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_..- ―-- 、 _..-''゙゙´ ヽ / \ / , --、 .,.-- 、 ヽ / /´ `ヽ /´ `ヽ ヽ ,′( -―- l l -―- ) ! ; ヽ_ ノ ヽ _ノ | { ''"⌒( i )'⌒"' } ', ` ─'^ー - ´ / ヽ、 / ,> __ _ _ _ _ < 【入速出やる夫】 第1独立戦術機中隊第2小隊長を務める帝国陸軍中尉。 西独で育ち、ダンケルク撤退戦後にアメリカに滞在していた経歴を持つが、生粋の日本人である。 小太りな体型だが、衛士として理想的な肉体構造をしており本人の能力も折り紙つき。 特に日本では前例のない『前衛砲兵』というポジションを確立した射撃のプロフェッショナルだが、 その分帝国軍や斯衛軍が確立してきた戦術機運用思想とは相容れない部分がある。 所持スキル: 格 初太刀 1 最初の1回、近接武器による反動ダメージを無効にする 格 格闘術 1 格闘値を+0.5し、反動を-1 射 前衛砲兵 - 近距離戦闘で射撃武器使用可能 射 精密射撃 4 射撃攻撃時ダメージ1.5倍、他属種越しに光線属種を攻撃可能 射 引き撃ち 2 射撃攻撃後の回避判定達成値を+8 射 弾数管理 1 小隊の保有弾数を+10 回 機体制御 3 機体回避値+12、格闘値+0.2、射撃値+0.1 回 死線 1 回避行動時達成値+8 指 冷静な指揮 4 射撃・格闘・回避・補助スキル有効化、有効化スキルのデメリット無効 指 圧倒的な指揮 3 全スキルを有効化、環境によるデメリット無効、30%の確率で再行動 特 不屈の魂 2 自部隊の死亡判定を30%で無効化し、交戦する敵に即死ダメージを与える 特 スキマ抜け - 回避判定失敗時、成功率50%で再度回避判定を行う 特 撤退上手 - 撤退戦において回避判定を2回行ってどちらか好きな値を選択できる 特 同調 - フェイズに一回、味方部隊とスキルを共有。ただし、関係が親密以上の相手限定(関係が親密:親密度が3以上) 特 先見の明 - BETAの動向を安価によって予測する 特 無名のエース - 自分を含めた味方部隊の回避値を+10 特 踏みつけ - 自部隊の攻撃によって相手の耐久が5以下となった時、相手に即死ダメージを与える スキルの編集はココ 戻る
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“陸軍としては海軍の意見に反対である” ということで陸軍の戦術史について徒然なるままに書き連ねていく。尚、エリアはヨーロッパである。 古代ギリシア 戦術というものがヨーロッパで見られるようになるのは古代ギリシアの頃からである。「都市国家」という国家単位の小ささ故に繰り出される兵は数百~数千といったところ(註1)である。軍隊の構成要員が選挙権を持つ市民であるため、ビッテンフェルト(註2)のような戦い方では国家機能が停滞する上、アジアの君主制国家という化け物を相手にする上でも戦術の必要性は明らかである。 軍の兵種は重装歩兵(槍兵)、軽装歩兵(散兵・投石兵・弓兵)、軽騎兵、重騎兵である。ギリシア世界以前においては弓兵が主体であったが金属技術の発展により重装歩兵がその座を奪っている。その重装歩兵が密集することで正面からの攻防に特化したのが「ファランクス(φάλαγξ)」である。そのため、ギリシア世界の戦術は「如何にしてファランクス陣形を崩させないまま敵陣にぶつけるか」に焦点を当てているといえよう。ファランクスは正面以外、特に右側面が脆く(註3)、密集隊形のため移動速度が遅い。 註 1:ただし、以下の2国は除く: ①スパルタはプロイセン以上の軍隊国家なので単体で1~2万の兵力を有する ②アテネはギリシア世界最大の都市国家であるため、1万ほど 2:彼の言葉が自身の戦術を如実に表している「こちらは両艦隊あわせて三万隻。敵軍をことごとく葬って、なお一万隻はあまるではないか」 3:重装歩兵は右手に槍、左手に丸盾を持っているため、右半身が晒されている 目下執筆中 古代ローマ 帝政ローマ末期(蛮族の侵入) 中世 近世 三十年戦争 ナポレオン戦争
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日本バドリオ事件顛末(入力途中) 殖田俊吉 第一部 昭和軍閥に対する私の見解 私は、田中内閣の時大蔵書記官で総理大臣秘書官を兼任して居たが、昭和三年五月張作霖の爆死事件というものが起つた。これは日本の関東軍の陰謀……大きく言えば日本陸軍の陰謀であつた。然るに陸軍は是に対して何等責任を負わないのみならず、恰も責任が田中大将にあるかの如くに盛んに宣伝して、到頭田中内閣を潰して了つた。その時の遣り方が実に陰険であつたので、私は陸軍というものを信用しないのみならず、之を唾棄し批判するに至つた。日本の陸軍が真に日本の国防を托するに足るものであるや否や、非常に疑惑を以て見るようになつたのである。 その後昭和六年三月には三月事件と云うものがあつた。これは未発に終つたけれども、矢張り陸軍の陰謀である、これを陸軍はひた隠しに隠していたが、やがて我々の耳にも入つて来た。続いて満洲事変、十月革命、所謂錦旗革命事件、陰謀の続発だ。更にこれは直接陸軍の計画ではなかつたかも知れないが、血盟団とか、或は五・一五事件、神兵隊事件、みんな陸軍と関係の深い連中が遣つた仕業だ。二・二六は多少類を異にするものではあるが、矢張り陸軍の陰謀だ。又小さい事件では、昭和十年夏の真崎追い出し事件や士官学校事件があつた。永田鉄山事件は陰謀ではないが、その一連の中に入つて来る。これ等を仔細に研究してゆけばゆく程、陸軍の性格が甚だ信用すべからざるものであることが看取されるのである。 私はこの陸軍の性格に関して、日華事変が現れる以前に、一応の結論を得て居つた。そうして早晩中国に於て事を起すであろうと想像して居る時、果して日華事変が発生した。これも決して突如として起つたものではない。既に私共の頭の中に想定されていたことであつて、予て抱いていた陸軍に対する批判の結論が、この日華事変によつて実証されたようなものである。 陸軍には予てから政治を自分の手に掌握したいという考が潜んでいた。陸軍が政権を掌握するためには非常事態の発生を必要とする。何かのチャンスで非常事態を惹起して、 (以上42頁) それによつて政権を握ることが出来たなら、今度はその政権を維持するため、次の非常事態を必要とする。政権を継続せしめるために更に新たなる非常事態を必要とする。斯の如くにして、非常時は益々拡大し延長される結果となる。 一番初めの張作霖事件からして、その意味を以て行われたものだと思われる。張作霖事件なるものは、満洲事変の伏線ではなくて、満洲事変の予行演習であつた。若しあの事件が計画通りに進行して居つたならば、当然満洲事変になるべかりしものである。それを中途で不発に終らしめたのは、全く田中義一さんの力であつた。もし田中さんが圧力を加えて軍を抑えなかつたならば、あの時あれが即ち満洲事変に発展したものと考えて宜い。 それでは張作霖事件でも、又満洲事変でも、単なる陸軍の帝国主義の発露であるかと云うと、左様に見えて実はそうでない。陸軍は古くから所謂大陸政策なるものを持つて居る。これは陸軍の北進政策、即ち満蒙に発展し、日本海をほんとうに日本の領土を以て囲まれた海にしよう、斯う云う考え方が昔からあるので、張作霖事件などは、その実行であるかの如く見えるけれども、之を仔細に検討すれば、決してそうではない。 第一次世界大戦後、日本も世界的な風潮に感染して、陸軍というものが非常に社会主義的になつた。所謂社会革命というようなものに、非常に興味を持つに至つた。この社会主義的社会革命を革新政策と云う名で呼んでいた。陸軍の中には色々な種類と色々な段階とがある、極く通常の形は国家社会主義である、それ迄に至らない人は復古主義である、併し更に進んだ人は遥に左傾をして居つた。そこで社会革命所謂革新政策を自分達の手によつて実行して行く、それを実行するためには自分たちが政治力を持たなければならない。其政治力を獲得するには則ち非常時が必要になつて来る。これを人為的に作ろうとしたのが三月事件、これは直接政権を獲得しようとしたのだが、直接でなく間接な形で遣ろうとしたのが満洲事変、之れと表裏をなすものが即ち十月革命、即ち錦旗革命事件であろう。 三月事件に関連して、宇垣さんの諒解或は黙契があつたとか無かつたとか色々な見方もあるが、兎に角あの時に擬音爆弾三百個を陸軍から大日本正義団に渡した事実がある。これは陸軍大臣のサインがなければ渡せないもので、其時の陸軍大臣は宇垣さんである。併しこつちの品物をあつちへ動かすというような事は大臣がそんなに詳しく知らないでも、「大臣、これにサインして下さい」と言われれば「うんそうか」とサインするのが常識である。だからそれにサインされたからといつて、あの計画に参加して居たかどうかは判るもので無い。宇垣さんは、自分はそうでなかつたと弁明をしているのだ。兎に角あの計画は実行しないで中止された。それは主として小畑敏四郎大佐、真崎甚三郎中将の反対があつたためだ。宇垣さんは計画の内容を御存知かどうか知らぬが之が実行を中止するのに不賛成な道理はあるまい。然るにその結果は如何なるわけか宇垣自らこの計画を裏切つたんだという印象を若い統制派の連中に与えたものの如く彼等はそれならば今後宇垣内閣の成立を妨碍するという考えになつたというのだ。此辺の経緯は相当複雑に考えなければならぬ。世間では宇垣内閣の妨碍は軍縮問題が原因だと想像しておるが、併しそれは実際に即して居らぬ。三月事件を裏切つたから宇垣内閣を妨碍するといつたのでは世間が承知しない。第一、三月事件は有耶無耶にして仕舞つたのだから、世間に判り易い軍縮問題を理由にしたのである。そこに陸軍の連中の如何にも奸智に長けた処を見るのである。 満洲事変にしてもあれは昭和六年の九月十 (以上43頁) 八日に突発したものではない。既に予定計画があつて、満洲で事を挙げると同時に十月革命を行つて、国内に非常時を現出して、陸軍の政治力を伸そうという計画であつたのだ。 満洲事変後の満州を観ると、決して帝国主義的な単なる大陸政策ではない。満洲に陸軍の支配に属する独立国家を作る、而してその独立の国家たるや、普通には帝国主義は資本主義の発展したものだと解釈されており、それが満蒙政策となり、満洲国が出来たのだと理解されて居るけれども、出来上つた満洲国は決して左様では無い。日本の資本主義が製造する物資を満洲に販売し、満洲の産出する天然資源を日本の工業原料にする、という形式は余り考えていない。 満洲を満洲自身完全なる独立国家としての機能を営ませる、日本と相関関係に置くのではない、という構想の下に作られておる。例えば満洲重工業株式会社と云うのは、非常に高度の重工業で、飛行機も造り、自動車も作る、こんな重工業は帝国主義が殖民地に興すことなど考えられるものではない。満洲国を原料国にするなら、単に大豆を作り、石炭を掘り、或は鉄鉱石を掘るというに止る、満洲に近代的な工業を興そうとするものがあれば、それを止めこそすれ、進める必要は何処にも無い。満洲という完全な独立国家を作つて、日本人という仮面を被つて居り乍ら、実は日本人で無い、即ち日本の陸軍軍人の支配する国にしよう、更に進んではこの満洲国を以て日本をリードして行こう、別言すれば満洲をテストプラントにして一応熟練して、日本もそれに持つて行こうと云うのが一つ。それから満洲という大きな背景を以て日本における勢力をそれに依つて維持し発展せしめよう。故に始終日本から掣肘されない独立の領地を有つて居たかつた、斯う考えることが一番合理的なように思われる。 そこで日本の陸軍は社会革命を描いた、それを実行する為に政権が必要である。政権を獲得し維持する為に非常事態を必要とする。これが段々大きくなつて行けば対外戦争になる外は無い。こういう構想が出て来る訳だ。 然らば満洲事変後、彼等の構想が果してスムースに実現したかどうか。満洲国は出来た、種々な事業は緒に就いた、併し満洲国の建設、満洲国内の開発は時日の経過に伴つて、次第に非常時的性格を喪失して来た、多くの日本人は非常時とは感じなくなつた、同時に陸軍の政治上の声望威力は漸次下り坂に向つていつた、陸軍に遣つてもらわなくたつて、我々でもやれるのではないかと一般の政治家が考えるようになつた。斯うなつては今一遍非常時を拡大しなければならなくなつて、陸軍の人達は、未だ非常時は終つて居ないのだ、これからが真の非常時だと声を大にして唱えたが、併し掛け声だけで、一般国民の心理状態は、既に非常時は終つた、平静に戻つたと考えて居た。そこで陸軍としては、国内か国外か何処でも宜いから何かしら異変状態の生起する[#「生起する」は底本では「起生する」]ことが必要になつて来る。それ自身については各々目的や動機もあろうが、血盟団、五・一五、神兵隊、これらは非常事態を連続せしめるという一つの大きな構想が作用しているに違いなかつた。 従つて我々は、陸軍は今に満洲から手を返して支那大陸で何か始めはしないかという予感があつた処へかの二・二六が起つたのである。二・二六を実行した人達は、それ迄陸軍をリードして来たし、又その後、太平洋戦争の終る迄陸軍をリードして居つた幹部に対する反抗であつた。ところがこの反抗を巧みに活用して自分等の利益にして了つた。是は彼等が非常に悧巧であつたからだ。二・二六は若い人達が冷静な判断を喪つて、気紛れと云つては悪いが血気に逸つて起した事件である。それならばその若い人達が、それ迄のリーダー達と真正面から反対したのかという (以上44頁) と、そうではない。二・二六に蹶起した若い将校達は、所謂皇道派であつたかのように言われて居るが、実は皇道派でも無く統制派でも無い、どちらかと云えば気分は皇道派に近かつたかも判らないが、抱いている考え方は統制派に近いものであつた。唯統制派は何時でも幕僚を主流とする団体であり、二・二六の若い人達は第一線の即ち幕僚でない将校であつた。皇道派というものは、言われている程有力なものではなかつたと思うが、これも革新派ではあつた。その意味において通ずるものがあるけれども、事実は革新派の中の最もプリミテイブな復古主義者であつた。尤も全部がそうだと云うのではなく、皇道派と言われる人達の中には非常にリベラルな進歩的な人達もあつた。これは表現の仕方は色々あつただろうが、一面リベラリストでありながら、然も最も古い陸軍の伝統を多分に持ち続けて居た人達、好い意味の大陸論者であつた。それで幹部派即ち統制派が大川周明に近かつたとするならば、二・二六の若い将校達は、北一輝に非常に近かつた。或人は是を北と大川の喧嘩だと言つたくらいだ。併し統制派は必ずしも大川にリードされて居たとは思わない、もつと進んだ……科学的社会主義の理論にまで進んだものであつた。例えば満洲国の遣り方を視ても、皆トラストで行ると[#「行ると」は原文ママ]云うように、ナチスに近いが、より多くソヴエットに近い考えを持つて居た。満洲国にアメリカの資本を入れようとしたのは鮎川義介君たちだが、併し満洲の陸軍の人達の考えたのはアメリカの資本と同時に資本主義の這入つて来ることは反対である。若し日本の資本家が満洲の開発に協力しないならば日本の資本家は一切締出していつそソヴエットの援助を仰ごうかと考えたものもあつた程である。 陸軍の中にもアメリカ資本説を持つた人もあつたけれども、それはカムフラージュであつたような気がする。踊つてる人達は一生懸命踊つて居るのだが、後ろに居て踊らせてる人としては必ずしも本気じやなかつたように思われる。 満洲国の性格がソ聯的であることは、協和会などを見てもよく判る。 日本の陸軍が全体主義であると考えておる人が多かつたが、その全体主義は必ずしもナチ的ファッショ的なものではなかつた。それは彼等がナチ的であるかの如く装つて居ただけのことで、実は純粋のナチ的では無い、ナチ的より更に進んだものなのだ。多くの人はナチスとソヴエットを全然異るもののように考えておるけれども、若しナチスのものをソヴエットといい、ソヴエットのものをナチスといつて日本人に教えたとしても、多くの人は矢張りそうかと思う。その一般の人の頭の盲点が巧みに利用されて居たのだ。そういう巧妙で且つ高度な精神的な指導は、軍のどういう処がやつたかというと、それは勿論統制派の幹部である。士官学校、陸大を優秀な成績で出て、欧洲あたりも視て来ているから、相当のインテリジェンスがあるのは当然だ。 日華事変というものが起つて来た。不拡大不拡大と言いながら、拡大しつゝある。不拡大を唱える人は、陸軍大臣とか参謀総長とか表面陸軍をリードするが実権を有たない人々で、実権を有つて居る人達は黙々として拡大一方に進んで居る。若し本当に不拡大で行くならば、或はあの事変を勝利を以て片附けようと思つたならば、容易に片附け得た筈である。それは飛行機を製造する工場もなし、自動車も造れず、大砲や鉄砲も碌な物を有たない当時の中国兵と、最も近代的な装備を持つ日本の軍隊が本気で戦つたら、勝つも勝たぬも無い、日本が勝たないのは嘘である。勝とうとしなかつたのだ。何となれば戦争を止めたくないからだ。しかも中国と戦争をしていることが一番ラクなんだ。何時も自分がイニ (以上45頁) シヤティヴを持つていて、止めようと思えばいつだつて止められる、敗けないんだから[#「敗けないんだから」は原文ママ]何時までだつてやつて居られる、これ程都合の宜い戦争は無い。併も[#「併も」は原文ママ]これで非常時、自分は傷つく心配の無い非常時の大規模な展開、まさに思う壺ではないか。それでいて、いや支那は広いんだとか、やれ地形がどうだとか弁解しているが、そんなことを言うなら、秦の始皇帝や漢の高祖時代の戦争と同じではないか。当時の日本はどういう軍隊を持つていたか、どういう装備を有つていたか、そんなことは、問題にならぬでは無いか。全力を尽す尽さぬの沙汰ではない、まるで近代的の装備など、対中国戦争では用いては居ない。そつくり満洲に取つてある。それを偶々使つたことがある、板垣征四郎が台児荘で敗けた[#「敗けた」は原文ママ]時のことだ。敗けては[#「敗けては」は原文ママ]ならぬから取つときの機械化部隊を持つて行つたら直ぐ片が付いた。それをストックして居るのである。ストックしている武器なり装備なりが不充分ならば、誰に遠慮することも無い、直ちに支那の地形なり状況に適合するものを造り得る筈だ、それを造る努力もして居ない、飛行機だつて充分には使つていないのである。 これに対して何等の批評をし得なかつたことは日本人の重大な責任だ、軍の為すが儘に委せて、彼等の宣伝をそのまま聴従して居た、こんな馬鹿なことはない、若し実際中国のあの旧式な軍隊を対手にして引摺り廻されて[#「廻されて」の「廻」は底本では「廴+囘」]ノンベンダラリとしていたというならば、どうして最も近代的な英米を向うに廻して戦さが出来るか、最も高度の近代工業を有つている、従つて最も進歩した武器と装備を携え得る英米を相手にして戦うというのだから、それは相当の自信がなければならぬ、大した自信はないにしても或程度の自信はあつたであろう。つまり日華事変は対英米戦争に日本を捲込む一つの基盤をなしたものと見得るのである。若しこの日華事変がなかつたならば、或は対英米戦争を起す口実が見出し得なかつたかもしれない。 それでは何故対英米戦争をやる気になつたか。あの頃頻りに反英の空気を煽つて、反英的理論を宣伝したものだが、それはソヴエットにおいて、カール・ラデックが世界に向つてしきりに論陣を張つていた反英理論とそつくりなものである。ラデックは独逸系の猶太人で、後に粛清されて、後で寛大な処置を与えられた男であるが、その当時はソヴエットの有力なるスピーカーであつた。そのスピーカーの主張通りの主張が日本に於て頻りに行われたのである。反英的空気はあつてもソヴエットと争うという考は微塵も無かつた。陸軍の中には対ソ論者が沢山居たけれども、その人達はリーダーの地位から皆追われて了つた。皇道派は二・二六を契機としてみんな退けられてしまつた。石原莞爾なども初めは対ソ論者だつたが、後には考が変つて「東亜連盟論」を書いたりした。これは東洋に於てソヴエットを作ると云うことなのだ。ある人は彼はコムミユニストであるとはつきり云つて居る。成程今の左翼の人々は、陸軍とは仲良くなかつたであろう。併し又陸軍と仲良かつた左翼も沢山居つたのである。三月事件前後から陸軍は左翼と非常に密接な関係をもつて居つた。如何なる人々がそうであつたか此処では差控えるが石原はあの当時の統制派の代表者だつたから、この連中と特に親しくしていたようだ。然し其の他の連中にしても左翼の人達に対しては頗る敬意を払つて居つたようだ。 そこで陸軍はソヴエットと争うことは絶対に避けた。張鼓峰、ノモンハン、あれは日本の陸軍がハッキリ敗けた。それでも黙つて引き退つた。ノモンハンでは一箇師団の兵隊を失つている。それでも黙つて引き下つた。あの戦争に参加した関東軍の幹部は全部罰を喰つている。北京郊外蘆溝橋の銃声一発が日本 (以下46頁) の軍隊を侮辱したといつて、あれほどの戦を始めたくらいなら、一箇師団の兵隊を失つて何で黙つて引退る理由があるか。当時は日華事変をやつてい居つたから、両方に敵を迎えることは出来なかつた、殊に新鋭の武器を持つたソヴエットの軍隊を向うに廻すことは到底出来得ないことだつた、と云う説がある。然らば日華事変のあの大泥沼に足を突込んでヘトヘトになつている日本の軍隊が、何故英米と戦つたのか。日本の陸軍は何十年来伝統的に大陸政策即ち北進政策を主張して来た。支那本部に事を構え、更に南方に向つて日本の権益を拡張するなんぞということは、日本の陸軍の夢にも考えざるところである。海軍は平和的南進論を夢みて居つたが、陸軍はこれを軽蔑していた。それが突如として南に向つて、大東亜共栄圏ということになつた。独逸のナチみたいな汎独主義のようなものが最初から強調され、その実現に向つて進んでいつたというなら南進論も判るけれども、日本の陸軍はそんなものを持つてはいない。日華事変の後で南進を実行するに迨んででつち上げたものが大東亜共栄圏だ。そこに日本の陸軍が昔の陸軍と大変な相違のあることが看取出来るのである。 彼等はそれからブロック経済論を唱えた。ブロック経済というのは大陸政策であつて、南洋のような海上に散在する島々は、ブロックに出来るものでは無い。大英帝国の崩壊を嗤つたのは誰だ。大英帝国は本当のブロックでない、海の上の島々を単に頭の上で連結したに過ぎないから弱いのだ、世界の政治の上から消えるのだ、こう言つて批評していた日本が、何を好んで海の上にブロックを考えるのか、論理上の矛盾撞着も甚しいではないか。 加之日本の陸軍は世界中に優秀なる情報網を持つて、ふだんから戦略を研究しているし、戦力の基礎をなす経済力とか政治の情況を知悉してる筈だ。そのデータを精細に集めて研究しているならば、英米と戦争して勝てるなどと考えるわけは無い。そんな馬鹿な参謀達ではあるまい。或はナチの赫々たる戦果に眩惑されて、自分自身には大した用意もなし自信も無いけれども、独逸の戦勝に便乗しようと安価なことを考えたのではないか、と論ずる人もある。併し私はそれも採るに足らぬ説だと思う。ダンケルクで英吉利を追い落した当時の事ならいざ知らず、日本が世界戦争に入つたのは、あれから二年も後のことだ。併も独逸がソヴエットに対して戦争を開始していた時のことだ。戦史を知つてる者ならば誰でも判る。独逸という国は、二正面作戦、而も長期戦争で勝つた例しが無い国だ。 それが分らぬ陸軍ではない。 彼等は今まで詳述したように、戦さをするために戦さをする。国家の利益とか、国民の福祉とかは、真剣に考えたことはない。彼等は敗け戦さを承知の上で、戦争の相手を次々と変え、拡大して行く。これほど危険なことがあろうか――これが私の一貫した持論であつた。 私は日華事変の始まつた当時から、陸軍にこの国家が委して置かれるか、何としてでも政権を早く陸軍から奪い還すことが最大の時務であることを痛感して居た。そこで国を憂える人々に対して、先ず日華事変を早く止めなければならないと説いて居た。 そこで当面する問題は、陸軍を政治から追つ払うこと、これが解決されれば、あとは自然に解決される、困難は外にも色々あるけれども、それは大した問題で無い、と云うのが我々の考え方であつた。だから三国同盟については、戦争に捲き込まれる危険を恐れて、私は常に反対しておつた。 陸軍が日華事変を止めたくなかつたことは、独逸大使トラウトマンの仲裁に応じなかつたのを見ても判るし、「蒋介石を相手とせ (以上47頁) ず」もそうだ。尤も平和交渉に応ずるというゼスチユアだけはする。これを見て陸軍が良くなつた、平和論になつたと思つて、一生懸命努力して見ると、最後の土壇場へ行けば必ず引繰り返る、何時でもそうだ、これは近衛さんが切実に経験されたところである。 その三国同盟の頃、吉田茂さんが英吉利から帰つて来られたから、私は吉田さんと旧交を温めた。段々と提携を密にして行くようになつて、吉田さんを中心に、我々後輩が集まつて運動を続けたわけである。 茲で吉田さんと私との関係を簡単に述べると、無論吉田さんは私よりずつと先輩で、昭和二年田中内閣の時、田中外務大臣の下で外務次官になられた。田中さんは殆ど毎日のように外務省に来て事務をとつて居つた。私は総理大臣秘書官で、外務大臣秘書官を兼ねてはいなかつたけれども、事実上は外務大臣秘書官の仕事もしていたわけで、次官、局長あたりとは密接な関係があつた。吉田さんの前の次官は出淵勝次で、これは私の親戚であつた。吉田さんはその頃から、極くいい意味の政治家の風を具えて居られた。吉田さんは一つの政治的識見を持つて居られて、外交を政治の一環として、進めて行こうという、ハッキリそれを意識して、外交事務ではなしに政治をやる意味で外交をやつて居られたのだと思う。それで私は親類である出淵よりも吉田さんの方が親しみをもつて接することが出来た。というのは、吉田さんは最も忠実に田中首相を輔けて、田中と一心同体に働いて居られた。出淵次官はいつまでも次官で残つてはいない、遠からず米国大使になつて出て行くと言うことが決つて居つたから、腰掛の次官と言うところがあつたが、吉田さんになつて本腰を据えた次官という感じであつた。―― 我々同志の最大の問題は、陸軍を政治から追つ払うこと、それには陸軍大臣にその人を得て陸軍を粛正する外は無い。その陸軍大臣に誰を充てるか。私共は真崎甚三郎大将を考えた。ところが、真崎さんに対しては当時非常な誤解がある。統制派が非常な努力をして真崎さんに対する誤伝を世上に流布したものだが、この真崎さんを囲む一団の人々がある、その最も有力であつたのが小畑敏四郎、或は松浦、山岡、又柳川などもそうであつた。その中で、真崎、小畑が最も信用の出来る人だ。陸軍の実情を認識して、陸軍の粛正を実行し得る人は、この二人殊に真崎さんを措いて他に人は無い。真崎が大臣ならば小畑は次官になるであろう。ところが二人とも予備だ、予備の而も非常に誤解されて居る真崎さんを陸軍大臣に起用する政府を作らなければならない。それを身を以て実行する決心をした人を総理大臣に択ばねばならぬ。これが我々の建前であつた。 真崎、小畑の二人と我々との結び付きに就て言えば、我々の盟友の一人である岩淵辰雄君がこの二人と非常に親しかつた。私もこの二人とは親しかつた。そうして私も岩淵君も吉田さんとは頗る親しい、こういう関係で結合するに至つたが、後に近衛さんが第三次近衛内閣を投出して陸軍に振棄てられてから、その全部と親しい我々と一緒になるようになつたのである。然しそれは近衛さんだけで之が為めに従前近衛さんを取巻いて居つた人々と密接な関係を生ずることは無かつた。勿論至つて少数の例外はある。 そうやつて我々が非常に憂えているうちに、遂に三国同盟が出来、翼賛会が出来、日米交渉という場面になつた。日米交渉というものは非常に矛盾したものである。けれども近衛さんは真面目に考えた、ああいう矛盾したコースが近衛さんにとつてはナチュラルであつたのだろう。近衛さんはあの交渉の成功せんことを切に祈つた。私は駄目だと思つ (以上48頁) た、吉田さんも矢張り駄目だと思いながらも、非常に親しかつたグルー氏やクレーギー氏あたりに向つて熱心に努力されたものである。既にその頃は憲兵が我々を追つ駆けて居た。吉田さんの平河町の邸は憲兵に取囲まれて居た、私共はそれを承知していたけれども、そんな事は構わない、平気で出入しておつた。 そこへ松岡がソヴエットから帰つて来て、真先に日米交渉をぶち壊しに懸つた。南仏印進駐をやつた。これは日米和平の退路を絶つたようなものだ、それでも亜米利加も非常な努力をした。若し日本が誠意を以て平和的妥結に持つて行こうとするならば、それは立派に出来て居たと思う、それを軍が壊そうという建前だから出来つこ無い、遂に不成功に終つた。 そこで我々は、この日本の政治の真相を、先ず重臣に認識してもらわなければならないと考えたので、吉田さんと私が、手を替え品を替えて重臣の間を説いて歩いた。若槻を説き、牧野さんを説き、岡田にも、平沼にも、幣原にも、池田成彬にも説き、私は町田忠治にも話した。 宇垣さんにも話した。そうして居るうちに、遂に太平洋戦争に突入してしまつて、それから近衛さんの反省と煩悶が始まつたわけだ。 或る冬の寒い日、私は小畑敏四郎君と一緒に湯河原の近衛さんの別邸に往つて、私の見解を数時間に亘つて述べた、それを近衛さんは熱心に聴いてくれた。近衛という人は聴き上手だそうだから瞞されてはいけないと思つたけれども、そうではなかつた。 「殖田さん、私は三遍組閣をして、その間相当長い年月も経つているし、あらゆる人と密接な交渉もあつた。いろんな場面にも会つている、その体験からいうと、あなたのお話は思い当る事ばかりです。何故私にもつと早く話しをして呉れなかつたか」、之に対して私は、「敵の重囲の中に居られるあなたに話をすることは出来ませんでした、話をして、私も重囲の中に陥つて殺されることは厭はないが、私が殺されたら、志を継ぐ人が無い、自惚れとは思つたけれども、そう考えたから危うきに近寄らなかつたのだ」という話をした。 第二部 我々は如何に闘つたか 昭和二十年四月十五日の未明、まだみんな寝て居つたところへ玄関のベルが鳴つた。女中も居なかつたから、家内が玄関へ出る。そして陸軍法務官の某という名刺を持つて私の所へ来て、「大勢来ましたよ」と言う。 ははあ、来たなと思つて私は飛び起きた。その時にすぐ気がついたのは、私の持つている上奏文の原稿をどうするかということであつた。 その上奏文というのは、その前年東条内閣の当時、われわれの同志、吉田さん、岩淵君、近衛さん、真崎大将、小畑中将、真崎勝次少将、森岡二朗[#「森岡二朗」は底本では「森岡次郎」]こう言つた人々の間で、小林躋造海軍大将を出して東条内閣に取つて替らせよう、こういうことを考えて居つた。その小林内閣では真崎大将か小畑中将をもつて陸軍大臣にしよう、海軍大臣は小林さん自身に当らせたらどうか、こういう案を考えて居つた。政治を軍部の手から離して、完全に新しい内閣の手に握ろう。そして腐敗しきつている軍の粛正をやつて戦争を早くやめ、平和に持つてゆく。そのためには真崎とか小畑とかいう人を軍政に当らせる必要がある。ところがそれらの人は予備役だ。予備役の人を軍部大臣にすることは、当時はもう出来なかつた。現役の人の中からは、軍の粛正をする人を望んでも、これは思いもよらぬ。況んや、平和への転換などということは考えられぬ。どうしても予備役のそれも少数の限られた人の中から後任の軍部大臣を選ばなければならない。もし、われ/\の希望する如く、小林さんに大命が降下したとしても、組閣の一番の (以上49頁) 難関は、陸軍大臣を現役から採らずに予備の将軍から任用する点だ。これをやるためには、陛下が充分にその必要を認識されて、小林さんの意見を採用されることが必要なわけである。それには、何故そうするかということを、一応は申上げるだろうが、その複雑な事情を陛下が直ちに呑込まれるかどうか判らぬ。そこでその理由を詳しく判るように書いて、その時の役に立てる必要があるということになつた。その時の小林さんの考えでは、陛下がそれを御採用にならぬ時は組閣は不可能だから御辞退する。しかし、なぜかようなことを必要とするかはこれに書いてございますから、よく御覧を願います。と言つて御手許に残して来る。その用意に持つてゆこうというので書いたのがその上奏文なのである。大命が降下した時に陛下の御前でそれを読んで御承認を得ようというよりも、御承認がない時にそれを陛下の所へ残してお考えを願うことに役立てるために書いたものである。それによつて、新しい内閣を作る事は不成功に終つても、日本の政治の実情はこういうものだ、日本の陸海軍の真相はこういうものだ、この戦争はこういう段階にあるということを、ハッキリ陛下が認識される一つの機会にはなる。それだけでもよいのだ。恐らく陛下は何も真相を御承知ない。こう考えて長文のハッキリしたものを書こうということになつた。そして私に書けということになつて私が書いたのである。そういう意図のものであるから、簡単なものでなくて、ゆつくり読んでいただくような長いものになつた。その原稿が出来て、小畑君が見て筆を入れて居つた。近衛さんには、簡単に見て貰つたがその外の人達には未だ見せてなかつた。われ/\同志の仲では内容を一々見る必要はない、話は決つているのだから。しかし軍事との問題があるから、小畑君には特に相談したわけだ。 ところが間もなく東条内閣が倒れた。けれども小林のコの字も後継内閣の噂に出て来ない。若槻さんもわれ/\の考えを知つているシンパであつたけれども、重臣会議の席上では宇垣さんを推したらしい。近衛さんも小林ということは、とうとう言われずに終つた。小林さんはわれ/\の間で考えただけで、具体的な問題にはならなかつた。従つて、折角私が書いたけれども、それを小林さんが持つて宮中に出る機会はなかつた。恐らく小林さんは私がそれを書いていることも御承知なかつたかも知れない。――小磯内閣が出来上つた。事は破れたわけである。その原稿は焼棄てればよいのであつたが、われ/\はそのために大きな目的を棄てず、また次の機会を狙おうということになつた。なにも小林さんと限つたことはない。誰でもわれ/\の同志が出て行つて組閣をするという問題にぶつかれば、この上奏文は必ず必要になる。のみならず、政変、組閣の際でなくとも、近衛さんでも拝謁が出来て陛下にお話を申上げるという時には、それは有力な参考資料になると考えて居つたものだから、私はそれをそのまゝ取つておいたのである。 とにかく人に見られたら大変なものであるからどこかへ蔵い込んで、いざという時に始末が出来ないようなことでは困ると思つて、私はこの上奏文を、普段、すぐ枕もとの小抽斗に入れておいたのであつた。ところが、さて憲兵が十人も来て家を囲まれて見ると、その平素の用意が何にもならない。どう処分のしようもない。すぐ寝床から下りて寝巻を着替えながら、まつすぐに飛付いたのがその抽斗である。大きなレタア・ペーパーに五十枚くらい、こまかく書いてある。そうして畳んで封筒に入れてある。それを懐中に入れてみたけれども、どうも具合が悪い。茶の間の外が中庭になつておる。その向うには物置もあるし、隣家もある、そこへいつて見たらば何とかなるかもしれぬと思い、茶の間の雨戸を (以上50頁) あけて見たら、中庭にカーキ―服を着てチャンと立つている。急いで雨戸を締めてまた引返した。丁度その時に家内が寝巻をモンペに着替えて居つた。ハッと思いついて「お前、これをモンペの下に入れてくれないか」と言つたら、「それじや便所へ持つてゆきましようか」「いや、便所は駄目だよ。中廊下にも見張りがいるし、便所なんかへ入れても必ず覗かれるだろう。何かあるなと思つて拾い上げて見られたらおしまいだからそれは駄目だ。それよりモンペの下へ入れといてくれないか。まさか女を裸にもしないだろう。」私としては裸にして取られたら、それはその時のことだと思つて頼んだのだが、結局それが成功したのである。しかし、この上奏文は、後に焼き棄てられている。 一方引つぱつて行かれた私にすれば、この一文が取られたのか取られてないのか、判らない。 底本・初出:『文芸春秋』第27巻第12号、文芸春秋新社、1949(昭和24)年12月
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しんどう かずき いたずらに命をっ……奪うなーーーっ!!! 日本国航空自衛隊の二等空尉で、F-2のパイロット。TACネームは「モレヤ」。 日頃は沈着冷静な性格で、パイロットとしても優秀。 空自パイロットとしては階級が高くなく、編隊長でもない(*1)事から、若手と思われる。 ムー支援派遣混成戦闘航空団の一員としてエヌビア基地に派遣され、僚機と共に飛行ルートの確認とグラ・バルカス帝国陸軍基地の偵察に向かうRF-4Eの護衛任務に就く。 この日はグラ・バルカス帝国第8軍団によるアルー侵攻当日であり、郊外の高地でアルーから脱出して来たアリア、ベロニカ姉妹らを銃撃する第9航空団第2飛行隊所属のアンタレス型戦闘機4機をレーダーで発見する。 情報漏洩防止のため、「緊急の護衛以外の武器使用を禁止」されていたが、カラブレーゼ姉妹を救うために「民間人の護衛」と命令を故意に拡大解釈してリークス小隊と空戦を行い、AAM-5を用いて4機全てを撃墜する。 この様な行動をとったのは、太平洋戦争末期に祖母が戦闘機の機銃掃射で殺害された事を祖父から聞かされていたため(*2)。 帰還後、命令違反について上官からたっぷり油を絞られる事になる(*3)が、同じエヌビア基地に配備されているムー空軍部隊はこの戦果を高く評価している。 関連項目 登場人物|自衛隊|F-2 ※既存のコメントに返信する場合、返信したいコメントの左側にチェックを入れて下さい。 過去のコメント 今気づいたんだけど、名前が大内田陸将と読みが同じなんだよね。イーネみたいにアリアに惚れられるんだろうか?こっちはあそこまで歳の差カップルじゃないけど。 - 名無しさん (2020-03-11 08 11 27) もう70代の俺の父親の両親である祖父母は20代で結婚したのが終戦後だから、神藤の場合は親が6人兄弟の末っ子で神藤自身も年の離れた兄姉いる家庭だと思いねえ。 - 名無しさん (2021-04-20 16 40 35) 名前 ここを編集 〔最終更新日:2020年04月05日〕
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カテゴリー『正規軍』 【正規軍陸軍】 陸軍 ,-‐'´ ̄ヽ / ヽ ヽ ヽ ヽ ),-―-、 ヽ ノ/_'-'´三彡 `、 ///,――、`l /\/ /, |;;;;;;;;;;;;;;;|'´ |/~l |/|=| |;;;;;;;;;;;;;;;| ( O((X) ',=', /,ニニ,;;;;;| }-'\___//@/ ノ |,-、,、__/`―' `l /~ く ( | ,ニニニ、 _/ ,-、ヽ/ \| | /` / /ヾ',-'´ ノ | / /´),-,'´ ( '/ ̄_ ヽ / ⊂,_)--――'´ ヽヽ|!| | | | ゞ /‐´ 〉‐-、___ノ |!| |_| | / /ミ ゝ _|!| | | | | /ミ |  ̄|∥ ̄ ,|!| |_| | / /ミ / |∥ '|!| | | | メインは歩兵部隊、基本数で押せ押せな軍隊 歩兵部隊 名称 移動力 防空能力 補正 旅団規模以上 兵器性能 連隊規模以下 兵器性能 歩兵部隊 10 無し 士気+10 練度+5 組織性+5 α2型・APC 2+2で対応、装甲兵員輸送車 α2型・陸軍用SAW 2+2で対応、分隊支援火器 説明 機甲部隊 陸軍 移動力 防空能力 補正 旅団規模以上 兵器性能 連隊規模以下 兵器性能 機甲部隊 20 無し 士気+20 組織性+15 α2型・IFV 2+2で対応、歩兵戦闘車両 α2型・SC 2+2で対応、偵察車両 説明 敵が歩兵部隊であれば、兵力単位が1段階上がった戦闘力を発揮敵が機甲部隊で、敗北した場合、問答無用で壊滅する。が、それは相手も同様敵機甲部隊は機甲部隊との戦闘で敗北した時点で殲滅されるさらに言えば、敵機甲部隊との戦闘時、奇襲に成功すると士気+45 砲兵部隊 陸軍 移動力 防空能力 補正 旅団規模以上 兵器性能 連隊規模以下 兵器性能 砲兵部隊 20 有り 士気+20 練度+15 α2型・装輪無反動砲 +2で対応、装輪式の無反動砲車両 α2型・牽引式重迫撃砲 2+2で対応、牽引式の重迫撃砲。 説明 特科ほどではないが、遠距離攻撃能力アリ。5マス範囲内砲兵……と言うより高射特科(対空砲兵)としての部隊存在 空挺部隊 陸軍 移動力 防空能力 補正 旅団規模以上 兵器性能 連隊規模以下 兵器性能 空挺部隊 35 無し 説明 混成旅団以上の兵力単位で編成できない。防空能力無し。なお、特殊部隊としての運用を望む。以上。 補給部隊 システム変更により工兵隊に 陸軍 移動力 防空能力 補正 旅団規模以上 兵器性能 連隊規模以下 兵器性能 補給部隊 5 説明 戦闘能力なし。損害を回復するための部隊。損害が回復されれば自動的に最寄りの補給所あるいは中央に戻る。
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採用保留案に戻る 唐沢 志摩(からさわ しま)中佐 2×歳 By(NNMK2 カルマ)案 日本帝国軍 第一軌道降下兵団 (百里基地) 一時国連の供出され、佐渡島ハイブ攻略に参加、さらに残存兵力は桜花作戦の周辺作戦(甲20号ハイブへの陽動攻撃)に参加し部隊は消耗、現在再編の為帝国に戻っている。 百里の鬼姫の異名を持つ。口癖は「・・ぶつよ」w 錬金作戦時に“約束どおりあたしは帰ってきたよ!”みたいなとかw 部隊の性格上出撃=未帰還の可能性が高いだけに高飛車で排他的なように見えて実は・・ 雫も持論はあるけどそれに共感する部分もあり、同時に反対する部分もあったりと悩める指揮官な展開を用意…できればいいなぁ… 雫に指揮官的な説教「部下を失って後悔したくなければ今恨まれてでも鍛え上げろ」、悠希には戦闘技術的な説教「己の技量に溺れるな」みたいな感じでしょうか。 訓練生同士のいざこざに旧知の雪の女王と鬼姫がばったりと、 小言の言い合いから徐々にあらぬ方向へさて如何に…という感じになるとか?w 服装 ネクタイの代わりに胸元にスカーフ。団長限定で肩からコートを羽織っている。乗馬鞭はデフォw 地上ではあまり被りませんが宇宙に駐留する時は無重力で髪が飛び回らないようベレー装備 軌道降下兵き章 地球と軌道、稲妻は降下を表現 千田智宏 大尉 Byフリッツ 日本帝国軍 第一軌道降下兵団 階級大尉 年齢 34 容姿 身長 176cm 髪型 スポーツ刈り その他 メガネ着用 体格 スマートだがちゃんと筋肉はある 趣味 読書、剣道 性格 温厚、しっかり者 降下兵団の古参士官、数少なくなった唐沢中佐の部下の生き残り 既婚、最近(あずささん)との間に女の子『守』(まもり)が生まれた。 訓練案 ハリボテを使用、前日に降下兵団が戦術機を使って作ってたという影の努力的な話があるとかないとか 長期間身体を酷使することで擬似的にハイヴ突入戦を演出させる 大陸の戦いを基にした24時間訓練、軌道降下の追体験させる 最初からクリア不可能、全滅必至の設定で何時間生き残れるかという訓練。 後で知らされて文句を言う訓練生に対して “降下兵団の戦場はいつもそうだ、しかしこうして生きているのは最後の瞬間まで『あきらめない』からだ” **『再訓練部隊B中隊案(2002/6時点)』by Geo (訓練Xヶ月)は2002/6時点で訓練何ヶ月目か。 main 前田 千歳(まえだ ちとせ)日本人 女性 16 元国連軍少尉 擬似生体:下半身(訓練2ヶ月) プロポーション:残念 小動物系 宗像 美冴(むなかた みさえ)日本人 女性 20? 元国連軍中尉 擬似生体:左腕(訓練2ヶ月) プロポーション:良 中性的 風間 祷子(かざま とうこ)日本人 女性 19?(武たちの一期先任だから?) 元国連軍少尉 擬似生体:臓器(訓練2ヶ月) プロポーション:並 おっとり癒し系 趣味:バイオリン mob ファム・ティエン ベトナム人 女性 19 元国連軍少尉 擬似生体:両手(訓練3ヶ月) プロポーション:並 歌が上手い 癒し系 シン・ウィライロー タイ人 男性 25 元国連軍中尉 擬似生体:右手 臓器(訓練4ヶ月) 軽い男 趣味:バイク チャンドリカ・ワルダナ スリランカ人 女性 22 元国連軍中尉 擬似生体:右足 右手(訓練3ヶ月) プロポーション:良 冷血 元政治家志望 B3小隊長 ソニア・ルイーセ ノルウェ-人 女性 19 元欧州連合軍少尉 擬似生体:臓器(訓練1ヶ月) プロポーション:残念 お嬢 石沢 圭介(いしざわ けいすけ)日本人 男性 18 元帝国陸軍中尉 擬似生体:両目(訓練6ヶ月) 目が細い 草食系男子 視野が広い 中隊長 B2小隊長 田沼 福太郎(たぬま ふくたろう)日本人 男性 26 元国連軍中尉 擬似生体:左半身(訓練5ヶ月) 器用貧乏 個性は捻くれていること← 柳 夏純(やなぎ かすみ)日本人 女性 18 元国連軍少尉 擬似生体:両足(訓練2ヶ月) プロポーション:良 やや天然系 年齢、元の階級に拘らず仲間を愛称で呼ぶ。 例:轟 巌→とどさん 田沼 福太郎→ふくちゃん 轟 巌(とどろき いわお)日本人 男性 32 元国連軍大尉 擬似生体:右足(訓練4ヶ月) 筋骨隆々 怖い だが年下には甘い B1小隊長 相川 健司(あいかわ けんじ)日本人 男性 19 元国連軍少尉 擬似生体:左肩から左腕(訓練3ヶ月) 元気系 やや荒っぽい 左 右 突撃前衛2:健司B202 巌B201 強襲前衛2:ソニアB204 千歳B203 強襲掃討2:ファムB102 夏純B103 迎撃後衛2:美冴B104 石沢B101 打撃支援2:チャンドリカB301 シンB302 (or 砲撃) 制圧支援2:風間B304 福太郎B303 なお、元帝国陸軍は主に日野のA中隊に集められている予定。 前田 千歳(まえだ ちとせ) 国連軍衛士:少尉 擬似生体:下半身 CV:折笠富美子 小柄だが優秀な衛士、以前は後衛のポジションだったが負傷後は前衛を目指すようになる。 引っ込み思案だが一本芯があり頑固なところがある 修士とは同郷の学校での先輩、後輩の関係 修士とは衛士と整備員以上の関係で周囲も暖かく見守っていた。 横浜基地防衛戦で修士を守るため負傷し再生手術を受ける。 回復後、再訓練部隊に入隊するが修士と距離を置くようになる。 窪塚 修士 (くぼつか しゅうし) 国連軍整備班 軍曹 CV:石母田史朗 横浜基地防衛戦で千歳から命を救われる。退院後交際を申し込むが断られ、 よそよそしくなった千歳について真意を確かめる為に再訓練部隊を尋ねる。 EP案 日野に相談した窪塚に対し 「お前は千歳に"命”を救われたんだってな、なら今度はお前が千歳の"心”を救う番だ。」 辛い胸の内ぶつけるする千歳に対し有栖川は 「私はまだ恋というものがよく判らないが・・・ その事は人を好きになる事に絶対必要なことなのか?」みたいなOrz フェニックス小隊の面々の後押しを受け二人は・・・ 妄想爆発ですね済みませんOrz 「〇〇ちゃん…。私こんな体になっちゃった……」 fujitakaさんのこのカキコからの妄想ですOrz 氷室最終案 雫没 源雫髪型改案 Byカルマ イメチェンというか、修正な感じで。上部の髪が前回は膨らんでるのに対して、今回は潰れてます。 ただ、これだと雫がメインの画面の時、黒ばかりが強調されそうなので、赤色か何かのヘアバンドをつけても良いかも? 源雫髪型改案 By7TH 久我応馬 源雫 森上悠希 ラフ 有栖川怜 ver2 朝倉 都(1.2案) 朝倉 都(3案) 朝倉 都(3案)Ver7th 勝名澄子(3案) 氷室法子Ver1 氷室法子Ver2(with神宮寺まりも) 氷室法子Ver3 氷室法子ラフ 久我応馬Ver1 久我応馬Verキラ☆ッ 久我応馬Ver3・4 久我応馬Ver5 久我応馬Ver6
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グランダ帝国 Iurellial Glanda 国旗 国章 地図 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (【国章】) 先代 次代 北グランダ南グランダ imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (【先代国家国旗URL】) 国の標語 自由、繁栄、正義の下の統一 国歌 同胞よ、旗下に集え! 基礎情報 目次 公用語 グランダ語 歴史 政治 法 国際関係 軍事 陸軍 海軍 空軍 国家憲兵隊 情報機関 外務作戦総局 内務治安総局 軍事情報局 地理 地形 気候 地方行政区分 主要都市 経済 農業 鉱業 工業 貿易 軍需企業 民需企業 社会 治安 文化 関連項目 首都 メルセン 最大の都市 ティルナ 政府 国家元首称号 皇帝 行政長称号 首相 面積 総計 ████km 2 水面積率 1.2% 人口 総計 93,732,000人 人口密度 116.8人/km 2 建国 【建国】年 通貨 ユッセル グランダ帝国(Iurellial Glanda)は西アウレージに位置する立憲君主制国家。首都はメルセン。グランダ本土の他、グランダ継承帝国の名残で海外領土を有し、独立した旧グランダ領諸国とは帝国共同体を構成している。 グランダ本土は北はナルヴァウレジア、西はワーシイワ、南はエレイソネス、東はシャノワールに面している。海では、北をシレジエ海、南を西セルヒャード海、東はリューゼル海に面している。 グランダはNRM理事国であり、また、アウレージ連合の原加盟国として同連合を主導する立場にある。 歴史 詳細はグランダ帝国/歴史及びグランダ帝国/歴史年表を参照 政治 グランダはグランダの君主たるエーリル(皇帝)を元首に戴く立憲君主制であり、行政権は下院の信任を得た首相と首相によって議会から選出された閣僚から構成される内閣によって行使される。 立法権は議会にあり、議会は元老院(上院)と代議院(下院)によって構成される。下院の優越が法的に認められており、首相は慣例として下院議員から下院の指名によって選出されるほか、法律などの議決においても下院に強い権限が付与されている。対して元老院は諮問機関としての色が濃い。 1750年時点での主要な政党としては、ユーレリア統一党(保守、右派)、再連合(中道)、国民前進(革新、左派)、不屈(自由主義・社会正義推進、極左)、グランダ労働党(組合主義、極左)、愛国者(反アウレージ連合、極右)、故国連合(地方分権、極右)などがある。 司法権は民事及び刑事訴訟を扱う普通裁判所と政府の監督を行う行政裁判所によって行使される。 コンバタシオン(再統一)以降の政治改革に端を発する強固な中央集権と官僚主義は現代においてもグランダの政治の中心的要素であり、労働人口に対する公務員の比率は20%を超える。官僚主義は今日までグランダの政治的剛健性を支えてきた一方で、緊縮財政推進を始めとした様々な観点において、政治的改革を求める派閥からしばしば批判に晒されることがある。 法 グランダの法は私法である民法、刑法と公法である行政法、憲法からなり、メルセン法を起源とするアウレージ法系的な法体系を有している。 国際関係 グランダはコンバタシオン以降列強の一角として、西アウレージだけでなく国際的にも様々な分野で影響を及ぼしている。グランダはノグア超国家連合体(NRM)原加盟国でかつ理事国であり、また、アウレージ連合、汎ワーレリア防衛同盟など多くの国際機関の加盟国でもある。更に植民地帝国時代の旧領土の多くとともに共同体(グランダ連邦)に加盟しており、フレルミエを始めとする組合諸国の台頭の影響を受けつつも軍事力、経済力、歴史的な関係を通して世界的な存在と影響を拡げている。 ファタ・モルガナ帝国との関係 分裂以降の南グランダは国体の維持をファタ・モルガナとの同盟に求め、コンバタシオン以降も南グランダから同盟が引き継がれ、アウレージ大戦、世界大戦をともに戦った。現代においても両国は緊密な関係を維持し続けている。 グリア共和国との関係 グリア共和国はグランダの旧植民地から独立した国としては最大の国家であり、現代においてもグランダの最重要パートナー国である。グリアの経済力や石油資源はグランダ経済にとって重要であり、一方で北ワーレリアの拡大や組合主義勢力の台頭が進む中でグリアもグランダの軍事プレゼンスを必要としている。 シャノワール共和国との関係 シャノワールとグランダは古代から複雑な関係が続いており、現代でもそれは変わっていない。世界大戦でランヴェリスタ=シャノワールが崩壊して以降、両国の間に明確な対立は存在しないものの、一方で"急進"組合主義に対する最大の防壁でありながら、他方ではシャノワール社会党をはじめとした内患を抱えた国家として、敵とも味方ともいえない複合的な対応を迫られてきた。アウレージ連合設立後もそれは変わらないが、しかしながら基本的には経済・軍事など多方で協力し合う立場にあり、両国企業の盛んな提携や、グランダ軍のシャノワール本土への駐留などが行われている。 ワーシイワ連邦王国との関係 歴史的にグランダが敵対関係と友好関係を繰り返してきた国家だが、現代ではアウレージ連合の加盟国の1つとしてグランダと密接な関係を築いている。シャノワール同様に西アウレージ圏内における自由化・規制緩和を背景とした経済的協力や、兵器の共同開発や核共有などの軍事的協力が行われている。 ナルヴァウレジア連邦との関係 アウレージ連合の一員として他国同様に協力する立場にある。ナルヴァウレジアにおけるテック企業の急激な発展はグランダのみならずアウレージ連合全体に影響を及ぼしており、組合陣営に遅れをとりつつある西アウレージ経済の起爆剤として期待されている。一方グランダ国内ではナルヴァウレジア政府中枢にまで浸透しつつある企業の影響力を恐れた結果ナショナリズムや組合主義が勢力を伸ばすなど、国内政治の不安要因となりつつある。また軍事的にはフレルミエ海軍の潜水艦戦力に対抗するための対潜部隊が駐留するなど、グランダにとってなくてはならない存在となっている。 エレイソネス・ハルテャーフ民主共和国との関係 古代ユーレリアレージの起源となるなど、エレイソネスとグランダは古くから切っても切れない関係にあったが、アウレージ大戦におけるトリトルエ海峡のグランダへの割譲がきっかけとなって世界大戦においては敵対関係となり、戦後もラヘーカ過激派(右派)の台頭の遠因となるなど問題を抱えている。内戦で疲弊するエレイソネスの問題に対して、隣国であるグランダは否応なく巻き込まれる立場にあり、グランダによるエレイソネス国内への軍事的介入が度々行われている。特に最大のものが1715年のベルニカ・マーズカクシア同時多発テロをきっかけとする有志連合による介入であり、10年単位での介入が行われた。 フレルミエ共和国連邦との関係 トリア帝国時代は対シャノワールの観点から同盟関係にあったが、フレルミエの成立過程において行われた東零地域におけるファタ・モルガナ資産の差し押さえ及び企業の国営化、借金の踏み倒しを起因とする世界恐慌によって両国関係は嫌悪となった。世界大戦においては対シャノワールという利害の一致によって協力関係となったが、戦後はフレルミエによる組合主義圏の拡大によって再び関係が悪化し、冷戦状態となった。一方経済的には資源の輸入を通して不可欠な存在であり、特に現代ではグランダはフレルミエに対しある種二重人格的な外交を強いられるような結果になっている。 コユール連合王国との関係 古代ユーレリアレージの時代から海上貿易等で関係があり、近代以降は鉱物資源の輸入などを通じた関係がある一方、クローリア条約機構の一員としてフレルミエと緊密な関係を築いているため、外交関係は良好とは言えない。 本京国との関係 光惺共和国との関係 リベント公国との関係 晋迅共和国との関係 桜羅連合社会主義共和国との関係 幽柳京との関係 旧グランダ植民地。世界大戦でグランダが本土を失陥している間に起こった革命により独立し、オリエンス大戦中のアレコレや南織戦争中のリベント侵攻など色々やらかしており、現代においても分離独立した倍弟に対して野心を見せているため、敵対関係にある。 倍弟との関係 旧グランダ植民地。幽柳京で起こった革命に対し、幽柳京から分離する形で独立したものの、グランダとの対立関係には至らなかった。オリエンス大戦以降は倍弟から防衛する目的でグランダ軍が駐留しており、現代においてもグランダ連邦の一員として友好関係を築いている。 北ワーレリア連邦との関係 その他のワーレリア諸国との関係 ルフィスマ連邦共和国との関係 ミュルネニヤ・ゼルディアヴェニとの関係 その他のアウメア四大国との関係 軍事 グランダ帝国軍は1675年のコンバタシオンの際の南グランダ軍と北グランダ軍の合併によって設立された。 名称はグランダ軍もしくは帝冠軍(Reath Amelt di folien)が用いられる。 最高司令官はグランダの君主である皇帝だが、実際の指揮権は皇帝大権の監督を行う権限を有する首相及び内閣にあり、首相によって指揮され、軍の実際の運営は首相によって任命された軍事大臣をトップとする軍事省によって行われる。 グランダ軍は約62万人の人員を有しており、グランダの人口に対する軍人の比率は6%を超える。 陸軍 グランダ陸軍はグランダ軍の中で最大級の軍種であり、「大陸軍」の名を冠している。仮想敵国であるフレルミエが単一で3万両級の装甲戦力を有する陸軍大国であることから、戦車などの重装備を多数保有する一方で、現代においても海外に影響圏を有しており国外での緊急事態に対応するための機動展開兵力として、空輸可能な戦闘偵察車や装輪装甲車などの軽装備にも重きをおいている。 アウレージ大戦、世界大戦、オリエンス大戦、ワーレリア戦争などの主要な戦争に参加しており、実戦経験に富んでいる。 主力戦車であるVK-1を始めとした乗員生存性を重視した重装甲装備と、Vk-10偵察戦闘車を始めとした空輸を意識した軽装甲な機動車両といったある種両極端な装備を主力に据えている。 海軍 グランダ海軍の戦力はグランダの海岸線を防衛し、海からグランダ本土に接近する脅威を阻止するための沿岸戦力と海外での軍事プレゼンスを維持するための遠征戦力に分けることができる。原子力空母とVTOL空母に代表される打撃戦力を有する他、戦略原潜と核兵器搭載可能な艦載機を保有し、グランダ軍における核戦略の一端を担っている。 空軍 グランダ空軍は世界大戦以前から存在する、世界で最も伝統的な空軍の1つであり、現代においても西アウレージ最大級の航空戦力を維持している。核戦略の転換によって爆撃機などの戦略級装備の削減が進む一方最新世代のステルス機であるサイフォナーヴを導入するなど、戦力の近代化を進めている。 国家憲兵隊 グランダ国家憲兵隊は軍事省に管轄される警察組織であり、グランダ軍内の憲兵活動と犯罪捜査を担当している。また、海外派兵時には占領地での治安維持に従事する。 情報機関 外務作戦総局 軍事省が管轄する情報機関であり、任務は治安情報の収集や機密作戦の実施、国外でのヒューミントなど。 内務治安総局 内務省が管轄する情報機関であり、任務は外国諜報機関の活動やテロ組織に対する防諜や国内捜査、情報収集。 軍事情報局 軍事省が管轄する情報機関であり、任務は軍事偵察活動の統合指揮とシギント。 地理 地形 気候 地方行政区分 県名 県都 メルセン首都圏 メルセン アンテーヌ県 タルニタン メリア県 リヴォルタン サキシア県 アルコン モル=カンパーニ県 マクシルス ティルナ都市圏 ティルナ カテーニア県 シカシア フォーニナ都市圏 フォーニナ ガレバリ県 レスピタン マシナ都市圏 マシナ グレディンス都市圏 グレディンス ノヴァ=テスカトル県 ボフェリア ビッフェルス都市圏 ビッフェルス カバブリア県 エスファノケラン ロマーニュ県 デファタン ストレルタン都市圏 ストレルタン ジェコタン都市圏 ジェコタン ノヴァ=ドール県 ジェット ラヴェン県 シェリタン 主要都市 メルセン ティルナ グレディンス ビッフェルス マシナ ジェコタン エスファノケラン マドルカ 経済 農業 鉱業 工業 貿易 軍需企業 ユーレリアルグループ 国営軍需企業。 ユーレリアルゼネトン 国内最大の銃器製造企業。世界大戦以前は軍需向けの部品製造を請け負う中小企業だったが、世界大戦時のLn80製造の請負をきっかけに銃器製造に参入。ファシア人銃設計士、アユール・エツトルランニャを引き抜き、F26汎用機関銃の開発を皮切りにF1アサルトライフル、F2アサルトライフルなどの名銃を世に送り出した。1740年代の経営悪化により海外資本に買収されかけたことにより、防衛策として国営のユーレリアグループに吸収された。 ソレイア・グループ ソレイア・ブレンアーストル 元々はブレン造兵廠としてF71小銃、F84半自動小銃の製造を手掛け、グランダ軍のサービスウェポンの最大供給者であったが、世界大戦時の.3611フラスカ弾拒絶事件やF1選定時の敗退などが原因となってゼネトン社にその座を奪われた。その後は経営危機によりソレイア・グループに買収され、現在は主に短機関銃や拳銃を製造している。 サピア 主に散弾銃の製造を手掛ける銃器製造企業。 アースハイア パーナウア ブルゲ シルファースピア メロット・コンパック 民需企業 ソレイア・グループ ソレイア ソレイアグループの代表企業であり、機械製造、鉄鋼、金属加工業などを手掛ける重工業メーカー。 ソレイア・べラナーアラス ソレイアグループに属する自動車メーカー。SUVやバンが主力製品。 サーミック グランダ最大の化学製品メーカー。 ソレイア・エクセター 半導体製造を手掛ける企業。 アースハイア アウレージ最大の航空宇宙企業。シェアを拡大するコーネリアス・リファービア及びハイマット&ムーレス社に対抗するため、西アウレージ航空企業各社の共同出資によって設立された。 パーナウア グランダの航空機メーカーであり、アースハイアの原共同出資企業。現在はアースハイアに吸収。 エルオール グランダの通信機器メーカー。 ソーティア グランダの総合ITサービス企業。 ヴィグナ 建設・インフラ企業。 ユーリアル 食料品、日用品メーカー。 ダスタック・スミトリ― 製薬企業。 パララックスオルティキア 医療機器メーカー。 セルバスコーレル グランダ最大の広告代理店。 Haviliai iues(ハビリアグループ) ECA Rothecel(エーサロジセル) グランダのゲームメーカー。アクション、ファーストパーソン・シューティングを中心に世界的に高い評価を受ける数々の有名タイトルを発売している。ファタ・モルガナの小説家、エールセス・ウィドフェーの監修の元制作されている、エールセス・ウィドフェーシリーズなどが有名。 IGNS(グランダ帝国系統銀行グループ) Glanda lukhlanthel iues (GLI/グランダ国際保険グループ) 社会 治安 文化 関連項目 グランダ関連の主要項目 歴史 歴史 - 歴史年表 - グランダ帝国 - グランダ継承帝国 - 南北グランダ - 新ユーレリアレージ - グランダ王国 - 古ユーレリアレージ 政治 政府 - 憲法 - 法 - 内閣(一覧) - 行政機関 - 議会 - 政党一覧 - 選挙 - 司法 - 警察 - 君主(一覧) 外交 外交関係 - グランダ連邦 - ノグア超国家連合体 - アウレージ連合 - 汎ワーレリア防衛同盟 地理 地方行政区画 - 地域 - 海外領土 経済 ティルナ証券取引所 - グランダ中央銀行 - 税制 - 観光 - 交通 - 電気通信 - 経済地理 - 鉱業 - エネルギー 軍事 軍(陸軍 - 海軍 - 空軍) - 大量破壊兵器 - 情報機関 - 特殊部隊 社会・文化 民族 - 医療 - 言語 - 宗教 - 福祉 - 料理 - アイデンティティ - メディア - テレビ - 祝日 - 象徴 国家 アウレージ大陸 フレルミエ - グランダ帝国 - コユール - シャノワール - ナルヴァウレジア - ファタ・モルガナ - ワーシイワ - エレイソネス 北オリエンス大陸 晋迅共和国 - ガイエン - 本京 - リベント - 光惺共和国 中央オリエンス大陸 フェレス合衆国 - 中島国 - レーンカルストン - ユーリア - ナリシア - 八沙魏 南オリエンス大陸 センリーネ - エイネルイッファ - 桜羅連合社会主義共和国 - 副紗社会主義共和国 ワーレリア大陸 北ワーレリア連邦 - グリア共和国 アウメア大陸 アウメア環境保護協会(ミュルネニヤ・ゼルディアヴェニ、スゴマドローニア、ハウヤメ大衆国、タラニア静寂委員会、ユラフ共和国)-MAM勢力圏(マズストュミア共和国、ルフィスマ連邦共和国)-小アウメア連合(オメーバ、スィラス、パスツァル、ナイヴニヴィ)-その他(ショウツキ共和国、ソビメア連合国、ヴュルス・ベルン国、パルガ合衆国)
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http //www.okinawatimes.co.jp/day/200707271700_01.html 沖縄タイムズ 2007年7月27日(金) 夕刊 1面 軍命有無めぐり主張/「集団自決」訴訟証人尋問 沖縄戦時に慶良間列島で相次いだ住民の「集団自決(強制集団死)」をめぐり、旧日本軍の戦隊長らが命令は出していないと主張している訴訟の証人尋問が二十七日午前、大阪地裁(深見敏正裁判長)で始まった。原告・戦隊長側の証人として、渡嘉敷島駐屯の海上挺進第三戦隊の中隊長だった皆本義博氏(85)が証言。皆本氏は「赤松(嘉次)隊長とは密接に連絡を取り合っていたが、住民に自決命令を出したという話はまったく聞いていない」などと語った。 一方で皆本氏は被告側の反対尋問で「(『集団自決』があった)三月二十八日までの三日間の赤松隊長の動向は知らない」とも述べた。 皆本氏は、手榴弾は赤松隊長の責任のもとに軍が管理しており、防衛隊員には配ったがそれ以外の民間人に配布したことはないと主張。反対尋問で「二十日前後は戦闘訓練に従事していて、誰に配られたのか具体的に知らないのではないか」と問われ、「そうだ。確認していないことには答えられない」「交付の際にどういう命令が出ていたかは知らない」と述べた。 皆本氏も赤松氏も、住民が「集団自決」したことはまったく知らず、赤松氏は村落の偵察から帰って来た部下からの報告で初めて知ったはずだなどと述べた。 また住民の「集団自決」について、サイパン島で断がいから身を投げた人の多くが沖縄県出身者だったことが広く知れ渡っており、島民はそれを思い浮かべたのだと思うと述べた。反対尋問で「『集団自決』の軍の責任をどう思うか」と問われると、「気の毒なことだったが、現地の指揮官ではなく、帝国陸軍、海軍が背負ってきた伝統的責任だと考えている」とした。 また所属する海上挺進戦隊が一九四四年九月に渡嘉敷島に駐屯を始めてから、軍と住民との関係は良好で、今でも島民との交流が続いていることを強調した。 同日午後からは、赤松戦隊長の副官だった県出身の知念朝睦氏(84)が原告側の証人として、座間味島の「集団自決」をめぐる著作「母の遺したもの」の著者の宮城晴美氏(57)が被告側から証言に立つ。同日は六十九席の傍聴抽選に原告と被告の双方の支援者ら二百十九人が並んだ。 http //www.okinawatimes.co.jp/day/200707281300_01.html 沖縄タイムズ 2007年7月28日(土) 朝刊 1・26面 皆本義博さん/隊長動向知らぬ 赤松戦隊長は、陸軍士官学校の卒業生としては珍しく温容な人。渡嘉敷島では村落に宿泊し、住民に心から歓迎してもらった。今も交流は続いている。 赤松戦隊長から部隊が住民に対して自決の命令を出したとは一切聞いていないが、一九四五年三月二十六日から二十八日にかけての赤松戦隊長の動向については知らない。 自決の翌日、偵察に行った部下が住民がたくさん死んでいるのを見たというので「貴様、本当に見たのか」と叱責した。私は、戦闘準備で精いっぱいだったので自決現場は見ていない。「集団自決」は、住民の中にサイパンで断がいから島民が飛び降りたことを聞いたことが影響していると思う。飛び降りた七割は、沖縄県出身者だった。渡嘉敷島で手榴弾は防衛隊にだけ配り、民間人に配ったことはない。
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第三次舞羅内戦(だいさんじまいらないせん)は、統一歴166年に、当時のベイカー政権が実施した急進的脳化政策及び体制変更に、肉体を持つ舞羅国民が反発して起こった舞羅帝国の内戦である。 戦地は舞羅帝国とその支配領域に限られたが、オストロアジア連邦共同体及びフランス連邦が中心となってベイカー政権側を支援し、それに反発する形でセントラル自由主義条約機構が中心となって反体制側を支援したため、国際的な紛争に発展した。 メニュー + ... 背景第一次舞羅内戦 舞蔵戦争 第二次舞羅内戦と南米タラニス事変 舞羅連邦の成立とアメリア・ベイカーの台頭 舞羅帝国の成立 第三次舞羅内戦開戦 戦闘の経過反体制軍の舞羅領侵攻開始 戦線の膠着 反体制軍による皇帝奪還 イースター島沖海戦 反体制軍の攻勢 コピアポの戦い サンチアゴ決戦 ベイカー政権軍の降伏 影響反体制側参戦国による舞羅占領統治 パタゴニア頭脳王国の存続 関連項目 第三次舞羅内戦 テスト画像 戦争 第三次舞羅内戦 年月日:統一歴166年 - 現在 場所:舞羅帝国、パタゴニア頭脳王国 結果:進行中 交戦勢力 反体制側: 舞羅帝国 ◦ラパヌイ自治共和国 ◦自由舞羅軍 イットリカン民主主義国 スティーブ・クラフタリア同盟連邦#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 ラティアンス・レフタニア技巧連合 クラフティン共和国 ホクレン亡命政府 聖州連邦王国 アラビア連合帝国 ヴァルキア王国支援: エルトシア諸国及びエントルテ連邦 ベイカー政権側: 舞羅帝国 ◦ベイカー政権 パタゴニア頭脳王国 神聖ラエリア帝国 トンガ帝国 最も高貴な共和国モレラ カンタルシア帝国 インカ帝国 帝政シェラルド支援: エルトシア諸国及びエントルテ連邦 指揮官  フィリップ・デ・ベラール サミュエル・ディ・シモン スギヤンmax ジョセフ・ウジョア 東雲 優 セルゲイ・ビュコック#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 ノーバート・ホルン#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 エセックス(A) 明石守 マックス・D・テイラー  アメリア・ベイカー ワスカル 壬生 芳豊 香坂 雅武 山本 豊幸 ケセトア・フォウナ アルベール・ド・トゥナン CEREZOシステム SAKURAシステム 戦力 兵員:1,057,000人艦艇:300隻以上 兵員:876,000人艦艇:428隻 損害 不明 不明 背景 第一次舞羅内戦 + ... 統一歴90年代、当時舞羅を統治していた舞羅連合帝国(以下、旧帝国)で先代皇帝が崩御すると、当時若干9歳の安帥帝比沙子が新元首に即位し、新首相には遠山明憲議長が選出された。遠山政権下の旧帝国中央政府は外交政策に力を入れ、大ヒトラント帝国やクラフティン共和国といった大国との友好関係構築に成功した。しかし、既得権益層に牛耳られた内政の腐敗は解消できず、マイラ・モンスタール主義国はじめとした国内の反政府勢力への対応に失敗した。その結果、泥沼の内戦により舞羅の国力は疲弊し、94年1月の南米戦争敗戦に伴う混乱で、遂に舞羅国内は無政府状態となった。だが、これをチャンスと捉えた遠山議長は、国内の混乱を抑えると同時に内政の抜本的な改革を実施すべく、敗戦責任を理由に地方の既得権益層を排除し、権限を中央政府に集中させた。しかし急進的な改革が帝政の崩壊を招くと危惧した坂下門左衛門を筆頭とする保守派(以下、正統帝国派)は安帥帝を伴って遠山政権を離脱し、遠山ら改革派(以下、正当共和国派)に反旗を翻した。こうして一連の戦乱の発端となる第一次舞羅内戦の火ぶたが切られた。当初、クラフティン共和国を中心とした帝政支持国家からの支援を背景として正当帝国派が優位に立ったが、新京都市攻防戦を契機に戦局が逆転し、94年10月に正統共和国派が舞羅全土を掌握すると、遠山を元首とする門州連邦共和国の成立が宣言され、内戦は終結した。 正統帝国派の徹底抗戦を宣言する坂下門左衛門 ----- 舞蔵戦争 + ... 内戦に勝利した正当共和国派であったが、旧帝国の権威の象徴であった安帥帝の確保に失敗したために求心力が維持できず、代替策として独裁・軍国化により国内統制の強化を図ったが、強硬姿勢を取った門州連邦の外交関係は急速に悪化した。特に隣国クラフティン共和国とは内戦中に発生した戦争犯罪や、クラフティン側が保護した正当帝国派残党による亡命政府樹立をめぐって強硬に対することになった。この対立は96年4月のトリントン事件、101年5月のソラティオ戦役によって舞蔵戦争に発展した。緒戦の戦局は門州連邦優位に推移したが、トールギス沖海戦とジャブロー攻防戦に惨敗したことで攻守が逆転し、107年5月のイースター島の戦い、108年11月の本土空襲により門州連邦の敗戦は確実となった。更に、109年7月に門州北部の構成国が連邦から離脱した後クラフティン側に降伏し、正当帝国派の亡命政府を受け入れる形で舞羅連合帝国復古王朝(以下、北舞羅)が成立したことで戦争継続自体が困難となり、111年7月にフエゴ停戦協定が調印されたことで舞蔵戦争は終結した。 クラフティン共和国戦艦「秩父」甲板でのフエゴ停戦協定調印式 ----- 第二次舞羅内戦と南米タラニス事変 + ... 舞蔵戦争の結果、舞羅は安帥帝を元首とする親クラフティン(親CELTO)の北舞羅と、遠山大統領を元首とする反クラフティン(反CELTO)の門州連邦共和国(以下、南舞羅)によって南北に分断された。戦後、マックス・D・テイラー議長に率いられた北舞羅は、宗主国クラフティン共和国やスティーブ・クラフタリア同盟連邦を中心としたCELTO諸国からの経済・軍事的支援を取り付け急速に発展した。一方、国力で劣る南舞羅は北舞羅の増長に危機感を募らせ、陸軍大将アメリア・ベイカーを中心に各種大量破壊兵器や弾道ミサイルの配備するなど、更なる軍国化を推し進めた。南北舞羅の軍事的緊張が増大する中、120年1月に国境地帯で両国の軍事衝突が発生、これに呼応した関係各国が出兵したことで第二次舞羅内戦が勃発した。しばしの小競り合いの後、戦線は元の国境を挟んで膠着したが、120年5月に突如出現した南米タラニスと呼ばれる未確認生命体群が、国境に集まった南北両軍への攻撃を開始、戦線は大混乱に陥った(南米タラニス事変)。南米タラニスによる国家消滅の危機を前に、南北両軍は第二次舞羅内戦を停戦し統一舞羅戦線の名のもとに指揮系統を統一、両陣営の同盟国とともに連合軍を組織しタラニスに対抗した。当初はタラニスに対して防戦一方だったがスィヴェールヌイ・サユーズのミサイル攻撃やシランナ民主共和国のAMU「ナガン」の特攻で開いた穴から反抗を開始、最終的にクラフタリア、クラフティン、スィヴェールヌイ、舞羅の連合艦隊が巣を撃破、ベルタティス連邦の航空攻撃による掃討をもって121年7月に南米タラニス事変は終息した。 南米タラニス事変に際し東扶砂漠飛行場で出撃を待つナガン ----- 舞羅連邦の成立とアメリア・ベイカーの台頭 + ... 南米タラニス事変末期の121年1月、当時の南舞羅陸軍長官アメリア・ベイカーが起こした軍事クーデターにより遠山大統領が殺害され、南舞羅はベイカー政権に移行した。ベイカー政権下の南舞羅はタラニス事変終息後も北舞羅との融和を進め、121年9月には舞羅連邦が成立し、南北舞羅は国家連合という形で統一された。しかし、南北舞羅の国家対立は連邦政府内の派閥争いとして継続された。成立当初、舞羅連邦政府の要職はマックス・D・テイラーや坂下門左衛門を中心とした旧北舞羅派が独占する一方で、軍事部門はベイカー派が中核を成していた。しかし、123年3月に坂下が起こしたFSLMの反乱をベイカー率いる陸軍が鎮圧したことで、舞羅連邦の主導権はベイカー一派の手に移った。 舞羅連邦憲章に署名するアメリア・ベイカーとマックス・D・テイラー ----- 舞羅帝国の成立 + ... 統一歴137年9月に起きた議事堂占領事件により首相のマックス・D・テイラーが失脚し、舞羅連邦はベイカー政権へと移行した。ベイカー政権下の舞羅連邦は同年11月のクラフタリア漁船撃沈事件を契機にCELTOを離脱し、隣国のスティーブ・クラフタリア同盟連邦やクラフティン共和国をはじめとした大国との対立を先鋭化させた。この暴政に危機感を抱いた旧北舞羅派は、統一歴140年1月にベイカー政権に対する反乱を起こすも、ベイカー率いる陸軍部隊はこれを制圧した。この勝利で連邦政府内のすべての政敵を排除したベイカーは、最後の障害であった安帥帝を監禁洗脳することで、自らを皇帝の代理人たる帝国宰相と名乗り、舞羅帝国の成立を宣言した。 議事堂占領事件でマックス・D・テイラーを”保護”するアメリア・ベイカー ----- 第三次舞羅内戦開戦 + ... 舞羅帝国成立後、ベイカーは頭脳主義(国民から脳を摘出し、統制AIに従順な屍「脳人」へと作り変える政治思想)を推進し、151年5月にはクラフタリアから亡命してきたシェラルド王党派残党の手を借りる形で頭脳主義を標榜するパタゴニア頭脳王国を打ち立てた。しかし、パタゴニアの建国はクラフタリア中心とするCELTO諸国との対立を決定的なものにし、更に155年に起きた膀事件を契機としてベイカーが皇帝に行った非人道的仕打ちが明るみに出ると、皇帝と個人的交友があったクラフティン・クラフタリアをはじめとする諸外国や、テイラー氏を中心とする舞羅国内の親皇帝勢力はベイカー政権への対決姿勢を鮮明にした。これに対しベイカー政権は徹底弾圧の姿勢で臨んだが、164年にメディテラネア=フランス戦争で舞羅北部と国境を接するインカ帝国がCELTOの勢力圏に落ちたことで、国境警備強化のために治安維持の兵力が不足する事態に陥った。これにより勢いを増した反体制勢力は首都でテロ紛いのゲリラ戦を繰り返したため、舞羅国内の政情は次第に不安定化していった。事態を打開するため、ベイカーは162年度OFC首脳会談での協定に基づき、神聖ラエリア帝国、トンガ帝国、カンタルシア帝国に治安部隊派遣を要請、更にパタゴニア頭脳王国のアルベール・ド・トゥナン宰相も宗主国フランスに軍事支援を要請したことで、舞羅に反CELTOの勢力が集結することになった。このような情勢下、援軍に気を良くしたベイカーは、反政府活動の神輿となっていた皇帝の処刑を宣言し、国内への引き締めの強化を図ったが、これが引き金となり国内外の反体制勢力は相次いでベイカー政権に宣戦を布告、第三次舞羅内戦が勃発した。 議事堂で国家の非常事態を演説するアメリア・ベイカー ----- 戦闘の経過 反体制軍の舞羅領侵攻開始 戦線の膠着 反体制軍による皇帝奪還 イースター島沖海戦 反体制軍の攻勢 コピアポの戦い サンチアゴ決戦 ベイカー政権軍の降伏 影響 反体制側参戦国による舞羅占領統治 パタゴニア頭脳王国の存続 関連項目
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登録日:2022/09/29 Thu 06 41 09 更新日:2024/02/04 Sun 10 04 26NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 COMIC MeDu カラフルグレー グロ コメディ ゴシック シュール タナトス メアリー・スー 不死 混沌 躯咲マドロミ 傲慢ヘタレお嬢様のアブノーマル愛憎劇!! 混沌のゴシック・コメディの世界へようこそ!! 『カラフルグレー』は、躯咲マドロミの漫画作品。 WEB漫画サイトCOMIC MeDuにて連載中。既刊2巻。 程々にグロい描写(*1)の一方で、マイペースな登場人物達が繰り広げるシュールでコミカルなやり取りが特徴。 【ストーリー】 非道な人体実験を繰り返していた伯爵タナトス・フォグ・グランギニョルが討伐された。 その結果、タナトスが管理していた魔導融合炉が暴走し大爆発寸前に。 タナトスの娘、イリスはこの危機にそれと銀行口座の暗証番号を聞き出すためにタナトスを復活させることを決意。 使用人の大多数はタナトスに恨みを持ち、離散するか寝返り済。イリスはメイドのメアリー・スゥを新たに雇いバラバラにされたタナトスの体を集めるために立ち上がるのだった。 【登場人物】 ■主要人物 タナトス・フォグ・グランギニョル 「死を統べる者」と呼ばれた、山羊の骸骨の頭部や死神の羽を持つ異形の伯爵。 街一つの住人を全員素材とし人体実験を行った末に帝国が差し向けた討伐隊に殺された……が、バラバラになった体を繋ぎ合わせれば蘇生は可能で彼の体を集めることが物語のテーマとなっている。 討伐隊と戦う以前から大ダメージを負っていたらしいが……。 イリス・グランギニョル 本作の主人公のタナトスの娘。厳密にはタナトスの実験体の中、初めて不死化に成功した個体で、技術の秘匿のため養子として管理されていた。 頭部を破壊されるなど致命傷を負っても即座に再生する体質の持ち主。残機制で生命維持に最低限必要な分以上に接種した食事のカロリーが蓄えられ30万キロカロリーごとに残機が1増える。最低限分以外はすべて残機に消費されるため筋肉も付かず脆弱。 体から離れて3秒以内の血液にも再生効果があり他者の治療も行える。 メアリー・スゥ 派遣サイトを通して雇われた新入りメイド。 自称「突撃武装メイド」。好戦的な性格で戦闘力は高いが家事などはからっきし。 タナトスと無関係にもかかわらず、首から上が存在しない異形な存在。化け物揃いのグランギニョル城の住人やタナトスと戦った討伐軍の目から見ても異形さが際立っており何故生きて思考できているのかは謎。当人は死体や怪異扱いされるとキレる。 本人が言うには本来の顔は空前絶後の超絶的美少女らしい。代わりの頭としてイリスの頭に目を付けている。 ブレア・ブラッドレイ 以前からイリスに仕えていたメイド。元は不適合として廃棄された実験体であり、死体の山から自分を見つけ出し治療してくれたイリスへの忠誠心は高い。 極度の潔癖症で、汚いものに触られた自分の手首を切り落とすほど。戦闘力は高いが不潔な場所には近寄らず体や衣服が汚れれば取り乱してしまう。 アウラ・グランギニョル タナトスの末娘。イリスと同じく養子に迎えられた実験体で、あらゆる攻撃を弾く無敵の皮膚を持つ。 城の支配者の座を狙っており、タナトスを蘇生させようとするイリスを泳がせている。 カナリア 1話冒頭でタナトスの指示で人体実験を行っていたペストマスクの女性。 現在は支配者を目指すアウラに仕えている。 世界主義者(ハイレシスト) カナリア直属の部隊で彼女と同じくペストマスクを付けている。 詳細は不明だが彼らがいる限りカナリアは不滅らしい。 ■討伐隊 タナトスを討伐するため帝国陸軍最強とされる13師団の中から精鋭を寄りすぐり組織された小隊。 タナトスと戦い隊員2名を犠牲に勝利するが殺し切ることは出来ず、バラバラにした彼の肉体を移植することで封印した。 ドナルベイン 帝国陸軍1の美男子と評判だったがタナトスの左腕を移植した副作用で顔の皮膚が溶け落ちてしまった。 以降、城の地下牢にいた囚人の顔を剥がし代わりとなる顔を探している。 右腕移植者 タナトスの右腕を移植したが重傷を負っていたため、逆に右腕に支配されてしまった。 死体同然の状態だったが、イリスの血がかかり復活。 台詞はカタコトなのに豊富なボキャブラリーで空腹を訴えイリスを恐怖させ本体のダメージを無視した奇怪な動きで襲いかかる。 軍服の男 大倉庫付近で目撃された軍服の男。討伐隊員と推測されイリスが大倉庫の調査に向かうが? ■城の住人 ゾンビ 魔導液汚染で汚染された死体や雑用がゾンビ化したもの。肉体と同時にファッションセンスも腐り全員衣服がダサい。 ゾンビ同士で共食いすることで巨大な「蠱毒死体グランデッド」に変化する。 魔導師グラマイア 場内北西の大魔導図書館の司書。 タナトス亡き今、図書館の書物は自分のものと場内に留まっていた。 ジグラット 場内東の大倉庫内に建国された魔導液汚染されたネズミ達の王国「大倉庫王国」の国王。 イリスに何らかの恨みを持っているらしい。 メンティス・ブラット ジグラットに忠誠を誓う頭部がネズミの骸骨の男。 その正体は討伐隊の一員。タナトスとの戦いで重傷を負い死にかけていた所をジグラットに救われており、彼への忠誠心は本物である。右腕移植者の末路を見たからか、タナトスから奪い取った肩甲骨は移植せずに保管していた。 メガトン・ブロートン タナトス生前から凶悪使用人収容エリアに封印されていた破壊執事。 使用人バトルトーナメント8位の実力者。 破壊神教団 城内のスラム(居住区の成れの果て)にいつの間にか発生していた新興宗教団体。 タナトスの呪縛から自分たちを解放する存在として、破壊天使レノックスを崇めている。 破壊天使レノックス 破壊神教団の信仰対象である天使の羽が生えた少女。 殺戮衝動に苛まれ、教団が生贄に捧げた死刑囚で発散していたが、それでも収まりきらなくなってきている。 その正体は討伐隊の一員。天使の羽の正体は偽装したタナトスの羽で、移植した副作用で殺戮衝動が芽生え、教祖(死刑囚房管理人)の誘いで生贄と引き換えに彼に協力していた。 追記・修正は死神のパーツを移植してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント