約 2,765 件
https://w.atwiki.jp/yaruoperformer/pages/1778.html
/ニ二三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三{ / ̄~"'' ー `ヽ =ニ二三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三{ _{_____  ̄`ヽ {、 {ニニニ二三三三三三三/三三三三三三三三三二二ニ=-_、/ 、 } ', {ニニ二三三三三三三/三三三三三三三三三三三三三二ニ{______,. ヽ ‘, =ニ二三三三三三三{三三三三三三三三三三三三三ニ=/ } ', -=ニ二三三三三三i{ニ=\三三三三三三三ニ=\三ニニ} , ‘, __ \-=ニ二三三i{ニ={ニ=-_\三二\三三ニ=_、ニヽ三ニ{、ノ` ー,、 }_/⌒\ \ニ二三{ニ{∨= {\ニ=- \三ニ\ニ、ニ=-_ニ}三ニ=/ /∧ {へ 丶 ‐=ニニニニ/^N´iニ={ 、\=-_ \三ニ\\ニニi⌒V=/ ,//ニム  ̄ ヽ. r≦ニ三三三三| { .|i{ \{ \ \=_ \三斗ャ"\ニ|´ i/ //ニニ=_、 }! }=ニ三三三三ム .|i { 、__,,ヾ \ーz≦\|_,,ノ }=_! / ,//二ニニニ\ } |=ニニ三三三三ム V ,、  ̄ /ヽ _ \ ̄ ,リ}_|/z≦二ミ/ニニニニ/ ` ー――- _ / {ニ三三三三三三ヽV{\ }!Ξ / _,jI斗ャ≦/´ニニニニ/ i | ~ - { {ニ三三三三三三三ヾ{、 |i / / /ニニニニ/ | | } ,、ヾ"\ニ三三三三三三三 、 、 / ̄ ̄ ̄/〉ー=ニ=< ! | /_ - ― ''" \ニ三三三三三三ハ }〉 / //i | | /. ` -=ニ三ニ=- '"|i i |ヽ ____ ,厂/ // | | | / | |i i | ', ´ ___ / ./ // l | / / | |i i | .、 / / // | | ,/ / | |i i | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ .//i| ! | / / ヽ | |i i |_/_ / V/i i | | |/ i / i | |i / "''< __ ヽ ' | |i i | i / / | | |{/ "'' \ ノ |i i | | / / 、 ! | / ~" - __ }/ | i i| | ,′ i 名前:石川五ェ門(いしかわ ごえもん) 性別:男 原作:ルパン三世 一人称:拙者/それがし 二人称:名前呼び 口調:真面目/侍口調 AA:ルパン三世/石川五ェ門.mlt 十三代目の石川五ェ門を名乗る剣士で斬鉄剣を用いた居合の達人である。 ちなみに名称も石川五ェ門で五右衛門ではない。(五右ェ門という表記はPART2などに見受けられる) アニメのファーストシリーズでは最初は殺し屋という立場のルパン三世の敵として登場し、 最終的に仲間になった。 ちなみにこの時期、不二子に篭絡されたこともあった。 シリーズを重ねることに殺し屋から優男キャラに変わっていった。 また一人称は「それがし」や「私」など安定しない。 「またつまらぬ物を斬ってしまった」が口癖。 しかし斬鉄剣でもこんにゃくは切断できないというエピソードがあるほか、他にも切断できなかったケースはある。 最初の映画である「VS複製人間」からして、敵の鎧で切っ先が折れており鎧自体は攻略せずむきだしの部分を斬撃することで勝っている。 ただやはりエピソードごとで違いがあり、特にTVSP「燃えよ斬鉄剣」では 「斬鉄剣以上の性能を持つ金属で作った絶対無敵のはずの航空機」を「完全に同じ場所を連続して斬る」という高い技量でもって両断している。 非常に真面目なキャラだが、コミカルな場面もいくつかある。 さらに謙虚なのかルパン一味でも身体能力は高い方だが、修行不足と呟くこともある。 ルパン曰く、何年か一度にやって来る拙者は未熟病。 AAは基本が27枚。うち全身の前・後ろ姿が1枚ずつ、後頭部1枚、座り姿1枚がある。 戦闘AAは14枚ある。 キャラ紹介 やる夫Wiki Wikipedia アニヲタWiki ニコ百 ピクペ 登場作品リスト タイトル 原作 役柄 頻度 リンク 備考 五右衛門は鉄仮面の謎を追うようです 清水義範「天正鉄仮面」 石川五右衛門役 主 まとめ rss 完結 あんこの城ラピュタ 天空の城ラピュタ ルパン一味 準 まとめ R-18 あんこ完結 ファイアーエムブレム グルニア流離譚 ファイアーエムブレム 紋章の謎 ナバール役、盗賊団の用心棒 脇 まとめ やる夫Wiki 誠は黒い医者と呼ばれるようです 手塚治虫「BLACK JACK」 「誘拐」に登場暗殺団の一員 脇 登場回 rssやる夫Wiki 完結 やる夫は怪物料理の名コックのようです オリジナル 吸血鬼の辻斬り 脇 まとめ やる夫Wiki 完結 短編 タイトル 原作 役柄 リンク 備考
https://w.atwiki.jp/negirowa2/pages/82.html
キャラクター別SS追跡表 マブラヴ 01/彩峰慧 No. タイトル 作者 登場人物 004 開戦 名無しさん 言峰綺礼、彩峰慧、衛宮士郎、厳島貴子、伊藤誠、戎美凪、イリヤスフィール 005 少女、一人 名無しさん 彩峰慧 038 アリス達の遊戯 名無しさん イリヤスフィール、彩峰慧、鑑純夏 040 Liar Girl 名無しさん 白銀武、鑑純夏、遠坂凛、彩峰慧 05/戎美凪 No. タイトル 作者 登場人物 004 開戦 名無しさん 言峰綺礼、彩峰慧、衛宮士郎、厳島貴子、伊藤誠、戎美凪、イリヤスフィール 012 ヘタレ少年! デコメガネ少女に会う 名無しさん 伊藤誠、戎美凪、菅原君枝 039 SuspendedBridgeEffect 名無しさん 伊藤誠、菅原君枝、戎美凪 044 吊り橋の果てに 名無しさん 伊藤誠、間桐桜、菅原君江、戎美凪 09/鑑純夏 No. タイトル 作者 登場人物 000 始まりの日 初代本スレ 1 衛宮士郎、柳洞一成、言峰綺礼、甘露寺七海、宮小路瑞穂、間桐慎二、白銀武、鑑純夏、御剣冥夜、小日向雄真 002 開戦直前 名無しさん 遠坂凛、美綴綾子、鑑純夏、鎧衣尊人、白銀武、御剣冥夜 007 いきなり出た『ハズレ』 名無しさん 鑑純夏 016 トリーズナー武 名無しさん 白銀武、鑑純夏、黒田光 038 アリス達の遊戯 名無しさん イリヤスフィール、彩峰慧、鑑純夏 040 Liar Girl 名無しさん 白銀武、鑑純夏、遠坂凛、彩峰慧 053 のぞきみユ~レイ!! 名無しさん 高島一子、タマちゃん、白銀武、鑑純夏 054 KISS×100 名無しさん 白銀武、鑑純夏 18/神代巽 No. タイトル 作者 登場人物 033 Dual 名無しさん 神代巽、氷室鐘、御門まりや、巴雪乃、上岡由佳里 24/香月夕呼 No. タイトル 作者 登場人物 017 香月ひとり並行世界調査班 名無しさん 澤永泰介、香月夕呼、西園寺世界 052 オレと彼女は主従なカンケイ 名無しさん 澤永泰介、香月夕呼、西園寺世界 30/榊千鶴 No. タイトル 作者 登場人物 026 願い事は何ですか? 叶えにくいものですか? 名無しさん 神宮寺まりも、榊千鶴、桂心、桂言葉 34/白銀武 No. タイトル 作者 登場人物 000 始まりの日 初代本スレ 1 衛宮士郎、柳洞一成、言峰綺礼、甘露寺七海、宮小路瑞穂、間桐慎二、白銀武、鑑純夏、御剣冥夜、小日向雄真 002 開戦直前 名無しさん 遠坂凛、美綴綾子、鑑純夏、鎧衣尊人、白銀武、御剣冥夜 016 トリーズナー武 名無しさん 白銀武、鑑純夏、黒田光 040 Liar Girl 名無しさん 白銀武、鑑純夏、遠坂凛、彩峰慧 053 のぞきみユ~レイ!! 名無しさん 高島一子、タマちゃん、白銀武、鑑純夏 054 KISS×100 名無しさん 白銀武、鑑純夏 35/神宮寺まりも No. タイトル 作者 登場人物 026 願い事は何ですか? 叶えにくいものですか? 名無しさん 神宮寺まりも、榊千鶴、桂心、桂言葉 031 「俺たちは本当に非情か?」 名無しさん 小渕みなみ、小日向雄真、遠坂凛、神宮寺まりも 058 フォレスト・イン・ザ・ダーク 名無しさん 神宮寺まりも、高峰小雪、渡良瀬準 38/涼宮茜 No. タイトル 作者 登場人物 014 涼宮茜の憤慨 名無しさん 涼宮茜、周防院奏、高峰小雪 037 ささやかな願い 名無しさん 涼宮茜、周防院奏、高峰小雪 042 禍福は巡る 名無しさん 涼宮茜、周防院奏、高峰小雪、渡良瀬準 44/珠瀬壬姫 No. タイトル 作者 登場人物 020 元暗殺者とたまと優男 名無しさん 葛木宗一郎、珠瀬壬姫、高溝八輔 043 黒き福音 名無しさん 高溝八輔、珠瀬壬姫、加藤乙女、黒セイバー、小日向すもも、小日向音羽 45/月詠真那 No. タイトル 作者 登場人物 023 メイドさんと大きな銃(+花火) 名無しさん 間桐桜、藤村大河、月詠真那 47/巴雪乃 No. タイトル 作者 登場人物 033 Dual 名無しさん 神代巽、氷室鐘、御門まりや、巴雪乃、上岡由佳里 57/御剣冥夜 No. タイトル 作者 登場人物 000 始まりの日 初代本スレ 1 衛宮士郎、柳洞一成、言峰綺礼、甘露寺七海、宮小路瑞穂、間桐慎二、白銀武、鑑純夏、御剣冥夜、小日向雄真 002 開戦直前 名無しさん 遠坂凛、美綴綾子、鑑純夏、鎧衣尊人、白銀武、御剣冥夜 028 誕生! 魔法少女? 名無しさん 御剣冥夜 050 誰かのために出来ること 御剣冥夜編 名無しさん 御剣冥夜、葛木宗一郎 60/鎧衣尊人 No. タイトル 作者 登場人物 002 開戦直前 名無しさん 遠坂凛、美綴綾子、鑑純夏、鎧衣尊人、白銀武、御剣冥夜 025 尊人オルタナティブ 名無しさん 鎧衣尊人、間桐慎二、小鳥遊圭、高根美智子 048 どきどきビーチ! 胸騒ぎの予感 名無しさん 鎧衣尊人
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/19950.html
登録日:2011/09/10 Sat 21 31 31 更新日:2024/04/11 Thu 20 20 24NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 DJ.taiki ※主人公です あくまで、執事ですから。 お前のような主人公がいるか イエス・マイロード セバスちゃん セバスチャン・ミカエリス ドS ハニートラップ ブラック 主人公 優しいが毒舌 厭らしい顔 古川雄大 執事 小野大輔 悪魔 敬語 松下優也 森川智之 水嶋ヒロ 燕尾服 猫好き 立石俊樹 細身 長身美男 鬼畜 黒 黒執事 齋藤智裕 あくまで、執事ですから。 セバスチャン・ミカエリス(Sebastian Michaelis) CV:小野大輔(アニメ版) / 森川智之(ドラマCD) ドラマCD:森川智之 演:水嶋ヒロ(実写映画版) / 松下優也 / 古川雄大 / 立石俊樹(舞台版) 身長 186cm ●目次 ◆概要 ◆決め台詞 ◆余談 ◆概要 『黒執事』の主人公。 容姿・武術に教養・料理に至るまで何でもそつなくこなし全てに置いて完璧なファントムハイヴ家の執事。 赤色の何処と無く冷めた双眸に艶のある黒髪をセンター分けにした細身の男。普段は屋敷から与えられた燕尾服を着用。 見た目に違わず物腰は柔らかで誰に対しても敬語で話す優男、しかし冷静なままに毒を吐く事もある皮肉屋。 屋敷では使用人トリオの失敗を常々フォローさせられており、セバスチャンなくしてはファントムハイヴ家の生活は儘ならない。 猫科の生物含めて猫が大好きで、常日頃の疲れを肉球を押して癒されたりしている場面も見られる。 完璧執事である彼の正体は悪魔。 買って来た球根から短時間の内に花を咲かせる、拳銃を何発も撃ち込まれても死なない等、 人間とは掛け離れた身体能力に現実では不可能な事さえ難無くやってみせる。 シエルの元に仕えているのも彼が復讐を果たすまで彼の手足となり、何があろうと彼を守り抜くと言う契約を結んでいる為。 左手の甲に黒魔術の烙印が刻まれている。本来の姿は本人曰く無様で醜悪でえげつない。 セバスチャンと言う名前も過去ファントムハイヴ家で飼っていた犬の名を与えられたモノであり、それ以前の名は不明。 目的の為なら手段を選ばず、その為に女性を悪魔的に誘惑し、性交を行った事もある。 アニメではある宗教団体のシスターが、原作では人拐いサーカスの一員がその毒牙にかけられた。その際の手袋についてのセリフが生々しい。 戦闘の際は自らの肉体や屋敷のシルバー(ナイフ・フォーク)を用いる。悪魔だが波ァァ!みたいな技は見られない。 そして戦闘時には彼の本性、嗜虐的な面も多々見られる。 シエルの叔母、マダムレッドに仕える出来損ない執事に扮した死神グレル・サトクリフとの一戦では彼(彼女?)の命である顔をフルボッコ。 戦闘不能になったグレルの顔面を踏み付けながらに「足蹴にされるのは御免ですが、するのは気分が良いですね」。 命乞いをする彼に対して満面の笑顔を湛えながら「嫌です」と一言。 そう、彼は正真正銘のドSなのである。 敬語で腹黒ドS、何処か某クフフのパイナポーに似ており彼と同じく一部の女子からは絶大な人気を誇っている。 ◆決め台詞 「あくまで、執事ですから」 「ファントムハイヴ家の執事たる者、これ位出来なくてどうします?」 「御意、ご主人様(イエス、マイロード)」 ◆余談 原案での髪型は七三分けだったが、「それは地味じゃないか」と言う意見が出た為に髪型を始めキャラデザインを変更の後、現在のセバスチャンとなったらしい。名前の由来は、「悪魔の階級」を提唱した実在の宗教家、セバスチャン・ミカエリスそのまんまである。 総合格闘技DREAMに「DJ.taiki」という選手がいるが、彼の入場する時や選手紹介PVはまさかのセバスチャンのコスである。また、ありし日の試合ではK-1選手の長島☆自演乙☆雄一郎と同じ日の試合で、翌日の勝利会見では魔理沙(長島)、セバスチャン(DJ)というカオスな空間と化した(もう1人、コスプレした2人に挟まれた普通の選手がいたが……)。デュラララ×2のイベントでは、小野D繋がりで目の部分に黒線を引かれた状態のイラストが登場したりした。 ファントムハイヴ家の執事たる者、 追記修正位出来なくてどうします? △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] セバスチャン・ミカリエス良く分かりました!! -- 名無しさん (2014-01-08 16 28 44) 最近クロックアップが使えるように -- 名無しさん (2014-01-13 13 57 22) こんなセバスチャンでも、ミッドフォード侯爵夫人には(いろんな意味で)敵わない…。 -- 名無しさん (2014-01-22 10 32 12) どうなってんの英国貴族… 例えるなら将軍や関白が大剣豪な感じのがゴロゴロ -- 名無しさん (2014-01-22 10 34 34) ツイステのマレウスを初めて見た際「セバスチャンに似てるな」と思ったけど、同じ作者だったのか!納得。 -- 名無しさん (2023-03-08 20 22 11) ↑ツイステ関連だとジェイドの表情がセバスチャンを彷彿とさせる。(黒執事ミリしら) -- 名無しさん (2024-04-11 20 07 19) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/16676.html
登録日:2010/11/16(火) 23 04 40 更新日:2023/06/24 Sat 13 40 57 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 DS キャメロット ゲーム ジンの取り逃しに注意 ニンテンドーDS 任天堂 失われしのメンバーの扱いが不憫 漆黒なる夜明け 続編 黄金の太陽 精霊と共に闘い、 古の力で道を切り開く。 黄金の太陽 漆黒なる夜明けは2010年10月28日に発売されたニンテンドーDS用ソフト。 2001年に発売された「黄金の太陽 開かれし封印」、2002年に発売された「黄金の太陽 失われし時代」の続編。 8年ぶりの新作としてファンの間では大分騒がれた。 前作から好評だったシステムはそのままに用語事典やジン図鑑が搭載された。 更にジン一体一体に個別のグラフィックが用意された。 ただ、前作のクオリティが異常だったので演出面が物足りないと感じる人もいるかもしれない。 【あらすじ】 30年前、世界は破滅の危機が訪れていた。 しかし8人の少年少女が引き起こした黄金の太陽現象により世界は破滅を免れた。 しかしその代償に大規模な天変地異が起き世界は大きく姿を変えた。 30年前世界を守る為に戦った戦士、ロビンとジェラルドはソル神殿のふもとにあるゴマ山に小屋をたて息子たちを鍛えていた。 【パーティーメンバー】 ムート 地 主人公。 ロビンとジャスミンの息子で父親譲りの強力なエナジーを持つ。 例によって無口。喋ったとしても「!?」や「!!!」しか話せない。 テリー 火 ジェラルドの息子で親父以上に落ち着きがなくいたずら大好きな奴。 これにはロビンやジェラルドも手を焼いている。 今回の冒険のきっかけを作り出した。 カリス 風 イワンの娘で父親譲りの頭の良さを持つ。 しかし性格は父親とは正反対でかなり強気。 特にテリーには彼の行いも合わさって大分きつくあたる。 クラウン 水 メアリィの息子で水のエナジスト。 姉とともにスクレータに弟子入りしている。見た目は優男に見えるが芯は強く、エナジーには彼なりの考えを持っている。 ハルマーニ 水 水のエナジスト。 アユタユという国の王子で美形なため、非常に異性にモテる。 彼の母親はアユタユ人だが父親は不明で行方が分からなくなっている。 ステラ 風 黄金の太陽現象の後に突然派生した「マンビースト」という種族の少女。 力を解放し獣に変身する。 仲間になるのは中盤だが事実上のヒロイン。…っつーか後半からは主人公のようなもの レオレオ 火 前作に登場した海賊パヤヤームの息子。豪快な性格をしていてムートたちの兄貴分。 年齢はパーティー内でぶっちぎりで高い(30後半)がそれを気にせずにムートをリーダーとして認めている。 ヒミ 地 ヤマタイの国の姫。 幼い少女だが強力なエナジーの力を持っていて未来を予見できる。 仲間になるのは一番遅い。空気とは言ってやるな スクレータ ご存知解説役のおじいちゃん。おそらく歳は100近くになるだろうがまだまだ元気。 今回は中盤から合流する。 【ハイディア戦士】 前作のパーティーメンバーだが実際に登場するのはロビンとジェラルドだけ。 彼等とスクレータは黄金の太陽現象を間近で浴びたためか歳をとるのがおそくなっている。 ロビン 前作の主人公。 ムートの父親で世界を救う為とはいえ、天変地異を引き起こしたのに責任を感じてゴマ山からアルファ山のソル神殿を監視している。 序盤のみNPCでムートたちと戦ってくれる。 多少自分勝手な性格になった。 ジェラルド テリーの父でロビンの子供の頃からの親友。 昔はロビンを振り回していたが今は逆に振り回される立場に。 「名前のみ登場」 ジャスミン ムートの母親。カレイの町で暮らしている。 メアリィ クラウンの母親。 イワン カリスの父親。 ロビンの願いを叶えるためにグライダーウィングを発明をした。 シバ 行方不明その1 ガルシア 行方不明その2 ハイディア地方を離れているらしい。 ピカード 実際には登場しないが物語の裏でムートたちの為に奮闘している。 元々レムリア人なのに更に歳をとるのがおそくなった。 【謎の敵】 エース 仮面で顔の半分を隠した奇妙な男。 全てを知っているような口調でムートたちを惑わす。スクレータは誰なのか心当たりがあるようだが…? といっても前作をやっている人には一瞬で正体が分かるが。 また、中盤で船を手に入れた後戻れない場所がある。 ジンも二度と取れなくなるので気をつけよう。 前作からの独特な言葉回しと用語の多さからなるべく前作をプレイしておくのをオススメする。 追記修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] テリーが結構問題児のように思えるのは何故? -- 名無しさん (2014-05-24 11 17 21) テリーだけで記事1つ分ぐらい作れそう -- 名無しさん (2017-07-13 13 04 40) 町中の台所を覗くと元ネタになった地域の料理を調べられたりするから面白かった。ただエンディングの後のアレが未だに何なのかわからない -- 名無しさん (2020-11-16 20 59 09) 戻れる、やり直せる詐欺がなあ -- 名無しさん (2023-06-24 13 33 45) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2662.html
コンパニオンに1000$、宿代で700$だけ支払って酒池肉林と言えなくも無い思いをしたのは気のせいだろうか。コンパニオンの 姐さん達は多分報酬とは関係無くギーシュを可愛がり、深夜まで遊んでいた。彼女達にとってギーシュが可愛かったのと、それ程渡された 報酬が多かったのだろう。俺は酒を飲んで適当に楽しんで遊んでいた。 「お兄さん今日はありがとう。楽しかったし、こんなに頂いちゃってなんだか悪いわね」 「いや、礼を言うのは此方も同じさ。楽しかったよ」 遊び疲れて(遊ばれ疲れか?)安らかな寝息を立てているギーシュを横目に、コンパニオンの姐さん達に礼を言う。この姐さん達が居な ければ、恐らく逃げ切れなかっただろうしな。さて、俺も今日は寝るか……。 ――翌日。 「さて、ほとぼりも冷めた様だし、階下で朝食食べて学院に戻るか」 「ああ……なぁトニー、昨日の事はモンモランシーには内緒にしてくれ……」 「気にすんな、俺はそんな事言わんよ。お前は、昨日の経験をモンモランシーに如何に生かすかだけを考えてれば良いんだ」 荷物らしい荷物と言えば俺の武器と昨日の戦利品の金、この優男のいかがわしい秘薬だけなので、出立の準備にそう時間がかかるものでは ない。入浴して匂いを消してから宿を出る事にする。 ――ギーシュを連れて町の外へ出ろ 少々薄暗く日はまだ昇ってはいないが、朝食を済ませて宿を出た。正直街中を長居は出来ないだろう。このまま街を出てしまえば終る。 俺は関係無いが、朝帰りは何かと問題もあるだろうが、まぁ今回はコイツの自業自得だ。 やはり中世の時代の所為だろうか、中心から離れると人の数と建物の数は段々と寂しいものになっていく。サツの数もリバティーシティ程 では無いのも気楽な一因だろう。 「……マジかよ」 「……どうしたトニー……うあっ」 町の外に出ると、タイミングを合わせるように目の前にシルフィードが降りて来やがった。 「ちょっと何で朝帰りなのよ!!」 降りて来た瞬間、ルイズの喚き声が聞こえる。後ろと前にキュルケ、タバサとそうそうたる姉ちゃん達が一堂に会しているのは驚いた。 「凄いわね、男二人で朝帰り。何やってたの?」 「色々遭ったんだよ、このバカの所為で」 面白半分にキュルケは俺に聞いてくるが、答えられる事はこれ位なものだ。実際、ほとぼり冷ましに宿にいたと言っても、面白くも無かろう。 ましてや女を買って遊んでましたなどと言える筈も無い。 「で、お前らはどうして此処に?」 『あんた達を探しに来たんでしょうが!!』 ルイズとキュルケは声を合わせてこう叫ぶ。やはりこの二人は本当は仲がいいんじゃないのか? 「……御飯。私たち何も食べていない」 すっかり存在感が無いが、タバサが小さな声でこんな事を言う。なるほど、こいつら何も食わずに探しに来たんだな。 「私も夜も朝も何も食べてないわ……トニー、モーニング用意してよ」 「はいはい、分かりましたよお嬢様」 男二人女三人で結構飲み食いした筈だが、掛った金額は200$にも満たなかった。おかしい、かなり飲み食いしたのだがな……。まぁ、 これら金は全て泡銭だからな。出所は言えんが。 「それにしてもトニー、お金はどうしたの?」 「そりゃ、お前やギーシュの『仕事等』で得た金だよ」 それにしても奇妙な光景だな、俺以外全員ガキときたもんだ。だがこれで馴染んでしまうんだから、末恐ろしい。こうやって信用を得ながら 元の世界に帰る算段は付けないといけないのだが、結構危ない橋は渡るものの元の世界よりはある意味安全なので、骨休みになれば良いな。 「足りないなら、遠慮しないでまだ食べていいぞ。俺の奢りだ」 「……本当?」 「構わないさ、シルフィードに乗っけてもらって礼もあるからな」 ……どうして、朝食を食べに来た筈なのに日が傾きかけてるんだ?結局、俺があんな事を言ったのが原因だったのかは俺は知らないが、 朝食を食べた後、茶会を始めたのだこのお嬢様方は。朝食を喰いに来たんだぞ?……仕様がないので、俺もそれに付き合って調子に 乗ってチーズを口にしながらワイン飲んでいたのだが、気が付いてみると夕日が差し込んできてやがる。 「タバサ!……ちょっとタバサ!!食べてないで外を見なさい!」 ルイズとキュルケ、そしてギーシュは外を見て少し顔面が蒼白している。もう夕暮れ時なのだ。 「……学院に帰らなきゃ……」 その後、シルフィードを全力疾走させ(5人乗ってるので多少スピードは落ちているが)学院にとって戻ったのだが、この二日間を併せた これらの情景に4人はこってりと油を搾られる羽目となった。そして俺は、何も無かったかの如く、食堂で豪勢な食事にありつき、何時も の様にマルトーとワインを口にしていた。 mission completed! $1500
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/39138.html
登録日:2018/03/26 Mon 15 53 00 更新日:2021/02/03 Wed 14 22 17 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 ゲームブック ハーレム バリアントナイト:魔眼の騎士 松友健 異形 『バリアントナイト:魔眼の騎士は』 2016年 に発売されたゲームブック。 電子書籍でゲームブック等の復刻・発刊を行っている「幻想迷宮書店」からの出版であるため、紙媒体の本はなく電子書籍のみである。 作者は「21世紀にもなってゲームブック作家になった」松友健。イラストはヨーグルト爆弾。 概要 総パラグラフ数685という結構規模の大きいゲームブック。(ドルアーガの塔? ソーサリー? その辺と比べるな) 主人公シンがある事件をきっかけに己の数奇な生まれにまつわる戦いに巻き込まれていく。 往年のファイティングファンタジーシリーズを簡略化したような戦闘システムと双方向パラグラフ(*1)とフラグ管理によるシナリオ進行で 非常に奥深い物語を味わえるようになっている。 また、いわゆる「マルチエンディング」になっているのも特徴。 ストーリー 公爵家が魔物の襲撃を受けて壊滅した――そんな大事件から二か月。 辺境の武辺の家であるカルレオン子爵家の嫡子、シンクルス・カルレオンもその事件から活発化した魔物の討伐などに精を出す日々であった。 そんなある日、現当主である祖父がかの公爵家の一人娘を連れて戻ってくるとの知らせが入った。 その知らせを聞いたシンは自分も出迎えようと屋敷を飛び出す。それがロノクス国に起きる大事件の端緒とも知らないまま……。 登場人物 シンクルス・カルレオン 主人公。 子爵家の嫡子という立場だが、その生い立ちに加えカルレオン家自体の家風も武辺のものであることから、あんまり貴族の子弟らしさはない。 また自認しているように頭もあまりよくないが、その分腕は立ち、また義と人情に篤い、典型的な少年漫画の主人公気質。 左の頬に火傷の痕のようにも見える大きな痣があるのが特徴。 また、アーブと名付けたカエルを幼少時から飼っており、いつも一緒に連れている。 どうでもいいがイラストだと本文中のイメージに反して割と優男っぽい。 アイラ・ティロサーム メインヒロイン。 ティロサーム公爵家の娘だが、先ごろの襲撃事件で身内を一度に失ってしまった。 彼女がカルレオン子爵に招かれるところから物語は始まる。 いわゆる深窓の令嬢とは程遠い、割とアクティブな女性。 ゼトクルス・ギューオ シンの兄にして、カルレオン兵士団の団長。 シンとは母親が違う(シンの母がカルレオン家の令嬢)ため、継承権は持たないがカルレオン子爵やシンからの信頼は厚い。 その戦闘技術は非常に高く、シンにとっては剣の師匠でもある。 アーセル・シュタール アムカル侯爵家に仕える騎士。 母親の療養のためにカルレオン子爵領に身を寄せた時期にシンと知り合い、それ以来友人である。 騎士となるべく育てられたため、生真面目で少々融通の利かないところはあるが、剣に加え魔法も少々使え、その技量は高い。 マヤナ シンが出会うことになる謎の少女。 何かを探しており、またシンについて何かを知っているようなのだが……。 システム 戦力値・防御値・体力値 戦闘に関わる能力値。 戦力値が命中、防御値が回避、体力値がHPと考えて概ね問題ない。 基本値は全て4で、最初に2D6を振り、大きい方の目をこれらの能力に割り振る。 なお、ゲーム開始時に6を超えることはできない……そのため、最高は6を振った時のオール6ということになる。 耐久回数・撃破値 戦闘に関わる値その2。 耐久回数は体力値と同じ値が初期値となる。撃破値は武器によって異なり、ゲーム開始時に持っている剣の撃破値は3である。 戦闘方法 攻撃時は戦力値+2D6、防御時は防御値+2D6とし、それぞれ的に防御値/戦力値と比較して同値以上であれば命中/回避(同値はプレイヤー有利)となるシンプルなシステム(*2)。 攻撃が命中した場合、撃破値と耐久回数を比較し、撃破値が耐久回数以上ならその相手は倒れたことになる。 そうでなければ、 耐久回数が1下がる 。 例えば耐久回数5の敵がいた場合、撃破値3の剣で攻撃を仕掛けたならば、1回目の命中で敵の耐久回数は4に下がり、2回目で3、3回目で撃破値>=耐久回数となるため敵を撃破、ということになる。 また、 耐久回数は戦闘が終われば全快になる ことに注意。 これを忘れると(本文中に耐久回数を回復させるような指示はないため)ムリゲーと化す。 能力 6つの「眼」にまつわる能力。 どうやらシンの出生に関わるなにかのようだが……。 ゲーム開始時には一つも持ち合わせていない。 進行表 A~Kの11個のアルファベットで、主にゲームの進行状況のチェックに使われる。 所持品 ゲーム中で手に入れた物品。 フラグコード ゲーム中の特定の出来事の発生を記録する、いわゆるフラグ。 数字が増えていく進行表と違い、こちらはチェックがあるかないかの二択。 当然、エンディングにも関係してくる。 追記・修正はハーレムエンドを迎えてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- コメント欄 [部分編集] ブックス! -- 名無しさん (2018-03-28 23 03 22) バリアンの白き盾! -- 名無しさん (2018-03-29 13 50 06) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/meidaibungei/pages/623.html
2012年07月31日 (火) 22時20分-鈴生れい そわそわと落ち着きなく、貧乏揺すりが止まらない。その子は大きなドアに背を向けて眉間にしわを寄せて立っていた。 「どうかしたのかい?」 珍しいこともあるもので、何の面識もないその子に話しかけていた。 「・・・・・・彼氏待ち」 ついと視線を持ち上げてくれたはいいものの、不機嫌そうな口調で投げ捨てる様に答えられた。またその視線は落ち込み、当然と言うべきか、会話を続ける気はないらしい。 ふぅんと頷いて、少し気になって辺りを見回してみる。時々走ってくる車以外は特にうるさいものもない長閑な住宅街。どうやって来るのかは知らないけれど、彼氏らしき人は見当たらない。待ち合わせに遅刻しているのなら、不機嫌は当然だろう。時間にルーズなのかな。 「そういう意味じゃないの」 訊ねたら、嘲笑うかのような返事。初対面の人への気遣いなんてあったもんじゃない。けど、胡乱な男に話しかけられたらこんなものかな。くすりと笑いを漏らす。 「何が可笑しいの?」 益々不機嫌を増した顔に慌てて僕はかぶりを振った。無意識に笑ってしまっていたようで、誤解されては敵わない。 「それで、どういう意味?」 改めて僕が訊くと、一瞬呆けた顔になったけれど、すぐにさっきの会話を思い出したようで、少し得意げに顔を歪めて、ふんと鼻を鳴らした。 「今ね、彼氏と喧嘩してんの」 喧嘩・・・かぁ。破局するかもしれないというのに、何故そんな不敵な笑みを浮かべられるのだろう。そこにどうやら事情があるみたいだ。 「彼氏のこと嫌いなの?」 「は? だったら待ってないし」 本題からはずれてしまうけれど、どうしてそう人を侮蔑する態度をとるんだろう。あまりお得な性格じゃないなぁ。 ひくっと動いたこめかみは気付かれなかったようで、胸を撫で下ろしながら続きを拝聴する。 「だぁからね、喧嘩してるから、彼氏が謝りに来るのを待ってるってこと」 また、その不自然さにも理由があるのかな。 「どうして彼氏が謝りに来るって分かるの?」 「鈍過ぎ。あんたモテないでしょ」 ・・・・・・コホン。 「要は、甲斐性の見せどころってやつよ。どうやってこの場を丸く収めるかって」 それはまた、男からしてみると随分と理不尽な期待だ。この子が特別なのか、はたまた一般的にこんな具合なのか。僕には判別がつきそうもない。 「もし、来なかったら?」 「そんときは別れるだけよ」 随分と軽々しくそんな言葉を言うようだ。世間にはこんなカップルがいっぱいいるのだろうか。個人的には、あまりあって欲しくないけれど。 いつの間にか不機嫌も持ち直したようで、貧乏揺すりも眉のしわ寄せもなくなっていた。饒舌と共に笑顔が浮かんでいる。 「そうね、もし来なかったら次、あんたでもいいかも」 典型的な優男っぽいしね、とも付け加えられた。結構強い支配欲を持ち合わせているようだった。勝手に評価されたことは、まぁ、よく言われること。見た目とか、物腰がまさにそうらしい。 「簡単に、別れちゃうんだね?」 「そう? 普通じゃない」 普通・・・なのかな。やはり分からない。妄想を現実に持ち込むのはお門違いだと分かっていても、その普通はどこか違う気がする。 「君は、そんな簡単に別れてしまえる相手と付き合っているの?」 「いいのよ、最中は楽しいんだから」 刹那の快楽に生きる人。例えば今この子に交際を申し込めば、簡単にOKを出してくれそう。しないけれども。 「将来のことは考えないのかい?」 「んなこともっと年食ってから考えりゃいいのよ。ジジクサいわね」 「でも」 そのとき僕は、初めて質問以外を口にした。 「過去は、変えられないんだよ」 「は?」 突然、当たり前のことを言われたせいで面喰ったようだった。その顔が皮肉気に歪む。 「それがどうしたってのよ」 「君が今しか見ないせいで、二度と出会えない人がいる。そして、一緒だったはずの人がいる」 「クッサい説教でも垂れる気? アニメの主人公気分?」 言われると、正直ちくちくと胸が痛む。思えば確かにクサい台詞を吐いたものだ。自分が自分と思えないぐらい。 けれど、そうだな。ここで言っておかないと、自分が後悔するかもしれない。 「一期一会、だよ」 一度人と築いてしまった関係は、どうしてもゼロにはできない。その人と本当の意味で出会えるのは、たった一度きり。 「・・・・・・胸糞悪いわ」 ご機嫌斜めになった様子で言い捨て、ドアを乱暴に開けて家の中へと入っていった。 ガチャンと派手な音をたてて閉められたドアは毅然と僕をねめつけていた。立派な家の門番に睨まれては、退散するしかないようだ。お邪魔しました、と小さな声で呟いた。 さて、言ったからには行かなくては。 空を見上げて、お天道様にひた祈る。 ―――きっと成功するといいな。たった一度の僕の告白。 7月に一編も投稿しないのでは何なので、高校時代に書いたのを。 もう直視できないような作品群の中ではまだマシな物をチョイス。 というかまともなSSがこれしかないです。 誰かギャグで書けるようなネタをください。割と切実に。
https://w.atwiki.jp/yukiniku/pages/12.html
プレイヤーキャラクター アマノ 本作の主人公。記憶喪失となって倒れていたところを救われ、バストフの町の教会へと保護される。 剣の扱いは上手で、身体もしっかりしているため、記憶喪失になる前は戦士だったのではないかと示唆されている。 本名はジュード・ハイセン。本作の敵であるジョン・ハイセンおよびジェニー・ハイセンとは実の親子。 サトリア教のテンプルナイトとして亜人狩りを行っていた。 エリカ・セクストン 本作のヒロインの一人で、イメージカラーは赤。バストフ地方を治めるセクストン家の次女。 姉のハルカが貴族らしく大人びている性格であるがためか、妹である彼女はお転婆で破天荒な性格である。 街から飛び出し、モンスターに襲われているところをアマノに助けられ、性格上、素直になれないながらも、 その実力は認めたようで、父であるアランにアマノを紹介した。 アマノに反応して現れた神銃:シリウスを手にしてしまったことで、右手がシリウスと一体化してしまう。 ナナ・コミネ 本作のヒロインの一人で、イメージカラーは青。バストフの町にあるサトリア教会の助祭(シスター)。 記憶喪失になったアマノに最初に出会う人物で、アマノの面倒をよく見ていた。 バストフの町の司祭デューク・コミネの義娘。孤児であるため、デュークが親ではない。 エリカの幼なじみで、彼女がときどき屋敷を抜け出すときにはよく遊び相手になっていた。 エリカに巻き込まれる形で冒険に出るが、サトリア教の実態に触れ、徐々に何かが芽生えていく。 レイレス・ランバート 本作のヒロインの一人で、イメージカラーは緑。バストフから南にある、アトアース島のギナ山に住んでいたドラゴンの亜人。 「会えば望みを叶えてくれる」ドラゴンの噂を頼りに、山頂までやってきた主人公たちと対話するが、 当初の彼女の反応は冷たいものだった。が、情報を集め再び現れた主人公たちに説得され、行動をともにすることに。 十年前、亜人狩りが行われた際に父と母を殺され、兄を連れ去られている。そのために、相当なヒト嫌い。 兄を助け出すことが目標である。 主要人物の家族 ハイセン家 ジョン・ハイセン ジェニー・ハイセン ジィリィ・ハイセン 故人。ハイセン家の第二子であり、アマノの弟。 亜人に殺された。 ジャニス・ハイセン ハイセン家の第三子であり、アマノの妹。 セクストン家 アラン・セクストン バストフ地方を治めるセクストン家の領主で、エリカの父。 カスミ・セクストン アランの妻で、エリカの母。 ハルカ・セクストン セクストン家の第一子であり、エリカの姉。 コミネ家 デューク・コミネ 独身だが、孤児として引き取ったナナを娘のように大切にしている。 ランバート家 レイレスの父 レイレスの母 亜人狩りの際に殺される。 レイザード・ランバート レイレスの兄。亜人狩りの際に捕らえられ、研究所で幽閉されている。 ペロス王立研究所 ジョン・ハイセン 研究所の責任者で、天才的な科学者・生物学者。 法具の研究を進め、それを模した魔具を作り出したことで人々の生活を大きく変えた。 サトリア教の協力を得て以来は亜人の研究を進めている様子。 主人公アマノの父。 ジェニー・ハイセン 研究所の元研究者かつ、ジョンの妻。アマノの母。 ジョンと結婚したことで研究所を辞めたが、 セクストン家のメイドとなり、バストフ地方の法具を調査し、監視していた。 ロイ・バークレー ジェニーの部下で、ジェニーに心酔している。 血の気が多く、少々頭が悪い。 ジェニーと肉体関係があるらしい。 サトリア教 エドワード・ハウエル ペロス国内で活動する中央司教団の長、中央大司教であり、サトリア教の実質的な№1。 サトリア教の原理主義者で、ヒトが一番であるという強い意思を持つため、亜人狩りを積極的に行っている。 ダンカン・アリスン ペロス国内で活動するテンプルナイツの長。エドワードとほぼ互角な権力を持つ。 実質的な亜人狩りを指揮しているのはこの男である。 ダスティン・クレイ サトリア教のトップ5の一人で、東方大司教。 穏健な東の国を束ねる 飄々とした優男で、亜人との共生を主張している。 ワイアット・バークワース サトリア教のトップ5の一人で、西方大司教。 荒々しい西の国を束ねる 武闘派な男で、亜人とは敵対すべきだと主張している。 フィグネリア・ガタンニコフ サトリア教のトップ5の一人で、北方大司教。紅一点。 謎多き北の国を束ねる ミステリアスな女性。亜人との共生を主張。 フレデリック・スチュワード 中央司教団の一人で、かつてレイレス達 ドラゴン亜人の研究を行っていた人物。 レイレス達が亜人狩りの被害を受けたことに、間接的に関わってしまったことを後悔し、 亜人狩りを止めさせるためサトリア教に潜入していた。 アイヴィー・アシュリー テンプルナイツ戦闘員の一人で、亜人に家族を殺された過去を持つ孤児。 マナ・ハウエル シェリル・ハウエル エドワードの娘。異母姉妹。 その他 キャプテン・ハーディ 「ハーディ海賊団」の船長。 ショウ・ハーディ キャプテン・ハーディの一人娘。ボーイッシュだが、性格は女の子っぽいところがある。 アスカ・ヤードリー さすらいの商人。関西弁で話すセクシーな巨乳美少女で、いいにおいがするらしい。 ミホ・スズカワ レイザードと共に囚われていた犬の亜人で、見た目は10歳程度だが実年齢は20歳。
https://w.atwiki.jp/winterfate/pages/32.html
てくてく、てくてく。 黒いスーツを纏った男が、同じく黒い革靴を鳴らしながら、夕方の喧騒の中を歩く。 服装から年齢は分からない。ただ、兎に角若い。身長も顔つきもまだ成人しているとは思えない若々しさである。 後ろ手に結わえられた血の色の長髪と、頬に走る十字傷が、見るものを遠ざける独特の雰囲気を醸し出していた。 男が、街道を抜けた先の十字路で立ち止まる。 振り返り、街を行く人々の姿を見る。 それは会社から自宅へと戻るサラリーマンやOLであり、 学校から友と連れ立って帰る学生達であり、 母親に手を引かれ立ち並ぶ店を覗きながら歩く幼女の姿だった 皆、表情は同じ。 時折、不安や疲れ、苛立ちや憂いを覗かせても最後に浮かべるのは笑顔だった。 泣いている者など、どこにもいなかった。 否、この世界の何処かにも、きっと涙を流している人は大勢いるのだろう。 取るに足らない悩みで一喜一憂し、ほんのささやかなすれ違いに泣く。 されどそこに死に怯え、理不尽な暴虐に絶望するものはない。 人買いの骸を掘り続ける、小さな子供もいなかった。 あぁ、と白い息を吐く。 そして道の端で眩しいものを見るように、けれどずっと、その光景を眺めつづける。 噛みしめるように、目に焼き付けるように。魂に刻み付けるように。 彼の求めていた物はここに確かに存在し、けれどどこにもなかった。 それでも、それでも。 コンビニのネオンが輝きだしたのを頃合いとして、男は名残惜しそうに帰路につく。 その顔は、どこか安堵しているようだった。 ◆ 仮の逗留先として記憶していたホテルの部屋に戻り、その中の暖かさも気にせず男は部屋のある一点を目指した。 ドクン、と臓腑が鳴動する。 汗が一筋流れる。 横引のクローゼットの前に立つ。 全てを検めるために。 今この時が夢か現か確かなモノとするために。 一度瞑目し、一息に引きあけた。 中にあったのは、黒い和服に袴。そして―――― 「やはり、そうなのか。『俺』は―――」 一本の業物と見受けられる”刀”だった。 何かを決した顔で、鞘の中の刀を引き抜く。 露わになったその鋭く輝く刀身は、血に濡れていた。 「気が付かれたか、マスター」 背後から自分を呼ぶ声を聴いた。 飄々とした、男というにはいささか高い声だった。 自分が気付かなかった事実に莫迦な、と驚愕しつつも、その反面どこか受け入れている自分を感じながら男は振り返る。 視線の先にいたのは痩躯の男性……否。少女であった。 「君は……」 男は目の前の女が”何”であるのか知っていた。 けれど問わずにはいられなかった。 彼女は、この場所には、この時代にはいるはずのない、 自分とよく似た、いやもっと深いところで近しい存在。 男の問いかけに、少女は朗らかにはにかみ答えた。 「聖杯の導きによりセイバーとして推参しました。河上彦斎と申すものです」 セイバー。 それが何の意味を持つのか、男には分からなかった。 だが、確かにわかることが一つ。 この人は――――――自分と同じ、『人斬り』だ。 同時に右肩に熱を帯びた鋭い痛みが走り、怒涛の記憶の奔流が流れ込んでくる。 聖杯戦争。 願いを賭け、血風を奔らせ命を奪い合う殺し合い。 「この時代を、見てきたのですね」 さしもの男も流れ込んでくる怒涛の情報量に混乱している中、 凛、とした声で少女が問うてくる。 余りにも威風堂々としたその声色は聞きようによっては男の様に聞こえても可笑しくなかった。 肩の痛みが引いていくのを感じながら、男は首を縦に振る。 ここがどんな世界かはっきりと理解したわけではない。 けれど、ここで交流した人々は、例え偽りでも確かにこの世界に息づいていた。 「いい時代であることは確かです……しかし」 「あぁ、分かっている」 少女の声を遮るようにして、男が言葉を紡いだ。 しかし、少女は特に気分を損ねる様子もなく、男に会話を任せる。 まるで、男が何を言うか分かっているかのように。 「この時代が、俺の居た場所につながるとは限らない」 セイバーと呼ばれたサーヴァントは無言で肯首した。 「マスター」 その上で、初めて男に問う。 思えば、貴方が自分の主(あるじ)か、とは尋ねなかった。 この男こそが、自分の主であることを確信していたから。 けど、これも本当は必要のないことなのかもしれない。 だって、彼女には彼が何というのか、分かってしまっている。 哀しい程に、分かってしまっている。 だからこれは言うなれば、問いであり、答え合わせ。 「貴方の願いは、新時代の―――」 「その通りだ。俺の願いは、誰もが笑っていられる新時代の到来ただ一つ」 「そのために、屍山血河を築くとしても?」 「無論だ。俺は……刀を振るう以外の生き方を知らない その代わりに、必ず時代を変えてみせる。俺が誰かの命を奪う代わりに そして、新時代の到来とともに、人斬り抜刀斎は消えるだろう」 自嘲するように淡々と告げる男――少年に、少女はほんの少し悲しげな顔を浮かべ、 今一度問うた。 開国し、迎えた明治という名の新時代に順応できず、露と消えて行った者として。 彼には、同じ道を辿ってほしくは、なかったから。 「ならば―――その新時代で、貴方は笑えていますか?」 その問いは予想外だったのか、少年の肩が震えた。 その肩は、とても小さく思えた。 しばらく少年は考えると――首を横に振るう。 そして、分からないと告げた。 「だが俺の笑顔など亡き妻が…巴が、得るはずだった幸福に比ぶれば些事だ」 「それは違います」 少年の返答を、少女は否定した。 少女は、少年が自分の様になって欲しくは無かった。 「貴方を選んだ人は、貴方が笑えない世界で笑えるような人ではないはずでしょう その上で問います。聖杯を獲った貴方は、微笑えるのですか?」 「……今の俺には、聖杯を獲る事が本当に是とすべきなのか分からない、 だが俺の居た時代に帰りたい、必ず生きて帰る。それだけは確かなことだ」 「なれば守ります。私が貴方をいるべき場所に必ず帰して見せます。 貴方が築いて訪れた新時代で、他の誰でもない貴方自身が笑うことができるように 貴方の中に生きる、巴殿が微笑えるように」 ―――済まない。そして、ありがとう。 窓の外で仄かに雪が夜桜の様に舞ったその時、少女が手を伸ばす。 『緋村剣心』は外の雪を視界の端に捕えながら、苦笑を顔に浮かべ、その手を取った。 ◆ その光景は一見すれば、ただの小さな少年と少女が織りなす物語の一ページ。 果たしてその物語は永き悲劇であるのか、それとも浪漫譚の始まりなのか。 答えを出せるものは存在せず。 今はまだ、名無しの物語のその始まりは、 推定150年の時空を飛び越えた冬。 偽りの冬木にて、 人斬り抜刀斎の来訪から――――― 【クラス】セイバー 【真名】河上彦斎 【出典】史実(幕末~明治) 【マスター】緋村剣心 【性別】女性 【身長・体重】151cm・46kg 【属性】中立・中庸 【ステータス】筋力 B 耐久C 敏捷A+ 魔力E 幸運C 宝具- 【クラス別スキル】 対魔力:E 魔術への耐性。無効化はできず、ダメージを軽減するのみ。『神秘』が薄い時代の英霊のためセイバークラスにあるまじき最低ランク。 騎乗:E 乗り物を乗りこなせる能力。彼女のものは馬や単車程度なら勘で乗れるかどうかという申し訳程度のクラス別補正である。 【固有スキル】 人斬り A 勝海舟曰く喜怒色を示さず余りにも多く人を斬り、幕末四大人斬りとまで歌われた逸話から獲得したスキル。 Dランク相当の気配遮断と同様の効果を持ち、Bランクまでの精神干渉を軽減・無効化する。 宗和の心得:B 同じ相手に同じ技を何度使用しても命中精度が下がらない特殊な技能。 攻撃が見切られなくなる。 心眼(偽):B いわゆる「第六感」「虫の知らせ」と呼ばれる、天性の才能による危険予知。 視覚妨害による補正への耐性も併せ持つ。 【宝具】 『新時代斬り拓く血風の剣』 種別:対人魔剣 最大捕捉:1 幕末の大思想家佐久間象山を白昼堂々、一太刀のもとに切り捨てた我流剣術。 片膝が地面に着くほど低い姿勢から放つ神速の逆袈裟斬り。 抜刀から敵に切り付けるまでの工程を歪め、発動した瞬間『対象は斬られた』という事象崩壊現象だけを残す魔剣。 事実上防御不能の瞬殺剣であり、対象には彦斎が刀の柄を握ったとしか感じられない。 【Weapon】 『孫六兼元』 河上彦斎が愛用した、佐久間象山暗殺にも用いた太刀。 『國光の短刀』 【特徴】 黒装束を纏い、黒の長髪をポニーテールの様に結えた色白で小柄、可憐な女性。 【解説】 尊皇攘夷派の日本の武士。幕末四大人斬りの一人。 「人斬り彦斎」などと呼ばれる。 性格は真面目で穏やかながらも怜悧冷徹。外見は柳のように華奢で、女性に見間違えられるほどの優男だったという。 元治元年7月11日、公武合体派で開国論者の重鎮、佐久間象山を斬る。 この象山暗殺以降、彦斎の人斬りの記録は不明。 しかし、勝海舟などの伝承からもっと多くの人間が彦斎の白刃に斃れたと思われる。 第二次長州征伐の時、長州軍に参戦、勝利をあげる。 慶応3年に帰藩するが、熊本藩は佐幕派が実権を握っていた為投獄される。 このため、大政奉還、王政復古、鳥羽伏見の戦いの時期は獄舎で過ごす。 慶応4年2月出獄。 佐幕派であった熊本藩は、彦斎を利用して維新の波にうまく乗ろうとするが彦斎は協力を断る。 維新後、開国政策へと走る新政府は、あくまでも攘夷を掲げる彦斎を恐れた。 二卿事件への関与の疑いをかけられ、続いて参議広沢真臣暗殺の疑いをかけられ明治4年12月斬首。 るろうに剣心の緋村剣心のモチーフとなった人物。 【サーヴァントとしての願い】 マスターに新時代を迎えさせる。 【マスター】 緋村剣心(緋村抜刀斎)@るろうに剣心-明治剣客浪漫譚- 【能力・技能】 飛天御剣流 一対多を主戦場とする、弱者を助ける救世のための剣術。 大きな力に与することもなく、ただ孤高で在り続けた天秤の剣。 現在の彼は『緋村剣心』ではなく『人斬り抜刀斎』であるため奥義を放つことは不可能。 【weapon】 血に染まった無銘の業物。 【人物背景】 短身痩躯で赤髪の優男、左頬にある大きな十字傷が特徴である。 長州派維新志士で、幕末最強とまで謳われた伝説の剣客・人斬り抜刀斎その人である。 修羅さながらに殺人剣を振るい数多くの佐幕派の要人を殺害してきた。 明治時代に入ってからは未だに虐げられる弱き人々を救う為に日本各地を旅する。 新時代の為に大勢の人々を切り捨ててきた事に対して負い目を持っており、彼のその後の生き様である不殺を決定づけた。 【マスターとしての願い】 誰もが笑って暮らせる平和な新時代を築き上げる。
https://w.atwiki.jp/theurgy/pages/382.html
WJ s Diary (汚れていて読めない)年 九月十一日 リュミエール領から技仙領へ行くのに苦労はかからなかった。あそこは特権階級の排便共とネンゴロになっている。黄色い猿と薄汚いブルジョワが交尾して、今のアレクトリスがあると言っても過言ではない。そう、アレクトリスの重要企業がこの二つだ。 「おいあんた」 「は?」 『国境』近くのバーで日記を書いていると、隣に座っていた女が声をかけてきた。ボブカットの髪型の、人種は北欧系か?比較的顔立ちはいい方だろう。もっとも、こんな飲んだくれに欲情するほど俺は恥知らずではない。 「あんたぁ、さっき私のこと見てただろう!?金払えよ!」 なんだコイツは-アイドルでも気取っているのか?技仙でどんなイエローモンキーと会えるかと思いきや。酔っ払いの北欧人に酒絡みされるとは。 「おい、酒樽女。顔で金を払って欲しいならそこで客に踊って見せたらどうだ?」 「誰が酒樽だぁ、くらぁ!毎日フィットネス行ってんだぞ!」 話にならん。 相手してやるだけ時間の無駄だ。露骨に舌打ちしてやって、席を立って店を出る。 「逃げるつもりか!このファック野郎!」 現行犯なら二度と酒を飲めない体にしてやってから警察に突き出してやるものを-クソめ。ここでも祭か。テウルギアやマゲイアも参加した軍事パレード。どこも賑やかなものだ。 せっかくだ、たまには見物しようか。リュミエールではなんだかんだゆっくりできなかったし、この騒ぎでは-身動きが取れん。企業の犬共も迂闊に手出しはしてきまい。羽根を伸ばすとしよう。 向こうから音楽が聞こえる。弦楽器か?冷やかしにしては上手い。プロによる祭の余興だろうか。行ってみるか 赤い服-デザインがダサいな、民族衣装か。だが聞いていて心地良い演奏だ。見たことのない楽器だが-弾いているのは若い男か?いい面をしている。 さっきの女よりかはマトモそうだ。演奏が終わったので、輪ゴムで丸めた紙幣を投げてやる。だが男はそれを手で弾いた。 「金をもらうために弾いたんじゃない」 なかなかの仏頂面だ。ますます気に入った。 「俺の仕事は演奏家じゃあない」 「そうか。侮辱したようで悪かったな」 ああいうストイックな男が増えれば、俺ももう少し生きやすくなる。世界中のデジタルワイフ持ち共も、奴を見習って欲しいものだ。 そう思っていると、男が一人肩にぶつかってきた。 次から次へと−目まぐるしいことこの上ないな。 「ああ!ごめんなさい、ぶつかっちゃって…」 男は最初に慌てて謝ってきた。大人しそうなツラだ。草食系ってやつか?先ほどの仏頂面程の男はなかなかいないだろうが- 余所見でもしていたのか?と俺が聞く前に、四人程のチンピラが現れる。 「おいおい兄ちゃんよぉ!俺らはただ遊んでただけだぜぇ?」 「邪魔してくれちゃってさあ」 「嘘を言わないで下さい。彼、痛がってたじゃないですか」 向こうには蹲る浮浪者。成程、強盗か、理由のない傷害行為か。この草食男は優しさに溢れているようだ。庇って返り討ちと。 こんな日も金稼ぎのお時間ということだ。 「丁度良い。屋台で飯を買おうと思っていた」 「なんだぁ、てめえ!そいつを庇おうってのか!」 クズの1人の鼻に拳骨を叩き込み、間髪入れて腕をへし折る。そこからはお楽しみの始まりだ。 二分ほどの後、地面にクズ共が寝転がっていた。楽な仕事だ 「ぐええ…腕が…俺の腕が…」 「助けて、助けて、殺さないで…」 「いてえよお。いてえよお!」 優男が助けた浮浪者は既に逃げ去った。恩知らずの社会不適合者め 「あ、ありがとうございます。でも、ここまですることは…」 「クズはクズらしく地べたを舐めれば良い。それに」 クズの一人の手を踏み躙る。足に、骨がいくつも折れた感触。 「あぎぃいいっ!!」 悲鳴をあげて、クズの手からナイフが零れ落ちる。 「クズらしい凶器だ。これでお前は殺されたかもしれん」 「それは…」 ふん。言葉も出せないか?とりあえずとっとと財布を頂戴して… 「病院に連れていきましょう。早く!」 「そこまでは面倒を見れん」 「でも!」 「精々警察に突き出してやれば良い」 「そんな…貴方は、人を助けてくれる良い人だって…思ったのに」 優しい奴だが、甘いな 「クズは人間じゃない」 面倒だ。財布も取ったし離れるに限る。 「俺は、ユージン・馬です!」 優男は聞いてもいないのに自己紹介を始めた 「きょ、今日はありがとう。いつかまた会いましょう…」 人の良さそうなツラだ。いつもこうやってベラベラ人に構ってるなら、コイツはいつか相当酷い目に遭うだろう。 WJ sDiary (汚れていて読めない)年 九月十二日 昨日はチンピラから巻き上げた金でそこそこのホテルに泊まった。しかし実はこれからどうするべきか決まっていない。技仙領に来たのはリュミエール領から離れたいというだけだったからだ。別に他の何かがあったわけでも無い。たまたま気が向いただけだ。 起きてから『顔』のほつれを直す。予備は何枚かあるが、無駄遣いするつもりはない。 裁縫をやっている最中の俺の部屋に、やかましいノックオンが響いた。誰だ騒々しい。国家時代のチャイナは相当にデリカシーのない国だと記憶しているが、企業の時代になってもそんな礼儀知らずが蔓延っているのか? 「がははは!ようよう、調子はどうだマスクマン!」 ドアを開けると、熊のような男が立っていた。熊-いやゴリラか?人種的にイエローモンキーだろうから大猿でいいか 「おい、何の用だ貴様」 暗殺者ならこんな真似はすまい。向こうから出向いたということは、それなりの理由があるはずだが-どうだ? 「早速だが、飲みに行こう!」 何を言ってる、この男は?こいつ、歳は50ありそうなのに朝っぱらから酒を飲みたがるとは-いや、会話をする場所を用意しているということか。ふん、殊勝なことだ 「良いだろう。案内してもらおうか」 「そうこなくては!話が早くて大変助かる」 ちょうど暇をしていたところだ。 迂闊なように思えるが、虎穴に入らずんば虎子を得ずというやつだ。何もせずぶらつくよりかははるかに収穫があるだろう。それに- 「おい、貴様」 「なんだ?」 「ジョン・ウーだな?アレクトリス9位の」 「おやおや知っていてくれたか、こりゃ恐縮!がははは」 有名人がわざわざ出向いたからには- なにかがある。そのために、こいつらがすぐに俺を始末するつもりはないだろう。 「お前さんも有名人だぞ、一部の人間にとってはな!」 「タレントになった覚えはない」 「いいや、タレント同然の有名人だとも!なにせ世界中で発見されるマスクの怪人!企業の機密すら片手間に手に入れられる恐怖の男とな」 簡単に言うなよ大猿が。貴様らが秘密主義に拘るせいで俺がどれだけ苦労したと思ってる。「予防接種」が効果を発揮した時も何度かあったんだ 「着いた、ここの45階だ」 数分歩いてたどり着いたのは、高層ビル。そこから更にエレベーターで登り、ようやく無駄な装飾で飾り付けられた中華料理屋に到着する。 大猿は奥のテーブル席に座り、大声で言った 「料理も酒もたっぷりある。さあさあ飲んで食って語り明かそう!」 様々な料理が来る。麻婆豆腐、回鍋肉、水母沙拉、雲呑、蛋黄醤、北京鴨、肉饅頭、番茄蛋汤。二人で食うとしてもかなりの量だ。こいつ、立場はこちらが上だということをアピールするために奮発したな? 「酒もあるぞ、大体の品は置いてあるそうだ!ビールか?ワインか?紹興酒か?テキーラもいいぞ!」 鼻で笑ってやってから、言う 「断る。さっさと要件を話せ」 ポケットから昨日の屋台で買った揚げパンを取り出し、マスクの一部を開いてかぶりつく。そして別のポケットから水のボトルを取り出し、呷る これは明確な拒否だ。毒物を警戒する理由がない以上、俺が安っぽい食事をこいつの目の前で食う必要はない。これは単に『お前らを信用していない』と言うサインに過ぎない 「企業の犬と無駄なお喋りをする気は、ない」 揚げパンの包み紙を放り、マスクを閉じる。ジョン・ウーの顔からは笑顔が消えていた 「不味そうに食うな。こっちも食欲が萎えちまうよ」 知ったことではない 「良いから要件を言え」 あからさまにイラついた態度をとって、相手を急かす。しかし大猿野郎はマイペースに豚足をかじる。この野郎 「…お前さん、自分の正義を探してるそうだな」 「誰から聞いた」 「リュミエール筋からさ」 「なるほどな」 雌狐がチクりやがったか。技仙には来るべきではなかった。 「マスクの狂人ってのは巷では有名だぜ」 「貴様ら程のものではない。安心してスター面していろ」 「そんなアンタが、そんなことのために世界中回ってるなんてな」 口が回る。本社の入れ知恵か?それともコイツ自身の頭か? 「ここに招待したのは、御察しの通り暗殺じゃあない。勧誘だ」 「なに?」 また、突拍子もない-一体何を企んでいる? 「お前さんは有名人だ。仲間も後ろ盾もない一般人の身の上で、企業の機密をいくつか持っているほどの人間…実力もそこそこ。これで資金面援助をしてやれば、即戦力のスパイだ」 そういうことか。 「聞いたぜ、ミーム殺害エージェントに耐性があるんだってな」 「誰から聞いた?」 「アンタが機密を盗んだ企業からさ。ミームで守っていた機密が何者かに見られたってな」 「だったら?」 「そんなストロングなスパイ、これまでに聞いたことがない。是非ウチで諜報員をやってほしい」 寝言は寝て言え 「お断りだ」 「ほう?」 「軍事機密マニアのイエローモンキー共が。自分達でも全て管理できていない癖に、まだ機密を蓄えようとしているのか?」 大猿の箸の動きが止まる。いい気味だ。 「今確信した。貴様らに正義はない」 失せろ、と言いたいところだが招待されたのはこちらだ。出て行くしかない 出て行こうとした矢先、大猿野郎が引き止めてきた 「せめて一杯飲んで行かないか?」 俺はこう返す 「断る。『死ぬほど』酔いたくはない」 店を後にし、窓にワイヤーガンを撃つ。ビルの壁を伝って降りる。ビルの中にいる俺を捕まえたい連中を警戒したからだ 俺が素直にエレベータを使うと思ったのか? 出る前にいたホテルに荷物は置いていない。このまま逃避行を敢行するとしよう 面倒なことにしてくれた。ここはリュミエールよりかはまともかと思ったが、俺の見当違いだったらしい クソッタレめ WJ sDiary (汚れていて読めない)年 九月十三日 歩き回りながら夜を越し、腹が減ったので目に止まった焼き飯屋に入ってみる。 「いらっしゃい!お客だよ、ウズマ!」 「はーい、ニイハオ!いらっしゃいませ〜!」 ふざけやがって。浅黒い肌と、蒼いつり目。アレクトリス3位のエンヘドゥアンナだ こんな所にもアレクトリスのランカーがいやがるのか 技仙で一番強い女がなんでこんな寂れた飯屋にいるんだ! 「あれ?お客さんどうしたの」 「飯はいらん。店を間違えた」 「ちょっと、冷やかし?」 追及を受ける前に店を出る。技仙からはとっととおさらばするに限る。 イエローモンキー共め。 ほとぼりが冷めるまでアレクトリスから離れることにする。CDとの戦場を抜ければ『国境』は検問を受けずに突破できるだろう それまで砲火をくぐる必要があるが-まあ、背に腹は代えられん 次の目的地は、CDグループだ