約 85,542 件
https://w.atwiki.jp/genshikenss/pages/158.html
卒業式前日・後編 【投稿日 2006/02/16】 卒業式シリーズ コン、コン。 「入るよー」 春日部さんの声だ。 ガチャリ。ドアが開き、笑顔で春日部さんが入ってくる。 「高坂待ったー?あれ、斑目?久しぶり。アンタまだ部室来てたの?」 「あ…ああ、うん」 動揺を隠せない斑目。 (何じゃ、このご都合主義な展開は!?) 驚いている横で、高坂はすっと席を立ち春日部さんに向かって言う。 「咲ちゃん、僕トイレ行ってくるね。ここで待っててくれる?」 「ん?わかった。待ってる」 春日部さんと入れ替わりに部室を出る高坂。 机の上にカバンを置き、斑目の左の椅子に座る。 その間ずっと心臓バクバクの斑目。 「はー、明日で終わりだと思うと、この部屋に来れなくなるのも名残惜しい気がするね」 「………へーーー!春日部さんの口からそんな言葉が出るとはね!」 「何よ。似合わないって?何だかんだ言っても4年も出入りしてたわけだし、情が沸くのも当然じゃない?」 「ま、そうだな」 「だからあんたも未だにココ来るんでしょ?」 「あ、ああ、まあな」 …それだけじゃねーけど。 「でも春日部さん、高坂がいなかったらこんなに通わなかったっしょ?」 「そりゃ、そうだけどさ」 「…卒業しても高坂と仲良くやれよ」 「え?あんたらしくない言葉。どうしたの?」 「いやハハ…明日から会えなくなるし、感傷的になってんのかなー…」 「大げさねえ、一生会えなくなるわけじゃないし」 「…でももうあんまり来ねーだろ?」 「当たり前じゃん。誰かと違って忙しくなるからね」 「………」 「…? どうしたの。本当に変だよ」 「いや俺…春日部さんに言いたいことが」 「は?何、改まって。前フリ?ツッコんでやるから言ってみな」 「……………謝ろうと思って」 「え?」 謝る?斑目は自分で言った言葉に驚いていた。 「俺、口悪いから色々嫌なこと言ったかなーって…特にあの、活動停止で、部室使用禁止になった時とか」 「うっ…思い出させんなよ」 「いやあの、あの時俺ちょっと言い過ぎたからさ」 「はぁ?何よ今さら。そんなこと気にしてたの?」 あの時。 泣かせておいてただオロオロしていた自分と、フォローしてみせた高坂。 自分のふがいなさに改めてヘコんだ。 「俺、春日部さん好きだったのに、あんな言い方して…」 「え?」 「だから、その…悪かったなーと……」 最後の方は声が出なかった。 ………言っちまった!!! うわ、顔が上げられねえ… 「………へっ?え!?」 驚く声。春日部さんの顔がまともに見れない。 「え?あ、ああー…そんな気にしないでよ…ってそうじゃないか。え? あんた私のこと好きだったの?」 「……………」 「……………」 沈黙に耐え切れなくなり、斑目は勢いで喋りだした。 「………やーーーその、ねえ!それはいいんですよ!別に俺二人の邪魔したいとか思ってないし! ただ単に、その…もう会えんからね…」 「………」 「…………いや、スマン…」 言わなきゃ良かったかな…春日部さんを困らせるぐらいなら… 「…そんな、謝らないでよ。それにこっちも謝りたいことあるし」 「…へ?何を」 思わず顔を上げる。 「よく口ゲンカしたじゃん、オタクがどうこうって。…アレ、八つ当たりだったんだよね」 「…八つ当たり?」 「コーサカにはぶつけられない疑問とか苛立ちとか、全部アンタらにぶつけてたからさ。 …昨日、コーサカと初めて喧嘩したんだ。その時コーサカに言われたんだ。 やっと僕に向かって不満を言ってくれたね、って。 そう言われて、初めてそのことに気がついたんだ。 でもこれからもコーサカとやってく以上、それじゃいけないなあって。 …だからまぁ、アンタには迷惑かけたかな、って」 「いや別に迷惑じゃねーし。口ゲンカもある意味楽しかったしな」 「アハハ、そうだね」 「まーお互い様ってことで、気にすんな」 「………その、気づかなくて悪かったね…」 「へっ!?いや、それもまあ、気にすんな!!」 「…悪い気はしないかな?アンタに言われるなら」 「え!?いや、は、ハハハハ…」 「あははは…」 二人して照れ笑い。 「……まぁ俺、良かったよ。春日部さん好きになって」 さらっと言ったつもりだったが、ふと見た春日部さんの顔がみるみる赤くなっていく。 「…へ?」 うつむいてしまった春日部さんを見て何事かととまどう。 その時、ポン、と春日部さんの手が斑目の左肩に乗る。 思わずビクッとする。 「……こんな風にしか言えないけどさ。ゴメン」 下を向きながら申し訳なさそうに笑う。 肩に乗った手はすぐに離れた。 一瞬の温もり。余韻。 触れたい… 唐突にそう思った。 抑えていた感情が一気に膨れ上がる。 ブルルルルルッ ブルルルルルッ 突然くぐもった音が響き、二人はビクッとする。 「……あ」 春日部さんは、机の上に置いたカバンの中から携帯を取り出す。 「コーサカからメール…」 「あ?あーー、そう」 『コーサカ』の名前に、一瞬後ろめたいものを感じる。 しかしさっきから、何でこんなにタイミング良く… 「そういや、トイレ行くって出て行ったきり戻ってきてないな」 「あっ…そだね」 「………高坂、何て?」 「校門で待ってるから、話が終わったら降りてきてね、って」 春日部さんは慌てて立ち上がる。 「じゃ、ゴメン、私行くわ」 「ん」 「今日、話できて良かったよ。…明日の卒業式には顔出すんでしょ?」 「おう、そのつもりだけど」 「…じゃ!また明日!」 「ん、じゃあな」 バタン。ドアが閉まる。早足で遠ざかる足音。 しばらくの間呆けていた。 さっき一瞬だけ、肩に手を置かれたときの感触を思い出す。 俺あの時なんて思った?思い出して赤面する。体中が熱くなる。 (…引かれなかったな。高坂の言うとおり) 深い安堵のため息をつく。 そして気づいた。心がすごく軽くなっていることを。 校門の外にいるコーサカを見つけ、早足で歩いていた咲は走り出した。 「おかえり」 「へ?」 おかえり?コーサカの言葉の真意がわからずとまどう。 二人はゆっくりと歩き出した。 「…あの、さっきのメール…話が終わったらってあったけど、ドアの外で聞いてたの?」 「うん、というか知ってたんだ。斑目さんの気持ち」 「えっ、そうなの!?………あれ?…今日呼び出したのって…」 何やら考え始めた咲が気づく前に、コーサカは答える。 「僕ね、斑目さんにきっぱり諦めてもらおうと思ったんだ」 「え…」 「咲ちゃんのことを」 「………なんかコーサカらしくないね」 「そう?僕は僕だよ。自分のしたいように行動しただけ」 「だからって、なんで斑目に告白…?」 「そしたら、咲ちゃんがスッパリ振ってくれると思ったから!」 「…………………」 「ん?」 「…コーサカも、ヤキモチ焼くこととかあんの?」 「あるよ」 コーサカはいつもの笑顔で即答する。 「…へえ、コーサカがねえ…」 ふだん分かりにくいコーサカの感情を垣間見れたことに、喜びがこみあげてくる。 「コーサカ」 「ん?」 「私のこと好き?」 「好きだよ、咲ちゃん」 自然に手をつなぐ二人。 それ以上何も言わず、二人はゆっくりと歩いていった。
https://w.atwiki.jp/taitoku/pages/75.html
2008(平成20)年度卒業の漫画劇画部員は、ここに名前を登録して下さい。 メンバー 一宇 K.Y.O nodoca
https://w.atwiki.jp/psmovie/pages/584.html
卒業おめでとオフ CV 卒業おめでとオフ CV 主催:ZYAVUXA 編集:ZYAVUXA 公開日:2009.3.22 出演者 ZYAVUXA モナチョ rise ZUNDA(narita) kaiser dAmi- A-tarime ZUMI(苔死) bun Frederic Kaidan MeGaNe
https://w.atwiki.jp/tkoolmvtcontest2022/pages/42.html
概要 タイトル名 勇者学校の卒業課題(ユウシャガッコウノソツギョウカダイ) 作者名 にかのる(eisi)(ニカノル) 機種 PS4 作品ID 751 制作年/月 2022/6 部門 長編 ストーリー グラフィック 世界観 プレー時間 4~5時間 作品PR ヨワヨワの主人公が最強の仲間たちと世界を救うという勇者学校の卒業課題に挑む! 実況動画 一言コメント バグ報告1:主人公弱いからって死んだままにしておくと唐突にイベントで1人行動になった時にゲームオーバーになるので注意 バグ報告2:EXエーテルの説明文が無く、使用するとMPがゼロになる 作者です。バグ見つけて下さりありがとうございます!善処したいと思います。 動画を拝見していて思ったのですが、もしかして、ルルエ様が最後に重要人物たちに大切なことを言い渡すシーン、マップ右下の王女ちゃんは忘れ物でしょうか…? 忘れものです。テストはかなりしたのですが、バグはありますな。。すみません。もー! ヒロイン喫茶でのイベント後、暫くしてもう1度2階へ行ったら同じイベントが繰り返され、そのまま画面が暗くなり進行不可になりました。 すみません…(土下座 三層の世界が独特。完全な調和ではなくて、複雑な状況でも前進するのが見応えありました。 ネタバレあり掲示板コメント 掲示板コメント matsudakeita さん # 9 2023年06月14日10時18分 動画で視聴しました! コミカルでシリアスで体感時間が本当に短く感じるくらい面白かったです! 仲間側、敵側、その他と登場人物も多いのにそれぞれキャラが立っていて きっとプレイヤーさんみんなにお気に入りのキャラができる作品ですね。 僕は炎の王くんが好きです。 誰かを想っての行動原理をみんなが貫いて生きているのも印象的でした。 XAE12sM7Qq5AfWT さん # 8 2023年04月05日14時29分 異性愛、同性愛を含め何でもありの 愛情模様。堪能させていただきました。 果てしなくコミカルなのにしっかり地に足ついていて感動させてくる。のっけから主人公と他キャラとの掛け合いがフツーのゲームとはひと味もふた味も違うぜ!というシナリオでめさ面白かったです! luna_le_air さん # 7 2023年04月02日02時28分 【Twitterからの再掲感想です】 実況視聴させて頂きました! 笑いドコロ盛りだくさん、かつ、心がすごく揺さぶられる「愛」の物語でした? 弱いけど皆の中心にいる主人公 憎めなくて愛情たっぷりの主人公パパが好きです! Ev2rUYa9T0O1eWr さん # 6 2023年01月12日13時29分 響さんの実況で視聴しました 勇者学校の卒業課題として 「7人の仲間を集めて、何でもいいから世界を救う」 という課題をこなす 何でもいいからって・・・w 主人公はめちゃヨワなので 仲間強いやつ集めてがんばろ~って ゆる~い感じでストーリーは始まる で、仲間を集めてる間に 世界の存亡をかけた戦い(?)に巻き込まれ 結果として、先生から言われた世界を救うというようなお話 感想ですが まず、キャラクター 仲間になるキャラもそうですし 敵キャラもみんな個性豊かで面白い サキュバス3姉妹が面白くて 2回目の登場の時に「あっ、あいつらか」と さらにイベント戦でのやりとりで 笑って見てましたw あとは最重要キャラの親父+あにき ※あにきは響さん命名の土の王 こいつらのあほなやり取りで世界は滅亡の危機 こういうバカっぽいのって なんかツクールらしさがあって 個人的にはめっちゃ好きです とりあえず親父は出てくるたびに 笑かせて去っていくのでしたw チューチューパーティーとかアホの極みですねww マップを移動したり、 ダンジョン進んだりはありますが、 雑魚敵は出なくイベント戦闘のみで それも演出に使われてるという感じで 負けることはないレベル というか、主人公以外が最強な方々w 最強剣士に魔王、元勇者等々 見ていて楽しかったです 制作お疲れ様でした deepsukiyaki99 さん # 5 2022年09月16日07時22分 クリアしました。 ちょっと頼りないけど味のある主人公が、卒業課題をこなすために最強の仲間を集めていく物語。 さまざまなキャラが登場して、それぞれにドラマがあります。 笑いあり涙あり、なかなか熱いストーリーで見ごたえがありました。 ちなみに僕はロビン父ちゃんが好きです。 僕のツボに入るイベントがあって、おもわず爆笑してしまいました。 素晴らしいゲームをありがとうございました。 shikushiku_36 さん # 4 2022年09月07日06時04分 勇者学校の卒業課題 クリアしました。 総プレイ5時間程です。 モテるけど戦闘においては全く頼りない珍しいタイプの主人公と、多くの仲間達で繰り広げられるコミカル シリアスな作品でした。 本作の魅力として挙げられるのは個性豊かなキャラが多く、演出に凝っているところです。 凄く動きます。 またマップも色とりどりで歩くだけでも楽しめました。 シナリオも昔のギャグ漫画を連想させるような内容で、時には重たいお話もあります。 戦闘は主にイベント戦のみで、全滅する事は多分ないと思います。 コミカルなノリや女性キャラをゴリラと呼んだり、最終戦の熱い演出等、自作のトイ冒険記に共通する点が多かったのも好感が持てましたね。 少々過激なセリフもありましたが、とても楽しめました! キャラはダメ親父がお気に入りです。 キャラの名前も1人1人自分で決められるのも僕の中では新鮮でした。 どういう名前にしたかは秘密です。 「世界の元素が親父の酒代に消える」というセリフは本作での名言だと思っております。 制作お疲れ様でした! 楽しませて頂きました! ゲスト さん# 3 2022年07月20日15時45分 クリアしました。 何回、泣くほど大笑いしたかわかりません。すごく楽しかったし面白かった! 思わず泣いてしまう場面も少し。でも所謂オナミダチョウダイ系の安っぽさは全くありません。 生命や他者のこころや事情を軽んじることのない作品です。 まとまりのある、すっきりと心に優しいEDでした。 Rigaldo440 さん # 2 2022年07月11日22時40分 クリア時間5時間半~6時間。シリアスなテーマでありながら、コミカルな展開が混ざっていて終始面白かったです。マップが綺麗で演出も見事でした。 イベント戦闘も楽しかったです。 僕はグライアが好きです。 jyefkusuri2 さん # 1 2022年06月18日00時05分 勇者学校の卒業課題 クリア4時間 人望だけはチート級の主人公が最強の仲間を集める話 最後まで予想できない展開でした。こう繋がってくるのか、と 重い話を挟みつつも、一転二転と出来事が大きく膨らんでいく様に思わず笑ってしまいました 作中では多種多様な色んな愛の形が表現されている 中でも主人公親子の親子愛が印象的でした 親子って最も濃密な関係だからこそ、最も厄介にもなりえるし、最も無償の愛を注げる対象にもなりえるんだなあと 一方で人を狂気に駆り立てたり、何にも屈しなかった人を破滅へ追いやる強い力を持っているのも愛なんだなと 時折胸に来るような場面もあり、色々考えさせられました コミカルなパートでは内気だけど世界最強な子が無双する場面が特に好きでした 重い話もありますが、教訓的な押し付けもないですし 最後はスッキリ面白かったー!ってなりました 楽しかったです。オススメです( ;∀;)
https://w.atwiki.jp/1548908-tf3/pages/1098.html
大徳寺:私からの卒業試験 後期 解説 《【】》デッキ。 攻略 合計42枚+00枚 上級03枚 溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム×2 冥府の使者ゴーズ 下級10枚 スフィア・ボム 球体時限爆弾×3 魔鏡導士リフレクト・バウンダー×3 メタモルポット ものマネ幻想師×3 魔法15枚 大嵐 光学迷彩アーマー サイクロン 死者蘇生 終焉の焔×3 スケープ・ゴート 団結の力 月の書×2 早すぎた埋葬 ハリケーン 光の護封剣 フォース 罠14枚 アヌビスの裁き×2 クローン複製×2 激流葬 死霊ゾーマ×3 聖なるバリア-ミラーフォース- ディメンション・ウォール×3 物理分身 魔法の筒 エクストラ00枚
https://w.atwiki.jp/shudosohma/pages/19.html
*大将の卒業への道程 早速の課題 鬼の管理人さんから早速宿題をもらいました(-_-;) 調べたことについて少しづつでもUPしていこうと思います。 ☆メニュー 大将|トップページ|大将の読書ページ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/122.html
「卒業生、退場!」 体育館の厳粛な空気から開放される途端一斉に喋りだす生徒たち。 笑ってる生徒、泣いている生徒、実に様々だが全員今日をもってこの学校から卒業するのだ。 それぞれ仲が良かった先生やお世話になった先生のとこに行き話をしたり、写真を撮ったりしている。 真「ええ・・・あなたも・・・元気でね。ん?渡したいもの・・・?・・・これは、ク、クンクンTシャツ!?」 水「うふふ。次の写真の人はだれぇ?」 薔薇「え・・・そ、その、こ、こちらこそ、お世話に・・・なりました・・・はい、 その調子で・・・これからも、頑張って下さいね・・・」 蒼「え~・・・こ、こんな色紙なんか・・・わ、わざわざありがとう、みんな・・・」 そんな輪から少し離れて静かに見守っている影があった。 翠(はぁ・・・結局、全員に楽しい授業だったと言わせられなかったです・・・) 寂しそうな顔で校庭の隅から見ている翠星石はどこか切なげだった。 翠(確かに、家庭科なんて英語や数学に比べりゃ印象薄いし、私自身のことも 好きな奴だっていねーだろうし・・・まぁ、予想してたですけど・・・) してたけど・・・それでも数人は自分のもとにもにきてくれると思ってた。 しかし実際は誰も翠星石のことなんか目もくれず担任の薔薇水晶や、男女共に人気の蒼星石、 男子のみから絶大な人気の水銀燈のもとに行ってしまったのである。 予想はしていたとはいえ、実際になってみるとやっぱりキツい。 翠(これ以上ここにいてもしょうがないし・・・先に職員室で紅茶でも飲むです・・・) とぼとぼと輪から離れ一人職員室にむかうのであった。 翠(ふぅ~・・・やっぱし静かなのが1番です・・・) 紅茶を飲みつつ雛苺の机にあったお菓子をぼりぼりと食べる翠星石。 雛苺が後で何か言ってくるかもしれないが、まぁ適当に流しとけば問題ないだろう。 翠(しかし・・・まだやってるですか・・・いい加減にしやがれです。) 式が終了してから1時間以上が経過している。もうみんな帰ってきてもいい頃なのだが誰もこない。 翠(たぁ~~く、ちび人間共は何をやってもトロいですねぇ・・・) 雛苺の机のお菓子はとうの昔に制覇してしまい鞄の中の7個目の苺大福を食べながら紅茶をすすっていると 外の方からドタドタと音がしてきた。 翠(ん・・・やぁぁぁっと帰ってきたですか。これで帰れるですぅ) ガラッ 蒼「はぁっはぁっ・・・す、翠星石・・・?」 翠「やぁ~っと帰ってきたですか。待ちくたびれたですよ。さ、とっとと帰るです~~」 蒼「やっと見つけた・・・ちょっと、こっち!!」 翠「あ、あわわ、なにしやがるですか~~!!ちょ、痛い、痛いです。ひっぱるなです蒼星石ぃ!!」 靴にも履き替えさせてもらえず無理やり校庭に引きずりだされる翠星石。 蒼「みんな~翠星石見つけたよ~~!!」 生徒「あ、先生いたー!!」「翠星石せんせーい、一緒に写真撮ってくださーい!!」 「おい、翠星石せんせいたってよ。裏探してる奴にも連絡しろっ」「みんな~翠星石先生いたぞ~~!!」 わらわらと2人の周りに生徒たちが集まってくる。 翠「あ・・・あの、これは・・・なんですか・・・?」 思わず蒼星石の後ろに隠れていた翠星石に対し、蒼星石が優しく言う。 蒼「ここにが見つからないから30分以上探したんだよ。 まだ裏を探してくれてた生徒さんもいるからもっとくるんじゃないかな」 翠「えっ・・・わ、私の・・・ため・・・ですか・・・?」 とまどっている翠星石に生徒が手を組んでくる。 生徒A「先生~!腕組んでいいですか~!?」 翠「あっ・・・えっ・・・えと・・・」 生徒B「わ~~先生真っ赤になってる~可愛い~~wwハイ、チーズ☆★」 生徒C「せんせー、これ、うちのクラス全員で書いた色紙です!貰ってください!!」 生徒D「次はこっちも一緒に写真お願いします先生~」 翠「あっ・・・え、えっと、ま、待ちやがれこんちくしょーどもです!い、痛いです。 しょ、しょーかねぇから一緒に・・・グスッ・・・写ってやるです・・・エグッ・・・ か、感謝しやがれて・・・てめぇらですっ・・・」 生徒E「ん?せんせー、どしたの?泣いてるの?」 翠「ばっか!ちがうです!!ヒグッ・・・これは・・・そう、花粉、花粉ですよっ・・・」 泣かないようにしようとしてもどんどん涙がでてきて止まらない。 しかし、それを指摘されたって不思議といやに思わなかった。 翠(やっぱり・・・教師になって良かったです・・・) 今まで何度も挫折したり涙したりしてその度にもうやめたいと思ったが今は違う。 逆に自分がこんなに幸せで恐いくらいだ。 翠「あーもう!!体がちぎれるですぅ!!慌てなくてもそっちに行ってやるですから!! 順番も守れないですかこんのちび人間どもはぁぁ!!」 相変わらず言葉使いは悪いが顔は嬉涙と笑顔でくしゃくしゃだ。 そんな翠星石を見ながら蒼星石は静かに微笑み、他の先生たちの待つ職員室に帰るのであった。
https://w.atwiki.jp/taitoku/pages/96.html
2008(平成20)年度卒業の漫画劇画部員は、ここに名前を登録して下さい。 メンバー jimny
https://w.atwiki.jp/taitoku/pages/99.html
2008(平成20)年度卒業の漫画劇画部員は、ここに名前を登録して下さい。 メンバー うにを SN
https://w.atwiki.jp/poke-seitai/pages/50.html
ここでは、研究者の方々が発表された、ポケモンについての様々な論文を保存しています。 ポケモンたちの生存戦略:特別なタマゴ 携帯獣関連の資格について タマゴは卵に非ず タマゴと卵について 進化の石について ポケットモンスター P・A・R・システム ダメタマゴについて ポリゴンの不正進化態について PARについて(上の物とは別の見解) 携帯獣の進化についての考察 ポケモントレーナーとは 技マシンについて エキスパートについて なぞのばしょについて 廃人について イーブイ系列の飼い方について くさタイプのポケモンについて “天候変化特性”について ポケモンフーズについて UB(ウルトラビースト)について