約 6,676 件
https://w.atwiki.jp/deruze/pages/412.html
R Death13 俺は自分が選ばれた人類だと信じている。 選ばれた自分は殺す側の人間、他の奴らは殺される側の人間。この世界でもそれは変わらないはずだ。 生まれてこの方、自分が殺されるなど考えたこともなかったが…。 あの化け物に吊し上げられた時はこれは夢か幻なのだと思いたかった。思い出しただけで冷や汗が出る。 我ながら情けない。屈辱だ。 だが俺は生き返った。やはり俺は選ばれた人類なのだ。 いや…生き返ったのか…? 化物に捕まり、意識が途切れるまでの瞬間、あの数秒に感じた痛みは紛れもない現実だったはず。 首が裂けるような感覚だってあった。あれ程のことになっておきながら死なないはずが無い。 だが俺は今こうして立っている。首を触ってみても、間違いなく繋がっている。 しかし間違いなく。霊体やゾンビなどというくだらない存在ではない。確かな実体で、日野貞夫として立っている。 これは一体どういうことか。 化物は痛覚を伴う幻だった、もしくは化物は現実で、殺された後に蘇ったかのどちらかのはずだが…どちらにしても非現実的だ。 考えるだけ無駄かもしれない。 幸いなことに体に変調は無い。 特に不調も感じない、あの怪物に出会う前との体と変わらない。 言ってしまえばもっと前だ。屋敷で女に会う前と変わらない。 屋敷で放り投げられたおかげで体の節々にあった痛みも治っている。 ただ、女と会った後に手首にできた妙な痣はまだある。ケガが全て治っているわけではないのか、それともこの痣はまた違う何かなのか。 ふざけた話だが、そんなことはどうでもいい。ここからどうするかを考えるほうが重要だ。 あの化物が現実ならば迂闊に近づかないようにする必要がある。不愉快極まりないが、あの化物はそう簡単に殺せる相手じゃない。 これからは奴を警戒する必要があるだろう。 人を殺すつもりでまたあいつに近づいてしまうのでは困る。 クソッ…あの化物…俺の狩りの邪魔をしやがって…腹立たしい…。 いずれはあの化物も殺すつもりだが、化物には化物用の殺り方がいる。 それを練るためには武器と情報が必要だ。 人間を獲物とするならアイスピックがあれば十分だが、あの化物相手となるとさすがに役不足。 目の前にある雑貨屋に何か無いか、一応目を通しておいて損はないだろう。 所詮雑貨屋、強力な武器は期待はできないが。 情報は雑貨屋を出てから集めればいい。 雑貨屋の中は薄暗く埃っぽい。 あまり長居したい場所では無いがここは我慢をするしかない。 雑貨屋というだけあって棚から床までごちゃごちゃと物が置いてある。 これは散らかっていると言うよりも荒らされたと言った感じか。 並んでいるのはガラクタばかり。 薄暗くてよく見えないのではっきりとはわからないがあれは人影ではないだろうか。 と、思ったがよく見れば何のことはない。ただのマネキンだ。 このマネキンには日本刀が刺さっている。切り口から赤黒い液体が流れているが…これは血か? この暗さじゃどうとも判断できないが、そもそもマネキンから血が出るわけがない。 馬鹿馬鹿しいな。せっかく日本刀があるんだ、ありがたくいただいていこうじゃないか。マネキンに興味はねぇ。 日本刀も見つけたし早いところ探索に見切りをつけて打ち切ろうかとも思ったが一つ見慣れないが、見覚えのある物を見つけた。 この世界に来て最初に見つけたラジオにはめる石。 最初に見つけた石は面白いことを教えてくれた。この石にも期待はできる。 ラジオを取り出そうと鞄を開けてみれば中がガチャついている。 投げるのにちょうどよさそうだと屋敷で拾ったガラス玉が割れていた。 投げれば陽動に使えそうだと一つ鞄に入れておいたのだが、割れてしまっては投げるのに適しているとは言い難い。これはここに置いてしまってかまわないだろう。 邪魔なガラス玉を棚に置きラジオを取り出す。 バーでやったのと同じようにラジオに石を嵌め、音が流れるのを待つ。 このラジオの待ち時間はなんともいいものだ。思わず表情が緩んでしまう。 この顔を獲物に見られたら騙すのは難しくなっちまうだろうなあ。 だがラジオから流れてきた言葉を聞いた俺の表情は緩むなんてもんじゃない。笑いが止まらなかった。 「クッ…クククッ…。素晴らしい!どうやらこの世界の神は俺の味方のようだ!」 ラジオは教えてくれた。やはり俺はあの化物に殺されちまったらしい。殺され、蘇った。 殺された俺がなぜこうして生き返れたのか。 俺がただのガラス玉と思って鞄に入れておいたブツは鏡石。 こいつのおかげで俺は今笑っている。こいつが俺を蘇らせた。 こんな素晴らしい物を無意識のうちに手に入れちまうのだから面白い。 効果は一つにつき一度きり。 『一つ』につき一度きり。 『一人』につき一度きりじゃあないんだぜ!?なぁんて素晴らしいんだ! あの屋敷を探索しているとき、似たようなガラス玉がいくつも転がっていた。 つまり…つまり!! この世界は素晴らしい。感謝するぜ、イカした神様!! ◆ ◇ 俺は屋敷に戻ってきた。 雑貨屋で得た情報に心踊らせながら。 この興奮を隠しきれなければ獲物を油断させるのも難しくなるだろうと密かに困っていたのだがどこまで追い風が吹いているのか、隠す必要のある獲物には遭遇せずに屋敷に到着してしまった。 日本刀の切れ味も上々だ。ヌトヌトと糸を引く犬の血液を不気味なウサギのハンカチで拭き取りながら階段を登り門を開く。 どうも元居た住人は化け物含め全て出払っているように見える、居るにしては気配も無ければ音もない。 実際、屋敷中を回ったが何にも出くわさなかった。 記憶を頼りに屋敷の中を見てみると鏡石が出てくる出てくる。その数や13個。 純粋に大量の鏡石が見つかるだけで興奮するというのに、その数は13。 死刑台への階段、タロットにおける死神のカード、忌み数。13…。どこまで俺は興奮すればいいのだろう。 だがこのイカした世界は、俺にさらなる感動と興奮をくれるらしい。 屋敷の一室。着物が垣根のように群れをなす部屋。 鏡石は無いかと着物を探っていると外から凄まじい爆発音が聞こえてきた。殺人クラブでは機密保持の為にまず聞こえては来ない愉快な音につられて学生鞄の中にあった双眼鏡を取りだしその方角に目を向けてみると 無数の化物が殺し合いをしてやがる。 炎上する車。その炎に包まれる人型の化物。 刃物を持った化物が単身突っ込めば数体の看護婦がそいつを囲みマシンガンをぶちこむ。 化物を蜂の巣にした化物共がその場を離れようとすればまた別の化物がグレネードランチャーを発射する。 それが着弾すると先程のように愉快な爆発音を轟かせマシンガンを持つ化物含め近くにいた化物を皆吹き飛ばす。 しかしそのグレネードランチャーを持つ化物もすぐさま後ろから迫っていたゾンビに食い散らかされる。 奴等はここに投げ入れられた時に見た幽霊の群れの青白い光と紅蓮の炎に照らされながら。 どの化物も次から次へと増援が来ては肉片に化けていく。 これは…こいつは…。 「ヒッ…ヒヒヒヒッ!!素晴らしい…素晴らしいぜ!こいつはまるで戦場じゃないか!!この世界は、どこまで俺を楽しませてくれるんだ!?」 【C-3/氷室邸内/一日目夜中】 【日野貞夫@学校であった怖い話】 [状態]:健康、興奮状態、殺人クラブ部長、縄の呪い [装備]:学生服 [道具]:学生鞄(中身は不明)、アイスピック数本@現実、日本刀@現実、霊石ラジオ@零~赤い蝶~ 鏡石×13@零~赤い蝶~、双眼鏡@現実 薄赤茶色に光る鉱石×2@オリジナル、チラシ [思考・状況] 基本方針:殺人クラブ部長として、殺人を思う存分楽しむ。 1:皆殺し 2:危険を避けて細心の注意をはらい行動する 3:霧絵と化物に復讐 ※名簿には生き返りが反映されません ※復活にはやや時間がかかります ※鏡石を複数持つリスクは幻覚を見る等々がある…かもしれません(他の書き手さんにまかせます) 「……縄がh…って………彼等のよう………死んd…………」 「…!?」 今確かに何か聞こえた。部屋をしかし見回しても誰もいない。 「気のせいか…?」 興奮し過ぎて、幻聴でも聞こえてきちまったかな…。 back 目次へ next 罪物語‐ツミモノガタリ‐ 時系列順・目次 MachRider HighWaaaaay!! Night of the Living Dead 投下順・目次 Dog Soldiers back キャラ追跡表 next Deadly Belief 日野貞夫 今日も僕は殺される
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/1222.html
上琴クリスマス 灰色の空に、今にも雪が降り出しそうな学園都市の道を、上条当麻はくたびれた顔で歩いていた。 補習、されど補習。何が悲しくてこんな日に補習をしなくてはならんのだ、上条は今日何度目かの溜め息を吐いた。 12月25日。聖なるクリスマス。少し見渡せば視界には溢れんばかりのカップルの群。寄り添い歩いている二人が選り取り見取り。どうやって仲を引き裂いてやろうか、などと言った残忍なことを上条は考えてやめた。 「虚しい……。虚しすぎるぞ俺のクリスマス……」 何時ものように不幸だ、と叫ぶのも億劫だった。学生寮に帰っても、今日は同居人のシスターはレッツパーリィと言うことで、担任の小萌先生の所にお泊まりもひっくるめて外出。よって、一人の夜を過ごさなくてはならない。 「あー、いたいた。ちょっと、ねえ。……ねえ!」 右肩に掛けていた薄っぺらい鞄を、左手に持ち替えて、後ろに向け空いた右手を動かした。 直後、青白い閃光が辺りを照らした。 「聖なる夜も一人の俺を笑いにでも来たのか? 笑え、笑えよ……」 「うげっ……。アンタ、地獄でも見たの?」 上条に声を掛けて電撃をぶっ放したのは、常盤台中学の第三位『超電磁砲』、御坂美琴。面倒そうに、上条は振り返ってそちらを見る。 「この戦場は……地獄だ!」 「…ははーん、アンタ、もしかして一人?」 「悪いかよ。……そういうお前はどうなんだよ」 「うぐっ…そ、それは…!」 跳ね返された言葉に、美琴は狼狽えた。 二人の周囲は相も変わらずリア充の群がクリスマスムード一色の街を歩いている。 「べっ、別に私が一人だってアンタには関係無いでしょ!?」 「あー、はいはい。そうですね」 「イラッ☆」 ノーモーション電撃が上条を狙うが、右手の『幻想殺し』を避雷針代わりにして打ち消した。それを三回程繰り返し、美琴は観念した様子で、 「ホント、アンタの右手は何なの? バカなの?」 「死なねえからな!」 「何もそこまで……」 人通りの往来で大声で死なない発言。思い出してみよう、今日はクリスマス。だがそこいら全てがカップルというわけでもなく、上条や美琴と同じように一人ふらふら歩いている者や忌み妬む者、熱々の肉まんをカップルにぶつけようと虎視眈々と狙う者等様々な者がいる。そこに上条の言葉が行き渡れば、完璧に注目の的になるのは容易かった。 ざわ…ざわ…… 「ちょ! そんなこと大声で言わんでいい!」 「は? なんでだよ……って、注目されてるぞお前」 「このバカ! ずらかるわよ!」 わけもわからないまま、上条は美琴に手を引かれてその場から走り去った。周囲では何やらロマンチックだの素敵だのバリバリ! やめて!だのそれぞれ違う反応をしていたが、たかが数十秒くらいで、また人々は今日の日を楽しみだした。 人気の無い近くの公園まで走ってきた上条と美琴。冷たい風が頬に非情に吹き付ける。 指先も冷たく、暖まりきらない体を暖めようと手近な自販機でホットの飲み物を購入する。 「寒いだろ、飲めよ」 「へ?…いいの?」 「寒い中、生足出してる女の子に何もしてやらないなんてこと出来ません」 「ーーっ! …ありがと」 女の子、という単語に美琴は、判るか判らないかレベルの反応をした。このバカからもちゃんとそう認識されているのは正直驚いた。頬に熱がこもるのに時間は掛からなかった。 「どうした? 顔赤いぞ? ……まさか熱でもあるんじゃねえか!?」 「な、無いわよ!」 「そうか? 無理するなよ? あと少しで年明けなのに寝込んで過ごす正月は嫌だろ?」 「そんな大袈裟な……」 冷えたベンチに、二人は並んで座る。まるで、あの夏の日のように。 「………、」 「確か、あの時もこの公園で、このベンチだったわよね」 「…あん?」 「あの子とアンタが初めて会った日のことよ」 「…ああ」 あの日、命に灯火を受けたその前から、既に決められていた『妹達』の運命。その幻想をぶち壊したのは他でも無い上条である。 美琴が、もう自分の手ではどうしようも無いことを知り、自己犠牲で終わらせようとした『計画』を、悲劇ではないが、最良でもない、普遍的な、それでもまだ救済の余地のあるエンディングへと誘った。 「もう冬か……」 「…そろそろ記憶のこと、話してくれてもいいんじゃないかしら」 二人は視線を合わさず、ベンチに座ったままただ灰色の空を見上げる。 記憶喪失。いつ、どの様にそうなったのか、美琴は知らない。上条も判らない。 「話せ、って言われてもわからないものはわからない、としか言えねえよ……」 「どういうことよ、それ」 「記憶を失う前のことを覚えてたらこんな話はしてないって」 「あ…そっか……」 開封して、それ程時間が経っていないにも関わらず、飲み物は段々と冷えてきた。上条は一口、それを飲んで次の言葉を探す。 「俺は別に、記憶喪失だからって困ったことは無いんだけどな」 自分が記憶喪失だ、と公言すれば大変なことになるのは間違いないが、関係ない美琴に知られているけれども。 「記憶喪失と」 「『妹達』、か……」 それぞれがそれぞれに、大切な者達に言えないものがある。隠し通すのは簡単なように見えても心が傷付く。 「……雪だ」 「ホワイトクリスマスね」 辛辣な空気を、静かな雪が隠すように埋めるように舞い散る。柔らかな氷の結晶は、地面に触れ、溶けて無くなる。 手のひらを差し出し、そこに落ちた雪は、体温で水に戻る。 「夜明け過ぎに雪に変わる、そんなことは無かったな」 「でもホワイトクリスマスって定番だけど滅多に無いわよね」 「ロマンチック、だな」 「アンタがそういうこと言うの、似合わないわよ」 「わ、笑うなよ!」 「笑え、って言ったり笑うなって言ったり、私も忙しいわ」 気兼ねなく話せる相手。 いつか白井黒子が言っていたあの言葉を上条は思い出していた。 (俺も居心地が良いのかもしれないな) 隣で安心して笑みを浮かべる美琴を見た。それに気付いた美琴はきょとんとした表情をする。そんな折、上条にひとつの考えが浮かんだ。 「な、なあ御坂」 「んー、何?」 言葉に詰まる。 「その、なんだ……」 「どうしたの?」 なかなか言い出せずに口ごもってしまい、自分に苛立ちを覚えたが、なんとか勇気を振り絞って言い切った。 「う、ウチに来ないか? …クリスマスだし、なんか小さいパーティーでもやりたいなあ、って思ってさ……」 黙って聞いていた美琴は、唖然とした表情から驚愕の表情に移り、寒さで赤く染まりかけた頬を違う朱に染めた。 「ダメか…?」 「ダメじゃない」 今回は即答してしまった。雪に合わせて、イルミネーションも点灯しだして、よりクリスマスらしくなってきた。 「二人だけのクリスマス、か」 「そ、そう。予定とか無かったの?」 「合ったらこんな誘いはしねえって」 学生寮に向かい、歩を進める二人。やはりクリスマスなので、手を繋いで歩くカップルや腕を組み歩くカップル達とすれ違った。 「…なあ御坂、俺達もやってみるか?」 「今日のアンタ、どうしちゃったの?」 「そう言いつつもちゃっかりやってるお前はなんだよ」 「い、良いじゃない! 寒いんだし、スペースも取らないし」 スペースは関係無いだろ、と野暮なツッコミをしようか迷う上条であったが、それは飲み込んだ。 「メリークリスマス」 「サンタさんには何をお願いしようかしらね」 「まだ信じてるのかよ」 「まだまだ子供なの!」 「はいはいわかったわかった。せめて胸でもごめんなさいごめんなさい」 「腕組んでるのが右側で命拾いしたわね」 笑顔が怖い。平身低頭で上条は謝罪を述べたが、美琴はすぐにやめさせた。 「雪に雷は合わないでしょ?」 「黄色と青色の勇者は氷と雷だったな」 「あれは水寄りじゃない?」 「言われてみればそうだなー」 他愛ない話をしていると、結構すんなりと寮に着いてしまった。 (サンタさんには勇気をお願いしようかしら) (あとは勇気だけ、か) 「なあ、」 「ねえ、」 タイミングが被る。お互い顔を見合わせて、きょとんとする。どうぞどうぞは日本人の悪い癖だと、二人は思い、せーので言おうじゃないかということになった。 「それじゃあ……せーの!」 「「ベリーメリークリスマス!」」 今日の学園都市の夜は長いだろう。 ー糸冬ー
https://w.atwiki.jp/sousaku-mite/pages/47.html
24 無題 "ホープ"を一本咥えた男は、空箱を握りつぶしながらライターを取り出すこともなく 先端に火をともした。 「表社会用の"速水"でも"水野"でもなく、すでに滅びた"氷魔"を名乗って生活するとはねえ。 自信があるのか、それとも忌み名の意義すらわからない未熟者なのかな……?」 「――学校は禁煙です」 零は一睨みで炎を凍らせる。 男がくゆらせていた紫煙は見る間に空へ溶け、男との間に緊迫した空気だけが残った。 「自己紹介は――必要ないみたいだねえ。ならば本題と行こうか。 君の力を必要としているところがあるだけれど――」 「僕にはないです。失礼します」 名残惜しく煙草を手にしたままの男に、零は背を向ける。 「――というのもだねえ、我々五行の民がかつて封じた、ああ……なんだって?」 「これから勉強があるのです。来週が期末試験なので」 慌てて男が肩にかけた手を無造作に振り払う。「痛ぅっ!」右手を抑えて男が退いた。 「煙草を持った手で、人に触らないで下さい」 冷たく言い放つ零。男の右手は其処だけ氷に付け込んだかのようで、表面に霜すら浮いている。 「我々全員の未来にかかわることなんだけど、ねえ?」 「僕はあなたたちではありませんから」 「話ぐらいは――」 「――聞く耳ありません」 零はにべもなく背を向ける。後を追おうとした男の足元が、音を立てて凍りつく。 「それじゃあ、私についてくるつもりは無いかあ? ……そうかあ」 男は諦め顔で右腕をつまんだ"ホープ"ごと振ると、瞬きほどの間だけ炎に包まれた 右手には痣一つなく、煙草は残骸すらも残らなかった。 「だったら……頼むよ?」 と、全身の雰囲気が一変した。 「"焔群"(ほむら)」 六歩の距離を置いてなお、男を中心にして噴き出す凝縮した火気を零は感じる。 「これが私の"領地"だ。たとえ術戦は初めてでも、氷魔を名乗る君ならば 込められた感情が分かるはずだろう」 「つまり――手加減させるな、という事ですか?」 零は確かに、"焔群"にたゆとう侮りに満ちた愉悦を読み取ったのだ。 男から徐々に広がる"焔群"の余波に、零の体はじっとりと汗に濡れる。 「仕方無いです――"霜織"(しもおり)」 呟きを洩らして宙を撫でると、掌から立ち上る冷気が八月の空に雪を降らせた。 「君の"領地"か……抵抗してもいいのかい?」 「抵抗しなければ足を焼いてでも連れ去る癖に――生かして連れてこい、 としか言われていないんでしょう?」 「さあ、それはどうだろう?」 水気と金気のミックスされた領地――"霜織"は油断なくその範囲を広げて"焔群"に触れ、 その境でせめぎ合うこともなく、あっさりとその領地を奪われた。 「一応は使えるようだが、術者としてはまだ未熟だねえ――」 零のこめかみを冷たい汗が流れる。細いあごから落ちた水滴が"霜織"の冷気に凍てつき、 学生服の襟もとで砕けた。 「我々術者にとっては力の行使など末節の出来事に過ぎず――」 男の語る間も零の"霜織"は"焔群"に囲まれてゆく。 「術を発現しうる"領地"の奪い合いこそが本質だ。一応先に言うけれど降参しないかい?」 そしてついに"霜織"を覆い尽くした"焔群"の余波――輻射熱に、肌が焼かれ始めた。 「言ったでしょう、僕はあなたたちじゃないです」 体内に満ちた冷気により体を焦がされる事はないが、それでも長期戦は出来ない。 なにより術の技量力量は、明らかに男が上回っていた。 「そして僕は――」 「――っ!?」 断言する零。眼前に水気が結晶し、視界が純白に包まれる――"霧雲"。 「目くらましかい――"焔群"!」 男が叫び、力の行使される気配が生ずる。 業ッ! 背の皮が削がれる意識的なイメージとともに、零の背後を火柱が焼き尽くした。 「僕は術者じゃない!」 "霧雲"を逃げるための布石と判断して力を振るった男に対し、零は前進する事で 炎を掻い潜ったのだ。"霧雲"を割いて現れた零の姿に、男の顔が驚愕に歪む。 驚きは男だけのものでも無い。 "霧雲"を抜けた零が見たのは、宙に浮く無数の『槍』であったのだ。 一本一本が身長を超える程の凝縮した火気を掌握し投射する、本物の術者による 力の行使――まさに"焔群"。 ――恐れるな、僕の方が速い! 己が速力を信じて駆ける零が、強くイメージするのは身を流れる血潮だ。 拍動する心臓から疾駆する全身へ向け、脈動する血管を抜けて。 拳の中で凍てつき形成す――己の片名(カタナ)を求めて叫ぶ。 「"絶零"(アブソリュート)!」 左手から掴みだした魔剣を、下がりつつある男の心臓めがけて突き出した。 「ぬ――!」 疾勢を乗せた突きは、"焔群"の第二波に入りつつあった集中を少なからず 乱したのだろう、剣指で繰られる炎槍は方向を千々に散らして、その殆どが 零から外れる。 "霜織"で近づく炎槍をあるいは逸らし、あるいは凍結させ、 零自身は渾身の斬撃を袈裟がけに放った。 「"牢炎"――!」 男の周囲に乱舞していた火気が号令一下、零との間に集い、魔剣の一撃を妨げる。 ――仔細、問題ない! 圧縮した水気による魔剣"アブソリュート"は零の信頼通り、 火気の檻を飴細工よろしく切り裂き男に迫り、そして―― 「貰った!」 きんっ と、甲高い金属音を立てて宙空で静止した。 「貰われないよお?」 「え……?」 「確かに――術者じゃあなくて剣士として考えるならその速さ、十分に中堅以上かなあ。 少なくとも、僕より速いねえ」 全力を挙げた氷刃を事もなげに受け太刀した、それが男の声だった。 「でも残念――術者としてはあまりに未熟、以前に世間知らずだねえ」 呆れたような男の声を、零は聞く。 それは零にとって、余りに異質な光景だった。 なぜなら、内から出づる零自身の金気によって補強した氷刃"アブソリュート"が、 『金属をも溶かす火気の中』で『金属の短剣』によって止められていたからだ。 「なんてったって、"焔群"を知らない。だから私がコレを持っている事も知らない」 それはしかし、異常な光景という訳では無かった。 「術師の"領地"の名前は一つだけ、"焔群"を使うのは私しかいない」 術者の火気に当てられて形を無くさない金属、正確には短刀。 「だから"焔群"を知っていれば、それはつまり私を知っている事になる」 そんなものを零は一つだけ知っている――否、一つしか知らない。 「あ……それ、は」 「思い出してもちょっと遅いねえ。初撃で私を倒せなかった、それがミスだよ」 男が零の周りから"焔群"を引く。より近く、より狭く、より強く、より密に。 溶鉱炉の中を思わせた"焔群"は既に、太陽を眼前に据えられたような熱量を 零に感じさせていた。 その、炎熱よりも閃光というのが相応しい眩しさの中で必死に目をあける零は、 白光に包まれる短刀を見る――今や脇差程の長さにまで再生した、その一刀を見る。 男の手元で、"焔群"の光がはじけた。 手に残ったのは鍔の無い、優美で攻撃的な曲線を描く鋼の塊。 氷魔のような傍流にも属さない術者でさえ、それは寝物語に聞くものだ。 火中にありて形を無くさず、剛炎の力を借りては幾度でも再生する一刀。 「"鳳"(おおとり)――」 零が名を呼び、男が首肯した。それによって零は男の正体を悟る。 宝刀"鳳"、術師の手による極大の火炎によってのみ全盛の姿を取り戻すその刀は、 五行の民にありて火行を統べ、受け継ぐ一族の宗主にのみ渡されるものだったからだ。 「ちょっと今から本気を出す気にもなれないけど、それでも氷魔君……死ぬなよお?」 変わらず掴みどころのなく茫洋としたままで、男は告げる。 白刃が太陽の煌めきを反射し、零の顔に輝線を刻んだ。
https://w.atwiki.jp/dcab/pages/501.html
ロルフ・ヴェリン 愛称:ロルフ 称号:"原罪祓い" 種族:ナイトメア 年齢:19 性別:男 穢れ値:1 外見: 臙脂色の瞳に、ぼさぼさの茶色い髪の若者。身長168cmくらい。 異貌化した際の姿は、左右の側頭部から山羊めいた巻角が前に伸びる感じ。 痣は左手の手首のあたりに、アルファベットのHを少し崩した感じのものがある。 ちょっと古臭い感じのテンガロンハットを目深に被り、使い古されたポンチョを着ている。 ポンチョの下に妖精銀の帷子(イスカイアの魔動鎧相当)を着て、腰の左右にそれぞれ剣を携行している。 プロフィール フェイダン地方、アイヤールの白峰領に存在する雪山の一つで生まれ育つ。 物心がついた頃には雪山の奥で、あるスカディによって育てられていた。 人間生まれのナイトメアであるため、おそらく捨て子だったのだと思われる。 ロルフは彼女を母と慕い、スカディも我が子のようにロルフを育てた。 彼女いわく、「お主には英雄の素質がある。」とのこと。 唯一の問題は、彼女が物事を教えるのがシャレにならないレベルで下手だったということである。 それでも、優れた妖精である母の薫陶の結果、戦士と妖精使いとしてのある程度の能力を得る。 自身の物事を教える才能に限界を感じた母は、ロルフが18歳を迎えると旅に出ることを命じた。 外の世界にならば、ロルフの才能をもっと伸ばす場所があるだろう、そう信じて。 かつて彼女が唯一愛した男の残した品である帽子とポンチョを託し、彼を送り出した。 ロルフもまた、母に幾度と無く言われた、"英雄"になることを志す。 妖精に育てられたため、魔動機?なにそれ美味しいの?といった感じの世間知らず。 自称旅の武芸者、もしくは風来坊。世間知らずのくせにそういう言葉は知ってる。母上の教育の賜物である。 多分腹ペコ属性あり。基本的に俗っぽい性格である。 あまり自分以外の同族を見たことがなく、また自分がナイトメアだということもいまいちわかってない。 →色々あって、"ナイトメア"という種族に生まれることの意味を知った・・・・・気がする。 +その後の軌跡 同期のユーリ(PL あおいきつねさん)とは協働回数が多く、特に仲がいい。 [4/20 古き因習(冬さん卓)]にて、目の前でナイトメアの赤子が生まれた直後に殺されるのを見る。 "忌み子"としてのナイトメアの扱いを見て、自分も、そうなる可能性があったという事実を認識することになる。 「生まれたこと自体が罪のやつなんて、居ないよな?」その答えを探すことを決めた。 [5/3] ついに両手利きへの矯正に成功。 多くの不運(1ゾロ)を引き起こした愛刀を厄払いのために質に入れた。 なんか結構な額で売れたことに恐怖を感じずにはいられない。 また同時に、新たに幾つかの武器を確保することとなる。 前の剣よりも少し軽い剣を2本と、単独でも武器として扱えるように作られた鞘を購入。 あと貯金を切り崩して、古物商からいかにも"それっぽい鎧"を購入。 なんか英雄っぽくなった、とテンションが上がるロルフであった。 [5/13] ナイトメアの同胞、キャリー(PL aruさん)へと告白。 彼女を絶対に裏切らないことを約束した。 [6/16] "万能の天秤の翻る先に"にて。 自身の母に纏わる因縁に苦悩しながらも、仲間の協力もあって無事その因縁を払うことに成功する。 また、自身の新たな得物にケントニス・ゲルプ(叡智の黄)、クリンゲ・シャルラハロート(刃の緋)とそれぞれ名付ける。 [6/30] 母から教えられた槍術と、先輩から教えてもらった剣術。二つを組み合わせ戦い方をするようになる。 それを母に手紙で話すと、しばらくして母からある荷物が届く。 小包の中には、二本の片手剣が収まっていた。 それには、"ブロッケン・ペンタグラム"と銘が彫られていた。 "あの男の残してた物だ。使いたければ使うといい"という手紙とともに。 [7/10] 人を食らう獣(GM 梟さん)にて。 魔神に生贄を捧げることで栄え、成り立っていた村に向かう。 魔神の正体を探るために森の中の調査を行い、村の行なっていた事を知る。 その際、ドレッドバールを撃破するも、結果として村人の多くが制御を失った魔神に襲われる。 ある種当然とはいえ目の前でその報いを受けたことに、ショックを受ける。 [7/19] カミサマになれません(GM syannさん)にて 生まれたことそのものを罪とする、イキガミの教えに、非常に強い反感を持つ。 また、生贄にされそうになっていた少女を救うため、真正面からその教えに立ち向かった。 結果、"あの時"とは違い、少女を助けることが出来た。 これで、少しは前に進めただろうか? [7/22] 帽子のつばの付け根に新たに一つの、大きめの鈴を結わえ付ける。 七色に部分ごとの染め上げられた鈴であり、妖精との共鳴能力を高めるのだとか。 割と気に入ったため、"七色の鈴"と名づけたり。 [9/15] 誕生日を、知り合いの数人に祝ってもらい、プレゼントを貰う。 そしてその晩、師匠であるアヴァンと、全力での一騎打ちに挑む。 十全たる準備と、行ってくるであろう行動に対して予測を立て、その多くを当てた状態での戦闘に持ち込む。 しかし、冒険者としての積み上げた、"純然たる練度"の差によって惜敗。 倒れる最後の瞬間まで、剣だけは手放さなかった。 その後、意識を取り戻してから。 恋人と、従者の前でだけ、悔し涙を見せた。 [12/2] 「3英雄の英雄譚.....」(GM syannさん)にて ある伝説的な英雄が、伝説に伝えられたあとで記したという本を再現した迷宮に潜る。 その際、英雄となったことで、英雄として縛られ、絶望した一人の男の後悔をみることとなる。 その姿に、どうにもならないやるせなさと、同時に強い怒りを感じた。 "英雄になることなど、無意味だ"。"なったところで、大層な名を押し付けられ、利用されて死ぬだけだ"。 その言葉を、真正面から否定した。 お前達が取りこぼしたものも、救い上げれるようになってやる。 そう、"先輩"に対して、真正面から吠えた。 +ちょっとした裏話 今からおよそ18年ほど前の、アイヤール白峰領。 真冬の雪山に捨てられ、寒さによって急速にその生命を失いつつあった赤子を、一人のスカディが見つける。 その赤子は"忌み子"であり、"穢れた子"であった。彼女は一度、彼をそのまま置いていこうとした。 赤子は"穢れた存在"で、自分は妖精。その上、かつて愛した男を看取ることすら出来なかった女だ。 せめて……引導は私が。そう決め、その首へと手を伸ばした時。 産着の隙間、腕から見える"アルファベットのHを少し崩したような"痣をみて、彼女はふとその手を止める。 かつて彼女がまだ、"英雄"を探していた頃に出会った男から、教えてもらった文字の一つとその痣は偶然にも一致していた。 その文字が示すのは"嵐"。予知できない、避けることの出来ない不運、宿命を意味する。 "この子は、きっと苦難の生を歩むだろう。……あの男のように"彼女はそう、なんとなく確信した。 スカディとしての性か、それとも妖精ゆえの気まぐれか、あるいは、その赤子にかつて愛した男の幻影を見たか。 彼女は赤子、後にロルフと名付けられるナイトメアを自身の住処へと連れてかえり、育てることを選んだ。 "艱難辛苦の果てにこそ、英雄は在る"それは彼女が幾星霜、数えることすら放棄した生の中で得た結論である。 かつて彼女が恋焦がれた男も、そうして苦難の果てで姿を消した。 ある種利己的ともとれる願いとともに、彼女はその赤子を育て、英雄にすることを決めた。 "我が子に願うべきは幸いなのかもしれない。しかし、私は息子に苦難を願わずにはいられない。" "なぜなら、我が愛する息子がその苦難を打ち砕き、英雄となると私は信じているからだ" そう彼女は、山を降りていく息子の背を見て呟いた。 +英雄観メモ ※ロルフに大きな影響を与えたなーってセリフをまとめてるだけです(’’ ある"英雄"と呼ばれた少女の行動から感じたもの "何かを為さなければ、英雄ではいられない?" 恋人からの問い。 "ロルフは。そんなことしないよね?自分が悪役になってでも・・・何かを守ろうとしたり・・・しないよね?" 従者との問答と、わがまま "ふむふむ、ではこの場合のキャリーに対する誠意、とは?" →"・・・・裏切らないこと、それに・・・ちゃんと、辛い時には頼ること、だ" "概ね正解です。追加で言えば、ちゃんと『英雄と呼ばれる存在になること』も含まれますね。キャリーは英雄になりたいあなたを支えたい、と思っているのですから" "願わくば、40年以内になって欲しいものです。それ以上かかると少し大変になりますから"少し寂しそうな顔で 食事をおごった同期の少女から聞いた言葉 "あっはっは、英雄なんてのは千差万別だよ" "お腹を空かせて動けなくなった人に、温かい食事を用意してあげる……それだけでも、その人にとっては英雄になり得るだろうしね" "自分を救ってくれたヒーローじゃないか。英雄と呼んでも良いはずだよ?" 同期に語った、自分の『なりたい英雄』 "結局、俺ができることってさ、俺の手が届く範囲でしか、出来ないんだってさ" "でもさ、俺は出来ないからって、それを諦めたくもない" "だからさ、少しずつでも・・・いくら時間がかかってもさ、俺は……手の届く範囲を、広げていきたいって思うんだ" "きっとそれがさ・・・俺の"なりたい英雄"だって、思うんだ" ある英雄の、無念と後悔の残滓に向けて吠えた言葉 "あんた一人で、何かが出来るなんて、思いあがりだ!" "自分一人で、どうにも出来なくて、でも、どうしてもしたいことがあるってなら!" "助けを求めればよかっただろうが" "お前は……裏切ったんだよ! 自分を! 自分ではどうにも出来ないって、諦めただけなんだよ!!" "あんたを支えてくれた誰かにだって、きっと助けてくれる奴はいただろうさ!" "あんたは、自分と、自分を信じてくれた人を……裏切ったんだ" +英雄観メモその2 師と仰ぐ先輩より聞いた言葉 "『誰か』が英雄になれるのなら、『誰も』が英雄になれるはずだ" 所信表明 "きっと、誰だって、ほんの少し、優しくなれば……"英雄に"、なれるんだって" "だから、きっと、皆が英雄になれれば、今よりもずっと"いい"世界が、待ってると思うんです" "俺は、その世界を、見てみたいんです" "俺は、そんな優しい世界が出来上がるように、そのために、これからも、冒険者を……やっていきたいなって" 性格 比較的常識的な性格・・・のはず。知識が割と欠如気味のため、ポンチなことを言ったりするかも。 修行、というか強くなることを目的としているため、割と好戦的なところがあり。 英雄になるという目的を最大に掲げつつも、それそれ以外のことにも目を向けたりしてる。 割と単純な性格で、控えめに言ってアホの類のような言動をすることがある。 +その後の変化 紆余曲折あって、自信の"なりたい英雄"を定めた。 理不尽な力に虐げられる誰かを助けるために。 今は手が届かなくとも、いつかは届くように。 手を伸ばそうとすることだけは、絶対に諦めない。 自分が信じ、頼る仲間と。自分を信じ、道を応援する誰かのために。 "誰かが英雄になれるのなら、誰だって英雄になれるはず" ならば、誰もが英雄になれるような、優しい世界になるように努力しよう。 そうも決めた。 他PCとの交友関係 +... キャリー(PL aruさん) 「キャリー、俺はお前を守る……絶対にな」 ナイトメアのウィザード。 同胞で、自分を信じてくれた人で、恋人。 あるとき行き詰まってた自分を励まして、一緒に頑張ろうって言ってくれた人。 英雄になるってことの意味を改めて認識して、再起するきっかけをくれた。 色々あって、彼女に抱いてる思いを告げた。 自分は彼女のことが好きだと告げ、彼女からも好きだと言われ、ずっと一緒にいることを約束した。 英雄になって彼女の思いに報いることが、彼にとっての最大の目標である。 ミツキ(PL 黒鷹さん) 「お前が、俺の従者で居てくれてよかった」 ルーンフォークの軽戦士でメイド。 割と言動に振り回されることも多いけど、色々と助けてもらってる。 両手利きへの矯正を手伝ってくれた人その2。 (・ω・)って顔でからかわれることもあるが、色々と感謝してる。 最近、キャリーとの関係についてもアドバイスを貰ったり、励まされたりした。 キャリーとは違った意味で、大事な存在である。 いつの間にやら自分の従者になって、自分を支えてくれると約束してくれた。 →依頼の中で、一度手に掛けることとなった。 →その感触を、ずっと背負うと約束した。 ユーリ(PL あおいきつねさん) 「おーいユーリ!飯食いに行こうぜ!あ、じゃんけん負けた方の奢りな!」 人間の魔動機術士。 同期で、協働回数も多い仲間、というか相棒。 多分不幸仲間でもある。 酒場で駄弁ったり、一緒に食事を食べに行ったり鍛錬したり。 年も結構近いため、行動を共にしてることが多い。 両手利きへの矯正を手伝ってくれた人その1。 あと、色々相談に乗ってもらったり。仲のいいメンツの中での常識人枠。 自分の背中を預けるならば、ユーリに預けたい。そう思ってたり。 ロイド(PL aruさん) 「一勝一敗、次は俺が勝つ。……待ってろよ?」 エルフの二刀剣士。 割と同期で、お互いに戦い方が結構近い。 なんだかんだで、初めて異貌化を見せた仲間の一人だったり。 お互いに切磋琢磨しあうライバル……のような関係であり、ある賭けをしている。 負けた方は勝った方に食事を奢る、と。 なお敗者は一緒にウィンディにも奢ることになる仕様。 なお現在一勝一敗の模様。 アリエル(PL かにみそさん) 「魔法の支援、頼むぜ。お前にもリチュアにも、頼ってるからさ」 エルフの妖精使い。 初期の頃から割と協働経験がある。 同期の中では唯一の妖精使いであるため、なんだかんだで世話を焼こうとして……むしろ情けない所を見せてばかりな気がする。 実家に戻った際の騒動において、力を貸してくれたことに強く感謝している。 とはいえ、彼女の兄を師として鍛錬に励んでいるのもあり、彼女の力になりたいと思っている。 最近誕生日会があり、祝えたのが割と素直に嬉しかったり。 これからも彼女の世話を焼けるときは焼きたいなぁ、と考えていたり。 アヴァン(PL かにみそさん) 「アヴァンさん。次は、負けませんから」 エルフの魔法剣士。 幾度か協働経験のあるエルフの妖精使い、アリエルの兄であり、ロルフの憧れる先輩の一人。 最近酒場で偶然会い、その時以降鍛錬に付き合ってもらってる。 武器の扱い自体がそれほど上手いわけではないロルフにとって、とても勉強になっているとか。 鍛錬は基本口頭であり、いわゆる武器の扱いや体の運び方がメインだとか。 最近、実際に武器を用いての鍛錬も行い、より進んだコツを教えてもらうように。 現在のロルフに取っての最大の目標である。 →全力での一騎打ちに付き合ってもらい、長期戦の末、打ち負かされる。 しかし、その実力を認めてもらったことが誇らしい。 また、所信表明を聞いてもらった。 ウィンディ(PL かにみそさん) 「出世払いかぁ………ああ、約束するさ。」 人間のルロウド神官。 何度か依頼で協働したことのある、同期……ではないが、割と世話になっている。 食事と称して草を食べてる姿を見ると、ついご飯を奢ってしまう。 最近久々に会った時、食事をおごる代わりに色々聞いてもらった。 "今の自分"の目標や、"英雄"について。 そのあとで、風来神ルロウドの教義について教えてもらったり。祝福してもらったり。 祝福の礼は"出世払い"であるそうだ。 ウィンディには冗談さ、と言われたものの、やはり貰いっぱなしは性に合わないので、何か返すと約束する。 また、英雄になったら、頼まれごとをするとも約束した。出世払いの模様。 メノウ(PL タキンさん) 「次は最初から、助けてくれって言ってくれよ?今度も助けに行くからさ」 「………あ、でもその前に、殴ったのとか謝らせてぇ!」 ナイトメアのソーサラー。 幾度か酒場で話したあとで、依頼で同行することが増えた仲間。 人当たりがよく、頼もしい魔法の使い手である。 また、多少、自分が"まとまった"英雄観を持ってから、それを話した最初の人。 彼女との会話の中で"甘ったれるな"と、声を荒らげた自分に、ある種の驚きを感じた。 未だに少し、声を荒らげてしまったことを気にしている。 あと、依頼でビンタしたことも謝りたいと思ってる。 謝りっぱなしである。 プレイヤー:Haze 登録タグ:
https://w.atwiki.jp/yonta2/pages/673.html
流用部品 もふもふ(技術) 以上を後ほねっこ男爵領さまからお借りしました 部品構造 大部品 メー・メーメー(PC) RD 89 評価値 11大部品 メーメーのこれまでの来歴 RD 1 評価値 0部品 来歴 大部品 メーメーの人物像 RD 2 評価値 1部品 金魚の糞の性質 部品 人の役に立ちたいという想い 大部品 メーメーの外見的特徴 RD 2 評価値 1部品 腰まである白髪 部品 変転する表情 大部品 メーメーの対人関係能力 RD 4 評価値 3部品 わからなくなったら相談できる 部品 人の話を聴くことができる 大部品 よんた国民としての週一回の報告 RD 2 評価値 1部品 報告の概要と内容 部品 政庁までの道程 大部品 メーメーの日常生活 RD 15 評価値 6大部品 観光してる感じの移動法 RD 5 評価値 3部品 きょろきょろしながら歩く 部品 ほどほどに走れる 部品 安全に移動する 部品 全身の感覚を利用する 部品 交通機関を利用する 大部品 素人っぽい料理の仕方 RD 5 評価値 3部品 それなりに料理を作れる 部品 事前にそろえる 部品 レシピを参照する 部品 持ち場を離れない 部品 ちゃんと味見をする 大部品 簡単お片付け RD 5 評価値 3部品 そうじ道具をつかう 部品 指定位置を作る 部品 いらないものは捨てる 部品 床にものを置かない 部品 たまに拭く 大部品 メーメー農民(食料生産者)になる RD 1 評価値 0部品 見よう見まねで農業を始める 大部品 農民 RD 10 評価値 5部品 農業の道具 部品 農業の知識 部品 農家の知恵 部品 農作業をする 部品 果樹栽培 部品 農家のヒツジ 部品 牧羊犬との絆 部品 生産者になるための6年 大部品 生産者のこころ RD 2 評価値 1部品 代々受け継がれた知識 部品 美味しいの言葉 大部品 食料生産者 RD 10 評価値 5大部品 制限 RD 5 評価値 3部品 年齢 部品 経験 部品 法令遵守 部品 持続可能姓 部品 産地証明 大部品 技能 RD 5 評価値 3部品 体力 部品 動植物知識 部品 土木作業 部品 天候予測 部品 操縦 大部品 メーメー、メイド(侍女)になる RD 2 評価値 1部品 憧れのメードに 部品 侍女の投票権なし 大部品 侍女(職業よんた版) RD 24 評価値 7部品 国営のメード養成所に入所 部品 メードガイもいる 部品 メード課程1年目 部品 メード課程2年目 部品 メード課程3年目 部品 3年のメード課程修了後 部品 侍女課程1年目 部品 侍女課程2年目 部品 宮廷メード課程 部品 侍女修了試験 部品 修了試験後の進路 部品 女官服 部品 吏族出仕 部品 書類作成 部品 データ管理 部品 掃除 部品 料理 部品 給仕 部品 接客 部品 部屋の整備 部品 行儀作法 部品 ファッションコーディネート 大部品 帝國慈愛教会投票権 RD 2 評価値 1部品 投票権 部品 支援金 大部品 メーメー趣味の来歴 RD 1 評価値 0部品 剪定をはじめる 大部品 剪定を極める(趣味) RD 13 評価値 6大部品 剪定を極めるとは RD 3 評価値 2部品 剪定がなぜ必要か 部品 剪定を極めるための条件 部品 剪定後の木を眺める 大部品 木の枝を剪定する RD 8 評価値 5大部品 枝を剪定する RD 4 評価値 3部品 剪定に必要な道具 部品 慎重に枝を切る 部品 枝の切り戻し 部品 強剪定 大部品 樹木の形を整える RD 1 評価値 0部品 刈り込み 大部品 剪定知識 RD 3 評価値 2部品 剪定の時期 部品 忌み枝 部品 枝をおとす位置 大部品 枝を片づける RD 2 評価値 1部品 おとした枝をまとめる 部品 枝の処理方法 大部品 もふもふ(技術) RD 4 評価値 3部品 犬や猫、その他の生き物のもふもふの感触を堪能する 部品 まずはご挨拶となでなでから 部品 愛情と感謝を込めて接する 部品 終わったら毛並みを整えてお礼を伝える 部品定義 部品 来歴 18歳の女性。 北国人特有の白い髪、白い肌を持つ。 他力本願で頼れる人にくっついていけばなんとかなると思っている。 農村生まれで動植物の世話が好き。動物をもふるのも好き。田舎者ゆえに都会的・貴族的なものに憧れている。 部品 金魚の糞の性質 自分がこれと思った相手にくっついていく。 行動・言動は常にその人の後を追い、味方になり、手助けしようと気を配り、その相手がいる間は自信満々だがいないと不安になる。 なのでいつも好きな香りのハーブで作ったポプリを持ち歩き、不安になるとその香りでリラックス(気休め程度)するようにしている。 もちろん物理的な糞ではない。 部品 人の役に立ちたいという想い 人の役に立てたらいいなと思っている。 こんな自分にも何かできることはあるはずと、持っている力は少なくてもベストを尽くしてがんばる。 が、それが本当に人の役に立っているのかは不明。 特に困っている人の手助けをしたいと思っている。 部品 腰まである白髪 北国人特有の白髪を腰にまで届く程伸ばしている。よく手入れが行き届いており、艶があって手触りもいい。 人に何か伝えたい時などに注目を集め見る相手に好印象を与えるが、毎日の手入れは大変。 部品 変転する表情 思っていることが意図せず表情に出てしまう。 うれしい時はうれしそうな顔に、悲しい時は悲しそうな顔になる。困った時、怒った時もそういう顔になっている。 思っていることが伝わりやすい反面、ポーカーフェイスは苦手。 部品 わからなくなったら相談できる 要領が悪いため少しのことでも理解するまでに時間がかかる。 しかし、「どうしたらいいかわからなくなったら人にきけ」ということを教わっているため、困ったら尋ねたり相談したり指示をあおいだり助けを求めたりできる。 政庁にも週一で報告に行っている。 部品 人の話を聴くことができる 相手の話に集中してよく聴くことができる。 生い立ちやいい分は人によってそれぞれ違うのでそれを念頭に置いて聴く。たまに相槌をうち、意見を求められたら自分の意見を伝える。 新しい知識が増えたりして割と楽しい。 人間関係の修復にも使える。 部品 報告の概要と内容 地域の中から代表者に選ばれたものが政庁へ週一回通いそこで日頃の噂や起きた出来事や国民から出た意見を政庁に勤めているご意見担当の人に報告する。仕事で忙しい時は手紙をしたため、信用できる人が代わりに政庁へ赴き手紙を渡すことにより報告できる。 部品 政庁までの道程 さほどのことがない限りは歩いて行く。お腹が空いているとふらふらと店に立ち寄ってしまうのでご飯を食べてから行くとスムーズにたどり着く。帰りは街をめぐったり買い物をして帰るなど各自好きに行動する。 部品 きょろきょろしながら歩く 周囲をきょろきょろしながら歩く。 障害物にぶつからないのはきょろきょろすることで危険を未然に察知しているからである。 人に見られると少し恥ずかしい。 部品 ほどほどに走れる 日々の生活を送るために多少の距離なら走って移動することができる体力を持っている。 待ち合わせに遅れそうな時なんかには特に役立つ。 しかし、休息もとらずに延々と走り続けることはできない。 部品 安全に移動する 歩く時も走る時も周囲に気を配ると安全に移動できる。 足元の石ころやでっぱり、水濡れ、ふらふらしている人、急な飛び出しなど危険なものは避ける。 急がずに待つ。お先にどうぞの心構えが安全の秘訣。 しかし危険が差し迫っている時は迅速に行動する。 部品 全身の感覚を利用する 目だけに頼るのではなく、耳から入る音、踏みしめた足元の感触、肌に触れる空気など全身の感覚を利用して周囲の状況を感じ取ることが、安全に移動する助けになるし、移動を楽しむことになる。 部品 交通機関を利用する バス・電車・タクシーなどの公共交通機関を利用する。 お金の準備と料金の支払い方さえわかれば、遠距離もスムーズに移動できる。 部品 それなりに料理を作れる 親や職場で教えてもらって、「具材を切る」「火を通す(煮る・焼く・炒める)」「味付けする」程度のことはできる。 野菜の皮むきなどの下ごしらえ、包丁の使い方、調理器具の使い方、調味料の使用法もわかっている。 部品 事前にそろえる 作りたい料理に合わせて道具と材料をそろえる。 事前に用意しておかないと、途中まで作って完成直前に肝心のものがない!なんてことになりかねない。 部品 レシピを参照する 料理の作り方をまとめた書物や、作り方を教えてくれた人の話、その時のメモなどを活用する。 自己流はある程度料理ができるようになってからでないと悲劇を生む。 部品 持ち場を離れない 料理の間は持ち場を離れてはいけない。火を使う時は特に。 時間のかかる料理(煮込み料理など)の間はヒマを持て余して別のことをしたくなるものだが、焦がしたくなければその場にとどまった方がいい。 部品 ちゃんと味見をする 料理が完成する一歩手前で、一回ちゃんと味見をしよう。 中まで火が通っているかどうか、味はどうか。 火が通っていなければもう少し加熱する。味が物足りなければ塩加減、味の濃さの調整をする。 部品 そうじ道具をつかう あたりまえだがそうじ道具を活用すると掃除が楽になる。 古典的なものでは、ほうき、ちりとり、雑巾、はたきなど。それらの道具の使い方を知っている。 また、それぞれの場所に掃除するのに必要なそうじ道具を置いて、道具を取り出す手間を減らす。 流し台に洗い物道具、居間にほうきとちりとりなど。 部品 指定位置を作る ものの指定位置を作っておいて、使ったらそこに戻す。 しまうところを作っておいて、同じカテゴリのものはとりあえずそこにしまう。 一時保留の置き場も作る。 最終手段として、よくわからないものは一か所にまとめて何かで覆いをして隠す、という手もある。 部品 いらないものは捨てる 何かメモした紙や枯れた花や壊れてしまったものは思い入れのあるもの以外、捨てる。 なんとなくもったいないなと、とっておくとたまる一方である。 人の持ち物の場合はその人に許可を取ってから捨てること。 部品 床にものを置かない 床にものを置いていくと、なにもしなくても散らかっているように見えるものである。 床には一時置き程度にして、必要な家具や敷物以外できるだけものを置かないようにする。 絶対そうしないといけない訳でもなく、気にかける程度でそんなに神経質にならなくてもいい。 部品 たまに拭く テーブルや窓などはたまにでもいいので拭く。 埃がとれるとスッキリしてきれいにみえる。 例外として食卓は毎日拭いたほうがいい。 部品 見よう見まねで農業を始める せっかくよんた藩国にいるので自分でも農業をやってみようと見よう見まねで畑づくりを始めた。 農作業のお手伝いから始めていろいろ教えてもらって野菜を作れるようになった 部品 農業の道具 畑を耕すための鍬・鋤、刈り取るための鎌、土を起こすためのシャベルとフォークや、麻ひも、支柱、ハサミ、寒冷紗、黒マルチなどあると便利なものが一通りそろっている。耕耘機、草刈り機なども使用する。 道具は丁寧にあつかい、手入れも欠かせない。それでも使い減りしたものは新しいものに変える。 部品 農業の知識 畑の管理方法、作物に合わせたそれぞれの季節に行うべき基本的なことを一通り知っている。農具の扱い方、土づくり、肥料の種類、種の蒔き時、苗の植え時、育成方法、草引き、害虫駆除、病気への対処、収穫、加工、保存方法、市場への出荷など多岐にわたる。 また、既存の知識にうぬぼれることなく、近隣農家との交流や国の広報、本からの知識を学んでより良い方法を学ぶことも忘れない。 部品 農家の知恵 輪作、混作、混植をすることで、土地がやせることを防ぎ病虫害の発生をおさえられる。こうすることで農薬を使う機会を減らせ、収穫量も安定する。安心安全でおいしい野菜が食べたいよね。 部品 農作業をする 朝早く起きて日が沈むまで太陽と共に仕事をする。時期や作っている作物に合わせて、土づくり~出荷までいろんな作業がある。 部品 果樹栽培 野菜だけではなく果物も栽培している。リンゴやナシ、柿、葡萄などバラエティー豊か。それぞれ果樹園がある。常設のビニールハウスでのイチゴ栽培もおこなっている。 部品 農家のヒツジ 農家の各家庭に羊がおり、毛糸の材料として大切に飼育されている。素材は余すことなく肉、皮も利用する。主に国内で消費される。毛を刈る春に向けて、冬は毛の品質管理に集中する。 部品 牧羊犬との絆 農家のヒツジの総数はさほど多くはないが、忙しい時期は犬がヒツジの見張り番をしてくれる。 牧草地で草をはむヒツジを迷子にならないように見守り、時に誘導してくれる犬はたいへん頼もしくかっこいい。 この犬の働きに報いるため、その日のおやつは2割増しになる。 部品 生産者になるための6年 これらの道具の使い方、技術の習得には6年間かかり、学校や師の元で学ぶことによって生産者としての真価を発揮する。 部品 代々受け継がれた知識 農家、漁師の家系で先祖代々受け継がれてきた職業上重要な知識。 各家に様々な形で伝え残されており、これを知っているとその地域での農業、漁業がやりやすくなる。 内容はまちまちで、季節によって変わる風の吹き方や性質、土地の性質、海流の向き、良い漁場、天気についての豆知識など。信用のおける者にしか伝えられない。 部品 美味しいの言葉 丹精込めて作った農作物や、漁で獲った海産物を誰かに食べて貰った時に、美味しいねと自然と溢れる笑顔を見ると生産者として次も美味しいものを作ろうとより頑張れるのである。 部品 年齢 食料生産者は、青年以上が就労する。 これは藩国の法令により、未成年者の就労が禁止されているからである。 また、すでに就労している者も、老年以上になって体力が衰えると自主的に引退する。 この制限によって、食料生産者は食料生産に必要な体力を習得する。 この制限を維持するために藩国は、経済的に困窮した未成年者や引退者に対して公的な生活保障を制度化している。 部品 経験 食料生産者は、他の食料生産者から食料生産の実地訓練を2年間受けてから就労する。 この2年間の師事によって、食料生産者は食料生産に必要な技能を習得する。 食料生産者の子弟が自分の家族や親戚に師事することが一般的だが、藩国は食料生産者学校も公営している。 この学校では食料生産者の子弟以外でも、実地訓練を受けられる。 また食料生産者の子弟も、より体系化された発展的な食料生産技能を習得できる。 藩国は国民に対して広く門戸を開くために、学費の補助や返済不要の奨学金を制度化している。 部品 法令遵守 食料生産者は、藩国の法令を遵守する。 その代わりに法令を遵守する食料生産者は、制度化された公的な援助を藩国から受けられる。 部品 持続可能姓 過度な食料生産は環境破壊や資源枯渇をもたらして、食料生産力はかえって低下してしまう。 このため、環境破壊や資源枯渇をもたらす過度な食料生産は、藩国の法令で禁止されている。 この制限によって、食料生産力の成長性を習得する。 部品 産地証明 産地の偽装は食の安全性や消費者の信頼を低下させて、食料供給の安定性が失われてしまう。 このため、産地の偽装は藩国の法令で禁止されている。 この制限によって、食料生産力の安定性を習得する。 部品 体力 土壌の掘り起こし・種苗の播植・雑草の防除・収穫、家畜の餌やり・糞尿の処理、漁船の操業・漁網の巻き取りなど、食料生産に必要な筋力や耐久力を習得する。 この技能は、重装備の運搬や人命救助など軍事や防災などにも応用できる。 部品 動植物知識 栽培作物の性質や加工方法、家畜の習性や騎乗方法、魚介類の生態など、動植物に関する知識やそれを取り扱う技術を習得する。 この技能は、生薬の製造や労働力としての動物利用などにも応用できる。 部品 土木作業 農地の開墾や灌漑、畜舎や牧柵の建設、漁港の整備など、土木作業に関する知識や技術を習得する。 この技能は、掩体構築や護岸工事など軍事や防災にも応用できる。 部品 天候予測 作物栽培は言うに及ばず、牧草や飼料の生育、漁船の操業など、食料生産には天候が重要である。 食料生産者は食料生産のリスク回避のために、気象に関する知識やその予測技術を習得する。 この技能は、作戦の立案や災害の警戒など軍事や防災などにも応用できる。 部品 操縦 農業用トラクターやコンバイン、漁船など、操縦に関する知識や技術を習得する。 この技能は、機械操作や修理にも応用できる。 部品 憧れのメードに よんた藩国ではメードにもなれると聞き、メード養成所に通って訓練を受けて、憧れのメード系職業についた。 人見知りするたちの自分には向いてないと思っていたが憧れの方が強かったらしい。 メードの仕事が暇な時は農家に、畑が雪に覆われる時はメードとして出仕する兼業メードになった。 部品 侍女の投票権なし メーメーは帝國慈愛教会投票権を持っていない。宰相の許可を受けていないからである。 入国して日の浅い自分がそんなことできるとは夢にも思っていない。 部品 国営のメード養成所に入所 国民であれば身分を問わず門戸は開かれているが入所には年齢制限はあり10歳~18歳までとする。また予算とスペースには限りがあるため年一度抽選制で人数を制限している。またこの抽選にて不正を行ったものは養成所側であれば失職のうえ処罰。入所希望者であれば入所資格剥奪とする。 部品 メードガイもいる 侍女と名がついているがこの国はよんた藩国であった。男でもメードにはなれる。養成所の門戸は開かれていた。 部品 メード課程1年目 侍女であるまえにメードであることから、まず基本的なメードとしてこの年度で読み書き、計算と掃除、洗濯、料理などの業務や行儀作法を学ぶ。 部品 メード課程2年目 寝室や客室の整備、給仕、接客や来客の取次ぎ、子守などを学ぶ。他者と関わる部分でもあるので他者を労わる心配りについても教える。 部品 メード課程3年目 1、2年目の復習と応用。またこの年度の最後に筆記と実務で試験を行い3年間の内容把握が出来ているかを考査する。 部品 3年のメード課程修了後 試験に合格し修了すれば二つの道が用意される。1、通常のメードとして世に出て市井で業務する。2、出仕のための侍女課程へ進む。の2択である。市井に出てもメードとしてひとおりの仕事は出来るように教育されている。 部品 侍女課程1年目 肉筆で書類を書く場合のためのペン習字、書類作成(尚書省準拠の物とする)、機密保持などの職務倫理について教える。 部品 侍女課程2年目 収支記録をつけるための簿記をみっちり学ぶ。どの部署でも仕事ができるように複式、単式の両方を教えている。 部品 宮廷メード課程 宮廷での行儀作法、貴族との付き合い方、女主人のための化粧、髪結い、服、靴などの選択の仕方、衣装管理を学ぶ。 部品 侍女修了試験 6年間のまとめを見るための筆記、実技試験と人格面をみるための面接(面接官は固定化しないよう年度ごとに交代している、政庁勤めに向いているかを確認するためのもの)を行い、合格すると侍女として採用される。 部品 修了試験後の進路 合格すれば政庁勤務となる。不合格でも再試はあり3年度先まで年一度で計3回挑戦できる。また試験に落ちてもあくまで政庁勤め(吏族)に向かないというだけで通常の侍女メードとしての仕事はできるスキルは身につけられる。国で紹介状を書くなど先々の相談には乗るようにはしている。 部品 女官服 清楚さと有能さをイメージした白と紺を基調とし、 立て襟にフリルでエレガントさを加え、スカートは控えめなパニエで広がりすぎないようになっている。 なお宮廷向けに生地は通常よりよい物を使ってはいるが普通の布地である。メードガイでもこれを着用する。スカートはロングなのですね毛は見えない。 部品 吏族出仕 政庁勤めの侍女はその書類作成技能から尚書省より許可があれば吏族として尚書省に出仕することが出来る。出仕中は尚書省の吏族として扱う。 部品 書類作成 収支記録、議事録、報告書、見積書・請求書など政庁や尚書省で必要な書類を作成し管理する。国にとっての重要な仕事である。 部品 データ管理 財務、運輸などデータ管理が必要な部門にて記録し管理する。この記録がなければ国は成り立たない仕事である。 部品 掃除 普段は出仕が主な仕事であるが、仕事場の衛生管理、整理整頓のために日々の業務に支障のない範囲で行われている。 部品 料理 出仕中、家に帰れればいいがそうもいかずに泊りがけの仕事になることもないとはいえない。そんなときに同僚に夜食を作ったりしている。 部品 給仕 政庁にて来賓にお茶を出したりする。出すものはどの国からの来客か考えた上であった物を出す。ただし相手の指定があった場合はその限りではない。 部品 接客 相手を不快にさせずかつたわいもない話題を選んで来客の雑談相手になる。とはいえコミニュケーションに完璧はない。あくまでも出来うる範囲でである。 部品 部屋の整備 来賓用の部屋や宮廷であれば寝室も整備をする。掃除もその一環ではあるが、ここでは調度品の管理やコーディネートも含まれる。 部品 行儀作法 相手を不快にさせないようにマナーを守ることは侍女の業務を行うにあたり円滑にこなすのに必要なことである。また他国の来賓に合わせた習慣を出来る範囲であわせるのも重要である。 部品 ファッションコーディネート 主人を立てるため場面場面に合わせた衣装、装飾品、靴などを提案する。提案は主人の手持ちのものの範囲で行うように心がけている。 部品 投票権 宰相より投票権の許可を得た侍女のみがその権利を得る。また不正などを行った場合その剥奪権も宰相にあるものとする。 部品 支援金 15億わんわんを4国分、その配分は侍女の投票結果を宰相に報告し決定される。余剰金が出た場合は別途相談の上で支援を行う。 部品 剪定をはじめる 暇つぶしに庭いじりを始めるとこれがなかなか楽しい。 手始めに庭木の剪定を一通りできるように剪定の勉強を始めた。 部品 剪定がなぜ必要か 樹木の手入れをする場合、枝の整理をすることで見栄えを良くし、樹木も健やかに育てることができる。 具体的には、枝をすくことで風通しを良く、虫がつきにくくなる。また、枝が充実し、花、実がつきやすくなる。 しかし、植物にとって回復に時間と労力を費やすことなので、むやみに剪定することは控えよう。 部品 剪定を極めるための条件 剪定を極めるためには、植物の世話をするのが好きな者・植物を好きな者・庭作りが好きな者のいずれかが、6年ほど剪定の修行を積まなくてはならない。 部品 剪定後の木を眺める 木を見て、その枝ぶり、全体の姿形、幹の樹皮の質感、日をすかす葉、一時の花、枝についた実などの美しさを目で堪能する。 うまく剪定ができた後、これをすると充実感が味わえる。 部品 剪定に必要な道具 枝の太さに合わせて木バサミ、剪定バサミ、剪定ノコギリを使い分け、手が届かない高い所の枝には、三脚脚立、梯子を利用する。 刈り込みバサミは広い範囲の細い枝を一度に処理できる。 小刀は切り口の整形に使われる。 部品 慎重に枝を切る 剪定は晴れた日に行ない、雨が降っている日はしない。 雨の日の作業は危険であるし、そうしないと樹木の切り口が乾かずそこから腐ってしまう恐れもある。 剪定を行う時は周囲に人がいないか確認してから、見極めた枝を知識を駆使して切る。 太い枝の場合は、まず切りたい枝の下(地面側)に鋸で浅く切り込みを入れる。 次に、切り込みを入れた反対側の、幹から少し遠い位置から切り落とす。(こうすることで樹皮がめくれることを防ぐ) 最後に切り口がなめらかに平らになるように整える。 刃先が別の枝や幹に当たって傷つけないか、切った後の枝のしなり、倒れる方向で怪我をしないかをしっかり確認して事前に予防する。 部品 枝の切り戻し 伸びた枝を途中まで短く詰めること。大きさを留めたり、花付き、枝を増やしたりできる。下手すると枝が枯れこんだり、新しい枝や徒長枝が大量に出てきて手が付けられなくなる。 部品 強剪定 木の骨格となる太い枝を落とすことを強剪定という。下手すると樹勢を低下させ最悪枯らしてしまうのであまり行わないほうがよい。 また、木によっても耐えるものと耐えられないものがあるので、しっかり調べてからにすること。 部品 刈り込み 生垣などに使われる葉が密に生える常緑樹の姿を整えるために全体的に刈り込む。 時間をかけて毎年繰り返すと、動物やアーチなどいろんな形を作り出すことができる。 部品 剪定の時期 樹木によって異なる。 大まかに、冬になると葉を落とす落葉樹は冬に、冬にも葉がついたままの常緑樹は芽出しの時期に剪定を行う。 また、花を愛でるための植物は、時期を間違うと花がつかないので、花芽を落とさないように花後に刈りこむものもある。 部品 忌み枝 樹形を乱す枝を忌み枝といい、その枝を選んで剪定する。 主な忌み枝は、枯れ枝、病気枝、下垂枝、勢いよく伸び上がる徒長枝、枝が交差してしまう交差枝、幹の方に伸びる逆行枝、上下に位置し同じ方向に平行に伸びる平行枝、伸びると木が大きくなりすぎてしまう枝、胴ばえ、ひこばえ。 部品 枝をおとす位置 全体の樹形をみて、どんな形にするか、そのためにはどの枝を切るかを考える。 枝の枝分かれする部分の付け根か、芽のついている部分の少し先。 注意することとして、幹から生えている枝を剪定する際に幹に傷をつけないことがあげられる。 というのも幹から出る枝の根元は幹におおわれた形になっており、この部分まで落とすと幹が傷つき、最悪枯れてしまうからである。 また、残す芽は幹から見て枝の外側についているか内側についているかで成長後の枝の広がり方が変わってくる。 それも考えて切る位置を決める。 部品 おとした枝をまとめる 作業が終わったら枝をまとめて処分する。 作業を始める前に樹木付近の地面にシートをしいておいたり、ほうきを使うと細かな枝を集めるのが楽になる。 部品 枝の処理方法 集めた枝を処理する。 細かな枝は乾かした後に焼却するか、足で踏み砕いて腐葉土にして肥料として活用する。 太い枝は乾かして薪にして利用する。 部品 犬や猫、その他の生き物のもふもふの感触を堪能する ふわふわだったり、もこもこだったり、さらさらだったり、ちょっとごわごわしていたり、そんないろんな生き物の毛の感触を存分に堪能するための技術である。 部品 まずはご挨拶となでなでから もふもふをいきなり行うのは御法度である。まずは声を掛けたり、手を差し出して匂いをかがせたりと相手に合った挨拶をしたのち、身体をなでなでさせてもらうところから始めるべし。その後、相手が許してくれるようであればもふもふへと移ろう。 部品 愛情と感謝を込めて接する もふもふは独りよがりにするものではない。もふもふさせてもらう相手への愛情と感謝の気持ちを忘れずに行うべし。 部品 終わったら毛並みを整えてお礼を伝える 存分にもふもふをさせてもらったら、もふもふで乱れた毛並みがあれば整えて、もふもふのお礼を言おう。もふもふに礼儀あり。きちんと接することでまた今度もふもふさせてもらえるかもしれないのだから。 提出書式 大部品 メー・メーメー(PC) RD 89 評価値 11 -大部品 メーメーのこれまでの来歴 RD 1 評価値 0 --部品 来歴 -大部品 メーメーの人物像 RD 2 評価値 1 --部品 金魚の糞の性質 --部品 人の役に立ちたいという想い -大部品 メーメーの外見的特徴 RD 2 評価値 1 --部品 腰まである白髪 --部品 変転する表情 -大部品 メーメーの対人関係能力 RD 4 評価値 3 --部品 わからなくなったら相談できる --部品 人の話を聴くことができる --大部品 よんた国民としての週一回の報告 RD 2 評価値 1 ---部品 報告の概要と内容 ---部品 政庁までの道程 -大部品 メーメーの日常生活 RD 15 評価値 6 --大部品 観光してる感じの移動法 RD 5 評価値 3 ---部品 きょろきょろしながら歩く ---部品 ほどほどに走れる ---部品 安全に移動する ---部品 全身の感覚を利用する ---部品 交通機関を利用する --大部品 素人っぽい料理の仕方 RD 5 評価値 3 ---部品 それなりに料理を作れる ---部品 事前にそろえる ---部品 レシピを参照する ---部品 持ち場を離れない ---部品 ちゃんと味見をする --大部品 簡単お片付け RD 5 評価値 3 ---部品 そうじ道具をつかう ---部品 指定位置を作る ---部品 いらないものは捨てる ---部品 床にものを置かない ---部品 たまに拭く -大部品 メーメー農民(食料生産者)になる RD 1 評価値 0 --部品 見よう見まねで農業を始める -大部品 農民 RD 10 評価値 5 --部品 農業の道具 --部品 農業の知識 --部品 農家の知恵 --部品 農作業をする --部品 果樹栽培 --部品 農家のヒツジ --部品 牧羊犬との絆 --部品 生産者になるための6年 --大部品 生産者のこころ RD 2 評価値 1 ---部品 代々受け継がれた知識 ---部品 美味しいの言葉 -大部品 食料生産者 RD 10 評価値 5 --大部品 制限 RD 5 評価値 3 ---部品 年齢 ---部品 経験 ---部品 法令遵守 ---部品 持続可能姓 ---部品 産地証明 --大部品 技能 RD 5 評価値 3 ---部品 体力 ---部品 動植物知識 ---部品 土木作業 ---部品 天候予測 ---部品 操縦 -大部品 メーメー、メイド(侍女)になる RD 2 評価値 1 --部品 憧れのメードに --部品 侍女の投票権なし -大部品 侍女(職業よんた版) RD 24 評価値 7 --部品 国営のメード養成所に入所 --部品 メードガイもいる --部品 メード課程1年目 --部品 メード課程2年目 --部品 メード課程3年目 --部品 3年のメード課程修了後 --部品 侍女課程1年目 --部品 侍女課程2年目 --部品 宮廷メード課程 --部品 侍女修了試験 --部品 修了試験後の進路 --部品 女官服 --部品 吏族出仕 --部品 書類作成 --部品 データ管理 --部品 掃除 --部品 料理 --部品 給仕 --部品 接客 --部品 部屋の整備 --部品 行儀作法 --部品 ファッションコーディネート --大部品 帝國慈愛教会投票権 RD 2 評価値 1 ---部品 投票権 ---部品 支援金 -大部品 メーメー趣味の来歴 RD 1 評価値 0 --部品 剪定をはじめる -大部品 剪定を極める(趣味) RD 13 評価値 6 --大部品 剪定を極めるとは RD 3 評価値 2 ---部品 剪定がなぜ必要か ---部品 剪定を極めるための条件 ---部品 剪定後の木を眺める --大部品 木の枝を剪定する RD 8 評価値 5 ---大部品 枝を剪定する RD 4 評価値 3 ----部品 剪定に必要な道具 ----部品 慎重に枝を切る ----部品 枝の切り戻し ----部品 強剪定 ---大部品 樹木の形を整える RD 1 評価値 0 ----部品 刈り込み ---大部品 剪定知識 RD 3 評価値 2 ----部品 剪定の時期 ----部品 忌み枝 ----部品 枝をおとす位置 --大部品 枝を片づける RD 2 評価値 1 ---部品 おとした枝をまとめる ---部品 枝の処理方法 -大部品 もふもふ(技術) RD 4 評価値 3 --部品 犬や猫、その他の生き物のもふもふの感触を堪能する --部品 まずはご挨拶となでなでから --部品 愛情と感謝を込めて接する --部品 終わったら毛並みを整えてお礼を伝える 部品 来歴 18歳の女性。 北国人特有の白い髪、白い肌を持つ。 他力本願で頼れる人にくっついていけばなんとかなると思っている。 農村生まれで動植物の世話が好き。動物をもふるのも好き。田舎者ゆえに都会的・貴族的なものに憧れている。 部品 金魚の糞の性質 自分がこれと思った相手にくっついていく。 行動・言動は常にその人の後を追い、味方になり、手助けしようと気を配り、その相手がいる間は自信満々だがいないと不安になる。 なのでいつも好きな香りのハーブで作ったポプリを持ち歩き、不安になるとその香りでリラックス(気休め程度)するようにしている。 もちろん物理的な糞ではない。 部品 人の役に立ちたいという想い 人の役に立てたらいいなと思っている。 こんな自分にも何かできることはあるはずと、持っている力は少なくてもベストを尽くしてがんばる。 が、それが本当に人の役に立っているのかは不明。 特に困っている人の手助けをしたいと思っている。 部品 腰まである白髪 北国人特有の白髪を腰にまで届く程伸ばしている。よく手入れが行き届いており、艶があって手触りもいい。 人に何か伝えたい時などに注目を集め見る相手に好印象を与えるが、毎日の手入れは大変。 部品 変転する表情 思っていることが意図せず表情に出てしまう。 うれしい時はうれしそうな顔に、悲しい時は悲しそうな顔になる。困った時、怒った時もそういう顔になっている。 思っていることが伝わりやすい反面、ポーカーフェイスは苦手。 部品 わからなくなったら相談できる 要領が悪いため少しのことでも理解するまでに時間がかかる。 しかし、「どうしたらいいかわからなくなったら人にきけ」ということを教わっているため、困ったら尋ねたり相談したり指示をあおいだり助けを求めたりできる。 政庁にも週一で報告に行っている。 部品 人の話を聴くことができる 相手の話に集中してよく聴くことができる。 生い立ちやいい分は人によってそれぞれ違うのでそれを念頭に置いて聴く。たまに相槌をうち、意見を求められたら自分の意見を伝える。 新しい知識が増えたりして割と楽しい。 人間関係の修復にも使える。 部品 報告の概要と内容 地域の中から代表者に選ばれたものが政庁へ週一回通いそこで日頃の噂や起きた出来事や国民から出た意見を政庁に勤めているご意見担当の人に報告する。仕事で忙しい時は手紙をしたため、信用できる人が代わりに政庁へ赴き手紙を渡すことにより報告できる。 部品 政庁までの道程 さほどのことがない限りは歩いて行く。お腹が空いているとふらふらと店に立ち寄ってしまうのでご飯を食べてから行くとスムーズにたどり着く。帰りは街をめぐったり買い物をして帰るなど各自好きに行動する。 部品 きょろきょろしながら歩く 周囲をきょろきょろしながら歩く。 障害物にぶつからないのはきょろきょろすることで危険を未然に察知しているからである。 人に見られると少し恥ずかしい。 部品 ほどほどに走れる 日々の生活を送るために多少の距離なら走って移動することができる体力を持っている。 待ち合わせに遅れそうな時なんかには特に役立つ。 しかし、休息もとらずに延々と走り続けることはできない。 部品 安全に移動する 歩く時も走る時も周囲に気を配ると安全に移動できる。 足元の石ころやでっぱり、水濡れ、ふらふらしている人、急な飛び出しなど危険なものは避ける。 急がずに待つ。お先にどうぞの心構えが安全の秘訣。 しかし危険が差し迫っている時は迅速に行動する。 部品 全身の感覚を利用する 目だけに頼るのではなく、耳から入る音、踏みしめた足元の感触、肌に触れる空気など全身の感覚を利用して周囲の状況を感じ取ることが、安全に移動する助けになるし、移動を楽しむことになる。 部品 交通機関を利用する バス・電車・タクシーなどの公共交通機関を利用する。 お金の準備と料金の支払い方さえわかれば、遠距離もスムーズに移動できる。 部品 それなりに料理を作れる 親や職場で教えてもらって、「具材を切る」「火を通す(煮る・焼く・炒める)」「味付けする」程度のことはできる。 野菜の皮むきなどの下ごしらえ、包丁の使い方、調理器具の使い方、調味料の使用法もわかっている。 部品 事前にそろえる 作りたい料理に合わせて道具と材料をそろえる。 事前に用意しておかないと、途中まで作って完成直前に肝心のものがない!なんてことになりかねない。 部品 レシピを参照する 料理の作り方をまとめた書物や、作り方を教えてくれた人の話、その時のメモなどを活用する。 自己流はある程度料理ができるようになってからでないと悲劇を生む。 部品 持ち場を離れない 料理の間は持ち場を離れてはいけない。火を使う時は特に。 時間のかかる料理(煮込み料理など)の間はヒマを持て余して別のことをしたくなるものだが、焦がしたくなければその場にとどまった方がいい。 部品 ちゃんと味見をする 料理が完成する一歩手前で、一回ちゃんと味見をしよう。 中まで火が通っているかどうか、味はどうか。 火が通っていなければもう少し加熱する。味が物足りなければ塩加減、味の濃さの調整をする。 部品 そうじ道具をつかう あたりまえだがそうじ道具を活用すると掃除が楽になる。 古典的なものでは、ほうき、ちりとり、雑巾、はたきなど。それらの道具の使い方を知っている。 また、それぞれの場所に掃除するのに必要なそうじ道具を置いて、道具を取り出す手間を減らす。 流し台に洗い物道具、居間にほうきとちりとりなど。 部品 指定位置を作る ものの指定位置を作っておいて、使ったらそこに戻す。 しまうところを作っておいて、同じカテゴリのものはとりあえずそこにしまう。 一時保留の置き場も作る。 最終手段として、よくわからないものは一か所にまとめて何かで覆いをして隠す、という手もある。 部品 いらないものは捨てる 何かメモした紙や枯れた花や壊れてしまったものは思い入れのあるもの以外、捨てる。 なんとなくもったいないなと、とっておくとたまる一方である。 人の持ち物の場合はその人に許可を取ってから捨てること。 部品 床にものを置かない 床にものを置いていくと、なにもしなくても散らかっているように見えるものである。 床には一時置き程度にして、必要な家具や敷物以外できるだけものを置かないようにする。 絶対そうしないといけない訳でもなく、気にかける程度でそんなに神経質にならなくてもいい。 部品 たまに拭く テーブルや窓などはたまにでもいいので拭く。 埃がとれるとスッキリしてきれいにみえる。 例外として食卓は毎日拭いたほうがいい。 部品 見よう見まねで農業を始める せっかくよんた藩国にいるので自分でも農業をやってみようと見よう見まねで畑づくりを始めた。 農作業のお手伝いから始めていろいろ教えてもらって野菜を作れるようになった 部品 農業の道具 畑を耕すための鍬・鋤、刈り取るための鎌、土を起こすためのシャベルとフォークや、麻ひも、支柱、ハサミ、寒冷紗、黒マルチなどあると便利なものが一通りそろっている。耕耘機、草刈り機なども使用する。 道具は丁寧にあつかい、手入れも欠かせない。それでも使い減りしたものは新しいものに変える。 部品 農業の知識 畑の管理方法、作物に合わせたそれぞれの季節に行うべき基本的なことを一通り知っている。農具の扱い方、土づくり、肥料の種類、種の蒔き時、苗の植え時、育成方法、草引き、害虫駆除、病気への対処、収穫、加工、保存方法、市場への出荷など多岐にわたる。 また、既存の知識にうぬぼれることなく、近隣農家との交流や国の広報、本からの知識を学んでより良い方法を学ぶことも忘れない。 部品 農家の知恵 輪作、混作、混植をすることで、土地がやせることを防ぎ病虫害の発生をおさえられる。こうすることで農薬を使う機会を減らせ、収穫量も安定する。安心安全でおいしい野菜が食べたいよね。 部品 農作業をする 朝早く起きて日が沈むまで太陽と共に仕事をする。時期や作っている作物に合わせて、土づくり~出荷までいろんな作業がある。 部品 果樹栽培 野菜だけではなく果物も栽培している。リンゴやナシ、柿、葡萄などバラエティー豊か。それぞれ果樹園がある。常設のビニールハウスでのイチゴ栽培もおこなっている。 部品 農家のヒツジ 農家の各家庭に羊がおり、毛糸の材料として大切に飼育されている。素材は余すことなく肉、皮も利用する。主に国内で消費される。毛を刈る春に向けて、冬は毛の品質管理に集中する。 部品 牧羊犬との絆 農家のヒツジの総数はさほど多くはないが、忙しい時期は犬がヒツジの見張り番をしてくれる。 牧草地で草をはむヒツジを迷子にならないように見守り、時に誘導してくれる犬はたいへん頼もしくかっこいい。 この犬の働きに報いるため、その日のおやつは2割増しになる。 部品 生産者になるための6年 これらの道具の使い方、技術の習得には6年間かかり、学校や師の元で学ぶことによって生産者としての真価を発揮する。 部品 代々受け継がれた知識 農家、漁師の家系で先祖代々受け継がれてきた職業上重要な知識。 各家に様々な形で伝え残されており、これを知っているとその地域での農業、漁業がやりやすくなる。 内容はまちまちで、季節によって変わる風の吹き方や性質、土地の性質、海流の向き、良い漁場、天気についての豆知識など。信用のおける者にしか伝えられない。 部品 美味しいの言葉 丹精込めて作った農作物や、漁で獲った海産物を誰かに食べて貰った時に、美味しいねと自然と溢れる笑顔を見ると生産者として次も美味しいものを作ろうとより頑張れるのである。 部品 年齢 食料生産者は、青年以上が就労する。 これは藩国の法令により、未成年者の就労が禁止されているからである。 また、すでに就労している者も、老年以上になって体力が衰えると自主的に引退する。 この制限によって、食料生産者は食料生産に必要な体力を習得する。 この制限を維持するために藩国は、経済的に困窮した未成年者や引退者に対して公的な生活保障を制度化している。 部品 経験 食料生産者は、他の食料生産者から食料生産の実地訓練を2年間受けてから就労する。 この2年間の師事によって、食料生産者は食料生産に必要な技能を習得する。 食料生産者の子弟が自分の家族や親戚に師事することが一般的だが、藩国は食料生産者学校も公営している。 この学校では食料生産者の子弟以外でも、実地訓練を受けられる。 また食料生産者の子弟も、より体系化された発展的な食料生産技能を習得できる。 藩国は国民に対して広く門戸を開くために、学費の補助や返済不要の奨学金を制度化している。 部品 法令遵守 食料生産者は、藩国の法令を遵守する。 その代わりに法令を遵守する食料生産者は、制度化された公的な援助を藩国から受けられる。 部品 持続可能姓 過度な食料生産は環境破壊や資源枯渇をもたらして、食料生産力はかえって低下してしまう。 このため、環境破壊や資源枯渇をもたらす過度な食料生産は、藩国の法令で禁止されている。 この制限によって、食料生産力の成長性を習得する。 部品 産地証明 産地の偽装は食の安全性や消費者の信頼を低下させて、食料供給の安定性が失われてしまう。 このため、産地の偽装は藩国の法令で禁止されている。 この制限によって、食料生産力の安定性を習得する。 部品 体力 土壌の掘り起こし・種苗の播植・雑草の防除・収穫、家畜の餌やり・糞尿の処理、漁船の操業・漁網の巻き取りなど、食料生産に必要な筋力や耐久力を習得する。 この技能は、重装備の運搬や人命救助など軍事や防災などにも応用できる。 部品 動植物知識 栽培作物の性質や加工方法、家畜の習性や騎乗方法、魚介類の生態など、動植物に関する知識やそれを取り扱う技術を習得する。 この技能は、生薬の製造や労働力としての動物利用などにも応用できる。 部品 土木作業 農地の開墾や灌漑、畜舎や牧柵の建設、漁港の整備など、土木作業に関する知識や技術を習得する。 この技能は、掩体構築や護岸工事など軍事や防災にも応用できる。 部品 天候予測 作物栽培は言うに及ばず、牧草や飼料の生育、漁船の操業など、食料生産には天候が重要である。 食料生産者は食料生産のリスク回避のために、気象に関する知識やその予測技術を習得する。 この技能は、作戦の立案や災害の警戒など軍事や防災などにも応用できる。 部品 操縦 農業用トラクターやコンバイン、漁船など、操縦に関する知識や技術を習得する。 この技能は、機械操作や修理にも応用できる。 部品 憧れのメードに よんた藩国ではメードにもなれると聞き、メード養成所に通って訓練を受けて、憧れのメード系職業についた。 人見知りするたちの自分には向いてないと思っていたが憧れの方が強かったらしい。 メードの仕事が暇な時は農家に、畑が雪に覆われる時はメードとして出仕する兼業メードになった。 部品 侍女の投票権なし メーメーは帝國慈愛教会投票権を持っていない。宰相の許可を受けていないからである。 入国して日の浅い自分がそんなことできるとは夢にも思っていない。 部品 国営のメード養成所に入所 国民であれば身分を問わず門戸は開かれているが入所には年齢制限はあり10歳~18歳までとする。また予算とスペースには限りがあるため年一度抽選制で人数を制限している。またこの抽選にて不正を行ったものは養成所側であれば失職のうえ処罰。入所希望者であれば入所資格剥奪とする。 部品 メードガイもいる 侍女と名がついているがこの国はよんた藩国であった。男でもメードにはなれる。養成所の門戸は開かれていた。 部品 メード課程1年目 侍女であるまえにメードであることから、まず基本的なメードとしてこの年度で読み書き、計算と掃除、洗濯、料理などの業務や行儀作法を学ぶ。 部品 メード課程2年目 寝室や客室の整備、給仕、接客や来客の取次ぎ、子守などを学ぶ。他者と関わる部分でもあるので他者を労わる心配りについても教える。 部品 メード課程3年目 1、2年目の復習と応用。またこの年度の最後に筆記と実務で試験を行い3年間の内容把握が出来ているかを考査する。 部品 3年のメード課程修了後 試験に合格し修了すれば二つの道が用意される。1、通常のメードとして世に出て市井で業務する。2、出仕のための侍女課程へ進む。の2択である。市井に出てもメードとしてひとおりの仕事は出来るように教育されている。 部品 侍女課程1年目 肉筆で書類を書く場合のためのペン習字、書類作成(尚書省準拠の物とする)、機密保持などの職務倫理について教える。 部品 侍女課程2年目 収支記録をつけるための簿記をみっちり学ぶ。どの部署でも仕事ができるように複式、単式の両方を教えている。 部品 宮廷メード課程 宮廷での行儀作法、貴族との付き合い方、女主人のための化粧、髪結い、服、靴などの選択の仕方、衣装管理を学ぶ。 部品 侍女修了試験 6年間のまとめを見るための筆記、実技試験と人格面をみるための面接(面接官は固定化しないよう年度ごとに交代している、政庁勤めに向いているかを確認するためのもの)を行い、合格すると侍女として採用される。 部品 修了試験後の進路 合格すれば政庁勤務となる。不合格でも再試はあり3年度先まで年一度で計3回挑戦できる。また試験に落ちてもあくまで政庁勤め(吏族)に向かないというだけで通常の侍女メードとしての仕事はできるスキルは身につけられる。国で紹介状を書くなど先々の相談には乗るようにはしている。 部品 女官服 清楚さと有能さをイメージした白と紺を基調とし、 立て襟にフリルでエレガントさを加え、スカートは控えめなパニエで広がりすぎないようになっている。 なお宮廷向けに生地は通常よりよい物を使ってはいるが普通の布地である。メードガイでもこれを着用する。スカートはロングなのですね毛は見えない。 部品 吏族出仕 政庁勤めの侍女はその書類作成技能から尚書省より許可があれば吏族として尚書省に出仕することが出来る。出仕中は尚書省の吏族として扱う。 部品 書類作成 収支記録、議事録、報告書、見積書・請求書など政庁や尚書省で必要な書類を作成し管理する。国にとっての重要な仕事である。 部品 データ管理 財務、運輸などデータ管理が必要な部門にて記録し管理する。この記録がなければ国は成り立たない仕事である。 部品 掃除 普段は出仕が主な仕事であるが、仕事場の衛生管理、整理整頓のために日々の業務に支障のない範囲で行われている。 部品 料理 出仕中、家に帰れればいいがそうもいかずに泊りがけの仕事になることもないとはいえない。そんなときに同僚に夜食を作ったりしている。 部品 給仕 政庁にて来賓にお茶を出したりする。出すものはどの国からの来客か考えた上であった物を出す。ただし相手の指定があった場合はその限りではない。 部品 接客 相手を不快にさせずかつたわいもない話題を選んで来客の雑談相手になる。とはいえコミニュケーションに完璧はない。あくまでも出来うる範囲でである。 部品 部屋の整備 来賓用の部屋や宮廷であれば寝室も整備をする。掃除もその一環ではあるが、ここでは調度品の管理やコーディネートも含まれる。 部品 行儀作法 相手を不快にさせないようにマナーを守ることは侍女の業務を行うにあたり円滑にこなすのに必要なことである。また他国の来賓に合わせた習慣を出来る範囲であわせるのも重要である。 部品 ファッションコーディネート 主人を立てるため場面場面に合わせた衣装、装飾品、靴などを提案する。提案は主人の手持ちのものの範囲で行うように心がけている。 部品 投票権 宰相より投票権の許可を得た侍女のみがその権利を得る。また不正などを行った場合その剥奪権も宰相にあるものとする。 部品 支援金 15億わんわんを4国分、その配分は侍女の投票結果を宰相に報告し決定される。余剰金が出た場合は別途相談の上で支援を行う。 部品 剪定をはじめる 暇つぶしに庭いじりを始めるとこれがなかなか楽しい。 手始めに庭木の剪定を一通りできるように剪定の勉強を始めた。 部品 剪定がなぜ必要か 樹木の手入れをする場合、枝の整理をすることで見栄えを良くし、樹木も健やかに育てることができる。 具体的には、枝をすくことで風通しを良く、虫がつきにくくなる。また、枝が充実し、花、実がつきやすくなる。 しかし、植物にとって回復に時間と労力を費やすことなので、むやみに剪定することは控えよう。 部品 剪定を極めるための条件 剪定を極めるためには、植物の世話をするのが好きな者・植物を好きな者・庭作りが好きな者のいずれかが、6年ほど剪定の修行を積まなくてはならない。 部品 剪定後の木を眺める 木を見て、その枝ぶり、全体の姿形、幹の樹皮の質感、日をすかす葉、一時の花、枝についた実などの美しさを目で堪能する。 うまく剪定ができた後、これをすると充実感が味わえる。 部品 剪定に必要な道具 枝の太さに合わせて木バサミ、剪定バサミ、剪定ノコギリを使い分け、手が届かない高い所の枝には、三脚脚立、梯子を利用する。 刈り込みバサミは広い範囲の細い枝を一度に処理できる。 小刀は切り口の整形に使われる。 部品 慎重に枝を切る 剪定は晴れた日に行ない、雨が降っている日はしない。 雨の日の作業は危険であるし、そうしないと樹木の切り口が乾かずそこから腐ってしまう恐れもある。 剪定を行う時は周囲に人がいないか確認してから、見極めた枝を知識を駆使して切る。 太い枝の場合は、まず切りたい枝の下(地面側)に鋸で浅く切り込みを入れる。 次に、切り込みを入れた反対側の、幹から少し遠い位置から切り落とす。(こうすることで樹皮がめくれることを防ぐ) 最後に切り口がなめらかに平らになるように整える。 刃先が別の枝や幹に当たって傷つけないか、切った後の枝のしなり、倒れる方向で怪我をしないかをしっかり確認して事前に予防する。 部品 枝の切り戻し 伸びた枝を途中まで短く詰めること。大きさを留めたり、花付き、枝を増やしたりできる。下手すると枝が枯れこんだり、新しい枝や徒長枝が大量に出てきて手が付けられなくなる。 部品 強剪定 木の骨格となる太い枝を落とすことを強剪定という。下手すると樹勢を低下させ最悪枯らしてしまうのであまり行わないほうがよい。 また、木によっても耐えるものと耐えられないものがあるので、しっかり調べてからにすること。 部品 刈り込み 生垣などに使われる葉が密に生える常緑樹の姿を整えるために全体的に刈り込む。 時間をかけて毎年繰り返すと、動物やアーチなどいろんな形を作り出すことができる。 部品 剪定の時期 樹木によって異なる。 大まかに、冬になると葉を落とす落葉樹は冬に、冬にも葉がついたままの常緑樹は芽出しの時期に剪定を行う。 また、花を愛でるための植物は、時期を間違うと花がつかないので、花芽を落とさないように花後に刈りこむものもある。 部品 忌み枝 樹形を乱す枝を忌み枝といい、その枝を選んで剪定する。 主な忌み枝は、枯れ枝、病気枝、下垂枝、勢いよく伸び上がる徒長枝、枝が交差してしまう交差枝、幹の方に伸びる逆行枝、上下に位置し同じ方向に平行に伸びる平行枝、伸びると木が大きくなりすぎてしまう枝、胴ばえ、ひこばえ。 部品 枝をおとす位置 全体の樹形をみて、どんな形にするか、そのためにはどの枝を切るかを考える。 枝の枝分かれする部分の付け根か、芽のついている部分の少し先。 注意することとして、幹から生えている枝を剪定する際に幹に傷をつけないことがあげられる。 というのも幹から出る枝の根元は幹におおわれた形になっており、この部分まで落とすと幹が傷つき、最悪枯れてしまうからである。 また、残す芽は幹から見て枝の外側についているか内側についているかで成長後の枝の広がり方が変わってくる。 それも考えて切る位置を決める。 部品 おとした枝をまとめる 作業が終わったら枝をまとめて処分する。 作業を始める前に樹木付近の地面にシートをしいておいたり、ほうきを使うと細かな枝を集めるのが楽になる。 部品 枝の処理方法 集めた枝を処理する。 細かな枝は乾かした後に焼却するか、足で踏み砕いて腐葉土にして肥料として活用する。 太い枝は乾かして薪にして利用する。 部品 犬や猫、その他の生き物のもふもふの感触を堪能する ふわふわだったり、もこもこだったり、さらさらだったり、ちょっとごわごわしていたり、そんないろんな生き物の毛の感触を存分に堪能するための技術である。 部品 まずはご挨拶となでなでから もふもふをいきなり行うのは御法度である。まずは声を掛けたり、手を差し出して匂いをかがせたりと相手に合った挨拶をしたのち、身体をなでなでさせてもらうところから始めるべし。その後、相手が許してくれるようであればもふもふへと移ろう。 部品 愛情と感謝を込めて接する もふもふは独りよがりにするものではない。もふもふさせてもらう相手への愛情と感謝の気持ちを忘れずに行うべし。 部品 終わったら毛並みを整えてお礼を伝える 存分にもふもふをさせてもらったら、もふもふで乱れた毛並みがあれば整えて、もふもふのお礼を言おう。もふもふに礼儀あり。きちんと接することでまた今度もふもふさせてもらえるかもしれないのだから。 インポート用定義データ [ { "title" "メー・メーメー(PC)", "part_type" "group", "children" [ { "title" "メーメーのこれまでの来歴", "part_type" "group", "children" [ { "title" "来歴", "description" "18歳の女性。 \n北国人特有の白い髪、白い肌を持つ。 \n他力本願で頼れる人にくっついていけばなんとかなると思っている。 \n農村生まれで動植物の世話が好き。動物をもふるのも好き。田舎者ゆえに都会的・貴族的なものに憧れている。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" false }, { "title" "メーメーの人物像", "part_type" "group", "children" [ { "title" "金魚の糞の性質", "description" "自分がこれと思った相手にくっついていく。\n行動・言動は常にその人の後を追い、味方になり、手助けしようと気を配り、その相手がいる間は自信満々だがいないと不安になる。\nなのでいつも好きな香りのハーブで作ったポプリを持ち歩き、不安になるとその香りでリラックス(気休め程度)するようにしている。\nもちろん物理的な糞ではない。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "人の役に立ちたいという想い", "description" "人の役に立てたらいいなと思っている。 \nこんな自分にも何かできることはあるはずと、持っている力は少なくてもベストを尽くしてがんばる。 \nが、それが本当に人の役に立っているのかは不明。\n特に困っている人の手助けをしたいと思っている。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" false }, { "title" "メーメーの外見的特徴", "part_type" "group", "children" [ { "title" "腰まである白髪 ", "description" "北国人特有の白髪を腰にまで届く程伸ばしている。よく手入れが行き届いており、艶があって手触りもいい。\n人に何か伝えたい時などに注目を集め見る相手に好印象を与えるが、毎日の手入れは大変。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "変転する表情", "description" "思っていることが意図せず表情に出てしまう。 \nうれしい時はうれしそうな顔に、悲しい時は悲しそうな顔になる。困った時、怒った時もそういう顔になっている。 \n思っていることが伝わりやすい反面、ポーカーフェイスは苦手。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" false }, { "title" "メーメーの対人関係能力", "part_type" "group", "children" [ { "title" "わからなくなったら相談できる", "description" "要領が悪いため少しのことでも理解するまでに時間がかかる。\nしかし、「どうしたらいいかわからなくなったら人にきけ」ということを教わっているため、困ったら尋ねたり相談したり指示をあおいだり助けを求めたりできる。\n政庁にも週一で報告に行っている。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "人の話を聴くことができる", "description" "相手の話に集中してよく聴くことができる。\n生い立ちやいい分は人によってそれぞれ違うのでそれを念頭に置いて聴く。たまに相槌をうち、意見を求められたら自分の意見を伝える。\n新しい知識が増えたりして割と楽しい。\n人間関係の修復にも使える。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "よんた国民としての週一回の報告", "part_type" "group", "children" [ { "title" "報告の概要と内容", "description" "地域の中から代表者に選ばれたものが政庁へ週一回通いそこで日頃の噂や起きた出来事や国民から出た意見を政庁に勤めているご意見担当の人に報告する。仕事で忙しい時は手紙をしたため、信用できる人が代わりに政庁へ赴き手紙を渡すことにより報告できる。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "政庁までの道程", "description" "さほどのことがない限りは歩いて行く。お腹が空いているとふらふらと店に立ち寄ってしまうのでご飯を食べてから行くとスムーズにたどり着く。帰りは街をめぐったり買い物をして帰るなど各自好きに行動する。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" false } ], "expanded" false }, { "title" "メーメーの日常生活", "part_type" "group", "children" [ { "title" "観光してる感じの移動法", "part_type" "group", "children" [ { "title" "きょろきょろしながら歩く", "description" "周囲をきょろきょろしながら歩く。\n障害物にぶつからないのはきょろきょろすることで危険を未然に察知しているからである。\n人に見られると少し恥ずかしい。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "ほどほどに走れる", "description" "日々の生活を送るために多少の距離なら走って移動することができる体力を持っている。\n待ち合わせに遅れそうな時なんかには特に役立つ。\nしかし、休息もとらずに延々と走り続けることはできない。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "安全に移動する", "description" "歩く時も走る時も周囲に気を配ると安全に移動できる。\n足元の石ころやでっぱり、水濡れ、ふらふらしている人、急な飛び出しなど危険なものは避ける。\n急がずに待つ。お先にどうぞの心構えが安全の秘訣。\nしかし危険が差し迫っている時は迅速に行動する。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "全身の感覚を利用する", "description" "目だけに頼るのではなく、耳から入る音、踏みしめた足元の感触、肌に触れる空気など全身の感覚を利用して周囲の状況を感じ取ることが、安全に移動する助けになるし、移動を楽しむことになる。", "part_type" "part" }, { "title" "交通機関を利用する", "description" "バス・電車・タクシーなどの公共交通機関を利用する。\nお金の準備と料金の支払い方さえわかれば、遠距離もスムーズに移動できる。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" false }, { "title" "素人っぽい料理の仕方", "part_type" "group", "children" [ { "title" "それなりに料理を作れる", "description" "親や職場で教えてもらって、「具材を切る」「火を通す(煮る・焼く・炒める)」「味付けする」程度のことはできる。\n野菜の皮むきなどの下ごしらえ、包丁の使い方、調理器具の使い方、調味料の使用法もわかっている。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "事前にそろえる", "description" "作りたい料理に合わせて道具と材料をそろえる。\n事前に用意しておかないと、途中まで作って完成直前に肝心のものがない!なんてことになりかねない。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "レシピを参照する", "description" "料理の作り方をまとめた書物や、作り方を教えてくれた人の話、その時のメモなどを活用する。\n自己流はある程度料理ができるようになってからでないと悲劇を生む。", "part_type" "part" }, { "title" "持ち場を離れない", "description" "料理の間は持ち場を離れてはいけない。火を使う時は特に。\n時間のかかる料理(煮込み料理など)の間はヒマを持て余して別のことをしたくなるものだが、焦がしたくなければその場にとどまった方がいい。", "part_type" "part" }, { "title" "ちゃんと味見をする", "description" "料理が完成する一歩手前で、一回ちゃんと味見をしよう。\n中まで火が通っているかどうか、味はどうか。\n火が通っていなければもう少し加熱する。味が物足りなければ塩加減、味の濃さの調整をする。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" false }, { "title" "簡単お片付け", "part_type" "group", "children" [ { "title" "そうじ道具をつかう", "description" "あたりまえだがそうじ道具を活用すると掃除が楽になる。\n古典的なものでは、ほうき、ちりとり、雑巾、はたきなど。それらの道具の使い方を知っている。\nまた、それぞれの場所に掃除するのに必要なそうじ道具を置いて、道具を取り出す手間を減らす。\n流し台に洗い物道具、居間にほうきとちりとりなど。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "指定位置を作る", "description" "ものの指定位置を作っておいて、使ったらそこに戻す。\nしまうところを作っておいて、同じカテゴリのものはとりあえずそこにしまう。\n一時保留の置き場も作る。\n最終手段として、よくわからないものは一か所にまとめて何かで覆いをして隠す、という手もある。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "いらないものは捨てる", "description" "何かメモした紙や枯れた花や壊れてしまったものは思い入れのあるもの以外、捨てる。\nなんとなくもったいないなと、とっておくとたまる一方である。\n人の持ち物の場合はその人に許可を取ってから捨てること。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "床にものを置かない", "description" "床にものを置いていくと、なにもしなくても散らかっているように見えるものである。\n床には一時置き程度にして、必要な家具や敷物以外できるだけものを置かないようにする。\n絶対そうしないといけない訳でもなく、気にかける程度でそんなに神経質にならなくてもいい。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "たまに拭く", "description" "テーブルや窓などはたまにでもいいので拭く。\n埃がとれるとスッキリしてきれいにみえる。\n例外として食卓は毎日拭いたほうがいい。", "part_type" "part" } ], "expanded" false } ], "expanded" false }, { "title" "メーメー農民(食料生産者)になる", "part_type" "group", "children" [ { "title" "見よう見まねで農業を始める ", "description" "せっかくよんた藩国にいるので自分でも農業をやってみようと見よう見まねで畑づくりを始めた。 \n農作業のお手伝いから始めていろいろ教えてもらって野菜を作れるようになった", "part_type" "part" } ], "expanded" false }, { "title" "農民", "description" "Default Root", "children" [ { "title" "農業の道具", "description" "畑を耕すための鍬・鋤、刈り取るための鎌、土を起こすためのシャベルとフォークや、麻ひも、支柱、ハサミ、寒冷紗、黒マルチなどあると便利なものが一通りそろっている。耕耘機、草刈り機なども使用する。\n道具は丁寧にあつかい、手入れも欠かせない。それでも使い減りしたものは新しいものに変える。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "農業の知識", "description" "畑の管理方法、作物に合わせたそれぞれの季節に行うべき基本的なことを一通り知っている。農具の扱い方、土づくり、肥料の種類、種の蒔き時、苗の植え時、育成方法、草引き、害虫駆除、病気への対処、収穫、加工、保存方法、市場への出荷など多岐にわたる。\nまた、既存の知識にうぬぼれることなく、近隣農家との交流や国の広報、本からの知識を学んでより良い方法を学ぶことも忘れない。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "農家の知恵", "description" "輪作、混作、混植をすることで、土地がやせることを防ぎ病虫害の発生をおさえられる。こうすることで農薬を使う機会を減らせ、収穫量も安定する。安心安全でおいしい野菜が食べたいよね。", "part_type" "part" }, { "title" "農作業をする", "description" "朝早く起きて日が沈むまで太陽と共に仕事をする。時期や作っている作物に合わせて、土づくり~出荷までいろんな作業がある。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "果樹栽培", "description" "野菜だけではなく果物も栽培している。リンゴやナシ、柿、葡萄などバラエティー豊か。それぞれ果樹園がある。常設のビニールハウスでのイチゴ栽培もおこなっている。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "農家のヒツジ", "description" "農家の各家庭に羊がおり、毛糸の材料として大切に飼育されている。素材は余すことなく肉、皮も利用する。主に国内で消費される。毛を刈る春に向けて、冬は毛の品質管理に集中する。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "牧羊犬との絆", "description" "農家のヒツジの総数はさほど多くはないが、忙しい時期は犬がヒツジの見張り番をしてくれる。\n牧草地で草をはむヒツジを迷子にならないように見守り、時に誘導してくれる犬はたいへん頼もしくかっこいい。\nこの犬の働きに報いるため、その日のおやつは2割増しになる。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "生産者になるための6年", "description" "これらの道具の使い方、技術の習得には6年間かかり、学校や師の元で学ぶことによって生産者としての真価を発揮する。", "part_type" "part" }, { "title" "生産者のこころ", "description" "Default Root", "children" [ { "title" "代々受け継がれた知識", "description" "農家、漁師の家系で先祖代々受け継がれてきた職業上重要な知識。\n各家に様々な形で伝え残されており、これを知っているとその地域での農業、漁業がやりやすくなる。\n内容はまちまちで、季節によって変わる風の吹き方や性質、土地の性質、海流の向き、良い漁場、天気についての豆知識など。信用のおける者にしか伝えられない。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "美味しいの言葉", "description" "丹精込めて作った農作物や、漁で獲った海産物を誰かに食べて貰った時に、美味しいねと自然と溢れる笑顔を見ると生産者として次も美味しいものを作ろうとより頑張れるのである。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" false, "part_type" "group" }, { "title" "食料生産者", "description" "Default Root", "children" [ { "title" "制限", "children" [ { "title" "年齢", "description" "食料生産者は、青年以上が就労する。\nこれは藩国の法令により、未成年者の就労が禁止されているからである。\nまた、すでに就労している者も、老年以上になって体力が衰えると自主的に引退する。\nこの制限によって、食料生産者は食料生産に必要な体力を習得する。\nこの制限を維持するために藩国は、経済的に困窮した未成年者や引退者に対して公的な生活保障を制度化している。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "経験", "description" "食料生産者は、他の食料生産者から食料生産の実地訓練を2年間受けてから就労する。\nこの2年間の師事によって、食料生産者は食料生産に必要な技能を習得する。\n食料生産者の子弟が自分の家族や親戚に師事することが一般的だが、藩国は食料生産者学校も公営している。\nこの学校では食料生産者の子弟以外でも、実地訓練を受けられる。\nまた食料生産者の子弟も、より体系化された発展的な食料生産技能を習得できる。\n藩国は国民に対して広く門戸を開くために、学費の補助や返済不要の奨学金を制度化している。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "法令遵守", "description" "食料生産者は、藩国の法令を遵守する。\nその代わりに法令を遵守する食料生産者は、制度化された公的な援助を藩国から受けられる。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "持続可能姓", "description" "過度な食料生産は環境破壊や資源枯渇をもたらして、食料生産力はかえって低下してしまう。\nこのため、環境破壊や資源枯渇をもたらす過度な食料生産は、藩国の法令で禁止されている。\nこの制限によって、食料生産力の成長性を習得する。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "産地証明", "description" "産地の偽装は食の安全性や消費者の信頼を低下させて、食料供給の安定性が失われてしまう。\nこのため、産地の偽装は藩国の法令で禁止されている。\nこの制限によって、食料生産力の安定性を習得する。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "技能", "children" [ { "title" "体力", "description" "土壌の掘り起こし・種苗の播植・雑草の防除・収穫、家畜の餌やり・糞尿の処理、漁船の操業・漁網の巻き取りなど、食料生産に必要な筋力や耐久力を習得する。\nこの技能は、重装備の運搬や人命救助など軍事や防災などにも応用できる。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "動植物知識", "description" "栽培作物の性質や加工方法、家畜の習性や騎乗方法、魚介類の生態など、動植物に関する知識やそれを取り扱う技術を習得する。\nこの技能は、生薬の製造や労働力としての動物利用などにも応用できる。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "土木作業", "description" "農地の開墾や灌漑、畜舎や牧柵の建設、漁港の整備など、土木作業に関する知識や技術を習得する。\nこの技能は、掩体構築や護岸工事など軍事や防災にも応用できる。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "天候予測", "description" "作物栽培は言うに及ばず、牧草や飼料の生育、漁船の操業など、食料生産には天候が重要である。\n食料生産者は食料生産のリスク回避のために、気象に関する知識やその予測技術を習得する。\nこの技能は、作戦の立案や災害の警戒など軍事や防災などにも応用できる。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "操縦", "description" "農業用トラクターやコンバイン、漁船など、操縦に関する知識や技術を習得する。\nこの技能は、機械操作や修理にも応用できる。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" false, "part_type" "group" }, { "title" "メーメー、メイド(侍女)になる", "part_type" "group", "children" [ { "title" "憧れのメードに", "description" "よんた藩国ではメードにもなれると聞き、メード養成所に通って訓練を受けて、憧れのメード系職業についた。 \n人見知りするたちの自分には向いてないと思っていたが憧れの方が強かったらしい。 \nメードの仕事が暇な時は農家に、畑が雪に覆われる時はメードとして出仕する兼業メードになった。\n", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "侍女の投票権なし ", "description" "メーメーは帝國慈愛教会投票権を持っていない。宰相の許可を受けていないからである。 \n入国して日の浅い自分がそんなことできるとは夢にも思っていない。", "part_type" "part" } ], "expanded" false }, { "title" "[[侍女(職業よんた版]])", "children" [ { "title" "国営のメード養成所に入所", "description" "国民であれば身分を問わず門戸は開かれているが入所には年齢制限はあり10歳~18歳までとする。また予算とスペースには限りがあるため年一度抽選制で人数を制限している。またこの抽選にて不正を行ったものは養成所側であれば失職のうえ処罰。入所希望者であれば入所資格剥奪とする。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "メードガイもいる", "description" "侍女と名がついているがこの国はよんた藩国であった。男でもメードにはなれる。養成所の門戸は開かれていた。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "メード課程1年目", "description" "侍女であるまえにメードであることから、まず基本的なメードとしてこの年度で読み書き、計算と掃除、洗濯、料理などの業務や行儀作法を学ぶ。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "メード課程2年目", "description" "寝室や客室の整備、給仕、接客や来客の取次ぎ、子守などを学ぶ。他者と関わる部分でもあるので他者を労わる心配りについても教える。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "メード課程3年目", "description" "1、2年目の復習と応用。またこの年度の最後に筆記と実務で試験を行い3年間の内容把握が出来ているかを考査する。", "part_type" "part" }, { "title" "3年のメード課程修了後", "description" "試験に合格し修了すれば二つの道が用意される。1、通常のメードとして世に出て市井で業務する。2、出仕のための侍女課程へ進む。の2択である。市井に出てもメードとしてひとおりの仕事は出来るように教育されている。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "侍女課程1年目", "description" "肉筆で書類を書く場合のためのペン習字、書類作成(尚書省準拠の物とする)、機密保持などの職務倫理について教える。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "侍女課程2年目", "description" "収支記録をつけるための簿記をみっちり学ぶ。どの部署でも仕事ができるように複式、単式の両方を教えている。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "宮廷メード課程", "description" "宮廷での行儀作法、貴族との付き合い方、女主人のための化粧、髪結い、服、靴などの選択の仕方、衣装管理を学ぶ。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "侍女修了試験", "description" "6年間のまとめを見るための筆記、実技試験と人格面をみるための面接(面接官は固定化しないよう年度ごとに交代している、政庁勤めに向いているかを確認するためのもの)を行い、合格すると侍女として採用される。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "修了試験後の進路", "description" "合格すれば政庁勤務となる。不合格でも再試はあり3年度先まで年一度で計3回挑戦できる。また試験に落ちてもあくまで政庁勤め(吏族)に向かないというだけで通常の侍女メードとしての仕事はできるスキルは身につけられる。国で紹介状を書くなど先々の相談には乗るようにはしている。", "part_type" "part" }, { "title" "女官服", "description" "清楚さと有能さをイメージした白と紺を基調とし、 立て襟にフリルでエレガントさを加え、スカートは控えめなパニエで広がりすぎないようになっている。 なお宮廷向けに生地は通常よりよい物を使ってはいるが普通の布地である。メードガイでもこれを着用する。スカートはロングなのですね毛は見えない。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "吏族出仕", "description" "政庁勤めの侍女はその書類作成技能から尚書省より許可があれば吏族として尚書省に出仕することが出来る。出仕中は尚書省の吏族として扱う。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "書類作成", "description" "収支記録、議事録、報告書、見積書・請求書など政庁や尚書省で必要な書類を作成し管理する。国にとっての重要な仕事である。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "データ管理", "description" "財務、運輸などデータ管理が必要な部門にて記録し管理する。この記録がなければ国は成り立たない仕事である。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "掃除", "description" "普段は出仕が主な仕事であるが、仕事場の衛生管理、整理整頓のために日々の業務に支障のない範囲で行われている。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "料理", "description" "出仕中、家に帰れればいいがそうもいかずに泊りがけの仕事になることもないとはいえない。そんなときに同僚に夜食を作ったりしている。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "給仕", "description" "政庁にて来賓にお茶を出したりする。出すものはどの国からの来客か考えた上であった物を出す。ただし相手の指定があった場合はその限りではない。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "接客", "description" "相手を不快にさせずかつたわいもない話題を選んで来客の雑談相手になる。とはいえコミニュケーションに完璧はない。あくまでも出来うる範囲でである。", "part_type" "part" }, { "title" "部屋の整備", "description" "来賓用の部屋や宮廷であれば寝室も整備をする。掃除もその一環ではあるが、ここでは調度品の管理やコーディネートも含まれる。", "part_type" "part" }, { "title" "行儀作法", "description" "相手を不快にさせないようにマナーを守ることは侍女の業務を行うにあたり円滑にこなすのに必要なことである。また他国の来賓に合わせた習慣を出来る範囲であわせるのも重要である。", "part_type" "part" }, { "title" "ファッションコーディネート", "description" "主人を立てるため場面場面に合わせた衣装、装飾品、靴などを提案する。提案は主人の手持ちのものの範囲で行うように心がけている。", "part_type" "part" }, { "title" "帝國慈愛教会投票権", "children" [ { "title" "投票権", "description" "宰相より投票権の許可を得た侍女のみがその権利を得る。また不正などを行った場合その剥奪権も宰相にあるものとする。", "part_type" "part" }, { "title" "支援金", "description" "15億わんわんを4国分、その配分は侍女の投票結果を宰相に報告し決定される。余剰金が出た場合は別途相談の上で支援を行う。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" false, "part_type" "group" }, { "title" "メーメー趣味の来歴", "part_type" "group", "children" [ { "title" "剪定をはじめる", "description" "暇つぶしに庭いじりを始めるとこれがなかなか楽しい。 \n手始めに庭木の剪定を一通りできるように剪定の勉強を始めた。", "part_type" "part" } ], "expanded" false }, { "title" "剪定を極める(趣味)", "part_type" "group", "children" [ { "title" "剪定を極めるとは", "part_type" "group", "children" [ { "title" "剪定がなぜ必要か", "description" "樹木の手入れをする場合、枝の整理をすることで見栄えを良くし、樹木も健やかに育てることができる。 \n具体的には、枝をすくことで風通しを良く、虫がつきにくくなる。また、枝が充実し、花、実がつきやすくなる。 \nしかし、植物にとって回復に時間と労力を費やすことなので、むやみに剪定することは控えよう。", "part_type" "part" }, { "title" "剪定を極めるための条件 ", "description" "剪定を極めるためには、植物の世話をするのが好きな者・植物を好きな者・庭作りが好きな者のいずれかが、6年ほど剪定の修行を積まなくてはならない。", "part_type" "part" }, { "title" "剪定後の木を眺める ", "description" "木を見て、その枝ぶり、全体の姿形、幹の樹皮の質感、日をすかす葉、一時の花、枝についた実などの美しさを目で堪能する。 \nうまく剪定ができた後、これをすると充実感が味わえる。", "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "木の枝を剪定する", "part_type" "group", "children" [ { "title" "枝を剪定する", "part_type" "group", "children" [ { "title" "剪定に必要な道具", "description" " 枝の太さに合わせて木バサミ、剪定バサミ、剪定ノコギリを使い分け、手が届かない高い所の枝には、三脚脚立、梯子を利用する。 \n刈り込みバサミは広い範囲の細い枝を一度に処理できる。 \n小刀は切り口の整形に使われる。 ", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "慎重に枝を切る", "description" "剪定は晴れた日に行ない、雨が降っている日はしない。 \n雨の日の作業は危険であるし、そうしないと樹木の切り口が乾かずそこから腐ってしまう恐れもある。 \n剪定を行う時は周囲に人がいないか確認してから、見極めた枝を知識を駆使して切る。 \n太い枝の場合は、まず切りたい枝の下(地面側)に鋸で浅く切り込みを入れる。 \n次に、切り込みを入れた反対側の、幹から少し遠い位置から切り落とす。(こうすることで樹皮がめくれることを防ぐ) \n最後に切り口がなめらかに平らになるように整える。 \n刃先が別の枝や幹に当たって傷つけないか、切った後の枝のしなり、倒れる方向で怪我をしないかをしっかり確認して事前に予防する。", "part_type" "part" }, { "title" "枝の切り戻し", "description" "伸びた枝を途中まで短く詰めること。大きさを留めたり、花付き、枝を増やしたりできる。下手すると枝が枯れこんだり、新しい枝や徒長枝が大量に出てきて手が付けられなくなる。", "part_type" "part" }, { "title" "強剪定", "description" "木の骨格となる太い枝を落とすことを強剪定という。下手すると樹勢を低下させ最悪枯らしてしまうのであまり行わないほうがよい。 \nまた、木によっても耐えるものと耐えられないものがあるので、しっかり調べてからにすること。", "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "樹木の形を整える", "part_type" "group", "children" [ { "title" "刈り込み", "description" "生垣などに使われる葉が密に生える常緑樹の姿を整えるために全体的に刈り込む。 \n時間をかけて毎年繰り返すと、動物やアーチなどいろんな形を作り出すことができる。", "part_type" "part" } ], "expanded" true }, { "title" "剪定知識", "part_type" "group", "children" [ { "title" "剪定の時期", "description" "樹木によって異なる。 \n大まかに、冬になると葉を落とす落葉樹は冬に、冬にも葉がついたままの常緑樹は芽出しの時期に剪定を行う。 \nまた、花を愛でるための植物は、時期を間違うと花がつかないので、花芽を落とさないように花後に刈りこむものもある。", "part_type" "part" }, { "title" "忌み枝", "description" "樹形を乱す枝を忌み枝といい、その枝を選んで剪定する。 \n主な忌み枝は、枯れ枝、病気枝、下垂枝、勢いよく伸び上がる徒長枝、枝が交差してしまう交差枝、幹の方に伸びる逆行枝、上下に位置し同じ方向に平行に伸びる平行枝、伸びると木が大きくなりすぎてしまう枝、胴ばえ、ひこばえ。", "part_type" "part" }, { "title" "枝をおとす位置", "description" "全体の樹形をみて、どんな形にするか、そのためにはどの枝を切るかを考える。 \n枝の枝分かれする部分の付け根か、芽のついている部分の少し先。 \n注意することとして、幹から生えている枝を剪定する際に幹に傷をつけないことがあげられる。 \nというのも幹から出る枝の根元は幹におおわれた形になっており、この部分まで落とすと幹が傷つき、最悪枯れてしまうからである。 \nまた、残す芽は幹から見て枝の外側についているか内側についているかで成長後の枝の広がり方が変わってくる。 \nそれも考えて切る位置を決める。", "part_type" "part" } ], "expanded" true } ], "expanded" true }, { "title" "枝を片づける", "part_type" "group", "children" [ { "title" "おとした枝をまとめる", "description" "作業が終わったら枝をまとめて処分する。 \n作業を始める前に樹木付近の地面にシートをしいておいたり、ほうきを使うと細かな枝を集めるのが楽になる。", "part_type" "part" }, { "title" "枝の処理方法", "description" "集めた枝を処理する。 \n細かな枝は乾かした後に焼却するか、足で踏み砕いて腐葉土にして肥料として活用する。 \n太い枝は乾かして薪にして利用する。", "part_type" "part" } ], "expanded" true } ], "expanded" false }, { "title" "もふもふ(技術)", "part_type" "group", "children" [ { "title" "犬や猫、その他の生き物のもふもふの感触を堪能する", "description" "ふわふわだったり、もこもこだったり、さらさらだったり、ちょっとごわごわしていたり、そんないろんな生き物の毛の感触を存分に堪能するための技術である。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "まずはご挨拶となでなでから", "description" "もふもふをいきなり行うのは御法度である。まずは声を掛けたり、手を差し出して匂いをかがせたりと相手に合った挨拶をしたのち、身体をなでなでさせてもらうところから始めるべし。その後、相手が許してくれるようであればもふもふへと移ろう。", "part_type" "part" }, { "title" "愛情と感謝を込めて接する", "description" "もふもふは独りよがりにするものではない。もふもふさせてもらう相手への愛情と感謝の気持ちを忘れずに行うべし。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "終わったら毛並みを整えてお礼を伝える", "description" "存分にもふもふをさせてもらったら、もふもふで乱れた毛並みがあれば整えて、もふもふのお礼を言おう。もふもふに礼儀あり。きちんと接することでまた今度もふもふさせてもらえるかもしれないのだから。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" false } ], "expanded" true } ]
https://w.atwiki.jp/galgerowa2/pages/561.html
OVER MASTER (超越) 1 ◆Live4Uyua6 次なる段階。星空の向こうのそのまた向こうを目指す彼と彼女達は遂にその足をかけるべき梯子の元へと辿りつく。 一段一段、確かめながら。二段、三段、七段までと。彼と彼女達は上を目指す。 共に行く仲間と手を取り合い、遠ければ声をかけ、また時には荷を肩代わりし、赤い星を目印にただ天を越えようとただ登る。 舞台の上に立てられた一つの梯子。迷いはないけれど、おっかなびっくり彼と彼女達は手を伸ばし足を踏む。 そんな彼らを地割れの中、谷の底。地獄の暗がりから見上げる者共がいる。 鬼か悪魔か亡者か躯かはたまたそれともまた別のものなのか。無数の瞳が羨ましげに底より見上げる。 騙し賺し裏をかき、妬み嫉み怒りに狂う。煮て煮て煮て煮て、煮て混ぜて、釜の中身を黒く煮詰める。 星を越えよと天に昇る。星を迎えよと獄に篭る。逃げる追う。追われて逃げる、逃げて追う。しかして今はまだ追いつかぬ。 - ギャルゲ・ロワイアル2nd 第二幕 連作歌曲第三番 「OVER MASTER (超越)」 - 一つと、二つ。そして三つ目の場面は天地を舞台に演じられる。 以前よりも忙しなく、スロウステップよりクイックなターンで、まずは彼らは目の前の塔を登り始める――…… ・◆・◆・◆・ 「はぁ……、ぶるじょわじー……」 古代ギリシアの神殿を支える円柱。それをそのまま巨大化させたかの様なデザインの高級カジノホテル――”Dearly Stars”。 西日に当てられ薄く橙色に染まったその中へと足を踏み入れ、美希や同行する面々は再び感嘆の溜息を漏らした。 目の前には走り出したとしても早々には端へと辿り着けないほどの広さのロビー。 丁寧に研磨され鏡のような光沢を持つモザイクデザインされた大理石の床に、その上を走る落ち着いた赤の絨毯。 四階までを吹き抜けにした高い天井からぶら下げられているシャンデリアは、ここにいる6人が手を回したよりも大きいだろし、 先ほど九条達と別れ那岐達の下へと向かった九郎と碧を乗せていた愕天王の巨体よりもなお大きいかもしれない。 「ここだけで美希のお家よりも何倍も広いですねぇ……」 キョロキョロと見渡せば、黄金の呼び鈴が置かれたカウンターに、意匠の細やかな椅子と机が並んだラウンジが見られる。 その向こう側には小さいながらも――とは言っても街角で見かけるものよりかは立派なギャラリーやライブラリーがあり、 振り返ってみれば、外壁に当たる部分にはめられたクリスタルのような硝子が夕日をキラキラと跳ね返していた。 「むむむ……」 さて上階に上がろうかということになり、エレベータホールへと来たところで美希はまた唸り声を漏らした。 彼女が見つめているのはエレベータの脇にある一枚の案内板だ。 メインの娯楽施設であるカジノはもとより、カフェを兼ねたレストランにバー、屋内プールにフィットネスクラブ等々。 更に、上階には映画館やショッピングモールまであるご様子で、美希としてはもうここまでくると少し呆れてしまっていた。 もっとも、今日明日。場合によればその先もここで寝泊りするわけだから、娯楽や暇つぶしに事欠かないのは正直嬉しいのであるが。 「あら。ここは13階が”ある”のね」 同じく案内板を眺めていたファルの言葉を聞いて美希はふむと首を捻る。 どうやらこのホテルは14階建てであるらしく、だったら13階があるのは当たり前で、ファルが何を問題にしているのか理解できない。 「そうね。”13”は忌み数。 故にこういったホテルなんかじゃ、13を飛ばして12、14、15などと階数をつけていくのが通例だけど……」 ここを用意した自称幸運の女神はそれを気にしなかったようね。と、補足する九条の言葉を聞いて美希はようやく理解した。 13日の金曜日とか、タロットカードの13は死神とか、そういうもので13が不吉な数字だというのは彼女もなんとなしに知っている。 「とは言え、どうしようかしら……?」 そう言って、九条は年齢からすれば可愛らしい仕草で小首を傾げた。 彼女によれば、最上階より一つ下――つまりは件の13階を拠点として確保しようと予定していたらしい。 同フロア内にある部屋の数や、ミーティングや食事に使う大部屋の有無。その他諸々の条件に合致するのがそこだったということだ、 しかし、実際に来てみたらそのフロアは”13階”だった。勿論、忌み数などは迷信と一蹴すれば問題ないのだが―― 「アポロ13は科学が迷信を越えると信じ、あえて忌み数を使って、しかし結果として事故にあったのよね」 ――これからロケットに乗ろう。などと考えている身としては、少し以上に縁起のよくない数字なのも確かであった。 しかも、ここは普通に考えたら迷信や作り話でしかない魔法や妖怪が跳梁跋扈する世界である。 くわえて、あのナイアという幸運の女神のいやらしさを考えるならば、どうにもここは無視できないような気もした。 「じゃあ、”ラッキー7”でいきましょう!」 同じ迷信なら明るい方がいい。 そう思って美希は7階を指定し、九条は案内板を少し見た後、特に問題はないだろうとそれを了承しエレベータのボタンを押した。 エレベータの箱が下りてくるまでの少しの時間を彼らはじぃっと待つ。 「ねぇ、なつき。なつきのいたニホンでは7は幸運の数字なの?」 「ん? あぁ、そうだな。七福神とか言うし」 エレベータの扉の上に飾られたプレートの中で数字が一つずつ小さくしてゆく――7、6、5、4――…… 「(私が7と聞いて思い浮かぶのはヨハネの黙示録における七つの災いだけど……これは言わない方がいいわね)」 「てけり・り」 そして、ティン♪ ――と、エレベータがベルの音を鳴らして彼女達の前に到着した。 ・◆・◆・◆・ 夕暮れも落ち着き、景色が濃い橙色から薄い紫色になろうという頃合。 薄闇の中に派手な電飾の光を浮かべる歓楽街の中を一頭の怪獣がけたたましい音を立てて疾走していた。 硬いアスファルトの上に蹄の跡を残し、落ち行く陽に背を向けて一路東へと猛進している。 怪獣の名前は愕天王と言い、その背中にはその主である碧と、振り落とされましと彼女にしがみつく九郎の姿があった。 二人だけがなぜ九条達と別れこんなところにいるかというと、もう片方のグループである那岐達と途中合流する為だ。 元より彼らが予定していた博物館での物品回収だが、連絡によると人力だけで持ち出すのにはかなり困難な物があったらしい。 そこで白羽の矢が立ったのが碧のチャイルドである愕天王。彼女の操るこの怪獣であれば例え家ほどの大きさがあるものでも運ぶのは容易い。 だが、運ばなくてはならないので一つだけではないらしい。 なので九郎も彼女に同行することとなり、この後遊園地で那岐達と合流。そこで大型トレーラーを手に入れる算段となっている。 「九郎く~ん。ちょっと触ってるところがきわどくない~?」 愕天王の背中。首元に近い位置で仁王立ちになり、鉾槍を振るって怪獣を操る碧は後ろから腰に腕を回す九郎へと声をかけた。 急ぎということもあって乗り心地を無視した走りではあるが、そのしがみつき方はちょっちオーバーなんでない? と。 「アルちゃんがいるからさー、九郎くんってロリコンなんじゃないかな~って思ってたんけど、 実はおねーさんみたいなナイスバディの方が好みだったりすのかな? この男の子め。もうもう~♪」 「いやいやいやいや! 違いますってばっ! ――っていうか尻を押し付けないでくださいよ!」 ひとふざけし、大笑いすると碧は大きく鉾槍を振り回した。 呼応して愕天王が象のような足で地面を強く踏みしめ、その巨体を跳躍させ、高い柵を跳び越し、また轟音を立てて着地する。 振り回されていた九郎がやっとのことで顔を見上げると風景は一変しており、そこはまた煌びやかな遊園地の中だった。 「はいはい、もうすぐ那岐くんとの待ち合わせ場所にご到着っと、――――あれは!?」 遊園地内にある飲食店街の一角。何の変哲もないただの喫茶店。その軒先を通り過ぎた時、二人の口からあっと声が零れた。 愕天王は止まらず、喫茶店はどんどん背後に遠ざかってゆく。まるで、その場所を置き去りにしてゆくがごとくに。 「碧ちゃん……」 「うん。わかってる……」 蹂躙され破壊し尽くされたオープンテラス。散乱したテーブルや椅子の間に見えた黒ずんだ赤色は紛れもない死色。 早すぎた希望の星の墜落。リトルバスターズ崩壊の悲劇。この楽しげな風景は二人の心に悔恨の念を浮かび上がらせる。 「あの時は、私も九郎くんも力が足りなかったし、行動も遅かった――」 「――ああ。色々駄目だった。過去に戻れるなら自分をぶん殴りたいぐらいに」 橘平蔵が命を投げ打ち身を挺してまで活路を開いたにも関わらず、碧も九郎も仲間を守ること叶わず地に伏せることとなった。 そして、今も残っているのはなんとか逃げおおせた柚明のみで、ここで、また別の場所で仲間達は皆、全員が命を失ってしまったのだ。 正義を標榜しておきながらのこの体たらく。ここだけでなく、いつどこでだって、正義の味方は遅すぎ、正義は全うされなかった。 「でも、今は――」 「――ああ。振り返っている場合じゃねぇ」 過去を背に愕天王は疾走し、二人はその場よりこの先へとただひた走る。次の出番にはもう遅れまいと、ただひたすらに――……。 ・◆・◆・◆・ 「――ええ、杉浦先生達とは合流できたのね。 そう。もう近くに……わかったわ。ところで、陣取るフロアについてなのだけど、予定していた――……」 幸運の七階。 無数に並ぶ客室とは違い青白い照明の下に樹脂でできた無機質な机が並ぶ、客を迎え入れる柔和さとは真逆のお堅い雰囲気の大部屋。 所謂、商談や会議などのために使う部屋の中に九条をはじめとする6人は移っていた。 それなりの大きさがあるホテルならばこういう一室が用意されているのも珍しくはない。 宿泊する客には様々な人間が想定される。 富豪であったりビジネスマンであったり、特にここのようなカジノがあるならば金の動き、そこから連なる力の動きもよく見られるだろう。 勝負をするにあたって規則を取り決める場合もあれば、談合の用意をするかもしれないし、敗者を弾劾する場にもなりえる。 なにはともあれ、今ここにいる者達にとってもここは必要不可欠な部屋であった。 部屋の隅では先刻立ち寄った劇場より回収してきたPCの設置作業が進められている。 もっとも、今となってはネットワークに接続するのは危険なだけだし、改めてセットアップするアプリケーションもないのだから大した作業ではない。 携帯電話で九条が那岐達と連絡を取っている傍ら、その娘であり同じく電子機器の扱いに長けたなつきが作業を行っていた。 彼女の後ろには手伝おうとして、しかし結局何もすることがなく指をくわえたままのクリス。 そして同じく手が出せない美希とファル、それとダンセイニはもう少し離れた位置でその作業を見守っている。 「――じゃあ、到着したらまた連絡を頂戴。それじゃあ」 打ち合わせが終わったのだろう。美希が見ている前で九条が携帯電話を折りたたんだ。 そんな姿を見るのは今日だけで何回目だろうか。美希は曖昧な記憶を探り、そして少なくとも十数回はあったようだと思う。 確かに連絡を取り合うことは大切だ。それが密であればなおよいのかもしれない。けど、一つ疑問が浮び―― 「簡単な連絡はメールじゃだめなんですか?」 ――浮かんだ疑問を美希はそのまま九条にぶつけてみる。 確かに何度も連絡を取り合うのはいいが、フロアの階数が変わったぐらいなら別にメールで知らせるだけでもいいと思ったからだ。 しかし、九条の口からは彼女が思っていた以上に重い答えが返ってきた。 「確かに山辺さんの言うとおりではあるわね。 けど、この閉じられた狭い世界の中で携帯から発信されたメールを中継するサーバはどこにあると思う?」 問い返され、少し考えて、そして美希はなるほどと相槌を打った。 そう。この箱庭とも舞台ともいうべき狭い世界の中で飛び交う電波を管理しているのは一番地やシアーズといった主催者側なのである。 となれば、他の監視と同じく傍受されているのは勿論。場合によれば偽のメールを送ることも可能なのだ。 「会話にしても絶対安心とは言えないけれども、メールとなるとその真偽は更に曖昧なものになるわ。 だから、出発する前にメール機能は使わないとそう決めておいたのよ」 なるほどさすがですねぇ。と、美希は再び首を上下させた。 美希としては人の間での立ち回りには多少の自信はあるものの、知識に関してはからきしなので頭のいい人にはただ感心するだけである。 そして、そんなところへ粗方の作業を終えたなつきと彼女の後ろをついてまわるクリスが戻ってきた。 「ママ。PCの立ち上げに問題はなし。プリンタのドライバも入れたから印刷ももうできるよ。 デジカメとUSBメモリ。それと山辺の持ってたノートパソコンも一応は用意してある。危険かもだからまだ繋いでないけど」 なつきの報告を受けて九条は「よくできたわ」と褒め、娘の頭を優しく撫でた。 母親をママと呼ぶなつきもそうだが、九条にしても親子としての接し方は生き別れとなった頃のままらしく、傍目には微笑ましい。 ともかくとして、頬を紅潮させたなつきと九条は連れ立ってPCの下へと戻り、そこにはハイテクには無知な3人と1体が取り残された。 「はぁ……」 知らずのうちにファルの口から溜息が漏れる。 ありえたかも知れない可能性――別の世界のクリスの存在に自身を否定されたような気がして打ちのめされていた彼女だが、 それとはまた別の問題でも少なからず自身の存在意義や生き方、運命といったものに疑問を持ち、滅入っていた。 「どうしたの?」 声をかけてくるクリスにファルはなんでもないと首を振り、そして再び玖我親子の方を見やる。 彼女が見ているのは親子――ではなく、”未来”だ。 例えば片手の中に収まるほどの大きさしかない線の繋がっていない電話。 ファルがいた世界。その時代では電話と言えば新聞社や駅、市役所などの中に一つでもあればそれは立派なもので、 それをあんな簡単に扱えて、しかも聞けば子供でも持っているなどという話はまさに信じがたいことであった。 しかも電話の中で手紙を送ることもできるらしい。ファルは手紙と言えば郵便局を介して何日も時間をかけるものしか知らない。 それだけでなく、にわかには理解しがたいコンピュータという、もう魔法と同じにしか思えない箱。 図面や絵画を次々と映し出すその前で玖我親子が交わす専門用語はファルの耳には異世界の呪文にしか聞こえない。 ここに来る途中で見られた電飾の輝きは万国博覧会もかくやと言った風だったし、このホテルにしても夢に見たこともないようなものだ。 見たこともない素材でできた机。知っているものよりもはるかに明るい電灯。ここは何もかもが彼女の世界とは違う。 ここに連れられて来て、その結果として別の世界のクリスを知り、ありえたかも知れない別の可能性を知った。 そして今、新たな可能性をも感じ取ってしまっている。別の、到底ありえはしなだろうがしかし考えてしまう、別の時代というもの。 どうして自分はあそこにいて、ああいう風に生きなければいけなかったのか。後悔はなかったはず。なのに、けれど……。 「(……高槻やよい。あなたは幸せそうよね)」 同じ赤貧の歌い手であるやよいのことをファルは思う。 彼女とは生まれ持った境遇も辿る道も目指す先も少し近しいものがある。故に共感を感じないでもないし、何よりあの歌声が好きだ。 しかし、彼女と自分とは明らかに違うとファルは理解している。 それは何に由来するのだろう? 自身を悪い人間だと嘯いてきたが、しかし本当は――……。 「(――いけない。お昼からどうにも悪い風に、自分を否定しようと考えてしまう)」 またやよいと一緒に歌を歌いたい。 確かめたいのか、寂しいのか、なんとなくの気持ちではあったがファルは心の中に痛みを抱えそう思った。 ・◆・◆・◆・ 海の香り漂うリゾートエリアから雑多な歓楽街へと風景を移し、カジノまではもう目と鼻の距離となった。 吾妻玲二と深優・グリーア、そしてなによりドクター・ウェストが博物館へと引き返したことにより、 那岐を筆頭とした東回りグループは全体の女の子率を大幅に上げ、あともう少しの距離を駄弁りながら進んでいた。 「いやぁ、うるさいのがいなくなって清々しましたねぇ」 「うむ。耳と神経の良い休養となるであろう」 「トーニャちゃんもアルちゃんも、そんなに言ったら失礼だよ~」 「そういう桂も、なんだか妙にスカッとした顔してるじゃねーか」 「私は騒がしいの好きですよ! みんなでワイワイするの、楽しいですっ」 「ウェストさんと一対一で話すのは疲れるけど……私もやよいちゃんに同感」 露骨に晴れ晴れとした表情を浮かべるトーニャ、アル。 顔どころか声まで抑揚に満ちた桂、プッチャン。 すっかり元気を取り戻したやよい、柚明。 「あっ、でもアルちゃん、本当は九郎さんについていきたかったんじゃないの?」 「にゃ!? にゃにゃにゃにゃにを言うか! 年端も行かぬ小娘が、妾をからかおうなど――」 「わかりやすい反応ですねぇ。少しは秘める努力をしないと、いずれカリスマがブレイクしますよ」 「ふふふ。九郎さんったら、私が出会った頃からアルちゃんのことを気にかけて……」 「おーっと! そういや九郎とアルの詳しい関係ってのを聞いてなかったなぁ」 「うっうー! すごく気になります! パートナー同士さんなんですよね? それってつまり――」 女子五名と人形一体はすっかり話に花を咲かせ、その足取りはまさに牛歩のごとくだ。 傍目から見ていても、実に微笑ましい光景である。微笑ましい光景ではある、のだが。 その、傍目から見る者の立場になって考えてみれば、笑い事で済ませられる問題ではなかった。 (……あれ? 僕、ひょっとしてハブられてる?) 一人蚊帳の外に置かれていた男子、那岐は微笑の裏で考える。 さすがにこれは緩みすぎではないか、と。 那岐、いや『炎凪』が一番地を裏切り参加者側につくに当たって、懸念していたことが一つある。 それは、自分も含め反抗者たち全員が集団として一つにまとまれるか、という懸念だった。 今の今まで命の取り合いをしてきた間柄だ。実際に咎を背負っている者もいる以上、そう上手くはいかない。 たとえば、桂と玲二の関係などは決して良好とは言えないだろう。ウェストなど、玲二に実際に殺されかけてもいる。 当初の懸念と照らし合わせるならば、目の前で仲睦まじくしている彼女たちの様は、那岐にとっても僥倖だ。 計画の成功にはなによりもチームの団結力が重要……とはいえ、仲が良すぎるというのも困りものである。 女の子同士で仲良くおしゃべりをしているだけでは、一番地の打倒も媛星の回避もままならない。 ゆえに、那岐が求めるのは緊張感なのである。 合流地点、つまりは新しい拠点を目の前にした、この場面。 ここは反抗の意を示す者の筆頭として、皆の決意を一新させる必要があった。 「……さあみんな、目的地はもうすぐだ。ここは気持ちを改めて――」 「えーい、だから違うと言うておろうに! 妾と九郎の縁を生娘の尺度で推し量るでない!」 「またまた~。わたし、実はアルちゃんとの仮契約が解けちゃったとき寂しかったんだけどなぁ」 「……長らく人が立ち寄っていなかった場所だからね。なにがあるか――」 「そういえば、アルちゃんはどうして桂ちゃんと仮契約しようと思ったの?」 「大十字さんというものがありながら、桂さんの天然チャームに抗えなかったのでしょう。いやはやまったく」 「……ら、楽観しているけど、一番地側から刺客が送られてくる可能性だって決してゼロでは――」 「はい! 天然ちゃーむ、ってなんですか? なんだかおもしろそうな響きがします!」 「お子ちゃまのやよいには縁のない、魔性の魅力ってやあぁぁっと、そう簡単に俺様を放り捨てられると思うなよ!」 「……あれ、おかしいや。目的地はもうすぐなのに、みんなとの距離はこんなにも遠く感じられるなんて」 まったく輪に入れない。女三人寄れば姦しいというが、五人寄ると『女子極上(ぱやぱや)』ができあがるのだ。 出鱈目な漢字の送り仮名にどこかで耳にしたことのある造語を添えて、那岐は乾いた笑いを誰でもなく向けた。 神崎黎人は強敵である。一番地とシアーズ財団の組織力は脅威である。ナイアが呼んだゲスト陣は得体が知れない。 現状、星詠みの舞のルールにより一時的な休戦期間を得てはいるが、それとて有限なのだ。 男子一人のけものにしてワイワイ楽しくお話する程度に団結できたのはまあ良し。 だからといって、気の緩みすぎはいけない。いけないのだ。 (そうだ、僕は間違っちゃない。間違っちゃいない。間違っちゃいない。よし!) 三回唱えてから、那岐は再び皆に注意を促そうとして、 「みんな」 「おや、そういえば那岐さんの姿が見えませんねぇ」 「さっきからここにいるよ!」 言葉は瞬時にツッコミへと書き換えられた。 「ああ、いたんですか。先ほどから存在感が希薄になっていたもので、てっきり那岐さんも博物館に戻ったのかと」 「うむ。前々から思っていたのだが、那岐には協調性が足りん。もう少し、皆と打ち解ける努力をするべきだ」 「うう~、那岐さんもみんなとハイタッチしますか? あれやると調子出るかも!」 「やめとけやよい。教会での一件を忘れたか? こいつならきっと、胸元目掛けてタッチしてくるに違いねぇ!」 「ねぇみんな、僕そろそろ泣いていいかな?」 裏切り者という立場の都合上、他の皆と必要以上に親しくなることは難しいと考えてきた那岐である。 とはいえこの疎外されっぷりは酷いんじゃないか、と心の奥底では既に号泣していた。 風華学園のみんなはもっと接しやすかったのに……と肩を落としていると、 「わたしは……那岐くんがいてくれてよかったと思ってる」 桂が、真摯な態度で那岐にフォローを入れた。 「わたしと柚明さんがわかり合えたきっかけは、やっぱり那岐くんが話し合いの場所を設けてくれたことだと思うし」 「……それは違うよ。柚明ちゃんの手を取ったのは紛れもなく君。話し合いの場を設けたのだって、ドクターの功績だ」 「ううん、違わないよ。事情はどうあれ、今のわたしたちがこうやっておしゃべりできてるのは、那岐くんのおかげ」 那岐にとって、彼女たちは媛星を回避するための生贄でしかなかった。 状況が変わったとはいえ、媛星回避の使命を果たすために、彼女たちの力を頼ろうとしていることは間違いない。 だからこそ、風華学園のHiMEたちと接してきたときと同じように――後ろめたさから、どこかで壁を作ってしまっていたのだ。 「私が言えた義理じゃないかもしれないけれど……那岐さんはもう、儀式の観測者ではなくみんなと〝いっしょ〟だと思うの」 壁を作り出したのが那岐ならば、その壁を見破り、取り払おうとしているのが桂と柚明だ。 柚明は那岐と同じく、皆に対して先ほどまで壁を作っていた。その際に壁を取り払ったのもまた、桂である。 二人からしてみれば、那岐は少し前までの自分、そして柚明お姉ちゃんと、重なって見えているのだろう。 後ろめたい気持ちの質は違うが、溶け込めていないという意味では同じ。そう桂と柚明は思っているのだ。 「だから、ね。那岐くんにはこれを」 「これは……」 桂から手の平大の機械を手渡される那岐。 余計な装飾のないシンプルなデザインのそれは、中央にボタンを一個だけ置き、那岐の指を誘う。 これを使って元気出してね、と桂は満面の笑みを浮かべ、那岐もまたそれに応えるのだった。 「……ありがとう」 珍しくも素直な様を見せ、那岐はボタンを押す。 ┏┓ ┏┓ ┏┓ ┏┓ ┏━━━┛┃┏┓ ┏━┛┗━┓ ┏┓ ┏┓ ┏┓┏━━┛┗┓┏┓┃┃ ┗━┓┏━╋┛┗━┳┳┳╋━┓┏━╋━┛┗┳━┛┗┳━┛┗╋━┓ ┏┻┛┗┫┃ ┃┃ ┗┓┏┓┃┃┃┣┓┃┃┏╋┓ ┏┻┓ ┏┻┓ ┏┛ ┃┃┃┏━┓┃┃ ┃┃ ┃┃┗╋┻┛┃┃┃┃┃┣┛┃┃┏┛┃┃┏┛┃┃┏━┛┃┣╋━┛┣┫ ┗┛ ┗┛ ┗━━┻┛┗┛┗┻━┻┛┗━┻┛┗━┻┛┗━━┻┛┗━━┻┛ ┏━━━━━━━━┓ ┏┓ ┏━━━━━━┓ ┏┓ ┏┳┓ ┃┏━━━━━━┓┃┏┓┏━┛┗━┓ ┃ ━━━━ ┃ ┏━━┛┗━━┓┃┃┃ ┃┃┏━┓┏━┓┃┃┃┃┗┓┏┓┏┛ ┃ ━━━━ ┃ ┗┳━━━━┳┛┃┃┃ ┃┃┗━┛┗━┛┃┣┫┣┳┛┃┃┗┓┏┻━━━━━━┻┓ ┃┏━━┓┃ ┃┃┃ ┃┃┏━━━━┓┃┃┃┃┣━┻┻━┻╋┳━━┳━━━┳┛ ┃┗━━┛┃ ┃┃┃ ┃┃┗━┓┏━┛┃┃┃┃┣┳━━┓┏┛┃ ━ ┣┳ ┏┛┏━┻━━━━┻━┫┃┃ ┃┃┏┓┃┃┏┓┃┃ ┃┃┏┓┃┃ ┃ ━ ┃┣ ┗┓┃┏┳━━━━┳┓┃┃┃ ┃┃┃┗┛┗┛┃┃┣━━┛┃┗┛┃┃┏┛ ━ ┣┛┏┓┃┃┃┃┏━━┓┃┃┣╋┫ ┃┃┗━━━━┛┃┃ ┗━┳┛┃┗━━┓┣━┛┃┗┫┃┃┗━━┛┃┃┃┃┃ ┗┛ ┗┛ ┗━┛ ┗┛ ┗━┻┛┗━━━━┛┗┻┻┛ 那岐が岡崎最高ボタンを遠投しトーニャがキキーモラでそれをキャッチするというファインプレーを見せた。 ・◆・◆・◆・ 『――これより十一回目の放送を迎える。 行動範囲が徐々に狭められていく気分はどうかな、諸君? 死亡者は今回もゼロ……まあ、仲違いでもしない限りは当分ゼロのままだろう。 その安寧がいつまで続くかは、見ものだがね。 せいぜい今という時を謳歌するがいいさ。 さて、禁止エリアだが、 20 00より、B-3 22 00より、H-3 以上だ』 神崎黎人による十一回目の放送が終わり、那岐は中空に向けてぼやいた。 「君も投げやりになっているのかもしれないけど……こっちは慣れちゃったもんだよ、さすがに十一回目ともなると」 ちらり、と那岐は相変わらずの女性陣に目をやる。 「おなか減ったね~。そろそろ晩御飯の時間かなぁ」 「どこかで食材が調達できればいいんだけれど……」 「心配するな。カジノのある建物は上階がホテルになっておる」 「ほほう。なら食材は揃っていそうですね。教会の寄宿舎にもありましたし」 「うっうー! それじゃあ、みんなでごはんを作りましょう! 私、はりきっちゃいます!」 「カジノのあるホテルなんて、きっと豪勢なもんが揃ってるんだろうな~」 まるで聞いちゃいなかった。 結局、緊張感を欠いたまま女子五人と人形一体の行脚は終わり、合流地点のカジノを目前とした。 那岐といえば、憮然とした顔つきで集団の最後尾をトボトボ歩くという、『炎凪』時代では考えられない風体である。 「……いや、いいさ。本番でしっかりしてくれれば、それで構わない。みんなやるときはやる子だって、僕はわかってるから」 なにやら一人呟いているようだったが、他の五人と一体には当然届いていない。 来るべき決戦のときまで、猶予はまだ二日と少しばかりある。 気まぐれな賽の目によっては早まる危険性もあるが、今はまだ緩んでいてもいい時期なのだ。 ここでガミガミ言っても仕様がない。リアリストのアルやトーニャとて、それがわかっているからおしゃべりに興じているのだ。 ならば――――那岐も、この一時ばかりは炎凪に戻ろう、と。 「そういえば知ってる? 近くにはリゾートビーチもあるんだよ」 何気なくみんなの輪に加わり、いつもの調子を取り戻して喋る。 使命感に生きる那岐というよりは、ワイシャツ学生服姿の凪を思わせる飄々とした態度だった。 「あ、知ってる知ってる。アルちゃんも一緒に海を眺めたよね! 綺麗だったなぁ……」 「これから向かうホテルも、大きさを考えるとプールくらいあるでしょうね」 「汝ら、まさか泳ごうなどと考えているわけでは……」 「そういえば、もう何年も泳いでないんだなぁ……」 「そうなんですか? なら、私が柚明さんに合う水着選んであげます!」 「水着かぁ……たしかなつきが持ってた衣装セットにいくつかあったよな」 「お、いいねぇ。麗しき舞姫たちによる水泳大会……これはいろいろと期待できるのかな?」 長年の封印が解かれ、せっかく自由の身になったのだ。 那岐としても、気を張り続けるよりはこうやって乙女たちの園に溶け込むほうが随分と気楽である。 (姉上……此度の星詠みの舞はいたく平和です。そう、那岐が姉上に文を綴りたくなるほどに……) 遠き空へと想いを捧げて、那岐は不在の姉に今の心境を語った。 al fine (後後) 8 <前 後> OVER MASTER (超越) 2
https://w.atwiki.jp/mcmilitary/pages/32.html
略称:ACC(Alkali Construction company) 企業旗 概要 国際連盟企業島に本拠地を置く、建築会社であり、日出ズル国解体後に主要企業が集合し一つの株式会社として設立された。 建築業務を主としており、近年では多くの国家に建築委託されている。 一方で軍事的業務も盛んに行われており、国際連盟の命による国際平和活動や、顧客国からの軍事品アウトソーシング等の 業務が盛んに行われている。 略歴 年号 出来事 概要 1876 ロッキーンポ事件 日出ズル国元首、スライス・タイムが新設のプールの選定に際して、国内受注にせず、海外のロッキンポプール㈱に収賄され、受託収賄・外国為替・外国貿易管理法違反の疑いで逮捕される 1879 企業クーデター 政府関係者の相次ぐ汚職・脱税事件に対してアルカリ建築株式会社を中心とする当国中心企業が一斉に政府機関を強襲、日出ズル国の実質の終了 1880 企業連盟体独立 アルカリ建築㈱を中心に大小100を超える企業が合併、莫大な資本とともに企業島に本拠地を移す 1881 アルカリ建築株式会社始業 12月24日、本格的に創業開始 社訓 「7時間45分、240日、完全雇用の創出」 社内環境 アルカリ水取締役社長を中心とした株主総会が最高決定機関である。なお、50%以上の株を社長が 保有しているので実質独裁状態である。 各課の窓口 株主総会 取締役社長 1名 副社長 2名 大手株主 12名 第一建築部門 第一部門・建築課 アルカリ建築株式会社の最初期にできた部であり、現在もなお、施設の設営、他国の建築委託を請け負っている。 様々な建築様式に対応できるようサービスの多極化を目指している。 部門旗 軍事力 陸海空すべてに個別の部門が備えられ、その体制は企業の範疇を超えていないかと一部国家から批判されているが、あくまで自衛と サービス提供の備品にすぎないとコメントしている。 リバースエンジニアリングを得意とする課が多く、第二次世界大戦中の機体、船体を改造した兵器も多く、そのために、諸外国からは『ガラクタ艦隊』『動くスクラップヤード』等と呼ばれている。 航空機部門 母体企業 ナカサキ航空機㈱,HeinkelErectricSaab(HES),Tupolokheed Aircraft,MASA 近年最も予算配分が多く、研究開発が盛んに行われている 陸上機一覧 制空戦闘機 武装 武装2 補足 pHF-10 21号空対空砲✕4門 無誘導カート爆弾✕2門 就役中 pHF-10R1 21号空対空砲✕2門 49号空対空拡散砲✕2門 就役中 pHF-13 14号空対空砲✕8門 - 就役中 戦闘攻撃機 武装 武装2 補足 pHFA-15_EAGLAM 42弾頭対空砲✕4門 クラスター爆弾 就役中 早期警戒機 武装 武装2 補足 pHAEW-9 広域指揮レーダー - 就役中 pHAWACS-225 指揮管制レーダー - 就役中 対潜哨戒機 武装 武装2 補足 pHP-9 14号精密対潜爆弾 対潜レーダー 就役中 給油機・輸送機 武装 武装2 補足 pHTa-9 給油装置 なし 就役中 pHC-225 輸送キャビン なし 就役中 pHC-400M 輸送キャビン 空挺戦車搭載可 就役中 陸上攻撃機 武装 武装2 補足 pHA-14 42号対地拡散砲✕2門 49号対地ロケット✕2門 就役中 pHA-117 精密耐水爆弾 - 試験中 爆撃機 武装 武装2 補足 pHB-24LIB 無誘導爆弾倉 自衛FC機銃 退役 pHB-160BAC 無誘導爆弾倉 なし 就役中 pHB-52STR 無誘導爆弾倉 なし 就役中 pHB-HVIC 無誘導爆弾倉 なし 就役中 艦載機一覧 艦上戦闘機 武装 武装2 補足 pHF-9 21号空対空砲 - 退役 pHF-9R2 70号対空拡散砲 - 就役中 pHF-12 14号空対空砲 42号空対空拡散法 就役中 艦上攻撃機 武装 武装2 補足 pHA-9 21号対艦投射砲 - 就役中 艦上爆撃機 武装 武装2 補足 pHB-9 14弾頭精密耐水爆弾 - 就役中 対潜ヘリ 武装 武装2 補足 sH-1_Woodenriver 7号爆弾 対潜爆雷 - 輸送ヘリ 武装 武装2 補足 sCH-9_Bigcargo 大容量キャビン FC機銃 - 海上管理部門 主として領海および経済水域での哨戒活動、防衛活動を行う。 日出ズル国崩壊時に引き継いだ艦船をレストアしたものや、鹵獲した中古の艦船が多い 海上狩部門(※海軍相当) 通商破壊および敵国の輸送艦などを襲撃及び鹵獲する部門 もっとも危険な部門だが、最も売上のいい部門で、兵士の教育には一人一人に多額の資金が投じられている。 艦艇一覧 艦種 艦級 艦名 状況 要塞艦 扶桑型 山城 海管部 要塞艦 ソビエツキー・ソユーズ型 ソビエツキー・ソユーズ 海管部 高速警備艇 ボスパルト型 ボスパルト 海管部 対潜管理艦 ヒッツェフレマン型 ヒッツェフレマン 海管部 刺突艦 Lance級 PCX-3-Lance 海戦部 フリゲート Bracer級 FRI-9Bracer 海戦部 汎用駆逐艦 Sword級 DDH-1-Sword 海戦部 航空母艦 Bow級 CV-9-ShortBow 海戦部 潜水艦 E級 E-CDI 海戦部 大型中速Ro-Ro船 Management級 LMSR-9Retail 海戦部 陸上防衛部門(※陸軍相当) 主として防衛、揚陸を行う機甲化社員を主とした部門である。近年、他国の戦車の設計図を幾つか手に入れたことで急速に発展した。 陸上警邏車輌を中心に研究と建造を進める54課と軽トラを中心に建造を進める軽トラ課がある + 陸上防衛部門組織 《陸上総務部》 《陸上監査部》 《走行警邏車輌製造部》 ・54課 ・軽トラ課 《本島管理部》 ・本社危機管理課 ・第1危機管理課 ・第2危機管理課 ・臨海警備課 ・航空危機管理課 《陸上営業部》 ・第1支所装甲機動課 ・第1支所砲工課 ・第2支所装甲機動課 ・第2支所砲工課 ・第3支所装甲機動課 ・第3支所砲工課 ・特設複合警邏課 54課 戦車を中心に陸上警邏車輌等の製造を担当する。54は忌み数を重ねた無死の意味 + 主力戦車枠 主力戦車 弾頭 飛距離 防御 機能 幅 運用状況 pH-9T_Echinater 4 100 なし 連射 7 退役 pH-10T_Echoic 35 500 なし 試製再加速 9 退役 pH-12T_Erek 98 400 全周引込水流 耐水弾 9 退役 pH-12T_ErekR1 143 200-400 全周引込水流 耐水弾RC 9 退役 pH-13T_Eon 42 400 前面引込水流 耐水弾 7 退役 pH-16T_Emit 77 380 全周引込水流 3耐水弾 9 退役 pH-16R1_SuperEmit 77 380 全周引込複合水流 3耐水弾 9 退役 XpH-17_Experiment 121 380 新型複合装甲 耐水弾 9 実験機 - - - - - - 主力戦車の枠組みはここで終了 新開発方針指針第16条の1により、主力戦車の開発コードを停止とともにいくつかのカテゴリーにわけての戦車開発がスタートした 軽戦車 弾頭 飛距離 防御 機能 幅 運用状況 pH-18_Equal 49 380 新型複合装甲 耐水弾 7 運用中・低コスト型 中戦車 弾頭 飛距離 防御 機能 幅 運用状況 pH-19_Efficient 77 380 新型複合装甲 耐水弾 9 運用中 XpH-20_Exquisite 121 380 新型複合装甲 耐水弾 7 11クロック可変 9 実験機 pH-21_Exquisite 84 380 新型複合装甲 耐水弾 7 11クロック可変 9 運用中 重戦車 弾頭 飛距離 防御 機能 幅 運用状況 - - - - - - 開発中 駆逐戦車 弾頭 飛距離 防御 機能 幅 運用状況 pH-11TD_Damascus 56 400 全周引込水流 耐水弾 7 退役 pH-12TD_ErekD 247 400 全周引込水流 耐水弾 9 一部運用 pH-18TD_DreadEqual 70 380 新型複合装甲 耐水弾 7 運用中・低コスト型 偵察三輪戦車 弾頭 飛距離 防御 機能 幅 運用状況 pH-11R_Ricotta 10 300 なし なし 5 運用中 歩兵戦闘車 弾頭 飛距離 防御 機能 幅 運用状況 pH-14I_Indulge 28 200 なし 2連装榴弾砲・対戦車ミサイル 9 運用中 自走砲 弾頭 飛距離 防御 機能 幅 運用状況 pHSPG-9_August 42*2 300 なし 曲射散布砲 7 運用中 pHMLRS-9_Arn 126 300~600 なし 直射拡散砲 7 運用中 軽トラ課:自動車課から分離、廃棄車両:ケイ=トラを元に機動力を重視した軽トラをつくっている + ... 主力軽トラ 弾頭 飛距離 防御 機能 幅 KT-1 63 350 前面引込水流 耐水弾 7 KT-2L 2 120 なし 曲射榴弾 5 KT-3 49 350 なし 耐水弾 7 KT-4 49 380 なし 耐水弾 7
https://w.atwiki.jp/kotye/pages/903.html
2023年総評案3 大賞 星と乙女が占う未来 【2023】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 総評審議所 https //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/58649/1706966035/ 59:総評3:2024/03/03(日) 12 43 29 ID ???0 結論からいうと、結局完成できませんでした。 多すぎる作品たちをまとめるには、時間よりも気力が欠けていたに違いありません。 ですが 33氏のお言葉に甘えて、 中間がゴッソリ抜けた総評案だったものを、下のURLに置いておきます。 https //writening.net/page?Apu2F7 (URLの内容) 2022年。それはクソゲーオブザイヤーinエロゲー板(KOTYe)にとっては、「クソシナリオ(orテキスト)での殴り合い」の一言に尽きるだろう。 シェアハウスのバーベナ荘、もしくは時を停めた館のどちらが決戦の地か、 そう思った住人に、福袋から『悪魔と夜と異世界と』が華麗にアンブッシュを決め、 クソテキストの極限を見せつけ、大賞のチャンピオンベルトをかっ攫っていった。 翌年の半分を過ぎ、酷暑の中ようやく提出となった22年の宿題レポートには、 ただただ夜よりも深い闇の【重さ】だけがあった。 兎年にかこつけて、月を眺める余裕も総評審議の合間はなかったに違いない。 ところで兎と言えば、何かと性欲に絡めて語られることが多い。 事実「子孫繁栄」の象徴の意味合いもあるらしく、先に述べてしまうがそれを受けて、2023年度のKOTYeは、 32件もの忌み子の悲鳴があげられたのである。 ここまでの大量発生には前例が無い。故に、一部のエントリー作品には軽くしか触れられないことも明記しておこう。 兎の脚力の速さを具現化したのか? 初の選評報告も、 今までに無い程早く、初報は2月末というスピード感。 『JINKI -UNLIMITED-』。すでに業界からはサヨナラ宣言した戯画の、ほとんど最後の花火。 しかし、このときはまだ全容が把握し切れておらず、 「右クリックの動作がおかしい」 「UIが不便すぎる」 「FPSの制限かかってないっぽい」 などの断片しか把握できなかった。というのも、完全クリアに至るまでの難易度が異様だったからだ。それ故にシナリオなど細部の精査が見送られ、 戯画マインは文字通り、マイン(地雷)としてスレに埋められたままとなった。 地雷を撤去しようとした探知機は、別の遺物を発掘するに至る。 North Boxの『高嶺の花と魔法の壺』。 公式サイトのストーリーやキャラ紹介からして 「生徒会長のA先輩」だの「身長170程度」だの キャラの個性ってこの程度でいいでしょ、感が見てとれる。 徹底的にボイスを省く、今度はシナリオをとにかく薄める、 HシーンのBGMが雅の一言のそれ→お城の舞踏会みたいな洋風へと変化、などと前科二犯でありながら全く成長していない、どころか退化の面まである有様で、第二の門番へと名乗り出たのだった。 壺の選評に秘孔のツボを突かれたか。 毎度おなじみ、アトリエさくらが『他人棒でイキ狂い快楽に溺れていく最愛妻 ~見せつけられた快楽に絶頂する妻の痴態』で乗り込んできた。 NTRをいまいち描き切れていないのも毎度おなじみなのだが、 何故か間男の行為が「AV(市販の普通の)を送りつけてくる」、しかも旦那が開封という もはや出前サービスでは? なシナリオには誰もが困惑の声をあげた。 作中の「その前に一度イクからちょっと待ってて」と言うセリフに 選評主だけでなくスレ住人も、口にしたくなるときめきを感じたが、 これでも、アトリエさくらの中ではまだジャブに過ぎなかった。 この選評が来ていた3月末に向け、地獄行き片道切符のダイヤがひっそりと組まれていたのだ。 戯画マイン、壺、アトリエさくらの初手。 そんな流れでもスレは雑談に花咲かせていたが、それはいずれ来たるパンデミックの予感、その不安の裏返しでもあった。 そこで、evoLLが雨の中提供したセーフハウス、その名も 『ラブカフェ ~童貞な俺でも、巨乳女先輩と同棲できるってマジですか?~』。 当作品を一言でいうなら、あらすじ詐欺。 「(前略)こうして4人の同棲生活が始まった。」 この一文をあらすじにわざわざ記入しておきながら、プレイヤーへと、いきなりの三択(プラス1)を迫ってくる。 そう、三人の先輩のうち、一人としか、同棲できないのだ。 しかも、作品内の選択肢はそこだけ。 全員のルートをコンプすると一見ハーレムルートへの道が開けるように見えたが、 その先には先輩達の全員ビッチ化、からの妄想オチという 結局何だったんだ? という感想だけが残る。 その中で、頻繁に使われる「放精」という表現。 一般的には魚類などの水生生物に使われる単語で、ひたすら単調なクソ要素の中、不思議な存在感をスレ住人に見せつけてくれた。 酷いあらすじで拵えたセーフハウスはやはり安全圏ではなかった。 すぐさまSUKARADOGの刺客、『虜囚の女ヒーロー ~怪人たちとの闇の狂宴~』の襲撃を受けてしまう。 「突破戦隊テクノブレイカー」だの「犯罪結社ポルチオーン」だの、頭が痛くなりそうな固有名詞。 変身ヒロインの悪堕ちものでありながら、怪人との戦闘描写もない。開始時点で既に捕まってしまっている。 戦闘の代わりにバトルファックを突然繰り広げるが、そんなものでニーズを満たしたつもりなのだろうか。 ふたなり化もできる女幹部以外のグラフィックもしょぼく、一部の文章は改ページ前後で明らかに繋がっていない、声優の演技が棒読み気味で悲壮感無し、 またしても 女幹部「情報を渡しなさい。さもなければ…」→三択の中から1つ(選択肢はこれのみ) という、早すぎるデジャブまで。 しかし、本当の狂宴はまだ始まってもいなかった。 幹部から悪女つながりのバトンを受け取ったのは、 EvilHealの『Aphrodisiac -女神の欲望-』。 製薬開発者として賞賛されるも、本性は実験中毒のマッドサイエンティスト、な女医。 そんな悪女と大学生の主人公、同級生のヒロインと同じ大学のギャル。 彼女たちの間でインモラルなキメセクが……という作品だったのかも知れない。 繰り広げられたのは、オクスリの注射よりも赤ペン先生の注釈の方が必要だろ、と思うほどの度重なる誤字。 ギャルキャラが「また嫉妬がボンバーしちゃった?」というのはキャラ設定のバカさの表現だと解釈できても、 主人公が「え、それは早くマジいですね」と返答するシーンがあるのだ。 マジで何を言っているんだ、となってしまうが、一応パッチでこれらの誤字は直っている。 ただ、あえて選評からほぼ引用させてもらうが しかしながらそもそもの話、発売後にパッチで修正すれば良いだろうという考え自体が普通に考えたらおかしいのである。 (中略) だが本作は所詮数時間程度で終わる低価格抜きゲーである。 こんなボリュームも糞もないような作品で一度推敲すれば分かるようなレベルの誤字を何箇所も見逃すのははっきり言って手抜きと言うほかないだろう。 その意見を、作り手だけでなくスレ住人たちも一度しかと受け止めるべきだったのかも知れない。 だが、パッチでの弱体化に納得できなかったのか、未知のウイルスが流出し暴走、パンデミックを巻き起こした。 ここから先、1週間に1度以上のペースで選評が届くという、異常事態が(途中に20日の間をあけてだが)5月下旬まで続く。 ここまでされてしまうと、もはや総評を書いている筆者のキャパシティもボンバーしかねない。 故にここからは、いくつかのエントリー作品に触れず省略することをお許し頂きたい。 未知のウイルスだろうと既に病気さ、なんともないぜ、と言わんばかりに わるきゅ~れが『病みつきヤンデレハーレム!』で迎撃態勢に入る。 昨今のファッションヤンデレ(或いはメンヘラ)たちに見せつけるかのように、 今作のヒロイン達は「狂い」と「愛」とを両立させている。 だが彼女達以上に狂ってしまっているのがテキストで、例としてよく挙がる「馬から落馬した」を十倍以上に酷くした、主語と述語の錯綜した文章。 いつぞやの自動台車《キラキラルビ》にも劣らない、テキストの障害物走を我らに強いてくる。 開幕先輩キャラから「誤字や脱字が随所に見られるわ。(略)それとも『ながら作業』でもしていた?」 と主人公が注意されるのだが、まさに「お前が言うな」である。 しかし文章を直したところで症状は治まらない。 何故なら地の文がほとんど三人称だからだ。 それが効果的に使われているわけでもなく、先ほどのように、テキスト自体の解読作業まで求められる。 「病みヒロインに詰められる恐怖」を味わうには、そのハードルが高すぎると言わざるを得ない。 精液の表現に「生殖汁」、「遺伝子汁」、「オス汁」など多彩なバリエーションを織り込んでいたりと、褒められ、もしくは十分なネタ要素もあるにはあるのだが。 エロゲーと言うより校閲者の修行向けになった文章を完走したランナーに、 作中の誤字をもじって「選評頑張たわね」との賛辞が贈られたのは言うまでもない。 その後にはMielの 『上司の巨乳騎士団長は俺の肉オナホ! ~年下恋人から中出し漬けで寝取って孕ませ穴に!~』が、後陣を務めようとし、KOTYeの「騎士枠」を担わんとした。 しかし、ボリューム不足の羊頭狗肉っぷりや、もはや基本芸とまでの誤字脱字、スクリプトの指示ミスなどの問題点。 何より「金髪ツインテの甘ったれ娘の方が似合いそう」とまで称された、騎士団長を名乗るには名折れ過ぎるミスマッチな声が最大の難点だった。 そんな中では主人公に固有名詞も名前設定もないことなど些細なこと、のように見えたが、これが後のゲリラ戦の予兆だとは誰が予測できただろうか。 巨乳団長の惨劇ヴォイスに震えるスレは、突如ゲリラ戦の如き混乱事態に巻き込まれる。 iMelが、Rosettaブランドの名で放った光学兵器、 その名は『星と乙女が占う未来』。 発売日は、Switch版がなんと2022年12月22日で、Steam版が2023年1月26日。 この内、「これこそクソだ!」と掲げられたのは、後者の方である。 発売日だけをみれば、JINKIの前日故なのか、真の門番としてスレを賑わせた。 一旦、Rosettaブランドに関して軽く説明をすると、ニンテンドーSwitchとSteamで「百合(風)ADV」を提供している。この内デビュー作以外にはSteamでR-18パッチを配布する、という手法をとり、今回はその2例目となる。 ブランド自体が「百合恋愛」→「女装男子と少女のドタバタ恋愛」と来て、今回はキャラ紹介に男性がいない。 つまり百合ゲーだな? と予期してコイツに触れた者の末路は、3つに分けられる。 1つ、Switchで百合風ノベルを楽しむもの。 2つ、Steamにて、パッチを当てずに以下同文。 3つ。パッチを当てて、エロゲーとしてのクソ要素に触れてしまい、爆殺されるもの。 スタンド能力『キラークイーン』の如く、穏やかな雰囲気の百合ノベルに擬態しておきながら、プレイヤーの心を始末させようとする蛮行が、スレへは悲痛な叫びで届いたのだ。 このゲームには分かりやすい恋愛要素もあえて(?)描かれない上、男性的存在も限りなく抹消されている。 モブキャラの占い対象と、前作主人公だけが例外だが、モブには当然立ち絵やボイスもないし、先述の通り前作主人公は男の娘だ。 それなのに、エンドロールの後、ノベル部分における主人公(もちろん女性)のいずみは、何者でもない竿役の「あなた」と、エロシーンを繰り広げるのだ。 この竿役だが、ありとあらゆる要素が、存在しない。 立ち絵もない、CVもない、名前もない。ここまではよくある。 台詞がない。エロCGにおけるグラすらない。ノベル部分本編での絡みさえもない。いわゆるチンファンネルという手法すら取らない。性別さえも明記されない。 だのに「太くなったモノをいずみに挿入する」というニュアンスのテキストはあり、下手すればこの竿役、ふたなり女子なのかも知れないのだ。 上記のような、ないない尽しのエロ部分。 キレイな姿だけはしているが、「ベッドに裸体でまたがっているだけ」の様を騎乗位だの言い張るなど、エロゲーとしては失格点すら危ぶまれかねない。 スレから一部抜粋するが、 「これを商業エロゲと認めるのだいぶ癪だな」 「全裸でポーズ取ってるだけって言われても信じる」 「なんならヌードアートの被写体と言われたらそうだよねって感じだな」 と、名目だけの"忍び"ばっかりだったKOTYeに真の忌み、ならぬ意味でのニンジャっぷりに住民達はリアリティショックを起こし、 (そもそも「男性向けエロゲー」の基準って何だっけ・・・?) との議論が始まりそうになった。 そんな大いなる意思のオモチャにスレをされてたまるかと、 アトリエさくらから送られた 『好きだった幼馴染がクラスメイトのオモチャになっていた件』が事態の収拾に動こうとする。 しかしその正体は、2019年に選評が届けられた『淫らに堕ちる、最愛彼女』のコピーロボットだった。 導入、展開、選択肢、背景までもを使い回し。 その上で2周目のヒロイン視点では選択肢をドカ盛りにして、 最低限の労力で、最大限の苦痛を与えんとするかの愚行。 ともあれ、スレの混乱を鎮めるには十分であった。 JK従属学園(選評:4/11) 以下いっぱい省略 お願い もう許してください は、まさに今の自分の気持ちかも 色々飛ばして次点と大賞。 さて、ここで2023年度のKOTYeの次点と大賞の発表に移りたい。 次点は 『JINKI -Unlimited-』 『ナマイキユメちゃんはおにぃとメチャクチャHしたい! ~ギャルと教師のドキドキ同棲生活~』 『モラトリアム ~ブルーアワー幸せの時間~』 大賞は 『星と乙女が占う未来』 とする。 おいちょっと待て、という声を挟みたいかもしれないが、 まずは、一旦次点以上の採用基準を述べさせて頂きたい。 今期も例によって例のごとく、テキスト主体のゲームばかりが担ぎ込まれる事態となった。 希有な例外こそが『JINKI』ではあるが、 その上で「クソテキスト・シナリオの中での斬新さ」を基準とさせてもらった。 『ユメちゃん』はケツあな確定という時事ネタとの偶然の一致による笑いもさることながら、「主人公」の文字列がもたらすバグ、という今までに無い手法で勝負してきた。 ただ、『モラトリアム』は、評価点の部分において一切張り合える部分がない。 一応のジャンル要素、作品として楽しめる部分が存在すること、 頑張った姿勢は見受けられる他のエントリー作品に対しても、負の方面でしか張り合うことができない。 絵のクオリティの低さ・システム面での拙さを『悪魔』から引き継いだ上で、あちらとは違うやり方でシナリオまでダメにしてくれた。 唯一、「突然の民主化」で笑いを取ることはできたが、 それすらも"乾いた"笑いでしかなかっただろう。 悪い意味での「斬新さ」には、困惑しか生まれず、 これはこれで究極のクソエロゲーとでも言うべきだろうか。 こいつらに比べると、他のエントリー作品は総じて「どうせクソでも比較すれば小粒だろ」の域を出ず、斬新であるとまでは言い過ぎの感が拭えなかった。 あえて語らなかった『JINKI-U』だが、「斬新さ」においても異端であった。 『JINK-U』はUIのクソさ、フレームレート無制限、ゲーム自体の難易度で、 肝心のエロ自体にも易々とたどり着けさせてやくれず。 そのエロすらも、グラもリョナ描写も満足には程遠い。 まさに、最上級の戯画マイン。 ……では、どうしてそこまでの特級呪物を差し置いて、 筆者は『星と乙女』を大賞に選んだのか。 一見、世間の評判も良く、百合風ノベルとしての部分を褒め称える声もネット上では散見される。 しかしコイツもまた、“クソエロ”ゲーとして見れば最上級なのだ。 理由はシンプルで、「エロ要素の入れ方がおかしい」、このたった一つの答えである。 しかしその上で、作り手の苦悩が生み出した「透明なエロ表現」、とも推測できる。 いまや、人種から性別までも多様性が叫ばれる時代。性のマイノリティーにもスポットライトが与えられる、そんな今。 エロゲーの竿役は、その「多様性社会」から逃げていいのか? そこから逃げずに、おセックスを表現するなら? その苦悩の果てに、「竿役の個性を、極限の極致まで殺す」という結論に至った。 或いは、「今回も追加のエロシーンよろしくね、だけどイラストと声優雇うお金はケチるから(^ ^)」という上からの無茶ぶり故の特大ボーク。 このようにも、推測できないこともない。 ここで、あえて忌まわしい記憶を掘り起こそうか。 あの、戦場の宙を舞い、シリーズファンの心をブレイクした【新月の煌めき】を。 悪しき個性の塊とでも言うべきあの輩とは、『星と乙女』は全く以て違う存在でありながら、両者には全く同じ部分がある。 「竿役一つで、クソエロゲーになった」 という点だ。 ベクトルは全く逆方向のはずなのに。結果は恐ろしいほど一致してしまう。 これを“クソエロ”ゲーと言わずして何と言うのか? ゲームとして、及第点でも。百合風ノベルとして、楽しめた部分があったとしても。 最後のトッピングで全てを、狂わせてしまえる。 あえて、いつぞやの『チーズ』へのアンチテーゼとして。 「クソエロゲー」としての、レベルが他者とは違っても。 「クソなエロ」の突き抜けっぷりで、コンパクトな箇所でもインパクトを残した。 このような理論ではあるが、挑戦者の、全く新しい、ステルスキルに敬意を表し 『星と乙女が占う未来』へKOTYe2023大賞の座を与えよう。 そして願わくば、作り手にもユーザーにも、 安心して眠れる夜が、過ごせる未来が訪れんことを。 23年度のKOTYeは、どうしようもない何かばかりが、まるでオールスター大乱闘の如く入り乱れ、 そのクソたちの中にも(何故そこでクソ要素を出す?)と思いたくなるような、斬新な切り口を披露するソルジャー達が存在した。 その一方で、業界の縮小傾向、並びに「ポルノ作品の入手の容易さ」が垣間見えるような、そんな閉塞感も、2023年度には漂っていただろう。 たびたび某所では総評動画の終盤を「哲学」とコメントする者が見受けられるが、 エロゲーの作り手や受け手、KOTYeスレもまさに哲学的な目線で、「エロ」と向き合わなければならない時間が迫ってきているのではなかろうか。 そう考えると、我々が迎えるべき「未来」とは? 業界の動乱は、決して「ゆっくりと動き」はしない。 それでも、今はあえてまだ猶予期間(モラトリアム)だと、笑いながらも全力疾走してやろうじゃないか。 クソと虚無とが漂う、未来に向かって、だとしても。 最後に。 『星と乙女』の題名にカケて、または業界の未来に対する不安や終焉の予兆を打ち砕く意味も込め、 とある音ゲーの楽曲 「BREAKING THE FUTURE」から、印象的なシャウト部分の一単語だけを差し替えて、 この総評の結びとしたい。 ――We can take the “keeping” as long as we do it together!! (我々が一緒にやる限り、保持し続けることが出来る)
https://w.atwiki.jp/dsm-nico/pages/88.html
目 次 大会概要 基本ルール ボス攻略 ボーナス一覧周回ボーナス クロノさん初めましてボーナス レディースデイボーナス 侵入撃退ボーナス レアアイテムボーナス 縛りプレイボーナス1:SL1縛り 縛りプレイボーナス2:巨人ヨームガチ殴りボーナス 10分間「今だけポイント2倍キャンペーン」タイム PC白霊召喚について 注意点・その他 参加者一覧 大会概要 テーマ:「ダークソウル3を使ってみんなで遊ぼう」 大会について:この大会はクロノ旅団(チャンネル)の主催イベントであり、とても私的なものであって、公式の大会ではありません。ルールに関しては、私的な大会ゆえにクロノ個人が楽しめるものを採用し、独断と偏見に基づき、勝手に設定しております(みなさんもご意見も参考にさせて頂きます)勝敗もさることながら、よりエンターテイメントな部分を強調できる大会に育てていけたらと思っています。 有料配信ができるチャンネルということもあり、ルール検討や諸々の作業において、個人的かつ内輪な部分(雑談など)を有料配信で行う可能性もありますが、大会の本番自体は、無料で参加でき、無料で視聴できますのでご理解下さい。 ※以前から誤解されてる方が多いなので敢えて書きましたが、基本的に今までの大会と変わりません。参加して頂ける方はこの大会のコンセプトや主旨にご賛同して頂けたら幸いです。 もちろん新しい方の参加も大大大大歓迎です。 今後大会当日までに細かい部分が変更になる可能性があります。ご注意ください 下記チャンネル・ブロマガ・Twitterで情報を発信しています 主催クロバラゲーム部「クロノ旅団」 主催ブロマガ「クロノ旅団の活動記録」 主催クロノTwitter 運営Twitter このページの最初へ 基本ルール 日時 2018/12/1(土) 18:30 運営枠・走者枠開始 運営枠は開会式 19:00 キャラメイク後YESから走者マラソン開始 22:00 走者マラソン終了 大会結果発表 22:00~22:30 閉会式(大会結果発表) NEWGAME→キャラメイク→このキャラクターでゲームをはじめますよろしいですか? YESから大会開始とします。キャラクターメイキングをして大会に挑んでください。 ルール 3時間以内に決まったルートに沿ってに攻略し、各種ptを稼げるかを競います スタートはキャラメイク後から 指定されたボス31体を倒し、ptを獲得します(各1pt) 侵入闇霊(NPC・PC)もpt対象になります(各1pt) 指定されたレアイテムドロップにボーナスが加算 指定された縛りプレイにボーナスが加算 ランダムで当選した走者に10分間のボーナスタイムがあります。当たるとボスptが2倍 周回するとボーナスが加算され、かつ縛りも課されます PC白霊が召喚可能で協力プレイができます 大会中はオンラインプレイ(必ずしも生身になる必要はありません)PC版での参加の方はSteamクライアントとダークソウル3本体を両方ともオンラインにして下さい 禁止事項 大会ルール 2周目は「干からびた指」の使用禁止 ホストは「巨人の木の実」の使用禁止 ホストは「誓約青教」装備禁止 最新パッチでは使えないものが多いですが、バグと思われる行為は全面的に禁止します テクスチャーの裏側を移動・すり抜け、アイテムの無限増殖等 ショートカットする際、バグっぽいものはNGバグかどうかわからない場合は運営に予め質問するか、ショートカット自体を行わないで下さい プロロ(プロファイルロード) 大会中に、ゲーム終了し、データをロードし直す行為を禁止します もし誤ってプロロしてしまった場合は、ダークリングをその場で使用してださい バグやフリーズなどアクシンデント発生時には運営に報告していただければプロロ許可を出します必ず運営枠に確認して下さい 装備付け外し効果のテクニックついて アンリの直剣、寵愛の指輪等を過度に「付け外し」「付け替え」でのステータス回復を行う行為を禁止 このページの最初へ ボス攻略 ボス攻略は、順番通りに倒すルートボスと、順番を無視して倒せるボーナスボスの2種類があります +ボス詳細 以下に挙げたボスを順番通りに倒してください:各1pt(計20pt) 1.灰の審判者、グンダ 2.冷たい谷のボルド 3.呪腹の大樹 4.ジークバルト共闘デーモン 5.結晶の古老 6.深みの主教たち 7.はぐれデーモン 8.深淵の監視者 9.覇王ウォルニール 10.炎司祭デーモン 11.デーモンの老王 12.巨人ヨーム 13.法王サリヴァーン 14.神喰らいのエルドリッチ 15.冷たい谷の踊り子 16.妖王オスロエス 17.英雄グンダ 18.竜狩りの鎧 19.双王子 20.王たちの化身 ルートボス攻略注意点 次に倒すボスを倒さなければエリア移動・篝火転送に制限はありません。 倒す順番を間違えた場合はキャラデリして最初からやり直してください シート記入を飛ばした場合も順番間違え(飛ばし)となりキャラデリして最初からやり直してください ボーナスボス攻略について マラソンルートとは関係なく好きな順序で攻略可能なボーナスボスです。 古の飛竜1pt サリヴァーンの獣(橋)1pt サリヴァーンの獣(地下1匹につき)1pt(計2pt) 無名の王4pt 【DLC1 ASHES OF ARIANDEL】 騎士ヴィルヘルム1pt 王者の墓守2pt 修道女フリーデ5pt 【DLC2 THE RINGED CITY】 デーモンの王子3pt 教会の槍3pt 闇喰らいのミディール5pt 奴隷騎士ゲール4pt ボスの倒し方 大原則:ホストがとどめを刺す ホストの攻撃によってボスを倒した場合のみpt加算とします。 以下のとどめの刺し方はpt無効となります。 PC・NPC白霊の攻撃によるとどめ モブの攻撃によるとどめ 毒殺(アイテム・変質強化・戦技・魔術・呪術)はpt無効毒のスリップダメージでボスHPを削る行為は問題ありませんがとどめは必ずホストが攻撃をしてください 放送画面外でボスを撃退何かしらのトラブルで放送が途切れた場合は、ボスを倒した際に取得できるソウル・アイテムを表示してください このページの最初へ ボーナス一覧 【 周回ボーナス 】 ルートボスを全て倒し2周目に入ると周回ボーナス12ptが加点されます また、周回すると縛りが追加されます +周回ボーナス詳細 王の化身を倒し、2周目に突入した時点で加点となります 周回毎に加点されます(3周目、4周目にも12ptずつ加点) 周回縛りについて 王たちの化身撃破後2周目突入した時点で適応 2周目からは頭、腕、胴、足の各装備を禁止として全裸で走らなければならない 両手武器、指輪、アイテムの装備・使用は可能 レアアイテムボーナスの失効(1周目で獲得したptは無効となります)※取り直しではなく、レアアイテムボーナス自体が適応外となります 干からびた指の使用を禁止 【 クロノさん初めましてボーナス 】 クロノ主催大会に初参加の人へのボーナス ダークソウルマラソン/ダークソウル駅伝系に初めて参加する方へえこひいきボーナス5p加点 【 レディースデイボーナス 】 クロノ主催大会に参加する女性限定のボーナス 女性参加者の方へは、クロノの個人的なえこひいきにより最初から10pt加点 【 侵入撃退ボーナス 】 NPC・PC侵入者を撃退すると1pt加点 上限50pt +侵入撃退ボーナス詳細 対象の侵入者 闇霊・狂闇霊(紫霊)(ひびわれた赤い瞳のオーブ・赤い瞳のオーブ使用による侵入) エリア誓約による敵対霊(ファランの番人・神喰らいの守り手) NPC侵入 対象NPC一覧 黄色指のヘイゼル(生贄の道・ファランの城塞 各1pt) ロンドールの白い影(ファランの城塞・冷たい谷のイルシール 各1pt) 中指のカーク(深みの聖堂) 騎士狩りゾリグ(カーサスの地下墓) 放浪のクレイトン(冷たい谷のイルシール) 忌み探しのアルバ(冷たい谷のイルシール) 結晶の娘、クリエムヒルト(無縁墓地) 聖騎士フォドリック(不死街) 死斑の呪術師、ダネル(DLC1 アリアンデル絵画世界) 銀騎士レド(DLC2) 忌み探し(DLC2) 呻きの騎士(DLC2) シーリスイベントに出現する闇霊について シーリスイベントの「放浪のクレイトン」「聖騎士フォドリック」はpt対象ではありません あくまで、ホスト世界に侵入してくる闇霊を対象としたptなので、シーリス世界に侵入している闇霊を白霊として共闘する事はpt対象外となります 禁止事項 2周目走者は「干からびた指」の使用禁止 ホストは「巨人の木の実」の使用禁止 ホストは「誓約青教」装備禁止 ホストは赤サイン・紫サインを拾うのを禁止 PC白霊・侵入者が落したアイテムを拾うのを禁止(NPC闇霊を倒して取得するアイテムは問題ありません) 上記禁止事項は対人メインの方のみではありません。大会参加者全員の禁止事項となります 闇霊撃破ルール 大原則:ホストがとどめを刺す ホストの攻撃によって侵入闇霊を倒した場合のみpt加算とします。 以下のとどめの刺し方はpt無効となります。PC・NPC白霊の攻撃によるとどめ モブの攻撃によるとどめ 毒殺(アイテム・変質強化・戦技・魔術・呪術) 毒のスリップダメージで侵入霊HPを削る行為は問題ありませんが とどめは必ずホストが攻撃をしてください 侵入霊の自殺は無効勝手に落下した場合は自殺扱いになります ホストが蹴ったり、殴ったり、フォースや魔法などで衝撃(ダメージ)を与えて落下させた場合は「ホストがとどめを刺した」と判断してpt加算となりますただしホストの攻撃を避けて侵入霊が落下死した場合はpt無効 (侵入霊の自殺とみなす) 侵入霊を放送画面外で倒した場合はpt無効 NPC・PC撃破ptの上限を50ptとします 【 レアアイテムボーナス 】 レアアイテム獲得ボーナス 各1pt~15pt(重複無し) 以下のドロップアイテムはレアアイテムボーナスとしてpt対象となります 合計:40pt +レアアイテムボーナス詳細 【SSR】各10pt 黒騎士の大剣(黒騎士:生贄の道) ヘビークロスボウ(聖堂騎士:深みの聖堂) 【SR】各5pt 石の大盾(長老グルー:ファランの城塞 等) 大木槌(不死人:不死街) ガーゴイルの灯火槍(ガーゴイル:罪の都 等) 【R】各1pt フランベルジュ(奴隷:不死街 等) 語り部の杖(鴉人:生贄の道) ファルシオン(骸骨:カーサスの地下墓 等) 骸骨車輪盾(車輪骸骨:カーサスの地下墓 等) 法王騎士の大鎌(法王騎士:冷たい谷のイルシール) レアアイテムボーナスの詳細 レアアイテムボーナスの有効区域は「サリヴァーンまで」です エルドリッチを倒すとレアアイテムボーナスが無効になります 重複無し(フランベルジュを2本所持しても1ptです) 獲得した場合5秒間表示(リスナーさんに確認してもらう) PC白霊がレアドロップアイテムを落とした場合 召喚した白霊が該当MOBを倒し、ホストがレアドロップアイテムを取得した場合もレアドロップボーナス対象とします 【 縛りプレイボーナス1:SL1縛り 】 大会中最初から最後までSL1で攻略した場合ボーナス20ptを追加 +SL1縛り詳細 武器強化・装備は自由 PC・NPC白霊召喚可 途中SLを上げたら無効 重要:「SL1ボーナス」実施者の集計シート入力について SL1ボーナスのptは大会開始直後に入力して下さい 素性「持たざる者」選択後 SL1ボーナス欄に「1」と入力してくださいpt詳細に20pt追加されます SL1ボーナスを断念する場合はLV入力欄を「1」以外にして下さい 【 縛りプレイボーナス2:巨人ヨームガチ殴りボーナス 】 1大会に1回のみ、巨人ヨーム戦にてストームルーラーを使用しないで指定武器セスタスのみで撃破した場合ボーナス20pt加点 +巨人ヨームガチ殴りボーナス詳細 縛り状態で撃破すればボーナス20pt加点 ボーナスpt対象は1大会に1回のみ通常撃破ptにボーナスptが追加されるので縛りでヨームを撃破すれば計21pt加点10分間のボーナスタイムに当選し、同タイム中にこの縛りを達成できればptは倍の42pt加点 武器指定:セスタス(未強化・変質なし・エンチャント不可)装備は未強化セスタスとエスト瓶のみ※セスタスが途中で壊れるという情報がありましたので、唯一、修理の光粉は装備・使用可能 盾、防具、指輪、その他のアイテムはすべて外してください ステータス上昇アイテムは上記条件の為使用できません 白霊を召喚しマルチ状態での縛り撃破もpt対象PC白霊もホストと同条件でないとpt対象になりません このページの最初へ 10分間「今だけポイント2倍キャンペーン」タイム 運営が引いたクジであたった走者はキャンペーンタイム中は倒したボスptが2倍! +今だけポイント2倍キャンペーンタイム詳細 10分間の中でボスを倒したら獲得ptが2倍(1pt→2pt) ボーナスボスの場合も適用対象外:侵入撃退ボーナス・レアアイテムボーナス 重複当選なし 同タイム中に巨人ヨームガチ殴りボーナスを達成できれば42pt加点 抽選時間 19 00 スタート 19 15 19 45 20 15 20 45 21 15 21 45 22 00 ゴール シート記入について ポイント2倍キャンペーンタイム中のボーナスpt追加は運営枠クロノがミラーをしながら行います 走者さんはボスを倒したら通常通り集計シートを操作しpt記入をしてください このページの最初へ PC白霊召喚について 走者がPC白霊を召喚する事が可能です ※PC白霊(プレイヤーキャラクター白霊) 注意:ホストがとどめを刺す 召喚したPC白霊がボス・闇霊を撃破してもptになりません 各枠で 合言葉推奨PC白霊の大会中の攻撃制限がある為、野良PC白霊はお勧めしません サインはどこでも拾って可 ホストは赤サイン・紫サインを拾うのを禁止 白霊ができるだけカメラに収まるようにお願いしますカメラから外れても特にペナルティはありません PC白霊の攻撃制限 PC白霊は 毒攻撃(アイテム・変質強化・戦技・魔術・呪術)を禁止ホストがとどめを刺すルール をわかりやすくする為の措置です PC白霊の注意点 ボスはホストがとどめを刺さないとpt無効 侵入霊はホストがとどめを刺さないとpt無効 アイテム譲渡・PC白霊が落としたアイテムを拾うのを禁止 PC白霊がレアドロップアイテムを落とした場合 召喚した白霊が該当MOBを倒し、ホストがレアドロップアイテムを取得した場合はレアドロップボーナス対象とします このページの最初へ 注意点・その他 ボス・侵入霊の倒し方の注意点 大原則:ホストがとどめを刺す 必ずホストがとどめを刺してください。以下のとどめの刺し方はpt無効となります。 PC・NPC白霊の攻撃によるとどめ モブの攻撃によるとどめ 毒殺(毒地形)によるとどめ(HPを削る行為として、毒攻撃によるスリップダメージは問題ありません) 放送画面内に撃退が確認できなかった場合 侵入霊の自殺勝手に落下した場合は自殺扱い ホストが蹴ったり、殴ったり、フォースや魔法などで衝撃(ダメージ)を与えて落下させた場合は「ホストがとどめを刺した」と判断 ただしホストの攻撃を「避けて」侵入霊が落下死した場合はpt無効(侵入霊の自殺とみなす) 侵入霊を放送画面外で倒した場合何かしらのトラブルで放送が途切れた場合、ボスを倒した際に取得できるソウル・アイテムを表示が必須 ハード間のハンデについて ハード間の時間短縮制限等はありません オンラインに関して 大会中はオンラインでプレイ PS4・Xbox One等の有料オンラインの場合もオンラインにて参加して下さい PC版での参加の方は、Steamクライアントとダークソウル3本体を両方ともオンラインにして下さい。 ソフトのバージョン オンラインに繋いで必ず最新のバージョン・レギュレーションにしてください 集計シートの入力タイミングについて ボス撃破後に速やかに入力してください ボス撃破後に放置し、まとめて(飛ばして)入力した場合は(故意・無意識に関わらず)キャラデリ後、最初からゲームを初めてください集計シートの不具合があった場合は、その場で運営にご報告下さい(事後報告はNG) 侵入闇霊を撃破したら速やかに集計シートに記入してくださいボスと同じく次の侵入闇霊を倒すまでがpt加算対象 まとめて(飛ばして)入力した場合は(故意・無意識に関わらず)キャラデリ後、最初からゲームを初めてください 運営からリスナーさんへのお願い 大会前、大会中にルールの細かい仕様など走者さんへ助言いただけると助かります 大会開始後21 00以降は順位に関するコメントを控えていただけると助かります 侵入など積極的に行っていただけると大会が盛りあがります 動画化について 走者の皆さんはこの大会に出場した場合、有志による動画化に了承したということにさせて下さい 問題のある動画化、誹謗中傷的な動画化があった場合はご連絡下さい。また、個別に通報などで対応お願いします 【 動画化して下さる有志の皆様 】 ダークソウルマラソンの動画化をしていただく場合タグに「ダークソウルマラソン」をつけて下さい 予約枠名・タグについて マラソン当日は予約枠をとってイベントに参加していただきます 【走者名】第4回ダークソウル3マラソン【何か意気込み】 以上の文言での予約枠をとって下さい (大会参加者の配信を見つける為に)以下のタグの入力もお願いします。 「ダークソウル3」「ダークソウル3マラソン」 集計シートの不具合ついて 当日、集計シートが使えなくなる場合もございます。そうなったときは、「タグ」にて集計を行います。 集計シートが使えなくなった場合は以下のタグにて成績を記録して下さい。 倒したボスの撃破数 侵入霊の撃破数 レアアイテム ※集計シートを使う・使えないどちらの場合も「ダークソウル3」「ダークソウル3マラソン」のタグは入れて下さい 延長ミスについて 延長ミスした場合、即時復帰して下さい。ただし、配信されてない時間にボス撃破は無効 運営ミラーの在り方について 運営のミラーは、できるだけ全走者の配信をミラー出来るように努めますが、状況や盛り上がりによって特定の走者を長時間ミラーする場合があります そこに公平性はありませんので予めご了承下さい ※開会式・閉会式(結果発表)・ルール設定・不具合対応・参加者ブッキングをメインの役割と考えています このページの最初へ 参加者一覧 Hiou Hiou's workshop AB3 AB3(あぶさん)のゲーム放送 kanichi わたしは貝になりたい。 しろひとり しろひとり もぜ 仮設コミュニティβ(仮)-プロト版- フラン 適当に トリスタん とうかいどうのしょー ひさとん ひさとゲームズ カークス 酔狂放送ゲーム初心者部 かがみん かがみん☆わーるど 池田 ケモモ軍曹大爆発 シュンっ シュンっといってドーンする放送 雷凰 ライオウカンパニー Flying まっ 楽しくいきましょ~ 楽しくね! サークルクラッシャーたけし タケシスターズ おかゆ おかゆけ ニア ニアが色々放送するよー リッキー リッキーは伊達じゃない! Majika。 牛乳石鹸っていいよね。 うどん うどんがなんかする めれんげ めれんげ宴会場だよ^^♪ 敬称略 上限20名を想定 参加者原則:ニコニコ生放送、youtubeLiveでのゲーム実況放送、PC・PS4配信、PCでの集計シートを閲覧・操作、Twitter・メールでご連絡出来る方 エントリー後に運営から確認のメールorDMをお送りします このページの最初へ
https://w.atwiki.jp/eirei/pages/216.html
アルブレヒト1世神聖ローマ帝国1255~1308統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------ハプスブルク家出身で2人目の神聖ローマ皇帝(大空位時代後3人目)。オーストリア公。ルドルフ1世の子で、ナッサウ家のアドルフと争って敗れるが、ゲルハイムの戦いでアドルフを討ち取った。諸侯の特権や都市の自治権を承認し、ラント平和令を発布した。治世末期でスイスの反乱が激化し、甥のヨーハンに暗殺された。 アルブレヒト2世(オーストリア公)神聖ローマ帝国(オーストリア公国)1298~1358統率:B 武力:B 政治:A 知力:A 文化:A 魅力:A--------------------------------------------------------------------------------オーストリア公。神聖ローマ皇帝アルブレヒト1世の子。ルクセンブルク家、ヴィッテルスバッハ家と争う時期に平和路線の外交を行った。スイスの独立を容認し、ウィーン都市法を制定し、私闘を禁じ、税制改革を行い『賢公』と呼ばれた。 ヴァーツラフ2世(ポーランド国王ヴァツワフ2世)神聖ローマ帝国(ボヘミア)/ポーランド1271~1305統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:B 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------プシェミスル朝第4代ボヘミア国王、初代ポーランド国王。ボヘミア王オタカル2世の子。神聖ローマ皇帝ルドルフ1世に多くの領土を奪われた。国力を取り戻すため、貨幣統一を行なった。前王プシェミスウ2世が暗殺されると国王に招かれたため、ヴワディスワフ1世と対立した。 ヴァーツラフ3世(ハンガリー国王ヴェンツェル、ポーランド国王ヴァツワフ3世)神聖ローマ帝国(ボヘミア)/ポーランド/ハンガリー1289~1306統率:D 武力:D 政治:D 知力:D 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------プシェミスル朝第5代ボヘミア国王、第2代ポーランド国王、ハンガリー国王。ヴァーツラフ2世の子。アールパード家が断絶するとハンガリー国王となるが、ポーランド国王になる際にハンガリー王位を放棄する。しかしポーランドに向かう途上で暗殺されてしまう。 オットー神聖ローマ帝国(オーストリア公国)1301~1339統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------オーストリア公、ケルンテン公。神聖ローマ皇帝アルブレヒト1世の子で、兄のアルブレヒト2世と共同統治をした。『陽気公』と呼ばれた。 カール4世(ボヘミア王カレル1世)神聖ローマ帝国1316~1378統率:B 武力:C 政治:B 知力:A 文化:A 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------ルクセンブルク朝第2代神聖ローマ皇帝(大空位時代後6人目)。ボヘミア王、ルクセンブルク伯。ハインリヒ7世の孫で、ボヘミア王ヨハンの子。金印勅書を発布し、教皇をローマに戻した。皇帝の権力強化に努め、本拠地であるボヘミアの街はヨーロッパでも栄華を極めた。プラハ大学を設立する。 ハインリヒ7世神聖ローマ帝国1275~1313統率:B 武力:C 政治:B 知力:C 文化:B 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------ルクセンブルク朝の神聖ローマ皇帝(大空位時代後4人目)。ルクセンブルクの伯爵だったが、アルブレヒト1世の死後、皇帝に即位し、戴冠する。ルクセンブルク家を公国に昇格させ、ボヘミア王国を支配するなど、領土を短期間のうちに拡大させた。 バルドゥイン・フォン・ルクセンブルク神聖ローマ帝国1285頃~1354統率:C 武力:D 政治:B 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------神聖ローマ帝国の選帝侯であるトリーア大司教。ルクセンブルク伯ハインリヒ6世の子。ハインリヒ7世やカール4世の神聖ローマ皇帝選出に大きく貢献した。 フリードリヒ3世(オーストリア公フリードリヒ1世)神聖ローマ帝国(オーストリア公国)1289~1330統率:B 武力:C 政治:C 知力:C 文化:C 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------ドイツ王、オーストリア公。神聖ローマ皇帝アルブレヒト1世の子。ルートヴィッヒ4世と皇帝位を争ったが敗北、ミュールドルフ近郊での戦いでも大敗して捕虜となった。妥協でドイツ王を名乗ったが早くに没した。『美王』と呼ばれた。 ベルトルト・シュヴァルツ神聖ローマ帝国(フライブルク・イム・ブライスガウ)????~????(14世紀)統率:C 武力:C 政治:C 知力:B 文化:A 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------フランシスコ修道会士。科学者、錬金術師。作業中に偶然、黒色火薬を発明したとされ、『黒のベルトルト』と呼ばれる。 マイスター・エックハルト神聖ローマ帝国(チューリンゲン)1260~1328統率:E 武力:D 政治:D 知力:B 文化:B 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------神学者。ドミニコ会のザクセン地方管区長やボヘミア地方副司教を歴任する。神性の無と神との合一を説いたが、教会軽視とされて、異端審問を受ける。著作の刊行・配布が禁止され、記録のほとんどが失われている。 ヨーハン・パリツィーダ神聖ローマ帝国1290頃~????統率:C 武力:C 政治:C 知力:C 文化:D 魅力:D--------------------------------------------------------------------------------オーストリア大公ルドルフ2世の子で、神聖ローマ皇帝ルドルフ1世の孫、アルブレヒト1世の甥に当たる。父の死後、伯父の保護下で過ごしたが、父の遺産が返還されなかたっため、伯父のアルブレヒトの暗殺を企てる。『尊属殺(パリツィーダ)』と呼ばれ、ヨーハンの名は、ハプスブルク家の忌み名となった。 ヨハネス・タウラー神聖ローマ帝国(シュトラースブルク)1300頃~1361統率:C 武力:D 政治:C 知力:B 文化:B 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------神学者。ヨハネス・エックハルトの弟子で、当代随一の教師といわれ、ルターやメランヒトンなどに賞賛された。ドイツ語で本を書き、ドイツ語正書法の発展に大きく寄与した。 ヨハン・フォン・ルクセンブルク(フランス名:ジャン・ド・リュクサンブール)神聖ローマ帝国(ボヘミア)1296~1346統率:B 武力:B 政治:C 知力:C 文化:E 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------神聖ローマ皇帝ハインリヒ7世の子で、カール4世の父。父の死後、皇帝の最有力候補だったが、諸侯の反発に合い、即位できなかった。ボヘミア王。後に病を患い、視力を失い、『盲目王』と呼ばれる。娘婿のジャン2世の要請でクレシーの戦いに参戦するが、壮絶な戦死を遂げる。 ヨハンネス・リヒテナウアー神聖ローマ帝国(リヒテナウ)????~????(14世紀)統率:C 武力:A 政治:C 知力:C 文化:B 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------剣術家。各地を修行して廻り、剣だけでなく盾、短剣、小刀、甲冑戦闘、平服戦闘、騎乗での組み討ちを含んだ「ドイツ流剣術」を確立した。彼の元には『リヒテナウアーの友』と呼ばれる弟子が集まった。 ルートヴィヒ4世神聖ローマ帝国1282~1347統率:C 武力:C 政治:B 知力:B 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------バイエルン朝の神聖ローマ皇帝(大空位時代後5人目)。上・下バイエルン公、ライン宮中伯、ブランデンブルク辺境伯。ハインリヒ7世の死後、皇帝に即位する。ローマ教皇ヨハネス22世を異端とし、対立教皇としてニコラウス5世を立てた。ドイツ騎士団にリトアニア大公国、ロシアを征服する特権を与えた。 ルドルフ3世(ボヘミア王ルドルフ1世)神聖ローマ帝国(オーストリア公国、ボヘミア王国)1281頃~1307統率:C 武力:D 政治:D 知力:C 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------オーストリア公。神聖ローマ皇帝アルブレヒト1世の子。元ボヘミア王妃リクサ・エリュジュビェタと結婚してボヘミア王となる。しかしボヘミア諸侯はルドルフを王と認めず、争いの中赤痢で病死した。 ルドルフ4世神聖ローマ帝国(オーストリア公国)1339~1365統率:B 武力:C 政治:B 知力:A 文化:A 魅力:B--------------------------------------------------------------------------------オーストリア公。アルブレヒト2世の子。土地所有権をオーストリア公にする法案、ツンフト禁止令、消費税導入、聖職者の免税特権廃止などを断行し、『大公』を名乗る特許状の文書偽造を行った。『建設公』とも呼ばれ、シュテファン大聖堂、ウィーン大学などを建てさせた。 レオポルト1世神聖ローマ帝国(オーストリア公国、ボヘミア王国)1290~1326統率:B 武力:C 政治:B 知力:B 文化:C 魅力:C--------------------------------------------------------------------------------オーストリア公、シュタイアーマルク公。神聖ローマ皇帝アルブレヒト1世の子。兄であるフリードリヒを支え、スイスの統治にも当たったが、モルガルテンの戦いでは原初同盟に敗北する。ミュールドルフの戦いで兄が捕虜となると和睦に奔走した。