約 459,460 件
https://w.atwiki.jp/kurogirihankoku/pages/177.html
「彼女に笑顔の戻らんことを」 いつの日にか、必ず。
https://w.atwiki.jp/rozenrock/pages/1077.html
ドラムの音を合図に水銀燈のギターがイントロを始めると、蒼星石のベース、翠星石のドラムが確かなリズムを真紅と雛苺へと送る。 目を閉じた真紅はそのリズムを胸で受け止めると、静かに、そして強く歌いだした。 けぶる木漏れ日浴びふと気付く 春風の奥思い出す♪ 揺れる笑顔あとわずかな時間 近くにいたかった~ それでも あぁ~ 同じ視点で見ている世界が――――――――♪ あぁ~ 二人ビミョウにズレてた―――――――――♪ 遠く 見つめ ポツリ 「じゃあね」 今は 同じ おひさまの下 目を覚ます♪ こういう夢ならもう一度逢いたい 春が来るたびあなたに逢える♪ そういう気持ちで チクリと心が痛む……… 演奏し、歌う彼女達の脳裏には懐かしいあの頃の場面が歌と共に色彩を浴びた影絵のように浮かび上がってきた。 初めて楽器を手にした頃…… 「Fのコードってどうやって押さえるのぉ~?」 「チョッパーって難しいのかな?」 「翠星石はこんなに手足がバラバラには動かねぇですぅ~」 なんでもない昼休みの会話…… 「次の授業は体育ですぅ~、ダルいですぅ~」 「ヒナは体育が大好きなの~、跳び箱も3段跳べるようになったの~」 「私は見学するのだわ」 常にそばにいた翠星石。 彼女が突然目の前からいなくなってから何度も夢に出てきた場面と会話が彼女達の演奏と真紅の歌声に同調してゆく。 通りを見渡せばふと気付く 花の色から思い出す♪ 同じ夢を夢見てたあなた 誘って連れ出した それから~ あぁ~ 長い時間をかけても それでも――――――――♪ あぁ~ 世間が愛想付かせても――――――――♪ 「最近バンドなどやってるようだな?成績が下がっているぞ」 教師や親からの決まったセリフに彼女達は澄ました顔をしてこう答えた。 「翠星石は…」 「僕は…」 「私は…」 「わたしはぁ~…」 「ヒナは…」 授業よりも 食事よりも~♪ もっと大切なコト 「私…歌が好き!!」~♪♪ 誰に向かっても彼女達は大きな声で言い切ったあの頃。 そして不意に訪れた永久の別れ。 この不条理な出来事に怒りと憤り、そして姉であり親友の命を奪った事故に恨みすら覚えた彼女達、しかしそれ以上にもう一度、ほんの一瞬でもいいから翠星石に逢いたい。 せめて眠りの中なら……そう願って枕を濡らした夜を過ごした。 こういう夢ならもう一度逢いたい 春が来るたび大きくなれる~♪ そういう気持ちを 忘れずにいたら♪ 強く生きられるような気がして~~♪ そして思いがけない形であの日かなえられなかった約束がこうして今、ピンク色が映る光景を横目に展開されていく。 彼女達の演奏と歌はその花弁を舞い上がらせる春風のように心地よく、そして強く響いていく。 雪がやんで 寒さも消え 今年もあの季節が来る あぁ~ 春が来る♪♪ こういう夢だしもう一度逢いたい 別れの季節も好きになれる~♪ いっぱい話した思い出がひらり いつでもよみがえらせれる~~♪ こういう夢だしもう一度懸けたい――――――――いつか……♪♪♪ 最後の一小節を演奏し終えると、ドラムと小さなアンプから発せられる微かな余韻が残るだけで、部室は静かで優しい空気に包まれていた。 ビュ~ッ――――――――――――――――ガタガタッ……… その静かな部室の窓に一際つよい春風が吹きつけた。 少しだけ開けていた隙間から桜の香りを含んだ風がカーテンを膨らませる。 その風が彼女達の髪を揺らすと、誰ともなく視線をドラムに移し声をかけようとした。 「あッ、ど、どうしたの?ねぇ、どうしたの翠星石?」 少し肌寒さを残した春風の中、翠星石が憑依したジュンはドラムにうつ伏せるように倒れこんでいた。 *** あれ? ここはどこだ? ん? あぁ、寝てたのか…… 目を開けたジュンはぼんやりとしたまま見慣れた天井を見ている。 ただ、ぼんやりと。まるで性質の悪いカゼにでもかかっているかのような気だるさ。 「んん~~」 ベッドの上で体を伸ばしてみる。少し関節が痛い。今は何時だろう? そう思ったジュンはベッドから手を伸ばして携帯電話をつかむ。 時間は夜の7時。そして着信が3件。履歴を見たら巴からだった。 あれ? 柏葉からだ、なんだろう? 最後にかかってきたのは40分ほど前。とにかく巴に電話する。 3回目のコールで出た巴の声はいつもと違ってどこか重苦しい。 「桜田君、大丈夫なの? 吐き気とか、目眩とかない?」 なんだろう? どうして柏葉が僕の体調を気にしているんだ……? そう思ったジュンだが、「ちょっと体がダルいかな?」と答える。 「それだけなの? 頭が痛いとか、熱があるとか、本当に大丈夫なの?」 「あぁ、熱とかは無いと思うよ、でもカゼ気味かな? ところでどうして 僕の体調が悪いのを柏葉が知っているんだ?」 「えっ、忘れているの? 今日音楽室で桜田君に翠星石って言う霊体が憑依したのよ」 「はぁ? 翠星……あぁぁッ!! そうだ、翠星石だ!!」 「大丈夫? 思い出したの?」 「あぁ、思い出したよ。そうだよ、翠星石だよ。って、どうして柏葉が知ってるんだ?」 「私ね、剣道部の朝練に行っていたの、 そうしたら桜田君が軽音楽部に向かって走っていくのが見えて、気になったから部活の休み時間に軽音楽部を覗いたら桜田君に憑依した翠星石っていう霊体がドラムを叩いていたわ、 そして桜田君は気を失ったのよ」 「そうだったよ、どうして忘れていたんだろう?」 「それはよくあることよ、素人が強制的に霊体を体に入れたら記憶は曖昧になってしまうわ、 だから桜田君は一時的な記憶喪失みたいになったと思う」 「そうだったのか…で、僕はどうやって家に帰ってきたんだ?」 「あの後、意識は翠星石さんから桜田君に戻ったのよ、でもフラフラだったから私が家まで連れてきたの」 「そうか、すまないな柏葉、で、のりは何か言ってたか?」 「それは大丈夫よ、お姉さんにはカゼだって説明しておいたから」 今朝あったことを思い出したジュンは、巴の話を聞きながら部屋の端から端まで見渡す。 天井の隅、テーブルの下、翠星石がお気に入りだった押入れの中、よく体の一部を出していたエアコンの噴出し口。 それらどこにも翠星石の姿は見えなかった。 どこに行ったんだあいつ…? もしかして成仏したのか? そう思ったことをそのまま巴に質問してみた。 有栖神社の娘であり、霊媒体質の巴なら翠星石がどうなったか知っていると思ったからだ。 「なぁ柏葉。翠星石がどこにもいないけれど、成仏できたのかな?」 「まだよ、翠星石は桜田君の体の中に居るわ、彼女はまだ成仏しきっていないの」 「はぁ? なんだって? それ本当か?」 まだ成仏はできていない。そう告げられたジュンはマジマジと自らの体を見る。 「本当か……まだ僕の中に翠星石はいるのかよ??」 「まだいるわ、本当ならみんなと演奏できた彼女は成仏できるはずだったわ、 でも何かが邪魔しているみたいなの」 「なんだよ、その邪魔しているものって?」 「よく分からないわ、でも彼女は桜田君の中にいるのは間違いないのよ、 このままだと桜田君も翠星石さんも良くないわ、だから明日神社のほうに来て」 「あぁ、それは構わないけど、どうするんだ?」 「私が翠星石さんと話してみる、それでダメだったら強制的に浄霊するしかないわ」 「…浄霊……そ、そうか、分かったよ」 巴の口から出たセリフにジュンはただ頷く言葉しか出なかった。 その夜、ジュンは何度か翠星石に向かって語りかけてみたが、応答はない。 自分の中に翠星石がいるような感覚はないのだが、巴にそう言われたら信じるしかないのだ。 明日、言って話を聞かなくちゃ…… ベッドの上でそう考えながら起きた時と同じようにぼんやり天井を見ていたジュンは、今朝の憑依の疲れが残っていたのか知らず知らず瞼が重くなり、やがて寝息を立て始めた。 (以下執筆継続中) (11)へ戻る/長編SS保管庫へ
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/5107.html
449 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 18 36 50 ID ??? 報告というか質問なんだけど 先日の例会で「彼女と出掛けるから来週は欠席する」と断ったら先輩から文句を言われた。 「独り身が多いんだから少しは気を使え、バイトなり家の用事なり口実はいくらでもあるだろ」 自分としてはウソをついてばれた時の方が気まずいと思うんだけど。 もしかして自分の方がプチ困かもと悩んでいるのでマジレスお願いします。 450 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 18 37 43 ID ??? どっちもどっちな気がする 451 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 18 38 02 ID ??? 「出かけるから」でいいだろ。 自慢げな雰囲気は確実に含まれてるよ。 あと文句言ってる先輩はクズで確定 452 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 18 39 51 ID ??? わざわざ彼女がとか言う必要はないな 453 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 18 44 48 ID ??? これにて一件落着 457 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 18 47 46 ID ??? 気の回し方が少しズレてるっぽいな 458 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 18 49 16 ID ??? 先輩GJだな 459 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 18 49 57 ID ??? 単に出掛けるとだけ言っとけば波風も立たんし嘘もついてないからそれでいいんじゃね? 460 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 18 49 57 ID ??? >自分としてはウソをついてばれた時の方が気まずいと思うんだけど。 嘘つかなくても、不要な部分は伏せるのが常識だろ。 「会うたびに主にバックからSEXしてる彼女と出掛けます。 彼女は俺が3番目の彼氏で、俺にとっては始めての彼女です。 例会の日は最終的にラブホでSEXするつもりです。」 こんなこと言うか?言わないだろw 461 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 18 52 01 ID ??? 456 なんでいちいち謝るの? 462 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 18 52 01 ID ??? 460 そのツッコミもおかしいと思うぞw 463 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 18 53 10 ID ??? つーかこの報告者マジで空気読めないタイプだろ 464 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 18 53 27 ID ??? 459-460 461-462 …何これすごい 465 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 18 54 09 ID ??? 462 …うん、俺もそう思うw でも要は伝える情報の取捨選択は自分がするわけじゃん? 「彼女と」なんてつける辺り、優越感まる出しだと思うんだよね。 報告者は「わからない」なんて言ってるけど、どうせ「モテない先輩のひがみw」としか思ってないよ。(否定できないが) 自分でつついといてねw 467 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 18 55 34 ID ??? 465 多分ここまでのレスにも「喪どもが寄って集ってひがんでやがるwwwww」とか思ってるんじゃないかw 468 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 18 57 22 ID ??? 467 だろうね。 学歴自慢とかに似た匂いを感じるよ。 469 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 18 58 48 ID ??? 463 つーかこの報告者マジで空気読めないタイプだろ 全くだ、このスレで彼女の話題をだすなんて。 470 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 18 59 25 ID ??? 自分にそのつもりなくても、いちいち相手が気にしてるところを盛り込んで ケンカ売ってんのかって思われるような発言する奴っているからな。 要は無神経なんだけど。 もてないことを悩んでる相手に、「もててもいいことないぜ、 こないだも女二人が俺を取り合って喧嘩したしさ」とか言うようなあほ。 貧乳コンプレックスに「胸無い方がいいよ~、あっても肩こるしぃ、 男がすぐ胸見てくるしぃ~」とか言うあほ。 彼女いなくていじけてるのも勝手ではあるが、 そいつにわざわざ「彼女と出掛けます」と報告するのもあほ。 474 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 19 04 41 ID ??? . ∧__,,∧ 卍卍卍卍卍卍卍卍 ( ´・ω・) 卍卍卍卍卍卍卍卍 . /ヽ○==○卍卍卍卍卍卍卍卍 / ||_ | 卍卍卍卍卍卍卍卍 し  ̄(_)) ̄(_)) ̄(_)) ̄(_)) ̄(_)) とりあえずお前らこれを忘れてるんじゃないのか? 475 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 19 06 33 ID ??? まあ俺も新しいゲームを買ったりして浮かれてつい自慢してしまうから強くは言えないが せめて注意されたら気付けバカ! 476 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 19 07 35 ID ??? 474 それは「上手いことやったなコノヤロー」っていう賞賛の意味合いも含まれている気がするので この報告者には相応しくないな 477 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 19 10 48 ID ??? 多分例会でも 「アイツ今度休むんだってさ」 「永久に休んでりゃイイね」 「ギャハハハ!」 だと思うゼ 478 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 19 11 57 ID ??? 逆に考えろお前ら、これぐらい無神経でも彼女は出来るんだと。 …え、顔?話術?財産? 479 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 19 15 19 ID ??? 少なくとも話術はねーだろ 480 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 19 17 23 ID ??? やっぱり世の中金か…… スレ233
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/4211.html
『人様の事情に首を突っ込むな』とは人間が他人との生活の中の摩擦を経て得た尊い教訓の一つでしょう。触らぬ神に祟りはなく、親切心を働かせたところで自分が対応仕切れない問題事を背負いこむなど具の彫刻と言えるからです。 他者との距離に重きを置き、日頃より人付き合いの間合いを慎重に定め、心を鬼にして妹にも自立と成長を促すために距離を置く稀代の殊勝で努力家で正直者の教育者兼酒場の看板娘、つまりこのわたくしは、現在、世界樹で行われるアイビーリープの大会の練習真っ盛りです。 当然他人を気遣うどころか自分の事で精一杯なわたくしは、上記の精神にしだかい清く正しく美しく日々生活をしていました。 だから、わたくしの過失ではないのです。 例え手に余る事態を抱え込もうと、例えろくでもない事に巻き込まれようと。 何故ってだって、事情の方から足をはやしてわたくしを追いかけてきたのでは… 《雪ら薔らと夢の世界樹》 第2階層『雪ら薔らとアイビーリープ』 第7階「彼氏彼女達の事情」 「うーし、んじゃあ早速始めるですよ~。キリキリ気張りやがれです~」 「ええ」「うん」「はーい」 朝露の湿度とひんやりした冷気にシャキッと寝起きの意識を覚醒させ、その言葉とは裏腹にリラックス全開の翠星石さんの言葉にみんなで答えます。 柔軟体操をしながら見上げれば、目の前には天まで届くかのごとく聳える偉大な大樹。 朝焼けに、そして朝霧に彩られたその巨木は様々な彩りを発し、しかしそのどれもが生き生きと力強い存在感を醸し出しております。 大自然の前に人間は余りにちっぽけで、強く自我を意識していないと自分が霧散してしまいそうな錯覚さえ覚えてしまうというもの。 パンパンとほっぺを叩き、ぐっと気合いを入れてやりました。 そんなわたくしを楽しそうに見ながら、翠星石さんは先程より随分としっかりした声で、世界樹に響くように高らかに宣言したのでした。 「では、第一回ジェイドリッパーズの合同練習、スタートです!」 「え?合同練習ですか?」 その話を聞いたのはつい先日、わたくしがリープの練習を始めて二週間ほどした時の事。 「です。きらきらの跳び姿も様になってきましたし、ここらで世界樹で実践的な練習をしようかってわけです」 「ああ、なるほど」 これまでも翠星石さんや妹と合わせての練習は何回かありましたが、実際に世界樹を跳ぶ機会はまだなかったのです。 「別にそんな難しい話じゃなく、本番の模擬練習と世界樹での注意事項を二人に教えるってことなんですけどね。後はチームの友好度でも上げておこうかとリーダーなりに愚考したですよ」 「大変結構だと思いますわ。では、めぐさんも一緒に?」 「ですね。んじゃあそういう旨をきらきらがめぐに言ってくれますか?」 「はい、心得ました」 「水銀燈との約束ついででいいですからね。ひっひっひ」 「…お気遣い感謝致します」 「何言ってるですか、チームメイトじゃねーですか。ねー、ばらばら?」 「ねー。あはははは」 「…では、行って参ります」 水銀燈さんとの約束。それは彼女がわたくしに辛い過去を打ち明け頭を下げる事で得られた二人だけのとても尊く大切なモノ。だったのですが。 …我ながら、良く耐えたとは思うのです。 あの日、水銀燈さんとの出逢いの後にわたくしを待っていたものは、まさしく“拷問”の二文字が相応しいものでした。 翠星石さんがわたくしが洗ったばかりの純白のシーツに醤油を垂らしました。 妹がわたくしが楽しみにしていた木イチゴのタルトを一人で平らげました。 翠星石さんが町で拾ったらしき『生娘』の号外をBGM付きで朗読し始めました。 妹がわたくしの恥ずかしい過去を録音機に向かって暴露大会を始めました。 翠星石さんがめぐさんの実験用と言って取り出してきたインセクトをミーのレッグにオンしやがりました。 そして同時に妹がわたくしの弱点を的確にくすぐり始め… 良く、頑張ったとは思うのです。 ただわたくしがあの場でゲロしたのはあくまでも概要で、細かいプライベートな事は流石に言えないと懇願したところ、二人はあっさり引いてしまいました。どうやらただイタズラがしたかっただけのようです。とてもふぁ●くですわ。 さてその水銀燈さんとの約束、つまり水銀燈さんのお願い事なのですが、その大半はめぐさんを気づかってあげて欲しいという、翠星石さんの言いぐさではないですがチームメイトとして当たり前の事でした。 それだけに、そんな当たり前の事が出来ない水銀燈さんの想いが良く伝わってくるというもの。 わたくしも出来る限りの事はしてあげたい。当たり前の事なのですが、モチベーションは上がりますよね、やっぱり。 「失礼致します」 翠星石さんの家から徒歩数分、合い鍵を使って入った現在めぐさんが借りているマンションは水銀燈さんの部屋に遅れはとるものの、この町ではかなり上等な部類のものでした。 実はこのマンション、水銀燈名義で借りているそうで。 なんでもめぐさんはこの町に来た当初は狭い安宿にいたそうですが、水銀燈さんが色々と手を回し、そこの大家に『部屋を改装するから悪いがこっちのマンションに移って欲しい』と一芝居打ってもらったとか。 えらくランクアップした住まいにも、一向に家賃の請求が来ないのにも自分の姉にしか興味の無い彼女にとってはとるに足らない事のようです。 ところで、どうしてわたくしが勝手にめぐさんの家に上がり込み、こうして部屋を勝手に歩き回っているかと言えばめぐさんとの間にそういう確約が結ばれているからです。合い鍵だって頂いていちゃってるのです。 水銀燈さん以外に全く興味がなく、他人と殆ど関わりを持たない彼女とどうやってここまでの関係を作り上げることが出来たのか。 それでは、わたくしの闘いの栄光の歴史をご覧ください。 ~一回目~ 「どうもこんばんは。雪華綺晶でございます。昨日のサンドイッチのバスケットを受け取りに参りました」 「………はい」 「どうも。あ、そうそう、もしよろしかったらこのレモンパイを召し上がりませんか?昼間作った余りモノで申し訳ないのですけれど」 「………うん」 「それは良かったですわ。それではまた」 ~二回目~ 「おはようございます。雪華綺晶です」 「…おはよう」 「この前のパイが好評だったようなので、今度はスイートポテトなどを焼いてきたのですが…余計でしたでしょうか?」 「…ううん、そんな事ないわ」 「ではどうぞ。良かったらまた感想など聞かせてくださいませ」 ~三回目~ 「世界樹の町のベーカリー、雪華綺晶が参りました」 「ああ、アナタね」 「ご覧くださいめぐさん。近所の方からクルミをいただいたので出来たてパンのお裾分けです。あと、香り高いコーヒー豆をお持ちしたのですが、御自分で沸れられます?」 「…部屋、あがってく?」 「それでは、失礼致しますわ」 ~四回目~ 「スイーツこそ人生の潤い。あなたの心のパティシエール、雪華綺晶が乙女の宝石箱をお届けに参上致しました」 「いらっしゃい雪華綺晶。さ、あがって?」 「はい♪」 ふっ、我ながら自分の手際の良さが恐ろい…。これこそまさに、古来より伝わりし『お嬢ちゃん、おじさんについて来たらアメあげるよ』戦法!! いささかどうかとも思わないでもありませんが、結果良ければ全てよろし!! …今度、水銀燈さんにも教えてあげましょうかね。 ただわたくしが合い鍵を持っているのには他にも事情があります。こうして部屋をチェックして回っているのに当の本人に会えない理由がそれ。 「根を詰めるような事も言ってましたから…研究室に籠もってるんでしょうか」 もちろん研究室なんて大それた部屋が一介のマンションにありはしないのですが、何度かお邪魔したそこは確かに研究室と名乗るに相応しいほどの雰囲気を醸し出しているのです。 神に仇なす錬金術師――アルケミスト。 それが彼女、柿崎めぐのジョブでした。 錬金術に対しトラウマを持つ水銀燈さんならいざしらず、その水銀燈さんを目指しリッパーになった彼女ですから、この選択はある意味当然なのかもしれません。かつての術式失敗のあの日から、彼女は変わって…いえ、“変われずに”いるのですから。 あまりゆっくりしているのも時間が惜しいので、少々覚悟を決めてその厚いドアに手をかけます。 覚悟する理由?それはつまドドドドガガガガガガギュィイイイインババババババチュインチュインギーーーガーーーゴーーーシュゴォオオオオオ!! 研究室。確かに研究室でしょうこれは。ただ少なくとも、一般的にアルケミストに似合う実験室ではありませんが。 ともかく、耳を塞ぎながら目の前の背を向けながら手元で火花を散らすめぐさんに声をかけなければ。 「ぁ……ぉ…!…!ぁの……!」 自分ですら聞こえないんですから、めぐさんに聞こえるわけがありません。致し方ないので足元に転がっているバールのようなものを握り、機材を交換するために作業を中断した隙をねらって、 「えいやっ」 ごちん。 防御ゴーグルと耐熱マスクに覆われた頭ががっくんと下がりました。 「めぐさーん!雪華綺晶でございまーす!」 「…ん、あ、なんだ雪華綺晶か。いらっしゃい」 「はいどうも。勝手に上がらせてもらってますわ」 「うん」 簡単な挨拶を交わすと彼女はゴーグルやマスクをとり、後ろで縛った髪を振りほどいて汗で張り付いた前髪をかきあげました。 「ふー、暑いわ。何これ。異常気象?」 こんな機密の高い部屋でそんな厚い作業服を着て火花散らしてバーナー使えば当たり前です。 「とりあえず、これを飲んでくださいな」 「ありがと。…あれ、雪華綺晶が三人いる…?」 「飲んで!いいから早く飲んでください!」 ごぶごぶ。そのスポーツドリンクを半強制的に彼女の口に注ぎ込んで飲ませていきます。 「やっぱり不眠不休で飲まず食わずでしたか。アルケミストの研究ならば目をつむる面もありますが、お願いですから水分だけは取ってくださいませ」 「んぐ…あふー。そっか、脱水症状だったんだ。なんか目が霞むし手が震えるしでどうしようかと思ってたのよ」 「はぁ…後これ、冷蔵庫に入ってたお惣菜です。お腹空いたでしょう?」 「ん、別に…あれ、い、痛い!お腹空いてる!お腹空いてお腹痛い!何で!?さっき食べたばっかりなのに!」 「…その“さっき”、多分48時間くらい前ですよ」 わたくしに言葉を返す間もなく、差し出したタッパーの食料を勢い良くかきこみ始めためぐさん。お茶を手渡してあげるとそれもグビグビと飲み干しまた惣菜へ… わたくしが来なければ一体何時までここに籠もっていたのやら。イディオ・サヴァンじゃないんですから…と思うも、その例えはある意味的をえているのかもしれません。 「ほへ?はにひにひはの?」 「急ぎではないので、食べ終わってからで結構ですわ」 「ほ」 彼女は再びカロリー摂取に没頭し出したので、その間にわたくしは部屋を換気し、未だ熱を持つ機械の電源を落としていきます。 「あ、まだ途中なのに」 「めぐさんはしばらく休憩しなければなりません。チームのメディックからのドクターストップですわ」 その言葉に諦めたのか、はたまた食欲が先行したのか。後はひたすら二人前はあったハズの食料の最後まで綺麗さっぱり平らげてしまいました。 「ごちそうさま。味は覚えてないわ」 そうでしょうね。 「お粗末様でした。他に体の具合で気になる所はありますか?」一応脈を取りつつ質問。こういう時にオフィシャルメディックの研修成果が出てきます。 「んー、得になし。それで?私に何か用?」 「さっきの食料供給だけで重要な用事な気もしますが…そうですわね、とりあえずシャワーを浴びて着替えてきてくださいませ。そんな汗だくでは風邪をひいてしまいますから。そのインナーシャツもいい加減洗濯しませんと」 別にいいのにと愚痴るめぐさんの背中を押し、メンバーの不衛生はわたくしの責任ですからと着替えとタオルを持たせてお風呂場へ。 そしてわたくしはめぐさんがお風呂場に入った事を確認した後、小走りで研究室に向かいました。 「さて」 水銀燈さんとの約束。お願い事を果たしてしまいましょう。 彼女と交わしたその内容の殆どがめぐさんの健康管理であるのに対し、それから漏れるのがこの行為。すなわち、めぐさんの研究状況の定期報告でした。 とは言ってもわたくしに錬金術の知識など無いので、事前に持たされたチェックリストにマークするだけ。それを後で水銀燈さんに送る。そういうお仕事。もちろん二人にはゲロしておりません。 まあ、ちょっとスパイチックな感じも致しますが、結局のところはめぐさんの身を案じての事なんでしょう。過去に経験がある以上、神経質になるのもわかりますし。 「それにしても…アルケミストは科学者だと言いましたけど…もう少し、なんと言いますか…」 MPとか使ってくれないでしょうか…とわたくしのようなバーチャル世代(?)は夢想するのですけれど。 「科学者どころか、これでは技術者に近いですわ」 確かにフラスコやビーカーなんかもありますし、薬品その他もあるにはあるんですが、やはり目を引くのは目の前の工作機です。ゴツいです。アイアンです。 ああ…わたくしの理想のアルケミストからぐんぐん離れて…。そういうのが見たかったらファンタジックな本でも読むのねぇ、と心の中の水銀燈さんにも諭されてしました。 そんなこんなでチェックリストをすべて埋め、ため息をつきつつ部屋を出て紅茶でも沸れようかとしたところでめぐさんがお風呂場から出てきました。 「はふ、サッパリした」 その姿はまさに、水の滴るいい女。 言い換えると、びちょぬれでした。 「タオル…渡しましたよね?」 「うん。ちゃんとふいたわよ」 どのくらい雑にふけばそんな塗れネズミのような…いや、それより… 「そのシャツ…裏表が逆の上に、前後も逆なんですけど…」 「え、嘘。あ、だから背中にボタンがあるのね。しかも内側に。どうしようかと思ってたのよ」 「………」 我ながら、ため息が様になってます。 水銀燈さん…日頃の気苦労、お察し致します。今度また、お茶会に誘ってくださいましね。 そしてその翌日、つまり合同練習当日の今日。 「翠星石達に割り当てられたエリアは125-B2-3の500メートル四方です。まずはそこまで行くですよ」 検問をくぐり、世界樹の玄関口とも言える第一開拓地でリッパーの装備を付けながら今日の予定を確認します。 この用具はリッパーの命綱でもありますからね。しっかり整備しなければ。シューターよし、バンパーよし、ジャケットよし、保護ゴーグルよし… 「あら?めぐさん、その装備は一体…?」 わたくし達は皆それぞれジョブが違うので固有装備というものがあるのですが、めぐさんのソレはその中でも一際目を引くものでした。 めぐさんの両手に付けられたそれは手袋と言うよりもはや籠手と呼ぶに相応しく、二の腕から手首の辺りまではリング状に空いたカードリッジが連なり、その終着点の手のひらには怪しげな光を放つ円形の装置。そしてそこから指に繋がれたカタパルトレーン。 …兵器? 「ケミカルリアクターよ」 リアクター(反応炉)? 「ああ、ばらばらは見るの初めてですか。あれが世界樹のアルケミストの基本スタイルですよ。袖のアルケミーディスク(術弾とも言いますが)を手のひらのリアクターにぶち込んで活性化させて、両手を叩き合わせて無理やり反応させた後に指のカタパルトで打ち出すんです」 翠星石さんの解説を聞きながら、わたくしはその大層なシロモノをまじまじと観察していました。そのギミックは前に妹がラフレシア相手に使った『起動札』を連想させます。魔法っぽくはないですけれど、これはなかなか… 「フラスコで実験する訳にはいきませんからね。魔物を倒す為の威力と速度を求めた結果です。戦士で言えば剣みたいなもので、アルケミストの魂ですから一流のアルケミストはみんなアレを自作するんですよ。だからリアクターを見ればアルケミストの格が知れると言われてます」 なるほど、めぐさんがあれだけの機材で作っていたのはコレだったんですか。見れば見るほど複雑かつ精密で、これを自前で作ったなどと言われては素直に感心する他ありません。 「ま、翠星石から見たらとんだキチガイの代物なんですが…ところでめぐ、術弾は何持ってきたですか?」 「六色の各単小」 めぐさんは特に目線も動かさずに答えました。 「問題ないですね。ばらきらにも一回くらい目の前で見せた方がいいですし。そいじゃとっとと向かいますか。いい加減、時間も押してきてますしね」 確実の準備が整ったところで翠星石さんが合図を出し、わたくし達はシューターを蹴って世界樹の中へと跳んでいきました。 「翠星石」 妹が急に速度を落としてハンドシグナルを飛ばしたのは、目的地まであと少しといった所でした。 全員が制止して物陰に隠れ、妹が指差す方角を凝視します。 「…ほー、これだけの距離でよく見つけましたね。流石はレンジャーですぅ」 わたくしにはさっぱりなのですが、どうやら進行方向に魔物がいるようです。随分と人の手が入った第一層ですが、やはりまだちらほらと魔物は現れるのです。 「大丈夫ですよ。大したヤツじゃないですし、それにきらきらは非戦闘員じゃないですか」 「…はい」 否応無しに強張ったわたくしに翠星石さんが気を使ってくれました。 オフィシャル・メディックは攻撃してはならない。確かにそれはリッパーに定められたルールではありますが、当然の事ながら世界樹はそんな事を聞いてくれる相手ではありません。 「そうですね…良い機会ですから、ここは一つめぐに任せますか」 翠星石さんはブルっているわたくしから少し離れ、めぐさんに簡単な指示を出しました。それを受けためぐさんは黙って軽く頷き、 ガシャン! 両手のケミカルリアクターに術弾が装填されます。淡い緑色の光を放っていたリアクターは、一瞬で真っ赤に染まりました。 「念の為、めぐが跳んだら後に続きますよ。術式はスキが出来てしまいますから三人で防御支援をします」 ゴクリ。わたくしの喉が鳴りました。 そんな難しい事でも危険な事でもないのはわかっています。しかしわたくしにとって初めてに近い実戦の緊張感は、それは大きなものでした。 バッ!と木の葉が舞い、その中からめぐさんが高速で突き抜けます。少し遅れてばらしーちゃんと翠星石さんが両脇に。わたくしはその後方…の予定でしたが跳び出す反応が遅れ距離がつき過ぎてました。自分の小心さが口惜しい。 ばちんっ! めぐさんが両手を、まるで祈るように叩き合わせます。そして即、左右で合わさったディスクが魔物が居るとおぼしき場所へ打ち出されました。 その直後、そこは一瞬、ほんの一瞬ですが、まるで爆発したかのような火の手が吹き荒れました。 あまりに一瞬。ですがそれはわたくしの目と心に、とても強烈に焼き付いていて。 「…あんなもんじゃないですよ」 その光景に半ば茫然としていたわたくしの横に、いつの間にか翠星石さんが立っていました。 「あれは《火の術式》。アルケミストの基本中の基本です。あれの上位の全体術式や、単発の特大火力なんかアホですよ。見たら三日は笑えます」 そう言った翠星石さんは、全く一ミリたりとも笑っていませんでした。 「人が魔物に勝とうなんて考えた結果があれですよ。アルケミストの瞬間的な破壊力は他のジョブとは桁違いなんです。そのせいで犠牲にしてる部分も多いですが、撃つ場所さえ間違えなきゃ木造の家くらい軽く吹き飛ばしますからね。まったく…狂気の沙汰です」 ドクトルマグス。世界樹の巫女。そんな、大昔から世界樹と共に生きてきたであろう一族の末裔は、焼け跡と魔物の亡骸を見つめながら、そう、小さく呟いたのでした。 それから予定地に着いたわたくし達一行は、翠星石さんの指示の下でぐるぐると跳び回ったり複数人で行うリッパーの移動コンビネーションなんかを試したりしました。 整備されたリープの練習場とは違い、生きた自然の森の中を跳ぶのは始めはかなり違和感と戸惑いがあったのですが、慣れ初めてくると寧ろこちらの方がやりやすいと感じれるまでに。 「へぇ、やるじゃねーですかきらきら。正直驚きましたよ。どうやら運動センスが無いって訳じゃなさそうですね。運動不足が祟ってたんじゃねーですか?」 と、誉められているのか貶されているのかはたまたどこかで聞いたような御言葉まで頂戴致しました。 まあ元々が田舎の森生まれというのもありますし、妹と一瞬に(勝手に遊びに行く妹を追いかけて)森を探検したのも一度や二度じゃないですからね。それもあるんだと思います。 時間も頃合いだったのでお昼休憩を挟み、持ってきた紅茶を飲んで一息ついてさあ午後の練習を――といったところで翠星石さんが、 「午後は少し趣を変えましょうか。そうですね…二チームに分けましょう。一つはめぐとばらばら、一つは私ときらきら」 「了解しました。それで、それぞれ何を?」 「めぐとばらばらはドッチボールで、私ときらきらは机並べてお勉強です」 「…は?」 これが、本当にドッチボールだから驚きますよね。 ただ世界樹使用のドッチボールであり、ソフトボール大のゴムボールに腕から伸びる紐がくくりつけられたボールを互いにぶつけ合うというもの。これを障害物だらけの森の中で跳び回りながらするというのですからある種の芸等です。 今もわたくしと翠星石さんから離れた場所で飛び跳ねる音が騒がしく聞こえてきますし。たまに悲鳴のような声が上がるのは、果たしてどちらなのでしょう。 「ほらほら、余所見してねーで次やるですよ次」 「あ、すみません」 そしてわたくし達は言われた通りのお勉強。 「基本的な処置は研修で教わるとは思うんです。ただ、その処置をするのは綺麗なシーツのベッドの上でもなければ、包帯や消毒されたガーゼがたんまりある治療室でもありません。手持ちの医療器具が無くなることも壊れることもあるでしょう」 少し開けた場所に横たわっていた丸太に並んで座り、持ってきたノートとわたくしメディックの個別装備である医療器具を取り出して翠星石さんの話を懸命に聞き取ります。 「そこで私が教えるのは世界樹ならではの医療行為、翠星石のご先祖から伝わったドクトルマグスの医術です。こういう選択肢は多い方がいいですからね」 わたくしがこの大会に出る本来の目的である妹への治療行為。しかしいくらOMの研修を終えたところで、技術的には素人に毛が生えた程度でしょう。 それでも、少しでも役に立てる可能性を上げる為に翠星石さんは恐らくは秘匿であろう伝統技術を教えてくださっているのです。 リッパーとして成長させてくれた水銀燈さん。 医療役としての責務を果たさせようとしてくれる翠星石さん。 わたくしは本当に恵まれています。ならば、この幸運を絶対に無駄にしないようにしなければなりません。 そんなわたくしの覚悟を見て取ったのか、翠星石さんが笑顔を見せてくれました。この人は本当に人の機敏を察するのが上手です。 「ただ…まあ、教える前からこんな事言うのもなんですが、やっぱり、限界はありますよ」 「…そうでしょうね」 「麓の設備でどうにもならないものが、上でどうにか出来る訳もないんです。それに…こういう技術は、使わないに越したこたーねーんです。出来ることなら、それが一番ですよ」 前にわたくしが思い返した詐欺の手口ではありませんが、医療とは傷付く事が前提での打開策。とんちのようですが、“何もしないこと”に勝る医療はありはしないのです。 そして――ならば、怪我をさせる元を断てばいい。その精神の最たるものと言える武装キャラバンの攻撃特化ジョブ、アルケミスト。 魔物を殺す武器の数々だって、錬金術だって、使わないに越したことは、ないはずですのに。 「…どうして、人間は世界樹に踏み込んでしまったんでしょうね」 そんな事を考えていたせいか、こんな事を口にしてしまいました。 余りに不毛で、拙く、無責任で、無意味な問い。 「“そうしたい人間がいたから”」 しかし翠星石さんは、そんな問いに正直に答えてくれました。 「そうとしか、言えません」 そしてそれは、非情なまでに正確な答えでした。 それから数時間、わたくしは翠星石さんの指導の下様々な知識と技術を学び取っていきました。 例を見せてもらい、実践し、ノートに写し。全ては、いざという時の為に。 途中、視界の端で矢が飛んで行ったり火の粉が舞ったり雷鳴が轟いたり雹が落ちたりしたような気がしましたが、きっと見間違いでしょう。レンジャーとアルケミストの二人は安全なドッチボールに汗を流しているはずで、だからそれは世界樹が見せる幻覚に違いないのです。 「ま、ついでですから傷薬も多めに作っておきましょう」 「………」 いざって時は稀にあるから“いざ”なので、常習してたら日常ですよね。それはそれは技術も受け継がれ発達するでしょう。まったく、これだから人間は。 「そうそうきらきら」 「はい?」 現場での講習も大体が完了し、わたくしがノート整理に励んでいた時、翠星石さんが唐突に切り出してきました。 「めぐは…どうですか?」 医療関連の話題を予想していたので一瞬ぽかんとしてしまいました。いえ、例えそうでなくとも質問として余りに抽象的だとは思いますが。 多少混乱していたのですが、とにかく聞かれたのですから答えねばと思い、 「ええと…そうですわね、最初は水銀燈さんの話ぶりから付き合っていくのに色々と苦労するのではと危惧して…いや、実際苦労しているんですが…思っていたような事は無かったので安心しました」 例えば完全無視とか、邪険に扱われるだとか。 でも相手の事情に通じ、かつコミュニケーションの手段があるとなれば、それなりの関係は築けるものですけどね。人間しかり、動物しかり、あるいは…魔物しかり。 「それはきっと…きらきらだからですよ」 そこでわたくしはノートに落としていた視線を隣の翠星石さんに向けました。翠星石さんは、どこを見るでもなく前を向いて続けます。 「翠星石もアイツに会ってそれなりの時間は過ごしましたが、未だに事務的な事しか話せませんし。部屋にだって、ほんの数回、書類とかの用事でしか入った事しかないですから」 だってそれは、わたくしがお菓子で釣ったから―― 「あはは、そんなの理由になりませんよ。大体、そんなベタな事は翠星石だってやりましたし、水銀燈だってやったでしょうよ。一応受け取ってはくれるんですけどね。それ以上は…なかなか」 翠星石さんは軽く溜め息をつくと、うっすら赤みがかってきた空を見上げました。 「きっと、きらきらにはそういう、人に好かれる…と言いますか、側に居てもいいと思わせる才能が有るんだと思います。気持ちいいんでしょうね、一緒に居ると。 気も回って面倒見もいいとくれば酒場の評判も当然でしょう。水銀燈もそれをアテにしたんだと思いますけど。ま、その慧眼は流石ってとこですかね」 だから…、と翠星石さんはこちらを見て、 「そんなきらきらが…その、リッパーとかチームメイトとかではなく、一人の人として、姉として…羨ましいです」 そう、微笑みながら言いました。 勝手な言い分ですけどね、と笑って誤魔化すのも忘れていませんでした。 「………」 普段ならば、ここで終わりでした。そろそろ日が暮れるからと言って立ち上がり二人を連れて帰る。そうなる筈でしたし、翠星石さんもそうしたかったのでしょう。 しかし。 「………」 この時のわたくしは…なんと言うか、普通ではなかったような気がします。それが世界樹にいるせいなのか、あるいは… …いえ、もう、素直に白状してしまいましょう。 わたくし、頭にきていたのです。 当然ですが、その対象は翠星石さんではありません。水銀燈さんでもありません。 それは、その矛先は、この二人にそんな事を言わせる、何かに。 「どうしてですか」 「え?」 だから、この時のわたくしは普通では無かったのでしょう。後はもう、勢いでした。 「翠星石さんの大会での目的は蒼星石さんの夢を止める為と聞きました。大会に出場する蒼星石さんの夢とは、優勝する事なんですよね?」 「…そうですね」 「そしてそれを止めるとは、蒼星石さんが大会で優勝するのを阻止するという事ですわよね?」 「…そうですね」 「何故なんですか。どうしてリープの大会で優勝する事がバカな夢なのですか?それは翠星石さんがこうもしてまで止めなくてはいけない事なんですか?」 きっと、水銀燈さんとめぐさんの事で我慢の限界だったんだと思います。穏便に生きる為には、聞いてはいけない話だったのでしょう。 翠星石さんはじっと前を向いていました。そして考えていました。無視されているのではない事が容易に伺えるほどに考えていました。 そして、しばらくして。 「…きらきら」 「はい」 「すみません。言うことは出来ません」 キッパリと。力強い否定でした。 「勘違いしないで下さい。これは、嫌がらせでも出し惜しみでもないんです。言えばきっと、お前さんは危険な目に合うでしょう。そして…オメーに降りかかる火の粉を払って火傷するのは、ばらばらですよ」 グサリと、胸に何かを突き立てられた気がしました。 その痛みに喘ぐ自分と、翠星石さんの瞳から『卑怯な事を言ってごめんなさい』という意志を汲み取った自分とを、はっきりと胸の中に感じます。 「………」 「………」 それきり、翠星石さんは口を閉ざしました。わたくしも、何か言える状態ではありませんでした。 謝ることも、胸の痛みを無視する事も出来ずに俯いて膝の上の拳をきつく握るしか出来ないわたくし。後悔が頭を染めます。小心者ならそれらしくしていれば良かったのに。わたくしは…これだから。 はーあ、と重い空気を吹っ切るかのように翠星石さんが伸びをして、 「ま、何が言いたいかと言いますと、お前さんはもう少しいい意味でも悪い意味でも身の程を知るべきだと思うんですよ」 「それは…どういう?」 上目使いに翠星石さんに問いかけます。 「きらきらは余所からこの町に来て酒場で働く一人の田舎娘。面倒を背負い込む義務も責任も無いんですから、余計な事には首を突っ込まないのが吉です」 それは確かにそうなのでしょう。自分の世界の平和を保つ為には、それが一番なのでしょう。 「それとコレはさっき言った才能と通じるものがあるんですが、きらきらは…周りの事情を集める才能もありそうですよね」 「事情を…集める?」 「だってそうじゃねーですか。つい前までリープのリの字も知らなかったオメーが、蒼星石に会って、こうして翠星石のチームに入って、水銀燈とめぐの過去に触れて。 この調子でいくと大会が始まる頃にはどうなることかわかったモンじゃねーですよ。昔から似たような事あったんじゃねーですか?」 「あー…ええ、まぁ…」 村に居た頃も色々と巻き込まれた記憶がありますし、この町に来てからは言わずもがなでしょうか。わたくしとしては妹の破天荒の煽りを受けたと認識していたのですが… 「ただ偉そうな事言っても二人をリープに誘ったのが翠星石ですからね。そこは責任を感じてるんです。だからこれ以上…と思いつつ話してもいいかなって思ってる自分が居ますからねー。オメーの才能は侮れないですぅ」 「あはは…」 また迷惑な才能もあったものですね… 「でもまあ、聞かれて答えないのもアレですから、答えられる範囲、簡単に調べがつくことの範囲でなら話しましょう。精々それが原因できらきらに厄災が訪れないよう翠星石は祈っていますよ」 「…それは、ご親切に」 …やっぱりいいです、とは言えませんかね。 「まずいきなり質問しますけど、今まで何回もこの大会はあったわけですが、前回、だから二年前の大会で完走したチームはどれくらいいると思いますか?ちなみに総数は100くらいいました」 完走、つまり大会のゴールまで跳びきったチームの数という事。たしかチームの中の一人でもゴールできれば良かったはずですから、幾ら舞台が世界樹といえ… 「40…いえ、30チームくらいですか?」 「“0”です」 「…はい?」 「だから、0チームです。前回の大会で完走したチームはいませんでした」 二の次が継げないわたくしに翠星石さんは淡々と説明します。 「それでも順位は付くんですけどね。失格者を除いて最終標高の高い順に決まりますから。別に前回が特別だったわけじゃなく、他も似たようなモンですよ。良くて1、2チームくらいです」 「そ、そんなに厳しいのですか…?」 あの、わたくし、今度、それに出なくてはいけないんですが… 「厳しいというか、失格とリタイア要素が多いんですよ。シューターかバンパーが壊れたらそれまでですし。でもそれにしたって…きらきら、前にオメーが大会の概要を見て『異質』って言ったの覚えてますか?」 「え、えーと…」 そんな事も言ったような…? 「あん時は間違ってもないなんて濁しましたけど、今は流石はきらきらと言う事が出来ます。考えてもみてください。いくらリープがキャラバンの名残だからって、未だに魔物がうろつく世界樹をろくに整備出来ない高層まで跳び回るんですよ? しかも練習試合まで制限のつくスポーツなのに、こんなイカれた大会の参加資格は問わずときてます。むしろ異常と思わない方がおかしいですよ。どうして町のリッパーがすんなり受け入れたのか不思議なくらいです」 あの、わたくし、今度、それに出なくてはいけないんですが… 「さっき翠星石の目的が蒼星石の優勝阻止って言われてそうだって答えましたけど、もっと正確に言えば完走を阻止したいんです。完走さえさせなきゃ、優勝しようが一向に構わないんですよ」 「…はあ」 ここは、詳しく聞く事は全力で自重した方が良さそうです。 「ああそれと、25年くらい前に世界樹の最上階に到達したって話しはもう聞きましたね?」 「あ、はい」 「その時のキャラバンのメンバーの一人が蒼星石の祖父なんです」 「え!?」 「そして到達したと政府から町に伝えられたっきり、今でも消息不明なんです」 「…!!」 二の次どころか、呼吸さえ怪しくなってしまいました。 アイビーリープ。世界樹の最上階。蒼星石のお祖父様。消息不明。 そんな単語の応酬が、薄ら寒い気配を漂わせてわたくしの頭を駆け巡ります。 「さて、これ位にしときましょう。どうですか?もっと聞きだいですか?」 「…いいえ」 それが賢明ですね、と翠星石さんはこの会話を打ち切り、ポットに残った紅茶を2つのカップに注ぐのでした。 渡された紅茶を飲み終わった頃には辺りもすっかりと夕焼けに染まり、そのオレンジの光は紅葉さながらに世界樹を染め上げていました。 闇夜は世界樹の危険に拍車をかけます。暗くなる前に二人を呼んで降りようと丸太から腰を上げ時、 「…ん?」 翠星石さんの視線が今いる広場から伸びる一本の脇道へと向けられました。わたくしも遅れてそれを追うと、何かがこちらへやってくるようです。 初めは魔物かと危惧したのですが、どうやらその影は人間のようでした。 「あれは…」 「お知り合いですか?」 「ん、知り合いと言いますか…ほら、きらきらも知っているはずですよ」 「え?」 わたくしが知っている?わたくしの知人でこんな場所まで来れる方となると… 「あ」 その方が広場へ足を踏み入れ、逆光から逃れた姿をはっきりと見るとわたくしにも得心がいきました。以前、翠星石さんから教えていただいた方の特徴そのままだったのです。 艶のあるショートの黒髪。装備は常に軽装。胴着と袴を纏い、腰に大きな狩猟刀。 「…わ」 彼女は開けた視界に視線を漂わせた後、わたくし達と視線が合うと今気付いたような表情と声を上げました。 そして、 「ああやっぱり。また、願いが叶いました」 …と、微笑んで言うのです。 どうやら翠星石の祈りは通じませんでしたかねぇ?と横での呟きを聞きつつ、才能豊らしきわたくしは嫌な予感ばかりを募らせるでした。 そんな彼女は、蒼星石さん率いるラピスラズリリッパーズ最後の一人。 “ブシドー”、柏葉巴。
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/7325.html
《どこまでも優しい彼女》 イベントカード 使用コスト1/発生コスト2/赤 [アプローチ/自分] 自分の「由比ヶ浜 結衣」1枚は、ターン終了時まで+30/+30を得る。このターン、自分の「由比ヶ浜 結衣」がアプローチでポイントを与えた場合、自分の捨て札置き場にあるキャラを2枚まで手札に戻すことができる。 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。で登場した赤色のイベントカード。 自分の由比ヶ浜 結衣1枚のAP・DPを30上昇させ、このターン自分の由比ヶ浜 結衣がアプローチでポイントを与えた時に自分の捨て札置き場にあるキャラ2枚をサルベージする効果を持つ。 由比ヶ浜 結衣専用のコンバットトリック。 コスト1ではあるが、アプローチ・妨害の両方で使えるので使いやすい。 さらにアプローチに成功すれば、キャラ2枚をサルベージできる。 対象に制限がないため使いやすい。 由比ヶ浜 結衣をメインにするデッキなら採用する価値があるだろう。 カードイラストは第5話「またしても、彼は元来た道へ引き返す。」のワンシーン。 関連項目 コンバットトリック 収録 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 01-108 パラレル 編集
https://w.atwiki.jp/poke-7/pages/26.html
前半序盤東は女性?(定期 1年目9月2週コマンド後) 女の子と猫(ランダム) 女の子の名前(ランダム) 命がけの大ボケ(ランダム) 電話番号入手(ランダム) 屋上で待ち合わせ 家の外に クリスマス・1年目(定期 1年目12月4週コマンド後 真央好感度20以上) デートイベント汎用遊園地 公園 繁華街 真央にまかせる 特殊(デート:真央にまかせる)通常時 7月限定 1月限定 後半彼女になるまでバレンタイン・2年目(定期 2年目2月2週コマンド前 真央好感度30以上) 誕生日・2年目(定期 2年目5月4週コマンド前 真央好感度40以上) 黒打とヒーローの話 アルベルトとタッグ 真央に告白 終盤クリスマス・2年目(定期 2年目12月4週コマンド後 真央好感度30以上) 初詣(定期 3年目1月1週コマンド前 真央好感度30以上 ミニゲーム:射的おみくじ) バレンタイン・3年目(定期 3年目2月2週コマンド前 真央好感度30以上) 誕生日・3年目(定期 3年目5月4週コマンド前 真央好感度30以上) ヒーローチーム戦(定期 3年目7月4週コマンド後 反逆ルート) エンディング(甲子園優勝時) 本サクセスにおける隠し彼女で、サクセス開始時に彼女を購入(パワポケポイント10ポイント)しておかないと登場させることすらできない。 攻略の起点がランダムイベントで運の要素が絡むほか、大半のイベントで好感度の変動が表示されないため、調整が困難。 また、エピローグを登録させるには反逆ルートで甲子園に優勝しないといけないため、全体的な難易度はかなり高い。 ちなみにノーマルエンドを登録していると3つ目のエピローグを見れるようになるが、そのためには告白イベントで低確率のフラグを乗り越えなければならない。 前半 序盤 東は女性?(定期 1年目9月2週コマンド後) サクセス開始時に「彼女」を購入していると発生。攻略には影響しない。 結果 備考 体力+10 タフ+3 女の子と猫(ランダム) サクセス開始時に「彼女」を購入していると発生。 結果 備考 体力+20 真央好感度+3 女の子の名前(ランダム) 結果 備考 体力+20 真央好感度+3 命がけの大ボケ(ランダム) 条件・選択肢 結果 備考 A:心当たりを探してみよう 体力-20 タフ+6 筋力+6 真央好感度+6 イベント継続 B:見事だ! 真央好感度+4『ムラッ気』(共通)『キレ○』(投手)『ムード×』(野手)のいずれか取得 C:これ以上関わらない方が・・・ 体力+20 タフ+2『逃げ球』『寸前×』(投手)『サヨナラ男』(野手)取得 イベント終了攻略失敗 電話番号入手(ランダム) 結果 備考 体力+5 真央好感度+4 真央の電話番号入手 屋上で待ち合わせ 結果 備考 体力+30 やる気+1 技術+5 真央好感度+6 家の外に 結果 備考 体力+25 やる気+3 技術+5 真央好感度+5 「弱気」「不眠症」除去 クリスマス・1年目(定期 1年目12月4週コマンド後 真央好感度20以上) 必須ではない。真央に電話できないと好感度が足りないため、発生させるのは困難。 結果 備考 体力+20 真央好感度+2「おまもり」「置物」「パワビタD」の順で1つか「スーパーパワビタD」入手 デートイベント 「遊園地」「公園」「繁華街」「真央にまかせる」から行き先を選択する。 どのデートでも低確率で「弱気」と「不眠症」が治ることがある。また、同じく低確率で「恋の病」になることがある。 同じ場所を2回連続で選択した場合、イベントの内容は変わっていないが、効果が下がっているので極力違う場所を選択すること。 「真央にまかせる」を選択すると、ランダムで特殊イベントが発生することがある。 汎用 遊園地 条件・選択肢 結果 備考 通常時 体力-10 やる気+2 真央好感度+4 前のデート時にも選択 体力-10 やる気+1 真央好感度+3 公園 条件・選択肢 結果 備考 通常時 体力+40 真央好感度+3 前のデート時にも選択 体力+30 真央好感度+2 繁華街 条件・選択肢 結果 備考 通常時 体力+30 やる気+1 真央好感度+3 前のデート時にも選択 体力+20 やる気+1 真央好感度+2 真央にまかせる 条件・選択肢 結果 備考 通常時 体力+20 やる気+1 真央好感度+3 前のデート時にも選択 体力+10 やる気+1 真央好感度+2 特殊(デート:真央にまかせる) 真央好感度の変動は基本的に表示されないが、この項目のイベントでは表示される。 通常時 条件・選択肢 結果 備考 パターン1 体力+20 やる気+1 真央好感度+2 屋上でデート パターン2 体力-40 リスク90未満の時リスク+10 筋力+25 技術+10 真央好感度+4 マンガ的特訓 パターン3 体力+30 やる気+1 真央好感度+4『ポーカーフェイス』『持続』(投手)『チャンス○』(野手)取得 フグ怪人に遭遇 7月限定 結果 備考 体力-20 やる気+2 筋力+10 真央好感度+5 水着を想像 1月限定 条件・選択肢 結果 備考 A:真央を起こす 体力+25 やる気+2 真央好感度+5『リリース○』(投手)『ブロック○』(野手)取得 冬山遭難 B:俺も寝る! 体力+40 やる気+2 真央好感度+5『短気』除去(投手) 『体当り』取得(野手) C:カマをかけてみる 体力+10 やる気+1 技術+15 真央好感度+2『けん制○』(投手)『走塁○』(野手)取得 後半 彼女になるまで 2年目12月4週のクリスマスまでには彼女にしておきたい。 バレンタイン・2年目(定期 2年目2月2週コマンド前 真央好感度30以上) 必須ではない。 結果 備考 体力+10 やる気+2 玲奈好感度+5 誕生日・2年目(定期 2年目5月4週コマンド前 真央好感度40以上) 必須ではない。 結果 備考 やる気+10 「おまもり」「置物」「特効薬」の順で1つ入手 黒打とヒーローの話 黒打のランダムイベントが2回目まで終了している時にデートをすると発生。必須ではない。 結果 備考 体力+30 真央好感度+5 アルベルトとタッグ アルベルトのランダムイベントがすべて終了している時にデートをすると発生。必須ではない。 結果 備考 体力-20 やる気-2 タフ+10『ムラッ気』取得(共通) 『チャンス×』除去(野手)『回復○』『短気』か『打たれ強い』取得(投手) 真央に告白 デート終了時に確率で選択肢が発生。真央好感度60以上ないと彼女にできないので、足りなそうな場合は保留にすること。 条件・選択肢 結果 備考 A:まだいいだろう ― イベント終了 B:聞いてみよう 真央好感度60未満 やる気-1 真央好感度-5 真央好感度60以上 次へ ノーマルエンド登録済の場合、Bを選択して彼女にできた場合に確率でグッドエンドフラグが立つ。後のセリフで「さあ、練習、練習!」が「さあ、練習、練習!!」になっていれば成功となる。 確実に彼女にしたいならA、グッドエンドを狙うならBを選ぶといい。 条件・選択肢 結果 備考 A:それなら聞かない 体力+50 やる気+3 筋力+20 技術+20 真央好感度+5 真央が彼女になるプロフィールNo 21登録 B:それでも知りたい パターン1 体力+10 やる気+3 全経験点+10 「胃炎」「不眠症」「弱気」除去 真央が彼女になる確率でグッドエンドフラグ成立プロフィールNo 21登録 パターン2 やる気-1 真央好感度-5 攻略失敗 C:魔法が解けても、好きだ やる気-1 真央好感度-5 終盤 クリスマス・2年目(定期 2年目12月4週コマンド後 真央好感度30以上) 真央が彼女になっているかどうかで内容が変化。彼女になっている場合にもらえる装置はバッドエンドを確実に回避するのに必須なので、このイベント発生までに彼女にしてきたい。 条件・選択肢 結果 備考 真央が彼女 体力-20 やる気+3 真央好感度+5 リスク80未満の時リスク+20 『ムラッ気』取得 謎の装置をもらう 真央が彼女でない 体力+10 やる気+2 真央好感度+4コントロール+10(投手) エラーしにくさ+1(野手)『短気』(投手)『体当り』(野手)除去 『安定感』取得 初詣(定期 3年目1月1週コマンド前 真央好感度30以上 ミニゲーム:射的おみくじ) 条件・選択肢 結果 備考 大吉 体力+30 やる気+3 全経験点+30 真央好感度+3 吉 全経験点+5 末吉 全経験点+1 凶 「弱気」 大凶 リスク80未満の時リスク+20 「弱気」 ほるひすかイタチの的を倒した場合はさらに以下の結果が追加。 条件・選択肢 結果 備考 ほるひすを倒した 「ナイスなクラブ」「よくとぶバット」のいずれか入手両方既所持の時「人工精霊」入手 イタチを倒した 「呪いの人形」「野球凡人伝」の順でいずれか入手 バレンタイン・3年目(定期 3年目2月2週コマンド前 真央好感度30以上) 必須ではない。 結果 備考 体力+30 やる気+1 仲間評価+3 誕生日・3年目(定期 3年目5月4週コマンド前 真央好感度30以上) 真央好感度81以上で野球超人伝の前半部分を入手し、超特殊能力取得のフラグが立つ。 条件・選択肢 結果 備考 真央好感度81以上 体力+20 やる気+1 野球超人伝の前半部分入手超特殊能力取得の条件 真央好感度80以下 体力+20 やる気+3 真央好感度+5『打球反応○』『寸前×』(投手)『ブロック○』『チャンス×』(野手)取得 ヒーローチーム戦(定期 3年目7月4週コマンド後 反逆ルート) 開始前 部室でヒーローの弱点を見つけていると下記の選択肢が出現する。 条件・選択肢 結果 備考 A:やる! ― 敵選手全員が絶不調 B:やらない やる気+1 筋力+50 主人公以外の味方選手が好調 真央が彼女になっているとさらに一連の選択肢が出現。 条件・選択肢 結果 備考 A:いや、なんでもない やる気+4 筋力+50 タフ+20『重い球』(投手)『サヨナラ男』『逆境○』取得 イベント終了通常の試合攻略失敗 B:助けに行こう 次へ 特殊な試合 助けに行くと時間制限付選択肢が出現。ピンクを必殺技を使って倒すとバッドエンドが確定してしまう。 2年目のクリスマスイベントで装置をもらっている場合は確実にバッドエンドを回避できるが、入手できていない場合は確率頼みになる。 条件・選択肢 結果 備考 A:ピンクに飛びかかる! 筋力+40『闘志』(投手)『体当り』(野手)取得 必殺技でピンク撃破バッドエンドの条件 B:真央を連れて逃げる 変化球/すばやさ+40『逃げ球』(投手)『ヘッドスライディング』(野手)取得 C:貴様の悪行もここまでだ! パターン1 技術+20 パターン2 筋力+40『ノビ○』『勝ち運』(投手)『パワーヒッター』『ムードメーカー』(野手)のいずれか取得 必殺技を使わずにピンク撃破バッドエンド回避 D:ここは必殺技だ! 技術+40『けん制○』(投手)『粘り打ち』(野手)取得 必殺技でピンク撃破バッドエンドの条件 E:そうだ、例の機械で(装置入手済の時のみ出現) 筋力+40『キレ○』『ピンチ○』(投手)『アベレージヒッター』『ムードメーカー』(野手)のいずれか取得 必殺技を使わずにピンク撃破バッドエンド回避 開始状況 助けに行った場合、試合の開始状況が変化する。 変化した場合、開始時にどれだけ点を入れられるかが重要になる。最低でも2点は欲しいところ。遊撃手がいないので二三塁間が狙い所か。 条件 状況 備考 通常 後攻 7回裏 攻撃 2-1 無死一二塁 1点ビハインド 特殊 後攻 8回裏 攻撃 3-0 無死満塁 3点ビハインド 試合後 勝敗 結果 備考 勝ち やる気+2 全経験点+25 負け ゲームオーバー アルバムNo 2登録 勝利後 野球超人伝の前半部分を入手していれば、ここで「野球超人伝」を入手できる。 結果 備考 体力-30 やる気-6必殺技でピンクを撃破した場合『逃げ球』(投手)『サヨナラ男』(野手)取得「誕生日・3年目」で野球超人伝の前半部分を入手した場合「野球超人伝」入手(『任意の超特殊能力』『センス○』(共通)『ノビ○』(投手)『広角打法』(野手)取得) 上のイベント以降、電話しても下記のイベントしか発生しなくなる。 結果 備考 体力+10 やる気-1 「恋の病」除去 電話がかからない エンディング(甲子園優勝時) 条件・選択肢 結果 備考 「ヒーローチーム戦」でピンクを必殺技を使わずに撃破 「真央の告白」でグッドエンドフラグ成立済 『持続』(共通)『奪三振』(投手)『ハイボールヒッター』(野手)取得 グッドエンドエピローグNo 20に上書き 上記以外 筋力+50『重い球』(投手)『ローボールヒッター』(野手)取得 ノーマルエンドエピローグNo 20登録 「ヒーローチーム戦」でピンクを必殺技を使って撃破 ― バッドエンドエピローグNo 21登録
https://w.atwiki.jp/masuka1997/pages/47.html
「最初の放送まで、あと20分程度っていう所かしらね」 腕時計に目をやりながら、奴が言った。 源を殺してから、およそ15分経っていただろうか。 俺は、ここに来てジッとしている事に耐えられなくなっていた。 「・・・何処行くの?」 「・・・安心しろ、放送までには戻ってくるさ」 「そ、なら良いけど」 「さっきの事もあるわ。あまりあたしを一人にさせないで頂戴」 「・・・あぁ、そうだな」 俺が北の方角に歩きだそうとした時だった。 「だっ、誰か、誰か助けてください、誰かぁぁ!!」 草を踏む音と、甲高い女子生徒の声が聞こえた。 「あら、お客さん?」 「そのようだ」 声の調子からして、本当に誰かに助けを求めているようだ。 足音も近くなっている。俺も、それを頼りに進んだ。 目の前に立ちふさがる草を払いのけると、いきなり、 小さな影が自分に勢いよくぶつかった。 「きゃっ」 「!!」 その影には見覚えがあった。 「・・・高里!」 「え・・・あ、だ、誰・・・」 「落ち着け、俺だ。2年4組の、東雲月彦」 「つ・・・月彦先輩・・・?」 高里は、足に怪我を負っているようだった。 ふらつく彼女の肩を支えて、奴の待っている場所まで連れて行くことにした。 「・・・その怪我は?」 「な、な、渚ちゃんが・・・」 「渚・・・宇佐美か?」 高里は黙って頷いた。制服は所々破れている。此処に来る途中に 何度も転んだりしたのだろう。 「それでお前は、此処まで逃げてきた?」 「そうです・・・でも、梨乃ちゃん・・・氷山さんが、殺されました」 「そうか・・・」 それにしても、足に怪我を負って此処まで走ってきたのだと言うのなら、 彼女の根性には感服せざるを得なかった。 この細い身体のどこにも、そんな体力があるようには見えない。 火事場の馬鹿力と言うやつだろうか。 「つ、月彦先輩は、お一人で・・・?」 「いや、お前の先輩もいるよ」 「・・・・・・春花先輩ですか?」 「違う、そっちじゃない方」 「あぁ、椿先輩・・・」 高里の表情が少し緩んだような気がした。 顔見知りの人物の名を聞いて安心したのだろうか。 俺が高里を連れて戻ると、奴は地面に座り込んで川の向こう岸を見つめていた。 草の音に気がついて顔をこちらに向けると、驚いた表情を見せる。 「雪子ちゃん」 「・・・そこで会ったんだ。さっきの悲鳴は高里のものらしい」 「そう・・・雪子ちゃん、大丈夫?」 「は、はい・・・何とか」 「それは良かった。あら、怪我してるのね・・・さ、そこに座って」 奴は今までに見せた事の無いような優しい表情を浮かべている。 先輩らしいと言えば先輩らしい顔だった。 「・・・こんな怪我じゃ、どうする事もできないわね・・・」 「だ、大丈夫です。私。我慢しますから」 そう言う彼女の顔は、明らかに苦痛の入り混じった表情だった。 そこで俺は、銃を手にしてからずっと忘れていたアレを思い出す。 「これ、使え」 奴が目を丸くした。 「救急箱?・・・アンタ、もしかしてもう一人誰か殺」 「俺に支給されてた武器だ。いざという時に使えると思ったから、 捨てずにそのまま持っていたんだ」 「あぁ・・・そう言えばそうだったわね。銃を持ってる姿がサマになりすぎて、 すっかりそれがアンタへの支給武器だと思ってたわ」 「あまり嬉しくないな」 俺の言葉に苦笑で返事をすると、奴は慎重な表情で高里の足を治療し始めた。 その手つきはぎこちない物だったが、本気で後輩を救おうという 奴の気持ちは汲み取ることができた。 俺はそれを遠目に眺めながら、ぼんやりと考える。 (・・・さっき源を殺した時には、ずっと笑ってたのにな) 高里の応急処置を終えると、奴は血で汚れた手を川で洗いに行った。 高里と二人で並んで座っていると、彼女がポツリと言った。 「椿先輩、悪い人じゃないんですよ」 「・・・・・・どうしたんだ、いきなり」 「月彦先輩と椿先輩、仲悪いですから・・・それに、今の2年4組の方って、 校内じゃ浮いた噂が沢山あるんです」 それには俺も思い当たる節があった。 廊下を歩いていると、やけに後輩は俺の周りを避けて歩くのだ。 まるでどこぞのヤクザにでもなったかのような気分だった。 「・・・椿先輩も、1年の間じゃ結構評判、悪いんですよ。今までに何人もの 男の人と関係を持ってて、それで、波江先輩は遊びで付き合ってるって」 (あぁ・・・) 「正直、私には椿先輩の気持ちなんて分かりません。・・・でも」 「でも?」 「波江先輩の話してる時の椿先輩は、本当に嬉しそうです。 あの二人の関係がただの遊びだなんて、到底思えません」 高里の目は真剣だった。 自分の先輩を本当に信頼している証なのだと、俺は思った。 「それだけじゃないですよ。椿先輩はかっこよくて、美人で、いろんな事を知ってて、 本当は優しくて、春花先輩の補佐もしっかりして・・・私にとっては、憧れの先輩です。だから」 「・・・・・・」 「月彦先輩も、誤解しないであげてください」 彼女の言葉はそこで途切れた。 当の本人が帰ってきたのだ。 「あら、二人で仲良く何のお話してたの?」 「あ、いや・・・えっと」 「貴様の悪口だ。そりゃもう沢山」 「なっ」 「へぇ、雪子ちゃんったら、なんだかんだ言って、やっぱりあたしの事 良く思ってなかったのね?」 「そ、そんな・・・」 「・・・冗談よ。はい」 奴が、自分の着ていた上着を高里に差し出した。 「寒いでしょ。これ着なさい」 彼女は急いで宇佐美の襲撃を逃れてきたのか、上着も荷物も何も持っていなかったのだ。 「そんな、悪いですよ」 「あたしは良いの。これから沢山動くことになるんだから。それに、雪子ちゃんは 怪我してるのよ、身体を冷やすのは良くないわ。何だったら水もあるわよ、どうぞ」 「あ、ありがとうございます・・・・・・」 高里は、俺の目を覗き込んで微笑んだ。 さっきの話は本当でしょ、と言わんばかりの顔だ。 それを見ると俺も、頷き返さずにはいられなかった。 と、その時。 『おはようございます、冴山第3高等学校の皆さん。 第一回目の放送が始まります』 あの耳ざわりな声が、再び頭上に降り注いできたのだった。 【Eー8】 【東雲月彦】 [状態]健康 [装備]ベレッタM92F [道具]支給品一式 [思考・状況]幼馴染である波江香月を探す 島からの脱出方法を考える 【Eー8】 【六條椿】 [状態]健康 [装備]バタフライナイフ [道具]支給品一式 [思考・状況]恋人である波江香月を探す? プログラムを生き残るためには、殺すしかない ※ 高里雪子に、制服のブレザーと水を一本あげました 【Eー8】 【高里雪子】 [状態]精神的疲労(中)、右足太腿に銃創(応急処置済) [装備]なし [道具]水一本(150ml)、六條椿のブレザー [思考・状況]高里雪弥の捜索
https://w.atwiki.jp/jewelry_maiden/pages/187.html
今日も雨が降っていた。 「こうまで続くと鬱陶しいわね」 最初は風情があって悪くないと言ってたくせに……。 「なんですの?その顔は」 「雨は風情があっていいんじゃなかったっけ?」 「な! こんなにグダグダと降り続けられては風情も何もありませんわ!」 「へぇ、そうだね」 「く……何か言いたそうですわね……」 僕はニヤニヤして空を見る。曇った空も悪くはない。悪くはないけど、鶏冠石の機嫌がこれ以上悪くなるとそれはつらい。 「雨、早く止むといいね」 「急になんですの?」 「だって雨降ってると鶏冠石が不機嫌なんだもん」 「別に不機嫌なんかではありません!」 「それにさ、やっぱ鶏冠石には綺麗な空が似合ってるよ。憂鬱そうな鶏冠石も憂いがあっていいけどさ、もっと堂々とした鶏冠石の方が俺は好きだな」 「べ、別にあなたの好みなんて聞いていませんわ!!!」 「そだねー、じゃぁてるてる坊主でも作るかな」 「そんなことで晴れたらなんでも言うことを聞いてあげますわ」 本当に明日は晴れて欲しい。そう願いながら赤い髪飾りつきのてるてる坊主をカーテンにぶら下げた。
https://w.atwiki.jp/hyakukami/pages/2934.html
依頼主 サラスヴァティー 出現条件 サラスヴァティー第一進化 クリア条件 以下の神様の親密度を上げるサラスヴァティー:40 成功報酬 バルフィ長い時間煮詰めたミルクに、砂糖やナッツパウダー等を入れて固めたもの。甘さが疲れを吹き飛ばす。 依頼時 うぅ…この子の無残な姿を見るたびに、つらくてっ…! クリア時 あなたは…ワタシを励まして、くれるのね…ありがとう…。
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/11225.html
彼女はオレからはなれない 登場人物 コメント 2012年9月28日に戯画より発売された恋愛アドベンチャーゲーム。 PC版は18禁だが2014年3月27日には全年齢対象のPlayStation Vita版がTGLより発売された。 登場人物 ミミロップorクチート:桜井 柚季 前者は特性ぶきようから、後者はあだ名が鉄の城(はがねタイプ)なので。性格さみしがり推奨 ピジョット:成瀬 茉菜美 夢特性はとむね推奨。ズルズキンは不良と誤解されるので却下 ワカシャモ:深山 遥香 某ヒロインの名前から。個性ちょっぴりみえっぱりorすこしおちょうしもの推奨 ラフレシア:上代 碧 使い手のエリカと雰囲気が似ているので。はなびらのまい(妄想スイッチが入ると暴走)必須。個性かんがえごとがおおい(よく妄想する)推奨 ヘルガーorランクルス:深山 紅葉 前者は某組織の科学者の名前から。わるだくみ(中二病)必須。性格まじめ推奨 ライボルトorゴチルゼル:萬里小路 紫子 紅葉の旧友なので対になるポケモンを選んでみた コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る