約 1,238,703 件
https://w.atwiki.jp/mahjlocal/pages/4096.html
読み だいとしょかんるーる 種別 インフレルール 追加のドラ 別名 解説 それ自体が同人ゲームである『東方Project』の二次創作である同人麻雀ゲーム『東方幻想麻雀』に存在する卓の一つ。 大図書館とは、レミリアスカーレットらが住む「紅魔館」の中にある図書館のこと。パチュリー・ノーレッジや小悪魔が住んでいる。 「東方幻想麻雀4」より登場したインフレルール卓。 50000点持ちの50000点返しで。赤ドラがないが、ドラが初めから3枚めくられる。 その性質上、いきなりダブドラ、まれにトリドラスタートとなることもある。 無論、リーチして上がると裏ドラも3枚めくられ、最低でもドラが6枚使うことができるため、 面前で仕上げた場合は多少待ちが悪くてもリーチをする方が有利である。 面前でなくとも、役牌がドラであった場合は、早目に哭いて仕上げるという戦略もある。 また、このゲームの特徴である、「能力」を使用するための「能力ゲージ」の溜まり方も早いため、能力も横行しやすい。 さらに、メルランの能力を使うと、まさにドラゲーとなる。 そういうこともあってか、東方幻想麻雀4N内では一番の人気卓となっている。 最新の『東方幻想麻雀Switch版』では、開始時のドラ表示牌が2枚に減らされた。 この変更は、槓子の処理の都合なのかインフレ過ぎたのを是正するためなのかは不明。 また、配給原点が後述の真・雀龍門の「ドラドラドラ卓」に併せて「35000点持ちの40000点返し」と改訂された。 この卓で流れるBGMは(カッコ内は初出代) 「flip-cap-flop(原曲:上海紅茶館~Chinese Tea)」(1~) 「floating flower(原曲:U.N.オーエンは彼女なのか)」(1~) 「Red Passion(原曲:U.N.オーエンは彼女なのか)」(3G~) 「ゆるふわ図書館(原曲:ラクトガール~少女密室)」(4~) 成分分析 大図書館ルールの53%は白い何かで出来ています。大図書館ルールの24%は睡眠薬で出来ています。大図書館ルールの18%は媚びで出来ています。大図書館ルールの5%は努力で出来ています。 採用状況 前述。 真・雀龍門(特荘戦に「ドラドラドラ卓」というドラが3枚めくられるルールの卓が存在する。持ち点は35000点持ち40000点返しで半荘戦のみ。) 雀魂(イベント「二之宮花の休日チャレンジ」で「ドラさんモード」という初めからドラが3枚めくられているルールでの対局が開催された。)開催当初はバナーで東風戦となってたはずが、なぜか半荘戦での対戦となっていた。後に『雀魂』×『賭ケグルイ』コラボイベント『修学淵林』で開催された際に修正された。 配給原点、返し点、トップに必要な点数が通常対局と比べて10000点増え、35000点スタート35000点返し、トップ必要点数40000点となっている。 王牌が14枚固定なので、3回目以降の槓では新たなドラ表示牌はめくられない。 それ以外のルールや採用役は、雀魂の段位戦ルールに準拠とする。 2023年1月のアップデート以降は「幻界の戦」「占星の戦」「龍の割れ目」「配牌公開」とともに週替わりで登場する。 大会管理ツールで設定できる(2022年6月のアップデートで追加)。2022年7月3日、バーチャルライバーグループ「にじさんじ」所属ライバーたちによるチーム対抗麻雀大会『にじさんじ麻雀杯~第二回 花鳥風月戦~』が、半荘戦ドラさんモードで行われた。ルールは10万点スタート10万点返し(オカなし)の半荘戦ドラさんモード、ウマなし、飛びなし、和了り止めなし、聴牌止めなし、西入なしで、さらに対局後にボーナス役による追加点がある。チームの持ち点合計とボーナス役で最終的な順位を決める。『第3回 花鳥風月戦』ではボーナス役がなく、チームの持ち点合計で最終的な順位を決める。 学生麻雀連盟主催の『雀魂杯 学生麻雀選手権』2023-2024西場は、Mリーグルール準拠の東風戦ドラさんモードで行われた。飛び終了、和了り止め、聴牌止めは予選にあり、本選と決勝にはなかった。ルール自体は前身の『雀魂杯 オンライン学生麻雀カーニバル』2022-2023西場で初めて採用され、当時は『雀魂』の大会管理ツールで設定を変更できなかった、連風牌対子4符、特定役のダブル役満あり、海底直前のリーチなし、国士無双の暗槓槍槓あり、四槓子の包なしというルールがあった(2023年3月のアップデート後に設定変更が可能になったため、2023-2024はMリーグルールに近づいた)。 参照 真・雀龍門(特荘戦) 真・雀龍門(アップデート)
https://w.atwiki.jp/mahjlocal/pages/1485.html
読み てんかいのいしぶたいルール 種別 インフレルール 別名 青天井ルール(昔の体験版での呼称らしい) 解説 それ自体が同人ゲームである『東方Project』の二次創作である同人麻雀ゲーム『東方幻想麻雀』に存在する卓の一つである。 青天井ルールで行われる 。配給原点は「 500万点 」である(5万点の間違いではない)。 しかし実装の都合か、子は40億点・親は60億点でカンストしてしまう(*1)。 また、次作の「東方幻想麻雀4」では 5億点スタート 、そのアペンドディスクの「東方幻想麻雀4N」ではなんと3G以前の100倍の 50億点スタート となり、普通の役満程度では飛ばなくなり、20翻以上レベルの役を作らないと飛ばない。 最新作「東方幻想麻雀(Switch版)」では配給原点が 1000万点スタート に減少している(3時代よりは多いが)。 ちなみに、4は変わらず子40億点・親60億点、4Nは10倍の子400億点・親600億点、Switch版は4N比1/100の子4億点・親6億点でカンストする。 成分分析 天界の石舞台ルールの81%は下心で出来ています。天界の石舞台ルールの9%は利益で出来ています。天界の石舞台ルールの4%は記憶で出来ています。天界の石舞台ルールの3%は不思議で出来ています。天界の石舞台ルールの2%は毒電波で出来ています。天界の石舞台ルールの1%はアルコールで出来ています。 採用状況 前述。 参照 青天井ルール 黄昏酒場ルール 灼熱地獄ルール
https://w.atwiki.jp/df_another/pages/137.html
エビューレル エビューレル戦記の舞台である世界の名称。 -- GOGH (2006-11-11 09 33 05) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/niconico_cookingtag/pages/201.html
■ゴーヤーチャンプルー 料理名から動画を探す ゴーヤーチャンプルー back
https://w.atwiki.jp/jubeat_memo/pages/502.html
LV 2 Notes 180 BPM 122 □□□□ |1---| □□□□ |----| 1□□2 |2---| □□□□ |----| □33□ |1---| □22□ |2---| □11□ |3---| □□□□ |----| □□□□ |1---| 1□□2 |----| □□□□ |2---| □□□□ |----| □11□ |1---| □22□ |2---| □33□ |3---| □□□□ |----| □□□□ |1---| □□□□ |----| 1□□2 |2---| □□□□ |----| □33□ |1---| □22□ |2---| □11□ |3---| □□□□ |----| □□□□ |1---| □□□□ |----| □□21 |2---| □□□□ |----| □□□□ |1---| □□□□ |----| 21□□ |2---| □□□□ |----| □23□ |1---| □11□ |2---| □□□□ |----| □□□□ |3---| □□□□ |----| □12□ |1---| □□□□ |----| □□□□ |2---| □□□□ |----| □□□□ |1---| □12□ |----| □□□□ |2---| □□□□ |----| □□□□ |1---| □□□□ |----| □12□ |2---| □□□□ |1---| 2□□1 |----| □□□□ |2---| □□□□ |----| □□□□ |1---| □12□ |----| □□□□ |2---| □□□□ |----| □□□□ |1---| □□□□ |----| □12□ |2---| □□□□ |----| □□□□ |1---| □3□□ |----| □2□1 |2---| □□□□ |3---| □1□□ |1---| □□2□ |----| □□□□ |2---| □□□□ |----| □□□□ |1---| □12□ |----| □□□□ |2---| □□□□ |----| □□□□ |1---| □□□□ |----| □12□ |2---| □□□□ |----| □□□□ |1---| □1□□ |----| □33□ |2---| □22□ |3---| □□□□ |1---| □1□2 |----| □□□□ |2---| □□□□ |----| □□□□ |1---| 2□1□ |----| □□□□ |2---| □□□□ |----| □□□□ |1---| □□□□ |----| □21□ |2---| □□□□ |----| □□□□ |1---| □□1□ |----| □32□ |2---| □□□□ |3---| □□□□ |1---| □□2□ |----| 1□□□ |2---| □□□□ |----| □2□□ |1---| □1□□ |----| □□□□ |2---| □□□□ |----| □□1□ |1---| □2□□ |----| □□□□ |2---| □□□□ |----| □□□□ |1---| □□2□ |----| □□1□ |2---| □□□□ |----| □□□□ |----| □□□□ |1---| □23□ |----| 1□□□ |2-3-| □□□□ |----| □□□□ |1---| □32□ |----| □□□1 |2-3-| □□□□ |----| □23□ |1---| 1□□□ |----| □□□□ |2-3-| □□□□ |----| □32□ |1---| □□□1 |----| □□□□ |2-3-| □23□ |----| 1□□□ |1---| □□□□ |----| □□□□ |2-3-| □32□ |----| □□□1 |1---| □□□□ |----| □□□□ |2-3-| □□□□ |----| □□□□ |1---| □3□□ |2---| □12□ |3---| □4□□ |1---| □23□ |2---| □□1□ |3---| □□□□ |4---| □44□ |1---| □33□ |2---| □22□ |3---| □11□ |4---| □□□□ |1---| □□□□ |----| 1□□2 |2---| □□□□ |----| □33□ |1---| □22□ |2---| □11□ |3---| □□□□ |----| □□□□ |1---| 1□□2 |----| □□□□ |2---| □□□□ |----| □11□ |1---| □22□ |2---| □33□ |3---| □□□□ |----| □□□□ |1---| □□□□ |----| 1□□2 |2---| □□□□ |----| □33□ |1---| □22□ |2---| □11□ |3---| □□□□ |----| □□□□ |1---| □□21 |----| □□□□ |2---| □□□□ |----| □□□□ |1---| 21□□ |----| □□□□ |2---| □□□□ |----| □□□□ |1---| □□□□ |----| 1□□2 |2---| □□□□ |----| □33□ |1---| □22□ |2---| □11□ |3---| □□□□ |----| □□□□ |1---| 1□□2 |----| □□□□ |2---| □□□□ |----| □11□ |1---| □22□ |2---| □33□ |3---| □□□□ |----| □□□□ |1---| □□□□ |----| 1□□2 |2---| □□□□ |----| □33□ |1---| □22□ |2---| □11□ |3---| □□□□ |----| □□□□ |1---| □□□□ |----| □□21 |2---| □□□□ |----| □□□□ |1---| □□□□ |----| 21□□ |2---| □□□□ |----| □23□ |1---| □11□ |2---| □□□□ |----| □□□□ |3---| □□□□ |----| □12□ |1---| □□□□ |----| □□□□ |2---| □□□□ |----| □□□□ |1---| □12□ |----| □□□□ |2---| □□□□ |----| □□□□ |1---| □□□□ |----| □12□ |2---| □□□□ |1---| □□□□ |2---| 1234 |3---| □□□□ |4---| □□□□ |--1-| □11□ |----| □□□□ |----| □□□□ |----|
https://w.atwiki.jp/ho2345/pages/44.html
仕事一覧 ルート 01~10 11~20 21~30 31~40 41~50 51~60 61~70 71~70 みんなでお仕事 冒険王ルート or 髪型:長い黒髪 パリコレルート or or or ハリウッド映画ルート or or 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/duelrowa/pages/388.html
← 「ぐっ…!」 冴島邸から遠く離れた場所で滅は変身を解く。 外気に晒された体は惨たらしいの一言に尽きる。 損傷個所は一つや二つ程度じゃ済まない、体内からは至急修復が必要との警告が鳴り止まない。 流れる青い液体の量だって、無惨との戦闘時がマシに思えるくらいだ。 「何だこの様は…!」 戦闘を仕掛けて殺せた人数はゼロ。 しかも手痛い反撃を受け、おめおめと逃げ出す始末。 人類滅亡を掲げておきながら、何という無様。 己の不甲斐なさに苛立つも結果は変えられない、先程の戦いは誰がどう見たって滅の敗北。 元々強固なエボルの装甲が、ドラゴンフォームになっていたお陰でより耐久性を増したこと。 変身解除もされず、破壊を免れたのはハイスペックなエボルの恩恵。 だが流石に、これ程までのダメージは無視できない。 放置すれば今後の動きに確実な悪影響が出る。 どこかで修復が必須。 人間と違い医療機関に行ったところで、ヒューマギアには無意味。 探すとすればデイブレイクタウンに構えた滅亡迅雷.netのアジト。 或いは―― 「飛電インテリジェンスか…」 よりにもよって飛電の力を借りねばならないとは。 しかし自分達のアジトやヒューマギア用の施設が見付からなければ、選んでいられる余裕は無い。 忌々し気に顔を歪め、とにかく今は移動しなくてはと切り替える。 ――『俺達は皆誰かに託されてる。自分が助からないと分かっても、諦めなかった奴らからだ』 ――『そうやって繋いでいった先にあるのは破滅なんかじゃない、希望って言うんだよ』 考えないようにしていた筈が、頭の中で繰り返される言葉。 託されたと、さっきの男は言った。 自分にも覚えがない話ではない。 忘れもしない絶望の光景、破壊された迅の顔はデータバンクに記録済み。 最期に伝えた言葉だって忘れてはいない。 父親型ヒューマギアとしての心を持って欲しい。 それが迅の望みなら、迅が希望として滅に託したかった願いなら。 人類滅亡に執着する今の自分は…… 「……っ!」 形容し難い内心に蓋をして足早に去る。 傷を負い、あてどなく進む今の彼は、どうしようもないくらいに孤独だった。 【E-4(冴島邸から離れた位置)/一日目/早朝】 【滅@仮面ライダーゼロワン】 [状態]:ダメージ(極大)、激しい怒り [装備]:エボルドライバー(複製)+エボルボトル(コブラ、ドラゴン、ライダーシステム)@仮面ライダービルド、オーソライズバスター@仮面ライダーゼロワン [道具]:基本支給品一式×2、ランダム支給品×0~3 [思考・状況] 基本方針:人類滅亡。迷いは無い。 1:傷の修復が可能な施設を探す。 2:飛電或人は自分が殺す。 3:天津垓を含めた参加者の殲滅。 4:絶滅ドライバーとアズから与えられたプログライズキーを取り戻す。 5:マゼンタ色の仮面ライダー(士)に苛立ち。 6:触手を操る男(無惨)は次に会えば殺す。 [備考] ※参戦時期は43話終了後。 ◆◆◆ 戦いは終わった。 敵意を振り撒いたライダーが逃走し、残った者達から互いへの敵意は皆無。 であるなら、これで本当に一先ず気を抜けると判断。 ディケイドの変身を解除すると、カブトも巨大ゼクターの姿から生身のココアへと戻った。 ヒヒイロカネの装甲はあっという間に消え去り、カブトゼクターも何処かへ飛び去って行く。 「あっ、カブトムシくん行っちゃった…」 「変身したくなったらどこにいても飛んで来るぞ」 マスクドライダーシステムの変身資格を失わない限り、ゼクターは基本的に資格者へ従う。 ココアがカブトゼクターに愛想を尽かされなければ、この先も変わらず力となる。 「とりあえず終わったみたいね…」 「はい、なんとか……って、やちよボロボロじゃないですか。もしかしてそっちでも何k「うお!?もしかしてレイちゃん!?」は…?」 いきなり割り込んだ声に訝し気な目を向ける。 眼鏡の少年は自分の名前を読んだ、しかもちゃん付けで。 彼に名乗った覚えは無い。 というか出会った時から向こうは気を失っていたせいで、自己紹介も出来なかったというのに。 もしややちよが教えたのかと視線で尋ねたが、首を横に振られた。 「ま、マジでレイちゃんかよ…牛尾のオッサンみたいにデッキから出て来たのか?どこの誰だよ?んな羨ましいもん寄越されやがったのは!」 一体全体何の話をしているのか、レイには全く持って理解不能。 誰に向けてか謎の嫉妬を燃やす理由も分からない。 もしや頭をぶつけたショックでおかしくなったのではあるまいか。 「成程な、大体分かった」 「私は全然分かりませんよ。ドヤ顔で納得してないで、ちゃんとした説明を要求します!」 会った時からそうだが、一人で大体分かられてもこっちは困るのだ。 ビシッと指を突き付け士を問い質す。 「って、今はそれどころじゃねえ!ココアちゃん大丈夫だったのか!?つーか、あれから何が起きたんだ?」 士が何かを話す前に、我に返った小鳩が状況を理解すべく唯一名前を知る少女に尋ねた。 最後に覚えているのは乱入して来た長身の男のニヤケ顔。 殴り殺そうとした筈があっさり返り討ちに遭い、気絶させられた苦い敗北の記憶だ。 そこから一体何があったのか、知らない連中は大勢増えているけれど他の仲間はどうしたのか。 抱いて当然の疑問を問い掛けられ、ココアの表情に影が差す。 口に出すだけでも心が痛む、けれど伝えず変に誤魔化すなんてしたくない。 「小鳩さん…あ、あのね、こっちの二人…レイさんと士さんが助けに来てくれて…でも、戒さんは…私達を逃がす為にあそこに残って……それにシャミ子ちゃんは…」 「えっ?」 苦し気に言葉を絞り出すココアだが、話の続きは強制的に止められた。 黙って様子を見ていた少女、桃が突如顔色を変えココアに詰め寄る。 いきなりの行動に目を白黒させる相手に構わず、問い質す口調となった。 「シャミ子…?シャミ子と会った…?教えて!シャミ子はどこ!?どうして一緒にいないの?シャミ子に何があったの!?」 「わわっ!あ、あなたはシャミ子ちゃんの…」 「お願い!シャミ子…私はシャミ子に会わないと…だから…!」 冷静さをかなぐり捨てて縋り付く桃に、ココアは戸惑うばかり。 シャミ子の名前を聞いただけでこの反応とは、彼女が探していた家族や友達なのだろうか。 目の前でパニックになった人間がいると、却ってこっちは冷静になるというもの。 少々押され気味になりつつ、順を追って説明する。 「なに…それ……」 聞き終えた桃は茫然自失で呟く。 継国縁壱との戦闘、桜ノ宮苺香の死。 平時であれば思考を割いただろうそれらは頭から抜け落ち、信じ難い情報のみが頭に根を張る。 シャミ子が危険な集団に攫われた。 しかもその中には良子もおり、苺香を殺したのは彼女だとココアは言う。 「そんな訳ない…!良ちゃんが、そんな…そんなこと…!」 「…ココアちゃんの話は嘘じゃねーよ。マイマイを刺したガキンチョを見て、シャミちゃんが「りょう」って言ったのは俺も聞いた」 思わずココアへ声を荒げて反論するが、小鳩からも証言が飛ぶ。 外見の特徴を聞いても苺香の殺害者は良子で間違いない。 信じられない、信じたくない。 しかしココアも小鳩も、こんな状況で悪質な嘘を吐く人間では無い。 「なんで…」 「大方、一緒にいた悪役面に何かされたんだろ」 残酷過ぎる現実に青褪める桃。 わなわなと震える彼女へ士は一つの可能性を提示した。 桃の反応を見る限り、吉田良子は元々善良な少女なのだろう。 それがこの地では人殺しに手を染めた。 しかもココア達の話を聞く限り、異常な状況に錯乱した様子もない。 となると、怪しいのは良子と行動を共にしている者達。 奇抜な大男と、冷え切った瞳の女子高生。 連中が良子によからぬ真似をし、自分達の操り人形へ変貌させたのではないか。 「っ!!」 士の話を聞き、桃は弾かれたように踵を返す。 振り向かずに駆け出そうとし、腕をやちよに掴まれた。 「待ちなさい、どこへ行くつもり?」 「離して…!シャミ子達を助けないと…」 もし士の言った通りなら、シャミ子を攫った男達は小学生の良子をも平然と利用する輩だ。 そのような奴らにシャミ子が囚われている。 何をされるか分かったもんじゃない。 良子のように洗脳するつもりか、或いは想像もしたくないような目に遭っているのではないか。 ずっと会いたい、傍にいて欲しいと求め続けたまぞくの少女。 だがようやく得られた情報は、桃が好きなまちカドの日常を踏み躙る惨たらしさ。 じっとしてなんかいられない、すぐにでもシャミ子と良子を助け出さなければ。 清子の死を防げなかった時の二の舞なんて真っ平だ。 「私はシャミ子と良子ちゃんを助けに行く。だから――」 離してと、口に出そうとした言葉は煙のように消失。 代わりに去来する一つの感情。 シャミ子達を助けに行けば、攫った連中との戦闘はほぼ確実に避けられない。 そう、戦わなければならないのだ。 「あ……」 震えが走る、視界がぐらつき立つことすらままならない。 傷が疼く、心が暗雲で覆われる。 あれだけ抱いた焦りはどこに行ってしまったのか、助けたいという想いはこんなにも脆かったのか。 ――『……死ね。その死を持って、神に道を譲れ』 ――『ハハハハハハハ!そウだ!こレゾ猿に相応シイ姿よ!』 「ひっ、やっ…いやぁ……」 神が見下ろす、騎士が嗤う。 信念を打ち砕いた槍が、なけなしの勇気すら蹂躙した剣が。 吉田優子という名の希望へ手を伸ばすのを阻む。 「わ、私…シャミ子を…なのに…なんで…」 「あなた…」 放って置けば崩れ落ちそうな姿を見てられず、やちよの手が桃を支える。 真紅の騎士に嬲られただけでなく、もっと絶大なトラウマを抱えているのか。 いずれにしてもこれでは助けに行くどころか、道中で力尽きる方が先だ。 「…ここは一度やちよが会う予定の二人の所へ行きませんか?わざわざ連れ去ったのなら、少なくともシャミ子って娘をすぐに殺す気は無い筈です」 「無策で突っ込んで勝てる相手じゃなさそうだしな。…腹の立つ話だが」 6人の中で比較的冷静な二人が提案したのは、戦兎達と合流し改めて今後の方針を考えること。 直接戦った士だからこそ大男…キャスター・リンボの脅威はこの中で最も理解しているつもりだ。 秘めたる悪意は大ショッカーやスウォルツに並ぶどころか、下手をすれば凌駕し兼ねない。 先の戦闘はリンボにとってほんの小手調べ、戯れ程度に過ぎないのだろう。 まだ何か隠し玉を持っていると考えるのが自然。 リンボの協力者である最上啓示を警戒するのはレイ。 歴戦の閃刀姫から見てもあの少女は異常だった。 筋肉の付き方などはごく普通の人間にも関わらず、自分と渡り合う体術を繰り出してみせた。 何より、ただの少女らしからぬ老練な邪悪さをひしひしと感じたのは気のせいではない。 それに誰の仕業かは不明だが、死体を操る術を有しているのにも注意が必要。 シャミ子と良子の救出自体には賛成だ。 ただ感情任せに突っ込んだとて、返り討ちに遭うのが関の山。 少なくとも体力的のみならず、精神的にも大いに疲弊した桃を向かわせるのは承諾できない。 「っ……」 本当ならすぐにでもシャミ子を助けに行きたい。 なのに体は言うことを聞いてくれず、みっともなく震えてばかり。 自分の弱さをどれだけ恨み嫌悪しても、恐怖はへばり付いたまま。 力無く頷くしかできない自分が、殴りたくなるくらいに情けなかった。 ○ 合流場所に指定したのは隣のエリアだ。 運が良いことに冴島邸にはリムジンが置かれており、戦闘での巻き添えからも逃れられた。 棺桶にすし詰めで乗り込むよりは車の方がずっと良い。 三人も乗せて疲れたのか、腰(らしき辺り)を擦る棺桶をデイパックに仕舞いやちよはハンドルを握る。 「ねぇ、本当にこの恰好変じゃないかしら…?」 「そんなことないよ!こう…シャキーンって感じでかっこいい!」 「めちゃくちゃ似合ってるぜやっち。是非そのままでいて欲しいくらいだ」 レイから譲渡された衣服を着たのは良いが、これは果たして服と言って良いのか。 白とオレンジのカラーリングが特徴的な、言うなればボディースーツ。 体のラインがくっきり浮かび上がり、露出はないのにどうも羞恥が生まれる。 純粋に褒めてるであろうココアはともかく、小鳩から下心が見え隠れするのは気のせいではあるまい。 思う所は多々あるがレイの好意を無下にもしたくない、全裸よりはマシと自分に言い聞かせる。 「そろそろ出るぞ。どれだけぶっ飛ばしても、ここじゃ免停処分もないから安心しておけ」 やちよ、桃、ココア、小鳩がリムジンで移動。 レイは士が運転するマシンディケイダーで共に向かう。 「つーか当然みたいにレイちゃんと2ケツかよ…美少女を後ろに乗せるとか男の夢じゃねえか…」 「そりゃ私は士の「お供だ」相棒ですってば!士は意地悪ですね!」 抗議の声もどこ吹く風でエンジンを掛ける。 バイクの発進に倣いリムジンも発車、冴島邸を後にした。 運転中、やちよはこのままで良いのかと一人思う。 今でも受け入れたくないが、フェリシアは恐らく殺されてしまった。 また自分の願いの犠牲者が出たのなら、本当は士達とも一緒にいない方が良いんじゃないか。 一人だけで戦い、二度と仲間を作らない方が皆の為ではないか。 記憶ミュージアムでの一件が起きる前ならその選択を取っただろう。 だけどもう遅い。 簡単に死なないと約束し、やちよを一人にしないでくれる存在がいる。 いろはに救われた今となってはもう、前と同じようにはなれない。 孤独を押し殺して皆を遠ざけるよりも、いろはに傍にいて欲しくて堪らなかった。 (いろは……) 会いたいと願う気持ちに反して彼女の行方は未だ不明。 助手席で俯く桃と同じく、やちよの心にも言い知れぬ不安が渦巻いていた。 桃また一人考える。 今から向かう場所で会うのは桐生戦兎、永夢が話していた仮面ライダービルドの変身者。 彼ならばゲーマドライバーも修復できる、だが直してもらいそれからどうする? ゲーマドライバーとガシャットは桃に託された、つまりこれからは桃がエグゼイドに変身しなければならない。 無理だと、永夢の信頼を踏み躙るのは百も承知で思う。 自分では永夢のように戦えない、絶大なトラウマを植え付けた怪物をも超える神を攻略するなんて、到底不可能だ。 (永夢さん……ごめんなさい……) 守りたい人は一人も守れず、託された想いを受け取れもしない。 どうしようもなく弱い自分自身へ、最早涙すら流れなかった。 【E-4 冴島邸付近/一日目/早朝】 【閃刀姫-レイ@遊戯王OCG】 [状態]:ダメージ(小)、疲労(極大)、乗車中 [装備]:閃刀姫-レイの剣@遊戯王OCG [道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1 [思考・状況]基本方針:士に協力してこの世界を破壊しちゃいますか 1:桐生戦兎達との合流場所に向かう 2:士と旅をする 3:渡の意志は引き継ぎました。人々の音楽は私が守ります 4:ロゼに会いたい。たとえ自分の知るロゼじゃなくても、守ってみせます 5:大男(リンボ)の一団を警戒、あの少女(最上)は一体… 6:何で小鳩は私の名前を知っていたんですか? [備考] ※参戦時期は閃刀起動-リンケージ(ロゼ死亡)以降。 ※遊戯王カードについての知識はありません。 ※カガリやシズクなどにフォームチェンジするには遊戯王OCGのカードが必要です。閃刀姫デッキとして支給されたカードではフォームチェンジ出来ません。 ※閃刀起動-リンケージのカードを発動することでオッドアイになり、秘められた力を発揮出来ます。 【門矢士@平成仮面ライダーシリーズ】 [状態]:ダメージ(大)、疲労(極大)、運転中 [装備]:ネオディケイドライバー&ライドブッカー&各種カード(ディケイド、カブト、キバ)@平成仮面ライダーシリーズ、マシンディケイダー@平成仮面ライダーシリーズ [道具]:基本支給品、団結の力@遊戯王OCG(6時間使用不可) [思考・状況]基本方針:この世界を破壊する 1:ビルド達との合流場所に向かう 2:レイと旅をする 3:檀黎斗を倒して渡の世界も俺が守ってやる 4:ユウスケ達がここにいないのは…… 5:悪役面(リンボ)を警戒。 [備考] ※参戦時期はRIDER TIME 仮面ライダージオウVSディケイドで死亡後。 ※各世界の主役仮面ライダーかその関係者と心を通わせることで、その世界の主人公の仮面ライダーのカードを創造してカメンライド(変身)できるようになります。又変身者が他作品出典の場合でも可能なようです。 【七海やちよ@マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(アニメ版)】 [状態]:疲労(極大)、ダメージ(大)、魔力消費(中)、精神疲労(中)、運転中 [装備]:環いろはの写真@マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(アニメ版)、カルデア戦闘服@Fate/Grand Order、冴島家のリムジン@牙狼-GARO- [道具]:基本支給品一式、グリーフシード×1@マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(アニメ版)、アーカードの棺桶@HELLSING [思考・状況] 基本方針:殺し合いを止める。 1:フェリシア…… 2:桐生さん達との合流地点に行く。 3:いろはに会いたい。 4:マギウスの魔法少女達を警戒。 5:さっきの二人組(パラダイスキング、タラオ)にも警戒しておく。 6:桐生さんはともかくエボルトは信用できない。 7:ドッペルの使用は控えた方が良いとは思うけど…。 [備考] ※参戦時期はセカンドシーズン2話で黒江と遭遇する前。 【千代田桃@まちカドまぞく】 [状態]:疲労(大)、精神疲労(極大)、全身にダメージ(中)、左手に裂傷(処置済み)、内臓損傷(大)、額と腹に幾つか殴られた痕、右腕と左脚に深い刺し傷、まどかを守れなかった・永夢を見殺しにした悔しさ、ポセイドンやデェムシュへの強いトラウマ、戦うことへの恐怖、スタミナジュースの効果でじわじわと回復中、乗車中 [装備]:ハートフルピーチモーフィングステッキ@まちカドまぞく、 [道具]:基本支給品x2、ゲーマドライバー(破損)+マイティアクションXガシャット+マキシマムマイティXガシャット@仮面ライダーエグゼイド、ガシャコンブレイカー@仮面ライダーエグゼイド [思考・状況]基本方針:私が守りたい街角の人達を最優先で探す。その後…… 1:シャミ子を助けたいのに…どうして私は……。 2:まどかちゃん、永夢さん……。 3:良ちゃんが人を殺した……? 4:私には無理だよ、永夢さん…… [備考] ※参戦時期は2度目の闇堕ち(アニメ2期8話、原作45丁目)以降です ※ゲーマドライバーは片桐によって基盤が出て大きな傷が付いているぐらいに傷つけられており、修復しない限りドライバーを使っての変身はできません。 【保登心愛@ご注文はうさぎですか?】 [状態]:疲労(極大)、腹部に打撲、深い悲しみ、リンボ達への恐怖(大)、強い決意、乗車中 [装備]:ココア専用ソード@きららファンタジア、カブトゼクター&ライダーベルト@仮面ライダーカブト [道具]:基本支給品 [思考・状況]基本方針:チノちゃんや皆と一緒にバトルロワイヤルを終わらせるよ! 1:戒さん、私頑張ってみる…! 2:シャミ子ちゃん大丈夫かな… 3:チノちゃん達はどこにいるんだろう? 4:もう迷わない。私は私――ココアだよ! [備考] ※名簿を確認しました。もう一人『保登心愛』がいることを確認しました。 ※カブトの資格者に選ばれました。 【風祭小鳩@Caligula2】 [状態]:疲労(特大)、内臓にダメージ(大)、背中に痛み、ハ・デスに対する怒り(特大・ただある程度落ち着いた)、リンボ一派への怒り(大)、精神疲労(中)、乗車中 [装備]:身軽の羽根DX@大番長 [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品×0~1 [思考・状況] 基本方針:黎斗とハ・デスぶっ潰す。主人公から降ろしたツケ払いやがれ。 1:ココアちゃんややっち達と行動する。 2:知り合いいないってんなら自由にやるか。 3:真月って奴は、まあ敵じゃないんだろな。知り合いいたら言っとくか。 4:牛尾のおっさんの知り合いに会ったらどう説明すりゃいいんだろうな。 5:此処、もしかしてリドゥ? 6:流石にこの羽根は俺には合わねえって……まあ仕方ねえけど。 7:やってやろうじゃねえか、神殺し! 8:不動遊星とデッキを探す。B-6近くのどっかにあんのか? 9:シャミちゃん無事だよな?あのクソ野郎どもタダじゃおかねえ。 10:サクラエビの奴、一人でカッコ付けやがって……。 10:つーかマジで閃刀姫のレイちゃん?そういや名簿にも名前あったような? [備考] ※参戦時期はエピメテウスの塔攻略中、 かつ個人エピソード完全クリア済みです。 ※部長の性別は採用された場合、かつ後続の方に一任します。 ※カタルシスエフェクトは問題なく発動します ※①黎斗はそれを利用して殺し合いの舞台を作ってるのではないか。 ②黎斗がゲーマーであることを示唆する言い回しがいくつかあった。 ③元を辿ればバーチャドールは電子ボーカルソフトから誕生。 これらからこの舞台をリドゥの延長線上にあるのではないかと思ってます。 ※デュエルモンスターズのルールについてはざっくりと把握してます。 可愛いモンスターにはそれなりに目を付けてます。閃刀姫も知ってました。 ※牛尾との情報交換で5ds+遊戯達の情報を得ました。 ※身軽の羽根DX@大番長で回避率、基スピードが強化されてます。 ※名前は分かりませんがあの男がポセイドンだと察してます。 ◆◆◆ 神に抗う一団や、人類滅亡に憑りつかれたヒューマギアが各々動き出す中。 もぞもぞと芋虫のように地面を這う者達がいた。 「ぐ…クソがぁ…!」 「い、いだいですぅ……」 ブラックバロンと龍玄である。 冴島邸から遥か遠くへ吹き飛ばされ地面に激突、痛みに悶え苦しむ真っ最中。 スイカアームズの耐久性を以てしても完全防御は叶わず、体中が絶叫を上げる。 槍の直撃こそ受けなかったとはいえ、巻き添えを食らった龍玄も無事では済まない。 アーマードライダーに変身していなければ、今頃は地面の染みとなっていた。 「やってくれるぜあの女…!」 怒りの矛先は当然青い魔法少女だ。 じゃじゃ馬な女は嫌いでないと言っても、ここまでコケにされたら流石に怒りを感じずにはいられない。 妃候補にしようと思ったが予定変更だ、首輪を付けて奴隷にでもしてやらねば気は済まない。 (こ、このボクがこんな目に遭うなんて…!) 王が王なら家来も家来。 タラオもパラダイスキング同様にやちよへの恨みを募らせる。 いや、憎むべきはやちよだけでなくチンピラ染みた言動のメガネ男もだ。 あのような如何にも頭の悪いカツオの同類が、よりにもよって磯野家の至宝たるフグ田タラオを傷付けるとは。 断じて許してはおけない。 やちよ共々徹底的にサンドバッグにしてやろうか、もっと別の方法で借りを返す手も悪くない。 3歳児とは思えない、血走った目と剥き出しの歯茎で悪鬼の形相と化し呪詛を呟く。 身勝手な怒りを燃やす、似た者同士の主従。 どれだけ痛い目を見ても、きっと彼らが悔い改める時はない。 次なる混乱を巻き起こすべく、痛む体に鞭を打って立ち上がり、 「変身、でございます」 『HENSHIN』 『CHANGE KICKHOPPER』 終わりは唐突にやって来た。 「テメェは…」 何処からか現れたのは緑色の怪人。 バッタを思わせる頭部にメタリックなボディ。 タラオ程では無いが小柄な体躯、恐らくは子供だろう。 中身が大人かガキか年寄り化はこの際どうだっていい。 ハッキリしているのは、このバッタ怪人は王の敵である。 鬱陶しいくらいに振り撒く殺気が分かり易い証拠。 「チッ、ハイエナが…」 負傷中の自分達を見付け、容易く狩れると踏んだのだろうが大間違いだ。 つまらない賊に命をくれてやるような、脆弱な王と思ってもらっては困る。 しかし流石に負傷が大きいのもまた事実。 取るべき手を模索しつつバナスピアーを構える横で、龍玄も銃を突き付けた。 (空気の読めないおバカさんですね~) 隣のデカアフロはともかく、可愛い自分が痛がっているのが見えていないのか。 フグ田タラオという人類が決して失ってはならない地球の財産の価値を、こいつはロクに理解できないらしい。 馬鹿の相手は疲れれてならない、苛立ちのままトリガーに指を掛ける。 尤も、彼らの抵抗は全くの無意味だが。 「クロックアップ」 『CLOCK UP』 バッタ怪人が消えた。 今の今まで目の前に突っ立っていたのが、幻みたいに無くなった。 行方を探そうと周囲に目を光らせるという、至極当たり前の行動にすらブラックバロン達は出れない。 「ぐぉっ!?」 「はぎぃっ!?」 両者、装甲越しの肉体を襲う衝撃。 鈍い痛みが脳へ伝わる、何をされたかも分からない。 ただ急に痛みが来た、状況を一つとして理解できない。 懇切丁寧に事象の説明を行う者はおらず、一歩、また一歩と終わりが足音を立て近付く。 「ライダージャンプ」 『RIDER JUNP』 腹部の機械、『ホッパゼクター』を操作しタキオン粒子を脚部に送り込む。 元から高いジャンプ力が更に強化され、左足で地面を叩き跳躍。 それら一連の動作をブラックバロン達には視認不可能。 加速の世界への入門できない彼らは未だ、自分達が蹴られたことすら分かっていない。 「ライダーキック、でございます」 『RIDER KICK』 相手の理解を気長になど誰が待ってやるものか。 もう一度ゼクターを操作し、左足にタキオン粒子を再チャージ。 上空から打ち下ろされた蹴りはさながら流星の如き破壊力を秘める。 「がああああっ!?」 先程以上のダメージに最早何をされたか考える余裕は残っていない。 装甲を足底が叩き、黄金色のジャッキが稼働。 爆発的な破壊力が更にブラックバロンを苦しめ、変身解除に追い込む。 されどまだ終わりでは無い。 ジャッキを利用した蹴りにより生まれた反動で、再びジャンプ。 もう一人にも容赦のない痛みが襲い掛かった。 「ですぅううううう!?」 王とは別の方へと蹴り飛ばされ、ベルトが腰から外れる。 主従揃って地面を転がり、またもや無様に倒れ伏す。 さっきまでと違うのは、立ち上がる機会が訪れないことか。 「ぎっ、があああ!」 突如悲鳴を上げた男の方へ、首を傾げバッタ怪人が振り返る。 見ると派手な衣装諸共、男の右腕が焼き潰されていた。 誰がやったと疑問に思う必要はない。 物陰からとてとてと駆け寄って来る少女を、バッタ怪人の変身を解いた者は知っているのだから。 「メグさま?念の為に待機をお願いしました筈ですが…」 「ごめんねコッコロちゃん。でも、そこのおじさんがこっそりベルトを取ろうとしたのが見えて…」 「そうでしたか。わたくしとしたことが少々迂闊でした。ご支援に感謝します」 「お礼なんていいよー。一緒に頑張ろるって決めたもん」 余りに異様な光景がそこにあった。 大の男と幼児が傷だらけで倒れているにも関わらず、朗らかな会話を続ける少女達。 ここは平穏な木組みの街でも、活気溢れるランドソルでもない。 神に支配された残酷遊戯の箱庭でありながら、少女達の様子はいっそ呑気と言ってもいい。 しかし二人にとっては何もおかしくはない、自分達が異常だとは微塵も思っていない。 思うことすらできない。 奈津恵とコッコロ。 大切な居場所を取り戻すべく、歪んだ決意の下に同盟を結んだ二人に見付かってしまった。 不運と言う他無い主従へ、同情を向ける者はここに一人もおらず。 「そうだ!コッコロちゃん、私あのフワフワ頭のおじさんでちょっと練習してもいいかな?」 「練習、と言うとメグさまがお持ちの杖の力をでしょうか?」 「うん。マヤちゃんの為に頑張らないといけないから、もっと上手く当てられるようにならなきゃ!」 「ふむ…そういうことでしたら構いません。あちらの少年はわたくしが見張っておきますので」 会話の内容はパラダイスキングにも聞こえた。 怒りと焦りがごちゃ混ぜになり、思考は即座に痛みへ塗り潰される。 「えーい!今度は足だよー!」 「がぎゃっ!?や、やめ、ぎぇっ!?」 ウサ耳のような装飾の杖から光弾が放たれ、地面に転がる的を狙い撃つ。 男は最早王ではない、単なる生きた練習台に過ぎない。 そう突き付けるかのようにメグが攻撃を止めることは無かった。 「えーい!」 両腕が焼かれる。 「よーく狙って…ていっ!」 両足が潰される。 「今度は…うぅ、惜しいよー…」 片耳が落ちる。 「よーし今度こそ…やった!」 片目が光を失う。 「次は…」 「練習中に申し訳ありませんメグさま。少々宜しいでしょうか」 紫の巨大アフロを消し飛ばした所でコッコロから呼び止められた。 パラダイスキングの絶叫を流し不思議に思い尋ねると、タラオの背に足を乗せ身動きを封じたままで口を開く。 「トドメはわたくしに譲って頂けないでしょうか。わたくしも一つ、試しておきたいものが御座いますので」 「勿論だよー。じゃあ今度は私がその男の子を見張ってるね」 「はい、お願いします」 動いちゃだめだよーと杖の先端を背に強く押し付ける。 タラオが苦痛の声を出すのもお構いなしだ。 交代したコッコロはパラダイスキングが落としたアイテム、戦極ドライバーとロックシードを拾う。 暫し二つを見比べると、やがて得心がいったとばかりに装着。 ロックシードを起動し填め込む。 「変身」 『バナナアームズ!ナイト・オブ・スピアー!』 ブラックバロンに変身完了。 背後で驚くメグの声を聞きながら、手元に現れた得物を見やる。 「ふむ…。少々大きいですが、贅沢は言ってられません」 前々から使っていたのとは違うが、コッコロが得意とする長得物だ。 クロックアップが使える分、キックホッパーの有用性は認めている。 だが慣れた武器を使用可能な点では、ブラックバロンも悪くはない。 今後はそれぞれ使い分けていく必要があるだろう。 まずは試運転がてら、練習相手を一つ壊すとしよう。 『バナナオーレ!』 カッティングブレードを二回操作し、ロックシードのエネルギーをバナスピアーへ付与。 バナナ状の巨大な光刃が発生、パラダイスキングの絶望の表情が鮮明に照らされる。 頭の中では叫ぶのすら億劫に思える程の痛みと、どうしてこうなったという自問自答を繰り返す。 こんな筈ではなかった。 王国復活のチャンスを与えられ、その為の武器も手に入り、手頃な家来だって作った。 何もかも上手くいって、神の持つ力すら手に入れる輝かしい未来が待っているんじゃなかったのか。 どこで間違えた、どうするのが正解だった。 何度考えても答えは得られず、誰も教えてくれない。 認められない、認めてたまるかと吠え立てた所で全てが手遅れ。 「こ…の……クソガキどもがあああああああああああああっ!!!!!」 振り下ろされた輝きが、王を楽園から地獄へ叩き落とす。 テナガザルを暴力で支配下に置いたように、彼を再び終わらせたのもまた暴力。 何者でもない男は王になり、一度は王の座を追われるも再起の機会に恵まれ、敗者としてゲームから退場となった。 嘗て彼の王国を崩壊させられた時と同様、此度もまた「ガキ」が彼の王道を阻む形で。 【パラダイスキング@クレヨンしんちゃん 死亡】 ◆ 「ふむ…中々の威力。ですがバナナ尽くしですねこれは…ペコリーヌさまが見たら、間違って食べてしまわれないか心配です」 感心もそこそこに変身を解除しメグの元へ戻る。 人を殺した、たとえ悪人であっても美食殿の一員とは思えない蛮行。 だというのに毛先程の罪悪感も抱かない。 「凄かったよーコッコロちゃん!でもなんでバナナなのかな?」 「それはわたくしにも分かりませんが…ともかくこちらの少年はどうしましょうか」 「うーん…小さいからさっきのおじさんよりも当てるのが難しそうだよー」 「練習あるのみですよメグ様」 人間の処遇を巡っての会話とは思えない内容にタラオは青褪める。 冗談じゃない、あんな痛い自称王様の巻き添えで殺されてたまるか。 手を組んだ当初は利用しやすい馬鹿だと思っていたけど、あいつと一緒にいてからロクな目に遭っていない。 こんなことなら、もっと早くに手を切れば良かったと後悔しても後の祭りだ。 とにもかくにも何とかして生き延びなければ。 「す、凄いです~!あの頭のおかしいおじさんなんかよりもずっとかっこいいですぅ~!それに二人ともとっても美人さんですね~。リカちゃんやワカメお姉ちゃんよりも可愛いですぅ~」 「急にどうされたのでしょう?」 「さぁ…?でも褒められちゃったね」 いきなり羅列された称賛の言葉に困惑しつつ、メグはちょっぴり嬉し気に微笑む。 パラダイスキングにも使ったおべっかだ。 自分の言葉に反応を見せた、なら間髪入れずにグイグイと攻める。 もっと余裕を持てる状況であればタラオも冷静になれたのだろうが、今回は焦りからか強引さが見え隠れした。 「おねえちゃん達にお願いがあるんですけどぉ…ボクを仲間にして欲しいですぅ。おねえちゃん達みたいな強くて美人さんと一緒にいられたらなぁって…」 「ふむ……」 上目遣いで懇願するタラオを見下ろし、コッコロは唇に人差し指を当て考える。 死にたくないが為に媚びを売り、取り入ろうとしているのは明らかだ。 要求を突っ撥ね殺すのは容易いし、素直に仲間へ迎え入れるのもどうかと思う。 メグのように居場所を取り戻したいと強く願う者なら、オレイカルコスの結界を上手く使いつつ引き入れる事も選択肢にあった。 しかしこの少年はどう考えても保身を優先する輩。 抱え込めば却ってこちらが他の参加者に後れを取るかもしれない。 上手く利用する為には、何らかの楔を打ち込んでおかねばなるまい。 「メグさま、支給品にあったアレを貸して頂けないでしょうか」 「アレって…アレのこと?でもアレは…」 「わたくしに考えが御座いますので、今は深く聞かずにお願いします」 「う、うん」 言われるがままデイパック内の支給品を取り出す。 中を漁ってコッコロに渡したのは、 (ノート…?) 表も裏も真っ黒なノート。 文房具店で販売しているものとは違う。 パラパラとコッコロが捲ったからタラオもノートだと分かったのだ。 一見黒くて四角い謎の物にしか見えない。 「仲間にしてくれと仰いましたが、まずは名前を聞かせて頂けませんでしょうか?」 「えっ、あ、フグ田タラオですぅ~。皆はタラちゃんって呼ぶですよ~」 「そうですか」 精一杯の可愛らしさをアピールするもコッコロは塩対応。 内心で舌を打つタラオに気付いているのかいないのか、 真紅の瞳で見下ろし暫しの沈黙が流れた後、タラオの頼みへの答えを言う。 「分かりました。タラオさまの同行を認めましょう」 「わ~い!嬉しいd「但し、先に忠告しておきます」…な、なんですか?」 見下ろす顔は変わらない、なのにどこか冷たさを増した気がしてならない。 緊張し聞き返すタラオへ片手にノートを掲げながら続ける。 「これはデスノートと言って、名前を書かれた人間を死に至らしめる力があります」 「へぁっ!?」 「わたくし達はタラオさまの名前をフルネームで聞きました。この意味がお分かりですね?」 何だそれは。 そんなの反則も良い所だ。 どんなに強くたってノートに名前を書かれただけで殺されるなど、ふざけているにも程がある。 いや、というか本当にそんな効果があるのか? 子供だと舐め腐って法螺を吹いているだけじゃないのか? タラオの疑問を察したのか、焦りもせずに傍らのメグへ視線と言葉を寄越す。 「どうやら信じてはいないようですし、いっそタラオさまの名前を書いてみるのも良いとは思いませんか?」 「私はタラちゃんが一緒でも良いけど…。でも、今はコッコロちゃんがいてくれるだけで心強いよー」 「…ありがとうございますメグさま。ところでこのノート、死に方も指定できるようなのですがメグさまだったらどう書きますか?」 「えーっと…そうだなー……あっ!たっくさんのウサギさんのご飯にされちゃうとか?」 「おお…メグさまは中々過激な発想をお持ちの御方でありましたか…」 「まっ、待ってく~ださ~い!」 自分そっちのけで盛り上がる二人へ、タラオは必死の形相で待ったを掛ける。 ノートの力が本物かどうかを別にしても、彼女達の間では別に自分を殺しても問題ない。 このままやっぱり殺す方へと決まってしまったら、全てがご破算。 「し、信じるですぅ!」 「それなら問題ありません。ただ覚えておいて頂きたいのです」 ノートを仕舞いコッコロが一歩近付く。 短めのスカートから伸びる細く白い足は、その手の性癖の持ち主ならば生唾を飲み込む程に美しい。 タラオが見上げる前で、コッコロは自身の足をゆっくりと上げて行き―― 「わたくし達を裏切るつもりならば、決して許しはしないと」 タラオの小さな指を躊躇なく踏み付け、へし折った。 「あぎゃあああああああああああああっ!?」 「さて、お話も済んだことですし出発しましょう」 「うん!これからよろしくねタラちゃん。約束を破ったらめっ、だよー」 3歳児の悲鳴に心動かされずテキパキと支度を終え、移動を開始。 今しがた子供の骨を折ったことなど、まるで些事に過ぎないとでも言わんばかりに平然とした態度。 脂汗が止まらない激痛に涙を流し、タラオは二人の少女の背中を睨む。 怒りはある、だがそれ以上にタラオが抱くのは恐怖だ。 (こ、このおねえちゃん達イカレてるですぅ~…) 頭のおかしい女ならば身近に磯野ワカメがいる。 年がら年中パンツを見せびらかす脳が腐った淫売だが、コッコロとメグはその比では無い。 どちらかと言うと、そんな淫売に熱を上げている堀川に匹敵する異常者だ。 こんな狂った女共と一緒に行かなければならないのか、だが逃げれば何をされるか分からない。 それこそデスノートとかいうのに名前を書かれては一巻の終わり。 己の先行きが暗雲に包まれているのを自覚しながらも、他に選択肢は見付からなくて。 どうしてこうなったと、皮肉にも仕えた王と同じ問いを繰り返しながら力無く後に続いた。 自分の命を縛る死神のノートが真っ赤な偽物だとは知らずに。 悪童を引き連れ、少女達は決して引き返せない道を往く。 その先に待つのが救いだと信じ、ただ進む。 心の闇は増幅され続ける。 また一つ、悪意の種が芽吹いた。 【E-4/一日目/早朝】 【奈津恵@ご注文はうさぎですか?】 [状態]:オレイカルコスの結界による心の闇の増幅 [装備]:メグ専用ロッド@きららファンタジア、ゴーストドライバー&ディープスペクターゴースト眼魂@仮面ライダーゴースト [道具]:基本支給品×2、量産型戦極ドライバー+ブドウロックシード(ナンバー無し)@仮面ライダー鎧武、巨大化(1時間使用不可)@遊戯王OCG、ランダム支給品1~3(ボーちゃんの分) [思考・状況]基本方針:優勝しゲームに関する記憶を全部消した上でマヤちゃん達を生き返らせる。 1:チマメ隊の絆は永遠、だから私が取り戻すよ~! 2:コッコロちゃんと協力して頑張る。 3:タラちゃんも一緒に頑張ろうね。裏切ったらダメだよ? 4:マサツグさんとクウカさんも、最後に生き返らせてあげるね! [備考] ※ディープスペクターの武器であるディープスラッシャーについては、変身しても出現しません。他の参加者に武器として支給されている可能性があります。 ※ディープスペクターへの変身は他の仮面ライダーと同じく魔力を消耗しません。 ※オレイカルコスの結界の効果には気付いていません。 【コッコロ@プリンセスコネクトRe Dive】 [状態]:オレイカルコスの結界による心の闇の増幅 、キャルへの罪悪感(大) [装備]:ホッパーゼクター&ZECTバックル@仮面ライダーカブト、量産型戦極ドライバー+バナナロックシード(ナンバー無し)@仮面ライダー鎧武 [道具]:基本支給品一式×2、オレイカルコスの結界@遊戯王デュエルモンスターズ(アニメ版)、盗人の煙玉@遊戯王OCG(2時間使用不可)、タンポポロックシード@仮面ライダー鎧武、スイカロックシード@仮面ライダー鎧武(2時間使用不可)、デスノート(複製品)@DEATH NOTE [思考] 基本:主さまたちの所へ戻る、たとえどんな手段を使ってでも 1:コッコロは、悪い子になってしまいました 2:キャルさま……それでもわたくしは………… 3:メグさまと協力。ですがいずれは… 4:タラオさまも上手く使いましょう 5:カイザーインサイトを要警戒 [備考] ※参戦時期は『絆、つないで。こころ、結んで』前編3話、騎士くんに別れを告げて出ていった後 【フグ田タラオ@サザエさん二次創作】 [状態]:疲労(極大)、ダメージ(極大)、左手小指骨折、屈辱と怒り(大)、コッコロとメグへの恐怖(大) [装備]: [道具]: [思考・状況] 基本:生き残るべきは僕なのですぅ♪ 1:このおねえちゃんたち頭がおかしいですぅ… 2:僕は何も悪くないですぅ♪ 3:あの女(やちよ)は絶対に許さないです…!! [備考] ※性格が二次創作出典なので原作よりもクズな性格になっています。 【ドラゴンエボルボトル@仮面ライダービルド】 エボルボトルの一種。 万丈龍我から生み出されたボトルであり、ライダーエボルボトルと共にエボルドライバーへ装填することで、仮面ライダーエボル・ドラゴンフォームへ変身可能。 【団結の力@遊戯王OCG】 装備魔法 (1):装備モンスターの攻撃力・守備力は、自分フィールドの表側表示モンスターの数×800アップする。 本ロワでは装備者の仲間も自分フィールドの表側表示モンスターとして扱われる。 一度の使用後、6時間経過しなければ再使用不可能。 【カルデア戦闘服@Fate/Grand Order】 カルデア機関がより激しい戦闘に備えて試作させた魔術礼装。 初期の魔術礼装・カルデアと比べ、大幅にデザイン変更されており、ボディスーツタイプに変化している。 使用可能スキルの扱いがどうなっているかは不明。 【冴島家のリムジン@牙狼-GARO-】 冴島家が所有するリムジン。 運転は執事の倉橋ゴンザが担当している。 【ライダーベルト@仮面ライダーカブト】 カブトゼクターを装着して、仮面ライダーカブトに変身するためのベルト。 腰の両横にはアポーツと呼ばれる物質生成装置が3点ずつ設けられており、ゼクターがセットアップされてシステムが起動すると、スーツやアーマーを形成する。 またライダーフォーム時、左腰のスラップスイッチに触れることでゼクター内部のタキオン粒子を全身に行き渡らせ、クロックアップを行う。 【カブトゼクター@仮面ライダーカブト】 マスクドライダーシステムの心臓部となるカブトムシ型メカ。 ジョウント機能を備えており、変身者の意思に呼応して瞬時に時空を超えて出現する。 頭部先端の角ゼクターホーンは厚さ150ミリメートルの鉄板を貫くことができ、全身を回転させることで地中を掘り進むためのドリルにもなる。 【スイカロックシード@仮面ライダー鎧武】 ロックシードの一種で、戦極ドライバーに装填すればスイカアームズに変身可能。 変身時は防御形態の大玉モード、飛行形態のジャイロモード、アーマー形態のヨロイモードの三つにチェンジする。 ユグドラシルコーポレーションの社員でも滅多に手に入らない希少種であり、ゲネシスドライバーのアーマードライダーとも渡り合う戦闘力を持つ。 【デスノート(複製品)@DEATH NOTE】 魅上照が使ったデスノートの精巧なコピー。ジェバンニが一晩でやってくれた。 当然名前を書いても殺せない。 059 異種闘争? 投下順 061 Chase the world 057 青き眼の激臨 時系列順 052 ■滅の刃(前編) 門矢士 保登心愛 閃刀姫-レイ 風祭小鳩 045 RIDE OR DIE(前編) 七海やちよ 千代田桃 056 鬼械戦線 滅 043 呼び水となりて綻び パラダイスキング GAME OVER フグ田タラオ 070 Break&Peace 054 聖戦 コッコロ 奈津恵
https://w.atwiki.jp/allehalletie/pages/36.html
※一回戦はこちら 672 :二回戦1:2008/04/19(土) 16 54 41 0 「もういいか?」 「まーだだよ。ハレルヤ、どどどどこに隠れたら…」 『知らねーよ! かくれんぼなら勝てるっつったのはアレルヤだろーが!』 「だってほら、僕よく存在を無視されるし…はぶられるし…」 『………』 「ハレルヤ、どうしたら…」 『俺と代われアレルヤ!』 「えっ?」 『お前は俺が守る! 絶対勝ってやるから! 二度とハブラレルヤなんて言わせねぇ!』 「ハレルヤ……君を、信じても?」 『おう! 俺を信じろアレルヤ!』 「分かった! 交代だハレ――」 「アレルヤ・ハプティズム、見ーつけた」 「え?」 『え?』 673 :二回戦2:2008/04/19(土) 16 55 53 0 「ハレルヤ、僕ティエリアにルール説明してたよね」 『してた』 「もう別にいいけど…… もういいかーい!」 「まだだ」 「もういいかーい!」 「まだだ」 「もういい…」 「しつこいな! いい加減にしろ!」 『何だよこいつ…どうしろっての』 「よし、探しに行こうハレルヤ!」 『お前慣れすぎだろ』 674 :二回戦3:2008/04/19(土) 16 56 37 0 「ロックオン、かくれんぼで見つからないようにするにはどうしたらいいでしょう」 「またいきなり何だ?」 「いいから早く教えなさい。今まさにこの瞬間、私はアレルヤ・ハプティズムに追われているのです」 「まず隠れるという発想はなかったんだな。 よし、そのフリーダムさに合わせた作戦を教えてやる。相手の目を見えなくすればいいんだ」 「どうやって?」 「こう…後ろに回りこんで、手の平でアレルヤの目を隠す」 「なるほど」 「そしてこうだ。リピートアフターミー、だーれだ(はぁと)!」 「だーれだ(はぁと)!」 「すかさず耳に息を吹きかける。ふー」 「ふー」 「よし。完璧だ」 「ありがとう、ロックオン・ストラトス!」 「負けんなよ!」 675 :二回戦4:2008/04/19(土) 16 58 30 0 「見つからないなぁ」 『アレルヤ、ちょっと代われ。俺の方が目がいいから』 「嫌だよ。だってハレルヤ、ティエリアに……あ』 「交代だ!」 『勝手に!』 「久しぶりの自由だぜ! かくれんぼだ! 鬼だ! 楽しいよなぁアレルヤ! アレルヤァアアア!」 『やめろハレルヤ! 鬼は僕だ! ティエリアを見つけるのは僕だよ!』 「引っ込んでろ! ――あ?」 『ん? ハレルヤ?』 「何だぁ? いきなり、」 「だ、だーれだ(はぁと)!」 「ああ? てめーふざけん…」 「ふー」 「うおっ!」 『ハ、ハレルヤ! ちょっとずるい何されてるの!』 「ふー」 「ひゃ! ちょっ…」 『君そんな声普段出さないよ! それ僕の役目! 代わって!』 「くそっ……いい加減に…っ」 「……面白いな。アレルヤ・ハプティズム、耳の中はくすぐったいのか?」 「くすぐったくねぇ! 離せ!」 「ふーふー」 「あぅ!」 「やっぱりくすぐったいんじゃないか、嘘つきめ。君の負けだ。ふー」 「うひゃ!」 『うひゃとか言うな!』 676 :二回戦5:2008/04/19(土) 17 01 33 0 「今度こそうまく隠れるよハレルヤ。もう腰くだけにはならないでね」 『るせぇ!』 「…もういいな。行くぞ」 「ティエリアまたルール無視だよ! もういいハレルヤ、ここに隠れよう」 『おう! 見つかったら作戦通りにな!』 677 :二回戦6:2008/04/19(土) 17 02 41 0 「…ん? 見つけた! アレルヤ・ハプティズム!」 「……違うぞ」 「え?」 「俺はハレルヤだ」 『………』 「………そんな」 「あぁ?」 『ティエリア?』 「…そんな。私はアレルヤと遊んでいたのに。……アレルヤだから…アレルヤと……」 『え!?』 「アレルヤ・ハプティズムのことを…私は…」 『え!? え!?』 「アレルヤが、好きだ……」 「僕もだよティエリア!」 『ちょっ…おいバカ!』 「! 君はアレルヤか?」 「うん!」 「なら君の負けだ」 「え?」 「失礼する」 『……』 「……ハレルヤ」 『どうした』 「僕は幸せだよ…」 『俺は憂鬱だ。…バカ共が』
https://w.atwiki.jp/koebu_singer/pages/26.html
名前:ハレ 通称:ハレ、hyohare 声の特徴: タグ:こえ部国際リンク ガチ歌い 女性部員 update 2010-02-11 08 39 09 (Thu) 作品の特徴・傾向 J-POPが好きで歌っている。 w-inds.など。RAP部分などは別の方に歌ってもらったりしている。 人物・その他の特徴 上海人@中国人(部員ページによる)。日本語の歌声はそこまで違和感がなく良い。 こえ部の投稿を中国サイトで公開?・紹介された為に『宙船/TOKIO』の再生数が極端に伸びている。中国で有名(?)なようだ。 「hyohare」としてニコニコ動画の国際コラボ( RE BRIDGE ~Return to oneself~22人でコラボしてみた【国際】 )などにも参加している。 録音環境 マイク:CAH Audio Products. Ins USA(型番不明) 声投稿リスト 注意事項→ 声投稿リストには「リンク切れも含む」 を参照 http //koebu.com/user/hyohare/koe 2008-10-28 宙船/TOKIO (04 00) 2009-12-06 0:00 A.M./ACID (03 59) 2009-10-22 ヒカリひと/滝沢秀明(オルトロスの犬主題歌) (05 14) 2009-03-21 貴方に花を 私に唄を/ボカロ曲-Re nG (03 05) 2009-02-25 GREEN DAYS/槇原敬之 (04 44) 2009-01-01 ハルカナ約束/KAT-TUN (03 53) 2008-12-19 バラライカ/月島きらり starring 久住小春 (モーニング娘。) (03 37) 2008-12-19 大阪 恋の歌 RAP 兄貴版/モーニング娘。 (04 13) 2008-12-13 New Paradise/w-inds. (05 10) 2008-12-12 if.../w-inds. (03 40) Rap By:maikoinzone 2008-12-11 Another Days/w-inds. (04 57) 2008-12-11 FEEL the FATE/w-inds. (04 45) 3年前の物 2008-12-05 will be~恋心~/w-inds. (04 18) 2008-12-04 moon clock/w-inds. (03 59) 3年前の物 2008-11-29 恋は戦争/ボカロ曲-初音ミク supercell (03 56) 2008-11-23 雪の華/中島美嘉 (05 39) 2008-11-22 愛の主打歌/ELVA (04 40) 収録日は2008-06-17 2008-11-17 月光/鬼束ちひろ (05 10) 2年前の物 2008-11-09 PARADOX/w-inds. (03 55) 3年前の物 2008-11-08 僕たちの行方/高橋瞳(機動戦士ガンダムSEED DESTINY) (04 32) 2008-11-07 Rolling star/YUI (03 10) 2008-11-06 make you free/KIMERU (04 13) 2008-11-05 A little pain/A little pain アニメNANAのED (03 49) 2008-11-03 黒い涙/土屋アンナ ANNA TSUCHIYA inspi' NANA(BLACK STONES) (05 10) 2008-11-01 rose/土屋アンナ ANNA TSUCHIYA inspi' NANA(BLACK STONES) (03 44) 2008-10-31 New World/L'Arc~en~ciel (04 11) 2008-10-30 Because of You/w-inds. (03 21) Rap By:zaki 2008-10-27 堕天使BLUE/Λucifer (03 06) 2008-10-27 桜キッス/河辺千恵子(桜蘭高校ホスト部OP) (03 45) 2008-10-25 月光花/Janne Da Arc (05 00) 2008-10-24 タッチ/岩崎良美 (04 48) 2008-10-24 God knows.../涼宮ハルヒ劇中歌 (04 39) 2008-10-24 桜吹雪/ACID (03 49) こえ部以外での歌い手活動 ※歌い手の情報は「 歌い手まとめwiki掲載基準 」で「掲載可能」としているもののみ掲載して下さい。 編集業務連絡 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gn003/pages/21.html
【80人のレルヤ】 エキゾチックなアレルヤに対し、ハレルヤはエキセントリックだという発言から大増殖した80のアレルヤの人格 個々の人格についての詳細は膨大な数になるので割愛 【893】 ヤのつく自由業 マッチョ+背高杉+目つき悪い+オールバックというその道の人にしか見えないアゲルヤ状態のアレルヤを指す 二期では更に顔に傷をつけているかもしれないのでますます893の運命から逃れられない ちなみに 893はスレ住人からあらゆる期待を寄せられる