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憂「早く起きなよー!」 唯「う~ん・・」 「・・・・・」 「・・・・」 「・・・はっ!!」ガバッ 「い・・今何時!?」 _________ 平沢唯 16歳 職業 勇者 今日から 魔王バラモスを倒す旅に出ます! 第一部「旅の仲間」 さわ子「・・じゃ、頼んだわよ、唯ちゃん。あなたにはこのアリアハンの・・・いいえ全世界の運命がかかっているんですからね」 唯「はい!絶対にこの世界を救って見せます!」 (全世界の運命が・・・私の肩にっ!) さわ子「ふふ、じゃあこれ餞別よ!持って行って」 唯は3000G受けとった! 唯「わあ!ありがとう!さわちゃん先生!」 さわ子「ふふ」 この人は山中さわ子先生。このアリアハンの王様です。 容姿端麗、物腰静かでとっても優しいので、国民からは「さわちゃん」や「さわちゃん先生」なんて呼ばれて親しまれています。 さわ子「武器は・・・それで良いの? なんなら私が使ってたギターあげるけど・・・」 唯「いえ、私はギー太じゃなきゃ駄目なんです!必ずやこのギー太と共に魔王を討伐してみせましょう!」 さわ子「そ」ニコ さわ子「あ、それから、旅に出る前に信代の酒場へ寄って行きなさい。魔王討伐隊に志願した3人が待ってるわ。きっと心強い仲間になってくれるはずよ」 唯「わかりました!ありがとうさわちゃん先生!」 (旅の仲間かあ~!どんな人たちかなぁ~) [アリアハン周辺] 澪「う~ん・・・この地図を見ると・・このまま北に行くとレーべって村があるな。とりあえずそこに行ってみないか?」 秋山澪ちゃん 職業 僧侶 武器 エリザベス 背が高くてかっこいい、大人の女性って感じです。 唯「ねぇねぇ何で澪ちゃんは僧侶になったの?」 澪「だって他の職業は・・・恥ずかしい」テレ 唯「恥ずかしい!?」 澪「戦士とか魔法使いってパーティーの中心って感じでガンガン攻撃していかなきゃいけないし、人の目も自然と集まるだろ?」 澪「自分がその立場になるって考えただけで・・・」 澪「・・・・」 澪「」ボシュッ シュ~ 唯「澪ちゃん!?」 あと少し繊細です ムギ「あ!私その村昔行った事あるかも!」 琴吹紬ちゃん 通称ムギちゃん職業 武闘家 武器 なし(素手) おっとりぽわぽわ可愛い人です 唯「ムギちゃんは戦闘力高いよね。武闘家歴長いの?」 ムギ「私四歳の頃からいろんな武術を習っていたの。大会で優勝したこともあるのよ」 唯「へぇー凄いねぇ」 律「な~、そろそろ休憩にしようぜ~?疲れちゃったよ」 田井中律ちゃん通称りっちゃん職業 遊び人 武器 戦いのドラム 元気いっぱいの明るい女の子です 唯「りっちゃんは遊び人~って感じだよね」 律「んなっ!?私にもちゃんと始めた理由があるんだぞ!」 唯「へ~、どんな?どんな?」 律「それはえーっと・・・あれよ」 唯「んー?」 律「・・・簡単そうだから」ぼそ 唯「ないんじゃん」 律「だ、だってさー、僧侶とか魔法使いとか呪文を一生懸命覚えたりするのを想像しただけで・・・」 律「キーっ!!」ガシガシ 唯「うわっ」ビクッ 律「・・・ってなるんだよ」ハァ・・ハァ・・・ 唯(職業選びにも性格出るんだなあ) ガサガサ! スライムとおおがらすが現れた!魔物の群れはこちらが身構える前に襲ってきた! おおがらす「かあー!かあー!」バサバサ 唯「あいてっ!」 唯はひっかかれた! スライム「ぴぎ!」ひゅおっ ムギ「!」サッ ムギはヒラリと身をかわした! 唯「澪ちゃ~ん!腕ひっかかれて血ぃ出ちゃった!回復してよ~!」 澪「ヒィッ!」 クルッ 澪は耳を塞いでうずくまった! 澪「見えない聞こえない見えない聞こえない見えなry」 唯「ちょっ・・・澪ちゃん!?」 律「あ~唯!澪は痛いのと怖いのはダメなんだ!ハハッ可愛いだろ?」 澪「見えないry」ブルブル おおがらす「カァー!カァ!」ばさっ ムギ「ふっ!」タンッ ムギの跳び膝蹴り!ボゴッ おおがらす「ぐえ」 おおがらすを倒した! スライム「ピイ!」 ムギ「キャオラッッッ!!!」 ムギの回し蹴り! スライムを倒した! 魔物の群れを倒した! 唯「ふ~、びっくりした~!澪ちゃん!もう大丈夫だよ!」 澪「うぅ~・・・!」ガクガクブルブル 律「み~お!ほら!大丈夫だって!」 澪「・・・ん・・」チラッ スタッ 澪「お~、おほん!」 唯(戦闘中じゃなかったら回復できるのかな?)「澪ちゃん、この腕~」 澪「ひぃぃ!」クルッ 澪「ひいい、な、生傷を見せないでくれぇ~泣」 唯「ご、ごめん」 (あれ?僧侶って傷を治すのが得意じゃなかったかな・・) ムギ「唯ちゃん、腕見せて?」 唯「ん?」 ムギは上薬草を使った! 唯「おお~ムギちゃんこれ!高級な薬草じゃない!?」 ムギ「ええ、私呪文使えないから・・たくさん持って来てるの」ニコッ 唯「さすがムギちゃん!ありがとう!」 ーーーーーーーーーーーーーーー [レーべ] 唯「なんだか平和な村だね~」 澪「そうだな」 村人「ややっ!?あれはもしや噂の魔王討伐隊!?」 村人「きゃ~!そうよ!見て!本物の澪さんだわ!」 村人「おほ~、みんなべっぴんさんじゃのう」 唯「へー私達も結構有名なんだね」 律「イエーイ!」ブンブン ムギ「ふふ」ニコニコ 澪「あ・・あは・・」 じー ムギ(----!!!!!----)サッ ムギ「・・・?」 唯「ん?ムギちゃんどうかした?」 ムギ「い、いえ、なんでもないわ」 (・・・今確かに誰かに見られてた・・・キャーキャー騒いでる村人の視線とは明らかに雰囲気の違う視線・・・!!) 村人「キャーキャーワイワイ」 ムギ「・・・・」 (私が気付いたことに向こうも気付いた・・・? 完全に気配を絶ってる・・・ただ者じゃないわね) [宿屋] 澪「ふ~む、地図を見ると・・この村から南西に進んだところにナジミの塔って古い塔があるな」 唯「へ~!どれどれ?」 澪「ほらここに!明日行ってみないか?」 唯「そうだね!魔王討伐って言ってもここからどこに行けばいいのか分かんないし」 ムギ「・・・・」ムギは窓の外を見やり微かに外を警戒している! 唯「よし!明日の予定は決まったね!」 澪「そうだな!寝るか!」 テーレレーレテッテッテー♪ [翌日・森の中] 唯「それにしてもスライムって可愛いよね~!どうにかしてペットに出来ないかなぁ?」 澪「よ、よせよ!魔物だぞ?」 律「あ~ら澪ちゃん、あんなプルプルした弱いやつでも怖いのかしらん?」 澪「ち、違う!私はただ、いくら弱い魔物でも寝込みを襲われたりしたら危ないから!」 唯「ねぇ~、ムギちゃんはどう思う?」 ムギ「そうねえ、完璧に躾ければペットにしてもいいんじゃないかしら?」 唯「だよね~」 澪「お、おい唯!絶対ペットになんかしないからな!」 ムギ「・・・」チラッ (・・やっぱり・・尾けられてる・・!けど位置までは分からない・・!相当の使い手ということ・・!唯ちゃんたちに言うべきかしら・・・) [ナジミの塔] おおありくい、いっかくうさぎ、さそりばちが現れた! おおありくい「シャッ」ペロリッ おおありくいは長い舌で澪のうなじを舐めた! 澪「ヒィィィィィ」ぞくっ 澪はブルブル震えている! 唯「わぁ!あのうさぎ可愛いね~!」 いっかくうさぎ「」ヒュッ いっかくうさぎは角で切りつけてきた! 唯「うわっ!危なっ!」ガキィン 唯はギー太でガードした! ムギ「せあっ!」 ムギの正拳付き! おおありくいは吹っ飛んだ!おおありくいを倒した! 律「うは~!ムギかっけ~!」 ブウウン・・ちくっ さそりばちは律の肩を針で刺した! 律「あいたーーーーーーーっ!!!」 律「なにしやがる!」 律はスティックで攻撃!さそりばちに1のダメージ! 唯「うさちゃんごめんね!」 唯はギー太を振り下ろしていっかくうさぎの頭を叩き潰した! ムギ「ハアッ!」タンッ ムギの跳び膝蹴り! さそりばちは粉々に砕け散った! 魔物の群れを倒した! ーーーーーーーーーーーー [ナジミの塔最上階] 唯「あ!見て!なんかおじいさんがいるよ!」 澪「魔物・・・ではないようだな」 律「とりあえず話しかけてみようぜ!」 唯「おじいちゃ~ん!どうしておじいちゃんはこんな所に一人でいるの?」 老人「ほっほっほっ・・・お若い娘さん方・・・よくここまで登ってきたのう。褒美にこれをやろう」 唯は盗賊の鍵を受け取った! 唯「なにこれ?鍵?」 老人「ほっほっ・・・そうじゃこれは盗賊の鍵。レーべに鍵がかかって開かない民家があったじゃろ」 唯「え?知らないけど」 老人「まぁあるんじゃよ。その鍵で開けてみなさい」 唯「わかった!じゃあみんな、レーべに戻ろっか!」 [レーべ] がちゃがちゃ 唯「あ!さっきのおじいちゃんが言ってたのってこの家のことだね!鍵かかってるし!」 律「唯!早く開けてみようぜ!」 澪「で、でも、勝手に開けていいのか?もし中に人がいたりしたら・・・」 律「大丈夫だって!あのじいちゃんが開けろって言ったんだし」 唯「それじゃ開けるよー?」ガチャガチャ 「あれ?」 律「どうした?唯」 唯「開かない・・・」 律「なにぃ?どれちょっと貸してみろ」ガチャガチャ 「あれ?本当に開かない・・・」 律「あれぇ?おかしいな」 澪「鍵が合わないんじゃないか?」 村人「あら?それって盗賊の鍵?」 唯「ん?・・うん。ナジミの塔の最上階にいたおじいちゃんから貰って、この鍵でこの家を開けてみろって」 村人「盗賊の鍵は盗賊にしか使えないわよ」 唯澪律ムギ「!!!!!」 唯「えっ!?そうなの!?} 律「盗賊か~!信代の酒場に盗賊いたっけかな~?」 澪「盗賊はいなかった気が・・・っていうか私達しかいなかったじゃん」 唯「アリアハンに戻ってみる?ムギちゃんどうする?」 ムギ「・・へ?・・そ、そうね、とりあえず今日は遅いからこの村に泊まって、明日行って見たらどうかしら?」 (・・尾行者はこの村にいる・・・!! いい加減不愉快だわ! みんなが寝静まったあと私から出向いてケリをつける・・・!!) [宿屋] 律「盗賊か~!もういっそ誰か盗賊になっちまうか?」 澪「おいおい、職を変えるにはダーマ神殿に行かないと」 唯「ダーマ神殿?なにそれ」 澪「世界中から職を変えたい人たちが集まる大きな神殿だよ」 ムギ「・・・!!」(誰か来る!) コンコン ノックの音がした! 唯「・・・はい?どうぞ」 ガチャッ ???「あの~・・・・皆さんって・・魔王討伐隊・・ですよね?」 唯「はい」 律澪「??」 ムギ「・・・・」(この娘だったのね・・・) ???「あの・・・入隊希望・・なんですけど・・」 唯「・・・・へ?今なんと?」 ???「ですから、私も討伐隊に入隊させてください」 唯「・・・もしやその格好は・・・しょ・・職業は・・・?」 ???「盗賊・・・ですけど・・・」 唯律澪ムギ「!!!」パァァァァァ! 律「!」ドタドタドタ ???「え?」 律「確保ぉ~~~~~!!!」だきっ 律「ようこそ魔王討伐隊へ!」 唯「ほらこっち座って座って」 ?「あ・・・はい」 唯「お名前は何ていうの?」 ?「あ・・中野・・あず」 律「盗賊歴長いの?」 梓「あ・・えっと・・」 唯「誕生日は?」 「あの・・」 「血液型は?」 「えっと・・」 「好きな食べ物は?」 澪「落ち着けお前ら」 ーーーーーーーーーー 梓「えっと、盗賊の中野梓といいます!失礼ながら昨日から皆さんを尾行させていただきました!」 唯律澪「び、尾行!?」 梓「はい!そちらの・・・えっと・・」 ムギ「琴吹紬よ」ニコッ 梓「ムギ先輩は・・・気付いてたみたいですけど」 唯律澪「えーっ!?そうなの!?」 ムギ「ごめんなさい、尾行の仕方が素人じゃなかったから・・余計な心配かけたくなかったの」 唯「はは~・・・」 ムギ「でも梓ちゃんって凄いのよ?全然尻尾をつかませないんですもの」 唯「な・・なんか」 律「私らが知らないところで・・」 澪「ハイレベルなやりとりがあったんだな・・」 唯「梓ちゃんっていつ盗賊になったの?」 梓「えっと、4歳の頃からもう修行を始めてました。親が盗賊なので、半ば強制的に・・・」 律「すげー!サラブレッドだ!あ、そうそう、梓にプレゼントがあるんだ!」 梓「ええ!?なんですか!?」ぱあああ 律「パンパカパーン!」 律はネコミミを取り出した! 梓「あの・・これはなんですか?」 「なにってネコミミだけど?」 梓「いやそれは分かるんですけど、えっと・・これをどうすれば?」 律「こうするのよー!」 律は無理やり梓にネコミミを装備させた! 律「わはー!似合ってる似合ってる!」 唯「ん~~~梓ちゃん可愛い~~!」すりすり 律「ニャーって言ってみてニャーって」 「え・・」 「ほら早く!」 梓「に・・にゃあ~・・・」 唯律「あっは~~~ん・・・!!」ズキュウウウウン 唯「あだ名はあずにゃんで決定だね!」 中野梓 職業 盗賊 武器ムスタング が仲間になった! 梓「ここで!?」 2
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愛しいから、 Youtube 収録CD 【CD】ヒメゴト 歌詞 フェンスの中をくぐれるような 小さい体になりたくて アリさんに毎日お願いしたのに 返事は返ってこなかった 「あのね」の続きは誰も知らない 尋ねないから話さなかったの 「愛して」は「寂しい」の裏側。 タイムマシンに乗って 会いに行きたい 手を握って 抱きしめて あったかいを 教えてあげたい 針で刺してもばれないような 小さい体になりたくて ママさんに毎日 お願いしたのに 返事は返ってこなかった 「だから」の続きは誰も知らない 尋ねないから話さなかったの 「愛して」は「殺して」の裏側。 タイムマシン作ってくれるのなら 手を握って ご褒美あげる あったかいご褒美あげる 受話器から聞こえる 留守番サービス お姉さんはお呼びでないのに いつだって 奇妙な機械音 「愛して」は「寂しい」の裏側。 タイムマシンに乗って 会いに行きたい 手を握って 抱きしめて 「寂しい」を共有して 生ぬるさに浸ってあげたい
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ギーサ ファーレントゥーガ Anotherizeの人材。エルト陣営で選べる卵から孵る。 水Aは非常にありがたく、また技量の高さもありがたい。基本的に卵はギーサを選びたい。 ただ人材全般の傾向として土魔法が不足しがちなのでオドロは一考の余地あり。レクナは……。 求める力のアイスドラゴンに似ている -- 名無しさん (2024-02-08 21 16 18) 名前 コメント
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マギー プロフィール(スリーサイズ、カップ情報) マギー 生年月日:1992年05月14日(29歳) 身長:171 体重: B:80 W:59 H:84 カップ:C 備考:旧芸名、本名:奈月マーガレット Wikipedia: https //ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%88%E6%9C%88%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88 関連URL: http //www.lespros.co.jp/artists/maggy/ 所属アイドルグループ コンテスト 出演ドラマ 関連タグ:マギー
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放送日時 2011/08/13(土) 放送時間 18 55~19 17 パーソナリティ 秋山澪 ゲスト 平沢唯 ほうそう! 澪「秋山澪の萌えキュンらじお~~」 澪「ということではじまりました。萌えキュンらじお。今回で7回目となりました。」 澪「パーソナリティーは、私「秋山澪」がお送りしま~す。」 澪「さて、今日もありがたいゲストが来ています。」 澪「「平沢 唯」さんです。どうぞ~!」 唯「は~い」 澪「唯さんは、ここへ来たことありましたっけ?」 唯「一回ありましたね~。確か・・・。」 澪「お。初の2回目ということで、今回もよろしくお願いしま~す^^」 唯「よろしくね~^^」 澪「早速ですがメールをご紹介。萌えキュンネーム:カスタネさんから」 おたより「澪さん、唯さん、こんばんわ」」 唯澪「こんばんわ~」 おたより「唯さんのラジオも、澪さんのラジオも、今では僕の生きがいです!これからも、身体に気をつけてがんばってください。それでは~」 澪「私達への応援メールでしたね。こういうメールも嬉しいですよね~」 唯「そうだね~。大事にしていきたいですよね~」 澪「ということで、最初の曲に参りましょう。平沢唯さんで「ギー太に首ったけ」」 4分くらいの間 澪「お聞きいただいたのは、平沢唯さんで「ギー太に首ったけ」でした」 澪「この番組は、セガと桜ヶ丘軽音部の提供でお送りします」 澪「さ、時間もないのでさくさく行きましょう」 澪「萌えキュンネーム:うんたん♪をくださいさん」 おたより「突然ですが、唯さん・・・。うんたん♪をください!」 澪「はたして、ここに送る必要があったのだろうか・・・。まぁ、とにかくうんたん♪を言ってあげてw」 唯「それでは・・・。うんたん♪うんたん♪」 澪「ありがとうございます!お。さっきの人からメールだ。」 おたより「うんたん♪をありがとうございます!これも着ボイスで配信してほしいです!」 澪「このラジオでやることではない!(きっぱり」 唯「何が配信させるんですか?」 澪「公式サイトにて、私の「萌え萌え~キュン♥」を着ボイスで配信することになりました。どんどんDLしてくださいね~」 澪「さて、お送りしてきた萌えキュンらじお。そろそろお別れです。唯さん、今日はどうでしたか?」 唯「やっぱり、楽しいですね♪」 澪「ありがとうございます!楽しんでいただければそれ以上の嬉しさはないです!」 澪「ということで、今日のお相手は「秋山澪」と」 唯「私、「平沢唯」でお送りしました~^^」 澪「また聴いてくださいね♪萌え萌え~キュン♥」
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――わたしは二人の女の子を愛している その日、身をきるような寒さに眼が覚めた 前日まで暖かかったせいか、どうも体が急な変化に対応できなくなってしまっているらしい ふと、寒空の窓の外を見るとあわただしそうに彼女が駆けて行く 彼女にしては珍しい。遅刻寸前まで家を出ないことなんてなかったのに その理由は下の階に降りてからようやく判明することになる 「……ギリギリまで待っていてくれたんだ」 テーブルの上には彼女が用意してくれたのであろう、朝ごはんが並んでいた ラップ越しに触れてみる ……まだ温かい 起こしてくれてもよかったんだけどなぁ ポツリとそう呟いていた だが、それも彼女の優しさなのだろう 「駄目な姉だ……」 するとそれを必死に否定する可愛い妹の姿が浮かんだ きっと彼女はそんなことはないよと慌てた顔をしながら否定してくれるのだろう だけどそれでも 「駄目な姉だね……」 気まぐれに、いつも彼女が座っている椅子を引いた そこにストンと腰を落とせば、やはりその椅子もまだ熱を持っていた 酷い姉だと自ら酔うように罵る そうすれば、許されると思っていた だって私は彼女の気持ちを知っていたのだから ▼ 冷たい部屋に戻り、着替えていると 自分でも気付かぬうちに口からメロディがこぼれていた 文化祭で歌った歌のメロディラインを鼻歌でなぞる そんな気のまぎらわせかた 卒業してから、考えることが多くなった 先日我が軽音部の部長に、「考え事か、唯?」とまで尋ねられるほど 私は自分を隠せなくなっている そういえば、隠さなくいけなくなったのはいつからだったのだろうか 私の心には彼女達がいた 彼女と――そして彼女のことだ 共に年下の少女だ それなのに、私よりしっかりしていて 私のことをしょうがないなぁ と笑ってくれて そして可愛く照れたりもするもんだから 「私はそういうところが好きなんだろうね」 こんなこと一人の時にしか絶対に言えない それが私が自分に引いたボーダーラインだ 言わなければいいのに、と自分でも思うが たまに言葉にしておかないと、途方もない不安に襲われた 「あぁ、でもギー太にはいつも聞かれちゃうね」 部屋の隅で黙って私の話を聞くように立てかけられていたギー太に手を伸ばす 慣れたこともあり、彼を抱えても私はよろめくことはなくなった 重さはある。だが、それが私にピッタリとくる重さになっていた ピックを持たずに、弦をゆっくりとはじく 低音の心地よい音が私の耳に安らぎをもたらした ――ピックに手を伸ばす 奏者は自分、観客は自分の小さな音楽界が始まった 気付けば私は音の世界に没頭していた だが、一人での演奏はどこか味気なく感じて やがて飽きに似た感覚を覚えていた ゆっくりと息を吐き出し、吸い込んだ 胃の中が冷たい空気で満たされていく そしてピックを弦と弦の間に挟むと、ゆっくりと足に力を入れた 「学校……行こうかな」 悩んだかのような言葉とは裏腹にもう私の心は決まっていた クローゼットへと向かい、もう役目を全うしているそれを取り出す それを身に着けている時だけは、彼女達と同じ高校生でいられる気がした ▼ ギー太を持ち、玄関へ降りると そこには手袋が落ちていた それは彼女の忘れ物であり、私にとっても大事なものだった 彼女はマフラーを風で飛ばされたと言った ――だから私のマフラーを彼女の首に巻いた 私は手袋の片方を失くしたと言った ――だから彼女は私の冷えた手を両の手で握りこんだ 玄関を出ると、部屋の中とはまた違った寒さが私の身を襲った 「ふっふっふ、なんか侵入者みたいで悪いことしてるみたいだね」 校門の前で私は楽しくなっていた 5時間目の始まった校舎は静かで、その中には彼女達もいて…… 別に気にする必要もないのに、忍び足になる 気分だけは、一流のスパイだ しかしそんな気分も校舎に入った瞬間、抜け去った 「唯ちゃん?」 侵入早々かつての担任に見つかっているようでは、スパイ失格だろう 「さわちゃん、こんにちわー」 「あらっ、唯ちゃん一人?珍しいわね」 ここへ来るときは、今まで必ず誰かと来ていた それはムギちゃんであったり、りっちゃんであったり、澪ちゃんであったり、 卒業してからも4人で来ることが多かった それが今私は一人だ そのことにさわちゃんは驚いているのだろう 「でも、今日はたぶん部活はお休みよ?」 だから、とさわちゃんが続けた さわちゃんがいいたいことは分かっている 今日は彼女も部室にはあらわれない――つまりはそういうことだろう だが、私は別にそれでも構わなかった 「でも、部室はあいてるんだよね?」 「えぇ、まぁ」 さわちゃんが意外そうな顔をする どうやらそれを聞けばそのまま私が帰ってしまうのではないかと考えていたらしい 「あっと、それじゃあ唯ちゃん。私見回りの途中だから、行かないとね」 「ご苦労様ですな」 「ふふ、唯ちゃんあんまり似合ってないわよ」 「そうだ、さわちゃん。憂にこれを渡してくれない?」 取り出したのは朝玄関で見つけた手袋だ ここにくるまで私がつけていたので、まだ温かい さわちゃんが、しょうがないわねぇとそれに手を伸ばし――とめた 「やっぱり、自分で渡しなさい。憂ちゃんには部室に行くように言っておいてあげる」 「えー、さわちゃんのいけず~」 そうしてさわちゃんは階段を登っていく だが、階段の踊り場でピタリと足を止めると振り向き 「唯ちゃん、あまり考えすぎはよくないわよ」 それだけを言うと、さわちゃんはウインクをしてまた階段へと足を伸ばした 私も遅れて続くように階段へと踏み出し ……さわちゃんにはお見通しかぁ あらためて教師という仕事の凄さを思い知らされた ▼ 部室はなにも変わっていなかった いや、変わっていないように見えるだけ、本当は変わっていたのかもしれない それでも私には変わっていないように思えた ギー太をいつもの場所に置き、私は4つの勉強机をつなげたテーブルへと向かう 「これは……」 彼女がいつも座っていた位置に、一本のカセットテープが置かれていた そこには丁寧な字で、【梓・憂・純・新生軽音部】と書かれたシールが貼り付けられてある 微笑ましい気持ちと同時に少し寂しく思う 4月、そこに私の姿はない 彼女達の演奏に私の音は混じることはないのだ もちろん、不満があるわけじゃない りっちゃん達と演奏できたことは、おそらく私の一生の思い出だ 彼女達に混ざりたいのならば、あの思い出を捨てろ と言われれば、 まちがいなく私はそんな話はお断りするだろう だけど……それでも少し寂しいと感じるのは―― 「私は欲張りだなぁ」 最初から分かっていたことだ 選べない。そもそも選ぶというのがおこがましいのだ ただ手放したくないものが多すぎた それでも彼女達は ――優しすぎる妹と素直になれずに困惑する後輩は 笑いながら許してくれるのだろうか 「考えすぎはよくないよね。……よーっし!!」 さわちゃんの言葉を思い出し、私は立ち上がりギー太に走り寄った 朝触ったばかりだというのに、どこか懐かしくその音が聞きたくなった 「ソロライブの始まりだね」 ▼ 「お姉ちゃん!!」 5限目のチャイム終了からほどなくして、彼女が部室に駆け込んできた ここまで来るだけなのに、息をきらせているということはそれだけ急いできた証だ まったく……普段は優等生なのに 思うだけで口にはださない。 嬉しかったから 「どうしたのお姉ちゃん? 今日は一人なの?」 「ほっほ、まぁここに座りなされ」 どこかで見た年配者の口調をまねる 「お姉ちゃん、あんまり似合ってないよ」 さわちゃんと同じ反応をした彼女はクスりと笑うと 私の正面に腰をかけた 「それでどうしたの?」 「いやぁ、寂しくなってねー。憂に会いたかったんだよ」 本音だけど、本音に聞こえないように茶化して言った すると彼女は困ったように笑った 「それは嬉しいけど……」 「憂、これ忘れていったでしょ?」 もう一度ポケットから手袋を取り出し、彼女の目の前へと差し出した 彼女は一瞬、キョトンとした後 「ありがとうお姉ちゃん。もしかしてこのためだけに……?」 彼女の気遣いが手に取るようにわかる おそらく私に対して申し訳ないと思っているのだろう ……そんなこと気にしないでいいのに だから 「ちょっと部室に忘れ物をしてね。それを取りに来るついでだよ」 彼女に気を使わせないように、そう言った すると彼女は一瞬、悲しそうな眼をみせた気がした が、その一瞬は間違いだったかのように彼女は笑みを重ねる 「ありがとうね。お姉ちゃん」 それは本当は毎日のように私が言わないといけない言葉なのに ただ、その言葉を受け入れるしかなくて 気の利いた事も言えずに、私の口は黙ってしまう 「あっと、ごめんねお姉ちゃん。次は移動だからもう行かなくちゃ」 そして彼女は立ち上がり、慌しく廊下へと向かっていく 彼女はおそらく私の迷いもすべて知っている 賢い子だから、私とは違うから。 きっとこの気持ちの解決方法も知っているのだろう でも、それを聞くことは許されない 彼女自身もまた避けているような気がしたから 去り際に彼女が零した 「私はお姉ちゃんの妹だよね」 掠れそうな声だったが、かろうじて私の耳がそれを拾ったが、 その意味を私は知ることはない だけど、やはり彼女は知っていた ――私の答えがもう出ていることを 今度は私が決着をつける番だ だから、私はまだ帰らずに放課後まで残ることにした ――彼女が来てくれるのを祈りながら ▼ 「……い……んぱい……ください!!」 今日の目覚ましはやけに可愛い声だと、まどろんだ意識で思う ゆっくりと意識が現実に浸透していく 「唯先輩、起きてください!!」 瞼を開けると、そこにはツインテールを揺らしながら私を揺すっている彼女がいた 「うーん、あずにゃんだ~」 彼女の背中に手を回し、もっと側へと引き寄せた そしてそのまま、私は顔を彼女の胸に 「ちょっ、ちょっと唯先輩!! 本当に起きてくださいってば!!」 その彼女の焦った声を聞き、私は本当の目覚めを迎えた 「あれ、あずにゃんこんなところでなにをしてるの?」 「それはこっちのセリフです!! 唯先輩こそなにをしてるんですか」 「えへへ、実はあずにゃん成分が足りなくてここで倒れていたのだっ」 あながち嘘でもない冗談を言う 彼女に会いたかったのは本当だ 「それより離してくださいよー」 「う~ん、もうちょっと~」 彼女の体を少し強めに抱き寄せる すると彼女が恥ずかしがっていることがわかった そしてそのことに満足を覚えた私はようやく彼女を解放した 「あずにゃん、一緒に帰ろうっか」 窓の外はすでに日も沈みきり、薄暗い帳が下りてきていた 学園にもうほとんど人はいないのだろう 歩いている人影すらも、見当たらない 静かな空間の中、私の鼓動は壊れてしまっていた 3
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そうしていると突然声を掛けられた。 短い髪をした、男っぽい女の子。 雰囲気はまるでりっちゃんみたいだった。 女子生徒「平沢に用があるの?」 唯ちゃんを待っている事を伝えると、どうやら知り合いのようだった。 女子生徒「あいつは色々と問題児だからな。この学校の2年の間じゃ結構有名だぜ」 なんだか唯ちゃんらしいな。 女子生徒「こっち来なよ。そんなところじゃ寒いだろうし、案内するよ、あいつのとこに」 通されたのはなんと「軽音部」と書かれた札の下がっている教室。 中からは色々な楽器の音が漏れてくる。 女子生徒「どうぞ」 すごい。 教室の中にはざっと数えただけでも十人以上もの人が。 その人たちは各々なにかしらの楽器を演奏している。 その中に唯ちゃんはいた。 女子生徒「平沢。お前に会いたいって人が来てるぞ」 その声には気付かない様子で、ギター片手に音楽の参考書らしきものと 夢中になって格闘している。 女子生徒「ごめん。あいつギター弾きだすといつもこうなんだ。 なかなか腕は上がんない、くせして? って、え!?」 気付いたら駆け出していた。 紬「唯ちゃん!」 思いっきり抱きつく。 唯「うわっ! なにごと!」 唯ちゃんに会えた! 年の瀬、今年も終わろうかという季節なのにアイス屋さんにはそれでもちらほらとお客さんがいた。 こんなに寒いのによくアイスを食べようなんて、と変に思われるという心配は必要なさそうだった。 唯「アイス美味しいー」 紬「そう、よかったわ」 今唯ちゃんとアイス屋に来ている。 そこはいつもみんなと帰りに寄り道していたアイス屋さん。 なにもこんな時分にといわれそうだが、なんとなく唯ちゃんとお話しようと思ったら自然に足が向いていたのだ。 紬「ごめんね、いきなり抱きついちゃったりして」 唯「いいよー。だってアイス奢ってくれたんだもん。なんでも許しちゃう」 幸せそうにアイスを頬張る唯ちゃんは、自分の良く知っている唯ちゃんそのものだった。 ただ違うのはその身に纏った制服だけ。 唯「ねえ、次はあれ頼んで良い?」 紬「良いわよ」 唯「やったあ、ありがとう。紬ちゃん大好き!」 『紬ちゃん』か。 私たちは今、出会ったばかりである。 いきなり抱きついちゃったりしちゃったけれど、普通なら不審がられるところを 和ちゃんの知り合いというだけで、一も二も無く私に着いて来てくれたのだ。 しかもいきなり下の名前で呼んでくれているし。 唯ちゃんらしいといえばらしいが、ちょっと心配になってしまう。 紬「でも、そんなに食べて大丈夫?」 唯「平気だよー。アイスは別腹」 どうしよう。 目の前に唯ちゃんはいる。 だけど私はこれからどうしたら良いのだろうか。 会うことだけに頭が一杯でそれからのことを全く考えていなかった。 紬(……どうしよう) 唯「どうしたの?」 紬「え?」 唯「なにか私に用があるんじゃなかったの」 紬「うん」 唯「もしかして忘れちゃったとか。あー、私も良くあるんだあ。 それでいっつも和ちゃんや妹に注意されてばっかりで。えへへ」 こうしてみると私の知っている唯ちゃんとなにも変わらないな。 紬「友達になって、貰えませんか」 だからなのかぽろっと口を突いて出た言葉。 私自身も予想外だった。 しかしいってしまった言葉の重大さを噛み締める間もなく。 唯「良いよ」 即答。 紬「本当に良いの!? 今会ったばかりよ!?」 唯「だって紬ちゃんは悪い人じゃないもん。それに暖かかったし」 いきなり抱きついた時のことを思い出し、少し恥ずかしくなる。 唯「だからもう友達だよ」 唯ちゃんだなあ。 唯「だから私のことは唯で良いよ」 帰り道。 唯「私ね、今軽音部のレギュラー目指してるんだ」 紬「レギュラー?」 唯「うん。レギュラーになれば学園祭でみんなと演奏できるの。 我が校の軽音部は人が多くてね。上手くないとバンドに入れて貰えないんだ」 紬「唯ちゃんはなんで軽音部に入ったの?」 唯「最初はね、軽音部って軽い音楽って書くから、カスタネットでもやるのかなあって。 入ってみたら全然違ったよ。あの時の恥ずかしさは今でも忘れられません!」 紬「ふふふっ」 唯「でもね私にギター始めてみればっていってくれた人がいたの。 それで試しにギターを始めてみたんだ」 背中に背負っていたギターを下して、両手で持つ。 唯「そしたらこれが面白くって。すっかり嵌っちゃいました。 ちなみにこの子はギー太っていうの。とっても可愛いんだ」 そのギターもといギー太に愛おしそうに頬擦り。 唯「でもね、なかなか上手になれなくて、一回もステージで演奏したことないの。 だからギー太が不憫でねえ」 ギターを袋ごと構えるように持ち直す。 唯「というわけだから卒業までに絶対ギー太を舞台に立たせてあげるんだ」 紬「唯ちゃんならきっと出来るよ」 唯「そうかなあ」 紬「そうだよ」 だって唯ちゃんのギターの腕は誰よりも私が知っている。 『放課後ティータイム』には欠かせないリードギタリスト。 演奏しながら歌まで歌えるんだから。 唯「ありがとう。なんだか自信が出てきたよ。頑張ろうね、ギー太!」 不思議な感覚である。 今、唯ちゃんと私は友達になって、でも前から私たちは友達のはずだった。 そのかけがえのない思い出は消せるものではないけれど、梓ちゃん然り、 こうやって新たな関係を築いていくことが出来ている。 完全に元には戻らないけれど、元のような関係に限りなく近付くことも出来るのかもしれない。 それはそれで良いのかも、と思う。 何も全てに絶望することはない。始めからまたスタートすれば良いだけの話なのだ。 ……でも、それで本当に良いのだろうか。 私が軽音部のみんなと過ごしてきたこの約2年間はそんな簡単に 忘れることが出来るようなものなのだろうか。 そもそも私は何のためにみんなに会おうと頑張っているのか。 ――『放課後ティータイム再結成』―― 元通り、軽音部を復活させる。 唯ちゃん、梓ちゃん、律ちゃん、澪ちゃんのいる軽音部。 練習はちゃんとしないかもしれないけれど、最高の5人組『放課後ティータイム』。 紬「唯ちゃん、また会えるかな」 唯「もちろんだよ! その時はまたアイスをよろしくお願いします」 紬「アイスも良いけど、紅茶とケーキはいかが?」 次はりっちゃんと澪ちゃん。 だけどこの二人については既に算段がついている。 梓ちゃんがいて唯ちゃんがいたなら二人も当然いるはず。 そして私はりっちゃんの家にお邪魔したことがある。 ということで唯ちゃんと連絡先を交換して別れてすぐ、りっちゃんの家に向かった。 日も暮れかけている。二人はもう家に帰った後だろうか。 だが意外にも簡単に再会することが出来た。 途中の信号でよーく見覚えのある二人組みを発見したのだ。やはり見慣れない制服を着て。 紬「あの、こんばんは!」 律「お、おう?」 澪「うわっ!」 急に声をかけたのが不味かった。2人とも何事かと驚きの表情だ。 紬「ご、ごめんなさい。あのー」 律「えーと、誰だっけ? 澪、知り合いか?」 澪「いや、私も知らない」 紬「初めまして。琴吹紬というものです」 律「琴吹さん? はてその琴吹さんがなんのご用でござりましょうか」 澪「こらっ、初対面の人だぞ。真面目にしろ!」 律「いてっ! 私はこれでも真面目だい!」 紬「ぷっ、くすくす」 思わず吹き出していた。 懐かしい、2人のお馴染みのやりとり。 それはあの音楽室で2人と初めて会った日のことを思い起こさせた。 お互いじゃれあう2人の姿があまりに愉快で楽しげで、 軽音部に入部することを決めたあの日のこと。 澪「あ、ごめんな。変なとこみせちゃって。それで私たちに何の用?」 …… 2日後。 授業が終わると、私はある場所に向かっていた。 その日学校は終業式で授業は昼までだった。 在りし日の軽音部部室。 時間までに準備することがあった。 まず机を五つ用意する。 それから楽器の搬入。父にお願いして特別に用意して貰った。 最後は肝心要のティーセット&ケーキ。お湯を沸かして茶葉も準備万端。 これでいつものティータイムがいつでも始められる。 あとはその時間がやって来るのを待つだけだ。 紬「本当にこれで良かったのかしら」 静かな部屋にぽつりと呟きが零れた。 それからしばらく経って、コンコン、と部屋の戸を叩く音がした。 時間が来た――。 唯「紬ちゃん、お邪魔しまーす」 律「ちわーっす」 澪「お邪魔します」 梓「琴吹先輩、こんにちは」 紬「みんないらっしゃい」 外には和ちゃんがいた。 みんなの案内をお願いしていたのだ。 和「それじゃ、私はもういくね」 紬「和ちゃんありがとう」 唯「和ちゃん、また後でね」 和ちゃんを見送った。 唯「はい、これ。招待状ありがとう」 「招待状」それは私の軽音部のメンバー4人それぞれにあてた、お茶会の招待状だった。 『○○様 桜ヶ丘高校音楽準備室にてお茶会を催します。 つきましては、貴方をご招待したく此の手紙を送りました。 よろしければ開催日当日、日頃ご愛用の楽器と当招待状を持参の上、 桜ヶ丘高校までお越し下さい。 美味しいケーキとお茶を用意してお待ちしております。 開催日:12月××日 主催者:琴吹紬』 大体こんな内容。 一昨日知り合ったばかりの3人と梓ちゃんにそれぞれこの招待状を直接手渡したのだ。 来てくれるよう強く願って。 そして今日こうやってみんな集まってくれた。 律「なあ私は流石にドラム運んで持ってくる訳にはいかなかったけど、良かったのか」 紬「大丈夫よ、ほら」 律「すげー、新品のドラムセット!」 紬「じゃあみんな、早速だけどお茶にしましょ」 用意していた机にみんなそれぞれ腰を下した。 4つを合わせて並べた机に1つだけくっ付けるように置いた机を除いて、 りっちゃんと澪ちゃん、唯ちゃんと梓ちゃんが隣同士になって座った。 私はそれを少し残念に思った。我が侭かも知れないけれど。 お茶をとケーキを配り終えると残りの席に私も腰を落ち着けた。 唯「美味い! こんな美味いケーキ生れて初めてかも!」 梓「本当、美味しいです、これ」 紬「ありがとう」 澪「なあさっきから気になってたんだけど、これって一体どういう集まりなんだ?」 紬「え、えっと、それはおいおいね。今はお茶会を楽しみましょ」 律「そうだぞ、澪。琴吹さんのいうとおりだ。こんな美味いケーキめったに食えねーぞ。ああマジうめー!」 澪「なら、まあいっか」 みんな美味しそうにケーキを食べてくれている。 少しホッとしていた。 唯「ねえ、私みんなのこと知りたいな」 そんな中唯ちゃんが声を上げた。 唯「みんなご招待されてるっていうことは、紬ちゃんの友達なんでしょ」 律「うん、まあな」 唯「じゃあ、まず私のお隣の小さくて可愛いそこのあなた!」 梓「わ、私ですか。私は中野梓といいます。一応この学校の生徒です」 唯「次はカチューシャのあなた!」 律「私は田井中律。○×高校の2年だ。よろしく」 そうやって唯ちゃん司会の下、1人ずつ自己紹介していった。 それはなんともいえない光景。 私にとってはみんなよく知った相手で、それぞれ、お互いのことを語らずともわかるはずなのに、 今はこうやって改めて自己紹介しないとお互いの名前すらわからないのだ。 同じ空間、同じ面子、だけどやっぱり違う。 1人ずつ自分の名前を発表していく度に胸を抉られていくようだった。 少しずついたぶる様に私に残酷な現実を突きつけるのだ。 ――ちょんちょん。 誰かが私を突いてくる。 梓「先輩もお話に参加しなくていいんですか? なんだか皆さん盛り上がってますよ」 気付くととっくに自己紹介の時間は終わっており、みんな別の話題に華を咲かせていた。 梓「でもみなさん意外でした。ギターやってたり、ベースやドラムが出来たり。 私たちだけでバンドが組めそうですね」 唯「いいねえ、バンド! 私バンドで演奏するのが夢だったんだ!」 律「だってよ、澪」 澪「平沢さんには悪いけど、ベースには長いこと触ってないからなあ」 唯「でも弾けるんでしょ。だったら良いじゃん。ねえ、バンド組もうよお」 律「私は良いぜ。私の華麗なドラム捌きが日本音楽シーンに旋風を巻き起こすっぜ!」 澪「りーつー」 律「なーんてな。無理だよバンドなんて。 そもそも学校だってバラバラだし、何処で練習するんだよ」 唯「そっかあ、そうだよねえ。折角メンバーが揃ってるのにもったいないなあ」 紬「あの!」 目の端にホワイトボードに書かれた文字が映る。 ――目標:放課後ティータイム再結成―― 紬「折角だから、一度でいいから合わせてみない?」 するとなにを今更といった風体でみんな顔を見合わせる。 律「わかってるよ。その為にこれに『楽器持参』って書いてあったんだろ」 そういって招待状を見せる。 澪「私はあんまり気が進まないな」 律「とかなんとかいっちゃって、ちゃっかりベース持ってきてるじゃん」 唯「私は大賛成!」 梓「一度だけなら私も構わないですけど、なにをやるんですか?」 紬「これっ!」 差し出したのはもう一度改めて書き起こした楽譜。 曲目は「ふわふわ時間」。 律「ふむふむ、ふわふわ時間ね。なんかどっかで聞いたことあるようなタイトルだな」 楽譜を見た澪ちゃんは訝しげな表情を浮かべる。 律「どうした、澪?」 澪「いや、なんでも。なんでもない」 唯「……」 唯ちゃんは楽譜と睨めっこして難しそうな顔をしている。 紬「唯ちゃんどうしたの?」 唯「正直、演奏できる自信がありません」 紬「大丈夫よ。唯ちゃんはずっとギター練習してきたんだから。 だから自信持って、ね」 それからみんな自分のパートを各自練習。 小一時間すると、誰からともなくその練習の音が止まった。 律「よーし、こんなもんでいいだろ」 紬「じゃあ、始めましょう」 みんなで呼吸を合わせる。 静かな時間。 律「1,2,3,4でいくからな」 1人1人顔を見合わせる。 ――1,2,3,4! ゆっくりと演奏が始まる。 いつものような勢いはない。 当然だ。初めて合わせるのだから。 ゆっくり、ゆっくり、唯ちゃんのギターにみんな合わせる。 少しずつ音が1つになっていく――。 と、突然。 「あーあカミサマお願い」 澪ちゃんが歌いだした。 あの楽譜には歌詞なんて書いてなかったはずなのに。 みんなも驚いた表情を浮かべている。 澪「二人だけの」 しかし意に介さない様子の澪ちゃんに、みんなもなにか吹っ切れたのか演奏に勢いが増してきた。 りっちゃんのドラムはどんどん走っていき、唯ちゃんも必死に追いすがろうとする。 それを丁寧にサポートするかのような梓ちゃんのギター。 澪ちゃんのベースは歌いながらなのに、突っ走るりっちゃんに見事に合わせている。 私もうかうかしていられない。 ――お気に入りのうさちゃん抱いて―― 演奏はずっと拙いけれど、 ――今夜もオヤスミ―― いつものような、今までのような、 ――ふわふわ時間―― とっても心地よい、そんな演奏だった。 気付くとそこは暗闇だった。 ついさっきまでかつての軽音部部室でみんなと演奏していたはずなのに。 紬(ここは何処?) 4
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「ハァン!おまえのリズムはメチャクチャだ! ちゃぁんとレッスンしてきたのかぁい?!」 名前:ボギー(BOGGY) 生年月日:1969年2月15日(カイザーナックル稼働時点(1994年)で25歳) 身長:185cm 体重:74kg 血液型:AB型 CV:ANDREW HOLMS タイトーの格闘ゲーム『カイザーナックル』の登場キャラで、プレイヤーキャラの一人。 「ハイサイ!ゴーヤ茶!」ではない。同名のピエロについてはこちらを参照。 黒人ダンサーという点や名前が似ていることから恐らくアメリカ出身のR B歌手兼ダンサー、 ボビー・ブラウンをモデルにしていると思われるが、明確なソースが無いため真相は不明。 ビジュアル面からはもっと近い時期にヒットしたMCハマーっぽさも感じるし…。 バイトで得た収入を毎月全てダンスレッスンにつぎ込むも、 時折行われるオーディションでは未だに端役にすら選ばれなかった。 大会で優勝し賞金と名誉を手に入れ、大きな舞台に立つチャンスを得るために出場。 余談だが、『カイザーナックル』ではステージが壊せる壁を挟んで横に広がるという特徴があるが、 ボギーステージはプレイヤーキャラのステージで唯一壊せる壁が無い(ボスのステージも同様)。 これは元々ボギーもボスキャラの一人であったが「今時使用キャラが8人じゃ少ない」という注文を受けて、 ボギーを格下げしてプレイヤーキャラにした名残だと言われている。 原作での性能 ダンサーなので踊るように戦うキャラ…というよりは足技キャラと言った方がいい。 しゃがみ強パンチなど手技にも所々使い易いものがある。 必殺技は殆どが蹴り技でリーチが長い。 最終奥義の投げ技「デッドダンス」は相手の前で踊り、それを見た相手は痺れて大ダメージを受けるという笑いを誘う技となっている。 『断仇牙』では大幅に仕様が変更。技の性質などがかなり変わっており、新技「ヘルキッス」が追加された。 内容は「ぺぇ~♪」などと奇声を発しながら投げキッスし、その後攻撃判定のある両手を出して格好を付けるネタ技。 性能も射程距離が短い・隙が大きい・一部キャラ以外しゃがまれると当たらないと決して良いとは言えないが、 当たると一発で気絶というロマン溢れる(?)技となっている。 どうもボギーに調整が入ったのはかなり開発末期のようで、色々とヤバい部分が残っており、 「強ストームダンサーの気絶値が非常に高い」「ブラストハリケーンから強足払いが繋がり、その後にさらに空中コンボできる」などの極悪さをフルに発揮すると、 「立ち回りも強いのに、一発特定の技を当てれば永久コンボで即死」というキャラに変貌してしまう。 はっきりいって『断仇牙』では最強クラスのキャラだと思われる。 MUGENにおけるボギー mass氏により製作されたものが存在する。 『カイザーナックル』仕様で10種類の通常攻撃も再現されており 一方で『断仇牙』の仕様であるバックダッシュもスイッチ式で使用可能になっている。 AIもデフォルトで搭載されている。 プレイヤー操作(1 22~) 出場大会 MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 第4回遊撃祭 大規模!作品別 成長ランセレサバイバルバトル 格闘スタイル対抗!タッグフェスティバル 作品別トーナメントRe 90年代格闘ゲーム 作品別チーム大会 【ゆっくり実況プレイ】2抜けしない格闘大会 しんぷる作品別チームトーナメント2nd 第2回MUGEN全米格闘王選手権 友情の属性タッグサバイバル 強ランクタッグ 1R先取リーグトナメ 新キャラ大集合!狂下位クレイジーサーキットバトル 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント 更新停止中 最大規模!作品別 成長ランセレサバイバルバトル 凍結 陣取り合戦TAG マイナー強~並時々メジャーたまに凶大会 削除済み 真冬のランセレサバイバルトーナメント プレイヤー操作 単発!良キャラ発掘絵巻(part62) その他 バーツ参戦記念カイザーナックル祭り (part1)
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戻る シリアス系短編SS ネタを上手く扱えてないから読んでて心を打たれることもなかったし不快なだけだった あとギータじゃなくてギー太な -- (名無しさん) 2013-09-06 10 36 41 彼女はいつもSSで死なせられてるな。 ↓でもあるとおり、死ネタの盛り込み方が下手。 死なせる理由が分からない。 -- (名無しさん) 2013-09-06 11 57 18 なんだか引っかかるものが無かったし、キャラのリアクションも薄かった。 でも頑張った感はあった。 -- (聡) 2013-09-06 22 56 50 この流れなら助かる結末の方が良かったかもな 梓の予言は当たるっていう伏線もあるし -- (名無しさん) 2013-09-14 00 17 50 ブラックジャックルートはまだか -- (名無しさん) 2013-09-15 14 13 07
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表象説 説明のギャップ(英:explanatory gap)とは、主に神経科学や心の哲学の分野で使われる言葉で、脳に関する客観的で物理的な記述と、意識の主観的な性質(現象的意識やクオリア)に関する記述との、つながりの欠如のこと。アメリカの哲学者ジョセフ・レヴァイン(Joseph Levine)が、1983年の論文 "Materialism and qualia The explanatory gap" の中で使用した言葉。 例えば「透明な青い海」を見ている時の神経状態を記述したする。しかしその記述には「透明な青い海」を見た時の心的現象が描かれていない。物理的記述と心的記述には大きなギャップがある。フランク・ジャクソンはマリーの部屋という思考実験で、このギャップを浮き彫りにすることにより、物理主義はクオリアの問題を取りこぼしていると主張した。逆にギルバート・ライルは、物理的な記述と意識の主観性についての記述のつながりを探すのはカテゴリー錯誤であると批判した。大森荘蔵は独自の一元論的な立場から、物理的記述と心的記述は重ねて描かれるべきだとする「重ね描き」という科学哲学上の概念を提唱した。 なお、説明のギャップはあるが、それは現段階での我々の知識の不足によるものであり、科学の進歩によりやがて埋まるという、物理主義的な立場もある。また説明のギャップは存在論的なギャップを意味しているという二元論的な立場もある。 表象説 1990年代以降、クオリアを物的なものに還元、つまり説明のギャップを埋める試みが盛んになる。ギルバート・ハーマンらは、「緑の木」という知覚経験は緑の木を表象するが、緑のクオリアはその表象される緑に他ならないと主張して、クオリアの「表象説」を唱えた。 表象がもつ特徴には、表象それ自体に備わる「内在的特徴」と、表象によって表象される「志向的特徴」とが区別される。たとえば「緑の木がある」という文の場合、六文字から成ることや主語述語から成ることが内在的特徴であり、「緑」や「ある」ということが志向的特徴である。 表象説は物理主義的な立場から説明のギャップを埋めるほとんど唯一の試みである。 参考文献 大森荘蔵『知の構築とその呪縛』ちくま学芸文庫 1994年 信原幸弘――編『シリーズ心の哲学Ⅰ人間篇』勁草書房 2004年 参考サイト http //ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%AC%E6%98%8E%E3%81%AE%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97