約 383,288 件
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/184.html
「あのさ、変な話聞いたんだけど。」 翌日の昼休み、生徒会室に向かう途中で、私は唐突に佐紀にそう切り出された。 「話?」 「うん、何か生徒会が新聞部に殴りこみに行ったって。」 うげっ!な、何でそのことを! 「・・・その反応だと、本当のことみたいだね。新聞部の子に聞いても何かはっきり言ってくれないからさ、ちょっとモヤモヤしてて。何かあったの?」 「うーん・・」 もちろん、佐紀を信用してないわけじゃない。いつも公平に俯瞰で物事を捉えてくれるから、私はあんまり人に話せないような個人的な悩みも、佐紀にだけは打ち明けたりもしている。 でも今度のことは・・・私が今勝手に話していいものじゃない。新聞部に友達がいるならなおさらだ。 「殴りこみっていうか、最近の記事が過激になってきてたのが気になったから、そのことで注意をね。」 「そうなの?だけど、私その話知らなかったよ。生徒会として注意しに行くなら、私にも教えて欲しかったな。一応、幹部なんだし」 「あ・・そ、そうだよね。ごめん」 何となくきまずい感じになって、私達はそれきり黙って歩いた。 ―ああ、もうえりかのバカバカバカ!ちゃんと周りへの配慮とか、フォローも考えておくべきだった。舞美があの通りガーッと突っ走ってしまうタイプなんだから、誰かがストッパーにならないといけなかったのに。 しかも、私はまだ舞ちゃんに新聞部とのことを話していない。完全に言いそびれてしまった。順番があべこべなまま、お嬢様と舞ちゃんの仲直り作戦だけが進行してしまっている。 どうしよう、困ったことになったぞ。 いろんなことのタイミングが悪すぎて、私は完全に行き詰ってしまった。 「あ・・・お疲れ様です。佐紀さん、えりかさん。」 「お疲れ様でーす」 「ごきげんよう、千聖お嬢様。」 生徒会室には、千聖お嬢様と茉麻とお嬢様がいた。2人して中等部の数学の教科書を見ながらお弁当を食べている。 「よかった、もう誰も来ないのかと思ったわ。あの、佐紀さん。数学のインスウブンカイを教えていただけるかしら。授業を聞いても、全然わからなくて。」 「よかった、佐紀ちゃん来てくれて。ウチも数学できないから、2人で首ひねってたとこなんだ。あはは」 「もちろんいいですよ。お嬢様は勉強熱心ですね。」 佐紀はお嬢様の横に座って、ノートと教科書に目を通し始めた。 生徒会の仕事を手伝うようになってから、お嬢様は少しずつ明るくなってきた。明るい茉麻や面倒見のいい佐紀とも心を通わせつつある。舞ちゃんが側にいなくても笑顔を見せる千聖お嬢様を、私は少し複雑な気持ちで見守っていた。 「いいですか、お嬢様。これはたすきがけという方法で解くことができるんですよ。ほら、この公式。」 「えと・・・じゃあこれは(X-3)(X-6)だから・・・」 佐紀の説明を聞きながら、お嬢様は熱心にノートを埋めていく。前は、舞ちゃんが「千聖こんなのもわからないの?やっぱり舞がいないとだめなんだねー」なんて嬉しそうに言いながら勉強を教えていたのに。 舞ちゃんはきっとこんな光景を見たら、傷ついてしまうだろう。 「ありがとうございます。佐紀さんのご説明はとてもわかりやすいわ。こっちの問題も、今の公式を使えばいいのね?」 「はい、そうですよ。お嬢様は飲み込みが早いですね。えりかに教えるよりずっと楽だわ。」 「うふふ、えりかさんもお勉強お得意じゃないものね」 いつものようにいじられただけなのに、心が沈んでいた私は不覚にも泣き出しそうになってしまった。 「どっ・・・どうせ」 「え?」 「えりか?」 「どうせウチは勉強ができませんよ!」 「ええっ?ちょっと、えりかちゃん?」 生徒会室を飛び出して、廊下をバタバタを走る。 私は運動神経がいいほうじゃないから、3人のうち誰か追いかけてきたら捕まってしまう。・・・でも、誰も私の後を追ってはくれなかった。それも余計に悲しみを煽った。 「うぁ~・・・」 私は半べそをかきながら、屋上へ上がった。誰もいないのを確認して、舞ちゃんとお嬢様の定位置―給水塔へと足を運ぶ。 寝転がって空を眺めているうちに、少しずつ冷静さが戻ってきた。・・・どうせ私は勉強ができませんよって。小学生か。ひどい捨て台詞を残していったことがだんだん恥ずかしくなって、私は1人でごろごろ転がりながら悶絶した。 「・・・えりかちゃん、落ちるよ。」 「ふわっ」 ふいに視界に陰ができたかと思うと、舞ちゃんが私の顔を覗き込んでいた。 「もう、ここは舞の場所なんだからね。人がいるからびっくりしちゃったじゃーん。」 「・・舞ちゃんだけの場所なの?千聖お嬢様と舞ちゃんの場所じゃないの?」 「え・・な、なんで泣くの?」 舞ちゃんは慌ててティッシュを取り出して私の顔を拭いてくれた。 「えりかちゃん、本当よく泣くなあ。なっきぃとえりかちゃんは泣き虫コンビだね。」 「ごめん・・・・なんかウチ今日変。何やっても上手くいかないみたい。」 舞ちゃんはいつも真剣に私の話を聞いてくれるから、ついつい愚痴をこぼしてしまいたくなる。私の横に腰を下ろして、何にも言わずに寄り添ってくれる優しさが心に染み込んだ。 「あのさ・・・最近みんな変なのは、私と千聖のために動いてくれてるからなんだよね。私にメイドさんの見習いやらせたり、千聖にベッタベタしたり。えりかちゃんが情緒不安定気味なのは、それと関係あるんでしょ?」 「え?あ、えーと・・・」 舞ちゃんがポツリともらしたその言葉に、私はとっさに反応できずに口ごもる。 「あれ、きっついよー。村上さん目力すごいし、ミスするとぶわーって怒ってくるし。ま、上手くやると褒めてくれるんだけどさ。・・・えりかちゃん?」 「舞ちゃん、あのさ」 このタイミングしかない。私はずっと言いそびれていた、新聞部のことを舞ちゃんに打ち明けた。特に驚いたり怒ったりする様子もなく、舞ちゃんは私の顔をジッと見つめていた。 「・・・舞ちゃんの承諾もらってないのに、みんなに話してごめん。ウチ、早く舞ちゃんとお嬢様に仲直りしてほしかったの。」 「いや、別にいいよ。ていうか、大体様子見てればわかるって。みんな知ってるんだろうなって何となく気付いてた。 それに、寮のみんなは私にとって家族だから、知られて困るような人はいないよ。・・まぁ、あの、有原さんのことはまだよく知らないけど。千聖に優しいから悪い人じゃなさそうだし。」 そうはいいつつも、やっぱり栞菜のお嬢様への過激なスキンシップはお気に召さないらしい。舞ちゃんの鼻にしわが寄っていた。 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/266.html
「はい、では調理したものを食べましょう!」 「いただきまーす!」 家庭科の先生の各班への採点も終わって、やっとお楽しみの実食タイム。 「・・・おいしー。」 「うん、おいしいね」 さっきの味見でわかっていたことだけど、千聖が味を調節したカルボナーラは美味しく仕上がっていた。まだちょっと味濃い目だけど、コクがあってくどさがない。 「本当すごいね、岡井さん。ねぇ、りぃと萩原さんのサラダも食べて?」 「ウフフ。シーザーサラダもとてもおいしいわ。このサクサクした食感が・・・」 「それね、クルトン入れてみたの。」 中3コンビがお料理話で盛り上がってるから、私は向かいで黙々とフォークを動かすさゆみさんをこっそり観察することにした。 ツヤツヤの黒髪。花のつぼみみたいな濃いピンクの唇。真っ白な肌。大人のような子供のような、神秘的な目元。・・・・この人、典型的な「黙っていれば美人」というやつなんだろうな。 ま、千聖のことをオモチャにするのはいただけないけど、悪い人じゃあなさそうだ。 ――悪い人じゃなさそうだけど、でもね、でもね、だけど。 「ん?なぁに?」 あんまりジーッと見つめていたからか、さゆみさんは顔を上げて首を傾げてきた。 「あ、いえいえ別に。カルボナーラ、美味しいですね。」 「そうねぇ。ま、道重家のお嫁さんとしては及第点ってところなの。千聖ちゃん、これからもお励みなさい。シーザーサラダも78点ってとこかな。」 「はぁ!?もとはといえば誰のせいで・・・あ、なんでもないです眉毛抜かないで怖いから」 ああもう、めんどくさいったら!考えてみれば、私の周りの人はみんな他人に気を使うつつましい性格の人ばかりだ。 千聖はたまにワガママな時もあるけど、基本的にはのほほんとしてて優しい。だから、こんなに掴みどころのないさゆみさんは、私にとっては宇宙人だ。エイリアンだ。地球外生命体だ。 「舞ったら、そんな顔して。どうしたの」 「ふん。」 私はみんなに天才だと言われて、自分でも他の同年代の子より頭がいいって思っていた。勉強も、人の心を読むことさえ容易いと考えていた。 まあ、さすがにこないだの新聞部との一件とか、自分1人ではどうにもならないことがあるっていうのも学習したつもりなんだけど。それにしたって、さゆみさんは想像の斜め上を行く存在すぎるだろ、どう考えても。 味付けの異常に濃いカルボナーラを好むという兄重殿がどんな人かは知らないけれど、とりあえず、さゆみさんは危険だ。私の千聖に何しでかすかわかったもんじゃない。 「はい、ちーちゃん。さゆみが食べさせてあげるからね。」 「あ、大丈夫ですモコ゛モコ゛モコ゛!」 ちょっと!ちぃって呼んでいいのは私だけなんだからね!さゆみさんは到底口に入りきらなそうな量のパスタをフォークでくるくるまとめて、千聖の口に押し込もうとしている。 スガヤさんは「イヒヒヒヒ」と大うけだけれど、私は苛々で大爆発を起こしそうだった。えーと、こういう時はどうするんだっけ・・・ “萩原さんは態度に出しすぎ。顔に出しすぎ。そういう時は、目をつぶって3回深呼吸。それで、とりあえずは気が静まるから” メイド見習いをやってた時に、村上さんから教わった気持ちの抑え方。鬼軍曹(とかいってw)の言うことを聞くのも尺なんだけど、教えてもらった方法は、私には合っているみたいだった。 「すー、はー、すー、はー」 「萩原さん、何してるの?」 突然フォークを置いて深呼吸し出した私に、スガヤさんが訝しげに声を掛けてきた。 「うん、ちょっとね」 頭が冷えてきた感じがしたから、深く閉じた目をゆっくりあける。よし、大丈夫。目の前で今度はサラダを口に押し付けられて目を白黒させてる千聖を見ても、さっきみたいに怒りまでは感じない。 「スガヤさん、あのさ。舞と取引しない?」 「うん?鳥?」 シーッと一本指を立てて、餌付けに夢中なさゆみさんに気取られないよう、注意しながら話を続ける。 「だから・・・この後・・、ね?お願いしたいの」 「えー!めんどくさいからやだー。りぃも何気に忙しいんだよねー」 予想通り、スガヤさんはゴネはじめた。でも、勘違いしてほしくないな。これは“お願い”ではなくて、“取引”なのだよスガヤくん! 「もちろん、無償でとは言わないよ。協力してくれたら、いいものあげる。」 「いいものって?魔女グッズ??」 「いやいや。夏焼さんの・・・・」 「あばばばばばばばばばば」 名前を出しただけなのに、スガヤさんはものすごい勢いでアバアバしだした。千聖のフカ゛フカ゛といい勝負だ。 「どうなさったの?すぎゃさん?」 「別に何でもないから。」 「ほらほら、ちーちゃん。制服にドレッシングがついちゃってるの。さゆみが拭いてあげるからね。ちーちゃんはさゆみがいないとダメなのね。」 ぐおおおおおお!!それは私がいつも言ってる(ry 「すー・・・はー・・・・」 怒らない、怒らない。キレそうになったら村上鬼軍曹の顔を思い出すでおじゃる。 再び脳内でさゆみさんを成敗して落ち着きを取り戻した後、私は改めてスガヤさんの方を振り返った。 「な、なななななななんで夏焼先輩あばばば」 「そんなの、ちょっと一緒にいればわかるよ」 「さ・・さすが天才」 スガヤさんのつけてるムスク系のコロンは、夏焼さんのと一緒だ。わりと珍しい香りだから、被るってことはまず考えられない。 薬指にだけつけてるハートのネイルシールも一緒。夏焼さんと同じで、右斜め下に二個ついてる。メイクも似てるし、夏焼さんの独特のネクタイの結び方まで真似してるんだから、私じゃなくたってわかるだろう。 「それでね、もし舞に協力してくれたら、夏焼さんの写真あげる。」 「嘘ー!?」 慌てて自分の口をふさぐスガヤさん。結構大人っぽい容姿なのに、行動がいちいち子供っぽくて可愛いな、この人。 「うん、約束。」 ――まあ、写真は千聖のデジカメの中にあるんだけど。(こないだ夏焼さんの取材を受けたとき、何枚か一緒に撮ったらしい。) 私が頼めばデータぐらいくれるだろうし、もしだめなら栞菜でも召喚してレズ攻撃で脅迫だな。ってチンピラか私は。 「それで?さっき言ってたのもうちょっとくわしく教えて?もぉ軍団使っていい?」 「まあまあ、ちょっと耳貸して。」 もうすぐ授業が終わる。この後は放課後まで、千聖に会えない。スガヤさんには頑張ってもらわないと。 なぜか千聖の乳に手を伸ばす道重さんをにらみつけ、何度も軍曹の教えを実践しながら、私はスガヤさんに作戦内容を打ち明けた。 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/sigmund84/pages/11.html
関連ブログ @wikiのwikiモードでは #bf(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するブログ一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_161_ja.html たとえば、#bf(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 #bf
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/201.html
「え・・・いないの?」 でも、そんな私の思惑とは裏腹に、1限後の休み時間に会いに行っても千聖は教室にいなかった。 「うん、岡井さんどっかいっちゃったみたい。何か慌ててたけど?」 「すれ違いだねー」 「うーん。」 くまいちょー、梨沙子、もぉ。久しぶりのもぉ軍団揃い踏みだというのに、何だかいまいちウキウキしない。・・・当たり前か。 「何かね、岡井さん元気なかったよ。いつもそんなに明るいタイプじゃないけど、今日はほんとすっごいぼんやりしてる。窓の外ずーっと見ててね、りぃが話しかけたのに気付かないんだもん」 「へー、梨沙子、千聖お嬢様のこと気にしてるんだねー」 くまいちょーがのんびりした口調で梨沙子に笑いかける。 「ちっ違うもん!たまたま用事があっただけであばばばばば」 「・・とりあえず、もぉ今教室戻るね。また後で来るから。」 えー、もう行っちゃうの!と騒ぐ2人をなだめて、私は梨沙子に向き合った。 「ん?」 「梨沙子、千聖の力になってあげて。今の千聖には、梨沙子みたいな人が必要だと思うの。」 「んんん?りぃが?」 梨沙子は不思議そうに首をかしげてしばらく考え込んだ後、「わかった。」と神妙な顔でうなずいた。 「うちは?もも、うちも何かするよー」 「いやいや、くまいちょーはまだいいよ」 「なんでえええ?けちー」 仲間はずれにされたと思ったのか、くまいちょーは眼光の鋭いちょっと怖い顔になった。 「あ、ほら、くまいちょーは、・・・秘密兵器ですから温存です!いつでも出られる準備をしておくように!」 とっさに昨日読んだスラ●ダンクのセリフを真似てみると、なぜかくまいちょーは嬉しそうにニヘッと笑った。 「秘密兵器かぁ~いいね!かっこいい!了解でありますー」 「そ、それじゃ今度こそもぉ行くから!じゃあねー」 機嫌が直ったところで、私はとりあえず退散することにした。次こそ、会えるといいんだけど・・・ 「・・・また、いなかった。」 4限目の授業が始まった。3回目も訪問したというのに、結局午前中千聖に会うことはできなかった。 避けられてる・・・?ふと嫌な想像が頭をよぎる。このまま顔をあわせることなく一日を終えるのは絶対に嫌だった。 「はい、では小テスト始めますよー。教科書しまってください。」 古文のテスト。集中しようにも、千聖のことがちらついて、問題文が頭に入ってこない。 (今は昔、竹取の岡井千聖といふもの・・・じゃなくて) あんな喧嘩別れみたいな雰囲気でバイバイしちゃった手前、次会うときはどんな顔してたらいいんだろう。 (それを見れば、三寸ばかりなる岡井千聖、いとうつくしうて・・・ああもう!) 何とか雑念を振り払いながら、何とか答案を埋めていく。時計を見ると、授業終わりまであと20分。こんな気持ちのまま、悶々と過ごすのは耐えられない。 ガタッ!! 勢いよく席を立つ。何事かとみんなの視線が集まった。 「・・・嗣永さん?」 「桃子?」 「あのぉ、もぉお手洗いに行きたいので、失礼しまぁす!答案用紙、置いておきますぅ」 嘘つけ!といわんばかりの佐紀ちゃんの視線をウインクで無理矢理断ち切って、私は教室を出た。 最初からこうすればよかったんだ。授業に出ていて休み時間にいなくなるんなら、先回りして待ち伏せすれば確実に会える。あるいは、教室から連れ出してしまうとか。 「うおーい、待って桃子!私付き添うよ?」 ゲッ! 突然名前を呼ばれて振り返ると、舞美が若干駆け足でこちらに向かって来ていた。 「い、いいいいよ!一人で大丈夫!」 「まぁまぁ、そう言わずに!」 ヤバイ。ぽわんぽわんな天然気質とはいえ、舞美は生徒会長だ。さすがに、授業を勝手に切り上げるなんていう暴挙は見逃してくれないだろう。 「大丈夫だから!舞美テストの続きやってて!」 「私ももう終わったからさ!あれ、桃子?トイレこっちだよー?おーい!」 私はもはや全力疾走に近い速さで、廊下を走り出す。 「桃子ー?」 「わっ私のっことはほっといてええええ!」 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/howl/pages/88.html
▼ 資料 █ 繪師: ひんでんブルグ █ 繪師(英文): Hindenburg █ 網站: USSひんでんブルグ http //www.kasumi.sakura.ne.jp/~hinden/ █ 繪畫特徵: 畫風相當特殊。 ▼ 作品 █ 漫畫: 受精しちゃう! 妊娠させて! ただ今 妊娠中! 下着ドロにおしおき 僕だけの女教師 兄と妹と 禁じられた遊びDX 妊娠入門 かわいい悪魔 兄妹愛 きょうだいあい 妊娠しちゃう おしおきの時間 少女たちのH日記 快楽奴隷 兄妹愛 禁断の秘密契約 禁じられた遊び 牝母 兄妹肉欲相姦 姦淫乱交 悦楽の肉壷 母娘肉欲教育 かわいい女奴隷 発情女子校生 兄妹の肉私刑 女教師の肉便器 █ 雑誌: █ 商業CG: █ 同人CG: ▼ 其他
https://w.atwiki.jp/ercr/pages/1720.html
第一話 義父の魔の手 2014年8月1日 第二話 泥濘の新婚生活 2014年8月8日 第三話 蜘蛛の巣の蝶 2014年8月15日 第四話 淫烙の二日間 2014年8月22日 ブランド Nomad タグ 2014年8月ゲーム 2014年ゲーム Nomad キャスト(第一話) 花澤さくら(岩淵遥),姫乃木つばさ(女) キャスト(第二話) 花澤さくら(岩淵遥),星野七海(女子校生) キャスト(第三話) 花澤さくら(岩淵遥) キャスト(第四話) 花澤さくら(岩淵遥) スタッフ 原画:麻倉桜 シナリオ:大熊陣八 スクリプト:はいぺりよんfeat.おむつ スクリプトエンジン:YU-RIS 企画・製作:Nomad
https://w.atwiki.jp/prestige-av/pages/2.html
検索窓 2021-12-09 19 13 40 (Thu) タイトル一覧 エスカレートするドしろーと娘 じゅーだいいえで体験記 WATER POLE Tokyo流儀 高貴美少女学園 REC ウリをはじめた制服少女 狂乱アクメ 素人フォルダ。 聖Gカップ女子校生 モリッ娘Walker DAISY ULTRA BIG TITS 人妻ナイトクルーズ 萌えあがる募集若妻 Can College 現行レーベル一覧 だましや うり・えんじぇる GUILTY JK DAISY 東京サポ 東京Style はらじゅくど~る VIRGIN ROSE PLATINA BLACK PRESTIGE マンハッタン 夜伽屋 雷神 雷神Ⅱ RED EYE LEVEL WILD CHERRY エロジナスゾーン EVOLUTION BBS トップページ
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/263.html
「YO!YO!おJOが篭JO!AUDIENCE動YO!それってどうYO!俺ら登JO!レペゼン女子RYO!MC ELLY&AIRRYだYO!」 「ヒューヒュー!!!」 これは一体どうしたことでしょう。 食後まったりお茶を飲んでいた私達は、再びスイッチの入ったスクリーンに釘付けになっていた。 私のお姉ちゃんことえりかちゃんが、こめかみに青筋を走らせながらラップを披露している。横で煽るは、おっとりお嬢様だったはずの愛理。 理解しがたい蛍光色の超デカイTシャツに身を包み、バンダナを巻いた頭の上におかしな方向を向いたキャップ。金の龍の細工が施されたサングラス。 両手をフレミングの法則みたいにしたえりかちゃんは、半ばヤケクソな表情でその手を上げたり下げたりしてリズムを取っている。愛理はなぜか結構楽しそうだ。 「・・・・・・」 そんな光景を、お嬢様はぽっかりお口を空けたまま凝視している。今目にしている光景が、頭の中でうまく処理できていないのかもしれない。 世の中にはこういうファッションや文化があることなんて、知らなかったんだろう。HIPHOPとお嬢様、あまりにもジャンルが違いすぎる。 「YO!KAN菜!篭城はイKAN!時KANが来たぜ!」 ――しかし、MC AIRRYさんは韻の踏み方がひどすぎる。しかもリズムの取り方も何だかくねくねしてるし、声は柔らかいし、もはやコントだ。 ELLYも「お手上げDA・ZE」とか言いながら肩を竦めている。あ、ちなみにレコードを激しくスクラッチさせてるDJはNAKKYさんです。舞美ちゃんはなぜか見当たらない。 「・・・・皆さんは、何をやっていらっしゃるの?」 しばらくして、やっと我にかえったお嬢様が私の顔を不安そうに見つめてきた。 「どうしておかしな話し方をしているの?なっきぃはどうしてレコードをあんなふうに扱っているの?」 「えーと・・つまり、それはそういう音楽のジャンルっていうかぁ」 「音楽?でも、愛理はせっかく綺麗な歌声なのに、歌っているようには見えないわ。それに、あの手の動きはなぁに?何だか怖いわ」 うーん。 私が説明に困っているうちに、どうやら先方のHIPHOPユニットもネタ切れになってきたみたいだ。わりと流暢だったELLYが噛み始め、AIRRYは「先日うちの犬がYO!」とか関係ないことを言い始めている。 ――でも、一体なんでラップなんだろう?今までの外遊びやカラオケ、焼肉なんかはお嬢様の好みをモロに突いてきているから、狙っている効果はよくわかる。 でも、お嬢様は別にHIPHOPが好きってわけじゃないみたいだし・・・笑わせたいならお気に入りの「ずぐだんずんぶんぐんゲーム」をやれば一発なのに。まるで、大きな音と奇抜な行動で、私達の集中力を引きつけるのが目的のような・・・・・んん?? 「まさか・・・」 私は恐る恐る、後ろを振り返った。 「ふっふっふ、気づくのが遅かったようだね有原くん。とかいってw」 「篭城中にしては、わきが甘かったんじゃないかな?とかいってw」 ――やられた。まさに、私の予想通りだ。注意をスクリーンに向けさせられている間に、敵の侵入を許してしまったのだった。 大きな瞳の巨乳メイド目力美人。一見清楚で、よく見れば眼光鋭いスポーツバカ目力美人。2人、いや2匹の肉食獣が、私達の背後で微笑んでいた。 「きゃああ!?ど、どうしてそこにいるの!出て行きなさい、命令よ!」 1テンポ遅れて事態に気が付いたお嬢様が、あわててクッションを投げつける。舞美ちゃんはそれを大きな手で簡単に受け止めてしまった。 「いやー、いろいろ考えたんですけど、寮生会議の結果、今回は早めにギブアップしてもらわないとって結論になったんです。それでこうきょうしゅでゃんに。あれ?きょうとうしだん?」 「強行手段。今回は有原さんがお嬢様についてるから。有原さんみたいに頭のいい子がブレインになったら、いつまででも篭っていられそうだし。まあ、理由は他にもあるんですけど今は秘密。」 「・・何を勝手なことを言ってるの。千聖は出て行かないって言ったでしょう。聞いてるの?ねえ、何?何をするの舞美さん!」 追い詰められた小型犬みたいにキャンキャン吠えるお嬢様を、背後から舞美ちゃんがガシッと捕まえた。そのまま一瞬お姫様抱っこをすると、勢いよくお嬢様の小さな体をふかふかベッドに投げ込んだ。 「キャー!」 「ちょっと舞美、なんて事を!」 すぐに放り投げたのは、抱っこ嫌いなお嬢様を気づかっての行動なんだろうけど。舞美ちゃんの思いやりはどこかズレている。 慌てて駆け寄るめぐの後を追って近寄ると、いきなり舞美ちゃんに手首を掴まれて私もベッドにブン投げられた。 「ぎゃっ!」 「栞菜、大丈夫?」 私達は迫りくる2人から逃れようとするけれど、徐々に間合いをつめられて逃げ場がなくなっていく。 「前にもこういうことがありましたね、お嬢様。あの時は舞だったけど。覚えていらっしゃいます?」 「さ、さあ?わからないわ。舞と2人でぷろれすでやっつけられてしまったことなんて、私は覚えてないわ。」 お嬢様の自爆に、めぐの口角がキュッと上がった。・・・美人なのになんて怖い笑顔なんだろう。 「そう、プロレスですよお嬢様。私達に勝ったら、引き続き篭城することを認めます。負けたら速やかに食堂へ来ること!いかがでしょうか」 「ションナ・・・」 「あらあら、有原さんは自信がないようですよ、お嬢様?こんなよわよわチームじゃ、まるで私と舞美が弱いものいじめしてるみたいになっちゃう、とかいってw」 わかりやすいめぐの挑発で、お嬢様の目に闘志が灯る。 「っ失礼な!めぐと舞美さんになんて負けないわ。私達を侮らないでちょうだい!ね、そうよね栞菜?」 「へぇっ!?あ、はい?」 私が事態を理解できないうちに、トントン拍子に話が進んでいく。 「ほら、立って栞菜。」 お嬢様に引っ張り上げられて、私達はベッドの上でにらみ合う。 「どっからでもかかってきてください、お嬢様。この村上が相手になりますよ。」 「ちょ、待って。お嬢様、絶対敵わないってば!殺される!」 私の制止も何のその、お嬢様は勇敢にめぐぅの懐に飛び込んでいった。その弾丸のような動きに見とれていると、突然顔が舞美ちゃんの鋼のような胸(とかいってw)に押し付けられた。そのまま首をガチッと締め上げられる。ヘッドロックだ。 「ぐぇっ」 「さあ栞菜、こっちもガチンコ勝負だ!」 舞美ちゃんの腕は女子とは思えないほど力強くて、私が力を込めてもちっともはずれない。女の子らしくフリフリピンクのチュニックなんて着て、清潔なシャンプーの匂いなんて纏わせてるのに、やってることは男前だ。私は本能的に恐怖を覚えた。 「さあ、本番はここからだ!手加減は無用だぜ!とかいってw」 「ヒー!!勘弁してぇ!!」 ―暗 転― 「・・・・」 「お嬢様、いい加減に機嫌を直してくださいよぅ。なっきぃはお嬢様が出てきてくださって、嬉しいんですよ?」 第一食堂の一角。 ムスッとした顔で席に着くお嬢様を、なっきぃが必死で宥めている。 言うまでもなく、私とお嬢様のタッグはあっという間に倒されてしまった。 関節技にこだわった舞美ちゃんは、私をV1アームロックで弱らせた後、ベッドに引き倒して逆海老固めを喰らわせてとどめをさしてきた。 悶える私の目の前では、ほとんど取っ組み合い状態でめぐぅとお嬢様がほっぺたを抓りあっていた。それ、もうプロレスじゃない! でもメイド服の美少女と、上品なチェックのワンピースのお嬢様が掴みあってるなんてステキだかんな!じゅるり。録画したらその筋のマニアに売れるんじゃないか、これ。 早々ギブアップしてそんなバカなことを考えていると、舞美ちゃんが私の足を離してめぐぅの助っ人に行ってしまった。その後は豪快なジャイアントスイングで、お嬢様は戦闘不能に。 そして、HIPHOPチームが待つこの食堂に引きずられてきてしまったというわけだ。 「卑怯だわ。ずるいわ。千聖が舞美さんに敵うわけがないじゃない。めぐにだって勝てたかどうか。」 「まあまあ、そんなこと言ってるけど、本当はそろそろ出てきてもいいって思ってたんじゃないですか?」 えりかちゃんの言葉に、お嬢様は返事をせずプイッと横を向いた。さすが、年の功と言うべきか。こういう時のえりかちゃんはなかなか鋭い。 「それより、いっぱい動いておなかすいたでしょう?運動の後はさっぱり系がいいですよね、ケッケッケ」 ふてくされるお嬢様の前に、愛理がフルーツの盛り合わせを置いた。バナナをフォークに刺してうりうりと見せびらかすと、ちょっとだけ笑いながら、お嬢様はそれにかぶりついた。 「キュフフ、なっきぃそのマンゴーが食べたいなあ、お嬢様」 「もう・・・・仕方ないわね。」 「お嬢様、私はそのイチゴ!とかいってw」 みんな、すごいなあ。えりかちゃんがビシッと指摘して、愛理が甘えさせて、なっきぃが甘えるっていう役割に自然と分かれている。(舞美ちゃんだけはさっきも今もガチだろうけど。) 私はどうだろう。親に怒られていじけて、お嬢様に慰めてもらって一緒に篭城して、みんなに心配かけて・・・ 何だか冷静に考えると、ちょっと凹む。 「でもさ、今日一番頑張ったのは、栞菜だよね。」 「えっ・・・」 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/ooshirijoshijk/
本wikiは架空の女子校「大尻女子学院高等学校・中学校」のwikiです。 理想のエッチで最高なな女子校を目指します。物好きの方応援よろしくお願いします。 本校概要 @大尻女子学院 のページをご覧ください。 ワープロモードでの編集方法 文字入力 画像入力 表組み その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン一覧 @wikiかんたんプラグイン入力サポート 他のWIKIが気になる方はこちら VPVP wiki 精霊回路ドライヴ@wiki REBELLION Z-LIMITED エルプリ攻略wiki プログラミングに関する私的メモ バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、お問合せフォームからご連絡ください。
https://w.atwiki.jp/tv-drama/pages/487.html
愛川 みな(あいかわ みな)は、1990年代に活動した日本のAV女優。 別名:水口あや、水口ゆう、水島あや、吉田由美、山口ゆう。 『ベストビデオ』誌上では1975年12月23日生まれ、神奈川県出身としているが、h.m.pの公式HPでは、1976年11月20日生まれ、大阪府出身としていた。T155/B88/W58/H87またはT164/B86/W57/H83。 池袋のイメージクラブ「マンボウ」のイメクラ嬢「あや」として、1995年より風俗探訪もののAVに度々取り上げられる。並行して企画もののAVにも出演していたが、同年11月、「愛川みな」の芸名で、『けいれん乳・激もみ』(SAMM)で単体AV女優としてデビュー。ロリータフェイスとバスト88センチのボディで1990年代の企画系単体AV女優の中では高い人気があった。SM作品には「山口ゆう」の名義でも出演した。 アダルトビデオ Cream 2 街角制服PURE娘 (1995年5月12日、PURE) 共演者複数 ザ・OL通信 2 変態OL性白書 (1995年5月25日、HERMES) 共演者3人 素人初脱ぎ 森村ゆか 21才 女子大生 (1995年6月5日、ゴールデンキャンディ) 水島あや名義、共演 森村ゆか チャリンコ女子校生 (1995年6月9日、PURE) 吉田由美名義、共演者3人 汚れた女子校生 5 素顔の制服たち (1995年6月13日、シャイ) 共演者複数 聖アトラス女学館 3 (1995年6月15日、ザウルス) 水口あや名義、共演 紺野愛、北野小百合 風俗通信5 セーラーソープV (1995年6月30日、Rouge) 共演者2人 THEフーゾク 9 最高級風俗実戦報告 (1995年7月11日、MANIAC) あや名義、共演者多数 麗しのキャンペーンガール 脱いだらもっとスゴイんです (1995年10月18日、ノアスペシャル) 水口ゆう名義、共演:結城理沙 突撃フーゾク体験取材 7 (1995年10月30日、大橋書店) あや名義、共演者多数 潜入! 夜遊び隊がゆく! マル得風俗ウラ情報 Vol.2 (1995年10月31日、ザウルス) あや名義、共演者多数 単体デビュー後 けいれん乳・激もみ (1995年11月30日、SAMM) 君は自然色(ナチュラル) (1995年12月18日、Vogue) OL体験手記 女秘書の告白 (1996年1月21日、アリーナ) ぐしょ濡れ巨乳女校生 調教・課外授業 (1996年1月26日、アートビデオ) 山口ゆう名義 股間いじめ 愛川みな19歳 (1996年2月頃、CRUSE (YONEKEN) 遠隔バイブ エクスタシーの果てに (1996年3月10日、わさび (わさびたいむ)) W巨乳痴漢電車 6 (1996年3月21日、笠倉出版社) 全身性感マゾ娘縄濡れ調教 巨乳淫乱人形 (1996年4月26日、アートビデオ) コギャル狩り 監禁飼育 (1996年5月20日、笠倉出版社) くい込み痴漢電車 4 (1996年7月8日、笠倉出版社) 巨乳レズ 気持ちいいことしよっ! (1996年後半、MEZZO FORTE (エースプロモーション)) くちぬき (1996年?、SANTAFE (エースプロモーション))