約 25,193 件
https://w.atwiki.jp/jnro/pages/322.html
【バランス重視14人推理村】 12/28にジャスミンさんが企画した推理村に、色んな方々のアドバイスを参考にして著者が勝手にバランス調整を施したものです。 できるだけ運要素を排除して、バランスはとれている…はず、です! 配役:村人4人、占い2人、霊媒2人、狩人1人、猫又1人、狼2人、狂人(疑似狂信)2 GM制、ささやきなし、初日占いあり、霊媒強、10分 <ルール> 役職CO禁止。役職が露骨に分かってしまうような発言も禁止。(後に詳述) ささやきなし、初日占いあり、霊媒強。 占いや霊媒は結果を言ってはならず、狩人も護衛先を言ってはならない。 投票や噛みのランダム禁止。 村側の意志を統一させるような吊り指定(「~吊り」など)、占いや狩人の誘導(「~さん占って」など)の禁止。 自分に対しての吊り指定(「私吊っていいよ」など)はたとえ誘導でも禁止。 狂人には、ゲーム開始直後に「狼全員の名前」がGMより伝えられます。(この「疑似狂信」が死んだとき、霊媒師にはGMよりその人を『狂信者』だと伝えられます) <補足説明> 役職が露骨に分かる発言には、例えば猫の「にゃーん」など役職そのものを暗示させるような発言、 霊媒の「~は…だったから」など、他者に知り得ない情報を漏らしてしまうような発言が相当します。 「役職持ってません」と言うのは村人COと同等であるためアウト。「私~じゃないですよ」はセーフです。 他者の役職を推察する(「~は…かな?」など)のは全く構いません。むしろ推奨されます。 <全体の流れ> 初日…占いと狂信者、狼以外は何も情報がありません。そのため寡黙吊りになりやすいので、喋らないと死にます。 二日目…初日の投票結果と噛み先、それぞれの発言から、少しでも怪しい人を探し出していきます。 三日目…ここからが本番。二度の投票の結果と発言から、怪しい人、そして役職持ちを割り出していきます。 これ以降、どんどん増えていく情報をもとに、それぞれの役職と狼を推察していき狼を倒します。 <各役職の立ち回り> 村人 何もヒントがありません。投票先と噛み先、各々の発言から、役職持ちと狼を見極めましょう。しっかり喋って推理すれば狼が役職持ちと思って噛んでくれるかもしれません。 占い 唯一初日からヒントのある村役職です。白の人は絶対に吊りを避けさせ、黒が出たらごり押してでも吊らせましょう。誰かを徹底して疑うなど、占いであることをアピールすることも大切です。 霊媒 役職持ちだった人の発言、また生き残っている人の発言を、霊媒結果をもとに読み取り推理しましょう。死んだ人の役職を推察して霊媒をアピールしたり、占い師が先に死んでしまったときにはその遺志を受け継ぐこともできます。 狩人 空気です。まず護衛できません。もし護衛できたら狼でない人を一人知ることができますが、狂信者の可能性もあるので過信は禁物。人数が少なくなれば護衛の成功率は上がるので、頑張って生きましょう。 猫又 地雷です。殺ったほうはかなり不利になります。村寄りの発言をして吊られないようにしましょう。死んだときは村側は確定村or狼側を知るチャンス。初日に吊られることだけは何としても避けましょう。 狂信 狼の味方ですが、ささやきがないため噛まれることも多々あります。なんとしても狼に分かってもらいましょう。狼を疑わないようにしたり、擬似的に占いっぽく振る舞ったり、初日に狼に投票するなど、様々な手段で狂信者アピールをしましょう。 人狼 2人しかいないため終始神経をすり減らします。投票先と噛み先を相談し、発言に気をつけて疑われないようにしましょう。狂信者が生きているだけ狼は吊られにくくなるので、、狂信者をしっかり見定めて噛まないようにしましょう。 <この村の特徴> 占い、霊媒、狂信者は2人ずついるため、間違えて吊ったり、噛んだりしてもそう簡単にはいなくなりません。 役職持ちがしっかりと活躍できる設計にして、運ゲーになりにくいようにしています。 村側も狼側も、どのような状況からでも各々がしっかり力を発揮すれば勝てます。 最終的に勝敗を左右するのは各々のプレイヤースキルです。諦めずに頑張りましょう。 #58663―今と配役は違いますが、推理村の歴史的名勝負です。ぜひご覧ください。 著者:ファース(RMになる場合は、著者ページにある特殊村一覧のルールをコピペして使用してください) 配役やルールについて何かアドバイスがあれば遠慮無くお申し付けください。 -- ファース (2014-01-03 06 47 37) 推理村自体は前からあったけどねw狂信は1でもバランスいいよ!ヽ (〃´∀`〃) ノ -- ジャスミン (2014-01-22 12 32 45) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/35369.html
虚構推理 Season2 Blu-ray Vol.1 発売日:3月22日 ▼収録内容:第01話、第02話、第03話 ▼映像特典:ノンテロップオープニング,ノンテロップエンディング 予定 ▼封入特典:“原作・片瀬茶柴氏描き下ろしマンガ” 収録 スペシャルブックレット 原作・城平 京 書き下ろしエピソードスペシャルドラマCD ここを編集 2023年1月放送開始。虚構推理の続編。1期のプライムビデオが配信中。 https //kyokousuiri.jp/ 監督 後藤圭二 原作 城平京 漫画 片瀬茶柴 シリーズ構成 高木登 キャラクターデザイン・総作画監督 松本健太郎 デザインワークス 梶野靖弘 動画検査 関根保浩、花澤菜摘、一ノ瀬美鈴 美術監督 諸熊倫子 美術設定 藤瀬智康 色彩設計 大塚奈津子 色彩設計補佐 菊地美穂子 撮影監督 関谷颯人 3DCG オダヨリノブ 2Dワークス・特殊効果 徳丸仁志 編集 池田康隆 音響監督 山田陽 音響効果 鋤柄務 整音 鶴巻慶典 録音助手 金光海音 音楽 眞鍋昭大 アニメーションプロデューサー 小沢十光、立石知之 アニメーション制作 ブレインズ・ベース 脚本 高木登 吉永亜矢 柳井祥緒 絵コンテ 後藤圭二 佐原亜湖 森下柊聖 小川治人 演出 後藤圭二 小川治人 蒲原遥 江北彼方 作画監督 松本健太郎 大沢美奈 渋谷一彦 鈴木信一 戸部敦夫 しんぼたくろう 石井祐美子 ワンオーダー 大津りか 工藤公聖 工藤葉瑠香 石田誠也 森貞薫平 松浦有馬 石井由美子 西川真人 プライムビデオ:虚構推理 1. 一眼一足 出演:鬼頭明里, 宮野真守, 福圓美里 再生時間:23 分 初公開日/初回放送日:2020/01/12 ■関連タイトル 虚構推理 Season2 Blu-ray Vol.1 虚構推理 スリーピング・マーダー 虚構推理 10 限定版 虚構推理 9 限定版 虚構推理 8 特装版 コミック版 虚構推理 1 原作小説 虚構推理 Kindleまとめ買い 虚構推理 rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! Blu-ray 天地無用!GXP パラダイス始動編 Blu-ray第1巻 特装版 天地無用!魎皇鬼 第伍期 Blu-ray SET 「GS美神」全話いっき見ブルーレイ Blu-ray ソードアート・オンライン -フルダイブ- メーカー特典:「イベントビジュアル使用A3クリアポスター」付 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Blu-ray Memorial BOX 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 地球へ… Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 神風怪盗ジャンヌ Complete Blu-ray BOX HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編Blu-ray BOX BLEACH Blu-ray Disc BOX 破面篇セレクション1+過去篇 完全生産限定版 MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 アニメ・ゲームのロゴデザイン シン・仮面ライダー 音楽集 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー 完全版 EPISODE No.1~No.98 MOVIE リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション ヤマノススメ Next Summit アニメガイド おもいでビヨリ アニメ「魔入りました!入間くん」オフィシャルファンブック 『超時空要塞マクロス』パッケージアート集 CLAMP PREMIUM COLLECTION X 1 トーマの心臓 プレミアムエディション パズル ドラゴンズ 10th Anniversary Art Works はんざわかおり こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~ あすぱら画集 すいみゃ Art Works trim polka-トリムポルカ- つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集 開田裕治ウルトラマンシリーズ画集 井澤詩織1st写真集 mascotte 鬼頭明里写真集 my pace 内田真礼 1st photobook 「まあやドキ」 進藤あまね1st写真集 翠~Midori~ 声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ 三石琴乃 ことのは 亀田祥倫アートワークス 100% 庵野秀明責任編集 仮面ライダー 資料写真集 1971-1973 金子雄司アニメーション背景美術画集 タローマン・クロニクル ラブライブ!サンシャイン!! Find Our 沼津~Aqoursのいる風景~ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版] 梅津泰臣 KISS AND CRY 資料集 安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編 氷川竜介 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 Blu-ray THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation ETERNITY MEMORIES Blu-ray おいら宇宙の探鉱夫 ブルーレイ版 Blu-ray 映画 バクテン!! 完全生産限定版 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ Blu-ray BOX 初回生産限定版 はたらく細胞 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 Blu-ray 長靴をはいた猫 3作品収録 Blu-ray わんぱく王子の大蛇退治 Blu-ray 魔道祖師 完結編 完全生産限定版 魔道祖師Q Blu-ray Disc BOX 完全生産限定盤 にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】 Blu-ray 鋼の錬金術師 完結編 プレミアム・エディション Blu-ray付き やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完 限定版【同梱物】オリジナルアニメ Blu-ray「だから、思春期は終わらずに、青春は続いていく。」
https://w.atwiki.jp/inahosaviour/pages/78.html
にアップロードした後、 |~|~| ref(リプレイデータ.rpy)|投稿者名|タイム(00 00 00)| |~|~| | |コメント| のように記入してください。 分かりづらい方は、 にアップロードしたら優しい誰かが編集してくれるかも!? その場合、ファイル名にステージ番号を含めましょう。 No 作者 リプレイデータ 投稿者 タイム 41 ケースヶ 41kk_3kita.rpy トミー 00 11 21 やってて何がどうなってるのか分らなくなってきます。 42 推理ロボ 42sr_CannotPass.rpy トミー 00 38 61 17の続き。公開前、これどうなってるんだと思ってました。 43 トミー 43to_Charinko.rpy トミー 00 45 08 僕が作った中だと一番順当だと思います。 44 推理ロボ 44sr_CuttingHeart.rpy トミー 00 37 73 よく見たらカットリオンだったぜ…。 45 推理ロボ 45sr_NastyCave.rpy トミー 00 13 81 見た目通り、本当にやらしい。 46 推理ロボ 46sr_FLYHIGH.rpy トミー 00 56 43 地上の作り込み…もしかしたら攻略可能なのかもしれません。 47 推理ロボ 47sr_SuiriBOX.rpy トミー 00 09 35 見えるのに道が見えない…(笑) 48 トミー 48to_WANIJIGOKU.rpy トミー 00 48 03 僕があなすさんにお送りした時点ではこんな感じです。STAGE48は20%のトミーのわにー愛と、80%のあなすさんのプレイヤー愛でできています。 49 吉田傍流 49yb_symmetryD.rpy トミー 00 16 88 49yb_symmetryF.rpy 00 14 58 接触判定の都合上、右の方がほんの少しだけ速いです(笑) 50 あなす 50an_AS.rpy トミー 00 22 75 もう一つのッ!救い手ッ!お疲れ様でしたッ!!
https://w.atwiki.jp/seitokai_ss/pages/55.html
「真実は、いつも一つ!」 会長がいつものように小さな胸を張ってなにかの本の受け売りを偉そうに語っていた。 ……何かの本って言うよりは、マンガだけど。コ○ンだけど。しかも名言とかじゃなくて、決め台詞みたいなやつだけど。 他の三人に関しては、各々「そうねー」とか、「そうだなー」とか、「そうですねー」とか言って適当に流している。 仕方がないので、俺は代表して会長に訊ねる。……つまらなそうに頬杖ついてるのは、気にしない方向で。 「で、どうしたんですか? 生憎と会長が小さいのはアポト○シン4869のせいじゃないですよ」 「知ってるよ! わざわざ小さいとか言わなくていいよ! っていうか、それは元々殺すための毒薬だよ!」 「でも会長、真実なんて、人によって違うものですよ」 「あっさりと覆さないでくれる!?」 「……それに、真実なんて、知らなくていいことだって、あるんです」 「そんなシリアスめに言われたら私どうにもできないじゃない!」 「で、コ○ン一気読みしたんですよね?」 「確定済み!? わ、私はそんな単純じゃない!」 「じゃあなんでこんなこと言いだしたんですか」 俺は頬杖をついたまま会長に訊ねる。するとこの人は、自信満々に薄っぺらな胸を張って、こう告げる。 「これから生徒会室で、事件が起きます」 「何その予言!? 何が起きるか知りませんけど、確実に犯人は貴女ですよね!?」 「ちなみに殺人事件」 「物騒だ! 誰が殺されるんですか!」 「それはもちろん杉さ……、………被害者を言っちゃたら、つまらないじゃない」 「言っちゃってますよ! 俺軽く死刑宣告受けた気分ですよ!」 「大丈夫よ、杉崎。ちゃんと犯人は見つけ出すわ。じっちゃんの名にかけて!」 「それは金田一○助の台詞です」 「この生徒会には名探偵、『眠りのくりむ』がいるから大丈夫!」 「会長、それは会長が操られるだけです。誰かに眠らされてるだけです。おっちゃんのポジションです」 「昔、探偵学園にもいたもん!」 「現実に無いでしょう、あれ」 「その時は、殺人事件に何度も関わったわね、容疑者として」 「あんた何やってるんだ!」 「まったく、行く先々で事件に絡まれるのも疲れるのよ」 「名探偵と同じ病気を、容疑者側で背負ってるんですね」 「一回だけやっちゃったこともあるんだけど……、………泣き落しで、警察って騙せるみたいだよ?」 「待て待て待て待て! 前科アリ!?」 ……ヤバい、会長と一対一で、俺がツッコミにまわるこの状況はヤバい。会長は弄られるべき人材なんだ。弄る側で、あっていいわけがない。ここはなんとかして、俺が主権を握らなければ。 「かいちょ――」 「で、アカちゃん、どういうことなの?」 「うん、本当に事件が起きるわけじゃないんだけどね」 「――――」 発言の機会を逃しましたよ。反撃できずに終わりましたよ。会長ごときに、負けた気分ですよ。 床にしゃがみ込んで丸を書き始めた俺を無視したまま、知弦さんが質問を続ける。 「……つまり、どういうこと?」 知弦さんの言葉に、会長は鞄から一冊の本を取り出した。……まあ、見るからに『生徒会の一存』なんだけど。 「この『生徒会の一存』も、また新しく発売されるわ! それで今回は、『推理する生徒会』っていう話を入れようと思うの!」 『…………はい?』 会長の言葉に、疑問符が大量に浮かぶ。……待て待て、どういうことだ。 「いつも生徒会室で駄弁ってるだけでも、これだけの支持を受けてるじゃない。でもこれじゃ、そのうち読者が飽きるわ!」 「……まあ、飽きる以前にこんな本が評価されてるのが不思議なんですがね」 「たまには、空気の入れ替えみたいなことも必要なのよ! だから次の巻には、生徒会室で事件が起きて、それを解決する話を入れるわよ!」 「もう決定事項ですか。……でも、待って下さい。つまり、本当に事件が起きるとかじゃなくて、『事件が起きたかのようなストーリー』を一話だけ入れるっていう、そういうことですか」 「そういうこと!」 会長、にっこにこだった。 ただ、少し引っ掛かりがあるのか、深夏が会長に問う。 「でもよ会長さん。前に、『ありのままの私たちを描く』みたいなこと言ってなかったか?」 「うっ……。……大丈夫よ、今までちゃんとやってるんだから。一話くらい羽目を外しても、きっと大丈夫!」 「……まあ、話の最後に、『この物語はフィクションです。この本の内容も全てフィクションです』とでも書けば、大丈夫ですかね」 「大丈夫じゃないよ! 本自体はフィクションじゃないよ!」 「『会長の存在もフィクションです』」 「私架空の人物!?」 「あ、やっぱり会長はフィクションじゃないです。ちゃんと、俺のハーレムに在籍してますから」 「私、架空の人物でもいいかもしれない」 酷い言われようだった。 「……でも会長、それってつまり、俺たちで推理小説まがいのことを考えなきゃないわけですよね。……きつくないですか?」 「そ、それは………やってみなきゃ、分からないじゃない!」 「やっぱり計画性はゼロか!」 「そ、そんなことないもん!」 俺が会長とそんなやり取りをしている最中、知弦さんは会長の鞄を漁っていた。そしてそこから、恐ろしいものを見つけ出す。 「名探○コナン……」 「ちょ、知弦! 何してるのよ!」 『…………』 会長は顔を真っ赤にして叫ぶ。……計画性ゼロどころか、完全なる思いつきだったようだ。生徒会室全体から会長に白い目が向けられる。 そして俺たちは一人ずつ……会長を追い詰めていく。 「会長。……今日の名言、浅すぎます」 「うっ!」 「アカちゃん。……私は、もう少しできる子だと思っていたのに……」 「ううっ!」 「会長さん。……恥を知れ」 「うぐぐぐぐっ!」 「会長さん。……真冬は、絶望した!」 「うわあああぁぁぁああああ!!」 あ、会長が泣いた。長机に顔を伏せて泣いている。……いや、それより真冬ちゃん。今日最初の発言がネタに走るって、どうなんだ。いいんだけど。 「冗談ですよ、会長。それに、企画自体は面白そうだし、俺はノリますよ?」 会長がしゃっくりまでしながら泣いているので、俺はフォローにまわる。実際、会長の提案自体はそこまで突飛なものではなかった。上手くいけば採用できる程度には。ならば、実行してみるのが俺たちだ。 「うぅ……、ほんと……?」 「ええ、本当です」 「キー君、鼻血」 「はっ!」 あ、危ない危ない。会長の涙目&上目づかいに、思わずやられてしまっていた。 「桜野くりむ……恐ろしい子っ!」 「何で!? どこにそんな要素があったの!?」 「……こんなに会長が好きな俺は、ロリコンと呼ばれても仕方がないかもしれません」 「それは私にとって不本意なことだよ!」 「じゃあ会長、本題に入りましょう」 「私弄られるだけ弄られて終わった!」 ……ふ、それでいい。会長は、弄られるべきなんだ。会長に弄られるなど、恥ずべきことなのだ! いつものように俺が進行役を務めることになり、架空の事件の提案が始まる。 まずは、一番この手に詳しそうな知弦さんに話を振る。 「何かいい案ありますか、知弦さ………、……深夏、真冬ちゃん。何かいい案ある?」 「ちょっとキー君。どうして私を飛ばすのかしら?」 「い、いや、それは……。………ほら! 一番詳しそうな知弦さんのアイデアは、最後のお楽しみということで!」 「………そう。まあ、いいわ。……最後のお楽しみではなく、最期のお楽しみになるかもしれないけれど」 ……まずい、背筋が凍る。半端じゃなく、寒気がする。知弦さんは怪しい目つきで、口元だけ笑ったままこちらを見ている。……いや、でも! 分かるだろう、俺の気持ち! あの人に案を出させたら、ものすごく物騒なことになる! 冗談抜きで殺人事件に仕立て上げられる! そして俺が被害者になる可能性、 99.9%! でも、残念ながら死刑宣告を食らいました。死亡フラグが立ちました。俺、今日の会議で殺されます。うぅ、美少女ハーレムを、作りたかった……! 「……さあ、二人とも。さっさと案を出してくれ」 「せ、先輩? 泣いてます?」 「ふふ……、泣いてないよ、真冬ちゃん。これは、きっと、汗なんだよ」 「なんつーベタな誤魔化し方を……」 「……で、深夏。何かあるか?」 「あたしか? あたしは……」 ふっと俯き、思考する深夏。……いや、さすがに、今回は熱血アイデアはないだろう。それ系統のものが入り込む余地はない筈だ。 「推理バトルモノとか、面白そうだよな」 「バトルはいらねえよ! つーか何と戦うの!?」 「そりゃあまあ、犯人とだな」 「犯人武闘派か!」 「まずは第一話で、普通に事件を解いていく。そして証拠も提示し追い込まれた犯人は、覚醒するんだ」 「どういう世界観設定!?」 「犯人はにやりと口元を歪ませ、パンっと両手を合わせる。そしてその両手を地面に押し付けると、コンクリートは形を変え、鋭い刃となって襲いかかってくる」 「真理見たのかその犯人。小説の一節みたいに話せばいいと思ったら大間違いだぞ」 「追い詰められる主人公。武器もなく、絶望的な状況。しかしそこに一つの影が現れ、犯人はその魔の手に倒れる」 「犯人死んだ!?」 「全ての謎を解き明かした直後に犯人を殺されてしまった主人公。そして犯人を殺した影は、こう呟く。『こんなミスを犯す者は、組織には必要ない』と」 「組織って何!? 犯人何に所属してたの!?」 「その影は去り際に一度主人公の方を向き、こう告げた。『命が大事なら、これ以上我らのことを嗅ぎまわらないことだ』」 「お前は、一体何者だ!」 「『俺か? 俺は、残響死滅。この世界に革命を起こす者。そして暗殺組織、鍵盤連合の頭だ』」 「まさかの残響死滅! そしてまさかの鍵盤連合! 犯人があっさり殺されたのにも納得はいくけど!」 「『……それでも、俺を追うというのか。杉崎鍵』」 「探偵俺だった!?」 「『よかろう。ならば、俺を捕らえて見せよ』」 「無理じゃね!?」 「違えよ、鍵。今捕まえるとかじゃなくて、組織の犯罪を暴いていってみせろってことだ。主人公に戦う力はないが、推理力がある。そして武力行使に出てくる敵には、同じく武闘派の相棒がいるから、そいつが戦う」 「うん、まあなんとも少年漫画っぽい展開だな」 「どうだ?」 「……いいか、深夏。今日の企画は、生徒会内での軽いネタくらいのものだ。メインは、俺たち五人だ。……この物語を、どう作れと」 「えー。じゃあいいよ。バトルはやめるよ。こういうのはどうだ? 存在しなかった筈の証拠を突きつけて、犯人を追い詰めていく探偵が活躍するマンガ」 「……なんか、聞き覚えあるフレーズなんだが。しかもマンガってなんだ。週刊誌連載でも目指してるのか、お前」 「タイトルは、そうだな……。擬探偵T○APとか、どうだ?」 「駄目だ。それは、バク○ンの中のマンガだ」 「えー」 「えー、じゃねえよ。大体、マンガじゃ駄目だって言ってんだろ」 「分かったよ。じゃあマンガは、別な人に依頼するよ」 「……まあ、やるのは勝手だけど、いるのかよ、そんな人?」 「ああ、知り合いにな。小○健って名前だ」 「まさかの!? 今現在進行形で連載してるあの人!?」 「あいつの絵はすげえぜ」 「そりゃすげえよな! 実際にバ○マン描いてる人だもんなあ!」 「というわけで鍵。あたしは『推理バトルモノ』を推すぜ!」 「だからそれは無理だって言っただろ!」 ……ああ、分かってたよ。分かってたさ、こんな展開になることくらい! そしてこの先、俺にはツッコミ地獄が待っていることも、分かってるさ! でもなあ! 「……………」 まだ、発言してないからうずうずしてる人たちが、三人ほどいるんだよ!……これ、逃げらんないよな、俺。 「あのー、俺、ちょっと用事が……」 『駄目よ(ですよ)、杉崎(キー君・先輩)』 「やっぱり逃げ道はなかったか!」 がっくりと肩を落とす。……もう、いいよ。この状況、慣れたもの。ボク、もう辛くないよ。 「……じゃあ、次。真冬ちゃん。……あらかじめ言っておくけど、生徒会室での出来事だからね。俺たち五人以外、登場させちゃ駄目だからね」 「見事に釘を打たれましたっ!……うぅ、先輩。最近、真冬を封じ込めるのに慣れてきましたね……」 「そりゃ慣れるさ。……あれだけ、あれだとさ……」 遠い目でどこかを見つめる。……その先に浮かんできたのが、中目黒だったから怖い。真冬ちゃんに洗脳され始めているのかもしれない。……洒落にならないぞ、これ。もし俺が美少女に興味を持たなくなったらどうしてくれるんだ! 「その時は責任を取ってもらうからな!」 「何のですかっ!?」 「じゃあ次は知弦さん。どんな案あります?」 「真冬の番飛ばされたも同然ですよねえ!?」 「真冬ちゃん……」 「な、なんですか、先輩。真冬のことじっと見つめて……」 「よし、真冬ちゃんの考えは伝わった! じゃあ知弦さん、会長。何か案は……」 「ものすごい理不尽な弾かれ方ですっ!」 「大丈夫だよ真冬ちゃん。……君の気持は、言葉にしなくても伝わったから!」 「言葉にしないと伝わらないことも、あると思います」 「まあそんなこともあるよね。でもきっと言葉にしなくても、俺には伝わったから大丈夫!」 「……じゃあ先輩、真冬が何を考えていたか、当ててみてください」 真顔でじっとこちらを見つめる真冬ちゃん。……真冬ちゃんが、提案しようとしてそうなことねえ……。 「閉鎖された空間に閉じ込められた、何人もの美少年」 「!」 「ある人間はこの中に犯人がいるのではないかと疑い始め、またある人間は協力してここの脱出を試みようとする」 「…………」 「その中で芽生える友情、愛情、そして愛憎。彼らは無事脱出することができるのか!」 「限りなく真冬の考えに近いです!」 「主演、杉崎鍵・中目黒善樹」 「もうほぼ完璧ですっ!」 「犯人は……、一体誰なのか」 「映画の宣伝っぽいですね」 「犯人は、真冬ちゃんだ!」 「どういう展開ですかっ!?」 「実際、こういう展開になったとしたら犯人は高確率で君だろう」 「否定できませんっ!」 否定してほしかった。 というわけで真冬ちゃんを封じることに成功。俺はアカちゃん検定二級だけでなく、真冬ちゃん検定も二級くらい習得できるかもしれない。……被害を抑えるため、かなり自虐に走らないといけなくなるけど。喋ってる間は、少し辛いけど。気付けば真冬ちゃん以外の全員は、その勇気と根性をたたえる目で俺を見ていた。……や、実際問題、主演のところ以外は何も苦しむことなく話せたわけだけど。被害は最小限に収まった。 けど……。 「……じゃあ、知弦さん。お願いします」 「ええ」 ここにきて、さっき俺が死亡フラグ立てたことを思い出しましたよ。……俺、死ぬのかな。知弦さんの物語の中で死ぬのか、それとも現実で……。 「…………」 「どうしたの、キー君。そんなに青褪めて」 「……なんでもないです。さあ、どうぞ、知弦さん」 どうやら今の俺、相当顔色が悪いらしい。それでもなんとか話を促すと、知弦さんは話し始める。 「そうね……。参考までにということで、実際に私が関わった事件の話でもしようかしら」 「知弦さんなら、本当に殺人事件にでも関わってそうで怖いです」 「これは、そう。去年の冬のこと。私はとある離島の洋館にいたわ」 「何その推理小説にありがちな舞台!」 「船は一週間に一度しか来ない場所でね。もともと一週間はそこで過ごす予定だったのだけど……、事件が起きたわ」 「何かすごく怖いんですが」 「本来その島は、自然豊かな観光地だったのよ。そこで休養を取ろうとする人たちも多く、私たちは十人ほど、その島へ向かったわ。無人島、というわけではないのだけれど、そこに住んでいるのはたった一人。その洋館の管理者だけなのよ。 一週間に一回の船で食料は送られ、十分に蓄えてある。炊事等はその管理者がやってくれる仕組みになっていてね。私たちはその大きな洋館に泊まることになっていたの。 ……けれど、島に着いてすぐ、第一の事件が起きたわ。 その島を行き来する船は一つしかないのだけれど、その船が、爆破されたのよ。 幸いにも、全員が船から降り、船の操縦者も見送りのために船からは降りていたのだけれどね。……その船は、爆発の後炎を上げ、そして海へ沈んでいったの。死人が出なかったことが不幸中の幸いね。 おかしな爆発だったわ。燃料とかを積んでいる場所での爆発じゃない。爆発の後の炎は燃料に引火してのものだったようだけれど、爆発そのものは不自然なところから起きたの。……まるで、誰かが爆弾を仕掛けたかのような、ね。 私たちはすぐに、島の外部と連絡を取ろうとしたわ。けれどその島は、携帯の電波は入らないらしくてね。……皆、困惑していたわ。 けれどその洋館には、島にたった一つの建物には、電話があるわ。それを思い出した管理者……彼は、五十代後半くらいのお爺さんだったのだけれどね。とは言っても、若々しい方だったわ。まるで執事のようにぴしっとスーツを着て、物腰も丁寧。ええ、本当に執事のような人だったの。 それで彼が、洋館になら電話がある。そこで連絡を取ろうと提案してくれたの。誰もが安堵の息を吐き、洋館へ向かったわ。 ……でも、おかしいの。電話が、繋がらなかったのよ。 その日は雨が降っていたわ。おまけに濃い霧が島全体を包んでいた。そのせいで繋がらないんだろうということで、明日また電話をしてみるということになったの。どうせ食料はたくさんあるし、生活環境は整っていたからということでね。 私たちは、一人一室と部屋を割り当てられたわ。ベッドもある、暖炉もある。部屋にいる限りは、今日会った出来事を忘れられるほど、素敵な部屋だったわ。 夕食は、その管理人さんが作ってくれたのだけれどね。とても豪華で、おいしい料理だったわ。そして夕食の後、一晩を越したの。 ……でもその翌日。第二の事件が起きたわ。 朝食を済ませたあたりで、全員の心は少し和らいでいたわ。生活環境は十分すぎるほど整っていて、しかも今日は晴れ。電話も繋がるだろうから、心配事はもうないんじゃないか、ってね。 でもその考えは甘かったの。……電話線が、何者かの手で切られていたのよ。 昨日の時点では、電話線は切れていなかった。それは全員が確認してる。じゃあなんで切れていたのか? 何者かが、昨日のうちに切ったからよ。 その場所に来ていたのは、全部で十一人。私と管理人、そして船の操縦者を除くと八人ね。私はその中に犯人がいるのではないかと思い、調査を始めたわ。……けれどその日は、何も手掛かりを見つけられずに終わったの。 そのまま一日が過ぎ、次の朝。私たちが食堂として使っていたホールに……大量の血痕が、あったのよ。 すぐに私たちは全員、そのホールに集まったわ。そのにいたのは十人。つまり一人が足りないの。 この洋館の管理人。彼が、いなかったわ。 私たちはすぐに探し始めた。けれど彼を見つけることは出来なかった。その代わりに、違うものを見つけたの。 テーブルの下に、血文字で書かれた文章。そこには、『一人ずつ死んでいく。そして死人が送られるのは、黄泉の国か、地獄か』というものが書かれていたの。 最初は、意味が分からなかったわ。分かったのは、もう管理人はこの世にいなく、さらに、死体までもが消えたこと。ここには彼以外のだれも住んでいなかった以上、彼を殺し、死体をどこかへ消したのは犯人は、この中にいること。……そして、気付いたの。黄泉の国、つまり天国ね。天国も地獄も、私たちがいる場所からは絶対に届かない場所。 つまり。 この文は、殺しを繰り返し、その死体をも消し去るという、残虐な犯行予告だったのよ」 『…………』 気付けば全員、聴き入ってました。知弦さんの話術に、呑み込まれてました。会長に至っては、人が死んだというあたりから両腕で体を抱え、震えながら聴いていました。 少し間をおいて、再び知弦さんは話しだす。 「全員が全員、疑心暗鬼に陥ったわ。誰が犯人かもしれない。今度殺されるのは、自分かもしれない、ってね。 そうしている間にまた一日が過ぎてね。部屋には鍵がついているから、よっぽどのことがない限りは安心だったのだけれど、また被害者が出たのよ。朝ホールに集まった時に一人足りなくて、皆でその人の部屋を見に行ったの。いくら呼んでも返事がないのだけれど、鍵は内側からしまっていたのよね。それで何度呼んでも返事がないから、仕方なく私たちは扉を壊して中に入ったわ。 ……そしたら、また部屋の中は紅に染まっていたわ。ベッドに着いた血はもう乾いていて、そこ以外にも多数の血痕。……そして、またもや死体は無かったの。 高さ六階。窓からの脱出は不可能な場所での、密室殺人。しかも犯人の姿どころか、死体までもがそこにはない。 ここまでくると、常に恐怖が付き纏ってくるわよね。それでも時間は過ぎていくし、毎日きっかり一人ずつ死んでいったの。 ……気付いたら、もうその場には、私ともう一人、船の操縦者しか残っていなかった」 知弦さんが大ピンチだ! 少し青褪めた顔で、会長が知弦さんに問う。 「つまり、犯人はその船の……?」 「違うわ、アカちゃん」 「! じ、じゃあまさか、犯人は知弦……!?」 会長の言葉で、緊張に包まれる生徒会室。知弦さんはしばし無言を保っていたが、とうとうその口を開いた。 「犯人は、洋館の管理人よ」 「! ど、どういうことですか!? その人は最初に死んだ筈じゃあ……」 「違うのよ。死んだと、思い込んでいたの。考えてもみなさい、キー君? 犯人が死体を隠す意味は、どこにあったの?」 「そ、それは……」 「つまりね、カモフラージュなのよ。最初の事件での犯人からのメッセージ。そしてそれを実行したかのような痕跡。これに、騙されたのね。あのメッセージに意味はない。ただ、管理人が犯人である可能性を、いち早く潰すための仕込みだったのよ」 「そ、それで、知弦さんはどうなったんですか……?」 「ええ。私はそこにきて、ようやくこの事実に辿り着いたわ。彼が犯人なら、死体を隠す場所だって心得ているし、各部屋のマスターキーだって持っている。電話線だって簡単に切れるし、考えてみれば一番犯行を上手くやれる人間だったのよ。それが最初のあれで完全に騙されていたのだけれどね。ちなみにアカちゃん。貴女、さっき船の操縦士が犯人ではないかと言ったわよね。……あながち、間違いではないわ」 「ど、どういうこと?」 「実行犯は管理人。けれど、彼もグルだったのよ。彼らが私怨を抱く者たちをその孤島に集め、殺していく為のね。船の爆破や、被害者たちの招待は操縦士の方がやっていたのよ」 「じ、じゃあ何で知弦は無事だったの?」 「私は、招かれざる客だったのよ。彼らとの繋がりも何もなかった。偶然場に居合わせた人間。……そして、私は手に入れた真実を彼に、操縦士に突きつけた。すると彼は諦めたような顔をして、さらに、今まで隠れていた管理人も姿を現したわ。元々彼らは、この犯行後に自分たちも死んで償うつもりだったらしいのだけれど、そんなことをするくらいなら、自首をして罪を償えと、そう言ったのよ。そうしたら、彼らも改心してくれてね。実は島の裏にもう一隻船があって、私たちはそれで帰ったわ。そして彼らは警察に行った。私を巻き込むのは申し訳ないと、私が現場にいたことは伏せてくれたけれどね」 ……そうして、知弦さんの話は終わった。 「……なんて言うか、本当に推理小説みたいな話ですよね。全部、細かく聞いてみたい」 「そうね、キー君。……でも、それは無理よ」 「? どういうことです?」 俺の疑問に、知弦さんはニッコリと笑って、こう答えた。 「という、夢を見たという話だもの、これ」 『つまり嘘かあぁぁぁああああ!!』 小さい嘘のための、やたら壮大な話だった! 「それはそうよ。だって私なら、もっと早く真実を見抜いているもの」 「その自信はどこから!」 「大体、私がそんな島に行く理由はどこにあるのよ?」 「それはそうですけどねえ!」 「夢ということで、断片的な記憶しかないから、今話したことが全てよ。管理人や操縦士、被害者の名前が出てこないのもそのためね」 「筋は通ってるのになんか納得いかない!」 「あ、でも第一の被害者だけは名前が出てきたわ。杉崎鍵という名前よ」 「俺犯人に私怨抱かれてたの!? 何で!?」 「犯人は、ハーレムという言葉が嫌いだったのね」 「それって私怨に入ります!?」 ある意味、深夏や真冬ちゃんのものよりも酷い話だった! あまりに衝撃的な話だったため、一先ず俺たちは番茶で落ち着く。……あー、番茶うめぇー。 「じゃあ会長、今日はそろそろ解散ですね」 「私まだ何も提案してないじゃない!」 「だって……、………ねえ?」 「その間は何よ!」 「分かりましたよ。じゃあ提案してみて下さいよ」 ……だって、会長が、どうやって推理小説っぽい案を出すっていうんだよ。悪いけど、無理がある。 しかしあらかじめ考えていたことがあったのか、会長はすぐに発言する。 「やっぱり、犯罪組織っていいと思うの!」 「シリーズ化する気満々じゃないですか。あんたさっき一話限りって言ってたでしょう」 「組織の人間は、コードネームで呼び合うのよ!」 「だから会長。○ナンでしょう、それ」 「例えば……、ビールとか、焼酎とか!」 「完全にコナ○ですね、酒の名前って。しかもどんだけ馴染みのある酒ばっかりですか」 「たった一つの真実見抜く!」 「どれだけコ○ン好きなんですか。まさか全巻一気読みでもしました?」 「見た目は大人、頭脳も大人!」 「残念ながら、会長は見た目も頭脳も子供です」 「その名も、名探偵くりむ!」 「ここまで迷探偵って言葉がしっくりくる人、珍しいですよね」 「どう、杉崎!」 「却下です」 「なんでよ!」 なんで、ってもねえ……。 …………。 「……会長、一つ分かったことがあります」 「な、何よ」 「今日の名言、間違ってないです」 「そ、そうでしょう!」 会長は嬉しそうに胸を張っていた。 「会長、こんな提案から始まって、上手いこと会議が進んだことって、今までありました?」 「………………………………………あったわ!」 「今ものすごく必死に考えてたでしょう。残念ながら俺は記憶にないです。つまり、真実。こんな展開で始まった時は、大概ぐだぐだ会議が終わるっていう真実があるんです」 「………そうかもね」 今度はしゅんとする会長。その眼尻には薄っすらと涙が浮かんでいた。……ああ、やばい。可愛い。すっげえ抱きしめたい。 落ち込んでしまった会長に、俺は笑顔で告げる。 「でもね会長。こんな突拍子なことしなくても、読者は、生徒は面白いと思ってくれてますよ」 その言葉に、会長はきょとんとした顔をする。他の皆は、会議が始まった時とは違う自然な笑顔、自然な声で、「そうね」とか、「そうだな」とか、「そうですね」と同意してくれていた。 「俺たちは普段、生徒会室で駄弁ってばかりです。生徒会の一存だって、その様子を小説にして収めただけです。でも会長。それを面白いと言ってくれる人、結構多いでしょう?」 「……そう、ね。そうだよね! うん、そうだそうだ!」 会長はすっかり笑顔になっていた。俺たちもまた柔らかい笑顔で、会長を見つめる。 「じゃあ杉崎! そんな私たちの日常が詰まった今日の会議も、今日のうちに小説にしちゃおう!」 「え」 「うんうん、今日の会議は充実してたし、きっと面白くなるよ! ということで杉崎、任せたわよ!」 「え、あの、ちょっと……」 「じゃあ今日の会議、終わりっ! 解散っ!」 「ちょっと、待――」 …………。 ……というわけで。 ただ今、夜八時。未だに生徒会室にて、一人執筆中。 ※この物語はノンフィクションです。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/4935.html
登録日:2009/12/28(月) 21 46 05 更新日:2024/08/17 Sat 07 50 16 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 02年秋アニメ 1999年 J.C.STAFF アニメ スクウェア・エニックス スパイラル スパイラル~推理の絆~ テレビ東京 ドラマCD ブレチル ミステリー ラ・カンパネラ 会津 厨二 名作 城平京 女子が最強 孤独の中の神の祝福 学校でドンパチ 少年ガンガン 希望 年齢詐称 心理戦 悪魔 推理 水野英多 漫画 神 論理の旋律は必ず真実を奏でるんだ 警察?何それ 豪華声優陣 わるいがそれは『企業秘密』だ。 『スパイラル~推理の絆~』とは、 1999年から2005年の期間に月刊少年ガンガン誌上で連載されたミステリー漫画。 原作:城平京 作画:水野英多 題名に推理の絆と銘打たれているが、一般的な推理物の事件風の展開を見せたのは初めの数話のみで、 途中からは心理戦を主とした主人公達の命懸けの展開が繰り広げられる。 更に終盤に明かされたある謎がファンタジー色の強いものだった。 (原作者は「彼らの直面した『ファンタジー』という言葉を、ある言葉に置き換えると、 しばしば現実にも発生している問題に行き当たる」と発言している。恐らく宗教闘争のことを指していると思われる) この厨二的、もとい独特の世界観や魅力的なキャラクター達は多くのファンを引き付け、人気作品となった。 たまに推理してねーじゃんって思う人も居るが、実際は犯人の行動や心理、謎などを推理しているので立派な推理物である。 読者が推理できるようにはあまりなっていないが、各キャラの行動などももっともなものである。 2002年10月から2003年3月にかけてTVアニメ版が放送され、原作漫画が連載中だったため、途中からオリジナルストーリーとなっている。 【あらすじ】 私立月臣学園高等部に通う少年、鳴海歩。 彼は放課後、屋上での昼寝から戻る途中に女子生徒が転落死した現場にたまたま居合わせてしまい、殺人容疑をかけられてしまう。 その後、真犯人を見つけることに成功するが、 歩はこの事件を境に「ブレードチルドレン」を巡る一連の事件に巻き込まれていくことになる……。 【主な登場人物】 ◆鳴海歩 CV 鈴村健一(アニメ)/石田彰(ドラマCD) 主人公。 月臣学園高等部一年生。長いモミアゲとピアスが特徴の美少年。 冷めた性格をしている上に協調性がないため、クラスからは浮いた存在となっている(自覚はない)。 詳細は本人項目に記載するが、実は何気にド鬱な人物設定の持ち主である。 実はやろうと思えばどんなことでも並以上にこなせる高い才覚を持っているのだが、 自分を遥かに超える能力を持った清隆を間近に見て育ったために自信を持てず、 むしろ何か好きなことを見つけ、打ち込む度に兄との差を痛感して挫折することを繰り返してきたため、非常に後ろ向き。 そのために初期はかなり頼りなかったが、幾度とない死地を乗り越えて成長し、 『神ではないが、神の如き力を持つ者』としてブレード・チルドレンの希望となる。 特技はピアノと料理。 ちなみに月臣学園には偏差値などではなく、家から近いからという理由だけで入学している。 ◆結崎ひよの CV:浅野真澄(アニメ)/川澄綾子(ドラマCD) ヒロイン。 月臣学園高等部二年生。 ゆるゆるの大きなおさげ髪が特徴の、自称、恋に夢見る美少女。 高校生なのにくまさんパンツを穿いていたりする。 歩とは歩が殺人事件の容疑者にされた時に取材したことで知り合った。 天真爛漫で(表面上は)礼儀正しい性格だが、中身はかなり男前。 新聞部部長としての脅威的、もとい明らかに驚異の情報網を校内にも外にも持っており、それにより歩をサポートする。 物語前半の頼りない歩の火付け役にして、後半の歩を支える相棒。 ◆鳴海まどか CV:三石琴乃(共通) 可愛いお姉さんその1。 警視庁で警部補を勤める歩の義姉。 実は歩の初恋相手でもある。 機嫌が悪い時は歩に理不尽な暴力を振るったりもするが、それは親愛の裏返し。 本来は真面目で優しく、歩の良き理解者である。 ちなみに、仕事はできるが家事は壊滅的に下手で、家事は失踪前は基本的に清隆が担当しており、 彼が失踪した現在も、まどかを心配して同居した歩が担当している。 次回予告でサービスサービスゥ♪とは言ってくれない。 必殺技はスーパーイナズマキック。 ◆鳴海清隆 CV:井上和彦 『神』と呼ばれる人物。歩の実の兄であり、まどかの夫。 かつて「警視庁の名探偵」と呼ばれるほど神がかった推理力と事件解決力から異例の若さ、かつノンキャリアで警部になったが、 その性格は変人そのものであり、その行動や言動で周囲を引っ掻き回すトラブルメーカーであった。 あらゆる物事を完璧にこなす超人で、母の影響もあって刑事になる前は天才ピアニストとして名を馳せており、 本人曰く「その時に荒稼ぎした」こともあって、まどかと結婚する前の話である『小日向くるみの挑戦』時点でかなりの資産を持っている様子。 二年前に「ブレードチルドレンの謎を追う」という言葉だけを残して失踪している。 ◆アイズ・ラザフォード CV:石田彰(アニメ)/佐々木望(ドラマCD) 主要人物として最初に登場した、ブレード・チルドレン(以下ブレチル)と呼ばれる子供達の一人。 セミロングの銀髪が特徴。 クールな性格をしており、表情をあまり変えないが、心の中では誰よりも仲間想いで皆が希望を捨てないことを祈っている。 ブレチルの中では数少ないある真実を知っていてブレチルに未来がないと知っているが、仲間の為にも自暴自棄にはなっておらず、芯が強い。 表の顔は世界的に有名な天才少年ピアニスト。裏の顔は作中に登場するブレチル達のリーダー格でもある(※ブレチルも派閥があるらしく、全てのブレチルをまとめている訳ではない)。 一見ライバルキャラクターのようにも見えるが、実は歩と対決した場面は最初に試した時のみ。 というよりもそれ以降は仲間を心身共に守ろうとしていたり、事件に巻き込まれたりととても忙しくてそれどころではなかった。 仲間から狙われつつも誰一人死なせることなく対決を制した結果、 歩に信仰に近い信頼を向けていた理緒は別格としても、それ以外の仲間からも歩がそれなりに信頼されたことを受け、 アイズ自身も少なくとも彼を敵視することは止め、一応味方として認識を改めたのだろう(*1)。 登場初期と性格が違うのはきっと気のせい。 ◆浅月香介 CV:草尾毅 二番目に登場したブレチル。メガネと胡散臭い雰囲気が特徴。 残虐で挑発的な性格をしているが、仲間に対しては思いやりがある。 本人曰く、ウソはつかないが約束は守らない主義。 知力・戦闘力は共にあまり高くない(ブレチルの中では)が、ピッキングなどの多くの技術を覚えている。……器用貧乏とか言わない。 そのため、他の連中と比べるとあっさり歩達にやりこめられている(ただし、ある事情から一方的な優位にはならないようにルールが決められていたためでもある) グループ内ではムードメーカーの役割を果たす。 カノン来日にあたり、月臣学園に編入してくる。 幼なじみの亮子には尻にしかれているが、彼女のことを特に大切に想っている。 アライヴでは後期主人公を務める。この頃は自分への自信のなさから、本編よりヘタれた性格になっており、自身のこともウソつきと称していた。 ◆竹内理緒 CV:堀江由衣(共通) 三番目に登場したブレチル。ロリ。 月臣学園高等部二年生だが、どこからどう見ても小学生にしか見えない。 ドジで無邪気な性格が目立つが、実際は歩並の頭のキレを持ち、有事の際の判断能力もピカイチな超人。 意思も強く、歩に追い詰められた際には自爆することで証拠隠滅をはかった(このことが当時意思の弱かった歩を更に惑わせた)。 爆弾作りのエキスパートで通称「爆裂ロリータ」。 幾度となく他人から命を狙われて来たために清隆の身内であっても歩を信頼できず、命懸けの勝負を挑むも歩に敗北。 以降はブレチルの中では一番歩を信頼し、『貴方の楯にも矛にもなる』と歩に笑顔で言うほど。 若干歩とフラグが立っている気がしないでもない。 ◆高町亮子 CV 加藤ひとみ 四番目に登場したブレチル。ツンデレ。 月臣学園高等部二年生で女子陸上部のエース。 姐御肌でサバサバとした性格をしており、そのためか後輩の女子に人気。 「人を殺るぐらいなら殺られる方がマシ」という信条を持つのでアイズとは互いに干渉しあわないことを約束していたが、 カノンが自分も含めてブレチルを殺すために来日した際に協力することになる。 運動神経が良い上にカノンから直接手ほどきを受けたこともあり、単純な戦闘力はカノンには劣るが浅月よりは上。 幼なじみの浅月に惚れているが、素直になれずによく殴っている。 登場の遅さや活躍ぶりなどから地味だが、これは仕方ないだろう。 特技は熊殺し。 ◆カノン・ヒルベルト CV:野島健児 五番目に登場したブレチル。猫好き。 優しく物腰やわらかで、転校早々クラスの人気者に。 しかし戦闘能力は作中最強で、突然不意打ちされても反射で人が殺せる上その反射を静止させることも出来る人外じみた能力を持ち、『翼ある拳銃』の異名で恐れられている。 以前は仲間を護るためにハンターの人間を殺していたが、 ブレチルに救いの道がないと知ってからはハンター側に回り、取り返しがつかなくなる前に自分の手でブレチルを殺すことで、ブレチルを絶望から救おうとする。 無論自分も例外ではない。 最後にブレチル達と和解したのも束の間、最後は仲間達の希望のためにある行動を取ってしまう。 アイズとは幼なじみであり、互いに兄弟と呼びあうほどの仲。 ◆ミズシロ・火澄 終盤に歩の前に現れた、胡散臭い関西弁を話す少年。 ミントグリーンの髪と長く伸びたモミアゲが特徴。 名前だけ登場した頃はうさんくさそうな印象だったが、実際は歩とは正反対の陽気で人当たりが良い性格をしており、他人を惹き付けるカリスマ性を持つ。 歩と早々に打ち解け、彼の親友のような立ち位置になる。能力も歩並の天才。 ただ歩がのんびり健康志向の傾向であるのに対して、火澄はある理由からか刹那的に生きている傾向にある。 『悪魔』たるミズシロ・ヤイバの実の弟であり、運命の構図では『神の弟』である歩に殺される『悪魔の弟』。 本人もそれを認めており、歩の下に現れた理由は害意があるからではなく、残された人生を自分と近い存在の歩と過ごしたかったからとしているが、 その本心は………。 ◆ミズシロ・ヤイバ 『悪魔』。 あらゆる面で人間を超越した能力を示し、かつては『神』と呼ばれたが、ある日自らを造った『造物主』の天啓を受けて覚醒。 以降はそれまでの人生で培った『神』としての仮面を被りながら、『悪魔』として「人類滅亡」の使命を進めていった。 また、後述の『悪魔』としての本性が露見してからは表立って命を狙われたこともあったが、 どんな脅威も彼の命を奪えず、命を狙われる、あるいは脅かされる度にあらゆる幸運と偶然が彼を救ったという(*2)。 ブレード・チルドレン計画を立ち上げ、『悪魔』としての自分の血統を増殖させることで現人類を駆逐しようとしていた。 当然の話だが、当初この計画の目的は隠していたらしく、当時のヤイバは『神』として協力者が大勢居たため、 順調に事が進み、一部の者が気付いた時には既に手遅れで、人類が彼とその血統によって駆逐されるのは時間の問題と思われたが、 突如としてヤイバの前に現れた鳴海清隆…『神』によって『悪魔』はあっさりと殺害され、人類の終焉は阻止された。 『悪魔』たるヤイバの死に顔は「信じられない」と言わんばかりであったという。 なお、生まれつき肋骨が一本無く、ブレードチルドレンも『ヤイバの血統』を示すために生まれてすぐに同じ場所の肋骨を切除された他、 清隆が語ったところによると、彼を造った『もう一人の造物主』が『造物主』の企みを阻止するべく掠め取り、この肋骨から清隆…『神』を造ったという。 ◆土屋キリエ 可愛いお姉さんその2。 薄いピンク色のロングヘアーが特徴。 ウォッチャーの人間であり、自称「器量もよければ頭もいい27歳のお姉さん」。 クールぶっているが感情的な面もあり、火澄が勝手に月臣学園に編入した際には怒鳴りながら教室に乱入したりしている。 その性格から『性悪女』と歩に称されていたが、実際は動物に飴をあげたり、 自分を極限まで追い詰めてまでも清隆に立ち向かおうとする歩を止めようとしたりと、女性らしい(可愛い)一面もある。 要するにまどかと同じく、歩の好みに完全に合致している人。 【用語解説(ネタバレ含む)】 ◆ブレード・チルドレン 『呪われた子供達』と呼ばれる16・17歳の少年少女。 その実態はミズシロ・ヤイバの血を引く子供達で、 ヤイバの超人的な能力を受け継いでおり、一人残らず普通の人間よりも高い能力と、他人を引き付けるカリスマ性を持つ。 ただしヤイバと違って不死性(致死回避)はない。 なお、偉大な血統に連なる者の証として、産まれてすぐに外科手術によって肋骨を一本取り除かれている。 いつか凶悪になると言われていて、実際早々に暴走した人物も見受けられる模様(*3)。 ◆騎士団(ナイツ) 現在では後述のハンター、セイバー、ウォッチャー達の総称。 元々はヤイバの元に集まった者達だが、ヤイバの目的や暗躍を察知したことでヤイバの生存中から分裂し始めた模様。 ◆ハンター ブレチルを危険視し、危険な存在となる前に絶滅させることを目的とした組織。 実際に既に何人ものブレチルを殺害しているらしく、 それだけに武闘派のブレチルも多数のハンターを殺害しているし、害意を察知したら先制攻撃も躊躇わない。 ◆セイバー ハンターとは反対に、ブレチルの可能性と能力を信じて(特にハンターから)守ることを目的とした組織。 ◆ウォッチャー セイバーにもハンターにも属さず、 ブレチルが今後どのように変化するのか監視(というか観察)するための組織。 ◆月臣学園 歩の通う私立高校。 どこかの金持ちがその遺産を注ぎ込んで建てたため、設備から敷地まで高レベルな超名門校。 実は普通の学校ではなく、意図的にブレードチルドレンを集めた一種の檻。 日本にいる大半のブレチル(25名)が通学している。 最初に殺された女の子は演出。 追記・修正しないと、あの事バラしちゃいますよ~ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 純粋な推理モノとしては確かに色々外れてるが、下手に毎週殺人事件やられるより面白かったな。ファンタジーでも、一応論理は通ってた・・・よね?(そういうの全然気付けないのでw) -- 名無しさん (2013-09-29 08 18 45) 近所の内科に全巻置いてあるけど、病院に置くのはどうなんだ(好きだけど) -- 名無しさん (2014-03-21 07 19 28) 創作物のヒロインでひよのが一番好き。 名セリフもと各種仕草も好きだが、最後のいじらしさと見返りを求めない愛が素晴らしすぎる。 -- 名無しさん (2014-03-21 08 03 47) 後展開を読む、正体を読む、勝ち筋を読むからなんやかんや推理…というかミステリー?の体は出来てるよ。 有名推理作品を各話タイトルに使ってたりするし、毎回殺人推理する作品読む人は試しにいかが? -- 名無しさん (2014-03-21 08 13 01) ↑↑↑連投になるが、確かに病院でコイツは…w 高校生位までなら不安抱えそうw -- 名無しさん (2014-03-21 08 16 14) 大局的には予定調和、世界にとって一番いい結末(清隆生存)になっただけだけど、それでも最後は歩の勝ちであったと信じたい。 -- 名無しさん (2014-03-21 12 06 37) 歩がもうちょい報われても・・・と思わんでもない でもアレで良いんだろうな -- 名無しさん (2014-03-21 12 11 39) 実はガイナネタが台詞やサブタイに多いのも特徴 -- 名無しさん (2014-03-21 13 43 47) 今も水野先生がついったとかで絵を投稿してくれてて嬉しい。カノン君の誕生日イラおまけには笑ったww -- 名無しさん (2014-11-08 08 43 23) 先日機種変更で携帯ショップに行ったんだけど、何故かそこに単行本が置いてあったわ…誰のチョイスだったんだろ?ww -- 名無しさん (2015-02-19 01 41 20) 今里先生の「(アイズが)あの計画に絶対必要というわけじゃない」って言葉がそのまま事実だったとは当時思わなかった -- 名無しさん (2016-03-27 16 59 18) ヒズミが女キャラだったら最高だった。 -- 名無しさん (2016-03-27 17 08 37) これ程主人公が不幸な作品はない。マジ清隆と母親ぶん殴りたくなった -- 名無しさん (2016-06-22 20 34 34) ↑ 主人公不幸は結構いろいろあるぞ -- 名無しさん (2016-08-30 10 44 55) ↑↑とはいえ失ったものはあれど、歩は歩なりに手に取り戻したものもあり、ささやかでも一緒にいると幸せに見えてしまう女性と会うことができるだけ、ほんの少しだけ救いがあるとは思う -- 名無しさん (2018-08-24 21 40 28) 最後まで読んだけどおやじギャグを引っこ抜いたJDCシリーズという印象を受けた。ここからどうやって虚構推理みたいな正統派アンチミステリに着地できたのか不思議でならない。あ、壁投げ本とかではなく普通に面白かったですはい -- 名無しさん (2021-02-20 12 09 49) ↑作者のセンスはデビュー作「名探偵に薔薇を」の頃から基本何一つ変わってないぞ、良い意味で。ダークファンタジー漫画の「ヴァンパイア十字界」の時ですらそうだった。 -- 名無しさん (2021-02-20 12 26 54) ↑孤高の天才とかそれ故に過酷な運命に振り回される登場人物とかは基本よな。スパイラルとかヴァンパイア十字界とかスペック高くても試練の難易度が高過ぎて、思い通りになれない所は近年流行りのなろうとは対極 -- 名無しさん (2021-02-20 16 27 56) 原作準拠のアニメ化希望 -- 名無しさん (2021-06-17 14 49 17) 性別は違うが虚構推理の岩永に当たる人物はひよのじゃなくて清隆だよね、天才で浮世離れしてて周りから距離置かれててでもたった一人の理解者はちゃんと居てくれる -- 名無しさん (2024-08-17 07 50 16) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/fadv/pages/2031.html
水鏡推理 II インパクトファクター 題名:水鏡推理 II インパクトファクター 作者:松岡圭祐 発行:講談社文庫 2016.02.13 初版 価格:\640 研究の世界ということは日常生活の中であまり考えることがない。研究をする人は、ぼくの頭の中では、鉄腕アトムや鉄人28号を作り出したり、ゴジラを退治する方法を考えついたり、タイムマシンを発明したり、ハエ人間になってしまったりする、というようなコミック・映画の世界、つまり異世界の住人でしかあり得ない。 日頃、研究者の生活が頭に浮かばないのは、彼ら/彼女らが、陽の当たらない研究室に閉じ籠っているからなのだろう。テレビやニュースに登場するのは、そのごくごく一部だけの極めて幸運な人々で、これまで名も知られなかった彼らは、いきなりノーベル賞を受賞したり、星や微生物などを新しく発見したりしてぼくたちの日常に唐突に出現する存在である。 だからこそスタップ細胞の発見とその後のセンセーショナル展開についてのニュースが日本中を沸き立たせたあの日々は、ぼくらの日常に普段あまりピンと来ることのない研究室の裏側を想像させたり邪推させたりする特別なきっかけになった。 本書は「研究における不正行為・研究費の不正使用に関するタスクフォース」に所属する水鏡瑞希の第二弾。一作目『水鏡推理』では、新しく個性的なミステリジャンルへの作者の挑戦意欲を課せられた水鏡瑞希という新キャラクターのシャーロック・ホームズ張りの推理力に焦点を当て、胸のすく活躍ぶりを読ませてくれたが、本書ではついに、あのスタップ細胞事件の相似形のような構図を作者は作り出し、水鏡の推理力を持って真相に迫ってゆく。インパクトファクターという研究誌掲載による得点稼ぎが、研究者にとって有利となる状況などは、本書で初めて知るところだった。いわば俗世間の金銭欲や色欲とはまるで違った、ラボラトリーにのみ存在する欲望がここに存在するのである。 水鏡瑞希の幼馴染の如月智美が渦中に巻き込まれることになるのだが、小保方さんをモデルにしたとしか思えない役柄を割り当てられた智美の人生劇にスポットが当てられ、彼女を過去親友だった一人として救い出そうとするヒロイン瑞希の活躍と、彼女が向けた怒りの行方が相変わらず頼もしい。タスクフォースの官僚たちではなく、ただの事務員として様々な差別を受けつつも反逆してゆく姿勢とその推理能力の高さが魅力であるが、今作は、智美との絡みが錯綜してどこへ行き着くのかという要素が、物語の肝となっている。 印象的なラストシーンで終わる本書、切れ味も後味も極上。題材はセンセーショナルながら、あくまで人間らしさにこだわる作者のペンの流れが頼もしい限りだ。 (2016.02.24)
https://w.atwiki.jp/bbnduel/pages/150.html
3-32【推理】(C) [イベントカード] 発動タイミング・・・<発動> 効果・・・カード名を一つ宣言し、相手ストックに宣言したカードがあった場合、全て墓地へ送る。なければ自軍ストック1枚を墓地へ送る フレーバーテキスト:「"あらあら…一応使い魔で死体はこっそり始末しておいたんですけど…"――ベッドフォード」 解説: 相手のストックを1枚潰せるカード。イベントカードや操機のパイロット、昇華待ちの大型など狙いたいカードは多い。 3-17【ジン】等と組み合わせて確実に落とせるようにしておこう。
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/7906.html
789 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/01/24(木) 00 21 52.09 ID +Tih5JYP0 脳内当て、で思い出した。 去年の夏ごろ、とあるコンベでの話。 情報(リサーチ)項目制度というものをルルブに記載してるゲームでの話だと思ってください。 GMに渡された情報項目を調査し、その上で情報を吟味すれば推理するというタイプのシナリオでした。 真相は別に理不尽な内容ではなく、 他のPLとあーでもないこうでもないと相談し、楽しみながらたどり着く事ができました。 ……が、一人、推理をはじめた頃から明らかに機嫌を悪くし、むっつりと黙り込んだPLがいました。 セッションが終わった後に彼が言ったところによると、 推理という要素が解決に絡むことが気に入らなかったようで、 集めた情報をトリガーにして新しい情報項目を提示し、 それを調査すれば黒幕やアジトがわかるようにすべきだったと、 これは結局のところ脳内当てである、欠陥シナリオである。 GMは事故の可能性を考えなかったのか、 経験の足りないPLばっかりだったらどうするつもりだったのか、 などとまくし立てて出て行ってしまった。 ……うーむ。 793 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/01/24(木) 01 01 50.49 ID 9WzMbnrh0 789 それはわからなくもないなあ。 762よりかはまだ納得できる 推理させたいなら用意した情報項目の半分くらい開けて推理すれば真相がわかる そうでなくても全部開ければ真相はわかるくらいの保険はかけるな俺なら 情報項目が全て開けられない事故ってのもあるわけでさ 794 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/01/24(木) 01 09 47.80 ID X5+hq2fL0 推理が無理そうだと思ったらGMが臨機応変にイベントとか出せばいいじゃん 真相に辿り着かない可能性を全く考慮しないGMは下手だと思うけど 795 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/01/24(木) 03 59 15.95 ID ia+phXM60 推理とかする気が無い人ってやっぱ出てくるのね…… PLが情報不足に気づかない時、GMは自分の仕事が足りていないと思うべきだが 一方でPLは自分たちが何か忘れてないか疑うべきだろうね。 796 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/01/24(木) 05 59 25.43 ID eR+VFax+0 795 逆に、PL「GM、集まる情報これだけなの?」 GM「この中から推理してアクションしてみて。行動によって情報項目が増えるから」 といえば、何らか動いてくれる方法はあるけど・・・・ それだったら、FEARでよくやってる情報項目ルール?を使う必要ないというか、そのルールが進行妨げるんだよね 798 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/01/24(木) 07 08 38.54 ID 9+M+gQzN0 俺も 789と同意見だなあ。情報項目ルールってそういう推理させるシナリオが問題を起こしたから登場したものだと思ってるんで。 ここで思ったんだが、FEARゲーで情報項目の提示がルールとして定義されているゲームってあったっけ? まあ報告者は指摘内容じゃなくて、指摘したことにムカついたんだろう。 Twitterで出会った人のマスターでセッションしてきて、その人のシナリオの問題点指摘したら何も言わずにブロられた俺はそう思うわけですよ。 799 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/01/24(木) 07 21 08.40 ID wucMQx2S0 789 報告乙。この件の困ポイントは、ヘイト撒き散らして出て行ったことだねぇ。 セッション後の意見交換程度にとどめておくならともかく、 一方的にまくし立てて出て行くのは拙い行為なのよね。 800 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/01/24(木) 07 41 37.07 ID eR+VFax+0 798 ここ10年位は、ゲームフィールド・エンダーブレイン系列で出している公式シナリオに関したはこんな感じで書かれている。 情報項目ルールが未実装~草創期は技能欄の解説に「この技能には適切な情報源の割り出しや、正しい情報の割り出しまで含む」と明記されていたよ <○○について> 判定:技能名or能力値 目標値:10 ○○はAである 目標値:12 Aであることは間違いないが、どう考えても辻褄が合わない (神業とか奇跡とかシャードとか特殊条件) Aは偽装されており、実はBが真実だった 801 名前:798[sage] 投稿日:2013/01/24(木) 07 45 58.27 ID 9+M+gQzN0 800 だよね。つまり「<○○について>」の部分をPCたちに提示する必要は無いよね。 なら、他の情報から次にどの情報を調べたらいいか、という推理をさせることはルール上問題ない、でOKかな。 802 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/01/24(木) 08 10 30.78 ID M9u/Y7UFO 801 その辺はマスター次第かなぁ 情報項目制でも、調査シーン開始時に 「現在調べれるのは~~」って〈○○について〉等のキーワードを羅列するタイプと、PCに行動宣言させ内容がキーワードと合致したら判定値・目標値出すってタイプに大別されてる感じかな 803 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/01/24(木) 08 26 35.94 ID TBMtSV9i0 801,802 その辺いろんな意見はあるわ 調査な可能な情報項目(キーワード)を最初に公開する 長所:事故が少ない 短所:アドベンチャーゲームの情報総当たりをやってる感が出る 情報項目(キーワード)を最初に公開する 長所:自由度がある 短所:参加者(GM含)の行動次第で迷宮入りする 804 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/01/24(木) 08 29 34.41 ID frxiCgXf0 789で報告されてる人は自分の主義を振りかざし 自分の好みじゃないからとセッションを楽しいものにしようと努力しなかった点で困 GMがそういうシナリオ組んだのなら、とりあえず今回は「そういうゲーム」だったわけで そこを批判するならPLなんてやらずにGM専になるしかない(まあ、その時点で困GMになる可能性高いのでそれも迷惑な話だが) そもそも今回の彼の意見が正しかったか間違ってたかとは別の話として、どんなGMだってミスはする で、GMがミスをしてると思ったらむしろ積極的に盛り上げたりフォローしないと余計セッション事故るだろ 807 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/01/24(木) 11 37 38.63 ID moBM+F1jO 789の困が一方的に言って出てったのは単に自分を正当化しておきたかっただけじゃね? 楽しく推理させられる技量のGMはたぶん、困のどうするつもりだったのかって問いに答えられると思うから スレ344
https://w.atwiki.jp/omogame/pages/85.html
Top ゲーム一覧 推理ゲーム~謎のメッセージ~ 推理ゲーム~謎のメッセージ~ 概要 ミニゲーム ダウンロード アップローダーから その他 プレイ時間:4分 ゲーム作成ツール:RPGツクール2000 制作者:(part12-382) 完成版公開:2016/05/04 Top ゲーム一覧 推理ゲーム~謎のメッセージ~
https://w.atwiki.jp/teltel55/pages/467.html
スパイラル-推理の絆- ●2点 序盤は結構楽しんで見てた。しかし中盤からはひたすら( ゚д゚)ポカーン 終わり方も・・・・・・