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仙太郎 せんたろう 京都府京都市に本社のある、和菓子の製造販売業者。 http //www.sentaro.co.jp/ 店舗 本店/大丸京都店/髙島屋京都店/ジェイアール京都伊勢丹店/近鉄百貨店阿倍野店/髙島屋大阪店/そごう神戸店/髙島屋横浜店/伊勢丹新宿本店/東武池袋店/三越銀座店/東急東横のれん街店 2017-01-02 ご存じ最中 2017-01-01 黒豆トラ焼 2016-01-10 ご存じ最中 2015-03-14 さくら餅 194円 2014-04-26 ぼた餅 260円 もち米に青紫蘇入り。 ぼた餅 260円 もち米の中にこしあん。もち米には刻んだ青紫蘇が入っている。 あんこは上品ですっきりした甘さでとてもおいしい。 大きいけどさっぱり食べられる。 2013-04-04 豆大福 200円 2012-11-04 渋栗まんぢう 渋皮つきの栗をまるごと一粒入った、そば生地で包んだ焼きまんじゅう。 関連項目 2012年度/食べ物写真 2013年度/食べ物写真 2015-03-14 2015年度/食べ物写真 2016年度/食べ物写真 この項目のタグ 2012年11月4日 2013年4月4日 2014年4月26日 2015年3月14日 2016年1月10日 2017年1月1日 2017年1月2日 デパ地下 京都市 京都府 伊勢丹新宿店 和菓子 飲食店 タグ「伊勢丹新宿店」のついた項目 イッツサンドイッチマジック / 神田志乃多寿司 / ジャンポールエヴァン / 香籠 / 自由が丘あえんおそうざい / 仙太郎 / デュヌラルテ / ノワドゥブール / ピエールエルメパリ / ユーゴ&ヴィクトール タグ「デパ地下」「和菓子」のついた項目 梅園 / 菓匠禄兵衛 / 叶匠寿庵 / 銀座あけぼの / 銀座鈴屋 / 鈴懸 / 仙太郎 / 宗家源吉兆庵 / とらや / 舟和 / 文明堂東京 / 豆源
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承太郎(JOTARO) 承太郎(JOTARO) キャラ解説 コマの形 必殺技4コマ 5コマ 6コマ キャラ解説 作品 ジョジョの奇妙な冒険 キャラ説明 ジョースターの血を引く高校生。「スタープラチナ」のスタンドを操る。 属性 力 体力基本値 B 身体能力 アビリティ 大胆不敵()(行動不能無効/ジャストガード) 移動速度 E 補正(受) 仗助徐倫幽助 補正(与) 仗助 ヘルプコマ 激怒(被ダメージ時の必殺魂増加1.25倍) コマの形 コマの形 属性 コマ図鑑の説明 □□□□ 力 『てめーはこの空条承太郎がじきじきにブチのめす』 女教皇 その② □□□×□□ 力 『『スタープラチナ ザ・ワールド』』 「狩り」に行こう! その④ □□□□□□ 力 『行くぞ 努力 友情』 LUCKY108:ラッキー クッキー ブラックホール再び!の巻~ □□□□□□□×× 力 『おれが時を止めた……9秒の時点でな…そして脱出できた…やれやれだぜ…』 DIOの世界 その⑰ 必殺技 4コマ 属性 追加効果 ビクトリーパンチ 力 高威力だがリーチの短いパンチが繰り出す ヒットした敵は大きく吹き飛ぶ ダイナマイト 力 体力が1になる 背中からダイナマイトを取り出して自爆 5コマ 属性 追加効果 キャベツチカカツカム 力 前方に突進しながらクロスチョップを放つ ヒットした敵は上空に高く吹き飛ぶ ビクトリービーム 力 前方にビームを放つ 6コマ 属性 追加効果 ギャラは時価(じか)まぁ GOOD(グー)な ハム 力 ダッシュしてアッパーカットを放つヒットするとそのまま2発目のヨード卵安くフェアー、3発目のキャベツチカカツカムに繋がる 三本波(さんぼんは) 力 三本柱マンJr.に変身しビームを放つ
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インターハイ会場付近のコンビニ 京太郎「えっと、頼まれたのはコロッケパンと肉まんと……それからなんだっけ?」 京太郎「まぁいいや、どうせお昼だしな。適当に買ってけば……」 ...ウィーン 「ありがとうございましたー」 京太郎「さーてと、戻りますか……って」 もこ「……」 京太郎(……? なんだこの子) もこ「……」 京太郎「あの……どうしました?」 もこ「……」 京太郎(この子、言葉が話せないのかな……?) 京太郎「あの、もしかして君……」 もこ「……」ガサゴソ 京太郎「って、わー! なにしてんすか!?」 もこ「……」ハムハム 京太郎「いや、ハムハムじゃないから! これ俺の(っていうか部のみんなの)だから!」 京太郎「返してくださいよもう!」バシッ もこ「……」ジー 京太郎「そんな恨めしそうな顔してもあげません!」 もこ「……死ね」ボソッ 京太郎「っ!?」 もこ「……死ね」 京太郎「いや二度も言わなくていいから……」 もこ「……死ね」 京太郎「死にません」 もこ「……」ジー 京太郎「はぁ……」 京太郎「そんなに欲しけりゃ自分で勝手くりゃいいでしょ」 もこ「……」 京太郎「んじゃ俺、戻るんで」スタスタ ...グイッ 京太郎「……なに?」 もこ「……お金ない」 京太郎「はぁ? そんなの知らないって……」 もこ「……お金ちょうだい」 京太郎「イヤだよ! なんで俺が見ず知らずの君に金銭恵まなきゃいけないんだよ!」 もこ「……じゃ、それちょうだい」 京太郎「はぁ……」 京太郎(ったく、この子は会話が通じないのか……?) 京太郎「……あのな、これは俺の友達のなの。だからダメです」 もこ「……死ね」ボソッ 京太郎「また言った! また死ねって言った!」 京太郎「……しゃーねーな。じゃ買ってやるよ」 京太郎「ただし、一個だけだからな? 肉まんでいいか?」 もこ「……あんまん」 京太郎「じゃ、あんまんな」 ...ウィーン 京太郎「……ほれ」スッ もこ「……ン」パシッ 京太郎(お、お礼とかないのかよ……) もこ「……」ハムハム 京太郎「……どうだ? うまいか?」 もこ「……っ」ガツガツ 京太郎(夢中になって食べやがって……よっぽどお腹すいてたんかな) もこ「……おいしかった」ペロリ 京太郎「おう、そっか」 京太郎(なんだ、ちょっとはかわいいところもあるじゃねえか……) もこ「……もっと」 京太郎「……は?」 もこ「……もっとちょうだい」 京太郎(前言撤回、こいつ最悪……!) ...スタスタ 京太郎「……」チラッ もこ「……」スタスタ もこ「……ねぇ」 京太郎「はぁ……今度はなんだよ」 もこ「……」ギュルル 京太郎「空腹アピールやめい」 もこ「……」プクー 京太郎「かわいこぶってもダメだ」 もこ「……ぉ、お兄ちゃん」ウルウル 京太郎「っ!?」ドキッ 京太郎(……いやいや、なにときめいてんだよ俺は) 京太郎「……っ、とにかく! ダメなもんはダメだ」 もこ「……死ね」ボソッ 京太郎「だから、女の子がそんな汚い言葉使うなっつの!」 もこ「……」ブツブツ 京太郎「はぁ……」 京太郎(ったく、ほんとしょうがない奴だな……) 京太郎「……じゃ、ほら」スッ もこ「……?」 京太郎「言っとくけどな、これで最後だぞ?」 京太郎(しかも俺の分だ。ありがたく食えよ、このリボン娘め) もこ「……っ!」パアァ もこ「……っ」ガツガツ 京太郎(はぁ……ほんと俺も甘ちゃんだよなぁ) 京太郎(こりゃどうやっても財布が肥え太らないわけだ……)ガックシ もこ「……くったくった」サスサス 京太郎「はえーなおい」 もこ「……ン」ペロリ 京太郎「はぁ……なんか俺もお腹すいてきちまったよ」 もこ「……名前」 京太郎「……は?」 もこ「……名前は……?」 京太郎「え、あぁ。須賀京太郎だ」 京太郎(てか、俺の空腹発言はスルーですか、そうですか……) もこ「……すが、きょうたろー……」 京太郎「どうかしたか?」 もこ「……別に」 京太郎「あ、そろそろ俺行かなきゃ。このメシ早く渡さねえと怒られるしな」 もこ「……? 誰に」 京太郎「友達だよ、さっき言ったろ?」 もこ「とも……だち」 京太郎「んじゃ、そういうことだから」スクッ 京太郎「ひとつ言っとくが、くれぐれも他の人に食いモンねだったりすんじゃねえぞ。いいな?」 もこ「……」コクッ 京太郎「……っと、そういやお前、名前は?」 もこ「……もこ」 京太郎「モコ? へえ、おもしろい名前だな」 もこ「……?」 京太郎「じゃあな、もこ。また会うこともないだろうけどよ」 ...スタスタ もこ「……」 ――――――――――――――――――― 久「いやぁ、みんなお疲れ様!」 和「お疲れ様です」 優希「お疲れだじぇ!」 咲「お疲れです」 まこ「やぁっと終わったのう。そんで、いよいよ明日が決勝じゃな」 京太郎「長かったですね」 久「ええ、そうね……みんな、ここまでよく頑張ってくれたわ」 久「今日の勝利は、私たちみんなで掴みとったものよ。明日は思う存分楽しみましょう!」 「「「「「はい……っ!!」」」」」 ――――――――――――――――――― 京太郎「はは、なんだよそれ」 「……」 京太郎「……?」 優希「それで、咲ちゃんはどうそれを言い訳したんだ?」 咲「うん、それがね……って、どうしたの京ちゃん?」 京太郎「ん、あぁ……いや、なんでも」 咲「……?」 京太郎(今の人影……まさかな) 京太郎「……咲、タコス、悪いけど先行っててくれ。飯までには戻るからさ」 咲「あ、京ちゃん!」 ...ダダッ 優希「どうしたんだじぇ、あの犬は」 咲「さあ……?」 ――――――――――――――――――― 京太郎「……やっぱりお前か」 もこ「……」コクッ 京太郎「どうしたんだ? もう日が落ちるってのに」 もこ「……お礼」 京太郎「……お礼? って、まさか昼間の?」 もこ「……」コクッ 京太郎「いや、いらねえよそんなの。現金ならまだしも、持ってないんだろ?」 もこ「……」 京太郎「だったらいいって。金欠から金奪うほど落ちぶれちゃいねえよ」 もこ「……お金じゃない」スッ 京太郎「え……これは」 京太郎「……」 京太郎(ビー玉に、おはじきに……なんだこりゃ) 京太郎「え、えーと……モコさん? なんですかこのガラクタの山は……」 もこ「……っ!」ガブッ 京太郎「いてええっ!」 もこ「……ッ」ガジガジ 京太郎「痛いです痛いです……! ごめんなさいごめんなさいっ!」 ...パッ 京太郎「い、痛ってぇ……」ヒリヒリ もこ「……」フンスッ 京太郎「てめえ、なにしやが……!」 もこ「……ガラクタじゃない」 京太郎「……」 京太郎(もしかして……こいつにとってはすごく大事なものなのかも) 京太郎(それを俺はガラクタなんて……少し悪いこと言っちまったな) 京太郎「わ、悪かったよ……これ、一体どういったものなんだ?」 もこ「……黒魔術のカケラ」 京太郎「……え?」 もこ「……この世の悪という悪がそこに詰まってる」 京太郎「あ、あの……」 もこ「……扱いを誤れば死」 京太郎「……へ、へぇ」 もこ「……だけど、うまく使えば強力な武器になる」 京太郎「……」 もこ「……ほしいでしょ」 京太郎「いらねーよ!」 京太郎「ったく、何かと思ったらただの中二病グッズかよ」 もこ「……シネ」ボソッ 京太郎「あーはい死にますよ、死ねばいいんでしょ!」パクッ ←ビー玉を飲み込む もこ「……っ!?」 京太郎「うぐッ……! ぅが、が……!」 ...パタリ もこ「……っ」ガクガク もこ「……き、きょうたろ……?」 もこ「……きょうたろ、きょうたろ……!」ユサユサ 京太郎「」 もこ「……ぅ……っ」ポロポロ 京太郎「……なーんてな。べろべろばー」 もこ「……」 ...バンバンッ! 京太郎「ちょ、痛いやめて……!」 もこ「……」 京太郎「悪かった悪かった! つーか、無表情で殴りつけるのマジ怖い!」 もこ「……っ」プイッ 京太郎「そう怒るなよ。ほら、ビー玉返してやるから」スッ もこ「……汚い」 京太郎「……ッチ、今度は引っかからなかったか」 ←涎まみれのビー玉 ...バンバンッ! 京太郎「いたっ……す、すんません! すんませんでしたぁ!」 もこ「……」 京太郎「そう機嫌そこねるなって」 もこ「……」 京太郎「ビー玉楽しいでちゅ~。僕嬉しいでちゅよ~。もこたんありがとでちゅ~」 もこ「……」イラッ ...ガブッ 京太郎「いぎゃぁああああっ!! 手が、手がぁああ!!」 もこ「……」フンッ 京太郎「ぉ、おま……ちっとは手加減しろよ……」 もこ「……っ! ち、血が……」 京太郎「ああ、お前のせいだよ。ったく、どんだけ鋭い牙持ってんだか……」イテテ もこ「……」 ...ペロッ 京太郎「ちょっ!?」 もこ「……」ペロペロ 京太郎「お、おい……お前なにして……っ!」 もこ「……消毒」 京太郎「わ、わざわざいいってこのくらい……!」 もこ「……」 京太郎「……」 京太郎(な、なんかエロいな……///)ドキドキ もこ「……」チラッ もこ「……なんか変なこと考えた」 京太郎「い、いや……考えてないよ別に」 もこ「……嘘」 もこ「……ッ!」ジュージュー! 京太郎「や、やめろ……! そ、そんなに吸うなぁああ!」 もこ「……うまかった」 京太郎「お、お前は吸血鬼か……」ゲッソリ もこ「……」ギュルル 京太郎「って、腹まで減ったのかよ」 もこ「……///」 京太郎「……仕方ねえ。なんか食いに行くか?」 もこ「……いいの?」 京太郎「いいよ、俺もちょうどなんか食おうと思ってたとこだし」 もこ「……ぁ……っ」 京太郎「ん、なんだ?」 もこ「……べ、別に」 京太郎「? 変な奴……」 もこ「……///」 京太郎「ここのラーメン屋でいいか……ちわっす」 「へいらっしゃい!」 もこ「……ら、らーめんって?」コソッ 京太郎「お前ラーメン知らないのかよ! 和みたいだな……もしかしてお嬢様育ちか?」 もこ「……」フルフル 京太郎「ラーメンってのは……まぁ、実物見た方が早いだろ」 もこ「……」コクッ 京太郎「おっちゃん、ネギチャーシューメンふたつ」 「はいよ!」 もこ「……湯気もくもく」 京太郎「あぁ、そうだな」 もこ「……ゆ、湯気もこもこ」 京太郎「……おもしろくないからな?」 もこ「……うるさい」 「へい、ネギチャーシューお待ちィ!」コトッ もこ「……!」パアァ 京太郎「お前、箸は持てんの?」 もこ「……バカにすんな」 京太郎「いや、だってお前……まぁいいや」 京太郎「うどんとかそばとか食ったことあるんならわかると思うけど……」 もこ「……」ズルズル 京太郎(ふ、普通に食ってる……てかまぁ、こんくらいわかるか) 京太郎「……どうだ、おいしいか?」 もこ「……ン」ズルズル 京太郎「そりゃよかったですね、お姫様……」 京太郎(ったく、幸せそうな顔して食いやがってよ……) もこ「……」ズルズル 京太郎「って、俺の方食うなよ! 自分の食えよ!」 ――――――――――――――――――― 京太郎「ふぅ……さすがに満腹だな」 もこ「……ン」ポンポン 京太郎「今日はほんと色々あって疲れたわ……早くホテル戻って寝たいぜ」 もこ「……」 京太郎「そういやお前ってこの辺に住んでんのか?」 もこ「……」 京太郎「?」 もこ「……きょうたろ」 京太郎「なんだよ、そんなあらたまって」 もこ「き、今日は……その……」 もこ「ぁ、あり……ありが……っ!」 「あー! やっと見つけた!」 もこ・京太郎「!?」 もこ「……藍子」 藍子「もう、ずっと探してたんだよ?」 もこ「……ご、ごめんなさい」 藍子「あれ、こっちのお兄さんは?」 京太郎「あ、俺、須賀京太郎って言います」 藍子「へぇ……もしかしてもこと遊んでくれてた?」 京太郎「遊んでたっていうか、遊ばれてたっていうか……」 藍子「? まぁよくわかんないけど、ありがとね。この子、無愛想だったでしょ」 もこ「っ! ら、藍子……!///」 京太郎「ええ、最初は。だけど、話すにつれて段々とおもしろいやつだってわかってきましたよ」 もこ「……っ!///」 藍子「でしょー! うわぁ、もこ友達増えたじゃん! やったね」 もこ「……と、友達違うし……っ///」 藍子「まーた照れちゃって……ご覧のとおり素直じゃない子なんです」 京太郎「ええ、今日一日で身に染みて感じましたよ」 もこ「……う、うるさいっ!///」 藍子「ははっ! んじゃ、名残惜しいけどそろそろ帰ろっか、もこ」 もこ「え……あ……」 京太郎「どうした? 早く行けよ」 もこ「……っ///」 藍子「……? ……!」ピコーン ...ササッ もこ(……藍子) 京太郎「あれ、どこ行ったんだ?」キョロキョロ もこ「……っ」 もこ「き、きょうたろ……っ!」 京太郎「お、おう……どうしたよ?」 もこ「……ぁ、あの……」 もこ「今日は……ぁ、あり……」 京太郎「……?」 もこ「ぁ、ありがと……ね……///」 京太郎「え……あぁ、いいってことよ!」 京太郎「俺もなんだかんだお前と一緒にいれて楽しかったしな」ニコッ もこ「……っ///」 京太郎「へへ……」 もこ「ぁ、あと……さ……、そ、その……私と……っ」 もこ「……と、友達に……なってくれる……?」 京太郎「……なにいってんだよ、そんなの当り前じゃねえか」 もこ「……っ」 京太郎「ただし、噛みつくのはNGだからな?」 もこ「……っ///」 もこ「あ、甘噛みにしといてやる……っ」 京太郎「はは、なんだそりゃ」 もこ「……っ」 もこ「そ、それじゃ……私、行くから」 京太郎「あぁ……またな、もこ」 もこ「……うん……またね、きょうたろ」 藍子「……ふふ」 藍子(よかったね……もこ) カン
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京太郎 1986年生まれ。K1ファイター。 大阪府出身。183cm、99kg。血液型O型。 エピソード・人物 本名は「藤本京太郎」。 奇抜な髪型をする。 奇抜な髪型とは裏腹に優しい性格である。 ナチュラルヘビーである。 K1ヘビー級としてはそれほど上背はない。
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名前 楽太郎 説明 住民の中でもっとも痛いとされる痛覚麻痺者。用務員に対しライバル面をしてみたり、自身の書く小説を他サイトに載せるよう提案するなど、痛さ加減は常軌を逸している。またお絵かき掲示板ではgifアニメ職人として君臨している一人。とても凝ったものばかりなのでどこかレベルの高さを感じさせる。その一方で彼は味覚障害もまた発症しており、コーンフレークを生で喜んで食べることが発覚。チャーハンを作っている時に降って来たヤモリを飼っている(住民は全盛期の楽太郎なら…と惜しむレスが多数寄せられた)2009/11/07引退宣言。オタクは幸せにはなれない…フフッ……分かっていたさ……と謎の名言を残す。従姉の結婚式にてリア充の空気に揉まれまくった結果であるとしか言えない。今後、いつ復活(笑)するか見物である。 現在DDT板で見ることができる「らくたろう」は楽太郎とは別人(であると願いたい…) (だって引退宣言までしたのに…)
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前話 次話 Kちゃんぬいぐるみ、全国大会編 開会式 京太郎「頑張れー!清澄ー!!」 ざわざわ 咲「もう……京ちゃんったら」 和「さすがに開会式前で叫ぶのはいけませんね」 久「応援は嬉しいけどねー」 優希「京太郎が注目の的になってるじぇ」 まこ「にしても、ざわめきすぎじゃないか?周りの選手も京太郎の方を見とるし」 久「女子の大会で男子がいるから、にしては変ね」 和「叫ぶ前よりざわめいてる気がしますし、なんなんでしょう」 優希「気にしてもしょうがないじぇ!」 まこ「そうじゃな。後でちょっと京太郎は叱るか」 咲「ええ。京ちゃんに後で言いましょう」 霞「ねえ、さっき叫んだ子って……」 初美「清澄って言ってたですよー」 小蒔「あの人、まさか……」 巴「……姫様?」 春「……会いに行く?」ポリポリ 煌「清澄……和と優希は元気でしょうか……って部長?」 哩「そんな……ここにおるなんて」 姫子「ぶちょー?鎖いります?」 美子「なんでここにあると……」 仁美「なんもかんもあの男子のせいや」 白望「ダル……くない」 塞「シロ?」 豊音「……見つけたよー」 エイスリン「ハイ!」 胡桃「エイちゃん、そのハートを射る矢の絵はなに?」 穏乃「清澄って……和がいるとこ!?」 憧「へえ……和に紹介してもらうのがいいかな」 玄「ふ~む。おもち好きと見たっ!」 灼「猫耳あったかな……」 宥「……あったかそうな人」 洋榎「よっしゃ。絹、終わったら行くで!」 絹恵「おねえちゃん何する気なん?」 由子「洋榎、私も行くのよー」 末原「清澄……マークしとかな」 漫「先輩、マジック構えないでください」 怜「……見えん。フナQ」 浩子「眼鏡は貸しませんよ」 竜華「場所が悪かったんかな」 セーラ「俺がひとっ走り行けばええやん」 泉「先輩、行って何するんですか?」 ネリー「サトハ!サトハ!」 ダヴァン「さすが日本デス!」 明華「まさか本人がいるとは……」 ハオ「日本……やはりあなどれない」 智葉「お前ら……」 憩「へーぇ。楽しみが増えたわ」 やえ「……この程度で騒ぐニワカ共め」 初瀬「小走先輩……Kちゃんぬいぐるみより先にご本人に会えそうですね」 淡「ね、ね、さっきの男の子、Kちゃんそっくり!」 菫「落ちつけ淡。その図々しさで連絡先聞いてこい」 尭深「弘世先輩……」 誠子「せめて自分で行きましょうよ」 照「……京ちゃん」 久「やっと開会式も終わったわね」 まこ「なんか周りからやけに見られとった気がするんじゃが」 優希「のどちゃんのおっぱいのせいか?」 和「ないですよ!」 久「さて、アレ?咲は…」 洋榎「待ちや!!」 久「へ?」 洋榎「あんたが清澄の部長か?」 久「そうだけど、って姫松高校!?」 まこ「大阪の強豪じゃな。久、なんかしたんか?」 久「初対面よ。後、なんかって何よ」 洋榎「なんや知っとるんか。うちが姫松の愛宕洋榎や!」 優希「その姫松がうちになんの用だじぇ?」 洋榎「たいしたことやない。ただ…」 セーラ「見つけたでー、って愛宕洋榎!?」 洋榎「江口セーラ!!何しに来たんやこの野郎!」 セーラ「俺は女や!そっちこそなんで…」 ネリー「サトハ!サトハ!いたよ!!」 ダヴァン「ネリー、はしゃぎすぎデス」 久「え?確か竜門渕とあたった臨海?」 初美「いましたよー」 まこ「うお!あんたは永水の?」 姫子「えーっと、花田が言っとったんは」 哩「清澄やね」 優希「花田先輩?」 和「……なんなんですかこれは」 久「なんでこんなに有名校が?」 モブA「あ!清澄いたー!」 まこ「え?」 優希「じぇ?」 モブB「マジー?ちょっと、あんた行きなって」 モブC「あんたも行けって。限定Kちゃん譲ってやったじゃん」 モブD「あ、すいませーん。ちょっと聞きたいことがありまして…」 塞「……出遅れたかー」 胡桃「うるさい、ここ」 久「え?こんなに人集まってほんと何が起こってるの?有名人でもいた?」 哩「ちょっとある人に会いたくて…」 洋榎「うちが先や!」 セーラ「俺や!」 初美「人多すぎですよー。ちょ、埋もれますー」 ネリー「ぬいぐるみ!モデル!」 まこ「……ある意味いっぱいおるの」 和「アレ?咲さん?」 咲「ここ……どこ?」 咲「うう……さっきまで人いっぱいだったのに誰もいないよ……」 咲「京ちゃん……助けてー……」 照「……全く、4人ともはぐれるなんて」 照「淡なんかは初めてだけど、菫は3回目なんだから」 照「……私は迷ってない。悪いのは道」 咲「……京ちゃーん」 照「……皆どこだろ」 咲・照「あ」 咲「お、お姉ちゃん!?」 照「!」プイッ 照「…………」スタスタ 咲「ま、待ってよ!」 照「…………」スタスタ 咲「なんで京ちゃんのぬいぐるみ抱いてインタビュー受けてたの!?」 照「アレやっぱり京ちゃんだったの!?」クルッ 照「あ……」 咲「お姉ちゃん……」 照「……で、なんで京ちゃんがぬいぐるみになってるの?」 咲「え?なんか頼まれて、流れでそうなったとか…」 京太郎「咲!!やっと見つけた、って照さん!?」 咲・照「京ちゃん!!」 京太郎「……咲、上から見てて明らかにみんなから離れてたぞ」 咲「う」 京太郎「……色々置いといて言いますけど、照さんも方向音痴治って無かったんですね」 照「……道が悪い」 咲「お、お姉ちゃんの言う通りだよ京ちゃん!道のせいで、迷子じゃないから!」 照「そうそう」 京太郎「……姉妹喧嘩はどした?」 咲・照「あ……」 京太郎「…………とりあえず咲は俺についてくる。照さんは携帯とかで部員と連絡つきます?」 照「携帯……電池切れ」 京太郎「会場入口とかまででいいですか?」 照「……分かった」 咲「お姉ちゃん……」 京太郎「喧嘩は一時休戦ぐらいでお願いします」 照「……善処する」 照「ところで京ちゃん、なんでぬいぐるみになってたの?」 京太郎「あれですか。実はですね、かくかくしかじかで」 咲「京ちゃん、それじゃ分からないよ」 照「なるほど」 咲「分かったの!?」 照「全然」 咲「……お姉ちゃん、京ちゃん」 京太郎「あはは。咲は騙されやすいな」 照「まだまだだね」 咲「もう!2人とも酷いよ!」 照「ふふっ」 京太郎「……照さん、俺が言うのもなんですが、このまま仲直りするのは無理ですか?」 咲「京ちゃん……」 照「…………」 京太郎「姉妹が仲悪いより仲良い方がいいですし」 京太郎「俺は、2人には笑っていて欲しいんです」 照「……そうだね。でも私は」 恒子「おぉーっとチャンピオン発見だぁー!」 京太郎・咲・照「!!?」 健夜「こーこちゃん、いきなりすぎるよ」 京太郎「え!?小鍛冶プロ!?」 咲・照「!!!」 恒子「いやぁ、すこやんの雄姿を納めるために常時起動していたカメラがこんなところで役に立つとは」 健夜「常時起動ってなに!?」 恒子「あ、今回は編集してからネットで公開するからね?」 健夜「結局!?」 京太郎「あ、あの~」 恒子「おや少年。ん?君、今話題のKちゃんぬいぐるみに似てない?」 京太郎「いや、それは似てるも何も俺がモデルですから」 恒子「な、なんとー!私達は話題のKちゃんご本人に出会ってしまったぁー!!」 恒子「ご本人もなかなかのイケメンです!これは話を聞かないとアナウンサーじゃないですよね!!」 京太郎「……はい?」 咲「……誰?」 照「確かアナウンサーの人と小鍛冶プロ。本当に強い」 健夜「あ、ありがとう。で、宮永さん」 咲「は、はいっ」 健夜「?宮永照さん、だよね?」 咲「あ、すいません。私、宮永咲です」 健夜「同じ宮永……姉妹?」 咲「えっと……」 照「その……」 恒子「何面白そうな話してるのすこやん!」 健夜「わっ」 恒子「ん?2人は……どっちが彼の彼女?」 咲・照「ち、違います!」 恒子「ということは……勝った方が彼を貰う的な?」 健夜「何言ってるの!?」 照「勝つ……」 恒子「いやぁ、面白そうじゃないですかー?」 健夜「だからって…」 照「咲」 咲「お、お姉ちゃん?」 京太郎「照さん?」 照「今、言っておく。私は、白糸台は負けない」 咲「!」 照「……仲直りは、それが終わってから考える」 京太郎「照さん……」 照「今色々考えて試合に影響が出たら、色んな人に申し訳ないからね」 咲「……分かったよお姉ちゃん」 咲「でも、私も、清澄も負けないからね」 照「……団体も個人も、途中で負けたりしないでね」 咲「うん」 照「京ちゃんは見ていて。私達の全力を」 京太郎「……はい」 照「終わったら、ぬいぐるみのこと聞かせてね?」 京太郎「ははは。いくらでもいいですよ」 咲「じゃあ私は、また本買うのにでも付き合ってね?」 京太郎「俺は景品かよ」 照「立会人券景品かな?」 京太郎「立会人って、いつかの時代の決闘ですか」 咲「くすっ」 照「ふふっ」 恒子「これは、Kちゃん本人を賭けた闘いが始まったー!!」 京太郎「え」 健夜「こーこちゃん。そういうのじゃなくて真面目な話っぽいから茶化すのやめよ?」 恒子「あ、すいません」 照「いえ、大丈夫です」 咲「あ、はい」 恒子「でも傍から見ればそう見えるんだよねー」 恒子「そしてチャンピオン自身が勝つという宣言までしてるしー……これは優勝すればKちゃんゲットでいいのかな?」 健夜「人を景品にするのやめようよ」 咲「あのー、これそのまま公開とかはちょっと……」 照「私達のとこは編集で切ってもらえます?」 恒子「んー……よし、問題無い!すこーし使うのはいいよね?ていうか勝手にやるね!じゃ、まったねー!」 健夜「どこ行くの?こーこちゃん!」 京太郎「……行ってしまった」 咲「なんか……騒がしい人だったね」 照「マスコミなんてあんなもの」 京太郎「じゃ、行きますか」 会場入口 京太郎「さて、ここまで来ましたけど、知り合いとかいます?」 照「いない。それどころか、他校の生徒も少ないけど」 咲「そういえば、この時間は抽選やってるんじゃなかったっけ?」 京太郎「ああ、なら抽選会場に行けばいますね」 照「うん。会場は毎年同じだから分かる。こっち」 咲「さすがお姉ちゃん」 京太郎「……そっちトイレですよ?」 照「……なんもかんも道が悪い」 京太郎「なんですかその口調。こっちですから行きましょう」 抽選会場 アナウンス「次は、姫松高校の抽選です」 京太郎「ここですね」 照「うん、入ろう」 ガチャ アナウンス「姫松高校はBブロックの…」 京太郎「さて、白糸台は…」 咲「あ、京ちゃん部長が引くよ」 京太郎「お、ほんとだ」 照「あれが清澄の部長……」 ざわざわ、ざわざわ モブE「ちょっと!Kちゃんいた!!」 モブF「マジ?どこどこ…って宮永照と一緒じゃん!!」 モブG「チャンピオンと!?さすがに近くに行けないわ」 モブH「あのとなりのおとなしそうなの誰?」 末原「ほう、清澄とは2回戦やけど強敵なのは確定やな」 智葉「さすが宮永……油断できんな」 怜「チャンピオンこっちでもすごいな……」 煌「まーた麻雀以外でもすごい人と当たりますね……」 豊音「ちょーすごいよー。サインの他に写真とかお願いできるかなー」 小蒔「ま、負けません!」 まこ「なんじゃまたざわめいてきたの」 優希「あ!京太郎と咲ちゃんが入り口に入るじぇ!」 和「2人と……宮永照さん!?」 まこ「またえらいの連れてきたな……久がなんて言うか」 淡「菫!菫!テルーがKちゃんと!!」 菫「分かっているから落ちつけ。そう落ちつくんだ私。照発見のお礼の名目で…」 誠子「先輩、嬉しいのは分かりますけど落ちつきましょう?」 尭深「そろそろ抽選終わりますよ?」 アナウンス「以上で抽選を終了します。各校はそれぞれの時間を…」 京太郎「終わったみたいですね」 照「白糸台はシードでAブロックだけど」 咲「清澄はBブロックだね」 照「……」 まこ「おーい」 京太郎「あ、染谷先輩」 まこ「京太郎お前一体…」 照「決勝で待ってるから」ゴッ 和・優希・まこ「!?」 咲「……全部、倒して行くね」ゴッ 照「……ふふっ」 和「い、一体なんですかこれは?」 照「あ、菫いた。じゃ、ここまでだね」 照「ねえ、京ちゃん」 優希「京ちゃん!?」 照「連絡先、紙かなんかに書いてくれない?」 京太郎「あ、はい。……これですね」 照「ありがと。ホテルに帰ったら連絡入れるから登録してね」 京太郎「勿論です」 照「じゃ、またね」 久「あー、緊張したわ。アレ?みんな?」 照「失礼」スタスタ 久「え?」 久「……今、咲のそっくりさんかチャンピオンが居た気がするけど、見間違いよね?」 咲「……部長」 久「な、何かしら?」 咲「今、すっごく打ちたい気分なんで、帰って打っていいですか?」ゴッ 和「さ、咲さん?」 咲「どうしても、決勝にいかないといけなくなりました」ゴゴゴゴゴ 久「……ネット麻雀かどこかの雀荘で勘弁してくれない?」 久(さすがに今、選手の誰か咲とを打たせる訳にはいかないわー) 照「……ふふふっ」 淡「テルー!」 菫「またどこに行ってたんだお前は」 照「淡、菫」 誠子「そーですよ。なんでKちゃんといたんですか?」 尭深「すごく、親しそうでした」 照「京ちゃんは元々知り合いだからね?」 淡「え?Kちゃんじゃなくて京ちゃん?」 菫「何があった。そしてなんでそんな関係なんだ。彼にお礼をだな…」 照「菫」ゴッ 菫「!……なんだ?」 照「決勝に、どうしてもいかないといけなくなった」 淡「!……テルー、やる気になってる?」 菫「そうか。まあ、もとより優勝するために来てるしな」 照「それと……」 誠子「先輩?」 尭深「どうしたんですか?」 照「今、すっごく打ちたい気分だから、3軍でも2軍でも他の部内チームでもいいから、本気で打っていいかな?」ゴゴゴゴゴ 菫「……分かった」 菫(また気の毒なことをするな……Kちゃんよりか部員の安否を考えよう) この日、インターハイ抽選会場で、とある都市伝説が生まれた 曰く、Kちゃんは魔王を呼ぶ、と 少し、時間を遡る インターハイ、抽選会場 久「ふう、抽選時間に救われたわ。集合のアナウンスが無かったら危なかった」 洋榎「全くやな。あんなに集まったら迷惑っちゅうもんや」 久「……なんで自然に隣にいるのよ」 洋榎「つれないわー。高校同士の温かい交流やで?仲良くしようや」 久「あんな大勢に『聞きたいことがある』って迫れらた後に交流は難しいわね」 哩「そうやね。人間目的のために自分見失うこともあるってことね」 久「……頬を染めて一番自分見失ってたのは誰かしらね」 塞「さすがに今は聞かないから安心してね」 久「当然よ。あ、そろそろ抽選始まるわね」 哩「じゃ、決まったとこに行くか」 塞「私もね」 洋榎「そか、なら今やな」 久「……何?」 洋榎「身構えんでもええ。自分、Kちゃんぬいぐるみって知ってる?」 久「え?知ってるけど」 洋榎「それのモデルが自分の高校におるってみんな思っとるんや」 久「……あー、開会式の?」 洋榎「それや。で、みんなお近づきになりたいっちゅーことや」 久「それでか……」 洋榎「その反応……ほんまに自分とこにおるな?」 久「隠しても無駄ね。ええ、彼はうちの1年生の部員よ」 周り(!!) 洋榎「ほう……周りもみーんな聞いたみたいやで?ええんか?」 久「もういちいち聞かれるのが嫌なのよ」 久「ほら、あなたの番よ」 洋榎「おっと」 久「もうすぐ私かしらね」 久「まさか……姫松、永水がいるところとはね」 洋榎「ふっふっふ。残念やったなぁ」 久「まだよ。まだ諦めないわ」 洋榎「なんや?秘策でもあるんか?」 久「……彼本人を貸すというのはどう?」 洋榎「なん……やと……!?」 久「ふふふ。どう?」 洋榎「くっ、そうくるとは……あれ?Kちゃん違う?」 久「え?……ああ、彼ね」 洋榎「……隣にごっついのが見えるのは気のせいか?」 久「……さ、さあ?見間違いじゃない?」 洋榎「なんかチャンピオンと仲よさげなんやけど」 久「……そういえば咲連れてきたのも彼だったわね。なんか魔物を惹きつけるものでもあるのかしら?」 洋榎「Kちゃん魔物を呼ぶってか?無いわー」 久「あはは。あ、そろそろ終わりっぽいわね」 洋榎「せやなー。なかなか面白かったで。Kちゃんよりもあんたに会えたのが面白かったわ」 久「あら、ありがとう」 洋榎「また会いたいし、2回戦楽しみにしとるで」 久「お手柔らかにね」 洋榎「ただいまー!」 絹恵「あ、お姉ちゃん。なんか清澄の人と話してたみたいやけど」 洋榎「それや!ちょっとKちゃんの話仕入れてきたでー」 由子「それは聞きたいのよー」 末原「さすが主将」 洋榎「せやろー?でな、Kちゃんは…ん?」 咲「…………」ゴゴゴゴゴ 照「…………」ゴゴゴゴゴ 漫「……なんか、すごいのが通っていきましたね」 末原「あの2人は……どっちも魔王みたいに強いですね」 由子「確かKちゃんといた2人なのよー」 絹恵「お姉ちゃん?」 洋榎「……Kちゃんは、魔王を呼ぶんや」 この日より、むやみにKちゃんに近づくものは激減した そして、全国大会の抽選会は無事に終わったのだった 夜 咲「カン!カン!もいっこカン!!」 久「いやー、風越や龍門渕や鶴賀の人達がいて、ほんっと助かったわー」 まこ「……後ろの惨状から目をそらすな」 池田「か、華菜ちゃんはまだ諦めてないし……」 美穂子「華菜!!しっかりして!!」 一「ははは……今日って満月だったっけ?」 純「目開けろ国広君!衣はここに居ねぇから!!」 桃子「消えたいっす……完璧に消え去りたいっす……」 ゆみ「モモ!なんで消えたり現れたりしてるんだ!?」 優希「……今、清澄の生徒で良かったって心の底から思うじぇ」 和「……同感です」カタカタ 優希「のどちゃんネト麻か?」 和「いえ、今は色々見てるだけです。あら?この動画は…」 優希「お、ふくすこの動画だじぇ。最新版…さっき上がったみたいだな」 和「へぇ。見てみましょうか」カタカタ 和・優希「!?」 照「ツモ、4000オール」ギュルルルルルル 白糸台モブA「6連続……」 白糸台モブB「ははは……笑うしかない……」 白糸台モブC「私、帰ったらKちゃん(ぬいぐるみ)に告白するんだ……」 白糸台モブD「しっかりしろ!フラグは立てるな!!」 白糸台モブE「衛生兵!衛生兵を早く!!」 淡「テルー絶好調だね!」 菫「笑顔でなんてこと言うんだお前は」 誠子「……私、虎姫で良かった」 尭深「……私も」 菫「お前らな……部長の私の苦労も考えてくれ」 淡「えー?弱いから仕方ないじゃーん」 誠子「さっきの人、部内戦で2位のチームのエースだよね?」 尭深「インカレで頑張るって言ってたけど……牌持てるかな?」 菫「はあ……照、そこまでにしといたらどうだ?」 照「あと1局」 菫「これ以上被害者増やすな。おい、そっちは重症だ。しばらく麻雀から遠ざけておけ。そいつは軽傷だ、ドクターKちゃんでも持たせとけ」 尭深「自作したナース服Kちゃんを…」 菫「しまえ」 尭深「……ネットに上げてからしまっときます」カタカタ 誠子「あ、尭深。ちょっとふくすこの動画み見せてくれない?新しいの上がったらしいんだ」 淡「あ、私も見るー」 尭深「分かった」カタカタ 尭深・誠子・淡「!?」 恒子「ふくすこインハイムービー!特別編!!」 恒子「どうもこんばんわ!!福与恒子です!!」 健夜「あ、小鍛冶健夜です」 恒子「今日は、インハイ会場で会ったとある人物とそれをめぐる戦いについてです!!」 健夜「まだ戦ってないよ!?」 恒子「それでは、その動画をどうぞ!!」 恒子『おや少年。ん?君、今話題のKちゃんぬいぐるみに似てない?』 京太郎『いや、それは似てるも何も俺がモデルですから』 恒子『な、なんとー!私達は話題のKちゃんご本人に出会ってしまったぁー!!』 恒子『ご本人もなかなかのイケメンです!これは話を聞かないとアナウンサーじゃないですよね!!』 京太郎『……はい?』 恒子『で、君の名前は?』 京太郎『いや、撮影中でしょう?さすがにちょっと……』 恒子『ああ、失礼。じゃ、Kちゃんで』 京太郎『あ、はい』 恒子『おおーっと?向こうはアラフォーが女子高生をいじめている!これは行かねば!!』 京太郎『俺は!?』 恒子『何面白そうな話してるのすこやん!』 健夜『わっ』 恒子『ん?2人は……どっちが彼の彼女?』 咲・照『ち、違います!』 恒子『ということは……勝った方が彼を貰う的な?』 照『私は、白糸台は負けない』 咲『私も、清澄も負けないからね』 照『終わったら、聞かせてね?』 咲『じゃあ私は、付き合ってね?』 京太郎『俺は景品かよ』 恒子「と、言うことですね」 健夜「かなり編集されてるよね!?」 恒子「マスコミなんて、こんなもの。とチャンピオンはコメントを残されています」 健夜「いい意味じゃないよ!?」 恒子「チャンピオン、そして2連覇の白糸台の勝利宣言、これはアレですね」 恒子「優勝校、そして個人優勝者への景品がKちゃんご本人ということですね」 健夜「彼の意思はどうなってるの!?」 恒子「まー、こんなもの後ろに『!?』って付ければフィクションみたいなものですから」 健夜「全くこーこちゃんは。それに、白糸台が勝つのも、宮永照選手が勝つのも決まってないよ?」 恒子「おっと、さすがアラフォーは厳しい」 健夜「アラサーだよ!?何言わせるの!?」 健夜「ここはインターハイという場です。何が起こってもおかしくない」 健夜「それに彼女達は高校生。まだまだ可能性はいくらでもあるんですから、決めつけはよくないです」 恒子「つまり、どの高校も、誰でもKちゃんご本人をゲットするチャンスがあると」 健夜「台無しだよ!?」 恒子「ではインターハイの実況解説でまたお会いしましょう」 和「……これは」 優希「……いや、フィクションかもしれないじぇ?」 久「でも、あの咲の本気っぷりはね」 まこ「つーか止めんのか?」 咲「麻雀って楽しいよね?」 未春「あはは……華菜ちゃん、今そっちに行くね」 美穂子「吉留さん!!華菜はここにいるわ!!」 智紀「……ちょっと2次元に行ってくる」 純「智紀!!帰ってこい!!」 智美「ワハハ……これがステルスってやつか……」 ゆみ「蒲原!!そんな消え方するな!!」 久「全国……荒れなきゃいいけどね」 和「無理じゃないですか?誤解する人も増えますよ」 優希「なるようになるじぇ」 まこ「無事にやれればいいんじゃがな」 尭深「……つまり宮永先輩は」 誠子「いやいやいや、編集って言ってるし。それに景品がどうとか信じる訳が…」 淡「景品はKちゃん本人かー。インハイっていいね!」 尭深「……あったね」 誠子「……ははは」 菫「どの道優勝狙いだ。やることは変わらん」 誠子「先輩……」 菫「それに、もし本当だったら……」 尭深「しっかり狙ってるね」 誠子「駄目だこれ。早くなんとかしないと」 淡「あれ?テルーは?」 菫「さっき部屋に戻って行ったな。これで被害の拡大は防げる」 誠子「どこかの台風ですか」 尭深「インターハイ……無事に進めばいいんですが」 この動画はインターハイ参加校全てが見ることとなった そして、今回のインターハイは、参加選手が本気以上の力を見せることになった そのころの京太郎 京太郎「あ、もしもし」 京太郎「どうもハギヨシさん」 京太郎「ええ、こないだのタコスのレシピですが……」 京太郎「はい、それじゃまた」 京太郎「……ん?この番号は?」 京太郎「……照さん?はい、俺です」 京太郎「こうして話すのも照さんが東京に行く前以来ですね」 京太郎「ええ。長話も大丈夫です」 京太郎「はい。そういえばカピーがですね……」 電話中で動画に気付かなかったとか 前話 次話 名前 コメント
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. はやり「健夜ちゃんいないんですか……」 健夜母「そうなのよ、一週間くらい前からふらっとね」 健夜母「あと、あの子の部屋にこんな物があったんだけど、はやりちゃん、わからない?」つ空き瓶 はやり「ワカガエール、ですか……分からないですね」 健夜母「やっぱり……」 はやり「でも!一応はやりが調べてみますねっ☆」 健夜母「うん、よろしくね」 はやり「はい!はやりにおまかせあれっ☆」 はやり「というわけでワカガエールを1本注文して、今届いたんだけど……どうしよっかな?」 はやり「まあ、一応ポーチに入れておいて」 はやり「そういえば、大阪で健夜ちゃんらしい子を見かけたという情報が入ってたね!」 はやり「今週は結構オフが続いてるし、行ってみよっか」 京太郎「今日は健夜ちゃんと街に遊びに来たぞ!」 京太郎「もちろん目的は健夜ちゃんの親探しだけど」 健夜「京太郎お兄ちゃん!あれ!」 京太郎「あれは、たこ焼き屋か?」 健夜「うん!食べたい!」 京太郎「そうか、じゃあ買いに行こう!」 はやり「中々見つからないな……まあ、当然だよね…」チュー はやり「やっぱりいちご牛乳はおいしいなー」 はやり「しかし、もう歩き疲れてしまうとは……はやりも限界なのかも……」チュー 健夜「お兄ちゃん、こっちで食べよー!」トテトテ 京太郎「たこ焼き持ってるんだから待ってよー」 京太郎「うおっ」ツマズキッ 京太郎「おっとっと……うわっ!すみません!」 はやり「へ?」 ドンガラガッシャーン はやり「い、痛た……」 京太郎「だ、大丈夫でしたか?」フニッ 京太郎「あれ?」フニッフニッ はやり「あんっ、ど、どこ触って、ぁっ!」 京太郎「す、すみません!」ガバッ 健夜「あ、あそこで食べよ!」トテトテ 京太郎「あ!ちょっと待って!」 はやり「……あの、いい加減上から退いてもらえないかなー?」 京太郎「あ、すみませ……」 京太郎(なんだこれ……美人で巨乳なお姉さんの顔に牛乳がかかって……)モゾモゾ 京太郎「す、すばら……」 はやり「な、何を言ってるんですかっ!」 京太郎「いや、本当にすみません!これ、お詫びのしるしに」つたこ焼き 京太郎「それじゃあ!」タッタッ はやり「はぁ……何だったのでしょう……」 はやり「でもでも!はやり、今押し倒されてたね!」 はやり「それに、胸も…触られてたし……」 はやり「まだまだはやりも捨てたものじゃない!ということだよね!」 はやり「……そういえば、あの薬、ワカガエールっていってたよね……」 はやり「…………」 はやり「飲んでみよう!」 はやり「えーっと」ゴソゴソ はやり「あったあった、それじゃあ」ゴクッゴクッ はやり「おお!なんか元気になった気がする!」 はやり「よし!健夜ちゃん探し、続行!」 はやり「その前にたこ焼きを、はむっ」 はやり「うん、おいしいですっ☆」 はやり「……あれ…なんか忘れてるような……」 はやり「うーん」ゴソゴソ はやり「あっ!いちご牛乳が無いのです!」 はやり「きっとあの男の子とぶつかったときに!」 はやり「こうなったら、あの男の子に弁償してもらおう!」 はやり「そうと決まれば、レッツゴーです!」 健夜「お兄ちゃん!このクレープおいしそう!」 京太郎「えぇ~まだ食べるの~?」 健夜「甘いものは"べつばら"なんだよ!」 京太郎「はぁ……わかったよ、買ってあげるよ」 京太郎(懐があったかくない…) はやり「案外近くにいたね、それでは早速……」ズキッ はやり「うっ」ズキッズキッ はやり「はぁっ…体が…熱い…んっ…胸も…痛い、あんっ…」ズキッズキッ はやり「これが…噂に聞く…更年期障害……?」ズキズキズキ 京太郎「なんかサービスってことでクレープ1個もらえたけど…どうする?」 健夜「てんちょーさんは私が可愛いからあげるって言ったんだよ、だから私が食べる!」 京太郎「へいへい…ん?」 健夜「どうしたの?」 京太郎「なんかあそこに女の子が倒れてるみたいだ、ちょっと行ってくる」 健夜「あ、待ってよー!」 はやり(10)「う…ん」パチッ 京太郎「あ、起きたみたいだね」 はやり「こ…ここは?」 京太郎「公園だよ、きみの名前は?」 はやり「名前…ですか?」 はやり「…はやりは、みずはらはやりっていいます」 健夜「うーん、どこかできいたことがあるよーな」ムー 京太郎「そっか、それじゃあはやりちゃん、お母さんかお父さんは?」 はやり「お母さん?お父さん?んー、はやり、わかりません」 京太郎「えーっと、なんでここにいるのか覚えてないのかな?」 はやり「はい、すみません」ペッコリン 京太郎「いや、謝らなくていいよ」 京太郎「んー、じゃあさ、はやりちゃん、お兄ちゃんと一緒にお父さんとお母さん捜そうか?」 はやり「え?はやりにはお父さんもお母さんもいませんよ?」 京太郎「え?」 はやり「はやりは、小さいころに"こじいん"に入れられたので、お母さんもお父さんもいないのですよ」 京太郎「そう、なのか……」 京太郎(なんか複雑な事情の子なんだな……) 健夜「お兄ちゃん、この子どうするの?」 京太郎「どうするって言われてもな……親がいないんじゃ捜しようがないし……」 健夜「でも一人ぼっちっていうのは……」 京太郎「そうだよな…じゃ、いつものパターンで」 霞「はぁ……」 霞「それで、また私のところに来たのね」 京太郎「はい、お願いします!はやりちゃんを住まわせてください!」ドゲザー 霞「まあ、構わないけど」 霞「京太郎君、あなた誘拐とかしてないわよね?」 京太郎「だからしてませんって!俺はロリコンじゃないんです!」 霞「その言葉が信じられないのよ……」 霞「1週間で2人も女の子を拾ってくるなんて」 京太郎「ただの偶然ですよ!」 健夜「うわ~~ん、お兄ちゃ~~ん」トテトテ 郁乃「待て~~」 京太郎「健夜ちゃん!?どうして裸!?」 健夜「いくのお姉ちゃんが変な服着せてくる~~!」 郁乃「健夜ちゃんなら絶対似合うて~」 京太郎「全く、何やってんですか」 郁乃「え~ただ健夜ちゃんにネコ耳とスク水着せさせよ思うただけやん~」 郁乃「ええやろ~?」 京太郎「だからダメですって、健夜ちゃん嫌がってるじゃないですか」 郁乃「む~、じゃあ、ちょっと待っててな~」 京太郎「はぁ……あの人はもう」 健夜「嫌だよもー!」マッパ 霞「ふんふむ」 霞「まあ、確かに京太郎君はロリコンじゃなさそうね」 霞「はい、お茶」 京太郎「当然ですよ」ズズーッ 郁乃「お待たせ~」 京太郎「ブフォッ」 郁乃「どうや?可愛いにゃろ?」 京太郎「な、なんで郁乃さんがネコ耳付けてスク水着てるんですか!?しかもサイズきつめのやつ!」 郁乃「ん~?こうすれば、京太郎くんもこの恰好の良さに気付くかにゃあ~思てにゃあ~」トテトテ 郁乃「にゃあ、どや?興奮するやろ?犯したくにゃるやろ?」スリスリ 京太郎「だ、抱きつかないでください!」 郁乃「もお~酷いにゃあ~」 郁乃「こうにゃったら次の作戦にゃ!はやりちゃ~ん」 はやり「は、はい!これで、いいですか?」ネコッ スクッ 京太郎「はやりちゃんまで!」 郁乃「これでもダメって言うかにゃあ~?」 京太郎「こんな恰好、不健全ですよ!」 郁乃「へ~、はやりちゃ~ん!京太郎くんがはやりちゃん可愛くにゃいって~」 京太郎「ちょっ、そんなこと言ってないじゃないですか!」 はやり「ねぇ…京太郎お兄さん……はやり、可愛くない?」グスッ はやり「はやり、ダメな子?こーふんしない?」ウルウル 京太郎「うっ……」 京太郎「あ、改めて見てみると……ただでさえ可愛いはやりちゃんがネコ耳付けて、10歳という年齢には不相応にすばらなおもちがスク水で強調されて……」ボソボソ 京太郎「いや!全然いいと思うよ!はやりちゃん可愛い!犯したい!」 はやり「ほんとですか!?」 はやり「ありがとうございますっ!」ダキッ 健夜「あ、はやりちゃんダメだよっ!お兄ちゃんは私のなんだから!」ダキッ はやり「誰がそんなこと決めたんですかー!お兄さんははやりの方が好きなんです!さっきそう言ってました!」 健夜「言ってないよっ!」 はやり「言いましたー!」 健夜「うー!」バチバチ はやり「うー!」バチバチ 京太郎「えへへ……」 霞「前言撤回、京太郎君はロリコンよ、今なら断言できるわ」 京太郎「ちょっと待ってくださいよ!俺はロリコンじゃないですってば!」 郁乃「せやせや~京太郎くんはノーマルやから、今夜は私とお楽しみにゃんやで~」 京太郎「な!」 霞「そ、そんなことは許しません!京太郎君には私が大人の魅力を教えてあげるんです!さあ郁乃ちゃん!そのスク水とネコ耳を私に!」 健夜「はい!私も楽しむ!」 はやり「はやりの方がお兄さんを楽しませてあげられます!健夜ちゃんよりもおっぱいがありますから!」 健夜「なんですってー!」 健夜「むー!」バチバチ はやり「むー!」バチバチ 哩「うるさか思って来てみれば」トリプル 一「なんだか微笑ましい光景だね」フォース 姫子「あっ」ビビクン 咏「なんだこいつら……」 照「京は小さいのが好みなのか…」ペターン 憩「つまり霞なんかよりもウチの方がチャンスあるっちゅうことやな!」ペターン エイスリン「ヤッタネ!」キラキラ ペターン 胡桃「そういうことじゃないと思うっ!」 初美「そうですよー、小さいの意味が違いますよー」 春「私は小さくて大きいから完璧……」ポリポリ トシ「あらあら、賑やかねぇ」 南浦「隣がうるさいから」 ハギヨシ「なんだと思ってきてみれば」 大沼「全く、なんなんだこれは…」 南ハ大「京太郎(くん)は儂(私)たちの物だというのに……」
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【咲 -Saki-】 須賀京太郎カプ統合スレ 6 h6-1 京太郎×清澄 【お祭りに行こう】 h6-2 京太郎×咲 h6-3 京太郎×貴子 h6-4 京太郎×貴子(h6-3の続き) h6-5 京太郎×エイスリン h6-6 京太郎×エイスリン(h6-5の続き) h6-7 京太郎×まこ h6-8 咲,優希,久,和(h6-7の続き) h6-9 京太郎×睦月 h6-10 京太郎×睦月(h6-9の後日談) h6-11 小ネタ h6-12 京セラ h6-13 京蒔小ネタ 【寝たふり眠り姫】 h6-14 和京 停車禁止 h6-15 京太郎×穏乃 h6-16 紅茶ブレイク【あたっか~い】 h6-17 京×咏 →長そうなの h6-18 京×優希 【花柄のお人形】 h6-19 京×衣 h6-20 須賀家の日常(うpロダ投下) h6-21 京あわ h6-22 京菫小ネタ 【ロン】 h6-23 京×衣 h6-24 【おまつりころも】 h6-25 洋榎さんss(うpロダ投下) h6-26 洋榎さんss h6-27 2ちゃんネタ h6-28 洋榎さんss h6-29 椅子取りゲーム h6-30 健京 h6-31 竜華と怜とイチャイチャするだけの話 h6-32 竜華と怜とイチャイチャするだけの話2 h6-33 竜華と怜とイチャイチャするだけの話3 h6-34 病スレ h6-35 竜華と怜とイチャイチャするだけの話4 h6-36 京宥 【おこた充電】
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目次 + ... 目次 プロフィール 基本情報📝 特徴 📝 性格 エピソード🐹 2024年 保有車両 交友関係🐹 街の住人 🚬 たばこ屋従業員 アーカイブ プロフィール 名前 ある太郎(たろう) 口癖 ~~なのだ 愛称 ハムちゃん 偽名 うっしー、ヤクルトンレディー 誕生日 10月10日 職業 たばこ屋🚬VELA DEL OCÉANO 所属 走り屋チーム LSProjectアイドルグループ「ラビスト」パッションイエロー💛 活動者名 花傘あるみ Twitter Twitter 配信先 YouTube 配信先 Twitch ファンアートタグ #あるみにうむ #ある太郎 Follow @Arumi_Hanagasa Illustrated by Arumi Hanagasa 基本情報 📝 特徴 ~なのだ!が口癖の元ハムスター人間🐹 花傘あるみのペットとして飼われていたが、飼い主は失踪して消息不明 英語達者でニューヨーク本場仕込みのバイリンガル 📝 性格 明るくて常にハキハキ元気ハツラツ 本気のイタズラが大好き、悪知恵が働く 義理人情を重んじる、挨拶は大事 来るものは拒まないが去るものは決して許さない ⬆️ページ上部へ戻る エピソード 🐹 2024年 + 🌸4月 🌸4月 [部分編集] 日付 DAY 出来事 2024/??/?? ? 街を旅立つ際に不慮の飛行機事故に遭い、全身やけどと意識不明の重体になる。 飛行機は墜落し大破。海に漂流していたところを海賊に拾われる。 海賊一味はストジャンの街の個人医に蘇生と治療を依頼。なんとか一命を取り留める。 2024/4/1 DAY 1 記憶喪失のまま、記憶の片隅にあるイメージから海賊がコンセプトのたばこ屋オーナー「ハムちゃん」として暮らす。 2024/4/8 DAY 8 自分のことを知っているという人たちから、記憶探しの旅が始まる。 ハムちゃんではなく「ある太郎」としての記憶が蘇り始める。 2024/4/10 DAY 10 かつて相棒だったあんしーと別の街で思い出のあった各所を巡りながら記憶を辿る。 2024/4/15 DAY 12 元ボスで永眠したはずの安室 狼が生きていることを知る。 元ボスがこの街でもギャングを立ち上げる決意をする。 2024/4/21 DAY 17 ある太郎としての記憶がほぼ完全に戻る。 別の街で飛行機に乗るときに受けた告白の返事をようやく果たす。 2024/4/24 DAY 20 はじめてのドリフト車両「DEKAI LINE SK3」を購入。 相棒で恋人のあんしーがドリフトの師匠としてコーチングを開始。 安室さんがオリジナルナンバーのカスタムをプレゼントしてくれる。 + 🌿5月 🌿5月 [部分編集] 日付 DAY 出来事 2024/5/3 DAY 27 はじめてのペット「いっぬ(犬種:シェパード)」を家族にお迎えする。 アカペラ大会で歌声を聞いたプリンセスさわから、アイドルグループにスカウトされる。5人メンバーで黄色担当。 2024/5/5 DAY 29 初めての大垂水峠ドリフトデビュー。 第一回ドリコンに参加。2回目のカーブでミスをして敗北。 2024/5/20 DAY 41 念願のSHINOBI(バイク)を購入する。 2024/5/25 DAY 45 ISSI Sportのカスタムのためにうっしー🐮が誕生。 ⬆️ページ上部へ戻る 保有車両 種類 車種 写真 入手日 概要 ISSI Sport 2024/4/12 悪いことする用の相棒逃走車チェイスでは得意なテリトリーと撒きポイントがある DEKAI LINE SK3 2024/4/24 相棒とおそろいのドリフト車 ピンク色のネオンうしろの丸いテールランプがかわいい COMET S2 CABRIO 2024/4/30 オーナー車 別の街で思い入れのある車オープンカーにもなるのでペットを横に乗せておでかけしている LECTRO 2024/4/5 仮面ラ○ダーっぽくて割と気に入っているバイク SHINOBI 2024/5/20 愛車のバイク。仮面ライダーという名前のリペイントカラーが施されている。 ENDUREX RACE BIKE 2024/4/2 犬のお散歩用自転車 ⬆️ページ上部へ戻る 交友関係 🐹 街の住人 名前 関係性 詳細 花傘あるみ 飼い主 失踪中で消息不明 アンシー・フォージャー 恋人・相棒 親友。悪いことするときは大体一緒。カーレース2連覇のヒーロー。ドリフトの師匠。 安室 狼 アニキ 元マフィアボス。黒マフィアとしてかつて活動を共にした。頼れる兄貴。 風斬 どみ 憧れの女性 初代ドリフトキング。どみ姉さん。たばこ屋で数少ないある太郎が直接接客するお客様。 ALOHA むちょ丸 管狐ましろ 推し活してくれる友達。ましろちゃんがぼんぼやで働いているときからの仲 あひゃの 推し活してくれる友達。いつも誰かしらにcarryされていて猫っぽくてかわいい。 兎血れあ カルティン 愛の治療してくれるカルちゃん。派手好き仲間。 🚬 たばこ屋従業員 名前 関係性 詳細 Mr.テンガロン ジャック・壱郎 砂糖らむ 兎月しゅな ブン・マクレーン クリス・P・クルトン ⬆️ページ上部へ戻る アーカイブ 最新の配信&アーカイブはこちらから Twitch YouTubeのチャンネル登録・高評価とても励みになります! Follow @Arumi_Hanagasa Tweets by Arumi_Hanagasa Follow @Arumi_Hanagasa ⬆️ページ上部へ戻る
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1385110588 長野県諏訪郡 ここに今年度の女子麻雀インターハイ団体戦優勝校である清澄高校の部員、須賀京太郎の家がある。 女子部員のみが脚光を浴びる中、人知れず彼女たちを支えた唯一の男子部員。 我々は影で活躍する彼の姿を追った。 午前5時。 朝日が昇り始めたころに、一人の青年が家から姿を現した。 ――おはようございます 京太郎「おはようございます」 ――早いですね、これから何を? 京太郎「ランニングが日課なんです。雑用は体力が必要ですからね」 そう言いながら軽く準備体操をしたあと、彼は走り出した。 そこで我々は少し驚く。 想像していたよりもペースが少し……いや、大分速いのだ。 ――どれくらいの距離を走るんですか? 京太郎「10キロちょっとですかね」 ――すごいですね 京太郎「まぁこんなもんですよ……すみません、ペースアップするんでしばらく会話できないです」 そう言ってさらにスピードを上げる。 我々スタッフはやむ無く車で彼を追いかけることにした。 颯爽と走る彼の背からは、重い覚悟のようなものが感じられた。 一時間足らずで彼は再び自宅の前に戻ってきた。 そのまま部屋に戻り、ウェイトトレーニングを始める須賀。 ――とても麻雀部の人とは思えませんが 京太郎「はは、まぁこれは筋量を維持するためのものなんで、そんなに辛くはないですよ」 京太郎「自動卓を背負って歩くこともあるので、ある程度の筋肉は必要なんです」 そう言ってはにかむ表情はやわらかなものだった。 しかし汗で肌に張り付いたシャツの形で、彼の肉体がどれだけの筋肉を備えているのかが見て取れる。 隆起した背中は、彼が積んできたトレーニングの過酷さを雄弁に物語っている。 文化部の雑用のためにここまでする、彼の背中に一流の人間が持つ凄みを感じた。 一通りのトレーニングが終わったあと、シャワーを浴びて朝食を取る。 午前7時30分。 自宅を出発する彼の手には、なぜか大きな紙袋が握られていた。 ――その紙袋は? 京太郎「部の備品ですね、色々と入ってます」 京太郎「今日は軽いので紙袋にしました。重いともっとしっかりしたバックパックとかに入れるんですが」 清澄高校への道を行く須賀。 その姿は他の高校生と何ら変わりがない。 すると、突然他の学生とは違う方向へ進路を変える須賀。 校舎とは違う方向へ歩き始めた。 ――どこへ行かれるんですか? 京太郎「ちょっと部室の方へ行きます。やることがあるので」 清澄高校麻雀部の部室は、旧校舎にあるらしい。 学生の姿がない道を行く彼の姿は、先程までの姿とはどこか違って見えた。 旧校舎に到着して階段を上がっていく須賀。 しかし、屋根裏に向かう階段に足をかけた瞬間、彼の動きが止まる。 ――どうしましたか? 京太郎「いえ、先客がいるみたいです。しばらく下で待機していましょう……あ、声はできるだけ抑えてください」 彼の意図が読めなかったが、我々はその指示に従った。 既に使われていない教室の中で「先客」が出ていくのを待つ。 20分ほど経った頃だろうか。 2人の人間が階段を下りていく様子がチラリと見えた。 京太郎「…………もう大丈夫そうですね、行きましょう」 ――さっきのは麻雀部の方なんですか? 京太郎「うちの部長です。もうひとりは……多分吹奏楽の人だと思いますけど、よくわかりません」 なぜ下の階で待機しなければならなかったのか分からないまま、我々は彼に続き、麻雀部の部室へ入る。 自動卓はひとつしかなく、インテリアも少ない。 とても優勝校の部室とは思えなかった。 この部室から全国優勝を成し遂げた部員が生まれたのかと思うと、何か熱いものがこみ上げてくる。 須賀はまず、奥にあるベッドへと向かった。 慣れた手つきでシーツとカバーを取り去ると、紙袋の中から新しいシーツとカバーを取り出して、ベッドメイクを始める。 ――毎日なさっているんですか? 京太郎「ええ、一応。部長がよく使いますから」 瞬く間に新しいシーツを整えてしまう須賀。 取り去ったシーツを紙袋の中に入れたあと、部屋の隅にあるロッカーから掃除用具を取り出す。 ――なぜこの朝の時間帯に? 京太郎「授業が終わってからだと、どうしても一番初めに部室には入れないこともありますから」 京太郎「あと、休み時間にも部長がベッドを使うことがあるので、朝にするのが一番なんですよ」 ――失礼ですが、授業の時間は大丈夫なんですか? 京太郎「まぁ遅刻するのは覚悟の上ですよ。今日は部長がいたからたまたま遅くなっただけですし」 そう言いながらも手は休めずに、部室の掃除を進めていく。 京太郎「よし……これくらいでいいかな。じゃあ行きましょうか」 荷物をまとめて部室を出て行く須賀。 既に遅刻が確定しているからだろうか、後者へ向かう彼の姿は堂々としたものだった。 校舎に着くと、彼は教室とは反対方向へと進んでいく。 またしても意図が読めない行動、我々は困惑した。 ――教室へ行かなくていいんですか? 京太郎「行く前にちょっと寄るところがあるんです」 彼が向かった先は、調理室だった。 鍵を開けて中へ入る須賀。 紙袋から取り出したタッパを冷蔵庫にしまって、すぐに調理室をでる。 京太郎「終わりました。じゃあ今から授業受けてきますね」 そう言って、我々が質問する暇を与えずに彼は教室へ向かった。 午後12時20分、昼休みを告げるチャイムが鳴り響く。 多くの生徒が購買や食堂へ向かう中、彼は違う方向へと向かう。 その先にあるのは、今朝も訪れた調理室だった。 ――もしかして、昼食を作るんですか? 京太郎「ええ、俺のじゃないですけどね」 ――学校の調理室を使うっていうのは、聞いたことがありませんが 京太郎「俺、2学期から料理部にも入ってるんですよ」 京太郎「部活動の一環ってことで教師に許可はちゃんととってあります」 京太郎「といっても放課後の活動にはほとんど顔を出さないで、昼ばっかりここに来てるんですけどね」 京太郎「まぁ、ぶっちゃけると麻雀部のための活動ですから」 会話をしながらも料理を作る手は休めない。 今朝のタッパには下ごしらえ済みの食材が入っていたようだ。 ――何を作っているんですか? 京太郎「タコスですね。今日は山菜を使ってアレンジしてみました」 ――今日は? 京太郎「だいたいいつもタコスを作るんですよ」 京太郎「学食にもタコスはあるんですけど、それだけだと栄養が偏りますからね」 ――なぜタコスなんですか? 京太郎「部員に好きな奴がいるんですよ」 気がつくと、既にタコスが出来上がっていた。 京太郎「本当は他の部員のためにデザートとかも作りたかったんですが、昨日の夜時間がなかったので」 申し訳なさそうに話しながら、調理器具を洗い、片付けていく。 時計を確認すると、時計の針は12時40分を指していた。 京太郎「まぁ及第点ですかね、行きましょう」 調理室の施錠をした彼は、携帯電話を確認し始めた。 京太郎「今日は屋上みたいですね、こっちです」 彼に案内されるままに階段を上がっていくと、屋上へ続く扉があった。 京太郎「わりぃ、ちょっと遅れたな」 優希「ちょっとだと!? お前は事の重大さがわかっているのか!」 和「ゆーき、作ってきてくれる人にその態度はいけませんよ」 京太郎「悪かったって……ほら昼飯だ」 優希「全く、これでマズかったら承知しないじぇ!」ゴソゴソ 和「ゆーき!」 咲「でも、京ちゃん今日の朝遅刻してたよね?」 京太郎「あぁ、寝坊しちまってさ」 咲「はぁ……ちゃんと卒業できるようにしなきゃダメだよ?」 京太郎「そこまでバカじゃねーって」 先程までの真剣な表情が消え、年相応の男子高校生の表情を見せる須賀。 オンとオフが明確に分かれている、ということだろうか。 彼の表の顔と裏の顔。 我々は否応なく須賀京太郎という人間への興味を掻き立てられた。 ~CMイン~ ~CMアウト~ 昼食を終え、一足先に屋上を離れる須賀。 ――さっきの人たちは、麻雀部の仲間ですよね 京太郎「はい、アイツらのおかげで、俺も高校生活が充実してます」 ――あの…… 京太郎「雑用でも、ですよ」 柔らかな笑みをたたえる彼に対して、我々はそれ以上の問を投げかけることができなくなってしまった。 そのまま教室へ入っていく彼の姿を見守る。 午後4時20分、最後の授業の終わりを告げるチャイムが聞こえる。 教室から出た瞬間、彼の携帯が震える。 京太郎「……部長からのメールですね」 許可を取って画面を見させてもらうと、件名無しのメールに物の名前が羅列されているだけのものだった。 ――これは? 京太郎「部室に来る前に、この内容のものを買ってこいっていうことですね」 京太郎「じゃあ向こうへ行く前に買い物をして行きましょう」 校舎を出ると、旧校舎とは反対側の方へ進んでいく。 京太郎「このあたりは店がないので、ちょっと歩かないといけないんですよ」 ――部活をする時間が減ってしまうのでは? 京太郎「麻雀の勉強なら家でしてますし、それに俺にとっては皆が強くなるためのサポートをするのが部活動なんですよ」 ――雑用というよりも、マネージャーと言ったほうが正しいのでは? 京太郎「ははは、そうですね、そっちのほうが正しいかも」 京太郎「でも、みんなの練習相手になれるくらいには麻雀が打てるようになりたい……っていう思いもあるので」 京太郎「現時点ではマネージャーと変わりないですけどね」 歩いて15分ほどで目的の店に着く。 メールを確認することなく、次々と目当ての品を籠へ入れていく須賀。 ――内容を覚えてるんですか 京太郎「だいたい買うものは決まってますから、覚えてしまったと言ったほうがいいですね」 会計を済ませ、足早に旧校舎へ向かう。 部室に到着した時には、既にほかの部員が揃っていた。 京太郎「お疲れ様です」 久「お疲れ様、ありがとうね、あとでお金渡すから」 京太郎「今コーヒー入れますね」 まこ「あぁ、今コーヒー切らしとってのぅ、すまんが……」 久「あー、そうだった……頼めばよかったわね」 京太郎「大丈夫です。そう思って買ってきましたから」 久「あら、気が利くわね」 優希「京太郎もたまにはいい仕事するじぇ」 京太郎「うるせーよ、あ、咲」 咲「え、何?」 京太郎「ほら、コレ」 咲「……リップクリーム?」 京太郎「昼の時唇気にしてたろ? 空気乾燥してきたからな」 咲「京ちゃん……」 久「なんていうか、そこまで観察してると……」 和「若干セクハラ気味な気が……」 京太郎「え、えぇ~」 咲「私は別に気にしてないよ? ありがとう京ちゃん、今お金渡すね」 京太郎「いや、いいよそのくらい」 咲「でも……」 京太郎「今度俺の代わりにレディースランチ買いに行ってくれれば、それでいいからさ」 咲「……わかった、じゃあ今度ね」 京太郎「おう」 和「……」 優希「ん? どうしたのどちゃん」 和「別に……早く再開しませんか?」 久「そうね、じゃあ始めようかしら」 中断していた麻雀を始める一同。 須賀は電気ポットへ向かい、インスタントコーヒーの準備を始めた。 お盆の上に乗せられたソーサーとティーカップ。 よく見るとソーサーに乗せられたシロップとミルクの数がそれぞれ違う。 ――シロップとミルクの数が違うのは? 京太郎「みんなそれぞれ好みが違うので、こういうふうにして渡すんです」 京太郎「麻雀をしてる最中に、いちいち取りに行ったりはできませんし」 慣れた手つきで部員にコーヒーを渡していく姿は、一流のウェイターを思わせるほど完成されたものだった。 ――板についた動きですね 京太郎「夏休みのあいだに、知り合いの人に頼んで修行させてもらったんです」 京太郎「他にもいろいろなことを教えていただいて……本当に感謝してます」 作業が終わると、彼はおもむろに自分の鞄からPCを取り出した。 ――ネトマですか? 京太郎「いえ、牌譜の管理をしようと思いまして」 京太郎「見やすいようにデータをまとめるくらいは、俺にもできますから」 ――あそこに置いてあるPCは使わないんですか? 京太郎「今の半荘が終わったら部長がネトマで使うと思うので、俺はこっちでいいんですよ」 徹頭徹尾仲間のためを思って行動する。 彼の姿は我々の心を打った。 午後6時、日はすでに落ちかけており、部活動も終わるようだ。 久「じゃあ今日はこれで解散ね、みんなお疲れ様」 優希「うぃ~」 和「こら、ゆーき」 まこ「じゃあわしは一足先に帰らせてもらうけぇの、お疲れ」 久「じゃあ私も一緒に帰るわ。戸締りよろしくね」 優希「のどちゃん、咲ちゃん、帰ろうじぇ」 和「すみません、私は少し残っていきたいのですが」チラ 咲「……ぇ、あうん、私もちょっと用事が」 優希「ちぇー、仕方ない、犬! ご主人様と一緒に帰るぞ!」 京太郎「誰が犬だ!」 優希「ホラホラ、きびきび歩く!」 京太郎「おいこら引っ張るなって!」 楽しげな部活仲間との会話。 気の置けない仲間に囲まれているということが、彼の原動力になっているのかもしれない。 優希「じゃあまたなー、迷子にならないように帰るんだぞー!」 京太郎「咲じゃないんだから、それはない」 別々の方向へと分かれていく二人。 我々はかねてから疑問に思っていたことを質問した。 ――なぜ麻雀部に入ろうと思ったんですか? 京太郎「……あー、そうですね」 京太郎「…………本当のこと言いますけど、ここカットしてもらえますか? あとでそれっぽいの考えるんで」 ――構いませんが、それはどういう…… 京太郎「実はですね……一目惚れだったんですよ、その……和に」 ――原村さんに、ですか? 京太郎「ええ、それでその……ぶっちゃけ麻雀にはそれほど興味はなかったんですが……」 京太郎「まぁ始めてみたら面白かったですし、それはいいんですけど……はは」 ――失礼ですが、告白とかは考えてないんですか 京太郎「いえ、もう相手がいますから」 ――……そうなんですか、ちょっと驚きました 京太郎「…………その相手っていうのは、まぁ、その……俺が招き入れた人間なんですけどね」 ――えっ 京太郎「あああ! ここも、すみません、カットでお願いします!」 ――すみませんでした。ではもう一つ、麻雀部でのやりがいというものは、どういうところに感じていますか? 京太郎「やっぱり皆が楽しそうに麻雀を打っているところを見れる、っていうのですね」 京太郎「そのための快適な環境づくり、それに一役買えているということに、やりがいと誇りを感じます」 京太郎「……あと、ここもカットして欲しいんですけど……和が喜んでいるのを見れるっていうのが一番大きいかもしれません」 ――それは…… 京太郎「結果的にさk……招き入れたヤツに……っていうことになっちゃいましたけど」 京太郎「それ以前よりも、ずっと楽しそうな表情してることが多くなったんですよ」 京太郎「だから、その……招き入れたのとかを全部ひっくるめて、和が笑っていられる環境を作れてるってことが……」 京太郎「あ、ははっ、なんだか部活のためっていうのじゃなくなってきてますね……」 ――愛情が力だったんですね。納得です 京太郎「あ、いやちが……っていうか本当にここカットしてくださいね!?」 全国制覇を成し遂げた清澄高校麻雀部。 その栄光の裏には、人知れず部員を支え続ける男の姿があった。 まさにプロフェッショナルと言える彼の働きは、既に叶わぬものとなった想いが原動力となっていた。 プロ雑用、須賀京太郎。 今夜も彼は翌日の仕込みをして、明日の部活動に備えるのだという。 ~槓~ ※このまま放送されそうでしたが、オンエア直前に謎の執事によって記録媒体が奪取されました。