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作品名:ジャッジメント/ブラッド 用語分類:種族分類 ジャッジメント/ブラッドに登場する用語。 吸血鬼の一種。 怪力と形態変化に特化した人狼。 詳細来歴 形態変化と怪力 弱点 元ネタ 関連項目 関連タグ リンク 詳細 来歴 現代では吸血鬼に分類された魔性過去では吸血鬼の源流の一つとされた。 吸血鬼の源流の一つにも数えられるが、現代では吸血鬼の側面の一つとして取り込まれ た魔性。 形態変化と怪力 形態変化と怪力を使う吸血鬼人から人狼への変身は形態変化とされる。変身以外のことにも形態変化は使える。 怪力は吸血鬼の中でも凄まじい能力を持つ。獣の身体能力に加えるため上がり幅が高い。 その驚異は単純明快。獣のごとき、ではなく、そのものと言って間違いのない強靭極ま る身体能力である。 弱点 致命的に銀が弱い体内に入れば即死亡。 どの弱点を持っているかを調べながら戦う現代の吸血鬼戦において最初から露呈している。 人狼には一点、致命的な弱点が存在する。 それが『銀』。 伝承においては有名。吸血鬼の弱点はここに影響を受けていると指摘されている。 元ネタ 人狼、ライカンスロープ(lycanthrope) 吸血鬼の伝承の一部には狼男から変化した者がある。 ギリシャ語で「狼男」を意味するリュカントロポスλυκάνθρωποςから来ている人狼の名称。 英語ではワーウルフやウェアウルフ(werewolf )、ドイツ語ではヴァラヴォルフ(Werwolf)、 ライカンスロープやリカントロープ(lycanthrope)、フランス語ではルー・ガルー(loup-garou)などと呼ばれる。 語源的には男性を意味する語だが、男女を問わず使うことが多い。 関連項目 吸血鬼 人狼の種族分類。 金狼化 銀の弱点を克服した手段。 関連タグ ジャッジメント/ブラッド 獣人 用語 用語(種族) リンク Wikipedia 狼男
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吸血鬼が多すぎる #02 学園が現れた。 ゴツゴツとした岩が転がり、乾いた風が吹き荒ぶ荒野に、西洋の城を思わせる建物が現れた。 高い石壁が城壁の如くそびえ立ち、大きな時計塔がセントラルキープの如く周囲を睥睨している。 堅牢そうなアーチ門───おそらくこれが校門だろう───の前に、一人の少年が立ち尽くしていた。 「……どうしよう……」 固く閉ざされた門扉を前に、少年──ダグラス・チェンバレンは途方に暮れていた。 *** 「さて、ダグラスくん。これからするあたしのお願いに、『はわ』か『はわわ』でお返事してね♪」 「……は……はあ……」 「はあ、じゃなくて、『はわ』だよ?」 「……は……はわ」 テーブルを挟んだ差し向かいで、にこやかに微笑む赤羽くれは理事長代理のお願いに、ダグラスは力ない笑みを浮かべて頷くしかなかった。 ダグラスはその日の授業を終え、帰宅の途に着こうとしていた。そこへ、くれはからの呼び出しが掛かかり、現在に到る。 「はわ、ありがと~! ダグラスくんも色々忙しいのに、ごめんね~」 「いえ、まあ……」 (……僕はロンギヌスですから……) だから、世界の守護者代行のお願いを断れるはずがないのだ。 学園世界へと転移してきているロンギヌスの数は少ない。ダグラスのように輝明学園秋葉原分校に通っている学生ロンギヌスと、たまたまスクールメイズに潜っていた者たちだけだ。 くれはの直属として極上生徒会に組み込まれたロンギヌスは、対侵魔・対冥魔のスペシャリストとして学園世界の各地に散っている。学生ロンギヌスは学業の合間を縫って任務についているので、忙しさだけなら柊蓮司にも劣らないほどだ。 これが元の世界ならば休学して任務に当たることもできるが、そこはやはり学園世界、なによりもまず学業が優先されるのである。 はい、お茶どうぞ───と、くれはが手ずから淹れた緑茶とお茶請けのおせんべいを勧められ、ダグラスは恐縮する。 「こういうのって本当は執行委員にお願いするんだけど、みんな忙しくってさ~。ついつい、ちょっと無理なお願いでも聞いてくれるロンギヌスの人たちに頼っちゃうんだよね」 はあ、と曖昧な返事をしながら、ダグラスは内心でため息をつく。 くれはのお願いとは、新たに学園世界に転移してきた学園への使者を務めてほしい、ということだった。 古来より使者というのは己の命を掛けた重大な任務である。それは、赴く先が学び舎に限定されているこの世界でも変わらない。 かつて陣代高校へと使わされた柊蓮司は、ロケットランチャーで狙撃された。トリステイン魔法学院では決闘を申し込まれ、死武専では解剖されかけた。 春風高校ではおかゆライスを振舞われ、エルクレスト学園では扱き使われ、麻帆良学園ではなぜか女子中学生に混じって授業を受けた。 要するに、ろくな目に会わないのだ。 こちらに転移してきたばかりの学校の人々は、当然のことではあるが、警戒心が強い。 話し合いの前に一騒動起きるのが当たり前、それを収めた上で極上生徒会との間を取り持たなければならない。 そこまで考えて、ダグラスはゴクリとお茶を飲み干した。 ───渋い。 はたして渋いのはお茶なのか、それとも今の自分の心持ちか───。 「じゃあ、お願いね。頼りにしてるよ、ダグラスくん!」 満面の笑みと共にそう言われてしまっては、もうどうしようもなかった。 *** ダグラスは大きなため息をついた。門扉を叩いても、大声で呼びかけても、なんの反応も無い。 外を恐れて閉じこもってしまっているのか───かといって、無理に押し入ることも出来ない。 一度の訪問で済ませてしまいたかったが、これでは仕方がない。明日あらためて出直してこよう───そう考えて踵を返した。 「動くな」 突然、横合いから声が掛かった。そちらを向くと、背の高い若い男が片手で拳銃を構えて立っていた。 咄嗟に両手を上げる。月衣を纏っている以上、銃は恐くない。抵抗の意志が無いことを示すためだ。 「何者だ」 低く短い誰何の声。男は銃を構えたまま近づいてくる。 (制服……? この学園の生徒かな?) ダグラスはそれとなく男を観察する。白いラインの入った黒いブレザー、赤いネクタイ、黒いスラックス───それはやはり制服に見えた。左腕に腕章を巻いているところを見ると、なにかの役職についているのだろう。 男は薄く青み掛かった銀髪を揺らしてダグラスに歩み寄り、絶妙な間合いで立ち止まった。遠すぎず、近すぎず。そこからならダグラスがどう動こうと的を外すことはないだろう。 「何者だと訊いているんだ……!」 何も答えないダグラスに苛ついたのか、男は眉間に皺を寄せて睨み付けてきた。紅い瞳がギラリと光る。 「あ───ぼ、僕はですね……」 男の剣幕に、ダグラスは一瞬気圧されてしまった。しかしすぐに気を取り直し、己の使命を全うすべく口を開いた───その瞬間。 うなじにチリチリと焦げるような感覚を憶えた。 男の指が銃爪に掛かるのが見えた。 本能に近い動作で月衣を開く。中から愛用しているプレートアーマーが飛び出し、瞬時にダグラスの身体を包む。 左腕の盾を構える。何かがそこに当たり、弾かれる。 ───銃弾だ。男の銃から放たれた弾丸だ。 連続で銃声が響く。ダグラスは盾を構えたまま駆け出した。襲い掛かる殺意の塊を弾きながら、近くの岩陰に飛び込む。 「出て来い、化け物」 底冷えするような声が聞こえた。男は距離を取って立ち止まったようだった。深追いはしてこない。戦い方を知っている。まるで狩人だ。 ダグラスは盾を見た。曲面の装甲に擦ったような痕が残っている。銃弾が月衣を突破した証だ。それはつまり、彼もまた常識外の世界の住人だという証でもあった。 「……出てこないならこちらから行くぞ」 「ま、待ってください! 僕の話を聞いてください!」 ダグラスは必死に呼び掛ける。自分は戦うために来たのではないのだ。 「貴様、ヴァンパイアだろう」 「え……?」 「牙が見えた。貴様はヴァンパイアだ」 「た、確かにそうですけど! 僕は人間の血を吸ったりなんかしません! だから……」 「黙れ。ヴァンパイアは殺す……!」 取り付く島もない。話し合いは絶望的だ。ならばこの場は───退くしかないか。 土を踏む音が近づいてくる。 ダグラスはひとつ深呼吸をした。 幸い、銃弾はこの鎧で防げる。露出した頭は盾で庇う。あとは鎧の継ぎ目に銃弾が当たらないことを祈るだけだ。 ダグラスが覚悟を決めて岩陰から飛び出そうとした、その時。 「ゼロっ!」 岩の向こう、男の後方から女の声がした。ゼロというのは男の名前だろうか。 「ゼロ、止めて!」 「どけ、ユウキ! そいつはヴァンパイアだ!」 岩陰から顔を覗かせて見ると、男と同じ制服をきた少女が銃口の先に立ち塞がっていた。 「ゼロ、落ち着いて! 理事長はこの人に会うって言ってるのよ!」 「どこの者とも知れないヴァンパイアを学園の中に入れて、何かあったらどうするつもりだ!」 「何かなら、もう起きてるじゃない! 今の状況をなんとかするためには外の情報が必要なの! それぐらい、ゼロにだって分かってるでしょう!?」 少女はなんでもないことのように男の前に立ちはだかっていた。銃を恐れていない……というより、男の事を信頼しているのだろう。両腕を大きく広げてダグラスを背後に庇っている。 ジリジリと続く沈黙───先に折れたのは、男の方だった。 「……勝手にしろ」 男は銃を下ろしてそっぽを向く。少女は、くるりとダグラスの方を向くと、勢いよく頭を下げた。 「ごめんなさいっ! ゼロが───うちの生徒が大変失礼なことをしてしまい、本当に申し訳ありませんでしたっ!」 「え、いや、あの……気にしてませんから、どうぞ頭を上げてください」 ダグラスは岩陰から姿を現し、少女の勢いに若干たじろぎながら応えた。 気にしていない、というのは本心からの言葉だった。この程度の事態は想定いたし、むしろ変にこじれる前に解決しそうで喜ばしいぐらいだった。 ダグラスの言葉に、少女は深々と下げていた頭を上げた。短く切られた髪がさらりと揺れる。大きな鳶色の眼で真っ直ぐにダグラスの瞳を見て、少女はホッとしたように微笑した。 「ありがとうございます。私は黒主 優姫(くろす ゆうき)といいます。あっちは錐生 零(きりゅう ぜろ)。この学園の───風紀委員です」 「僕はダグラス・チェンバレンです。極上生徒会───この世界の統括機関からの使者です」 「はい、その旨は聞かせていただきました。理事長がお会いになるそうです。これからご案内いたします」 ギギギ……という重い音を立てて門が開く。両脇に木々を従えた石畳が奥へと続き、その先に校舎が見える。 優姫がダグラスの方を振り返って言った。 「ようこそ、私立黒主学園へ───」 ← Prev Next →?
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正義の味方Ⅱ◆S8pgx99zVs 蹲る長門有希の目の前に突如として浮かび上がった四枚の花弁を持つ桃色の花。 それは吸血鬼の一撃を受け止めると、粒子となって舞い散り再び空気の中に姿を消した。 そして再び開けた彼女の眼前には、吸血鬼と対峙する真紅の外套を纏った男の姿があった。 彼女を襲った吸血鬼。そして今彼女の窮地を救った男。 どちらも彼女からすれば未知の存在だった。 単純な現象の結果として現れる生物ではなく、概念として現れる彼女達とはまた別種の存在。 長門有希は急激に展開する事の推移を、自身の回復を進めながら見守った。 意外な再会に吸血鬼は驚く。一度は逃した男。何故再び現れたのか? 「……また会ったな掃除屋」 皮肉めいた笑みを顔に浮かべる。以前と変わらないのなら、少女諸共この場で殺してしまえばいい。 だが、相対する男――アーチャーが吸血鬼の台詞を訂正する。 「今はただの弓兵――アーチャーだ」 ほう?と、吸血鬼が目を細める。実に楽しそうに。新たな玩具を手に入れた子供のように。 「どうやら走狗(いぬ)から人間に戻ったようだな。ならば私の前に立つに相応しい。 いいだろう――ならば弓兵よ。私は吸血鬼。名はアーカード。 貴様の弓でこの私の心の臓腑を撃ち貫いてみせろ。 兵の職務を果たしこの化物を見事狩りとってみせろ!!」 対峙する弓兵は己が獲物の正体に戦慄した。 ――アーカード。どの世界どの時代に於いてもその名が持つ意味は一つ――『真祖の吸血鬼』 成る程、只の吸血鬼ではないのだと弓兵は納得する。 陽光の下に立っていることから格の高さは窺えたが、遥かに予想を上回る存在。 少なく見ても三倍……それ以上だと彼我の戦力差を見積もる。 「どうした?かかって来ないのか?お前の獲物は此処にいるぞ?」 ぞわりぞわりと吸血鬼の身体がざわめき、長門有希から受けた傷が元の状態へと還っていく。 弓兵はその様子をじっくりと解析する。 身に着けていた着衣まで元に還す能力。それは再生や回復といった生易しいものではない。 どれだけの傷を負おうと易々と死ぬことを許されない彼らに課せられた呪詛の力。 真核から溢れる魔力による破損した部分を過去へと還す能力――復元能力。 彼らは人の形(かたち)をしてはいるがそうではなく、人の容(かたち)をした化物なのだ。 いくら刃を、矢を、銃弾を、魔法を叩き込もうともそれは水面に石を放り込む行為に等しい。 波紋起こし形を変えることはできても、それだけでは彼らの命には届かない。 「ここだ。此処を狙え弓兵。私を討ち滅ぼすにはここを――心の臓腑を抉るしかない」 吸血鬼が心臓の上をトンと指で突く。 そう。吸血鬼の根本的な弱点は過去現在未来一切変わらない。 呪詛と命の媒介――血液。それらを汲み出し送り出す心臓。そこを破壊すること。 あくまでそこが真の吸血鬼の本体なのだ。目に見える人の形はそれの映し出す影にすぎない。 ならばこの生存競争の参加の証明であり枷でもある首輪が頭と身体の間にないのも当然だ。 相手は強大無比な真祖の吸血鬼。ならば最大の奥義――無限の剣製で挑むか? 答えは否。固有結界を展開、維持するにはこの空間の魔力消費では大きすぎる。 吸血鬼を討ち取る前にこちらの魔力が底をつくだろう。ならば―― 弓兵は夢想する。この吸血鬼を倒し得る剣を。 自身の中にある無限の剣の中から目の前の吸血鬼を討ち取れる剣を探す。 重要なのは強さではなく属性。神格の高い英雄同士の戦いが常にそうであるように。 そして一本の剣を選び出す。 心の内に広がる風景の中からその一本を抜き出すと現実の手の中に投影を開始した。 その様を吸血鬼は興味深げに見守る。それが自身の願望を満たしてくれると切望して。 「……それが貴様の切り札か。成る程、らしい武器だ」 ――赤原猟犬(フルンディング)。 漆黒の螺旋剣。それと同じ闇色の弓が弓兵の手の中にあった。 弓兵は無言でその剣を弓へと番い、魔力を込めて弦を引く。 魂を命の糧とする怪異――魔の属性を持つ者との間では言葉を交わすことさえも消耗となる。 ただ剣によって応えるのみ。 「さぁッ!! その刃を見事私の心臓に突き立ててみせろッ!! 人間!!」 瞬間。赤い閃光が二人を繋ぐ。 ――ギイィィィ……ンッ!! 鈍い金属音を立てて赤い閃光――赤原猟犬(フルンディング)があらぬ方向へと逸れる。 吸血鬼の前には煙を吐く対化物戦闘用13mm.拳銃ジャッカル。 これでこの勝負は決着したのだろうか?――いやそうではない。 弾かれた矢が空に真紅の軌跡を残し弧を描いて舞い戻り再び吸血鬼を襲う。 これが、赤原猟犬(フルンディング)――必中の矢。 射手が立っている限りその矢は決して地に落ちない。 ――ギイィィィ……ンッ!! 再び金属音……、再び……、再び……、再び………… 必中の矢は繰り返し吸血鬼を――その心臓に突き立たらんと赤い軌跡を描く。 弓兵はその全身全霊を矢へと送り込む。 あの剣こそが吸血鬼狩りに彼が出した回答。選択。二の矢は無い。 この特殊な空間内において魔力の集中は激しい消耗を伴う。 残された時間は多くはない。後何度、あの剣に吸血鬼を襲わせることができるのか。 長門有希は目の前の、情報としても現象としても理解の及ばない戦いをただ静かに視ていた。 赤い閃光――追尾属性を持たされた矢があの化物を襲っている。 だが、それは肉薄する度に化物の持つ銃によって撃退されており、いまだ傷一つつけられないでいる。 目の前で矢を操る化物と同じ赤い男。彼と自分は化物を倒すという目的で利害が一致している。 ならば、この機に乗じて自分もまた攻撃を再開すべきではないか? だがしかし、自分の取り得る手段はもう残り少ない。 機関銃は失った。右手に残った拳銃の残弾も残り二発のみ。攻制情報も消費してしまっている。 何より身体の回復がまだ完全ではない。このコンディションは満足な戦闘行動を取るには不十分。 ――思いつく。戦闘に関連する情報としては下位に置かれていた一つの道具。 タヌ機と名前の付いたあの精神誘導装置。あれなら、あれならば動かずとも使える。 あれであの怪物の動きを止めることが出来たなら、止めは目の前の男が刺してくれるはずだ。 長門有希は僅かに震える右手を不自由に使い、デイバッグから眼鏡と尻尾を取り出した。 ――!? 吸血鬼アーカードは闘争の最中、突如として夕闇の荒野へと放り出された。 ――此処は。この場所は…… そう、この場所は吸血鬼にとって忘れられない場所。100年前――吸血鬼の最後の場面。 『――お前の負けだ』 銀の銃弾が吸血鬼の胸を撃ち抜く。鮮血が迸った。 そこにはマスケット銃を構えた一人の男がいた。 ――アーサー・ホルムウッド!? 『もう、お前の下僕は全て倒してしまったぞ』 再び銀の弾丸が吸血鬼を襲い、新しい傷からまた血が迸る。 吸血鬼を追い詰めるのは一人だけではなかった。 ――キンシー・モリス!? 『後はお前だけだぞ吸血鬼』 三度、吸血鬼が銀の弾丸に討ちぬかれ地面に赤い花を咲かせる。 さらにもう一人新しい男が現れる。 ――ジャック・セワード!? 『彼女はお前のものになんかならない』 四人目。最後の男がその手に白木の杭を持ち吸血鬼の目の前に現れる。 ――エイブラハム・ヴァン・ヘルシング!! 四人の狩人が吸血鬼に詰め寄る。 『もう終わりだ』『醒めない悪夢などない』『お前には何もないぞ』『哀れな不死の王』 ――私の負けか? 『そうだ。お前の負けだ』 最後の男が白木の杭を手に吸血鬼に詰め寄る。 その手を振りかぶり吸血鬼の心臓へ振り下ろした――が。 クックックッ……ハハ……HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA……!! 吸血鬼が哂う。声を上げて哂う。愉快そうに。そして不愉快そうに。 その手に受け止められた白木の杭は握りつぶされ幻と消えた。 ――この私相手に幻術とはやってくれる。だが! 吸血鬼に幻覚を見せることはできても、幻覚に魅せること能わず。 第三の眼によりバリバリと音を立てて幻が破られる。夕闇の広野も。四人の狩人も。破られ消え去る。 吸血鬼は悪夢より現世に帰還する。 弓兵は――狩人はただ吸血鬼を撃ち続ける。 矢を弾く金属音が鳴り止み、その音は肉を抉り、骨を砕き、血を吐く音へと変わった。 理由は解らない。だが、吸血鬼の迎撃は止まった。 ――好機! 倒れろ吸血鬼(アーカード)!! 赤い閃光を暴れ狂わせる。赤い螺旋が吸血鬼を解体していく。 消え去る前の一瞬の激しい燃焼。最早猶予は少ない。 だがしかし、魔剣が吸血鬼の心臓を捕らえるのもまた時間の問題。 ――吸血鬼の手首が飛びその巨大な拳銃が地面に落ちる。 ――腹を貫かれた吸血鬼が身体を折る。 ――吸血鬼の撃ち抜かれた肩から鮮血が迸る。 ――下肢を失った吸血鬼が膝を地に付く。 ――吸血鬼の頭蓋が吹っ飛び下顎が顕になる。 ――破けた吸血鬼の腹から内臓が零れでる。 ――吸血鬼の肺が破れ顕になった喉穴から血の泡が吹き出る。 ――腋下を撃たれた吸血鬼が独楽のように廻る。 血を、肉片を、骨の欠片を、脳漿を撒き散らし吸血鬼が踊る――踊る――踊る。 己が血で引いたラインの上で身の毛もよだつ死者のタップを踏む。 血を吹雪かせ赤い閃光と共に真紅の舞台を演出する。 そして今まさに狩人の矢が吸血鬼の心臓に突き立とうとしたその瞬間―― 暴風はピタリと止んだ。散った鮮血が霧雨となって地へと降り注ぐ。 そして、夕闇の世界から帰還した吸血鬼の哄笑が響く。 「クックックッ……ハハ……HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA……!!」 弓兵の放った矢――吸血鬼を討つ白木の杭は彼のその腕に捕らえられ砕けて消えた。 「”惜しかったな”」 頭の無い吸血鬼が喋る。 弓兵の放った乾坤一擲の一撃はあと僅かの所で絶命に届かなかった。 再びぞわりぞわりと吸血鬼が姿形を取り戻す。対する弓兵は疲労困憊。絶望的な状態である。 が――、 「いいぞ。人間。その目だ。その目だけがこの化物を追い詰める。 ――狂信か?猛進か?勇気か?蛮勇か?なんでもいい。一欠片でも力が残っているのなら、 諦めていないのなら、私の前に来い…」 弓兵は諦めない。いや、諦められない。 伝説の吸血鬼。それを倒すのはいつも力弱き人間だ。何故か? 吸血鬼。それを討ち倒すのに必要なのは力でなく物語。人が物語を起こし、物語が奇跡を起こす。 諦めが人を殺す。ならば引くことはできない。例え勝利の可能性が無に等しくても。 最後を目の前に弓兵は自分に課した役割を果たすべく背後の少女に話しかける。 「もう動けるようになっただろう?今のうちに君は逃げるんだ。今、君に機は無い」 ――機は無い。長門有希は考える。 事の成り行きを見守りながら両者の情報解析を進めていたが、結果は「UNKNOWN」 彼女には未知の文法で組み立てられており、解析を進めるには情報統合思念体による コンバートが必要と判断。だが此処ではそれは期待できない。 あの男――底知れぬ力を振り回す真紅の化物。 今もあの化物を見ているだけでチリチリとしたノイズが走り、傷ついた涼宮ハルヒの顔がフラッシュバックする。 ノイズが生み出す衝動で拳銃を持つ手に力がこもる。 だが、この拳銃の中にはもう二発しか弾丸は残されていない。 機関銃は失った。攻性情報も消費している。左腕の骨折の回復にも時間が掛かるだろう。 そして、タヌ機――これも決定打とはならなかった。 長門有希の中の大部分は未知の敵からの撤退を推奨している。勝機は無い。 しかし、情報の奥底から沸々と湧き上がり思考を乱すノイズがその選択を許そうとしない。 ――次はない。 それが葛藤する長門有希の今の結論だった。 それは人間で言う所の負け惜しみでしかなかったかもしれないが、 彼女自身は涼宮ハルヒの生命の維持を最優先とする冷静な判断だと自分自身を納得させた。 長門有希は静かに立ち上がると、今一度真紅の化物を目に焼き付けその場を去った。 弓兵は安堵する。 返事はなかった。だが少しの逡巡の後、彼女が場を去るのが気配で解った。 後は目の前の怪物に討ちかかることだけ。 デイバッグより”最後の剣”を取り出す。何時かの自分が作った無銘の剣。 ――なんの因果か。弓兵は想う。 全ての場所。全ての時代。一瞬でありまた無限でもある守護者としての戦い。 その那由多の果ての今この瞬間、自分は守護者でなく、自分でありながら此処に在る。 化物を、吸血鬼を、脅威を、死を前に。逃げる少女を、迷う少年を、幾多の弱者を背に…… そして手には”俺の剣”。あの時の剣が今この手の中にある。 あの時の俺が切望して止まなかったモノ。そしてあの時より絶望して已(や)まなかったモノ。 ――正義の味方。 時を越え、運命を越え、物語を越えて今此処に在る。 弓兵は無銘の剣を片手に吸血鬼に討ちかかる。 吸血鬼相手の近接戦闘。それはもう無謀とすら呼べる代物ではない。 剣戟を二度合わせた所で左腕が落とされた。数えて二度目になる。 だが諦めない。何よりも自身が望んだ奇跡が此処にあるのだ。 果てればまた苦い記憶として残るだけ、またはただ朽ちるだけかもしれない。 だからせめてこの刹那を魂に刻み込まんと剣を振るう。 ――素晴らしい。相対する吸血鬼は想う。 これが、これが人間の持つ可能性だと。これこそが化物を倒し得る唯一無二の白木の杭だと。 素敵だ。人間は本当に素晴らしい。 ――そして決着はついた。 吸血鬼は命の抜け殻を抱え想う。 彼の血。命の銀板。魂の記憶。 彼もまた無限の地獄を生きる化物であった。 だが、最後の瞬間まで人間を諦めてはいなかった。 その彼が振るう刃は吸血鬼を討ち取る寸前の域にまで達していた。 ならば何故自分が――化物がまだ立っているのか。 それは彼がその自らの望む者であることに拘泥したためだ。 そのため彼の物語は悲劇に終わった。 化物の悲願は果たされなかった。 化物に物語は無い。 できるのは化物を破滅させる物語を紡ぐ者を待つことだけ。 また永い時を闇の中で待つか?――いや、「お楽しみはこれからだ」 此処にはまだまだ化物を倒す物語を紡ぎえる存在が幾人も存在するはず。 例えば、夕闇の中で不義を見守るもの。 例えば、不完全を克服せんと抗う人形の少女。 例えば、己を知らぬ観測者。 時を置かずしてそれらと、または未知の何者かとあいまみえることだろう。 吸血鬼は哄笑する。 破滅の予感に。自らを打ち倒さんとする者の足音に。 「クハハハハハハハハハハハハハハ…… 来いッ!! 人間どもよ!! 私は此処にいるぞ!!」 吸血鬼は一頻り笑うと。 次の物語を待つために一度舞台袖へと姿を消した。 【E-3 市街地/1日目/昼】 【長門有希@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:疲労/微熱/左腕骨折/背中に軽い打撲/思考にノイズ/SOS団正規団員 [装備]:S W M19(残弾2/6) [道具]:支給品一式/タヌ機(使用済み) @ドラえもん [思考]: 1.ハルヒ達の下へと戻る。 2.怪我人達を治療するために病院へと向かう。 3.残りのSOS団メンバー及び仲間の知人を探し合流する。 4.アーカードへの対抗策を模索。武器となる物や手段を探す。 【アーカード@HELLSING】 [状態]:全身に裂傷(回復中) [装備]:なし [道具]:対化物戦闘用13mm拳銃ジャッカル(残弾無し)@HELLSING [思考]: 1.不愉快な陽光を避け日が落ちるまでは積極的には動かない。 2.だが、獲物の気配がすれば闘争に赴く。 【アーチャー@Fate/stay night 死亡】 [残り54人] [E-3 市街地にアーチャーの遺留品が落ちています] [道具]:デイバッグ(×2)/支給品一式(×2)/チャンバラ刀専用のり 時系列順で読む Back Birth&death Next 彼は信頼を築けるか 投下順で読む Back Birth&death Next 彼は信頼を築けるか 137 正義の味方 長門有希 180 Wind ~a breath of cure~ 137 正義の味方 アーカード 158 圧倒的な力、絶対的な恐怖 137 正義の味方 アーチャー
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時間 名前 殺害者 作者 死因 凶器 退場話 深夜 薬師寺 天膳 スズメバチ ◆zYMYRXvgaE 毒殺 スズメバチの針 能力制限には気を付けよう! 深夜 志筑 仁美 相場晄 ◆ZbV3TMNKJw 刺殺 間宮愛用のボウガン Decretum 深夜 南 京子 千手観音(宮藤 清) 竹中 射殺 燈籠レーザー 無題(2) 黎明 一方通行 スズメバチ ◆ZbV3TMNKJw 毒殺 スズメバチの針 男の世界は一方通行 黎明 ありくん 御坂 美琴 ◆ZbV3TMNKJw 消滅 超電磁砲(レールガン) 勝利へのV 早朝 巴 マミ 森の音楽家クラムベリー ◆ZbV3TMNKJw 魔女の頭部破壊 己の掌 Magia Record -真魔法少女大戦- (4) 早朝 レヴィ T-1000 ◆ZbV3TMNKJw 刺殺 T-1000の刃 Breaking The Habit 早朝 岡八郎 ぬらりひょん ◆ZbV3TMNKJw 射殺 光線 TOP OF THE WORLD(後編) 早朝 ぬらりひょん 岡八郎 ◆ZbV3TMNKJw 首輪の爆発 拳 TOP OF THE WORLD(後編) 以上9名【残り50名】 おまけ 名前 最期の言葉 薬師寺 天膳 「伊―――」 志筑 仁美 (さゃ...) 南 京子 (引く!引くんだ!) 一方通行 (...ンな泣きそうなツラしてんじゃねェよ、ガキが) 巴 マミ 「...っ...う、え、え、ぇ...」 ありくん なし レヴィ (殺った―――!) 岡八郎 (俺は7回クリアした男、岡八郎や!!) ぬらりひょん 「断る」 順位 該当者 人数 このキャラに殺された人 生存状況 スタンス 1位 スズメバチ 2人 薬師寺 天膳、一方通行 生存 ゆうさく限定マーダー 2位 相場 晄 1人 志筑 仁美 生存 マーダー(奉仕) 千手観音(宮藤 清) 1人 南 京子 生存 皆殺し 森の音楽家クラムベリー 1人 巴 マミ 生存 一般人限定マーダー 御坂 美琴 1人 ありくん 生存 対主催 T-1000 1人 レヴィ 生存 ジョン・コナー抹殺 ぬらりひょん 1人 岡八郎 死亡 皆殺し 岡八郎 1人 ぬらりひょん 死亡 赤首輪狙い 番外編 NPC死亡者リスト 時間 名前 殺害者 作者 死因 凶器 退場話 深夜 吸血鬼@彼岸島 宮本 明 ◆ZbV3TMNKJw 斬殺 ドラゴンころし 鉄塊 深夜 吸血鬼の吉川 ホル・ホース 銃殺 『皇帝(エンペラー)』の弾丸 鉄塊 深夜 トロール ガッツ 撲殺 丸太 壊れかけた玩具 深夜 名もなき吸血鬼 バラライカ ◆pmgezgfcp. 銃殺 トカレフ ちょっと危険なカ・ン・ジ 黎明 偽者だが参加者に協力的そうなHSIさん DIO ◆ZbV3TMNKJw 射殺 空裂眼刺驚(スペースリパー・スティンキーアイズ) 勝利へのV 黎明 ドノバン 岡 八郎 ◆ZbV3TMNKJw 殴殺 パワードスーツの腕 夢や愛なんて都合のいい幻想 早朝 死んだふりをしていた吸血鬼 シェンホア ◆ZbV3TMNKJw 斬殺 とんでもなく長ェ刀 不安 早朝 TNOK 雅 ◆ZbV3TMNKJw 斬殺 ブーメラン 戦線は下北沢にあり 早朝 KBSトリオ ぬらりひょん ◆ZbV3TMNKJw 圧死 大量の女の身体 戦線は下北沢にあり おまけ 名前 最期の言葉 吸血鬼の吉川 「い"が が が がが がヘェ」 偽者だが参加者に協力てきそうなHSIさん 「ま け な い で」 ドノバン 「ひっ、ちょ、ちょっとま」 死んだふりをしていた吸血鬼 「保て...あ、あれ、なんでオレの身体がそこに」 TNOK 「んだよその態度ォ。謝りに来たのか?ならまずはヨツンヴァインになれよ。あくしろよ」 順位 該当者 人数 このキャラに殺された人 生存状況 スタンス 1位 宮本 明 たくさん 吸血鬼@彼岸島 生存 吸血鬼限定マーダー 1位 ガッツ たくさん トロール 生存 危険対主催 2位 ホル・ホース 1人 吸血鬼の吉川 生存 生存優先 2位 バラライカ 1人 名も無い吸血鬼 生存 生存優先 2位 DIO 1人 偽者だが参加者に協力てきそうなHSIさん 生存 生存優先 2位 岡 八郎 1人 ドノバン 生存 赤首輪狙い 2位 シェンホア 1人 死んだふりをしていた吸血鬼 生存 脱出狙い 2位 雅 1人 TNOK 生存 愉快犯 2位 ぬらりよん 1人 KBSトリオ 死亡 皆殺し
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吸血鬼の始祖。吸血鬼の研究の過程で血統魔術を生み出した。 生前は血に何らかの力を見出した魔術師。後年は不死を求めて神様と契約を交わし、吸血鬼になった。 伝承にだけ伝えられる、「他人を吸血鬼にする」本物の吸血鬼(ストリゴイイ)。 現在は本能的な欲求だけが残った寄生体となって全ての吸血鬼の血液に宿っている。
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スキアカ 性別:女 身長:190cm後半 体重:標準より重め 好き:トマト、ナス、自転車 嫌い:ホラーな体験(お化け屋敷、肝試しなど) 遠い祖先に吸血鬼が一人いた為、半吸血鬼状態の女性。半吸血鬼の家系(父方)。アホ。 普段着として、タンクトップにツナギの上半身を脱いで腰で巻いた状態に太刀をさしている。 基本テキトーな性格をしている。勉強は出来るけどあまり考え事しない。1割の真面目。サボり性。 身体能力は一般人の上の中、怪我もするし風邪も引く。普通の人間と一緒。人間時は吸血鬼探知が可能。 生きている他人の血をコップ一杯分以上飲んだ時に吸血鬼の力を一定時間の内で発揮することができる。コップ一杯分の血なんてしょっちゅう飲めるものじゃないから、何かあった時は剣術で力の代用をしている。その剣術も師範レベルに近く、歩法が吸血鬼時の”普通の”移動に匹敵する。 現在は幼い頃から通っている剣術道場に自分の稽古と門下生の指導を行いにいきながら、隣町の(超小さい)サイクルショップの副店長をしている。因みに店員は全員で2人。 高卒直後、親戚のつてで国外の軍隊に所属したが、「サボれないじゃないか!」と言う理由で訓練兵で除隊。除隊の記念に新品の軍靴を宿舎から拝借(盗み)して現在使用中。当時の同期とは今も連絡を取り合っている。 もし人間状態で致命傷を受けて死亡した際、吸血鬼になる。しかし人間には戻れない。完全に戻れない訳ではないが前例が1件のみ。 吸血鬼化したらどうなるのか? とにかく笑わないし表情が滅多に変わらない。感情がない訳ではない。よくガンつける。 黒髪になる。髪が伸びる。てか浮いてるし自由自在。肌が真っ白。霧になれる(蝙蝠にはなれない)。服装が変わる。 速度、腕力がUP。回復力UP(首飛んでもOK、潰されるNO)。五感がUP(痛がりにもなる)。更に吸血で能力UP。 ひどく真面目になる。銀が絶対的弱点になる。真面目にサボる。目が冴えて不眠症なる。 死んでいる。 一人称「あたし」 二人称 「キミ」「あなた」「〇〇ちゃんorさん」(呼び捨てはしない。男性でもちゃん付け。年上はさん付け) 口癖「ワーイ!」←大体、サボり開始時に発する。 例 「店長~あたし、あがっていいですか?(キリッ」 「ワーイ!野球するする~」 製作者:ととむみ(@totomumi) 好き要素:吸血鬼、日本刀、高身長の馬鹿、軍服(軍靴)、つなぎ(作業着)、 使用制限: 制限は設けません。ギャグやR-18、キャラの崩壊、それらを含む過度な表現も大丈夫です。使用するにあたり製作者から一切口出しいたしません。
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※ネタバレ注意 ■史文恭介 本編の主人公。 森彼方市撫蘭高校2年。16歳。 メガネのヘタレで、ヒロインの神良深憂の事が好き。 史文家は代々吸血鬼狩りの家系ではあったが、彼にはその力の徴候は無かった。 しかし、隠された力が彼には存在している。 ■神良深憂 本編のヒロインで、恭介のクラスメイト。自称吸血鬼のハーフ。 これまで吸血鬼と騒がれては人間の世界で馴染めないでいたが、二年に上がった時に優しく接してきた恭介に好意を寄せている。 実際には吸血鬼の祖カーミラ・カルンシュタインの血筋の生粋の吸血鬼。 一度灰化したが、復活。 ミウ・カーミラ・カルンシュタインとしてアルター・トランシルヴァニア《第二のトランシルヴァニア》の建国を宣言する。 ■音無林檎 謎の転校生。実態は、バチカンの教皇庁が率いる特務機関『抹殺者達《Negators》』の吸血鬼討伐部隊・第十三部隊の隊長。 見た目の年齢は18歳だが、実際の年齢は118歳くらいになる吸血鬼。 副官のロナルドを「ロニ」と愛称で呼び、彼と男と女の関係にある。 ■ロナルド・ジェイムス・ディオ 森彼方市撫蘭高校に医者としてもぐりこんだが、実際は『抹殺者達《Negators》』第十三部隊の副隊長。 年齢は28歳。 ■史文陽子 恭介の妹。オカルト研究部部長。 実際には夜の棲人の世界で「黒の姫君」という通り名を持つ吸血鬼の貴族階級序列二十八位の吸血鬼のハーフ。 史文家の吸血鬼狩りの力は彼女が色濃く引き継いでいると思われる。 『黒鍵』と呼ばれる吸血鬼にとって脅威となる封印物を解放する運命を背負っている。 ■姫帝 吸血鬼の祖、吸血鬼の序列第一位である大吸血鬼カーミラ・カルンシュタイン。 深憂の祖母にあたる人物であるが、今のところ詳細は不明。 ■岡田道彦 バカでスケベな恭介のクラスメイト。 衝撃的というか最悪すぎる告白の後、渡辺結子と結ばれるが、その後結子は失踪してしまう。 ■渡辺結子 恭介と同じクラスの女子。道彦と付き合うことになったが、失踪してしまう。 ■カイン 抹殺者達《Negators》第十三部隊第二班の班長でスイス人。 灰と化した深憂の体を回収。 ■金内環 撫蘭高校の国語教師。恭介のクラスの担任。 実は作者が以前書いていた作品のキャラクターの使いまわしで、その作品から数年後の姿というのは裏設定。
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種類:シャツ 装備可能クラス:PKEWDRI AC-0 重さ:5 材質:布 特殊:交換不可、STR+1 本来の名称は「(所持者の名前)の腕力のTシャツ」となっている。
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オリヴィアは税血の献納を拒んだ村を容赦なく見せしめにした。 Olivia was quick to make an example of any village that refused to pay her blood tithe. イニストラード:真紅の契り 彼女は悲惨なまでに蒼白だった。唇や歯茎からさえも赤色は失われてしまったようであり、顔の骨もくっきりと浮き出ていた。彼女の呼吸は見聞きするのも苦痛だった。 She was ghastly, chalkily pale; the red seemed to have gone even from her lips and gums, and the bones of her face stood out prominently; her breathing was painful to see or hear. イニストラード:真紅の契り 【M TG Wiki】 名前
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対訳 ActⅠ ActⅡ ActⅢ-1 ActⅢ-2 ActⅣ rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 04a91095.52a5fed9.099b93b6.2566fa26 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId= 0 ;rakuten_size= 200x200 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= off ;rakuten_auto_mode= off ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ;rakuten_ts= 1649370943387 ; Blogs on 吸血鬼 マルシュナー《吸血鬼》 吸血鬼とは 吸血鬼の52%は真空で出来ています。吸血鬼の33%は根性で出来ています。吸血鬼の7%は言葉で出来ています。吸血鬼の4%はカテキンで出来ています。吸血鬼の4%は野望で出来ています。