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少女には歌があった。 技巧も何もない、子供が大人を真似て歌うような稚拙な歌だ。 それを聞く者は一人だけいた。 少女は笑っていた。 ――それから八年の時が過ぎた。 変わらず少女には歌があった。 その技術はプロとして通用できるほどのものとなった。 その歌を聞く者は比べ物にならないほど多くなった。 ……だが少女は、笑わなくなった。 「千早と美希を?」 「あぁ、今度はあの二人を組ませようと思う」 その日の仕事が終わり、報告を済ませた後に突然切り出された話に思わず聞き返してしまった。 「……ハードル高くないですか? 正直あの二人が組むところって想像できないんですけど」 千早は歌で、美希はモデルとダンスでそれぞれ徐々に活躍の場を増やしている。この二人が組むとなれば話 題性としては十分だろう。ただ、生真面目な千早と怠け癖の強い美希とでは水と油の関係だ。性格的な意味で 相性が合わないことは彼女たちを知る一人としてよく分かっているつもりだ。 もちろん、それはこのプロデューサーもよく知っているはずだった。 「それは百も承知だよ。でも、だからこそやる価値があると俺は思っている」 その目に一切の迷いはなかった。いつも通り、彼女たちを信じていると言わんばかりの輝きがあった。 「ってことは、もう新曲も決まってるんですよね?」 「いや、ダンスの振り付けまでできてるよ。早くしないと間に合わないからね」 間に合わない? と聞き返すと、プロデューサーは自信たっぷりに告げた。 「――彼女たちのデビューは、『秋の大感謝祭スペシャル』だ!」 『秋の大感謝祭スペシャル』 通称秋スペと呼ばれるこのイベントは全国に生中継されるほどの規模で行われる、年に四回しかない音楽の 祭典の一つだ。もちろんプロのアーティストもこぞって参加してくるので、新人が挑むには敷居の高すぎるイベン トなのは事実である。 「本気ですか?」 「言ったろ? やる価値はあるって」 確かに、765プロは今まで音楽の祭典に出場した経験はない。ここで出場を果たせたならば一気に名前に箔 がつくだろう。それほどのものなのだから生半可では通用しない世界である、ということなのだが。 「とにかく、時期がギリギリなんだ。シン君も可能な限りサポートお願いするよ」 「……なんでそんな切羽詰った状況までこの話しなかったんです?」 そう問いかけると苦笑が返ってきた。 ――結局、思い切ったことする割にはいつも通りなんだな。 そう考えると、不思議といつも通りに慌しくなりながらも上手くいきそうな気がした。 もちろん、それは甘い考えだった。 この日この瞬間が千早と美希、自分とプロデューサーにとって激動の日々の始まりだったのだった。 ……いろんな意味で。 「こら美希! 真面目に練習しろって!」 「む~、だって~」 「だってじゃない! ほら、さっきのところもう一回!」 「え~」 やる気のない美希の声が聞こえてくる。やはり美希の方のレッスンも難航しているようだった。 「……美希はいつも通りみたいですね」 「まぁ秋スペの存在自体知らなかったようだしね……そっちはどうだい?」 「これからです。こっちの方も少し気になったんで」 プロデューサーに缶コーヒーを渡してスタジオ内の美希を見る。相変わらず眠そうな目をしながら長い髪を揺ら している。 「変に気負って臨まれても困るんだけど、さすがに美希は気が抜けすぎだな」 軽い調子で言ってはいるが、言葉ほど楽観的に考えていないことが見て取れた。美希の扱いに慣れているプ ロデューサーも今回ばかりは苦戦の極みらしい。 「こっちは俺がなんとかするから、君は千早を支えてくれ」 「分かりました」 秋スペまであと三週間と少し、二週目まで仕事が入っている。その間はプロデューサーは美希に、自分は千早 に付きっ切りになるだろう。 時間は無駄にできない。できる限りのサポートをしなけらばならない。 「あぁそれと……これ、ありがとう」 肩越しに振り返ると、視線は美希に向けたまま缶コーヒーを掲げていた。 「動きにキレがない! もう一度最初から!」 「くっ……はい」 千早が悔しそうに呻いている。素人目から見ても美希と比べて見劣りするのが分かるのだから、それも仕方の ないことだが。 この二週間で二人は徹底的にそれぞれの長所に追従できるように――千早はダンス、美希は歌唱力――レッ スンに力を入れていく予定だ。残る一週で新曲の合わせとダンスに打ち込み、オーディションは期限ギリギリの 四週目で挑む……というのが今月の計画だ。 ――何度聞いても無茶な話だよな。 そう考えずにはいられないのだが、それでも彼女たちはやるしかないのだ。 「……少し休憩しましょう」 ダンスレッスンの講師が溜息を吐きつつ指示を出す。 千早は何かを言おうと口を開きかけたが、言葉を発することなく無言で頷いた。 「お疲れさん」 「別に疲れてはいません」 こちらに向かってきた千早に労いの言葉をかけたが突っぱねられた。成果があまりないせいか気が立っている らしい。 「あまり、うまくいってないみたいだな」 「……分かってはいるんです。ダンスが得意ではないことだけじゃなくて、自分の力が入りすぎてるのも原因だって」 しかしどうしても秋スペのことを意識してしまう、と千早は語った。 ――変に気負って臨まれても困る、か。プロデューサーの心配してた通りだ。 アイドルとしてではなく、歌手であることを活動の根幹としている千早にとってはとりわけ今回の仕事には多大 なプレッシャーを感じているのだろう。心なしかいつもよりも動きが悪いように見える。 「まぁ、とにかく今は休んで次に備えてくれ」 そう言ってミネラルウォーターを差し出す。少し温くなってしまったが、それでも喉を潤すことには支障ないだろう。 「ありがとうございます」 受け取った千早はしばらく手の中でペットボトルを転がし、ようやくキャップに手をかけた。それを見届けてから 自分の缶コーヒーのタブに指をかける。二、三口飲んだところで、こちらを見ている千早に気付いた。 「何?」 「あ、いえ……シンさんはコーヒーが好きなんですか?」 「ん? あぁ、好きな銘柄があるくらいには好きかな。千早は?」 「私も好きです。缶ではなくて、ドリップで淹れたものですけど」 そう言って千早はボトルに口をつける。だがその後も何度かこちらを窺う態度が目に付いた。 「飲んでみるか?」 どこか物欲しそうな顔をしていたせいか自然とそんなことを言っていた。が、 ――まて、それはいわゆるその、間接…… そんな当たり前のことに気付いたのは、千早の表情が呆気に取られたものになってからだった。 「悪い! 今のはナシ! 忘れてくれ!」 「は、はい!」 気まずい、あまりにも気まずい空気を誤魔化すかのようにコーヒーを一気に飲み干す。逆にやることがなくなっ てしまってさらに居心地が悪くなってしまったが。 ――落ち着け、こういうときは素数を数えるんだ。 頭の中で数え上げる。それだけで徐々に思考は平静を取り戻していった。ありがとうプ○チ神父、でも天国を 目指すのは勘弁な。 「……そういえば、こんなことで千早と話したことってなかったよな」 時間が経って落ち着いたためか、今さらそんなことに気付いていた。 「え?」 「初対面のときにもなんかとっつきにくいっていうか、壁みたいなの感じてさ。だからあんまり話した覚えがないっ ていうか」 他のアイドルたちとの会話にも感じた、認められたような嬉しさがあった。他愛のない話かもしれないが、それが 違う世界から来た自分にとっては些細な喜びだった。 「なんか今日はコーヒーの話とかで少しはお互いに楽しめたっていうか。あ、そういえば千早もコーヒー好きなの ……千早?」 ……それに浮かれていたせいで、千早の変化を察することができなかった。 両手で握り締めたペットボトルに目線を落とし、先程まで浮かんでいた年相応な少女の顔から一転して険しい 表情になっていた。 「ち、千早?」 「私、楽しそうにしてましたか?」 「え? あ、あぁ少しは」 それからさらに千早の顔が険しくなった。横から見ている限りではその表情が何を意味しているのかが分からな かった。 「……そろそろレッスンに戻ります。水、ありがとうございました」 そう言って立ち去る千早の背中を、ただ見送るしかなかった。 ――マズった、のか……? 再開されたレッスンで、やはり千早の動きはぎこちないものだった。 ――レッスンが終わって諸々の報告を終えた後、突然背後から声をかけられた。 「あらぁ、シン君。お疲れ様」 「あ、お疲れ様です。あずささん」 振り返るとすでに普段着に着替えたあずささんがいた。今日は雑誌に掲載するグラビアの撮影だけだったはず なのだが。 「こんな時間まで残ってるなんて珍しいですね」 まさかまた迷ってるのか、という不安が過ぎったがどうも違うらしい。 「ちょっと聞きにくいことなんだけど……千早ちゃん、いつも通りだった?」 その質問に、わずかだが鼓動が跳ね上がった。 「どう、してそんなことを?」 唐突なことで声が震えてしまった。それで察しがついたのか、やっぱりと小さく呟く声が聞こえた。 「何かあったんですか?」 事務所の屋上で仰向けになって寝転ぶ。鍵が掛かっていて普通ならば誰も入れない場所なのだが、外の階段 からよじ登って入ることはできる。 「……なんてこった」 マユの携帯を片手に月を見上げながらぽつりと呟いた。 ……あずささんから聞いた話を思い出す。 ――二日くらい前に、夜中の公園で千早ちゃんを見つけたの。 ――声をかけたら「なんでもないけど、今夜一晩泊めてほしい」って言われて…… ――私ひとり暮らしだし、とにかく話を聞こうと思って部屋に案内したんだけど、お茶を入れてくる間にソファー で眠っちゃってたの。 ――疲れていたみたいだし、むりやり起こす気もなかったからお布団をかけようとしたのよ。 ――そのとき寝言が聞こえちゃって……「もうあんな家にいたくない」って。 ため息が秋の夜風に混じって消えた。胸の奥に溜まったどうしようもない感情だけが残った。 ――俺はこれからどんな顔をして千早に会えばいいんだ? 知らなかった、と言うだけならば簡単だ。それでこの後悔が消えるのなら何度だって言うだろう。 「……なぁ、俺はこれからどうすればいいんだ?」 月に向かって問いかける。いつもと同じく、答えが返ってくることはなかった。 ――それからというものの、千早との会話がさらに減ってしまった。 千早の事情を断片的ではあるが知ってしまったことで望まずともぎこちない間柄になってしまい、そのことで 余計に自分の不甲斐なさを実感してしまった。美希の方もあまり芳しくはないらしく、プロデューサーも頭を抱え ていた。 仕事と並行した強化レッスン、さらに彼女たちのコンディションも決して良いとは言えない状態、様々な要素が 秋スペのプレッシャーにさらなる重みを加えていった。 それを改善する術を考え付くことができない自分を歯がゆく思いながら、ただ彼女たちを眺めていくような日々 だけが過ぎていった。 そして、秋スペまで時間が三週間を切った。 「お疲れ様です」 「あ……送っていくよ」 すでに夜も更けてかなり経っている。そこまで遠くないとはいえ、この時間に十五歳の少女を一人にするのは 気が引けた。 「別に、大丈夫ですよ。そこまで遠くないですから」 素っ気無く断られた。今にして思えば、休日も事務所に来ていたのは家にいたくなかったからということだった のだろう。そこに他人を招くことを嫌うのは当然のことではある。 「じゃあ途中まで送る。ちょっと夜風に当たりたいし」 本音を言えばプロデューサーは美希を送っていったのに対して自分がこのまま何もしないということに耐えられ なかったからなのだが。 「まぁ、それなら……」 と千早が言いかけたところで、壊れんばかりの勢いでドアが開け放たれた。 「た、大変です!」 入ってきたのは小鳥さんだった。 いつもの落ち着いた姿はなく、顔を真っ青にしながら大きく呼吸を繰り返している。 「小鳥さん!? どうかしたんですか?」 らしくない姿を目にして嫌な悪寒が背筋を走った。呼吸を落ち着かせながら小鳥さんが口を開く。 「ぷ、プロデューサーと美希ちゃんが、事故にあったって……」 ――事故? その言葉を理解する前に、さらに言葉は続く。 「美希ちゃんは無事みたいだけど、プロデューサーがトラックに撥ねられて……近くの病院に運ばれたって、美希ちゃんから」 頭の中が、真っ白になっていた。 考えるよりも先に身体は床を蹴って駆け出していた。 如月千早-01へ戻る 如月千早-03へ進む 目次へ
https://w.atwiki.jp/latitude10/pages/15.html
(Windows8.1アップデート適用に関しての情報は本ページ下部にあります。) Windows10(Ver1511)をクリーンインストールする (※DELL公式では「Latitude10はWindows10に非対応」となってます。Windows10の利用は自己責任ですのでご注意ください!) この情報は「Windows10 Home Ver1511 Threshold2」の新規インストールのみの情報ですので、 当初発表されたWindows10、Windows10 Proなどの新規インストール、無償アップグレードに関しては別途情報の 追加を待つか、自己責任の上で行われてください。 1. BIOSのアップデート DELLのサポートサイトから最新のBIOSイメージを入手し、アップデートしてください。 2. Windows 10の入手 このサイト(https //www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10)の下部から「ツールを今すぐダウンロード」をクリックして 「MediaCreationTool.exe」を入手して実行。「他のPC用ニインストールメディアを作る」をクリック。エディションは32bitを選択してください。 USBフラッシュドライブに記録します。(Latitude10は光学ドライブからの起動が出来ません) 3. インストール USBハブを用意してキーボード・マウス・USBメモリを指した状態で起動すれば自動的にインストールが始まります。 基本的には「次へ」「次へ」を押せば完了します。 ※2015/7/29当初発表されたWindows10では、アップデートした後でなければクリーンインストールは不可能でしたが、 2015/11中盤登場の「Windows10 Ver1511 Threshold2」では、Win8/8.1プリインストールパソコンにおいては、 BIOSに登録されたプロダクトキーを自動的に読みだすため、最初からクリーンインストールが可能となりました。 本機種に行った場合、自動的にWindows10 Homeが自動認証されます。 4. ドライバの適用 初期状態では大半のドライバが入っていませんの以下の手順でドライバを入れてください。 1. ST2_Chipset_Driver_MVD9Y_WN_9.14.3.1168_A07.EXE チップセットドライバー(※コレがないと大半の機能が使えません) (http //www.dell.com/support/home/jp/ja/jpdhs1/product-support/product/latitude-10-tablet/drivers)のチップセットから「intel chipset driver」 2. GPS_BCM4751_W8_A02-P0P15_ZPE.exe GPSセンサー (http //www.dell.com/support/home/jp/ja/jpdhs1/product-support/product/latitude-10-tablet/drivers)のネットワークから「BCM47511 Standalone GPS Solution 」 3. Network_Driver_4Y0Y8_WN_12.0.0.6300_A06 WIFIドライバー(※DELLで配布されるWin8用は動作しません。MSコミュニティーより) (http //ftp.dell.com/FOLDER01524338M/1/Network_Driver_4Y0Y8_WN_12.0.0.6300_A06.EXE) 4. ISD_DualTouch_731-7 Wacom 筆圧有効化ドライバー (http //us.wacom.com/en/feeldriver/) ※チップセットドライバーは必須です。コレがなければあらゆる機能が動きません。 残り3つのドライバの内、WIFIドライバーもDELLで配布されているのはインストール出来ないので注意してください。 この情報は「Windows10 Home Ver1511 Threshold2」の新規インストールのみの情報ですので、 当初発表されたWindows10、Windows10 Proなどの新規インストール、無償アップグレードに関しては別途情報の 追加を待つか、自己責任の上で行われてください。 Windows 8.1へアップデートする (※業務などで使用する端末の場合、障害事例等が集まるまですこし適用を待ったほうがいいかもしれません) 回線速度、MSのサーバーの状況によりますが、アップデートには1~3時間程度かかります。 時間とバッテリーに余裕のあるときに作業することをお勧めします。 下記1~4 + 5の手順は必ず行ってください。 BIOSのアップデートなどを行わないと障害が発生することがあります。 1. BIOSのアップデート DELLのサポートサイトから最新のBIOSイメージを入手し、アップデートしてください。 2013年10月19日現在、A07 BIOSが最新です。 2. Windows 8.1 インストール スタートメニューから「ストア」を開き、Windows 8.1アップデートを開始します。 ※「ストア」内のメニューにWindows 8.1が表示されない場合、事前にWindows Updateの適用が必要です。 コントロールパネルから「Windows Update」を開き、KB 2871389 を適用してください。 Windows 8.1のアップデートを開始すると、ダウンロードから適用まで自動的に処理が進みます。 10月19日現在、MSのサーバーが込み合っている模様で、ダウンロードに1~2時間かかります。 3. Windows 8.1 の初期設定 基本的に「次へ」「次へ」と進めば完了します。 ※Microsoftアカウントを使用していない場合、アカウント登録でハマリます。 この場合、アカウント登録でメールアドレスの入力を求められた際、わざと1度間違えたIDとパスワードを入力してください。 一度エラーを起こすと「Microsoftアカウントを使用しない」というリンクが右側に出現します。 4. Windows Updateの適用 コントロールパネルから「Windows Update」を開き、重要な更新をすべて適用します。 ※Intel Graphics Media Acceleratorのインストールに失敗する場合 DELLのサポートサイトからチップセットドライバを入手し、インストールしてください。 2013年10月19日現在、A06が最新です。 ドライバのインストール・再起動後、再度Windows Updateを行ってください。 5. Wacom feel driverの再インストール Wacom feel driverを使用している場合のみ、この手順を行います。 この手順を行わないと、スリープが正しく行えなくなります。 いったんコントロールパネルの「プログラムと機能」から「ISDタブレット」を削除します。 再起動後、再度Wacom feel it driver(ISDタブレット)を再インストールします。 2013年10月19日現在、Ver.7.1.2が最新です。 Ver.7.1.2ではスリープが正しく行えなくなる問題が解消されています。WinTab APIが必要なユーザーはインストールしておきましょう。 障害情報等 ・スリープからの復帰時、グラフィックドライバの停止警告が表示される場合があります ・チャームからの検索時などに文字が崩れる現象が発生することがあります。 手順4を実行してください。 ・BIOSをアップデートしていない場合、バッテリーを見失う現象が発生することがあります。 手順1を実行してください。
https://w.atwiki.jp/jansou765/pages/346.html
如月千早(16才)の誕生日を記念して、麻雀大会を開催いたします。 期 間 <予選> 2012年 2月19日(日)0:00 ~ 2月23日(木)24:00 <本戦> 2012年 2月25日(土)0:00 ~ 24:00 形 式 四人打ち東南・赤あり 拡張ルール 開始点数 72000 トップ必要点数 83000 清算原点 83000 場 所 http //tenhou.net/0/?C65604357 ルール 一半荘の勝ち点+72を出した者は無条件本戦出場。 +72達成者が4の倍数人にならない場合は一半荘での高得点者から補充する(同点の場合は早い方優先)。 本戦は資格者同士で半荘勝負、最初2試合の合計得点トップの者が優勝(同点優勝あり)。 本戦開催日は誕生日当日の2/25。 2試合打ち終わった者は以後打ち子として参戦する(2試合未達成者優先) <本戦出場者> 参加条件 [IRC :wide系 #架空戦記麻雀倶楽部]に接続していること 獲得ランキングポイント +72賞 3pt 本戦1位 4pt 本戦2位 3pt 本戦3位 2pt 本戦4位 1pt 担当アイドル賞:担当アイドル<如月千早>のPLが予選卓にて10・30・50試合打つと+1pt 注意事項:個人を露骨に押し上げるような闘牌は無効と致します。 【+72賞】(2/23 ~ 24 00) bleach23 Lurker ten ステゴ (4名) 【予選一試合得点上位者】(2/23 ~ 24 00) 得点 プレイヤー名 (+124) Lurker +120 Sawanova +108 生3つ +103 天野まり 【本戦得点順位】 順位 得点 プレイヤー名 担当アイドル 1位 +137 ステゴ 音無小鳥 2位 +8 Lurker 四条貴音 3位 -72 bleach23 四条貴音 4位 -73 ten 星井美希
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青味のかかった長い黒髪と、華奢な体が特徴的な少女。非常に生真面目な性格で、何事にも厳しい。「歌姫」と称されるほど抜群の歌唱力を持ち、自身も歌を愛しているが、「歌以外に失って困るものは無い」と言うほど歌に固執している節が在る。将来歌手(ヴォーカリスト)として生きていきたいと希望しており、アイドル活動はその腰掛け程度にしか考えていない。それゆえ当初はグラビア撮影などの歌に関係の無い仕事を軽視している。『DS』では超一流アイドルとして日本国外で活動している。性格はだいぶ軟化したようで、超有名歌番組『オールド・ホイッスル』には「番組史上初のアイドル」として出演している。武田には何度か作曲依頼をしているものの、はぐらかされている。また、自分の興味のないことに関しては極めて冷淡と見受けられる描写がある。 元々根は朗らかで優しい性格だったが、弟の交通事故死を境に家族関係が悪化し、現在の性格が形成された。また、その性格ゆえに他人に対して寛容でない態度を取ることがあり、友人もあまり多くはない。特に学校で所属している合唱部では歌に対する認識の違いから他の部員と対立し、以来部活動には実質的に参加していない。しかし、プロデューサーや他のアイドルとの交流を通じて次第に元の性格を取り戻していく。意外にも笑い上戸で、低レベルな駄洒落に腹を抱えて笑い出す時がある。 他のアイドルに対しては基本的に呼び捨てだが、雪歩・やよい・伊織・響・貴音・876メンバーには名字に、あずさには名前にそれぞれ「さん」付けで呼ぶ。『MASTER LIVE 02』トークパートではモノローグで雪歩を呼び捨てにしており、真と共に呼び捨てで一喝した。小説版ではこの辺の理由について、律子に対しては千早が律子たちと打ち解けられるように律子が提案し、雪歩に対しては上級生にあたるからという描写がされている。 基本パラメーターはボーカル突出型だが、他2つも高水準で、総合的にも能力値は最高水準な反面、テンション管理は非常に難しい。 2002年のAMショーで参考出展されていたときのポップなどで名前が律子と逆になっていた[12]が、これはバンダイナムコゲームス石原章弘によれば単純ミスだったとのこと。 『2』では特に変化は見られないが、髪型が若干丸みを帯びた印象を受け、髪が腰まで届いている。また、弟の死が原因による精神的ショックで声が出にくくなり、喉に負担がかかる無理な歌い方をしているという設定が追加された。律子は、千早の歌唱力が高すぎて自分の手には負えない、として千早の竜宮小町入りを見送っている。 『シンデレラガールズ』では初期のタイプに「クール」を選ぶと最初のキャラクターとして登場し、プレイヤーが手に入れる最初のカードとなる。そのため、能力は本編とは異なりやや控えめの設定である。他のタイプでも運次第で登場しプレイヤーが使用できる。 テレビアニメ版では、春香と関わることが多く、料理が苦手という設定がある。また、両親は数ヶ月前に離婚し、自身はマンションの部屋で一人暮らしをしている。ゲーム同様に、序盤は言動が暗く、歌に固執していたが、中盤以降は事務所のメンバーやプロデューサーとの交流を通じて徐々に明るい性格を取り戻して、色々な仕事を受け入れ、またコミカルな一面も見せるようになる。16話以降死亡した弟に関連するエピソードが劇中で散りばめられ、渋澤記者によって自身と死亡した弟に関する記事が雑誌に掲載されたショックで歌声が出なくなってしまう。アイドル活動を休止して自宅に引きこもってしまうが、千早の母が春香に託した弟のスケッチブックや、765プロのアイドル全員で作詞した新曲の『約束』、そして春香の手紙に励まされ、再び公の場に出ることを決心する。定例ライブで歌おうとするも客前で声が出ずにいたが、仲間たちが後押しするように一緒に歌ってくれたことにより再び歌声を取り戻す。これまで歌っている千早は笑顔を見せることはなかったが、歌っているときも笑顔を見せるようになった。 私服は基本的に長ズボンだが、『LIVE FOR YOU!特典アニメ』では珍しいスカート姿を見る事ができる。
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【元ネタ】THE IDOLM@STER 【参考動画】 http //www.nicovideo.jp/watch/1178263533 など。詳しくは千早タグで検索。 【中の人】今井麻美 【年齢】15歳 【能力】 一般的な女子高校生と同程度かと思われる。 歌に対してひたむきな情熱を向ける少女。 いいように言えば真面目、悪いほうに言えば堅物。 因みにその胸のサイズは脅威の72cm。 やよいと最下位タイである。 【関連人物への呼称】 一人称→私 天海春香→春香 高槻やよい→やよい 菊地真→真 双海亜美→亜美 基本的に同年代・年下は呼び捨て。 年上には~~さんづけだと思われる。 以下、本ロワでの動向(ネタバレ) +開示する 初登場話 16 チハヤム、大地に……立てない スタンス 対主催 現在状況 1日目・黎明の時点で死亡 現データ 30 ナイトメア時点 草原で支給品を確認中、闇化したサトシに襲われる。 その後、ピッピの『うたう』でピンチを凌ぐかと思われたが、 サトシは執念深く首を絞められて殺されてしまう。 キャラとの関係 名前 関係 解説 初遭遇話 天海春香 仲間 同じ事務所に所属。 未遭遇 菊地真 仲間 同じ事務所に所属。 未遭遇 双海亜美 仲間 同じ事務所に所属。 未遭遇 サトシ 敵対 いきなり襲撃されて殺害される。 16 チハヤム、大地に……立てない ピッピ その他 気付かぬ形で援護される。 30 ナイトメア
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ニコニコ動画/アイドルマスター/如月千早 デュオ高再生 2008-10-31 【リンク】 THE IDOLM@STER 公式サイト THE IDOLM@STER Wikipedia The iDOL M@STER ニコニコ動画まとめWiki ◇◆『ニコニコ動画/アイドルマスター』へ ◇如月千早◆ ソロへ/ソロ高再生へ/デュオへ/トリオへ/トリオ高再生へ/殿堂へ/コミュへ/その他へ/墓地へ アイドルマスター ふたりのもじぴったん 追加修正版 アイドルマスター ML04 『inferno』 アイドルマスター inferno アイドルマスター 愛より青い海 / 上々颱風 アイドルマスター 千早、あずさの mysong(歌姫楽園風味) わた、俺の春香誕生祭はまだ終わってないよ!(Happy Life @ 田村ゆかり) アイドルマスター 「あしたアイシテル」 アイドルマスター レディオ 『Inspire』 アイドルマスター Do-Dai 千早と美希の乳揺れ具合を比較してみた アイドルマスター 太陽と月 ReProduce 千早 あずさ アイドルマスター GambleRumble / m.o.v.e [MAD] im@s 偶像演劇「JOINT -境界式-」 アイドルマスター 「魔法少女マロン スカーラル」 アイドルマスター 「Super Scooter Happy (capsule)」 千早・雪歩 アイドルマスター 千早 あずさ 夢見る頃 アイドルマスター 淋しい熱帯魚 Wink(千早&あずさ) アイドルマスター あずさ&千早 『DREAMS』 アイドルマスター 「乙女はDO MY BESTでしょ?」 千早&春香 アイドルマスター 「Beautiful World -Miki・chihaya-」 アイドルマスター ゲッチュウ! らぶらぶぅ?! 千早・真 アイドルマスター ドリルでルンルン クルルンルンVer.2.1 ◇◆『ニコニコ動画/アイドルマスター』へ ◇◆『ニコニコ動画』へ Amazon THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 05 如月千早
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Elemental Fortitude 術者は50%の火、氷、雷への耐性を得ます Elemental Fortitude ジェム 疲労 内部ID 364 0 10 使用 水中判定 効果 効果量 戦闘 水中可 Buff 主属性 主Lv 効果発生数 射程距離 Nature 1 1 0 副属性 副Lv 効果範囲 命中補正 - 0 0 0 領域 Lv 防御判定 抵抗判定 Alteration 4 専用国家 ゲーム内説明文 Increases resistance to fire, cold and lightning. 和訳 炎、冷気、電撃に対する耐性を高めます。 注記 緑単独で3属性に耐性を得る自己強化魔法。流石に効果は100%ではなく、50%しか増加しないが便利なことには変わりない。毒は対象外なので、必要であれば別途Resist Poisonを使うことになる。 あまりに攻撃が激しいと半減程度では不安が残ることもしばしばだが、元々50%以上の耐性がある属性であれば無効にできるので、使い手によってはより有益な魔法になる。そうでなくても無いよりは遥かに良い。 元々専門外とも言える領域をカバーする魔法なので、それだけでも十分すぎるほど強力であると言えるだろう。同系の魔法から見ると疲労も大きいが、それでも10なら気にするほどのことでもない。 コメント 名前 コメント
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「クソッ! なんでだ!? なんでまたこうなるんだ!?」 プロデューサーが搬送されたという病院へ向かい走り続けながら叫ぶ。 時刻は夜、昼とは違う賑わいを見せる街を行く人々が動く障害物となって道を阻む。 「どけっ! どいてくれっ!」 目の前に立ちふさがる相手を掻き分けて進む。迂回という手は浮かばなかった。一秒でも早く進まなければな らないという焦燥に駆られていたからだ。 奇異と苛立ちが篭った視線をすべて視界から外し、ただ行く先だけを見据えながら自問する。 ――なんで、俺は何も救えないんだ? 焦りが染み渡った思考が最悪の未来だけを想像させる。ひょっとして、もしかしたら、そんな楽観的な考えは当 の昔に置いてきてしまった。 脚に感覚がない。事務所を飛び出して五分かそこらだというのに、すでに身体は極度の緊張のせいで疲労の極みに達しかけていた。 ――なんで俺はいつも……守りたいものを守れない!? 両親を失った。マユを失った。ステラを失い、仲間から託された未来すらも失った。 いつも、いつもだ。かけがえのないものばかりが両手の隙間から零れ落ちていく。あわてて掬い上げたところで 失ったものは返らず、そしてまた零れていく。 ――俺は……俺はっ!! 200mほど先で輝く赤十字の印を睨みつけながら、ただひたすらに脚を動かし続けた。 ――事故。 その単語を聞いた瞬間考えたことはプロデューサーや美希の安否ではなく、かつて同じような話を聞いたこと だった。 決して非日常的なものではない、しかし身近で起こるとは思わなかった出来事。 まして幼かった自分にはそのことをすべて理解することなどできなかった。 ……ただ、「いなくなってもう会えない」ということだけを漠然と感じていた。 「あ、シン君!?」 音無さんの叫び声で回想が打ち切られる。まだぼんやりとした意識の中で、ドアを弾き飛ばすような勢いで走り 去っていったマネージャーの姿を捉えた。 反射的にその背中を追いかけようとして、止まる。 ――もう、間に合わないかもしれないのに? 過去の傷が警告する。もう事故は起きてしまったのに、もう病院に運ばれてしまったのに、今から必死になって 走ったところで、もうすべては終わってしまっているかもしれないのに、 それでも彼を追いかけるというのか、と。 「……そんなこと、ない」 勝手に漏れ出た言葉に自分が一番驚いた。しかしその一言がきっかけとなり、地面に縫い付けられたように動 かなくなった足が自由を取り戻した。 「私も、行ってきます!」 新たに宿った衝動に従って、すでに駆け抜けて行ったマネージャーの背中を追いかけ始めた。 「いやさ、本当に悪かったって」 「うるさい。バナナの皮で転んで頭打って一週間ほど寝込みやがれこの馬鹿プロデューサー」 事務所を飛び出して30分後、頭に包帯を巻いたプロデューサーに悪態をつきながら今まで走ってきた道を四 人で戻っていた。 プロデューサーの怪我は大したものではなかった。トラックに跳ね飛ばされたものの奇跡的に軽い打撲と程度 で済み、検査もすぐに終わるほど身体に異常はなかったらしい。 という説明を聞いた直後に看護士から強引に場所を聞いた自分が飛び込んできたんだそうな。おかげでとん だ恥をかいてしまった。 「参ったな、そんなに心配してたとは思わなくて」 「気楽だなアンタは。こっちはまた……」 ――また、零れ落ちてしまったのかと不安だったというのに。 という言葉を喉元で抑えつける。プロデューサーがこちらの事情を知らないことを失念していた。 「……小鳥さんも血相変えてたんですからね。プロデューサーの怪我のこと知ったら根に持ちますよきっと」 「う、それは怖いなぁ……あれ? ひょっとして千早も怒ってる?」 後ろを振り向くと涙を目に溜めた美希と不機嫌そうな千早が並んで歩いていた。 「当たり前です。安心していないわけではないですけど、この時期にプロデューサーが倒れたら私たちにも大き な影響が出ます。それも決して良くないものが」 う、とプロデューサーが言葉を詰まらせている。秋スペを目前に控えた千早たちからしてみればこの危惧は当 然のものだろう。 だがそこまで一気に喋った千早は、悲しみを称えた瞳で続きを語った。 「もっと自分を大事にしてください。私たちだけじゃない、春香たちにとってもプロデューサーは欠けてはならない 人なんです。トップアイドルを目指すとみんなと約束したじゃないですか」 「千早……」 その言葉の裏には少なくない失望があった。彼女の立場で考えるなら、夢を果たすまで共に歩むと誓った相 手に裏切られたような気持ちなのだろう。事故とはいえ、その約束が果たされなかったのかもしれなかったのだか ら。その気持ちはすべてとは言わないが理解できるものだった。 「……すまない、軽率だった」 プロデューサーは深々と頭を下げた。だがその姿を見て、今まで泣きじゃくっていた美希が叫ぶ。 「違う、違うの! プロデューサーさんは私を助けてくれて、だから……!」 途中に何度か嗚咽交じりだったものの、美希は真相を語った。 簡潔にまとめるとプロデューサーと美希が二人で並んで歩いていたところに猫が現れ、美希が近づこうと車道 に飛び出したところでトラックが突っ込んできたらしい。危うく轢かれそうになった美希をプロデューサーは身を挺 して突き飛ばし、トラックに撥ねられた……ということだった。 「そんな、なんでそのことを言わなかったんですか!?」 すべてを聞いてプロデューサーに向き直ると、申し訳なさそうな顔でこめかみを掻いていた。 「いやだってさ、どっちにしろ俺の責任だから話がこじれないなら言わないほうがいいかなと」 プロデューサーの真意が言葉通りではないことは分かる。美希に責任を感じさせないためにすべて自分のミス として済ませようとしたのだろう。 とはいえ、真実を隠されたのは気分がいいものではない。 「いつか俺たちにコーヒーでも奢ってください。このことは社長には言いませんから」 「ハハ……助かる」 呆れるほかない。今回のことで多少なり自身に悪い影響があるかもしれないというのに。 ――この人は本気で美希たちのこと想ってるんだな。 その気持ちを持っていたつもりだったが、今ここでその差を見せつけられた気がした。 「もう俺は大丈夫だから、君は千早を送ってくれないか? 俺は事務所に帰って報告しなきゃならないから」 「ミキに手伝わせて!」 特に必要ない、と言うプロデューサーだったが美希の「何もしないなんてできない」という主張に圧され、美希の 肩を借りて事務所に戻ることとなった。 「無事でよかったけど、無茶するよなぁあの人も」 千早を送る道中、あまりにも会話がなさすぎなことが心苦しくなって無理やり話題を出す。あまりこのことをぶり 返すのもどうかと思ったが、コーヒーの一件もあったので他に話題が見つからなかった。 「いざそういう状況になっても、助けられるかどうかは一か八だからな……」 このことについてはプロデューサーを讃えるべきだろう。もちろん車道に飛び出す前に止めるべきだったのだ が、それでも美希が轢かれてしまうより――結果論ではあるが――マシな結果になったのは確かだ。 目の前で、大切な人を無くすことにはならなかったのだから。 「ホント、二人とも無事で……千早?」 気付けば千早はずっと後ろで立ち止まっていた。また何か気に障ることを言ってしまっただろうか、と嫌な汗が 背中で噴き出したところで千早の口が開く。 「……プロデューサーに、なんて言おうとしたんですか?」 言葉の意味を理解しかねていると、今度は意志のこもった視線と一緒に問いかけが飛んできた。 「さっき、こっちはまた……って言いかけましたよね? それはいったい?」 しまった、と今さら後悔しても後の祭りだった。ここで下手に誤魔化しても千早は不審がるだろうが、かといって 本当のことを話すわけにもいかない。家族のこと、ステラのこと、どちらも正直に話すには自分の正体を明かさな くてはならない。 だが気付いたときには、右手にパステルピンクの携帯電話を握り締めていた。 「それは……?」 「…………携帯、妹の」 悩んだ末に、少しだけ真実を明かすことにした。できればすべて話すことは避けたかったのだが。 ――いや、それは自分が嫌な思いをしたくないからなのかもな。 自分の過去を明かさないと信頼を得られないというわけではないが、頑なに拒むこともないのかもしれない。何 よりも自分がその記憶から目を背けていることになるからだ。 「妹の、って」 言葉の意味を理解した千早の表情が目に見えて変わった。ここまで来ればもう迷う必要もない。 「二年位前になるけど、家族がみんないなくなってさ。それでいろいろあって今は765プロで働いてる」 『いろいろ』という言葉で語れない部分をすべてうやむやにし、差し支えない部分だけを話した。嘘は言ってい ないのでそこは勘弁してほしいところだ。 「……すいません。気軽に話せることじゃ、なかったですよね」 「いや、気にしてないからいい」 少しキツイ言い方だったか、と若干後悔した。やはりどうしてもこの話題だけはこんな空気になってしまう。 「あの……私も」 千早の口が空気を求めるように開閉を繰り返す。話したいのに言葉が出てこない、そんな印象を受けた。 「私、私は……!」 何かを訴えるような意思を感じた。視線や声、全身から出る気配というべきか、黙って彼女の話を聞くべきだという義務すら覚えるほどだった。 だが、その言葉が紡がれる前に背後から窓ガラスが割れる音が響き、反射的に振り向いた。 「な、なんだ!?」 どこの家なのかは分からないが、割れた窓から漏れてくるのであろう声から察するに近くもないが遠くもない距 離であることは分かった。 「……気にしなくてもいいですよ。いつものことですから」 千早の声に再び振り返るが、そのときにはすでに自分の横を通り過ぎようとしていた。 「千早……?」 「ずっとあんな感じです。この8年間、ずっと」 8年間、その言葉に背筋が凍りついた。それが意味することだけでなく、そのことを語る千早のすべてを諦めきっ たような声に。 「明日も早いです。マネージャーも早く戻ったほうがいいですよ」 それっきり振り返らず、千早は歩いていった。おそらくはあの窓ガラスが割れた家へと。 「ちは……」 呼び止めようとしたが、最後まで名前を言うことができなかった。 やがて千早が角を曲がり姿が見えなくなったが、それでもしばらくの間その場から動くことは出来なかった。 ……再び事務所の屋上へと昇り、あぐらをかいて夜空を見上げる。多少雲が出ていたものの月は変わらず天 にその存在を誇示するかのように光を放っていた。 「情けない話だけど、また来ちまったよ」 相談できる相手もいないから今夜も付き合ってくれ、とマユの携帯電話を片手に月へと語りかける。今でも夢と しか思えない邂逅を果たした戦友に。 「ホントに、俺は何をしてやれるんだろうな」 たとえば彼女たちの進む道に巨大な壁が立ち塞がったのなら、自分はそれを壊すだろう。彼女たちの足に鎖 が絡みついていたならそれを外し、重しが圧し掛かってきたのなら代わりに背負うことさえ辞さないつもりだ。 だがその壁や鎖を彼女たち自身の力でどうにかしなければならないものであるならば、自分は彼女たちを信じ て見守ることしか出来ない。自分の本来の役割は戦うことだ。それ以外では一から学んだところでこの様な程度 の人間だ。 ――8年、か。 以前の千早の家族がどうだったのかは知らない。だが、8年もの間に同じ屋根の下に住む家族があれほど派 手な争いを続けているということに想像を絶するほどのものだとは思う。 「待つしかないのか、千早のほうから話すのを」 千早が何を言いかけていたのかが気になる。だがおそらくは、こちらから聞き出すことは許されない類の話なの だろう。 ――歯痒い話だけど、それしか…… そう自分に言い聞かせつつも胸の奥に宿ったなんとも表現しがたい感情は膨れ上がるばかりだった。 「あ~やっぱ無理だ! 何か良い手ってないのか?」 頭を掻きながら自問自答する。 結局、日付が変わるまで考えてもその答えは浮かばなかった。 ……秋スペ開催まで、刻一刻と時は迫っていた。 如月千早-02へ戻る 如月千早-04へ進む 目次へ
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ポイント:5 タイプ:ボーカル 特徴:≪765プロ≫≪孤高≫ 参加可能イベント:〔マッチフェス〕 開催イベント:〔マッチフェス〕〔サバイバル〕 特訓:不可 【ステージに出る】 ステージにいる、このアイドル以外の自分のアイドル1人を対象とする。 それを自分トラッシュに送り、ターン終了までこのアイドルのポイントを『+3』する。 「白い雪に覆われた道を…私はゆっくりと歩んでいく…あなたが向こうで、待っているから…」 ――――――――如月千早 Illust:ひとつきなのか 名前 コメント
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ニコニコ動画/アイドルマスター/如月千早-トリオ 2008-01-23 【リンク】 THE IDOLM@STER 公式サイト THE IDOLM@STER Wikipedia The iDOL M@STER ニコニコ動画まとめWiki I m@s m@s ter ** アイドルマスター Q Aサイト ** THE IDOLM@STER RADIO ◇如月千早◆ ソロへ/デュオへ/コミュへ/その他へ ★ アイドルマスター 真+あずちは Bravin Bad Brew 完全修正版 http //www.nicovideo.jp/watch/sm2104065 アイドルマスター 春香 Neva Eva 島谷ひとみ http //www.nicovideo.jp/watch/sm2002989 アイドルマスター The Legacy(Alphazone remix) 春香 美希 千早 http //www.nicovideo.jp/watch/sm2001533 ★ アイドルマスター 「God Diva」 【 春香 千早 真 】 http //www.nicovideo.jp/watch/sm2011353 アイドルマスター 春香 「チェリーレッドのピストル」(佐藤裕美) http //www.nicovideo.jp/watch/sm2006262 ★ 「アイドルマスター 「nowhere / MADLAX」 feat.Chihaya」 http //www.nicovideo.jp/watch/sm2010163 アイドルマスター relations QUARTET VERSION http //www.nicovideo.jp/watch/sm1952248 アイドルマスター おひさま色のMerry-go-round[ver2.1] http //www.nicovideo.jp/watch/sm1170256 アイドルマスター Perfume Twinkle Snow Powdery Snow PV風 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1852998 アイドルマスター 人として軸がぶれている【非再現】 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1859967 アイドルマスター 花帰葬 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1801652 アイドルマスター 「愛のカルマ」 三浦あずさ (真・千早) http //www.nicovideo.jp/watch/sm1729484 アイドルマスター Fatally http //www.nicovideo.jp/watch/sm1789548 アイドルマスター 千早 『すてきなホリデイ+α』 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1810499 アイドルマスター DIVE TO WORLD (春香・美希・千早) http //www.nicovideo.jp/watch/sm1813177 アイドルマスター FU・WA・RI 告白! (春香・美希・千早) http //www.nicovideo.jp/watch/sm1819040 アイドルマスター SAVEGEプラスα http //www.nicovideo.jp/watch/sm1770303 アイドルマスター Perfume パーフェクトスター・パーフェクトスタイル PV風 http //www.nicovideo.jp/watch/sm884069 アイドルマスター Perfume チョコレイト・ディスコ PV風 http //www.nicovideo.jp/watch/sm884320 アイドルマスター ないしゃおだくーにゃん メイドVer. http //www.nicovideo.jp/watch/sm1680827 アイドルマスター 「コンプレックス・イマージュ」 ACM http //www.nicovideo.jp/watch/sm1711534 アイドルマスター 『ルーレット☆ルーレット』やよい、千早、春香 http //www.nicovideo.jp/watch/sm862744 アイドルマスター DJ Baby http //www.nicovideo.jp/watch/sm1692245 アイドルマスター 神さまのBirthday http //www.nicovideo.jp/watch/sm202647 アイドルマスター 初音ミク「私の時間」 春香・雪歩・千早 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1525836 アイドルマスター 千早 あずさ 真 Here we go!! メルヘンメイド http //www.nicovideo.jp/watch/sm1634285 アイドルマスター 9 02pm m@ster version http //www.nicovideo.jp/watch/sm1609668 アイドルマスター 夢想歌(Suara) 千早・あずさ・真 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1376101 アイドルマスター『ウェディング・ベル』くたばっちまえ(*⌒∇⌒*)ゞ♪ http //www.nicovideo.jp/watch/sm1435153 アイドルマスター 美希千早春香 「朱い月」 PV風MAD http //www.nicovideo.jp/watch/sm1376463 アイドルマスター 千早 ないしゃおだくーにゃん http //www.nicovideo.jp/watch/sm454097 アイドルマスター ないしゃおだくーにゃん チャイナVer. http //www.nicovideo.jp/watch/sm952614 アイドルマスター 「BRAVE PHOENIX」 (水樹奈々) http //www.nicovideo.jp/watch/sm1226996 アイドルマスター×初音ミク 『みくみくにしてあげる♪』 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1101528 アイドルマスター Destiny -太陽のあずさ- 永遠の20歳 http //www.nicovideo.jp/watch/sm571193 アイドルマスター ヘミソフィア(ラーゼフォン) 千早・あずさ・真 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1049868 アイドルマスター 真 - Venus say... / Buzy - http //www.nicovideo.jp/watch/sm967914 アイドルマスター -ANUBIS- http //www.nicovideo.jp/watch/sm1001206 【アイドルマスター】 絶世美人・完全版 やよい 美希 千早 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1262238 アイドルマスター 『ゆずれない願い』 アイドルナイトレイアース ver1.1 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1084163 アイドルマスター ふぃぎゅ@謝肉祭 伊織・千早・雪歩 http //www.nicovideo.jp/watch/sm725618 アイドルマスター 「○ルン○スト・斬!!」 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1025946 『ニコニコ動画/アイドルマスター』へ 『ニコニコ動画』へ Amazon THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 05 如月千早