約 368,541 件
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/8171.html
ダイの大冒険 「ダイの大冒険」に登場する魔界の名工【ロン・ベルク】の代表作とも言える、武器と鎧の機能を一体化させた武具。 バラン直属の竜騎衆が一人・陸戦騎【ラーハルト】が使用していたが、後にヒュンケルに引き継がれ、 ロン・ベルクの手で改良されつつ長らくヒュンケルに活用されて来たが、 物語後半で再び蘇ったラーハルトの手に戻る。 「鎧化(アムド)」の声に反応し鞘の部分が鎧に変わるのが最大の特徴。 『呪文が効かない、オリハルコンの次に堅い金属』でできていて、攻守共に非常に優れているが、金属であるため稲妻(デイン系)は防げない。 また、何気に装着時に外装とは材質を異にした黒いアンダーウェアらしき物も同時について来る。 ロン・ベルク作の全武具に共通で、武器の方が原型を留めてさえいれば例え破損しても時間を置けば元通り修復され、 朧気ながら意志を持ち合わせているらしく、持ち主に然るべき時が来ればそれに応えるように持ち主、 或いは生みの親であるロン・ベルクの下へ帰って来る。 【鎧の魔剣】に比べてかなりすっきりしたデザインで、機動性を重視する槍使いに合わせた感じのものだが、 鉄甲部分等の数カ所に別の武器を仕込まれていたりと見た目より機能的な面も。 物語中盤で【バーン】に敗れ、【ダイの剣】と共に次なる戦いに備えるべくロン・ベルクの下に戻って来た後は、 その手により改良され、デザインの洗練や基本性能の向上は無論のこと、 随所に盾型ブーメランやらナイフやらが仕込まれてより多くの多機能性も備わった。 新旧共に【バラン】戦で使用されたり、【グランドクルス】の触媒にされたり、受け継がれたり、物語的に結構美味しい活躍をしている。
https://w.atwiki.jp/r-type-tactics/pages/783.html
型番 B-SBS 名称 グリーン・インフェルノ 種別 超巨大戦艦 HP 260 索敵距離 8 燃料 100 スピード 1 チャージ -- 回避性能 3% weapon 名称 弾数 威力 射程 命中率 用途 分類 備考 戦艦コア防衛弾 15 35 2-4 65% 攻/迎 誘導ミサイル 特性・搭載 なし 解説: 跳躍空間を彷徨う巨大戦艦。宇宙のどこかの文明が持てる技術を注ぎ込んで建造したものだったが、バイド体に取り憑かれ攻撃をしかけるようになった。 型番 B-SBS 名称 巨大戦艦のメインエンジン 種別 超巨大戦艦 HP 130 索敵距離 8 燃料 100 スピード 0 チャージ 2ターン 回避性能 3% weapon 名称 弾数 威力 射程 命中率 用途 分類 備考 メインエンジンの噴射 -- 105 -- 100% 攻撃 粒子兵器 特性・搭載 チャージ武器装備 解説: 巨大戦艦の推進装置。推進力として生み出されるエネルギーは それ自体が宇宙戦艦の艦首砲を上回る破壊力を持つ。 型番 B-SBS 名称 巨大戦艦の上昇用ノズル 種別 超巨大戦艦 HP 130 索敵距離 6 燃料 100 スピード 0 チャージ 1ターン 回避性能 3% weapon 名称 弾数 威力 射程 命中率 用途 分類 備考 上昇ノズルの噴射 -- 105 -- 100% 攻撃 粒子兵器 特性・搭載 チャージ武器装備 解説: 巨大戦艦の重力制御用のノズル。この機構があるため、 大きな重力を持つ天体からも飛び立つことができる。 型番 B-SBS 名称 巨大戦艦の砲塔 種別 超巨大戦艦 HP 100 索敵距離 6 燃料 100 スピード 0 チャージ -- 回避性能 3% weapon 名称 弾数 威力 射程 命中率 用途 分類 備考 対空砲弾 15 35 2-4 65% 攻/迎 誘導ミサイル 特性・搭載 なし 解説: 巨大戦艦の外壁に多数取り付けられている砲塔。 ここから放たれる弾は戦艦内部で、作り続けられており、 尽きることはない。 型番 B-SBS 名称 巨大戦艦の多砲塔砲台 種別 超巨大戦艦 HP 100 索敵距離 6 燃料 100 スピード 0 チャージ -- 回避性能 3% weapon 名称 弾数 威力 射程 命中率 用途 分類 備考 連装式対空砲弾 15 35 2-4 65% 攻/迎 誘導ミサイル 特性・搭載 なし 解説: 巨大戦艦の外壁に取り付けられた多砲塔砲台。 複数の砲身を持っており、広い範囲に対しての一斉射撃が可能である。 型番 B-SBS 名称 巨大戦艦の主砲 種別 超巨大戦艦 HP 100 索敵距離 6 燃料 100 スピード 0 チャージ -- 回避性能 3% weapon 名称 弾数 威力 射程 命中率 用途 分類 備考 主砲弾 15 35 2-4 65% 攻/迎 誘導ミサイル 特性・搭載 なし 解説: 巨大戦艦の前面にされた砲塔。 他の砲塔よりも火力が強化されている。 R-TYPE TACTICSⅡ最大の面積を持つ超巨大戦艦。 他の追随を許さない巨体と、34の攻撃可能箇所を誇り、各種砲台はいずれも広い攻撃範囲を持つ。 外見や性能から戦艦よりも要塞と呼ぶにふさわしいが、たとえ自軍で使用できたとしても とても身動きできたものじゃない。その前に資源がいくらあっても足りないと思われるが。 やはり消化液や流星群に一撃でひき潰されてしまうのだろうか。 巨大戦艦の砲塔、主砲、多砲塔砲台、本体コア防衛弾はなんと全て同じ性能。 弾が尽きないとか火力が強化されているとか広い範囲に対しての一斉射撃とかいう解説はなんなの? ただし他の戦艦のような艦首砲はついておらず、代わりにメインエンジンや上昇用ノズルをチャージ武器として使用してくる。 メインエンジンは攻撃範囲が広く、噴射攻撃はどちらも必見レベルの迫力だが、いずれも簡単にチャージリセットできる。 また、メインエンジン以外は破壊しても戦闘アニメでは健在である。 グリーン・インフェルノに対してのマップの狭さや取り巻きに恵まれないのも手伝って、性能がつぶれてしまっている。 今後再現度無視の再登場を果たすとしたら、おそらく色んな意味で化けるだろう。 多数のバイド戦艦を引きつれて総旗艦にでもなればよかったのに。 初出 R-TYPE(AC) 今ではSTG恒例の超巨大戦艦ステージの先駆者的存在。 ステージ3のボスであり、ステージそのもの。TACⅡ版と比較すると下部ブースターの向きや 分離式レーザー砲ユニット、時間の経過による砲台の再生の有無などの相違点がある。 また、R-TYPEΔの6面では真っ二つになった状態で登場する。 R-TYPE COMPLETE CD(PCエンジン)のゲーム内ムービーやR-TYPES(PS)のオープニングデモでは小惑星に擬態し至近距離に近づくまで感知できないという極悪な能力持ちであることまで明かされている。 余談ではあるが、FCソフトの重力装甲メタルストームの6面ボス背景に 同型のものと思われる戦艦が複数描かれている。
https://w.atwiki.jp/shareyari/pages/525.html
作者:月下の人 ◆WXsIGoeOag 水野晶は混乱していた。 自室でいつものように眠りについた。よく覚えてはいないが酷い悪夢にうなされていた気がする。 そんな自分が幼馴染の陽太に叩き起こされた、その場所は屋外。月明かりが照らす深夜の住宅街だったのだ。 状況がまるで掴めないまま陽太に無理矢理手を引かれ走り出すと、背後から聞こえてくる地響き。 振り向いた先、走る自分たちを追いかけるそれは、なんと巨大な象であった。 悪夢の続きと見紛いかねない状況だが、当人にとっては深夜の空気や地を踏みしめる感触はあまりにリアルで これが現実ということは嫌でもわかってしまう。 前を走る陽太も隣の虫人鎌田も、どうしてこんな状況になっているのかわからないと言う。とにかく今は逃げるしかないと。 せめて少しでも状況を掴もうと、晶はもう一度振り向いて気付く。 象の額で鈍い光を放つ、忌まわしき赤。象のサイズに合わせたものか、手の平ほどもありそうな巨大な宝石。 「あれってキメラの………!?」 「ああ、恐らくその一種だね。結局あの宝石を壊せばいいんだろうけど、あの大きさが突進してくるとなるとさすがに……」 鎌田は前を向いたまま背後まで拡がる視界で、象を観察しながら答えるのだが。 その声が聞こえていないかのように、晶は茫然と象の姿を凝視していた。 「……晶君?」 鎌田の言葉は耳に入ってこなかった。晶は自分の目を疑う。そんな馬鹿な。ありえない。だって、あの象は……。 「ライダー! 閃光玉まだあるか!?」 「ごめん陽太君、今持ってたのはあれだけなんだ」 「っだああくそっ! こうなったらもう仕方ねえ!」 しばらく黙って考え込んでいた陽太が声を上げた。その手に取り出すのは携帯電話。 「どうするの!?」 「正直言って癪だが国家権力に頼る。問題はこの状況をどう通報するかだが…」 「確かにそのまま言ったら悪戯扱いされそうだからね」 「そうだな…ヤクザっぽい集団に追っかけまわされてるとでも言うか…」 携帯の番号キーに親指がかかる。すると、それを横から押さえて止める手があった。 「陽太待って! 警察は止めて!」 晶である。突然の謎の行動に陽太と鎌田は驚いて反論する。 「なっ!? 何でだよ!」 「通報したら象が殺されちゃう!」 「何言ってんだ!? 敵の命なんざ気遣ってる場合じゃねえだろ!」 「違うの! あれは……あの象は……!」 「ハナなんだよ!!」 「ハナ!?」 晶の悲痛な叫びに、陽太は驚愕の声を上げた。 『ハナ』とは、晶の自宅から比較的近場の動物園に昔からいる、雌の老象である。 晶とは能力を介して会話ができる、非常に仲の良い間柄だ。晶にとって、まるで本物の祖母のように感じている象であった。 「ハナって…前のくそ暑い日に会ったハナ…?」 「そうだよそのハナ!」 「いやでも他象の空似ってことも……」 陽太と鎌田は、依然追いかけてくる象をまじまじと見つめる。二人も晶ほどではないにせよ、ハナの姿は見知っている。 やがて二人は茫然と口を開いた。 「………ハナじゃねえか」 「うん……ハナだね」 「でしょおお!」 違うのは額の宝石と、温厚だった瞳が今は虚ろに曇っている点。 雌でありながら平均より大きな身体も、全身に刻まれた年季も、少し欠けた牙も。全ての特徴が、この象がハナであることを示していた。 「となるとデコのあれで操られてるってことか…」 「止まってハナ僕だよ、晶だよ! わからないの!? もうじき十頭目の孫に会えるって言ってたじゃん! 目を覚ましてよハナぁ!!」 声を張り上げ、伝心能力もフルに使った晶の必死の呼びかけにも、ハナは一切動じる気配がない。 「晶の呼びかけで無理となりゃ、やっぱデコのあれを何とかするしかねえな」 「そうは言っても何が起こるかわからない以上、下手に壊すわけにもいかないよ」 「ああ、そもそも触れることすら難しいって話だ。いくつか手段は考えたが……正直どれも厳しい」 いつもと違う陽太の調子に晶は少し驚く。 「ちょっと陽太その弱気は何!? いつもの自信はどうしたのさ! まだ何にも試してないじゃん!」 「試したよ! お前が寝てるときにな!」 「だっ、だったら他の誰かの能力とかさ! なんだかんだで僕よりいっぱい知り合いいるでしょ!?」 「あの巨体をなんとかできる能力者なんざそうそういねえよ!」 「いないの!?」 「いたらお目にかかりたいわ!」 「本当に……?」 「……………」 「……あ」 額に指を当てしばし沈黙した後、陽太はポツリと呟く。 「あいつは盲点だったな。俺としたことが……」 「え……いるの!? 呼び出せる!?」 「ああ一応、一人な。でもあいつはなぁ、なんつーか……呼び出すと面倒なことになるのが目に見えてるっつーか……」 「でも可能性があるならその人にかけるしかないじゃん!」 「わかってるよ。ただ面倒なことになったら晶も責任取れよな!」 「う、うん、わかった」 晶にピシリと言い放つなり陽太は携帯を使い始める。時間が深夜なだけに電話に出ない心配もあったが、幸い数回のコールで相手に繋がったようだ。 呼び出そうとする相手は自分の知らない、陽太の知り合いの誰かだと思っていた。の、だが。 「おっさん! 今すぐあんたの能力が必要だ!」 最初の一言で、晶はその電話の相手を理解することになった。 確かにあの能力ならば象の巨体に対処できる。強力な能力者と考えれば盲点になるのもうなずける。 そしてあの男を呼び出せば非常に面倒臭いことになるのも、また事実だった。 「違えよ催促じゃねえよ! ……いやバイト代は払えよ!」 隣を走る二人の耳には、陽太の声だけが届く。 「今象に追っかけられてんだマジで! 物理的に押さえこむ能力がいるんだよ!」 「詳しい説明してる余裕ねえんだよ! とにかく来てくれ来たら状況わかるから! 礼は後でするから!」 「は? 何だよ条件って?」 「はあ!? ちょおまっふざけんな! んな条件飲めるか……っておいいいいい! ちょっと待て切るな切るな!」 「あああもうくそっ!! わかったよ! 条件は飲むから今すぐ来てくれ!」 それから落ちあう場所のやりとりをして、陽太は不機嫌に電話を切った。 「…はぁ…十分後に中央自然公園の東グラウンド。このまま真っ直ぐ向かうぞ」 「陽太君、その人って一体どんな能力者なの?」 「ああ、お前も知ってる奴だよライダー」 「陽太、条件って僕ができることなら代わるよ……?」 「違えんだよあの野郎俺だけに条件吹っかけてきやがった。嫌がらせかよチクショー」 ぶつくさと文句を言う陽太に、晶は内心でちょっぴり悪かったなと思うのだった。 そうこうしているうちに、逃げる三人と追う一頭は約束の場所へとたどり着く。 時間的に相手はもう着いているはずなのだが、月明かりに照らされただだっ広いスポーツグラウンドに人の姿は見えない。 シンと静まりかえったグラウンドに向け、陽太は声を張り上げる。 「おっさああん! どっかに来てんだろー! 出てこいおっさああああん!!」 だが、返答はない。困惑する陽太に晶が助言する。 「陽太、その呼び方じゃたぶん出てこないと思うんだ」 「あんの野郎この期に及んでまだこだわってやがんのか……」 陽太は、はあぁ……と大きく息を吐く。そして大きく吸って、叫んだ。 「ジェントール! 助けてジェントーーール!!」 「ふはははははは!!」 静かだったグラウンドに、突如として男の高笑いが響いた。 「 Like a Phoenix ! 如何なる逆境からも不死鳥の如く蘇る男!」 機械を通さない肉声ながら、よく通るその声はグラウンドの隅まで響き渡る。 「 Wonderful Gentleman ! そうとも! 我が名は……!」 パチン、と指を鳴らす音と同時に、テレビ撮影用大型スタンドライトの光が、グラウンド前方の表彰台を照らし出す。 その頂点に立つのは、芝居がかった手振りでポーズをとる白スーツの男。 「紳士ドウラク!!」 名乗りと同時になぜか湧き起こる拍手喝采。当然だが陽太一行は拍手などしていない。 「今! ここに参上おおおお! ふはははは! ふはははははははは! ふぅはははははははー!!」 万感の思いがつまったような高笑いは、真夜中の空へと高く高く響き渡っていくのだった。 この男の特異な能力は、この状況を打破する鍵。それには違いないのだが。 「……はああぁぁー……」 遂にこの場に来てしまった、異様にテンションの高い男の登場に、三人は揃って大きな溜息をつく。 下手をすれば陽太と同等以上に、極めて癖の強いこの男。特にツッコミ役の晶としては頭痛がする思いなのであった。 <続く> 登場キャラクター 岬陽太 水野晶 鎌田之博 上へ
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/1932.html
《ワルプルギスの夜》 イベントカード 使用コスト6/発生コスト2/青 [メイン/自分] ターン終了時にメインエリアにいる全てのキャラを手札に戻す。 (どうして……どうしてなの…… 何度やっても……あいつに勝てない……ッ!!) 魔法少女まどか☆マギカで登場した青色のイベントカード。 ターン終了時にメインエリアのキャラ全てをバウンスする効果を持つ。 全体除去を行えるカード。 たとえコスト5のキャラであろうとバウンスし、メインエリアをガラ空きにすることができる。 発動してから効果が処理されるまではタイムラグがあるので、その間にカードを使うことでさまざまなコンボが行える。 コストが軽い登場した時に発動する効果を持つキャラを大量展開し、次のターンに使いまわすことが可能。 ただし自分のキャラも全て巻き込んでしまうので、タイミングを誤ると大きなディスアドバンテージを負う。 サポートエリアには影響しないので、どうしても戻したくないキャラはサポートエリアに移しておこう。 《暗転》と対をなす。あちらはサポートエリアが対象。 莫大なコストが必要だが、両方使用すれば場を完全リセットできる。 初のコスト6のイベントカード。 発売当時は発動するのは容易ではなく、最低でも3枚ものコスト消費を必要とする。 《値切り》を使いたい所だが、6コストの為に手札消費枚数は変わらない。 現在はソース3が当たり前になったため以前より発動しやすくなっている。 カードイラストは第11話「最後に残った道しるべ」のワンシーン。フレーバーはその時のほむらのセリフ。 舞台装置の魔女。本作におけるラスボスであり、非常に巨大な魔女。 その圧倒的魔力により、結界に身を隠す必要はない。 その力は絶大で、現出するだけで何千人もの死者が出て、町が壊滅してしまう。 +ネタバレ注意 幾百の魔女が混ざり合った存在なのか、使い魔は魔法少女の姿をしている。 上下が常に逆になっているが、ひっくり返ると真の力を発揮し、地上の文明を崩壊させるという。 ほむら一人では相手にならず、2人以上の魔法少女が協力してやっと倒すことができる。 関連項目 《暗転》 収録 魔法少女まどか☆マギカ 01-103 編集
https://w.atwiki.jp/shareyari/pages/527.html
作者:月下の人 ◆WXsIGoeOag ワーワーワーパチパチパチワーワーパチパチヒューヒュー 「ふははははははははは!」 ジェントル!ジェントル!ジェントル!ジェンtガシャーン 「は……ノオオオォォッ!」 「遊んでんじゃねええよ!」 先程からなぜか続いていた紳士を称える拍手喝采は、機械の壊れる音と共にぴたりと止まる。 気付けば自称紳士ドウラクの足元には何やら音楽ハードらしき機械と、なかなか立派な蟹が一匹転がっていた。 状況から察するに、拍手喝采を流していたその機械に陽太の投げた蟹が直撃したらしい。 「私のラジカセがー!」 「またずいぶんと懐かしいもん持ってきたなオイ!」 鋭いツッコミを入れる陽太を見て晶は少し驚いたが、少し考えて理解する。 この厨二病患者は相手が同じ厨二病の場合、互いに共鳴する厨二力は際限なく増幅され、終いには手に負えなくなる。 だが相手が別方向につっこみどころが多い場合は、自らツッコミ役に回る傾向があるようだ。 実際に頭の回転は速いわけで、本来そういう役目に向いているのだ陽太は。ぶつかってもあんまり痛くない能力も含めて。 「む! 大丈夫だまだ壊れてはいな」グシャーン 「ノオオオオオォォゥ!!」 「状況見ろおおおぉぉ!!」 訂正。そこそこ大きなラジカセにトドメをさした追加の蟹は、ぶつかったらかなり痛い。ラジカセだけに当てるその命中率は大したものだ。 ともかく二人同時に相手をする多忙なツッコミ役を覚悟していた晶は、内心ほっとする。 「二人とも後ろ!!」 「くっ!? サイレントシールドッ!」 鎌田の叫びにハッと振り向けばそこそこ距離を離していた象が、もうすぐ近くまで追いついてきていた。 陽太は即座に追加の蟹三匹を発生させ、壊れたラジカセを前に肩を落とすドウラクの辺りへ放り投げる。 「一周してくるからそれまでに頼んだぞジェントル!」 「ごめんなさいドウラクさん! お願いします!」 陽太と晶がそう叫ぶと、グラウンドのコースに沿って三人は再び走り出すのだった。 「…ふぅ。まったく紳士使いの荒い少年達だな。シザー!」 驚くことに本当にいた象を引き連れて走り去っていく三つの人影を、ドウラクは小さく溜息をついて見送ると、 逆光で見えないスタンドライトの根元に向けて声をかけた。 呼びかけに応じてそこから出てきたのは、ドウラクの腰ほどの高さの何か。それは二本の足でトコトコと歩いてくる。 「蟹の回収をしろ」 シザーと呼ばれ、光の元に現れたそれは実に奇妙な姿をしていた。 恰幅の良い四頭身程度、人型をしたそれは遠巻きに見れば子供のように見えるだろうが、その身体を構成するのはゴツゴツとした岩石であった。 大小様々な岩石を数十個積み上げて人の形にしたような姿。のっぺりとしたその顔には両目、口と思しき穴が三つ、申し訳程度に開いている。 「ぐ。」 小さな口の穴から出たのは子供のような声で、短く了解の意を示す。 返事に伴い上げられたその右手の先端には、どういうわけか大きな蟹の鋏が付いている。鋏は左手にも付いていたが右手のものより小さかった。 それは命令に忠実に従い、トテトテと子供のような足取りで陽太が投げてよこした蟹の回収に走る。 「む。あの象は………」 一方でドウラクは顎に手を当て、今はグラウンド反対側辺りにいる象をじっくりと観察しながら、ポツリと呟いた。 やがてドウラクの元に、グラウンドを一周した三人が駆け込んでくる。象との距離を離すために全力疾走してきたその息は荒い。 ドウラクは片膝をつき、集められた蟹を一つ一つ手にとって吟味していた。陽太ははその背中に訊ねる。 「はぁっ、はぁっ、どうだいけるかっ、ジェントル」 「うむ、硬さ大きさ共に悪くない。これならなかなか強いゴーレムが生まれるだろう」 「あぁっ…はぁ。そいつはよかったっ」 晶は陽太のどこか怒ったような反応が気になったが、とりあえずドウラクの能力はいけそうなことがわかった。 少しだけ安堵して、膝に手を置き中腰になって息を整える。そうして下を向いた晶の視線に入る、何か変な物体。 「……え?」 目の前にあるのは子供のようなサイズの、岩石の塊? それが何故か動いている。見上げるそれの目っぽい穴と、見下ろす晶の目が合う。 「…ぐ?」 「わあぁっ!?」 晶は反射的に後ろに飛びのいて、勢いで転びそうになったがたたらを踏んでなんとか踏みとどまる。 その謎物体は晶の反応に驚いたのか晶と同じように飛びのいて、勢い余って後ろにコテンと転がった。 一瞬で警戒態勢をとる陽太と鎌田。気付いたドウラクが振り向いて言う。 「こらこらシザー。晶君を驚かせるんじゃない」 「なっ、なんですかこれぇっ!?」 「リトルシザー。心配はいらない、私の能力だ」 ドウラクはシザーの頭をペチペチと叩いて害が無いことを見せた。疑問に思う晶たちに向け、蟹を地面に並べながら説明する。 「蟹五匹を生贄に捧げるという基本は変わらん。だが生み出されるゴーレムの姿形は生贄とする蟹の大きさや種類によって変化するのだ。 例えばサワガニのように小さな蟹を用いた場合、こいつのように小さなゴーレムが召喚されるわけだ。さて、あとは…」 蟹を並べ終えたドウラクは待機していたシザーを手招きして呼び寄せると、寄ってきたその頭をペチンと叩く。 その瞬間、直前まで元気に動いていたシザーの身体がバラバラと崩れ、あっという間にただの岩石の山となり果ててしまった。 驚く三人に説明を続けるドウラク。 「ゴーレムのサイズにかかわらず一度に召喚できるのは一体のみ。既にいるならそれを解除しなければ新たに能力は発動できん」 「な、なるほど」 「さて、これで準備は整った。では景気良くいってみようか!」 「よし、やったれジェントル」 ドウラクはフンと鼻を鳴らし三人を下がらせると、片膝をついて地面に並ぶ蟹へと向き直った。 扇状に並べられた五匹の蟹へ開いた右手をかざし、左から右へとなぞる。 その手から発せられた何らかの力を受けた蟹は徐々に淡い光の粒子と化し、重さを失ったそれはある一点に吸い寄せられていく。 「ドウラクの名の下…今、ここに召喚する」 右掌の上に集束していく無数の光の粒は、やがて眩しく輝く光の玉となる。完成したそれを、前方の地面へと押しつけた。 「見るがいい…我が最強の僕!」 地面に吸い込まれるように光は消えその直後、地面が大きく盛り上がり、土を割ってそこから生えるように巨大な影が姿を現す。 「出でよっ! シザアアァゴーーレムッ!!」 「グオオオオオオオオオオオ!!」 暗い洞穴の如き口から、地の底から響くような野太い雄叫びを上げる、それはまさに岩石の巨人であった。その両手はやはり蟹の鋏だ。 先程までそこにいたリトルシザーを大きくしたような、見上げるその高さはおよそ3m。しかも相撲取りのような力強い体格。 対峙する象の巨体にひけをとらない巨大な怪物が今、ここに召喚されたのだった。 「ははははは、すごいぞー! かっこいいぞー!」 「………」 高らかにその名前を呼びご満悦のドウラク。疑問を感じて晶が隣を見ると、陽太は強く拳を握りながら口を硬く結んでいた。 以前にも召喚したことのある陽太の蟹を生贄にした巨人は、言うなれば二人の協力技である。そんな巨人の名前を、ドウラクは『シザーゴーレム』 陽太は『沈黙の巨人【サイレンス・ギガント】』と呼んだ。頑固者の二人は互いに全く譲ろうとせず、名前問題は未だ未解決だったはずなのだが…… 「ねえ陽太? あれの名前って……あ」 質問の途中ふと陽太の数分前の言動を思い出して、ピンときた。 「もしかして協力してもらう条件って……名前?」 陽太はあからさまに不機嫌そうに舌打ちをして、ぶっきらぼうに答える。 「そうだよあん畜生! 『条件は一つ! 召喚される巨人の名前はシザーゴーレム! それ以外は一切認めん!』なんって偉っそうによぉ!」 「なんだそんっ……そういうことね、うん、納得した」 なんだそんなことか、とつい言いそうになって慌てて言い直す。それで陽太が怒るのは目に見えているので。 だが実際、そんなことでいいのかと晶は思う。だってこんな夜中にいきなり呼び出して、極めて危険な捕り物に協力してもらおうというのだ。 その条件がただ一つ、命名権だけというのはいささか軽すぎるのではないか。どう考えてもこちらにばかり都合のいい条件ではないだろうか。 つまり……なんだろう。困る者には手を貸し、見返りを求めない。それが紳士というものなのか? 「さあさあシザーゴーレム! その力を存分に発揮したまえシザーゴーレム! ふははははははは!!」 いや……紳士かアレ……? 「足元見やがってあのエセ紳士ぃ……!」 実際に発揮できる能力が変な能力であるだけに、特に名前へのこだわりが大きい陽太は本当に悔しげで、 内心ちょっとだけ可哀想だな、と思う晶であった。 象の足音が響いてくる。シザーゴーレムとの衝突まではあと数秒しかないだろう。 ここまで言うタイミングが無くギリギリになってしまったが、衝突の前に晶は言っておかなければならないことがあった。 「あのっドウラクさん、できればあの象は」 「極力傷つけずに押さえこんでほしい。そういう話だろう? この夜中にわざわざ私を呼び出したのだからな」 驚いたことに、言いたかったことをズバリ当てられる。時間が無い今は非常に助かった。 「そっ、そうなんです。ハナ…あの象は大事な友達で…」 「うむ、やってみよう。何、心配することはない。なぜなら私は紳士! 紳士ドウラクなのだから!」 「あ、ありがとうございます」 よくわからない理論だが自信に溢れるその言葉は、知り合ってから初めて、この変わり者を頼もしいものに感じさせた。 「奴が来るぞ! 構えろゴーレム!」 「グオオオン!」 指示を出すドウラクの声は、先程までとはうって変わって真剣そのもの。一行は迫る激突の瞬間を息を呑んで待つ。 ゴーレムは唸り声を上げて腰を落とし相撲の立ち合いのような構えをとる。踏み込んでぶつかる構えの巨人に、地響きを上げて迫る巨象。 深夜のグラウンドに、まるでダイナマイトのように盛大な衝突音が響く。 次の瞬間岩石の巨人は、その全身で以て見事に象の突進を停止させていた。 その事実に、晶は思わずガッツポーズをとっていた。だが喜ぶのはまだ早い。 一見両者に動きは無いが、接触点からギリギリギリと擦れるような音が響く。象は前進する力を緩めておらず、それはゴーレムの力と拮抗しているのだ。 ドウラクの厳しい顔つきで象を睨んでいる。晶はその横顔に不安げに声をかけようとした。 「ドウラクさ」 「シザーパンチ!」 「ちょっ!!」 いきなり攻撃指示を出すドウラクに面食らうが、しかしゴーレムは動かない。同じ体勢のまま象と押し合いを続けていた。 「……む」 「む、じゃねえよ何いきなり攻撃しようとしてんだコラァ! 一応傷つけない努力くらいしろよ! さっきやってみようっつっただろお前ぇ!」 陽太がすかさずツッコミに入る。うん、やはり頼りになる。 「…ふぅ、仕方ない。そのまま押さえ込めゴーレム!」 「グルオオオオ……!」 くぐもった唸り声を上げゴーレムが動く。ギリギリ、ジリジリと足を動かし、少しずつだが象の身体を押している。 そう、シザーゴーレムの力は確実に象の力を上回っていた。この調子ならこの先、何らかの手段で象を無力化することも可能だろう。 「よし、いける! やるじゃねえかゴーレム!」 その事実は、固唾を呑んで見守っていた三人を大きく安堵させた。 押し合いの状態は続くもどこか弛緩した空気の中、一人最前線に立っていたドウラクがクルリと振り向く。 疑問の眼差しを向ける三人の前でドウラクはピンと人差し指を立てた。 「一つ。君たちに耳寄りな情報を教えよう」 目を離してそんなことを言ってていいのかと思ったが、能力者本人が言っているのだ、まあ余裕があるのだろう。 「私の能力、シザーゴーレムは具現型に分類される。少年の叛神罰当と同じく無から有を生み出す能力だ。 少年のように体に即影響する反動は無いが、その代わりに蟹の生贄という条件が必要になる」 「あ、そういうことになるんですね」 「生贄とは即ち生きた贄。つまり生きた蟹を使用してこそ真の能力を発揮できる。と、これは前にも言ったな」 「おおそんなこと言ってたな」 ドウラクは後ろで頑張っているゴーレムを一度チラリと見て、三人の方へゆっくりと歩きながら説明を続ける。 「実際の能力プロセスはこうだ。まず蟹の体を核として、シザーゴーレムの体が召喚される。 その後、生贄となった五つの命がその体に宿る。五つの命を一つに束ねる、それ故にゴーレムは強大な力を行使できる」 「ええ? それだとあのゴーレムは命が無いってことになっちゃうんじゃないですか? 普通に動いてますけど……」 「んむ、それがどうして動くのかは実はよくわかっていないのだ。そもそも体が召喚されるところからして謎だしな。 能力とは未だ解明できない要素ばかり。そこはもう出るものは出るし、動くものは動く、そう妥協するしかあるまい」 「妥協って……それでいいのかよ……」 「無生物に命を与える能力というのを聞いたことがある。もしかしたら私の能力にはそういう要素も含まれているのかもしれんな。 が、そんなおまけ要素など高が知れている。結局あのシザーゴーレムはほとんど命というものを持っていないのだ」 その言葉に嫌なものを感じて、改めてゴーレムを見る。だがその力強さは健在で、確かな足取りで象を一歩奥へ押し込んだ。 ドウラクは既に三人の間を通り過ぎて、最後尾から語っていた。 「そうとも、力は申し分ないのだ力は。それよりも命が無いことによる別の弊害があってだな。それが何かと言うと……」 さらに一歩押し込む。そして突然、ゴーレムの背中に亀裂が走る。 「寿命が短い」 次の瞬間、シザーゴーレムの身体が砕けた。 ガラガラと岩雪崩の如く崩れていく岩石の巨体。その奥から覗く巨象の、額の宝石が不気味に光る。 振り上げる長い鼻に弾き飛ばされた岩石が、顔面のすぐ横の空間を抉り、陽太は心底ゾッとさせられた。 「ジェンt…」 振り向けばそこには既に誰もいない。少し遠くに目を移せば、一人で一目散に逃げている白スーツの姿が。 「おっさああああああああん!!」 「ちょっええええええぇぇっ!!」 陽太は全力で追いかけて、すぐ追いついて、とりあえず一発ひっぱたいた。本当はレイディッシュで殴ってやりたかったが我慢した。 晶と鎌田はすぐ後ろにいて、その後ろからは当然ながら象が追いかけてきているので。 「駄目じゃねーか!!」 ドウラクは叩かれた後頭部をさすりながら、悪びれもせずに言う。 「うーむ、いけると思ったんだが。平均サイズの象までならいけたはずだがな。あのパワーは少々想定外でだな」 「無理なら無理って早く言えよ! マジ死ぬかと思ったわ!」 「ふっ、無理などとは言わんさ。なぜなら! 奇跡を信じる心こそが! シザーゴーレムの力になるのだから!」 「似合わねーよ!! つーか真っ先に逃げたおっさんが言うな!!」 「こらこら紳士と呼べ紳士と」 「だぁれが呼ぶかああああぁぁ!!」 安心もつかの間、一行は再び逃走する羽目になってしまう。 変わり者の白スーツも加わって、それは何とも騒がしい逃走劇となるのだった。 <続く> 登場キャラクター 岬陽太 水野晶 鎌田之博 ドウラク 上へ
https://w.atwiki.jp/ayano01/pages/172.html
●イギリス ヒース首相がその報告を受けたのは、彼が朝食の締めくくりである紅茶に取りかかろうとしていた時だった。 「―――どういうことかね?」 ヒースは信念の男であり、英国紳士として、朝食を食べることは、即ち一日の生を左右する重要な儀式であることを認識している。 特に、締めくくりの紅茶は、その日の気分で茶葉を、室温や天気まで考慮して決定された抽出温度を厳格に守ることを求めている。 である以上、普段なら、例え女王が亡くなったと聞いても紅茶を手にするだろう彼の手が、その報告に止まった。 「魔族軍が地中海沿岸から消えた―――だと?」 「事実です」 政務官は表情すら変えずに頷いた。 「少なくとも、ジブラルタルからの報告では、姿が全く消えたと」 「他の地点は?」 「フランスも慌てています」 「―――ふむ?」 ヒースは顎に手を回して考えた。 「地中海を越えないというのか……何故だ?連中は……どこへ?」 「フランスの強行偵察によれば、魔族軍は現在、アフリカ内陸部へ移動中。おそらく、アハガル高原ではないかと」 「アハガル高原?」 ヒースは顔をしかめた。 「あんな岩石砂漠に何の用がある?軍は何と?」 「この件に関して、軍からの報告は何も」 「アフリカに展開する魔族軍の数は?」 「推定100万」 「……」 ヒースは、執務室の壁に貼られた世界地図を見た。 現在、地中海沿岸には各国のメサイア部隊を始め、海さえ渡れれば即座にアフリカに展開出来る陸上部隊が集結している。 魔族軍が内陸部に引いたとすれば、アフリカに橋頭堡を築くいいチャンスだ。 海を越えて行けばいい。 そう―――海さえ、渡れれば。 「問題は―――海、か」 地中海。 世界が愛するあの美しき海は、今やその胎内に魔物を飼っている。 水中戦闘用の魔族軍メサイアだ。 そして、近頃では水中種の妖魔まで報告されている。 アルジェやトリポリといったアフリカの港から命からがら逃げ出した難民達を満載した船達は、ほとんどが水中に潜んだ魔族軍のメサイア達によって沈められ、海の藻屑と化していた。 難民となったアフリカ人にとって、地中海は美しい墓標に成りはてたのだ。 被害はアフリカ人だけではない。 彼らの救援や護衛に赴いたヨーロッパ各国海軍の艦艇も大損害を被っている。 対潜用魚雷やミサイル、そして爆雷をものともせず、艦の竜骨(キール)をへし折り、あるいは艦の横腹に、巨大なかぎ爪で修復不能な大穴をあける―――海軍将兵は“青い蟹”と呼び怖れるバケモノメサイアの被害は、半端なものではない。 つい先日も米軍の空母が巨大爪攻撃(クローアタック)により、艦体15カ所に大穴を開けられ、推進装置を元とした艦機能に致命的ダメージを受けたばかりだった。 幸い、沈没だけは割けられたが、海水に半分浸かった艦載機達は、ほぼ軒並み使用不能。艦自体も、イタリアまで曳航出来たこと自体が奇跡だとさえ言われる有様だ。 喫水線を遙かに越えて沈み込み、なかば傾斜した空母の惨状を肴に、ヒースがとっておきのウィスキーを開けたのは確かだ。 だが、今や彼らを笑えない。 水中を征するメサイアをもつて制海権を握った魔族。 対する人類には、この脅威に対する決定的な対策が―――ない。 船団を組んで、全滅しないようにお祈りしながらアフリカを目指す? 出来る話ではない。 仮に上陸に成功しても、後が続かない。 目には目を メサイアにはメサイアを 今まで当たり前だと思っていた格言が使えないことが、ヒースでなくても痛い。 元来、陸戦兵器として位置づけられているメサイアにとって、水中戦闘ははっきり想定外と言い切れる。 水そのものの抵抗により機動性の低下に加え、各種センサーなど電子装備の塊であるメサイアにとって、水は一般に想像されるよりかなり脅威だ。 その脅威にうち勝つメサイアは、未だ人類にとって夢物語の範疇のことだ。 そんなメサイアが海を荒らし回っている。 そんな海を、無数の兵員と物資を貯め込んだ船に渡れなど、命じるだけで狂気の沙汰だ。 陸上戦力を維持する上では、物資や兵員の空輸だけでは到底、足りない。 何としても、船で渡れる海が欲しい。 ……しかし。 ヒースは思考を中断して苦笑した。 七つの海を征した大英帝国が、海が渡れないと嘆く日が来るとはな!! 一体、これは何の冗談だろうか? ヒースは、すっかりぬるくなった紅茶を口にして顔をしかめた。
https://w.atwiki.jp/yougosq/pages/4647.html
■銀色の魔笛 世界樹の迷宮4に登場するアイテム。使用すると迷宮の外へと脱出できる。 アリアドネの糸との違いは街まで戻らずあくまで迷宮の外へ出る、という部分。 序盤の鹿の小迷宮で糸なしで(値段安いので)これのみに頼っていた冒険者は絶望することになる カンガルー×2「やぁ待っていたよ」 「糸忘れたー!!・・・あ、笛あった」で助かったことがある ↑救われた例 ↑2救われなかった例 食事効果を絶やさず迷宮をはしごしたい時に便利 糸と笛と変位磁石をそれぞれ1つずつ道具袋に忍ばせておけばきっと何かあってもどうにかなる。気がする。 ソードマンは銀色の魔笛を取り出した ↓←↑↓←↑ ソードマンは大翼の歌を奏でた!迷宮から出ますか? →はい いいえ ・・・・・・ カンガルー「待っていたぞ。さあ、戦おうか。」 ↑ボウケンシャ-「(´゚Д゚`)」 ↑3「よし、この辺でそろそろ帰るかな…なな、糸も笛も切らしてたッ!?」 1つずつだけだと不安だぞ 第3迷宮では糸を使うと必然的に杭がなくなるため、これがあると大きく手間を省くことができるであろう みんなが待っていた第二の脱出アイテム。しかも安い。だが使いどころにはお気を付けを・・・ 糸や磁石はまだ出口にたどり着くのに使えそうだが笛はいったいどう使ってるのか・・・・・・まぁ糸も磁石も使っただけで移動する摩訶不思議な代物だけど。 ↑「シギ○ト、細かいことを気にしてはいけない」 ↑2 獣除けの鈴の超強力版と解釈 先に進め? なんのことだ 分からないな… 笛を吹くと音の反射で出口が分かる ・・・のかもしれない 冥龍に向けてのテリアカα集めのお供としても便利。 短距離ワープ装置のことを未来人が誇張しているのかも ホイッスル的な外見?ピー!って吹くと大風で迷宮の外に飛ばされる的な 『魔笛』だから魔物を操って迷宮入り口まで乗せていかせるのかも? 最終盤は竜のウン○コを食べたままの状態でイワオさんとか狩って、効果無くさないまま探索を続けたい時に役立つ イワオさんとか小迷宮勢なら磁石で代用できるっていう なんとアリガトネの糸より40enも安い。序盤の金欠で涙目のボウケンシャにはオヌヌメのアイテム。けどアリガトネの糸も忘れずに背嚢に入れておこうね! Ⅳで糸使用不可縛りをやっても、これのおかげでなんとでもなる。私がそうでした。 コメント
https://w.atwiki.jp/homocraft/pages/115.html
なかったんで作成しました ホバーネタ機がんばってくれよなぁ~ - 名無しさん 2014-05-19 08 05 53 脱出装置も半壊して身動きの自由が効かないときには座標を相手に教えてあげるのもひとつの手だゾ - 名無しさん 2014-05-19 09 01 35 迷惑とかいうんだったら最初っからこんな装置いらないじゃ・・・ - 名無しさん 2014-05-20 11 54 02 基本装置を使うときは敵から見えてる状況は多いので、1つ目の選択肢は満たしてるって、それ一番言われてるから - 名無しさん 2014-05-20 13 57 10 脱出してクルクル飛んでる味方に気を取られてる敵を奇襲できたりとヘイト稼ぎにもなるし、多少はね? - 名無しさん 2014-05-20 21 36 21 脱出装置はヘイトの高いホバーネタ機につけやすくて、そのホバーネタ機は戦闘不能になりやすい - 記事作成者 2014-05-21 05 07 12 だからこそ、味方のために攻撃できなくなっても貢献(囮やキャプ)するのが目的で作成したんだゾ まあ、あくまでネタ機が味方に貢献するだけだから自分一人になったら潔くしてほしいから最後の内容を入れたんだゾ - 記事作成者 2014-05-21 05 10 12 ナノのおかげで生き残る意味が出来ましたね…でも復活にかなり時間かかるからお荷物不可避 - 名無しさん 2014-10-29 19 45 14 ナノ「おっ直せるじゃーん」 やられかけの仲間「やったぜ。」 プラ羽「あっドーナツみっけ!いただきまーす」 - 名無しさん 2014-11-14 14 15 04 中途半端に治すのやめちくり^~ - 名無しさん 2014-11-14 15 15 16 敵の目の前とかで修理する奴ひで、修理中敵来たらすぐ逃げる屑の鑑、脱出装置の真の敵はナノの可能性微レ存? - 名無しさん 2014-11-15 16 41 00 直してもらわずに脱出装置に武器付けて飛び回ればいいんじゃ、、、 - 名無しさん 2015-01-08 23 33 13 右クリックのオートリペアがあるから脱出装置になったら味方のナノからも逃げないと… - 名無しさん 2015-01-11 18 21 19
https://w.atwiki.jp/fantastical_world/pages/626.html
魔導装置 一般的な《魔導陣》や《魔術礼装》を"部品"とし、 それを幾つも組み合わせることで造られる"マナを動力源とした機械"の総称。 従来、ユグドラシル圏の住人―特にエルフ種―は、機械とそれに関わる技術を "忌まわしき過去の力"として忌避・嫌悪してきたのだが、 第一次文明戦争を通してソレグレイユの強大な軍事力と、それを支える技術力を目の当たりにしたことから、 軍部や軍属の魔術師達を中心に、これに対抗しうる"新たな力"の必要性を感じるようになっていった。 そして、戦時中に鹵獲した兵器や捕虜から引き出した情報を元に、 それらの技術や方法論を自らの魔術に応用、あるいは模倣するという研究が進められ、 その成果として、魔銃やイクシオンといった数々の兵器が誕生することとなった。 特に、ソレグレイユの航空兵器に対抗するために開発された飛翔術式を組み込んだ船―魔導艦―の完成は、 彼らに新たな兵器、そして戦術の可能性を強く印象づけるものとなった。 era3 ユグドラシル 技術
https://w.atwiki.jp/sw2imas/pages/102.html
動画・データ制作 ドダメイクP シリーズ初回 +目次 誓いの短剣 誓いの短剣 名称 知名 製作時期 カテゴリ ランク 用法 必筋 命中 威力 C値 追D 価格 備考 誓いの短剣 解説 セッティが王位継承のために探し出した第5世代の魔剣。 リルズに由来する人物が作り上げたという伝説がある。 劇中では主従の関係を誓ったが、ペアであればどんな関係でも結ぶことが出来る。 ランク外効果 最初に誓った人物(A)の能力ボーナスを後に誓った人物(B)の能力ボーナスに加算する。 また、Aの冒険者レベルをBの最も高い(複数ある場合は任意)技能に加算する。 この効果は、A、Bと誓いの短剣が5m以内にある場合、1日に30秒(3ラウンド)使用可能。 データ出典:『円環のお姫様と原罪の魔王』12 40