約 3,364,453 件
https://w.atwiki.jp/loli-syota-rowa/pages/418.html
優しさでは辛過ぎるから ◆3k3x1UI5IA ザク、ザク、ザク。 工場からそう遠く無い場所、森のすぐそばで、小気味の良い音がリズミカルに刻まれる。 少女がバトルピックを振るう度に、地面が少しずつ掘り起こされ、穴が広がっていく。 午後の日差しの中、重労働のせいか額に汗が浮かぶ。けれども彼女は腕を止める素振りを見せない。 「フェイトさん、私も手伝いましょうか? いえ――手伝わせて」 「…………」 おずおずと、もう1人の金髪の少女が協力を申し出る。 つるはしを手にしたフェイトの沈黙を肯定と受け取って、イヴの髪が大きく変化する。 腕を広げるように左右に伸ばし、そのそれぞれの先端に、パワーショベルを模したような大きなアーム。 ちょっとした重機にも等しい2本の腕が加わることで、穴を掘る速度が一気に広がる。 これなら、目的とするサイズの穴が出来るまで、そう時間はかからないだろう―― 眠るように動かぬ『少年』の体格も、そう大きくないことだし。 「…………」 そして――そんな少女のすぐ側には、作業に加わらぬ、青い髪の少女が1人。 動かぬ少年の傍らで、膝を抱えている。 一見すると最も幼い彼女。確かにこの状況では出来ることも無いように見える。 だが彼女は、「状況に押し潰されそうになっているフリ」をしながらも、必死で頭脳を回転させていたのだった。 (最初から考え直すのよ、ブルー! 最初から……!) ブルーは考える。イヴとの出会いから、今までの全ての状況と出来事を思い出して、必死で考える。 光子郎が最期に言い残した、「イヴがブルーを利用している可能性」。 それを頭に入れて、状況を整理し直せば…… (分からない……やっぱり分からない!) 自分の観察眼を信じるなら、イヴは自分に心酔している。ブルーだけを頼りにしている。そうとしか思えない。 けれども、光子郎の遺言のせいで、今はその「自らの感覚」が信じられない。 イヴに、ブルーの観察力を上回る演技力がある可能性を捨てきれない。 首を刎ねられ、今はただ「身体と並べてあるだけ」の光子郎の顔を、ブルーは恨めしそうに見つめる。 どうせなら、死ぬ前にもう少し話を聞かせて欲しかったのに。大事な所で役に立たない男だ。 (何か無いの? 確かめる方法は!? 白黒はっきりつける方法は……!) イヴが本当に従順な迷える子羊なら、ここで手放すのはあまりに惜しい。 イブが本当は牙を隠した黒い山羊なら、早めに始末しないと身の破滅に繋がる。 自分の感覚すら信じられず、思考も堂々巡りで結論が出ないなら、こちらから何か仕掛けるしかない。 何か策を仕掛けて、揺さぶって、向こうの本性を露わにするしかない。 そのためには……ブルーはすぐに1つの策を考え付く。 (もしもイヴが私を利用しているというなら、私の「利用価値」というのは、つまり……! そしてもしもイヴが嘘をついていないのなら、――したところで、彼女には離れる理由が無いはず……!) ただその策を仕掛ける前に、安全の確保が必要だ。 万が一、「その策」を実行した直後に襲われても大丈夫なように、予め予防線を張っておかなくては。 穴を掘り続ける2人を横目に、ブルーはギュッとマフラーを握り締めた。 * * * (ブルーが本当は「悪い人」だったとしたら……色々と、前提が変わってくる……!) フェイトは考える。イヴと2人で光子郎のための墓穴を掘りながら、1人深く考え込む。 光子郎の遺体を放っておけずに始めた墓穴作りだったが、単調な作業は彼女を深い思索へと誘う。 そしてどうしても考えてしまうのは、光子郎が殺されたシーン、ではなく、その1つ前。 瀕死の光子郎の前で、鋭利なガラス片を片手に、底意地の悪い笑みを浮かべるブルーの姿だった。 (見かけの年齢は、あてにならない……変身や幻術みたいに、いくらでも誤魔化す手段はある……。 もし、本当に「見かけ通りの子じゃない」とすると……イヴは、ブルーに騙されて操られてる……?) そう考えれば、イヴの自己主張の少なさや、感情を押さえ込むような態度も、理解できる気がする。 そう思ってみれば、あの表情、あの態度。他ならぬフェイト自身がよく知っている。 母プレシアに命ぜられるまま感情を押し殺して戦っていた頃の自分と、今のイヴが被って見える。 ブルーがどうやってイヴを支配しているのかは分からない。 弱みを握っているのか、それともビュティの死の罪悪感につけこんでいるのか、現時点では分からない。 しかし、もしそうだと仮定して考えると、光子郎の死もまた違う意味を持ってくる。 イヴが「傷を治そうとした」あの時、光子郎は何故か「風の剣」を使おうとした。全くもって不可解な行為である。 しかしあの時、光子郎が本当に攻撃しようとしていた相手がブルーだったとしたら? イヴの動きに注意を取られ、フェイトはその時のブルーの動きを覚えていない。心理的な死角。 だからその時、もしブルーが再びガラスの破片を取り出していたら―― そして、それに光子郎が気付いていたら―― いやあるいは、光子郎にそういう反応をさせ、イヴが攻撃するように仕向ける策略だったのか。 自分の手を汚すことなく光子郎を殺し、イヴの心に負い目を負わせ、さらに支配を強固にする策だったのか。 ……流石にそこまで来ると考えすぎかとも思うが、しかし今のフェイトには否定できない。 (でも、これは全部推測……状況証拠さえも十分に揃ってはいない……。 何かもう一押し、この疑いを裏付けるものがあれば……!) フェイトはイヴを信じている。フェイトの前で一瞬垣間見せた、あの弱さを信じている。 自分もかつて、なのはたちに救われた。だからきっと、今度はフェイトがイヴを救う番。 何をどう仕掛けるべきか考えながら、フェイトは今はただひたすらにつるはしを振るった。 * * * そして、この場にいる最後の1人、イヴは――何も考えてなかった。 ただ頭を空っぽにしたくて、ナノマシンで作ったパワーショベル状のアームを振るい続けていた。 やがて少年1人を収めるだけの墓穴は完成し、 2つに分かれた少年の身体と首輪が丁重に横たえられ、 穴を掘った時と同様、無言のまま彼の上に土が被せられ、 木の枝2本を蔦で結び合わせただけの簡素な十字架が建てられ、 誰から言うともなく3人揃って黙祷を捧げ終えたところで――1人の少女が口を開いた。 「フェイトさん、イヴさん。先に謝っておくわ。ごめんなさい。 私1つだけ、まだ2人に話していないことがあるの。 でも、2人も私に話してくれていないことがあるようだし―― こんな悲劇を繰り返さないためにも、お互いを信じて、手の内を全て明かしあいましょう?」 * * * (――よし、イニシアチブは握ったわ! このままあたしのペースで進めれば……!) フェイトとイヴ、2人の顔に一瞬浮かんだ動揺に、ブルーは手応えを感じ取る。 それはつまり、2人とも何らかの隠し事をしていて、その隠し事について後ろめたさを抱いているということだ。 まずは第一段階成功、と胸の内で呟いて、畳みかけるように次の矢を放つ。 「まずは、イヴさん」 「えっ……わ、私、ですか!?」 名指しされたイヴが身を強張らせる。僅かに見える不安の色は、やはりブルーを欺いているからだろうか? 思わず問い質したくなる気持ちを押さえ込み、ブルーはしかし全く違う質問をぶつける。 視界の隅ではフェイトが訝しげな視線を向けてくるが、こちらはひとまず後回し。 「ここまで聞きそびれてしまってたれど、イヴさんの持つ『変身』の力について詳しく教えて欲しいの。 『ナノマシン』とか、『天使の翼』とか、『傷の治療』だとか。髪の毛の形が変わったりだとか。 断片的には見たり聞いたりしたけど、私、まだちゃんと説明して貰ってないわ。 どういう原理で、何が出来て、どんな欠点があるのか、包み隠さず教えて欲しいの」 可能な限り無邪気な風を装って、ブルーはイヴの顔を見上げる。その表情の変化を追う。 どうやらイヴは、質問内容を聞いて少しだけホッとしたようだった。 ビュティを殺した時のことを聞かれるとでも思ったのだろうか? それとも、欺いていることがバレたとでも? イヴの真意は分からないが、ともかく彼女は安心したせいか、思ったより饒舌に語り始める。 「わ、私の『変身』というのは、私の身体に組み込まれた、無数の特殊な『ナノマシン』の力なの。 『ナノマシン』というのは、1つ1つは目に見えないくらい小さな機械で……」 イヴは説明を進める。 ナノマシンはイヴの思念、その電気信号に従って動くこと。分子構造さえも組み替えてしまう力を持つこと。 そしてイメージに沿って身体を変化できること……実例としての『天使の翼』、『ハンマー』、『ナノスライサー』。 専門的なところは質問したブルーにもさっぱりだったが、しかし彼女は1つの確信を得る。 廃病院でのイヴとビュティの会話から、薄々考えていた仮説。それが一気に現実味を帯びる。 「……と、私に出来ることは、これくらいかな……。 ただ、どういうわけかこの島に来てからはナノマシンが不調で、普段通りの調子で動かせないんだけど……」 「ということは――ひょっとして、その『ナノマシン』って、『でんき』に弱いの? ビュティさんとスタンガンのことで揉めてたのも、ひょっとして……」 「!!」 ビンゴだ。ブルーは思わず笑みが浮かびそうになるのを、必死で押し留める。 イヴの表情は、まさに痛いところを突かれた、といったもの。隠しきれない動揺と恐怖が滲んで見える。 ポケモンが時に弱点となる属性を持つように、イヴは『でんき』に弱い――それも恐らく、致命的なほどに。 そしてこの事実は、今のブルーにとっては好都合。 ブルーはさり気なく、しかし確認するように、フェイトの方を振り返って言い放つ。 あくまで何も考えてないかのような、天真爛漫な素振りを演じながら。 「だとしたら、もしもイヴさんとフェイトさんが戦ったら、イヴさん、負けちゃうね。 だってフェイトさんは『でんき』の魔法得意だって言ってたから。油断さえしてなきゃ、魔法で一発だもの。 2人が仲間同士で本当に良かったわ。そう思わない?」 「う、うん……そ、そうだね……」 流石にこれはワザとらし過ぎただろうか? 問い掛けられたフェイトの表情は少し引き攣っている。 だが、ここは仕方が無い。多少不自然だと思われたとしても、この念押しは絶対に必要なのだ。 ここでこうやって念押ししておけば、この先イヴがブルーに襲い掛かってきたとしてもなんとかなる。 きっとフェイトが電撃魔法で倒してくれる――! 次は、そのフェイトを「押さえる」番だ。 * * * だが、言葉をかけられたフェイトの側は、この一言を全く違う形に捕らえていた。 (今のはひょっとして、念押しなの? いずれイヴを使って私を排除する時のことを考えて――!) フェイトの仮説の中では、イヴはブルーに操られている。 そしてブルーは、もしもフェイトが邪魔になれば、容赦なく排除にかかるだろう。 これは「その時」のことを考慮に入れた、さり気ないイヴへの念押しなのか? フェイトは電撃の魔法が使える。呪文を唱えさせたらイヴに勝ち目はない、 だから殺ると決めた時には油断している時を狙い、呪文詠唱の間も与えず一気に殺れ、と――!? (いくらなんでも、考えすぎかも……でも……!) 「イヴさん、もういいわ。ありがとう。次は――フェイトさん」 「え?! わ、私!?」 考え込んでいた所に声をかけられ、フェイトは思わず素っ頓狂な返事をしてしまう。 また機先を制された、と思う間もなく、目の前に突きつけられたのは光子郎が持っていたマフラー。 そしてブルーの口調は、イヴへの質問の時とうって変わって、どこか責めるような雰囲気の強いものだった。 「光子郎は、嘘をついてたわ……ただのマフラーで、戦うことなんてできない、って。 でも、2人がお墓掘ってる間に、光子郎のランドセル調べさせてもらったの」 「!!」 「『風の剣』、という名前なんだってね。剣に変わる武器だけど、ときどき変なモノにもなっちゃう、って」 ブルーが取り出したのは、支給品付属の説明書。フェイトの、そしてイヴの表情が変わる。 確かに墓穴を掘っている間、2人の意識はブルーから逸れていた。光子郎のランドセルも意識の外にあった。 光子郎が「嘘」をついた明確な証拠を手に、ブルーは淡々と言葉を紡ぐ。 「こっちの人形も、本当はバクダンだって……フェイトさんは知ってたの?」 「それは……その……!」 「ふーん、知ってたんだ。教えてくれていれば、ひょっとしたら……。 でもいいわ、悪いのはフェイトさんじゃないから。許してあげる」 悪いのは光子郎だ、と言わんばかりの口調に、普段は穏やかなフェイトも流石に少しカチンと来た。 光子郎を嘘つき扱いした上に、彼の死も自己責任だとでも言いたそうな口ぶり。 しかし反論するより早く、ブルーは矛先をフェイト自身に向けてきた。 「それより、フェイトさんに聞きたいのは……フェイトさん自身の支給品のことよ」 「私の……支給品?」 「他の2つは分かるの。説明してくれたし、不思議な力があるんでしょう。 でも、『さとうきび』は……。あれにも何か隠された力とか、あるんじゃないの? 私たちに隠してない?」 そんなことは無い、と言いかけて、フェイトはあることを思い出す。 ランドセルを逆さまにして、食料や水と共に転がり出てきたのは――自分でもまだ読んでいなかった説明書。 「ええっと……『さとうきびセイバー』? 斬りつけることで『おきなわ』の傷を相手に残す、肉体精神双方に同時攻撃できる武器……って、ええ?!」 「ちょっと待って、まさか、フェイトさんも知らなかったの?」 「だって、どう見ても武器に見えなかったし、他にも武器はあったし……こんなのが剣だなんて……!」 なんで自分が謝らなければならないのだろう、と一種理不尽なものを感じながら、フェイトは言葉を濁らせる。 これが、このさとうきびが、剣?! いったいそんなこと、誰が想像できると言うのか。 モゴモゴと言い訳をするフェイトを横目に、そしてブルーはさらッと話題を変えた。 「でも、フェイトさん自身が気づいてなかったなら、仕方ないわね。そんなに気にしないで。 最後は、私の番ね。実は、私――」 * * * なんとか条件は整った。ブルーは、ここで勝負に出ることを決意する。 「最後は、私の番ね。実は、私――」 思わせぶりに言葉を切って、2人に対して背中を向ける。 まるで祈るような仕草で、組んだ両手を顔の前に掲げる。 そして2人からは見えないように唇の中に押し込んだのは――手の中に握りこんでいた、赤い飴玉。 ボンッ! と白い煙が上がる。 白い煙がブルーの小さな身体を包み隠す。 そして煙が晴れたそこにあったのは――10年の年月を飛び越えた、発育のいい「女」の身体。 羽織っていたSサイズの白衣が、特に胸のあたりではちきれんばかりになっているが、構わず振り返る。 目を丸くするフェイトとイヴに、2人よりも年上の外見となった彼女は、申し訳なさそうに頭を下げる。 「あたし本当は、これが本当の姿なの。さっきまでのは、魔法というか、あたしの特殊能力で……。 イヴちゃんの『変身』と違って『あの格好』にしかなれないし、連発も効かないし、これしかできないんだけど」 堂々と、一部に嘘を交えて説明しつつ、さりげなくイヴの表情を観察する。その変化に神経を集中させる。 この直後の彼女の態度如何に、ブルーの運命かかかっているのだ。 青い年齢詐称薬の効果を打ち消し、本来の姿に戻る――。 これが悩んだ末にブルーが見い出した、「イヴの本心を見抜くための策」だった。 もしも本当にブルーに心酔しているなら、実はそうなるまでの過程に「幼い容姿」はほとんど関与していない。 だからここで正体を明かしても、驚かれはするだろうが、拒まれる理由は無い。態度は変わらないはず。 一方、イヴがブルーを利用する気でいたなら……4歳児の姿で無くなったブルーに、利用価値はない。 怒りを滲ませるか、裏切られたと嘆くか、落胆するか、舌打ちするか、それとも――襲ってくるか。 いずれにせよ、何らかの反応は隠しきれずに出るだろう。その一瞬を、見逃さずに捉えてみせる。 もちろん、年齢詐称薬のことは伏せて――。 詐称薬に触れると、支給品の説明でも嘘をついたことを認めねばならないし、横から奪われる危険もある。 幸い「見た目の年齢を変える能力を持つ」という嘘は、この島においてはそれなりに説得力があるはずだ。 魔法使いやナノマシン能力者も居ることだし、最初の大広間で殺された女性も似たような力を使っていた。 年齢詐称薬を飲み込む瞬間さえなんとか誤魔化せば、それ以上追及されないはず。 驚きの色を隠しきれない2人に向かって、ブルーは言葉を重ねる。 「でも――私が黙っていたのは、このことだけよ。あとは全部本当。 この島に放り込まれてすぐに襲われて、だからあたし、とっても怖くって……! だけどあたしに出来るのは小さくなることだけだったから、せめて警戒されないように、って……」 「そうだったんだ……」 必死な表情で弁解を重ねる風を演じるブルーに、イヴはしかし、怒りも落胆もせず、やがて優しく微笑んで。 落ち着いた表情で、こう言った。 「どんな格好だろうと、ブルーさんはブルーさんだから。 こっちこそ、ナノマシンの説明が遅くなって、ごめんなさい……」 怒りもなく、憎しみもなく、落胆もなく、そして深く考えを巡らせるだけのタイムラグもなく。 ただイヴは、許容と、「自分を見捨てないで下さい」とのメッセージに満ちた視線を送ってくる。 これは、つまり。 (……賭けに勝った、ということなのかしら? やっぱりイヴは、あたしのことを頼っている……!) この一言を得るために、どれだけ考えて予防線を張ったことか。 ナノマシンの弱点の確認。支給品の説明を利用してかけた、フェイトに対するプレッシャー。 フェイトに対する「支配」はまだ弱いが、それでもフェイトの性格上、いざとなれば守ってくれるだろう―― そこまで考えた上での、大勝負。その賭けに勝ったのだ。 ブルーは己の勝利を噛み締めて――だから、その場にいる「もう1人」の不審げな視線に、気付かなかった。 フェイトが内心で1つの確信を得ていたことに、気付かなかった。 * * * ――そして実はこの時、もう1人。 フェイトにもイヴにもブルーにも気付かれず、すぐ近くで一部始終を「聞いていた」者が、「もう1人」いた。 「彼」はそして1つの結論に達する。 限られた情報から、「誰が本当は悪い奴なのか」を正確に見抜く。 いつもはおちゃらけている「彼」も、密かに正義の怒りに燃える。 けれども、「彼」には事態に介入すべきタイミングが分からなくて―― それ以前に、自ら事態に働きかけるような力を、「彼」は持たなくて―― だから、「彼」の出番がこの後すぐ回ってくるとは、「彼」自身も予想だにしてなかった。 * * * 一番の懸念事項が解決されれば、改めて見えてくるものもある。 イヴに対する疑いから解放されたブルーは、ふとあることを思い出した。 それは、前々からずっと気になっていた、あのアタッシュケースのこと。 イヴが従順な奴隷だと判断できた今、手持ちの「戦力」について正確な情報を把握しておきたいと思った。 「ところでイヴちゃん、ビュティが持ってたランドセル貸してくれる?」 「はい……しかし何ですか、いきなり?」 「ホホホ、大したことじゃないわよ。ちょっと思い出したことがあってね」 首を傾げながらも素直にランドセルを渡してきたイヴに、ブルーは砕けた調子で微笑みかける。 アタッシュケースについて直接質問するのは、まだマズかろう。 理由は分からないが、イヴはそれに触れられることを相当嫌がっている。下手に触れるべきではない。 だが、元々あの鞄はビュティの支給品。 なら、ビュティのランドセルの中には支給品に同封される説明書が入ってるはず――そう考えたのだ。 そして彼女は、先ほどフェイトがやったのと同じく、ランドセルを逆さにひっくり返して。 その拍子に、食料や水、地図やコンパス、いくつかの説明書に混じって、何か「変なもの」が転がり出た。 「――うおっ、イテテッ! こら、もっと丁寧に扱わんかい! オレの素敵ボディに傷がついたらどないしてくれるんや!」 唐突に喚きだしたその「小さな生き物」に、3人は思わず目が点になる。 それはサングラスだった。突き刺さりそうな三角形のレンズを持った、不思議なサングラス。 そこに貧弱な手足が生えて、地面に寝そべったまま勝手なことを喚き散らしている―― すぐさまその正体を思い出したイヴが、彼の名を叫ぶ。 「ええっと――グラサンマンさん!」 「ちょっ、だからグラサンマンちゃうから! コンマだから! 前にも一度ちゃんと名乗ってるし! いや今はそれよりもやな、こうして出てきちまった以上、オレにも黙っておれんことが……!」 そしてその喋るサングラスは、ビシッ! と小さな手でブルーを指差して。 声だけは威勢良く、堂々と啖呵を切ってみせた。 「やいやいそこのニセ幼女! おまえの策略は全てこのコンマ様がお見通しや! ビュティがヤられてしもたのも、元はと言えばおまえのせいやろ?! オレには分かっとるからな!」 * * * 工場前に開けた広場に、じりじりと午後の日差しが照りつける。 コンマの告発に、フェイトとイヴの視線はブルーに集中する。 そしてブルーは……動けない。 手の平に乗る程度の小さな怪生物?の恫喝に、動けない。 (こいつが、ビュティと交換したっていうサングラス!? 自我と知性があるの!? すっかり忘れてた……イヴは「無くした」と言ってたのに……本当に使えない子……! いや、それよりも重要なのは、こいつが何を聞き何を知っているか……それを見極めないと……!) 知らず知らずのうちに脂汗が滲み出してくる。 天国から地獄へ、というのはまさにこういうことを言うのだろう。 せっかくイヴが忠実な手駒であることを確認できたというのに、横からこんな奴が出てくるなんて――! ブルーはすぐさま反論しようとするが、口の中が粘ついてすぐに声が出ない。 ようやく出た言葉も、切れ味のない、どう聞いても不審感しか抱かれないような口調になって。 「な、何を根拠に、そんなことを――! あ、あなたが何を知ってるというのよ?!」 「フンっ! トボケたって無駄やで! 病院からここまでの一部始終、ぜ~んぶランドセルの中から聞かせてもろたからな! そりゃ、半分はビュティのアホの自滅やけどなぁ! 直接手ェ下したのはイヴの嬢ちゃんやけどなぁ! おまえがはっきり言うたこと、全部覚えとるで! 『全て分かってるわ』やら『全て忘れましょう』やら……! ありゃ要するに『おまえの計画通り』ってことと違うんかい! えぇ!?」 コンマの剣幕に、マズイ、とブルーは思った。 イヴは青い顔をして震えだすし、フェイトも険しい表情でこちらを見ている。 このままではマズい。せっかく危険を犯してまで絆を確認したのに。なんでこんなグラサン1つに。 あまりの焦燥に、ブルーの視界がぐにゃりと歪む。激しい眩暈を覚える。足元が崩れていくような錯覚。 マフラーを握る手の中に、じっとりと汗が滲む。 そう、マフラー。光子郎のマフラー。風の剣。一連の流れの中でブルーが持ったままになっていた「武器」。 ――黙らせないと。 とりあえずは一刻も早くこのサングラスを黙らせないと。後のことは何とでもなる。きっと何とかなる。 熱に浮かされたような頭で、ブルーはそして、素早く腕を振り上げて―― ガキッ!! 甲高い音と共に、剣の姿になったマフラーが、硬い「何か」に止められる。 疾風のような速度で割り込んできたのは、右手にさとうきびを構えたフェイト。 彼女が左手で掬い上げ守ったのは、例の喋るサングラス・コンマ。 一見すると冗談のような光景。見るからに切れ味良さそうな剣が、何の変哲もないさとうきびに止められて。 けれど、フェイトの表情には冗談の色など欠片もない。燃えるような目でブルーを睨みつける。 「あなたって人は……! いったいどこまで……!」 「ふぇ、フェイト!? い、いや違うの、これは……!」 「イヴを苦しめ、ビュティって人を殺し、瀕死の光子郎さんを死なせ……! もう、許さない!」 あの大人しいフェイトのどこにこれ程の憎悪が潜んでいたのか。 むき出しの憎しみを叩き付けられ、ブルーは思わず1歩下がる。 あの目を見れば、一目で分かる。もう言い訳も説得も通用しない。 ビュティの死はブルーにも計算外、とか、光子郎の死はブルーとは無関係、などと真実を告げても通じまい。 こうなった以上、ブルーにとって数少ない命綱は……! 「イヴ! 命令よ! フェイトをやっつけて!」 「で、でも……!」 「『でも』じゃないっ! さっさとしなさい!」 「……イヴさん。そこをどいて。グラサンマンさん、力を貸して」 「おう、存分に使え、オレの力! オレもこいつだけは許せん!」 フェイトが額に載せるようにサングラスをかける。 ポケモントレーナの観察眼に頼るまでもなく、フェイトの身に力がみなぎっていくのが傍目にも分かる。 あまりに危険な状況。 「くっ……この役立たずがっ! もういいわよッ!」 青い顔のままオロオロと動けないイヴに業を煮やし、ブルーは舌打ち1つすると、背中を向けて逃げ始める。 逃げながら手に取ったのは、1枚のカード。GIのスペルカード・『同行』を使って逃走するつもりなのだ。 が――遅い。 コンマの力を借りたフェイトの前では、その逃げ足はあまりに遅い。 『同行』のカードで逃げるために必要な20mの間合い、それを許さず、逆に一気に距離を詰める。 「身体強化機能特化型融合デバイス、『グラサンマン』――逃げられると思わないでッ!!」 閃光一閃。 風よりも早く駆けたフェイトが一瞬のうちにブルーの眼前に回りこみ。 身構える間すら与えず伝説の剣『さとうきびセイバー』が正確無比な狙いで嵐のように叩き込まれ。 ブルーの腕に、足に、胸に、背中に、無数の『おきなわ』の傷を刻みながら、彼女の身体を弾き飛ばす。 大きく宙を舞ったブルーの身体が、どさり、と崩れ落ち――後は、沈黙。 * * * 後編へ
https://w.atwiki.jp/wolfpedia/pages/126.html
中鳥早貴のファンスレ 正確な表記は「☆○○○ あなたがいるから中鳥早貴 ××☆」 ○○○にはピルポピラ語3文字(ないし4文字)、××は通し番号が入る。☆は謎の記号が入る。 そもそもは「ブロロン石見つかったか?岩貴佛眞由美!」の丸パクリなスレタイで始まったが、いつしかブロロン石がかっぺになり、以降は1スレごとに違う汲み取り屋会社の略称が入るようになっている。 2019-12-30 10 48 26 (Mon)編集 タグ カトー 沖縄の危機的状況 紺ブル 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nisaki/
とりあえずー、単位とろうぜ。 @wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 バグ・不具合を見つけたら? お手数ですが、こちらからご連絡宜しくお願いいたします。 ⇒http //atwiki.jp/guide/contact.html 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wikiへお問い合わせ 等をご活用ください
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/359.html
「やべでえええええええ!」 「どぼじでごんなごとずるのぉぉぉぉ!」 「ゆぴゃああああん」 「たちゅけちぇぇぇ!」 「ひじょい、ひじょいよぉぉぉ」 とある路地裏に住み着いていた野良ゆっくり一家が泣き喚いていた。 両親のれいむとまりさ、子れいむ、子まりさ、赤れいむ、赤まりさのスタンダードな一 家だったが、既に一匹はいない。 先の悲鳴は、泣き虫で甘えん坊だけど家族の人気者だった末っ子の赤れいむが潰された ことで沸きあがったものであった。 赤れいむの遺骸は無残なものであった。体中、爪楊枝を刺されている。 それをやった男は、ゆっくり虐待の嗜好があった。この、人など通らぬ路地裏に奴らが 住み着いているのを目ざとく見つけると、 「駆除駆除、駆除しなきゃねえ」 と楽しそうに口ずさみながら路地に入ってきて、一家がおうちにしていた段ボールをの 入り口を上に向くようにしておうちをそのまま檻にしてしまった。 そのあとは、一番うるさく泣いていた赤れいむに目をつけていたぶり殺したのだ。 野良ゆっくりの害獣ぶりは、既に人間たちの間では常識であった。 だから、野良ゆっくりを見かけただけで殺す人間は少なくない。それでも、大概は苦し まないように始末する。 しかし、その中にはもちろんこの男のような虐待好きもいて、野良ゆっくり駆除の大義 名分を掲げてたっぷりと苦しめて殺すのだ。 そういう類の人種に見つかってしまったのは不運であった。 不運の一言で片付けられてはゆっくり一家はたまらないだろうが、事実なのでしょうが ない。不運だったのだ。 「次はこいつだ、ファイヤー!」 男は、次は赤まりさを摘み上げて、その帽子に百円ライターで火をつけた。 「あぢゅいいいい! お、おぼうちぎゃああああ!」 「やべであげでええええ!」 「おちびぢゃんがちんじゃうよぉぉぉ!」 「ゆあああああん、ゆっくちできにゃいよぉ」 「ゆひぃ、にゃ、にゃんできょんなこちょに……」 男は、それをうっとりと聞いていた。経験上、小さなものからいたぶるとよい悲鳴が聞 けることは知っていた。 「あれぇ? おまえのとーちゃんもかーちゃんもねーちゃんたちも全然助けてくれないね え、ほら、もっと大きな声で助けてーって言わないと」 「た、た、たぢゅげちぇぇぇぇぇぇぇ!」 男に煽られて赤まりさが精一杯の大声を上げる。 しかし、男は一家に見せ付けるように腰を落として赤まりさをいたぶっていたが、両親 たちのジャンプ力ではとても届かないところだ。 これもむろん男は経験で、ゆっくりについては、ジャンプ力などの大体の能力を先刻承 知の上なのだ。 「にゃ……んで……たちゅけ、て……くれ……にゃい、の……」 「ゆあああああああ、ごべんねえええ!」 「おちびちゃんがあああああ!」 「ゆっぴぃぃぃぃぃ、もうやじゃあああああ、まりしゃじにだくにゃいよぉぉぉぉ!」 「い、いぼうとだち……ちんじゃった……れいみゅもああにゃるの? ……や、やじゃよ ぉぉぉぉぉ!」 次に摘み上げられたのは子まりさだった。 「ゆぴぴぴぃぃぃ、やめちぇぇぇぇ!」 止めるわけがない。 子まりさは、帽子を奪われた。 そして、男はその帽子を、一番最初に潰した赤れいむの死骸の上に乗せて足で踏みにじ った。 「まりしゃのおぼうちかえじでえええええ!」 「ほい、かえしてやるよ」 ぽふ、とボロボロになった帽子を頭に乗せられ、子まりさは一瞬だけ嬉しそうになった が、すぐに凄まじい悪臭に気付いて悲鳴を上げた。 「くしゃいよぉぉぉぉ! ゆっくちできにゃいにおいがすりゅよぉぉぉ!」 悪臭の正体は、赤れいむの死骸からうつった死臭である。 「ほい、くさいのとってやったぞ」 「ゆ? ほ、ほんちょだ……くしゃいのなくな……まりしゃのおぼうちがえじでえええ!」 「いいけど、この帽子にくさい臭いついてんだぞ」 「ゆ? ゆ? ゆゆゆ?」 「ほれほれ」 と、男は子まりさの顔の前に帽子を近づけたり遠ざけたりする。 「ゆ……ゆああああああああああああ!」 子まりさも、それでようやく気付いた。悪臭を発しているのが自分の帽子であることに。 飾りを大事にするのも、同属の死臭を嫌うのも、どうしようもないゆっくりの本能であ る。 「ゆっくちできにゃいいいいいいいいいいいいいいい!」 子まりさは、帽子を返してもらえばあの悪臭に苛まれ、悪臭を嗅がないためには帽子を 手放すしかないこの選択不可能な難問をつきつけられて発狂寸前のごとき狂態を示した。 「もういいや、おまえこれ食え」 男はもう子まりさの反応に飽きたらしく、帽子を思い切り握りつぶして小さくするとそ れを無理矢理に子まりさの口の中にねじこんだ。 「ゆ゛っ……ゆぅぅぅぅぅぅ」 ろくに声を出せなくなった子まりさはやがて帽子を吐き出した。だが、吐き出したのは それだけでなく、膨大な餡子も一緒だった。明らかに体内の半分近い餡子だった。 「おちびぢゃぁぁぁぁん! はやぐ! はやぐあんこさんを食べるんだよ!」 「そうだよ、永遠にゆっくりしちゃうよぉぉぉぉぉ!」 「まりじゃあああああああ、ちんじゃだめぇぇぇぇ!」 家族が必死に声をかける。致死量の餡子を吐いても、そこはなにしろ出鱈目生物である。 すぐに吐いた餡子を食べれば死ぬことはない。 子まりさは大量の餡子を吐き出して朦朧とする意識のままに、なんとか餡子を舐め取ろ うとする。 「あ、そうだ」 男が言うや、焼け焦げた赤まりさの死骸を摘み上げた。 それを子まりさが吐いた餡子の上に落とすと踏みつけた。 「ゆ゛っ、ぐち……でぎ、にゃ……もっぢょ、ゆっぐ……ち……」 結局、子まりさは死臭芬々たる餡子に舌をつけることができずに、失餡死した。 「やめぢぇぇぇぇぇ!」 さて、次は当然子れいむだ。しかし、もう虐待自体に飽きてきた男はさっさと済ますこ とにした。 しかし、かといって逃がすわけはないし、苦しまないように殺してやるつもりもない。 皮をはぎ、目をくりぬき、放置してやった。 皮が無いために少しの衝撃でも激痛が走る。目が見えないので下手に動けなくなるとい うわけだ。 「ゆ゛……ゆ゛……ゆ゛……」 「おちびぢゃん、ゆっぐりじでええええええ!」 「ど、どぼじでごんなごとずるのぉぉぉぉ、れいむたちだって、いぎてるんだよぉぉぉ!」 「そ、そうだよ、まりさたちも、いぎてるよ! にんげんさんたちと同じだよ!」 「あ?」 ゆっくりを虐待していれば、幾度となく聞いた言葉だ。 自分たちだって生きている、なのにどうしてこんなひどいことをするのか、と。 今まではそんなものには取り合わずに、虐待していた男だが、少し飽きていたこともあ って相手してやることにした。 「ほおおおおお、生きてるのか、おまえら」 「あたりまえでじょおおおおお!」 「わかったらひどいことしないでね!」 「で、どこが? お前ら、饅頭じゃん、中身餡子だし」 「ゆ!? れ、れいむたちは……むーしゃむーしゃするよ! 生きているからだよ!」 「ゆん! そうだよ! 生きているからむーしゃむーしゃするんだよ!」 「あー、するな、うん、確かにそうだな、他には?」 男が自分たちの言葉を認めたので、れいむとまりさは俄然勢いづいた。 「うんうんするよ! 生きているからだよ!」 「そうだよ! 生きているからうんうんするんだよ!」 「確かにそうだな、他には?」 「ぴょんぴょんて歩いたり走ったりするよ! 生きているからだよ!」 「そうだよ! 生きているからぴょんぴょんするんだよ!」 「うん、他には?」 「すっきりーしてにんっしんっするよ! 生きているからだよ!」 「そうだよ! 生きているから、おちびちゃんを産むんだよ!」 「おー、それは説得力あるなあ」 男はうんうんと頷く。 れいむとまりさは、キリッとした表情で勝ち誇っている。 「わかった。お前ら、生きているから酷い目にあってるんだよ」 「ゆ? な……なに、いってるの?」 「い、生きているのはゆっくりできるよ? 死んだらゆっくりできないよ?」 「だって、人間がおまえら野良ゆっくりにひどいことするのは、おまえらがむーしゃむー しゃするためにゴミを漁って散らかしたり、花壇を荒らしたり、家に侵入したりするから だもん」 「ゆ? ゆゆ? でも……」 「むーしゃむーしゃしないと……死んじゃうよ……」 「ああ、それとうんうんするせいでもあるな。おまえらを駆除しない地域があったんだけ どさ、そしたらもうそこらじゅうおまえらのクソだらけよ」 「ゆ? ゆゆ? でも……」 「うんうんしないと、ぽんぽんいたいいたいだよ、死んじゃうよ……」 「おまえらが盛ってどんどんおちびを作るのもまずいな。てか、そうやってやたらと増え るから、むーしゃむーしゃのためのゴミ漁りとか、うんうんの害もひどくなるんだ」 「ゆ? ゆゆ? でも……」 「おちびちゃんを産まないとゆっくりできないよ……それにそうしないとまりさたちは一 人もいなくなっちゃうよ……」 「でも、それが理由だもん。しょうがないじゃん。それが嫌なら、お前ら生きるな」 「ど、どぼじでぞんなこというのぉぉぉぉぉ!」 「ゆっくりでぎないごといわないでね!」 「とにかく! れいむたちだって生きてるんだよぉぉぉぉ!」 「そうだよ! 生きているんだよぉぉぉぉ!」 「うん、だからそれは認める。で、生きてるから、人間はお前らを殺すの」 「だ、だって……そ、そんなごといっだって……」 「ま、まりさたち、生きてむーしゃむーしゃしたり、おちびちゃんとゆっくりしたりした いよ」 「無理だよ。だってお前ら生きてるんだもん」 「生きてる……から」 「ゆ……ゆっぐ、ゆっぐりでぎないよぉぉぉ」 「だからさ、さっさと死んじまえよ。おれが手伝ってやるからさ」 男は、問答にも飽きて、右手でれいむ、左手でまりさの頭を鷲掴みにする。 「や、やべでええええ、ころざないでええええ!」 「い、生きだい! 生きだいよぉ! 死にだぐないよぉぉぉぉぉ!」 「駄目。だってお前ら、生きてるんだもん」 左右の手を開いては閉じ開いては閉じ、れいむとまりさの顔面を何度も何度も正面から 衝突させる。 「いだ……やべ……ゆぶっ!」 「じにだぐ……ぶべ! ゆ゛っ!」 どんどん悲鳴もか細く断片的になっていく。 「生きてるからしょうがないだろう」 男は、しつこいぐらいに何度も優しい声で言った。 「生き……ゆべ! で……ゆぶ!」 「もう……ゆ゛っ! ……やだよ……ゆぶ!」 男は手を開いた状態を、今までよりも長く維持して耳を澄ませた。 「「もう、もう死にだいよ! 生きてるがらこんな目にあうのなら!」」 はかったように、同様の言葉が二匹の口から出るのを聞くと、満足そうに思い切り二匹 を地面に叩き付けた。 既に餡子の流出は致死量を超えているだろう。 「「死ぬよ……もう、生ぎでない、よ……ゆっぐり……でぎる、よ……」」 その言葉を最後に二匹は事切れた。 男はニヤニヤと笑いながら、独り言を呟く。 「虐待好きともあろうもんが、ゆっくりをゆっくりさせちまったぜ」 いい気分になったので、そのまま放置しておこうと思った皮なし目なしの子れいむを踏 み潰してやった。 これでこいつも生きてないので、ゆっくりできるだろう。 「おまえらがこんな酷い目にあうのは……生きているから……それと、なんといっても、 お前らがメチャクチャ弱えからさ」 最後に、男は、より真実に近い答えをゆっくり一家の死骸に教えてやった。 終わり れいむ・まりさたちだっていきてるんだよぉぉぉ! 系のお話書いてみた。 だからどうした、で終わりだよな。 書いたのは一気に書ける小ネタに走ってばかりいるのるまあき。 過去作品 anko429 ゆっくりほいくえん anko490 つむりとおねえさん anko545 ドスハンター anko580 やさしいまち anko614 恐怖! ゆっくり怪人 anko810 おちびちゃん用のドア anko1266 のるま anko1328 しょうりしゃなのじぇ anko1347 外の世界でデビュー anko1370 飼いドス anko1415 えーき裁き anko1478 身の程知らず anko1512 やけぶとりっ anko1634 かわいそうかわいそう
https://w.atwiki.jp/p_ss/pages/2827.html
Side A エネルギーの解放を決めた私は 二人に話す前に、ヤスタカに伝えることにした なんとなく、聞いてほしかった 一番側にいてくれたヤスタカに 「ヤスタカ」 「はい」 「あの歌の、ことなんだが、、」 「はい」 「私は、歌おうと、思う」 「では…決めたのですね?」 その質問に、こくりと頷く 「やはり、アヤカ様は強いですね。心が」 「そんなことはない」 私一人じゃ、こんなに強くなれない 「信じてくれる人が、いるから…」 ゆかちゃんとのっちと、、 『私は、アヤカ様を信じています』 あの言葉が、どれだけ自分の力になったか、、 「私も、信じれる」 あぁ、、なんとなく、、じゃないのか… 「ならば私は、最後までアヤカ様を信じよう。そして…」 ようやく、気付いた、、 ヤスタカの言葉が、こんなにも狂おしいのは 「あなたの心を、全力で守ろう」 私の心が ヤスタカを、想っているからなんだ … そっか、、 のっちとゆかちゃんは こんなふうに、過ごしてきたんだ —fin—
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/1395.html
親子タブンネはお互いに励まし合えるけど、独り身だと自力だけで耐えなきゃいけないから悲惨だな -- (名無しさん) 2013-10-16 19 47 55
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/3127.html
118 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/23(水) 00 57 35 ID ??? シャギア「アフランシとアブラ虫、似ているな、オルバよ」 オルバ「そうだね兄さん。アスラン・ザラとアデランス・ヅラもだよ」 シャギア「それはそうとガンダムになれずに悩んでいるな、この少年」 オルバ「考えすぎだよね。物事は簡単単純なのが一番良いのにね」 120 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/23(水) 01 04 09 ID ??? 118 アフランシ「誰がゴキブリだ!?」 実写シャア「その油虫じゃないだろう、多分」 カサカサ 死神「あら、またゴキちゃんよ」 セレーネ「はいはい」 びたーん セレーネ「不用トングでつまんーで、新聞紙に包んーで、握り潰しーて、ごみ箱にポイ捨てーっと」 死神「(まさに漢女ね」 121 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/23(水) 03 00 00 ID ??? セレーネなら仕事していないときはPCに悪影響もでないから素手で倒しているな 123 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/23(水) 04 55 48 ID ??? 120 まぁ、Gに悲鳴を上げるセレーネっつーのもなんだが、 男でもGから逃げ回るやつは普通に居るからなぁ… 丸めた新聞紙やスリッパでスパーン!って女の子は多そうだけど。 「きゃああああっ!」 ジュドー「なんだ? すっげー悲鳴」 ガロード「向こうの方だぜ」 ドタドタドタ… ハロ「ハロッ!ガイチュウクジョ、カンリョウ!ハロッ!」 シン「ああ、ゴキか。 ご苦労さん」 ガロード「シン兄?」 シン「おう、ガロード。 なんかすごい悲鳴が聞こえたけど?」 ガロード「いや、俺たちもそれ聞いて来たんだけど…」 ジュドー「あ、シーマさん来てたんだ。 ちわっす」 124 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/23(水) 06 43 41 ID ??? ウル「もしGを食用にできれば、それはエコになる。そうすれば俺はアフランシやダーゴル大佐だって越えられる!」 クリシュナ「ウル、貴方疲れているのよ……」 125 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/23(水) 09 04 42 ID ??? 124 G自体、油っぽいから雑菌とか付着してなくて以外と清潔とか アフランシ「いいだろう、私を超えてみせろ」つGホイホイ
https://w.atwiki.jp/k-onvip/pages/724.html
600 :天倉澪 ◆ER64J6XKva5u :2009/09/23(水) 12 24 08.83 ID 1aW+nlAaO 澪「唯 私の願いを聞いてくれるか」 唯「ん?澪ちゃんが私にお願いって珍しいね」 澪「キキキキ・・・s」 唯「あの有名なジ○リ映画の?」 澪「違うよ だから・・・キsをだな」 唯「聞こえないよ~」 澪「もぅ何回もいいたくないんだが キスだよキス」 唯「え?キス?うん!いいよ~澪ちゃん大好き!」 だきっ 澪「唯・・・私もずっと・・・」 唯「りっちゃんは?」 澪「知らないよあんな奴」 唯「・・・なんかあったんでしょ?」 615 :天倉澪 ◆ER64J6XKva5u :2009/09/23(水) 14 16 55.17 ID 1aW+nlAaO 澪「なんでもないよ」 唯「顔に嘘って書いてあるよ?」 澪「なにっ!一体いつの間にか誰が書いたんだ!?律か!」 唯「・・・澪ちゃんって天然キャラだっけ?だめだょ?私と被っちゃうから」 澪「私は別に・・・いいからはやくキス」 唯「だめ りっちゃんに悪いもん」 澪「なぁ唯は例えば憂ちゃんと喧嘩したことあるのか?」 唯「そりゃ一緒に暮らしてるんだからないことはないよね」 澪「そう言うときはどうやって仲直りするんだ?」 616 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/23(水) 14 29 42.57 ID gBcen9r10 律の眼球なめたい 620 :天倉澪 ◆ER64J6XKva5u :2009/09/23(水) 14 58 04.35 ID 1aW+nlAaO 616「律の眼球をなめるんだよ」 唯 澪「・・・」 唯「んとねぇ私達は喧嘩と言っても自然に仲直りしてるの まるで喧嘩したのか分からないぐらいに」 澪「そっかぁ・・・私達は幼なじみだけどむしろいつも喧嘩してばかりだった」 唯「あれだょね喧嘩するほどなんとかって」 澪「そう見えるか?」 唯「うん!二人とも全然仲良しだよ!二人の姿見てると幸せな気持ちになるもん」 澪「それをいうと唯と憂ちゃんだってそうだよ」 唯「え?そう!?うわぁ一回でいいから聞いてみたかったんだよね~」 31 :天倉澪 ◆ER64J6XKva5u :2009/09/23(水) 22 57 32.79 ID 1aW+nlAaO 澪「私が言わなくちゃいけないよね ごめんって」 唯「澪ちゃんがりっちゃんに謝るのかぁ・・・」 澪「なんか文句ある?」 唯「私はね?りっちゃんからあやまりにきたほうがなんかもえるよ」 澪「へ?」
https://w.atwiki.jp/83452/pages/16520.html
今度は言えるから…(紬 view) ------------------------------------------------------------------------- 私は何も出来なかった。 りっちゃんが…澪ちゃんが…唯ちゃんが苦しんでいた。 知っていたのに、私は動けなかった。 始めは時間が解決してくれるものだと思っていたの。 皆仲良しで、特にりっちゃんと澪ちゃんは幼馴染…幾度と喧嘩もあったはず。 だから今回もきっと大丈夫だろう…と。 これは当事者たちの問題だ。私が口を出していいことではない。 そう思って私は見守ることにした。 だけど…私の思惑とは裏腹に状況が好転しなかった…。 お互いが持つ苦しみの根本に目を背けたまま、以前のように過ごした。 梓ちゃんという新たな仲間を迎えた後も変わらない。 思い思い共に過ごせる時間を何よりも大切にしているつもりだった。 …でも…その考えは改めさせられることになる。 受験前の部室。珍しく梓ちゃんと2人きりだったときのことだ。 「……あの…訊きたいことがあるんですけど…いいですか?」 「…なに?」 私はごく普通に返したけれど、梓ちゃんはとても不安そうだった。 「…梓ちゃん?」 俯いた梓ちゃんの傍に寄り、覗き込もうとした。 そんな私を見て覚悟を決めたように顔を上げた。 「…私が入部する前、何かあったんですか?」 …え?何で梓ちゃんがそれを? 予想外の話に私は目を見張った。 「最初は…気のせいだと思ったんです。先輩たち皆さん仲良くて、いつも楽しそうで。疲れることも多いけど、皆さんと一緒に居る時間が好きです私。」 でも…、と梓ちゃんは震える声で続ける。 「……ごくたまに見かけるんです。悲しそうな…苦しそうな先輩たちを。どうしてそんな眼をするんですか?どうして……っ」 放っておくんですか…そう言われた気がした。 皆を見守る立場だったはずなのに、変わっていた。 いつも私に新しい発見をくれるりっちゃん。 入部するときも、バイトをするときも、りっちゃんがきっかけを与えてくれた。 傍に居ると楽しくて、そんなりっちゃんをいつしか眼で追っていた。 りっちゃんに想われる澪ちゃんが羨ましかったのかもしれない。 どんなに想っても、私はりっちゃんの一番にはなれないから。 過ごした時間も、互いを想う気持ちも澪ちゃんには敵わないもの。 こんな気持ちになりたくないのに…皆大切なのに。 本当に大切なら動くべきだった…。 互いが互いを想って傷つき合うなんて哀し過ぎる…。 「こめんね…梓ちゃん。私は何も知らないの。」 そうとしか言えない。だって…私は本当に何も聞いていないから。 「…そうですか…ごめんなさい」 以降、梓ちゃんがこの件に触れることはなかった。 更に月日が経ち、事件が起こる。 進学したばかりの7月。ついこの間私が誕生日を迎えたばかりの頃だ。 澪ちゃんが…交通事故に遭った。 連絡を貰ってりっちゃんと病院に駆けつけると、唯ちゃんはうずくまっていた。 「澪ちゃんが…みおちゃんが…!」 「お…落ち着け唯!……大丈夫だから…」 混乱し泣き叫ぶ唯ちゃんをりっちゃんが宥める。 りっちゃんだって本当は泣きたいはずだ。 …澪ちゃんと一番長く居たのはりっちゃんだから。 それでもりっちゃんは…身体を震わせながらも唯ちゃんの前では強がっていた。 だったら私のすることは…。 本当はりっちゃんの、唯ちゃんの傍に居たいけど今は私にしか出来ないことをしよう。 医者に話を聞き、澪ちゃんの入院手続きを終えた頃にりっちゃんが病室から出て来た。 「………澪はどうだって?」 「命には別状ないって。 少し頭を強く打ったみたいだけど、大きな損傷は見られない…って」 「……そっか。全部任せちゃったな…ありがとうムギ」 憔悴しきった笑みを向けるりっちゃん。こんなときにまで私に気を使わなくて良いのに…。 「ううん。私にとっても澪ちゃんは大切だから…」 こんなことしかできない自分がもどかしい。 「…少し外で話を聞いてくれないか…?」 「………唯ちゃんと澪ちゃんはいいの…?」 唯ちゃんは酷い混乱状態に陥っていたし、澪ちゃんはまだ目覚めていない。 澪ちゃんの両親にも連絡入れたが、到着するまでには時間が掛かる。 「何とか落ち着いた。…澪は唯に任せるよ。だから…」 りっちゃんがそう言うなら私からは何も言うことも無い。 だって今りっちゃん酷い顔してるもの。 「……行きましょうか」 私はりっちゃんを促し、病院の脇の、あまり人が来ない場所へと移動する。 互いに何も言わず歩き、着いてからもしばらく沈黙が続いた。 「…あんな唯…初めてだよな…」 「…ええ」 普段からは想像できない取り乱し方で泣き叫ぶ唯ちゃん。 見ているこちらが苦しくなるほど、悲痛な声だった。 「…ったく。あんな姿見たら不安になるだろ…酷い状況なんじゃないかって」 りっちゃんは仰ぐように顔を上げる。 「本当人騒がせなやつだよなー」 「りっちゃん」 私は言葉を遮る。病院で初めてりっちゃんとまともに目があった。 「もう…いいの。もう…我慢しなくていいから」 そういって抱き締める。りっちゃんの身体が震えていた。 「…っ。……………わぁ~!」 ずっと…ずっと堪えて来たりっちゃん。 何かがあったのは予想ついてた。澪ちゃんの前で作り笑いしていることも多かったから。そして今回の事故だ…もう限界だったのだろう。 せきを切ったように、りっちゃんは泣き出した。 りっちゃんだけじゃなく私の目からも涙が零れる。 私たちは落ち着くまで、ずっと2人で泣き続けていた。 面会時間が終わって、澪ちゃんを病院に残したまま帰って来た私たち。 待っていた皆に澪ちゃんの容態を伝えた後、私はりっちゃんを自室に招いていた。 心配だったのもあるけど、りっちゃんが何か話したそうにしていたから。 唯ちゃんの方は…晶ちゃんたちに任せよう。 「…高1のときなんだけど…さ」 準備しておいたアイスティーを置いて、私が落ち着いたところで話し始める。 「澪が唯をどう思ってるのか、って不安だった…。」 静かに話すりっちゃん。私はその声に耳を傾ける。 「好きなやついないよな?って訊いたら、澪は嘘ついて…私はそれに気付かない振りした。」 りっちゃんの声が…ぶれた。 「注意すべきだったんだ。そしたら澪のやつ、あんな真似しなかったのに!」 「…………どういうこと…?」 声がかすれる。一体何があったの? 「澪のやつ…唯を振ったんだ…」 ……え?予想外の事実に私は固まった。 澪ちゃんが唯ちゃんを、唯ちゃんが澪ちゃんを。互いに想い合っているのを知っていたから。 でも理由に気付いた。多分、澪ちゃんがりっちゃんに遠慮したんだ。 そしてこれが、3人の中の、わだかまりの原因だったんだ。 りっちゃんが手で自分の顔を覆う。 「澪から聞いたわけじゃないけど…見てたら分かった。ある日を境に澪を見る唯の眼が変わったから。」 懺悔するようにりっちゃんは言葉を続けた。 「怒ればよかった…私を理由にするな、って。お前が唯を好きなの知っているんだぞ、って言えば良かった」 でも言えないまま、ずっと過ごしてきた…そういうことなんだろう。 澪ちゃんが事故に遭って今までの後悔があふれ出した。ずっと見ていた私ですら苦しかったのに。 りっちゃんは…それ以上の苦悩を抱え続けていたんだ。 目の前のりっちゃんは今にも壊れそうで、口を開いていた。 「りっちゃん…私、りっちゃんが好きよ」 「…一体何を…」 呆然とするりっちゃん。それでも私は続ける。 「こんなときにごめんね。でも私は…りっちゃんをずっと見てきたから」 言うつもりはなかった。 私には今の関係を変える勇気は無かったから。 そんな私だから3人の問題に関与できなかったのだ。 「でも私は…」 「いいの。りっちゃん。今は私のこと考えなくていいの。私はりっちゃんの気持ちが定まるまで待つから」 困惑するりっちゃんの言葉を遮る。 返事が欲しい訳じゃない。重荷になりたくもない。ただ伝えたいのは1つだけ。 「…何があっても、私はりっちゃんの傍にいる。だから澪ちゃんに伝えてあげて。あなたの本心を」 そう言うと…りっちゃんは笑ってくれた。 ようやく私たちの時は動き出したのだ…。 りっちゃん。私はずっと見ているから。 頑張って――。 3
https://w.atwiki.jp/ryutistvariety/pages/241.html
【さわらないで、こわれたくなるから】 アーティスト 乙女座長☆銀河団 作詞 mao sasagawa 作曲 mao sasagawa 編曲 mao sasagawa リリース日 2018.04.25 (2ndミニアルバム「-534-」収録) 4周年公演初演のノイジーかつファストなナンバーで、初披露以降はライブの1曲目に据えられることも多かった。 見どころはそのファストさを乗りこなすメンバーのパフォーマンス(特筆すべきは2番サビ→ブレイクの後、凶暴なスクリームが入る)で、曲の終了と同時にあみかがスプリットを決めるまで終始緊迫感に満ちた一曲。