約 39,811 件
https://w.atwiki.jp/center_math/pages/189.html
ベンゼン→ニトロベンゼン ベンゼンに混酸を入れるとニトロベンゼンになる。 ニトロベンゼン→アニリン (1)ニトロベンゼンにスズ(固)と過剰の濃塩酸を入れる。 ちょうど適量入れた場合は以下の反応になる。 これを一つにまとめると、 いま、過剰の濃塩酸を用いるので、 (2)次に水酸化ナトリウムを入れると次の2反応がおきる。 (3)(2)の反応が終点を迎えた後にさらに水酸化ナトリウムを入れると白濁する。 (4)以上より、水溶液中にはととが溶けているので、 ジエチルエーテルを加えると、エーテル層と水層に分離し、 下層である水層に塩は溶け、 上層であるエーテル層には溶ける。 よって、エーテル層のみを取り出してドラフト内で蒸発させるとアニリンが得られる。 アニリンの反応 希硫酸溶液中でアニリンと亜硝酸ナトリウムを反応させると、ベンゼンジアゾニウムが生成される。 不安定な物質なので、温度が上がると加水分解してフェノールが生成する。
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/906.html
――肉の檻。 そう形容するしかない場所に、僕はいる。 薄暗く狭い、寝床しか存在しないような小部屋。 手足には鎖がかけられ、首からは怪しい液体が常時注ぎ込まれる。 薬のせいかどうかは知らないが、かれこれ一月は飯も食べていないはずなのに、 身体はいっそ過剰が過ぎる程に健康そのものだ。 ――過剰を象徴するようにいきり立つモノを、少女が一心不乱に"愛して"いる。 これで果たして今日で何人、いや、何十人目だろうか。 文字通り代わる代わる、間髪入れずにやってくる彼女達に、 僕は、胡乱な瞳でむしり取られるのをただ受け入れる。 これはいつになれば終わるのかな。 時間感覚も薄れつつある頭で、ぼんやりと考えたが、答えは出るはずもなかった。 外で声がする。 次は誰が、その次は誰が――そんな内容ばかりだ。 間もなく目の前の少女は果て、入れ代わりが来るのだろう。 だれか、たすけてくれないかなあ。 ――○○共有部屋とかかれた室内にて。
https://w.atwiki.jp/gominkan/pages/313.html
T11裁定一覧(詳細) #罰則金の発生したもののみ掲載 #○:有利となるミス ×:不利となるミス チェックイベント名 部隊名 団体種別 裁定番号 罰則用基準 ミス内容 罰則金 ミスの原因 T11編成チェック るしにゃん王国 藩国 01-M-01 01-01 エントリーミス 4 国民番号、PC名のミス - - T11編成チェック るしにゃん王国 藩国 01-M-02 02-03 国内の表記ミス 4 根拠となるURLのミス - - T11編成チェック るしにゃん王国 藩国 01-M-04 01-06 エントリー評価値ミス 40 エントリー評価値ミス 過大 ○ T11編成チェック akiharu国 藩国 02-M-01 02-03 国内の表記ミス 4 根拠となるURLのミス - - T11編成チェック FEG 藩国 03-M-01 02-03 エントリー時の表記ミス 4 ARの記載漏れ - - T11編成チェック FEG 藩国 03-M-03 02-03 国内の表記ミス 4 根拠となるURLのミス - - T11編成チェック 海法よけ藩国 藩国 04-M-02 02-03 エントリー時の表記ミス 16 根拠URL、初期AR、個人補正、根拠記載不足 - - T11編成チェック 海法よけ藩国 藩国 04-M-04 01-07 エントリー評価値ミス 20 二重エントリー 過大 ○ T11編成チェック 海法よけ藩国 藩国 04-M-05 01-08 計算ツール原因によるエントリー評価値ミス 50 計算ツール原因によるエントリー評価値ミス 過大 ○ T11編成チェック ながみ藩国 藩国 07-M-01 01-06 エントリー評価値ミス 180 ルール誤認 過大 ○ T11編成チェック ジェントルラット藩国 藩国 08-M-01 01-03 エントリーミス 4 初期AR記載漏れ - - T11編成チェック ジェントルラット藩国 藩国 08-M-02 01-08 計算ツール原因によるエントリー評価値ミス 50 計算ツール原因によるエントリー評価値ミス 過大 ○ T11編成チェック 玄霧藩国 藩国 11-M-01 02-03 エントリー時の表記ミス 8 初期AR記載漏れ、その他の記載ミス - - T11編成チェック 玄霧藩国 藩国 11-M-02 01-06 エントリー評価値ミス 40 エントリー評価値ミス 過大 ○ T11編成チェック 土場藩国 藩国 12-M-01 02-03 根拠となるURLのミス 16 根拠となるURLのミス、初期AR記載漏れ - - T11編成チェック 土場藩国 藩国 12-M-02 01-01 エントリーミス 24 国民番号、PC名のミス - - T11編成チェック 土場藩国 藩国 12-M-03 01-08 計算ツール原因によるエントリー評価値ミス 50 自作ツールによる計算ミス 過大 ○ T11編成チェック 土場藩国 藩国 12-M-04 02-01 財務の適用ミス 8 支出(消費や輸送など)の財務反映漏れ 過大 ○ T11編成チェック よんた藩国 藩国 13-M-01 02-03 国内の表記ミス 4 根拠となるURLのミス - - T11編成チェック 後ほねっこ男爵領 藩国 14-M-01 01-XX エントリーミス 20 搭乗可アイドレスミス 過大 ○ T11編成チェック 後ほねっこ男爵領 藩国 14-M-02 02-07 戦時消費ミス 5 戦時消費ミス 過大 ○ T11編成チェック 後ほねっこ男爵領 藩国 14-M-04 02-01 財務の適用ミス 8 財務表への反映漏れ 過大 ○ T11編成チェック FVB 藩国 17-M-01 02-01 財務の適用ミス 8 財務表への反映漏れ 過大 ○ T11編成チェック FVB 藩国 17-M-02 02-03 国内の表記ミス 12 根拠となるURLのミス - - T11編成チェック 詩歌藩国 藩国 18-Z-02 02-03 国内の表記ミス 4 根拠となるURLのミス - - T11編成チェック キノウツン藩国 藩国 23-Z-01 01-08 計算ツール原因によるエントリー評価値ミス 50 評価計算ツールのミス 過大 ○ T11編成チェック キノウツン藩国 藩国 23-Z-02 02-03 国内の表記ミス 4 根拠となるURLのミス - - T11編成チェック 羅幻王国 藩国 25-Z-01 02-02 エントリー書式ミス 4 個人修正ミス - - T11編成チェック 羅幻王国 藩国 25-M-02 02-01 財務の適用ミス 20 支出(消費や輸送など)の反映漏れ 過剰 × T11編成チェック ヲチ藩国 藩国 27-Z-01 02-03 国内の表記ミス 4 根拠となるURLのミス - - T11編成チェック 芥辺境藩国 藩国 30-Z-01 02-03 国内の表記ミス 12 根拠となるURLのミス - - T11編成チェック 芥辺境藩国 藩国 30-Z-02 01-06 エントリー評価値ミス 20 エントリー時の評価値提出ミス 過大 ○ T11編成チェック 芥辺境藩国 藩国 30-Z-03 02-01 財務の適用ミス 90 支出(消費や輸送など)の反映漏れ 過剰 × T11編成チェック 芥辺境藩国 藩国 30-Z-06 02-01 財務の適用ミス 8 支出(消費や輸送など)の反映漏れ 過剰 × T11編成チェック 越前藩国 藩国 32-Z-01 02-03 国内の表記ミス 8 根拠となるURLのミス - - T11編成チェック リワマヒ国 藩国 34-Z-01 02-03 国内の表記ミス 4 根拠となるURLのミス - - T11編成チェック リワマヒ国 藩国 34-Z-02 02-03 国内の表記ミス 4 根拠記載漏れミス - - T11編成チェック リワマヒ国 藩国 34-Z-03 02-06 戦時消費ミス 10 兵站システム適用ミス 過大 ○ T11編成チェック リワマヒ国 藩国 34-Z-05 02-01 財務の適用ミス 8 アイドレス表記ミス - - T11編成チェック 神聖巫連盟 藩国 36-Z-01 01-01 エントリーミス 36 国民番号、PC名のミス - - T11編成チェック 神聖巫連盟 藩国 36-Z-02 01-06 エントリー評価値ミス 20 アイテム着用ミス 過大 ○ T11編成チェック 神聖巫連盟 藩国 36-Z-03 01-01 エントリーミス 96 エントリー時の評価値ミス・個人補正ミス 過大 ○ T11編成チェック 暁の円卓藩国 藩国 38-H-01 02-03 国内の表記ミス 8 根拠となるURLのミス - - T11編成チェック 暁の円卓藩国 藩国 38-H-02 02-05 財務表の表記ミス 4 財務表の表記ミス - - T11編成チェック 暁の円卓藩国 藩国 38-M-03 01-08 計算ツール原因によるエントリー評価値ミス 50 計算ツール原因によるエントリー評価値ミス 過大 ○ T11編成チェック 都築藩国 藩国 40-H-02 02-03 国内の表記ミス 8 根拠URL、操縦者記載漏れ - - T11編成チェック 都築藩国 藩国 40-H-03 01-01 エントリーミス 32 国民番号、PC名のミス - - T11編成チェック 都築藩国 藩国 40-H-05 01-06 エントリー評価値ミス 40 エントリー評価値ミス 過大 ○ T11編成チェック 悪童同盟 藩国 41-H-01 02-03 国内の表記ミス 4 根拠URL表記ミス - - T11臨時編成チェック 越前藩国情報戦第弐部隊 藩国 32-Z-01 02-07 戦時消費ミス 120 ルール誤認 過剰 × T11臨時編成チェック 共和国軍混成第3部隊 騎士団 ××-Z-01 01-01 エントリーミス 4 個人修正漏れ 過小 × T11臨時編成チェック 共和国軍混成第3部隊 騎士団 ××-Z-02 02-01 財務の適用ミス 125 兵站補正ミス 過剰 × T11臨時編成チェック 共和国軍混成第3部隊 騎士団 ××-Z-03 01-01 エントリー評価値のミス 120 エントリー評価値のミス 過大 ○ T11臨時編成チェック 帝國軍フェイク部隊 騎士団 XX-Z-01 01-01 エントリーミス 8 国民番号記載ミス - - T11臨時編成チェック 帝國軍暴風部隊 騎士団 ××-Z-01 01-01 エントリーミス 4 アイテム補正ミス - ○ T11臨時編成チェック 帝國軍暴風部隊 騎士団 ××-Z-02 02-03 エントリー時の国内の表記ミス 4 アイテム記載漏れ - ○ T11臨時編成チェック 王女親衛軍 騎士団 ××-Z-04 02-07 戦時消費ミス 160 戦時消費ミス 過剰 ×
https://w.atwiki.jp/take112/pages/11.html
免疫の意味論 多田富雄 青土社 1993年4月20日 第1刷 第1章 脳の「自己」と身体の「自己」 episode 神経管キメラ ニワトリにウズラの卵を使って、発生途上の胚の神経管の一部を入れ替える。しかし、キメラとなったニワトリはやがて衰弱して死ぬ。ニワトリの免疫系がウズラ由来の細胞を「非自己」の異物として認め、拒絶するからである。ところが、神経管移植の際にウズラから「胸腺」になる原基を取って移植すると拒絶反応は起こらない。 命題 「自己」と「非自己」を規定しているのは脳ではなく免疫系である。 解題 「自己」と「非自己」を識別するのは「組織適合抗原」であり、MHC(主要組織適合遺伝子複合体、major histocompatibility complex)と呼ぶ遺伝子群。人間ではHLA(human leukocyte antigen)抗原と呼ばれる。MHC抗原は、細胞の表面にあるタンパク質で、人間では少なくとも6種類の分子が知られている。MHC遺伝子は、人間では第六染色体上に集合して存在する。この6種類のタンパク質とその組み合わせをリンパ球系のT細胞が認識し、排除しようとする。 第2章 免疫の「自己」中心性―胸腺と免疫の内部世界 episode B.C.409年カルタゴはシチリアのセリヌス(現セリヌンテ)を攻略した。その後、シラクサを攻撃したがペストが発生し、B.C.406年には撤退。B.C.398年に再度シラクサを攻略したが再びペスト禍に遭った。前回でペストを耐過したシラクサ軍には病人が少なかったが、新しく編成したカルタゴ軍には患者が続出し、戦闘どころではなかった。 命題 免疫系からみた「自己」と「非自己」とは何か。 解題 人間では「胸腺(Thymus)」の重量は、10代前半で35gに達し、その後密度でみると40代で50%、60代で25%に縮小する。この胸腺からサプライされる細胞が(胸腺の頭文字をとって)T細胞と呼ばれるリンパ球であり、「非自己」を強力に排除するための免疫反応の主役となる。 T細胞は胸腺から出て行く段階で役割が決まっており、以下のものを含む。 ・ ヘルパーT細胞:免疫反応を増強させる働き ・ サプレッサーT細胞:免疫反応を抑制させる働き ・ キラーT細胞:細胞に取り付いて殺す これらのT細胞は、細胞の表面に「自己」と「非自己」を見分けるTcR(T細胞抗原レセプター、T cell receptor)分子を備えている。 T細胞は直接「非自己」を発見するのではなく、「自己」に入り込んだ「非自己」を認識するらしい。 例えば、アルブミンが人間の血液中に入った場合は、 ①マクロファージ(白血球系細胞)によって捕食され、分解される ②分解されたアルブミンの断片がマクロファージの表面に出てくる ③マクロファージ表面にあるHLA抗原(クラスⅡHLA抗原)は細胞表面と内部を循環しており、この過程でアルブミンの断片と結びつき、細胞表面に浮上(「抗原の提示」) ④T細胞が、TcRによりHLA抗原に付いたアルブミンの断片を認識 ⑤T細胞が活性化し、遺伝子が活動して様々な活性分子が合成され、最終的にアルブミンに対する抗体が合成される。 という機序をとる。 胸腺でのT細胞の製造 ①造血幹細胞が胸腺に入って分裂増殖を始めると、遺伝子が動き出しTcRの遺伝子がつなぎ合わされる。 ②TcRを持ったT細胞ができると(第一段階)胸腺上皮細胞上のHLA抗原を認識できるか、(第二段階)自己のHLA抗原と強く反応して排除してしまわないか、が試される。(96~97%のT細胞がふるい落とされる) 第3章 免疫の認識論―ネットワーク説をめぐって 命題 抗体について。B細胞の選択と教育のシステムは? 解題 抗体を作る細胞をB細胞(Bone Marrow=骨髄に由来)と呼ぶ。抗体分子をレセプターとしてもち、抗原を認識すると大量に抗体分子を合成分泌し始める。抗体分子は免疫グロブリン(Immunogloblin、Ig)というタンパク質に属し、H鎖(Heavy Chain)とL鎖(Light Chain)のポリペプチド鎖を持つ。 H鎖 V遺伝子(Variability)突然変異を頻繁に起こす(人間のH鎖には数百個) D遺伝子(Diversity)多様性(4個) J遺伝子(Joining)連結(4個) ネットワーク説(ニールス・K・イェルネ) 抗体分子はお互いに反応しながらひとつのネットワークを作っている。あらゆる「自己」は、「自己」にとって新しいものではあり得ない。(チョムスキーの生成文法論を引いている) 抗体がどのようにして「非自己」と反応するレパートリーを用意できるか、という問題についての回答を与えているが、一方で、反応の大きさ、方向性(正・負)・時間・質が決定されるかという問題についての回答にはなりえていない。また、T細胞やインターロイキンの研究が進むにつれて、固有の働きを持つ分子のエスタブリッシュメントシステムがわかって、ネットワーク説は急速に力を失った。 第4章 体制としての免疫―インターロイキン王国の興亡 命題 T細胞はどのようにしてB細胞の増殖、分化、成熟、タンパク合成を助けるのか。 解題 B細胞刺激因子としてインターロイキンが脚光を浴びた。 IL(interleukim、インターロイキン)=白血球(leukocyte)間の情報伝達分子。現在11種類が認められている。また、インターロイキンと同じカテゴリーに入る分子としてサイトカイン(cytokine)と総称されるものがある。 IL1 脳の発熱中枢に働いて発熱を起こさせることなど IL2 他のT細胞についてその増殖を促す(谷口維紹) IL3 造血細胞に働いて増殖と分化を促す(新井賢一) IL4 抗体のクラス転換に関与する(本庶佑) IL5 B細胞に抗体を合成するよう指令する(高津聖志) IL6 B細胞が抗体を合成する際の後期過程を指令する(平野俊夫、岸本忠三) 1つのインターロイキンは複数の反応に関与している。これは元々同じ元祖遺伝子の重複によって生じたことで、発現制御に共通の調節性エレメントを用いるためと解される。 インターロイキンの有する冗漫性と曖昧性の上「自己」は成立している。 第5章 超システムとしての免疫―自己の成立機構 命題 T細胞、B細胞、インターロイキンという別々の免疫細胞はどのようにしてできてきたのか。 解題 すべて、1種類の造血幹細胞と呼ばれる原始的な細胞に由来する。幹細胞は、胎児発生の過程で、まず肝臓内に出現し、出生後は骨髄中にある。この幹細胞がT細胞、B細胞、マクロファージなどに分化すると、細胞表面にCD(cluster of differentiation)分子と呼ばれる、特徴のある糖タンパク質が現れる。 造血幹細胞がT細胞になるかB細胞になるかは、細胞が分化する際の環境による。胸腺に入ればT細胞に、骨髄内のストローマ細胞が指令を行うとB細胞へ分化する。TcRのレパートリーもT細胞が成熟する環境によって決定される。免疫系は、単一の細胞が分化する際の場に応じて多様化し、流動的なシステムを作る。それからさらに「自己」に適応して多様化と機能獲得を行っていく。このような変容と自己組織化を超システムと呼びたい。 その超システムが機能するための条件として 1. システムの構成メンバーが十分に多様であること 2. 多様な要素が、自己言及的なやり方で補充可能であること 3. それぞれの構成メンバーが、単一あるいは複数の役割分担を持ち、相互調節関係を持つこと この超システムは、その構成メンバーに一定以上の障害・欠落が生じたときに破滅に至る脆さを持っている。その典型例がエイズと老化である。 第6章 スーパー人間の崩壊―免疫系の老化 命題 超システムの崩壊として、老化現象を考える。 解題 個体の老化は分裂能力の低下だけでは説明できない(造血・免疫系細胞は老人から採ったものでもよく増殖する。試験管内で適当な条件を与えるとほとんど永久的に分裂し続ける)。老化は分裂能力の低下や老化物質のようなものが重層的に様々な臓器で起こって超システムとしての個体を崩壊させる過程。 免疫系における老化:老人の方がインフルエンザにかかりやすく治癒も遅れる。胸腺の退縮にやや遅れて、T細胞系の免疫機能の低下が起こる。この抗体の生産能力が低くなる頃から、「自己」の細胞の核と反応するような抗体が作られ始める。この結果、結成中のIg(免疫グロブリン)の量は年齢とともに上昇する。「非自己」との中和抗体をうまく作れなくなるのはこのためである。 胸腺の加齢による退縮は、偏ったレパートリーの自己増殖と幹細胞から胸腺の選択・教育を受けることなくサプライされるT細胞が増える(自己との反応)ことで、超システムの原則が失われ、「自己」の同一性が崩壊する。 第7章 エイズと文化―RNAウイルス遺伝子の謀略 命題 超システムの崩壊として、エイズを考える。 解題 エイズウィルスの粒子は、ヘルパーT細胞の表面にあるCD4(糖タンパク分子)に結合する。結合したウィルスは酵素作用で被膜を脱ぎ、中身だけ細胞内に入るが、ここで逆転写酵素を使ってRNAをDNA(プロウィルス)に読み替える。このDNAが細胞核のDNAに入り込み、遺伝子の一部となって複製を行っていく。 こうしてCD4を持ったヘルパーT細胞が血液中からほとんど消失するとエイズが完成する。抗体は作られるが、結合する被膜のタンパク質をコードする遺伝子にはインフルエンザの十倍以上の速さで突然変異が起こるため、追いつけない。 人工的に作ったCD4を血液中に加えても急速に消失してしまう(試験管内ではうまくいく)。ウィルスに直接働くジオキシニクレオシド誘導体という化学製剤だけが臨床に応用されている。私とルナール純子氏は、人間の新鮮血清中に含まれるB因子と呼ばれるタンパクが、他の血清分子との協同作用でエイズウィルスに感染したT細胞の死を防ぐことを発見した。 第8章 アレルギーの時代―あるいは相互拒否の論理 episode イタリアのジローラモ・カルダーノは1552年、セント・アンドリュース大司教の喘息を往診することになった際、白鳥の羽毛が入った枕を取り上げることで、喘息を治癒した。 また、1902年モナコでクラゲの毒の研究をしていたフランスのポルチェとリシェは、きわめて少量のクラゲ毒でショック死してしまう犬がいることを発見し、アナフィラキシーショックを発見した。 命題 アレルギー(allos<変わる>とergon<力>の合成語)はなぜ増加したのか、その意味するところは何か。 解題 アレルギーの機序は以下のとおり(花粉症の例) 1. 粘膜に捕らえられた花粉のタンパク質が溶け出し、マクロファージがそれを貪食する。 2. マクロファージ表面上に浮き出てきたタンパク質の断面に対して、ヘルパーT細胞とサプレッサーT細胞が発見し、抗体を合成する。 3. この際、サプレッサーによる抑制が働かないと、アレルギーを起こす抗体の生産が高まる。 4. アレルゲンと反応したB細胞は、ヘルパーT細胞(IL4とIL5)の指令によって、抗体(IgE)を生産する。 (アレルギーを起こす抗体、IgEと呼ばれる免疫グロブリンは、1966年石坂公成、照子によって発見された。血清中の濃度は1cc中に1/100万gしかない。) 5. IgEは体内のいたるところにある肥満細胞と血液中の好塩基球(特殊な白血球)の表面に強固に結合する。(アレルギー準備状態) 6. アレルゲンと反応したIgE抗体は、肥満細胞と好塩基球に存在する毒性を持ったアミン化合物(ヒスタミン、セロトニンなど)を遊離する。 7. ヒスタミンは平滑筋を収縮(喘息)させ、血管を拡張し(血液成分が漏れて蕁麻疹が起こる)、メディエーターと呼ばれる分子を新たに合成し、分泌する。 アレルギーの発症差は、遺伝的(アレルギーを抑制する働きの方が遺伝する/九大 笹月健彦)に決定されている。 アレルギーの増加要因として、子供の鼻や喉の感染症の変化が重要と考える。青洟には多数の細菌があり、免疫系を強く刺激していたはずである。こういう化膿菌に対してはIgG抗体は作られるが、IgE抗体の生産は抑制される。抗原によってはIgG生産を促すTh1ヘルパーT細胞が選択的に刺激されるからである。 これまで共存してきた雑菌という本来の敵を失った局所の免疫系が、過剰の拒否の姿勢を示しているように見える。 第9章 内なる外―管としての人間 命題 人間を消化管という管を内腔とした巨大な管と見たとき、消化管の免疫学的意味について 解題 消化管粘膜下の血管の周囲、粘膜固有層には多くの免疫系細胞が分布するが、中でもB細胞が一番多い(全身のB細胞の70~80%が存在)。消化管は外部と接触する場であり(腸の内部は「外界」)、それに対応するための強力な免疫学的戦略が配備されている。 粘液には共通して抗体が含まれ、それも血液中には少ないIgAに属している。IgAは一日で4g(体重60kgの人)生産される。IgGが0.034g、IgMは0.008g、IgEは2/10万gであることから、IgAが突出して多いことがわかる。 免疫グロブリンには、IgG、IgM、IgA、IgD、IgEがあり、IgGとIgMは抗原の破壊白血球の遊走、炎症などの強烈な反応を起こす。これに対してIgAは炎症も起こさず、破壊もしない。アレルギーも起こさないが、大量に存在することで抗原を中和し、抗原が過剰に増えるのを抑えるといったゆるやかなバリアーを作っていると思われる。 消化管は、外界の異物を拒否するのではなく、「寛容」(特異的に免疫反応を起こさなくなる現象)になるための働きかけをしているらしい。 第10章 免疫系の叛乱―自己寛容と自己免疫 命題 自己免疫の意味について 解題 「自己中毒の恐怖」"horror autotoxicus"(自己に対する免疫は元々起こらないようにできている)と語ったパウル・エールリッヒ(1908年ノーベル賞)にかかわらず、ほとんどすべての臓器に自己免疫性の病気がある。 これは、T細胞ほどには、B細胞の自己反応性の排除がはっきりしていないこと、B細胞では抗原の刺激を受けるとIg遺伝子に高頻度で突然変異が挿入されることがある。にもかかわらずB細胞が自己抗体を作らないのはT細胞からの指令がないからだとされている。 しかし、試験管内での培養結果からは、T細胞は自己とも反応する。自己反応性T細胞は完全には消去されていない。T細胞の指令がないという以上に複雑なメカニズムが働いているらしい。 考えられものとして以下の2つを挙げる 1. 自己反応性のB,T細胞は過剰に存在する自己抗原と反応した結果、「無能力(アネルギー)」になってしまう。 2. 自己反応性T細胞がサプレッサーT細胞を強力に刺激し、自己破壊を起こさないようなメカニズムを働かせているらしい。 いろいろな自己免疫疾患が、特定のHLAの型と強い相関を示している。自己抗原が入り込みにくいHLA分子を持っている人では、自己反応性T細胞が呼び覚まされず、そういう形での自己免疫病は起こらないはずである。 第11章 免疫からの逃亡―癌はなぜ排除されないか episode イタリアの孤島サルディニアは様々な他民族に征服されてきたが、土着の民族性は2000年にわたって維持された。この要因のひとつに風土病がある。サルディニアには悪性のマラリアがはびこり、内陸までの征服を許さなかった。しかし、島民の方は地中海性貧血という遺伝病を持ったため(発症率で20%、遺伝子保有で70%に達する)、赤血球が変形し、マラリアが感染できなかった。 命題 なぜ癌に対して免疫系は積極的な抵抗をしないのか。 解題 なぜ、有効なマラリアのワクチンが開発されないのか。 マラリアの機序は以下のとおり 1. マラリアを媒介する蚊が人を刺すと、唾液腺の中にいたスポロゾイトと呼ばれる時期の原虫が皮膚に送り込まれる。 2. スポロゾイトは血液を通って肝臓に達し、そこで形を変えて増殖し始める。 (この段階で原虫はメロゾイトと呼ばれる) 3. 1個の肝細胞から4万個のメロゾイトが血中に放出される。(激しい発熱悪寒が起こる) 4. メロゾイトは赤血球に入り込み、何段階もの変化を起こしながら増える。 やがて赤血球は破裂し、さらにメロゾイトが新しい赤血球に感染する。 マラリア原虫は頻繁に形を変えるため、抗原性を変化させる。赤血球中にいる間は(赤血球にはHLA抗原は無いので)抗体もリンパ球も触れることはできない。放出されたメロゾイトの表面のタンパク質は深く折り畳まれた形になっていて、抗体と結合できる部分は露出していない。 癌に対する免疫は存在する。「自然」に存在するNK細胞(Natural Killer Cell)がそれである。癌細胞が出現しやすい消化管の上皮などではたくさんのNK細胞が集まっていることで知られている。NK細胞は正常の細胞とは微妙に異なった部分を見つけて細胞膜に穴を空けるような物質を吹き出して殺してしまう。NK細胞の機能は青年期に最も高く、40歳代で半減し、高齢者では著しく低い。 癌抗原の一部はHLAクラスⅠ抗原とともに癌細胞の表面に現れる。癌免疫が起こるためには、まず、癌抗原とHLAクラスⅠ分子が結合できるかどうかであり、その次に、ヘルパーT細胞(CD4T細胞)がHLAクラスⅡ分子に結合した癌抗原を認識する必要がある。さらに、癌抗原によってサプレッサーT細胞が刺激されないことが必要である。 これに対し、癌細胞ではHLAクラスⅠ分子が消えてしまう例がある。また、癌抗原のいくつかは人間が胎児の頃に作っていた分子であり、「自己」と認識されてしまう。HLAクラスⅠ分子に結合し、キラーT細胞によって「非自己」と認識されるような癌抗原は、実は著しく少ない。 癌遺伝子は、実は人間にもともとあった遺伝子を、ウィルスが自分の中に組み込んで持ち出したものであることがわかった。しかし、どんな小さな違いでも免疫系は発見することができるはずである。微細な変化部分を含むタンパクを人工的に合成してうまくHLAクラスⅠ分子に結合させられないか。またHLAを癌細胞に強く発現させられないか。サプレッサーT細胞の刺激を抑制することも考えられる。 第12章 解体された「自己」―再び「自己」について 命題 再び「自己」とは何か 解題 免疫系が見ている「自己」では、人間に寄生しているウィルス(内在性ウィルス)を「自己」の中に包含している。また、マラリア原虫や住血吸虫も「自己」と同様に扱う。これに対して自分の遺伝子でコードされているタンパクでも、甲状腺のコロイドタンパクなどは「非自己」として認識し、免疫反応を起こす。 免疫系が発生してくる環境に存在していた物質の総体が「自己」である、という回答もあるが、母乳タンパクなど、成熟した初めて作り出されるようなタンパク質があることから、これも否定される。 正確には免疫学的「自己」というものが存在しているわけではない。反応する「自己」、認識する「自己」、認識される「自己」、寛容になった「自己」というように、「自己」は免疫系の行動様式によって規定される。そうすると、「自己」というのは、「自己」の行為そのものであって、「自己」という固定したものではないことになる。現代の免疫学は、「自己」の行為が「自己」を規定するという部分について理解しようとしているのである。 (ねずみの同系統では移植できるが他系統には移植できないなど)移植が成立するかどうかを決定している因子は、組織適合抗原といい、最も強力な抗原を主要組織適合抗原、それを決定している遺伝子座をMHC(主要遺伝子組織適合遺伝子複合体)と呼ぶ。人間のそれはHLAである。 免疫は、ウィルスや細菌の感染防御にとりあえず成功している反面、自己免疫も決してまれな事例ではない。「自己」と「非自己」は互いに曖昧につながっている。それにもかかわらず「自己」の同一性はその時々で保たれている。その「自己」も、時とともに変貌する。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/30349.html
らいふあてんど【登録タグ VOCALOID ら ラスキー 初音ミク 曲】 作詞:ラスキー 作曲:ラスキー 編曲:ラスキー 唄:初音ミク 曲紹介 ラスキー氏 の5作目。 歌詞 ライフアテンド いつだって手の届くところに居る 鍵なんて無いよ ねえ そろそろ この日常に 少しは慣れても良い頃じゃない? 泣いてんの? そうやってまた楽なコールする手立てを覚えちゃって まあ結局愛おしさからか 過剰に手を差し出して まだ まだ まだ 君の存在に巻かれて 踊れそうなら この星の無い場所で さあ 宵の宴だ 夢現(ゆめうつつ)なら誰でも 目覚めの来ない 夢の世界の住人も 輪に誘っては 逃げないように ライフアテンド いつまでも君を守る檻があるわけなんて無いよ ねえ そろそろ この事態に泣き喚(わめ)いてみても良い頃じゃない? どうしても そうやってまた 楽な諦め方を覚えちゃうんだね まあ結局愛おしさからか 過剰に手を差し出して まだ まだ まだ 君の幻影に抱かれて 溺れそうなら その影の無い場所で さあ 宵の宴だ 夢見頃ならいつでも 目覚めの来ない 夢の世界の住人も 輪に誘っては 逃げないように さあ 宵の宴だ 夢現なら誰でも 目覚めさせない 夢を見るのは良いだろう? 終わらない 宵の宴だ 夢現なら誰でも 目覚めの来ない 夢の世界の住人も 輪に誘っては 逃げないように コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/46074.html
【登録タグ I VOCALOID 早蕨凪音 曲 鏡音レン 麟崇】 作詞:麟崇 作曲:麟崇 編曲:早蕨凪音 唄:鏡音レン 曲紹介 罪の玉座のその先に。 音源提供 yellow ch. イラスト 晶 動画 ツカダサオ 歌詞 (動画概要欄より転載) 夜に溶けていく 溢れた剥き出しの本能 眩しい闇に溺れ 罪の玉座に凭れ掛け 泡沫の夢に 行き場を失う感情の在処 痛みになって残り続ける 心に鍵を掛けた様にずっと 満たされる事も出来ずにいるまま 流れる只の日々に 疑問を抱くのなら 微熱を帯びた目が眩む夜に 消えない透明な罪を ねぇ…愛して?堕ちる快楽の果て 冷たい蜃気楼を抱きしめる様に… 突き刺す過剰なxxx 溜め息に混じるノイズに誘われ 悪魔の囁きに抗うこともできぬまま 孤独の楽園に 虚な人の形をした器 不似合いな自由という名の枷 陽だまりはもう求めない 煌めいた時は戻らない 凍てつく青白い炎で灰にして 全て無に帰して 鏡に映るボクは 別の誰かの様で 目を閉じた瞼に焼き付いたキミに… 消えない透明な罪を ねぇ…愛して 記憶の烙印の跡 冷たい蜃気楼を抱きしめる様に… 突き刺す過剰なxxx 溜め息に混じるノイズに誘われ 悪魔の囁きに抗うこともできぬまま 刻まれたこの罪と共に 孤独の楽園に… コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/josai/pages/16.html
基礎栄養学のページです。 合っているかわからないですが・・・一応 デンプンがαーアミラーゼによって消化されると生じる⇒グルコース 必須脂肪酸ではないが、神経組織や網膜の機能を正常に保つために必要である⇒DHA 欠乏すると創傷治癒障害や嗅覚障害をきたす⇒Zn 過剰摂取によって、頭蓋内圧亢進を引き起こす。⇒ビタミンA 脂溶性ビタミンであるが、過剰症はほとんどみられない⇒ビタミンE 糖質の摂取が多いとき、必要量が増加する。⇒ビタミンB1 ビタミンであるが対内でも合成される⇒ビタミンD 欠乏すると皮膚炎、下痢、中枢神経状を主症状とする疾病状態を引き起こす⇒ナイアシン プロリン残基水酸化酵素やリシン残基水酸化酵素の活性維持に必要である。⇒ビタミンC インスリンレセプターキナーゼの活性化因子であり、耐糖機能維持に必要である。⇒Cr 摂取不足によって、高血圧をきたす。⇒Ca アビジンと結合すると、小腸で吸収されなくなる。⇒ビオチン アミノ基転移酵素の補酵素である。⇒ビタミンB6
https://w.atwiki.jp/rankatyuuhigaisya/pages/14.html
中立のフリをしてランカageシェリルsageをする(例:俺どっち派でも無いけどシェリルはビッチだと思う・ランカをそこまで叩く事ないんじゃないかな) ランカに自己投影してるためランカが叩かれる=自分が叩かれていると思ってしまいアンチに過剰反応をする。 アルトを叩くのに最後はアルランがいいなどのアルトを優勝トロフィーとしか思って無い発言。 シェリルアンチスレで過剰なランカage 何故かランカアンチヲチ。ランカアンチ=シェリル厨しかいないと決めつけ、ソースの無いシェリル厨被害報告をし、注意するまともなアンチをシェリル厨・自治厨と決めつけ追い出す。 ランカファンスレで絵を無断転載、18禁スレを貼り、注意するまともなランカファンをシェリル厨・自治厨と決めつけ追い出す。 ランカに都合の悪い意見や普通のシェリルファン全てをシェリル厨と認定し攻撃 ランカ厨の悪行をシェリル厨がやった事にして叩くなど事実の捻じ曲げ、捏造。その挙句に「ランカ厨なんて見た事ない、いるのはシェリル厨だけ」と妄言を吐く
https://w.atwiki.jp/foodfon/pages/11.html
不飽和脂肪酸 スーパー等で売られている食用油の主成分。常温で液体。 3系統(オメガ3、オメガ6、オメガ9)に分類される。 必須脂肪酸 人間の体の中で合成できない脂肪酸=必須脂肪酸は、オメガ3系列のα-リノレン酸とオメガ6系列のリノール酸の二つです。皮下脂肪は飽和脂肪酸であり、体内で余剰の糖から合成できますので、食品中から飽和脂肪酸を取り込む必要はありません。 アルファ・リノレン酸 (オメガ3) <必須脂肪酸> ⇒ 不足気味。重要。 とても不安定で変化しやすい (酸化しやすい) DHA、EPA等 アレルギーやガンの発生を押さえる 現代の食環境ではα-リノレン酸は不足しています (100年前と比較すると20%しか摂取できていません) 魚や海藻類、野菜、種子、胚芽類(熱帯のものではないもの) 穀物の精白や肉食化でα-リノレン酸の摂取量が減っています。 DHAはオメガ3系の脂肪酸でα-リノレン酸から体内で合成されます。 酸化、変性しやすい 細胞膜の重要な構成要素である 脳、神経系の発達や働きに重要な役割を果たす ⇒ 脳神経系にはオメガ3、6系の脂肪酸が多く含まれ、特にオメガ3系の脂肪酸が重要な役割をしています。脳神経系の成長段階でα-リノレン酸が欠乏するとDHAが合成できず、十分な発達ができないことが分かっています。視力にも重要な役割があり、ぼけや痴呆にも関与していると考えられている。 アレルギーやガンの発生を押さえる 心臓病や脳血管病を防ぐ ⇒ 血中のコレステロールをコントロールしたり血液をさらさらにし、血圧を下げ心臓病や脳血管病を防ぐはたらきをします。 脳神経系に欠かせない栄養素 亜麻仁油、エゴマ油、シソ油 熱や光、酸素などによって変性する リノール酸 (オメガ6) <必須脂肪酸> ⇒ 過剰摂取が問題 オメガ3より安定性が高い 市販の油に含まれる割合が高い 紅花油 過剰に摂取するとアレルギーやガンの発生を助長します。 現代の食環境ではリノール酸は十分摂取でき欠乏することはありません。かえって摂取し過ぎています。 リノール酸の過剰摂取によって生成されるプロスタグランジンはアレルギー症状を助長するように働きます。 市販のドレッシングや、マヨネーズ(リノール酸系列の食用油から作られている) オレイン酸 (オメガ9) 安定性が高い。熱に強い。 オリーブオイル 菜種油 現代の食環境でα-リノレン酸が不足している理由 1) α-リノレン酸は反応性が高く保存性が悪い。 →ほとんどの食用油はオメガ6系のリノール酸かオメガ9系のオレイン酸が多い 2) α-リノレン酸を多く含む食品が食卓から減っている → α-リノレン酸を多く含む食品は、魚や海藻類、野菜、種子、胚芽類(熱帯のものではないもの)ですが、穀物の精白や肉食化でα-リノレン酸の摂取量が減っています。 明らかに不足しているα-リノレン酸ですが、その役割は非常に重要です。 植物油 オリーブ油 オレイン酸 (オメガ9) 82% / リノール酸 (オメガ6) 8% 紅花油 オレイン酸 (オメガ9) 13% / リノール酸 (オメガ6) 79% ごま油 オレイン酸 (オメガ9) 46% / リノール酸 (オメガ6) 41% 菜種油 オレイン酸 (オメガ9) 60% / リノール酸 (オメガ6) 24% / αリノレン酸 (オメガ3) 10% 現代人の油環境 1)油、脂肪の総摂取量が多い 2)オメガ6系のリノール酸の摂取量が多く、α-リノレン酸の摂取量が極めて少ない 3)有害な脂肪酸=トランス脂肪酸の摂取量が多い 油とガンの関連性 ●遺伝的にガンになりやすい系統のラットに5種類の油を与え自然にガンになる率を比較した研究では、 亜麻仁油( α-リノレン酸の含有率が高い) ⇒ 2匹 魚油 ⇒ 6匹 ラード(飽和脂肪酸) ⇒ 32匹 コーン油(リノール酸含有率が高い) ⇒ 60匹 紅花油(リノール酸含有率が最も高い) ⇒ 66匹 という結果になったと報告されています。 (1988年:ライナス・ポーリング科学医学研究所) その他にも同じような研究結果が多数報告されています。 これらの研究から、 オメガ3系とオメガ6系の必須脂肪酸バランスが重要 オメガ6系のリノール酸の過剰摂取がガンを起こしやすい ●紅花油は高リノール酸の油で、リノール酸が必須脂肪酸であったことから健康に良い油と宣伝されていました。しかし現在ではリノール酸の過剰摂取は発ガン作用を示すと考えられており、メーカーも「リノール酸が豊富に含まれる」と宣伝しなくなりました。リノール酸は多くの食品に含まれ、現代の食環境でも不足することはありません。 (リノール酸はごはん2杯半で1日の必要量が摂取できます) back Registration tag on this page health and foods ingredient info nutrition
https://w.atwiki.jp/trivia-mike/pages/2226.html
知恵ノート インターネット、通信 日本では人を殺した場合、正当防衛は認められないというのは事実ではない 2013/10/04 18 36 34 32092 シェア ツイート はてブ google+ LINE お気に入り知恵コレ なぜか、ネット上では、この知恵袋も含めて、 「日本では人を殺した場合、正当防衛は認められない」と強固に主張する人たちがいるようだ。 いや、確かに、それはまんざら「間違っている」わけではないのだが、 日本で人を殺した場合、正当防衛の適用がいろいろ法的に厳格なだけであり、 法理論的には「他人に襲われた場合は人を殺しても正当防衛が認められる」というのは日本の法律にはちゃんと生きている。 別に「認められない」わけではないのだ。 はっきり言って「日本では人を殺したら正当防衛は認められない」とはっきり言っている人は事実に反する事を言っている。 正確には「人を殺した場合、正当防衛が認められにくい」だけなのだ。 まず、よくある誤解に「正当防衛は主張する側が正当防衛だと証明しなくてはならない」という誤解があるが そんな義務は必ずしもない。正確には「正当防衛を主張する人物がいる人物を有罪にする場合、検察は正当防衛ではないと証明しなくてはならない」が正解だ。 なぜなら、そうでないと例え「実際に正当防衛であった場合でも、正当防衛だと証明できなければ有罪になってしまう」という法的不具合が生じてしまうからである。 こういうのを聞いて「おいおい、それだと正当防衛だとウソをついて罪を逃れる奴が出てくるかもしれなんいじゃないか?」と突っ込む人がいるかもしれないが、 日本の法律に限らず近代法は「疑わしきは罰せず」「例え百人の罪ある者を逃がそうと一人の罪なき者を罰してはならない」「無罪の証拠がない者が有罪になるのではなく、有罪の証拠がない者が無罪になる」が絶対原則なのである。 つまり「罪ある者が無罪になる誤審」はやむおえない事象として許されているが「罪なき者が有罪になる誤審」は絶対に許されないわけだ。 仮にこんな事例を想像して欲しい。 大学の助教授が研究室で女性の助手と2人でいるときに女性助手をレイプしようと襲いかかったとする。女性助手は助教授を突き飛ばして死なせてしまったとする。 これは法的には正当防衛だが、女性助手にとって正当防衛の絶対的立証は困難なのである。 だからといって近代法では女性助手を殺人犯として処罰して良い訳ではない。 それゆえに「当事者に正当防衛の立証責任」は必ずしもなく、このケースの場合、検察の側の方が女性助手を有罪にしたい場合は 「正当防衛だった」という女性助手の主張を証拠や理論で崩す義務が生じるのである。 あと、「正当防衛主張が認められなかった」=「完全有罪」というような誤解が世間にあるが、これも間違い。 正当防衛が認められない場合は「過剰防衛」として刑罰は大きく減免されるのが普通である。 殺人罪でも「執行猶予付き判決」なんてのはザラである。 つまり職場や周囲の理解があれば現在の職業を続けることも可能である。 「過剰防衛」というのは悪く思われがちな言葉だが、 実際は「あくまで防衛行為だが行き過ぎた」という意味である。 また、過剰防衛の場合は民事裁判でも交通事故のような「過失相殺」が取られるのでそんな致命的なことにはならない。 というか、そういう判例はあまり聞かない。 何故なら、そもそも正当防衛・過剰防衛で殺された側の人物は犯罪者なのであり、 正当防衛・過剰防衛で殺した人物も相手を訴えることは可能なのである。 例えば女性をレイプしようとして殺された人物の遺族が相手の女性を民事訴訟で訴えた場合、 女性の側も遺族を民事訴訟で訴えることができるわけで、 犯情からして、訴訟合戦になると遺族の側が赤字になると思われるからである。 まあ、そもそも、遺族は正当防衛・過剰防衛を行使された人物の犯罪行為を恥じて民事訴訟など行わないのが普通である。 ただし、警察に強盗犯として射殺された在日韓国人遺族が民事訴訟をした「石灯篭事件」という判例があるが、 それは日本人の考え方からは外れた行為だと思われる。 さらに別の事件として警官を轢き殺そうとした韓国人の強盗の車を撃って死亡させた事件があったが、これの韓国人の母親の裁判での怒りぶりは凄かった。 こういうのを見ていると、むしろ、日本人は「正当防衛」という判決に素直に従う民族だと考えられる。 akuhu2012さん 奇しくもこの事例は二件とも静岡県の事件ですが、意味はありません。私が知っていた正当防衛事例を調べるために「静岡 正当防衛」で検索したら、典型的な正当防衛事例が二件かかったので、見本に出しただけです。探せばもっと見つかるでしょう。 http //nakoyusa.blog42.fc2.com/blog-entry-872.html http //www.fukuishimbun.co.jp/nationalnews/CN/national/412875.html なお、これらの事件を検索すると、正当防衛判断に疑問を呈するブログなどが見つかりますが、それが正当防衛事例の難しいとこです。 正当防衛事件は普通は目撃者などがいないので「100%の証明」ができませんから状況を調べて裁判所や検察が判断するしかないのです。その時は「疑わしきは罰せず」の論理が適用されます。 それと、この二件が「女性対男性」であるように日本では確かに「女性対男性」以外のケースでは正当防衛無罪は難しいかもしれません。 続ノート http //note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n217394 ナイス 12 違反報告 プロフィール画像 ライター besankouteiさん その他の知恵ノート(76件) 英雄が時代を作るのではなく時代が英雄を作るのだ 淡路島はなぜ徳島県ではなく兵庫県なのか? 緑内障治療はまずは近場の眼科に行くことをお薦めします