約 459,460 件
https://w.atwiki.jp/nikuq-niuniu/pages/2041.html
彼女がいない世界 依頼主 :記録屋バックリクス(低地ドラヴァニア X21-Y18) 受注条件:レベル60~ 概要 :ショートストップ野営地の記録屋バックリクスは、冒険者の言動を不審がっている。 記録屋バックリクス 「シュコォ・・・・・・シュコォ・・・・・・ オマエら ミダースの「コア」潰すため 出ていった。 オレ様見送ったの ついさっき・・・・・・。 ・・・・・・なのにオマエら もう戻ってきた! そういや「ミーデ」も ヘンなコト言ってた・・・・・・。 オマエらちょっと ハナシあってこい!」 ミーデと話す ミーデ 「・・・・・・あなたも、何か変だと思ったのね? バックリクスの言い分だと、私たちが敵の抵抗を排除して、 ミダースの「コア」を停止させるほどの時間は経っていない・・・・・・。」 ビッグス 「忘れモノでも取りに戻ったのか、だと? ヤツの感覚では、そんな短い時間のできごとなのか・・・・・・!?」 ウェッジ 「あっ、オイラも出入口の見張りに同じことを聞かれたッス! 変ッス・・・・・・・・・・・・まるで、あの魔法障壁の内側に入ってから、 時間がほとんど流れていないみたいッス・・・・・・。」 ミーデ 「・・・・・・・・・・・・「時間」か。」 ビッグス 「たしかにそうだ・・・・・・また「時間」にかかわる話だぜ! ほら、クイックシンクスの野郎も、未来を知ってるような態度で、 コーデックスを奪っていっただろう!?」 ミーデ 「アレキサンダーの内部には、 「階差機関」という巨大な演算装置が搭載されているの。 単純な事象なら、予知や予測も可能だと思うけれど・・・・・・。」 ビッグス 「演算による未来予知か・・・・・・。 しかし、いま起きている奇妙なできごととは、つながらないぞ?」 ウェッジ 「もしかして・・・・・・巨大な蛮神が顕現したせいで、 魔法障壁の内部に、時空の歪みが生じてしまったッス? だとしたら、いろいろ変なことが起きても不思議はないッス。」 ミーデ 「・・・・・・障壁のなかで時間の乱れが生じていて、 敵はその現象を利用して、未来を覗き見た・・・・・・とか? いえ、まさか・・・・・・時間が意図的に「操作」されてるってことは・・・・・・。 敵が時計の針を巻き戻したり、進めたりするように、 時間に「干渉」できるとしたら・・・・・・・・・・・・? 少し先の未来を知って、私たちを翻弄することだって・・・・・・。」 ビッグス 「おい、仮にそうだったら、オレたちの手に負える話じゃないぜ! ・・・・・・ウェッジ、リンクシェルでシド親方を呼びだしてくれ! 親方なら、解明の糸口ぐらいはつかんでくれそうだ。」 ウェッジ 「・・・・・・あっ、親方・・・・・・こちらウェッジ・・・・・・・・・・・・き、緊急事態ッス! えっと・・・・・・とにかく・・・・・・「時間」が大変なんッス・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・ち、違うッス・・・・・・「時間がない」って話じゃないッス~。」 ミーデ 「ほんの少し前まで、ここでラウンドロクスと、 がらくたがどうとか、他愛のない話をしてたのに・・・・・・。 どうして、こんなことになってしまったの・・・・・・?」 ビッグス 「「時間」の変調か・・・・・・何か、妙なことになってきやがったな。 シド親方が、お前たちの考えすぎだって、 笑い飛ばしてくれればいいんだが!」 ウェッジ 「・・・・・・シド親方が、こっちに向かってるそうッス! リンクパールの向こうで、ヤ・シュトラさんの声も聞こえたッス。 おふたりが駆けつけるような、一大事じゃなきゃいいッスけど・・・・・・。」 指定地点で待機 シド 「・・・・・・わざわざ、来てやったぜ! ウェッジの話がさっぱり要領を得ないんで、 直接、話を聞いたほうが早いと思ってな!」 ヤ・シュトラ 「私からも、行ったほうがいいと口添えしたの。 また、何かが起きそうな・・・・・・妙な胸騒ぎがするのよ。」 シド 「ヤ・シュトラの予感が、的中したようだな!」 ヤ・シュトラ 「漂うエーテルの感触が、再起動の直前にそっくりだわ。 あのときは、そう・・・・・・ここから急変が起きた・・・・・・。」 シド 「・・・・・・ヤ・シュトラ、測定器を。 ・・・・・・何だこれは!? 漏れだしたエーテルが、左右の「コア」に戻ってゆく・・・・・・ まるで、時間の流れが逆転しちまったみたいだぜ!」 ヤ・シュトラ 「そんなまさか・・・・・・時間を逆流させるなんて・・・・・・。 いえ・・・・・・あの蛮神の能力の、すべてが判明していない以上、 可能性は否定できない・・・・・・。」 ミーデ 「・・・・・・やはり、悪いほうの推測があたったみたいね。 アレキサンダーによって、あの障壁内の時間が干渉を受け、 「コア」が停止したという事実が「なかったこと」にされつつある。」 ヤ・シュトラ 「あなたは、Nikuqの協力者ね? ・・・・・・「やはり」ということは、 ほかにも「時間」の変調を示す現象に遭遇したのかしら?」 シド 「クソッ・・・・・・敵を侮ってたぜ! たとえ蛮神の「コア」が致命傷を受けても・・・・・・ ヤツらは時計の針を戻すように、白紙に返せるってことだぞ!」 ウェッジ 「・・・・・・ず、ずるいッス! そんなデタラメな蛮神を、いったいどうやって止めるッス!?」 ミーデ 「流れた時を、白紙に・・・・・・。 「彼」にそんな機能が・・・・・・?」 青の機工兵 「シュコォ・・・・・・シュコォ・・・・・・ 「エニグマ・コーデックス」復元 成功確実! 階差機関によると 予測誤差 プラスマイナス0.03%・・・・・・!」 万能のクイックシンクス 「コフォ・・・・・・コフォ・・・・・・ 違うな・・・・・・その事象は・・・・・・「定められし未来」のひとつ・・・・・・。 失敗の確率は・・・・・・ゼロだ! 聞け・・・・・・選良の民よ! 最後のパーツは・・・・・・我が手に落ちた! 敗北も雌伏も・・・・・・すべてこのために・・・・・・必要な過程だった! だがこの瞬間より・・・・・・我らの反撃が始まる! 開始せよ・・・・・・・・・・・・「エニグマ・コーデックス」の復元を!」 「コフォ・・・・・・コフォ・・・・・・ いま・・・・・・アレキサンダーは・・・・・・我らの制御下に置かれた! ただちに左右の「コア」停止前の状態へ・・・・・・・・・・・・ 「時」を巻き戻す! 残るは第3の「コア」を動力で満たし・・・・・・完全起動を果たすのみ! そのとき時空干渉に留まらぬ・・・・・・最終機能が覚醒する。 アレキサンダーの「最終機能」・・・・・・ それは時空を自在に移動し・・・・・・誤った歴史を修正するための・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・「時の翼」! コフォ・・・・・・コフォ・・・・・・ かくて「エニグマ・コーデックス」の予言は・・・・・・成就する・・・・・・。 我は理想世界の王! 「定められし未来」より降り立ちて・・・・・・正しき歴史を導く者! 我が「理想」の礎となることを・・・・・・・・・・・・汝が歓びとなせ!!」 ミーデ 「私たちには、時間がない・・・・・・。 ラウンドロクスを、一刻も早く助けなければいけないのに。 よりによって、その「時間」があやつられているなんて・・・・・・。」 ビッグス 「蛮神の機能が未知数っていうのが、不気味だな・・・・・・。 もし、敵が未来を予知できるなら・・・・・・その対策も予知されるのか?」 記録屋バックリクス 「シュコォ・・・・・・シュコォ・・・・・・ まさかのまさか 蛮神 時間あやつってた!? このデキゴト オレ様自慢の データレコードに バッチリ 記録しておく!」 ウェッジと話す ウェッジ 「親方とヤ・シュトラさんは、また戻っていったッス! シャーレアンの記録をあたったり、新しい技術を試したりして、 「青の手」を出し抜く方法を考えるそうッス! オイラは今回、まったくいいとこナシだったッスけど・・・・・・ 次はがんばって、クイックシンクスの野郎を、 ギャフンと言わせてやるッス!」 ミーデ 「・・・・・・冒険者さん。 野営地に戻って、少しお話しましょう。」 ミーデと話す ミーデ 「ごめんなさい・・・・・・クイックシンクスに、完全に出し抜かれた・・・・・・。 まさか「彼」に、時間をあやつる機能があるなんて。 でも実際に「過去」の事象が「なかったこと」にされ、 原理は不明だけど、「未来」をも予知されてしまった・・・・・・。 排他的な思想をかざして、みずから敵を作り、 ますます歪んだ選良主義を強めてゆく・・・・・・それが「青の手」よ。 そんな危険な集団に、すべてのパーツが渡ってしまったなんて! 敵は労せずして、ふたつの「コア」を復元してしまったわ。 アレキサンダーの第3の「コア」が復活したとき、 いったい、どれだけの異変が引き起こされるのか・・・・・・! でも・・・・・・私がいちばん心配なのは、ラウンドロクスの状態よ。 何とかして、あの娘を救う方法を考えましょう。 あの娘がいない野営地が、こんなに寂しいなんて。 ラウンドロクスが戻ってくるまで、誰かが大切な「たからもの」を、 守ってあげなくちゃね・・・・・・。」 ミーデ 「ラウンドロクスがいないことが、今でも信じられないの。 ここにくればあの娘と会えることが、いつのまにか、 あたりまえになってしまっていたのね・・・・・・。 まるで、主人のいない「がらくた」たちも、 寂しがってるみたい・・・・・・。」 記録屋バックリクス 「シュコォ・・・・・・シュコォ・・・・・・ さすがのオレ様も この展開は 予想外・・・・・・。 おさらいしたいなら ハナシ 聞いてけ!」 (何を聞く?) (データレコード II-3) 記録屋バックリクス 「シュコォ・・・・・・シュコォ・・・・・・ オマエが読みたい記録 「データレコード II-3」 だな! ココまでの一部始終 記録してあるゴブ!」 データレコード 「驚愕の事実が判明した。 蛮神アレキサンダーが「時間」に干渉しているという! いくつかの事実が、それを裏書きしている。 敵は「コア」停止によるエーテル流出という「過去」を、 「なかったこと」にしてしまった。 エーテル測定器では、時間の流れが逆転したように見えたらしい。 前兆はあった。 「コア」の停止に向かったはずのミーデたちが、すぐに戻ってきた。 魔法障壁の内外で、「異なる時間」が流れていたのだ。 ヤ・シュトラによると、「魔法障壁」内部の異常は、 もっと前から始まっていた。 もともと、障壁内の時空間は蛮神の干渉で乱れていたのだろう。 ・・・・・・おまけに、敵が未来を「予知」している疑いもある。 クイックシンクスは、先にミーデが渡した断章をニセモノと見抜き、 オトリ作戦にも惑わされず、まっすぐ「本物」の断章を狙ってきた。 そのとき、ミーデの乗った昇降機が緊急停止する偶発事故が起きた。 ヤツは、その「真下」で待ちかまえていたという。 最後の断章が落ちてくるのを、前もって知っていたかのように。 蛮神が、少ないエネルギーで時間に干渉できるとすると、 「コア」の復元に、多量のクリスタルを浪費することはない。 武力で蛮神を停止する作戦は、その前提ごと覆されてしまった。 アレキサンダーは、表面上は沈黙したように見えるが、 内部では、ふたつの「コア」が稼動状態にある。 胴体部にある第3の「コア」が再生したら、一巻の終わりだ! 「青の手」が、意のままに過去や未来を「変更」し、 時間を「操作」することが可能になるかもしれない・・・・・・! アレキサンダーの機能の全貌はまだ見えない。 現在のところ「時間」への干渉は、魔法障壁内にかぎられているが、 蛮神はまだ、その力の片鱗しか見せていないかもしれないのだ。 そして「青の手」は、蛮神の制御に必要な「最後のパーツ」・・・・・・ 最後の断章とラウンドロクスの身柄を、すでに手にしている。 これが悪夢でなくて、何だというのか・・・・・・。」
https://w.atwiki.jp/lovemanga/pages/200.html
あらすじ 通称「がをられ」。 他人のフラグを見たり操作したりする能力を持つこととなった主人公の少年旗立颯太と彼を取り巻く美少女達により、東京都区内にある広大な敷地を持つ学園「旗ヶ谷学園」およびその敷地内にある生徒寮「クエスト寮」を主な舞台として、颯太のフラグ可視化 操作能力をめぐって展開していく。 +... 人生の大事な分岐点・フラグが見える主人公、旗立颯太が転校した都内屈指の名門校私立旗ヶ谷学園。フラグが見えるがゆえに他人と距離を置いてきた主人公なのだが、なぜか美少女たちに囲まれるフラグが続々と? ひとつ屋根の下で男1人に美少女5人の共同生活が始まっちゃいました! 旗立颯太が美少女達と過すクエスト寮が廃寮の危機に!廃寮フラグを回避するために、体育祭でMVPを目指すこととなったクエスト寮メンバーだったが、この学園の体育祭は一筋縄ではいかず…。新キャラも続々登場し、ますますパワーアップのイチャコメディーです! 美少女ぞろいのクエスト寮存続を懸けた体育祭も無事に終わり、今度はみんなで臨海学校へ! あれ、林間学校? え、どっち? フラグを折ったり立てたりの結果、美少女達と同じ寮生活を送ることに。臨海 林間学校編のクライマックス、そして颯太の能力の秘密を知る大名侍鳴とのシリアスなドラマを収録!果たして、フラグ可視化能力、フラグ操作能力とは!? フラグを見て操る能力を持つ主人公の旗立颯太は、クエスト寮の美少女達とともに、菜波の母国ブレードフィールド公国で夏休みを過ごすことに。道中で謎の暗殺者に襲われるも、颯太はフラグの力で菜々美の妹・白亜と菜波とともに辛くも逃亡に成功したのだが…。波乱の夏休み編、まだまだ続きます! 彼女がフラグをおられたらに関する口コミ #bf 彼女がフラグをおられたら レビューポイント(5が最高) 選択肢 投票 1 (0) 2 (0) 3 (0) 4 (0) 5 (0) 感想・コメント コメント 「彼女がフラグをおられたら」竹井10日さんインタビュー ttp //ln-news.com/archives/13828/flag_aisaka/ ――がをられの魅力はなんでしょうか?自分で言うのもなんですけど、女の子は可愛いですよね。 恵は一応、作品中一番可愛いということで書いています。 付き合うなら、茜……かな。 そうですね、当初は茜と菜波で引っ張って行く予定だったんですが、 引っ張らないことに気付いたので、全員で引っ張って行くイメージで書いています。 銀河英雄伝説でのオーベルシュタインの「ナンバー2不要論」というのがありまして。組織にナンバー2はいらないっていう。 それと同じようにヒロイン不要論というか、主人公がいて、あとナンバー3のヒロインが乱立するという形式にいつの間にかなっていることが多いですね。 インタビュー「ラノベの素」。竹井10日先生「彼女がフラグをおられたら」 ttp //ln-news.com/archives/3855/ ロードス島戦記が大好きで、ロードス島戦記がなければ、小説を書くという行為をしていなかったように思います。 水野良先生は今でも心の師です。 あと、鮮烈だったのは田中哲弥先生の大久保町の決闘。 学生の頃読んで「いいんだ、こういう小説!?」と思った記憶があります。 その衝撃が僕の根っこの方にあるようで、意識しないうちに自分の血となって流れているように思います。 物を書くのは大好きなので、それ自体を苦に思った事はないですね。 生みの苦しみもまた楽しいです。 ゲームの開発末期のしんどさは比じゃないですからね!! 4巻まで読了、原作ノベルは未読。 とりあえず必要な萌え属性は一通り揃えましたぜ、旦那って感じのAKB的な網羅性を兼ね備えたラブコメ(原作者曰くイチャコメ!?)です。 プロットのアイデアとしては、これまで明示的に扱われて来なかったフラグを主人公が見えるというメタ設定にしたところが新しいです。 画力については尼レビューでは散々書かれていますが、言うほど低いとは思いません。 ただ全体的に柔らかいタッチで萌え絵系なので、好き嫌いは別れるかもしれません。 作品の雰囲気にはあってるように感じましたが、作品のテーマをもう少しシリアスに解釈している層からは受けが悪いと思います。 原作の問題なのか、コミカライズ固有の問題かはわかりませんが、サクラメント関連の背後にうごめく陰謀的なところの表現に論理的な破綻が感じられます。 ミステリアスな雰囲気を出したいのは理解出来ますが、支離滅裂になったら本末転倒では? みんなの感想 }(document,"script","twitter-wjs"); /script } ,rules [ { "name" "AnyOther", "message" "気に入ったらシェアしてね!", "action" { "type" "button", "text" "Share this page", "verb" "share", "service" "preferred" } }, { "name" "Twitter", "match" { "referringService" "twitter" }, "message" "If you find this page helpful ", "action" { "type" "button", "text" "Tweet it!", "verb" "share", "service" "twitter" } }, { "name" "Facebook", "match" { "referringService" "facebook" }, "message" "Tell your friends about us ", "action" { "type" "button", "text" "Share on Facebook", "verb" "share", "service" "facebook" } }, { "name" "Google", "match" { "referrer" "google.com" }, "message" "If you like this page, let Google know ", "action" { "type" "button", "text" "+1", "verb" "share", "service" "google_plusone_share" } } ]}); /script !-- AddThis Welcome END -- }
https://w.atwiki.jp/kskani/pages/362.html
残酷な『彼女』のテーゼ ◆h6KpN01cDg ―Side Asuka― 蹴る。蹴る。蹴る。 あたしは、目の前の草壁サツキをさっきから蹴り続けていた。 「何とか、何とか言いなさいよっ!」 そこいつは、あたしたちの前から逃げ出した。向かった先は―――民家の先にある、森。 こいつは、副司令を殺そうとしたんだ! 間違いなかった。こいつは化け物の仲間だ。あの黒いのや緑の化け物と一緒に、加持さんと冬月さんを殺そうとしている! だったら、私が吐かせてやる。詫びさせてやる。 加持さんを危険な目にあわせた罪―――償ってもらうんだから。 あたしは逃げたこいつの後を追った。てっきりなのは辺りが追ってくると思ったけど、来なかった。 多分副司令の手当をしているんだろう。 いや、いない方がいいけどね、あんなうざいの。私がこいつを―――ぼこぼこにするには邪魔だ。 こいつは全身怪我だらけだったから、追いつくのは簡単だった。首根っこをひっつかんで、地面に倒す。後は―――今のとおりだった。 「……や、やめっ……くふっ」 無抵抗のサツキを蹴る。蹴る。蹴る。 あたしの足がサツキの喉を、腹を、肺を、脳を圧迫する。 ざまあみろ。化け物のくせに、かよわいふりなんてするからだ。 「ほら、早く吐きなさいよ。あんた、あの化け物の仲間なんでしょ?で、あんたも本当は人間みたいな外見して、化け物なんでしょ?それで、化け物と結託して加持さんや副司令を殺すつもりだったんでしょう?そうでしょう?……何か言いなさいよ!」 「……わ、私は……化け物じゃ……かはっ」 踵で喉をぐりぐりと踏みにじる。何よ、まだとぼける気? 早く吐きなさいよ。私だってねえ、早く加持さんを助けに行きたいんだから。 「何言ってんのよ、あの黒い化け物にかばわれてたくせに、調子に乗るんじゃないわよ!」 蹴る、蹴る、蹴る。 下腹部を、胃を、腕を、足を、顔を、蹴る。蹴りつける。 殴ることはしない。化け物の仲間になんて、触るのも嫌だった。 「……っ」 「ほら、教えなさいよ。加持さんとタママはどこに行ったの?分かってるんだからね、あの変な装置を作ったのはあんたとあの化け物だってことは!」 蹴る。蹴る。蹴る。 初めは痛い、だとか違います、だとか言っていたこいつも、次第に口数が少なくなり、ぐったりとしてきた。 殺すつもりはない。事実を聞き出すためには、証拠をつきつけるためには、死なれては困る。 加持さんのところまで案内させてからどうするかはともかく、今はこいつから情報を得なければならない。 「で、あんたはどんな人間なの?魔法使い?宇宙人?いい加減本性現しなさいよ!」 さっきから、草壁サツキは攻撃をしてくるそぶりも見せてこない。 ……まさか、本当にただの一般人、ってことはないでしょうね。 いや、一般人だとしても―――化け物に守られているという時点で、あいつらと同罪だ。 殺さない。殺さずに、情報を聞き出してみせる。 動かなくなったサツキの襟首を掴み、もう一度、腹を蹴る 「何寝てんのよ。早く答えなさい!」 それでも、サツキからは反応はない。気絶しているのだろう。 あたしの頭に血が上る。何よ、ふざけんじゃないわよ。 早く起きて喋りなさいよ! 「このっ……!」 あたしはサツキをもう一度蹴ろうとして――― 「サツキ殿おおおおおおお!」 それを―――緑の化け物に阻まれた。 「……なっ!?」 あたしの蹴りはその緑の化け物を直撃し、小柄なそいつは遠くまで吹っ飛ばされた。 な、何なのよ、あいつ!? まるで、こいつを助けるみたいに……! 「……さ、サツキ殿っ……!大丈夫でありますか!?」 それは―――あの時私が殺し損ねた、加持さんにかばわれていた―――緑のカエルの化け物だった。 かあ、と胸の奥が熱くなる。 こいつのせいだ。 『こいつが死んでくれていれば、加持さんは怪我なんてせずに済んだのに!』 「あ、アスカ殿、サツキ殿は何も悪くないであります!冬月殿を傷つけたことを怒っているのなら、それは吾輩の責任でもありますから、だから……」 「……な、何なのよ……何でなのよ……」 どうしてこの化け物は、私の邪魔をするの? 何で、何で何で何で―――死んでくれないのよ! 「……アスカ殿、お話を聞いてほしいであります。アスカ殿は加持殿や冬月殿のお知り合いなのでありましょう?それなら―――」 うるさいうるさいうるさい! 加持さんと副司令を騙しているくせに、よくもそんなことが言えるわね。 「吾輩のげふうっ!?」 化け物を、蹴る。思いっきり真正面から。 黙れ、黙れ、黙れ!化け物の言葉なんて聞きたくない! どうせそうやって私のことも、利用するつもりなんだ! あたしは、ひそかにポケットに忍ばせていたナイフを取り出す。 いい、もう―――こいつはここで殺す。 初めから殺すつもりだったんだ。見たところ、こいつは戦闘能力がない。あるのはあの黒いタママだけだ。 なら、簡単に殺せる。 今すぐにだ。殺すんだ。今すぐにだ―――できる。 「あ、アスカ殿……どうか……サツキ殿のことは……これ以上……」 息が絶え絶えに、ケロロが言う。 その姿が本当にしおらしくて、怒りが増す。もう一度、蹴る。 化け物はうめくが、サツキの前から一歩も引こうとはしない。 蹴る位置を変えても、うまいこと体の向きを変え、サツキに被害が及ぶのを防いでいるようだ。 ああそう、そんな態度で、加持さんたちを騙したのね。 上等じゃない。……殺してあげるわ。 「死ねええええええええ!」 あたしに蹴られたからだろうか、化け物はどこか焦点が合わず、足もふらふらしている。 私はナイフを振り上げ、化け物の腕を突き刺した。 「ひいいいいいいいい!」 次に胴体を、腹を、軌道がそれて帽子を、刺し貫く。化け物は次第に傷だらけになっていく。 でも、死なない。 ―――それは、こいつが絶妙なタイミングで刃をそらし続けているからだ。 サツキの前からは決して離れないように、しかし急所を上手くかわしている。 そして何より―――こいつは、一向に倒れなかった。 ムカついた。短い足にナイフを突き立ててやった。喚いたのでもう一回やった。なのにこいつは、尚も立っていた。 普通に考えれば、立っていられる状況ではないというのに。 立ちはだかるように―――手を広げて。武器も持たずに。 あの黒い化け物ほどではなくても、その両手を使えば抵抗の一つくらいはできるだろうに、それをせず―――サツキを庇うように、ただ攻撃を受けるばかりだ。 それは、とても化け物のやり方とは思えなかった。 こいつは、本当に……本当に、加持さん達を騙しているの? もし本当に人間を利用しているならば―――死にかけてまで、こんな役に立たなそうな女を守るなんて、するの? ……いや、ダメだ、騙されちゃだめよ、アスカ。 こいつら化け物に、本当の思いやりの気持ちがあるわけないんだから。 違う、違う、違う。こいつらは化け物だ。殺すべき存在だ。 だって―――そうじゃないと、私はどうすればいいのよ! 「あああああああああああああああああああああああああっ!」 私は、今度こそ確実に、化け物の腹にナイフを刺し、そして――― 緑の化け物は、崩れ落ちた。 ……はあ、はあ、はあ……や、った……。 ……勝った。 勝った、勝った、勝った、勝った! 私は化け物に勝ったんだ!殺したんだ! 加持さんを利用しようとした罰よ!ざまあみろ! 私はその化け物を足で押しのけ、草壁サツキの襟首を掴んだ。 「……いつまで気絶してんのよ、早く起きなさいよ!」 そして、この化け物の態度で分かった。 やっぱりこいつは、草壁サツキは―――こいつらの仲間だ。 あのカエルにかばわれる理由など、こいつが一般人でないから以外にない。 そう言えば、ここにあたしを連れてきた眼鏡のおっさんの名字も草壁だったかしらね。まあ、確かにそれなら納得する。あんな頭のいかれた奴が人間であるはずがない。それなら、血が繋がっている(多分、娘ね)らしいこいつもきっと人間じゃないんだ。 それにしても、こいついつまで意識を失っているつもり?早く教えなさいよ、もう邪魔な化け物は始末した、もうあんたしかいないのよ。 しかし、草壁サツキからの答えはない。 いい加減に腹が立って、思いっきり踵で踏みつけた。が、反応がない。 「……馬鹿にしてんじゃ……!」 あたしはサツキの体を踏む。踏む。踏み続ける。 何度も何度も何度も。 そして10回ほど踏んだところで、―――さすがにおかしいと思い始めた。 こんなに反応がないものだろうか? ……背筋が凍った。 「……ちょ、ちょっと……」 サツキの体を起こす。 唇は青く、体中はあたしが蹴り続けたせいで傷だらけ。 顔は完全に腫れ上がっている。 そして――― 「……何よ、それ」 気づいた。 草壁サツキの心臓が―――止まっているということに。 ……え? 何よ、それ。 私は、あんたを殺すつもりなんかなかったのに。 あんたから化け物の本性を聞き出して―――加持さんの居場所を聞きたくて―――え? 何よ、…… 化け物のくせに、何でただ蹴り続けただけで死ぬのよ!ばっかじゃないの! 「……あ、は……」 ―――あたし、知らない。 人を殺すつもりはなかった。こいつは化け物の仲間だったけど、殺したいとまでは思っていなかった。 なのに、こんな簡単に死ぬなんて―――嘘でしょ? これじゃあ、こんなに弱いなんて―――まるで普通の人間みたいじゃないっ! 「……あは、あはははははは、……はははははははは!」 悪く、ない。 私は悪くない。 悪いのは―――あの化け物だ。 私はあの化け物のせいで、人殺しになってしまったんだ。 ―――ううん、違う、そんなことはない。違う、よ。 こいつも化け物だ、草壁サツキも化け物なんだ。そうだ。そうだったじゃない。 だから、私はただ化け物をこらしめただけ。 私は、人を殺してなんかいない。 何も間違ったことはしていない。正しいことをしたんだ。 だって私は―――セカンドチルドレン、選ばれた子供だもの! 「……あはははははははは!はははははははははは!」 ……そうだ、いいこと思いついた。 本当はこいつに聞こうと思ってたんだけど、死んじゃったから。 これで、あたしは化け物を二『匹』殺した。 さっきの放送で言ってたよね?三匹化け物を殺したら人の居場所が分かるって。 なあんだ、はじめからそうすればよかったんだ。 あと一匹―――化け物を殺せばいいんじゃない。 草壁サツキみたいに弱い化け物もいるなら、楽勝ね。 そうしたら、加持さんの居場所がすぐに分かる。こいつを拷問なんてしなくてもよかった。早く化け物を殺しさえすればよかったんだ。 ああ―――簡単じゃない。 「……ははははははははは!あっははははははははは!」 笑いが止まらなかった。 罪悪感なんて、なかった。 ただ、走りだす。 だって私は―――皆を救ったんだもの。 感謝しなさいよ、バカシンジ。 あんたを殺す予定だった化け物を、あたしが退治してやったのかもしれないんだからね。 そして、待ってて加持さん。 適当な弱い化け物を殺して―――すぐにそっちに行くからね。 殺すなら、ヴィヴィオがいいな、そう思った。 あいつも、高町なのはの娘なんだ。十分、化け物のはずだ。 あんな弱っちいガキなら、きっとすぐに殺せる。 あの綺麗な髪をぐちゃぐちゃにしてやりたい。 それで首でも切り取って、高町なのはに見せてあげたいな。 どんな顔をするんだろう、あいつ?泣き喚くかな?怒るかな?それとも発狂するかな? ああ、楽しみだなあ。 それを考えるだけで、自然に口元が緩んだ。 あたしの足は、自然に西へと突き進んでいた。 全身を刺すような痛みも、もう気にならない。 ―――化け物を殺すのって、簡単じゃない―――そう、思った。 ―Side Keroro- 吾輩は、どうしてすぐに気づくことができなかったのでありましょうか。 サツキ殿が悲鳴をあげて部屋を飛び出すまで、サツキ殿の状態がどうなっているのか―――吾輩は知らなかった。 その結果が、この事態とは…… 初めから、ずっと共に行動をしていたのに。 それなのに、吾輩は――― サツキ殿の気持ちに気付けなかった。 サツキ殿は普通の少女、混乱して当然であります。 アスカ殿は、先ほどから吾輩を蹴り続けている。 ……あ、刺された。全身を貫くような痛みが走る。 「ぎゃあああああああ!」 我ながら情けないでありますなあ、ははは。 ―――サツキ殿に、近づくな。 感情が渦巻く。我輩の中の『吾輩』が、囁く。 「あの頃」が、繰り返す。 吾輩を、俺を、いざなうように。 ―――『俺』が、この女を殺してやる。 違う、それは、だめでありますよ。 サツキ殿は、そんなこと望んでいないでありますから。 「俺」を、抑え込む。 加持殿は―――吾輩のことを自らを犠牲にしてかばってくれた。 吾輩も、加持殿と同様に―――同じやり方で―――サツキ殿を守るであります。 暴力は使えない。サツキ殿を、怖がらせるわけにはいかないでありますよ。 ―――だから――― 目の前が何も見えない。……吾輩は死んだでありますか? そして襲う鋭い痛み。……ああ、まだ生きている。 吾輩は、まだサツキ殿を守るために生きている。 今度は下半身を刺される、痛いでありますよ。 視界のほとんどは白か赤。いやあ、こんなのあんまりじゃありませんか。 赤……シャア専用ザク……と思うには、さすがに無理がありすぎるでありますな…… そして、アスカ殿がナイフを振り上げたのを最後に――― 意識は、融けた。 ―Side Nanoha― ―――そんな。 私は、その場から動くことができなかった。 力が抜ける。 そんな―――どうして。 サツキちゃん――― 触れる。 ……まだ、体は暖かかった。でも。 心音が、ない。 すぐに、分かった。 ああ、死んでいるんだ、と。 その姿が、ヴィヴィオと、小砂ちゃんと、アスカと重なり、ぐらつく。 「め……ん」 言葉にならない。 視界が、滲む。 気付けば私は、涙を零していた。 「……ご、めん……」 ごめんなさい。ごめんなさい。 私が、また迷ってしまったから。 私は、今ここではこんなにも無力だ。 エースオブエース?それは何?私のこと? ……どこが? 今の私は、エースどころか、力無き人間を救う力もない、ただの優柔不断な人間じゃないか。 スバル、私――― 今の私は、貴方の憧れなんかじゃ…… 「……っ」 私は―――二人も殺してしまった。 二人が死んだのは、私の――― 「…………小砂、ちゃ」 「……ん……た、高町殿……」 ……え? 私ははっとしてサツキちゃんの前に重なり合うように倒れているケロロを見る。 「け、ケロロ!?」 い、……生きてる!? ケロロは、全身血まみれだったが、ゆっくりと顔を持ち上げる。 「……た……かまち殿。……サツキ殿は……」 そして、悟る。 彼は、自分も瀕死の重傷を負いながら、サツキちゃんの身を心配している。 サツキちゃんの無事を、心から信じている―――そんな、顔だった。 そんなケロロに―――私は。 「大丈夫。サツキちゃんは―――無事だよ」 嘘を吐いた。 きっと、これではそう永くは持たない。それならせめて―――最後まで軍人として称えてやりたかった。 「私に任せて……休んで」 だから嘘を吐く。 サツキは―――生きていると。 彼は目的を達成することができたのだ、と。 多分、ケロロは、もう――― 「……そう、……でありますか……良かった……」 弱りながらも、その声は聞き取りやすかった。 軍曹、という地位にふさわしい、態度。 ……本当に、それでいいのか? 私の頭の中に、そんな思考が浮かんだ。 ……いや、駄目だ。 いい訳がない。 あきらめては、駄目だ。 まだ、ケロロは生きてる。今から治療をすれば、まだ間に合うかもしれない。 ―――冬樹殿を弔ってくれて、感謝してもしたりないでありますよ。 私が守れなかった男の子。その友達の、ケロロ。 どの程度の仲だったのかは分からない。でも、きっと私とフェイトちゃんくらいの絆で結ばれていたんだろう。 種族も、星すらも超えた、深い友情で。 自分と同じだ。ケロロは、自分と同じ。 第一回放送で親友の死を知った。でもケロロは―――それでも、サツキちゃんを守り続けているのか。 ―――負けている、場合じゃない。 そっと、呟いた。 『不屈の心は―――この胸に』 そうだ、私は、あきらめちゃいけない。 絶対に、何があっても、私は―――皆を、ヴィヴィオを、守り抜くんだ―――! だから、気付いた。 もし私が、その時決意を固めていなければ、その『気配』に気づかず、背中から焦がしつくされていただろう。 ―――火の、気配。魔法の、気配だ。 「……っ!?」 私はケロロを抱えたまま草むらを転がる。私の真横を、巨大な炎が通り抜け、爆ぜる。 これは―――見覚えがあった。 もしかして、もしかしなくても――― 「……!」 マッハキャリバーを、構える。 ―――いる。 それだけは、分かった。 精神を集中させ、唇を噛む。ケロロを、そっと抱き締める。 本当は寝かせておきたかったが、今一瞬でも気を緩めたら殺される―――それが分かっていた。 ―――ズーマ。 このぴりぴりした気配は―――この魔法は―――おそらくは。 そう、私は、負けない。 だって私は―――ママなのだから。 ねえ、ヴィヴィオ。 私は、―――間違わないから。 「行くよ、……マッハキャリバー」 そして、音もなく、闇が―――動く。 それが、戦闘開始の合図だった。 ―Side Zuma- ふん。 ……思った以上に、反応の早い女だ。 隙だらけに見えたのだが、判断を改める必要がありそうだ。 さて、この女は俺の居場所に気づけるか。 真正面からぶつかれば相性が悪いのは既に学んだ。 それならば―――忍んで殺すだけだ。 俺はアサシン―――暗殺者なのだ。 もう、あのような屈辱的な敗北など、味わうものか。 幸い、ここは建物が多い。身をひそめ、隠れ、利用するには絶好の場所だ。 手段など問わない。 正面から相手を薙ぎ倒す必要など、どこにもない。 殺す。 俺はただ―――殺すだけなのだから。 誰もかもを、殺す。―――依頼を遂行するために。 【草壁サツキ@となりのトトロ 死亡】 【残り35人】 【B-6 市街地端/一日目・昼過ぎ】 【ケロロ軍曹@ケロロ軍曹】 【状態】全身に刺し傷(非常に危険な状態です) 【持ち物】なし 【思考】 0.(気絶中) 1.サツキを何があっても守る。 2.加持、なのはに対し強い信頼と感謝。何かあったら絶対に助けたい 3.冬樹とメイの仇は、必ず探しだして償わせる 4.協力者を探す 5.ゲームに乗った者、企画した者には容赦しない 6.で、結局トトロって誰よ? ※漫画等の知識に制限がかかっています。自分の見たことのある作品の知識は曖昧になっているようです ※首輪探知機のバッテリーが大分減っています。すぐにではないですが、いずれ使用できなくなります ※北高女子の制服@涼宮ハルヒの憂鬱、ジェロニモのナイフ×1@キン肉マン、自転車@現実、ディパック、基本セット、 サツキのディパック、首輪探知機@現実?、サツキの基本セット、拡声器@現実 はB-6の民家に残されています。 ※ジェロニモのナイフ×1@キン肉マン が、公民館の傍に落ちています。 【高町なのは@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 【状態】疲労(小)、魔力消費(中)、強い決意 【持ち物】基本セット(名簿紛失) ディパック マッハキャリバー@魔法少女リリカルなのはStrikers ハンティングナイフ@現実 コマ@となりのトトロ、白い厚手のカーテン、ハサミ 【思考】 0.絶対に、ケロロを、ヴィヴィオを、皆を守る。 1.ズーマに対処する 2.一人の大人として、ゲームを止めるために動く 3.アスカと小砂を探す 4.それが済んだら高校にヴィヴィオを探しに行く 5.アスカと小砂を守る 6.ノーヴェを保護する ※「ズーマ」「深町晶」を危険人物と認識しました。ただし本名は知りません ※マッハキャリバーから、タママと加持の顛末についてある程度聞きました。 【B-6 市街地・民家のどこか/一日目・昼過ぎ】 【ラドック=ランザード(ズーマ)@スレイヤーズREVOLUTION】 【持ち物】ベアークロー(右)(刃先がひとつ欠けている)@キン肉マンシリーズ 【状態】疲労(中)魔力消耗(中) 右腕、背中に傷(比較的軽傷) 【思考】 0.参加者を全て殺す 1.高町なのはを、今度こそ殺す 2.リナ=インバース、魔変化の男(アプトム)を必ず殺す 3.ゲームの関係者を全て殺す 4.依頼料を取り戻す ※魔法や身体能力の制限に気づきました。自分だけでなく異能者全員にかかっているのではと思っています ※【B-6】の民家の寝室の箪笥の中に、以下のものが破棄されています デイパック×2、基本セット×2(一部食糧不足)、地球動物兵士化銃@ケロロ軍曹、どんぐり五個@となりのトトロ ―Side Kosuna- 私が『気配』を感じたのは、師匠が冬月さんの治療を始めた、まさにその時だった。 『いる』、そう思ったね。 誰が、かって? 私の本能が告げる。心臓がぞわりと逆立つ。 あれは―――ホテルで会った、ズーマって奴だ。 私は師匠がいなければ、あそこで殺されていた。 恐ろしく戦いなれた、魔法を使う馬鹿強い男。 関わりたくない。私の理性が叫ぶ。 あの時の、死の恐怖が脳裏をよぎり、寒気が走った。 勘っていうのは、私たちの世界においては相当重要な位置を占める。 野生の勘が発達していない奴は、悪人に騙され、利用され、なぶり殺され捨てられる。 そんな世界。 だから―――私は今、この予感が間違ったものではないと確信していた。 それ故に、私は、師匠から距離を置く。 師匠が冬月さんを治療しているのを横目で見つつ―――私は、その場からそっと離れた。 今私がいるのは、地図で言うのならC-6……森の中だ。 「ふう、あいつもここまでは気付かないっしょ」 私はウージーをいじり、弾の装填数を確認。……よし。 ……あ、結果的に師匠をあそこに置いてくることになってしまった。 まずいなあ。 師匠についていた方が魔法を学べるんだけど……でも私はもうあいつとは二度と戦いたくないんだ。 ネブラがいて、空を飛べても圧倒的な戦力差だった。ネブラのいない今の私に勝てる要素は―――微塵だってない。 魔法使いの師匠なら、ズーマと戦闘になったとしてもなんとかなると思う。 ネブラを取り返したい気もしたけれど―――そうしたらタママやケロロを殺さないといけなくなる。いまいち気が乗らない。 このまま、逃げることもできた。 でも、私は便利屋として、為さねばならぬ仕事があった。 仕事とあらば、何が何でも遂行しなければ。 アスカ?あいつは、個人的にはあまりかかわりたくないから、別にいい。 「……えっと、ヴィヴィオちゃん、って子は―――高校にいるんだよね」 ここで話をつけた後、師匠と向かう予定だった場所。 そこに、師匠の『娘』であるヴィヴィオとやらがいるらしい。 私は、その子を先に探してみよう、そう思っていた。 話によると、ヴィヴィオちゃんは小さな女の子。そんな子が今生き延びているとすれば、きっと師匠みたいな優しい人に保護されているのだろう。 それなら、そう接触は難しくないはずだ。 だから、ここから森を抜け、高校とやらを目指す。 いなかったらその時だ、師匠に報告して別の場所を探そう。 これはただの逃亡じゃない、ヴィヴィオちゃんが無事か、そこにいるのかを確かめる偵察でもあった。 私は―――生き残らなきゃならない。 だから、危ない奴らには絶対に ……うう、何だこれ、なんか、心臓がむずむずする。 私も、師匠に感化されちゃったのかもしれない。 師匠に申し訳ない、なんて考えたこともないのに。 ―――でも、そんなに悪くないかもしれない、そう思いながら。 【C-6 森/一日目・昼過ぎ】 【小泉太湖(小砂)@砂ぼうず】 【状態】正常、わずかな罪悪感? 【持ち物】IMIミニウージー(9mm口径短機関銃)(18/32)@現実、清潔なシーツ ディパック、基本セット 【思考】 0.ヴィヴィオを見つけるため、高校に向かう。後でなのはと合流する。 1.「高町なのは」に弟子入りして魔法を教わる。 2.「川口夏子」と合流する 3.アスカに対して深い疑念。殺せるなら殺した方がいい……? 4.「碇シンジ」、「ガルル中尉」を探して接触する 5.「水野灌太」、「雨蜘蛛」には会いたくない。「水野灌太」の存在だけはきちんと確認したい 6. ネブラと合流出来た場合、ネブラとの約束を守るため"闇の者"達を討伐する ※「高町なのは」を魔法使いと認識しました ※「ズーマ」を危険人物と認識しました。ただし本名は知りません ※「深町晶」を危険人物と認識しました。 ※マッハキャリバーと冬月から、タママと加持の顛末についてある程度聞きました。 ※ 少女は、走る。 高町なのはや、冬月コウゾウのいる場所から正反対の方向―――自分たちがたどってきた道を、走る。 少女は、知らない。 自らの支給品に、ガイバーのユニットが入っているということに。 それは、彼女の知らない本物の『深町晶』が持つ者と同じ代物だということに。 彼女がそれを使用しさえすれば、彼女も彼女自身―――惣流・アスカ・ラングレーその人がもっとも嫌悪する『化け物』になる、ということに。 そして、何より――― 「ははははっはははは!あははははははは!殺してやる!殺してやるわ! 加持さん、待ってて―――私が化け物を殺してやるから!」 彼女は、知らない。 彼女は、知っていて尚耳を塞ぎ続ける。 あまりにも脆い彼女は―――認めたくなかった。 このどうしようもない現実は、彼女を更に追い詰め、病ませる。 彼女の探す人間は、既にもの言わぬ屍となっているということに。 彼女が殺したのは、化け物などではなく―――正真正銘の、普通の人間だということに。 そして――― 化け物への憎悪と嫌悪に身をゆだねる彼女の歪み切った顔こそが―――何よりも『化け物』と呼ぶにふさわしいという事実に。 【B-5 ホテル裏/一日目・昼過ぎ】 【惣流・アスカ・ラングレー@新世紀エヴァンゲリオン】 【状態】右手人差し指喪失(治療済み)、背中に火傷(治療済み)、髪が肩までに焼き切れている(散髪中)、 『化け物』への強い憎悪と殺意、精神不安定 【持ち物】 アーミーナイフ@現実、予備カートリッジ×12@魔法少女リリカルなのはStrikerS、 コントロールユニット(ガイバーⅡ)@強殖装甲ガイバー、デイパック、基本セット、モッチーの首輪、モッチーの円盤石、 砂ぼうずの特殊ショットシェル用ポーチ(煙幕弾(2/3)、閃光弾(3/3)、グレネード弾(1/3)、ガス弾(1/3))@砂ぼうず、 ホテル外壁のメモ用紙 【思考】 0.「化け物」をあと一体殺して加持の居場所を知りたい。 1.人間以外は問答無用で撃つ。ガイバーⅠ(深町晶)は必ず殺す。 2.高町なのはが大嫌い 3.ヴィヴィオを殺したら……どうなるかな? 【備考】 ※参戦時期は少なくとも第弐拾四話以前。 ※マッハキャリバーから、タママと加持の顛末についてある程度聞きました。 ※ケロロを殺害したと思っています。 時系列順で読む Back ななついろ☆デンジャラス(後編) Next 不屈の心は… 投下順で読む Back ななついろ☆デンジャラス(後編) Next 復讐者と悪魔の出会い ななついろ☆デンジャラス(後編) 惣流・アスカ・ラングレー 心と口と行いと生きざまもて(前編) 小泉太湖(小砂) 高町なのは 不屈の心は… ラドック=ランザード(ズーマ) ケロロ軍曹 草壁サツキ GAME OVER
https://w.atwiki.jp/mbmr/pages/227.html
彼女たちは硝子越しのロンリーガールフィフティーン ◆John.ZZqWo 思ってたよりも狭い場所だったんだ――というのが山頂の見晴台に戻ってきた島村卯月の抱いた感想だった。 最初に辿りついた時は真っ暗な夜で、闇に半ば溶けた木々に囲われ、その闇そのものが無限に広がっているようにも感じられたのに、 太陽が昇って全てを照らし出してしまえば、木々の向こうまで見晴らしもよく、そこにあるのはただの小さく柵に囲われただけの広場だった。 恐る恐る踏み入ると島村卯月は親友の名を呼ぼうとし、しかし声が出せないことを思いだす。 それが無性に悲しく、情けなかった。 深呼吸をし、喉に手を当ててみたり、ボイストレーニングのことを思い出してみたりしても声は出ない。 ただ掠れた声とも呼吸音とも判別のつかないただの音が少しだけ漏れるだけだ。 親友の名前すら呼べないことにまた落ち込み、しかたがないと踏み出した島村卯月は、しかしすぐに足を止め、息を飲んだ。 「――……ッ」 そこにあったのは新田美波の死体だった。 彼女はまるで誰かに懺悔しているかのように身体を丸め、芝生の上に蹲っている。額は地面についていて、その表情は伺えない。 そして彼女の死体の傍には、なぜか脱ぎ捨てられた血塗れの衣服が落ちていた。 もしかすれば親友のものかと島村卯月はそれを確かめ、しかしそれが親友のものではなくあの水本ゆかりのものだと気づく。 いったい、ここで何があったんだろうか。そしてこの服を脱いでいった水本ゆかりはどうしたんだろうか。 探しに来た渋谷凛の姿もこの見晴台には見当たらない。逃げた彼女を水本ゆかりが追っているんだろうか。 色々と疑問は思い浮かぶがその答えは出ない。 「…………………………」 少しだけ迷って、島村卯月は蹲る新田美波の死体へと手を伸ばした。 放送は確かに聞いた。そこで彼女の名前が死者として呼ばれたことも忘れてはいない。 けれどもしかすれば、もしかすればまだ生きているんじゃないか。そう思い。肩を揺さぶろうとその手をのせて―― 「――ッ! ……ぁ…………ハ…………」 そのあまりの冷たさに島村卯月は声のない悲鳴をあげ、慌てて死体から離れ、そのまま芝生に尻もちをついた。 ひやりとした体温のない人の身体はひどく気味が悪かった。 人がただの肉塊に――死体になっていることは気が狂いそうなくらいにおぞましく、そしてやはり彼女は間違いなく死んでいた。 いやいやと頭を振り、ガチガチと歯を鳴らしながら立ち上がると、島村卯月は目を瞑りながらその場を離れた。 そしてそのすぐ奥――そこから遊園地と山のふもとまでがよく見渡せる見晴台の端に、本田未央の死体は転がっていた。 島村卯月は逡巡し、けれど決心して足を震わせながら近づく。 緑の芝生は彼女の周りだけ真っ赤に染まっていて、それはまるで悪趣味なスポットライトのようにも見える。 そして死体には首がなく、その首は少し離れた場所で半ば草の中に埋もれるようにして落ちていた。 島村卯月は土を蹴らないようにゆっくり近づき、そして両手でそっと拾い上げる。 その顔は――本田未央の、彼女の表情は最後に見た時と同じで、少しだけ戸惑い気味な、でも彼女らしい明るい笑顔だった。 「ぁ…………――、――――ぉ、……ッ」 じわりとその目に涙を浮かべると、島村卯月は彼女の頭を胸元でぎゅうと抱きしめる。 そして、上着を脱ぐとそれを地面に広げ、彼女の頭から丁寧に泥と草を払ってその上へと置いた。 それから胴体のところへ向かうと、島村卯月は自分の服が血で汚れるのにもかまわずそれを抱えあげ、引きずりはじめる。 両手にかかる重さと冷たさはどうしようもなく死体のもので、けれどもこの時だけは嫌悪をよりも親友への気持ちのほうが上回った。 「………………ハァ、ハァ」 血で濡れていない芝生のところまで引きずると、島村卯月は広げた上着を今度は枕になるように畳み、本田未央の首をその上に置いた。 再び胴の上に首が戻ってきた親友に島村卯月は語りかけようとして、けれどやっぱり声は出なくて、 なので、冷たくなった手を握り、心の中でただ「ごめんなさい」と言う。 「ぅ……ぁ、ぁ――――――ぁ、ぁ、あ………………ぁ、あ、ぁあ、ぁ…………」 すると、途端に嗚咽と涙が溢れ出し止らなくなった。 本田未央を、――彼女を殺してしまった。 彼女はもうなにもできない。 楽しいことも嬉しいことも恋をすることもできず、アイドルとしてステージに上がることもなく、歌を歌うことだってもうできない。 いっしょにトレーニングすることも、苦しい時に励ましあうことも、失敗した時にいっしょに泣くこともできない。 島村卯月は思い出す。 @ ……――私と未央ちゃんと、そして凛ちゃんとで『ニュージェネレーション』というユニットとして売り出されることになったけれど、 でもなにかかもが三人いっしょというわけじゃなかった。 三人の中では凛ちゃんがダントツの人気で、いち早く彼女のCDデビューが決まった時は、未央ちゃんと次は私たちだと励ましあった。 その次に私のCDデビューが決まった時、未央ちゃんは自分のことのように喜んでくれた……けど、私は、いや他のみんなも知っていた。 未央ちゃんがその笑顔の裏で本当はひどく落ち込んでいたことを。 でも未央ちゃんはそんな落ち込んでいる部分を決して私や凛ちゃん、プロデューサーさんの前でだって見せなかった。 それよりもトレーニングに打ち込むようになり、小さなイベントやコンパニオンの仕事なんかもそれまで以上に精力的にこなすようになった。 事務所の中にいる人の中には未央ちゃんのことをこれといった特徴がないだとか、引き立て役にすぎないって言う人もいる。 けど、そうじゃない! 未央ちゃんは誰よりも努力家だったし負けず嫌いだった。 初めて私たち三人が顔をあわせた時、 書類審査の合格通知をもらって集まった私たちだったけど、それは実は手違いで本当は失格だということで、 悲しくてすごく残念で、それでも私はしかたがないと諦めて帰ろうとしたんだけど、そこで食い下がったのが未央ちゃんだった。 未央ちゃんがあの時、社長に食い下がらなかったら今の私たち――『ニュージェネレーション』はなかった。 未央ちゃんがいなければ辛いトレーニングや、いつまでもアイドルになれない焦りや苛立ちを乗り越えることはできなかった。 未央ちゃんは空回りすることも多いけれど、それは私や凛ちゃんの分もがんばってくれてたんだねって今ならわかる。 そしてとうとう未央ちゃんもCDデビューが決まって、そして三人で、ちっぽけなイベントだけど、三人いっしょのイベントも決まってたのに。 プロデューサーさんからその報告を受けた晩は二人だけでお祝いしようって家に呼んで、お菓子もジュースもCDも全部用意して、 でもいざ二人で顔をあわせたら涙が止まらなくなって、朝までずっと諦めなくてよかったって泣いて、それなのに―― 殺しちゃったよ! 未央ちゃんが死んじゃったよ! 真っ赤に染まった芝生の上にぽつんと拡声器が残されてる。未央ちゃんの拡声器。私が使った拡声器。 思いついた時は名案だと思った。実際に里美ちゃんと美波ちゃんが来た時にはみんなで歓声をあげて、これで全部が解決するんだと思った。 けれどそれはただの現実逃避で、今思えばもっとよく考えればよかったんだなってわかる。 もっと慎重に行動していれば……、せめてみんなには隠れていてもらえば、死ぬのは馬鹿な私だけですんだのに。 なのに未央ちゃんはそんな馬鹿な私の代わりに死んで、なのに私は自分だけ逃げ出して、凛ちゃんも未央ちゃんもここに置き去りにした。 寂しかったよね。死んじゃう時に誰もそばにいないなんて。 ごめんね。ひとりにしてごめんなさい。 私たちは三人いっしょの『ニュージェネレーション』なのに、バラバラにしちゃってごめんなさい。 @ 「…………――――、――――――ぁ、――、――――――――――――――――――ぁ、――――――――――――――」 ここに戻ってきてからどれくらい経ったろう。 あれからずっと本田未央との想い出に浸っていた島村卯月は、日差しに暑さを感じてようやく顔をあげた。 太陽はもうかなり高いところまで昇っていて、周囲を見渡せばこちらは逆になんの変化もない。 島村卯月は握っていた手を離すと、目元をごしごしとこすって立ち上がる。 「(またここを離れるけど、今度は凛ちゃんを連れて戻ってくるから。 戻ってきたらまた三人でお話して、歌を歌って、それからいっしょにごはんを食べよう。 だから、それまで少しだけ待っててね)」 泣きはらした目は真っ赤で、でも芝生の上に横たわる彼女と同じ笑顔を浮かべて、島村卯月は心の中で彼女に約束する。 そして普段となにも変わってないように手を軽く振ると、踵を返しゆっくりと歩き出した。 その身体がふらりと揺れ、足がたたらを踏む。 「(ううん、こんなことでへこたれないよ)」 スカートのポケットに手を入れると島村卯月はそこから一本のチョコバーを取り出した。 そのもう半分かじられたチョコバーは昨晩、本田未央が元気付けるために食べさせてくれたものだ。 島村卯月は半分になったチョコバーを更にもう半分だけかじる。 「(未央ちゃんにまた元気もらったよ)」 そして半分の半分になったチョコバーをまたポケットに入れると、また歩き出す。 ふらり、ふらりと身体を揺らしながら、ゆらゆらとした足取りで、島村卯月は三人いっしょだった見晴台を離れてゆく。 【E-6・山頂・見晴台/一日目 昼】 【島村卯月】 【装備:なし】 【所持品:基本支給品一式、包丁、チョコバー(半分の半分)】 【状態:疲労(大)、失声症、後悔と自己嫌悪に加え体力/精神的な疲労による朦朧】 【思考・行動】 基本方針:『ニュージェネレーション』は諦めない。 1:凛ちゃんを探して、未央ちゃんのところに連れて帰る。 2:そうしたらまた三人でいっしょにいたい。 3:歌う資格なんてない……はずなのに、歌えなくなったのが辛い。 ※上着を脱ぎました(上着は見晴台の本田未央の所にあります)。服が血で汚れています。 ※拡声器は本田未央が首を落とされた場所に置かれたままになっています。 ※山頂の見晴台には、新田美波の支給品(基本支給品一式)と本田未央の支給品(基本支給品一式、救急箱)が放置されています。 前:トリップ・アウト 投下順に読む 次:グランギニョルの踊り子たち 前:トリップ・アウト 時系列順に読む 次:スーパードライ・ハイ 前:S(cream)ING! 島村卯月 次:今はただ、それだけを ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/teraumare/pages/72.html
【彼女が誰かにメールしてた】 560 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(dion軍)[] 投稿日:2008/09/14(日) 19 05 07.20 ID XSI2PKMi0 俺の部屋に彼女が遊びに来た時に、気が付いたら彼女が誰かにメールしてた。 『誰にしてんの?』って聞いても『ん?ちょっとね』って教えてくれない。 ムカ~っときて、『どーせ男じゃねーの?!』って怒鳴り気味に言ったら、 『○○○(俺の名前)だって、どーせ女からメール来てるんでしょ!!』 って逆切れしてきたから、 『はあ?俺がいつメールしてる?疑うんなら見ればいいじゃん!』 ってポケットから携帯出して彼女の前でこれ見よがしに開いてやったら、 こんな時に限って誰かからメール来てやがんの~~、、、、 内心、しまった~って思いながら、 『・・・・広告か何かだろ、、』ってメール開けたら、件名は『無題』。 本文が 『後ろを絶対見ないで!何も聞かないで! このメール見たら私と急いで部屋を出て!!』 読んだ瞬間、とてつもない不安感が俺を襲い、たまらず振り返ってしまうと ベランダから青白い肌をした、闇のように黒く長い髪をした女が此方をにらみつけているではないか! 俺は腰が抜けてしまい、動く事ができなくなってしまった!! するとその女の後ろに人影のようなものが現れた! と思った次の瞬間、目の眩む様な輝きを帯びた右腕がその女を貫いたではないか! 「破ぁー!」 謎の人影は大学時代の先輩、Tさんだった 「タバコを買いにいった帰りに不穏な雰囲気を感じたんでな……。 おっと、若いお二人のジャマをしちゃいけねえな。あばよ」 Tさんはそうとだけ言い残してベランダから颯爽と飛んで闇に消えていった。 それにしてもマンションの5階だというのに、驚異的な跳躍力で瞬く間に駆けつけ、あっという間に除霊をしてしまったのだ。 寺生まれってスゴイ、改めてそう思った 【元ネタ】 446 :本当にあった怖い名無し :2007/07/08(日) 19 19 11 俺の部屋に彼女が遊びに来た時に、気が付いたら彼女が誰かにメールしてた。 『誰にしてんの?』って聞いても『ん?ちょっとね』って教えてくれない。 ムカ~っときて、『どーせ男じゃねーの?!』って怒鳴り気味に言ったら、 『○○○(俺の名前)だって、どーせ女からメール来てるんでしょ!!』 って逆切れしてきたから、 『はあ?俺がいつメールしてる?疑うんなら見ればいいじゃん!』 ってポケットから携帯出して彼女の前でこれ見よがしに開いてやったら、 こんな時に限って誰かからメール来てやがんの~~、、、、 内心、しまった~って思いながら、 『・・・・広告か何かだろ、、』ってメール開けたら、件名は『無題』。 本文が 『後ろを絶対見ないで!何も聞かないで! このメール見たら私と急いで部屋を出て!!』
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/51616.html
【検索用 かのしょはよるにとけていない 登録タグ LUMi Rana UTAU VOCALOID VY2 か 嘔吐ニカ 曲 曲か 溝野あわ 溶け子】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:溝野あわ 作曲:溝野あわ 編曲:溝野あわ 唄:LUMi・VY2・溶け子 架空言語:Rana 絵:嘔吐ニカ 曲紹介 曲名:『彼女は夜に溶けていない』(かのじょはよるにとけていない) 前作→『彼女は夜に溶けた』 溶け子にそっくりな黒い物体「黒子」視点のお話。 間奏・アウトロに文章がある。 歌詞 (動画内より書き起こし) LUMi VY2 溶け子 ハモり 君の悲しい過去をね 塗り替えてみせたいよ 一人にさせた僕のせいだね 恐ろしい森の噂は とっくに知ってる 今 目の前で 操られてる大事な人 自由にするためあげた足が 仇となってしまったなんて、 君は虚ろなその目で呟いたんだ 「この街を出るの」「森に行かなきゃ」 …そうだね 君は覚えてるかな いつも手を繋いでた 小さな手はもう僕と同じ大きさ とっくの昔に死んだし あの世もいいけど 僕の「孫」がね 見ての通り可愛いからさ、 この先何があってもいい 君のためなら平気だ 眠りについた君を守ればいい 笑い声がする、背後で 耳の中の笑い声がここで いま まさに笑ってる うれしかった足はもう消えた 絶望が、 この先君は大人になる プレゼントはもう無いけど きっと立派な人間になれるからね 可愛いうちの子 今までありがとう またね、 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/16944.html
俺の彼女は地獄万力 R 火文明 (8) 呪文 ■S・トリガー ■パワーに+と書かれているパワーが8000より小さい火のクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出す。そうしたら、そのクリーチャーと好きな数の相手クリーチャーをバトルさせる。 作者:切札初那 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/5935.html
プロモカード/さくら荘のペットな彼女 『さくら荘のペットな彼女』のプロモカード。 限定プロモカード ナンバー カード名 色 C S AP DP 入手方法 P-001 《椎名 ましろ&青山 七海》 青 3 2 40 30 さくら荘のペットな彼女BOX購入特典 P-002 《椎名 ましろ&上井草 美咲》 3 2 30 40 P-003 《椎名 ましろ》 2 2 20 20 公式大会上位賞 P-004 《椎名 ましろ》 3 2 40 30 発売記念大会参加賞 P-005 《椎名 ましろ》 赤 2 2 30 30 大会プロモーションパック vol.15 P-007 《椎名 ましろ》 黄 2 2 30 30 公認大会上位賞 P-008 《椎名 ましろ》 青 0 2 10 10 カスタムパックVol.3 P-009 《椎名 ましろ》 0 1 - - P-010 《青山 七海》 赤 3 2 40 30 P-011 《青山 七海》 0 2 - - P-012 《上井草 美咲》 黄 4 2 40 20 P-013 《上井草 美咲》 3 2 40 30 関連項目 カードリスト プロモカード さくら荘のペットな彼女 編集
https://w.atwiki.jp/clubkotoba/pages/138.html
他人
https://w.atwiki.jp/pawapurokunnpoketto/pages/25.html
確認・ 神条紫杏は、ちょっと性格がきつい生徒自治会に所属している女の子です。 攻略・ ※「うろつく」で、はじめに森に行くと、確実にドーベルマンに襲われるイベントが起きるので2回目から女子寮に行けます。 うろつく「森に行く」→女子寮。「危険そうだから回り込む」を選択→「お言葉に甘えて」を選択。反省室?に連行されます。 うろつく「森に行く」→女子寮。紫杏に遭遇し、カラスの話を言われる。選択肢「馬鹿にしてるだろ?」 うろつく「森に行く」→女子寮。ここから、森から女子寮に行けなくなります。 ※ここまでは1年目に行った方がいいです。 2年目の4月2週目以降に女子寮をうろつく 女子寮をうろつくと、紫杏に会い(手伝い)に行くコマンドが追加されます。 紫杏に会って、好感度を上げましょう。(常に必須) クラスメイトからの自治会の悪口を聞くイベントが起きる。 紫杏を外出に誘う(100ペラ必要だけど誘っても断られることがあるので注意!)→チンピラと接触。警備員を呼んだ後、「助ける」を選択しましょう。 会う度になにかしらイベント発生。 紫杏から、「たまに自治会に力を貸して欲しい。」と言われたら選択肢「わかった」を選択。(選択肢の「○○に謝れ」を選んではいけません。) 2月2週目 バレンタインイベント。 紫杏が自治体を引退してから会う。選択肢「その穴、埋めてやろうか?」を選択。 5月3週目 イベント 5月4週目 イベント 誕生日のイベント 何回か会うと主人公の知らない裏でいろいろ起こり、紫杏が2度と会わない事を言う。(会いに行くコマンドが消えます) 8月2週目 海辺での定期イベント。紫杏の隠し事など全てを打ち明けます。選択肢は「…箱の中の猫だ」を選ぶと紫杏が彼女になる。 投手…呪縛、野手…豪力+いろいろな経験値がもらえます。※どこかで紫杏の家に行き、紫杏の父に紫杏の過去について教えてもらえます。 ※8月2週目のイベントを見るには甲子園出場を決めないと見れないかもしれません。(その場合は多分超特殊能力はGETできないと思います…) ※好感度(だいたい90位を目安に)が高くないと、3年目の8月2週のイベントが見れないかもしれません… クリア後・ プロフィールNo.18「神条」が出る。 おもいでNo.18「街中の変人」が出る。 バットエンド・ おもいでNo.19「歴史の偉人」が出る。 皆さんも参考にして、試してはいかが? 紫杏攻略をやって感じた事 野球魂がほとんど減らない。 好感度の上がる数が多い。 一部、パワポケ9の続編ストーリーみたいに感じた。 今後まだ更新する予定なので気になる方は、ちょくちょく顔を出してください。 ひとこと・ 「コピペだぁ~」とか言って評価を下げる輩がいます。 コピペだとあなたが思うなら、わざわざ見なくていいんじゃないですか?感想を書かなくていいんじゃないですか? このページは、「紫杏の攻略ができない!困った!」等の人が見て、参考にしてもらい、攻略するページです。 他人が見て不愉快になる発言を控えてください。