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このページはこちらに移転しました 「痛くて 辛くて 哀しくて」 作詞/126スレ159 痛くて 辛くて 哀しくて あなたの声が 泣いている あなたの姿 マエカガミ あなたの声が 切なくて 言葉の意味が ツタワラナイ 痛くて 辛くて 哀しくて あなたの声が泣いている あなたの瞳 ウワノソラ あなたの素顔 丸見えで 言葉の意味が カラマワリ 辛くて 痛くて 哀しくて あなたの声が泣きつづけ あなたの背中 フルエテル あなたの心 涙色 伝わる響き ココロウツ
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出会い すみません、わざわざ送ってもらって… …え? 私に、これを…ですか…? …いえ、大切な人にお祝いしてもらえるのが、こんなに幸せな事だとは思わなくて… マイページ 通常 え、[苗字]君が送ってくれるんですか? はぁ、本当に今日は…楽しくて楽しくて… 幸せな時間って、あっという間なんですね。 渡したいもの? えっと、それって…わぁ… プレゼント、ずっとずっと大切にしますね。 登校 朝 望月さんからメールが…準備ができたのでお店へ、と。 [苗字]君がお迎えに? エスコートなんて、そんな… でも、いいんでしょうか…笹原さんのお店を貸切なんて。 その、やっぱり私もお手伝いに…え、主役はどっしりと? お誕生日だからといって、特別扱いも…照れますので。 昼 あ、このケーキ…[苗字]君が選んでくれたんですか? 主役だからケーキを一番に? で、ではお言葉に甘えて… とっても美味しいですよ。[苗字]君が選んだケーキ… はい、お料理もいただいてます。どれもご馳走ばかりで… こんな素敵なお誕生日、生まれて初めてかもしれません。 夜 もう遅いから? 送ってくれるんですか、[苗字]君。 今日は、本当に楽しくて楽しくて…皆さんに感謝ですね。 渡したいもの、ですか? わぁ、この包みはもしかして… プレゼント、とても嬉しいです…ずっと大切にしますね。 ところで、[苗字]君のお誕生日はいつなんでしょう? アルバイト 店長さんに、お誕生祝いで古書展のチケットを貰いました…よろしければ、ご一緒に。 好感度レベルアップ お誕生日なので、我儘をいいですか? その…もう少しだけ、[苗字]君と一緒に… 好感度MAX 本当に…本当にこんな幸せな誕生日…いえ、その…感激してしまって思わず…ふふ…そういうことだったんですね。なんだかそわそわしていたのは……個人的にもお祝いをしたくて…ですか?嬉しいです…そこまでしてもらえるなんて。改めて今日は、ありがとうございました。これは後でゆっくり…はい。今開けてしまうと、幸せな気持ちが溢れてしまいそうで… デート 約束 あ、[苗字]君…ちょうど私もお電話しようかと…ええ、改めて誕生日のお礼が言いたくて。…私のしたいことを何でも、ですか?ありがとうございます。考えておきますね。はい、大丈夫です…そうそう、ちゃんとこの前のお返しもしなくちゃいけませんね。 待ってくださいね、すぐ移動するので…はい、家族とお誕生祝いを…あ、もう平気ですよ?では、どこかゆっくりできるところで…えっと、静かに読書…なんてどうでしょうか?わかりました、その日は必ず空けておきます…ええ、楽しい一日にしましょうね。 当日 ふふ、今日はお誘いありがとうございます。ではさっそく…あ、そうでした。その前に…はい。忘れないうちに、これを…手製の栞なんですが、お誕生日のお礼によろしければ。 ボス戦 開始 このプレゼントは、[苗字]君が私に贈ってくれたものです…渡せと言われても渡せません。 勝利 わかって貰えましたか? これは、大切な大切な宝物なんですよ。 敗北 わかりました、プレゼントは諦めます…だから、[苗字]君は… バトル 開始 え、勝利をプレゼント…ですか? 声援 この幸せを、あなたにも 勝利 [苗字]君の勝利が、お誕生会に華を添えてくれました…私はとっても幸せです。 勝った[苗字]君のその笑顔…私にとって、なによりも素敵なプレゼントですよ。 敗北 気を落とさないでくださいね。私は気にしてませんから、お誕生会のつづきを…ね? 私は優しい[苗字]君が好きですよ。負けても笑顔なら、それが最高の贈り物です。 タッチボーナス あ、もうこんな時間… プレゼント、ですか? 今まで一番の誕生日です
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このページはこちらに移転しました 死にかけダイゴロー 作詞/にゅる 何があるか分からない 君がくれたこの道 あの日箱の中の僕を 抱き上げた細い腕 君と並んで歩いた 呼ばれる名前「ダイゴロー」 同じ高さの視界じゃないけど とても幸せだった でもある日君は 白い車に乗ってった 辛そうな笑顔で「大丈夫だよ」と言いながら 一人で待つのは僕はイヤだから 僕も連れてってくれないか 僕は君がいなきゃダメなんだ 僕の主人は君だもの 窓際真っ白い部屋 君は管が繋がれて 目を開けようともしない 窓際に揺れる花 僕は見るのが辛くて そこから逃げ出した 町の外れの原っぱまで とにかく逃げ出した 君が昔本で読んだ 四つ葉のクローバー 僕には何も出来ないから 君のために探すよ 夕日が落ちても朝日が昇っても 真っ黒になっても構わないんだ 君が笑ってくれるなら たとえ死んだっていいんだ 一人で待つのは僕はイヤだから 僕も今会いに行くよ 今にも倒れそうだけど 幸運の印をくわえて 君がそこにいる それが僕の幸せ 今行くよ待っててくれよ 僕は…ああ もう前もよく見えない 名前を呼ぶ声「ダイゴロー」 あぁ君のために贈るよ 君の笑顔を見せてよ 何があるか分からない 君がくれたこの道 最後まで一緒に歩きたかった だから泣かないで (このページは旧wikiから転載されました)
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その日は朝早く目が覚めた。 すぐに、昨日の出来事を思い出す。 夢……ではない。 身支度を整え、部屋を出る。 つかさはまだ寝ているようだ。 お母さんとお父さんには委員会があると適当な理由をつけて、 早めに家を出ることにした。 「行ってきます」 そう言って、家を出る。 学校行ったら、こなたに謝らないと……。 「かがみ」 『その人』はそこにいた 「こな…た……!?」 「かがみ。その……」 「き「昨日はごめん!!」」 とっさに謝ったが、こなたの声に被ってしまう 「あ……その、いきなり電話切ったりしてごめんね……」 「こっちこそ、調子に乗りすぎちゃってごめん…… ……つかさは一緒じゃないんだよね……?」 「まだ寝てると思うけど……」 「……じゃさ、ちょっと2人だけになれる場所行こ……?」 「え……!? う、うん……」 私達は、通学路の途中にある公園に立ち寄った。 朝早いせいか、人気はほとんどない。 「その……昨日のことだけどさ……」 こなたが話を切り出す。 「ホントにゴメンよ。かがみの気持ちも考えずに、つい……」 「そのことは、もういいのよ。私も大人気なかったしね」 こなたにしては、随分気にしてるみたいね……よし! 「ほら、らしくないぞ! いつもみたいに笑って冗談の一つでも言ったら?」 そう言って、私はポンと肩を叩いてやる。 「……うう、かがみぃ~!!」 「え!? ちょっと……!!?」 予想外の行動――突然、こなたが泣きながら抱きついてきた。 「かがみはやっぱり優しいよ……。 いつだって、私のこと心配してくれて…… 気に掛けてくれて…… 私、それに甘えてばっかりだよね……」 「そんなこと……」 ……確かに、こなたは普段明るく振舞っていて、 私達の中でもムードメーカー的な存在になっている。 でも、きっとそれは孤独感の裏返しなんだろう。 いつか『社交性ゼロの自分の心配をしなさい』と言ったとき、 そして、母親が他界して既にいないと聞かされたとき、 彼女はおどけて何でもないように振舞っていた。 でも、私にはその表情がとても寂しげなものに思えてならなかった。 今にして思えば、彼女を一人に・孤独にさせまいと 無意識に私は奔走してきたのかもしれない。 気がつけば、毎日こなたのクラスへ行ってこなた達と談笑し 行きも帰りもいつも一緒だった。 「こなた……」 私にしがみついたまま、泣きじゃくるこなた。 昔、つかさもこうやって泣きついてきてたっけ。 思わず、その時のように抱きしめて頭を撫でてしまう。 「あ……」 「落ち着くまで、こうしててあげるから……」 「かがみ……ありがと……」 ……どうしてだろう。 こうやってこなたを抱きしめている時間が、 とても幸せなものに感じられた。 いつしか、春風が吹き抜けていき 幸せな時間も終わりを迎える。 「かがみ、ありがとね」 そういって、こなたが離れる。 「もう、大丈夫だから」 「良かった……」 こなたに少し笑顔が戻る。 それを見て、私も微笑む。 もう、心配ないかな? 「かがみ、もう1つ大事な話、聞いてくれる?」 また、こなたの表情が真剣なものになる。 「え、うん?」 「私……あの後色々考えてさ…… 気がついたら寝てて、そんで夢見てたんだよね」 「夢?」 「そ、夢。春にコンサートに行った時の。 内容もそのまんまなんだけどね」 「それって、あのアニメのコンサート?」 「そそ、それそれ。 あのコンサートの後さ、何か私、惚気てたじゃん」 「ああ、祭の後の脱力感って私も言ってたっけ」 「私も最初はそうだと思ってた……。 コンサートだってホントに感動したしね。 ……でも、本当は違ったんだ……」 「え……?」 私をじっと見つめるこなた。 「あの時かがみ、席を替えてくれたよね? それだけじゃなく、何も言わずに 朝から並んでくれたし……」 「……」 「コンサートの時だけじゃないよ。 いつも私のこと気に掛けてくれてて ホントに、本当に感謝してる。 誰よりもかがみには感謝してるから……!」 面と向かって、正直な気持ちをぶつけてくるこなた。 気恥ずかしさで、思わず顔を逸らしてしまいたくもなった。 でも、こなたが真剣に話してくれている以上、 それはできない。 「それで、やっと分かったんだ、あの時の気持ちが…… 今ならかがみに言えるから……!」 私は、一生この時の言葉を忘れることはないだろう。 こなたが発したその言葉を―― 「私は、かがみのことが、好き!!」 「……!」 心臓が高鳴るのが自分でも分かる。 「気がついたの、あの時の気持ちはかがみへの恋心だって……。 昨日みたいな軽い気持ちとかじゃなく、本気だから…… だからかがみの気持ち、もう一度聞かせて……!」 私の気持ち……いや、今更何を迷い、 考える必要があるんだろう。 既に分かってたはずなのに。 「私も……私もこなたのこと…… こなたのことが好き……!」 そう言って、こなたを抱きしめた。 「かがみっ……!」 再び訪れる幸せな時間。 何もかもを忘れて、 ずっとこのままでいたいくらいに幸せな…… いつまでも抱き合っていたかったが、 やがて現実に引き戻される。 公園を後にし、二人で学校へと向かうことにした。 「……かがみってさ……」 「何?」 「デレると凄く可愛いよね!」 「……もう、馬鹿……!」 いつもらしさを取り戻してきたこなたを見て 思わず笑みがこぼれる。 「かがみ、今日の放課後暇?」 「うん、特に用事も無いけど……?」 「じゃ、デートしよっか!」 「えっ!?」 「と言っても、ゲマズとかに 寄り道するだけなんだけどね」 「結局いつも通りじゃないの……」 「そうだ! 手繋ごっ!!」 「ちょ、ちょっと!? 恥ずかしいわよ!」 「照れてるかがみん萌え~☆」 「じ、自分だって顔真っ赤じゃないの!!」 「えへへー♪」 全く、いつもこの調子なんだから。 でも、そんなこなたに私も惹かれたんだけどね。 「かがみ~、もう一つだけわがまま言っていいかな?」 「今度は何よ?」 「その……き、キスしていい……かな?」 「え? ええ……!? こなたが顔を更に真っ赤にする。 きっと、私の顔も同じようになっているんだろう。 「え、えっと……その……」 人気が少ないとはいえ、ここではさすがに恥ずかしい。 それに、こなたにばかり主導権を取られたくないという思いが 私にある考えを閃かせた。 「……そうね……いいわよ」 「かがみ……いいんだね……?」 「た・だ・し!」 「……?」 「ゲームの中で、ね♪」 「え? ええーーーー!? そりゃないよ、かがみん~!!」 「昨日怒らせた罰よ。 ゲームの中ならいくらでもしてあげる」 「お預けなんてあんまりだよ、かがみー……」 落ち込むこなたに、私はそっと囁く。 「……でも、いずれは、ね……」 「……! もう、その不意打ちも反則だよ、かがみ!」 顔を真っ赤にして抗議してくるこなた。 ころころ変わる表情も、いつも以上に愛おしく感じてしまう。 これが、こなたの言う『萌え』なのかな? 「でもそれって、ゲームでなら遠慮なく キスも新婚旅行も二人で迎える初夜も OKってことだよね?」 「しょ、初夜って!? あのゲーム、そんなのまであるの!!?」 「いや、ないよ。 ……あれれー、かがみんもしかして 変なこと想像しちゃってた?」 「う、うるさいわね! あんたが言い出したんでしょ!! 大体、あんたがいつもその手のゲームやってるから こっちも誤解しちゃうんじゃない!」 「恥らうかがみ萌え☆」 「こなた!」 桜の舞う道でこなたを追いかける。 願わくば、私と私の愛する人との 幸せな時間、幸せな日々が いつまでも続きますように……。 コメントフォーム 名前 コメント GJ! -- 名無しさん (2022-12-23 10 05 34) 恥ずかしがってるかがみん萌え~ -- チョココロネ (2013-11-15 23 44 20) 幸せ空間万歳 -- 名無しさん (2012-12-16 10 26 52) 仲直りできて良かったね〜♪ -- かがみんラブ (2012-09-17 22 47 17) ムフフフ・・・ たまりませんなぁ・・・ -- 名無しさん (2012-02-07 17 59 17)
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詩集1(タイトルつけづらいため) せめてネットの世界だけでも夢がみたい 現実では叶いそうにないから 君の夢がみたい ほんとはね 君の傍にいたいんだ・・・ でもそんな事を言ってしまったら・・・ 二度と君と会話が出来なくなるような気がして とても怖いの 私が好きになったのは 本名の君じゃない。HNの君だから安心して リアルに付け込もうとは思わない。 君も愛してくれてるって思っていいの?あの言葉は本当なの? ネットでいいから・・・君の傍にいてもいいですか? 頼っていいと言われた日から ますます君が気になるの。 今まで以上に好きになってしまった・・・ 君の居ない週末はとても長過ぎて 私は暗い部屋にいるように寂しくて・・・ 君の声が聞きたいの・・・新しい番号もメアドも教えたのに連絡がない・・・ デート前の毎日がとても幸せ過ぎて 今はとても怖い。 こんな想いは・・・もう嫌。けれど君しか居ない・・・ ねぇ 私はどうしたらいい? サイトでは好きな人を忘れない方がいいと書いてあったが 私は忘れたい・・・君が居ない週末が来ても大丈夫なようになりたい・・・ でもそれはとても悲しい事。矛盾が心の中を掻き乱す・・・ 君への想いを絶ちたい・・・こんな切ない思いは 耐え切れない・・・ 今日も溜息が 切ない想いを募らせる・・・ 貴方を振ったのは 嫌いになったからじゃない ちょっと拗ねてみたかったの 友達もいるデートは 複雑 貴方が私といるより楽しそうに見えて居場所がなくなるの 最初は駆け引きのつもりだったのに・・・ いつ 貴方は素直に私を愛してくれますか? 変に誤魔化したりしないで・・・ また誤解して繰り返しちゃうの嫌だから・・・ 好きだよ・・・今も もっと貴方の彼女だと自覚させて・・・
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奇気 危丸(あやしげ あぶのうまる) ■キャラクター名 奇気 危丸(あやしげ あぶのうまる) ■キャラクターの性別 両性 ■学年 三年生 ■所持武器 奇剣 極丸(きけん きわまる) ■攻撃力(最大20) 8 ■体力(最大20) 2 ■FS(最大20) 20 ■FS名 格好いい斬り方 ■特殊能力名 絢爛豪華血祭絵巻 ■特殊能力内容 効果:通常攻撃 タイプ:フィールド設置型 対象:同マス敵全員 時間:1ターン 消費制約:永続行動不能 格好いいボクに格好よく斬られるのが皆の幸せ。 だから格好よく斬ってあげるし格好よく記録してあげよう。 あとで見返すとまた幸せ。 っていう能力。 今までの格好いい斬り様が描かれた絵巻物をびゃらっと広げると中の世界に入る。 描かれた先人たちの格好いい斬られ様を見た人も吸い込まれてボクが格好よく斬ってあげる。 そしたら一番格好いい瞬間・一番格好いい角度で末尾に描かれる。 とても幸せ。 ■希望発動率 100% ■特殊能力の1ターン目リスク 1ターン目先手使用不可 ■キャラクター説明 昔の傾奇者みたいな派手な着物に珍妙な装飾の鞘に収まった刀を下げ、 胸元に巻物を差した両性的な美形。 人を格好よく斬ってあげるのがとても好き。 新し物も好きで愛刀極丸は常に刀身の長さや形や刃紋などあらゆる全てが変化して常に新しい。 でもそんなのまともに扱えるモノじゃない。刀身に応じて鞘も変わる。 とっても明るくてとっても良い子。
https://w.atwiki.jp/lufas/pages/459.html
あずさメール「お風呂で```」 取得条件:高テンション時に取得 プロデューサーさん、おつかれさまです。あずさです~。 お風呂に入ってる時って、とっても幸せですよね~(笑顔) 私、今、帰宅して、おふろからあがったところなんですよ~。 幸せ気分いっぱいです。 でも、幸せすぎて時間を忘れると、のぼせて私みたいに 命を落としかけることもあるので、気をつけてくださいね。 家の中でも、油断は禁物ですよ~。 あずさメール一覧に戻る トップページに戻る
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依頼主 プロキオン 出現条件 とっても怖いのクリア後 クリア条件 以下のアイテムを持ってくる高級マリネ:3 成功報酬 神技強化 貢物値+30 依頼時 プロキがいい子にしてると、おにいちゃがプロキにとってもおいしいマリネをくれてたの。うう…あのマリネ、また食べたいな… クリア時 ワンワン!ワフー!これ、おにいちゃがプロキにくれてたマリネだよ!プロキ、いまとっても幸せなの!
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love ◆UcWYhusQhw ――無性に喉が渇くのは僕に生まれ始めた、生きたいという叫びたいほどの真実―― ――「Vermillion 」石川智晶より 私――来ヶ谷唯湖――が深い深いエメラルドの目を持つ少年と出逢ったのは荘厳な大聖堂に居た時だった。 音に導かれてと彼はそういった。 最初見たときは陰鬱そうな少年だなと感じた。 でも、まあそれでも知的好奇心が満たされればそれでいいかと。 だって私は死人も同然だったのだから。 私たちを襲ったバスの事故。 助からない私達が理樹君達を救う為に願った世界でそして役目を終われば私はそこで終わる。 それだけのはずだった。 でも何の因果か知らないか殺し合いをしろと言われた。 はい、そうですかとできるわけも無い。 どうせ死ぬ運命なのは変わらない。 ならば面白い事をするだけでいいかとそれだけでよかったんだ。 実際あの少年ともそうだったはず。 雨が見えるという面白い幻想を持って素敵な音を奏でるだけ。 そして何れ別れが来る。 どちらかの死かは解らなかったが。 本当それだけのはずだったんだ、彼とは。 それなのに、彼はどんどんと私に入ってくる。 ほんの些細なふざけ合い。 それが心地よくて。 彼が疑われた時には何故だか不機嫌になって。 そして彼がリセルシアを失った時何故か放って置けなかったんだ。 励まして彼を繋ぎとめようとして必死だった。 そして彼の思いを汲んで歌を歌って。 何故か、何故か不思議な思いで溢れて。 そして彼は言った。 明日は希望に満ち溢れてるのかな?と。 柄にも無く私はいった。 想い続けていれば願いは叶うと。 それが彼の為になると思って。 でも。 でもな…… 本当にそうなのか? 明日は希望に満ち溢れているのか? 思い続けていれば叶うのか? 解らない…… 解らないよ…… 教えて…… 教えてよ…… いや そうだと肯定してくれ いつものあどけない顔で あの時私がした様に 肯定してくれよ もう私じゃ解らないんだ お願いだよ…… どうすればいいのか。 どうやって生きればいいのか。 解らないんだ だから 言ってくれよ なぁ ――――クリス君。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 大きな月と耀く無数の星。 黒曜石のような黒さの空。 その下に私はいた。 何がなんだが分からない。 頭の中がぐちゃぐちゃになっていくのが感じる。 答えを求めようと闇雲に探すもよく分からない。 ただ伸ばした手のひらが虚空をさまようだけ。 解っている。 解っているつもりだ。 彼らどんな決断しその行為を行ったかは。 でも。 でもな。 それでも苦しいんだ。 私はどうすればいい? なぁ……どうしてこんな時君は居ないんだ? 大丈夫?と聞いてくれよ。 不安で震える手をぎゅっと握っていてくれよ。 怖いんだよ。 傍に……傍にいてくれよ。 クリス君。 なぁどう思う? 私は彼らを見る。 星空と違い輝きを失い空と瑠璃色をした瞳。 生気を失った4つの瞳が私を射抜く。 でも何処かやすらかな顔をしていてとても穏やかだった。 一人の胸には墓標のように突き刺さる黄金の剣。 もう一人には同じように突き刺さる鋭利なナイフ。 そうそれは黒須太一と支倉曜子の遺体。 私の目の前であっけなくほんの一瞬のうちに逝った。 一瞬の交錯、そして崩れ落ちる二人。 私はただ見ているだけで。 二人の死を見てるだけだったんだ。 結局。 私は哀しみの連鎖を止めることなどできやしなかった。 私は無力なのかなぁ、クリス君。 君ならもっと上手くできたのだろうか? 上手い方法で彼らを。 でもな。 でも。 可笑しいかもしれないが彼らが間違ってると想わないんだよ。 彼らは『断ち切った』んだ。 悲しみの連鎖を止めるのではなく断ち切った。 大切な人護る為に誰かの大切な人を殺す前に自ら断ち切ったんだ。 自らの大切な人と共に。 互いが汚れきってしまう前に。 互いがまだ綺麗なままの自分で認識してもらえるように。 そのままの自分で世界から開放したんだ。 死と言う永遠の別れで。 いや……違う。 別れでもあり永遠に共にいる方法で。 いつまでも大切な人といたいから。 なぁ。 それもいいと想ってしまうんだ。 おかしいのかな? 私も。 なぁ。 答えてくれよ。 お願いだから。 クリス君。 そもそも、だ。 哀しみの連鎖を止めるというのは君が望むから私も行っていたからなんだよ。 お願いだ。 お願いだから肯定してくれ。 止める事は正しい事だと。 そうじゃないと私も止めなくてもいいのではないかと想ってしまう。 大切な人をずっと護りたいが為に誰かの大切な人を傷つける。 大切な人とずっと一緒にいたいが為に誰かの大切な人を奪う。 大切な人を愛するが為に誰かの大切な人を殺す。 いいんじゃないかと。 今ならわかるんだ。 静留君や杏君の気持ちが。 だって。 だってなぁ。 大切な人と居たいんだ。 大切な人を守りたいんだ。 大切な人と笑って居たいんだ。 あの穏やかな時間のように。 音に身を任せて。 髪を梳かれたあの時のように。 そうなんだ。 大切な人というのは己の全てなんだと。 そう想ったんだよ。 私が。 大切に想う君を。 護る為なら。 共にいる為なら。 そうなんだ。 私にもできたんだ。 そう思わせる人が。 大切だといいきれる人が。 私のすべてだと思う人が。 出来たんだよ。 誰だと思う? なぁ? 君だよ。 ――――クリス君。 いつだったのだろうな。 君が興味深い人から大切な人に変わったのは――― ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 最初は多分謙吾君の死を知ったときだと思う。 何ともいえない気持ちになっていた時にクリス君の事を考えレクイエムを聴いた時だ。 何かないと想っていた心が揺れた。 あのときはよく解らなかったが。 そして静留君と出会いクリス君にいらついて。 その後に私は大切な人を思う強さに疑問をもったんだ。 クリス君は言った。 私にもそういう人ができれば違うって。 うむ、そうだったな。 こんなにも強いと思わなかったよ。 まさかその大切な人が君になるとは思っても見なかったが。 そして温泉に言って私は始めて彼に言ったのだっけ? 私の心がないって。 話すつもりなどなかった。 でもそれでよかったと想ったから。 クリス君だったからかもしれないが。 あの時君は黙っていたけが。 きっときっと違うといいたかったのかな? 分からないが、そうだと思いたい。 その後に碧君にクリス君しか自分の名前を呼ばれたくないんじゃないの?といわれて。 初めて自分の気持ちに表層的に思い始めたんだ。 そして鈴君の死を知ってそして何ともいえない喪失感に陥った時。 君に髪を梳いてもらって時やすらいだんだ。 とても君が近くに感じて。 そして不思議な思いにみちたんだ。 その気持ちが今なら言える。 はっきりと。 ―――来ヶ谷ユイコはあの時ぐらいからクリス君に恋をしていたと。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ そうか。 そうだったんだな。 私は彼が「好き」だったのか。 ……なんだ。 そうだったんだ。 静留君が言ってたのは、これだったのかな? クリス君を失ってそのとき想ったものはこれだったのかな? そうか。 はははは。 ああ。 私は。 ――恋してる。 そうなんだ。 好きなんだ。 ああ。 なんだの湧き上がるものは。 ふわふわと。 ドキドキと。 そして笑みが浮かぶ。 なんだ? これは? 止まらない。 ――ああ、そうか。 これが。 これが。 喜びか! 私は知った。 喜びを。 クリス君に恋する事で。 不完全な心にまた一つピースがはまる。 ふふ。 そうか。 この感情が喜びが。 嬉しい。 嬉しいよ。 なぁクリス君。 君に恋してる事を知った事で喜びを知った。 やはり私の心を補完するのには君が必要なんだ。 だからいて欲しい。 ずっと。 ずっと傍に。 好きだから。 大切な人だから。 ずっと。 ずっ…… ずっ…… ―――有り得るのか? え? そんな声が頭に響く。 頭に響いた声はあの真っ白の髪と瑠璃色の瞳を持つ少年に似ていた。 ずっと傍にいる事が有り得ないと? ……そんな筈はない。 だって願いは叶い続ければ叶う。 そういったじゃないか。 私は。 だから。 だから。 ―――永遠なんてない。それを来ヶ谷は今さっき見ただろう? ……あ。 私は見ていた。 今、目の前にある二つの骸。 互いが大切だと思い切ったすえの心中。 きっと彼らは知っていたんだ。 永遠なんて無いって。 でもそれでも一緒に居たくて。 そのままの彼らで居たくて。 だから彼らは共に逝った。 ……でも。 それでも私は信じたい。 クリス君と共なら大丈夫って。 きっと傍にいれば…… ―――傍にいないだろ? 生きて逢えるのか? う…… だ、だが逢える! 逢ってみせる! そしてずっと一緒に生きる! それが私が欲するものなんだ! それが私が求める結果なんだ! ―――最終的に迎えるのが死でも? 大丈夫。 クリス君が哀しみの連鎖を止める。 そして生きて共に帰る。 私は君たちのような道は選びたくない! 選びたくないんだよ…… 大丈夫。 クリス君が哀しみの連鎖を止める。 そして生きて共に帰る。 私は君たちのような道は選びたくない! 選びたくないんだよ…… ……それが最も綺麗な方法に思えて仕方ないから。 互いの死を持って永遠に傍に居る事。 この終わり無い殺し合いの中で共に居る最もいい方法に見えて仕方ないから。 でもそれでも! それを選びたくないんだ! 明日に希望が満ち溢れているなら。 私はどんな少ない可能性でも信じたい。 クリス君と共に変えることがどんなに難しい事でも。 私はそれを信じるんだ。 信じる……しか無いんだよ。 ―――でも来ヶ谷、それどうやっても無理。お前肝心な事を忘れてる。 え? ―――お前、死んでるんだろ? どうやって一緒に帰るんだ? お前が帰える場所など無かったの……忘れていたのか? あ…… ああ……! そうだ。 そうだったんだ。 私は「死人」だったんだ。 クリス君とは違い死には抗えなかったんだ。 そう。 例え脱出したとしても私に待ち構えるのは死。 クリス君と共に過ごす事など有り得ない事だったんだ。 私に訪れる明日など無かったんだ。 ああ。 忘れていた。 余りにも心地よくて。 ずっとずっとそれが欲しくて。 傍にずっと居て欲しくて。 ああ ―――お前、何で生きてるの? 死なないのか? 元々待ち構えてるものなんだろう? これ以上の悲しみが来る前に。 そう、なんだ。 ガラガラと。 支えていたものが崩れおちていく気がする。 もとより有り得なかったんだ。 クリス君と共に生き延びる事は。 100パーセント存在しないんだ。 ああ。 欲しいな。 つかめないと解ったからこそ。 もっともっと欲しい。 でも無理なんだ。 私とクリス君が共に生きる事は。 永遠に無い。 ああ。 あ…… 「……あ……ぁぁあああああああああぁあああああああぁああああああああああああぁぁあぁああああああああああああああ あぁああああああああああああぁああああああああああああああぁぁあぁあああああああああああああ!!!!!!!!」 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ そしてあの後クリス君と思わない方向で別離をしたんだ。 クリス君は私を庇って。 彼は言った。 ユイコは絶対人形じゃないと、心のある人間と。 そして私の前から消えていった。 そして私は彼の死を侮辱したあの女に切れて始めて怒りを認知した。 殺そうと想ったがクリス君の言葉を思い出して出来なかった。 それで私は始めて大切な人になった事がわかった、クリス君が。 泣いた。 喪失の痛みに。 ただ彷徨った。 自分の心が解らなくて。 そして静留君を助けて。 その後失った夢を見たんだ。 私の心はクリス君がいないと補完出来ないと知って。 苦しんで、苦しんで。 想った。 君と共に死ねばこんなに苦しむ事はなかったじゃないかと。 それを否定され言い合った。 あの時はクリス君への思いは恋心とわからなかったけど。 手に入らないものだと思い泣いた。 そして心を欲し続けた。 リセ君を埋葬してそれでもクリス君を求める心はとまらなくて。 そして放送にて彼の生を知った。 そしてまたであうために哀しみの連鎖をとめることを誓ったんだ。 でも私は無力だった。 あの二人は哀しみの連鎖を断ち切った、自らの力で。 私は見てるだけ。 でも幸せそうだった。 ほんの一瞬の出来事。 でもそれはとても美しかった。 それがこの島であった一日の出来事。 なぁ私は。 クリス君とあって変わったんだな。 明日など私には無いはずなのにそれを望んでしまったのだな。 ああ。 クリス君。 君は私をかえた。 唯一私を「唯湖」という名で呼び続けていた。 最初は恥ずかしかった。 だが少しずつ心地よく感じ初めて。 ……ああ、そうか。 今の私はきっとあの始まりの時と違うのだ。 「ユイコ」なのだ。 恋心を持ったのも。 心があるのも。 人形も無いのも。 「ユイコ」 なのだ。 クリス君が望んだ「ユイコ」なのだ。 でも…… 今はそれがとても嬉しくまた辛いよ。 出来損ないの心が痛む。 生きたいと想う心が。 明日などないのに。 それでも望んでしまう。 ああ。 クリス君。 わたしはどうしたらいいのだ? 答えはもうあれしかないかな? もう一つしか。 そう一つしか。 彼らと同じように。 永遠に幸せになる方法。 そう―――― ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 星が耀いていた。 きらきらと。 私は泣いていた。 涙が止まらないのだ。 結局明日など無かったのだ。 例え明日が希望に満ち溢れているものでも。 私にはそれが訪れる事がない。 私は「今」だけを見ていたはずだったのだ。 なのにいつの間にかその先を望んでいた。 クリス君と出逢って。 ああ、生きたいな。 私は生きたいと願ってはいけないのに。 クリス君と生きる事を願っているんだ。 でもそれは叶わない。 どんなに願っても。 願い続けても叶うはずないのだ。 つまりだ。 私に残されてるのは一つしかないのかな? 胸に抱いている太一少年を見る。 やすらかに。 ただやすらかに。 眠っている。 私は彼の遺言を果たそうとした。 遺体を海を還そうと。 遥かなる永遠へと。 曜子君はもう流した。 私の力では一緒に流す事はできなかったのは残念だったが。 「……さよなら」 私はその一言と共に彼の遺体を川に流した。 やがて海に辿り着くだろう。 そしてずっとずっと一緒にいるんだろう。 彼女と永遠に。 なぁ太一少年。 君の取った手段は幸せなものなのかい? ……聞くまでも無いか。 とても幸せそうだった。 二人きりの心中。 死という永遠。 きっとそれはやすらかなんだ。 ……なら。 私とクリス君がずっと傍に居る為に選ぶ手段じゃないだろうか? この残された最後の道が。 そう。 二人でこの世界から離れるという事。 私はその実例を目の前で見た。 幸せで。 とても幸せそうで。 なら。 それをとるのが最も正しい事じゃないかな? 私に明日が無いなら。 それでもクリス君といたいなら。 私がクリス君を殺して彼が私を殺す。 それが傍にいられる最後の手。 それを行うのがきっと…… ああ。 きっと幸せなんだ。 「………………できる訳無いだろう!!!!!!!!……できる訳が……無い………………」 そんな事できる訳がなかった。 例えそれが幸せなことでも。 それがどんなにやすらかなものでも。 クリス君と傍にいられることでも。 私にその手段が選ぶ事ができなかった。 きっと心が壊れていたら出来たのかもしれない。 でも、今の私は違う。 クリス君と出逢って心がある事を知り喜びと怒りを知った。 クリス君に恋する事ができた。 そんな私に。 「クリス君を殺す事なんかできる訳がない!……彼に生きていて欲しいに決まってるだろう! どんな時でも!」 クリス君の死を願う事なんかできるわけがない! 掛け替えのないものを沢山くれたクリス君に私の為に死を選ばせる事なんかしてほしくないのだよ。 クリス君に生きて欲しい。 彼は私と違って「生きてる」んだ。 彼には明日があるんだ。 ずっとずっと生きて欲しい。 そうして欲しいんだ。 だから私には太一少年のような手段は取りたくない。 例え幸せでも。 私はそんな手は取りたくないんだ。 「あぁ……私も生きたいな……クリス君と共に……生きたい」 もし望めるのなら私はずっと生きたい。 ただ生きたい。 クリスと共に。 ただ 「生きたい!」 でもそれは無理なんだ。 私はできない。 悔しいな。 悔しい。 なあ? 私はどうすればいいんだ? 私は死ぬことは免れない。 だからクリス君とずっと一緒にいることはできない。 じゃあ私は何を選べばいいのだろうか。 私が幸せにクリス君と居られる方法は? 私に何れ訪れる死に怯えずにやすらかに死ねる方法は? ……あぁ。 見つかった。 でもそれは何てクリス君に辛い事を押し付けるのだろう。 彼の生を望んでいるのに最も苦しい事を押し付けるのだろう。 でも私にとって幸せなのかもしれない。 彼の記憶にずっと残る。 その行為は絶対に消せない。 そして最期にクリス君を見ていられる。 クリス君にとって最も哀しいものだろう。 でも私にとって最も幸せなものだろう。 ずっと生き続けるクリス君に忘れさせない。 そして死ぬ定めにある私にある意味幸せな逝き方。 そう。 『来ヶ谷唯湖がクリス・ヴェルティンに殺してもらう』 なんという私のエゴだろう。 私がクリス君に生きてもらいが為に選ばなかった選択肢。 それと違うのは結局私がクリス君を殺さない事。 クリス君が生きるということだけ。 この事実がどんなにクリス君を傷つける事になっても、苦しめる事になっても。 私は幸せなのだろう。 目前に迫る死に対して。 クリス君の胸で逝けるというこの島で最も幸せな逝き方。 ああ生きたいな。 本当はこんな道よりもクリス君と共に居たいのだが。 生きたいのだが。 私には未来が無いのだから。 ああ。 でも想う、一心に。 「生きたい!」 生きたいと。 でも無理なんだ。 だから私はその選択肢を選ぶ。 恐らく最も幸せな逝き方を。 だが。 「きっとクリス君は望まないだろうな……絶対」 クリス君はきっと私の選択を望まないだろう。 そういう子だ。 じゃあどうする? 私は…… クリス君に殺される為にどうすればいい? ああ 「……簡単だな……凄く……」 とてもシンプル。 でもそれはとても辛い事だ。 できるのか? いや、しよう。 そうそれは私が罪を重ねればいい事。 クリス君に嫌われればいい事。 私がクリス君に殺されるような事をすればいい事。 そしてこの島で最もそれに値する行為。 「哀しみの連鎖を断ち切る……いや進めるか……どっちも一緒かな?……御免よ……クリス君……」 哀しみの連鎖を断ち切るというべきか進めると言うべきか解らないけど私はそれを行う。 クリス君が止めようとしてるのにだ。 私は自らを哀しみの連鎖に組み込もうとするのだ。 つまり 「人を……殺す」 誰かの大切な人を殺すと言う事。 ああ、大きな罪だ。 私はそれを否定し続けていたと言うのに。 だけど。 こうでもあるんだ。 誰かの大切な人を傷つけると言う事はクリス君を守る事。 誰かの大切な人を奪うと言う事はクリス君を生かす事。 誰かの大切な人を殺すと言う事はクリス君を愛す事。 そう私にとって大切なクリス君の為。 ……あぁ一度クリス君を失ったから強く想う。 なんという逆らえない魅力だなと。 私が罪を重なる事にクリス君が生きる。 そういう事だ。 とてもとても魅力な…… だが、私にできるのか? 誰かの大切な人を殺す事が。 ないと思った心が痛む。 頭の中にある思い出が否定する。 あの笑顔が哀しく歪む。 ああ。 なんて辛い事。 できるのか? 私は? そうだ。 戻ればいい。 だって今の私はクリス君が望んだ「ユイコ」なのだから。 心もあるのも。 優しい記憶も。 恋をしてるのも。 「ユイコ」なのだ。 ならそれを閉じ込めればいい。 心などなかったのだ。 優しい記憶など無いのだ。 そう今だけを生きた「来ヶ谷唯湖」に戻ればいい。 とても苦しく。 とても哀しい事。 できるのか? いやしなくてはいけない。 私は明日を生きれない。 私が幸せに逝けるにはクリス君の傍で逝くこと。 例えクリス君に嫌われようと。 例え他の人に恨まれようと。 クリス君を護れるならそれでいい。 それなら喜んで戻ろう。 全ては最期の為に。 全てはクリス君の為に。 「さよならだ……『ユイコ』」 私は「ユイコ」である事を止めた。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 私は曜子君の荷物を回収し歩き始めた。 ただ前に。 何も感じるはずはないのだ。 心は忘れたと思いたいから。 クリス君を護れればいいのだから。 そしてクリス君の元で散ろう。 明日などないのだから。 私に生きる道など無いのだから。 なら残りの生はクリス君の為に使おう。 最期に散る時の為に使おう。 考えたくも無いがクリス君が逝った場合だ。 私はそのまま後を追おう。 クリス君が居ないなら私も居なくなろう。 それだけだ。 なぁ。 クリス君。 こんな私をどう思う? 君はどう思うのかな? できる事なら君に会いたくないな。 本当の最後の時だけ会いたい。 だってそうだろう? 「ユイコ」でない私を君に見せる事などできるだろうか? 見せたくないのだから。 本当なら今すぐにでもあいたい! でも無理なんだ。 私は明日を生きられない。 君とは違うから。 だから私はいくよ。 君に許されなくても。 君に嫌われても。 私は君を護る。 そして最後は君の元で逝きたい。 それが「死者」である私の望むべきことだから。 だから。 私は殺す。 なぁクリス君…… いまさらこんなこというのも何だが 「ユイコ」でない私が言うのも何だが ――――君が好きだ。愛してる。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 彼女は進む それはきっと 愛故の戦い。 でも彼女は気付かない。 最も彼女が渇望しているのは「生きたい」というモノに―――――― 【D-6 川の辺/1日目 真夜中(放送直前)】 【来ヶ谷唯湖@リトルバスターズ!】 【装備】:デザートイーグル50AE(6/7)@Phantom-PHANTOMOFINFERNO- カリバーン@Fate/staynight サバイバルナイフ 【所持品】:支給品一式×3 デザートイーグル50AEの予備マガジン×4、S WM37エアーウェイト(5/5)、S WM37エアーウェイトの予備弾(×12) ウィルス@リトルバスターズ!、第1次放送時の死亡者とスパイに関するメモ、放送案の原稿、黒須太一の遺書 拡声器、工具一式、オペラグラス マスク・ザ・斉藤の仮面@リトルバスターズ! 斧、投石器、石材×3、RPG-7V1(弾頭1/1)、OG-7V-対歩兵用弾頭×3、斬妖刀文壱@あやかしびと-幻妖異聞録- 真っ赤なレオのデイパック(空)、首輪×4(蒼井、向坂、橘、鉄乙女)、木彫りのヒトデ×3@CLANNAD バカップル反対腕章@CROSS†CHANNEL、ドラゴン花火×1@リトルバスターズ、怪盗のアイマスク@THEIDOLM@STER 【状態】:疲労(小)、脇腹に浅い傷(処置済み)、全身に打ち身 【思考・行動】 基本:クリスを護る為、罪を重ねる為に殺し合いに乗る。そして最期にクリス殺してもらう。 0:……クリス君。 1:クリスを守るために他の参加者を殺す。 2:人を殺し哀しみの連鎖を進めるもしくは断ち切る。 3:太一の遺言を叶える? (原稿をスパイに届ける) 4:理樹と鈴を失った棗恭介には警戒する。 5:クリスが死んだ場合自殺する。 6:(………………………………生きたい) 【備考】 ※精神世界より参戦しています。 ※クリスはなにか精神錯覚、幻覚をみてると判断。今の所危険性はないと考えています。 ※千羽烏月、岡崎朋也、椰子なごみの外見的特長をを認識しています。 ※西園寺世界の声だけを聞き、人肉を求める危険人物だと認識しています。 ※美希に対し僅かな違和感を持っています。 ※黒須太一と支倉曜子の遺体を川に流しました。 ※行き先は後継の書き手に任せます。 191 踊り狂う道化達/それでも生きていて欲しいから(後編) 投下順 193 いつでも微笑みを/トルティニタ・フィーネ(前編) 189 ζ* ヮ )ζ<Okey-dokey! 時系列順 195 メモリーズオフ~T-wave~(前編) 187 The tower 来ヶ谷唯湖 218 DEAT SET/イグニッション
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・ No.1261226640さんの質問が複数来たので「やったらあああああ!!」という感じで製作しました。 ・急ごしらえなので細かい点で矛盾がありますが勘弁してください。 ・虐待成分薄めです。 ・色々とゆっくりとは関係ない説明あり。 ・俺設定あり。 ・この作品に出て来るお兄さんがどんどんおかしくなってくるのは気にしないで下さい。お願いします。いやマジでお願いします。勘弁してください…。 天然あき 「ゆうう…」 「まりさ、ごはんだよ」 何処かの部屋。 ハムスターを入れるような檻。 その中にいるのは一匹のゆっくりまりさ。 出入口はまりさがギリギリ通れる位に改造されているが成体であるまりさには窮屈な部屋だ。 「ここはせまいんだぜ!!だすんだぜ!!」 まりさが男に叫ぶ。 広げられた入口も南京錠でしっかりと塞がれて出られない。 しかし、 「駄目だよ。部屋のものを壊されたりしたらいけないしね」 男は笑顔のまま答える。 この男はもう説明不要な感じがしてきたが説明しておく。 天然お兄さんと言われ、前作ではいろいろおかしい、脳に障害があるとか感想欄で散々言われた人物である。 また、ゆっくりに舐められやすくてゲスが自然と近付いてくるという特徴がある。 そんな前置きをしておく。 そして今、まりさが檻の中にいるのには訳がある。 「かいゆっくりじゃなくてごめんね!!」と言って飼われた五匹の末路を見ていたまりさは「おうちのなかでかわれなくてごめんね!」と男に言ったのだ。 五匹の末路を見た時点でこの男に近づくべきではないと学ぶべきだが残念ながらこのまりさは自分は大丈夫という考えの持ち主だった。 しかしこの男のぶっ飛んだブレインを侮ってはいけない。 忠告された事は忘れず、すぐに間違いを正すが忠告されてなければとんでもない行動をどんどんしていくこの男はその度に誰かが間違いを忠告しなければならないのだ。 今までは両親の教育で人間関係と生活はマスターした。 しかしその両親は今はいない。 海外転勤でドイツに行ってしまったからだ。 家族の中で就職していた男は両親と弟妹と別れ、一人だけ日本に残ったのだ。 彼等は周囲の男の友人に男に関して幾つもの頼み事をし、時にはマジ土下座をした。 兄貴分だった研兄と言われた大柄な男性にも、 「あいつの行動は誰にも予想出来ない。 空を見てると思えば、次の瞬間には飛んでる鳥を石で撃ち落とすような事をする奴だ。 まさか三歳の実の子に“動物を虐めちゃいけない”なんて教える事になるとは思わなかったよ。 そしたら次に“じゃあ殺せばいいんだね”と言った時はいっそここで殺してやった方がいいんじゃないかと本気で思ったよ。 一応苦労して一般常識とか色々な世間一般の生活に必要なルールは身につけさせた。 だがあいつはこちらの予想を超えた行動をする。 八歳の頃ナイフを自分の腕に突き刺して「刃物は刺さったりして痛くて危ないって聞いたからどれくらい痛いか知りたかったけど…これは痛いなぁ…でもこれで僕は痛い事を知れたから大丈夫だね…でも先に止血を仕方を知っておいた方がよかったよ…」とか笑顔でこっちに近付いてきた時は正直恐怖した。 親である私がいうのもなんだがあいつは何処か頭のネジが飛んでるんだ。 あいつの事はDBのバ○ディが死んだ後の魔人○ウみたいな状態なものだと思った方がいい。 一応善悪の区別は出来てるが基本魔人ブ○だ。 だから、どうかあいつを見捨てないでやってくれ。助けてやってくれ!」とマジ土下座を繰り出していた。 両親としては目の届くところに置いておきたかったが男の意志は固く、力付くだと返り討ちにされるから何も出来なかった。 しかしそのあまりの必死さと“知った”事により男は一般人と何等変わらない身の振り方をしていた為周りの友人は「流石にそこまではないだろう」と相手にしなかった。 それが今現在の男の状況を作り上げる要因となった。 それはさておきこの男は誰かが釘刺さないとおかしな方向へ向かっていく。 犬の散歩には音楽を聴いてはいけないと教えられてないけど車の運転中に音楽聴いたりしてるから大丈夫だよね。 少しペース速いけどポチ五郎(ドーベルマン)はちゃんと後ろからついてきてくれたからまりさ達も大丈夫だよね、ちゃんとついて来てるし(ついていくのに必死で死にかけてるのに気付いていない)。という思考を本気でするのだ。 つまりは教えられれば完璧だが教えられなければ色々自分で好き勝手やってしまうタイプなのだ。 しかも無駄に集中力が高いから人の忠告を聞いていない事も多い。 まぁ一言で言えばヤバイ奴という事だ。 ……大分話が脱線してしまった。 何故まりさが檻に閉じ込められているのかというと、男は室内犬というものを飼った事がない。 まだ研兄という男の友人でゆっくりに対しての専門家である男にゆっくりの飼い方について相談していないので犬を飼うのと同じ考えのままだった。 室内犬を飼った事なければ別の動物から飼い方を模索する事にした。 そうなると男の室内で飼った動物等限られてしまう。 インコ、ハムスター等檻の中で飼育するものばかりだった。 さすがに違うかな…と男は研兄に相談しようと電話するが生憎不通。 しょうがない、と明日飼育書を買ってこようととりあえずはハムスター飼ってた檻をゆっくりが通れるように四方の檻の一面を外し、まりさを入れて外した一面を南京錠四つで留めておいた。 そして次の日男は飼育書を見て檻で飼うと書いてあったのでその通りにする事にした。 確かにその本には水槽や籠で飼うと書いてあった。 ただし、その飼育書自体が“豆”ゆっくりという品種改良された小型の子ゆっくりサイズから成長しない、まさに観賞用としてのゆっくりを対象とした飼育書であるのだが…。 男は鯉を飼おうとしてメダカの飼い方をしているようなものだった。 そしてそんな勘違いに男は気付く事なくまりさはほぼ動くスペースのない檻の中での生活を余儀なくされた。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「はい、今日はショートケーキ(1ホール)だよ」 男は笑顔でまりさの前に置いて檻から出して食うのを見届ける。 狭い場所で全く動けないまりさが唯一自由になる瞬間だ。 だが男の一切まりさから逸らされない視線にまりさは生きた心地はしない。 「む~しゃむ~しゃ…」 まりさはケーキを食べる。 野良だった頃には信じられない豪華な食事。 これはまりさが「おいしいあまあまたべてなくてごめんね!」と告げたからだ。 男は涙を流してまりさにケーキ等のあまあまをあげるようになった。 しかし全く美味しく感じられない。 この後の事を考えたらそんな気分にはなれないからだ。 「まだまだたくさんあるからな」 そう言って男はチョコレートケーキ、モンブランと様々なケーキを用意する。 まりさはそれを無理矢理食べる。 食べなければ男に押し込められる。 自分か男の差しか無い。 しかもそれが毎日だ。 あっという間にぶくぶく太っていく。 その結果手狭な檻が更に狭くなってくる。 「も、も゛う゛…たべられないんだぜ…」 だが甘いものが好物なゆっくりでもケーキをホールごと複数食うのは拷問でしかない。 ゆっくりは食べたものをすぐに餡子等の中身に変化させるが底無しではない。 底無しだったらあっという間に森は禿山になる。 しかし男はそんな事も気にしない。 犬の食いだめを見ていた男はまりさも同じようなものだと思い込んでいた。 「ほら、まだまだご飯は沢山あるよ」 男は笑顔のまま告げる。 まるでそれ以外の表情がないかのように…。 「い、いやなんだぜ!!まりさはもうおなかいっぱいだからじじいがたべるんだぜ!!」 まりさは拒否する。そもそもこれは人間でも食べ切るのが難しい量だ。 しかし、 「遠慮しないでいいからね。今まで美味しいあまあま食べられなかったんだからその分もしっかり食べなきゃね」 男はまりさの拒否を遠慮と一蹴する。 「えんりょなんじゃないんだぜ!!まりさはほんとうにたボガッ!!!?」 男に反論しようと大口開けたまりさの口にチョコレートケーキがねじ込まれる。 「さ、いっぱい食べるんだよ」 「ほがが、ほげぇええ!!?」 男は笑顔だ。 まりさが苦しむのを楽しんでいるんじゃない。 まりさが本当にあまあまを食べて喜んでいると思い込んでいるのだ。 口が裂けそうになるくらいケーキを詰められるまりさ。 当然喋ることも出来ない。 何とか喋られる位まで食べてもその隙間を見逃す事なく男は次のケーキで塞ぐ。 反論する暇もなくケーキが終わるまで詰め込まれる。 「ぐぷ…ぼぅ…じぶぅ…」 終わる頃には体積が倍加し、今にも破裂しそうな位にパンパンになったまりさが死にかけている。 だが安心しているヒマはない。 「それじゃ、お家に戻ろうな」 「!!?」 まりさは目を見開く。 パンパンに膨れた顔は蒼白し、許しを乞うような眼をしている。 だが喋る余裕も動く余裕もないまりさにはどうしよう。 「あれ?入らないな」 「ぶぐぇ!!?ぎゅごべぇ!!?」 通常状態で入るのがギリギリだった檻にデブまりさをぶち込もうとする男。 「…………!!?」 デブまりさの顔を押し込む形になるので無意識に男はデブまりさの口を塞ぐ事になり、口から中身を吐く事も出来ない。 「……!!?……!?」 デブまりさは何か言っているが男は自分でまりさの口を塞いでいるのでわからない。 容量を大幅にオーバーしたデブまりさでは檻の中へは戻れない。 それでも無理矢理押し込められれば身体が限界を迎えてデブまりさは餡子を口から撒き散らす事になる。 しかし口は塞がれている。 ならば出る場所は一つ。 「…………………………!!!!?」 デブまりさの声にさせてくれない悲鳴とと共にあにゃるから勢いよく水分が通常に比べて豊富となったうんうんが飛び散った。 当然背中から入れられているのでその殆どはデブまりさの檻の中に飛び散るという事になる。 「おお…」 飛び散ったうんうんを見て男は呟く。 何と言うか…土砂崩れみたいに飛び散っていくうんうんは男には驚いたが…正直いつもの事なので無視する事にした。 まりさはいつも食事の後に大量のうんうんを撒き散らす。 最初は片付けていたのだが男も段々面倒になってきた。 だが衛生に関して手を抜くのは良くない事だ。 一旦まりさを置いて掃除を行う。 「ゆう゛ぅ…」 かなりの量の餡子をあにゃるから出したまりさは疲労し動く事も出来ない。 その隙に無駄に高スペックな男はまりさのうんうんの掃除の仕方をテキパキと流れ作業のようにして終わらせる。 最後にファブ○ーズで消臭も忘れない。 だが流石にまりさの住む檻が狭いのを男も理解していた。 「今度もっと大きい籠買ってくるか…」 男はそう呟いて体積を減らして出入口を通れるようになったまりさを戻す。 南京錠でしっかり鍵するのも忘れない。 「それじゃおやすみ、まりさ」 男はそう言い、部屋から出ていく。 明かりが消された部屋に身動きできない状態で取り残されるまりさ。 「ゆぐう゛う゛う゛ぐざい゛い゛い゛…」 たとえ掃除されたとしてもうんうんのあった場所に置かれるのはいい気分ではない。 それに人間からすればゆっくりのうんうんはただの餡子だがゆっくりには人間の排泄物のように嫌悪している。 それがゆっくりにとっての典型的な思い込みなのかそれともゆっくりにしかわかりえないものなのかはわからないがまりさが全然ゆっくり出来ないという事だけはわかる。 ゆっくりできないうんうんがあった場所で、人間にはわからないゆっくり出来ないニオイを嗅がされ、ただそこにいるだけしか出来ない。 微動だに出来ないせいで自殺も出来ない。 「おたべなさい」は食べてもらうゆっくりがいなければ出来ないので死ねない。 出されればケーキを死ぬ寸前まで食わされ、無理矢理檻に戻され、強制うんうんをさせられる。 まさに悪循環。 唯一ある変化は、 「あ、そっち言ったらダメだからね」 「ゆぎゅう゛う゛!!?」 まりさ自身が保険で言った「おさんぽだいすきでごめんね!」との言葉によって行われる散歩位だ。 後ろに引きずる事はしなくなったが犬のように扱われている事には変わらない。 行こうとした方向には行けず、外に出れば野良、飼い問わず何処にでもいるゆっくりから奇異や軽蔑の眼差しで見られる事の屈辱…。 夜に散歩するから男は人間を気にしてもゆっくりは気にしないからそれに気付かない。 「かいゆっくりになるからあんなめにあうんだぜ…」 「おきゃーしゃんあにょまりしゃどうちちぇ…」 「し!みちゃだめだよおちびちゃん!!」 「いなかものがうつるからはやくどこかいってほしいわ!」 「むきゅ!あれはどれいっていうのね!ぱちぇははくしきだからなんでもしってるわ!!」 「ゆぎぎぎ……」 住宅街で屈辱に涙するしかないまりさ。 せいっさいしようにも男の力には勝てずに何も出来ずに連れてかれてしまう。 「ゆがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 まりさにが出来る事は負け犬の遠吠えをするしか出来なかった…。 「ふん、いなかものがようやくいったわ!」 「かいゆっくりはみんなしぬべきなんだぜ!!」 「おちびちゃんたち、あんなふうにはなっちゃだめだからね」 「わきゃっちゃよおきゃーしゃん!!」 「むきゅ、ぱちぇはああはならないわ!」 まりさが去った後も好き勝手言っていた。 だが…、 「ぎゃあぎゃあうるせえんだよ饅頭共!!!こっちは来年受験なんだよ!!!」 「むぎょおおおおお!!?」 まりさの遠吠えに近くの家にいた受験勉強中の男性がブチ切れたようだ。 手始めに近くにいたぱちゅりーを踏み潰す。 「キンキン耳障りでうざったいんじゃあああああああ!!!」 「こんなのとかいはじゃなベェ!!?」 イライラがピークに達した男性はありすを蹴り飛ばす。 ありすはそのまま近くの住宅の塀にぶつかり新たな汚れの仲間入りを果たす。 彼女達は知らなかった…。 まりさと共にいる男と出会ったゲスは例外なく悲惨な末路を遂げるという事を…。 それはRPGの序盤のザコが終盤でラスボス直前くらいまでの強さとなった主人公達に何も出来ないまま殺されるように避けようのないものだった。 「おちびちゃん!おかあさんのおくちのなかにはいってね!!」 「わきゃっちゃよ!」 親子れいむがありすが蹴り殺された隙に逃げようとする。 「待てやゴラア…」 しかし男性もそれを見過ごす程甘くはない。 怒りに身を任せた男性は汚いれいむを右手に掴み、 「れいむにうすぎたないてでさわるなぁ!!!」と子供が口の中にいるにも関わらず器用に叫ぶれいむを、 「なんでかべさんにちかづけるの!?ばかなの?しぶぎゅう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!?」 塀でもみじおろしし始めた。 そして、 「どうしてこっちくるんだぜえええええ!!?」 誰よりも早く逃亡していたまりさを追い始める。 「お前等のせいで英単語幾つか忘れちまったじゃねえかああああああああ!!!」 「う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!?」 「ぐるな!ぐるなあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 必死で逃げる野良まりさにそれを追う男性。 そしてあんよをもみじおろしで削られる親れいむ。 餡子の道筋が出来ている。 「おきゃあしゃん!にゃにぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 それは遂に子れいむの位置まで削られ、子れいむもお母さんと仲良くもみじおろされる。 そして、 「つっかまえーた♪」 「はなぜぇ!!はなじでぇ!!?」 男性は野良まりさを捕まえた。 そして、 「新しいの見つけたからこれはもういらないな」 「ゆひいい!!?」 野良まりさは男性が捨てた目から下が無くなったれいむに恐怖する。 子供の方は跡形もなく削られたのだろう。 自分もそうなる。 野良まりさはそれを本能的に理解する。 「それじゃ、帰るとするか♪」 段々と楽しみだした男性はUターンして今度はまりさをもみじおろす。 「ゆぎょおおおおおおおおお!!?」 まりさがれいむと同じように餡子の道筋を塀に刻み出すのはすぐだろう。 こうして、まりさを馬鹿にしたゆっくりはことごとく死んでいったのだが…それをまりさが知る事は無かった…。 そして、丁度いいストレス解消法を知った男性はゆっくりを虐待しながら程よく勉強が出来、見事大学合格したのだがそれはまりさには関係のない話だった。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ぐざい゛い゛…ぜまい゛い゛…」 一瞬たりともゆっくり出来る時がない飼いゆっくり生活。 しかし身体面では死ぬような事はされてないのでなかなか死ねない。 だが精神面での衰弱は著しかった。 「なんで…まりざがごんなべにぃ…」 まりさが死ぬのはおそらくそう遠くないだろう。 精神面では強固なゆっくりでも一時もゆっくり出来ないこの状況では長く生きるのは難しい。 男が大きめの檻を買ってこようが自由に出来ないのだから雀の涙程度の効果しかないだろう。 そして、ようやく死ねるその時までまりさは苦しみ続けるだろう…。 「あ、村崎さん? 白神です。そういえばこの前受け取ってくれたれみりゃはどうしたかなって…あ 、死んじゃったんですか…」 そしてまりさを飼う男は電話で同僚と話していてそれに全く気付く素振りすら無かった…。 END あとがき 前作かいゆっくりじゃなくてごめんね!!に投稿していただいたNo.1261226640 さんのコメントから勢いで作った作品です。 ついでに天然お兄さんについての弁明を試みたのですが…悪化していますねコレ。 これはもう天然じゃねえレベルに達してしまいましたがこのまま行くかそれとも金輪際天然お兄さんが出ないかのどちかになると思うので御了承下さい。 それにしても前作のれみりゃは個人的にはゲスっぽく書いたつもりだったのですが上手く表現出来ず申し訳ありませんでした。 それでは、今回このSSを読んで頂き誠にありがとうございました。 過去に作ったSS ふたば系ゆっくりいじめ 293 おかざりがないとゆっくりできないよ! ふたば系ゆっくりいじめ 311 きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇ!! ふたば系ゆっくりいじめ 347 れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ!! ふたば系ゆっくりいじめ 397 大好きだよ ふたば系ゆっくりいじめ 447 おきゃあしゃんのおうちゃはゆっきゅちできりゅね! ふたば系ゆっくりいじめ 521 元銀バッジまりさの末路 上 ふたば系ゆっくりいじめ 543 元銀バッジまりさの末路 中 ふたば系ゆっくりいじめ 630 かいゆっくりじゃなくてごめんね!! 上 ふたば系ゆっくりいじめ 631 かいゆっくりじゃなくてごめんね!! 下