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『好きな人がいること』 出演者情報 役名 名前 年齢 身長 体重 B W H カップ 更新日 櫻井 美咲 桐谷美玲 31 163.5 39 78 57 83 2010/06/08 奥田 実果子 佐野ひなこ 27 160 40 84 51 83 F 2019/10/23 二宮 風花 飯豊まりえ 23 167 43.2 75 56 88 D 2018/01/26 高月 楓 菜々緒 33 172 46 80 57 83 B 2015/09/01 石川若葉 阿部純子 28 161 74 57 82 2016/08/15 ゲスト 第6話(2016/8/15)ゲスト 役名 名前 年齢 身長 体重 B W H カップ 更新日 大橋尚美 池端レイナ 34 165 83 60 84 2017/10/29 第7話(2016/8/29)ゲスト 役名 名前 年齢 身長 体重 B W H カップ 更新日 西島 渚 紺野まひる 44 160 82 58 84 2010/08/31
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【検索用 まいかいすきなひとにこいひとかいるのやめてほしいとおもいます 登録タグ お前は知りすぎたP ま 曲 曲ま 鏡音レン】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:お前は知りすぎたP 作曲:お前は知りすぎたP 編曲:お前は知りすぎたP 唄:鏡音レン ミクちゃん絵 紫崎狂歌(Twitter) 曲紹介 でもねそんなやさしくしてくれるような人は そうもちろん俺以外にもやさしくしてる だから 曲名:『毎回好きな人に恋人がいるのやめてほしいと思います』(まいかいすきなひとにこいひとかいるのやめてほしいとおもいます) 友人にグラコロと引き換えに機材を借りたとのこと エピソードは実体験とのこと お前は知りすぎたPの2作目 ハードボカロ曲投稿祭 投稿曲 歌詞 好きな人に毎回恋人がいるのやめてほしいと思います さぁさぁ いつもいつでも 私は好きになる人がいて そういうやつは大概恋人がいるよ まずは小学校のときに 好きになった女の子をからかわれてさ べ、別に好きとかそんなんじゃねぇし って言ったときの思い出を返してくれ 恋人いるじゃねぇか でもそんなことがあっても 俺はどうしようもなくてさ 中学校のときに 俺は お、俺 君のこと好きなんだ ってちょっと優しくされただけで 好きになったりもしました でもね そんなやさしくしてくれるような人は そう もちろん 俺以外にも やさしくしてる だから すでに恋人がいるんです だから だだだん だから こんなことが起こっていいのでしょうか? 高校のとき バレンタインに チョコもらった うれしくて声かけたら 恋人いた あああああああああああ コメント ただ、刺さる -- 名無しさん (2023-11-12 22 53 52) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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好きなもの 管理人の好きなものを載せていく予定です。 音楽 L Arc~en~Ciel Mr.Children AKB48 スポーツ 北海道日本ハムファイターズ コンサドーレ札幌
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そんなことしねーよ! バッと振り返る 「愛の証」どこまで本気なのか メールの違和感 壁越しのお喋りの判別 そんなことしねーよ! たとえば将来……俺に彼女ができたりしたら、麻奈実を避けるようになったりするのだろうか? そんなことしねーよ!と、今の俺は思った。(p123) シンプルな死亡フラグなのだが、一度の死亡フラグを二度回収すると誰が予測できただろうか バッと振り返る p366でせいせいするなどと語っているが、声をかけられたときの反応がどう見ても嫌々の対応ではない。 体は正直だな(ゲス顔) 「愛の証」どこまで本気なのか 演技で言っているのか、本気で言っているのか、境界が曖昧になってくる。(p357) ウソなんかじゃねえ(p358) 「どの辺まで本心なわけ?」「ど、どうでもいいだろ」(p367) 嘘だと確定させる要素は存在しないどころか、ヤバいところが強調表示になっている。 桐乃の告白キャンセル法も「と言うとでも思ったァ?」であるため、嘘とは言っていない。 メールの違和感 妄想/新垣あやせを参照 壁越しのお喋りの判別 加奈子 「うそだぁ~、じゃーケータイ見してみ?」 加奈子 「……やっぱアヤシイ~。……桐乃ぉ……いい加減白状したらぁ~?」 加奈子 「もう、とぼけて! ねえ、ねえってばあ! 桐乃ぉ~~、相手はどんな男なのぉっ?」 加奈子 「うそだあ! 信じらんないよ! 絶対男だって! いいじゃん別に、誰も友達の彼氏取ったりしないからさあ。ね? あたしたちだけに、こっそり教えてよ~う」 加奈子 「えー? だって桐乃、ガッコーですっごいモテるじゃん、男の子たちからさー」 加奈子 「だって最近おかしーじゃん、桐乃!」 友達A。 ランちん 「そうそう! すっごい変ーっ!」 友達B。 加奈子 「最近いきなり付き合い悪くなったしぃ~、ガッコでもこそこそメールしてるみたいだしぃ~」 コミック版では語尾の延ばしをなくしてあやせの台詞にしている。 ランちん 「あ、あたし電話してるとこ見た! なんか痴話喧嘩してるような感じだった!」 ランちん 「うん、なんかぁ、すっごい怒鳴ってるんだけどぉ、でも、それなのになんか嬉しそうなの。そんで電話切ったあと、にやにやしてんの。絶対彼氏でしょアレぇ――」 加奈子 「だよねー?」 加奈子 「あ、ホラあ。思い当たることあったんでしょ?」 加奈子 「ふーん? あくまで彼氏なんていないってゆーんだあ、桐乃は?」 加奈子 「じゃー最近のおかしな行動について、セートーなリユーを説明してよ」 京介の反応から発言のほとんどが加奈子。 加奈子 「えーそんなぁ……アタシらは桐乃のことを心配してぇ……いたた、叩かないでよ桐乃ぉ~」 加奈子 「やぁだぁ~、も~っ。痛いってばっ♡」 加奈子 「そんなぁ~」 あやせ 「ま、まぁまぁ……桐乃、そのへんでやめときなよ。ほら、この子も反省してるし……ね?」 また別の声。=ここまであやせの台詞なし。 あやせ 「そうそう。ところでさ。桐乃って、お兄さんいたんだね? 知らなかったよ」 あやせ 「なんでそこで嫌そうな顔するの。優しそうな人じゃない?」 あやせ 「そ、そんなことないと思うけど…………たぶん」 ランちん?加奈子? 「あたしも見た見た。チラッとだけど。なんかぁ、桐乃にぜんっぜん似てなかったよね?」 京介がクソガキと言ってるので加奈子の可能性もあり。コミック版ではランちん。 ランちん 「むしろ地味っていうかぁ――」 加奈子 「あはは、言えてる言えてるーっ。なんていったらいっかなぁ……あ、アレアレ。十年後とかぁ、フッツーにしょぼい中小企業とかに勤めて、課長とかやってそうじゃね?」 ランちん 「うっわビミョー……でも分かる。あの顔はそんな感じだった」 加奈子 「あれ? 桐乃ぉ……なに黙り込んでんの?」 なお1階は 加奈子・あやせ・ランちん 「「「キャ――――――――――――――ッ!?」」」 あやせ 「き、桐乃……?」 加奈子 「うっわ~……ちょっとコレは引くよ~~ぅ?」 意見・批判等 名前 コメント すべてのコメントを見る
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俺は高坂京介。今大学1年だ。 加奈子:なぁブリジット。夏休みだっていうのになんで勉強なんかせにゃーならんのだ。 ブリジット:かなかなちゃん。またそんなこといって。 あやせ:加奈子。そんなことばかりいってると、又赤点とりますよ。 加奈子:うるせぇぶす。お前勉強ばっかりしてるくせに、1夜漬けの あたしとたいしてかわらないくせに成績悪い癖に…。 あやせは、意外に成績が悪かった。成績でいうと、中の下。一応俺の母校に 受かったはいいが、かなり手をやいた。そこが可愛いんだが。 自分の受験とあやせの受験があったのと、受験前1ヶ月で 当選圏のはるか下だったので、加奈子は、黒猫と沙織に任せたのだが、 やつらに任せたのは、加奈子が意外に頭がいいので 頭はいいので頭のいい奴に面倒みさせたほうがいいと思ったのもある。 後で聞いた話によると加奈子はあの内申書をひっさげて、 1ヶ月で巻き返して合格し、試験の成績だけならば、 2~3番だったという。公立ということもあり、ダントツの成績は 出しにくいので、桐乃といい勝負だったという。 学力的には 桐乃=沙織 -文系科目の壁- 黒猫-(才能の壁)- 真奈美=俺-越えられない壁- あやせ 加奈子 だけど、頭は、ひょっとしたら桐乃よりはるか上なのではなかろうか。 加奈子:ひひひ。大丈夫だって。本当に危なくなったら、黒いのが また助けてくれるから。それに、宿題はブリジットにでもさせとけば そこそこの点数とれるって。 あやせ:(目の温度が氷点下に下がり、 メルルの縫いぐるみをひねりつぶす。)加奈子もこうなりたい? 加奈子:おぃあやせ。 それに、あたしが代わりにブリジットちゃんの宿題を解いてやってるんで おあいこって。ひっ…。加奈子の血の気が引く。 京介:あやせ。なんだその縫いぐるみは…。 あやせ:あぁこれ。桐乃とおそろい。とても握りごこちがいいんですよ。 京介:そうか。そりゃよかったな。 加奈子:でもお前ももの好きだよな。可愛いカナカナちゃん じゃなくってババアのあやせとつきあってるんだから。 お前教員志望ならロリコンなんじゃないのか? あやせは、さらに強く縫いぐるみを強く握りしめ、ブリジットは本能的にのけぞる。 加奈子:そんなに怒ると小じわが増えるぞ。 あやせはさらにメルルの人形を握りしめ…メルルの人形から綿が…。 あやせ:あっ。またやっちゃった。テヘ。でも、代わりに掴むもの ないかなー。 そういうや否や、加奈子をしばき倒す。 加奈子:あーギブギブ。ってこのクソババァ本気で殺す気かよ。 てかなんで笑顔なんだ。 あやせ:なにをいってるんだか全然わかんないんだけど…。 加奈子:あやせさまはとてもお美しく、京介のやつが夢中になるのも当たり前かと。 あやせ:ありがとう。
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注意:このページにはPatch6.0メインクエストのネタバレが含まれます。 概要 メインクエスト「寒夜のこと」が、(一部のプレイヤーには)クリアが困難なバランスになっていた事件。 このクエストのインスタンスバトルでは、主人公ではなく帝国兵を操作して進行する。 この帝国兵が弱い上にバトルの構成がFF14のお約束から外れており、ストーリー展開も(一部のプレイヤーにとっては)不快なものとなっていることも相まって、大不評となった。 この不評を受け、運営は難易度の緩和対応を行うことになった。 6.01パッチノート公開! 6.x メインクエスト「寒夜のこと」のクエストインスタンスバトルにおいて、以下の変更が行われます。 ※攻略失敗時に難易度Easy/Very Easyを選択した場合のみ影響があり、難易度Normalには変更ありません。 プレイヤーに付与されるバフ「不屈の闘志」の効果量が引き上げられます。 コンテンツアクションの初期使用回数が引き上げられます。 クエスト進行に必要な一部の探索物が見つけやすくなるよう、配置数が引き上げられます。 https //jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/topics/detail/f93f0ebc07dd8279ffced0d170f7da49c902ae5e 問題点 操作キャラクターが弱い これまでのNPCを操作するインスタンスバトルでは、「暁の血盟」メンバー等の戦闘力が高く、また普段操作するジョブに近い性能のキャラクターであったが、このクエストで操作する帝国兵はそれとは比較にならないほど弱い。 雑魚モンスター1体を倒すまでにHPが半分失われる程度である。 しかもHPの自然回復もなく、スタートの時点では持っているポーションの数も限られている……という厳しい状態。 ポーションはある程度余裕を持った数が配置されており、HP自然回復はエリアを探索してアイテムを入手することで解放されるが……。 目標物の位置が不明 FF14では、クエストの目的である会話すべきNPC、調べるべきオブジェクトの位置がミニマップに示される。探索の必要がある場合でも、探索すべき範囲が橙の円で表示される。 しかし、このクエストにはそういった表示がなく、探索に応じて徐々に開かれていくマップを頼りに自力で目標物を探すことになる。 前述した「HP自然回復を解放するアイテム」も、当然ながら位置は表示されない。 目的地と進行方向 「南西にあるキャンプ・ブロークングラスに向かえ」という指示はあるのだが、多くのプレイヤーはテルティウム駅がある東側から市街地に入ることになる。 そのため東から回り込むのだと考えるプレイヤーもいるのだが、そちらへ向かうと侵入禁止のラインが引かれており途方にくれる……という事態が発生する。 魔導リーパーと認証鍵、燃料 スタート地点から南西に向かうと壊れた魔導リーパーがあり、これを動かすとクエストが進行する。 動かすには認証鍵と燃料が必要だが、これらは魔導リーパーを調べないと出現しない。 出現位置は決まっているが、それ故に「さっき通った時には何もなかった場所に出現しており、通ってきた場所にはないと思い込んでいると見つけられない」という事態が発生する。 視界不良 ガレマルド市街のエリアは薄暗く、黒い地面には黒い瓦礫が散乱している。 徘徊する帝国兵や魔導兵器は黒が基調となっており、視認性が良くない。 曲がり角や通路を見逃す、敵に気付かないといったミスを招くエリア構成であり、エリアが明るいだけでもある程度ミスは減っていたことだろう。 スニーキングミッションの罠 FF14のメインクエストに於けるインスタンスバトルは、多くの場合敵の撃破が目標となっている。 「敵との戦闘を避けつつ、限られたリソースをやりくりし、場所が不明であるオブジェクトを探索する」という形式に役立つ経験をもたらすクエストは限られていると言えるだろう。 そのような環境で(少し前にサンクレッドを操作して帝国軍の基地に忍び込むクエストがあるものの)突然出てくるスニーキングミッションは、不馴れなプレイヤーの障害となった。 「不屈の闘志」が機能しにくい 「不屈の闘志」は、クエストに失敗するとリトライの際にステータスを上昇させてくれる救済策である。 しかし、元が弱いキャラクターであること、クエストのメインが探索であることで、これが救済策として決定的な効果を発揮にするに至らなかった。 6.0時点ではリトライの際の難易度選択でクエスト自体の難易度が緩和されなかったため、「不屈の闘志」だけでは不十分な場合は進行不能に陥ってしまっていた。 プレイヤーの民度 このような「寒夜のこと」インスタンスバトルであるが、他のゲームで鍛えられたプレイヤーにとってはさしたる難易度ではないこともまた事実であった。 そのため、「難しい」「クリアできない」と嘆くプレイヤーに向けて「簡単だった」「そんなものもクリアできないのか」「緩和の必要はない」といった心ない言葉が投げ掛けられる現場も確認されている。 最終的に難易度が緩和されていることから当初の難易度は適正ではなかったことが証明されているが、ストーリー展開とクエストの難易度に加えて他のプレイヤーの追い討ちで心折れるプレイヤーも出た。 メインクエストである これがサブクエストであれば毛色が違うクエストで済ませられたかも知れないが、「寒夜のこと」はメインクエストに含まれている。 詰まってしまうとメインクエストが進められなくなることが、このクエストの最大の問題であったと言える。
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好きなNPC(仲間OK) / 好きなNPC(仲間NG) / 好きな武器 / LOMのココが好き 人気投票 - 好きな武器 技が好き、使いやすい、攻撃力が高い、などなど理由はさまざま。 設置→2014/9/29 第一回目集計(2015/1/13)大剣8>槍7>ロッド&片手剣&短剣2>弓矢&片手斧1。 第二回目集計(20156/17)槍59>大剣34>片手剣14>ロッド13>弓矢&短剣12>グラブ10>ハンマー7>ヌンチャク&片手斧6>アックス5 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 槍 482 (31%) 2 大剣 309 (20%) 3 弓矢 130 (8%) 4 ロッド 126 (8%) 5 グラブ 102 (7%) 6 片手剣 101 (7%) 7 短剣 76 (5%) 8 片手斧 49 (3%) 9 バトルアックス 47 (3%) 10 バトルハンマー 42 (3%) 11 ヌンチャク 38 (2%) 12 盾もち片手剣 16 (1%) 13 ラヴ 9 (1%) 14 キミのイメージ 7 (0%) 15 素手 6 (0%) 16 魔法 6 (0%) 17 感謝の気持ち 5 (0%) 18 パブロフ君 1 (0%) その他 投票総数 1552
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登録日:2010/11/03(水) 22 09 50 更新日:2023/01/08 Sun 12 25 13NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 JC きりりん わがまま エロゲーマー ギャル スイーツ(笑) ブラコン ヘアピン ペロリスト メインヒロイン 中学生 丸顔 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 八重歯 匂いフェチ 実妹 竹達彩奈 茶髪 読者モデル 陸上部 高坂桐乃 高坂(こうさか) 桐乃(きりの)は『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の登場人物。 メインヒロインを務め、物語は基本的に彼女が中心となって展開していく。 声優:竹達彩奈 性別:女 年齢:14歳 身長:165cm 体重:45kg 3サイズ:82/54/81 高坂京介の三歳下の妹で、中学二年生(後に三年に進級)。 腰まであるロングヘアーをライトブラウンに染めて、前髪をヘアピンで留め、両耳にはピアスを付けた、いわゆるイマドキの女子中学生。 美人で大人っぽく垢抜けており、見た目は高校生にしか見えない。どのクラスにも数人いるような「高めの女子」の中でも頂点に君臨している。 その容姿もさることながら、学更に有名なティーン誌で読者モデルもこなす、漫画や小説の登場人物さながらの才媛。 兄に対しては、関係は冷め切っていて、同じ家に住みながら言葉を交わすことはほとんどない。 勝ち気な性格で、特に京介には容赦がない。 意外にも人当たりは良く、ご近所や教師にも評判で、友達も多い。 実はそういった完璧な顔の裏に、美少女アニメと「妹もの」のエロゲーに傾倒するかなり重度の趣味を隠し持っている。 女子中学生としての自分と、自分の中で板挟みになり、誰にも趣味を打ち明けられず、悶々とした日々を送っていたが、 ある日兄の京介にバレてしまう。 悩みに悩んだ末、仲が悪い兄に「人生相談」という形で打ち明けると、共通の話題を持つ友達を作ることを勧められ、SNSのオフ会に参加することになる。 ギャルっぽい外見が原因で避けられ、上手く話すこともできなかったが、 沙織・バジーナの誘いで参加した二次会で黒猫と知り合い、アニメの話題で大喧嘩しつつも親交を深め、以降は三人でよくつるむようになった。 作中では京介を通して見ることになる為、本当のところは何を考えているのか解らない。実は京介が見るとおり、兄を嫌っているのかも知れない。 だが、読者からはどう見ても京介に恋愛感情を抱いているようにしか見えず、 京介に接する態度も素直になりたくてもなれないツンデレにしか見られない(まあ実際そうなんだry)。 黒猫とは親友の間柄なのだが、彼女に対しても若干ツンデレ気質を放っており、 親友であることを否定し、喧嘩ばかりしている(京介はこれを痴話喧嘩と表現している)。 逆に表の親友である新垣あやせには素直。 京介や黒猫などの年上相手にはわがままを言うことも多いが、あやせら同年代に対しては逆に大人に振る舞うことが多い。 丸顔を気にしていて、指摘されると怒る。 元々持っている美貌を入念なメイクで磨き上げている(京介談)が、すっぴんの方が可愛い(京介談)。 軽薄な格好に見合わず、かなりの努力家。 桐乃の多才さは父親譲りの誠実さや自分への厳しさに由来するところが大きい(もちろん生まれ持った才能も大きな要素ではあるが)。 実際、幼い頃は勉強がそれほど出来るわけでもなく、運動神経に限って言えばむしろ悪い方ですらあった。 それらを克服したことが彼女が持つ絶対的な自信を後押ししている。 しかし、その責任感と意思の強さからはわかりづらいが、精神的には年相応に弱く、脆い。 本編ではまだ明らかにされていないが、彼女が陸上を始めたきっかけは京介に関わるらしいことが示唆されている。 京介に「さんざんほったらかしにしたくせに」と叫んだこともあり、本心では構ってほしかったようである。 ブラコ(ry 異性は最低三歳以上年上でなければ恋愛対象にならないらしい。 それって(ry 余談になるが、桐乃のギャルっぽいイメージは担当編集のアイデアで藤沢とおる作品の女性キャラから生まれたらしい。 作者は桐乃のイメージを固めるに当たって『GTO』を読んだとか。案外相沢雅辺りのイメージから誕生したキャラクターなのかもしれない。 某スレでは「くんかたん」「クンカー」という愛称で親しまれていて、 兄のパンツをこっそりくんくんしたり兄のストーカーだったり凄いレベルのオナニストだったりする。 本人に見せたら精神崩壊を起こすかもしれない。 妹好きが長じたのか、一時期妹という存在が18人ほどいる友人宅に厄介になったことがある。 毎日ありえないくらいのハイテンションで幼女達と戯れて居候生活をエンジョイしていたが、兄に電話でたしなめられて帰宅した。 やはり現実の妹より兄の方が良いようだ。 ちなみに桐乃と友達なのはこの家の7女である。 「……人生相談が、あるの」 「……ばかじゃん? 二次元と三次元を一緒にしないでよ。ゲームはゲーム、リアルはリアルなの。 大体さー、現実に、兄のことを好きな妹なんているわけないでしょ?」 「そう、世間体。あたしは確かにアニメが好きだし、エロゲーも超好き。ううん、愛していると言ってもいい」 「あたしは、やめない。好きなのを、やめない。前にアンタに言ったじゃん。両方があたしなんだって。 どっちか一つなくなっちゃったら……やめちゃったら、あたしがあたしじゃなくなるの。 確かに、あたしは子供だし、お父さんの言うことは聞かなくちゃいけないと思う。それが当たり前だし、抵抗なんてできないと思う。 ……でも、もしも、全部捨てられて……なくなっちゃっても。いままでのあたしが、なかったことになるわけじゃ、ないから。 ……だから、好きでいることだけは、絶対、やめない」 「ありがとね、兄貴」 「こ――この変態っ! シスコン! 強姦魔ッ!」 「あんたのことはこれからカ●ビアンコムって呼ぶから」 「っざけんなッ! いい加減、偽者偽者やかましいのよアンタ!」 「あんたのことも、エロゲーと同じくらい好き!! ウソじゃないっ! なんで分かんないの!? どっちか選べるくらいだったら最初から悩んでない! 学校の友達も! オタク趣味も! どっちも凄く大事で、大切で、捨てられないからこんなんなっちゃってんでしょうが!」 「ばぁぁぁ~~~~っかじゃぁあ~~~~~~~ん?」 「……いつも、ありがとう」 「――じゃあね、兄貴」 「……バカ兄貴」 「あんたのおかげでよーく分かったっ! 現実の妹なんてろくなもんじゃないってね! 妹は二次元に限る!」 「うん、えっと、その……言い辛いんだケドさ」 「――あんた、あたしの彼氏になってよ」 「あんたのこと……今日は〝京介〟って呼ぶから」 「だって、その方が……恋人っぽいじゃん?」 「ぜんぜん違う! 恋愛シミュってゲームとしては面白いけど、リアル恋愛と比べたらぶっちゃけ超イージーモードみたいなもんだから!」 「それは……それは! っ……!」 「あんたがっ……あんたがっ……!」 「あんた……が……っ」 アニメ版ではまさかの改悪に改悪を重ねられ、アンチが沸く程に嫌われている(実際は原作の方がやってること自体はひどい)。 だいたいシリーズ構成の倉田のせいだけど。 原作では努力の人なのだが全くそんな描写はなく、 ただの超人スイーツ(笑)JCが傍若無人に暴れてるようにしか見えないからである(序盤はそうでもなかったのだが…)。 桐乃は犠牲になったのだ……メガネスキー倉田のな 原作者が脚本を取った九話では桐乃らしい充実したライフを見る事が出来る。 「お兄ちゃん」と呼ばれる場面で悶えて○ナるシーンや、ニャンニャン場面の直前にお風呂に入るシーンはもはや我々を遥かに超えるキモヲタであった。 「フヒヒヒwww」 「りんこちぅゃあぁ~んwww」 「ち、ちょっと待っててっ。…私もシャワー浴びてくるから////」 「録音!?まさか録音したんじゃないでしょうねっ!?////(←勿論嬉しい)」 「(黒猫の厨二ブログに)今週もぼっちで寂しかった、まで読んだ」 ゲーム『俺の妹がこんなに可愛いわけがないポータブル』では、ヒロインの一人として登場。 血が繋がった実妹のままのルートと、IFルートとして実は血が繋がっていなかったことが発覚する義妹ルートが存在する。 実妹ルートでは激的には京介との関係が変わらないまま話が終了するが、義妹ルートでは最終的に恋人として付き合うことになる。 続編となる『続くわけがない』の桐乃ルートは義妹ルート後の話となる。実妹ルート後はなし。 恋人となった桐乃とイチャイチャしつつ、友人や家族の理解を得るために奔走するのが基本筋。めでたく結婚すると一男一女に恵まれることに。 余談だが、桐乃ルートのスチルは解説で黒猫が突っ込む通りキスシーンが非常に多い。 桐乃以外のヒロインのルートでは桐乃の嫉妬が垣間見えるシーンも存在するが、前作とは違って表立って敵対することはほとんどない。 また、ヒロインと結婚し、子供が出来た後の話に登場する桐乃は基本的に「姪バカ」であり、京介や結婚したヒロインが呆れるほど溺愛している。 ちなみにその愛情は届いてない場合が多く、特にあやせの娘は敵愾心丸出しで桐乃の心をへし折っている。逆に加奈子の娘は桐乃が大好きだとか。 じゃ、宿題ね? 来週までに追記・修正しておくこと。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- キャラクターや作品、作者に対しての愚痴や誹謗中傷等を行った場合、IP規制・コメント欄の撤去等の措置がされる可能性がありますのでご了承下さい ▷ コメント欄 [部分編集] これだけアンチなコメント欄で、なんでコメント撤去とか注意書きが無いんだろうな・・・。 -- 名無しさん (2017-02-25 10 17 35) コメント欄のリセットと警告の追加 -- 名無しさん (2017-02-25 13 56 03) 擁護すると、原作者は義妹として書いてたが編集が「実妹にしろ」と意見が合わなかったのを原作者が義妹っぽくも実妹っぽくも書いたから最終巻でああなってしまった。 ある意味最大の被害者。 -- 名無しさん (2017-04-24 15 50 42) きりのんと俺妹がああいう顛末になったが故のエロマンガ先生の設定なのかなと色々思うところがある -- 名無しさん (2017-04-24 16 04 02) おねツイみたいな設定以外でシュレディンガーの妹はもういらない、ゲームで義妹エンドにしたら評判悪くて本編は実妹にしたという説も見たことがある -- 名無しさん (2019-01-10 22 04 10) かあねさぬ -- 1 (2022-08-20 16 36 12) 名前 コメント
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http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1311182440/791-808 俺は今日、朝から自室にこもって受験勉強をする予定だったんだ。 も、もちろん予定だけ立てて、結局何もしないなんてことはないぞ。 俺はこれでも受験勉強だけは真面目にやっているからな。 つい先日も、麻奈美から「きょうちゃん、もう私が教えなくても大丈夫そうだねぇ~」というお墨付きをもらったばかりなのである。 別に、念には念をという訳でもないのだが、他に何も予定がないときは勉強をする。 これが、俺、個人で勉強するときのいつものパターンになっている。 いや、なったと言ったほうが正しいか。 この間までだったら、予定がないと、自室でマンガ読んだり、音楽を聴いたり、リビングで延々テレビを眺めたりと、 家で無駄にゴロゴロする事が多かったが、今はそういう事は、少なくなった。 これも誰かさんの影響のせいかね。 その誰かさんは朝早くから何処かに出かけちまったみていだが……。 ま、まあ、俺には関係ないけどな。 そ、それより、そろそろ勉強を始めるとしますかね。 まあ、俺もやるときはやる男だからな。 今日は、どんなことがあっても集中力を切らさない勉強の鬼になってやるぜ。 そうと決まれば、早速、昼飯までノンストップだ。 お前らに俺の集中力を見せてやる。 プルルルル、プルルルル、プルルルル おいおい誰だよ、俺が集中して勉強しようって時に邪魔しやがって。 誰からのメールだ。 もし、赤城だったら文句を言ってやる。 『私の家に来ていただけませんか』 もちろんだあやせ、今からお前の王子様が行くから待ってろよ。 俺は勉強しようとしていたことなどすぐに忘れ、速ダッシュであやせのもとへ向かう。 ……ツッコミたいのはわかるが、そこは我慢してくれスマン。 だがお前らもこの女からメールをもらえば俺の気持ちが理解できるはずだ。 何せ、天使のようなとびっきりの美少女である。 断れる男がいるだろうか、いや、もしいるならば俺はそいつをぶっ飛ばすね。 俺は数分であやせの家に着くと、呼び鈴を鳴らす。 少し待つと、俺の天使でもある黒髪の美少女新垣あやせが 玄関のドアからその美しい顔を覗かせた。 「よう、あやせ!」 「……お兄さん家から来たんですか?」 「ん、ああ、そうだが」 家じゃなければ何処から来るというのか。 「それにしては……着くのが早いような気がするんですけど……」 ああ、何だそんなことか、そんなの 「お前への愛があれば俺には大した距離じゃないぜ」 ふっ、俺は最高のイケメン顔で、カッコよく決めたつもりだったのだが、 あやせは訝しげな表情を見せると、呆れたようにこう言った。 「……ま、またお兄さんは、そんなことを言って……まあいいです……上がってください」 「おお、お邪魔するぜ」 俺はあやせに導かれるようにして玄関に入ったのだが、ある違和感に気付いた。 いつも必ずあるあやせのお母さんの物であろうハイヒールが今日はないのだ。 これはもしや 「なあ、あやせ」 「何です?」 「もしかして今、この家にいるのは、お前と俺の二人だけなのか」 「……ええ、そうですね。お母さんは今日、PTAの会議で学校に行ってますから」 なっ……おいおいマジかよ。 今、この家にはあやせと俺の二人っきりだと……ヤバい、 何かしらんが心臓の鼓動がどんどん早くなるのを感じる。 い、いや、落ち着け俺、二人っきりだからと言ってこの女と 何かあるわけがないだろう。 もし何かあれば俺の命が危ない。 ここは平常心、平常心と。 だが、そんなことを考えながらも、俺の顔はニヤけていたらしく、 あやせは不審者を見るような目で俺を睨みつけていた。 「な、何だよ」 「別に……何も」 あやせはそれだけ言うと 「そろそろ、私の部屋に行きましょうか」 なぜか、俺はその言葉に異様な恐怖を感じたぜ。 ははっ、気のせいだと思いたいね。 あやせの後に続いて、2階にある部屋へと向かう。 あやせの部屋へはもう何度か来ているのだが、今でもあやせの部屋だと思うと、 妙な胸の高鳴りを感じるんだよな。 それに今日は本当の二人っきりだし。 男子ならこういう状況に陥ったら何か起こるんじゃないかという期待が 少しぐらいあってもいいよな。 部屋に入ると、あやせはいつものアレを俺に見せてきた。 「お兄さん、いいですよね」 「ああ、早くやってくれ」 「何だか抵抗しなくなりましたね」 「もう、慣れたからな」 がちゃっ そう、いつものアレとは手錠のことだ。 俺はあやせの部屋に来ると決まってこの手錠を付けさせられている。 もう慣れたせいか、部屋に入ると無意識に手を出せるようになった。 これじゃあ、年下の女の子と手錠プレイを楽しみにしている 変態みたいじゃないか。 いや、違うからね。 これはあやせに強制されてるだけで、俺自身は手錠プレイを 望んでるわけじゃないからね。 そこだけは信じてくれよ。 ほんと、いや、マジでお願いします。 あやせはもう少し俺のことを信じてくれてもいいのによぉ、 いくら俺のことを近親相姦上等の変態キモオタ兄貴だと思ってるにしても、 さすがにこれはやり過ぎだと思うぜ。 お前らなら俺の気持ちわかってくれるよな。 まあ、この話はここいらで置いとくとして、今日あやせが俺を呼んだ 理由を聞かないとな。 「それで、今日は何で俺を呼んだんだ?」 「お兄さんにやって欲しいことがあるんです」 「やって欲しいこと?」 「ええ、これを見てください」 あやせはそう言うと、一枚のプリントを俺に見せてきた。 「千葉市のヒーロー、チバレンジャーヒーローショー?」 「はい、これに出てほしいんです」 「出ろって、このチバレンジャーのヒーローショーにか」 「はい、お兄さんにはこのチバレッド役をやって欲しいんです」 あやせはプリントの真ん中でカッコよくポーズを決めている赤い服を着た ヒーローを指差して言った。 「このチバレッド役をやれって……でもどうして俺に頼むんだ?」 こうゆうのってもっと慣れた人がやった方がいいんじゃないかと 疑問に思いあやせに聞き返した。 「それは、私がお兄さんを推薦したからですよ」 「はぁ!?どうしてお前が俺を推薦するんだよ?」 ますます意味が分からねえぞ。 これはモデルの仕事とは関係なさそうだし、一体どういう事なんだ。 「私のお母さんがPTAの会長をやっていることはご存知ですよね」 「ああ」 だからかあやせのお母さんって怖くて厳しい教育ママのイメージなんだよな。 まだ会ったことはないが、あやせは中学生にしては言葉遣いが丁寧だし、 俺の予想は当たっているかもな。 「それで、PTAは学校と話し合って、今度やる環境をテーマにした特別授業を ヒーローショーにしてみてはいいんじゃないかという話になったそうです」 「へー、それは確かに面白そうではあるな。しかし、何故俺がその ヒーローショーに出るという話になるんだ?」 「それはさっきも話したじゃないですか。私がお兄さんを推薦したからですよ」 「いや、だから何でお前が俺を推薦するんだよ」 「それはお母さんに私の知り合いに誰かヒーローショーに出てくれそうな人が いないか、相談されたからです」 「……それで……俺か」 「はいっ!」 いや、そんな笑顔で返事されても、お兄さんは困っちゃうな。 それよりもこの話、俺に拒否権がないように見えるんだが……まさかな、 さすがのあやせも俺に相談する前に、勝手に出演を決めちゃってるなんて ことは……あるかもしれない。 何せ、この女はキ○ガイなのだ、俺の想像を超えることをしていても不思議 ではない。 「なあ、あやせ」 「はい、何でしょう?」 「その話、もしかして……俺が出るのはもう決まってるのか」 「決まってますよ」 あやせは語尾にハートの文字が付きそうなくらい可愛らしく返してくれた。 あー、あやせタン可愛いなー…………てっ、そうじゃないだろ俺、まじで 勝手に出演決めちゃってるのかよ。 ありえねーこの女。 「おいっ!!何で俺に話す前に勝手に決めてんだよ!!」 「今、話したじゃないですか」 「い、いやそうじゃなくてだな……こうゆうのってまず俺の了解を得てから 決めるもんだろ」 「お兄さんは出たくないんですか」 「出たくないとかそういう話じゃなくて今は常識の話をだな」 「もう決まったんですから仕方ないじゃないですか。お兄さんも男なら覚悟を 決めてください」 「いや、お前が勝手に決めたんだろ!!」 俺は間違ったことは言ってないよな。 絶対あやせがおかしいって、だがこの女にこれ以上逆らうと、何をされるか わからない。 今は両手は手錠で繋がっているし、ここは話を合わせた方がいいだろう。 「お兄さん、勝手に決めたことは謝りますが、これはもう決まっていること ですからお願いしますね」 ひぃぃぃぃ、あやせは光彩の失せた瞳で『拒否権はないんですよ』と言わん ばかりに俺を見据える。 やはりこの女に逆らうのは命の危険を感じる。 俺はもう覚悟を決めたようにこう返すしかなかったぜ。 「ま、任せろ」 「ありがとうございますお兄さん」 「い、いや気にするな、俺とあやせの仲じゃないか」 「……私はお兄さんと仲良くなった覚えはありませんから、そういう言い方は 気持ち悪いのでやめてください!」 「なっ!!」 く、くそぉ、あやせの奴め。 俺はあやせとも数々のイベントを乗り越えて、ずいぶん仲良くなれたとばかり 思っていたのに……それは俺の勘違いだったのか。 やっぱりあやせは俺のことを近親相姦上等の変態キモオタ兄貴というイメージ でしか見てくれないのか。 そりゃあ、会う度にセクハラ紛いの発言をしているから、嫌われるのは無理も ねえかもしれないけどさ。 やっぱり、友達だと思っていたやつにこういうこと言われると結構きついよな……。 俺はショックで数秒間、固まってしまっていたが、その数秒間はあやせの顔を ハッキリ認識できていた。 その顔は嫌いな奴には決して向けないであろう、友達や家族に少しきついことを 言ってしまって、傷つけてしまったんじゃないだろうかと心配するような、 そんな顔だった。 「お、お兄さん……大丈夫ですか……少し言い過ぎました……ご、ごめんなさい」 「い、いや気にするなあやせ、俺は大丈夫だ」 「そ、そうですか……それならいいです」 「ああ、少しぼーっとしちまってたみたいだな。心配させて悪かった」 「いえ、悪いのは私のほうですから」 そんなことを泣きそうな顔で言ってくれたことが俺はとても嬉しかった。 やっぱり少しは俺のことを心配して、気にかけてくれているのだと思えたからだ。 だからこそ俺は必死にあやせを元気づける一言を探す。 あやせは笑顔が一番可愛いからな。 あやせが笑顔になれるなら、俺はどんなことでも言ってやる。 いいか!よ~く聞けよお前ら!俺があやせを元気づけるために導き出した一言は これだぁぁぁ!! 「あやせ!!!」 「は、はい!?」 いきなり大声を出した俺に驚いたのか、あやせの体がビクッと震えた。 だが、そんなことは関係ない。 俺は魂を込めておもっきり叫んだ。 「胸を揉ましてくれぇぇぇぇ!!!あやせぇぇぇ!!!」 「…………すいません、聞き取れませんでした、もう一度言っていただきませ んか」 「だから、胸を揉ましてくれぇぇぇ!!!」 「死ねぇぇぇぇぇぇ!!!変態!!!」 「ぐわぁっ!!」 俺はあやせが放った渾身のパンチを顔面にモロに受けて、仰向けで床に平伏した。 あやせタン、マジ手加減ナシ、ううっ、頬がいてぇよぉ。 「あ、あ、あなたは一体、何を考えているんですか!!いきなり、む、む、胸を 揉ませて欲しいなんて!!」 「い、いや、あやせを元気づけようとしてだな」 「私を元気づける方法がセクハラ何ですかお兄さんは!!」 「こ、これが、最善の策かな……と」 あれ……おかしいな……あやせを元気づけるにはセクハラが一番だと思ったのにな。 「やっぱりお兄さんはとんでもない変態ですね」 「じ、実際、揉んだわけじゃないんだから、そこまで言わなくてもいいだろ」 「同じことです!!」 うわぁ、これマジでやばいんじゃないか。 今までも、セクハラ発言で多々切れられることはあったが、今回は何か違う。 セクハラ発言以外にもあやせを怒らせることをしたのかも知れない。 「あ、あの……あやせ……」 「わ、私、本気で心配してたんですよ!お兄さんを傷つけたんじゃないかって ……な、なのに……どうしていつもお兄さんはそうなんですか!!」 「あ、あやせ……」 「私はお兄さんに言いたいことがたくさんあるんです!でもそれは言わないつも りでした。言うとある子を傷つけてしまうと思ったから……だから今から言うこ とは全部嘘だと思って聞いていてください!」 「…………」 「私はお兄さんのことが大好きなんです!一緒にいるのは楽しいからもっとお兄さんに 会いたいですし、お兄さんのセクハラも本当はドキドキしているんですよ、 それに私、お兄さんに会う度に酷いことをしているのに、いつも呼ぶとすぐに 来てくれて凄くうれしいです……お兄さんが嘘つきなのは分かっています! けど、私は嘘が嫌いだから、本気じゃないくせに軽々しくけ、結婚してくれとか 言って私をからかうのはやめてください!私はお兄さんが大好きだからこそ本気 じゃないと分かるのが怖いんです!だ、だから……も、もし本気なら、これから はわ、私とデートしてください。今はある子のために付き合えないけど、もし その子が認めてくれるなら、私はお兄さんと付き合いたいです。そして……出来 たら結婚して……ずっと一緒にいたいから」 「……あやせ……」 くそぉ、俺は何てバカなんだ。 知らず知らずの内にあやせを傷つけていたなんて……自分を自分で殴りたいと 思ったのはこれで2度目だぜ。 今、聞いたあやせの思いを全て嘘にするなんて俺には出来ねえ。 あやせが誰のために身を引いてるのか知らねえが、やっぱり俺はあやせの笑顔 が見たいんだ。 今みたいに、辛そうな顔じゃねえんだよ。 今から俺が言う言葉はあやせの聞きたい言葉じゃねえかもしれない。 さっきみたいに言葉を間違えて、またあやせを傷つけるかもしれない。 だが、それでも俺は自分のやりたいようにやる。 今までもそうしてきたからな。 「あやせ!!今から俺が言う言葉は全て本音だ!嘘なんかじゃねえ!!俺はあやせ にはもう嘘はつかねえ!!だから俺を信じてくれ!」 「…………」 「俺はあやせのことが本気で好きだ!それは、初めて会った時から変わってない んだ。それなのに俺は好きな人に伝える大事な言葉を軽はずみに言っちまってた せいで、誰にでも言ってる言葉だとお前に思わせっちまってたんだよな。俺は バカだよ。普通、そんなに簡単に結婚してくれ何て言う奴のことを信じろなんて 無理な話なのによぉ。それで、傷つけていたなんて気づきもしないんだから、 俺は本当に大バカだ。だからこそ、俺が次にその言葉を使うときは、本気で そう思ってる時だけだ。だから、その時はお前の正直な気持ちを聞かせてくれ ないか。 俺の気持ちはずっと変わらないからさ。俺はお前の笑ってる顔が好き なんだ。だから、あやせにはいつも笑顔でいて欲しいと思ってる。でも、俺の 力じゃいつもあやせに笑顔でいさせてやることは出来ないかもしれない。時には お前に辛い思いをさせるかもしてない、怒らせることもあるかもしれない、それ でも最後はお前に笑顔でいてほしいんだ。だからお前が笑顔になれるなら、 俺は何だってしてやる。それが惚れっちまった男の宿命みたいなもんだからな。 最後にもう一度だけ言うぞ。俺はあやせが誰よりも好きだ!!!お前を他の男には 絶対にやらないから、覚悟しろよ!!!」 「……お兄さん……」 うはぁ~~、やべえ、俺今とんでもなく恥ずかしいことを言っちまったよな。 これは、俺の人生恥ずかしい台詞ランキングTPO3には入るね。 くそっ、情けねーことに恥ずかしすぎて、あやせの顔を直視できねえ。 今、どんな顔してんだろう? さっきみたいに、辛そうじゃなければいいが。 俺は意を決してあやせの方を見てみる。 そこには俺の心配を打ち消すには十分過ぎる程の笑顔があった。 「お、お、お、お兄さんはな、な、何をい、言ってるんですか。わ、私 恥ずかしさと、嬉しさで死にそうですよ!」 俺は自然に口元が緩む。 だってさ、あやせすげえ幸せそうなんだもんよ。 顔を真っ赤に染めて何やら、う~っう~っと唸っているあやせは今まで見てきた どのあやせよりも可愛かった。 やっぱりあやせは俺を癒してくれる最高の天使だぜ。 「あ、あやせお、お、落ち着け。お前が死んだら俺は生きていけない」 「なっ!こ、言葉のあやです!か、勝手に殺さないでください!わ、私は……もっと お兄さんと一緒に……いたいのに」 は、反則だろぉぉぉ、この表情は、もう何、この可愛い天使。 俺はもう自分で自分の理性を抑えられないぜ。 「あ、あのさあ、あやせ」 「な、何です、お、お兄さん」 「き、き、キスしてもいいかな!?」 「…………すいません、聞き取れませんでした、もう一度言っていただけませんか」 あ、あれ……ま、まさかさっきと同じ展開になってないか。 や、やべー、さっき反省したばかりだというのに、俺はまた調子にのっちまった。 許してくれるか分からねえけど、土下座して謝ろう。 「あやせ、悪かった!!今のは忘れてくれぇぇ!!」 「な、何、いきなり土下座しているんですかお兄さん!?わ、私はもう一度さっきの 言葉を聞かせてくださいと言ったんですよ」 「へっ」 俺は土下座の体制からあやせの顔を見た。 この時の俺はかなりマヌケな顔をしていたと思う。 いや、だってさ、またあやせを怒らせちまったんじゃねえかと心配していたのに、 あやせの奴、顔を真っ赤にして照れているんだぜ。 もう、あやせが可愛すぎて夢の世界何じゃねえかと心配になるくらいだ。 俺は頬を抓り、夢じゃねえことを確認すると、さっきと同じ台詞言った。 「キスしてもいいかな?」 「はいっ!よろしくお願いしますね。きょ、京介さん」 俺の天使はやっぱり世界一可愛い。
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http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1316537661/783-801 暗闇はやっぱり苦手…いつも、わたしの忘れた記憶を呼び起こさせる……… 『さようなら』とメールした後、それでもわたしは更に、闇を求めて目を閉じた。 「お母さん、わたしね………」 『あやせ、あなたは良い子でしょう、何で言う事が聞けないの? わたしはあなたをそんな子に育てた覚えはありません』 「………でも、わたし」 お母さんの悲しそうな顔、いけない 「ごめんなさい、ごめんなさい。お母さん、ごめんなさい」 お母さんを悲しませたらいけない、いけない 『あやせは本当に良い子ね、お母さんとても嬉しいわ』 おもちゃもいらない、お菓子もいらない、おねだりなんてしないもん 「バイエル、弾ける様になったの」 「先生がね、新垣さんは頑張り屋さんだって褒めてくれたの」 「お父さんがプレゼントしてくれたご本、もう全部読んだよ」 だから 今度、お父さんとお母さん……わたしを動物園に連れて行って…… 「お父さん、お仕事頑張ってください。ちゃんと、わたし、お留守番出来るから」 わがまま言わない……… 絶対、わたし……泣かない…… 『新垣さん、一緒に帰らない?』 「え?」 髪を染めてる女の子、不良だ!仲良くしちゃいけない 『あやせちゃんに一目置いてんだよね、あたしって。あん(た)あやせちゃんに 勝手に親近感抱いてるって言うかさ、ぶっちゃけ迷惑だった?』 …………… 『ほら、あやせ、こうすると美人度上がるっしょ?あやせは黒髪が綺麗だし、スタイル も良いから、絶対に似合うと思ったんだよね、ほんとバッチリ。それにさ、メイクだけじゃなくて、 服もピッタリじゃん。まぁその服あたしのだけどね、にゃはは』 「桐乃さん、有り難う」 『ちょっとぉ、どんだけ他人行儀、あんた?うちら、もう親友でしょ!』 「う、うん……あ、ありがとう、桐乃」 『って何で(驚)?せっかくメイクしたのにさ………。あ~じゃぁさ、ほら、ほら、 やり方教えてあげるから自分でやってみぃ、ね?』 本当に、本当に、ありがとう桐乃 「お母さん、わたし、モデルのお仕事したいの!」 お母さんの悲しそうな顔…… それでも……わたしは 「学業と両立させます。ちゃんと責任感を持って一生懸命に頑張るから。 だからお父さん、お母さん認めてください!」 『やったじゃん!あやせ。まぁこれからはライバルだから、敵同士…だかんね! な~んてね………冗談、冗談、心配いらないって、全部、あたしに任せとけって!』 ライバル……なんて、敵同士なんて絶対にならない、なる筈ないよ、桐乃 でも 『俺は高坂京介------そっちは?』 『あやせ、結婚してくれ』 『------冗談だと分かっててもさ、ほんとごめんな』 「-----いってらっしゃい、お兄さん」 さようなら、お兄さん 『あやせ、、、、これが本当のあたしなの』 「お兄さん、わたし、桐乃よりも可愛くないですか? 桐乃よりもわたし魅力ない、、、ですか? わたしなんかじゃ桐乃よりも…すき…になれないですか?」 『俺が見た中で、あやせのウエディングドレスが一番似合ってたし、一番綺麗だ』 『あんた、、、あたしの気持ち知ってる癖に、、何でこんな酷い事すんの? うちら、ずっと一番の友達だったのに!!絶交した時、京介が仲直りさせてくれた時、 約束したでしょ、それなのに、、、裏切ってさ、あたしの気持ち裏切って!!!』 『あやせちゃん、しっかり、きょうちゃんを捕まえててあげなさい。 わたしね、あやせちゃんなら、きょうちゃんと一緒に幸せになれると思ってるんだ。 きっとね、わたしって、きょうちゃんが黒猫さんとお付き合いした時に、あの時に 応援してしまったから、多分………あの時点で、もう』 『自分の心に言い訳しすぎて、その言い訳に結局、自分自身が説得されちゃった。 誰かを好きって気持ちにも賞味期限があるんだ、きっと。 だから、わたしはずっと勇気がなかった、情けないよね、め! だよ。 だから、あやせちゃんは、こんなお姉ちゃんになっちゃ、ダメだよぉ? だから、あやせちゃんは今の自分の気持ちを、ちゃんと大切にしてあげなさい』 『よし、じゃぁ付き合うか。何か照れくさいな……ってこれじゃダメだ! 俺の馬鹿!、馬鹿!、馬鹿!大切な事を忘れるなんて本当に、情けねぇ。 え?あ~こっちの事だよ、気にするなって。 別に、おまえにSMプレイを強要してるわけじゃねぇって、おい! 彼氏に向かって初めて言う台詞がそれかよ! あ?……い…き』 『なり、、お、おまえ…滅茶苦茶、大胆だな……全然嫌じゃねぇけど。 えっと………………何だっけ?あ、そうだ! 俺ら、付き合うって決めた以上は、俺はずっとおまえの彼氏でいるつもりだからな! でも俺は、自分で言うのもなんだが、ヘタレのシスコンで、致命的に鈍いときてる。 だ、だから自虐プレイじゃないんだって(汗) こんな俺だけどよ、あやせの為にもっと、ちゃんとした立派な彼氏になるから! あやせを必ず幸せにするから、だからさ……何だ…とにかく、これからよろしくな』 『あやせ好き、あやせ愛してる、俺はあやせのものだ』 『ああ、ずっとずっと好きだ、ずっと前から好きだ』 『あやせ、これからはいつでも好きな時に来てくれて良いからさ。 いや違うな、俺がいつでも来て欲しいから渡すよ』 *** *** *** 「はぁはぁ」 俺は息をきらせて、走っていた。 ついさっき、俺が感傷的に、色々な事を追憶していた時に、加奈子から電話があったの だが……… 『京介、ひっさしぶり!じゃーん』 「よぉ、本当に久しぶりだな、元気してたか?」 『京介、誰か男紹介してくれよぉー。加奈子にはいつも超お世話になってんだろお? だから、少なくとも、おまえよりもイケメン限定で!』 「おいおい、いきなり何を言い出してるんだ、おまえ…訳分からん奴だな」 『ばっくれんなよ。ネタはちゃんと上がってるんだっつーの。 しかも、加奈子をダシに使いやがって、おまえらどんだけお盛んなんだョ(笑)』 加奈子は、俺とあやせが付き合った事を最初から知っている。 そして、一番最初に祝福してくれたのも加奈子だった。 こいつは案外(と言うと悪いが)良い奴で、今回の件で分かる通り、あやせとも仲が良いし、 桐乃ともちゃんと今まで通りに付き合ってるらしい。 加奈子が俺の存在をどういう形で捉えてるのかは分からないが…あやせがどれほど 加奈子のお陰で救われたのかは容易に想像出来る。 「へ?」 『おいおい、もうとぼけんなって。しっかし、あやせがねー意外過ぎるつーか、 イヤ、意外なのは京介の方か。イヤ、セクハラマネージャーだからむしろ当然だナ』 どうやら、加奈子の話を聞く限りでは、あやせは親に、今夜は加奈子の家に泊まると 言って嘘をつき、その口裏を加奈子に合わせて欲しいと頼んだ(命令した)らしい。 考えてみれば、あやせはまだ高校生なのだ。門限ってものがある。愚かにも、俺は 桐乃と喧嘩して、妹を家に残し、自分が頭を冷やしに外に出てきた感覚で考えていた。 「……………………まぁーな」 『ったく、頼んだ本人の携帯には繋がらないしよぉー。とにかくちゃんと誤魔化した かんな。京介が伝えとけよ。いちゃつきやがって、幸せを加奈子にもお裾分けしろっ』 「本当にいつも有り難うな。おまえにゃ、マジで感謝してっからよ」 どう考えても、そんな素敵な夜になるとは思えないのだが……加奈子に余計な心配を かけたくはないから、こう言うしかなかった。 何であやせの奴は、俺に『さようなら』とメールした癖に、門限の時間になっても、 帰宅しなかったんだ? あやせの携帯にかけたが、当然繋がらない。 『このままわたしを置き去りにして……………今、わたしを見捨てたら、 本当に、本当に、、わたしは何をするか分かりませんよ、お兄さん』 さっき、部屋であやせが言っていた言葉を思い出す。 俺が勝手に信じていただけで、あやせは本当に、俺に見捨てられたと思っていたのか? とにかく俺は急いで部屋に戻ると、ドアを開けたのだが………… 多少は、期待していた俺の希望は見事に裏切られ、部屋の照明は消えたままで、 辺りはしんと静まりかえっていた。 当然、あやせも、あやせの靴や大きなバックや歯ブラシなんかも……ここにあやせが 実存した事を本質的に証明するものは、何ひとつ残っていなかった。 俺がプレゼントしたチョーカーを除いては……。 あいつは本当に………親にも、加奈子にも嘘をついて何処かに行ってしまった。 俺は無意識に、そのチョーカーをポケットに突っ込むと、部屋を飛び出した。 あやせが行きそうな所を考えながら走り出したのだが全くと言って良いほど 検討がつかなかった。 あやせの知り合いに確認しようにも、そんな人物は誰一人、思い浮かばない。 俺はあやせの事が、性格云々じゃなくて………本当に何も分かってなかった。 分からないなんてレベルじゃない、あいつの事を何も知らなかったんだ。 加奈子に何度も連絡しようかどうか迷ったが、多分それは余計な心配をかけるだけで 何の解決にもならないと直感して辞めた。 あやせが言った通り、刹那的にでも抱いてやれば良かったんだ。 あいつに、ちゃんと捕まえててやるなんて偉そうな事を言って、結局心どころか あいつの身体さえ……掴み損ねて、あやせは消えた。 さっき誘惑してきた時のあやせが思い浮かぶ。 あの目も眩みそうな美貌で、理性さえ麻痺させる媚態に満ちたあやせの顔と あいつと喧嘩した時、他の男の話をして俺を嫉妬で狂わせようとした時の声が 頭の中で共鳴して、どんどん悪い事を、嫌な事を、最悪の事を考えそうになる。 俺はなるべく別の事を考えようとして、結局さっきの追憶の続きをはじめた。 麻奈実が学校を休んだ時、桐乃が突然留学してしまった時、黒猫が俺に 別れを告げて転校してしまった時……… 麻奈実の時は、桐乃に相談したんだった。 桐乃が留学した時は、黒猫が色々気を遣ってくれた。 黒猫が失踪した時は、麻奈実に相談しようとして結局、桐乃に助けられた。 俺はあいつらの為にいつも頑張ってきたつもりだったけど、実はあいつらに いつも助けられていたんだ。 俺は、誰にかけるのかも分からず、ポケットの中の携帯を掴もうとした………… 多分掴んでいれば、また泣き言を言った筈だ、いつもの様に………間違いなく。 でも携帯の代わりに俺が掴んだのは偶然にも、チョーカーだった。 無意識に、あやせが持って行ってしまった手錠の代わりに、右の手首にチョーカーを巻く。 俺は頭の中で何度も反芻する 麻奈実が居なくなった時、麻奈実を信じて自分で行動してたら? 桐乃が留学した時に、桐乃を信じて自分で行動してたら? 黒猫が失踪した時に、黒猫を信じて自分で行動してたら? チョーカーを眺めながら、あやせが握っていてくれた右手を思いっきり握りしめると 微かに温もりを感じる。 あいつは言った 『わたしは………自分から……居なくなったり……しない』 と……。 あやせが消えた今こそ、あいつを信じるんだ。もうあの時とは違う。 あやせの為に、追憶した過去の為にも……今度こそ、絶対に失うわけにはいかない。 それは奇跡や宿命なんて大げさなものではない………とても静かで、優しくて、 暖かい予感みたいなもの、俺があやせを好きになった理由そのものなのだ。 もう二度と戻らない(戻れない)"もしも"が、俺の中で本当に過去のものになった事を その瞬間に実感した。 その事実は俺をとても切なく、悲しい気持ちにさせたが、立ち止まってるつもりは もう無かった。 だから…………俺は静かに歩き出した。 *** *** *** どれくらい時間が経ったのだろう……わたしは目を閉じたまま眠っていた。 『おまえは何もしない、そして俺は必ず戻ってくるから…さ』 『さようなら』と自分でメールした癖に、京介さんの言葉が頭の中を何度も過ぎる そして、その思い出が強烈に、わたしの後ろ髪を引く。 悲しいと吠える癖に、構って貰うと尻尾を振ってしまう、まるで寂しがり屋の犬みたいに。 それが漠然と思い浮かんだ、自分のイメージ。京介さんに手錠をされてエッチな事を された時、チョーカーをプレゼントされた時から、、、あの時も全然嫌じゃなかった。 そして、わたしは………。 わたしがもっと素直で良い子なら、お兄さんは頭を撫でてくれたのかな? 「………ワ…………ン…」とかすれた小さな声を出して苦笑した。 "猫"なら、彼女はきまぐれだったのかな?と何の意味も無く、、ふと考える。 それにやっぱり猫の方が可愛い気がして、ちょっぴり嫉妬………したけど……… 今日一日……彼女と電話で話していた時の京介さんの顔が一番楽しそうだった。 そして、それはわたしが好きな京介さんの顔だった。 わたしは 幼い頃に、飼っていた青い小鳥の事を思い出す。 あの時、桐乃の手を強く掴んだ事を思い出す。 あの時、京介さんの腕を指が食い込むほど握りしめた事を思い出す。 好きという感情が抑えられない、失う事を恐れて自分から壊してしまいそうになる…… 小鳥を籠から出して逃がした様に、 桐乃の趣味を認めて自分の友情を押しつけるのを辞めたように、 だから、今度は、京介さんを自由にしてあげよう………… もう、こんなわたしの事なんて、どんなに嫌らわれて、拒否されて、振られても、 きっとわたしは京介さんに対して、感謝以外の感情は、何も残らないのだから。 だから、なるべく笑って、さよならしよう…わたしの大切な人をこれ以上傷つけない為に。 京介さんとの思い出があれば、沢山泣いても、きっといつかは笑顔になれるから……… でも……突然、眩しい光に照らされる。唖然としていた、わたしを大きな手が引き寄せる。 まるで、光そのものが強い意思を持っていると錯覚をするほど、優しくて、確かな温もりが わたしの身体を、優しく包み込んだ。 「……………やっと捕まえた」とクローゼットのドアの先から声が聞こえた。 『どうして………?』と言おうとしたが、強引に……今までに無いほど…強引に…… 抱き寄せられて、口を塞がれた。 ついさっき決心した事を言おうとしたけど、彼の本気の力で押さえつけられた わたしは何も出来なかった。 お互いの歯が何度かぶつかるほど激しく口唇を押しつけられる、わたしの舌が 何度も貪られる……唾液も、吐息も…わたしの全部が京介さんに吸い取られてしまう。 身体が熱くなって、意識が麻痺してきたわたしは、吸い取られた言葉の事も忘れて、 危うく、自分から京介さんを何度も求めようとしてしまった……。 どれくらいの時間が経ったのか、やっと押さえつけていた手を緩めてくれて、 唇を強引にわたしに押しつけるのも辞めてくれたのだけど(でも唇同士はふれたままで) 腰に手を回されて、半ば強引に京介さんの膝の上に座らされた。 だから京介さんの声は音と言うよりも、触れたままの、唇から振動で伝わる。 「俺はおまえの言いたいことが分かってるつもりだ。でもそれだけはダメだ。 その代わり、おまえがして欲しい事なら、"儀式"でも何でもしてやる! もうカッコつけるのは辞めた……からさ」 あんなに我が侭を言って、いつも困らせて…だからこんな風になる事を………… 期待なんてしてなかった、でも京介さんはわたしを見つけてくれた。 そして、ここまで言ってくれてるのに……こんなに求めてくれてるのに………… "でも"わたしは……。 「最初は、同情で付き合った癖に!本当のわたしの事はずっと、見て無かった癖にっ! さっきだって、わたしを見捨てた癖に!だからもう遅い、、全部、遅いんだから!!!」 まだ足りない、やっぱり足りない………いくら求めても、求めれば、求めるほど カラカラに渇いて、余計に欲しくなって…………際限がどうしてもない…………だから そう思った時、そう言おうとした時、わたしの渇いた心を、わたしの頬を雫が濡らした。 京介さんは何も言わず、音も立てず静かに泣いていた。 ただ、わたしに触れたままの唇が微かに震えだして、その震えは段々大きくなって ついには肩まで揺らしながら、号泣した。 男の人がこんな風に、人前で泣くなんて、信じられなかった。 沈黙した嗚咽は、わたしから完全に言葉を奪って、ただ彼を何とかし(てあげ)たい と思う動機と暖かい涙を、わたしに与えた。 同時に、わたしは京介さんのしょんぼりした背中が好きだった記憶が蘇る。 ヘタレでも、情けなくても、シスコンでも……鈍くても、エッチで浮気性でも それでも構わない…だから、わたしは別に、欲くて、求めてただけじゃない……… 不器用で歪な、"まごころ"だけど………あなたに、ずっと、ずっとあげたかった。 *** *** *** 俺は何で泣いてるんだろう?原因も分からず、ただ羞恥心もプライドも無く、 俺はあやせの前で、嗚咽していた。 桐乃の前で何度か泣いた事が微かに頭を過ぎったけれど、もうそれが理由で今のこの涙を 止める事は、どうしても出来なかった。 あやせは何も言わなかった。ずっと黙って、ただ俺の背中をさすってくれていた。 それでも泣きやまない俺に対して、彼女は…………… 「ちゅっ……ぺろ……レロ…むちゅ…ベロ……」 最初はキスされているのかと思ったが……そうじゃなかった。 あやせは、唇を押しつけると舌を出して、俺の頬を、頬に流れた涙の雫を舐めだした。 必死に、何度も、何度も、何度も…………滑稽な筈なのに、俺の胸は熱くなり…… ますます涙が止まらなくなったが、それでもあやせは、俺の頬が全部あやせの唾液に 変わるまで、決して辞めなかった。 俺はやっと「ありがとう」と言い、あやせの髪と頬を横から撫でた。 「京介さん、それ好き…だ、だから、もっと………してっ………く…ださい」 さっきは、桐乃にするみたいに頭を撫でる事をあれほど拒絶したのだが、今回は 何故か、ごく自然にあやせに触れる事が出来たし、彼女の嬉しそうな笑顔を見て…… 俺の変な拘りが、このあやせの笑顔を曇らせてたのかも知れないと反省した。 「俺はあやせとずっと一緒に居たい。もう理屈も理由もないんだ。だから……さ……」 「ねぇ、京介さん、何でわたしがクローゼットの中にいるって分かったんですか?」 「本当に何の理屈も理由もない。ただ居て欲しいと………信じただけだ。 まぁ………鈍い俺だから何度か回り道したし、おまえを随分待たせちゃったけどな」 「わたしを信じてたのに、さっきは何で泣いたの?結局、振られると思って悲しくなった んでしょ?本当に信頼してたら……」 「麻奈実がさ、さっき話してた赤城と付き合う事になりそうなんだ。 そして俺の妹とはちゃんと良い兄貴になるって話してきた。 黒猫とも、ちゃんとある約束している。 俺には本当にあやせしか居なくなった。 だから泣いたのかは分からないけどさ………こんな話って、やっぱ俺って情けないよな」 「そうですね、凄くみっともなくて、情けないから、ほっとけなくなっちゃいました…… ………わたし」 「実際、不安だったのかもな。おまえの言う様に、最初は、あやせが危なっかしくて 心配で付き合う事にした。そして、俺の勝手なイメージでおまえの事を見てた。 さっき、おまえを捜し回って、走り回ったけど、でも俺はあやせの事を何も 知らなかったって痛感させられた。 だからおまえに、見た目だけとか、身体だけでも良いって言われた時に……… 俺は何も言えなくて、ちゃんと反論も出来なくて、あやせを余計に傷つけた。 だからその事については謝るよ。変に誤魔化したり、カッコつけたりして、すまなかった」 「でもさっきは見捨てたわけじゃない、おまえを信じてたつもりだったんだ」 これだけの事を言う為に、本当に、随分遠回りしたが、やっと言えて良かった。 「そんなに、わたしを信じてるなら、わたしのコトがちゃんと分かってるって言うなら、 わたしが今して欲しいコ・ト・…当ててください。当ったら仲直りしましょう、ね?」 ウインクして、魅惑的な顔になったあやせが、挑発する様に俺にクイズを出した。 俺はさっきしたみたいに強引にキスする、もう自分が風邪だった事なんてすっかり 忘れていた。理屈も、理由も、クイズも関係なく……純粋にしたいから、した。 「それもして欲しいコトですけど、一番じゃないから………ハズレですね。 やっぱり……わたし達って相性悪いのかなぁ。残念です…ねぇ、京介さん?」」 こいつがずっと"京介さん"としか呼ばない事に違和感を感じた。 "儀式"なのかとも考えたが、俺に髪を撫でられている、あやせにはもうそんな気配は 微塵も感じられなかった。本当にただ、ただ美しい俺の彼女だった。 「んじゃ、また尻ぶった叩くか……アレはあやせのお気に入りだからな」 やっと余裕が出てきた俺は、何とか冗談を言ったつもりだったのだが…… 「それもして欲しいコトですけど、一番じゃないから………ハズレ」 冗談とも本気とも取れぬ態度に対して、いささか俺の理性は、失われ始めて…… やっぱりあやせの言う様に、俺らが変態なのは、間違いないのかも知れない。 変な性癖に目覚めないか心配した将来の不安は、既にリアルな懸念に変わっていた。 「もう本当に強情ですね、京介さんの、、が、わたしにずぅっと当たってるのにっ! それとも処女厨なのは…………冗談だった事が、実は的を射てましたか? はぁ~でも、良いんです……それでもわたしの気持ちは変わりませんから。 あなたがどんな変態でも、応える自信……わたしにはちゃんとありますからっ!」 こいつが何を言ってるのか皆目検討はつかないが、何か相当ヤバイ匂いがするのは 確実に分かった。 「あ、あのさ、、おまえがもう"儀式"を求めてないのは、何となく分かるんだけど それって結局どういう事だったのか、教えてくれないか? それが分からないと、ちゃんとクイズに答えられないと言うか……」 『…桐…………3つ……の……処女………………』と耳打ちされた。 「ははは……あ、あやせさん、そんなの、おかしいですよ!って言うかさ。 キ○ガイみたいなフリをするのは、もう良いからね!だ、だ、だから本当の事を言おうぜ。 俺ら、ちゃんとした恋人だろ?全く……冗談ばっかり、どっちが変態だよ、もう(戦慄)」 あやせは無言で、さっき隠れていたクローゼットから、最近よく持ち歩いている 大きなバックを取り出すと、おもむろに俺に中身を見せる。 ………メイド服、ブラウンのウッグ、眼鏡があった(様な気がするだけの事にしておく) 「もし、わたしが無理やり儀式実行したら、京介さんは、わたしの事が嫌いになって 逃げ出して、わたしの事を捨てましたか?正直に言ってくださいね? わたし……絶対に、もうどんな些細な嘘も、誤魔化しも、許すつもりないから……」 「一回全力で逃げ出して、それでもおまえがやるって言うなら付き合ってやったと思う。 あやせは困ったちゃんなのは分かってるけど、同情以外の感情があるのは今なら分かる。 ぶっちゃけおまえが、NTRの話しなくなったのは儀式とか言い出してからだもんな。 おまえと別れるくらいなら、おまえが他の男の話をするくらいなら、もう超変態で あやせと一緒に何処までも堕ちるやるさ」 半分は本気で、半分賭けで………俺はそう言った。 さっきみたいに、いくら諭してもダメなんだ、あやせを全部受け入れて、もしこいつが 傷つくなら、俺も一緒に痛みを感じてやる。 俺の彼女が堕天使で、地獄の案内人………だとしても、もう離れるつもりはない。 もう、絶対にあやせを一人にはしないって決めたんだ。 でも同時に、『とても静かで、優しくて、暖かい予感みたいなもの』を今なら 信じられる気がした。 「ふふ、京介さん……良いコ・ト・しましょう?もうしちゃいましょう……ねっ?」 そう言った時のあやせの笑顔は純真で、清純で、純粋でとても気高く感じられて、 本当に天使を見たら、こんな気分になるのかもなと俺は、不思議な感慨に耽った。 どうやら、何とか………賭けには勝てたらしい。 何でこいつは、あんな悪魔の発想する癖に……こんなに可愛く笑えるんだよ、全く。 「本当に、儀式はもう良いのか?」 「儀式ならもう終わりました。魔法ならちゃんと、京介さんにかけられちゃった…から」 こっちだって、ずっと魔法も、あやせ菌にもかかりっぱなしだったんだ。 でもあやせには伝わってなかった。だからこれからは、今からはもう照れは捨てて 全部あやせの望み通りにしてやろう。 誰かに聞かれて見られたら恥ずかしくて、死にたくなる様な事でも平気でやってやるさ。 「そっか…………分かった。で、おまえのお気に入りの手錠はどうする?」 あ~ついに、こいつとするんだなと考えると緊張で声は上ずるし、さっきは別れるか どうかの瀬戸際だったのに、今はあやせが目を潤ませて、頬を高揚させてる姿を見ると、 更に俺に胸や臀部を押しつけてる状況を鑑みると、自然の摂理で当然痛いほど硬くなる。 「もう!お兄さ…(ん)…あっ、京介さんは…本当に、何も分かってないんですねっ!」 そういう事か…全く、、、何でそんなに俺に魅惑の魔法を重ねがけしようとするんだ? 「可良いな、あやせは…良いんだぜ?おまえが癖で言ってしまう"お兄さん"のままでさ。 おまえしか見てないんだから………今更、何ズレた心配してるんだよ、ったく」 「……ご、ごめんなさい……で、でも、でも……………」 「手錠はプレイで使うなら良いけど(もう立派な変態だ)、今は必要ないで良いんだな? 心はちゃんと繋がってる。今は…身体は身体同士で繋がりたい、、、で合ってるか?」 恥ずかしそうに、ぎこちなく、でもしっかりとあやせはコクリと肯いた。 こんな最高に可愛い彼女が相手なんだから、今だけは、俺も全力で"男"にならなきゃな。 俺はキスしながら、あやせをお姫様だっこしてベットに運ぶ。 何でだろう、あやせの裸なら本当に何度も、何度も見た筈だが……… DVD事件の時は、自分で全裸になってたし(長時間クローゼットでそのままだった) あやせの部屋ではいきなり下半身を脱がせたのに、今は服を着たままのあやせを 目の前にしているだけで、今までと比べものにならないくらい興奮して、緊張して 完全硬直しちまった、やっぱ情けねぇ………。 自称"男"改め、単なる童貞小僧に成り下がった俺は、キョトンとした表情で見ていた あやせに 「ふふ、良いですよ…ほら…………ボク………お姉さんとエッチなお勉強しましょう? ほらぁ……こっちにおいで」 と誘われた。