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しいなも艦これを見て、実際にゲームもやっています! (提督の名前が同じしいなです) まだ始めたばかりなのでかなり初心者ですね イヤー難しい
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34 :名無しさん@ピンキー:2014/02/26(水) 20 25 52.65 ID rrWidLhX やりました。 こんばんは、岡山鎮守府に所属する変態空母です。 先日、提督が執務室に新たな家具を導入したと自慢してきました。 某正規空母の精密模型が鎮座した最高級の桐箪笥です。 私はそれを見ていたのですが、我慢の限界が近づいてきたみたいで 提督が席を立った瞬間に足袋だけになり箪笥によじ登り、 ああ^~と言うまもなく赤城さんの模型の甲板に小水を掛け、 それからは思い切り射精して男汁を二回も出しました。 ふぅ…。 戻ってきた提督には球磨型2番艦の軽巡がやったと報告しました。 こんな、変態空母と小水まみれのプレーをしませんか。 艦種類は空母・軽空母ならいいですが、汚れ好きの方なら駆逐艦でもOKです。 Lv53の性器空母です。岡山でお会いできるなら最高です。電文まってます。 38 :名無しさん@ピンキー:2014/02/27(木) 00 18 47.21 ID tbaMTVA5 「不知火に落ち度でも?」 「……」 「司令?」 「…逆に聞くが、お前は自分に落ち度がないとでも思っているのか?」 「え…な、し、不知火は一体何を…」 「ふう……お前は、わざわざ上官に指摘させなければそんな事も自分で分からないのか?」 「っ」 って感じで威圧したら不知火怯んでくれないかな…できれば涙目を目指したい そしてその後からかってみただけのつもりだったとカミングアウトして逆襲されたい 実際の所、司令官やってるのなら、部下が自分で気付いてないような失敗があれば、ちゃんと指摘してやるべきだと思ってるけどね 39 :名無しさん@ピンキー:2014/02/27(木) 01 56 31.29 ID cz28dDxU なんかその妄想そのままな絵あったな ※編集注:おそらくこれのことだと思われる 41 :名無しさん@ピンキー:2014/02/27(木) 20 30 07.19 ID DgOCAuZN 秘書艦の瑞鶴に「て、提督さんはホントしょうがないなあ……」みたいなノリで 延々フェラしてもらう話(本番ナッシング)を書いてるが自分以外に需要があるのか怪しい 43 :名無しさん@ピンキー:2014/02/27(木) 20 43 44.04 ID +xFctdWN (こんなのが翔鶴姉の中に入ってたんだ…) って、考えながらなら俺にもある 82 :名無しさん@ピンキー:2014/03/06(木) 23 05 20.34 ID 82jdQ07s ショタ提督って、艦娘のオモチャ(意味深)にされそうだよなー。 早朝から朝勃ちを秘書の愛宕に可愛がられて一発絞られたり。 天龍に「おいガキンチョ提督、肩揉め! 腕揉め!」とか怒鳴られて、 何かの拍子に胸を押し付けられて、言いがかりつけられて一発絞られたり。 足柄に「若さの秘訣はどうのこうの」で組み敷かれて一発絞られたり。 隠していたエロ本が青葉に見つかってゆすられて、妙なプレイで一発絞られたり。 夕張に「後で感想聞かせてね!」ってんでアレコレ飲まされたり突っ込まれたりで、一発絞られたり。 一人遊びを島風に見られて「すごいわ! 提督ちっちゃくて早いのね!」とかで速射実験させられたり。 酒保祭りなんかで絡まれた日には、もう……。 145 :名無しさん@ピンキー:2014/03/14(金) 00 47 32.78 ID H+PqtnhF 弥生ちゃんのセリフに最近妄想がふくらみまくりんぐな俺提督 攻めても責めてもブラフかますのかな 「んんっ……弥生、感じてなんか、ないです……よ?」 表情は硬くても顔真っ赤だったりして 補給(意味深)させてみたり 「飲んじゃって、いいの……? んくっ」 あー たまんねー かわいいよー 315 :名無しさん@ピンキー:2014/03/25(火) 14 31 26.38 ID H7g4+yec RJ「一機や」 提督「どうした?」 RJ「一機……戻って来おへんのや……」 RJ「ウチがや!!提督やないウチがころすんや!!」 RJ「ウチが死ね言うて飛ばしてるんも一緒や!」 ああ^~RJいっすね~ 316 :名無しさん@ピンキー:2014/03/25(火) 22 00 03.47 ID 4U8VZNFo 平和が訪れて艦娘を社会に順応させるプログラムが始まり 中年提督の家にも数名の艦娘がやってきて提督の息子を振り回す ドSな龍田、からかってくる鈴谷、泳ぐ18禁なイクなど 一番困るのは若すぎる継母、雷 という電波を受信した 自身の文才のなさが悔やまれる 328 :名無しさん@ピンキー:2014/03/26(水) 04 08 56.28 ID vO67AsWo 艦娘A「知ってる?この訓練ってとても厳しい教官の鬼提督がいるんだって」 艦娘D「知ってる知ってる、それで訓練が終わるまで鎮守府を何人も去ってくらしいよ」 艦娘B「うわぁ」 艦娘C「でも、それは本人の気持ち次第ネ!私はネバーギブアップネ!」 ガチャ「ドア」 提督「講師の提督だ」 提督「俺の使命は、役立たずな鼻くその集まりである貴様らを、立派な兵器に育てあげることだ・・・!」 提督「・・・名前は?」 艦娘A「あ、私は・・・」 提督「ニヤニヤするなふんころがしがぁ!」 艦娘A「!?」 提督「その顔は・・・男に見せる女の顔だ・・・!」 提督「俺に色目を使ってんのか・・・!?」(頬を鷲掴む) 艦娘A「が、がんばりまひゅ・・・」 提督「声が小さい!」 艦娘A「がんばりまひゅっ・・・!」 提督「声が小さい!!」 艦娘A「がんばりまっひゅっ!!!」 提督「よぉし」 某懐かしバラエティー見てたらふと思い付いたが この流れでエロ行けるかな 335 :名無しさん@ピンキー:2014/03/26(水) 14 29 52.55 ID e1tN0Dgo 加賀さんとケッコンカッコカリしたにも関わらず夜戦オコトワリされてしまった提督 だが本当は提督と夜戦したい加賀さんはヲ級コスプレをして提督に夜這いをしかける 「か、加賀さん!?」 「あのヲ……提督の事が好きだったんだヲ……提督と夜戦したかったんですヲ……」 ヲ級のエロ衣装で加賀さんの豊満な胸部タンクがこぼれる。 そして提督とヲ級加賀さんは幸せな夜戦をして終了。
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※※鬼畜展開・欝注意 298 :なのです☆ :sage :2013/10/29(火) 21 46 38.31 (p)ID Fc+CvhM0(20) 第一章~仕組まれた非公式模擬演習編~ 数日前、敵総督(地元のワルイ先輩。有名大手企業社長の長男)から総督(金持ちのボンボン、現在オニィ系のチャラオ。大学で経済学部を専攻、留年により現在5年生) がライン上で 敵総督『お前んとこの艦ムスってさ、マジマブくね?一回うちの艦ブス(笑)と非公式模擬演習しようぜ? 場所はシケた公式会場の海上じゃなくてさー 渋谷のクラブ貸し切ってさーDJとか呼ぼうぜ? 後、お前が最近ドロップした電ってさ元うちの嬢なのよ、とりあえずヤリ飽きたら返却しといてや うちの魚雷スタッフが電の体が恋しいってるせーのよwwじゃよろしく頼むわw』 とのコメントが入り、総督が 総督『マジっすか!?ww電って先輩の所の女だったんスか!?マジすんませんw食っちゃいましたw でもあいつガバガバで丁度要らねーわっ思ってた時だったんスよw なんか最近あいつ、『付き合ってほしいのです☆』とか言い出してちょっとウザくなってたんすよね~w でいっつも『ゴムだけは付けて欲しいのです…赤ちゃん出来ちゃうのです…下ろしたくないのです…』とか言うッスよ? テメーは毎日危険日かっつーのwwマジ困ってたんッスよww いや~マジ助かったっスww返却しますんで 今度運営には内緒で非公式模擬演習訓練よろしくッスw 場所はいつもの代々木公園の近くのクラブ〇〇〇ッスね? 今回は自分が電食ったお詫びに会場とDJ用意して置くんでW』 そして翌週、仕組まれた非公式模擬演習が行われたのであった… しかし、当日提督と敵提督は参加せず、代わりに代行の提督が派遣されてきた。 …それはこれから起こる参事を誰かが通報して、警察ガサ入れが来ても、自分らには飛び火しない様に用意した 彼らの替え玉だった。 提督の命令で、いつもの倍の自給を貰い、模擬戦と言う名のクラブイベントに出演…もとい出撃する ぜかまし、那珂ちゃん、赤木ねぇたま、電たんの四人でいつもどうり出撃したが、そこは何時もの戦闘会場ではなく、 人ごみが行きかう渋谷…行き違う歩行者達の生暖かい視線を感じながらも、彼女たちは指定された場所に就いた… 299 :なのです☆ :sage :2013/10/29(火) 21 47 26.84 (p)ID Fc+CvhM0(20) しかし…そこは艦コレイベントには似つかわしくない、一軒のクラブだった…。 外には『本日貸切』の看板が…、中に入ると、薄暗い店内にはオシャレなバーに20代前半と思われる男のバイトが数名、提督が呼んだと言う大学の艦コレサークルの男と、 股の緩そうな女子大生、怪しい雰囲気の黒服の男が大勢いて、異様な雰囲気を放っていた… 何か不穏な空気を感じつつも、4人は店内を傷つけないようにと提督から渡されたふわふわのスポンジ製の弾を装填し、模擬戦を開始する… しかし、敵のターンになった時それは起こった…。 敵艦ムスの背後に設置されていた暗幕から、待機していた敵魚雷(魚雷のマスクを被った上半身裸、下は黒タイツのムキムキマッチョ男(全員30代後半、会社員だが趣味で艦コレ活動に参加)以下『魚』)20人が放たれる。 ギャラリーの笑い声と、DJが流すノリの良い音楽に、おびえる4人の艦ムス達の悲鳴はかき消されていった…。 (この時流れた音楽♪江頭2:50のテーマでもある、♪布袋寅泰『スリル』♪) そして、なぜか魚雷アニキたちに集中的に狙われる電たん…!! 恐怖の顔で逃げる電たん(以下『電』)…でも 転んで… 追いつかれて… 電『ふえぇぇぇ!?まさか…!!お兄ちゃんたちはっ…!!え?…なんで!? 何でここにいるのです!? まっまさか……いやぁ…!!こないでぇ!もう…もう嫌なのですっ!! あそこには…あそこだけには…帰りたくない…帰りたくないのです!!離すのですっ!! いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!はなしてぇぇぇぇえぇっ!!!』 ただ事では無いと感じ、電を助けに行く三人。 しかし、今回の出撃は実践では無くあくまでも非公式な模擬演習。ふわふわのスポンジ弾しか装備していなかった、非力な艦ムス達に マッチョな敵魚雷アニキを留められる筈もなく、あっけなく捕まり縛り上げられる ぜかまし、那珂ちゃん、赤木ねぇたま、の3人。 そんな中、魚雷アニキたちに追われ、転んで動けなくなった電たんは、 魚雷アニキたちに数人で羽交い絞めにされ、 後ろの戦艦コスを乱暴に剥ぎ取られると、服や下着を無慈悲に破かれ、電マをクリトリスに押し付けられ、極太ヴァイヴで犯され始める。 電『えっ!?こんな所で!?やらぁ!!みんな見てるのです!!いやなのですっ!!やめるのですっ!!』 と言いながら大洪水の電たん。そして大の大人の腕位の大きさのバイブをぬるりとマ〇ンコに加えこむ… それを見て赤面している3人に、魚雷アニキの一人がDJ用のマイクを手に取り、敵総督や自分たちと電たんとの関係を DJの音楽に合わせ語りだす… 300 :なのです☆ :sage :2013/10/29(火) 21 48 21.56 (p)ID Fc+CvhM0(20) その概要は ・実は電たんは赤ちゃんポストに捨てられ、3歳まで児童保護施設で育った事。 ・敵の提督(当時20代未婚ロリコン癖)が施設へ多額の資金を融資する条件で3歳の電たんを実質買い取った事。 ・その後すぐ(3歳1か月の時)から性的な訓練と改造をされ始めたこと。 ・敵提督が『電マ』攻めが大好きにだった為、名前を『電マ(読み方を「でんマ」→「いなずマ」』に変えた事。 ・5歳で部隊全員の魚雷アニキ(当時全員20代前半、提督の大学の後輩)の相手もしていた事。 ・12歳での出産経験や多くの中絶経験が有る事等を暴露する。 そして、その証拠にと幼少期から性器の拡張開発をされてきたイヤラシイ体を他の艦ムスや多くのギャラリーに見せつけるアニキ…!! M次開脚した電たんに3人は悲鳴を上げたが、会場はから湧き上がる歓声と、カメラ小僧のシャッター音で彼女たちの声はかき消されていく…。 …しかし、電たんの体は見世物にふさわしいモノだった… ぜかまし、那珂ちゃん、赤木ねぇたまの3人が見たモノとは… …電たんの子供らしい顔と声に似つかわしくない、巨大なバイブをくわえ込むとろっとろアソコからはみ出る黒ずんだ大きな具、そして巨大な勃起したクリトリス。 …体の割には大きな胸、そして大きな乳輪とあずき色の乳首。 …お腹には立てに真っ直ぐ伸びる帝王切開の後。 …そして赤面し目を両手で隠しすすり泣く電たんの顔。 魚『おい、お前ら見てみろよこのクリWW最初は普通の大きさのクリだったんだが、ガキの時から起きてる時は俺らが常にクリいじってたんだぜW 3歳の時には自分でいじるようになってなぁW 一人でいる時はいつもオナってたよなぁW 寝てる時もクリ吸引機付けさせてたらこのでかさになったんだよW ガチのド変態なんだぜこいつはよ!!』 更に兄貴はいかずちたんのマンコからバイブを抜き取ると静かに両こぶしをマンコに突っ込み… 魚『見えてるかぁ!? コイツ15なのに腕が2本もマ〇コに入るんだぜ? コイツはなぁ、3歳の時からおもちゃ使ってマ〇コ広げてんのよ。たしか4歳で大人用のヴァイヴ入れられてヨガってたかなぁ? 12でガキ作った後は見ての通りガバガバよW』 そこで弱弱しく答える電たん… 電『うぅっ みんな…みないで…みないでなのです…』 301 :なのです☆ :sage :2013/10/29(火) 21 49 11.54 (p)ID Fc+CvhM0(20) そんな中、嫌がりながらも 無茶苦茶にされた以前の体験を思い出しさらにぬれる電たん その反応を見逃さず攻めまくる魚雷アニキ…!! そして魚雷アニキたちは 電たんがスパイとして今の艦隊に送られたという無い罪を電たんに自白させる…。 電『もうら、らめぇっみんな…みんなが…お友達が、みてるよぅっ…っんひぃ!!』 魚『おい、お友達だってえ!?お前内通してたんだよなぁ? ああ? これから一緒にお家に帰るんだよなぁ? あああ!? もっと激しくかき回すぞゴルァ!? 白状しねぇと昔みたいに2日間寝かさずに犯し続けるぞ!? あぁぁ!?』 電『そんなこと…なぃ…よぅ!そんなこと…してな…… うわぁぁっいぁ…やらぁっ! そっそこっやっっ!! わかりまひたぁ したのぉ!! ないつうぅしたらのぉぉおぉっ!! いやぁっいやぁあ だからぁやめてぇぇぇぇぇぇ んひぃぃぃぃぃぃぃぃ!』 魚『ゴルァ! てめぇ言葉の最後に『なのです』と言えと言っただろおがぁあぁ!! ズボズボ激しくすんぞゴルァ!! てめぇの娘も同罪だぞ! 今日は二人とも寝かせねぇからなぁ 解ってんのか!? ゴルァ!!』 電『っひぐぅ!! わかっらからぁぁぁあ やめへぇえなのぉでしゅぅぅ!!』 ……本当は性的虐待をする提督の家で12歳で長女を出産、虐待の対象が娘(現在3歳)に移り、無理やり娘と気離された電たんは14歳で都内で一人住まいをする事になる。 生まれて初めて自由になった電たんが、生まれて初めて自分でやりたいと思った事。それが現在バイトでやっている艦コレへの参加だった…。 そこで生まれて初めての友達が出来たのだった…。楽しい艦隊バイトで職場の仲間を裏切るなんて事はこれまで微塵も考えた事が無かった。 今はちょっと自信のない顔をしていて、仕事終わりに”エッチの時だけは優しい提督”とのエッチが楽しみでオナニー中毒ですなおな普通の15歳…。 それが電たんだった…。 しかし、縛られたぜかまし、なかちゃん、あかぎねぇたまの前に居るのはもはや みんなの知っている電たんでは無く淫乱でイヤラシイ一匹の裏切り者のメスだった 302 :なのです☆ :sage :2013/10/29(火) 21 51 06.45 (p)ID Fc+CvhM0(20) そんな中、なかちゃんが大げさに 那珂『電ちゃんさいてぇ!電ちゃん不潔よっ!!』 わざとらしく、大げさに騒ぎ出す…。 腰が抜け、縛られたまま壁に寄りかかり涙目で震えながらうつむくぜかましとあかぎねぇ、軽蔑の視線と言葉をおくるなかちゃんの姿を見て、 皆の仲間に戻れない事を悟った電たんは、精神が半壊してしまい、絶望と快感で顔をくちゃくちゃにしながらただただ泣くだけだった…。 そんな電たんを敵魚雷アニキは犯し続けた。時間が立つにつれ、クラブ内には電たんは何時ものカワイイ声ではなく、女としての電のいやらしい声が響く様になっていった… どれだけ時間がたっただろう……腰が抜け、泣きながらうつむく、ぜかまし、なかちゃん、あかぎねぇたまの3人の両脇を奥から出てきた黒服の屈強な男たちが持ち抱え、 外に連れて出し、表に用意されていた黒い車(日産:NV350キャラバン)にかつぎ込みむと、自分たちも乗り込みそのまま本拠地へと三人を送り届けた… その道中、この一人の黒服の男が一部始終の動画を撮ったSDカードを取り出し、起こった出来事を提督に報告するように伝えると、それを那珂ちゃんに渡した。 ぜかまし、なかちゃん、あかぎねぇたまの3人は、提督が本拠地として使っている親から買ってもらった都内某所にある高級マンションの玄関フロアー下ろされ、黒服の男はインターホンで提督を呼び出すと そのまま車に乗りどこかに消えた。 帰りが遅く心配し、待機していた子の日や金剛に肩を借り、やっとたどり着いた部屋で倒れこむ三人…。 恐怖とショックで提督の部屋に備え付けの布団に包まり泣き続けるぜかまし、 ソファーに崩れ落ちる様に座り、目に涙を浮かべ小刻みに震え吐き気を訴える赤木ねぇ、 取り乱す那珂ちゃん 唯一、会話ができる状態だった那珂ちゃんが、事の一部始終を話す。 そしてカワイイ艦ムス達のまえでSDカードに入った動画ファイルを、備え付けのウーハが効いた大型テレビで流す提督。 それを見てショックを受ける艦ムス達… クラブでの出来事を思い出し『うぁぁぁぁあぁっ!』と奇声を上げ、号泣する ぜかまし 。 精神的ショックにトドメを刺され、ソファーのクッションに顔をうずめたまま小動物の様に震える 赤木ねぇ 。 『なに?なにこれぇ…ひどいよぉ…うわぁ… はぁ、はぁ。』と言いながら、どうしていいか解らずオロオロするも、画面に目が釘づけで赤面し、 おまたを濡らすという生理的反応をし、更には床オナニーしちゃう那珂ちゃんより若干足りない子、 ゴウヤ 。 いつものあのわざとらしい作りキャラがすっかり抜け、真顔でポケットからそっとタバコ(マルボロ)を取り出し火をつけ、タバコをふかせながら、 眉間にシワを寄せ、私物のポーチから出した缶コーヒー(BOSSのブラック無糖)を飲みながら 『……若いわー……』と言って、深いため息をつき、遠くを見つめ、過ぎ去った日を思い起こす 子の日様 。 (この時、子の日様のバックに流れるBGM♪平原綾香『明日』♪) 艦隊からの脱退を決意し、動画が流れている間、艦コレ本部へメールをし、派遣(ドロップ)先確保に動き出す金剛四姉妹。 303 :なのです☆ :sage :2013/10/29(火) 21 51 49.28 (p)ID Fc+CvhM0(20) 提督と敵提督の仕組んだ事で、電たんを始末する為の作戦だった…しかしオニイ系でチャラオの総督は まるで何も知りませんでしたと言わんばかりに、白々しく動画を見ながら。こう言い放った……。 提督『マジか? オイ、マジか? あいつ、どんくさい奴だったけど体だけは最高だったんだがな!! マジねぇわwwてか裏切り者がいなくなって良かったと言えば良かったんじゃね? 電ってさー最近、『付き合ってほしいのです☆』とか言ってしつこかったんだよね~。 俺には那珂っていうマブイ彼女がいるっつーのww電、てめぇは遊びだったんだよwヴァーカ!! マジすっきりしたわ~、なぁ皆もそう思うだろ?思うよなぁ!?』 那珂『なっ何言ってるの!?提督!ちょっとは反省して!?電ちゃんを助けてあげてぇっ!!うっ…うぇぇぇえぇぇん…』 提督『わりぃって、先輩には電を可愛がるように言っとくから、な?那珂泣かないでくれよ…』 泣きながら訴える那珂…それを抱き寄せる提督…この時、弱りきってって精神が全壊し、おそらく重度のPTSDを発症しているであろう ぜかまし 、 赤木ねぇたま 以外の他の艦ムス達は薄々きずいていたのだ… 『ぜったい提督が電ちゃんをはめたんだ!(たぶん那珂ちゃんも共犯)』…と 実は、国内の大手証券会社の創業者一族の息子で長男のボンボンの提督が『艦ムス』活動を行っている理由は『可愛い娘とヤりまくれるから。』 レベル上げやゲームなんざ二の次だった。それが理由で自分の好みの艦ムスのみを数人しか集めなかったのだ。 そうだと解っていても提督に逆らうと本当に何をされるか解らないと言う恐怖から、艦ムスたちは提督に何も言えず、今まではうつむくしかなかった。 しかし、その『恐怖』の出来事が今日、突然、何の前触れもなく起こった…。 本当に、本当に提督の艦隊は最悪だった。普通に出撃する事すらできない。出撃できる条件は『強さ』ではなく『提督とのヤった回数』だった。 出撃できないと言う事はバイト代に直結する為、生活の掛っている艦ムスは必至だった。 家の借金を返済したいあかぎねぇたまなどは提督に進んで体を差し出して、家庭に迷惑を掛けまいと提督宅で一日一食のご飯も一杯食べさせてもらってたし、 ぜかましは両親ともに他界し、兄弟たちを食べさせるために多くの現金を得ようとわざと薄着をして提督にいつでもいじられやすい恰好をわざとしていたのだった…。 逆に加賀さんの様に 加賀『わたし、夫が居ますんで、そういうのは無理です。提督はヤる事しか頭にないのですか?真面目にゲームされ無いんだったら働かれてはいかがですか?』 などと口答えする艦ムス達は自分で止めて行ったか、提督によりお払い箱にされていたのだった…。 しかし、ビッチでヤンデレで頭のズレてる那珂ちゃんだけはは提督と本気で付き合ってた。 …那珂ちゃんは提督を愛していた。提督も少し頭が足りないが見かけは可愛い、常に中出しさせてくれる那珂ちゃんを気に入っていた。 DQNカップルとしてはお似合いの二人だった…。 そう、電たんはリア充DQN達にハメられたのだった。 304 :なのです☆ :sage :2013/10/29(火) 21 54 37.37 (p)ID Fc+CvhM0(20) 第一章~仕組まれた模擬演習編~のまとめ☆ 提督の田舎のヤンキー先輩である敵提督から模擬演習のお誘いと、 ドロップした電たん返還のメールが届く。 提督も電たんを処分したかったため、 ドロップと言う形で二度と艦隊にもどる気が起きない様に クラブに艦ムス達に電たんの過去を暴露し、電たんの心ズタズタに傷つけた上で 電たんを回収した。 提督は鬱陶しい電たんを処分でき大満足。 那珂ちゃんは女狐を処分で来て内心大喜び。 それでは2章に行きます。 305 :なのです☆ :sage :2013/10/29(火) 21 56 09.83 (p)ID Fc+CvhM0(20) 第二章~復讐編 電の本気を見るのです☆~ 裏切り者の汚名を着せられた電たんが艦隊から消えた後、艦隊を解散した提督(25)となかちゃん(17)がめでたく出来ちゃった婚で結婚。 提督の艦隊に居た艦ムス達も他の派遣先へとドロップされていった。 それから14年後。提督は艦隊活動を卒業し親のコネで都内某大手商社へ勤務。 那珂ちゃんも年収一千万超えの一流サラリーマンの専業主婦として東京都二子玉川でセレブ暮らしをしていた… これがずっとこの生活が続くと思っていた… そう、一人息子の高校受験の前までは… 異変は息子が都立中学から高校受験をする年、中学三年の春に起こった… 息子はそれまで受けたいと言っていた山手線目白駅の近くにある某有名私立高校を『うけたくない、中卒で働く』と言い出しグレはじめたのだ… 有名商社に勤め、自慢の跡取りが急変した事に激怒する父(元提督)、泣き崩れる母(那珂)。 そんな中、その年の11月1日、息子が『中学卒業したら俺この人と結婚するから』と女性を連れてきた… その女性を見て顔面蒼白&ガクブルの父(元提督)、崩れ落ちる母(那珂)。 そこに立っていたのは、印章は少し変わったが14年前、敵魚雷アニキに車で連れ去られた電たんだった…。 14年前、電たんはあの後、都内某所に有る敵総督の家に連れ去られ、3歳になる娘と一緒にねちっこいプレイをされながら、 提督がメール添付で送ってきた、ビデオカメラ(提督が部屋に仕掛けた、いつもはハメ撮りをするための高画質カメラ)の映像を見ていた。総督の 『マジか? オイ、マジか? あいつ、どんくさい奴だったけど体だけは最高だったんだがな!! マジねぇわwwてか裏切り者がいなくなって良かったと言えば良かったんじゃね? あいつ、『付き合ってほしいのです☆』とか言ってしつこかったんだよね~。 俺には那珂っていうマブイ彼女がいるっつーのww電、てめぇは遊びだったんだよwヴァーカ!! マジすっきりしたわ~、なぁ皆もそう思うだろ?思うよなぁ!?』 と言う発言も聞いていた。 …エッチの時に提督が言ってくれる優しい言葉を信じていた素直で単純な電たんは、この時初めて提督の本音を知った。 306 :なのです☆ :sage :2013/10/29(火) 21 57 32.95 (p)ID Fc+CvhM0(20) そして、やっと…、やっと、生まれて初めて出来た『仲間』と、帰る場所を失った電たんの精神はついに大破。 それから敵提督と魚雷アニキ達はまるで死んだ魚の目のになった虚ろな電ちゃんの体を飽きるまで凌辱し、その後は電たんを21歳で吉原に売り飛ばしたのだった…。 しかし、持ち前の可愛さと、『なのです☆』言葉を使うキャラを生かし、驚異的な指名率を誇った電たんは 30才前に自由の身になった…電たんは頑張った…… そう…あの那珂ちゃんと提督に復讐する為に… そうして息子に近づき、息子を性のトリコにし、家庭を合法的に崩壊させる事にしたのだった… …そしてこれまで有った事を全て三人の前で語る電たん… 提督は足から崩れ落ち、那珂ちゃんは号泣で地面に這いつくばり、息子は泣きながら発狂。 そしていかずちたんは笑いながらその場を去った…。 電『あはははっ やったのです! やってやったのです!! 家庭崩壊!提督撃沈!那珂大破!頑張ったのです!! 電は本気をみせたのです!!』 その年、提督の家庭は崩壊。親の遺産相続で立てた都内某所の立派な一軒家も数年後には競売に出される事となった… 307 :なのです☆ :sage :2013/10/29(火) 21 59 26.07 (p)ID Fc+CvhM0(20) 第二章~復讐編 電の本気を見るのです☆~のまとめ☆ 鬱陶しい電たんを処分する事が出来た提督は、那珂ちゃんと出来ちゃった結婚。 電たんは3歳から14歳まで性的虐待受けていた敵提督の家に連れもどされ、 そこで提督の本心と彼女である那珂ちゃんのことを初めて知ったのだった…。 精神的に不安定になった電たんは、昔の様におもちゃのとして扱われる女の子にもどる。 21歳で吉原に売られるまで、滅茶苦茶に犯された電たんは、提督と那珂ちゃんへの復讐を誓う。 血がにじむような営業と努力で吉原を卒業した電たんは、 ついに提督と那珂ちゃんに復讐を遂げる。彼らの家庭は崩壊した。 短いですがこれで2章はおわりです。 それでは最終章の3章始めます。 309 :なのです☆ :sage :2013/10/29(火) 22 00 43.80 (p)ID Fc+CvhM0(20) 第三章~アフター編 みんなのその後~ その後、提督の息子は高校には進学せず、柄の悪い連中とつるむ様になり、 親名義のキャッシュカード(プラチナカード)を盗み、新宿、六本木で17の時から豪遊。 親にばれ、カードを留められてからはマコムやプロミヌ、マイフルなどのサラ金から金を借りるようになり、 実家の資産を食いつぶしてしまう。 ハタチの時渋谷の某クラブで覚せい剤を打っているのを警察に現行犯逮捕。取り調べの際 『好きでやっているんじゃないんだ!! 奴が…あいつが来るんです!これをしないと不安で堪らないんだ!!助けてくれぇ!!』 と言ったという。 ドラック逮捕者専用の刑務所にて現在服役中。 元提督は息子の変貌ぶりに精神を病むようになり、勤めていた某大手商社を自己都合により退職。 その後、精神科への通院に使用している京王井の頭線で、股が緩そうな女子大生に 『この人、痴漢ですっ!!』と虚偽の告発をされ、現行犯逮捕。 無実の罪で服役し8月に出所する。 提督はその年の12月、代々木公園で、段ボールにくるまって凍死しているのを通行人に発見される。 生前彼は家の中で 元提督『赤いのが…!ほら、そこに…!!来るなっ…!俺は悪くないんだ…!!』 と意味不明のうわ言を言い続けていたと言う。 那珂ちゃんは、夫の失業後、夫宅の遺産で生活を切り盛りしていたが、ドラ息子の悪行により、 資産もなくなり、更には息子がマコムやプロミヌ、マイフル等の街金かで作った借金の取り立てに怯え、次第にひきこもるようになる。 しかし、借金のかたに家を取られてからは、東京を離れ神奈川郊外のボロくて安いアパートに一人で住むようになる。 コンビニバイトをしていたが、続かず、30過ぎで風俗の姫デビュー。 神奈川県横浜市中区桜木町に有る某安マッサージ店で働いていたが、まるで別人の様になってしまった… 『戦艦のアイドル!那珂ちゃんだよ~!!』と言っていたあのころの面影はもうどこにも無かった。 ただただ疲れ切った顔をして、白髪の混じったお団子ヘアーの那珂ちゃんがそこに居るだけだった…。 そして、半年前から通っているメンタルクリニックで 那珂『最近赤いのが来るんです…気が付いたら視界の隅に…ほら! 今先生の後ろを…!! うわぁぁぁぁぁ!!』 と叫びながら暴れ、医師を負傷させた為、某国立精神病院へ強制入院となった。 しかし、医師と看護師の目を盗み屋上からヒモ無しバンジーをし、帰らぬ人になってしまう…。 310 :なのです☆ :sage :2013/10/29(火) 22 01 42.62 (p)ID Fc+CvhM0(20) 敵総督は親の後を継ぎ、大企業の社長になった。 親の代より兼ねて闇社会とのつながりを指摘されていたが 世襲である彼もまた、その『遺産』を受け継いだようだ… しかしそれも長くは続かなかった、不摂生な生活をしていたせいもあり、癌となったのだ しかも発見が遅れたため、発見時には既に末期状態だったと言う… 寝たきりとなった敵総督は会社を弟に託して引退し、療養を続けて居たが今年の初め死亡した。 生前病室で毎日深夜ナースコールを押し、 敵総督『赤いのが…赤い奴がくるっ…奴が夜になるとくるんだ! 俺を一人にせんでくれぇ!頼む!!』 とうわごとのようにしゃべっていたと言う。 敵魚雷アニキたちは、覚醒時代から『同好会』と言う形で敵総督の艦コレ活動に参加していたロリコンどもだったが、その実態は 昼間は真面目に働くサラリーマンだった。試合のある日のみ、魚雷に変装し人間将棋の様に人の駒としてゲームへ参加し汗を流しす事を楽しみ、 夜には打ち上げも兼ねて敵提督の監禁している幼女を楽しむと言う鬼畜どもだった。 彼らの大半は同じ某有名大手電気機器製造業メーカーに勤める営業マンだった為、時間を合わせて艦コレに参加する事が可能だったのだ。 しかし、それが災いした。 彼らの会社では年に一回慰安旅行が有り、バスをチャーターして遠出をしていたがそのバスが高速道路の縁石に激突し横転してしまう。 多くの死傷者を出したが、不思議な事に亡くなったのは敵総督の艦コレに参加した社員のみだった。 運転手の供述によると、濃霧の中、高速道路に立つ赤い服を着た女性がおり、それをよける為ハンドルを切ったら縁石に激突し横転したという。 それ以外の会社や自営業をしていた魚雷アニキたちも、不慮の事故や経営不振による自殺など、誰一人生き残った者はいない。 皆一様に死ぬ前に『アイツ』を見たという。 311 :なのです☆ :sage :2013/10/29(火) 22 02 26.45 (p)ID Fc+CvhM0(20) 電たんの長女(文月?本当の名前は電しか知らない)は11歳の初産の時に死亡、元々、生まれてから戸籍登録もなく、医者も秘密を守るロリコン医者による無保険診療だった為、 何の個人データも持ち合わせていなかった…名前すらも… 遺体は魚雷アニキの一人が務める火葬場で火葬。彼女が生きていた証の小さな骨壺は墓地の納骨堂に無縁仏として入れることとなった。 電たんの長女の長女は、2歳から毎日エッチ三昧。お外に出してもらえず、 お勉強も絵本の代わりにエロ同人を渡され、エッチの事しか知らない幼女セクサロイドに。 敵総督たちがいかずちたんや、いかずちたんの娘で得た幼女開発テクニックにより、 強力吸引ポンプでクリトリス調教されたり、マンコやアナルには何でも楽々入る体に改造されたのだった…。 しかし、敵提督の死亡後、児童養護施設に預けられることとなり今は『りゅうじょう』ちゃんと呼ばれているらしい。 龍驤ちゃんは現在、その施設の職員さんの相手をするのを夜な夜な楽しんでいるという…。 しかし、そんなお盛んな龍驤ちゃんが最近、妙な事を言うようになったのだ。 夕方、龍驤ちゃんはたまに施設の二階から窓ガラスの外を見て、 龍驤『ねぇほら!あの赤い人お洋服のおねえちゃんなんよ!あのおねぇちゃんがりゅうじょうを守ってくれるんや!』 と職員たちに楽しそうに言うのだ…。 児童養護施設の龍驤ちゃん担当女性ケースワーカーは、度重なる性的虐待のストレスで幻覚を見ているのだろうと思っていたが、 最近施設で奇妙な事が起こるようになった事も気になっていた… 他の児童が廊下で『赤い女の人がたまにいるんだよ?』と言っていることだ… そんな中、たまたま夜勤明けのケースワーカーの彼女は目にしてしまったのだ… 龍驤ちゃんの見つめる先に、薄い茶色のざんばら髪をピンクの髪留めで止めた、腐った魚の様な目を見開いて斜め上を見つめる、顎がゆがんだ赤い服の女性を… ?『あはぁ…!あは、あはははっあはははっあはははははははははあははははははは!!!!!!』 とその赤い服の女は耳に残る不気味な声で笑っていた。彼女は腰を抜かしたが、龍驤ちゃんは楽しそうに話しかけてきた 龍驤『これがね、”い…ずま”おねぇちゃんなんよ、すっごくつよいんやで~☆』 名前だけが良く聞き取れなかったがその女から目をそらし戻した時には女はすでに消えていた。 彼女それを仲間に話すと『疲れてるのよW』と言う話になり彼女自身もそうだと思い帰宅する事にした… しかし、彼女がその事について二度と語る事は無かった…帰宅途中、居眠り運転車両と接触事故を起こし帰らぬ人となったからだ。 312 :なのです☆ :sage :2013/10/29(火) 22 04 19.66 (p)ID Fc+CvhM0(20) 電たんはどこにいったのだろうか…? 正直な所、電たんの詳しい消息は最近まで分かっていなかった。ただ、唯一解っていたのは提督の家に乗り込んだその次の日に 静岡方面へ向かう彼女の愛車とそのナンバープレート。そしてその運転手が高速道路の監視カメラに映っていたという事実だけだった。 その時運転手が身に着けていた服は、電たんが、吉原で愛用していた艦コレ活動で着ていたセーラー服に似た赤いドレスだった…。 数年後、ふざけて樹海を探索する4人の地元の大学生グループが樹海のけもの道の先で一台の赤い車を発見した。 車は車両で入れるギリギリの所で発見され、そこに至るまでの悪路で車体は傷つきL外部は塗装が所々剥げ、苔むしてはいたが、窓はしまって居た為、車内に私物と車検書がそのまま残っていた。 キーは付いたままでドアを開ける事が出来た為、彼らは中を見ることにした。 中にはボロボロの車検書と電たんが吉原の仕事でよく使っていた赤い服、そして有効期限の切れた免許証がこの車が電の物である事を物語っていた…。 しかし、若者はその車検書の近くで妙な物を見つける。長い年月と雨漏りの水で腐食しボロボロの1冊のノートだったが、かろうじて読める所はあった。 内容からどうやら、数年書き込むタイプの日記調の様だった。そこには女の子らしい可愛い字で何やら書いてあった。 (以下…は腐食により判読不能な部分) ????・11・2 『……………………た!これで……………(判読不能)…………………よ。明日…海に行って、自…するんだ………………………………………(判読不能)…………………………………………っとさよならできる。』 …所々読み取れる文章から意味不明で。日記は20××年11月2日で終わっていた。 若者はそれが何かは解らなかったが、生理的に嫌な物を感じ、手を放してしまった。 車内に残された物で持ち主が女性だったと想像できた為、好奇心も有り、若者たちは念の為車の周りを調べる事にした… 車の置いてある場所から20メートルほど進んだ時だった。前方に防空壕の様な窪みが有り、その奥に白い物が見えた… それは赤い服を着たまま亡くなった女性者と思われる白骨化した亡骸だった。 白骨化していたが、明るい茶色の髪の束と、ピンクの髪留めが下あごの骨がズレた頭蓋骨の横に固まってそのまま残っていた。 そして遺体の上には、電たんが艦コレに楽しく参戦していた頃に来ていた可愛いセーラー服のデザインに良く似た色あせて苔むした赤いコート… 穴の周りには彼女のお気に入りであったであろう女の子らしい、ちっちゃくて可愛い小物やアクセサリー類、精神科で処方される強力な睡眠薬の他、 注射機や白い粉の様な物が入ったビニールの小袋等が、女性用の可愛いバッグから出て散らばっていた。 彼女が生前精神を病みドラックに手を出していたことが伺わせていた。 その後、手を合わせ110番で通報し現在地を手持ちのGPSで知らせる若者たち。 警察が到着し、事情を聴かれる4人、その時樹海を駆け抜ける風に乗って、木々の擦れる音と一緒に女性の声が聞こえてきた。 木々の音 『ザーー…ザザーーー……ザーーーー……ザーーーーーー………ザーーーー―……ザー……』 ???? 『………な………………の……………で………………す…………………………………………』 そこにいる警官、大学生全員が確かにその擦れるような弱弱しい声を聞いたのだった。 明るくはなかったが優しい声だった… 彼らは、全員で変わり果てた彼女に手を合わせ、顔も解らない彼女の冥福を祈る事しかできなかった… 313 :なのです☆ :sage :2013/10/29(火) 22 05 24.44 (p)ID Fc+CvhM0(20) 第三章~アフター編 みんなのその後~のまとめ☆ その後みんなはどうなったのかの解説☆ 詳しい事は文章を読んでね☆ 提督と那珂ちゃんの息子 …精神的に不安定となり、ドラックに手をだし逮捕。日常的にみる幻覚から逃れるためにドラックをしていたと供述している。 現在服役中。 元提督 …精神が不安的となり、仕事を退職。 自責の念からか幻覚を見るようになり、 最終的に代々木公園にて行き倒れる。 警察の司法解剖の結果凍死との事だった。 那珂ちゃん …息子がてを付け慣れないほど荒れ、夫も無くし精神的に不安定となる。 全ての資産を失い、生活の為に風俗嬢をするが心的ストレスからか、幻覚を見る様になり他者に危害を加える様になったため 国立精神病院に強制入院させられるが、屋上から飛び降り帰らぬ人となる。 敵提督 …実家の遺産を引き継ぎ何不自由ない生活を行っていたが、不摂生な生活の末、末期癌に侵され亡くなる。 強い抗がん剤を服用していたせいか幻覚を見るようになり亡くなる前は極度に怯えるようになっていた。 敵魚雷アニキ …彼らの大半は同じ職場で真面目に働くサラリーマンだった。 しかし、同じ職場であったため、慰安旅行のバスアーにて、ツアーバス会社の運転手が起こした事故により 全員帰らぬ人となった。その他、電にかかわった全ての魚雷アニキは何らかの形で亡くなったと言う。 いかずちたんの長女(戸籍登録されておらず名前も無い) …12歳で誰の子供か解らない女児を出産。初産で有った事と、出産時の年齢が低すぎた事も有り母体に負荷が掛り過ぎて死亡してしまう。 遺体は当時魚雷アニキの一人が務める火葬場にて火葬され、無縁仏に葬られる。 龍驤ちゃん(雷たんの長女の子供) …敵提督の執拗な性的虐待を受け、ド変態に育つ。 敵提督の死後、電に関係する人物が次々に死亡した為、身元引受人に名乗りを挙げる者がおらず、児童養護施設へ入る。 空中を見つめ”何か”と一緒に、子供の良くする一人遊びをしていたが、 ケースワーカーがその”何か”目撃するも、ケースワーカ―が死亡した為、その正体は不明。 いかずちたん …提督と那珂ちゃんの家庭を崩壊させた次の日、高速道路の監視カメラに静岡方面へと向かっているのを目撃された後 行方不明に。 その後遺体と所持品や車、遺書らしきものが発見されるがその状況から、提督と那珂ちゃんに報復した翌日には 睡眠薬や安定剤、違法ドラック等の薬物の多量接種によりオバードース(急性中毒)となり、冬、誰も居ない樹海で動けなくなり凍死をしたと思われる。 (既に白骨化していたため何を摂取したか等の詳しい事は不明) 第一発見者や警察官ら全員が遺体の周辺で女性の声を聴いたと言う。 THE END
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921 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2014/07/11(金) 21 53 18 ID gwrlt5PY ところで艦娘に自分が昔好きだった人を重ね合わせる人っていたりするんだろうか? 922 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2014/07/11(金) 23 08 58 ID b7os42yo 921 ある時、海域にてドロップした艦娘 それは深海棲艦による最初の犠牲者の一人として記録されている 提督のかつて愛した人にそっくりいやそのものであった… 声 仕草 見た目 すべてがそっくりであり、まるで還ってきたかのような… しかし、ただ一点彼女と違う点があった 「初めまして!あなたが私の提督ですか?」 「キミは一体誰だ、いやなんなんだ!」 とかいう話 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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3年生以上の時に加山監督に相談したときに起こるイベントの一つ。 監督の弱みを握り、過去の話を聞いて、特訓をしてもらう約束をしてから、再び監督に相談すると特訓を受けることが出来る。 野手は『バッティング』『走塁』『守備』、 投手は『ピッチング』『投手の守備』から一つを選択して特訓を受ける。 また、『サボリぐせ』の状態の時と、すでに1度特訓を受けている場合、このイベントは発生しない。 特訓内容 条件 取得能力 バッティング ミートカーソル3以上 30%の確率で『広角打法』 走塁 走力11以上 40%の確率で『盗塁○』50%の確率で『体当たり』 守備 守備力11以上 50%の確率で『送球○』捕手の場合30%の確率で『キャッチャー○』か『ブロック○』 ピッチング コントロール136以上 50%の確率で『ピンチ○』 投手の守備 なし 50%の確率で『打球反応○』
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前ページ次ページゼロな提督 ドウッ! 突如、突風が巻き起こった。 全てを吹き飛ばすほどの風が周囲のブドウの枝をへし折り、ほとんどの葉を宙に舞わせ る。ヤンを奪い合っていた女性達も、いきなり殴りつけられるかのような空気の壁に吹き 飛ばされそうになってしまう。 「お、おでれーた…なんだぁありゃあ!??」 ブドウの木に引っかかって飛ばされるのを免れたデルフリンガーが、驚きの声を響かせ た。 空中に全長10メイルほどの、何か大きな三角形の塊が浮いていた。 材質は、陶器とも金属ともつかない不思議な物質だ。鈍く黒光りする下側をヤン達に向 けている。上側は、何か焦げ付いたような黒ずみがあるが、元は銀色だったらしい。頭ら しき部分の目らしき場所には、大きなガラスのようなものがはまっている。突風は塊から 生み出されていた。 「なな、何あれ!鳥!?」「まさか、アルビオンの軍艦なのかい!?」 ルイズとロングビルの叫びに、翼らしき部分を指さすシエスタが答えた。 「違います!あれは、あれは…恐らく、ひいお祖父ちゃんの国の船です!」 シエスタの指さす先には、焦げて読みにくいが、確かに帝国語が書き込まれていた。 三人が慌ててヤンを振り返る。 上半身裸の彼は、さっきまで締め上げられていた首をさすりながらも、空に浮かぶ物体 を凝視していた。 「て…帝国の、銀河帝国の強襲降下艇だっ!」 それは大気圏内飛行用のデルタ翼を持った、惑星制圧専用艇。聖地の雷撃に焼かれた跡 で見えにくいが、表面にはローエングラム王朝の王朝旗であるゴールデンルーヴェ (黄金 獅子旗)が記されていた。 《提督ぅー!》 突如、若い男の声が響いた。 女性達には、その声が何を叫んだのか分からなかった。何故なら全く聞いた事のない言 語だったからだ。 ヤンは聞き違いかと思った。だが彼がその声を聞き違える事は有り得なかった。 「ま・・・まさか、ユリアン!ユリアンなのかっ!?」 《提督!ご無事ですか!?・・・えと、とってもご無事のようですね》 《ヤン先輩!どーやら間に合った…かな?》 《いや、もしかして、邪魔したんじゃないか?》 《せっかく提督が結婚という牢獄から逃れ羽を伸ばしていた所、全く持って申し訳あ りませんなぁ》 次々と響いてくる同盟公用語の声は、彼がもう一度会いたいと願い、そして諦めた人々 の声。ユリアン、アッテンボロー、ポプラン、シェーンコップ…その他の懐かしいイゼル ローンの面々だ。ヤンが夢にまで見た故郷の仲間達の声だ。 ただ、今その声を聞く事は、死線を共にくぐり抜けた友人達に再会する事は、湧き起こ る嬉しさに加えて災厄の予感が付きまとった。 「その!みんな、来てくれたの…かい?と、言うか、あの…もしかして…」 彼の言葉は、途中で止まる。 その後を続けるのが、聞きたい事を聞くのが恐ろしかった。 いや聞くまでもない事だ。だが聞きたかった。彼の予想が外れている万に一つの可能性 を求めて。 《私から説明する》 突然、聞き慣れない男の声に切り替わった。その口調は感情が欠けている、というより 氷の針が植え込まれているような印象があった。 ヤンは同盟・帝国を通じ、このような声と口調の人物には一人しか思い当たらない。 「もしや…パウル・フォン・オーベルシュタイン、元帥?」 《そうだ。名乗るのが遅れて失礼した。この無人降下艇は装甲を強化した際に立体映 像投影装置を取り外したため、音声しか送れない。 かい摘んで現在までの経過を話す》 感情の欠けた声が、ヤンのサモン・サーヴァントによる次元転移以後の経過について説 明し続けた。それは、大体においてヤンが予想し、そして期待した展開だった。それでも 帝国とイゼルローンが手を組み、自分を必死に探してくれた事には感動と感謝で涙がでそ うになった。 ところで、これらの話は帝国公用語で語られた。なのでルイズ・ロングビル・タバサ・ シルフィード・デルフリンガーには何を言ってるのか全く分からない。帝国公用語が分か るシエスタでも、ほとんど理解出来ないような内容だ。 彼等は黙って、感動しきりに頷いて話を聞くヤンを見つめ続けていた。 「・・・というわけで、あの船が通る分だけのゲートを広げることにしたんだ。なので、 必要な艦の数を大幅に減らせたんだ。丸二日の予定が、こんなに早くゲートを通って船を 送ることが出来た、ということなんだって」 ヤンはルイズとシエスタとタバサとデルフリンガーと、服を着たロングビルにオーベル シュタインの話を通訳して説明した。彼も上着を再び身に着けている。シルフィードも耳 を傾けている。 彼等は話に驚き、不安やら期待やらを隠しきれない様子で聞き続けていた。 「おっでれーたなぁ! なあヤンよ、するってーと、おめーはまだしばらくは故郷に帰れねーということか?」 「そうだね、今のペースだと、ワープで帰れるようになるまで、いつになるか分からない みたいだ」 その言葉にヤンを慕う女性三人は安堵のため息をつく。 ふと遠くから、大きな話し声が近づいてくるのが聞こえる。 ふもとを見ると、船を指差しながら数人がこちらへ向かって斜面を登り始めていた。村 の方でも見慣れぬ船が浮いているのに気がついたようだ。 《さて、そちらの説明が済んだなら、こちらの話を続ける》 再びドライアイスのように冷たい声が響き渡った。 《ヤン・ウェンリー。卿の早急な身柄奪還がなしえない以上、それまでの間、警護の 人間を送る必要がある。だが、先ほど説明したとおり、現段階でそちらの宇宙へ移動 すると二重遭難に陥る。 このため、警護の人選は志願者の中からこちらで最小限に厳選した。先ほど完成し たばかりの小型艇で、そちらへ向かっている》 「志願者から、厳選・・・ですか?」 ヤンは誰が来るのだろうかと予想してみる。 今さっきの通信回線に出てきたのは、ユリアン・アッテンボロー・ポプラン・シェーン コップ。なら彼等は司令所にいるのだろう。彼ら以外となると、誰かローゼンリッター隊 員だろうか? 《卿の良く知る人物であり、例え帰還不能という二重遭難の事態に陥っても皆の納得 を得られる人物だ。何より、本人の強い希望だ。もうすぐそちらへ向けて、大気圏に 突入する》 いったい誰がくるんだ? 彼は記憶を検索する。脳内には様々な人物の顔写真が流れていく。だが、どれもヒット しない。いや、実は最初からヒットしている人物がいるのだが、あえてその人物以外の可 能性を探しているのだ。 なぜなら、その人は、オーベルシュタインの言う条件に最も適合する人物であり、ヤン が最も再会を切望した人物だから。かつヤンが今一番会いたくない人物であり、あのオー ベルシュタインなら絶対に送り込むであろう人物だから。 そう、帝国もイゼルローンも、数十時間前からハルケギニアを、そして中央広場での戦 闘以後は自分を衛星からモニターしていたのだ。ずっと監視していたんだ。 だとすれば、ついさっきも・・・さっきのことが司令所のモニターに大写しになってい た・・・みんなが、見ていた・・・。 カチッと音を立てて、また音声が切り替わった。 《え~っと、ですね。先輩…それで、なんというかですね…》 《うん、僕達も止めたんです。でも絶対に提督の所へ行くって、聞かなくて》 《そうだよな、俺たちも止めたんだよ。けど、ブラスターまで引き抜くからなぁ》 《まぁ、そういう事なので、これも色男の特権と思ってよいでしょう》 次々と彼の息子や後輩や部下達が不穏当な事を言う。しかもなにやら、故意に結論をは ぐらかしている。 ヤンの手は、ブドウの木に引っかかっていたデルフリンガーへと伸びていく。 《というわけで、提督。頑張って逃げ》 ドゴンッ! 突然、強襲降下艇が火を噴いた。ユリアンの声は話の途中で途切れ、代わりに爆発音が 響き渡り爆風が降下艇の下にあった全てを吹き飛ばす。 三角を描く降下艇のボディに、いきなり大穴が開いて炎を吹き出したのだ。降下艇は浮 力を失い、直下に出来たクレーター中央に墜落した。 降下艇は天空から砲撃を受けたのだ。 そして空の彼方には流れ星のようなものが見える。その流れ星は、徐々に大きくなって いく。真っ直ぐにタルブへ向けて落下しているとしか見えない。 ヤンはデルフリンガーの柄を握りしめ、一目散に駆け出そうとした。 《 あ な た 》 逃げようとするヤンの頭上から、女の声がした。 突然の爆発に吹き飛ばされた女性陣も、麓から慌てて駆け上がってきた村人達も、ヤン の目の前に舞い降りてくる物体を見た。 それは白銀に輝く針とでも言える形をしていた。全長10メイルはある、巨大な鋭い針 のようだ。人一人しかくぐれない大きさのゲートを拡大せず通過するために、ボディを極 端に細くしてある。かつ土と岩の壁を突破して精霊から逃げるための貫通力・突進力を得 るよう、先は硬く鋭くなっている。 その白銀に輝くボディの一部が透明になっていく。透き通ったキャノピーの中には、操 縦席に座る女性の姿が見えた。 ルイズ達学院から来た人は知っている、女性が着ている服はヤンが召喚された時に着て いた軍服と同じデザインだ、と。それは同盟軍の軍服。ヘイゼル(淡い茶色或いは赤みが かった褐色)の瞳と金褐色の髪を持つ、美しい女性軍人だ。 「ふ・・・ふれ・・・フレ、デリ…カ」 ヤンの声は嬉しさと、何より恐怖で引きつっていた フレデリカ・グリーンヒル・ヤン。14歳の時にエル・ファシルで出会った21歳のヤン 中尉に一目惚れ。25歳でヤンと結婚した、現イゼルローン共和政府代表たる才女。 《・・・本当に、久しぶりね、あなた。きっと生きてるって信じてたわ》 その女性の声は引きつっていなかった。だが、再会を喜ぶような口調にも聞こえなかっ た。満面の笑みをたたえているのに、絶対に笑っていないと断言出来た。 《あなたが見つかったって聞いて、急いでイゼルローンから駆けつけたのよ。その時 の私の嬉しさ、分かるかしら?》 ヤンはカクカクと頭を上下させる。腰が抜けて地面にへたり込んだまま。 右手に握るデルフリンガーが手の震えでカタカタ音を立てている。 《そしてね、オーベルシュタイン閣下が司令官席へ連れてきてくれたの。今、皇帝陛 下は病気療養中だからって、代わりに、私を司令官席へ、ね。 そうしたら、ね。あなたが映ってたの。生きて、無事で、元気なあなたがいたの。 二ヶ月ぶりに見たあなたは、とっても元気そうだったわ。ええ、それはもう、他の女 と仲良くするくらい》 ルイズ達や駆けつけた村人など、周囲の人々もハルケギニア語で話される女性の言葉は 理解出来た。ゆえに、彼等は他の事も理解出来た。 彼の為に遠い国から妻が来た…が、夫は現地妻と浮気中だった。 同情と軽蔑の目がヤンに集中する。尻餅をついたまま、じりじりと小型艇から後退して いく浮気者に。 《・・・もちろん、あなたも辛かったんでしょうね。そんな異次元に飛ばされて、一 人で必死に生きていこうとしてたんでしょう?それでも寂しかったから、ほんの遊び で、ただの気の迷いで…そうよね?》 カシュン…と音がした。 ボディの一部が開き、中から何か鉄の棒のようなものが突き出た。 それは、砲身だった。先ほど上空から降下艇を一撃で沈めた、、レールガンの砲身。 その砲口は、真っ直ぐにヤンへ向けられていた。 《そうよ…ね?》 フレデリカは、再び同じ問をする。ヤンに銃口と笑顔を向けながら。 彼は妻の姿を見る。今ですら、昔と変わらぬ微笑みを向けてくれる、愛しい妻を。 次に彼はマチルダを見る。あまりにいきなりな事態に言葉もない、愛する恋人を。 彼が愛する女性達の間で、潤んだ視線が無様に彷徨う。 そして彼は、走った。 デルフリンガーを握りしめ、左手のルーンを輝かせ、ガンダールヴを全開にして。 彼が愛した女性達に背を向けて、風のごとき速さで逃げた。 《をほ》 呆気に取られた地上の人々の間に、妙な声が響く。 《をほ、をほほ》 どうやら、それはヤンの妻が発する笑い声だったらしい。らしい、というのは、操縦席 のキャノピーが再び白銀に輝き、中の女性が見えなくなったから。だが、確かに声は小型 艇から響いていた。 《をほほほほほ、をーっほほほほほをほをほをほほほほ!》 不気味な笑い声を響かせる小型艇の砲身が僅かに動く。先ほどヤンが走り去った方向に 向け、照準を合わせたのだ。 ドゥンッ! 銃口が火を噴いた。 その瞬間、周囲にいた人々は衝撃波で吹き飛ばされた。あまりの轟音に耳鳴りが止まな い。 遙か彼方へ飛んでいく銃弾は、射線上にあるブドウの木を全てなぎ倒してく。 そして、山向こうに着弾した弾丸が、舞い上がる土煙と斜面の大穴を生む。 数秒して何か雄叫びの様な、こだまが聞こえてきた。 ぶりみるのばかぁ~・・・ どうやら、音速を遙かに超える弾丸を避けつつ、魂の叫びを発したらしい。 《をーっほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほっっ!!》 小型艇は甲高い音を上げて飛び去る。男の叫びが聞こえてきた方へ。 少しして、山頂から山の麓まで連続して土煙が上がった。数秒遅れて炸裂音が響いてく る。逃げ回るヤンにフレデリカが容赦なく弾丸を浴びせているらしい。いや、わざとギリ ギリに外していたぶっているのかも知れない。 「何故だあーーー!何故僕がこんな目にあうんだあーーーーっ!!」 デルフリンガーを握りしめ、ガンダールヴの肉体強化を最大限に利用し、ヤンは戦略的 撤退を余儀なくされ続けていた。 彼の背後、横、前、足下にも容赦なくレールガンの弾丸が浴びせられる。それを人間の 範疇を超えた体力と反射神経、何より動物的カンでかわし続ける。ヤンの人並み以下なは ずの肉体は、人生全ての力を今この一瞬に出し切るかのように、超人的働きを見せ続けて いた。 こんな時だというのに、レールガンの一撃を食らえば伝説の剣も粉々に砕けるかもしれ ないのに、デルフリンガーはカチカチとツバを鳴らしてヤンに話しかけてくる。 「いいぞー、いいぞ相棒ー。その調子だー。『ガンダールヴ』の力は心の震えで決まるんだ ぞー。 いやー、すげえ心の震えだわ。これは怒り、後悔、恥辱、罪悪感つーとこか?まーな、 そりゃ心を震わせりゃなんだって良いんだけどな。実際、ここまでの心の震えはオレっち 見た事ネーや。 おでれーたねぇ、こんな事で伝説の使い魔の力を発動されるとは、ブリミルもビックリ だろうよ」 長剣の言葉は、あまりにも白々しい。最初から最後まで棒読みだった。 そんな神経を逆撫でする長剣の言葉に憎まれ口を返す余裕は、今のヤンには無かった。 「ブリミルのバカぁーーーっっ!!」 浮気男の虚しい叫びが夕方の山に木霊する。だがその叫びも、レールガンが大気と大地 を穿つ音にかき消されるのだった。 ステーションの司令室でも、妻に浮気がばれて逃げ回る夫の姿が大画面に大写しされて いた。 その様を、司令席横に立つ冷徹なる義眼が冷たく見つめ続けている。同僚達からは尽く 嫌われている軍務尚書は、レールガンの砲撃から逃げまどう宿敵の姿に、何の感情も感傷 も交えず観察を続けているようだ。 司令席後方に控えているヒルデガルドは、いや司令席下のオペレーター達も、帝国同盟 の軍人達も、そんな冷徹極まりない「正論だけを彫り込んだ永久凍土上の石版」と評され る男へ恐怖の視線を向けていた。そして彼等の足は先ほどから数歩ずつ、オーベルシュタ インから離れていく。 「こいつとだけはやり合いたくない…勝てるわけがない」 誰かがそんな言葉を呟いた。かつて、とある帝国軍将校が似たような言葉を口にしてい た。だが今は、誰の発した言葉かは分からない。誰の言葉でも不思議はない。誰もがそう 思っていたから。特に妻帯者が。 自らの手を全く汚さず、政治的な手段ですらなく、旦那の浮気を目撃して逆上した女房 に帝国の宿敵を始末させる。他人の家庭の問題なので、帝国が非難を受ける謂われは全く ない。 あまりにあまりなやり口に、誰も言葉が出てこない。 そんな静寂の中、画面の中では未だにヤンが逃げ回っていた。 夕暮れ空の下、女性達は溜息とともに肩を落とした。 緑の髪が俯く顔を覆い隠す。 「はぁ~…短い恋だったわ…」 「え!?ロングビルさん、諦めちゃうんですか!?」 黒髪の少女が驚いて左を見る。 ロングビルは右のシエスタへ、力なく微笑んだ。 「ああ…もともと、あいつが女房の事を忘れられないのを承知で迫ったんだよ。それでも ヤンが好きだ、全部ヤンの好きにして良いって。だから、あいつはあたしを抱いてくれた んだ。 女房が来たなら、あたしは身を引かないとね…」 「えー!なにそれ、それでいいの!?」 今度はロングビルの左にいるルイズが叫んだ。 「しょうがないさ、そういう約束なんだから。 でも、そうだなぁ…このまま別れるのもしゃくだわね」 後ろで聞いていたタバサが首を傾げる。 「どうする?」 青い髪の少女を振り返り、ロングビルはウィンクした。 「殴る」 一瞬言葉を失った少女達に、女はさらに言葉を続ける。 「あいつを力一杯ぶん殴って、わんわん子供みたいに泣いて、それから忘れる事にする。 正直、時間かかるけどね」 それを聞いたシエスタはすっくと立ち上がった。 「なら、私も思いっきりひっぱたいちゃいます!私も、それくらいしていいはずです!」 ついでにルイズまで立ち上がって握り拳を突き上げる。 「なら私だってやっちゃうんだから!乙女の純情の重さ、思い知らせてやる!」 おーっ、という黄色い雄叫びが赤い空に溶けていった。 そんな声に引き寄せられたかどうか知らないが、土煙と炸裂音、そして宙に浮く白銀の 小型艇がルイズ達の方へ戻ってくる。 ロングビルがやれやれ…という感じで立ち上がる。 「まぁ、まずはあのバカ夫婦を止めようかね」 シエスタも土をスカートからはたき落とす。 「そうですね。でも、どうやって止めますか?」 ルイズは、明らかに風竜より早く飛ぶ小型艇へ杖を向ける。 「んじゃ止めるから、受けとめてね」 言うが早いか、ルイズはルーンを唱え出す。 ヤンを追い回す小型艇の前に、いきなり光の塊が現れた。 回避する間もなく小型艇は光に飲み込まれる。 ちゅどーん 小型艇は爆発した。 地面に墜落しそうになった操縦席部分を、ロングビルとタバサ、そして騒ぎを聞きつけ て集まってきていた他のトリステイン軍メイジの『レビテーション』が受け止める。そし て地上に降ろされた。 「ひぃ・・・へぇ・・・はぁ・・・」 走ってきたズタボロなヤンが、ようやくルイズ達の前に止まり、ひっくり返った。 パシュンッと何かが弾けるような音と共に操縦席のキャノピーが開いた。もうもうと黒 煙を吹き出す操縦席から、髪が黒くチリチリに焦げたフレデリカが降りたつ。 それでも彼女は地面に大の字になるヤンへ駆け寄り、跪いた。 そして、抱きついた。 「…会いたかったわ、あなた」 「ごめん、フレデリカ…心配させて、ゴメン」 夫も、疲れ果てた腕で妻を抱きしめた。 夕日が赤く染めるブドウ畑。砲撃ですっかり荒れ果てたが。 再会を喜びあう夫婦。ススで全身を黒く染めた妻と、追い回されて疲れ果てた夫。 間抜けな展開に呆れた人々が眺める中、二人は抱き合い続けた。 数日後、魔法学院。 五芒星を描く学院の塔が、雲の合間からのぞく朝日に照らされている。 学院の壁の外側に、黒こげになった金属の塊が幾つか置かれていた。ルイズの魔法で破 壊された小型艇と強襲降下艇の残骸だ。他に、未だ白銀の輝きを失わない小型艇も数機横 たわっていた。 水の塔の一室から、若い男の笑い声が響いていた。 「全く、笑い事ではありませんよ、閣下」 笑い声はベッド上に置かれた通信機の立体モニターから漏れていた。ベッドの主たるヤ ンは、体中を包帯で巻かれた状態で上半身を起こしている。ベッドの横にはルイズ、ベッ ドの端に立てかけられたデルフリンガーがいる。 《いやいや、笑って済まなかった。しかし、私がついに勝利を勝ち取れなかった同盟 軍最高の智将が、まさか、浮気がばれて死にかけるとは…》 そういってモニターに投影される金髪の若者は、再び笑い始めた。ヤンと同じくベッド 上で体を起こしている皇帝ラインハルト一世は、おそらく、ここ数年来は無かったであろ う勢いで腹を抱えて爆笑し続けた。 その様に憮然と腕組みするヤンは、やけくそ気味でルイズと長剣に帝国語の会話を通訳 する。 ひとしきり大笑いした皇帝は、従卒から受け取った水を一気に飲み干した。 《ありがとう、エミール。 いやはや、ともかく、無事で何よりだ。正直、地球教徒に邪魔されゲート事件で宇 宙から消失したと分かった時には、もはや我等の会見は為し得ぬものと諦めつつあっ た。モニター越しとはいえ、再び出会えたのは幸運と言うべきだろう》 「全くです。ですが、まだまだです。無事に私が元の宇宙へ帰還し、直接に閣下と会見で きたとき、私は自分の幸運を喜ぶとしますよ」 《そうだな、全く卿の言うとおりだ。だが、それはかなり先の事となる。それまで卿 には死んでもらっては困る…いや、オーベルシュタインの件は申し訳なかった。奴に は私から処罰を下すとしよう》 「いえ、それには及びません。何しろあの人のおかげで妻と再会出来たのですから」 《そうはいくまい。ところで、件の奥方はどうしているか?》 「厨房です。私に手料理を作ると張り切っていましたが…恐らく、かまどの使い方すら分 からず四苦八苦していることでしょう」 《そうか、卿も苦労をしたのだろうな》 「ええ、それはそれはもう、本当に苦労しましたよ。でも、こちらにいる私の新しい雇用 主が、ずっと私を守ってくれました」 そういってヤンは、隣で椅子に座るルイズを紹介する。 「ハ、ハジメマシテ。ワタシハ、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリ エール、デス。ヤン、ノ、アルジヲ、シテイマ、ス」 ルイズは、恐らくは何度も練習したであろう拙い帝国語で自己紹介した。柄にもなく緊 張するルイズ。「そんなに硬くなんなよ~」と声をかけるデルフリンガーは軽く蹴飛ばされ た。 《うむ、予は銀河帝国皇帝ラインハルト1世だ。 予の宿敵たるヤン・ウェンリーの命を救い、庇護し続けたとの事。予からも礼を言 わせて欲しい》 そういってラインハルトはモニターを覗き込むルイズへ向かって頭を下げた。金髪を輝 かせる美貌の皇帝に礼をされ、ルイズも真っ赤になって照れてしまう。 頭を上げたラインハルトは、目を輝かせてヤンへ向き直った。そして部屋の隅に控えて いた従卒のエミールも近くへ呼び寄せる。 《さて、先ほど話したとおり、卿へは今後も小型艇で護衛と物資を送る。それで座標 算定が終了して迎えを送れるようになるまで凌いでもらいたい。 その間、かなりの時間がかかると思う。この時間を有効活用するためにも、卿から の情報に期待している。帝国、旧同盟、イゼルローン…卿の話で宇宙は持ちきりなの だ。皆、異世界の話に飢えている》 「承知しています。時間はあるのですから、この魔法世界の事、これからの両宇宙の事、 沢山話せますよ まずは、早急にエルフ達と聖地の件について・・・」 その後も、ヤンが語る魔法世界の冒険譚にラインハルトもエミールも耳を澄ませて聞き 入った。 途中で黒こげになった手料理を運んできたフレデリカや、彼女にかまどの使い方を講釈 していたシエスタ、学院の外に置いてある小型艇と降下艇について尋ねたくてしょうがな いコルベールやエレオノールなど、沢山の人を交えて、話は尽きる事がなかった。 第28話 黄昏から暁へ END 前ページ次ページゼロな提督
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Rank効果1 効果2 効果3 1 俊敏+3 最大士気+4.0 戦闘中の士気回復+0.1 2 俊敏+6 最大士気+10.0 戦闘中の士気回復+0.2 3 俊敏+9 最大士気+16.0 〃 4 俊敏+12 最大士気+21.0 戦闘中の士気回復+0.3 5 俊敏+15 最大士気+25.0 戦闘中の士気回復+0.4 6 俊敏+18 最大士気+31.0 戦闘中の士気回復+0.5 7 俊敏+21 最大士気+38.0 〃 8 俊敏+24 最大士気+46.0 戦闘中の士気回復+0.6 9 俊敏+27 最大士気+52.0 戦闘中の士気回復+0.7 10 俊敏+24 最大士気+58.0 戦闘中の士気回復+0.8 取得功績 ブリー郷「妖犬退治(上級)」 ホビット庄「ナメクジ退治(上級)」 エレド・ルイン「狼退治(上級)」 北丘陵「ワーグを退治(上級)」 トロルの森「クローラー退治(上級)」 霧ふり山脈「スノービースト退治(上級)」 アングマール「ワーグ退治(上級)」 イヴンディム「サラマンダー退治(上級)」 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 功績に戻る ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- iframe width="312" height="176" src="http //www.nicovideo.jp/thumb/sm1853135" scrolling="no" style="border solid 1px #CCC;" frameborder="0" a href="http //www.nicovideo.jp/watch/sm1853135" 【ニコニコ動画】「ぶちぬけ!2008!」 初音ミク・オリジナル曲 /a /iframe
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提督×鳥海1-847避「はかりしれるもの、はかりしれないもの」 提督×鳥海15-37「二度と取り戻せぬもの、もう一度取り戻せるもの」 非エロ:提督×鳥海「清楚に貞淑なるもの、扇情で淫猥なるもの」15-580 非エロ:提督×鳥海「想いを込めるもの、愛を込めるもの」16-88 非エロ:提督×鳥海16-632「暗く冷たきもの、明るく暖かきもの」 提督×鳥海「心を配りきれぬもの、心を配りきれるもの」18-14 非エロ:提督×鳥海「思い出の中のもの、今ここにあるもの」18-56 他作品 提督×鳥海「ここにいる理由」18-381 コメント 最新の30コメントを表示しています。 名前 コメント すべてのコメントを見る
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モーガン・スキナー(宇宙暦?年 -?年)は自由惑星同盟軍の軍人。オリジナルキャラクターである。 略歴 イゼルローン要塞が自由惑星同盟に占領されたのち、宇宙軍補給基地の1つにその名をつけられた人物。イゼルローン要塞の軍港には、過去の名提督の名前が与えられており、ダゴン会戦の英雄であるリン・パオ、七三〇年マフィアの一翼を担ったウォリス・ウォーリックらとならんでいることから、偉大な提督であったことが伺われる。(104話)
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提督×山城14-807 提督×山城14-827 提督×山城14-866 提督×山城14-922 提督×山城15-11 非エロ:提督×山城15-224 他作品 コメント 最新の30コメントを表示しています。 乙 -- (名無しさん) 2014-10-21 22 42 40 名前 コメント すべてのコメントを見る