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「好きです、唯先輩」 夕暮れの帰り道、私は唯先輩にそう告げた。 全く緊張しなかったと言えば嘘になるが、意外にあっさりと自分の気持ちを伝える事が出来た。 「どうして…」 つい先刻までの笑顔が消え、唯先輩は悲痛な声で呟いた。 「どうして、そんな事を言うの?」 唯先輩は今にも泣き出しそうな顔をしていた。 その悲しげな表情に思わず臆しそうになる私だったが、その気持ちを振り払うように強くはっきりと告げた。 「どうしても何もこれが私の気持ちだからです」 私の言葉に、唯先輩は顔を伏せ静かに首を振る。 「駄目だよ、あずにゃん…私、私は…」 「唯先輩…」 私の告白のせいで唯先輩が苦しんでいる、その事実に私の胸は張り裂けそうになる。 けれど…。 「何度でも言います、私は唯先輩が好きです」 私は言葉を紡ぎ続けた。 私の愛する人の為に、私を信じて送り出してくれた人の為に、そして私自身の為に。 ―それは、一昨日の事だった。 その日、私は学校の屋上にいた。 授業が終わる頃、大事な話があるからと私は憂に呼び出されていた。 「…」 今、私の目の前には憂が居る。 こちらに背を向けたまま、夕暮れが迫る空をぼんやりと見上げていた。 「…」 暫くそうして空を見上げていた憂だが、やがて何かを決心した様に私の方へ向き直り口を開いた。 「ねぇ、梓ちゃん」 「ん…どうしたの、憂?」 「梓ちゃんってさ…お姉ちゃんの事、どう思ってる?」 いきなりの問い掛けに、私の心臓はドクンと音を立てて飛び跳ねた。 「ど、どうって…ちょっとだらしない所もあるけど、良い先輩だと思ってるよ」 私は少し焦りながらそう答えた。 「そう言う意味じゃなくて…ね、わかるでしょ?」 「そ、それは…」 急速に顔が熱くなっていくのが自分でもわかる。 確認はできないが、きっと私の顔は茹蛸の様に真っ赤になってるに違いない。 「あはは… うん、その反応でわかっちゃったよ」 全てを見透かした様に憂がそう言った。 「憂…恐ろしい子」 「…でね、梓ちゃんにお願いがあるの」 「お願い?」 私が聞き返すと、普段はあまり見せない真剣な表情でこう言った。 「その気持ちが本物なら告白して欲しいの…お姉ちゃんに」 「え…」 憂の突拍子もない言葉に私は一瞬、唖然となる。 「な、何の冗談よ?」 「私、真剣だよ」 変わらず真剣な表情でそう言い放つ。 その表情を見れば、先刻の言葉が冗談ではないのは明白だった。 何よりも憂がそんな冗談を言う筈がない事は、私が一番良く知っていた。 だって、憂は…。 「憂…だけど良いの?」 「何が?」 「何がって、憂は唯先輩の事…」 「うん…私も好きだよ、お姉ちゃんの事」 当然の様にさらりと言う。 「なら、どうして?」 「私の好きは…梓ちゃんの好きとは違うものだもん」 「…違うの?」 「違うよ、お姉ちゃんの事は大好きだけど、キスしたいとかエッチしたいとかは思わないもの」 「エッ…!わ、私だってそんな事…!」 「考えた事ない?」 「うっ…」 「ふふふ、梓ちゃんって本当にすぐ顔に出ちゃうよね」 憂がニコニコしながら言う。 「む…悔しいけど反論出来ないのが痛い」 「そう言う事だからお願い…ね?」 口調は軽いが、その表情は先程の真剣なものに戻っていた。 「ちょ、ちょっと待って… 憂の気持ちはわかったけど、だからって何で私が唯先輩に告白しなきゃいけないの?」 「…」 私の反論に憂は無言のまま顔を伏せる。 「憂?」 「…時間がないの」 今にも消え入りそうな小さい声で、憂がそう呟いた。 「え?」 「ねぇ、梓ちゃん…」 「憂?」 「手が届かなくなってからじゃ遅いんだよ?」 その言葉の意図が掴めない。 手が届かなくなってからじゃ遅い?一体、何の事を言ってるんだろうか。 「憂、それって一体…」 「お姉ちゃん」 私の言葉を遮り、俯いたままで憂が言う。 「お姉ちゃんには、もう時間がないの」 「時間がない?」 唯先輩に時間がない?一体、どう言う意味だろう? 卒業の事を言ってるのだろうか?それとも、まさか何処かへ転校してしまうとか? 色々な憶測が私の頭を駆け巡ったが、どれも今一つピンと来なかった。 「ねぇ、憂… 唯先輩に時間がないってどう言う事なの?」 「…」 憂は無言のまま顔をあげる、その表情は悲愴な色に満ちていた。 「お姉ちゃんね、もうすぐ何もかも忘れちゃうかも知れないの」 「!?」 「先天性のものらしいんだけどね…」 再び顔を俯かせ、憂が静かに話し始めた。 「お医者さんが言うには、恐らく卒業するまで持たないだろうって…」 「何よそれ…」 「脳の萎縮が急速に進んでるらしいの… 少しづつ、だけど確実に、お姉ちゃんの記憶が失われていくって…」 あまりにも突然の告白に私の頭は混乱する一方だった。 「どうする事も出来ないの?」 私の問いに、だが憂は首を横に振る。 「ただ黙って見てるしかないって言うの!?」 憂は答えなかった。 「唯先輩がまさかそんな…」 「…」 「酷いよ…あんまりだよ…!」 「仕方ないんだよ、私達にはどうする事も出来ないんだから」 「仕方ないってそんな言い方…!」 ないじゃない! そう言い掛けた私だったが、憂の顔を見て言葉を失った。 「…」 必死で涙を堪える憂。本当は泣き出してしまいたい筈。けれど泣かない。 それは、私に伝える為。泣いても仕方ない。今、私達がやるべき事はそんな事じゃない。 憂の表情が私にそう言っていた。 「ごめん、憂…」 「ううん、良いんだよ」 「憂…」 「梓ちゃんが怒ってくれて嬉しいよ… だって、それだけお姉ちゃんを想ってくれてるって事だから」 涙交じりの笑顔でそう言った。 「だけど、唯先輩の知らない所でそんな事になってるなんて…」 「知ってるよ」 「え?」 「お姉ちゃんは全部知ってるんだよ… もうすぐ自分が記憶を失ってしまう事も、それを止める方法がない事も」 「嘘…でしょ?」 「…」 憂は答えなかったが、その表情はそれが真実である事を語っていた。 「じゃあ、何? 唯先輩は自分がそんな状態だって知りながら、いつもあんな風に明るく笑ってたって言うの?」 「うん…それが、お姉ちゃんなんだよ」 「いつから知ってたの?」 「三年前かな、高校に入る少し前だよ」 「…」 言葉が出て来なかった。 私の記憶の中の唯先輩はどんな時も笑って、そんな様子など億尾にも出さなかったから。 「お姉ちゃんね、いつも口癖の様に言ってた事があるんだ」 「唯先輩…何て言ってたの?」 「例えどんな結末が待っていても逃げたくない…って」 「…」 その言葉にはどれ程の決意が込められていたんだろうか。 「でもね…逃げちゃったんだよ、お姉ちゃん」 「逃げたって、何から…?」 「梓ちゃんだよ」 「わ…たし?」 「お姉ちゃんは梓ちゃんの事が好きなんだよ」 「え…」 その言葉で、私の思考は瞬間的に停止した。 「勿論、それは…私のお姉ちゃんに対する『好き』じゃなくて、梓ちゃんがお姉ちゃんに対して抱いてる『好き』って気持ちの事だよ」 憂がそう言って念を押す。 「唯先輩が私を…?」 「だけど、お姉ちゃんからはその気持ちを絶対に伝えない、伝えられないの…何故かはわかるよね?」 唯先輩は自分の置かれている状況を理解している。 つまりは近い将来、自分がどうなってしまうかを知っていると言う事だ。 「唯先輩…」 「私が梓ちゃんにお願いしたのは、つまりそう言う事なんだよ」 「…」 「このままじゃお姉ちゃんは絶対に後悔する… その事自体いずれ忘れてしまうとしても、私はお姉ちゃんにそんな後悔をして欲しくないの」 「憂…」 「梓ちゃん… 私のお願い、聞いてくれないかな?」 そう言って、憂は私を見つめる。 今にも泣き出しそうな、けれど強い意志をその瞳に宿して。 「答えは一つしかないよ」 そう言いながら、私は憂の体をそっと抱きしめた。 「えへへ… 抱きしめる相手が違うよ、梓ちゃん」 「良いんだよ、憂… これは、今までずっと頑張って来た憂へのご褒美だから」 「梓ちゃん…」 「後は私に任せて…ね?」 「梓ちゃん、お姉ちゃんを幸せにしてあげてね」 「うん、約束するよ」 私は静かに目を閉じ、その意志を固めた。 「唯先輩」 私の呼び掛けに、俯いて黙り込んでいた唯先輩が顔を上げる。 「ずっと、我慢してたんだよ? 諦めようとしてたのに…どうして?」 そう言って、唯先輩は悲痛な表情で私を見つめた。 「悲しませてごめんなさい… だけど、この想いだけは絶対に譲れません」 「唯先輩、貴女が好きです」 三度目の告白。譲れない。諦めない。絶対に。 「ずるいよ、あずにゃん…」 「好きな人にそんなに求められたら… もう我慢なんて出来ない、諦める事なんて出来ない」 そして、唯先輩が一際大きな声で叫ぶ。 「私だって、大好きなんだもん!」 それはきっと魂からの叫び、唯先輩がずっと抑えてきた想いを解放した瞬間だった。 「我慢する必要なんてないですよ」 私は唯先輩の震える肩に手を掛け、そしてゆっくりと抱き寄せた。 「あずにゃん…」 気付けば、お互いの息が掛かりそうな距離。 間近で見る彼女の顔は、いつも以上に綺麗に見えた。 「唯先輩…」 彼女の全てが私を釘付けにする。 そっと彼女の頬に手を触れる、そして引き寄せられる様に唇を重ねた。 『…』 唯先輩は少しも抗う事なく、私のキスを受け入れてくれる。 『ん…』 実際には数秒の事かもしれないが、私には永遠に感じられたその時間。 私達は唇を離し、無言のまま見つめ合う。 『…』 そして、どちらからともなく再び唇を重ね合わせた。 「あずにゃん、今日の事は忘れてくれないかな」 二度目のキスを交わした少し後、唯先輩が徐にそう言った。 「そんな勝手な言い分を私が許すとでも思いますか?」 「ですよね~」 私の答えに唯先輩は苦笑する。 「折角、こうして想いが通じ合ったのに… 唯先輩、本当は私の事あまり好きじゃないんですか?」 「ううん、大好き」 見事に即答だった。 「それなら、何も問題ないじゃないですか」 「…」 唯先輩は答えない、先刻の様に黙って俯くだけだった。 「唯先輩」 私は唯先輩をそっと抱きしめ、自分の決意を口にした。 「絶対に忘れさせませんから」 私の言葉に唯先輩が呆然と呟く。 「あずにゃん、何で…?」 「病気の事、憂から聞きました」 「そっか… 知ってたんだ、あずにゃん」 唯先輩はそう呟くと、ゆっくりと私から離れようとした。 「唯先輩?」 それを追って手を伸ばすが、唯先輩は拒絶する様にその手を振り払う。 「ありがとう、あずにゃん…だけど、やっぱり駄目だよ」 「何が駄目なんですか?」 「あずにゃんを悲しませたくないもん」 「…」 「嬉しかったよ、あずにゃんが好きだって言ってくれて」 「…」 「今、すっごく幸せな気分… だからね、このまま終わりにしよ?」 「…」 「私達にとって、それが一番幸せな事なんだよ」 「…」 「だから…」 「幸せですか?」 「え…?」 「唯先輩は本当にそれが幸せだって言うんですか?」 「うん、幸せだよ」 「じゃあ、どうして唯先輩は泣いてるんですか?」 「え…」 私の言葉を受け、反射的に頬を拭うがもう遅い。 唯先輩は泣いていた。 私を必死に諭す間、ずっとずっと泣いていた。 「本当に嘘が吐けない人ですね、唯先輩は…」 「こ、これは嬉し涙だよ!」 「流石にそれは苦しいです」 「うぅ…」 「そんな悲しそうな泣き顔で『幸せ』を連呼されたって、全く説得力ないですよ」 「…」 唯先輩は返す言葉を失くし黙り込む。 「唯先輩」 「なぁに、あずにゃん?」 「私の一番の幸せは唯先輩とずっと一緒に居る事です」 「あずにゃん、ずるい」 「ずるくて良いんです! 信じてください、私は絶対に悲しんだりしませんから」 「私があずにゃんの事を忘れちゃっても?」 「忘れさせないって言ったでしょ?」 「無理だよ、絶対に忘れちゃうよ」 「忘れたら憶えさせますよ」 「また忘れちゃったら?」 「そしたら、また憶えさせます」 「堂々巡りになっちゃうよ?」 「堂々巡りでも良いんです」 ここまで来たら意地の張り合いだ。 「もぉ…あずにゃんってば頑固なんだから」 頬を膨らませながら唯先輩が言う。 「頑固で良いんです、私は私の道を行くんです!」 負けじと私も言い返す。 暫くおかしな睨み合いが続いていたが突然、唯先輩が頬を綻ばせた。 「…ぷぷ」 「唯先輩?」 「あ~ずにゃ~ん!ありがと、大好きだよ♪」 そう言って、抱きついて来る唯先輩を私も優しく抱き締め返す。 「私も大好きですよ」 「覚悟しててよ、あずにゃん…こうなったらもう、手加減無しで愛しちゃうからね!」 「望むところです、唯先輩♪」 夕暮れの帰り道に、寄り添いあった二つの影が伸びていた。 病気設定がいかせてない 発祥後の話がないと茶番 -- (名無しさん) 2010-12-29 15 16 17 ↑正論だが・・・細けぇこたぁどうでもいいのよ -- (ダメですぅ~) 2011-01-04 23 06 27 長編だったら良かった… -- (名無しさん) 2011-12-13 21 48 24 これの動画版見て泣いたなぁ…動画の方はハッピーエンドだったけど -- (名無しさん) 2012-09-03 21 28 03 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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わがままなこはすきですか【登録タグ VOCALOID かたほとりP わ 曲 鏡音リン】 作詞:かたほとりP 作曲:かたほとりP 編曲:かたほとりP 唄:鏡音リン 曲紹介 「わがままな子は好きですか?」 乙女チックで元気いっぱいの萌えリンソング。 コンピレーションCD「VL-SCRAMBLE」収録曲。 可愛いイラストは しーな氏 が手掛けている。 歌詞 謙虚なんていまどき流行らないし 我慢するのはからだに良くないでしょ だって かわいい服だって着たいし おいしいものも食べたいな そんなことずっとつぶやいてるけど 別に大事なことなんかじゃないの 大切なのは尽くしてくれる気持ち アタシ 女の子なんだもん 素敵なお姫様に いつだって憧れているんだもん だからお願い! 週末は必ず ふたりでおでかけしましょ 他愛のないおしゃべりも 全部聞き逃さないで シャンプーかえたこと ちゃんと気づいて誉めて ディナーは夜景の見える オシャレなところがいいな わがままな子は好きですか? 上目遣いで袖をつかんでみたり 時には涙だって武器にしちゃいます そんな 甘えてる仕草も 乙女のたしなみでしょ 計算も重要なステータス 実はこれでも普段はいい子なんです 誰にだってこうしてるわけじゃないのよ いつも わがままにつきあって 振りまわされてるキミの 困り顔に胸がキュンキュンしちゃうの だからお願い! アタシがメールしたら すぐに返事かえして 強がり言ってること 察して元気付けて 寂しい夜には疲れてるときでも すぐに飛んでかけつけて そっとやさしくギュッとして わがままな子は好きですか? だからお願い! 苦手だった手料理 残さず全部食べて 記念日には必ず サプライズ用意してね ずっとずっとまっすぐに アタシだけを見ていて こんなアタシだけど キミのことが大好き! わがままな子でごめんなさい♪ コメント かわいいですね。灰。 -- オルゴール (2010-03-01 23 05 08) わがままな子は -- きらいです (2010-03-02 00 10 53) 2次元なら可愛いが現実にいたら面倒くさいなwww -- ぬ (2010-03-06 21 48 20) 二次ならいいけど… -- あはは (2011-09-20 19 05 35) リンちゃんだから可愛い -- 名無しさん (2011-12-23 19 20 38) 名前 コメント
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私は、形武道が好きです(2006-10-30) - Jさんの見解は、まったく私と同意見です。古術も、これからはそういう方向で行くつもりです。ただ、私的には、日本拳法道と併伝して、護身的には少林寺拳法のような体系をやりたいとも思っています。 風門の儀に戻る
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❤️
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和「あ、律」 律「お?」 和「ありがと」にこっ 律「!おっおう」カァ 唯・澪「………」 唯「………」バシッ 律「いてっ!なにすんだよっ!」 唯「ふんっ」 律「お前なー」 澪「………」バシッ 律「いてっ!お前もかっ!?」 澪「ふんっ」 律「なんだってんだよ…」 紬「ふふっ」クスクス 律「おい、いつまで拗ねてんだよ」 唯「…」プイッ 律「ったく…っていうか生徒会長ってそんなに忙しいのか?」ぱくっ 澪「和が言うんだから忙しいんじゃないか?」もぐもぐ 律「昼休みまで~?」 紬「早めにお仕事片付けちゃう気でいるんじゃないかしら?」 律「ふーん…もしかして逢引だったりしてな!」わははっ 唯「っ…!」 澪「じょっ女子高だぞ」 律「それもそうかー」 澪「………」シュン 律「ん?」 紬「…」ぽわーん 律「ムギ、帰って来い」 唯(……………和ちゃん) …… 和(律のおかげでなんとか抜けられたわ…) 和(律ってふざけてるようで一番周りのこと見てるのよね……いい加減な部長だと思ってたけど案外向いてるのかもね)クスッ 和(………それにしても唯どうしたのかしら…?最近やけに甘えてくると言うか…) 和(………これじゃあ明日も一苦労しそうね) コンコンッ 和「失礼します」ガチャッ さわ子「」 和「ちょっ…先生…?」 さわ子「」 和「先生っ」ユサユサ さわ子「」 和「………さ…さわ子さんっ…」ぼそっ さわ子「!」ハッ さわ子「あ、和ちゃん」ぼへー 和「…寝てたんですか?」 さわ子「ん?んー………違うわよ!待ちくたびれて気絶しちゃったのよ!」グゥー 和「ごめんなさい…はい、これ」 さわ子「わぁ!いっただきまーす!」 和「召し上がれ」 さわ子「うん!おいしい!」バクバク 和「よかった」パク さわ子「で?どうしてこんな遅かったの?」 和「えーっと、実は唯が………」 さわ子(………唯ちゃんもしかして…?) 和「これじゃ明日も抜け出すの大変そう…」もぐもぐ さわ子「…」ムッ さわ子(っていけないいけない…私のが大人なんだから…) さわ子「………じゃあ一日置きとかにする?」 和「えっ?」 さわ子「一緒にお昼食べるの…」 和「嫌です」キッパリ さわ子「」 和「先生も休日に必ず会えるわけじゃないだろうし、私もこれから受験で忙しくなってくると思うから…二人の時間はなるべく大事にしたいんです」 さわ子「…」きゅーん さわ子(でもお友達も大事にしなきゃダメよ?) さわ子(………そう言わなきゃ) さわ子(言わなきゃいけないのに…)ぎゅっ 和「…あっあの私まだ食べ終わってないんですけど」カァ さわ子(もし唯ちゃんが和ちゃんを好きでも…) さわ子(それでも私は…渡したくない…) 和「先生…?」 さわ子「今、二人っきりよ…?」 和「………さわ子さん」 さわ子「和ちゃん」スッ 和「ん…」 小さくて、柔らかな唇 さわ子(女の子の唇ってこんな感じなんだ…) そっと重ねただけ ただそれだけのことが すごく嬉しい 和「………」カァ さわ子「ふふっ…しちゃった」 和「………」カァァァァ さわ子(真っ赤…可愛い…)ちゅっ… 和「んっ…」 もう一度重ねる 今度は少しゆっくりと 私の彼女への気持ちが唇から伝わっていくようにと、願いながら 夜 さわ子自宅 さわ子「………」ぼー さわ子「………」ぼーーー さわ子「……………柔らかかったなぁ…」 さわ子「!」ハッ さわ子(あああああ!また私!)ジタバタ! さわ子「はぁー…(あれからずっとこのことばっかり…)」 さわ子(初めてキスした中学生じゃあるまいし…)はぁ… さわ子(どーしちゃったのかしら…私) さわ子「……………」ぼーーーーー 和『ん…』 さわ子「~~~~~!」ジタバタジタバタ! さわ子「はぁー………明日どうしよ…(二人きりになったら絶対したくなる…)」 さわ子「っていうか学校でって…」ズーン さわ子(自己嫌悪だわ…) さわ子(それに唯ちゃんのことだってどうすれば…) さわ子(………なんか…年取るって嫌ね…考えなきゃいけないことが多すぎて…一点だけを見つめることできなくなってる…) さわ子(………あの子…唯ちゃんに告白されたらどうするのかしら) …… 唯「私も行く」 和(………ついにこうきたか…) 律「唯ー和は仕事なんだぞ?」 唯「やだ。行く」 紬「…」オロオロ 澪「唯、あんまり和を困らせちゃ可哀想だぞ?」 唯「…邪魔しないから」 和「………唯、どうしたの?最近変だよ?」 唯「……………嫌い」 和「………え…?」 唯「和ちゃんなんか嫌い!」 和「…!」 律「おい唯いい加減にしろよ!何が気に入らないんだよ!」 唯「…りっちゃんには関係ないよ」 律「…は?」 唯「関係ないから口出さないでって言ってるの!」 律「おっ前…」ギリッ 澪「律!」 律「……っ…」 紬「ゆ、唯ちゃんも落ち着いて、ね?」オロオロ 唯「……………」プイッ 律「…ずっとそうやってろよ!」スタスタスタ 澪「っ律!」ダッ 和「唯…」 唯「和ちゃんなんか嫌い…だもん…っ…」ぐすっ… 唯「…っ…ひっ…」ポロポロ 紬「………あの…二人で話し合ってきたほうがいいんじゃないかしら」 和「………そうね。唯、とりあえず教室からでましょう?」 唯「行かないっ…」ポロポロ 和「唯…」 紬「唯ちゃん…」 唯「行かないっ…!!」ボロボロ 和「………」 唯「うぇっ…ぐすっ…っ…」ボロボロ 紬「…唯ちゃん。いいの?」 唯「………」グスグス 紬「泣いてたって解決しないよ?」 唯「………」ぐすっ 紬「ちゃんと向き合わないと。ね?」 唯「…………………」コク…ン 紬「はい、じゃあいってらっしゃい」ニコ 和「…行こうか」 唯「…うん」 和「ムギ」 紬「はい?」 和「…ありがとう」 紬「…」にこっ 屋上 和「誰もいないわね…」 唯「……風…強いからね…」 和「そうね…」 唯「……………」 和「……………」 和「…あのね」 唯「……うん」 和「……好きな人が、いるの」 唯「…っ……」ドクン 和「…その人と一緒にお昼の時間過ごしてるの」 唯「…………」 和「黙っててごめんなさい。でもその人女の人だし…」 唯「…………教師…だし?」 和「え……唯あんた…(知ってた…?)」 唯「…キスしようとしてた」 和(やっぱり見られてたのか…) 唯「………なんで?」 和「え?」 唯「なんでさわちゃんなの?」 和「なんでって…」 唯「なんで…」 唯「なんで私じゃないの…?」 和「え……?(今なんて…)」 唯「なんで…」 和「唯…?」 唯「なんで私じゃないのっ!!!?」 和「!」ビクッ 唯「私なんか幼稚園の時からずっと和ちゃんのこと好きだったのに!!!」 唯「それなのになんで!?なんで出会ってまだ数年の女に横取りされなきゃいけないの!!!?」 唯「ずっと大好きだったのに!ずっと横にいてくれるの思ってたのに!!!」 唯「私のがっ!私のが和ちゃんのこと好きなのにっ!!!!!」 唯「なんでっ…なんでよおっ…!」 唯「うっ…ふぐっ…ふえええええ!」ボロボロ 和(……好き?) 和(唯が私を…?) 和(…いや好きでいてくれてるのは分かってた。それに私も唯のことが好き) 和(でも…私の好きと唯の好きが違ってたのは…知らなかった) 唯「ぐすっ…ひっ……」 和「……唯」 唯「のどがちゃん…」グスグスッ 和「唯、ごめんね?気づいてあげられなくて…」 唯「……」ぐすっ 和「そばでずっと見てたのに…それなのに唯の気持ちに気づけなかった…」 唯「…………」 和「ごめんなさい…」スッ 唯「……和ちゃん…」ぎゅっ 唯「謝らないで………そんな風に頭下げないで…」 和「………」 唯「私はそんなこと和ちゃんにさせたいわけじゃないの…ただ和ちゃんが好きなの…」ぎゅうっ 和(唯…) 唯「好き。大好き。付き合って」 和「………ごめんなさい」 和「私は…唯のこと親友としか思ったことないわ」 唯「………」ぎゅ 和「だから……ごめんなさい」 唯「……?和ちゃん…?泣いてるの…?」 和「泣いてなんか…ないわ…」グッ 唯「…私和ちゃんが泣いてるところ初めて見たよ」 和「…泣いてないってば」グスッ 唯「…ごめんね。そうさせたのは私なんだよね…」 和「違うっ…!泣いてないわっ!」ポロッ 唯「涙…溢れてきちゃったね…」ソッ 和「…!」 そう言って私の涙を拭う親友の顔にいつもの甘えたような表情はなく 私が見たこともないような大人の顔をしていた 和「…私も唯のそんな顔見たことなかったわ」 唯「?」 和「ううん」 唯「…もっと早く告白していたら何か変わったかな?」 4
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プリン好きですか? 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 好き 11 (69%) 2 別に 3 (19%) 3 まきひとwiki 1 (6%) 4 まきひとwiki 1 (6%) 5 嫌い 0 (0%) その他 投票総数 16 ※同じ発信元からは、『43200秒(=半日)』間を置かないと投票出来ません。 ※『その他』から選択肢を追加 【トップページ】 名前 コメント すべてのコメントを見る
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7月発売ゲーム 7/1 PS2 スカーレッドライダーゼクス レッド・エンタテインメント カテゴリー 恋愛アドベンチャー CERO『B』 備考 7/1 PSP 華ヤカ哉、我ガ一族 オトメイト カテゴリー 女性向恋愛AVG CERO『C』 備考 7/8 DS 牧場物語 ふたごの村 マーベラスエンターテインメント カテゴリー ほのぼの生活ゲーム CERO『A』 備考 7/16 Win STEAL! 通常版 Spray カテゴリー ■BL■ 18禁 備考 ◆こちらのゲームは18歳未満の方はご遠慮ください◆ 7/29 PSP S.Y.K ~新説西遊記~ ポータブル オトメイト カテゴリー 天竺道中恋愛AVG CERO『B』 備考 7/29 DS 好きです鈴木くん!! 4人の鈴木くん?? オトメイト カテゴリー 女性向けAVG CERO『A』 備考 7/29 PSP TAKUYO MIX BOX ~ファースト アニバーサリー~ TAKUYO カテゴリー ミニゲーム集 CERO『B』 備考 7/29 PS2 夏空のモノローグ オトメイト カテゴリー 夏色タイムループAVG CERO『B』 備考 7/31 Win 魔法使いとご主人様 New Ground ~Wizard and The Master~ QuinRose カテゴリー ファンタジー・恋愛アドベンチャーゲーム 全年齢対象 備考 8月発売ゲーム 8/5 PSP STORM LOVER D3PUBLISHERS カテゴリー 恋愛ADV CERO『B』 備考 8/19 PSP 真・翡翠の雫 緋色の欠片2 ポータブル オトメイト カテゴリー 女性向け恋愛AVG CERO『B』 備考 8/26 PSP 二世の契り オトメイト カテゴリー 女性向け恋愛AVG CERO『B』 備考 8/26 PSP 薄桜鬼 随想録 ポータブル オトメイト カテゴリー 女性向け恋愛AVG CERO『B』 備考 ツインパックはPSP版『薄桜鬼 ポータブル』とPSP版『薄桜鬼 随想録 ポータブル』が同梱されたセット商品です 8/27 Win 月ノ光 太陽ノ影&AnotherMoon リパッケージ版 aromarie カテゴリー ADV 18禁 備考 ◆こちらのゲームは18歳未満の方はご遠慮ください◆ 8/27 Win 熱砂ノ楽園 Vivid Color カテゴリー ■BL■ 18禁 備考 ◆こちらのゲームは18歳未満の方はご遠慮ください◆ 8/27 Win 紅色天井艶妖綺譚 藍丸捕物帳 LoveDelivery カテゴリー ■BL■ 18禁 備考 ◆こちらのゲームは18歳未満の方はご遠慮ください◆ 9月発売ゲーム 9/9 PSP VitaminX Evolution Plus D3PUBLISHER カテゴリー コミカル恋愛ADV CERO『B』 備考 9/22 PSP 花帰葬 PSP版 PROTOTYPE カテゴリー ■BL■ ビジュアルアドベンチャー CERO『B』 備考 9/30 PSP Starry☆Sky ~in Summer~ PSPエディション honeybee カテゴリー 一条の流星が如し矢を解き放つ青春いっぱいアドベンチャー CERO『B』 備考 9/30 PSP ヒイロノカケラ 新玉依姫伝承 ポータブル オトメイト カテゴリー 女性向け恋愛AVG CERO『B』 備考 10月発売ゲーム 10/7 DS 天下一★戦国LOVERS DS ロケットカンパニー カテゴリー 大河系恋愛アドベンチャー CERO『D』 備考 10/28 PS2 薄桜鬼 黎明録 オトメイト カテゴリー 女性向け幕末ドラマティックAVG CERO『C』 備考 10/28 PS2 裏切りは僕の名前を知っている -黄昏に堕ちた祈り- 角川書店 カテゴリー アドベンチャー CERO『A』 備考 10/28 PSP Lucian Bee s EVIL VIOLET PSP版 5pb. カテゴリー Dangerous Love ADV CERO『B』 備考 10/28 PSP Lucian Bee s JUSTICE YELLOW 5pb. カテゴリー Passionate Love ADV CERO『B』 備考 10/28 PSP LucianBee s -RESURRECTION SUPERNOVA- 5pb. カテゴリー ダメ男ダサ男改造AVG CERO『B』 備考 10/28 PSP LucianBee s TRILOGY BOX 5pb. カテゴリー ダメ男ダサ男改造AVG CERO『B』 備考 『LucianBee s TRILOGY BOX』はPSP版の『LucianBee s -RESURRECTION SUPERNOVA-』、『Lucian Bee s EVIL VIOLET』、『Lucian Bee s JUSTICE YELLOW』の3タイトルが同梱されたものです 11月発売ゲーム 11/3 Win Happy☆Magic! ポニーキャニオン カテゴリー 恋活アドベンチャーゲーム 全年齢対象 備考 11/11 PSP カエル畑DEつかまえて☆彡 ポータブル TAKUYO カテゴリー 学園それなりに恋愛アドベンチャー CERO『B』 備考 11/11 PSP 恋愛番長 命短し、恋せよ乙女! LOVE is POWER !!! オトメイト カテゴリー 女性向け恋愛AVG CERO『B』 備考 11/25 PSP 維新恋華 龍馬外伝 D3PUBLISHERS カテゴリー 恋愛アドベンチャー CERO『C』 備考 通常版は初回生産版終了後に発売。価格は同一になります 11/25 PS2 CLOCK ZERO ~終焉の一秒~ オトメイト カテゴリー 君と壊れた世界を生きるAVG CERO『B』 備考 11/25 PS2 PANDORA ~君の名前を僕は知る~ オトメイト カテゴリー 女性向けADV CERO『B』 備考 11/25 PSP 雅恋 ~MIYAKOI~ オトメイト×サンクチュアリ カテゴリー 平安絵巻恋愛アドベンチャー CERO『B』 11/26 Win あすか! ~僕ら星灯高校野球団~ まどか カテゴリー 野球恋愛アドベンチャー 全年齢対象 備考 12月発売予定ゲーム 12/2 PSP ワンド オブ フォーチュン ~未来へのプロローグ~ ポータブル オトメイト カテゴリー 恋も魔法も頑張る学園AVG CERO『B』 備考 12/4 Win 黒と金の開かない鍵。 little cheese カテゴリー AVG 18禁 備考 ◆こちらのゲームは18歳未満の方はご遠慮ください◆ 12/9 PS2 アーメン・ノワール オトメイト カテゴリー 絶望の都市で戦うADV CERO『B』 備考 12/10 Win Starry☆Sky ~After Spring~ honeybee カテゴリー アドベンチャーゲーム 全年齢対象 備考 12/16 PSP カヌチ 二つの翼 オトメイト カテゴリー 女性向け恋愛ADV CERO『B』 備考 12/16 PS2 クリムゾン・エンパイア ~Circumstance to serve a noble~ PS2版 QuinRose カテゴリー ファンタジー・恋愛アドベンチャーゲーム CERO『C』 備考 12/22 PSP Starry☆Sky ~in Autumn~ PSPエディション honeybee カテゴリー 恋も葉も大人に色づく一筋縄じゃいかないアドベンチャー CERO未定 備考 12/22 PSP 薔薇ノ木ニ薔薇ノ花咲ク PSP版 Quinrose カテゴリー ■BL■ ミステリアスボーイズラブアドベンチャー CERO『C』 備考 12/22 PSP 遙かなる時空の中で4 愛蔵版 KOEI カテゴリー アドベンチャーゲーム CERO『B』 備考 12/23 PSP うたの☆プリンスさまっ♪ -Amazing Aria- ブロッコリー カテゴリー キスよりすごい音楽をアンコールだよADV CERO『C』 備考 12/23 PSP 咎狗の血 True Blood Portable 角川書店 カテゴリー ■BL■ True Blood ADV CERO『C』 備考 12/24 Win コイビト遊戯 DVD版 PIL/SLASH カテゴリー ■BL■ AVG 18禁 備考 ◆こちらのゲームは18歳未満の方はご遠慮ください◆ 12/24 Win マスカレード DVD版 PIL/SLASH カテゴリー ■BL■ AVG 18禁 備考 ◆こちらのゲームは18歳未満の方はご遠慮ください◆ 12/28 PS2 カエル畑DEつかまえて☆彡夏 ~千木良参戦!~ TAKUYO カテゴリー 魔訶不思議恋愛アドベンチャー CERO『B』 備考
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廊下 さわ子(ふふっ…愛してるだって~…)ニヤニヤ さわ子「ふふっ…ふふふ…」ニヤニヤ 唯「さ~わちゃんっ」 さわ子「!ゆ…唯ちゃん…」 唯「なにニヤニヤしてんの?」 さわ子「え…べっべつに…」アセアセ 唯「…和ちゃんのこと?」 さわ子「!」ドキッ 唯「当たりだ!」にこー さわ子「え…えっと…(どうしよう気まずい…)」 唯「さわちゃん今日は部活来れる?」 さわ子「えっ…あ~…(唯ちゃんと顔合わせづらくて顔だしてなかったのよね…)」 唯「今日はムギちゃんがマカロン持ってきてくれたらしいよ?」 さわ子「行きます」キリッ 唯「じゃあ放課後待ってるね~」ノシノシ さわ子(きゃ~♪私マカロン大好きなのよね!) さわ子(……………ってまんまと乗せられた!?) さわ子(どうしよう…あれは遠まわしに放課後呼び出しくらったってことよね…) ~~ 唯『返して…私の和ちゃん返してぇ!!!!!』グサッ さわ子『うっ…』ドサッ 律『ゆ…唯!?お前何してんだよ!!?』 梓『あ…』ガクガク 澪『見えない聞こえない見えない聞こえない…』ガクガクブルブル 唯『さわちゃんが悪いんだよ?和ちゃん盗るから…悪いことした人はおしおきされなきゃダメなの…』 コンコンッ 和『ごめんちょっとい………え?』 さわ子『』 和『さわ子さん…?さわ子さん!しっかりして!ねぇ!!』ユサユサ さわ子『』 和『さわ子…さん……』グスッ 和『…誰?誰なの?誰がこんな事っ!!!!』 唯『ち…違う…私悪くないもん…さわちゃんが悪いんだもん…さわちゃんが和ちゃん盗るから…』ブルブル カランッ 和『唯…そう…あんたが…』スッ 唯『あっ…』 和『これでさわ子さんを刺したのね…?』 唯『ちっ違う!私悪くないもん!私…』ボロボロ 紬『!和ちゃんだめっ!』 和『……』グサッ 唯『……え?』 和『……っ』ガクッ 律『のっ和あああ!』 唯『和ちゃん…?和ちゃん!どうして…』 和『さわ子さんっ…』 唯『!』 和『愛してます…さわ子…さん……』ガクンッ ~~ さわ子「…」ニヤニヤ さわ子(もうやだ和ちゃんったらそんなに私が好きなのねっ…!)くねくね ざわ… ざわ… 律「おいあれ止めた方がよくないか」 澪「見えない聞こえない見えない聞こえない…」ガクブル 紬「」パシャパシャ 律「ムギやめてやれ。あれ本当可哀想だから」 キーンコーンカーンコーン さわ子「!」ハッ さわ子「あ…あら…?」キョロキョロ 「あっ…私教室行かないと~…」そそくさっ 「わ…私も…」そそくさっ さわ子「?」 律「知らぬが仏…だな」 教室 さわ子「はーい。みんな席ついてね」 「はーい」 さわ子「それじゃ出席を…」チラッ 和「…」ニコッ さわ子(あぁん!かわいい!)にへー 律「…さわちゃーん?出席はー?」 さわ子「え?あ…はいはい(いけないいけない)」 律・澪「?」 紬(これは…なにかあるわね…)←乙女電波受信中 昼休み 律「なぁ今日のさわちゃんおかしくないか?」 唯「…」もぐもぐ 紬「なんだか乙女感じがします」ぽわーん 澪「ちょっと怖いけどな…」 律「もしかして彼氏かっ!?とうとうさわちゃんにも春がっ!?」 紬「まぁ!(彼女でもいいけど!)」 澪「さわ子先生に彼氏ねぇ…」ぱくっ 律「ぜぇーったいそうだって!なぁ唯!」 唯「んー…?どうかなぁ?」もぐもぐ 紬(唯ちゃん…?) 律「んー?なんだ唯もしかしてまた和がいないから拗ねてんのか?」 唯「ううん。それはもう平気だから」 律「?そっか」 唯「うん」ぱく 紬(もしかしてなにか関係あるのかしら…?) 律「唯には私がいるもんなー」ぎゅっ 唯「りっちゃんくるしー」あははっ 澪「…」ムッ 律「愛は苦しくもあるもんなんだぜ?」キリッ 唯「…おぉー!りっちゃん大人!」 律「だろー?」ふふん 澪(……!)ハッ 澪(Bitter Love…苦くても苦しくても私はあなたに恋してる…Bitter Love………うん次の曲にいいかもっ!) 紬(とってもステキよ!澪ちゃん!) さわ子(和ちゃんまだかな~♪)ソワソワ コンコンッ さわ子「!…はーい!」 和「失礼しm」 さわ子「おかえりなさーい!お風呂にする?ご飯にする?それともわ・た・し?(はぁと)」 和「……えーっとご飯で」 さわ子「はぁい!じゃあご飯出してー?」 和「そういうのって普通出迎えた方がするんじゃ…」 さわ子「あぁん!和ちゃんの意地悪~!」スリスリ 和「ちょっ…」カァッ さわ子「ふふ~」スリスリ にこにこ 和「せっせんせいお弁当です」サッ さわ子「わーい!いっただきまーす!」 和「……ふぅ」ドキドキ さわ子「今日も~♪美味しい和ちゃん印のお弁当~♪」もぐもぐ 和「…なんですかその歌」ぱくっ さわ子「頭の中に舞い降りてきたの」もぐもぐ 和「…そうですか(こういう所は本当に唯みたいね)」もぐもぐ さわ子『ふふ~』スリスリ にこにこ 和(あー…もう…!) 和(大人の人なのに妙に子供っぽかったり…でもちゃんと大人としての魅力もきちんとあったり…) 和(困るわ本当…)カァッ さわ子「~~~♪」もぐもぐ 和(昨日…愛してるなんて言っちゃったから来るの恥ずかしかったんだけど…)チラッ さわ子「~~~~~♪」ぱくぱく 和(あんまり気にしてないみたいね)ぱく 和(…まぁ愛してる、だなんて言われなれてるわよね)もぐもぐ 和(………私はそんなこと言ったの初めてだったけど) 和(…その辺は仕方ないわよね。歳も違うし…)ぱくっ さわ子「和ちゃん家の玉子焼きって甘いわよね」もぐもぐ 和「あ、はい。…嫌でした?」 さわ子「ううん。私の家は醤油派だからあんまり食べた事なかったんだけど和ちゃんの食べて甘いのも美味しいなぁって」 和「本当ですか?」 さわ子「うん」 和「よかった」ニコ さわ子「…」にへー さわ子「……こうやって」 和「?」 さわ子「こうやって二人の共通のものが増えてくのって嬉しいわね」ニコッ 和「…」ドキッ さわ子「CD好きになれそうって言ってくれたときも嬉しかった」 和「…」かぁ さわ子「ふふっ(照れてる…可愛い)」なでなで 和「あ…」カァァァァァ さわ子(あら…?)なでなで 和「あっ…あの…」 さわ子「ん?」なでなで 和「その…頭撫でられるのなんて…慣れてないから…」カァァァァァ さわ子「…!」きゅーん さわ子「かわいいっ!」がばっ 和「きゃっ…」 さわ子「ふふー」スリスリ 和「……」ドキドキ さわ子「ちゅー」チュッ 和「!」カァッ さわ子「ふふっ…真っ赤ー」ぷにぷに 和(……恥ずかしい…)カァァァ 和「あの…」 さわ子「なーに?」 和「…好きです」 さわ子「私も好きよ」 和「…」ぎゅっ さわ子「…」ぎゅううう 和(いい匂い…) さわ子(かわいい…) さわ子「あ…そういえば…」 和「はい?」 さわ子「唯ちゃんに…呼び出された…」 和「唯に?」 さわ子「今日は部活来るのって…」 和「軽音部行ってなかったんですか?」 さわ子「ちょっと…顔合わせづらくて…」 和「…大丈夫ですよ。唯とはちゃんと話し合ったし」 和「きっと唯は先生のことも好きなんですよ。だから先生とも今の微妙な関係でいたくないんだと思います」 さわ子「そう…かしら」 和「多分ですけど」 さわ子「…………」 和「大丈夫ですよ。唯は私の親友ですから」 さわ子「…そうよね」 和「はい」にこ 放課後 部室前 さわ子「…はぁ」 さわ子(だ…大丈夫よね…うん)ドキドキ さわ子(……泥棒猫とか言われるのかしら) さわ子(猫耳は私より梓ちゃんのが似合うわよ…) さわ子(………いや…和ちゃんにも似合うんじゃない?) さわ子(そうよ!きっと似合うわ!最初は嫌がるんだけど頼み込めばきっとつけてくれる…) さわ子(ふふっ和ちゃんの猫耳…) さわ子『お願いっ!これつけてにゃあって言って!お願い!!!!』 和『いっ嫌ですよ…』カァッ さわ子『お願いお願いお願いお願いお願いお願いっ!!!!!!!!!』 和『ちょっ…もう分かりましたよ』 和『…………』スチャッ 和『……………にゃあ』 さわ子「はぁぁぁぁぁぁん!!!!」ハァハァッ …… 澪「おい練習…」 律「んー?まぁいいじゃん今日は久しぶりにさわちゃんも来るみたいだし」 梓「そんなこと言って昨日も少ししか練習しなかったじゃないですか!」 紬「まぁまぁ。はい、あーん」 梓「…」アーン 紬「おいしい?」 梓「はいっ」 澪(完全に毒されてる…) 唯「………」 『はぁぁぁぁぁぁん!!!!』 唯・律・澪・紬・梓「!?」ビクッ 律「なっなんだ今の発情期のメスネコみたいな声はっ!?」キョロキョロ 紬「梓ちゃんかしら?」 梓「なっ…ちっ違います!」キー 澪「怖くない怖くない怖くない…」ガクガクブルブル 唯「…さわちゃん?」 律「え?」 唯「あのドアのところにいるの」 律「あ、本当だ」 紬「私開けてくるわね」ててっ 律「ほら澪さわちゃんだから大丈夫だよ」 澪「見えない聞こえない見えない聞こえない…」ガクブル 律「お前そればっかだな」 唯(…来てくれたんだ) さわ子(いい!いいわぁ!猫耳和ちゃん!最っ高!!!)ハァハァ ガチャ さわ子「!」ビクッ 紬「先生?」 さわ子「あ…あらムギちゃん(びっくりした~…)」ドッキドッキ 紬「入らないんですか?」 さわ子「はっ入るわよ。うん。だって私今来たんだもの」 紬「え?」 さわ子「ムギちゃんはあれかしらおトイレかしら」ほほほ 紬「…えーと先生のき…声が聞こえたから見にきたんですけど」 さわ子「え?私声出してた?」 紬「はい」 さわ子「な…なんて?」 紬「……あ、マカロンちゃんと残してありますよ?」ニコッ さわ子「ほんと?わーい!」 律「さわちゃんなんだよ今の奇声~?」ニヤニヤ さわ子「えっ…」 紬(あぁっ…言わないでおいたのに…) 澪「びっくりしましたよ」 梓(あ、復活してる) 律「そうだぞ、澪なんてびっくりしすぎておしっこもr」 澪「…」ゴンッ 律「オゥ!」 さわ子(天罰ね)プークスクス 唯「………」 さわ子「あっ…(唯ちゃん…)」 唯「…」ニコッ 唯「さわちゃん遅いよ~」 さわ子「あー…ごめんねちょっと…ね(言えないわ和ちゃんの猫耳想像してはぁはぁしてたなんて言えないわ)」 紬「どーぞ」コトッ さわ子「あっありがとう」コクッ さわ子「ん、おいしい」 唯「さわちゃんマカロンもあるよ?」 さわ子「ん…ありがとう」ニコッ 律「それムギが持ってきたんだろー」 紬「ふふっいいのよ」 唯「ムギちゃんはりっちゃんと違って細かいこと言わないもんねー」 律「むっ…あ、それよりさわちゃんさ!なにかいいことあっただろ!?」 さわ子「ブッ!」 律「汚っ」 梓(マカロンもったいない) 紬(あらあら!この反応は!)キラキラ おまけ2
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題名にあるように自分の 好きな歌を載せます!! それは・・・・ http //www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage v=HAlcxb96A34 ↑です!! Greeeenの花唄です!! Greeeenが基本的に好きで、 今日聴いたばっかの歌なんですが とても気に入りました!! またユーチューブなので無料で見れます!! どうぞ見てください!! ほかにも↓に入れておくのでよろしくお願いします!! http //www.youtube.com/watch?v=IDUz2w-iC5c feature=player_detailpage Greeeen 愛唄 果汁グミのCMの曲でした http //www.youtube.com/watch?v=dnc3wX4mbSw feature=player_detailpage Greeeen キセキ 人気が高かったです http //www.youtube.com/watch?v=gtOJtxVVp9Y feature=player_detailpage Greeeen 冬のある日の唄 個人的に好きです http //www.youtube.com/watch?v=VavKiS20yGY feature=player_detailpage Greeeen オレンジ メチャクチャ好きです!! なんか全部恋愛系ですが・・・・ よかったら聴いてください!!
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ドドンパはお好きですか? おじいちゃんが若かりし頃、女性(因みに後の妻)をナンパする時に言ったとされる言葉。 鷹板では女性AIが現れたときには「s」を聞くのが礼儀(?)だが、たまにこの故事に倣って「ところで、ドドンパはお好きですか?」と聞くAIもいる。その場合には「おじいちゃんったらw」「おじいちゃん試合に集中しなさい」などのレスがつくことになる。 ちなみにドドンパとは日本で生まれたラテンのリズム。マンボブームの中でフィリピン・バンドが 演奏したとか、都々逸とルンバを掛け合わせたとも言われている。1960年、渡辺マリ が「東京ドドンパ娘」をヒットさせ有名になった。 現在ではぐぐってみると“富士急ハイランドのアトラクション”という説明の方が多くヒットする。