約 851 件
https://w.atwiki.jp/dangerousss/pages/63.html
第一回戦第五試合 医死仮面 名前 性 魔人能力 医死仮面 男 サナティック・アスクレピオス 一∞ 女 眼鏡の王(Lord Of Glasses) 櫛故救世 女 鈴具輪久 採用する幕間SS なし 試合内容 “TRAIN‐BRAIN” 「ただいまより1回戦第5試合を開催いたします。試合会場の特急列車は世界一と名高い豪華列車・ロリエントエクスプレスを再現しております。本来行き先の無いこの列車ですが、冥府行に変更されないよう、各々方のご健闘をお祈りしております。」 斉藤窒素の美声は3選手の聴覚野に直接試合開始をアナウンスした。各選手のスタート地点は先頭車両、中央車両、最後尾車両のどれかにランダムで設定されている。横に狭く縦に長いこのステージは当然挟み撃ちを喰らう可能性のある中央車両が最も不利と言えるが、そもそも能力による有利不利の差が激しい魔人同士を戦わせるという時点で、全員に公平なセッティングは不可能と言っていい。不利なスタートとなった者は己の不運を嘆くしかない。 彼女の言葉通り、この特急列車は世界一の豪華列車、ロリエントエクスプレスの車両を模しており、その内装は非常に見事なモノだった。ロリータコンプレックスの魔人職人によって装飾の施されたこの列車で旅をした乗客は、必ず自身もロリコンに目覚めるという。 「これはいい…このコちょっと四ちゃんに似てる…」 先頭車両がスタート地点となった一∞は、天井に描かれた性の快楽を貪る幼女の絵をしばし見上げていた。幼い顔に浮かんだ淫靡な表情、触手に弄ばれる第二次性徴前の肢体を見ていると、なぜだか彼女の喘ぎ声、卑猥な水音、漂う淫臭までもが感じられ、∞の秘部もしっとりと湿り気を帯び始める。いつもは不敵な笑みを絶やさないその顔も家族が眼鏡をかけて快楽に喘ぐ様を思い浮かべ、だらしなくにやついていた。 「ん…!何をやっているんだ…ぼくは…!」 ∞が我に返ったのはその数分後で、そのときには絨毯に愛液の世界地図が描かれていた。同じ列車内には自分を狙う敵が2人いるというのに、我を忘れて自慰に耽っていたのだ。痛恨の失敗、そもそも何故自分はまだ生きているのかと思った∞だが、すぐにその理由に思い至った。 「他の2人も同じってわけか…」 「戦場で何をしていたんだ私は…」 ちょうど同じ頃、中央の車両で医死仮面も股間のプロテクター内に精液をぶちまけ、賢者モードに突入していた。今までどんな色仕掛けをされてもピクリとも反応しなかった自分が幼女の像を見ただけで自慰に耽るなど信じられないという気持ちだった。そしてこの試合の模様は中継されているという。自分は仮面をつけた状態とは言え、自慰という最も秘すべき行いを全世界へ公開したことになる。一瞬意識が遠のきかけた。しかし、ロリエントエクスプレスの魔力に当てられて尚陰茎を露出しての自慰に走らなかったのは、彼の素顔を隠すことへの執念恐るべしと言うべきであろう。 「いやあ私…嘘…一人Hするとこ…みんなに見られちゃったの…?こいしちゃんのこと想像して…ヤダもう死にたい…。」 最後尾車両の櫛故救世もまた自身の痴戯の痕跡を拭き取りながらさめざめと泣いていた。 ロリエントエクスプレスは多くのミステリー作品の題材となっているが、そこに描かれる事件の九割は乗客の幼女へのレイプである。冥府魔道を征く3魔人でさえもその魔力には抗えぬのである。 「まっ…この数分は無かったのと一緒…仕切り直しだね…。」 「大会が終わればどうせ捨てる顔だ…いいさ…私の恥では無い。医死仮面の恥だ。」 「絶対他の2人ぶっ殺す!」 瞬時に切り替える2人と八つ当たり的に決意を固める1人。本当の戦いの幕開けであった。 この試合で最も有利と言えるのは当然一∞である。元々の戦闘力は高い上、彼女の能力を活かすにはこの横に狭く縦に長い会場はうってつけである。 「他の2人はまだ索敵範囲には入っていないか…」 眼鏡サーチで前方を確認しながら∞は慎重に歩を進める。慎重ではあるが、止まるという発想は無い。この試合会場自体「待ち」の戦法には不適だし、彼女自身制圧前進が好きだった。 今のところ人間らしき熱源は確認できない。ロリエントエクスプレスの全長は400m強、先頭車両に配置された∞と中央車両に配置された医死仮面のスタート時点の距離は直線で200m。環状の線路を走っていることを計算に入れても、彼を索敵範囲に収めるためには後数十m歩く必要があった。 彼女の眼鏡レーザーは最速の即死攻撃だが、無駄撃ちによるオーバーヒートの危険を考えれば流石にハッキリと認知できる距離に入らねば使えない。治癒能力者がいると聞いているが、装備まではどうかわからない。 「(先頭からこちらへ向かってくるのが1人…出来るな…。もう1人の敵は…。)」 中央車両にいた医死仮面は隣の食堂車に移っていた。「食欲と性欲は同時に湧かない」との配慮からなのか食堂車には幼女の装飾が無い。テーブルには誰が運んだのか温かい料理が並べられ、優雅なクラシックが流れている。 床に聴診器を当て、車両の床を伝わる音に耳を澄ます。聴診器の性能と、魔人としての聴覚、医死としての集中力は走行音の中から他の車両の人間の足音すら聞き分けることを可能にしていた。 そして彼が捉えた足音はひとり分。先頭からこちらへ向かう足音、ゆっくりと歩いているが、その歩き方から何かしらの武術を極めた人間のモノであることがわかる。自身のそれとは別体系の技術だが、極めて洗練されたモノであることは、同じ達人として理解できた。しかし、違うのは暗殺者としての自身のそれのように、足音を隠そうという気はまるで感じ取れないことだ。 足音を感じ取れないもう1人。自身より後方にいるはずの敵はその場から一歩も動いていないのか、或いは自分と同じく、「暗殺者の歩法」を身につけているのか。 一∞と櫛故救世、どちらも属する組織から考えて相応の実力者なのだろうが、彼には歩き方だけでどちらがどちらか判断できるほど両者の情報は無かった。 「(どちらにしろ気にしている余裕はあまり無い。私は私の準備をするか。)」 そう言ってベルトのホルダーから別な道具を取り出す。その様も当然中継されているのだが、殆どの観戦者には、彼が何も持っていないように見えた。 「もうそろそろ敵に遭遇するころか…」 無音移動術で、櫛故救世は慎重に歩を進めていた。敵に遠くの車両の足音まで感知できるモノがいる、と想定しているわけでは無く、訓練の結果日常的な歩行もそのようになってしまっただけだ。 今のところ敵の気配は感じないが、いつ遭遇してもいいよう小太刀に手をかけておく。彼女の能力「鈴具輪久」は正直強いとは言えないが、かと言って「待ち」に適した能力でも無い。 中央車両にたどり着くが、そこにも敵はいない。幼女の装飾が目に入って、危うくまた股間に手を持っていきそうになった自分を戒めた。次の車両、食堂車の扉の前。扉に耳を当てて車内の音を聞き取ろうとするが、クラシック音楽が流れていてよくわからない。足音らしき振動が伝わるのは感じられなかった。 身を屈め、壁の陰に隠れてボタンを押すと幼女の『らめえっ』という喘ぎ声がして扉が開く。そっと中を覗き込むと、やはり敵はいない。が、 「これって…」 「2人とも…すぐ近くにいるね…1人はぼくと同じくらい…こっちが櫛故ちゃんって子かな…。もう1人が医死仮面くんか…眼鏡力は2人とも0かあ…つまんないなあ…。」 遅れて1分程後、∞も食堂車の手前に来ていた。敵の2人はとっくに索敵範囲に入っていて、櫛故救世は距離にして10m先、食堂車の真ん中辺りにいるようだ。そして、医死仮面は-車外にいた。 「(中ではそろそろ始まりそうだな…同士討ちになってくれるのが理想的だが…)」 医死仮面は食堂車の窓から脱出し、車体にへばりついていた。列車は時速150kmで走っており、当然車体にへばりつく彼はかなりの風圧にさらされているのだが、それで平然としているあたり流石は魔人である。窓から脱出する前に設置してきた小型の高感度で電子式の聴診器と内視鏡、早い話がマイクとカメラはそれぞれ車内の映像と音声を医死仮面の持つ受信機に送ってくれる。 戦闘破壊家族一家となんでも屋「封鈴花惨」、それぞれ業界では有名だが、その代表たる2名は如何なる戦いを見せてくれるのか。もちろん、医死仮面が聴診器と内視鏡を仕掛けたのは観戦などでは無く、その能力の把握のためであった。 「自分は車外にいて漁夫の利を狙おうってことかな…?あっちの子もあんなことしてるし…消極的だなあ…やっぱり戦いは攻めなきゃ楽しくないでしょ。」 「彼を仕留めるのは後にしようか」 眼鏡レーザーの出力を上げて撃てば車体を貫通し、医死仮面を殺すことも出来るだろう。しかし、車体を切断すれば脱線などの事態につながるやも知れない。眼鏡バリアーも横転する車内で身を守ることには役に立たない。 そして、救世がしている「あんなこと」というのは天井にへばりつくことであった。車両の天井はかなり高く、正面から入ってきただけでは隠れている救世の存在には気づかないであろう。動きづらい座席の陰よりも死角である頭上を狙える天井という隠れ場所は好手と言えるかも知れない。そして、自身の能力でチリンチリンと鈴の音の幻聴を聴かせ、隣の車両の敵を誘っている。 しかしそれも「眼鏡サーチ」の前には意味が無かった。∞の眼鏡には天井にヤモリのようにしがみつく彼女の熱をハッキリ捉えている。 「(来た…!)」 幼女の喘ぎ声は戦闘開始を告げる法螺貝の音色のように思われた。ドアの向こうから現れた眼鏡の王女様、一∞は恐怖を感じさせない悠々とした歩みで食堂車に入ってくる。 が、車両に入って1m程歩いたところで足を止めた。目の前に張られていた一条の死線に気づいたためだ。 それは医死仮面が食堂車の窓から出る前に張り巡らしたモノ。よく目を凝らさなければ見えない細さだが、一本でトラックを安々と持ち上げる強度のこの縫合糸。そのまま気づかずに歩けば首が飛ぶとは言わずとも致命傷を負ったかも知れない。 おや危ない、と言った笑みを浮かべて、身を低くし、糸の下をくぐる。その先に張られていた数本の死線も同じようにかわし、歩いて行く。天井にへばりつく救世には全く気づく素振りも見せず。 「…!」 しかし、その様を天井から見ている救世はある「あり得なさ」に気づいていた。そして∞が救世の真下にまで来たその瞬間、救世は確信を持って天井から離れた。その右手は得物の小太刀を抜くことはなく、代わりに、落下しながら、天井に隠れる前にテーブルから拝借していたナイフを滑らかなモーションで、前方にいるだろう姿の見えない「本物」の一∞に向かって投げた。 「…!?」 救世の真下にいた∞は当然「眼鏡イリュージョン」による幻影である。救世が天井を離れた瞬間に「眼鏡イリュージョン」を消し去り、レーザーを照射して焼き殺す。そのはずだったが、予測しない反撃に虚を突かれた形となった。レーザーの発射を中止。 「眼鏡バ…近すぎる…!」 バリアーを展開して防ぐには、既に近すぎる距離までナイフの接近を許してしまっていた。 「くっ…!」 身を躱そうとするが避けきれず、ナイフは右肋骨の辺りに突き刺さった。頭部より的として大きい胴体を狙うのは射撃でも投擲でも定石である。肺に刺さりはしなかったが、肋骨を貫かれ、重傷には違いない。 「(バレてた…でも何故…?ああ、そういうわけか…)」 片膝を突き、視線が低くなってようやく気づき、自分の迂闊さに苦笑する。 首の高さに張られた糸はフェイクに過ぎず、本命の「死線」は足元に張られていたのだ。 (ちなみに実は料理には毒が混入してある。)そして「眼鏡イリュージョン」によってそのことを認識せずに生み出した幻影の自分はその死線を素通りしていた。だから救世に気づかれたのだ。幻影だと。 一∞は目がいい。眼鏡のおかげで。しかし、なまじ目が良かったせいか、パッと見だけで物事を見通したような気になっていた。 櫛故救世は目が特にいいわけでは無いが、壁に隠れ、視線を低くしたおかげで「死線」に気づくことができた。結果的にせよ救世は「よく見ていた」のかも知れない。 そして、「眼鏡イリュージョン」を使ったことはもう1つ彼女に不幸を招くことになるが、それは少しだけ後の話である。 「曇っていたのかも知れないな…ぼくの眼鏡は…。いや、ぼくの眼が…。」 自分の眼の曇を眼鏡のせいにするなど眼鏡っこにあってはならないと彼女は自分の弱さを恥じた。しかし、そのことで彼女の眼に曇は無くなったのである。 「今度は…確実に仕留める…!」 着地し、体勢を立て直した救世。こちらは無傷であちらは重傷だが、今のナイフ投げで仕留められなかったのは痛い。恐らく相手は幻覚以外に遠距離攻撃が可能であることはさっきの戦術でわかっている。対してこちらの得物は小太刀。たまたま自分の着地点に縫合糸が張られてはいないが、向こうに辿り突くまでには幾重もの死線を超えなくてはならない。最後の得物である小太刀をもう1人敵がいる状況で投げるのはリスキー過ぎる。 ∞がレーザーを撃つために顔を上げるのと、櫛故救世が他のテーブルナイフに手を伸ばすのはほぼ同時であった。救世がナイフを投げようと投げるまいと、∞のレーザーは彼女を焼殺し、たとえナイフを投げられても予測済みの∞に当たることは無い。∞の勝利確定、のはずだった。 が、レーザーが発射される前、ナイフが救世の手を離れる前に、突然車体は大きく揺れ、そして天地は大きく傾き、今度は共に不意を突かれた2人の体は車内ではあるが宙に放り出される形となった。 特急列車は車外にいた医死仮面の手により、脱線・横転させられたのである。 「なんと試合会場の特急列車が脱線・横転しましたーッ!世界一の豪華列車(のレプリカ)が見るも無残な姿です。見た目には派手ですが、やっていることは卑劣です!医死仮面選手―ッ!!」 斉藤窒素の美声がそのように実況するのを聞きながら、卑劣と非難された医死仮面は車両の屋根に自身を固定していた安全ベルト替わりの包帯をメスで切断した。横転の際の衝撃で軽い脳震盪を起こしているが、手の動きに淀みは無い。 「馬鹿馬鹿しい。暗殺者に正々堂々とした試合を期待するのが無体というもの。」 医死仮面は天井にへばりつく救世に∞の幻影が迫る間、体を縫合糸で支えながら車体から思い切り身を乗り出し、線路脇の石を拾っていた。それも2~3kgありそうな大石を。一歩間違えば指を失いかねない、二歩間違えば時速150kmの地獄へ落ちていきかねない危険な行為だが、彼は淡々とこなしていた。 石を2つほど手に入れ、車両の屋根に登った医死仮面はそれを砲丸投げのフォームで前方に放り投げる。魔人の腕力は安々と大石を300mほど先まで運ぶ。落下したのは当然先頭車両の先の線路のレール上。ガゴンッと、大きな音が立ったが、その数秒後には列車が石に乗りあげて横転し、それより遥かに大きな轟音が響き渡ることになる。医死仮面も狙い通り脱線するかは自信を持っていなかったが、ダメ元の作戦が上手く行ったのは僥倖と言うべきだろう。 もし∞が眼鏡サーチを常時展開していたなら彼の動きを探知できただろうが、彼女は眼前の敵を仕留めるためのイリュージョンに眼鏡を用いていた。眼鏡は同時に2つの役目は果たせない。 「2人は…まだ生きているな。しかし重傷のようだ。片方は死にかけている。」 横転の際に電気系統が故障したようで、電気が消えて薄暗くなった車内だが、内視鏡が本来映しだすべき人間の体内の暗さは今の車内どころでは無い。明度は下がったが問題なく映像は送られてきており、無残な車内と、息も絶え絶えな2人の姿が映し出されていた。 触れれば切れる死線の張り巡らされた食堂車が横転して、中の人間が無事で済むはずが無い。むしろ両者とも生きている方が不思議であった。 ここまで観察した限りでは一∞の能力は幻影を見せること(「眼鏡バ…」と叫んでいたので恐らく他にも能力があるのだろう。)櫛故救世のそれは実際には鳴らない鈴の音を出す能力か。天井に昇る際全く聞こえなかった鈴の音が一∞を挑発するときだけ聞こえていた。 「さてどちらが出てくるか。出来れば両者とも車内で死んで欲しいが。」 車両から少し離れた位置で上を向いた窓に注意を向ける。脱出するとすればあそこからだろう。空気圧で毒針を射出するアスクレピオスの杖の先端を向け、更にメスを構える。 能力を探るためにカメラとマイクで戦いを観察し、自分の安全を確保した上で列車を横転させ、重傷を負った2人に更に同士討ちを期待し、それが出来なければ消耗の激しい勝者を仕留める。確かに卑劣と言える戦術だが、自身で言った通り、彼は暗殺者であり、誇り高き戦士でもエンターテイメントに徹するプロレスラーでも無いのだ。 横転した食堂車の中では、贅を尽くした料理、ワイン、それらが盛りつけられていた高級な食器、ナイフやフォーク、スプーン、飾られた花や花瓶が散乱する状態であった。列車内でありながら高級レストランのような雰囲気だった食堂車が見る影もない。 「ハーッ…!ハーッ…!医死仮面くんがやったのか…?彼のことも…ちゃんと見て無かったな…。」 ヒビの入った窓ガラスの上で、生者より死体に近そうな体を、一∞は何とか立てなおそうとしていた。しかし、全身の切り傷からの大量の出血と痛み、頭をテーブルに打ち付けたショックで意識が朦朧としている上に、眼鏡に大きくヒビが入ってしまったようで、視界はかなり悪く、上手く立つことが出来ない。彼女の愛した眼鏡の1つは、もはや使いものにならないだろう。 「ゴメンね、ゴメンねぼくのせいで…。」 目からは涙が溢れ、さらに視界がぼやける。自分のせいで死なせてしまった愛眼への別れの涙と不覚への謝罪。しかし、だから彼女も一緒に死ぬ、というわけには行かない。彼女は戦って生きねばならない。一∞は「愛するものが死んだ時には自殺しなけあなりません。」というメンタリティの持ち主では無いのである。 チリン…チリン… クラシックも止まった車内に、鈴の音が響き渡る。自分の前方数mの距離から聞こえてくるさっきと同じ音。しかし、そこには救世の姿は無い。彼女は、四つん這いになった∞の後ろで、その首筋に小太刀を突き立てんとして構えていた。右手は切断されており、失血でガクガクと震える左腕で。 自分と同年代と思しき少女を背後から突いて殺すということに、些かの罪悪感を覚えながらも、これが自分の世界であり、彼女もその住人なのだ、と自分を納得させた。覚悟を決めると腕の震えが止まる。無駄な力みが取れ、スイッチを押すかのような感覚で命を奪える、殺人者に最適な心境が完成する。そして∞の白い首筋へ、すっと小太刀を突き立てようとするが、彼女は気づいていなかった。 列車の横転で散乱した食器類、その1つであるスプーンが彼女の顔のすぐ下に落ちていることに。 そのスプーンの凸面が鏡となって自分の姿を映していたことに。 ∞の顔が鈴の音の方向でなく、そのスプーンを向いていることに。 今度は「見ていた」。不安定な視界で、しかしハッキリと。 「眼鏡レーザー・フィナーレ」 ∞の呟きと共に、ヒビだらけの眼鏡から二条のレーザーが射出される。「最終奥義」のような名前の響きとは裏腹に、それは市販のレーザーポインタと大差ない低出力だった。眼鏡の性能が大幅に落ちたせいだが、高出力のレーザーではスプーンを溶かしてしまっていただろう。 凸面で反射されたレーザーは小太刀をコンマ1秒もあれば突き立てて∞を殺していたはずの救世の目に当たり、視力を奪った。 「ううっ…」 目が眩み、隙が出来る救世。この隙が、彼女の敗北を決定づけた。 「さっき列車が横転したとき…鈴は鳴らなかった…その鈴、本当は鳴らないんだろう…?」 「眼鏡チェンジ」 ∞に奥の手を使う余裕を与えてしまったのだから。 「…!」 それまで立ち上がることすら困難であった肉体は救世に反応すら許さない疾さで反転しながら後ろに跳び、救世の顔面に裏拳を叩き込む。その際、指の背で強く目元を叩くようにする。「メガネ=カタ」の正拳突きとも言える基礎技術・「鏡割り」だが、眼鏡無しで受けた救世は眼球が脳を貫通し、頭蓋骨と皮膚を突き破って後頭部から脳漿と共に飛び出した。櫛故救世の体は壊れたフラワーロックの様な痙攣の後、その場にグシャリと崩れる。 「(一∞…!何をした…?)」 「眼鏡レーザー・フィナーレ」で相手の目を眩ませ、そしてその隙に「眼鏡チェンジ」すると、それまでの死に体が一瞬で超人的な戦闘力を発揮したのである。カメラの映像では反撃する瞬間、∞の体は消えていた。その場に自分がいても見えていたかというスピード。仮面の下のジョン・スミスの頬を冷や汗が伝う。 「生き返らせて貰ったら賞金できみに眼鏡を買ってあげる。綺麗な目を潰しちゃったお詫びに。」 死体となった櫛故救世を見下ろしてそう呟くと、外にいる医死仮面に目を向けた。壁(床)越しなので見えてはおらず体温を感知しているだけだが。 「あのとききみを真っ先に殺しておくべきだったね。今思えば。」 自身の甘さへの反省を込めて、壁の10m程先にいる目標へ狙いを定める。 「眼鏡レ…」 途中まで言ったところで、彼女はここからでは彼を仕留められないことに気づいた。仕方ない。今の自分はパワーアップしているが、肉体的には瀕死の重傷である。油断は禁物だが、それでも彼を仕留めるには外に出るリスクを侵さねばならない。 窓を破って飛び出してくる一∞の姿を確認すると、医死仮面は毒針を射出し、メスを投げた。ジャンプの最高点に達した際に心臓が来る位置を狙って。狙いには寸分の狂いも無い。が、 「眼鏡バリア」 眼鏡が生み出した空間の歪はあらゆる推進物を阻む壁となる。何かに当たったような音もせずに、針とナイフは空中で静止し、そして重力に引かれて落下した。 「(なるほど…「眼鏡バリア」か…さっきのは)」 この結果は半ば予想済みであったが、次の瞬間背筋に寒気が走った。「殺気」というものが如何なるエネルギーかはわからないが、どうやら空間の歪をも超えて届くモノらしい。熟練の暗殺者はそれを鋭敏な感覚で察知した。バリアの向こうにある自分を見つめる眼光が見えているかのように頭に浮かぶ。 「(何か来る…!)」 光線の直進を妨げる空間の歪が消えた瞬間、そこを光が疾る。医死仮面が立っていた場所に2本の線が引かれた。地面を覆う草が発火し、その線上にあった石は切断された。殺気を感じて反射的に軽身功で横に跳ばなければ彼の体は3つに分断されていただろう。マントの端に当たって火がついていたが消し止めた。 「へえ…!」 「(『眼鏡レーザー』…本来はこういう技か…!)」 何とか躱したものの、敵が圧倒的に有利なのは言うまでも無い。医死仮面は銃弾を見て楽に躱せるが、光はその100万倍の速度、そしてこの防護服も一瞬で貫通するだろう出力。 医死仮面は太陽を背に、∞は正面から太陽を見る形に立っていた。通常は不利とされる位置取りではあるが、メガネ=カタにおいてはむしろ理想とされる。言うまでもなく、最大の武器「眼鏡レーザー」を放つために。 更に数発のレーザーが立て続けに放たれるが、同じように躱して見せる。 「凄い…凄いねきみ…!」 興奮しながら言う∞だが、頭の中には何故ここまで上手く避けられるのかという疑問と、連射によってフレームがかなり熱くなっていることへの不安があった。メガネ=カタには 統計データによる弾道予測の理論があるが、完全に直進するレーザー相手にはただ避けるしか無い。無論光速であるから、発射される前に。医死仮面の軽身功は見事なモノだが、それでもスピードは今の自分の方が上だろう。 医死仮面が∞のレーザーを躱し続けられるのは救世が首を動かす際の「アンコンシャスサイン」と呼ばれるモノを観察しているためである。 アンコンシャスサイン…東洋医学で言う経絡からわかるように、人間の全身は一般の常識では想像もつかない器官同士のネットワークによってなりたっている。そのため、ある部位の筋肉を動かそうとしたとき、全く別な部位の筋肉に本人にもわからないほど小さいが、その予兆が出るのである。これをアンコンシャスサインと言い、その法則を熟知し、且つ観察力に優れた人間なら次に相手が行う動きを直前に予測できる。東洋医学を応用した中国拳法にも、この理論を活かした「體洞察の法」と呼ばれる技術があることは、洋の東西を問わず医学が行き着く先に共通点があることを示している。(民明書房刊「人体の不思議が面白いほどわかる本」より抜粋) とは言え、この回避も薄氷を踏むようなモノで、少しでも判断を誤れば死は確定する。 「どうした…もう弾切れかい…その眼鏡…?」 試合開始から初めて、医死仮面が相手に向けて声を発する。∞がレーザーを撃たなくなったことから、撃てる回数に限りがあると見越して無駄撃ちさせるための挑発だが、事務的な会話しかしない医死仮面が勝利のためとはいえこのようなことを他人に言うのは極めて稀である。 「ふふっ…さあ…そう思わせて飛び切り凄いのが来るかも知れないよ…。それより随分可愛い声してるんだね?まさか肉声じゃ無いでしょ?その仮面取って素顔を見せてごらんよ。本当の声を聞かせておくれよ。」 「(冗談じゃない。素顔を見せるくらいなら死を選ぶ)」 勿論死に顔も誰にも見せるつもりはない。そういう意味で、爆弾仕掛けのマスケラについて彼と組織の利害は一致していた。 「おや…ダンマリかい?人と話すときは眼鏡を掛けて相手の目をよく見て話すモノだよ。きみの国じゃあそう教わらないの?」 「(見ているさ…。目ならしっかりとな…)」 確かに医死仮面は眼鏡の奥の∞の瞳を注視していたが、それはレーザーの射出口、ただそういう意味での警戒に過ぎなかった。「目は口程にモノを言う」とか、そういう意味での「目」を見ることも見せることも、彼には生涯無いのであろう。 レーザーの撃ち止めが先か、自分の判断ミスが先か。我慢比べに勝負を賭けるのはかなり不安が大きい。第一彼女のレーザーの消耗限界が近いという推測も不確かなモノである。撃ってこないのはそういったミスリードのためかも知れない。 だからと言って攻めるのは更に困難である。医死仮面の持つ飛び道具はあのバリアの前では役に立たない。レーザーを躱して懐に入り、接近戦を挑むか。「ワンミニットエクスタシー」ならば接近戦で勝ちを望める。が、それには超えねばならない壁があった。 車両の上に立つ∞と地上にいる医死仮面の間には2m程の落差がある。距離を詰めるには当然跳ばねばならない。そうすれば彼女の絶好の的だろう。限界が近いという推測が当たっていても、もう一発も撃てないということはまさかあるまい。しかし…医死仮面のある推測が当たっているならば、攻めの勝算はやや大きい。 初めは固唾を飲んでこの膠着状態を見守っていた観客の中にも、それが数分続くと白ける者が出始める。 「おい戦えよ臆病者!」 ディスプレイに向かって誰かがそう叫んだ瞬間、それに応えるかのように均衡は崩れた。均衡を破ったのは医死仮面。共に不確かな根拠に基づく攻守2択だが、そんなときは攻めを選ぶのがジョン・スミスという人間だった。 「(ワンミニットエクスタシー!)」 内気功とドーピング、脳内麻薬の力によって魔人としての潜在能力を引き出し、限界を超えた身体能力と集中力を1分間のみ手に入れる。筋肉が隆起し、風の音がやけに大きく聞こえ、一瞬時間が止まったと錯覚するほどに、風で揺れる木の動きがゆっくりと見えた。 その1分の無敵時間で彼がした最初の行為は、アスクレピオスの杖の投擲であった。槍投げのようなフォームだが、ライフル弾のように回転を加えている。医神の杖は戦車の装甲も貫く魔槍と化した。 「(疾い…!)」 レーザーを躱す動きと比べても段違いの疾さで行われた投擲により、放たれた魔槍は∞を串刺しにせんと迫ってくる。 「眼鏡バリア!」 先程のメスと同様、魔槍も空間の歪に絡め取られ、停止する。眼鏡バリアは空間の歪に収まるサイズであれば、それが持つ運動エネルギー量とは無関係に停止させてしまう。 が、杖を投げた直後、医死仮面は強化された脚力で跳躍していた。衣装のマントを大きく広げ、高く高く舞い上がるその姿はまさしく鳥人であった。槍投げはフェイク、バリアを展開するのに眼鏡を使わせ、その隙の空中からの攻撃が本命。 「駄目だね!眼鏡レーザー・ウルティマ!」 斜め下からの攻撃に対して展開した空間の歪は、斜め上に放つ光線を歪めはしない。数分の間にある程度冷却された眼鏡で、最大出力のレーザーを放つ。勝利を確信した彼女の眼鏡に映ったモノは青空と、そこに浮かぶ太陽の光をマントで遮る医死仮面。 「(しまった…!)」 何故電車内から自分を撃たなかったのか。あの出力なら車体を貫通して自分を狙えただろう。彼女の眼鏡に遠方の相手も察知する機能があるらしいことは、天井にへばりついていた櫛故救世への言葉でわかっている。 彼女がレーザーを放つ際、眼鏡のレンズが光を収束していた。ならば、あれは十分な光量が無ければ威力を発揮できないのでは無いか、だから電気が消えた車内では出力が不十分だった。そうした推測を立てたのである。そしてそれは当たっていた。 眼鏡から放たれた二条のレーザーが胸に当たる。ブスブスと衣装が煙を上げ、数秒あれば医死仮面の体を貫いて殺せていたのかも知れない。がそんな余裕は当然無かった。 袖口に仕込まれた鍼を放つ。空気抵抗が極限まで小さいそれは、彼の放つ武器の中で最速であり、一∞の反応を許さずにその眼鏡のレンズ、そしてその奥の双眸を撃ち抜き、脳にまで達していた。 「ぼくの…眼鏡…」 眼鏡はおろか眼球を潰された状況で出てくる言葉が「眼鏡」、という眼鏡への執着は凄まじいが、それが∞の最後の言葉となった。3本目の鍼が眉間を撃ちぬくと、彼女はバタリと後ろに倒れた。 医死仮面は∞の死を確認すると、その後は一瞥もくれることなく自身の胸の火傷に薬を塗り始める。ジョン・スミスは誰の心にも残らないし、誰も心に残さない。彼女らと違い、死を悲しんでくれる者などいないのだろう。
https://w.atwiki.jp/nagaretuite/pages/53.html
常にアイデア枯渇気味の 1が皆からアイデアを募っている…… ここに皆が考えてくれたアイテムを書いておくと 1がスレの中で使う……かも? 下のテンプレをコピペして記入してください ・【アイテム名】(料金。非売品の場合は未記入):効果 【ハートのフォーチューンクッキー】(500G):中に2対の恋占い札の入ったお菓子。交流を深めたい相手と食べ、中から出てきた札の中身(ダイス判定とかで変動)に応じて、交流度が上がる 【ふしぎなくすり】():何が起きるかわからないふしぎなくすり。渋谷で海を見たり、スーパーガールに変身するかもしれない(要は、アイテム版パルプンテ) 【ベノミン】(500G):新種の毒薬。使用した相手を【BS:毒】にする。最大所持数1個まで 【ランプキャンディー】(非売品):舐めてる間、後光が差すようになる棒付きキャンディー。目くらましに使えるかもしれない。 【不思議な鍵もどき】(非売品):不思議な鍵に酷似した謎の生き物。普段は微動だにしないが、鍵穴に差し込むと喋りだす。 【罠作成キット】(300G):簡単な罠が仕掛けられる。罠を仕掛けておけば野生モンスターとの戦闘時に有利になるかもしれない。 【懐郷の鈴】(200G):故郷を偲ばせる響きを奏でる鈴。戦闘時に使用することで、野生モンスター一体を逃走させる。 【翁の四面鏡】():歴史を明らかに映し出すとされる鏡のレプリカ。戦闘時に使用することで、敵モンスター全員にアナライジングを行う。 【幸運なる羅針盤】(500G):偉大な航海者も使用していたとされる羅針盤。旅に出る際に使用することで、所要日数を(1d通常日数)/2(※切捨)分短縮させる。 【ザクロの粒】(200G):暗い地下で育てられた石榴の粒。戦闘時に野生モンスターに与えることで、なつき度を微上昇させ、1dターンの間 逃走不能にする。 【斥候の遠眼鏡】(500G):斥候達が偵察に使う遠眼鏡。戦闘前、メンバーを選ぶ前に使用でき、出現した野生モンスター1体にアナライジングを行う。 【雪晶花】:文字通り雪の結晶のように透き通った不思議な花。凍てつく刃を極めし者が身に付けることで≪氷天架≫を覚える。 【原始手甲】:全ての始まりにして帰るべき場所を刻んだ手甲。原初の獣の血を色濃く残す者が嵌めることで≪原点回帰≫を覚える。 【星の涙】:星が未曽有の危機に陥った際に零れ落ちるとされる鉱石。世界を観測する者と融合することで≪全テヲ見通ス者≫を覚える。 【千里の呼び水】(50G):千里眼をもつとされるモンスターの眼球を漬けたMM専用の薬酒。モンスター達の生息地で服用することで、そこに生息する未だ見ぬモンスター1体を確認することができる。 【交換のスクロール】(1000G):同行している仲間一体と拠点にいる仲間一体を入れ替える。使い捨て。 【壊れかけのテープレコーダー】(500G):【うた】スキルを一つだけ保存し、戦闘中に使用することができる。使い捨て。 【魔封じの小瓶】(700G):【系統スキル】の【呪文】を一つだけ保存し、戦闘中に使用することができる。使い捨て。 【血の楽譜】:誰かの血で書かれた楽譜。読むと特殊な【うた】スキルを習得できるが発狂し、精神に異常をきたす。 【やくそうのお香】(200G):薬草を煮詰めて作られたお香。戦闘中に使用すると3ラウンドの間味方全員のHPを20~30回復する。 【ロケット花火セット】(150G):お得な花火の詰め合わせセット。狼煙代わりに使える。戦闘中に使うとランダムな敵一体に10ダメージ。 【ルーラブーメラン】(300G):投げて見事にキャッチできれば好きな場所へ移動できる。失敗するとランダムな場所に移動する。 【ボトルシップ】(10000G):船を一隻だけ格納できる魔法のボトル。 【てのひらゴーレム】:てのひらサイズの土人形。所有者が強く念じると巨大化し、命令通りに動いてくれる。 【くすぐり虫】(3G):どんな冷血漢であろうと笑い殺せると話題のいたずらグッズ。戦闘中に使用することで、モンスター1体に【BS:行動不能】を与える。 【フライングアップル】(6G):ぶっ飛びそうな形のアップルパイ。戦闘中に使用すると、1%の確率でモンスター1体をその戦闘から除外する。 【黒のリボン】:強い意志を感じる2本1組の黒いリボン。隠し味に使用する。 【スライムでも分かるスキルの使い方(入門編)】(1000G):モンスター1体の【系統スキル】のSLを1上昇させる。 【スライムでも分かるスキルの使い方(中級編)】(3000G):モンスター1体の【種族スキル】のSLを1上昇させる。 【スライムでも分かるスキルの使い方(上級編)】(5000G):モンスター1体の【固有スキル】のSLを1上昇させる。 【スキルのたね】:隠し味。使用すると配合時に指定したスキルのSLがランダムに1上昇する。 【ウェヌスの灯火石】:隠し味。ウェヌス神の炎が籠められていると云われるませき。ウェヌス由来のスキルを1つ習得する。 【エッチな本】(500G):18歳未満御断りの男性向け雑誌。モンスターの生息地で使用(意味深)すると次のエンカウント戦闘で♂モンスターしか出てこなくなる。 【イケメンマガジン】(300G):世界中のイケメンの情報が載っている女性向け雑誌。何故かスターリッシュのテヌートがよく表紙を飾っている。モンスターの生息地で使用すると次のエンカウント戦闘で♀モンスターしか出てこなくなる。 【あいのかけら】(非売品):親に愛され無かったと感じ、+が1しか増えなかったモンスターが配合した後親に愛されていたと感じた時に生まれる結晶。そのモンスターの子の配合時に使う事でそのモンスターの子の配合値に+1する。 【受け継がれる歌集】(非売品):スキルブック。歌集に記載されていない歌を書き込むことで歌集に載っている[うた][聖唱]スキルを適性のあるモンスターに一つ習得させることができる。このアイテムは使用後に新たな歌を求めていずこかへ消える。 【可能性の結晶】():最終世代用アイテム。有りえたかもしれない力の結晶、並行する世界より【血統スキル】or【奥義】を習得する。 【クレアバイブル】():一度だけガイア・コード全領域の閲覧が可能。一つだけ知りたい情報を獲得できる。【但し、【未来の事柄に限り】これによって習得した情報は確定した未来となり、いかなる手段を用いても覆すことは出来なくなる】 【イクイップスキル作成キット】(30000G):もとはイクイップスキルを入手し辛い転身モンスター用のキット。1D100で判定を行う。【1・100:!? 2~10:凄い 11~30:中々いい 31~60:普通 61~90:微妙 91~99:失敗】 【不思議なトランプ】(3000):1度だけ簡易探索の判定をやり直すことができる。消耗品。 【スキマジッパー】(1000):緊急時用の脱出アイテム、建物の内外問わずに安全な場所に退避できる。但し強力な空間操作能力を持った相手がいた場合は無力化される場合がある。消耗品。 【リセッター】(10000):【能力値変化】と【状態異常】を解除する。所持数上限1個。 【戦神の杯】(30000):戦闘中に回数制限のあるスキルの使用回数を1回復する。上限を超えることは出来ない。所持数上限1個。 【エルフの飲み薬】(6000):対象のMPを最大値まで回復する。所持数上限1個。 【スキル保存のませき】(70000):隠し味。配合時に指定するスキルを1つ増やすことができる。 【ナノマテリアル】():隠し味。生まれてくる子供に素養があった場合【霧の艦隊】を習得する。 【スペクタクルズ】(5000):使うと【フルアナライジング】と同じ効果を発揮する。消耗品。 【黒い不思議な鍵】(非売品):都市伝説と言われる程のアイテム。鑑定すると必ず最高難易度の鍵世界へ行けるようになるが、そのまま帰らぬ人が続出するとか。 【アイテムホルダー】(5000):イクイップスキル。アイテムを一つ指定し、【メインプロセス】を消費することで使用することが出来る。公式戦では使用は出来ない。 【二分の活魔のませき】……隠し味。使用すると、子供の【最大HP】【最大MP】が2割上昇する 【10000G】 【虎の巻】(10000G):スキルブック使用時に併用、モンスター1体の習得率を確定成功させる。(1世代につき1回のみ使用可能) 【マリッジリリー】(1000G):隠し味。♀同士での同性配合時に使用した場合、生まれてくる子供の能力値に+5する。キマシry 【マリッジローズ】(1000G):隠し味。♂同士での同性配合時に使用した場合、生まれてくる子供の能力値に+5する。アッー! 【隔世遺伝のませき】(10000G):隠し味。血統のモンスターが習得する予定だった、または消えてしまったスキルを再習得か別の形で習得させる。 【壊れたギター】(非売品):血まみれの呪詛はもうない、ただの壊れたギター。修理すれば何か起こるかも?それはきっと無念を糧に力になってくれるだろう 【世界樹メロン】(非売品):世界樹でのみ生ると言われる伝説のメロン、食べるといいことが起きる。隠し味にもできるよ!売ればめっちゃ高値で売れるよ 【精密の秘伝書】(2000G):隠し味。ランダムで対象を指定するスキルを戦闘中1度だけ自由に指定できるようになる 【エメラルド・タブレット】(非売品):隠し味。ヘルメス・トリスメギストスが残した錬金術の秘奥が記されているという 【エーテルポーション】(1000G):HPとMPを100ずつ回復する。 【カレイドメロン】(非売品):とある異世界の最高級メロン……の名前を関したエメラルド(デカイ)これ一個で城が余裕で変えるんじゃないかなあ。異性に送るため、トレジャーの為etcと探し求める者は数多くいるが、滅多に見つからない上に見つかっても大魔王級のガーディアンの核になっていて返り討ちに 【刻死の秘伝書】(20000G):隠し味。HPダメージを与えた時、同時にMPダメージを与えるスキルを習得する。 【鎮静剤】(200G):対象の【狂気】【狂乱状態】を解除する。 【ノーブルダイヤ】(非売品)(売値 100000G):不可視の輝きを放つダイヤ。一度だけ戦を掌握する力を得られると言われている。破壊することでモンスター一体のテンションを+10する。 【レインボーブレッド】(500G):消耗品。七色の見るだけで食欲が減退しそうなパン。対象に高確率でランダムな状態異常を与える。お前に、レインボー。し、史上最悪です! 【タミフル】(1500G):消耗品。対象をR中【狂乱状態】にする。 【真赤な誓い】(20000G):聴いているだけで熱くなれる曲。非消耗品。同名のスキルブック(セットアップ)が存在する。全体を対象テンションが+1される。スキルブック習得の場合これが3R継続する 【テニスラケット】(1000G):消耗品。単体に使用。対象への射程:中以上の射突及び魔法攻撃を1度だけ100%でリフレクトする。コーチ、私はまだやれます! 【不思議なガーデニングセット】(非売品):消耗品。使用するとランダムな種、木の実を1~2入手できる。運が良ければ【超】のつく種、木の実が 【アイスソード】(非売品):単体に使用。対象は【ヒャド属性】斬撃攻撃を行えるようになるが、あらゆる条件を無視して優先的に攻撃を受けるようになる。な、なにをするキサマーッ! 【ウルトラカプセル】(5000G):消耗品。味方全体の【攻撃力】と【防御力】を1段階上昇する。 【極限適応のませき】(15000G):隠し味。使用すると最も高い【魔法属性耐性】1つを【吸収】にして生まれる。 【ミナデインのませき】(10000G):隠し味。使用すると子供が≪ミナデイン≫を習得する ≪ミナデイン≫(☆)【単体】【長】【コスト100】【固有スキル】【呪文】 └対象に【デイン属性】魔法攻撃を与える。この時味方全体の【メインプロセス】を消費し 与えるダメージに味方全体の【攻撃魔力】*3される。【戦/1】【耐性貫通】 【熟成用タイムカプセル】(非売品):中に入れて設定するだけであら不思議!一瞬で熟成されます。肉だろうがワインだろうがお手の物。隠しで冷凍熟成機能在り 【クルスニクの懐中時計】(-G):隠し味。使用すると子供が【骸殻能力】の素養を得る
https://w.atwiki.jp/yukihuruhakoniwa/pages/347.html
渚の夢幻城(1F) 城に入ると、非常灯のような明かりが灯っているが、やや薄暗い。 ホールは奥行き80m・幅60mと言ったところで、前方に吹き抜けになった螺旋階段があり、ここから各階へ移動できるようだ。 また、階段の奥に扉が3つ、正面から左手側に扉が2つ、右手側にも2つ扉が見える。 さて、どこから調べたものか。 「とりあえず手近な所から調べてみましょうか」 「嫌な雰囲気だなぁ」 「なんだか嫌な空気……この扉を開けたら急に敵が襲ってきたりとかもあるかもしれませんね、それなら……」 「(念を入れて…感覚強化を!)」 「式鬼並列召喚、陰鬼!」 「よく見える奴!怪我が治るの!強くなるやつ!」 鼎、御鈴、カルノの3人が戦闘に備えて体制を整える。術者の僕たる式鬼を呼び出し終えた御鈴は、即座に各々へ指示を出し、周辺を探索させる。 「1体目の陰鬼は私の近くに、2体目と3体目は階段奥、最後の1体は向かい側の扉の先を偵察してきて!」 「何か聞こえるかな・・・」 続けて感覚強化で聴覚を増した鼎が耳を澄ますが、変わった音は特に何も聞こえない。そう、確かに視認した筈のエレベーターの動作音さえも・・・ どうやらエレベーターは止まっている様だ。 「んー、エレベーターの動作音がしないなぁ…しゃらくさい! さっさと調べましょ!」 言うが早いか、鼎が左手に見える部屋のドアを開け放った。どうやら開けた扉の隣の扉も同じ部屋のドアだったらしく、どちらから入ってもこの部屋に着いたようだ。 ~食卓~ ここはどうやら食卓のようで、端から端まで届く長いテーブルが一際目を引いた。 テーブルを見ると、見るからに美味しそうな料理が並んでおり、香りや熱気、五感から伝わる全てがこの部屋の料理は本物だと判断したが…一行の理性か、或いは本能か…何かが"それは間違っている"と教えていた。 加えて、既にビュッフェで良質な海の幸を平らげた一行にとっては、今やそれらのご馳走はさほど興味深くは見えなかった。 「あ、怪しい……怪しすぎる」 「さすがの私でもこれは怪しいって感じる・・・」 著者注:ここで一行はランチをとっていなかった場合発生する予定だったトラップイベント、「襲い来る空腹」を回避した。 「お腹いっぱいだからもう食べ物はいいや・・・ハッ・・・富士の樹海にお土産として持っていこうかな?」 「(ところがどっこい、私はたべたひ……)た、食べていいかな? 南条先輩…。」 鼎が料理を手にとろうとする。確かな重さと手触りを感じるも、何故か動かすことができない。…どうやら魔術の一種、"幻想生成"のようだ。 がっかりした様に肩を落とす鼎だったが、すぐにその落胆は憤慨へ変わり、その勢いで気を取り直して周囲の調査を始めた。 「この私を騙すとは……万死に値するっ!…こういう時は私にお任せってね~。…ん? これは……」 テーブルに並べられた皿の中に1枚だけ、空の皿があることに気が付く。…どうやら本物の銀製食器のようだ。 「あっ、これ本物だよ!」 「おぉ!」 「銀製の皿……だね そういえば、なんか換金してくれるんだっけ?」 「うわ、なんか高級そう!結構高く売れるんじゃないかな?」 「他には特にないかな~」 「ないのかー・・・この幻影消せばなにかあるかな?」 「どうせ無駄じゃないの?」 「そっか、なら別にいいや」 ~一方その頃~ 御鈴が探索に向かわせていた陰鬼の様子を探る。 ―2体目。キーボックスを見つけたが、中身は空。部屋にはクローゼットなどがあるようだが、それ以外に変わったところは無かったようだ。 ―3体目。この個体が捜索した部屋も使用人の部屋らしく、三面鏡などがあるが今のところかわった様子見当たらない。 ―最後の1体。部屋の奥に扉を見つけたが、今はまだ開かないようだ。このフロアの動力が落ちていることに関係があるのかもしれない。 御鈴はこれらの情報を一行に伝え、次の手を話し合った。…換金できそうな品物を見つけた髪結は鼻歌交じりに話を聞いている。 「じゃあねー、階段の裏の残った部屋から調べましょっ」 「4体目が調べた部屋の奥の扉こじ開けられないかなぁ・・・?」 「後で試してみようね、カルノ君♪」 「うん!」 …式が調べたところ、魔術的なトラップが仕掛けられているらしく、攻撃すれば死に至ることが判明した。 話し合いの結果、一行はエレベーターに近い部屋を捜索、2体目と4体目の陰鬼が残りの扉を調べることに決めたのだった。 エレベーター近くの部屋 並んだ2つの部屋と同じく、ここもどうやら小部屋のようだ。すると、鼎が小机の上に何かを見つけた。 「あれは……」 「机だー」 机の上にはメモ用紙と小さな鍵が置いてある。鍵を手に取ると、鼎は早速そのメモを読んでみることにした。 「えーっとなになに……」 『動力室の鍵は1Fの小部屋に置いておきます。 短い間でしたが、お世話になりました。使用人・モリーより主へ。』 「だってさ。じゃあこれが動力室とやらの鍵……かな」 「動力室……4体目が見てくれた部屋の奥の部屋かも?」 鼎と御鈴が話している間に髪結がクローゼットを開けようと試みたが、どうやら鍵が掛かっているようだ。 「クローゼットにはカギ?・・・ 誰か壊せたり鍵出せたりしないのー?それとも4体目が見てきた部屋に行ってみる?」 行き先を決める前に手がかりを探そうと、鼎が辺りを探索し始めた。髪結もそれに続く。 「なにかないかな~?」 「探索探索ー♪」 …すると、モリーとかかれた表札を見つけた。どうやらここがメモの書き主の部屋だったようだ。 「ふぅん……ここがモリーって人の部屋って事ね。他になさそうね。でよでよー」 (Sely) モリーのワンダーランド 一旦外に出た一行。御鈴は再び残りの部屋に向かわせていた陰鬼に意識を向ける。 …どうやら探索させておいた部屋が動力室のようだが、起動用の鍵が抜かれている。先ほど見つけたものよりも少し鍵穴が大きい。 他の部屋にヒントが無さそうだと判断した一行は、再び先程の部屋に戻ってきていた。 「えーっと、あとクローゼットと部屋の先の扉だけかな? この階」 「なーぜか知らないけどこの部屋最初からすごく気になってたんだよねー♪」 「髪お化けの直感あたりそ~、髪お化けだけに」 「このクローゼット、すっごい怪しい・・・ 怪しいよー」 「クローゼット鍵で開けてみようよ1」 クローゼットに小さな鍵を使ってみると、鍵穴にぴたりと嵌まった。 「あの鍵はここで正解だったみたいですね」 「ぴったりだね~・・・。」 「じゃあ、開けてみるよー♪(ガチャ」 髪結がクローゼットを開けると…中から何かが倒れてきた。 ――死体だった。それも普段、博物館などに安置されている物位しかお目に掛かれない、"ミイラ化した"屍体。 その肌からはまるで一昼夜砂漠の太陽の下で天日干しにしたかのように水分が失われ、 濁った茶色に変色し硬化したその姿は、とても同じ生物の成れの果てとは思えない有様だった。 「!?」 「わひゃあ!」 「わわわ、モリーさん変わり果てた姿で」 「ミイラさんだっ♪」 「・・・変な所で自殺したねぇ・・・」 「あーあ、ひものだね かわいそうに」 亡骸を良く見てみると、手に鍵を握っている。現在の探索状況から察するに、どうやらこれが動力室の鍵のようだ。呼吸を整えた御鈴が鍵を使うべき場所を提案する。 「動力室の鍵…?を握ったままクローゼットで死んでる……状況が読めないけど、とりあえず動力室に行ってみましょうか」 「鍵……かな。これが動力室とやらの鍵?」 異様な光景に、それまで黙々と調査を続けていたレンも、ついに口を開いた。 「ますます不気味な城ですね……」 「で、でも、ミイラでもなんでも死体ならさ 警察のおじさんの得意分野だよねー?」 髪結に名指しされた鈴木が嫌々遺体を調べてみると、どうやら反射も含めて身動き一つ取れないまま殺害され、そのままミイラ化したらしい事が判明した。 ミイラ状態であるため現状では余り詳しくは分からなかったが… …死後80…いや、100年は経っているモノのようだ。 奇妙な点を多く残しながらも、ミイラは外気に触れたためかそのまま風化して崩れてしまった。 「…いいダシがとれそうだな」 あからさまに不可能と分かりきっていた検死を行なった鈴木は、皮肉めいてそう呟くだけであった。 他には特に何も見つからず、と言うことは即ち自ずと一行の目的地も定まった。 「…どうしよっか?二階に上がる?それとも動力復旧させる?」 「上に行く前にね、動力室の鍵とか見つけたし、これ使ってみない? カルノ君?」 「そうだね!」 「さっき陰鬼が調べてた部屋だっけ、動力室。いってみよっか」 「はーい」 どうやら動力室のものらしい鍵を手に入れた一行は、そのまま動力室へと向かった。 動力室 …中に入るなりカルノが鍵を引ったくり、操作盤に駆け寄っていく。 「んじゃ鍵差すよー!」 「ま、待つんだ!」 「鍵差すよ!」 一同が固唾を呑んで見守る中・・・・・ポーンという電子音と共に、どうやら1Fの動力が戻ったようで、部屋を含めて1Fが明るく照らされる。 また、電子版の表示によれば、先程まで閉ざされていた部屋奥のドアが開くようになったようだ。 「なにか扉が開いた音がしたようね」 「ま、眩しい……ともかく、これでDの部屋の奥にも入れるかもしれませんね」 「鈴ちゃん? エレベーターはどう動いてる?」 「早く行こうよ!」 「珍獣はそろそろ落ち着こうね…」 落ち着きの無いカルノに苛立ち、拳骨を見舞った鼎を背にして、御鈴が落ち着いた様子で応える。 「エレベーター……流石にここからだと分かりませんから式に調べさせますね」 「むぐぐ・・・」 陰鬼にエレベーターの様子を探らせつつ、その間に閉ざされていた扉の奥を調べると言う寸法だ。 ~電子ロックされていた部屋~ ここはどうやら書斎のようで、スクラップブックが1冊と英字新聞が積まれて置いてあるのが見えるが、他にも何か見つかりそうだ。 早速鼎が部屋を探ってみると、懐中時計を発見した。 「あら、これは懐中時計かな」 「ふむ、時計ですか」 「きれいな時計だねぇ」 「ん?これは・・・」 英字新聞を手に取るレン。内容が気になっている様子だ。 「英字新聞みたいですね、さっぱり読めない……」 御鈴が頭を抱えているが、その横でレンは中々のハイペースで新聞をめくっていく。速読はどうやら彼の特技の一つのようだ。 …程なくして、新聞を読み終える。どうやらイギリス、それも戦時中の記事のようだが…積まれているものもスクラップブックも、丁度今日から100年前からぷっつりと途絶えている事に気がついた。 「100年前……そういえばクローゼットに入っていたミイラもそれぐらい前に亡くなった方のものでしたね」 「これは……ミイラの年数と何か関係があるのでしょうか」 「ほほう……」 「100年前に何かあったわけだー 何かはわかんないけどー」 「100年前???」 「ま、それは置いておいて、他にはなんもないねー。」 「エレベーターか階段かだよね?」 部屋には他に目ぼしい物は見つからない。となると、必然的にこのフロアで必要な情報は、エレベーターの稼働状況のみ。 早速御鈴はエレベーターに向かった式に意識を集中させる。 …どうやらエレベーター自体は復旧したようだが、2F以上の階のボタンのランプが消えている。復旧したのはこの階だけの様だ。 「えれべーたー?使えないんだねー。二階に行く?」 「なーるほど、そういうことね……面倒な」 「・・・ってことはまだただの箱なのね?」 「これは……RPGのダンジョンとかにありがちな踏破した階へのショートカットってやつかもしれませんね、もしかすると」 「の、ようだね……ま、階段上るしか無いかな。ってことで珍獣先行よろしくー」 「うん!行くよー!」 「この階は一通り見て回ったはずだし登るべきかな、なんだか上の方は更に嫌な気配がするけど……陰鬼の内2体はカルノさんについて先行を。気をつけて下さいね。」 こうして一行はカルノと式を先頭に、2Fへと足を踏み入れたのだった・・・。 前に戻る 次へ進む
https://w.atwiki.jp/sieanovel/pages/36.html
『水・氷属性』 (シリーズ別INDEX) 霧系 ミスト(補助系統・低級) フローズンミスト(攻撃系統・中級) ダイヤモンドダスト(攻撃系統・上級) 絶対零度系 アケロン(攻撃系統・中級) コキュートス(攻撃系統・上級) 日常系統 クール(日常・医療系統) 手に触れているものを冷却する。ヒート(火・補助)の逆魔法。低級。 詠唱時間などによって温度はさらに下降。熟練者は氷をつくる事もできる。 これを会得している者は、暑い夏場に英雄になれる。 火傷治療等にもよく使われる。 詠唱 『冷気に告ぐ、我が名は○○、凍てつく力を欲する者なり。我が手に触れる万物を冷たき深みへ引きずり堕とせ―――クール』 ※温度下降用の追加詠唱(術名の後に詠唱、希望温度で止める。) 『なお駆け下りろ、凍氣の極み。さらに下へ、さらに下へ……(以降、文節の繰り返し)』 補助系統 ミスト(補助系統) 周囲を濃い霧で包む目くらましの低級魔法。 もちろん自分も視界が利かなくなるので使いどころ重要、主に逃亡用。 ※同系上位:フローズンミスト(攻撃系統)&ダイヤモンドダスト(攻撃系統) 詠唱 『雨霧に告ぐ、我が名は○○、空潤す力を欲する者なり。 雲の吐息よ視界を閉ざせ―――ミスト』 アイスセイバー(補助系統) 武器に冷気を纏わせ、斬りながら(打撃武器にも有効)凍らせる。二段攻撃の粋。低級魔法 詠唱 『凍氣に告ぐ、我が名は○○、凍てつく力を欲する者なり。 隷属望むは凍てつく二段殺しの斬撃。我が刃に宿りて力となれ!―――アイスセイバー!』 アシッドセイバー(補助系統) 強力な酸性の水で武器をコーティングする。攻撃と同時に対象を腐敗&溶解させるえげつない魔法。掠っただけでもダメージは大きい。低級魔法。 コーティング部分に誤って触れないように要注意。酸で武器が錆びないのは魔法ならでは。 詠唱 『強酸に告ぐ、我が名は○○、腐敗の力を欲する者なり。 隷属望むは形ある生を溶き崩す無情の水、我が刃に宿りて力となれ!―――アシッドセイバー!』 アクアロック(補助系統) 水場でないとあまり効果を発揮できない低級水魔法。 拘束用の捕縛魔法。 周りの水(又は空気中の水分を可能な限り集める)を使役し、対象の体の一部に纏わり着かせ、圧縮する。加重と単純な重みで動きを封じ込める。 アイスロック(補助系統) 拘束用の捕縛魔法。低級の氷属性。 対象の地面から下半身を特殊な氷で覆い、動きを封じる。凍死、又は細胞の壊死が起こるほど低温な氷は何故か作れない。単純に動きを止める魔法。 エンチャント・B(補助系統) 対象者の《水・氷》属性魔法の威力を一定時間内、1.5倍にまで跳ね上げる。持続時間は術者の魔力の度合いにより変わる。中級。 BはブルーのB。 詠唱 『青水に告ぐ、我が名は○○、更なる潤を欲する者なり。 蒼に輝く魔力を此処に。藍を統べる権威を我に。踏み行く先は青き領域の更なる奥地―――エンチャント・B(ブルー)!』 アクアプロテクション(補助系統) 対象者単体の体を球状に覆い、《火・爆》属性の魔法から防護する水の膜を張る中級魔法。難しい部類だが効果は高く、扱えるようになれば使い勝手は非常に良い。 医療系統 クール(日常・医療系統) ※日常欄参照 トリート(医療系統) 血液を固めて止血する低級魔法。表面を止血し、出血を抑えるだけなので完治には時間がかかる。 詠唱が短いので、戦闘中の応急手当に使われる。 詠唱 『流水に告ぐ、我が名は○○、癒しの力を欲する者なり。 血潮に宿れ清水(しみず)の力。溢るる流れを塞き止めよ―――トリート』 クリア(医療系統) 体内に入った毒(麻痺毒・熱毒など、即効性致死効果が無いもの)を中和する特殊な魔法薬を精製する。緊急時の対処にはこれが一番。中級。 ただ、特殊な精製の仕方をされた上級毒薬等は取り除ききれないときもある。高等な薬術師を相手にする場合は注意。 詠唱 『流水に告ぐ、我が名は○○、癒しの力を欲する者なり。 万物癒す清らかな流れ、穢れし流れを浄化せしめ、彼の者に強き脈動を与えよ ―――クリア!』 アクアヒール(医療系統) 火・爆魔法に対する対処手段。見方に纏わり憑き燃え盛る炎を消し去り、火傷をもある程度治癒する優れもの。中級魔法なので、水属性魔法を使えるものなら必ず覚えておきたいところ。 ※同系上位:エクソサイド(医療系統) サスペンド(医療系統) 氷属性単体中級魔法。人体を極度の低温状態にし、心停止。仮死状態にすることが出来る。出血が激しかったりするときなど、様々な場面に用いることが出来るが、長時間このままにしておくと本当に死んでしまう。 詠唱 『冷気に告ぐ、我が名は○○、仮初の死を願う者なり。 我願うは友の生。時を止め、流れを止め、鼓動を止め、救いの猶予を与えたまえ。凍える氷の棺にて、暫し眠れ我らが同胞(はらから)―――サスペンド』 エクソサイド(医療系統) 上級系火属性魔法に対する対抗手段。基本の効果はアクアヒールと同じだが、此方は更なる上級魔法に対して効果を挙げる。 ※同系下位:アクアヒール(医療系統) 攻撃系統 アイシクルダーツ(攻撃系統) 氷のトゲを飛ばす。射程、威力は詠唱時間や資質の強さなどによって変動する。低級魔法。 ※同系上位:アイシクルパイル(攻撃系統) 詠唱 『氷雪に告ぐ、我が名は○○、凍てつく力を欲する者なり。 氷よ、鋭き鉄鋲を成せ。我が手に宿り、我が眼前の敵をなぎ払え! ―――アイシクルダーツ!』 アイシクルパイル(攻撃系統) 空気中の水蒸気を一点に凝縮して凍らせ、巨大な氷の杭を精製する。範囲は狭く、直線攻撃だが威力は高い。超スピードで対象を貫く。中級魔法 但し生成できるのは基本的に一本のみ。湿気が多い地域や雪原地帯なら二、三本は可能。それ以上は術者の魔力がものを言う。 ※同系下位:アイシクルダーツ(攻撃系統) 『氷雪に告ぐ、我が名は○○、凍てつく力を欲する者なり。 我が力を中枢に、凍てつく零度の存在を借りて、形成せ巨大な透の氷柱。全力で穿て ―――アイシクルパイル!』 スパイラルエッジ(攻撃系統) 中級超狭範囲。高圧・高速の水流を細く細く束ね、金剛石をも切り裂く青きレーザーを発生させる。幅は数センチ程度だが、距離は長い。発生時間もほんの数秒だが、発動中は術者の掌を軸に自由に動かせるために、間合いを殆ど無視した強力無比の細剣と化す。 詠唱 『清流に告ぐ、我が名は○○、蒼の魔剣を欲する者なり。 軸に従い寄り添え流水。並びて川、集まりて大河、行き着きて海。 母なる流れを一つに束ね、形成せ清剣。流れによりて刃とし、穢れし命を裂き滅ぼせ―――スパイラルエッジ』 フローズンミスト(攻撃系統) 対象をそれはそれは冷たく濃い霧で包み体温を急激に低下させる中級魔法。 体が液状のモンスター等はこれで凍結してしまう事も。 ※同系下位:ミスト(補助系統),同系上位:ダイヤモンドダスト(攻撃系統) 詠唱 『霧氷に告ぐ、我が名は○○、凍てつく力を欲する者なり。 白い手のひら視界を覆う、零度の抱擁、両手を広げて包み込め―――フローズンミスト!』 アシッドキャノン(攻撃系統) 強酸で構成された球状の水の塊(頭大)を、大砲の如き勢いで術者の掌から射出する中級魔法。当たったが最後、骨まで溶かされるかもしれない。 詠唱 『硫酸に告ぐ、我が名は○○、溶解の力を欲する者なり。 憎しみ纏う憎悪の汚水、生者を恨む怨念の涙、寄せ集まりて体現せよ。 血肉骨臓(けつにくこつぞう)我にて滅さん、其は死者を好む狂人の血脈―――アシッドキャノン』 アケロン(攻撃系統) 自分の周囲を絶対零度まで低下させ絶対停止領域を作り出す。中級系氷属性の魔法。狭範囲型。 ※同系上位:コキュートス(攻撃系統) 『六花に告ぐ、我が名は○○、凍滅を欲するものなり。 冷獄に咲く凍清の花。其は生血を拠所にして咲く非情の体現。 せせらぎすら失せる嘆きの川のほとり、美しさに魅せられ尽くは立ち止まれ。安らぎと絶望を、流れの停まる其の時まで ―――アケロン』 ダイアモンドダスト(攻撃系統) 凍りつくほどの冷気による体温低下に加え、流れる水を凍りつかせて水の術を封印する上級魔法。 ※同系下位:ミスト(補助系統)&フローズンミスト(攻撃系統) 詠唱 『霧氷に告ぐ、我が名は○○、凍てつく力を欲する者なり。 大気の凍結、銀と透の織り成すヴェール。雨霧の凍結、冷たく着飾る氷の宝石。 我が迎えるは零度の乙女。留まれ流水、平伏し広がる氷面舞台。踊れよ乙女、大気に舞いて高らかに! ―――ダイヤモンドダスト』 アイスコフィン(攻撃系統) 術者の周りに八本の氷の剣を精製し、術者を軸に高速回転。解き放たれる氷の衝撃波が同心円状に広がり、氷雪の刃によって敵を切り裂き、凍りつかせる。 アイスセイバーを付加した武器を媒体にして発動させると効果範囲、威力共に上昇する。 フローズンダイアモンド(攻撃系統) 中空に巨大な氷塊を発生させ、垂直降下させる上級魔法。地面に衝突した瞬間、氷は細く鋭利な刃物となってそこらじゅうに飛び散る。光に反射する氷はダイアモンドの如き光を放つが、同時にそのものは自身の大量の血液も見ることになる。 アブソリュートエンド (攻撃系統) 対象を氷の中に閉じ込め凍結、氷を破壊することで粉々に砕く。上級。対象は単独限定。 詠唱 『氷雪に告ぐ、我が名は○○、凍てつく力を欲する者なり。 咲き誇れ氷花、形成せ氷面鏡(ひもかがみ)。流れる命を縫い止めて、透に収める氷塊監獄。 掻き散らす花弁、叩き割る銀の煌き。時ごと留めた鼓動の終焉、絶対零度の執行人に命ず ―――アブソリュートエンド!』 コキュートス(攻撃系統) 自分の周囲を絶対零度まで低下させ絶対停止領域を作り出す。上級系氷属性の魔法。中範囲型。 ※同系下位:アケロン(攻撃系統) 『氷獄に告ぐ。我が名は○○、絶対零度の無間地獄を欲する者なり。 希望の終焉、怨嗟の始まり。今、終曲は紡がれん。 穢れし魂の堕つる果て、汚泥に埋もれし九連地獄。汝が目指すは悪魔の墓標、裏切りの果ての最下層。 総てにおいて許しを請えど、聞き入れし者何人たりとも無。無音の境地、死寒の極地、永久に凍えて絶望せよ――――コキュートス』 アクアクラッシュ(攻撃系統) 対象狭範囲の上空に魔法陣を描き、高密度凝縮された大水を振り下ろす。その威力は地を抉り、粉々に砕く。上級。 詠唱 『潤水に告ぐ、我が名は○○、蒼透の鉄槌を欲する者なり。 我が魔力にて異空を結び、今、天にその門を開く。此度集いしは数ある支流。全ての流れを一つに集め、巨なる大河を形成せし。されば水流瀑布を成し、万物抉る災害と化す。此度彼方に我が敵在り。願わくば、其の鉄槌彼の者に振り下ろせ―――アクアクラッシュ!』 召喚系統 サモン・ウォートゥ(召喚系統) 水の下級神獣・ウォートゥを召喚する。彼女がいる間は術者にエンチャントB、アシッドセイバーをかけてくれる上に、偶にアクアヒールで回復もしてくれる。 怒ると恐く、いきなり口からスパイラルエッジを飛ばしてくる。 詠唱 『神水に告ぐ、我が名は○○、御身の召喚を請いし者なり。 鏡の向こうの裏天世界、ディスタンスに住まいしアフェクロシアが神子。水の意味を悟りし貴女に、我契約を以って呼びかけん。 澄み渡る魔力を代償に、我が呼び声に応え、我が元へ来たれ ――――ウォートゥ』 海限定系統 メイルシュトロム(攻撃系統) 海限定の上級水魔法。大型の渦巻きを発生させ、船を飲み込む。人魚達が得意とする魔法の一つ。複数人で発動させると恐ろしい破壊力。 詠唱 『大海に告ぐ、我が名は○○、海の怒りを解き放つ者なり。 我らが住まいし母なる海よ、暫しの間、その力分け与えたまえ。 道に従い奔り廻る貴女の血脈、願い聞き受け入れたまわば、あだ名す者等に激流の渦潮を。我等が嘆きを聞き入れて、海の藻屑を生み出さん―――メイルシュトロム』 タイダルウェイブ(攻撃系統) 海限定の上級水魔法。大型の津波を発生させ、船を叩き潰す。人魚達が得意とする魔法の一つ。複数人で発動させると恐ろしい破壊力。 詠唱 『大海に告ぐ、我が名は○○、海の怒りを解き放つ者なり。 我らが住まいし母なる海よ、暫しの間、その力分け与えたまえ。 荒れ狂う貴女の嘆き、叫び、憤激の瀑布。我等の悲鳴を聞き、彼の者等に粛清を―――タイダルウェイブ』 複合魔法 イービルパイル(氷・闇) アイシクルパイルとダークハウリングを一つに束ね、更なる高みを目指した魔法。 生成した氷の杭に闇の魔力の奔流を纏わせ、殺傷能力を格段に高めた『悪魔の杭』。高速射出される杭には総てを抉り、撒き散らす闇が螺旋状に回転し、範囲と威力を上昇させている。 ネロ(氷・闇) アケロンとダークネスイリュージョンを一つに束ね、更なる高みを目指した魔法。 指定狭範囲内を漆黒の闇で包み、その内部を急激に凍てつかせる。 闇の中で敵の全身を凍らせる絶望魔法。命を真の闇にて葬り去る。
https://w.atwiki.jp/marcher/pages/157.html
←前の話 次の話→ 「愛佳、あなたが“視”たのはここで間違いないね?」 もはや訪れる者などいないであろう山腹の建造物の前に、愛たちは立っていた。 廃墟となって久しいそれは、長年風雨に曝された跡を残し、蔦や苔に覆われながらも損なわれることない威厳を湛えている。 「はい、間違いありません。ここです」 やや青ざめた顔ながらも、愛佳ははっきりとそう言い切りながら頷いた。 愛佳のその言葉を受け、自然と全員の顔が再び廃墟となった建物へと向かう。 ――エリーナ・ホテル さほど規模は大きくないものの、かつてデザインホテルとして密かな人気を誇った瀟洒な建物も、今は自然の中に埋没しつつある。 だが、そのことは憐れさや物悲しさよりもむしろ、どこか退廃的な美しさを与えていた。 「この中に………」 里沙が小さく呟いたその言葉の先は、張りつめるような緊張と、そしてすがるような期待とが混ざり合った空気の中に霧散する。 “敵”の根城――それがどうやら廃墟となった山腹のホテルらしいと短時間で分かったのは、愛佳の能力に拠るところが大きかった。 ―予知(プリコグニション)― 愛佳の能力は、未来を予め知ることのできるチカラ。 とはいうものの、自分の知りたいことを自分の意志で“視”られるというわけではない。 “未来”の訪れは不定期かつ無作為であり、眠っている間に“夢”として表れることも多い。 今回の件についてもそうだった。 僅かな仮眠を取った際に愛佳は“視”た。 山中にあるらしきどこかの廃墟の前に立つリゾナンターの姿と、そして――― 「ここが“対象”の本拠地であることは、どうやらもう疑いないね」 愛の静かなその声に、場の空気が緊張の度合いを増す。 あの後――各グループに分かれての捜査の中、愛たちはいくつかの情報を手にした。 失踪者が出た家の多くで、やはり直前に出入りしていた外部の人間がいたこと。 人相や風体から鑑みてその数は全部で4体程度であり、それらすべてがせいぜい20代の若い女性であること。 だが、逮捕歴や前科のデータベース、ここ数年の失踪者ファイルから抜き出したそれらしき人物とは一人も合致しなかったこと。 表には出ない、非公式の名簿でもそれは同じであったこと――― それにより、さゆみの仮説がほぼ確実に事実に近いところにあるという手応えは得ることができた。 だが、その先へ進む手がかりが掴めず、新たな方向からのアプローチの検討を図りかけていた矢先――愛佳が“夢”を“視”た。 愛佳が“視”た特徴的な外観や内装の建物は、さゆみによってすぐに割り出された。 街からやや外れた山の中腹にある、今は立ち入り禁止となっているホテル―― その「エリーナ・ホテル」が捜査線上に浮上したことで、事態は一気に進展を見せた。 再びの、視点を変えての調査の結果、各方面から入った情報は、愛佳の“夢”を確証付けることになる。 件の“ハウスキーパー”らしき人物が、その山の方へ歩いて行くのを目撃した者がいること。 また、それ以外にも複数の出入りがここ最近為されているらしき痕跡が認められたこと。 少し前に捜索願を出された若者数人が、どうやら廃墟探検を目的にこの山に入ろうとしていた節があること――― 街に程近く、それでいて人の出入りがほぼ皆無であるという、“隠れ処”として理想的な条件。 そこにこれだけの情報が集まれば、愛佳が“視”たのは、「最終目標」を果たすべく敵地に乗り込まんとする自分達の姿であるに違いなかった。 愛佳が“視”た映像とまさにまったく同じように、やや傾き始めている太陽に照らされた6人の影が伸びている。 できれば、日が落ちる前に片を付けたいという思いは、愛だけのものではきっとないだろう。 “全員に影があるうちにすべてを終わらせたい”……という、その思いは。 「…じゃあ、かかるよ。各自、十分に気をつけて。それから、何度も言うように感情は捨てなさい。いいね?」 その愛の言葉に、バラつきながらも全員から頷きが返ってくる。 酷な命令ではあるが、事態の深刻さを思えばやむをえない。 吸血鬼化した者を元に戻す方法は、結局今に至っても不明確なままだ。 ただ操られているだけであれば、もしかするとその根源を絶てば元に戻る可能性はあるが、それとて何の根拠もない。 結局のところ、そんな方法は存在しないものとして、最善の対処――速やかな“除去”――をするしか、今の愛たちにできることはなかった。 喩え、知った顔の“敵”に遭遇したとしても…… 「では、3班に分かれて行動する。リンリンと愛佳は1階、れいなと里沙は2階、私と小春は3階を。“対象”を発見次第、各自“除去”のこと」 階数こそ多くはないが、ホテルの内部はそれなりの広さを持っている。 全員固まっての行動はあまりに非効率であり、何より“対象”の殲滅に支障をきたす恐れが大きい。 可能な限り分掌しての短期決戦が理想だった。 「各自、パートナーからは絶対に離れないように。それから各班同士の連絡も常に取って、必要や異変があればすぐ合流すること」 各班とも、自身の能力で戦闘に対応できるであろうメンバーをそれぞれ配した。 当然銃器は装備してきているが、建物内だけに使用が困難な状況も間違いなくある。 生身で対応できるに越したことはない。 ―精神操作(ブレイン・マニピュレーション)― もし里沙の能力が通じるようであれば、随分楽になるだろう。 精神――脳に侵入し、相手をコントロールできる里沙の能力ならば、「生きたまま」の捕獲ももしかすると可能になるかもしれない。 とはいえ、果たして吸血鬼相手に能力が通じるのかどうかは、里沙自身が一番疑問視しているようだった。 里沙の能力は、人間以外の動物の脳を支配することはできないらしい。 「吸血鬼には試したことないから何とも言えないけどさ」と冗談ぽく肩を竦めていたが、あまり期待しない方が無難だよとその表情が言っていた。 同時に、精神系の能力を持っている相手には効果を発揮しにくいことも、過去のデータが物語っている。 吸血鬼が―催眠(ヒュプノシス)―に類した能力を有しているのだとしたら、その点から見ても確かに下手な期待は持たない方がいいように思えた。 里沙には、むしろれいなを“コントロール”する役割を担ってもらうように配置した。 絵里のことを完全に頭から取り除くことは不可能だろう。 冷静さを少しでも欠けば死に直結する状況の中に乗り込んで行く今、れいなを的確にフォローできるとすれば里沙しかいない。 れいなと同様に、小春もその点に関する心配がある。 あれ以降、捜査における自分の役割こそきっちり果たしてはいるものの、目に見えて苛立ちや自己嫌悪が募っている様子が伺える。 今は落ち着いた表情をしてはいるが、内心はおそらく少なからず乱れているだろう。 ―幻影(イリュージョン)― 小春の能力も、直接的な殺傷力は皆無であるが、補助的に用いることで格段に戦闘は有利になる。 あらゆる情景を「幻影」として映し出せるそのチカラは、これまでもさまざまな場面で非常に有効に働いてくれた。 だが、直接幻を出現させるわけではなく、相手の視覚野――脳への働きかけに拠って幻を見せるらしい小春の能力の効果は、現状里沙同様に不確かと言うしかない。 そのことは小春も十分に分かっており、だからこそ余計に不甲斐なさを覚えているようだった。 普段であれば的確にそれを自己分析し、必要以上の無理はしない冷静さを持っている小春ではあるが、今回ばかりは先走る可能性もある。 そうならないよう、責任を持って自分がリードするつもりだった。 その結果、比較的まだ経験の浅いリンリンと、最年少で戦闘系の能力を持たない愛佳を組ませることになるのは少し不安ではある。 しかし、十分以上に明晰で冷静な対処ができる2人は、もう立派に一人前のリゾナンターと言い切れる優秀なプロだ。 問題なく任務を果たしてくれるものと信じたい。 「これ以上、被害を広げるわけにはいかない。必ずここで食い止める」 愛の言葉に、緊張を含んだ力強い頷きが応える。 そう、被害を広げるわけにはいかない。 “スパイ”の存在が不明瞭である現状での分散は、言うまでもなく危険をはらんでいるが――今はこうするしかない。 再びメンバー内に犠牲が出る可能性を認知しながら、それに対して何もできない自分が腹立たしかった。 「みんな……どうか無事で」 そう言うしかない、情けない自分が――― ◆ ◆ ◆ 「愛佳サン、絶対に私の傍を離れないでくださいね」 無言の頷きがすぐ背後の愛佳から返るのを確認し、銭琳は目の前のドアのレバーに手をかけた。 そして愛佳に目で合図をすると同時に、一気にドアを押し開ける。 「……誰もいない…か」 元は従業員のドレッシングルームであったらしき空間が、開いたドアの向こうに広がっている。 かつては意欲に燃えたスタッフがセンスある制服に袖を通したのであろう場所も、今は埃だらけで見る影もない。 用心しながら中に踏み込み、念のため明かりを照らしてみるが、何かが潜んでいる気配はなかった。 だが、緊張を解くわけにはいかない。 確かに、今目の前には“敵”は存在しない。 しかし、建物内に踏み込んだときから強く感じる薄気味の悪い感覚は、確実に内部にいる“何か”の存在を物語っている。 愛佳と視線を交わして頷き合い、銭琳は再び廊下に出た。 ホテル内部はまだ思ったほどには荒れていない。 窓のガラスがほとんど割れずに残っているため、さほど風雨に曝されることがないからだろう。 とはいえ、そこかしこでクロスは剥がれ、どこからか漏れた雨の痕が天井にも壁にも不気味な染みを作っている。 老朽化が激しい部分もあり、その意味でも警戒しながら進まなければいけなかった。 「玄関ホール…ですね。あそこがフロント」 すぐ隣のトイレにも気配がないことを確認した後、さらに進むと廊下が途切れ、広い空間に行き当たった。 周囲を見回しながらそう囁く銭琳に、愛佳がまた無言の頷きを返す。 建物内を歩いてきて入り口部分に辿り着くというのはどこか奇妙な感じだった。 裏口から侵入した自分たちは、かつてのこのホテルに勤めていた従業員と同じルートを歩いているのだろう。 ふとそんなどうでもいいことを考えたとき――銭琳の視界に何かの影がちらついた。 「―――!!」 「―どうしたん、リンリン!?」 突然身を低くした銭琳に続いて素早く身を屈めながら、愛佳が驚いたように囁く。 「あっちで何か、動いた気がしました」 「あっち…?……レストラン……」 銭琳の視線を追った愛佳の表情が微かに強張る。 木製の洒落た扉の向こう、薄汚れたガラス越しにほんの僅かに室内の様子が見て取れた。 往時は、客の舌を楽しませるとともに目も楽しませていたらしい、趣を凝らした内装の切れ端が覗いている。 「行きましょう」 「……うん」 「…大丈夫です。私が愛佳サン、守ってあげますから」 いつになく緊張をはらんだ愛佳の表情を見て取り、銭琳は柔らかくも力強い笑みを浮かべてみせる。 「…ありがと。頼りにしてるわ。後輩に守ってもらうんは癪やけど」 一瞬複雑な表情をした後、愛佳はそう言いながら微笑みを返した。 その肩をわざとらしく鷹揚に叩いた後、銭琳は再び表情を引き締める。 そして、体勢を低くしたまま静かにレストランの方へと向かった。 辿り着いた扉の向こう――レストラン内部からは、先ほどとは違い、確かに何者かの気配を感じる。 愛佳と顔を見合わせ、頷き合う。 “対象”との対峙を前にするこの瞬間は、慣れることのない緊張が身を浸す。 いや、むしろ慣れてはいけないのだ――と銭琳は思う。 慣れは油断や不慮の事態を招く。 今回のような場合は特に、その一瞬が命取りとなるのだから。 愛佳と視線を交え、呼吸を合わせる。 いつでも戦闘態勢を作れるように身構えながら、扉に手をかけ――勢いよく押し開くと同時に、銭琳は室内へと飛び込んだ。 「―――ッ!?」 瞬間、自分の右手に人影を認めた銭琳の掌から炎が上がる。 だが、それはすぐに消えた。 「鏡―――」 入ってすぐ右手の壁の多くを、今はくすんだ鏡が覆っている。 内装の一環であろう凝ったデザインの大きな壁面鏡――― それは、たった今銭琳を脅かした人影――銭琳自身や愛佳の後ろ姿とともに、店内を丸々映し出していた。 「リンリン――!」 銭琳がそれらを瞬間的に認識するのとほぼ同時に、愛佳の上ずった声が響いた。 反射的に振り返った銭琳の視界に、鏡越しではない店内の光景が飛び込んでくる。 外壁に面した部分が一部吹き抜けになった店内は、照明が切れた今でも外からの採光でそれなりに明るい。 広々としたその空間は、当時のゆったりとした優雅な食事風景を想像させた。 だが現在は、洗練されたデザインのタイルも剥がれ落ち、ノーブルな机や椅子も無残に打ち捨てられている。 ある種、衰滅の美学を有しているとでも言うべきその光景はしかし、銭琳にとってただの背景でしかなかった。 驚きに見開かれた銭琳の目に映ったのは――目を閉じ、ぐったりとうなだれて椅子に座る一人の女性の姿――― 「亀井サン……!!」 吸血鬼によって拉致され、姿を消していた絵里の姿だった―――
https://w.atwiki.jp/darakuhime/pages/80.html
前ページ次ページNameless Archives/2ちゃんねる・エロパロ板/タイトル記録ミス 題 ウインガルト公国の没落・第三章 作者 -- Lunatic Invader -- ゴア 取得元 タイトル記録ミス,http //www2.bbspink.com/eroparo/kako/1060/10603/1060398502 取得日 2005年09月27日 タグ Author ゴア mc ファンタジー 洗脳 牝犬 概要&あらすじ アベル大王の支配を受け入れた国。新生ウインガルト誕生を祝う宴が始まる。その1/9 ページ 第一章-1-2-3-4/第二章-1-2-3-4-5/第三章-1-2-3-4-5-6-7-8-9 ご注意:以後の作品の著作権は、作者(書き込み主)にあります。 第三章 「宴」 (1) 日暮れとともに、城下には喧騒が広がる。 城から、ワインの樽が惜し気もなくふるまわれ、人々は広場に集まって、乾杯を繰り返していた。 ウインガルト城も、城門を閉ざしてしまい、番兵も残さずに、城を上げて祝いの宴を催しているようだ。 「アリス姫の即位万歳!」 そう言って、乾杯する人々は、アリス姫が即位したのは、牝犬公である事を、まだ知らない。 予定通り、城下に酒がふるまわれると知って、あたしは、そんな光景を想像した。 戴冠式が終わってから、祝宴の準備をする間、あたし達牝犬公女姉妹には、身仕度を整える時間が与えられた。質素を旨とするウインガルト公家では、君主といえども身の回りの事はできるだけ自分でするしきたりであった。あたし達も、それぞれの自室にある浴槽に湯をはってもらっただけで、その後のことは一人でやった。 泥と小便に汚れた身体を、浴槽に横たえて、入念に磨き上げた。 少し惜しい気もしたが、口の中も丹念にすすぎ、歯も磨いた。 お湯につかって火照った身体をバスタオルでふき、全裸のまま三面鏡の前に座って、髪をすいた。 鏡の中には、金色のくせっ毛をして、顔にそばかすが少し残った、それなりに可愛い牝犬が写っていた。 ちょっと胸が足りないのが難だけど、細い腰と、張りのあるお尻、健康な四肢は及第点だろう。殿方の性処理のための玩具として、十分に使える身体だと思えた。 鏡の中の牝犬は、舌を出して、唇をぺろり、と舐めた。 まだ何も知らない少女のような顔をしたこの牝犬は、明日の朝にはどんな顔になっているのだろう。性の快楽をその身に刻み付けた、淫らな顔になっているのだろうか。 あたしは、そんな事を思いながら、髪にブラシをあて始めた。 (2) 戴冠式の後、アベル大王様は様々な命令を矢継ぎ早に下していった。 まず、城中の女を全裸にして大広間に集め、仮の「仕分け」を始めた。 女達は、以前の身分に関わりなく、年齢や容姿に応じて、新しい役目を与えられる事になっていた。取り敢えず、中年以上の女は夜の宴会の支度をする様に命じられ、服を着て炊事場や酒蔵に下がった。 最初に、アベル大王様は衛士隊の中に10名ほどいた元女衛士の全員を、大王様専用の「家具」にした。 女衛士達は、大王様に魔法をかけられ、ある呪文で何時間でも同じ姿勢を取り続けられる様に身体を改造された。 大王様の命令で、5人の娘達が組み合わさって、アベル大王様の玉座になった。 残りの数人は、椅子のスペアであり、時に応じて、ローテーブルや、ランプスタンドや、サイドテーブルになる。彼女達は、今後は基本的に46時中大王様の側に生きている家具として仕え、人間としての生活は失われることになった。 人間であることをやめさせられてしまう事で、最初は悲痛な表情をしていた娘もいたが、アベル大王様の魔法の力は、彼女達からそういった感情さえも取り去ってしまった様だった。家具娘達は全員が何処か夢を見ているような、うっとりとした微笑を浮かべたままで、椅子になり、テーブルになるのだった。 アベル大王様は、神に仕えていた女神官達には、もっと過酷な仕打ちを与えた。 新生ウインガルトでは、神とはアベル大王様のことであり、今までの信仰は全てを捨て去ることとされた。 神官長であるマリア様は、病のため町外れの神殿本殿にいて、今日は城内にはいなかったが、代理として来ていた副女神官長のキャスという娘を始め、城内の神殿分殿にいた23歳から14歳までの10数名の女神官達は、まず今まで信仰していた女神ファーファルを捨て、アベル大王様を生ける神として崇める巫女に改宗させられた。 魔法によって、心を変えられてしまっていた彼女達は嬉々として改宗を誓った。 アベル大王様は、そうして自分を神として崇める事を誓った娘達のうちから、5人を自分へのいけにえとする事を命じた。いけにえとなった娘達は、祝宴の間中犯され続けた後に、アベル大王様にその命をささげる。大王様は、その理由も目的も全く説明せず、ただ娘達に、いけにえになれとだけ命じた。 さらに、アベル大王様は、残りの巫女達に、城の便器奴隷となることを命じた。城中の便器すべての始末をするだけでなく、その傍らに控えて、城の全員の下の始末を、その口と舌でする、生きた便器となるのだ。 神にすべてを捧げた巫女達は、もちろん新しい神の命に喜んで従う事を誓った。 それから、彼女達は、つい先刻まで敬謙に信心していた女神ファーファルを冒涜する行為をして、新しい神への恭順を証明して見せたのだった。 巫女達は、桶の中に、神聖なファーファルのホーリーシンボルや経典を集めて入れ、一人ずつ、その桶に跨って、神器に大小便をかけていった。 「生き神アベル大王様万歳!ファーファルなんか糞でも食らえ!」 今日という日まで、女神官として純潔を守り、清らかな生き方をして来た娘達は、今まで一度も口にしたことがない汚い言葉でそれまでの信仰の対象を罵り、文字どおりの意味で汚しながら、新しい神を称えた。 そうして、彼女達は、まず仲間の排泄の後始末をその清らかな舌と口で行い、便器奴隷の初仕事としたのだった。 残った貴族の娘や、女官達は、仮に奴隷の身分を与えられた。 数日のうちに、あるいは監督長様達の気に障るような事があればすぐに、彼女達のうちの何人かは、殺しても罪にならない、牛や馬と同じ使役獣の身分に落とされてしまうと説明された。 監督長様達は、子供から20代後半までの全ての娘達に、今夜の宴会での役割と、明日からの仮の仕事を割り振る作業を始めた。 誇り高い女衛士や清らかな女神官達が、目の前で家具や便器にされるのを目の当たりにした娘達の反応は様々だった。 恐怖に泣き出す娘もいれば、瞳を輝かせて喜ぶものもいた。 だが、表面的な反応は違っても、心の底では皆皆興奮しているのが、あたしには分かっていた。魔法で心を変えられてしまい、あたしと同じ牝犬になっている彼女達は、人間を否定されるまでに堕としめられることに、どうしようもなく甘美なあこがれを感じてしまうのだ。 娘達は皆、監督長様に真剣な表情で奴隷としての忠誠を誓った。 監督長様達は、今までと同じ仕事をさせてくれとすがりつく娘や、どんなみじめな事でも喜んですると言って土下座をする娘達を前に、楽しそうに笑っていた。 アベル大王様は、城内の神殿分殿の礼拝堂の広さを確かめた上で、そこを宴会場とする事に決めた。 早速衛士達が総出で、神殿内の神像や祭壇、ベンチなどを片付け、会場として整える事になった。プラール宰相とアル衛士長も、指揮をとるために大広間を退出していった。 監督長様達に大臣様達も加わって、娘達の仕分け作業が続くなかで、あたし達牝犬公女には、エル様から身繕いをする様にとの命令が与えられたのだった。 (3) ほんのりと薄く化粧をしながら、あたしは、こうしている間も続いている仕分け作業の事をぼんやりと考えていた。 親しい貴族の娘や若妻が、どんな仕事を与えられたのか、後で聞いてみようと思った。 家具や、便器になった娘達のことは、別に可哀想だとも、羨ましいとも思わなかった。 この国の女は全てアベル大王様の所有物なのだから、大王様が望む通りのものになるのは当然の事だった。 しかも、今のあたし達女にとっては、辱められる事が最高の幸せだ。あんな素晴らしく惨めな役割を与えられて、彼女達は幸せを感じているに違いない。 そして、あたしには、あたしの役割が既に与えられている。 征服されたかっての支配者として、新しい支配者の前に膝を屈し、さらには淫らな牝犬となって、新しい秩序を率先して体現し、殿方の性欲と支配欲を満たす玩具としての役割が。 惨めさにおいて、決して彼女達に劣らない、素晴らしい役割だ。 あたしは、生まれて始めて、王族に生まれて良かったと感じていた。 以前の身分が高いほど、今の卑しい自分との落差が激しいほど、堕ちる喜びも、また深くなるのだから。 (奇麗にしなくっちゃ・・・殿方がめちゃくちゃに汚したいと思うくらいに・・・・・) あたしは、もう少しだけ化粧を濃くしようと決め、紅に手を伸ばした。 唇に紅を差し終え、あたしは、鏡にむかって微笑んだ。 淫らに笑ったつもりだったのだが、うまく行かなかった。 あたしは、もう一度笑った。 今度は口を開けて舌を出す、牝犬の笑いだ。 鏡で見ると、本当に痴呆のようなこの表情が、あたしは気に入った。 「あ・・・は」 あたしは、声を出して、また笑った。 もしかしたら、あたしは、もう二度とこうして鏡の前に座る事はないのかもしれない。 突然、そんな想像があたしを支配した。 あたしはもう二度とベッドに眠る事もなく、椅子に座って食事をする事もない、完全な牝犬として飼われることになるのだと思った。 それは、自然な事としてあたしの心の中に落ち着いた。 あたしは、外してあった革の首輪を再び自分の首につけた。 そして、再び牝犬の笑いを浮かべた。 「あはっ・・・ そうよ。あたしは、牝犬」 声に出してそう言うと、あたしは、椅子の上に上がった。 椅子の上で、あたしはしゃがみ、手を肩の前で握り、膝を思い切り開いた。 鏡の中に、「ちんちん」をしているあたしの姿が映った。 開いた股の間の性器は、はしたない蜜に濡れていた。 本当にあさましい姿だった。自分が、こんな姿を大勢の人に晒していたのかと思うと、あらためて恥ずかしさと惨めさが込み上げ、あたしはたまらなく素敵な気分になった。 「あふぅ・・・」 鏡の中の牝犬が、嬉しげに身をよじった。 更に惨めな格好をしたくなって、あたしは、手を下ろして指で自分の性器を開き、中をさらすポーズを取った。自然に、鏡に写る性器に視線が行ってしまう。 指で弄って気持ち良くなった事はあったが、こうしてじっくりと眺めるのは初めてだった。 ピンク色の、複雑な構造をしたその部分は、良く見ると、嬉しげにひくひくと震えているような気がする。スリットの上端にある敏感な木の芽が、包皮から頭の部分をのぞかせていて、そこから甘い疼きが全身に広がっていた。 このまま、自分の股間を見ながらオナニーしたい衝動にかられた。 でもあたしは、オナニーは人前でしかしないと誓っていた。誓いを破ってお仕置きを受けるのも良いが、初日からそれでは後の楽しみがない。 部屋の外へでて、誰か人のいるところでオナニーすることも考えたのだが、結局今のところは我慢することにした。 いやらしい気分でいっぱいになったあたしは、椅子を降りると、自分の部屋の中で、一人、四つんばいになって這った。 「あん・・・オナニーしたい!」 あたしは、声に出してそう言い、お尻を淫らに振った。 もどかしさの中に、自ら進んで堕ちる事の快感があった。 誰かに、このあさましい姿を見て欲しくなった。 いよいよ我慢できなくなったら、部屋を出ようと思いながら、あたしは更に淫らにお尻を振り立てた。 前ページ次ページNameless Archives/2ちゃんねる・エロパロ板/タイトル記録ミス Counter today - ,yesterday - ,summary - . Page created 2007-10-28,last updated 2008-02-06 18 56 09 (Wed),and copyright by 堕落姫乃眸.
https://w.atwiki.jp/bangaltravel/pages/101.html
宿泊@栄 ■ラグナスイート 愛知県名古屋市中区錦3-12-13 TEL 052-954-0081 【最寄り駅】地下鉄東山線:栄駅 【料金】シングル5,800〜、シングルツインユース3,400/人〜 ダブル5,500/人〜、ツイン5,500/人〜 【C/I・C/O】14 00?11 00 【食事】無いよ 【室内設備】やっぱり2人では狭い。冷蔵庫は空(冷凍室なし)。 LANケーブルあったけど使わなかった。 アメニティ:シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・歯ブラシ・ カミソリ・くしなどのビジホでよくあるアレ。 化粧品セット的なものはなし。朝日の朝刊とミネラルウォーターと インスタントコーヒーがサービス。 【雑感】 普通のビジホなんだけど外装が妙に気合入っていてラブホっぽい。 周囲はモロ繁華街で客引きホストうぜえ。 テレビがアクオスでした。 【評価】★★★☆☆ 【周辺情報】隣にデイリーヤマザキあり。それ以外は風俗店と飲み屋と ホストしかいねえ。 東山線栄駅のホームまで5分くらい。 次もここでいいかな、と思った。 ■名古屋東急ホテル 【最寄り駅】栄(地下街出口から5分は歩くので結構遠い。) タクシーで1200円はいった。 【IN/OUT】14 00/11 00 【部屋】禁煙シングル。さすがに部屋は広い。バスルームもバスタブも広い。 部屋には机の他に三面鏡付きの鏡台あり。 コンセントが枕元他、部屋のあちこちにあり便利。 ノーマルでは最上階の10階だったけど、外の声や救急車の音がよく聞こえた… 廊下や隣室の音は全然だったんだが。他は特に不満なし。 レディースアメニティは言えばくれるらしい。 【料金】朝食付11,000円(じゃらん予約) 【食事】3ヶ所から選べる。モンマルトルでの朝食ビュッフェを選択。 ワッフルウマー(*゚Д゚)小倉トーストウマー(*゚Д゚) 味も品揃えも文句無し。10 30までやってるのも嬉しい。 【評価】ホテルレベルや部屋設備、朝食を考えれば割安かと。 入り口でドア開けてくれたりフロントで傘袋やタオルくれたり 氷はルームサービスで持ってきてくれたり、普段ビジホだからこそばゆいw 12時チェックアウトなので二度寝出来るのもポイント。 立地だけがネック。駅から遠いよ… 【感想】ワッフル食べたさに宿泊しました。ワッフル美味しかったです。 .大阪・東京に「負けねーぜ!」と言う気合いが入ってるような気がするw ポーターが部屋まで荷物を運んでくれたり、 裁縫セットがあるかフロントに問い合わせたらミニセットをわざわざ部屋まで届けてくれた。 ちなみにその時は往復新幹線パックで27800円(ツイン) ■サンホテル名古屋錦 愛知県名古屋市中区錦3-13-30 TEL:052-971-2781 【最寄り駅】錦駅、栄駅 【IN/OUT】15 00/11 00 【料金】シングル4,200〜、ツイン7,350〜、トリプル10,500〜 ツイン、トリプルで泊まった事あるんだけど、 どっちもそんなに部屋が「狭い!」って感じた事はないかな・・・ ただいつも格安ホテルばっか泊まってるから、 どれくらいで狭い部類に入るのかはわかんないけどw 例えば東横なんかに比べたら、あんなに狭くはない。まぁ、普通。風呂は、狭い。 確かバスタブが台形になっててとにかく身動きがとれなかった。 ドライヤーは・・・漏れいつも自分の持参してるから記憶にない・・・ けど、鏡台には付いてなかったと思う。 総合的に見て、特に何も問題は無いよ。あの立地条件だったら文句は無い! すぐ繁華街だから日中に買い物しても、夜に飲みに行くにも凄く助かる! でも、夜はホテルのまわりにホストやホステスが夜中までたくさん居るから そーゆーのが嫌いなら夜とか出歩かない方が良いかも。 参考までに、漏れは長く遠征に出るからコインランドリーが不可欠なんだけど ここはコインランドリーが客室に隣接してるために 夜22時以降は使わせてもらえないんだよね・・・ 羅犬から帰ってくると間に合わないからそれはとても困る。 でも、日によってその部屋に客が居ないと夜も使わせてもらえる ■ホテルエコノ名古屋栄 愛知県名古屋市中区錦三丁目6-15 たての街5F〜9F 【最寄り駅】栄駅。結構近かった。ダイホまでも歩いてはいける。 【IN/OUT】16 00/10 00 【料金】シングル5,670〜、ツイン4,987/人〜 【設備】部屋は狭く、風呂はユニットバスで、寝る分には不自由しない。 部屋に古さは目立つものの、気にならないくらい。 備品は、テレビ・冷蔵庫・ハンガー・ドライヤー(小さめ・写真参考)・浴衣・ リンスインシャンプー・ボディーソープのみ。 コンセントあるけど、部屋と風呂場に各一個。 湯沸かしポットはフロントで貸し出し可だけど数に限りあり。 上半身が写るくらいの大きさの鏡が、ユニットバスを出た目の前の壁にかかってます。 【感想】ビルの5~9階部分がホテル。下にマンキ(ポパイ)あった。 最悪とは言わないけど、名古屋の水準を考えれば 5,000越えでこれか?という感じ。全体的に古い。部屋は狭くはないけど。 無料朝食付きだけど、おにぎりも味噌汁もコンビニ用商品で味気ない。 チェックインも16 00からと遅いし、今楽天見てみてもこの水準なら 他のとこの方がいいと今になっては思う。当時名古屋初心者だったんで あんまわかってなくて取っちゃった。 ■ホテルコムズ名古屋(ex.三井アーバンホテル名古屋) 愛知県名古屋市中区東桜2丁目23番地22 【最寄り駅】 地下鉄新栄町駅 ※楽天トラベルでは最寄駅が栄になってるけど、新栄町の方が近い。 ◇料金 シングル4,100~、ツイン8,000~ ◇チェックイン/アウト 14 00/11 00 【食事】 なし(チェックイン時に朝食の有無が選択できる/¥950) 2010年7月利用時、朝食バイキング1300円。前日予約すると1100円。楽天トラベルで朝食付きプランも選べました。 【評価】 4/5 【感想】 宿泊プランは「リニューアル1周年記念、9/30・10/1限定(禁煙ルーム)」 というもの。ダイホまでは歩いて10分~15分といったところなので、ダイホ行って 泊まるんならこのホテルをお勧めしたいな、目の前がコンビニだし食べ物屋も多いし。 部屋はきれいで若干小さめ。広いベッドに硬さの違う枕が3つもw 困ったところといえば、ユニットバスがやたら狭いのと、ドライヤーが最初液晶 テレビの後ろに置いてあって、「なんだよ!ドライヤーないのかよ!」と 思ってしまったことくらいかな。あとは快適でした。 2010年7月に利用。 部屋のカギは非接触式カード。インロックしてしまった場合はフロントで再発行してくれる(前のカードキーは使えなくなる)。 12平米と少し狭いけど、そんなに狭さは感じない。デスクがやたら広い。 部屋はきれいだけど水回りに若干古さを感じる。ユニットバスの狭さもお手軽なビジホのシングルなら許容範囲内。 シャワーがダイヤル?を回すだけで温度調節できるタイプ(水とお湯のコックをそれぞれ捻って温度調整するタイプではなくて)で便利だった。 壁が薄いのか音漏れが結構あるので、連れと部屋で喋ったりするときは注意。 ちなみに私が使った時はドライヤーは分かりやすい位置にありました。 朝食バイキングもあるけど、すぐ近くにデニーズやコメダ珈琲があるからそっちを利用してもよいかと。 結構快適だったので、ダイホに泊まりで行く時はまた利用すると思う。 ■ザ・ビー名古屋 (ex.ライオンズプラザ名古屋) 愛知県名古屋市中区栄4-15-23 【最寄り駅】 地下鉄栄駅 ◇チェックイン/アウト 14 00/11 00 【料金】シングル5,800~、セミダブル3,500/人~ 【食事】 食事なしのプランにしてたので不明。 フロントにコーヒーがある。自由に飲めるらしい 【感想】 地図で見るより駅歩が少なく感じた 行ったのがダイホだったので新栄→栄まで電車で移動したけど、 ダイホから栄まで歩いて電車乗ってる人もいるので 歩くのが苦じゃないなら出来ない距離ではないと思う 徒歩五分圏内にモスとか喫茶店もいくつかあるので食事には困らない。 部屋は綺麗。ベッドも快適。デザイナーズなので家具がいい感じ 枕元に読書灯かな?小さいライトがあるけど、 寝るときに点けたら結構明るくて逆に困った。 じゃらんだと風呂が悪いとなってるけど、深さはあるし ライブ後さっとシャワー浴びて寝るくらいなら問題ないと思う 訳あって部屋をシングルからツインにしてもらったんだけど 一緒に泊まった子にも「バンギャの遠征用って感じじゃない」と言われた。 フロントの人も感じがよかった。 ■ナゴヤプラザイン 名古屋市中区錦3-8-21 TEL 052-951-6311 【金額】S4500円~、T7,700~ 【食事】朝食付 パン(トースト、蒸しパン、ホワイトロール、クロワッサン、 ロールパンetc)食べ放題・カップ自販機飲み放題 【評価】 部屋や空調はボロさを否めないけど、ベッド(シーツ)やタオルはもちろん清潔。 8階の部屋だったんだけど、窓の外から一晩中グォ~~ンという音がして (空調の音?モーター音っぽかった) あと深夜、ベッドのすぐ近くにある窓の隙間から、飲食店(居酒屋?)の調理のニオイが 入ってきた。 繁華街だから仕方ないのかな?その辺が気になりました。 ホテル内に自販機多数。缶、ペット、カップの飲み物、お菓子、パン、カップラーメン、アルコールetcの自販機。 シャンプー・リンス・ボディーソープは持参したほうがいいかも。 備え付けのモノは「全身ソープ」のような頭からカラダまで1つで洗えますって ヤツだったけど ハンドソープ代わりにちょっとだけ使ってみたら、香りが おっさんようなニオイだったw ドライヤーは、部屋に風量弱めのモノが有。お湯(ポット)は部屋にナシ。 フロント貸出だったかな? 全身ミラーはあったけど、ドレッサーのように机の上には鏡が無かった。 部屋も明かりが「極端に明るいor暗い」ので、ちょっと化粧がしずらかったな 【感想】 安いから、まぁそれなり。でも朝のパン食べ放題とカップ自販機フリー (1台だけね)は嬉しい。 パンは普段あまり食べないけどここではどれもおいしく頂きましたw 予算を抑えたい時には安く宿泊でき、駅にも近いのでありがたいかな。 ■チサンイン名古屋栄(exチサンホテル栄) 愛知県名古屋市中区新栄町3-2 TEL:052-962-2411 【最寄り駅】栄駅 【IN/OUT】15 00/10 00 【料金】シングル5,000〜、ツイン9,000〜 チサンは地下鉄栄駅に近くて場所も分かりやすく 1階にモスがあるのですが 風呂場が臭いです あと出るって噂も聞きます お客様の声を見るに、リニューアルはしたものの風呂場は改装してないみたいだね。 ■名古屋ガーランドホテル 愛知県名古屋市中区栄3-9-6 TEL:052-242-6363 【最寄り駅】栄 【IN/OUT】14 00/10 00 【料金】シングル6,500〜、ツイン11,500〜 まだ比較的新しく部屋は広くは無いけれど綺麗で明るくてホテル入口には 無料でネットできるPCが一台あり便利です(立ったままですが) ただネックなのは道を覚えてる私でも徒歩10分近くかかることです しかし近くにプリが取れるゲーセンやマックもあり、向かいには小綺麗で おいしいラーメン屋などもあり。 ■名古屋栄東急イン 愛知県名古屋市中区栄3-1-8 TEL 052-251-0109 【最寄り駅】地下鉄東山線 栄駅 8番出口徒歩8分 【料金】シングル9,000〜、ツイン14,700〜 【C/I・C/O】15 00/10 00 (会員になればチェックアウト12 00までに) 【食事】食事付きプランも有りますが、今回は食べてません。 【室内設備】スリッパ、バスタオル、フェイスタオル、ナイトウェア(浴衣)、シャンプー、リンス、ボディーソープ、フェイシャル ハンドソープ、歯磨きセット、ひげそり、シャワーキャップ、ヘアブラシ、綿棒、お茶セット、リセッシュ 【感想】往復新幹線付きプランで1万切ってたので、利用しました。駅から結構歩きますが、地下街は店が空いてるとショッピングしながら歩けたので、そんなに遠いとも思わなかったです。 スタバが1Fに有り、個人的には嬉しかったです。スタバは22 00まで営業してるとの事。 部屋は狭いですが、寝る為だけの部屋だと思えばそこまで狭いとも思わず。鼻セレブが置いてあって、思わず舐めました。甘かったです。 風呂はPOLAのシャンプー、コンディショナー、ボディソープでした。 ホテル真向かいにコメダが有ったり、徒歩圏内に世界の山ちゃんが有り、名古屋グルメは楽しめました。治安も悪くなく、明るかったので、ライブ帰りも安心でした。 ただ、鍵を外出の際にフロントに預けるのが結構面倒。 【評価】★★★★☆
https://w.atwiki.jp/strike_witches/pages/56.html
ストライクウィッチーズ 第113統合戦闘航空団より 10 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/11(月) 20 35 35 ID QyIk5gVc 「そのおっぱいで芳佳を誑かしたのかッ」 リーネを押し倒し、おっぱいを鷲掴みにしおっぱいをこねくり回す。するとあざ笑うような目つきでリーネはこう言った。 「……ふぅん、結構できる方だと思ってましたが、おっぱいの扱い方、知らないんですね」 「なん……だと……?……クッ!」 一瞬の隙を突かれ、私は逆に押し倒された。さらにリーネに服を剥かれ、ブラ越しにおっぱいを揉まれてしまう。 「色よし張りよしバルクホルン大尉……ふふ、確かに悪くはないですが……ダサいブラですねぇ」 「!!!」 「ミーナ隊長にしまむらで買ってきてもらってんですか?とんだ世界のエースですねぇ」 「い、言わない…で…」 「ヨークベニマルもびっくりですよ!!」 「……うぅ……ぐす、ひっく……」 (省略されました。 続きを読むにはおねえちゃん、もう夏休みが半分おわっちゃったよぉ……と書き込んで下さい)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ O 。 __ ,.=, ´ ` >=、- 、 ,ィ´;;;;ノ ! ヽ;;! /;;;;;;;;/ / ;イ /ハ!; ヘ;!. /;;;;;;;;;;;/ / ;イ / ,イ l! ! V !;;l |;;;;;;;;;; イ /j/Tt- Vl ィTVV;;;! ヽ ノ .Y|ハ Vリ `' lリ lノ ` 勝負に賭けるものは命だ その気概がないものは負ける。 ゝ=-、 _ ノ 1乙。 , ィノ _ヘ>- < // ハ ゝ-Y-'^.i ヾ=-' l i . ̄ハ ) l l ノ .l! l .l V/ 二 l! .V /! l! l. ヾニハ A .! l! ! /L!V ! l l / ', ヽ l l レ ',. `! 65 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/11(月) 20 58 16 ID VH4VKUWR ゴクリ 思わずのどが鳴る。まるで餌をねだる雛鳥のようだと思った。 「ねえさま、これから…どうすれんんっ!?」 答えずに、少し空いた唇の隙間に強引に唇を合わせ、舌を侵入させる。 歯茎の裏も丁寧に舐めてゆく。 「んふ…ねぇさま、くちゅ…くちゃ…はふ…はぁはぁ」 一旦、唇を離すと、サーニャは抗議しようと口を開ける。 そこにまた顔を近づけ、キスをし、舌を入れる。 サーニャの身体から力が抜けていくのを抱いた腕を通して感じた。 そろそろ頃合だろうか 唇を離すと、その間には透明な糸が引かれた。 (省略されました。 続きを読むには”トゥルーデ×サーニャもアリだナ”と書き込んでください)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ O 。 __ ,.=, ´ ` >=、- 、 ,ィ´;;;;ノ ! ヽ;;! /;;;;;;;;/ / ;イ /ハ!; ヘ;!. /;;;;;;;;;;;/ / ;イ / ,イ l! ! V !;;l |;;;;;;;;;; イ /j/Tt- Vl ィTVV;;;! ヽ ノ .Y|ハ Vリ `' lリ lノ ` 1乙だ ゝ=-/// _ ///ノ 10おねえちゃん、もう夏休みが半分おわっちゃったよぉ…… , ィノ _ヘ>- < // ハ ゝ-Y-'^.i ヾ=-' l i . ̄ハ ) l l ノ .l! l .l V/ 二 l! .V /! l! l. ヾニハ A .! l! ! /L!V ! l l / ', ヽ l l レ ',. `! 506 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/11(月) 22 54 56 ID 7RuMRZQ7 ストライクウィッチーズの全世界共通ファンサイトが作られて、 24時間休みなく、だれかが汁っぽい妄想を垂れ流して救急搬送される世界だといいな・・  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ O 。 //// ./. ./. . . / _厶|-=.' . . . .|ヽ .. . . .'. . l. . . . . . ∨'//人 ///// ./. . ; ' . . -= ,' / |. . . . . . .i | \ | . |. . . . . . . ∨'///ヽ、 //////' /. . / . . . /| / | l . . |\´ ̄\ト、} 、 . . . .∨'////\ /////////. /! /. . /-l 「 ̄ハ l . . .| ヽ,二._j_∧ヾ\ .. . .∨/////ハ. {////////// | .|. . / _,.斗チ卞 ヽ∧ | イ _ノ }ハヾ ∨'; l . .'、/////} ` ̄ ̄ ̄/'´ ヽ| / イ ,ノ .}j \{ 弋 少 ノ∧Yヘ |∨`'ー ─' /| ∧ ヽ弋 少 . . ハ| ハ | { |,'{∧ . . , ,'_ノ .ノ';| ヽ!、‐ヘ '__/ `ーヘ ー‐ ' /〈___ 〉 ̄_>ゝ.. , イノ ヽ_〈 /. /{ > イ{ ∧ . \ ストライクウィッチーズ 第112統合戦闘航空団より 11 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/11(月) 16 25 21 ID 8xtsvu15 安心させるためにサーニャの体を椅子ごと、柔らかく抱いた。 「た、だ?」 「それを直すのにはな…”おまじない”が必要なんだ」 耳元で囁く。 「”おまじない”…ですか?」 「ああ、”おまじない”だ」 サーニャは泣き止んでくれたのを見て、そっと抱いていた体を離す。 「ぇと…具体的、にはどういう”おまじない”…なんですか?」 「立って、目を閉じて口を少し開けて?」 「んは…ぁ、ねえさま、こうで…しょうあ?」 サーニャが立ちつつ口を小さく開け、こちらを見上げる (省略されました。続きを読むには”おっきくなったらわたしねえさまのおよめさんになる!”と書き込んでください)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ O 。 __ ,.=, ´ ` >=、- 、 ,ィ´;;;;ノ ! ヽ;;! /;;;;;;;;/ / ;イ /ハ!; ヘ;!. /;;;;;;;;;;;/ / ;イ / ,イ l! ! V !;;l |;;;;;;;;;; イ /j/Tt- Vl ィTVV;;;! ヽ ノ .Y|ハ Vリ `' lリ lノ ` 1乙だ ゝ=-、 _ ノ 少し昔の妄想と被ってるがまだまだ続くぞ , ィノ _ヘ>- < // ハ ゝ-Y-'^.i ヾ=-' l i . ̄ハ ) l l ノ .l! l .l V/ 二 l! .V /! l! l. ヾニハ A .! l! ! /L!V ! 15 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/11(月) 16 28 26 ID QyIk5gVc とあるオカルトネタに、「鏡の中の自分に向かってお前は誰だ?と尋ねる」というものがある。 何日も続ける事で、自意識があやふやになり精神崩壊を引き起こすというこの実験は、かつてどこかの軍で行われたという。 では、鏡の中の自分を妹としたらどうだろう。思い立ったが吉日、私はすぐに洗面台へ向かった。 「おねえちゃん、大好き!」 鏡の向こうの自分は嬉しそうだ。私も嬉しい。 「おねえちゃん、大好き!!」 鏡の向こうの自分は嬉しそうだ。私も嬉しい。 「おねえちゃん、きれい…」 鏡の向こうの自分は、キスを迫ってきた。私もそれに応じる。ああ、頭の中が蕩けるようだ……。 そこでふと頭をよぎったのは、三面鏡の存在。唯一三面鏡を所持するミーナの部屋へ私は向かった。 (省略されました。 続きを読むには最近おねえちゃんのこと考えると、おむねがヘンになるの……と書き込んで下さい)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ O 。 __ ,.=, ´ ` >=、- 、 ,ィ´;;;;ノ ! ヽ;;! /;;;;;;;;/ / ;イ /ハ!; ヘ;!. /;;;;;;;;;;;/ / ;イ / ,イ l! ! V !;;l |;;;;;;;;;; イ /j/Tt- Vl ィTVV;;;! ヽ ノ .Y|ハ Vリ `' lリ lノ ` ゝ=-、 _ ノ 11 なかなかの腕前だ。戦場で敵味方にはなりたくないな。 , ィノ _ヘ>- < // ハ ゝ-Y-'^.i そして 1乙。 ヾ=-' l i . ̄ハ ) l l ノ .l! l .l V/ 二 l! .V /! l! l. ヾニハ A .! l! ! /L!V ! l l / ', ヽ l l レ ',. `! 24 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/11(月) 16 44 17 ID WLUeyk9S 卑怯者と思わば思え!これだけの戦力…いわば、お前のための舞台を調えたんだ。嫌とは言わせん。 そして、お前の待つ舞台に真っ先に降り立つのはこの私、ゲルトルート・バルクホルンであることを誓う。 エスコートなどという言葉では生ぬるい、本番で活かせてもらうぞ。 そうだ。 「抱きしめたいな、芳佳!」 (芳佳を押し倒す) 芳佳はぐったりと体を投げ出して動かなくなっていた。 かすかに差し込む光が、砂の上に横たわる肢体を照らしている。 これが、ゲルマン流の祝福のぺーゼだ、芳佳。 ようやくキミとワルツを踊れた。 さあ、その顔を良く見せてくれ。 トゥルーデの手が芳佳の頭を鷲掴みにして引き上げた。 「まさに眠り姫だ……!」 トゥルーデの目は宿願を果たした喜びで満ち溢れていた。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ O 。 //// ./. ./. . . / _厶|-=.' . . . .|ヽ .. . . .'. . l. . . . . . ∨'//人 ///// ./. . ; ' . . -= ,' / |. . . . . . .i | \ | . |. . . . . . . ∨'///ヽ、 //////' /. . / . . . /| / | l . . |\´ ̄\ト、} 、 . . . .∨'////\ /////////. /! /. . /-l 「 ̄ハ l . . .| ヽ,二._j_∧ヾ\ .. . .∨/////ハ 1乙だ. {////////// | .|. . / _,.斗チ卞 ヽ∧ | イ _ノ }ハヾ ∨'; l . .'、/////} ` ̄ ̄ ̄/'´ ヽ| / イ ,ノ .}j \{ 弋 少 ノ∧Yヘ |∨`'ー ─' /| ∧ ヽ弋 少 . . ハ| ハ | { |,'{∧ . . , ,'_ノ .ノ';| ヽ!、‐ヘ '__/ `ーヘ ー‐ ' /〈___ 〉 ̄_>ゝ.. , イノ ヽ_〈 /. /{ > イ{ ∧ . \ 706 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/11(月) 19 52 15 ID bA794ai+ ゲルトあまり飲めないのに無理して顔真っ赤にしても飲むキャラ 768 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/11(月) 20 11 35 ID 48CIqkT8 706 「も、もうだめだ・・・」 酩酊が体を支配する。視界はグルグルとまわり、とても立ち上がれそうにない。 カーペットがあってよかったな。と思いつつ床に横になる。 「トゥルーデだらしなぁ~い!それでもカールスラントの軍人か! なーんて。にひひ。」 一緒に飲んでいたエーリカが私を見下ろし笑う。 なんてザマだ、これではお姉ちゃんとしての面目がゼロだな。 「でも・・・今のトゥルーデ、とっても・・・かわいいよ・・・」 何だ?何をする? あ・・・エーリカ・・・そこは・・・ 「ん・・・、やっぱり飲みすぎかな?汗までワインの味がするよ・・・」 エーリカの舌は普段の彼女からは考えられないような緻密さで私を味わってゆき・・・  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ O 。 //// ./. ./. . . / _厶|-=.' . . . .|ヽ .. . . .'. . l. . . . . . ∨'//人 ///// ./. . ; ' . . -= ,' / |. . . . . . .i | \ | . |. . . . . . . ∨'///ヽ、 //////' /. . / . . . /| / | l . . |\´ ̄\ト、} 、 . . . .∨'////\ /////////. /! /. . /-l 「 ̄ハ l . . .| ヽ,二._j_∧ヾ\ .. . .∨/////ハ . {////////// | .|. . / _,.斗チ卞 ヽ∧ | イ _ノ }ハヾ ∨'; l . .'、/////} ` ̄ ̄ ̄/'´ ヽ| / イ ,ノ .}j \{ 弋 少 ノ∧Yヘ |∨`'ー ─' /| ∧ ヽ弋 少 . . ハ| ハ | { |,'{∧ . . , ,'_ノ .ノ';| ヽ!、‐ヘ '__/ `ーヘ ー‐ ' /〈___ 〉 ̄_>ゝ.. , イノ ヽ_〈 /. /{ > イ{ ∧ . \ ストライクウィッチーズ 第111統合戦闘航空団より 24 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/11(月) 02 28 08 ID Ksg8yWae ペリーヌ「宮藤さんDVDが出るのしっていまして?」 宮藤「え!?いついつ?いつ出るの?」 ペリーヌ「それは言えませんわねー」 宮藤「えー?じゃあ特典は?」 ペリーヌ「ムッ・・・それでは特別に、まず戦闘記録集、 これには坂本少佐の雄姿やわたくしと少佐の仲睦まじい写真が収められていますのよ」 宮藤「へー」 ペリーヌ「そして、わたくしの美声を納めた秘め声CD!コレで少佐もメロメロ!」 宮藤「メロメロって・・・」 ペリーヌ「お黙りなさい!9月26日になったら覚悟なさい!」  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |`;-<´ ̄ ̄` 、,,-=7 |;;;;;/ \;;;ノ ||\-――-、 /|| ト,/ / |i ) i ヾY 人/. . . . . . . . . .\jj | ノ| || /| | .|| . /. . ./. ./. . .ハ ヽ ヽヽ |ノイ-==メ/ ノ|-=|ニノ| /. . ./ . /. / / |. .l. . l. .', | |ヾハ!.T ト ´| ソ| |、 . /. .イ .フ'7´ / `トl. .l. .ハ ノノ トゝニ´___'^'ー|イ | //从ハ{ ― ―リ从ト、\ / | | ト≧ `__’, イノ ト、 ´ `‐へ r ァ ノ  ̄ ≡3 ゝ、>| ヾミ。 !ゝ| ト、イヾ ) (二 ヽ /≧==≦ /二) く....ノノ1.=='|:...ト\ソ 〈 V ト込ムノ{ V 〉 \>,| ......|:...fヾ/ ヽ__,ヘ_______ ト、__/ 28 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/11(月) 02 29 28 ID VH4VKUWR だが待て…仮にも義理とは言え相手は妹だぞ?、何をしようとしているんだトゥルーデ。 「ねぇさま…ほんとうに、治るん、ですか?」 サーニャは瞳に涙を貯めて、また自らの喋った病気の事が恥ずかしいのか顔を真っ赤にしていた。 ……私の心は決まった。 「大丈夫だ、サーニャ。それは病気じゃないんだ。安心していい」 確かにサーニャに初潮が始まっているのを確認した後、先程言った言葉を繰り返す。 「ぅぐ…ヒック、ねぇさま…本当、ですか?」 再度サーニャが問いかけてくる。 「ああ、病気でもないし、恥ずかしい事でもないんだ…ただ――」 椅子から立ち上がり、デスクを回ってサーニャの正面に立つ。 (省略されました。続きを読むには”ねえさま…いっしょのおふとんでおやすみしても、いいですか?”と書き込んでください)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ O 。 __ ,.=, ´ ` >=、- 、 ,ィ´;;;;ノ ! ヽ;;! /;;;;;;;;/ / ;イ /ハ!; ヘ;!. /;;;;;;;;;;;/ / ;イ / ,イ l! ! V !;;l |;;;;;;;;;; イ /j/Tt- Vl ィTVV;;;! ヽ ノ .Y|ハ Vリ `' lリ lノ ` ゝ=-、 _ ノ まだまだ続くぞ 1乙 , ィノ _ヘ>- < // ハ ゝ-Y-'^.i ヾ=-' l i . ̄ハ ) l l ノ .l! l .l V/ 二 l! .V /! l! l. ヾニハ A .! l! ! /L!V ! 32 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/11(月) 02 31 01 ID VXDcaTa7 / \ / .、 / ト、へ . イ. . i 28 ,' i | ̄ヾ \ i | | .! ねねねねね、ねえさま…い、いっしょのおふとんでおやすみしても、いいですか? l | | | リ \ | ト l l | | ! イ´_ ' ̄___ヾ !ヾ ^l | | ハ l 代ソ 'てソ7 | fリノ | ! ! ∧ /// , ///リ-イ | ! レ' \ _ /ヽ| ト、| _ `r「「l、イ l i /ヽ、 「 ! ` i/ ll l / i ∧ / _/| !/ / | |∧ ∨ |/i { / | / |∧ ', | || / ! l / ∧ ∨ /| ll∠ , L/ {l ヘ ∨ ,| |/ \ / { ト、ヘ \/ ∧/i 56 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/11(月) 02 44 57 ID fzuhl6PX 32 あ…ありのまま 今起こった事を話すぜ! 『私を呼ぶ声が聞こえたと思ったら _ シナを作ったミーナにお姉ちゃんと呼ばれていた』 /´ `ヽ な… 何を言ってるのか わからねーと思うが ((/メハハ! 私も何をされたのかわからなかった… /~)(~ヽ)) 目と耳がどうにかなりそうだった… / ̄`"旦"'´ /| 若作りだとか悪魔憑きだとか l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l | そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ | トゥルーデ |/ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ストライクウィッチーズ 第110統合戦闘航空団より 10 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/10(日) 23 23 58 ID HtxnOjJ1 サーニャと同じ誕生日だなんて、うらやましすぎるよ宮藤 サーニャをおんぶできるなんて、うらやましすぎるよ宮藤 サーニャと手をつなげるなんて、うらやましすぎるよ宮藤 戦闘のときに思わずサーニャの肩をつかんだけど、再現できる気がしないナ 戦闘のときに「サーニャを守るのは、このわたしだ!」 って言えばよかったナ 誕生会の写真には、二人の肩を抱いている自分が写ってるけど、よく覚えてないナ ああ、今夜はサーニャと二人っきりで夜間哨戒だ もうちょっとラジオで流れる曲の話とかしたいけど、きっと緊張して 「腹減ったナ」 くらいしか言えないんだろうナ でも、サウナでサーニャの透き通る白い肌を独り占めできるだけで、わたしは幸せだ・・・  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /| /| ノ;;;|_____ ノ;;| /|/ / ` ヾ、 / / ハ ヾ ヽ | | | ,' /_|_', ヽ ハ | | ||/´ !` ',ハハ || Vゞ,||r=ャ、 YT!|ノ |(ゞ_゙-゚’ ゙"! |, | || 、 o ノ\ サーニャをそんな目で見るなぁぁぁ! 1乙 |. | |/ヾ.ハY´ソ/ || ||ト, Vノ\´k-' | ||ハ,, /ト 〉 ヾソ=`´ |―ト/ / |`l´| |ハT」 ノト、ニニ」ニニノ r´./|  ̄| ', !. トヘ , | |. ', ! `ー´,|___,' ',__|, | iV V |i ヒノ ゞソ 17 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/10(日) 23 25 18 ID 3ll8U1gR 卑怯者と思わば思え!これだけの戦力…いわば、お前のための舞台を調えたんだ。嫌とは言わせん。 そして、お前の待つ舞台に真っ先に降り立つのはこの私、ゲルトルート・バルクホルンであることを誓う。 エスコートなどという言葉では生ぬるい、本番で活かせてもらうぞ。 そうだ。 「抱きしめたいな、芳佳!」 (芳佳を押し倒す) 芳佳はぐったりと体を投げ出して動かなくなっていた。 かすかに差し込む光が、砂の上に横たわる肢体を照らしている。 これが、ゲルマン流の祝福のぺーゼだ、芳佳。 ようやくキミとワルツを踊れた。 さあ、その顔を良く見せてくれ。 トゥルーデの手が芳佳の頭を鷲掴みにして引き上げた。 「まさに眠り姫だ……!」 トゥルーデの目は宿願を果たした喜びで満ち溢れていた。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ O 。 //// ./. ./. . . / _厶|-=.' . . . .|ヽ .. . . .'. . l. . . . . . ∨'//人 ///// ./. . ; ' . . -= ,' / |. . . . . . .i | \ | . |. . . . . . . ∨'///ヽ、 //////' /. . / . . . /| / | l . . |\´ ̄\ト、} 、 . . . .∨'////\ /////////. /! /. . /-l 「 ̄ハ l . . .| ヽ,二._j_∧ヾ\ .. . .∨/////ハ 1乙だ. {////////// | .|. . / _,.斗チ卞 ヽ∧ | イ _ノ }ハヾ ∨'; l . .'、/////} ` ̄ ̄ ̄/'´ ヽ| / イ ,ノ .}j \{ 弋 少 ノ∧Yヘ |∨`'ー ─' /| ∧ ヽ弋 少 . . ハ| ハ | { |,'{∧ . . , ,'_ノ .ノ';| ヽ!、‐ヘ '__/ `ーヘ ー‐ ' /〈___ 〉 ̄_>ゝ.. , イノ ヽ_〈 /. /{ > イ{ ∧ . \ 18 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/10(日) 23 25 19 ID ECXXMCzO 6話を視聴して以来、私の心はサーニャの方を向きっぱなしだ。 もちろんエイラもかわいいし妹にしたいが、やはりサーニャはの潜在妹力はズバ抜けている。 しかしよくよく考えて見ると、私の心を掴んで離さないのは回想時のロリサーニャではないか。 あの父親に対する態度は、今の彼女からは考えられない利発さを持っていて……勿体無い。実に勿体無い。 彼女のあの幼さを取り戻したい。そんな一心で、私は録画した6話を何度も何度も見返した。 ふふ、ラストのさーにゃんかわいいなぁ。実は私も真下にいたんだよ……なのにお父様お父様って……ん? 気付いてしまった。彼女の心をアンロックする方法を。この夜、私は「姉」以外の何かへと進化を遂げる――。 「サーニャ、私だ、お父さんだ。ドアを開けておくれ」 「……お、お父様!?」 (省略されました。 続きを読むにはお姉さま……ふふ♪言ってみただけ♪と書き込んで下さい)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ O 。 __ ,.=, ´ ` >=、- 、 ,ィ´;;;;ノ ! ヽ;;! /;;;;;;;;/ / ;イ /ハ!; ヘ;!. /;;;;;;;;;;;/ / ;イ / ,イ l! ! V !;;l |;;;;;;;;;; イ /j/Tt- Vl ィTVV;;;! ヽ ノ .Y|ハ Vリ `' lリ lノ ` ゝ=-、 _ ノ 私に慈悲など期待しないことだ 1乙。 , ィノ _ヘ>- < // ハ ゝ-Y-'^.i ヾ=-' l i . ̄ハ ) l l ノ .l! l .l V/ 二 l! .V /! l! l. ヾニハ A .! l! ! /L!V ! l l / ', ヽ l l レ ',. `! L /. ',=.l ヒ/ Vリ 37 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/10(日) 23 30 46 ID /cyljg2z 「で、なんだサーニャ?」 書類から顔を上げつつ再度問いかける。 「ぁの…アソコからボソボソ…」 声が小さくて聞き取れない。 「アソコから?」 もう1回言うように促す。 「アソコから血が出てきてるんえす!…ど、どうすれば…そ、の…ねえさま、 私…病気なんでしょうか。朝から血が…止まらないん、です」 ああ、そういう事か。 この年で初潮という事ならば…まぁ、遅くはない筈だ。 「大丈夫。それは病気じゃないんだ」 不安一杯、今にも泣き出しそうなサーニャをなだめるよう、優しく言う。 「治るん…ですか?」 サーニャの潤んだ瞳を見てドキッとする。 悪戯したい…もとい、可愛いサーニャをもっと見たいと思った。 (省略されました。続きを読むには”わたしおおきくなったらねえさまのおよめさんになる!”と書き込んでください)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ O 。 __ ,.=, ´ ` >=、- 、 ,ィ´;;;;ノ ! ヽ;;! /;;;;;;;;/ / ;イ /ハ!; ヘ;!. /;;;;;;;;;;;/ / ;イ / ,イ l! ! V !;;l |;;;;;;;;;; イ /j/Tt- Vl ィTVV;;;! ヽ ノ .Y|ハ Vリ `' lリ lノ ` ゝ=-、 _ ノ 1乙。一応前スレから続いてるぞ , ィノ _ヘ>- < 18 // ハ ゝ-Y-'^.i …お姉さま……ふふ♪言ってみただけ♪ ヾ=-' l i . ̄ハ ) l l ノ .l! l .l V/ 二 l! .V /! l! l ストライクウィッチーズ 第109統合戦闘航空団より 8 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/10(日) 18 02 47 ID ECXXMCzO 究極の妹、クリス。 ウィッチーズの妹たちは、クリスに近づくために日々精進をしているはずだ。 今日もリーネは料理の練習をし、ペリーヌは私に空戦の事を聞きに来るなどして妹力を高めていた。 そう、このクリスに直結する「妹力」とは即ち「姉を慕っている度」なのだ。 これを測定するには、同一のシチュエーションでの私の対する行動をチェックするのが最善である。しかしそんな事は不可能だろう。 ……そうだな、「上官をどう思っているか」をテーマにスピーチ大会でも開けばいい。少佐に進言しよう。 究極の妹を選出する儀式、クリスゲームが今幕を上げる―― (省略されました。 続きを読むには今日おねえちゃんと一緒にいたあの人、だれ……?と書き込んで下さい)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ O 。 __ ,.=, ´ ` >=、- 、 ,ィ´;;;;ノ ! ヽ;;! /;;;;;;;;/ / ;イ /ハ!; ヘ;!. /;;;;;;;;;;;/ / ;イ / ,イ l! ! V !;;l |;;;;;;;;;; イ /j/Tt- Vl ィTVV;;;! ヽ ノ .Y|ハ Vリ `' lリ lノ ` ゝ=-、 _ ノ 一線を超えた者にしか見えない世界が確かにある。 1乙。 , ィノ _ヘ>- < // ハ ゝ-Y-'^.i ヾ=-' l i . ̄ハ ) l l ノ .l! l .l V/ 二 l! .V /! l! l. ヾニハ A .! l! ! /L!V ! l l / ', ヽ l l レ ',. `! L /. ',=.l ヒ/ Vリ 11 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/10(日) 18 04 16 ID 3ll8U1gR 卑怯者と思わば思え!これだけの戦力…いわば、お前のための舞台を調えたんだ。嫌とは言わせん。 そして、お前の待つ舞台に真っ先に降り立つのはこの私、ゲルトルート・バルクホルンであることを誓う。 エスコートなどという言葉では生ぬるい、本番で活かせてもらうぞ。 そうだ。 「抱きしめたいな、芳佳!」 (芳佳を押し倒す) 芳佳はぐったりと体を投げ出して動かなくなっていた。 かすかに差し込む光が、砂の上に横たわる肢体を照らしている。 これが、ゲルマン流の祝福のぺーゼだ、芳佳。 ようやくキミとワルツを踊れた。 さあ、その顔を良く見せてくれ。 トゥルーデの手が芳佳の頭を鷲掴みにして引き上げた。 「まさに眠り姫だ……!」 トゥルーデの目は宿願を果たした喜びで満ち溢れていた。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ O 。 //// ./. ./. . . / _厶|-=.' . . . .|ヽ .. . . .'. . l. . . . . . ∨'//人 ///// ./. . ; ' . . -= ,' / |. . . . . . .i | \ | . |. . . . . . . ∨'///ヽ、 //////' /. . / . . . /| / | l . . |\´ ̄\ト、} 、 . . . .∨'////\ /////////. /! /. . /-l 「 ̄ハ l . . .| ヽ,二._j_∧ヾ\ .. . .∨/////ハ 1乙だ. {////////// | .|. . / _,.斗チ卞 ヽ∧ | イ _ノ }ハヾ ∨'; l . .'、/////} ` ̄ ̄ ̄/'´ ヽ| / イ ,ノ .}j \{ 弋 少 ノ∧Yヘ |∨`'ー ─' /| ∧ ヽ弋 少 . . ハ| ハ | { |,'{∧ . . , ,'_ノ .ノ';| ヽ!、‐ヘ '__/ `ーヘ ー‐ ' /〈___ 〉 ̄_>ゝ.. , イノ ヽ_〈 /. /{ > イ{ ∧ . \ 36 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/10(日) 18 44 00 ID /cyljg2z その日、私は書類仕事に追われていた。 コンコン と入り口のドアが控えめにノックされる。 「どうぞ」 「あ、ねえさま…失礼します」 入り口の向こうにいたのはサーニャだった。 珍しい事もあるものだと思った。いつもは昼間は殆ど寝ているのに。 「ん、どうした?」 ニッコリと笑顔で問いかける。 「はい、あの…えっと…相談したいことが…」 「?」 首をかしげる。わざわざ私が仕事中に相談に来るという事は 何か余程の急用だろうか。 とりあえず部屋の中に招き入れ、デスクの前の椅子へ座ってもらった。 (省略されました。全て読むには”ねえさまの為なら…私……”と感情表現豊かに書き込んでください。)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ O 。 __ ,.=, ´ ` >=、- 、 ,ィ´;;;;ノ ! ヽ;;! /;;;;;;;;/ / ;イ /ハ!; ヘ;!. /;;;;;;;;;;;/ / ;イ / ,イ l! ! V !;;l |;;;;;;;;;; イ /j/Tt- Vl ィTVV;;;! ヽ ノ .Y|ハ Vリ `' lリ lノ ` 年下であれば何でも良いというワケじゃない。 ゝ=-、 _ ノ そこを履き違えてもらっては困る。 1乙 , ィノ _ヘ>- < // ハ ゝ-Y-'^.i ヾ=-' l i . ̄ハ ) l l ノ .l! l .l V/ 二 l! .V /! l! l. ヾニハ A .! 178 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/10(日) 19 58 49 ID VDo4ahmp ネウロイがいっぺんに12機出てきたらどうすんだよ、隊長! 190 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/10(日) 20 05 30 ID CS+TqESZ 178 / / / , ⌒、 ,,`、、 / / / /"""ヾ r'" ゙'、 トゥルーデ、12機のネウロイは全部任せた。私達に構わず前進しなさい。 / / / / / ヾ ,r" ', 私はすぐ後退して後方の司令部に移動して現状を立て直します。 / / // // ヾ/ ..... ! / / /,,,,,,,/,,,,,, ヾ/ . ! | /| / / ''''' ,' . l゙、 __| |_| /, ´f乙ヽー / . !、 ゙、 ,.=, ´ ` >=、- 、| , ´ | /イ {し' !ノ ,' . l l ゙、゙ ,ィ´;;;;ノ ! ヽ;;!| | ( | / ヽ弋こソ ;' . ,' .! ゙、 /;;;;;;;;/ / ;イ /ハ!; ヘ;!|ヽ |/| /. . ,' | ./ /;;;;;;;;;;;/ / ;イ / ,イ l! ! V !;;l |ヽ、__! ,i ' . ,.' i / |;;;;;;;;;; イ /j/Tt- Vl ィTVV;;;! | ヽ ヾソ´ . ,r' | l/ ヽ ノ .Y|ハ Vリ `' lリ lノ ` | ヽ , "" . ,r'" ! ! ゝ=-、 Д ノ エッ!? | ,r'" ゙, ;r' ! l , ィノ _ヘ>- < | ,r'" ゙、 ' ',. i // ハ ゝ-Y-'^.i | ,' 、.l. ゙、 ゙、...l ヾ=-' l i . ̄ハ ) l___,__,ヾ,' ゙'i. ゙、 ,', . ゙、|. l ノ .l! l .l===/´ ,r' ', ゙、' . ゙、`ヽ、 V/ 二 l! .V i ゙、. '、 .. l . ヽ=ゝ /! l! l゙'、; ! ', ゙、 ! ,''゙、 、 ヾニハ A .! 204 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/10(日) 20 14 10 ID Jwf0LR/p 190 12機のネウロイ…12人の妹…シスタープリンセス… 妹力が湧いてきた…行ける、行けるぞ!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ O 。 __ ,.=, ? ` >=、- 、 ,ィ?ノ ! ヽ;;! /;;;;;;;;/ / ;イ /ハ!; ヘ;!. /;;;;;;;;;;;/ / ;イ / ,イ l! ! V !;;l |;;;;;;;;;; イ /j/Tt- Vl ィTVV;;;! ヽ ノ .Y|ハ Vリ `' lリ lノ ` ゝ=-、 _ ノ ここは私に任せてくれミーナ! , ィノ _ヘ>- < // ハ ゝ-Y-'^.i ヾ=-' l i . ̄ハ ) l l ノ .l! l .l V/ 二 l! .V /! l! l. ヾニハ A .! l! ! /L!V ! l l / ', ヽ l l レ ',. `! L /. ',=.l ヒ/ Vリ 221 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/10(日) 20 21 19 ID oaPlmYWF よしか・リーネ「おねえちゃん♪」 エーリカ「おねぇー!」 ルッキーニ「ねえねえー」 シャーリー「姉さーん。」 サーニャ「姉(あね)さま・・・」 エイラ「姉貴ー。」 少佐「姉上様。」 ミーナ「トルゥーデ」(双子設定) ペリ「お姉さま」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ O 。 //// ./. ./. . . / _厶|-=.' . . . .|ヽ .. . . .'. . l. . . . . . ∨'//人 ///// ./. . ; ' . . -= ,' / |. . . . . . .i | \ | . |. . . . . . . ∨'///ヽ、 //////' /. . / . . . /| / | l . . |\´ ̄\ト、} 、 . . . .∨'////\ /////////. /! /. . /-l 「 ̄ハ l . . .| ヽ,二._j_∧ヾ\ .. . .∨/////ハ . {////////// | .|. . / _,.斗チ卞 ヽ∧ | イ _ノ }ハヾ ∨'; l . .'、/////} ` ̄ ̄ ̄/'´ ヽ| / イ ,ノ .}j \{ 弋 少 ノ∧Yヘ |∨`'ー ─' /| ∧ ヽ弋 少 . . ハ| ハ | { |,'{∧ . . , ,'_ノ .ノ';| ヽ!、‐ヘ '__/ `ーヘ ー‐ ' /〈___ 〉 ̄_>ゝ.. , イノ ヽ_〈 /. /{ > イ{ ∧ . \ 782 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/08/10(日) 23 06 33 ID lIqgFPXv _ 最近エーリカが甘えてきてくれない /´ `ヽ 昔は妹みたいにじゃれてきて本当にかわいかったのに最近じゃコロコロキャラが変わるし ((/メハハ! 芳佳もリネットやイェーガー大尉たちといつも一緒で私のところに来ないし /~)(~ヽ)) やっぱり巨乳か巨乳がいいのか / ̄`"旦"'´./|ああクリスやっぱり私の妹はクリスだけだ l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l |かわいいよクリスさあ一緒にお風呂にはいろうね | トゥルーデ |/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
https://w.atwiki.jp/magepf/pages/17.html
行動一覧 凡例 下:Subordinate Action(下位アクション)。 要:Requirements(必要条件)が設定されている行動。 修:Trained(修得)以上の習熟が必要な行動。 基本行動一覧 行動 費 技能 参照 種別 打撃 1 - ? ? 攻撃 脱出 1 - ? ? 攻撃 足払い 要 1 〈運動〉 ? ? 攻撃 組みつき 要 1 〈運動〉 ? ? 攻撃 突き飛ばし 1 〈運動〉 ? ? 攻撃 武器落とし 修要 1 〈運動〉 ? ? 攻撃 こじ開け 1 〈運動〉 ? ? 攻撃 歩行 1 - ? ? 移動 這い進む 要 1 - ? ? 移動 伏せる 1 - ? ? 移動 跳躍 1 - ? ? 移動 立ち上がる 1 - ? ? 移動 ステップ 要 1 - ? ? 移動 穴掘り 要 1 - ? ? 移動 飛行 要 1 - ? ? 移動 騎乗 要 1 - ? ? 移動 水泳 1 〈運動〉 ? ? 移動 登攀 要 1 〈運動〉 ? ? 移動 高跳び 下 2 〈運動〉 ? ? 移動 幅跳び 下 2 〈運動〉 ? ? 移動 忍び歩き 1 〈隠密〉 ? ? 移動 平衡感覚 要 1 〈軽業〉 ? ? 移動 軽業移動 1 〈軽業〉 ? ? 移動 飛行機動 修要 1 〈軽業〉 ? ? 移動 扱う 1 - ? ? 操作 指し示す 要 1 - ? ? 操作 手放す 0 - ? ? 操作 しがみつき 要 r - ? ? 操作 アイテムの装備 - ? ? 操作 応急手当 2 〈医術〉 ? ? 操作 毒の手当て 修 1 〈医術〉 ? ? 操作 隠し持つ 1 〈盗賊〉 ? ? 操作 盗み 1 〈盗賊〉 ? ? 操作 解錠 修要 2 〈盗賊〉 ? ? 操作 装置無力化 修要 2 〈盗賊〉 ? ? 操作 物品の隠蔽 1 〈隠密〉 ? ? 操作 目をそらす 1 - ? ? その他 盾を掲げる 要 1 - ? ? その他 待機 2 - ? ? その他 捜す 1 - ? ? その他 遮蔽をとる 要 1 - ? ? その他 行動遅延 0 - ? ? その他 援護 要 r - ? ? その他 知識の想起 1 - ? ? その他 真意看破 1 - ? ? その他 落下の軽減 要 r 〈軽業〉 ? ? その他 士気をくじく 1 〈威圧〉 ? ? その他 隠れ身 1 〈隠密〉 ? ? その他 上演 1 〈芸能〉 ? ? その他 要望 1 〈交渉〉 ? ? その他 動物に命令する 1 〈自然〉 ? ? その他 陽動 1 〈欺瞞〉 ? ? その他 フェイント 修要 1 〈欺瞞〉 ? ? その他 呪文発動 - ? ? 呪文 呪文維持 1 - ? ? 呪文 解除 1 - ? ? 呪文 攻撃系行動 攻撃 特性を持つ行動は複数回攻撃ペナルティに関わる。 打撃 1 Strike 攻撃 武器または素手で攻撃を行う。 脱出 1 Escape 攻撃 つかまれた状態、動けない状態、拘束状態を与える効果1つを選択し、逃れようとする。判定は素手攻撃か〈運動〉か〈軽業〉で行うが、いずれも 攻撃 特性を持つ。DCはつかんでいる者の運動DCか、拘束している者の盗賊DC、呪文効果の呪文DC、障害の脱出DCである。 A 該当状態を解除した上で5ftまでの歩行が可。 B 該当状態を解除する。 F 解放されず、次のターンまで脱出の試みができない。 足払い 1 Trip 攻撃 反応DC 必要条件 片手が空いている。目標が2サイズ以上大きいとNG。 A 目標は伏せ状態となり、1d6[殴打]ダメージ。 B 目標は伏せ状態になる。 F 君は伏せ状態になる。 組みつき 1 Grapple 攻撃 運動頑健DC 必要条件 片手が空いている or つかまれた状態 or 拘束状態。目標が2サイズ以上大きいとNG。 A 君の次ターン終了まで目標は拘束状態になる。 B 君の次ターン終了まで目標はつかまれた状態になる。 C 判定失敗。目標が既に組みつきの効果下にあるときは解除される。 F 判定失敗。目標が既に組みつきの効果下にあるときは解除され、君は伏せ状態になるか目標から組みつかれる。 突き飛ばし 1 Shove 攻撃 運動頑健DC A 目標を10ft押しやる。君はそれに続いて移動可能。 B 目標を5ft押しやる。君はそれに続いて移動可能。 F 君は地面に倒れ伏せ状態になる。 武器落とし 1 Disarm 攻撃 運動修得反応DC 必要条件 片手が空いている。目標が2サイズ以上大きいとNG。 A 目標はアイテムを接敵面内の地面に落とす。 B 目標は次のターン開始まで、同一アイテムへの武器落としを試みる者は+2状況ボーナスを得る。目標はそのアイテムを使用した攻撃や判定に-2状況ペナルティを受ける。 F 君は次のターン開始まで立ちすくみ状態になる。 こじ開け 1 Force Open 攻撃 運動 特殊 かなてこ(Crowbar)が無い場合、〈運動〉に-2ペナルティ A 対象を傷つけずに開ける。 B 対象は開くが、破損状態となる(GM裁定で破損しない可能性もある。 F 対象は塞がれ、以降のこじ開けに-2状況ペナルティ。 移動系行動 移動 特性を持つ行動はある空間から別の空間への移動を含む。 歩行 1 Stride 移動 移動速度を上限として歩く。 這い進む 1 Crawl 移動 必要条件 伏せ状態であり、移動速度10ft以上。 伏せ状態のまま5ft移動する。 伏せる 1 Drop Prone 移動 その場に倒れて伏せ状態になる。 跳躍 1 Leap 移動 水平10ft(移動速度30ft以上なら15ft)または垂直3ft水平5ftの高さまで跳ぶ。 立ち上がる 1 Stand 移動 伏せ状態を終了させて立ち上がる。 ステップ 1 Step 移動 5ft移動する。このとき 移動 やマスの出入りをトリガーとするリアクションを誘発させない。 穴掘り 1 Burrow 移動 必要条件 穴掘り移動速度を持っている。 穴掘り移動速度を上限として、土や砂などの柔らかい物質を掘り進む。 飛行 1 Fly 移動 必要条件 飛行移動速度を持っている。 飛行移動速度を上限として、空中を移動する。上方は移動困難、下方は倍速。0ft移動も可(ホバリング)。飛行中のラウンドでこのアクションをしなかった場合はターン終了時に落下する。 騎乗 1 Mount 移動 必要条件 乗騎になることを同意した1サイズ以上大きなクリーチャーに隣接している。 乗騎に乗る、または、降りて隣接する空間に移動する。 水泳 1 Swim 移動 運動 穏やかな水中では自動成功。難しい場合は〈運動〉判定が必要。水中でターンを終了した場合(最後のアクションで水中に入った場合を除く)、ターン中に水泳アクションに成功していないと、10ft沈むか、流される。 A 水中を10ft+地上移動速度20ftごとに5ft移動する。 B 水中を5ft+地上移動速度20ftごとに5ft移動する。 C 移動できない(と解釈できる)。 F 全く進めず、息を止めていた場合は空気を1R分失う。 登攀 1 Climb 移動 運動 必要条件 両手が空いている。 特殊 登攀移動速度を持たない限り、登攀中は立ちすくみ。 A 成功時+5ft移動する。 B 地上移動速度20ftごとに5ft移動する。 C 移動できない(と解釈できる)。 F 落下する。高所からしっかりした地面に落下したなら伏せ状態になる。 高跳び 2 High Jump 運動跳躍Sub 最低10f以上歩行した上でDC30の〈運動〉判定を行う。 A 垂直8ft、または、垂直5ft+水平10ftの距離増大。 B 垂直5ftの距離増大。 C 通常通りの跳躍をする。 F 跳躍に失敗し、その場で伏せ状態になる。 幅跳び 2 Long Jump 運動跳躍Sub 最低10f以上歩行した上で〈運動〉判定を行う。歩行と異なる方向へは不可。標準DCは跳躍したいftの値に等しい。 B 望んだ距離まで水平跳躍の距離増大(最大で移動速度まで)。 C 通常通りの跳躍をする。 F 通常踊りの跳躍をして、着地点で伏せ状態となる。 忍び歩き 1 Sneak 移動 非公開 隠密知覚DC 任意の移動速度の半分まで歩行して移動先で遮蔽、上級遮蔽、視認困難を持つなら非公開〈隠密〉判定を行う。移動中ずっと遮蔽なら+2、上級遮蔽なら+4状況ボーナス。君を可視状態にできないクリーチャーに対しては遮蔽、上級遮蔽、視認困難が解除されても未探知状態のままであり、忍び歩きに大失敗しても失敗扱いとなる。 B 移動中及び終了後も未探知状態となる。 C 移動中及び終了後に隠れた状態となる。 F 発見され可視状態になる。 平衡感覚 1 Balance 移動 軽業 必要条件 狭い場所、凹凸面などのマスにいる。 〈軽業〉でその場所を通過できる。その場所にいる間は立ちすくみ状態になる。 A 移動速度まで移動可。 B 移動速度まで移動困難地形として移動可。 C 静止してアクションを無駄にする or (移動後?)転倒してターン終了。 F 転倒してターン終了。 軽業移動 1 Tumble Through 移動 軽業反応DC 適切な移動速度で歩行し、敵1体の接敵面の通過を試みる。 B 接敵面を移動困難地形として移動可。 C 移動終了、侵入しようとしたマスから移動したかのようにリアクションをトリガーする。 飛行機動 1 Maneuver in Flight 移動 軽業修得 必要条件 飛行移動速度を持つ。 飛行中に激しい起動を試みる。急上昇、急降下、風に逆らう、急反転、強風中を飛ぶなど。 B その機動に成功する。 C その機動に失敗する。 F その機動に失敗し、より悲惨な結果となる。 操作系行動 操作 特性を持つ行動には物を物理的に操ったり身振りをしたりする必要がある。適切な付属肢を持たないクリーチャーはこの特性を持つ行動をできない。また、この種の行動はしばしばリアクションのトリガーになる。 扱う 1 Interact 操作 手を使って物品や装置を操作する。収納された物品を掴む、扉を開く等。 指し示す 1 Point Out 操作 視覚 聴覚 必要条件 目標のクリーチャーが味方1名以上にとって未探知状態だが、君にとっては未探知状態ではない。 目標を味方にとって未探知状態から隠れた状態にする。ただし目標は君が視認可能かつ味方が発見可能な位置にいなければならない。 手放す 0 Release 操作 手に持っているものを離す。物品を落とす。武器から片手を離す等。 操作 特性を持つアクションでトリガーされるリアクションをトリガーしない。 しがみつき r Grab an Edge 操作 反応ST登攀DC トリガー 縁や手掛かりから落下したか、それらの近くを落下中に通り過ぎた。 必要条件 手を後ろで縛られたり、その他の方法で拘束されていない。 縁や手掛かりを掴んで落下を止めることを試みられる。 A 縁や手掛かりを掴むか、手にした適切な物品を用いてしがみつく。そこまでの落下距離-30ft分のダメージを受ける。 B 少なくとも片手が空いてれば縁や手掛かりを掴む。そこまでの落下距離-20ft分のダメージを受ける。 F 落下を続ける。そこまでの落下距離20ftごとに10の[殴打]ダメージを受ける。 アイテムの装備 Wielding Items 操作 装備変更 手 行動 着用した物品を抜く、収める、物を拾う 1 or 2 扱う 合意して物品を渡す、受け取る 1 or 2 扱う 物品を落とす 1 or 2 手放す 自分に縛り付けられた物品や盾を外す 1 扱う 物品から1つ手を離して握りを変える 2 手放す 物品に1つ手を加えて握りを変える 2 扱う 収納(背負い袋など)から物品を取り出す 2 扱う 両手で使用する物品は片手で抜いたり、受け取ったりできる(物品の授受には少なくとも1つの手が空いている必要がある)。しかしそのようにした物品を使うには持ち手の変更が必要になる。自分の背負い袋に収納された物品を取り出すには、まず背負い袋を外す必要がある。 応急手当 2 Administer First Aid 操作 医術 必要条件 治療用具を保持している or 着用して片手が空いている。 隣接したクリーチャーの瀕死状態または[出血]ダメージを手当てする(どちらか1つ)。安定化DCは5+回復判定DC(標準は15+瀕死値)、出血止めDCは引き起こした効果のDCに等しい。 B 瀕死状態が終了する or 出血終了の平目判定を行う。 F 瀕死値が1増加する or 直ちに[出血]ダメージを受ける。 毒の手当て 1 Treat Poison 操作 医術修得 必要条件 治療用具を保持している or 着用して片手が空いている。 毒のDCに対して判定する。再判定は目標が次のSTを行うまで試みられない。 A その毒の次のSTに+4状況ボーナス。 B その毒の次のSTに+2状況ボーナス。 F その毒の次のSTに-2状況ペナルティ。 隠し持つ 1 Palm an Object 操作 盗賊知覚DC 誰も所持していない(重量を無視できる)物体1つを手に隠し持つ。成否に関わらず対象を手に取る。 B 行動に気づかれない。 C 行動に気づかれる。 盗み 1 Steal 操作 盗賊知覚DC 注意を払われていない(重量を無視できる)物体1つを盗みとる。物体がポケット内などで守られている場合は判定に-5ペナルティ。 B 気づかれずに盗める。 C 盗む前に行為に気づかれる。 解錠 2 Pick a Lock 操作 盗賊修得 必要条件 盗賊道具を持っている。 A 解錠するか2回分の成功。痕跡を残さない。 B 解錠するか1回分の成功。 F 盗賊道具は破損状態となる。 装置無力化 2 Disable a Device 操作 盗賊修得 必要条件 盗賊道具を持っている。 A 無力化するか2回分の成功。痕跡を残さない。再設置可能。 B 無力化するか1回分の成功。 F 装置のトリガーを満たす。 物品の隠蔽 1 Conceal an Object 操作 非公開 隠密知覚DC 自分の身の回りに小さな物体1つを隠す。自分以外の場所に隠した場合、逆に、捜す側のクリーチャーが君の〈隠密〉DCに対して知覚判定を行う。 B 物体は発見されない。 F 物体が発見される。 その他の基本行動 目をそらす 1 Avert Gaze 次ターン開始まで目視が必要な 視覚 能力へのSTに+2状況ボーナス。 盾を掲げる 1 Raise a Shield 次ターン開始まで盾ACを状況ボーナスとして得る。 待機 2 Ready 精神集中 単一アクションまたはフリーアクションのトリガーを指定する。次ターン開始までにトリガーが満たされた場合、リアクションとして該当アクションを実行できる。待機時の複数回攻撃ペナルティは待機解消時も継続する。 捜す 1 Seek 精神集中 非公開 知覚 一定範囲を捜索する。正確さを要するなら、視界内の30ft円錐か15ft爆発を指定する。物体や隠し扉等を探す場合は隣接する10ft四方。不可視等によって探知が困難なら、可視の代わりに隠れた状態となる。 A クリーチャーは可視状態となる。物体は位置を特定する。 B クリーチャーは未探知状態から隠れた状態に、隠れた状態から可視状態となる。物体は位置がわかるか、手掛かりがわかる。 遮蔽をとる 1 Take Cover 必要条件 遮蔽による利益を受けている or 遮蔽をとれる要素の近くにいる or 伏せ状態 AC、範囲効果への反応ST、隠れる系の〈隠密〉に+2状況ボーナス。既に遮蔽を得てるなら上級遮蔽となり+4状況ボーナス。移動するか、攻撃アクションを使うか、気絶するか、フリーアクションで自分から解除するまで続く。 行動遅延 0 Delay トリガー 君のターンが開始する イニシアチブから除外される。他のクリーチャーのターン終了時にフリーアクションとしてイニシアチブ順に戻れる。この間リアクションは行えない。丸々1R経過すると元のタイミングでターンを開始する。 援護 r Aid トリガー 味方が技能判定または攻撃ロールを必要とするアクションを使用。 必要条件 味方が援護に同意し、君は援護を待機している。 どのように援護するか正確に説明しなければならない。標準DCは20。GMは追加特性を指定したり、任意の援護を許可することができる。 A +2状況ボーナス(達人+3、伝説+4)。 B +1状況ボーナス。 f -1状況ペナルティ。 知識の想起 1 Recall Knowledge 精神集中 非公開 技能 対象の情報 秘術 秘術の理論、魔法体系、秘術的クリーチャー、秘術の次元界 製作 錬金術関連、アイテムの価値、工学、希少な素材、人造 知識 〈知識〉技能の副分類に関する話題 医術 病気、毒、傷、鑑識 自然 環境、植物、地理、天候、自然クリーチャー、自然の次元界 伝承 古代の謎、不明瞭な哲学、伝承的クリーチャー、秘伝的な次元界 宗教 神の使者、神の次元界、神学、不明瞭な神話、宗教的クリーチャー 社会 地域の歴史、重要人物、法制度、社会構造、人型生物の文化 A 正確に思い出し、追加の情報を得られる。 B 正確に思い出し、有用な手掛かりを得る。 f 誤った情報を思い出したり、誤解を招くような手掛かりを得る。 真意看破 1 Sense Motive 精神集中 非公開 知覚欺瞞DC 対象クリーチャーの行動が異常かどうか見極める。DCは呪文効果やその他適切なDCとなることもある。通常は状況が大きく変化するまで再判定不可。 A 対象の正確な意図を判断、精神的魔法も把握。 B 対象が正常かどうか判断。 C 意図的な欺瞞を察知するが、意図的でないなら普通の行動だと信じる。 f 対象の意図を誤って理解する。 落下の軽減 r Arrest a Fall 軽業 トリガー 落下する。 必要条件 飛行移動速度を持つ。 標準DCは15だが、乱気流などの要素による影響を受ける。 B 緩やかに落下し、落下ダメージを受けない。 士気をくじく 1 Demoralize 精神集中 聴覚 精神 感情 恐怖 威圧意志DC 30ft以内のクリーチャー1体を威圧する。意思疎通困難は-4状況ペナルティ。成否によらず目標は10分間、君の同じ試みに一時耐性を得る。 A 恐れ状態2になる。 B 恐れ状態1になる。 隠れ身 1 Hide 非公開 隠密知覚DC 遮蔽、上級遮蔽、視認困難を利用して隠れる。隠れ身の材料を失ったり、隠れ身、忍び歩き、ステップ以外の行動は君を可視状態にする。隠れ身をしている間に打撃をすると、打撃の解決まで目標は立ちすくみ状態で、その後に君は可視状態になる。それ以外の行動はその直前に可視状態となる(GM裁定)。 B 隠れた状態となる or 隠れた状態や未探知状態を維持する。 上演 1 Perform 精神集中 芸能 A 見る者に感動を与え、君の能力の話を広めるかもしれない。 B 見る者は君の芸の質を評価する。 C 君の芸は失敗に終わった。 f 君は無能であることを示しただけだ。 要望 1 Request 精神集中 聴覚 言語 精神 交渉 A 目標は条件なしで君の要求を受ける。 B 目標は要求を受け入れるが、条件の追加や変更があり得る。 C 目標は要求を拒否するが、代替案を提案するかもしれない。 f 目標は要求を拒否し、態度が1段階悪化する。 動物に命令する 1 Command an Animal 精神集中 聴覚 自然意志DC 動物に命令を1つ出す。状況や行動によってDCは調整される。敵対的または非友好的な動物には自動失敗する。ほとんどの動物は、跳躍、捜す、立ち上がる、歩行、打撃、伏せるができる。動物に行わせるのと同等数のアクションを費やす必要がある。そのターンにできること以上の指示は全て忘れる。 B 目標は次ターンに君の指示通り行動する。 C 目標は何もしない。 f 目標は行動を誤ったり誤解して何らかのアクションを行う。 陽動 1 Create a Diversion 精神 操作 言語 聴覚 欺瞞知覚DC 目標の注意を惹きつける。身振りやトリックを伴う場合は 操作 特性を持つ。言葉を使う場合は 言語 聴覚 特性を持つ。成否に依らず、目標は1分間君の同じ試みに+4状況ボーナスを得る。 B 目標に対して隠れた状態になる。君のターン終了か隠密が敗れる行動をするまで持続する。 C 目標は君の欺瞞行為に気づく。 フェイント 1 Feint 精神 欺瞞修得知覚DC A 目標は次の君のタ―ン終了まで君の近接攻撃に対して立ちすくみ状態となる。 B 目標は君のターン終了までに行う近接攻撃1回に対して立ちすくみ状態となる。 f 君は次の君のターン終了まで目標の近接攻撃に対して立ちすくみ状態となる。 呪文系行動 呪文発動 Cast a Spell 操作 精神集中 発動に必要な行動コストは呪文に依存する。長時間かかる呪文の発動中に戦闘が始まった場合、中断される。物質要素、動作要素、焦点具要素を持つ呪文は 操作 特性を持つ。音声要素を持つ呪文は 精神集中 特性を持つ。 呪文維持 1 Sustain a Spell 精神集中 必要条件 維持が必要な呪文を1つ以上発動しており、疲労状態でない。 対象の呪文の効果時間は君の次のターンまで持続する。持続時間に特記ない限り、10分を超えて維持すると効果は終了して疲労する。 解除 1 Dismiss 精神集中 解除可能な呪文や魔法のアイテムの効果を直ちに1つ解除する。
https://w.atwiki.jp/toeihero/pages/260.html
墨田 ゆきほ ■パンチ力:36.1t ■キック力:44.2t ■ジャンプ力:33.4m(ひと跳び) ■走力:3.7秒(100m) 【ライダー名】 仮面ライダーガッチャード ゴルドメカニッカー 【読み方】 かめんらいだーがっちゃーど ごるどめかにっかー 【変身者】 一ノ瀬宝太郎 【スペック】 パンチ力:tキック力:tジャンプ力:m走力:100mを秒 【声/俳優】 本島純政 【スーツ】 永徳 【登場作品】 仮面ライダーガッチャード(2023年) 【初登場話】 第10話「炎の京都!~悲恋・ケミー雷電事件~」 【詳細】 一ノ瀬宝太郎がガッチャードライバーと「メカニッカニ」、「ゴルドダッシュ」のライドケミーカードを使って変身したガッチャードの派生形態。 ライダケミドールという錬金素体にメカニッカニとゴルドダッシュのライドケミーカードの力を多重錬成したアーマーを装着した姿。 金色のメタリックカラーの装甲を持ち、上半身は大型バイクを模し、複眼が向き合った矢印になっているのが特徴。 これまでの形態よりも重厚感のある装甲を持ち、複数の腕部があり射撃性能などが高い。 雷などを無効化する効果を持つ。 専用武器は「ガッチャートルネード」。 必殺技は「ゴルドメカニッカーフィーバー」。 【余談】 ライダーの名称はゴルドメカニッカではないので注意。 ■パンチ力:13.6t ■キック力:8.2t ■ジャンプ力:4.6m(ひと跳び) ■走力:6.4秒(100m) ゴルドメカニッカーマスク アルケミーマフラー ガッチャード ゴルドメカニッカーのマフラー。 多重錬成を成し遂げた錬金術師の証として燦然とはためく。 ゴルドシェル ガッチャード ゴルドメカニッカーの装甲。 黄金色の樹脂コーティングにより空気抵抗を軽減してスピードの減衰を抑えるエアロカウルとしても機能する。 加えて高い電気絶縁性を有し、雷の直撃すら受け流す。 サイドダッシャー ガッチャード ゴルドメカニッカーの脚。 凄まじいダッシュ力を備え、巧みなサイドステップを得意とする。 その2つを組み合わせることで進路妨害を無効化し、対象へと急接近することが可能。 また、腰部には擲弾「ボイルグレネード」を備える。 マルチプルトルクロー ガッチャード ゴルドメカニッカーのマニピュレーター。 変身者の意思で自在に操ることが可能で、高トルクを誇る左右の6本を駆使して複雑なオペレーションを実行する。 パッションアタノール ガッチャード ゴルドメカニッカーの変換炉。 大気や水をはじめとする様々な錬金素材を燃焼させることで凄まじいエネルギーへと変換する。 中でも最高の力を発揮する素材は、情熱や希望といった変身者の内なる感情とされている。 マッシブサスペンション ガッチャード ゴルドメカニッカーの腕。 大型の遠心加速式レールガン「ビードロフォーク」をマッシブな腕でしっかりと懸架し、射撃時の反動を吸収することで命中精度を高めている。 【ライダー名】 仮面ライダーガッチャード ヒーケスローズ 【読み方】 かめんらいだーがっちゃーど ひーけすろーず 【変身者】 一ノ瀬宝太郎 【スペック】 パンチ力:tキック力:tジャンプ力:m走力:100mを秒 【声/俳優】 本島純政 【スーツ】 永徳 【登場作品】 仮面ライダーガッチャード(2023年) 【初登場話】 第10話「炎の京都!~悲恋・ケミー雷電事件~」 【詳細】 一ノ瀬宝太郎がガッチャードライバーと「フレイローズ」、「ヒーケスキュー」のライドケミーカードを使って変身したガッチャードの派生形態。 ライダケミドールという錬金素体にフレイローズとヒーケスキューのライドケミーカードの力を多重錬成したアーマーを装着した姿。 緑と赤のカラーの装甲を持ち、上半身はバラを模し、複眼が向き合った矢印になっているのが特徴。 戦闘時は火と水の能力を使える。 専用武器は現状は未装備。 必殺技は「ヒーケスローズフィーバー」。 【余談】 ライダーの名称はヒースケローズではないので注意。 スーツはバーニングゴリラ、ディープマリナーの一部のパーツの改造。 ■パンチ力:7.3t ■キック力:5.5t ■ジャンプ力:10.0m(ひと跳び) ■走力:8.2秒(100m) ヒーケスローズマスク パッションアタノール ガッチャード ヒーケスローズの変換炉。 大気や水をはじめとする様々な錬金素材を燃焼させることで凄まじいエネルギーへと変換する。 中でも最高の力を発揮する素材は、情熱や希望といった変身者の内なる感情とされている。 ライダケミドール 仮面ライダーガッチャードの錬金素体。 変身者を強化改造した肉体はあらゆる可能性を秘めており、多重錬成により定義された混合ベクトルにより様々な方向に錬成することが可能。 エマージェントレッガー ガッチャード ヒーケスローズの脚。 優れた耐熱性を誇り、3000度を超える超高熱を耐え抜く。 また、超高速水流を放つことでウォータージェットカッターの切れ味をキックに加える。 ローゼスアラート ガッチャード ヒーケスローズの肩。 火災などの際に音と光で周囲に危険を知らせる役割を持つ。 また、イバラを制御してロープのように張り巡らせることで足場の悪い場所にも進入し、素早い対応を可能とする。 ソーニスプラッシャー ガッチャード ヒーケスローズの腕。 花弁状のインテークから取り込んだ空気中の水分を超高圧水流に交換して放出することが可能。 さらにイバラのホースを伸ばすことで、様々な角度からの放水を可能とし隙間の先や障害物の多い場所でも確実に消火する。 ベクトソール 仮面ライダーガッチャードの足裏。 現状の錬成を解除、及び再錬成する必殺技「フィーバー」の発動時、マルガム化したケミーと宿主を強制分離させることが可能。 【各部機能】 仮面ライダーガッチャードはガッチャードライバーに装填した2枚のライドケミーカードからケミーの力を多重錬成することでその能力を見に宿して戦う戦士。 変身者の身体を強化改造したライダケミドールを素体とし、多重錬成により定義された混合ベクトルにより様々な方向に錬成することが可能。 頭部バーニングゴリラマスクはセンセイギアというヘッドギアで跳弾性能に特化した特殊形状により打撃戦のみならず遠距離射撃にも対応することが可能。 ボクシングを主体とする打撃系格闘技のノウハウを変身者に授ける。 口元のネロクラッシャーはバーニングゴリラマスクの口であり、プラントケミー「バーニングネロ」の辛さによって超高熱の炎の息「ヒーヒートブレス」を吐く。 額のパンクライダゴーグルは複眼に重ねることで、対象を粉砕した際に飛び散る瓦礫などから複眼を保護し、特殊サーモグラフィー機能により高熱化した対象の温度変化を的確にとらえる。 人間の視力を10倍に強化するガッチャードの複眼、ベクトアイは水流や風向、物質にかかる荷重の大きさと方向など視界内の様々な物理現象を大小様々な矢印で表示して視認することも可能。 額にあるワイズシグナルは錬成状態を随時調律する調律器であり、ワイルドモードとライダー時を相互切り替える。 必要に応じて錬成解除を判断すなど、変身者の保護を最優先する役割もある。 ガッチャードバーニングゴリラの胴体にはパッションアタノールと呼ばれる変換炉を持つ。 大気や水など、様々な錬金素材を燃焼させ、凄まじいエネルギーを生み出す。 特に情熱や希望など、変身者の内なる感情が最高の力を発揮する素材となる。 両肩部は四角形の装甲となっている。 腕部ドラミングバーナーは大型の装甲で覆われた拳から繰り出される超強力なパンチを駆使し、胸部を激しく叩くドラミングにより爆熱化していく。 更には周囲の物質から錬成した超巨大な拳に火炎を纏わせる必殺技「バーニングゴリラフィーバー」の発動を可能とする。 片方の腕に装備したガッチャードローホルダーはライドケミーカード携行用ホルダーとして使え、最大でライドケミーカードを10枚収納することが可能。 全身を温めることで運動性能を向上させる脚部ホットダンパーは植物の根のような柔軟で微細なアンカーを足場に錬成して強力な腕力が生み出す反動を吸収して打撃姿勢を安定させる役割を持つ。 足裏にはベクトソールと呼ばれる部位があり、現状の錬成を解除、及び再錬成する必殺技「フィーバー」の発動時、悪意ある人間と結びついてマルガム化したケミーと宿主を強制分離させる機能を持つ。 デイブレイク ■パンチ力:36.1t ■キック力:44.2t ■ジャンプ力:33.4m(ひと跳び) ■走力:3.7秒(100m) 【ライダー名】 仮面ライダーファイヤーガッチャード スチームホッパー 【読み方】 かめんらいだーふぁいやーがっちゃーど すちーむほっぱー 【変身者】 一ノ瀬宝太郎 【スペック】 パンチ力:24.6tキック力:30.7tジャンプ力:ひと跳び41.5m走力:100mを3.7秒 【基本形態】 仮面ライダーガッチャード スチームホッパー 【声/俳優】 本島純政 【スーツ】 永徳 【登場作品】 仮面ライダーガッチャード(2024年) 【初登場話】 第18話「駆け抜けろ!進化のファイヤーロード!」 【詳細】 一ノ瀬宝太郎がガッチャーイグナイターを合体させたガッチャードライバーに「ホッパー1」と「スチームライナー」のライドケミーカードを装填、変身したガッチャードの熱き強化形態。 ガッチャーイグナイターを装着したガッチャードライバーは人間と2体のケミーによる多重錬成に、強化錬成炎を加えた錬成が可能となり、その力によってスチームホッパーがパワーアップを遂げている。 スーパーガッチャードはエクスガッチャリバーを通してレベルナンバー10のケミーの力を加えた強化なのに対し、ファイヤーガッチャードはドライバーそのものが生み出せるエネルギーの質をより高めた形になるため、外見は基本形態をベースとしつつ、強化錬成炎の要素が炎型の意匠となって全身に加わっているのが特徴。 背部には「ファイヤードッカーン」という推進器が備わり、そこから強化錬成炎を直接噴射させ超高推力を生み出し、ファイヤーガッチャードを物理的に加速させる能力を持つ。 この超加速は同時に打撃の破壊力を高める効果もあり、新たなガッチャードのスペックは数字よりも遥かに高いものと思われる。 【各部機能】 ファイヤーガッチャードはガッチャーイグナイターを用いたガッチャードライバーを使っているが、読み込んでいるカードはホッパー1とスチームライナーのみ。 そのため外見は基本形態であるスチームホッパーから大きく変化したものではない。 全身を覆うライドケミドールも変身者を強化改造した錬金素体として多重錬成により定義された混合ベクトルにより様々な方向に錬成することが可能。 ファイヤースチームホッパーマスクはビークルケミー「スチームライナー」の強固な装甲を受け継いだヒートライナークラッシャーが頭部全体を保護している。 またターボフレイムチャージャーと呼ばれる特殊装甲は、空気抵抗を始めとした全ての障害を炎に変換、抵抗が大きいほど加速を増す特性を持つ。 額にあるファイヤーライダゴーグルは複眼に重ねることで超高速戦闘時の複眼を保護し、特殊フィルタリング機能により燃え盛る炎の中でも的確に対象を捉えることが可能。 インセクトケミー「ホッパー1」の感覚機能を受け継いだヒートホッパーロッドは接触、気流、熱、音に加え匂いの感知や味覚を鋭敏に感じ取ることが出来、。 人間の視力を10倍に強化するガッチャードの複眼、ベクトアイは水流や風向き、物体にかかる荷重の大きさと方向といった、視界に捉えた様々な物理現象を大小様々な矢印(ベクトル)で可視化することが可能。 額にあるワイズシグナルは錬成状態を随時調律する調律器であり、ワイルドモードとライダー時を相互切り替え必要に応じて錬成解除を判断する等、変身者の保護を最優先する役割もある。 ファイヤーガッチャードでもワイルドモードへなれるかは不明。 胸部のハイパッションアタノールは強化錬成炎に「命の炎」を加えた青き炎により万物から超高出力を生み出す超高温変換炉へとパワーアップ。 溢れ出す火勢ままに形を成した装甲はその凄まじい錬成能力を物語っている。 両腕のファイヤーアップホッパリングラッシャーは優れた敏捷性を誇る筋肉にスチームコンプレッションを加え、高圧パンチの超高速ラッシュを繰り出す。 さらに強化錬成炎により爆発的な破壊力がプラスされた。 頭部にもあるターボフレイムチャージャーは両腕にも装着されており、空気抵抗を始めとした全ての障害を炎に変換し、抵抗が大きいほど加速を増大させる。 脚部のファイヤーアップホッパリングプレッシャーは非常に軽快なフットワークと優れた跳躍力を誇る。 繰り出されるキックはホップを重ねるたびに重量交換とスチームコンプレッションの加圧を行い、3度目でSLの突撃を彷彿とさせる重量級の一撃となる。 さらに強化錬成炎を纏うことで爆発的な破壊力が加わる。 背中には強化錬成炎を直接噴射するファイヤードッカーンを装備し、超高推力を発生させファイヤーガッチャードを超加速させる。 スピードと共に打撃の破壊力を高め、ターボフレイムチャージャーが加速に伴う全ての障害を炎に変換することでさらなる加速が可能だろう。 足裏のバーニングベクトソールは現在の錬成を解除、及び再錬成する力を強化錬成炎により強化した「バーニングフィーバー」により、強力な力を持つマルガムからケミーと宿主を強制分離させることが可能。 必殺技はスチームホッパーフィーバーの強化仕様の「スチームホッパーバーニングフィーバー」。 ファイヤードッカーンからガッチャーアンカーを地面に打ち込んで身体を固定し、ファイヤードッカーンから吹き出す炎が青くなるまでに出力を高めた後、アンカーを解除することで限界を超えた超スピードを載せたライダーキックを放つ。 その一撃は視認さえ困難な速度で放たれ、単純なキック力以外にも、空気との摩擦でマルガムの身体が燃え上がるほど凄まじい一撃となる。 【余談】 こういった主体のフォームは『クウガ』のライジングフォームや『ゴースト』の派生形態(闘魂ブースト魂仕様)がある。 更にスーツ自体は変わるが『ビルド』のハザードフォームも近いものといえる。 【ライダー名】 仮面ライダースーパーガッチャード クロスユーフォーエックス 【読み方】 かめんらいだーすーぱーがっちゃーど くろすゆーふぉーえっくす 【変身者】 一ノ瀬宝太郎 【スペック】 パンチ力:20.8tキック力:16.3tジャンプ力:ひと跳び28m走力:100mを5.5秒 【基本形態】 仮面ライダーガッチャード スチームホッパー 【声/俳優】 本島純政 【スーツ】 永徳 【登場作品】 仮面ライダーガッチャード(2023年) 【初登場話】 第13話「とりもどせ!ユージョー×フォーエバー!」 【詳細】 一ノ瀬宝太郎がガッチャードライバーへ変形させたエクスガッチャリバーを「クロスオン」し、ガッチャリバーのスロットへ「ユーフォーエックス」のライドケミーカードを装填し変身したガッチャリバー強化形態。 ガッチャードライバー側にはホッパー1とスチームライナーのガッチャンコ形態「スチームホッパー」のカードが収まっている状態で、更にレベルナンバー10の「ユーフォーエックス」の力を付与したため、スチームホッパーをベースに光り輝くUFOをアーマーとして装着した見た目を持つ。 ベーススーツはスーパーライドケミドールとして強化された連勤素体となり、そこにユーフォーエックスの力を超高等多重錬成したアーマーを装着している。 身体スペックの大幅な上昇に加え、ユーフォーエックスがもたらす摩訶不思議な力を自由自在に使いこなすトリッキーな戦闘を得意とする。 【各部機能】 仮面ライダースーパーガッチャード(クロスユーフォーエックス)はガッチャードライバーに装填した2枚のライドケミーカードと強化アイテムのエクスガッチャリバーへ装填したレベル10「ユーフォーエックス」からケミーの力を超高等多重錬成することで、その能力を見に宿して戦う戦士。 変身者はレベルナンバー10のケミーの力を受けて超強化改造したスーパーライダケミドールを素体とし、更に拡張性を高めて超高等多重錬成により定義された混合ベクトルにより様々な方向に錬成することが可能。 頭部クロスユーフォーエックスマスクはディフェンスシールドユーフォメットで覆われ、高い気密性を誇り、有害な宇宙線を完全に遮断する役割を持つ。 更に両サイドのパネルに受けた太陽光などを酸素に交換することで大気圏外活動も可能とする。 額のライダグレイゴーグルは宇宙人グレイを模したもので、変身者の意思による空中や無重力空間での挙動及び両前腕の「クロスレコーダ」のコントロールを司る。 人間の視力を20倍に強化するスーパーガッチャードの複眼、スーパーベクトアイは水流や風向、物質にかかる荷重の大きさと方向など視界内の様々な物理現象を大小様々な矢印(ベクトル)で表示して視認することも可能。 額にあるワイズシグナルは錬成状態を随時調律する機能に加え、必要に応じて錬成解除を判断するなど、変身者の保護を最優先する役割も持つ。 スーパーガッチャードの胴体にはスーパーパッションアタノールと呼ばれる変換炉を持つ。 変換効率の急上昇により、万物を錬金素材として、更に強大なエネルギーを生み出すことが可能になった。 中でも最高の力を発揮する素材は、情熱や希望といった変身者の内なる感情とされている。 両肩部を覆う飛行機構クロスアストラは透過性放物面鏡で通称「オーマイガッチャ粒子」と呼ばれる超運動エネルギーを持った特殊宇宙線を受けて浮遊する。 更にこの宇宙線を高密度に収束させることで、任意の場所へ瞬間的に移動するテレポートが可能となる。 スチームコンプレッションを加えることで優れた俊敏性を誇る筋肉をサポートした腕部ホッパリングクラッシャーエックスは高圧パンチの超高速ラッシュをはじめ、あらゆる攻撃が大幅に強化される。 更に両前腕の「クロスレコーダ」は分離、遠隔操作が可能となっており、片方がアブダラクタービームで捕捉した対象をもう片方の位置まで転送することができる。 片方の腕に装備したガッチャードローホルダーはライドケミーカード携行用ホルダーで最大でライドケミーカードを10枚収納することが可能。 非常に軽快なフットワークと優れた跳躍を誇る脚部スーパーホッパリングプレッシャーはチームコンプレッションへの耐圧性能などが向上したことで足技の攻撃力が大幅に強化されている。 また、ガッチャード時には紹介されていた足裏の部分は名称が不明。 専用武器は「エクスガッチャリバー」など。 必殺技はエキセントリックな能力を使って連続キックを繰り出す「ユーフォーエックスシャイニングフィーバー」。 武器系必殺技は「ユーフォーエックスエクストラッシュ」。 【活躍】 第13話にて登場。 仮面ライダードレッド零式に取り込まれている鶴原錆丸を救うため変身。 その能力で強制的にドレッド零式に変身させられていた鶴原錆丸を分離して救い出してから、ドレッド零式を撃退した。 【余談】 強化形態のライダー名に「スーパー」と使われるのは初。 過去には劇場版限定の強化形態のフォーム名の方についていた場合もあった。 【ライダー名】 仮面ライダースーパーガッチャード クロスエックスレックス 【読み方】 かめんらいだーすーぱーがっちゃーど くろすえっくすれっくす 【変身者】 一ノ瀬宝太郎 【スペック】 パンチ力:16.3tキック力:20.8tジャンプ力:ひと跳び21.7m走力:100mを4.6秒 【基本形態】 仮面ライダーガッチャード スチームホッパー 【声/俳優】 本島純政 【スーツ】 永徳 【登場作品】 仮面ライダーガッチャード(2023年) 【初登場話】 第14話「パクっとレックス!キケンなエックス」 【詳細】 一ノ瀬宝太郎が基本形態のカードを装着した状態のガッチャードライバーと合体したエクスガッチャリバーのスロットへ「エックスレックス」のライドケミーカードを使って変身したガッチャードの強化形態。 エクスガッチャリバーの力でレベル10のカードの力を解放している。 スーパーライダケミドールという錬金素体に「エックスレックス」のライドケミーカードの力を上乗せして超高等多重錬成したアーマーを装着した姿。 赤色のメタリックカラーの装甲を持ち、複眼が向き合った矢印となっているのが特徴。 上半身は「エックスレックス」の力を纏っており、下半身などはスチームホッパーに近い装甲が装着されている。 エックスレックスの場合は脚部にも力が与えられる。 「T-レックス」をモチーフとしており、荒ぶる力を振るっていく。 第15話で本格的な戦闘を行っている。 【各部機能】 仮面ライダースーパーガッチャード(クロスエックスレックス)はガッチャードライバーに装填した2枚のライドケミーカードと強化アイテムのエクスガッチャリバーへ装填したレベル10「エックスレックス」からケミーの力を超高等多重錬成することで、その能力を見に宿して戦う戦士。 変身者はレベルナンバー10のケミーの力を受けて超強化改造したスーパーライダケミドールを素体とし、更に拡張性を高めて超高等多重錬成により定義された混合ベクトルにより様々な方向に錬成することが可能。 頭部クロスエックスレックスマスクはオフェンシブシールドメットシェルで覆われ、頭部を包み込むことで、頭部の防御力の向上させると同時に各部に備えた牙により攻撃性を大幅に増している。 額のライダキュリオゴーグルはエンシェントケミー「エックスレックス」の意志を受け継ぎ、興味を持った対象と心を通わせることが可能となる。 人間の視力を20倍に強化するスーパーガッチャードの複眼、スーパーベクトアイは水流や風向、物質にかかる荷重の大きさと方向など視界内の様々な物理現象を大小様々な矢印(ベクトル)で表示して視認することも可能。 額にあるワイズシグナルは錬成状態を随時調律する機能に加え、必要に応じて錬成解除を判断するなど、変身者の保護を最優先する役割も持つ。 スーパーガッチャードの胴体にはスーパーパッションアタノールと呼ばれる変換炉を持つ。 変換効率の急上昇により、万物を錬金素材として、更に強大なエネルギーを生み出すことが可能になった。 中でも最高の力を発揮する素材は、情熱や希望といった変身者の内なる感情とされている。 顎クロスレイニアムは人々から受け取った心の力を増幅して戦闘力に変換し、「エックスレックス」の猛々しい古代のパワーとクロスさせることで新たなパワーを生み出す。 その圧倒的なエネルギー量ゆえに過剰分を指向性を持つ咆哮「ベクトロア」にて放出する。 スチームコンプレッションを加えることで優れた俊敏性を誇る筋肉をサポートした腕部スーパーホッパリングクラッシャーは高圧パンチの超高速ラッシュをはじめ、あらゆる攻撃が大幅に強化される。 片方の腕に装備したガッチャードローホルダーはライドケミーカード携行用ホルダーで最大でライドケミーカードを10枚収納することが可能。 非常に軽快なフットワークと優れた跳躍を誇る脚部ホッパリングプレッシャーエックスはチームコンプレッションへの耐圧性能などが向上したことで足技の攻撃力が大幅に強化されている。 更に脚部増加装甲「クロストランプル」により大地を揺るがすほどのダッシュ力と強靭な爪が加わり、エックスレックスの驚異的な咬合力を付加させた攻撃を可能とする。 また、ガッチャード時には紹介されていた足裏の部分は名称が不明。 必殺技は相手を挟み込んでキックを繰り出す「エックスレックスシャイニングフィーバー」。 武器系必殺技は「エックスレックスエクストラッシュ」。 【活躍】 第14にて登場。 変身のみだったので、戦闘は第15話が初となる。 クロトーが変身したドレッド零式と交戦するが、間辺親子を人質に取られ変身解除。 その後、改めて変身して、クローバーマルガムバンブーラフレシアミクスタス、ドレッド零式を連続で撃破した。 【ライダー名】 仮面ライダースーパーガッチャード クロスユーフォーエックス 【読み方】 かめんらいだーすーぱーがっちゃーど くろすゆーふぉーえっくす 【変身者】 一ノ瀬宝太郎 【スペック】 パンチ力:20.8tキック力:16.3tジャンプ力:ひと跳び28m走力:100mを5.5秒 【基本形態】 仮面ライダーガッチャード スチームホッパー 【声/俳優】 本島純政 【スーツ】 永徳 【登場作品】 仮面ライダーガッチャード(2023年) 【初登場話】 第13話「とりもどせ!ユージョー×フォーエバー!」 【詳細】 一ノ瀬宝太郎がガッチャードライバーへ変形させたエクスガッチャリバーを「クロスオン」し、ガッチャリバーのスロットへ「ユーフォーエックス」のライドケミーカードを装填し変身したガッチャリバー強化形態。 ガッチャードライバー側にはホッパー1とスチームライナーのガッチャンコ形態「スチームホッパー」のカードが収まっている状態で、更にレベルナンバー10の「ユーフォーエックス」の力を付与したため、スチームホッパーをベースに光り輝くUFOをアーマーとして装着した見た目を持つ。 ベーススーツはスーパーライドケミドールとして強化された連勤素体となり、そこにユーフォーエックスの力を超高等多重錬成したアーマーを装着している。 身体スペックの大幅な上昇に加え、ユーフォーエックスがもたらす摩訶不思議な力を自由自在に使いこなすトリッキーな戦闘を得意とする。 【各部機能】 仮面ライダースーパーガッチャード(クロスユーフォーエックス)はガッチャードライバーに装填した2枚のライドケミーカードと強化アイテムのエクスガッチャリバーへ装填したレベル10「ユーフォーエックス」からケミーの力を超高等多重錬成することで、その能力を見に宿して戦う戦士。 変身者はレベルナンバー10のケミーの力を受けて超強化改造したスーパーライダケミドールを素体とし、更に拡張性を高めて超高等多重錬成により定義された混合ベクトルにより様々な方向に錬成することが可能。 頭部クロスユーフォーエックスマスクはディフェンスシールドユーフォメットで覆われ、高い気密性を誇り、有害な宇宙線を完全に遮断する役割を持つ。 更に両サイドのパネルに受けた太陽光などを酸素に交換することで大気圏外活動も可能とする。 額のライダグレイゴーグルは宇宙人グレイを模したもので、変身者の意思による空中や無重力空間での挙動及び両前腕の「クロスレコーダ」のコントロールを司る。 人間の視力を20倍に強化するスーパーガッチャードの複眼、スーパーベクトアイは水流や風向、物質にかかる荷重の大きさと方向など視界内の様々な物理現象を大小様々な矢印(ベクトル)で表示して視認することも可能。 額にあるワイズシグナルは錬成状態を随時調律する機能に加え、必要に応じて錬成解除を判断するなど、変身者の保護を最優先する役割も持つ。 スーパーガッチャードの胴体にはスーパーパッションアタノールと呼ばれる変換炉を持つ。 変換効率の急上昇により、万物を錬金素材として、更に強大なエネルギーを生み出すことが可能になった。 中でも最高の力を発揮する素材は、情熱や希望といった変身者の内なる感情とされている。 両肩部を覆う飛行機構クロスアストラは透過性放物面鏡で通称「オーマイガッチャ粒子」と呼ばれる超運動エネルギーを持った特殊宇宙線を受けて浮遊する。 更にこの宇宙線を高密度に収束させることで、任意の場所へ瞬間的に移動するテレポートが可能となる。 スチームコンプレッションを加えることで優れた俊敏性を誇る筋肉をサポートした腕部ホッパリングクラッシャーエックスは高圧パンチの超高速ラッシュをはじめ、あらゆる攻撃が大幅に強化される。 更に両前腕の「クロスレコーダ」は分離、遠隔操作が可能となっており、片方がアブダラクタービームで捕捉した対象をもう片方の位置まで転送することができる。 片方の腕に装備したガッチャードローホルダーはライドケミーカード携行用ホルダーで最大でライドケミーカードを10枚収納することが可能。 非常に軽快なフットワークと優れた跳躍を誇る脚部スーパーホッパリングプレッシャーはチームコンプレッションへの耐圧性能などが向上したことで足技の攻撃力が大幅に強化されている。 また、ガッチャード時には紹介されていた足裏の部分は名称が不明。 専用武器は「エクスガッチャリバー」など。 必殺技はエキセントリックな能力を使って連続キックを繰り出す「ユーフォーエックスシャイニングフィーバー」。 武器系必殺技は「ユーフォーエックスエクストラッシュ」。 【活躍】 第13話にて登場。 仮面ライダードレッド零式に取り込まれている鶴原錆丸を救うため変身。 その能力で強制的にドレッド零式に変身させられていた鶴原錆丸を分離して救い出してから、ドレッド零式を撃退した。 【余談】 強化形態のライダー名に「スーパー」と使われるのは初。 過去には劇場版限定の強化形態のフォーム名の方についていた場合もあった。