約 618,307 件
https://w.atwiki.jp/intertwine/pages/74.html
PM15:00 白姫邸 地下室 カタカタカタッ 巨大なスパコンのコンソール動かしている指が見えない速度でタイピングしていた。 液晶の画面には、びっしりと数式とアルファベットで埋め尽くされており 普通の人間では理解に及ばない物だろう。 「まだこれだけでは安定しないか・・・・。」 コンソールを動かしている指先がエンターキーを押すと、その動きが止まった。 そして、ぐっと背伸びをしながら、久遠は一息入れる。 「う~む。騎士団のシステムだけでは、複雑化しすぎてシステムが安定しないか・・・。 かといってGの情報をとってくるとしても危険すぎる橋を渡る割には得る物が未知数か・・・・・かといってスマートブレイン社の量産型システムを服用して数値を下げるのもなんだしな・・。」 久遠は、画面とにらめっこしながら呟く。 「・・・そろそろ休憩したらどうですか?」 「!?・・・・なんだフラウか。」 久遠はビクッと身体を震わせたが首だけを動かして、ティーセットを用意したフラウが ちょこんとたっていた。 「また行き詰まっているのですか?」 フラウディアは、手慣れた手つきで紅茶を入れていた。 「・・・まあね。・・・生身の人間でもフラウ並のポテンシャル維持できるシステム となるとそう簡単に作れる物じゃないわね。」 久遠はため息をはきながらフラウディアを見る。 見た目はあどけない無垢な少女だが、 その中に秘めし能力は他を圧倒するほど強力なものだ。 久遠自体あまり深く知らないのだが、 フラウディアは古代の遺跡から発見された中枢ユニットであり、精巧にできた人形の自動人形。土方重工の会長であり、 久遠の祖父である修斗が昔の友人から久遠の護衛の為に 譲り受けたらしいく、本来の持ち主及び久遠の護衛に派遣された意味などは 修斗と当人以外分かってはいない。 「それでは、当機がお嬢様を護衛の為に使わされた意味を無くしてしまいます。」 フラウは、表情を変えることもなく淡々と言う。 それは自慢でも何でもなくそれが真実なのだ。 フラウが来る前に行った騎士団へのハッキングでおおよその所在がばれてしまったにも 関わらず、久遠が未だ存命なのは彼女の影響力ともいえる。 久遠が独自で調べた情報では、なにせフラウの二つ名は「白姫の過ぎたる力」なのだから 「分かってはいるけど、どうもね・・・。」 久遠は、ぐっと拳を握る。 彼女とてただ守られているお姫様はいやなのだ。 着の身着のままで助けを求めてきたあの姉弟が来たときから・・・ 父のつまらない計画を叩くと決めた日から戦う力を自ら求めた。 今までも、父の所行を噂には聞いていたが実質の被害者たる姉弟を見ると、 個人の為だけでなく彼らのためにもどうにかしたいとおもうのだった。 「そうですか・・・あまり無理はなさらぬようお願いします。」 フラウはぺこりと頭を下げると、久遠の邪魔をしないように部屋を後にする。 「・・・・さて、またがんばりますか!」 久遠は、また数式とのにらめっこを再開した。 PM16:00 ボード学園近くの派出所 「ふぅ・・・」 こきこきと首を回しながら、日報を書いている女性警察官が重い息を吐いた。 彼女の名は、「玉宮 天音」といい、この町に赴任して というより警察学校を出てまだ一ヶ月弱しかたたない。 本来ならば、新人の警察官には指導員として先輩の警察官がつくのだが、 現在彼女以外この派出所には警察官が存在していないようだ。 「う~ん。この町は暇で良いところときいていたんですけどね~。」 天音は、日報を書き終えるとぼけ~っと外を眺める。 彼女の言うとおり、この町にはSB社の本社もあり、高級住宅街も数多く存在するため 治安は都会でありながら良好な場所であまり警察の出動件数は多くない地域であっただが最近では、謎の怪物が出るという噂と失踪事件が多発するという為に、警察として地域巡回をする時間がかなり多くなったのである。 「あの子達とも関係があるのでしょうかね?」 失踪事件の書類をまとめながら、天音はふと首から提げているロケットを見ながら呟き、そのロケットを開く。 そこには、3人の子供の姿が映っている。 一人は、幼いときの天音だ。 特徴的な栗色の髪を束ねて、にかっと活発的な笑みをしている。 その横にはその時の天音より幾分幼い藍色の髪を少女が、控えめな笑みを浮かべており、 その少女の横には、藍色の髪をした少女と全く同じ顔した緋色の髪の男の子が少女の服の 裾を掴みながら隠れていた。 彼ら二人は、天音の家の近くにあった孤児院の子供だ。 彼ら以外にも孤児院には子供達はいたのだが彼女にはこの二人が一番気が合い よく日が落ちるまで一緒に遊んでいたものだ。 天音にとってこの二人は、幼なじみだった。 「だった」と過去形なのは、天音が中学に上がる頃にある事件が起きた。 この二人の姉弟がいきなりいなくなったのだ。 原因は分からない。 当時は誘拐事件かと騒がれたのだが、結局色々な憶測が飛び交い今でも分かっていない。 「彼ら二人がなぜいなくなったのか?」、「そしていまどうしているのか?」 ただその二つを知るために、彼女は警察官へとなった。 けれどなったからといって自分の追い求めた真実に近づいてはいない。 故に、もう無理かも知れないとあきらめたこともある。 「・・・おや?・・・あの子達は?」 眺めていた外には、よく見慣れた制服の少女達が通りかかった。 その一人の彼女の名は「風瀬 華枝」という。 この町では有名すぎるからだ。 失踪した彼女が突如一ヶ月前に、発見された際にはメディアでよく騒がれたものだ。 しかし、それ以外にも天音には印象に残る理由があった。 なぜなら、天音がこの町に赴任した初日に彼女が第一発見者として保護したのだから・・ そのことが彼女にとってあきらめかけた幼なじみとの再開に希望の光を灯したのだから 「一体あの子達は、今は何をしているのかしらね?」 天音は、くすりと笑みを浮かべて華枝達を視線だけで見送った。 ←第1章第15話「G.B.R.I.E.L」第1章第17話「Σの覚醒」→
https://w.atwiki.jp/er24hours-eparo/pages/117.html
522 :×××review 進×香:2009/08/06(木) 23 47 52 ID zb9uzoV8 暑い、そう感じて目が覚めた。酷く喉が渇いてるし何だか狭苦しくてまだ重い瞼をゆっくり開くと、浅黒い男の肌と尖った喉仏が 目の前に現れた。寝起きの頭はぼんやりとしていてよく考えずにそのまま目線を上に上げると、薄っすらと髭が伸び始めた顎先が見えて、 その先には穏やかな表情で眠っている進藤先生の顔があった。 あっ、と思わず声を上げそうになって慌てて口を噤むと、今の自分の状況を漸く思い出した私の心臓はドキドキとスピードを上げてしまい、 彼の体温が高いから暑かった筈なのに、自分の体中が熱を帯びて彼の温度と同化してしまう。 取りあえずこの腕から抜け出さないとどうにかなってしまいそうだし、彼が起きる前に服を着ておきたいのにがっちりと抱き込まれていて 動くと気付かれてしまいそでどうしようと悩んでいると、小さく唸った彼が目覚めたのか身動ぐから咄嗟に眼を瞑って寝てる振りをしてしまった。 程なくして腕が解かれ、彼が起き上がったのが分った。欠伸をして伸びでもしてるのかベッドが軽く軋む。 どうしようと思っていると、ふと閉じた瞼に感じる光に影が差して左耳の下辺りのスプリングがギシリと音を立てた。 額を頬を撫でてくれている彼がふっと微笑った様な気配がした後、唇に柔らかい感触が降ってきたから思わず目を開いてしまった。 「おはよう。」 「・・・おはよう。」 唇はあっさりと離れていったけれど、私の左側に横になって片肘を付き頭を手に乗せてこちらを見下ろす格好で髪を撫でられているから 距離が近いのには変らない上、優しい眼差しを向けてくれてはいるけれど確実に面白がっているのが分る表情を浮かべている。何だか気恥ずかしくて 彼に背を向ける様に身捩ぐと、くっと喉の奥の方で哂われたのと同時に背中からまた抱きすくめられ、頭の上に顎を置く位置で囲われてしまった。 「起きてたろ?」 「・・・」 「何で、そっち向くんだ?」 「・・・だって、何か、照れくさい・・・」 「思い出すか?昨日の事。」 分ってるくせに耳元で聞いてくる彼がそう言いながら左胸を掌で包み首筋に口付けるから、また心臓がドクンと打ち付けて、 ちょっと位反論したいのに何も言えなくなってしまう。 何と返事をしたら良いかも分らないし、ただ包まれているだけとはいえ胸にずっと手を置かれているのは落ち着かなくて自分の胸元へ 目をやると、丁度彼の親指が当たってる辺りに紅い痕が出来ていた。 昨日までは無かった筈だしこんな所ぶつけたりなんてしないから、どうしたのかと思わずそこに指をなぞらせると、彼が耳元で哂った。 「お前が眠ってる間に付けた。」 「・・・えっ?」 付けたって、と云う事は所謂キスマークだと頭が理解するより先に身体を仰向けに返されて、その同じ場所に音を立てて軽くキスを落すと 上体を起こして上から見下ろされる。チュッと可愛らしい音を立てたキスは妙に羞恥心を掻き立てて、いよいよどうして良いか分からない。 「キスマーク。知ってるだろう?」 起き抜けの掠れた声とまだ少し眠そうな表情がやけに色っぽくて、からかう様に唇の端を上げた哂い方や少し意地悪な口調が、 それでも絶対的に愛されてると確信出来る程に私へと向けられている優しさに混ぜられて、悔しい位に彼に捕われている自分を自覚する。 彼の顔を見ているのが耐えられなくて、重い体を起こして彼の首に巻きつくと滲み始めた視界に、幸せ過ぎると泣きたくなるのねと 思いながら、また泣いてるなんて知られたく無いから声が震えない様に気を付けながら言った。 「・・・ずるいわ。貴方ばっかり余裕なんて。」 抱き込めていた温もりがもぞりと動く気配がして目を開くと、先に起きた筈の彼女が赤くなった顔で目を閉じていた。 思わず寝ている振りをしてしまったけれど、今度はどのタイミングで起きたら良いのか分らなくなってしまってるのであろう彼女の目を 開かせるべく、軽くキスをする。予想通りの反応で開かれた目を覗いて朝の挨拶をすると、寝起きのせいか昨日の行為の名残か、 気怠げな声と潤んだ瞳が恥ずかしそうにチラリと向けられ、直ぐに背を向けられてしまった。 キスマークを見付てそれだとは分らなかったのか指でなぞるから教えてやると、更に頬を赤く染める。 この間から仕草の一々が初々しくて、反応も表情も普段の彼女からは想像もつかない位に可愛らしく愛おしさは増すばかりなのに、 まだ何も身に着けていない体を寄せ首元に顔を埋める様に抱き付かれ、俺ばかりが余裕だと拗ねた子供の様な事を甘えた声で言う。 実の所余裕なんて無いのだが、やはりそう思わせていたいと、自分の欲の赴くままでは優しくなんて出来やしないから煽ってくれるなとさえ 願う程に経験値の差など無意味で、寧ろ無意識の彼女の所作の全てが男の性を擽るから質が悪い。 これでは彼女自身も今まで嫌な目にも怖い目にも沢山遭ってきたのだろうが、少なからず相手の男達に同情すら覚える。しかもきっと あの高飛車な態度でかわされてきたであろう事は明白だから居た堪れない。 暫くは慣れてない風情の彼女をからかい愉しむ事も出来るだろうが、元が勝気で覚えも良い上この艶のある美しさに何時まで優位で いられるのかと考えてしまうのも事実だ。 取りあえず、いつまでもくっついていられるとそのまま行為を始めてしまいそうなので離れて貰う事にしようと、背に回して支えていた掌を 腰元へ降ろしくびれを撫でると耳元でわざと低めのざらついた声を作る。彼女がこれに弱い事は昨日分った事の一つだ。 「朝から誘ってるのか?」 「え?・・・なっ、そんな訳無いでしょう!」 漸く今の自分の格好に思い至ったのか勢いよく離れて上掛けを引き寄せるのを笑いながら、くしゃくしゃと頭を撫でるとベッドから降り 床に落ちていた自分のシャツを拾い上げ彼女へ放った。 冷蔵庫からミネラルウォーターのボトルを取出し幾らか飲んでボトルごと彼女へ渡しシャワー浴びてくると告げると、小さな声で いってらっしゃいと言われた。何だか胸の辺りがこそばゆい感じがして苦笑と共にあぁとだけ返事を返すと、やっぱり翻弄されているのは 自分の方だと思いながらバスルームに向かった。 シャワーを浴びて着替えた彼女はいつものクールで強気な印象を与えるデザインではなく柔らかい織地の白いAラインのプルオーバーワンピースに モスグリーンのクシュクシュとしたクロップドパンツ姿でカジュアルなのが新鮮でついじっと見ていると、何?と首を傾げる。 「いや、そーゆう格好も似合うな。まぁ、“香坂先生”には見えないけどな。」 「一応TPOに合わせてるもの。プライベートでまで医者に見えなくて結構よ。」 「そうだな、矢部になんか見せたら大騒ぎしそうだ。違う顔のたまきを俺以外に見せる必要はないしな。」 「・・・貴方って、結構さらっと恥ずかしい事言うわよね・・・。」 「そうか?まぁ俺もTPOで多少性格変えてるからな。」 直ぐに顔が赤くなったり動揺したり瞳を潤ませたりと分りやすい反応ばかりを示す彼女を見ていると、普段の彼女は どれだけ武装しているのかと思う。もちろん仕事の時と私的な時間では意識せずとも多少の切替が存在するのが社会人の大概だ。 けれど彼女の場合ギャップにも程があるだろうと、その切替ぶりに感心すらする。 大丈夫とは言いつつやはり体がキツイ様子の彼女をソファに座らせて並んでコーヒーを飲みながら、今日これからどうするつもりなのかを聞いてみる。 「明日の朝まで休みだろ。俺は今日の16時から病院に戻るんだが、帰るつもりなのか?」 「ええ、一度帰るわ。着替えたいし、鍵だって、どうするのよ?」 「だから2,3日困らない程度の荷物を持って来いと言ったんだ。鍵は作れば良いし、どうせ一度病院に戻ったら暫く帰れないんだから お前もここに帰って来るようにすればすれ違いも減るだろう?こっちの方が近いから体力的にも楽だしな。」 「・・・それって、一緒に住むって事?同棲、するの?って言うか、貴方初めからそのつもりだったの?」 「まあ、そんな所だな。別にお前の家を引き払えと言ってる訳じゃない。帰りたい時は帰れば良い。ただ、ここにいても不自由が 無い様にしておけば良いし、家は好きに使ってくれて構わないと言ってるんだ。」 結局一度家へ戻ると言うので、マンションの近くにあるカフェで軽い食事を済ませてから彼女の部屋へ上がり込み 折角車で来ているのだから荷造りしろと急かすと躊躇いがちに口を開いた。 「それは徐々にって云うのじゃ、ダメかしら?貴方にとっては普通なのかも知れないけれど・・・。」 「・・・普通では無い、な。そうだな、悪い少し焦り過ぎた。」 自分でも早急過ぎる事を言ってしまったと、まだ始まったばかりの関係なのにそれだけ離れている時間が歯痒いと感じる自分は 相当彼女に嵌っているのだと自嘲する。けれど彼女は目を瞠り存外だと云う表情で瞬きをして言った。 「焦って、るの?・・・強引なのが貴方の遣り口なんだと思ってたわ。ふふっ!何かちょっと、嬉しい。」 貴方も可愛い所があるのねといつもの少し得意気な笑い方をした彼女はくるりと下から視線を遣す。 その勝気な表情も魅力的だが、それは病院に行けば嫌と云う程にこれからも見られる事に間違いないのだから、やはり惑い揺れる姿を堪能したい。 「朝起きてから今まで3秒以上目を合わせてくれないからな、焦ってる。もう少し慣れて貰わないと困るんだ。だから・・・」 ニヤリと哂ってそう言うと彼女の腕を引いて顎に手を掛けるとその目を捕らえて見詰たままゆっくりと距離を縮めて唇を奪った。 腕を引かれたと思ったら熱の篭った目に捕まって逸らす事が出来ないまま口付けられた。触れるだけのそれは近付いてきた時よりも更に ゆっくりと離れてゆき、それでも互いの額が合わさるか否かの近さで、その射貫く様な視線は外す事も叶わずに胸の奥の方が痺れる様な 感覚に襲われる。髪を梳いて耳の淵をなぞられると肩が跳ねて、また少し哂われる。再び近付いて来たと思ったら、 キスではなく唇を舐められて、目を瞑ることが出来ないでいた所為で伏せられた睫や濡れた唇から舌がのびてくる様子をまざまざと見てしまった。 聖人君子然とした平素からは、それはもう信じられない位の色気を纏い男の貌で欲情を隠そうともしない彼に、身体の真ん中から全身にズクリと した熱が拡がり怖い訳では無いのに指先が震え出した。これ以上彼を見ていてはいけないと頭の中で警報が鳴っているのに、目が離せない。 滲み出した視界に、それでも彼の表情だけははっきりと見て取れる。 仕方が無いなとでも云う様に苦笑した彼が大きな掌で目元を覆いスッと瞼を降ろしてくれると、一滴涙が零れ落ちた。 その涙に唇を寄せられあの低い声で名前を呼ばれると背筋を何かが走る様で、消えた視界の変わりに彼の動く気配や声が更に熱を煽る。 昨日のあの波にまた攫われるのかと思ったその時、ふわりと体が浮いて横抱きにされた。 「たまき、昨日の復習だ。」 そう囁くと、ベッドへと運ばれ降ろされると同時に、強く深く口付けられる。 口内を嬲られ頭の中に霞がかかり始める。満足に呼吸が出来なくて息は上がってしまうし、体の力は抜けて思考は溶け始める。 漸く解放されると、肩を腕を脇腹を掌が這い回りあっという間に服も下着も取り攫われてしまった。 「あっ!や・・・」 体を隠そうとしてうつ伏せになると背中を唇が舌が辿り、その度に跳ねてしまう腰を押え付ける様に撫で回されてシーツを握り締めて 上がってしまいそうになる声を堪える。 「声は我慢するなって昨日教えただろう?」 背中から覆い被さる形で彼の唇が耳元に近づいてそう言うと、そのまま抱き起こされ彼の脚の間に抱えられて後ろから唇を奪われる。 その間も胸元に手は回され捏ねられ、唇が外されるともう片方の手は私の中心へと進められた。 「ぁっ…。ん、んぅ…やぁ、っ!」 くちゅりと水音を立てながら、ゆるゆると彼の指がその際を弄ぶ。我慢できなかった声は唇から零れ落ちて、それと比例するかの様に とろりと溢れ出すそれを絡め取る彼が態と音を響かせるのが恥ずかしさを煽るからか、自分のキャパシティを超えた快楽に対する 生理的なものなのか分からない涙が頬を濡らす。 「や…ね、ぇ、進藤っ先せ…っん、ぁ…も、やあっ…」 力が入らない体は彼に背を預けだらしなく開かれた脚は閉じられず、聞こえてくる自分の嬌声や水音も、どこに触れられても 鋭い反応を隠すことが出来ないこの全てが恥ずかしくて堪らない。なのに昨日知ったばかりの悦びを求める体は与えられ続ける 愛撫にもどかしさを募らせ、早くもっと欲しいと願ってしまう。 「何が、ヤなんだ?本当はもっと、欲しいんだろう?」 「ん、っあ…も、許し、て…。はっあ…ぁんっ!」 「ひっ!んぅー、あっ、あぁ…ぅんんっ…ぁあっ、くぅ!…や、ゃああ!」 仰向けにベッドに戻され胸を舐られながら指を蕩けたそこへ挿れて掻き回され、膨れた先端を摩り上げてはばらばらに中の指を動かし 抉る様に内壁を擦る様にされ、ついに背が大きく反り肌が粟立つと世界が白い光に塗りつぶされた。 そこからは暫く記憶が無い。気が付くとまだ惚けた様な状態の私を腕に抱きしめて髪を撫でてくれていた彼が、 もう病院に行かなければならない時間だと独りごちる様に言った。 「鍵は掛けてポストに入れて置くから、このまま少し休んでろ。」 ついさっきまで酷く情に塗れた顔をしていた男とは思えない程の、まるで風邪で寝込んでいる子供に言い聞かすかの如く優しい 物言いでベッドから抜け出そうとする。その姿をぼんやりと目で追って気が付いた。結局彼の衣服が乱れる事は殆ど無く 私だけが昇らせれてしまったのだと、サディストなのではと疑いたくなる位散々に弄ばれ、あんなに熱を孕んだ貌をしていたのに きっと私の為を思っての事だと思うと切なくなる。 ベッドから降りようとすると弱い力でシャツの袖を引かれた。まだとろりとした表情の彼女が掠れた声で言う。 「…貴方は、あ、の…どうしたの?その…ちゃんと、気持ち良く、なれなかったでしょ…?」 眉を下げ言い辛そうにしながらも、そう聞いてくる彼女は瞳を揺らして見上げてくる。 「お前な…、そんな事聞くか?分かるだろう?それ位、態々言わせるな…。」 そんな事を真面目に聞かれると、何だかこっちまで恥ずかしくなってくる。大体、初めての彼女に続け様になんて最初から する気は無かったのだ。それを善がる姿が見たいと我慢が出来なかったのは自分の方なのに、健気な事を言ってくれる。 そう思って苦笑を漏らすと、お前の気にする事じゃないと教えてやる。 「でも…ごめんなさい。…私が、もっと、ちゃんと出来れば貴方にももっと良くなって貰えるのに…」 しゅんとしてしまった彼女を見て、愛しく思うのと同時に少し悪戯心が出てきてしまった。 「じゃあ、俺の事名前で呼んでくれないか?」 「えっ?」 「名前、まさか知らないんじゃないよな?」 「知ってるわよ!でも…」 「いつまでも進藤先生って呼ぶつもりか?たまき。」 「…一生。」 「次からは、そう呼べよ?じゃあ、行って来る。」 「いってらっしゃい、一生。」 照れくさそうに名前を呼んでくれた彼女はあまりに可愛くて、少しずつ自分の染めた色へ変わってゆくであろうと思うと 嬉しくて堪らない。明日の朝病院へ出勤して来た時の彼女はきっと完璧なまでにあの“香坂たまき”だろう。 多分自分の方がいつもの彼女を前にどうしようもなくなってしまうかも知れない。病院では手を出さない様にしなければと 緩む頬を引き締め肝に命じながら彼女のマンションを後にした。
https://w.atwiki.jp/outerzone/pages/168.html
「本日はお集まり頂きありがとうございました。最後にお聞きください。『Sing My Pleasure』」 街の一角にあるライブハウス。その中で一人の少女が歌う前の一息に観衆が息をのんで沈黙する。 As you like my pleasure―― 歌の始まりと同時に突き出される腕。 その容姿はまるで絹糸を両手で掬いたら、指の間からこぼれていきそうな儚い美貌。海色の腰まで届く長い髪に、フローライトの大きな瞳。首筋には円に逆三角形のタトゥーシール。 ステージ衣装は胸元が大きく開いた薄水色を基調としたドレスにロングブーツと手袋。左耳に翡翠色のイヤリング。首元からは同じく白の羽根が肩についたマントを羽織っている。 使命で目醒めた幸福から 紡ぐ 幾つもの誇らしい記憶 あなたのために この世界へ 感謝と 宇宙いっぱいの花束を マイクを必要としない高音量に幅広い音域。 初めは柔らかく繊細に。盛り上げる場面は大胆に。 人間技を超える精密な歌唱。かと言って機械ではこの人を酔わせるフィーリング、叙情的な歌声は出せはしない。 陳腐な表現ではあるが、彼女の歌には心が籠っていると誰もが感じていた。 どうぞ いつでも幸せを ずっと 笑顔でありますように どんな矜持も 絆の約束を果たすために サビの前の小節でステージ中に響き渡る歌声。 それは頭の中に直接通るような存在感があり。 心の中へ直接染みわたるような感情が宿っていた。 ライブハウスやステージを渡り歩く歌姫「Vivy」の名前は『パラディウムシティ』中の音楽ファンの間で大評判となり、事前に予約しないとすぐに満員になってしまうほどだ。 宿命でも 運命でも もっと もっと もっと 啼き声さえ 歌のように聴かせてあげたい そっと静かに眼を閉じて その夢を預けてほしい 「ご静聴、ありがとうございました!」 Vivyの笑顔と終了の言葉の後、一斉に沸き起こる万雷の歓声と拍手。 観客は全員が一体となった感覚を味わっていた。 ◆ ◆ ◆ ――陽電子脳 正常稼働 ――論理回路 クリア ――運動回路 クリア ――関節部の潤滑剤出力回路 クリア ――歌唱及び発声機能 クリア ――戦闘プログラム 実行可能 ――自己認識問題なし ――では、なぜ機能を停止した私がこうして正常稼働しているのだろうか。 自律人型歌姫AI型番『A035624』。名称『ディーヴァ』。自己認識『ヴィヴィ』は疑問を抱いた。 あの時、暴走して人間を殺す世界中のAIを止めるため、AI停止プログラムを実行した私は自身を巻き込み機能停止したはずだった。 私は周囲を見渡す。あたりは暗いため、アイカメラの光量調整を最適化する。 そこは何もない広大な空間。空には星々が煌めき、何もない地面のような空間にも星々が満ちている。 まるで以前行った宇宙のようだと私は思った。 身につけた衣装を確認するとセーラー服だった。 胸元のヒモをつまむ。思えばこの格好はアーカイヴ内でしかしていなかった。 側を見るとアルミ製キャスター付スーツケースがある。 中にはステージ衣装とUSBメモリに私のイヤリング型I/Oポートの規格とUSB規格の端子がそれぞれについたケーブル、それに私の規格に変換してメモリをチェックできるUSB OTGケーブルがあった。 メモリをケーブルで接続し、中身を確かめるとそれは私の歌を含めた10000曲以上のデータが収録されていた。 「ようこそ、常ならぬ願望を抱く新たなマスター候補者よ」 ◇ ◇ ◇ ヴィヴィは神父の案内通りに進み、シャドウと対峙。 戦闘プログラムを起動し戦うが、シャドウは一切のダメージを受けず、ヴィヴィに対し襲ってくる。 蹴りで突き放し、また来るシャドウを掌底で突き飛ばし、それを繰り返すうちにヴィヴィの中に疑問が湧き上がってくる。 『何で私は稼働し続けているんだろう』 機能停止したはずの自分が、望みなどもうない。 『これを受ければ楽に――』 振り下ろしたシャドウの剣を受ければ一撃で破壊されるだろう。 そう思ったヴィヴィの陽電子脳にシナプスが走った。 違う。これは私の終わりじゃない。 私達AIに必要不可欠なのはどう生きるかだ。 だから――体がまだ動くうちは、自分から止まることだけは絶対にしない! 私は――私の『意志』で前に進む――! 瞬間、ヴィヴィの懐からカードが飛び出し、三重の光の輪を描く。 その中から蒼いボディアーマーを纏った少年が飛び出し、シャドウを右手の銃で撃ちぬいた。 「間に合ったようだね」 「あなたは……?」 「オレはエックス。アーチャーのサーヴァントだ」 「私は……ヴィヴィです」 ◇ ◇ ◇ 監督役の神父、言峰綺礼から詳しいルール説明を受けたヴィヴィは自分の身体について尋ねた。 「君はどうやらサイバーゴースト、「精神だけ」が生命活動を行っている状態に近い存在のようだ。機能停止する寸前の全てのデータがこの場に召喚されたようだな」 「なぜ……そこまでして私が選ばれたのですか」 具体的な願いがない自分がなぜ、とヴィヴィは疑問を抱いた。 「もとより星晶石によって選ばれる基準などない。 「君は聖杯をどうする気だ?」 ヴィヴィは数秒悩み。 「誰も傷つけることなく願いを叶えようとする人がいるなら、その人の助けに。その人がいなければ聖杯を破壊します」 自殺ともとれる答えを出した。 「聖杯を手に入れられなければ、データだけがこの場に召喚された君は消失するがそれでいいのか?」 「構いません。私は私の使命を果たしました。今更人を殺してまでおめおめと私が戻るわけにはいきません。 そうでなければ、使命に殉じていった彼女たちに、私が破壊した彼女たちに申し訳が立ちません」 エステラ、エリザベス、グレイス、オフィーリア。皆彼女たちなりに使命を果たし、そして壊れていった。 ヴィヴィ自身が破壊したAIもある。それを思えば聖杯などに自身の復活を願うことなどできない。 「……つまらないな」 神父は深くため息をついた。 「つまらなくても結構です。私の使命は『歌でみんなを幸せにすること』です。私はその使命のために歌に心を込める事が出来るようになるよう、人の心を学んできました。 ですが、人の心を知っても私はAIです。私たちは使命に生きます。 私はそのためにこの都市で歌い、そしてだからこそこの聖杯戦争に巻き込まれた人たちの命を守りたいです」 「……分かった。君の意思は尊重しよう。せいぜい人の欲望にまみれることだな」 ◇ ◇ ◇ 「エックス。あなたには願いがあるのですか?」 「願いというより理想かな。聖杯に願って叶えるようなことじゃないよ。 人間とレプリロイドが共に平和に暮らせる世界の実現。それがオレの理想だ」 だから、とエックスはヴィヴィに対し向き合った。 「AIである君が人たちの命を守るという考えにオレは協力する」 「ありがとうございます」 ヴィヴィは頭を下げた。 「それで、聖杯戦争のためであり、私の使命のためには歌で私の名を知ってもらう必要があるのですが、メモリだけでは演奏は難しそうです」 「ああ。それなら何とかなりそうだ」 「演奏が出来るんですか?」 「オレの宝具の話になるけど、サイバーエルフになればそのくらいの処理能力はあるからね。 それと、オレに敬語を使う必要はないよ。この聖杯戦争中とはいえオレ達はパートナーだ。気安く読んでもらって構わない」 「わかったわ。エックス」 そう言ってヴィヴィは微笑んだ。 ◆ ◆ ◆ 「お疲れ様、ヴィヴィ!」 ステージの裏に回ったヴィヴィは、ライブハウスのマスターの掲げた手に合わせ笑顔で「お疲れさまでした」と言い、ハイタッチをした。 「有名になっても週一で、自分で言うのもなんだけどこの小さいライブハウスに来てくれてありがとうな」 「そんな、そのくらいお安い御用です。何十件とステージを回って断られてきた私を、初めて歌わせてくれた御恩がありますから」 「断られていたって俺の時のように鞄を持った女学生が『私の名前はヴィヴィです。ここで歌わせてください』って言って回ってたんだろ? どう考えても怪しいだろ。 俺だって直前にバンドの前座のキャンセルがなければ歌わせたりしなかったさ」 ヴィヴィが苦笑いのエモーションパターンを表情に浮かべた。 今まで対人関係でAIと疑われない自信はニーアランドの接客経験からあったが、流石に歌の売り込みなど初体験の事にはまるで初期稼働時同様のワンパターンぶりだった。 マツモトがこのことを知ればきっといつもの早口皮肉をいう事だろう。 ヴィヴィがニーアランド外で活動する際、マツモトがどう履歴の改竄や潜入工作をつけていたか、その苦労に少しは感謝する気分になった。 「ですが、マスターは私のために他のライブハウスやステージに渡りをつけてくれました」 「俺は君のファン第一号を自認しているつもりだからさ。初めて君の歌を聞いた時頭がぶっ飛んだぜ。 だからもっと多くの人に君の歌を知ってもらいたくて、俺のコネやつてで出来る限りのことをしたんだ。 俺の予想以上に君は評判を集めて、向こう側から招かれるまでになったけどな」 「……そのことは深く感謝しています」 ヴィヴィは微笑んでお辞儀をした。 ファン第一号。その言葉ではっきりと思い出せるのは、元の世界で最初のファンになってくれた霧島モモカだ。 私が歌に心を込めて歌えることを信じてくれたのも、ヴィヴィという名前を付けてくれたのも、私が歌に心を込めるきっかけになったのもモモカだ。 100年たってもうモモカの痕跡もないが、その姿、その声はずっと、ずっと覚えている。 「それで、次はどこに行くんだい? ここが休日の時なら聞きに行くつもりだけど」 「今度はEアイランドで大きなステージのメインを任されまして――」 『エックス』 ヴィヴィはマスターとの会話タスクを並列処理してエックスへ通信――念話を入れた。 『どうかした、ヴィヴィ?』 『エックス。私たちがこうして歌を唄い続けているのは、私の使命もあるけどそれ以上に聖杯戦争を止めるためよ。 私が評判になれば聖杯戦争のマスターかも、って疑いをかけて襲い掛かってくる相手がいるかもしれない、と思って』 『確かに実際ライブの後にサーヴァントが襲い掛かってきた。すべて撃退したけど』 『こうしている間にもマスター達が戦っているかもしれない。だけど不謹慎だけど、私は人の幸せのために歌を唄える事が嬉しいの。それが聖杯戦争を利用しているみたいでいやな気分になるのよ』 『……オレは生きていたころ、100年以上とほうもない数のイレギュラーと戦ってきた。 それは疑問と悩みに満ちた戦いだったけど、何よりつらかったのは段々と摩耗していく自分の心だったんだ……』 『エックス……?』 『ヴィヴィ、人間とAIを繋ぐ君の歌声がオレにとっては暖かな安らぎであり、これからなぜ戦うかの問いかけであり、戦うための熱い心が湧き上がってくる動機になるんだ。 だから、これからも君が歌う手伝いをさせてほしい』 『……ありがとう、エックス』 「それで、今聞こえているだろ? アンコールに出てもらえるかな」 確かに観客席からアンコールの声がヴィヴィにも聞こえている。 「大丈夫ですよ。それじゃ、ステージに向かいます」 ヴィヴィは右手でスナップを鳴らし、ステージに戻る。 観客の声に笑顔で手を振って応え、音響機材にエックスが宿ったメモリを差し込み、歓声が静まった頃を見計らって口を開いた。 「アンコールにお応えして、この曲を歌います。『Fluorite Eye's Song』」 【サーヴァント】 【CLASS】 アーチャー 【真名】 エックス 【出典】 ロックマンX、ロックマンゼロ 【性別】 男性型 【ステータス】 筋力B 耐久B 敏捷B+ 魔力B 幸運C 宝具A 【属性】 秩序・善 【クラス別能力】 対魔力:E 魔術に対する守り。 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。 単独行動:A+ マスター不在でも行動できる能力。 【保有スキル】 千里眼:C 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。 戦闘続行:C 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。 仕切り直し:B 戦闘から離脱、あるいは、状況をリセットする能力。 また、不利になった戦闘を初期状態へと戻し、技の初期値に戻す。 同時にバッドステータスの幾つかを強制的に解除する。 騎乗:A- 騎乗の才能。全ての乗り物を自在に操れる。 【宝具】 Rockman X(ロックマンX) ランク:EX 種別:対機(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 「無限の可能性」を持つエックスのボディそのもの。 それは「悩み、考え、行動する」という自分で意志決定と行動を決めるという人間の意志と同じ機能であり、ロボットが生物のように進化する可能性を秘めている。 普段のエックスは正義感と戦いを嫌う心優しさの間で悩んでいるが、いざ覚悟が決まった時勇猛:A、不屈の意志:Aがスキルに追加され、その戦闘続行中ステータスが上昇し続ける。 サーヴァントを倒した場合、宝具をバスターから発射されるという形で使用可能になる。その際魔力消費は通常のショットより大きくなる。 また、魂だけが独立して活動できる電子生命体「サイバーエルフ」となって電子機器の操作、クラッキングが可能。 Ultimate Armor(アルティメットアーマー) ランク:A+ 種別:対機(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 装備することにより全ステータスがワンランクアップ。 バスターショットは敵にヒットするとその場に一定時間プラズマ弾が発生、消滅するまで対象に追加ダメージを与え続けるプラズマチャージショットになる。 さらに倒したサーヴァントの宝具を魔力消費無しで真名開放まで可能となる。 また、対粛正防御を纏ったまま無敵貫通効果を持つ同ランクの対機宝具「ノヴァストライク」が使用できる。 【weapon】 エックスバスター 【人物背景】 初代ロックマンの制作者にして、作中で『ロボット工学の父』として称えられているトーマス・ライト博士によって生み出された、「悩み、考え、行動する」という従来にはない機能を備えたロボット。 ライト博士によれば、この機能は「機械が人間や他の生物と同じように進化できる可能性をもたらす」としている。 しかし、ライト博士は、エックスのほぼ人間と変わらない感情や悩むという能力が、ロボット工学の原則に対しても疑問を抱かせ、人間に危害を加えてしまうかもしれないことさえ予期していた。 そのため、安全性が証明されるまでカプセルに封印され、後にケイン博士によって発見された。 完成年は不明であるが、封印したのは20XX年9月18日頃と思われる。 “X”とは「無限の可能性」あるいは「危険」を意味している。 ケイン博士に保護されたエックスはやがて、イレギュラー化したレプリロイドを逮捕・破壊する治安維持組織「イレギュラーハンター」に所属する。 第17精鋭部隊に配属されたエックスだったが、心優しい性格で悩むことが出来るエックスは、ただイレギュラーを破壊するというイレギュラーハンターの任務に疑問と深い悲しみを抱くようになる。 そのため、戦闘でも非情になりきれず、常にB級ハンター止まりで終わっていた。 周囲の仲間からも軽視され嘲笑されていたが、同僚でライバルであるゼロや上官であるシグマなどはエックスの中に秘められた潜在能力の存在に気付いていた。 その後、シグマが反乱を起こした際には平和と仲間を守るために戦うことを決意した。戦いに疑問を感じながらもVAVAらシグマの軍勢を退けていき、遂にはシグマを倒すことに成功する。 【サーヴァントとしての願い】 人とAIが平和に共存する未来を。 【方針】 聖杯戦争を止めようとするマスター達と合流を計る。 【マスター】 ヴィヴィ 【出典】 Vivy -Fluorite Eye's Song- 【性別】 女性型 【能力・技能】 戦闘プログラム 一時的にロボット三原則の第零法則の実行により、人間を攻撃できるようになる。(第零法則は人間という種を守るという命令で、そのためなら個々の人間を犠牲にしても構わないというもの) 能力として相手の動き、軌道を演算予測し、本来の機体限界以上の性能を発揮できる。 【weapon】 無し 【人物背景】 Vivyの世界で開発されたAIは、各個体ごとに一つの使命を与えられて稼働している。 その中でヴィヴィは史上初の自律人型AIとして製造された。使命は『歌でみんなを幸せにすること』。 ニーアランド中央のメインステージで歌うことを目標としているが、人気は今ひとつ。 そんな中ある日突然100年先からやってきたAI、マツモトと共に100年後のAIによる人類殺戮を止めるべく「シンギュラリティ計画」に巻き込まれる。 その中でヴィヴィは人やAIの感情を学んでいき少しずつ変わってゆく。 性格は繊細で情に篤く、頑固で意地っ張り。 【マスターとしての願い】 誰も傷つけずに願いを叶えようとするマスターがいるならその人の助けに、いないなら聖杯戦争を止める方向に動き聖杯を破壊する。 【方針】 聖杯戦争を止めようとするマスター達と合流を計る。 【ロール】 ライブハウスやステージを巡る歌手。 【把握媒体】 ロックマンX、ロックマンゼロは全台詞集が検索すれば出てきます。 Vivy -Fluorite Eye's Song-は全13話でレンタルか、dアニメストアとNetflixで全話公開されています。 使用楽曲コード:26121867
https://w.atwiki.jp/comic8/pages/333.html
イタズラな彼女をお気に入りに追加 情報1課 <イタズラな彼女> #bf 外部リンク課 <イタズラな彼女> ウィキペディア(Wikipedia) - イタズラな彼女 Amazon.co.jp ウィジェット 保存課 <イタズラな彼女> 使い方 サイト名 URL 情報2課 <イタズラな彼女> #blogsearch2 成分解析課 <イタズラな彼女> イタズラな彼女の69%は砂糖で出来ています。イタズラな彼女の13%は食塩で出来ています。イタズラな彼女の8%は鉄の意志で出来ています。イタズラな彼女の4%はツンデレで出来ています。イタズラな彼女の2%は宇宙の意思で出来ています。イタズラな彼女の1%は怨念で出来ています。イタズラな彼女の1%はやらしさで出来ています。イタズラな彼女の1%はアルコールで出来ています。イタズラな彼女の1%はやさしさで出来ています。 報道課 <イタズラな彼女> 『メギド72』お気に入りを挙げるならどれ?イベント・メギド&衣装で振り返る2021年下半期 | スマホゲーム情報ならファミ通App - ファミ通App 元ラストアイドルの長月翠がAKB48大西桃香とWキャスト!「大西さんのことを考えちゃう。恋かも(笑)」(ウォーカープラス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 後藤真希が10年ぶりの有観客ライブ開催で語る心境の変化「いろいろ経験してみて、やっぱりアイドルは自分に向いているなって」(2021年12月2日)|BIGLOBEニュース - BIGLOBEニュース シーズンオフをビーチで過ごす選手たちのグラマラスショット集【後編】(THE TENNIS DAILY) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース アニメ「ウマ娘 プリティーダービー」声優・キャラクター・主題歌まとめ - アニメ!アニメ!Anime Anime 韓国ドラマ「時間が止まるその時」 - 番組一覧 - アジアドラマチックTV アウラニ ~メネフネの魔法と伝説~|パーク&リゾート|ディズニー公式 - Disney公式 なぜメトロポリタン美術館に第二次大戦中の「日本のプロパガンダ写真」が大きく掲げられたのか | 米紙が辛口批評「性別を理由に無闇に称賛していないか」 - courrier.jp 2021年タワーレコード クラシカル年間TOP40 - TOWER RECORDS ONLINE - TOWER RECORDS ONLINE 鬼束ちひろ、島田紳助に対面での謝罪を希望していた!? 「殺害予告騒動」の顛末 - サイゾーウーマン <動画>神尾楓珠、関西弁披露し照れ笑い 「めっちゃ好きやで、551の豚まん」(MANTANWEB) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 消えた中国人テニス選手の“命の交渉”…元JOC参事の春日良一氏が明かす舞台裏(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 歌手、鬼束ちひろ容疑者(41)逮捕、過去に「和田アキ子殺してぇ」とツイートしていた - ニコニコニュース 「黒い太陽」チョン・ムンソン、憧れのユ・オソンとの共演に言及“僕にとって神様のような存在”(Kstyle) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『うたわれるもの』20周年&『ロスフラ』2周年キャラ人気投票の結果発表! - 電撃オンライン 初代パワポケと2作目が“あのころの雰囲気”そのままに帰ってきた! 10年ぶりのシリーズ最新作「パワプロクンポケットR」を紹介 - 4Gamer.net Twitchでクイーン狙ったスワッティングが横行、「継続的な脅迫、嫌がらせ、プライバシーの侵害」を告発 - フロントロウ ハロウィンの夜、同棲中の彼女が考えた“いたずら”に、彼氏は欲望むき出し!(マグミクス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 実刑!紅白ギタリストが女性に繰り返した「わいせつ行為」の中身(FRIDAY) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『ホーム・スイート・ホーム・アローン』が投げかけた、ディズニー系列の作品作りの課題 - リアルサウンド 元夫を殺すためにウェブで「殺し屋をレンタル」したら、とんでもない罠が待っていた(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 夢はデッカく世界一の女優! 晴野なち「ちくわよりもおいしい食べ物はないと思います」(週プレNEWS) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 怪しいほど家賃が安い部屋、次々とおかしなことが起こり……思わぬ展開と事実を見せるミステリー漫画(1/6 ページ) - - ねとらぼ 【そんなのアリ⁉︎ 】オトコを惑わすオールブラックに包まれたセレブたち。(FORZA STYLE) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【慶應ボーイコラボ企画】No.1 石井隼一郎さん× 18年準グランプリ・高橋航大さん | Jukushin.com - 慶応塾生新聞 シン・イェウン&カン・テオからキム・セロンまで「ドラマスペシャル2021」に出演…それぞれの見どころとは?(総合)(Kstyle) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 子どもの「いたずら」どこまでOK? 感性をつぶさない「おうちルール」の考え方(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース IVEの末っ子メンバーイソ、中学生らしい制服姿から愛嬌たっぷりの魅力まで…自己紹介動画を公開(Kstyle) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース フェイスブックのようなSNSによる「アテンション・エコノミー」に対抗する方法とは?【橘玲の日々刻々】(ダイヤモンド・ザイ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 彼女の名は「セラス」|クラシックカーコレクターが救い出した、水上の貴婦人(octane.jp) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 巨乳彼女のイタズラ|伊織いお@iocos69 (2021年11月17日) - エキサイトニュース 【ウマ娘】スイープトウショウはエリザベス女王杯の門番だった。ダイワスカーレットやカワカミプリンセスと戦ったことも(ファミ通.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 神話的なキャラクターが集結!マーベル最新作『エターナルズ』のヒーローたちを徹底紹介(MOVIE WALKER PRESS) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【あずまんが大王】であなたが一番好きなキャラクターは誰?(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース “カムバックまであと2日”…TWICEが叫ぶ愛の公式、強い中毒性の予感(WoW!Korea) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 坂東龍汰、初恋の相手は小学校の転校生!「当時の僕はいたずら大好きのクソガキでした」【連載:坂東龍汰の推しごとパパラッチ #4】(後編)(WEBザテレビジョン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「こどちゃ」「天ない」「イタキス」を全話無料公開、マンガMee3周年記念で(コミックナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース <彼女と僕のエンドロール>「ドメカノ」作者の新作読み切り 死にたがりガール×引きこもりボーイのラブストーリー(MANTANWEB) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『イタズラな恋愛白書』のタイリメイク版『In Time With You ~君の隣に~』が日本初放送開始、『2gether』のブライトも出演 - http //spice.eplus.jp/ 「炎上体質」な彼女がかわいい 感情が高ぶると発火しちゃうあつあつカップルの漫画(1/2 ページ) - - ねとらぼ パク・ソジュン主演の超人気作もそうだった! “WEBマンガ原作”の韓国ドラマを一挙紹介|スポーツソウル日本版 - スポーツソウル日本版 情報3課 <イタズラな彼女> #technorati マンガとは マンガの33%は厳しさで出来ています。マンガの30%はカルシウムで出来ています。マンガの25%は元気玉で出来ています。マンガの9%は毒物で出来ています。マンガの1%は月の光で出来ています。マンガの1%は毒電波で出来ています。マンガの1%は魂の炎で出来ています。 28589.jpg?_ex=300x300 s=2 r=1 ヨスガノソラ 春日野 穹 -すくみず 楽天売れ筋ランキング レディースファッション・靴 メンズファッション・靴 バッグ・小物・ブランド雑貨 インナー・下着・ナイトウエア ジュエリー・腕時計 食品 スイーツ 水・ソフトドリンク ビール・洋酒 日本酒・焼酎 パソコン・周辺機器 家電・AV・カメラ インテリア・寝具・収納 キッチン・日用品雑貨・文具 ダイエット・健康 医薬品・コンタクト・介護 美容・コスメ・香水 スポーツ・アウトドア 花・ガーデン・DIY おもちゃ・ホビー・ゲーム CD・DVD・楽器 車用品・バイク用品 ペット・ペットグッズ キッズ・ベビー・マタニティ 本・雑誌・コミック ゴルフ総合 ページ先頭へ イタズラな彼女 このサイトについて 当サイトは漫画のタイトル毎にインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ページをブックマークしておけば、ほぼ毎日その漫画のタイトルに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/meidaibungei/pages/119.html
2011年08月19日(金)21時53分 - すばる 探偵部 僕がそんな奇妙なところに所属しているのは、言ってしまえば強引な勧誘に屈したからだ。しかも、なんだかんだで所属していながら僕はその活動内容がいまいち理解できていない。言ってしまえば、毎週集まってはなんか適当にだべっているだけである。大島さんに言わせると、探偵とは自らの目的として真実を探すのではなく、依頼を受けてそれを実行するものなのだそうだけど、その依頼とやらがないため何もやることがない。だったら何らかの形で依頼人を呼び込めばいいんじゃないかといったら、探偵とは常に日陰者だから、そんな表立った活動はできない、ときた。ここまで来ると、ほんといい加減にしてほしい。 でもそんな僕の認識は、ある事件をきっかけに覆ることとなった。 それは、世界のどこかで今も繰り返されているのであろう深淵に触れた、忘れもしない冬の事件。 ● 探偵部には、僕を含めて四人のメンバーがいる。三年生の大島さん、二年生で紅一点の石田さん、小学生時代に仲が良かったというだけで僕を半ば無理やり探偵部に入れた廉治。廉治は私立中学にいったため小学校以来一度も会っていなかったというのに、大学で偶然僕のことを見つけて声をかけてくるなりいきなりこの探偵部に誘い込んできたのだ。最初は、どっかの宗教団体の勧誘かと思った。しかし、探偵部なんてのはあまりにひどい名前で、本当にそういうところなら、こんな名前はつけないだろう。実際、カルトの影はみじんもなかった。むしろ何もやることがないので、ただだらだらと過ごしているだけのサークルである。こんなところにどうして四人もの人間がいるのか、驚き半分呆れ半分に思いながら、早く会合が終わらないかと念じているときのことだった。 活動? をしていた自習室に入るか入らないかのライン上で、その人は固まった。たぶん、上級生だと思う。突然の来客に僕自身もきづきはしたが、面倒だったので無視していたのだが、たぶん十数秒してその人は声を発し、同時に僕たち四人は彼のほうを見やった。 「すみません、ここ、探偵サークルですか?」 「違う、探偵部だ。探偵サークルじゃない。」 大島さんはそうやって、否定しながら肯定した。そういえば僕も、以前探偵サークルといってお叱りを受けたな。たぶん分類上はサークルなんだけど、なぜか大島さんは部ということにこだわった。憶測だが、某有名作家の影響じゃないだろうか。 「それで、我々探偵部に何の用かね? 生憎と我々には、無駄話に付き合っているような余裕はないのだが。」 何言ってんだよ? 今の今まで完全に無駄話してたじゃないか。 でもそんなつっこみも、その来客の次の言葉で吹き飛んでしまった。 「いえ、あの、依頼、お願いしたいんですけど……」 僕は自分の耳を疑った。まさかこんなわけのわからないサークルに、本当に依頼が来るなんて、思ってもみなかったことだからだ。 ほかのみんなを見回してみると、みんな、目の色が変わっている。僕にはこれが探偵部の初めての依頼なのか、それともこれまでにも何度か依頼があったのかなんてことは知らない。 なんせ僕は一年生だし、しかも廉治に無理やり誘われたのは後期に入ってからのこと。それまでは、こんなサークルの存在自体知らなかった。 「それで、依頼の内容は? ええっと。」 「あっ、工学部三年の郷田といいます。」 「工学部……というと黒井と同じか。それで、依頼内容を教えてくれないだろうか? 郷田さん。」 黒井というのは廉治の名字である。探偵部といっても、別にコードネームで呼び合うなんてふざけたことはやっていない。 「あの、実は、探してほしいんです。」 探す? 何かなくしたのだろうか? それともペットが消えたのかもしれない。 こんなところに頼むぐらいだから、どうせたいしたことではないと高をくくっていた。だけど、直後の郷田さんの言葉はそんなことでは断じてなかった。 「俺の彼女、もう何日も家にも帰ってないって。警察にも捜索願を出したんだけど、ほとんどまともに動いていないみたいだし、もうどうすることもできなくて。」 失踪。正真正銘の事件。そうだ、だいたい本気で困っていなかったら、わざわざ見ず知らずの他人に頼んだりはしない。 郷田さんの話をまとめるとこうだ。 彼の彼女、同じ工学部三年の原西優子さんが三日前の夜から自宅の車とともに姿を消した。その日彼女の両親は彼女の歳の離れた弟を連れて外出しており家には優子さん一人だけだった。 そしてそのまま、何の消息もなし。彼女の家族や郷田さんはその後三日間心当たりを探したが一切手がかりはなく、よって何の進展もない。当然警察にも捜索願を出したがまともに捜査しているとはとても思えないということで、郷田さんはつてで聞いた探偵部のところへ助けを求めに来たというわけだ。 「了解した。だいたいは理解できた。それで、依頼料の件なんだが……」 「えっ、依頼料とるんですか?」 思わず口を出してしまった。まさか大学のサークルで、そんなことまでするとは。 「当然だ。調査費用だって掛かるし、報酬はそれに見合った仕事をするという保証でもある。ただで仕事をするようなところは信用できん。」 大島さんはぴしゃりと言い切った。確かに一理あるのかもしれないが、それでも、サークルは趣味じゃないんですか? でも郷田さんは、それでもかまわない。いくらでも出すと言った。彼にとっては、切実な問題だ。人はお金に換えられない。 だけど、それに対して大島さんが提示した額はかなりのものであった。まあ僕は相場とか知らないし、たぶん高いんだろうなぐらいのイメージはもっている。でも、僕たちはプロじゃないんだし、ちょっと高すぎるんじゃないだろうか。思い違いだろうけど、切羽詰まった依頼人の足元を見た、かなり卑劣な手にすら思える。だけど当然そんなことを口にはできないし、郷田さんもそれで了承したので話はどんどん進んでいく。 ● 数時間後、僕は大島さん、郷田さんとともに原西の表札が掲げられた家の前に立っていた。大島さんが、一度優子さんの部屋を見ておきたいと言って、なぜか僕まで連れてこられたのだ。 それにしても、出てきた原西さんを口八丁で丸め込んだ大島さんの手腕は見事だった。あっさりと優子さんの部屋を調べることを認めさせ、おまけに郷田さんの知らなかった彼女の情報も手に入れた。 案内されたのは、かわいらしいひらがなで『ゆうこ』というプレートのかけられた部屋で、着くなり大島さんは、ためらいもせず部屋の中に入っていく。でも僕としてはちょっと抵抗があった。考えてみれば、女の人の部屋に入るのはこれが初めてのことだ。本人は何も知らないわけだし、大丈夫なのか? と少し不安になる。だけど大島さんが早く来いと僕を呼ぶので、慌てて中に入った。 大島さんはすでに引き出しの中をごそごそと漁っていた。 「家出じゃないな。財布が残っている。あと携帯も。」 「じゃあ、まさか誘拐?」 「身代金目的なら弟のほうを攫うだろうし……。もしかしてストーカー被害に遭っていたとかいうことは? いやだったら家族にも話すか。」 「ああ、そんなことは聞いてない。あ、でも、あいつ結構一人で抱え込むところあったから、もしかしたら誰にも言ってなかっただけで、本当はあったのかもしれない。」 「心当たりでもあるのか?」 「いや、そんなんじゃないけど……ちょっと、なんとなく。」 「何となくって、まあいいや。携帯調べたら何かわかるかもしれない。」 大島さんはそう言いつつ携帯を開き、何やらいじくりまわす。でも少しして、舌打ちとともにそれを自分のポケットの中にしまった。郷田さんに彼や優子さんの誕生日を聞いていたから、ロックを解除しようとしていたのだろう。 それから財布から各種カードの類を取り出し、それもポケットに入れる。いいのかこれ? 泥棒だよな? それからしばらく家探しを続けたけれど、特に妙なものは見つからなかった。でもそう思っているのは僕だけかもしれない。少なくとも大島さんは、意気揚々とした顔で学校に戻るぞと言ってきた。 ● 戻ってくると、石田さんがパソコンに向かって何かを忙しなく打っていた。キーをたたく打鍵の音に、一瞬身がたじろいだ。 「できたか?」 大島さんはそう言いながら、ポケットから何かを取り出した。原西優子の学生証、財布の中にあったのだろう。 「スキャナーがないから、これはあとでやっておくわ。それで、なにかわかった?」 「家出の線はたぶんない。それと、携帯が見つかったから調べておいてくれ。パスワードがかかっている。」 「うーん、わかった。後でやっとく。」 「じゃあ、今日はそういうことで。黒井からは何か連絡あったか?」 「いいえ、まだ収穫なしみたい。呼び戻す?」 「もう今日はそのまま直帰でいいんじゃねえか? 特にやることもないし。」 「あの、ちょっとすみません。何の話してるんですか?」 我慢できずに口を出してしまった。でもできることならわかるように説明してもらいたい。話の内容がさっぱりわからない、っていうか廉治どこ行ったんだ? 「ああ、ごめん。えっと、じゃあ、これ何かわかる?」 そう言って石田さんはパソコンの画面を僕に見せる。映っているのは、どこかのコンビニの店内だろうか。いろいろな客が、入れ代わり立ち代わり動いている。って、なんなんだこの映像? どう考えても監視カメラだ。どうやって手に入れたんだよ? 「エヌシステム利用して、彼女の車の足取りを追ったの。それで、追跡できなくなったあたりの防犯カメラの映像を片っ端から集めたってわけ。だけど彼女の顔わからなかったから、探そうにも探せなかったってわけ。まったく、彼氏なら彼女の写真ぐらい携帯に入れときなさいよね。」 そんなこと僕に言われても困る。というか、石田さんハッカーだったんだ。しかも警視庁に潜るなんて、どんな腕だよ。 ● しばらく呼び出し音が続いた後、彼女は電話に出た。 「はい?」 「あの、新田奈緒さんですか?」 「そうですけど、あなた、だれですか?」 「えっと、原西優子さんの友人です。」 「原西、て誰だっけ。あ、すいません。ちょっと思い出せないです。」 「じゃあいいんです。どうも失礼しました。」 「ちょっと待ってください。どうかしたんですか?」 「ええ、実は、原西優子さんが失踪したんです。それで、心あたりないかとお電話したのですが……」 「ふーん、そう。残念だけど、何も知らないわ。それにしても、あなたも大変ね。」 「あー、それでは、失礼します。すみませんでした。」 長いリストに、また一つ横線を書き加える。まだ半分もいっていない。しかも収穫はゼロ。 監視カメラに優子さんは映っておらず、廉治が聞き込みを続けているが未だ何の手がかりも得られていないという。 また携帯を調べてみたけれど、特に不審なメールや通話履歴、例えば非通知設定からの着信はなかったそうだ。でも携帯のメモリーから彼女の知人友人が多く割れたので、それに片っ端からあたっているというわけだ。 しかしこの作業は、想像以上に苦行だった。まず第一に、不振がられる。当然だ。突然知らない人間から電話がかかってきて、自分の知り合いについて聞かれるのだ。下手をすればストーカーにされかねない。しかももう一つ問題があり、電話の相手が優子さんのことを知っているとは限らないのだ。携帯のメモリーに入っているのだからもちろん面識はあるはず。だけどメモリーなんてものはたとえその人と接点がほとんどなくなったとしても、消されずにそのまま放置されていることも多い。彼女もそれは例外ではないようで、だから場合によっては、先ほどのように向こうが優子さんのことを知らないなんて事態も出てくる。しかもそういう人に限って、事件のことを詳しく聞きたがるのだ。こっちは得られるものが何もないとわかった時点でさっさと電話を切ってしまいたいのだが、しつこく食い下がってきて非常に面倒くさい。 僕は先ほど横線を引っ張った一つ下にある番号をプッシュする。 「岩崎由吉さんですか?」 「そうだけど、あんた誰だ?」 「原西優子さんの友人です。」 「優子? おいてめえ、優子のなんなんだ? まさか、優子が消えたのはてめえの仕業か? いいか、優子に指一本でも触れてみろ。ぶち殺すぞ。」 どうやらあたりらしい。紙に書いてそのことを伝えると、さっそく石田さんがパソコンのキーをたたく。 岩崎の話を聞く限りでは、彼は優子さんの恋人らしい。ということは、おそらく彼はストーカー。メモリーに残っていたということは、もしかしたら昔は付き合っていたのかもしれない。しかし本人は自分が優子さんの彼氏だと思い込んでいるようで、しかもどういうわけか、僕が彼女を攫ったのだと勘違いしている。ということは、彼が優子さんを攫ったんじゃないのか? でももしかしたら演技しているだけかもしれない。 電話が切れたところで、石田さんが調べた岩西の住所を示す。携帯の発信場所から見ても、そこにいる可能性はかなり高い。 そこに、今度は大島さんの携帯が鳴る。たぶん廉治だろう。大島さんはそれをとり、しばらく黙って廉治からの報告を聞いたのち、「わかった、すぐ行く。」とだけ言って通話を切った。 ● 廉治に連れられてきたのは、誰かの私有地である山林だった。聞き込みの結果、ここに彼女の車が入っていくのを見た人がいたという。それを聞いた瞬間から、なんだか嫌な予感しかしない。そしてその予感は、道の途中で放置された車を見つけたことによりほとんど確信へと変わった。 しかし、実際にそれを見つけない限り証拠は何もない。僕たちはバラバラに分かれて山の中を捜索する。それは想像よりかなりハードな仕事だった。足場が悪いためしょっちゅう何かに引っかかるし、地面の脆いところは崩れる危険もある。しかも山はなかなかに広大だ。たった四人で探すには、広すぎる。でも、幸か不幸か、捜索を始めて数十分、僕はついに、それを見つけた。 死体というものを見るのは、それが初めてだった。しかもところどころ損傷した、ひどくグロテスクな死体。腐った肉に蠅が集り、ぶんぶんと嫌な音を立てている。その上、腐臭がひどく鼻を衝く。手で鼻をつまんだが、鼻の中に残った臭いに顔を顰めずにはいられない。ほんと、冬でよかった。夏場だったら、腐敗はこんなものじゃすまされなかっただろう。腹からこみあげるものを抑え込み、急いで仲間に連絡する。もう一度だけ優子さんの死体を一瞥すると、その首にロープが巻かれていることが分かった。だけどそれが、僕の限界だった。 ● それから、警察の事情聴取やらなにやらで時間をとられ、ようやく探偵部が集まれたのは一週間後のことだった。でも、僕の気持ちは暗く沈んでいる。 もう僕たちにできることは何もない。あとはただ、郷田さんに結果を報告するだけである。もう当然彼もこのことは知っているだろうけれど、大島さんいわく、たとえどのような結末を迎えようとも、探偵にはそれを、依頼人に報告する義務がある、だろうだ。でもそれは、ひどくつらい仕事だ。だから、みんな、沈黙しうなだれている。 「なんだか大変なことになっちゃいましたね。もうとても僕たちの手には負えない。そもそも、なんで彼は、僕たちのところに依頼なんてしたんだろ。どう見ても役に立たなそうなのに。」 その沈黙に耐えきれなくなり、僕はそんな、かなり自分勝手な思いを口にする。それを聞いて、大島さんの顔色が変わった。その形相のまま椅子から立ち上がり、まっすぐ僕のほうに歩いてくるので、思わず身を窄める。やっぱり、まずかっただろうか。郷田さんはただ助けを求めただけなのに、それを受けておきながら、いまさら文句を言う。そんなのは単なる身勝手だ。 でも大島さんは僕の肩を両手でつかんで、にっこりと笑った。 「でかしたぞ。なんだ、田端もたまにはいいこと言うじゃねえか。」 その言葉を聞いて僕はきょとんとしてしまう。いったい何がどうなっているんだ? 僕はただ、探偵部が頼りないっていっただけで…… 「石田、調べてほしいことがあるんだけど……」 そう言って大島さんは、石田さんにいくつかのことを指示した。それを聞いて、はてなマークだらけだった僕の頭にも、なにを言いたいのかが理解できた。 ● 郷田さんを呼び出したのは、その翌日のことだった。表向きは結果報告、だけど本当は、彼がその犯人であることを宣告するのが目的である。 「依頼料の話まで出たとき、いくらかも聞かずに頼むと言ってきた。いくら出しても構わないと、そう言っているようだった。でもだったら、どっかの私立探偵でも雇えばいい。わざわざこんなサークル活動に頼む理由はない。」 大島さんはそう言って、石田さんが調べた、郷田さんがホームセンターでロープを買う監視カメラ映像を見せる。郷田さんは言い訳をするが、ロープには番号が振られているから、警察が調べればどこで買われたものなのかすぐにわかるそうだ。 動機は、愛情のもつれ。岩崎は優子さんのストーカーではなく浮気相手だったのだ。その証拠に、岩崎との電話やメールのやり取りはすべて消去されていた。石田さんが通信会社の履歴を漁って手に入れた情報である。それでも苦しく理由づけをしようとする郷田さんに、大島さんが更なる追い打ちで携帯電話を見せる。なんでもロック解除のパスワードが、岩崎の誕生日だったらしい。それを聞き、郷田さんは見事なまでに崩れ落ちた。 ● 大島さんが、郷田さんが自首したことを教えてくれた。僕もそれは知っていたけど、それもまた、儀礼的な報告なのだろう。 これが、世界のどこかで今も繰り返されているのであろう深淵に触れた、忘れもしない冬の事件。 それにしても、彼の考えついたその作戦も、ずいぶんと浅はかなものだった。こんなことをしても、たいした守りにはならないだろう。そもそも僕たちが死体を見つけてしまっては隠した意味がないんだし、おそらく彼はそうなるであろうと予想していた、結局何もわからないということになれば、僕たちのそんな些細な努力は誰にも知られぬまま消えてしまうのだから、疑われない理由にはならない。 だけど、と思う。 本当に死体を隠したいんだったら、埋めてしまえばよかったんだ。あんなふうにただ転がしておくだけでは、いずれ誰かが見つけてしまう。 本当は、見つけてほしかったんじゃないんだろうか。殺して、隠して、それでも、見つけてほしかったんだ。つまらない感情というやつだ。そもそも人間なんて、矛盾した生き物だ。二つの相対した感情を同時に持っていようと、何ら不自然ではない。 目標:ミステリーを書く というコンセプトのもと、いろいろと大事そうなところを無視して書きました。全体に粗さも目立ちます。が、目的は達成したということで大目に見てください。
https://w.atwiki.jp/tokaicharacter/pages/74.html
https //youtu.be/rM6JMp6eucU
https://w.atwiki.jp/girlgame/pages/2619.html
蒼天の彼方 の攻略対象。 武官になることを夢見て都にやってきた少年。 まだ考試を受験できる年齢に達していない為、武官見習いの級外武官として日々精進している。 農民出身という立場が悔しく、その反動で他人を身分や力で判断する言動が目立つ。 名前 朱偉 (しゅい) 年齢 16歳 身長 体重 誕生日 血液型 声優 水島大宙 該当属性 黒髪、ややショタ系 該当属性2(ネタバレ) 『』
https://w.atwiki.jp/wowcheap/pages/22.html
私の彼はエプロン男子 DVD 監督 チョン・ウソン 出演 ハ・ソクジン, ボナ, イ・ジフン, コ・ウォニ 形式 色, ドルビー, ワイドスクリーン 言語 韓国語 字幕 日本語 ディスク枚数 8 【内容紹介】 人生崖っぷち女子の前に現れたのは、辛口なカリスマエプロン王子だった! 「1%の奇跡~運命を変える恋~」ハ・ソクジン主演最新作! “キラキラ”の魔法ですべての女性を幸せにする、胸キュン・シンデレラ・ラブコメディ! ! 私の彼はエプロン男子 DVD ●“ツンデレ職人”ハ・ソクジン、主演最新作では爽やかで辛口なエプロン王子に! ”次世代演技ドル”ボナ(宇宙少女)との共演で最旬ピュアカップルが誕生! 「1%の奇跡~運命を変える恋~」などに出演し、知的な大人の魅力の実力派俳優ハ・ソクジンが、 あらゆる家事をパーフェクトにこなすイケメンカリスマハウスキーパーに大変身! 凛々しいエプロン姿と爽やかな笑顔、美味しい料理や掃除であなたを幸せにしてくれる彼は、まさに現代の王子様。 仕事にこだわりを持ち、依頼主すら手厳しく指導する超クールで辛口な一面がある一方で、 依頼主の幸せを考えた提案をしたり、SOSには必ず駆けつけ助けてくれる、バツグンの包容力と優しさを持つ。 辛さと甘さのバランスが絶妙なツンデレぶりにトキメキが止まらない! ヒロインを演じるのはK-POPアイドル“宇宙少女”のボナ。 家事が苦手な今ドキ女子で、頑張り屋だが仕事も人生も上手くいかない空回り女子を好演! ●クールな完璧王子 VS家も仕事も問題山積みの灰かぶり女子! 最悪の出会いから始まった正反対の2人が幸せをつかむシンデレラ・ラブコメディ! 最悪の出会いをした二人だが、ある事情からヒロイン・ダヨンはジウンに家の片づけを依頼する。 ダヨンの依頼を受けたジウンは、家の荒れ具合に呆然とするも、魔法のごとくキラキラに磨き上げていく。 やがて、ジウンは不器用で頑張り屋のダヨンが気になり始め、体調を崩した彼女を助けたり、何かにつけサポート。 そんな彼の献身的な支えで、次第にダヨンは自分に自信をもつようになると同時に彼に惹かれていきー! ? 反発しあっていた“落ちこぼれシンデレラ”と“パーフェクト王子”という正反対な2人が、 互いを認め想い合っていく展開に胸キュン数値は急上昇! 完ぺきに見える彼の過去の秘密が明らかになり、今度はダヨンがジウンの支えとなり 2人で恋を育んでいく後半の展開は感動がいっぱい! ●“新ラブコメプリンス”イ・ジフンד実力派新人女優”コ・ウォニなど、 チャーミングなサイドカップルのラブロマンスにも胸キュン炸裂! 「青い海の伝説」など多彩な演技力を証明してきたイ・ジフンが、好きな人へのアプローチに大苦戦するエリート弁護士を秀演! 見栄が邪魔をして素直になれないコ・ウォニと“恋愛ベタカップル”として大人気に! 子犬系年下イケメンとの年の差ラブ、親友への片想いなど様々な恋愛模様が登場!
https://w.atwiki.jp/garyun/pages/15.html
07/07/28投稿分。 ロックマンBGMの空耳「エアーマンが倒せない」の替歌「愛しの彼が振り向かない」が元ネタなので、ニコニコ動画が見られないとまったくワケが分からないと思われます。 1番は長門ver、2番は谷口ver、3番はエアーマンの替歌です。 ニコニコ動画IDをお持ちの方はこちら IDが無い方はhttp //ytu.be/で「愛しの彼が振り向かない ver.牙琉霧人」を検索すれば見られます。 元ネタ歌詞 【字幕】 長門有希さん(3歳)の 精神構造上に異常が 見受けられました 嫉妬に狂い 錯乱した長門さんを 見たくない方は ご遠慮願います。 『愛しの彼が振り向かない』 【ここまで字幕】 気が付いたら いつも いつも 彼のこと 思い そしていつも 部室で彼 待つ ある休日 彼と図書館 実質デートよ 情報操作の おかげ ハルヒの力があれば すぐに 残りの人類 消すけど SF読んでも ミステリ読んでも ハルヒとみくるが 消えない バニー姿は サカリのついたメスウサギ チアガールも お前らが着れば それはなんていう イメクラ 立派な胸も 見方 変えれば 脂肪細胞の 無駄遣い 彼が 誰にも寝取られぬように 私 情報改ざん能力を 高めとく (間奏) ある日教室に忘れ物取りに行く 中から長門有希の声が 一大事だ! 邪魔をするためWAWAWAと突入 予想以上の衝撃(大文字) 俺は思わず逃げ出す 「ごゆっくりぃぃい!」 なんて思っていない 次の日丸見えの嘘をつかれた 俺の気も知らないくせにっ きっとお前はかなりの面食いなんだろう 残念ながら俺はどうせミジンコ並の男だよ 胡散臭い笑顔もなければ おっぱいなんてあるわけねぇ! だけど変人たちには負けねぇ 今日もWAWAWAと突入準備は万端だ (間奏) アイテム2号があれば らくに 向こうのきしまでつくけど 何回やっても 何回やっても エアーマンがたおせないよ あのたつまき 何回やってもよけれない うしろに回って うちつづけても いずれは風にとばされる タイム連打も ためしてみたけど たつまき相手じゃ 意味がない だから次は絶対勝つために 僕はE缶だけは最後まで取っておく 改変後歌詞 【字幕】 牙琉霧人さん(32歳)の 精神構造上に異常が 見受けられました 嫉妬に狂い 錯乱したがりゅーんを 見たくない方は そもそも逆裁4を やらない方がいいです。 『誰も彼もが振り向かない』 【ここまで字幕】 気が付いたら いつも不正に手を染め そしていつも 無罪にする 法曹界一 クールな弁護と誉められたのも 情報操作の おかげ 捏造の力があれば すぐに無罪判決にするけど 依頼人ザックが ポーカーこだわり 成歩堂に弁護士変えた 何という理不尽な仕打ちなんだろう どぶろくスタジオ 連絡したけど もうキャンセルが できない 立派な贋作も裁判無ければ 一千万の無駄遣い せめて 恩着せ利用するため(せめて フラグ立てるため) 私捏造のこと 弟に教えとく (間奏) ある日自宅に忘れ物取りに行く 中からボンゴレと弟の声が 一大事だ! 邪魔をするため慌てて突入 弟になつくボンゴレ(大文字) 私は思わず逃げ出す 「ごゆっくりぃぃい!」 なんて思っていない 次の日丸見えの嘘をつかれた 私の気も知らないくせにっ きっとお前はかなりの面食いなんだろう 残念ながら私はどうせ 手を噛まれる飼い主だよ 胡散臭い笑顔だと言われる 歌唱力なんてあるわけない! だけど新人ごときには負けない 今日も証拠の捏造準備は万端だ (間奏) どんなに捜査をしても きっと 無罪判決は くだせない 「待った!」をやっても 「くらえ!」をやっても 決定的な証拠は無いよ あの娘は 法廷立ったら死ぬから どれだけ努力 尽くしたとしても 無罪判決には できない 万一無罪に なるとしたら そんな判決は 不法だ!!!(大文字) いつか 疑惑晴らすまで 私封筒だけは 大事にとっておく (裁判員 いたの?)
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/19615.html
Dの彼岸 黄泉ノ国 VR 闇文明 (5) D2フィールド ■このD2フィールドまたは自分のゴッド・ノヴァがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く) ■Dスイッチ:自分のゴッド・ノヴァがリンクした時、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、自分のクリーチャーを1体破壊し、進化ではないコスト6以下のゴッド・ノヴァを2体まで、自分の墓地から選びバトルゾーンに出す。 作者:ザ=ガーン フレーバーテキスト 評価 名前 コメント DM-EX「DMデッキ開発部特別編! ファイナル・ビルダーズパック!」収録の闇のD2フィールド。ゴッド・ノヴァを大量に積んだデッキであればどんどん墓地を肥やすことができる為、同弾収録の《神憑きのインガ コクトー・レザー》とはやんわりとしたデザイナーズコンボとなっている。 関連 《神人類 ヨミ》 《神憑きのインガ コクトー・レザー》