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既存カードの名前に「アナザー」をつけた名前を持つクリーチャー固有の能力。 超竜アナザーバジュラ スーパーレア 火 7マナ 13000 アーマード・ドラゴン ■進化-自分の種族にドラゴンとあるクリーチャー1体の上に置く。 ■T・ブレイカー ■アナザー(このクリーチャーをバトルゾーンに出す時、自分のデッキから《超竜バジュラ》を全て墓地に送り、相手に確認させる。1枚も無い場合は、このクリーチャーをバトルゾーンに出す代わりに墓地に置く。) ■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のマナゾーンのカードを3枚選び、墓地に置く。 このように、元になったクリーチャーをデッキから全て墓地に送ることでバトルゾーンに出すことができる。 元になったクリーチャーとはコスト、パワー、レアリティが同じ。 能力自体は元のクリーチャーを踏襲していたり、全く関係無かったりする。 アナザーを持つクリーチャー 超竜アナザーバジュラ アナザー・エンペラー・アクア
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【名前】 アナザーキカイ 【読み方】 あなざーきかい 【声/俳優】 板垣李光人 【登場作品】 仮面ライダージオウ 【登場話】 EP23「キカイだー!2121」EP24「ベスト・フレンド2121」 【分類】 アナザーライダー 【変身者】 無し→ウール 【特色/力】 有機物への寄生 【モチーフ】 仮面ライダーキカイ、ピノキオ?、キカイダー? 【詳細】 2019年に出現した「仮面ライダーキカイ」の力を宿すアナザーライダー。 ムチ状に伸ばした触手や、格闘技で戦うが、最大の特徴は「有機物への寄生」能力を持っていること。 今までのアナザーライダーはオーマジオウに対抗する新たな魔王候補を擁立するためタイムジャッカーが強引に作り上げた存在であり、 アナザーシノビ、アナザークイズのように違う時間軸に存在する仮面ライダーの力を宿すアナザーライダーではあるものの、 誕生にアナザーウォッチも必要とせず、タイムジャッカーも関与していない初めてとなるパターン。 木の枝や板を赤い糸で縛って人形にしたような姿のため、ひと目で仮面ライダーキカイのアナザーライダーであることを看破するのは難しい。そもそも機械パーツがどこにも見当たらない。 よく見ると頭部の角のようなパーツの形状や、腰のドライバーがある位置にスクリューダーとスパナーダーを組み合わせたような枝が配置されている共通点を見ることが出来る。 また強力な攻撃を繰り出す際、仮面ライダーキカイと同じベルト付近を触る動作を取ることがあり、「キカイデハカイダー」と「フルメタル・ジ・エンド」に似た技を使っていた。 アナザーライダーは「アナザーライダーと同じ仮面ライダーの力(を宿したライドウォッチ)」で倒し、アナザーウォッチを破壊することで完全な撃破が可能であるが、 このアナザーキカイは原因が不明ながらも現代に出現し、アナザーウォッチの力を使わずにアナザーライダーとしての存在を確立している。 アナザーライダー共通の、条件を満たさなければ何度でも復活するのも、このアナザーキカイの本体は顔面に張り付いている角から口を構成するパーツであり、 これが有機物に寄生することで体を作り上げている。 有機物なら何でもよく、街路樹に寄生して復活しているシーンもあり、人間に寄生することももちろん可能。 ファイズアーマーを装着したゲイツ、ジオウⅡ、ウォズフューチャーリングシノビ&ゴーストアーマー装着ゲイツと3度撃破されていながら、 本体が無事だったためジオウらの目をすり抜け何度も復活を果たした。 恐らく本体を消滅させればアナザーキカイの完全撃破は可能と思われるが、その力に興味を示したスウォルツによってウールを本体として彼に寄生してしまう。 タイムジャッカーを媒介とすればアナザーライダーの力は安定化し、ウォッチの生成も可能になるとスウォルツは踏んだようだが、 当然だがウールの意思はいつものごとく「意見は求めん」と無視して強引にアナザーキカイ本体を寄生させており、 ウール自体の意思はアナザーキカイに乗っ取られてしまった。 その様子を不満げな表情で眺めていたオーラだったが、スウォルツの思い通りにさせないため彼女は白ウォズ、ゲイツ、そしてソウゴら本来敵対陣営であるはずの仮面ライダー達と手を結ぶことを決意する。 オーラは仮面ライダー達と手を結ぶ理由として「ウールを助けたい」と口にしていたが、これは真っ赤なウソであり、 本当の目的は「アナザーウォッチを作り出し、安定させたアナザーキカイを通して彼を傀儡の王にすること」であった。 そもそもウールがアナザーキカイの寄生先になったのもスウォルツの独断ではなく、彼がオーラと結託したお膳立てによるものであり、ウールだけがそのことを知らされていなかった。 白ウォズのデバイスによって採石地に呼び寄せられたウールはアナザーキカイに変身。 一致団結した仮面ライダー達の猛攻を受け、ソウゴが予知夢で見た「WILL BE THE BFF」がキカイの機能停止のパスワードだとし、ウールが時間を停止している間に打ち込んだが、 機能停止したアナザーキカイに近づいたオーラは「WILL BE THE KING」という本来のパスワードを打ち込んだことでアナザーキカイウォッチが発生。 これを埋め込まれたことでアナザーキカイは暴走し、発射したミサイルに巻き込まれたツクヨミは… だがそれらの出来事はジオウⅡが事象を巻き戻したことで無かったこととなり、ツクヨミから本来のパスワードを伝えられたゲイツがそれをアナザーキカイに打ち込んだことでキカイミライドウォッチが誕生。 それを使ってフューチャーリングキカイに変身した仮面ライダーウォズの攻撃に圧倒され、フルメタルブレークと爆裂DEランスのコンボ技を叩き込まれ爆散。 本体も爆炎に飲み込まれ消し炭となったことで、アナザーキカイは完全に消滅した。 「ソウゴ以外誰も仮面ライダーキカイについて知らない」、「アナザーウォッチも無しに現代において誕生している」というこのアナザーキカイの異質さはソウゴが見た予知夢に原因があるとツクヨミは推察している。 仮面ライダーキカイが存在するのは2121年と今から100年以上も未来の話であるが、ソウゴは予知夢として仮面ライダーキカイの存在を知り、それと時を同じくしてアナザーキカイは2019年に出現した。 これはソウゴが予知夢を見る能力を得たのではなく、望む未来を確定させる力に覚醒した証であり、夢で見た仮面ライダーキカイという存在が2121年において本当に誕生したことからそのアナザーライダーであるこの怪人も誕生した。 タイムジャッカーも、仮面ライダークイズについて知っていた白ウォズも仮面ライダーキカイの存在を知らなかったのは、ソウゴが夢で仮面ライダーキカイを作り上げるまでどの時間軸にも存在しなかったためである。 ジオウⅡの力を得たソウゴをオーマジオウと重ねたツクヨミは彼の元から去り、そしてアナザーキカイの存在からゲイツもまた「救世主」としての覚悟を決めなければならない。 ターニングポイントはすぐそこまで来ていた。 【余談】 仮面ライダーキカイは「機械」が由来と思われるが、このアナザーキカイの体に金属部品は一切見受けられない。 日本では江戸時代などで木製のロボットと言えるからくり人形などが豊富に存在していたこともあり、日本においてはそれほど珍しいものではない。 「材料が木材」ということで、2121年という最新の機械生命体のアナザーライダーとしては時代に逆行しているかのようでもあるが、森林破壊が問題視される現代において最新鋭技術で発展する機械工学の真逆の存在としての皮肉めいたものもあるのかもしれない。 仮面ライダーキカイの元ネタであるキカイダーが童話「ピノキオ」に関係することから、 ピノキオを意識したデザインではないかとされている。 ヒューマノイズという機械生命体が支配する世界において、わずかに生き残る人間を守るため戦うキカイだが、 敵であるヒューマノイズは見た目は人間だが、戦闘においても怪人態、戦闘形態には一切変身、変形せず仮面ライダーに挑んでいく。 そんな2121年の世界だが、オーマジオウが存在しない時間軸でありながらソウゴが夢として知覚したことで未来が確定。 キカイのいる「2121年」、仮面ライダーシノビのいた「2022年」、仮面ライダークイズのいた「2040年」の数字をそれぞれ合計すると「6」「6」「6」となり、 獣の数字、悪魔の数字と呼ばれる「666」となる。 オーマジオウが救世主であるゲイツリバイブに倒されたことで発生した未来ライダー達の年代を組み合わせるとそような数字になるため、 オーマジオウはヒューマノイズや、未来に現れるであろう驚異が存在しない「最高最善の未来」を作り上げたことで、「最高最善の魔王」を名乗っているのではないか?や、 ジオウが未来に発生する驚異を排除していった結果オーマジオウのいる未来になるのではないか?と考察がなされている。
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「「さぁ、お前の罪を数えろ!」」 【名前】 アナザーW 【読み方】 あなざーだぶる 【声優】 伊藤健太郎 【登場作品】 平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER仮面ライダージオウ 【登場話(ジオウ)】 EP43「2019 ツクヨミ・コンフィデンシャル」 【分類】 アナザーライダー 【変身者】 不明 【特色/力】 風を操る。ハーフチェンジを駆使した戦闘。格闘 【モチーフ】 仮面ライダーW サイクロンジョーカー、仮面ライダーサイクロン、仮面ライダージョーカー、ミイラ男?、フランケンシュタインの怪物? 【詳細】 タイムジャッカーのティード配下として動く「仮面ライダーW」の力を持つアナザーライダーの一人。 かつて仮面ライダーWは鳴海亜樹子から「半分こ怪人」と言われてしまったことがあったが、このアナザーWは文字通りの半分こ怪人といった風貌であり、 右半身はサイクロンサイドのように見えるが包帯を巻いたミイラ男のような姿であり、左半身もまたジョーカーサイドのように見えるが刺々しい装飾が到るところにあるなど道化師の要素は見受けられない。 そんな怪人の半身同士を縫い合わせる形で無理やり一つにまとめた、「二人で一人の仮面ライダー」どころか「二人を一人にしたアナザーライダー」といったデザインになっている。 それぞれのハーフボディの側頭部はそれぞれサイクロンサイクロン、ジョーカージョーカーを模したもので、それらが融合した頭部はアナザーライダー共通の瞼のような線が入った赤いツインアイに、 牙を生やした口があるが、サイクロン側は笑みを浮かべ、ジョーカー側は泣き出すのをこらえるようにへの字に歪んだ形となっている。 それはまるで、最後の戦いで別れを迎えようとしていたあの相棒達のように。 またアンテナはそれぞれの頭部ごとにあるが、正面側の額からクウガのような角が伸びている。 アナザーライダーとしての能力は強力な風を操り、小さな子供一人くらい苦もなく巻き上げてしまうほどの竜巻を作ることが出来る。 また半身の特性を切り替えることで仮面ライダーWのようにハーフチェンジを行うことが可能。劇中ではサイクロンサイドをルナサイドを思わせる金色に変化させ伸ばした右腕を使って離れた場所から攻撃を行った。 ダブルエクストリームのように発生させた竜巻で加速する両足ドロップキックも披露していた。 上記のように2つの存在が一つにまとまったような姿を反映しているのか、声は二重加工されセリフ自体は伊藤健太郎氏が一人で担当しているが、 それぞれ異なる声色が一度に発声している不気味なものとなっている。 おそらくサイクロンサイド側と思われる声は陽気な子供にも聞こえるもので、Wの決め台詞もどこか笑いながら、軽々しく口にしている印象を受ける。 劇中ではティードの部下として活躍し、アナザーデンライナーから逃げたしたシンゴの捜索や、久永アタルをアナザー電王に変身させる重要な役回りを担っている。 仮面ライダーグリスをアナザー電王とのダブルライダーキックで倒す等戦闘力は決して低くはないが、映画冒頭のビルド、クローズ、グリス、ローグを相手取るのは流石に厳しく撤退を選んだ。 その後ティード本拠地の近くでジオウと戦うが、Wライドウォッチの力でWアーマーを装着したジオウに歯が立たず、 マキシマムタイムブレークを受け撃破された。 その際、縫い合わされたハーフボディがそれぞれ異なる方向に吹っ飛び爆発する演出があったが、他のアナザーライダーのように変身していた人間が出てくることはなかった。 ジオウ本編でもEP43にてアナザージオウⅡが作り出した個体が登場。 ウール、オーラへの刺客としてアナザーファイズと共に送り出されており、海東大樹の助けでウールらを発見したため始末しようとするも、 駆けつけたジオウがダブルアーマーを装着し、マキシマムタイムブレークを受け撃破される。 その後復活しアナザーライダー軍団でジオウらを待ち受ける。 アナザーアギト(ジオウ)と共に仮面ライダーディケイドに襲いかかるも、ディケイドブラストを受け撃破された。 【余談】 サイクロンサイドがミイラ男のように包帯を巻き付けたような姿になっているのは、オリジナルの変身者であるフィリップが死人であることからの連想ではないか?と考察されている。 またサイクロンサイドを司るフィリップの家族、ミュージアムの幹部達は概念系やナスカの地上絵、土偶等古いものがモチーフに選ばれている。 ミイラ男も古代エジプトの習慣だったことを考えると、モチーフの選定理由としては園咲家の共通点として選ばれたか。 『セレブレート ジ ジオウ コンプレーション』によると、オリジナルのサイクロンジョーカーのマフラーがミイラの包帯っぽく見えることから、エジプト要素を中心にデザインし、ドライバー部分にもエジプト風の装飾がある。 このアナザーライダーは変身者も不明、登場していた時点で既に変身した状態だったためどのような経緯で選ばれたのか全くわかっていない。 またアナザー電王を誕生させtなおはこのアナザーWであるが、現時点でアナザーライダーを誕生させた唯一のアナザーライダーとなっている。 彼自身はティードに生み出されたのかもしれないが、劇中ではそのような描写は無い。 アナザーライダーを作れたことから、変身者はティードの部下のタイムジャッカーだった可能性もある。 タイムジャッカーもアナザーライダーに変身できるのはティードが実証済みであり、変身した状態で倒されると人間態もろとも消滅してしまうのも彼が身をもって実証している。 なおアナザーウォッチさえあれば、タイムジャッカーでなくともアナザーライダーを作れるのはテレビ本編で証明されている(アナザーブレイド、アナザー龍騎)。 公式からもこのアナザーライダーに関して深く触れられないが、劇中で変身者がいる気配がないのは、ダブルに登場するドーパントは地球の記憶から生み出される怪人のため、「仮面ライダーW」というデータのみがアナザーライダー化した存在ではないか?とする考察がある。 アナザーキカイのように、未来に誕生するライダーを補完するかのようにアナザーライダーが突然出現した例もあるので、このアナザーライダーもまた地球から溢れ出したライダーの記憶の一部だったのかもしれない。
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アナザー 「Another」=「別、別の」。 この場合の意味合いとしては「別の展開」といったところか。 本筋に入れなかった作品……要するに没話のこと。 投下が被ってお蔵入りした作品を避難所の該当スレで公開したものや、 後々「あの時こんな展開だったら」といった妄想を垂れ流した作品などを指す。 時間軸や設定の矛盾のために破棄された作品もこれに含まれる。 没話を「アナザー」と表現するのは恐らくはハカロワシリーズが発祥で、 同シリーズのまとめサイトはほぼ全てのアナザーを網羅している。 更にはアナザーに続きが書かれるなど、本筋以外での展開も活発だったようだ。 現在活動中のロワではあまり耳にしない表現で、まとめサイトに収録されるのも稀。 関連項目: NG 分岐制について
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<関連ページ> ひぐらしのなく頃に アナザースカイ <重要な注意> 1.本作がひぐらし本編の二次創作物であることについて 「ひぐらしのなく頃に(出題編)」および「ひぐらしのなく頃に解」(以下、二作を包括して『ひぐらし本編』と表記)は、竜騎士07氏および同人サークル「07th Expansion」の著作物であり、本作はその二次創作物にあたります。本作中に登場するひぐらし本編のテキストの引用部分、ひぐらし本編に登場するキャラクター、ひぐらし本編の世界観、その他ひぐらし本編を構成する要素の著作権は竜騎士07氏および同人サークル「07th Expansion」に帰属しますので、予めご了承下さい。 ひぐらし本編の詳細については、以下の公式サイトをご参照下さい。 07th Expansion:http //07th-expansion.net/Soft/Higurasi.htm(外部リンク) 2.本作がひぐらし本編のネタバレを含むことについて 本作はその性質上、ひぐらし本編の内容並びに解答にかかるネタバレを含みます(詳細は次章参照)。ひぐらし本編を未読の方は、ご自身の責任のもとで閲覧されるか否かをご判断下さい。 <本作中におけるひぐらし本編の描写に関する注意> 本作の基本的な筋立ては「「ひぐらしのなく頃に(出題編)」で提示された内容を基に、作中の人物が真相についての推理を繰り広げる」というものです。 1.本作中におけるひぐらし本編リリースの順序について 本作中におけるひぐらし本編リリース順の設定は以下の通りです。<ひぐらしのなく頃に(出題編)>2002年夏:「鬼隠し編」発表 2002年冬:「綿流し編」発表 2003年夏:「祟殺し編」発表 2004年夏:「暇潰し編」発表 <ひぐらしのなく頃に解>2004年冬:「目眩し編」発表 (※本作における架空の作品。実際には「目明し編」) 2005年夏:「罪誅し編」発表 (※本作における架空の作品。実際には「罪滅し編」) 2005年冬:「世殺し編」発表 (※本作における架空の作品。実際には「皆殺し編」) 2006年夏:「罠降し編」発表 (※本作における架空の作品。実際には「祭囃し編」) 2.本作中におけるひぐらし本編の描写の元となっている作品について <ひぐらしのなく頃に(出題編)>四編については、PC版「ひぐらしのなく頃に」(四編収録ver)の内容を前提としています(個別版ではありません)。 以下の作品については制作の上での参考としております(管理人が内容を把握しています)が、本作中におけるひぐらし本編の描写の前提とはなっておりません。PC版「ひぐらしのなく頃に解」(四編収録ver) PC版「ひぐらしのなく頃に礼」 小説版「ひぐらしのなく頃に(出題編)」(講談社) 漫画版「ひぐらしのなく頃に(出題編および解)」(ガンガンコミックス) 実写映画版「ひぐらしのなく頃に」 上記以外のひぐらし関連作品の内容については、管理人は詳細を把握しておりません。例:小説版「ひぐらしのなく頃に解」(講談社)、TVアニメ版「ひぐらしのなく頃に(出題編、解、礼、その他)」、コンシューマーゲーム版「ひぐらしのなく頃に(祭、絆、その他)」、アンソロジーシナリオ「ひぐらしのなく頃に 語出し編」、ひぐらしのなく頃に関連の他の制作者様の二次創作物、ファンサイト・関連スレッドでの考察等。 特に、他の制作者様の二次創作物、およびファンサイト・関連スレッドでの先行研究等については管理人の知識がないに等しいため、本編中の考察・描写・結論等について既存のそれと重複している可能性が否定できません。ただし、本作はそれらの作品で使用されている推理・着想を盗用することが目的ではありません。ご指摘をいただければ、先行の研究事例として明記の上、自身も勉強させていただく所存ですので、忌憚のないご意見・ご指摘のほど、お願い申し上げます。(→ご連絡には「掲示板」に記載の方法をご利用下さい) 3.本作中におけるひぐらし本編の設定改変について 上述の通り、本作中の「ひぐらしのなく頃に解」については、実際に発表されたひぐらし本編とは異なる架空の四編を採用しており、その中ではひぐらし本編の要素について設定の改変を行なう予定です。設定の改変を伴う二次創作物を嫌われる方には申し訳ございませんが、予めご了承下さい。 予定している設定改変の中で、特に重要なものは以下の通りです。a.(竜騎士07氏の問いに対する解答としての意味合いで)架空の四編における結末は実際のひぐらし本編と異なります。 b.架空の四編中には、ひぐらし本編には存在していないオリジナルのキャラクターが登場する設定です。 c.架空の四編中では、ひぐらし本編では本来存在するはずのキャラクターが一部登場しない設定です。 尚、架空の四編については、その一部のみ制作の予定であり、四編全てを制作する予定はありません。予めご了承ください。 <本作中におけるひぐらし本編以外の描写に関する注意> 本作は基本的にフィクションです。上述したひぐらし本編(「出題編」のリリース)にかかる描写を除き、登場する人物、団体、事件などは全て架空のものですので、予めご了承下さい。 <管理人へのご連絡> 上述の通り、「掲示板」に記載の方法をご利用下さいませ。
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その世界、「ラディアント」は、二つの「核」で創られていた。 動物や昆虫など、「動」を司る「陽の核」。 木や草、水など、「静」を司る「陰の核」。 二つの「核」は同じ力を保ち続け、また動物や植物はそれに従った。 また、その力の拮抗を保つ為に神は「龍」を産み出した。 彼らは主に「静」の力、つまり「陰の核」を護る立場として、 人前に出る事も無く世界を見守り続けていた。 しかし、人間による森林伐採、建造物の乱立、繁茂する航海・貿易などにより、 陽の力が強まってしまい、陰の力も、緩やかに弱まっていった。 これは世界の運命を背負った一人の少年とその仲間達・・・ そして、運命に翻弄される少女の物語である
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新規作成 初版と最新版 初版:2014/12/16 (火) 01 07 38 最新版:2015/03/17 Tue 16 53 20 最初に ここはあくまでも『予想』です。こうなってほしいな、は構いません。ですが必ずそうなるとは限りません。 「あそこに書いてた情報とゲームとじゃまったく違うじゃないか!」などとならないように。それを踏まえた上で閲覧・編集の程よろしくお願いします。 ストーリー名:コンカー アナザースマッシュ ストーリー内容: 製作者:彗青 ディディーコング、バンジョーに仕返しをせよ!! 使用可能キャラクター コンカー ステージ1 ミッション:敵を倒してゴールドを稼げ!! ミッション内容:復讐の為に、城を改築する資金を集めろ!! ステージ:ジャングル BGM:[[]] ボス: ザコ敵:クリボー、デカクリボー、ノコノコ(緑・赤)、パタパタ(緑・赤)、クレムリン(緑・青)、クロバー、ナインテール 成功条件: 失敗条件: ステージ2 ミッション:かつての仲間をぶっとばせ!! ミッション内容:復讐の時は来た。さあ、思う存分暴れろ!! ステージ:コンカー城 BGM:[[]] ボス:ディディーコング、バンジョー&カズーイ、ディクシーコング、ドンキーコング(全てストック1) 出現雑魚:無し 成功条件: 失敗条件: ムービー ステージ1 開始 ステージ1 終了 ステージ2 ボス戦前 ステージ2 ボス戦後 ディディーがピーナッツ・ポップガンでコンカーのマシンガンを破壊する。 うろたえるコンカーに追い打ちを掛けると思いきや、全員が何処からともなくプレゼントボックスを出す。 突然のサプライズにコンカーは感動し、今までの事を反省し、レースグランプリを開く事にする。 部下を呼んで、徹夜で準備に明け暮れる。 エンディング コンカー主催のレースグランプリが行われ、マリオ(Bダッシュ)、リンク(エポナ)、カービィ(ワープスター)、ドンキーコング(ランビ)、キャプテン・ファルコン(ブルーファルコン)とN64でゲームが販売されたキャラの早々たるメンバーが。 上位三組はコンカー(ジェットボート)、バンジョー&カズーイ(レースカー)、ディディー(バレルジェット) 関連 新アドベンチャー予想 アナザースマッシュ アナザースマッシュテンプレ コメント 編集予定 -- 彗青 (2014-12-16 01 07 58) 今日 4 昨日 1 総訪問者 102 -- 彗青 (2015-03-17 16 52 39) 名前 コメント
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新規作成(ページ名は「○○(ファイター名) (半角コロン)アナザースマッシュ」に必ずしてください) 初版と最新版 初版:2015/03/12 (木) 17 33 35 最新版:2015/03/21 Sat 12 20 54 ストーリー名:プリン アナザースマッシュ ストーリー内容:森でたくさんの木の実を手に入れたプリンとその友達、ピカチュウ。 2匹でわけようとしたところ、1コ余ってしまった。その1個の木の実をかけた戦いがはじまる。 製作者:ゆだつむり 使用可能キャラクター プリン ストーリー自体の難易度 ステージ1 ミッション:木の実をかけて ミッション内容:ストーリー内容に書いてある通り、木の実をかけてピカチュウと勝負。 ステージ:トキワの森(少し広い戦場のような地形) ザコ敵:なし。道がなく、ボスのみ。 ボス:ピカチュウ ボスBGM:ポケモン亜空間(DX) ストック:(3) 相手ストック(ファイターの場合):(2) 成功条件:ピカチュウのストックをなくす。 失敗条件:プリンのストックがなくなる。 ステージ2 ミッション:食い荒らす者 ミッション内容:戦いが終わって、木の実を食べようとしたところに何者かがすばやく木の実を奪っていく。 プリンとピカチュウは2匹で力を合わせて木の実を探すことにした。 ステージ:トキワの森(ちゃんとしたステージ) BGM:サファリゾーン(ルビー・サファイア) ザコ敵:ドガース、チュリネ、シャンデラ、ディグダ(白いおばけのような動き)、バチュル(ジーマのような動き) ボス:ガブリアス ボスBGM:戦闘!ライバル(ハートゴールド・ソウルシルバー) ストック:(3) 仲間:プリン(ボス戦のみ) 相手ストック(ファイターの場合):(3) 成功条件:ガブリアスを倒す。 失敗条件:味方が全滅する(ピカチュウ含む) ステージ3 ミッション:ポケモン最大のピンチ ミッション内容:2匹がガブリアスを倒したところで、ポケモントレーナーがやってくる。 なんと、トレーナーはプリン達をゲットする気なのだ。 ガブリアスも協力してくれるらしいし、全力で抵抗しよう! ステージ:トキワの森(少し広い戦場のような地形)後ろにポケモントレーナーが立っている。 ボス:ジュカイン、ルカリオ、ゲッコウガ ボスBGM:決戦!N ストック:(2) 仲間:プリン(ストック1)ガブリアス(ストック1) 相手ストック(ファイターの場合):ジュカイン(2)ルカリオ(1)ゲッコウガ(1) 成功条件:敵の全滅。 失敗条件:味方の全滅。 ムービー ステージ1開始直後 ステージ1ボス戦前 ステージ1クリア ステージ2開始直後 ステージ2ボス戦前 プリン達が森の広いところに出てあたりを見渡す。 ピカチュウがなくなった木の実を見つけてその方向に走ったところ、目の前にガブリアスが落ちてくる。 ステージ2クリア エンディング 関連 新アドベンチャー妄想 アナザースマッシュ アナザースマッシュテンプレ ボスキャラテンプレ ザコ敵テンプレ コメント ピカチュウから移植。 ピカチュウの方はどなたか、考えてあげてください。 -- ゆだつむり (2015-03-12 17 35 47) 今日 1 昨日 4 総訪問者 24 -- 彗青 (2015-03-17 16 10 14) 名前 コメント
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【名前】 アナザーキカイ 【読み方】 あなざーきかい 【声】 不明 【登場作品】 仮面ライダージオウ 【登場話】 EP23「キカイだー!2121」 【分類】 アナザーライダー 【特色/力】 有機物への寄生 【詳細】 「仮面ライダーキカイ」の力を持つアナザーライダー。 風貌は仮面ライダーキカイとは別物。 頭部の木を模した生物が本体で、倒されても本体のみ脱出。
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――――舞台は、エリアの中央に堂々と聳え立つ一軒の時計塔、その最上階。 全長数十メートルにも及ぶ建造物の頂点で、一人の男が佇んでいた。 癖のある黒髪をした、長身の男。 信仰とは無縁そうな仏頂面をした彼は、けれど神職と所縁有る衣装を身に纏っている。 漆黒の僧衣と十字架。 その姿は、教会で神の教えを説く神父そのものだ。 男の名は、言峰綺礼。 それも代行者でありながら、同時に魔術師でもあるという異端中の異端。 そして、普通の人間が嫌悪するものを美しいと感じ、嫌悪するものを美しいと感じる先天的な欠陥者。 道徳を理解していないのにも関わらず、常識を知るが故に苦悩を重ねる者。 そんな男は何をするでもなく、片腕に黒鍵と呼ばれた投擲武器を柄のままで取り出し、利き手で玩びながら思案する。 「――……私に、何をしろというのだ?」 彼には、およそ普通といえる感性が存在しない。致命的なまでに欠落している。 自らの欲望に身を委ねるか、それとも己の持つ常識で跳ね退けるか、彼は迷い続けていた。 もっとも、恐らく本人には自らが迷い人であるという自覚すらありはしないだろう。 何をすべきか、彼の足りない感性ではすぐに決めかねるものがあった。 思案する。 この『実験』をどう乗り切るかを、石像のような仏頂面で思案する。 どんなモノが立ちはだかろうとも、元いた場所へと帰らねばならないのは必然だ。 何故ならば、彼には一つの使命が負わされている。 若輩ながら一級の実力を発揮する天才魔術師・遠坂時臣と協力して、とあるモノを入手する使命が。 それこそが――『聖杯』。 過去に三度、極東の地でその強大すぎる効力を巡って争いが起き、いよいよ四度目の争いが勃発しようとしていた。 その名を『聖杯戦争』。 聖杯を巡る魔術師たちによる、血で血を洗うような最小規模の戦争――と、綺礼は聞かされていた。 過去に三度行われた戦争は全てが失敗に終わり、これまでただの一度も成功例はないという。 魔術師としては二流がいいところの実力しかない綺礼でも、俄には信じがたい話だった。 時臣や実の父に聖杯戦争の歴史を聞かされていれば、たとえ童子でもおかしいと感じたことだろう。 過去に三度も失敗している聖杯の顕現が――どうして、あのような奇抜な男によって行われる? 綺礼は正直なところ、ジェイル・スカリエッティの語っていることは虚言に過ぎないと思っていた。 世界中の魔術師が血眼になって求める聖杯を、こんなこれまでの模式も理論も何もかも無視するような形で卸すことの出来るわけがない。信じるには、あまりに根拠が欠落している。 綺礼は冷静な頭で、ハナから聖杯の件に関しては一切信じずにかかることを決めていた。 だが――それでも問題となるのは、如何にしてこの『児戯』を生き延びるか。 「……この様な児戯に参加するほど、私は暇ではないのだがな」 重々しい声色で呟く綺礼だが、その相眸もまた声色に比例して重々しい。 冷たくもなければ温かみなど内包しない瞳は、ただ目の前の事項だけを認識する。 殺し合いに乗ることを選ぶ。 殺し合いを拒絶し、脱出することを選ぶ。 同じく殺し合いを拒絶し、スカリエッティを打倒することを選ぶ。 選択肢は大まかに分けてこの三つだろうか。 言峰綺礼個人の感覚で言わせて貰うなら、『どれだろうが構わない』となる。 綺礼は自信家では決してないが、それでも自分の戦闘能力に関しては並々以上のものがあると自負していた。 少なくとも、そんじょそこらの蒙昧に殺されるほど鈍ってはいないだろう――。 最終的に、遠坂時臣の下へ帰還できればそれでいい。 そこには言峰綺礼が果たさねばならぬ使命がある――特にそこに情熱は感じないが、やらねばならぬことだ。 聖杯戦争開始よりも前に、マスターが一名脱落するようなことになれば、それこそ『時臣師』の聖杯戦争を妨害してしまうことにも繋がりかねない。だから、帰ることだけは譲れない。 「……しかし、この名簿――やはり、どうも解せぬ」 綺礼はまず最初に、この児戯へと巻き込まれた人物の詳細を知っておこうと思い立った。 そうして支給品の中にあった参加者名簿を閲覧したのだが、とりあえず綺礼にとって意味のある名は無かった。 多少『気になる』名前くらいならあったが、それぐらいでは綺礼のスタンスに影響を当てることはできない。 問題は――三つの『名前』だった。 セイバー。 ライダー。 バーサーカー。 おおよそ人名とは思えないこの者達について、綺礼は覚えがあった。 これは、聖杯戦争において魔術師たちが戦う為の剣とする『サーヴァント』のクラス名の筈。 例えば時臣はアーチャークラスを、自分はアサシンクラスを使役する手筈になっていた筈だ。 が、これは聖杯戦争ではない。 一人の狂った男が催した児戯ごときに、何故サーヴァントのような存在までもが放り込まれているのか。 まさか――サーヴァントの力量の程度を、知らない訳でもあるまいて。 サーヴァントは、代行者である言峰綺礼をも上回る力と、現実を侵食する神秘を含有する存在。 とても、人間が努力したところで殺害できるような生易しい存在ではない。 これでは、実験も何もあったものではないだろうに――綺礼は、スカリエッティの意図が理解できない。 「まあいい。まずは、私がどう動くかを決めるのが先決だ」 果たしてこの三体が、本当にサーヴァントなのか。 それは自ずと分かることで、いずれ言峰綺礼が直面しなければならない時も来るだろう。 貴重な時間を浪費してまで、思い詰めることではない。 「――やはり、私は」 自分には、この忌まわしい首輪を外すだけの知識がない。 外からではどう手を付けたらいいのかも分からないし、綺礼がどうやったって外せそうにもない。 それならば自分にはお手上げだ――やはり。 「……ねえ、そこのあなた。ちょっとお話聞かせてもらってもいいかな?」 乗るしかないか、と口にしようとしたところで、綺礼は背後から声を掛けられた。 敵意の籠っていない少女の声だった。 振り向くと、そこにはおよそ殺し合いなんて単語とは無縁に見える高校生くらいの少女の姿があった。 猫耳のように見えるパーカーを羽織った、薄い紫色の髪が外はねになっている。 仏頂面の神父は、良いだろう、と呟くしかなかった。 それ以外に、応答の言葉を彼はまだ持っていなかった。 スタンスさえも決めていない――そんな彼には。 ◇ ◇ 少女の名前は、七海千秋というらしかった。 時計塔最上階、恐らくはカフェテラスとして設置されただろう場所にて、綺礼と七海は情報の交換を行う。 紅茶やコーヒーなどの備えは流石になかったものの、テーブルと椅子があるだけでも十分だ。 最上階からはこの会場がある程度一望でき、地の利を得るのには有利な場所だな、と綺礼は思った。 元より感情の欠落した綺礼の目には、この景色は美しいとは写らなかったが。 眼前の少女は綺麗だね、と一言だけ呟いた。 「なるほど。綺礼さんの知り合いはなし――と」 「ああ。特別合流しなければならない相手はいない」 どこか天然そうな雰囲気を匂わせる少女と、僧衣の仏頂面が向かい合う。 その光景はかなりシュールなものだったが、当の本人たちは然程気にしてもいないようだった。 七海は机に置いた参加者名簿の、言峰綺礼の名前の横に小さく丸を付ける。 出会った参加者をチェックしていく意図があるらしい。 綺礼には誰と出会ったかなど記録すべきこととは思えなかったが、なかなか機転の利く少女だ、とは思った。 彼にしては珍しく、素直に感心していた。 彼女くらいの年頃ならば、怯えて取り乱していても良さそうなものだが――そういった様子は一切ない。 「そうだ。一応伝えておくね。私の知っているのは四人。日向創くん、狛枝凪斗くん、九頭龍冬彦くん、辺古山ペコさん。日向くんと九頭龍くんは、まず間違いなく殺し合いなんかしないと思うよ」 「――つまり、『狛枝凪斗』と『辺古山ペコ』については、可能性があるというわけか」 七海は綺礼の指摘にやや表情を曇らせて、数秒の間を置いた後にうん、と短く答えた。 彼女にしてみれば、日向や九頭龍だけでなく、狛枝とペコだって大切な仲間だ。 それを疑うというのは心苦しい――だが、事実を隠すこともできない。 一方の綺礼は、七海千秋という人間について一つの答えを得ていた。 それは、彼女は自分とは確実に違う人間である、ということ。 七海が自らとイコールの存在だったなら、仲間への不信ごときであんな表情は欠片も見せはしない。 何故ならば、そういう感性が、言峰綺礼には欠けているからだ。 自分でも理解することの叶わない、己の抱える先天的な異常――誰にも明かせず、抱え込んできた異常。 七海千秋の冷静さに、自分と等しき存在かと一瞬くらいは期待した自分がいた。 しかし期待は空しく散った。 されど綺礼の心には落胆の色はない。 あるのは――自分という固有の存在への、深き疑問のみだ。 何のために生まれたのか――どうして、あの父親からこんな異物が生まれ落ちたのか。 「そうだね。すぐに信じるのは危険……かもしれない。でも、心配ではあるよ」 七海はそれでも笑いながら、己の根幹を思案する綺礼に言ってのけた。 やはり、違うな。ああ――そしてこの少女も、恐らくは私を理解できない。 綺礼の達観めいた視界が、一切の期待をこの瞬間に停止させた。 他人の不幸は蜜の味。 自分の抱える異常は、つまるところそういうものなのだろう、と綺礼は思う。 くどいようだが、自分が七海千秋だったら、絶対に仲間への不信に心を痛めたりはしない。 ――その時自分がどんな顔をするのか、想像するだけでも忌まわしい。 己の中身がどんなものであるのか、綺礼には推測することさえも叶わない。 「やっぱり、短い間だけど共に過ごした仲間だからね。……それに、信じることが私の役割だから」 どこか陰を含んだ表情で、七海は小さく言う。 綺礼には彼女の事情が分からない。興味も別段ない。 が、やはり彼女は単なる少女ではないな――とだけ、言峰綺礼は確信した。 あれは、単なる少女にできる表情じゃない。 もっと、色々なモノを知っている者の顔だ。 「私、思うんだ。希望を持っていれば、みんなで信じ合えば、どんな絶望だって変えられるって」 「……そんなことはない」 少女の台詞に、綺礼は初めて明確な異を唱えた。 希望だとか、信じ合うだとか。それで何もかもを乗り越えられる――そんなワケがないだろう。 言峰綺礼は知っている。 努力や善性だけでは乗り越えられないコトがこの世にあることを知っている。 「そんなモノでは、何も変えられない」 希望を持って、それで自分にとっての世界が変わるならそれでいい。 だが、綺礼の世界には絶望すらないのだ。 何も分からないから、果たしてこの感情が本当に絶望であるのかも答えられない。 「……綺礼さんとは初対面だから、あなたのことは『よく知らない』よ」 少女はぽつり、と呟くように、しかし綺礼を真っ直ぐに見据えて言う。 その瞳は綺礼のそれとは全く異なる光があり、まさしく希望に満ちたものであった。 そんな光を綺礼は知らない。 己に苦悩し続けた男が、何故希望の輝きなんてものを知っている道理がある。 どんな難行をこなしても、どんな実績を手にしても、言峰綺礼の瞳が輝くことは一度だってなかった。 綺礼には希望が分からない――だからこそ、目の前の少女は彼の興味に値した。 「だけど、これだけは言わせて。希望を抱くことが間違いだって、綺礼さんは言ったよね?」 「――そうだ。そんなモノでは、何も変えられはしない」 我ながらとんだ暴論家だな、と綺礼は苦笑したくなった。 希望が何たるかも知り得ない愚かな男が、まるでそれを熟知したように堂々と発言している。 議論の体すらも為していない――議題を理解していない者が参加している議論など、掟破りも甚だしい。 これではまるで、抑止力。 魔術の道を極めし天才が、その目的を遂げようとすると必ず現れる最大の障害。 ならばそれでも構いはしない。 己の中身にそれで少しでも迫れるなら、多少の侮蔑は甘んじて受けよう――――。 妻が死んだ時にも、自分は悲しいと思わなかった。 彼女は自分を泣いていると称したが、そんな風にはちっとも思えなかった。 それどころか、あの時のコトを思い出す度に沸き上がるおぞましい空想。 自分は悲しむ以前に――もっと苦しめとさえ、思っていたような。そんな空想。 希望を語る少女と、希望を知らぬ欠落者。 欠落者の唱える暴論は、しかしひどく完璧だ。 対する少女・七海千秋は―――― 「――――それは違うよ」 ――――真っ向から、その暴論を迎撃(ロンパ)した。 ◇ ◇ 綺礼は少女の細い首に己の剛腕をかけていた。 彼の腕力で握られれば、いともあっさりと頸椎をへし折ることができるだろう。 生殺与奪を握られた状況でも、しかし七海は一切怖じ気づいた様子を見せない。 彼女にとっては――ここで恐れる意味が分からない、という思いさえあった。 「希望も絶望も関係ない。例えば私があと少し力を込めれば、貴様は死ぬ」 「……でも、本当に希望も絶望も関係ないっていうなら、そんなことを言う必要がないよね」 猶予を与える間もなく殺せばいい。 ――あなたにはそれが出来るんだから、と見透かされているような錯覚を綺礼は覚えた。 自分の代行者としての性能は一級以上だ。 全力を出すまでもなく、丸腰の少女一人くらいなら二秒と掛けずに殺害できる。 だが、言峰綺礼はそれをしなかった。 七海千秋を生かすことに意味は全く無いのにも関わらず、だ。 この華奢な首を、無慈悲にへし折ってしまえばいい。 武器など要さない。 証拠も素手なら残らないし、仮に自分が下手人であるとバレても、大して不味いことであるとは思わない。 空虚なる欠落者が、何を迷うか。 否――迷ってなどいない。欠落者は欠落するが故に、期待しているのだ。 この少女が、己の異常性を理解することを。 己自身でさえも見えぬ己の本質を、見定めることを。 「……迷うことなんてないんだ。ただ、少しでも優しくあろうとするだけ。それだけで――それは希望になる」 綺礼には少女の語る意味が分からない。 優しくあることで如何にして希望が育まれるのか――そこにどのような因果があるというのか。 それは信仰の道を往く者が疑問視するには、あまりにも陳腐な話題。 それでいて――彼が欲する自らの中身には、含有され得ぬだろう『異物(モノ)』だ。 信じ合わなければ希望は育たない。 まるで地獄のような日々を過ごした少女には、その言葉の重みがよく分かっていた。 信じ合って手を取り合ったからこそ。 ――"彼ら"は、あの悪夢から抜け出すことが出来たのだから。 七海千秋は特別な存在だ。 この会場に在るどの参加者とも違う、いわばイレギュラーと呼んでもいいかもしれない。 元から彼らとは違う存在として生まれ――そして、違う存在として『死(おわり)』を迎えた。 彼女は絶望しない。 夢のない言い方をしてしまえば、そういう風に作られているからだ。 逆に夢のある言い方をすれば、彼女は絶望しないが故に、いくらでも希望を作ることのできる存在だ。 命ある人間でなら救い得ぬ、いずれ巨大な歪みによって最悪の方向へと歩み出す神父の『中身』。 それを理解した上で救うことも――希望の為に産み出された七海千秋にならば、可能なのかもしれない。 綺礼は希望を抱いていない。 が、同時に絶望も抱いてはいない。 空っぽ――何も知らないだけなのだ。 自分がどんな存在か理解できない。それだけの障害のせいで、何にもなれずにいる壊れ物(ジャンク)。 何にもなれないなら、何かにしてやればいい。 七海は彼がやがて、一つの物語の終焉に辿り着く結末を知っている。 彼女はイレギュラーだから。スカリエッティの実験に、恐らく全参加者の内で最も近い。 彼女が知る言峰綺礼の結末は、ひどく暗くて重たい――絶望の底だ。 七海と綺礼が出会ったのは必然ではない。 いくら七海が規格外の存在であるとしても、スカリエッティはそこまでの贔屓を行わなかった。 これは偶然。 偶然だからこそ――ここで諦めたら、希望が育たないことも、七海は知っていた。 「怖がらなくてもいいんだよ。英雄になんてなろうとしなくてもいい――自分を応援してあげるだけでいい」 「私は何も恐れてなどいない」 「ううん。あなたは恐れてるんだ。自分が抱えるモノが何かを、知ることに」 七海の知る人物に、一人の少年がいる。 彼は希望になりきれなかった存在で、それに加えて世界を絶望に導いた存在の一つだった。 自分自身を見つめることに一度は怯え、折れそうにもなった。 ――しかし、彼はそれを乗り越えた。 自分の中にある自分自身と向き合ってそれを己が力と変え、絶望の化身を見事に打砕(ロンパ)した。 「結局のところはね。自分が、自分の一番の応援者なんだよ」 綺礼の腕を首に掛けられたままで、七海は優しい笑顔を浮かべる。 その台詞を最初に口にしたのは――優しい優しい引率教師だった。 自分の片割れというべき彼女の声を、この哀しき男に届ける。 それが自分の――『新世界プログラム』の一パーツとしての、役割なのだから。 「あなたに必要なのは他人の不幸じゃない。まずは、自分を理解してあげることから始めなきゃね」 七海は変わらぬ安穏な笑顔で言うが、綺礼にとってそれは何れほどの苦行か分からなかった。 ――言峰綺礼の中身は、これまで誰一人として見極められなかった未知の領域(ブラックボックス)。 堅物でありながらも人格者である父も。 過去に失われた、自らがただ一人『失った瞬間』心に堪えた妻でさえも。 恐らくは魔術の師・遠坂時臣も――そして、言峰綺礼にとっても理解し得ないモノが、その仏頂面の奥にある。 だが、目の前の彼女ならば。 彼女ならばひょっとすると――――。 「私には、まだ綺礼さんが解らない」 当然だな、と綺礼は思う。 二十数年の人生を共にした者でも解らないモノを、出会ってたかだが十数分の少女にどうして解る。 「……でも、きっと解ってみせるよ。あなたがどんな人かを、私が理解する」 「……無理だな。私の本質はヒトの常識を、あまりに超過しすぎている」 僧衣の神父は否定する。 眼前の少女はその否定をそもそも否定とさえも取らず、黙殺。 言葉を濁らせもせずに、彼女は『希望論』を説く。 「できるよ。信じれば人は繋がれる。繋がれば――誰だって、未来に歩いていける」 「……未来」 「そう、未来。こんな実験の向こう側の、希望に溢れた未来」 綺礼の人生には、過去も未来も存在しなかったと言っていい。 問い続けるのみの生涯に、果たしてどんな望みを抱けというのか。 綺礼には願いがない。聖杯戦争の仮にも一マスターであるのに、託したい願いさえ持ち合わせてはいない。 第三魔法の成就なんて大それた目的を語られても、興味を抱くのは無理な話。 欠落者の人生は――前も後も欠落したまま。 そんな彼に、エリートと呼ばれる彼に、未来なんて夢物語を説いたのは彼女が初めてだった。 あの善き父親ですらも――綺礼に希望を与えはしなかった。 「行かなきゃいけないでしょ? 同じ場所に止まっているんじゃ、それは生きてるとはいえないと思うな」 七海も、これまで綺礼の前に立った人物と同じだった。 違うところを挙げろと言われたら、たった一つだけしかない。 ――言峰綺礼という欠落者の底を視ることは、希望のために生み出された彼女でも不可能だったのだ。 あまりにも底が深すぎて。 かの『超高校級の絶望』にさえ匹敵しかねない『モノ』が、その鍛えられた肉体の内に内包されている。 絶望でもなく希望でもない、虚無(ゼロ)。 黙っていれば何ももたらさず、何も奪わないような存在に過ぎない。 そして、綺礼は自らを異端であると認識している。 ――七海千秋は、特殊な存在だ。 この実験において、スカリエッティの遊び心で配置されたキャラクター。 それゆえに、全参加者の情報がある程度その内部に貯蔵されていた。 彼女は識っている。 彼が金色の英雄王に魅入られ、その果てに得る答を。 スカリエッティの実験を、七海は嫌悪する。 決して許してはいけないとも思うし、あれほど頑張って勝利を得た『彼ら』に再び絶望を突き付けるような真似をしたことに、声には出さずとも並々ならぬ憤りを感じている。 だが、その彼女をして思わせる。 言峰綺礼には、いわゆる"イフ"のセカイが必要なのだと。 そうでもしなければ、彼の生きる未来は何処にも在りはしない。 堕ちた綺礼は、やがて絶対の死に囚われる。 自らが宿敵と見なした男の息子との宿命めいた戦いの最果てに、如何なる可能性世界においても死を迎える。 ――それが、ジェイル・スカリエッティから聞いた話だった。 「――……ひとつ、問おう」 その話を聞いた七海千秋は、彼を危険だとは思わず。むしろ、可哀想だと思った。 自分が欠落者として生まれてしまったが故に、人並みの幸を歪んだ形でしか得られなかった男。 彼と最初に出会い、こうして論戦(トークバトル)を交わしているのは、非科学的だが『因果』というものか。 まだ問い続けていた頃の言峰綺礼なら、救えるかもしれない。 彼の中身を理解し、真に未来へと導くことができるかもしれない――。 生きるのを最優先するなら、綺礼からは逃げるのが最善だった筈だ。 この欠落者は――あまりにも危険すぎる。 救うリスクの方が、救った時に得るメリットよりも大きいような存在だ。 だが。それでも、希望を唱える者として―― 「……七海千秋。貴様は、私を理解し得る者か?」 ――こんなどっちつかずの迷い子を、捨て置けるワケがない。 「今はまだ解らない、っていうのが本音だね。だけど、必ず理解してみせる」 七海は普段とは全く異なるはっきりとした調子で、求道者の問いに返答した。 求道者の問い続ける生涯にて、これは二度目だ。 最期に、自らを"泣いている"と評したあの女。 結局彼女には自分を理解できなかったが、最も近付いた人物は彼女だろう。 そして――今、言峰綺礼は一つの可能性と対峙している。 誰も出せなかった答を導き出せるかもしれない存在に、手を差し伸べられている。 これを取ったところで、今まで通りに途方に終わる可能性は少なくない。 しかし、もしも七海千秋が答を教えてくれる存在だったなら――それを見過ごすのは、あまりに惜しい。 「因みに、私を理解した者は未だかつて無い。それでも――貴様は希望を説くか、七海千秋」 「それは、もちろん」 迷わず七海は即答する。 「スカリエッティの実験が終わる迄に、必ずあなたに『答え』をあげる。それからどうするかは、綺礼さん次第なんだけど――うん、私にできる限りのことはするよ」 そうか、と綺礼は短く返答した。 その表情は相も変わらずの、感情を顕さぬ仏頂面だ。 だが彼は――既に、本来の物語とは大分違う方向へと歩き始めていた。 問わねばなるまい――彼は思う。 この児戯の最果てに、私が何であったのかを。 希望を語る少女に――問わねばならぬ。 「Amen(エイメン)」 綺礼は十字を切る。 神父らしからぬ雰囲気を漂わせる彼だが、その動作はあまりにも様になっている。 その意味合いは、本人にしか解らない。 解らないけれども。 七海は確信していた。 この論戦(トークバトル)は――自分の勝ちであると。 希望の弾丸を用いて、求道者にして欠落者である異常者の諦観を論破。 望まない絶望の修学旅行で何度も経験したその感覚を、彼女は感じていた。 「――良いだろう。貴様に賭けてみるとしよう、七海千秋」 祈りを終えた漆黒の神父は、確かな声でそう言った。 賭けてみる、と。若干図々しい解釈かもしれないが、それは信じられているということに等しい。 最初からバッドエンドの決定していた男を――覆した。 「うん。頑張るよ、私も」 スカリエッティは今、どんな顔をしているだろうか。 驚愕か、憤怒か――いや、そんなものは分かりきっている。 彼は笑うだろう。遊び心程度の気持ちで用意した駒が、計画の一要素を覆したことを笑うだろう。 興味深いと言って、どこへその"イフ"が行き着くのかを注視するだろう。 一矢を報いるにはこれじゃ足りない。 悔恨残さず、この実験を打ち壊してこそ、あれに対して笑うことができる。 「但し、貴様を切り捨てるのに迷いはない。期待にそぐわぬと思ったなら、私はきっと貴様を棄てる」 ゲームの難易度風に言うならば、ベリーハードといったところか。 まともな神経を持っているなら挑もうとさえ思わない高難度ゲームの、その頂上。 だが攻略して見せよう。難攻不落の要塞を、ただ一機の機体で地へと落としてやろう。 「了解。それじゃあ、勝負だね。私があなたの答えを出すのが早いか、それともあなたが私に見切りをつけるのが早いか。うん、こんな趣向のゲームは初めてだよ」 七海千秋は――『超高校級のゲーマー』なのだから。 「……物好きな奴だ。このような欠落者を、進んで受け入れようなどとはな」 「変かな?」 「ああ――、とてもまともとは思えない」 どちらかが勝つその時まで。 背中は任せたよ、と七海は笑う。 承知した、と綺礼は答える。 ――ゲームスタート。 【一日目/深夜/E-5 時計塔最上階(15F)】 【七海千秋@スーパーダンガンロンパ2-さよなら絶望学園-】 [状態]健康 [装備]なし [所持品]基本支給品一式、ランダム支給品×3 [思考・行動] 0:実験を中止させる。 1:綺礼さんとの『勝負』に勝つ 2:日向くん達とも合流したいけど、狛枝くんと辺古山さんについてはとりあえず保留 ※プログラム終了後からの参加です ※スカリエッティによって選ばれた存在で、全参加者の大まかなデータを知識として記憶しています。スカリエッティとどんな経緯ややり取りがあったのかは、後の話に準拠します 【言峰綺礼@Fate/Zero】 [状態]健康、千秋への僅かな期待 [装備]黒鍵×15@Fate/Zero [所持品]基本支給品一式、ランダム支給品×2 [思考・行動] 0:自分の本質を知りたい。実験はひとまずどうでもいい 1:千秋と行動。但し、価値がなくなったら切り捨てるのに迷いはない ※サーヴァントを召喚する以前からの参加です ※スカリエッティの語る聖杯について、一切信用していません 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