約 592,779 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/208.html
俺は今、人間の里の商店街で行われているゆっくり加工工場主催のゆっくり福引抽選会場でガラガラに手をかけていた。 商店街でゆっくり加工工場認定の店で買い物をすると福引券がもらえ、この抽選会場でガラガラを回して出た玉の色を回すと商品がもらえるというよくあるな福引だ。 変わっている点といえば商品がすべてゆっくり関連なことくらいだ。 大体生ゆっくり一匹分程度の買い物をすると ハズレでもゆっくり餡子製のお菓子がもらえ、近所では『大したものは当たらないがそこそこ当たる』と評判の福引だった。 俺の持っている福引券は20枚。 ゆっくり20匹分は買い込み過ぎだろと思うかもしれないが、それでも俺にはどうしても欲しい商品があった。 一等景品『ペット用最高級ゆっくりフラン。』 このゆっくり福引の輝かしき一等景品の存在を知ったのは冬越しに必要なものを買い込もうと商店街のチラシを見ていた時だった。 あの圧倒的な暴力性、自らの存在より強いものは存在しないと信じる強大な自我 男の子なら一度はあこがれる百ゆっくりの王者である。 しかしゆっくりフランはかなりの希少種で繁殖力も低いため養殖も未だ軌道に乗っておらず市場ではほとんど出回っておらず 野生種の生息地域もかなり危険度の高い妖怪の住処の付近なため 食用は無論のことペット用の生きたゆっくりフランとなるとそこらの人間にはとても手が出せないほど高かった。 ゆっくりフランを一度で良いから間近で見てみたいものだ、そう思っていた矢先に舞い込んできたのがこの話であった。 ゆっくりフランが手に入るなら冬越しの食料がほとんどゆっくり餡子でも惜しくは無い、冬越し用の貯金はほとんどゆっくり食品に注ぎ込みここに立っているのだ。 その決死の覚悟こそが勝利を呼び寄せる。 ちょっとした買い物のついでに来た周りの盆百共とは格が違う。 贄は捧げた、さあ廻れ運命の歯車よ、我が手に百ゆっくりの王者を来たらせたまえ! ハズレ、8等ゆっくりの育て方Q&Aカラー図解付、ハズレ、ハズレ、ハズレ、ハズレ、ハズレ、6等ゆっくり魔理沙 ハズレ、ハズレ、ハズレ、ハズレ、ハズレ、ハズレ、9等ゆっくり和菓子詰め合わせ、ハズレ、ハズレ、ハズレ、ハズレ 19回がらがらを回して急に冷めた。 何やってるんだ俺。 今年の冬ずっと餡子食ってるとかバカじゃねーのバーカバーカ。 脳味噌ゆっくりしろ俺。 これでゆっくりフランを手に入れられなかったらただのバカだ。 いや既にまごうこと無きバカだ。 自分のバカさ加減に心底嫌気がさしながら最後の一枚でガラガラを一回だけ回した。 するとコロン、と穴から金色の玉が転がりだす。 「お、お、おおおおおおおおおおおお!!!」 俺は思わず叫び声をあげた。 神様ありがとう、いや違う、これはそんなくだらない奇跡なんかじゃない。 この奇跡は俺の力で運命から勝利を捥ぎ取ったという証明なのだ。 「おめでとうございます!」 今年の冬はゆっくりフランと一緒に餡子入りパスタライフを送ろう。 さあ早くゆっくりフランを俺に渡してくれ店員さん。 「出ました!特賞、『ゆっくり霊夢一年分』!!」 なん…だと…? そういう訳で俺は加工工場製の箱詰めゆっくりに部屋を8割ほど占拠された状態で明かりも付けずにひざを抱えて涙目でプルプルしていた。 「ゆっくりはやく出してね!」「ゆっくりせまいいいいいいいい!!!」「ゆっくりうごけないよ!」「ゆっくり動きたいよ!」「こわい!おうちかえる!」 何が『おうちかえる!』だ、俺の方が実家に帰りたい、帰ってお袋や父と共に餡子の介入してこない食卓を囲みたい。 季節は冬になり、俺の家はゆっくりによる全食事への餡子介入が行われていた。 家にゆっくり霊夢が発生し、食料に打撃が与えられた場合 そのゆっくり霊夢を捕獲してゆっくり加工工場に売ってお金にして少しでも損害を補填するのがセオリーなのだが既製品は流石に加工工場も買い取ってはくれない。 そんなわけで、このゆっくり霊夢はすべて加工工場製だし自業自得なので工場に売り飛ばすというわけにも行かない。 流石にこんな事情では実家に帰ってたかるのも憚られる。 ということでゆっくりに冬越し用の貯金を全て注ぎ込んだ俺の食生活は餡子に蹂躙されるがままになっていた。 そんな生活が一週間ほど続き俺の中には沸々とゆっくりへの憎しみが湧き出してきていた。 「おにいさんゆっくりげんきだしてね!」 今俺を励ましたのは6等で当てたゆっくり魔理沙。 少しでもこの大量の餡子を減らすために外に出して運動させて餌に餡子を食わせている。 今のところなんの餡子かは気づいていない。 ああ、思えばこいつを当てた福引でゆっくりフランを当てられたかもしれないのに、そう思うとこのゆっくり魔理沙に対しても怒りが沸いて来る。 逆恨みなのはわかっているが、三食全て餡子生活を送っている俺の胃袋がムカムカして仕方ないと吼えて仕方が無いのだ。 復讐、この餡子まみれの現実から少しでも目を逸らすには俺にはもうこのゆっくり達に憎しみをぶつける以外の選択肢は無い。 それから俺は三日三晩、足りない頭で考えられる限りもっとも辛い拷問を考え続け、ついに考えうる限り最高の拷問を考え出した。 さらに準備に2日ほどかけ、今しがた、せめて冬の間に一食くらいは肉を食おうと思って残しておいた金で必要な道具を買い家に帰ったところだ。 完全に準備は整った、今こそ実行に移すときだ。 『ゆっくりしていってね!』 「お、ちゃんとゆっくりお留守番出来てたみたいだな、ほーらご飯だぞー」 玄関で待ち構えていたゆっくりに俺は懐に入れてある外から来た品の『たっぱ』 (大量の餡子と交換でいやそうな顔をする店主から手に入れた。)から餡子を取り出しゆっくり魔理沙とゆっくり霊夢に与えた。 「わーい!」 「おにいさんだいすきー!」 「むーしゃ♪」 「むーしゃ♪」 『しあわせー♪』 二匹は仲良く餡子を分けて食べあう。 これだけおいしそうに食べられると天国のゆっくり霊夢(屠殺済み)も本望だろう。 ゆっくり魔理沙と一緒にいるゆっくり霊夢は二日前に箱から出してゆっくり魔理沙と遊ばせている。 無論餌は餡子だ。 いくら与えても何の餡子か全く気づかないのでもしゆっくり霊夢一年分が処理できなさそうな時は共食いさせれば大丈夫だと胸をなでおろしたものだ。 「さ、ゆっくり魔理沙もゆっくり霊夢もいい子だから今日はあっちの部屋で遊ぼうか?」 「あっちでもゆっくりしようね!」 「ゆっくりあそぼうね!」 「はっはっは、さあこっちだ」 俺は昨日の夜、計画を遂行するためにセッティングしておいた部屋にゆっくり二匹を抱えていった。 「ゆっくりだしてね!ゆっくりだしてね!」「ゆ゛っぐりおながずいでぎだよ゛ぉお゛おおお゛お゛」 「お゛うぢがえる゛~お゛うぢがえる゛~!」「ゆ゛っぐりう゛ごぎだい゛いい゛い~~!」 『ゆ゛!?』 部屋に入り、四方の壁一面にずらりと並べられこちらを見て助けを求める箱詰めゆっくり霊夢にぎょっとするゆっくり二匹。 「どうしてこんなひどいことするの!?」 「みんなもれいむみたいにゆっくりだしてあげてね!」 「こんなことするおにいさんとはゆっくりできないよ!!!」 ゆっくり魔理沙とゆっくり霊夢が抗議の声をあげた。 「めんごめんご鬼めんご、一度にみんな出したらぎゅうぎゅうづめになってゆっくり出来なくなると思ったから 少しづつゆっくり箱から出していこうと思ってさ、その証拠にほら」 「ゆー?」 そういって机の下で遊ばせていたゆっくり一家をひっぱりだす。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりちていってね!」 「ゆゆ?」 若いお母さん霊夢がゆっくり二匹に挨拶をし、それに続いて赤ちゃん霊夢たちが挨拶をする。 『ゆっくりしていってね!』 「おにいさんうたがってごめんね!」 「みんなでゆっくりしようね!」 『ゆっくり出していってね!!!!!』 その様子を見て安心したのか俺に謝罪の言葉を述べるゆっくり二匹。 それに続いて出してもらえると言われた周りのゆっくり霊夢たちも友好的な声音でこちらに声をかけてきた。 「ゆ~♪」 「ゆっ♪ゆっ♪」 「ゆっくり~♪」 「ゆっくりしてるね♪」 ゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙について机の上を跳ね回り、赤ちゃんゆっくりがそれを追ってころころところがっていく。 そんな風景を見てお母さん霊夢も満面の笑みで見守っていた。 そんな風に遊ばせて30分程度たっただろうか。 「さ、他のゆっくりたちも遊ばせなくちゃいけないからこっちでじっとしててね」 そういって、もともと入っていた箱の中にお母さん霊夢を戻し、赤ちゃん霊夢は、既に宿主の居ない空き箱にしまう。 「ゆ~!もっとゆっぐりぢだい~!!!」 「ゆっくりがまんしてね!」 お母さん霊夢がまだ遊びたいという赤ちゃんゆっくり達をなだめた。 さて、そろそろゆっくりした時間は終わりにして本番に入ろうか。 俺はゆっくり一家のことは一旦ほうっておいてゆっくり魔理沙に近づいて問いかけをした。 「ねえねえ、ゆっくり魔理沙はどのゆっくりが一番好き?」 「ゆゆっ!?」 突然の質問にゆっくり魔理沙は面食らった。 「ゆ…まりさはこのれいむがいちばんすきだよ!」 ゆっくり魔理沙は顔を少し赤らめながら笑顔でそう言うとゆっくり霊夢に近づいてほお擦りをした。 ふう、おにいさんがだいすきって言われたらどうしようかとちょっと緊張しちゃったよ。 これで思う存分拷問できるというものだ。 「ゆ…ゆ゛っ!?」 今度はゆっくり霊夢が面食らう番だった。 「れ、れいむもまりさがいちばんすきだよ!」 「ゆ!…ゆゆっ♪」 「ゆっ♪」 『いっしょにゆっくりしようね♪』 二匹にとっては衝撃の告白の後、お互いの友情を確かめ合った二人はうれしそうにほお擦りをしあっている。 それでこそこの二日間ゆっくり遊ばせて友情を育ててやった甲斐があるというものだ。 俺はむんづとゆっくり魔理沙と仲良くしているゆっくり霊夢の方の頭をつかむと箱にしまった。 「ゆゆっ!?」 「ゆ?れいむをはやくだしてあげてね!」 「はいはい、わかってるわかってる」 俺は別の箱から違うゆっくり霊夢を出すと高速でゆすり始めた。 「ゆ!?ゆ゛っゆ゛っゆ゛ゆ゛っゆ゛ゆ゛ゆ゛っ!!!?」 「ゆ!まりさのだしてほしいれいむはそのれいむじゃないよ!ゆ゛!?ゆ゛っ!」 俺は抗議の声をあげるゆっくり魔理沙もつかむとこちらは軽くマイルドに振動させた。 「ゆ、ゆ~~~~~」 「ゆゆ…」 ゆっくり霊夢の方は完全に発情状態 ゆっくり魔理沙の方はぽっと顔を赤らめて少し息を荒くしている。 俺は既にゆっくり発情テクニックを『ゆっくりの育て方Q&Aカラー図解付』を読みながらゆっくり霊夢で練習することで完全にマスターしていた。 ちなみにその過程でやたらたくさん出来た赤ちゃん霊夢は普通のゆっくり霊夢餡子ばかり食べてた俺の食卓のいい彩になった。 完璧に出来上がったのを確認すると机の上に自作の柵を立てて二匹を放置した。 絡み合う熱っぽい視線、触れ合う吐息 やがてゆっくり霊夢の方が我慢出来ずにゆっくり魔理沙を押し倒した。 「ゆっくりイこうね!」 「ゆ…ゆゆゆ~!?ゆ゛、みんなみてるからゆっくりやめてね!ゆ゛っ!ゆ゛っゆ゛っ!」 最初は驚いて抵抗しようとしたゆっくり魔理沙だったが既に軽い発情状態にあったためだんだんと相手を受け入れていく。 悲鳴を上げたのはゆっくり魔理沙と親友のゆっくり霊夢だった。 「ゆ゛ぅぅう゛う゛ううううううう゛!!!そのまりさはれいむのおともだちだよ!!ゆっくりやめてね!!!」 「ゆ゛!ゆゆ゛!き、きもちい…」 ゆっくり霊夢の激しい振動にゆっくり魔理沙が思わず媚声をあげてしまう。 「!?どうじでぇえ゛え゛!!!どうじでなのま゛りざぁああ゛ああ゛!!!」 「ぢがうのれ゛いむゆゆゆうううううう!!!」 「ゆ゛!いぐ!ゆっぐりいぐぅうううううううう!!!!」 「い゛や゛ぁああ゛あああ゛あ゛あ!!ま゛りざを゛よござな゛いでぇええ゛ええ゛え!!!」 ゆっくり霊夢が絶頂に達しそうになった時、遂に俺の計画が発動した。 「ハンマープライズ!」 「すっきゆでぶぢゃぁああああああ!?」 「ゆ?ゆ゛うううううううううう!?」 俺は特に意味の無い掛け声をあげつつ隠し持っていた金槌で絶頂に達した瞬間のゆっくり霊夢を一撃で叩き潰した。 ははははこの瞬間をこれまで待っていたのだ。 「どうじでええええええええ!!!おにいざんどうじでごんなごどずるのぉ゛おおおお!?」 一瞬前まで肉体を絡め愛し合っていた相手が餡子の塊になりはてゆっくり魔理沙は半狂乱になる。 『いやあああああああ!』『ゆっくりできないひとはかえってね!』『まりさのえっちー』 周りのゆっくりからも非難の声が上がったがそんなことは気にせず俺は別のゆっくりを取り出した。 「ゆ!?ゆっくりできないおにいさんとはいっしょにいられないよ!はやくはなしてね!」 つかまれたゆっくり霊夢が何か言っているがそんなことは気にせず俺は再び激しくゆっくり霊夢をヴァイヴレィションさせた。 「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ぅ!?ゆ、ゆゆゆゆゆぅ~」 俺の超絶テクニックの前に瞬く間に発情しとろんとした顔になる霊夢を俺は机の上に置いた。 こうなるともうゆっくり出来ないお兄さんなんてどうでもよくなる、大事なのは目の前のかわいいゆっくり魔理沙のことだけのはずだ。 「ゆ゛ゅ゛ゆ゛ぅ~!!!?」 再び繰り広げられる媚態。 「ハンマーチャンス!」 ゆっくり霊夢がイキそうになる寸前に俺は再びハンマーを振り下ろした。 「ゆ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 媚態と同じく再び繰り広げられる残虐劇、いやさ餡虐劇。 周りのゆっくり霊夢たちは一様に悲鳴と嘆きの声を上げた、ただ一匹を除いては。 「れいむのまりさにてをだすこはゆっくりしんでね!」 ゆっくり魔理沙の親友のゆっくり霊夢だ。 当初の予定通りなかなか面白い餡子模様になってきたが今はこの餡虐劇(グアンギニョル)を繰り返すのが楽しいので放って置いた。 っていうかノってきたぞ俺ヒャッハー。 「ゴルディオンハンマー!」 「すっきrゆわらば!?」 「ドッガバイト!」 「すっきゆわった!?」 「ハンマーミョルニル!」 「すゆってれぼ!?」 大分餡子塊が増えてきたところでそれぞれのゆっくりの様相も変わってきた。 「ゆ…ゆ…どうじで…」 連続交尾で息も絶え絶えのゆっくり魔理沙が俺に抗議の声をあげようとしているので耳を傾ける。 「どうじでま゛り゛ざばずっぎりざぜでぐでな゛いの゛ぉ゛お゛おお゛お゛!!!??????!!!!!!????」 待ちに待ったその言葉を聞いて俺はニヤリとした。 俺の拷問プログラム【ProjectO-nakin】が遂に実を結んだのだ。 そう、俺の考えたもっとも辛い拷問計画とはオナ禁、すなわち性欲を限界まで高め、尚発散させないことなのだ。 しかしただのオナ禁ではつまらない、そこで交尾の最中に相手を叩き潰してお預けを強制させ続けるという方法に出たのだ。 もし人間にこれをやったらPTSDから確実にインポテンツを患うだろうがそこはゆっくり、記憶力の悪さとその本能への忠実さからあっさり性欲に負けている。 【ゆっくりは非常に本能に弱く、しつけが難しいので注意してください】『ゆっくりの育て方Q&Aカラー図解付』P25より抜粋 と書いてあった通りだ。 そして他のゆっくり霊夢たちにも変化が出てきた。 「い゛や゛あああああああああ!ゆっぐりイ゛ギだくなゆ゛っ!ゆ゛っ!」 絶頂に達すると殺されるということを理解しだしたのだ。 しかし必死に俺のテクニックに対抗して性欲を我慢しようとするも結局は発情してすっきりしたところで金槌の餌食だ。 さて、そろそろ飽きてきたので次の段階にいきたいと思う。 俺はつかんだゆっくり霊夢に振動を与えずにそのまま机の上に放り投げた。 「ゆ?ゆ~これならゆっくりできるよ!まりさもゆっくりしようね!」 発情さえさせられなければゆっくり魔理沙と交尾して金槌でつぶされることも無い。 そう思ったゆっくり霊夢は笑顔で魔理沙に近づいていく。 「ゆ゛…ゆ゛おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」 「ゆ゛!?い゛や゛あああああああああ!」 次の瞬間ゆっくり霊夢はゆっくり魔理沙に押し倒されていた。 「ゆっぐりイギだく゛な゛い゛いいいいいいいいい!!!や゛め゛でえ"え"え"ええ゛えええええ゛!!!!!」 「ごべんね゛!ごべんね゛!でもぎも゛ぢぃ゛い゛んほぉおおおおおおおおおおおおお!!!!!」 ゆっくり魔理沙は自分の性欲に負けてゆっくり霊夢をレイプし始めた。 「ゆ゛ぐぅ!ゆ゛ぐぅ!ゆ゛ぎもぢぃい゛!いぐぅぅぅぅ!!!!!」 「ゴルディオンクラッシャァアアアアアアアアア!!!!」 結局ゆっくり霊夢の方が早く絶頂に達し金槌の洗礼を受けた。 実を言うとゆっくり魔理沙の方にはゆっくりの繁殖を抑えるためのヤゴコロ印のゆっくり発芽抑制剤を混ぜた餡子を与え続けておいたので そう簡単に絶頂を感じることは出来ないようにしてある。 ちなみに薬代はまだ払っていない、永遠亭は支払いを気長に待ってくれるのでこういう時は本当に助かる。 ただ集金に来る兎と目を合わせると罪悪感で頭がぐるぐるするのが困りものだ。 「あああああああああああああああ!!!!どうじでえええええええ!!!!どうじでまりざがずっぎりするまえにづぶじぢゃうのおお゛!? ま゛り゛ざがぎもぢよぐなっでがらづぶぢでよおお゛お゛!!」 ヤゴコロ印の薬の効果の程とゆっくり魔理沙が完全に出来上がってケダモノと化したのを確認した俺は最初にしまった赤ちゃんゆっくりに手をかける。 「ゆ?」 「!?ゆっくりはなしてあげてね!ゆっくりはなしてあげてね!」 まだ状況をよく理解できていない赤ちゃんゆっくりと事情を理解して必死に俺に懇願するお母さんゆっくり。 俺はお母さんゆっくりの懇願は無視して赤ちゃんゆっくりを机の上に置いた。 「ゆー?ゆ!まりさおねいさんゆっくりあそぼうね!」 「ゆ゛ゆ゛ぅうぅぅうぅぅ……ゆ゛おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」 さっき遊んでもらっていたゆっくり魔理沙の所に連れてきてもらってご満悦の赤ちゃんゆっくりはぴょこんぴょこんはねながらゆっくり魔理沙に近づいていった。 その無邪気な姿を見てゆっくり魔理沙は一瞬戸惑ったが限界まで性欲をお預けされゆっくりアリスクラスの性闘士(セイント)となったゆっくり魔理沙は かまわず赤ちゃんゆっくりの体を押しつぶして激しく体をゆすり始めた。 「ゆ゛ぎぃぃぃっぃい!?お゛ねえ゛さ゛んやめでえ゛え゛え゛え゛えええええええ!!!」 「い゛や゛ぁああ゛あああ゛あ゛あ!!や゛べでえ゛えええ゛ええ゛え゛え゛ええええ!!!」 「ゆ゛ごお゛おお゛お゛!れ゛い゛む゛ぢっじゃぐでぎもぢい゛い゛い゛よ゛ぉおお゛お゛」 「おねえざんどうじでごんなごどずるのお゛お゛おお゛!?ぼっどゆ゛っぐりじようよ゛おおお゛!!!」 「むほぉおおおお!!!むほぉおおおおおお!!」 「れ゛い゛む゛のあがぢゃんをばなじでぇえ゛え゛え゛ええええ!!!! ゆっぐりざぜであげでええええええええ!!!」 顔中から餡子汁を出して快感を貪り食うゆっくり魔理沙と いっしょに遊んでくれていたゆっくり魔理沙がなぜこんな酷いことをするのかわからず泣き叫ぶ赤ちゃんゆっくり。 赤ちゃんゆっくりを陵辱されて絶叫するお母さんゆっくりの悲鳴の三重奏が俺の部屋で奏でられた。 「うそ…こんなのうそだよね…みんなはやくゆっくりしようね…」 そして親友の所業を信じられないという面持ちで見つめるゆっくり霊夢が居た。 「ぼっど…ゆっぐりぢだがdぐべちゃあああああ!!!!」 『あああああああああああああああああああああ!?』 赤ちゃんゆっくりがついにゆっくり魔理沙の行為に耐え切れずに弾けとび、ゆっくり魔理沙とお母さんゆっくりは同時に悲鳴を上げた。 二匹の悲鳴の意味は全く異なったものだが。 「れ゛い゛む゛のあがぢゃんがあああああああああああ!!!!!!」 「まだずっぎりじでだいどにいいいいいいいいいいいい!!!!!!」 「ほーらそんなに悲観するなよ、まだまだお相手はたくさんいるんだから」 そう言うと俺は次々と赤ちゃんゆっくりを机の上に放り投げた。 『い゛や゛ああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!』 「ゆ゛…ゆっくりすっきりしようね!!!!!!!!!!!!!」 ゆっくり魔理沙に交尾を強要され次々と押しつぶされて餡子塊になっていく赤ちゃんゆっくり。 それを見てお母さんゆっくりは餡涙を流して暴れだした。 「そうかそうか赤ちゃんがつぶされて悲しいよなぁ…」 赤ちゃんゆっくりを全て潰させたところで俺はお母さんゆっくりに話しかけながら頭をつかむと机の上に投下した。 「ゆ…ゆ…ゆ゛っぐりじねま゛り゛ざああああああ!!!!」 「ゆぉおごおおお!?」 投下されるとすぐにお母さんゆっくりはすさまじい勢いでゆっくり魔理沙に体当たりを敢行した。 「おおっと!」 余りの勢いに俺の手作りの柵が壊れそうになって慌てて抑える。 「よぐもれ゛い゛む゛のあがぢゃんをおおおおお!!!」 「ゆぐぉっ!でぢゃう!あ゛んごでぢゃう゛う゛う゛」 命に関わるレベルで押し捲られてもしっかり体を振動させて快感を得ようとしているとは見上げた性欲だ。 しかしこのまま魔理沙が潰されてしまっては面白くない。 「むろ☆ふしっ!!!」 「ゆげぇ!?」 そこで俺は少し手加減して死なない程度にお母さんゆっくりを金槌で叩いた。 お母さんゆっくりの口から餡子が噴出す。 「ゆゆっ!すっきりしようね!いっしょにすっきりしようね!」 「ゆ゛べ゛ぇ!い゛や゛ぁ!い゛や゛ぁ!」 形勢が逆転したと見るやすぐさまゆっくり魔理沙がお母さんゆっくりを犯しにかかった。 なんという性欲、この魔理沙ならうまくセッティングすればアリスでさえレイプできるかもしれない。 どこかにちょうどいいゆっくりアリスがいないだろうか。 「ゆ゛っゆ゛っごべんね゛…おがあざんをゆ゛るじんほおおおおおおおおおお!!!!!すっきりー!」 「ま゛り゛ざも!ま゛り゛ざもすっきりさせてね!」 「もっこり断罪怒りの100tハンマー!!!!!」 「ゆばひょっぶ!?」 「あああああなんでま゛り゛ざだげえええええええええ!!!!!」 おっと変なことを考えていたら金槌を振り下ろすタイミングが遅れてしまった。 危ない危ない魔理沙を絶頂に達しさせてしまったらせっかくの楽しい拷問が終わってしまうところだった、失敗失敗。 そんなことをし続けて一刻半ほどたっただろうか。 「ま゛り゛さ゛も゛すっき゛りし゛た゛いま゛り゛さ゛も゛すっき゛りし゛た゛い ま゛り゛さ゛も゛すっき゛りし゛た゛いま゛り゛さ゛も゛すっき゛りし゛た゛い」 魔理沙が大分げっそりしてブツブツ言い始めた。 そろそろ潮時だろうと思い俺は最終段階に移ることにした。 「魔理沙や魔理沙や」 「ま゛り゛さ゛も゛すっき゛りし゛た゛いま゛り゛さ゛も゛すっき゛りし゛た゛い…」 「次の相手とはすっきりするまでゆっくりしてていいんだよ」 「ゆゆ゛!?もうとちゅうでひどいことしない!!?」 「ああ、もう途中で金槌たたきつけたりしないからゆっくり愛し合っていいんだよ」 「ほんと!?はやく!はやくすっきりさせてね!」 「そんなガッツかずにゆっくりしなって、ほら」 そう言うと俺は最初にゆっくり魔理沙と遊ばせていたゆっくり霊夢をそっと取り出して机の上に置いた。 「れいむ!れいむ!ハァハァまりさはれいむがいちばんすきだよ! まりさのだいじなはじめてのすっきりはれいむのためにとっておいたよ! だからはやくすっきりさせてね!」 ゆっくり魔理沙は親友のゆっくり霊夢とすっきり出来るとわかり大喜びでゆっくり霊夢に近づいていった。 「ざけんじゃねぇこのうすぎたないしろくろがっ!ゆっくりしねぇ!!」 「ゆげぇ!?」 無防備に近づいていったゆっくり魔理沙にゆっくり霊夢のカウンター体当たりがクリティカルヒットする。 「ゆ゛…な、なんでぇ…なんでなのれ゛い゛む゛ううううううう!!!!」 「まわりをよくみてから言ってね!こんなひどいことするまりさはゆっくりはやくしんでね!」 そういって餡子だらけになった机の上を見渡すと度重なる交尾で疲れきった魔理沙に ゆっくり霊夢が上に乗ってドスンドスンと飛び跳ねるとゆっくり魔理沙からビチッ、ビチャッと餡子が飛び散った。 「ゆげぇっ!ゆびゃあっ!やべっ!やべでれ゛い゛っぶべっ!?」 「れいむはしんじてたのに…ま゛り゛ざのごどじんじでだどに゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」 上に乗っかってるゆっくり霊夢も餡涙を流すのであたりは飛び散る餡子ですごいことに、既に餡子まみれなので大差ないが。 「ゆべほっ!ま゛、ま゛り゛ざもずっぎりじだがっだの゛に゛い゛い゛い゛!!!!」 それがゆっくり魔理沙の断末魔となって、彼女は遂に潰れて死んだ。 それを確認して俺は金槌で上に乗っかっていたゆっくり霊夢を壁にたたき飛ばした。 ゆっくり霊夢はべちゃり、と壁際のゆっくり箱に張り付いてそのままずるずる落ちていく。 全てが終わり、俺の心は空虚さに支配された。 俺は昼食代わりにひしゃげて潰れたゆっくり魔理沙を手にとって口に入れた。 ああ、今ならわかる。 俺はゆっくり魔理沙が好きだった。 餡子付けの俺を慰めてくれる唯一の存在である彼女が好きだった。 だから、わかって欲しかった。 この胃のむかつき、もたれを。 だから彼女に同族の餡子を食わせ続けたのだ。 そして気付いて吐き出して欲しかった。 三食餡子尽くしの辛さを、擬似的にでも分かち合いたかった。 「どうして、どうして君はゆっくり餡子を三食ともあんなにおいしそうに食べてしまったんだああああああああああああああああああああ!!!!!!! うわあああああああああ!!!うわあああああああああああああ!!!!」 近所から苦情が来るまで俺の慟哭は続いたのだった。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/292.html
「ユックリシテイッテネ!!!」 夕飯の買い物から途中、そんな声を上げる物体を見かけた。 普通のゆっくりによく似ているが、体が赤くて通常のゆっくりと比べると随分早口で甲高い声だ。 「ユックリシテイッテネユックリシテイッテネ!!!」 またとんでもない早口で喋ると、こちらに向かって飛んできた。ギリギリで避けられたが、物凄い速さだ。 「な、何だお前?く、食い物が欲しいのか?」 「ユックリチョウダイ!!!ユックリタベサセテネ!!!」 何だか気味が悪いので大根の葉を少しちぎって投げてみる。 普通のゆっくりなら地面に落ちた後で「食べていいの!?」などと喚きながら食べるだろう。 だが、こいつは地面に落ちるどころか手を離すとほぼ同時に飛び上がって食いついてきた。 何て意地汚い奴だ。目にも留まらぬとはこの事か。 何だかちょっと面白くなってきたので試しにキャベツを一枚剥がして投げてみる。 また飛び上がって食いつく。今度は流石に一口では食いきれないようだが、これまた尋常じゃない速さで食い尽くす。 「何なんだぁお前は?随分ゆっくりしてないゆっくりだが」 「レイムハレイムダヨ!!ツウジョウノサンバイユックリシテルサンバイレイムダヨ!!」 「早口で喋るのはやめてくれ聞き取りづらい。そうか三倍れいむか……そんなのもいるんだな」 「オジサンユックリデキルヒトダネ!!オウチニツレテイッテヨ!!」 「あ?やだよ。お前大食いっぽいんだもん」 「ダイジョウブダヨ!!レイムジブンデゴハントッテコレルヨ!!ツレテイッテヨ!!!」 「…ならいいが。言っておくが家の中を少しでも荒らしたりしたら潰して食うからな」 「ワカッタヨ!!ユックリシテイクヨ!!ユックリツレテイッテネ!!!」 「お前に言われると物凄く説得力が無いんだけどな。まあいいや付いて来い」 「ユックリー!ユックリシテイッテネー!!」 上機嫌そうに付いてくる三倍れいむ。自分でエサを取るなんて、珍しい事を言うゆっくりだな。 それに赤いし、早口だし、全然ゆっくりしてないし。時々普通に歩いてる俺を追い越して待ってる事まである。 「ハヤクハヤク!!ユックリカケアシシテネ!!!」 「無茶言うな。何だってお前はそんなにすばしっこいんだ」 とにかく変わったゆっくりだ。こいつを増やせば高く売れるかもしれんな…… そんな思惑と共に帰宅。 「そら着いた。ここが俺の家だ。言っておくが、お前の家じゃないぞ」 「ワカッテルヨ!!オジサンノオウチダヨ!!セマクテウスギタナクテクサイケドイイトコロダネ!!ユックリシテイクヨ!!!」 「死にたいか?」 「ゴベンダザイ!ヒログデギレエデイイニオイガジマズゥ!!ユッグリザゼデグダサイ!!」 まだ何もしてないのに泣き叫ぶ三倍。変わった奴だな本当に。 「まあいいがな。しかしお前なんだって俺の家に来たがったんだ?エサは自分で取るとか言うし、メリット無いだろ」 「サビシイノハイヤナンダヨ!!ダレカトユックリシタインダヨ!!!ユックリサセテネ!!!」 「寂しいってお前、友達とか居ないのか?」 「レイムトモダチイナイノ!!ミンナレイムノコトイヤガルノ!!オジサンモレイムキライナノ!!?」 「いや別に。まだ何もしてないからなお前は。……ふうん。お前変な奴だからなぁ。それで嫌われてんのか」 狼等の動物も怪我や病気等で他とは違うような奴は爪弾きにされるという。ゆっくりもそうだったのか。 「ま、どうでもいいや。さっきも言ったが、自分でエサを取って、家の中を荒らしたりしないなら家に置いてやる」 「ヤクソクスルヨ!!ゴハンハジブンデトッテコレルヨ!!オウチノナカモコワシタリシナイヨ!!オジサンアリガトウ!!ユックリシテイッテネ!!」 凄く嬉しそうにその場で跳ねまくる。あまりに素早いので表情がよく見えない。声もステレオで面白い。 さて、そうして三倍ゆっくりれいむとの奇妙な同居生活が始まった訳だが。 確かにエサは自分で取ってくるし、家の中でもなるべく大人しくしようとしている。 一ヶ月経ってもその様子に変化は無く、ゆっくりの割に約束事を守れる非常に珍しいゆっくりだ。 あまりに早口なので集中しないと言葉を聞き取れないのが難点だが、それは何度言っても直らなかった。 まあ、それが原因で他のゆっくりから迫害されたのだからもう矯正は無理なんだろうな。 下手に弄って普通のゆっくりと同じになられてもそれはそれで困るし。実害が出てしまう。 そういえば、試しに眠っている隙にこっそり千切って食ったら辛かった。味まで変わってるとは。 その後飛び起きて「ユックリアヤマッテネ!!ユックリアヤマッテネ!!」と泣き叫ぶ三倍を宥めるのに苦労した。 結局傷口を塞いで抱いて寝てやったらとても喜んでいた。普通のゆっくりと違って手間も少ないし、可愛いかもしれない。 そんなある日、そろそろ季節が変わろうかという頃。 普通のゆっくりれいむとゆっくりまりさのつがいが家の庭に這入り込んでいた。 「おじさんだあれ!?」 「ここはまりさたちがみつけたおうちだよ!!!ゆっくりでていって!!」 見つけたも何も、俺は始めから家の中に居たんだが。と、その声を聞きつけたのか三倍が猛スピードでやってきた。 「ユックリデテイッテネ!!!ココハレイムトオジサンノオウチダヨ!!!サキニミツケタノハオジサンダヨ!!」 「ゆっく!?へんなひとがいるよ!!」 「ぴょんぴょんはねてぜんぜんゆっくりできてない!!」 三倍を見てゲラゲラと笑い出した二匹。なるほどこんな感じで迫害されてたのか。 見れば三倍は跳ねるのをやめ、プルプルと震えている。物凄い勢いで。顔がブレて表情が見えん。 「ウルサイウルサイウルサイ!!!ユックリデテイッテネ!!ユックリデテイッテネ!!」 「うるさいうるさい、だってさ」 「おお、こわいこわい」 そう言って再びゲラゲラ笑い出すゆっくり二匹。うーむ。やっぱり普通のゆっくりの方が腹立つな。 三倍なら何を言ってるのかいまいち聞き取りづらいし、動きも異様に速いから逆に笑えるんだが。 「ゆっくりできないひとたちはれいむたちのおうちからでていってね!!!」 「ゆっくりでていってね!!ゆっくりしんでね!!!」 一通り笑ってから飛び掛ってくるノーマルゆっくり二匹。手で弾こうと思った瞬間、二匹とも凄い勢いで横に飛んでいった。 「オジサンニナニスルノ!!ユックリデテイッテネ!!」 どうやら三倍が突き飛ばしたらしい。三倍どころかこいつらの十倍以上の速度はあったと思う。 突き飛ばされた二匹は何が起こったのか分からないような顔をしていた。 「ユックリデテイッテネ!!ユックリデテイッテネ!!」 威嚇しつつ叫ぶ三倍を見て漸く自分達がこいつに突き飛ばされたのだと理解したのか、 顔を真っ赤にして焼いた餅の様に全身を膨らませて三倍に向かっていく。 だが、異常なまでのスピードで跳ね回る三倍には手も足も出ず、一方的に四方八方から突き飛ばされて転がるだけだった。 「ユックリシネ!ユックリシネ!!レイムヲユックリサセナイヒトハユックリシネ!!」 「や゛べでよ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!ゆ゛っぐり゛でぎな゛い゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!」 「どう゛じでゆ゛っぐり゛ざぜでぐれ゛な゛い゛の゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」 はいパターン入った。この台詞が出る頃には大抵戦意などどこかへ行ってしまっているのだ。 それでも攻撃の手を緩めない三倍。今日のように迫害された日々の記憶でも甦ったのだろうか。 「ユックリシネ!!ユックリシネ!!…ウメェ!!メガッサウメェ!!ハフハフ!!」 「ぎゅっ!!い゛だい゛!!や゛べで!れ゛い゛む゛をだべだい゛で!!」 「ま゛り゛ざはお゛い゛じぐだい゛よ゛!!れ゛い゛む゛だげだべでよ゛お゛お゛!!」 飛び跳ね、突き飛ばしながら少しずつ皮を食いちぎっていく三倍。見る見るうちに餡子が露出していく。 「びゅぐっ……ゆ゛っゆ゛っ……ゆ゛っぐ、り゛……じだい゛……」 「びくびくっ……ぼっど……ゆ゛っぐり゛……じだ……が……」 「ユックリウメェ!!タマンネェ!!ハム!ハフハフ、ハフ!!」 完全に二匹とも動かなくなった後もぐるぐる周囲を回って餡子を食い続ける三倍。結局十分程度で二匹とも食い尽くしてしまった。 「お前、同類でも構わないで食っちまうゆっくりなんだな」 「アンナノナカマジャナイヨ!!ユックリサセテクレナイモン!!」 「ふうん。じゃあお前一人ぼっちなんじゃないのか?」 「ヒトリジャナイヨ!!レイムハヒトリジャナイヨ!!オジサンガイテクレルモン!!ユックリデキテルヨ!!」 ゆっくりの割に殊勝な所もある三倍ゆっくり。あのスピードにこの性格。 ひょっとしたら加工場に持っていけば対ゆっくり用ゆっくりとして高く売れるかも知れない。 それにはまずこいつの数を増やさないとな。可愛いくて忠実なだけじゃ生き残れないんだぜ三倍。 翌日、早速三倍ゆっくりを連れて加工場へ向かう。幸いこいつは加工場がどういう所か知らないらしく、散歩だと言えば喜んで着いてきた。 受付で事情を話すと、奥の部屋へ連れて行かれた。手に持っている三倍がウズウズしているのが分かる。 「中に入ったら大人しくしていろ」という言いつけを守ってくれるのは正直ありがたい。普通のゆっくりは絶対に聞かないからな。 「お待たせいたしました。それが三倍ゆっくりですか?」 部屋で少しの間待つと、この工場の偉い人が来た。何でも繁殖・飼育全般の責任者兼副工場長なのだとか。 「ええそうです。普通のゆっくりと違って赤いでしょう?それに早口で、動きも素早いです」 「ふぅむ…ちょっと部屋の中を走らせてもらっていいですか?」 「はい。おい三倍。この部屋の中を一周だけ走ってみろ。絶対に物を壊したりするなよ」 「ワカッタヨオジサン!!ユックリハシルヨ!!」 ゆっくり、と言いつつその速度は全然ゆっくりしてない。 いつもの超スピードで部屋を一周すると、凄い勢いで膝の上に戻ってくる。タマちゃんが痛い。 「ど、どうですか。こんなに速く動くゆっくりなんて珍しいでしょう」 「そうですねえ。ゆっくりフランの飛行速度よりも随分と速いようです。 番ゆっくり、でしたか。貴方の言う事もよく聞いてるようだし、確かにいけるかも知れないですね」 「そうですか。それでは繁殖の件は……」 「試してみる価値はありそうですね。ただ、失敗すればこの子が死ぬかも知れないですが本当によろしいのですね?」 「ええ、構いません。どうせ拾い物ですし」 「そうですか。それでは早速用意しましょう。着いて来て下さい」 「ユックリデキル!?ユックリデキルヨネオジサン!!」 「ああゆっくりさせてやるよ。だから安心しろ」 不安がってこちらを見て震える三倍。だからブレて表情が見えないってば。怖がってるのは分かるけどさ。 案内された部屋には、数匹の発情したゆっくりれいむが居た。 「ゆっくりれいむは受けになる事が多いですから。では三倍も発情させましょう」 ゆっくり業師とかいう人に三倍を手渡す。業師は慣れた手つきで三倍の体を撫で回し、揺すった。 「ユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユックリシテイッテネェェ」 目がとろんとして動きが少しだけ緩慢になった三倍。ちゃんと表情を見れたのなんて久しぶりだ。 すかさず発情れいむが入っている檻に入れられる三倍。 自身と同じく発情した相手を見つけるやいなや猛スピードですり寄って行く。速すぎて気持ち悪い。 「ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆっくりいぃぃぃぃん!!」 「ユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユックリイッテネ!!ユックリイッテネ!!」 凄まじい勢いで発情れいむに擦り寄りまくる三倍。見る見るうちに発情れいむの息が荒くなっていく。 「ゆっく……ゆっくりいくよ!!ゆっくりいくよ!!ゆぅん……んほおおおおおおおおっ!!」 「ユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユユックリシテイッテネ!!!!!」 例の雄叫びを上げ、ぶるりと大きく震えて動きを止める二匹。しばらくすると三倍の方は元気良く動き回る。 「スッキリー!!」 一方ノーマルれいむの頭からは赤い蔓が伸びている。やがて蔓には三倍と同じ赤い実がいくつも実り、目を覚まして騒ぎ出した。 「ユックイチテイッテネ!!!」「ユックリオハヨウ!!!」「オジサンタチユックイデキユヒト!!?」 「どうやら上手くいったようですね。貴方も三倍も、本当にありがとうございます」 「いえいえ、私は何も。では私はこれで。三倍、帰るぞ」 「ユックリシテイクヨ!!!レイムハココデユックリスルヨ!!!」 「何言ってるんだ。お前の家は……」 「レイムノアカチャンガイルモン!!レイムガソダテルヨ!!オジサンダケカエッテネ!!!」 「…せっかくだからこいつも引き取ってもらえますか?」 「ええ、喜んで。では後でお礼をお渡ししますので先程の部屋でお待ち下さい」 その後、わざわざ工場長までやって来て、普通のゆっくりよりも随分沢山の代金を受け取った。 せっかくなので赤ん坊の三倍を売って貰えないだろうか、と尋ねると無料で一匹貰えた。 これから番ゆっくりが商品化すれば、売り上げ次第でまた配当がもらえるらしい。ラッキーだ。 今はすやすやと高速で寝息を立てているちび三倍を持って家に帰ると、そこには普通のゆっくりが我が物顔で居座っていた。 早速餌が手に入ってありがたい事だ。 大金を貰って機嫌のいい俺は大声で呼びかける。 「おおいゆっくり達。美味しいお菓子があるからおいで!!」 「ゆっ!おかし!!おかし!!おじさんはやくたべさせてね!!」 「さっさとちょうだいね!!くれないならかえってね!!」 上機嫌な俺にそんな口撃は通用しない。さらばゆっくり。 足元に群がってきたゆっくりを一匹残らず踏み潰す。 「ゆ゛びゅぷっ!!」「ぐぇあ」「びゅぷるぷっ!!」「ぱっびっぶっぺっぽおっ!」「い゛だい゛よ゛ぶっぷ!!」 悲鳴でちび三倍が目を覚ます。体は小さいがスピードは成体と変わらないようで、素早く地面に飛び降りて残骸を食い始める。 「ハァハァ、ウッメ!!オジサンオイシイヨコレ!!オジサンモタベレバイイヨ!!ユックリタベヨウネ!!ハム!ハフハフ、ハフ!!」 「俺はいらん。好きなだけ食べな」 こいつも普通のゆっくりとは性格が少し違うようだ。ちゃんと躾ければ番ゆっくりとして役に立つかもしれない。 YUKKURI THE RED COMET END 作:ミコスリ=ハン
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1746.html
注意!!! 虐待じゃなくて・・・実験って感じです 「委細承知」な色男や「どんとこーい!!!」な上○次郎教授な方 どうぞご覧下さい 「よし、出来た。 さて、今度こそ・・・」 フラスコを満たす赤い液体をまじまじと見ながらくっくっと笑う。 「ここはれいむたちのゆっくりプレイスだよ!!! おじさんはさっさとでていってね!!!」 いつもと変わらぬ風景。畑に居座るゆっくり。そして ぐちゃっ! 「ゅ"っ、ゅ"っ、ゅ"っ」 「あがぢゃんがああぁあぁぁぁ"!!!」 ぶちぃっ!! 「まだあがちゃんがああぁぁ!!! ゆがあ"あぁぁ"ぁ! どぼじでごんなごとするのおおぉぉおお!!!」 人間に殺されるゆっくり達。 残り一匹。親れいむが残った。 畑の主は親れいむの髪を持ち上げ、木に叩きつけようとしたそのとき、 「おーい、その処刑ちょっと待った」 里の方から呼び止める声 「あんたか、なんだ?」 「そのゆっくり殺すなら私にくれんかね?」 「・・・なぜ?」 訝しげに尋ねる主。 「実験に使いたいんだよ。私の所のはこの前の実験でほぼ全滅してしまってね。謝礼も用意した、これでどうだね?」 それは今回のゆっくりによる襲撃の被害額よりも明らかに高額の現金だった。 「まあ、そう言うことなら良いが、またこいつがこの畑に来たら?」 「そのときはこいつが始末するさ」 指さす方向からやってくるのは黒い帽子をかぶったゆっくりまりさ・・・をかたどった「ロボまりさ」である。 「さて、実験台も揃ったし、始めようかね」 ゆっくり研究所と書かれた建物内で寛ぐこの建物の主。 「父さん、今度のは成功するの?」 「当たり前だ、この私を誰だと思っている! あと、博士と呼べ馬鹿者!」 受付で暇そうにしている女性との会話は久方ぶりのものであった。 博士は今回の実験の為に3桁以上のゆっくりを犠牲にし、博士自身の健康も犠牲にし、薬を作っている。 お陰で研究所内のゆっくりは全滅した。 「おらぁっ!」 ぐしゃっ! 「ゆぎゃああああぁぁぁあああ!!!」 博士は死の直前までれいむを暴行し、そろそろ死ぬであろうところで透明な箱に押し込み、オレンジジュースをかける。 そして、森の入り口までれいむを運んでいく。 「ゆ"ああ"ああ"あ!!! ごべんなざいいいぃぃぃ!!! れいぶをだずげでえぇぇぇぇ!!!」 博士に箱から出されるときに命乞いをするれいむ。 博士はここまで回復すれば大丈夫だな。とつぶやき赤い液体を注射器にセットし、れいむの頭に注射器を突き立てる。 「いだいいいいぃぃぃ!!! だずげでぇぇぇぇぇ!!!」 どがっ 博士は赤い液体を注入し終えるとれいむを森に向かって蹴り上げた。 れいむは泣きながら森へと消えていき、その後をロボまりさがついて行った。 行列の出来るゆっくり 「ゆっぐ、もうにんげんのところにはいかないよ・・・」 ひとまず安心できるところまで移動し、その辺の草を食べ、回復をまつれいむ。 正面にいるロボまりさには気付かない。 このロボまりさにはドスまりさの「ゆくりしてない相手には見えなくなる」能力が備わっているためだ。 しばらくれいむがゆっくりしていると、むこうから普通のゆっくりまりさがやってきた。 「ゆっくりしていってね!!!」 しばらく二匹は一緒にゆっくりした。 れいむが川へ移動するとまりさはれいむの後に付いていく。 途中、ゆっくりぱちゅりーと出会う 「ゆっくりしていってね!!!」 挨拶もそこそこに移動を続けるれいむ、ぱちゅりーはまりさのうしろにくっついて着いてくる。 「ごーく、ごーく、しあw・・・ゆっ?」 「はぁ、はぁ、れ、れいぶうううううううぅぅぅ!!!」 「ゆぅーーーー!!! こっちこないでねぇぇぇぇ!!!」 発情中のありすはれいむを襲うかと思われたが横を素通りし、ぱちゅりーの後ろに着いた。 「ゆっ? ゆっくりしていってね!!!」 れいむは挨拶するがまりさもぱちゅりーもありすも返事をしない。 れいむは気味が悪くなってその場を離れるが全員が付いてくる。 「こっちこないでね!!! ついてこないでね!!!」 それどころか途中出会ったゆっくり全員が一列になってれいむの後に続いた。 れいむが草を食べているときも、水を飲んでいるときも、排泄するときも、寝るときも 特に何をするでもなくれいむの後をただただ付いてくるゆっくりたち。 れいむはもちろん逃げようとするが、全員がぴったりくっついてくるため逃げ切れない。 逃げる途中に出会ったゆっくりは列の最後尾に並んでれいむを追跡する。 「ゆっくりできないよぉぉ・・・」 行列が出来てから三日目、異変が起き始めた。 れいむの背後にいたまりさとぱちゅりー、ありすが力尽きて倒れたのだ。れいむ以外は食事も睡眠も取らずただただ行列に並んでいた為である。 れいむはこれで行列が途切れると確信した。 しかし、死んだゆっくりの分だけ後ろのゆっくりが前に詰めるだけで行列はそのままだった。 「もうこないでね!!! れいむをゆっくりさせてくれないゆっくりはさっさとしんでね!!!」 ついに我慢の限界だと言わんがばかりに行列に攻撃するれいむ。 声も出さずにあっさりと殺すことが出来た。だが、行列の数が明らかに多すぎる。 どんなに頑張っても行列を全滅させることは出来ないだろう。 れいむは早々に諦めまた森をさまよう。 そして、人間の住処と思われる場所にたどり着いた。 畑には柵が設置してあり、侵入できそうにない。 「ここは、お兄さんの畑だ! さっさと出てけ!!!」 番ゆっくりが歯をむき出しにし、威嚇している。 「うるさいよ!! れいむをゆっくりさせてくれないゆっくりはさっさとしんでね!!!」 番ゆっくりに襲いかかるれいむ。しかし、がぶっ「ゆ"っ!」ひゅん「ゆ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"!」べちゃっ「ゆ"っ"!」 あっさりとカウンターを喰らうれいむ。 れいむは行列のゆっくりのように簡単に殺せるものだと思っていたが、栄養失調になりながら付いてくるゆっくりとはさすがに訳が違った。 番ゆっくりはさっさと人間の下へ逃げ、人間を連れてきた。 番ゆっくりの飼い主である青年は驚いていた。 ゆっくりれいむを先頭に大量のゆっくりが一列に並んでいる。 しかも、畑を荒らそうとするのでも、番ゆっくりを攻撃しようとするでも、ましてやれいむを助けようとするでもなくただただついて行っているのだから。 れいむは自分を攻撃した番ゆっくりに対して特別な感情を抱き始めていた。 いままでのゆっくり達は誰もが自分の後を付いてくるが、このゆっくりだけは自分の後を付けてこない。 もしかしたらこのゆっくりとならゆっくりできるかも知れない。 「ゆー! yぶぎゃっ!!!」 しかし、この行列を気味悪く思った青年に思い切り蹴り飛ばされる。 規則正しくれいむの軌跡を辿りながら森へ飛ばされたれいむを追跡する行列。 青年は棍棒で行列のゆっくりを叩き潰すが列は乱れることなくれいむを追跡する。 青年が行列のほとんどを潰した頃にまたれいむがやってきた。 自分の列に加わらない番ゆっくりと仲良くするためだ。 森を抜けようとしたそのときにれいむは激痛と共に宙に浮いた。 れいむを監視し続けたロボまりさの口から細いアームが伸び、れいむを貫いて持ち上げたのだ。 「いだい"っ!! おぞらどんでるみdゆびゅっ!!!」 激痛に喘ぎながら「おそらをとんでるみたい」という台詞を言おうとしたが、 言葉を紡ぐ前にロボまりさの頬から伸びたカッターによってスライスされ、生涯を終えた。 「ゆっ・・・? どぼじでごんなどごろでみんなじんでるのおおぉぉ!!!」 「いやあああぁぁぁ!!! まりざのあがぢゃんがあああぁぁぁぁ!!!」 行列の先頭のれいむが死んだことにより、行列のゆっくり達が正気を取り戻したが、青年に叩き潰されたゆっくりを見てパニックを起こした。 青年は疲れた体で構わずゆっくり達を叩き潰していく。 ゆっくり達は今まで食事も取らずにただひたすら行列に並んでいただけのため、栄養失調になり逃げ切るほどの体力など無くなっていた。 結局、青年から逃れられたゆっくりは数匹だけとなった。 ロボまりさは青年から逃れたゆっくり達を追跡していた。 やがてゆっくり達は他のゆっくりと合流し、先ほどの青年の事を話し、一緒に移動を始めた。 一列に並ぶ様子はない。 その後ろ姿を確認したロボまりさは口の端からクワガタのはさみのようなカッターを露出させ、そして・・・ 「如何でしょう」 「素晴らしい、これさえあればわざわざ職員全員でゆっくり狩りをする必要が無くなります!」 ロボまりさが記録した映像を見る二人の男。 一人はロボまりさの産みの親であり今回の薬を発明した博士。 もう一人はゆっくりの確保に頭を悩ませていた小さな加工所の所長。 「ではもう一度この薬の効果を、 この薬を摂取したゆっくりはある種のフェロモンを発生させる そのフェロモンは他のゆっくりから全ての本能を奪い取り、ただフェロモンの発生源のゆっくりを一列になって追跡するだけの存在になる。 食欲、睡眠欲、性欲、ゆっくり欲、そして生存欲さえ無くなる フェロモンの発生源が死ねば効果はなくなる。 発生源が死んだあと、行列に並んでいたゆっくりはフェロモン発生源にはならない。 ゆっくり以外の生物にはこのフェロモンは効かない。 飼いゆっくりの付けているバッチにはフェロモンを無効化する効果がある。 おおまかに言えばこんな所ですな。で、お値段はこのくらいで・・・」 加工所からすれば、この薬を適当な一匹に使って外に離せば、 勝手に大量のゆっくりを引き連れる大行列となり、職員はそれを捕獲するだけで大量のゆっくりを手に入れることが出来る この薬は加工所だけでなくありとあらゆる所に売れた。 加工所がない人里では、放置すれば勝手にゆっくり達が餓死すると言うところに目を付け、畑荒らし対策として、 虐待、虐殺など各種お兄さんはゆっくりの確保用に。 大量に増産したこの薬は博士の売り歩きが終わる頃には一生遊んで暮らせるほどの金となった。 「さて、次は何の研究をしようかな・・・、その前にアイツにたまには何か買ってやるかな・・・。」 今回の研究を成功させ、次の研究の内容をあれこれ考える博士の顔は、新しい遊びを夢想する少年のそれであった。 終われ 後書き 最後までお付き合いいただきありがとうございます。 この前見た「世にも奇妙な物語」の「行列の出来る刑事」をモチーフにして当SSを書きました。 悪のりで書いたような作品です。 今まで書いたSS ドスまりさとゆうか1~3 ゆっくり闘技場(性)1 不幸なきめぇ丸 名物餡玉 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/3028.html
書きたかった事 ゆっくり中毒な人 虐待?お兄さん ギャグっぽい雰囲気 クリスマスだからプレゼントをね 作者 チェンマガツ 「ここをまりさたちのおうちにするよ!!」 「ありすにあったとてもとかいはなゆっくりぷれいすね」 「「「ゆっくりしゅるよ!!」」」 親まりさと親ありすそして子まりさ二匹と子ありす一匹からなる家族が人間の家でおうち宣言をした。 ここは前々から目を付けていた家で、その家主は今にも折れそうなほどの体格の人間だったのを確認している。 この親まりさは普通の人間には勝てる自信はなかったが間違いなくここの住民の男には勝てると思っていた。 それも侵入してあの住民と出くわした場合にはもしかすると戦いになると身構えていたが、運良く留守の間に部屋に入り込む事ができたようだった。 この時点でゆっくりの中ではこの家の所有権がゆっくりに移っており、まさにまりさが望んでいた無血開城であった。 恒例のおうち宣言をするとひとしきりゆっくりした後に自分達の家の探索に入る。 ゆっくりにとっては見慣れない物ばかりだが、どれも生活する上で不必要なものであり興味を示すものは少なかった。 それゆえぞんざいにもの扱って壊してしまうのだが気に留める事はいっさいない。 しばらくすると、あちこちの棚や扉を開けていたゆっくり達に奥の部屋から子まりさの呼ぶ声が聞こえ、全員でそちらに向かった。 「おとーしゃん、ここにおっきなとびらがありゅよ」 六畳ほどの和室に備え付けられていた押し入れがどうやら気になったようだった。 しかし赤ゆっくり一匹の自力では襖を開ける事が出来ず助けを呼んだようだ。 「みんなでゆっくりあけるよ!!」 「「「ゆんしょ、ゆんしょ」」」 親まりさが少しだけ空いていたところに舌を入れこじ開け、 親ありすと子供達で扉を引っ張ると少しずつではあったが動かす事ができ、ついには開ける事に成功した。 「ゆっへん、おとーさんはちからもちだろ」 「「「しゅごいね、おとーしゃん」」」 「さすがありすのかっこいいだんなだわ〜」 押し入れの入り口でゆゆーんと胸を張る父親を母子は褒め称えた。 のんびりこんなやりとりをするのも人間の家の中には捕食種がいないことを知っているからだ。 しかしこの家は違ったのだ。 このときゆっくり達は押し入れ上段に潜んでいる生き物に気が付いて居ない様子だった。 「したはおおきなどうくつだね!! うえは……」 まりさは後ずさりしながら上の様子を伺い始めた。それにならい母子も部屋の中央まで後ずさる。 「の〜び、の〜び」 親まりさがそう言いながら体を縦に伸ばしてなんとか覗こうとするが、どうも中までは見えそうにない。 子供の居る前で見えないとでも言ってしまえば父親の尊厳がもろく崩れ落ちかねない。 そうなるとあっさりと踵を返して部屋の出口へと向かおうとする。 「うえはゆっくりできそうにないからほかのへやにいくよ」 何の疑いもなくその言葉に賛同して家族の他のゆっくり達も押し入れに背を向けて親まりさについて行こうとする。 だがその瞬間を待っていたものがいた。 そう、押し入れ上段で息を潜めていた生き物だ。 衣擦れの音も出さぬよう素っ裸で伏せて、ゆっくり達を注意深く監視していた人間がそこにいた。 そして今このとき、不用心に男に背を向けたときにこのゆっくり達の悲劇が始まった。 親まりさの背後で急に地響きの衝撃と共に何かが激しく打ち付けられる音がした。 驚いてすぐに振り向くと、今まで子供達と愛するありすがいた場所には裸の人間がうつぶせの大の字で寝転がっていた。 「ゆっ!! にんげんさんびっくりさせないでね!!」 状況がまったく把握できないまりさはとりあえずぴくりとも動かない人間の様子を調べる。 妙にひょろひょろとした人間はこの家の住人であることがゆっくりでも見て取れた。 「そろーり、そろーり」 そうと分かると男の動向に注意を払いながらもなお観察を続ける。 そしてその人間の胸の下辺りから甘い香りとともに白と黒の流動性の低い物体が流れ出している事に気が付いた。 「ど、どうなっでんの゛おおおおおぉぉぉぉ!!」 ありす達がいたところに突然男が現れた。その男の下からこれはどうやらありす達に関連したものがはみ出しているのだ。 「ゆゆうぅぅぅ!! おじざん、ゆっぐりはやぐそごをどいでねええええ!!」 親まりさは健気にもまだありす達は生きていると思っているがもちろんすでにぺしゃんこである。 まりさの願いが通じたのかすぐに男はマネキンのように無表情で仰向けの体勢になるまで真横に転がった。 男がありす達の上から退くとさすがのゆっくりにでも絶望的状況であることは理解する事ができたようだった。 「あ゛あ゛あ゛あ゛!! あでぃずとあがぢゃんがああああ!!」 まだ人間が隣にいるにもかかわらず滝のように涙を流しながらその亡骸にまりさは寄りすがった。 全くもって危機感のない生き物である。 まりさは警戒する事もなく男に背を向け、子供達だったものに頬を摺り合わせている。 その男はつい先程味わった感触を思い浮かべながら体を押し入れからゆっくり達にダイブした元の体勢に戻していく。 そしてまりさの帽子と男の胸が触れたとき、泣き叫んでいたまりさはすっかり忘れていた自分の置かれた立場を思い出したが時既に遅しだった。 男と床とに挟まれて身動きが取れなくなり、さらに男は容赦なくまりさに体重を乗せていった。 まとめて四匹潰したのはいささかもったいない気もしたがやはり飛び込んで正解だったな。 大小四匹のゆっくりが無惨に弾ける様子を体中で味わう事が出来た。 かなり顔が痛かったが。 そして次は大人一匹を味わうようにじわじわと潰すのだ。 大人になったゆっくりは子供のとはまた違う感触が味わえる。 まず違うのは弾力だ。皮膚が厚い分すぐに拡散しまうことなく、中の餡子に圧力が加えられながら潰れていく様子が感じられる。 この破裂する寸前の緊張状態が俺にエクスタシーをもたらしてくれるのだ。 「ぐ……げぎっ……が……」 まりさは目を血走らせて、口から餡子が漏れぬよう歯を食いしばって耐えているのか意味のない濁音しか聞こえてこない。 このぎりぎり均衡状態をどちらかが破れば結末まではあっという間であることを示唆している。 ゆっくりをすぐに潰してしまわぬよう体重を絞り上げる苦労をしているのも、このときの為にあると断言できる。 ああ、この世に生まれてきて本当に幸せだ。こんなにも痺れる快感を味わう事が出来るのだ。 電流が走るようにぞくぞくする背筋からもう絶頂に達したいとの体の指令が飛んできた。この状態は名残惜しいがしかたあるまい……。 男はまりさにゆっくりかけていた体重を一瞬緩めて、そして一気に押しつぶしにかかった。 さきほどの破裂寸前の臨界点を一気に突破し、まりさはその中身を四方八方にぶちまけながら水風船のように消えて無くなった。 体中を餡子まみれにした男はしばらくゆっくり達の命の残滓を味わいながら眠りについた。 「でもな、最近はそれでも満足できないんだよ」 「もう近寄るなよ変態」 農作業の手を休め、男二人が近況報告がてらお茶をすすっている。 「破裂した瞬間に体に激しく打ち付けられるゆっくりの皮が気持ちいいのかもな?」 「知らねえよ」 変態と呼ばれたやせ気味の男がこの趣味に溺れ始めたのは、やはり農家であれば一度は経験するだろうゆっくり被害に出くわした頃からだった。 仲間からもゆっくり被害の事は聞かされていたし、彼らが一匹残さずゆっくりを潰していた事も知っていた。 畑の作物を食い散らかして腹一杯で眠っているれいむとまりさのゆっくり家族を見つけた男は当然怒りしか湧いてこない。 なるほどこれは確かに潰したくなる不貞不貞しさだな。 すると男は一番近くにいた子ゆっくりを起こさぬように片手に取り、握るようにしてゆっくりと力を込めていった。 「むぐぐぐぐっ!!」 急に体を締め付ける痛みに子ゆっくりまりさは飛び起きて叫ぼうとした。 しかしそのとき男が丁度口を塞ぐ形でこのゆっくりを握っていたため大きい悲鳴が漏れることなく、他のゆっくりが目覚める事はなかった。 片手に収まるほどのゆっくりは指が食い込み歪に形を変え、指の隙間からは皮がはみ出るように外に飛び出てくる。 さらに力を加えていくと、はみ出ていた皮が次第に薄くなり中身の餡子が透けて見え始める。 もうこのころにはちびゆっくりからは声は聞こえなくなっていたが、男はその手を止めようとしない。 パチッ するとある点を超えた瞬間手の中でゆっくりは動きを止め周囲に餡子を飛び散らせた。 このとき男の中で何かが生まれた。 次の子ゆっくりれいむは両手で包み込むようにしながら握りつぶした。 逃げ場のないゆっくりの餡子はどんどん内圧を上げていく。 目や口から中身が漏れ出さないように工夫しているのでさきほどと比べてすぐに飛び散ってしまう事もない。 表情をうかがい知れないのが残念だが小刻みに震えているところをみるとやはり苦しいらしかった。 さらに男は容赦なく力を込めていった。 パンッ するとやはりある点で手の中のゆっくりがくぐもったかと思った瞬間に弾け飛んだ。 男からの圧迫にゆっくりがついに耐えきれなくなると息絶えて破裂する。 なるほど徐々に潰していくことで死の瞬間をピンポイントで感知する事ができるのか。 そしてその後にやってくるのは花火のように命を散らすゆっくり達。 この二点で男はゆっくり潰しにはまっていく事となった。 依然畑に残されたゆっくりは二匹、親ゆっくりまりさと子ゆっくりまりさ。 もはやそれらに生き残る可能性はまったくなかった。男の興味と快楽を満たすために潰される運命なのだ。 まずは子ゆっくりから拳を真上から振り下ろして地面とで圧迫していった。 今回は口封じをしていないため当然声が漏れる。 「ゆががががががが!! ゆべっ……」 最後に小さい悲鳴と畑に放射状の餡子を残してその短い生涯を終えた。 ちびゆっくりの声に反応して親ゆっくりが目を覚ましたが、もはや後の祭りである。 「ゆうっ!! おじさんここはまりさたちのゆっくりぷれいすだぜ!! ゆっくりでていくんだぜ!!」 「……」 こいつはどうしてくれようと悩んでいる男に子供達の様子に気が付かない親まりさは罵倒の言葉を浴びせ始める。 「まりさのことばがりかいできないの? ばかなの?」 「おい、これ何だと思う?」 男はまりさの言葉を無視し、まりさの元にしゃがみ込んで手のひらに付いた餡子を見せつけた。 「うまそうなあまあまだぜ。 まりささまはかんだいだからそれでゆるしてやるぜ」 「お前の子供だよ馬鹿」 そう言って男は親まりさに子供だったものをその両頬に擦り付ける。 親のゆっくりは男の言葉と微かに感じる暖かさ、そして側を見れば見覚えのある帽子に飛び散った餡子が目に入ってきてようやく状況を把握したようだった。 「までぃざのあが…ちゃん?」 「そうだと言っているだろ。理解できないの? 馬鹿なの?」 「ゆ、ゆがあああぁぁぁ!! ゆるざんんん!! ごろじでやるううう!!」 無惨に子供を殺された事を理解してか親まりさは男に体当たりをしかけ、ときには足に噛みついてきたが男には全く通じなかった。 これ以上相手するのが面倒になった男はまりさの帽子を取り上げて、まりさに直に座り込んだ。 「やべでぇええ、つぶれるぅぅぅ!! おでぃざんゆっぐりずわらないでね!!」 さっきまで攻撃を仕掛けてきていたのが嘘のように涙を流しながらあっさりと白旗を降り始めた。 もちろん男はその言葉に聞く耳を持たないので徐々に体重を掛けていく。 「ゆげぇぇぇづぶでぇるよぉぉぉぉ……」 丸かった体は平たい丸餅の様な形になり口からは餡子がはみ出そうになっているがまだまだ耐える事ができそうだ。 「そりゃ、ほいさ、これならどうだ」 「ゆぐっ!! ぐげっ!! ぶべっ!!」 男は親ゆっくりが子供に比べれば幾分頑丈なことがわかると、座ったままの姿勢で跳ね始めた。 親まりさはその体に掛かっていた体重が軽くなったかと思えば、 次には急にのし掛かってくる動きに合わせて言葉にならない言葉を大事な餡子と共に吐く。 男は面白くなりしばらく続けていたが、まりさの顔色が目に見えるように悪くなっていきついに白目を剥き始めた。 そろそろまずいかなと思いながらも男は跳ねていたが、 「ぐばっ!!」 とうとう口や体のあちこちから餡子を噴出させて、膨らました紙袋を潰したような音とともに派手に中身をまき散らせた。 急な事に男は尻餅をついたが子供のそれと比べものにならないゆっくりが弾ける瞬間を味わえどこか満たされていくのを感じた。 それからは手を買え品を買えあらゆる手段でゆっくり達の破裂を楽しんでいった。 畑にやってくるゆっくり達をときには道具を使い、ときには手のひら、拳、足、膝、肘、尻、顔……あらゆる肉体部分で潰していった。 そのうちノーガード作戦と称して家の鍵は全て開けて外出するようになる。 あえて家屋へのゆっくりの侵入を許し、効率よくゆっくりを集める事も男は始めたのだ。 その方法は最初はよかったのだが、開放した家にゆっくりがすでに侵入してないか気になり農作業も手が着かなくなる欠点があった。 この時点で男はゆっくり中毒とも言える症状に陥っていた。 ゆっくり集めに成功や失敗など紆余曲折あり最終的には家の中で全裸で待ち伏せするまでに至ったというわけだ。 もちろん男の方からゆっくりを探しに行った事もある。しかしそれも冬の時期になると素人では雪の下の巣を探すのが難しい。 当然ゆっくりを購入することもあったが、それではコストがかかりすぎてすぐに家計が火の車になった。 そしてどうもここのところ思う存分満たされるほどのゆっくり潰しができず男の欲求が溜まっているのだ。 男は昼間から畑の真ん中でぼーっとしていた。 鍬を立てて手のひらで支えながら顎を乗せるスタイルでだ。視点は定まらず遙か遠くを見ている。 全くの手付かずの平地の畑に溜め息混じりの男。 はたからみれば恋煩いかとでも思わんばかりだ。 そんな男に突然の吉報が舞い込んだ。男に話しかけてきたのは隣の畑で農作業を営むお茶仲間だ。 「おい、お前佇んでないで急いで村はずれの加工場に行け!!」 「なんだよ藪から棒に……」 こちとらゆっくりをどう確保するかを考えていたっていうのに。 ぶっきらぼうな表情をする男に対し、とても慌てた様子のお茶仲間が続けた。 「虐待兄さん達に情報が伝わる前に行けって」 訳が分からないと思いながらも何かと信頼している奴からの、しかもどうやらゆっくりに関する情報を聞いてただ事では無いと感じて小走り気味で加工場に向かった。 通い慣れた加工場前に着くとたしかに工場内部の異様な雰囲気が伝わってきた。 いつもなら遠くからでも聞こえてくるはずのプレス機の駆動音や煙突から常時噴出する茹で釜からの蒸気がそこには全くなかった。 そっと男が工場内に入ると完全に止まった生産ラインの前でなにやら話し込んでいる作業員がいたのでその輪に入る。 「ごめんくださーい」 「おう、なんだあんたかい」 ここでは男は有名人だった。なにせ加工前のゆっくりを買い求めにくる客の一人だからだ。 「さっそく噂が拡がってるようだな」 そう言って頭を抱える作業員が苦い表情をしている。 「何かあったんですか?」 「おや、何があったかは知らないのかい。実はなあ……」 話を要約するとこうだ。 今日の朝ゆっくり達の餌を納入する業者からどうやら賞味期限切れのものが混ざっていたらしいとの詫びが加工場に入った。 いくらゆっくり達は食べたものをなんでも餡子にするとは言え、この情報はゆっくり加工品を食べる人間に良い印象を与えるものではない。 それ故工場内の生産を一旦全部停止させた上で、その餌を食べたと疑わしいゆっくり達を一箇所に集めてみたとのことだった。 「それでその内訳は、一尺の親ゆっくりが5匹、その半分サイズが28匹、さらにその半分サイズが67匹、 さらにその半分の子ゆっくりが150匹、そして親にくっついていた奴や仕入れたばっかりの赤ゆっくりがなんとおよそ1000匹!」 こりゃ大損害になるなと肩を落とす作業員達をよそにそのゆっくり達の集合体が工場の一角の檻でひしめき合っていた。 好き勝手に発する言葉はもはやひどい雑音にしか聞こえない。 どこか甲高い声が聞こえてくる気がするのは赤ゆっくりが多いからだろう。 「それでそいつらどうするんです?」 「そりゃどうするも食品加工に使えないんだったらお前達の出番だろ」 「でも今は手持ちのお金少ないしなあ」 普段から破格の値段でゆっくりを譲り受けてはいるが、今は農作業中に抜けてきたため一匹も買えそうもない。 そんな男が頭を掻くと作業員から願ってもない言葉が返ってきた。 「いや、生きててもらっても困るからここで確実に殺してしまうのを条件にロハで譲るよ」 「ま、まじか……」 大小様々なサイズのゆっくりが総数およそ1200匹。男にとっては願ったり叶ったり状況である。 その日男は初めて神に感謝した。(守矢の神社の信仰度が上がった!) これだけ大量のゆっくりがいきなり手に入るということは、大金持ちになって札束を大量に手に入ったらやろうとしていたことを今ゆっくりで再現することができるのだ。 「ここのゆっくりは俺がすべて貰い受けます!! あと空のドラム缶を用意してください」 男は興奮気味に作業員にむかってそう告げた。 作業員が要望通りのドラム缶を転がしてくる間、男は待ちきれず褌一丁になっていた。 「なんで脱ぐんだい……」 「まぁ見ててください」 作業員の冷たい視線に耐えつつ、男はてきぱきと指示を飛ばしていく。 ゆっくり達の納められた檻の前にドラム缶が設置された。 すると何人もの手によりゆっくり達がその中に放り込まれていく。 なるべく隙間の無いよう、そして大きい物から順に詰め込んでいった。 仲間達が機械にかけられていくのを見ていたゆっくりにとって、今自分の置かれている立場はさっぱり理解できない。 だけどなんとか助かったようだと思ったのかドラム缶の中からは喜びの声が漏れてきていた。 束の間の幸せを噛みしめるゆっくり達であったが次第に苦しくなっていく事に気が付く。ドラム缶の中にいる自分たちの上に新たなゆっくりどんどんが入ってくるのだ。 「ゆっくりでていってね!!」 「おもいからゆっくりどいてね」 「ゆゆっ!! まりさもたすかりたいんだぜ」 下の方にいた大人のゆっくり達からは不満の声が漏れ始めるが、それ以上の安堵の声に打ち消されていった。 小さいゆっくり達が入れられる番になると手で入れていくのも面倒になり、ちりとりやスコップですくってはざらざらとドラム缶に詰め込んでいった。 そして全てのゆっくりが収まる頃ドラム缶はゆっくりでみっちりと満たされていた。 一番上の赤ゆっくりだけはとてもゆっくりできているが下の方では罵詈雑言が飛び交っている。 これから成就する夢は札束風呂ならぬゆっくり風呂だ。 溢れんばかりのゆっくり達に飛び込み、全身でゆっくりが潰れていくのを味わっていく。あぁ、想像するだけでもイッてしまいそうになる。 脚立を用意してもらいドラム缶の横で準備は完了した。 多くの作業員からの興味の視線やドン引きな空気を味わいつつ、男はゆっくり風呂に片足をそっといれていく。 「にゃにしちぇるの?」 「ゆっきゅりこないでにゃえ!!」 男の行動を見る事の出来る赤ゆっくり達はすぐに異変を察知したが下のゆっくり達には伝わらない。 静かに侵入してくる男の足から何匹かは何とか避ける事ができたが、それ以外は見事に犠牲になっていった。 あまりのゆっくりの密度にこれまでとは全く違った感覚が男に押し寄せてきた。 それはまるで肉を裂きながら足を突っ込んでいるようなそんな感覚だ。 少し足を進めるたびプチプチと小さい気泡が割れるような、ときにブチブチとミニトマトを歯で潰すような、 そんなゆっくり達の破裂が片足の四方八方上から下までに隈無く伝わってくる。 死を迎える直前の叫びや周りのゆっくり達の恐怖はその感覚にアクセントをつけてくれた。なんと極上の肌触りだろう。 今まで一番の至福の境地に男はすでにヘブン状態である。 まだ片足だけでこれだ。すでに2,300のゆっくりを潰しただろうか。 堪りかねてもう片足はすぐに突っ込んだ。 すると今度はその2,300のゆっくり達の最期に一気に包み込まれた。 同時多発に起こるゆっくりの今際の命の煌めきは2,300匹分が合わさって、とてつもない衝撃を男の神経に直撃させる。 両足を入れ終えるを男の体重を支えていた一匹の親ゆっくりがどうやら耐えきれず破裂したようで、男の全身ががくっと一段とゆっくり風呂に沈み込んだ。 親の破裂の衝撃波はまわりの赤ゆっくりを巻き込むには十分で連鎖的に何十もの破裂が男の足を襲う。 「どうだ、ゆ加減は?」 「とてもゆっくりできるよ!!」 泣き叫ぶ声しか聞こえないところからゆっくり達はもちろんゆっくりできていないのは明らかだ。 潰れたゆっくり達の餡子が生き残ったゆっくり達を絶望の底にたたき落としている。 精神的にもそうだが、肉体的にも餡子はゆっくりを苦しめる。 どんどん下部に溜まっていく餡子で溺れるゆっくりがいたのだ。 男は湯船ならぬゆ船の上部にいるゆっくり達を豪快に両手ですくってはまとめて潰す。 足下にいる大きめのゆっくりもじわじわと体重を掛けて潰す。 ときには体全体を使い、ドラム缶との間に挟み込んで潰していった。 もちろんうまくドラム缶からこぼれ落ちたゆっくりもいたがもれなく作業員に踏みつぶされていた。 ゆっくり風呂入り立ての頃は随分はしゃいでいた男もものの十分したころにはすでに動きがゆっくりになってきた。 「なんだい、もう飽きたのか」 「うーん、それもあるけど、ちょっと苦しい」 様子を見ていた作業員も男の言葉に呆れかえる。 1200匹のうちの大半があっという間に潰れて、ゆっくり風呂はいまやただの餡子風呂に成り果てていた。 こうなると餡子の重みで勝手に死んでいくわ、新たに潰れるゆっくりの破裂が感じ取りにくいわ、なにより餡子の重量で体が圧迫されて呼吸がしづらいのだ。 「確かに今までで一番快感だったけど……」 ゆっくり風呂が失敗だったのは、あっさりゆっくり達が潰れすぎて長く楽しめないのが一つにして最大の原因だった。 「やっぱり一匹ずつ潰すのがいいかもね」 「そりゃ悲鳴とか懇願とかなきゃいじめ甲斐もないよな」 作業員の言葉にそれもあるかもなと男は頷く。 飽きた、という理由であっさりゆっくり風呂は撤収された。 中には生き残ったゆっくりもちらほらいるだろうが、実際に火にくべられ煮殺される事になった。 全身餡子だらけの男は服をそのまま着込むわけにもいかずそのままの格好で帰宅するしかなくなった。 床を汚しながら工場内を移動するのが申し訳なかったが、申し訳ついでに作業員に提案をしてみた。 「今度生食用のゆっくりで皮が厚くてあんこの内圧が高いゆっくり作ってみません?」 「あんたがそれを潰してみたいだけだろ……。まあ検討してみるよ」 「よろしくお願いします。それと今日はありがとうございました」 「いえいえ、お得意様が満足してくれればそれで俺らは十分だよ」 工場側の優しい対応に男は何度も感謝の言葉と共に深いおじぎをしながらその場を去った。 「でさ、あのときの提案がそのまま採用されちゃって」 「そんな流れでこの新製品が生まれたとはねぇ」 男と友人は畑の縁に設置してある手作りの長椅子に座りながら休憩がてらお茶を飲む。 二人の間に置いてあるお茶菓子は村の加工場初の大ヒット商品になったゆっくり達だ。 品種改良を重ねよく弾むゆっくりを作り上げるとそれは男が要望したあのゆっくりであった。 このゆっくり達の歯ごたえは饅頭の常識を越えるそれであり、弾力性に富む皮に包まれ、それを破ると口の中を満たすように拡がる餡子が特徴だ。 またこのゆっくりは痛みはあるが打撃に強く、壁や地面に放りなげてもすぐには死なない特徴があった。 それゆえ普通にゆっくりを飼う層から、虐待をするわけではないがストレス解消代わりにゆっくりを痛めつけるライトな層の間で随分受けが良いようだった。 普段は品切れのゆっくり菓子も提案者の男は優先的に買うことができて友人を喜ばせることができた。 「お前には感謝せんといかんなあ」 「変態呼ばわりされたことはその言葉でちゃらにしといてやるよ」 そう言ってまた一つゆっくりを口に入れる。プチッフワッという食感は確かに癖になる。 あとはこれで饅頭の味じゃなけりゃなと思うのは野暮な話なんだろうな。 まぁお茶に合うからいいかと思いながらも、帰宅すると数十という数がいるこのゆっくりをどう潰すかで男の頭の中はいっぱいだった。 あとがき クリスマスだから変態お兄さんにプレゼントをっていうテーマで書いてみた。 ゆっくりプチプチのネタからインスパイアされてそれを全身で味わうゆっくり風呂ネタにしてみたり。 書いてる途中にwikiを検索してみたらすでに既出らしいねゆっくり風呂って……orz でももったいなからうpしてみる 大きい物から30、16、8、4、2cmの球体として体積を計算して一応ドラム缶にちゃんと入るかを確かめてます 充填率50〜60%くらいまでならなんとか可能かと思われるけど実際どうかはわかりません(; `・д´・)
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1272.html
「ゆっくりしていってね!!!」 「ゆっくりしていってね!!!」 耳障りな万能の挨拶が、霧のかかった湖の畔にこだまする。 悪魔の棲む館の近所に集う饅頭たちが、今日も天使のような無垢な笑顔で元気よく飛び跳ねている。 汚れを知らない心身を包むのは肌色の皮。 生まれつき被っているZUN帽は落とさないように、体内に詰まっている黒い餡子は吐き出さないように、ゆっくりと過ごしていくのが彼ら(彼女ら?)のたしなみ。 もちろん、天敵に追いかけられて必死こいて逃げ回るなどと言った面白、否、可哀想なゆっくりなど存在していよう筈も無い。 だがそれもたった今までの話。 元気に跳び回るゆっくり二匹の傍の茂みには、まさにその天敵が潜んでいたのである。 「ゆっくりたのしいね!!!」 「ゆっくりたのしいよ!!!」 「ぎゃおー!たーべちゃうぞー!!」 天敵が茂みから飛び出した瞬間、それまで太陽にも負けんばかりの笑顔だった二匹の顔が凍りついた。 ゆっくりれみりゃ。略してゆっくりゃと呼ばれるそれは、他のゆっくりとは明確な差異があった。 基本的にゆっくり達は人間の生首に似た生物である。 このゆっくりゃもその例に漏れず生首っぽい外見なのだが、一組の蝙蝠に似た翼を生やしている。 他のゆっくりには無い飛行能力も多少有しており、最大の特徴はゆっくりを好んで捕食する事である。 「ゆっゆっくりしていってね!!!」 「ゆっくりさせていってね!!!」 ゆっくり二匹もゆっくりゃの危険性を本能的に知っているのか、必死で命乞いを始めた。 大量の涙で頬をふやけさせた惨めったらしい表情は、極一部の、常人には理解し難いが―――加虐嗜好を持つならば歓喜する事だろう。 それはともかく、ゆっくりゃにとってそのような命乞いなど何の意味も持たない。 むしろ、ゆっくり種の中でも凶暴な部類に入るゆっくりゃからしてみれば、丁度いい前菜のようなものだろう。 あっという間に紅白のゆっくりを組み敷くと、物凄い勢いでかぶりついた。 「い゛だい゛よ゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!ゆ゛っぐりざぜでえ゛え゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!!」 「れ゛い゛む゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!!!」 「うー♪」 喰われる紅白饅頭と、傍観するしかない黒大福の奏でるデュエットを聞きながら、荒々しく食事をするゆっくりゃ。 始めは大声で騒ぎ立てた紅白饅頭も、やがて声を出すことの無い醜いオブジェへと変貌し、そしてZUN帽以外全てがゆっくりゃの中に納まった。 「うー♪うー♪」 「う゛わ゛あ゛ぁ゛ぁぁ゛ぁぁ゛!!!」 ゆっくりゃが一息ついた隙に、黒大福がその場から猛然と逃げ出した。 どうやらずっと逃げる隙を窺っていたらしい。どんなに仲の良い相手でも、意外とあっさり見捨てるのがこの種の特徴なのだ。 ……尤も、食事中に隙を見出せなかった時点で黒大福の運命も決まったようなものであるが。 「ぎゃおー!またないと、たべちゃうぞー!!」 「だずげでえ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!! 運動能力でも他のゆっくりを大きく上回るゆっくりゃから逃げられる筈も無く、あっさり捕まり、捕食される黒大福。 「うー!うっうー♪うあうあ♪」 二匹ものゆっくりを喰い、上機嫌のゆっくりゃ。 どう考えてもゆっくりゃよりあの二匹の方が体積が大きいが、そのような事は気にしてはいけない。それが世界の選択なのである。 食後の散歩、というより散飛を愉しんでいたゆっくりゃ。少々休憩しようと地上に降りようとした時、新たな獲物を発見した。 今日はツイている。また二匹組みだ。 そのような事を言いたげな笑顔で、再びあの言葉を口にする。 「ぎゃおー!たーべちゃうぞー!!」 だが、今度の二匹は先程の二匹とは違う反応を見せた。 「たべちゃうぞ、だってさ」 「おお、こわいこわい」 これらは、外見は先程のゆっくりれいむ、ゆっくりまりさとほぼ同じであるが、性格が大きく違う種類だった。 浮かべる笑顔も通常のゆっくりとは違い、どこか皮肉っぽい半笑いである。 「う、うー?」 自分の雄叫びで動じない相手に動揺するゆっくりゃ。気を取り直してもう一度 「ぎゃおー!たーべーちゃーうーぞー!!」 「たべちゃうぞ、だってさ」 「おお、こわいこわい」 平然としている二匹。ゆっくりゃはどうしていいのか分からず泣きそうになるが、考えてみれば所詮相手はゆっくりれいむ達。 何も恐れる必要など無いのだ。怖がらせるのはやめにして、さっさと喰う事にしたゆっくりゃ。だが 「ぎゃおおー!がぶり!!」 「かみつかれたみたいだよ」 「おお、いたいいたい」 実際に噛まれても堪えた様子も無いゆまりさ。それどころか、 「おんみょうだんを、くらえ」 「おお、まぶしいまぶしい」 何とゆれいむの方が、ゆまりさにも構わずゆっくりゃに体当たりを仕掛けた。 「うー!うぅー!」 「うぅー!だってさ」 「おお、なみだめなみだめ」 ありえない事の連続に、最早ゆっくりゃは完全にパニック状態に陥っていた。噛付いたままでべそをかいている。 もういい、こんな奴らとは関わりたくないお家帰る、とでも思ったのか、牙を引き抜こうとするゆっくりゃ。だが。 「うー!うあー!」 「うあー!だってさ」 「おお、ぬけないぬけない」 蚊に食われた際、その部位に思いっきり力を入れたら管が抜けなくなり、蚊が破裂するという。 まさにそれと同じ事が起きていた。 「ううー!おうひはえふー!!」 飛び上がって逃げようとするゆっくりゃ。だが、飛び上がる前に翼にゆれいむが食い千切った。 「う゛ぅ゛ぅ゛ー!!!」 「う゛ぅ゛ぅ゛ー!!!だってさ」 「おお、とべないとべない」 牙を引き抜く事も出来ず、空を飛ぶことも出来ない。 もはやこのゆっくりゃに出来る事といったら、嬲り殺されるまでの数時間、ただ唸り、涙を流す事だけだった。 おわり
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/2251.html
注:容姿描写等は、あくまでもこの作品内のみのものです。 朝、村の男が畑へ出てみると、こそこそと作物を齧っている影を発見した。 ゆっくりめ、と思い後ろから近づき、その物体を掴む。 「おらあっ!クソ饅頭め、ぶち殺してやる!」 「に゛ゃあ゛!」 掴まれたゆっくりは涙を浮かべ、カタカタと震えている。 そのゆっくりを見て、男はおやっと思った。 男もそんなに見かけたことのない希少種、ちぇん種であった。 「わ、わるかったよー、ごはんがたりないんだよー」 「……………………」 その姿を見て、男の怒りが急速に薄れていった。 「……分かったよ、少しでいいなら持ってっていいぜ」 「あ、ありがとう!おじさんいいひとだね、わかるよー!」 ちぇんは作物を少し貰い、お礼を言って帰っていった。 ちぇん種は基本的に素直で可愛らしいので、人間達の間では非常に人気が高い。 もちろん程度にもよるが、このように畑を荒らしても許されることは多かった。 そして、その光景を一匹のゆっくりが遠くから見ていた。 十分ほど後、男が畑仕事を始めると、再びゆっくりが作物を齧っているのが見えた。 またかよ、と思い近づき、先ほどと同様に後ろから掴む。 「ごめんだぜ!おなかがへっていたんだぜ!」 それはまりさ種であった。 このまりさは人間に捕まっても少しも慌てていない。 さっきのちぇんと同じように、作物を分けて帰してくれると信じ切っていたのだ。 「てめえ、俺の畑になにしやがるうううう!!!!」 「ゆびゃ!」 男はまりさを地面に叩きつけると、力一杯、何度も踏みつける。 「死ね、この饅頭が!身の程をわきまえやがれ!」 「な…………なんでなんだぜ…………」 まりさ種はちぇん種と違い、自分勝手で図々しい。 畑を荒らしたり、家に上がりこんで自分の家宣言をすることなど日常茶飯事である。 そのため人間達の間では、ゆっくり随一の嫌われ者であった。 当然ちぇん種との扱いの差は天地の開きがあるのだが、そんなことまりさは知る由も無かった。 またある所に、一匹の瀕死のぱちゅりーが道で倒れていた。 石か何かでケガをしたようで、皮の一部を失って餡子が流出している。 そこに一人の女性が通りかかり、ぱちゅりーに気付く。 「た、大変!大丈夫!?」 「むきゅ……いたい……」 「待ってて、すぐ助けてあげるからね!」 急いで女性はぱちゅりーを、治療のために連れて帰る。 ぱちゅりー種は物分かりがよい分、人間の恐ろしさも熟知している。 そのため人間に危害を加えようとしない傾向が他のゆっくりよりも強い。 よって人間からは頭のいい、迷惑をかけない良いゆっくりだという認識を受けていた。 女性は再び家を出ると、近くをひたすら走り回った。 すぐに目的のゆっくりが見つかった。家族連れのれいむ種で、赤れいむも何匹かいる。 「いいゆっくりね、少し借りるわ」 「なにするの!れいむをはなしてね!」 「おねーしゃん、やめちぇね!」 「おかーしゃんをはなちぇー!」 赤れいむ達の声など聞く耳持たず、母れいむを家へ連れて帰る。 そしてすぐにぱちゅりーのいる部屋ではなく、台所へ向かった。 「はやくおうちにかえして…………ゆぎゃああああ!!!!!」 女性はれいむの皮を剥ぎ、中の餡子も少し貰い、ぱちゅりーの元へ急ぐ。 幸いぱちゅりーは、まだ死んではいなかった。餡子を入れ、れいむの皮を使い縫合する。 餡子があれば、ゆっくりはなかなか死なない。小一時間すると、餡子を得たぱちゅりーは完全に回復した。 「むきゅ、ありがとう、おねえさん!」 「いやいや、助かってよかったわ」 すっかり元気になったぱちゅりーは、森へと戻っていった。 ぱちゅりーが帰ったのを見届けてから、女性は台所へ戻る。 大きく皮を剥がれたれいむは、餡子を流出しきって死んでいた。 ほぼ皮だけとなったれいむを持って、赤れいむ達の元へ戻る。 「あ、さっきのおねーしゃん!」 「おかーしゃんをかえちてね!」 「ええ、分かってるわよ。ほら」 女性は母れいむだったものを、赤れいむ達に投げつける。 「お、おかーしゃんがああああ!!!!!」 「どぼちてえええええ!!!!!」 「ゆっくちできにゃいよおおおお!!!!!」 「あなた達のお母さんのおかげで、一匹のゆっくりの命が救われたわ!ありがとう!」 れいむ種はぱちゅりー種と違い頭が悪く、まりさ種同様平気で人間の食べ物を食べたり、人家に侵入したりする。 数が多いこともあり、人間達の間ではやはり嫌われ者であった。 またある夜、青年が森を歩いていると、ゆっくりみょんが体付きれみりゃに襲われていた。 「まつんだどぉ~☆」 「ちんぽおおおお!ちんぽおおおおおおお!」 ゆっくりみょんは卑猥な言葉を発するとはいえ、その性格に関しては意外と礼儀正しい。 そのため女性からはともかく、男性には好かれることが多かった。 「この肉まんが!喰らえ!」 「だどおおおおおお!!!!!!」 青年のパンチを喰らって、れみりゃは吹っ飛び、ピクピクと痙攣している。 体付きれみりゃは可愛さも頭脳も、数あるゆっくり種の中で最低レベルに位置する。 しかもれいむ種やまりさ種にはまともな者もいるが、体付きれみりゃにはほぼ皆無。当然嫌われ者である。 「さあ、今のうちに逃げるんだ」 「ありがとうだちーんぽ!」 青年に礼を言うと、ゆっくりみょんは森の中へ姿を消していった。 しばらく歩くと、似たような光景を再び目にした。 「うー!うー!」 「たすけてえええええ!!!!!」 今度は襲っているのは体無しれみりゃ、襲われているのはゆっくりアリスである。 ゆっくりアリスは青年を見るやいなや、青年に助けを求めた。 「お、おにいさん、たすけてくれてもいいわよ!」 「……………………」 「な、なんならおにいさんのいえを、ありすのいえにしてあげてもいいわ!」 「そうか、じゃあやめとくわ」 青年はそう言うと、ゆっくりアリスを掴み上げた。 「ほれ、こいつやるよ」 「んほおおおおお!!!なんでええええ!!!」 「うー!うー!」 ゆっくりアリスは人間へは物的被害はもちろん、精神的にも害を及ぼす。 それは手当たり次第に他のゆっくりをレイプし、またその時の顔が非常に醜いということだ。 小さな子供を持つ主婦からは、子供の教育に悪いと特に評判がよろしくない。 ゆっくりれみりゃは、青年に掴まれたありすをガツガツと貪る。 「ゆぎゃあああああ!!!!!」 「うー!うー!」 「うーむ、さすがに可愛いなぁ」 体無しれみりゃは捕食種ながら、その外見はゆっくりの中でも屈指の可愛さを持つ。 しかも体付きと違ってうーうー呻るだけでウザくないので、かなり人気が高い。 もちろん、れいむ種やまりさ種をよく食べるというのも人気の理由の一つである。 青年はれみりゃの食事が終わるまで、ゆっくりしてその光景を眺めていた。 さて、それらの噂を耳にしたゆっくり達で、悪巧みを企む者達がいた。 ゆっくりちぇん、ゆっくりぱちゅりー、ゆっくりみょんの3匹である。 彼らは先の話のちぇん達のような者達と違い、彼らの種にしては珍しい、ゲス気味のゆっくりであった。 「むきゅ、わたしたちには、にんげんはやさしいわ」 「ごはんもらいほうだいだね、わかるよー」 「にんげんをりようするんだちーんぽ!」 早速3匹で人里へ赴く。 人気者の3匹が勢ぞろいしている光景には、多くの人間が目を細めた。 「あらあら、可愛らしいゆっくり達ですね」 一人の少女が3匹に声をかける。 すると3匹は待ってましたとばかりに、少女に要求を始めた。 「むきゅ、わたしたちがかわいいのは、とうぜんよ!」 「だからごはんをよこすんだちーんぽ!」 「ひろいいえもねー、わかってるよねー」 「あらあら……分かりました。ではどうぞ、私の家へ」 少女はにっこり微笑むと、自分の屋敷に3匹を招いた。 その門には「稗田」と標識があったが、ゆっくりにとってこれが何を意味するかは無論知らなかった。 そしてその家で、3匹は知ることになる。 ゆっくりの種になど関係なく、どんなゆっくりも虐待する人間がいることに。 彼らが屋敷を出てくることは、二度となかった。 終 過去作 ゆっくり鉄骨渡り ゆっくりアトラクション(前) ゆっくりアトラクション(後) ありすに厳しい群れ(前) ありすに厳しい群れ(中) ありすに厳しい群れ(後)
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/368.html
まえがきという名の弁解 ゆっくりを全然いじめてない上につまらないです 後半と前半でテンションがまるで違います ゆっくりらしい台詞はほとんど出てきません 一応ドスものです それでも構わんという心の広い人だけ読んでね 見ただけで気が触れそうな満月の夜。 人も近づかない、近づけないような森の奥深くを、ゆっくりと丸い巨体が進んでいく。 そのまん丸い巨体の頭頂部にのった巨大な黒いとんがり帽子。 ドスまりさだ。 しかし彼女はどうやら普通のドスとは様子が違った。まず髪に信頼の証の飾りがなく、 いつでも楽しそうなゆっくりと違い、一言も喋らず、やや物憂げな顔で歩みを進めている。 帽子の中にいくばくかの必需品はあるが、他のゆっくりなど一匹も入っていない。 このドスは他のゆっくりから信頼されていないのか? いや、違う。どのドスよりもこのドスは信頼されていたし、このドスもそれを自覚していた。 だからこそ、権威をふりかざすような真似に必要性を見出せず、飾りをつけようとするゆっくりをやんわりと断っていた。 帽子の中に他のゆっくりを格納しないのも、他のみんなに自分に守られるだけの存在になってほしくなかったからだ。 このドスはかなりの過酷な経験をしてきた。普通のゆっくりの時も、壮絶な生を生き抜き、ドスになれた。 ドスになり、群れを作った。その頃は飾りもつけ、帽子の中にゆっくりを入れて運んだり、遊んでやり、普通の標準的なドスだった。 いつまでも群れの幸せが続くと思っていた。しかし、それは間違いで。 やはり標準的なドスの群れのように、群れはゆっくり崩壊に近づき、やがて自分だけが生き残る。 生き残り、また群れを作った。また崩壊させた。 ある時は人間に騙され、ある時は反乱勢力が台頭し、ある時は自分たちを捕食するものに襲われ、ある時は… そうした繰り返しの中、幾度も守るべきものを奪われ、それでも崩壊しそうな理性をつなぎ留め、歯を食いしばり、目から餡子を流しながらこのドスは生きてきた。 そうしてようやく気づいた、自分がゆっくりを守るだけでは駄目なのだと。 己を己が守れるようにしてやり、自分はそれを精いっぱい手助けする。それこそが崩壊を防ぎ、群れを長続きさせる最善なのだ。 強烈な一つの個ではなく、小さな個を集めて強大な一つとする。それがこのドスのたどり着いた結論。 そのための群れの掟や、制度、システムを、実験を繰り返しながら練り上げた。 その途中で、人間という存在は自分たちと切り離された。彼らとは、出来るだけ関わらない方がいい。 そして、人間も滅多に入り込まぬ森に居住区を移した。 リスクはあった。外敵の存在、人すらあまり手をつけない自然環境。 しかし、それは普通のゆっくりに限った話。このドスになら、人間を含む、大抵の外敵は相手にならなかったし。 多少の危険な場所も、乗り越えていく強靭さがあった。 そしてその場所の下見を存分に終え、普通のゆっくり視点での対処法や生活方法を編み出し。 それを根気よく教育した。教育し、そして多少の手助けはするものの、決して全面的に支援することはなかった。 巣はあくまで自分たちで個別に作らせた。ドスを中心とした一つの巣は、ドスに対する甘えを呼ぶ。 そして自分たちで開拓させることにより、自分たちはこの環境に勝てるという意識を植え付ける。 普通のゆっくりでは無理だろうと思えるようなことだけは手伝ったが、他の事は一切手伝わなかった、指示も出さなかった。 それは普通のゆっくりなら、群れのボスとしての仕事を放棄した怠慢だと思ったかもしれない。 事実そう思ったゆっくりもおり、公然とドスを批判する者もあった。 「ドスはなんでまりさたちをてつだってくれないんだぜ!?みんなでたすけあってこそのむれだぜ!」 だがドスはそんな意見には取り合わず 「不満があるなら出て行っていいよ、ここよりゆっくり出来ると思うところがあるなら」 その言葉に憤慨し、出て行ったゆっくりも少なくない。だがドスは気にしなかった、残ってくれたものがいるのだ。 しかし、中には多くのゆっくりを言葉巧みに扇動し、少しでも大きな群れにして出ていこうとするものもいた。 そういうゆっくりだけは、秘密裏にドスは殺した。 普通のドスは群れのゆっくり、いやすべてのゆっくりの命に対して強い執着と保護心を持つものである。 まれにドゲスという命をなんとも思わないものもいる。 しかしこのドスは、あまりに多くの死に触れたため、すでにこのどちらでもない精神をもっていた。 自分はこの弱きもの達の圧倒的上位にいるのだから、管理せねばならない。 それは、動物の生息地をなるべく自然の状態で保護する研究者や、植物などを植え育て、森などを作る人間のようなそれであった。 管理者。そう、自分は群れのリーダーではない、管理者だ。 群れを崩壊に導きそうな悪い芽は潰す。そこには命を奪う快感も、罪悪感も、後悔も、何もなかった。 慈悲もなく、許容もない。 次に食べられる植物や生物などの教育を終え、ある程度生活環境が整い始めたら、外敵に対する対処を教え始めた。 いや、それは教えなどではなく、訓練であった。 狩りに出向ける個体に、ゆっくりでも協力すれば倒せる外敵に対しての戦闘方法を訓練させた。 チームワークを教え、何度も仮想敵に対する訓練を行う。 そのハードすぎる訓練に、脱落するゆっくりも少なくなかった。 その中で、本当についていけなかったものは訓練をやめさせ、別の仕事につかせることにした。 そういうゆっくりは元来こういう仕事に向いていないものなのだ。なので、子守や安全な地域の植物採取などを行わせる。 中には、ダルイ、ゆっくりできないなどの理由で訓練を放棄するものもいた。 その中で本当に疲れたふりをして訓練を抜けようとするやつは、戻らせて徹底的にしごいた後に、他の狩りゆっくりに命令を下す指揮官の教育を施す。 単純にゆっくりできないから反抗しているものは、大半は軽めの体罰をつけて戻らせた。 中にはそれに対してすら徹底的に反抗するものもおり、そういうものは群れから出てもらった。 ここでの振り分けはこうだった。まず普通に訓練を続けるゆっくり、こいつらは特に問題もない普通の狩りゆっくりになるだろう。 次に騙してサボろうとするゆっくり、こいつらは多少知恵の回る奴らだということで、生き残るためなら存分に知恵をしぼりだすだろう。 次に反抗するゆっくり、体罰を受けて戻るなら、それは自分本位ながらも多少の状況は判断できるということだ、どうにもならない状況なら自分のためにがむしゃらに生き残ろうとするだろう。 そして最後まで反抗したゆっくり、そこまで嫌ならこいつらの性根はそれまでである、頭も回らず自分の嫌なことにただ拒否するだけ。こういうのは危険にあっても状況がわからず、みじめに叫んで死ぬだけだ。 そうしてゆっくりをふるい分け、最終的な訓練卒業として外敵との実戦に移ってもらう。ある数の部隊にわけ、一つずつこれを行った。 この時、ドスは後ろでその光景を眺めていた。 戦闘が始まり、ある部隊は快勝を続けた。ある部隊は窮地におちいる。その中で、自分たちで奮起し、何とか勝利をおさめる部隊もあった。ある部隊は後ろで見ているドスに助けを求めた。 だがドスはどれだけ助けを請われようと、どれだけ惨たらしく群れの仲間が目の前で殺されようと、決して手を出さなかった。 ある部隊はドスが絶対に自分を助けてくれないだろうことに途中で気づき、絶望的ながら辛くも勝利をおさめた。ある部隊は最後までドスに助けを求めながら全滅した。 実戦が終わると、ドスは部隊の成績によって役割を与えた。前線で狩りをする部隊、狩りをしながらその部隊を護衛する部隊、居住区に残り守る部隊。 それはあたかも人間の軍隊のようであった。 中には教育や訓練をドスが任せるゆっくりもいた。いつまでも自分がやるわけにはいかないのだ。 そうして狩りの教育を終え、食糧が潤沢になってきたところで、食糧制度に手をつけた。 本来ゆっくりは冬以外に食べ物をため込むことはない、取ったら取っただけ、食べられるだけ食べる。 そして普通のドスの群れはそういう事態を憂い、食糧を一か所に集め、管理し、食べない分を非常用として保管する。 だが、それが一部のゆっくりの不満や懐疑を招き、結局反発され、群れが崩壊した例も少なくない。 では、どうするか。ドスはこれに大いに悩んだ、何せ食糧管理は反発を招く恐れもあるが、食料供給の安定した維持にこれ以上の手段はない。 そこでドスは食糧管理の仕事をわけることした。 つまり、食糧を集めるゆっくり達、集められた食糧の量を管理するゆっくり達、その食料の量を聞き分配するゆっくり達。 これによって相互をある種の緊張状態にし、互いに監視させ、一部の独走を阻止しようとしたのだ。 すなわち、食糧調達部隊は、その食料を献上しなければ、食糧管理部隊にすぐさま疑われる。 次に食糧管理部隊は、その食料を正確に管理しなければ、分配部隊に疑われる。 そして分配部隊は、それを正確に分配しなければ、たちまち分配される皆から疑われる。 多少の歪みは出るかもしれないが、致命的な崩壊には繋がりにくいとして、ドスはこの方法を選んだ。 そして、管理、分配の仕事はなるべく頭の良く、公平性があって信頼されているゆっくりでなければならない。 故にこの仕事につくゆっくりを、ドスは皆の推薦による選出と投票で選ぶことにし、もし選ばれたゆっくりに不満があるならば、一定数の投票で辞めさせられることにした。 そしてさらに、一定のサイクルで浄化するために、ある期限ごとに管理分配の仕事につくゆっくりを全員一旦やめさせ、もう一度選びなおす制度も導入した。 それはゆっくりによって形成された、未熟な政治制度のようなものであった。 ドスはゆっくりと色んな制度を導入し、根気よく教え込んだ。 そしてドスの手を借りずにそれが運営されていくようになると、後は全てを任せて手を引いた。 群れの運営がスムーズになり始めてから、遠くの地からドスが直接頼み込み、ゆうかりんを連れてきて農耕制度を作った。 さらに月日が流れ、世代交代にさしかかる頃には、教育制度を狩りの教育や、管理分配の教育、農耕の教育などにわけ、色んな仕事を選べるようにした。 すでに自分の手をほぼ離れて歩いて行く群れをゆっくり眺めながら、ドスは満足していた。 ようやく、自分の理想郷を作ることが出来た、と。ゆっくりがゆっくり暮らしていける理想郷を……。 そこはまさにゆっくり郷とも呼べるものであった。 だが最後に一つだけ、ドスは群れの中で自分だけが行う仕事を持っていた。 すなわち、罪を犯したゆっくりに対する、裁きと罰の執行を……。 夜の下を行くドスが、ある巣の前で止まった。 目的地だ。 その巣の中から、悲鳴のような声と耳が腐るような嬌声が聞こえてきている。 ドスがため息をつく、が、それには何の感情もこめられていなかった。 そしてゆっくりと、気づかれないように中を覗き込んだ。 中には一匹のゆっくりまりさとゆっくりアリス、そしてゆっくりれいむの親子がいた。 だがれいむ親子の様子はおかしい、親と比較的大きいれいむは動けないように痛めつけられ。 まだ交尾に耐えられないと思われる小さなれいむは、アリスによる一方的な性的暴行を受けていた。 「いやあああああああやめじぇええええええいじゃいよおおおお!!!」 「はぁっ!はぁっ!いやぁぁぁぁんかわいいいぃぃやっぱり犯すならちっちゃいゆっくりだわぁぁぁ!!」 親や他のれいむは涙を流しながら「やめてぇ…」「こどもだけはたすけて…」などと弱々しい声で呻いている。 「ゆっへへへ、やっぱりアリスのこうびをつまみにたべるのはさいこうだぜ!!」 そしてまりさはその隙に巣にあった食料をむーしゃむーしゃと食べていた。 押し込み強盗である。 実はこの二匹、最近この郷では有名な犯罪ゆっくりであり、すでに二件の被害報告が届けられている。 どの一家も無残に惨殺され、巣を荒らされていた。 さっき言ったように、ドスはゆっくりに対する裁きを行ってはいたが、それは普通のゆっくりには手に負えないと思われるものだけであった。 このドスの郷には、警察のような役割をもつゆっくりも、裁判もちゃんと存在する。 だがそれでは立ち行かないものがある……。法の手をすり抜け、悪事を続けるゆっくりは後を絶たなかった。 そんなゆっくりを、ドスは心底憎んだ。自分の作ったこの郷を、荒らすものだけは絶対に許さなかった。 ギリギリまで事件解決を見守っていたが、一向にゆっくり郷の警察ゆっくりでは犯人が捕まりそうな様子はない。 長く生きた知恵か、この二匹が次にどこで犯行をするかを予測したドスは、自分だけで制裁を加えるために動いた。 ドスは中の様子を確認した後、そこに向かって「出て来い」とだけ、ただ一言だけ言った。 それだけで十分だった。 色の変わらない体表が本当に青くなるんじゃないかというような顔をして出てきた二匹は、 ドスにすがりつき、必死に言い訳を始め、媚びへつらった。 「ゆるしてほしいんだぜ!まりさたちのいえにはたべものがたりなかったんだぜ!」 「そうなのよ!ついでにすっきりできるゆっくりもたりなかったわ!」 「ゆっ!これはきっとかんりふやぶんぱいふのやつらがわるいんだぜ!」 「そうよ!そうよ!それにどすといえどもむれのゆっくりをころしたりはしないわよね?」 「そうだぜまりさたちはなかまのはずだぜ!ゆるすべきなんだぜ!」 それは聴くに堪えない理屈だったが、ドスはしゃべり終えるまでじっと押し黙ったままであった。 そして何の反応も返さないドスに二人が不思議がっていると、ドスがようやく口を開いた。 「死ね」 そのまま開いた口から溢れる光が、二匹の見た最後の光景だった。 その二匹だけを焼き尽くすために威力を調節したドスパークの照射が終わると、ドスは巣の中に話しかけた。 「大丈夫、れいむ?動ける?」 「ゆぅ…なんとかうごけるよ…」 弱々しいながらも返事が返ってきて、しばらくしてから親れいむの三匹の子供がよろよろと這い出てきた。 「今から病院の方に行って、治療を受けるといいよ。まだ開けとくように言っておいたし、警察もそこに待機させてあるから、事情を説明して」 ドスがそう言うと、口の中に弱った子供を入れているのか、親れいむ達はうなずいてずりずりと這って行った。 れいむ達が行ってから、ドスは大きくため息をついた。 あきれしか出てこない。悪事を犯して、悪びれもせず許しを乞うあの二人。 驚くことにあれが普通のゆっくりなのだ。 わかっている、この郷のゆっくりは、もはや普通ではない。 人間のまねごとのようなものだが、決まり事を順守して生活を営むなど、昔では考えられなかった。 いや、今でも普通のゆっくりには考えられないだろう……。 何で自分たちはこうなんだ。なぜゆっくりは……。 知らず、月を眺める。 最近月を眺めていると、なんだか体の底から力が湧いてくるのだ。 これを活力にして、明日からも頑張ろう。 そう思っていた矢先である。 「はぁい」 それは、何もない空間を割いて、ぬるりと現れた。 妖しく光る髪と、鮮やかな紫の衣装艶めかしく。 「こんばんわ」 絡みつくような声を発し、出てきた裂け目に腰かけていた。 ドスは一瞬で敵だと判断した、それも自分でしか対応できないような。 「あんた誰だ?」 警戒しか含まない問いに、女は目をにこやかに細めると、 「やだ怖い」 口も吊り上げ、 「怖いから」 細めた目を開いて、 「私も怖くなっちゃおうかしら」 その場の何もかもが一変する。 肌を刺した空気で、一瞬で支配された場の雰囲気で、勝てない相手だとわかった。 ドスはため息をついた。このような相手がいつか来ることは、前々から何となくわかっていた。 自分が作った郷は、異常だ。考えの回るこのドスの目は、他の視点から自分達を見ることもできた。 こんなものは、人間からしたら恐怖でしかない。 わかっていた、でもやらずにはおれなかった。なぜ人間に許されることが、ゆっくりには許されないのか。 だから、それでも。 「ここを……潰しにきた?」 ほぼ諦観と、疑問を少しだけ含ませて問う。 人間の上位の存在、人を守るもの、調停者。この郷に対する自分のようなものが人間にも存在すること、それは容易に想像できる。 それが目の前のこの女なのだろう。 女は少しだけ意外そうな顔をすると、すぐに首を横にふった。 「まさか」 そして片手に持った扇子で口を隠し、 「でも、予想以上。そんな考えもできるのね」 そこから出る感情を見せないように呟いた。 「なら何を?」 今度は疑問だけで問うと、 「話をしに」 そう言って、今度は優しく微笑んだ。少し、安心できる笑顔だった。 女は隙間から地面に降り立つと、ドスと向かい合うように座り込む。 「そうね、じゃあまず最初、あなたはゆっくりって何だと思う?」 ようやく話し合いの場が整って、女は最初にそう問うた。 「……」 ドスは難しいと感じた。自分の存在は何だと問われているのだ、何と答えるか……。 「まぁ、難しいわよね。逆の立場なら私も言葉を濁す……一般的な定義を私が言いますわ」 女は返答を待たずつらつらと、 「そうね、饅頭の体を持ち、人語を操り、畑や民家を荒らす頭の悪い汚い野生生物……これが一般的なゆっくり」 挑発するようなその物言いだが、ドスは何も言い返さなかった。 「あら、怒らないのね」 「大方その通りではあるよ」 そう、と女は呟き、 「でも、それは悪いことではないわ。むしろ野生生物の本懐。これより傲慢で、危険で、自分本位な生き物はたくさんいるわ。人間だってそう」 そして、 「普通のゆっくりなら、先の発言には醜く憤慨すべき。それがゆっくりの在り方」 ドスは驚いて女を見つめた。この女は人間に嫌われるゆっくりの性質を何と言った? 「そう在るべきと言いました。多少の程度はあれど、ゆっくりがゆっくりらしく生きること、それこそがゆっくりの在るべき理由」 謳うように続ける、 「憎まれることも、慈しまれることも、虐められることも、世話されることも、全てがこの世界におけるゆっくりの在り方」 理解できない、いや、理解したくない。この女が真顔で今述べていること、それは。 「じゃあ、いつもどこかで繰り返されている、ゆっくりの悲劇……その全てが」 「そう、ゆっくりの生きる理由」 そのためにゆっくりは生きている。 「人間の……ために……」 女はふう、と息をつくと、 「ゆっくりの理由……ここまではいいかしら?」 衝撃から、ドスはまだ立ち直れなかった。 自分たちは言うなれば、人間のおもちゃとして生まれてきたのだ。それが自分たちの本来の在り方なのだと。 「あなた達はおよそ自然環境のどの役割も担っていないのですもの、そうとしか言えないわ……まぁ、これ以上ゆっくりについて議論する気はございません」 女はまだ話を続ける、 「そして次、次はあなた。あなたは果たして……」 あなたは、ゆっくり? 「!?」 問われた。自分はゆっくりか?当然だ、でなければ自分はなんなんだ。 「当たり前だ!」 声が荒れる。 「……あなた、自分を何て呼ぶ?」 女は少し息をついて、 「私……」 「その呼び方はいつから?なぜ?」 「いつからかは覚えていない。何故かは……この方が、らしいと思った」 「普通のゆっくりは、絶対に自分をそんな呼び方はしない」 心にザクリと矢が撃たれた、 「普通のゆっくりは、そんな言葉づかいもしない」 二発目。 「あなた、ゆっくり出来てる?」 「出来てるよ。毎日、郷の管理で、みんなの生活を見守るのが私のゆっくりだ」 「それはゆっくりじゃないわね」 「違う!それが……!」 「他人のための行為はゆっくりではない、ゆっくりの価値観に照らし合わせるならね」 三発目。 「御希望なら、この他にも理由を計上してあげましょうか?子供でも指摘できるものがまだまだあるわ」 荒々しく首を振った。三発。たった三発で、ドスの脳は理解した。 「……私を否定して、何が楽しいの?」 問いは、悲しみと怒り。 「……そうねぇ。あなたはゆっくりの在り方を外れている、ここまではいい?じゃあ次は、人間とゆっくり以外のもう一つの種族の話」 答えず、女は話を進める。 「妖怪の話」 「あなたは妖怪を知ってる?」 「……とても強い生き物。ゆっくりよりも、人間よりも」 投げやり気味にドスは答えた。 「正解。じゃあ、妖怪の種類。そこまではあなたも知らないわよね」 「……?」 女は師が生徒に教えを説くように話し始めた。 「まず、私は妖怪。わかるわね?」 「へぇ……」 ここに来て初めて女の正体が明かされたが、別段驚かなかった。 「私は同族もない、どうやって生まれたかも秘密のワンオフ妖怪よ。こういうのはそれほど数もいないの、さびしいわ」 女は泣き真似の仕草をしたが、ドスは冷やかな視線でそれを見ていた。 「いやん、ツッコミが欲しかったのに……まぁ、気を取り直して次」 女は小芝居をやめると話を再開する。 「次はメジャーな種族に属する妖怪。鬼、天狗、河童、吸血鬼……こういうのは結構な同族がいて、蛮行が広く知られているからカテゴライズされている」 「名前だけは何となく聞いたことあるよ。湖の館……妖怪の山……」 「大正解。ゆっくりにまで知れ渡っているなんて、中々……いや、あなただけでしょうねきっと」 「?」 「なんでもないわ、続けましょ」 女はコホンと小さな咳をすると、 「次は妖獣、これは強大な力を持った獣が、それ故にその生き物の枠を離れて妖怪になってしまったもの」 「動物が?」 「私の式達もこれね、竹林の兎達もそう。これが幻想郷には中々多い……自然が残ったままだからかしら」 ここで女は教鞭を振るう笑顔から、真顔に戻った。 「そう、人間を超える力を持って、その生物の寿命を超えた長い時間を生き、ついにはその定義から弾かれる……」 ドスも気づいた。いや、それはかつて、ドスだったもの。 「まるであなたのことね」 「違う……」 否定する声は、聞き取りがたいくらいにか細い。 「あなたはもう普通の人間より遥かに強いわね」 「違う……」 「あなたは今で何年生きた?普通のゆっくりの寿命は平均五年、巨大種なら十年ってとこかしら」 女は辺りを見回し、 「この郷、ここまでするのに少なくとも十年以上はいるわよね」 「違う……」 「定義から外れる、これはさっき散々説明したから言うまでもないわね」 「違う!!」 違う、違う。私は、私は…… 「あなたは、妖怪よ」 「正確にはゆっくりと妖怪の境界線……その上に今のあなたはいるわ」 その言葉に、うつむいていたドスは少しだけ期待をこめて見上げた。 「でも、その境界がゆっくりに傾くことは決してない」 絶望を、女は吐く。 「これからあなたは、ゆっくりと妖怪になっていく……いや、今でも弱い妖怪程度ならいい勝負をするでしょうね」 「……」 妖怪は応えなかった。もう何も応える気もなかった。 「ゆっくりが、この幻想郷に誕生してもう何年経ったのかしら……そろそろだとは思っていたけれど、私が見つけたのはあなたが初めてよ」 女は、満月の空を見上げ、 「永琳に改造されたわけでもなく、自然に生まれ、自然に生きてきたあなた。ここまでの生、私は敬意を表します」 そして、再びその妖怪へ視線を向けると、 「そして、幻想郷はあなたを受け入れます」 「……そう」 妖怪も女を見つめ、ただそれだけを呟いた。 女が軽く扇子を振ると、空間の隙間は再び開いた。ゆったりと浮き上がりその中に下半身を入れる。 「では、ごきげんよう。これからあなたがどんな選択をして、どう生きるのか。少しだけ楽しみにしてますわ」 上半身だけを出してそう言った後、女は隙間に消え、何事もなかったかのように閉じて元に戻った。 後には月を見つめる妖怪だけが残された。 それから、ゆっくりの郷からドスは姿を消した。 ゆっくり達は思った、ドスがついにすべてを自分たちに任せてくれたのだ、と。 ドスが、自分たちで何かが成せるようになると、必ず身を引いたのをゆっくり達は世代が代わっても覚えていた。 その郷の歴史に、偉大なるドスの名が刻まれ。 後にはゆっくりと続いていくだろう、理想郷だけが残された。 あとがきという名の言い訳 今回はゆっくりいじめ作品としては駄作極まりないと思われる本作を読んでいただきありがとうございます。 ゆっくりいじめに憧れていました。色んな作品を読み、深く感銘を受けました。 自分もこんな作品を書いてみたい、彼の憎き饅頭を虐め抜きたい、そう強く願い、ようやく実行に移った次第ではありますが 出来上がったのはこんなものでした。皆さんのような、加虐心に油をドンドコ注ぐゆっくり語や、醜い物言い、くさった饅頭心。 何もかも自分の実力では描けない、難しいものでした。才能のなさが恥ずかしいです。修行の足りなさを実感しました。 まあ自虐はこれまでにして、本編の補足です。 今回のゆっくりの生活制度はまったく人間のそれのパクリです、そして世界はこんなに簡単ではありません。多分。 本当はドスに反発して「ゆ゙っぐり゙でぎな゙い゙い゙い゙い゙!!」と叫ぶゆっくりの描写をふんだんに取り入れてみたかったのですが、どうにも力不足でした。 後半の会話にいたっては雰囲気がまったく前半と違ってしまい申し訳ないです。これではただの東方SSです。本当に(ry それにしても、ドスはこれほどまでにならなくても、人間を殺せる時点で十分妖怪だと僕は思いました。 最後に、こんな作品とやたら長い言い訳を最後まで読んでくれた方にもう一度お礼を。また修行して今度は上手く書けるように目指したいです。それでは。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1986.html
初SS 俺設定使いまくり、いろいろな作品の設定使いまくり、ぬるいかも というか虐待成分薄め ゆっくりさくやと私 紅魔館の近くで見たことも無い銀髪のゆっくりを見つけた きっとこのゆっくりは紅魔館の瀟洒なメイド、我が愛しの十六夜咲夜さんを模したものなのだろう とはいえ、他のゆっくりのようにかなりデフォルトされているが… 我が愛しの咲夜さんを模したものなのだから、是非捕まえたい 「ゆ? ゆっくりしていってくださいませ!!!」 近づくと、ゆっくりらしい台詞 でも、若干警戒しているような雰囲気はある 「やあさくやさん 僕と一緒にゆっくりプレイスに行かないか?」 ゆっくりプレイスと言えば大体のゆっくりは馬鹿だからホイホイついてくる しかしゆさくやは違った 「ごめんなさいですわ! おぜうさまがまっておりますわ! ゆっくりかえりますわ!」 これは予想外 あっというまにどこかへ行ってしまった 普通に捕獲しようとしたが、ゆっくりのくせに早い… ゆっくりに逃げられたなんて他の人に言った日には… 考えたくも無い リベンジを近い、その日は家路についた 翌日、早速ゆさくやを捕獲する作戦を立てた 咲夜さんを模したものなら紅魔館関連のゆっくりを餌にすればいいのではないか? ということでゆっくりゃ、ゆふらん、ゆめーりん、ゆちゅりーを捕獲することにした ゆちゅりーとゆめーりんは見つけるのに苦労したが、捕獲するのは簡単だった ゆっくりふらんとゆっくりゃは体つきのが欲しい ということで紅魔館付近の森へ ゆっくりゃはぷっでぃんを持っていけばすぐ寄ってくる 「れみりゃにぷっでぃんよこすんだど~☆ れみりゃはこうまかんこおぜうさまなんだど~☆」 「にょこちゅんだど~☆」 いつ聞いてもウザイ 大小二匹の胴体付きゆっくりゃ… 親子で有ろうか? 殺意の波動を感じながらぶん殴って気絶させ二匹とも捕獲をした 最後はゆっくりふらんだ まずはおとりのゆっくりゃを串刺しにでもして待つことにしよう おもむろに子ゆっくりゃの頭を掴む そのまま近くの木の枝に背中から突き刺す 「うぎゃぁぁぁぁあ!!! なにしゅるんだどぉぉぉぉお!!!」 うるさいので取り合えず口を塞ぐ ついでに目玉も取っておくか(ちなみに、この目玉は昼食になりました) 「xxxxxxxx!!!」 まだ何か言っているようだが、気にせず待つ 2時間ほどして、ゆっくりふらんが寄ってきた 今回は準備万端 先ほど子ゆっくりゃの体に睡眠薬を何個か埋めてある(ちなみに今まで捕獲したゆっくりたちにも飲ませてあるので煩いのを気にしなくてもいいのだ!) ゆっくりにしては早めのゆふらんも睡眠薬で眠らせれば確実に捕獲できる 「ゆっくりしね! ゆっくりしね♪」 ゆふらんはゆっくりゃの手足をちぎり、それで子ゆっくりゃをぶん殴っている 早く食ってくれ とも思うが獲物をいたぶるのはゆふらんの習性なのだからしょうがない やっと睡眠薬入り部分を食べ、眠ったのは一時間後だった 捕獲したゆっくり達は加工所謹製、「ゆっくり強制的にゆっくりさせる袋」に放り込み、昨日ゆさくやに出合った場所に向かった 「ゆっくりしていってくださいませ!!!」 同じ場所にゆさくやは居た 探す手間が省けてよかった 前と同じように話しかける 「おにいさんとゆっくりプレイスに行かないか? おぜうさまやいもうとさまも一緒だよ?」 そう言って袋の中を見せる ゆっくりゃもふらんも睡眠薬で寝ているため、おとなしい 「おおおおおおおおぜうさまぁぁぁぁあ!!! いいいいいいもうとさまぁぁぁぁああ!!! かわいらしいねがおぉぉぉおお!!!」 そういうと自分で袋の中へ入って行った 袋に入ってすぐ睡眠薬注射で眠らせ、ゆっくり用部屋へ運び込む そこにゆさくやを放ってしばらくすると、目を覚ました もちろん他のゆっくりも一緒に放ってある ゆさくや「う~ん… ここはどこですわ?」 ゆちゅりー「むきゅーん… おにいさんにここにつれてこられたのよ…」 一足早く目覚めたゆちゅりーがゆさくやに話しかける ゆめーりんは皮の厚さゆえに喋るのがうまくないらしいので喋らないが、ゆさくやを見てなぜかうれしそうである れみりゃとふらんも目覚める 本来捕食種であるこの二種はゆめーりんやゆちゅりーを襲わないらしい とはいえ、れみりゃはゆふらんに高確率で虐め殺されるので若干警戒しておこう ということで、錘を体につけておいた れみりゃ「う~? ここはどこだど~?」 ゆふらん「う~? ゆっくりしね!!!」 いきなりゆふらんはゆっくりゃを攻撃した しかし、その攻撃はゆっくりゃへ届かなかった… ゆさくやがそれをとめたのだ ゆさくや「いもうとさま!!! おぜうさまとけんかはやめてくださいですわ!!!」 ゆふらん「うー! ゆっくりやめる!!!」 驚いた… さくやはゆふらんによるゆっくりゃの虐めを止めるのか… それもゆふらんも従ってる… その後はどのゆっくりも実にゆっくりしていた(時たま寝ているゆめーりんをゆさくやが邪魔していたが) 餌もしっかりやっているのでゆふらん、ゆっくりゃともにほかのゆっくりと遊んでいる そうしてゆさくや達の生活を見ているうちに面白いことがわかった そう、ゆっくりゃの大好物 ぷっでぃん をなぜ紅魔館以外のゆっくりゃが知っているかだ ゆっくりゃ「うー☆ れみりゃはぷっでぃんがたべたいんだど~☆ しゃくやはやくもってくるんだど~☆」 さくや「いまよういしますわ!」 そう言うと、ゆさくやは口からべちゃっと黄色いぷるんとした物体を吐き出した そう、アレはまさしく プリン ゆさくやの中身はプリンであった ダメージを負ったゆれいむやゆまりさはあんこを吐くが、どうやらゆさくやは自分で吐くことができるようである ゆさくや「どうぞおぜうさま! たべてくださいませ!!!」 そう言うとプリンをゆっくりゃに差し出すのだった プリンを吐き出したさくやは一回りちいさくなっていた ゆっくりゃ「おいしいど~☆ れみ☆りゃ☆う~☆」 汚く貪り食うゆっくりゃを見ながらゆさくやは幸せそうであった ちなみに、ゆふらんやゆちゅりーも時々ではあるが、一緒にプリンを食べていた ゆめーりんはじぶんからプリンを貰いに行くことはせず、それをじっと見ている だが、時々皆が見ていないときにゆさくや自らプリンを持っていっているようだ だが、ゆっくりゃのぷっでぃん脳は限度というものを知らない どんどんゆさくやは小さくなっていく ゆさくやが死んでしまう前にゆっくりゃだけを他の部屋に移した ゆっくりゃ「うー!!! なにするんだど~!!! れみりゃはこうまかんのおぜうさまだど~!!! えらいんだど~!!!」 と煩かったが、ぐっと怒りをこらえて運んだ 通称 ゆっくり虐め部屋 へ その後、ゆっくりゃは羽根をむしり、指から手足を5本づつに裂き、目玉に爆竹を突っ込み爆発させた 最後に無理やり体を引き伸ばし、まげて口と肛門を癒着させた 排泄される古い肉まんの餡がそのまま口に入る この古い餡はおいしくも無いが食えなくも無い しかしゆっくりゃは異常にこの古い餡を嫌うのだ 目が見えなくともなぜか判るらしい れみりゃ「xxxxxxxxxxxxx!!!」 何か言っているようだがこのまま放置しておくことにした 3日後、ゆっくりゃは死んでいたので生ゴミとして捨てました^^ 日がたち、私はゆさくやを繁殖させたくなってきた とりあえず、残ったゆさくや、ゆふらん、ゆちゅりー、ゆめーりんを振動させ発情させた上で見守ることにした 驚いた… なんとゆさくやとゆふらんとゆめーりんが3Pしているのだ 因みに、ゆふらん→ゆさくや→ゆめーりんと繋がっている ゆふらん「しゃくやあああああああああああああああ!!! かわいいよおおおおおおおおおお!!!」 ゆさくや「おぜうさまのぺにぺにすてきですわあああああああああああああああ!!! めーりんのまむまむもなかなかよおおおおおお!!」 ゆめーりんは喋らないが、なんとも嬉しそうである でも、この三匹は光景としては凄まじいものであった 「「「すっきりー!!!」」」 ちなみにゆちゅりーもゆふらんに襲われたが、すっきりまえに死んでしまった 南無 そうしてゆさくやはにんっしんっして、下膨れが大きくなっている めーりんは頭から茎を生やしている すでに三つほど子ゆっくりがなっている 生まれたのはゆめーりんからゆさくや一匹、ゆめーりん二匹であった ゆさくやからは子ゆさくやが生まれた ただしこちらは体つきとなっている からだつきゆっくりとの子供は体つきになる可能性があるのかも知れない 竹林の薬師さんに聞けばなにかわかるかも知れない その後、体つきゆさくや以外は売りに出したが、全匹紅魔館の門番が買っていった このゆっくりたちを見て(とくにゆさくや)興奮しているようであったが、何に使うかはまあ考えないようにしよう 体つきのゆさくやはどうしたかって? もちろん私の可愛いペット兼良きパートナー 夜も良い声で鳴くんですよ… 終わり ※あとがき なんとなく書いてみたけど、結構文章書くのはむつかしいなぁ 下種まりさとかを虐めるのとは違って、虐めにくかったので虐待分が限りなく薄くなってしまったのが残念 ほんとうはゆっくりゃ虐めをしっかりするか、下種系出して虐めようかとも思ったけどなんとなくやめておきました 文章:ヘタレお兄さん このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1821.html
※現代社会に当然のようにゆっくりがいます。 ※オリ設定満載です。 ※ぬる虐めです。ボリュームも少なめです。 数年前に突如現れ、急速に社会に浸透していった(ような気がする)ゆっくりと呼ばれる新たなる生命体。 人間の生首が膨張したような容姿のそいつらは饅頭のクセに生きていたり、どこから来たのは全く不明だったりとあまりに謎が多すぎる。 が、目新しいものや珍しいものを好む人々はその「ゆっくりしていってね!」とか「ゆーっ!」などと珍妙な鳴き声をあげる未知の存在をあっさりと受け入れた。 そして、私はよくわからない成り行きでそのゆっくりを9匹も飼う羽目になってしまった普通の女子大生だ。 「あ~・・・お酒が飲みてぇ・・・」 私の家にゆっくりがやって来てはや2ヶ月。ここ最近全くお酒を飲んでいない。 それまでは毎日リットル単位で酒盛りしていたのだが、連中の食費を捻出するために真っ先に嗜好品のための出費を切ってしまった。 そんな訳で、齢20にしてアル中同然の私の我慢はもはや限界。 しかし、たとえゆっくりと言えど2ヶ月も付き合っていれば愛着は湧く。 今更捨てるわけにもいかず、かといって「1杯だけ」と言ってお酒に手を付ければ転がりやすい坂式にまた飲みたくなるのは目に見えていた。 「あ~・・・ゆっくり酒飲みてぇ・・・」 再び呟くが、流石にこればっかりはどうにかなるものでもない。 ため息をつきつつ、しばらくボーっと空を眺めていたが、10分ほどして飲みたい衝動が落ち着いてきたところでのっそりと立ち上がる。 そして、「さて、今日も頑張るか」と誰に言うでもなく口にしたそのとき・・・ 「ゆっくりしていってね!」 「んあ?」 これでもかというくらい聞きなれたその挨拶に反応した私はすぐさま視線を地面に落とし、きょろきょろと足元を見回した。 そこにいたのは見たこともない大きな2本の角の生えた下膨れのどこか既に出来上がった感のある顔饅頭。 見たことはないが聞いたことはある。確かこいつはゆっくりすいかだ。 「なんだ、ゆっくりか」 「おねーさん、ゆっくりしていってね!」 「はいはい、ゆっくりしていってね・・・ん?」 少しでも目の高さをあわせるためにしゃがみこんだ私に満面の笑みと二度目の挨拶を向ける。 すると、私を“ゆっくりできるもの”と認識したすいかはふらふらと酔っ払いの千鳥足を髣髴とさせる足取りで私の傍へ寄ってきた。 「・・・あんた、酒臭いね?」 「あたりまえだよ!すいかゆっくりできるおさけをもってるもん!」 「・・・・・・ほうほう」 そうかそうか、お酒を持っているのか。 しかし、相手はゆっくりだ。お酒を製造する技術があるとは思えず、また保管する技術もあるとは思えない。 となると、こいつの言う「持っている」の意味するところは一つしかない。 「・・・いただきます」 「ゆっ?!いだい、いだいよっ!ゆっぐぢやべでね!!」 「む~しゃ、む~しゃ・・・なるほど酒饅頭か」 すいかに向かって手を合わせてから、彼女の他のゆっくりより弾力のある頬を少しちぎって食べると口内にご無沙汰だったような気がしなくもない風味が広がってゆく。 「ん~・・・でも、これはお酒とは言いがたいなぁ・・・」 「おね゛ーざん、なにずるの!?すいがおごっだよ!!」 なまじ酒の味がするだけに酒を飲みたい衝動が緩和されるどころか一層フラストレーションが溜まる。 一方、すいかは私のそんな身勝手な不満に気づく様子も無く、“ぷっくううううぅぅっぅぅぅううぅぅぅぅ~”と頬を膨らませて膨張していた。 さっきまでは角を除けば普通のゆっくりよりやや小柄なくらいだったのに、今やすいかの頭頂部は私の腰の高さにまで達している。 「みっぢんぐばわーしたすいかはこわいんだよ!はやくあやまってね!」 「ん、ああ・・・ごめんごめん」 鬱陶しいのでさっさと謝るとすいかはいっぱい溜めた空気を吐き出し、すぐに元の大きさに戻った。 なるほど、すいか種は他のゆっくりの頬のような伸縮性が全身に備わっているらしい。 元の大きさに戻ったすいかはお約束のゆっくりを浮かべ、何故かプルプルと震え始める。 「ゆゆっ!おこったら、おさけがのみたくなってきたよ!」 「・・・そうかそうか」 その言葉を聞いた瞬簡にもし、万が一にも「酒よこせ」と抜かしたら踏み潰そうか・・・などと考える。 しかし、すいかが取った行動は私の想像とは異なるものだった。 「ゆっ・・・ゆっ・・・ゆ~っ!」 元気良く叫んだ瞬間、ポロッと右側の角が取れ、ころころと地面を転がる。 そして、すいかは取れた角を咥えると、細い先端部を噛み砕いた。 「ご~くご~く・・・うめぇ~♪」 よくも飲みながら喋れるものだ、などと思いつつもある確信を得た私はすいかの左側の角を引っこ抜く。 それから、実はかりんとうで出来ている角の先端部を噛んで潰し、その中の空洞を覗き込んでみた。 「ゆぎゅ!おねーさん、なにずるの!?」 「おおっ!お酒が入ってる・・・」 15cm以上はあろうかと言うすいかの角のなかをいっぱいに満たす液体。 しかも、なかなか美味しそうな匂いがする。 もはや飲め飲めモードに突入した私は、すいかの文句を聞き流しつつ、一気に酒を飲み干した。 「ご~くご~く・・・うめぇ~!」 「ゆううううううう!すいかのおさけだよ!かってにのまないでね!?」 傍らで空気を吸って膨張したすいかが何か言っているが、何かアレなスイッチの入ってしまった私の耳には届かない。 爛々と目を輝かせながらすいかの頭を見てみると、信じられない事に、なおかつありがたい事にもう右の角が再生していた。 というわけで、引っこ抜きそして飲む。 量はしっかり回復していたものの、さっきのより味は悪い。 なるほど、ある程度寝かせておかないと味が良くならないのか。 「やめでえええええええええええ!?」 しかし、それでも十分飲める程度の味だ。気にするほどのものでもない。 再びすいかの頭を見てみると今度は左の角がきっちり再生していた。 本当にありがたい。これで久しぶりに心行くまでゆっくりとお酒が楽しめる。 「ひゃあ、我慢できねぇ!酒盛りだぁ!!」 「これぢゃゆっぐぢできないよおおおおおおお!!」 人目もはばからずに叫んだ私は相変わらず膨らんで威嚇しつつも泣きじゃくるすいかの左の角を引っこ抜いた。 ‐‐‐あとがき‐‐‐ この後、我に返ったお姉さんはお詫びも兼ねてすいかを家に招待することになる。 彼女の家を気に入ったすいかも住み着いて、家計が更に逼迫することに。 それでも、彼女にとって水さえあれば酒を作れるすいかは最高のゆっくりだったという。 byゆっくりボールマン このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2411.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 1153 自慢のゆっくり/コメントログ」 たしかにw改造ゆっくりやってみてぇーw -- 2010-05-07 00 10 20 女の子がゆっくりを虐めることにじゃなくて持って来たことに怒ってるのがいいね -- 2010-05-19 17 40 17 一瞬、女の子に対して「ちっ、愛護派のこどもには間違った道を行かぬように調教が必要だな!」 って思ったけど、別に必要なさそうだな。 ちなみに愛護派は否定しない。ピース的な愛護派(笑)は絶対的に否定するがな。 虐だろうが愛だろうが、イキすぎなければどっちも微笑ましい -- 2011-10-31 18 06 15