約 61,787 件
https://w.atwiki.jp/tohokusf/pages/93.html
SF研2010/5/7読書会 藤崎慎吾「鯨の王」 by.羽羊 1.著者紹介 藤崎慎吾 本人紹介 1962年、東京都生まれ。埼玉県在住。米メリーランド大学海洋・河口部環境科学専攻修士課程修了。科学雑誌の編集者や記者、映像ソフトのプロデューサーなどをするかたわら小説を書き、1999年に『クリスタルサイレンス』(朝日ソノラマ)でデビュー。現在はフリーランスの立場で小説のほか科学関係の記事やノンフィクションなどを執筆している。日本SF作家クラブおよび宇宙作家クラブ会員。 著作 ノンフィクション→『深海のパイロット』『日本列島は沈没するか?』 長編→『クリスタルサイレンス』『ストーンエイジ』『蛍女』『ハイドゥナン』『鯨の王』 短編→『レフト・アローン』 2.登場人物 ≪スチュアート・ウィルソン≫メンバー 須藤秀弘(すどう ひでひろ) →髭面で中年体型の鯨類学者。酒癖が悪く、学会の嫌われ者で、妻と娘とは別居中。 秋道炎香(あきみち ほのか) →≪ドルフィン・シャーク≫のパイロットで人工知能フィンクの生前のトレーナー。 フィンク →≪ドルフィン・シャーク≫搭載の人工知能の片割れ(イルカ)でインターフェース。 デボラ・メイヤー →米バイオメッド本社の調査員。裏で『インティマーウ』と取引していた。 ≪ロレーヌクロス≫メンバー ドナルド・ライス →米海軍調査研究所の博士。原潜で起きた変死事件を調査するために派遣された。 ジェームズ・ヴィリンジャー →ロレーヌクロスのチーフ。ロレーヌクロスに関するある秘密を隠している。 ≪ポーハタン≫及び米軍メンバー ウィリアム・ロビンス →アプラ港海軍基地に送られた研究員。ライスと連絡を取り合っている。 エイブラハム・オールト →≪ポーハタン≫の艦長。原潜の事件で死んだ副長補佐の兄。 ケーシー・ホワイト →副長補佐。復讐のためにどこか変わってしまったオールトを不安に思っている。 テロ組織『インティマーウ』メンバー リョウ →日本人。シー・ジャック犯1。導師に心酔しており、そのせいで暴走することも。 ナーデル →導師の姪。シー・ジャック犯2。暴走したリョウに刺される。 スヌアッラー・イブラヒーム →導師。不老長寿の薬として『ユヌスの龍涎香』を求めている。 3.ストーリー プロローグ 攻撃型原潜≪ツーソン≫内で突如乗組員が変死する事件が起こる。 第一章 鯨類学者 須藤秀弘 須藤は発見された巨大クジラのサンプルを持ち帰るが、次の日何者かによってサンプルが盗まれる。 第二章 海底基地 ロレーヌクロス ライスは調査のため海底基地≪ロレーヌクロス≫に派遣される。骨の引き上げができず苛立つ須藤の元にバイオメッド社から接触がある。 第三章 潜水船 ドルフィンシャーク 須藤が≪スチュアート・ウィルソン≫に乗船する。ライスがROV(無人探査機)によってダイマッコウを発見するも、回収する前にROVは破壊されてしまう。 第四章 攻撃型原潜 ポーハタン ライスはAUV(自律型無人探査機)によってダイマッコウの映像を入手する。ドルフィンシャークがダイマッコウの鳴き声をキャッチするもフィンクに異常が起こり緊急浮上する。 第五章 艦長 エイブラハム・オールト ライス達はポーハタンと協力しダイマッコウの子鯨を捕獲するため麻酔を打ちこむも、ポーハタン内で変死者が発生する。ドルフィンシャークが魚雷で傷ついたダイマッコウを発見する。 第六章 テロ組織 インティマーウ 須藤はダイマッコウの生態に、ライスはロレーヌクロスの真実に少しずつ近づいていく。が、ダイマッコウの最大個体モービィの出現と≪ポコモーク≫の消失、≪スチュアート・ウィルソン≫のシー・ジャックが起こる。さらにAUV回収のためにロレーヌクロスを出たチャドがダイマッコウにより殺され、避難した地下チャンバーから食料を届けに行ったケンも超音波の餌食となってしまう。 第七章 巨獣 モービィ 須藤達はライス達との通信に成功する。一方で≪ポーハタン≫はダイマッコウ達を駆除しようと挑むも最終的に超音波による壊滅的被害を受ける。大量の核燃料を積んだ≪ポーハタン≫ごとダイマッコウ達を道連れにしようとするオールトを撃つホワイト。オールトの死とともに≪ポーハタン≫は沈んでいった。 第八章 パイロット 秋道炎香 ダイマッコウの用いる音文字(サウンドグリフ)の発見。ヴィリンジャーの告白。≪スチュアート・ウィルソン≫での発砲。そして≪ドルフィンシャーク≫のSモードの起動。撃ち込まれる電気銛。最後に待っていたのはモービィの怒りだった。 エピローグ ホノカはバイオメッド社を辞め、S大水産学部へ編入、須藤の元へ向かうのだった。 4.用語説明 ドルフィン・シャーク イルカとサメの中枢神経を使った人工知能搭載している。イルカの方は元はホノカがトレーナーをしていたフィンクの脳を使っている。パイロットのホノカも知らないが目標を追い電気銛を打ち込むという命令のみを遂行するSモードが搭載されている。 ROVとAUV (遠隔操作)無人探査機と自律型無人探査機。違いはROVは人間による遠隔操作のため範囲がケーブルの届く距離に限られるAUVはケーブルを介した制御を受けず、あらかじめ与えられた指示に従い人工知能が判断して探査する。 エアーサック(気嚢) 鳥などにみられる特徴で、これにより常に新鮮な空気を取り入れ続けることができる。まず吸い込まれた空気が肺と後気嚢に送られ、肺でガス交換された古い空気は前気嚢にためられた後に呼気として排出されるが、このとき後気嚢にためられていた新しい空気が肺に送られている。というのを繰り返している。ダイマッコウはこれを利用して困難な水中呼吸を可能にしている(これだけでなく血液も多くの酸素を取り入れられるようになっているらしい)。 音響イージスシステム 両舷側に取り付けられた何百枚もの振動板を用いて強い衝撃波を起こす。振動板の位相をずらすことで絞ったビームを動かすことも可能。基本的には防御用だが懐に潜り込ませれば攻撃用としても使える。 5.感想 題材が深海というまだ未開の部分も多い場所であり。騒動の原因(の一端)が放射性廃棄物の処理というような現実でもありえそうなことが原因ということもあって、このようなことが起こり得ないとは言い切れないなと感じた。たぶん人間は未開の地をどんどん開拓してその土地を利用していくんだろうから。将来的にノンフィクションにならないことを祈るばかりである。展開としてはメイヤー達が丸呑みされるのはモービィgjと思った。あと、須藤さんの家族関係は結局どうなるのだろう、妻が倒れて云々の話は別に伏線ではなかったようだし。ホノカさんの活躍に期待。
https://w.atwiki.jp/info_fukushima/pages/307.html
今のところ、メモ的なものです。 暫定規制値(暫定基準値) 2011年原発事故後に厚労省から通知された食品規制。 http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/80.html ※暫定基準値と呼ばれる場合が多いが、正確には暫定規制値 2011年4月により厳しい規制値に変更。 http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/237.html M.D.A (検出下限値) 検出下限値:放射能を検出する場合、精度は、機器の性能や条件(検出時間)に依存する。 Minimum Detectable Activity N.D 検出結果が検出下限値を下回った。という意味。 検査毎に検出下限値は違うので注意のこと。 Bq(ベクレル) ベクレルとは放射性物質が1秒間に崩壊する原子の個数(放射能)を表す単位 http //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%AB Bqは核種(放射性物質の種類)毎に違い、また、核種ごとに1Bqあたりの人体への影響は違うので注意。 Sv(シーベルト)とは別の概念なので注意。 詳しくはこちら http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/116.html Sv(シーベルト) シーベルトは、生体の被曝による生物学的影響の大きさの単位。 http //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88 平たく言えば、「mSvとか、シーベルトが体への影響を示す」ことになる。 例:100mSvは、1/1000Svである。 ※m(ミリ)は1/1000という意味。 ただし、同じ100mSvと言っても、(広島長崎のような)瞬時被曝の100mSvと、長期的な被曝の積算100mSvでは意味が異なる。もちろん瞬時被曝のほうが生物に与える影響は大きいとされている。 1年あたりなのか時間あたりなのか、これらを混同してはいけない。たとえば「10mSvの被曝」だけでは不十分で、どれくらいの期間で被曝したのかを表記することが重要。 「100mSv以下では、統計上、ガン死の増加は見えない」というのは、広島長崎の原爆による被爆者の統計を元にしたものなので、長期的な被曝(積算での)とは本来異なる。※要出典 シンチレータ 放射線があたると蛍光を出す物質 くわしくはこちら http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/295.html WBC ホールボディーカウンター whole body counter 内部被曝を計測する機械 http //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC 検出可能な計測対象はマンガン54、コバルト60、セシウム137などガンマ線放出核種[2]で、生体組織に吸収されずに体外へ漏出するガンマ線を体外に設置する検出器で計測し、微量放射性物質の定量分析や体内分布計測[3]など、内部被曝の検査に用いる。
https://w.atwiki.jp/info_fukushima/pages/37.html
食べる:調理や加工で放射性物質の摂取を減らす 福島や東北の農産物の放射性物質検査はND 現在、福島や東北の農産物の放射性物質検査結果を見ると、ほとんどのものはND(検出限界未満。極微量またはゼロ)。私は個人的に心配はないと思われます。 念には念を入れたい人。対策をさらにしたい人のために しかし、念には念を入れて家庭などで対策することは可能なので、その方法について下記にまとめました。 [米] 玄米で検査しているので、精米すればさらに放射性物質Cs137は取り除かれる 放射性物質検査の値については、米は玄米段階で検査するので、精米時には検査結果の1/3程度に減ることもあまり知られていません。そのかわりセシウムは胚芽に溜まる性質がありますのでご注意ください。(つまり玄米より精米した米のほうがより安全だということです。) 精米すると、セシウムは約1/3になります。 [関連リンク] 放射線検査について 福島の農産物について 福島の牛乳について 家庭でできる対策 水洗い:野菜や魚は、表面に着いた放射性物質を洗い流す。(ほぼ半減) 皮をむく:ジャガイモ・ニンジンは皮をむけばセシウムが半減。 玄米より白米:セシウムは胚芽に溜まりやすい。 参考リンク ※詳しくは、以下にさらに詳細な資料があるので、お読みください。 食品の調理加工による放射性核種の除去 http //politicsthepublic.blogspot.com/2011/06/blog-post.html より転載。 (ブログから転載時に文章構成、用語などを変更しています。) 参考資料:{1994年に原子力環境整備センターより発表されている資料 http //www.rwmc.or.jp/library/other/file/kankyo4_1.pdf ※詳細は、原本の確認をされることを強く勧めます。 農畜産物別 リスト 米 放射性降下物による汚染は、胚芽を除く白米にした時点でSr-90は80%除去される。Cs-137は65%除去される。 小麦 根を伝わって汚染された物で製粉時Cs-137、Sr-90、Mn-54、Co-60の20~50%除去される。 果菜(果実を食用とする野菜。キュウリ・ナス・トマトなど) 放射性下降物に寄る汚染は、水洗によりSr-90の50~60%が除去される。 葉菜(葉物類、ほうれん草・春菊・小松菜など) 放射性下降物に寄る汚染は、煮沸処理(あくぬき)を行うことによりセシウム、ヨウ素、ルテニウムの50~80%除去される。 畜産物(牛乳など) 牛乳に含まれる放射性核種はほとんどバターや酸凝固チーズには残らずホエーに集まる。 ※原乳の放射線検査では不検出レベル(検査能力の下限以下)2011.6.28現在 http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/30.html
https://w.atwiki.jp/hamaosenmatome/pages/126.html
http //news.kanaloco.jp/localnews/article/1201160044/ がれき処理で市民派議員会議が放射性物質を拡散させないよう求める要望書提出/神奈川 2012年1月17日 県内の地方議員で組織するかながわ市民派議員会議(代表・塔本正子逗子市議)は16日、震災がれきの受け入れ方針を示している黒岩祐治知事宛てに、放射性物質を拡散させないよう求める要望書を提出した。 要望はこのほか▽受け入れ対象や搬入・処理方法、放射能測定方法などを事前に公表し住民理解を得る▽受け入れは自治体の一般廃棄物の放射能濃度と同程度かそれ以下とする―ことなど5項目。首相や環境相らにも同趣旨の意見書を郵送した。 市民派議員会議は県内16市町の25議員が参加している。
https://w.atwiki.jp/info_fukushima/pages/300.html
「きっこ」氏への反論。 Twitterで多くのデマや誤解を拡散している「きっこ」と名乗る人物への反論。 この期に及んで「妄言」としか思えないことを発言しています。これをあの「吉田照美」氏がリツイートしてTwitter上で拡散。吉田氏はデマ&捏造報道を繰り返す上杉隆氏との繋がりが強い人です。 上杉隆はデマだらけのジャーナリスト:http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/204.html 明らかに事実誤認を前提としたデマ 一部の反原発団体やその支持者、陰謀論者が語る科学的に間違った前提を元に組み立てた、意図的とも言えるデマです。 これらの事実誤認を覆す資料は、このサイト内にあります。 https //twitter.com/kikko_no_blog/status/350629957732532226 ホントに日本を愛してるなら日本人を苦しめてる原発に反対するのは当然だし竹島や尖閣を日本の領土だと主張するのも当然だろ?あたしは日本を愛してるから原発にも反対してるしTPPにも反対してるし改憲にも反対してるし竹島や尖閣を日本の領土だと主張してる。あたしのどこが左翼なんだ? 反原発思想を持っていることの発言。反原発という思想については何か申し上げることはありません。 しかし思想のために「不安を利用して扇動する」のはダメです。このきっこという人物は福島瑞穂氏ともつながりがあります。 放射能の恐怖をあおる言葉には注意!http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/17.html https //twitter.com/kikko_no_blog/status/350630075038834691 原発事故、本来なら加害者は「自民党政権」と「東電」、被害者は「国民」なのに、「風評被害」という魔法の言葉で「生産者」と「消費者」、ようするに「国民」と「国民」の対立にさせられた。被災地の人たちが「風評被害」という呪文を口にするたびに本当の加害者を助けてるってことに気づいてほしい。 少しの放射能(放射性物質)も許容しない」という宗教や思想のようなものは思想の自由があるので問題はありません。宗教の戒律で豚肉食べてはいけない。とかお祈りしてない物は食べてはいけない。とかそういうのはアリだと思います。 ※今の被曝および法的基準で危険だという根拠が無いのに「危ない」「健康に問題が出る」と触れ回るのは風評を煽っている」と言います。言論の自由がありますが、根拠なしに自分の考えを押し付け、相手を名誉を貶めたり、不安を煽ったり、仕事を奪うする権利があるということではありません。 https //twitter.com/kikko_no_blog/status/350630367285350400 「原発事故は収束した」by野田佳彦、「放射能汚染水は海へは流出していない」by東電、「放射能は身体にいい」by中川恵一、「ストロンチウムは重いから遠くへ飛ばない」by石川迪夫、「将来ガンが多発しても皆さんの日頃の不摂生が原因」by山下俊一、「日本の原発は世界一安全」by安倍晋三 野田氏と安倍氏の発言は置いておきます。 中川氏の言う「放射能は体にいい」というのはおそらく発言の一部を切り取ったものでしょう。その発言だけ切り取れば驚くかもしれませんが、これはホルミシス効果のことを示唆しているのでしょう。実際にラドン(ラジウム)温泉が日本各地にあり、みなさん健康のために温泉に入っています。そこで健康被害が起きたという話も聞きません。 山下氏の言う「将来ガンが多発しても皆さんの日頃の不摂生が原因」というのは、「この低線量被曝では、影響が確認できる領域よりかなり下なので、影響は見えないほど小さい。なので、そんなことでストレスを感じるより、肥満や運動不足、栄養の偏りなどに注意して生活するほうが大事」という意味だと思います。 「実効線量100mSv以下では影響がわからない」というのは間違いで、「影響が見えないほど小さい」ということです。 カラダ:低線量被曝とガン、白血病http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/120.html 乱暴に聞こえるかもしれませんが、「くよくよ考えるストレスに比べれば、考える必要もない」ということだと思います。実際にはチェルノブイリでの健康被害で最大なものはストレスによるものです。きっこという人物が事実誤認を前提に不安を煽るデマのほうがよっぽど危険なわけです。 https //twitter.com/kikko_no_blog/status/350630575037612032 【1】あたしはチキンだ。3.11の何年も前から原発事故による放射能汚染の恐怖にビビって「原発反対」を訴え続けてきたくらいだから、福島原発が爆発した瞬間に生活も仕事もすべて投げ捨てて安全な場所へ避難したほどのチキンだ。だって人類なんかが放射能に勝てるわけないもの。 ビビるのは自由です。原発反対も自由だと思います。 爆発について。チェルノブイリ事故での原子炉が全て露出してしまったものと、福島の原発の建屋内に水素が溜まって爆発したものとは根本的に違います。原発の形式も違うので当然。さらに悲惨した放射性物質の量や質も明らかに違います。 https //twitter.com/kikko_no_blog/status/350630622756208645 【2】だからあたしは今も東日本の放射能汚染地帯で被曝しながら反対運動を続けてる人たちをリスペクトしてるけど、本音を言うと、あたしの好きな人たちには1日も早く東日本から避難してほしいと思ってる。自分や家族を犠牲にしてほしくないからだ。 ここから「不安の煽り」が始まっています。東日本どころか福島での(原発事故による)被曝量の追加は想定より小さいことが分かっています。 外部被曝:世界の高線量地域より被曝は少ないくらい。元々日本は自然放射線量が低い地域だった。 内部被曝:放射性セシウムでの追加被曝は放射性カリウムやポロニウム、炭素などに比べると「誤差程度」にしか増えていない。しかも60年代から70年代の核実験時代の放射性セシウム摂取量より、現在の福島県民のほうがかえって少ないという事実。 ※サイト内に説明あり 日本の放射性物質検査の法的規制は世界で最も厳しいレベルに抑えられています。実際に欧州からの食品で日本に輸入できなかったものがあります。 https //twitter.com/kikko_no_blog/status/350630719627853824 【3】福島周辺は当然として、千葉や東京の汚染度も尋常じゃないから、1~2年ならともかく、それ以上住んでたら子どもたちは完全にアウトだ。あたしは、あたしの知らない人たちはともかく、あたしの知り合いや友達だけでも助けたいと思ってる。 「アウト」とか言ってますが、「死ぬ」とか「ガンになる。」という言葉をイメージさせているんでしょう。これは完全な「デマ」ですね。前述の理由(外部被曝量、内部被曝量)により「子どもたちは完全にアウト」は妄言としか言えません。 後述しますが、放射性セシウムの摂取量(内部被曝量)は核実験時代の日本人の数値より低いので「アウト」なわけがありません。 さてチェルノブイリで多発した放射性ヨウ素による小児甲状腺ガンの多発が思い浮かびますが、チェルノブイリでは原発事故直後の放射性ヨウ素の摂取により多くの子供(特に就学前)が甲状腺に被曝しました。(等価線量)1000mSvが多発。今回の福島で甲状腺への被曝は推定で(等価線量)最大で30mSV程度。これでは比較になりません。 実際に福島県民の甲状腺調査と他県を比較しても、福島が甲状腺の問題が多くでているという結果は出ていません。 放射能による甲状腺がん・甲状腺調査について http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/44.html https //twitter.com/kikko_no_blog/status/350630702422835200 【4】だから言う。もう東京は終わったから、東京を捨てて新天地を目指してほしいと。空気を吸って、水を飲んで、普通に食べ物を食べてるだけで日々被曝し続けてく街なんて、どう考えても完全に狂ってるよ。一部の人たちのカネ儲けの犠牲になって死んでくなんて、これほどバカらしい人生はないよ。 空気吸入で(意味があるほどの)被曝をするはずがありません。比較的空間線量が高いところであっても「空気中に放射性物質が浮遊して、吸ってしまい被曝する」というのは明らかなデマです。土が大量に舞い上がる場所でわざわざ息を吸い込む趣味があれば、少しは被曝はあるのかもしれませんが、それでも微量でしょう。(バカバカしいので数値での根拠は出しません) 水は各自治体が検査しているので微量な放射性物質でも検知されれば発表されます。なので「水で被曝」もデマですね。 「食べて被曝」というのもデマ。そもそも人間はバナナ(もちろん米にも)などあらゆる食品に入っている放射性カリウムによって被曝しています。その量と比べると現在の放射性セシウムによる追加内部被曝量は微々たるもの。1~2%程度ではないでしょうか。 ※内部被曝量・摂取量については後述。 ※放射性カリウムと放射性セシウムには根本的な違いはありません。同様に放射線を出します。 http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/157.html https //twitter.com/kikko_no_blog/status/350630801358065665 厚生省が発表してるデータを見れば分かるように、もう東日本は農作物も魚介類も大半が放射能汚染されてるから、あたしはできるかぎり内部被曝を避けるために西日本に避難して西日本のものだけ食べてるけど、それでもずいぶん被曝してる。日本をこんな国にした自民党と東電を恨んでも恨みきれない。 「西日本に避難して西日本のものだけ食べてるけど、それでもずいぶん被曝してる。」と言いますが、根拠が非常に怪しいですね。 内部被曝量を測定するにはWBC(ホールボディーカウンター)検査が必要かと思いますが、それを受けたならどれくらいの被曝をしたか数値を出すべきです。 ※福島県民のセシウム等による内部被曝量は非常に低く抑えられており、健康被害がでるようなレベルではありません。核実験時代の内部被曝量の方が多いくらいなのです。 福島のWBCによる内部被曝調査 http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/281.html 核実験によるフォールアウト http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/89.html 摂取量: そもそも西日本の農水産物は放射性物質検査はされていませんので摂取量はわからないはずです。自主的に全て検査して、それでも「被曝してる」ということになると、中国から飛来する黄砂に含まれる放射性物質のほうが危険ということでしょうか? https //twitter.com/kikko_no_blog/status/350630887995617281 1kgあたり100ベクレル以上の放射能汚染水や放射能汚染土は「放射性廃棄物」として専用のドラム缶に密閉した上に分厚いコンクリートで固めた専用の施設で厳重に保管することが義務付づけられてるのに、今の日本は1kgあたり100ベクレルの野菜や魚が普通にスーパーに並んでるキチガイ国家。 日本の100Bq/kgという基準はとても厳しいんです。チェルノブイリでは当初粉ミルク18500Bq/kgの食品まで許していました。 ベクレルという単位は大きく見えてしまう単位と言えます。500Bq/kgの時でさえ内部被曝を1mSvを超えないように考えられた基準です。 http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/117.html 預託実効線量(=人体に対する影響)を、計算してみよう。http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/117.html 放射性物質(放射能)の食品規制 ver.2 (2012年以降) http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/237.html 実は福島県民が食事で摂取する放射性セシウムは1日0.3Bq程度ということが分かっています。これでは放射性カリウムによる内部被曝とくらべても誤差程度の追加被曝しかしていないことになります。 放射性物質の放射線を利用する医療が存在しますが、そういう医療では数億ベクレルの放射性物質を患者さんに投与します。1日1ベクレル以下の摂取で何か問題が起きるというほうが不思議です。バナナ一本の数十分の一の被曝で何か大変なことになる。と考えるのは放射線防護を全く無視した妄言ですね。 https //twitter.com/kikko_no_blog/status/350630969444794370 日本の食材は「ほぼ全滅」、スーパーやコンビニに並んでる大手メーカーの食品や飲料や缶詰からも放射性物質が検出されてるのに「国が定めた基準値以下だから問題なし」として3.11以前と同じに流通させてるキチガイ国家。もう「自分の身は自分で守るしかない時代」なう。 法的な基準というのは、「それを超えたら危険」という基準ではありません。安全のマージンを何倍も見ています。先述したように500Bq/kgでも問題はないでしょう。実際福島の原発事故までは、EU(欧州)の基準は1200Bq/kg(食品種別による)でした。日本の基準の影響を受けて事故後500Bq/kgに厳しくしました。 放射性物質(放射能)の食品規制 ver.2 (2012年以降) http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/237.html 「福島、東北が放射能で病気が増えたりしない理由」 こういうことは既に何度もこのサイトで書いてきたので過去にかいた記事を(よければ)読んでください。 「東北、東日本がもうダメだ」と思いたい人には不快でしょうけど、私が思う「福島、東北が放射能で病気が増えたりしない理由」がこちらです。 http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/205.html 専門家にも注意 くわしくはこちら http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/103.html 結論:きっこ氏の言うことは妄言である。 これはカルト宗教による「終末思想」的な不安煽りですね。放射能への不安を政治や運動に利用しているように見えます。あまりにも科学的な常識からかけ離れた妄言で、放射能について無知な人たちを「放射能カルト」に巻き込んでいるわけですから。 日本は全滅。のようなことを言っていますが、実際には日本より放射線防護基準(や安全基準)が厳しいところはあるんでしょうか? ※とりあえず、急いで書いてみましたので後日追加補足するかもしれません。2013年6月29日
https://w.atwiki.jp/marowiki/pages/472.html
目次 【時事】ニュースシーベルト sievert ㏜ RSSシーベルト sievert ㏜ 口コミシーベルト sievert ㏜ 【参考】ブックマーク 関連項目 タグ 最終更新日時 【時事】 ニュース シーベルト ハイテク時計の最高峰クストス(CVSTOS)とは?その魅力に迫る | 高級腕時計専門誌クロノス日本版 - クロノス日本版 1F廃炉最前線… 使用済み燃料取り出し (福島中央テレビ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 著名人だから?希望者は多いはず!日産、伊藤かずえさんの「シーマ」をレストア (2021年12月10日) - エキサイトニュース 【MLB】マイナーリーグ部門のルール5ドラフト開催 合計51人のマイナーリーガーが指名を受ける(MLB.jp) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 売上半減でも、利益を1.5倍、利益率を3倍にする方法 - ダイヤモンド・オンライン 福島原発事故後の“安全”PRの裏には(週刊金曜日) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース がん検査「CT」「MRI」「PET」はそれぞれわかることが違う【がんと向き合い生きていく】(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 韓国政府「福島原発処理水の海洋放流シミュレーション、短期的影響にのみ集中」=韓国報道(WoW!Korea) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【新刊案内】世界のカーボンニュートラル燃料 最新業界レポート ― 水素・アンモニア・合成燃料・バイオ燃料 ― 発行:(株)シーエムシー・リサーチ - PR TIMES 福島・大熊町で準備宿泊 父の命日、墓前に「家に泊まれっど」(毎日新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 世界に500台だけのアルファ ロメオ「ジュリア GTA/GTAm」について、開発責任者に聞く(Impress Watch) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ケイティ・ペリー、故エルヴィス・プレスリーに扮した米ラスベガス常設公演のティーザー公開(Billboard JAPAN) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 原子力災害時の対応確認 福島県内、浜通りで震度6強想定訓練(福島民友新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 処理水放出の影響「極めて軽微」 福島第1、環境評価を公表―東電 - 時事通信ニュース サッカーゴールの一部から放射線検出、運動場の一部を立ち入り禁止に - 読売新聞 数十シーベルトの“巨大な壁”…福島第一原発2号機 - テレビ朝日 失敗学の研究者が見た、日本人の「ゼロリスク」信奉(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 復興拠点87%が除染済み 「戻りたい」避難者減少(共同通信) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 咽頭がんで2人労災認定 福島原発で事故後作業―厚労省 - 時事通信ニュース 原爆による「黒い雨」は冷戦によって隠蔽され続ける【田部康喜のTV読本】(Wedge) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 原子力災害時の「甲状腺モニタリング」方針、固まる - OurPlanet-TV 南相馬の避難解除、住民控訴 「適法」判決に不服(共同通信) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース NASAが被曝線量制限の緩和を検討、女性宇宙飛行士の機会開く - MITテクノロジーレビュー 原発避難計画、福島の教訓は生きていますか? - 朝日新聞デジタル 日本製鉄工場で5月に被ばく事故 2人入院 兵庫県警が捜査 - 毎日新聞 - 毎日新聞 日本製鉄工場で社員2人被ばくか 年間限度量の数十倍の可能性も - NHK NEWS WEB 福島第一原発 ゲル状の塊は水や放射性廃棄物の混合物 東電 - NHK NEWS WEB 汚染水対策土のう、10年たって足かせ 26t「厄介な存在」に - 毎日新聞 - 毎日新聞 なるほドリ・ワイド:今さら聞けない原発処理水のトリチウムって?環境や人体の影響は - 毎日新聞 - 毎日新聞 福島原発の処理水放出に噛みついた中国・韓国の無知・非科学 - NEWSポストセブン チェルノブイリ原発事故から35年 ウクライナ、今も依存度が世界3位の理由:朝日新聞GLOBE+ - GLOBE+ トリチウムってどんな物質? 海洋放出後に必要なこと - 朝日新聞デジタル コンテナ4000基 中身不明 福島第一原発 - 中日新聞 原発事故時「車で避難」、既にほころび 職員、協定…全て不確か - 毎日新聞 - 毎日新聞 あれから10年、2021年の福島の「今」(前編)|スペシャルコンテンツ|資源エネルギー庁 - 経済産業省 「医療被ばく世界一」の日本 | Dr.中川のがんのひみつ | 中川 恵一 - 毎日新聞 福島第1原発 廃棄物保管エリアの地面に高線量の塊 - 産経ニュース 続「福島の話をしよう」 東日本大震災での原発事故の被ばくで住民のがんが増えることはありえない - 読売新聞 医師が見たフクシマ 「被ばく」という見えない敵との闘い【震災10年 いま再び電力を問う】 - J-CASTニュース 首都圏 依然2万3000トン 原発事故による指定廃棄物の総量と内訳 - 東京新聞 首都圏の子育て世代が震撼した「3月21日の雨」 放射能から子どもを守ろうと活動した母親たち - 東京すくすく 日常に潜む放射性物質の影:原発事故と福島のいま(1) - WIRED.jp 「福島県民がん増える可能性低い」 被曝線量を下方修正 - 朝日新聞デジタル 原発事故10年「終わりなき除染」 手つかずの森林や河川、新たな汚染源に(猪瀬聖) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 原発事故の放射性物質、52京ベクレル放出…森林に残る[歳月]<4> - 読売新聞 放射線防護の考え方「年1ミリシーベルト」削除へ〜放射線審議会 - OurPlanet-TV 【活写2021】原発のまち 復興まだ遠く 福島県大熊町・東日本大震災10年 - 産経ニュース 宇宙飛行士の放射線被ばく量の上限を、NASAが引き上げようとする理由 - WIRED.jp 【検証・除染】想定外の「住民主体」 法施行前、定まらぬ枠組み - 福島民友 放射能汚染の修復 道半ば 科学踏まえ福島復興策を - 日本経済新聞 福島・浪江町の大堀相馬焼職人 逆境乗り越え再開に苦闘<あの日から・福島原発事故10年> - 東京新聞 福島第一に放射線量が極めて高い設備、「数時間で人が死に至る恐れ」…廃炉工程遅れる可能性 - 読売新聞 福島第一原発事故による放射性物質汚染の実態~2019年、福島県二本松市の汚染の現状と黒い土|NetIB-News - NET-IB NEWS 除染を徹底してほしい 国の方針に疑問拭えず【復興を問う 帰還困難の地】(48) | 福島民報 - 福島民報 【検証・県民健康調査】妊産婦、放射線影響なし...不安除く材料に - 福島民友 <ふくしまの10年・イチエフあの時 続く苦闘編>(2)失職恐れ、線量隠す - 東京新聞 空間線量と個人の被ばく線量の関係は? - シノドス 「費用と時間の問題」 除染継続に批判の声も【復興を問う 帰還困難の地】(43) | 福島民報 - 福島民報 除染巡り二つの基準 安全なのか、戸惑う住民【復興を問う 帰還困難の地】(42) | 福島民報 - 福島民報 福島第一、高濃度の汚染部分が判明 廃炉工程見直しか - 朝日新聞デジタル 【証言あの時】元環境相・細野豪志氏 中間貯蔵...政府側キーマン - 福島民友 【検証・放射線】除染長期目標...年間1ミリシーベルト『懸念』 - 福島民友 すでに0.02ミリシーベルト被曝……福島1F勤務初日の“緊張の一瞬” - 文春オンライン 人体影響の単位は「Sv」:坪倉先生の放射線教室:福島民友新聞社 みんゆうNet - 福島民友 福島第1原発3号機内部、毎時108ミリシーベルト 規制委が調査映像公開 - 毎日新聞 - 毎日新聞 【証言あの時】前伊達市長・仁志田昇司氏 地域実態分かってない - 福島民友 <ふくしまの10年・雪が落とした災い>(4)車内で線量計振り切れ - 東京新聞 福島の子どもの放射線被ばくは、甲状腺がんのリスクを上げるレベルではない - シノドス 福島第一原発の処理水放出による被ばく影響はあるのか? - シノドス 安全・安心を第一に取り組む、福島の“汚染水”対策⑥処分による放射線の影響をどう評価する? - 経済産業省 福島第1の処理水 放出の放射線影響「十分小さい」 経産省試算 - 日本経済新聞 33年後のチェルノブイリ訪問 にぎわう立ち入り禁止区域、消えない不安 - BBCニュース 除染後も深刻な高線量、グリーンピース調査 - 東洋経済オンライン 線量は最大毎時43シーベルト 福島第1原発2号機調査 - 毎日新聞 - 毎日新聞 「福島の11歳少女、100ミリシーベルト被曝」報道は正しかったか - 現代ビジネス 「毎時0・23マイクロシーベルト」一人歩きした安全基準 国審議会、実態との乖離指摘 - 産経ニュース 11歳100ミリシーベルト被曝の疑い 福島第一事故で - 朝日新聞社 安全・安心を第一に取り組む、福島の“汚染水”対策③トリチウムと「被ばく」を考える - 経済産業省 シーベルト人のための値:坪倉先生の放射線教室:福島民友新聞社 みんゆうNet - 福島民友 放射線量、有事の基準値設定を|薬事日報ウェブサイト - 薬事日報 放射線被曝の誤解、「年間100ミリシーベルトまで安全」は本当か? - ダイヤモンド・オンライン 【原発最前線】数十秒で死亡…いちエフ毎時500シーベルト超えの衝撃 東電が火消しに躍起の「放射線量上昇」誤報 - 産経ニュース 福島2号機・カメラ2時間で不具合/650シーベルト高線量が影響か - しんぶん赤旗 福島第一原発2号機の放射線量が過去最悪を記録か。人なら数十秒で死に至る毎時530シーベルトと推定 - ギズモード・ジャパン 530シーベルトの衝撃 福島2号機、見通せない廃炉 - 朝日新聞 格納容器、最大530シーベルトの線量推定 福島2号機 - 朝日新聞 【被曝リスクを検証する(下)】「上限20ミリシーベルト」に上がる懸念の声 科学的根拠を聞き入れず不安ばかりに駆られる福島の現状 - 産経ニュース 【主張】1ミリシーベルト 呪縛解き現実的な数値を - 産経ニュース 【にっぽん再構築(3)】民主党政権「1ミリシーベルト」の呪縛なお 除染に最大5・1兆円 「費用対効果得られぬ」 - 産経ニュース 原発作業員、被曝上限250ミリシーベルト 厚労省検討会 - 日本経済新聞 「100ミリ・シーベルトまで安全」は本当か?「帰還基準緩和」で注視すべきポイント - ダイヤモンド・オンライン 外部被曝、最大25ミリシーベルト 福島県が県内の2万4千人分析 - 日本経済新聞 福島原発周辺の被ばく線量、最大23ミリシーベルト - 日本経済新聞 なぜ人は20ミリシーベルトを許容できないのか 『安全』でも『安心』できない心の問題を探る - WEDGE Infinity 福島原発で10シーベルト以上の放射線量 過去最大 - 日本経済新聞 2号機 たまり水1000ミリシーベルト超/東電 「1000万倍」の発表訂正 - しんぶん赤旗 原発作業員6人が10万マイクロシーベルト|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 「ミリシーベルト」「マイクロシーベルト」とはどんな単位なのか、どのくらいから危険なのか?放射線量計測単位のまとめ - GIGAZINE 「シーベルト」や「cpm」 放射線測る単位どう違う - 日本経済新聞 放射線、年100ミリシーベルトで人体に影響 - 日本経済新聞 sievert T-モバイルの名物CEOが来春退任へ--WeWorkへの移籍は否定 - CNET Japan ㏜ gnewプラグインエラー「㏜」は見つからないか、接続エラーです。 RSS シーベルト #gnews plugin Error gnewsは1ページに3つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 sievert #gnews plugin Error gnewsは1ページに3つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 ㏜ #gnews plugin Error gnewsは1ページに3つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 口コミ シーベルト #bf sievert #bf ㏜ #bf 【参考】 ブックマーク サイト名 関連度 備考 Wikipedia ★★ 関連項目 項目名 関連度 備考 研究/セシウム ★★★ 研究/放射能 ★★★ 研究/ベクレル ★★★ 研究/ガイガーカウンター ★★★ 研究/放射性物質 ★★★ 研究/放射線 ★★★ 研究/科学 ★★★ 研究/原子力発電 ★★★ 研究/被曝 ★★★ 研究/スウェーデン語 ★★★ 研究/修正係数 ★★★ 研究/吸収線量 ★★★ 研究/グレイ ★★★ 研究/線量当量 ★★★ 研究/等価線量 ★★★ 研究/荷重係数 ★★★ 研究/中性子線 ★★★ 研究/レム ★★★ タグ 科学 最終更新日時 2012-12-14 冒頭へ
https://w.atwiki.jp/dunpoo/pages/519.html
■廃棄物・リサイクル06 より続く 0129 下水の汚泥、焼いたら金…長野の施設500万円の収入 [読売] 0315 ごみ戦争終結、東京23区が負担金を江東区などに支払いへ [読売] 1030 家電リサイクル、料金後払い維持で合意 [朝日] 1029 廃プラ、焼却7割 主要都市調査 埋め立て限界 [朝日] 名前 コメント ↑ご自由にコメントをお書き下さい。 0129 下水の汚泥、焼いたら金…長野の施設500万円の収入 [読売] 長野県諏訪建設事務所は28日、諏訪市豊田の県の下水処理施設の汚泥焼却灰に1トンあたり1890グラムの金が含まれていたと発表した。 昨年10月に金属製錬会社に抽出処理を依頼した1・4トン分の売却収入約500万円が今月末に入る。 諏訪地方には精密機械工場が多く、汚泥の金は流域の工場が金メッキなどで使った排水が影響しているとみられる。これまでは、廃棄物として処理していたが、ここ数年の金の価格高騰で、金を取り出す処理をしても採算が合うようになった。今年度中に計5トン分の売却を予定しており、経費を差し引いた売却益は約1500万円が見込まれる。 同建設事務所は「産業廃棄物として経費をかけて処分していたものから収入が得られ、ありがたい。売却益は流域下水道の整備に活用したい」としている。 (2009年1月29日01時02分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20090129-OYT1T00090.htm 0315 ごみ戦争終結、東京23区が負担金を江東区などに支払いへ [読売] 東京23区の区長で作る「特別区長会」は14日、可燃ゴミを自区内で処理しきれない区などでゴミ1トンにつき1500円の負担金を集め、他区のゴミを大量に引き受けている江東区などに支払うことで合意した。 年間約270万トンにのぼる23区のゴミの6分の1を引き受けてきた江東区は年約2億円以上を受け取る一方、清掃工場をもたない新宿区は1億円近く払うことになる。 1970年代から続く「ごみ戦争」は一定の決着をみた形だ。 負担金を支払うことになるのは、2006年度の処理実績で推定すると、千代田、台東、中野、文京など清掃工場をもたない6区を含む14区。新宿区の8900万円が最高で、全体で約4億5000万円を集める。受け取るのは江東、墨田、北、中央など9区。導入の時期などは今後、副区長会で決める。 ゴミ処理を巡っては、1960年代から70年代にかけて、都内のゴミの多くを埋め立てていた江東区夢の島にハエが異常発生するなどして社会問題化。71年9月には、当時の美濃部亮吉知事が「ごみ戦争」と呼んで非常事態を宣言、72、73年には、江東区議らが杉並区からのゴミ搬送を実力で阻止する騒動も起きた。 しかし、その後も一部の自治体にゴミが集中する状況は変わらず、一昨年10月、江東区の超党派の議員グループが処理負担の公平化を求める要請書を特別区長会に提出していた。 江東区の山崎孝明区長は「都民全体の利益を考え、受け入れてきた経緯がある。ごみ減量化を進め、負担金制度に頼らずに済むような状況を目指したい」としている。 (2008年3月15日03時10分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20080315-OYT1T00012.htm 1030 家電リサイクル、料金後払い維持で合意 [朝日] 2007年10月30日23時07分 家電リサイクル制度の見直しを検討している経済産業、環境両省の合同審議会は30日、リサイクル料金の後払い方式を維持する方向で大筋合意した。薄型テレビを対象に加えるなど見直し案の骨格でも、ほぼ一致した。 現行制度は、ブラウン管テレビなど4品目が対象。小売店に収集・運搬、メーカーにはリサイクルの義務を課し、消費者が廃家電を引き取ってもらう際にリサイクル料と収集・運搬料を負担する後払い方式だ。 審議会では、不法投棄防止などを狙いに「購入時にリサイクル料金を支払う前払い方式に変えるべきだ」との意見もあったが、「販売済み家電への対応が難しい」などの欠点も指摘され、変更は見送られた。 廃家電が法律で定められるルート以外に横流しされるのを防いだり、リサイクル料金の透明化を進めたりする政策を優先すべきだとの意見が強まったことも影響した。 URL http //www.asahi.com/politics/update/1030/TKY200710300348.html 1029 廃プラ、焼却7割 主要都市調査 埋め立て限界 [朝日] 2007年10月29日08時03分 「不燃ごみ」扱いされることの多かったプラスチックごみを「可燃ごみ」として焼却処分する自治体が急増、政令指定都市、県庁所在地市合わせて50の主要都市では7割にのぼっていることが朝日新聞社の調べでわかった。背景には焼却処分に方向転換する東京23区同様、焼却炉の性能向上でダイオキシンなどの排出が抑制される一方、埋め立て用地の確保が困難になってきていることがある。ただ、安易な焼却はごみ減量化への動きに水を差しかねないとの懸念もある。 調べによると、プラスチックごみを焼却しているのは青森、大阪、熊本など33市。埋め立てが札幌、津、徳島、長崎など6市。物によって焼却と埋め立てを併用しているのが千葉、神戸、山口など10市。すべてリサイクルが鳥取市。過去5年で前橋、新潟、大分など11市が焼却に変えた。埋め立てだった東京23区は10月から一部を焼却、来年度全面実施する。 容器包装リサイクル法のもとでリサイクルしているのが32市あった。 環境省によると、全国の市区町村の約4割がプラスチックごみを「不燃ごみ」として収集しているが、名古屋市のように「焼却不適物」として収集した後大半を燃やしている市もある。実際に焼却している自治体の数はもっと多く、今後も増加しそうだ。ただ、地元住民との約束などで焼却ができない自治体もある。 焼却処分を後押ししたのは02年のダイオキシン規制強化だ。ダイオキシン発生抑制のために高温焼却が義務づけられ、焼却炉の改修や新設が進んだ。この結果、熱量が高く炉を傷めるとして埋め立て処分していたプラスチックごみも燃やせるようになった。 一方で、埋め立て処分場が限界にきているのも事実だ。さらに、環境省が05年5月、自治体に通知した廃棄物処理法の基本方針も拍車をかけている。「プラスチックごみは埋め立てを避け、焼却施設での発電など熱回収が適当」との内容だ。 しかし、安易な焼却処分に警鐘を鳴らす意見もある。倉阪秀史・千葉大准教授(環境政策)は「燃やせばごみの一生は終わりになってしまう。埋め立てよりはまだいいが、再使用やリサイクルして有効に活用した後、燃やす以外に方法がなくなってからにすべきだ」と指摘。ごみ減量化の動きにつながる政策を打ち出すことが先決、と主張する。 URL http //www.asahi.com/life/update/1028/TKY200710280132.html
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1692.html
※ 宣伝 『ふたば系ゆっくりいじめ 385 どうしてそう思ったの?』 のおまけ的なSSです /宣伝 ここ、泥輪町には、『ゆっくり清掃工場』に並び、ゆっくりを利用した画期的な施設がもう一つある。 これはガチで世界初の施設だ。 世界中が注目していると言っても過言ではなかった。 『ゆっくり清掃工場』を中破せしめた大地震も、この施設には傷一つ与えることすら叶わなかった。 それはつまりどれだけ予算が投じられ、災害対策が成されているという事なのだが、 途方も無いほどの巨額がこの施設に投じられたという事を物語っていた。 では、その施設がどのような役割を果たすのか、少し見てみよう。 最終地獄 ~または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか~ 深く、深く、地下深く。 施設内。 ある一人の男が、無人の通路を歩いている。 その表情は――見えない。 男は防護服を纏っていた。それも、凄まじく厳重なものを。 通路の奥深く、そこで彼は一旦止まる。 目の前には重厚極まりない鉄――何かしらの金属――の扉があった。 懐からカードキーを取り出し、通し、12ケタの暗証番号を入力する。 それで漸く、扉は開くのだ。 扉に備えられたバルブが自動回転し、ゆっくりと大気を吹く。 調圧完了。 1~2メートル程の分厚さを誇る厳しい金属板が開いていく様は、なんとも壮観だろう。 ―――まるで核シェルターだな。 男は毎回、ここに来る度にそんな事をふと考える。 いや、間違ってはいないのだろう。 一つ違うとするなら、これは外からではなく内からの……… 扉が開ききった。男は考えを打ち切る。 部屋の中へと進む。 そこにはまた扉が。 更にその先には、もうひとつ扉が待ち構えているだろう。 三重の封印、そんなものが果たして必要なのかどうか。 あんなに可愛くて、安全……?なのに。 彼は時々そのことを疑問に思う。 ここまで仰々しい過程をこなさねば彼は「彼女たち」に出会う事は出来ない。 そういう決まりなのだ。 だが、それを苦と思った事は一度も無い。 なんたって、彼は「彼女たち」が好きでこの仕事を選んだようなものだからだ。 最後の扉が開く。 防護マスクの下で、最高の笑顔を浮かべながら――― 「ゆっくりしていってね!!!」 「うにゅ?」 「うにゅ!おにーさん!」 「おにーさんだ!」 「うにゅ!!ゆっくりしていってね!!!」 ここは、世界初の放射性廃棄物、その最終処分場。 通称「しゃくねつじごく」である。 「さぁみんな、ご飯だよ。沢山お食べ」 『うにゅーーーっ!!!』 おとこはおくう達に『ご飯』を振舞う。 勿論それはただの食料ではなく、それどころか世界でも有数の危険物質と呼べる代物だった。 青かったり、光ってたり、なんだかradっぽい石とか何とかかんとか。 とにかくそういう尋常の神経の持ち主ならば一度たりともお目にかかりたくないものを、おくう達は食べている。 それも幸せそうに。 男も幸せそう。 別に脳が放射線でやられたとかそういう訳ではない。 単純におくう達の姿を微笑ましく眺めているのだ。 ここでもう一つ追加設定。 ゆっくり達が無生物ならばなんでも餡子に変換することはもう前作とかで散々に挙げた。 そして、特定のゆっくりには好みというものが存在するのだ。 例えば、ゆっくりもこう。 彼女は主に焼き鳥と灰を好んで食べる習性がある。 他にも、ゆっくりひなは不幸、というか厄、ゆっくりにとりは機械(をバラす)、ゆっくりめでぃすんの毒物。 ありすのとかいは、ぱちゅりーの本好き、ゆうかの植物を栽培する、といった行動もこの好みの範疇とされる。 (あと、てるよふは怠惰が好物で、よく惰眠を貪っている、なんつって) そしてこのゆっくりおくうは、核燃料、あるいは廃棄物を好物とするのだ。 おまけに放射能などはほぼ消える。 とんでもない厨ゆっくりである。 「お兄さん、いつもごはん、ありがとね」 「いや、お礼なんていいんだよ。好きでやってるんだし」 そう言いながら彼の横にちょこんと腰かけ、何やらヤバそうな物をパクついているのは、 胴付きのゆっくりおくう(以後、彼女をうにゅほと呼称する)。 1000匹にもなるこの部屋唯一の胴付きゆっくりである。 彼は微笑みながらその様をじっくりと鑑賞する。 実際好きでもないとこんな仕事やってられないだろう。 「………お兄さん、ちょっと……食べてるの見られると、はずかしい、かも」 「あっ、ごめん!あっち向くから!ゆっくり食べててね!」 「ん、ありがと……ごめんね」 放射能が飛び交う中でラブコメじみた会話を繰り広げるふたり。 『うーにゅ、うーにゅ、しあわせー!!!』 ぺかー 「おお光った、綺麗だなぁ」 クァンタムな食料を咀嚼、訂正、飲み込み、喜びの声を上げるおくう達。 その身体からはなんとも綺麗な、チェレンコフっぽい青い光が漏れ出している。 綺麗の二文字で済ます辺り、この男、神経ぶっといなぁ、である。 元々彼は、ゆっくりおくう種が病的なほどに好きだった。 それが高じて、原発職員――当時からおくう種は原発で利用され始めた――に就職したほどだ。 幸せだった。例えようも無く幸福だった。 ガラスの向こう、遠くから眺めるゆっくりおくうの姿。 それだけで毎日胸が高鳴っていた。 そこに振って湧いた最終処分場「しゃくねつじごく」の話。 1000匹単位のゆっくりおくうと(防護服越しに)触れ合えるなんて。 右を見ても左を見ても上も下もおくうだらけ。 一も二も無く彼は飛びついた。 狂喜して他の職員から仕事を奪い、毎日こうしてうにゅほと会う始末である。 ついでに、此処「しゃくねつじごく」では副業的に、 原発の真似事、つまり原子力発電も行われている。 「副業でやるもんじゃねぇだろソレ」とかツッコミが入りそうであるが、そんなもん知らん。 ………泥輪町がゆっくり清掃工場だの、放射性廃棄物の処分場(兼原発)だの、 バイオハザードかクライシスパニックでも引き起こしたいかのような施設ばっかり建ててるんだ、 という疑問には答える事は出来ない。 ぶっちゃけるならそういう設定だからだ。 こまけぇこたぁ(ry それにそのお陰もあってか、泥輪町、ひいては虹浦市には莫大な補助金が下りている。 「……で、『この家には囲い(サークル)が出来たのかね?』って上司が言ったんだよ。 そこで僕は答えたね。 『へぇ、そいつはSir Cool!(かっこいー)』ってさ」 「……う、うん…………あの、お兄さん?」 「うん?」 「このまえ言ってた、ゆーえんちのこと、教えて?」 「うん、いいよ。えっとね、遊園地ってのは………」 彼はうにゅほに毎日こうして、食後に外の世界の出来事を教えている。 そうして欲しい、と、うにゅほにせがまれたからだ。 彼女とおしゃべりできるのは彼にとって至上の喜びであり、断る理由など一つもないため、 出来得る限りの話題を毎日探しては話している。 「そんで、ジェットコースターってのが酷くアクロバティックな乗り物で………あ」 男の左腕、そこに巻かれた時計が鳴る。 これは合図だ。残酷な合図。 「………今日も、これでおしまい?」 「……うん、ごめん」 酷く悲しげなうにゅほの顔を正視しきれずに、俯きながらも肯定する。 一日につき1時間、それが彼にとってうにゅほと一緒に居られる時間だった。 それももう、過ぎ去ろうとしている。 「これ以上は規定で罰則になっちゃうから。 本当に、ごめん。 ………明日も、絶対来るから……それじゃ」 「……まって、お兄さん!」 謝り立ち去ろうとする男の防護服を、うにゅほが掴んだ。 くしゃりとよれる程度の、非力な握力。 しかしそれは、男を引き止めるには十分すぎるほどだった。 「………ほんとうに、明日もきてくれる?」 「もちろん、約束するよ」 そっと、彼の背に頭を預けるうにゅほ。 防護服というどうしようもない隔たりを介して、うにゅほの体温が伝わる。 脱ぎ捨てたい。 こんなもの脱ぎ捨てて、彼女を抱きしめてやりたいと、男の脳裏に衝動が走っていた。 「……ごめんね、わがまま言って。お兄さん、私とのやくそくやぶった事ないもんね。 …………嫌だったよね、お兄さん」 「嫌じゃない!」 思わず、叫んでいた。 振り返り、少ししゃがみ、うにゅほの肩を掴む。 「うにゅっ」と彼女は少し怯んだようだが、関係ない。 兎に角、想いをぶつけてやる。 後悔はその後だ。 「僕は嫌だと思った事なんて一片も無い! 僕がこんな場所まで来る理由、それは君達に、いや、君に会う為なんだ! そうでなけりゃ元からここの職員になろうとすらしなかった!! いいかい、僕は、君が好きなんだ! 分かったら二度とそんな事を言わないでくれ!」 「え………あ……う、うん………」 一言ずつ喋る度に、うにゅほの顔が赤く染まっていく。 防護マスクに遮られてよく見えないが、きっと彼も似たようなものだろう。 だが収まらない。 この程度では収まるはずも無かった。 うにゅほの額に、マスクをぴたり、とつける。 特に意味は無いが、気持ちの問題だ。 そっと、彼女にだけ分かる程度の声で話しかける。 「…………いつか絶対、君を此処から連れ出して見せる。 今は無理だけど、いつか、絶対だ。 だから、それまで我慢しててくれ」 「……え………?」 うにゅほの瞳が、驚きに見開かれる。 今まで思いつきすらしなかった外への想い。 それを彼は連れ出してくれるというのだ。 じんわりと、胸から何か温かいものがこみ上げてくる。 「……えっ、あぁっ!? 泣いてるっ!!? ご、ごめん、僕、君の事を考えずに、勝手に……」 「………ううん、ちがうの、お兄さん………」 とは言っても、涙は止まらなかった。 ぽろぽろと、透明な雫が落ちていく。 慌てふためく彼に、出来る限りの笑顔をのせて、 「嬉しいの。ありがとう、お兄さん」 うにゅほはそう囁いた。 「うにゅー、おにーさん、いっちゃうのー?」 「ばいばーい」 「またきてねー」 「それじゃ、お兄さん。また明日。 ………やくそく、忘れちゃやだよ?」 「HAHA、任せなさい。 明日また君達の元に必ず参上します、ってね。 ………いかん、もう時間ギリギリだ」 再び開いた扉に身を挟んで、男は今日最後となるおくう達との会話を交わす。 見送りには1000体のゆっくりおくう(と、それなりの量の残留放射能)。 彼にとっては名残惜しい。 また明日の同じ時間を夢見て、職務に復帰しなくてはならない。 「よっし、それじゃ、また明日。 ………うにゅほ、さっき言ったこと、本気だからな。 ちゃんと考えててくれよ」 「…………うん、お兄さん」 「うにゅ?」 「うにゅほ、さっきいったことってなにー?」 「おくーたちにもおしえてー」 ぴょんぴょんとうにゅほに群がるおくう達。 もちろん、その程度で彼女が喋る事は無かった。 少しずつ、扉が閉まっていく。 「………あのっ、お兄さん!」 「えっ、あっ、何!? もうすぐ扉閉まっちゃうよ!!」 もうほぼ完全に扉が閉まりかけた頃、うにゅほは弾かれるように声を上げる。 反射的に声を返す男。 「あの、ね………えと、お別れの、ごあいさつ。 …………わたしと、ふゅーじょん、してね?」 「ああ、挨拶かっ!しまった忘れてた! OK、うにゅほ!えっと、なんだっけ? フュージョン承認!それどころかファイナルフュージョン承認!勝利の鍵はきm」 扉は閉まった。 (はぁ………鬱だ、これからまた通常業務か………) とぼとぼと、無人の通路を歩いて帰る男。 その顔には覇気が無い。 それどころか、夢も希望も失くしたような顔つきだった。 (あ~嫌だ嫌だ、もっとゆっくりしたかったよ……違う、おくう達と戯れていたかった……) テンションはダダ下がり、イケイケモードの真逆、鬱々モードだ。 彼にはおくうたちと会う、それ以外の業務は苦痛でしかない。 23時間後までこの調子が続くだろう。 (………それにしても、言ってしまった。 我ながら、なんと大言壮語を吐いたものか) うにゅほに言ったことを反芻する。 今更ながら、少々の気恥ずかしさに悶える男。 だけど相手もまんざらじゃなさそうだったので兎に角良かったとしか言いようが無い。 2~3時間ごとに思い出して喝采を叫んでも良いくらいだ。 彼には実際の権力として、「さいしゅうじごく」内のゆっくりをどうこうする力は無い。 ただし、それは今のうちだ。 これからもっともっと出世して――あるいは裏工作でもしようか――いかねばならない。 それがうにゅほの為になるのだから。 (………ところで、あの挨拶は一体なんだったのだろう?) 思い返す。 今日の最後、うにゅほに言われた挨拶を。 ………フュージョンしてね、だったか? 今までそんな事は言われたことが無かった。 (フュージョン……合体……もしや、エロい事? おいおいおいおい何だそりゃあ色々漲ってきてしまうんですけど) 余計な妄想を滾らせ、挙動不審となる男。 結局その日は無駄なことを考えすぎて、仕事は(いつも通り)手につかなかった。 出世の決意も空回りである。 ちなみに。 彼の推測は当たらずとも遠からず、という所だ。 ゆっくりおくう種の「ふゅーじょんしてね」、という言葉は、 ゆっくり間の「すっと一緒にゆっくりしたい」という言葉とほぼ同義である。 つまり、彼はうにゅほからプロポーズを受けたわけなのだが。 悲しいかな、無知は罪。 女の方から告白させておきながら、一向にそれを知る由も無い男なのであった。 余談。 元々ワーカホリック気味(限定)だった彼は、この日を境に完璧なそれへと移行。 仕事仲間から「自殺志願者(仕事的、被爆的な意味で)」の称号を頂き、出世街道を驀進する。 人間とゆっくりという種族的、倫理的、そして何よりも核融合的な境を乗り越えて、 彼が本懐を果たすのは数年後の話となる。 おわり * * * * * 愛する二人を引き離すとは、何と残虐、非道、そして悲劇的なのでしょう! これは疑う余地も無く、紛う事なき虐待SSですね!! ………うん、ごめん。 元々は『どうしてそう思ったの?』のおまけ扱いだったのに、長くなったので分割しました。 最終処分場しゃくねつじごく、略して最終地獄。 byテンタクルあき 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 2 散歩した春の日に ふたば系ゆっくりいじめ 3 ちょっと鴉が多い街のお話 ふたば系ゆっくりいじめ 22 伝説の超餡子戦士 ふたば系ゆっくりいじめ 38 とある野良ゆっくり達の話 ふたば系ゆっくりいじめ 46 散歩した5月の日に ふたば系ゆっくりいじめ 48 ゆうかにゃんと色々してみよう! ふたば系ゆっくりいじめ 128 れいむとまりさがだーい好き!! ふたば系ゆっくりいじめ 136 つむりはとってもゆっくりできるんだよ! ふたば系ゆっくりいじめ 324 散歩した秋の夜に 無かったことにしたい -ふたば系ゆっくりいじめ 343 湯栗学園にて ~教師・背徳編~ 無かったことにしたい ふたば系ゆっくりいじめ 372 新世代清掃工場 ふたば系ゆっくりいじめ 385 どうしてそう思ったの? ~おまけ~ 愛するワイフ(うにゅほ)との結婚の果てに、多量のγ線を浴び、緑色の巨漢へと進化した男! 「…Who s Next…」 対するは、ゆっくりやまめに異常な偏愛を向ける、新キャラの男B! 「ゆっくりと人の愛の絆を守る男、スパイ○ーマッ!!!!」 ふたりの超雄が(特に理由もなく)激突する! 次回、「マーヴゆ・ヒーローズ」!! ご期待ください!!! (嘘です。期待しないでください)
https://w.atwiki.jp/dunpoo/pages/959.html
■原発11Ⅰ から 最新の情報は、■原発? へ 110614 5月の原発稼働率40.9% 1979年以来の低水準 [朝日] 110613 イタリア、原発再開を凍結へ 国民投票が成立 [朝日] 110613 将来的に「脱原発」賛成74% 朝日新聞世論調査 [朝日] 110623 原発作業での上限以上の被曝 計8人 東電発表 [朝日] 110612 高濃度のストロンチウム検出 福島第一の地下水や海水 [朝日] 110609 福島市の保育園や公園で高放射線量 グリーンピース調査 [朝日] 110609 原発災害マニュアル、全然使えず 政府、全面改訂へ [朝日] 110608 福井知事、再稼働認めず 政府のIAEA報告「不十分」 [朝日] 110606 1号機の圧力容器、地震5時間後に破損 保安院解析 [朝日] 110606 ドイツ「2022年までに脱原発」 全17基閉鎖決定 [朝日] 110603 東電2社員の被曝量、基準超え 長期的健康への影響懸念 [朝日] 110601 島根原発3号機の稼動延期 中国電「津波対策が未整備」 [朝日] 110601 福島原発「津波の想定、過小評価」 IAEA報告書原案 [朝日] 110531 「計画的避難」完了せず、住民2~3割残る 飯舘・川俣 [朝日] 110531 循環型冷却装置が始動 2号機使用済み核燃料プール [朝日] 110531 原発事故処理に5.7兆~20兆円 民間研究機関が推計 [朝日] 110531 相次ぐ作業員被曝 東電などに是正勧告 厚労相が発表 [朝日] 110529 「脱原発は10年以内に可能」ドイツ政府諮問委が報告書 [朝日] 110529 原発賠償条約、加盟を検討 海外から巨額請求の恐れ [朝日] 110528 「1ミリ以下目指す」文科省、学校に線量計配布始める [朝日] 110511 原発1号機の汚染水、増加止まらず 雨流入、難しい対策 [朝日] 110530 放射線監視「ほぼ限界」 測定方法も結果もバラバラ [朝日] 110520 ドイツ、2022年までに脱原発 連立与党が合意 [朝日] 110527 原発の安全性向上促す G8宣言、IAEAの強化提案 [朝日] 110527 東電、未公開データの存在発表 枝野長官「深刻な事態」 [朝日] 110527 玄海原発、想定以上の劣化か 専門家指摘「廃炉に」 [朝日] 110527 原発汚染水処理1リットル210円 計531億円と試算 [朝日] 110526 連合、原発推進方針を凍結 昨夏決めたばかりですが [朝日] 110517 2・3号機もメルトダウン 東電データで裏付け [朝日] 110516 世界の原発、建設・計画中166基 1月1日時点 [朝日] 110516 放射性廃棄物処分場テーマの映画盛況 全国57館で上映 [朝日] 110515 1号機、津波の5時間半後には燃料溶融 東電解析で判明 [朝日] 110614 5月の原発稼働率40.9% 1979年以来の低水準 [朝日] 電気事業連合会が13日発表した電力10社の発受電速報によると、5月の全国の原発稼働率は東日本大震災の影響で40.9%(全体で54基)となった。米・スリーマイル島原発事故を受け、国内の原発を再点検した1979年5月の34.2%(同20基)以来の低水準だ。 110613 イタリア、原発再開を凍結へ 国民投票が成立 [朝日] 原発再開の是非を問うイタリアの国民投票は、投票最終日の13日、投票率が50%を超えて成立した。開票が始まり、原発反対派が9割を超えて圧勝し、新規建設や再稼働が凍結される見通しとなった。投票不成立を目指したベルルスコーニ政権への大きな打撃となった。 イタリア内務省は投票が締め切られた13日夕、暫定投票率が約57%に達したと発表。全国約6万カ所の投票所のうちの約2万カ所の暫定開票結果では、原発凍結賛成票が約94.5%を占めた。原発再開を模索していたベルルスコーニ首相は13日午後の記者会見で「イタリアは原発にさよならを言わなければならない」と敗北宣言をした。 110613 将来的に「脱原発」賛成74% 朝日新聞世論調査 [朝日] 朝日新聞社が11、12の両日実施した定例の全国世論調査(電話)によると、「原子力発電を段階的に減らして将来はやめる」ことに74%が賛成と答えた。反対は14%だった。東日本大震災の後、「脱原発」にかかわる意識をこうした形で聞いたのは初めて。 世論調査―質問と回答〈6月11、12日実施〉 原子力発電の利用に賛成という人(全体の37%)でも、そのうち6割あまりが「段階的に減らして将来はやめる」ことに賛成と答えた。 定期検査で運転停止している原発に関して、「国が求める安全対策が達成されれば」という条件を掲げて、再開の賛否を聞いた。その結果、再開に賛成51%、反対35%だった。原発のある13道県では、再開反対が全体よりやや多い。 110623 原発作業での上限以上の被曝 計8人 東電発表 [朝日] 東京電力は13日、東電福島第一原子力発電所の復旧作業で、新たに6人が今回の作業で国が認めた上限の250ミリシーベルトを超える総被曝(ひばく)量だったと発表した。これで計8人が限度を超えたことになった。うち6人が長期的な健康影響が懸念される内部被曝量だけで上限を超えていた。今回の事故が起こる前の上限だった100ミリシーベルトを超える作業員は102人に上り、東電の管理のずさんさを示した。 東電は同日、厚生労働省に報告した。3月11日の地震発生から3月末までの時期に発電所で働いていた3726人が対象。このうち測定や評価が終わった2367人の被曝量を報告した。残りの調査結果を20日までに報告する。 110612 高濃度のストロンチウム検出 福島第一の地下水や海水 [朝日] 東京電力は12日、福島第一原発の地下水や周辺の海5カ所から、放射性ストロンチウムを検出したと発表した。海では基準の濃度限度の240倍の地点もあった。ストロンチウム90は半減期が約29年と長いうえ、体内に入ると骨にたまる傾向がある。 これまで原発敷地内の土壌からは検出されていたが、地下水から見つかるのは初めて。5月18日に採取した1号機付近の地下水からは、ストロンチウム89が1立方センチあたり0.078ベクレル、90が0.022ベクレル検出された。2号機付近の地下水は89が19ベクレル、90が6.3ベクレルだった。原発事故で放出され、雨水などとともに空気中や地表から流れ込んだとみられるという。 5月16日に採取した1~4号機の取水口近くの海水でも、ストロンチウム89が基準の濃度限度の26倍、90が53倍を検出。2号機取水口付近ではそれぞれ67、117倍、3号機取水口付近では80倍、240倍を検出した。 110609 福島市の保育園や公園で高放射線量 グリーンピース調査 [朝日] 環境NGO「グリーンピース」は9日、福島市内の保育園や公園の地表面から、最高で毎時45.1マイクロシーベルトの放射線量を検出したと発表した。 測定は7日に行った。この結果、ある中学校では倉庫の雨どい下の地表面の放射線量が、毎時45.1マイクロシーベルトだった。保育園入り口近くの道路わきで毎時35マイクロシーベルト、公園のトイレそばでも9.5マイクロシーベルトを記録したという。 文部科学省が定めた校庭利用の基準では、地表から0.5~1メートルの線量が年間で20ミリシーベルト、1時間当たりで3.8マイクロシーベルト以内とするよう定めている。 クミ・ナイドゥ事務局長らは「政府は、放射線量の高い地域に住む子どもや妊婦らをすみやかに避難させる必要がある」と訴えた。 110609 原発災害マニュアル、全然使えず 政府、全面改訂へ [朝日] 原発事故が起きた場合に中央省庁と自治体、電力会社が現地で対応を調整する仕組みを定めた政府の「原子力災害対策マニュアル」が東京電力福島第一原発の事故では想定外の事態が重なり、ほとんど活用されなかったことが分かった。政府は全面改訂に着手した。 朝日新聞が入手したマニュアルは1999年に茨城県東海村で起きたJCO臨界事故後、経済産業省を中心に策定したもので、A4で123ページにわたり関係機関の対策を細かく規定している。原発近くの指揮所に対策本部を設けて省庁や自治体、電力会社などが情報を共有。首相官邸に事故処理や避難指示について現場に即した対策を提言する狙いがあった。 ところが、今回は指揮所が被災してマニュアルの根底が崩れ、関係機関は初動段階からマニュアルに頼らず対応するしかなかった。 菅直人首相が3月11日に緊急事態を宣言した直後から、現地対策本部長となる経産省の池田元久副大臣をはじめ各省庁や東電の幹部らはマニュアル通り、福島第一原発から約5キロ離れた大熊町にある指揮所「オフサイトセンター」に集合。ところが指揮所は停電して非常用電源設備も故障し、原子炉の圧力や温度、原発施設の放射線量などの基礎データを把握できなかった。電話も不通で、官邸や福島県、市町村とのやりとりは困難を極めた。 機器の操作や広報対応を担う「原子力安全基盤機構」の職員や周辺市町村の職員は、指揮所にたどり着けなかった。出席者が集まり次第開く「協議会」は同日中に開催できなかった。 110608 福井知事、再稼働認めず 政府のIAEA報告「不十分」 [朝日] 福井県の西川一誠知事は8日、政府が国際原子力機関(IAEA)に7日提出した福島第一原子力発電所の事故報告書について、「県が求めた安全基準などが十分に盛り込まれていない」と指摘し、停止中の原発の再稼働を認めない方針を改めて示した。県庁で報道陣の取材に答えた。 西川知事は政府に対し、老朽化した原発への地震の影響や対策、浜岡原発以外を安全と判断した根拠などを明示するよう求めていた。今回の報告書について「IAEA向けであって立地自治体向けではない。地元の不安に答えていない」と述べ、既存の原発の安全性を県が検証するにあたり、納得する安全基準を国が新たに提示すべきだとした。 海江田万里・経済産業相は、定期検査中の原発を電力需要が高まる7月に再稼働させるため、今回の報告書に基づき原発立地自治体に原発の安全基準を説明する考えを示している。福井県は国内最多の商業用原発13基を抱え、うち6基が定期検査などのために停止中。(足立耕作) 110606 1号機の圧力容器、地震5時間後に破損 保安院解析 [朝日] 経済産業省原子力安全・保安院は6日、東京電力福島第一原発の事故で大気中に放出された放射性物質は77万テラベクレル(テラは1兆倍)とする解析結果をまとめた。また1~3号機とも溶けた燃料が原子炉圧力容器の底にたまる炉心溶融(メルトダウン)を起こし、1号機は東電の解析よりも急速に事故が進み、地震5時間後には圧力容器が破損していたとする分析もまとめた。 1~3号機でメルトダウンを起こしたなどとする東電の解析について、保安院が検証していた。この結果、放射性ヨウ素換算で77万テラベクレルとなり、保安院のこれまでの推算の37万テラベクレルや、原子力安全委員会が周辺の観測値から求めた63万テラベクレルを上回る数値になった。 数万テラベクレル以上になると国際的な事故評価尺度(INES)で「深刻な事故」とされる。チェルノブイリ原発事故(520万テラベクレル)と同じ最悪のレベル7に相当することに変わりないが、より厳しい状態だったことを示した。 110606 ドイツ「2022年までに脱原発」 全17基閉鎖決定 [朝日] ドイツのメルケル政権は6日、国内に17基ある原子力発電所を2022年までにすべて閉鎖し、風力などの再生可能エネルギーを中心とした電力への転換を目指す政策を閣議決定した。東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、他国に先駆けて、脱原発政策を正式に決めた。 閣議決定されたのは、原発の閉鎖時期を定める原子力法改正案や再生可能エネルギーの普及拡大を促進する再生可能エネルギー法改正案など。決定後に会見したレットゲン環境相は「今日の決定はドイツ社会にとっての一里塚だ。私たちは先駆的な社会プロジェクトを始める」と語った。 計画によると、17基のうち、現在運転を一時停止している8基は運転再開を認めずそのまま閉鎖。うち1基は電力供給が切迫した場合の「予備機」として13年まで温存する。残る9基は、15年、17年、19年に1基ずつ、21年に3基、22年に最後の3基を閉鎖する。 110603 東電2社員の被曝量、基準超え 長期的健康への影響懸念 [朝日] 東京電力の男性社員2人が福島第一原発で事故後に多量の放射性物質を体内に取り込んだ問題で、東電は3日、2人の総被曝(ひばく)量が今回の緊急作業で国が認める上限の250ミリシーベルトを超える評価結果になったと発表した。総被曝量は最低でも280ミリシーベルトを上回り、最大では650ミリシーベルトを超えたという。2人に異常は見られないが長期的な健康への影響が懸念されている。 東電によると、被曝した男性は30代と40代で原発運転員。地震が起きた3月11日から中央制御室や免震重要棟などで作業していた。 放射線医学総合研究所(千葉市)に依頼して内部被曝量を評価した結果、30代男性は210~580ミリシーベルト、40代男性は200~570ミリシーベルトになった。体外被曝量は30代男性が73.71ミリシーベルト、40代男性は88.70ミリシーベルト。合計すると低い値でも250ミリシーベルトを超えるのは確実となった。厚生労働省は近く立ち入り調査し、同社に是正勧告を出す方針だ。 110601 島根原発3号機の稼動延期 中国電「津波対策が未整備」 [朝日] 中国電力は31日、来年3月の営業運転開始を予定していた島根原発3号機(松江市、改良沸騰水型、出力137万キロワット)の運転開始を延期すると発表した。製造元である日立製作所の茨城県内の工場が東日本大震災で被災し、震災前に見つかった不具合の点検が終わらないためという。 今後、新たな津波対策も実施して県や市の了承を得る必要があるため、運転開始時期は未定としている。中国電力島根原子力本部の綿貫孝彦広報部長は「津波の安全対策を講じないと、地元自治体の理解を得るのは難しい」と話した。 トラブルの発生や安全対策への地元の不信感から運転が見込めない事態は既設の原発で相次いでおり、こうした動きが建設中の原発にも及んだ形だ。 110601 福島原発「津波の想定、過小評価」 IAEA報告書原案 [朝日] 東京電力福島第一原子力発電所の事故調査のために来日した国際原子力機関(IAEA)の調査団の報告書の原案が31日、明らかになった。津波と地震による複合災害への対応が不十分だったことを指摘、東電をはじめ事故対応の当事者間で、責任の所在などの共通認識が欠けていると分析した。概要版が1日に公表される見通し。 調査団は5月24日から6月2日までの予定で来日。各国の原発への教訓を得るため、東日本大震災で被災した福島第一原発や第二原発、東海第二原発を視察したほか、東京電力、経済産業省、文部科学省などの関係者から聞き取り調査をした。 報告書案は、事故を時系列で整理したうえで、得られた教訓を挙げた。 福島第一原発事故の直接的な原因は地震と津波とし、電源や、炉心冷却に必要な多くの機能を失ったと指摘。東電は2002年以降、同原発の津波の想定高さを見直したが、過小評価だったと認定。過酷事故対策も、準備されていたが、複数基の事故に対処するには不十分だったとした。 110531 「計画的避難」完了せず、住民2~3割残る 飯舘・川俣 [朝日] 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、計画的避難区域に指定された福島県の飯舘村と川俣町の避難が計画通り進んでいない。政府は避難完了を「5月末」としていたが、2~3割の住民が区域内に残っている。いずれも6月下旬ごろまでかかる見通しという。 飯舘村によると、31日現在、全村民6177人のうち、23%にあたる1427人はまだ避難先が見つかっていないという。 5月中に避難を終えられなかった大きな理由が、避難先の確保の遅れだ。村は4月22日に計画的避難区域に指定されてから福島市の仮設住宅や公営住宅など住民の避難先を探し始めたが、「1カ月で完了してほしい」とする政府の方針には当初から「間に合わない」との異論が出ていた。 110531 循環型冷却装置が始動 2号機使用済み核燃料プール [朝日] 東京電力福島第一原発2号機の使用済み核燃料プールに取り付けた循環型の冷却装置が完成し31日、動き始めた。東電は1~3号機の原子炉や4号機も含めた使用済み燃料プールを安定的に冷やす冷却装置を設置しようとしている。冷却機能が回復したのは今回が初めて。 2号機の原子炉建屋の中は燃料プールなどから出た蒸気が立ちこめ湿度は99%だった。作業員のマスクや換気装置に使うフィルターが湿って、復旧作業の妨げになっている。 今回設置した冷却装置で、70~80度あるプールの水温を1カ月以内に41度まで下げるのが目標。プールからの蒸気を減らして原子炉建屋内の湿度を下げて作業環境を改善する。 TITLE asahi.com(朝日新聞社):循環型冷却装置が始動 2号機使用済み核燃料プール - 社会 - Google Chrome DATE 11/06/01 URL http //www.asahi.com/national/update/0531/TKY201105310476.html 110531 原発事故処理に5.7兆~20兆円 民間研究機関が推計 [朝日] 民間シンクタンクの日本経済研究センター(東京都)の岩田一政理事長は31日、東京電力の福島第一原子力発電所の事故処理費用について、農漁業の補償を除いた最も楽観的なケースでも10年間で5.7兆円、条件によって20兆円以上になるとの推計を、内閣府の原子力委員会で報告した。 土壌汚染の処理費が不明なため、福島第一原発から半径20キロ圏内の土地を一律で東電や国が買い上げるとの極端な条件で計算した。 この場合、土地の買い上げ費用が公示地価から4兆3千億円、立ち退きを強いられる人への所得補償は平均所得から6300億円と計算。 さらに、原発の廃炉費用は、米スリーマイル島原発事故を参考にすると10年で6兆円弱、旧ソ連チェルノブイリ原発事故を参考にすると約20兆円かかる計算になるという。汚染水や土壌の処理費、農漁業への補償は含んでいない。 110531 相次ぐ作業員被曝 東電などに是正勧告 厚労相が発表 [朝日] 東京電力福島第一原子力発電所で、ずさんな放射線量管理のために大量に被曝(ひばく)する作業員が相次いでいる問題で、細川律夫厚生労働相は31日の閣議後会見で、東電と関電工に対し、労働安全衛生法に違反するとして是正勧告を出したと発表した。 東電に対しては、女性作業員が労働安全衛生法などで定められた基準(3カ月で5ミリシーベルト以内)を超える被曝をしたことと、多くの作業員に線量計を持たせずに作業させたことについて是正を求めた。関電工に対しては、作業員が長靴をはかずに放射能汚染水につかって大量に被曝した事案について、改善を勧告した。いずれも、30日付。 また、東電の社員2人が、緊急作業時の上限の250ミリシーベルトを超える被曝をした恐れがある問題については、東電に対し、この社員と同時期に同じ場所で働いていた作業員についてはいったん作業から外し、内部被曝検査をするように指示を出したという。人数については調査中としている。 110529 「脱原発は10年以内に可能」ドイツ政府諮問委が報告書 [朝日] ドイツ政府が福島原発事故後、新しいエネルギー政策の検討のために立ち上げた諮問委員会の最終会合が28日に開かれ、「脱原発は10年以内に可能」とする報告書をまとめた。DPA通信が伝えた。 委員会報告に拘束力はなく、メルケル政権は連立与党内で最終的な調整を進めるが、報告を基に2021年前後に原子力から脱却する野心的な目標を掲げる可能性が強い。 ドイツは福島事故後に原発の運転延長から、脱原発に政策を転換。国内の17基の原発をいつまでにすべて閉鎖するのかなどが焦点になっている。メルケル首相は脱原発の行程や方法を定める法案を6月6日に閣議決定する方針で、委員会報告を受けて5月29日に予定されている連立与党協議で脱原発の目標年を決めるとの観測がある。ただ、与党内の一部には時期確定に慎重な意見もある。 110529 原発賠償条約、加盟を検討 海外から巨額請求の恐れ [朝日] 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、日本が海外から巨額の賠償を負わされる恐れがあることがわかった。国境を越えた被害の損害賠償訴訟を事故発生国で行うことを定めた国際条約に加盟しておらず、外国人から提訴されれば日本国内で裁判ができないためだ。菅政権は危機感を強め、条約加盟の本格検討に着手した。 原発事故の損害賠償訴訟を発生国で行うことを定める条約は、国際原子力機関(IAEA)が採択した「原子力損害の補完的補償に関する条約」(CSC)など三つある。日本は米国からCSC加盟を要請されて検討してきたが、日本では事故が起きない「安全神話」を前提とする一方、近隣国の事故で日本に被害が及ぶ場合を想定し、国内の被害者が他国で裁判を行わなければならなくなる制約を恐れて加盟を見送ってきた。 このため、福島第一原発の事故で海に流れた汚染水が他国の漁業に被害を与えたり、津波で流された大量のがれきに放射性物質が付着した状態で他国に流れついたりして被害者から提訴されれば、原告の国で裁判が行われる。賠償金の算定基準もその国の基準が採用され、賠償額が膨らむ可能性がある。 110528 「1ミリ以下目指す」文科省、学校に線量計配布始める [朝日] 文部科学省は子どもの年間被曝(ひばく)量の目安だった「20ミリシーベルト以下」を、「1ミリ以下を目指す」と変更し、すべての学校など約1800施設に線量計を配り始めた。背景には、不安を隠せない保護者の声がある。 福島県郡山市では、文科省の校庭使用制限の基準を下回った校庭でも、独自の判断で表土を除去。同様の動きは近隣の自治体にも広がっている。福島市などは「屋外で肌をさらすのは心配だ」といった保護者の声を受け、公立小中学校の屋外プールでの授業の中止を決めている。 県教委学校生活健康課の池田健一郎主幹は「(国の基準は)様々な知見に基づいて示されたもの。尊重はするが、保護者の不安の声に対し、どう安心を確保してゆくのかは常に課題だ」と言う。 110511 原発1号機の汚染水、増加止まらず 雨流入、難しい対策 [朝日] 東京電力は31日、東電福島第一原子力発電所1号機の原子炉建屋地下にたまっている水の水位が、同日午前7時までの24時間に376ミリ上昇したと発表した。前日の上昇は198ミリ。深さは約6メートルになった。降雨で流れ込んだ水の影響とみられる。雨の流入を防ぐ対策を迫られているが、すぐに打つ手がないのが現状だ。 東電によると、ほかにタービン建屋地下のたまり水の水位は2号機が86ミリ、3号機が56ミリ、4号機が59ミリ上昇した。東電は、天候が回復しており、今後は水位上昇は収まるとみている。 たまり水は放射能に汚染されており、近くの集中廃棄物処理施設に移すなどしている。今後、降雨で流入量が増えると、更なる移送や処理を急ぐ必要があるが見通しは立っていない。 110530 放射線監視「ほぼ限界」 測定方法も結果もバラバラ [朝日] 原子力安全委員会は30日、福島県内で文部科学省と県が行っている放射線のモニタリング(監視)について、測定方法の統一が難しく、結果にばらつきが出かねないとの調査結果をまとめた。「現在の体制ではほぼ限界」として、改善の必要性を指摘した。 同委員会の事務局は5月17日、文科省の測定チームに同行して、福島第一原子力発電所から半径20キロ圏外で、飯舘村や葛尾村など9地点を選び、空間線量率と土壌調査の測定方法や場所などが妥当か調べた。 この結果、測定結果にばらつきが出る疑いのあることが分かった。地上の放射線量の測定では、測定器を向ける方向で値が変わるため、方向に目印をつける工夫をしている。しかし、測定器を持つ人によって値が異なっていたという。 110520 ドイツ、2022年までに脱原発 連立与党が合意 [朝日] ドイツ・メルケル政権の連立与党は30日未明(日本時間同日午前)、遅くても2022年までに、現在電力供給の約23%を担っている原子力発電から脱却する方針で合意した。DPA通信など、ドイツメディアが伝えた。 東京電力福島第一原子力発電所の事故後、他国に先駆けて「脱原発」へと政策転換したドイツは今後、風力などの再生可能エネルギーを中心にした構造への転換を目指す。 メルケル首相が率いるキリスト教民主同盟と姉妹政党のキリスト教社会同盟、連立相手の自由民主党の幹部が29日午後から協議していた。合意によると、現在17基ある原発を段階的に閉鎖し、大部分は10年後の21年までに止める。代替の電力源の確保が間に合わないなどの場合に備え、最後の3基の運転を1年間延長する選択肢を残した。 110527 原発の安全性向上促す G8宣言、IAEAの強化提案 [朝日] フランス北部ドービルで開かれた主要国首脳会議(G8サミット)は27日、中東・北アフリカの民主化支援や、東京電力福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、世界の原発の安全性向上を促す首脳宣言を採択し、閉幕した。 原発をめぐる議論が沸騰する中、議長を務めたサルコジ仏大統領は「最高水準の安全性」をめざす合意をG8でまとめることで、脱原発の流れをせき止め、自国を含む原子力産業を守ることを狙った。 首脳宣言は冒頭、東日本大震災の復興に取り組む日本との連帯を誓い、犠牲者への追悼と被災者の勇気に敬意を表した。原発の安全性を高めるため、国際原子力機関(IAEA)の機能強化を提案。6月下旬から始まるIAEA閣僚級会合などを通じ、地震などが発生しやすい危険立地の原発について新たな安全基準を設けるよう求めた。 110527 東電、未公開データの存在発表 枝野長官「深刻な事態」 [朝日] 東京電力は27日、福島第一原発の敷地内で事故直後に実施した放射線のモニタリング(監視)について、一部公開していないデータがあったと発表した。すでに公開した観測時間の間を埋めるデータだという。東電の担当者は「見た限りは値に異常がないが、公開すべきだった」としているが、未公開のままだった経緯は調査中とした。 東電は26日にも、事故直後の1号機原子炉への海水注入を一時中断したというそれまでの説明を訂正。海水注入は継続していたと発表したばかり。 枝野幸男官房長官は27日の記者会見で「こうしたことが繰り返されるようでは、国民から到底信用されない。監督する政府としても責任を痛感せざるを得ない。原発事故と同じぐらい日本の原子力行政全体の深刻な事態と受け止めている」と語った。今後、ほかにも公開していない情報がないかを調査する考えを強調した。 110527 玄海原発、想定以上の劣化か 専門家指摘「廃炉に」 [朝日] 九州電力玄海原子力発電所1号機(佐賀県玄海町)の原子炉圧力容器の劣化が想定以上に進んでいる恐れのあることが、九電の資料などからわかった。九電は「安全性に問題はない」とするが、専門家は「危険な状態で廃炉にすべきだ」と指摘。1号機は稼働中で、反原発団体は原子炉の劣化を危険視している。 原子炉は運転年数を経るにつれ、中性子を浴びて次第にもろくなる。その程度を調べるため、電力各社は圧力容器内に容器本体と同じ材質の試験片を置き、もろさの指標である「脆性遷移(ぜいせいせんい)温度」を測っている。温度が上がるほど、もろさが増しているとされる。 1975年に操業を始めた玄海原発1号機は九電管内で最も古い原発で、想定している運転年数は2035年までの60年間。脆性遷移温度は76年、80年、93年に測定し、それぞれ35度、37度、56度だった。ところが、09年には98度と大幅に上昇した。 九電はこの測定値から、容器本体の脆性遷移温度を80度と推計。「60年間運転しても91度になる計算で、93度未満という新設原子炉の業界基準も下回る数値だ」と説明している。 110527 原発汚染水処理1リットル210円 計531億円と試算 [朝日] 東京電力は27日、福島第一原発で生じている放射能汚染水の浄化処理費用について、1リットルあたり約210円と見込んでいることを明らかにした。総額は531億円で、25万トンの汚染水を処理するとして試算した。現在、設備は工事中で、6月中旬に稼働する見込み。 処理施設は海外企業の技術を使い、放射性物質を吸着させ、膜を通して塩分を取り除く。あくまで現時点での試算で、汚染水の量など状況によって変わる可能性はあるとしている。 110526 連合、原発推進方針を凍結 昨夏決めたばかりですが [朝日] 連合(古賀伸明会長)は東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて原発推進政策を凍結し、新規立地・増設を「着実に進める」としてきた方針を見直す。26日午後の中央執行委員会で決定する。民主党の有力な支持団体だけに、民主党政権のエネルギー政策に影響するのは必至だ。 連合は中央執行委に提出する文書で、原子力エネルギー政策について「より高度な安全確保体制の確立、地域住民の理解・合意という前提条件が確保され難い状況に鑑み、凍結する」と明記し、原発政策の総点検・見直しに着手する方針を打ち出す。新増設推進の姿勢を改め、当面は政府のエネルギー政策見直しの行方を見守る姿勢に転じる。 連合は昨年8月、傘下の労組間で意見が割れていた原発政策について、初めて「推進」を明確に打ち出したばかりだった。 110517 2・3号機もメルトダウン 東電データで裏付け [朝日] 東京電力福島第一原子力発電所の2、3号機でも炉心溶融が起こり、原子炉圧力容器の底に燃料が崩れ落ちるメルトダウンが起きていたとみられることが、16日に東電が公表したデータで裏付けられた。3号機では溶けた核燃料がさらに下の格納容器内に落ちた恐れもある。専門家は事故直後から指摘しており、細野豪志首相補佐官も16日の会見で2、3号機でのメルトダウンの可能性を示唆した。 東電が4月17日に示した工程表は、6~9カ月で原子炉を安定した状態で停止させるとした。1号機に続き2、3号機でもメルトダウンの可能性が出てきたことにより、工程表の大幅な見直しは必至だ。炉心を冷やすシステムづくりに時間がかかり、高濃度の放射能汚染水の処理も膨大になるからだ。 今回公表された地震直後のデータは原発内の中央制御室にあり、電源復旧に時間がかかったことや、記録紙に放射性物質が付着しているため整理に時間がかかっていた。公表されたのは、記録紙に打ち出されたグラフや当直長がつける運転日誌などで、大型ファイル4冊分にあたる。 データによると、圧力容器内の圧力が、2号機は3月15日午後6時43分に、3号機は3月16日午後11時50分に、それぞれ下がった。圧力容器の密閉性が損なわれ、圧力が抜けたとみられている。 圧力容器の底には制御棒や計測機器を外から通すための数多くの貫通部がある。メルトダウンした核燃料が圧力容器の底にたまり、その熱の影響で機器が溶けるなどした結果とみられる。3号機内の汚染水からは、原子炉内の核燃料が損傷して出るテクネチウムなどの放射性物質も確認されていることから、溶けた燃料がさらに圧力容器から格納容器内に落ちた可能性もある。 東電は会見で「プラント全体の事象を追いかけられておらず、評価できていない」と明確な判断を示さなかった。 一方、細野氏は会見で炉心に水が入らなかった時間について「1号機は14時間9分、2号機は6時間29分、3号機は6時間43分と短くない」とし「炉心の完全な溶融(メルトダウン)の可能性をみておかないといけない」と話した。 また原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長は16日の定例会後の会見で「3月下旬に2号機で高濃度汚染水が発見された時点で、メルトダウンしていたという認識があり、助言した。1号機と3号機も、事故の経緯を考えると同じことが起こっているとの認識を持っていた」と語った。 東電によると、機器の記録から、運転中だった1~3号機は地震によっていずれも自動停止。配管の破断などの兆候はみられないとしている。非常用ディーゼル発電機も正常に起動していたという。東電はこれらの記録や地震計のデータをもとに、地震直後は機器が正常に作動し、津波到達までは大きな損傷はなかったとみている。(中村浩彦、佐々木英輔) 110516 世界の原発、建設・計画中166基 1月1日時点 [朝日] 日本原子力産業協会は16日、今年初めの時点で世界で建設・計画中の原発は166基(出力合計約1億7548万キロワット)で、前年調査より26基増えたと発表した。運転中の原発は436基(3億9220万キロワット)で4基増えた。1月1日時点の調査のため、東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響は反映されていない。同協会は「2010年は原発の開発機運が高まったが、今後の動向は不透明だ」としている。 建設中は75基。最も多いのは中国の30基で全体の4割を占めた。ついでロシアが11基、インドが8基。計画中は91基で、中国が23基と最も多く、ロシアが13基、日本が11基だった。 110516 放射性廃棄物処分場テーマの映画盛況 全国57館で上映 [朝日] 原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場をとりあげたフィンランドの映画が話題を呼んでいる。福島第一原発の事故後、東京都内の映画館で上映したところ満席が続き、全国57館に上映が広がっている。 映画は「100000年後の安全」。バルト海に浮かぶ島の地下500メートルに建設中の処分場をめぐり、デンマークで活動する映画監督が建設現場の取材や専門家へのインタビューを重ねた79分のドキュメンタリーだ。 2020年に稼働する処分場が放射性廃棄物でいっぱいになれば封鎖するが、無害になるまで10万年かかるという。その危険性について、後世にどう伝えていくかを問いかけている。 映画配給会社「アップリンク」(東京・渋谷)は4月2日、自社劇場で公開。40席が連日満員となり、1日1回だった上映回数を今月に入り5回に増やした。 「推進派も反対派も見るべきだ」「かなり考えさせられます」「どんなホラー映画より恐ろしい」――。ツイッターなどで評判が広がり、1カ月間で、32都道府県で上映が決定。商業施設に併設されたシネコンも多い。 アップリンクの浅井隆社長は「事前に話題になっていないドキュメンタリーが全国に広がるのは異例。放射能の情報を知りたいという欲求を感じる」と話す。問い合わせは同社(03・6821・6821)。(高橋昌宏) 110515 1号機、津波の5時間半後には燃料溶融 東電解析で判明 [朝日] 東京電力は15日、東電福島第一原子力発電所1号機が、東日本大震災による津波到達後5時間半で、原子炉内の核燃料が冷却水からすべて露出し、燃料溶融に至ったとの暫定的な解析結果を発表した。これまで燃料が溶融したのは3月12日だとしてきた。事故対策の前提となる現状把握が大幅に狂っていたことになる。今後の対策検証にも影響を与えそうだ。 福島第一原発は、3月11日午後2時46分の震災発生直後に原子炉が自動停止。地震で外部から電力を得る設備も被害を受け停電した。さらに同3時30分ごろに津波をかぶり、非常用発電機なども被害を受け、炉心を冷やすために必要な電源をすべて失った。 このため炉心では核燃料からの熱(崩壊熱)によって冷却水が徐々に失われていく事態に陥った。 東電の発表によると、午後6時ごろに核燃料の頭頂部まで水位が下がり「燃料の一部露出」が始まった。同時に炉心の温度は急激に上昇した。 約1時間半後には、全長約4メートルの燃料棒の水につかっている部分が完全になくなる「全露出」状態となった。核燃料を包む金属の筒(被覆管)は、炉心の中央下にあるものから融点の1800度を超えて溶け始め、20分ほどで炉心中央上部が溶けて崩落。午後9時には燃料ペレットが溶け始める2800度に達したと思われる。翌12日には核燃料がすべて原子炉圧力容器の底に崩れ落ちた。 東電はこれまで、1号機の炉心水位の低下傾向を確認したのは11日午後9時半ごろで、12日午前9時前に炉心が「一時冷却水から全部露出した」としてきた。 しかし、今回の解析では、津波が到達してから15時間20分後の12日朝に炉心が完全に溶融(メルトダウン)していたことになる。解析ではほぼ1日分、事態の進行が速かった。 東電は、現在の1号機の炉心状態について「燃料は崩れたが注水により水の中にあるとみられ、安定的に冷却されている。今後大規模な放射性物質の放出につながるようなことにはならない」と強調する。 一方、これまでの評価結果との大幅なずれについて、東電本店の川俣晋・原子力品質安全部長は「事故当時、各種計器の値が正しいのか確信はなかった。今回も必要な情報がすべて得られているわけではない。暫定的な解析結果だ」とするにとどめた。 東電は、今後も調査を進めて1号機の炉心状態の把握に努めるとし、2号機と3号機についても解析を実施する、としている。(吉田晋、杉本崇)
https://w.atwiki.jp/saikyousyujinnkou3/pages/283.html
【作品名】変愚蛮怒 【ジャンル】Windows100% 2013年 2月号収録のローグライクゲーム 【名前】いかさまの女性のアルコンの超能力者 【属性】種族・アルコン/天使の上位種(人外) 【大きさ】人間型、187cm77kg 【攻撃力】5回殴れば半径2784000kmの爆発を起こすロケットの直撃並みのダメージ、幽霊も殴れる 精神波動:自身の半径69600000kmの内の全モンスターに精神攻撃、【備考】により魂攻撃もある 消費MP10、思考発動、反応相応の一瞬で全方位に届く 効果対象は人間・人外・動物・機械、幽霊や動く石や木、現実に開いた穴、動く「無」その物の存在も殺せる 人間が一撃で即死する精神攻撃(d50ダメージ)に耐えられるモンスターも殺せる精神攻撃(d100ダメージ) に耐えられるモンスターも殺せる精神攻撃(d150ダメージ)に耐えられるモンスターも殺せる精神攻撃(d200ダメージ) に耐えられるモンスターも殺せる精神攻撃(d250ダメージ)精神+魂攻撃×5 精神支配:自身の半径69600000kmの内の全モンスターを魅了する、消費MP7、思考発動、反応相応の一瞬で全方位に届く 効果対象は人間・人外・動物・機械、幽霊や動く石や木、現実に開いた穴、動く「無」その物の存在も魅了できる 人間が一撃で即死する精神攻撃(d50ダメージ)に耐えられるモンスターも殺せる精神攻撃(d100ダメージ) に耐えられるモンスターも殺せる精神攻撃(d150ダメージ)に耐えられるモンスターも殺せる精神攻撃(d200ダメージ) に耐えられるモンスターも殺せる精神攻撃(d250ダメージ)に耐えられるモンスターを魅了できるので精神攻撃×6 【防御力】半径2784000kmの爆発を起こすロケットの直撃に2発耐えて戦闘続行可能 人間が一撃で即死する精神攻撃(d50ダメージ)に耐えられるモンスターも殺せる精神攻撃(d100ダメージ) に耐えられるモンスターも殺せる精神攻撃(d150ダメージ)に耐えられるモンスターも殺せる精神攻撃(d200ダメージ) に耐えられるモンスターも殺せる精神攻撃(d250ダメージ)に耐えられるモンスターも殺せる精神攻撃(d250ダメージ)に耐えて戦闘続行可能、精神・魂耐性×7 人間が一撃で即死する放射性廃棄物に29回耐えて戦闘続行可能 【素早さ】反応・戦闘速度は1m近接、光速の6461.6倍 移動速度は光速の6461.6倍 飛行可能、移動速度と同じ速度で空を飛べる 【特殊能力】HP1445,MP715 死の回避:肉片すら残らない完全消滅をしても、ウィザードモードに念を送り、死を欺ける 精神や魂を完全破壊されても完全に元の状態で蘇生が可能、何度でも使用できる 蘇生場所は別次元の辺境の地、蘇生にかかる時間は1秒以下 ウィザードコマンドa 自分のHP,MPを完全回復し状態異常を全て治癒し、満腹状態にする 何度でも使える、反応相応の一瞬で発動、思考発動 ウィザードコマンドD:次元の扉を開き空間移動、最大転移距離は太陽の2万倍離れた場所に瞬間移動できる 何度でも使える、反応相応の一瞬で発動、思考発動 ウィザードコマンドz:モンスター消去 自身の半径太陽の2万倍にいるモンスターの存在を消去する 消せる最大サイズは太陽と同等の大きさの狼 幽霊や現実に開いた穴、動く「無」その物の存在も消せる 何度でも使える、反応相応の一瞬で発動、思考発動、発動と同時に全方位のモンスターが消えてなくなる ウィザードコマンドj:ダンジョンに空間移動する 何度でも使える、反応相応の一瞬で発動、思考発動 【戦法】ダンジョンの中で参戦(太陽サイズの狼が1マスに収まるサイズで、半径は太陽の2万倍程の大きさ)、殺されたら死の回避をして、ウィザードコマンドjでダンジョンの中にまた戻っていく 【備考】主人公が明言されていないゲーム ゲーム始める時のキャラメイクされたキャラクターが主人公であると判断できる 狼『フェンリル』:説明において、北欧神話でロキと女巨人アングルボザの間に生まれた途方もなく巨大な狼で、空腹を満たすために太陽を食べ、神々をデザートとして残しておくぐらいの事をすることが出来る とあるので太陽サイズの狼 1マス:狼『フェンリル』が普通に収まるサイズ この世界において1マス=10フィートとして扱われる、なのでこの世界の10フィートは1392000kmとなる 反応・戦闘速度:太陽サイズの狼(フェンリルのSPDは+24)より速く行動できる見えざるピンクのユニコーン(馬並みの大きさ) 太陽の大きさは1392000km、狼の移動速度は全長の1mの大きさとし通常は時速50km、全長1mの狼の1392000000倍の素早さとなるので 時速69600000000km=秒速1933333333.33km=マッハ5686274509.8=光速の6461.6倍 その馬と近接戦闘(蹄での蹴りや角の突きを回避など)ができるので反応・戦闘速度は1m近接光速の6461.6倍となる 移動速度:いかさまにより最大レベルでSPD+10 装備品の加速付によりSPD+14 太陽サイズの狼(フェンリルのSPDは+24)と同等になるので、時速69600000000km=秒速1933333333.33km=マッハ5686274509.8=光速の6461.6倍 魂攻撃: アイの暴君『オマラックス』の説明文において その睨みは魂をバラバラに切り裂き、その呪文は希望を打ち砕く。とある そいつの使うのは精神攻撃、なのでこのゲームにおいて精神攻撃は魂攻撃も兼ねる 参戦vol.125 164格無しさん2019/12/16(月) 07 50 46.01ID z6+237z9 いかさまの女性のアルコンの超能力者 ×マジカルカレン 世界改変負け 〇葛葉紘汰 先手で精神+魂攻撃勝ち 〇リリエンタール 先手で精神+魂攻撃勝ち ×三隅舞矢 世界改変負け △火の鳥 勝てない負けない 〇コリエル12号 先手で精神+魂攻撃勝ち 〇佐久間榮太郎 先手で精神+魂攻撃勝ち 〇西山下腕彦 先手で精神+魂攻撃勝ち △クォヴレー・ゴードンwithディス・アストラナガン>孫悟空(SF西遊記)>シートンwithスカイラーク>フェイト・ラインゴッド 勝てない負けない 勝てない負けない ×シュルク 世界改変負け 〇シュシュ・インフィニット>ミカるんX>蒼龍流 先手で精神+魂攻撃勝ち 〇坂東 先手で精神+魂攻撃勝ち △ラスボス刑事 勝てない負けない 〇フェルミ 先手で精神+魂攻撃勝ち △號with真ゲッタードラゴン=ケイ=ドロン猫 勝てない負けない 〇岸波白野withムーンセル>シュマゴラス 先手で精神+魂攻撃勝ち マジカルカレン>いかさまの女性のアルコンの超能力者>葛葉紘汰