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目次>人外(長月 灯火)>上城 美奈 名前 上城 美奈 (かみしろ みな) コードネーム クリスタルキャンサー 性別 女性 年齢 25 歳 ワークス/カヴァー 企業エージェントC/研究員 ブリード クロスブリード シンドローム モルフェウス/ノイマン メイン技能 『知識:レネゲイド』『RC』『意志』 生まれ 名家の生まれ 経験 大成功 邂逅 家族 覚醒/衝動 死/飢餓 基本侵蝕率 32 所持ロイス Dロイス 達人(アデプト)[砂の刃を指定] 親族 神城 早月[■ 尽力 /□ 劣等感 ] ??? 此花 慈雨[■ 純愛 /□ 不安 ] +細かい設定 神城家の分家、上城家の現当主(上城 師走 カミシロ シワス)の孫娘。 中学生の頃に事故で両親と死別、ミナはオーヴァードに覚醒し、生存。 上城家 神城家の分家の一つで明治維新の頃に神城家本家から別れた。 それ以降、血縁と交流を保ちつつ、人材面や資金面で神城グループに貢献を続け、それなりの影響力を保ってきた。 しかし、現当主の師走が前会長と対立し、閑職(小さな子会社の一つ)へ追いやられていた為に神城グループへの影響力は本家との関わりの割には小さい。 師走は技術職、事務職、経営者のいずれとしても『それなり』に有能だが、あくまで『それなり』なので高齢を理由に一線を引いている。 当主の師走は会長派寄りの中立派で、例外はあるが、一門全体の傾向として若者に会長派が、年長者に中立派が多い。 ミナと神城グループ ミナは神城グループの社員で、第三鉱物研究所第三分室に所属している。 第三鉱物研究所は神城グループが所有する鉱山の管理、調査並びに鉱石の精錬に関する研究室を行っている。 第三分室は表向き閉山になった鉱山の管理と鉱脈探しという閑職とされているが実際はレネゲイド関係の研究部門でUGNとも協力関係にある。 また、こんなのでもエージェントとしては優秀らしく、エンブレム『スーパーエージェント』を習得している。 ミナは根っからの会長派で、神城早月に対しては姉の様な感情も持っている。 ミナさんの研究 大学、大学院共に理学部で地学を専攻、鉱物関係の研究をやってたらしい。 なぜか、22歳にして博士号を取得し、そのまま神城グループに入った。 ミナさんの現在のテーマは『金属を中心とした無生物とレネゲイドの関係』に関する研究。 要はレネゲイドクリスタルの再現を夢にみつつ、EXレネゲイドやレネゲイド含有合金の研究をやっている。 最近は某棒との出会いから着想を得てレネゲイドが植物の成長に及ぼす影響について研究してみたいとも思っている。 オーヴァード(ミナ本人)の血液を材料の一部として、モルフェウスの能力を効率的に使用できる合金を開発したが、 恩恵を受けられるのが材料提供者に限定される事、使いこなすにはノイマン能力が必要である事などの理由でお蔵入り。 この技術を応用した汎用性に優れる素材の開発を行っている。 Rラボの長谷川さんや姫宮さんとも親交があり、研究についてのメールのやり取りは結構頻繁に行っている。 ミナの性格 社交性は低くないが、お洒落や流行には(社会現象の観察やビジネスチャンスという視点以外では)欠片も興味を示さない為に 表向き兼趣味の研究(鉱石関係)仲間やレネゲイド関係者以外に友人は少ない。 また、好奇心が強くレネゲイド関連に関してはよく目の色を変える。 一応、非人道的な事はしない主義。 但し対象の同意もしくは強い希望がある場合はその倫理観は大きく後退する、特に自分自身のみに関係する場合は顕著。 実は代謝制御である程度、感情のコントロールをしている。 構成 RCタイプ バトルは砂の刃を中心に、ただしデータ上のメイン火力は『死神の書』と『勝利の女神』。 演出は遠隔操作できる金属微結晶(自作 上記のお蔵入りになった合金)を起点に、 仲間の攻撃に合わせて背後から切りつけてみたり、砂の刃の牽制射撃だったり。 ミドルの『生き字引』 + 『天性のひらめき』が真のメインといううわさも。 クリスタライズを覚えたので多少はましに。 知識 レネゲイド 筆頭に技能いろいろ イージーエフェクト いろいろ 大事なこと 『無上厨師』で作った料理は手料理とは認められない。 +能力詳細 消費経験点240 肉体1 肉体技能なし 感覚2 芸術 料理 1LV 精神7 RC 8LV 知識 レネゲイド10LV 知識 鉱物1LV 知識 神城グループ1LV 知識 礼儀作法1LV 社会2 調達5LV アイテム 研究服 コネ 専門家(レネゲイド) コネ コーポレート 思い出の一品 専門書(レネゲイド) 死神の書(ユニーク) エンブレムデータ 黒のIDカード スペシャルエージェント エフェクト コンセントレイト(モルフェウス)2 砂の刃1 パーフェクトコントロール1 パラライズ1 クリスタライズ3 天性のひらめき3 生き字引1 勝利の女神5 イージーエフェクト 壁抜け 成分分析 万能器具 無上厨師 代謝制御 暗号解読 ドクタードリトル プロファイリング 参加セッション(NPC参加含む) はりがね 2012/02/26(日)「birdcage2」 融合師と気が合いそうだと思った。でも、反物質炉は勘弁な 深樹谷 2012/05/27(日)「けもみみ☆ぱにっく!」 生えた 深樹谷 2012/06/10(日)「まじかる☆ぱにっく!」 フーちゃん…ショック 深樹谷 2012/06/24(日)「ついんず☆ぱにっく!」 …慣れないもの…です 深樹谷 2012/06/11(日)「じぇんとる☆ぱにっく!」 これは後遺症?それとも…
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日記/2012年09月09日(SUN)/ニュース記事 2012-09-11 【記事一覧】 領海根拠の4島 管理行き届かず NHKニュース 韓国大統領 天皇発言で釈明 NHKニュース 野田首相 会議の場で胡主席と会話 NHKニュース オスプレイ配備計画撤回を 沖縄県民大会 NHKニュース 岩国でもオスプレイ反対集会 NHKニュース 「維新」国会議員らと討論会 NHKニュース がれき処理費用 自治体間で10倍の差 NHKニュース イラク爆弾テロ相次ぐ 53人死亡 NHKニュース シリア アレッポ巡り攻防続く NHKニュース 領海根拠の4島 管理行き届かず NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20120909/k10014898091000.html +記事コピペ収納 領海根拠の4島 管理行き届かず 9月9日 20時58分 K10048980911_1209092110_1209092111.mp4 日本の領土や領海に関心が高まるなかで、NHKが領海の根拠となる島を沖縄県内で調べたところ、少なくとも4つの島について、管理者がはっきりしないことが分かりました。 専門家は標識を立てるなど管理を徹底する必要があると話しています。 領海は、国連海洋法条約で、干潮時の海岸線から外側に12海里(およそ22キロ)までの海域と定められていて、日本はおよそ43万平方キロメートルの領海を持っています。 NHKは日本の領土や領海について管理の実態を明らかにするため、海上保安庁が作成する海図を基に領海の根拠となっている沖縄県内の島を調べました。 その結果、領海の根拠となっている島は、沖縄本島をはじめ、少なくとも44あり、27は無人島でした。 この27の島の所有者や管理の状況について、国や自治体の関係者を中心に調べたところ、不動産登記がされていたり、国有財産として台帳に記載されるなど、管理が明確なのが14、登記はされていないものの地元の町や村が所有しているとしているのが5、企業や個人など民間が所有していると国が認めているのが4ありました。しかし、久米島の南およそ2.5キロにあり、地元で「トゥンバーラ」と呼ばれ、海図に「飛原岩」と記載されている島など、残りの4つの島については、所有者や実務的な管理者がはっきりしないことが分かりました。 所有者の分からない島は、民法の規定では国有地になると定められていますが、これら4つの島は不動産登記もされておらず、国有財産台帳にも記載されていないということです。 また、与那国島沿岸の2つの島には名前もありませんでした。 政府は、ことし3月までに日本のEEZ=排他的経済水域の根拠となる全国の99の島のうち、所有者が分からない島を国有財産にしたほか、尖閣諸島の4つの島など、これまで名前のなかった島については名前を決定しています。 政府の総合海洋政策本部によりますと、領海の根拠となる島の数は、現時点でははっきり分からないとしており、「所有や名前が明確でない島の洗い出しを進めている」と話しています。 海洋政策に詳しい東海大学海洋学部の山田吉彦教授は「所有者がいないような場合、誰かが不法占拠してもとがめることができないということになりかねず、しっかりとした管理が必要だ。登記もないのでは、国が管理しているとは言えない可能性がある。日本の島であることを登記し、または標識を立てるなどして、内外に示していく必要がある」と話しています。 韓国大統領 天皇発言で釈明 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20120909/k10014892021000.html +記事コピペ収納 韓国大統領 天皇発言で釈明 9月9日 13時4分 K10048920211_1209091310_1209091318.mp4 韓国のイ・ミョンバク大統領は、「天皇陛下が韓国を訪問するなら独立運動の犠牲者に謝罪すべきだ」としたみずからの発言について、非公式の場で、「天皇が訪韓しておことばを述べられたら歴史問題は解決できるという意味だった」と述べて、日韓関係の改善を念頭に置いた発言だったと釈明していたことが分かりました。 これは、イ・ミョンバク大統領が、今月5日、日韓関係の韓国人専門家を大統領府に招いて行った非公式の懇談の場で述べたものです。出席者によりますと、大統領はこの中で、島根県の竹島への上陸を決めた背景に、日本がいわゆる従軍慰安婦の問題に前向きに取り組まなかったという不満があったと改めて明らかにしたということです。 そのうえで、先月14日、「天皇陛下が韓国を訪問するなら独立運動の犠牲者に謝罪すべきだ」と発言したことについて、「歴史問題は、日本の総理大臣がおわびするよりも、天皇が訪韓しておことばを述べられたほうが容易に解決できるという意味だった」と述べたということです。 大統領はさらに、竹島の領有権問題について、「これ以上、刺激しないほうがよい」としたうえで、「日本人に敬意を持っている」とも述べたということで、先月の発言は、日韓関係の改善を念頭に置いたものだったと釈明したということです。 野田首相 会議の場で胡主席と会話 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20120909/k10014891431000.html +記事コピペ収納 野田首相 会議の場で胡主席と会話 9月9日 13時48分 ロシアを訪れている野田総理大臣は、APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議の場で、中国の胡錦涛国家主席とことばを交わし、沖縄県の尖閣諸島の問題などを巡って両国関係が悪化するなか、大局的な観点から、日中関係を損なうのは得策ではないという認識で一致しました。 野田総理大臣は、ロシアのウラジオストクで開かれているAPEC=アジア太平洋経済協力会議に合わせて、同じく会議に出席している中国の胡錦涛国家主席との首脳会談について中国側と調整を続けてきましたが、結局、正式な個別会談は見送られる見通しとなりました。 こうしたなか、野田総理大臣は日本時間の9日午前、APECの首脳会議の場で、胡錦涛国家主席と、およそ15分間にわたってことばを交わしました。 この中で野田総理大臣は、7日に中国南西部の雲南省で相次いだ地震について、お見舞いを述べました。 そのうえで両首脳は、現在の両国関係について意見を交わし、大局的な観点から、日中関係を損なうのは得策ではないという認識で一致しました。 沖縄県の尖閣諸島の問題などを巡って日中関係が悪化しているなか、日中両国の首脳が直接会話したのは、政府が尖閣諸島を国有化する方針を示して以降、初めてです。 オスプレイ配備計画撤回を 沖縄県民大会 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20120909/k10014891721000.html +記事コピペ収納 オスプレイ配備計画撤回を 沖縄県民大会 9月9日 18時16分 K10048917211_1209091920_1209091926.mp4 アメリカ軍の新型輸送機オスプレイの配備が計画されている沖縄県で、これに反対する県民大会が開かれ「配備は容認できず、これ以上の基地負担は断固拒否する」として配備計画の撤回などを求める決議を行いました。 オスプレイの配備に反対する県民大会は、配備が計画されている普天間基地を抱える沖縄県宜野湾市の会場で開かれました。 大会には、沖縄県の仲井真知事が「市民運動と行政実務とは役割が違う」として欠席しましたが、県内41の市町村のほとんどの代表や170を超える団体のメンバーら、主催者側の発表で10万人を超える人が参加しました。 大会では、地元を代表して、宜野湾市の佐喜真淳市長があいさつし「安全性に担保のないオスプレイを、世界一危険な普天間基地に持ち込もうとしていることに強い憤りを感じざるをえない」と述べ、配備の見直しを訴えました。 このあと、大会では、オスプレイの配備計画の撤回と普天間基地の閉鎖を求める決議を採択しました。 沖縄県でこうした大会が開かれるのは、政権交代後のおととし、普天間基地の県外や国外への移設を求めた大会以来だということです。 宜野湾市長“政府は真摯に行動を” 県民大会の終了後、宜野湾市の佐喜真淳市長は「県民の意思が示された大会となり、成功だった。地元の市長として、参加者に感謝したい。これまでは配備ありきの状況だったが、きょうを境に日本政府が地元の意向をくみ取って、配備の見直しを含めて真摯(しんし)に行動してほしい」と述べ、大会を受けて配備計画を見直すべきだという考えを示しました。 参加した県民は 沖縄県北部の名護市から県民大会に参加した28歳の男性は「きょうの大会が、県内だけではなく、本土に伝わることが大切だと思う」と話していました。 同じく名護市の64歳の女性は「県民の代表である知事が参加していないのはおかしいと思う。何よりも優先して参加すべきだった」と知事の欠席を残念そうに話していました。 また、那覇市から参加した家族は、6歳の男の子が「沖縄の空にアメリカのヘリコプターが飛ぶのはおかしい。アメリカの飛行機はいらない」と話したのに続き、36歳の母親は、「子どもたちにも沖縄が抱える課題や現実を知ってもらえたので、きょうは参加してよかったです」と話していました。 友人4人で那覇市から参加したという28歳の会社員の男性は「これだけ反対の声を上げても日米両政府が配備を進めるのであれば残念だ。もっと地元の声に耳を傾けてほしい」と話していました。 仲井真知事 配備反対の姿勢を改めて強調 「市民運動と行政の実務は違う」として、県民大会を欠席した沖縄県の仲井真知事は「日曜日に多くの人たちが集まったことは、オスプレイの配備計画の見直しに対する強い関心の現れだと思う。準備した人たちや参加された皆さんに対して敬意を表したい」と述べました。 一方、みずからの欠席について、仲井真知事は「いろいろな意見があると思う。不満はあると思うが、特に私から言うことはない」と述べるにとどめました。 そのうえで、仲井真知事は「今後もオスプレイの配備の見直しをしっかりと訴えていきたい」と述べ、オスプレイの配備に反対する姿勢を改めて強調しました。 また、オスプレイが今月6日、アメリカ南部のノースカロライナ州で、市街地の空き地に緊急に着陸していたことについて、「やはり事故が起こりやすいのか。論理的に不思議なのは、操縦に問題はあるが、機械は問題ないから安全だという点で、なぜそれで安全なのか。逆じゃないかと思う」と不快感を示しました。 岩国でもオスプレイ反対集会 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20120909/k10014896471000.html +記事コピペ収納 岩国でもオスプレイ反対集会 9月9日 18時16分 アメリカ軍の最新型輸送機、オスプレイの配備に反対する県民大会が沖縄県で開かれたのに合わせて、ことし7月にオスプレイが搬入された山口県岩国市でも9日、反対集会が開かれました。 岩国市で開かれた集会には、オスプレイの配備に反対するおよそ300人が参加しました。 はじめに主催者を代表して、岩国市の市民団体の代表、大川清さんが「オスプレイを岩国の空で飛ばせてしまえば、沖縄への配備の道筋を作ってしまう。みんなで精いっぱい声を上げ、危険なオスプレイに『ノー』を突きつけ配備を撤回させましょう」と呼びかけました。 集会では「沖縄県民と連帯し、日本が危険にさらされる欠陥機オスプレイの配備阻止に向けて切実な声を届けよう」というアピール文が採択されたあと、「怒り」と書かれた紙を参加者全員で掲げて、オスプレイの配備阻止を訴えました。 このあと参加した人たちは、ことし7月にオスプレイが搬入された岩国基地周辺で、「オスプレイはいらない」などとシュプレヒコールを上げながらデモ行進を行いました。 「維新」国会議員らと討論会 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20120909/k10014897061000.html +記事コピペ収納 「維新」国会議員らと討論会 9月9日 19時23分 K10048970611_1209091926_1209091944.mp4 大阪市の橋下市長が率いる大阪維新の会は、新党「日本維新の会」の結成に向け、新党への合流を目指す7人の国会議員らと、基本政策「維新八策」を巡る討論会を開き、橋下市長は、「みんな価値観は一緒だと思う」と述べました。 9日の討論会には、大阪維新の会の代表を務める大阪市の橋下市長、幹事長を務める大阪府の松井知事らと、民主党の松野元官房副長官、石関衆議院議員、水戸参議院議員、自民党の松浪衆議院議員、みんなの党の上野参議院議員、小熊参議院議員、桜内参議院議員の合わせて7人の国会議員、それに東国原前宮崎県知事ら地方自治体の長やその経験者らが出席しました。 討論会では、冒頭、橋下市長が「国政には多くの国民が不満を抱いている。政治グループは、同じ価値観のメンバーが集まらなければ、政治決定ができない。われわれはすべてにおいて、方向性を決定するグループの結成を目指しており、本当に価値観が一緒かどうか確かめあう場にしたい」と述べました。 そして、統治機構の見直しなどを巡って意見が交わされ、新党への合流を目指す、民主党の松野元官房副長官は「総理大臣官邸に財務省の企画立案部門を移すなどして、機能強化を図る必要がある。また『決められる国会』を実現するための国会改革も行わなければいけない」と述べました。 また、東国原前宮崎県知事は「維新の価値観は、体制や意識を変えようという、ユーザーサイドに立つ大きな転換だ。今までだめだったのだから、体制を変えるんだということを前提にすべきだ」と述べました。 こうした意見交換を踏まえ、橋下市長は「みんな価値観は一緒だと思う。最初から一致しているからきょう参加してもらったが、それを発信できた」と述べました。 一方で、橋下市長は「原子力発電所に対する考え方は、ちょっと気になるところがある」と述べたほか、9日は、「維新八策」に盛り込まれた衆議院の議員定数の半減などについては、意見は交わされませんでした。 大阪維新の会としては、9日の討論を通じて、価値観が共有できることは確認できたとしていて、「日本維新の会」の結成にあたって、討論会に参加した国会議員らが、所属する政党を離党することを条件に新党への合流を認める方向で最終調整を行う方針です。 松野氏“おおむね価値観は一致した” 民主党の松野元官房副長官は、記者団に対し「討論会を通じて、橋下市長ら大阪維新の会と、おおむね価値観は一致したと思っている。非常に考え方は近いと感じており、東京に戻って、この7人のメンバーで相談して、新たに結成される『日本維新の会』に参加するかなどの結論を出したい」と述べました。 松浪氏“議論はおおむね一致” 自民党の松浪健太衆議院議員は、記者団に対し「議論はおおむね一致したし、統治機構についてはわれわれが研究していた成果とぴったりのところがあった。農業や外交・防衛については議論にならなかったが、もともと、われわれの考え方は『維新八策』と一致していたので、問題にはならない。ただ、原発政策については、これからまだ議論が必要だ」と述べました。 そのうえで、記者団が「大阪維新の会とはどのように連携していくのか」と質問したのに対し、「7人で考えたい」と答えました。 桜内氏“持ち帰って検討する” みんなの党の桜内文城参議院議員は、記者団に対し「いろいろと意見も言えたし、逆に聞くことができてよかった。今後の対応は、持ち帰ってみんなで検討する」と述べました。 橋下市長“同じ方向性に向かっている” 討論会のあと、大阪維新の会を率いる大阪市の橋下市長と幹事長を務める大阪府の松井知事は記者会見しました。 この中で、橋下市長は「きょう参加した人たちとは、基本的には、価値観が一致している。同じ方向性に向かっている」と述べました。 また、松井知事は、新党への合流を目指す国会議員への対応について、「国会議員7人とは、ものの考え方や価値観は一致している。7人は、まだ、それぞれ政党に所属しており、あとは、ご本人たちがどういう対応をするかによって、新党が政党要件を満たせるかどうかだ」と述べました。 岡田副総理“出席議員は説明責任を” 岡田副総理は、宮崎市で記者団に対し、大阪維新の会が新党への合流を目指す国会議員らと開いた討論会に、民主党の3人の国会議員が出席したことについて、「身の処し方は政治家自身が決めることなので、覚悟のうえでの活動について、とやかく言うことはできない。ただ、民主党の所属議員ということで支援してくれた有権者に対して説明責任は発生する」と述べました。 また、岡田副総理は大阪維新の会が掲げる政策について、「『維新八策』は、将来の方向性として同意できる部分と同意できない部分があり、憲法改正が必要なものも含まれている。次の衆議院選挙では、4年間で何を実現するのか示すべきだ」と述べました。 町村氏“最初から組むか組まないかではない” 自民党総裁選挙への立候補を表明している町村元官房長官は「大阪維新の会の『志はよし』というところはあるが、具体論になればなるほど、よく分からないところもあり、具体論が出されれば深く考えないといけない。教育分野でも、私は、政治的中立性を担保する教育委員会制度は基本的に今の仕組みでいいと思っており、最初から、大阪維新の会と組むとか、組まないということを決めつけるべきではない」と述べました。 石破氏“スローガンだけでは国政責任政党と言えず” 自民党総裁選挙に立候補する意向の石破前政務調査会長は「『維新八策』には、方向性として賛同できるものも半分以上あるが、それぞれの項目がどういう関係にあるのか、どういう順序で、どういう手法で、どういう法律を出して実現するのかが示されなければ、プロの政治とは言えない。スローガンを掲げるだけであれば、国政に責任を持つ政党とは言えず、有権者を惑わすことになる」と述べました。 がれき処理費用 自治体間で10倍の差 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20120909/k10014896001000.html +記事コピペ収納 がれき処理費用 自治体間で10倍の差 9月9日 17時44分 K10048960011_1209091942_1209091944.mp4 東日本大震災からまもなく1年半がたちますが、復興の妨げとなる震災で発生した大量のがれきについて、処理費用が分別方法の違いなどによって自治体の間で大きな差が出て、最大で10倍の開きがあることがNHKの調べで分かり、国は、「改善すべき要因があるかどうか検証は必要だ」としています。 震災で被害が大きかった岩手、宮城、福島の3つの県の沿岸部では合わせて2758万トンのがれきが発生したと推計され、先月末までにおよそ73%に当たる2014万トンが仮置き場に運び込まれて処理が進められています。 NHKは、原発事故の影響でほとんど処理が進んでいない福島県を除いた、岩手県と宮城県の沿岸部にある27の市町村で、すでに使われたり、今後、見込まれたりする費用などから、がれき1トン当たりの処理費用を調べました。 その結果、1トン当たりの処理費用の平均は4万5000円余りと、およそ2万2000円だった阪神・淡路大震災の2倍を超えていました。 各自治体ごとの処理費用を見てみますと、岩手県大槌町が9万7000円と最も高く、次いで岩手県田野畑村が8万5000円、宮城県石巻市が7万1000円でした。これに対し、宮城県東松島市では9600円と最も安く、最も高かった大槌町と比べて10倍の開きがありました。 費用が高くなった理由について23の自治体では、震災直後に大量のがれきを一刻も早く撤去しようと、解体現場などから十分に分別しないままがれきを集めたことで、仮置き場での分別が必要になり人手がかかるうえ、新たに機械を導入しなければならず、多額の経費がかかったということです。 さらに、震災発生当初、27のすべての自治体が業者の選定に入札を行わず、随意契約を結んでいて、業者に対し、適切な処理費用が支払われたかどうか多くの自治体で十分チェックできていなかった可能性があるということです。 このため、27の自治体のうち15の自治体では、業者の選定に入札を導入し、透明性を高める取り組みを進めています。 がれきの処理について、震災の復興に向けた予算として、昨年度と今年度でおよそ1兆円が充てられていて、がれき処理を監督する環境省廃棄物対策課の山本昌宏課長は「どういう差が出ていてどういう要因によるのかは十分把握できていない。改善すべき要因があるかどうか検証は必要だ」と指摘しています。 費用の違いはどこから 被災地で最も多い426万トン余りのがれきが発生した宮城県石巻市は、1トン当たりの処理費用が7万1000円と3番目に高くなっています。 石巻市では、解体現場などから十分に分別しないままがれきを集めたことで、多額の費用がかかったうえ、分別を待つがれきから発生した大量のハエを駆除する費用などもかかり、がれき置き場の管理費用だけで昨年度、およそ40億円がかかっています。 さらに震災発生直後、入札を行わず、処理業者と随意契約を結んでいた石巻市は、業者からの請求を十分、チェックできていませんでした。 業者が費用を請求する際に、市では、がれきの処理が間違いなく行われたことを確認するため、現場で撮影した写真や作業員の名前が書かれた資料を提出するよう求めていました。 しかし、別の現場にもかかわらず同じ写真が提出されていたり、名前が書かれていないなど、多数の業者でずさんな報告が見つかりました。 市では、震災の混乱のなか、資料の内容を細かくチェックできず費用が適正に支払われなかった可能性があるとして、業者の資料の見直し作業を進めています。 石巻市災害廃棄物対策課の三浦智文課長は「正確なチェックだったりあるいは不備を見つけて業者を指導するといういとまもなかった。時間もかかるし通常業務から手は割かれますけど欠かせない仕事だ」と話しています。 これに対し、27の自治体の中で最も低く費用を抑えていた宮城県東松島市は、419万トン余りのがれきが発生しました。 東松島市は、9年前に起きた震度6強の地震の際、がれきの分別を後回しにしたことで処理費用が当初の予想の1.5倍に膨れあがったということです。 このため、解体現場で分別を済ませたことで、がれき置き場の管理にかかる費用が、およそ5億円と石巻市の8分の1に抑えられています。 さらに東松島市では、各業者が請求書をいったんすべて建設業協会に提出し、協会が請求内容をチェックしたうえで市役所に提出し、費用を抑える取り組みを進めたということです。 東松島市の大友利雅市民生活部長は「全国の皆さんがご負担しているということになるので、われわれは1円でも安く処理を終わるせることが使命というふうに考えている」と話しています。 自治体別の処理費用 ▽岩手県大槌町が9万7000円で最も高く、▽次いで岩手県田野畑村が8万5000円、▽宮城県石巻市が7万1000円、▽岩手県大船渡市が6万9000円、▽宮城県気仙沼市と宮城県南三陸町がいずれも6万円、▽宮城県塩釜市と岩手県山田町がいずれも5万5000円、▽宮城県亘理町が4万9000円、▽岩手県宮古市が4万8000円、▽宮城県七ヶ浜町が4万5000円、▽岩手県陸前高田市が4万3000円、▽宮城県名取市が4万2000円、▽宮城県多賀城市が4万1000円、▽岩手県洋野町が4万円、▽岩手県野田村と宮城県女川町がいずれも3万8000円、▽岩手県普代村が3万7000円、▽仙台市が3万5000円、▽宮城県岩沼市が3万3000円、▽岩手県久慈市と宮城県山元町がいずれも3万1000円、▽宮城県松島町が2万9000円、▽岩手県釜石市が2万7000円、▽岩手県岩泉町が2万2000円、▽宮城県利府町が2万1000円、▽そして、宮城県東松島市が9600円と最も低くなっています。 イラク爆弾テロ相次ぐ 53人死亡 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20120909/k10014897081000.html +記事コピペ収納 イラク爆弾テロ相次ぐ 53人死亡 9月9日 19時23分 K10048970811_1209092318_1209092353.mp4 イラク各地の11か所で、爆発が相次いで少なくとも53人が死亡し、警察は周到に準備された同時多発的なテロ事件とみて調べています。 イラク北部のキルクークにある治安部隊の施設で、9日、車に仕掛けられた爆弾が爆発し、新規の隊員募集に応じて集まっていた人たちなど、少なくとも8人が死亡しました。 また、北部のティクリットや南部のナシリーヤとバスラ、それに首都バグダッドなど、11か所で、検問所や市場の周辺で、車や道路脇に仕掛けられた爆弾が相次いで爆発しました。 イラクの治安当局によりますと、この日、11所で起きた一連の爆発で少なくとも53人が死亡し、190人以上がけがをしたということです。 これまでのところ、犯行声明は出ていませんが、爆発が6時間ほどの間に広い範囲で同時多発的に実行されていることから、警察は周到に準備された計画的なテロ事件とみて調べています。 イラクでは、去年12月にアメリカ軍が撤退したあとも、各地でテロ事件が頻発していて、市民の犠牲が後を絶たない状況が続いています。 背景には、マリキ首相を中心とするイスラム教シーア派のグループとフセイン政権時代に権力を握っていたスンニ派のグループの対立があるとみられていて、宗派対立の再燃が懸念されています。 シリア アレッポ巡り攻防続く NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20120909/k10014889201000.html +記事コピペ収納 シリア アレッポ巡り攻防続く 9月9日 8時28分 K10048892011_1209091012_1209091013.mp4 内戦状態が続くシリアでは、反政府勢力が、北部の都市アレッポにある政府軍の施設を襲撃して大量の武器を奪ったうえ、離反を試みて拘束されていた兵士たちを解放したのに対し、政府軍が施設に対して空爆を行い、双方の激しい攻防が続いています。 シリアでは、政府軍と反政府勢力の自由シリア軍との戦闘が各地で続いていて、特に北部の主要都市アレッポと首都ダマスカスの郊外では、政府軍が戦闘機や戦車を投入して住宅地への無差別な攻撃を強めています。 アレッポにいる反政府勢力の活動家によりますと、自由シリア軍は8日、不足している武器を補うため、アレッポ郊外の政府軍の施設を襲撃し、およそ10時間の銃撃戦の末、施設を制圧したということです。 自由シリア軍は大量の武器を奪ったうえで、離反を試みたり、市民への発砲を拒否したりして施設内で拘束されていた政府軍の兵士たちおよそ350人を解放したということです。 これに対し、政府軍は離反した兵士たちが自由シリア軍に加勢しないよう、この施設に向けて集中的に空爆を行っているということです。 アレッポでの攻防が今後のシリア情勢を左右するいわれるなか、戦闘は市の中心部にまで広がり一段と激しさを増しており、泥沼化の様相を呈しています。 名前 コメント ◇◆前へ/次へ/目次へ
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古武道(こぶどう)(古流武術、古武術等もほぼ同義)とは、日本の伝統的な、徒手もしくは鈍器や刃物、火器などの武器による闘いのための技術を体系化したものの総称。 武士が戦うための技芸であった武芸,兵法を基に、室町時代の終わり頃から剣術や柔術、槍術、弓術、砲術などがそれぞれ様々な流派として技術化、体系化された。これらは江戸時代を通して「武芸,武術,兵法」等と呼ばれ、大正時代以降の近代では、明治以降に成立した流派も含めて武道という総称が用いられた。(但し、既に江戸時代の後期においても、一部で武道とも呼ばれるようになっていた。) 現代においては、近代以降の現代武道と区別して、主に明治以前に成立した現代武道以外の諸流派を現代から見て古武道や古流武術、古武術等と呼んでいる。 現代武道が技の錬磨以上に人間形成と体育的見地からの心身の鍛錬を目的として技術の体系を構築し、また競技、試合を重視しているのに対し(例:柔道、剣道)、古武道は基本的に試合での勝敗を目的とせず(流派によっては他流試合を禁じていた)、実際に身を守り暮らす事や、武士としての使命を果たすための鍛錬などが目的とされていた。そのため危険であることから現代武道から除かれた技法や各種の隠し武器、活法、薬方、呪術などが今でも残っている場合がある。また禅、密教や儒学と結びついた心法(心の持ち方、心に関する技術)や宗教的理念が身体技術と密接に結びついた形で伝承されている場合が多い。例としては新陰流と禅、起倒流や関口新心流と老荘思想などがある。また多くの流派で密教が取り入れられている。武術修行において精神修養などの人間形成も重視する理念は、新陰流と将軍家などに見られるように江戸時代初期には既に生まれていた。反面、流派を伝承する者にも意味が伝わっていない動作や非合理的な内容、江戸時代に形の美観のため加えられた(華法化)動作が含まれる場合もある。 目次 [非表示] * 1 名称 * 2 歴史 o 2.1 古代 o 2.2 鎌倉時代 o 2.3 室町・戦国時代 o 2.4 江戸時代 初期 o 2.5 江戸時代 中期以降 o 2.6 明治維新 o 2.7 武道への名称変更(明治~終戦) o 2.8 現代武道の誕生(戦後) * 3 現状 * 4 武芸十八般 * 5 伝承方法 o 5.1 家元、宗家 * 6 参考文献 * 7 文献情報 * 8 脚注 * 9 関連項目 * 10 外部リンク 名称 [編集] 剣術や柔術、居合術、弓術などは総じて武術と呼ばれていた。 大正3年、警視総監の西久保弘道は、警察訓練所での講話『武道講話』(警察協会北海道支部 1915年)において武術の名称を「術」でなく「道」でなければならないとした。理由は、「術」という名は技術の上達のみに終始し、「礼儀」は無用と考えることになるのでよくなく、「武」は技術でないという観念を明確にするため、であったという。 大正8年1月29日、西久保は大日本武徳会の副会長と武術専門学校長になり、名称変更を主張。同年5月15日、常議員会で武術専門学校を武道専門学校に変更承認。同年8月1日、文部省認可。これ以後、武徳会各支部で「武道」を用いることとされた。 その背景について、福島大学教授の中村民雄や筑波大学名誉教授の渡辺一郎らの研究によると、武術興行などを行い堕落した(とみなされた)武術と区別するために、教育的に有用な真剣な修行という意味で「武道」という名称を用いたのであるという。[1] 第二次世界大戦後の連合国軍最高司令官総司令部による武道禁止後に復活した現代武道との区別のために、明治以前に成立した諸流派は古武道とよばれる。後に古流武術とも呼ばれ、近年では古武術という呼び方も使われるようになった。 なお居合道、杖道では全日本剣道連盟居合の制定居合形、全日本剣道連盟杖道の制定杖道形に対し、各流派の形を古流とも呼ぶ。 歴史 [編集] 古代 [編集] 弥生時代の鎧、剣、矛、鏃、弓、埴輪などの出土品や、『古事記』、『日本書紀』などの日本神話に剣、矛、刀、弓など武器の記述があることから、なんらかの武技は存在していたものと思われるが、詳細は不明である。 『日本書紀』に捔力で相手を蹴り殺したとの記述があり、この時代の捔力が相撲の起源とする説もある。これは蹴り技など用いていたと推測され、現代の大相撲・新相撲などとは異なるものである。 『日本書紀』の天智天皇紀には、7年秋7月「于時近江國講武」すなわち近江国で武を講じたとある。 弓道は『精神力』『忍耐力』『集中力』を鍛えられると言われている 騎弓道 鎌倉時代 [編集] 武士の道は弓馬の道とされ弓矢(弓、矢)馬が武士の必須の武芸であり、合戦での戦闘のための技芸であった。流鏑馬などが盛んに行われた。また、曾我兄弟の仇討ちで有名な『曽我物語』などにも現代の相撲と異なる武芸としての相撲が武士により行われたことが記述されている。この武家相撲は後に廃れ、相撲伝書や江戸時代初期の関口流柔術の伝書などにうかがえるのみである。 * 外部リンク中世の相撲 ―武芸としての相撲と相撲興行の起こり 室町・戦国時代 [編集] いわゆる兵法三大源流(陰流、神道流、念流)が興った。またそれらの影響を受け新陰流や新当流、一刀流、中条流等が派生して一挙に剣の道が広まった。また柔術系の武術としては竹内流が成立した。武芸は能や歌のように芸とみなされ理論の確立や深化が進められた。武芸を専一に行う兵法者(ひょうほうしゃ)の道を歩む者たちが現れ、彼らのなかには自流を上覧に供したものもいた。 江戸時代 初期 [編集] 武術(古武道)の様々な流派は、戦国時代において形成されたものは少なく、多くがむしろ戦乱の収まった江戸時代に発展した。幕藩体制のなかで各藩は指南役を設けたり、特定の流儀を御流儀として指定するなどした。 江戸時代 中期以降 [編集] 長く続いた平和によって経済が発達し、町人文化が興るなかで武術は余暇の楽しみとして都市部や農村地帯で広く行われた。流派の数は幕末までに数百(あるいは千)を越えたと思われ、19世紀になると全国で武者修行や他流試合、武術留学が流行し始め、各地の師範名をまとめた書物が発刊されるなどした。 様々な流儀で交流が行われ、槍術や剣術、柔術などで試合方法や試合道具が共通化していった。また、幕末の志士たちの多くが江戸の有名道場で学び、全国に人脈を広げていった例からわかるように、武術の道場は、学問所と同じように、ある意味サロン的な役目を果たすようになっていった。 明治維新 [編集] 明治維新後、武士の身分が廃止され、いわゆる文明開化の中で武術は時代遅れと断ぜられ一時期衰退しようとした。武術家たちは撃剣興行等の見世物、興行を行い武術を振興しようとした。後に西南戦争等で武士たちが剣術や柔術等を用いて白兵戦を優位に戦った影響により、警視庁に剣術、柔術等の武術が採用され、絶滅の危機は脱せられた。 武道への名称変更(明治~終戦) [編集] 近代になり、嘉納治五郎が新しく柔道を創設したことなどや日清戦争後に武士道が再輸入されもてはやされたなどの社会情勢から大日本武徳会が設立されて大日本帝国の精神修養として採用され、明治末から大正にかけて武術の「術」を「道」と替え武道と名称変更した。多くの地方流派が武徳会に所属するとともに剣道や柔道を取り入れ、伝来の形や稽古法が徐々に失われていった。 現代武道の誕生(戦後) [編集] 第二次世界大戦敗戦直後、沢山の流派において継承者が戦死するなどの原因から失伝(伝承が途絶え、失われること)したという。また、連合国軍最高司令官総司令部による武道の禁止が契機となって、戦闘技法であることをやめて精神修養のみを目的とする新たな現代武道が発祥・隆盛している。柔道、剣道等も現在行われている。 現状 [編集] 現在も続く各種古武道は、古式の形態を守りつつも時代に合わせて変化している例も多い。また数多くの流派が戦後に消滅した。中には現代武道になってしまったところもあるが、現代においても様々な形で受け継がれている。 また現在でも一子相伝とされるような小さな流派では、大々的に道場を構えたりせず一族だけで伝承されてきているため、時代状況の移り変わりの中で、次の世代に継ぐべき人間がいなければ容易に途絶えてしまう。流儀を宣伝することがないので、極端な例では親族の葬儀に参列してはじめて「なにやら一族の武術があって、亡くなった人はその継承者だった」ことを知るなどの事例も聞かれる。 武芸十八般 [編集] 日本の武士が合戦で戦うための技芸を武芸といった。これが基になり、剣術や柔術などが生まれた。 武芸十八般とは、元は江戸時代初期に中華から伝わった言葉であるが、江戸時代の日本の武家階級において武士が修得すべきとされた18種類の武技の総称である。この18の武技の内容は時代や集団により異なっているため一概には言えないが、概ね以下のものが挙げられる。 薙刀をもった侍 * 弓術 * 馬術・騎馬術 * 水術- (泳法術) * 薙刀 * 槍術 * 剣術 * 小具足 * 棒術 * 杖術 * 鎖鎌術 * 分銅鎖 * 手裏剣 * 含針術 * 十手術・鉄扇術・鉄鞭術 * 居合・抜刀術 * 柔術・和術 * 捕手術 * もじり術 * しのび(隠形)術 * 砲術 他 伝承方法 [編集] 古武道の多くは、技術の進歩段階や人格を見て各種の許しを発行した。例として、天然理心流の剣術では、まず切紙、次いで目録、中極意、免許、指南免許という順番であり、各段階で形の目録や流儀の秘訣、流儀の由来などが書かれた伝書が与えられた。指南免許を得た者は独立し、新たな師匠となることができた。 また多くの流派では入門時に入門の儀式を行い、流儀の掟が書かれた誓詞に血判をおこっていた。誓詞の内容は多くの流派で共通しており、免許を得るまで親兄弟といえども流儀の内容を教えない、許可を得ずに指導しない、他流批判をおこなわない、天下の御政道を守る等であり、最後に以上の誓いを破った者には神罰が下ると書かれていた。 また現代武道で多く見られる号令による集団指導はおこなわれず、もっぱら個人指導であった。 現在では古来のままの伝授形式を墨守している流派は少なくなり、現代武道的な段位制度や集団指導方法を取り入れている流派も存在する。 家元、宗家 [編集] 基本的には、古武道である一人の師匠が一子相伝すると言うことは珍しく、多くの師範を育てる場合が多かった(ただしある段階以上は一族や近しい者にのみ伝える場合も見られた。)。 指南許可を得れば自由に弟子を取って教えて良いとする流派や、免許を発行して良いが、師匠の許可を取る必要があるとする流派など様々であった。ただ実際は現代と違い全国的な組織を作ることが困難であり、江戸で学んだ者が特に指導許可を得ずに故郷で指導した例も見られた。以上の理由により○○流△派などとして同一流派に多くの派がうまれた。 明治維新後、特に戦後は交通や通信の発展と多くの流派が衰退し同流多派が少なくなった事により、古武道の世界でも宗家制度が広まり、全国的な組織が作られる例も見られる。 参考文献 [編集] * 『古武道の本―秘伝の奥義を極めた達人たちの神技』 ISBN 4056027676 * 『(別冊歴史読本) 日本伝承武芸流派読本』 ISBN 4404023405 * 綿谷雪 山田忠史編 『(増補大改訂) 武芸流派大事典』 東京コピイ出版部、1978。 * 『日本古武道総覧』 日本古武道協会編集 平成九年版 島津書房 * 『幕末関東剣術英名録の研究』渡辺 一郎 1967年 * 『埼玉県の念流 1~3』山本邦夫 埼玉大学紀要 * 『埼玉武芸帳―江戸から明治へ』山本邦夫 さきたま出版会 1981年 * 『柔道史攷』 桜庭 武 第一書房 1984年(復刊) 文献情報 [編集] * 「東アジアにおける武術の交流と展開」魚住孝至ほか(2005年度特定研究プロジェクト、武道・スポーツ科学研究所年報第11号平成17年度)[1] 脚注 [編集] [ヘルプ] 1. ^ 『史料近代剣道史』島津書房 関連項目 [編集] * 柔術 * 琉球古武術 * 神武不殺 * 忍術 * 中国武術 * 武芸一覧 * 武具 * 暗黙知 * 棒の手 * 傘の手 * 岡山県古武道祭 * 武道 * 武芸 武道史研究家 * 高橋賢 * 中村民雄 * 森田栄 * 綿谷雪 武術研究家 * 甲野善紀 * 日野晃 * 白石安男 * 高橋華王 参照:ウィキペディア「古武道」より http //ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E6%AD%A6%E9%81%93 榎本劍修堂 / 劒人倶楽部 埼玉県さいたま市見沼区大谷399 剣道 通販 / 竹刀 通販
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槍ヴラドの再臨3に鎖24必要。 -- 2016-11-27 22 40 37 やりヴラドのところに書き込めよ -- 2016-11-28 01 32 11 ワロタ -- 2016-11-28 01 35 10 コアトルの要求数がおかしいwスキルマに216てw -- 2016-12-11 14 18 39 荒らしか、誰か通報しといた方がいいかもな。 -- 2016-12-11 14 59 06 単に3つのスキル全部の合計数を書いてしまっただけだと思うんですけど(名推理) -- 2016-12-20 09 28 06 荒らしとか修正と騒ぐより、合計の横にスキル3つ分の必要個数欄も付ければ良かったんじゃないか -- 2017-02-04 06 26 43 愚者の鎖量使う割に全然落ちないんですけど...(絶望 -- 2017-02-26 16 47 40 132個一気掘り中ですが、確率は収束するとはいえ7連続で落ちなかったり4連続で落ちたり…リンゴ28個くらいで収まりそうです。 -- 2017-02-26 17 38 42 死の荒野周回? -- 2017-04-22 20 19 51 エミヤオルタがぬけてない? -- 2017-04-24 22 35 01 ログボ化おめ~。翁のスキラゲが楽になるわ~。なお毒針 -- 2017-05-24 10 43 34 金鯖ばっかりじゃん。使ったこと無いわ -- 2017-05-24 11 55 04 静謐ちゃんも育ててあげなよ… -- 2017-05-24 11 59 53 ファラオと翁だけでも264個必要でやる気も起きず止まっていたけど少しは捗るか - 名無しさん 2017-05-24 13 15 35 最近みかけるけれどこのはかどるの使い方、慣れないな…昔ながらの言い方だとどんな表現に該当するのだろう。 - 名無しさん (2018-05-25 04 52 48) ログぼで多少緩和されたところで足りない人は全然足りないだから今日も僕は荒野をさまようのだ - 名無しさん 2017-05-26 12 18 25 新規追加された素材全般に言えるんだけど、曜日クエで落ないのが地味に痛い。初期素材は「気づいたら溜まってた」ってことが割とあるのに。 - 名無しさん 2017-06-29 07 45 28 オジマン、翁、土方で死ぬしかない - 名無しさん 2017-06-29 07 55 40 だだあまりなんだぜ・・・? - 名無しさん 2017-09-16 20 54 26 スト限や限定ばっかで縁のない人はとことん使わない素材だな。うちも700個以上ある - 名無しさん 2018-01-05 22 09 24 オレも700ぐらいあつたけど、QP確保して使う鯖のスキルを育てたらもう9個しかないよw - 名無しさん 2018-01-06 13 59 27 運が悪いのか死の荒野周回してもほとんどでない - 名無しさん 2018-01-08 12 21 15 エレちゃんとミドキャスとオジマンで無事死亡... - 名無しさん 2018-01-16 00 31 01 ニトふーやーで再臨すら止まってしまった、まだエレちゃんケツァルのスキル上げも残ってるし辛い - 名無しさん 2018-01-16 01 02 19 霊基再臨のNo.170が新宿のアサシンになっていたので不夜城のアサシンに訂正しました。 - 名無しさん 2018-01-16 14 21 43 狙って確保しにいかないと集まらない系なのが辛い - 名無しさん 2018-01-20 14 21 50 霊基再臨にエレシュキガルがないような気がするのですが… - 名無しさん 2018-01-25 13 09 26 追加しといたよ - 名無しさん 2018-02-04 18 06 01 1/25に書き込んだ名無しです。追加ありがとうございました。 - 名無しさん 2018-02-20 13 48 04 バニヤンは7→8の時に6、8→9の時に18でした。編集分からないので報告までにて。 - 名無しさん 2018-02-02 19 09 09 編集しといた。 - 名無しさん (2018-04-12 22 17 32) 編集ありがとうございます。 - 木 (2018-04-17 11 57 15) グレー級で頑張る日々。明日の変更でも鎖どっかに在ればいいけど - 名無しさん 2018-02-03 03 07 02 セミ様をひたすら屠ってる - 名無しさん (2018-05-03 01 23 55) 復刻明治維新のアイテム交換にあってヤッター!思ったら静謐やレジライ、バニヤンも結構もっていくのね。。ハントクエが骨や証に次いで待ち遠しい… - 名無しさん (2018-05-25 04 54 54) 加藤段蔵の6→7、7→8にも鎖必要ですよね。修正出来る人お願いします。 - 名無しさん (2018-07-07 13 24 00) 加藤段蔵とナポレオンを追加してみました。 - 名無しさん (2018-07-15 16 39 56) 序盤で引いた不夜殺が鎖で止まり、そのあと間も無く引いたエルキドゥも鎖で止まり、そして今オジマンディアスを引き鎖で……おのれ、いったいなんだこれは - 名無しさん (2019-01-15 05 39 10) 自分も全然足りてないんだけど最近のイベントでないこと多いしあっても15くらいだから結局全然足りないわ。 - 名無しさん (2019-01-25 09 18 38)
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探偵コナン・ドイル 題名:探偵コナン・ドイル 原題:Knife In The Fog (2018) 著者:ブラッドリー・ハーパー Bradley Harper 訳者:府川由美恵 発行:ハヤカワ・ミステリ 2020.03.15 初版 価格:¥1,800 コナン・ドイルの『緋色の研究』によるデビューが1886年。ホームズの第二作『四つの署名』が1890年。その間の四年間、ドイルはホームズは一作書いただけの鳴かず飛ばずなので、英国内乱の歴史小説を書いている。そして本業の医師の仕事についている。プライベートには1988年に妻ルイーズが妊娠。その頃、切り裂きジャックが血まみれのナイフ片手に、霧の町ロンドンの夜を震え上がらせている。 そんな時系列を抑えておく。つまり本書の作者は、ホームズ作品の難産作品二作目を産み出すモチーフとして、四年間の空白の中間部に勃発する切り裂きジャックの事件を配置。ドイルは、ホームズのモデルとなった恩師である医師ベルと共同で事件の謎に挑むことで、その後のホームズ像を確立させるモチーフとしたという収まりの良い設定を見せてくれる。その意味ではある意味、本書は快挙と言える。 しかし、それだけでは本書の魅力は語り切れない。むしろ影の主人公たる男装の女流作家マーガレット・ハークネスがチームに加わり、三銃士のトライアングルを形成することで、捜査チームは完成する。作品に血が通い、躍動する。男性二人に女性一人。『俺たちに明日はない』の如く。『明日に向かって撃て』の如く。 マーガレットは、切り裂きジャックの徘徊したロンドン・イーストエンドにマッチ工場で燐による顎骨癌を患い死と向かい合う女性とともに住んでいる。界隈は貧しく治安の悪い場所のため、外出時には男装し、小型銃デリンジャーをポケットに忍ばせる。男性の服はポケットが沢山あるから便利、というのは彼女のセリフである。 そしてベル博士はエジンバラで教鞭を取りながら、名医として知られるが、患者を一目見て職業や状況を当ててしまう観察力でも知られている。そうドイルはベル博士からシャーロック・ホームズの、今ではメンタリストという職業でも使われている才能、観察力と推理力を借用したのだ。 かように三人ともに個性的極まる実在の人物であり、嬉しいことに巻末に彼らのプロフィルと写真があるので、姿かたちまで物語という想像のスクリーンの上で動かすことができるのだ。 ミステリー小説としては多くの制限がありすぎるかもしれない。史実と資料に縛られた実在の事件であること。事件の捜査に実在の人間たちが参加するシチュエーションを構築すること。でもその辺りを当時の風物や町の情景を活写しながら描き切っている筆力には注目すべきである。そしてこの時代、ロンドンに流入する異人種、貧民、犯罪者などの掃き溜めのように扱われ差別の横行するイーストエンドのホワイト・チャペル界隈。貧富の差のリアル感。まだ鉄道も電話も十分に整備されていないゆえの馬車やメッセンジャーによる移動、及び通信手段。 ホームズものは日本では松岡圭介が『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』という怪作を残している通り、コナンドイルの生きた時代は明治維新の時代である。 なお『わが名は切り裂きジャック』でのスティーヴン・ハンターの本事件への取り組みも見ものである。この作品と本書とで、ぼくは二度ホワイト・チャペル界隈のリアリティと事件のあまりの残酷さとを想像体感させて頂いているわけだ。 本書でのドイルがホームズ像をより具体的に心に描いてゆく過程、家庭に妊婦を置いていながらマーガレットに惹かれてゆく気持ち、など含めて繊細かつ大胆な骨格の名作が出来上がったように思う。なお、続編ではマーガレットがベルともどもヴィクトリア朝ミステリという形で活躍することになるらしい。気になるヒロインとの再会への期待が膨らむばかりである。 (2020.04.08)
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▽下へ/口トップへ/ <三重県選挙区>改選(1)/候補者6 /P1⇒ 深尾 浩紹氏 / 吉川 有美氏 / 中川 民秀氏 / 大津 伸太郎氏 / 高橋 千秋氏 / 小川 俊介氏 / ▽下へ/口トップへ ようつべカスタマイザ ▽下へ/口トップへ <三重県選挙区報道> 「4区から出ているんだと自慢に思ってもらえるよう」 三重県の小 ... 衆院選2021 小選挙区 三重県 衆議院小選挙区数 愛知は1つ増え16選挙区に 去年の国勢調査の確定 ... 衆議院小選挙区の区割りの改定等について 令和2年分、政治資金収支報告書 収支共2年ぶり減少 静岡発 1週間差で参院補選と衆院選 混乱…期日前投票1時間待ちも 大野知事 武部農水副大臣と鳥インフル対応協議 深層リポート 静岡発 1週間差で参院補選と衆院選 混乱…期日前投票 ... アシタノワダイ、BAN危機を報告 「三重苦」で支持率低迷 中京銀行、愛知銀行が統合へ ▽下へ/口トップへ 日本維新の会 [参議院議員<選挙区>2013年公認候補者] / 日本維新の会 //<三重県選挙区>参議院選公認候補者 日本維新の会 // 深尾 浩紹氏 / HP / FB / T / B / V ▽下へ/口トップへ <動画1> ▽下へ/口トップへ △トップへ ▽下へ/口トップへ <動画2> △トップへ ▽下へ/口トップへ ▽下へ/口トップへ <報道> gnewプラグインエラー「深尾浩紹」は見つからないか、接続エラーです。 ▽下へ/口トップへ 参議院選公認候補者 <三重県選挙区>参議院選公認候補者 自由民主党 // 吉川 有美氏 // HP / FB / T / B / V 【祝】ご当選! ▽下へ/口トップへ <動画1> ▽下へ/口トップへ <動画2> △トップへ ▽下へ/口トップへ 吉川 有美氏チャンネル △トップへ ▽下へ/口トップへ <報道> AKB48劇場 16周年特別記念公演、4年ぶりの組閣と5年ぶりオーディション開催発表 - ドワンゴジェイピーnews 下川めぐみトップ通過 横峯さくら21位/女子ファイナルQT最終日 - ゴルフダイジェスト・オンライン 本戦2日目が終了、男女単複のベスト8が出揃う [インカレ室内テニス](テニスマガジンONLINE) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 中国育ちセキが4位浮上 横峯さくらは35位後退、新垣比菜は…【来季ツアー最終QT第2R】 - THE ANSWER 本戦がスタート、男子シングルスと女子ダブルスの1回戦が終了 [関東学生テニス](テニスマガジンONLINE) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 背中を押す恩師 吉川有美 - nikkei.com 北勢バイパス早期整備を 四日市市長ら国に要望 三重(伊勢新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 青木瀬令奈が首位発進 賞金1位稲見萌寧も3位と好スタート【女子ゴルフ第1R全結果】 - THE ANSWER 第2次岸田内閣、副大臣・政務官決まる - auone.jp 岸田内閣の副大臣26人と政務官28人を全員紹介 - NHK NEWS WEB 自民、女性局街頭宣伝車を公開 ガラス張りでピンク色基調 - 産経ニュース 吉川参院議員、秘書の交通違反反則金を政治資金から支出 - 毎日新聞 - 毎日新聞 自民党の三ツ矢憲生議員、現職の女性候補に向かって「6年間の一番大きな功績は子どもをつくったこと」 - ハフポスト日本版 【三重】売りは“女性”だけ 「国会の壇蜜」は泣き落とし作戦|2019参院選 全選挙区「当落予想」 - 日刊ゲンダイ 吉川有美氏、三重で50年ぶりの女性国会議員 - 朝日新聞 ▽下へ/口トップへ 日本共産党 参議院選公認候補者 日本共産党 <三重県選挙区>参議院選公認候補者 日本共産党 // 中川 民秀氏 / HP / B / ▽下へ/口トップへ <動画1> videoプラグインエラー 正しいURLを入力してください。 ▽下へ/口トップへ △トップへ ▽下へ/口トップへ <動画2> △トップへ ▽下へ/口トップへ ▽下へ/口トップへ <報道> 【人事】電通(2022年1月1日付) - AdverTimes(アドタイ) showrss プラグインエラー RSSが見つかりません。 ▽下へ/口トップへ 無所属<三重県選挙区>参議院選公認候補者 無所属//大津 伸太郎氏 ▽下へ/口トップへ <報道> #gnews plugin Error gnewsは1ページに3つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 ▽下へ/口トップへ 民主党 参議院選公認候補者 民主党 <三重県選挙区>参議院選公認候補者 民主党 高橋 千秋氏 / HP / FB / B / V ▽下へ/口トップへ [[高橋 千秋氏チャンネル http //www.youtube.com/user/takahashilive] △トップへ ▽下へ/口トップへ <動画2> △トップへ ▽下へ/口トップへ △トップへ ▽下へ/口トップへ <報道> #gnews plugin Error gnewsは1ページに3つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 ▽下へ/口トップへ 幸福実現党参議院選公認候補者 幸福実現党 <三重県選挙区>参議院選公認候補者 幸福実現党 // 小川 俊介氏 / HP / FB / T / V ▽下へ/口トップへ <動画1> ▽下へ/口トップへ <動画2> △トップへ ▽下へ/口トップへ ▽下へ/口トップへ <報道> #gnews plugin Error gnewsは1ページに3つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 ▽下へ/口トップへ △トップへ
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大阪 / 橋下徹 +ブログサーチ #blogsearch +ニュースサーチ 松井市長 “30人宴会” 報道に失望の声「それはあんまりちゃいますか」…掟破り会食で職員1109人処分の過去も | Smart FLASH[光文社週刊誌] - SmartFLASH 「とりあえず“優しい政治”をやってみようで元も子もなくなっては困る」…武蔵野市の条例案から考える「住民投票」、そして「外国人参政権」(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【政界】国会で憲法改正論議に進展の機運 岸田首相に立ちはだかる公明党の壁 - マイナビニュース 橋下徹氏が吠える!「納税者として怒り狂っている」「文通費」や「五輪外交」など、日本の問題に“喝”!(読売テレビ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 我流~社会部発 大阪自民、劣勢挽回なるか(産経新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 冨田宏治氏が喝破「大阪で維新を支持しているのは貧困層を憎悪する中堅サラリーマン層」(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 大阪市の「総合区制度」公明は“年明けにも本格的な議論進めたい”考え - 毎日放送 有権者の信頼を得て既存政党への批判の受け皿に | | 池下卓 - 毎日新聞 衆院選で落選・辻元清美氏に聞く今後は?『永田町という文化に染まっていた...ニュー辻元に変われるか試されている』(MBSニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 障害ある娘に代わり投票した母「まさか起訴されるとは」 関係者に広がる衝撃(47NEWS) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 維新、見えぬ「大阪都構想」後 改革推進で支持狙う - 日本経済新聞 維新・馬場伸幸新共同代表が〝橋下徹〟都知事待望論「破壊力のある方が務めるべき」(東スポWeb) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 日本維新の会は松井代表が続投「吉村氏と共に神聖不可侵な現体制への反旗はタブー」と官邸分析〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 広がる格差への不満 いま、愛のある政治を | | 大石晃子 - 毎日新聞 橋下氏VS維新・足立氏 紛争勃発で大荒れ「コメンテーターの筋違い」「永久に代表なれない」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「党を引っ張ってくれるようなリーダーに出てきてほしい」橋下氏、日本維新の会の“世代交代”に懸念(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 付き添い投票で異例の在宅起訴 障害者の母、大阪地検(共同通信) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「大阪都市計画局」が発足 府市共同で、二重行政解消 - SankeiBiz 都構想なき維新 躍進の背景に吉村人気 - 産経ニュース 大阪3区 都構想めぐり自公確執 野党も共闘ならず - 産経ニュース 大阪維新、政権とのパイプ失い痛手…自民府連側は「冬の時代ようやく終わる」 - 読売新聞 橋下徹「大接戦だった大阪都構想で米大統領選のような紛糾が起こらなかったワケ」 「選挙結果を決めるプロセス」の違い - PRESIDENT Online 「大阪維新の会」の“錯覚商法”が極まった大阪府市の都市計画行政(幸田泉) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 憲法改正の国民投票に「悪い見本」を示した大阪都構想の住民投票(幸田泉) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 都構想とは? 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- ダイヤモンド・オンライン 大阪都構想が2度も否決された「たったひとつの理由」 なぜ盛り上がりを欠いていたか - PRESIDENT Online 大阪都構想、「住民投票否決」で菅首相の大打撃 - 東洋経済オンライン 「大阪都構想」消えなかった不安 維新の看板政策、僅差で2度目のNO - 47NEWS 対立越え発展を 二重行政なお懸念の声 大阪都構想再否決一夜明け - 毎日新聞 - 毎日新聞 大阪都構想関連に公金100億円超 府市13年以降に 人件費や選挙など - 毎日新聞 - 毎日新聞 「大阪都構想」盛り上がってますが… 東京23区を再編するなら? - 東京新聞 大阪都構想で障害者サービスに不安の声 「削られると、生活基盤揺らぐ」 - 毎日新聞 - 毎日新聞 【大阪都構想ファクトチェック】コスト1340億円「不正確」 - 産経ニュース 政令市、残す?なくす? よくわかる大阪都構想 - 日本経済新聞 大阪都構想住民投票 市民団体も「草の根」で支持拡大狙う - 産経ニュース 大阪市に隣接する2市、都構想実現なら「特別区を目指す」 - 読売新聞 ここが焦点:大阪「都」 住民投票だけで名称変更できず 法整備などが高いハードルに - 毎日新聞 - 毎日新聞 大阪都構想 反対が賛成上回る 9月上旬の前回調査から賛否逆転 世論調査 - 毎日新聞 - 毎日新聞 【大阪都構想ファクトチェック】「隣接市は住民投票なしで特別区に」はミスリード - 産経ニュース 「大阪都構想」賛成の方にこそ知ってほしい「二重行政の真実」 - 現代ビジネス 【大阪都構想ファクトチェック】「都構想で図書館廃止」は誤り - 産経ニュース 「府市一体」恒久化が本質 橋下徹・元大阪市長 都構想のような統治機構改革を - 毎日新聞 - 毎日新聞 大阪市をなくす「都」構想――ここが問題 Q&A - しんぶん赤旗 吉村知事の人気に引っ張られ……「大阪都構想」賛成が上回った理由 - withnews 大阪都構想は「将来への投資」 4党討論会で松井市長 - 朝日新聞デジタル 大阪都構想の理解深まった? 説明会終了、質問限られる - 日本経済新聞 「大阪都構想」世論が賛成に傾いた理由 創業者 橋下徹氏いないのに? - withnews 高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ 住民投票に向け「大阪都構想」議論本格化 5年前と違う点は... - J-CASTニュース 大阪都構想で吉村氏ら会見 松井氏「否決なら引退」(写真=共同) - 日本経済新聞 大阪都構想、2度目の住民投票 論点まとめ読み - 日本経済新聞 【都構想いろはQ&A】(4)「大阪都」になるの? 名称変更なら法整備必要 - 産経ニュース 【都構想いろはQ&A】(1)大阪都構想の目的は 府と市の二重行政を解消 - 産経ニュース 大阪都構想、善教将大氏「『ゆるい支持層』の動向カギ」 - 日本経済新聞 大阪都構想 維新は賛成「真の地方分権への歴史的一歩」「希望の未来届けたい」 - 毎日新聞 - 毎日新聞 「大阪都構想」2度目の住民投票、11月1日に - 日本経済新聞 大阪都構想住民投票 用紙に「大阪市を廃止」明記 解散総選挙なら日程前倒しも - 毎日新聞 - 毎日新聞 大阪都構想 11月1日の投票「コロナ現状なら実施」48.2%、「収束後」35.0%を上回る 世論調査 - 毎日新聞 - 毎日新聞 大阪都構想に賛成49.2%、反対39.6% 「説明十分でない」は71.8% - 毎日新聞 - 毎日新聞 吉村知事と府議が語る大阪都構想、「通常国会は東京で、臨時国会は大阪で」 - ダイヤモンド・オンライン 大阪市なくす=「都」構想 住民投票強行へ/コロナ対策に逆行 - しんぶん赤旗 大阪都構想 住民の声どう反映? 区長は公選、権限強化 - 日本経済新聞 都構想案、大阪市議会で可決 11月に再び住民投票へ - 朝日新聞デジタル 大阪府・市、都構想制度案を両議会に提案 9月まで論戦、いずれも可決確実か - 毎日新聞 - 毎日新聞 大阪都構想、議会は賛成派多数でも読めぬ民意 - 産経ニュース 勝負再び 大阪都構想 - NHK NEWS WEB 「大阪都」構想協定書を可決/共産党が反対 維新、公明など賛成/市民の願いはコロナ対策 - しんぶん赤旗 大阪都構想の制度案決定 法定協で可決、住民投票へ - 日本経済新聞 都構想で住所表記はどうなる? - 産経ニュース 「『大阪都』への名称変更目指す」 府知事・市長 - 日本経済新聞 大阪都構想、再び問う 11月にも5年ぶり住民投票 - 日本経済新聞 大阪市、4区再編なるか 都構想の大枠を了承 - 日本経済新聞 「大阪都構想」に現実味、今後どうなる 3つのポイント - 日本経済新聞 大阪都構想とは 実現なら初期費用最大561億円 - 日本経済新聞 「大阪都構想」とは何か?制度上、大阪市の「権限」は後退する - ダイヤモンド・オンライン ● 大阪都構想〔Wikipedia〕 ● 大阪都構想〔大阪維新の会〕 / 大阪維新の会 ■ 【藤井聡】大阪都構想(2):「大阪市民に,自分たちの市を解体して5つに分割してもよいですか?」を問う投票 「「新」日本経済新聞(2015.2.3)」より +記事 大阪都構想(2):「大阪市民に,自分たちの市を解体して5つに分割してもよいですか?」を問う投票 前回のメールマガジンで,「大阪都構想:知ってもらいたい7つの事実」を配信しましたところ,大きな反響をいただきました. http //www.mitsuhashitakaaki.net/2015/01/27/fijii/ 特に,ある政治団体からは,「間違った情報」だと断定し,抗議する文書もいただきました. http //oneosaka.jp/news/%E5%85%AC%E9%96%8B%E8%A8%8E%E8%AB%96%E4%BC%9A%E3%81%AE%E7%94%B3%E3%81%97%E5%85%A5%E3%82%8C.pdf しかしもちろん,当方の記事は,間違ってなどいません. ついては,その中身やその他の論点については,これからさらに詳しく解説してまいりますが,それはさておき,中でも特に多くの方が驚いていたのが,その「7つの事実」以前に当前のこととして記載していた,以下の事実です. 【事実0】今回の住民投票の対象者は,「大阪市民」だけです.「府民」は投票できません. 実は,当方の多くの大阪府民の知り合いに,大阪都構想の話をすると,かなりの方々が, 「えっ? 俺,投票いかんでええの? 行く気まんまんやったのにぃ....」 というリアクションでした. なんともまぁ....その程度の事実も,ほとんど知られていない訳ですから,この状況のまま投票となれば,トンでもない事になるのでは…と改めて感じ入ったところです. ところで,「なぜ,大阪府民全員が影響を受けるはずの『大阪都構想』の住民投票に,大阪市民だけが対象なのか?」と言えば,今回の「構想」が甚大な直接的影響を即座に及ぼすのが「大阪市民」に限られていて,それ以外の府民にはそこまでの影響は即座には及ばない,というのが最大の理由だと思われます. なんと言っても,前回ご指摘した様に, 【事実2】今の「都構想」は,要するに「大阪市を解体して五つの特別区に分割する」ことです. というのが,事実なのですから,今回の投票を,より正確に表現するのなら,「大阪都構想」の投票というよりも, 『大阪市廃止分割』構想 と呼ぶことの方が,より一般の方にその趣旨が正確に伝わり安いのではないか,という指摘もしばしば耳にします.いずれにしても,こうした状況を考えれば, 「今回の投票は,『大阪市民に,自分たちの大阪市を解体して,5つに分割してもよいですか?』を問う投票です」 とも,解釈できるわけです. 是非とも,大阪の方,ご関心の方は,少なくともこの点だけでも,ご理解いただければ幸いです. 【本稿第一部】(完) ※ 以下は,「本稿第二部」.都構想についての詳細論点解説の第一弾です.詳しいところにご関心の方は,是非,下記もお読みください.タイトルは.... 【第二部:『なぜ,大阪市民の税金が,大阪市「外」に使われるのか?』】 さて,この「都構想」あるいは「大阪市廃止分割」構想については,様々な論点がありますが,その論点の一つとして,前回のメルマガで,「大阪市から流出した大阪市民の税金が,大阪市『外』(例えば,千早赤阪村なども含めた自治体)に使われる」ということを指摘しました【事実4】. この当方の指摘に対して,「デマ」「ウソ八百」と断ずる見解が公表されていますが, https //www.youtube.com/watch?v=27iGZXbwmzE こうした見解表明は,極めて遺憾です.言うまでも無く,当方の指摘は,デマでもウソでもなく,明確な論拠のある指摘であるからです. ついてはこの点について,さらに詳しく解説を加えたいと思います. まず第一に,前回の記事でも「(行政的にはもちろん,そのように説明されています)」 (http //www.mitsuhashitakaaki.net/2015/01/27/fijii/を確認ください) と当方が明確に指摘しているように,現在,「大阪府に流出した大阪市民の税金が大阪市『外』に使わることはない」と,行政的には説明されているのは事実です. (例えば,下記の議会答弁を参照ください. http //sazanamin.blogspot.jp/2014/11/20141022.html ) しかし,この説明は 「信頼できない」 のです(つまりその説明は,結局はウソになるのでないか? という疑義が濃厚に存在している様に思えるわけです). これが,当方が指摘した「事実4」を理解するポイントなのですが,以下,なぜ「信頼できない」のかについて,つまり,「どうやって,結局,大阪市民の税金が,市外で使われていくようになっていくのか?」のメカニズムを解説したいと思います. そもそも,今回の投票は,法的に言えば,行政的に定めた「協定書」の賛否を問うものなのですが,その「協定書」の中には,「流出した2200億円が大阪市「外」に使われない」ということを,保証する文言はどこにもありません. ( http //www.city.osaka.lg.jp/toshiseidokaikakushitsu/cmsfiles/contents/0000275/275299/shiryou3.pdf を参照ください) 協定書に書かれていない,ということは,いわば「確約されていない」ということです. (例えば,かつての政権が掲げた「詐欺フェスト」とすら言われた「マニフェスト」は,結局は,厳正な契約ではなく,単なる口約束であった,という事を思い起こしてください) ではなぜ「信頼できない」のかと言えば,それは,以前も記載したように,「所得の再分配」が行われるのが一般的だからです(つまり,財源の豊かな地域とそうでない地域とを,例えばワン大阪の理念などで一体運営すれば,個別に運営している場合よりも,豊かな地域のおカネがそうでない地域に使われるようになることは,通常は避けられないのです). ですが,より具体的・行政的には,次のように説明できます.少々ややこしいですが,是非,ご確認ください(特に,当方の指摘が「デマ」「真っ赤なウソ」だと僅かなりとも疑った方は,下記をじっくりとご吟味いただきたいと思います). (1)大阪市民の税金が市外に使われない様にするために「特別会計」をつくると(法定協議会の資料には)書かれてあるのだが….. まず,大阪市民の税金が,大阪市以外に使われないようにするためには,大阪市民の税金「だけ」を管理する「特別会計」が必要です.そして,その特別会計の支出項目を一つ一つチェックして,現大阪市民から大阪府に流れた税金が,適正に「大阪市内」だけに使われているかを厳しく監視しなければなりません. ところが,この「特別会計」を作る,ということが,今,協定書には明記されておらず,したがって,確約されたことではないのです(法定協議会の資料( http //www.pref.osaka.lg.jp/attach/19163/00143167/01shiryo01-01.ppt のスライド9)には記載されているのですが,肝心の「協定書」にはその旨が記載されていないのです.これが,当方の指摘の「キモ」です). そしてこの特別会計が実際には作られなかったとすれば,「大阪市民の税金が,大阪市『外』に使われる」ことになるのはほとんど決定的となります.そして現状では,特別会計がつくられ「ない」あるいは,作られても早晩「廃止」される可能性は,協定書に書かれていない以上,十分に存在していると言わざるを得ないのです. (2)ただし仮に「特別会計」があっても,「厳正に監視」できなければ現大阪市民の税金が市「外」にも使われることは決定的.そして,その肝心の「厳正な監視」はほとんど無理. 一方で,もしもこの特別会計が作られたとしても,その特別会計を管理する人達が,「大阪市民から流れた税金の使い道」を厳しく監視しなければ,それが大阪市「外」に使われることになるのもまた,ほとんど決定的です. つまり,今行政的に説明されている「大阪市外には使わない」という説明は,「大阪市民の税金が,市外に使われない様に厳密に,誰かが,監視する」と宣言しているに等しいわけです. そもそも,府に流れた大阪市民からの税金は.「大阪府の一般会計」といって,本来なら,大阪府の裁量で自由に使用できる会計です.だから,「大阪市民の税金が市外で勝手に使われないようにするためには,大阪府のカネの使い方を,誰かが厳正に監視し続ける」ことが不可欠なのです. しかし,問題は「そうした厳正な管理」は,極めて難しい,あるいは実質上,無理だ,という点です. そもそも,その「特別会計」については,大阪府と特別区から選出された人達で構成される大阪版の「都区協議会」が,府や各特別区との間の「配分」を決めることになっているのですが,その協議会は府に配分された予算執行を,厳密に管理や監視を行う権限まではもってい「ない」のです.やはり,府に配分された予算の「管理」を行うのは,あくまでも「大阪府」なのです. ( http //www.pref.osaka.lg.jp/attach/19163/00131518/26shiryo04-04.pdf のスライド11) したがって,府に配分された予算の執行を,大阪市域内に「限定する」という様に大阪府が「確約」しない限り,「大阪市民の税金が大阪市外に流れることは必定」なのですが,大阪府は,そんな「確約」を毎年行い続けることはほとんど無理,と言えるでしょう(もちろん,行政に聞けば「いえ,流用しません」という「官僚答弁」を繰り返すでしょうが,それはタテマエで,実際には、以下の理由で「流用」されてしまうメカニズムが存在しているのです!). そもそも,大阪府の判断は,7割もの大阪市外から選出した大阪府議会議員が甚大なる影響をもたらすのですから,議会の判断として,「常」に大阪市だけを優遇するようになるとは,到底考えられないのです. もうこれだけで,「大阪市民の税金が市外で勝手に使われないようにするためには,大阪府のカネの使い方を,誰かが厳正に監視し続ける事」は,実質上不可能だとことが見えて参りますが,それ以外にも,「都区協議会」においては,府(知事)の影響力は大変に大きなものである,という点からも,そうした「監視」は難しいだろうということが見えて参ります. 仮に,協議会内では法的に対等だとしても,実際上の政治的パワーにおいて,区(長)と府(知事)とでは対等ではないからです.したがって,その「大阪市民から流れてきた税金」の使い道を,完璧に特別区のメンバー(つまり大阪市民)の思い通りに決定していくことは,この点からも絶望的に難しい,ということが見えて参ります. さらに付け加えるなら,仮に,(実質上,それはほぼ不可能とも思える前提ですが)以上の問題を全てクリアしたとしても,2200億円にも上る巨額の大阪府の予算執行業務を,「監視」できる事務処理能力が,「都区協議会」という大阪府の外の組織体に存在していなければならないのですが,こうした実務的条件をクリアすることもまた,大変に厳しい条件だということも言うことができます. これらの理由から,特別会計が仮にあったとしても,実質上,大阪府に配分された予算の管理は(有権者の7割の「大阪市以外」の大阪府民の付託を受けて議員が選出された)府議会が決定し,かつ,その特別会計についての各判断に(同じく有権者の7割の「大阪市以外」の大阪府民の付託を受けて選出された)知事が大きな影響力を持つことから,遅かれ早かれ結果的に,大阪市民からの税金が大阪市「外」に活用されていくことはほぼ決定的(=極めて蓋然性が高い)だと考えられるのです. (4)そして何より,「ワン大阪」の理念を尊重すればするほどに,現大阪市民の税金を,現大阪市民のためだけに使っていくことは,ほとんど絶望的. しかも,以上の問題を全てクリアしたとしても (つまり, (1)大阪市から府が吸い上げた大阪市民の税金のためだけの特別会計が作られ,かつそれが半永久的に存続し, (2)大阪府ではなく都区協議会がその税金の『市外への流用』を防ぐためにその特別会計を厳密にチェックし, (3)都区協議会の議論において特別区(大阪市)側の意向が最大限に尊重され, (4)しかも,都区協議会の「監視」の下で大阪府の予算執行をコントロールできる事務処理能力が存在している, という,超絶に細い針の穴を幾重にも通すことができたとしても ※注), それでもやはり,大阪都構想の中心理念である「ワン大阪」の理念がある限り,大阪市民の税金が現大阪市民のため以外に使われるのは,ほとんど決定的だと言っても差し支えありません. (※注 仮に,この四つが成立する確率が,それぞれ50%という大きな確率を想定しても,これらの内いずれかが成立せずに,結局,2200億円が大阪市「外」で使われてしまう確率は実に94%,仮に30%程度だとすれば実に99%以上,つまり実務的には実質100パー!とも言いうる水準となります.これに,下記の「ワン大阪の理念が真面目に遂行されすぎてしまう」という可能性も加味すると,その確率はさらに高まります) そもそも,大阪都構想とは,「大阪都と大阪市との間の壁を取っ払い,大阪の都心を大阪全体で支えていこう!」という理念です. その理念がある以上,大阪府が吸い上げた2200億円程度の税金を「必ず大阪市内だけに使う」という仕組みを続けていくことは,「理念的」に不可能だと言えます. 例えば,仮に新大阪府の初代大阪府知事が「大阪市民から吸い上げた2200億円だけは,特例的に大阪市民に使う!」と宣言したとしても,将来の都知事がワン大阪の理念により強くこだわった途端,2200億円は「現大阪市内だけ」に使われるとは限らなくなってしまいます. あるいは,「ワン大阪」の理念に沿って,今,大阪市内にある大阪府の施設(病院,体育館,等,の整備・運用に(特にそれが十分に効率化されるでもなく),ただただ2200億円の一部が流用したというだけでも,それだけで,現在の大阪府の財政が「軽減」され,その「軽減」された分が「大阪市外」(例えば,千早赤坂村や大阪府の債務返済を含む)に使われるようになるのは決定的です(そもそも、おカネに色もなく名前も書いてはいないのです). いずれにしても,今,大阪市・大阪府は,「大阪市民の税金は,大阪市以外に流れることはない!」という説明を,協定書に明記しないままに,公言していますが,現実的な状況を精査すれば,その説明通りに財政を運営できるようになるためには,厳しいハードルをいくつもいくつも超えていかねばならないのです. したがって,「協定書に,明確に保証する記述が不在である現状」において,「市外に流れた大阪市民の税金が,市外に使われることは無い」という事を長期的に保証し続けることは,実質上,ほとんど不可能であると言って良い状況にあるのです. そういう状況にあるにも関わらず,「大阪市民の税金を,都構想実現後も,大阪市外には使いません!」と言い続けとたら,我々は 「信頼できない」 と言わなければならないのではないか,という事が,協定書や協議会資料を精査すれば,明らかになってくるのです. なお,念のために申し添えておきますが,「信頼できない」と言っているのは,説明者の人間性故に信頼できない,という事を指摘しているのでは決してありません.状況的に,ほとんど不可能な事を「やります!」と断定しているが故に,信頼できない,と指摘しているに過ぎないという点を,是非,誤解無きようにお願いいたします. それはまるで,かつてある政党が「事業仕分けさえやれば,このマニフェストに書いてあることは全部出来ます!」と公表しつつ選挙を戦ったという事態と類似した構図にあると考えられるのではないか,というのが,筆者の見立てです. 以上が,当方が,「府に流れた大阪市民の税金が,大阪市以外にも使われる」と指摘した根拠です. 以上を踏まえてもなお,当方の指摘が「嘘八百」「デマ」と断ずることは,はたして可能なのでしょうか? 当方は無論,それは不可能だと認識しています.それ故,過日公表した原稿の中に,この論点を「事実4」として記載した次第です. .....最後に..... 大阪維新の会の豊中市選出のうるま府議会議員のチラシ(現時点において配布されているもの)の中には,「橋下徹とうるま譲司の豊中をよくする8つのお話」の第7番目のお話として,次のような文言が記載されているのです. 「大阪都構想の実現でさらにムダがなくなり,使えるお金が増えます(2634億円)」 この2634億円という数字は,府と市(特別区)を合わせた節約額(17年間累計)として,大阪府で試算したものです. http //blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/40791959.html ここで,この「節約額2634億円」なるものの大半(法定協議会資料では,1980~2303億円程度)は現大阪市行政の効率化によってもたらされるものです(!)(注:地下鉄民営化による税収増は,大阪市行政の効率化で増えるものと見なした場合2303億円になります). だから,「大阪府が大阪市(特別区)から吸い上げた税金は,必ず大阪市に使う」という現在の行政的説明が正しいとするなら,「豊中市で使えるお金」は2634億円にはならないのです! なんといっても,その大半は,大阪市から来ているのですから! したがって上記文言は,「大阪府が大阪市から吸い上げた税金の一部は,大阪市外に使う」という,「デマ」「ウソ八百」とまで断じた当方の指摘を,あろうことか,まさにその当人が「自身の主張の前提」としていた可能性が暗示されているようにも思えるのですが….いかがでしょうか? ..... 「大阪都」構想,あるいは,「大阪市廃止分割」構想は,今年の5月の投票に参加する大阪市民に甚大なる影響を及ぼします. 投票者を中心とした大阪,関西,そして日本の皆様は,上記を含めた各種情報をしっかりとご吟味願えると幸いです. PS 改めて申し添えるまでも無く,本記事に限らず本メルマガ記事は全て,一人の学者としての見解を示すものです.当方が講義をしたりアドヴァイスする等の形で関与する組織の見解とは一切関係なきものであることを申し添えます. ■ 卑しい新自由主義者たちの小さな躓き 「うずらのブログ(2015.5.19)」より / 大阪都構想の賛否を問う住民投票は、周知のとおり、反対派が1万票余りの僅差で勝利した。 この結果を受けて、都構想を推進した大阪の中学生市長は、(今すぐに辞めればよいのに)現在の任期満了を待って政治家を引退すると大見得を切った。 今回のバカ騒ぎは、あくまで大阪市という一自治体に係るものだったためか、投票日が迫るまでは、全国紙や他の地方紙での扱いは大きなものではなかったように思う。(TPP交渉や集団的自衛権の問題に掻き消されていたようだ) だが、事前の予想を上回る僅差での決着となったこともあり、投票日後はマスコミ各社から大きく採り上げられている。(昨日の真央ちゃんの現役復帰のニュースに、再度冷や水を掛けられたようだが) マスコミ各社は、都構想が否決されたことを残念に思っているのだろう。 「賛否がほぼ同数であったことを踏まえて、しっかりと民意を汲み取るべきだ」、「民主主義の在り方に一石を投じた」、「二重行政の問題を浮き彫りにした」などと取るに足らない愚痴を並べている。 本来、浮き彫りにすべきことは、二重行政云々ではなく、自己顕示欲を満たすために多額の税金をドブに捨てた大阪維新の会や中学生市長の壮大なムダ遣いの方ではないか。 今回の都構想騒ぎを通じて筆者が最も憤りを覚えるのは、大阪維新の会や中学生市長を野放しにして、その暴走を許す大阪府市民のいい加減さに対してである。 (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で) ■ 【予言】憲法改正国民投票は大阪都構想住民投票と同じような展開をたどる 「ぼやきくっくり(2015.5.18)」より (※mono.--前半大幅に略、詳細はブログ記事で) / 両派の決定的な違いは、 賛成派が「夢」を語ったのに対し、反対派がそれを語れなかったことではないでしょうか。 「夢」は無理だとしても、最低限、「大阪市のままでいた方が、こんなメリットがあります」を語ってほしかったのに、それがなかった。 どこまでも現状維持。 せいぜい「特別区にしなくても借金は返せます」程度。 自民党は「大阪戦略調整会議」を設置して府と市が決めていくとか、いちおう対案めいたものは言っていましたが、何十年間もやれなかったことを今さらやれるとは、私には思えませんでした。 そもそも既存政党の人たち、みんな「大阪市のままでも府と市で話し合えば無駄遣いはなくせる」と言っていましたが、じゃあなぜ今までやってこなかったのでしょう? そんなこんなで私は、最終的に、夫の喩えじゃないですが、「ゆるやかな死」よりはリスクはあるけど思い切って手術を受けてみようと思い、賛成票を投じました。 青山繁晴さんが言われていた安倍政権や憲法改正との絡みは、申し訳ないですがあまり考慮しませんでした(5/13放送「インサイト」参照)。 それよりも、私は橋下市長が国政に出て行くのは現時点であまり好ましくないと思っていて、変な言い方ですが、大阪にとどまってもらうためにも賛成票を入れた面があります。 あと、今回の反対派の動きを見て、本能的に「何か違う」と思ったのも理由です。 特に、自民党がよりにもよって共産党と組んでしまったことも、私の背中を大いに押すことになりました。 とはいえ、本当に最後の最後まで迷いました。 ↓当日未明にTwitterにこんな投稿してるぐらいですから(^^ゞ (※mono.--後略、詳細はブログ記事で) ■ 大阪都構想:住民投票で否決。江田憲司は逃亡、橋下徹大阪市長は政界引退へ 「スロウ忍ブログ(2015.5.18)」より (※mono.--前略) / 在日韓国人や中国人といった所謂「特定アジア人」が跋扈する大阪。大阪の港からは何故か上海直通のフェリーも出航している。もし大阪都構想が実現すれば、大阪が特定アジアの反日拠点となる危険性が今よりも高まっていただろう。行政が在日に乗っ取られている大阪が余計な力を持つことは、日本国の治安上好ましくないのだ。 では、今大阪で問題となっている二重行政は今後も解消されないのかという疑問だが、それは大阪都構想が実現できたからといって解消される問題ではない。非効率な地方行政の問題は、国というか安倍政権が主導して行っていけば良い話だろう。むしろ地方行政効率化のためのリソースは国に集中させる方が効率的であろう。逆に、反日から抜け出せない地方に無駄に権力を与えることは、日本にとって余りにも危険なことである。大阪が無駄に頑張らなくても、安倍政権は地方行政の効率化や地方の反日化阻止のために動いており、行政改革のリソースはそちらに集中させていけば済む話である。 (※mono.--参考リンク略、詳細はブログ記事で) / さて、大阪都構想の反対多数で胸を撫で下ろしているのは、共産党と官公労(大阪市職員労組)である。共産党と大阪市職員労組は以前から大阪都構想に猛反対していたからだ。“刺し身タンポポ仕事”で人並み以上の生活が保証された彼ら赤い労働貴族たちにとって、大阪都構想の実現は彼らのボロ儲けのタネを奪うことになるのだから、反対するのも当然であろう。 だが、大阪都構想が頓挫し、橋下徹という宿敵がいなくなったところで、安倍政権による地方行政効率化と事実上のレッド・パージの動きは止まらないだろう。橋下徹という親中共の大陸主義者がどうなろうが、安倍政権は、大阪に巣食う「赤い労働貴族」たちをターゲットから外すことはないからだ。赤い連中には一息ついている余裕などないはずである。 (※mono.--以下維新の会関連記事は略、詳細はブログ記事で) ■ 大阪都構想住民投票の惨憺たる結果 多くの国民は橋下に洗脳されたまま 藤井聡教授に対する橋下と大阪維新の会の政治弾圧と人権侵害は罰せられなければいけない 「いろこのはとば(2015.5.18)」より / シュタインズゲートの選択↓ http //ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12027989184.html 三橋氏の感慨に同感である。 橋下はいつか政界に戻ってくるだろう。 国政にしろ地方自治にしろこのまま停滞し、何かに頓挫し、混乱を期した時に、大阪都構想を支持した愚かな連中は必ず橋下の再登場を期待するからである。 ふわっとした民意は、一度失敗したから次は期待できるともてはやすだろう。 そして橋下自身が今回の住民投票の結果を見て確実にその感触を得ていることは、奴の記者会見の態度に表れていて、他の連中も別に確固たる政治的理念、信条があって大阪都構想を進めていたわけではないと小生は感じている。 ヤフーのコメントを見ても小泉劇場や民主党政権誕生から何も学んでいない人びとがいまだに多数いるのである。 明日なき凡庸の暴走(右か左かの時代は終わった!)↓ http //kenjisato1966.com/%e6%98%8e%e6%97%a5%e3%81%aa%e3%81%8d%e5%87%a1%e5%ba%b8%e3%81%ae%e6%9a%b4%e8%b5%b0/ 〈明日なき暴走をつづける凡庸〉 VS 〈明日を見据えて着実に歩む「非凡なる平凡」〉 「明日なき暴走をつづける凡庸」を抑制するにはどうすればよいか? やはり、教育と大メディアの改善しかない。 そして三橋氏が指摘した通り、決してあきらめることなく沈黙することなく、ひとりびとりの日本人が声を上げ続けることである。 決定的瞬間というものは↓ http //kenjisato1966.com/%e6%b1%ba%e5%ae%9a%e7%9a%84%e7%9e%ac%e9%96%93%e3%81%a8%e3%81%84%e3%81%86%e3%82%82%e3%81%ae%e3%81%af/ そして橋下徹と大阪維新の会による言論封殺と人権侵害をこのまま何事もなかったかのように済ましてはいけない。 藤井聡氏個人に対するそれらの攻撃は明らかに法律にも反している。 これに関してきっちりけじめを付けさせないと、橋下徹と大阪維新の会の異常性をしっかり有権者に周知しないと日本国民は何度でも同じ過ちを犯すだろう。 大阪都構想賛成派や橋下維新の会の支持者は橋下らのファシズムや全体主義をどのように思っているのか? 全く感じていないのか? 気づいていないのか? 橋下らがやったことは到底公権力者や国政政党がやっていいことではない。 さらに、これを問題視しない大メディアの異常性。 背筋が凍るほどの大事件が、民主主義を脅かす全体主義が、何事もなかったかのようにスルーされることは避けなければいけない。 【藤井聡】言論弾圧と大阪都構想[桜H27/5/5] ↓ https //www.youtube.com/watch?v=0lJ5iGJCSVI http //www.nicovideo.jp/watch/1430815465 狂気↓ http //ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12025939719.html 続 狂気↓ http //ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12026381803.html イブセキヨルニ↓ http //ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12027195349.html 大阪都構想住民投票と橋下らのファシズムは大きな教訓としてこれからもたびたび振り返らなければいけなくなるだろう。 (※mono.--以下関連記事リンク多数あり) ■ 【謎】大阪都構想の住民投票の世代別の賛成・反対投票率がどうも妙な件。 「Life-Hacking.net(2015.5.18)」より / 大阪都構想の是非をめぐる住民投票はが5月17日に行われ、都構想は実現せず大阪市存続になりましたが、この年代別グラフが少々話題になっているところです。 このグラフを見る限り、反対が多数なのは70代以上だけなのに反対が賛成を上回るってのが今の選挙制度の闇を全て物語っていて何というか闇だ。 pic.twitter.com/1IODJjfxxT — 雪華 (@setsu_may) 2015, 5月 17 (※mono.--中ほど大幅に略) / 結論:いずれにしても上のグラフはおかしい 上記の可能性はあくまで邪推を含んだものではありますが、いずれにしても、上のグラフは誤っている可能性が非常に高いです。 世代格差等についての議論は否定しませんが、あのグラフを元に今後、どのような議論もするべきではない、と私は思います。 【橋下徹】 ★ 大阪を「橋ロス」が覆う?自らかぎ取った“賞味期限” 新たな成長戦略描けるか 「産経ニュース(2015.5.18)」より / これも「いさぎよい、見事な散り際」というべきなのだろうか。17日投開票され、わずかな差で反対が賛成を上回った「大阪都構想」をめぐる住民投票。「たたきつぶすと言って、こちらがたたきつぶされた」。深夜の記者会見であっさりと敗北を認め、自らの政治家生命に引導を渡すと宣言した橋下徹大阪市長(維新の党最高顧問、大阪維新の会代表)の“晴れ晴れとした笑顔”は、あまりに印象的だった。 橋下氏らしいと言えば、橋下氏らしい。「民主主義は多数決だ」。話し合いをして、どうしても折り合いがつかない課題は、有権者の判断に委ねるしかない。首長として、政党のトップとして、常々口にしてきた。 +続き あまりにシンプルな民主主義論と、常に敵を設定して突破を図る手法は、あちこちで軋轢(あつれき)を生んだ。「僕みたいな政治家が長くやるのは危険。敵を作る政治家は、必要とされる時期にいるだけ。権力なんて使い捨てでいい」。会見で橋下氏は語った。たとえ大阪市の有権者を二分するような投票結果であろうとも、ある種原理主義的な理念で、妥協は許されないということなのだろう。政治家・橋下徹は自ら「賞味期限」をかぎとった。 思えば橋下氏は、これまで何度「天下分け目の大戦(おおいくさ)」を仕掛け、選択を求めてきたことだろう。平成23年4月の統一地方選で維新が大躍進し、松井一郎大阪府知事(維新の党顧問、大阪維新の会幹事長)とともに戦った同年11月の「大阪ダブル選」で完勝。勢いをつけて24年の衆院選で日本維新の会(当時)に54議席をもたらし、全国区で旋風を起こした。 しかし25年、戦時中の慰安婦をめぐる発言などで反感を買い、参院選では党勢拡大に失敗。堺市の大阪都参入への是非が争点となった堺市長選でも、維新候補が、橋下氏の知事時代の部下だった現職に敗れた。明らかに勢いにかげりが見え「橋下維新もこれまでか」とささやかれたが、昨年の衆院選で維新は公示前からわずか1議席減らしただけの41議席を獲得し、底力をみせつけた。 この数年、大阪の政治・行政は、間違いなく橋下氏を中心に回っていた。いい意味でも悪い意味でも、全国から注目を浴びる発信力があった。好き嫌いは別として、大阪は今年12月の市長任期満了をもって、この大看板を失う。地元は一時的に「橋ロス」に覆われるかもしれない。 だが、橋下氏の支持者も含めて沈んでいる場合ではない。この住民投票は、大阪都構想の終焉(しゅうえん)であると同時に、新たな改革のスタートとしなくてはならない。そうでなければ、この5年間があまりにも不毛だ。 都構想ノーを勝ち取った自民や公明などは、橋下維新に対抗して「総論賛成、各論反対」の感があった市営地下鉄民営化など、大阪の成長に必要な諸施策を早急に議論し直し、よりよい案を示して実行に移すべきだろう。 大阪という都市は、どこに活路を見いだし、再興していくのか。どうやって都市力を上げ、成長戦略を描いていくのか。決して「衰退の始まり」にしないことが、半ば無責任な形で大阪の、日本の政治から姿を消す橋下氏を見返す唯一の方策だ。 【藤井聡】 ■ 藤井聡VS橋下&安倍 - 『構造改革派との最終戦争に狡猾に勝利する方法』 「「国家戦略特区」blog(2015.5.16)」より / 『Ⅰ.賛成票を投じる事はアホと同義語』 『5月17日・運命の日』 大阪市廃止5分割の是非を問う住民投票がいよいよ明日という状況になりました。『大阪維新の会』のコンサルタントである高橋洋一氏など、まだ懲りずに『取引先のご都合』から賛成していますが、無視すれば良いでしょう。彼らは、ビジネスで賛成しているだけです。要するに『ゼニ!』ですよ『ゼニ!!』 『既得権益者以外は全員反対の愚策』 いわゆる大阪都構想については、106人もの専門家や研究者が、様々な観点から反対を表明しています。投票権を持つ大阪市民の皆様には、是非、ご一読して頂き納得の上で反対票を投じて頂きたく存じます。既得権益にまみれた薄汚れた連中がカネの匂いを嗅ぎ付けて蠢いているのが大阪都構想の正体です。 「大阪都構想の危険性」に関する学者所見(計106人分) (※mono.--中ほど大幅に略、詳細はブログ記事で) / 『単なる凡庸ではなく、漸進主義として』 多くの官僚や学者が、ポストや出世に目がくらみ、国民の安寧という政治経済の本道を見失っている今日、藤井氏の活動は注目です。たとえ飼い殺しであっても、首相官邸に自分の机があるだけでも、その影響力は計り知れません。私がギャーギャーネットで叫んでいるのとはワケが違います。実践主義の真骨頂ですよ。 『橋下=安倍という本質を見据えて』 今回の大阪市廃止5分割構想は、何から何まで、安倍総理の信奉する新自由主義(ネオリベ)に基づいています。自民党の大阪府連が反対しているのに官邸の動きが鈍いのは、思想的に安倍氏と橋下氏が同じだからです。仮に住民投票が否決されれば官邸も大きなダメージを受けます。藤井氏の狙いは正にソコなのです。 ■ 高橋洋一氏への反論 「secretary-of-japanのブログ(2015.5.15)」より / 大阪都構想について高橋洋一氏が大阪都構想に賛同する稿をダイヤモンドオンラインにあげていたので、これについて。 大阪都構想に反対する学者は自治体の効率的な運営は三十万人規模ということを知らないとの批判ですが、もともと三十万人程度が望ましいのは、住民との距離感での話で効率的とは本来無縁です。 (※mono.--中略、詳細はブログ記事で) / 本当に自治体の行政組織を知っている人なら、高橋洋一氏がとんでもな方向性での大阪都構想擁護論であることに気がつきますよ。大阪都構想を賛同するなら、それでも良いのですが、それは住民の声が届きやすいという面で議論しなければ、話しになりません。 ーーーーーーーーーーー ■ 藤井教授に再反論する「大阪都構想」は都市経営として合理的だ 「ダイヤモンドオンライン(2015.5.15)」より / 5月11日付の本ダイヤモンド・オンラインのコラムにおいて、藤井聡・京都大学大学院教授は、大阪都構想への反対意見について、学者の数の多さを強調している。私の意見はきわめて少数であるという。だが、学問の世界では、数は意味がなく、中身が問題だ。 大阪都構想に反対の学者のリストがあり、そこに各人の所見があったので、一応読んでみたが、少なくともデータに基づく社会科学の議論でないと感じた。 大阪都構想は、都市経営において、適正サイズを求めるものだ。大きすぎれば分割し、小さすぎれば合併して、適正サイズに近づける。実務経験のない学者は、このあたりがさっぱりわからないようだ。 この分野の日本における嚆矢は、故・橋本徹先生だろう。現大阪市長の橋下徹氏と同音同名であるが、名字は違う。元関西学院大学経済学部教授であり、1996年に亡くなられた。筆者は、先生のお名前を存じていたが、役人だったこともありそれほど深い面識があるわけではない。ただし、多くの門下生がいて、自治体研究で学会をリードしていたことは知っていた。 関西の経済学界では、橋本・関学グループと本間・阪大グループ(本間正明・元大阪大学経済学部教授)が立派な実証分析を数多く出し、多くの優秀な研究者を輩出し、関西からの全国への意見発信をしてきた。 基礎的自治体の適正規模は30~50万人 大阪都構想はその観点から合理的 実は、前述のリストに両グループの人がいるかどうか、気になっていたが、どうも杞憂のようだった。 それは当たり前で、少なくとも、基礎的自治体の適正規模について、学会ではある一定のコンセンサスがあるからだ。 ざっくり言うと、基礎的自治体では、ある程度の人口があれば集積の経済性が出て、総所得(便益)が増えてくる。一方、基礎的自治体の運営では、一定の費用が行政にかかる。その行政サービスを行う上で、ある程度の人口があったほうが規模の経済を発揮でき、コストを安くできる。 以上の条件の下で、便益と費用の差を最大化できるような人口規模を考えると、人口が少なすぎても、多すぎてもダメで、適正な人口規模がある。 もちろん、このような計算はいろいろな条件に基づき行われるので、学者でも同じ解になるわけではないが、30~50万人程度という、おおよそのコンセンサスはあると考えていい。 ちなみに、通常の市より、権限がやや大きい「中核市」という制度があり、人口要件は20万人(かつては30万人)とされているのは、こうした基礎的自治体の適正規模の研究をある程度反映したものだ。 都市経営を実際に行う立場から言えば、この適正規模はいろいろな場面で感じられる。 大阪都構想では、特別区は5つであるが、適正規模の観点から合理的である。これを具体的な行政で当てはめて考えてみよう。 (※mono.--以下略、詳細はサイト記事で) ■ 藤井聡教授に痛いところを突かれた橋下徹となかまたち ”大阪都構想”の驚愕の実態 投票前にまずは事実の確認を 橋下徹とうるま府議会議員のデマゴーグ 橋下徹の本質とは 「いろこのはとば(2015.2.12)」より / 【藤井聡】大阪都構想(2):「大阪市民に,自分たちの市を解体して5つに分割してもよいですか?」を問う投票← http //www.mitsuhashitakaaki.net/2015/02/03/fujii-129/ 東京都に習おうとした橋下徹の根本的な考えがそもそも間違っているのである。 東京都が繁栄しているのは一極集中だからであり、23区のせいではない。 大阪都構想(=大阪市廃止分割構想)が実現すれば、大阪市民の税金が大阪市民のためだけに使われていく事は、ほぼ絶望的としか言いようがない。 橋下維新の会が支配する大阪府の強力な政治的圧力に旧大阪市があらがえるとでも? そもそも”政治家は名誉欲、権力欲の最高峰”、”嘘をつく生きもの”、と断言しているのは橋下自身なのである! 「政治家と弁護士は嘘つきの始まり」と橋下自身が言っているのである! 橋下よ、お前の云う大阪都構想もどうせ嘘なんだろ? (※mono.--後略、詳細はブログ記事で) ■ 橋下・維新の「大阪都構想」なるインチキ宣伝にまだだまされてるのか? 「PONGISAYOKUって何ですか?(2015.2.13)」より / 橋下・維新の「大阪都構想」なるインチキ宣伝に未だにだまされてる者がいるのが信じられないよ。 「橋下はテレビがひり出した汚物である」と喝破したのは気骨ある記者たちからジャーナリストの師と仰がれている辺見庸である。 また、2012年9月12日に開催された「日本維新の会」の旗揚げパーティーの会場を佐野真一は的確に活写している。 「田舎芝居じみた登場の仕方といい、聴衆の関心を引きつける香具師まがいの身振りといい、橋下と細木(数子)の雰囲気はよく似ている。(中略) この男は裏に回るとどんな陰惨なことでもやるに違いない。(中略) 橋下の言動を突き動かしているのは、その場の人気取りだけが目的の動物的衝動である。」 「テレビの視聴率至上主義そのままの大衆迎合思想、それに受験戦争を勝ち抜いてきた男らしく一夜漬けのにわか勉強で身に着けた床屋政談なみの空虚な政治的戯(ザ)れ言だけである。」 「一番問題にしなければならないのは、敵対者を絶対に認めないこの男の非寛容な人格であり、その厄介な性格の根にある橋下の本性である。」 関西財界がイカレたチンピラを政治家としてでっち上げて、 市民の公的な財産を根こそぎ奪おうとしたのが「大阪都構想」なる代物である。 これはいま、全国のどこの自治体でも大なり小なり行われている犯行である。 東京で元祖利権屋である慎太郎を使って鹿島などの建設財界が都民の財産である地上・地下、湾岸などの市民資産を根こそぎ奪って大儲けしたので全国で流行り出したのだ。 その大元が安倍極右利権屋内閣のアベノミクスだ。 (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で) ■ 大阪都構想に賛成35%、反対44% 市民世論調査 「朝日新聞(2014.2.9)」より / 朝日新聞社と朝日放送(ABC)は7、8の両日、大阪市民を対象に電話による世論調査を実施した。大阪都構想について、仮に今、住民投票で投票するとして賛否を聞くと、賛成の35%に対して反対が44%で上回った。 都構想は大阪市を廃止して五つの特別区に再編する内容。大阪府・市両議会で都構想案が可決された後、5月17日に市民対象の住民投票が行われる見通しだ。質問が異なるので単純比較できないが、昨年2月に実施した市民調査では賛成が36%で反対が44%だった。 今回調査では4択で賛否の理由を聞いた。「賛成」とした人の50%は、理由として「行政のむだ減らしにつながるから」を選んだ。「反対」の理由では、「住民サービスがよくならないから」が31%で最も高い。 (※mono.--以下会員記事) ■ 大阪都構想の低俗な話 「secretary-of-japanのブログ(2015.2.13)」より (あちこち略、詳細はブログ記事で) / 本日の稿は、話題になっている大阪都構想について低俗な視点で書いたものです。 本来的には大上段から議論している方が楽しいですし、自分のためにもなるのですが、とりあえず伝えるべき情報を伝えておく必要性があるだろうと、取り上げました。 正直なところ、藤井氏のように大上段から2200億円とか取り上げても、真面目に議論する気がない人には打撃にならないと思うのです。これは、はっきり申し上げると、大阪都構想を支持する人は、真面目に政治を考えている人ではないためです。だからこそ、低俗ですが、大阪の方々に、君らの財布から、政治家をもっと養ってって言われているんだよと気づいてもらうことが大事だとおもったのです。 以下、本文です。 / 大阪都構想の推進派は、大阪府と大阪都の二重行政を解消するためなどと説明しております。 確かに大阪都と大阪市の間の二重行政はなくなるでしょうが、代わりに大阪都と各区の間に発生する二重行政については口を噤んでいます。この時点で、私には大阪都構想が真面目に議論してできたものではないと思えるのです。 大阪都構想において、もっとも重要な事実、それは、大阪市の現職政治家が、現在の87名から、200名程度に倍増するということです。 / 以下のは邪推です。 「大阪維新の会が大阪都構想に執着するのは、府市一体で何かをするためではなく、維新政治塾の888人の塾生への配慮ではないか?現職の大阪市議には頑張って区長を目指させ、現在、政治家を志している人には区議という新しい枠を与えることで頑張らせることができる。」 「大阪都構想で、大阪市の現職政治家を増やすことができれば、維新政治塾の塾生への顔が立つし、大阪維新の会の党への忠誠心も高まるなどという絵を描いて、大阪都構想を着想し、仕事のパイを増やそうと維新の会のメンバーが大阪都構想の推進を煽っているのだ。」 このようなことを、少なくとも維新の会の幹部の方が考えているわけではないと信じています。橋下氏にしても、大阪で日本全体の役に立つ政治家を育てるシステムができることは大阪都構想の慮外の利益にすぎず、結果的にできた政治家を育てるシステムは、大阪のためにも日本のためにもなるんだと考えられるのかもしれません。 ただ、そうであるなら、一時的には確実に大阪市民が蒙るであろう不利益である『大阪市民が雇わなければならない現職政治家の倍増』という事実をしっかりと説明してほしいと思うのです。 ーーーーー ■ 続 「大阪都構想」問題の本質 「新世紀のビッグブラザーへ(2015.2.12)」より (※mono.--前後略、詳細はブログ記事で) / さて、改めて藤井先生が「三橋貴明の「新」日本経済新聞」で指摘した「7つの事実」について考えてみましょう。 plugin_blockquote is not found. please feed back @wiki. 事実1:今回の住民投票で決まっても、「大阪都」にはなりません。 事実2:今の「都構想」は、要するに「大阪市を解体して五つの特別区に分割する」ことです。 事実3:年間2200億円の大阪市民の税金が市外に「流出」します。 事実4:流出した2200億円の多くが、大阪市「外」に使われます。 事実5:特別区の人口比は東京は「7割」、でも大阪では「たった3割」 事実6:東京23区の人々は、「東京市」が無いせいで「損」をしています。 事実7:東京の繁栄は「都」という仕組みのせいでなく、「一極集中」の賜(たまもの)です。 上記「事実」のうち、1、2、5、6、7については、単なる「事実」であるか、あるいは「大阪都構想」とは直接的に関係がない話でございますから、これに目くじらを立てるのは「異常」というものです。 例えば、上記「事実1」について、 「嘘だ!」 という場合、住民投票が成立すると、「大阪府」が「大阪都」になると主張していることになります。実際には、そんなことはありません。 事実2の通り、今回の住民投票は、政令指定都市である大阪市を、五つの区に分割し、大阪府の下に編入することの是非を問うものです。わたくしは東京都民ですが、区民でもあります。東京都の各区は、「東京市」ではなく「東京都」の下に存在するものです。 大阪府の下に大阪市という政令指定都市がある現状を変更し、大阪市を消滅させ、各区を大阪府の下に編入すること。これが「大阪都構想」であり、他に焦点はありません。 .
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<目次> ■はじめに ■ステップ1■国史を通して日本の保守思想のアウトラインを掴む ■ステップ2■保守思想を貶める捏造・歪曲を一掃する《1》歴史分野以上に酷い思想分野でのリベラル左翼の歪曲・捏造 《2》「天皇制ファシズム論」の嘘を見破る 《3》「保守」と「右翼」を区別し正しい認識を得る ■ステップ3■更に深く知るために《1》皇室に関する正しい知識を得る 《2》日本の保守思想の核心に触れる ■まとめ■日本の保守思想の再評価の動き ■はじめに 先日、最速!理論派保守☆養成プログラムを作成したところ 西洋思想ばかりで肝心の日本の思想がない(西洋カブレだ)というご批判や 逆に日本の保守思想もちゃんと知りたい|というご要望をいただきました。 実のところ、西洋思想は、所詮は外国の思想だという割り切りもあって、大胆に「これだ」という風に提示できる一種の気軽さがあったのですが、日本の保守思想については、私達の幾多の先達が大切に守り育て、私達に伝えられた価値観に関することであり、西洋思想のように躊躇なく論じるのは憚る気持ちが強くあります。 しかしながら、不要な誤解も受けたくなく、かつ、これを参考に知識を増やしていただける方が現れるのならば、という気持ちで、浅薄ながら日本の保守思想について、簡便なまとめページを作成しました。 願わくば、このサイトを訪問される有識者の方々、あるいは同学の士の方々からの有意義なコメントを通じて、このページがより適切かつ充実した内容にならんことを。 ■ステップ1■国史を通して日本の保守思想のアウトラインを掴む 名画にみる國史の歩み 小堀 桂一郎 (監修), 所 功 (編集)昭和8年(1933年)今上陛下ご生誕を記念して当代最高の日本画家達により10年の歳月をかけて製作された国史(日本の歴史)を辿る78点の名画集に、平成11年(1999年)今上陛下ご即位満10年の佳節を期して、小堀桂一郎・平泉隆房・新田均各氏を初めとする現代の一流史学者・研究家による解説を付した名品。amazonでページの一部を拝見できる。 物語日本史(上) (中) (下) 平泉澄(著) 講談社学術文庫『物語日本史』の序文(抜粋)(全文は「人権擁護法案マガジン・ブログ版」物語日本史(平泉澄)を読む 第1回、第2回、第3回)(略)昭和二十七年四月、占領は解除せられ、日本は独立しました。長い間、口を封ぜられ、きびしく監視せられていた私も、ようやく追放解除になりました。一年たって昭和二十八年五月二日、先賢の八十年祭に福井へ参りましたところ、出て来たついでに成和中学校で講話を頼まれました。その中学校を私は知らず、中学生は私を知らず、知らぬ者と知らぬ者とが、予期せざる対面で、いわば遭遇戦でありました。講話は極めて短時間で、要旨は簡単明瞭でありました。「皆さん!皆さんはお気の毒に、長くアメリカの占領下に在って、事実を事実として教えられることが許されていなかった。今や占領は終わった。重要な史実は、正しくこれを知らねばならぬ。」と説き起して、二、三の重要なる歴史事実を説きました。その時の生徒の顔、感動に輝く瞳、それを私は永久に忘れないでしょう。生徒一千、瞳は二千、その二千の瞳は、私が壇上に在れば壇上の私に集中し、話し終って壇を下りれば壇下の私に集中しました。見るというようなものではなく、射るという感じでした。帰ろうとして外へ出た時、生徒は一斉に外へ出て私を取巻き、私がタクシーに乗れば、タクシーを取巻いて、タクシーの屋根の上へまで這い上って釆ました。彼らは黙って何一ついわず、何一つ乱暴はしない。ただ私を見つめ、私から離れまいとするようでした。ようやくにして別れて帰った私は、二、三日後、その生徒たちから、真情流露する手紙を、男の子からも、女の子からも、数通もらいました。私の一生を通じて、最も感動の深い講演でありました。成和中学の感動の忘れがたさに、それより十数年後の昭和四十五年、時事通信社より一貫せる日本歴史を書くよう求められた時、純真なる少年に呼び掛ける形を取りました。当時すでに七十六歳の私は、余命計り知るべからず、これを児孫への最後の贈り物、つまり遺書として書こうとし、したがって学者らしく事実を羅列して博学を誇るがごとき形式を好まず、ただ歴史の精粋を抜いて、誠実に父祖の辛苦と功業とを子孫に伝え、子孫もまたこの精神を継承して進むことを期待しつつ、しみじみと誠実に語ろうとして筆を執ったのでありました。(中略)願わくはこの小さき贈り物を満載せる帆船の行手、風穏やかにして波静かなれ。昭和五十三年十二月十日朝 白山寒林の中にて 平泉 澄----上中下3巻本。著者 故・平泉澄博士は、昭和5-6年(1930-31年)欧州に留学しマイネッケのドイツ歴史哲学とフランス革命の思想及びこれに反対するエドマンド・バークの保守思想等を研究、帰国後に抜擢されて秩父宮殿下(昭和天皇の弟君)の日本政治史の侍講を務め、更に昭和13-20年(1938-45年)に渡って東大国史学科にて国体学講座・日本思想史を教授した一代の碩学であり、終戦直後に辞官、その後GHQにより昭和27年(1952年)春まで公職追放され、追放解除後も、左翼マスコミやマルクス主義学者から「平泉史学=狂信的な皇国史観」として異常な誹謗中傷を受けながらも、戦後長くに渡って在野の国史家として保守陣営において重きを為した。この「物語日本史」は、晩年の平泉博士が、日本の未来を担う少年達のために精魂込めて書き記した名著「少年日本史」の文庫版である。 ※(参考)千早鍛錬会パンフレット ↑「物語日本史」の事前読破を推薦していることに注目。 ■ステップ2■保守思想を貶める捏造・歪曲を一掃する 《1》歴史分野以上に酷い思想分野でのリベラル左翼の歪曲・捏造 ~丸山眞男の絶大な影響、「皇国史観」の歪曲 戦後日本の政治思想は、“戦後民主主義の代表”、“岩波文化人のエース”と称され、「国民主権を貫徹するために天皇制廃棄・共和制樹立を最大の政治目標とした」“日本を代表する政治学者・思想家”、故・丸山眞男の絶大な影響下にあり、今も丸山を絶賛する政治学者・思想家たちによって、ほぼ占拠されていることを最初に知っておこう。 丸山眞男の政治思想の中核は、明治以降~戦前・戦中の日本を「天皇制ファシズム」と捉え、昭和20年8月15日をもって、日本の国体は「国民主権」の民主主義国家に変更された、とする所謂「八月革命」論にあり、彼及び彼の信奉者は、この架空の「八月革命」を未来において実現すべく(つまり天皇の廃止による日本の共和国化を究極の目標として)戦後長くプロパガンダ活動を続けてきた。 「理論派保守」を目指す者は、この丸山眞男に代表されるリベラル左翼の思想的欺瞞を正しく見抜き、これを論破する理論的根拠を確立しなければいけない。 丸山眞男と平泉澄昭和期日本の政治主義 植村 和秀 (著) 柏書房 (2004/10)単行本この本は、最速!理論派保守☆養成プログラムでも「西洋の保守思想に留まらず、日本の保守思想の扉を開く貴重な一冊」として紹介したが、丸山眞男の政治思想の欺瞞を打ち破る理論武装のツールとしてやはり最重要である。なお著者 植村和秀氏は、「筆者には丸山眞男も平泉澄も、その支持者の多くのように、無条件に支持することはできない。 丸山には心情的には共感できるが、しかし論理的には納得できない。平泉に論理的には共感できるが、しかし心情的には納得できない。 それにもかかわらず、丸山と平泉の思想史的な意義の重さと、人間的な偉大さとは、素直に承認したい。」と総括しており、厳密な実証的研究を通じて丸山・平泉両者に代表される戦前から戦後にかけての日本の思想対立を対比している為に、返って一層本書の価値が高まっていると思われる。また植村氏が「丸山には心情的には共感できる」「平泉に・・・心情的には納得できない 」としていること自体は、その思想的感化を受けた年代を考慮すれば止むを得ないことである。 (参考)歴史問題の基礎知識 ↑「皇国史観」について正しい認識を得る上で重要 ※一部引用 「皇国史観」(赤旗)という用語は、「早くても昭和17(1942)年6月頃から、大体は昭和18(1943)年頃から文部省周辺の人々によって使われだしたもの」(昆野伸幸『近代日本の国体論』より引用)であり、戦前/戦中の史学者自身が使った用語ではない(戦後にマルクス主義史家が「レッテル」として普及させた用語である)。 そして、その内容としては、 1.国史学者・平泉澄博士に代表される「あくまで歴史の範囲で思考する」流れと、2.アジア主義者/国家改造運動家・大川周明に代表される「日本を盟主とするアジア解放を主張する」流れ(昆野氏論文) の2つがあったが、戦後に史学界を占拠したマルクス主義史家は、皇室や日本国を貶めんがために、日本の伝統的な歴史観/国家観に根ざした1.と、大東亜共栄圏を包摂せんとする新しい思想を示した2.をワザと混用して「戦前/戦中の史学=皇国史観=軍国主義、アジア侵略、全体主義」という刷り込みを行った。 これに関して平泉澄博士門下の田中卓博士は、「一概に皇国史観といってもそれは、・・・1.平泉史学による「皇国護持史観」と、2.戦争末期という時代に迎合して浅薄な国体賛美に努めた「皇国美化史観」と呼ばれるべきもの(の2つ)があると述べ、平泉博士や自らの史観は、日本の伝統を正しく受け継ぐ「正統史観」であると述べている。 なお、ソ連が崩壊した1991年以降は、史学界(主流は、未だ隠れマルクス主義者と思われる)も、従来のように(彼らの言う)「皇国史観」に対して実証研究もせずレッテルだけ貼って一方的に批判することは許されなくなってきており、リンク先にある赤旗や長谷川氏・昆野氏のように戦前/戦中の資料を実際に読んで「実は皇国史観にも多様な内容があった」「実は皇国史観は1940年代に作られた用語だった」などと軌道修正を図っているが、そんな姑息な事をする位ならば、 1 彼らが戦後一貫して貶めようとしてきた1.平泉博士・田中博士らの史観(皇室や日本国を常に善いものと見る正統史観)は実は全体主義とも侵略思想とも無関係だった、 2 国家改造とアジア解放を唱えた2.は実はマルクス主義(具体的にはコミンテルン)の脅威への対抗イデオロギーとして生まれた(実際に、全体主義であり侵略思想であったのはマルクス主義の方だった)、と素直に認めればよいのである。 《2》「天皇制ファシズム論」の嘘を見破る ~明治維新の歪曲、「現人神」「国家神道」という幻想 「皇国史観」(上記)「現人神」「国家神道」といったキーワードで、戦後にマルクス主義歴史家・思想家によって不当に歪曲された諸概念の実際を知り、自虐史観から完全に脱却する。 「現人神」「国家神道」という幻想 新田 均 (著) amazonで一部ページを拝見できます。豊富な実証的研究により、「明治以降の日本は北朝鮮のような異常な絶対主義君主国家だった」という立花隆など左翼の大嘘を完全に打ち破る名著※amazonの内容紹介より一部引用「現人神」「国家神道」??これらの言葉から、現代の日本人はどんなイメージを連想するだろうか。おそらく、狂信的な「天皇崇拝思想」と、それを支えた「国教制度」といったとこだろう。そして、この「日本国民を狂信的な戦争へと導いた思想と制度」は「明治政府が日本の近代化のために考え出した」などとされている。だが著者は、「そのような認識は思い込みに基づく幻想にすぎない」と喝破する。それは最近の実証的歴史研究の成果に照らしても明らかなのだが、これが意外と世間では知られておらず、歴史の専門家でさえ、少し分野が違っただけで知らない者が大多数なのだという。世間で知られていないことがそれほど大きな意味を持たないなら、それでもかまわないのかもしれないが、この「幻想」はわが国の首相の靖国神社参拝問題や政教関係訴訟、さらには教科書問題や外交関係にまで影を落としている。“虚像”が誰によって、いかにして創られたかを検証する。「「現人神」「国家神道」とは、日本国民を狂信的な戦争へと導いた思想と制度である」との嘘八百の言説に異議あり! こういったイメージが幻想に過ぎないことを、実証的歴史研究の成果に照らして明かす。 (参考)右翼・左翼の歴史 ※一部引用 宗教系(仏教系)右翼の登場~右翼思想の過激化 (1) 井上日召(日蓮宗僧侶)と血盟団事件(1932) 群馬県出身の日蓮宗の僧侶。血盟団を組織し、国家革新(昭和維新)実現のため「一人一殺」を合言葉に1932年、井上準之助(前蔵相)・団琢磨(三井財閥重鎮)を暗殺。無期懲役となるが後に特赦を受けた。なお後の日本赤軍のリーダー重信房子の父親は血盟団員であり、井上日召は赤ん坊の重信を膝に抱いたことがあるといわれる。 (2) 田中智学(日蓮宗系新興教団)と「八紘一宇」論 田中は日蓮宗の在家信者組織として国柱会を組織し、日蓮主義と国家主義の統合を目指した。1903年には、日蓮を中心にして「日本國はまさしく宇内を靈的に統一すべき天職を有す」という意味の「八紘一宇」なる新語『日本書紀』巻第三神武天皇の条の「掩八紘而爲宇」の記述から造り、日本は世界を道義的に統一する使命がある、とする思想を唱えた。のちにこの言葉が人口に膾炙して大東亜戦争のスローガンにまでなった。 (3) 加藤玄智(浄土真宗在家信者)と天皇絶対神論・国家的神道論 加藤は新仏教同志会の創立者の一人であり、東京帝国大学で宗教学を教えた浄土真宗の信者であるが、同僚の外国人教授の天皇論に刺激を受けて、1912年に『我が国体思想の本義』を刊行し、古来からある天皇「神裔」論を超えて天皇「現人神」論を提唱して「日本に於いては臣民は天皇に絶対服従する」とする天皇絶対神論を主張した。1925年には更に「国家的神道(State Shinto)」なる新語を造り外国に日本人の信仰の在り方として積極的に紹介したために、欧米諸国に、この天皇絶対神論と国家神道論が日本の宗教の実態だと誤解され、後にGHQによる神道指令と天皇の所謂人間宣言を招き、今に至るまで戦前の宗教的制度についての広範な誤解を招いている。 http //d.hatena.ne.jp/jinkenvip/20070312/1173709974 《3》「保守」と「右翼」を区別し正しい認識を得る ~戦前・戦中(昭和10年代)の「右翼」は実は2種類あることを知る。 「革新右翼(アジア主義を志向し、国家改造を目指した国家社会主義者)」と「観念右翼(アジア問題への介入に慎重または無関心の伝統保守・日本主義者)」を区別する。 日本主義と東京大学―昭和期学生思想運動の系譜 井上 義和 (著) こちらも豊富な資料に基づく実証的研究により、戦後にマルクス主義者やリベラル左翼によって「右翼」と一括して糾弾され貶められてきた保守思想の実際を教えてくれる一冊。※革新右翼と観念右翼の理念型(一部内容を引用)1.革新右翼…国家改造/高度国防国家/解釈改憲/指導者原理/統制経済/親ソ・親独/世界史的な使命/陸軍統制派/革新官僚/無産政党/国家社会主義2.観念右翼…国体明徴/国民精神総動員/護憲(不磨の大典)/臣道実践/資本制擁護/反共・反独裁/日本史的な道統/陸軍皇道派/財界/既成政党(現状維持派)/自由主義者 (参考)日本会議ホームページ ↑「観念右翼(伝統保守)」の代表として上記の本で紹介されている故・小田村寅二郎氏の弟・小田村四郎氏(元拓殖大学学長、日本李登輝友の会会長)が副会長を務めている、日本最大の保守系団体。チャンネル桜と共同で保守活動を行うことも多い。 なお日本会議の前身の一つである「日本を守る会」は、建国記念の日(旧紀元節)実現運動、元号法制化運動、教育正常化運動などに地道に取り組み成果を上げてきた。 このうち建国記念の日を旧紀元節(2月11日)とすることに理論的根拠を与えたのが、平泉澄博士の高弟である田中卓博士である。 ■ステップ3■更に深く知るために 《1》皇室に関する正しい知識を得る 宮中見聞録―昭和天皇にお仕えして 木下 道雄 (著) 皇太子時代から終戦前後、更に戦後にかけて昭和天皇に近侍し、侍従次官を勤めた木下道雄氏による著作。親しみやすく読みやすいだけでなく、皇統無私の伝統の背景や、昭和21年元旦の所謂「人間宣言」の実際の持つ意味まで解説してくれる好著。 《2》日本の保守思想の核心に触れる 先哲を仰ぐ 平泉 澄 (著) 大正15年(1926年)から昭和42年(1967年)までに発表された平泉博士の数多くの著作から15編を抜粋したアンソロジーであり、戦前・戦中・戦後を通じて、平泉博士の思想に全くといっていいほどブレがなく一貫していることに注意したい。昭和7年(1932年)のエドマンド・バーク批評、昭和29年(1954年)に吉田茂(首相)・岸信介(憲法調査会会長)に招聘されて首相官邸で行った「国体と憲法」講義(マッカーサー憲法の廃棄と明治憲法の復活を自由党議員に訴えた内容です)、更に吉田松陰・橋本景岳・真木和泉守・山崎闇斎・山鹿素行など日本史上の重要思想家についての論述を含み、平泉博士の解説を通じて日本の保守思想の最重要部分に触れることができる一冊。※ステップ1の物語日本史の内容を更に詳しく、本格的に説明している。 ■まとめ■日本の保守思想の再評価の動き 以上、日本の保守思想を論じる上は、その本命である平泉澄博士の所謂「皇国史観」(正しくは皇国護持史観)および、その国体論の再評価を避けることは出来ない(ここを避けているような解説は解説の用を成さない)。 マルクス主義者やリベラル左翼が長く主流を占める戦後日本の言論界・教育界においては、一代の碩学である平泉博士の業績は不当に貶められ、また無視されてきたが、ソ連崩壊を経て、西暦2000年代に入って漸く、東大閥の強い関東ではなく、京大閥が主流の関西で主に再評価の動きが顕在化してきた。 またそれと軌を一にして、平泉博士もその一翼を担った戦前・戦中の日本主義者(当時の用語で「観念右翼」と呼ばれた伝統保守)の再評価も始まっている。 上で紹介した植村和秀氏の『丸山眞男と平泉澄』、井上義和氏の『日本主義と東京大学』はその主要な成果である。 しかしながら、こうした再評価に対して、旧来のリベラル左翼やマルクス主義者の側からヒステリックで感情的な反発が噴出しており、日本思想の一般的な解説書は、近刊のものでも相変わらず「皇国史観=軍国主義」という刷り込みに終始しているものが見受けられるので注意したい(例えば日本思想史ハンドブック(苅部直・片岡龍)・・・苅部氏は丸山眞男の直弟子)。 ※参考:2009年5月に放映されたNHK特集JAPANデビュー第二回「天皇と憲法」 “神風特攻隊や一億玉砕を扇動した極悪非道な人物”として平泉澄博士を糾弾しているNHK※なお動画に大きく出てくる立花 隆(たちばな たかし、本名:橘 隆志 1940年5月28日 - )は、2002年秋に拉致事件が大きく報道されるまでは「戦前の日本は今の北朝鮮のような異常な国家だった」とする持論を盛んに展開していた代表的な左翼言論人であるが、実は戦前に右翼団体愛郷塾を率いて五・一五事件の襲撃犯となった橘孝三郎を父のいとこに持つ人物である。橘孝三郎は、一家一族のほとんどを率いて兄弟村農場を経営し、愛郷塾という集団農業を実践する社会主義的結社を創設、血盟団の井上日召と思想的に共鳴し、更に大川周明の影響を受けた海軍下士官と組んで、5.15事件では塾生7人を率いて東京の変電所を襲撃 した。→つまり今は左翼言論人の代表格の立花隆のルーツは、戦前の右翼過激派であることに注目。 (詳しくはNHKの正体・上級編へ) いずれにせよその抜群の学問的実績、そして戦前~戦後を通じて保守陣営に対して保持した影響力の大きさから考えて平泉博士の保守思想の一層の再評価は不可避であり、今後に注目したい。 ここでの再評価の進展が、日本の保守思想全体の再評価に直結するはずである。 (参考図書) 『昭和の思想』(植村和秀:著)★評価2010年11月に出版された好著。戦前から戦後及ぶ昭和期日本の思想状況が、要点を絞って明瞭かつ簡潔にまとめられている。非常にお勧め。(以下amazonより引用)・内容説明昭和の思想を総体的に俯瞰する画期的論考。思想弾圧と戦争の暗さ。世界に挑戦する日本という明るさ。奇妙な時代=戦前昭和期を中心に、丸山眞男・平泉澄・西田幾多郎・簑田胸喜の思想から時代の本質を剔る・内容(「BOOK」データベースより)「戦前=戦後」だけでなく、昭和はつねに「二つの貌」を持っていた。皇国史観から安保・学生運動まで、相反する気分が対立しつつ同居する昭和の奇妙な精神風土の本質を、丸山眞男・平泉澄・西田幾多郎・蓑田胸喜らの思想を元に解読する。・目次第1章 日本思想は二つ以上ある第2章 思想史からの靖国神社問題―松平永芳・平泉澄第3章 思想史からの安保闘争・学生反乱―丸山眞男第4章 思想史からの終戦と昭和天皇―阿南惟幾・平泉澄第5章 思想史からの世界新秩序構想―西田幾多郎・京都学派6章 思想史からの言論迫害―蓑田胸喜第7章 二〇世紀思想史としての昭和思想史 【このページの続き】 日本主義とは何か ~ 日本型保守主義とナショナリズムの関係を考える ■左翼や売国奴を論破する!セットで読む政治理論・解説ページ 政治の基礎知識 政治学の概念整理と、政治思想の対立軸 政治思想(用語集) リベラル・デモクラシー、国民主権、法の支配 デモクラシーと衆愚制 ~ 「民主主義」信仰を打ち破る ※別題「デモクラシーの真実」 リベラリズムと自由主義 ~ 自由の理論の二つの異なった系譜 ※別題「リベラリズムの真実」 保守主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ ナショナリズムとは何か ケインズvs.ハイエクから考える経済政策 国家解体思想(世界政府・地球市民)の正体 左派・左翼とは何か 右派・右翼とは何か 中間派に何を含めるか 「個人主義」と「集産主義」 ~ ハイエク『隷従への道』読解の手引き 最速!理論派保守☆養成プログラム 「皇国史観」と国体論~日本の保守思想を考える 日本主義とは何か ~ 日本型保守主義とナショナリズムの関係を考える 右翼・左翼の歴史 靖國神社と英霊の御心 マルクス主義と天皇制ファシズム論 丸山眞男「天皇制ファシズム論」、村上重良「国家神道論」の検証 国体とは何か① ~ 『国体の本義』と『臣民の道』(2つの公定「国体」解説書) 国体とは何か② ~ その他の論点 国体法(不文憲法)と憲法典(成文憲法) 歴史問題の基礎知識 戦後レジームの正体 「法の支配(rule of law)」とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 立憲主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 「正義」とは何か ~ 法価値論まとめ+「法の支配」との関係 正統性とは何か ~ legitimacy ・ orthodoxy の区別と、憲法の正統性問題 自然法と人権思想の関係、国体法との区別 「国民の権利・自由」と「人権」の区別 ~ 人権イデオロギー打破のために 日本国憲法改正問題(上級編) ※別題「憲法問題の基礎知識」 学者別《憲法理論-比較表》 政治的スタンス毎の「国民主権」論比較・評価 よくわかる現代左翼の憲法論Ⅰ(芦部信喜・撃墜編) よくわかる現代左翼の憲法論Ⅱ(長谷部恭男・追討編) ブログランキング応援クリックをお願いいたします(一日一回有効)。 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著者:浅田次郎 発行所:中央公論新社 初版:2006年2月10日 感想(2012/2/12) 全然関係ないのだが、私は最近の文学界には少々納得がいかない。 門外漢の私が何を言っても無意味なのだが、読むに値しない本が大量に出版されていて面白い本に出会うことが出来ない。 基本的に私は効率的に物事を進めるのが嫌いで、いや苦手でブルドーザーのように本を読んでいたのですが、最近の本で感心できた本が無い。 これは文学界の問題ではなく、出版会の問題なのかもしれない。 本を出すということを商売と考えていたら、とりあえず出しておけば図書館に大量に収蔵されるだろうから最低水準以上の本を出しておこうという考えなのだろう。 しかし、読む人からしてみたらその程度の本を読むのは時間の無駄にしかならない。 本来、文学というのは時代の反映であり、先駆けであったものだ。 世界においては思想や発展とともに文学はあった。 日本においても、江戸時代は庶民の文化だった出版が明治維新とともに新しい考えを広めたり、口語と文語を統一したり、時代を進めたりしてきた。 その当時、文章を書いていた人たちの教養は、現在の作家のそれと比べると比較にならないだろう。 しかし問題はそこだけではないような気もする。 昔の作家はまだどんなものになるのか解らない日本の文章というものを手探りで、体当たりで作り上げてきた。 翻って、現在の作家は完成された日本の文章の中で新しい時代を描き出すことに挑戦していない。 最近取り上げられる現在の作家が書く時代小説というのは、もう箸にも棒にも引っかからない。 江戸時代の情緒を感じたいのなら落語でも聞いている方がよっぽどましだ。 まぁ、落語も最近はだらしない感じもするが。 二葉亭四迷や夏目漱石も文章の参考にして、口語と文語を結びつけた落語に昔日の勢いが無いのは当然だが、才能が古い世界に流れないのは残念だ。 ニフティで若手の落語を配信しているが、聞いて楽しめるレベルに達している若い人がいないというのは悲しいというか不思議だ。 文学のほうでは、50年代後半から70年代までのSF以降、時代を反映しているといえる文学があったのだろうか。 私は文学とは認めないが、80年代以降のライトノベル(笑)あたりが時代を反映しているというのなら、この時代はたいしたことの無い時代だという証明だ。 本当の問題は読者のほうにある。 大抵の問題は生産者じゃなく、消費者にある。 本来、教養を高め知識を深めるべき読者が買う本こそが良く買われる本になるべきだが、そのエネルギーをなくした読者は本を買うのをやめた。 現在、月に一万円以上本を買っている人は少ないだろう。 私もだいぶ前にそんな時期は過ぎてしまった。 そして実は図書館が敵だ。 便利な図書館でふらっと立ち寄ってかなり専門性の高い本を読むことが出来る。 どんな地方都市でも、文学の分野はかなり充実している。 長々とくだらないことを書き連ねてきたが、何が言いたかったかというと有象無象が文章を書き散らかしているおかげで読むべき本に行き当たるのが難しくなっているということと、文学が時代を反映したり増してや先駆けたりする力を失っているということを言いたかった。 もっとも現在という時代が時代の大きな変換点で、文章で表すのが難しい時代だとも思う。 さらには有形無形のタブーがあちこちに有り、名前を出すことも出来ないということもある。 山崎豊子さんの一連の作品のようなものは綿密な取材と編集陣の度量がないと出ないだろうし、似たようなものはもう出ないだろう。 政治批判や団体に対する分析の文章はリアルなものは出版するのも困難だろう。 逆に、出版されている政治批判や団体分析というのは、ある意味的外れで批判分析された側が許容できる範囲のものでしかない。 この行き詰った時代を切り開く道筋を文章が示せないのは残念だが、それなら俺がやるというにはあまりの力不足。 食うための文章をやっているやつらは全員、餓鬼道に落ちれば良いのに。 前置きが長くなったが、さてこの本は時代小説に見せかけて現在を切ろうと言うちょっとしたチャレンジです。 もちろん完全な成功とはいえないでしょうが、普段時代小説を書かないという割には時代の雰囲気も良く醸せ出せている。 おじいさんが生まれたときに明治維新が起こったという時代の近さが情景を描く手助けになっているのかもしれません。 しかし、携帯電話など新しい道具が出現したことで小説が書きにくくなったという人は努力が足りない。 名前 コメント