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774 :空の王な俺[sage]:2011/08/03(水) 01 29 09.90 ID 9HvB/9GtP そろそろ始める 前回のあらすじ 余「うおおおおおおおおおおおお!!」 (<●><●>)ぐ ( <●><)る ( <●)る ( )る (●> )る (●><●> )る <BNK! !KNB> (<ー><ー>)ドヤァ... <BNK! !KNB> 775 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/08/03(水) 01 29 44.96 ID Zolv+EIV0 おお、久しぶりだな 776 : 忍法帖【Lv=23,xxxPT】 [sage]:2011/08/03(水) 01 30 41.21 ID KjafHKf+0 あちゃー、余っさん床屋の前の三色ねじり棒になっちゃったかー 777 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/08/03(水) 01 33 24.68 ID 5aq9b9WB0 余っさん! おかえり 778 :空の王な俺[sage]:2011/08/03(水) 01 34 05.07 ID 9HvB/9GtP 基地を飛び出し空を駆け抜け、男はヴェネツィアの海の上空14,000mまでやってきていた。 眼下には厚い雲が広がり、海上の様子は見えない。前方を見やると、はるか彼方に雲の絨毯の一部が錐状に盛り上がった部分が見える。 ネウロイの巣があの下にあるのだろう。今頃低高度、雲の下では順調にいけば『オペレーション・マルス』が最終局面のはずだが。 『各員、報......ザザザ...』 『......ガガ......です!』 『......残って.....!』 インカムから途切れ途切れに通信が入ってくる。何を言っているのかは分からないが、緊迫した空気は伝わってくる。 余「ふむ。」 どうやらネウロイは調子に乗っているようだ。 余「余の目のないうちに……。だがそれもこれまでぞ。」 余「<―><―>」スッ 余「<●><●>」カッ 779 :空の王な俺[sage]:2011/08/03(水) 01 37 14.47 ID 9HvB/9GtP 余「いざ!」 『玉座』を気流に対して垂直に立て、揚力を殺す。眼下に見えていた雲海面があっという間に眼前に迫り、そして背後になる。 日光はあっという間に遮られてまるで夜中のよう、雨粒が顔を叩く。 エーテルと気流の波の隙間を縫うように、『玉座』の切っ先は雲を貫いて乱流の中を錐揉みしながら滑り落ちていく。 やがて雲の隙間から、雲の下の様子が見えてきた。風雨に毛羽立つ海面に、黒い瘤のような連合軍の艦艇、 そしてそれらに餌に羽虫がたかるように小型のネウロイたちが群がっている。 余「<●><●>」ギン! 男の目から一条の光が迸る。灯台のように回転して、雲霞のごとき小型ネウロイの群れを、男の視線が薙ぎ払っていく。 男を中心として円周状に爆片が渦を巻き、砕け散ったネウロイの欠片が電探の走査表示板のように空域に浮かび上がる。 戦場はもう戦場ではなく、『空の王』が蹂躙し制圧し君臨する、一つの物語の舞台だった。 780 :空の王な俺[sage]:2011/08/03(水) 01 40 59.19 ID 9HvB/9GtP 季節はずれの冷たい雨が降り続いている。 海面が蛇の鱗のようにうねって波立ち、鋼鉄の戦艦が軋みをあげる。 びょうと吹く風が潮の香りを、湿気と雨、そして硝煙の匂いに塗り変えて押し付けてくる。 男は降下の過程で目ざとく見つけておいた (ついでに周囲の小型共を一掃しておいた) エーリカのもとへ滑り降りていった。 エーリカ「……よっさん」 余「陛下、と呼べ。」 エーリカより数m上位の空中に玉座を滞空させ、男は傲然と胸を張った。 エーリカはストライカーを立てて男と同じく空中に静止し、呆けたように男を見上げている。 エーリカ「よっさん……」 エーリカが同じ言葉を繰り返す。 余「だから陛下と……む?」 男はもう一度訂正しようとして気づいた。エーリカの瞳が潤んでいる。雨のせいではない。 余.oO(ほほーーう?) 781 :空の王な俺[sage]:2011/08/03(水) 01 46 41.74 ID 9HvB/9GtP にぃ、と男の唇の端が吊りあがる。 エーリカは、たった今ネウロイに包囲されて絶体絶命の危機にあったのを救われた形になる。 どうやら男の劇的な出来に感極まっているらしい。 それに感づいた男が悪い考えを巡らせた。 最近 (それ以前からの気もするが) 501戦隊の面々には空の王に対する敬意というものが薄れている感があった。 ここでひとつ自身の偉大・壮大・荘厳さを見せつけ、彼女らの心に畏敬の念を刻み付けておくのは、悪くない、と。 ぐいと喉を見せ付けるように顔を反らし、威厳たっぷりに口を開こうと―― ???「よっさぁぁぁぁぁぁん!!」 ガツン! 余「ぬああああああ!?目が!目がぁぁぁぁぁ!!」 エーリカ「!?」 何者かが男に飛びついた。というか、思い切り勢いをつけて頭突きした。 顔面に斜め気味に受けた男が悶絶する。 ルッキーニ「うへへー」 余「ぐおおおお……ふ、ふふ、フランチェスカ・ルッキーニ!余は今せっかくいいセリフを――」 シャーリー「よっさん!」ガバァ! 余「ぐはぁ!!」ゴキッ 782 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/08/03(水) 01 48 56.11 ID aiZFj0AW0 閣下きたああああああああああああああああああああああ 782 「陛下」、だ。 783 :空の王な俺[sage]:2011/08/03(水) 01 52 30.77 ID 9HvB/9GtP さらにシャーリーに飛びつかれた。首筋が嫌な音を立てる。 シャーリー「やるじゃないかよっさん、惚れ直すよ今のは!」ギュウギュウ 余「……!……!」モガモガ 感情のままにぐいぐいと男を締め付けてくる。 男は彼女の胸に顔を圧迫されて息ができない。たまらずその胸をがしりと掴む。 シャーリー「ひゃん!」バッ 余「ぶはぁ!」 ルッキーニ「あー、よっさんそれあたしのー!」 シャーリー「まったくあんたは顔に似合わずムッツリだよな」ケラケラケラ ルッキーニ「えっちー!」 余「ぜー……はー……!」 息を整えている間も二人は何事か囀っているが、それどころではない。 余「余を弑すつもりか貴様ら!」 シャーリー「あっはっは」 784 :空の王な俺[sage]:2011/08/03(水) 01 56 53.17 ID 9HvB/9GtP エーリカ「ふふふ」クスクス バルクホルン「はしゃぎ過ぎだ。まだ作戦中だぞ」 低いエーテルと呪符の干渉音とともに、バルクホルンが降下してきた。 両手に下げた弾切れのMG42が、雨の中で湯気を吐いている。彼女はひとつ息を吐くと、「しかし」と続けた。 バルクホルン「助かった。礼を言う」 エーリカ「うん、ありがとーね、よっさん」 余「ぐう……ふん、目障りな霞を払ったにすぎぬ。」 エーリカはどうやら調子を取り戻している。 どうやらタイミングを逸したらしい。男は少しだけ不本意そうに応じた。 そうこうしているうちに、続々501の面々が集まって来ていた。 785 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/08/03(水) 01 58 21.67 ID eot0X/moO トマト大王め、うらやまけしからん支援 786 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/08/03(水) 01 59 20.90 ID pVdVHr8w0 余っさん来たぁーーっ! 787 :空の王な俺[sage]:2011/08/03(水) 02 01 29.04 ID 9HvB/9GtP 芳佳「う゛わ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん!ハルトマンさ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん゛!」ガバァ! エーリカ「わ、宮藤……」 宮藤がエーリカの胸に飛び込む。エーリカに窮地を救われた彼女は、エーリカが自身の身代わりになってしまうのではないかと心配していたのだ。 芳佳「無事で良かったですぅぅぅ!」 芳佳「ハルトマンさんに何かあったらと思うと、私、わ゛た゛し゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!」 エーリカ「よしよし……大丈夫だよー」ナデナデ 雨に塗れた上でなお分かるほどの涙と鼻水で汚れた宮藤を、エーリカが天使のような優しい顔で撫でる。 隣ではバルクホルンがそわそわしている。 バルクホルン「み、宮藤。私もお前たちのためにだな……」 788 :空の王な俺[sage]:2011/08/03(水) 02 06 51.51 ID 9HvB/9GtP 最後に隊長格の二機が合流した。 ミーナ「よく来てくれたわね」 坂本「……」 基地で男を、『兵士の資格なし』と断じた坂本は、救援を受けた今もまだ厳しい視線を送っている。 坂本「戦う理由は見つかったのか?」 余「王は王たることから逃れえぬ。それだけのことだ。」 坂本の視線を軽くいなして、男は韜晦してみせた。 本当の理由など照れくさくて言えやしない。初めて、自ら他人の為に戦っているなどと。 坂本「……」 坂本は無言で、男を睨み据えている。まるでそうすれば男の内の弱さをえぐりだせるとでもいうように。 坂本「……ふん。まったくこの期に及んで……」 だがついに一つ息をついた。 その顔には落胆や失望というよりは「しょうがないな、この意地っ張りは」とでも言いたそうな苦笑が浮かんでいる。 彼女の心眼は、その固有魔法たる魔眼の通じぬ男の心のうちまで、正しく読みきったようだった。 790 :空の王な俺[sage]:2011/08/03(水) 02 12 41.75 ID 9HvB/9GtP ふと男は懐にしまいこんだウルスラの眼鏡に手をあて、一拍、目を閉じた。 余.oO(誇れよ、ウルスラ・ハルトマン。余が、この『空の王』が、そなたとそなたに連なる世界の為に戦っているのだ。 ひれ伏す民草の嘆願を容れたわけでもなく、行く道を塞ぐ痴れ者を無礼討ちに果たすわけでもなく。 誇れよ、ウルスラ。余は心底からそなたを愛したぞ。余の胸に滾るこの血潮がその証ぞ。) そして次に、男は傍らに侍るウィッチーズを見やった。 誰もみな雨に濡れ、それでも流しきれない汚れや焦げた傷をその身に負っている。 戦いのさなかにある彼女らの勇気、決意、衷心を思って初めて、男は今の境地にたどり着いた。 再びウルスラと共にある術を見出した。彼女らへの敬意をどう表現するべきか。 男は結局いつものやり方を通した。 余「……誉めて遣わす。」 ミーナ「え?」 余「そちらの内にある余への賛辞の泉は尽きる事を知らぬであろうが、あいにくと余はそれには飽いておる。」 ペリーヌ「別にそこまで褒め称えたいわけじゃ……」 ミーナの怪訝そうな声もペリーヌの突っ込みも無視して、男はネウロイの巣へと向き直る。 余「あとは任せておくが良い。」 細氷のごときネウロイの破片の乱舞も落ち着き、轟然と浮遊するネウロイの巣――黒雲の渦の中の巨大な球体構造――が再びその姿を現していた。 791 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/08/03(水) 02 15 39.71 ID eot0X/moO おいトマト陛下……慣れない事するなよフラグだぞ…… 792 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/08/03(水) 02 19 03.78 ID aiZFj0AW0 やっぱよっさんかっけえな 793 :空の王な俺[sage]:2011/08/03(水) 02 19 24.74 ID 9HvB/9GtP 男が意識を向けるのを待っていたかのように、巣が低く鳴動を始めた。新たな子機を産生する前兆である。 サーニャ「ネウロイの巣表層に擾乱反応……」 エイラ「またなんか出てくるゾ!」 坂本「気をつけろ、規模が大き――」 余「<●><●>」ギカッ 坂本の言葉を待たず、男が『勅視』を放った。 不可視の力が巣の外殻表面で炸裂し、砕け散った欠片が白く大輪の花を咲かせる。 発生した衝撃波は数十キロ離れたウィッチーズのもとにまで達した。突風のあおりを受けて何名かがバランスを崩す。 リーネ「きゃあ!?」 シャーリー「うわっぷ!……撃つなら撃つって言えよ!」 余「ふん。余が奴ばらを待たねばならぬ法がどこにある。それに、新手を産み落とす前に始末をつけてしまえば簡単であろう。」 巣を覆う黒雲の一部が白く輝くネウロイの破片を孕んで風船のように膨張していた。 それもやがて海風に撫でつけられ、攻撃を受ける前と寸分違わぬ巣が現れる。 794 :空の王な俺[sage]:2011/08/03(水) 02 24 57.46 ID 9HvB/9GtP ミーナ「無傷……?」 ルッキーニ「よっさんに『にらみつける』されて効いてないの!?」 ルッキーニが悲鳴のような声を上げた。男はむっつりと黙って巣を見つめている。 坂本「全く効いていないわけではない……が、」キィン 坂本が眼帯を上げて巣表面をさらに微細に観察し、訂正を入れた。 余「体をかわされたな。」 坂本「(体を……?) ああ。恐らく表面装甲が層状構造になって、ダメージを伝えにくくしているのだろう」 バルクホルン「カールスラントの新型戦車の装甲に、そういうアイディアがあったな。 表層が衝撃に反応して自壊するんだ。あえてそうすることで深部に衝撃を伝えないようにする……」 リーネ「何度も陛下さんにやられてるから、対策してたんでしょうか?」 エーリカ「なんにせよ大して効いてないのは確かだね。よっさんどうする?『にらみつける』効かないとよっさん役立たずじゃない?」 余「どの口でほざくか貴様。……というか、先刻からその、『にらみつける』とはなんだ。 まさか王の業たる『勅視』に左様な安直な呼称を――」 そういえば先日の懲罰房でもエーリカはそんな呼び方をしていた気がする (そのときはそれどころではなかったが)。 芳佳「ちょ、ちょっと皆さん、戦闘中ですよー」 796 :空の王な俺[sage]:2011/08/03(水) 02 31 25.29 ID 9HvB/9GtP 無駄話をしている間に、今度こそ巣から円盤型ネウロイが発進し始める。 ┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛…… 巣の周りに渦を巻いて、再び空を圧する、第二の曇天とも言うべき軍勢が出現し始めていた。 余「フン!」 余「<●><●>」ギン! そしてそれらが、男の目から放たれた力を受けて再び千々に乱れる。 余「たとえどれほど現れようと、余の前には無意味なことぞ。何度でも焼き滅ぼしてくれよう。」 しかしネウロイの群れは一切構うことなく前進を続け、巣はまた新たな円盤型、あるいは中型のネウロイを産み出し続けている。 ミーナ「キリがない。我慢比べになりそうね……」 ペリーヌ「でも巣を叩けなくてはジリ貧ではありませんの?」 リーネ「陛下さんよりネウロイより先に、私たちの方が持たないです!」 シャーリー「艦隊も、だ」 ??『ではそろそろ我々の出番だろうかな』 797 :空の王な俺[sage]:2011/08/03(水) 02 36 27.17 ID 9HvB/9GtP インカムから壮年の男性の声が割り込んできた。 ミーナや坂本が通信機を確認する前に、男が応じる。 余「何やつ。」 杉田『小官は閣下の――』 余「陛下、だ」 杉田『失礼致しました。陛下の足元にある艦隊の司令を務めさせております、杉田淳三郎と申す大佐でございます。』 余「知らんな。」 杉田『……御目見得以下の分限ながら、かように物申し上げる無礼、お詫び申し上げます。 ただ、なにとぞ奏上したき儀がございますれば、』 ウィッチーズ「「!?」」 余「ふむ……許す。申せ。」 杉田『ははっ。』 798 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/08/03(水) 02 37 13.23 ID aiZFj0AW0 杉田艦長順応しとうなあww 799 :空の王な俺[sage]:2011/08/03(水) 02 43 05.55 ID 9HvB/9GtP 芳佳「坂本さん、坂本さん。杉田艦長の、その、喋り方、どうしたんでしょう」ヒソヒソ エイラ「馬鹿丁寧ってレベルじゃねーゾ」ヒソヒソ 坂本「うむ……」 杉田が大和のネウロイ化について説明している。 どうやらネウロイ化した大和の主砲なら、巣の反応装甲を貫ける可能性があるらしい。 杉田はその大和がネウロイの巣に到達するのを援護してほしい、と要請していた。 余「奏上は却下だ。奴ばらは余の妻となる者、即ち空の王の妃 (の予定) を害した。 その咎、万死に値する!余の手で誅に伏さねば気が済まぬ。」 杉田「なにとぞご嘉納下さいませ。陛下おん自らに先陣を駆けられては、我らは立つ瀬がございませぬ。 畏くも陛下におかれましては、上座にて戦場を御上覧あそばされませ。大和がきっと上意に沿い奉りまする」 余「んん……。」 ぴくぴくと男の鼻の穴が動く。どうもまんざらでもなさそうである。 800 :空の王な俺[sage]:2011/08/03(水) 02 49 21.12 ID 9HvB/9GtP ルッキーニ「うじゅー。なんかよっさん嬉しそうじゃない?」ヒソヒソ シャーリー「王様扱いされてるからかな」ヒソヒソ リーネ「そういえば私たちの間だと……」ヒソヒソ 余「まぁ余とて本気になればあの程度の装甲、なんと言うこともないが。そこまで言うなら、良かろう。やってみるがよい。 下々の者に機会を与えるのも王の務めだ。余が本気となればあんな装甲、どうとでもしてくれるのだがな。」 杉田『無論、存じ上げております。陛下の寛大な御決断に感謝いたします」 余「本気の『勅視』に貫けぬものなどないがな、はっはっは。」 エーリカ「見事に褒め殺し (?) に乗せられてるじゃん……」ヒソヒソ ペリーヌ「こういうやり方があったんですのね……」ヒソヒソ ミーナ「まぁいいじゃない、これはこれで」ヒソヒソ 余「はっはっは。」 802 :空の王な俺[sage]:2011/08/03(水) 02 56 55.19 ID 9HvB/9GtP 天城艦橋。艦長の杉田が無線機の送信スイッチを切ると、大きく息をつき、一人ごちた。 杉田「案外とすんなり進んだな……」 オペレータ1「司令部の話では、『気難しく暴発の可能性もある危険人物』という話でしたね」 とくに反応を期待した言葉ではなかったが、オペレータが応じた。 杉田「うむ。単体のエネルギーでクレーターを作れると聞いたときはまさかと思ったものだが、 先ほどの戦闘を見る限り大げさな作り話というわけでもないようだ」 オペレータ1「うっかり怒らせでもして、こっちが撃たれたら大変なことになってました」 杉田「本来なら501戦隊の基地に軟禁されているはずなのだ。 ただ、それでも拘束し続けられるかは怪しい、万が一戦場に現れた際は『有効活用』すべし、と司令部には申し付けられていた」 オペレータ1「そんな処遇を受けてた人がよく協力してくれたものです。艦長の丁寧な応対が効いたのでしょうかね」 杉田「まさかそれだけということはあるまいが……」 実はそのまさかであるが、彼らは知る由もない。 杉田「まぁ、何にせよ上手く進んだならそれでいい。ネウロイ化の準備はいいな?」 803 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/08/03(水) 02 57 28.15 ID eot0X/moO あらやだちょっとかわいいって思っちゃった 804 :空の王な俺[sage]:2011/08/03(水) 03 01 41.95 ID 9HvB/9GtP オペレータ1「完了しています」 オペレータ2「チェック……。全系統異常なし。問題ありません」 杉田「うむ。大和、ネウロイ化開始せよ」 オペレータ1「了解。起動シークエンス開始。魔導ダイナモ、臨界まで5、4、3、……臨界点、突破。大和、ネウロイ化開始します」 オペレータが赤い緊急錠のついたレバーを押し上げると、魔導ダイナモがひときわ大きなうなり声をあげた。 紫電を放ちながら、「大和」が別の存在へと変化していく。 艦橋を起点に、表面装甲を錆びが侵食するように黒いハニカム構造体が覆っていく。 天城艦橋からそれを見つめる面々の口から、知らず「おお」と声が漏れた。 杉田「報告しろ」 オペレータ1「大和、ネウロイ化完了。カウントダウン開始、ネウロイ化解除まで1246秒」 オペレータ2「チャンバー内圧力正常。魔導ダイナモ、出力安定しています」 杉田「うむ……」 杉田「大和、発進!」 805 :空の王な俺[sage]:2011/08/03(水) 03 04 39.37 ID 9HvB/9GtP 上空。変容してゆく大和を見ながら、男は (独り言にしては大きな声で) 一人ごちる。 余「ふむ。大した船だ。大口を叩くだけはある。まぁ余の『勅視』でも――」 来て、早く。私を―― 余「……!?」 エーリカ「よっさん?」 怪訝そうなエーリカの声に、男は応えない。 ただ大和からネウロイの巣へと視線を移し、驚愕に目を見開いている。 余「ウルスラ……?」 806 :空の王な俺[sage]:2011/08/03(水) 03 06 07.96 ID 9HvB/9GtP とりあえずここまで 次回は最終回 ……たぶん 807 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/08/03(水) 03 07 33.51 ID Zolv+EIV0 乙! 気になるところで切るなぁ それとオカエリナサイ 808 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/08/03(水) 03 07 57.97 ID aiZFj0AW0 乙おつん ここでウーシュなのか…? 810 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/08/03(水) 03 16 27.73 ID KjafHKf+0 乙 余っさんも最終回か 感慨深いような寂しいような…… 811 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/08/03(水) 03 19 38.96 ID eot0X/moO よっさん乙! 812 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/08/03(水) 03 21 13.87 ID pVdVHr8w0 乙! 825 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/08/03(水) 06 51 58.42 ID PM908l7E0 お、起きたら空の王が投下再開していた……何をいってるか分からねーと思うがヒャッハァァァー!! 乙乙! 空の王な俺 12に続く
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食べた日:2012/2/27 『麺舞 杉のや』で、杯数限定の「辛味噌らーめん」(830円)を。 12.2.27%20%90%99%82%CC%82%E2%20%90h%96%A1%91X%82%E7%81%5B%82%DF%82%F1%2034%94t%96%DA.JPG 12.2.27%20%90%99%82%CC%82%E2%20%90h%96%A1%91X%82%E7%81%5B%82%DF%82%F1%82%CC%8Dd%E4%A5%82%C5%95%BD%91%C5%82%BF%92%86%91%BE%96%CB.JPG 醤油・塩と食べてきたので、次は味噌と決めていましたが、同じ味噌でも、杯数限定と書かれた辛味噌の方が気になり、こちらを食べてみました♪ 味噌味のスープはあっさりタイプですが、旨味はたっぷり! スープベースの甘味と唐辛子の辛味が相まって、メリハリかつバランスの取れた味わいのスープに仕上がっています。 炒めた野菜にスープをそそぐ「札幌スタイル」なので、ラードの香ばしさによるパンチもあります。 麺はややちぢれが入った自家製の中太平打ち麺。 硬めに茹で上げられた、ガシッとした食感で、パンチのある味噌味のスープにも負けていません。 具はコロコロチャーシュー・モヤシ・キャベツ・人参・ピリ辛白髪ネギ・糸唐辛子。 上からたっぷり降りかけたすり胡麻の風味もよく合っています。 じんわり淡麗系の醤油や塩とはまた違った勢いのある味わいですが、どことなく杉のやさんらしさも感じられる味噌らーめんです。 こちらのお店は醤油・塩・味噌、どれも外しません! 現在の味噌の麺も美味しいですが、現在新しい麺を試作中とのことで、こちらも楽しみです♪ 住所:名取市田高字神明180-1 by hiro (2012年 34杯目) つい先日開発中の麺を試食させて頂いたんですが、 現在の麺よりも個性があり、スープの持ち上げもよく自分好みの麺でした♪ 個人的には鯛ダシ醤油こってりが好きなんですが、他のメニューもほんと外せないクオリティーですよね! 次回の限定も楽しみなところです* -- さっとん (2012-02-29 14 54 14) さっとんさん、「昨日来れば試作麺あったのに~」と言われました(苦笑) 粉を変えたりなど、色々試しているそうです。 今の麺も美味しいと思いましたが、更に高みを目指す姿勢が流石です! -- hiro (2012-02-29 15 33 42) 名前 コメント
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サブレ王国の王子 とは、【カエルの為に鐘は鳴る】のキャラクター。 プロフィール 作品別 関連キャラクター コメント プロフィール サブレ王国の王子 他言語 別名義 コマールココナツ 本名 ○○○○・デ・サブレ 性別 男 職業 王子 出身 サブレ王国 声優 小林ゆう 初登場 【カエルの為に鐘は鳴る】 経済大国サブレ王国の王子。単細胞で、情にもろい熱血漢。ライバルは【リチャード王子】?。 作品別 【カエルの為に鐘は鳴る】 【主人公】。名前は自由に変えられる。本名は「○○○○(付けた名前)・デ・サブレ」になる。 ストーリーが進むにつれ【カエル】や【ヘビ】に変身できるようになる。 こうした少年系の主人公にしては珍しく、金の力で解決するというお坊っちゃま的な側面を見せる事もある。 ゲーム開始時は剣術でも行動力でもリチャードに一歩劣っていたが、【魔女マンドラ】?や【アレヲ・シタイン博士】などの住民達の助けを受け、ミルフィーユ王国での冒険を経て成長する。 【デラーリン】を討伐した後は【ティラミス・ド・ミルフィーユ】とめでたく婚約する……のだが、そこである事に気付く。 「ティラミス姫が魔女マンドラに変身していた」のではなく、その反対でないかと、【ポルナレフ】に対して疑問を投げ掛ける。 が、それに対するポルナレフの返答は「どちらでも同じではありませんか」という答えになっていないものであった。 そしてそのままゲームが終わるため、彼の最後の疑問は晴れないままになってしまう……。 説明書では「コマール」、公式ガイドブックでは「ココナツ」という名前が使われていた。 【大乱闘スマッシュブラザーズX】 シールで登場。ここで初めて「サブレ王国の王子」と呼ばれるようになった。 【大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U】 アシストフィギュアとして登場。3Dモデリング化されており、ボイスが付いた。原作のようにヘビやカエルになって戦う。 【大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL】 アシストフィギュアとして続投。 スピリッツも登場。「カエル ヘビ」から超化する。 関連キャラクター 【リチャード王子】? 【ティラミス・ド・ミルフィーユ】 【カエル】 【ヘビ】 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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鹿力仙(ろくりきせん) 概要 分類 妖鬼・妖仙系 主な生息地 森林・山地 知能 人間並 属性 雷 危険度 C 備考 鹿が魔物化したもの「鹿力大仙」と呼ばれるリーダーがいる 妖鬼の一種。 人間に似た胴体と鹿の頭部を併せ持った外見を持ち、体躯は人間と大差ない。 森林や山地の奥深くなどで暮らしている。 強い魔力を持った鹿が魔物化したものとされるが詳しい発生経緯はわかっていない。 魔物化に伴って人間と同等の知能や自我を獲得しており、人語も自在に繰ることができる。 魔力の高さを活かして多彩な魔法を操り、特に雷に関わる魔法を得意とする。 寿命も長く、数百年レベルで生きることができる。 鹿力仙同士による独自のコミュニティを持ち、駆け出しの鹿力仙は先輩達の下で数十年以上に渡って仙人としての修業を重ねる。 そして無事に修行を終えると何処かの秘境に篭って生活するという。 彼らの修行場は人が寄り付かない、森林や山地の奥深くにある。 また、鹿力大仙(ろくりきたいせん)も存在しており、全ての鹿力仙を束ねる役割を持つ。 もっとも、すべての鹿力仙が修行を切り抜けられるわけではなく、途中で命を落としたり耐えきれずに脱走し、賊徒に身を落とすような者も珍しくない。 技・魔法 ???? 個体により様々な技や魔法を使う。 経歴 2012年8月18日山地討伐 賊の一員としてジャックボックス、ディティらと共に登場。 百合男&柚子女に攻撃を仕掛けるがルダ、リードに倒された。 由来 「鹿力大仙(ろくりきたいせん)」…西遊記に登場する妖仙。仲間に虎力大仙(こりきたいせん)、羊力大仙(ようりきたいせん)らと共に三大仙と呼ばれる。仲間と共に車遅国の王に取り入って悪事をしていたが悟空に退治された。 仙人 日本 雷 魔物 鹿
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パーティメンバー:DQⅡ 【ローレシアの王子】―【サマルトリアの王子】―【ムーンブルクの王女】 DQⅡ 【ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々】の【主人公】。 【勇者ロト】の末裔が治める【ローレシア】城の継嗣。 MSX版の説明書によると単に子孫なだけではなくロトの生まれ変わりであるらしい。 青いメットにゴーグルというやや近代的な格好だが、これは本作が前作の数百年のちという時代設定を反映しての事である。 【デフォルトネーム】は「りはうす」「ロラン」等、【小説ネーム】は「アレン」だが、 彼の名前として最も有名なのは間違いなく【もょもと】だろう。 その苦難に満ちた人生 ある日、姉妹国【ムーンブルク】が大神官ハーゴンによって壊滅されたことにより、いきなり実の父からハーゴンを倒してこいと言われ、一人息子(しかも世継ぎ) の危険な旅なのに50Gと【どうのつるぎ】しかもらえなかった不遇の王子。 防具である【かわのよろい】は普段着なので、国庫負担は脅威の150G。 ローレシアの財政状態がよほどまずいのか、【ローレシア王】がやたらとケチなのか、はたまたこの機会に亡き者にしようとしているのか…。 旅の途中、同じくロトの血を引く【サマルトリアの王子】【ムーンブルクの王女】と出会い、冒険を共にする。 異常に強い魔物、やたら厳重な邪教団のセキュリティ、妙に頼りない仲間、なぜか合わない復活の呪文など、様々な苦衷を経て諸悪の根源【ハーゴン】を討ち果たす。 だがハーゴンは今際の際に自らを悪霊の神々への生け贄とし、破壊神【シドー】を現世へと召喚した…!! その戦闘能力 歴代主人公の中では唯一呪文を使えず、力とHPが特徴的な、のちの戦士のような存在。 装備品にも恵まれており、【いなずまのけん】【ロトのよろい】【ロトのたて】【ロトのかぶと】といった強力な専用装備を数多く使用することができる。 ムーンブルクの王女は攻撃力に期待できず、サマルは最強装備が【てつのやり】なので、前線で物理ダメージを与えて行けるのはほとんど彼1人である。 その攻撃力は【かぶとムカデ】や【キラーマシーン】の装甲をパーティでただ1人ぶち抜き、【はぐれメタル】をも一撃で粉砕する。 だが実は他2人が貧弱なだけで後の戦士や武闘家に比べると攻撃力は低く、せいぜい歴代勇者と同程度。 はぐれメタルを一撃で倒せるのも彼が強いからではなく、はぐれメタルの守備力が255しかないためである。 むしろ歴代主人公と比べて目立つのは素早さの高さである。 Lv.50時点で140に達するが、他の主人公の素早さは遅いⅣ勇者では88、素早いⅦ・Ⅷ主人公でも123止まりであり彼が群を抜いて素早い事がおわかりいただけるだろう。 「平均以上の素早さを持つ戦士」というのが正確な表現か。 作中ではムーンブルクの王女が圧倒的な高さを誇り、更にはサマルトリアの王子が最終的に同値になるのであまり目立たないのだが。 また、歴代キャラの中でも非常に貴重な能力として、「作中に登場するあらゆる武具を装備できる」という能力を有している。 戦士タイプの能力を有しながら、いかずちのつえやみずのはごろも等の魔法使い系装備で身を固めることも不可能ではない(あまり意味は無いが)。 これは単純に装備パターンを「ローレのみ」「ローレとサマル」「全員」の3パターンにしてデータ容量を節約したための副産物である。 一応例外としてMSX版にて追加された【あぶないみずぎ】は装備不可だが、仮に装備出来たとしてもこんな物をわざわざ装備させるのは一部の特殊な性癖の持ち主くらいだろう。 【最大レベル】は50。パーティ内では一番高い。 先述の通り彼の旅路には異常に強い魔物や妙に頼りない仲間が立ちはだかるので、心が折れそうになるかもしれない。 そんな時は禁断の呪文【ゆうていみやおうきむこう…】を入力するのだ…。 DQⅨ 再登場したシドーを倒す事(or期間限定でWi-Fiショッピング)で、 彼のコスプレ装備が手に入り、コンプリートすると、そのものズバリ「ローレシア王子」の称号がもらえる。 シドーをレベル26まであげればコンプリートできるので歴代主人公のコスプレ装備としては一番集めるのが簡単。 DQM+ 「ロラン」という名称で登場。 大神官ハーゴン、ひいては破壊神シドーとの戦いを仲間の二人と異なり魔法に頼らず己の剣術のみで制し、世界に平和をもたらしたのだが それゆえに「シドーが倒されたという事はシドーよりも力を持つ者が現れたって事じゃないのか」という疑念を持たれ、「破壊神を破壊した男」として迫害されることになる。 もっともこの疑念自体バズズが焚きつけたものなのだが、彼曰く自分が干渉したのは最初にほんのわずかな闇として前述の疑念を残したのみで ここから話を大きくして迫害し出したのは人間が勝手にしたことらしい。 なお、この名前はバーチャルコンソール版のSFC版Ⅱにてデフォルトネームとして逆輸入されている。
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▽ <新宿>。 復興後の経過も目覚ましい街。 その繁栄を彩るように、夜の街には数々のネオンライトが踊り、さながら不夜の様相を呈していた。 特に<新宿>区内の歌舞伎町は眠らないという形容が似合う街であった。 昼間と同じ程の光量。眩みそうな看板の数々。 行き交う人の波は昼間と変わらず。いや、来客も含めれば昼よりも活発であるのではなかろうか。 どの店もこの店も活気に溢れ。 嬌声と、歓声と、罵声と、脳を揺さぶるような音楽とが綯い交ぜになって飛び交っている。 その眠らない街歌舞伎町で、今まさに立たんとする影が一つ。 その男は、歌舞伎町最大のランジェリー・ショップのネオン看板を背負って立っていた。 眼下に広がる世界を見ながら、ため息を一つこぼす。 「やはり、美しい……」 影は笑い、手に持った『白ワイン』を煽る。 水のうちに漂う布地が揺れ、布地に合わせてネオンの作った影が踊る。 ワイングラスから口を離し、布地を取り上げて、体に貼り付けた。 ベチョォと音を立てて、男の身体に一枚の白布が増える。 よくよく見ればその体は、真っ白な女性用下着が無数に貼り付けられている。 遠目には全身に包帯を巻いているようにも見えるその姿。 無数の女性用下着以外は一糸まとわぬその姿。 『変態』としか形容できないその姿。 しかしその姿は。 世界の未来の一端を背負ったその男の姿は。 ネオンライトに照らされて。 神々しいほどの白さで輝いていた。 ――― ざ、ざざざ。 歌舞伎町内の全てのテレビに同日、同時刻、ノイズが走る。 テレビだけではない。公共の電波を使っている全てのものにノイズが走った。 そして、全ての電波に同じ映像・音声が流れ始める。 『やあ、未だ欲望の寄る辺を持たぬ諸君』 テレビにでかでかと映し出されたのは、体中いたるところに真っ白な女性用下着(しかもパンツ)を貼り付けた変態だった。 歌舞伎町のすべての視線が男の身体に、すべての心が男の声に向けられる。 す、と一息。 呼吸を置いて。 男は朗々と語りだす。 自身の夢を世界に向けて。 それは奇しくも。 あの日、宿敵である『雪原の青』がやったように。 人々の心を動かすにふさわしい『心』から『心』への果たし状。 男は、世界の心を惹きつけてやまない言葉を綴りあげる。 『吾輩は……今まさにこの街で願いを掴むために戦っている者だ』 『我らが掲げる願いはすなわち、理想郷の創造』 視る者。聴く者。 すべての視聴者の心が男に釘付けになる。 『すべての性癖が、すべての人の元にあり』 『すべての人が、すべての性癖の元にある』 『そして広く世界が、すべての性癖を受け入れる』 一人、女性用下着を身に付けた男が席を立つ。 一人、ボンテージを着こなした女性が店を出る。 『理想郷とはすなわち、理解ある世界だ』 『全ての者が、全ての者として受け入れられる世界だ』 あるいは激情。 あるいは劣情。 あるいは、あるいは、あるいは。様々な『感』情が激しく『動』く。様々な人物が『感動』する。 一部の人間にとって、その放送をあえて陳腐に敬称するならば―――『感動的』な放送だった。 『吾輩は戦う、理解を得るために。再び世界と』 『集え、世間に打ち捨てられし理想たちよ』 『我こそは理想を切り拓き理解に手を伸ばす者』 『下ネタテロ組織、『群れた布地』頭目』 『―――『頂の白』!!』 男―――『頂の白』と名乗った変質者は、天を仰ぐように両手を広げて高らかに鬨の声を上げる。 『さあ、その手に未来と下着を掴め!!』 映像が切り替わる。 変質者が公共の電波に乗っていたのはきっかり三分。 三分間で、世界は変わっていく。 ――― ざ、ざざざ、ざざ。 ノイズが走り、世界への交信が終わる。 男―――『頂の白』は大きく息を吐いて、そして振り返った。 「やあ、よく来た。放送ジャックを見て来てくれたということは、我らと道を同じくするということかな」 やおら振り返った男の向こう、一人の男が立っていた。 甲冑に身を纏い剣を携えたその男は、まさに英雄と言うべき姿。 変質者は英雄と向き合う。両者、姿は異質だがその目に一切の陰りはない。 「最初に聞いておこう。―――なんのつもりだ?」 剣士が構える。いつでもと斬りかかれるように、『頂の白』をその剣の先に捉えて。 『頂の白』はその様を見てしばし考える。 剣士は放送の途中ですぐに『頂の白』の元まで辿り着いていた。だが、殊勝なことに放送が終わるまでは襲いかかってこなかった。 ということは、好戦的ではあるが協力者も探している。そして『頂の白』程度ならば一瞬で殺せるということだろう。 あとは、もしかしたら『騎士道精神』なんていう下らない精神を持ち合わせているのかもしれない。 『頂の白』は一度だけ鼻で笑い、怪訝な表情の剣士に口だけで謝罪を述べた。 「すまない……しかし……なんのつもり、か」 一切動揺せず、自身のペースを崩さずに語り続けた。その言葉はやはり淀みない。 「なんのつもりかというならば……吾輩はこの世界を拒絶するつもりだ。それだけだ」 「性に対する寛容さは確かに、我輩が過ごしてきた日本よりも格段に高い。 PMなどというお粗末な首輪もなく、人間はより人間らしく生きていける。 だが、それにしても、世界は未だに我らを嘲り笑っているのだ!」 『頂の白』の目に浮かぶのは、彼の元いた世界。 あの世界が特殊なだけだと思っていた。 性に対する規制があまりにも進みすぎた世界だったからこそ、『頂の白』も受け入れられることがなかったのだと。 しかしそれは彼の思いあがりだった。 世界は、ところが変わっても、彼を受け入れなかった。 その事実が、あまりにも、あまりにも、悔しくて悔しくて仕方がなかった。 だから彼は拒絶する。この世界を、全ての世界を、すべての世界に敷かれたこの『性への抑圧』を拒絶する。 それが、先の放送に込めた心のたけの全てだ。 「君にも問おう」 『頂の白』が一歩進む。剣士の剣が揺れる。 「性とはなんだ!」 「吾輩の掴んだ『性癖(リアル)』は、笑われるものなのか! 我らは―――」 「もういい」 『頂の白』の言葉を剣士が遮る。 その言葉には怒気を感じさせ、その身体の隅々、その切っ先まで殺意を込めて。 「貴様が度し難い変態だというのは理解できた。一切の容赦なく、この場で切り捨てよう」 その答えを聞き、『頂の白』は再び、今度は声を上げて大きく笑った。 「―――所詮、相容れぬか」 『頂の白』は笑う。声を上げて、たか笑う。 そしてゆっくりと手を天に振り上げる。 「来い、赤道斎!」 ベチョォ!と身体に貼り付けた白パンを叩く。 剣士が踏みだそうとして、攻撃を察知して大きく飛び退る。 「『赤道の血よ、来たレ』」 呪文とともに赤黒い衝撃波が走ったのは、飛び退ったその直後であった。 衝撃波が遠いビルにぶち当たり、向かいのビルを打ち壊す。 まさに魔術の粋と呼ぶにふさわしい威力で放たれた『それ』を確認して、剣士はその切っ先に捉える敵を改めた。 「相容れぬ……ならば貴様らは、この赤道斎の敵となるわけだ」 攻撃を放った人物の方に向き直る。 そこに立っていたのは……やはり、『変質者』だった。 要所要所だけ見れば貴族と言って差し障りない。 整った顔立ちにオールバックで纏められた白髪。豪奢なマントに同じく気品漂う上着。 しかし、下半身には何も付けず、逆に顔には女性用の下着(パンツ)を装着している。総合点で言えば確実にマイナスで『変質者』だ。 剣士が一瞬そのトンチキな様相に面食らう。その一瞬を『赤道斎』と名乗った男は見逃さない。 「先に行け、『頂の白』」 「そうさせてもらうよ」 赤道斎の魔力の放出による後押しを受けて、『頂の白』は飛び上がり闇夜に消える。 『頂の白』が見えなくなったのを確認し、赤道斎は優雅な立ち姿のまま空に浮かび上がった。 剣士の方も、『頂の白』ではなく彼より強大な力を持った赤道斎に目を向けている。 「さぁ、しばらく付き合ってもらおうか。異国の剣士よ」 「だが、貴様は―――」 剣士の言葉は、赤道斎の魔術によってかき消された。 そして、剣士の剣と赤道斎の大魔術が交わる。 その日の新宿・歌舞伎町の夜はひときわ輝いていた。 ▽ 赤道斎 「無事だったかね。『頂の白』」 「赤道斎か」 新宿区、歌舞伎町の萎びたバーの中。 夜の闇すら届かぬ闇の中で、再び二人の変態が邂逅する。 かたや下半身丸出し。 かたや全身に女性用下着貼り付け。 見た目からもう奇々怪々な二人だが、その話口だけは真面目この上ない。 「剣士(セイバー)相手に立ちまわって無傷で生還とは、成程、大魔術師の名は伊達ではないようだな」 「幸い、『対魔力』が低かったようでな。如何に大魔術師とは言え、相手によっては苦戦も強いられるだろう」 謙虚な物言いだが、実際赤道斎の身体には傷ひとつついていない。 一介の魔術師が、三騎士と言われている『セイバー』を相手取ったと考えれば勲一等以上の働きだ。 「そちらの方はどうかね」 「現在、『群れた布地』メンバーには<新宿>区内に存在する全てのランジェリーショップの全てのマネキンの顔面パーツにパンツを装着させる任務に付かせている。 そのテロ行為や先ほどの放送ジャックの甲斐もあり、NPC内に『群れた布地』の構成員は増え続けている。更に構成員とまでは行かないものの、無自覚な協力者も現れ始めたほどだ。 世界は既に動き出している。より素晴らしき理解ある世界へ」 「そうか……上々だ」 赤道斎もまた、『頂の白』の成果を聞き、満心を得る。 やっていることは傍から見れば下らないいたずら。 だが、この行為の意味するところはキャスターの『陣地作成』だ。 ランジェリーショップに設置された顔にパンツを装着したマネキンを見たものは、その下着越しにキャスターのカリスマに触れて無自覚のうちに『群れた布地』の構成員となる。 また、走り回る『群れた布地』構成員を見たものも同じだ。その頭部に装着された色とりどりの下着の神秘に触れ、自らの欲望を取り戻し、『群れた布地』の支援者となる。 今もなお、この<新宿>の地に陣地は広がり続けている。 白ワインが飲み干され、ベチョォと音を立てて『頂の白』の身体に新たな下着が貼り付けられる。 並んで置かれていた飴色の影をバーカウンターに落とす高級な酒の水面が揺れる。 赤道斎の脳裏によぎるのは、『抑圧された世界』の記憶。 人間を否定する世界。 息苦しい世界。 人間が人間らしく最低限度に文化的な生活すら送れない(少なくとも赤道斎はそう思っていた)世界。 抑圧された感情は、いつだって出口を求めて彷徨っている。 赤道斎は『頂の白』の夢を通して彼の世界を知った。 まさにディストピアと呼ぶべきその世界では、全ての性を否定したが故に人類は間違った方向へ歩み続けていた。 世界を、あんな『退屈な世界』に変えてはならない。 世界を、今は遠き理想郷へと導かなければならない。 幸いにして、この戦争の先には『聖杯』がある。あれは『大殺界』と同じく運命を塗り替える力がある。 それを手にし、理想郷を作り上げるのは大前提。その前に赤道斎らは戦争を生き抜かなければならない。 戦争に向かうのは、一人の魔術師(ヘンタイ)と一人の革命家(ヘンタイ)。そしてこの新宿の地も差別と欺瞞に溢れている。 ならば――― 「さぁ、すべての欲望に光を授けようではないか」 ―――手始めに、この地を抑圧の開放地区にするまで。 まずはこの<新宿>を全ての変態願望を肯定する『理想郷』へと作り変える。 遍く世界で虐げられてきた同志を募り、永久の安寧を得る。 そしてその先で、輝かしいばかりの栄光を掴み、世に本当の自由を与える。 「征くぞ、キャスター……『理想郷』をこの地に築くのだ。 赤道斎の名のもとに、作戦名『全て遠き理想郷(アヴァローン)』を開始する」 下半身を隠すことを過去にしたマスター、現代に蘇りし大魔術師・赤道斎。 下着を愛でることに未来を見たサーヴァント、『群れた布地』頭目、キャスター(一ノ瀬琢磨/『頂の白』)。 世にもお下劣な紅白が新宿の夜の闇に跳梁する。 彼ら二人がいる限り、変態達の未来は明るい。 【クラス】 キャスター 【真名】 一ノ瀬琢磨/『頂の白』@下ネタという概念が存在しない退屈な世界 【パラメーター】 筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:D 幸運:E 宝具:D 【属性】 混沌・悪 【クラススキル】 陣地作成:E 同志を募り、彼の陣地であり宝具である『群れた布地』を展開できる。 陣地というが形はなく、ただ趣味嗜好を同じくするもの同士での心の共有である。 が、心の共有であるがゆえに強固であり、性癖干渉以外のすべての対陣地スキル・宝具を無効化する。 道具作成:― 他人の使用済み下着にしか欲情できないので自分で作ったりはしない。 白ワインとかなら作れるけどあれは違うでしょ。 【保有スキル】 神秘付与(下着):D キャスターの秘術中の秘術。『頂の白』状態で発動可能。 このスキルを持つものが物体に触れると、実在のものでも神秘を纏い、宝具としての活用やサーヴァントへの干渉が可能な武器として使用できるようになる。 キャスターはすべての下着に神秘を与えることが可能。 更に下着を『顔に装着』している者は同ランクの神秘とサーヴァントへの干渉能力を得る。 カリスマ:E++++ 志を同じくした者、つまりは同志を導くカリスマ。 彼のカリスマは範囲は狭く相手を選ぶが、同志ならば深く・広く受け入れることが出来る。 また、性に対して憧れや倒錯した感情を逆手に取ったカリスマであるため、そういった点で付け入れた個人に対しては絶大な効果を及ぼす。 このカリスマは彼及び彼の神秘を纏った『群れた布地』が触れた下着越しにも拡散される。 情報拡散(偽):A 情報を世間にばらまくスキル。 ただしバッドスキルではなく彼が望んでばら撒くという性質からランク表記がある。 彼及び『群れた布地』が行動を起こすたびに彼らの情報は拡散され、志を同じくする者達への吸引力となる。 このスキルとカリスマがあるから陣地の作成が出来る。 審美眼(下着):A- 下着を見、嗅ぎ、味わい、判別する能力。 数十メートル先のパンツの元所有者を判別できる、匂いでパンツの所持を判別できるなどこと下着に関しては超一流の審美眼を持つ。 マスターのパンツを被れば彼/彼女の人となりが、英霊のパンツをかぶれば真名・逸話・宝具が判別可能。 ただし本職はパンツであり、他の下着だと効果が下がる。 性癖解放:EX 彼の神秘を受けたものは自身の性癖に正直になる。 カリスマと合わせて陣地作成の補助スキルとなる。 マスターやサーヴァントでも対象にすることが可能。 【宝具】 『群れた布地』 ランク:E 種別:陣地作成/対人 レンジ:愛が届く場所 最大捕捉:999 陣地作成を担う宝具。 彼が下ネタテロを起こすたびに理解者は増えていき、理解者は皆『群れた布地』のメンバーとなる。 陣地は際限なく広がり続け、陣地を心に宿した同志は彼の招集の声で作戦決行場所に集まる。 この宝具はNPCだけでなくマスターやサーヴァントにも効果を及ぼすが、彼らの強い意志をねじ曲げてまでこの陣地が彼らの心に蔓延ることが出来る思えない。 『頂の白』 ランク:D 種別:変態 レンジ:99 最大捕捉:999 ムレムレの白パンが数十枚集まることでキャスターが自身の欲望を開放した姿。 その身体に貼り付けた下着の一枚一枚が神秘の塊。 この姿になった時、彼が触れたすべての下着とその下着を頭に装着している人物にこの宝具と同程度の神秘を授ける。 さらに自身の身体に貼り付けた白パンをベチョオッ!と叩くことによって精鋭を呼び出せる。 呼び出す精鋭は彼の心次第。大体はマスターを呼び出すことになる。 ただしこの宝具を発動するには少なくとも一枚は鮮度の最も良い下着(半日程度身に付けられていて脱がれてから一日以内のもの)が必要。 そしてこの宝具の解放を終えると、下着に付与された神秘は消え失せる。 神秘を持続させたいならば、凄く目立つ『頂の白』でいつづけなければならない。 『下ネタテロは我が為に』 ランク:E 種別:固有結界 レンジ:99 最大捕捉:42 42の交通機関をハイジャックして、その中に居る人物から下着を奪うという完全にアレな宝具。 ただしこの宝具の解放が終わればキャスターは刑務所に連行される。 脱獄は可能だが『頂の白』の逮捕は『群れた布地』の壊滅と彼の失墜を意味するため発動したら負けと思った方がいい。 【weapon】 なし。 強いて言うなら精神攻撃と感染力。 【人物背景】 『SOX』を世界の悪に仕立てあげた男。 【マスター】 赤道斎@いぬかみっ! 【マスターとしての願い】 すべての欲望が肯定される世界へ。 【能力・技能】 大魔術師 稀代の大魔術師。 攻撃・防御だけでなく幻術・催眠術・捕縛術・監視術なども使えるオールラウンド魔術師であり、因果律を操る妖狐おして「人間という枠を超えた化け物」と称された。 主に攻撃・防御に応用の効く衝撃波発生魔法『赤道の血よ、来たレ』『赤道の血よ、アレ』を主に使う。 『アレ』は己の使う呪文に対して魔術基板を用意してそこにアクセスすることで呪文の省略を行っている(スキルで言う『高速神言』)。 呪文は短いがれっきとした二節の呪文であるため『アレ』でも対魔力Cまでなら対応が可能。 長い詠唱の魔法も存在するが、こちらは『アレ』より一段階威力は高くなる。 対魔力Aは貫けないが、それでも並のサーヴァント相手なら(神秘さえ纏えれば)相手になる。 そして、魔力量は桁外れ。基礎霊力の放出だけでも漬物石を10000個は吹っ飛ばせるらしい。 魔力による戦闘能力の補助でも行っているのか、ビルを壊す攻撃に耐えたり同程度の攻撃を繰り出したりも可能。 『月と3人の娘』シリーズはすべてあちら側の世界においてきたので使用不可となる。 ソクラテスやクサンチッペも居ない。大殺界も当然存在しない。 だが、時間と魔力を割けばこの地でも新しく魔具を作ることは可能。今回の聖杯戦争では既に『公共の電波を三分間だけジャックできる魔具』を作り上げている。 露出癖 上半身は高価なマントと貴族のような服を、下半身にはプライドという名の服を着ている。 つまり下は全裸。パンツもないから恥ずかしくないもん! 神すらひるませるその素っ頓狂な行動は、相手によっては隙を作ることが可能。 【人物背景】 神仙に最も近づいた人間。齢数百歳の魔法使い。 個人の魔力による運用が可能な大殺界という『陣地作成』。 月と3人の娘シリーズという変態魔装具を作る『道具作成』。 更に二節以上の呪文の他に『月と3人の娘』を介せば儀式呪文の単独での使用も可能というどう見ても彼のほうが正統派キャスターである。 その力の強さと歪んだ倫理・理想故に世界から放逐されてしまった。 時間軸としては復活直前からの参加となる。 【方針】 新宿に眠るすべての欲望を肯定する。 そのために、手始めにNPCたちを全て『群れた布地』に覚醒させてマスターを炙り出す。 戦闘は赤道斎任せ。赤道斎に使用済み下着をかぶせて戦わせて勝ちを狙いに行く。 赤道斎は素の殴り合いも強く、魔法も多種多様で強い。サーヴァントとして呼んだらキャスター最優レベルの人物。ただし変態。 弱点はキャスターの存在、と断言していい。 キャスターが『頂の白』として顕現していなければ赤道斎の魔法も通用しないが、『頂の白』はあまりに目立つ。 そのため、肉壁代わりの同志を用意し続けて、撹乱のために彼らにも神秘の宿ったパンツをかぶらせる必要がある。 幸い、キャスターは『頂の白』でも常人並の魔力反応しか発生しないため、パンツを被った赤道斎がサーヴァントと誤認してくれる可能性も高い。 『下ネタテロは我が為に』はデメリットしかないため使ってはいけない。
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日付:2007.12.28 場所:傲慢70f 参加者:心龍さん、バシオさん、やみさん、バシオさんのお友達、イヴレさん 久々のやみさん登場です! 復帰?かと思いきや気まぐれInだそうですw いや・・、そうだとは思ったけどね・・・w どっかつれてけぇ~、と言われたので、ボスタイムの傲慢へ どうも私はレア運もなければ、ボス遭遇運もないんですが、 久々のやみさん登場のためか、めずらしく会うことができました! はい、壁で見えませんとも。。 そしてゴミだけくれてアイコ様ENDです(*p_q) まぁ、会えただけでもいいとしよw やみさん、寂しいからたまには顔出してよね!w
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憎しみの女王 ランク:D(C) G/S(Lobotomy Corporation) 属性 ・性別不明 ・WAW ・元人間 ・魔法少女 ・アブノーマリティ 敗北条件 S時:(E)キャラクター、または人間でない(S)キャラクターが生きていると敗北 能力値 ESP能力レベル 4(+1) ESPパワー 25(+20) 耐久力 5 精神力 6(-2) 特殊能力 ・アブノーマリティ観測[全般][常動] 自分または自分の手札に対する「接触テレパス」はESPレベルチェックの出目に関わらず成功する。 ・愛と憎しみの名のもとに[全般][常動](G時) シートが表向きの(G)が死亡した時、 または自分に対して行われた変身チェックで何も起こらなかった時、 自分は変身を行い死亡するまでアライメントが(S)、ランクがCに変更され、 ESP能力レベルが+1、ESPパワーが+20、精神力が-2される。 この効果は憎しみの女王にのみ発生する。 ・投げキッス[通常][支援](G時) 同じマスにいる自分以外の対象1体の耐久力か精神力を1回復する。 ・アルカナ・スレイブ[戦闘][主要][攻撃][E] ビームキャノンを1枚利用して[LV:4 火力:20]で任意の対象全てに攻撃を行う。 ESPパワーを10消費する。 ただし次のラウンド中、自分は攻撃Cカードの使用と利用が行えなくなる。 (S時):火力を20から35に変更する。 ・テレポート[戦闘][主要][逃避][E] 戦闘に参加する、またはこの能力を使用して3ラウンド経過すると使用可能。 LV:5のテレポートを行う。これにより戦闘から離脱した場合、 自分以外の全体に1:1の損害判定を行い自分はランダムテレポートする。 ESPパワーを10消費。 Q&A Q.元人間は人間に含まれますか? A.いいえ、含まれません。 種族(属性の一番右)に「人間」と記載されていないキャラクターは 全て人間でないキャラクターとして扱われます。 Q.このキャラクターは「スカイホークダンディの誘惑」の効果を受けますか? A.いいえ、受けません。 「スカイホークダンディの誘惑」の効果は属性の性別を参照しています。 このキャラクターの性別は「性別不明」であり女性ではないため効果を受けません。 Q.このキャラクターがキャラクターA(仮称)に止めを刺されました。 この場合、キャラクターAはメルヒェンの固有の敗北条件のキャラクターに該当しますか? A.いいえ、メルヒェンの敗北条件には該当しません。 上と同じく、このキャラクターの性別は「性別不明」であり 「女性」ではないため敗北条件に引っ掛かりません。 Q.嘘発見器で「あなたは女ですか?」と質問されました。 どう答えれば良いですか? A.「はい、女です」と答えてください。 神裂 火織が神に含まれることを鑑みると、このキャラクターは名前に「女」を含んでいるので 「はい」と答えるのが妥当でしょう。 Q.嘘発見器で「あなたは女性ですか?」と質問されました。 どう答えれば良いですか? A.「いいえ、女性ではありません」と答えてください。 このキャラクターは名前に「女」を含んでいますが、 名前・属性ともに「女性」の文字を含んでいません。 またこのキャラクターの性別は「性別不明」になっているので「いいえ」と答えるのが妥当でしょう。 意見・コメント 名前 コメント
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R前からの知り合いでゴールドマインのメンバーの一人 軽度のロリコンだが常識力も持ち合わせており、ロリコン仲間なネロ(向こうはロリショタコンで重度だが)のコンビ だが、あまりにネロがぶっ飛んでいる為にストッパー役となっていて常識人率が高め そのせいか若干キャラが薄いのでは・・・と住民から言われていたが それはこのスレでは貴重なツッコミ役であり常識人ポジションだという、住民の信頼があってこその発言だった だが・・・奴は弾けた 開かれる新世界!常識だけじゃ攻められない!!素直になあれ素直になあれ!!! 戦闘面は盾特化の地魔法使い 重力魔法で離れた相手を庇うこともできるし確率次第だが敵のスキルを自分に移して無効化できる ここからさきは一方通行、盾の恐ろしさをみせつけてやろう 反射スキルで敵の攻撃を返しての攻防一体のカウンターも強力だぞ! +仕様変更前戦闘評 戦闘では純粋な盾役で防御振りなミサカともいわれる性能 固有の一歩通行で「自身『敵の攻撃 体力低下スキル無効』」【M S】があり それにセットのかばう「60%/ 単体を対象とする敵のスキルが発動した時、自身へ一つ移す」の組み合わせで 敵の攻撃、体力低下、無効等の妨害系スキルの対象を自身へ移し、その被害を無効にできる 一方通行の火力は高くないので、主に裏方に回りブレイク攻撃でガード削りを行い、万全なメインの火力を叩き込ませる戦法が良さそうだ 疲労量-が高く、継続して戦闘が行えるので上手く活用しPT全体の疲労管理を調整しよう ,. -‐- 、 ,〃爪ヽヾ ヽ ハ { ! ヽ川トハ _{{ノ从 斥 リ ≧ミヾイ>イ,.ル'´=ミ、 彡'=-≪〈 V/,.ィ≦_ ミ、 ,.彳イ≪ ヽ〃 r_リ∧ヾ | ∧ ヾ || 〃 r' ∧ ∧ ハ }}レ/ 「ヽ V/ ヽV / 〉〃》 j厂| V ∧ | |〈,.ヘ、|レノヽ、! ヽ ヽ 〃 | レ'/∧ヽ ≫ヽ. V 〉、 | | Kヽ/ A==ミ〈 F.彡イ 〈__j_j'´_」-`ー―、}〃 `ーL/ { ̄_「  ̄ 7__V V 〃 ヽ」]] 「 V V | | V ∧╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋ ≪ステータス≫ アクセラレーター ○一方通行 ■総合■ 【貧弱】 【戦闘力:45】【魔法:85(地)】 【防御率:超硬(12)】 【怪我無効 低(3)】 【疲労無視:30%】 【耐性:地(大)】【能力低下・妨害無効】【カウンター】【浮遊】 ■常用スキル [★]重力魔法+++… 「様々な方向に重力を変換できる」『反射に特大補正』 [★]早熟の拳 … 「接近による2回攻撃が可能」 [2] 結界魔法 … 「味方や自身の守りを固める防御魔法」 [☆]畳返し … 「重力で足元をひっくり返す」「直接あてると防御率低下」 ■確率スキル [☆]集力磁場 … 「敵スキルを自分に移す時がある」【地】 [2] 破壊磁場 … 「中確率で敵の防御率を大きく下げる」【地】 [2] 浮力波 … 「低確率で敵スキルの無効化か、一瞬で"跳躍"する(させる)」【地】 [☆]反発移動 … 「確率でその場から反重力で吹っ飛ぶ」「余裕があるほど高確率」 ■戦闘スキル【1/T】 [☆]爆石魔法 … 「地属性の高威力魔法」【1/1】 [☆]アム・グラナグル… 「『魔法』を乗せた接近攻撃。防御率をより削る」 ■固有能力 ロリイッチョクセン [3]一方通行 … 「『能力低下や妨害を無効化』」「『地』系スキル補正+++」「武器装備不可」 [3]虚弱体質 … 「怪我無効-3(5)」「補正系能力取得不可」「防御率+【6】」 【灰被り魔女の腕◆拳】[早熟の拳] [堅拳] … 「接近【10】」 【刃の鎧◆防具】… 「防御率【1】」「【接近】をガード時」「中確率で『接近カウンター』」 【補助翼◆装飾】[浮遊] ― 「基礎攻撃+【5】」「疲労無視+10」「『特性』にプラス補正」 +仕様変更前 スキルの変更具合などの参考用 ■総合■ 【体力:@3】 【攻撃力】 ┗【接近:23】【魔法:38(地)】 【疲労無視:11】 【疲労量:-5】【M S】 ■セットスキル [3]かばう … 「60%/ 単体を対象とする敵のスキルが発動した時、自身へ一つ移す」 [2]反発重力 … 「40%(20)/ ターン終了時の体力消費無し」【土】 [2]破壊磁場 … 「40%(20)/ 自身:『ガード』へのダメージ2倍」【土】 ■バトルスキル [2]爆石魔法 … 「魔法+【12】(10)」 [1]アム・グラナグル … 「【接近 魔法】のブレイク攻撃+【5】」【1/1】 ■固有能力 [2]一歩通行 … 身に近づくものを「反射」する異能 ┗「自身『敵の攻撃 体力低下スキル無効』」【M S】 ┗「疲労量-3」「『地』系スキル+/最大20%追加」「武器装備不可」 [2]虚弱体質 … 「体力-2(-3)」「補正系能力取得不可」「CC+3」 ■特性■ TUEE固有と、YOEEE固有の合わせ技 盾のミサカver。Sにおくことで、無類の強さを誇る。 ■装備■ 【補助デバイス◆装飾】 ネロ作。「基礎攻撃+【2】「特性」にプラス補正。 CC(キャパシティコスト)【10/13】 ≪パッシブスキル≫ [8] 格闘術 … 「接近【16】」「※素手限定」 [☆]前衛技能 … 「接近【5】」「疲労量-1」 [1] 騎士技能 … 「疲労量-1」 [2] 重力魔法 … 「魔法【33】(27)」「【土】効果+/ 成功率+20%」 [3] 魔力強化 … 「魔法【3】」 [4] 防御魔法 … 「体力+2」「疲労無視+5」 [3] 軽業 … 「疲労無視+6」
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