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作成者:小鳥遊 部品構造 部品定義部品 玄霧藩国の消防署の一般性能 部品 災害と対峙する者 部品 消火・救急訓練の実施 部品 求められる教育レベル 部品 基本職業倫理 部品 法令の遵守 部品 全体の奉仕者 部品 法令及び上司の命令に従う義務 部品 争議行為等の禁止 部品 守秘義務 部品 企業からの隔離 部品 信用失墜行為の禁止 部品 政治的行為の制限 部品 防火衣 部品 防火帽 部品 防火手袋 部品 破壊器具 部品 空気呼吸器 部品 投光器 部品 周辺環境の確認 部品 救出準備 部品 実際の救出 部品 救出後 部品 一次救命処置の目的 部品 基本的な考え方 部品 正しく行うために 部品 周囲の観察、全身の観察 部品 反応の確認 部品 呼吸の有無 部品 気道確保 部品 胸骨圧迫 部品 人工呼吸 部品 AEDの装着判断 部品 回復体位をとらせる 部品 一次救命処置の流用実績 部品 一次救命技術講習会の受講 部品 通報 部品 複数人での対応 部品 周囲への協力依頼 部品 火災の鎮圧 部品 火災の調査 部品 出火場所の広報 部品 救急患者の搬送 部品 火災の予防 部品 概要(消防車) 部品 化学車(消防車) 部品 はしご車 部品 空中作業車 部品 屈折放水塔車 部品 ポンプ車 部品 救助車 部品 救出救助車 部品 指揮隊車(消防車) 部品 水槽車 部品 指揮統制車(消防車) 部品 照明電源車 部品 補給車(消防車) 部品 重機搬送車 部品 工作車(消防車) 部品 資材搬送車(消防車) 部品 クレーン車(消防車) 部品 災害対応多目的車 部品 火災調査車 部品 通信工作車(消防車) 部品 整備工作車(消防車) 部品 概要(救急車) 部品 バッグマスク 部品 携帯血圧計 部品 喉頭境 部品 パルスオキシメーター 部品 コンビチューブ 部品 その他セット(観察バッグ) 部品 自動式人工呼吸器(携帯用) 部品 気管挿管セット 部品 気道確保セット 部品 除細動機能 部品 簡便な操作性 部品 使用の可否を自動で診断してくれる 部品 注意喚起の音声ガイド 部品 ストレッチャー 部品 陰圧式固定具 部品 自動式人工呼吸器(車両用) 部品 生体情報モニター 提出書式 インポート用定義データ 部品構造 大部品 玄霧藩国の消防署 RD 83 評価値 10部品 玄霧藩国の消防署の一般性能 大部品 消防署(共和国版) RD 82 評価値 10大部品 消防士/共共 RD 12 評価値 6部品 災害と対峙する者 部品 消火・救急訓練の実施 大部品 労働者の資質 RD 3 評価値 2部品 求められる教育レベル 部品 基本職業倫理 部品 法令の遵守 大部品 公務員の義務 RD 7 評価値 4部品 全体の奉仕者 部品 法令及び上司の命令に従う義務 部品 争議行為等の禁止 部品 守秘義務 部品 企業からの隔離 部品 信用失墜行為の禁止 部品 政治的行為の制限 大部品 消防士の装備 RD 6 評価値 4部品 防火衣 部品 防火帽 部品 防火手袋 部品 破壊器具 部品 空気呼吸器 部品 投光器 大部品 活動内容(消防署) RD 25 評価値 7大部品 救助活動 RD 20 評価値 7大部品 救出 RD 4 評価値 3部品 周辺環境の確認 部品 救出準備 部品 実際の救出 部品 救出後 大部品 一次救命処置(技術) RD 13 評価値 6部品 一次救命処置の目的 部品 基本的な考え方 部品 正しく行うために 大部品 具体的な内容 RD 8 評価値 5部品 周囲の観察、全身の観察 部品 反応の確認 部品 呼吸の有無 部品 気道確保 部品 胸骨圧迫 部品 人工呼吸 部品 AEDの装着判断 部品 回復体位をとらせる 部品 一次救命処置の流用実績 部品 一次救命技術講習会の受講 大部品 救助時の連携 RD 3 評価値 2部品 通報 部品 複数人での対応 部品 周囲への協力依頼 大部品 消火活動 RD 3 評価値 2部品 火災の鎮圧 部品 火災の調査 部品 出火場所の広報 大部品 救急搬送 RD 1 評価値 0部品 救急患者の搬送 大部品 予防行政(消防署) RD 1 評価値 0部品 火災の予防 大部品 消防車 RD 21 評価値 7部品 概要(消防車) 大部品 消防車の分類と装備 RD 20 評価値 7部品 化学車(消防車) 部品 はしご車 部品 空中作業車 部品 屈折放水塔車 部品 ポンプ車 部品 救助車 部品 救出救助車 大部品 指揮、支援車(消防車) RD 13 評価値 6部品 指揮隊車(消防車) 部品 水槽車 部品 指揮統制車(消防車) 部品 照明電源車 部品 補給車(消防車) 部品 重機搬送車 部品 工作車(消防車) 部品 資材搬送車(消防車) 部品 クレーン車(消防車) 部品 災害対応多目的車 部品 火災調査車 部品 通信工作車(消防車) 部品 整備工作車(消防車) 大部品 救急車 RD 18 評価値 7部品 概要(救急車) 大部品 救急車の装備 RD 17 評価値 6大部品 観察バッグ RD 6 評価値 4部品 バッグマスク 部品 携帯血圧計 部品 喉頭境 部品 パルスオキシメーター 部品 コンビチューブ 部品 その他セット(観察バッグ) 大部品 呼吸管理バッグ RD 3 評価値 2部品 自動式人工呼吸器(携帯用) 部品 気管挿管セット 部品 気道確保セット 大部品 AED(自動体外式除細動器) RD 4 評価値 3部品 除細動機能 部品 簡便な操作性 部品 使用の可否を自動で診断してくれる 部品 注意喚起の音声ガイド 部品 ストレッチャー 部品 陰圧式固定具 部品 自動式人工呼吸器(車両用) 部品 生体情報モニター 部品定義 部品 玄霧藩国の消防署の一般性能 火災を始めとする災害に対応する施設。 人口密度や精霊が住んでいるかどうか、森の延焼の可能性など、地区ごとの火事が起きた際の総合的な危険性を考慮して配置されている。 また、その重要性から低物理域である玄霧藩国内で電気および機械、車両の使用を許された施設および職業の一つでもある。 なお、精霊の住む森については、火災発生時およびその連携体制の確認時のみ、機械装備を保有しての立ち入りが認められるという約定が結ばれている。 部品 災害と対峙する者 消防士は主に火災の発生の予防、警戒および沈静化させる業務に従事する。また、火災だけに限らず地震や津波、台風といった災害に対する救助や救急、防災の役目も担っている。 火災が発生しないよう建築物の管理者への指導を行ったり、消防用水の整備・管理なども行う。実際に火災が発生した場合は現場にて鎮火や救助を行う。 また、平時においてはこれらの業務を円滑に行うための訓練や学習を行うことも多い。 部品 消火・救急訓練の実施 消防士の業務として最も頻繁に行われるのは消化活動と救急活動である。 同時に、実際にその活動が要求される状況になってから実地訓練というわけにもいかない活動でもある。 そのため、平時から消化活動の訓練として実際に火災が起こった場合を想定しての放水訓練や、救急活動を円滑に行うためロープや梯子の昇降や要救助者の搬送などといった訓練も行う。 また、自身が配属されている地域の地理の把握や、その地域で発生すると想定される災害に関する知識の取得や訓練なども行われる。 部品 求められる教育レベル その職業ごとに求められるだけの教育を受け、能力を身に着けている。 会話などによる意思疎通が可能であれば出来る仕事、読み書きと簡単な計算が求められる仕事、高度な計算や専門知識が求められる仕事など、要求内容はさまざま。 部品 基本職業倫理 職務にあたって守るべきとされたルールを正しく守ろうという考え方。新米でもベテランでも、ルールを守る事は共通の基本。雇用条件や生活に対する満足度、所属組織への信頼度が高ければ高いほど遵守率が上がり、低ければ下がるが、満足度が低い場合はまず雇用環境の改善を上層部に求める事が認められている。 部品 法令の遵守 職務より上位のルールである国の法令を守ろうという考え方。職場で法令に反する作業指示が出た場合などに、これに異議を唱えたり外部に報告するかどうかを判断する心でもある。藩国への満足度、治安状態の良さなどによって遵守率が変動する。 部品 全体の奉仕者 公務員は帝國または共和国、もしくはそれらに所属する藩国全体の奉仕者であり、一部の奉仕者ではない。 このため、公務員は国民全体の奉仕者として、公共の利益のために勤務し、かつ、職務の遂行にあたっては、全力を上げてこれを遂行しなければならない。 部品 法令及び上司の命令に従う義務 職員は、その職務を遂行するについて、法令に従い、且つ、上司の職務上の命令に忠実に従わなければならない。 部品 争議行為等の禁止 職員は、政府が代表する使用者としての公衆に対して同盟罷業、怠業その他の争議行為をなし、又は政府の活動能率を低下させる怠業的行為をしてはならない。 部品 守秘義務 行政は国民に対して公開で行われることが原則であるが、軍事情報等、国民全体の利益のために秘密にしなければならない情報も存在する。 このため職員は、そうした職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。これは、その職を退いた後といえども同様とする。 部品 企業からの隔離 職員は、国民全体に奉仕しなければならず、一部に奉仕することがあってはならない。 このため、営利企業やその他の団体の役員等の職を兼業したり、または自ら営利企業を営んではならない。 部品 信用失墜行為の禁止 職員は、その官職の信用を傷つけ、又は官職全体の不名誉となるような行為をしてはならない。 これは、公務中だけでなく、公私両面において禁止される。 部品 政治的行為の制限 公務員は、全体の奉仕者として国民全体に対して奉仕しなければならない。 このため公務員は、帝國または共和国、もしくは藩国で許可したもの以外の政治的行為をしてはならない。 部品 防火衣 消防隊が火災に着用する服。 防火耐熱に優れたアラミド繊維で作られる。火災の熱や炎から隊員の安全を確保するもの。 長靴の底には釘などを踏み抜かないように鉄板が入っている。 2017年日本で着用されているものを基本に作られている。 部品 防火帽 ヘルメットの一種であるが、頭部への衝撃からの保護機能に加え 難燃性であることが必須となる。 着用者の安全を守るためテストを重ね開発された。 人体模型に装着させ放熱実験をしたとき 内部が24度以上にならない、融解したものが溶け出さない など 2017年日本で着用されているものを基本に作られている。 部品 防火手袋 消火活動にあたる消防員の手を保護するもの。 ケブラー繊維とセラミックレザーで作られており 2017年日本で着用されているものを基本に作られている。 部品 破壊器具 とび口、斧、ハンマー、トップマンなど。 火災等の際に消火、救助に邪魔になるドアや壁など破壊する道具である。 部品 空気呼吸器 火災の煙の中や有毒ガスの発生した現場に背負っていくもの。 顔に付ける面体、ボンベからの高圧の空気を大気圧に下げる調整器、空気を高圧にして入れておくボンベなどで構成される。 空気残量が少なくなると警報で知らせてくれる。 部品 投光器 夜間や地下などの暗い現場を照らすもの。 投光器、コードリール、発電機で構成され、可搬式になっており持ち運びができる。 部品 周辺環境の確認 救出を始める前に、周辺環境を確認せねばならない。崩落や攻撃、毒性物質などについて確認し、必要に応じて安全を確保したうえで救助活動を開始する。 部品 救出準備 救出を実際に行う前に準備を行う。火災等であれば有害物質対策や熱対策が必要だし、崩落等であれば物資も必須である。安易に突入しない事。 部品 実際の救出 必ず複数名で活動し、安全に救出を行う。危険が予想される個所については勝手な判断で踏み込まず、状況確認と情報連携を密にしたうえで行うこと。 部品 救出後 要救助者は速やかに医療者に引き渡す。救出活動を行った者についても必ず事後健診を受け、健康に問題がないことを確認すること。 部品 一次救命処置の目的 一次救命処置とは 、急に倒れたり、窒息を起こした人に対して、その場に居合わせた人が、救急隊や医師に引継ぐまでの間に行う応急手当のこと。 専門的な器具や、薬品などを使う必要がないので、正しい知識と適切な処置の仕方さえ知っていれば、誰でも行うことができる。この知識技術の普及により、救命率を上げることが一次救命処置の大目的である。 部品 基本的な考え方 一次救命は救急のABCを確保する目的で作られている。 A air way(エアウェイ) 気道確保 B breathing(ブリーシング) 人工呼吸 C circulation(サーキュレーション) 心臓マッサージ等による心拍と血圧の維持 これらABCの維持は生命活動の維持に必要不可欠な最も基本的な部分であり、これらの維持を効率的に行うために一次救命処置の内容は考えられている。 部品 正しく行うために 一次救命処置を行うためには、医師もしくは看護士による講習会に参加している必要がある。講習会は医科大学や一般の診療所、中核病院や先端病院なので定期的に開催されている。 部品 周囲の観察、全身の観察 傷病者を発見した場合、まず重要なのは周囲と傷病者の観察を良く行うことだ。 周囲の状況は自身や傷病者にとって危険ではないか、傷病者自身の様子はどうかの確認を行うことが、 これから行う応急処置につながる。 部品 反応の確認 大きな声をかけ(「大丈夫ですか!」など)、肩を軽く叩いて、反応(意識)の有無を確認する。 反応がない場合や鈍い場合は、まず協力者を求め、医療機関への通報と配備がある藩国であればAEDの手配を依頼する。 協力者が見当たらない場合は救助者自身が通報を行う。 部品 呼吸の有無 傷病者が心停止を起こしているかを判断するために、まず呼吸を確認する。 胸部と腹部の動きを集中して観察する。これは10秒以内で行う。 普段通りの呼吸がない場合、または介助者が呼吸しているか自信が持てない場合はただちに胸骨圧迫を開始する。 部品 気道確保 傷病者の呼吸の有無にかかわらず、気道の確保を行う。 一方の手を傷病者の額に、他方の手を下顎の先に当てて、下顎ごと頭部を引き上げるようにして、頭部を後方に傾ける。(頭部を後屈させ、顎先を挙上) この際頚椎、平たくいうと首あたりを痛めていることが疑われる場合は特に注意して静かに行わなければならない。 部品 胸骨圧迫 心臓が痙攣したり停止したりして血液を送り出せない場合に、介助者が心臓のポンプ機能を代行するための行為。 以下のような手順で行う。 硬い床に上向きで要救助者寝かせる。 救助者は傷病者の片側、胸のあたりに両膝をつき、傷病者の胸骨の下半分に片方の手の手掌基部を置き、 その上にもう一方の手をかさねる。 両肘をきちんと伸ばし、垂直に体重をかけて胸骨を押し下げる。両肩と手掌基部で三角形が形成されるようにしっかり肩を固める。イメージとしては肩で腕を固定し、肘関節を固めて力を完全に伝達する。 目安として胸骨を5cmは押し下げるようにする。 手は胸骨から話さず、元の高さまで緩めて戻しては、圧迫を繰り返す。 一分間あたり100-120回のテンポで行う。1セット30回 部品 人工呼吸 気道を確保した上で行う。 傷病者の鼻をつまみ、自分の口を大きくあけて、傷病者の口を覆う。 逆流物による感染汚染防止のため、感染防止マスクを持っていた場合はそれを使うべきである。 一秒かけて傷病者の胸が上がるのを認識できる程度に吹き込みを行い、換気して再度呼気を吹き込む。 2回で1セットで、胸骨圧迫1セットごとに行う。 注意点として以下がある 介助者が一人しかおらず、同時に素早く行う余裕がない場合、無理に人工呼吸は行わず、胸骨圧迫を最優先する。 人工呼吸が不要ということではない。同時に行える場合は行ったほうが救命率がいい。 部品 AEDの装着判断 救急救命のうち、心室細動による突然死は多くの割合をしめる。この場合早期の除細動(けいれんを止めること)が救命の鍵となる。AEDとは電源を入れ、音声メッセージに従うことにより、除細動の要否を音声で知らせ、必要な場合には電気ショックにより除細動を行うことができる機器である。周辺にAEDがある場合はこれを利用することは救命率を上げる上で重要である。 部品 回復体位をとらせる いずれかの段階で自発的呼吸と拍動が戻った場合、傷病者を回復体位にして、様子を見守る。 回復体位は、救急医療などの現場に於いて失神している・または「意識がもうろうとしている」など意識障害のある要救護者の生命の安全を図るためのもので、急な様態の変化などが起こっても大事に至らないよう配慮された姿勢である。 姿勢としては横向け寝である。横向け寝一般と異なる点として、頭をやや後ろに反らせて、できるだけ気道を広げた状態に保つ。また無意識に寝返りしたり痙攣して仰向けやうつ伏せになったりしないよう、膝は軽く曲げ、腕は下側の腕は体前方に投げ出し、上側の腕でつっかえ棒をする要領で横向け寝状態を支えるようにする。 部品 一次救命処置の流用実績 以下の藩国様、PCに流用していただきました。根拠:http //nekowasa.at.webry.info/201708/article_22.html (申請順)(敬称略) 高梨ひひひ@FEG:救助活動アイドレスに流用:https //www29.atwiki.jp/feg2/pages/644.html 劔城 藍@海法よけ藩国:劔城 藍 刻生・F・悠也@フィーブル藩国:刻生・F・悠也 阪明日見@akiharu国:阪明日見 部品 一次救命技術講習会の受講 フィーブル藩国内にある国境なき医師団の派出所にて講習会を受け、正しい知識と技術を身に付けた。実践と復習を繰り返すことで使いこなせるようにした。 部品 通報 救助活動を開始する前に、必ずしかるべき機関(医療機関、消防、警察等)に通報を行う。救助してもその後の対応ができないのでは本末転倒だ。 部品 複数人での対応 救助活動については、必ず複数人で対応を行うこと。するべきことは多岐に渡るし、何かあった場合に連絡を取る者も必要である。特に救助者の安全も確保しなければならないため、基本的に一人で活動してはならない、 部品 周囲への協力依頼 救助活動においては周囲の人員への協力依頼を忘れてはならない。通報やちょっとした措置等、素人でもできることは多い。 なお、依頼する際には「誰か助けて」ではなく「そこの方、○○をしてください」という風に具体的な指定を行うこと。 部品 火災の鎮圧 火災通報を受け、火災現場へおもむき消火活動にあたる。 消防署と消防士のもっとも知られている任務の一つだろう。 部品 火災の調査 火災現場の調査を通して、出火元の特定、出火原因の調査などを行う。 事件性のあるものであれば警察と連携して調査となる。 部品 出火場所の広報 消防車のサイレン音を聞いた人からの問い合わせが多くなると業務に支障をきたす 現在どこが危険区域になっているのか広報を行い、避難誘導や消防車のための交通誘導などを行いやすくする。 部品 救急患者の搬送 救急隊が配備されており、消防員の中から救急課程研修を受け、救急隊員の資格を持った隊長・隊員と機関員の3名で一隊が構成される。 傷病者を病院まで緊急搬送する役割。 部品 火災の予防 火災を起さないよう予防につとめるのも消防署の活動の一つである。 燃料を扱う危険物施設への立ち入り検査、防火対象物の検査などを通して火災の予防を行う。 部品 概要(消防車) 消防車は、火災その他災害に際してその鎮圧や防御を行う際に使用される特殊な装備を持つ自動車。 赤色で着色されている。特殊用途車両。さまざまな種類があり用途によって使い分けられる。 部品 化学車(消防車) 危険物火災に対応することを目的とした車両の分類。 特殊災害対策車(赤外線ガス分析装置搭載)や排煙高発泡車(建物内や階段室に流入する煙の排出や、窒息消火用の泡を大量に発泡する)もここにあたる。 部品 はしご車 主に高所での消防活動を容易にするために製作された車両。 火災時など、ビルの高層階に取り残された人の救出や高所からの放水活動及び警戒活動を行う。 部品 空中作業車 3連伸縮の塔の先端に一節のブームを取り付け、さらにその先端に3名搭乗可能なバスケットを装備した車両。 中層階の人命救助やバスケットからの消火活動を行うだけでなく、マイナス方向への伸長及び屈折により、河川、運河等の低所での人命救助を行うことができる。 部品 屈折放水塔車 屈折放水塔車は、最大地上高22.0mの二節ブーム式屈折放水塔を装備した車両。 高所火災、危険物火災など消防士が容易に近付けない現場において、高所から効果的に注水及び泡放射を行う。 部品 ポンプ車 消防活動の主力となるのがポンプ車。 防火水槽より水をくみ上げて使用するもの、車体自体に水槽を搭載したもの、はしごを装備したものなどがある。 部品 救助車 ウインチ装置、昇降式照明装置、発電装置等を装備し、各種救助資器材を積載。 現場に運び消防士の手助けをするための車両。 部品 救出救助車 震災や水災等の自然災害発生時の消防部隊の投入及び活動資器材の輸送、消防隊が容易に近づけない浸水地等での要救助者の救出などを目的とした車両。 部品 指揮隊車(消防車) 各種の災害現場において指揮拠点として運用することを目的とした車両。 9人乗りワンボックス型の車両をベースに、無線機架台、指揮台等を装備している。 部品 水槽車 大型トラックシャシをベースに、ステンレス製水槽、可搬式動力ポンプ及び放水銃を装備した車両。 近くに消火栓等のない、山間部や高速道路上での火災や、震災時等に消火用水の搬送などに使用する。 部品 指揮統制車(消防車) 指揮統制車は各種災害現時の活動支援及び指揮本部運用、あるいは広域的な災害派遣車として活用するための車両。 部品 照明電源車 照明電源車は、発電設備をそなえ 夜間の消防活動において災害現場の照明作業を行うとともに 電力を必要とする消防機器や緊急に電力供給を必要とする施設等に給電できる車両である。 部品 補給車(消防車) 消防活動が長時間に及ぶ場合、災害現場において水分補給・給食等ができる機能を備えた車両。 給食等を調理するための給湯設備、流し台、発電装置、テント装置等を装備。 部品 重機搬送車 重機を積み降ろすための車体昇降装置を備えた車両。 専用の積載枠を設け、重機とともにアタッチメントも搬送し、活動状況に応じて交換することができる。 部品 工作車(消防車) クレーン装置、レッカー装置及びウィンチを装備しており 各種災害において、重量物の除去作業及び走行不能となった車両などの救援活動に活用する車両。 部品 資材搬送車(消防車) 各種災害に対し大量の消防資器材を搬送することを目的とした車両。 コンテナ着脱装置を装備し、出場時に災害の態様に応じたコンテナを選択して積載することができる。 部品 クレーン車(消防車) 震災時における救助活動や各種災害現場で使用する車両。 クレーン機能により障害となっているものを撤去したりなどさまざまな用途で使用される。 部品 災害対応多目的車 災害現場への消防隊員の輸送、多数傷病者発生現場などにおいて、比較的程度の軽い傷病者等を病院へ搬送するなど 主に人員の輸送に特化した多目的車両である。 部品 火災調査車 火災が発生した原因を現地で調査するための車両。 調査に必要な資器材、電源取得のための発動発電機、空気動力式工具を使用するたのエアーコンプレッサーを積載 また、車内で資料分析や事務作業を行なうことができる。 部品 通信工作車(消防車) 通信支援に必要な資器材、発動発電機、昇降式アンテナ柱等を積載しており 災害時の通信支援等を行うことを目的としている。 部品 整備工作車(消防車) 電源取得のための発動発電機、空気動力式工具を使用するためにエアーコンプレッサー及び作業台を装備し、 ガス溶断器、卓上グラインダー、ガレージジャッキ等の各種資器材を積載 災害現場等における消防車両及び救助資器材等の整備及び各署巡回指導を目的としている。 部品 概要(救急車) 救急車とは傷病者を病院などの医療施設まで迅速かつ安全に搬送するための車両である。 白いボディに赤いライトで構成され、救急搬送の器具が装備されている。 サイレンを鳴らし、アナウンスで緊急搬送を広報する。 この場合通常車両は救急車に道を譲らなければならない。 部品 バッグマスク 自動膨張式バッグとマスクより構成される、自発呼吸が弱い傷病者や心肺蘇生における人工呼吸に用いる。 感染等の恐れがあり口対口の人工呼吸が行えない場合にも有効。 部品 携帯血圧計 血圧計とは血管内の血液の圧力を測り、循環の状態を的確に把握するための器具。 それを携帯できるように小型化したものである。 部品 喉頭境 喉頭、咽頭部を喉頭展開により確認し、吐物や異物の吸引、除去に用いる。 鉗子もセットになっており、異物があればこれを除去する。 部品 パルスオキシメーター 検知器を指先や耳などに付けて、脈拍数と経皮的動脈血酸素飽和度をリアルタイムでモニターするための医療機器。 部品 コンビチューブ 人工呼吸が必要な傷病者の空気の通り道を切開せずに確保するために用いる。 天然ゴムで作られており救急救命士が扱うことができる。 部品 その他セット(観察バッグ) ガーゼや消毒液、包帯などの外傷の簡単な応急手当用品。 輸液セット(輸液を行うためのチューブなどの道具一式)、ライトなどが入っている。 部品 自動式人工呼吸器(携帯用) 呼吸機能に異常があり酸素を必要とする傷病者に適切な酸素吸入を行わせるための器具。 酸素ボンベと酸素マスクからなり。酸素分圧を適切に調節し送り込む。 持ち運び用に小型化されているので救急車に運び込むまでの応急手当用。 部品 気管挿管セット 心肺停止状態の傷病者の気管内に直接チューブを入れ、肺に充分な酸素を送るための器具一式。 救急救命士が行える処置となる。 部品 気道確保セット 心肺停止状態の傷病者の食道に特殊なチューブを入れ、肺に充分な酸素を送るための器具一式。 救急救命士の行える処置となる。気管挿管セットとの違いはこちらは気管に直接チューブを入れない点である。 部品 除細動機能 AEDというと止まった心臓を動かすというイメージが強いが、実際はやや異なる。 除細動の名前の通り、心筋がバラバラに興奮して正しく心臓が拍動していないのを、一度電気ショックでリセットをかけ、正しいリズムでの拍動を再開させるのだ。これが除細動機能である。 部品 簡便な操作性 AEDは玄霧藩性のAEDベルトも含めて、フタを開くだけで電源が入る。 各部にイラストで次に何をすべきか説明書きがかかれており、医療人以外でもパニックにならずに使用することができる。 部品 使用の可否を自動で診断してくれる 一般人から見た場合、その人へAEDを使用すべきかは判断が難しい。 そもそも人が倒れている状態はパニックに陥りやすい。 しかしAEDには除細動パッドを貼り付けると、自動で心電図を測定し、除細動が必要かを診断してくれる機能がある。 これにより危険な医療過誤を未然に防ぐことができる。 部品 注意喚起の音声ガイド AEDは操作が簡便なだけでなく、音声ガイドによるアナウンスもされる。 これは操作方法を伝えてくれるだけでなく、除細動時の感電を避けるためへ周囲への注意喚起を行う役割も兼ねている。 部品 ストレッチャー 傷病者を乗せて現場から医療機関の処置室まで搬送するのに使用する器具。 バックボード(傷病者の全身をベルトで固定し搬送する資器材) スクープストレッチャー(傷病者をそのままの状態で両側からはさみ込み、すくい上げて搬送する)などもふくまれる。 部品 陰圧式固定具 骨折や捻挫をした所を固定する資器材。 ビーズの入ったマットを、患部に当てポンプで空気を抜くことでビプスのように固くなる。 部品 自動式人工呼吸器(車両用) 呼吸が止まっていたり、呼吸が弱い傷病者に自動的に酸素を送り込む資器材。 携帯用より安定して酸素を供給することが出来、搬送中に使用する。 部品 生体情報モニター バイタルサインをモニタリングする装置。 心電図・心拍数、血圧、体温といったバイタルサインをモニタリングし、患者の状態が異常になったときにはアラーム音などで知らせる。 提出書式 大部品 玄霧藩国の消防署 RD 83 評価値 10 -部品 玄霧藩国の消防署の一般性能 -大部品 消防署(共和国版) RD 82 評価値 10 --大部品 消防士/共共 RD 12 評価値 6 ---部品 災害と対峙する者 ---部品 消火・救急訓練の実施 ---大部品 労働者の資質 RD 3 評価値 2 ----部品 求められる教育レベル ----部品 基本職業倫理 ----部品 法令の遵守 ---大部品 公務員の義務 RD 7 評価値 4 ----部品 全体の奉仕者 ----部品 法令及び上司の命令に従う義務 ----部品 争議行為等の禁止 ----部品 守秘義務 ----部品 企業からの隔離 ----部品 信用失墜行為の禁止 ----部品 政治的行為の制限 --大部品 消防士の装備 RD 6 評価値 4 ---部品 防火衣 ---部品 防火帽 ---部品 防火手袋 ---部品 破壊器具 ---部品 空気呼吸器 ---部品 投光器 --大部品 活動内容(消防署) RD 25 評価値 7 ---大部品 救助活動 RD 20 評価値 7 ----大部品 救出 RD 4 評価値 3 -----部品 周辺環境の確認 -----部品 救出準備 -----部品 実際の救出 -----部品 救出後 ----大部品 一次救命処置(技術) RD 13 評価値 6 -----部品 一次救命処置の目的 -----部品 基本的な考え方 -----部品 正しく行うために -----大部品 具体的な内容 RD 8 評価値 5 ------部品 周囲の観察、全身の観察 ------部品 反応の確認 ------部品 呼吸の有無 ------部品 気道確保 ------部品 胸骨圧迫 ------部品 人工呼吸 ------部品 AEDの装着判断 ------部品 回復体位をとらせる -----部品 一次救命処置の流用実績 -----部品 一次救命技術講習会の受講 ----大部品 救助時の連携 RD 3 評価値 2 -----部品 通報 -----部品 複数人での対応 -----部品 周囲への協力依頼 ---大部品 消火活動 RD 3 評価値 2 ----部品 火災の鎮圧 ----部品 火災の調査 ----部品 出火場所の広報 ---大部品 救急搬送 RD 1 評価値 0 ----部品 救急患者の搬送 ---大部品 予防行政(消防署) RD 1 評価値 0 ----部品 火災の予防 --大部品 消防車 RD 21 評価値 7 ---部品 概要(消防車) ---大部品 消防車の分類と装備 RD 20 評価値 7 ----部品 化学車(消防車) ----部品 はしご車 ----部品 空中作業車 ----部品 屈折放水塔車 ----部品 ポンプ車 ----部品 救助車 ----部品 救出救助車 ----大部品 指揮、支援車(消防車) RD 13 評価値 6 -----部品 指揮隊車(消防車) -----部品 水槽車 -----部品 指揮統制車(消防車) -----部品 照明電源車 -----部品 補給車(消防車) -----部品 重機搬送車 -----部品 工作車(消防車) -----部品 資材搬送車(消防車) -----部品 クレーン車(消防車) -----部品 災害対応多目的車 -----部品 火災調査車 -----部品 通信工作車(消防車) -----部品 整備工作車(消防車) --大部品 救急車 RD 18 評価値 7 ---部品 概要(救急車) ---大部品 救急車の装備 RD 17 評価値 6 ----大部品 観察バッグ RD 6 評価値 4 -----部品 バッグマスク -----部品 携帯血圧計 -----部品 喉頭境 -----部品 パルスオキシメーター -----部品 コンビチューブ -----部品 その他セット(観察バッグ) ----大部品 呼吸管理バッグ RD 3 評価値 2 -----部品 自動式人工呼吸器(携帯用) -----部品 気管挿管セット -----部品 気道確保セット ----大部品 AED(自動体外式除細動器) RD 4 評価値 3 -----部品 除細動機能 -----部品 簡便な操作性 -----部品 使用の可否を自動で診断してくれる -----部品 注意喚起の音声ガイド ----部品 ストレッチャー ----部品 陰圧式固定具 ----部品 自動式人工呼吸器(車両用) ----部品 生体情報モニター 部品 玄霧藩国の消防署の一般性能 火災を始めとする災害に対応する施設。 人口密度や精霊が住んでいるかどうか、森の延焼の可能性など、地区ごとの火事が起きた際の総合的な危険性を考慮して配置されている。 また、その重要性から低物理域である玄霧藩国内で電気および機械、車両の使用を許された施設および職業の一つでもある。 なお、精霊の住む森については、火災発生時およびその連携体制の確認時のみ、機械装備を保有しての立ち入りが認められるという約定が結ばれている。 部品 災害と対峙する者 消防士は主に火災の発生の予防、警戒および沈静化させる業務に従事する。また、火災だけに限らず地震や津波、台風といった災害に対する救助や救急、防災の役目も担っている。 火災が発生しないよう建築物の管理者への指導を行ったり、消防用水の整備・管理なども行う。実際に火災が発生した場合は現場にて鎮火や救助を行う。 また、平時においてはこれらの業務を円滑に行うための訓練や学習を行うことも多い。 部品 消火・救急訓練の実施 消防士の業務として最も頻繁に行われるのは消化活動と救急活動である。 同時に、実際にその活動が要求される状況になってから実地訓練というわけにもいかない活動でもある。 そのため、平時から消化活動の訓練として実際に火災が起こった場合を想定しての放水訓練や、救急活動を円滑に行うためロープや梯子の昇降や要救助者の搬送などといった訓練も行う。 また、自身が配属されている地域の地理の把握や、その地域で発生すると想定される災害に関する知識の取得や訓練なども行われる。 部品 求められる教育レベル その職業ごとに求められるだけの教育を受け、能力を身に着けている。 会話などによる意思疎通が可能であれば出来る仕事、読み書きと簡単な計算が求められる仕事、高度な計算や専門知識が求められる仕事など、要求内容はさまざま。 部品 基本職業倫理 職務にあたって守るべきとされたルールを正しく守ろうという考え方。新米でもベテランでも、ルールを守る事は共通の基本。雇用条件や生活に対する満足度、所属組織への信頼度が高ければ高いほど遵守率が上がり、低ければ下がるが、満足度が低い場合はまず雇用環境の改善を上層部に求める事が認められている。 部品 法令の遵守 職務より上位のルールである国の法令を守ろうという考え方。職場で法令に反する作業指示が出た場合などに、これに異議を唱えたり外部に報告するかどうかを判断する心でもある。藩国への満足度、治安状態の良さなどによって遵守率が変動する。 部品 全体の奉仕者 公務員は帝國または共和国、もしくはそれらに所属する藩国全体の奉仕者であり、一部の奉仕者ではない。 このため、公務員は国民全体の奉仕者として、公共の利益のために勤務し、かつ、職務の遂行にあたっては、全力を上げてこれを遂行しなければならない。 部品 法令及び上司の命令に従う義務 職員は、その職務を遂行するについて、法令に従い、且つ、上司の職務上の命令に忠実に従わなければならない。 部品 争議行為等の禁止 職員は、政府が代表する使用者としての公衆に対して同盟罷業、怠業その他の争議行為をなし、又は政府の活動能率を低下させる怠業的行為をしてはならない。 部品 守秘義務 行政は国民に対して公開で行われることが原則であるが、軍事情報等、国民全体の利益のために秘密にしなければならない情報も存在する。 このため職員は、そうした職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。これは、その職を退いた後といえども同様とする。 部品 企業からの隔離 職員は、国民全体に奉仕しなければならず、一部に奉仕することがあってはならない。 このため、営利企業やその他の団体の役員等の職を兼業したり、または自ら営利企業を営んではならない。 部品 信用失墜行為の禁止 職員は、その官職の信用を傷つけ、又は官職全体の不名誉となるような行為をしてはならない。 これは、公務中だけでなく、公私両面において禁止される。 部品 政治的行為の制限 公務員は、全体の奉仕者として国民全体に対して奉仕しなければならない。 このため公務員は、帝國または共和国、もしくは藩国で許可したもの以外の政治的行為をしてはならない。 部品 防火衣 消防隊が火災に着用する服。 防火耐熱に優れたアラミド繊維で作られる。火災の熱や炎から隊員の安全を確保するもの。 長靴の底には釘などを踏み抜かないように鉄板が入っている。 2017年日本で着用されているものを基本に作られている。 部品 防火帽 ヘルメットの一種であるが、頭部への衝撃からの保護機能に加え 難燃性であることが必須となる。 着用者の安全を守るためテストを重ね開発された。 人体模型に装着させ放熱実験をしたとき 内部が24度以上にならない、融解したものが溶け出さない など 2017年日本で着用されているものを基本に作られている。 部品 防火手袋 消火活動にあたる消防員の手を保護するもの。 ケブラー繊維とセラミックレザーで作られており 2017年日本で着用されているものを基本に作られている。 部品 破壊器具 とび口、斧、ハンマー、トップマンなど。 火災等の際に消火、救助に邪魔になるドアや壁など破壊する道具である。 部品 空気呼吸器 火災の煙の中や有毒ガスの発生した現場に背負っていくもの。 顔に付ける面体、ボンベからの高圧の空気を大気圧に下げる調整器、空気を高圧にして入れておくボンベなどで構成される。 空気残量が少なくなると警報で知らせてくれる。 部品 投光器 夜間や地下などの暗い現場を照らすもの。 投光器、コードリール、発電機で構成され、可搬式になっており持ち運びができる。 部品 周辺環境の確認 救出を始める前に、周辺環境を確認せねばならない。崩落や攻撃、毒性物質などについて確認し、必要に応じて安全を確保したうえで救助活動を開始する。 部品 救出準備 救出を実際に行う前に準備を行う。火災等であれば有害物質対策や熱対策が必要だし、崩落等であれば物資も必須である。安易に突入しない事。 部品 実際の救出 必ず複数名で活動し、安全に救出を行う。危険が予想される個所については勝手な判断で踏み込まず、状況確認と情報連携を密にしたうえで行うこと。 部品 救出後 要救助者は速やかに医療者に引き渡す。救出活動を行った者についても必ず事後健診を受け、健康に問題がないことを確認すること。 部品 一次救命処置の目的 一次救命処置とは 、急に倒れたり、窒息を起こした人に対して、その場に居合わせた人が、救急隊や医師に引継ぐまでの間に行う応急手当のこと。 専門的な器具や、薬品などを使う必要がないので、正しい知識と適切な処置の仕方さえ知っていれば、誰でも行うことができる。この知識技術の普及により、救命率を上げることが一次救命処置の大目的である。 部品 基本的な考え方 一次救命は救急のABCを確保する目的で作られている。 A air way(エアウェイ) 気道確保 B breathing(ブリーシング) 人工呼吸 C circulation(サーキュレーション) 心臓マッサージ等による心拍と血圧の維持 これらABCの維持は生命活動の維持に必要不可欠な最も基本的な部分であり、これらの維持を効率的に行うために一次救命処置の内容は考えられている。 部品 正しく行うために 一次救命処置を行うためには、医師もしくは看護士による講習会に参加している必要がある。講習会は医科大学や一般の診療所、中核病院や先端病院なので定期的に開催されている。 部品 周囲の観察、全身の観察 傷病者を発見した場合、まず重要なのは周囲と傷病者の観察を良く行うことだ。 周囲の状況は自身や傷病者にとって危険ではないか、傷病者自身の様子はどうかの確認を行うことが、 これから行う応急処置につながる。 部品 反応の確認 大きな声をかけ(「大丈夫ですか!」など)、肩を軽く叩いて、反応(意識)の有無を確認する。 反応がない場合や鈍い場合は、まず協力者を求め、医療機関への通報と配備がある藩国であればAEDの手配を依頼する。 協力者が見当たらない場合は救助者自身が通報を行う。 部品 呼吸の有無 傷病者が心停止を起こしているかを判断するために、まず呼吸を確認する。 胸部と腹部の動きを集中して観察する。これは10秒以内で行う。 普段通りの呼吸がない場合、または介助者が呼吸しているか自信が持てない場合はただちに胸骨圧迫を開始する。 部品 気道確保 傷病者の呼吸の有無にかかわらず、気道の確保を行う。 一方の手を傷病者の額に、他方の手を下顎の先に当てて、下顎ごと頭部を引き上げるようにして、頭部を後方に傾ける。(頭部を後屈させ、顎先を挙上) この際頚椎、平たくいうと首あたりを痛めていることが疑われる場合は特に注意して静かに行わなければならない。 部品 胸骨圧迫 心臓が痙攣したり停止したりして血液を送り出せない場合に、介助者が心臓のポンプ機能を代行するための行為。 以下のような手順で行う。 ・硬い床に上向きで要救助者寝かせる。 ・救助者は傷病者の片側、胸のあたりに両膝をつき、傷病者の胸骨の下半分に片方の手の手掌基部を置き、 その上にもう一方の手をかさねる。 ・両肘をきちんと伸ばし、垂直に体重をかけて胸骨を押し下げる。両肩と手掌基部で三角形が形成されるようにしっかり肩を固める。イメージとしては肩で腕を固定し、肘関節を固めて力を完全に伝達する。 目安として胸骨を5cmは押し下げるようにする。 ・手は胸骨から話さず、元の高さまで緩めて戻しては、圧迫を繰り返す。 ・一分間あたり100-120回のテンポで行う。1セット30回 部品 人工呼吸 気道を確保した上で行う。 傷病者の鼻をつまみ、自分の口を大きくあけて、傷病者の口を覆う。 逆流物による感染汚染防止のため、感染防止マスクを持っていた場合はそれを使うべきである。 一秒かけて傷病者の胸が上がるのを認識できる程度に吹き込みを行い、換気して再度呼気を吹き込む。 2回で1セットで、胸骨圧迫1セットごとに行う。 注意点として以下がある ・介助者が一人しかおらず、同時に素早く行う余裕がない場合、無理に人工呼吸は行わず、胸骨圧迫を最優先する。 ・人工呼吸が不要ということではない。同時に行える場合は行ったほうが救命率がいい。 部品 AEDの装着判断 救急救命のうち、心室細動による突然死は多くの割合をしめる。この場合早期の除細動(けいれんを止めること)が救命の鍵となる。AEDとは電源を入れ、音声メッセージに従うことにより、除細動の要否を音声で知らせ、必要な場合には電気ショックにより除細動を行うことができる機器である。周辺にAEDがある場合はこれを利用することは救命率を上げる上で重要である。 部品 回復体位をとらせる いずれかの段階で自発的呼吸と拍動が戻った場合、傷病者を回復体位にして、様子を見守る。 回復体位は、救急医療などの現場に於いて失神している・または「意識がもうろうとしている」など意識障害のある要救護者の生命の安全を図るためのもので、急な様態の変化などが起こっても大事に至らないよう配慮された姿勢である。 姿勢としては横向け寝である。横向け寝一般と異なる点として、頭をやや後ろに反らせて、できるだけ気道を広げた状態に保つ。また無意識に寝返りしたり痙攣して仰向けやうつ伏せになったりしないよう、膝は軽く曲げ、腕は下側の腕は体前方に投げ出し、上側の腕でつっかえ棒をする要領で横向け寝状態を支えるようにする。 部品 一次救命処置の流用実績 以下の藩国様、PCに流用していただきました。根拠:http //nekowasa.at.webry.info/201708/article_22.html (申請順)(敬称略) 高梨ひひひ@FEG:救助活動アイドレスに流用:https //www29.atwiki.jp/feg2/pages/644.html 劔城 藍@海法よけ藩国:劔城 藍 刻生・F・悠也@フィーブル藩国:刻生・F・悠也 阪明日見@akiharu国:阪明日見 部品 一次救命技術講習会の受講 フィーブル藩国内にある国境なき医師団の派出所にて講習会を受け、正しい知識と技術を身に付けた。実践と復習を繰り返すことで使いこなせるようにした。 部品 通報 救助活動を開始する前に、必ずしかるべき機関(医療機関、消防、警察等)に通報を行う。救助してもその後の対応ができないのでは本末転倒だ。 部品 複数人での対応 救助活動については、必ず複数人で対応を行うこと。するべきことは多岐に渡るし、何かあった場合に連絡を取る者も必要である。特に救助者の安全も確保しなければならないため、基本的に一人で活動してはならない、 部品 周囲への協力依頼 救助活動においては周囲の人員への協力依頼を忘れてはならない。通報やちょっとした措置等、素人でもできることは多い。 なお、依頼する際には「誰か助けて」ではなく「そこの方、○○をしてください」という風に具体的な指定を行うこと。 部品 火災の鎮圧 火災通報を受け、火災現場へおもむき消火活動にあたる。 消防署と消防士のもっとも知られている任務の一つだろう。 部品 火災の調査 火災現場の調査を通して、出火元の特定、出火原因の調査などを行う。 事件性のあるものであれば警察と連携して調査となる。 部品 出火場所の広報 消防車のサイレン音を聞いた人からの問い合わせが多くなると業務に支障をきたす 現在どこが危険区域になっているのか広報を行い、避難誘導や消防車のための交通誘導などを行いやすくする。 部品 救急患者の搬送 救急隊が配備されており、消防員の中から救急課程研修を受け、救急隊員の資格を持った隊長・隊員と機関員の3名で一隊が構成される。 傷病者を病院まで緊急搬送する役割。 部品 火災の予防 火災を起さないよう予防につとめるのも消防署の活動の一つである。 燃料を扱う危険物施設への立ち入り検査、防火対象物の検査などを通して火災の予防を行う。 部品 概要(消防車) 消防車は、火災その他災害に際してその鎮圧や防御を行う際に使用される特殊な装備を持つ自動車。 赤色で着色されている。特殊用途車両。さまざまな種類があり用途によって使い分けられる。 部品 化学車(消防車) 危険物火災に対応することを目的とした車両の分類。 特殊災害対策車(赤外線ガス分析装置搭載)や排煙高発泡車(建物内や階段室に流入する煙の排出や、窒息消火用の泡を大量に発泡する)もここにあたる。 部品 はしご車 主に高所での消防活動を容易にするために製作された車両。 火災時など、ビルの高層階に取り残された人の救出や高所からの放水活動及び警戒活動を行う。 部品 空中作業車 3連伸縮の塔の先端に一節のブームを取り付け、さらにその先端に3名搭乗可能なバスケットを装備した車両。 中層階の人命救助やバスケットからの消火活動を行うだけでなく、マイナス方向への伸長及び屈折により、河川、運河等の低所での人命救助を行うことができる。 部品 屈折放水塔車 屈折放水塔車は、最大地上高22.0mの二節ブーム式屈折放水塔を装備した車両。 高所火災、危険物火災など消防士が容易に近付けない現場において、高所から効果的に注水及び泡放射を行う。 部品 ポンプ車 消防活動の主力となるのがポンプ車。 防火水槽より水をくみ上げて使用するもの、車体自体に水槽を搭載したもの、はしごを装備したものなどがある。 部品 救助車 ウインチ装置、昇降式照明装置、発電装置等を装備し、各種救助資器材を積載。 現場に運び消防士の手助けをするための車両。 部品 救出救助車 震災や水災等の自然災害発生時の消防部隊の投入及び活動資器材の輸送、消防隊が容易に近づけない浸水地等での要救助者の救出などを目的とした車両。 部品 指揮隊車(消防車) 各種の災害現場において指揮拠点として運用することを目的とした車両。 9人乗りワンボックス型の車両をベースに、無線機架台、指揮台等を装備している。 部品 水槽車 大型トラックシャシをベースに、ステンレス製水槽、可搬式動力ポンプ及び放水銃を装備した車両。 近くに消火栓等のない、山間部や高速道路上での火災や、震災時等に消火用水の搬送などに使用する。 部品 指揮統制車(消防車) 指揮統制車は各種災害現時の活動支援及び指揮本部運用、あるいは広域的な災害派遣車として活用するための車両。 部品 照明電源車 照明電源車は、発電設備をそなえ 夜間の消防活動において災害現場の照明作業を行うとともに 電力を必要とする消防機器や緊急に電力供給を必要とする施設等に給電できる車両である。 部品 補給車(消防車) 消防活動が長時間に及ぶ場合、災害現場において水分補給・給食等ができる機能を備えた車両。 給食等を調理するための給湯設備、流し台、発電装置、テント装置等を装備。 部品 重機搬送車 重機を積み降ろすための車体昇降装置を備えた車両。 専用の積載枠を設け、重機とともにアタッチメントも搬送し、活動状況に応じて交換することができる。 部品 工作車(消防車) クレーン装置、レッカー装置及びウィンチを装備しており 各種災害において、重量物の除去作業及び走行不能となった車両などの救援活動に活用する車両。 部品 資材搬送車(消防車) 各種災害に対し大量の消防資器材を搬送することを目的とした車両。 コンテナ着脱装置を装備し、出場時に災害の態様に応じたコンテナを選択して積載することができる。 部品 クレーン車(消防車) 震災時における救助活動や各種災害現場で使用する車両。 クレーン機能により障害となっているものを撤去したりなどさまざまな用途で使用される。 部品 災害対応多目的車 災害現場への消防隊員の輸送、多数傷病者発生現場などにおいて、比較的程度の軽い傷病者等を病院へ搬送するなど 主に人員の輸送に特化した多目的車両である。 部品 火災調査車 火災が発生した原因を現地で調査するための車両。 調査に必要な資器材、電源取得のための発動発電機、空気動力式工具を使用するたのエアーコンプレッサーを積載 また、車内で資料分析や事務作業を行なうことができる。 部品 通信工作車(消防車) 通信支援に必要な資器材、発動発電機、昇降式アンテナ柱等を積載しており 災害時の通信支援等を行うことを目的としている。 部品 整備工作車(消防車) 電源取得のための発動発電機、空気動力式工具を使用するためにエアーコンプレッサー及び作業台を装備し、 ガス溶断器、卓上グラインダー、ガレージジャッキ等の各種資器材を積載 災害現場等における消防車両及び救助資器材等の整備及び各署巡回指導を目的としている。 部品 概要(救急車) 救急車とは傷病者を病院などの医療施設まで迅速かつ安全に搬送するための車両である。 白いボディに赤いライトで構成され、救急搬送の器具が装備されている。 サイレンを鳴らし、アナウンスで緊急搬送を広報する。 この場合通常車両は救急車に道を譲らなければならない。 部品 バッグマスク 自動膨張式バッグとマスクより構成される、自発呼吸が弱い傷病者や心肺蘇生における人工呼吸に用いる。 感染等の恐れがあり口対口の人工呼吸が行えない場合にも有効。 部品 携帯血圧計 血圧計とは血管内の血液の圧力を測り、循環の状態を的確に把握するための器具。 それを携帯できるように小型化したものである。 部品 喉頭境 喉頭、咽頭部を喉頭展開により確認し、吐物や異物の吸引、除去に用いる。 鉗子もセットになっており、異物があればこれを除去する。 部品 パルスオキシメーター 検知器を指先や耳などに付けて、脈拍数と経皮的動脈血酸素飽和度をリアルタイムでモニターするための医療機器。 部品 コンビチューブ 人工呼吸が必要な傷病者の空気の通り道を切開せずに確保するために用いる。 天然ゴムで作られており救急救命士が扱うことができる。 部品 その他セット(観察バッグ) ガーゼや消毒液、包帯などの外傷の簡単な応急手当用品。 輸液セット(輸液を行うためのチューブなどの道具一式)、ライトなどが入っている。 部品 自動式人工呼吸器(携帯用) 呼吸機能に異常があり酸素を必要とする傷病者に適切な酸素吸入を行わせるための器具。 酸素ボンベと酸素マスクからなり。酸素分圧を適切に調節し送り込む。 持ち運び用に小型化されているので救急車に運び込むまでの応急手当用。 部品 気管挿管セット 心肺停止状態の傷病者の気管内に直接チューブを入れ、肺に充分な酸素を送るための器具一式。 救急救命士が行える処置となる。 部品 気道確保セット 心肺停止状態の傷病者の食道に特殊なチューブを入れ、肺に充分な酸素を送るための器具一式。 救急救命士の行える処置となる。気管挿管セットとの違いはこちらは気管に直接チューブを入れない点である。 部品 除細動機能 AEDというと止まった心臓を動かすというイメージが強いが、実際はやや異なる。 除細動の名前の通り、心筋がバラバラに興奮して正しく心臓が拍動していないのを、一度電気ショックでリセットをかけ、正しいリズムでの拍動を再開させるのだ。これが除細動機能である。 部品 簡便な操作性 AEDは玄霧藩性のAEDベルトも含めて、フタを開くだけで電源が入る。 各部にイラストで次に何をすべきか説明書きがかかれており、医療人以外でもパニックにならずに使用することができる。 部品 使用の可否を自動で診断してくれる 一般人から見た場合、その人へAEDを使用すべきかは判断が難しい。 そもそも人が倒れている状態はパニックに陥りやすい。 しかしAEDには除細動パッドを貼り付けると、自動で心電図を測定し、除細動が必要かを診断してくれる機能がある。 これにより危険な医療過誤を未然に防ぐことができる。 部品 注意喚起の音声ガイド AEDは操作が簡便なだけでなく、音声ガイドによるアナウンスもされる。 これは操作方法を伝えてくれるだけでなく、除細動時の感電を避けるためへ周囲への注意喚起を行う役割も兼ねている。 部品 ストレッチャー 傷病者を乗せて現場から医療機関の処置室まで搬送するのに使用する器具。 バックボード(傷病者の全身をベルトで固定し搬送する資器材) スクープストレッチャー(傷病者をそのままの状態で両側からはさみ込み、すくい上げて搬送する)などもふくまれる。 部品 陰圧式固定具 骨折や捻挫をした所を固定する資器材。 ビーズの入ったマットを、患部に当てポンプで空気を抜くことでビプスのように固くなる。 部品 自動式人工呼吸器(車両用) 呼吸が止まっていたり、呼吸が弱い傷病者に自動的に酸素を送り込む資器材。 携帯用より安定して酸素を供給することが出来、搬送中に使用する。 部品 生体情報モニター バイタルサインをモニタリングする装置。 心電図・心拍数、血圧、体温といったバイタルサインをモニタリングし、患者の状態が異常になったときにはアラーム音などで知らせる。 インポート用定義データ [ { "title" "玄霧藩国の消防署", "part_type" "group", "children" [ { "title" "玄霧藩国の消防署の一般性能", "description" "火災を始めとする災害に対応する施設。\n人口密度や精霊が住んでいるかどうか、森の延焼の可能性など、地区ごとの火事が起きた際の総合的な危険性を考慮して配置されている。\nまた、その重要性から低物理域である玄霧藩国内で電気および機械、車両の使用を許された施設および職業の一つでもある。\nなお、精霊の住む森については、火災発生時およびその連携体制の確認時のみ、機械装備を保有しての立ち入りが認められるという約定が結ばれている。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "id" 81868, "title" "消防署(共和国版)", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-27 12 10 39.919567", "updated_at" "2017-08-27 12 10 39.919567", "children" [ { "id" 80092, "title" "消防士/共共", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-27 02 38 29.665951", "updated_at" "2017-08-27 02 38 45.820877", "children" [ { "id" 80093, "title" "災害と対峙する者", "description" "消防士は主に火災の発生の予防、警戒および沈静化させる業務に従事する。また、火災だけに限らず地震や津波、台風といった災害に対する救助や救急、防災の役目も担っている。\n火災が発生しないよう建築物の管理者への指導を行ったり、消防用水の整備・管理なども行う。実際に火災が発生した場合は現場にて鎮火や救助を行う。\nまた、平時においてはこれらの業務を円滑に行うための訓練や学習を行うことも多い。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 02 38 29.670939", "updated_at" "2017-08-27 02 38 29.670939", "children" [], "character" { "id" 1981, "name" 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"description" "職務にあたって守るべきとされたルールを正しく守ろうという考え方。新米でもベテランでも、ルールを守る事は共通の基本。雇用条件や生活に対する満足度、所属組織への信頼度が高ければ高いほど遵守率が上がり、低ければ下がるが、満足度が低い場合はまず雇用環境の改善を上層部に求める事が認められている。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-26 12 19 08.786358", "updated_at" "2017-08-26 12 19 08.786358", "children" [], "character" { "id" 1981, "name" "共和国藩王会議" } }, { "id" 76867, "title" "法令の遵守", "description" "職務より上位のルールである国の法令を守ろうという考え方。職場で法令に反する作業指示が出た場合などに、これに異議を唱えたり外部に報告するかどうかを判断する心でもある。藩国への満足度、治安状態の良さなどによって遵守率が変動する。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-26 12 19 08.814237", "updated_at" "2017-08-26 12 19 08.814237", "children" [], "character" { "id" 1981, "name" "共和国藩王会議" } } ], "character" { "id" 1981, "name" "共和国藩王会議" }, "expanded" true }, { "id" 74878, "title" "公務員の義務", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-26 01 49 42.469468", "updated_at" "2017-08-26 01 49 42.469468", "children" [ { "id" 74879, "title" "全体の奉仕者", "description" "公務員は帝國または共和国、もしくはそれらに所属する藩国全体の奉仕者であり、一部の奉仕者ではない。\nこのため、公務員は国民全体の奉仕者として、公共の利益のために勤務し、かつ、職務の遂行にあたっては、全力を上げてこれを遂行しなければならない。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-26 01 49 42.471357", "updated_at" "2017-08-26 01 49 42.471357", "children" [], "character" { "id" 1981, "name" "共和国藩王会議" } }, { "id" 74880, "title" "法令及び上司の命令に従う義務", "description" "職員は、その職務を遂行するについて、法令に従い、且つ、上司の職務上の命令に忠実に従わなければならない。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-26 01 49 42.490666", "updated_at" "2017-08-26 01 49 42.490666", "children" [], "character" { "id" 1981, "name" "共和国藩王会議" } }, { "id" 74881, "title" "争議行為等の禁止", "description" "職員は、政府が代表する使用者としての公衆に対して同盟罷業、怠業その他の争議行為をなし、又は政府の活動能率を低下させる怠業的行為をしてはならない。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-26 01 49 42.508568", "updated_at" "2017-08-26 01 49 42.508568", "children" [], "character" { "id" 1981, "name" "共和国藩王会議" } }, { "id" 74882, "title" "守秘義務", "description" "行政は国民に対して公開で行われることが原則であるが、軍事情報等、国民全体の利益のために秘密にしなければならない情報も存在する。\nこのため職員は、そうした職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。これは、その職を退いた後といえども同様とする。\n", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-26 01 49 42.524898", "updated_at" "2017-08-26 01 49 42.524898", "children" [], "character" { "id" 1981, "name" "共和国藩王会議" } }, { "id" 74883, "title" "企業からの隔離", "description" "職員は、国民全体に奉仕しなければならず、一部に奉仕することがあってはならない。\nこのため、営利企業やその他の団体の役員等の職を兼業したり、または自ら営利企業を営んではならない。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-26 01 49 42.541339", "updated_at" "2017-08-26 01 49 42.541339", "children" [], "character" { "id" 1981, "name" "共和国藩王会議" } }, { "id" 74884, "title" "信用失墜行為の禁止", "description" "職員は、その官職の信用を傷つけ、又は官職全体の不名誉となるような行為をしてはならない。\nこれは、公務中だけでなく、公私両面において禁止される。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-26 01 49 42.55837", "updated_at" "2017-08-26 01 49 42.55837", "children" [], "character" { "id" 1981, "name" "共和国藩王会議" } }, { "id" 74885, "title" "政治的行為の制限", "description" "公務員は、全体の奉仕者として国民全体に対して奉仕しなければならない。\nこのため公務員は、帝國または共和国、もしくは藩国で許可したもの以外の政治的行為をしてはならない。\n", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-26 01 49 42.575468", "updated_at" "2017-08-26 01 49 42.575468", "children" [], "character" { "id" 1981, "name" "共和国藩王会議" } } ], "character" { "id" 1981, "name" "共和国藩王会議" }, "expanded" true } ], "character" { "id" 1981, "name" "共和国藩王会議" }, "expanded" false }, { "id" 81869, "title" "消防士の装備", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-27 12 10 40.058326", "updated_at" "2017-08-27 12 10 40.058326", "children" [ { "id" 81870, "title" "防火衣", "description" "消防隊が火災に着用する服。\n防火耐熱に優れたアラミド繊維で作られる。火災の熱や炎から隊員の安全を確保するもの。\n長靴の底には釘などを踏み抜かないように鉄板が入っている。\n2017年日本で着用されているものを基本に作られている。\n", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 12 10 40.060005", "updated_at" "2017-08-27 12 10 40.060005", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 81871, "title" "防火帽", "description" "ヘルメットの一種であるが、頭部への衝撃からの保護機能に加え\n難燃性であることが必須となる。\n着用者の安全を守るためテストを重ね開発された。\n人体模型に装着させ放熱実験をしたとき\n内部が24度以上にならない、融解したものが溶け出さない など\n2017年日本で着用されているものを基本に作られている。\n", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 12 10 40.082914", "updated_at" "2017-08-27 12 10 40.082914", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 81872, "title" "防火手袋", "description" "消火活動にあたる消防員の手を保護するもの。\nケブラー繊維とセラミックレザーで作られており\n2017年日本で着用されているものを基本に作られている。\n", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 12 10 40.104881", "updated_at" "2017-08-27 12 10 40.104881", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 81873, "title" "破壊器具", "description" "とび口、斧、ハンマー、トップマンなど。\n火災等の際に消火、救助に邪魔になるドアや壁など破壊する道具である。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 12 10 40.125882", "updated_at" "2017-08-27 12 10 40.125882", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 81874, "title" "空気呼吸器", "description" "火災の煙の中や有毒ガスの発生した現場に背負っていくもの。\n顔に付ける面体、ボンベからの高圧の空気を大気圧に下げる調整器、空気を高圧にして入れておくボンベなどで構成される。\n空気残量が少なくなると警報で知らせてくれる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 12 10 40.148775", "updated_at" "2017-08-27 12 10 40.148775", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 81875, "title" "投光器", "description" "夜間や地下などの暗い現場を照らすもの。\n投光器、コードリール、発電機で構成され、可搬式になっており持ち運びができる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 12 10 40.170957", "updated_at" "2017-08-27 12 10 40.170957", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } } ], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" }, "expanded" false }, { "id" 81876, "title" "活動内容(消防署)", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-27 12 10 40.218049", "updated_at" "2017-08-27 12 10 40.218049", "children" [ { "id" 46353, "title" "救助活動", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-23 11 55 35.956249", "updated_at" "2017-08-23 11 55 35.956249", "children" [ { "id" 46354, "title" "救出", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-23 11 55 35.96128", "updated_at" "2017-08-23 11 55 35.96128", "children" [ { "id" 46355, "title" "周辺環境の確認", "description" "救出を始める前に、周辺環境を確認せねばならない。崩落や攻撃、毒性物質などについて確認し、必要に応じて安全を確保したうえで救助活動を開始する。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-23 11 55 35.962656", "updated_at" "2017-08-23 11 55 35.962656", "children" [], "character" { "id" 424, "name" "高梨ひひひ" } }, { "id" 46356, "title" "救出準備", "description" "救出を実際に行う前に準備を行う。火災等であれば有害物質対策や熱対策が必要だし、崩落等であれば物資も必須である。安易に突入しない事。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-23 11 55 35.979936", "updated_at" "2017-08-23 11 55 35.979936", "children" [], "character" { "id" 424, "name" "高梨ひひひ" } }, { "id" 46357, "title" "実際の救出", "description" "必ず複数名で活動し、安全に救出を行う。危険が予想される個所については勝手な判断で踏み込まず、状況確認と情報連携を密にしたうえで行うこと。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-23 11 55 35.994386", "updated_at" "2017-08-23 11 55 35.994386", "children" [], "character" { "id" 424, "name" "高梨ひひひ" } }, { "id" 46358, "title" "救出後", "description" "要救助者は速やかに医療者に引き渡す。救出活動を行った者についても必ず事後健診を受け、健康に問題がないことを確認すること。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-23 11 55 36.009804", "updated_at" "2017-08-23 11 55 36.009804", "children" [], "character" { "id" 424, "name" "高梨ひひひ" } } ], "character" { "id" 424, "name" "高梨ひひひ" }, "expanded" true }, { "id" 11821, "title" "一次救命処置(技術)", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-21 03 21 36.314354", "updated_at" "2017-08-21 03 21 36.314354", "children" [ { "id" 11822, "title" "一次救命処置の目的", "description" "一次救命処置とは 、急に倒れたり、窒息を起こした人に対して、その場に居合わせた人が、救急隊や医師に引継ぐまでの間に行う応急手当のこと。\n専門的な器具や、薬品などを使う必要がないので、正しい知識と適切な処置の仕方さえ知っていれば、誰でも行うことができる。この知識技術の普及により、救命率を上げることが一次救命処置の大目的である。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-21 03 21 36.318336", "updated_at" "2017-08-24 12 24 16.518171", "children" [], "character" { "id" 762, "name" "猫野和錆" } }, { "id" 11823, "title" "基本的な考え方", "description" "一次救命は救急のABCを確保する目的で作られている。\n A air way(エアウェイ) 気道確保\n B breathing(ブリーシング) 人工呼吸\n C circulation(サーキュレーション) 心臓マッサージ等による心拍と血圧の維持\nこれらABCの維持は生命活動の維持に必要不可欠な最も基本的な部分であり、これらの維持を効率的に行うために一次救命処置の内容は考えられている。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-21 03 21 36.334406", "updated_at" "2017-08-21 03 21 36.334406", "children" [], "character" { "id" 762, "name" "猫野和錆" } }, { "id" 11824, "title" "正しく行うために", "description" "一次救命処置を行うためには、医師もしくは看護士による講習会に参加している必要がある。講習会は医科大学や一般の診療所、中核病院や先端病院なので定期的に開催されている。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-21 03 21 36.344742", "updated_at" "2017-08-21 03 21 36.344742", "children" [], "character" { "id" 762, "name" "猫野和錆" } }, { "id" 11825, "title" "具体的な内容", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-21 03 21 36.356579", "updated_at" "2017-08-21 03 21 36.356579", "children" [ { "id" 11826, "title" "周囲の観察、全身の観察", "description" "傷病者を発見した場合、まず重要なのは周囲と傷病者の観察を良く行うことだ。\n周囲の状況は自身や傷病者にとって危険ではないか、傷病者自身の様子はどうかの確認を行うことが、\nこれから行う応急処置につながる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-21 03 21 36.359313", "updated_at" "2017-08-21 03 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"children" [], "character" { "id" 762, "name" "猫野和錆" } } ], "character" { "id" 762, "name" "猫野和錆" }, "expanded" true }, { "id" 11834, "title" "一次救命処置の流用実績", "description" "以下の藩国様、PCに流用していただきました。根拠:http //nekowasa.at.webry.info/201708/article_22.html\n\n(申請順)(敬称略)\n高梨ひひひ@FEG:救助活動アイドレスに流用:https //www29.atwiki.jp/feg2/pages/644.html\n劔城 藍@海法よけ藩国:劔城 藍\n刻生・F・悠也@フィーブル藩国:刻生・F・悠也\n阪明日見@akiharu国:阪明日見\n", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-21 03 21 36.464172", "updated_at" "2017-08-22 10 56 52.370425", "children" [], "character" { "id" 762, "name" "猫野和錆" } }, { "id" 73703, "title" "一次救命技術講習会の受講", "description" "フィーブル藩国内にある国境なき医師団の派出所にて講習会を受け、正しい知識と技術を身に付けた。実践と復習を繰り返すことで使いこなせるようにした。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-25 13 29 27.422153", "updated_at" "2017-08-25 13 29 27.422153", "children" [], "character" { "id" 762, "name" "猫野和錆" } } ], "character" { "id" 762, "name" "猫野和錆" }, "expanded" true }, { "id" 46359, "title" "救助時の連携", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-23 11 55 36.11111", "updated_at" "2017-08-23 11 55 36.11111", "children" [ { "id" 46360, "title" "通報", "description" "救助活動を開始する前に、必ずしかるべき機関(医療機関、消防、警察等)に通報を行う。救助してもその後の対応ができないのでは本末転倒だ。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-23 11 55 36.112197", "updated_at" "2017-08-23 11 55 36.112197", "children" [], "character" { "id" 424, "name" "高梨ひひひ" } }, { "id" 46361, "title" "複数人での対応", "description" "救助活動については、必ず複数人で対応を行うこと。するべきことは多岐に渡るし、何かあった場合に連絡を取る者も必要である。特に救助者の安全も確保しなければならないため、基本的に一人で活動してはならない、", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-23 11 55 36.12646", "updated_at" "2017-08-23 11 55 36.12646", "children" [], "character" { "id" 424, "name" "高梨ひひひ" } }, { "id" 46362, "title" "周囲への協力依頼", "description" "救助活動においては周囲の人員への協力依頼を忘れてはならない。通報やちょっとした措置等、素人でもできることは多い。\nなお、依頼する際には「誰か助けて」ではなく「そこの方、○○をしてください」という風に具体的な指定を行うこと。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-23 11 55 36.139867", "updated_at" "2017-08-23 11 55 36.139867", "children" [], "character" { "id" 424, 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"火災を起さないよう予防につとめるのも消防署の活動の一つである。\n燃料を扱う危険物施設への立ち入り検査、防火対象物の検査などを通して火災の予防を行う。\n", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 12 10 40.508121", "updated_at" "2017-08-27 12 10 40.508121", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } } ], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" }, "expanded" false } ], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" }, "expanded" false }, { "id" 81885, "title" "消防車", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-27 12 10 40.564758", "updated_at" "2017-08-27 12 10 40.564758", "children" [ { "id" 82946, "title" "概要(消防車)", "description" "消防車は、火災その他災害に際してその鎮圧や防御を行う際に使用される特殊な装備を持つ自動車。\n赤色で着色されている。特殊用途車両。さまざまな種類があり用途によって使い分けられる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 13 20 16.876238", "updated_at" "2017-08-27 14 17 06.154892", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 82947, "title" "消防車の分類と装備", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-27 13 20 17.054857", "updated_at" "2017-08-27 14 43 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"description" "屈折放水塔車は、最大地上高22.0mの二節ブーム式屈折放水塔を装備した車両。\n高所火災、危険物火災など消防士が容易に近付けない現場において、高所から効果的に注水及び泡放射を行う。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 13 20 17.288597", "updated_at" "2017-08-27 13 20 17.288597", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 82952, "title" "ポンプ車", "description" "消防活動の主力となるのがポンプ車。\n防火水槽より水をくみ上げて使用するもの、車体自体に水槽を搭載したもの、はしごを装備したものなどがある。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 13 20 17.353918", "updated_at" "2017-08-27 13 20 17.353918", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 83564, "title" "救助車", "description" "ウインチ装置、昇降式照明装置、発電装置等を装備し、各種救助資器材を積載。\n現場に運び消防士の手助けをするための車両。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 14 17 06.192943", "updated_at" "2017-08-27 14 17 06.192943", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 83565, "title" "救出救助車", "description" "震災や水災等の自然災害発生時の消防部隊の投入及び活動資器材の輸送、消防隊が容易に近づけない浸水地等での要救助者の救出などを目的とした車両。\n", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 14 17 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"part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 14 17 06.320754", "updated_at" "2017-08-27 14 17 06.320754", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 83570, "title" "照明電源車", "description" "照明電源車は、発電設備をそなえ\n夜間の消防活動において災害現場の照明作業を行うとともに\n電力を必要とする消防機器や緊急に電力供給を必要とする施設等に給電できる車両である。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 14 17 06.341519", "updated_at" "2017-08-27 14 17 06.341519", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 83571, "title" "補給車(消防車)", "description" "消防活動が長時間に及ぶ場合、災害現場において水分補給・給食等ができる機能を備えた車両。\n給食等を調理するための給湯設備、流し台、発電装置、テント装置等を装備。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 14 17 06.36228", "updated_at" "2017-08-27 14 17 06.36228", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 83572, "title" "重機搬送車", "description" "重機を積み降ろすための車体昇降装置を備えた車両。\n専用の積載枠を設け、重機とともにアタッチメントも搬送し、活動状況に応じて交換することができる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 14 17 06.382047", "updated_at" "2017-08-27 14 17 06.382047", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 83573, "title" "工作車(消防車)", "description" "クレーン装置、レッカー装置及びウィンチを装備しており\n各種災害において、重量物の除去作業及び走行不能となった車両などの救援活動に活用する車両。\n", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 14 17 06.402283", "updated_at" "2017-08-27 14 43 50.619843", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 83574, "title" "資材搬送車(消防車)", "description" "各種災害に対し大量の消防資器材を搬送することを目的とした車両。\nコンテナ着脱装置を装備し、出場時に災害の態様に応じたコンテナを選択して積載することができる。 ", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 14 17 06.421855", "updated_at" "2017-08-27 14 17 06.421855", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 83575, "title" "クレーン車(消防車)", "description" "震災時における救助活動や各種災害現場で使用する車両。\nクレーン機能により障害となっているものを撤去したりなどさまざまな用途で使用される。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 14 17 06.441729", "updated_at" "2017-08-27 14 43 51.228322", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 83889, "title" "災害対応多目的車", "description" "災害現場への消防隊員の輸送、多数傷病者発生現場などにおいて、比較的程度の軽い傷病者等を病院へ搬送するなど\n主に人員の輸送に特化した多目的車両である。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 14 43 51.24001", "updated_at" "2017-08-27 14 43 51.24001", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 83890, "title" "火災調査車", "description" "火災が発生した原因を現地で調査するための車両。\n調査に必要な資器材、電源取得のための発動発電機、空気動力式工具を使用するたのエアーコンプレッサーを積載\nまた、車内で資料分析や事務作業を行なうことができる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 14 43 51.314501", "updated_at" "2017-08-27 14 43 51.314501", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 83891, "title" "通信工作車(消防車)", "description" "通信支援に必要な資器材、発動発電機、昇降式アンテナ柱等を積載しており \n災害時の通信支援等を行うことを目的としている。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 14 43 51.366595", "updated_at" "2017-08-27 14 43 51.366595", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 83892, "title" "整備工作車(消防車)", "description" "電源取得のための発動発電機、空気動力式工具を使用するためにエアーコンプレッサー及び作業台を装備し、\nガス溶断器、卓上グラインダー、ガレージジャッキ等の各種資器材を積載\n災害現場等における消防車両及び救助資器材等の整備及び各署巡回指導を目的としている。\n", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 14 43 51.415796", "updated_at" "2017-08-27 14 43 51.415796", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } } ], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" }, "expanded" true } ], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" }, "expanded" false } ], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" }, "expanded" false }, { "id" 81887, "title" "救急車", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-27 12 10 40.605693", "updated_at" "2017-08-27 12 10 40.605693", "children" [ { "id" 81888, "title" "概要(救急車)", "description" "救急車とは傷病者を病院などの医療施設まで迅速かつ安全に搬送するための車両である。\n白いボディに赤いライトで構成され、救急搬送の器具が装備されている。\nサイレンを鳴らし、アナウンスで緊急搬送を広報する。\nこの場合通常車両は救急車に道を譲らなければならない。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 12 10 40.606735", "updated_at" "2017-08-27 12 10 40.606735", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 81889, "title" "救急車の装備", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-27 12 10 40.628965", "updated_at" "2017-08-27 12 10 40.628965", "children" [ { "id" 81890, "title" "観察バッグ", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-27 12 10 40.630748", "updated_at" "2017-08-27 12 10 40.630748", "children" [ { "id" 81891, "title" "バッグマスク", "description" "自動膨張式バッグとマスクより構成される、自発呼吸が弱い傷病者や心肺蘇生における人工呼吸に用いる。\n感染等の恐れがあり口対口の人工呼吸が行えない場合にも有効。 ", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 12 10 40.631611", "updated_at" "2017-08-27 12 10 40.631611", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 81892, "title" "携帯血圧計", "description" "血圧計とは血管内の血液の圧力を測り、循環の状態を的確に把握するための器具。\nそれを携帯できるように小型化したものである。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 12 10 40.650204", "updated_at" "2017-08-27 12 10 40.650204", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 81893, "title" "喉頭境", "description" "喉頭、咽頭部を喉頭展開により確認し、吐物や異物の吸引、除去に用いる。\n鉗子もセットになっており、異物があればこれを除去する。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 12 10 40.671591", "updated_at" "2017-08-27 12 10 40.671591", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 81894, "title" "パルスオキシメーター", "description" "検知器を指先や耳などに付けて、脈拍数と経皮的動脈血酸素飽和度をリアルタイムでモニターするための医療機器。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 12 10 40.692262", "updated_at" "2017-08-27 12 10 40.692262", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 81895, "title" "コンビチューブ", "description" "人工呼吸が必要な傷病者の空気の通り道を切開せずに確保するために用いる。 \n天然ゴムで作られており救急救命士が扱うことができる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 12 10 40.712001", "updated_at" "2017-08-27 12 10 40.712001", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 81896, "title" "その他セット(観察バッグ)", "description" "ガーゼや消毒液、包帯などの外傷の簡単な応急手当用品。\n輸液セット(輸液を行うためのチューブなどの道具一式)、ライトなどが入っている。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 12 10 40.731189", "updated_at" "2017-08-27 12 10 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"心肺停止状態の傷病者の食道に特殊なチューブを入れ、肺に充分な酸素を送るための器具一式。\n救急救命士の行える処置となる。気管挿管セットとの違いはこちらは気管に直接チューブを入れない点である。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 12 31 21.409218", "updated_at" "2017-08-27 12 31 21.409218", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } } ], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" }, "expanded" true }, { "id" 12668, "title" "AED(自動体外式除細動器)", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-21 06 25 18.487831", "updated_at" "2017-08-21 06 25 18.487831", "children" [ { "id" 12669, "title" "除細動機能", "description" "AEDというと止まった心臓を動かすというイメージが強いが、実際はやや異なる。\n除細動の名前の通り、心筋がバラバラに興奮して正しく心臓が拍動していないのを、一度電気ショックでリセットをかけ、正しいリズムでの拍動を再開させるのだ。これが除細動機能である。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-21 06 25 18.491079", "updated_at" "2017-08-21 06 25 18.491079", "children" [], "character" { "id" 75, "name" "GENZ" } }, { "id" 12670, "title" "簡便な操作性", "description" "AEDは玄霧藩性のAEDベルトも含めて、フタを開くだけで電源が入る。\n各部にイラストで次に何をすべきか説明書きがかかれており、医療人以外でもパニックにならずに使用することができる。", "part_type" 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"傷病者を乗せて現場から医療機関の処置室まで搬送するのに使用する器具。\nバックボード(傷病者の全身をベルトで固定し搬送する資器材)\nスクープストレッチャー(傷病者をそのままの状態で両側からはさみ込み、すくい上げて搬送する)などもふくまれる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 12 31 21.587498", "updated_at" "2017-08-27 13 20 17.720904", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 82953, "title" "陰圧式固定具", "description" "骨折や捻挫をした所を固定する資器材。\nビーズの入ったマットを、患部に当てポンプで空気を抜くことでビプスのように固くなる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 13 20 17.728687", "updated_at" "2017-08-27 13 20 17.728687", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 82954, "title" "自動式人工呼吸器(車両用)", "description" "呼吸が止まっていたり、呼吸が弱い傷病者に自動的に酸素を送り込む資器材。\n携帯用より安定して酸素を供給することが出来、搬送中に使用する。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 13 20 17.777155", "updated_at" "2017-08-27 13 20 17.777155", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } }, { "id" 82955, "title" "生体情報モニター", "description" "バイタルサインをモニタリングする装置。\n心電図・心拍数、血圧、体温といったバイタルサインをモニタリングし、患者の状態が異常になったときにはアラーム音などで知らせる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-27 13 20 17.818733", "updated_at" "2017-08-27 13 20 17.818733", "children" [], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" } } ], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" }, "expanded" false } ], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" }, "expanded" false } ], "character" { "id" 579, "name" "久珂あゆみ" }, "expanded" true } ], "expanded" true } ]
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行動部隊 3400671:うに:96800:高位南国人+医師+医師+名医+法官:知識+1,幸運+1,移動・侵入判定+1 評価値 作戦 地形】 ≪全般≫ 部隊内回復の場合には、手足を伸ばしてリラックス出来るだけのスペースを確保する ≪戦地≫ 緊急用のテントなどの埃などが吹き込まない場所 簡易ベッド代わりの立って作業が出来る台 患者を寝かせることが出来、歩き回れるスペース 歩き回るのに問題がない地面 【装備】 ≪一般装備≫ 緊急医療用の薬品・医療機器 電気ショック、人工心肺等の蘇生用機器一式 外傷治療用の膏薬、包帯、絆創膏、添え木、縫合用具等一式 疲労回復に仕様するための膏薬や栄養剤、ホルモン剤等 メンタルコントロール用の薬草・アロマボトル等 酸素呼吸用の携帯型ボンベ 衛生殺菌された白衣や手術着 ≪対サイボーグ≫ 代替交換用臓器・部品一式 作業用工具一式 テスターなど確認用検知器一式 機能バイパス用代用部品一式 ≪生薬・薬草≫ <外傷> コバノトネリコ(アオダモ)の樹皮から抽出される成分を外傷の消毒に用いる。 包帯や湿布、止血帯には芍薬の根をすりおろして塗布する。外傷だけでなく、打ち身等にも効果的。 充血による痛みには、トウキを用いる。 夏枯草:抗炎症作用があるので外用として口内炎、結膜炎などに使われる。打撲やケガのとき生葉を揉んで患部に貼る応急処置もとれる。 車前草(オオバコ):胃腸病、高血圧、強壮などに用いる。外用としては、腫れ物の排膿のため生の葉を蒸して患部に貼る。 キラン草:生の葉を揉んででた汁を擦り傷や虫刺されに外用する。 <鎮静> 精神安定薬として、甘草の抽出物を少量与える。状況に応じ、量を精密に調整する事。 鎮静、誘眠薬として、乾燥させたナツメの仁(種の中身にあるゼリー状のもの)を湯に溶き与える。 トケイソウを煎じたものを、鎮静薬として与える。 ベラドンナ:その成分であるアトロピンは鎮痙剤として用いることが出来る。 トリカブト:子根は「附子(ブシ)」として漢方薬に使われている。附子は、鎮痛作用などの薬を作る時に使用できる。 当帰:鎮痛、抗痙攣の作用があり、抗炎症、中枢鎮静作用、抗凝血作用、血小板凝集能抑制作用など血に関わる多くの働きがある。体を温め血を増やし血行障害を取り除くため虚弱体質の病気に応用される。 センキュウをの根茎を乾燥させ、抽出したものは鎮痛、鎮静剤として効能がある。 <血、血圧関係> 血圧上昇薬としてオタネニンジン(朝鮮人参)を与え、寒冷地での血圧低下、もしくは失血による血圧低下の補助を行う。 但し、失血による血圧低下の場合、必ず輸血を併用し、患者の体力消耗を避ける。 アカヤジオウの根には補血、止血、強壮の作用がある為、輸血後の補助として少量内服させる。 蒲:止血目的でそのまま又は煎じて服用する。傷口や火傷に直接散布し収斂性止血薬としても用いる。 アザミ:動物実験で血圧降下作用が確認されている。止血に関しては新鮮なものの方が効果ある。 牡丹:牡丹皮の水煎液は血圧降下作用が認められている。 芍薬:主成分には鎮痛、鎮静、鎮痙、抗炎症、抗ストレス、血圧降下、血管拡張、平滑筋弛緩作用の効果が確認されている。 カラスウリ:根を浄血に用いる。 <保温> 低体温の患者には、肉桂(シナモン)を溶いた湯を少量ずつ与え、体温を回復させる。急激な摂取は発汗を招く為、投与量には注意を払う。 <心悸亢進> セイヨウサンザシの果実と葉は、強心作用を持つ。細かくすりおろし、少量ずつ内服させる。 ジギタリスの葉を温風で乾燥させたものから、強心剤を精製可能。効果が高い為、手術にも使用可能。投与量に注意。 ジギタリスの薬効成分である強心配糖体は、有効量と致死量が近い為、投与の際は慎重に量を調節する。 トリカブトの球根を灰汁に漬け込み、加熱処理をする事で強心薬として使用できる。 ≪漢方薬≫ 四物湯(トウキ+センキュウ+シャクヤク+熟地黄) ※熟地黄とは、ジオウを陰干したものを酒蒸しにしたもの。 増血剤として投与する。 【体術】 ≪全般≫ リーダーと補助という形の医療計画を事前に訓練してあり、通常時はこの計画および訓練に基づいて合理的に連携をとり行動する。 通常の医療においては一人で作業を行う為、日常行為として慣れている リーダーが治療を担当するとき、補助者が薬品や器具の管理と器具の消毒などの雑務と、運搬と歩兵達に負傷者の運搬を指示を行わせる。 臨時編制においてもっとも高い能力を持つ者を隊全体のリーダーとする事を決定しておき、全ての作業の進行状況や戦況についての情報がリーダーに集中する仕組みを作っておく。 リーダーは全体の作業の進行状況に柔軟に対応し、作業指示や移動指示、グループの再編成を指揮する。 話しかけたり、手を握ったりして安心させる。 咬傷は傷が深く、細菌感染の危険性が高いので気をつける。 飲食ができない場合はリンゲル液や高カロリー液などの輸液製剤を使う。 低体温症になっている可能性があるので確認を行う 低体温症の場合には、I=Dの熱などで体を温めるとともに、温熱輸液やお湯による体内洗浄等を行い暖める 感染症の危険性がなく、血液型を気にしなくてもよい人工血液を輸血に使う。 輸血用血液が不足する場合は生理食塩水などで代用する。 首に外傷のある場合は気道を確保し、なるべく板などに乗せて3人以上で輸送する。 サイボーグの場合、機能交換を行う事で治療する サイボーグ治療では生身の部分の機能保全を最優先とし、必要に応じて機械側の機能カット・バイパスを行い生命反応の維持を行う ドラッガー・ウォードレスダンサーなどの投薬用機器をもってるアイドレスはそれを使うことで高速投薬が可能なので利用する ○外傷に対して 心肺蘇生対応以外の医師にて消毒・縫合等による治療を行う また、治療に伴い機能障害・ショック症状を起こさないよう万全の注意を行う ○その他の外傷へのアプローチ 直接圧迫法による大量出血阻止を行う 緊急時の治療では十分な輸血を用意出来ない為、出血量に特に注意を行う 皮膚の浅い傷については、水道水・生理食塩水に十分に洗浄を行う。 火傷については水や氷で冷却を行う。ただし、氷を使うときは10分まで。 ねんざ・骨折などについては骨折の可能性を前提として添え木による固定を行う ○意識確認 「大丈夫ですか」「もしもし」と問いかけながら傷病者の肩を軽く叩く。 意識のある場合は呼吸を確認する。呼吸が十分なようであれば回復体位(傷病者を横向きに寝かせて下あごを前に出し、両ひじを曲げ、上側の膝を約90度曲げ、傷病者が後ろに倒れないようにする)にし、舌根沈下や吐瀉物の肺内誤嚥を防ぐ。観察は続ける。 意識の無い場合は気道を確保する。 要救助者発見後はその状態を確認し、早急に救助。正気を失っていた場合予め持たせていた鎮静剤を注射、意識を失わせてでも連行する。 ○気道確保 傷病者の脇にひざまずき、地面(床)にひじをついて傷病者の前額部から前頭部に手を当てる。もう一方の手を下あごの端に当て、持ち上げる。 ○呼吸確認 胸部が動いているかどうか 鼻や口に耳を近づけ、呼吸音が聞こえるかどうか 吐く息を顔に感じるかどうか を10秒以内に確かめる。十分な呼吸のある場合は回復体位をとらせる。無い場合は人工呼吸を行う。 2回の人工呼吸 気道を確保し、傷病者の頭部に当てている手で鼻をつまむ。大きく空気を吸い込み、空気が漏れないようにしながら2秒くらいかけて傷病者の胸が軽く膨らむ程度に息を口から吹き込む。胸部が膨らむのと沈むのを確認しながら、5秒に一回の速さで行う。10分以内の処置を目標とする。 ○循環の確認 呼吸をするか 咳をするか 動きがあるか を10秒以内に確かめる。これらが見られない場合は心停止と判断し、ただちに蘇生を行う。 ○蘇生 1.人工呼吸と心臓マッサージによる心肺蘇生 通常緊急蘇生手順による心肺蘇生を試みる 2.電気ショックを使用する 傷病者にパッドをあて、通電させる。必要があるようならば電圧を上げ繰り返す。 ○スポーツマッサージによる治療部隊へのケア 行動による疲労を回復させることで、再活動を促す。 その為にスポーツマッサージを応用したマッサージを施す。 1.軽擦法 軽く擦る 手掌、母指、二指、四指、指顆軽擦法 筋に及ぼす作用は、循環を促進し新陳代謝を盛んにする。かるくさすることにより、手の摩擦により皮膚温度をあげの血行の流れをよくします。これにより細胞の生まれかわりが活発になります。 2.強擦法 強く擦る 。按撫法ともいう。 病的滲出物を散らし吸収させる、皮膚瘢痕の硬化を柔らかくし可動性を回復させる、炎症による癒着をはがす かたくなった、筋肉・筋をさすりながら押す感じで暖めます。強引におしてはいけない。 3.揉捏法 揉む。手掌、把握、母指、二指、四指、双手揉捏法 筋の収縮力を活発にし迅速にする。筋の静脈血の流れを促進し、血管を拡張させて充血をおこさせる。筋萎縮、筋疲労の回復・予防 つかれた、筋肉をもみほぐします。つかむ、もむ、おさえるを基本とする。 4.叩打法(こうだほう) 叩く(たたく) 手掌叩打法、切打法、拍打法、手背切打法、指頭切打法、環状切打法 軽く短く行う時は神経-筋の興奮性を高め、強く長く行う時は鎮静的に働く手掌叩打法、切打法は血行を促進し神経-筋は興奮性を高める かたたたき、と同じです。軽くグーをにぎった状態か手のひらとうでたたきます。無理に強くたたくのではありません。痛みがないようにします。 5.振せん法(しんせんほう) バイブレーション(ふるわす) 手掌、指端、けん引性振せん法 神経-筋の機能亢進。リズミカルな刺激により血管を拡張し静脈血の還流を促進する。 ただバイブレーターのようにふるわすのではなく、筋肉全体をふるわします。 6.圧迫法(あっぱくほう) おす 間歇性、持続性圧迫法 機能の抑制。間歇性圧迫法は血液やリンパの流れが促進される。持続性圧迫法は神経痛やけいれんなどに鎮痛(ちんつう)・鎮けい効果がある。 ○事前に診断を行い以下の場合には行わない事 1.急性病(きゅうせいびょう) 急性熱性病、急性伝染病 2.悪性腫瘍(あくせいしゅよう) がん、肉腫(にくしゅ) 3.急性中毒 へび、昆虫毒 4.急性炎症(きゅうせいえんしょう) 腹膜炎(ふくまくえん)、虫垂炎(ちゅうすいえん) 5.出血性疾患 喀血(かっけつ)、吐血(とけつ)、脳出血直後 6.外傷、創傷部(そうしょうぶ) 骨折、脱臼直後 ○施術を待つ待つ間に患者に以下の自己ストレッチを行わせる。 筋肉を伸ばすことで、筋肉・筋の柔軟性を高めます。このことにより、血行がよくなり疲労回復を早めます。疲労の蓄積を防止します。 1.ケガの予防 2.筋や腱(けん)の柔軟性を高める。 3.関節の可動域を大きくする。 4.運動に対応できる状態(じょうたい)にする。 5.血液循環を盛んにする。 注意点 1.反動をつけずにゆっくりと 2.強い痛みを感じない範囲で最大限に (10~30秒)伸ばす 3.自然な呼吸をする 4.体が冷えているときは、体を温めから筋肉を伸ばすようにする。 5.無理な姿勢等を取らないように気をつけてさせる ○投薬による活動部隊へのケア ブドウ糖注射など即効性の高い栄養補給を行い、脳の思考能力の低下を押さえる 口を動かす事による安心する効果を与えるため、ガムやチョコレートなどを渡して食べさせリラックスさせる アドレナリンなどの薬物注射などによるコンディション調整 クエン酸入り飲料を呑ませ、疲労による蓄積した乳酸の分解を促進する 酷い場合には覚醒物質による薬物効果を与える 体が冷える事によるコンディションの悪化対策のため、暖かい飲み物などで体を温める 指の先などが冷えているようなら、マッサージして血流を戻してやる ○メンタルコントロール 患者の精神状態を対話や薬物によるコントロールを行い、ベストの状態にし、プレッシャーなどによる活動できない状況を改善する。 また、これは自分の治療における姿勢にも反映させて落ち着いた状況で治療が行えるようにする。 キーは3点。 気持ちを切り替えさせる 集中力を高めさせる 普段の訓練を思い出させる 自分の不足していると感じる要素を把握させる。たとえば あがってしまう、迷惑をかけたくない、欠点が気になる 体調や怪我が気になる、技術に自信がない あせってしまう、負けることが恐い などについて、口にださせそれを自身の経験で否定することで、プラス思考へ転換させる 1.弱点をポジティブな要素に言い換える。 私は意欲的に取り組んでいる。私は自分の考えをはっきりと、積極的にアピールできる。私はやる気満々だ。というように、常にポジティブでプラス方向な言葉に言い換える。 2.イメージさせる 反復訓練を行っていて上手くいったときのイメージを強くイメージさせる。また、これから行う行動を強くイメージさせる事で、集中力を高め、潜在意識による行動を可能なように誘導する。 3.プラスのセルフトークをさせる イメージしたプラスの内容を「ひとりごと」で繰り返させる。また、行動中にも自身に語りかけるように指示する。 不安が頭をよぎる前に「よし、いいぞ」「いまのは最高」などプラスの言葉を自分にかける。とくに戦闘中等に不安感が大きくなりやすい患者に使う。 4.プラスのアドバイス 患者への助言として声をかけるときは、「~でいこう」というような肯定的な言葉にする。 「~しちゃいけない」など否定的な発言は、逆効果になる場合があるので言葉遣いに注意する。 5.プラスの態度 ミスをしたとき悔しがるのはいいが、しょぼんとして落ち込んではいけない。 落胆は大きなマイナス、悔しさは次へのエネルギーになるからです。それに、落胆した態度は相手を勢いづかせることにもつながるので、常にプラスの態度を心がける。 6.リラックスさせる。 リラックスしてプラス思考に満ちている状態で始めて実力を思う存分に発揮できる状態にあるので、意識してリラックスさせるようにする。 普段から、息を大きく吸いながら、上半身にグッと力を入れ、しばらく筋肉の緊張を実感します。次に、息をゆっくり吐きながら、体の力を一気にぬく、筋弛緩法を反復して行いリラックス状態を記憶しておくことで、楽にリラックス状態に入れるようにする。 ○アロマなどによるメンタルコントロール 香りには精神へ作用する効果があると言われ、直接の投薬に比して反動が小さいため、 積極的に取り入れる。 覚醒効果を狙うとき バジル(めぼうき) ブラックペッパー カシア(シナモン) クローブ(ちょうじ) ジャスミン ネロリ(オレンジの花) ペパーミント ローズ イラン・イラン 落ち着けたい時 ペルガモット カモミール(かみつれ) キャラウェイ ラベンダー レモン マジョラム オレンジ サンダルウッド スペアミント SS、イラストなど 参加者RP 応援RP
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女性たち(座間味) 連載「命語い」(54) http //www.okinawatimes.co.jp/spe/syudanjiketsu/nuchigatai54.html 女性たち -上- (9月16日朝刊総合3面) 軍が擦り込む「自決」思想 「足でまとい」手榴弾渡され 日本軍が駐屯した一九四四年九月以降、徴兵で若い男性がいなくなった座間味島では、二十代の若い女性たちが、軍の経理や炊事、看護などさまざまな職務で軍属として働いた。 軍と行動を共にすることで、「敵が上陸したら自決せよ」と実際に直接に手榴弾を渡され、「集団自決(強制集団死)」の思想を強く擦り込まれた。 四五年三月。「敵が上陸した」。座間味集落の東側、日本軍の壕が集中していたタカマタの海上挺進隊第三中隊の壕に、伝令が叫びながら、飛び込んできた。 一気に緊張が高まった。爆雷を搭載したボートで米軍艦船へ体当たりすることが任務だった特幹兵が、武装準備を急いだ。いよいよ壕を出る寸前。「連れていってください」。宮里育江(82)たちが叫んだ。当時十九歳の育江は当初、軍の経理室で働いたが、この壕では看護婦の友人とともに、傷病兵の看護に当たっていた。 育江は空襲がいったん収まった二十四日夕方、母親や家族の顔を見に、座間味集落へ帰った。家族から一緒に避難しようと言われ、心が動いた。だが、軍の壕に救急袋を取りに戻ったため、結局、家族の元へ戻ることができなかった。 接収され軍の調理場となった鰹節工場で、炊事班員だった吉田春子(81)も妹と逃れて来た。斬り込みに行く特幹兵が出て行った後、壕に入ることを許され、合流した。 足が不自由な弟と壕にとどまるという母親は、「一緒に逃げられない。どこで死んでも一緒だ」と春子に逃げるよう諭した。前に弟をおぶって逃げた時も、日本軍の壕に入れてもらおうと三カ所訪ねたが返された。しかし行くあてがない春子は妹を連れ、再びタカマタの日本軍の壕にたどり着いたのだった。 特幹兵は育江に、手榴弾を手渡した。「おまえたちは軍の足でまといになる。いざとなったらこれで自決しなさい」。手榴弾の栓を抜き、たたきつけて破裂させる―使い方も教わった。傷病兵と壕に残された。 翌朝、壕の入り口から米軍の姿が見えた。出ればすぐに見つかる距離。一歩も動けず、昼の間中、ひっそり息を静めて座っていた。夕方。米兵が近づいてきた。パラパラパラ。あっと思った瞬間に、壕内へ機関銃の乱射が始まった。続いて、砲弾が打ち込まれ煙が壕内に充満した。煙を吸わないように布団をかぶり、なんとかしのいだ。=敬称略(編集委員・謝花直美) 連載「命語い」(55) http //www.okinawatimes.co.jp/spe/syudanjiketsu/nuchigatai55.html 女性たち -中- (9月20日朝刊総合3面) 「自決」用の手榴弾不発 迫る米軍 首つるも死ねず 米軍の上陸がいよいよ迫った時、日本軍の経理室にいた軍属、宮里育江(82)は本部壕へ移れるよう、日本兵に頼んだ。しかし「本部には戦隊長と慰安婦がいるから駄目だ」と言われた。 座間味島にも日本軍の慰安所が設置されていた。上州幸子(85)の看護婦だった妹は、日本軍の診療所に勤めていた。朝鮮半島から連れて来られ慰安婦とされた女性たちの手当てをしていた。女性たちのことを「話してはいけないことだ」とほとんど語らなかった。 炊事班だった吉田春子(81)は、日本兵から「兵隊たちと一緒に居たほうがいい。米軍は何をするか分からない」と注意されていた。 十代後半から二十代の女性たちには、米軍の手に落ちる恐怖を、軍が支配していた日常の中から刷り込まれた。 米軍の攻撃を受けた夜。壕の傷病兵らが「今晩、逃げないと明日はやられる」と、壕脱出を試みることになった。育江ら女性五人も、夜のうちに高月山へ移動することになった。 しかし途中夜が明けて、攻撃が激化した。谷間にいた育江らの上空を米軍の砲弾が飛び、木々も残っていない山中で身を潜めるしかなかった。そこに上ってきた防衛隊員が「敵は上陸した。どこも敵でいっぱいだ。早く逃げないと」と叫んだが、どうしようもなかった。 育江の手に、手榴弾があった。特幹兵は「いざとなったら、これで死になさい」と言い渡し、使い方を教えていた。「手榴弾で全員死のう。ツツジの花の下で死のう」。女性も防衛隊員も輪になって身を寄せた。 育江が栓を抜き、パンパンと地面でたたいた。爆発しない。防衛隊員が代わったが、やはり不発。突然、機関銃が打ち込まれた。一行は慌て、散り散りになった。 育江たちが逃げる途中、集落の様子をうかがうと、すでに破壊され尽くした後で、米軍が陣地をつくっている様子だった。 米兵が倒れた日本兵を蹴り、生死を確認をしていた。実際に見る日本兵の死。「人が死んでいる」。恐怖が込み上げ、一歩も歩けなかった。 夜が暮れて、誰からともなく「首をくくって死のう」と言い出した。暗闇を手探りし、めいめいで木に登り始めた。持っていた風呂敷をひもの代わりにし、枝に掛けた。そこに首を掛ける。ぐいっ。全身の体重が首に掛かる。あまりの痛みに耐えかねて慌てて降りた。絞めた首の痛さだけが残った。「痛いよ、痛いよ。お母さん」。皆、おいおいと泣き出した。=敬省略(編集委員・謝花直美) 連載「命語い」(56) http //www.okinawatimes.co.jp/spe/syudanjiketsu/nuchigatai56.html 女性たち -下- (9月21日朝刊総合3面) 刀で斬りかけた日本兵 住民の生死 軍が握った 「集団自決(強制集団死)」を実行できなかった宮里育江(82)たちは、タカマタの壕で看護をしていた傷病兵らと山中で出会い、共に行動する。その時、吉田春子(81)は、日本兵の命令に逆らったため、殺されかけた。 山奥に差し掛かった時、一人の日本兵が突然、春子に命令した。「おまえ、水をくんでこい。さもなければ一緒に連れていかないぞ」。薪とりや草刈りに行ったことがない集落から離れた場所。わき水の場所は分からない。戦争前でも、危険を避けるため山へは複数で入った。それなのに、戦時下で一人で行けとは…。春子はおびえて「一人では行けない」と言った。日本兵は別の女性を、無理やり一人で行かせた。 山中で妹と二人だけになるのが心細く、兵隊たちの後を追った。一人では歩けない傷病兵を見かね肩を貸した。水をくめと命令した日本兵が、春子の姿を見とがめて、軍刀を振り上げた。「ついてくるのか。斬ってやる」 「死ぬのか。妹はどうなるんだ」。春子は恐怖で心臓が止まりそうになり、わなわなと震えた。「私はどうなるんだ」。支えがないと歩けない少尉がとりなした。刀を振り上げた日本兵は、なんとか刀を下ろした。 その後、春子の命を救った少尉は、破傷風で苦しんだ末、部下に自らを銃で撃たせて「自決」した。日本軍という組織に染みわたった「玉砕」という思想を実行した。 春子の時のように、住民の生きるか、死ぬかを、戦時下で日本軍が決めることができた。その軍の大元にある「玉砕」の思想。それを住民に押し付けたのが「集団自決(強制集団死)」だった。 日本兵が整備中隊の壕方面へ行くことになり、解散することになった。女性五人は阿佐の裏手の浜に渡った。浜辺の様子をうかがっていると、ガマらしい所から、住民が出入りして炊事をしていた。女性たちと同じ座間味集落の人々が、ユヒナのガマに隠れていたのだった。「皆が生きている」。てっきり死んだと思っていた住民の姿に、女性たちは驚いた。 「生きていたのか」。人々も、女性たちの姿に驚いた。 日本兵は、かねて住民に対して、米兵は女性を強姦し殺害し、男は戦車でひき殺すと、宣伝していた。行方不明になった育江ら女性たちを心配する住民に対して、日本兵は、皆が木につるされて死んでいたと話したという。女性たちの存在が、日本軍に浸透していた「玉砕」の思想をさらに強化するために利用されていた。=敬称略(編集委員・謝花直美) 沖縄戦体験証言
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遊戲介紹 The Long Dark 是什麼遊戲 遊戲操作 版本更新內容 初學者指南 影響生存的因素 遊戲模式 WINTERMUTE 生存模式 難易度 挑戰模式 成就 成就徽章 挑戰徽章 Steam成就 攻略情報 人物資料 角色狀態 生存技能 技能書 傷病&增益 生存探索 區域 收藏品 天氣 採集 製作 料理 野生動物 物品資料 生火物品 急救 衣物 飲食 工具 材料 外部連結 The Long Dark 官方首頁 The Long Dark 官方wiki The Long Dark 日本語wiki The Long Dark Steam平台頁面 編輯練習使用頁面 整體備份用頁面 ここを編集
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行動部隊 3400678:室賀兼一:163700:高位南国人+医師+医師+名医+補給士官:器用+1,知識+1,幸運+1 評価値 作戦 地形】 ≪全般≫ 部隊内回復の場合には、手足を伸ばしてリラックス出来るだけのスペースを確保する ≪戦地≫ 緊急用のテントなどの埃などが吹き込まない場所 簡易ベッド代わりの立って作業が出来る台 患者を寝かせることが出来、歩き回れるスペース 歩き回るのに問題がない地面 【装備】 ≪一般装備≫ 緊急医療用の薬品・医療機器 電気ショック、人工心肺等の蘇生用機器一式 外傷治療用の膏薬、包帯、絆創膏、添え木、縫合用具等一式 疲労回復に仕様するための膏薬や栄養剤、ホルモン剤等 メンタルコントロール用の薬草・アロマボトル等 酸素呼吸用の携帯型ボンベ 衛生殺菌された白衣や手術着 ≪対サイボーグ≫ 代替交換用臓器・部品一式 作業用工具一式 テスターなど確認用検知器一式 機能バイパス用代用部品一式 ≪生薬・薬草≫ <外傷> コバノトネリコ(アオダモ)の樹皮から抽出される成分を外傷の消毒に用いる。 包帯や湿布、止血帯には芍薬の根をすりおろして塗布する。外傷だけでなく、打ち身等にも効果的。 充血による痛みには、トウキを用いる。 夏枯草:抗炎症作用があるので外用として口内炎、結膜炎などに使われる。打撲やケガのとき生葉を揉んで患部に貼る応急処置もとれる。 車前草(オオバコ):胃腸病、高血圧、強壮などに用いる。外用としては、腫れ物の排膿のため生の葉を蒸して患部に貼る。 キラン草:生の葉を揉んででた汁を擦り傷や虫刺されに外用する。 <鎮静> 精神安定薬として、甘草の抽出物を少量与える。状況に応じ、量を精密に調整する事。 鎮静、誘眠薬として、乾燥させたナツメの仁(種の中身にあるゼリー状のもの)を湯に溶き与える。 トケイソウを煎じたものを、鎮静薬として与える。 ベラドンナ:その成分であるアトロピンは鎮痙剤として用いることが出来る。 トリカブト:子根は「附子(ブシ)」として漢方薬に使われている。附子は、鎮痛作用などの薬を作る時に使用できる。 当帰:鎮痛、抗痙攣の作用があり、抗炎症、中枢鎮静作用、抗凝血作用、血小板凝集能抑制作用など血に関わる多くの働きがある。体を温め血を増やし血行障害を取り除くため虚弱体質の病気に応用される。 センキュウをの根茎を乾燥させ、抽出したものは鎮痛、鎮静剤として効能がある。 <血、血圧関係> 血圧上昇薬としてオタネニンジン(朝鮮人参)を与え、寒冷地での血圧低下、もしくは失血による血圧低下の補助を行う。 但し、失血による血圧低下の場合、必ず輸血を併用し、患者の体力消耗を避ける。 アカヤジオウの根には補血、止血、強壮の作用がある為、輸血後の補助として少量内服させる。 蒲:止血目的でそのまま又は煎じて服用する。傷口や火傷に直接散布し収斂性止血薬としても用いる。 アザミ:動物実験で血圧降下作用が確認されている。止血に関しては新鮮なものの方が効果ある。 牡丹:牡丹皮の水煎液は血圧降下作用が認められている。 芍薬:主成分には鎮痛、鎮静、鎮痙、抗炎症、抗ストレス、血圧降下、血管拡張、平滑筋弛緩作用の効果が確認されている。 カラスウリ:根を浄血に用いる。 <保温> 低体温の患者には、肉桂(シナモン)を溶いた湯を少量ずつ与え、体温を回復させる。急激な摂取は発汗を招く為、投与量には注意を払う。 <心悸亢進> セイヨウサンザシの果実と葉は、強心作用を持つ。細かくすりおろし、少量ずつ内服させる。 ジギタリスの葉を温風で乾燥させたものから、強心剤を精製可能。効果が高い為、手術にも使用可能。投与量に注意。 ジギタリスの薬効成分である強心配糖体は、有効量と致死量が近い為、投与の際は慎重に量を調節する。 トリカブトの球根を灰汁に漬け込み、加熱処理をする事で強心薬として使用できる。 ≪漢方薬≫ 四物湯(トウキ+センキュウ+シャクヤク+熟地黄) ※熟地黄とは、ジオウを陰干したものを酒蒸しにしたもの。 増血剤として投与する。 【体術】 ≪全般≫ リーダーと補助という形の医療計画を事前に訓練してあり、通常時はこの計画および訓練に基づいて合理的に連携をとり行動する。 通常の医療においては一人で作業を行う為、日常行為として慣れている リーダーが治療を担当するとき、補助者が薬品や器具の管理と器具の消毒などの雑務と、運搬と歩兵達に負傷者の運搬を指示を行わせる。 臨時編制においてもっとも高い能力を持つ者を隊全体のリーダーとする事を決定しておき、全ての作業の進行状況や戦況についての情報がリーダーに集中する仕組みを作っておく。 リーダーは全体の作業の進行状況に柔軟に対応し、作業指示や移動指示、グループの再編成を指揮する。 話しかけたり、手を握ったりして安心させる。 咬傷は傷が深く、細菌感染の危険性が高いので気をつける。 飲食ができない場合はリンゲル液や高カロリー液などの輸液製剤を使う。 低体温症になっている可能性があるので確認を行う 低体温症の場合には、I=Dの熱などで体を温めるとともに、温熱輸液やお湯による体内洗浄等を行い暖める 感染症の危険性がなく、血液型を気にしなくてもよい人工血液を輸血に使う。 輸血用血液が不足する場合は生理食塩水などで代用する。 首に外傷のある場合は気道を確保し、なるべく板などに乗せて3人以上で輸送する。 サイボーグの場合、機能交換を行う事で治療する サイボーグ治療では生身の部分の機能保全を最優先とし、必要に応じて機械側の機能カット・バイパスを行い生命反応の維持を行う ドラッガー・ウォードレスダンサーなどの投薬用機器をもってるアイドレスはそれを使うことで高速投薬が可能なので利用する ○外傷に対して 心肺蘇生対応以外の医師にて消毒・縫合等による治療を行う また、治療に伴い機能障害・ショック症状を起こさないよう万全の注意を行う ○その他の外傷へのアプローチ 直接圧迫法による大量出血阻止を行う 緊急時の治療では十分な輸血を用意出来ない為、出血量に特に注意を行う 皮膚の浅い傷については、水道水・生理食塩水に十分に洗浄を行う。 火傷については水や氷で冷却を行う。ただし、氷を使うときは10分まで。 ねんざ・骨折などについては骨折の可能性を前提として添え木による固定を行う ○意識確認 「大丈夫ですか」「もしもし」と問いかけながら傷病者の肩を軽く叩く。 意識のある場合は呼吸を確認する。呼吸が十分なようであれば回復体位(傷病者を横向きに寝かせて下あごを前に出し、両ひじを曲げ、上側の膝を約90度曲げ、傷病者が後ろに倒れないようにする)にし、舌根沈下や吐瀉物の肺内誤嚥を防ぐ。観察は続ける。 意識の無い場合は気道を確保する。 要救助者発見後はその状態を確認し、早急に救助。正気を失っていた場合予め持たせていた鎮静剤を注射、意識を失わせてでも連行する。 ○気道確保 傷病者の脇にひざまずき、地面(床)にひじをついて傷病者の前額部から前頭部に手を当てる。もう一方の手を下あごの端に当て、持ち上げる。 ○呼吸確認 胸部が動いているかどうか 鼻や口に耳を近づけ、呼吸音が聞こえるかどうか 吐く息を顔に感じるかどうか を10秒以内に確かめる。十分な呼吸のある場合は回復体位をとらせる。無い場合は人工呼吸を行う。 2回の人工呼吸 気道を確保し、傷病者の頭部に当てている手で鼻をつまむ。大きく空気を吸い込み、空気が漏れないようにしながら2秒くらいかけて傷病者の胸が軽く膨らむ程度に息を口から吹き込む。胸部が膨らむのと沈むのを確認しながら、5秒に一回の速さで行う。10分以内の処置を目標とする。 ○循環の確認 呼吸をするか 咳をするか 動きがあるか を10秒以内に確かめる。これらが見られない場合は心停止と判断し、ただちに蘇生を行う。 ○蘇生 1.人工呼吸と心臓マッサージによる心肺蘇生 通常緊急蘇生手順による心肺蘇生を試みる 2.電気ショックを使用する 傷病者にパッドをあて、通電させる。必要があるようならば電圧を上げ繰り返す。 ○スポーツマッサージによる治療部隊へのケア 行動による疲労を回復させることで、再活動を促す。 その為にスポーツマッサージを応用したマッサージを施す。 1.軽擦法 軽く擦る 手掌、母指、二指、四指、指顆軽擦法 筋に及ぼす作用は、循環を促進し新陳代謝を盛んにする。かるくさすることにより、手の摩擦により皮膚温度をあげの血行の流れをよくします。これにより細胞の生まれかわりが活発になります。 2.強擦法 強く擦る 。按撫法ともいう。 病的滲出物を散らし吸収させる、皮膚瘢痕の硬化を柔らかくし可動性を回復させる、炎症による癒着をはがす かたくなった、筋肉・筋をさすりながら押す感じで暖めます。強引におしてはいけない。 3.揉捏法 揉む。手掌、把握、母指、二指、四指、双手揉捏法 筋の収縮力を活発にし迅速にする。筋の静脈血の流れを促進し、血管を拡張させて充血をおこさせる。筋萎縮、筋疲労の回復・予防 つかれた、筋肉をもみほぐします。つかむ、もむ、おさえるを基本とする。 4.叩打法(こうだほう) 叩く(たたく) 手掌叩打法、切打法、拍打法、手背切打法、指頭切打法、環状切打法 軽く短く行う時は神経-筋の興奮性を高め、強く長く行う時は鎮静的に働く手掌叩打法、切打法は血行を促進し神経-筋は興奮性を高める かたたたき、と同じです。軽くグーをにぎった状態か手のひらとうでたたきます。無理に強くたたくのではありません。痛みがないようにします。 5.振せん法(しんせんほう) バイブレーション(ふるわす) 手掌、指端、けん引性振せん法 神経-筋の機能亢進。リズミカルな刺激により血管を拡張し静脈血の還流を促進する。 ただバイブレーターのようにふるわすのではなく、筋肉全体をふるわします。 6.圧迫法(あっぱくほう) おす 間歇性、持続性圧迫法 機能の抑制。間歇性圧迫法は血液やリンパの流れが促進される。持続性圧迫法は神経痛やけいれんなどに鎮痛(ちんつう)・鎮けい効果がある。 ○事前に診断を行い以下の場合には行わない事 1.急性病(きゅうせいびょう) 急性熱性病、急性伝染病 2.悪性腫瘍(あくせいしゅよう) がん、肉腫(にくしゅ) 3.急性中毒 へび、昆虫毒 4.急性炎症(きゅうせいえんしょう) 腹膜炎(ふくまくえん)、虫垂炎(ちゅうすいえん) 5.出血性疾患 喀血(かっけつ)、吐血(とけつ)、脳出血直後 6.外傷、創傷部(そうしょうぶ) 骨折、脱臼直後 ○施術を待つ待つ間に患者に以下の自己ストレッチを行わせる。 筋肉を伸ばすことで、筋肉・筋の柔軟性を高めます。このことにより、血行がよくなり疲労回復を早めます。疲労の蓄積を防止します。 1.ケガの予防 2.筋や腱(けん)の柔軟性を高める。 3.関節の可動域を大きくする。 4.運動に対応できる状態(じょうたい)にする。 5.血液循環を盛んにする。 注意点 1.反動をつけずにゆっくりと 2.強い痛みを感じない範囲で最大限に (10~30秒)伸ばす 3.自然な呼吸をする 4.体が冷えているときは、体を温めから筋肉を伸ばすようにする。 5.無理な姿勢等を取らないように気をつけてさせる ○投薬による活動部隊へのケア ブドウ糖注射など即効性の高い栄養補給を行い、脳の思考能力の低下を押さえる 口を動かす事による安心する効果を与えるため、ガムやチョコレートなどを渡して食べさせリラックスさせる アドレナリンなどの薬物注射などによるコンディション調整 クエン酸入り飲料を呑ませ、疲労による蓄積した乳酸の分解を促進する 酷い場合には覚醒物質による薬物効果を与える 体が冷える事によるコンディションの悪化対策のため、暖かい飲み物などで体を温める 指の先などが冷えているようなら、マッサージして血流を戻してやる ○メンタルコントロール 患者の精神状態を対話や薬物によるコントロールを行い、ベストの状態にし、プレッシャーなどによる活動できない状況を改善する。 また、これは自分の治療における姿勢にも反映させて落ち着いた状況で治療が行えるようにする。 キーは3点。 気持ちを切り替えさせる 集中力を高めさせる 普段の訓練を思い出させる 自分の不足していると感じる要素を把握させる。たとえば あがってしまう、迷惑をかけたくない、欠点が気になる 体調や怪我が気になる、技術に自信がない あせってしまう、負けることが恐い などについて、口にださせそれを自身の経験で否定することで、プラス思考へ転換させる 1.弱点をポジティブな要素に言い換える。 私は意欲的に取り組んでいる。私は自分の考えをはっきりと、積極的にアピールできる。私はやる気満々だ。というように、常にポジティブでプラス方向な言葉に言い換える。 2.イメージさせる 反復訓練を行っていて上手くいったときのイメージを強くイメージさせる。また、これから行う行動を強くイメージさせる事で、集中力を高め、潜在意識による行動を可能なように誘導する。 3.プラスのセルフトークをさせる イメージしたプラスの内容を「ひとりごと」で繰り返させる。また、行動中にも自身に語りかけるように指示する。 不安が頭をよぎる前に「よし、いいぞ」「いまのは最高」などプラスの言葉を自分にかける。とくに戦闘中等に不安感が大きくなりやすい患者に使う。 4.プラスのアドバイス 患者への助言として声をかけるときは、「~でいこう」というような肯定的な言葉にする。 「~しちゃいけない」など否定的な発言は、逆効果になる場合があるので言葉遣いに注意する。 5.プラスの態度 ミスをしたとき悔しがるのはいいが、しょぼんとして落ち込んではいけない。 落胆は大きなマイナス、悔しさは次へのエネルギーになるからです。それに、落胆した態度は相手を勢いづかせることにもつながるので、常にプラスの態度を心がける。 6.リラックスさせる。 リラックスしてプラス思考に満ちている状態で始めて実力を思う存分に発揮できる状態にあるので、意識してリラックスさせるようにする。 普段から、息を大きく吸いながら、上半身にグッと力を入れ、しばらく筋肉の緊張を実感します。次に、息をゆっくり吐きながら、体の力を一気にぬく、筋弛緩法を反復して行いリラックス状態を記憶しておくことで、楽にリラックス状態に入れるようにする。 ○アロマなどによるメンタルコントロール 香りには精神へ作用する効果があると言われ、直接の投薬に比して反動が小さいため、 積極的に取り入れる。 覚醒効果を狙うとき バジル(めぼうき) ブラックペッパー カシア(シナモン) クローブ(ちょうじ) ジャスミン ネロリ(オレンジの花) ペパーミント ローズ イラン・イラン 落ち着けたい時 ペルガモット カモミール(かみつれ) キャラウェイ ラベンダー レモン マジョラム オレンジ サンダルウッド スペアミント SS、イラストなど 参加者RP 応援RP
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ぐー、ぱー、ぐー、ぱー。 自分の手を動かして痺れが残っていないか確認する。 さっきのエジソンとの戦いで、僕は怒れる彼の電撃を一度もらってしまった。 幸い致命傷になるようなものではなかったけど、いざという時にうまく動けず無駄死になんて間抜けな結末だけは避けたい。 「お兄ちゃん、だいじょうぶ?」 「多分問題ない。さっき休憩できたのがよかったね」 僕の体のこともそうだが、いかにナーサリーが病人特攻のご都合主義(セラピスト)だとしても休憩を挟まずに三連戦はきついはずだ。 本当なら数時間くらいは休んで然るべきなのかもしれないが、あいにくそこまでのんびりはしていられない。 事態の仕組みはシンプルで分かりやすい。ただ、全貌はまるで見えてこない。それが僕らの置かれた現状なのだから。 「だいぶ階を上がった気がするけど、まだ次の病室には着かないのか」 「そうみたい」 僕らは今五階にいる。 エジソンの去った精神病棟で三十分ほど休息して、それからすぐまた進み始めた。 特に何かに阻まれることもなければ、気になるものも見つからないのんびりとした道中。 僕の足音と、ナーサリー・ライムの足音。後は夜の静けさがもたらす耳鳴りだけが僕の聴覚を支配していた。 「ねえ。お兄ちゃんは、この病院の外がどうなってるのか知ってる?」 「まったく。そもそも本当に外の世界があるかどうかも怪しいと思ってるかな」 「?」 「景色が見えてるのと、実際にその景色がそこにあることとは必ずしも一致しないってこと」 「……むぅ。難しくてよくわからないわ」 むくれてみせるナーサリーの姿は愛らしいが、彼女の言うことは一考に値する。 この特異点と思しき病院は一体どういう形で存在している空間なのか。 純粋に全ての病人を退院させればいいだけなら、こうしてあれこれ頭を巡らせる必要もないのだが。 ホームズとまでは言わない。 ダ・ヴィンチちゃんかマシュのいつも通りのナビさえあれば、もう少し気も楽なのになあと改めて思う。 ……と。そうこうしていると、角を曲がった先の廊下に何度目かの赤い光が見えた。 病室を示すプレート。あの中に三体目の傷病英霊がいる。 「行けるか、ナーサリー」 「うん! あたしは平気よ、お兄ちゃん」 僕の方も若干疲れは感じるものの、わざわざ立ち止まらなければならないほど酷いものじゃない。 此処までさしたる妨害もなく、順調と呼んでいいペースで攻略して来られたのだ。 舗装された道の上を歩ける内に、なるだけサクサク癒やしてサクサク進んでおきたい。 ――さて、次の患者がいる部屋はどんな仰々しい名前だ。 なになに、【Aseptisches Zimmer】。長いな。 ……、…………、…………………………。 ……プレートの文字列は案の定読めなかったので、僕は無言で隣の少女にあれを読み上げてくれと指し示した。 カルデアに帰ったら何か外国語でも勉強しようかなと真剣に思う瞬間だった。 「【無菌室】、だって」 「無菌室――」 これまでの二部屋と同じく、僕はお世話になったことのない病室だった。 とはいえ大まかな概要くらいはわかる。 というか、名前の通りのはずだ。 特殊な空調設備を用意することで常に清潔な空気を循環させた無菌の部屋。 はてさて、一体どんなサーヴァントがその無菌室に押し込まれているのだろうか。 「礼装のリチャージもばっちりだ。行こう、ナーサリー」 僕は扉にそっと手をかけ、慣れた調子でそれを押し開けた。 ▼ ▼ ▼ 開けた瞬間、僕もナーサリーも顔を顰める羽目になった。 鼻をついたのは、嗅覚が馬鹿になってしまうのではないかというほど濃厚な血の臭い。 血だけではない。嗅いだことはないけど、多分人間の中に詰まってるいろんなものの臭いも混じっている。 清潔であるべき無菌室にあるまじき悪臭は僕らに否応なしに惨事を予感させ、そしてその予感は敢えなく的中した。 「……なんだ、汝(なれ)か。またけったいな場所に迷い込み、けったいな者を連れているな」 恐らくその英霊は消滅したのであろうが、無菌室の床には彼ないしは彼女が此処に存在していた証がくっきりと残されている。 バケツ一杯ぶんは優にあるであろう血の海。 壁に、床に、天井に、まんべんなく刻み込まれた破壊の痕跡。 そんな大惨事の中心に佇む、首から上のない骸骨を抱えた――鬼子。 僕はその英霊に見覚えがあった。カルデアに召喚された英霊たちの中の一騎だ。 「茨木童子……っ」 「応とも。吾はまさしく、汝の召喚に応じてやった大江山の首魁よ」 調子に乗った物言いは間違いなく記憶にある彼女のものだ。 しかし状況が異様すぎる。 血塗れの病室も、首のない骸骨も。 何から何まで意味がわからず、僕は自然とナーサリーの前に立っていた。 彼女を隠すようにしてしまうのは、多分僕の中の一般道徳的な何か。 「そう怯えるな。此処に押し込まれていた憐れな病人を喰ろうてやったまでだ」 「――な」 「カーミラと言ったか。いやはや、なかなかに喰いでのある獲物だった。 おかげでこの吾としたことが、片腕を奪われてしまったわ」 カーミラ。 エリザベート・バートリーの成長した姿。 本来は彼女が、この部屋にあてがわれた第三の傷病英霊だったのか。 しかしそれをどういうわけか茨木童子は殺害した。 抱いた骸骨のせいで分かりにくかったが、確かによく見るとその左腕は肩口から寸断されている。 「綱の阿呆にやられた時を思い出す。 まして今度は腕の回収も敵わんときた。 ままならんなあ、ああ、ままならんわ」 くつくつと笑う姿は僕の記憶の中の茨木童子とは異なっている。 羅生門で初めて出会った時も、これほどではなかった。 今の彼女は――まごうことなき鬼だ。 この茨木の前で軽口を叩ける奴は、余程の実力者か命知らずのどちらかだろう。 「知っているか? 汝。鬼というのはな、ままならぬことがすぐ鶏冠(トサカ)に来る生き物なのだ」 それは何となくわかる。 酒呑童子のようなタイプは、鬼の中でもごく珍しい部類らしい。 「今、吾は狂しておる。だから檻を壊した、轡を並べるべき病人を殺した」 「………」 「汝も殺す。そこの【もどき】も殺す。そして――」 ミシ、と何か硬いもののひび割れる音がした。 茨木童子がぺっと口から吐き捨てたのは、何本もの歯。 今聞こえた音は、彼女が自分の歯を強く噛み締めるあまりにへし折った音だったのだ。 ざっと十本近いそれを一度に折るのに、どれだけの力が必要になることか。 「――あの忌まわしい女武者を! 源頼光を殺してやるのだッ!!」 ……瞬時に悟った。 今回は、もう感じ取る作業すらいらない。 こいつの病みは――それか。だとすると、抱いた骸骨の正体にも察しがつく。 「酒呑童子、か……!」 「……ああ、そうだ。 これぞ鬼の中の鬼よ、卑劣な奸計に滅ぼされた我が憧憬よ!!」 大江山の酒呑童子は源頼光に騙し討ちされ、その首を落とされた。 そんな過去もあって、カルデアの両者は犬猿の仲という言葉では足りないほど険悪だ。 もちろん茨木も頼光には露骨な嫌悪を示し、一度は殺してやりたいという言葉を聞いたこともある。 しかし、その姿を見たなら即座に襲いかかっていくほどのものではなかった。 サーヴァントになったことと茨木童子本人の小心者な気性が相俟ってのことだろう。 今の茨木童子は、そうではない。 「頼光が此処にいるかもわからないだろ」 「ならばいるところまで向かって殺すまでよ。 吾の怒り、酒呑の怒り! 地獄の苦痛の中で思い知らせてやる!!」 言っていることがめちゃくちゃだ。 頼光を殺すというのならカルデアに帰るのが最も手っ取り早いのに、茨木は僕らを殺すという。 多分彼女が自分で言ったように、狂っているのだろう。今の茨木は。 今までの誰より分かりやすく、それだけに誰より厄介だ。 「――なあ、酒呑? 酒呑もそう思うであろう?」 物言わぬ骸骨に語りかけるその姿がそれをよく物語っている。 僕は直接その時を知っているわけではないが、今の茨木の精神状態を例えるなら【酒呑童子が墜ちた直後】なのだと思う。 彼女らしい恐れや色々なあれこれ全てをかなぐり捨てる向こう見ずな怒り。それが、茨木を苛む病。 「……ナーサリー!」 「うん!」 これ以上語らうことに意味はないと僕は判断した。 ナーサリー・ライムも同じのようだった。 何故ならあっちの語る言葉に、そもそも意味が通っていないから。 どこまで行っても互いに独り相撲なのだから、実力行使で治してやるしか手段はない。 「頭を冷やしてあげるわ、血まみれのお姉ちゃん!」 「ほざけまがい物! 行くぞ、酒呑――!!」 唾を飛ばして茨木が吠えた。 瞬間、命の抜けた骸がカタカタと音を鳴らして動き出す。 【それ】は青いオーラのようなものをまとい、どんどんと膨張して……遂には、巨大なゴーストの姿を象るに至った。 エジソンの機械化歩兵などとはレベルの違う、それこそこれまでの傷病英霊たちに匹敵する力を持った怨霊。 ニィ、と茨木童子が不敵に笑う。 歯の半分ほどが抜け落ちた隙間だらけの笑顔だったが、それだけに背筋が凍るほど恐ろしい。 「血祭りにしてやるぞマスター! 汝の血肉でもって、疲弊したこの身を癒やしてくれる……!!」 ▼ ▼ ▼ 真名判明 第四の傷病英霊 真名 茨木童子 ▼ ▼ ▼ 《Krrrrrrrrrrrr――――!!》 大亡霊の嘶きと共に世界が塗り替えられる。 【一番目】は海の上だった。【二番目】は天空だった。 そして【三番目】もとい【四番目】の彼女は――煉獄。 炎に囲まれた荒野こそが、茨木童子の病理幻想(パラノイア)。 「うるさいっ!」 亡霊の腕を砂糖菓子の剣で器用に弾いて童話少女が跳ねる。 あくまで目指す敵は茨木童子であり、大亡霊は無視しても構わない。 しかしそんな考えはあまりにも浅はかだったと、僕らは思い知らされる。 突然、童話少女の足が止まったのだ。 くらりと体が揺れる。 まさかと僕は思った。 あの亡霊は――酒呑童子の【果実の酒気】が使えるのか! 「舐めたな、吾らを!」 『Ki-HaHaHaHaHaHaHaHa!!』 前方から炎をまとった拳が、後方から命削る亡霊の腕が迫る。 僕は迷わず全体強化を童話少女へ向けて飛ばした。 ぐらついた心もとない体勢での迎撃が、それによって平時以上のものに変わる。 「うくっ……!」 苦しげな声を漏らしながらも、どうにか童話少女は窮地を脱することに成功。 返す刀で砂糖菓子の剣を茨木童子めがけて逆袈裟に振るうが、あっさりと躱されてしまう。 「きゃっははははは! いじらしい抵抗よ。さぞ甘いのだろうなあ汝の肉は!」 「おいしくない!」 力任せの攻撃には作法も技術もない。 普段の茨木童子が見れば赤面して顔を背けるだろう稚拙な攻撃はしかし、付随する圧倒的な【破壊力】によって正当化されている。 魔力放出を常に惜しみなく使っての連撃。 特攻性以外は見た目通りの少女であるナーサリー・ライムにとってはこういう相手が一番辛い。 ……長引かせられないな。 僕は宝具を抜かせようと、声を出しかけ――そこで、大亡霊が魔力を練り上げていることに気が付いた。 『KrrrrrrrrHaHaHaHaHa……!!』 まずい。 もし酒呑童子の宝具を模倣したものが飛んできてしまったなら、目の前の茨木と合わさって完全にナーサリーのキャパシティを超過してしまう。 そうなれば後は赤ん坊をねじ伏せるようなもの。 僕はナーサリーの名を叫びながらガンドを撃ち、亡霊の攻撃準備を中断させた。 『!!』 「酒呑ッ!?」 茨木童子が驚きに目を見開いている。 あれだけ何度も彼女の前で使った魔術なのに、今はそれすら覚えていないらしい。 いや、思い出している余裕がないというべきか。 「……ごめんね」 一言呟いて、童話少女のメルヘンチックな刃が大亡霊の右腕を寸断した。 幻想であるのなら、砂糖菓子の剣はどんなものでも切り裂く。 「しゅッ――貴様あ!」 怒髪天を衝く、狂乱の鬼。 これまで以上に稚拙な突撃で童話少女へと向かっていく彼女に、僕は叫ぶ。 ガンドを切った以上あと戦いに直接貢献する手段は虎の子の全体強化しかない。 けど、口ならいくらだって動かせる。 「茨木童子!!」 ぎろりと人を殺せそうな視線が僕の方を向く。 一瞬怯みそうになるが、そこは伊達に人理を救う旅をしていない。根性で耐えてそのまま言葉を絞り出す。 「いい加減気付け、【それ】は酒呑童子じゃない!!」 茨木童子の動きが、言い終わると共にピタリと止まった。 そうだ、あの骸骨は酒呑童子の骸なんかじゃない。 酒呑は茨木を遥かに越える【格】を持った鬼だが、背丈自体は彼女とそう変わらない小柄なそれだ。 にもかかわらず、あの骸骨の背丈は少なく見積もっても成人手前くらいのものだった。 そして、何より。 「見てみろ、あの醜い姿を! 君の尊敬した酒呑童子はあんな品のない化け物だったのか!?」 酒呑童子があんな亡霊になるはずがないのだ。 あの神をも恐れない鬼の中の鬼が、理性なき亡霊になんてなるわけがない。 茨木の視線が僕から外れる。 新たにその視線が向いた先には、片腕だけで地面を這うように動き、ナーサリーに襲いかかる醜い化け物の姿がある。 「邪魔しないで」 ナーサリーはそれを事もなく切り伏せた。 幻想を切り裂く刃は、茨木童子の外側に転移した病巣である【酒呑童子】を騙った大亡霊を一撃にして霧散させる。 霊体の消失と共に茨木が酒呑と呼んでいた骸骨が床へと落ちてきて、出来の悪いプラモデルのように砕け、バラけた。 さあ、これで後は第四の傷病英霊だけ。 茨木童子の狂気を晴らすだけだ。 「……れ」 その体が震える。 怒りと混乱から来る震えなのは明らかだった。 「黙れ! 汝の言葉は不愉快だ! 吾は鬼、大江山の首魁! 武者の狼藉に憧憬を踏み躙られた大鬼ぞ! よくも、よくも吾の前で酒呑を殺してくれたな――五臓六腑を火で炙り、生きながらに髄を引き出しても飽き足らんわ!!」 隻腕が、数倍ものサイズに巨大化する。 まさに鬼の腕だ。変化スキルを攻撃に転用して、そこに病んでいるがゆえの破壊力を載せた一撃。 掠っただけでも致命傷になるだろうそれはしかし、悲しいほど対処の簡単な攻撃だった。 僕は黙って全体強化を飛ばす。ナーサリーが踏み込む。 切り上げの要領で振るった剣が。茨木童子の隻腕を切断する。 ――終わりにする。ナーサリーはもう一歩、今度は戦いを締めるために踏み込んだ。 「……!」 茨木童子はこの期に及んでなお笑っていた。 それはつまり、詰ませた側であるはずのナーサリーが実は【詰んだ】側だということに他ならない。 本来なら絶対に不可能なそれを可能にする方法はひとつ。 サーヴァントの秘奥、宝具の開放。 「姦計にて断たれ、戻らぬかの首は我が憎悪の呼び水なり!」 鬼の背後で何かが揺らめいた。 先の大亡霊とよく似た形、しかし放つ気配の桁は明らかに違う。 これなるは茨木童子の病み、増幅された怒りが生み出す病理幻想。 「抱け、叢原火――大江山大呪縁(おおえやまだいじゅえん)!!」 叢原火をまとって燃え盛る巨大な骸骨。 それは無策に踏み込んだ童話少女を抱擁する。 この抱擁を受ければ英霊でも全身の骨という骨を砕かれる。 その上でダメ押しとばかりに焼き焦がされるのだ。 当人への冒涜に等しいほど膨れ上がった怒りの炎で、文字通り火葬される。 この間合いでは今更避けられない。 剣の一本で防げるほど大江山の呪いは小さくない。 よって詰みは決まった。 もはや、未来はない。 「――目を覚まして」 茨木童子が、病人でなかったなら。 「繰り返す頁のさざなみ、押し返す草のしおり」 ナーサリー・ライムは童歌。 心の痛みを取り除くセラピストにしてデウス・エクス・マキナ。 英霊病棟における究極のご都合主義は、袋小路を壁ごと突き崩す。 何か白いものがこぼれ落ちるのを茨木童子は見た。 それを合図にしたように、大江山大呪縁の全身が真っ白に変色していく。 やがて形を維持出来なくなったように崩れたそれは、まさしく砂糖菓子そのものだった。 熱気が甘い香りに変わっていく。 幻想を塗り潰して幻想が支配する。 病みをかき消して元の姿を戻す療法幻想(セラピー)。 「貴方に還す物語(ナーサリー・ライム)」 ▼ ▼ ▼ 緑が広がっていた。 炎は消え、呪いの断片すら残っていない。 茨木童子は片膝を突いて、ハッ、と自嘲するように笑っている。 「……我ながら見下げた醜態よ。酒呑に知られた日には、何を言われるかわからんな」 宝具を破られた茨木童子は不動だった。 その瞬間、彼女は全てを思い出したのだろう。 怒りに隠れ忘れていたもの、見失っていたもの。 自分の空回りも滑稽な言動も全て全て誤りだったと自覚して、苦笑を浮かべながらその胸を貫かれた。 心臓を破られたはずの茨木童子に傷はなく、やはり血の一滴も流れてはいない。 斬られた腕も、病みが晴れたためか元に戻っていた。 敗れた鬼の顔はしかし、どこか清々しく見える。 「礼を言うぞマスター。そして【まがい物】の娘。 これ以上無様を晒しては、鬼を名乗ることも出来なくなるところであった」 茨木童子は、ナーサリー・ライムのことを【まがい物】と呼ぶ。 それはどういう意味なのだと聞こうとしたが、その前に茨木が言葉を発した。 「最後にだ、マスター。汝に伝えねばならぬことがある。耳の穴をかっぽじってよく聞け」 その体は既に消滅が始まっている。もう永くは保つまい。 ……といっても、彼女はカルデアのサーヴァント。無事に異変を解決出来ればまた会えるので然程悲しくはないのだが。 「……吾は狂気に囚われていた。それは事実だ」 「そうだね」 「だが、それはカーミラとやらを殺してからの話だ」 ……? どういうことだ。 カーミラを殺すまでは正気だったっていうのか? 「然り。吾はあの女を殺めるまでは確かに正気だった。 ……魂まで焦げ付きそうな激情だったが、病などに負けていては酒呑に笑われるのでな。 歯を食い縛り、指をへし折り、あの手この手で耐えていた」 まあ結局腕を千切られたところで余裕がなくなってあのザマになってしまったが、と早口で付け足す。 場面にそぐわない感想だが、こういうところを見ると元の茨木が帰ってきたなと安心を覚える僕がいた。 そんな感情は置いといて、僕は茨木に問いかける。 「じゃあどうしてカーミラを殺したんだ?」 「そうせねば、【奴】の目論見が遂げられてしまうからだ」 ――【奴】。 心底忌まわしそうに放たれたその呼称から、僕が連想したのは【黒幕】の二文字だ。 病人のみが集められた病院の中に、何かを目論む者がいる。 これが黒幕でなかったなら何だというのか。僕にはわからない。 「残りの傷病英霊は一騎。 それを討てば、【奴】も閉じこもってはいられまい。 必ず【奴】を倒すのだ、マスター。あれを生かしておけば……最悪なことになるぞ」 「待て、【奴】っていうのは――」 ダメだ、間に合わない。 茨木童子の体が消えてなくなる。 幻想の退去を告げる白光が煌めいて。 「……その娘が【鍵】だ。 決して手放すなよ、マスター」 その一言だけを残し、茨木童子は消滅した。 無機質な部屋だけが広がっている。 そこに、僕とナーサリー・ライムの二人だけが立っていた。呼吸をしていた。 「ナーサリー、【奴】って誰だと思う?」 「うーん……わからないけど、やっつけなくちゃいけない人なんだろうなーとは思うわ」 「だよなあ」 第一、第二、第四の傷病英霊は倒した。 第三の傷病英霊は茨木童子が倒してくれた。 残るは一騎、第五の傷病英霊のみ。 それを倒したなら、後は茨木童子の言う【奴】を倒して終わりらしい。 此処に来てようやく終わりが見えてきた。 【奴】なる人物は例のごとくよからぬ目的のもとに動いているらしいので、全く安心など出来ないが。 「行こ? お兄ちゃん。次で最後だって言ってたし」 「……そうだな。そうすれば自然と見えてくるか、いろいろ」 「うん、きっとそうだよ」 僕らはまだ進むしかない。 進んだ先で知りたいことを知るしかない。 脳筋じみた結論のもと、僕らは最後の傷病英霊を探す。 第三の傷病英霊、消滅。 第四の傷病英霊、突破。 【無菌室】(Aseptisches Zimmer)、閉鎖。 ▼ ▼ ▼ 「ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ。 トーマス・アルバ・エジソン。カーミラ。 そして茨木童子……全部ダメですか。よくない流れですわね」 茨の這う、暗く広い空間の中。 残念そうに呟く少女の姿があった。 少女の目は固く閉ざされ、体にまでも茨の蔦が絡みついている。 棘だらけの茨に巻かれているのに、肌には傷一つない。 その存在が触れるもの皆傷つける茨にさえ祝福されている、ということか。 「でもまあ――いいでしょう。 あくせくとするのは性に合いません」 ふあ、とあくびを一つ。 彼女はカルデアのマスターが想像した通り、英霊病棟を作り上げてカルデアから英霊をさらった黒幕である。 しかしそれにしては、彼女は穏やかすぎた。 凪の水面か何かのように、風にそよぐ若葉のように。荒れ狂うことなく静かにそこにある。 「わたくしは眠り、夢見て待つだけ……」 眠る彼女は救いとは何かを知っている。 その瞼が開かれることは、絶対にない。 彼女が彼女である限り、絶対に。 暗闇の中、茨が這う幻想世界の中、眠れる王権がとくとくと鼓動していた。 BACK TOP NEXT 第三節:精神病棟の獅子 麻酔少女一夜 オイ・アクツィオン 第五節:手術室の天使
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気血津液弁証(きけつしんえきべんしょう)とは、四診によって集められた情報を整理するための弁証の一つであり、八綱弁証において内傷病と判断された病態について行う内傷病弁証の下位区分である。気血津液弁証では、人体の精気成分の何がどのように狂っているかについて調べ、それぞれについての病証を明らかにする。“実”や“虚”、流動成分の滞りや巡り過ぎ、本来在るべき場所からの移動(昇降出入)について考える。ここでは、人体の正常な構成成分としての陰・陽の不足についてもあわせて扱う。 目次 気 血 津液 陰陽 気 気虚 様々な機能の低下:倦怠感、無力感、息切れ、舌質淡、脈虚無力(血を動かす作用が低下し脈に対する力がなくなる) 治法→補気 気陥 気虚が進み、ものを上に運ぶ作用が失われる(出産など気を消耗したとき生じやすい)。様々な機能の低下+下垂:内臓下垂、脱肛、長期の下痢 治法→益気昇提 気滞 気の動きが悪くなり、気が通じない:脹悶、疼痛、脹痛「通じざればすなわち痛む(つまることで痛みが発生する)」 治法→理気・行気 気逆 気滞が進み気逆になると、気が上に上がりやすくなるためにめまい、頭痛が、肺の気が上逆すると喘息が、胃の気が上逆するとしゃっくり、げっぷが生じる 治法→降逆 血 血虚 血の量的不足と機能低下:血色不良、無月経、耳鳴、目のかすみ、頭のふらつき 治法→補血 血瘀 血の流れが滞った状態:顔色がどす黒い、腫塊、固定的な刺痛(血が滞り、気血の運行が妨げられ痛みが生じる) 治法→活血化瘀 血熱 臓腑の火熱が影響して起こる:充血、各種出血(咳血や血尿、鼻血など) 治法→清熱涼血 血寒 局部の血流が寒さにより縮まることで血行障害が起こること:四肢が冷え、瘀痛がある。皮膚は紫暗色で冷たい。また、少腹部が痛み、月経が遅れることもある。 治法→温経散寒去瘀 津液 津液不足 津液が量的に不足した状態:喉の渇き、潤い不足 湿 水分が溜まった状態 治法→行水 痰 津液が変性したもの(ドロドロ)で、気道で流れをさまたげる…有形の痰、経絡で流れを妨げる…無形の痰 治法→化痰 飲 津液が変性したもの(サラサラ) 治法→化飲 陰陽 陰虚(陰液虚) 様々な虚熱の症状:頬の紅潮、ほてり、倦怠感 治法→補陰 陽虚(陽気虚) 様々な虚寒の症状(温熱作用が低下し寒い):精神萎靡、身体作動不利 治法→補陽 関連リンク→気血津液学説 (編集者:宮崎大学)
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便箋 信書 薬師影像 (クスシエイゾウ)【便箋】 index.php?plugin=attach refer=%CC%F4%BB%D5%B1%C6%C1%FC openfile=kusushieizou_2.png 詳細 分類 価値 重量 特殊効果 便箋 1 0.1 信書 取引価格 買値 売値 --文 --文 入手方法 第3回東西大合戦にて武勲30ポイントと交換 第4回東西大合戦にて武勲30ポイントと交換 備考 交換のさいのセリフ 傷病、老衰は人生における苦しみでござる。 薬師の癒しなくば、人生は心細くなりましょう。 害獣の駆除や防疫にも活躍し、村々の発展にも寄与しております。 情報募集中 名前 コメント
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茨木童子を倒した僕らは七階にやってきた。 この病院はどうやら九階建てらしいので、いよいよ終わりが見えてきたといえる。 僕らが癒すべき英霊、倒すべき敵は合わせて二体。 まだ見ぬ第五の傷病英霊と、同じくまだ見ぬすべての黒幕だ。 「……なんだあれ?」 ふと僕は窓の外に動く何かを見つける。 それは旗だった。夜風にはためいて動いていたのだ。 そういえば今までは、窓から外を見上げたりはしなかった。 だからこんなものがあることにすら気付かなかったのか。 そしてこの発見は、僕に思いもよらない情報を運んできてくれた。 「……ドイツの国旗か? あれ」 ドイツ。此処はドイツだったのか。 場所がわかっただけとはいえ、これで一歩前進だ。 てことはプレートに書いてあったよくわからない文字、どうやらあれはドイツ語だったらしい。 「しかし、ドイツの病院か」 どうしてわざわざドイツなんだ? 黒幕がドイツの出身なのか、それとも土地に何らかのいわくでもあるのか。 多分核心に近い部分の話なんだろうけど、流石に僕の悪い脳みそと浅い知識じゃちょっとそこまでは辿り着けそうになかった。 ぶつぶつ声に出して考えながら歩いていると……くい、とセラピストの彼女に袖を引かれる。 「お兄ちゃん、ちゃんと前見て歩かないと危ないよ?」 「ん」 おっといけない、確かに前後不覚になってしまっていた。 傷病英霊たちは病室で大人しくしてくれているという前提はさっきの茨木で既に崩れている。 アサシンの傷病英霊とかがいないとも限らない。あんまり思考に没入するのもよくないか。 「そういえば君の宝具って、あれ初手から使ったりは出来ないのか? あの固有結界もどきを出す前に斬るって手もあると思うんだけど」 「できないわけじゃない、けど……」 そりゃ僕だって病める英霊相手にそんな手を取るのは心苦しく思う。 けれど、病んでいるならばこそ弱みを見る前に治してやった方が有情な気もするのだ。 それにやっぱり攻撃に入られる前にやった方が断然安全なはず、というのもある。 茨木童子がカーミラを消滅させたように、何もあれを出させないまま倒したらダメ、というわけではないようだし。 「あたしの宝具は、どれだけ心の痛みをさらけ出してくれてるかで弱くも強くもなるの」 「……あー、そういうことか」 「うん……たぶん最初から使ったら、今度は何回か当てないといけなくなっちゃうと思う」 彼女の宝具はこの英霊病棟において最強のジョーカーだ。 もっとも、やっぱりそううまい話はなく。 結局傷病英霊たちと正面から戦って、彼ら彼女らの病みをさらけ出してもらう必要があるらしい。 「ごめんね、そう出来たらよかったんだけれど……」 「気にしなくていい。元々、全員倒してクリアする脳筋戦法で行くつもりだったんだし」 まあ、どっちにしろやるべきことは至極単純だ。 おまけにこっちの方が後味もいい。 見敵必殺でかかったら、先の理由を並べても多かれ少なかれ罪悪感を抱いてしまうのは間違いないのだし。 しゅんとする童話少女の頭をぽんぽんと叩きながら、僕はまた一歩歩を進める。 ……その時ふと、茨木童子の言葉が頭をよぎった。 結局聞けずじまいだった疑問が鎌首をもたげる。 『……なんだ、汝か。またけったいな場所に迷い込み、けったいな者を連れているな』 『汝も殺す。そこの【もどき】も殺す。そして――』 『ほざけまがい物! 行くぞ、酒呑――!!』 茨木童子はナーサリーのことを【まがい物】とか【もどき】とか呼んでいた。 あれは結局、どういう意味だったのだろう? 本人には時間がなくて聞けなかったが、ナーサリー自身は何か知っているんだろうか。 そう思って、僕は直接聞いてみることにした。 「そういえばさ」 「なあに?」 「君ってなんかこう、特別なサーヴァントだったりするの? それこそ最初のクリスマスの子みたいに、変質した英霊だったりとか」 すると僕の前を歩いていたナーサリーが、くるりと可愛らしく回ってみせる。 そしてにこりと微笑んでみせた。なんだなんだ、なんだっていうんだ。 「ふふ、そうよ。あたしはね、とくべつなサーヴァントなの」 「だよな。言われてみれば確かに君は変わってる」 セイバークラスのナーサリー・ライム。 相手の病み……【心の痛み】を取り除いて無力化する宝具。 病んでいる相手限定とはいえ、こいつの療法(セラピー)はどんな宝具でも軽々打ち破ってきた。 童話は人の心を癒すものだからとこじつけるのは簡単だけど、納得のいく答えかというと微妙だ。 まるでこの病棟を攻略するためだけに生まれたようなサーヴァント。 それがこの白ドレスの童話少女であった。 「ナーサリー・ライム(あたし)はアポクリファ。 ジャバウォックのおぞましい翼。 キャロルの下ろした救いのペン先。 この痛くて苦しいセカイを終わらせるために。あたしはうまれたの」 ふわっとしたやつ来たな、と普段ならツッコむところだが。 見た目が見た目だからなのか、それとももっと違う理由なのか。 僕は何を言えばいいのかわからず黙ってしまう。 会話のない時間。静寂が耳に痛い。 けれどそれはすぐに終わることになる。 「あ。見て、あれ!」 四番もとい五番目の病室が、僕らの前に姿を現したのだ。 赤い光りで照らし出された部屋の名前は相変わらず読めないが、今回ばかりは読む必要もなくどんな部屋かわかった。 僕自身、過去にお世話になったことがある。 確かあれは、盲腸だったかな。 「手術室か。最後に相応しいといえば相応しいな」 プレートの文字は【Operationssaal】。 扉は厚く大きい。気圧されそうな圧力がこの部屋にはある。 手術室――病人から病巣を切り離すための部屋。 人の生き死にがダイレクトに決まる、ある意味では運命を定める病室だ。 「全体強化オッケー。ガンドも大丈夫。オーダーチェンジは……いらないか。 僕はすぐにでもいけるけど、そっちはどうだ? ナーサリー」 「あたしもだいじょうぶだよ。……ここが、最後だね」 「ラスボスもいるけどな。けど病人って意味じゃ、それも間違いではなさそうだ」 あれ、そういえば件の黒幕ってそもそも病みとかあるのか? 病んでいないやつにも、ナーサリーの宝具は通用するんだろうか。 もし通用しないんだとしたら途端に【詰み】の二文字が見えてくるが、どうなんだろう。 本人にその辺聞いてみようとも思ったが、この手術室を突破しないことには取らぬ狸の皮算用もいいところだ。 第五の傷病英霊を首尾よく倒せたなら聞いてみるとしよう。 「ありがとね、お兄ちゃん」 「どうした急に」 「きっとお兄ちゃんのおかげであたしはここまで来れたから。 お兄ちゃんがいなかったら、あっさり負けちゃってたかも」 「……買いかぶりすぎだ。僕は精々、ちょっとした便利アイテムくらいの立ち位置だよ」 そう言って扉に手をかける。 その手に、ナーサリーが小さな自分の手を重ねた。 こくりと頷き合って、僕らは扉を開く。 最後の傷病英霊が待つ手術室の扉を。 「いこ、お兄ちゃん」 ――その先に広がっていたのは、地獄だった。 ▼ ▼ ▼ 手術室の面影はどこにもない。 いや、これはあれだ。 これまでの傷病英霊たちも使ってきた、病みが具現化した世界。パラノイアの領域。 それが最初からさらけ出されている。僕らが何かする前に。 「戦争か……?」 その言葉にナーサリーが一瞬反応しかけたように見えたが、それどころではない。 辺りは屍の山だった。中には脳みそがはみ出たり、顔の原型がなくなったりとグロテスクなものも多く見える。 一応ナーサリーの目を隠しながら、僕は進んでいくと。 ある程度進んだ辺りから白衣を着た女の屍が多くなっていることに気付いた。 白衣。戦場。死体。……三つのキーワードが出揃った時点で、僕はこの部屋の傷病英霊が誰かを確信する。 しかし、ああ。 なんて皮肉だ、こりゃ。 「やっぱりあんたか」 外れてほしい予想はあっさりと的中した。 ナーサリーの目を覆う手を離して、僕は視線の先の【天使】を見つめる。 死体の胸を押し、介抱する女の顔には包帯が巻かれていた。 片目を隠すように巻かれたそれはしかし一切の弱さ、衰えを感じさせない。 「……あなたたちは、生きているのですね。この惨状の中にあっても、まだ」 錆びた機械を動かすみたいに緩慢な動作で、【天使】は僕らを見る。 クリミアの天使。鋼鉄の白衣。狂気を宿しながら、人を救うことに命を懸ける女。 ナイチンゲールという名を持つこのバーサーカーを、僕は知っていた。 「ナイチンゲール、あんたは……」 「喋ってはなりません!」 僕の言葉を遮った叫びはエジソンの雷撃にも勝る音量で響き渡った。 さっきまでの緩慢さが嘘のような俊敏さで、ナイチンゲールが僕らの方に近寄ってくる。 その目には確かな狂気があった。 北米の特異点を共にした彼女のものとは明らかに違う、病んだ狂気が。 「肋骨が肺に突き刺さるかもしれない。 声を出すことがさらなる出血を招くかもしれない。 自覚しなさい、あなたたちは生きているのです。 私が――生かすのです!!」 じり、とナーサリーが一歩後ずさったのがわかる。 病みを癒すセラピストである彼女ですら気圧されるほどの鬼気。 いやこれは、もはやそれすら通り越して殺気だ。 殺気を放ちながら、生かすと叫んでいる。 「ナーサリー! 来るぞ!!」 「う――うん!!」 今度は僕が叫ぶ番だった。 鋼の白衣に容赦はない。 彼女と世界を救い、その後正式に召喚した僕だからわかる。 「指示に従いなさい。死にたいのですか」 「従った方が死にそうですよ、婦長」 「幻覚と幻聴の症状も出ているようですね。早急に切開しましょう」 ナイチンゲールがその懐から拳銃を取り出す。 わかりやすいのはいいことだと言ったが、これはいくら何でも度が過ぎていた。 迫る【天使】から視線を外すことなく、僕はガンドをいつでも撃てるよう構えつつナーサリーと共に後退する。 追いかけてくる銃弾は砂糖菓子の剣によって払われた。 今の行動だけ見ても、ナイチンゲールの救いが死に直結するものであることは明らかだ。 「お兄ちゃん、教えて。 あの人はどこが痛んでいるの?」 ナーサリーに促されて、僕は目を閉じ頭の中に流れ込んでくる感情を整理する。 今まででも一番ごちゃごちゃな混沌模様のそれは、僕のちゃちな脳じゃ解析しきれない。 まずいなと思いながら目を開いて周囲の惨状を再度見た時、僕はようやくナーサリーに伝えるべき答えを理解した。 ナイチンゲールの、【癒す者】であるはずの彼女が植え付けられた【病み】が見えた。 「……【救えなかった】思い出だ!」 かの戦争において、ナイチンゲールは獅子奮迅の働きをした。 彼女のおかげで救われた命は無数に存在する。 しかし、救えなかった命も確実に存在する。 人を救うことに全霊を注ぐ彼女が、犠牲になった者たちのことを忘れ去っているとはとても思えない。 そんな高潔な精神を土壌として病みが発芽した。 終わりのないフラッシュバック、それがナイチンゲールの……かつて天使と呼ばれた女の【心の痛み】だ。 「必ずやこの手を届かせましょう。 私は二度と、私の目の届く範囲で人を死なせない」 死体が溢れ、蝿とカラスが飛び交うクリミアの地。 彼女の同胞すら死に絶えた戦場に、一人生き残った鋼の白衣。 その背後に、巨大な白い看護婦のビジョンが浮かび上がった。 刃を振り上げるその幻像こそは、ナイチンゲールの宝具に他ならない。 「――全ての命を奪ってでもッ!!」 天使の吠える声を合図に、最後の治療が始まる。 砂糖菓子の剣携えた白ドレスが駆けて、僕は彼女を何としても勝たせるために集中を深めた。 あんたもエジソンと同じだ、ナイチンゲール。 少し休んだ方がいい。 ▼ ▼ ▼ 真名判明 第五の傷病英霊 真名 ナイチンゲール ▼ ▼ ▼ 「我はすべて毒あるもの、害あるものを絶つ(ナイチンゲール・ブレッジ)!!」 白衣をまとった女神の剣が勢いよく振り下ろされた。 ナーサリーは回避を選んだが、あれは攻撃宝具じゃない。 戦いを強制的に瓦解させる絶対安全圏の構築。 傷付いた人を一気に回復させる異端の【対軍宝具】だ。 「えっ……!?」 ナーサリーの手から、するりと砂糖菓子の剣が落ちる。 そう、この宝具は戦闘をそもそも【させてくれない】。 剣は手から落ち、銃は弾を吐き出さず、爆弾は化学反応せず、魔術は組み上がらず、宝具の真名は解放されない。 現に僕が咄嗟に撃ち込もうとしたガンドも発動にすら到達出来ていない有り様だ。 しかしナイチンゲール当人は、もちろん別。 武器を取り落とした童話少女を救わん(撲殺せん)と、魔獣の首さえ叩き折る鉄拳が振るわれる。 「バカにしないで!」 けれどナーサリーだって負けちゃいない。 彼女は病人に対するご都合主義だ。デウス・エクス・マキナだ。 真名解放を行わずとも、その小さな体からは常に対病の力が放出されている。 『我はすべて毒あるもの、害あるものを絶つ』の強制力をねじ伏せて剣を拾い、拳を防ぐ盾とした。 此処までは、うまく行ったように見えたが。 「大した暴れぶりです。ですが」 「うぐっ……!?」 「私の方こそ言わせてもらいましょう。馬鹿にしないでいただきたい」 明らかにナーサリーは万全の戦いが出来ていなかった。 振るう剣に込められた力が目に見えて弱まっている。 素人目でもわかるのだ、ナイチンゲールにわからないはずがない。 素面で弾くには限度がある。 第五の傷病英霊の宝具は間違いなく、ナーサリー・ライム(ご都合主義)に通用していた。 「殺菌」 至近からナーサリーの腹に叩き込まれる蹴りの一撃。 かっと唾液を吐き出しながら、童話少女がノーバウンドで吹き飛んだ。 う、といううめき声。それにも顔色一つ変えず、鋼の看護婦が走る。 「緊急治療」 黙って見てなどいられるものか。 僕は戦う力がない身で、童話少女とナイチンゲールの間に割り込んだ。 一秒くらいなら時間も稼げる。 後は死ぬか死なないかのギャンブルだ――そう思っていた僕に、ナイチンゲールの銃口が向いた。 「消毒」 避けられるか? 喰らうにしても急所は避けないとな。 腹を括った僕はしかし、横にまで走ってきて手を引いてくれた童話少女のおかげで難を逃れる。 「危ないことしちゃだめだよ、お兄ちゃん」 「時間稼ぎにはなっただろ。それに僕も、あの人がああなってるってのはちょっと思うところがあるんだよ」 アメリカでは本当に世話になったし、特異点修復の中で僕自身【救えなかった】経験を何度もしてきたから。 今回の傷病英霊には、今まで以上に感情移入してしまっている僕がいた。 冷静であろうと努めちゃいるが、体を張ってどうにかなるならそのへんの行動に躊躇はない。 それでナーサリー・ライムの剣が届くんなら安いものだ。 「宝具を使おうナーサリー。これじゃ戦いにならない」 「うん。ちょっと弱くなっちゃうけど、しかたないのだわ」 手を引かれながら走り、次の一手を共有する僕ら。 魔力が一気に吸われる感覚はもう慣れたし、カルデアにはもっと持っていく奴らがいるからそれほどキツくもない。 ナーサリー・ライムの宝具が、最強無敵の【ご都合主義】が起動する。 瞬間、彼女を苛んでいた戦闘禁止の呪縛は砕けて散った。 そのことが傍目にもわかるほど、身体能力が見違えた。 「……!」 地面を蹴った童話少女の剣がナイチンゲールの髪の毛を数本散らす。 病んだ天使の顔に初めて驚きが浮かんだのが見えた。 そりゃあそうだ、僕だってこんな何でもありの宝具は数えるほどしか知らない。 その中でも【理不尽】ということにかけてはナーサリー・ライムがぶっちぎりだ。 「く……!」 一振り一振りが病みへの特攻。 戦況は必然ナーサリーの方に傾いていく。 焦燥を覚えるや否や、ナイチンゲールも即断した。 宝具の解放による、理不尽への対抗。 傷付け殺すことでの【救命】を。 「毒なき世界を砕き、害なき世界を溶かした。 ……たったそれだけで。たったそれだけでこの私を邪魔立て出来ると?」 距離を取ったナイチンゲールの背後に再び、像が浮かぶ。 しかし今度のそれは、白衣の女神ではなかった。 返り血で真っ赤に染まり、血涙を流す恐ろしい女神像。 まさに今のナイチンゲールを象徴するような病理幻想(パラノイア)。 「全ての生あるもの、脈打つものを救い、我が力の限り、人々の明日を導かん! 全ての生あるもの、脈打つものを殺してでも、私は為すべきことを為す!」 今に始まったことじゃないが言ってることが無茶苦茶だ。 何もかも道理が通っていない。 でもそれがナイチンゲールという女で、だからこそ彼女は多くを救えた。 そんな人がこんな姿で荒れ狂うほどの病み。 仕込んだやつに怒りも覚えるけど、それ以上に今はこれを取り払ってやりたい。 だから僕はありったけ、ナーサリー・ライムに魔力を渡す。 「持ってけ!」 全体強化もおまけだ。 これから来る宝具を破れるだけの力を、あいつに! そして遂に、解放の時が来た。 血に濡れた女神が剣を振り下ろす。 「我はすべて生あるもの、脈打つものを癒す(ナイチンゲール・ディザイアー)!!」 弱体化なんて小癪なものは今のナーサリーには通じない。 だから、恐るべきはあの女神本体だけだ。 どうやらあれは平常なナイチンゲールの宝具とは違って、剣そのものが破壊力を持っているらしい。 これを打ち破れれば僕らの勝ち。 打ち破れなければ、僕らの負けだ。 「繰り返す頁のさざなみ、押し返す草のしおり」 激突する、血に濡れた剣と砂糖菓子の剣。 押し返されそうになりながらも、童話少女は必死に力を込めた。 やがて女神の剣が甘ったるい白に染まっていく。 浴びた返り血は苺のジャムに変わり、血涙はラズベリー・ソースになった。 程なくして女神が砕け散り、風に吹き崩されて戦場の一部になる。 幻想のぶつかり合いは、此処に決した。 勝ったのは――白ドレスの童話少女だ。 血腥い臭気が甘い香りに変わっていく。 幻想を塗り潰して幻想が支配する。 病みをかき消して元の姿を戻す療法幻想(セラピー)。 「貴方に還す(ナーサリー)――」 必勝必殺の一振りが、ナイチンゲールの体を斜め一直線に切り裂かんとして。 「救う願いを砕き、癒す願いを砕いた」 その瞬間、あってはならないことが起きた。 ナイチンゲールが一歩、踏み込んだのだ。 まるで、そう。 最初から、こうなることを知っていたみたいに。 「たったそれだけで。たったそれだけでこの私を邪魔立て出来ると?」 ナーサリーの目が見開かれる。 「避けろ、ナーサリーッ!!」 僕は慌ててガンドを撃つが……僕は理解してしまった。 ダメだ、間に合わない。 だってもう既にナイチンゲールの手刀の先はあいつの白ドレスに触れていて。 「――執刀、終了」 僕のガンドがナイチンゲールをその場に縫い止めた時には。 ナイチンゲールの手刀(メス)が、ナーサリー・ライムの心臓を貫いていた。 大量の血液を吐き出して、童話少女ががくりと脱力する。 誰の目から見てもわかる、明らかな即死だった。 だって、やったのはナイチンゲール。 その鋼の看護で世界に名を刻んだサーヴァントだぞ。 「……っ」 ナイチンゲールが、急所(患部)を間違えるわけがない。 あの人が執刀終了と言ったんだから、すべては終わってしまったんだ。 そうでなきゃあの人は絶対にそんなことを言わない。気を緩めるようなことはありえない。 それが、あの人という英霊が宿した狂気なんだから。 「次はあなたです。どうか動かぬよう。迅速な救命に支障を来しますので」 ……くそ。 僕がちゃんとした魔術師だったなら、こうはならなかっただろうに。 要するに足りなかったんだ、何もかも足りなかった! 僕にあと二つ、いや一つ手があれば! ナーサリー・ライムは勝てたはずなのに! 後悔する僕に懺悔の余地を与えてくれるほど鋼鉄の看護婦は優しくない。 地面をいざ蹴り飛ばし、最後の患者を救おうとして。 「貴方に還す物語(ナーサリー・ライム)」 その心臓から、砂糖菓子の剣が生えた。 な、とナイチンゲールが漏らした。 え、と僕がこぼした。 それは、意味不明にして理解不能な光景。 今僕の目の前で死んだはずのナーサリー・ライムが、ナイチンゲールを貫いたのだ。 ……【心の痛み】を殺す宝具を持って。 「……永久機関・少女帝国(クイーンズ・グラスゲーム)……」 戦いは終わった。 ナイチンゲールは崩れ落ちた。 僕は茫然とその光景を見ていて。 青空と若葉が満たしていく【痛み】の消えた世界に、無傷のナーサリー・ライムが立っていた。 それはまるで、幽霊(ゴースト)のようだった。 ▼ ▼ ▼ 優しい風が吹いていた。 屍は召され、辺りはのどかな一面の緑で満たされている。 ナイチンゲールは既に起き上がり、自分のこめかみを抑えてすごい顔をしていた。 「不覚。一生の不覚です。よもやこの私が病みに囚われてしまうとは……ッ!」 背後からの一突きでナイチンゲールは沈黙した。 不意打ちじみた決め手だったが、問題なく療法幻想は必殺の威力で働いてくれたようだ。 ナイチンゲールが自身の病理幻想を使ったことで、病みの根源がさらけ出されたためだろう。 胸を貫かれたはずのナイチンゲールに傷はなく、やはり血の一滴も流れてはいない。 顔に巻いた包帯は風に吹かれてほどけ、その顔には綺麗な色合いの瞳が二つ揃っていた。 もはや狂気の兆しは毛ほども見えない。治療は、完了した。 「……ご迷惑をおかけしましたね、マスターと療法士のあなた。 この御恩は金輪際忘れることはないでしょう。謝礼と言ってはなんですが、怪我などした時にはいつでもお呼びください。 最善の治療方法を持っていついかなる時でも駆けつけます」 「感謝が重い」 これほど気合の入ったナイチンゲールの治療は恐ろしいのであまり受けたくないな。 ……閑話休題。元に戻って何よりだと、僕は胸を撫で下ろした。 それと同時に、怒りが込み上げてくる。 「私は救えなかった者たちのことを、片時も忘れたことはありません。 そこを付け込まれたのでしょう。私もまだまだ未熟だったようです」 クリスマスの子、エジソン、会ってはないけどカーミラ、茨木童子、そしてナイチンゲール。 英霊たちの弱い部分、不安定な部分に病魔を植え付けて侮辱した黒幕に今更ながら腹が立つ。 でもそれだけじゃない。僕は、畏怖の念も抱いていた。 ナイチンゲールほどの人でさえ、あんな有り様に変貌させてしまう。 この病棟を特異点にした黒幕には、それだけの力があるのだ。 舐めてかかれば、次に病みを埋め込まれるのは僕……なんて笑えない結末にもなりかねない。 「時に。茨木童子から話は聞いていますね、マスター」 「……あれ、知ってたのか。僕はてっきり茨木はあんたのとこには行かなかったものとばかり」 「来ましたよ。私の『我はすべて毒あるもの、害あるものを絶つ』相手に分が悪いと見るや否や、そそくさと逃げていきましたが」 ……うん、清々しいほどに茨木らしいや。 そういやあの子仕切り直しのスキルとか持ってたしな。 傷病英霊の世界から逃げ出すなんて離れ業も可能だったんだろう。 「彼女の話はさておき、私で傷病英霊は最後です」 「らしいね」 「あなたたちが倒すべき敵はあと一体。最上階、院長室で待ち受ける【英霊病棟のルーラー】」 黒幕はルーラーなのか。 尚更一筋縄ではいかなそうで僕はげんなりする。 なんでろくでもないやつがルーラーになれるんだよ、ジャンヌや天草を見習えってんだ。 「実を言うと私も茨木童子と同じように、当初は病みに抵抗出来ていました。 どの傷病英霊よりも早くこの病棟に呼び寄せられていた私は、真っ先にルーラーを治療しに向かったのです」 「……それで、どうなったんだ?」 「さっきまでの様を見ればおわかりでしょう。 あのルーラーは私を破り、弱らせて病みの中に叩き落とした」 「……」 ナイチンゲールは間違いなく、サーヴァント全体で見ても強力な方に部類される一騎だ。 その宝具もさることながら、素の肉体性能もかなり高い。 そんな彼女がルーラーに敗れた。 病みに抵抗できない段階にまで、痛めつけられたのだという。 「【彼女】はルーラーの基本スキルを持たない異端です。 ただしその代わり、キャスタークラスと見紛うほど強力な陣地の中にいる」 神明裁決だとか真名看破だとか、あのへんのスキルを持たないってことか。 普通それはルーラーを相手取る上では嬉しい情報のはずだけど、どうやらそうじゃない。 ナイチンゲールの言う【代わり】の陣地は、余程強力なもののようだ。 「私もあまり多くを引き出せたわけではありません。ですがひとつ、確実に言えることが存在します」 「……それは?」 ごくりと唾を呑み込む僕に。 ナイチンゲールは重々しく言った。 「あの少女は病人です」 僕らにとって希望となる情報を。 ルーラーは病んでいると、鋼の看護婦は断言した。 何かの間違いだとか誤解だとか、そんなことはありえない。 くどいようだが、彼女はナイチンゲールなのだ。 説得力なんて、これだけで十分すぎる。 「……くれぐれもお気をつけて、マスター。そしてお願いです。私の代わりに、あの少女に適切な処置を施してあげてほしい」 「……わかったよ」 「それと――」 そう言ってナイチンゲールはナーサリーの方に目を向けた。 ……今回はやけに口数が少ないな、あいつ。 そんなことを思いながら続く言葉を待っていた僕だが、何故かナイチンゲールは静かに目を閉じて首を振る。 「どうしたんだ?」 「いえ、何でもありません。私の勘違いだったようです」 言うや否や、ナイチンゲールの体が粒になってほどけ始める。 消滅が始まったらしい。彼女は茨木と同じくカルデアのサーヴァントなので、座ではなくあっちに帰ることになるはずだ。 だから悲しくはなかったが、使命感はあった。 この人に託されたんだから、成し遂げなくちゃいけない。 ルーラーを倒す。いや……治す。 それが僕らの、最後のミッション。 「ご武運を」 ナイチンゲールが消滅して、世界は光と共に無機質なそれに戻った。 手術室の壁に凭れかかると力が抜ける。 ナーサリーが僕の方に慌てた様子で駆けてきた。 「お兄ちゃん! どこかいたいの……?」 「いや、大丈夫。ただちょっと疲れたな、流石に少し休んでいきたい」 「もちろんいいよ。お兄ちゃんがよくなるまで、あたしも休むから」 ちら、と僕はその胸元を見た。 もちろんいかがわしい意味ではない。 そこに血や穴がないかを確認したかったのだ。 だってこの少女はさっき、心臓を貫かれたんだから。 あれは絶対に、幻なんかじゃなかった。現実だった。 なのに――ナーサリーは平然と復活して、こうして存在を続けてる。 「さっきはやけに静かだったな。君の方こそ怪我とかしてるんじゃないのか」 「ううん、そういうのじゃないよ。ただあたし、お医者さんが嫌いだから」 もちろん種はあるはずだ。 きっと、これまでに見せていなかった宝具かスキル。 効果の大きさからするに前者だろうか。 霊核が破壊されて即死しても即座に復活できる規格外の宝具。 そう考えれば、さっきのあれも不思議なことではない。 トリックのあるマジックだ。 「子供らしいじゃん。じゃあ君にとって此処はあまりいたくない場所ってわけだ」 「そうだね。けどあたしは、此処のみんなをたすけてあげなくちゃいけないから」 だから頑張れるんだよと少女は胸を張る。 医者が嫌いとこの子は言った。病院もまた然りらしい。 僕がエジソンとの戦いで垣間見た、規則性の薄い謎の映像。 そしてベッドの上に横たわる、ノイズに覆われた人影らしきもの。 あれはやっぱり、この子だったんだろう。 サーヴァントのマスターは夢を通じてその人物の記憶を垣間見ることがある。僕も経験済だ。 あの時見たものもまた、それなのだと僕は理解する。 「そっか」 問いかけられなかった言葉がある。 ナーサリー・ライム。白ドレスの君。 心の痛みをお菓子に変えて取り除く優しい女の子。 君は、全部を救ったあとどこに行くんだ? 質問は口から出てくれず。僕らは最後の休憩時間を静寂の中、過ごした。 第五の傷病英霊、消滅。 【手術室】(Operationssaal)、閉鎖。 BACK TOP NEXT 第四節:無菌室の哭鬼 麻酔少女一夜 オイ・アクツィオン 第六節:院長室の聖女