂げな瞳がカッコイイ!」などとキャーキャー騒いでいるが当人は恥ずかしさで死にたくなっている。その状態で話しかけられたりすれば「……失せろ」と呟きもするものだ。その態度がまたカッコイイと騒がれる悪循環。 貢物の酒をがぶ飲みしていた母親の血の影響により、酒が入ると途端にギャグキャラになる。しかし設定上20歳未満のキャラクターが酒を飲むのはまずいということで、第33話「勃発、花見大戦!」は神回の呼び声高いにも関わらず未DVD化の憂き目に会っている。 また、本気を出した際に龍の翼が背中から生えてくるのもまた母親の血の影響であり、どうも魔王だった父親よりも相当に強い力を持っていたらしい。 両親の血の恩恵か、冷気と火炎の同時操魔を得意とする。これは操魔術の中でも極度に高度な技術であり、彼以外に扱える者は現代においてほぼ存在しない。 その得物もまたそれぞれ炎氷の属性を持つ二本の長剣、「ルドラ」と「コキューター」。 諸葛翔(しょかつ・しょう) 中国三国時代の軍師・諸葛亮の子孫。字(あざな)は天厳。3年D組の委員長。 白凰とは幼馴染で、彼とクラスをつなぐマネージャーのような存在。 対2年D組の参謀役も勤めるが、ネーネにベタ惚れしているため毎回詰めが甘くなってしまうところがある。 獲物は祖先・諸葛亮の遺品とされる羽扇。風を操る力を持つが、東南からの風しか吹かせることができない。所詮ユーキの劣化版のような能力である。 口癖は「俺はお前のお袋か」(白凰に対して)。 その他の生徒 リリア・ファミリア=ジグオメガ 1年C組所属、超絶魔王・ジグオメガの孫娘。女子陸上部(対外戦を行うことはないが、天羅学園にもクラブ活動は存在する)の1年生エース。 「未来のミス天羅」との呼び声も高い彼女だが、あろうことか学園一の俊足を誇るグラス最強を海より深く尊敬しており、"スズカ先輩"の言うことを全て鵜呑みにしてしまっているグラス信者。 一方スズカはリリアの存在を「学園からのお目付け役」と認識(「いかな生きる伝説・ジグオメガとてグラス最強の血は怖いらしいな…」)しており、リリアのアタックは全力でスルーされている。 ブヒー/ブモー/パカラ 2年B組所属のレイフォスの舎弟で、それぞれオーク・ミノタウロス・ケンタウロス。 三匹とも情けない小物キャラだが、レイフォスには忠実。でもやっぱりどこまでも小物。 ギャグキャラとしての地位を確立するも、第45話「裏切りの代価!燃える学園、燃える命」において三匹ともレイフォスを守り殉死。 ラスト5話における死亡ラッシュの先駆けとなった。 「このブモー……、いや、小石川鉄平!アネさんのためにタマ散らそうが、それが舎弟の本懐!」(五秒後蒸発) 教師 ケーニッヒ・ヴァルバドルフ 雷魔王ヴァルバドルフの子孫。2年D組の担任教師で担当科目は科学と魔王史、魔王学。CV子安。 教師陣の中では学園長に次ぐ血統と実力を有し、高位魔王の血縁が多く集まる2年D組の抑えとして抜擢されたエリート教師。 そのポテンシャルの高さ故に始祖魔王であるあんこの魔王因子に強く惹かれており、そこから湧き上がる感情を生徒(しかも幼女)への下心であると勘違いして自己嫌悪に陥っている。 生徒想いでノリの良いお兄さんキャラだが、面倒な問題の解決はほとんどザボルグに任せ切り。 「科学と魔力を融和させてまったく新しいエネルギーを生み出す手法」の研究を趣味で行っており、手製のパワードスーツで雷皇戦士イナヅマンに変身し生徒のピンチに駆けつけるが、毎回敵に返り討ちにされている(着ないほうが強い)。 第45話「裏切りの代価!燃える学園、燃える命」において、完成したパワードスーツでイナヅマン・グランボルトに変身し、グロリアス・キーの精鋭突撃隊を全滅させる戦果を挙げたが、いざ凱旋と油断したところをシルバーリングの一撃に襲われ絶命する。 フューラー・セリエル 氷魔王セリエルの子孫2年A組の担任教師で担当教科は体育と呪術。cv三石琴乃 サディスティックな女王様で若干レズっ気もあるダメ教師。 日本酒をこよなく愛しており学校にいる間も一升瓶を手放すことはない。 意識があると体育の授業は常にマラソンにされるので、生徒達は酒を次々と飲ませてフューラーを潰してから授業を自主的に行うことが殆ど。 魔王としての実力的にはケーニッヒの方が上だが何故かいつもケーニッヒを尻に敷いてやりたい放題している。 得物は「白き静寂を呼ぶ魔剣(ホワイトミュート)」。剣を振ると吹雪を起こす魔剣だが劇中では強制雪見酒のためにセーフモードで使用されたり、フューラーがつぶれている隙に生徒達が使用し雪合戦をしたりと幅広い用途に使われたようだ。 45話でシルバーリングに倒されたケーニッヒの後を追うように自らもまた命を散らす。 ユリウス・イェクト 学園内では珍しい、魔力を持たぬ普通の人間。学園長の友人で、神話学を担当する教師兼教会を預かる聖職者。CVひろし。 それらは魔王にとっての聖職と神話であり、一般的には邪教だのなんだの言われるものである。 超がつくほど不真面目な大人で、授業中でもヤニが切れると授業を中断してベランダに消える。 フューラー、ゲンさんらとよく飲みに出かけるが、翌日にはユリウスだけが真っ青な顔で出勤してくる。「あいつらは酒の魔王だ」とはユリウスの弁。 「くだらねえ」と「アホか」が口癖。 ハデ子 本名ハーデスモドゥス。ユリウスの守護魔王。基本的にはユリウスの意識の中に住んでいるが、たまに実体化する(疲れるけどたまに外に出ないともっと疲れるらしい)。CVちわ。 金髪の幼女の外見だが、神話の時代には血煙の戦姫(ブラッディエンプレス)と呼ばれた猛者。「ネメシス」と名付けられたワイヤー状の得物は、グノーシス大帝王国の最強兵士一個大隊をまとめて切り刻み、ランス状に紡ぎ上げ突き刺せばスペクトラウム合金の装甲板17枚を一息に貫くことができた。 現代において当人たちだけが知り得るとある事情によりユリウスの守護魔王に。それ以来性格は丸くなる一方らしい。 「なんだよー魔王だぞー最強だぞー」 「アホか」 カイゼル・ヴォルガノン 炎魔王ヴォルガノンの子孫。2年B組の担任で担当教科は数学と魔力学。 どこにでもいそうな眼鏡をかけたハゲ。しかし見た目とは裏腹にまだ30前でしかも妻子持ち。 性格も気さくで生徒達から「おっさん」と呼ばれ親しまれており、魔力のあまりない生徒達にも魔力を使わずに行使できる気の操り方を教えたりなど熱心に教鞭を振るっている。 なぜかあんこのお気に入りらしいがその辺の理由はよく分かっていない。 太陽の杖を使って放つデスクリメイションは北極を一瞬で蒸発させることが出来るが、普段は教室の隅でストーブ代わりにされている。 ユーキ・アル・カリスト・ブラウシュバル 風魔王ブラウシュバルの子孫。2年C組の担任で担当科目は一般語学(天羅学園では一般の学校で実施していない授業が多数あり、時間割を合わせるために古文・現国・英語を1つにまとめて「一般語学」、政治・経済・地理をまとめて「現代社会」としている)。 バイセクシャルで守備範囲は8歳~40歳という危険な男。フューラーとは犬猿の仲で、脳内嫁を取り合っていつも衝突している。cv石田彰。 血統による「風を操る能力」を持ち、物を切ったり運んだりと様々な用途に応用できるが、その他の魔法的な事は本人のやる気の問題で何一つできない。 かなりのゲーマーであり、ビックタイトルの発売日には遅刻どころかそのまま家に帰って購入したゲームをプレイするため、まず出勤してくることはない。放課後にはゲーセンに出没し、常に対戦・協力プレイの相手を求めているユーキに一声かければ代金を持ってくれるので、天羅学園の生徒がゲーセンに入って最初にすることは決まって「ユーキ探し」である。 そんな彼に「好きなゲームは?」と尋ねてしまうとお気に入り30タイトルの詳細な説明に漏れなく「思わず熱くなってしまった場面」のエピソードが付け加えられ、時間の許す限り話が終わらないので注意が必要。 柔軟な思考と要点を押さえつつもジョークを交えたユーモラスな授業で生徒たちに親しまれているが、「うっかり仲良くなりすぎると掘られそうで怖い」とは全男子生徒に共通する評価である。 ミルフィ受けの女性向け同人誌は9割がたこの男が攻めを担当し、その作中で名前を「ユウキ」と誤記されることが多いため、にわか認定の指標にもなっている。 ゲンさん 学園の施設の修繕や雑務全般を担当しているオッサン。一般の部外者が学園内に入ってこないように門を監視する役割も兼ねている。学園長の遠戚だが魔王因子は持っていない。 主に学園行事の回にちらっと登場しては「タバコを吸うと頭が良くなる」だの「インフルエンザの予防には酒を飲むのがいい。特に黒ビール」などと下らない冗談を生徒たちに吹き込む。 第44話「吹き荒れる嵐!終わりを告げる平和」において、「グロリアス・キー」に拉致され学園の詳細な見取り図と魔王達に関する情報を提供するよう脅迫されるが、頑なに拒否し続け、拷問にかけられた末に死亡した。 ジグオメガ 超絶魔王・ジグオメガ。校長らしい。
https://w.atwiki.jp/ohomodachi/pages/42.html
偽善者ぶる善者としての名声は名高く、数多き教師の中でも人気は1,2を争うだろう。 その二つ名は、容姿が非常にワンリキーに似ているから。 教師ネタの流行を遡れば、彼に帰着するに違いない。。それほど影響力が強いのだ。 ラジオ体操 柔道 しめわざ 落ちる 受け身 マラソン 評点の付け方 教員室 剣道 残心 わっぱ ハンドボール 立っとれ 雑談 かつての模試 一般人 総合 終業式 倒立
https://w.atwiki.jp/lanove/pages/86.html
刊行一覧 公女殿下の家庭教師 17 星継ぎし天槍
https://w.atwiki.jp/ohomodachi/pages/363.html
「欠席はいないね。」 自習の数・授業のゆるさ・テストの手抜き(=そのまま出題)など、色々な面において開成生の理想の授業を展開なさる教師。 しかし、①(本気を出せば)教師としてのスペックは相当高い、②見ていないようで生徒のことをとてもよく見ている、③自分にとって鬱陶しいことに対しては怒る、④かつては熱血教師だったが、諸事情により今のようになった ということを踏まえておかなければならない。 全く異なるような授業を展開するATGとはしばしば比較される。 メイン装備 本…先生も内職してよいらしい
https://w.atwiki.jp/kumicit/pages/424.html
Kumicitのコンテンツ 英国情勢 英国の小中学校教師に対する創造論についての世論調査 英国Guardian が、2008年11月5~12月10日に行われた923名の小中学校教師に対して行われた世論調査について報道した: The Ipsos/Mori poll of 923 primary and secondary teachers found that 29% of science specialists agreed with the statement "Alongside the theory of evolution and the Big Bang theory, creationism should be TAUGHT in science lessons" Some 65% of science specialists disagreed with the statement. When asked if creationism should be "discussed" alongside evolution and the Big Bang 73% of science specialists agreed. ... The Ipsos/Mori poll also canvassed support for the more hardline position of only mentioning creationism in the context of dismissing it. It found that only 26% of all teachers and 46% of science specialists agree with Professor Chris Higgins, vice-chancellor of the University of Durham, who is quoted as saying "the only reason to mention creationism in schools is to enable teachers to demonstrate why the idea is scientific nonsense". ... The poll was conducted between 5 November and 10 December and the results are statistically weighted by sex, age and teaching phase to the known profile of primary and secondary school teachers in England and Wales. Many of the primary teachers polled for the survey may have a science specialism, but teach a range of subjects day to day. [ James Randerson "Would you Adam and Eve it? Quarter of science teachers would teach creationism" (2008/12/23) ] この報道によれば... 「Alongside the theory of evolution and the Big Bang theory, creationism should be TAUGHT in science lessons(理科の授業で進化論とビッグバン理論とともに、創造論を教えるべきである。)」に対して、理科教師 29%が同意・65%が不同意 「Alongside the theory of evolution and the Big Bang theory, creationism should be DISCUSS in science lessons(理科の授業で進化論とビッグバン理論とともに、創造論を論じるべきである。)」に対して、理科教師 73%が同意 「the only reason to mention creationism in schools is to enable teachers to demonstrate why the idea is scientific nonsense(学校で創造論に言及する唯一つの理由は、創造論が科学的にナンセンスである理由を提示するためである」に対して、理科教師の46%が同意 理科教師(小学校の場合は理科をスペシャリスト分野としている教師)でも、これとは、かなり深刻な英国の状況である。 教師全体だと、さらに深刻な状況: Stronglyagree Tend toagree Neitheragree Tend todisagree Strongly disagree Don'tKonw Agree DisAgree Q1 TAUGHT 14 23 12 17 30 4 37 47 Q2 DISCUSSED 24 42 8 9 14 3 65 23 Q3 UNSUPPORTABLEAS A THEORY 12 14 14 24 30 6 26 54 [ Teachers Dismiss Calls For Creationism To Be Taught In School Science Lessons ] このような調査結果について、Richard Dawkinsと、University College Londonの遺伝学の教授で、生物学科長であるSteve Jonesは次のように論評した: Steve Jones I find this very depressing. Do those teachers believe that they should also teach the possibility that water is H3O, that Bacon wrote Shakespeare and that babies are brought by storks? The logic is exactly the same and there is just as little, or as much, scientific controversy about the idea of evolution as there is about those of physics and chemistry. これは非常に憂鬱である。これらの教師たちは、「水がH3Oである」とか「ベーコンがシェークスピアを書いた」とか「赤ちゃんがコウノトリに運ばれる」という可能性も教えるべきだと考えているのだろうか? その論理は、まったく同じだ:ほとんどないか、あったとしても、進化論についての科学的論争は、物理学や化学にあるのと同程度だ。 Next year is, of course, Darwin Year the 200th anniversary of his birth and 150th anniversary of publication On The Origin of Species). It is my profound hope (likely to be disappointed) that teachers and everyone else should learn to stop treating him as a prophet, or a pariah, or a philosopher, or even as a trained ecclesiastic who turned to atheism and just take him for what he was, the greatest biologist in history. He made biology into a single science linked by the idea of evolution, rather than a bunch of ideologies. 来年は、もちろん、Darwin Yearである。Darwin生誕200年と「種の起源」出版150年である。私の深い望みは、いささか失望しそうだが、教師たちやその他の人々が、「Darwinを預言者や、のけ者や、哲学者や、無神論に転向した聖職者ではなく、Darwinのありのままの姿たる、歴史上もっとも偉大な生物学者であると考えること」を学ぶべきである。 Darwinは、進化の考え方によって、生物学を多数のイデオロギーではなく、ひとつの科学に結びつけた。 Richard Dawkins The 'Michael Reiss position' is defensible. Just as a chemistry teacher might discuss the phlogiston theory, or a physics teacher might discuss the Ptolemaic theory of the planets as history of science, so it is defensible to teach that there are people called creationists, and they believe what they believe. Michael Reissのポジションは擁護可能だ。科学誌として、化学の教師がフロぎストン理論を論じたり、物理学教師がプトレマイオスの惑星理論を論じるように、創造論者が創造論を信じていることを教えることは擁護できる。 But if teaching creationism 'alongside' evolution means what it seems to mean, it is no more defensible than teaching the stork theory alongside the sex theory of the where babies come from. しかし、進化論と並べて創造論を教えることは、赤ちゃんがどこから来るかについてセックス理論と並べてコウノトリ理論を教えるよりも擁護できない。 If 29% of science teachers really think creationism should be taught as a valid alternative to evolution, we have a national disgrace on our hands, calling for urgent remedial action in the education of science teachers. We are failing in our duty to children, if we staff our schools with teachers who are this ignorant or this stupid. もし、29%の理科教師が本当に進化論に代わる有効な理論として創造論を教えるべきだと考えているのなら、これは国家的問題であり、理科教師の教育について緊急対策が必要である。このような無知あるいはバカな教師を我々の学校においておくのは、子供たちに対する我々の義務の怠慢である。 [ Richard Dawkins and Steve Jones give their views on creationism teaching pol (2008/12/23) ] まさしく、そのとおりである。既に欧州評議会は、主としてHarun Yahyaによる欧州への創造論の展開に対抗する決議を成立させている。それにしたがって、英国政府は対処する必要があるだろう。
https://w.atwiki.jp/animeyoutube/pages/82.html
家庭教師ヒットマンREBORN! 標的141 再会[2/3] ★このページをお気に入りに追加! bookmark_hatena このページに登録されているタグ 家庭教師ヒットマンREBORN! アニメ 無料 動画 YouTube wiki家庭教師ヒットマンREBORN! 標的141 再会[2/3] 未来編 10年後ヴァリアー編 ハイビジョン制作 コメント 名前 YouTubeアニメ無料動画@Wikiのトップページへもどる 合計の人気ページランキング 君に届け デュラララ!! 『低燃費少女ハイジ』まとめ 第1話~第5話 イナズマイレブン けいおん!! バカとテストと召喚獣 あたしンち 四畳半神話大系 WORKING!! Angel Beats! 化物語 けいおん! 君に届け 第1話「プロローグ」 アクセス解析ログ けいおん! 第14話(番外編2)「ライブハウス!」 刀語 ぬらりひょんの孫 リクエスト・視聴不可・不具合報告 ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破 君に届け 第12話「恋愛感情」 昨日の人気ページランキング 荒川アンダーザブリッジ OP「ヴィーナスとジーザス」Full らき☆すた 第14話「ひとつ屋根の下」 【マイムマイム】マサオミマイム【紀田正臣】 君に届け 第13話「恋」 屍鬼 コメント/ひだまりスケッチ×365 第11話「9月28日 パンツの怪」 デュラララ!!ラジオ 略して デュララジ!! 第1回 デュラララ!! 公式パーフェクトガイド けいおん!の歌のシーンを集めてみた 今日の人気ページランキング にゃんこい! 第4話「美しい人」 おまもりひまり 第2話「海ねこスクランブル」 クレヨンしんちゃん シロをレンタルするゾ