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カオスガンダム 正式名称:ZGMF-X24S CHAOS 通称 混沌、餃子 コスト:450 耐久力:600 盾:○ 変形:○ 名称 弾数 威力 備考 射撃 ビームライフル 7 95 リロードはやや遅いが一般的なBR ((ビーム属性)) CS カリドゥス改 - xxx MAに変形して太いビームを頭部から発射 サブ射撃 機動兵装ポッド 4 xxx 機動兵装ポッドを射出弾数4はポッドビームのもの 特殊射撃 ファイヤーフライ 8 xxx ポッドよりミサイル4発発射(MA時は2発発射)ポッド射出時はポッドからミサイル攻撃する 通常格闘 ビームサーベル - xxx 斬りつけ>サマーソルト の2段技2段目後に前格派生可 前格闘 ×字斬り - xxx 叩きつける1段技 BRC不可 横格闘 斬り払い - xxx 斬り払い>回し蹴り の2段技 特殊格闘 ビームクロウ突撃 - xxx MAに変形して突撃(多段ヒット)>MS状態で蹴り 変形格闘 一回転斬り逃げ - xxx 全体的に 特殊な武装を駆使し 如何に自分のペースを貫くかが鍵。 変形機ゆえか、BD面は優遇されておらず 一般的な戦い方をすればネタ機体確定。 だが、ポッドの働き如何によっては ガチ機体にも成り得るだろう。 武装解説 《射撃》 MA-BAR721 高エネルギービームライフル 一般的なBR。 MA状態でも銃口補正がそれなりにあり、 MA曲げ撃ちには 向かいだろう。 ポッド射出時は、BRに連動してポッドからビームが自動発射される。 なお、メインBRとポッドビームとは弾残量が別になっている。 《CS》 MGX-2235B"カリドゥス改"複相ビーム砲 家庭用と比べて弱体化されたが、また多少修正された模様。 ゲージの溜まりが遅い、硬直(大)、MA状態から撃っても早くはないが、 射出が早くなった為にセカンドインパクトは安定するようにはなった。 全体的な性能から言えば、余り多用できる物ではない。 《サブ射撃》 EQFU-5X 機動兵装ポッド レバーニュートラルで自機、レバー入れで相手の周りにポッドを設置。 レバー方向によって相手に設置する位置を決める事ができる。 ポッドからは射撃でビーム(MA-81R ビーム突撃砲)、 特殊射撃でミサイルAGM141"ファイヤーフライ"誘導ミサイル攻撃が可能。 なお、ポッド射出時は機動性が低下するので注意。 《特殊射撃》 AGM141"ファイヤーフライ"誘導ミサイル MS時は山なりに2-2の4発、MA時は直線的に2発ミサイルを発射する。 ポッド射出時、ポッドから発射した場合の硬直が大きくなった模様。 行動は制限されないが、自らのBRでの追撃が不可に。 ■格闘 MA-M941"ヴァジュラ"ビームサーベル 《通常格闘》 2段目後前格派生で変形して斬りつける。 《前格闘》 前に突進し、十字に斬り付ける 判定発生が遅く、BRCも不可。 《横格闘》 性能自体は良いが、横BRでの攻め継続が弱くなった。 1段目、2段目共にBRC可能。 《特殊格闘》 MA-XM434 ビームクロウ 多少出が早くなった模様。しかし全段で強制ダウン、CSCしても威力は低。 ※長沼ロケテでは家庭用と同じ性能に。 《変形格闘》 変形したまま、サーベルで横薙ぎにする 威力は期待出来ない。 変形について 変形や変形解除は、ΖDXのギャプランを想像すると良い。 セイバーみたいに解除後の自由落下は速くない。 メインのBRは自分から見て少々出所が分かり難く曲げ撃ちには不向き 変形からの特格もCSも、MS状態から出の速さが変わらない。 立ち回り、戦い方 現時点で前に出るより相方から後ろの位置を取り、援護中心に動いた方が良い。 後ろからポッドを放ち、いやらしくBRの命中率を上げていこう。 弾数は少ないが、ドラグーンとは違って足を止めずに移動しながら飛ばせるのが利点。 ポッドを使うと機動力が落ちるデメリットがあるため、基本1つだけ撃つ。 建物を盾にしてポッド未使用状態からの特射ミサイルも良い。ただ相方との位置には注意。 接近戦になったらN格と横格、停滞ポッドの三択。横出し切りでダウン取るか、 停滞ポッド味噌で、攻撃しながら距離を離すのも良いだろう。 CSCを絡めた戦法は振った格闘が外れたのを確認して撃つより、 格闘モーションを一瞬見せてからCSCすると当たりやすい。要するに格闘はフェイント。 ただまぁ硬直大きいから場合によってダメージ負けする罠。 格闘で大ダメージを狙える機体では無いので注意。トドメにはポッドを2つ放っていやらしく… ポッド考察 ポッドからのミサイルは射出が早く、遠距離から相手の着地をとることが出来る。 しかし攻撃硬直が長く、BRが撃てるようになるまで時間がかかり追撃できない為、 ポッドミサイルを使用する場合は自機は回避重視で戦った方がよい。 相手の進行方向に設置すると相手がポッドに近づく形になるため当たり易い。 完全に真横に設置するより斜め要素を入れた横の方が自機、ポッド共々BRが繋がり易い。 停滞ポッドは、自機の攻撃+αと考えてよい。二基停滞させて相打ち狙いの味噌が可能。 停滞と設置に一基ずつ使えば、精度の高い弾幕を張る事も出来る。 非覚醒コンボ N N BRC 相手を高々と打ち上げる。強制ダウンではない。 N N 前 隙膨大、前格がBRC出来ないため撃たれるのを覚悟で。受け身取られる事は無くなった。 N N 前 CS 前格派生が受身取られる事もあるが取られようが取られまいが無理矢理当たる。 N N CS 相手を超高々と打ち上げる。強制ダウンで威力はあるんじゃないかしら。 横 BRC 今作の攻め継続は威力が低すぎるため使う機会は余り無いかも。 横 横 BRC BRは追い討ち、すぐ終わるしダウン取れる。 横 CSC ハイリスクローリターン、強制ダウン。 特 CSC 特格全段当てると強制ダウンのため、寸前でCSC。ぶっちゃけネタコン。 ※長沼ロケテでは家庭用と同じコンボが可に。 BD格 BRorCS ダメージは低いがやらないよりマシか。 覚醒コンボ 覚醒 N 横 N N 前 お手軽。 覚醒 横 N×2 前 横始動、N指導でも可。 覚醒 N サブ×4 前 ネタコンかも。 覚醒 横 覚キャンN N 前 CS パワーでお勧めなコンボ。威力重視 ※上記のコンボ〆をCSCにしても良い。尚、覚醒は【ラッシュ】にした場合を基本とする 【更新情報】 2006/6/24 独断と偏見にて適当に修正
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623 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 14 05 03 弁慶というのは超大型の戦闘鎧で、その中には怪力ロリ娘が入って操縦していたのだ――――! 624 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 14 06 41 そういや弁慶って物凄いテノールだったらしいね ・・・ってこんな時間からなんで紳士が居るんだwwww 625 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 14 23 42 『弁慶』 ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人 平安時代に作られた空繰鎧。4m、500kg。 空繰ならではの怪力と装甲を持つが、機動性は低い。 あらゆる局面に対応するマルチマニピュレーター(後の弁慶の七つ道具)、 999本の刀を武器に戦う(試用運転の際に武者から奪い取ったもの)。 試用運転の際、唯一生身で自分を倒した義経を主と定め、付き従う。 最後は、全身に傷を負い機能停止、敵の前に立ちはだかりその戦歴に幕を閉じる。 626 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 14 26 13 ベンケイ「うわあ。ワカメの中、あったかいナリ…」 627 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 14 29 02 なぁにこれぇ 628 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 14 34 07 なんというカオスwwww 誰か教授呼んできてーーーw 630 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 14 44 07 衝撃の女性化案 もしくは初のカラクリ化か!? 632 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 14 45 15 もう少女型ロボットで良いよ 636 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 14 48 49 632 ロボット型少女とな? 642 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 14 52 18 636 ロボット型少女ってなんぞ? まんま弁慶の容姿のロボットに少女の人格ってことかいな? キモい・・・キモいよ! 645 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 14 55 14 642 弁慶「義経…。べ、別にあんたについていくのはあんたの為じゃないんだからねっ! 勘違いしないでよねっ!」 もう駄目wwwwwwwwwwwww 646 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 14 57 40 弁慶「九郎殿のバカバカバカ!!」 いっそ殺せwwwww 648 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 15 00 23 弁慶「うるさいうるさいうるさいっ!」 好物はメロンパンですかそうですか。 マジヤバスw 649 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 15 00 29 楼然「その弁慶は創った」 650 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 15 01 27 弁慶「こ、こ、このバカ犬~!」 659 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 15 11 09 武蔵坊弁慶 【解説】 日本最大の武人少女。身長2m超。 幼い頃より男として育てられ、僧侶になるべく寺にまで送られたが、心はそれに反して女性として成長していく。 やがて自身に『千本の刀を集められたら素敵な伴侶が出来る』と願掛けし、五条大橋で刀狩りを実行。 千本目にて義経に敗北するが、理想の男性に出会えた為自身の願いは叶ったとして義経に生涯ついていくことを誓う。 その後、愛する人の為に自身の全てを尽くし、義経が別の女性と結ばれた際にも涙を飲んでそれを認めたという。 その生涯の最後に、愛する男を護るため全身を矢で貫かれても戦い抜いた『弁慶の仁王立ち』は非常に有名である。 660 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 15 11 51 愛する男を護るため ウホッ…いい男… 661 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 15 12 03 誰かこのBENKEI纏めてwwww 662 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 15 12 13 まて、その弁慶は2mの少女(!?)だ 665 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 15 14 06 弁慶=静 666 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 15 15 03 武蔵坊弁慶まとめ 身長2mを超える少女型カラクリ。性格はツンデレ。 好物はメロンパンと刀剣。 背中に七つの武器を背負うのが最近のマイブーム。オサレ。 667 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 15 15 00 665 貴様は神か悪魔か!? 687 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 15 26 42 弁慶は既に死んでいる。死んでいるとしか思えないほどの数の傷を負っていた。 しかし、その目にはまだ命が残されている。 今にも消えそうな、儚い命のともしびが。 「弁慶……。どうしてこんなになるまで戦ったんだ……。逃げれば良かっただろうに、なんで……」 「勘違いしないで、義経。私は、貴方の為に戦ったんじゃない。自分の為に戦ったの。…………私以外の誰かに敗れて殺される貴方なんて、見たくなかったから……」 「弁慶―――いや、静…………」 「そろそろ時間ね……。さようなら、義経。私、先に逝っているわ」 「…………ああ。僕もすぐに逝く。よければ、冥府の入口で待っていてくれないかな?」 「………………うん。待ってる」 こうして弁慶は死んだ。 その後すぐに、義経は自害している。 しかし彼に後悔は無い。何故なら、最も愛しきひとが先に待っているのだから。 665の言葉でこんな光景を幻視したw 689 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 15 27 45 687 もう勘弁してwwwww 690 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/04/28(月) 15 29 26 もうどういうリアクションをしていいかすらわからねぇ
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カオス 属性 射程 種類 貫通 威力 対象 AP 無 - - - - 敵全 34(34) 詳細 攻撃↓(大)化+賢さ↓(大)化 期間 1素早さ↓(大)化 期間 2付与率 いずれも60% 使用部位:? ※APの()内は同属性時の消費量 LvUP情報 行動速度+11% 肥料 生産肥料数 ?? 入手場所 所持するモンスター オピーオーン 備考 Last Update 2018-01-22 15 12 03 (Mon)
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登録日:2012/09/26 Wed 01 10 35 更新日:2024/06/19 Wed 17 07 31NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 だってゆでだから オタク カオス カオス・アヴェニール キン肉マン キン肉マンⅡ世 キン肉マンに勝った超人 キン肉マングレート キン肉マングレートⅢ ニュージェネレーションズ ブタ肉マン ヘタレ ヘタレ →英雄 マッスル・ブラザーズ・ヌーボー マニアック ヲタ 俺ら 愛すべきバカ 愛すべきバカ ←凛子ちゃんにはNG →本当に愛された 新世代超人 時間超人 正義超人 残念なイケメン→真のイケメン 泣き虫毛虫 涙腺崩壊兵器 真の主人公 究極の超人タッグ編 記憶喪失 超人レスラー 金髪 間隙の救世主 黄金の精神 カオス・アヴェニールは『キン肉マンⅡ世 究極の超人タッグ編』の登場人物である。 目次 概要 活躍●間引きバトルロイヤル ●組み合わせ抽選 ●一回戦/地獄のカーペンターズ戦 ●二回戦/2000万パワーズ戦 ●準決勝/ザ・マシンガンズ戦 ●準決勝第二試合後 ●最期 余談 概要 ケビンマスクを救うため、過去の時代にやってきた万太郎一行。 彼らがタッグパートナー探しのため、インチキ超人レスリングを見に行った際、「ブタ肉マン」としてダブルキン肉バスターを使うなど活躍したことで万太郎の目に留まり、スカウトされる。 本人曰く、彼はただの人間であり、キン肉バスターもかけられる側がバランスをとったから出来たのこと。 しかし、万太郎との様々な交渉の末にカオスが偶然手にしていたキン肉マングレートのマスクを被ることで究極タッグへの参加を決意する。 性格は若干ヘタレでマニアック。超人をこよなく愛し、手先も器用。 さらに超人以外のことにも意外と博識。まあ当時(1980年代半ば)話題になり始めた「おたく族」って奴である。 幼い頃に孤児院である「がきんちょハウス」の前で倒れており、それ以前の記憶は一切ないが、時折、過去の記憶から発作を起こす。 活躍 ●間引きバトルロイヤル トーナメントの日程を考えると12チームでトーナメントを行うべきだが、参加チームは16チームだったため、 急遽4チームがKOされるまで全チーム参加のバトルロイヤルが開催される。 その中、世界五大厄(ファイブ・ディザスターズ)のサンダーを受け流すなどの活躍を見せるも経験の差から不利に。 さらにイリュージョンズの字・アルファベットが惨殺される瞬間を目の当たりにして発作。 楽に狩れる相手を探していたヘル・イクスパンションズに目をつけられてしまう。 ニュー・クロスボンバーにかけられるも万太郎の機転で回避。 しかし、逆に万太郎が激しい攻撃を受けてニュー・クロスボンバーにかけられてしまう。 間一髪、カオスの可能性を信じたバリアフリーマン、イリューヒンが身代わりになる形で万太郎は難を逃れ、本戦出場が決定する。 ●組み合わせ抽選 バリアフリーマンやイリューヒンの散り様を見て失神。 さらにミートが万太郎にカオスとのタッグ解消を提案したのを聞いてしまい、逃亡。 急遽イケメン・マッスルがキン肉マングレート代役として組み合わせ抽選に参加することに。 カオスはシスターの説得を受け、メモリーズキーを受け取る。 しかし、それを使うことができないが万太郎と戦って使う勇気を手にすることを決意する。 抽選でイケメンと入れ代わり、タッグ再結成される。 ●一回戦/地獄のカーペンターズ戦 プラモ戦術を駆使するカーペンターズに対し、豊富なオタク知識を駆使して万太郎のサポートに徹する。 プラモの余りパーツで酸素ボンベを作り、カナヅチの万太郎を救う。 マッスルドッキングは失敗するも、最後はプラモマンにパワーボムを浴びせて勝利する。 一回戦終了後、万太郎や凜子を見て、自分に仲間や親がいないことに(万太郎たちと仲良くなれても分かれざるを得ない)絶望し 2000万パワーズとの試合への恐怖で落ち込むも、インチキ超人レスリングの仲間が現れて励ましたことにより、自分が一人じゃないことを思い出す。 ●二回戦/2000万パワーズ戦 噛ませの密告で人間であることがバレてしまい、ジェロニモの件で慎重になった委員会によって 炎上金網デスマッチが採用される(人間ならば恐怖で逃げ出すだろうとの判断)。 カオスはこの試合で命を落とすことを覚悟しており、シスターやがきんちょハウスの子供たちに遺書を残していた。 ボロボロになりながら戦うカオスにそれを止めようとするシスター。 発作も始まり、もはや戦える状態では無かった。 しかし、カオスの手元にメモリーズキーが落ち、自らのこめかみにある鍵穴に差し込もうとする。 「やめなさーい、カオスーッ」 「過去の扉を開かなくても、あなたはいま充分幸せじゃないの」 「シスター」 「さあ、ゲンタやみんながいるがきんちょハウスに戻りましょう…」 「あなたの大好きな手ごねハンバーグを食べに帰りましょう…」 「ご…ごめんシスター。ワ…ワチキはやはり知りたいんだ自分が何者なのか。なんのために7年前にがきんちょハウスの前に倒れていたのか…」 カオスの中に記憶が流れ込む。 インチキ超人レスリング仲間と楽しく働いていたこと。 クリスマスでサンタとして、がきんちょハウスの子供たちにプレゼントを渡したこと。 督促状を家族からの手紙だと勘違いしたこと。 パパ、ママの文字を作り涙したこと。 初めてヘッドギアをつけたこと。 がきんちょハウスの前に倒れていたこと。 幼い頃、父と大衆の前でレスリングの手ほどきを受けていたこと。 彼は全てを思い出し、グレートのマスクやスーツは剥がれる。 以下カオスの正体に関わるネタバレ 正体は時間超人。 世界五大厄に殺害された一族の復讐のために、彼らが行くつもりであった夢タッグの時代にタイムスリップしたのだが、 幼いゆえにコントロールができず、予定の7年前に行き、さらに全ての記憶を失ってしまった。 記憶を取り戻したあとは勇ましい口調になり、圧倒的な格闘能力で2000万パワーズを圧倒。 さらにバッファローマンの超人パワー吸収も耐えるなど、並以上の能力を発揮。 さらに金網から人間を守るなど正義超人としての心構えも見せ、モンゴルマンの心を動かす。 モンゴルマンはマスクを外してカオスが以前ドクター・ボンベから伝え聞いていた「間隙の救世主」なのか確かめることに。 そして、ロングホーン・トレインを破り、マッスル・Gとキングジャーマンの合わせ技、「マッスル・エボルシオン」で勝利する。 試合後、力尽きたラーメンマンはカオスの体に弁髪を残して消えてしまう。 なお、基本の超人強度は200万パワー。 バッファローマンが吸収に失敗したのは、かつてのスグル同様、潜在的な火事場のクソ力によるものかもしれない。 ●準決勝/ザ・マシンガンズ戦 スグル死亡に伴う万太郎消滅を気遣いながら戦う。 ザ・マシンガンズの反則スレスレな戦い方に失望し怒りを覚えるが、意識を失った際に現れたラーメンマンの霊に諭され ザ・マシンガンズの2人がベテラン正義超人として若い自分たちに戦いの厳しさを教えてくれていること、 そして彼らが自分の憧れた真の正義超人であることに間違いがないと理解する。 また自分達を懸命に応援してくれる凛子や仲間たちの声援で精神的にも成長した。 試合後、復讐心から先走ってしまい、両親の仇である世界五大厄(ファイブ・ディザスターズ)の控室に単独で殴りこむも万太郎の助けで事なきを得る。 さらに以前から好意を持っていた凛子との距離も縮まっていくが… ●準決勝第二試合後 ネプチューンマンに見切りをつけたマンモスマンを止めるも、不可能であり、 世界五大厄によって倒されたネプチューンマンの命を救うためトーナメントマウンテンを登るが、ネプチューンマンは火口に投げられてしまう。 だが、自身のエキゾチック物質でネプチューンマンの肉体を、ウォーズマンのチップによってネプチューンマンの心臓を再生する。 そしてネプチューンマンを説得し、残されたエキゾチック物質でネプチューンマンを21世紀に戻した… ●最期 ネプチューンマンを助けたことで、自身の力を失い、火口からはい上がれなくなってしまう。 以下物語の根幹に関わるネタバレ 時間超人は15歳になる前に魔時角(抜くと生涯1回だけタイムスリップする角)を抜いてしまうと致命的な後遺症が残ってしまう。 一族の復讐のために7歳で抜いてしまった彼はその時点で長生きできない運命が確定していた。 もはや力尽きたカオスはなす術なく噴火に巻き込まれ、樹海に落ちてしまう。 救世主となるはずだったカオスの命を顧みない行動に疑問を投げかけるラーメンマンの霊に対し、 カオスは自分はどうあがいても長生きできず、もし救世主となってもそこで1人孤独に力尽きていた事や 救世主になれる超人は他にいること、ネプチューンマンを救えたのは自分しかいなかったこと、 そして自分が正義の時間超人で万太郎と同じ新世代正義超人であることを伝え、 せめて最期は大切な人たちに囲まれて死ぬくらいの幸せは許されるだろうと言い残し、その場を去る。 一方、カオスを必死で捜索していた万太郎たちだったがカオスは見つからず、雨のため一旦がきんちょハウスに戻る。 すると玄関に彼の靴があった。慌ててカオスの部屋に行くと、彼がキンケシで遊んでいた。 しかしどうしたわけか正義超人として目覚める以前のカオスに逆戻りしていた。 困惑する万太郎達に対し、ミートがエキゾチック物質を大量放出し力尽きたことでカオスが精神退行を起こし、 さらに最早助からないことを宣告する。 しかし当のカオスは気にする素振りも無く、自身が戦った記憶を全て失ったまま万太郎たちと撮った写真を笑顔で見返す。 だが最早目も見えなくなってしまい、困惑するカオスにこらえきれず凛子はしがみつく。 そして… 「り…凜子ちゃん、万太郎…お腹すいたろ、シスターの牛丼…食べて帰ってね…」 「き…気持ちいいなァ…、だ…大好きな女のコに抱かれるのって…」 「こ…こんなに…幸せなんだ…」 「シスター」 「み…みんな」 「ま…万太郎…」 「り…凜子ちゃん…」 「あ…ありが…とう…」 カオスは最愛の人の腕の中でゆっくりと息を引き取った。そしてそれと入れ替わるように彼の育てたピラリアの花が咲いた。 死後、カオスは仲間との特訓場で眠りについた。 すると、ピラリアの花粉が大量に放たれ、ジェイドとスカーの傷を癒し、万太郎のスパーリングパートナーとして回復させた。 そして全てが終わった後、万太郎が手にした球根のかけらが彼の墓に投げ込まれるが、彼が生還したかは定かではない。 余談 彼の墓は21世紀から旅立つ前に万太郎が誤って蹴り壊してしまったが、墓石に土が被さり、パッと見誰の墓なのかはわからなかった。 わずかに見える文字は、連載時では「~MAN」だったが、単行本では「~OS」に修正されており、 究極の超人タッグ編連載初期(下手をするとブタ肉マン(MAN)として登場したあたりから)から彼の運命を予想した読者も少なくないだろう。 「さらば、ボクの最高のタッグパートナーカオス!」 追記・修正は正義を持ってお願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 「そうか…」 「とうとう使命を果たす時が来たようだね」 「今度こそは…必ず。」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] カオスは死なせる必要なかったと思うの -- 名無しさん (2013-11-16 09 34 09) 忘れたころに生き返るさ。ゆでだし -- 名無しさん (2013-12-13 01 47 21) そもそもカオス・アヴェニールって中二臭い名前が嫌 -- 名無しさん (2014-02-05 00 32 33) ↑2世って本名のままリングに上がるやつが多くね?ヒカルドとかイリューヒンとかニルスだのマルスだの・・・モブ臭くてイヤなんだよな、あれ。 -- 名無しさん (2014-03-06 15 05 43) カオスが死んだ回のプレイボーイ読んだとき、マジで泣きそうだった。 -- 名無しさん (2014-03-26 02 00 15) ネプチューンマンを助けて死にそうなカオスに疑問なげかけるラーメンマンは正直苛ついた -- 名無しさん (2014-09-29 12 10 19) 完璧無量大数軍が襲来した時にカオス来るかって最初思ってたけどなさそうね。救世主登場ここならって思ってたけど賛否両論になりそうだな -- 名無しさん (2014-10-26 05 10 25) 気持ちはわかるが、大人になろうとしてるカオスの成長フラグを徹底的にへし折ろうとする態度にはイラっときたな…。 -- 名無しさん (2014-10-26 07 14 51) ↑シスターのね -- 名無しさん (2014-10-26 07 15 38) ↑大人にならなくてもいい、成長しなくてもいいただ生きてほしいとおもったのでは? -- 名無しさん (2014-11-06 02 29 44) Ⅱ世タッグ編は終盤の迷走(主にネプチューンマン絡み)で黒歴史化してしもうたしのう・・・ゆで自身失敗だったと認めてるし・・・ -- 名無しさん (2014-11-06 08 20 53) ↑↑子供が大人になるのを(なったのを)認めたがらない母親の心境そのものではあるんだけどね… -- 名無しさん (2014-11-06 08 46 04) タッグ編はイラッとしたキャラや株落としたキャラも多かったがカオスと万太郎は好きだった -- 名無しさん (2015-04-14 15 13 10) 迷走しまくった究極タッグ編でカオスの成長は数少ない見所だったな -- 名無しさん (2015-12-03 10 51 45) 過去から戻ってきたら墓石を新調する少し老けたカオスとネプチューンマンと書かれた墓石が置いてあるかも -- 名無しさん (2016-04-06 00 38 48) 生き返っても死ぬ運命か -- 名無しさん (2016-12-04 19 41 45) 万太郎はセイウチンへの最初の仕打ちがひどかったがカオスと組んでからは良かった -- 名無しさん (2016-12-14 11 00 51) 万太郎にとってマスクの紐を結ばせる程の信頼を示せる相手は後にも先にもカオスだけだと思う。それだけにネプを救って退場は残念だったと今でも思うよ -- 名無しさん (2016-12-14 14 03 31) II世で一番好きなキャラ -- 名無しさん (2016-12-25 21 23 17) タッグ編の数少ない良心だった。それだけに決勝直前に死んだのとケビンなんぞが代わりに出たのは心底残念だった -- 名無しさん (2016-12-26 18 15 51) たとえ生き返ったとしても多くの悪行超人との戦いで死んでしまうんだよな -- 名無しさん (2017-02-20 23 11 35) 本編中じゃタッグしか戦わなかったけどシングルプレイヤーとしちゃどんなもんだろうな。個人的にはテリーとどっこいどっこいぐらいじゃないかと言う印象 -- 名無しさん (2017-02-21 00 13 42) 腹の傷の中にリボン突っ込んだラーメンマンは流石に酷いと思った -- 名無しさん (2017-06-18 10 19 28) 覚醒したばっかの頃は言動がニュージェロニモばりに荒々しかったが、時間がたつにつれて普通の兄ちゃんになった。 -- 名無しさん (2017-06-18 11 09 00) 二世復活は闘えラーメンマンぐらい復活が厳しいからカオスは死んだままかな…… -- 名無しさん (2017-06-18 11 40 42) ↑闘将拉麺男のキャラはホイホイ復活するのに・・・ -- 名無しさん (2017-10-07 14 40 43) 流星ホーガンは何回生き返ったやら -- 名無しさん (2017-10-13 19 41 33) 悪行超人襲来時に生き残れてたら伝説超人として名を連ねるんだろか -- 名無しさん (2018-02-11 19 36 27) 性格は異なるが悟飯+未来トランクスみたいな属性で覚醒にワクワクしたな -- 名無しさん (2018-09-28 06 40 51) 現行のボスが調和の神らしいけど、調和(コスモス)の対の混沌(カオス)として何か関係してくるのかな? -- 名無しさん (2020-04-21 20 59 16) 個人的にはカオスがらみは非好戦的で温和なオタクの兄ちゃんを周囲がやたらと救世主だヒーローだと持ち上げて戦わざるを得ない境遇に押し込んでるように感じて哀れだったなぁ。その死も悲しいや切ないを通り越して悲惨に感じたし。いちおう復讐や人助けみたいな本人の戦う動機もあとからちょこちょこ出てきたけど、俺は彼に子供たちと平穏に生きてほしかったよ。 -- 名無しさん (2020-06-30 01 55 04) 超人タッグ編でもカオスは好きだったからよく読むけど、檜山さんボイスで再生されるんだよなぁ -- 名無しさん (2020-12-06 19 03 17) 現行シリーズで時間超人の設定が(正義・悪魔・完璧とは異なり世界の破壊をもくろむ超人として)出てきたから、カオスのご先祖がスグルと対戦することになりそう(そしておそらく改心) -- 名無しさん (2023-06-21 10 32 03) 最新話のお前は…お前は…お前は!!? -- 名無しさん (2023-07-24 00 07 32) マジか・・・しかも、お前そのマスクは…!? -- 名無しさん (2023-07-24 00 14 54) ついに現行シリーズで二世の超人登場か -- 名無しさん (2023-07-24 00 14 52) ここ最近のキン肉マンで一番心が震えた登場だわ…… -- 名無しさん (2023-07-24 00 19 42) カオスが生きてる……まさか、新世代が帰った後の世界が現行シリーズだったのか!? -- 名無しさん (2023-07-24 00 23 49) これは公式鬱ブレイカーをやってくれるということでいいのかな -- 名無しさん (2023-07-24 01 45 54) 心のどこかで期待してたけど、まさかあのマスク持ってたとは予想外にも程がある…! -- 名無しさん (2023-07-24 06 21 54) 謎だらけのピラリアの花についても掘り下げてくれるのだろうか -- 名無しさん (2023-07-24 08 03 13) 今度こそと言うのは、Ⅱ世関連の世界線を纏めて“失敗した”世界線という意味だろうか? -- 名無しさん (2023-07-24 10 50 50) 素直に考えるとアヴェニール王国滅亡の件なんだろうけど、マスクに補修跡がないし口調がカオスと言うよりなんか万太郎に似てるし究極タッグでの介入のなかった間隙の救世主としてのカオスなのかな -- 名無しさん (2023-07-24 22 57 50) フェイスフラッシュで交換した万太郎のマスクが因果が巡って手元に来たとか? -- 名無しさん (2023-07-25 19 07 15) 間隙の救世主再び!問題は究極のタッグ編を経験してるのかどうかってことなんだけど。 -- 名無しさん (2023-07-25 19 15 35) 究極タッグの記憶・経験を持った復活後カオス、究極タッグを知らない新無印カオス、究極タッグの事は如何にしてか知っているが経験はしていない新無印カオス・・・どれでも話は出来そうだけどどうなるんだろう。先が気になって仕方ない -- 名無しさん (2023-07-26 23 11 29) 新編では究極タッグで共演した超人たちのほとんどが高潔な精神の持ち主になってるからカオスも気兼ねなく活躍できそうだな -- 名無しさん (2023-07-31 21 54 56) ↑カナディアンマンでさえ高潔だったからな(死んじゃったけど…) -- 名無しさん (2023-07-31 22 06 04) カオスの敵は当然刻の神の手下の時間超人たちになるんだろうけど、調和の神の陣営からは「時間超人はすべて殲滅」として嫌々戦わざるを得ない展開もありそう -- 名無しさん (2023-08-22 13 50 56) カオスの仲間の偽超人たちって本当に人間だったのかな。超人強度一万未満の弱小超人たちだったんじゃ。 大阪まで走って移動とか人間にはまず出来ないのでは?(人間時代のジェロニモが人間離れし過ぎたことをやってのけているから断言はできないけど) -- 名無しさん (2023-10-30 12 45 47) 連載再開したら早くカオスの登場が見たい -- 名無しさん (2023-11-22 11 25 07) ↑×30 カオス退場がショックなのはわかるけど、なんでわざわざケビンバッシングをするのかがわからない。 -- 名無しさん (2024-04-24 01 36 25) 五大刻が強すぎてカオスでも相手が悪すぎるとはっきり思う。 -- 名無しさん (2024-04-24 03 06 25) 極貧な孤児院での生活と総額数百万円規模のオタク趣味の両立がキャラクター設定として無理があり過ぎ。あとプレ値付いたキン消しを搔き集めるオタクというのは間違いなくゆでが生み出す一因になった現象だけど、それを作中でヒロイン的な女に「キモイ」と一蹴させるのはなかなか興味深いね。 -- 名無しさん (2024-06-11 21 04 45) あのキン消しゆでが知らん間に売り出されてたみたいらしいし愛着はあんま無いのかも -- 名無しさん (2024-06-19 16 50 55) あのシルエットは本当にカオスなのか…? -- 名無しさん (2024-06-19 17 07 31) 名前 コメント
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ネロ・カオス ネロ戦はひたすら我慢とJA。 カマキリはガードしたらダッシュ2Cで反確だからカマキリ狙ってガード仕込みダッシュ>カマキリガード後ダッシュ2C まあ志貴戦でカマキリ振ってくるネロがいるかはしらないけど。で、ガード仕込みのダッシュで相手に接近して近くで動物のモーションとかが見えたら即2C当ててジャンプキャンセル こういのを匂わせながらジワジワ体力リードを図って空中戦を昇りJAとかで完封できれば理想。 ネロの固めは蛇かカラスのモーション見てから2C差してジャンプして動物かわして俺のターン。 起き上がりにB系一段キャンセル>動物とかいきなり動物とかあるから 多少相手が動物出すパターンを覚えれば差しやすくなる。 距離が離れる連携から動物出してくるネロは上手く2C届かない位置から出してるわけだから それ読んだらガード仕込みダッシュして動物出してたら投げなり2Cなり。 ちなみに普通はそれ見せたら5A空振りキャンセルカマキリとかやってきて弱冠読み合いになるからガード安定になったりして抜けやすくなる。 ネロはしんどい。カマキリや動物を安易に出してくれるなら やりやすいけど、そうじゃないなら色々と面倒。向こうの崩しは 鹿投げと鴨音はとりあえずどうしようもないんで、その展開に させないようにするしかない。 低ダJA>2Aと低ダJB>2Aはテンパってると当たったりするんで きっちり見てガード。 後飛びJAが先起きJAに潰されやすい。もし相手のJA潰すつもりなら かなり早めにJA出さないといけないのだが、相手は色々と地対空の選択肢あるんで 一点読みでやらないといけない。 とりあえずネロのジャンプ攻撃を低空で空ガしないことが大事。 画面端で上からまとわりつかれたら、おしっぱ昇竜で返したり、 A切り札1で抜けたり。ダッシュしても引っかかることが多い。 ネロ戦基本ガード。 とはいえ間合いの外からホアーされていても意味ないから適度にシールドで荒らすしかない。 不用意に飛び込むと2Cで乙らされるので基本的には地上を走るべき。飛ぶときはネロが飛んだのを確認してから。 相手の固めで動物出してきたら2C→ジャンプで抜ける。ネロ戦はこれができないと話にならない。
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~とある町~ 金髪の少女「……(穏やかな風が佇むとある町の中。レンガ造りの建物が立ち並ぶ町中を歩いており、立ち並ぶ店をあちこち見渡している)… きれいなお洋服、おいしそうな食べ物…いっぱい…(まるで好奇心旺盛な幼子の様に様々なお店に並ぶ商品に目移りしている) 」 垂れ目の青年「ジャラ…ジャラ……(人々が行き交う町中に、不自然な挙動でふらつきながら歩く青年が現れる。足を踏み込む度に金属音をジャラジャラと掻き鳴らし、45度に曲がった猫背でただただ流離う様に歩みを進めている)……あァァ……やっぱり、ダメだァ…―――――― もー、我慢できねーわ。(チッと舌打ちを鳴らし、その掌を地面に添えた) 」 ズ ア ア ア ア ァ ァ ァ ァ ァ … ッ … ! ! ! (その時、青年を中心に鮮やかな色をした地面が真っ黒に染まり出す。地面を黒く染めだしたそれは建物へと浸食。レンガ造りの建造物が瞬く間に"腐食"し、風に吹かれただけで跡形もなく吹き飛ばされてしまった) おわあああぁぁぁーッ!!! なんだ…なんだなんだ…ッ…!? キャーッ!!! あの…はちみつ…買ってください… おいやばいって!逃げろって!!!うわああああぁぁ!!!町が……町が破壊されている……おのれディケイドォーーー!!(黒々と染まり出す町の光景に、人々は阿鼻叫喚し逃げ出していく) 金髪の少女「むぅ…お腹空いた…良い匂いがするところ――――!(美味しい食べ物を嗅ぎつけようと鼻を少し突き出した時、一瞬だけ何かが腐ったような異臭を感じ思わず鼻を手で抑え込む)なに……これ…?……!!(異臭がする曲がり角を抜けると、そこに広がる黒い光景を間に当たりにする)…酷い……ぜんぶ…腐っている…っ……?(黒く染まった地面の正体が腐食化だと気付き後ずさりする) 」 垂れ目の青年「ハァァ……ァハハハハハハハ…!!(黒く汚染され、一つずつ崩れ朽ちていく町々の様子を愉快そうに嗤っている)…そうだよ…『楔』なんか落さなくたっていいじゃないか…俺っちにはこれくらいがちょうどいいんだよ。こうやって、少しずつ何かが壊れていく様を見るのが…最高に愉快な事だからなぁッ!!キャァーーーーアハハハハハッ!!!(両腕を広げ、耳が劈くほどの奇声にも似たような笑い声を上げる)おぁあ…?(そんな最中、少女の姿が視界に入る)逃げ遅れた餓鬼が一人…よっし…次はお前だ。その身体…脳みそを……解剖させてくれよ…ジャラ…ッ… ! (纏っていたコートを広げ、内側に装備していた大量のメスの内一本を引き抜き、その切っ先を彼女に突きつけながら接近する 」 金髪の少女「すべて、あなたの仕業… 破壊…何も、うまない………!(迫られる恐怖に身が竦む) 」 垂れ目の青年「キェアーーーハハハハッ!!!(少女に凶刃を振り下ろそうとした、その時――――) 」 カキイイイイイイインッ!!!!!(垂れ目青年のほうに凄い勢いで野球ボールが飛んでくる) シュルッ……ビッキィッ!!(どこからともなく、青年の振り上げ、ボールにより動きを止めた凶刃に、一本の黒糸が螺旋を描く。それはその場に固定され、青年の体ごと凶刃を引き留める)トドッ!(余波もなく、青年の上空から軽快な足蹴りが、彼の目元に一撃だけ繰り出されると、その本人は少女の元に着地する) トラック「おいしいところ持っていくなんて、柄じゃあないんですけどねェ……よっとぉ!(少女をうつ伏せの体勢に、肩の上に少女を担ぎ上げる)しっかり捕まってな!(浸食される街風景の中、ワイヤーアクションで生存している街の足場から次々と渡り歩き、青年と距離を取った位置に着地し、同時に少女を下す)千里眼でもあれば状況がわかるんですがね……おたく、あのマッドサイエンティストとお知り合いですかい? 」 垂れ目の青年「真っ二つに裂いてや――― ガ キ ャ ァ ン ッ ! ! (彗星の如く飛来した野球ボールにメスを弾かれた時、全身に感じた違和感―――黒い螺旋に身動きを封じられたことに気づきだす)――― ゲ ハ ァ ッ …!!?ゴロゴロ…ッ… ! ! (突然の急襲に顔面が吹き飛ばされ、転がり倒れる) 」 真島吾朗「――――――ストラァァァァァァイク!!エェ…!エェでぇ~……!我ながら惚れ惚れしてまうとこやァ……!ひひひ…!(バット担いで歩いてくる) 」 金髪の少女「…っ……!(刃が振り下ろされる寸前目を伏せるも、我が身に何も起こらないことに恐る恐る目を開けてみる)……えっ……わっ…!?(目を開いたその時、自分はいつの間にか何者かに担がれ町上に浮いていることを知り、驚きを隠せないでいる)ふわ…あなたが助けてくれた…ありがとう…(ぺこりとぎこちなくお辞儀する)…知り合い…ううん、知らない人…でも……放っておくと…取り返しのつかないこと、なりそう… 」 垂れ目の青年→ビゾット「ッ~~~~!きッッッさまらァ…ッ…!!(憤怒の形相を露わに起き上がる)よくも俺っちの……『ビゾット・コスターク』様の顔を痛めつけてくれやがったなぁぁああ???(右目を抑えつけながら三人のもとへと少しずつ歩みよっていく)俺っちが…『箱庭』の人間だと…知ってんのかァ…ッ…!?(枯葉色と暗緑色のメッシュをかけた短髪に死んだような目をした青年。その右手、武装した義手で彼らを指さす) 」 トラック「そうですかい。死闘の邪魔にはなりたくねーでしょ?さっさと雲隠れしちゃいな(光も一切通さない、ガスマスク越しに彼女へとフッと笑い飛ばし、倒れこんだ青年に向き合う) 」 鳴滝「 ついに『奴ら』が動き出したか…(腐食した町とは反対側からその場所へと赴く)気を付けたまえ。奴の名はビゾット・コスターク!もともとは『解体屋』の異名で知られた犯罪者の青年だ。だが甘くみてはならない。何故なら彼もまた…【秩序の箱庭】、あちら側の人間なのだから! 」 金髪の少女「う、うん……(ガスマスクの男、トラックに言われるがまま建物の陰へと逃げ込みそこに潜む)…『箱庭』……また、何かが動き出す……不吉の予感… 」 真島吾朗「 お…?何や……やるんかァ?本気出すんかァ~!?俺ァ~いつッッッでも予定あいとるでェ?どや…少しは目ェ覚めたか。(近づいてきた垂れ眼青年に) 」 トラック「自慢の顔に庶民の靴舐めさせちまったのは申し訳ないんですがね。こっちも楽しみにしてた「サンリオキャラクター総勢限定プッチンプリンちゃん」が台無しになっちまったんですよ。オアイコどころか釣り貰っても機嫌が収まりやしねェ(買おうとしていた紙袋が、腐食して台無しになっている) 」 ビゾット「うるせェ…ッ… この際『楔』などどうでもいいッ…!(左手に嵌めていた黒い手袋を脱ぎ棄てる。その甲に刻まれた「 B 」の紋章が赤く眩い光を放ち出した)――――― 潰 す 。 (何かの印が刻まれた仮面を取り出し…)―――" 偽 装 "―――(その仮面を自らの顔面に装着) 」 ビゾット→感染者「(仮面から噴出した黒い靄と紅の電撃に包み込まれ…)―――― シ ェ ア ァ ッ ! ! ! (靄が晴れた時、そこには姿形を変えた存在が現出。顔面に右目のみを残した奇妙な生命体は、トラックと真島に両腕の指の間に挟んだ8本のメスを突き出し…)――― キサマ等も、俺っちが解剖してやるよ。キェアァッ!!!(奇声と共に両腕のメスを豪快に振り上げながら斬りかかった) 」 BGM♪ {――― Vs. 《秩序の箱庭》 "B" ビゾット/感染者 ――― } 真島吾朗「 おーおー……せや、そう来なきゃァ………面白ォないのォォォォォう!!(ドススタイルに切り替え、はちゃめちゃに暴れまわるが如くドスを振り回す) 」 トラック「おたく、結構イケるクチですかい?(真島に腕っぷしを聞き)って聞いちゃいねぇ!すんげぇドスの回し方……そもそも味方なのかってところなんですが、まぁ計算には入れておこう。さて、クソマッドサイエンティストから、多額請求させてもらいましょうかね(右腕の裾に仕込んである可動式ケースから、一振りしてナイフを手元に取り出す)お兄さんよろしく(真島が暴れている最中、遠距離からまずは感染者の腹部目掛け、固有礼装からワイヤーを射出する) 」 感染者「ズェェエイッ!!!(ギィンッ、ガキャンッ ! ! ズギャンッ、ギャギィンッ ! ! ! )(ドスを振り回す真島と攻防を拮抗させ、互いの獲物がぶつかり合う度に火花が飛び交う)……!(腹部巻きつかれたワイヤーに視線を落とす。すると…)―――― ジ ュ ワ ア ア ァ ァ … (彼を捲きつくワイヤーが腐食し、その残骸が塵となって消滅する)あまあまなんだよ…キサマら…(背後から取り出した刀―――歪な異臭と邪気を放つその刀を手に取り…)―――― フ ェ ァ ア ッ!!(建物に向けて強く薙ぎ払った) 」 ズ ア ァ ン ッ ――――― ズ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ァ ァ ァ ァ ァ ァ ン ッ ! ! ! ! (立ち並ぶ建物に衝撃が走る。するとその時、建物の一階部分が瞬く間に腐食し、崩れ落ちた残骸が彼らの頭上より迫った) 金髪の少女「……!あぶない…っ……! 」 真島吾朗「 よろしく?……何のこっちゃ。俺は、やりたいようにやらせてもらうだけや。縛り付けられて生きるンは、性に合わんからのぉ…! ――――――――んあっ?どぉふっ!!(残骸に潰されたように映るが…) 」 鳴滝「 おのれディケイドォーッ!(崩れ落ちる瓦礫から一目散に退避する) 」 トラック「ッ!(嘘だろ、俺の魔力擬態がそんな簡単に消滅すんのかよ!)ビュッ!(サブワイヤーソケット、左腕からワイヤーを射出し、降り注ぐ瓦礫の中、スレスレで脱出)ヴォンッ!!(煙幕の中から、ワイヤーで引き取られた遠心力により飛び出し、そのまま感染者へと高速な一閃を繰り出す) 」 感染者「 ザ キ ィ ―――― ン … ッ … ! ! ! (瓦礫崩壊に舞い上がる砂塵の中から現れたトラックへの対応に間に合わず、そのまま真正面から斬撃を受ける)――――(確かに彼の攻撃は直撃した。しかし、感染者の身体には一閃の痕がまったく残っていなかった)甘過ぎるんだよ…キサマら、なにもかももなァ。(トラックの方へ振り返し彼の方――――"腐食し、刃を取られたナイフ"を指さした) 」 真島吾朗「 ――――――ぬぉぉッ……ヒ、ヒヒ、ヒィ……!グググゴゴゴゴ(大きめな残骸を両腕で辛うじて受け止めて持ち上げていた) 」 感染者「死に底無いが…(真島の方へ一瞥を与え、地面に手を添える)―――――地獄に堕ちろォッ!!!(瞬く間に地面を腐食させる) 」 ―――― バ ゴ ォ ォ ン ッ ! ! ! (真島が立つ地面が腐食によって脆く崩れ落ち、そこに巨大な穴が誕生した) 真島吾朗「 ぬ、ぬぅ… ちょっ……… 」 トラック「おいおい、嘘だろ?とんでもねェバカ能力見せつけてきやがる……(使い物にならなくなった固有霊装に見をやり、ガスマスク越しに苦悶の表情を浮かべる)おたく、どうしてこんな綺麗な街を襲いやがった。彼女にでも振られちまったか?(一部の固有霊装を取り外し、ハンドガンに持ち帰る) 」 真島吾朗「 嘘やろ……!?おわああああああああああああああああぁぁぁ――――――――――(巨大な穴に落ちていく) 」 感染者「慄けよ…それが俺っちの能力(ちから)…触れるものすべてを腐らせる――――『腐華死儀』(ラフレシア)。( ジ ュ ウ ゥ ゥ ゥ … )(彼が立つ足場が黒く変色していく)そして、完成系変体刀の一振り―――『腐刀「鈷」』と併せることで、俺っちの力は更なる相乗効果を発揮する。その気になればこの澄んだ空気をも腐らせ…毒ガスに変えることも分けねえが…生憎キサマの様な野郎には通用しねぇみてぇいだがな。(ガスマスクのトラックに舌打ちする) 」 感染者「俺っちはただ、この世に存在するものすべてを破壊したいだけだ。人や自然の手により、長い時間をかけて生み出された"もの"… それが、一瞬と言う刹那の中で朽ち果てる姿が、俺っちにはたまらなく愉しく感じるんだよ…!!すべてを壊し尽し、崩れ朽ちていく様を見届けさせろよ!!キャァーハッハッハアハッアアハハッハッ!!!(猟奇的な嗤い声を上げながら両腕を広げる) 」 金髪の少女「こわれていく光景…とても、儚い… いつかはみんな、そうなっていく… でも…それは、存在していたからこそ輝けるもの…こわれていくことそのものには、なにもない… あなたは…おもちゃを乱暴に遊ぶこども…かわらない…… 」 トラック「破壊衝動か。なんともまぁ見た目通りの特性だこと……んじゃあ一つ、俺の『固有霊装』の特性だ(足元から朽ちていく足場に、何も恐れることなく、前進する) 」 グチャ、グチャ、グチャ……(トラックが腐食した足場に触れてもなお、彼の装備は腐ることなく、飄々と感染者と距離を徐々に詰める) 感染者「もっとも?『俺っちたち』は近いうちにこの世界丸ごと浄化するつもりらしいが…もう待てねェんだよ…!俺は"ずっと"待ち続けてきたんだ。今更もう一度我慢など出来るかァッ!!『楔』などなくても、俺っち自身でこの世界のなにもかも滅ぼしてやるよ!!ヒェアアハハハハハハアッハハハッ……ハ……??(腐食する世界の中で何ごともなくこちらへと歩み寄るトラックの姿に目を疑う) 」 トラック「『ワンマンアーミー』 俺の装備全般は「バリアー型被膜」っつー防腐加工が施されていてな。俺の魔力量によってはその防腐効果は粒子レベルにまで到達する。さっきのナイフとワイヤーには悪いことしたが……てめーとは対等に戦えそうじゃねェか。感染者(ハンドガンの銃口を、約5尺程離れた位置から突き付ける)ついでにその辺(楔)の話、聞かせてもらうぜ。こっちの稼業は歩合給だから興味しかねェ――ズダンッ!!(銃弾を彼に弾くと、姿勢を低く腰を落とし、感染者の懐へと鋼鉄グローブにより打撃を繰り出す)シッ!(余裕もなく、余裕も与えないため、更なる殴撃として、左ジャブ→右フック→回転蹴りと、重装備からは考えられない華麗な速度で、コンボを重ねる) 」 感染者「んだと――――― ド ス ッ ! (――――!!?)(胸部に走る違和感。銃弾が心臓を見事に貫き、その動揺に右目が泳ぎ出す)ぐはァッ…!!?(鋼の一撃に身体が「く」の字に曲がり、その後の連撃によって吹き飛ばされる)ゴロゴロ…ッ… ヅァ…ッ!!(地面に転がり倒れ、膝に手をつきゆっくりと起き上がる)ごの野゛郎゛…ッ…!!(腐刀を地面に突き刺し、そのまま勢いに身を任せた蹴りを繰り出そうと襲いかかるが―――) 」 トラック「ダァンッ!!(待ってましたと言わんばかりに、蹴りを繰り出す初期動作に合わせ、構えていたハンドガンのトリガーを引き、再度彼の行動を制限する)物体の腐食化は出来ても、その勢いを殺すまでは行かねェようだな。銃弾を腐らせるには速度が足りないか?(再びナイフを取り出し、次は手放すことなく、感染者へと素早いナイフによる乱舞を繰り出す) 」 感染者「 ダ ァ ン ッ ! ( ! ? )(攻撃のタイミングを完璧に読まれ、脚部を前へ突き出そうとした瞬間足を撃ち抜かれ態勢を崩す)ギィ…ギサマ…ァッ!!!(ナイフによる高速軌道に右目だけでは追い付かず、成すすべなく全身を斬り裂かれていく) 」 トラック「スチャッ(四方八方からの切り裂きを終えると、彼の後頭部に拳銃を突き付けるが……)なんてな(切り裂きのその道中にて張っていたワイヤーの欠片を引っ張り)グッ!!(感染者の全身をワイヤーで拘束し、封ずる)いっちょあがりぃ。さぁて漏らしてくれるよな。絶対なる組織の一部始終をよ 」 感染者→ビゾット「ぐぁ…ッ……!( パ リ ィ ー ン … ッ … ! )(ワイヤーによる拘束の後地面に顔面から叩きつけられた衝撃で仮面が割れ、全身から黒い靄が放出されて元の姿へと戻る)ご…ごのッ…!離しやがれェッ!!!(がっちりと拘束された状態でじたばた暴れ出す) 」 金髪の少女「戦い…決着…ついた。(陰から戦いの一部始終を見守っていたが、何とか収束しほっと胸を撫で下ろす) 」 真島吾朗「 う゛……っあ゛ぁ゛…ゼェ…ハァ…ゼェ…ハァ……ふんっっっっっだらぁ~~~コンチョクショウ!!(作業員用の黄色いヘルメットを被ってあの大穴から自力で這い上がってくる) 」 現場猫「 ヨシ!(真島のヘルメットの上で彼の安否を確認する) 」 トラック「(さっきのお兄さん(真島)が心配だが……というかありゃもう死んでるか?)と思ったらとんでもねェ勢いで出てきやがった!大丈夫なのかあんた!? お約束のセリフだな。離すわけねェでしょうが(うつ伏せのビゾットの背中に腰を下ろし、より一層ワイヤーを締める)しっかしまぁ、暴れてくれたもんだ……結構気に入っていた風景だったんだがな~、さっさと改修してくれりゃいいんだが…………おや、お嬢さん。戻ってきたのか?怪我ねェか 」 金髪の少女「うん…あなたたちのお陰、平気… おじさんも、戻って来てくれた…よかった。 」 ビゾット「クソがッ…!クソがクソがクソが…ッ…!!俺っちが…抑え込まれるなんて…こんなところ、『奴』に見られたりもしたら…――――― 」 真島吾朗「 ハ、ハァ゛~………み……水……水、ゥゥ……かはっ(満身創痍、疲労困憊。這い上がって早々大の字) 」 Dr.@「――― あっはは…♪ぶっざまだな~。(腐食によって崩れ落ちた瓦礫の上に、いつからいたのかそこに居座っていた。白衣を纏う少女は敗北を喫したビゾットに嘲笑を与え、ぴょんとそこから飛び降りて彼のもとへと歩み寄る)… ス ……(地面に横たわる彼に手を差し伸べる) 」 金髪の少女「え、えっと……!(腐食によって半壊した自販機の近くにミネラルウォーターが転がっているのを見て、それを拾い上げる。自分の財布から硬化をその付近にそっと置いた)あの…どうぞ…(そのペットボトルを、大の時に転がる真島に差し出す) 」 トラック「心配して駆けつけてくれたのならありがたいが、何があるかわからねぇ、一旦戻って――(付近、Dr.@の存在を、急に認知し、焦りからかビゾットから離れて腰を上げる)イ、いつの間にッ!何者だ 」 真島吾朗「 …………ん………ぉ…ぉお……スマン…のぉ…… ガシッ!! ゴクッゴクッゴクッゴクッゴクッゴクッゴクッゴクッゴクッ(ry(ペットボトルが差し出されるや否や、無我夢中で少女の手から奪い取り、ある程度飲んだ後は残りを自分の全身にぶっかける)―――――――――キエエエエエエエエエエエエエエイ!!!(顔をぶるぶるして発狂しながら立ち上がる) 」 はらぺこあおむし「 (頭をトンカチ代わりに自販機の修理のアルバイトを始める) 」 金髪の少女「わっ……!ごーかいにかぶった… ううん、いいの… お医者さん…? 」 ビゾット「テメェは…―――「 @ 」(アルファ)か…!(今まさにこの状況を見られたくない人物の出現に動揺し、拘束されているにもかかわらずトラックから転がるように離れ、両膝を地面について身を起こす)…っるせぇ…っ…冷やかしに来たならテメェも腐らせるぞ………!(差し伸べられたその手に、初めは驚きを隠せなかったが、しばらくその手を見つめ、応えるようにその手に近づこうと身を寄せる) 」 Dr.@「……―――― ス チ ャ (拘束された彼に救済の手を差し出そうとしたその瞬間、ぶかぶかの袖の中から銃型注射器「シリンゲス」がそのままスライドするように彼女の手の内に現れる。そして…)――― ド ン ッ ! ! (彼の胸部に銃口を突きつけ、発射) 」 ビゾット「――――!?(一瞬何が起こったのか分からない顔を浮かべるが、胸に感じる「ぽっかりと穴の開いた」様な虚しい感覚に意識を奪われる)……アル…ファ……?な、なに、を……ッ……???(全身が痙攣し始め、その双眸が泳ぎ始める) 」 BGM♪ Dr.@「―――「細胞分解酵素」…今注入したもの。あんたはここで"お終い"。用済みでーす。(ビゾットを見捨てるように彼を通り過ぎていく) 」 ビゾット「…っ……??…はぁ…ッ…!?何言ってんだよ…@…っ…?(彼女の方へ振り返る)あんたは…俺っちを認めてくれたじゃねえか…ッ… 殺戮の才能…破壊の才能を…俺っちは、何でも壊せるんだ…そういう男なんだろ…ッ…!!?(身体の至る部位が、黒く滲み出していく) 」 Dr.@「―――(歩みを止める) チンピラ風情が。あんたみたいな底辺のカスなど、幾らでも拾える。(最後に彼に与えた一瞥の眼差し。それは彼を人以下と見なした嘲りの眼。一切の慈悲も与えない彼女は彼を切り捨て、トラックの方へと歩みを進めた) 」 ビゾット「…どお゛してだ…ッ…!お゛いッ…!!…まだだ…まだ、壊し足りねえぇんだよォ…ッ…!滅びゆく様を…もっと見てェんんだよ…ォォ…ッ…!!!俺っちが先に朽ち果てたら…何も得られねェじゃんかよォッ!!!(じわじわと身体が浸食されていく)ヂギジョ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛――――――(腐り切っていく肉体。やがて真っ黒に染まった彼の身体は、ただのそよ風に灰となって吹き付けられ、跡形もなくこの世界から消滅した) 」 金髪の少女「……!!……ひどい…なかまに、あんなこと…(@の取った予想外の行動、そして断末魔を上げながら消えてしまったビゾットに恐怖する) 」 真島吾朗「 んぁ……!? おい………何や……?いったい、何が起こっとるんや……(復活を果たして周りを見るも、状況を把握できず) 」 トラック「――(止めようと思えば、止めることが出来たかもしれない。だが、その可能性は捨て、彼女らの物語を俯瞰し続けた)……(金髪の少女を庇う様に、片腕で彼女の侵攻先を塞ぐ)これが『慈善活動』か?(その組織について、知りえる情報を公表し、彼女に己の立ち位置を伝える。その声色は、特に嫌悪も好感もない。表情も、ガスマスクで知りえないところだった) 」 Dr.@「壊れていく瞬間に愉悦を感じるのなら、自らそれを体感すれば極上の幸せなんじゃないかって。私が彼にしてあげたこと、これが"慈善"として何か間違ってるとでも?(自らの選択に一切の誤りがないと自負するように、歪に口角を上げる)そんなことより、『偽装者』の適合者であるビゾットと渡り歩けるなんて…なかなか良い腕をしているな。どうだい、今度は私のもとで傭兵稼業に勤しんでみる気は。(トラックに片手を差し出す) 」 真島吾朗「 ……何やねん……おう、説明せぇ!何が……(Dr.@の存在を見て)……………目ぇ冴えたわ。(渇いたような低い声) 」 トラック「俺をスカウトしてくる企業団体ってのは碌なもんじゃねェんでな……見る目はあるけど、センスがねェですぜ(Dr.@の死角から、金髪の少女の腰にワイヤーを音もなく巻き付ける)それに、俺のウリは慈善活動なんてもんじゃないんでね、おたくらの企業理念とは合いそうにないぜ?(こいつに今関わるのはやばい、直感だが……逃げの一手が必要だ。流石に女の子見捨てるわけにもいかんし、ここは穏便に……) 」 金髪の少女「慈善…あなたたち、本当は…何を企んでいるの…?(ワイヤーが巻きつかれたことに気づいていない) 」 Dr.@「…クスッ…♪そうっ。(そっけない返事で瞳を閉ざす)まあいいけど。…「伐刀者」…あなたたちの戦闘データは既に閲覧済みだし。その戦闘情報を基に完成させた伐刀者の「進化系」…その適合者もウチにはいるのでね。 」 Dr.@「…いいでしょう、せっかくだ。答えたげる。私たちの名は――――【秩序の箱庭】。新たなる世界の創生を行う者。この世界に点在する『エンドポイント』…そこにある『世界の楔』。すべての『楔』の封印を解き、世界浄化―――"ワールドエンド"を引き起こす。すべてをまっさらにした後、その世界には選ばれし新人類…『第二人類』のみが生存し、『私たち』が彼らを管理する。"混沌"を改め、"秩序"なる世界を創生する存在として。(左手を天高く掲げる) 」 真島吾朗「 ……へへ……(Dr.@の姿を後方から舐めるような目つきをして見始める)ほぉ~~~………こりゃぁ~中々……ええケツしとるやないか………ペロリ(舌舐めずり) 」 Dr.@「ちょっ…なんなのこのエロ親父…!今いいところなんだから邪魔しないでくれる!?(しっしっと手で払いながら) 」 ズ……ッ……ズ ズ ン ッ … ! ! ! (白衣の少女が手をかざしたその時、腐食した町が揺らぎ始める) ズ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ッ … ! ! ! ! (停止したはずの腐食化が再び活動し、町そのものが徐々に黒く染まり出していく) 真島吾朗「 (追い払われ)ひひひ…安心せぇ、聞いとるわ。よーするに……ほぅ、あれや。俺らの住みにくぅ~い世界を、快ッ適にしてくれよる……女神様っちゅうわけやな?(Dr.@に) 」 トラック「――(俺が伐刀者であることがバレているのはまだしも……なんだ、進化系?) ……いつぞやの『新時代機関』みてぇな理想を抱いているわけですか(ネザリアンを彷彿とさせる、感染者の姿形と、Dr.@が掲げた思想から、嘗て傍観した事件を思い返す)だったらその企みは――ッ!!?なんだ、また腐食化が始まった!?(地面の揺らぎから、軸がズレて転びかけるも、しっかりと地に足をつけてDr.@に視線を落とす)……今、この場も……そのエンドポイントってやつなのか? 」 Dr.@「…女神……そうね…フフフ… この世界から、神は消え去った。管理する存在がいないこの世界を放置すれば、最厄の未来は免れない。だから、私たちが管理するしかない。至極真っ当な考えだよ。(揺れ動く大地の中で、平然とと薄ら笑みを浮かべる)―――― ご名答。流石察しが良いね。もう既に「三つ目」が落された。世界浄化の日も近くなったね。あは、あはは、あは、あはは。(「 A 」の紋章が刻まれた舌を出しながら、少女は嗤う) 」 ズ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ァ … ッ … ! ! ! (トラックたちが立つ足場に亀裂が生じ、瓦解の音を立てながら地面が崩れ落ちていく) 金髪の少女「…『箱庭』…さっき聞いた名前… 世界に、革命を起こすの……そんなことしたら、みんな、哀しむ―――きゃっ…!?(激しい揺れに一瞬転倒しかける) 」 真島吾朗 「 うおっ…!またかいな!せやけど………(Dr.@の傍へ移動)……ここにおりゃぁ、生き長らえる。まさか術者が自分の術に足掬われるような、んなアホな事にはならんやろからのぉ? 」 トラック「絶対碌な死に方しないぜ、あんた!!(巻き付けたワイヤーを引っ張り、金髪の少女を自身の元に抱き寄せ、密着する)あんましジタバタしねェでくださいよ、変なところ触ったって怒るのも無しで!(辛うじて『生きている』建物の一部にワイヤーを取り付け、暗黒に染まりゆく街中を飛び回る) 」 Dr.@「―――そーとも限らないけどね。(真島にべーっと舌を出すと、なんと自分が立っている足場も崩れ、その穴の中へと落下し始める)あっははは…私は死なないよ。だって"既に死んでいる"から。また何処かで会おう、世界のモルモットたち。『楔』は私たちを引き合わせるだろうから。あは、あははははは―――――(不気味に嗤う少女はその大きな闇の中へと沈んでいった) 」 金髪の少女「へっ―――ひゃっ…!?(唐突に引き寄せられ、彼の腕の中へと連れ込まれる)―――――(トラックに助けられ宙を飛ぶ中、崩れた大地の中へと落ちていく@を見届け、言葉にし難い感情をその胸に抑え込んだ) 」 真島吾朗「へっ?―――――――なっ……… ヘヘ………やっぱ………女っちゅうんは、読めへんもんやのぉ……(そう言いながらDr.@と同様に穴へ落ちてしまう) 」 現場猫「 ヨシじゃない!(真島と一緒に穴の中へ落ちていく) 」 はらぺこあおむし「 あーーーーーーーー(自販機修理を終えた直後に穴へと落ちる) 」 トラック「ヒュッー……スタッ…(エンドポイントから離脱し、安全圏である街の外に着陸し、彼女をそっと下ろす)今回の案件は金にはならなさそうだな……オタクはどうする?あの様子じゃ、ただの女の子ってわけじゃなさそうだしな 」 金髪の少女→和音「また、助けてけれて、ありがとう… 私は……(胸元に手を当て、答え辛そうな反応をするが、改まった表情で彼の顔を見上げる)……信じてくれるか、どうかは分からない… 私は…『和音』(かずね)。"未来"から、この時代にやってきた… 誰かに、助けを呼ばれた声がしたから。…だから、その「声の人」に、会いに行く。 」 トラック「メルヘンチックなこと。クソ真面目に聞くこともないんでしょーけど、まぁ他人事程度には応援しますよって(あとはこの子が……あの「箱庭」共の標的にされなきゃいいんだが……)この過去にいる、その声の人、見つかるといいですね。んじゃあ、今度は助けられるんじゃなく、しっかり護れるよう頑張って(柄じゃないことはわかってはいるが、その場凌ぎの檄を和音に飛ばす)……そんじゃ(ガスマスクを揺らし、その場からワイヤーで飛び去る) 」 和音「うん… ぁ…ありがとう。(飛び去っていくトラックを静かに見送り出す)……私が聞いたあの「声」は……ううん… きっと、出会える。そう、信じる…――――― 」 カオスジャッジメント - AtoZ -へ戻る
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カオスレイ +目次 概要 登場作品レイズ 関連リンク派生技 関連技 ネタ 概要 カオスレイとは、闇の熱線が雨の如く降り注ぐ術。 初出はレイズのラザリス。 ▲ 登場作品 レイズ 習得者:ラザリス 闇の熱線が雨の如く降り注ぐ術 分類 術技 属性 闇 HIT数 1~10 消費CC 6 性質 魔 基礎威力 1316 詠唱時間 習得条件 武器「オプスキュリテ」を入手 強化1 消費CC-1 強化2 ダメージが10%上昇 強化3 MG増加量が10%上昇 強化4 ダメージが10%上昇 強化5 敵の鋼体を2発分追加で削る 強化6 ダメージが15%上昇 本作で初披露。 闇の光線が敵の頭上から次々に降り注ぐ。 ▲ 関連リンク 派生技 レイ ▲ 関連技 ▲ ネタ ▲
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EP1遺跡エリア2から登場する、半人半馬のDarkエネミー。弱点は炎。 俗に”馬”とも呼ばれるが、HUmarと被っているので注意。 初見の遺跡エリア2中間地点で、ディメニアンをなぎ払いながらの登場に驚いたハンターズは多い(と思う)。 なお、Ultには登場せず、かわりに上位種が登場する。そちらについてはダークブリンガーの項目を参照されたし。 なぎ払い、突進、ブリンガーライフルと3つの技を持つ。 行動パターンとしては、遠距離からは突進で距離を詰め、近距離ではなぎ払い、一定回数の被弾でブリンガーライフルを放つ、といった流れ。 それぞれの技について解説していく。 突進:標的と距離が開いている場合、突進で一気に距離を詰めてくる。特にエリア2の縦長の部屋など広い部屋ではほぼ確実に使ってくる。 進行方向に対して垂直に走って避けるなり、置きギフォや銃撃で潰すなりすること。打撃武器で正面から迎撃しても止められることがある。 ただし、プレイヤーの動き方によっては連続で繰り出してくるので、一度回避したからといって油断しないこと。 ちなみに無差別攻撃で、他のエネミーに当たるとダメージが入る。わざわざ狙うほどではないが…。 なぎ払い:近距離ではこれを使ってくる。自慢の右腕で殴打してくるのだが、実は左前足のあたりに安全地帯がある。ここに陣取って渾身の一撃をお見舞いしてやろう。 ちなみにマシンガンはあまりオススメできない。理由については後述。 ブリンガーライフル:カオスブリンガーの必殺技。強制元気玉。 カオスブリンガーと戦っていると体表面の青いラインが変色していく。これが黄色をへて赤色になると腕を突き上げて周囲からTPを吸収し、一呼吸おいて超威力のビームを放ってくる。 標的となるのは最も遠い所にいるプレイヤーである。きっちり軸合わせもしてくるので、巻き込みに注意して回避すること。ちなみにこれもエネミーに当てることができる。 なお威力は吸収したTP量に依存する模様だが、周囲にアンドロイドしかいないからといってビームの威力が激減するわけではない。きちんと避けよう。 重要なのは、与えたダメージ量でなく、攻撃のヒット数がキーになっていること。ダメージ1だろうと5回ヒットすればTP吸収モードに移行する。 一発のダメージ量が大きいDark属性付きセイバーなどのヘヴィアタックを狙うのがいいだろう。マシンガンなんぞ撃ち込んだ日にはTPの被害も甚大である。 もっとも、発射前に瞬殺できるなら好きに料理して構わない。 ここまで書いてきたが、じつは突進前に銃撃を当て続ければ完封可能だし、突進をうまく誘導してゲートに引っ掛けて移動を封じることもできる。 対処法としてはこのあたりがセオリーだろう。 EP3ではDFエネミーのカードとして登場。 そのままでは2コスエネミーにすら劣る低火力だが、それを補う3つの強力な能力を持つピーキーなカード。 復讐はこのカードを召喚後に破壊されたFキャラの数の倍だけAPを上昇させる効果で、これをどう生かすががこのカードの活躍を左右させる。 最も楽なのは1コスのエネミーを複数展開し相手に破壊してもらう方法だが、そもそもこのカードを召喚している時点で相手はFキャラ破壊を躊躇うため そう簡単には破壊してはくれない事が多い。 トルネードやマッドネス等で自分から破壊させてしまえば相手の行動を待つ必要もなく、一度に大幅にAPを引き上げられる為相性が良い。 一度APをある程度上げきってしまえば超火力に強攻撃半減が加わって対策無しでは破壊が困難で、凄まじい制圧力を発揮する。 しかしそのAPを上げる過程がどうしてもひと手間かかる為、デッキに入れる場合はカオスブリンガー専用デッキになってしまいがち。 1枚に特化させたワントップ型のデッキ全てに言える事だが状態異常や即死には極めて脆く、このカードも例外ではない。 デッキの弱点を極力減らそうとするとイルギルやカオスソーサラーの方が優秀であり、補助に割くカードも少なくて済む。 その扱いづらさやレアリティの高さから使用率は高くはなかったが、高いロマン性から根強いファンの多いカードだった。 EP3 ランク コスト HP AP TP MV レジストカラー ライトカラー 攻撃対象 属性 特殊能力 S 5 12 2 0 4 赤 青・赤・黄・紫・緑 スラッシュ・複 DFエネミー・テクニック可 強攻撃半減・復讐・足止め(MV=1)
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登録日:2012/09/08(土) 16 29 30 更新日:2023/08/30 Wed 07 41 57NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 カオス カオス・ソーサラー 元禁止カード 星6 混沌を制す者 無制限 → 禁止 → 制限 → 準制限 → 制限 → 準制限 → 無制限 → 制限→準制限→無制限 ←まさにカオス 特殊召喚モンスター 環境の変遷 皿 究極完全態・グレート・モス 覇王軍 遊戯王 遊戯王GX 遊戯王OCG 闇属性 魔法使い族 効果モンスター 星6/闇属性/魔法使い族/攻2300/守2000 このカードは通常召喚できない。 自分の墓地から光属性と闇属性のモンスターを1体ずつ除外した場合に特殊召喚できる。 (1):1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 その表側表示モンスターを除外する。 この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。 【概要】 混沌を制す者で登場したカード。愛称はソーサラーを略して「皿」。 いわゆるカオスモンスターの一体であり、効果やステータスは開闢の使者の小型版といったところ。 こちらも十分に強力なカードであり、戦士族+レベル8モンスターである開闢では不可能な戦術を行うこともできる。 開闢とは違い除外するモンスターに制限が付いているが、それでも表側表示のモンスターならば何でも指定できる。 よって、スタダやスカノヴァといった「破壊」に強いモンスターを簡単に除去できる。 また、効果だけでなく属性・種族面でも非常に優秀。 属性面では闇属性で攻撃力が2300とそこそこあるため魔のデッキ破壊ウイルスのコストにできる。 根強く使われているガジェットや、シンクロ、エクシーズ前の下級モンスターに対して絶大な威力を発揮できる。 また特殊召喚しやすい闇属性レベル6なので、レベル2チューナーとシンクロすればダーク・エンド・ドラゴンを、 レベル3のジェネクスチューナーとシンクロすればレアル・ジェネクス・クロキシアンを繰り出せる。 少々もったいないが、シンクロ素材にすれば効果を使用したあと攻撃出来ないデメリットも気にならない。 墓地に落ちた後は、二体目のカオスモンスターのコストに使用すれば闇次元の解放により再びフィールドにカムバックすることが可能。 種族面では魔法使い族であるため、レベル1チューナーと組み合わせてアーカナイト・マジシャンにするのがオススメ。 特にグローアップ・バルブとの相性は最高。 1.皿特殊召喚、効果で相手モンスターを除外。 2.バルブ通常召喚、皿とシンクロしてアカナイ、効果で相手カードを2枚破壊。 3.バルブを効果で蘇生し、アカナイとシンクロ。 このように、相手カードを3枚も除去しつつレベル8シンクロを繰り出せる。 一時はグローアップ・バルブが禁止カードにされていたが、2015年10月1日付けで制限復帰したのでこのコンボも再び使えるようになった。 魔力カウンター軸の魔法使い族デッキならばマジカル・コンダクターで楽に蘇生できる点も見逃せない。 特殊召喚しやすいレベル6というところを生かし、ランク6のエクシーズ素材にするのも良いだろう。 エクシーズ素材として墓地に送られても蘇生制限は満たすので遠慮なく重ねられる。 ランク6には、セイクリッド・トレミスM7、バウンサー、ビヨンドなどの強豪が揃っているため、場面に合わせて召喚するモンスターを選択しよう。 種族面からマジマジ☆マジシャンギャルのエクシーズ素材にできる点も見逃せない。 こいつを素材にしてギャルを出すのにはいささか抵抗があるだろうが、実際のところ弟子よりもコイツの方が使いやすい。 また、ギャルの上にさらに幻想の黒魔導師を重ねると性別が激しく切り替わってそれはそれで面白い。 【環境での活躍】 初登場時は、今ほど墓地肥やしに優れたカードが無かったこともあり、同パックに収録された開闢や終焉の下位互換とされあまり活躍できなかった。 今でこそシンクロ召喚やエクシーズ召喚によってレベルや種族や属性が活かされ、 開闢に真似できない事も多いが、当時はそういったものがなくさほど注目されなかった。 が、直前の環境で活躍していたのがヴァンパイア・ロードやサイコ・ショッカーであることを考えればこれ自体は相当のぶっ壊れであった。(そのぶっ壊れを使えないカード扱いにすることこそが当時の環境はカオスであるなによりの証左) 上位互換のカオス共々が規制されていくにつれ、その空いた枠を埋めるように徐々に大会で活躍するようになる。 選考会ではファンデッキからのし上がった除去ガジェットが猛威をふるう中、それに混じって高い採用率を発揮していた。 その後もカオス全盛期時代の麻痺感覚が収まりきちんと評価され始めると光と闇がデッキに入れば必須という評価を得るようになる。 そのため、無制限からいきなり禁止カードとなった。 その後、調整版カオスとも言える天魔神も登場。このカードを含めカオスが復帰することは無いだろうと考えられていた。 しかし環境の変化というのは恐ろしい。 裁きの龍やダムドといったこのカードをしのぐパワーカードが多数登場した為か、 制限復帰し、その後準制限カードまで緩和された。エンライズ涙目である。 と思いきや、今度は墓地肥やしに長けたライトロードで暴れたため、ルミナス・光の援軍・オネストなどと共に制限カードとなる。 だがあまりに規制が厳しすぎたためライトロードは大幅に弱体化し、このカードは準制限を経て再び無制限カードとなった。 やっぱりエンライズ涙目である。 と思っていたら、今度は主に海外で大暴れしていた【カオスドラゴン】にて、 エクリプス・ワイバーンを除外しレダメグスタフオラア!!するお仕事のアシストをしていたため、 再び制限カードとなった。それでもエンライズは使われないと思うけど このカードが制限になったことにより、一時期ストラクチャーデッキ−ドラゴニック・レギオン−を1箱購入してもそのまま遊べないことに……。 そして征竜(遊戯王OCG)の規制により【カオスドラゴン】の衰退後は準制限に緩和された。 更にその後、征竜が禁止になった事で個として力不足なのが浮き彫りに出たのか無制限カードとなった。 カードの評価とはその時代の環境によって変わるということを我々に教えてくれる一枚である。 こいつの規制の変動歴をまとめると 06/09/01 無制限カード → 禁止カード 09/03/01 禁止カード →制限カード 09/09/01 制限カード → 準制限カード 10/03/01 準制限カード → 制限カード 10/09/01 制限カード → 準制限カード 11/03/01 準制限カード → 無制限カード 12/09/01 無制限カード → 制限カード 13/09/01 制限カード → 準制限カード 14/07/01 準制限カード → 無制限カード なんと9回もリストを動いている。このリスト上での落ち着きのなさは最早こいつの特徴の一つである。 ここまで変動したカードは非常に珍しい。こいつとは逆にまったくブレない奴もいるのだが 特に09/03/01から11/03/01改定までは改定ごとに必ず動いている。このカードの評価こそがカオスそのものである。 性能的な意味では上位互換である開闢と肩を並べていた時期もあったが、残念ながら(?)最終的にこのカード単体では力不足なのが浮き彫りに出る事になった。 攻撃力2300なので、帝や真紅眼の黒竜にも殴り倒されるわ、守護表示にされるとサイバー・ドラゴンにも殴り倒される。 また、こいつ自身は何の耐性も無いので意外と場持ちも悪い。 ただし、一発でも除外能力を使えればアドバンテージ面では五分五分。 召喚権を使わず出せるので、使い切りの除去 素材要員と割り切って考えると誤算がないだろう。 【アニメにおいて】 アニメではGXにて覇王十代の側近、つまりはデュエリストとして登場。 なんとあのヘルカイザー相手に究極完全態・グレート・モスを召喚しカイザーを感心させた。 そのことから相当な腕のデュエリストであることがうかがえるが(サイバーダークがいたのでそれは耐えきったことになる)、 グレート・モスの召喚のためにライフを削りすぎたらしく、サイバー・エンド・ドラゴンの一撃で粉砕され敗北した。 そんなデュエルの腕がありながらなぜグレート・モスデッキなんぞを使っていたのかは不明である。 アニメによくある攻撃力重視の考え方のせいであろうか? 追記・修正は落ち着いてお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] wikiによると、制限改訂で最も移動した回数が多いカード -- 名無しさん (2013-09-10 11 23 44) てかこいつが無制限だった時代があったこと自体ちゃんちゃらおかしい話 -- 名無しさん (2013-09-10 11 25 39) なんでこいつ制限じゃないの?は遊戯王にはよくあることだろ -- 名無しさん (2013-09-10 13 22 06) 何で制限なの?も、よくある話だけどな -- 名無しさん (2014-07-01 16 14 57) 結局項目にも書いてるけど環境の変化が全てだからね。 -- 名無しさん (2014-07-01 16 55 49) 決して弱くはないが、現環境ではさらに手軽で強力な除去が流行っているためお呼びがかからない。あの開闢すら採用率が低いからな -- 名無しさん (2016-01-04 16 11 51) ヘルカイザーとのデュエルを最初から見てみたい -- 名無しさん (2016-01-04 16 14 29) もう墓地に光と闇を用意する、でさえ遅いような環境だものな -- 名無しさん (2018-03-06 21 28 40) 名前 コメント