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_ , -‐ . . ̄ . .ー- 、 ,.ィ´ . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ_ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ 7 / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .∨、 , / . . . . . . . . . . . . . . . . . .,ィ、大‐- . . . .i .ハ \ ,ヘ} ,イ . . .{ ._,. ィ .斗 . . . . . . . ! =`=、 . . . } . .ト,. \ ,ム / ! . . ..ゝ . .ハ .Lマト . . . .イぅ わ ヽリ . . . ト、 \ { . ゝ、ノ i . . . . . . 'v'f ぅかヽ\ . i `ー-' ,, イ . . . ノ、 ` > `ー' lト . .i . . . .ヽ 乂_リ ヽ` " j .,ィ . ∧ .ヽ イ 〉fヽ . . . . . .ヽ'" ` ノ´! . . ムハ . ハ .| く ヽ ゝ . .ー、ゝ _ - ' ノ . . .ハル . ヽj おー、連れてきてくれたね。ありがと、 \ ハ . . . . .ヽ ,イ人 ( リ } . . .ハ iヽ ', . . .ト、 . .` . .r 、 _ /ー―ト' j .ノノ 19999号。 | ヽ . ∨ヽjヽレ´ i ´ ` 、 ゝ、 .ゝ く _」 >-―‐<_ - ゝへ _ / ` ´  ̄ ̄ヽ く / { } \ / / i i 'y 、 , ヽ ! } / Y 、 j j ,/ i ハ { { ,′ ! i 〉 ヽi. . . . . . . . . . . . . j f } ヽ . . . i ノ i i ', j / ! 広川武美。 スクデット第二学園跡地の地下研究所で遭遇。 正式名称「星の記憶再現装置対象人体反映実験用ガイノイド2号」コードネーム「モバイルレディ」。 ガイアメモリが人体に及ぼす影響を機械的に調べるために作られた女性型アンドロイド。 ドクター・ルートが数週間前に戻ってきたときに寿命タイマーを起動させられ、研究所と妹達共々吹き飛ぶはずだった。 しかし13日目の探索時にミサカ19999号とともにやる夫と遭遇し、武美自身は自爆するつもりだったが、 ミサカ19999号達の説得とやる夫の尽力により、基地に連れて来られスカリエッティ夫妻の協力を得て寿命タイマーを無事に解除できた。 14日目に『妹達』の処遇がきまり、ミサカ19999号とともに、開発室の奥のハンガーの居住区で居住することとなった。 14日目にやる夫が来訪し、ガイアメモリの情報など、いろいろ話し合った。 9年前に製造されたため、現在9歳。身体には機械が埋め込まれているが、一見すると普通の女性に見える。 地下研究所に残された保存食などをちびちび齧っていたため料理という概念自体がない。 14日目にやる夫と『妹達』とで、お弁当を食べたことにより"おいしい"という概念を知った。 その上で、もっといろんなこと知りたいという知識欲が芽生えたみたいである。 なお肉体年齢は20代中盤くらい。 だが実年齢は上記のとおり9歳。 作ったのはルートだが、元となったある人物がいる。 +元となったある人物 メタ情報&推測ではあるが、ルートの嫁であり上条当麻の母である。既に本編開始時点で亡くなっており、当麻は母親の顔を知らない。 ルート本人の意識を宿したふらんは、再起動して記憶を取り戻し、トリオン体の技術を用いて失った両腕や性別などを戻しつつ密かに行動しているが、今の所それを知るのはルートの教え子の一人であり、当麻の養父であった浅野學峯ただ一人である。 カリオストロはかつて武美の教え子であり、ルートのことも先生と呼んでいたが、武美は生前の記憶を持たないためカリオストロのことを知らない。 魂も別物であるため、生前の記憶がよぎることもない。 カリオストロのみ、当麻がルートの息子であることも、武美が彼の母親の姿そのものであることも知ってはいるものの、当麻がしでかしたことも知っているため複雑な胸中らしい。 新年企画「双六大会」において、メズール、エイラ、シグナムの4人で、『チーム天然』で参加している。 安心院なじみのスキルにより、双六大会でやる夫の女になった結果が本編に反映されるようになった。 頭の中でゲームを組み立ててはゲーマー達や、幼い子供たち用にDLさせて遊ばせている。 人気シリーズは野球ゲーム(パワ○ケ)。 名前 コメント
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このwikiはアフィリエイト、広告収入等を目的としてコンテンツを掲載しています。 大阪自民(自由民主党大阪府支部連合会)は大阪府における国会議員や地方議員が参加する連合会。大阪府大阪市中央区平野町に本部を置く。 概要 大阪自民は大阪に住む人々、大阪で働く人と国を結ぶ連合会。大阪自民の本部は大阪市中央区にある。2023年10月の時点で議員は衆議院議員が3人、参議院議員が2人、大阪府議会議員が7人、大阪市議会議員が12人、堺市議会議員が7人のほか、府内各市町村議員が107人、参加している。 重要政策のキャッチフレーズ 「Create the future. 未来を創る。」「Protect life. 命を守る。」 大阪自民重要政策「Create the future. 未来を創る」 大阪成長戦略 企業から選ばれるOSAKAを目指す スタートアップ支援の強化・ベンチャー企業の育成 日本最大規模の官民ファンドの創設 スーパーシティを活用した大胆な規制緩和 国際金融都市の実現 インバウンドに頼らない「新・OSAKA観光戦略」の策定 大阪を「eスポーツ」の聖地に 中小企業の支援拡充 G7サミット(大阪・堺貿易大臣会合)の成功 大阪ブルーオーシャン・ビジョンの着実な実践 大阪・関西万博の成功 関西における機運情勢 関西広域連合との連携強化 アフター万博の成長戦略の策定 万博の跡地活用(夢洲に「テーマパーク」を誘致する) 世界都市にふさわしい交通網の整備 リニア中央新幹線の大阪への早期着工 北陸新幹線の大阪への延伸の早期実現 大阪南北軸強化のための関空新幹線の実現 関西国際空港のLCC拠点化の拡大 阪神港全体の港湾機能の強化 アジアの国際ゲートウェイ機能の強化 ビッグデータを活用した都市交通の最適化 大型バスの駐車場整備など観光都市・大阪としてふさわしいインフラ整備 子育て支援 給付型子育て支援 「無償化」・「給付型」・「減税」をミックスした子育て支援制度の構築 学校給食の無償化 私立高校授業料の完全無償化 補助上限額(キャップ制)の見直し 府外の高校も補助対象に含める 所得制限の撤廃 授業料以外の諸経費も補助対象に含める 入学祝い金の創設 こども医療費(ワンコイン500円)を高校3年生まで拡充 異次元の少子化対策(出産1人につき1,000万円給付) 女性活躍の推進 教育の質の向上 習熟度別学習の充実 一人ひとりの個性になった教育の推進 廃校活用による教育力の向上 こどもたちをイジメから守るための体制整備 リカレント教育(社会人の学び直し)と生涯教育の推進 すべての学校の ICT環境の整備 国の私立学校等経常費助成金の増額(減額措置の廃止) 都市のアップデート 住民参加によるまちづくりの促進 テクノロジーを活用しエビデンスに基づく 「まちづくりプラン」の策定 第二首都構想の実現 関西広域連合の機能強化 市町村広域連携の強化 市町村への権限移譲の促進 伝統、歴史、文化都市OSAKAの実現 小規模公園の活用促進 大阪自民重要政策「Protect life. 命を守る。」 「健康医療都市・大阪」の実現 行政の責任による医療体制の拡充 医療従事者の処遇改善 先端医療× loTの加速 遠隔診療システムの積極的活用 大阪のコロナ対策の検証 慢性腎臓病の早期診断・早期治療の推進 「外国企業」の電力等基幹インフラへの参入手続の適正化 国土強靭化「先進防災都市・大阪」 の実現 南海トラフ巨大地震への対策強化 津波浸水対策工事、防潮堤の液状化対策など 戦略的な社会資本整備や防災減災対策 木造密集市街地の解消 テクノロジーを活用した避難行動支援 災害避難所としての小中学校、高校等の 空調設備の導入、 備蓄物資の拡充 私立高校耐震化補助制度の復活 災害復旧の迅速化のための地籍調査の推進 国民の安全と防衛のための 「シェルター」設置の推進 世界で1番安全な都市・大阪の確立 治安・テロ対策の強化 サイバーセキュリティの強化 役員 大阪自民の役員は以下の通り(2023年10月現在) 会長 谷川 とむ(衆議院比例近畿ブロック選出、大阪府第19区) 副会長 太田 房江(参議院比例区選出、大阪府選挙区) 幹事長 鹿田 松男 副幹事長 山本 秀明 西村 昭三 永井 啓介 総務会長 木下 吉信 総務副会長 奥山 渉 伊集院 春美 奥山 渉 田中 宏樹 杉本 太平 政務調査会長 松川 るい 政務調査会長代理 中井 源樹 政務調査副会長 山口 典子 荒木 はじめ 中井 源樹 選挙対策委員長 太田 房江 選挙対策副委員長 山本 秀明 山口 典子 須田 旭 西村 昭三 前田 和彦 杉本 太平 党紀委員長 田中 宏樹 党紀副委員長 永井 啓介 鹿田 松男 財務委員長 石川 博紀 財務副委員長 白江 米一 西野 修平 組織委員長 中井 源樹 組織副委員長 浅岡 正広 西川 良平 石川 博紀 占部 走馬 広報委員長 前田 和彦 広報副委員長 真鍋 宗一郎 池田 治子 原田 こうじ 信貴 良太 須藤 奨太 須田 旭 青年局長 須田 旭 女性局長 伊集院 春美 会計監査 木下 吉信 杉本 太平 職域代表 山本清孝 岡島隆文
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2016年08月07日12時08分のバトル キャラ名 作者 体力 TYPE LIFE 勝利数 咲坂 蛇男 21 スピード 1 1 桃内 蛇男 38 守備重視 1 0 アルリ・プラカシュ・ラオ 柑橘類の人 35 守備重視 1 0 ラー 放浪の天使 21 攻撃重視 1 0 第19671回D-BR杯がスタートです!前回優勝したのは咲坂です!果たしてタイトルを防衛できるでしょうか!? 咲坂の攻撃!(命中率95%/会心率5%)桃内に3のダメージをあたえた!! 残り体力(咲坂 21,桃内 35,アルリ・プラカシュ・ラオ 35,ラー 21) ラーの攻撃!(命中率78%/会心率5%)ラー「見るがよい!(フレア)」 咲坂は素早くかわした。咲坂「一日一日やめ続けることを積み重ねていくしかない」 残り体力(咲坂 21,桃内 35,アルリ・プラカシュ・ラオ 35,ラー 21) 桃内の攻撃!(命中率77%/会心率5%) ラーは素早くかわした。ラー「ふん…」 残り体力(咲坂 21,桃内 35,アルリ・プラカシュ・ラオ 35,ラー 21) アルリ・プラカシュ・ラオの攻撃!(命中率82%/会心率5%)アルリ・プラカシュ・ラオ、会心の一撃!!!アルリ・プラカシュ・ラオ「さて、そろそろ締めの一撃を繰り出しますよ!大地の力!」桃内に35のダメージをあたえた!! 残り体力(咲坂 21,桃内 0,アルリ・プラカシュ・ラオ 35,ラー 21)桃内のLIFEは0になった!桃内はやられた・・・「何をもめている?」 咲坂の攻撃!(命中率95%/会心率5%)アルリ・プラカシュ・ラオに3のダメージをあたえた!! アルリ・プラカシュ・ラオ「まあどんなに準備が万全でも事故は起こり得るものですし……」 残り体力(咲坂 21,アルリ・プラカシュ・ラオ 32,ラー 21) ラーの攻撃!(命中率82%/会心率6%)ラー「見るがよい!(フレア)」 咲坂はギリギリかわした。咲坂「一日一日やめ続けることを積み重ねていくしかない」 残り体力(咲坂 21,アルリ・プラカシュ・ラオ 32,ラー 21) アルリ・プラカシュ・ラオの攻撃!(命中率57%/会心率7%)アルリ・プラカシュ・ラオ、会心の一撃!!!アルリ・プラカシュ・ラオ「さて、そろそろ締めの一撃を繰り出しますよ!大地の力!」咲坂に38のダメージをあたえた!! 残り体力(咲坂 -17,アルリ・プラカシュ・ラオ 32,ラー 21)咲坂のLIFEは0になった!咲坂はやられた・・・「近く処遇を最終判断する方針」 ラーの攻撃!(命中率95%/会心率8%)ラー、痛烈な一撃!!!ラー「見るがよい!(フレア)」アルリ・プラカシュ・ラオに5のダメージをあたえた!!アルリ・プラカシュ・ラオの防御 が7ダウンした!! アルリ・プラカシュ・ラオ「まあどんなに準備が万全でも事故は起こり得るものですし……」 残り体力(アルリ・プラカシュ・ラオ 27,ラー 21) アルリ・プラカシュ・ラオの攻撃!(命中率72%/会心率9%)アルリ・プラカシュ・ラオ「では今から私が持っている不思議な力を見せてあげましょう!」ラーに5のダメージをあたえた!! ラー「うっ!」 残り体力(アルリ・プラカシュ・ラオ 27,ラー 16) ラーの攻撃!(命中率95%/会心率10%)ラー「見るがよい!(フレア)」アルリ・プラカシュ・ラオに8のダメージをあたえた!! アルリ・プラカシュ・ラオ「まあどんなに準備が万全でも事故は起こり得るものですし……」 残り体力(アルリ・プラカシュ・ラオ 19,ラー 16) アルリ・プラカシュ・ラオの攻撃!(命中率74%/会心率11%)アルリ・プラカシュ・ラオ「では今から私が持っている不思議な力を見せてあげましょう!」ラーに5のダメージをあたえた!! ラー「うっ!」 残り体力(アルリ・プラカシュ・ラオ 19,ラー 11) ラーの攻撃!(命中率95%/会心率12%)ラー、会心の一撃!!!ラー「我が輝きは全てを与え、全てを奪う!」アルリ・プラカシュ・ラオに41のダメージをあたえた!! 残り体力(アルリ・プラカシュ・ラオ -22,ラー 11)アルリ・プラカシュ・ラオのLIFEは0になった!アルリ・プラカシュ・ラオはやられた・・・アルリ・プラカシュ・ラオ「あちゃー、ここで思わぬ番狂わせが起きてしまいましたか……」勝ち残ったのはラーです!ラーが見事にD-BR杯を制覇しました!ラー「我が輝きの前にひれ伏すがよい!」 ラー優勝のため放浪の天使氏に10pt獲得 咲坂、桃内=ダブルV逸 アルリ・ブラカシュ・ラオ=ハッタリック 結論 HZK. 思わぬ番狂わせとは張ったリックのことだった。 by.Donald-2nd-R ロクサーナ・ルプル 「あっ、今大変なことに気付いちゃったよ……」 アルリ・プラカシュ・ラオ 「ええ、それがどうかしましたか?」 ロクサーナ・ルプル 「あたいもプラカシュさんも戦う舞台こそ違うもののハッタリックで敗退しちゃっているよね……」 アルリ・プラカシュ・ラオ 「ああ、そうですか……。流石にこれほどの番狂わせは私も予想しませんでしたよ……」 by柑橘類の人
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所かわって混沌の大地、虹裏jun。 「もっと速く疾走《はし》れー!!」 アウナは高らかに声をあげ、万能器用貧乏モンスター代表にして植物族タクシーのボタ ニカル・ライオにまたがり地を駆けていた。 空まで暗く感じるほどにどんよりとした静かな場所だ。 草の一本さえ生えていないヌルっと湿った荒れ地と、人が居るのか居ないのかさえ良く 分からない建物ばかりが続いている。しかし、ごく一部には何の要塞か電波塔かと勘違い するような巨大な建築物や、人の気配のしない展示館が脈絡なく存在していて、ますます 訳がわからなくなる。 キタ━━━(゚∀゚)━━━!! で画像だけ張り続けてろ。 この地へ足を踏み入れるなり「ハイグレッ! ハイグレッ!」「チクチ~ン♪」「変脳 来ましたぁ!」などの闇の伝統技能で出迎えられるものと思い身構えていたが、別にそん な事はなかったのでアウナは肩の力を抜き、ふぅと一つ息をついた。 ~♪ 他は知らんが 俺らに関して 依存はない(で?) なにを今更 そんな事言われるまでもない よく分かってるじゃないか お前も含めて ここは クズの集まりさ(うn) 呼ばれたので来ました 何かご用はありませんか? 俺のことをクズだと 勝手に言えばいいさ 気にせんよ そんなことより ハッテンしようぜ そんなことより まず働きたくないでござる… 俺らはクズ また俺らは星クズ 俺らはダイヤのクズ ダイヤもクズ WOW俺ら としあき WOWWOW にじうら JUN WOW俺ら としあき WOWWOW にじうら JUN 「完成してるとこ初めて見た」 物凄く唐突にあたりに流れはじめる、junとしあき作詞作曲「お前らはクズ」をまっ たり聞き流しながら、道らしいものを進んでゆく。 「ねえ、二番まだなの? 働けだと、俺様一人くらいいいじゃねえか、ってやつ」 リクエストに答えて流れだす後半の歌詞を聞きながら順調にスピードを上げる。 無秩序な中に秩序あり。junは謎の多い大地だ。 「……見えてきたわ、あれね」 面積的にはさほど広いわけではないのに、小じんまりとしているどころか大雑把な作り をしているのが虹裏junである。 コラスレ湿原のねばつく泥で満たされた底なし沼の真ん中に、デュエルの禁忌を冒した 犯罪者やサイコデュエリストの囚人を収容する特殊刑務所「JUN刑務所」が、実に堂々 と構えているのだった。 「ねえ、ちょっとそこの……」 「ああっ! ボタニカル・ライオに乗ったサイコデュエリスト!」 唯一JUN刑務所をの渡しになる石橋の前まで来たところで、屈強な警備員二人を従え た刑務官に呼び止められる。 「もしやあなたが、警察機構特務捜査官のアウナス殿ですか!?」 何その役職、と思いながらも、 「わたしがアウナス・ミフイムよ。あ、名刺代わりにダーク・ヴァージャー(実物)あげ るわ、はい」 「なぁにこれぇ!」 「嫌ァッ! ニマァって、ニマァって笑ったぞこいつゥ!?」 「サイアクの身分証明だぜぇ……」 「で、状況は」 さらりと物知り顔で問いかける。 「緊急の連絡を受けてすぐに、JUN刑務所第573番・忌部清十郎を拘束しようと試み てはいるのですけれど」 「完遂していないと」 確かに湯納の言った通り、こちらに話は通っているらしい。 「はい……忌部の独房に近付こうとした刑務官も警備員も、何故かみな虚ろな表情で帰っ てきてしまうのです。数分するとその状態は回復し、また独房へ行こうとするのですが結 果は同じで繰り返し。実際に私も先刻そうなりました。サイコデュエリストの刑務官にも 対策法は判らないようでお手上げの状態です。監視カメラの映像で忌部が部屋内にいるこ とは確認されています」 「それって……「思想の周回」じゃないの」 「心当たりがおありですか」 「嫌いじゃなかった声優もあまりに露出が増えるとウザく感じはじめ、あるときから嫌い になり、でもやっぱり一周して「アリだな」という気持ちに戻る……そういうサイクルっ てあるでしょう。それの強力版を強制的に人間の脳内で発生させる、奇々怪々とした術法 があるのよ」 「なんと……!」 「何十キロも離れたmayにドッペルゲンガーを無尽蔵に出現させるとかエルフみたいな 術も使うし、おかしな敵ね」 アウナはボタニカル・ライオから降り、お座りをさせてから彼方の国へ送り返した。 「すぐにインベ・セイジュウロウのもとへ案内して」 「わかりました」 力いっぱい走りだす刑務官に続き、アウナはJUN刑務所内へ足を踏み入れた。 刑務所内部は書物やニュースで見るようなものと大差なく、ともかく飾り気などはなく リノリウムの床と白く冷たい塗装をされた壁、監房と窓には脱走防止用の鉄格子、と普通 だった。 「昔はここでもランダム貼り付けとか何でもコラとかやってたんですけど、delされる わなーされるわ……あ、いや、受刑の場に相応しくないので廃止されたんです、ええ」 「チャレンジャー過ぎたのよ」 一般の受刑者とは隔離された場所にいる忌部のもとへ急ごうと走っていると、目の前の 廊下をのたのた歩く集団が塞いだ。サイコデュエリスト受刑者や処遇困難受刑者に属さな い、言ってしまえば普通の囚人たち、囚人のザコである。 「ふーん、人間がいっぱいね」 運動場で体を動かしていたのを中断され、監房に戻される所らしい。忌部清十郎の反逆 行為が知れ渡り、これを期に暴動を起こしてあわよくば脱獄してやろう、なんて考えを起 こすのを警戒してのことだろう。 「あれ? アンタもしかして、アウナスさん?」 「急にどうした。わたしに囚人の知り合いはいないわ」 男たちが行進をやめ、ざわめき始めた。 「アウナスだって……?」 「わ、わ、わ、アウナス!?」 「ゲエェーッ、アウナス!」 「立ち止まるな! 前へェー進めっ! 前へェー進めっ!」 「うおっ、マジックコンボのアウナスか!」 「究極のすごい迷彩服SSのアウナス!」 「双葉皐月組と対立してた古那魅組の事務所をついやりすぎて七つもブッ壊したっていう あのアウナスなのか!?」 「わたし、そんなことしてない」 「あのっ……フレクターカモとアルペンカモならどっちが好きですか!」 「鬱陶しい、やかましいわ。早くいなくなって頂戴。デッドオアいなくなって」 「ヒイィィッ!?」 「または即ソイレントシステム」 「失礼しましたぁーーーーーーーー」 好奇の視線で見られるのがウザくなったアウナは囚人たちを脅して部屋に帰らせ、何事 も無かったかのように走り出す。 「もうすぐです……しかし、何故急にこのような事件が起こるのか……忌部清十郎は平均 以上のサイコデュエリストではありますが、あんな凶悪な力を身につけているという情報 はありませんでした」 「さあね。この虹裏が異界と化してきているのか、それとも苛烈すぎる環境に対する人類 の進化とでもいうものなのか」 廊下に張られた鉄格子の扉をくぐると、ぼけっとした顔で刑務官が何人も歩いてくる様 子がうかがえた。責任や危機意識が一周させられ「まあいいや」「何でもいいや」に変化 してしまった状態であろうか。 「あなたはここまででいい。下がって。わたしはあれを無力化しながら進んでいくわ」 「お願いします」 案内をしてくれた刑務官は即座に聞き入れ、鍵束からいくつかの大きな鍵を取り、カー ドキーと一緒に渡してきた。 それからすぐ、迷妄状態にある同僚を伴って後退していった。 これでアウナ一人である。 「汝は乙女であり鷲であり獅子であり牡牛である……――」 迷妄への耐性を簡易に付与しながら、じりじりとアウナは前進していった。 力任せに飛び込むよりも万全の状態で敵前へ到達できる方法を選ぶ。 術によって耐性を付与し終えると、風向きが変わったような感覚を得られた。 警戒しながら、アウナはにじり寄ってゆく。 やがてそこへ到達する。 「サイコデュエリストを押さえつける牢獄ってわけね」 一般囚の監房とは明らかに違い、独房や懲罰棒と比べてさえ特異な、重厚な金属製の扉 がある。 「出てこい、悪魔め」 いまさら遠慮してもしょうがない。取り付けられている鍵という鍵を開け、カードキー で電子ロックを解除し、扉を開け放った―― 忌部清十郎の部屋の壁にはサイコデュエリストの能力を著しく制限し禁じるための装置 が敷き詰められていた。 アルカディア・ムーブメントというサイコデュエリスト集団の組織はかつて、サイコデ ュエリスト自身の能力、または管理したい配下の能力を制御するための装置を作ったてい た。それを別機関が手に入れてさらに研究を重ね、今では処遇困難なサイコデュエリスト 犯罪者を抑えるための部屋材量として転用されるに至っている。 「長かった……やっと、やっと来てくれたな……デュエリスト! 来て欲しかった……誰 かが来てくれるのを待っていた……ッ!」 下水道を流れる水のようなおどろおどろしい響きが廊下にこだました。 たじろぎもせず、声の主は狭い部屋の中央に座禅を組んで座っている。 頭髪に少し白髪の混ざる、行儀のよさそうな年配の男だ。牢獄生活で少し痩せている。 「あなたがインベ・セイジュウロウね」 薄暗いが、右手の中指を注視すると鬱血の治療痕が確認できた。 あれは偽カードの入った木箱を運ぶ際の事故でできた骨折の治療痕であるらしい。 「ドッペルゲンガーを召喚してカオルを困らせたの、あなたね?」 「そのとーりよ……。……と言いたい所だが、私の似姿どもは正確には私が操っているわ けではない。私の想いから成り自律するものであるのは確かなのだがな。いつの間にか発 生していた、としか言いようが無い」 「じゃあ、妄念だけであれを生み出したというの? そこまで強力なサイコパワーがある なら、まずこの扉と警備を全て破って逃げだせばいいのに」 「誰にでも出来ないことはあるものだよ。部屋の隅の針一本通るかどうかという小さな穴 を通して、私はもしかしたら世界の裏側にさえドッペルゲンガーを出現させられるのかも しれない。でも本体の私には扉や壁どころか座布団を引きちぎる程度の力もない」 「距離の二条に反比例するという原則を無視した代償かしらね」 「私を拘束しに来る彼らも、本当は追い返したくなんてなかった。私の考えがどんなもの であっても、どんなに心を落ちつけてみても、強制的にああなってしまうんだ……だが、 たった今ここにあんたが来てくれた」 「そうね」 「除去を……なぁ……除去をしたかったんだよ、デュエリストさん」 「……?」 「私は、むかし対立組織に拉致・拷問される中で金玉を毟り取られてから「除去をしたい 欲望」に駆られるようになったのさ」 すっと座禅を解き、目を爛々と光らせた細身の男、忌部清十郎が立ちあがった。 「はぁ……はぁ……ドッペルゲンガーから流れ込んでくる断片的な情報なんて味気ないも のではない……デュエルが……できる。除去ってやる……!!」 廊下へと這い出した忌部から、飢えた虎のような異様な気迫が迸った。 「私にっ、気持ち良くデュエルをさせろよおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 「来い……!」 「「デュエル!!」」 アウナス・ミフイムの大冒険・つづき2
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358 名前:635[sage] 投稿日:2023/05/14(日) 19 32 03 ID 119-171-254-71.rev.home.ne.jp [26/32] ネタ 戦後核アレルギーべいてー世界 第四話べいてーと日本はアレルギー物質に過剰反応しました。 停戦、ストックホルムやジュネーブでの交渉を通し日米双方共に政府や軍がこれ以上の損害を嫌ったが故に正式に成立した。 講和こそまだであったが大東亜戦争、米呼称太平洋戦争は終わりを告げた。それが昭和20年8月15日のことである。 その理由は日本はアメリカが持つ多数の核兵器に恐怖したことアメリカは軍内に潜む核持ったナチという幻に恐怖したことであったが。 そして講和に向けた話し合いが持たれ双方ともに相手が強硬な態度に出ることを予想していた。 日本はアメリカが日本に対し核を以て恫喝を行うと思っていたし、 アメリカは日本が保護しているアメリカンボーイズの処遇、核の被害の詳細やアカによる侵食などの情報をばら撒くという現状のアメリカにとっての最悪の手段を保持していた。 そして日本は戦争で経済が青息吐息どころか破綻寸前で戦争やめたかった。 アメリカはアメリカンボーイズやリソースだけ消耗するだけの最早生産性どころか正義もないこの戦争終わりにしてドイツとその後のソ連に集中したかった。 なので故に双方共に講和の内容については譲歩してい互いが相手を悪いものでも食べたのかと変な顔になった。 日本からの提案は日独同盟の解消、国体護持、占領地域からの全面撤退及び賠償、合衆国による軍事監査の受け入れ、 日独同名の解消、”合衆国”の求める民主化つまりは完全な立憲君主制への移行及び満州国の利権の放棄と処遇のアメリカへの一任等。 アメリカからは日独同盟の解消、天皇制つまりは国体護持及び独立の保証、占領地域をからの段階的撤退、 満州国の民主的な独立及び満州国の日本の利権の保証、日本本土除く朝鮮半島、樺太、千島列島、台湾の日本への帰属の確認等 双方ともに予想からすれば遥かに互いにとって良い内容に困惑していた。これじゃどっちが敗戦国かとは報告見た夢幻会の弁である。 まあ、恐怖からとはいえ双方が例え自身が損をしても戦争を止めようという判断に至ったことは称賛されるべきであろう。 で、双方とも下手に出た結果話し合いは順調に進んだのだが…ここでアメリカ国内で問題が噴出した。 日本というファシズムと講和するのかとかそういう反対の話ではない。 アメリカ国内で原爆誤爆の詳細が降って湧いたのだ。 未だ戦争の終わりすら見えないのにアメリカのみが原爆を保有することを憂慮した赤い癌細胞、 いらんこ以外のナニモンでもないそれが合衆国のもの核保有を阻止するためにマスコミに流したのが発端であったが燃えがったのはそれだけではない。 日本と停戦した結果、負傷したアメリカンボーイズの帰国が叶ったのであるが無論生きて帰れた者だけではない。 元の姿すら分からない程焼け焦げたり損傷しエンバーミング不可能な遺体、 発見時に既に虫が湧いていたため或いは発見時生きていたが病気で死亡したために荼毘に付された骨となって戻ってこれたのはまだ良い方。 死亡通知が来た家族の下に届けられた棺には軍の認識票だけが入っていた場合もあった。 生きて帰れた者達も無傷の者は少なく酷い火傷や発見が遅れ四肢を切断せざるを得なかった者、 原爆の毒(この頃はそう思われていた)により身体が衰弱した者も多かった。 なお、無傷な者達の大半は沖縄に残され乗員が被爆し動けなくなった艦艇の警備や残留した物資の整理、行方不明者の捜索に携わっていたりする。 まあそんななので各地の軍の施設にショットガンやらライフル持って怒鳴り込む父や息子、 ホワイトハウスや軍の施設前でデモを行う妻や母の姿が見られるようになったのもこの頃である。 米国内で反戦や反政府の機運が高まり、流れドイツとの戦争も終わらせるべきではないかとの意見も出たりしていた。 議員の中にも支持者からの突き上げからレンドリースも切るべきでは?と言う者もいる始末。 これに慌てたのは支援受けなきゃ戦争続けられない英国や各亡命政府、そして前大統領が戦後色々口約束してた赤い癌細胞の大本ソ連である。 戦争は継続すべきと訴える英首相やソ連書記長であったが色々責任突如として背負わされた大統領のこめかみには#が浮かんでいた。 特にソ連…お前何言ってんだ、である。 赤い癌細胞の存在を日本から教えられ確認とれたので今回の騒動の裏にソ連いるの確定であり足引っ張られてる国に対し支援打ち切りたかった。 日本と講和するにも邪魔だし…。 359 名前:635[sage] 投稿日:2023/05/14(日) 19 32 52 ID 119-171-254-71.rev.home.ne.jp [27/32] ついでに反戦運動に火の粉注ぐ事態がまーた発生。 誤爆した陸軍戦略爆撃部隊がナチな疑惑がスッパ抜かれたのである。ちな今度のソースは軍からである。 とある将官が妻に愚痴ってそっから漏れたとかで大統領が執務室でorzの体勢になってたのを秘書が目撃している。 マスコミ曰く原爆投下した爆撃機の乗員は全てドイツ総統に心酔しナチズムを信望していると書かれた上、 爆撃機部隊にナチの思想汚染が蔓延しているとかルメイこそがその元締めと記事には記されていた。 憲兵に拘束されていたルメイは濡れ衣だと叫んだがそんなことが米本土の人間に伝わる筈もなく。 ルメイの爆撃時の部下への爆撃の犠牲者は無視しろという発言まで面白おかしく取り上げられ米国民を絶滅させるために動いていた生粋のナチにされる始末。 これでノーボールツーストライクツーアウトという状況、身内が原因で戦争から脱落寸前にまで追い込まれたアメリカとホワイトハウスであった。 だがここからアメリカとホワイトハウスが逆転満塁サヨナラホームランに至るとは誰が想像しただろう。 とんでもない所から援護射撃が来て対日戦除くこの戦争が正義の戦争となったのである。 世界の裏側、ドイツ・ライヒ…第三帝国よりその電波に乗り世界中に齎された。 「カーチス・ルメイとその部下達は正しく模範的アーリア人であり、ナチ党員である!!」 世界中に流れる酷いドイツ訛の聞き取りにくい英語…アドルフ・ヒトラー総統(ヒューラー)の言葉だった。 彼は米国内の報道、米軍内のナチ信望者により米国始め連合国が大打撃を受けたというニュースに歓喜。 周囲の者が止めるのも聞かず誤爆に関わったカーチス・ルメイとその部下らを素晴らしいナチズムの体現者と称賛した。 加え米国内にもナチが大勢いると勘違いしたヒトラーは彼らを蜂起させ米国を完全に講和のテーブルに付かせるべく動いた。 「此度の連合国被害は全て作戦通りである!!」 原爆の誤爆は全ては作戦通りと発言。つまりは自分の手の内とすることで米国内のナチを勢いづかせようと思ったのである。 ヒトラーは米国と停戦した日本も非難した、対米戦の為にあれこれと引き込んで目をかけてやったが所詮劣等民族かと。 聞く者が聞けば日本をアメリカとの戦争に引き込んだのはドイツとも取れる発言であった。 で、ヒトラーが期待した成果得られたかというか…寧ろ自ら危機を呼び込むこととなった。 アメリカのマスコミはこれに食い付くとセンセーショナルに騒ぎ立てたからだ。 「日本との戦争の裏にナチの影あり!」 曰く、日本との戦争はナチが仕組んだものであり政府はそれに誘導されたんだ!とか、 前大統領は実はナチでアメリカの力削ぐ陰謀だったんだよ!!とか日本はナチに騙された被害者だったんだよ!!とか、 憶測に憶測重ねて好き勝手書かれることとなる。 某史実MMRのキバヤシ張りのトンデモ理論であったが…。 (; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!! (`・д´・ ;) Ω ΩΩ な、なんだってー!! 米国民が食い付いた。 自国が悪い自分らが選んだ政府がアレだったよりは余程精神安定的に良いからだ。 加え原爆もナチ信者のルーズベルトが作ったナチの産物扱いとなり果全てはナチの責任となった。 第三帝国許すまじという空気になりデモの声も反政府、反戦から悪の第三帝国を倒す正義の戦争をすべしへと変わって行った。 それは原爆の被害受けた軍も同じで誤爆の内容知る者兎も角一般の将兵などは一般国民と同じだった。 死ぬ必要のなかった戦友のアメリカンボーイズ達を殺したのはナチス・ドイツである、 そう考えた方が戦争より命を優先し同じ釜の飯を食った日本と戦争を続けるよりは遥かにマシだったからだ。 ホワイトハウスはこれに乗った。というか乗るしかない日本をナチの被害者にすれば講和も行ける。ドイツも倒せる。 引けば全て失うので進むしかないのがこの時のホワイトハウスであった。 これに困惑したのがドイツというかヒトラーであった、当初の予定と違うと。 米国内のヒトラー信望者が動き米国を交渉のテーブルに付かせられる筈が米国民の敵対心を煽りに煽り消えかけた戦意を燃え上がらせてしまったからだ。 そこで未だ米国内大勢いる(とヒトラーは思っている)ヒトラー信望者を勢いづかせる為にヒトラーはさらなる手を打つことになる。 360 名前:635[sage] 投稿日:2023/05/14(日) 19 33 37 ID 119-171-254-71.rev.home.ne.jp [28/32] 「勝手に停戦した裏切り者の日本人はユダヤ民族、根絶やしにすべき人類の敵である!!」 日本人はユダヤ民族とか主張、リトアニアでのユダヤ人へのビザ発給も日本人がユダヤと同じ民族だから行ったとか言い出した。 どっから知ったのかヒトラーは日ユ同祖論を持ち出して日本人はユダヤの失われし十氏族であると断定し、 アーリア人が絶滅させるべき民族であるとの持論を展開し米国も同調するように言い出した。 特に日本の皇帝はユダヤの象徴故に確実に根絶やしにすべしと。 これに日本は混乱した。米国と停戦し同盟破棄を提案するも未だにドイツとは同盟国であり同盟破棄には至っていない。 また同盟破棄すれどもドイツとの国交は維持し米国など連合国とのパイプとなることも考えられていた。 日本は外交ルートを通じドイツに抗議や翻意を促したがその返答は日本の想像を絶するものだった。 日本を擁護した者らはドイツ要人であろうとも尽く処刑或いは収容所へ送られ、 帝政ドイツ時代に捕虜となり日本と良い関係を築いた軍人らは全て前線へと追いやられた。 そして… ヒトラーは在独日本大使を日本がドイツへの背信を行ったとして処刑、在独日本人は全て絶滅収容所へと収監されたのだった。 だがヒトラーは知らなかった。 「これが…これが同盟国に対する仕打ちか…!!」 満州で、 「皇統を根絶やしにすべしだと…我らは斯様なやつらと同盟を結んでいたのか…!!」 「御親政などと言っている場合ではないぞ。やつら日本人そのものを絶滅させるつもりだ。」 東京で、 そして昭和20年9月2日、日米講和会議にて握手が交わされた。 日米対独同盟締結。 総統の不用意な言葉が本来ならば対米戦継続を訴え講和を潰そうとする連中の考えを翻意させた結果がこれだ。 軍の主力、そして本土と満州の産業がまるまる生き残り米国という外付けチートを得た極東の狂犬がかつての同盟国に牙を剥くことになる。 361 名前:635[sage] 投稿日:2023/05/14(日) 19 37 23 ID 119-171-254-71.rev.home.ne.jp [29/32] 以上になります。 日本国民・米国民「鬼畜ナチスドイツ許すまじ!」 日本軍・米軍「ゆ”る”せ”ん”!!」 日本政府・ホワイトハウス「そうだよ!その通りだよ!!」 夢幻会「どうしてこうなった…。」
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私、フェミナ・フェイトスには、たった一人だけ同属以外に尊敬する人がいる。 世界を回る貿易商人、ティスリークさんだ。 彼とは、私がまだ9の歳になるかならないかの時に、グリンガイアの迷宮の中で出会ったの。 あの日、私は村の外へ散歩へ出た。 長は村から出るなと言っていた、村の大人たちも決して出てはいけないと言っていた。 でも、私は外を知りたかった。 偶に村そのものの位置が変わるとはいえ、村そのものは狭い。 それに、村の外が村とはどう違うのか見てみたかった、外の世界を知りたかった。 それに、腕には自信があった。 当時私の爆魔法は、村の大人たちに引けを取らなかったから、モンスターと出会っても戦えると思っていた。 否、今も思っている。 だけど、その時の私はグリンガイアというものと全く知らなかった。 少し散歩に出てすぐ戻るつもりだったから、書置きもせずに村を出たの。 けれども、私の足は着々とグリンガイアの迷宮奥へと進んでいっていた。 私が迷ったと気が付いたときは、すでに日が沈み、二つの月が出始めたとき。 辺りは生垣や壁で囲まれていて、ただ散歩のつもりだったから食料や水も無く、偶に現れるモンスターからは疲労から戦えもせずに、逃げ回り、村の方向を探し続けた。 でも飢えに乾き、肉体的精神的疲労が溜まった私は、意識を手放した。死を覚悟したわ。 ふと意識を取り戻したとき、彼は私の目の前にいた。火を焚き、食事の準備を整えていた。よく目を凝らすと、いる場所も倒れた場所ではなく、時間も月が高々と昇っていたころになっていた。 彼は、私がおきたのに気付くと、優しい笑みを見せ 「ん? 起きたか。気分はどうだ?」 と、声をかけてきた。 私にとって生まれてはじめての異種族、それに村の大人なんか比じゃない巨体。 反射的に身を引き、プロージョンをとなえる。 けれど倒れていた直後に魔力なんかきちんと扱えるはずも無く、不発。 詠唱を聞いた瞬間、彼は驚いた顔をしていた。 けれども不発に終わった次の刹那、彼は豪快に笑い出したわ。 ひとしきり笑った後、かぶっていた帽子を取り、彼は最初の笑みを見せ 「俺の名前はティスリーク、見ての通りの牛の獣人さ。で、君の名はなんと言うのかな? 小さな狐の魔術師さん。」 右手を差し出してきた。 彼の差し出した右手を、私がどう扱おうか迷ったとき、私のおなかがぐぅとなった。それもかなり派手に。 「……はは、先に飯だな。」 それだけ言うと、彼は造っていたスープを注ぎ私に出す。 けれども私は警戒してスープには手をつけない。 「毒なんか入ってないよ。ほら。」 それを見て、私に差し出した器でスープを口にする彼。 それに毒がなさそうだと思ったのと、空腹が限界に達していたために、刹那の後、私は彼から器を奪い取り、貪り始めた。 食事の後、彼は改めて私の名を問うてきたわ。 食料をもらった上、一人心寂しく孤独に耐えられなくなった私は、あっさりと名や種族、散歩中に迷ったことを彼に打ち明け、彼に泣きついてしまった。 しばらく泣いた後、彼は優しく、けれどもしっかりと私にこう言ったわ。 「いいかい、フェミナ。ここはグリンガイアの迷宮の外周に当たるんだ。 その村の大人たちは、恐らくそれを知っていたからこそ君が迷い込んでしまわないように村から出てはいけないと言ったんだよ。 わかるか?」 泣きながらもうなずく私を見ながら、彼はこう続けた。 「これからは、村の大人たちの言う事をきちんと聞き、なんでそんな事を言うのか考えてみような。君の安全のために言っているのかもしれないのだから。」 これから? これからなんてあるの? 私は村に戻る事ができるの? 私がそう聞くと、彼は 「ああ、あるさ。この俺が君を迷宮の外まで連れ出してあげよう。」 自信満々にそういった。 夜通し歩いた私たちは、明け方には迷宮の外に出ていた。 その際、気が付いたのだけれども、彼は明らかに脱出に慣れていた。 まるで道を知っているように迷い無く足を進め、進行方向にモンスターがいようがいまいが関係なく、彼は本当に私を迷宮の外に連れ出してくれた。 けれども、それからがまた大変だった。お礼を兼ねて、村に彼を招待しようと村に向かい、村近くの一本木まで近づいたとき、突然地面が爆ぜた。 彼も私もとっさに後ろにとび、土の塊を避けた。その時なにかが、彼に向かって土の塊の後ろから飛び出してきた。 「フェミナ! 離れろ! そいつから離れるんだ!」 そのなにかとは、村の大人だった。 騒ぎが収まった後に聞きだしたんだけど、私が丸一日も姿を消した事大事件となり、村中総出で探していたらしいの。 そんなときに、私が見知らぬ男といたものだから、連れ去られているのではないかと勘違いをしたらしく、プロージョンで目くらましをし、私を彼から引き離そうとしたらしい。 だけど、そのときはそんな事情なんて露知らないし、彼にとっては突然謎の男に襲われたのには変わりない。 彼は、荷車から素早く槌を取り出すと、村の大人相手に応戦しだした。 最初は彼のほうが不利だと思った。なぜなら襲ってきた大人は、村の武術祭で1.2を争う実力者、ラッセル・クルー。 だから私は彼に加勢しようと思ったの。 けれどもそんな必要は全く無かった。彼は槌によるたったの一撃で、ラッセルの意識を刈り取った。 突っ込んでくるラッセルの腹目掛けて、槌を思い切り振ったのよ。それが予想以上に早く、ラッセルは回避行動が取れずに直撃を食らった。 「 」(こんな子供がプロージョンを?) 何かポツリと彼がつぶやいたけれども、私には内容まで聞き取れなかった。 ラッセルが意識を取り戻すまでの間、私は彼に村について聞かれたことを答えたわ。 同族しかいない小さいな村。二月三月に一度村の位置を変えていること。 他種族がめったに現れないため、他種族に対し非常に排他的な事。 彼は排他的と聞いたとき、ニヤリとしたわ。何でも自分の夢をかなえるんだっていってた。 後は、ラッセルがすでに大人だと教えると、彼はかなり驚いていたわ。いわくどう見ても14.5の子供にしか見えないと。 ラッセルが意識を取り戻したとき、私は必死にラッセルに説明したわ。 グリンガイアの迷宮に迷い込んだ事、彼に助けられ今ここにいられる事。 最初、ラッセルは驚いていたけれども、私が彼に心を許しているのを見て、信じたみたい。 ラッセルは、 「長(おさ)を呼ぶからここから動くな。ここは俺の探索範囲だから、他の連中は来ない。」 と言い、村に戻っていった。 しばらくすると、ラッセルが長を連れて戻ってきたわ。 「貴殿がフェミナを助けてくれたのか、私がフォクサーの長をしている、ギービン・スラッタだ。礼を言うぞ。」 「いや、助けたといっても迷宮から連れ出しただけですよ。あのまま中にいれば十中八九お陀仏だ。そんなの見たくはないんでね。」 「……ラッセル、このものと少し話したい。フェミナをつれて先に村に戻っておいてくれ。後他のものにも連絡を頼む。見つかったとな。」 「わかりました。長。」 ラッセルはそれだけ言うと、私をつかんで村の方角に走り出した。私は彼と長を二人きりにするのがいやで、抵抗したけどさすがにかなわなかったわ。 村に戻ってから、彼は十日ほど私達の村にいたわ。 最初村の人たちはみな、彼のことを警戒していたけれども、私の態度や、五日目のアルティメットコッコ達の襲撃を経て、彼は村のみんなの信頼を勝ち得た。 え? 話の最後のほうが尻すぼみだって? 私だって長い話で疲れてるのよ。そろそろ休む時間だしね。 彼が村にいたときの話はまた今度。いいわね? 以下は、フェミナも知らないお話。ティスリークと長の、二人だけの会話 「さて、あの子もいなくなったことだ。本音を聞こうか、牛の獣人よ。なぜあの子を助けた?」 「さっきも言ったでしょうに。助かる命を無下にできるわけが無いでしょう。人情として。 ま、世界を回ってる俺が見たことが無い種族、美しい毛並み、あの年でプロージョンの詠唱を暗唱できること。 興味があって助けたのは事実ですけどね。種としても珍しそうだし、村は独自の道具を持っているかもしれない。」 「ふむ、正直なやつだな。まぁいい。貴殿、我らを見てどう思う?」 「そうですねぇ……一言で言えば、『妙』 先ほどのラッセルと言った者にしろ、あなたにしろ、とにかく小柄だ。それに顔のつくりも若い。 長と呼ばれるからには、結構年を食っているんじゃないんですか? しかし、あなたはどう見ても12~3の少年にしか見えない。そんな種族か、多種族に侵略されず、種として保っているのが不思議ですね。」 「はっはっは、歯に衣着せぬやつだな。確かに我らは童顔、小柄だ。 だがな、我らは別に多種族に劣るわけではない。ヴォルガザイト様の力を受け、爆魔法に関しては他の獣人と一線を引いているだろう。 しかし、外見で判断するやからは多い。我らもはるか昔は、多種族とともにいた。だが度重なる迫害。侵略。我らは争いはあまり好まぬが、相手から仕掛けてくるのは仕方が無いだろう? だから、300年ほど前からこの地に住んでいる。ここはグリンガイアの外周付近だ。一般の旅人はまず能動的に近寄らないだろうて。」 「なるほど……ね。しかし、偶に迷い込んでくる旅人はいるはずだ。それはどう回避しています? それに、グリンガイアの巡廻者もいる。まぁ、ここまであいつが外に来るとは思えないけれど。」 「旅人については、そのままグリンガイア内部にと入っていく物が多い。ほおっておいても、迷宮の中で死すか、グリンガイアに入国してしまうか。どちらにせよ、我らのことを外部に話す機会は少ないだろう。巡廻者に関してはな、村の位置を定期的に変えておる。」 「しかし、迷宮を脱出でき、外部にあんたらの存在を話す事ができそうな俺があんたたちを発見してしまった。 あなた、長として俺を放っておくわけにはいかないだろう。」 「本当に、ずばずば言うやつだな。まぁいい。正直者は好きだ。貴殿の処遇についてだが、村のものすべてで決めたいと思う。 貴殿をここで帰らぬ者にするのは、こちらとしても被害が大きそうだし、何よりもフェミナのお気に入りだ。下手に殺すとあの子がうるさい。」 「フェミナか、そういえば一つ聞きたいな。なぜあの子だけ毛色が違うんだ? あなたやラッセル……といったか? とにかく狐色の体毛だ。けれどもあの子は白銀に近い白。 それにあなたの口ぶりからして、かなり村の中でも大事にされているようだし。」 「その事については、処遇が決まったあと教える事にしようじゃないか。まぁとにかく、しばらく我らの村に滞在を願いたいな。 なに、寝床や食事は私が準備をする。ほんの十日ほどだ。」 「その十日間で決めるってわけか……殺すか、返すか。」 「我らから信頼を勝ち得てみろ、そしたら無事に帰してやろうに。」 「ああ、わかったよ。それじゃあとにかくあなた達の村に案内してもらいましょうか。」 えんぷてぃ様、お忙しい中ティスリークの台詞やその他一部の添削ありがとうございました。
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自由を奪われた少年の保護に関する国連規則(ハバナ規則) 国連総会決議45/113(1990年12月14日) 原文英語(日本語訳・平野裕二) 初出:『少年司法における子どもの権利:国際基準および模範的慣行へのガイド 』(現代人文社、2001年)。訳出にあたっては比較少年法研究会訳(澤登俊雄・比較少年法研究会『少年司法と国際準則』三省堂・1991年)も参照した。 関連文書:少年司法の運営に関する国連最低基準規則(北京規則)/少年非行の防止に関する国連指針(リャド・ガイドライン)/刑事司法制度における子どもについての行動に関する指針(ウィーン指針)/子どもの犯罪被害者及び証人に関わる事項における正義についてのガイドライン(Word)子どもの権利委員会・一般的意見10号(少年司法における子どもの権利) 第1部 基本的視点 1.少年司法制度は少年の権利と安全を擁護し、かつその身体的および精神的福祉を促進するようなものであるべきである。収監は最後の手段として用いられなければならない。 2.少年は、本規則および少年司法の運営に関する国連最低基準規則(北京規則)に掲げられた原則および手続にしたがう場合でなければ自由を奪われてはならない。少年の自由の剥奪は最後の手段かつ必要最小限の期間の処分でなければならず、かつ例外的な場合に限られるべきである。制裁の期間は司法機関によって決定されなければならず、かつ早期の釈放の可能性が排除されてはならない。 3.本規則は、あらゆる形態で自由を奪われた少年を人権と基本的自由に合致する形で保護することに関して、国連が受け入れる最低基準を確立することを意図したものである。その目的は、あらゆるタイプの拘禁の有害な影響を中和し、かつ社会への再統合を促進することにある。 4.本規則は、人種、皮膚の色、性別、年齢、言語、宗教、国籍、政治的その他の意見、文化的信条もしくは慣習、財産、民族的もしくは社会的出身および障害によるいかなる種類の差別もなく、公正に適用されるべきである。少年の宗教的および文化的信条、慣習および道徳観は尊重されなければならない。 5.本規則は、少年司法制度の運営に携わる専門家を対象とした利用しやすい参照基準として機能し、かつそのような専門家に対して奨励と指針を提供することを目的としたものである。 6.本規則は、少年司法職員がその自国語で容易に利用できるようにされるべきである。拘禁施設職員が話す言語を難なく用いることのできない少年は、必要な場合には常に、とくに医療検診および懲戒手続においては、無償で通訳サービスを受ける権利を有するものとする。 7.適当な場合、各国は本規則を国内法に編入しまたは本規則にしたがって国内法を改正するとともに、その違反に対し、少年が傷害を負った場合の補償を含む効果的救済を提供するべきである。各国はまた、本規則の適用を監視しなければならない。 8.権限ある機関は、拘禁された少年をケアし、かつその社会復帰に向けた準備を行なうことがきわめて重要な社会サービスであるという公衆の意識を高めるよう、常に努めるべきである。この目的に向けて、少年と地域コミュニティとのあいだの開かれた接触を促進するため積極的な措置がとられなければならない。 9.本規則のいかなる規定も、国際社会が承認した関連の国連文書および国連基準ならびに人権文書および人権基準であって、少年、子どもおよびあらゆる青少年の権利、ケアおよび保護の確保にいっそう貢献するものの適用を排除するものとして解釈してはならない。 10.本規則の第2部から第5部に掲げられた特定の規定を実際に適用することが第1部に掲げられた規則に何らかの形で抵触するさいには、第1部に掲げられた規則にしたがうことが優先的に求められると解さなければならない。 第2部 規則の適用範囲および実際の適用 11.本規則の適用上、以下の定義が用いられなければならない。 (a) 少年とは、18歳未満のすべての者を指す。子どもの自由を奪うことが許されない最低年齢が法律で定められなければならない。 (b) 自由の剥奪とは、いずれかの司法機関、行政機関その他の公的機関の命令によるあらゆる形態の拘禁もしくは収監または公的もしくは私的な身柄拘束環境への措置であって、対象とされた者がみずからの意思で離れることを許されないものを指す。 12.自由の剥奪は、少年の人権の尊重を確保するような条件と環境のもとで実施されなければならない。施設に収容された少年に対しては有意義な活動とプログラムの利益が保障されるべきである。そのような活動およびプログラムは、少年の健康と自尊心を促進および維持し、その責任感を醸成し、かつ、少年が社会の構成員として本来有している能力を発達させる役に立つような態度とスキルを奨励するものでなければならない。 13.自由を奪われた少年は、その地位に関連するいかなる理由によっても、国内法または国際法にもとづき享受を認められた権利であって、自由の剥奪と両立する市民的、経済的、政治的、社会的または文化的権利を否定されない。 14.少年の個人としての権利は、拘禁措置の執行の合法性を特別に考慮しながら、権限ある機関によって確保されなければならない。同時に、少年を訪問する権限を認められかつ拘禁施設に所属しない、適正に構成された機関が国際基準、国内法および国内規則にしたがって遂行する定期的査察その他の統制手段により、社会的統合という目的が確保されるべきである。 15.本規則は、少年が自由を奪われるすべてのタイプおよび形態の拘禁施設に適用される。本規則の第1部、第2部、第4部および第5部は、少年が収容されるすべての拘禁施設および施設的環境に適用される。第3部は、逮捕された少年または審判前の少年に対してとくに適用される。 16.本規則は、各加盟国を覆っている経済的、社会的および文化的条件の文脈に照らして実施されなければならない。 第3部 逮捕された少年または審判前の少年 17.逮捕によりまたは審判のために(「未決」)拘禁されている少年は無罪と推定され、かつそのように扱われる。審判前の拘禁は可能なかぎり回避され、かつ例外的状況に限定されなければならない。したがって、代替的手段を用いるためにあらゆる努力が行なわれるものとする。それにも関わらず予防拘禁が用いられるときは、少年裁判所および捜査機関は、拘禁期間を可能なかぎり短くすることを確保するため、そのような事件を最大限に迅速に処理することを最優先しなければならない。未決拘禁者は有罪宣告を受けた少年から分離されるべきである。 18.未決少年が拘禁される条件は以下に掲げる規則に合致するものとし、かつ、無罪推定の要請、拘禁期間ならびに少年の法的地位および状況に照らして必要かつ適切な特別規定が追加されるべきである。追加されるべき規定には以下のものが含まれるが、かならずしもこれに限られない。 (a) 少年には弁護人選任権が保障されるべきであり、かつ、無償の法律扶助が利用可能な場合にはそのような扶助を申請すること、および弁護人と定期的に接見交通することを可能とされなければならない。そのような接見交通にあたってはプライバシーおよび秘密の保持が確保されるものとする。 (b) 少年は、可能な場合には報酬をともなう作業に従事し、かつ教育または訓練を継続する機会を与えられるべきであるが、ただしそうすることを義務づけられてはならない。作業、教育または訓練を理由として拘禁が継続されてはならない。 (c) 少年は、司法の運営の利益と両立するかぎりにおいて、余暇およびレクリエーションのための用具を支給されかつ保持することができなければならない。 第4部 少年施設の運営 A.記録 19.法的記録、医学上の記録や懲戒手続の記録を含むすべての報告、および処遇の形態、内容と詳細に関わるその他のすべての文書は、秘密保持の対象とされる個人ファイルに保管されるべきである。当該ファイルは、常に更新され、許可を受けた者だけがアクセスできるものとされ、かつ、容易に理解できるような方法で分類されていなければならない。不正確な、根拠のない、または不公正な記述を訂正できるようにするため、可能な場合には、すべての少年に対し、自己のファイルに記載されたいかなる事実または見解についても異議を申し立てる権利が認められるべきである。この権利を行使できるようにするため、適切な第三者が請求にもとづいてファイルにアクセスし、かつファイルを調査することを可能にする手続が定められていなければならない。少年の記録は釈放と同時に封印され、かつ適当な時点で廃棄されるものとする。 20.いかなる少年も、司法機関、行政機関またはその他の公的機関による有効な措置命令なくして、いかなる拘禁施設にも収容されてはならない。当該命令の詳細はただちに記録簿に記載されるべきである。いかなる少年も、そのような記録簿を備えない施設に拘禁されてはならない。 B. 入所、登録、移動および移送 21.少年が拘禁されるすべての場所において、収容された少年ひとりひとりに関して、以下の情報についての完全かつ確実な記録が保管されるべきである。 (a) 少年の身元に関する情報。 (b) 措置の事実関係および理由ならびに措置を行なった機関。 (c) 入所、移送および釈放の日時。 (d) 措置の時点で少年を養育していた親および保護者に対する、少年のすべての入所、移送または釈放に関する通知の詳細。 (e) 薬物およびアルコールの濫用を含む、既知の身体的および精神的健康上の問題の詳細。 22.入所、措置場所、移送および釈放に関する情報は、当該少年の親および保護者またはもっとも身近な親族に対し、遅滞なく提供されるべきである。 23.収容後できるだけ早い時点で、各少年の個人的状況および環境に関する網羅的報告書および関連の情報が作成され、かつ管理者に対して提出されるべきである。 24.入所にさいし、すべての少年に対して、当該拘禁施設の管理規則の写し、および少年の権利と義務を少年が理解できる言葉で説明した文書が渡されなければならない。それとともに、苦情を受理する権限のある機関の住所と、法的援助を提供する公的または民間の機関および団体の住所も渡されるものとする。非識字の少年または書き言葉を理解できない少年に対しては、全面的理解を可能にするような方法で当該情報が伝達されるべきである。 25.施設の内部運営に関する規則、提供されるケアの目標と方法、懲戒の要件と手続、情報の請求または苦情申立てのために認められた方法、および、拘禁中の自己の権利と義務を全面的に理解するために必要なその他のあらゆる事項を理解するための援助が、すべての少年に対して提供されるべきである。 26.少年の移送は、管理者の負担により、充分な換気と光を備えた輸送手段で、かつ少年をいかなる意味でも虐待または屈辱にさらすことのない条件のもと実施されるべきである。少年は、ある施設から別の施設へと恣意的に移送されてはならない。 C.分類および配置 27.入所の時点からできるだけ速やかに、各少年の面接が行なわれ、かつ、少年が必要とするケアおよびプログラムの具体的タイプとレベルに関連するすべての要素を特定した心理学的および社会的報告書が作成されるべきである。この報告書は、入所時に診察を行なった医務官が作成した報告書とともに、少年にとってもっとも適切な施設内の配置と、必要でありかつ追求されなければならないケアおよびプログラムの具体的タイプとレベルを決定する目的で、施設の長に送付されなければならない。社会復帰のための特別な処遇が必要とされる場合であって、施設の収容期間によって可能であるときは、訓練を受けた施設職員が個別の処遇計画書を作成するべきである。当該計画書においては、処遇の目標と時間枠、ならびにその目標に近づくための手段、段階および猶予期間を定めるものとする。 28.少年の拘禁は、その年齢、性格、性別および罪種に応じた特有のニーズ、地位および特別な要件ならびに精神的および身体的健康を全面的に考慮にいれ、かつ有害な影響や危険な状況から少年が保護されることを確保するような条件のもとでなければ、行なってはならない。自由を奪われた少年をさまざまなカテゴリー別に分離するさいの第一の基準は、当該少年の特有にニーズにもっともふさわしいタイプのケアを提供することと、その身体的、精神的および道徳的不可侵性および福祉を保護することであるべきである。 29.すべての拘禁施設において、同じ家族の構成員である場合を除き、少年は成人から分離されるべきである。当該少年の利益となることが明らかにされた特別プログラムの一環として、管理された条件のもと、少年を慎重に選ばれた成人といっしょにすることは認められる。 30.少年を対象とした開放型の拘禁施設が設置されるべきである。開放型の拘禁施設とは、保安措置がまったくとられていないまたは最小限に抑えられている施設を指す。そのような拘禁施設の収容人数はできるだけ少数であるべきである。閉鎖型施設に拘禁される少年の人数は、個別処遇を可能にするのに充分な規模に抑えられなければならない。少年を対象とした拘禁施設は各地に分散して設置され、かつ、少年とその家族とのあいだのアクセスおよび接触を容易にするような規模であるべきである。小規模な貢献施設が設置され、かつコミュニティの社会的、経済的および文化的環境に統合されなければならない。 D.物理的環境および居住設備 31.自由を奪われた少年は、健康および人間の尊厳の要求をすべて満たすような便益およびサービスに対する権利を有する。 32.少年を対象とした拘禁施設の設計および物理的環境は、社会復帰という居住型処遇の目的にのっとり、かつプライバシー、感覚刺激、仲間との交流やスポーツ活動への参加の機会、体操ならびに余暇活動に対する少年のニーズを正当に考慮したものであるべきである。少年拘禁施設の設計および構造は、火災のおそれを最小限に抑え、かつ敷地からの安全な避難を確保するようなものでなければならない。火災に備えた効果的な警報システムを設けるとともに、少年の安全を確保するための正式な手続を定め、かつそれにしたがった避難訓練を行なうべきである。拘禁施設は、健康上その他の危険またはそのおそれの存在が知られている地域に設置されてはならない。 33.就寝設備は、その地域の水準を念頭に置きながらも、少人数の共同部屋または個室が通例とされるべきである。各少年の保護を確保するため、就寝時には、個室および共同部屋を含むすべての就寝区域が定期的に、かつ睡眠の妨げとならない形で監督されなければならない。各少年に対し、その地域または国の水準にしたがって、個別のかつ充分な寝具が提供されるべきである。当該寝具は、提供時に清潔であり、その後もよい状態に保たれ、かつ清潔さを確保するのに充分な頻度で交換されなければならない。 34.衛生設備は、すべての少年がプライバシー、清潔さおよび品位を確保された方法で必要なときにその身体的ニーズを満たせるような場所に設けられ、かつそのための充分な水準を備えたものであるべきである。 35.私物の所持はプライバシーに対する権利の基本的要素であり、かつ少年の心理的福祉にとって必要不可欠なものである。私物を所持し、かつその保管のための充分な便益を与えられるすべての少年の権利が全面的に承認および尊重されなければならない。少年が手元に置かないことにした私物または没収された私物は安全に保管されるべきである。その目録には少年の署名がなされなければならない。当該私物をよい状態で保管するための措置がとられるべきである。そのようなすべての金品は釈放時に少年に返還されなければならないが、少年が金銭を使用し、またはそのような財産を施設外に送付することを認められていた場合はこのかぎりでない。少年がいずれかの医薬品を受け取りまたは所持していることが認められたときは、それをどのように使用すべきかについて医務官が決定するべきである。 36.少年は可能なかぎり私服を着用する権利を有する。拘禁施設は、気候に適しており、良好な健康状態を確保するのに充分であり、かついかなる意味でも品位を傷つけまたは屈辱的となることのない私服を、各少年が保持できるようにするべきである。いずれかの目的で施設から退出させられまたは退出する少年は、私服の着用を認められなければならない。 37.すべての拘禁施設は、適切に調理され、通常の食事時間に提供され、かつ、栄養、衛生および健康の水準ならびにできるかぎり宗教的および文化的要求も満たすだけの質と量を備えた食糧がすべての少年に与えられることを確保しなければならない。すべての少年が清潔な飲料水をいつでも利用できるようにするべきである。 E.教育、職業訓練および作業 38.義務教育年齢にあるすべての少年は、そのニーズと能力に適合し、かつ社会復帰の準備を目的とした教育に対する権利を有する。そのような教育は、釈放後も少年が困難なく教育を継続することができるよう、可能な場合には常に拘禁施設外のコミュニティの学校において、かついかなる場合にも資格のある教職員により、国の教育制度に統合されたプログラムを通じて提供されるべきである。拘禁施設管理者は、外国出身の少年または特定の文化的もしくは民族的ニーズを有する少年の教育に対し、特別な注意を向けなければならない。非識字の少年または認知障害または学習障害を有する少年は特別な教育に対する権利を有する。 39.義務教育年齢を超過した少年であって教育を継続したいと望む者に対しては、教育の継続が許可および奨励されるべきであり、かつ、そのような少年に対して適切な教育プログラムへのアクセスを提供するためにあらゆる努力が行なわれるべきである。 40.拘禁中の少年に授与される修了証書または履修証明書は、少年が施設に措置されていたことをいかなる形でも明らかにするものであってはならない。 41.すべての拘禁施設において、少年にふさわしい教育書および娯楽書ならびに定期刊行物を充分に備えた図書館へのアクセスが提供されるべきである。少年は、図書館の全面的活用を奨励され、かつそれを可能とされなければならない。 42.すべての少年は、将来の就業の備えになると思われる職種についての職業訓練を受ける権利を認められるべきである。 43.職業上の適切な選択および施設管理上の要請を正当に考慮したうえで、少年は自分が行ないたいと望む作業のタイプを選択できるべきである。 44.児童労働および若年労働者に適用されるすべての国内的および国際的保護基準は、自由を奪われた少年にも適用されるべきである。 45.コミュニティに復帰したときに適切な就業先を見つける可能性を高める目的で、少年は、可能な場合には常に、提供される職業訓練を補完するものとして、可能であれば地域コミュニティのなかで報酬をともなう労働に従事する機会を提供されるべきである。作業のタイプは、釈放後の少年の利益となる適切な訓練を提供できるようなものでなければならない。拘禁施設で提供される作業の運営と方法は、少年に通常の職業生活の環境に向けた備えをさせられるよう、コミュニティにおける類似の作業の運営と方法にできるかぎりよく似たものであるべきである。 46.作業に従事するすべての少年に、公正な報酬に対する権利が認められるべきである。少年およびその職業訓練の利益が、拘禁施設または第三者利得を得る目的のために二の次にされることがあってはならない。少年の収入の一部は、釈放時に少年に渡されるべき貯金として積み立てるのを通例とするべきである。少年には、収入の残りを、自己使用のための物品を購入しもしくは自己の犯罪により損害を受けた被害者に償いをするために用い、または拘禁施設外の家族その他の者に送付する権利を認められなければならない。 F.レクリエーション 47.すべての少年には、毎日適切な時間の自由運動を、天候が許す場合には常に屋外で行なう権利が認められるべきである。運動時間中には、適切なレクリエーション的な訓練および身体的訓練が提供されるのを通例としなければならない。このような活動のために充分な空間、設備および用具が提供されるべきである。すべての少年に、これに加えて毎日の余暇活動のための時間が認められなければならず、その時間の一部は、少年が希望する場合には、美術および工作技能の発達に充てられるものとする。拘禁施設は、利用可能な体育プログラムに各少年が物理的に参加できることを確保するべきである。治療的な体育および身体療法が、医師の監督のもと、それを必要とする少年に対して提供されなければならない。 G.宗教 48.すべての少年は、とくに拘禁施設で行なわれる礼拝もしくは集会に参加すること、またはみずから礼拝を行ない、かつ自己の宗派の宗教的戒律および教義に関わる必要な書物または物品を所持することにより、その宗教的生活および精神生活のニーズを満たすことが認められるべきである。特定の宗教に属する少年が拘禁施設に相当数収容されているときは、資格のある当該宗教の代表を一名または複数名任命または承認し、定期的に礼拝を行なうこと、および少年の求めに応じて立会いなしに少年と宗教上の面会を行なうことを認めなければならない。すべての少年に、自己の選択したいずれかの宗教の資格のある代表と面会する権利とともに、宗教上の礼拝に参加せず、かつ宗教上の教育、カウンセリングまたは教化を自由に拒む権利が認められるべきである。 H.医療上のケア 49.すべての少年に対し、予防のためか治療のためかを問わず充分な医療上のケアが与えられなければならない。このようなケアには、歯科、眼科および精神保健上のケアならびに医師の指示による医薬品および特別食が含まれる。このようなすべての医療上のケアは、可能な場合には、少年に対するスティグマ(烙印)を防止しかつ自尊心とコミュニティへの統合を促進する目的で、拘禁施設が設けられているコミュニティの適切な保健施設および保健サービスを通じて、拘禁されている少年に提供されるべきである。 50.すべての少年は、入所前の不当な取扱いの証拠を記録し、かつ医学上の注意を要するいずれかの身体的または精神的状態を発見する目的で、拘禁施設への入所後ただちに医師による診察を受ける権利を有する。 51.少年に提供される医療サービスは、いかなる身体的もしくは精神的疾病、有害物質の濫用または社会への少年の統合を妨げるおそれのあるその他の状態も発見するように努め、かつそれを治療するものでなければならない。少年を対象とするすべての拘禁施設は、収容者の人数と必要にふさわしい充分な医療上の便益および設備にただちにアクセスできるべきであり、かつ、予防保健上のケアおよび医学上の緊急事態への対応の訓練を受けた職員を擁しているべきである。病気の少年、病気を訴える少年、または身体的もしくは精神的困難の症状を示している少年はすべて、医務官による迅速な診察を受けなければならない。 52.いかなる医務官も、拘禁の継続、ハンガーストライキまたは拘禁のいずれかの条件によって少年の身体的または精神的健康が重大な影響を受けたまたは受けるおそれがあると信ずるに足る理由があるときは、当該施設の長、および少年の福祉の保障に責任を負う独立の機関に対し、ただちにその事実を報告しなければならない。 53.精神病の少年に対しては、独立の医療管理のもとに置かれた特別施設で治療が行なわれるべきである。適切な機関との提携により、釈放後も必要に応じて精神保健上のケアが継続されることを確保するための措置がとられなければならない。 54.少年拘禁施設は、資格のある職員によって運営される、薬物濫用の防止およびリハビリテーションのための特別プログラムを採用するべきである。このようなプログラムは、対象となる少年の年齢、性別その他の必要に適合したものでなければならない。薬物依存またはアルコール依存の少年に対しては、訓練を受けた職員が配置された、依存症の治療のための施設およびサービスが利用可能とされるべきである。 55.薬品の投与は、医学上の理由から必要とされる治療のためにのみ、かつ可能な場合には当該少年のインフォームド・コンセント(充分な情報を知らされたうえでの同意)を得たのちに行なわれるべきである。とりわけ、情報または自白を引き出す目的で、または処罰もしくは抑制の手段として薬品が用いられてはならない。少年が薬や治療の治験における被験者とされることがあってはならない。いかなる薬の投与も、常に、資格のある医療職員によって承認および実施されるべきである。 I.疾病、負傷および死亡の通知 56.少年の家族または保護者および少年が指定したその他の者は、請求にもとづく場合、および少年の健康にいずれかの重要な変化が生じた場合に、少年の健康状態について情報を受ける権利を有する。拘禁施設の長は、少年が死亡したとき、少年を外部の医療施設に移送することが必要な疾病が生じたとき、または拘禁施設内部で48時間以上の臨床的ケアを要する状態が生じたときは、当該少年の家族もしくは保護者または指定されたその他の者にただちに通知しなければならない。少年が外国人であるときは、当該少年が市民権を有する国の領事館に対しても通知が行なわれるべきである。 57.自由を剥奪されている期間中に少年が死亡したときは、直近の親族に、死亡証明書を点検し、遺体を目にし、かつ遺体の処置の方法を決定する権利が認められるべきである。拘禁中の少年が志望した場合、死因について独立の機関による調査が行なわれ、かつその報告書に対する直近の親族のアクセスが認められなければならない。このような調査は、拘禁施設からの釈放後6か月以内に少年が死亡した場合であって、当該死亡が拘禁期間と関連していると信ずるに足る理由がある場合にも行なわれるべきである。 58.少年は、直近の家族のいずれかの構成員の死亡または重大な傷病について可能なもっとも早い時点で知らされるべきであり、かつ、故人の葬儀に参列する機会または危篤の親族を見舞う機会が与えられるべきである。 J.広範なコミュニティとの接触 59.少年が外部の世界と充分なコミュニケーションを保つことを確保するため、あらゆる手段が提供されなければならない。このようなコミュニケーションは、公正かつ人道的な取扱いに対する権利の不可欠な一部であり、かつ少年の社会復帰を準備するうえで必要不可欠である。少年は、家族、友人その他の者または定評のある外部の団体の代表とコミュニケーションをとること、自宅や家族を訪問するために拘禁施設から外出すること、および、教育上、職業上またはその他の重要な理由で拘禁施設から外出する特別許可を受けることを認められなければならない。少年が刑に服しているときは、拘禁施設外で過ごした時間も刑期に算入されるべきである。 60.少年がプライバシーを認められ、かつ家族および弁護士と接触しかつ制約を受けないコミュニケーションをとる必要があることを尊重するような状況のもとで、原則として週一回、および少なくとも月一回の定期的かつ頻繁な訪問を受ける権利が、すべての少年に対して認められるべきである。 61.すべての少年に対し、適法に制限される場合を除き、少なくとも週二回、みずから選択する者と手紙または電話でコミュニケーションをとる権利が認められるべきであり、かつこの権利を効果的に享受するために必要な援助が提供されるべきである。すべての少年に対し、通信を受ける権利が認められなければならない。 62.少年は、新聞、定期刊行物その他の刊行物を読み、ラジオやテレビの番組ならびに映画にアクセスし、かつ少年が関心を持ついずれかの合法的なクラブまたは団体の訪問を受けることにより、新しい情報を定期的に知る機会を与えられるべきである。 K.身体の抑制および実力の行使の制限 63.戒具の使用および実力の行使は、以下の規則64に定める場合を除き、いかなる目的であっても禁じられなければならない。 64.戒具の使用および実力の行使は、他のすべての統制手段が尽くされかつ失敗した例外的な場合であって、法律および規則で明示的に許可および規定されている方法にしたがう場合にのみ認められる。そのような手段は屈辱的または品位を傷つけるようなものであってはならず、かつ、限定的におよび可能なもっとも短い時間でのみ用いられなければならない。そのような手段は、管理者の長の命令により、少年の自傷、他害または財産の重大な破壊を防止するために用いることができる場合がある。この場合、管理者の長はただちに医務官その他の関連の職員と協議し、かつ上級の管理機関に報告しなければならない。 65.職員による武器の携帯および使用は、少年が拘禁されているいかなる施設においても禁じられなければならない。 L.規律の維持のための手続 66.規律の維持のためのいかなる措置および手続も、安全および秩序ある共同生活という利益を維持するものであり、かつ、少年の固有の尊厳の支持および施設ケアの基本的目的、すなわち正義、自尊、およびすべての人の基本的権利の尊重の感覚を醸成することに合致したものでなければならない。 67.残酷な、非人道的なまたは品位を傷つける取扱いに相当する規律の維持のための措置はすべて厳格に禁じられなければならない。このような措置には、体罰、暗室または閉鎖房への収容もしくは独居拘禁、または対象とされる少年の身体的または精神的健康を害するおそれのある他のいずれかの処罰が含まれる。減食および家族の構成員との接触の制限または拒否は、いかなる目的でも禁じられなければならない。労働は常に教育手段として、およびコミュニティへの復帰に備えて少年の自尊心を促進する手段として見なされるべきであり、懲戒上の制裁として科されてはならない。いかなる少年も、同一の規律違反について重ねて制裁を受けることがあってはならない。連帯責任にもとづく制裁は禁じられるべきである。 68.権限ある管理機関が定める法律または規則により、少年の基本的特質、ニーズおよび権利を全面的に考慮にいれた、次の点に関わる規範が確立されるべきである。 (a) 規律違反となる行為 (b) 科される可能性のある懲戒上の制裁の種類および期間 (c) そのような制裁を科す権限のある機関 (d) 不服申立てを審査する権限のある機関 69.違反行為の報告は権限ある機関に迅速に提出されるべきであり、当該機関は不当に遅滞することなく決定を行なうべきである。権限ある機関は事案を精査しなければならない。 70.いかなる少年も、効力を有する法律と規則の条項に厳格にしたがう場合を除き、懲戒上の制裁を科されてはならない。いかなる少年も、少年が全面的に理解するのにふさわしい方法で違反の疑いについて知らされ、かつ、権限ある公正な機関に不服申立てを行なう権利を含めて防御を行なう適切な機会を与えられたのちでなければ、制裁を科されてはならない。すべての懲戒手続の完全な記録が作成および保管されるべきである。 71.いかなる少年も、特定の社会活動、教育活動もしくはスポーツ活動の監督を行なう場合または自治プログラムにおける場合を除き、規律の維持の任務を負わされてはならない。 M.査察および苦情申立て 72.資格のある査察官または適正に構成された同様の機関であって施設の管理機関に属しない査察官または機関に対し、定期的に査察を行ない、かつ職権で事前通告なしの査察を行なう権限が与えられるべきである。査察官は、職務の遂行にあたって独立性を全面的に保障されなければならない。査察官に対しては、少年が自由を奪われているまたはその可能性がある施設で雇用されているまたは働いているすべての者、すべての少年、およびそのような施設のすべての記録へのアクセスが無制限に認められるべきである。 73.査察を行なう機関または公衆保健機関に所属する資格のある医務官が査察に参加し、物理的環境、衛生、居住設備、食糧、運動および医療サービスに関する規則の遵守状況と、少年の身体的および精神的健康に影響を及ぼす施設生活のその他の側面または環境について評価を行なうべきである。すべての少年に対し、いかなる査察官とも秘密裡に話をする権利が認められなければならない。 74.査察の終了後、査察官は認定結果に関する報告書を提出するよう求められなければならない。当該報告書には、本規則および国内法の関連規定を拘禁施設が遵守しているかに関する評価と、それらの遵守を確保するために必要と思われる措置についての勧告が記載されるべきである。査察官が、少年の権利または少年拘禁施設の運営に関する法規定の違反が行なわれたことをうかがわせる事実を発見した場合、当該事実はすべて権限ある機関に通報され、調査および訴追の対象とされなければならない。 75.すべての少年に対し、拘禁施設の長またはその代理人として認められた者に要望または苦情申立てを行なう機会が与えられるべきである。 76.すべての少年に対し、内容について検閲を受けることなく、認められた手段を通じて中央管理機関、司法機関または他の適切な機関に要望または苦情申立てを行ない、かつ遅滞なくその返答を知らされる権利が認められるべきである。 77.自由を行なわれた少年からの苦情申立てを受理および調査し、かつ公正な解決の達成を援助する独立事務所(オンブズマン)を設置する努力が行なわれるべきである。 78.すべての少年に対し、苦情を申し立てるために、可能な場合には家族の構成員、法的助言者、人道団体、または可能な場合にはその他の者の援助を要請する権利が認められるべきである。非識字の少年に対しては、法的助言を提供しまたは苦情受理の権限を有する公的または民間の機関および団体のサービスを利用するための援助が、必要に応じて提供されなければならない。 N.コミュニティへの復帰 79.すべての少年は、釈放後に少年が社会、家族生活、教育または仕事に復帰するのを援助することを目的とした諸便宜から利益を得ることができなければならない。この目的のため、早期釈放を含む手続、および特別課程が設けられなければならない。 80.権限ある機関は、少年が社会で立ち直るのを援助し、かつそのような少年に対する偏見を軽減するためのサービスを提供または確保するべきである。このようなサービスにおいては、再統合の成功を促進することを目的とした適切な居住先、就業先、衣服および釈放後に自活するための充分な手段を少年が提供されることが、可能な限度で確保されなければならない。そのようなサービスを提供される機関の代表は、少年のコミュニティへの復帰を援助する目的で、協議の対象とされ、かつ拘禁中の少年へのアクセスを認められるべきである。 V.職員 81.職員は資格を有する者であり、かつ、教科指導員、職業訓練士、カウンセラー、ソーシャルワーカー、精神科医および心理学者などの充分な人数の専門家を含むものでなければならない。このような専門家その他の専門家は常勤で雇用されることを通例とするべきである。ただし、このことは、非常勤職員またはボランティア・ワーカーが提供できる支援および訓練の水準が適切かつ有益である場合に、その活用を妨げるものであってはならない。拘禁施設は、拘禁されている少年の個別のニーズおよび問題に応じて、適切であってコミュニティにおいて利用しうるあらゆる治療的、教育的、道徳的、精神的その他の資源および援助形態を活用するべきである。 82.拘禁施設の適切な運営は職員の誠実さ、人間性、能力、および少年に対応する専門的技量ならびに職務への個人的適性にかかっているのであるから、管理者は、あらゆる階梯および職種の職員を慎重に選抜および採用する体制を整えるべきである。 83.上記の目的を確保するため、職員は、かつふさわしい女性および男性を惹きつけかつ職に留めるのに充分な報酬を保障された専門職として任命されるべきである。少年拘禁施設の職員は、その職務と職責を人道的、献身的、専門的、公正かつ効率的に遂行すること、少年の尊敬にふさわしく、かつ実際にその尊敬を得られるような方法で常に行動すること、および、少年に対して前向きな役割モデルおよび展望を与えることを絶えず奨励されなければならない。 84.管理者は、少年と直接接する職員がその職責を効率的に果たすのに望ましい条件下で職務を遂行できるようにすることを目的として、職員と管理者とのあいだのコミュニケーションとともに、少年のケアに携わるさまざまなサービス部門間の協力を増進するための、拘禁施設の各職種の職員間のコミュニケーションを促進するような組織形態および管理形態を導入するべきである。 85.職員は、その責任を効果的に果たせるようにするための研修、とりわけ児童心理学、児童福祉、ならびに人権および子どもの権利に関する国際的な基準および規範(本規則を含む)に関する研修を受けるべきである。職員は、その職業生活の全期間を通じて適切な間隔を置いて組織されるべき現職者研修課程に出席することにより、その知識および専門的技量を維持しかつ向上させなければならない。 86.施設の長は、管理能力を備えかつふさわしい訓練および経験を経た、その任務に対する充分な資格を備えた者でなければならず、かつ、その職責を常勤で遂行するべきである。 87.拘禁施設の職員は、その職責を果たすにあたり、すべての少年の人間の尊厳と基本的人権を尊重および保護しなければならない。とくに、次のことが求められる。 (a) 拘禁施設またはその他の施設のいかなる職員も、いかなる名目または状況のもとであれ、いかなる拷問行為も、またはいかなる形態の苛酷な、残酷な、非人道的なもしくは品位を傷つける取扱い、処罰、矯正もしくは懲戒も、実行、煽動または容認してはならない。 (b) すべての職員は、いかなる汚職行為に対しても厳重に反対しかつこれと闘うべきであり、そのような行為を権限ある機関に遅滞なく報告しなければならない。 (c) すべての職員は本規則を尊重しなければならない。本規則の重大な違反が行なわれたまたは行なわれようとしていると信ずるに足る理由のある職員は、上級機関、または審査および是正の権限を与えられた機関に対し、その問題を報告するべきである。 (d) すべての職員は、身体的、性的および情緒的虐待および搾取からの保護を含む、少年の身体的および精神的健康の全面的保護を確保するべきであり、必要な場合には常に、医師による診察と治療を保障するための措置をただちにとらなければならない。 (e) すべての職員はプライバシーに対する少年の権利を尊重するべきであり、とりわけ、職務上知り得た少年またはその家族に関わるすべての秘密を守らなければならない。 (f) すべての職員は、拘禁施設の内外における生活の違いを最小限に抑えるよう努めなければならない。そのような違いは、少年の人間としての尊厳に対する正当な尊重を減少させる傾向がある。 更新履歴:ページ作成(2012年2月26日)。
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【客人(まれびと)】-後編- 月のない深夜、闇にまぎれるように人影がひとつ、カーレオンの都、リンニイスにある王宮の廊下を歩いている。影は迷うことなく王宮の奥を目指した。行く手にあるのは国王カイの寝室。見張りは、いない。 「結局、見張りは俺の部屋の外にいたやつらだけか」 影――エストレガレス帝国の魔術師ギッシュは扉の前で独白しつつ鍵に手をかざした。カチリ、小さな音とともに鍵が外れ、装飾を施された両開きの扉が、左右に開いた。カイの寝室へとからだを滑り込ませ、足音を忍ばせてベッドに近寄る。ベッドの中、カイはおだやかな寝息を立てていた。ギッシュはふところから短剣を取り出すと、両手でかまえ、頭上にかかげた。 「さよならだ、静かなる賢王」 別れの挨拶とともに、短剣を一息に振り下ろす。短剣は狙いたがわずカイの心臓に深々と突き刺さる――はずだった。 突然、彼の脇を風のようなものが駆け抜けた。風は、カイに突き刺さる寸前で短剣を弾き飛ばすと、ギッシュの背後に回り、首筋に冷たいものを押し当てた。わずかに切り裂かれた布団から雪のように羽毛が舞い上がった。 「おっと、うごくなよ。俺はあんたが呪文を唱えるよりも速く、あんたののどにもうひとつ口をつくれる」 剣を片手に、ナイトマスター・ディナダンがギッシュに警告した。口調は軽いが、本気だ。それから彼は布団の中のカイに言った。 「残念な結末になったようです」 「あなたが本当に亡命してきてくれたのなら、どんなによかったことか……」 悲しみに満ちた言葉とともに、カイはベッドから降りた。 「おまえは俺を慕っていた。だから簡単にだませると思ったのだがな」 ギッシュは動じたそぶりも見せない。むしろ衝撃を受けたのはカイだったと言ってもいい。 「あなたは、いつから他人の気持ちを利用するような人間になってしまったのです……?」 驚きの声を耳にしたギッシュは、口許に冷笑を浮かべた。 「いつからだろうな。ただ、アルメキアが健在だったころから俺は考えていた。自分の手で軍を動かしてこそ、歴史に名を残すことができる、と。ゼメキスの叛逆は、俺には渡りに船だった」 「王を殺してまで歴史に名を残したところで、どんな意味があるというのです!?」 「生まれながらにして王族であるおまえには、わからないだろうな……。俺の名が歴史に刻まれて初めて、俺が確かに生きたという証ができる。だがアルメキアでは俺の献策は成功してもヘンギスト王の功績だ」 「あなたが、そんな風に変わってしまうなど、思いもしなかった……」 ギッシュは答えず、視線をカイからそらした。 「殺すなら、殺せ」 カイは絶句した。ディナダンは王の苦渋に満ちた表情を見て理解した。カイはまだ心の片隅でギッシュを信じている。それでも、カイは王としてギッシュを処刑するだろう。そして判断の正しさゆえに、自分も傷つくのだ。 彼は小さくため息をついた。頭のいい人間は、利口に生きることができないらしい。 「陛下、ギッシュの処遇を私に決めさせていただきたい」 王が権威ある裁定を下そうと口を開く直前、ディナダンはすばやく申し出た。カイの目が驚きでしばたたかれた。悩むすきを与えずに彼はさらに強く押す。 「責任はすべて私が持ちます」 熱意に押され、カイはうなずいた。 ディナダンはカイに一礼すると、ギッシュに向かって簡潔に言った。 「逃がしてやる」 途端にギッシュは吹き出した。 「ずいぶんと優しいことだな。だがその甘さを悔いる日が必ず来るだろう」 「せこい手段を弄するような小物、いてもいなくても大勢に影響はないんでね」 ディナダンが手をたたくと、手に縄を持った衛兵たちが入室してきた。 国境で解放されることになったギッシュは、縄をかけられる間、唇の端をゆがめ、不敵に笑んでいた。城門で馬車へと乗せられる魔術師を眺めながらディナダンは横にいるカイに言った。 「人生、いつも正しいことが最良の選択とは限りません」 「ああ。ありがとう、ディナダン」 カイは微笑んだ。 ディナダンは、それから、と付け加えた。 「陛下はギッシュほど頼りになる騎士はいないとおっしゃりましたが、まだそう思ってらっしゃいますかね?」 「……君もつまらないことを根にもつね」 しかしそれがいつもの憎まれ口なのだということが、カイにはわかっていた。ディナダンは肩をすくめて、苦笑するカイの言葉をやり過ごした。 ふたりはだまって馬車を見送った。馬車ははぐれたほたるのようにかすかな光をともして、夜道を遠ざかっていった。 「……わたしは、彼を尊敬していたんだ」 馬車の光が夜の丘の向こう側に消えてしまうと、カイはぽつりとつぶやいた。ディナダンはカイに声をかけようと思ったが、振り向いたカイの表情はすでにいつもどおりのものだった。 「では、改めて帝国打倒の作戦を練ることにしようか。ギッシュが姑息な手段をつかった理由は、帝国には全方位で戦うだけの力が足りないからだ。いまなら、いけるかもしれない」そこまで言って、カイは大きなあくびをした。 「しかしそのまえにひとねむり、ですな」 ディナダンはにやりと笑った。 「睡眠不足じゃ、よい作戦は考えられないからね」 静かなる賢王は、そう言って目を閉じた。 -完- 前編へ 名前 コメント
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櫻井充をお気に入りに追加 櫻井充のリンク #blogsearch2 櫻井充の報道 沖田修一監督・上白石萌歌主演、映画『子供はわかってあげない』、Blu-ray・DVDの発売決定! | PONYCANYON NEWS - PONYCANYON NEWS 【Amazonブラックフライデー】「流星の絆」「浅田家!」など、二宮和也出演作品のDVD・ブルーレイが多数大幅値下げ - WEBザテレビジョン 午後のサスペンス 激突!アラフィフ熟女刑事の事件簿 | TVO テレビ大阪 - tv-osaka.co.jp 「ARASHI 5×20 FILM」櫻井翔、昨夜から嵐メンバーみんなとわいわい - 映画ナタリー 「ワールドトリガー the Stage」本日スタート!植田圭輔「全員が主役の舞台」(ステージナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「文豪ストレイドッグス BEAST」本ビジュアル&本予告公開、追加キャストに村田充ら(コミックナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 高畑充希&SUMIRE、凛とした和装姿を披露 風間俊介はゾクゾク「別の意味でドキドキ」(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『真犯人フラグ』キャスト陣の“真剣考察”動画公開 芳根京子に「生き別れの妹説」浮上?(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【スプステ解禁】櫻井圭登×砂川脩弥!本能バースト演劇「sweet pool」2022年3月上演決定!人気ボーイズラブ18禁アドベンチャーゲームの初舞台化に杉江大志・宇野結也に村田充ら集結、スタッフ&キャストコメントUP! - スマートボーイズ 高畑充希「推しと目が合っちゃった」仲良し女優の写真投稿に「可愛すぎます」「優勝」の声 - スポニチアネックス Sponichi Annex 櫻井翔と相葉雅紀、それぞれ結婚を発表「おめでとうございます」と祝福の声(WEBザテレビジョン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 宮藤官九郎脚本、岡田准一、櫻井翔ら出演『木更津キャッツアイ』劇場版2作品がdTVで独占配信決定 - TV LIFE 高畑充希、80代夫婦から苦手なピーマンを勧められ…採れたてを生で一口 - マイナビニュース 柿原さんと充瑠の関係は!?『魔進戦隊キラメイジャー』 西葉瑞希インタビュー - マイナビニュース 高畑充希と舘ひろしが「本麒麟」のCMに初登場 舘は江口洋介と初共演『撮影前はお互いに緊張しちゃいました』 - WEBザテレビジョン 柄本時生 前田敦子、高畑充希とは男女の友情「完璧に超えた」も…「告白して振られた」過去 - スポニチアネックス Sponichi Annex 高畑充希“おげんさん”星野源の結婚祝福「すごくハッピーです」 - ORICON NEWS ポコラート世界展「偶然と、必然と、」 - デザイン・アートの展覧会 & イベント情報 - ジャパンデザインネット 高畑充希「子供がいないので」初のシングルマザー役は格闘「魂が抜けた」 - シネマ - ニッカンスポーツ 鉄への憧憬の念を表現した櫻井充「Fe」展 | NEWS - IMA ONLINE 東京TDC賞2021ノミネート作品に選出された櫻井充写真展「Fe」ポスター販売決定! -Fe(鉄)をテーマとした写真展- - アットプレス(プレスリリース) 高畑充希&宮野真守、ミュージカル初共演で不倫関係に!? 「やっとお芝居できた」 - マイナビニュース “コロナ後遺症”をみてくれる病院がない…7割超患者が苦しむ後遺症の過酷な症状とその対策の欠落 - Nippon.com Fe(鉄)をテーマとした櫻井充の写真展が開催 IPA受賞の鉄塔シリーズと新作を展示 - AXIS 小栗旬が刑事、高畑充希は菅田将暉の恋人役『キャラクター』特報 - cinemacafe.net 高畑充希、自宅の冷蔵庫から発見された意外な物 そのやらかしっぷりにKinKi Kidsも驚く (2021年2月14日) - エキサイトニュース 高畑充希、『クレヨンしんちゃん』声の出演 『にじいろカルテ』とコラボ - ORICON NEWS 『にじいろカルテ』怒りの高畑充希に『過保護のカホコ』思い出すドラマファンも - クランクイン! 鉄をテーマとする写真家・櫻井充の写真展<Fe>開催決定|東京タワー、スカイツリーも登場する「鉄塔シリーズ」などが展示 (2020年2月25日) - エキサイトニュース 医師の働き方改革「処遇改善がなければ改善しない」 予算委員会で論戦に - HuffPost Japan 『ネト充のススメ』能登麻美子さん・櫻井孝宏さんら出演声優8名による、最終回に向けた「カウントダウン!キャストコメント」をまとめて大公開! - アニメイトタイムズ 櫻井充とは 櫻井充の39%は電力で出来ています。櫻井充の37%は鉛で出来ています。櫻井充の13%は元気玉で出来ています。櫻井充の8%は雪の結晶で出来ています。櫻井充の2%はかわいさで出来ています。櫻井充の1%は知恵で出来ています。 櫻井充@ウィキペディア 櫻井充 掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ 櫻井充 このページについて このページは櫻井充のインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される櫻井充に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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刑事系科目 刑法 刑事訴訟法 刑事訴訟規則 犯罪捜査のための通信傍受に関する法律(平成11年8月18日法律第137号) 最終改正:平成28年6月3日法律第54号 ※最終改正までの未施行法令あり。 裁判員の参加する刑事裁判に関する法律(平成16年5月28日法律第63号) 最終改正:平成28年6月3日法律第54号 ※最終改正までの未施行法令あり。 検察審査会法(昭和23年7月12日法律第147号) 最終改正:平成28年6月3日法律第54号 ※最終改正までの未施行法令あり。 犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事手続に付随する措置に関する法律(平成12年5月19日法律第75号) 最終改正:平成26年6月13日法律第69号 少年法(昭和23年7月15日法律第168号) 最終改正:平成28年6月3日法律第63号 ※最終改正までの未施行法令あり。 刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律(平成17年5月25日法律第50号) 最終改正:平成26年6月13日法律第69号 警察官職務執行法(昭和23年7月12日法律第136号) 最終改正:平成18年6月23日法律第94号 【入門書】 井田良『基礎から学ぶ刑事法(有斐閣アルマBasic)』有斐閣(2013年12月・第5版)……四六判、366頁。 三井誠・曽根威彦・瀬川晃/編『入門刑事法』有斐閣(2013年12月・第5版)……A5判、332頁。 【その他参考書】 渡辺咲子『横断的刑事法レッスン』立花書房(2012年6月)……A5判、288頁。 【演習書】 島伸一編著『ロースクール生のための刑事法総合演習』現代人文社(2004年3月)……一部の設問に弁護士による解答例が付されている。 平川宗信・後藤昭編『刑事法演習』有斐閣(2008年2月・第2版)……短めの事例の中に刑法と刑訴法の論点を織り交ぜた、いわゆる融合問題集。設問にはどちらかといえば基本的なものが多く、解説も丁寧である(著者の独自色が薄い)ので、初中級者にも使いやすい演習書であると思われる。A5判、348頁。 【判例集・ケースブック】 法曹会編『最高裁判所判例解説 刑事篇』法曹会(?年?月・昭和29年度版~2015年7月・平成24年度版)……平成24年度版は、平成24年度の最高裁判所判例集に登載された刑事判例20件のすべてについて,最高裁判所の調査官が判示事項,裁判の要旨等を摘示し,かつ,当該裁判について個人的意見に基づいて解説したもの(法曹時報第65巻第9号より第67巻第4号までに掲載)を集録したもの。A5判、頁。最高裁判所判例解説の一覧:http //www.hosokai.or.jp/item/annai/zaiko/002.html 加藤康榮『刑事法重要判例を学ぶ』法学書院(2012年7月)……A5判、328頁。 【少年法】 〔基本書〕 平場安治『少年法(有斐閣法律学全集)』有斐閣(1987年4月・新版、OD版2001年12月)……古典。定評ある体系書。A5判、466頁。 澤登俊雄『少年法入門(有斐閣ブックス)』有斐閣(2015年4月・第6版)……オーソドックスな少年法の専門書(入門とあるが、初心者向けのやさしい本ではない。本書第5版はしがきより)。比較法的記述に詳しい。A5判、352頁。 武内謙治『少年法講義(法セミ LAW CLASS シリーズ)』日本評論社(2015年3月)……法セミ連載「少年法の基礎」を土台に大幅に手を入れて書籍化。国際人権法や刑事政策学、犯罪学の知見をふんだんに盛り込んでいる。A5判、592頁。 川出敏裕『少年法』有斐閣(2015年9月)……法教連載「入門講義 少年法」をもとに、連載中及び連載終了後に行われた法改正や、この間の少年法研究の進展も踏まえて、大幅な加筆、修正を行って(はしがき)書籍化。東大刑訴法に特徴的な緻密な解釈論を少年法に持ち込んだイメージ。したがって、理論面は随一。A5判、406頁。 ☆植村立郎『骨太少年法講義』法曹会(2015年11月)……元裁判官による著書。東大、学習院ローにおける「少年非行と法」講義案を書籍化したもの。実務家の著書ということもあり実務運用や手続規定についてはとりわけ詳しい(上記基本書中随一)。章の冒頭に学修のポイントを掲げたり、巻末に参考裁判例集を掲載しており至便。A5判、317頁。 〔判例集・ケースブック〕 廣瀬健二編『裁判例コンメンタール少年法』立花書房(2011年12月)……A5判、552頁。 廣瀬健二編集代表、川出敏裕・角田正紀・丸山雅夫編集委員『少年事件重要判決50選』立花書房(2010年9月)……犯罪全体の相当部分を占める少年事件とそれを律する少年法について理解を深める実務的な参考書。A5判、336頁。 〔コンメンタール〕 守屋克彦・斉藤豊治『コンメンタール少年法』現代人文社(2012年12月)……少年法、少年審判規則のみならず、少年保護事件補償法の解説も加えている。