約 851 件
https://w.atwiki.jp/road207/pages/13.html
どんな家を建てる? 平屋最高! 平屋は究極の贅沢! 自然素材(柱、梁、床は無垢、壁は塗り壁)を使う 合板のフローリング、ビニールクロス、クッションフロアはNG 柱や梁の構造体が眺められる家 (和風ではない)ナチュラルシンプルの家 和室は必要なし(和室スペースは検討の余地あり) 昔の平屋にありがちな暗い家ではなく、明るい家にしたい 窓は最小限に、掃き出しの窓も少なく、南向きの窓ばかりではない 敷地的に西日が気になるので、なんらかの対策がほしい 富士山(北北西の方向)が眺められる窓 軒が深く、庇のある家 (予算が許せば)パッシブソーラー住宅も検討の余地あり 家相は重要視 外観 ちいさいおうち リビング 勾配天井 広がりの感じられる開放感があるリビング 図書部屋のような落ち着いた雰囲気 夫はデスクトップPC、妻はノートPC、子供は本を読んだり勉強をしたりするスペース 設置可能であればロフト リビングから出られるウッドデッキ 掃き出しの窓は最小限で リビング・ダイニングは一体の間取り 床、壁の1面、天井が木張 (中央の→5回さわって中央を拡大) 寝室 8帖程度+ウォークインクローゼット(3帖程度) ベッドは新規購入 シングル1+ダブル1(将来はシングルを子供部屋へ) 子供部屋 6帖程度+クローゼット(1帖程度) 子供部屋デスク照明イメージ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 キッチン 対面カウンター式キッチン 基本的にはシステムキッチン(下から2番目くらいのグレード)。 メーカーは価格優先で選定する。 コストが安く済むなら造作でも可。 ガスレンジ。 食洗器。 建具で隠せる収納棚 まず、冷蔵庫を含めた調理家電も食器も食料庫の棚も全部隠せるようにしてほしいです。 以前どこかで見た収納壁面全部が引き戸でその中にすべて納まっていたのには、夫婦で感激しました。 設備に関しては、収納が充実しているもの。 造作、既成品等は、問いませんが見た目は、大切です。 IKEA 引き出しダンパー 使用例ブログ キッチンで作業をしていても、リビングの様子がわかるように 勝手口の外に屋根つきのサービスヤード(隣地からゴミ箱などが見えないように目隠しが必要) キッチンとリビングをロールスクリーンで仕切る カビ・結露を防ぐ キッチン下がり壁をなくす方法 戸建住宅の内装制限が緩和 洗面 (予算が許せば)壁に木を貼りたい 洗濯機、ガス乾燥機を設置 洗面台は(予算が許せば)造作を希望 今の時点で、いいなと考えているのは、TOTO-SK106 を使って、回りは木(水に強い)ものだと素敵だな~と思います。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 水洗はシャワー式がいいです。 ↓すごくかわいい。 http //blog-imgs-31.fc2.com/y/u/k/yukiriri/20090620203738329.jpg こういうのもあり 人大がダメ・タイルなら 白じゃなくて、こんな感じがいいかも imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 その他、洗面の造作例 洗面脇収納 壁の横、下の両方に部分に収納ができる(モノを入れた時の湿気、見た目は、どうなるか) 脱衣について 家族分の下着、パジャマ、タオルなどは、洗面所(脱衣棚)に収納したいと思います。 洗面台の下は、洗剤(今は重曹、過炭酸ナトリウム、クエン酸)などを置く のかな・・・と思っていましたが、使いやすい場所(洗濯機の近くなど)でも かまわないので、オープンにして、ゴミ箱などを置いてもいいかと思います。 下に衣服を入れるのは、出し入れが少し面倒な気がします。 洗面の長さは、使いやすい長さでお願いします。 無駄に広くてももてあましそうですし(そんなには、とれませんね。) 補足として、洗面所で、化粧をします。 洗面用具や、衣類、タオルの他に化粧品の収納も考慮していただきたいです。 そして、主人の作業服は洗濯機の前に予洗いが必要です。 あと、贅沢なのは、わかっていますが、洗濯機、乾燥機がとても 素敵とは、いいがたいので・・・ なにか、隠れたり、おお~となる方法があれば提案いただきたいと思います。 洗面鏡上の照明 脱衣所の乾燥 サーキュレーターシンプルで安い 脱衣所の乾燥 扇風機リモコン制御 風呂 一坪ユニットバス(引き戸タイプ) ガス給湯 浴室暖房乾燥機(ガス、リンナイ製) メーカーは価格優先で選定する 望ましい浴室断熱 トイレ (予算が許せば)壁に木を貼りたい 標準的な設備 高機能モデル(フタが自動で開く、タンクレス、アラウーノ的なもの)ではないトイレ。 基本的な機能(シャワートイレ、ウォシュレット)だけが付いているリーズナブルなモデルでよい。 手洗い、収納(トイレットペーパー12個、その他小物)が必要。 トイレに天窓 2 トイレ手洗い imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 収納 納戸(7段飾りの雛人形をしまう場所は必須) 家具は最小限にして、できるだけ作り付けの棚などに収納したい 造作TVボード ダイニングの扉イメージ(TVボードもそろえられる?) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 廊下の収納 衣類側でない方に、掃除機をうまく収められる工夫がされている (ロフトなどに置くと、取り出しが面倒)(玄関収納に収められるか?) 玄関 収納の片側をこんな感じに15cmくらいあけたら、どうか? 照明 リビング 蛍光灯シーリングライト パナソニック【4.5~8畳用】蛍光灯シーリングライト を一つ付けて終わりというライティングはNG。 複数のダウンライトやスポットライト、間接照明を組み合わせて暖かみのあるライティングにしたい。 リビングにはリビングライコンを設置したい。 Panasonic リビングライコン 寝室 子供部屋 勉強するにはある程度の明るさが必要? 蛍光灯シーリングライトは必要? 参考記事 掃除 階段のない平屋なので、二階屋に比べて掃除は楽。 さらに楽をするために、自動掃除機ロボット「ルンバ」を導入したい(妻の夢、妻の小遣い) iRobot 自動掃除機ルンバ 全フロアをこれに任せるのは無理か?2台体勢? 洗濯物 洗濯物を干す場所はどうする? 室外:ウッドデッキ?庭? 室内:ユニットバス内(浴室暖房乾燥機つき) リビングに「天井取付型室内物干」を設置? ホスクリーン SPA型 ホシ姫サマ ホシ姫サマ天井付け手動 pid 室内物干しワイヤー(ワイヤーは最長で3.6m、洗濯物は10kgまで) アイアンの洗濯物ちょっと干し imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 あるいは、サービスヤード(サンルーム?)に干すスペースを作るか? 洗濯機もそこへ設置できるか? サンルームを作る予算なんてあるのか?(たぶんない) 窓、カーテン、ブラインド ペアガラス 場所によってはLow-Eガラスを使用 シャッター、雨戸は必要か? カーテン全廃計画 留めるヒモ、ヒモを引っ掛ける金具、カーテンレール、ピラピラする布たち。すべてが無駄、すべてがイヤ。 ブラインド、シェード、ロールスクリーンを多用したい。 電気配線系 TV用のコンセントプレートの高さに注意。 足つきのテレビボードだとソファに座った位置から コンセントのプレートが見えたりするんだよね。 ごちゃごちゃした配線も丸見えで見苦しいことこの上ない。 LANは腐るほどつけておくことをお勧めするよ。 少なくともTVアンテナがあるところにはすべてLANもつける。 これからはインターネット経由でテレビやビデオ見る時代だと思うからね。 ワイヤレスは通信が安定しないリスクがあるから有線LANの方がいいよ。 とりあえず空配管だけでもいいので。 空配管でいうと、パラボラアンテナでスカパー見るならベランダからアンテナ線を 引き込めるように空配管してもらっておきなよ。 あと防犯カメラの引き込み用などに空配管を用意しておくのもいいかと。 駐車場にもコンセント。 将来電気自動車になったときも対応できます。 納戸などの収納のコンセントは手前にね。 奥につけても荷物に埋まってしまっていざというとき使えない。 薄い壁収納でも1つぐらいコンセントつけておくとツブシがきくかと。 あと電動歯ブラシや旦那さんの髭剃り用のコンセントも忘れずにね。 我が家は絶対洗面台に置きたくなかったから横の小さい棚の奥につけました。 洗濯機のコンセント 普通洗濯機の上に位置つけられるんだけど、アース線とか見えてこれまた見苦しい なので洗濯機に隠れる位置にしてもらいました。 でも絶対水がかからないように注意は必要です。 有線LAN 各部屋に有線LANの口をつける。 光回線の終端の場所に集約。有線と無線のルーターを設置。 リビング(数箇所) 寝室、子供部屋(1箇所づつ) ロフト(1箇所) 納戸(1箇所) トイレ、洗面所、お風呂にはいらない。 アンテナ アンテナは屋根に設置。 UHFアンテナ(地デジ) FMアンテナ(ラジオ) BSアンテナ(BSテレビ) 有線LANの口と同じ場所に設置。 リビング(数箇所) 寝室、子供部屋(1箇所づつ) ロフト(1箇所) 納戸(1箇所) トイレ、洗面所、お風呂にはいらない。 ガス プロパンか、都市ガスか。 都市ガスは前面道路まで来ている。引き込みが必要。 既存のガス衣類乾燥機は都市ガス用。プロパン用に調整できるか? ガスファンヒーターのために、各部屋に口を設ける?(コストアップ) 水道 メーターあり。引き込みなし。加入金が必要。 浄化槽 下水道なし。浄化槽が必要。 冷房 エアコン。 リビングに1台(移設)。 寝室、子供部屋にそれぞれ1台(新規購入)。 暖房 リビング 石油ストーブ(または石油ファンヒーター)。 補助的にエアコンを併用。 ガスファンヒーターは要検討。 和室スペースがあれば、コタツもあり? 本当は蓄熱暖房器にしたい(イニシャルコストが高い) http //www.nihonstiebel.co.jp/ 薪ストーブは無理(コスト、薪の調達、手間ひま)。 寝室、子供部屋 エアコンかオイルヒーター。 予算 2500万円 建坪30坪前後 第一種低層居住専用地域(建ぺい率:40%、容積率 60%)、防火指定なし 長期優良住宅 1 2 長期優良住宅先導的モデル事業とは 長期優良住宅先導事業 町の工務店ネット、平成21年度第2回長期優良住宅先導的モデル事業に採択 平成22年3月着工まで。平成22年度第1回は? 平成22年度木のいえ整備促進事業(長期優良住宅普及促進事業) ブログ 平成22年度の予算枠は20億円? 住宅ローンシミュレーション 返済例1: 借入金額:1000万円、返済期間:10年、10年固定金利:2.0%、元金均等 支払い総額11,008,279円、毎月返済分 初回:99,999円、10年目:83,511円 (元利均等で11,041,557円、毎月返済分 92,013円) 返済例2: 借入金額:1200万円、返済期間:10年、10年固定金利:1.8%、元金均等 支払い総額13,089,000円、毎月返済分 初回:118,000円、10年目:100,150円 入居時期 2011/3/10 から 2011/3/20 くらいまで(厳守) 用語 参考 1間= 1.81818(約1.82)メートル(畳の長い方の長さ)=6尺 半間= 0.90909(約0.91)メートル(畳の短い方の長さ)=3尺 1坪= 3.305785 平方メートル 1坪=1間×1間=2畳(畳2枚分) 半間×半間=1/4坪=半畳 30坪=60畳=100平方メートル=10メートル×10メートル
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/3008.html
※一部俺設定あり。 ※一見、罪のなさ気なゆっくりが被害に遭います。 【ゆっくりと大晦日の祭事】 私の村には毎年大晦日になると、ある方法によって翌年の兆候を占うという祭事がある。 それは、今年一年、大切に育ててきたゆっくりの家族を使用して占うものである。 このゆっくり達には、我々と同じ食事を与え、広々とした部屋で何不自由なく過ごさせている。 いわば、最高のゆっくりできる環境で育てているのだ。 ──とある年の12月30日、朝。 チュンチュン… 「ゆっ!おちびちゃんたち、そろそろゆっくりおきようね!」 「ゆ…、ゆぅ?」 「まりしゃまだねみゅいよ…?」 「れいみゅも…」 眠気まなこの赤まりさ一匹と赤れいむ二匹 そんな子供たちに、片親である親れいむは優しくそして元気に挨拶をする。 「ゆっくりしていってね!!」 「ゆ?!おきゃーしゃん」「「「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!」」」 子供たちは親れいむの おはよう の挨拶にすっかり目が覚めたようで、元気に応える。 「さ、おちびちゃんたち、おはようのすりすりしましょうね!」 「ゆゆー!?まりしゃしゅーりしゅーりしゅるよ!」 「ゆゆ!れいみゅも!」「れいみゅだってしゅーりしゅーりしちゃいよ!」 僕はそんな光景を、少しだけ開いている扉の隙間から覗き込むように微笑ましく見ていた。 コンコン! ノック音 「ゆゆ?!おにーさんだ!さ、おちびちゃんたちあいさつするよ!」 「おにーさん、ゆっくりしていってね!」 「「「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!!」」」 僕はその挨拶に応え、朝ごはんを目の前に置いてやる 「ゆーっ!おにいさんありがとう!」 「「ゆゆーっ!あしゃごはんだにぇ!ゆっきゅりたべりゅよ!!」」 「「「むーちゃむーちゃ、ちあわちぇ〜!!!」」」 「むーしゃむーしゃ、しあわせー!」 幸せそうに朝ごはんを食べるれいむ達を確認し、僕は明日の"準備"に戻ることにする。 僕は仕事があるからゆっくりしているようにと伝えると、 「ゆ!?ゆっくりりかいしたよ!!むーしゃむーしゃ!!」 と、ゆっくり達はすぐさま食事に戻る。 同様に、"準備"の合間に昼・夜のご飯の用意をしてやり、ゆっくり達が寝る時間になると、 彼女たちが幸せそうに眠りに落ちていく様子を見て、自分の複雑な感情を抑えつつ、また"準備"に戻った。 このゆっくり達は暖房の利いた部屋の中で過ごしているため、冬籠りはしない。 そして、食料も僕が運んでくるため、狩りに行くこともない。 このゆっくり達はある理由により片親ではあるが、何不自由なく暮らせていた。 とてもゆっくりとした生活が出来ており、とても幸せだった。 この日までは ──12月31日、大晦日。 コンコン! ノック音 「ゆ?!おにいさんだよ!さ、おちびちゃんたちあいさつしようね!」 「おにーさん!」 「「「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!!」」」 今日もその挨拶に応え、朝ごはんを目の前に置いてやる。 「ゆゆー!おにいさんありがとう!」 「ゆ?!きょうはいつもよりごうせいだね!」 「ゆゆ?!ごうしぇい?ゆぅーっ!いちゅもよりしあわしぇだね!!」 「いただき…??? ゆっ?!」 ゆっくり達が朝ごはんを食べようとした瞬間に、僕はその動作を遮った。 「ゆゆ?!!どぼじでおじょぐじざぜでぐでだいどぉぉぉぉぉ!!?」 「ゆゆー!おにいざん、いじわりゅしにゃいで、ごはんちゃべちゃちぇちぇにぇ!!!」 「そーだよ!まりしゃはおなきゃすいたんだよ!?」 「ゆっきゅりはやく、ごはんたべしゃしぇてにぇ!!!!」 「ばきゃなにょ?しにゅにょ?!!」 罵詈雑言を浴びせ急かすゆっくり達に、僕は優しく諭してやる。 今日は大晦日という特別な日だから、体を綺麗にしてからご飯を食べようね。 体を綺麗にすれば、来年からはもっとゆっくりできるようになるよ。と 「ゆぅ…、ゆっくりりかいしたよ!はやくきれいきれいしてね!」 「「「ちちぇね!!!」」」 やや不満げな親れいむを持ち上げ、神酒を浸した布で丁寧に拭いていく。 「ゆ?なんだかゆっくりできないにおいだけど、とってもきもちいいよ!!」 それを見ていた赤ゆっくり達は、まりさも!れいむも!とねだってくる。 一通り拭き終わると、ゆっくり達に食事のGOサインを出してやる。 すると待ってましたとばかりに、飛びつくようにして食べ始める。 「「「むーちゃむーちゃ、ちあわちぇ〜!!!」」」 「むーしゃむしゃ、しあわせー!」 幸せそうに朝ごはんを食べるれいむ達を確認し、僕は今日の"準備"に備え部屋を出る。 「ゆぅ〜、にゃんだきゃれいみゅ ねみゅくなってきちゃよ…」 「ゆ…まりしゃもにゃんだきゃ ねむねむさんだよ…」 「れいみゅも…Zzz」 「ゆふふ!おちびちゃんたちはもうおひるねなの?とってもゆっくりして…いい…ゆっく…Zzz」 そうして、4匹はゆっくりと眠りに付いた。 ゆっくり用の睡眠導入剤を加えた食事を食べたゆっくり達は、 すーやすーやと寝息を立てて寝ている。 僕は少しだけ開いた扉の隙間から4匹が寝たことを確認し、そっと運び出す。 「ゆぅーん、ゆっきゅちちちぇっちぇね!」 「「ゆっくち!!」」 「ゆっくりしていってね!…ゆ?!」 ゆっくり達が目覚めた場所はいつもの部屋ではなかった。 そこはとある神社の一角。 ゆっくり達はそれぞれ個別の透明な箱に入れられており、 八卦を模した巨大な正八角形の盤には平面鏡を中心に、 坤の方角に「親れいむ」1匹、巽の方角に「赤まりさ」1匹、 離の方角に「赤れいむ」1匹、兌の方角に「赤れいむ」1匹と並べて置いてある。 「ゆゆ?!おにいさん、このはこせまいよ!ゆっくりできないよ?」 「おにーしゃん、ゆっくりしちぇないでここからだしてにぇ!!」 僕はその言葉を無視し、当代と呼ばれるこの神社の神主に、ある神具を渡す。 それは数百年続いてきたこの祭儀では無くてはならないもの。 しめ縄が付いた"横杵"である。 当代の指示に従い、赤まりさを白布の上に置き、しめ縄で縛り付け固定をする。 赤まりさは何が起きるのか理解しておらず、キョトンとした表情でこちらを見つめる。 「ゆゆ?!やめてあげてね!なんだかゆっくりできないきがするよ!!! れいむのおちびちゃんを ゆっくりはやくはなしてあげてね!」 当代は今年一年の穢れを払い、来る年の安寧を願い、祝詞を唱える。 当代の振り上げた横杵は、弧を描くように赤まりさへ向け振り下ろされる。 「ゆ? ゆべぇっ!!!!!」 ドグチャッ!と放射状に飛び散る赤まりさだったあんこ 「おじびじゃあああああああああああんんんんn!!!どどどぼじでぞんなごどずるどぉおおおおおおおおお!!!」 「ゆわーん!!ゆっきゅりできにゃいぃぃぃぃっぃぃぃぃぃぃ!!」 「もうおうちかえりゅううううううううう!!」 私の村には毎年大晦日になると、ある方法によって翌年の兆候を占うという儀式がある。 それは、今年一年、大切に育ててきたゆっくりの家族を使用して占うものである。 このゆっくり達には、我々と同じ食事を与え、広々とした部屋で何不自由なく過ごさせている。 いわば、最高のゆっくりできる環境で育てているのだ。 この村の祭儀では、ゆっくりを潰した時に四散するあんこの状態によって、来る年の兆候を占う。 四散したあんこを見て当代は不安げな面持ちで語る。 この飛び散り方は、虫害と水害による作物の不作の暗示だ。 「?!」 騒然とする村びと集は、どうすれば不作を防ぐことができるのか、当代へ詰め寄る。 当代は暫く口をつぐんだ後、独り言のように何かを呟き始める。 〜〜弱く幼き命を水の神へ、大もとたる命を大地の神へ〜〜 「ごろずっ!ごろじでやる!!!ごごをだぜ!じじい!!ごろじでやるぅぅっぅぅぅ!!」 涙と涎とショックで吐いたあんこによって、ベトベトな状態で箱の中から体当たりをする親れいむ。 「ゆ…ゆ…ゆ…ゆ…」 「ゆっ…ゆっぐじっ…ゆっゆっ…ゆっぐじじだいよぉぉ…おかあしゃーん!!!ゆぐっ…」 一匹の赤れいむはショックであんこを大量に吐き、痙攣を起こしている。 もう一匹の赤れいむは泣きながら箱の隅を押して外に出ようとする。 僕は当代の指示により、痙攣している赤れいむが入っている箱に清水をゆっくりと注いで行く。 「ゆ…ゆぼっ…ごぼぼっ…ごぼぼぼ…ゆぼ…もっと… ゆっきゅ… …」 「おじびじゃあああああああああああああんんんん!!!」 親れいむの声は痙攣した赤れいむへは届かず、箱は黒く澱んで行った。 次に僕が親れいむを見た時には、今までの表情とは正反対に変わっていた。 「ゆぅぅ!やべでぐだざい!!おでがいじばずぅぅぅ!!!もうぜいだぐいいばぜんがら!ぼっどゆっぐりじばずがら!!!」 「どどど どぼじでごんなごとずるのぉぉぉぉぉ!でいぶだじ わるいごど じでないの"に"ぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」 当代はゆっくりと口を開いた。 お前たちこの村のゆっくりはな、大昔から我々の畑を襲い野菜を奪い、水田を襲い米をダメにして来た。 毎年のように追い払うが、次の年には何もなかったかのようにまた襲いに来る。 お前らゆっくりのせいで、この村は何度も飢饉にあい、多くの村びとを失ったんだ。 その報いにお前らゆっくりを神に捧げ、豊穣を安寧を祈っているんだよ。 「ゆゆぅ!!でも、でいぶだじはぞんなこどじでぇ… ?!」 親れいむの脳裏にフッと浮かんだ記憶の断片。 〜 〜〜 〜〜〜 『……〜ん』 『…しゃ〜ん』 『おかぁしゃ〜ん、ここのおやさいしゃんはとってもゆっくちしておいちいね!!』 『ゆふふ、おちびちゃんもいっぱいたべて、ゆっくりおおきくなってね!』 〜〜〜 〜〜 〜 「…ゆっ…」 また別の記憶の断片が浮かぶ。 〜 〜〜 〜〜〜 『ゆえ〜ん!!おかぁしゃんにひどいことじないでぇ〜〜〜!!!!』 『お、おじびじゃん…れいむのがわいい…おじびじゃん…どうか…ゆっぐり…し』 ドグチャッ!!! 〜〜〜 〜〜 〜 親れいむは、以前もこれと同じ光景を見ていたことを思い出した。 だが今回は違う。見ている視点が違った。 親れいむの豹変ぶりに、僕はゾクゾクッと電気が走ったように震えたが、キュッと顔を引き締め、 親れいむの箱へ、アリの巣から取り出した大量のアリをゆっくりと入れて行く。 無数のアリに覆われ、蝕まれて行く親れいむは悲しげな面持ちのまま、黒い塊へと変わって行き、大地へと還った。 一匹を潰し豊穣の神へ捧げ、一匹を水の神へ、一匹を大地の神へ捧げた。だがこの祭儀には続きがある。 それは、残した一匹をその儀式に立ち会わせ、一部始終を見せることにより、トラウマを植え付け、 その後、しばらくはトラウマで人間不信となるが、すぐにそれを忘れる。 そして翌年伴侶を与え、子供を産ませ、不自由のない環境で育てたあと、大晦日に親と子供を潰す。 一匹を残して。 そして、次の年もその次の年もそのまた次の年も… 村の人間の多くは、来る年の吉兆を願い、また旧年の厄落としの意味で参加しているが、 私のように、ゆっくり達のあの表情を、あの命乞いを、 そして全てを悟ったかのような 最後のあの顔を見るために参加しているものも少なくはない。 あの状態でのゆっくりはとても甘く、素晴らしく美味な饅頭となるだろう。 それを豊穣の神へ捧げることにより、来る年の祈りと変えるのだ。 この祭儀は来年も、再来年も、ゆっくりが絶滅しない限りずっと続いて行くだろう。 あとがき 初めて書きました。読みにくい・面白くない・虐待分が足りない等、 多々あると思いますが、読んで頂きありがとうございました。 今度書く機会があれば、みなさんの作品や批評を参考にさせて頂き、 よりよいSSを書けるよう、努力します。 このゆっくり達の犠牲によって、新年はみなさんが幸せで暮らせますように。
https://w.atwiki.jp/futanari/pages/194.html
環七から通り一本隔て、病的に入り組んだ古い宅地の奥の小道に、古びた小さな神社が ある‥‥はずだった。 しかし今、そこには、神社の両隣だったはずの二軒の民家が、軒を並べて建っている。 ミッチは腕を組み、フン、と鼻を鳴らした。 「決まりだな」 見ると、ボブカットの後ろ髪からチラチラと、蛍のような燐光が、陽炎みたいに たちのぼっている。 かつて、この地の守り神だった頃の記憶と力を、ミッチはとり戻そうとしていた‥‥ 私の名前は烏山チトセ。私とミッチ、そしてもう一人の幼馴染の篠ちゃんが恋人どうしに なったいきさつは前に書いた。 http //www33.atwiki.jp/futanari/pages/131.html それからミッチは記憶を捨て、人間の娘になりきって生活していたのだが、篠ちゃんが 失踪するという非常事態のせいで、元に戻ってしまったようだ。 ネグラ 「間違いない。何者かが儂の昔の社を乗っ取って、葉隠れの術で隠しておる。 篠を捕らえたのも同じ手じゃ。一人になったところで、ここ以外の場所を隠し、他に 行けぬようにしたのじゃ。葉隠れならぬ藪入らずの術とでも言おうか」 「術を破れる?」 「できるさ」 私はちょっと考えた。 「私が行くわ。ミッチはここで待ってて」 「ふむ?」 「篠ちゃんを拉致ったのは、篠ちゃんには破れないからよ。だからそれは、ミッチを ここにおびき寄せるためなんだわ」 「なるほどな‥‥だが敵は妖術使いじゃぞ」 自分だって同じ術を使ってたくせに、と思ったけど言わなかった。 「儂に考えがある。パンツを脱げ」 ミッチに背後から抱かれたまま、民家の間の細い隙間にずいずい押し入って行くと、 とつぜん凹面鏡みたいに視界が歪み、左右の家並みがぐいっと遠のいた。魚眼レンズの トンネルを抜けると、そこは見覚えのある神社の参道だった。 ところが、以前ミッチが暮らしていた社殿に、不気味な葡萄の巨木が巻きついていた。 化け物じみた、枝分かれした幹から、無数の蔓が生えて、あたりを這い回っている。 しかも、それは蛇のようにうごめいていた。 空中に、篠ちゃんが、蜘蛛の巣にかかった蝶みたいに、体中を絡め取られて浮いている。 ほんのところどころ、葉っぱに隠されているけれど、紛うことなき全裸で、手足を ぱっくり左右に開かれ、胸やあそこが丸見えになっている。 蔓が肌の上を這って、お尻や割れ目の中にまで潜り込んでいる。その動きにあわせて 篠ちゃんが身悶えすると、拡げられた部分から愛液が波みたいに湧き出して、つやつやの 太股に滲んだ汗といっしょに滴り落ちた。 控えめなおっぱいと、突き出したペニスにも、螺旋状に緑の鞭が巻きついて、根元から 先端に向かって絞り上げてゆく。 ペニスは空中から、別の、先が漏斗みたいな花になった蔓にも攻められていた。 花の中心から、細い繊細な雌しべが蛇の舌のように伸びて、篠ちゃんの敏感な先っちょを チロチロと舐めた。 やがて、雌しべが、ペニスの先端の小さな割れ目を探り当て、静かに滑り込んでゆく。 篠ちゃんは体を弓のように仰け反らせ、腰をがくがくと弾ませた。 雌しべが根元まで呑み込まれ、花が吸いつくように先端を包みこむと、篠ちゃんに 絡みついた蔓が、いっせいにざわめいた。 篠ちゃんが悲鳴を上げた。 先端を咥えた花が、射精の圧力でビクビクと脈動し、中に溜め切れなかった精液が、 花びらの端から溢れて漏れた。 篠ちゃんは、手足に筋肉の膨らみを浮き上がらせ、涙をぼろぼろこぼして身悶えた。 とうとう体ががっくりと弛緩すると、花はやっと満足して、雌しべをずるずる引き抜き ながら、篠ちゃんから離れていった。 「‥‥」 「‥‥」 ミッチと私は、当初の目的をすっかり忘れ、息を呑んで痴態に見とれてしまっていたので、 篠ちゃんが薄目をあけたとき、思わず、まともに目が合った。 「チトセ‥‥ミッチ‥‥」 「‥‥えーと」 「‥‥助けに来たぞ」 「き、来ちゃダメだミッチ、これは罠だ‥‥てオマエら何してんだよ」 「何って、アナルセックス」 「そんなこと恥ずかしくて言えないわ!」 私はスカートをめくり上げられ、ミッチに背後から貫かれて、爪先立ちになっていた。 「何だと、言えないことがあるものか。アナルセックスと言え」 「いやーん、あ、アナルセックスー」 胸を服の上から思いきり揉まれ、お尻をグイグイ突き混ぜられて、つい恥ずかしいことを 口走っている間に、その勢いで、私は篠ちゃんのところに着いていた。 ちょうど胸のところに、篠ちゃんのペニスがあたって、また不気味にうごめき始めた蔓に、 尿道に残っていた精液が搾り出されて服が汚れた。 「今じゃ」 ミッチは手早く私のシャツの前を開き、揉まれたせいでブラがずれ、中から飛び出していた 乳房を掴んで、篠ちゃんのペニスを左右から包み込んだ。 私の胸は、なんというか、実はかなり大きい。篠ちゃんは私の中に根元まで埋まった。 すると‥‥ 篠ちゃんの軸の周りを螺旋を描いて虐めていた蔓が、ぴったりと吸いついた肌のせいで ペニスから引き離され、自転車のチェーンが外れるみたいにするりと抜けて、代わりに、 私のおっぱいごと、束ねるように巻きついた。 「あ‥‥」 その頃には私もミッチも、次々と襲い来るいやらしい蔓に全身を絡めとられ、器用に 衣服を剥ぎ取られて、ぐるぐる巻きに吊り上げられていた。 (まさにミイラ取りがミイラ) ただ一つ状況が好転したといえば、体が持ち上げられるのにあわせて、篠ちゃんのペニスが 私の胸から引き抜かれ、自由になったことぐらいか。 「篠、チトセに‥‥挿入、するのじゃ‥‥」 苦しそうにミッチが喘いだ。怪樹に犯されて、快感をこらえているのだ。 背中にあたる小さなおっぱいにまで容赦なく蔓が巻きつき、責めている。 見えないけれど、あそこやお尻もやられているのだろう。 私もそうだったから。ミッチと繋がったお尻の穴の周りや、二人にしか許したことのない 大切なところまで、尖った緑の蛇にはずかしめられている。 でも、私のあそこがぐしょぐしょに濡れ、飢えたようにひくついているのは、そんなこと とは関係ない。 路上でミッチと結ばれたときから、それから篠ちゃんの無事を‥‥まあ、ある意味‥‥ 確かめたときから、私は三人でセックスしたくてたまらなかったのだ。 それはみんな同じだった。なぜなら‥‥ さっき射精しきったばかりの篠ちゃんのペニスが、もう松明みたいに熱く蘇っていた。 拘束されていても、手で導く必要もないほど硬く勃起して、一息に私を貫いた。 その瞬間‥‥ 篠ちゃんを受け入れたのが、私なのにもかかわらず‥‥ ミッチの子宮が切なげに痙攣するのを、私は密着した肌ごしに感じ取った。 ミッチが神の属性を取り戻しているからか、それとも他に原因があるのか、私たち三人は、 初めて結ばれたときと同じようにトリップしていた。 肉体は全身を緑の触手の網に拘束され、なすすべもなく犯されているのに、魂はまるで 空中に浮揚しているみたいに自由だった。 時間が引き延ばされている。 篠ちゃんとミッチに、包み込まれるようにやさしく抱擁されている。 前後から貫かれ、一つに溶けあった部分から、痺れるような快感が脈打ちながら体中に 広がってゆく。 背筋が総毛だっている。 (愛してる) 互いの心の声が筒抜けだった。 (恥ずかしくて気持ちいい) はしたない本音をさらけだしてしまって、羞恥で体が燃えあがった瞬間、ミッチと 篠ちゃんも堪えきれずに射精した。 (これでよいのじゃ) 性感に喘ぎながらミッチが言った。 (こやつの狙いは儂の精液じゃ。それと篠の。篠を両性具有にしたのは儂じゃから、 いくぶんか儂のエキスが混じっている‥‥) (神の精液か‥‥何か特別なのか) (神通力が分け与えられる。長生きしたり、運が良くなったり) 私は無意識に、これまでしたセックスの回数を暗算した。一回2ccとして‥‥ (だが注意しないと妖怪になってしまう) (なんだと!) (ちょっと!) (大丈夫じゃ。お前たちは賢いから、力があっても、間違った使い方はせんよ。 だが、理性の無い動植物に、みだりに与えると‥‥) (堕落して、妖怪になるのか‥‥) でもこの木、もうすでに妖怪といって差し支えないんじゃないだろうか。 蔓が、飢えたように体にまとわりついてくる。さっき篠ちゃんを犯していたのと同じ ような花が、乳首やクリトリスに吸いついて、雌しべで硬く尖った突起を締めつける。 我慢したけど、かえって快感が増幅してしまい、何度もいかされた。 篠ちゃんとミッチも、嫌がっているのか、悦んでいるのかわからないみたいに体を悶え させながら、繰り返し私の中に精をぶちまけた。 ミッチがすすり泣いた。 (樹怪に精を渡さず、篠を助けるには、こうするしかなかった‥‥) (いいのよ) こんな状況とはいえ、恋人たちと抱き合って気持ちよくなっているのは、それは幸せな ことだった。 子宮が‥‥ 二人の精液をごくごくと飲み干している。 お腹の中からたっぷりと浴びせられた愛のエキスを吸収し、体中の細胞の一つ一つから エネルギーがあふれそうだった。 いや、実のところ、あふれ出していた。 (おっぱいが‥‥) ほとばしるエネルギーの流れが、胸に集まってきて、二つの乳房の中に乳汁となって 湧き出した。 そして、乳房に巻きついて旋動する蔓に搾りだされ、乳首に吸いついた花に授乳した。 重くなるほど漲った母乳を吸いだされ、胸がすっと楽になる。 授乳の快感に私は陶然とした。 花から漏れた母乳が、肌をつたって滴り落ちるのを、別の花が慌てて舐めとってゆく。 背中に押し付けられたミッチの乳首からも、私の胸に埋まっている篠ちゃんの乳首からも、 なめらかな乳液があふれ出すのを感じた。 二人も、私の感覚を共有しているせいで、体の、おっぱいを分泌する反射のスイッチが 入ってしまったみたいだった。 混じりあう母乳にまみれて抱き合う私たちの体を、無数の雌しべが舐めている‥‥ 精液はだめでも、お乳はOKなのか? ミッチにもわからないみたいだった。 三人とも、気持ちよくて、暖かい、ほの昏い海に沈むように、意識を失った。 「二度と吸えないかと思ったぜ」 篠ちゃんは私の乳首を思いきり吸ってから、ちゅぽん、と音を立てて離した。 私たちは、葡萄の葉の分厚いベッドに、三人並んでうずもれるように横たわっている。 体は解放されていた。 おっぱいをたっぷり飲んで満足したのか、樹怪は私たちを離し、そのうえ寝心地のいい 寝床まで作ってくれた。 頭上には、枝が棚のように張って、元気の良い大きな葉が重なり合って陽射しを遮っている。 その間にまに、大きな花房がぶら下がっていた。 私たちのお乳を吸って、急に成長したのだ。これが神通力というやつか。 秋には立派な葡萄になりそうだ。 「思い出したぞ」 反対側の乳首を吸っていたミッチが突然言った。 「この樹は儂が植えたのじゃ」 「まあオマエの社に生えてるからには、そんなこったろうと思っていた」 「じゃ、妖怪みたいになってたのは‥‥ミッチのアレを‥‥」 「その、早く食べたかったので、すぐ実がつくよう‥‥手でこすって‥‥ すっかり忘れておった。なにぶん記憶を失くしていたので」 「いいのよ」 私は両側の二人を抱き寄せると、ごろっと転がって、上にのしかかり、ミッチと篠ちゃんの 体を交互に舐め回した。 お乳の甘い味がする。 乳首を一個ずつ口に含んで、中にちょっぴり残ってたおっぱいを吸い出すと、二人とも くすぐったそうにクスクス笑った。 篠ちゃんが私たちのところに戻ってきた。その事実に比べたら、なんでもないことなのだ、 何もかも。
https://w.atwiki.jp/terra-credigna/pages/35.html
「おはようラニウス。ほら、もういい加減に起きなさい」 枕に横たえた頭に大きな手が触れ、くしゃりと髪をかき混ぜられながら降る柔らかな声音を合図に、今朝も少し呻いて身じろぎをする。 毎夜寮を抜け出しては院内の目付けた場所を歩き回り、夜が白む前に寮へと戻って半刻ほど眠りに就く。 短時間の睡眠を数度に分けて取る訓練を受けた身は一度に二~三刻もの纏まった睡眠は必要なく、薄々夜歩きに気付いている勘の鋭い同居人がそっと音を立てないように目覚めるよりも幾らか早く覚醒はしているのだが、夜歩きした人間というのは眠いのが普通だ。 同居人は詮索する気は無いようだが、少しくらい眠たがっているのが自然だろうと判断して、いつからか彼より早く目覚めるのをやめ、朝からの授業に間に合うぎりぎりの時間を見計らってかけられる声を待つようになった。 寝台に身体を横たえたまま眠ったふりをし、眩しげに眼を細めながら枕元で苦笑いする彼を見上げるのが、今は日課と化していた。 その方が自然だから、ただでさえ勘の鋭い彼に無用の疑いを抱かせない為、ただそれだけの為だ。 でなければ貴重な活動時間を割いてまでこんな演技の必要など無いのだから……。 長く瞑ったまま待っているから、眠ったふりから解かれると、闇夜でも効くよう鍛えられたこの瞳には窓から差し込み、同居人の金の髪を梳いて届く朝日があまりに眩しく感じる、ただそれだけのこと。 そんなことを考えながら、ついいつもより長めにぼんやりと見上げてしまった。 妙に胸がざわついてフイと視線を逸らせ、寝台から起き上がると、彼はもう一度笑って、枕で少し癖のついた俺の黒髪を撫でると「早く用意をしろ」と手拭いを差し出す。 柔らかく編まれた手拭いを受け取り、寝台から絨毯敷きの床に素足をぺたりと降ろして立ち上がる。 部屋に備えられた簡易の洗面台からたらいに水を移すと、顔を洗い口をゆすぐ。 少し白く曇った年代物の表面鏡に向かい合うと、括ったままだった髪を一旦ほどき、癖を慣らしてえりあしでしっかりと括り直して部屋へ戻ると、同居人は先日揃いで購入してきたカップへとポットから中味を注ごうとしているところだった。 「時間的に今更だが、せめて朝食の摂れる時間に起きてはどうだラニウス?毎日とは言わんが、こう毎日朝を茶だけで済ますのはよくないぞ」 湯気の立つカップをソーサーごと受け取り、応接セットに腰を下ろす。 既に朝食を食堂で済ませてきた同居人は、手周りのものさえ揃っていればそのまま教室へ移動しても良いものを、わざわざ俺を起こし、こうやって茶を淹れる為に部屋まで毎朝戻ってくる。 濃く出した茶と温めた乳とを半分で割り、少し甘めに甘味料を入れられたカップの中味から昇る香気を鼻腔に受けながら、朝食の大切さを説かれるのも半分日課のようなものになっている。 「ああ……でも俺が前に居た地域では一日二食が普通だったから……」 嘘ではない、俺が生まれた地域ではそういう習慣を持った家も多かった。 けれど実際に育った場所では、一日に固くなったパンの欠片とわずかな干し肉に一度ありつけるだけだった。それも人数分用意されることはない。 生きたければ、他人のを奪ってでも手に入れろ。 そうやって食事すら闘争の自我を植え付ける為に用いられ、生きることと引き換えに誰かの死を容認させる意識を植え付けられる。 弱い固体は淘汰されていく幼少期を越えた自分の胃は最低限の燃料で、最大の力を引き出す術に否応なく適応して、今となっては量を摂れば逆に支障をきたすようになってしまっている。 一日に二食だって、ここの温かな食事とその量は俺の身体には合わない……。 「ふむ、まぁ無理にとは言わんが……まったくあの娘とは好対照だな……」 恐らくは同居人に妙に懐き、食堂で隣に腰掛けては嬉しげに食事を摂る、あの少女のことを言っているのだろう。先日同居人から俺の話を聞き、食事を欠かすことについての世界と命への不義理というテーマで一説講じたらしいが、俺の知ったことではない。 人を刈る俺が、畜生の命を憚るなど滑稽に過ぎるではないか……。 冷め始めたカップの中で琥珀色の茶が波立つのを眺めていると、扉がけたたましく叩かれて同居人が応対に出る。 あの叩き方は寮塔付きの介助妖精の誰かだろう。洗濯物でも届けに来たか? 俺の膝丈より少し高いくらいの背丈の彼らは、よく働き、見た目以上に力もあって身の丈以上の洗濯物の袋を抱えてはよく廊下をちょこまかと走っている。 「うむ、今日もお勤めご苦労なことだぞ」 人の世話を焼くのが何より好物の彼らにとって、生徒の面倒をみるという学院との契約は願ったりかなったりなのだが、お人よしをカンバスに描き起こしたような同居人は毎度彼らへの礼を欠かさない。 いつものやりとりとともに扉を閉じた同居人が何か手にしつつ戻ってくる。 どうやら洗濯物の返却ではなかったようだ。 「ラニウス、お前にだ」 差しだされたのは白い封筒。無言で受け取り訝しげに宛名を確認すると、流れるような筆跡で描かれた文字。『帝立魔道学院 攻城術教室 導師課程 炎の塔504号 ラニウス・ユナイト殿』 間違いなく自分宛だ……。 自分に知り合いなどいない、ここに送り込まれたことを知っているとすれば、送り込んだ張本人たる教団だが、このような形で連絡"渡り"がつけられることは無い。 一体どこの誰が……。 投函元を表す印章は……賢者の塔……。 ひっくり返すと蝋で封はされているものの印章は無い。 表書きと同じ筆跡で綴られた『ティモル・L・ハイラル』の署名。 ……学院に編入手続きを行う書類上、後見人として記載されていた名前……。 賢者の塔の研究導師という肩書きを持つ教団の協力者、実在する人物の名前を用いていることは知っていたが、まさか接触して来るとは……任務中の者に対してなんと迂闊なことを、教団が許したのか?……一体どういうことなのだろう。 投函元を記す捺印が無く、学院領側の受領印のみがある所をみると一般の郵便を用いず個人的なルートで学院領関所へと届けさせたということか。 「お前に手紙など珍しいではないか。……どうかしたのか、ラニウス?」 封筒を手に黙りこくった俺を不思議そうに覗きこんだ同居人の声に、我へと返る。 「ああ、いや後見人からのようだ。でもあくまで学費を出してくれているだけで会ったこともない相手でな。……いずれにしても大した用事ではないだろう。時間も無いし後でいい」 「お披露目会も近いし、気遣ってくれているのではないか?もしかするとお前のように相手も気恥ずかしいのやもしれん。なんにしても恩のある相手だ、面倒くさがらず返事くらいしてやるのだぞ」 にこりと笑んだ同居人へと曖昧に頷き、封筒を胸元にしまいながら、それより……と書棚に置かれた時計を振り返って見せると、彼はぎょっとしたように目を見開く。 「しまった、もうこんな時間か。ラニウス、すまんが俺は行かねば。ではまた午後にでもな」 卓に積んでいた書物や、ルーンを刻んだ魔晶などを大きな手で、やはり厚く大きな胸元に抱えあげながら矢継ぎ早に言葉を投げかける同居人に静かに頷いて送り出す。 大柄な同居人が廊下を駆け去る音を確かめると、扉に背を預けたまま懐から先程の封筒を取り出し、ためつ透かしつ眺めてみるが、やはり何の変哲もない"封筒"でしかない。 魔力を帯びているわけでもないし、封筒自体の厚みも一定、インクの他に薬品が含浸された形跡も細工も見受けられない。 どうみてもただの手紙……。 しかし、俺に手紙を受け取る謂れなどある筈もなく、疑問符ばかりが浮かぶ。 仕事の為に赴いただけの場所、第一目標が人の命ではなく、学院領の防御施設構造に関する情報収集と、依頼人から指定されたとある痕跡の探索である以外、これまでとなんら変わりない、いやむしろ対象が具体的でないことから面倒ではあるものの、任務としての難度は低い。 なのに、ここに来てから調子の狂うことばかりで、苛立ちが募る。 小さく溜息を漏らし、小机から封書用のナイフを取るとそっと切っ先を差し入れて開封する。 念には念を入れ、少し様子をみるものの、変化があるわけでもない。 警戒し過ぎたことが逆に腹立たしくなり、開け口を逆さにして中身を小机へと振り落とすと、出てきたのは折りたたまれた品の良い便箋とお披露目会期間中、学生によって企画・開催される舞台劇の指定観覧券。 便箋には、封筒と同じ筆跡で綴られた当たり障りの無い短い挨拶と、これまで連絡を怠ったことへの詫びの言葉。 お披露目会に公式訪問する用事があるので、良ければその際に近況など聞きたい。 そう締めくくられた短い手紙がしたためられていた。 観覧券に関する記載は見当たらない。 内容だけ見れば、学院への公式訪問のついでに後見している学生がどんなものか確認しておこう、といった程度の手紙でしかない……。 まさか、本当に学業について気になるわけでもあるまい。 後見人についての書類を用意したのは教団本部だ。 書類に使われた賢者の塔所属の導師は実在はするものの、教団と表立った関係を持たないことが何より重要だったはず。 後見人たる導師が教団の協力者であることは紛れもなく、己の名がそのように使われている情報も当然与えられるが、自分への指示と同じくただ有望な若者の学業を支援している、されている。 ただそれだけの関係であることを貫くよう指示されているはずであるのに……一体何を考えている。 導師の処遇など知ったことではないが、自分に与えられた任務を考えるに、複数与えられた目的の内、最悪の内容を進行するよう指示が下れば、自分はただの学生の仮面を脱ぎ捨てざるを得ず、恐らく生きてここを出ることは叶うまい。 そうなれば、後見人に名を連ねた導師とて知らなかったでは済まされず、なんらかの調査の手が入るだろう。 最悪、教団との繋がりが露見する危険性が感じられれば、それ以前に教団によって消されるだろう。 賢者の塔に籍を置くほどの導師であれば、それが理解できぬほど愚かではあるまいに……。 指示を仰ぐために本来のルートで教団に渡りをつけて確認するのが望ましいが、お披露目会までもう何日もない。 とても休暇を得て、学院領外のあの街まで出掛ける時間も、適当な理由も見つけられそうになかった。 しばし観覧券を見つめながら、この手紙の意図について考えるが結論は出そうにない。 小さく溜め息をつきながら、折り目にそって畳んだ便箋とともに観覧券を封筒へと戻し、再び懐へと収める。 「……乗ってみる……か?」 手紙の送り主の意図が読めず、教団の指示も仰げない以上、自分で判断する他ない。 放置することも考えたが、手紙自体が何らかの異常措置として教団によってもたらされたものであれば重要かつ緊急の事態であろうし、逆に送り主に万一教団への敵対意思が芽生えてでもおれば厄介だ。 教団の手によるものであればそれで良し。確認した上で、任務継続の邪魔になるようならばその時は………。 ふと、書棚の時計に目をやると、間もなく一限の出席認定の猶予時刻を回ろうとしていた。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2825.html
※一部俺設定あり。 ※一見、罪のなさ気なゆっくりが被害に遭います。 【ゆっくりと大晦日の祭事】 私の村には毎年大晦日になると、ある方法によって翌年の兆候を占うという祭事がある。 それは、今年一年、大切に育ててきたゆっくりの家族を使用して占うものである。 このゆっくり達には、我々と同じ食事を与え、広々とした部屋で何不自由なく過ごさせている。 いわば、最高のゆっくりできる環境で育てているのだ。 ──とある年の12月30日、朝。 チュンチュン… 「ゆっ!おちびちゃんたち、そろそろゆっくりおきようね!」 「ゆ…、ゆぅ?」 「まりしゃまだねみゅいよ…?」 「れいみゅも…」 眠気まなこの赤まりさ一匹と赤れいむ二匹 そんな子供たちに、片親である親れいむは優しくそして元気に挨拶をする。 「ゆっくりしていってね!!」 「ゆ?!おきゃーしゃん」「「「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!」」」 子供たちは親れいむの おはよう の挨拶にすっかり目が覚めたようで、元気に応える。 「さ、おちびちゃんたち、おはようのすりすりしましょうね!」 「ゆゆー!?まりしゃしゅーりしゅーりしゅるよ!」 「ゆゆ!れいみゅも!」「れいみゅだってしゅーりしゅーりしちゃいよ!」 僕はそんな光景を、少しだけ開いている扉の隙間から覗き込むように微笑ましく見ていた。 コンコン! ノック音 「ゆゆ?!おにーさんだ!さ、おちびちゃんたちあいさつするよ!」 「おにーさん、ゆっくりしていってね!」 「「「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!!」」」 僕はその挨拶に応え、朝ごはんを目の前に置いてやる 「ゆーっ!おにいさんありがとう!」 「「ゆゆーっ!あしゃごはんだにぇ!ゆっきゅりたべりゅよ!!」」 「「「むーちゃむーちゃ、ちあわちぇ〜!!!」」」 「むーしゃむーしゃ、しあわせー!」 幸せそうに朝ごはんを食べるれいむ達を確認し、僕は明日の"準備"に戻ることにする。 僕は仕事があるからゆっくりしているようにと伝えると、 「ゆ!?ゆっくりりかいしたよ!!むーしゃむーしゃ!!」 と、ゆっくり達はすぐさま食事に戻る。 同様に、"準備"の合間に昼・夜のご飯の用意をしてやり、ゆっくり達が寝る時間になると、 彼女たちが幸せそうに眠りに落ちていく様子を見て、自分の複雑な感情を抑えつつ、また"準備"に戻った。 このゆっくり達は暖房の利いた部屋の中で過ごしているため、冬籠りはしない。 そして、食料も僕が運んでくるため、狩りに行くこともない。 このゆっくり達はある理由により片親ではあるが、何不自由なく暮らせていた。 とてもゆっくりとした生活が出来ており、とても幸せだった。 この日までは ──12月31日、大晦日。 コンコン! ノック音 「ゆ?!おにいさんだよ!さ、おちびちゃんたちあいさつしようね!」 「おにーさん!」 「「「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!!」」」 今日もその挨拶に応え、朝ごはんを目の前に置いてやる。 「ゆゆー!おにいさんありがとう!」 「ゆ?!きょうはいつもよりごうせいだね!」 「ゆゆ?!ごうしぇい?ゆぅーっ!いちゅもよりしあわしぇだね!!」 「いただき…??? ゆっ?!」 ゆっくり達が朝ごはんを食べようとした瞬間に、僕はその動作を遮った。 「ゆゆ?!!どぼじでおじょぐじざぜでぐでだいどぉぉぉぉぉ!!?」 「ゆゆー!おにいざん、いじわりゅしにゃいで、ごはんちゃべちゃちぇちぇにぇ!!!」 「そーだよ!まりしゃはおなきゃすいたんだよ!?」 「ゆっきゅりはやく、ごはんたべしゃしぇてにぇ!!!!」 「ばきゃなにょ?しにゅにょ?!!」 罵詈雑言を浴びせ急かすゆっくり達に、僕は優しく諭してやる。 今日は大晦日という特別な日だから、体を綺麗にしてからご飯を食べようね。 体を綺麗にすれば、来年からはもっとゆっくりできるようになるよ。と 「ゆぅ…、ゆっくりりかいしたよ!はやくきれいきれいしてね!」 「「「ちちぇね!!!」」」 やや不満げな親れいむを持ち上げ、神酒を浸した布で丁寧に拭いていく。 「ゆ?なんだかゆっくりできないにおいだけど、とってもきもちいいよ!!」 それを見ていた赤ゆっくり達は、まりさも!れいむも!とねだってくる。 一通り拭き終わると、ゆっくり達に食事のGOサインを出してやる。 すると待ってましたとばかりに、飛びつくようにして食べ始める。 「「「むーちゃむーちゃ、ちあわちぇ〜!!!」」」 「むーしゃむしゃ、しあわせー!」 幸せそうに朝ごはんを食べるれいむ達を確認し、僕は今日の"準備"に備え部屋を出る。 「ゆぅ〜、にゃんだきゃれいみゅ ねみゅくなってきちゃよ…」 「ゆ…まりしゃもにゃんだきゃ ねむねむさんだよ…」 「れいみゅも…Zzz」 「ゆふふ!おちびちゃんたちはもうおひるねなの?とってもゆっくりして…いい…ゆっく…Zzz」 そうして、4匹はゆっくりと眠りに付いた。 ゆっくり用の睡眠導入剤を加えた食事を食べたゆっくり達は、 すーやすーやと寝息を立てて寝ている。 僕は少しだけ開いた扉の隙間から4匹が寝たことを確認し、そっと運び出す。 「ゆぅーん、ゆっきゅちちちぇっちぇね!」 「「ゆっくち!!」」 「ゆっくりしていってね!…ゆ?!」 ゆっくり達が目覚めた場所はいつもの部屋ではなかった。 そこはとある神社の一角。 ゆっくり達はそれぞれ個別の透明な箱に入れられており、 八卦を模した巨大な正八角形の盤には平面鏡を中心に、 坤の方角に「親れいむ」1匹、巽の方角に「赤まりさ」1匹、 離の方角に「赤れいむ」1匹、兌の方角に「赤れいむ」1匹と並べて置いてある。 「ゆゆ?!おにいさん、このはこせまいよ!ゆっくりできないよ?」 「おにーしゃん、ゆっくりしちぇないでここからだしてにぇ!!」 僕はその言葉を無視し、当代と呼ばれるこの神社の神主に、ある神具を渡す。 それは数百年続いてきたこの祭儀では無くてはならないもの。 しめ縄が付いた"横杵"である。 当代の指示に従い、赤まりさを白布の上に置き、しめ縄で縛り付け固定をする。 赤まりさは何が起きるのか理解しておらず、キョトンとした表情でこちらを見つめる。 「ゆゆ?!やめてあげてね!なんだかゆっくりできないきがするよ!!! れいむのおちびちゃんを ゆっくりはやくはなしてあげてね!」 当代は今年一年の穢れを払い、来る年の安寧を願い、祝詞を唱える。 当代の振り上げた横杵は、弧を描くように赤まりさへ向け振り下ろされる。 「ゆ? ゆべぇっ!!!!!」 ドグチャッ!と放射状に飛び散る赤まりさだったあんこ 「おじびじゃあああああああああああんんんんn!!!どどどぼじでぞんなごどずるどぉおおおおおおおおお!!!」 「ゆわーん!!ゆっきゅりできにゃいぃぃぃぃっぃぃぃぃぃぃ!!」 「もうおうちかえりゅううううううううう!!」 私の村には毎年大晦日になると、ある方法によって翌年の兆候を占うという儀式がある。 それは、今年一年、大切に育ててきたゆっくりの家族を使用して占うものである。 このゆっくり達には、我々と同じ食事を与え、広々とした部屋で何不自由なく過ごさせている。 いわば、最高のゆっくりできる環境で育てているのだ。 この村の祭儀では、ゆっくりを潰した時に四散するあんこの状態によって、来る年の兆候を占う。 四散したあんこを見て当代は不安げな面持ちで語る。 この飛び散り方は、虫害と水害による作物の不作の暗示だ。 「?!」 騒然とする村びと集は、どうすれば不作を防ぐことができるのか、当代へ詰め寄る。 当代は暫く口をつぐんだ後、独り言のように何かを呟き始める。 〜〜弱く幼き命を水の神へ、大もとたる命を大地の神へ〜〜 「ごろずっ!ごろじでやる!!!ごごをだぜ!じじい!!ごろじでやるぅぅっぅぅぅ!!」 涙と涎とショックで吐いたあんこによって、ベトベトな状態で箱の中から体当たりをする親れいむ。 「ゆ…ゆ…ゆ…ゆ…」 「ゆっ…ゆっぐじっ…ゆっゆっ…ゆっぐじじだいよぉぉ…おかあしゃーん!!!ゆぐっ…」 一匹の赤れいむはショックであんこを大量に吐き、痙攣を起こしている。 もう一匹の赤れいむは泣きながら箱の隅を押して外に出ようとする。 僕は当代の指示により、痙攣している赤れいむが入っている箱に清水をゆっくりと注いで行く。 「ゆ…ゆぼっ…ごぼぼっ…ごぼぼぼ…ゆぼ…もっと… ゆっきゅ… …」 「おじびじゃあああああああああああああんんんん!!!」 親れいむの声は痙攣した赤れいむへは届かず、箱は黒く澱んで行った。 次に僕が親れいむを見た時には、今までの表情とは正反対に変わっていた。 「ゆぅぅ!やべでぐだざい!!おでがいじばずぅぅぅ!!!もうぜいだぐいいばぜんがら!ぼっどゆっぐりじばずがら!!!」 「どどど どぼじでごんなごとずるのぉぉぉぉぉ!でいぶだじ わるいごど じでないの"に"ぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」 当代はゆっくりと口を開いた。 お前たちこの村のゆっくりはな、大昔から我々の畑を襲い野菜を奪い、水田を襲い米をダメにして来た。 毎年のように追い払うが、次の年には何もなかったかのようにまた襲いに来る。 お前らゆっくりのせいで、この村は何度も飢饉にあい、多くの村びとを失ったんだ。 その報いにお前らゆっくりを神に捧げ、豊穣を安寧を祈っているんだよ。 「ゆゆぅ!!でも、でいぶだじはぞんなこどじでぇ… ?!」 親れいむの脳裏にフッと浮かんだ記憶の断片。 〜 〜〜 〜〜〜 『……〜ん』 『…しゃ〜ん』 『おかぁしゃ〜ん、ここのおやさいしゃんはとってもゆっくちしておいちいね!!』 『ゆふふ、おちびちゃんもいっぱいたべて、ゆっくりおおきくなってね!』 〜〜〜 〜〜 〜 「…ゆっ…」 また別の記憶の断片が浮かぶ。 〜 〜〜 〜〜〜 『ゆえ〜ん!!おかぁしゃんにひどいことじないでぇ〜〜〜!!!!』 『お、おじびじゃん…れいむのがわいい…おじびじゃん…どうか…ゆっぐり…し』 ドグチャッ!!! 〜〜〜 〜〜 〜 親れいむは、以前もこれと同じ光景を見ていたことを思い出した。 だが今回は違う。見ている視点が違った。 親れいむの豹変ぶりに、僕はゾクゾクッと電気が走ったように震えたが、キュッと顔を引き締め、 親れいむの箱へ、アリの巣から取り出した大量のアリをゆっくりと入れて行く。 無数のアリに覆われ、蝕まれて行く親れいむは悲しげな面持ちのまま、黒い塊へと変わって行き、大地へと還った。 一匹を潰し豊穣の神へ捧げ、一匹を水の神へ、一匹を大地の神へ捧げた。だがこの祭儀には続きがある。 それは、残した一匹をその儀式に立ち会わせ、一部始終を見せることにより、トラウマを植え付け、 その後、しばらくはトラウマで人間不信となるが、すぐにそれを忘れる。 そして翌年伴侶を与え、子供を産ませ、不自由のない環境で育てたあと、大晦日に親と子供を潰す。 一匹を残して。 そして、次の年もその次の年もそのまた次の年も… 村の人間の多くは、来る年の吉兆を願い、また旧年の厄落としの意味で参加しているが、 私のように、ゆっくり達のあの表情を、あの命乞いを、 そして全てを悟ったかのような 最後のあの顔を見るために参加しているものも少なくはない。 あの状態でのゆっくりはとても甘く、素晴らしく美味な饅頭となるだろう。 それを豊穣の神へ捧げることにより、来る年の祈りと変えるのだ。 この祭儀は来年も、再来年も、ゆっくりが絶滅しない限りずっと続いて行くだろう。 あとがき 初めて書きました。読みにくい・面白くない・虐待分が足りない等、 多々あると思いますが、読んで頂きありがとうございました。 今度書く機会があれば、みなさんの作品や批評を参考にさせて頂き、 よりよいSSを書けるよう、努力します。 このゆっくり達の犠牲によって、新年はみなさんが幸せで暮らせますように。
https://w.atwiki.jp/prmlword/pages/12.html
PRML dictionary A an array of かなりの abstract 抽出する,抽象化する accordingly それに応じて accommodate 順応する,適応させる accuracy 精度,正確さ adaptive 適応できる additive 追加的な address 取り組む,着手する adjustable 調節できる afresh もう一度 along with~ ~と一緒に allowable 許容可能な anticipate 予想して application 申し込み,適応,使用 appreciably 認め得るほどに,かなり appropriate 割り当てる,適切な approximately およそ,大体 approximation 接近,近似 arbitrary 任意の arm with ~武装する,~を積む aside はずれて,取っておいて associate 結合させる,関連付ける assume 仮定する,想定する,みなす astronomical 天文学的な asymptotic 漸近的な at a time 一度に,同時に at most せいぜい,多くて attenuation 希釈 attribute 属性,象徴 axis 回転軸,座標軸 B batch 一組の be construed as ~と解釈される be likely to~ ~しそうである besides ~のほかに,~に加えて be willing to~ 進んで~する bijection 全単射 bisect 2つに分かれる blindly やみくもに bound by ~に制約される briefly 簡潔な by definition 定義によれば C calculus 計算法 Cartesian coordinate 直交座標 cast (目を)向ける characterize 特徴づける coefficient 係数 classical 古典的な classifier 分類器 clarify coincide 一致する commonly 普通に,一般に compensate 補う,償う component 構成要素 comprise 包含する,~から成る comprehensive 包括的な,広範囲にわたる compression データ圧縮 computation 計算 concentration 集中,濃度 concern ~と関係がある conduct 行う confidence interval 信頼区間 confident 信頼できる configuration 配置,構造 confine 制限する confirm 確認する conjecture 推測する conjugate 変化させる,結合した comprehensive 包括的な,含みの多い consequence 結果 consistent 一貫性のある constant 定数 contingency 偶然性 contiguous 隣接する,連続的な contour 輪郭,等高線を描く contribution 貢献 considerable かなりの,重要な constraint on~ ~に対する制約 convention 慣習,会議 converge 集中する,収束する converse 反対の,談話する convex 凸面の convolution たたみ込み correctly 正確に cosine コサイン criteria 基準,criterionの複数形 crucial 決定的な,重大な cumulate 積み重ねる D daunt 威圧する decay 衰える decease 死ぬ decouple 分離させる decompose 分解する definitive 決定的な degeneracy 退化 degrade 悪化させる degree of freedom 自由度 delimit 範囲を定める delineate 輪郭を描く,描写する demonstrate 証明する,説明する denote ~を意味する,~を表示する densitometer 濃度計 derivative 派生物 derive 由来する,派生する deterministic 決定論的な deviation 偏差 diagnosis 診断 diameter 半径 dichotomy 二分 digit 数字 discard 捨てる discrete 離散的な,個々の discriminatory 識別力のある distinct 明確な,異なった distress ~を苦しめる distributioon 分布,分配 distract 紛らす,混乱させる detect 見つける,検出する divergence 分岐,発散 divide A into B AをBに分ける domain 領域,範囲 dominate 支配する dozens of~ 多数の~ dramatically 目覚ましい,劇的な drawback 障害,欠点 draw from~ ~から集める duality 二重性,双対性 dummy ダミー duplicate 2重の E effect 効果,結果 effective 効果的な efficient 効力のある elongate 長くする,引き延ばす embed 組み込む empirical 経験による,実験による employ 従事する,採用する emulate 真似る,競う encode 記号化する end up 結局~になる entail 必要とする envisage 予想する,眺める equivalent 同等な,対応する eventually 最終的に excessively 過度の exception 除外,例外 excluding ~を除いて exponentially 指数関数的に expect 期待する,予期する experimental 実験に基づく expertise 専門家 explicit 明示的な explicitly 明確に exploration 探索 explore 探索する exploit (不当に)利用する exploitation 利用 expose 露出する,さらす extensive 広大な,大規模な extent 大きさ,範囲,程度 extra 余分な,追加の extraction 抽出 extrapolate 外挿する extremely 極めて F fairly 平等に,かなり facilitate 容易にする,促進する factorize 分解可能な finite 限定された,有限の flatten out 平らにする flection 屈折 for clarity 明確にするために for the rest of~ ~の残りの for the time being 差し当たりは,当分の間は fraction 一部分,比率 frequency 周波数 fulfill 遂行する,達成する,実現させる G gain 利益,獲得,進歩 generalization 一般化,汎化 generate 生成する geometrical 幾何学的な global function 全体機能 greedily 貪欲に H halve 半分なる handcraft 手作りの hence 従って heterogenous 外来の heuristic 発見的な,学習を助ける heuristics 経験則 hypothetical 仮定の hyperplan 超平面 I ideally 理想的に identify 見分ける,身元を明らかにする implicitly 暗に,黙示的に implement 道具,手段,実行する implementation 遂行,実現方法 impractical 役立たない,実際に向かない in advance 前もって in anticipation of~ ~を見越して incorporate ~組み込む,~を合体させる incremental 増加の incur 被る indirect 二次的な,遠回りの induce 誘導する,引き起こす infeasible 実行不可能な inference 推論 informal 形式ばらない information retrieval 情報検索 informative 知識を与える,有益な infrequent 滅多に起こらない in light of~ ~に照らして,~を踏まえて inner product 内積 in particular 特に in practice 実際のところは in principle 原則として insight 洞察力,眼識 in some sense ある意味で,幾分 integer part 整数部分 inter 相互の in the sequel 結局,後で intra 内部の intrinsic 内在する,本質的な isotropic 等方性の inspect 検査する instance 事実,事例 instructive 有益な,教育的な integrate 統合する,積分する,平等になる intensity 強度 iterative 反復の interchange 置き換える,交換 in terns of ~に関して,~の点から見ると interpolation 書き込み,補間 interpret 解釈する,説明する in the context of 〜との関連で,〜という状況で intrinsic 固有の intuition 直感 intuitively 直感的に invertible 可逆な irreducible 削減できない irrespective of~ ~に関係なく iterate 反復する intractable 扱いにくい invariably 必ず J joint distribution 同時分布 junk がらくたの justification 正当化,理由 K L lag 遅れること、弱まる lattice 格子の least squares 最小二乗 legibility 認識のしやすさ likelihood 尤度 localize 一部に集中する M magnitude 規模,重要さ make use of~ ~を使用する manifold 多様体 manipulate 処理する marginal distribution 周辺分布 marginalize 過小評価する mass of~ たくさんの~ measurement 寸法,計測 meanwhile さしあたり,他方 mechanics 力学 membership 構成員 metrics 評価指標 merely 単に… mixture distribution 混合分布 modulus 係数 multimodal 多様な,多峰的な multiply 掛け算する,増やす multivariate 多変量の myopic 近視眼的な N naive 単純な,簡素な namely すなわち nature 性質 nevertheless それにもかかわらず nontrival 重要な,簡単でない normal vector 法線ベクトル notation 表記法 notion 概念 novel 斬新な numerical 数字の O objective 目的,対象 observation 観察 occasionally 時々 omit 省略する,除く offset 補正値 optimal 最適な orientation 適応,位置付け,方向 order 次数 organize 組織する,系統立てる orthogonal 直交の outperform ~より性能がすぐれている outstanding 目立つ,重要な,未解決の overly 過度に,非常に P paradigm パラダイム(理論の枠組み) partially 部分的に,不完全に particularly 特に,とりわけ partition 分割する,区分化する permutation 順序の変更,交換 perpendicular 垂直 personalize 人格化する personalized 個別の pharmaceutical 製薬の planar object 平面物体 plausible もっともらしい plentiful 豊富な,十分な principled 主義に基づいた polar coordinate 極座標 polynomial 多項式 pose 引き起こす power law べき法則 practical 実用的な,実際的な precise 正確な predictive distribution 予測分布 premature 早すぎる preprosess 前処理する preserve 保護する,保存する probability mass 確率質量 proceed 始める process データ処理する profound 深遠な,深い proliferation 拡散 property 財産,性質 proportion 比率,割合 proportional to~ ~に比例する pursue 追求する,従う Q quadratic 二次の quantum physics 量子物理学 quantify 数量化する query 質問 R reactant 反応物 readily すぐに reasonable 分別のある,合理的な rectangular 長方形 radial basis function 動径基底関数 radius 半径 redundant 冗長な refine 洗練する,改善する refinement 洗練 regularity 規則性 regularization 正則化 relatively 比較的に,相対的に relax 緩和させる relevant 関連のある,適切な remove 取り除く representative 代表的な restate 言い直す restrict 制限する,限定する retrieval 回復 reveal 見せる,示す revert 帰属する revise 修正する rigid 厳密な robust 頑健な rule out 除外する,無視する S scarce 十分でない scatter plot 散布図 schematic 図解の scheme 計画 scope 領域,範囲 semantic 意味上の,意味に関する sensitive to 敏感な sentiment 感情,感傷,意見 severe 厳しい,簡素な shall ~であるとする,~すべきである shed light on 明らかにする shrink 縮小する significantly かなり slightly 若干 sinusoidal 正弦波 so as to ~するために so far 今までのところ solely 単に solid 中身のつまった somewhat いくらか,多少 sophisticated 洗練された spatial 空間の specific 特定の,固有の specify 指定する,述べる spectra スペクトル((単)spectrum) split into ~に分かれる springboard きっかけ,跳躍板 suboptimal 準最適な subregion 小区域 subsequent 続いて起こる,次の substantially 十分に,実質的に substitute ~を代入する,~を代用する successive 連続した subtle 微妙な,不思議な suitable 適切な suppose~ ~と仮定する surpass ~よりまさる stable 安定した,着実に stability 安定性 starightforward 真っ直ぐな,簡単な,率直な state 状態 state-of-the-art 最新式の,最先端の strive 努力する stylized 型にはまった sum up 合計する,総括する synonymously 同意の synthetic 合成の synthetically 合成的に T tackle 対処する tailor ~をあつらえる,調整する tedious 長たらしい take account of~ ~に注意を払う,~を考慮する take the form of~ ~となって現れる,~という形をとる tarctability 従順さ terminate 終わる,境界をなす temporal 経時的な temporality 一時的に term 項 tiny 微小な thereby それによって,その結果 theoretical 理論に基づいた threshold 閾値 thus 従って thickness 厚さ,濃さ to some extent ある程度 transduction 変換 transparent 率直な,透過性の trivial ささいな,平凡な tune 調整する twentieth 20分の1 typically 一般的に,典型的に U uncertainty 不確定 unclutter ~をきちんと整える underpin ~を支える underling 基礎をなす,根本的な uniform distribution 一様分布 uniform 一様の,類似の,一定の unimodal 単一モードの,単峰性 unity 1 unlike 同じでない,異なる unseen 目に見えない,未知の unwieldy 扱いにくい utilize 利用する up to ~まで,~次第で V validation 検証 variability 変動性,ばらつき variable 変数 variant 変形 vary 修正する,多様にする verification 証明 via ~によって,~を経由して vice versa 逆も同様に virtually 実質的には visibility 目に見えること,視界 W whereas ~であるのに対して witness 証明する worthwhile やりがいのある X Y yield もたらす,作物ができる,譲る Z
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/4472.html
「ただいま、まりさ。ゆっくりしてたかな?」 ゆっくりまりさは透明な箱の中から人間を見上げた。 野良ゆっくりである自分が人間の手の中にあるという事実を再認識する。 どうしてこんな事に。 なぜ、こんな事に。 さかのぼる事約10時間前。 お兄さんが朝のゴミ出しから帰ってみると、家に居るはずの無い、黒いとんがり帽子を被った喋って 跳ねるという饅頭と遭遇した。 そいつはちゃぶ台の上に乗り、お兄さんの朝食の残りを口に蓄えようとしている最中だった。 まさにばったり、といった効果音が聞こえてきそうな位だったが、まりさが振り向いて お互いの視線が交差するやいなや。 「ごめんなざいごめ゛ん゛な゛ざいぃぃぃぃぃぃぃ」 口から食べ物をこぼしながら、バスケットボール大の侵入者はそう謝りながら全力で駆け出した。 なんとか人間の脇をすり抜けて元の入り口から逃げ出そうというのだ。 しかし、お兄さんの背後にある勝手口が完全に閉じていることを視認すると、パニックに陥り Uターンして家の中をデタラメに跳ねまわり始めた。 3分後。 あっさりと捕獲された。 「おねがいです!みのがしてくださぃぃぃ。さいきん全然ゴハンがたべられなくて 家族みんながゆっくりできないんですぅぅぅぅ」 会社に遅刻寸前だったことを思い出したお兄さんは、髪をつかまれて吊り下げられて喚くまりさを 手際よく透明な箱にいれて急いで出かけていった。 最近、数が増えすぎた野良ゆっくりの食糧事情は深刻になっていた。 この野良まりさの家族も例外ではなく、番のれいむも子ゆっくりたちも常にお腹を空かせていた。 まりさは家族の長としてそんな状況をどうにかしないと、と責任を感じていた最中に開けっ放しの勝手口に遭遇したのだ。 そろーりそろーりと中を覗くが、人気は無い。 少しだけ。少しだけでいいから食べ物を貰って急いで逃げよう。 家族が大喜びする姿を想像し、行動にうつってしまった。 「寝坊したのも、開けっ放しにしたのもボクが悪いんだけどさ、泥棒は良くないよね?」 まりさの入った透明な箱を両手で運びつつ、中身に話しかけるお兄さん。 「たべものが欲しかっただけなんです。もうしませんからまりさを許してくださいいぃぃぃぃ」 「ダメだよまりさ。悪い事したらさ、罰を受けないと」 廊下を移動した先、ドアを開けるとそこはコンクリート土間の無機質な拷問室。 運の悪いことに。 お兄さんは虐待お兄さんだった。 部屋に唯一あるテーブルの上にまりさ入りの箱を置き、カセット式コンロを用意し始める。 「じゃあ始めようか。足をこ~~んがり焼こうね」 コンロから立ち上る青い炎を目にし、まりさは絶句した。 これからこの炎であんよを焼かれる!? 「やめでぐだざい!ぞんなごどされだら゛もう狩りがでぎなぐなっでじまいまず! 家族が死んじゃいまずぅ゛ぅぅぅ」 ガタガタと箱の中で暴れて抗議するが、お兄さんはどこ吹く風。 慎重に箱のフタをあけると、まりさの髪を鷲づかみにしてコンロの上へ。 「あづいぃぃぃぃぃぃぃ!れ゛い゛む゛ぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」 最愛のゆっくりの名を叫びながら底部を焼かれるまりさ。 なんとか熱から逃れようともがくが、お兄さんの両手ががっしりとそれを阻む。 やがて叫ぶ気力も無くなったのか、目をひん剥いて歯を食いしばり、うなるだけに なった頃、まず底部の右半分がすっかり黒焦げになった。 一旦炎の上から離され、お兄さんの目線の高さまで持ち上げられる。 「よしよし。まず半分が終了だ。もう少しだから頑張ろうね」 お兄さんの励ましの甲斐なく、空ろな目をしたままのまりさ。 反応が無いのでつまらなそうに、お兄さんはゆっくりと再びまりさを灼熱の上にかざすと 後半戦の開始の合図が響く。 「いじゃあああああああああ!あづい゛のは、もういじゃああああああああ」 ものの10分程だったろうが、当のまりさ本人には数十時間にも感じられた。 底面を全て黒焦げにされ、ゆぅゆぅと息も絶え絶えになり机の上でぐったりするまりさに 希望が投げかけられる。 「よく耐えたね、まりさ。これで罰は終了だよ」 目線をあげて、お兄さんを仰ぎ見るとそこには爽やかな笑顔。 これで無事開放されるのだろう。 家族の元に帰れる。 しかし。 「でも、まりさは家族の為に泥棒に入った結果こんな酷い目にあったのに、元凶の奥さんや子供が何の咎めも無いなんて… これは連帯責任を負うべきだよ」 まりさにお帽子をそっと被りなおさせて、その上から優しく撫でながら。 「だからまりさ、家族の元に案内してくれないかな。みんなにも罰を受けてもらおう」 自分に対してこんな事をする人間だ。れいむや子供たちには一体どんな罰が与えられるというのだ。 「ぞんな゛事でぎるわ゛げないでじょぉぉぉぉぉ」 即座に拒絶され、まりさを撫でていた手がぴたりと止まる。 「どうしてさ?まさかそんなゲスなゆっくりどもを匿うというのかい?」 「れいむや子供たちの所にお兄さんを連れて行くなんて絶対にしないよ!」 これが先ほどまで息も絶え絶えだったゆっくりだったとは誰が想像もできるだろうか。 その目には家族を守るという強い意志が宿っていた。 お兄さんの笑顔が完全に消え、完全なる虐待おにいさんの容貌へと変化する。 「じゃあゲスゆっくり隠匿の罪でまりさに罰を与えまーーす。案内をしてくれるなら罰は終わるから いつでも言ってね!」 罰だの責任だのともっともな言葉を使ってはいるが、お兄さんはまりさを、いやゆっくりをとにかく 苛められればそれでよかった。 まりさが耐え切れずに家族を売り渡せば一家まとめてヒャッハーー!!だろうし、そうでなければ まりさの精神と肉体が完全に壊れるまでいたぶるつもりなのだ。 机の上にまりさを残し、いそいそと部屋の隅の工具箱から『道具』を用意し始める。 「今回のアイテムはこれに決定」 片手にプラスドライバー、もう片手にはジャラジャラと音のする木の箱を持ち、虐待お兄さんは 戻ってきた。 「刑の執行を開始しまーす」 箱から取り出されたのは長さ約10cm、ねじ径7mmの特製のステンレス木ねじ。 その半ばのあたりまで螺子が切ってある。 「一本目~~」 尖った先端をまりさの左頬に軽くプスリと刺す。 軽い痛みと金属の独特のひんやりとした冷たさに、思わず目をぎゅっと閉じるまりさ。 お兄さんは左手でねじを支えつつ、ドライバーで少しずつ、少しずつ回転を加えていく。 「ゆ゛っ!ゆ゛ぎい゛っ!ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛っゆ゛ゆ゛」 ねじは見る間に真ん中までめり込んでいく。 目と歯を固く閉じたまま、ひたすら激痛に耐えるまりさ。 中枢餡に傷が付かない限りはほぼ死の危険が無いゆっくりにとって、一定の長さのねじは苦痛を 与えるだけの実に都合の良い道具だ。 「これじゃあバランスが悪いから、逆の側にも一本追加するね」 わざわざそう言うと右頬にもねじを当て、じわりじわりとめり込ませてゆく。 「ゆ゛ゆ゛っ……ゆ゛ゆ゛っっぅ~~」 涙と涎でグチャグチャになったまりさに口調だけは優しく問いかけるお兄さん。 「うわ~~、痛そうだね。どうかな?家族を許せなくなったでしょ?こんな目にあってるのはキミ だけのせいじゃ無いんだし。責任を一人で背負い込む事は無いんだよ?」 「ま゛り゛ざはれ゛い゛む゛もこども゛達もう゛ら゛んでま゛ぜん。悪い゛のはま゛り゛ざだけ でず」 「ゲスゆっくりたちをまだ庇うなんて、罰が全然足らないみたいだね」 やれやれと大げさに両手を上げて首を左右に振るジェスチャーをすると、お兄さんはねじを更に合計で6本 まりさの頬にめり込ませた。 まりさは途中何度か白目を剥いて気絶したのでそのつど作業は中断し、ペットボトル入りの オレンジジュースを頭のてっぺんからぶっかけられては覚醒した。 30分後、まりさの頬には4対の突起がまるでヒゲのように誕生した。 「ぷっ。くっ、あはははは、ゴメンゴメン。まるでネズミさんのようだったから。チュウまりさとでも呼ぼうかなあ」 相変わらず軽い態度をとるお兄さんをなんとかに睨み返すまりさ。 足は焼かれ、顔にネジが埋め込まれ、それでもまりさの心は折れなかった。 「今日の所はボクの負けさ。それではまた明日、おやすみ。まりさ」 お兄さんは部屋を出て行き、照明が落とされて暗闇に取り残される。 「おちびたち…お腹を空かせているだろうね…ごめん。れいむ、おちびたちをゆっくり頼むよ」 まりさは残してきた家族のことばかりを心配をしていたが、極度の疲労のためか間もなくまどろみに 落ちていった。 「ゆっくりただいま!みんなおかあさんの言うことを聞いてよい子にしてたかな?」 「おとうしゃんゆっくりおかえりなさい!かえってくるのがおそいから、おかあしゃんがとーーってもしんぱいしたんだよ」 「ゆゆ!?ごめんねれいむ…。でもゆっくりできるゴハンがたくさん取れたよ!」 「今日もゆっくりお疲れ様、まりさ。おちびちゃんたちがかたつむりさんが一杯居る場所を見つけてくれたんだよ。」 「ゆっへん!いもうとたちとみんなで、がんばってとってきたんだよ!」 「すごいね!かたつむりさんがこんなに!?こんな豪華な夕飯は生まれて初めてだよ」 「さあ、みんなお父さんの取ってきた分も合わせて分けたらゆっくりいただきましょう」 「「「むーしゃ、むーしゃ。しあわせ~~~~~!」」」 きっとこれからも何度と無く繰り返されたであろう団欒の風景。 きっともう戻れないであろう幸せの風景。 夢であっても見れたのは正に幸運であったろうか。 次にお兄さんが部屋に来たのは翌日の夜だった。 「遅くなってごめんね。お腹空いただろう?なにか食べるかい」 お菓子やらパンやらの入ったビニール袋を掲げて見せるが、まりさは拒絶する。 「ゆうぅ…なにも食べたくないよ」 「そうかあ。まりさのむーしゃむーしゃ、しあわせ~、を見てみたかったなあ」 がっかりした表情で袋を部屋の隅に置くお兄さん。 「…そのうち出来なくなるんだし」 幸運な事に、ボソリと出た言葉はまりさには届かなかった。 次の瞬間には何事も無かったのごとく明るい表情になるお兄さん。 「じゃあ今日は、熱いのとねじねじとどっちにしようね?」 部屋にある棚から道具を選択しながらの質問。 「どんな事をされてもまりさは負けないよ!」 自分はどうなろうとも、家族の元に虐待お兄さんを連れて行くわけにはいかない。 まりさの覚悟は固いままだった。 「案内したくなったらすぐに言うんだよ?じゃあ、今日のメニューはこれ」 右手にはドライバー、左手にはアルコールランプが。 「熱くてネジネジ♪」 仰向けに寝かされたまりさはベルトで机に固定され、微動だに出来なくなった。 お兄さんはアルコールランプの炎の先がまりさの左右の『ステンレスのおひげ』の先に うまく当たるように位置を調節し、点火した。 熱がねじを伝わり、やがて餡子に到達する。 「ゆ゛あああああぁぁあづい゛あづい゛ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」 皮膚を炙られのとはまた別の、直接餡子に熱が襲う激痛が始まる。 じたばたともがこうとするが、しっかりと固定されたベルトの所為で身動きは取れない。 「針灸みたいで、なんか餡子のめぐりが良くなって健康になりそうだね。これじゃあ 罰にならないかなあ?」 熱くて、が完了したのでネジネジの準備をしながら暢気な感想を述べるお兄さん。 「まずは下ごしらえをしないとね」 手にしたのは裁断用のハサミ。 慣れた手つきで金髪をバサバサと切り落としてゆく。 「あのね、まりさ。誤解してるみたいだけど、なにもまりさの家族を殺しちゃうわけじゃないんだよ?」 ジョキジョキジョキ。 「悪いことに加担したのは確かだけど、なにも泥棒しただけで死刑にはならないさ。 それに、ここにキミが来てから丸2日。最初からお腹を空かせていたんなら、もう すごく心配になってるんじゃないかなあ」 ジョキジョキジョキジョキジョキ。 まりさはただ歯を食いしばり、餡子を蝕む熱に耐えるしかなかった。 「だからさ、意地を張らずに家族に会いに行かないかい?」 ジョキジョキジョキ。 まりさの周辺にきれいな金髪だったモノがうっすらと降り積もった。 お兄さんはハサミをしまいに行き、代わりに3面鏡を抱えて持ってきた。 「チャームポイントのおさげだけ残してみました。お気に召しましたでしょうか」 横たわるまりさに見えるように開いた3面鏡が、熱さに悶えるまりさに変わり果てた姿を映す。 「ま゛り゛ざの髪の毛がぁぁぁぁああ」 3方向から文字通りつるつる饅頭が映し出された鏡を両手に、お兄さんはニコニコ笑顔のままで。 「安心してねまりさ。これから素敵な髪型にしてあげるよ。 ああでも、かっこよくなり過ぎて家族にまりさがわからなくなっちゃうかもね!」 いそいそと鏡をドライバーとネジに持ち替えヘアセットを開始する。 …30分後、まりさの頭部には銀色に輝く直毛がまばらに生えていた。 「こんな感じになりましたけど、いかがでしょうかお客様?ってまた気絶してる」 許容量をはるかに超えた苦痛で、とっくにまりさは口から餡子を吐いて白目を剥いていた。 お兄さんはめんどくさそうに餡子を口に入れなおし、オレンジジュースをドボドボと流し込む。 無理矢理現実に引き戻され、ゲホゲホと咳き込むまりさ。 「どうかな?ここまでされても家族を庇うのかい?」 まだ視界がぼんやりとしたまま、昨夜見た夢を思い出す。 まりさはただ黙ったまま、弱弱しくもお兄さんを睨み返した。 「明日も仕事だし、ここまでかなあ。ホンっトまりさは頑張るね!」 アルコールランプの火を消し、新たな頭髪が植えられた頭部にもオレンジジュースを たっぷりとかけてから。 「今日もまりさの勝ちでいいよ。ゆっくりおやすみ」 拘束しているベルトはそのままに、お兄さんは部屋を後にした。 明かりが落ち、再び暗闇に支配される部屋。 頬のねじを熱せられたことで内部の餡子に軽いヤケドが出来たようで、体の内側から ジンジンと痛みが自己主張を続ける。 頭部のねじの痛みはオレンジジュースでかなり緩和されていたが、餡子まではその効果は あまり届かなかったようだ。 まりさは一晩中、鈍痛でうなされ続けて夢を見るどころか一睡も出来なかった。 「ゆっくりおはよう、まりさ。よく眠れたかい?」 「………」 翌日の晩、お兄さんが部屋に入ってきて声をかけてもまりさは無反応だった。 疲労、睡眠不足、飢え、そして痛みと積み重なってきた『ゆっくりできないこと』は 確実にまりさの精神を蝕んでいった。 「無視するなんてひどいなあ。でも今日の罰も気にせず開始するからね」 昨日髪を無残に切り落としたハサミを再び手に、拘束されたままで動けないまりさの前に現れるお兄さん。 ハサミを持たない方の左手でそっとまりさの口に人差し指を突っ込むと、次に親指とで上の唇をつまむ。 次に何をされるかと想像し、必死に顔を逸らそうとするが既に上唇はガッチリとつままれ 皮がビロンと伸びるのが逆に滑稽だった。 「じゃあ今日の罰のまずは下ごしらえ。まりさの唇を奪いまーす。っていってもチュッチュするわけじゃ ないんだけどね」 鼻歌まじりに、摘まんで伸ばした上唇に遠慮なくハサミを入れていく。 ジョキジョキジョキ。 「ねえ、キミの家族ってさ、帰ってこないお父さんの事を自分たちを捨てたって考えて 怨んでるかもしれないよね?」 まりさは目を見開いたまま何も答えない。 その視線は眼前のお兄さんを捉えているわけでも、何かを見ているというわけでもなかった。 無反応のまりさにつまんないなー、とつぶやきつつも作業を続ける。 元々は饅頭の皮なのだから唇はみるみる切り裂かれて、とうとう上半分が取り除かれた。 「歯も歯茎もむき出しで、おおきもいきもい。では続いて下半分もいっちゃおー」 もう何をされてもまりさはなすがままだった。 このまま、まりさは嬲り殺しにされるだろうね。 別に好きにすればばいよ、生きてここを出る事は諦めちゃった。 ただ心残りは残してきた家族の事だけ。 帰ってこない父親を怨んでいるかもしれない。 既に自分の事など忘れてしまっているかもしれない。 それでもとにかく…無事に皆でゆっくりしていてくれればそれでいいんだ。 「はい。これで上手にごーくごーくも出来ないし、ちゅっちゅも永遠に出来ないまりさの完成でーーす」 切り取った皮を無造作に背後にポイと投げ捨ててお兄さんが宣言する。 「でもこんなのはあくまで準備なんだよ。これからまりさには永遠にむーしゃむーしゃ、しあわせー が出来なくなる事をしちゃうんだけど、何か言うことは無いかな?」 ここまでやっておいて、ここまでされても家族のことを言わないまりさに敢えて聞くお兄さん。 こんな風に全身をメチャクチャにされて、もはや自分は『ゆっくり』と言えるのだろうか。 「殺じで……さっさとま゛り゛ざを殺ぜぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!」 「ああ残念。ボクが聞きたかった言葉とは違うなあ」 片手に愛用のドライバーと、もう片手には今度はヒゲや頭髪に比べて細くて短めのネジを。 「では邪魔な唇も無くなったし、歯にねじねじしようかなあ。うんうん、虫歯は無いようだね感心感心」 コツンとネジが前歯に当てられ、グリグリと先端で傷を付けて中心を定める。 ネジ頭にドライバーをあてがい、お兄さんの腕にぐっと力がこもる。 ギギギギ、ギリギリ。 ゆっくりの歯は飴細工で出来ているという。 ステンレス製のねじは多少の抵抗を受けつつも、やすやすと貫通していく。 ギリギリギリギリギリ。 わざとらしく、じわりじわりとしかドライバーを回さない。 「ゆぎぃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ殺ぜぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛殺じでぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛」 4cmほどのねじの丁度半分が歯を貫いたところで1本目の処置が完了した。 歯の厚さを差し引いた分、口の内側に銀色の先端が姿を現している。 唇が無いのでよだれが周辺に飛び放題になり、お兄さんの服にもシミを作ったが、大して気にも留めても居ない。 今は虐待という世間一般には絶対に知られてはならない趣味を全身で堪能しているからだ。 このまりさの、この悲鳴は2度とは奏でられない。 全身全霊をもって発せられるこの音を、一秒たりとも聞き逃す事なんてどうして出来ようか? 「んー。全体のバランス的に考えて、それぞれの前歯に1本ずつで8本。今日はあと7本ねじねじって所かな 時間もあんまり無いしどんどん行ってみよ~!」 ギリギリギリギリギリ、ギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリ。ギリギリギリギリギリ。 ギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリ。 「痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛ 痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛ も゛う゛や゛だお゛う゛ぢ帰る゛帰る゛帰る゛帰る゛帰る゛帰る゛帰る゛ぅ゛ぅぅぅぅぅぅう……」 5本目の途中でガックリと気絶したまりさ。 既に傍らに準備されていたオレンジジュースで、間髪入れずまりさの意識を引き戻すお兄さん。 「やあ、おかえりなさい。まりさ」 笑顔のお兄さんの優しい言葉にまりさは。 「ゆ、ゆっくりただいま…。れいむっ!?」 ほぼ数秒意識が遠のいたときに、家族の元に帰れた幻影でも垣間見ていたのであろうか。 だが幸せなひと時も一転、まりさは自分の置かれている状況を再認識して絶望する。 「ゆ゛んやぁぁぁぁぁああ!ま゛り゛ざ帰る゛の゛!お゛う゛ぢ帰る゛の゛ぉぉぉぉぉぉぉ」 もはやただの駄々っ子と化したまりさに、容赦なくお兄さんは残りの作業を開始する。 途中、一旦入ったねじを逆回転させて戻してからまた入れてみたりとか散々したために、全部の前歯にきれいな ねじ頭が生えた頃には用意したオレンジジュースがほとんど無くなってしまうのだった。 翌日、お兄さんが虐待部屋に来たとき、まりさはうっすら開いた目で天井をぼんやり眺めたまま 「帰りたい」とブツブツ呟くだけだった。 「おうちに帰りたいなら連れてってあげるけど?」 というお兄さんの問いかけにも完全に無反応。 はたして、泥棒してしまう前にかえりたい、こんな姿になる前にかえりたい、という意味だったのか もしれない。 お兄さんはため息一つ、固定していたベルトを外しはじめた。 「ごめんね、まりさ。調子に乗ってやりすぎちゃったみたいだ。しばらくゆっくり休もうね。 あ、そうだ。まりだとは別のゆっくりと今暮らしてるんだ。その子たちに会わせてあげるよ。 すごくゆっくりしたいい子ばかりだから、きっとまりさとも仲良くしてくれるよ」 『ヒゲ』や『頭髪』そして『歯の一部』が邪魔なので透明な箱に入れるわけにもいかず、底面を両手で そっと持ち上げてまりさを運ぶお兄さん。 この悪夢の出発点、台所のある部屋に待っていたもの。 「「「「むーしゃむーしゃ、しあわせーーーー」」」」 「おいちいね!すごくおいちいね!」 「ほらほら、あんまりがーつがーつしちゃ駄目だよ」 床に置かれた皿に山盛りのゆっくりフード。 それを囲んで堪能する成体サイズのゆっくり1匹と4匹の子ゆっくり。 お兄さんが部屋に入って来たことに気づくと、一旦食事を中断して振り向いて。 「「「おにいさん、ゆっくりいただいてます!」」」 それまでブツブツと繰り返していたまりさは、その顔を見てガクガクと震え出した。 自分が死ぬ間際に夢を見ているんだろうか? 見間違えることがあるはずのない、愛しいれいむ、子供たち。 どうして今、このお兄さんの家に? 「あれ?どうしたのまりさ。この子達と知り合いかな?」 自分を抱きかかえたお兄さんの言葉にはっと我に帰る。 まずい。知られてはいけない。 絶対に知られてはいけない。 「し、知りません。ぜんぜん知らないゆっくりだよ」 「あ、そう。じゃあこれから紹介するけど…」 先ほどまで団欒していたゆっくりの親子を見ると、まりさを凝視したまま固まっていた。 飾りのおぼうしも無く、髪も無い。 銀色のヒゲに頭髪。 唇も無く剥き出しの歯からはネジが生えている。 なんなのだろう?一体、全然ゆっくりできない。 「これはボクの家に泥棒に入ったゆっくりなんだ。しかも他に仲間がいるらしいんだけど そいつらのことを教えろって言っても庇うゲスなんだ。 だからたくさん罰を与えた結果、こういう姿になっちゃんだよね」 親子はお兄さんの説明を受けても、これが自分たちと同じゆっくりだとは到底信じられないと いった表情だった。 「そしてこのれいむ親子は3日前だったかなあ。朝仕事に行こうとしてたら、すぐそこの所で 行き倒れになってたんだ。 一旦家まで連れてきて、ゴハンだけあげて急いだんだけどまた遅刻で大目玉さ。 で、帰ってきてから事情を聞くと、お父さんゆっくりが狩りに出たまま一晩戻らなかったって。 お腹を空かせたまま夜明けを待ち続けて、それからずーーっとこの辺を探して回ったって」 今度はまりさに親子の事情を説明するお兄さん。 これで納得がいった。 帰らない自分を心配して一家総出で探しにきたのだ。 結果、数日間まともに食べていないゆっくりが遭難するのは当然のことであろう。 ゆっくりの行動範囲は実際は大して広くは無い。 お決まりの狩り場、というのを探そうとすればこのお兄さんに遭遇するのも仕方が無いこと だった。 「じゃあ、みんな一緒に生活するんだから仲良くしていってね」 まりさを大皿の脇に置いて親子の食卓に参加させるお兄さん。 れいむ達はおぞましい姿のゆっくりが改めて間近に来てビクっとしたが、お兄さんが笑顔のまま 一度だけうなずいて促す。 「で、ではあらためて…」 一匹を新たに加えて食卓を囲む一同が声を合わせて。 「「「「ゆっくりいただきます」」」」 まりさは複雑な気持ちだった。 家族全員無事だった事。 ここならなに不自由なく暮らせるだろう事。 しかし、自分が父だと言い出せない事。 さらに、この人間が本当に家族を飼いゆっくりとしてゆっくりさせるだろうかという事。 「「「むーしゃーむーしゃ、しあわせーーー!」」」 ゆっくり特有の習性。 皆が声を揃えて幸せな気分を表現する。 しかし、まりさには出来なかった。 団欒の中でまりさだけが出来なかった。 物を噛むと歯に激痛が走るからだ。 仕方なく少しずつ舌でペロペロとすくいとり、口に運ぶと噛まずに飲み込むことしか出来ない。 今まで味わったことの無い甘味が口内にしっとりと広がるが、何故かしあわせー、な気分に なることは出来ない。 それでも、再び家族とこうして一緒に居られるなら。 そこがまりさのゆっくりプレイスなのだから。 ゆっくりたちのそれぞれの食事の風景を、目を細めつつ見守るお兄さん。 その胸の内では、次はなにをしよっかなー、と無邪気な虐待魂を燃え上がらせていたのだった。 その日の晩、お兄さんも自分の寝室に行き、親子ゆっくり達もゆぴゆぴと安らかな寝息を立てた頃。 「れいむ起きて。ねえ、れいむ。ゆっくりしていないで起きて」 まりさの少し潜めた感じの呼び声で母れいむは目を覚ました。 「だいじなお話があるんだ。まりさは実はれいむのまりさなんだ。みんなのゴハンを集めなきゃって このおうちに入っちゃってこんな事に……。 ここのお兄さんは全然ゆっくりできない人だから、お願いだからゆっくりしないでここから出て行ってね」 まりさはれいむにだけは真実を話しておこうと思った。 れいむは賢く、冷静なゆっくりだからばれる前に子供たちをつれて上手く脱出できる方法を考えてくれるだろう。 「いきなり何を言ってるの!?そんなこと言われてもゆっくり信じられないよ」 れいむのこの答えも当然だった。 目の前のボロクズのような、ゆっくりとさえ言えない様なモノにいきなり旦那宣言されたのだ。 そこでまりさはれいむとの過去の出会い、永遠に一緒にゆっくりする事になったきっかけや 子供たちが生まれてからのことを出来るだけ細かく思い出しながら説明した。 そこまでされてようやく、れいむは探し続けていた夫を見つけることが出来たのだった。 それと同時に、行き倒れていた自分たちを手厚く保護してくれた同じ人間が、ゆっくりに対してこのような 虐待を行うことが出来るのかと戦慄するのだった。 「ゆぁぁ…まりさ…どうしてこんなことに」 「れいむ達が無事で良かった…頑張った甲斐があったよ…」 れいむがまりさの頬にすがりついて今までの分も含めて思い切りす~りす~りをし、2匹はしばらくそのままで 涙を流すのだった。 ようやく落ち着いた後、しばらくお互いに知らないフリをしてチャンスを伺う事にした。 れいむはまた元の子ゆっくりたちが一かたまりになって眠っている場所に戻っていった。 「ゆっくりおやすみ、れいむ」 「ゆっくりおやすみ、まりさ」 ドア一枚向こうのお兄さん 「ゆっくりおやすみ」 2に続きます。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2744.html
「ただいま、まりさ。ゆっくりしてたかな?」 ゆっくりまりさは透明な箱の中から人間を見上げた。 野良ゆっくりである自分が人間の手の中にあるという事実を再認識する。 どうしてこんな事に。 なぜ、こんな事に。 さかのぼる事約10時間前。 お兄さんが朝のゴミ出しから帰ってみると、家に居るはずの無い、黒いとんがり帽子を被った喋って 跳ねるという饅頭と遭遇した。 そいつはちゃぶ台の上に乗り、お兄さんの朝食の残りを口に蓄えようとしている最中だった。 まさにばったり、といった効果音が聞こえてきそうな位だったが、まりさが振り向いて お互いの視線が交差するやいなや。 「ごめんなざいごめ゛ん゛な゛ざいぃぃぃぃぃぃぃ」 口から食べ物をこぼしながら、バスケットボール大の侵入者はそう謝りながら全力で駆け出した。 なんとか人間の脇をすり抜けて元の入り口から逃げ出そうというのだ。 しかし、お兄さんの背後にある勝手口が完全に閉じていることを視認すると、パニックに陥り Uターンして家の中をデタラメに跳ねまわり始めた。 3分後。 あっさりと捕獲された。 「おねがいです!みのがしてくださぃぃぃ。さいきん全然ゴハンがたべられなくて 家族みんながゆっくりできないんですぅぅぅぅ」 会社に遅刻寸前だったことを思い出したお兄さんは、髪をつかまれて吊り下げられて喚くまりさを 手際よく透明な箱にいれて急いで出かけていった。 最近、数が増えすぎた野良ゆっくりの食糧事情は深刻になっていた。 この野良まりさの家族も例外ではなく、番のれいむも子ゆっくりたちも常にお腹を空かせていた。 まりさは家族の長としてそんな状況をどうにかしないと、と責任を感じていた最中に開けっ放しの勝手口に遭遇したのだ。 そろーりそろーりと中を覗くが、人気は無い。 少しだけ。少しだけでいいから食べ物を貰って急いで逃げよう。 家族が大喜びする姿を想像し、行動にうつってしまった。 「寝坊したのも、開けっ放しにしたのもボクが悪いんだけどさ、泥棒は良くないよね?」 まりさの入った透明な箱を両手で運びつつ、中身に話しかけるお兄さん。 「たべものが欲しかっただけなんです。もうしませんからまりさを許してくださいいぃぃぃぃ」 「ダメだよまりさ。悪い事したらさ、罰を受けないと」 廊下を移動した先、ドアを開けるとそこはコンクリート土間の無機質な拷問室。 運の悪いことに。 お兄さんは虐待お兄さんだった。 部屋に唯一あるテーブルの上にまりさ入りの箱を置き、カセット式コンロを用意し始める。 「じゃあ始めようか。足をこ~~んがり焼こうね」 コンロから立ち上る青い炎を目にし、まりさは絶句した。 これからこの炎であんよを焼かれる!? 「やめでぐだざい!ぞんなごどされだら゛もう狩りがでぎなぐなっでじまいまず! 家族が死んじゃいまずぅ゛ぅぅぅ」 ガタガタと箱の中で暴れて抗議するが、お兄さんはどこ吹く風。 慎重に箱のフタをあけると、まりさの髪を鷲づかみにしてコンロの上へ。 「あづいぃぃぃぃぃぃぃ!れ゛い゛む゛ぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」 最愛のゆっくりの名を叫びながら底部を焼かれるまりさ。 なんとか熱から逃れようともがくが、お兄さんの両手ががっしりとそれを阻む。 やがて叫ぶ気力も無くなったのか、目をひん剥いて歯を食いしばり、うなるだけに なった頃、まず底部の右半分がすっかり黒焦げになった。 一旦炎の上から離され、お兄さんの目線の高さまで持ち上げられる。 「よしよし。まず半分が終了だ。もう少しだから頑張ろうね」 お兄さんの励ましの甲斐なく、空ろな目をしたままのまりさ。 反応が無いのでつまらなそうに、お兄さんはゆっくりと再びまりさを灼熱の上にかざすと 後半戦の開始の合図が響く。 「いじゃあああああああああ!あづい゛のは、もういじゃああああああああ」 ものの10分程だったろうが、当のまりさ本人には数十時間にも感じられた。 底面を全て黒焦げにされ、ゆぅゆぅと息も絶え絶えになり机の上でぐったりするまりさに 希望が投げかけられる。 「よく耐えたね、まりさ。これで罰は終了だよ」 目線をあげて、お兄さんを仰ぎ見るとそこには爽やかな笑顔。 これで無事開放されるのだろう。 家族の元に帰れる。 しかし。 「でも、まりさは家族の為に泥棒に入った結果こんな酷い目にあったのに、元凶の奥さんや子供が何の咎めも無いなんて… これは連帯責任を負うべきだよ」 まりさにお帽子をそっと被りなおさせて、その上から優しく撫でながら。 「だからまりさ、家族の元に案内してくれないかな。みんなにも罰を受けてもらおう」 自分に対してこんな事をする人間だ。れいむや子供たちには一体どんな罰が与えられるというのだ。 「ぞんな゛事でぎるわ゛げないでじょぉぉぉぉぉ」 即座に拒絶され、まりさを撫でていた手がぴたりと止まる。 「どうしてさ?まさかそんなゲスなゆっくりどもを匿うというのかい?」 「れいむや子供たちの所にお兄さんを連れて行くなんて絶対にしないよ!」 これが先ほどまで息も絶え絶えだったゆっくりだったとは誰が想像もできるだろうか。 その目には家族を守るという強い意志が宿っていた。 お兄さんの笑顔が完全に消え、完全なる虐待おにいさんの容貌へと変化する。 「じゃあゲスゆっくり隠匿の罪でまりさに罰を与えまーーす。案内をしてくれるなら罰は終わるから いつでも言ってね!」 罰だの責任だのともっともな言葉を使ってはいるが、お兄さんはまりさを、いやゆっくりをとにかく 苛められればそれでよかった。 まりさが耐え切れずに家族を売り渡せば一家まとめてヒャッハーー!!だろうし、そうでなければ まりさの精神と肉体が完全に壊れるまでいたぶるつもりなのだ。 机の上にまりさを残し、いそいそと部屋の隅の工具箱から『道具』を用意し始める。 「今回のアイテムはこれに決定」 片手にプラスドライバー、もう片手にはジャラジャラと音のする木の箱を持ち、虐待お兄さんは 戻ってきた。 「刑の執行を開始しまーす」 箱から取り出されたのは長さ約10cm、ねじ径7mmの特製のステンレス木ねじ。 その半ばのあたりまで螺子が切ってある。 「一本目~~」 尖った先端をまりさの左頬に軽くプスリと刺す。 軽い痛みと金属の独特のひんやりとした冷たさに、思わず目をぎゅっと閉じるまりさ。 お兄さんは左手でねじを支えつつ、ドライバーで少しずつ、少しずつ回転を加えていく。 「ゆ゛っ!ゆ゛ぎい゛っ!ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛っゆ゛ゆ゛」 ねじは見る間に真ん中までめり込んでいく。 目と歯を固く閉じたまま、ひたすら激痛に耐えるまりさ。 中枢餡に傷が付かない限りはほぼ死の危険が無いゆっくりにとって、一定の長さのねじは苦痛を 与えるだけの実に都合の良い道具だ。 「これじゃあバランスが悪いから、逆の側にも一本追加するね」 わざわざそう言うと右頬にもねじを当て、じわりじわりとめり込ませてゆく。 「ゆ゛ゆ゛っ……ゆ゛ゆ゛っっぅ~~」 涙と涎でグチャグチャになったまりさに口調だけは優しく問いかけるお兄さん。 「うわ~~、痛そうだね。どうかな?家族を許せなくなったでしょ?こんな目にあってるのはキミ だけのせいじゃ無いんだし。責任を一人で背負い込む事は無いんだよ?」 「ま゛り゛ざはれ゛い゛む゛もこども゛達もう゛ら゛んでま゛ぜん。悪い゛のはま゛り゛ざだけ でず」 「ゲスゆっくりたちをまだ庇うなんて、罰が全然足らないみたいだね」 やれやれと大げさに両手を上げて首を左右に振るジェスチャーをすると、お兄さんはねじを更に合計で6本 まりさの頬にめり込ませた。 まりさは途中何度か白目を剥いて気絶したのでそのつど作業は中断し、ペットボトル入りの オレンジジュースを頭のてっぺんからぶっかけられては覚醒した。 30分後、まりさの頬には4対の突起がまるでヒゲのように誕生した。 「ぷっ。くっ、あはははは、ゴメンゴメン。まるでネズミさんのようだったから。チュウまりさとでも呼ぼうかなあ」 相変わらず軽い態度をとるお兄さんをなんとかに睨み返すまりさ。 足は焼かれ、顔にネジが埋め込まれ、それでもまりさの心は折れなかった。 「今日の所はボクの負けさ。それではまた明日、おやすみ。まりさ」 お兄さんは部屋を出て行き、照明が落とされて暗闇に取り残される。 「おちびたち…お腹を空かせているだろうね…ごめん。れいむ、おちびたちをゆっくり頼むよ」 まりさは残してきた家族のことばかりを心配をしていたが、極度の疲労のためか間もなくまどろみに 落ちていった。 「ゆっくりただいま!みんなおかあさんの言うことを聞いてよい子にしてたかな?」 「おとうしゃんゆっくりおかえりなさい!かえってくるのがおそいから、おかあしゃんがとーーってもしんぱいしたんだよ」 「ゆゆ!?ごめんねれいむ…。でもゆっくりできるゴハンがたくさん取れたよ!」 「今日もゆっくりお疲れ様、まりさ。おちびちゃんたちがかたつむりさんが一杯居る場所を見つけてくれたんだよ。」 「ゆっへん!いもうとたちとみんなで、がんばってとってきたんだよ!」 「すごいね!かたつむりさんがこんなに!?こんな豪華な夕飯は生まれて初めてだよ」 「さあ、みんなお父さんの取ってきた分も合わせて分けたらゆっくりいただきましょう」 「「「むーしゃ、むーしゃ。しあわせ~~~~~!」」」 きっとこれからも何度と無く繰り返されたであろう団欒の風景。 きっともう戻れないであろう幸せの風景。 夢であっても見れたのは正に幸運であったろうか。 次にお兄さんが部屋に来たのは翌日の夜だった。 「遅くなってごめんね。お腹空いただろう?なにか食べるかい」 お菓子やらパンやらの入ったビニール袋を掲げて見せるが、まりさは拒絶する。 「ゆうぅ…なにも食べたくないよ」 「そうかあ。まりさのむーしゃむーしゃ、しあわせ~、を見てみたかったなあ」 がっかりした表情で袋を部屋の隅に置くお兄さん。 「…そのうち出来なくなるんだし」 幸運な事に、ボソリと出た言葉はまりさには届かなかった。 次の瞬間には何事も無かったのごとく明るい表情になるお兄さん。 「じゃあ今日は、熱いのとねじねじとどっちにしようね?」 部屋にある棚から道具を選択しながらの質問。 「どんな事をされてもまりさは負けないよ!」 自分はどうなろうとも、家族の元に虐待お兄さんを連れて行くわけにはいかない。 まりさの覚悟は固いままだった。 「案内したくなったらすぐに言うんだよ?じゃあ、今日のメニューはこれ」 右手にはドライバー、左手にはアルコールランプが。 「熱くてネジネジ♪」 仰向けに寝かされたまりさはベルトで机に固定され、微動だに出来なくなった。 お兄さんはアルコールランプの炎の先がまりさの左右の『ステンレスのおひげ』の先に うまく当たるように位置を調節し、点火した。 熱がねじを伝わり、やがて餡子に到達する。 「ゆ゛あああああぁぁあづい゛あづい゛ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」 皮膚を炙られのとはまた別の、直接餡子に熱が襲う激痛が始まる。 じたばたともがこうとするが、しっかりと固定されたベルトの所為で身動きは取れない。 「針灸みたいで、なんか餡子のめぐりが良くなって健康になりそうだね。これじゃあ 罰にならないかなあ?」 熱くて、が完了したのでネジネジの準備をしながら暢気な感想を述べるお兄さん。 「まずは下ごしらえをしないとね」 手にしたのは裁断用のハサミ。 慣れた手つきで金髪をバサバサと切り落としてゆく。 「あのね、まりさ。誤解してるみたいだけど、なにもまりさの家族を殺しちゃうわけじゃないんだよ?」 ジョキジョキジョキ。 「悪いことに加担したのは確かだけど、なにも泥棒しただけで死刑にはならないさ。 それに、ここにキミが来てから丸2日。最初からお腹を空かせていたんなら、もう すごく心配になってるんじゃないかなあ」 ジョキジョキジョキジョキジョキ。 まりさはただ歯を食いしばり、餡子を蝕む熱に耐えるしかなかった。 「だからさ、意地を張らずに家族に会いに行かないかい?」 ジョキジョキジョキ。 まりさの周辺にきれいな金髪だったモノがうっすらと降り積もった。 お兄さんはハサミをしまいに行き、代わりに3面鏡を抱えて持ってきた。 「チャームポイントのおさげだけ残してみました。お気に召しましたでしょうか」 横たわるまりさに見えるように開いた3面鏡が、熱さに悶えるまりさに変わり果てた姿を映す。 「ま゛り゛ざの髪の毛がぁぁぁぁああ」 3方向から文字通りつるつる饅頭が映し出された鏡を両手に、お兄さんはニコニコ笑顔のままで。 「安心してねまりさ。これから素敵な髪型にしてあげるよ。 ああでも、かっこよくなり過ぎて家族にまりさがわからなくなっちゃうかもね!」 いそいそと鏡をドライバーとネジに持ち替えヘアセットを開始する。 …30分後、まりさの頭部には銀色に輝く直毛がまばらに生えていた。 「こんな感じになりましたけど、いかがでしょうかお客様?ってまた気絶してる」 許容量をはるかに超えた苦痛で、とっくにまりさは口から餡子を吐いて白目を剥いていた。 お兄さんはめんどくさそうに餡子を口に入れなおし、オレンジジュースをドボドボと流し込む。 無理矢理現実に引き戻され、ゲホゲホと咳き込むまりさ。 「どうかな?ここまでされても家族を庇うのかい?」 まだ視界がぼんやりとしたまま、昨夜見た夢を思い出す。 まりさはただ黙ったまま、弱弱しくもお兄さんを睨み返した。 「明日も仕事だし、ここまでかなあ。ホンっトまりさは頑張るね!」 アルコールランプの火を消し、新たな頭髪が植えられた頭部にもオレンジジュースを たっぷりとかけてから。 「今日もまりさの勝ちでいいよ。ゆっくりおやすみ」 拘束しているベルトはそのままに、お兄さんは部屋を後にした。 明かりが落ち、再び暗闇に支配される部屋。 頬のねじを熱せられたことで内部の餡子に軽いヤケドが出来たようで、体の内側から ジンジンと痛みが自己主張を続ける。 頭部のねじの痛みはオレンジジュースでかなり緩和されていたが、餡子まではその効果は あまり届かなかったようだ。 まりさは一晩中、鈍痛でうなされ続けて夢を見るどころか一睡も出来なかった。 「ゆっくりおはよう、まりさ。よく眠れたかい?」 「………」 翌日の晩、お兄さんが部屋に入ってきて声をかけてもまりさは無反応だった。 疲労、睡眠不足、飢え、そして痛みと積み重なってきた『ゆっくりできないこと』は 確実にまりさの精神を蝕んでいった。 「無視するなんてひどいなあ。でも今日の罰も気にせず開始するからね」 昨日髪を無残に切り落としたハサミを再び手に、拘束されたままで動けないまりさの前に現れるお兄さん。 ハサミを持たない方の左手でそっとまりさの口に人差し指を突っ込むと、次に親指とで上の唇をつまむ。 次に何をされるかと想像し、必死に顔を逸らそうとするが既に上唇はガッチリとつままれ 皮がビロンと伸びるのが逆に滑稽だった。 「じゃあ今日の罰のまずは下ごしらえ。まりさの唇を奪いまーす。っていってもチュッチュするわけじゃ ないんだけどね」 鼻歌まじりに、摘まんで伸ばした上唇に遠慮なくハサミを入れていく。 ジョキジョキジョキ。 「ねえ、キミの家族ってさ、帰ってこないお父さんの事を自分たちを捨てたって考えて 怨んでるかもしれないよね?」 まりさは目を見開いたまま何も答えない。 その視線は眼前のお兄さんを捉えているわけでも、何かを見ているというわけでもなかった。 無反応のまりさにつまんないなー、とつぶやきつつも作業を続ける。 元々は饅頭の皮なのだから唇はみるみる切り裂かれて、とうとう上半分が取り除かれた。 「歯も歯茎もむき出しで、おおきもいきもい。では続いて下半分もいっちゃおー」 もう何をされてもまりさはなすがままだった。 このまま、まりさは嬲り殺しにされるだろうね。 別に好きにすればばいよ、生きてここを出る事は諦めちゃった。 ただ心残りは残してきた家族の事だけ。 帰ってこない父親を怨んでいるかもしれない。 既に自分の事など忘れてしまっているかもしれない。 それでもとにかく…無事に皆でゆっくりしていてくれればそれでいいんだ。 「はい。これで上手にごーくごーくも出来ないし、ちゅっちゅも永遠に出来ないまりさの完成でーーす」 切り取った皮を無造作に背後にポイと投げ捨ててお兄さんが宣言する。 「でもこんなのはあくまで準備なんだよ。これからまりさには永遠にむーしゃむーしゃ、しあわせー が出来なくなる事をしちゃうんだけど、何か言うことは無いかな?」 ここまでやっておいて、ここまでされても家族のことを言わないまりさに敢えて聞くお兄さん。 こんな風に全身をメチャクチャにされて、もはや自分は『ゆっくり』と言えるのだろうか。 「殺じで……さっさとま゛り゛ざを殺ぜぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!」 「ああ残念。ボクが聞きたかった言葉とは違うなあ」 片手に愛用のドライバーと、もう片手には今度はヒゲや頭髪に比べて細くて短めのネジを。 「では邪魔な唇も無くなったし、歯にねじねじしようかなあ。うんうん、虫歯は無いようだね感心感心」 コツンとネジが前歯に当てられ、グリグリと先端で傷を付けて中心を定める。 ネジ頭にドライバーをあてがい、お兄さんの腕にぐっと力がこもる。 ギギギギ、ギリギリ。 ゆっくりの歯は飴細工で出来ているという。 ステンレス製のねじは多少の抵抗を受けつつも、やすやすと貫通していく。 ギリギリギリギリギリ。 わざとらしく、じわりじわりとしかドライバーを回さない。 「ゆぎぃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ殺ぜぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛殺じでぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛」 4cmほどのねじの丁度半分が歯を貫いたところで1本目の処置が完了した。 歯の厚さを差し引いた分、口の内側に銀色の先端が姿を現している。 唇が無いのでよだれが周辺に飛び放題になり、お兄さんの服にもシミを作ったが、大して気にも留めても居ない。 今は虐待という世間一般には絶対に知られてはならない趣味を全身で堪能しているからだ。 このまりさの、この悲鳴は2度とは奏でられない。 全身全霊をもって発せられるこの音を、一秒たりとも聞き逃す事なんてどうして出来ようか? 「んー。全体のバランス的に考えて、それぞれの前歯に1本ずつで8本。今日はあと7本ねじねじって所かな 時間もあんまり無いしどんどん行ってみよ~!」 ギリギリギリギリギリ、ギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリ。ギリギリギリギリギリ。 ギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリ。 「痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛ 痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛ も゛う゛や゛だお゛う゛ぢ帰る゛帰る゛帰る゛帰る゛帰る゛帰る゛帰る゛ぅ゛ぅぅぅぅぅぅう……」 5本目の途中でガックリと気絶したまりさ。 既に傍らに準備されていたオレンジジュースで、間髪入れずまりさの意識を引き戻すお兄さん。 「やあ、おかえりなさい。まりさ」 笑顔のお兄さんの優しい言葉にまりさは。 「ゆ、ゆっくりただいま…。れいむっ!?」 ほぼ数秒意識が遠のいたときに、家族の元に帰れた幻影でも垣間見ていたのであろうか。 だが幸せなひと時も一転、まりさは自分の置かれている状況を再認識して絶望する。 「ゆ゛んやぁぁぁぁぁああ!ま゛り゛ざ帰る゛の゛!お゛う゛ぢ帰る゛の゛ぉぉぉぉぉぉぉ」 もはやただの駄々っ子と化したまりさに、容赦なくお兄さんは残りの作業を開始する。 途中、一旦入ったねじを逆回転させて戻してからまた入れてみたりとか散々したために、全部の前歯にきれいな ねじ頭が生えた頃には用意したオレンジジュースがほとんど無くなってしまうのだった。 翌日、お兄さんが虐待部屋に来たとき、まりさはうっすら開いた目で天井をぼんやり眺めたまま 「帰りたい」とブツブツ呟くだけだった。 「おうちに帰りたいなら連れてってあげるけど?」 というお兄さんの問いかけにも完全に無反応。 はたして、泥棒してしまう前にかえりたい、こんな姿になる前にかえりたい、という意味だったのか もしれない。 お兄さんはため息一つ、固定していたベルトを外しはじめた。 「ごめんね、まりさ。調子に乗ってやりすぎちゃったみたいだ。しばらくゆっくり休もうね。 あ、そうだ。まりだとは別のゆっくりと今暮らしてるんだ。その子たちに会わせてあげるよ。 すごくゆっくりしたいい子ばかりだから、きっとまりさとも仲良くしてくれるよ」 『ヒゲ』や『頭髪』そして『歯の一部』が邪魔なので透明な箱に入れるわけにもいかず、底面を両手で そっと持ち上げてまりさを運ぶお兄さん。 この悪夢の出発点、台所のある部屋に待っていたもの。 「「「「むーしゃむーしゃ、しあわせーーーー」」」」 「おいちいね!すごくおいちいね!」 「ほらほら、あんまりがーつがーつしちゃ駄目だよ」 床に置かれた皿に山盛りのゆっくりフード。 それを囲んで堪能する成体サイズのゆっくり1匹と4匹の子ゆっくり。 お兄さんが部屋に入って来たことに気づくと、一旦食事を中断して振り向いて。 「「「おにいさん、ゆっくりいただいてます!」」」 それまでブツブツと繰り返していたまりさは、その顔を見てガクガクと震え出した。 自分が死ぬ間際に夢を見ているんだろうか? 見間違えることがあるはずのない、愛しいれいむ、子供たち。 どうして今、このお兄さんの家に? 「あれ?どうしたのまりさ。この子達と知り合いかな?」 自分を抱きかかえたお兄さんの言葉にはっと我に帰る。 まずい。知られてはいけない。 絶対に知られてはいけない。 「し、知りません。ぜんぜん知らないゆっくりだよ」 「あ、そう。じゃあこれから紹介するけど…」 先ほどまで団欒していたゆっくりの親子を見ると、まりさを凝視したまま固まっていた。 飾りのおぼうしも無く、髪も無い。 銀色のヒゲに頭髪。 唇も無く剥き出しの歯からはネジが生えている。 なんなのだろう?一体、全然ゆっくりできない。 「これはボクの家に泥棒に入ったゆっくりなんだ。しかも他に仲間がいるらしいんだけど そいつらのことを教えろって言っても庇うゲスなんだ。 だからたくさん罰を与えた結果、こういう姿になっちゃんだよね」 親子はお兄さんの説明を受けても、これが自分たちと同じゆっくりだとは到底信じられないと いった表情だった。 「そしてこのれいむ親子は3日前だったかなあ。朝仕事に行こうとしてたら、すぐそこの所で 行き倒れになってたんだ。 一旦家まで連れてきて、ゴハンだけあげて急いだんだけどまた遅刻で大目玉さ。 で、帰ってきてから事情を聞くと、お父さんゆっくりが狩りに出たまま一晩戻らなかったって。 お腹を空かせたまま夜明けを待ち続けて、それからずーーっとこの辺を探して回ったって」 今度はまりさに親子の事情を説明するお兄さん。 これで納得がいった。 帰らない自分を心配して一家総出で探しにきたのだ。 結果、数日間まともに食べていないゆっくりが遭難するのは当然のことであろう。 ゆっくりの行動範囲は実際は大して広くは無い。 お決まりの狩り場、というのを探そうとすればこのお兄さんに遭遇するのも仕方が無いこと だった。 「じゃあ、みんな一緒に生活するんだから仲良くしていってね」 まりさを大皿の脇に置いて親子の食卓に参加させるお兄さん。 れいむ達はおぞましい姿のゆっくりが改めて間近に来てビクっとしたが、お兄さんが笑顔のまま 一度だけうなずいて促す。 「で、ではあらためて…」 一匹を新たに加えて食卓を囲む一同が声を合わせて。 「「「「ゆっくりいただきます」」」」 まりさは複雑な気持ちだった。 家族全員無事だった事。 ここならなに不自由なく暮らせるだろう事。 しかし、自分が父だと言い出せない事。 さらに、この人間が本当に家族を飼いゆっくりとしてゆっくりさせるだろうかという事。 「「「むーしゃーむーしゃ、しあわせーーー!」」」 ゆっくり特有の習性。 皆が声を揃えて幸せな気分を表現する。 しかし、まりさには出来なかった。 団欒の中でまりさだけが出来なかった。 物を噛むと歯に激痛が走るからだ。 仕方なく少しずつ舌でペロペロとすくいとり、口に運ぶと噛まずに飲み込むことしか出来ない。 今まで味わったことの無い甘味が口内にしっとりと広がるが、何故かしあわせー、な気分に なることは出来ない。 それでも、再び家族とこうして一緒に居られるなら。 そこがまりさのゆっくりプレイスなのだから。 ゆっくりたちのそれぞれの食事の風景を、目を細めつつ見守るお兄さん。 その胸の内では、次はなにをしよっかなー、と無邪気な虐待魂を燃え上がらせていたのだった。 その日の晩、お兄さんも自分の寝室に行き、親子ゆっくり達もゆぴゆぴと安らかな寝息を立てた頃。 「れいむ起きて。ねえ、れいむ。ゆっくりしていないで起きて」 まりさの少し潜めた感じの呼び声で母れいむは目を覚ました。 「だいじなお話があるんだ。まりさは実はれいむのまりさなんだ。みんなのゴハンを集めなきゃって このおうちに入っちゃってこんな事に……。 ここのお兄さんは全然ゆっくりできない人だから、お願いだからゆっくりしないでここから出て行ってね」 まりさはれいむにだけは真実を話しておこうと思った。 れいむは賢く、冷静なゆっくりだからばれる前に子供たちをつれて上手く脱出できる方法を考えてくれるだろう。 「いきなり何を言ってるの!?そんなこと言われてもゆっくり信じられないよ」 れいむのこの答えも当然だった。 目の前のボロクズのような、ゆっくりとさえ言えない様なモノにいきなり旦那宣言されたのだ。 そこでまりさはれいむとの過去の出会い、永遠に一緒にゆっくりする事になったきっかけや 子供たちが生まれてからのことを出来るだけ細かく思い出しながら説明した。 そこまでされてようやく、れいむは探し続けていた夫を見つけることが出来たのだった。 それと同時に、行き倒れていた自分たちを手厚く保護してくれた同じ人間が、ゆっくりに対してこのような 虐待を行うことが出来るのかと戦慄するのだった。 「ゆぁぁ…まりさ…どうしてこんなことに」 「れいむ達が無事で良かった…頑張った甲斐があったよ…」 れいむがまりさの頬にすがりついて今までの分も含めて思い切りす~りす~りをし、2匹はしばらくそのままで 涙を流すのだった。 ようやく落ち着いた後、しばらくお互いに知らないフリをしてチャンスを伺う事にした。 れいむはまた元の子ゆっくりたちが一かたまりになって眠っている場所に戻っていった。 「ゆっくりおやすみ、れいむ」 「ゆっくりおやすみ、まりさ」 ドア一枚向こうのお兄さん 「ゆっくりおやすみ」 2?に続きます。
https://w.atwiki.jp/dangerousss/pages/63.html
第一回戦第五試合 医死仮面 名前 性 魔人能力 医死仮面 男 サナティック・アスクレピオス 一∞ 女 眼鏡の王(Lord Of Glasses) 櫛故救世 女 鈴具輪久 採用する幕間SS なし 試合内容 “TRAIN‐BRAIN” 「ただいまより1回戦第5試合を開催いたします。試合会場の特急列車は世界一と名高い豪華列車・ロリエントエクスプレスを再現しております。本来行き先の無いこの列車ですが、冥府行に変更されないよう、各々方のご健闘をお祈りしております。」 斉藤窒素の美声は3選手の聴覚野に直接試合開始をアナウンスした。各選手のスタート地点は先頭車両、中央車両、最後尾車両のどれかにランダムで設定されている。横に狭く縦に長いこのステージは当然挟み撃ちを喰らう可能性のある中央車両が最も不利と言えるが、そもそも能力による有利不利の差が激しい魔人同士を戦わせるという時点で、全員に公平なセッティングは不可能と言っていい。不利なスタートとなった者は己の不運を嘆くしかない。 彼女の言葉通り、この特急列車は世界一の豪華列車、ロリエントエクスプレスの車両を模しており、その内装は非常に見事なモノだった。ロリータコンプレックスの魔人職人によって装飾の施されたこの列車で旅をした乗客は、必ず自身もロリコンに目覚めるという。 「これはいい…このコちょっと四ちゃんに似てる…」 先頭車両がスタート地点となった一∞は、天井に描かれた性の快楽を貪る幼女の絵をしばし見上げていた。幼い顔に浮かんだ淫靡な表情、触手に弄ばれる第二次性徴前の肢体を見ていると、なぜだか彼女の喘ぎ声、卑猥な水音、漂う淫臭までもが感じられ、∞の秘部もしっとりと湿り気を帯び始める。いつもは不敵な笑みを絶やさないその顔も家族が眼鏡をかけて快楽に喘ぐ様を思い浮かべ、だらしなくにやついていた。 「ん…!何をやっているんだ…ぼくは…!」 ∞が我に返ったのはその数分後で、そのときには絨毯に愛液の世界地図が描かれていた。同じ列車内には自分を狙う敵が2人いるというのに、我を忘れて自慰に耽っていたのだ。痛恨の失敗、そもそも何故自分はまだ生きているのかと思った∞だが、すぐにその理由に思い至った。 「他の2人も同じってわけか…」 「戦場で何をしていたんだ私は…」 ちょうど同じ頃、中央の車両で医死仮面も股間のプロテクター内に精液をぶちまけ、賢者モードに突入していた。今までどんな色仕掛けをされてもピクリとも反応しなかった自分が幼女の像を見ただけで自慰に耽るなど信じられないという気持ちだった。そしてこの試合の模様は中継されているという。自分は仮面をつけた状態とは言え、自慰という最も秘すべき行いを全世界へ公開したことになる。一瞬意識が遠のきかけた。しかし、ロリエントエクスプレスの魔力に当てられて尚陰茎を露出しての自慰に走らなかったのは、彼の素顔を隠すことへの執念恐るべしと言うべきであろう。 「いやあ私…嘘…一人Hするとこ…みんなに見られちゃったの…?こいしちゃんのこと想像して…ヤダもう死にたい…。」 最後尾車両の櫛故救世もまた自身の痴戯の痕跡を拭き取りながらさめざめと泣いていた。 ロリエントエクスプレスは多くのミステリー作品の題材となっているが、そこに描かれる事件の九割は乗客の幼女へのレイプである。冥府魔道を征く3魔人でさえもその魔力には抗えぬのである。 「まっ…この数分は無かったのと一緒…仕切り直しだね…。」 「大会が終わればどうせ捨てる顔だ…いいさ…私の恥では無い。医死仮面の恥だ。」 「絶対他の2人ぶっ殺す!」 瞬時に切り替える2人と八つ当たり的に決意を固める1人。本当の戦いの幕開けであった。 この試合で最も有利と言えるのは当然一∞である。元々の戦闘力は高い上、彼女の能力を活かすにはこの横に狭く縦に長い会場はうってつけである。 「他の2人はまだ索敵範囲には入っていないか…」 眼鏡サーチで前方を確認しながら∞は慎重に歩を進める。慎重ではあるが、止まるという発想は無い。この試合会場自体「待ち」の戦法には不適だし、彼女自身制圧前進が好きだった。 今のところ人間らしき熱源は確認できない。ロリエントエクスプレスの全長は400m強、先頭車両に配置された∞と中央車両に配置された医死仮面のスタート時点の距離は直線で200m。環状の線路を走っていることを計算に入れても、彼を索敵範囲に収めるためには後数十m歩く必要があった。 彼女の眼鏡レーザーは最速の即死攻撃だが、無駄撃ちによるオーバーヒートの危険を考えれば流石にハッキリと認知できる距離に入らねば使えない。治癒能力者がいると聞いているが、装備まではどうかわからない。 「(先頭からこちらへ向かってくるのが1人…出来るな…。もう1人の敵は…。)」 中央車両にいた医死仮面は隣の食堂車に移っていた。「食欲と性欲は同時に湧かない」との配慮からなのか食堂車には幼女の装飾が無い。テーブルには誰が運んだのか温かい料理が並べられ、優雅なクラシックが流れている。 床に聴診器を当て、車両の床を伝わる音に耳を澄ます。聴診器の性能と、魔人としての聴覚、医死としての集中力は走行音の中から他の車両の人間の足音すら聞き分けることを可能にしていた。 そして彼が捉えた足音はひとり分。先頭からこちらへ向かう足音、ゆっくりと歩いているが、その歩き方から何かしらの武術を極めた人間のモノであることがわかる。自身のそれとは別体系の技術だが、極めて洗練されたモノであることは、同じ達人として理解できた。しかし、違うのは暗殺者としての自身のそれのように、足音を隠そうという気はまるで感じ取れないことだ。 足音を感じ取れないもう1人。自身より後方にいるはずの敵はその場から一歩も動いていないのか、或いは自分と同じく、「暗殺者の歩法」を身につけているのか。 一∞と櫛故救世、どちらも属する組織から考えて相応の実力者なのだろうが、彼には歩き方だけでどちらがどちらか判断できるほど両者の情報は無かった。 「(どちらにしろ気にしている余裕はあまり無い。私は私の準備をするか。)」 そう言ってベルトのホルダーから別な道具を取り出す。その様も当然中継されているのだが、殆どの観戦者には、彼が何も持っていないように見えた。 「もうそろそろ敵に遭遇するころか…」 無音移動術で、櫛故救世は慎重に歩を進めていた。敵に遠くの車両の足音まで感知できるモノがいる、と想定しているわけでは無く、訓練の結果日常的な歩行もそのようになってしまっただけだ。 今のところ敵の気配は感じないが、いつ遭遇してもいいよう小太刀に手をかけておく。彼女の能力「鈴具輪久」は正直強いとは言えないが、かと言って「待ち」に適した能力でも無い。 中央車両にたどり着くが、そこにも敵はいない。幼女の装飾が目に入って、危うくまた股間に手を持っていきそうになった自分を戒めた。次の車両、食堂車の扉の前。扉に耳を当てて車内の音を聞き取ろうとするが、クラシック音楽が流れていてよくわからない。足音らしき振動が伝わるのは感じられなかった。 身を屈め、壁の陰に隠れてボタンを押すと幼女の『らめえっ』という喘ぎ声がして扉が開く。そっと中を覗き込むと、やはり敵はいない。が、 「これって…」 「2人とも…すぐ近くにいるね…1人はぼくと同じくらい…こっちが櫛故ちゃんって子かな…。もう1人が医死仮面くんか…眼鏡力は2人とも0かあ…つまんないなあ…。」 遅れて1分程後、∞も食堂車の手前に来ていた。敵の2人はとっくに索敵範囲に入っていて、櫛故救世は距離にして10m先、食堂車の真ん中辺りにいるようだ。そして、医死仮面は-車外にいた。 「(中ではそろそろ始まりそうだな…同士討ちになってくれるのが理想的だが…)」 医死仮面は食堂車の窓から脱出し、車体にへばりついていた。列車は時速150kmで走っており、当然車体にへばりつく彼はかなりの風圧にさらされているのだが、それで平然としているあたり流石は魔人である。窓から脱出する前に設置してきた小型の高感度で電子式の聴診器と内視鏡、早い話がマイクとカメラはそれぞれ車内の映像と音声を医死仮面の持つ受信機に送ってくれる。 戦闘破壊家族一家となんでも屋「封鈴花惨」、それぞれ業界では有名だが、その代表たる2名は如何なる戦いを見せてくれるのか。もちろん、医死仮面が聴診器と内視鏡を仕掛けたのは観戦などでは無く、その能力の把握のためであった。 「自分は車外にいて漁夫の利を狙おうってことかな…?あっちの子もあんなことしてるし…消極的だなあ…やっぱり戦いは攻めなきゃ楽しくないでしょ。」 「彼を仕留めるのは後にしようか」 眼鏡レーザーの出力を上げて撃てば車体を貫通し、医死仮面を殺すことも出来るだろう。しかし、車体を切断すれば脱線などの事態につながるやも知れない。眼鏡バリアーも横転する車内で身を守ることには役に立たない。 そして、救世がしている「あんなこと」というのは天井にへばりつくことであった。車両の天井はかなり高く、正面から入ってきただけでは隠れている救世の存在には気づかないであろう。動きづらい座席の陰よりも死角である頭上を狙える天井という隠れ場所は好手と言えるかも知れない。そして、自身の能力でチリンチリンと鈴の音の幻聴を聴かせ、隣の車両の敵を誘っている。 しかしそれも「眼鏡サーチ」の前には意味が無かった。∞の眼鏡には天井にヤモリのようにしがみつく彼女の熱をハッキリ捉えている。 「(来た…!)」 幼女の喘ぎ声は戦闘開始を告げる法螺貝の音色のように思われた。ドアの向こうから現れた眼鏡の王女様、一∞は恐怖を感じさせない悠々とした歩みで食堂車に入ってくる。 が、車両に入って1m程歩いたところで足を止めた。目の前に張られていた一条の死線に気づいたためだ。 それは医死仮面が食堂車の窓から出る前に張り巡らしたモノ。よく目を凝らさなければ見えない細さだが、一本でトラックを安々と持ち上げる強度のこの縫合糸。そのまま気づかずに歩けば首が飛ぶとは言わずとも致命傷を負ったかも知れない。 おや危ない、と言った笑みを浮かべて、身を低くし、糸の下をくぐる。その先に張られていた数本の死線も同じようにかわし、歩いて行く。天井にへばりつく救世には全く気づく素振りも見せず。 「…!」 しかし、その様を天井から見ている救世はある「あり得なさ」に気づいていた。そして∞が救世の真下にまで来たその瞬間、救世は確信を持って天井から離れた。その右手は得物の小太刀を抜くことはなく、代わりに、落下しながら、天井に隠れる前にテーブルから拝借していたナイフを滑らかなモーションで、前方にいるだろう姿の見えない「本物」の一∞に向かって投げた。 「…!?」 救世の真下にいた∞は当然「眼鏡イリュージョン」による幻影である。救世が天井を離れた瞬間に「眼鏡イリュージョン」を消し去り、レーザーを照射して焼き殺す。そのはずだったが、予測しない反撃に虚を突かれた形となった。レーザーの発射を中止。 「眼鏡バ…近すぎる…!」 バリアーを展開して防ぐには、既に近すぎる距離までナイフの接近を許してしまっていた。 「くっ…!」 身を躱そうとするが避けきれず、ナイフは右肋骨の辺りに突き刺さった。頭部より的として大きい胴体を狙うのは射撃でも投擲でも定石である。肺に刺さりはしなかったが、肋骨を貫かれ、重傷には違いない。 「(バレてた…でも何故…?ああ、そういうわけか…)」 片膝を突き、視線が低くなってようやく気づき、自分の迂闊さに苦笑する。 首の高さに張られた糸はフェイクに過ぎず、本命の「死線」は足元に張られていたのだ。 (ちなみに実は料理には毒が混入してある。)そして「眼鏡イリュージョン」によってそのことを認識せずに生み出した幻影の自分はその死線を素通りしていた。だから救世に気づかれたのだ。幻影だと。 一∞は目がいい。眼鏡のおかげで。しかし、なまじ目が良かったせいか、パッと見だけで物事を見通したような気になっていた。 櫛故救世は目が特にいいわけでは無いが、壁に隠れ、視線を低くしたおかげで「死線」に気づくことができた。結果的にせよ救世は「よく見ていた」のかも知れない。 そして、「眼鏡イリュージョン」を使ったことはもう1つ彼女に不幸を招くことになるが、それは少しだけ後の話である。 「曇っていたのかも知れないな…ぼくの眼鏡は…。いや、ぼくの眼が…。」 自分の眼の曇を眼鏡のせいにするなど眼鏡っこにあってはならないと彼女は自分の弱さを恥じた。しかし、そのことで彼女の眼に曇は無くなったのである。 「今度は…確実に仕留める…!」 着地し、体勢を立て直した救世。こちらは無傷であちらは重傷だが、今のナイフ投げで仕留められなかったのは痛い。恐らく相手は幻覚以外に遠距離攻撃が可能であることはさっきの戦術でわかっている。対してこちらの得物は小太刀。たまたま自分の着地点に縫合糸が張られてはいないが、向こうに辿り突くまでには幾重もの死線を超えなくてはならない。最後の得物である小太刀をもう1人敵がいる状況で投げるのはリスキー過ぎる。 ∞がレーザーを撃つために顔を上げるのと、櫛故救世が他のテーブルナイフに手を伸ばすのはほぼ同時であった。救世がナイフを投げようと投げるまいと、∞のレーザーは彼女を焼殺し、たとえナイフを投げられても予測済みの∞に当たることは無い。∞の勝利確定、のはずだった。 が、レーザーが発射される前、ナイフが救世の手を離れる前に、突然車体は大きく揺れ、そして天地は大きく傾き、今度は共に不意を突かれた2人の体は車内ではあるが宙に放り出される形となった。 特急列車は車外にいた医死仮面の手により、脱線・横転させられたのである。 「なんと試合会場の特急列車が脱線・横転しましたーッ!世界一の豪華列車(のレプリカ)が見るも無残な姿です。見た目には派手ですが、やっていることは卑劣です!医死仮面選手―ッ!!」 斉藤窒素の美声がそのように実況するのを聞きながら、卑劣と非難された医死仮面は車両の屋根に自身を固定していた安全ベルト替わりの包帯をメスで切断した。横転の際の衝撃で軽い脳震盪を起こしているが、手の動きに淀みは無い。 「馬鹿馬鹿しい。暗殺者に正々堂々とした試合を期待するのが無体というもの。」 医死仮面は天井にへばりつく救世に∞の幻影が迫る間、体を縫合糸で支えながら車体から思い切り身を乗り出し、線路脇の石を拾っていた。それも2~3kgありそうな大石を。一歩間違えば指を失いかねない、二歩間違えば時速150kmの地獄へ落ちていきかねない危険な行為だが、彼は淡々とこなしていた。 石を2つほど手に入れ、車両の屋根に登った医死仮面はそれを砲丸投げのフォームで前方に放り投げる。魔人の腕力は安々と大石を300mほど先まで運ぶ。落下したのは当然先頭車両の先の線路のレール上。ガゴンッと、大きな音が立ったが、その数秒後には列車が石に乗りあげて横転し、それより遥かに大きな轟音が響き渡ることになる。医死仮面も狙い通り脱線するかは自信を持っていなかったが、ダメ元の作戦が上手く行ったのは僥倖と言うべきだろう。 もし∞が眼鏡サーチを常時展開していたなら彼の動きを探知できただろうが、彼女は眼前の敵を仕留めるためのイリュージョンに眼鏡を用いていた。眼鏡は同時に2つの役目は果たせない。 「2人は…まだ生きているな。しかし重傷のようだ。片方は死にかけている。」 横転の際に電気系統が故障したようで、電気が消えて薄暗くなった車内だが、内視鏡が本来映しだすべき人間の体内の暗さは今の車内どころでは無い。明度は下がったが問題なく映像は送られてきており、無残な車内と、息も絶え絶えな2人の姿が映し出されていた。 触れれば切れる死線の張り巡らされた食堂車が横転して、中の人間が無事で済むはずが無い。むしろ両者とも生きている方が不思議であった。 ここまで観察した限りでは一∞の能力は幻影を見せること(「眼鏡バ…」と叫んでいたので恐らく他にも能力があるのだろう。)櫛故救世のそれは実際には鳴らない鈴の音を出す能力か。天井に昇る際全く聞こえなかった鈴の音が一∞を挑発するときだけ聞こえていた。 「さてどちらが出てくるか。出来れば両者とも車内で死んで欲しいが。」 車両から少し離れた位置で上を向いた窓に注意を向ける。脱出するとすればあそこからだろう。空気圧で毒針を射出するアスクレピオスの杖の先端を向け、更にメスを構える。 能力を探るためにカメラとマイクで戦いを観察し、自分の安全を確保した上で列車を横転させ、重傷を負った2人に更に同士討ちを期待し、それが出来なければ消耗の激しい勝者を仕留める。確かに卑劣と言える戦術だが、自身で言った通り、彼は暗殺者であり、誇り高き戦士でもエンターテイメントに徹するプロレスラーでも無いのだ。 横転した食堂車の中では、贅を尽くした料理、ワイン、それらが盛りつけられていた高級な食器、ナイフやフォーク、スプーン、飾られた花や花瓶が散乱する状態であった。列車内でありながら高級レストランのような雰囲気だった食堂車が見る影もない。 「ハーッ…!ハーッ…!医死仮面くんがやったのか…?彼のことも…ちゃんと見て無かったな…。」 ヒビの入った窓ガラスの上で、生者より死体に近そうな体を、一∞は何とか立てなおそうとしていた。しかし、全身の切り傷からの大量の出血と痛み、頭をテーブルに打ち付けたショックで意識が朦朧としている上に、眼鏡に大きくヒビが入ってしまったようで、視界はかなり悪く、上手く立つことが出来ない。彼女の愛した眼鏡の1つは、もはや使いものにならないだろう。 「ゴメンね、ゴメンねぼくのせいで…。」 目からは涙が溢れ、さらに視界がぼやける。自分のせいで死なせてしまった愛眼への別れの涙と不覚への謝罪。しかし、だから彼女も一緒に死ぬ、というわけには行かない。彼女は戦って生きねばならない。一∞は「愛するものが死んだ時には自殺しなけあなりません。」というメンタリティの持ち主では無いのである。 チリン…チリン… クラシックも止まった車内に、鈴の音が響き渡る。自分の前方数mの距離から聞こえてくるさっきと同じ音。しかし、そこには救世の姿は無い。彼女は、四つん這いになった∞の後ろで、その首筋に小太刀を突き立てんとして構えていた。右手は切断されており、失血でガクガクと震える左腕で。 自分と同年代と思しき少女を背後から突いて殺すということに、些かの罪悪感を覚えながらも、これが自分の世界であり、彼女もその住人なのだ、と自分を納得させた。覚悟を決めると腕の震えが止まる。無駄な力みが取れ、スイッチを押すかのような感覚で命を奪える、殺人者に最適な心境が完成する。そして∞の白い首筋へ、すっと小太刀を突き立てようとするが、彼女は気づいていなかった。 列車の横転で散乱した食器類、その1つであるスプーンが彼女の顔のすぐ下に落ちていることに。 そのスプーンの凸面が鏡となって自分の姿を映していたことに。 ∞の顔が鈴の音の方向でなく、そのスプーンを向いていることに。 今度は「見ていた」。不安定な視界で、しかしハッキリと。 「眼鏡レーザー・フィナーレ」 ∞の呟きと共に、ヒビだらけの眼鏡から二条のレーザーが射出される。「最終奥義」のような名前の響きとは裏腹に、それは市販のレーザーポインタと大差ない低出力だった。眼鏡の性能が大幅に落ちたせいだが、高出力のレーザーではスプーンを溶かしてしまっていただろう。 凸面で反射されたレーザーは小太刀をコンマ1秒もあれば突き立てて∞を殺していたはずの救世の目に当たり、視力を奪った。 「ううっ…」 目が眩み、隙が出来る救世。この隙が、彼女の敗北を決定づけた。 「さっき列車が横転したとき…鈴は鳴らなかった…その鈴、本当は鳴らないんだろう…?」 「眼鏡チェンジ」 ∞に奥の手を使う余裕を与えてしまったのだから。 「…!」 それまで立ち上がることすら困難であった肉体は救世に反応すら許さない疾さで反転しながら後ろに跳び、救世の顔面に裏拳を叩き込む。その際、指の背で強く目元を叩くようにする。「メガネ=カタ」の正拳突きとも言える基礎技術・「鏡割り」だが、眼鏡無しで受けた救世は眼球が脳を貫通し、頭蓋骨と皮膚を突き破って後頭部から脳漿と共に飛び出した。櫛故救世の体は壊れたフラワーロックの様な痙攣の後、その場にグシャリと崩れる。 「(一∞…!何をした…?)」 「眼鏡レーザー・フィナーレ」で相手の目を眩ませ、そしてその隙に「眼鏡チェンジ」すると、それまでの死に体が一瞬で超人的な戦闘力を発揮したのである。カメラの映像では反撃する瞬間、∞の体は消えていた。その場に自分がいても見えていたかというスピード。仮面の下のジョン・スミスの頬を冷や汗が伝う。 「生き返らせて貰ったら賞金できみに眼鏡を買ってあげる。綺麗な目を潰しちゃったお詫びに。」 死体となった櫛故救世を見下ろしてそう呟くと、外にいる医死仮面に目を向けた。壁(床)越しなので見えてはおらず体温を感知しているだけだが。 「あのとききみを真っ先に殺しておくべきだったね。今思えば。」 自身の甘さへの反省を込めて、壁の10m程先にいる目標へ狙いを定める。 「眼鏡レ…」 途中まで言ったところで、彼女はここからでは彼を仕留められないことに気づいた。仕方ない。今の自分はパワーアップしているが、肉体的には瀕死の重傷である。油断は禁物だが、それでも彼を仕留めるには外に出るリスクを侵さねばならない。 窓を破って飛び出してくる一∞の姿を確認すると、医死仮面は毒針を射出し、メスを投げた。ジャンプの最高点に達した際に心臓が来る位置を狙って。狙いには寸分の狂いも無い。が、 「眼鏡バリア」 眼鏡が生み出した空間の歪はあらゆる推進物を阻む壁となる。何かに当たったような音もせずに、針とナイフは空中で静止し、そして重力に引かれて落下した。 「(なるほど…「眼鏡バリア」か…さっきのは)」 この結果は半ば予想済みであったが、次の瞬間背筋に寒気が走った。「殺気」というものが如何なるエネルギーかはわからないが、どうやら空間の歪をも超えて届くモノらしい。熟練の暗殺者はそれを鋭敏な感覚で察知した。バリアの向こうにある自分を見つめる眼光が見えているかのように頭に浮かぶ。 「(何か来る…!)」 光線の直進を妨げる空間の歪が消えた瞬間、そこを光が疾る。医死仮面が立っていた場所に2本の線が引かれた。地面を覆う草が発火し、その線上にあった石は切断された。殺気を感じて反射的に軽身功で横に跳ばなければ彼の体は3つに分断されていただろう。マントの端に当たって火がついていたが消し止めた。 「へえ…!」 「(『眼鏡レーザー』…本来はこういう技か…!)」 何とか躱したものの、敵が圧倒的に有利なのは言うまでも無い。医死仮面は銃弾を見て楽に躱せるが、光はその100万倍の速度、そしてこの防護服も一瞬で貫通するだろう出力。 医死仮面は太陽を背に、∞は正面から太陽を見る形に立っていた。通常は不利とされる位置取りではあるが、メガネ=カタにおいてはむしろ理想とされる。言うまでもなく、最大の武器「眼鏡レーザー」を放つために。 更に数発のレーザーが立て続けに放たれるが、同じように躱して見せる。 「凄い…凄いねきみ…!」 興奮しながら言う∞だが、頭の中には何故ここまで上手く避けられるのかという疑問と、連射によってフレームがかなり熱くなっていることへの不安があった。メガネ=カタには 統計データによる弾道予測の理論があるが、完全に直進するレーザー相手にはただ避けるしか無い。無論光速であるから、発射される前に。医死仮面の軽身功は見事なモノだが、それでもスピードは今の自分の方が上だろう。 医死仮面が∞のレーザーを躱し続けられるのは救世が首を動かす際の「アンコンシャスサイン」と呼ばれるモノを観察しているためである。 アンコンシャスサイン…東洋医学で言う経絡からわかるように、人間の全身は一般の常識では想像もつかない器官同士のネットワークによってなりたっている。そのため、ある部位の筋肉を動かそうとしたとき、全く別な部位の筋肉に本人にもわからないほど小さいが、その予兆が出るのである。これをアンコンシャスサインと言い、その法則を熟知し、且つ観察力に優れた人間なら次に相手が行う動きを直前に予測できる。東洋医学を応用した中国拳法にも、この理論を活かした「體洞察の法」と呼ばれる技術があることは、洋の東西を問わず医学が行き着く先に共通点があることを示している。(民明書房刊「人体の不思議が面白いほどわかる本」より抜粋) とは言え、この回避も薄氷を踏むようなモノで、少しでも判断を誤れば死は確定する。 「どうした…もう弾切れかい…その眼鏡…?」 試合開始から初めて、医死仮面が相手に向けて声を発する。∞がレーザーを撃たなくなったことから、撃てる回数に限りがあると見越して無駄撃ちさせるための挑発だが、事務的な会話しかしない医死仮面が勝利のためとはいえこのようなことを他人に言うのは極めて稀である。 「ふふっ…さあ…そう思わせて飛び切り凄いのが来るかも知れないよ…。それより随分可愛い声してるんだね?まさか肉声じゃ無いでしょ?その仮面取って素顔を見せてごらんよ。本当の声を聞かせておくれよ。」 「(冗談じゃない。素顔を見せるくらいなら死を選ぶ)」 勿論死に顔も誰にも見せるつもりはない。そういう意味で、爆弾仕掛けのマスケラについて彼と組織の利害は一致していた。 「おや…ダンマリかい?人と話すときは眼鏡を掛けて相手の目をよく見て話すモノだよ。きみの国じゃあそう教わらないの?」 「(見ているさ…。目ならしっかりとな…)」 確かに医死仮面は眼鏡の奥の∞の瞳を注視していたが、それはレーザーの射出口、ただそういう意味での警戒に過ぎなかった。「目は口程にモノを言う」とか、そういう意味での「目」を見ることも見せることも、彼には生涯無いのであろう。 レーザーの撃ち止めが先か、自分の判断ミスが先か。我慢比べに勝負を賭けるのはかなり不安が大きい。第一彼女のレーザーの消耗限界が近いという推測も不確かなモノである。撃ってこないのはそういったミスリードのためかも知れない。 だからと言って攻めるのは更に困難である。医死仮面の持つ飛び道具はあのバリアの前では役に立たない。レーザーを躱して懐に入り、接近戦を挑むか。「ワンミニットエクスタシー」ならば接近戦で勝ちを望める。が、それには超えねばならない壁があった。 車両の上に立つ∞と地上にいる医死仮面の間には2m程の落差がある。距離を詰めるには当然跳ばねばならない。そうすれば彼女の絶好の的だろう。限界が近いという推測が当たっていても、もう一発も撃てないということはまさかあるまい。しかし…医死仮面のある推測が当たっているならば、攻めの勝算はやや大きい。 初めは固唾を飲んでこの膠着状態を見守っていた観客の中にも、それが数分続くと白ける者が出始める。 「おい戦えよ臆病者!」 ディスプレイに向かって誰かがそう叫んだ瞬間、それに応えるかのように均衡は崩れた。均衡を破ったのは医死仮面。共に不確かな根拠に基づく攻守2択だが、そんなときは攻めを選ぶのがジョン・スミスという人間だった。 「(ワンミニットエクスタシー!)」 内気功とドーピング、脳内麻薬の力によって魔人としての潜在能力を引き出し、限界を超えた身体能力と集中力を1分間のみ手に入れる。筋肉が隆起し、風の音がやけに大きく聞こえ、一瞬時間が止まったと錯覚するほどに、風で揺れる木の動きがゆっくりと見えた。 その1分の無敵時間で彼がした最初の行為は、アスクレピオスの杖の投擲であった。槍投げのようなフォームだが、ライフル弾のように回転を加えている。医神の杖は戦車の装甲も貫く魔槍と化した。 「(疾い…!)」 レーザーを躱す動きと比べても段違いの疾さで行われた投擲により、放たれた魔槍は∞を串刺しにせんと迫ってくる。 「眼鏡バリア!」 先程のメスと同様、魔槍も空間の歪に絡め取られ、停止する。眼鏡バリアは空間の歪に収まるサイズであれば、それが持つ運動エネルギー量とは無関係に停止させてしまう。 が、杖を投げた直後、医死仮面は強化された脚力で跳躍していた。衣装のマントを大きく広げ、高く高く舞い上がるその姿はまさしく鳥人であった。槍投げはフェイク、バリアを展開するのに眼鏡を使わせ、その隙の空中からの攻撃が本命。 「駄目だね!眼鏡レーザー・ウルティマ!」 斜め下からの攻撃に対して展開した空間の歪は、斜め上に放つ光線を歪めはしない。数分の間にある程度冷却された眼鏡で、最大出力のレーザーを放つ。勝利を確信した彼女の眼鏡に映ったモノは青空と、そこに浮かぶ太陽の光をマントで遮る医死仮面。 「(しまった…!)」 何故電車内から自分を撃たなかったのか。あの出力なら車体を貫通して自分を狙えただろう。彼女の眼鏡に遠方の相手も察知する機能があるらしいことは、天井にへばりついていた櫛故救世への言葉でわかっている。 彼女がレーザーを放つ際、眼鏡のレンズが光を収束していた。ならば、あれは十分な光量が無ければ威力を発揮できないのでは無いか、だから電気が消えた車内では出力が不十分だった。そうした推測を立てたのである。そしてそれは当たっていた。 眼鏡から放たれた二条のレーザーが胸に当たる。ブスブスと衣装が煙を上げ、数秒あれば医死仮面の体を貫いて殺せていたのかも知れない。がそんな余裕は当然無かった。 袖口に仕込まれた鍼を放つ。空気抵抗が極限まで小さいそれは、彼の放つ武器の中で最速であり、一∞の反応を許さずにその眼鏡のレンズ、そしてその奥の双眸を撃ち抜き、脳にまで達していた。 「ぼくの…眼鏡…」 眼鏡はおろか眼球を潰された状況で出てくる言葉が「眼鏡」、という眼鏡への執着は凄まじいが、それが∞の最後の言葉となった。3本目の鍼が眉間を撃ちぬくと、彼女はバタリと後ろに倒れた。 医死仮面は∞の死を確認すると、その後は一瞥もくれることなく自身の胸の火傷に薬を塗り始める。ジョン・スミスは誰の心にも残らないし、誰も心に残さない。彼女らと違い、死を悲しんでくれる者などいないのだろう。
https://w.atwiki.jp/marowiki/pages/1919.html
目次 【時事】ニュースとくとく トクトク glug-glug RSSとくとく トクトク glug-glug 口コミとくとく トクトク glug-glug 【参考】ブックマーク 関連項目 タグ 最終更新日時 【時事】 ニュース とくとく 北九州のソウルフード「資さんうどん」は、12/15(水)~お持ち帰り限定 とくとく とり唐弁当 を販売開始!資さん自慢のおかずを贅沢に乗せ、ボリューム満点の 丼 に仕上げた自信作、是非ご賞味ください! - PR TIMES 平日がお得!「安心ステイおのみち得々キャンペーン」のお知らせ - city.onomichi.hiroshima.jp お得にしまね旅!開催中の各種キャンペーン情報について(12/6更新) | しまね観光ナビ|島根県公式観光情報サイト - kankou-shimane.com ドコモ「home5G」を評判・口コミをもとに徹底解説! おすすめのできる人はこんな人! - GetNavi web 「埼玉県で速い光回線」ランキングNo.1が決定! 3位は「J COM NET光」!(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース プロバイダの満足度ランキング 3位「au one net」、2位「GMOとくとくBB」、1位は? - ITmedia ビジネスオンライン 一等米を丁寧に炊き上げて握る バラエティ豊かな自然派おむすび 玄米 さ助むすび startt 話題のうまいもん|徳島の話題|PICKUPニュース|徳島新聞電子版 - 徳島新聞 【評判】ドコモ光は本当に悪い?速度や料金、プロバイダの口コミを紹介! - GetNavi web ドコモ光の料金を最安で契約する方法!プラン別の費用や料金が高いときに確認するポイントも解説 - GetNavi web 移動スーパー、全国最多の新潟 記者が同行してみた - 朝日新聞デジタル 【2021年最新】各光回線のプロバイダを徹底比較!おすすめのプロバイダはここ! - GetNavi web 【太陽光発電投資は今が売り時?】太陽光発電投資の不安や不満、太陽光発電所を所有するリスクとは? - PR TIMES 第56回「京の冬の旅」キャンペーンについて - PR TIMES 熊野定期市の商品券販売 プレミアム付き 市長会見 - 伊勢新聞 ロッテオンラインショップ10周年記念!ワクワクとトクトクの1週間!!ロッテモール会員限定!超豪華2本立て!『ロッテオンラインショップ10周年“ファン感謝祭”』 開催!! - PR TIMES JRバス2社、東京~大阪間2,500円の「超得得ドリーム号」を運行 期間限定 - TRAICY(トライシー) 近場の旅が最大7000円お得に!今利用したい「県民割」の活用法と注意点を解説(8760 by postseven) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「GMOとくとくBB」が「WiMAX+5G」対応のホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」の提供を開始! - PR TIMES 「auスマートバリュー」「UQ mobile 自宅セット割」の対象が拡大 WiMAX +5Gルーターも対象に - - ITmedia Mobile ~厚労省が次亜塩素酸水の空間噴霧を認める~ 産業用大型超音波噴霧器「ミストセイバー」のキャンペーン開始 大空間を短時間で噴霧でき、移動もらくらく - アットプレス(プレスリリース) 【埼玉県】「とくとく埼玉! 観光クーポン」を11月7日より開始 宿泊者に3,000円分のクーポンを配布 - ホテルバンク 家庭向けのガス料金プラン「ソフトバンクガス Powered by TEPCO」販売開始 (2021年10月26日) - エキサイトニュース 【埼玉】とくとく埼玉!観光応援キャンペーンを11月1日(月)から再開 - ホテルバンク TEN TO TEN パリパリもっちりの日田やきそばが美味しいお店【久留米市】 - 久留米ファン 「GMOとくとくBB」が「WiMAX+5G」対応のモバイルルーター「Speed Wi-Fi 5G X11」の提供を開始! - PR TIMES 抽選で現金10万円など贈る 和歌山県観光連盟が宿泊促進策:紀伊民報AGARA - 紀伊民報 資さんうどん 10月13日から新メニューが登場!ちょい飯やおでんに新ネタ - 久留米ファン WiMAX+5G対応モバイルWi-Fiルーター新製品「Speed Wi-Fi 5G X11」発表。10月15日に発売へ! - GAPSIS 「GMOとくとくBB」、4年連続で『「v6プラス」最優秀パートナー賞』を受賞 - PR TIMES 目黒区、スマホ決済でポイント還元 最大30%で消費喚起へ - 自由が丘経済新聞 目黒区民向けプレミアム付き商品券「めぐろとくとく商品券」|目黒区、スマホ決済でポイント還元 最大30%で消費喚起へ - 自由が丘経済新聞 2千円相当のお弁当、半額にします! 「ローストビーフ重」など予約販売 西脇 - 神戸新聞NEXT 【2021年最新】WiMAXの評判を大調査!メリット・注意点、おすすめの窓口を徹底解説 - GetNavi web 町民に商品券5千円分送付 コロナ対策でみなべ町(紀伊民報) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【11社比較】5Gホームルーターのおすすめはこれ! メリットや注意点まで徹底解説! - GetNavi web 自由が丘商店街で消費喚起策「プレミアムキャンペーン」 商品券利用で応募形式の抽選会 - 自由が丘経済新聞 【2021年最新】14社徹底比較|おすすめのホームルーターはこれ! - GetNavi web 10月1日〜12月5日 関東鉄道,「とくとくスタンプラリー」実施|鉄道イベント|2021年9月30日掲載|鉄道ファン・railf.jp - 鉄道ファン 【コロナ禍で投資するなら、太陽光発電投資?】ファイナンシャルプランナー1,024人に聞いた!お金の悩みとその対策方法とは? - PR TIMES 法人のお客さま向け「ビジネスサポートサービス」に3つのサービスを新たに追加 - PR TIMES 「GMOとくとくBB」で「UQ mobile」が月額最大858円(税込)割引で使える「自宅セット割」インターネットコースを提供開始! - PR TIMES 北九州のソウルフード「資さんうどん」は、9/15(水)~お持ち帰り限定 幸せいっぱい弁当 を販売開始!一つひとつ手作りの資さん名物おかず盛り沢山のミニうどん付弁当3種をご用意!ぜひ、ご賞味ください!! - PR TIMES お財布にうれしい、“ファミマトクトク弁当”シリーズ登場「タルタル鶏天丼」「直火焼チャーシュー丼」9月7日(火)発売!~サラダやデザートとの買い合わせも楽しめる~ - PR TIMES 10月1日~他行宛て振込手数料さらなる値下げ&12月1日~スタートアップ企業向け特典(振込手数料無料20回)新設 - PR TIMES プレミアム商品券を追加発行 日光市、今回は事前申し込み - 47NEWS プレミアム商品券を追加発行 日光市、今回は事前申し込み|地域の話題,県内主要|下野新聞「SOON」ニュース|新型肺炎-COVID19-|下野新聞 SOON(スーン) - 下野新聞 太陽光発電投資と不動産投資、今から始めるならどっちがいいの?実際に両方やってる人に直撃調査! - PR TIMES 丸亀製麺「秋野菜の天ぷらと定番おかずのうどん弁当」発売、秋なす天・まいたけ天など4種天ぷら入り、テイクアウト限定セット - 食品産業新聞社 「GMOとくとくBB」でWiMAX初の5G対応ルーター「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」と「ZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L11」の提供を開始! - PR TIMES 資さんうどん「秋の収穫祭」きのことイベリコ豚が入ったつけうどんが期間限定登場 - 久留米ファン 区長メッセージ「めぐろとくとく商品券」(令和3年8月2日):目黒区公式ホームページ - city.meguro.tokyo.jp 「資さんうどん」は、冷たいうどんと天ぷら等各種おかずが大好評の「とくとく弁当」に名物「ぼた餅」を期間限定で1個プレゼント!「とくとく弁当」と「ぼた餅」を食べて、日々のモヤモヤを吹き飛ばしましょう! - PR TIMES 金額式定期券「トクトクていき」紙・磁気定期券の販売終了について - sotetsu.co.jp 福島県磐梯町がブロックチェーン技術活用の「磐梯町デジタルとくとく商品券」販売開始 - ペイメントナビ(payment navi) 就労継続支援B型「おむすびカフェ 米創庵」が7月1日 目黒区民センターにオープンします(令和3年6月29日) 目黒区 - city.meguro.tokyo.jp 世界最先端のブロックチェーンの技術を活用した「磐梯町デジタルとくとく商品券」販売開始 - PR TIMES ~ミストセイバーで大空間を除菌・消臭~ ご購入頂いた全てのお客様対象「とくとくキャンペーン」を開催 - アットプレス(プレスリリース) 資さんうどん「とくとく弁当」発売、冷たいうどんに天ぷら4種で500円、かしわ・牛肉入りも - 食品産業新聞社 秋田道 錦秋湖SAにうどん・どんぶり店「とくとく」6月10日オープン - トラベル Watch プレミアム商品券今年も発行へ コロナ経済対策でみなべ商工会 - 47NEWS 551HORAI “ちまきとくとく祭り” 店頭・通販で「豚肉・くりちまき」「海鮮五目ちまき」「鶏・うずらちまき」値引き - えん食べ 「高尾山トクトクブック」を発行します!~イベント・割引情報など「高尾山」のおトクが満載~ - PR TIMES 銀行間手数料の見直しの発表に伴う当社の対応について - PR TIMES JR四国、トクトクきっぷ各種の販売期間を1年延長 - TRAICY(トライシー) 「春のへきなん、とくとくプラン」を販売します! - PR TIMES バス利用特典サービス終了のお知らせ - sotetsu.co.jp 外出自粛などで利用困難 3月に払い戻し受け付け 日光・プレミアム付き宿泊券|地域の話題,県内主要,政治行政|下野新聞「SOON」ニュース|新型肺炎-COVID19-|下野新聞 SOON(スーン) - 下野新聞 【テイクアウト】551HORAI「ちまきとくとく祭り」海鮮ちまきなどお得!3個でさらに値引き - えん食べ ジョルダン、白浜エリアを回る「とくとくフリー乗車券」をモバイルチケットに - トラベル Watch 地価の伸び率は全国一 ”基地の島”沖縄ならではの不動産カルチャー - ITmedia 【WEB予約限定】人気の丼ぶりメニュー“海鮮十種丼”と“得々三種丼”に、キリン一番搾り生ビールなど対象ドリンク1杯をセットにして「目利きの銀次」「濱焼北海道魚萬」「横濱魚萬」の一部店舗で販売開始! - PR TIMES (新型コロナ緊急対策事業)西都産農畜産物通信販売緊急推進事業「さいととくとくキャンペーン(第2弾)」を実施中 - PR TIMES 【GMOインターネット】「GMOとくとくBB」『2020年 オリコン顧客満足度(R)ランキング プロバイダ』の「広域企業」で2年連続の総合1位を受賞 - PR TIMES オリコン顧客満足度(R)調査 2020年12月発表ランキングを公開 - ORICON NEWS 2020年11月15日より法人のお客さま向けサービス優遇プログラム「GMOあおぞらプライム」を「振込料金とくとく会員」に改名! - PR TIMES 他社よりも3%ほどお得! 東電EPが関西・中部エリアで「とくとくガスプラン」販売へ - BCN+R - BCN+R 【GMOインターネット】プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」JPNEより『2019年度「v6プラス」最優秀パートナー賞』を受賞 - PR TIMES 「お酒にプラス とくとくレモン 20年夏限定ラベル」発売(ポッカサッポロフード&ビバレッジ) - 食の情報源 和食さと、500円「得得うな丼」「天うな丼」発売、テイクアウト限定のうなぎ弁当 - 食品産業新聞社 【テイクアウト】得得 高須店 ‹ グルメ ‹ ほっとこうち - ほっとこうち 「5G」なんてもう古い! GMOとくとくBBが「10G」を発表! 西岡徳馬の「10G」解説動画も公開~「『10G』は食べれます」。10Gグッズも販売 [エイプリルフール] - ネタとぴ 【GMOインターネット】「GMOとくとくBB」 「ドコモ光 10ギガ」対応プロバイダとして、新プランの提供を開始 - PR TIMES 相鉄線自動券売機で「ICトクトクていき」発売開始 - sotetsu.co.jp モバイルPASMOで「ICトクトクていき」発売開始 - sotetsu.co.jp GMOとくとくBBのWiMAX、3月のキャンペーンまとめ。最大34800円キャッシュバックなど。工事不要で家の固定回線代わりにも - GAPSIS 【GMOインターネット】「GMOとくとくBB」、『2019年 オリコン顧客満足度ランキング プロバイダ 広域企業』で1位を獲得 - PR TIMES テレビ新潟が運営する「とくとくTeNY」と「サンプル百貨店」共同サイト『とくとくTeNY サンプル百貨店』を開設 - PR TIMES 通常より得、「auでんき」「東電ガスとくとくガスプランfor au」 - BCN+R - BCN+R 【GMOインターネット】「GMOとくとくBB」WiMAX 2+最新Wi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT W06」「Speed Wi-Fi HOME L02」提供開始! - PR TIMES 【GMOインターネット】プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」、JPNEより『2017年度「v6プラス」最優秀パートナー賞』を受賞 - PR TIMES 春日部市内の店舗をお得に利用、「とくとくクーポン券」を発行(春日部商工会議所) - 日本商工会議所 GMOとくとくBB徹底解説!速度や評判、他MVNOとの比較も - SIMチェンジ GMOインターネット:プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」フレッツ光対応プロバイダー「v6プラス」、Wi-Fiルーターとセットで提供開始 - PR TIMES GMOインターネット:プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」速さに自信!「ドコモ光」がリニューアル! - PR TIMES GMOインターネット:プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」2年間の月額料金760円が490円に!『フレッツ光プロバイダー乗換キャンペーン』開始 - PR TIMES GMOインターネット:プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」、「固定IPアドレス付接続サービス」にて、最大速度概ね1Gbpsが利用可能になる「フレッツ 光ネクスト ギガスマートタイプ」に対応 - PR TIMES GMOとくとくBB、下り最大1Gbpsの「フレッツ光v6プラス接続サービス」提供開始 - AV Watch GMOインターネット プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」、「固定IPアドレス付接続サービス」のサービス内容の拡充および6月より一部値下げ - PR TIMES GMOインターネット株式会社 プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」、「GMOとくとくポイント」の会員ランク制度に対応~「GMOとくとくBB」にご入会のお客様は、得られる特典がアップ!~ - PR TIMES GMOインターネット:プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」、NTT西日本の「フレッツ 光ネクスト エクスプレスタイプ」対応プラン提供開始 - PR TIMES トクトク 不幸な感情を寄せつけない! 武田双雲流「丁寧道」のはじめ方(ライフハッカー[日本版]) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 平日がお得!「安心ステイおのみち得々キャンペーン」のお知らせ - city.onomichi.hiroshima.jp 放送通信審議委員会、投票操作をしたMnet「アイドル学校」に課徴金300万円の納付命令(Kstyle) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース お待たせしました!「創業祭」開催!中とろ2貫110円(税込)をはじめとする多数商品を大特価で販売開始 - PR TIMES モグライダー「お待たせしました」ランジャタイ「ついに来ました」5組が初、M-1決勝会見(お笑いナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース プレゼント:ヤマザキ マリ著「ヤマザキマリの人生談義 悩みは一日にして成らず」をプレゼント - 毎日新聞 プレゼント:【話題の本プレゼント】原田 マハ著「やっぱり食べに行こう。」(毎日文庫) - 毎日新聞 プレゼント:【話題の本プレゼント】坪内 稔典著「俳句いまむかし ふたたび」 - 毎日新聞 招待:【招待券プレゼント】野球殿堂博物館(東京) - 毎日新聞 ロッテオンラインショップ10周年記念!ワクワクとトクトクの1週間!!ロッテモール会員限定!超豪華2本立て!『ロッテオンラインショップ10周年“ファン感謝祭”』 開催!! - PR TIMES プレゼント:【話題の本プレゼント】毎日新聞運動部著「最後の一年 緊急事態宣言ー学生アスリートたちの闘い」 - 毎日新聞 風のない選挙に日本の民主主義が見える | | 横江公美 - 毎日新聞 <編集部の秀逸>「大下裕司」さん | ベストコメント - 毎日新聞 金総書記は「偉大な親」北朝鮮の究極の父権主義 | | 坂井隆 - 毎日新聞 言葉が切り拓く「挑戦」がある。言葉が切り拓く「未来」がある。 | Social Good Opinion | 久保田徹朗 - 毎日新聞 <編集部の秀逸>「MS」さん | ベストコメント - 毎日新聞 フォトウェディングなら今がチャンス。全国のスタジオで11月30日までの期間限定『トクトク♪PHOTO婚キャンペーン』を開催! - PR TIMES 1票で政治は動く 衆院選 過去の結果から見た | - 毎日新聞 小選挙区比例代表並立制の25年 統治機構改革という骨太な議論を | | 古賀伸明 - 毎日新聞 【埼玉県】「とくとく埼玉! 観光クーポン」を11月7日より開始 宿泊者に3,000円分のクーポンを配布 - ホテルバンク 招待:【招待券プレゼント】世田谷文学館「描くひと 谷口ジロー展」(東京) - 毎日新聞 政治には「変な人」が必要 理屈っぽすぎる野党 | | 藤井裕久 - 毎日新聞 <編集部の秀逸>「一介のサラリーマン>さん | ベストコメント - 毎日新聞 プレゼント:【話題の本プレゼント】斎藤 慶典著「危機を生きる――哲学」 - 毎日新聞 <自民党>新しい時代をみなさんとともに。 | ここがイチオシ2021 - 毎日新聞 詳報 国民民主・玉木雄一郎代表の衆院選公示第一声「積極財政に転換して給料が上がる経済に」 | 選択の秋2021 - 毎日新聞 詳報 日本維新の会・松井一郎代表の衆院選公示第一声「分配には改革が必要」 | 選択の秋2021 - 毎日新聞 <編集部の秀逸>「hangman」さん | ベストコメント - 毎日新聞 KDDIのpovo2.0「使うギガだけ買い足し」が合理的? | 知ってトクするモバイルライフ | 石野純也 - 毎日新聞 民間がマンション管理を「5段階評価」ネット公表も | 週刊エコノミスト Onlineから | 週刊エコノミスト Online - 毎日新聞 「メッシ流出」スペインリーグが抱える複雑ルールとは | 週刊エコノミスト Onlineから | 週刊エコノミスト Online - 毎日新聞 30分座ったら3分動くと血糖値が安定する | ヘルスデーニュース - 毎日新聞 増加傾向の子宮頸がん HPVワクチンの行方は? | Dr.中川のがんのひみつ | 中川 恵一 - 毎日新聞 「ピンピンコロリ」実現にも欠かせない歯科医療 | 口から守る! あなたの健康 - 毎日新聞 政権維持が目的の政権は先が長くない | | 加藤秀樹 - 毎日新聞 逼迫する医療 自宅療養と入院難民の先にある「多死社会」 | | 吉田啓志 - 毎日新聞 「こんなマンションは嫌だ」管理会社が契約更新を断る時代 | 週刊エコノミスト Onlineから | 週刊エコノミスト Online - 毎日新聞 なぜラクダは古代エジプトの壁画にない? ラクダと人間の交流史 | 世界時空旅行 | 篠田航一 - 毎日新聞 退職を遅らせると認知機能が低下しにくい? | ヘルスデーニュース - 毎日新聞 Z世代技術チームが挑む、電力とモビリティーの脱炭素化 | Social Good Opinion | 吉岡大地 - 毎日新聞 党利党略で決めた自民党総裁選 コロナ対策はどこへいった | | 後藤祐一 - 毎日新聞 触れた感覚があり、目で見ずに動かせる義手 | ヘルスデーニュース - 毎日新聞 JR東日本「新幹線料金改定」で始まる変動運賃の未来 | なるほど電車ニュース | 土屋武之 - 毎日新聞 みずほ「持ち株会社の経営陣」に恨みが向かう行内事情 | ニッポン金融ウラの裏 | 浪川攻 - 毎日新聞 サムスン折り畳みスマホ2機種 初のおサイフケータイ | 知ってトクするモバイルライフ | 石野純也 - 毎日新聞 在宅勤務で「常にイヤホン」30代男性の“難聴リスク” | 産業医の現場カルテ | 佐藤乃理子 - 毎日新聞 年金の家族手当「加給年金」もらえる人・もらえない人 | 人生100年時代のライフ&マネー | 渡辺精一 - 毎日新聞 「脱!やったふり地方創生」9月30日イベント開催 | 毎日家業×創業ラボ - 毎日新聞 シニア女性が見た東京五輪「不安と感動」入り交じり | シニア市場の正体 | 梅津順江 - 毎日新聞 <編集部の秀逸>「匿名希望」さん | ベストコメント - 毎日新聞 お財布にうれしい、“ファミマトクトク弁当”シリーズ登場「タルタル鶏天丼」「直火焼チャーシュー丼」9月7日(火)発売!~サラダやデザートとの買い合わせも楽しめる~ - PR TIMES シェアハウス不正融資「最後の調停」弁護団が申し立て | スルガ銀行 不正の構図 | 今沢真 - 毎日新聞 ノンアルが普及すれば下戸に優しい社会となるか | 経済記者「一線リポート」 | 久野洋 - 毎日新聞 「定期券 de 乗り放題きっぷ」など、JR四国「トクトクきっぷ」3種が発売終了へ | RailLab ニュース - レイルラボ チケットレス推し進行中 JR東日本「えきねっと」の今 | なるほど電車ニュース | 土屋武之 - 毎日新聞 93歳女性の遺言は「自宅を区に遺贈」まさかの勘違い | 高齢化時代の相続税対策 | 広田龍介 - 毎日新聞 「鉄道緊急事態」コロナ苦境で“体力勝負”が始まった | 週刊エコノミスト Onlineから | 週刊エコノミスト Online - 毎日新聞 ドアが開かれた政党であるために 自民党は定年制を堅持する | | 牧島かれん - 毎日新聞 日産・内田社長「初めて買った憧れのZは最高だった」 | クルマ最新事情 | 川口雅浩 - 毎日新聞 根が深い「政治とカネ」 広島で戦って考えた | | 宮口治子 - 毎日新聞 悪化するミャンマーの人権状況 軍部が守る利権とは | 櫻田淳さんのまとめ | 櫻田淳 - 毎日新聞 浜矩子氏「コロナの弱者救済に日本の政策はお粗末」 | 経済プレミアインタビュー | 平野純一 - 毎日新聞 220円値下げ イオンモバイルに見る“小売業の発想” | 知ってトクするモバイルライフ | 石野純也 - 毎日新聞 「フラボノイド」を含む果物や野菜が脳を守る? | ヘルスデーニュース - 毎日新聞 新型コロナ 保護者を失った子は世界で156万人 | ヘルスデーニュース - 毎日新聞 新型コロナ コーヒーや野菜が予防に役立つ? | ヘルスデーニュース - 毎日新聞 「もしマルクスがコロナ禍を見たら」マル経学者に聞く | 経済プレミアインタビュー | 平野純一 - 毎日新聞 食事時間を延ばせば子供はもっと野菜を食べる? | ヘルスデーニュース - 毎日新聞 物流を妨げる人流 記者が目にした驚きの光景とは | 経済記者「一線リポート」 | 中津川甫 - 毎日新聞 破格40万円台も登場!中国で急成長「ミニEV市場」 | 週刊エコノミスト Onlineから | 週刊エコノミスト Online - 毎日新聞 JR東日本がE131系投入「ただの世代交代」ではない理由 | なるほど電車ニュース | 土屋武之 - 毎日新聞 フォロワー数ランキングで見る「五輪スポーツの将来」 | 毎日家業×創業ラボ | 田邊真以子 - 毎日新聞 「資さんうどん」は、冷たいうどんと天ぷら等各種おかずが大好評の「とくとく弁当」に名物「ぼた餅」を期間限定で1個プレゼント!「とくとく弁当」と「ぼた餅」を食べて、日々のモヤモヤを吹き飛ばしましょう! - PR TIMES 金額式定期券「トクトクていき」紙・磁気定期券の販売終了について - sotetsu.co.jp ベルリン・スパイの詩 接触は動物園? 東西の前線「諜報都市」の実情は | 世界時空旅行 | 篠田航一 - 毎日新聞 オレオレ詐欺「次の標的」はネットバンキング!? | ニッポン金融ウラの裏 | 浪川攻 - 毎日新聞 「130歳の人」が今世紀中に出現か | ヘルスデーニュース - 毎日新聞 AI駆使で成長 韓国ネット通販「クーパン」日本進出へ | 週刊エコノミスト Onlineから | 週刊エコノミスト Online - 毎日新聞 相次ぐ不正「トップダウン型か現場型か」三菱電機は? | けいざい多面鏡 | 今沢真 - 毎日新聞 飲み放題やめちゃうの? キリンが明かしたその理由 | 経済記者「一線リポート」 | 松山文音 - 毎日新聞 中国政府に無言の批判?「若者の無気力」経済リスクに | 週刊エコノミスト Onlineから | 週刊エコノミスト Online - 毎日新聞 また紛糾「怒号のなか質疑打ち切り」スルガ銀株主総会 | スルガ銀行 不正の構図 | 今沢真 - 毎日新聞 東芝株主総会で弁護士3人「梶山経産相に猛反論」 | 東芝問題リポート | 今沢真 - 毎日新聞 炭素ゼロ時代「EVと再生エネ」のレアメタル争奪戦 | 週刊エコノミスト Onlineから | 週刊エコノミスト Online - 毎日新聞 株主総会の4割で「警察官が待機」総会屋対策今も? | 株主になったら | 中西和幸 - 毎日新聞 第三者委座長が驚いたLINE社長の“不適切な説明” | けいざい多面鏡 | 今沢真 - 毎日新聞 「僕はレアキャラになる」尾鷲の街づくり仕掛け人の志 | 毎日家業×創業ラボ | 道永竜命 - 毎日新聞 資さんうどん「とくとく弁当」発売、冷たいうどんに天ぷら4種で500円、かしわ・牛肉入りも - 食品産業新聞社 バフェット氏もイチ押し「S&P500投資」のスゴさ | 週刊エコノミスト Onlineから | 週刊エコノミスト Online - 毎日新聞 ワクチン接種で大阪・枚方信金が「高齢者支えます!」 | ニッポン金融ウラの裏 | 浪川攻 - 毎日新聞 残りの人生は16年「易占い」信じる77歳の相続対策 | 高齢化時代の相続税対策 | 広田龍介 - 毎日新聞 新幹線「回数券」廃止の波紋 金券ショップも大打撃? | なるほど電車ニュース | 土屋武之 - 毎日新聞 野村巨額損失「パリバ・ショック」の二の舞いになるか | ニッポン金融ウラの裏 | 浪川攻 - 毎日新聞 WELBOX:トクトクプレミアWELBOXのご案内 - 毎日新聞 「高尾山トクトクブック」を発行します!~イベント・割引情報など「高尾山」のおトクが満載~ - PR TIMES JR四国、トクトクきっぷ各種の販売期間を1年延長 - TRAICY(トライシー) バス利用特典サービス終了のお知らせ - sotetsu.co.jp 相鉄線自動券売機で「ICトクトクていき」発売開始 - sotetsu.co.jp モバイルPASMOで「ICトクトクていき」発売開始 - sotetsu.co.jp 「高尾山トクトクブック」を発行します! - PR TIMES glug-glug 累計27店舗突破!「人は唐揚げに熱狂する。」「人は韓国チキンに熱狂する。」出店拡大中! - PR TIMES 第12回からあげグランプリ(R)にて「人は唐揚げに熱狂する。」出店1年目で『金賞』受賞!さらに『New Wave賞』も受賞し、史上初のダブルW受賞!! - PR TIMES 唐揚げ界に戦国時代が“バーチャル“参戦も(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 唐揚げ界に戦国時代が“バーチャル“参戦も|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 飲食店のアフターコロナも見据えたゴーストレストランの新ブランド誕生!第1弾は唐揚げ専門店「人は唐揚げに熱狂する。」4店舗が一挙オープン! - PR TIMES 儲からなければ、社会貢献はできない! 給付金に頼らず、独自の収益力ある 就労継続支援A型事業 企業向け宅配弁当事業を障がい者就労支援に応用 8月で加盟店300店舗達成 - Dream News 導入実績や導入後シミュレーションなど わかりやすく掲載 業界ナンバー1!企業向け宅配弁当 「やどかり弁当」 2月1日 ホームページをリニューアル - Dream News RSS とくとく #gnews plugin Error gnewsは1ページに3つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 トクトク #gnews plugin Error gnewsは1ページに3つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 glug-glug #gnews plugin Error gnewsは1ページに3つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 口コミ とくとく #bf トクトク #bf glug-glug #bf 【参考】 ブックマーク サイト名 関連度 備考 コトバンク ★★ goo辞書 ★★ 類語 関連項目 項目名 関連度 備考 研究/形容動詞 ★★★ 研究/副詞 ★★★ 研究/擬態語 ★★★ 研究/擬音語 ★★★ 研究/どくどく ★★★ 研究/注水 ★★★ 研究/注入 ★★★ 研究/液体 ★★★ 研究/徳利 ★★ 研究/ちゃぷちゃぷ ★★★ 研究/ぶぴゅぶぴゅ ★★★ 研究/どぴゅどぴゅ ★★★ 研究/ごきゅごきゅ ★★★ 研究/ごぴゅごぴゅ ★★★ 研究/びゅるびゅる ★★★ 研究/するする ★★★ 研究/しゅるしゅる ★★★ 研究/だばだば ★★★ 研究/だぼだぼ ★★★ 研究/だぶだぶ ★★★ 研究/たぷたぷ ★★★ 研究/得得 ★★★ 研究/揚揚 ★★★ 研究/誇らか ★★★ 研究/自慢 ★★★ 研究/自尊 ★★★ 研究/得意 ★★★ 研究/疾疾 ★★★ タグ 言葉 最終更新日時 2013-09-10 冒頭へ