約 412,601 件
https://w.atwiki.jp/dxhourai/pages/103.html
「決まった?」 「ああ……俺、やってみようと思う。俺みたいな人、もう出さないためにも」 「決心したようね。これからも常識破りな、世界の真実がどんどん出てくるわ。大変よ、生きていくの」 「それでも、やっていく。俺は、まっすぐ前に進めるのが取り柄だから」 「気に入った。見込み通りね」 「それじゃあよろしく。ええっと」 「水橋麻耶。よろしく、篠原勝己さん」 「ああ、よろしく、水橋ちゃん」 「24よ」 「……は?」 「あなたと4つしか違わないわ、ちゃんづけはないでしょ。それと、傷が治ったらしばらく私についてもらうわ。……上司に対する態度っていうの、学んでもらわないといけないわね?」 「……嘘だろ?」 「嘘つく理由がどこにあるのよ。次ガキ扱いしたら殺すわよ」 「……ありえん。それもあれ? 力の利用で小さくなった、ごあっ!?」 「悪かったわね、小さくて!! 好きでこうなったわけじゃないわよ!」 「ごっ、いてっ、ちょ、やめてっ」 「はぁっ、はぁっ、言っとくけどね、この力に目覚める奴っていうのは肉体的、精神的に過大なストレスがかかった時に発症するのが多いのよ。……あなた、『自分は一番の不幸者だ』って顔してたわよ。……他にもそう思ってる奴はたくさんいる。あまり詮索しないことね」 「は、はぁ……面倒だな、以外と」
https://w.atwiki.jp/moon-moon/pages/106.html
恋のお守りストラップ : 価格3マイル こちらは「L:データのみ」の商品となります。 特別な効果はありませんが、自分で所持することにより 大好きな人がいることを周囲へ伝えます。 (※)ご注文の際に、彫りこみたい言葉をどうぞ一緒にご申請下さい。「○○○○○」の部分に個別に記載させて頂きます。 【前のページへ戻る】 < 恋のお守りストラップ L:データ > L:恋のお守りストラップ = { t:名称 = 恋のお守りストラップ(アイテム) t:要点 = きらきら揺れる,淡い色彩,小さく彫り込まれた願い事 t:周辺環境 = 願いを込める人 t:評価 = なし t:特殊 = { *恋のお守りストラップのアイテムカテゴリ = ,,,携帯型アイテム。 *恋のお守りストラップの位置づけ = ,,,{おしゃれ用品,ショップアイテム}。 *恋のお守りストラップの取り扱い = ,,,The distortion moon。 *恋のお守りストラップの販売価格 = ,,,3マイル。 *恋のお守りストラップの形状1 = ,,,小さく「○○○○○(20文字以内の購入者任意の文章)」と彫り込まれている。 *恋のお守りストラップの形状2 = ,,,バッグやキーホルダーのチャームとしても使える。 *恋のお守りストラップの特殊能力 = ,,,身近な物に付けている間、恋する人に好かれたい気持ちが強くなる。 } t:→次のアイドレス = 結婚のお守り(アイテム),祈り(イベント) } topへ▲
https://w.atwiki.jp/twtag/pages/19.html
編集ガイド 基本的に編集のやり方は下にある「テキスト整形のルール」や 既存のページのソースなど読めば何となくわかりますが 初心者の方に分かりやすいように簡単な編集ガイドのページを作ってみました。 また、各wiki編集者同士で「この編集方法が便利だ」と思ったら加えていきましょう (@wikiモード前提で話を進めてます。) @wikiの公式ヘルプはこちら 編集をしたいと思ったら まず左下の「以下から選択してください」をクリックし、 「この記事を編集する」を選びます。 編集ページに行くと下に入力欄が表示されます。 そこにその記事の元となるテキストが入っているわけです。 そのテキストの自分が編集したい箇所を下にあるタグを参考にしつつ書き変えましょう。 書き終えたら入力画面下のプレビューをクリックします。 そうすると編集後に保存されるページが表示されるので、 そこで間違いがないかをチェックしてください。 十分だと思ったら入力画面上にある文字列入力を行いましょう。 入力が終わったらそのままエンターを押すか入力画面下の保存をクリックして編集終了です 記事を作りたい時は 新しいページを作りたいときは記事の下にある「新しいページ」をクリックして作る方法と、 あらかじめ既存のページに新しいページの題名をつけたリンクを貼っておいて、 そこから新規作成をする方法があります。どちらもたいして変わりません 新しいページではタイトルと編集モードを聞かれますが、 この時にテキストモードは下にあるタグが使えないので選択しないでください。 だいたい@wikiモードを使用していれば間違いはおこりません。 選択を終えたら編集モードに入りますので上の通りに タグ wikiではいろいろなタグが使用できます。 これを使ってリンクを貼ったり見出しを作ったりできるわけです とりあえず基本的なのを紹介 見出し *見出しはこうします **たくさん使えば使うほど ***文字が小さくなります ****あんまり小さくすると *****見えんがな 見出しはこうします たくさん使えば使うほど 文字が小さくなります あんまり小さくすると 見えんがな リンク ウィキ内リンクは[[そのまま入力]] 外部リンクは[[題名 URL]]で 編集ガイド twitter 目次 #contents(fromhere=true)タグ以降の見出しへのリンクを目次で並べることができます。 箇条書き サイズ 取り消し線 色つけ 表 隠し文字 水平線 折り畳む 同一ページへのジャンプ コメントフォーム タグを使いたくないとき 箇条書き -こうすると冒頭に・が出て箇条書きになります +こちらは番号付きの箇条書きです。 結構好きな人もいるみたいです 番号付きはなんか使えそうな気がします 試してみましょう サイズ size(倍率%){文字の倍率を変えるときはこうします} でかくなったり ちいさくなったりします 加減をしらないと かえって見にくいです 取り消し線 s(){ここの文章に取り消し線をひけます} 修正前の文章も見せたいときなんかにどうぞ 色つけ color(英語で色名){個々の文章の色を変えられるよ} 色を変えるだけでより見栄えが良くなるよ 色は何種類かあるようなので試してみよう 表 |表をつくるときは|このように|します| 表をつくると 項目の多い動画を 一覧として見れて なかなか便利 隠し文字 //こうすると記事に表示されず、編集画面だけに表示されます //記事に出したらまずいことや、他の編集者へのコメントに使います 水平線 ----これを使うと水平線が敷かれます。なんか区切りたいときとかにどうぞ 折り畳む #region(close,<ここにタイトル>) ここの文章を折り畳んで格納できるよ #endregion +<左の+をクリックすると開閉できる> 長い情報や優先度の低い情報を隠したりできます 同一ページへのジャンプ anchor(英数)まずジャンプする箇所にこれを入れておいて [[タイトル ページ名、またはページURL#英数]]を入れておけば、クリックしたときにそこにジャンプできます。 項目数が多い時に 目次として複数設置すれば効果高し コメントフォーム #commentコメントフォームを作成します。使いどころはかなり限定的ですが コメント欄に入力したコメントはここに出ます。投稿ボタンをクリックすると投稿されます -- 名前欄に入力した名前はここに出ます (2008-01-06 23 34 49) 名前 コメント タグを使いたくないとき 最初に半角スペースを入力するとタグの効果が出ません 正直ここ以外に役立つところがあるかしら
https://w.atwiki.jp/sakupu6/pages/18.html
さく@ ウィキ - さく名(迷)言集 http //www23.atwiki.jp/sakupu6/pages/19.html …だからっ???^^;
https://w.atwiki.jp/suffix/pages/1442.html
全然専門外なので、調べたことをメモ。 撮り方 共通 ローアングルで撮ってみると、非日常感を表現できる フラッシュよりも自然光を利用するようにすると良い。自然光は柔らかな印象になる。 光の位置を意識して撮る 料理 料理は反逆光で取ると、美味しそうに見えるらしい。 フラッシュはたかない。明暗の差が重要なのでHDRも不要。 料理は真上から撮ったりするとまた独特な表現ができる。 普通に斜めから取る時も、多少アップにする等の調整をすると面白くなる。中央から少しずらして余白を持たせると良い。 人物 人物写真を撮る時はこちらのサイトの説明がわかりやすいい。 風景 オートホワイトバランスを設定しないことで、色味のダイナミックさを表現する方法もある。 構図 日の丸構図 撮りたいものを真ん中に置いて目立たせる構図 三分割法 縦横三分割に分けて、バランスよく配置することで安定感を表現 放射線構図 奥行きなどを表現する構図 対角線構図 被写体を対角線上に置くことで躍動感などを表現 シンメトリー構図 左右や上下にシンメトリーにする構図 S字構図 くねくねした道などを取るのに使われる構図 C字構図 料理の丸い皿を配置したりするのに使われる構図。皿が見切れる感じで料理をアップで写真を撮る方法 三角構図 高さのあるものや奥行き表現に有効な構図 導線 視線を誘導する線や形を活用して、写真の中心に向かって視線を導く。 光の位置 順光 光が被写体の前から当たる。自然な感じ 逆光 光が被写体の後ろから当たる。被写体がシルエットになる等、幻想的な感じ 側面光 光が被写体の横から当たる。被写体の立体感が上がる 反逆光 光が逆光側から被写体に向かって斜めに当たる。幻想的な感じ 各種設定値 WB(ホワイトバランス) 光源に合わせて白色を調整。青みを増すとクールな印象。赤みを増すと暖かい印象 HDR 明暗複数枚の写真を画像合成することにより、全体の明暗バランスを調整する機能。明暗差が大きい写真を撮るのに向いている。逆に一部の色鮮やかさを強調したい場合には向かない。また複数枚の画像合成を行うため、動きのあるシーン等にも向いていない。 測光 カメラの明るさについて、どの部分を中心に測定して、露出を行うか。 用語 暗くなる 普通 明るくなる 備考 EV(露出の明るさ) 小さくする 普通 大きくする SS、F値、ISOで調整することが多い。大きくしすぎると白飛びになるので注意。 SS(シャッタースピード) 速くする(一瞬の切り取り。ぶれ小さい) 普通 遅くする(動きのあるシーン。ぶれ大きい) F値(絞り値) 大きくする 普通 小さくする ◾️絞り値が大きい・ピントが広い範囲で合う。・風景等全体を写したい場合に向く。◾️絞り値が小さい・背景をぼかす。・強調したい被写体を写したい場合に向く。 ISO(感度) 小さくする 普通 大きくする 暗い場所では大きい値を設定する。ただし、大きくしすぎるとノイズ多くなる点は注意 シーンごとの推奨値例 設定値 シーン 人物 風景 料理 天体 夜景 スポーツ SS 普通 普通 遅い、普通 星景:遅い惑星:普通 遅い 早い F値 小さい 大きい 小さい 小さい 小さい 小さい ISO 小さい、普通 小さい 小さい、普通 大きい 大きい 明るい場所:200~800暗い場所:大きい その他 手でのシャッター時のぶれを防ぐには、固定してセルフタイマーやレリーズを使う手もある。 タイムラプス(一定の間隔を空けて撮影した写真をつなぎ合わせたもの)を撮るのも面白い。
https://w.atwiki.jp/miottia/pages/76.html
アットウィキの設定 コンテンツ アットウィキの設定コンテンツ 概要 「○」や「×」などの記号が小さくなるのを直す 概要 作成中 「○」や「×」などの記号が小さくなるのを直す デザインテンプレートのフォント指定で英字フォントが優先になっているのが原因日本語フォントより先にarialやhelveticaにマッチして幅の狭いグリフが使用されてしまう 修正方法設定→デザイン→CSSカスタマイズを選択 「選択中のデザインテンプレートのCSSを見る」を押下 "font-family"の記述をコピー 「ここで設定するCSSは、現在設定しているデザインテンプレートのCSSを上書きします。」に英字フォントを除外した"font-family"を設定 例: デザインテンプレートのCSSから以下をコピーする。 body { font-family arial,helvetica,"ヒラギノ角ゴ Pro W3","Hiragino Kaku Gothic Pro",Osaka,"メイリオ",Meiryo,"MS Pゴシック",clean,sans-serif; } 「デザインテンプレートのCSSを上書き~」に以下を貼り付ける。 body { font-family "ヒラギノ角ゴ Pro W3","Hiragino Kaku Gothic Pro",Osaka,"メイリオ",Meiryo,"MS Pゴシック",clean,sans-serif; }
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/1148.html
妹にフライングボディプレスで叩き起こされるという、いつも通りの朝の筈だった。 しかし改変はこの時すでに始まっていた。 俺が異変に気がついたのはトイレにいった時だった。 「あれ、俺のってこんな……」 日本人男子の平均値より多少は上と自負していた筈の俺のナニだったが 今朝見るそれはいつもの半分くらいの大きさだった。 「えと……おっきしてないからかな、これは……」 などと自分を無理やり納得させて学校へといそいだ。 下駄箱をあけると手紙が入っていた。 手紙には「至急部室に」と特徴のないのが特徴な長門の筆跡で書かれていた。 俺が部室にいくと長門だけでなく古泉も朝比奈さんもいた、よほどの緊急事態なのか? 「昨夜局所的な世界改変が観測された、改変対象はあなた、改変箇所はあなたの……」 と長門は俺を指差す。そして長門の指差す方向を確認すると……えっと……それって俺の股間? 「あなたの男性器が小さくなってる筈」 って長門さんっ……? 確かに今朝みたナニは小さくなっていたように感じたが…… 局所的な改変ってこれのことなのか?……orz 「恐らくこれは涼宮さんの能力によるものと思われます」 えっ古泉、これがハルヒの仕業なのか? 「実は涼宮さんは昨日、ある特集が気になって少女雑誌を立ち読みされまして…… その特集というのが『初めてのH-読者投稿特集』というものでして…… 我々の調査によると涼宮さんは特にその…… 『絵美(仮名)16歳-すごく痛かった初H、大きすぎた彼のアレ』という投稿記事を熱心に読まれていたそうです」 ……えーと……、それは一体…… 「涼宮ハルヒはあなたとの生殖行為を想像した そして女性の場合に最初の生殖行為ではかなりな苦痛を伴うがその苦痛は男性器の大きさに左右されるとの印象を持った」 なっ長門さん、無表情にそんなことを…… 「つまり、その……あなたとの初めてを想像した涼宮さんがあなたのサイズについての願望を抱いたということでしょう」 あぁ古泉、それで俺のがいきなり縮小したというのか? 「みっ未来にはキョン君の……その……サイズに関するデータはありませんっ……」 と朝比奈さんが真っ赤になっていう。 あぁつまり俺が小さくなったままが正しいのか元の大きさに戻るのが正しいのかどっちが正解かわからんってことだな。 正直他人様にとってはどうでもいいいかも知れん、とはいえ俺にとっては切実な問題だ。 「しかし物は考えようですよ、それにむしろアナルプレイにはこのサイズの方が……」 殴るぞ古泉……。 - 続くといいな
https://w.atwiki.jp/presenile/pages/1126.html
html2 plugin Error このプラグインで利用できない命令または文字列が入っています。 小さな身体を もっと小さく 折り畳んでしまったから わたしは 許されないでいる .
https://w.atwiki.jp/p_ss/pages/1077.html
K『きゃっ。』 ショッキングな映像に合わせて隣から小さな声が時折あがる。 もちろん隣からだけでなく館内全体に恐怖にひきつる声がこもる。 私の肩に縋るように身を寄せ体に力を入れているきみに視線をやり、 N『大丈夫、ですか?』 優しく声をかけてみる。 きみは口を固く閉ざしたまま、コクリと小さく頷いた。 映画が上映されてから数回こんなやり取りを交わす。 私はタイミングを見計らっていた。 いろいろな事を計算して、 ここしかない、って絶妙なタイミングを探していた。 映画も終盤、 もつれた糸が解けていくように、ジグソーパズルのピースが埋まって行くように、 段々と謎が解明され始めるクライマックスシーン。 私以外の全ての人がスクリーンに釘づけになっている。 今しかない、と、 野性の本能と人間の計算とが私を突き動かす。 右手を膝にかかっている私の上着の下へと潜り込ませた。 K『ひゃっ。』 映画に入り込んでるきみは突然の出来事に驚きの声を上げた。 幸い、スクリーンはグロテスクな映像を映し出していて違和感なく驚きの声は掻き消される。 戸惑うきみの空気を切り裂くため、遠慮なく私のやりたい事をやっていく。 太ももにかかるきみのスカートを上着の下で器用にたくしあげる。 K『のっち?!』 スカートをたくしあげながら、指でその肌を撫でる。 ピクッ。 きみの体が小さな反応をくれる。 私の肩に腕にしがみつき、指先の動きに戸惑いながらも溺れてるきみ。 無言で何食わぬ顔してスクリーンを見つめたまま神経はきみへと集中してる私。 焦らす余裕なんて私にもなくて、下着の中に手を入れ迷わずそこへと動く。 数回、 優しく撫で反応を盗み見る。 K『…ぅっ。』 吐息すら漏らさないように必死で噛み殺すその姿に、確信と歓喜が満ち溢れる。 一週間以上焦らされていた分、きみの反応も思った以上に早い。 K『ん…っ。』 指先の腹で円を緩やかに描いていく。 たった数回のその刺激でもきみの全身がその時を告げている。 しがみつく力が強くなり体の硬直がピークへと達する。 N『大丈夫、ですか?』 わざと、さっきと同じ言葉を投げかける。 K『こんなとこじゃヤダ…っ。』 小さく小さく最後の抵抗をして見せるきみは、 きっともの凄い葛藤と戦ってるんだろうね。 それを考えるとたまらなく興奮した……。 K『も、……い、ちゃ……。』 恍惚の喜びに浸っていた私を現実へと引き戻すきみの声。 それに応える様に私は刺激するのを止めた。 K『?!』 文字通り、寸止め。 私は何事もなかったかのように、右手をあるべき場所に戻し映画に集中しているふりをして見せた。 K『……っ。』 催促する事も拒む事も出来ず、 きみはただされるがまま。 そして思ったような結末を得られず疼く体を抱え、きみは何を思うの。 顔を見て確認しなくてもわかってる。 潤んだ瞳に泣きそうな困った顔で私を伺ってるはず。 チラリ と、顔を覗き込むと思った通りの顔したきみをスクリーンの光りが淡く照らし出していた。 一瞬の間でその表情は見えなくなる。 ふと、スクリーンに目を戻すとそこにはエンドロールが流れていた。 (続く)
https://w.atwiki.jp/hakugin_ts/pages/65.html
ロウが差し出した手を横目に、リヴォルブはこう言った。 「あなたの気持も、解らなくもない。」 そして、手を握り返した。 ロウの顔が輝き、周りからは小さな拍手がぱらぱらと。 が、その顔もすぐに輝きを失ってしまった。 「・・・?どうしたんです?」 リヴォルブが問う。 「私は、私怨に駆られてとんでもないことをしてしまった。 あなたが手を握り返してくれても、私がしたことの重大さは変わらない」 ぽつり、ぽつりとロウが小さく答えた。 それにはリヴォルブも閉口した。 再び、沈黙が流れてしまった。 その沈黙を破ったのは、リヴォルブ。 「それくらい、どうってことないじゃないですか。」 「え?」 意外な発言に、ロウはきょとんとした顔をする。 「カップルの痴話喧嘩とか、その程度のものでしょう」 リヴォルブがロウに微笑みかけた。 テルが見たなかで、最高の笑顔を見せた。 「でも・・・」 そこまで言われてもまごつくロウ。 それほど、罪の意識が重いのだろう。 また、険悪なムードになってしまう。 その雰囲気に耐えられず、テルはとうとう行動を起こした。 「~っ!ちょっと、ロウさん、リヴォルブさんっ、ついてきてください!」 ロウや、リヴォルブだけでなく、その場の全員が不思議そうな顔をした。 テルが、そんなことを言うとは誰も予想していないのだから。 予想していなかったからなおさらかもしれない。 言われるままについていく。 たどり着いたのは、ギルドオフィス。 ふう、とテルが小さなため息をつくと、アンドリューへ歩み寄る。 「仮面を解散させてください。」 その言葉はついてきた全員を不安にさせた。 「ちょっとテルさ・・・ 「テルちゃ・・・ 一弥さんやイチヤさん、多くの人がテルを止めようとした。 が、その程度で止まるものではなかった。 「もう、いやなんです。こんなくだらないことで、ギルドバトルをするんじゃないって私は思うんです。 本当は、親睦を深めるため、とかそういう理由で使うんだと思うんです。 強い弱いはあると思います。 でも、そんなの誰も気にしちゃいないんです。 弱い人は強い人に頼っちゃだめなんですか 強い人は弱い人を助けてあげればいいじゃないですか。 私は何も活躍できていない。 でも、でも・・・」 テルの、鼻をすする音が聞こえる。 ぐす、ぐすという音だけがオフィスに響く。 つかつかと隣にきたリヴォルブが、テルに聞く。 「仮面を解散させて、どうするつもりです?」 泣いていたわりには、あっさりと答えが返ってきた。 「みんな、白銀のメンバーになっちゃえばいいんです。」 そのほうが、絶対楽しいです。 小さく小さく、蚊の鳴くような声で付け加えた。 「仮面を、解散します。」 前の方で声がした。 ロウさんの声がした。 それにアンドリューは何の反応も示さずに手続きを進めた。 「ギルドを解散させた場合、ペナルティがつきギルドマスターはしばらくの間ギルド設立・加入が不可能となります―」 そこで一呼吸おいてさらに。 「―といいたいところですが何やら事情があるようで。今回はすぐにギルド加入できるようにしておきますね」 ロウさんに向かって微笑みかけているのが見えた。 どうも、と小さくロウさんはお辞儀をした。 そして、【元】仮面メンバーに叫んだ。 「仮面は解散する!これからの行先は各自に任せる!いじょ― 「以上」と言おうとするのを制してリヴォルブが叫んだ。 「各自行動することは許さない。全員白銀に加入すること!」 な、とロウさんが小さく驚いた。 ロウの横には、誇らしげに立つリヴォルブの姿が見えた。 加入手続きを済ませた【元】仮面メンバーは 白銀の序曲・本拠地に向かっていた。 「やー、楽しみっすね!」 「そうだねえー。またテルちゃんに会えるやー」 「きれいだといいんだけど。仮面の時は汚くて汚くて・・・」 「ははは。ごめんねユエノ。そこまで手が回らなくって。」 「研究室とかあるとええのやけど。なあ、ヴィル?」 「そうだなあー」 6人が足を止めた場所。 メガロポリスのショップ横。 大きくそびえるひとつのビル。 マンションとでも言おうか。 6人の、新しい居場所。 コウが扉を押しあける。 「こんちわー!皆きたっすよー!」 出迎えたのは、リヴォルブ・テル・一弥・イチヤ・敦眞に、だーすとブリュークナク それから、ミント・クライスにズーマ。 白銀メンバーが勢ぞろいで待っていた。 6人が各自で挨拶をする。 コウの目に留まったのは、ズーマ。 「・・・?あんさん、格闘家?」 「お オス!今は戦士してます!コウ師匠のことは毎回テレビで応援してます!」 「おお。ここにもファンっすか。あたいってば人気っすね」 ズーマの頭をぽんぽんとなでると、教えてもらった部屋へ。 ユエノは、敦眞のもとへ。 「どうも。傷は癒えて?」 「まーね。」 「・・・悪かったわね。」 「別に」 淡々と会話を済ませると鍵を受け取りにどこかへ姿を消した。 ロウは、リヴォルブに。 「なんか・・・ごめんなさい」 「何を今さら。」 ははは、と困った顔で笑いながら握手を。 そしてテルにも 「お元気にしてましたか?」 「は、はいっ。」 「これから、どうぞよろしくね」 そう言って廊下の奥へ進んでいった。 ロウが去った後ろには弥散の姿が。 「てーるーちゃーん!ひさしぶり!」 「あ、久し振りです。」 「あとでテルちゃんのお部屋遊びに行くから、まっててね!」 それだけ言うと、ロウのあとを追いかけた。 ケイとヴィルは、足早に鍵をもらい部屋へ。 白銀の序曲・本拠地に放送が流れた 『今日は新規メンバー加入パーティーを開きます!ぜひご参加を!』 一弥の通った声が、繰り返し流れた。 fin. 第11話 メニュー