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309 名前: 俺学生 投稿日: 2008/09/07(日) 00 54 02.96 ID UGvLFADO 俺もちょっと書いてみたんで投下ー、始まりが適当なんでそこらへんは気にしないでw ≪俺学生と野良幼女出会い1≫ ざー クソ雨かよ、今日降水確率0%じゃなかったのかよ…よしずみの嘘つきめ! まぁこんな日は傘をぱくるに限る うむ、地味だがデカいこれにしよう 脇役その1「ん?あれ?俺の傘はがねぇ!?」 まいったな幻聴が聞こえてきた早く家に帰ろう ザーザー…うーんこりゃ結構土砂降りだな ん…あれは野良幼女か…家の前にいるし…寒そうだなー 俺学生「おい寒くないか?」 野良幼女「この状況で寒くないと思うかボケ!気安く話しかけんなー!」 俺学生「口悪いなお前Σていうか寒いならこの傘やるよ」 野良幼女「お?マジで?優しいじゃん♪」 俺学生「まぁなwどうせ俺のじゃないしな」 野良幼女「ん?じゃあ誰のだよ?」 俺学生「いつ雨が降っても対応できるように傘を常備してた奴の」 野良幼女「あたしに盗品押しつけんなあ!」 バキ! 俺学生「GYAAAA!スネが俺のスネちゃまがああああ!?」 野良幼女「あたしに盗品押しつけようとしたのが悪いんだよ!」 311 名前: 俺学生 投稿日: 2008/09/07(日) 01 27 01.42 ID UGvLFADO ≪俺学生と野良幼女出会い2≫ 俺学生「いってー…つかお前飼い主はいるのか?」 野良幼女「…見てわかるだろ…捨てられた」 俺学生「……まぁそんな性格じゃ仕方がないk」 バキ! 俺学生「GIIYAAAA!マジいてえェぇ!」 野良幼女「そこは慰めろあほー!」 俺学生「いてて…ていうか捨てられたなら引き取り手見つかるまで俺の家に来ないか?」 野良幼女「絶対ヤダ!」 俺学生「うぉひでえΣつかいいのか?この辺夜になると野犬めちゃ出るけど」 野良幼女「う…」 俺学生「まぁ嫌ならいいさ…俺の家は目の前だしいつでもこいよ」 俺学生「んじゃ達者でな」 野良幼女「あ…行っちゃった」 野良幼女「うー寒いなー」 野良幼女「…クシュン!」 野良幼女「うー」ブルブル がちゃ 野良幼女「ん?またあいつが戻ってきた?」 俺学生「とりあえず風呂入れ」 野良幼女「誰がお前なんかに世話になるK」 ひょい 俺学生「おぉ軽いなお前」 野良幼女「わわ…離せよあほー!はなせー!」 俺学生「へいへい」 がちゃ、バタン 312 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [俺学生] 投稿日: 2008/09/07(日) 01 31 58.13 ID UGvLFADO ≪俺学生と野良幼女出会い3≫ 俺学生「ほりゃ」ぽい 野良幼女「ぎにゃー」 ざっぱーん 俺学生「湯加減どうだ?」 野良幼女「いい感じだけどそんな風呂の入れ方あるかー!もっとそっと入れろー!」 俺学生「100数えたら洗うぞー」 野良幼女「話聞けー!誰が数えるかー!」 俺学生「いーち、にーい、さーん、よーん…」 野良幼女「お前が数えるのかよΣ」 俺学生「…ひゃーく、ほれさっさと上がれ」 野良幼女「若干裸体を晒すのが恥ずかしいんだが///」 俺学生「HAHAHA俺は幼女には興味ないアルヨ」 野良幼女「嘘つけ」 俺学生「ばれたか…まぁいいやさっさと上がれ」 野良幼女「やだ!」 俺学生「一人で頭洗えるの?」 野良幼女「う…」 俺学生「諦めなさい」 野良幼女「むー」 俺学生「仕方がないなあ」ヒョイ 野良幼女「ひゃ…わわわ///」 俺学生「大丈夫だ襲わないって、ほれそこ座れ」 野良幼女「むー恥ずかしがってるあたしが恥ずかしいなぁ…」ぼそ 俺学生「ん?なんか言ったか?」 野良幼女「何でもない///」 313 名前: 俺リアル学生 投稿日: 2008/09/07(日) 01 41 06.43 ID UGvLFADO ≪俺学生と野良幼女出会い4≫ わしゃわしゃ、ざぱー 俺学生「よしシャンプー終わり、体は自分でやれよー」 ガラガラぴしゃ 野良幼女「あ…行っちゃった…強引な奴だなぁあいつ」 野良幼女「でも嬉しいなあいつとあたし初対面なのにこんなことまでして貰ったし」 野良幼女「このまま住んじゃおうかなー…」 俺学生「ちょっと無理やり過ぎたかなー、嫌われてないかな?」 570 名前: 俺リアル学生 投稿日: 2008/09/20(土) 11 50 42.61 ID 3g.oGQDO やっとリアルの用事が終わりました… 久しぶりにここにきてメチャメチャ賑やかでビックリしたおw とりま絵師様、SS様?乙です!では続き最新します遅くなってスミマセンm(_ _)m ≪俺学生と野良幼女出会い5≫ 野良幼女「上がったよー」 俺学生「へいへい」 俺学生「ほれバンザイしなさい」 野良幼女「こう?」 俺学生「体拭くからな動くなよ」わしゃわしゃ 野良幼女「なんていうか…お前馴れてるね」 俺学生「まぁな~、ていうか「お前」ってなんかやだな、一応俺には「俺学生」て名前あるからな?」 野良幼女「変な名前Σ」 俺学生「ほっとけぃ!ていうかお前こそ名前なんだよ?」 野良幼女「あたしは…捨てられた時に名前も一緒に捨てられちゃったよ」 俺学生「そうなのか…(詳しいことを聞くのはよしておくか)」 俺学生「それじゃ髪ドライヤーするぞー」 野良幼女「はぃはぃ」 ブオー… 俺学生「ほい終了」 野良幼女「ありがと♪」 野良幼女「…」 野良幼女「ねぇねぇ…ちょつといいかな?」 571 名前: 俺リアル学生 投稿日: 2008/09/20(土) 11 54 21.17 ID 3g.oGQDO ≪俺学生と野良幼女出会い6≫ 俺学生「ん?どした?」 野良幼女「なんであたしにここまでしてくれるの?」 俺学生「?」 野良幼女「あたしと学生は初対面なんだよ?」 野良幼女「あたしの前を通って行った人はみんな無視するのに…」 野良幼女「でも学生は違った…ねぇ?なんであたしにここまでしてくれるの?」 俺学生「さぁねー…なんでだろ」 俺学生「ただ一つ言えるのはお前がほっとけなかった…それぐらいかな」 野良幼女「それだけ?」 俺学生「うんまぁね」 野良幼女「学生ってよく分かんないね」 俺学生「よく言われるよ」 野良幼女「よし決めた!」 俺学生「何を?」 野良幼女「あたし学生に飼われる!」 俺学生「マジですかΣ」 野良幼女「マジです、学生はどう?嫌じゃない?」 俺学生「全然嫌じゃない、むしろ家に誰もいないんで話相手が欲しかったところさ」 野良幼女「そっか…じゃあ決まりね♪」 俺学生「おぅよろしくな…って名前無いんだよな?」 野良幼女「うん」 俺学生「そうかそれじゃあ俺が名前付けてもいいかな?」 野良幼女「いいよー好きに呼んでね」 俺学生「よしそれじゃあ今日からお前はリンスだ」 リンス「ふぅん…悪くないね」 572 名前: 俺リアル学生 投稿日: 2008/09/20(土) 12 02 04.36 ID 3g.oGQDO ≪俺学生と野良幼女出会い8≫ リンス「でもなんでリンスなの?」 俺学生「いやぁシャンプーしてる時にリンスし忘れたのを思い出したかr」 リンス「うわぁ…なんていう理由…」 俺学生「でも悪くないだろ?」 リンス「ま…まぁね、それじゃ改めて」 俺学生「ん?」 リンス「よろしくお願いね学生♪」 俺学生「おぅよろしくなリンス」なでなで リンス「…えへへ///」 俺学生「…(やべ…可愛すぎる///)」なでなで リンス「あ、ところであたし服無いけどあたし裸で学生と一緒に過ごすの?」 俺学生「まぁな」 リンス「あたしやっぱ野良でいいやー」 俺学生「ちょ!嘘だって」 俺学生「あ~服かぁ…おぉそうだ!」 俺学生「リンスこっち来て」 リンス「?」 ~移動中~てこてこ 俺学生「と言うわけで寝室到着」 リンス「学生何しゃべってるの?」 俺学生「大人の事情さ…気にするな」 俺学生「まぁそれは置いといて確かここらへんに…」ガサゴソガサゴソ 573 名前: 俺リアル学生 投稿日: 2008/09/20(土) 12 04 36.23 ID 3g.oGQDO ≪俺学生と野良幼女出会い9≫ 俺学生「を…あったぞ!ほれこれ着てみな」 リンス「あ…ありがとう」 リンス「わーかわいいワンピースって…」 リンス「なんで学生こんな物持ってるのΣ」 俺学生「人間用の福袋買ったら幼女用の服が入ってたから」 俺学生「記念にとっておいたんだよ」 リンス「ほ…本当?」 俺学生「ちょ、疑うなよ…本当だって」 701 名前: 俺リアル学生 投稿日: 2008/09/30(火) 07 47 06.61 ID NjsYW.DO 蟹さん乙ですー 英語分かんないおw そんじゃ久しぶりに投下しまー ≪俺学生と野良幼女出会い10≫ リンス「ところで学生」 俺学生「ん?どした?」 リンス「お腹減った~」 俺学生「あー…しまったもうこんな時間か…」 俺学生「今からじゃ何もできないし、何か頼もうか」 リンス「寿司がいい!」 俺学生「こちとら貧乏人だぞ…そんなもん頼めないぞ」 俺学生「頼むならも1000以内のものな」 リンス「ん~それじゃカツカレーがいい」 俺学生「いいけど…リンスそんなにたべれるのか?」 リンス「多分余るから残りは学生食べてね」 俺学生「マヂかΣんじゃ俺はなるべく少ないのを…」 俺学生「んじゃ頼むぞー」 リンス「はーい」 ルルル…ガチャ ラーメソ屋店員「はいもしもし」 俺学生「カツカレーとお子様ラーメンお願いします」 702 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします 投稿日: 2008/09/30(火) 07 54 02.03 ID NjsYW.DO ≪俺学生と野良幼女出会い11≫ ラーメン屋の店「はい、かしこまりました~」 ガチャン 俺学生「…(ツッコミどころが多いが気にしたら負けだぞ)」 俺学生「頼んだぞー」 リンス「は~や~く~食~べ~た~い~!」 俺学生「へいへい」 ピンポーン 俺学生「ん…もう来たのかな?いやまさかな…」 ガチャ どっかの店「お待たせいたしましたお子様ラーメンとカツカレーです」 俺学生「えぇΣ(は…早えぇぇぇ…頼んで1分もしてないぞ)」 どっかの店「カツカレー980円とお子様ラーメン400円のしめて1280円です」 俺学生「あ…はいはい」 どっかの店「丁度お預かりします…ありがたうごさいましたー!」 俺学生「きたぞー」 リンス「えぇΣ早すぎ」 俺学生「まぁ届いたんだし食おうぜ」 リンス「うん♪」 食事中~食事終了 俺学生「…」 リンス「えっと…」 俺学生「…グスン」 リンス「ご…ごめんね、普段はこんなに食べられないんだけど…」 俺学生「シクシク」 リンス「ま…まさか全部食べれるなんて思ってなくて(汗」 703 名前: 俺リアル学生 投稿日: 2008/09/30(火) 08 00 05.65 ID NjsYW.DO ≪俺学生と野良幼女出会い12≫ 俺学生「シクシクシクシク」 リンス「そ…そんなに本気で泣かなくても、2日振りのご飯だからつい…」 俺学生「なら許す!」 リンス「立ち直りはやΣ」 俺学生「2日振りのご飯なら仕方がないさ…」 俺学生「取りあえず今日は寝よう明日は休日だし朝早く起きて何か買いに行こう」 俺学生「リンスの下着がないし…特にパンツは必須だろ」 リンス「!///」バキ 俺学生「んがぁ!」ドサ 俺学生「き…金的かよこの野郎…」ぶるぶる リンス「あ…ごめんつい蹴っちゃった…」 ヒーリング中 俺学生「ふぅ、死ぬかと思った」 俺学生「とにかく今日はもう寝よう…明日早いしな」 俺学生「よし俺のTシャツがとりあえず今日のパジャマな、明日買い物に行ったらパジャマ買おうな」 リンス「うん!、…あと学生?」 俺学生「ん?」 リンス「できれば学生と別々で寝たいなぁ~…なんて…」 俺学生「うん分かった」 リンス「えぇそんなあっさりΣ」 俺学生「細かいことは気にしないのさ、それじゃ布団引きに行くか」 リンス「うん」 布団引き中… 俺学生「おぉ…完璧だ…ふつくしぃ」 リンス「きゃー♪ふかふかー♪」ぼふ! 俺学生「|||○| ̄|_」 704 名前: 俺リアル学生 投稿日: 2008/09/30(火) 08 04 24.93 ID NjsYW.DO ≪俺学生と野良幼女出会い13≫ リンス「ん…何してんの学生?」 俺学生「うん…気にするな…もぅ…寝ようか」 リンス「う、うん(へこんでる…のかな?でもなんで??)」 消灯 俺学生「ふー…今日は色々あったなぁ、おかげで久しぶりに楽しい時間が過ごせたぜ」 俺学生「しかし寝れないなぁ、む…いかん尿意が…」 じゃー 俺学生「ふぅさっぱり」テカテカ 俺学生「リンスは寝たかな~っと」ちら … 俺学生「うん寝てるな、よし俺も…」 てくてk… …ひっく 俺学生「!?」ピタ ひっくひっく… 俺学生「泣いてんのか…」 ふぇぇん… 俺学生「…」 ガチャ リンス「ひっく…、ってんにゃ!?」 俺学生「…」スタスタ もぞもぞ リンス「ちょ何して…」 ぎゅう リンス「ひゃわΣなななな何してるの!?///」 705 名前: 俺リアル学生 投稿日: 2008/09/30(火) 08 08 09.45 ID NjsYW.DO ≪俺学生と野良幼女出会い14≫ リンス「泣いてないもん……」 なでなで リンス「はぅぅ…」 俺学生「涙なんてリンスには似合わないよ…明日は買い物だし元気だそうぜ」 リンス「泣いってば…バカ…」 俺学生「…よく言われるよ」 リンス「…ふふ♪」 俺学生「ん、いい笑顔だ」 リンス「えへへー///」 リンス「学生…朝までこのままでいてほしいなぁ///」 俺学生「勿論そのつもりだよ」 リンス「~♪」ぎゅう 俺学生「…(おおお落ち着け落ち着けぇぇ!理性よ飛ぶなぁぁぁ!)」 俺学生「…(ヤバいぞヤバいぞおおお!リンス温かいし、いい匂いするぞチクショー!かわいいー!)」 リンス「学生何か考えてるの?」 俺学生「んぁ!い…いやリンスかわいいなーって思って(ぐはぁ…言っちまった…)」 リンス「ひぇ…///」もぞもぞ 俺学生「…(うぉぉリンス顔をうずめるなあぁぁぁぁ!理性が飛ぶうぅ!)」 しばらくして~ リンス「……すーすー」 俺学生「寝たか…しかしどうすんだよ…息子が元気一杯だぜ」 俺学生「まぁ寝れば直るだろ…」 俺学生「…それ以前に今日は俺寝れんのかな?」 821 名前: 俺リアル学生 投稿日: 2008/10/13(月) 23 25 00.68 ID 9nTskQDO ≪俺学生とリンス初めてのお買い物1≫ 朝 俺学生「ふわぁ~…」 俺学生「7時か…起きるかな」ムク 俺学生「体が重い?」 リンス「むにゃ~」ずるずる 俺学生「あぁそういやリンスと一緒に寝てたんだった…しっかり忘れてた」 リンス「…むにゅ~」 俺学生「仕方がない離すか…ってリンス力つよΣ」ぐいぐい リンス「…むにゃ~!」ぎゅう! 俺学生「ぐふぉおお!もがけばもがくほどリンスの手が食い込むうぅ!?」 リンス「むにゅう…」 俺学生「′`ァ′`ァ…まじ…死ぬ…」 俺学生「もぅいいや…抱っこしたまんま朝飯作ろう、よっこいしょっと」 俺学生「(え?なんで起こさないかって?寝顔が可愛いからだ!)」 そんなこんなで朝食作り完了 俺学生「疲れた…すっっげぇ疲た…そして時間かかった…」 822 名前: 俺リアル学生 投稿日: 2008/10/13(月) 23 46 36.15 ID 9nTskQDO ≪俺学生と初めてのお買い物2≫ 俺学生「ん~8時か…そろそろ起こすか、てかリンスよだれ出しすぎ、体冷えてきたぜ…」 俺学生「リンス~起きろ~お前のよだれで俺風邪引いちまうぞ~」 リンス「むにゃ…あと5年…zzz」 俺学生「寝るなあぁぁΣそして長い!」 リンス「ふにゃあ!」ビク リンス「むにゅー…ってどんな状況Σ」 俺学生「いやあれだよ」 説明中 俺学生「って訳だよ」 リンス「えぇ…学生嘘つくならもっとマシな嘘つきなよ」 俺学生「いやいや、苦しかったぞー疲れたぞー寒いぞー」 リンス「うにゅ~…そんなに嫌なら起こせばよかったじゃん」 俺学生「いや、離そうとしなら死ぬってか殺される、それにお前の寝顔可愛いからな見てて癒されたからあんま嫌じゃなかったよ」 リンス「ふにゃΣ///か、顔洗ってくるううぅ…」パタパタ 俺学生「何んでそんなに慌ててんだ?」 823 名前: 俺リアル学生 投稿日: 2008/10/13(月) 23 52 49.87 ID 9nTskQDO ≪俺学生とリンス初めてのお買い物3≫ そんなこんなで朝食 俺学生「そんじゃいただきまーす」 リンス「…いただきます」 俺学生「朝から元気ないな」もぐもぐ リンス「そんなことないよ」もくもく 俺学生「ん…ならいいんだがな」ずずー リンス「ていうかさっさと食べて早く行こうよー」パクパク 俺学生「ん?どこか行くんだっけか?」 リンス「やだなぁ~忘れてないよね?が く せ い?」ニコニコ 俺学生「ひぃΣ覚えてます覚えてます!」 リンス「うんよろしい♪」もぐもぐ 俺学生「ご…ごちそうさま…(こ、こわかったぜ)」 リンス「ありー?早いね」ずずー 俺学生「いやいやおまえの場合食い過ぎだって太るぞ?」 リンス「大丈夫だもーん♪」 そんなわけで朝食終了 俺学生「…(結局ご飯2合も食べやがった)」
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48 名前: SS@金髪スキー [sage] 投稿日: 2009/01/08(木) 21 46 16.00 ID QALuS8E0 (行き倒れ幼女のお屋敷生活・序章) もう平行感覚すら失いかけている身体に鞭を打つ。 ずきずきと痛む身体―その痛みすら、すでに麻痺しつつあるが――を引きずるように、小さな幼女はただ必死に歩く。 ぼうっとしている頭に響くのは、いつかの声。 『痛い……痛いよぅ……』 『やめてっ……なんでもするから、もうやめてぇ!!』 その悲鳴の主は、自分のものか……それとも、 『せめてあなただけでも、私達の分まで幸福になってね』 『ならなかったら、末代まで祟っちゃうんだから!』 そんな声とともに、自分をあの「地獄」から逃がしてくれた仲間達のものだったか。 それすらも曖昧になるほどに、自身の思考能力は落ちている。 「……くぅっ」 不意に足の力が抜けて倒れそうになった。近くの壁に手をついてなんとか免れる。 もう、どれだけの距離を歩いたかもわからない。 途中、あの『地獄』の連中と同じ者から声をかけられそうになったが、その度に走って逃げた。 またあいつらに捕まる事だけは、どうしても避けないといけない事だ。 じゃないと、仲間達に会わせる顔がない。 「……は……ぁ……」 だが、それもここまでかもしれない。 むしろ、今こうして立っていられる事が奇跡だと思うくらいだ。 視界は白く霞み、頭のぼんやりも酷くなってきている。 気を抜いたら今自分が何をしているかさえ忘れてしまいそうなほどに。 「…………う」 ドサリ ついに力尽き、倒れた。 どうにか立ち上がろうとするが、全身に力が全く入らない。 五感はその機能を失いつつあり、自分の吐きだす呼吸すら遠くに聞こえる。 ぼやけた視界に映るのは、大きな建物。……家、だろうか? (ごめん、ね) 意識が闇に堕ちていく中、幼女は仲間達に謝った。 幸せになれなかったこと。そして、 自分達を「地獄」に陥れた者……『人間』に復讐できなかった事を。 49 名前: SS@金髪スキー [sage] 投稿日: 2009/01/08(木) 21 47 49.09 ID QALuS8E0 (行き倒れ幼女のお屋敷生活・1) ●一日目・昼 ――とある屋敷の一室。 僕「はぁ……まったく、退屈だね」 僕はため息をついて、椅子の背もたれにもたれかかった。 自分の声が響く自室の広さが虚しく思える。 侍女等がいる時はそうでもないのだが、ちょっとした教室程度の空間がある部屋は一人で過ごすには明らかに広すぎだった。 もっとも、それは贅沢悩みなのだろう。世の中には、雨風を凌ぐ事もおぼつかない場所で寝泊まりしている者もいるのだから。 僕「だから、まあそれは良いとしても……。こう退屈なのはどうにかならないものかな」 呟き、チリン机の上にと呼び鈴を鳴らす。 するとそう時間が経たない内に部屋の扉が開かれ、二十代前半ぐらいの侍女が姿を現した。 彼女の名前は冴風春奈。この屋敷に仕えている侍女だ。 春奈「お呼びでしょうか、旦那さま」 僕「庭で少し散歩する。付き合ってくれ、春奈」 春奈「はい、かしこまりました」 春奈は微笑むと、その腰程まである長い髪を揺らして礼をした。 50 名前: SS@金髪スキー [sage] 投稿日: 2009/01/08(木) 21 49 30.95 ID QALuS8E0 (行き倒れ幼女のお屋敷生活・2) 自分で言うのもなんだが、僕の家はかなり広い。 庭だけでもちょっとした学校のグラウンドぐらいの面積はある、と言えば少しは伝わるだろうか。 もっともこれらは、少し前に死んだ僕の両親を始めとした、祖先の人達が成功した結果である。自慢にはならないし、したいとも思わない。 春奈「さすがに外は寒いですね。旦那さまも風邪などには気をつけて」 僕「わかってる。……そういえばもうすぐ花粉症の時期だけど、お前は大丈夫なのか?」 春奈「大丈夫です、今年はお薬も早目にもらいましたから。もうどんなに大量の花粉が来てもばっちりですよ!」 僕「そうか」 ぐっ、と力強く答える春奈にそっけなく頷く。 春奈「あー、信用してませんね。その反応は」 僕「よくわかったな。褒めてやろうか?」 春奈「嬉しくないですよっ!」 さらりと頷いた僕に叫ぶ春奈。 だが去年、「薬を飲み忘れましたー」と言って涙を流しまくりながらくしゃみを連発し、僕の着ていた服に鼻水を付けた実績を持つ彼女である。 信用できるほうがどうかしているだろう。 春奈「まったく、旦那さまは皮肉ばかりなんですから……あら?」 ぶつぶつ呟いていた春奈が、ふと何かに気がついたような声を出した。 僕「どうかしたか?」 春奈「えっと……門の外に、誰かが倒れています」 春奈の視線と同じ方に目をやると、確かに人がそこに倒れているのが見えた。 遠くてよく見えないが……子供、だろうか。どちらにしても見過ごせるものではない。 僕「ふむ。……行くぞ、春奈」 春奈「かしこまりました」 僕たちは門に向かって走り出した。 51 名前: SS@金髪スキー [sage] 投稿日: 2009/01/08(木) 21 50 31.79 ID QALuS8E0 (行き倒れ幼女のお屋敷生活・3) 門の外で倒れていた人物は、幼い女の子だった。 綺麗な金色のロングヘアー。 そして、あちこちが擦り切れた薄地の半袖ワンピース。 ……子供は風の子とは言うが、いくら何でもこの冬の季節にこの格好は寒すぎはしないか? 更に、手足にいくつもついた痣が痛々しい。一体何があったのだろう。 春奈「この子……幼女ですね。首輪はないし、服もボロボロのところを見ると野良のようですが」 女の子の傍に座って、容態を看ていた春奈がそう言った。 僕「野良幼女、というやつか。主人に捨てられたか?」 春奈「恐らくは」 可哀想に、と同情の目を向ける春奈。 この幼女というもの……巷でかなり流行っているようだが、実は僕の屋敷には一人もいない。 世話をしてくれる人は既に春奈がいるから間に合っているし、好奇心だけで買うのも馬鹿げている、と考えたからだ。 少し前に死んだ両親も、僕と同じ理由で幼女を買う事はなかった。 幼女「ぅ、ぁ……」 と、幼女が目覚めた。 春奈「あ、大丈夫ですか?どこか悪いところでも――」 春奈が声をかける。 しかし幼女は弱々しくうめき声を上げるだけで、やがてまた意識を失ってしまった。 春奈「どうしましょう?見たところ疲労、そして栄養失調の可能性が高そうですが……」 少し見ただけでそんな事がわかるのだろうかと思ったが、彼女は医学の心得がある。 恐らくそう的外れではないだろう。 僕「屋敷につれていってやれ。門の前で死なれるのも迷惑だし、目覚めも悪い。念のため医者も呼ぼうか」 春奈「はい、仰せのままに」 何故か春奈は嬉しそうな笑顔を浮かべると、幼女を抱えて急いで屋敷に戻っていった。 僕「やれやれ、予想外だったね。まあ退屈だったし……ちょっとした暇潰しにはなりそうかな」 春奈の後ろ姿を見送りながら、僕はそう呟いた。 実際には「ちょっとした」どころではなくなる事など、まだ知る由もなく。 56 名前: SS@金髪スキー [sage] 投稿日: 2009/01/09(金) 20 41 36.81 ID aVTpItI0 (行き倒れ幼女のお屋敷生活・4) ●一日目・夜 医者に来て診てもらったが、結局幼女は春奈の見立て通り疲労と栄養失調だったらしい。 治療はしたので、幼女の回復力ならばじきに目を覚ますだろうという事だった。 春奈「大事にならなくてよかったです」 僕「ああ、全くだ。後味が悪い思いはしなくてよかったよ」 夜、幼女を運んだ部屋で僕と春奈はそんな事を話していた。 すると……。 幼女「う……?」 幼女がうめき声を上げた。 ゆっくり身を起こし、何でここにいるのかわからない、といった様子で周囲を見る。 春奈「あ、目を覚ましましたよ」 僕「おや、もうか。予想以上に早かったな」 春奈「大丈夫ですか?どこか気分が悪かったり――」 幼女「近寄らないで!」 寝起きでボーっとしていた幼女が、春奈が近づいた途端にそう叫んだ。 春奈「……え?」 突然の出来事に、春奈はびっくりして目を丸くしている。 幼女「近づかないで人間!もし変な事しようとしたら……」 僕「あ、待て。急に立ち上がると――」 べちん。 僕「危ないぞ……って、もう遅かったか」 彼女は意識を取り戻したばかり、言わば病み上がりである。 そんな状態で急に立ち上がろうとしても、身体がついていくわけがなく……。 というわけで、幼女は盛大にベッドから床に転げ落ち再び意識を失っていた。 僕「…………はぁ」 その姿を見ながら、僕は厄介なことになりそうな予感がして頭を抱えた。 57 名前: SS@金髪スキー [sage] 投稿日: 2009/01/09(金) 20 42 16.83 ID aVTpItI0 (行き倒れ幼女のお屋敷生活・5) ●二日目・夕 僕「調子はどうだい?」 部屋に入り、ベッドで上半身だけを起こしている幼女に声をかける。 幼女はちらりと僕の方を見たが、すぐにそっぽを向いてしまった。 僕「やれやれ、命の恩人に向かってそんな態度か。まあ良いけどね」 ふう、とややわざとらしく大仰に肩を竦める。 昨夜から一日経ち、今朝再び目が覚ましてからはずっとこんな感じだった。 まあ昨日のように、いきなり立とうとして倒れられるのに比べると、ずっと落ち着いてはいるのだけど。 僕(幼女は従順だと聞いたのだけど。まあ野良だし、事情があるのかな) 幼女「……助けてくれとは言ってない」 思考にふけっていると、幼女が口を開いた。 僕(おっと、口を聞いてくれたか。まずは一歩前進だね) 声には刺があるし、言葉の内容も決して好意的ではなかったが、喋ってくれないよりは遥かにマシだ。 何しろ、完全無視ではその理由を問うコミュニケーションすら取れないのだから。 僕「それじゃあ、あのまま野垂れ死にした方が良かったのか?」 幼女「それは……」 僕「まあ、恩着せがましい言い方をするのもよくないかな。君を助けたのは、人の玄関前でいつまでも寝転がっていられたら迷惑だった、という理由だったし」 幼女「ふうん。まあ、そんなところだと思っていたけれど。」 僕「それはそれで何か酷いな」 幼女「……でも、それだけではないのでしょう?」 幼女がこちらの方を向いた。 敵意の混じった翡翠色の双眸が、真っすぐに僕を射抜く。 幼女「それなら医者を呼ぶ必要はない。玄関前が邪魔なら、離れたところに持っていけば良い。おおかた、私に利用価値があるから拾っただけ。……そうでしょう?」 僕「利用価値?」 幼女「とぼけないで。奴隷……欲望を満たす為の道具としか私達を見ていないくせに。私を治した後、そういう事をする為でしょう?」 僕「……春奈といい、そんなに僕はそういう人種の人間に見えやすいのか……?」 さすがに僕も少々落ち込んできた。 しかし、その呟きに幼女は首を横に振る。 幼女「違う、あなただけではない。人間――特に男は皆そう。私達幼女を道具としてしか扱わない!」 58 名前: SS@金髪スキー [sage] 投稿日: 2009/01/09(金) 20 43 25.44 ID aVTpItI0 (行き倒れ幼女のお屋敷生活・6) (……虐待されていたのか?) 最後の方は悲鳴に近くなった幼女の声を聞き、僕はそう推測した。 昨夜の出来事でそんな感じはしていたが、文字通り人間不信へと陥っている。 幼女に人間の法律が適用されないのを良いことに、強姦や殺傷行為が社会問題になっている……よく聞く話である。 道具として扱う、奴隷――まさしく、前の主人か誰かにそんな扱いを受けていたのかもしれない。 (そうなると……彼女の心を開いてもらうのは難しそうだな。まあ、打ち解ける必要もないといえばないんだが) 僕としても、この幼女をずっと置いてつもりはない。 命は助かったのだから、もう屋敷からほっぽりだしても問題はないのだ。しかし……。 僕「それでは少々つまらない、な」 幼女「なにか言った?」 僕「なんでもないよ。まあ、出ていきたいならそれでも構わないさ」 幼女「…………。え?」 それは、僕が見返りとして「そういう事」をすると思っていた彼女にしてみれば予想外の言葉だったのだろう。 幼女は物凄いきょとんとした表情を浮かべていた。 (敵意のない、こういう年相応の表情をすると可愛いんだがな) このタイミングでそれを口に出したら話がこじれそうなので、言わないが。 僕「ただ、僕も無償で数日間面倒を見るほどお人好しじゃない。君も人間に恩知らずのレッテルを貼られるのはあまり快くはないだろう?」 幼女「……何が言いたい?」 僕「察しが良くて助かるよ。早い話、君にお手伝いさんをしてほしい。掃除や料理、洗濯とかのね。 この屋敷、無駄にでかいのに侍女は春奈しかいないからちょっと人手不足なんだよ」 幼女「…………家事、の?」 僕「もちろんずっとじゃない。……そうだね、春頃ぐらいまでかな。食事はちゃんと出すし、寝泊まりもこの部屋でしてもらって構わない」 幼女「…………」 僕「拒否権はもちろんあるよ。さっき恩着せがましい言い方はしないって言った手前もあるしね。性とか暴力行為もしない。こう見えて、僕は純情だからね」 最後の一言は突っ込まれるのを覚悟だったが、幼女は黙り込んで何か考えていた。 ……スルーされたら、それはそれで何となく虚しかったりはしない。本当に。うん。 幼女「……少し考えさせてほしい」 やがて幼女はそう言った。 承諾ではないが、この場で即座に突っぱねられる可能性も高いと思っていた。 この答えは上々ではある。 僕「じゃあ、色良い返事を期待しているよ。――と、そうそう」 幼女「?」 そのまま部屋を出ようとして、僕はある事に気付いて足を止めた。 僕「名前、言ってなかったな。僕は僕。この家の主だ」 幼女「…………。フィオ」 僕「ん?」 幼女「……私の名前」 僕「フィオ、か。……良い名前だね。短い付き合いになるかもしれないけどよろしく、フィオ」 返事はなかったが、代わりに微かに頷いてくれた――ような気がした。
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151 名前:SS@ビックバン[] 投稿日:2008/03/05(水) 00 39 04.17 ID p/OaB/20 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと19 夕方・・・ 台所・・・ あざみ「あら・・・材料が足りないわ・・・」 あやめ「あ!お母様、私が買ってきましょうか?」 あざみ「いいえ、ここは夕方以降は危ないの。私が行って来るから、あやめは下準備をお願いね?」 あやめ「はい・・・シュン」 あざみ「はいはい、しょんぼりしないで・・・任せるわねナデナデ」 あやめ「ふにゅ・・・・・・はい♪」 一方、俺はリビングでオバさんと予定を立てていた 富男「そうですか・・・じゃあ、7時位に出れば十分ですね」 オバ「そうですわね・・・。あ!余談ですが、この電車はこの路線でしか走ってない型なんですのよ!」 富男「な、成る程・・・そうなんですか・・・」 オバ「思わずワクワクしますわね~ほほほ♪」 富男「まぁ、楽しみですね~!」 そこへアザミさんが台所からやってくる・・・ オバ「あら?お出かけですか?」 あざみ「ええ、少し買い物に行ってきます」 先ず、オバさんがあざみさんに気付き 続いて俺もあざみさんを見る・・・ 富男「!!!!!!」 152 名前:SS@ビックバン[] 投稿日:2008/03/05(水) 00 40 42.08 ID p/OaB/20 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと20 俺は固まった・・・ そして、一瞬は永遠になった・・・ 純白のフリフリエプロン・・・ 富男「清楚な若奥様キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 あざみ「??え?え?ど、どうしたのでしょうか??」 オバ「どうやら、あざみさんが余りにお綺麗なので壊れたようですわ・・・」 あざみ「ま、まあ・・・それはありがとうございます///」 あざみさんは少し恥ずかしそうにしている・・・ 富男「ところで、お出かけなら御供しましょうか?」 オバ「復帰が早い!?」 あざみ「あ、いえいえ、良いんですよ。すぐ其処ですので・・・」 富男「まぁ、でも、念の為御供しますよ!」 あざみ「そうですか?・・・では、お言葉に甘えさせていただこうかしら・・・」 富男「じゃあ、決まりですね!オバさん、すみません!後頼みます!」 オバ「は~い♪じゃあ、お気をつけて、行ってらっしゃいませ♪」 424 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/08(土) 04 09 56.54 ID uRBNfdw0 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと21 ・・・外・・・ 富男「・・・あんまり人が居ないですね・・・」 あざみ「ええ、この辺の人は、夕方以降に出歩く事はほとんどないですからね・・・」 富男「・・・そんなに危険なんですか・・・」 あざみ「まぁ・・・そこまで酷くはないのですが・・・やはり危険は危険ですね・・・」 富男「そうですか・・・」 あざみ「ふふっ・・・そんなにビクビクしなくても大丈夫ですよ?」 富男「!び、ビクビクなんて・・・してないですよ・・・」 あざみ「ふふふ、図星ですね~♪」 富男「・・・い、いじわる・・・」 あざみ「ふふふ・・・」 あざみさんの優しげな微笑に緊張が和らぐ 俺は少し落ち着いて・・・気付く・・・ 425 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/08(土) 04 10 47.00 ID uRBNfdw0 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと22 富男「・・・すみません・・・気を使わせてしまいましたね・・・」 あざみ「へ?いえいえ、そんな事はないですよ?」 富男「襲う方から見れば、勝手を知らない余所者は格好の餌食ですもんね・・・」 あざみ「・・・・・・ええ・・・」 富男「初めての土地で変に緊張してしまいました」 あざみ「ふふ、やっぱり・・・富男さんは頼りになる方ですね。・・・あやめやアンさんが、あなたを好きになるの・・・わかります・・・」 富男「!?」 あざみ「見ていれば分かりますよ・・・。・・・貴方も・・・二人を愛してるんですよね?」 富男「な!その・・・それは・・・」 あざみ「普通なら、あやめ以外にも目が行ってしまう貴方を攻めたい所ですが・・・仕方無いですね・・・。貴方と一緒に居ると・・・そうなってしまうのでしょう・・・」 富男「あ、あざみさん・・・?」 あざみ「私もこれから・・・どうなるか分かりませんしね?」 富男「!!?」 あざみ「ふふふ・・・」 富男「も、もう・・・か、からかわないで下さいよぅ・・・」 あざみ「ふふふ・・・からかってませんよ?貴方は素敵な方ですし・・・私だって、まだ二十代ですから・・・そういう気だって起こるかもしれませよ?」 富男「そ、そうで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・って、なにいぃっ!!あざみさん、二十代だったんですか!?」 あざみ「ええ、28です・・・まぁ、そうは見えない(悪い意味で)と思いますが・・・」 富男「何を仰る!!あやめと並ぶと姉妹にしか見えませんでしたが・・・やっぱりお若かったんですねぇ!?」 あざみ「ま、まぁ・・・姉妹だなんて・・・お世辞がお上手ですね///」 富男「お世辞はあまり好きではありません(真顔)」 あざみ「え、あ・・・そうですか・・・///」 あざみさんは微かに赤くなって俯いてしまった・・・ その仕草が可愛くて、悪いとは思いつつドキリとする・・・ あざみ「あ、あまりそういう事を言われた事が無いもので・・・少し照れてしまいますね・・・///」 富男「あ、す、すみません・・・///」 しかし・・・あざみさん・・・28とは・・・ これは・・・まさしく・・・ 隣の若奥様・・・奥様は未亡人・・・お隣のお姉さんは未亡人!!! ktkr!!!!!!!!!! 426 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/08(土) 04 11 37.10 ID uRBNfdw0 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと23 富男「ぼ~~~///」 あざみ「あ、あの・・・富男さん?」 富男「あ!いえ!何でもないですよ!?」 あざみ「?お店に着きましたが・・・」 富男「あ、ああ、そうですか・・・」 あざみ「入りましょうか」 富男「はい、そうですね・・・」 食料品店「food market楽園喪失」内・・・ 店主(♀・58)「まぁ・・・こんな時間にめずらしいねぇ」 あざみ「ええ、来客がありましてね。夕食の材料が足りなくなってしまって・・・」 店主「ほぉう・・・で、その隣に居る色男が客かい?」 あざみ「はい、そうなんですよ」 富男「今日は日柄もようござる程に・・・」 店主「ほぅ・・・そちらさん、狂言に興味があるのかい?」 富男「あ、いえ、勢いです。失礼しました」 店主「ぐへははは・・・なかなか面白い男じゃのぅ・・・」 あざみ「まあ、店主さんは気難しい事で有名なのに・・・。もう、仲良くなられるなんて・・・やっぱり富男さんは不思議な魅力があるわ」 店主「げはははぁ・・・これこれ、わたしゃ乙女だよ!良い男には気難しくないさねぇ!ぐぇあはは!」 富男「ははは、こりゃ参ったなぁ~!(・・・フ、フラグが立っちまった!?)」 427 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/08(土) 04 12 13.38 ID uRBNfdw0 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと24 ・・・・・・・・・・・・・ 店主「よぅし・・・これで全部だねぇ・・・ほれ、〆て3千500円じゃ」 あざみ「はい・・・え~と、3千500円ですね・・・」ガサゴソ 富男「よっと・・・はい、ちょうど3千500円です」 あざみ「あ、富男さん!良いんですよ、そんな・・・」 富男「もぅ、水臭いですよ?これから家族になる仲じゃないですか」 あざみ「で、でも・・・」 富男「へへへ・・・すみません。俺、無性にそうしたいんです・・・ダメですか・・・?」 あざみ「富男さん・・・。うふふ・・・じゃあ・・・おねがいしようかしら!」 あざみさんはニッコリと微笑んだ 店主「ぐぅおうはは・・・本当にあざみさんは良い男を見つけたもんだねぇ」 あざみ「へ?あっ!そ、そんな事はないんですよ!?」 店主「ったく、本当に水臭い娘だねぇ~ぐるおははは!」 富男「いや・・・店主さん!これはこれで奥ゆかしくてgoodでは!?」 店主「おぉ!あんた・・・わかってるじゃないか!」 あざみ「あ、あのぅ・・・二人ともぉ・・・///」 店主「おひゃひゃ!そろそろ解放してやるかのぅ!ほい、じゃあ毎度ありぃ~」 富男「はい!どうも~」 あざみ「ど、どうも・・・おやすみなさい・・・///」 422 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01 42 38.40 ID VdVMSAk0 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと25 店の外・・・ あざみ「と、富男さん・・・貴方という人は・・・」 富男「す、すみません・・・」 あざみ「もう・・・困った人・・・ニコ」 富男「あ・・・その・・・///」 あざみさんが微笑みかけてくる 俺はまたドキリとしてしまった・・・ それから何となくお互いに黙ってしまう・・・ 穏やかな時間の流れ・・・ そして、どちらからともなく歩き出し、二人並んで帰路に着く・・・ あざみ「富男さん・・・」 そんな中、不意にあざみさんが優しく話しかけてきた・・・ 富男「はい?」 あざみ「・・・ありがとうございます・・・」 富男「え?」 あざみ「・・・あの時、あやめと離れた時から・・・もうあやめには会えないと、ずっとそう思っていました・・・」 富男「!・・・・・・」 あざみ「・・・もし、探し出せたとしても、きっと私には会う資格もない・・・そう思っていました」 富男「・・・・・・」 あざみ「私は、本当は今でも自分を許せていないんですよ・・・。私は、子供達の・・・あやめの幸せを護る事が出来なかったから・・・」 富男「・・・・・・」 あざみ「だから・・・思ってしまいます・・・。今更、私が図々しくあやめの生活に割り込んで、私の所為であやめの生活を壊してしまうじゃないかって・・・」 富男「・・・・・・」 あざみ「でも・・・今日、幸せそうなあの子の顔を見て・・・私も母親なんですね・・・自然に決心がつきました・・・。もう二度とあやめに悲しい思いはさせない。今度こそ護りきる・・・」 富男「あざみさん・・・」 そう言うあざみさんの眼差しは、しっかりと前を見据え、そして、とても力強かった・・・ これが、親子の絆であり・・・母という物なんだな・・・ 少し羨ましく思ってしまう あざみ「貴方は・・・あやめに幸せをくれただけじゃない・・・。ずっと前を向けないまま、ただフラフラと生きてきた私の人生も一緒に救ってくれたんです・・・。」 あざみさんはこちらを向いて、ニコリ微笑んだ・・・ あざみ「本当に・・・ありがとうございます・・・」 富男「あざみさん・・・///」 俺は、余りに大きく、力強いこの人に、ただただ見とれてしまっていたのだった・・・ ・・・・・・・・・・・・・・ が、その瞬間!! 423 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01 44 22.31 ID VdVMSAk0 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと26 賊1「ふひひ・・・こいつは上玉だぜぇ?」 賊2「ああ、高値で売れそうだな・・・」 賊3「ぼぼっきぼっき!」 突然、後ろから不審な声がした!!! 人影が三人見え、そして、影は俺達を取り囲む! 富男「な!?なんだ!?こいつら!!」 あざみ「ぞ、賊・・・!!!」 富男「な、なんだって!?」 突然の絶体絶命!! しかも、周りに人影は無い・・・助けは期待できない・・・! 賊3「ぼっきぼぼっき!!ぼっきっき!!!」 賊の一人が俺達を指差して叫ぶ 賊1「ひゃはは!!お前ぇの言ってる事はワカンネェんだよ!下衆野郎!」 賊2「つまり、そこの男・・・金目の物と女を置いて消えナ・・・」 賊1「ひゃは!わかってやがるwwwwwwきめぇwwwww」 賊3「ぼきぼきぼっき・・・///」 賊1「頬を赤らめるなwwwwwwwwwwww」 賊2「で?どうなんだ?そこの男・・・」 富男「なん・・・だと・・・?」 金ならまだしも、あざみさんを置いていけだと? そんなマネ出来るはずが無い! 424 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01 45 22.02 ID VdVMSAk0 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと27 と、その時、あざみさんが俺の方を叩く・・・ あざみ「富男さん・・・私が残ります・・・。貴方は早く逃げて下さい!」 富男「な!?そんな事出来ませんよ!!」 あざみ「良いんです・・・。この街で賊に襲われれば、先ず無事では済みません・・・。こうなった以上、少しでも犠牲が少ない方が良い・・・」 富男「なっ!」 あざみ「さあ!逃げてください!」 あざみさんが賊と俺の間に入る そして、賊に向かって言う あざみ「私が残りますから、この人は見逃して頂けませんか?」 賊3「ぼきぼっき!ぼっきりぼきんぼ!」 賊2「良かろう・・・。男・・・金目のモン置いて消えナ・・・」 賊1「うっは!おめぇ、女に助けられたなwwwwマジだせぇwwww」 富男「くっ・・・・・・・」 どうする!? 当然、俺はあざみさんを置いて行くつもりなど毛頭無い・・・ だが、策が無い・・・!! 頭の中で色々と策を弄しつつ、俺は賊を睨む! 425 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01 46 17.45 ID VdVMSAk0 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと28 あざみ「富男さんっ!」 賊1「ひゃふ!どうやらヤッコサン、怖くてチビッてるみたいだぜ!!」 賊3「ぼっぼっぼっぼっき(笑)!」 賊2「まぁ良い・・・消えぬのなら[ピーーー]まで・・・」 シャキン! 賊達は各々、ナイフを取り出す・・・! あざみ「とっ、富男さん!!早く逃げて!!!」 ジリジリとナイフを持った賊が迫ってくる! あざみ「くっ!!」 2m程の距離に迫った所で、あざみさんが意を決した様に俺の前に立ち、両手を広げた あざみ「お、お願いします!この人だけは見逃がして!!」 賊1「ひゃは!おい?あんな事言ってるぜ~!どうするよ~!!」 賊2「さて・・・どうだろう・・・?」 賊3「ぼっ~き♪(ダ~メ♪)」 賊1「ふひゃはひゃ!なぁ~もう、女もろともヤっちまおうぜえええ!!」 賊2「やれやれ・・・お前はどう思う?」 賊3「・・・・・・・・・・・・・・・・」 賊3「 殺 ら な い か ? 」 賊1「ひゃっっはああああああ!!!!!」 賊2「くくく・・・・それも良い・・・!!」 一気に賊が襲い掛かってくる!! 賊は先ずあざみさんに切りかかる!! 426 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01 47 20.66 ID VdVMSAk0 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと29 あざみ「うっ・・・くっ!!!!」 ドクン・・・ 俺の中で何かが震える・・・ ドクン・・・ あざみさんの震える肩に心が張り裂ける・・・ ドクン!!! そうだ・・・ あざみさんを護る・・・ 俺は・・・護らなければならないんだっ!!! 富男「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」 俺の魂の奥底に眠る闘志が・・・爆発した!! ・・・・・・・・・・・ 富男「貴様ら・・・俺の熱き血が・・・見えるか?」 427 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01 48 04.00 ID VdVMSAk0 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと30 俺は素早くあざみさんの前に出て、瞬時に賊達を弾き飛ばした! 辺りには粉々になった諭吉が、まるで雪の様に舞っている! 賊1「な!?いっ、今!一体、何が起こったんだよ!!!」 賊2「い、一瞬で・・・弾かれた・・・!?」 賊3「ぼっきんたまあああああああああ!!!!(金玉打たれたああああああああ!!!!)」 あざみ「えっ?えっ??」 あざみさんは、理解不能の出来事に混乱している 富男「ふん・・・所詮、通信教育のお遊び武術だと思い、馬鹿にしていたが・・・それが何と、この様な殺人拳に昇華していようとはな・・・。おもしろい・・・!」 賊1「こ、この野朗・・・!雰囲気が急に変わりやがった!!」 賊2「くっ・・・!」 賊3「ぼきりんこぼきぼき!(うろたえるな、先ずは相手の技を見極めよう!)」 富男「ふっ・・・俺の技を知りたい様だな!ならば教えてやろう!!俺の技は・・・」 賊1 2「ゴクリ・・・」 賊3「ボキリ・・・」 富男「古より密かに伝えられし暗殺術(通信教育で習った護身術)・・・其の名も・・・」 富男「 神 命 ! 大 諭 吉 勘 定 拳 ! !」 428 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01 49 33.55 ID VdVMSAk0 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと31 賊1・2・3「・・・・・・・・・・・」 富男「どうした?あまりの戦慄に声も出ないか?」 賊1「ああ?・・・貴様・・・ナメンジャネェゾ?こらぁ!」 賊2「・・・ふん・・・余程、死にたいらしいな・・・」 賊3「ぼっき」 富男「ニヤリ・・・そうでなくては面白くない・・・。さぁ、戦意を精一杯、其の身に纏ってかかって来るが良い!三人漏れなく地獄に送ってやる!!」 賊123「おおおおおおおおおおお!!!しねええええええええええええ!!!!!!!」 (ぼおおおおおおおおおお!!!きぼっきいいいいいいいいいいいい!!!!!) 刹那に血花の散るが如く・・・ 戦の時は・・・輝き止まる・・・ 富男「神命・大諭吉勘定拳奥義・・・・・・」 大 輪 廻 ・ 崩 壊 序 曲 利 子 夢 幻 ! ! 賊123「な・・・・」 (ぼっきぼっき・・・・) 辺り一面の中空に無数の諭吉が拡散した それは、隙間なく賊達の全周囲を囲む・・・ そして、次の瞬間!富男の合図と共に諭吉は一斉に賊に襲い掛かった!! 鋭き刃の如く、諭吉は賊達に容赦なく斬撃を浴びせる! 賊123「ぎ、ぎゃあ嗚呼嗚呼ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 (ぼ、ぼっきいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!) 賊達の断末魔の叫びの中・・・ 今宵も優雅にひらひらと・・・紅き諭吉の雪が降る・・・ 富男「今宵も雪が・・・よう映える・・・」 429 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01 50 57.28 ID VdVMSAk0 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと32 ・・・・・・・・・・ ・・・・・・5分後 あざみ「はっ!私は一体・・・ああ!!と、富男さん!!賊は!!!」 富男「あちらです」 あざみ「?あちら??」 あざみさんは振り返る あざみ「きゃああああ!!!ちょっ、富男さん!?あれ!!」 富男「ええ、少しやりすぎましたね・・・しんではいませんけどね・・・・・・・・・まだ・・・」 あざみ「あ、あわわ・・・」 富男「それよりあざみさん!連中が眠ってる内に早く逃げましょう!!」 あざみ「え?・・・・あ!そ、そうですね!」 こうして、俺とあざみさんはスタコラと逃げつつ、無事?買い物を終えたのだった・・・ 因みに、俺もあざみさんも戦闘中の記憶が曖昧になっていた・・・ アドレナリン出まくりだよぅ!! 430 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01 51 41.63 ID VdVMSAk0 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと33 ・・・あざみさん宅 あざみ「はぁ・・・はぁ・・・や、やっと・・・付きましたね・・・」 富男「ええ、何とか無事で何よりでしたね・・・」 あやめ「あ!おかえりなさ~い♪何か遅かった・・・ね・・・」 オバ「おかえりなさいませ~♪どこまで行ってらした・・・な!?」 あやめ「お!お兄様!!血!血がっ!!」 オバ「誰が!誰が坊ちゃまにこんな事を!!?」 あざみ「!!く、暗くて気付きませんでしたが!!だ、大丈夫ですか!!!?」 富男「ビクッ!え?え?」 俺は皆の余りのリアクションに驚く! そして、恐る恐る自分の体を見てみると・・・ ・・・なんだそういう事か・・・ 富男「ふぅ、大丈夫ですよ。これ、返り血ですから。」 あやめ「???」 オバ「か・・・返り血!?」 あざみ「ま、まさか・・・先程の賊の・・・」 富男「ど、どうやらそうみたいですね・・・」 あやめ「え?え?賊!?」 オバ「賊!賊に襲われたんですか!?」 富男「う、うん・・・襲われちった・・・テヘ」 オバ「テヘ♪じゃありませんわ!!お怪我は!?」 富男「大丈夫だよ、俺は。ところで、あざみさんは大丈夫でしたか?」 あざみ「え、ええ、私はお陰様で無傷ですが・・・」 あやめ「お兄様とお母様が・・・賊に・・・返り血が・・・あふぅ・・・」バタン 突然、あやめが気を失った 富男「ちょ、あやめ!?大丈夫か!?」 オバ「まあ!大変!とりあえずソファーに運びますわよ!」 あざみ「ええ!」 431 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01 52 24.50 ID VdVMSAk0 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと34 ・・・・・・5分後・・・・・ 富男「で、かくかくしかじかと言う訳です・・・」 オバ「そうでしたか・・・。では、とりあえず消しておきますわね♪」 富男「え?いや!何も消さなくとも!」 オバ「ぬるい!坊ちゃま、それはぬるいですわ!その賊が報復に来ないとも限らないではありませんか!」 富男「いや、多分再起不能の重症を負わせてきましたし・・・もう、これ以上やる必要は無いですよ!」 オバ「・・・はぁ・・・もう・・・坊ちゃまはお優しいですわね・・・」 オバさんへの状況説明が一通り済んだ所で、あやめが目を覚ます あやめ「う、ううん・・・」 あざみ「あ!あやめ、大丈夫?」 あやめ「あ、うん・・・大丈夫・・・」 富男「本当に大丈夫か?」 あやめ「は、はい・・・ごめんなさい・・・血を見てたら気がふわぁ~と・・・」 富男「いやいや、謝らなくても良いよ!ゆっくりしな?」 あざみ「ごめんね、あやめ・・・」ナデナデ あやめ「あうう・・・♪」 オバ「さて、じゃあ、ワタクシは夕ご飯作りますわね!」 あざみ「あ!私がしますわ!」 オバ「もう・・・あざみ様もお汚れになっている事ですし、お料理も後一時間ぐらい掛かります。先にお風呂に入られてください!」 あざみ「あ・・・!そ、そう言えば、それもそうですね・・・」 オバ「坊ちゃまも入られてはどうですか?」 富男「そうですね。あざみさんの後にでも入りますね」 あざみ「いえいえ!富男さん先に入られてくださいな!体中、血だらけですよ?」 富男「そ、そうですか?じゃあ、お先に失礼しますね~」 俺は風呂に入る事にした 432 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01 53 17.59 ID VdVMSAk0 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと35 ・・・・・・風呂場 富男「ふぁ~、いい気持ちだのぅ~」 俺は体を洗い終えて、風呂に浸かっていた その時、誰かが風呂場の戸を叩いた コンコン 富男「はい?」 あざみ「富男さん、あの・・・」 富男「あ、すみません!すぐに出ますね~」 あざみ「あ!どうかお急ぎにならずに!・・・あの!」 富男「はい?あ、あの、どうかしましたか?」 あざみ「・・・・・・・・・・」 すると突然、戸が開く! ガラガラガラ・・・ あざみ「あ、あの・・・お背中お流しします・・・///」 富男「え!?あ!!?えあ!!!?」 あざみさんはバスタオルを一枚体に巻いただけの姿で風呂に入ってきた!! これはなんというデジャヴ!!!! 富男「ではなく!ちょっ!まっ!あざみさん!?」 あざみ「あの・・・せめて少しぐらいお礼がしたいと思いまして・・・///」 富男「あ!いえ!良いんですよ!そんなねぇ!お礼はそのねぇ!」 が、あざみさんは俺の言う事をさらりと聞き流し 椅子を自分の前に引き寄せて あざみ「どうぞ・・・///」 富男「あ、いえ、その・・・」 あざみ「どうぞ・・・///」ニコッ 富男「あ・・・あう・・・わ、わかりました・・・」 その素敵な笑顔に負けました・・・ 俺はしぶしぶ浴槽を出て椅子に座る 内心、全然しぶしぶじゃないのは秘密・・・ 433 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01 54 16.05 ID VdVMSAk0 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと36 あざみ「じゃあ、流しますね・・・///」 富男「よ、よろしくお願い致します・・・」 あざみ「失礼します・・・///」 あざみさんの優しげな指先が俺の背中にそっと触れる・・・ ひんやりとして、それでいて暖かい・・・ シュルシュル うわぁ~気持ち良い・・・ あざみ「どうですか?痒い所などありませんか?」 富男「あ、はい!大丈夫です!何の問題もありませんです!」 あざみ「そうですか・・・良かった・・・」 あざみさんはそれから暫くの間、背中を隅々まで洗ってくれた・・・ あざみ「ふぅ・・・じゃあ、水をかけます・・・」 富男「は、はひ!」 ザザー あざみ「流し終わりましたよ・・・」 富男「あ、ありがとうございます・・・」 心臓が破裂しそうな位、緊張しているのが分かる 余りの緊張に紳士が目覚める事さえ出来ない・・・ 富男「あ、じゃあ、俺上がります!」 あざみ「あ・・・ちょっと待って・・・」 いろんな意味で限界の来た俺が風呂から上がるため立ち上がろうとすると・・・ あざみさんがサッと俺を椅子の上に制止する・・・ 434 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01 55 00.33 ID VdVMSAk0 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと37 あざみ「富男さん・・・」 ぴとっ あざみさんが俺に後ろから抱き付いた 富男「あ、あざみさん・・・!」 あざみ「ありがとうございました・・・今日は・・・本当に・・・」 富男「だ、だから、良いですよ・・・気にしなくても・・・」 背中越しにあざみさんの全身を感じる・・・暖かくて・・・柔らかくて・・・ 心が溶けてしまいそうだ・・・ あざみ「富男さん・・・・///」 いよいよマズイ・・・ こんな状況で名前なんて呼ばれたら、本気で我慢できなくなってしまう・・・ 股間の紳士も元気に仁王立ちしている・・・ いかん、これは絶対いかん!! 俺は意を決すると、優しくあざみさんの手を振りほどき立ち上がった 富男「あ、じゃ、じゃあ上がらせて貰いますね!背中、ありがとうございました!」 ガラガラガラガラ・・・ピシャン! 俺は勢い良く風呂場を飛び出した ・・・・・・・・・・風呂場 あざみ「はぁ・・・嫌われたかな・・・。私も何してるのかしら・・・」 あざみ「・・・ドキドキしてる。・・・変ね・・・私は・・・」 435 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01 55 46.00 ID VdVMSAk0 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと38 ・・・・・・・・20分後 ・・・リビング オバ「さ~て、完成しましたわ~♪坊ちゃま~運んでくださいな~♪」 富男「は、はい・・・」 オバ「ん?どうされました?様子が少しおかしい様な・・・」 富男「ああ、少しのぼせたんですよ!」 オバ「あら?そうですか?」 富男「じゃあ、運びます・・・」 オバ「はぁ」 俺は料理を運んでテーブルに並べる この家にはあざみさんだけしか住んでいなかった為か 小さいテーブルしか無かったので、いくつか小さいテーブルを合わせて 四人用の即席テーブルを作った やはり、四人居るなら四人で顔を向き合わせて食べた方が良いだろうし・・・ だが、さっきの事もあるし・・・正直、誤算だったか・・・? あざみさんに何て話しかけたら良いものやら・・・ちょっと迷う・・・ そんな事を考えている俺に、ソファーの上からあやめが話しかけてきた あやめ「すみません・・・準備の手伝い出来なくて・・・」 富男「もう・・・気にしすぎだ!さっきから誰かの顔を見る度に言うじゃないか・・・」 あやめ「えへへ・・・でも、落ち着かないんですよ・・・」 富男「ふぅ・・・体弱いくせに、難儀なお人だ・・・」 あやめ「うぅ・・・すみません・・・」 富男「ほらぁ、また謝った~。そんなお前には体で教えるぞ~」 俺はあやめの両頬を軽く掴んで、外側に向かって引っ張る あやめ「あひ~いはいいはい!いはいれすぅ~!」 富男「よっと!とまあ、こうなる訳だ!」 あやめ「な、何するんですかぁ・・・痛いですよう・・・」 富男「ははは!ごめんごめん!お前の頬を見ると、つい衝動が・・・」 あやめ「むぅ・・・どういう事ですか!」 富男「可愛くて、事あるごとに触りたい頬って事さ」 あやめ「あ・・・う・・・い、いきなりそんな事言わないで下さいよ・・・///」 富男「つまりだな、俺はお前が傍に居るだけで、他の事なんてどうでも良い位幸せって事だ!だから、変な事気にするな!」 あやめ「お、お兄様・・・///」 436 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/03/26(水) 01 58 39.24 ID VdVMSAk0 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと39 オバ「あら!坊ちゃま!ワタクシはどうでも良いのですか!?・・・うぅ」 富男「ゲッ!ち、違いますよ!そんな意味じゃないですよ!」 オバ「今、ゲッて言いましたわね!やっぱりワタクシはうざったい女なのですね・・・グスッ」 富男「え?あ!ちょ、違いますってば!」 オバ「・・・・・・・・・・・・・・・」 オバさんは肩を震わせている・・・ 富男「な、違いますよオバさん・・・」 オバ「・・・・・くっ・・・く・・・・・」 富男「オバさん?」 オバ「っぷ、ふふふふふふふふふふ!!!」 富男「お、オバさん!?」 オバ「もう、ちょっとからかってるだけですわ~もう、面白いですわ~♪」 富男「ひ、ひどいじゃないですか!」 オバ「だって、ワタクシだって構って欲しいんですもの~♪」 富男「・・・・・・・・・」 あやめ「ふふふ♪」 富男「うぅ・・・・・」 あざみ「ふふふ・・・随分、にぎやかですね・・・」 オバ「あ!あざみ様、もう、ご飯出来ておりますわ♪」 あざみ「本当にありがとうございます・・・」ニコ あやめ「ね!盛り上がった所で早く食べましょうよ!」 富男「お、おう・・・」 あやめ「ほら、お母様も席について!オバさんのお料理は凄く美味しいんですよ♪」 オバ「嬉しい事言ってくれますわ~♪では、早速頂きましょう!いただきます♪」 あやめ「いただきます!!」 あざみ「いただきます・・・」ニコッ 富男「い、いただきます・・・・」 そして、みんなでご飯を食べた・・・ 楽しい食卓で、料理も美味しすぎて、あざみさんもいたって普通の感じだったが・・・ 俺は何だか少し気まずかった・・・ 791 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/04/03(木) 19 54 15.67 ID 96z8HHc0 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと40 ・・・・・・寝る時間・・・・・ 夕食を終わり、まだ時間的には早いのだが、明日に備えて寝る準備をする事になった。 オバさんとあやめはお風呂に入ると言う事だったので、俺はあざみさんを手伝い、寝る場所の確保に当たった。 あざみさんの家は普通の家ではあるが、お世辞にも広いとは言い難いので、布団を敷くにも多少の工夫が必要だ。 富男「よっと・・・俺がリビングに寝るとして、三人は和室でokだな・・・」 俺はリビングの机を隅にやると、あざみさんに用意して貰った布団を敷く。 女性陣は、あざみさんが寝室に使っている和室で良いだろう。 俺は自分の寝床を整えると、和室の布団を敷きに行く。 そこに、シーツを取りに行っていたあざみさんが、シーツの山を抱きかかえて戻ってきた。 あざみ「あ、すみません、富男さん。一人でやらせてしまっ・・・きゃ!」 富男「あ!あぶなっ・・・・」 あざみさんはシーツの所為で足元が見えなかったのだろう! 既に敷いてあった布団に足を引っ掛けてバランスを崩す! 俺はとっさに支えに入るべく飛び出した! ドターン!! ・・・・・・・・・・・・・・・・ 富男「うっ・・・イテテ・・・」 俺は状況を確認するべく、反射的に瞑っていた目を開けた。 富男「!!」 目の前、ほんの数センチあるかないかの距離にあざみさんの顔があった! どうやら俺の上にあざみさんが倒れている様だ・・・ 792 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/04/03(木) 19 55 14.47 ID 96z8HHc0 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと41 富男「あざみさん・・・大丈夫ですか・・・?」 俺は何とも言えない照れ臭さを払拭すべく、あざみさんに声を掛ける・・・ ・・・先程、歯を磨いておいて良かった・・・ あざみ「う・・・ん・・・す、すみません・・・富男さんこそ大丈夫ですか?」 富男「ええ、大丈夫です・・・」 あざみ「・・・・・・・///」 あざみさんは俺の顔を見詰めて微笑んでいる・・・ 富男「あ、あざみさん・・・?」 あざみ「また・・・護って頂きましたね・・・」 富男「え?・・・あ、いえ・・・と、当然の事をしてるだけですよ・・・///」 俺をまっすぐに見詰めてくるあざみさんにドキドキしてしまう・・・ あざみ「ふふっ・・・あの人と同じ事言うんですね・・・」 富男「あ、あの人?」 あざみ「主人の事です・・・。主人もそうやって私を護ろうとしてくれました・・・」 富男「そ、そうですか・・・」 あざみ「まあ、富男さんみたいに強かった訳でも無く・・・実績はまあまあでしたけど・・・(苦笑)」 俺は御主人の事を懐かしそうに話すあざみさんを見て、何となく変な気持ちになった・・・ 嫉妬なのだろうか? そんな気持ちを感じてしまうなんて・・・ 罪悪感を感じる・・・ 793 名前: SS@ビックバン 投稿日: 2008/04/03(木) 19 56 43.45 ID 96z8HHc0 ~富男の幼女日記、風の吹くあの丘で~ ぱーと42 あざみ「もう・・・あの人が死んで随分経ちました・・・もう、そろそろ良いのかな・・・」 え? あざみさんの優しげな紫の瞳に、にわかに艶っぽく光る・・・ 富男「あ、あざみさん・・・///」 あざみ「・・・こんな気持ち駄目だって・・・分かってます。・・・でも、気持ちが高まってしまう・・・///」 富男「//////」 あざみ「今日、出会ったばかりなのに・・・富男さんの所為ですよ・・・///」 富男「え?///」 あざみ「富男さんが・・・素敵過ぎるから・・・///」 富男「//////」 ドキドキし過ぎて言葉が出てくれない・・・ 俺はただあざみさんを見詰める・・・ あざみ「・・・・・・・・///」 あざみさんはそっと俺の顔に手を添える・・・ 微かに汗ばんだたおやかな手・・・ それからあざみさんはそっと目を瞑って・・・ 徐々に唇が近付いてくる・・・ 俺の体はもう動かなかった・・・ あざみ「んっ・・・」 俺とあざみさんの唇が重なり合う・・・ 体中が柔らかな空気に包まれる・・・ まるで雲の上に居る様だ・・・ そして、そっと唇が離れる・・・ 富男「あ、あざみさん・・・///」 あざみ「・・・富男さん///」 あやめ「あ、あの・・・何を・・・」 富男 あざみ「!!!!!!」 何という事だ! あやめがお風呂から上がって来た事に気付かなかったのだ! 見られてしまった!!! オバ「まあまあ♪」 オバさんにも見られていた・・・ しゅ、修羅場ktkr・・・
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ようこそ、幼女親衛隊へ ここはもなちゃとで活躍する[幼女親衛隊]のHPです。 ただいまこのHPはtest中です。 **メンバー紹介 バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、お問合せフォームからご連絡ください。
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【幼女】名 一部の男性にとって最も美しいとされている世代。 その美しさあまり、時折、犯罪に巻き込まれるケースがある。
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378 名前: SS@黒百合 投稿日: 2008/09/11(木) 20 10 39.39 ID .n1halE0 私の幼女定義。 幼女と言う存在。 幼女は、人々の思いの塊で生み出された産物。(幼男も 故に様々な幼女が存在する。千変万化。 だから、ゴーレムとかホムンクルスの幼女も居れば。 侍な幼女とか翼人な幼女とかも居る。 こんな幼女がいればなぁ。 そんな些細な思いで彼女達は生まれる。 だから、幼女達は、ある場所では娘であり恋人であり親だったりする。 子どもが欲しいと願った人には、本当の『自分の子ども』の様な幼女が生まれる訳だ。 でも、そんな幼女らも何かしらの要因で消えてしまう事がある。 それは、幼女らを生み出した思いが消えた時かもしれないし。 幼女らが何かを悟ったりしたからかもしれない。 幼女とは、不可思議な千変万化を延々と繰り返す妖精の様な存在なのかもしれない。 幼女ショップと言う存在。 幼女ショップは、一言に言えば幼女を取り扱う店なんだけど。 そのショップは、人々の思いが集合して出来た場所なんだと思う。 だから、店の中に入れば、其処には同じ人の思いである幼女達が陳列(巧い言葉が思いつかない)されてる。 店員は、男である時もあれば女である時もあるし、寧ろ性別が不明(外見的に) もしかしたら、幼女の神様なのかもしれない。 幼女と言う存在を、欲する人に対して『俗世の金』と言う対価を支払う事で、幼女を与える。 379 名前: SS@黒百合 投稿日: 2008/09/11(木) 20 11 06.60 ID .n1halE0 死=消失 幼女は、正確には死なない。人々が『幼女』を必要とする限り死なない。 しかし、幼女の主人が、死んでしまった場合。消失してしまう事がある。 それは、主人から発せられる幼女に対しての思いが消えてしまった為。 んじゃ、矛盾してないか?(上記説明と) と、思えるんだが…… その点に関しては、幼女は人々の思いの存在だが、主人が現われた幼女を購入したその時から 幼女を構築する思いは、その主人だけのモノになる。 鬼畜なヤツが主人になって幼女を買いました。でも飽きたので捨てました。 その場合、幼女は消えるかそのまま存在して野良になるか。の二つ。 消えてしまった場合。完全に思いが消えた為。消えなかった場合。まだ思いが残ってる。 深層領域の思いってヤツだとおもう。 野良幼女について 何かしらの要因で、主人の下を離れた幼女達を指す。 でも、野良になる幼女は少ない。(死=消失の話) 拾われる場合は、やっぱりその『幼女』が必要とか欲しいとか居たらな。と言う思いに魅かれ。 野良幼女が、その思いを持つ人間の下に現われる。 だから、正確には野良じゃないのかもしれない。 ただ、共通点として、野良となった幼女には、以前の名前は亡くなったモノとなってしまう。 380 名前: SS@黒百合 投稿日: 2008/09/11(木) 20 11 50.80 ID .n1halE0 幼女を売り渡る男。 浮浪者っぽかったり、露天商だったりと、居るが全部同一人物。 正確には、同次元同一体<一であって無限> 私のSSで、幼女と出会うパターンが大体これな訳だね。そうだね。プロテインだね。 其処に居て。其処に居ない存在。 幼男 幼女を表とするなら裏が幼男。 幼女を正とするなら負が幼男。 幼女を白とするなら黒が幼男。 結局は、人の思いの塊が反転した姿。 でも、例外は一杯居る。 九百八十円(税込み) 幼女と共に過ごす為に支払う絶対対価。 少し前まで、スレ参加条件だからなどと思ってたけど。 今は、言葉にできないが、意味深な数字だと思ってる。 絶対対価。絶対因果発動条件。超えられない一線と超える一線が混じったモノ。
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947 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/11/08(土) 14 41 36.42 ID yztOtQAO 電車を降りると、にわかに目の前に見馴れた風景が広がった。 ホームはすでに暗闇に覆われていて、何かの慰めみたいに灯された蛍光灯には 羽虫が飛び交っていた。 吹き抜ける風はこれ以上無いくらいに冷たい。 しかしこうして歩いていると たちまち冷汗が粒になって額に浮かんでくる。 胃の中身が込み上げてくる感触がある。 そろそろ限界だろうと思った。 色々なことが、限界に達していた。 このまま結論を後回しにし続けることにも、ミクが隣にいないことにも。 これ以上続けては、だめになる。 不安定な均衡は、きっと音をたてて崩壊してしまう。 俺を取り巻く事柄が、変わり始める頃にあった。 948 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/11/08(土) 14 42 04.67 ID yztOtQAO だから俺は、とうとうこの場所に来た。 ずいぶん間をおいての帰郷だが、そこに感慨は無い。 全てが始まり、そしてこれから収束するはずの場所だった。 …ミクの姿を、一番多く見た街だった。 機械のような手順で改札をパスして出口へと歩き出す。 遠くで次の電車の到着を知らせるアナウンスが聞こえる。 それぞれの方向に歩き出した人々の無言が聞こえる。 俺はわざと大通りから外れた脇道を選ぶ。 街灯が無いので、他に人の姿はなくなる。 949 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/11/08(土) 14 42 47.12 ID yztOtQAO 道はひっそりとしていた。 俺はコートに身を埋め、息を白くしながら歩を進めた。 寒さで耳がじんじんと痛んだ。 無意識の内に歩みは早くなってゆく。 不意に目の前の靄がぱっと散ったような気がした。 次の瞬間、その光景は唐突に広がった。 俺は往来に一人立ったまま、長いあいだそれを見ていた。 ここを出る前にこれから毎年見ようと約束した、あの桜並木。 どの樹木も葉はぜんぶ落ちてしまっていて、まして 花など残っているはずもない。 それでも力強い幹が暗闇に凛と浮ぶその風貌には、一種の 威厳のようなものが感じられた。 950 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/11/08(土) 14 46 48.19 ID yztOtQAO 彼女が密かにこの街に帰っていたとしたら…と、俺は想像する。 この桜並木を、見に来ただろうか。 …きっと、見ただろう。 そこに花がないことなど気にもとめず、彼女は 心にいつかの風景を描き出し、この景色と照らしたに違いない。 思えば桜など、一度も見たことが無かった。 半年前こうして木を目の前にした時でさえ、 俺は決してこの力強い幹を捉えていなかった。 なのに今は彼女のことを思うだけで、 こんなにも胸がつまる。 直ぐこの場で頭を抱えて、崩れ落ちてしまいそうになる。 951 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/11/08(土) 14 52 42.24 ID yztOtQAO 長い時間が経過した。 俺は暗闇のなかに呆然と立ち尽くしていた。 彼女の愛した風景から、目をそらすことができなかった。 …しかしこのまま懐かしさに見惚れ続けていることはできない。 この続きを、次は二人で見出さなければ―― そんな思いで、ようやくその場所に背を向けることができる。 それでも歩き出すのに、少しの時間を要する。 952 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/11/08(土) 14 53 08.60 ID yztOtQAO やがて俺はさびれたアパートにたどり着く。 その階段を、ゆっくりと上ってゆく。 足がよろめき、何度も踏み外しそうになる。その度に注意深く 手すりにしがみくようにしなければならない。 部屋の前に立ち、番号を確かめる。 ドアには鍵はかかっていない。 …決死の逃避行も、ただ問題を先送りにしたに過ぎなかった。 本当に守ろうとしたものは、いつしか 手の届く距離にさえ遠ざかって、今はもう見えない。 953 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/11/08(土) 14 53 53.01 ID yztOtQAO …本当は、ずっと前からわかっていた。 俺がどうこうできる段階なんてものは、とうに過ぎてしまった。 気づいた時、事態はもう誰にも止められないところまで迫って 彼女の存在を侵していた。 間に合わなかった…そんな考えから、目を背け続けた。 ミクを、守りたかった。 …守れると、自分で信じ込んでいたかった。 954 名前: SS@ミク 投稿日: 2008/11/08(土) 14 54 21.61 ID yztOtQAO どこかで向き合わなければならなかったのだ。 …本当は、もっと早く。 それにはきっと一人であることが必要で、孤独がつきまとう。 でも、彼女の結末を受け止めなければ。 俺は一つ息をついて、ドアに手をかける。 そこから先は、もう考えない。 停止した時間が動き始める。 扉が、開く。 そこには、長い間俺の捜し求めていたものがあった。 178 名前: SS@ミク 投稿日: 2009/04/04(土) 20 45 53.43 ID lVL2Cf20 明かりを点けるとそこには、見慣れた部屋模様があった。 しかし、部屋は片付いていた。 あの日、急ぎのあまり散らかしたままだったはずの俺の所有物は すべてあるべきところに収められていた。 そんな男の一人暮らしらしからぬ部屋の様相には、見覚えがある。 それは遠い昔のようで、しかしごく最近のようでもある、不思議な懐かしさだ。 179 名前: SS@ミク 投稿日: 2009/04/04(土) 20 46 35.23 ID lVL2Cf20 部屋の空気は、外にいても変わらないくらい冷たかった。 しかしそれとは別の温かさというものを、俺は久しぶりに感じた気がした。 きちんと畳んでタンスに仕舞われた衣類も、テーブルのコップに生けられた野花も。 ここにあるすべてから彼女の気配が感じられた。 …しかし、ここにミクはいなかった。 引越しの支度を終えたあとの部屋のような、独特の生活感の無さが やたらともの寂しかった。 180 名前: SS@ミク 投稿日: 2009/04/04(土) 20 49 42.69 ID lVL2Cf20 まず間違いなく、彼女はここへ来ている。だが今はいない。 その事実が不可解で、悲しかった。 受け入れられなくて、もう一度部屋を見渡した。 そして、見つけた。 テーブルの上に置かれた、白いメモ翌用紙を。 181 名前: SS@ミク 投稿日: 2009/04/04(土) 20 51 03.13 ID lVL2Cf20 俺の真向かい、いつも彼女が座っていた場所。 そこに一瞬だけミクの姿が浮かんで、すぐに消えた。 腰掛け、紙を手に取る。…確かにミクの字だ。 目の前にあるコップの花は、まだ枯れてない。 ということは、彼女がここを出たのはごく最近ということだ。 また、ミクにあえる。 再会の予感を感じながら、俺は手紙に視線をおとした。 そして、その長い手紙を読み始める。 ゆっくりと、その一つ一つからミクの思いを読み取るように。 188 名前: SS@ミク 投稿日: 2009/04/07(火) 01 37 34.42 ID xSz1uWA0 わたしが自分は他と違うと気づきはじめたのは、いつからでしょうか。 それでも時が経てば、そんな矛盾も、ひとりの寂しさも、犯してきた許されない罪でさえ、 すっと閉じ込めて、いつしか忘れてしまうものだと思ってました。 わたしという存在の全てが、所詮はそれを受け入れるためだけのものだったと、割り切る ことができました。 でもあの日、お兄さんに会ってしまって…お兄さんも先輩さんもあまりに優しくするも のだから、わたしはきっともう自分の気持ちを知らんぷりすることなんてできなくなっ たんです。 「わたしは幼女じゃありません。でも人間でもないんです。」 …ずっと、そう言いたかった。知ってほしかったよ。 それだけじゃありません。あろうことか、わたしはそれを誰かに認めてほしかった。 「それでも大丈夫」と、許してもらいたかったのです。 だからはじめて会ったあの日…おぼえてる? カレーを食べさせてくれて、服もくれて、 「よろしく」って言ってくれて。 きっとあのとき、わたしは命以外のいろいろなものまで救われたんです。 その時の気持ちを忘れることなんてできません。うれしかった。本当に嬉しかったから。 189 名前: SS@ミク 投稿日: 2009/04/07(火) 01 38 53.08 ID xSz1uWA0 …ただ幸せであればあるだけ、同じように私は怖かった。だってそうでしょう? きっとあの時、私は間違いなく世界のどんな幼女より幸せだった。それは本当は、私にかわ って殺されたあの子のものだったのに。 私が、奪った。 わたしそれが申し訳なくて…どうすればいいのかわからなかった。それがため、時には お兄さんに辛く当たりました。…最悪だよね。ごめんね。ごめんなさい。 こんなふうに、周りを不幸にさせながらも生きている自分が嫌いでした。だから二人で家を 出てから、色々な街へ行って、その間ずっと私は考えていました。 そして、とうとうみつけたのです。お兄さんに迷惑かけるばかりでどうしようもなかった私 にたったひとつ残された、お兄さんを楽にできる方法。 すべてをまるではじめから何も無かったみたいに、もとにもどす方法。 私は、もういなくなります。 190 名前: SS@ミク 投稿日: 2009/04/07(火) 01 40 18.12 ID xSz1uWA0 考えたんだけど、それが一番いいんです。私が企業の手に渡れば、きっと私みたいな幼女が たくさん作られますよね。それはだめです。たぶん不幸な子を増やすだけ。 私はまず、誰にもわからない場所へ行きます。そこで静かに、誰にも知られないように生存 装置を壊します。大丈夫。簡単だよ。それはきっとほんの一瞬のこと。 だから死そのものへの苦しみはありません。痛みもありません。怖いのは…少しあるけど。 でもお兄さんがどうしようもなく優しいのを、私は知ってるから。 私がしようとしてることを知ったら、きっと何としてでも止めに来てくれるよね。 それは本当にうれしいことなんだけど…でも、そうなるとやっぱりすこし、困ります。 何よりもういちどお兄さんの顔を見てしまったら、私だって決心を保てる自信ないから。 だから、面と向かってさよならできませんでした。ごめんね。 191 名前: SS@ミク 投稿日: 2009/04/07(火) 01 44 37.82 ID xSz1uWA0 お兄さんがこの手紙を読んでいる頃、もう私は全てを終えたあとだと思っていいです。 断言できます。もうその世界に、私はいません。 それは私の中の、お兄さんを想う気持ちが揺るがないのと同じだけ、絶対なのです。 …私の言いたいこと、ちゃんと伝わってるかな?少し自信ないです。 私の中で死ぬのが怖い気持ちより、お兄さんを好きな気持ちのほうが強いから、この計画を 失敗することはないといえるの。 …ねえお兄さん。やっぱりこの罪を償うにはこうするしかなかったんだよ。 最初から、決まってた。ただいくつか偶然がかさなって、わたしはそれに一番ふさわしい時 期をえらぶことができたの。この時がくるのを、ずっと待ってた。 だから、大丈夫だよ。わたしもお兄さんもきっと大丈夫。 きっとここからすべてのことが、良い方へ動き出すから。そんな気がするよ。 PS 最後に、ここへきてから歌をうたいました。 いつもわたしが使ってたカセットレコーダー。机の上においておきます。 きいてね。 192 名前: SS@ミク 投稿日: 2009/04/07(火) 01 46 27.46 ID xSz1uWA0 何度も何度も、俺はその手紙を読みかえした。 手紙のすぐ横に、いつも彼女がつかっていたウォークマンがあった。 中には一本のテープが入っていた。 彼女はこの家にきてから、一人でこの歌をうたい、カセットにおさめた。 イヤホンをつけ、再生する。 それは俺がはじめてきいた彼女のうたでもあり、彼女の最期のうたでもあった。 声だけで一切の伴奏の欠落したその音の並びは、どこまでも優しく、どこまでも透明に 俺の中に響き続けた。 それはおおよそ、これから死に向かうものの歌声ではなかった。 本当にうれしそうに、気持ちよさそうに、彼女はうたっていた。 でももう、この世界のどこにも彼女はいないのだ。 消えてしまったのだ。 193 名前: SS@ミク 投稿日: 2009/04/07(火) 02 45 22.47 ID xSz1uWA0 一年前 ソファはお世辞にも十分な広さとはいえない。 ということは、必然的に俺はこの可憐な美少女を抱き寄せる形になる。 Tシャツ一枚でシャンプーの香りをまとった、この美少女を。 密かに自制心を案ずる俺とは裏腹に、なぜか機嫌のいい少女だった。 「こういうの、ちょっとドキドキするよね」 「そりゃ、まあねえ…」 「ねえ、せっかくだからキスの一つもしときますか」 「ぶっ!」 いきなり何つった、こいつ。からかってる…だけだよな? などと考えてる間に目の前の美少女は目をつむり、形の良い唇をつんと突き出している。 一瞬迷ったが、苦渋の決断でその眉間にチョップ(強め)を打ち込んでやった。 思いがけず良い音がした。 194 名前: SS@ミク 投稿日: 2009/04/07(火) 02 46 09.23 ID xSz1uWA0 「いたい…」 「いきなり何を言うのかね、この子は」 「むぅ、ちょっと悪ノリしただけなのに。冗談だよ」 そう言いながら、少し涙を浮かばせつつデコをさする少女。 冗談…ね。危ないところだった。一瞬の決断を誤らなかった自分をほめてやりたい。 その後互いに目を瞑り沈黙を喫したのだが、正直眠れるわけねーだろ。 こいつはもう眠ったのか、疲れていたようだしなあ…などと考えていたら、 不意に眠っているはずの少女がごそごそと起き上がる気配がした。 目を瞑っていてわからなかったのだが、俺の口に何かとてつもなくやわらかいものが 一瞬、触れた。 触れると同時に、 「…ありがと」 という優しく消えてしまいそうな声を聞いた気がした。 それで少女は気が済んだのか、ごそごそと元の位置にもどっていった。 …このやろう、冗談じゃないじゃねーか。 195 名前: SS@ミク 投稿日: 2009/04/07(火) 02 47 19.03 ID xSz1uWA0 その後すぐ、どうやら今度は本当に寝てしまったようで、 すやすやと気持ち良さそうな寝息をたてはじめた。 一方俺はというと、いよいよ完全に目が冴えてしまった。 とても眠れるなどという状態じゃない。 体を起こして少女に目をやると、天使のような寝顔を浮かべている。 …こいつは人の苦労も知らないで。 毛布をちゃんとかけてやって、手を頭に伸ばすと、一瞬身体をすくませた。 しかし撫で続けていると少女の寝顔はすぐに安らかさをとりもどしていった。 …今までのこいつの世界が辛かったのなら、夢の中だけでも幸せになってくれたら良い。 しかしそんな思いとは裏腹に、そのとき少女が蚊の鳴くような小さな声で 「ごめんなさい」 と呟いた。 声は、震えていた。 俺はそのまま眠くなるまで、ずっとずっと髪を撫でていた。 なにもかもが懐かしい、とりもどせない日々だった。 もう一度あの日に帰れたなら、少女のもとで一緒に眠り、 もう二度と目を覚まさなければ良いのにと思った。 371 名前: SS@ミク 投稿日: 2010/01/31(日) 17 47 12.60 ID wGk2JgAO ただ時間だけが流れた。 ずいぶん経ったようで、実はそうでもないのかもしれない。 …いや、そんなことはそもそも、もう重要では無いのだ。 今さらそんなことを考えたところで、何になるというのだろう。 どうしたって、もう彼女はいないのに。 俺は思考を停止させたまま、空白の時間をやり過ごすだけだった。 これほど残酷な時間を、俺は今まで知らなかった。 辛くて、寒くて、孤独な活動だった。 372 名前: SS@ミク 投稿日: 2010/01/31(日) 17 47 55.50 ID wGk2JgAO ――いつしかこの部屋に、俺以外の『誰か』の気配が加わっている。 俺は半ば夢の中にいるような心地で、しかしそれに気づく。 その誰かが台所で、何かの作業をはじめる。かつて俺が一番多く彼女の後ろ姿を見つけたであろう場所。 だが、それが彼女でないことを俺は知っている。 ならこの現実に、どんな意味があるというのだろう。 やがてその人物は俺に近づく。 コトリと乾いた音を立てて、皿が置かれる。 「…なにか食べないと、体に悪いから」 その声も今や雑音として靄がかって、うまく聞きとれない。 ちょうどテレビの砂嵐のように。 もはやそれらの音に、意味はなかった。 俺の中にはこの世界でまだ唯一意味のある音が、ずっと流れていた。 稚拙で、おぼつかなくて…それでも優しくて、あたたかい音色。 ほかのどんな音も、その音色の前では雑音でしかなかった。 373 名前: SS@ミク 投稿日: 2010/01/31(日) 17 48 39.74 ID wGk2JgAO ――不意に温かくて柔らかなものに抱きしめられた。 その感触さえ、もはや夢をみているように心許なく、現実味がなかった。 …先輩は、泣いているようだった。 彼女は声も上げず、ただぱらぱらと涙を流した。 ああ、彼女は俺たちが出ていってから 毎日この部屋を訪れたのだろうか。 そして今この気丈な人は、嘘のように弱々しく自分にすがりつき、泣いている。 だがその現実も、もう俺には届かない。 俺は―――― 374 名前: SS@ミク 投稿日: 2010/01/31(日) 17 49 07.27 ID wGk2JgAO 『あいつに、何をしてやれた?』 喉から吐き出された声は、他人のようだ。 「何もしてない」 「…そんなこと」 「家事ばかり押しつけて…話をしたって、いつも俺ばかり。学校やバイトの愚痴ばかり喋って… あげくの果てに、家を出て、連れ出して」 「……」 「やさしい言葉も、あまりかけてやれなかった」 「あぁ…俺まだ、『ありがとう』って言ってない」 いくら言っても足りないくらい、救われていたのに。 「『ごめんな』も」 数えきれないほどの、情けない姿を見せた。悲しませることを、した。 「『好きだ』も」 あいつはいつも自分が人に嫌われていると悲観し、決めつけていた。 それゆえいつも、不安定だった。 「ちゃんと言えばよかった」 ちゃんと示せばよかった。 お前は誰にも嫌われていないんだと、だから幸せになれば良いんだと―― そう、言いたかった。 375 名前: SS@ミク 投稿日: 2010/01/31(日) 17 51 52.17 ID wGk2JgAO どれだけ取り戻せない日々を求めても。 どれだけ多くの後悔を数えても。 救いなど、降ってくるはずはなかった。 そんなこと、知っていた。 「お願いです。一人にしてください」 俺は顔も見ずに嘆願する。 「…空っぽで辛いんです。これ以上、俺を見ないでください」 俺は遠くに、ドアの閉じる音をきく。 さみしくはならなかった。 むしろ、ずっとさみしかった。 ――を、失ってから。 「ミク…」 376 名前: SS@ミク 投稿日: 2010/01/31(日) 17 52 11.77 ID wGk2JgAO 口に出したその名に、行き場はもうない。 ただ空しく、部屋の暗闇に吸い込まれていった。 彼女と出会い、一緒に暮らしてから。 わずかな間に、俺はあまりにその名前を呼び慣れすぎた。 はじめて呼んだとき、「きれいな名」と。「私、好きだな」と――。そう言った。 たしかに俺にとって一番特別だったその呼び名は、今はもう 苦しいばかりの懐かしさと哀惜に浸されて、とりもどせない。 彼女にまつわる全てのものの意味が、こうして死んでゆく。 それが、哀しかった。 だから俺は、まだ損なわれていない彼女の面影を追い求めた。 部屋には、一切の雑音がなくなった。 俺は静かに、自らの中を流れる歌声に身を委ねた。 377 名前: SS@ミク 投稿日: 2010/01/31(日) 17 52 32.33 ID wGk2JgAO それから何時間経ったのだろう。いや、何日かもしれない。 あれから先輩を何度も見た気もするし、あの一回きりだったような気もする。 いや、もしかしたら最初のそれすら幻だったのだろうか。 時間の感覚は、とうに失っていた。 一人の時間はもう苦痛にも、慰めにもならなかった。 それはただ連続するものとして、俺を通過してゆくだけだった。 そこには何の意味も、意志も、表情も含まれてない。 そんな時間を、俺はミクの残したテープを聞くことでやりすごした。 曲が終われば、またはじめから―――その声が、決して終わってしまうことの無いように。 そうすればいつまでもミクが寄り添い、語り続けてくれる気がしたから。 優しく透明な、あの声で。 少し照れながら、「大丈夫だからね、お兄さん」と。「ほら私は、ちゃんとここにいるでしょ?」と。 偽っていることなら知っていた。 しかし俺には、もう何も残されていないのだ。 そんな空虚な時間が、この先も永遠に続いてゆくように思われた。 しかしその日俺は、夢を見た 378 名前: SS@ミク 投稿日: 2010/01/31(日) 17 55 34.17 ID wGk2JgAO 夢の中で、俺は何も無い空間に立っていた。 それは一人の人間には広すぎる空間のように思えた。 景色はどこまでも、途方もなく真っ白で ぞっとするほどだった。 しかし、今はもう暗闇を覗き込むような恐怖は感じない。 沈黙も、あの部屋にいたときのように もう俺を脅かすことは無い。 目の前にミクがいるからだ。 彼女はいつもの人なつっこい笑顔で、俺を見た。 少し照れるような、はにかむような笑顔。 何よりも、俺が一番見たかった笑顔。 誰がなんと言おうと、俺は幸せだった。 379 名前: SS@ミク 投稿日: 2010/01/31(日) 17 56 11.57 ID wGk2JgAO 一瞬何が起こったのかわからなかった。 彼女の体が、突然白い光を発したのだ。 その光はまるで雪のよいに小さな粒となり 一つ一つ、彼女から離れると 解き放たれたように遠い空に昇っていった。 それにつれて彼女の姿は少しずつ滲み、うすれてゆく。 「待ってくれ」と叫ぼうとしても声が出ない。 俺の知っているイメージでは、この後彼女は泣いてしまう。 やっと取り戻したもう二度と失いたくない笑顔を、また俺は失ってしまう。 それはほとんど、絶望と言ってよかった。 ――しかし、ミクは―― 自分の体に生じた変化を認めると、ちょっとだけ残念そうな表情を見せ。 そして、こっちへ向きなおす。 そのとき、柔らかな彼女の黒髪が 白い空間にふわりと広がる。 彼女は―――― ただ幸せそうに笑って、少し手をふった。 穏やかな表情に、ほんの少しのさみしさを秘めて。 380 名前: SS@ミク 投稿日: 2010/01/31(日) 17 57 13.05 ID wGk2JgAO ――目がさめたとき、俺は泣いている。 泣きながら、耳に彼女の囁きを聞く。 「…お兄さん、きこえてる? えっと…本当は歌だけで、もう行くつもりだったんだけど。 でも、もしお兄さんが、本当に苦しんでしまった時のことを考えて。 テープの最後に今、こんなものを録ってます。 だから気づかないでお兄さんが立ち直ってくれたら、それはそれでいいの――なんて…ふふ、 少し傲慢ですか? あのねお兄さん。 私ね 今まで本当に楽しかったし、嬉しかったし、幸せだったの。 一緒にいたのは、本当にちょっとの時間だったかもしれない。 でもね、その間私、本当に一秒も休まず恋しいと想い続けてきたんだよ。 もったいないと思うくらい、幸せを受け止めてきたんだ。 だから…ね、私の声、聞こえる? ちっとも怖くないし、悲しくもないんだ。 うれしい…というのは、ちょっと違う気がするけど。 なんていうか、今はね。 切なくて、愛しいよ。 だからお兄さん。苦しまないでください。 私は、哀しんでないです。 こんなに素敵な人と一緒にいられて、なんて私は幸せだったんだろうと思います。 381 名前: SS@ミク 投稿日: 2010/01/31(日) 18 00 33.57 ID wGk2JgAO だから―――― ありがとう。お兄さん。 優しくしてくれて、ありがとう。 人間と呼んでくれて。 人間にしてくれて、ありがとう。 人間を好きにさせてくれて、ありがとう。 ゆるしてくれて、ありがとう。 哀しんでくれて、ありがとう。 ありがとう ありがとう ありがとう。 お兄さん、さようなら。 …体に、気をつけてね。 大好き――――」 ――― ―― ― 382 名前: SS@ミク 投稿日: 2010/01/31(日) 18 01 35.69 ID wGk2JgAO 俺はゆっくり、目をあける。 これで、動きだせると思った。 もう充分長い間、この場所にはとどまったのだから。 最後にミクが、助けてくれた。 たしかに夢を見る前後で、この世界に実質的な変化は無いかもしれない。 だが、今までずっと追い求め、見出せないでいたミクの面影を今 なぜか、ふっとつかんだ気がした。 さがしていたこたえが、やっと手の中に収まった気がした。 383 名前: SS@ミク 投稿日: 2010/01/31(日) 18 02 21.69 ID wGk2JgAO 信じられないくらい低い確率で世界で唯一の自我をもつ幼女として生まれ、 人からみれば、彼女は薄幸であったかもしれない。 しかしそれにもかかわらず、ミクは自らの一生を幸せと振り返った。 先輩と、そして、俺と出会えて。 本当に幸せだったんだと―――たしかに、そう記した。 …では、俺は? 俺もまた彼女に出会えて、まちがいなく幸せだったといえる。 彼女にまつわるすべてが、いつか立ち止まり、ふりかえれば そっと笑えるような、優しい思い出になるのだろう。 だからミクは、笑った。 …それだけで、充分な気がした。 384 名前: SS@ミク 投稿日: 2010/01/31(日) 18 03 18.74 ID wGk2JgAO 窓の外を見ると、もう朝だった。 俺は立ち上がる。 長い間そこにいたせいで、身体は石のように固く、冷たくなっている。 それでも、俺が笑顔を見せなければならない人がいる。 夢の中で彼女が俺にしたように、もう大丈夫と 声をかけるべき人が。 コートをつかみ、簡単に身支度をする。 ミクが最後に残してくれたウォークマンは少し迷って、しかし やはりテーブルの上に置いたままにしておく。 ドアに手をかける。 そのとき、自分にしかきこえないような声で 本当にささやかな決意をする。 …進もう。君のいない道を。 ノブをまわし、ゆっくりと引く。 外はまばらに雪が降っていて、昨日の夢を彷彿させる。 そこにはたしかにミクの面影があった。 http //m.youtube.com/watch?v=o16WAm4HqZE fulldescription=1 hl=ja gl=JP warned=True client=mv-google うたう幼女 完
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262 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/03/06(木) 02 19 26.34 ID 0X0Jop20 俺と野良幼女 友「おぉ、男!俺昨日幼女飼ったんだぜ!こ~れが可愛いのなんのwwwwwwwwww」 男「……へぇ、そうなのか」 女「友くん、幼女飼ったんだ!今度見せてよ!」 男(……飼う、か?幼女は…) 男「俺達と同じ、人間の…筈なのにな…」 友「まーだ、んな事言ってんのかお前はぁ!」 男「だってよ、俺達と同じ容姿なんだぜ?ちゃんと言葉も通じるんだ。だから…」 友「はいはい、わーったよ!もうお前の説教はうんざりだ!女、今度幼女連れて公園行こうぜ!」 女「・・・あ、うん!」 男「チッ… 俺、帰るわ。気分悪い」 友「またサボりかぁ?程々にしとけよ?進級出来なくなるぞ!」 男「へいへい、じゃあな」 女(・・・・・・) …よく考えれば、これは運命・・・だったのかも知れない。 俺がサボらなかったら、…この出会いは無かったのかも知れない…。 333 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/03/07(金) 00 26 53.34 ID atolxKQ0 …今まとめ見たらタイトル微妙に被ってましたorz 野良幼女の方、すいません 題名を変えるべきなのであれば言って下さい。 駄作ですが読んでくれると嬉しいです。 男と野良幼女 校門を抜け、いつもの通り、いつもの道を歩く。 ただ淡々と、帰路を歩く。 …何もかもが普通で、何もない日がただ毎日続くと思っていた。 『きゃああああああああっ!』 この声を、聞くまでは。 男「…!」 声がする方へ全力で走る。 そして、声の主はある路地裏に居た。 幼女「…やっ、ぃやぁ…!誰かぁっ…!」 DQN1「めっちゃ可愛い奴だな、こいつwwwwwwwwww」 DQN2「おい、ちゃんと抑えてろ!やりづれぇだろうが!」 男「…っ!テメェらぁっ!」 幼女「!」 DQN1「…何だこいつ?この幼女の飼い主か?」 DQN2「違うだろ?こいつ、首輪してねぇし」 男「今すぐ、そいつから離れろ…!」 DQN1「はぁwwwwwwwwww?頭大丈夫かおまふっ」ドゴッ 男「邪魔だ、どいてろ」 DQN2「へ?え?DQN1?あれ?」 男「もう一度言う、そいつから離れろ」 DQN2「ふぇ?ひ、ひゃい!DQN1、逃げるぞ!」 DQN1「ふ…ふへへ…」 DQN2「目ぇ覚ませ!行くぞ!」 335 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/03/07(金) 00 55 36.06 ID atolxKQ0 半角カナ打てないので全角で勘弁orz あと投下遅れるのもスマソ 男「……大丈夫か?」 幼女「…」コク 男「そっか、良かった… 待ってろ、今コンビニで何か買ってきてやる」 幼女(・・・・何で・・) 男「ほら、買ってきたぞ、何が食べたいかわからんし適当に買って来たぞ」 幼女「……………何で」 男「ん?」 幼女「何で助けたんだ?私はお前と何も関係ないのに!何でお前は私なんかを助けたんだ!!」 男「………っ」 幼女「私のような幼女を、何で…助けたんだ…」 男「…助けることに理由が要るのか?関係が要るのか?」 幼女「…」 男「敢えて言うなら、理由はお前が助けを求めていたから。」 幼女「…っ!」 男「確かに、関係は無い。だが、お前が助けを求めたから助けた、それだけだ」 幼女「…」 男「…いいから、何か食えよ。何でもいいからさ」 幼女「…っ」グス 336 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/03/07(金) 01 09 50.66 ID atolxKQ0 男「はぁ、食った」 幼女「…」 男「…」 幼女「…ありがとう」 男「ぁ…ど、どういたしまして」 幼女「…それじゃ」 男「あ、ちょっと待て」 幼女「何?」 男「お前、家に来ないか?」 幼女「…え?」 男「またあんな奴らに捕まりたくないだろ?」 幼女「私のような汚いものを家に住ませたら、両親に失礼じゃないか?」 男「なに、洗えばいいことだろ?それに、俺は一人暮らしだしな!どうだ、来ないか?」 幼女「…本当にいいの?」 男「お前が嫌じゃないなら、いつでもいいぞ?」 幼女「……980円」 男「ん?」 幼女「980円で…飼われてやる」 男「……俺は、お前を『飼う』つもりはない。一緒に『住みたい』んだ」 幼女「…ぇ?」 男「ほら、980円」 幼女「……」 339 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/03/07(金) 01 28 40.59 ID atolxKQ0 男「…ほら、行こうぜ」 幼女「………お金、返すよ」 男「…え?」 幼女「…し、仕方無いから、ついてく…」 男「ん、そうかそうか!やっとわかってくれたか!」 幼女「ただし、変な事はするな。したら私はすぐに出ていく」 男「しねーよ」 幼女「(そ、即答!)そ、そうか?」 男「ほら、さっさと行くぞ!」ガバッ 幼女「ちょ、だ、だっこしてくれなんて…っ!」 男「モタモタしてるからだろ…」 幼女「あ、ぁぅぅ…///」 男「ほら、家着いたぞ」 幼女「ぁ、わ、わかったからもう降ろして…」 男「へいへい」 幼女「意外と清潔なんだな…」 男「そうか…?あ、そうだ!あとで風呂な!洗ってやるよ!」 幼女「え、自分で出来る、そ、そのぐらい」 男「ダメだ!今日は一緒に入るぞ!」 408 名前: SS@俺野良 投稿日: 2008/03/08(土) 02 56 56.28 ID KehP.C.0 とりあえずコテはこれで。 男「あ、そうだ… お前、名前何ていうんだ?」 幼女「…名前?」 男「名前。」 幼女「………名前は…ない…」 男「…そう、か… じゃあまずはそこから決めようぜ?」 幼女「…うん」 男「そうだ、『薔薇』なんかどうだ?よく言うだろ、『綺麗な薔薇にはトゲがある』ってさ」 幼女「なっ…そ、それは私がかわい……じゃなくて何か悪い点があるというのか?」 男「あぁ、可愛いのに口が悪い」 幼女「…却下だ」 男「……バッチリじゃないか…?」 幼女「はい、次いってみましょうか」 男「……………」 この子に合う名前か… 長い黒髪、澄んだ瞳、赤い唇… 男「…あ゛~思いつかねぇ……」 幼女(・・・・・・) 幼女「……じゃあ、『薔薇』でいい」 男「ん?あ、そうか!気に入ってくれたのか!んじゃ、よろしくな、薔薇!」 薔薇「…あぁ、よろしく。ところでお前の名前を…まだ聞いていないんだが…」 男「あぁ、すまん… 俺は男って言うんだ」 薔薇「男、か… ふふ、よろしく、男。」 409 名前: SS@俺野良 投稿日: 2008/03/08(土) 03 16 56.20 ID KehP.C.0 男「さて、自己紹介も済んだし、…何をするか」 薔薇「…」 男「…よし、まずは風呂だな、洗ってやるよ」 薔薇「…ぇ、あ、いや…」 男「遠慮すんなって!その服もボロボロだな、何か代わり探してくるわ!」 薔薇「あ……ぅ…」 男「ほい、ちょっと大きいけどYシャツあったから風呂上がったらそれ着てくれ」 薔薇「…や、やっぱり一人で入る、は、恥ずかしいし…」 男「…ん、そうか……まぁ…無理にとは、言わねぇよ…」 薔薇(…な、何か悪いことしたみたいじゃないか…)「わ、わかったよ、一緒に…入ろう…?」 男「よし、そうか!じゃあ早速入るぞー!」 薔薇「……立ち直り早いなぁ…」 411 名前: SS@俺野良 投稿日: 2008/03/08(土) 03 43 01.64 ID KehP.C.0 男「んじゃ、先入ってるからな!」ガラガラ 薔薇「う、うん…」 薔薇(うぅ…どうしよう… すごい恥ずかしい…///) 男「おーい、まだかぁ?」 薔薇「ぃ、今行く!」 薔薇(な、何でこんなに恥ずかしいんだ… 恥ずかしくない、恥ずかしくない、恥ずかしくないっ!) ガラガラ 男「お、やっと来…た、か?」 男(…お、おおおお俺は何て事を!?そうだ、薔薇は女じゃないか!バカだ…俺バカだ…) 薔薇「あぅぅぅ…////」 男「ぁ、あー…そ、そうだなまずは湯船に浸かろうか」 薔薇「は、ひゃぃ…」 男「…」 薔薇「…」 男「さ、さぁ体洗ってやるから、で、出て来いよ」 薔薇「うん…」 男(平常心、平常心…)わしゃわしゃ 薔薇(な、何だ、別に何かするって訳じゃないんだな…)わしゃわしゃ 男「はい、後ろ終わったから、ま、前向いて…」 薔薇「うん」 男(洗ってやるって、綺麗にしてやるって言ったからな… 気にしてる場合じゃない) わしゃわしゃ 薔薇「ひゃぅっ!そ、そこは…」 男「うぉぁっ!す、すまん!」 薔薇「ぁ、だ、大丈夫だっ!///」 男「そ、そっか… よし、お、終わったぞ…」 男(つ、疲れた…) 443 名前:SS@俺野良[] 投稿日:2008/03/08(土) 18 01 02.73 ID KehP.C.0 男「…」わしゃわしゃ 薔薇「…」 …薔薇の頭も体も洗い終わったわけで… そしてとてつもなく話しづらいわけで… 男(話題…、話題を考えよう!そう、あの事とか!)「な、なぁ薔薇」 薔薇「ぇ?な、何だ?」 男「そういえばあの時…何で980円だったんだ?」 薔薇「…ぁ、えーと…こ、コンビニのレシートの代金が…980円だったから…だ」 男「…そ、そうか!そうなのか!」 薔薇「…」 男「…」(…会話……) 薔薇「……私も幾つか質問があるんだが……いい、かな?」 男「…ん?な、何だ?」 薔薇「…男は、何の仕事をしてる人なんだ?」 男「…あ、あぁ、俺まだ学生なんだよ…」 薔薇「そうか、じゃあもう一つ… 一人暮らし、と言っていたな… 両親は元気か?」 男「…」 薔薇「………ぁ、いや、答えたくないならいいんだ。ただ…どんな人なのかな…って」 男「……死んだよ」 薔薇「思って…?…ぇ、ぁ………」 444 名前:SS@俺野良[] 投稿日:2008/03/08(土) 18 23 39.44 ID KehP.C.0 男「…元々、この家は家族で住んでいた物なんだ…」 男「でも、二年前…家族は俺を含めて四人だったんだが…みんな、事故で死んじまったんだ…父さんも、母さんも、…姉ちゃんも」 薔薇「ぁ…ぅ……」 男「みんなで…海に出かけたんだ…車に、乗ってさ。いつまでも楽しい日が続くと思ってたんだ。」 男「…そしたら信号無視したトラックが、横から突っ込んできて……死んだんだ…」 薔薇「…」 男「……俺さ、目の前の光景見て、驚愕したよ… …みんな、みんなグチャグチャで…ふと気づいたら、姉ちゃんさ、俺を抱えて…死んでたんだ…」 男「…もう、何が何だかわかんなくってさ、何で俺だけ生きてるんだって思ってさ」 薔薇「もぅ、…もぅいいよ…」 男「…ぁ、ごめんな、薔薇…」 薔薇「…私、もう上がるから…」 男「……あぁ…」 ガラガラ… 薔薇「…ぅ」グス… 男(…久しぶりに思い出して、嫌な事喋っちまったかな……) 男「…ふぇっくし!ぁー早く洗っちまおう…」 445 名前:SS@俺野良[] 投稿日:2008/03/08(土) 18 53 27.53 ID KehP.C.0 男(薔薇には悪いことしたかな… そういえば何で俺は薔薇にこんな事を話して…?) 薔薇「………」 ガラガラ 薔薇「!」 男「…ふぅ、いい湯だった…へっくし!薔薇、もう少しで夕飯作るからな…」 薔薇「ぁ、うん…私も、手伝う」 男「…そっか、ありがとな!」 薔薇「……さ、さっきの、ごめん…」 男「ん、心配してくれたんだろ?気にすんなよ!」わしわし←頭撫でる音 薔薇「ぁ、ぁぅぅ…///あ、ありがと…」 男「…にしても…」 男(…風呂上がり…か、可愛いな…Yシャツぶかぶかっていうのも…良いなぁ…) 薔薇「…どうかした?」 男「はっ!あ、いやいや!何でもないのです!///」 薔薇「そ、そうか?じゃあ早く夕ご飯作ろう!」 男「お、おう!」 男「何か食べたい物はあるか?」 薔薇「ん~…じゃぁ、カレーライス!」 男「よし、わかった!材料用意するからちょっと待っててくれ」 薔薇「全部手伝う!」 男「ぁ、そうか?なら、人参とジャガイモを探して剥いておいてくれ。俺は玉ねぎと肉を用意するから」 薔薇「わかった!」 463 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/03/09(日) 03 08 55.59 ID iMc0yEY0 男(薔薇…妙に張り切ってんなぁ…怪我しないか心配だな…) 薔薇「にんじん…じゃがいも…あ、あった」 薔薇「じゃがいもは洗って…男、皮剥きはあるか?」 男「あ、そこの棚に入ってるぞ」 男(…意外と家事は出来るのか?) 薔薇「…あ、あった」 シャリッシャリッシャリッ 男(……心配は余計なお世話だったか…ちゃんと芽も取ってくれてるみたいだし、な) 薔薇「次はにんじん…男、包丁を…」 男「あ、あぁ…ほら」スラッ 薔薇「………ふふ…何だか変な気分に…?」 男「…危ない事言ってないでさっさとやれ…目が怖ぇ…」 薔薇「…ほら、出来た」 男「ほぇー…上手いもんだな、昔どっかで習ったりしたのか?」 薔薇「……ま、まぁ、そんなとこかな」 男「…よし、次は野菜を切ろう!」 薔薇「終わった」 男「早っ!!」 薔薇「…男は口ばかり動かしてるから…」 男「そ、そうか…もっと頑張らないとな…」 薔薇「…手伝おうか?」 男「…是非頼みます」 464 名前:SS@俺野良[] 投稿日:2008/03/09(日) 03 33 07.19 ID iMc0yEY0 男「さて、そんなこんなで完成したわけで」 薔薇「わ~い」 男(…何かこうやって誰かと一緒に料理したり食べたりするの久しぶりだな…) 薔薇「ん、おいしい!」 男「そうか、良かった…こんなに美味く出来たのも薔薇のおかげだ、ありがとな」 薔薇「…ふぇ!?わ、私はただ味付けに少し工夫を施してみただけだ!///」 男「そのお陰で美味いんだよ…今後朝昼夕の食事を作るのをお願いしたいくらい…」 薔薇「…ぁ………ゎ、私ので良いなら、いつでも作ってあげよう…」 男「…うん、是非お願いします!」 薔薇(…何か上手いこと乗せられた気がするけど…男になら、いいかな…って私は…っ///) 男「ごちそうさまでした」 薔薇「…ごちそうさまでした」 男「さて、食器洗っちまうか…」 薔薇「あ、私も」 男「いや、ここは俺に任せて、薔薇はテレビでも見てくつろいでくれ」 薔薇「ぁー…ぅー…わかった」 男「さて、さっさと洗っちまおう…」 465 名前:SS@俺野良[] 投稿日:2008/03/09(日) 03 58 42.80 ID iMc0yEY0 男「んじゃ、もう何もする事残ってないし…寝るか」 薔薇「ぁ、うん」 男「薔薇、歯ブラシ新しいの残ってたから今日からそれ使ってくれ」 薔薇「わかった」 男「さて、歯も磨いたし、寝るか…」 薔薇「う、うん…」 男「…ぁー、寝る場所…薔薇はベッドで寝てくれ…俺は布団敷いて寝るから…」 薔薇「ぁ…ぁぅ…」 男「さて、と…」 薔薇「ま、待って!」 男「ん?どうした?」 薔薇「……ぃ、一緒に寝ちゃ、ダメ…////?」 男(!………か、可愛い…)「い、いや、別にダメって事は…////」 薔薇「じ、じゃぁ一緒に寝よう…ね?///」 男「わ、わかった…」 男(…ぁー…明日学校なのに眠れない…っ///) 薔薇「すぅ……すぅ…」 男(…寝顔も、可愛い… と、とりあえず寝よう!素数!素数数える!そう、俺素数数える、鎮まれ俺!) 男「ブツブツブツブツ…」 薔薇(…寝たフリして様子を見てたが、やっぱり何もしてこないのか…?何だか残念な気も…って!私はまた…!///) 男「ブツ…ブツ………すぅ…」 薔薇(あ、寝ちゃった、か…) チュ… 薔薇(///…おやすみ、男…) 484 名前:SS@俺野良[] 投稿日:2008/03/09(日) 17 37 39.48 ID iMc0yEY0 朝 男「……ん…」ゆさゆさ 薔薇「…男、起きろ!朝だぞ!」 男「ふぇ…?まだ……6時半じゃないか…」 薔薇「へぇ……私の作った朝ご飯が食べたくないと言うのか…」 男「!!」ガバッ 男「是非食べさせて頂きます!」 薔薇「いいか?これから毎日、六時半には起きること!」 男「はい…うめぇ…」ムシャムシャ 薔薇「ま、まったく…」 男「ごちそうさまでした!」 薔薇「…ごちそうさまでした」 男「薔薇って結構料理作れるんだな…昔何かやってたのか?」 薔薇「………ま、…まぁね……」 男「へぇ~、そうなのか…何やってたんだ?」 薔薇「………ちょっと、家事を色々と…」 男「へぇ…」(……昔何処かで手伝ってたのかな…) 男「んじゃ、学校行ってくるから…薔薇なら留守番くらい大丈夫だろ?」 薔薇「うん、それぐらい大丈夫だ!……ちょっと寂しい…けど…」 男「ん?」 薔薇「はっ!///な、何でもない!ま、任せてくれ!」 男「ほい、んじゃ行ってきます!」 薔薇「…ぃ、いってらっしゃい…」 486 名前:SS@俺野良[] 投稿日:2008/03/09(日) 18 03 18.98 ID iMc0yEY0 学校 男「うぃーす」 友「お、早いな男!」 男「いや、ちょっと早起きさせられてな…」 友「…ふぅ~んwwwwww?ついに彼女でも出来たかwwwwwwwwww?」 男「ばっ…馬鹿言うな!」 女「何なに?何の話?」 友「聞いてくれよwwwwwwwwこいつ、ついに彼女出来たみたいだぜwwwwwwwwwwww」 女「…ぇっ?本当に!?」 男「だーかーら!薔薇はそんなんじゃねぇっての!」 友「…………」 女「……ば、ば…ら?」 男「……な、何だ?」 友「…ほら、やっぱ彼女じゃねぇか…呼び捨てとは…」 男「だから違う!」 女「…変わった名前の人ね…こ、今度紹介してね…」 男「違うって!こういう呼び方は気に入らんが幼女だ幼女!」 友・女「……幼女?」 男「そう!幼女だ!」 友「何だよwwwwwwwwww驚かすなよwwwwwwww」 男(こいつ…うぜぇ…) 女「そ、そっか!へぇ~、男くんも幼女飼っ……じゃなくて!幼女と住んでるんだ!ぇーと…薔薇、ちゃん?」 男「あぁ、昨日の帰り道にな(中略)んで名前を決めたんだ!薔薇って名前が印象にバッチリ合って(中略)で、今に至るわけだ」 488 名前:SS@俺野良[] 投稿日:2008/03/09(日) 18 09 02.07 ID iMc0yEY0 友「へぇ、お前にもそんな一面があったんだなwwwwwwwwww見直したぜwwwwwwwwwwwwww」 男「殴るぞお前…」 女「ねぇ男くん、今日放課後もし暇なら、男くんち行っていい?」 男「薔薇を見にか…別にいいが…」 友「ぁーwwwwwwww俺も俺も」 男「お 前 は 帰 れ」 520 名前:SS@俺野良[] 投稿日:2008/03/09(日) 23 59 26.33 ID iMc0yEY0 女「でも、話聞いてるとちょっと変な部分があるよ?」 男「ん?どんな?」 女「…昔、家事をやってたんだよね?なのに…名前が無かったり…とか」 男「……」 友「確かにな…何で無いなんて言ったんだ?」 男「…人には人の過去があるんだ、知られたくない過去だってあるだろ?」 女「…」 友「…そうだな、お前も昔は大変だったもんな…」 男「…あぁ、お前ら二人が居なかったら、俺はここに居なかったかも知れない…」 女、友。二人は二年前に家族を失った俺を、ずっと支えててくれた、幼稚園からの幼なじみだ。 家族を失い精神的なショックを受けていた俺は不登校になった。 もう自分も死んでしまいたいくらいに沈んでた。 でも、それを二人は助けてくれた。二人は毎日のように家に来て、生気が感じられない俺に、学校の話をしてくれたり。本を読んでくれたり。 いつしか俺は、事故から立ち直ってた。そして事故からずっと無表情だった俺が初めて笑った時、二人は泣いて喜んだ。 男「まぁ、こうしてここに居られるのも二人のおかげだ、ありがとな?」 女「あ……////」 友「な、何だよ、今日のお前ちょっとおかしくないか?急に改まって…」 522 名前:SS@俺野良[gdgdスマソ] 投稿日:2008/03/10(月) 00 32 21.05 ID F0/Mfw20 男「え、そうか?本当に感謝してるんだが…」 友「…やっぱり、例の彼女のおかげか?wwwwwwwwww」 男「彼女じゃねぇって!」 友「はは…いや、お前実際女子からかなり人気あるんだぜ?そろそろ彼女の一人ぐらい…」 男「…そいつらどうせ、親が遺した金目当てだろ?」 友「確かにそんな奴らも居るかもな!でも、そんな奴ばっかじゃないんだぜ?wwwwwwwwwwな、女!」 女「ふぇ!?あ、そ、そうだよ!///」 男「そうなのか…ま、俺にはお前らが居ればいいよ」 女「え…///」グスッ 友「う゛、嬉しい事言っでぐれるじゃねぇがぁぁぁぁ」 男「お、お前ら何泣いてんだよ!」 昼飯 友「男、パン買いに行こうぜ!」 男「だが断る」 友「…何で?」 男「薔薇が弁当作ってくれたんだ!」 女(・・・) 友「………愛妻弁当?wwwwwwww」 男「…いい加減殴るぞ?」 女「美味しそうね…野菜炒め食べてみていい?」 男「あぁ、いいよ」 友「あぁっ、男俺にも」 男「断る」 友「……わかったよぉ…」 男「ほれ、冗談だ!卵焼きやるよ!」 女「お、美味しい…」 友「…ま、マジでうめぇ…」 男「ふん、薔薇は料理上手だからな!」 女(ま、負けたぁ…) 523 名前:SS@俺野良[] 投稿日:2008/03/10(月) 00 57 04.32 ID F0/Mfw20 そんなこんなで放課後 男「さて、女、友!行くぞ!」 女「あ、待ってよー!」 友「え、俺もいいの?wwwwwwwwいいの!?wwwwwwwwwwww」 女「…こうやって男くんの家に行くのって、久しぶりだよね…」 友「そうだなぁ…」 男「そうか?」 自宅 男「ただいま!」 薔薇「ぁ、男!ぉ、おかえり…!?」 女・友「お、お邪魔しまーす」 薔薇「?」 男「あ、二人は友達の女と友って言うんだ」 女「あなたが薔薇ちゃん?よろしくね!」 薔薇「よろしくお願」 友「かぁぁぁぁぁぁぁぁわぁぁぁぁぁぁいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!wwwwwwwwwwwwwwwwww」 薔薇「んなっ!?」ビクッ 男「うるせぇ!帰るか?」 友「……すみません」 男「そうだ、折角来たんだし夕飯食べてかないか?」 女「ぇ、いいの?」 男「薔薇、いいか?」 薔薇「お、男がいいなら…」 男「よし、決まりだ!みんなで食おう!」 友「よっしゃぁぁぁ!」 男「じゃあ薔薇、作ろうぜ!」 薔薇「ぁ、うん!」 551 名前:SS@俺野良[] 投稿日:2008/03/10(月) 22 40 52.68 ID F0/Mfw20 男「ごめんな、薔薇…仕事増やしちゃって…」 薔薇「…いや、私は構わないが?」 男「そ、そっか…」(怒って…ないよな?) 薔薇「じゃあ、何作ろうか?」 男「…ぁー…ハンバーグとか」 薔薇「材料はある?」 男「あぁ、食材ならたっぷりあるからな…んで、ハンバーグはな…」 薔薇(…たっぷりって無くならないのか?もし無くなったら、男と……買い物?///) 男「……き肉は、…どうした、薔薇?」 薔薇「はぅっ!?な、何でもない!さぁ、作っちゃおう!」 男「いや、まだ説明終わってねぇって!待て!」 友「いいなぁ…俺の幼女にも料理教えようかなぁ…」 女(薔薇ちゃん…う、羨ましい…いや、恨めしいッ…!) 夕飯 男「いただきまーす」 女・友・薔薇「いただきまーす」 女「…美味しい…」 男「そうだろ?俺と薔薇の合作だからな!」 友「薔薇ちゃんのおかげだな…」 薔薇「ぇ?」 男「…よし、表へ出ろ」 友「……勘弁して下さい…」 554 名前:SS@俺野良[投下遅くてスマソ…] 投稿日:2008/03/10(月) 23 18 11.06 ID F0/Mfw20 「「「「ごちそうさまでしたー」」」」 薔薇「男、今日は私が食器を洗おう」 男「おう、わかった!ありがとな!」 女「そういえば、まだ薔薇ちゃんの服無いでしょ?」 男「…あぁ、そうだな…今はYシャツ着させてるけど…」 女「じゃあ、明日休みなんだし、薔薇ちゃんの服買ってこよう!」 男「お、それいいな!」 友「あ、俺も行きたいな!行きたいなぁ!」 男「…お前は来るな」 友「えぇ!?な、何でだよ!」 男「お前はやる事無いだろ?」 友「…くっ…くそ…こんなんなら先に服買って来なけりゃよかった…」 薔薇「…何の話?」 男「明日、女と薔薇の服買って来ようかと思ってさ!薔薇も行くよな?」 薔薇「あ…い、行く!」(何だ…二人きりじゃないのか…) 女「決まりね!それじゃ男くん、予定決まったらメール送るから!」 男「おぅ、わかった!」 男「じゃ、またな、女!友!」 薔薇「…またね」 友「ごちそうさまっした!」 女「また明日ね、男くん、薔薇ちゃん!」 男「ふぅ…さて、風呂入るか…」 薔薇「ふぇっ!?」 男「…ぁ、別々がいいか?」 薔薇「ぁ、ぅー…き、今日も一緒に…入りたい…」 男「そ、そっか、わかった!」 556 名前:SS@俺野良[] 投稿日:2008/03/10(月) 23 47 35.05 ID F0/Mfw20 風呂 男「…も、もう自分で洗えるか?」 薔薇「…ぅ、ぅん…////」 男「そ、そっか…」 薔薇「・・・」わしゃわしゃ 男(…しかし、あの友をあそこまで暴走させるとは…薔薇はそこまで可愛いのか…)じー… 薔薇(……み、見られてるっ…///)「な、何見てるんだ…?」 男「え!?あ、いや、えーと…///」 薔薇「…ぁぅ…///」わしゃわしゃわしゃ 男(か、可愛い…って!や、やべ…こんな時に!湯船から…た、立てない!) 薔薇「…わ、私はもう洗い終わったから上がる…」 男「そ、そうか!わかった!」 薔薇「…」ガラ… 男(た、助かった…) 薔薇「ぉ、男!」 男「はぅっ!?な、何でございますか!?」 薔薇「そ、その…せ、背中を流してあげよう…」 男「え、ぇ!?ま、マジすか?」 薔薇「…ほ、本気だ…///」 男(…ど、どうすんの!?どうすんのよ俺!?) 593 名前:SS@俺野良[] 投稿日:2008/03/11(火) 23 03 50.68 ID rdi9nlQ0 薔薇「…」 男「…///」(せ、背中だけだよな!?な、なら…) 薔薇「…どう…したんだ?私じゃ、不満…?」 男「い、いや、嬉しい!すっごい嬉しい!」 薔薇「そ、そうか…///」 男「と、とりあえず…俺が返事するまで、あっち向いててくれないか?」 薔薇「?なんで?」 男「た、頼む…」 薔薇「……わかった」クルッ 男「あ、ありがとな…」ザバ… 薔薇「も、もういい?」 男「あぁ、いいよ」 薔薇「じゃあ、洗う…」 男「おぅ、頼みます!」 わしゃわしゃわしゃ… 男(…はぁ、やっと落ち着いた…)わしゃわしゃ… 薔薇(……男の、背中……ち、ちょっとだけなら…いい、よね…?///) ぴとっ 男「!?な、何してはるんですか!?///」 薔薇「…///」 男(…だ、抱きついて、る…?な、何で!?) 薔薇「……嫌、か…?」 男「め、滅相もない!う、嬉しい!と、とりあえず背中洗うから、一回離れて…!」 薔薇「…うん、わかった」 男(…危なかったっ!)ジャー… 薔薇(・・・)「…男」 男「終わった…ん?どうし」ちゅ… 薔薇「……んぅ…」 594 名前:SS@俺野良[] 投稿日:2008/03/11(火) 23 34 42.07 ID rdi9nlQ0 男(…あれ?) 薔薇「…んふぅ……」 男(何が起きたの?)ぼー… 薔薇「…ん……男、好き……///」 男(…す、き?)ちゅ… 薔薇「…あふ……ふぁ…」 男(薔薇が、好き…?俺…?) 薔薇「……はふ…男?」 男「…薔薇……?」 薔薇「男は…私のこと……嫌い?」 男(…昨日会ったばかり、なのに…好き…!?) 男(俺は…薔薇の事、守ってやりたくて…一緒に住もうって提案して…) 男(…またあんな奴らに襲われないようにって、ただ…それだけだったのに…) 男(…あんなわずかな時間の中で、いつの間にか、俺は…薔薇の事、好きになってた?嫌いなら普通は抵抗する…でも俺はしなかった…) 男(俺は、薔薇のこと…) 男「…俺は、…俺も、薔薇が好きだ…」 薔薇「……ぁ、ぅ…////」 男「…薔薇…」ちゅ… 薔薇「…あふぅ…んぁ…」 二人でずっと、接吻をして… …それから、何分経っただろうか… 薔薇「…私、もう上がるから…///」 男「あぁ、わかった…///」 ガラガラ… 薔薇「…~~~っ//////」 男「さて、さっさと洗っちまうか…」 595 名前:SS@俺野良[] 投稿日:2008/03/11(火) 23 59 28.56 ID rdi9nlQ0 風呂終了 男「…はぁ…いい湯だったなぁ…」 薔薇「ぁ……男…///」 男「ぁ、ぇ、えーと……改めてよろしくな、薔薇///」 薔薇「…ぅん…」 男「んじゃ、そろそろ歯磨いて寝るか…」 薔薇「うん!」 薔薇「…私たちは、す、好き同士なんだから…今日からずっと一緒に寝よう…///」 男「ぁ、そ、そうだな…///そ、それじゃ、おやすみ!」 薔薇「おやすみ…」 男(……何だろ、不思議な感じ…こんなの、初めてだ…) 薔薇(・・・・・) 男(…ふぁあ…とりあえず寝よう…六時半に起きなきゃならんしな…) ……のそ… 男(…ん?何だ、薔薇、起きたのかな…?) 薔薇「……男、私は…足りない…!」 男「ん?足りないって?」 薔薇「キスだけじゃ…足りない…っ///」 男「…え、それってどういう…うぁあっ…」ビクッ 薔薇「こ、こういう事だ…」 薔薇が…俺のモノを…いじり始めた… 男「ち、ちょっと待っあぁっ…」 薔薇「…待たない…はぁ…もう…男が、何もしないから、だからな…」 663 名前: SS@俺野良 [正直駄文スマソ…orz] 投稿日: 2008/03/12(水) 18 53 45.74 ID npqsvNw0 男「な…何も、しないからって…はぁっ…」 薔薇「そのままの…意味だ…」 男「ば、薔薇が…言ってたんじゃないか…『何かしたら出ていく』って…っ」 薔薇「そ、その時は…でも、今は…私たちは恋人同然なんだ……それにしても男、触っただけなのに…感じてるの…?」 男「…っく………」 薔薇「…今、脱がせてあげるから…」 スル… 男「…や、やめ…それ以上されたらっ…俺は…!」 薔薇「…男の…大きい…///」 男「……あ…」 薔薇「…もっと、気持ち良くしてあげたいな…男♪」ペロ 男「っぁ!」 薔薇「んふ…あふ…♪」ペロペロペロ… 男「はぁっ!こ、これ以上は本当にやめてくれ!くぁっ…で、出ちまうっ…てぇ…」 薔薇「…はむっ」カプ… 男「…うぁっ…あぁぁぁああッ!」びゅるびゅる! 薔薇「んん!ん…んふぅ…」 男「…はぁっ…ハァ…ハァ……」 薔薇「ゴクッ…んふー♪男、気持ち良かったでしょ…?」 男「…薔薇…」 薔薇「?……きゃぁっ!」ドサッ 男「…お前が…いけないんだからな…もう、どうなっても…文句は無しだからな…///」 薔薇「…お、男になら…どうされても、いいから…」 男「…薔薇…」チュ 薔薇「んむっ…男ぉ…」 668 名前: SS@俺野良 [ごめんもう一個 続きはあとで] 投稿日: 2008/03/12(水) 19 19 24.38 ID npqsvNw0 男「…Yシャツ…脱がすぞ?」 薔薇「うん…///」プチ… 男(…やっぱり、何だかんだ言ってもちっちゃいな…可愛い…) 男「…」 薔薇「…」 男「…さ、触って…いいか?」 薔薇「う、うん…」 男(胸、小さいな…)もみっ 薔薇「っあ…」 男「…」もみもみもみ… 薔薇「あはぁっ…んぅ…」 男「…下も、触るからな…」くにゅっ 薔薇「ひゃぁっ!気持ちいい…っ」 男「…もう、我慢出来ない…薔薇、入れるぞ」 薔薇「う、うん…」 男「…はぁ…」 薔薇「ぁ、あぅぅぅっ…」 ズプゥッ! 薔薇「っゃぁぁぁぁっ!?」 男「…きつっう…血…?ば、薔薇…お前…」 薔薇「っぁぁ…私の、初めて…男にぃ…」 男「ち、ちょっと待て!お、俺は…もう経験してると思ってたぞ!?さっきまでのあれは…」 薔薇「…ぁっ…ごめんっ、な…さい、えっちな…ビデオ、有ったからぁ…昼にぃっ、見ちゃったらぁ…っ」 男「…っぅええ!?か、隠してたはずなのに…」 薔薇「…ふぇぇ、男の事、取られたく…無かったのぉ…だからぁっ…」グスッ… 男「…ば、薔薇…ありがとな…。そ、それじゃ動くぞ…」 薔薇「うん…っ」 720 名前: SS@俺野良 投稿日: 2008/03/12(水) 22 19 18.85 ID npqsvNw0 ずりゅ… 薔薇「あぁぅぅっ!」 男「っ…ぁ…」 ズチュッズチュッズチュッ 薔薇「はぁっ、あぁぁっ!あんっ!ひゃぁっ!」 男「ば、薔薇…っうぁあっ!」 ズチュッズチュッグチュッ 薔薇「お、とこぉ…っ!男ぉっ!ひゃあぁぁん!イっちゃ…うぅっ!」 男「薔薇…ぁっ!ぐっ……あぁ…で、出る…ぅ、うぁああああっ!」ドクッ…ビュルビュルビュルッ 薔薇「あっはぁあぁあっ!」ドクッビュル… 男「はぁ…はぁ…」 薔薇「ぅぁ…ん……男ぉ…大、好きぃ…」 男「俺も……薔薇…」 男「それにしても、薔薇可愛かったな…『ごめんなさい』なんて初めて聞いたぞ」 薔薇「あ、ぅ…うるさい…///」 男「それじゃ、おやすみ薔薇…」 薔薇「…おやすみ……」 男(ずっと、離さない…いつまでも一緒だからな、薔薇) 723 名前: SS@俺野良 投稿日: 2008/03/12(水) 22 50 29.37 ID npqsvNw0 三日目・朝 薔薇「…男!起きろ!」ユサユサ 男「…はぅぅ…おはよう、ばら…ふあぁ…」 薔薇(……よし)「おーとーこ♪」 男「んん…?起きてますよ起きてまむふ」チュゥ 薔薇「んふ…♪」 男「…んむ……ぅ!?」 薔薇「…ご飯、出来てるから///」 男「…お、おう…///」 男・薔薇「ごちそうさまでした」 男「今日は…女と薔薇の服、買いに行かなきゃな」 薔薇「うん…」 男「メールはまだみたいだし、テレビでも見るか?」 薔薇「…どうしようか?」 男「!流石にあ、朝からは勘弁な!」 薔薇「…そんなつもりはないけど…?まさか、またしたいの?///」 男(し…しまった!)「い、いや…あーそうだ風呂入ろうかな昨日汗かいたし(棒読み)」 薔薇「あ、私も入る!」 風呂 男「はぁ…朝風呂もたまにはいいもんだ…」 薔薇「はふぅ…」 男「…」 薔薇「…男、また背中流していい…かな?」 男「お、是非頼みます!じゃあ俺も洗ってやるよ!」 薔薇「流しっこ…///」 724 名前: SS@俺野良 投稿日: 2008/03/12(水) 23 17 06.78 ID npqsvNw0 男「はぁ…」わしゃわしゃ 薔薇「…はい…背中終わったから、前向いて」 男「…ぅぇ!?ま、マジすか?」 薔薇「な、何を今更…お互い愛し合った仲じゃないか…///」 男「うぅ…わかった…」クルッ 薔薇「はい、どうも♪」 男「…」わしゃわしゃ 薔薇(わざと…男の[ピーーー]を念入りに洗おうかな…ふふ…) ゾク… 男(ぅわ…何か寒気が…?殺気か!?)わしゃわしゃ 薔薇(さて、それでは…) 男(嫌な予感がする…ッ!)「あーあー!ここは自分で洗うッス!」 薔薇「!」ビクッ 男「…」 薔薇「…そうか…」しゅん… 男(あ…ぁーぅー…)「あ、洗いたいか?」 薔薇「…うん!」(うふふ…計 画 通 り) 男(…まぁいいか……死ぬ訳じゃなしに…) 薔薇(ゴクリ…せ、せぇーの!)ゴシゴシゴシゴシ 男「はっ…!?ぎ、ぎぇええええぇぇ!!!痛い!痛い痛い痛いらめぇぇぇぇっ!!!」 薔薇「…はっ!…お、男?」 男「ふ…フヒヒ…こ、壊れちゃう…」 薔薇「ご、ごめん男!大丈夫?」 男「フヒヒ…サー…センwwwwwwww」 薔薇「……重症?」 男「はぁ…びっくりした…」 薔薇「ご、ごめん…」 男「ま、まぁ大丈夫!次は薔薇だぞ!」 薔薇「う、うん…」 797 名前: SS@俺野良 投稿日: 2008/03/13(木) 14 22 03.04 ID qaNfUTo0 薔薇「…」わしゃわしゃ 男「…はい、後ろ終わったぞ」 薔薇「…うん」 男「…何だ?さっきのことまだ気にしてるのか?」 薔薇「………」わしゃわしゃ 男「薔薇は一生懸命洗ってくれたんだろ?ならいいじゃないか」 薔薇「……ん」わしゃわしゃ 男「ありがとな、薔薇!」 薔薇「……ぅ~…///」わしゃわしゃ 男(ここも、洗うんだよな?)わしゃっ 薔薇「っうひゃぁん!」 男(つ、強くしすぎた!?)「あ、ご、ごめんな!」 薔薇「…ぁぅ…」 男「ふぅ…」 薔薇「はぁ…」 男「さて、上がるか!」 薔薇「うん!」 風呂終了 男「さて、メールは…お、着てるな」 From 女 8 10 『11時に男の家行くからね! 私のおさがりあったから行くときはそれを着て行こう!』 男「へぇ、おさがりか…」 薔薇「ん?」 男「いや、そのまま俺のYシャツで出て行くのも嫌だろ?」 薔薇「ん……男のだから、私は別にいいが…///」 男「~ッ/// ダメ!恥ずかしいからダメ!」 薔薇「むー…」ぷくぅ… 男(ぅ…可愛い…)「と、とりあえず女来るまで何しようか…?」 薔薇「…ぇー…」 男「んー…」 798 名前: SS@俺野良 [投下遅れた] 投稿日: 2008/03/13(木) 15 16 31.72 ID qaNfUTo0 男「…テレビ?」 薔薇「んー…」 男「しりとり?」 薔薇「んー…」 男「[ピーーー]?」 薔薇「!」ぴくっ 男「…でも、それでもあと二時間は辛いぞ…」 ※現在時刻 AM8 30 男「…女にもう少し早く来てもらうか?」 薔薇「…うん…」 男「よし、メールっと…」 『悪い、もう少し早く来れないか?』 男「送信っと…」 薔薇「…男」 男「ん?」 薔薇「…キスしよう?」 男「……あ、うん…?」 薔薇「…男、女さんに…取られたくない…」 男「…薔薇…大丈夫!あいつにそんな気は無いし、俺はお前を…愛してるから///」 薔薇「…男…んむぅ…///」 838 名前: SS@俺野良 投稿日: 2008/03/13(木) 22 53 19.48 ID qaNfUTo0 ヴー…ヴー… 男「はっ!」ビクッ 薔薇「…メール?」 男「ちょっと待って…ぇーと」 From 女 8 36 『いいけど…?じゃあ10時くらいでいいかな?』 男「…」 『あぁ、いいよ』 男「送信っと…」 薔薇「男…」 男「女、10時に来るってさ」 薔薇「…じゃ、続きしよ?」 男「あぁ…薔薇…」チュ… 薔薇「んふぅ…っ」 一方、その頃 女「何持っていこうかな…服」 ヴー…ヴー… 女「あ、メール…」 From 男 8 37 『あぁ、いいよ』 女「10時かぁ…じゃあ9時半には出なきゃ!あ、何着てこうかな?あ、その前にどの服持っていこうかな??」ガサガサ… 女「………薔薇ちゃん…こ、これは似合いそうね…いや、絶対似合う!これでいっか♪」 女「さて、何着てくかなぁ…」 840 名前: SS@俺野良 [Hシーンは省略しました。] 投稿日: 2008/03/13(木) 23 24 36.02 ID qaNfUTo0 AM9 12 男「…はぁっ…流石に朝からは…疲れる…」 薔薇「…ふふ、男…」ちゅ 男「…んむぅ…」 AM9 20 男「さて、そろそろ俺も準備しよ…」 薔薇「…」じー 男(テレビ見てる…何見てんだろ…) 『…とのことです。では、次のニュースです。△△県○○市××にて、火災が発生した…』 男(…ニュース…大人な雰囲気…って!)「薔薇!Yシャツ着なさい!」 薔薇「ふぇっ?ぁ…あ!」 AM9 40 男「…さて、服も着終わったし、そろそろ来るんじゃないか?」 薔薇「…ふわぁぁ…」 男「…欠伸、可愛い…じゃなかった!眠いのか、薔薇?」 薔薇「…ぁ、だ、大丈夫!」 男「明日はゆっくり休めよ?明日は俺が朝ご飯作るからさ!」 薔薇「ぅ、ぅん…」 AM9 55 ピンポーン 男「お、来たか」 女「男くん、薔薇ちゃん、おはよー!」 薔薇「おはようございます…」 男「おぅ、おはよう!その紙袋の中身が薔薇の服か?」 女「…くす…よく気がついたねぇ…薔薇ちゃん、早速着てこようか…」ガシッ←薔薇の手を掴む音 薔薇「ふぇ?…っ!ち、ちょっと助けて男!こ、この人目が怖い!きゃああぁぁぁ…!」ずるずる… 男「……まぁ、大丈夫だろ…」 841 名前: SS@俺野良 投稿日: 2008/03/13(木) 23 48 53.69 ID qaNfUTo0 五分後 女「お待たせ!」 男「お、意外と早かっ……た…」 薔薇「…/////」 男(…そこに居たのは、とても可愛い娘だったわけで…。もう本当にやばいくらい似合ってたわけで…) 男「…うはぁ…何だっけその服…ゴスロリ?」 女「そう!黒、似合ってるでしょ?それとニーソックス着けてみたの!」 薔薇「ぁぅ…//////」 男「うん、似合ってるぞ…薔薇」 女「これ、もう私着れないしあげるね!」 男「…てか、何で持っとるんすか?」 女「………ひ・み・つ♪」 男「…ますます気になる…」 男「さて、行くか!」 薔薇「うん!」 女「ちょっと待った!薔薇ちゃん、はい靴!」 薔薇「ぁ…ありがとうございます…」 男「へぇ、靴は普通なんだな」 女「家に使わないで残してあったのよ、これ」 男「へぇ…だからこんな綺麗なのか…」 デパートに到着 薔薇「大きいなぁ…」 男「えーと、服コーナーは…」 女「あ、向こうね!さ、薔薇ちゃん行くわよ!」ガシッ 薔薇「ふぁっ!あぁううぅぅぅ…」ずるずるずる… 男「…元気だな…」 916 名前: SS@俺野良 投稿日: 2008/03/14(金) 22 14 13.61 ID 9RR./dU0 幼女服コーナー 女「男くん、これいいよね!?」 薔薇「あぅ…」 男「お、いいんじゃないか?」 女「男くん、これry」 男「…」 女「男ry」 ……… 三時間後 男「……もう昼飯食いに行かないか?」 薔薇「…」ウトウト 女「…そうね、もう十分買ったし、お昼食べよっか!」 男「はぁ…疲れた……。薔薇?」 女「ぁ、薔薇ちゃん起きて~!」 薔薇「…ぅ?」 男「昼飯食いに行くぞ、…おぶってやろうか?」 薔薇「…ぁ、お昼ご飯か?大丈夫、歩ける…ふわぁ~…」 男「そっか、辛くなったら言ってくれよ?」 そんなこんなで昼飯終了 薔薇「…」スゥ… 男「…薔薇、寝ちゃったか」 女「可愛い…」 男「起こすのも悪いし、おぶって帰るか…」 自宅 男「…荷物持たせて、悪いな…」 女「い、いいよ、そんなの!薔薇ちゃんおぶってたんだしさ!」 男「…ありがとな、女…それじゃ、またな!」 女「…またね!」
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692 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/02/28(木) 18 57 50.51 ID bbCbZ6Mo 【番長ニートと幼女55】その48 翌朝 チュンチュン 番長ニート「ふむ・・・チラ」 幼女55「・・・スー・・・スー・・」 番長ニート「ふむ・・スラスラ」 書置き 【学校へゆく 朝飯はちゃぶ台 昼と夜飯は冷蔵庫に材料有り 諸事情の為帰りは遅くなる 後は頼んだ 番長】 ドスドスドス バタン 693 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/02/28(木) 18 58 49.43 ID bbCbZ6Mo 【番長ニートと幼女55】その49 通学 子分A「番長!おはようございゃっす!」 子分B「番長!おやようございでヤンス!」 番長ニート「おう、朝飯ちゃんと食うたか」 子分A「もちろんすよ、今日は待ちに待った集会っすよ!」 番長ニート「じゃな!」 子分B「昨日はずっと特攻服のお手入れしてたでヤンスよ」 子分A「クリーニングには怖くてだせないっすね」 子分B「大事なプリント部分がはがれたらもう凹むでヤンスからねぇ」 番長ニート「物を大事にする人間の心は綺麗になるもんじゃ」 子分A「そうっすよね!さすが番長!」 子分B「やっぱ言うことが違うでヤンス!」 子分A「そういえば昨日繁華街でヤクザの喧嘩があったらしいっす それに止めに入ったのが学生だとかなんだとか 無茶するやつもいるんっすねぇ・・」 子分B「さすがに本職はやばいでヤンスもんね」 子分A「その話にはまだ続きがあって、喧嘩を止めた後 その学生はミ○ミの帝王の映画のチケット買うために その勢いでなぜか映画館に怒鳴り込んでいったとかなんとか」 子分B「変なやつもいるでヤンスね、番長も○ナ○の帝王見たいって いってたでヤンスね、今度一緒に見に行くでヤンスか?」 番長ニート「なにをごちゃごちゃ言うてるんじゃい さっさと行くぞ!遅刻したらいてまぅぞぅ」ドスドスドス 子分A「ああ、ちょっとまってくださいっす!・・・っと保」 子分B「待ってでヤンス~・・・・あっと、保守保守・・でヤンス」 694 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/02/28(木) 18 59 29.58 ID bbCbZ6Mo 【番長ニートと幼女55】その50 夜 集会 ブォォンブォォォォォォォンォンブォォン パラリラポラリラーペラリラポラプー わいわい・・わいわい・・がやがや・・ 「ちゅぃぃぃす!」 「ちゃぁぁぁす!」 「特攻隊長!チャッス!」 番長ニート「うむ!」 子分A「もうすぐで走るっすよ!」 子分B「ぞくぞくするでヤンス!」 番長ニート「・・・うむ」 子分A「どうしたっすか?」 番長ニート「どうもせん!」 子分B「なんか考え事してるよにみえるでヤンスよ」 番長ニート「集会に集中せん男子がどこにおるか!!」 子分B「そそそそうでヤンスよね!そ、その通りでヤンス!」アセアセ 番長ニート「すぐ戻る」ドスドスドス 子分A「え、え?どこいくんっすか?!番長~~~~」 695 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/02/28(木) 19 00 21.69 ID bbCbZ6Mo 【番長ニートと幼女55】その51 自宅 ガチャガチャ バタン 番長ニート「む、電気が消えとるな」ドスドスドス キョロキョロ 番長ニート「朝飯食ってないな」 番長ニート「幼女55はどこじゃ!」 幼女55「はふぅ~・・はふぅ~・・」 番長ニート「なんじゃい、朝から寝てたままかい」 幼女55「はふぅ~・・はふぅ~・・」 番長ニート「ぬ?」 ぴたぴた 番長ニート「体が異常に熱いぞ」 幼女55「はふぅ~・・ぁぅ・・ぉかぇりですぅぅ~・・はふぅ~・・」ニコ 番長ニート「大丈夫か?」 幼女55「はぃ~・・・はふぅ~・・はふぅ~・・」 番長ニート「・・・・・」 カタカタカタカタ 696 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/02/28(木) 19 02 41.40 ID bbCbZ6Mo 【番長ニートと幼女55】その52 755 名前: 番長ニート 投稿日: 2008/10/03(金) 23 40 52.03 ID R15+opai0 【HELP】【緊急事態】【HELP】 家帰ってきたら幼女がすごい高熱だして倒れてた!!!!! 助けてくれ!!!!!!! どうしたらいいのん!!!俺わからんちん!!!!!!!! 泣きそう!!!!!!!!!! 756 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/10/03(金) 23 41 55.58 ID lPL3twaj0 . 755 ∧_∧ ( ´・ω・) おちつけ 旦 o)  ̄ ̄ ̄ ̄ 757 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/10/03(金) 23 43 08.99 ID 3kl55t8CO . 755 まぁ普通は病院なんだろうが 幼女を病院につれていくやつはまずいない 758 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/10/03(金) 23 44 00.47 ID L7zwp3/P0 . 757 だがその常識は 1には通じない 759 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/10/03(金) 23 45 37.41 ID 66hnje4uO . 755 幼女の高熱ほっといたら死ぬ場合あるよ! これはよく聞くから気をつけて! 697 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/02/28(木) 19 03 18.32 ID bbCbZ6Mo 【番長ニートと幼女55】その53 760 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/10/03(金) 23 47 22.65 ID ry+64WUw0 幼女って動物病院か? 761 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/10/03(金) 23 49 16.59 ID 6JhCKALb0 . 760 幼女科病院があるにはあるけど、数が少ないのが実態 762 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/10/03(金) 23 52 30.83 ID L7zwp3/P0 お前らは鬼畜集団かwwwwwwww 人間の病院に連れて行けwwwwwwww 763 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/10/03(金) 23 54 63.04 ID ry+64WUw0 . 762 人・・間・・の病院だと・・ 764 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/10/03(金) 23 56 47.36 ID z8zppjjX0 . 755 人間の病院で治療は可能 むしろ人間の病院のほうが早く治るお 本気でその幼女の事を大切に想うならしっかり守ってやれ 病院はなかなか幼女は受け付けてくれないけど 今おまいしかその幼女を救えるやつはいないんだお 765 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/10/03(金) 23 58 15.35 ID UYWNczNfO . 764 あれ・・おかしいな・・目から汗が・・ 698 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/02/28(木) 19 04 12.35 ID bbCbZ6Mo 【番長ニートと幼女55】その54 番長ニート「うぬぅ」 ドスドスドス 幼女55「はふぅ~・・はふぅ~・・」 番長ニート「・・・・うむ」 バフン ヒョィ 幼女55「ひゃふぅ~・・・どうしたんですかぁ~・・」 番長ニート「黙ってろ」 幼女55「おひめさまだっこぉ~・・はふぅ~・・」ギュ ドスドスドス バタン 外 夜 ダッダッダッダッダ 番長ニート「はっ はっ はっ」 ダッダッダッダッダ 番長ニート「はっ はっ はっ」 ダッダッダッダッダ 幼女55「無理しないでくださぃぃ~・・あふぅ~・・」 番長ニート「黙れ」 ダッダッダッダッダ 公園 ブォンブォォォォンブォォォンブォォォン パラリラパラリラープリプリー 番長ニート「む?」 699 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/02/28(木) 19 05 24.03 ID bbCbZ6Mo 【番長ニートと幼女55】その55 公園 夜 ブォォォンブォンブォンブォォォォォォン わいわい・・わいわい・・ぞろぞろ・・ DQN「おやおや~、どこかで見た顔かと思えば 妖JOの特攻隊長じゃ~あ~りませんか」 幼女55「・・・・ふぅ~・・」ブルブル 番長ニート「なんか用か」ギュ DQN「何か用?へぇ~YO-漢特攻隊に喧嘩売っといてそれはないでしょぅ あれから入院して今日集会に来てないやつもいるからねぇ」 番長ニート「おのれらがしょぼいだけじゃい」 DQN「アララーン、一人で威勢がいいねぇ、前とは人数が違うんだよぅ もうちょっと口に気をつけたほうがいいんじゃないかぃ?ん?」 番長ニート「そうじゃな、今日はやめとく、通してくれるか」 DQN「 は ? にゃにゆうてますぅ~ん?」 番長ニート「糞が」 DQN「そうでちゅねぇ!!お前を潰すチャンスをわざわざ逃せないんだなぁ残念!!」ジャカジャン!! 番長ニート「相変わらず汚い連中じゃの」 幼女55「はふぅ~・・はふぅ~・・」ギュゥ DQN「それは妹さん?まぁ子供じゃないよねぇ・・ ん?ほっほぅ~~~~~~~幼女かなぁ~~」 番長ニート「・・・・ピクッ」 DQN「妖JOの特攻隊長さんが特攻服着て幼女とお散歩ですか~ これは面白い時に会えたようでwwwwwwwwww」 DQN「さぁここで提案!! ザッ!! 今ここで妖JOの特攻隊長を締め上げる ↓ 幼女を全員で犯しまくっちゃう!! こういうのどうでしょうみなさ~~~ん!!」 ウヒョー!いいぞー!DQNひでぇwwww!パラリラー! ブォンブォォォォンブォンブォンブォォォォォォォォン 700 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/02/28(木) 19 06 56.40 ID bbCbZ6Mo 【番長ニートと幼女55】その56 幼女55「ぁぅぅぅぅ~~・・・はふぅ~・・」ガタガタガタ ギュゥゥ 番長ニート「大丈夫じゃ安心せい」ギュ DQN「さてはて 幼女担いだまま い つ ま で 耐 え れ る か な」ニヤァリ DQN「さぁそれではみなさん! やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっておしまい!!!!!!」ビッ!! ブォンブォンブォオオオオオオン ウヒョー!!しねー!!ぞろぞろ・・ 番長ニート「目つぶってしっかりつかまっとけ、絶対手はなすな」 幼女55「・・・ぅぅぅぅぅぅ」ガタガタガタガタガ ギュウゥゥゥゥゥゥゥ 番長ニート「ワシは負けんのじゃ!!!!」 701 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/02/28(木) 19 07 39.79 ID bbCbZ6Mo 【番長ニートと幼女55】その57 20分後 番長ニート「なんじゃい・・・はぁ・・はぁ・・まだまだいけるぞ・・はぁ・・」フラッ DQN「こいつ・・・幼女担いだままだろ・・・化け物かよ」 ぞろぞろ・・じりじり・・ 幼女55「ご主人様ぁ~・・血だらけですよぅぅ~・・」 番長ニート「黙っとけ・・・はぁ・・はぁ・・」 幼女55「もう十分ですぅぅ~・・これだけ守ってくれて私ぃ~・・ とっても幸せだからぁ~・・」ニコ 番長ニート「黙れ・・はぁ・・」 幼女55「私をぉ~・・捨てて逃げてくださぃぃ~・・」 番長ニート「黙・・はぁ・・・はぁ・・」 幼女55「こんな幼女の為にぃ~・・・ご主人様のぉ~・・」 番長ニート「ワシは番長じゃ」 番長ニート「女一人守れん男は糞以下じゃい」 幼女55「はふぅ~・・幼女ですよぅ~・・」 番長ニート「大事なもんに種類なんか関係あるかい」 番長ニート「ワシは何があっても幼女55を守りきるんじゃ」 番長ニート「絶 対 勝 つ !」ドーン 幼女55「・・・・わかり・・まし・・たぁ・・スー・・スー・・」ギュ DQN「もういい!!てめぇら幼女もろともやってしまえ!!!」 番長ニート「はぁ・・はぁ・・」 702 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/02/28(木) 19 08 23.62 ID bbCbZ6Mo 【番長ニートと幼女55】その58 ヒュンヒュン ドカッ DQN「んが・・・あ・・れ・・・?」バタン 番長ニート「ぬ?」 ブォォォォォンブォンブォォォォォンブォォォン パラリラパラリロレロレロー わいわい・・ぞろぞろ・・わっしょーい・・ 子分A「子分Bナイスショット!」 子分B「重り入りフリスビー練習した甲斐があったでヤンス!」ガッツポーズ!! 番長ニート「おのれら・・」 子分A「チーム妖JO!!ここに総結っす!!!!」 ブォンブォォォォンブォンブォンブォォンォォォォォォォン 子分A「うちの特攻隊長に立て付いてただで済むと思うなっす! 全員突撃ーーーーーーーっす!!!!!!」 うぉぉぉおおおおおぉぉぉおおおぉぉおおおぉぉぉおおぉ 子分B「遅れてすいません 居場所わかんなくて探してたでヤンス ここは俺らにまかせて早くそのこを病院へ!」 番長ニート「ぬ?なんで知ってるんじゃ」 子分B「そそそそ、そのこの顔色見たらわかるでヤンス!?」 番長ニート「そうか、すまんな」 幼女55「・・・スー・・スー・・」 子分B「任してくださいでヤンス!」ウィンク!! グッ!! 番長ニート「行ってくる!」 ドスドスドスドスドス おおぉぉおおおおおぉおおおおぉぉぉおおぉぉぉぉぉおお 子分B(あのスレで番長特定してたなんて言えないでヤンスwwwwww) 703 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/02/28(木) 19 09 18.88 ID bbCbZ6Mo 【番長ニートと幼女55】その59 【やる夫医院】 ガンガンガンガン ガラッ. |┃ |┃ ノ// ./ ̄ ̄ ̄ \ |┃三 / \ / \ |┃ / ● ● \ こんな時間にうるさいお!! |┃ | (__人__) | |┃三 \ ` ⌒´ / |┃三 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ 番長ニート「すまん、このこを見てやってくれ・・はぁ・・はぁ・・」 幼女55「・・・スー・・スー・・」 やる夫先生「夜中に来て意味わからんだお」 番長ニート「すごい高熱だしてるんじゃ、なんとかしてくれ・・はぁ・・はぁ・・」 やる夫先生「・・・それ幼女?」 番長ニート「頼む・・はぁ・・はぁ・・」 やる夫先生「人間の病院に幼女連れてくるのは非常識極まりないお!」 番長ニート「ワシの大切な人なんじゃ・・はぁ・・はぁ・・」 やる夫先生「・・・・・」 やる夫先生「血だらけのお前を診察するから入れだお」 番長ニート「恩にきる!」 704 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/02/28(木) 19 09 58.32 ID bbCbZ6Mo 【番長ニートと幼女55】その60 院内 番長ニート「容態はどうじゃ?」 やる夫先生「打撲、脱臼、擦り傷、切り傷、その他云々」 番長ニート「ワシじゃない!幼女55じゃ!」 やる夫先生「・・・・・」 番長ニート「なんじゃ」 やる夫先生「幼女肺炎VIPにかかってるんだお」 番長ニート「治るんか?」 やる夫先生「あと1日遅かったら死んでたお」 番長ニート「治るんかって聞いてるんじゃ」 やる夫先生「・・・・・・」 番長ニート「・・・・・・」 やる夫先生「治るぴょん」 番長ニート「治るんかい」 705 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/02/28(木) 19 10 35.34 ID bbCbZ6Mo 【番長ニートと幼女55】その61 やる夫先生「きちっと薬を飲ませて安静に、栄養もきっちり取らせることだお」 番長ニート「すまん、金は今度持ってくる」 幼女55「・・・スー・・スー・・」 やる夫先生「幼女を診察した病院っていうのは世間体がよくない、今夜は何も診察していないんだお」 番長ニート「ぬ、それはならん!」 やる夫先生「お前の事なんか知ったこっちゃないお、金持ってきても知らんお」 番長ニート「すまん、先生ありがとう」 やる夫先生「早く布団に入れるんだお、多分寒がってるお」 番長ニート「うむ!」ペコッ ダッダッダッダッダッダ やる夫先生「あのスレの 1なら 楽しませてもらったから 料金先払い済みだお」ニッ 706 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/02/28(木) 19 11 18.54 ID bbCbZ6Mo 【番長ニートと幼女55】その62 880 名前: 番長ニート 投稿日: 2008/10/04(土) 02 04 08.62 ID VIP/THX/0 病院いってきた!!!!!!ありがとう!!! おまいらのおかげでなんとかなったんだぜ!!! 病院の先生も最高だ!!!!!! 881 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/10/04(土) 02 06 12.13 ID /tw+lKI50 . 880 幼女1体になんという情熱・・・良かったなwwwwwwwwww 882 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/10/04(土) 02 07 16.08 ID Hf4VUPd90 . 880 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | お安い御用だ!! | |_________| . ∧∧ || (゚∀゚) || / づΦ 883 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/10/04(土) 02 10 35.45 ID nkJrLhd6O . 880 乙!!おまいはよく頑張ったwwwwwwwwww 884 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/10/04(土) 02 11 47.67 ID 3kl55t8CO . 880 今は元気になるまでそばに居てやりな、全く世話の焼ける 1だな 885 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/10/04(土) 02 13 01.00 ID 1dc7KL560 このスレ住人のヌクモリティに乾杯だおwwwwwwwwww 886 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/10/04(土) 02 15 52.63 ID kJ/++2n7O うpは・・・いや、なんでもない・・ 707 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/02/28(木) 19 12 01.45 ID bbCbZ6Mo 【番長ニートと幼女55】その63 数日後 外 幼女55「はぅぅぅ~~~外の空気は気持ちいいですぅぅ~~~」クルクルクル 番長ニート「・・・・・」 幼女55「何ぼぉ~~としてるんですかぁぁ~~」ギュ ムニュ 番長ニート「ぬ・・うむ」 幼女55「えへへ~~・・ニコッ」 番長ニート「うむ」 幼女55「ご主人さまぁぁ~~~」 番長ニート「なんじゃ」 幼女55「ありがとうぅぅ~~」 番長ニート「む?」 幼女55「この前のぉぉ~~病気の時の事ですぅぅ~~・・」ギュゥゥ ムニューン 番長ニート「構わん」 幼女55「ご主人さまぁぁ~~~~~~~」 708 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/02/28(木) 19 12 41.42 ID bbCbZ6Mo 【番長ニートと幼女55】その64 【VIPキャスト】 995 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/10/**(*) ** ** **.** ID ********* . 1はマジ頑張った!!幼女といつまでも幸せにな!!おまいの事は忘れねぇぜ!! ↑【実は子分B、一番まともに答えてた人 保守要員】 996 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/10/**(*) ** ** **.** ID ********* 楽しい時間をありが㌧ 良スレだったぜ 幼女を大切にな ↑【実は子分A、主にボケと熱い発言 保守要員】 997 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/10/**(*) ** ** **.** ID ********* もう病気させないようにするんだおwwwwwwwwwwwwww ↑【実は 2getのやる夫先生、病院進めたのもこの人 保守要員】 998 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/10/**(*) ** ** **.** ID ********* うp・・いやいいんだわかってる・・でも希望を最後まで持つのは悪くないよな? ↑【実はDQN、うpうp言い続けてた犬と涙目の人 保守要員】 999 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/10/**(*) ** ** **.** ID ********* /''⌒\ + .゜ ゜ ゜゜。・。 . ,,..' -‐==''"フ + .゜ ゜ ゜゜。・。 . .* ゜(n‘∀‘)η ヨゥジォ !! ゜。・。 ↑【実は服屋の店員さん、AA使ってた人 保守要員】 【その他反対派=DQN2 DQN3 】 【その他賛成派=俺元ニート 僕ニート 母親 他】 709 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/02/28(木) 19 13 28.92 ID bbCbZ6Mo 【番長ニートと幼女55】その65 1000 名前: 番長ニート 投稿日: 2008/10/**(*) ** ** **.** ID ********* 幼女に出会えたのはこのスレの住人のおかげだ!!!! おまいらになら掘られてもいいwwwwww大好きだぜwwwwwwwwwwww 全員最高のGJ!!!!!!!!!!!!!!! 幼女55「ご主人さまぁぁ~~~~~~~」 番長ニート「だからなんじゃい」 幼女55「 大好きぃぃ~ 」ぎゅ 番長ニート「・・・・うむ//」 番長ニートと幼女55---------END----------------------------- 関連作品 【俺ニートと幼女88】 【僕ニートと幼女77】 ニート次作品 【鬼畜ニートと幼女44】
https://w.atwiki.jp/yo980/pages/136.html
819 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/03/13(木) 21 34 17.20 ID 9F.yNMEo 【爺ニートと幼女11】その25 掃除 ヒュン!!! パシィ!!! ヒュンヒュンヒュンヒュン!!! パシィ!!! 幼女11「やぁ」パタパタパタ 【ほこりおとし中】 ピョンピョンピョン バッ!!! ジャバジャバ 幼女11「えいー!」 【ぞうきんがけ中】 ダダダダダダダダダ ピョンピョンピョン パシィ!!! ポィポィポィポィ!!! 幼女11「それー」ポチ 【洗濯機かけ中】 ガコンガコン ピョンピョンピョン ガッ ヒョィ ノソノソ・・ 幼女11「んしょー」バッ 【布団ほし中】 ピョンピョンピョン パシッ ヒュン!!!ヒュンヒュンヒュン!!! 幼女11「とー」 【布団叩き中】 パンパンパンパン!!!! ピョンピョンピョン 幼女11「うーん・・キョロキョロ」 【仕事探し中】 ピョンピョンピョン 幼女11「マスター」 爺ニート「ん?どうしたんじゃ」 幼女11「そのまま座っててください」 爺ニート「ふむ、こうかのぅ~」 モミモミモミ トントントン 爺ニート「ぉぉ 肩もみかぁ 気持ちいいのぅ~」 幼女11「洗濯機終るまでやりますね」 モミモミモミ トントントン ピーピー 幼女11「あ、終ったんで行きますねー」 ピョンピョンピョン 爺ニート「この環境・・最高すぎじゃろJK・・」 820 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/03/13(木) 21 34 49.93 ID 9F.yNMEo 【爺ニートと幼女11】その26 ご近所さんと鍋 幼女11「お鍋の準備できましたよー」 婆A「幼女11ちゃんは手際いいがや あたしゃ何もしとらんでよ」 幼女11「そんな・・切っただけですよ//」 隣の爺「幼女11ちゃんはええこじゃっぺ、羨ましいわい」 爺ニート「そうじゃろそうじゃろ わしの自慢の娘じゃしな やらんぞ」 ぐつぐつ 隣の爺「さてさて煮えたっぺな わすは肉もらおうかの」 パシッ 爺ニート「あぃや待たれぃ その肉はわしが狙ってたんじゃがのぅ~」ニヤリ 隣の爺「ほ・・ほほぅ・・そうだっぺか・・・」 爺ニート「じゃ頂くとするかのぅ~」 キラン 隣の爺「させるっぺかぁぁぁ!狂犬箸捌き!!」ジャブ パシィィ!!! 爺ニート「な、なんじゃとぉぉぉぉ!!!!」 隣の爺「はふはふ・・こりゃうまいのぅ・・さすが幼女11ちゃんっぺ」もぐもぐ 幼女11「ぇ・・お肉は関係ないと・・思いますよ//」 爺ニート「ぐぬぬぬ!隣の爺めが・・」 隣の爺「次はこの豆腐を頂くこうかのぅ・・レンゲでな」ニヤリ キラン 爺ニート「させるかぁぁぁ!!超絶猿箸乱舞!!!」ツトトトトトトトトト 隣の爺「なにぃぃ!!箸でつついて豆腐を奪うだとぉぉぉぉ!!!」 爺ニート「はふはふ 幼女11ちゃんの豆腐は格別じゃのぅぅ~」もぐもぐ 幼女11「ぇ・・それも関係ないと・・思います//」 隣の爺「こうなったら皆食ぃじゃぁぁぁぁ 無差別狂犬レンゲ地獄!!!」ドドドドド 爺ニート「そう来ると思ったわい! 流星猿回し網掴み天国!!!」ズドドドド 幼女11「ぁの・・こぼさないでくださいね・・」 『 ザ 鍋 ワールド 』 ピィィィィィィィィィン!!!!!! 爺ニート「な・・わしらの技が・・」 隣の爺「同時に止められただとぅぅ・・」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 婆A「ええ加減にせからしかぃジジィ共・・」 隣&爺ニー「・・・・サーセン(笑)」 821 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/03/13(木) 21 35 25.15 ID 9F.yNMEo 【爺ニートと幼女11】その27 ウォーキング 幼女11「朝からお散歩ですか」トテトテ 爺ニート「これはウィーキングっていうんじゃよ」テクテク 幼女11「ウォーキング・・?」 爺ニート「運動不足解消に朝からこうやって歩くんじゃ、健康にいいんじゃよ」 幼女11「知らなかったです」 爺ニート「若いこは激しい運動ができるからのぅぅ~」 隣の爺「おやおや・・これはこれは・・朝からお元気すっぺな」 爺ニート「おぅおぅ これはこれは今日も元気そうでなによりじゃな」 隣の爺「いやぁそちら様の元気さにはさすがに勝てませんなぁ」ズィ 爺ニート「いやいや わしなんて最近さっぱりじゃわ」ズィ 隣の爺「いやぁ歳にはかないませんな お 互 い 」スタスタスタ 爺ニート「あ、でもわしぁ微妙にまだいけるかもしれんなぁ」スタスタスタ 隣の爺「あ、そう・・実はわすもちょっとまだいけそう」スタスタスタスタスタ 爺ニート「うぬぬ・・相変わらずころころ言う事かわりますなぁ」スタスタスタスタスタ 隣の爺「あ、ボケたっぺかなぁ・・あ、どちら様じゃったかの」スタスタスタスタスタスタスタ 爺ニート「あーすまん最近耳が遠くてのぅぅ何か言わはりましたかのぅぅ~」スタスタスタスタスタスタスタ 隣の爺「・・・・超迅速海物語歩行!!!!」スタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタ 爺ニート「なんの!絶雷神必殺仕事人歩行!!!」スタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタ 幼女11「ぇ・・ぇぇぇ!早すぎますー待ってくださいー」トテテテテテテ 822 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/03/13(木) 21 36 03.63 ID 9F.yNMEo 【爺ニートと幼女11】その28 自治会掃除 公園 幼女11「今日はなんですか?」 爺ニート「今日はな自治会の人で集まって公園の掃除をするんじゃ」 隣の爺「おやおや これはこれは(ry 爺ニート「おぅおぅ(ry 隣の爺「相変(ry 爺ニート「そ(ry 隣の爺(ry 爺ニ(ry 隣(ry (ry (r ( 幼女11「ぁ・・ぇと・・その張り合いはちょっと・・」 爺ニート「おっとすまんすまん 掃除じゃったな 隣の爺はスルーするかのぅぅ~」 隣の爺「わすさみしいっぺ・・」 幼女11「掃除って何をするんですか?」 爺ニート「ゴミ拾いじゃな 家事と同じじゃよ」 幼女11「これ、なんですか?」 爺ニート「これは葉を集めるホウキじゃよ 毛先がないからわかりにくかったかのぅぅ~」 ヒュンヒュンヒュン!! パシ!! 幼女11「ぁ・・ほんと・・掃除道具ですね//」 爺ニート「振り回したらわかるんかい」 爺ニート「今日は存分に掃除してええんじゃぞ 公園は広いしのぅ~」 幼女11「はーい」 ピョンピョンピョンピョン ヒュンヒュンヒュン!!! ガサガサガ!!! 爺ニート「しかしゴミが多いのぅ・・環境破壊はよくないぞぃ」 婆A「ちょっとおまいさん あれなんとかならんかね」 爺ニート「なんじゃい? ん? 缶が沢山飛んどるな」 ポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイ 幼女11「とー!やー!えい!そぉい!」 カコンカコンカコンカコンカコンカコンカコンカコン 婆A「缶が全部ゴミ箱に入ってるのはええんじゃけ普通に危ないぜよ」 爺ニート「別にええじゃろ ほっといたら公園の半分掃除してくれる勢いじゃし」 キュルルルルルルルルル!!! パシッ!! 幼女11「えぃ!えぃぃぃ!」ザザザザザザザザザ 823 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/03/13(木) 21 36 48.86 ID 9F.yNMEo 【爺ニートと幼女11】その29 爺ニート「幼女11ちゃんお疲れさん みんな喜んどったよ」 幼女11「ぁ・・沢山動けて・・気持ちよかったです//」 婆A[本当に公園の半分掃除してしまうんじゃからそらぁおったまげるわさぁ」 隣の爺「ええ嫁さんになれそうじゃねぇぇ」 幼女11「ぇ・・ぁ・・あたし幼女だからそういうのはありませんよ//」 爺ニート「このこはずっとわしと居るんじゃよ」 婆A「そんなもんおめぇさんジジィやのに死んだらどうするんじゃけ」 幼女11「こ・・困ります//」 爺ニート「わしゃ死なんぞ」 隣の爺「わからんぜよ~急にぽっくり行くかもしれんしの」ニヤァリ 爺ニート「まぁあれじゃ 先に逝くのはそっちかもしれんがのぅぅ~」ニヤニヤ 隣の爺「ほほぅ~そりゃ聞き捨てならんの」ニヤニヤ 婆A「そういや 今年はおめぇさん所のひ孫ちゃんは来るんかえ」 爺ニート「夏休みになったらくるんじゃよ、楽しみじゃなぁ」 幼女11「ひ孫さんですか・・」 婆A「幼女11ちゃんと同じくらいだげな?」 隣の爺「もうちょい小さいんじゃなか?」 爺ニート「男の子だしものすごい元気だから幼女11ちゃんびっくりしそうじゃな」 幼女11「ぁ・・楽しみです」ニコ 867 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/03/14(金) 16 20 31.36 ID fY7Hj/Eo 【爺ニートと幼女11】その30 時は飛んで夏 ひ孫と夏休み 1日目 ミーンミンミン ひ孫「おじーちゃんこんにちわー!」 爺ニート「ふぉふぉふぉ 遠い所から今年もよく来たのぅ」ニッコリ ひ孫母「じゃあおじいさん、1週間預けますのでお願いしますね」 爺ニート「はいはい、お前さんも仕事大変じゃのぅ」 ひ孫母「いつも夏休み休み取れないからおじいさんには助かってますよ じゃあお母さんは帰るからひ孫ちゃんはいいこにしててね」 ひ孫「うん!ボクいいこ!」 ガラガラ ピシャ ひ孫「うわーい!おじいちゃんち到着ー!」ドタドタドタ 爺ニート「これこれ そんな走りまわったらあぶないよ」 どん 幼女11「きゃ!」 ひ孫「わう!」 ひ孫「誰!おじいちゃん!知らない人がいるよ!」 幼女11「へ・・誰ですか・・」 爺ニート「わしのひ孫じゃよ、そっちのこはわしの幼女じゃ」 ひ孫「え!幼女なの!うわー可愛いなー!」ギュゥゥ 幼女11「ぇ・・わっ!・・ちょっと・・やめてください////」ワタワタ 爺ニート「ふぉっふぉっふぉ 子供同士息が合いそうじゃのぅ~」 ひ孫「ねぇ!幼女ちゃんお散歩つれてって!」 幼女11「へ・・あたしがですか・・?」 爺ニート「1週間ここに住むから仲良くしてやっておくれ、ひ孫の世話も家事じゃよ」ニッコリ 幼女11「はぃ・・わかりました」 ひ孫「わーい、いこいこー!」 868 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/03/14(金) 16 21 09.05 ID fY7Hj/Eo 【爺ニートと幼女11】その31 昼 公園 ミーンミンミン ひ孫「うわーい!」トテテテテテ 幼女11「そんなに走ったら危ないですよ~」トテトテ ひ孫「あ!バッタみっけ!」ガサガサ 幼女11「ぅぅ・・・暑いです」 ひ孫「ねねー!見てー!バッタだよー!」トテテテテ 幼女11「ひゃぅ!・・は、はひ・・ばったですね・・」 ひ孫「どうしたのー!バッタ持ってよー!」 幼女11「ぇ・・ぇえ!!・・はひ・・プルプル」 ピョン!!ブゥゥゥゥゥゥン!! 幼女11「っっきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」バタバタ ひ孫「あー!逃げちゃったー!」 幼女11「あぅ・・ごめんなさぃ・・あたし虫とか苦手で//」アセアセ ひ孫「えー!虫かわいいよ!」トテテテテテ 幼女11「・・男の子って・・元気いっぱいです」 ひ孫「カナブンいたよー!みてみてー!」 幼女11「っっきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 ひ孫「幼女ちゃんは怖がりだなー!あはは」 幼女11「あぅ・・幼女11です//」 ひ孫「幼女11ちゃんかわいいな!いいなー!ボクもほしいなー!」 幼女11「ぇ・・ぁ・・ありがとうございます//」 ひ孫「あ!ジュースの缶が落ちてる!」 幼女11「こんな所にゴミ捨てちゃだめですよね」 ひ孫「よーし!向こうのゴミ箱に投げて入れよう!おりゃっ!」 コーン ひ孫「あー!全然だめだー!」 幼女11「こうですよ ヒョイッ パシッ ヒュンヒュン えぃ」ビュ!! スパコーン ひ孫「おぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!!幼女11ちゃんすごいぃぃ!!!」」 幼女11「ぇ・・そんなことないです//」 869 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/03/14(金) 16 21 44.40 ID fY7Hj/Eo 【爺ニートと幼女11】その32 ひ孫「とりゃ~~!」 スコーン 幼女11「わぁ すごいです」パチパチ ひ孫「へへーん!」 ひ孫「ねー!ブランコいこー!」トテテテ 幼女11「ぁ・・はぃ」トテテテ キーコキーコ ひ孫「うわーい!」 幼女11「はぅ・・」ブルブル ひ孫「どうしたの!」 幼女11「ぇと・・ブランコ・・初めてで・・」キコ ひ孫「えー!じゃあ2人乗りしてあげるー!」トテテ 幼女11「ぇ・・ぇ・・?」 ガチャン ひ孫「手はなしちゃダメだよー!」ガッ!! 幼女11「ひゃぅ・・ちょ・・ちょっとまって・・」グッ ひ孫「それー!」 キーコキーコ!!! 幼女11「わっ!わっ!こ、こわい!こわいです!」 ひ孫「あははは!それそれー!」 キーーーコキーーーコ!!! 幼女11「ちょ!っっきゃぁぁぁぁ!!!」 ひ孫「たのしかったねー!」 幼女11「は・・はひ・・」フラフラ ひ孫「次ジャングルジムー!」トテテテ 幼女11「ぇ・・まだいくんですか・・」 870 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/03/14(金) 16 22 25.74 ID fY7Hj/Eo 【爺ニートと幼女11】その33 ヨジヨジ ひ孫「のぼっておいでよー!」 幼女11「ぇ・・ぇ!あたしもですか?!」 ひ孫「当たり前でしょー!はやくー!」 幼女11「ぅーん・・んしょ ヨジヨジ 高いです・・」ブルブル ひ孫「てっぺんだよー!」 幼女11「ふぅ・・やっとのぼれました」 ひ孫「ここで座るの好きなんだ!ボクが一番偉い時だから!」 幼女11「クスクス・・気持ちいいですよね」 ひ孫「ねー!幼女11ちゃんには好きな人とかいないの!」 幼女11「ぇ・・?」 ひ孫「いる?いない?」 幼女11「ぅーん・・あたしにはマスターが居ますから・・」 ひ孫「ぇー!つまんないつまんない!」 幼女11「・・・ぁ」 ひ孫「え!やっぱ居るの?ねぇねぇ!」 幼女11「ぇ・・ぁ・・昔の話です//」 ひ孫「ねぇねぇ!どんな人なのー!」 幼女11「えと・・その人とお話した事はないんです」 ひ孫「へー!なんでなんでー!遊びにいこうよー!」 幼女11「・・それは・・無理ですね//」 ひ孫「つまんないつまんないー!」 幼女11「あたしがまだお店に居た頃でクリスマスの日に 他のマスターに買われていっちゃって・・」 ひ孫「えー!なにそれー!」 幼女11「・・あの人は今どこで何してるのかな」 ひ孫「ねぇねぇ!いつか会えるかな?!」 幼女11「ぇ・・神様が逢わせてくれるならいつか・・ですね//」 871 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/03/14(金) 16 22 56.01 ID fY7Hj/Eo 【爺ニートと幼女11】その34 自宅 ガララララ ひ孫「おじいちゃんただいまー!」トテテテ 幼女11「帰りましたー」 爺ニート「おぉ おかえり 散歩は楽しかったかい」 ひ孫「うん!幼女11ちゃん優しいしボク大好き!」ギュ 幼女11「ぁぅ・・//」 爺ニート「今日の飯の材料買っといたぞい」 幼女11「ぁ・・ごめんなさい!」 爺ニート「いいんじゃいいんじゃ 作ってくれるかい」 幼女11「はい すぐ作りますね」 ひ孫「へー!幼女11ちゃんってご飯も作れるんだー!」 ピョンピョン 幼女11「じゃあご飯作るのでまた後で」 ピョンピョン ひ孫「ぴょんぴょん跳ねてる!!なんで?!ねぇなんで?!」トテテテ 幼女11「ぁぅ・・家事する時の仕様です・・//」 ピョンピョン ひ孫「ボクもボクも!ピョンピョン」 幼女11「ぁ・・料理中は危ないから来ちゃだめです」 ピョンピョン ひ孫「えー!ボクも一緒にぴょんぴょんしたいー!」 爺ニート「これこれ、わしが遊んであげるから幼女11ちゃんの邪魔しちゃだめじゃよ」 ひ孫「ぇ~~~~~~~~~~~」 ピョンピョン 幼女11「・・後で一緒に遊びましょうね」 ヒュンヒュンヒュン!! チャキ!! ストトトトトト!!! ビュンビュン!! ひ孫「おじいちゃん!包丁振り回して危ないよ!!」 爺ニート「いいんじゃよ あれが幼女11ちゃんのデフォじゃ」キラーン 872 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/03/14(金) 16 23 29.88 ID fY7Hj/Eo 【爺ニートと幼女11】その35 ご飯 ひ孫「ご飯おいしいよー!」もぐもぐ 爺ニート「幼女11ちゃんの料理は絶品じゃからのぅ」もぐもぐ 幼女11「ぇ・・そんな事ないです//」 ひ孫「ねぇねぇ!お爺ちゃん!ボクも幼女ほしい!」 爺ニート「ひ孫ちゃんにはまだちょっと早いんじゃないかのぅぅ~」 ひ孫「嫌!ほしい!幼女11ちゃん頂戴!」 爺ニート「ボッフォ!!・・げほげほ」 幼女11「ぁぁ・・マスター大丈夫ですか」 ひ孫「ボク今日幼女11ちゃんと一緒にお風呂はいるー!」 爺ニート「ふぉっふぉ そうかそうか」 幼女11「ぇ・・ぁ・・でも」 ひ孫「入りたい!入りたい!」 幼女11「ぁぅ・・」 爺ニート「いいんじゃよ 好きにしたらええ」ニッコリ ひ孫「幼女11ちゃんもボクと一緒に入りたいよね!」 幼女11「ぇ・・えと・・」 ひ孫「え?!嫌なの!ふーーん!じゃあいいよ!」もぐもぐ 幼女11「ぇ・・ぁ・・は、入りたいです入りたいです//」 ひ孫「ほんとに~~~~?」もぐもぐ 幼女11「ほんとですよ~」 爺ニート「ふぉっふぉ ひ孫ちゃんはかなり幼女11ちゃんをお気に入りのようじゃのぅ~」 ひ孫「ご飯終ったらすぐお風呂はいるー!」もぐもぐ 幼女11「ぇ・・洗い物しないと・・」 爺ニート「洗い物はわしがやっとくから大丈夫じゃよ」 幼女11「ごめんなさい・・」 爺ニート「いいんじゃよ ひ孫ちゃんの好きにさせてあげたらええよ」ニッコリ 873 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/03/14(金) 16 24 14.89 ID fY7Hj/Eo 【爺ニートと幼女11】その36 お風呂 ガラガラ ピシャ ひ孫「うわーい!おふろおふろー!」どっぼーん!!! 幼女11「わっ 体洗ってから入らないとだめですよ」 ひ孫「えー!いいじゃんー!」ジャバジャバ ひ孫「湯船入っておいでよー!はやくー!」バシャバシャ 幼女11「ぁぅー・・」チャプン ひ孫「うわーい!幼女11ちゃんだー!」ギュ バシャバシャ 幼女11「にゃ!ちょ・・ちょっと・・やめてください///」バシャバシャ ひ孫「いいじゃんー!ねー!おちんちんないよー!見せてー!」 幼女11「なっ?! だ!だめです!!////」 ひ孫「え~~~~~~~~!」ジャバジャバ 幼女11「お風呂はそういう事する所じゃないです」ブクブク ひ孫「え!じゃあどこならいいの?!」 幼女11「ぇ・・そういう事じゃ・・」ブクブク ひ孫「はやく見せてよー!さわっちゃうぞー!」ジャバジャバ 幼女11「わっ!きゃ!ちょ!だめです~~~!!」ジャバジャバ 幼女11「もぅ・・早く洗っちゃいますよ」ザパァ ひ孫「じー・・・おお!」 幼女11「ぁぅ・・///」 ひ孫「ねー!シャンプーハットないのー!」 幼女11「なんですかそれ?」 ひ孫「あれないと頭洗えないよ!」 幼女11「洗えますよ?ほら」ゴシゴシ ひ孫「えええ!目にシャンプー入らないの?!」 幼女11「入りませんよ?入ったら目つぶってください こんな風に」ゴジゴジ ひ孫「もみもみ」ムニムニ 幼女11「っきゃあぁぁぁぁぁ!!!何するんですかぁぁぁ////」ガタガタン ひ孫「あははははは」 爺ニート「楽しそうじゃ・・ええのぅ・・」 874 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/03/14(金) 16 24 45.58 ID fY7Hj/Eo 【爺ニートと幼女11】その37 就寝前 幼女11「お布団3つひきました」 爺ニート「おお、すまないねぇ~」 ひ孫「ボク幼女11ちゃんと一緒に寝たい!」 幼女11「ぇ・・」 爺ニート「ひ孫ちゃんはは甘えっこじゃからのぅ いつもわしが一緒に寝てあげてたんじゃよ」 幼女11「そうなんですか」 トテテテテ バフン ひ孫「はやくー!ボクの布団おいでよー!」 爺ニート「いいんじゃよ」ニッコリ 幼女11「はぃ・・」トテトテ 就寝 もぞもぞ ひ孫「わーい 幼女11ちゃんいい匂い」ギュ 幼女11「ぁぅ・・そんなひっついちゃだめですよ//」 爺ニート「・・・・・」 ひ孫「いいのー」ギュギュ 幼女11「ちょ そんな所さわっちゃだめです//」 爺ニート「・・・・・ゲフンゲフン」 ひ孫「むにゃー」 幼女11「ひゃぅ 早く寝てください//」 爺ニート「・・・・・」 ひ孫「ねぇボクなんかドキドキしてきちゃった」 幼女11「や・・やめてください//」 爺ニート「・・・・・ぷぅ」 ひ孫「あ おじいちゃんオナラした」 875 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/03/14(金) 16 25 14.81 ID fY7Hj/Eo 【爺ニートと幼女11】その38 ひ孫「幼女11ちゃん温かい」ギュ 幼女11「暑いです」 爺ニート「・・・・・・」 ひ孫「毎日一緒に寝たいなー」 幼女11「クスクス 本当甘えっこですね」 爺ニート「・・・・ぐぅぐぅ」 ひ孫「幼女11ちゃん~~」ムギュゥ 幼女11「ゃ・・ちょっと・・だめですって・・ぁ・・//」 爺ニート「・・・・んがーんがー」 ひ孫「おじいちゃんイビキうるさい」 爺ニート「・・・・・・」 ひ孫「・・・・くーくー」 爺ニート「・・・・・」 爺ニート「・・・・・」 幼女11「・・・マスター」ヒソヒソ 爺ニート「・・・・・ぐぅぐぅ」 幼女11「ひ孫ちゃん寝ましたよ」ヒソヒソ もぞもぞ 幼女11「妬いちゃいました?」ギュ 爺ニート「・・・・・ぐぅぐぅ」 幼女11「クスクス おやすみなさいマスター」ギュ 爺ニート「・・・・・ぐぅ~//」 876 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/03/14(金) 16 25 57.08 ID fY7Hj/Eo 【爺ニートと幼女11】その39 ひ孫と夏休み 2日目 ひ孫「ボク プール行きたいー!」 幼女11「・・プール・・ですか?」 ひ孫「ねぇねぇ!おじいちゃんいいでしょ!」 爺ニート「プールもたまにはいいのぅ~」 幼女11「プール行った事ないです」 ひ孫「じゃあ行こー!幼女11ちゃんと行きたいー!」 幼女11「ぇ・・でも・・水着とかないし・・」 爺ニート「安心せい!こんな事もあろうかとスクール水着購入済みじゃ!」ジャーン!!! 幼女11「わぁ!」キラキラ ひ孫「おじいちゃんすごーい!さすがだねー!」 爺ニート「ふぉっふぉっふぉ// じゃあわしも準備するかの」 ひ孫「2人で行くからおじいちゃんは来なくていいよー!」 爺ニート「え・・あ・・そう・・ションボリ」 幼女11「ぇ・・ぁ・・マスター!」 ひ孫「早くいこうよー!早くー!」グィグィ 幼女11「わっ わっ でも・・でも・・」 ひ孫「いいからはやくー!」グイー 幼女11「そんなひっぱらないでください~」ドタドタ ガララララ ピシャ 爺ニート「・・・・・」 爺ニート「・・・そうめんでも食うか」 チリリーン 爺ニート「・・・つるつる」 877 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/03/14(金) 16 26 43.85 ID fY7Hj/Eo 【爺ニートと幼女11】その40 プール ざわざわ・・わいわい・・ 幼女11「わー すごい人ですね」 ひ孫「うわーい!プールー!」トテテテテ ドップーン!! 幼女11「ぇと・・ピチャ・・・冷たい・・」ピチャピチャ ひ孫「何してるのー!早くおいでよー!」ジャバジャバ 幼女11「ぇ・・でも・・初めてだし・・」ピチャピチャ ひ孫「んもー!はやくー!」グィ!! 幼女11「え!ちょっと!っきゃぁぁぁ!!」 どっぼぉぉぉぉぉん!!! ひ孫「気持ちいでしょー!」ぷかぷか 幼女11「あっぷ!あっぷぁ!あぶばぶ!」ジャバジャバジャバ!!! ひ孫「あれ!泳げないの?」 幼女11「たすぱふあ!けてぷは!ばぁ!!」ジャバジャバ!!! ひ孫「ちびっこプールは足つくよ?」 幼女11「ぶくぶくぶく・・・・・・////」 子供用スライダー ジャバジャバジャバ 幼女11「ぁぅーこれ何ですか・・・」どきどき ひ孫「すべりだいだよ!」 ひ孫「いくよー!」 幼女11「ぁぁ!・・まって!」 ドシュゥゥ ひ孫「れっつご~~~!」 幼女11「っっきゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 シュバババババババババ!!! ひ孫「あははははは!気持ちい~~~!」 幼女11「いっやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」 ジョババババババババババババババ!!!!! ひ孫「ゴール見えたよー!鼻つまんでー!」 幼女11「へ?!何ですか?!わっ!わっ!っっきゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 ドバドボドボォォォォォォォォォォォォォォン!!!!! 878 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/03/14(金) 16 27 16.76 ID fY7Hj/Eo 【爺ニートと幼女11】その41 自宅 ひ孫「ただいまー!」 幼女11「・・・・帰り・・ました・・」フラフラ 爺ニート「おかえり、プールはどうじゃったかな」 ひ孫「楽しかったよー!」 幼女11「・・・・です」フラフラ ひ孫と夏休み 3日目 爺ニート「ひ孫ちゃん今日はおじいちゃんと遊ぼうか」 ひ孫「いやー!幼女11ちゃんと遊ぶー!」 幼女11「ぁ・・ぇ・・今日もですか」 爺ニート「そうかそうか・・しょうがないのぅ」ニッコリ ひ孫と夏休み 4日目 爺ニート「ひ孫ちゃん 今日はおじいちゃんと一緒におでかけしようか」 ひ孫「行かないー!幼女11ちゃんどこー!」 幼女11「あたしはここですよー」 爺ニート「そ、そうか・・じゃあ幼女11ちゃんにお願いしようかのぅぅ~」ニッコリ ひ孫と夏休み 5日目 爺ニート「ひ孫ちゃん ひ孫ちゃん」 ひ孫「もー!おじいちゃんうるさいよー!幼女11ちゃんと遊ぶのー!」 幼女11「クスクス ひ孫ちゃんはいつも元気すぎですよ」 爺ニート「ぉ・・おお・・元気が一番じゃなぁ」ニッコリ 879 名前: SS@ニート 投稿日: 2008/03/14(金) 16 27 53.81 ID fY7Hj/Eo 【爺ニートと幼女11】その42 就寝 爺ニート「・・・・・」 ひ孫「・・・・くーくー」 幼女11「・・・・クークー」 爺ニート「・・・・・ぐぅ」 爺ニート「・・・・・・」 爺ニート「・・・・・・ウォッホン」 ひ孫「・・・・くーくー」 幼女11「・・・・クークー」 爺ニート「・・・・・・」 爺ニート「・・・・・・ぷぅ」 ひ孫「・・・・くーくー」 幼女11「・・・・クークー」 爺ニート「・・・・・・」 爺ニート「・・・・・グスン・・」 【次のページへ】