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一人暮らしなのに、家に帰ると出迎えがあった。 「ゆっくりしていってね!!」 「ここはれいむのおうちだよ!!おじさんもゆっくりしてね!」 やれやれ、またか。最近多いな。 相手にしているときりがないので、無視して先ほどコンビニで買ってきた「ゆっくり専用ごみ袋」を取り出す。少々大きめで、丈夫な素材でできている代物だ。 反応がないことに不満で、足元にぽよぽよぶつかるゆっくり2匹をつかむと、ゴミ袋に入れる。「ゆっくりだしてね!!」などとほざいているが、例によって取り合わない。 中にはいるとお母さんれいむとその子ども達が数体好き勝手に遊びまわっていた。 「「「「ゆっくりしていってね!!」」」」 まったく。 「おじさん!!たべものがここにはないよ!ゆっくりできないよ!」 「おもちゃもないよ!!つまらないよ!!」 「ゆっくりたちにごはんとおもちゃをあげてね!!」 「「「あげてね!!」」」 ゆっくりが大量に増え住居侵入被害にあうことも珍しくなくなったため、一般家庭でもゆっくり対策を講じることが珍しくなくなった。我が家もその一環として食料庫や貴重品をしまう箱にはカギをかけているため大した被害はなかったのだが、ゆっくりたちにはそれが不満だったらしい。 そんなにつまらないなら諦めて出て行って欲しいのだが、この時期天敵の雨を凌げる場所はやはり欲しいらしく 「でもここはあめがこないから、れいむたちのおうちにするね!!」 「ここでみんなゆっくりしようね!!」 「「「「ゆっくりしようね!!」」」」 まぁ、これもいつものことなのでスルー。ずうずうしく「ごはんまだ?」ところをあっさりと捕まえると、ゴミ袋にポイポイ入れていく。ゆっくりたちは袋の中で「ゆっくりはなしてね!!」「ゆっくりできないよ!」とうるさいが、こいつらに事情説明しても事態は好転しないのはよーくわかっている。ひととおり入れたところで袋の口を縛り、袋にはまだまだ余裕があったがゴミ回収場に向かう。、 階下の回収場にはいつの日からか「もえるゴミ」「もえないゴミ」「資源ゴミ」のほかに「ゆっくり」のカテゴリーが追加されており、既に何個か専用袋が鎮座している。ご近所も災難だな。 袋の中からはまだゆーゆーうるさい声が聞こえる。このままでは近所迷惑になるので、早いところ静かにしてもらおう。袋をその場で回転させ、勢いをつけたところで道路に叩きつける。 どすんっ。 「「「「ゆ゛ーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!?」」」」 「や゛め゛てぇえええええええっ」 「ゆ゛っぐりでぎな゛いいいッ」 構わず何度も打ちつける。 どすんっ。 どすんっ。 どすんっ。 このようにして、餡子ペーストになるまでゆっくりどもをまとめて潰すのだ。なんでも、このために袋は丈夫に作られているのだとかそうでもないとか。 しかし餡子って意外と重いな。ちょっと腕が疲れてきたので腕を休めていると、中からの声は随分小さくなっていた。結構な数がただの餡子に成り果てたらしい。 「な゛んでごんな゛ごとにぃいいっ」 「ゆっぐりしだいよぅ・・・・」 なんでってまぁ、人様の家に勝手に上がりこんで自分の家宣言じゃなぁ。境遇を考えればちょっとかわいそうだが、もうちょっと愛嬌の振りまき方と遠慮を学んでくれ。 せめて楽に死なせてやるのがやさしさか。ということでトドメ。 どすんっ。 沈黙した餡子袋を回収場に置いて部屋に戻る。ストレス解消にならないでもないが、こうちょくちょくやらされるのも難儀だな。 ため息をつきながら、とりあえず座布団に腰を下ろすと 「ゆ゛っ」 ・・・尻にくぐもった音と何かがつぶれる感触。見てみると、小さなゆっくりの成れの果てがあった。どうも1体ほど隠れていたのを見落としていたらしい。おかげで床にあんこが汚れてしまった。また面倒が増えた。 一人暮らしの寂しい身、ちいさいの1体ぐらいなら飼ってやらないこともないんだけどな。惜しいことをしたかな、と思いつつ、不幸なゆっくりの死体を始末した。 ゆっくりが現れてからというもの、小さな面倒が増えたものだ。 おわり
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最近、苦労して作った作物を荒らしに来るゆっくりどもが後を絶たないという しかしゆっくりは金になる、これに目を付けた農家のおにいさん まず荒地を策で囲う、農家なので土地はそこそこある そして田畑を荒らしに来るゆっくりどもをつかまえて 「もっと安全でゆっくりできる所があるんだけどこない?」 「よかったらお友達もいっぱい呼んでくるといい」 とか何とか言って連れて行く、後は 「ここが君たちの新しい家だよ、ゆっくりしていってね! 危ないから出ちゃ駄目だからね」 と言って放置、増えてきたら加工所に売る、作物の収入とゆっくりの収入でほくほくです
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「ふー」 家に帰ってきて一息、すこし休んだところで買ってきたものを台所の上に広げる。 今日買ってきたのは冷凍ちびゆっくり12個パック、甘さ控えめなもの。 生まれたてのあかちゃんを瞬間冷凍で凍らせもので加工所で売っている。 用途は主に食用だが、他の目的で買っていく人もいるかもしれない。 食べるにしてもなんにしても、まずは解凍する必要がある。 解凍は、真空パックされた袋を切り口をいれる。 中に空気が入ると中の発熱剤が反応してゆっくりと暖められていくのだ。 「…ゆー!」最初に目覚めたゆっくりが声をあげる。 「ゆー!」次に目覚めたのも同様に声を上げ、全員が目を覚ますと、 「「「「「ゆっくりー!!」」」」」みんなで声を揃えてお目覚めの挨拶をする。 「おかーさん!おなかすいたよ!!」 「ごはんにしてね!!」 「ゆー!ゆー!はやくしてね!!」 目を覚ますことなく袋づめされたゆっくりたちにとって、 今、目の前にいる自分物こそが母親である。 「おはよう、みんな!さっそくだけど、みんなこの穴の中にはいってね! はいったらご飯にしようね!!」 そう言って、ゆっくりたちの前に丁度同じぐらいの大きさの穴が開いた板を置く。 「ゆー♪ごはんだよー♪」 「ごっはん♪ごっはん♪」 「れいむがいちばんだよ!いっぱいちょうだいね!!」 「ずるいよ!!そこはれいむがはいろうとしていたとこだよ!!」 「ゆっくりしたけっかがそれだよ!ゲラゲラ!!」 「ゆー!!!もういいよ!!れいむはこっちのあなにするよ!!!」 こうして12匹のゆっくりは6×2個の穴にすっぽりと収まる。 すっぽりとはまりすぎて、あたまから入ったまま動けなくなるゆっくりもいるので 今のうちに直して全員上を向くようにしておく。 「さあ、ごはんだよ!いっぱいおたべ!!」 そういって小麦粉をミルクで練っただけのものを与える。 かすかにミルクの甘味があるだけの塊だがゆっくりにとってはご馳走だ。 食べやすい大きさでちぎってゆっくり達の口にいれてやる。 「む~しゃ♪む~しゃ♪」「む~しゃ♪む~しゃ♪」 「む~しゃ♪む~しゃ♪」「む~しゃ♪む~しゃ♪」 「む~しゃ♪む~しゃ♪」「む~しゃ♪む~しゃ♪」 「む~しゃ♪む~しゃ♪」「む~しゃ♪む~しゃ♪」 「む~しゃ♪む~しゃ♪」「む~しゃ♪む~しゃ♪」 「む~しゃ♪む~しゃ♪」「む~しゃ♪む~しゃ♪」 「「「「「「しし♪♪あわせ~~~♪♪♪♪」」」」」 順番に口に入れてやることでゆっくりたちの輪唱が聞こえてくる。 「おいしいよ!もっとちょうだいね!!」 「もっと♪もっと♪」 「れいむにも~!!もっとたべたいよ!!!」 「はいはい、お腹一杯食べさせてあげてるからね。」 「やったー!!ゆっくりたべるよ!!!」 「「「「ゆっくりたべさせてね!!!!」」」」 ごはんを心行くまでたべたゆっくりたちはうとうととお昼寝を始める。 そろそろコンロに火をつけよう。 「はい、これデザートね!一人一個だよ」 産地直送のまだピクピクと動いているたこの足を、 ゆっくりたちが食べられるように一口だいに切り分ける。 「zz…ゆゆ!なにそれ!!はやくたべさせてね!!!!」 眠気をどこかに吹き飛ばし、目をきらきらとさせて期待のまなざしでこちらを見つめる12匹のゆっくりたち。 切ったたこの足をさっきと同じように順番に口に入れてやる。 「む~…むぐぅぅ!!」「む~…むぐぅぅ!!」 「む~…むぐぅぅ!!」「む~…むぐぅぅ!!」 「む~…むぐぅぅ!!」「む~…むぐぅぅ!!」 「む~…むぐぅぅ!!」「む~…むぐぅぅ!!」 「む~…むぐぅぅ!!」「む~…むぐぅぅ!!」 「む~…むぐぅぅ!!」「む~…むぐぅぅ!!」 先ほどと同じようにゆっくり味わおうとするゆっくりたちであったが今度はそうはいかない。 新鮮な蛸の足は吸盤がまだ生きていて、口の中に張り付いているのだ。 突然の出来事に驚いたゆっくり達は目を白黒させて、吐き出そうとしたり飲み込もうとしたりする。 だが強力な吸盤の力をゆっくり達どうにかすることは出来なかった。焦って吐いたり飲んだりを繰り返していたせいもあるかもしれない。 ゆっくり達がそうこうしているうちに、ゆっくり達が入っている穴もゆっくりと熱を帯びて行く。 やがてジューという音がするほど熱くなるが、蛸の相手に精一杯なゆっくり達は気づく余裕がなかった。 そんな中、ゆっくり達の一匹が異変に気づく。 それにつられて他のゆっくりも悲鳴をあげ始める。 ゆっくり達が入っている穴はどんどん熱くなるが、そこから逃げることは出来ない。 さっき心行くまでご飯を食べ、少し膨れたゆっくりたちは穴にすっぽりと嵌ってしまったのだ。 鉄で出来た板はどんどん熱をあげ、ゆっくり達の皮に焦げ目をつけていく。 最初は全力で悲鳴をあげていたゆっくり達も随分静かになってしまった。 そろそろいい頃合だ。太い針のような棒を使ってゆっくり達をひっくり返す。 まず、鉄板から剥すために穴に沿って焦げ目を削る。 次に、次に棒を下の方まで差しこんで、クルリとまわすようにひっくり返す。 ひっくり返したらしばらくそのまま。 ピクピクとした震えが止まったら丁度いい頃合。 同じ要領でもう一度ひっくり返す。 白目を向いて焼きあがっているゆっくり達が見えたら、はい!完成!! あとは、ソースやマヨネーズをお好みでどうぞ あとがき 後半はどうみても手抜きです本当にありがとうございました。 ゆっくりの台詞をひらがなで打っているとIMEがどんどんゆっくりになっていきます。 本当にありがとうございました。 このSSに感想を付ける
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昨今の幻想郷では、ゆっくりが餡子の材料、ペット、ストレス解消など様々な利用方法をされている。 そして大工の場でもゆっくりが使われていた。 家を建てる際に草木を撤去し、凸凹とした土地を平らに均す必要がある。 その時にゆっくりを使うわけだ。 まず平らにしたい土地を柵で囲っい、れみりゃ除けに網をかけてその中にゆっくりを何匹か放り込む。 逃げられないようにするためと、無必要な部分まで整地されないようにするためである。 ちなみに中にいれるのはゆっくり霊夢、それも母ゆっくりだけだ。 まりさ種を入れると何かと理由をつけてさぼったり、それが原因でゆっくり同士喧嘩しだすのでNG。 ありす種を入れると他種のゆっくりが犯されて殺されるのでNG。 ちぇん種は仕事に対して集中できないうえ目を離すと遊びだすのでNG。 みょん種などは話が通じるか分かり辛いのでNG。 そんなわけで割と素直で真面目なれいむ種が使用されるわけである。 今日もまた新たなれいむ家族が箱に詰められて現場へと連れてこられた。 箱の中からはゆっくり家族達の声が聞こえる。 「ゆっくり出してね!」 「おかーしゃん、ゆっくりできないよ!」「くらいよ!」「せまいよ!」「こわいよー!」 「うるさいなぁ。ほら着いたぞ」 大工の一人が箱を開けて中を確認する。 母ゆっくり一匹。子ゆっくり二匹に赤ちゃんゆっくり二匹。 その中から母ゆっくりだけを取り出して柵の中へと置いた。 「ゆ! ひろいよ!」 柵の中は今まで閉じ込められていた箱に比べればずっと広い。 母ゆっくりは清々しい表情をする。 「わたちたちもゆっくりだちてね!」「だしてだして!!」 子供たちの声を聞いて子供たちを思い出したのか、母ゆっくりは大工へ向かって抗議する。 「れいむのこどもたちもゆっくり出してあげてね!!」 「だめだ。お前が仕事を終わるまでこいつらは預かっておく」 「ゆ"!? なんでそんなこというの!? ゆっくりだしてね!!」 「聞けよ。仕事が終わったら放してやるって言ってんだろ」 「おじさん、なにいってるの? なかなの?? はやくこどもをだしてね!!!」 「あー、めんどうな奴らだな」 こんなやり取りを今までに何度もしてきたので大工はうんざりだという顔をする。 「仕事の説明はあそこにいる他のやつらに聞け。仕事が全部終わったら子供に会わせてやる」 同じ柵の中、向こう側で寝ているゆっくりの群れを指で示してそれだけ言うと大工は背を向けて去って行った。 「ゆっくりまってね!! こどもたちをかえしてね!!」 しかし大工は聞かず、そのまま自分の小屋へと帰った。 今晩の食事はちょうど手に入った4つの饅頭だ。 そうして残された母ゆっくりはしばらくの間、すでにいない大工や子供たちに話しかけたり、 柵に向かって体当たりしていたがどれも適わなかった。 その音に目を覚ました他の母ゆっくり達四匹が集まってきた。 「「「「ゆっくりしていってね!!」」」」 「ゆ? ゆっくりしていってね!」 他の母ゆっくり達の挨拶に母ゆっくりも挨拶を返す。 「れいむもこどもたちをもってかれたの?」 「ゆ! そうだよ! ゆっくりしないでたすけなきゃ!!」 母ゆっくりは再び柵に向かって体当たりしようとする。 「ゆっくりもんだいないよ!」 「しごとがんばればかえしてもらえるよ!!」 と、他の母ゆっくり達は言う。 「それが本当かどうかわからないよ!!」 「だいじょうぶだよ! さいしょにいたゆっくりはこどもたちかえしてもらってたよ!!」 「ゅ! しあわせそうにおそとへいってたよ!!」 それは他のゆっくりに、がんばれば子供を返してもらえると示すための大工によるヤラセのようなものだ。 ちなみにその子供を返してもらったゆっくりは他の現場へと連れていかれたが、残るゆっくり達は知る由もない。 ただ、仕事を頑張れば子供と一緒にゆっくり出来ると信じていた。 「じゃあだいじょうぶだね! しごとってなにをするの!?」 他の母ゆっくり達の言葉に安心した母ゆっくりはようやく仕事する気になったようだ。 「ゆっくりせつめいするね!!」 「しごとはここのじめんをぺったんこにするだけだよ!! たべものはここにあるくさだよ!!」 「でもくさをいっぱいたべないでね! これいがいはないからね!!」 「ゆっくりわかったよ! みんなでゆっくりがんばろうね!!」 さすがは母ゆっくり、今の説明で理解できたようだ。 母ゆっくりの群れなので食事の量の管理も問題ないだろう。 それから母ゆっくり5匹のお仕事が始まった。 昼間は小石を柵の隅へと退かしたり、口や大きな体を使って地面を平らにしていく。 また、食事と整地も兼ねて草を食べていく。 疲れたらそれぞれ自由に休んでいた。 暗くなるとゆっくりタイムだ。 といってもこの辺りは明かりになる物もないのでみんなで擦り寄って眠るだけだが。 子供たちのことが心配ではあったが、仕事が終わればまた家族でゆっくり出来る。 それに共にがんばった他のゆっくり達の家族とも一緒に遊ぼう。 最初ここに連れてこられた時は不安でしょうがなかったが、甘い未来を想像するとゆっくり出来た。 それから一週間経ったころ、大工は様子を見にきた。 最初は凸凹で草木もたくさん生えていたこの土地はしっかり整地されていた。 草一本生えず平らになっていた。 「いい感じだな。よくやったなお前たち」 「ゆっくりがんばったよ!!」 「ゆうしゅうでごめんねー」 「ゆー♪ゆー♪」 自分たちのがんばった仕事を褒められてゆっくり達は嬉しそうだ。 仕事の最後の方は食べるものも少なくなって辛かったが、労いの言葉にゆっくり達の言葉は満たされた。 「がんばったのだからご褒美をあげないとな」 「ゆ! おぼえてるよ!! はやくこどもにあわせてね!!」 「あとおなかへったからごはんもってきてね!!」 「こどもたちはゆっくりしてる? ゆっくりあいたいよ!!」 「ごほうびごほうび!! こどもとたべものちょーだいね!!!」 「こどもたちといっぱいたべたいよ!!」 ご褒美と聞くと5匹の母ゆっくり達は口を揃えて望みを言う。 「じゃあ、そこまで連れていくからこの箱に入れ」 大工はそう言うと、持ってきた5つの木箱をゆっくり達のいる地面へ置く。 「はこ? はこはいやだよ!」 「せまいからゆっくりできないよ!!」 「お前たち疲れてるじゃないか。だから箱に入れて運んでやるんだよ」 「じゃあもっと広いはこにしてよね!!」 「まっててあげるからゆっくりよういしてね!!!」 「嫌だよ阿呆饅頭。とにかく箱に入らないなら食事無しで子供にも会わせないからな」 図々しいゆっくり達もさすがに食事と子供を盾にされると贅沢言わなくなり、自分から箱へと収まった。 「ゆっくりはこんでいってね!!!」 リヤカーにゆっくりの入った木箱を5つ積むと、大工はリヤカーを引いていく。 何も見えずにただ揺らされるゆっくり達は不平不満を垂らす。 「ゆっくりできないよ! いつつくの!?」 「おそとがみたいよ!」 「ゆれがはげしいよ! ゆっくりはこんでね!!」 しかし大工にとってそれは雑音にすぎない。 無視してリヤカーを引いていく。 そして数時間後、ゆっくり達入った木箱の蓋が外されて地面へと降ろされる。 「ゆっくりできるよ!」 「ひろいよ! くさがいっぱいあるよ!!」 「ゆ? こどもたちは? どこにいるの!?」 「ゆっくりしないで会わせてね!!」 「今度はここで仕事だ。前と同じだからがんばれよ」 「ゆ”! どういうこと!! やくそくがちがうよ!!」 「ゆっくり達のしごとはもうおわったんだよ!!」 「仕事はあそこだけなんて言ってないだろう?」 「い、いやだよ!! もうしごとしないよ!!」 「そうだよ!! はやくしょくじとこどもをもってきてね!!」 「そしたらしごとすることかんがえてもいいよ!!」 「食事ならそこにいっぱい生えてるじゃないか」 大工の指差した先には確かに草木が茂っていた。前の土地よりも多いかも知れない。 「あまいのがいいよ!」 「おかしもってきてね!」 「あとこどももね!!」 「こどもは仕事が全部終わったらって約束だろ? じゃあ後はがんばれよ」 ゆっくりとの無駄な問答に付き合ってられないと大工は去って行った。 「ゆ"う"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"!! まっでえぇぇぇぇぇ!!!」 「せめて! ひとめだけでもみせてね!!」 「ゆっくりまたないとおしごとしないからね!!!」 最後のゆっくりの言葉に反応して大工は振り返る。 「一か月後に仕事ができなかったら子供は食べるからな? しっかり仕事しとけよ?」 今度こそ大工は去っていった。 後に残されたのは柵に囲まれた広大な土地と5匹のゆっくり達だけだった。 今度の仕事場は大豪邸でも建てるのか前に比べてずっと広い。 5匹のゆっくり達は誰も何も言わず呆然と佇んでいた。 一ヶ月後に見事に仕事をやり遂げた5匹のゆっくり達はご褒美をもらえた。 苦しむことの無いよう鉈で一刀両断。これがご褒美だ。 きっと子供たちに会えるはずだ。仕事を始めた日には死んでいた子供に。 きっとあの世でね。 終 by ゆっくりしたい人 主にゆっくりれいむ家族を虐めたいだけ。虐待というか人質とって強制労働というべきか。 ある種グッドエンドっぽいけどあの世で子供に会えるか決めるのはえーき様。 このSSに感想を付ける
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タイトル 冬ゆっくり 分類 グロ 詳細 やっぱり美味しいゆっくりはいいよね c5cf48c7-s.jpg 09575a3c-s.jpg 1e49c92c-s.jpg c9740b9e-s.jpg コメント一覧 え?これで終わり? -- 光 (2012-08-26 16 24 37) 4ページ目のアングルなかなかおもろい -- 名無しさん (2012-11-18 19 21 58) ww -- 名無しさん (2013-02-16 00 39 07) これみて笑ってる奴ら狂ってるな -- 名無し (2013-04-17 17 55 18) (*1)))))) -- 名無しさん (2013-04-25 17 27 18) AHAHAHAHA、虐待者達はみんなくるってるんですよ!!wwww -- クズ虐待専門家 (2013-05-25 11 05 19) 狂ってるとか今更wwwwwww -- 名無しさん (2013-06-16 17 38 45) おもしろ! -- ゆっくり撲滅隊 (2013-06-23 00 36 20) ゆ虐を検索し見てる時点で皆同類だよ(沙*・ω・) 狂ってるさ、皆HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA -- 名無し (2013-06-24 14 36 18) 別に狂ってるわけじゃないねん。 愛に飢えてるだけやねん。 まあ、倒錯しちゃった愛やけどねんな。 -- 名無しさん (2013-07-06 09 04 03) いまいちやな -- 名無しさん (2013-07-27 17 21 44) 炙るのかwww -- 名無しさん (2013-08-20 13 13 11) 続きが気になる -- 名無しさん (2013-10-26 03 02 31) おもしろーい! -- 名無しさん (2014-01-01 13 01 45) えっ、もう終わり!?短っ!続きが気になる -- 名無し (2014-05-19 23 01 52) 短い!もっと見たいなーwwwwあと、さっぱりせえへん終わり方やなーw -- 名無しさん (2014-06-29 03 21 36) コメントしてるヤツは全員消えろ。 -- 名無しさん (2014-09-13 23 16 50) おまえもコメントしてるから死ね死ね死ねwww -- 名無しさん (2014-09-29 17 33 34) もっと漫画作れ。 -- うんこ (2015-01-03 13 17 52) 食べたくねーw -- 希少種愛で隊 (2015-03-21 19 33 40) おいしいのかな 食べてみたい でも短い -- あやか (2016-03-17 18 25 58) コメントしてるヤツは全員消えろ。 って書いてあるけどお前だって コメント書いてるじゃねーか -- 名無し (2016-03-17 21 38 30) www -- 名無しさん (2016-06-06 21 36 51) 名前 コメント
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流れを読まずゆっくり阿求。 途中まで見たら、大体オチがわかる仕様になっております。 ここは永遠亭。机をはさみ、向かい合う永琳と阿求。心なしか、永琳の目には疲れが見える。 「私は考えた。どうすればAQN症候群を治せるのか・・・・。 ゆっちゅりーを育てさせれば、AQN症候群ゆっちゅりーを生み出すし、 東風谷早苗に相談したら、トラウマを植えつけられて神様が怒鳴り込んで来るし、 上白沢慧音に至っては、廃人になりかけて入院中。 そこで永遠亭の総力を結集して作ったのがこれ!」 机の上におかれたのは、1匹のゆっくり。 「あきゅー!」 「これを育てることが、今の貴方にできる善行y」 フォン、グシャ。 皆まで聞かず、阿求はゆっくり阿求にげんのうを振り下ろしていた。 「別に、自分のゆっくりだからといって、いいえ、自分のゆっくりだからこそ、殺し甲斐があると思いませんか?」 断じる阿求。 対するは笑みを浮かべる永琳。 「ふふふ・・・かかったわね」 げんのうの下で、むくむくと蠢く、ゆっくり阿求だった餡子の塊。 それが見る見るうちに、形作り、元のゆっくり阿求となった。 「あやー!」 「これは・・・!」 フォン、ボヨン。 再度げんのうを振り下ろす阿求・・・しかし、げんのうに伝わるのは、先ほどとは全く違う感触だった。 「これぞ、ゆっくり阿求の特性・・『⑨の試練』 ゆっくり阿求は9回殺さなければならない上に、一度食らった攻撃は二度と通じないのよ! ふふ、確認されている限り、鈍器による撲殺、針による刺殺、素手による殴殺・・・それぐらいかしら? 特殊な戦闘能力を持たない貴方には、これ以上ゆっくり阿求を殺し切ることは出来ないわ!!」 勝ち誇る永琳。 それを聞き、阿求は一言だけ呟いた。 「稗田家なめんな」 打潰す饅頭『ナインライブズゲンノウワークス』 背中を見せる程引き絞った特異な構え・・・それより繰り出される一閃九打の絶技によって、ゆっくり阿求はあっさり9回殺された。オーバーキルである。 あまりのショックに永琳は9日間寝込んだ。 月廚?ふぁて?なんのことです? このSSに感想を付ける
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どうも~猫です。 注意事項 設定は僕ルールです。 ゆっくり農園1の続きです。 以上です。ゆっくりしていってね!!! -----本文------ ゆうかたちを農園に招いて数日、僕はふとあることに気づいた。 「君たち・・・雨降ったらどうする?」 ここは平野で木などの雨宿りできる場所もない。 つまり、雨が降り注いだらそのまま解けて死んでしまう・・・いや永遠にゆっくりしてしまうのだ。 「そしたらあなたをのろってあげるわ」 ゆうかがにこっと笑いながら言った・・・。 怖いです。ゆうか様。 ほかのゆっくりもおどおどしている。雨は今日は降らないと思うがいずれは降るだろう。 まして今は春だがあっという間に梅雨入りするだろうから急ぐ必要があった。 僕はゆっくり用の巣を作ろうと思ったが知識がない・・・。 仕方がないのでゆっくりの専用本「ゆっくり大辞典」を本屋で購入して巣の生態を 学習することにした。 「おうちをはやくつくってね!!!」 とゆうか以外のゆっくりは激しく僕に言ってきた。かなり焦っているようだ。 ゆうかは植え替えをした作物に水をあげながらたまにこちらに流し目してくる。 マジで呪ってきそうでほかのゆっくりよりプレッシャーがかかる・・・。 さて・・・早速おうちつくりをはじめることにした。 まずはタイプの選択である。木の根を住処にするタイプ・・・NGだね。だってここほとんど荒野で木なんて生えてないもん。 次に土に穴を掘りそこを住処にするタイプ・・・これもNGだね。ここら辺の土は水をよく吸収しゆっくりたちの巣が崩壊するのは眼に見えている。 そして最後・・飼いゆっくり専用のゆっくり小屋タイプ・・・。これは確かにいいが作るのがめんどくさい。しかしこれしかないので早速取り掛かることにした。 もちろん犬小屋みたいなものでもいいんだがそれでは今後も増えるであろうゆっくりの数をさばききれない。 なのでいっそ倉庫みたいな大きな小屋(既に小屋じゃないし)を建設することにした。 村の条約では一回だけ大きな建物を建造するときにかかる費用は村が持つことになっている。もちろん取り上げられた場合は解体されるが・・・。 とりあえず可能な限り大きな建物を頼んだ。もちろん倉庫として。 「こんな大きな倉庫を頼んでくるとね・・・よほど自信があるのかしら?」 受付のお姉さんにざっくり言われたが・・・依頼は承諾された。 完成の間はゆっくりたちを元の巣に戻させ僕は土の加工を続けてきた。 数日もすればほぼ全面の土が加工土によって覆われていた。 そして2週間後・・・倉庫(ゆっくりの棲家兼倉庫)が完成した。 完成翌日・・僕はゆうかたちを改めて迎えた。あの倉庫の2階部分を改造し、滑り台とゆっくり用の階段を設置することで行き来を自由にした。 こうして雨で溶けるという問題は解決した。 「ゆ!にんげんさん!」 まりさとちぇんが突然話しかけてきた。寂しかったのかな?かな?。 「これまりさたちがあつめてきたんだよ!!すごいでしょ!」 そういうとまりさは帽子を脱ぎ中の物を見せてくれたのは・・・たくさんの種とミミズだった。 どうやら山の巣に居る間中ずっとこれらの物を集めてくれていたのだろうか・・。 見るとみんな所々に傷跡が残っている・・自然治癒力の高いことで有名なゆっくりでさえ残る傷・・・。 その傷から僕と共に作る農園を発展させたいという気持ちがひしひしと伝わってくる。 (やべ・・・涙出てきた・・・感動するシーンでも泣いたことないのに・・・) 僕は口には出さないが目から涙を流していた。 「おにいさんぐあいわるいの?どうしてないているの?ないているとゆっくりできないよ」 れいむが僕を慰めてくれた。 「いや・・・君たちは素晴らしいゆっくりだよ・・・全く」 僕は一匹ずる抱擁した・・・みんな「くすぐったい」とか「気持ちがいい」「ゆっくりできる」といってくれた。 続く ----あとがき----- いや~ゆっくりで感動物(?)を書き上げてしまおうと思ったが あくまで農園発展物中心であることをすっかり忘れてしまいそうな流れですが 次はいよいよ種植えを書いていきます。 今のところ順調ですね 次回は何を植えることやら…… あと誤字報告 <僕は一匹ずる抱擁した -- 名無しさん (2009-06-01 17 29 59) 誤字失礼いたしました。 とりあえず修正しておきました。 コメント ご指摘ありがとうございました。 -- 猫愛好家 (2009-06-02 16 13 36) 僕さんも、ゆっくりも、みんながんばってー! つづきがたのしみです。 -- ゆっけのひと (2009-06-03 20 53 42) 誤字といえば最初の方で「解ける」➝「溶ける」じゃないっすか? -- 名無しさん (2010-12-01 03 43 37) 名前 コメント
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ゆっくり人面瘡1/2 諸注意 ※初投稿 ※幻想郷在住のおにいさんが主人公です。 ※原作キャラが登場しています。 ※モブにオリキャラが登場します。 ※おにいさんと原作キャラが微妙に絡みます。 ※虐待成分を含んでいますが、話の長さに比べて少ないです。 ※パロディネタを多大に含んでいます。 ※この話は他の作者さん達の作品の影響も多大に受けています。 ※1と2に分かれています。 ■■■序章■■■ 幻想郷のとある山間に、狩猟採集を生業としたおにいさんがいました。 危険な妖怪も出没する山間での危険な仕事ですが、能力を持たない人間達に山の恵みを提供するための大切な仕事です。 山菜やきのこなどの食材や鹿や猪などの獣、時に檜皮などの木材も調達するおにいさんは、山のなんでも屋であり、 その仕事に誇りを持って仕事をしていました。 季節は年の瀬。 既に山の中腹まで雪が積もっており、年が明ける頃には里にも雪が積もりそうです。 その日は木々が茂った森の中で、おにいさんは珍しいキノコを探していました。 仕事柄、時に依頼があれば特定の材料を仕入れに行くことがあります。 この冬の寒い霜のある土の中に生える特殊なキノコだとのこと。 依頼主からそのキノコの詳しい生態を聞いていたので、アタリをつけて目指します。 自他共に認める山のなんでも屋ですから、地質状態の把握もなんのそのです。 目指すキノコは三番目のアタリをつけた場所に生えていました。 あとは採集すればこの日の仕事は終わりなのですが、ここに先客がいました。 「ゆゆっ!ここはまりさたちのゆっくりプレイスだよっ。ゆっくりできないにんげんはかえれだぜ!」 そうです。ゆっくりです。 サッカーボール大の成体ゆっくりまりさの群です。 この不思議な生物は冬眠すると考えられていますが、冬でも暖かい時間帯には起きだします。 ちょうど草木の間に暖かい日差しが差し込んでおり、ひなたぼっこをしていたのでしょう。 5匹の小さな群れが、目的のキノコの前に陣取っていました。 確かに枯れ草がまるで布団のように暖かい空気を蓄え、ゆっくりした場所です。 目的のキノコを目の前で捕食されてはかないません。迅速かつ丁寧に採集する必要があります。 もちろん野生のゆっくりの捕獲を依頼されれば捕獲しますが、現在その様な依頼をおにいさんは受けていません。 力の差を教えてやりたいのもやまやまですが、相手の近くに依頼物がある以上下手につぶせません。 「やぁ、ゆっくりたち。ゆっくりしていってね!」 まず愛想良く挨拶します。 「っ! ゆっくりしていってね!!」 この生物の条件反射を利用し間を取り、懐から携帯していたチョコレートをとり出します。 「おかしをあげるよ。あまいぞー。ゆっくり食べてね!」 「「ほほおおおおっおっ」」 銀紙を剥がして数かけら足下に置くと、咆哮な甘い匂いにつられて我先にと飛びついてきました。 「「むーしゃむーしゃ♪しあわせー♪」」 と感涙しているゆっくりたちを尻目におにいさんは目的のキノコを採集します。 木の幹の根元に舞茸の如く大きな房をつくっていました。 うれしいことにまだ捕食されていない様です。 依頼者からは、完全な状態で採取してほしいいんだぜ。とも念を押されていたので、 そのまま引っこ抜かずに木の皮ごと削り出す事にしました。ナタを使って削りだしていきます。 しかしなかなかきつい体勢です。 一旦立ち上がって、たすきをかけ。ひと呼吸付きます。 そのとき 「おにいさん!もっとゆっくりおかしをちょうだいね。 ゆゆっ! まりさたちの“たからもの”になにしてるんだぜっ!!」 「“たからもの”だと?このキノコがおまえらのたからもの?」 だから補食されていないのか。 「たからものにさわらないでねっ!」 「まりさのたからものになにするのぉ!?」 「すまんがこの“たからもの”とやらは俺が頂いていく。チョコをあげたんだ。ゆっくり理解してね」 「ゆっくりわからないよおぉぉぉ!」 一部のゆっくりはガラクタなどの一部のモノに対して“たからもの宣言”をし、異常な執着を示します。 このまりさの群は、集団でこのキノコを“たからもの”にしていたようです。 まさしくその“たからもの”を奪おうとしているおにいさんに歯を剥き出しにして体当たりを仕掛けてきます。 「ゆっくりできないにんげんはしんでねぇえっじぃぶっっ!」 しかし野生といえどゆっくりが人間にかなうはずありません。 おにいさんは片足で蹴り飛ばします。 もちろん今は依頼品がおにいさんの背中です。餡子や土で汚さないように慎重に。 商売道具のナタでつまらんモノを切りたくなかったのでここでは使いません。 「たからものにさわるなぁああっえぐぜっっぶっ!」 二匹を軽く潰しても、残り3匹が一斉に飛びかかってきました。 「「たからものぉぉおおうああああっっ!!!」」 三匹連続攻撃への対処も抜かりありません。 「ゆぼぉおっ?」 一匹目を踏みつけます。踏み台にはせずゆっくりと押しつぶします。 「あびゅばっ!」「うごぇすっ?」 二匹目は右手の手刀で地面に叩き付けつぶし、三匹目は左手でその口の中に正拳をぶち込んでやります。 そいつはラスト一匹です。派手にキメたいですね。 ゆっくりの体内で手の平を開き、勢いにまかせ背中の皮をぶち抜きます。 「ヒイィイイトゥォエンドォッ!」 虐待を好むおにいさんではありませんが、やる時はやる、キメる時はキメる性格の様です。 その時、 砂糖菓子でできているまりさの歯が、おにいさんの腕に傷をつけました。 シャイニンgではなくて、パンチの威力が加わったおかげで一矢報いたのでした。 しかし傷はたいしたことはありません。かすり傷です。 おにいさんはその時点で、とくに気に留めませんでした。 この傷が物語の始まりなのですが、ともあれ、 大した損傷もなく無事に目的の依頼品を手に入れるとおにいさんは帰路につきました。 ■■■発症■■■ 翌日 おにいさんは左腕に違和感を感じて目覚めました。 しつこいかゆみがするのです。 袖をめくると昨日ゆっくりを退治した時に付いた傷のあたりがかぶれています。 「漆にあたった覚えはないし。どうしたものか?」 はてな?と思いながらも、馬油を塗って包帯を巻き、その日も毎日と同じように、山に仕事に向い、 一日が過ぎ、その日の終わりにはその傷のこともすっかり忘れていました。 さらに翌日 うーうーうーと、うなるような音でおにいさんは目が覚めます。 左腕に何かが動く感覚があります。 しかも自分の腕からその音が聞こえてくるではありませんか! 布団から跳ね起きて袖をまくります。 包帯のしたでうねうねと何かがうごいています。 そのうごきに合わせて「うあーー」「ゆーー」とくぐもった声を出しているのです。 おにいさんは恐る恐る包帯を外します。 腕になにかがついています。 「ぷはー♪」 呼吸しています。 「ゆー♪」 しゃべりました。 わけのわからないもの。 おにいさんはおどろきのあまり声が出ませんでした。 なにをしていいのかわかりませんでした。 そこには前日まではただのかぶれだったものが、あの憎たらしいゆっくりの顔になっていたのです。 大きさは、小ぶりのあんまんを潰した位でしょうか。 目玉があり、口もあり、金髪の髪、とんがり帽子の様なものまでくっついています。顔だけですがどうみてもまりさ種です。ほんとうにあry 初めてルナティックをプレイした初心者の様に惚けていると、そのゆっくりの目が動きおにいさんと目が合います。 「ゆっくちしちぇってね♪」 「っっっっっっっっっっっっっ!!?」 緊張の糸が切れ、訳がわからなくブンブンと腕を降りながらただ声にならない叫びをあげました。 普段危険な生物、熊や猪、人をおそう妖怪に突然出くわしても、驚きはしても冷静な行動がとれるおにいさんです。 山を生業にする者のサガとでも言いましょうか。 そのサガが億病にも声を出す事はありませんでした。 しかし、山で熊に出くわしても、それは熊に出会うかもしれないという覚悟を常に持っているから。 この時ばかりはおにいさんに、覚悟が足りませんでした。 「ゆーぅぅぅ。めがまわりゅよぉぉ?」 なんなんだ?いったいなんなんだ!? 自暴自棄になりそうで、そのわけのわからないものが視線のなかに入らぬ様、布団に腕をつっこみます。 「うー?うあいお?ゆーゆーううう」 声がこもり、その異様な光景から目をそらす事によってすこし落ち着いてきたようです。 あのとき付いた傷が原因か?し、しかしゆっくりが、人体に寄生するなんて!?わけがわからないっ!! とにかくこの不思議生物がなぜ寄生しているのかは別として、とにかく取り除かなければならない!剥がさなくてはっ!! 体に蜂や蛭が取り付いてきた時のように、とにかくそれを払う事を考えます。 おにいさんは素数を数えて、自身の心臓の鼓動が落ち着くのを待ちました。 心を獲物を仕留める狩人にするのです。 息をゆっくり吸い。 ゆっくりと吐く。 そう、ゆっくりだ。こいつらがやっているようにゆっくりでいい。 521… 523… 537は…ちがう…541…! そのあいだも「うー?にゃんにゃのー?」という声は聞こえてきます。 しかし、百番目の素数まで数え終えたおにいさんに死角はありません。 布団から腕を出し、改めてこの奇妙なゆっくりと向き合います。 「ゆっくっちしちぇってね♪」 「おまえはゆっくりまりさか?」 そう言いながら自分の腕を改めて観察します。 昨日かぶれていた手首から肘にかけて、皮膚がカピカピにひび割れている。 しかし、その中心部、前腕筋の膨らみの部分にあんまん大のゆっくりの顔がへばりついている! ゆっくりの顔の周りだけは潤いがあり、通常のゆっくりたちに近い。 「ゆー♪ おにいさんはゆっくちできるひちょ? おにゃかがへったよ。ゆっくちえさをちょーらいね♪」 「質問に質問でかえすなぁ!」 温厚なお兄さんでもこの精神状態では流石に苛つきます。 鼻の辺りをつねってやりました。 端から見ると自分の腕をつねっているように見えます。 「ゆびぃいいっ!いだいいだい!ゆっぢりはなしてねええ!」 つまんだ部分がビロンと伸びます。 剥がそうにも、かさぶたのようにペリペリ剥がれるとはいかないようです。 しかし、それと同時に自分の感覚に気づきます。 「自分の腕が痛い……だと……!?」 どうやら作り物ではなく本当におにいさんの体の一部となっている様です。 試しに囲炉裏から、火箸を取り上げ軽くあててみました。 「うぎゃあああああああ、あづびいいいい。やべでえええええっ!」 まりさのおでこにあてられた部分が赤く腫れます。おにいさんの腕がヒリヒリします。 今度は外に出て行きました。 外に貯めてある水瓶に腕を突っ込み、たわしでごしごし磨いています。 「やべ、で、うぼぁ、うだ、うぁああば、ば、ばば、ばば」 まりさの声がやかましく響いた後、おにいさんのため息が聞こえてきました。 どうやらダメだったようです。 「はぁー いったいどうなっちまったんだ?これは医者にみせるしかないか…ああ、朝から騒いで喉がかわく」 仕事熱心なおにいさんですが、この日は臨時休業し、朝食後永遠亭のあの女医のところへ向かうことにしました。 ■■幕間01■■ 普段、朝起きたら顔を洗って目を覚まし、軽い運動をしてから朝食をとる、というのがおにいさんの日課です。 しかしこの日は、驚きによって顔を洗う前に目が覚め、すでに一汗流していました。 朝食は腹に適当に流し込むのですが、一人暮らしなのにこの日は賑やかです。 「ゆっくり朝ご飯を食べるね!」 おにいさんの独り言は虚しく響くだけでした。 「ゆー、まりちゃにもえさをちょーらいねぇぇ!」 「・・・・・・」 「むーしゃむーしゃしたいぃぃぃ!」 「・・・・・・」 おにいさんはとにかく医者に見せるまではシカトすることに決めた様です。 質素なおかずの食事ですが、その日一日の力をつけるためおにいさんはおむすび3個を平らげます。 「ふぅー食った食った」 「しあわちぇー♪」 「っ!」 見るとゆっくりはいかにも満腹満腹といった表情でにやついています。 しかしすぐに 「すーや♪すーや♪」 と気持ち良さそうに寝息を立てていました。 ムカつきます。 おにいさんは、このゆっくりにエサを与えていません。 しかしこのゆっくりの表情からおにいさんが食べた栄養もこのゆっくりに行き届いてしまう様です。 立ちくらみまでしてきました。 せっかく食べた食後の満足感も抜け落ちてしまいましたが、着替えを整え外出していきます。 永遠亭へ行く途中、いつもその日の収穫を卸している問屋にしばらく休むという事を伝えにいきました。 おにいさんの戦利品を金に替えてくれるお得意様です、おろそかにはできません。 もちろん腕のゆっくりを見せ物にする様な自虐趣味はないので、包帯で隠しています。 「・・・という訳で、ちょっと左腕を怪我しちゃいましてね、今日の卸しは休みになります」 「クリスマスも近くて樅の木やら雑貨の仕入れを頼みたかったんだが、 妖怪に襲われたならしかたないね。まぁ春までにゆっくり直せばいいさ」 「ゆっくり♪」 「ゆっくり?」 しかしゆっくりの声はもれるようです。 「ゆっくりと我が身につく悪魔めぇ、静まれ!ここで目覚めるなっ!潰されたいのかっ!!」 「中二病も併発してるようだねぇ。ガムやるよ。養生しなさい。」 いらん赤っ恥をかきつつ、改めて永遠亭に向かいます。 ■■■永遠亭■■■ 太陽が空の三分の二ほどに登った頃、 おにいさんは月の頭脳こと八意永琳女医の診察を受けているようです。 既にレントゲンや血液検査等一通りの検査をうけ、今は診察結果を待ちつつ永琳が診断しています。 「うん、実に興味深いわね」 「手術でもなんでもいいんでとってくれませんか」 「まぁ、検査結果がでるまでちょっと観察でもしてみましょう」 今このゆっくりは包帯から解放されて診察室がもの珍しいのか「ゆ?ゆ?」ときょろきょろ見回しています。 永琳がはなしかけると 「ゆっくりしていってね♪」 と通常種のゆっくりと同等の反応をする。 「エサは与えたかしら?」 「いえ、俺が食ったらそれで満足するみたいです」 「寄生している訳ね」 診察台の引き出しからビスケットを取り出すと、ゆっくりにみせびらかします。 「ゆゆ♪おねえさん。そのおかしをちょーだいね♪」 ビスケットのひとかけらを口に放り込みます。 「むーしゃむーしゃ♪しあわせー♪」 「食べてるわねぇ。消化はどうしてるのかしら?」 「あげた後に聞かないで下さい。今のとこ、うんうんやらしーしーやらはしてませんが。」 「エネルギー変換や生殖方法等興味はつきないわねぇ」 「師匠〜検査結果でました〜」 「はい、ありがと。」 「ふむふむ〜あらっ?」 「やばいんですか?」 「血糖値が異常に高いわよ。あなた糖尿病?」 「一応健康な青年という設定なんですが。」 「問診では起きてからおにぎり三個となっているけど、本当に何も食べてない?バケツ一杯の砂糖水とか」 「飲んでませんよ。グラップラーじゃないんですから」 「だとしたら、異常ね。原因は…?」 ちらっと目線を問題の物へむけます。 永琳の助手でもある鈴仙が投影版にレントゲンを貼付け終えたのを見て 「やっぱり完全に結合してるわねぇ。分かりにくいけどここを見て。全体が腕なのは分かるわね。」 永琳はレントゲンに移った腕の骨と皮膚との境界辺りをペンで指し示します。 「肘から手首に欠けて、薄く道が出来ているでしょう?これは血管なのね。 通常なら真っすぐ伸びているんだけど、このまんじゅうの部分で一度途切れてまた戻っている。 そうやってこのゆっくりはあなたから栄養供給をうけて、おそらく餡子に変換している。この白い部分が餡子ね。 そして排出されるうんうんとよばれている餡子は外部に排出せずに糖分に分解されてまた戻っている。 血糖値の異常の原因はこれね。映ってないけど、感覚の共有からして他の神経系などもつながってると思うわ。 まさしく寄生しているのね。半永久的なエネルギーの供給と変換ができる。 まんじゅうにしてみればこれほどゆっくりした所もないでしょう。」 「ここはまりさのゆっくりプレイスだよ♪ゆっくりしていってね♪」 ゆっくりという言葉に反応したのか、おうち宣言まで発しました。 「っ!!そこはっ!!おれの身体だっ!!」 おにいさんは永琳の小難しい話に目がグルグルしていましたが、おうち宣言に苛つきます。 「先生早くどうにかしてください!とってくれたら差し上げますんで研究材料にでもしてください!!」 「薬で除去する方法もありそうだけど、あなたの精神衛生上、すぐ切除した方がよさそうね。鈴仙、簡易手術の準備をして」 「はーいー」 「部分麻酔で、ここからここまで除去するわ。10分ほどで終わるでしょ。 術後直ぐは痛みが残るでしょうけど、あなたの年齢ならすぐに仕事に戻れるわ」 「よ、よろしくお願いします。」 おにいさんは永琳の説明もそこそこに、この寄生したゆっくりに対しての苛つき、ムカつきがあふれていました。 手術室ではおにいさんは、体勢を維持するため腕を横にのばしたリクライニング椅子状態で待機していました。 既に腕全体は麻酔が効いてあまり感覚がありません。 しかし 「ゆ♪ゆ♪」 と声が聞こえる事からゆっくりは意識を保っている様です。 「うるさいだまっていろ!」 「ゆ?」 「くそっ!!」 普段は些細な事では怒らず、ゆっくりにしてもただ人語を解する害虫くらいとしか思っていませんでした。 しかしこのゆっくりが腕に寄生している事で、おにいさんの苛つきが増している様です。 「さて麻酔は効いてきたかしら?はじめるわよー」 マスクをし手術着に着替えた永琳が入ってきます。鈴仙も一緒です。 「一応研究材料に欲しいから、傷つけず丸ごと切除するわね。よろしいかしら?」 「かまいません」 手術台を適当な位置に固定し、肩の部分に幕が貼られました。 「では術式開始」 痛みはありませんが、メスが動いているのが分かります。そして時折、 「ゆー?」 という忌々しい言葉が聞こえてきます。 始めはただ手術用具等に興味を示してましたが、自分が剥がされることをやっと理解したのか 「うがあぁぁぁ、ばぢざのおうぢになにじでるのおぉぉぉ。」 「鈴仙、脱脂綿」 「はい」 「おうぢぃうごおぉぉぉ」 永琳は冷静にそのうるさいまんじゅうの口を塞ぎます。 「だべぉ!」「ううぅっ!」「あん?ぇぇぇ!」とうめき声だけが聞こえていましたが、 10分もしないうちに 「はい、切除完了」 「うばぁっ!」 びちゃっという音とともに声がしました。 どうやらゆっくりは皿に移されたようです。 「ふぅー」 と手術も終盤にさしかかったところで誰とも無く脱力溢れる声が聞こえてきます。 「鈴仙、そいつはまだ生きてる?」 「かろうじて」 「ならオレンジジュースにひたしておいて」 「はーいー」 「あとは縫合して終り。」 「はい」 「はい術式終了」 あっという間に切除手術は終わり、幕が取り除かれます。 おにいさんの腕には既に血の跡も無く、一本の傷跡に縫合糸が見えるだけです。 「今はまだ麻酔で動かないでしょうけど、しばらくしたら動くようになるわ。重いものは持たないでね。」 サッサッと包帯を巻いていきます。 「血糖値の異常は元凶を取り除いたから、健康に生活してたらすぐに正常値に戻るでしょ。痛み止めだけだしておくわ。 酷い時に水で飲みなさい。おだいじに♪」 「ありがとうございました!」 かくして寄生ゆっくりを取り除いたおにいさんは、はればれとした気持ちで帰宅したのでした。 ■■幕間02■■ 永遠亭からの帰宅途中、太陽が少しだけ西に傾いた時間帯。 いつもならまだ山に籠っているでしょうか、 おにいさんは正月に新しいパンツを履いた様に気分爽快な心持ちでした。 「災いの元凶もとれたしっ!時間も空いたしっ!久しぶりに外食しようかなぁ。 みすちーのところで蒲焼きの特上をっ!こりゃたまらんっ!ヨダレずびっ!」 と、そこに数匹のゆっくりが現れました。どうやら森からエサを求めてはぐれてきた家族のようです。 先ほどまでニコニコしていたおにいさんの顔色が一瞬だけ変化します。 「おい、ゆっくり。ゆっくりしていってね!」 「「ゆっくりしていってね♪」」 「ゆゆ!にんげん!」 「まぁそう気を張るなよ。別に殴る気はない。」 いつもなら、特に害悪を与えるゆっくり意外はスルーなおにいさんですが、 このときばかりは自分の腕に寄生された経験が、胸をムカつかせます。苛つきます。怒りがこみ上げます。 「冬眠中で腹減ってるだろ?エサをやるよ。はい、あーーん」 永遠亭に向かう途中に問屋の親父からもらったガムを見せつけます。 「ゆゆ♪やさしいおにいさんだよ♪ゆーーん♪」 「「ゆーーん♪」」 ひと家族が揃いも揃って、おにいさんの足下で口を開けています。 目をキラキラさせながら期待させていますが、 思い切り足を振り落としました。 「「ゆげぇえっ!?」」 一踏みで赤ゆっくり全てと、親であろうまりさの頬を踏みつぶします。 残された親れいむと頬をつぶされた親まりさは 「???」と疑問符を出した後、一旦遅れて 「ゆぎゃああ!! れいぶのあがぢゃんがあああぁぁぁぁ!!!!」 「ばりざのぼっぺがぁあああ!!! なんでっ!なんでぇぇぇ!?」 と遅れた知能で知覚しましが、 踏み出した足を軸足にサッカーボールの如くまりさを蹴り飛ばします。 「うぼぉわああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・ぐうぇっ!!!」 餡子をまき散らしながら奇麗な放物線を描き、ぐちゃっと乾いた大地に落ちました。音からしてうまくつぶれた様です。 「ばりざああぁぁぁぁぁ!!!!あびゎああああああ!!!どぼじでぇえ!?あがじゃぁああぁぁぁ、ばじざあぁぁうあぅぅぅっ!!!」 自分の赤ん房か、それとも自分の伴侶か。 れいむは行くべき所を迷いながら、びょんびょんと飛び跳ねています。 「おい。見てみろよ。」 おにいさんは踏みつぶした足を持ち上げ、見せつけます。 既にぐちゃぐちゃにつぶれ、言葉も発しない赤ゆっくりは、べっちゃぁ、と擬音だけ発しました。 「ゆばぁ、あ、あ、ああ・・・」 おやれいむは、この突然の悲劇にただ立ち尽くし(?)おもらししてました。 「あば、ば、ばば、ば、ば、ば、ばぴぷぺぽぉぁあ!」 「気が狂ったか。この前の出会ったゆっくりは、勇敢にも立ち向かってきたんだが」 「あぼぼ、ぼ、ぼ、ぼ、ぼば、、、」 「今イチ、おもしろみにかける。プロである鬼意山たちの大変さがわかるな」 「ぽぽばばば・・・あがじゃん・・・ばじざ・・・」 本能がそうさせたのでしょうか、すでに狂った餡子脳でも愛する子供と伴侶を求める声を発します。 「っ!だまれっ!」 ばんっ!ともう一度四股を踏み、のこったれいむを潰します。餡子がキレイに広がりました。 「ふっ。いけないいけない。熱くなるな。冷静なのがいつもの俺だ。」 実にさわやかに中二病を併発しつつ、おにいさんは帰路に付きます。 「さて飯食いにいくかぁ。ピザとかいいな、マルガリータで。ボルチーニ茸をのせてもらおう。」 to be continued・・・2へ
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タイトル ゆっくり留守 分類 グロ 詳細 留守中に家に侵入したゆっくり。 その中、家の主に見つかってしまった! そこで家の主がとった行動とは? 5c0b9341-s.jpg e13744fd-s.jpg 33e23764-s.jpg 13af1c41-s.jpg 72c141cf-s.jpg 9583f93f-s.jpg bc1de98a-s.jpg コメント一覧 勝手に人間様の家にはいるゆっくりは制裁されて当たり前 -- 名無しさん (2012-05-21 19 57 02) 希望を打ち砕く感じがいいなwww -- 名無しさん (2012-11-18 19 23 57) え・・・やりすぎじゃね? -- 名無しさん (2012-12-27 19 35 51) やりすぎ... -- 名無しさん (2013-02-16 00 36 37) まじでやりすぎww -- 名無しさんだぜ (2013-03-17 08 08 45) 邪魔な虫とか入ってきたら殺すだろ?あれと一緒 -- 名無しさん (2013-04-01 21 13 45) ひどいね これ描いた人 反省しろ -- 名無しだぜ (2013-04-17 17 53 43) 可哀想なんだぜ -- 名無しさん (2013-04-25 17 43 21) yukkuri---------- -- 名無しさん (2013-04-26 15 09 40) や・やりすぎ -- 名無しさん (2013-05-22 20 49 54) いいね -- 名無しさん (2013-06-15 18 05 55) ヒャッハー。 -- 名無しさん (2013-06-16 17 36 15) みwなwぎwっwてwきwたw -- 名無しさん (2013-06-29 17 07 58) お前ら家に虫入ったら殺すだろ? あれと同じ・・・悲しいけどな -- 名無しさん (2013-07-10 18 56 14) ゆっくりの扱いなんてこんなもんだろ -- 名無しさん (2013-07-28 01 05 54) たしかに虫は殺すこいつらも同罪 -- 7氏 (2013-08-01 21 50 09) こうじゃないだろ・・・ 飲み込ませろよ -- 名無しさん (2013-08-06 21 41 28) ゆっくちしちぇないで、どんどん漫画増やして更新していってね!! -- 名無しさん (2013-08-13 01 19 12) きたない -- 名無しさん (2013-08-20 13 17 23) もっとひどく出来ただろうが!!ふざけんな!! -- 名無しさん (2013-08-29 07 44 54) もうちょっといたぶったほうがねぇ -- 名無しさん (2013-09-20 16 43 51) ゆっくりの絶望したあの顔がたまらん -- 名無しさん (2013-09-22 16 20 09) 本体がでかいからグロく見えるぜ 虫だと違和感ないけどな -- 名無しさん (2013-12-27 13 08 06) ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア -- 名無しさん (2013-12-30 23 12 33) ww -- 名無しさん (2013-12-31 12 22 12) 家に入ってきた虫より重罪むしろ人様の家でゆっくりがゆっくりすること自体ありえないゆっくりにはもっとじわじわ絶望を与えるように殺した方がいい瞬殺過ぎるww -- 名無しの名無しの名無っしー (2014-05-19 22 58 39) 止めるんだぜ!今なら許すぜ? -- まりさ (2014-07-14 10 25 36) 弱いくせに人間を見下す態度にイライラするもっとやれ! -- 名無し (2014-07-14 10 27 50) え、やりすぎ・・・w -- 名無しさん (2014-07-16 12 50 28) いいぞもっとやれww -- 名無しさん (2014-07-24 15 21 41) 人間なんて糞食らえ -- 名無し (2014-08-27 21 19 40) 現実と漫画(二次元)を分けろwww 漫画ならではじゃないか 俺もゆっくり好きだけど不法侵入は... 虫と一緒 -- くそったれ (2014-09-28 00 58 57) てめらが、消えろ -- 七紙神 (2014-12-01 01 15 02) 殺していいのは同じ状況になって殺されていい って奴だけ -- 名無しさん (2015-04-15 17 00 04) いいぞもっとやれ!! -- 名無し (2015-08-14 15 59 54) なんてヤツだ・・・ -- ゆっくりブ〇リー (2015-10-16 01 07 01) ゆぎゃくが理解できない人は回れ右! わざわざこんなとこ来て偽善気取ってんじゃねえ -- 名無しさん (2015-10-19 17 20 06) 可愛そうだけど、弱肉強食っていう世の中だし、 仕方ないよね…。 -- 都会派な名無しさん (2015-11-18 23 09 57) ゆっくり殺すやつしね -- ゆっくりの王 (2016-02-01 21 47 49) ゆ逆って楽しい・・・ -- あゆゆ (2016-03-17 18 21 41) もっとぐろいのみたいよー -- アリイ (2016-03-17 18 23 04) 批判するために見にくるなksども -- 名無しさん (2016-05-31 21 40 30) 名前 コメント
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広いんだか狭いんだかわからない世界のとある神社。 そこには素敵な巫女さんと、巫女さんにそっくりのおまんじゅうが住んで居ました。 「れいむはおまんじゅうじゃないよ!おまんじゅうっぽいだけだよ!」 失礼、巫女さんにそっくりな『ゆっくりれいむ』と言うおまんじゅうが住んで居ました。 Σ「あんまかわってない!?」 神社にはお客さんがあまり来ませんが、巫女さんの友達はしょっちゅう遊びに来ます。 巫女さんは「友達とかそういうのじゃない」と言いますが、 れいむは巫女さんがツンデレなのを誰よりも理解していたので、影でニヤニヤ… 「だいたいツン8 デレ2くらいだよ、攻略するときはきをつけて ゆっくり選択肢をえらんでね!」ニヤニヤ れいむはその友達を「ゆっくりしていってね!」とお出迎えするのが楽しみでした。 友達は巫女さんがおでかけする度に増えていき、 それにしたがい、れいむも色んな人に「ゆっくりしていってね!」をして… いつの間にか、れいむは皆から『ゆっくり』と呼ばれるようになったのでした。 「安直きわまりない!」 そんな日が続いていき、 れいむは自分も誰かに「ゆっくりしていってね!」をしてもらいたいと思うようになりました。 「どうせならおなじゆっくりだとはずれがないね!」 しかし神社でお留守番をしていても… 巫女さんのおでかけについていっても… れいむが他のゆっくりに出会うことはありませんでした。 協力してくれた天狗さんからの話も『見つからない』がずっと続くばかり… 「ならしかたないね!」 ですが、いつも通りのほほんとした調子でれいむは縁側へ昼寝をしに向かいます。 ・ 別に同じゆっくりがいなくても困らない たまにご飯よりおうどんが食べたくなる事もあっても 夕飯がおもいっきりご飯なのもよくある事。 だから期待してた分、ちょっとガッカリするのも仕方ないね。 それでも食べるご飯はちゃんとおいしいし、毎日楽しい。おんなじ事だよ! 「なんくるないさー♪」 そう思いながら縁側につくもれいむは眠気がせず、ぼーっと庭中の落書きをみていました。 全部れいむが今まで書いた巫女さんや友達の似顔絵。 最初はそのつもりで描いていた落書き。 「ゆっくりしていってね!」 でも、れいむが自分への「ゆっくりしていってね!」を願うようになった頃から、 落書き達はれいむがいつか会えると想像していた仲間達の絵になっていました。 こんなに仲間がいたら、きっと「ゆっくりしていってね!」だけで日が暮れちゃうね! こんなに仲間がいたら、ご飯もいっぱいなくちゃだめだからみんなで宴会だね! こんなに仲間がいたら、きっと毎日ゆっくりゆっくりしてられないよ! でもこの世界にはほかのゆっくりなんていないよ―「ゆっくりした結果がこれだよ」 れいむはこの時、初めて思いました『ゆっくりしたくない』と ―――― 居間へ行くと巫女さんはすやすや眠っている。 起こさないように、音をたてないように れいむは巫女さんがお菓子をのせるお盆に乗ります。 『おまんじゅうに変身する術』 なんのためにつかうかわからなかったけど、きっとこのためだったんだとれいむは思いました。 (起きたらおいしいおまんじゅうがあるから、それでゆっくりしてね!) 「さあ、おたべなさい!」パカッ れいむがそう唱えると、その場所には二つのおまんじゅうだけが ちょこん、と残っているのでした… ■■■■■■■■ 「…ゆ?」 …しかし、れいむはまだれいむでした。 おまんじゅうになったはずなのに…。れいむが不思議に思っていると、 隣のおまんじゅうが突然もぞもぞと動きはじめました。 「ゆゆ??」 やがておまんじゅうはぷくぷく膨らみ、れいむと同じ大きさにまでなって、 最後にてっぺんが『ぽんっ!』と弾け、おまんじゅうがまっ黒帽子をかぶりました。 「ゆっ!」 「ゆゆゆ?!」 振り替えったまっ黒帽子の姿は、れいむが書いた『だぜ』の絵そっくり。 『れいむはおまんじゅうになったのに、れいむはれいむで、 なのにれいむのはんぶんがだぜで、でもこのだぜはれいむの絵だったけど、いまのだぜは…』 れいむにはとにかくわけがわかりません。 でも一つわかる事があります『待ちに待った仲間ができた!』する事は一つ。 「ゆっくりして…」 「さあおたべなさい!」パカッ 「ええええ!!」 せっかく出会えた仲間は光の速さでおまんじゅうになってしまい、 れいむは予測外のショックをうけました。 しかし、しばらくすると… 「たべないと…」「「ふえちゃうぞ!!」」 今度は『だぜ』のほかに『お人形のおねーさん』も増えました。 今度こそ… 「ゆっくりしていっ「「さあおたべなさい!!」」パカッ 「またぁ!?」 そしてまた今度も 「「たべないと…」」「「「「ふえちゃうぞ!!」」」」 天狗さん、お花のおねーさん、おぜうさま、メイドさん… 増えても増えても「おたべなさい!」は続き、そのたびに新しいゆっくりが生まれて… ゆっくり達の声は妙に楽しげなリズムにのって、れいむもそれに自然と続きました… さあおたべなさい!たべないと…ふえちゃうぞ! さあおたべなさい!たべないと…ふえちゃうぞ! さあおたべなさい!たべないと…ふえちゃうぞ! さあおたべなさい!たべないと…ふえちゃうぞ!・・・・ ――――――― 狭いんだか広いんだかわからない世界、 そこには様々な住人と、住人達にそっくりなおまんじゅう達が居りました。 「おまんじゅうじゃないよ!れいむたちはおまんじゅうっぽいだけだよ」 失礼、ゆっくりというおまんじゅうっぽい住人達がたくさん居りました。 「うー、いぇす!」 相変わらず巫女さんの神社にはお客さんがこないので、今日もれいむは遊びにでかけます。 れいむにもたくさんの友達ができました。 本人は「ひとづきあいってめどいよ!」とか言ってますが、 巫女さんは自分の事もあってか苦笑しながら「はいはい…」と流すのが定番でした。 れいむはその友達をお出迎えしたり、こうして遊びにいってお出迎えされたりするのが楽しみでした。 「ゆっくりしね♪」「ゆっくりなのかー」「はるですよー!」 たまに思ってたのとだいぶ違うのもいるけど… 「ゆっ、ゆっ」 思ったより大した感動もなかったけど… 「ゆっくりしていってね!」 「ゆ!ゆっくりしていってね!」 れいむは毎日にちょびっとの達成感をてにいれたのでした。 ゆっくり、ゆっくり… おまけ ・ ・ ・ 「こあ、ぱちゅりーさま?これ、ほんとのおはなしなんですか?」「こぁ?」 「むきゅ、どうかしら?ただのお伽噺なのか…ほんとうの事なのか…」 「ぱちゅりーさまでもわからないんですか?」「ですかー?」 「わたしがいた頃はもうたくさんゆっくりがいたもの…わたしの中の事実はそれだけよ」 「ほんとはじぶんのなかにこそある、ですか」「かー?」 「そういうものね。さ、これを棚にもどしてきて」 「こあ!」「ぁぃぁぃこぁー!」 おしまい。 by.とりあえずパフェ あとがき じつは自分のなかでここ最近秋のおたべなさいSP、みたいなくくりで書いたりしてました。 不思議な籠はゆっくり達が自分を「おたべなさい」 らんの焼き芋はゆっくり達が食べる「おたべなさい」 そして今回が「おたべなさい」→「ふえちゃうぞ!」のコンボでお送りしました では、今度こそ失礼します… この短編、地味に名作だと思う。 -- 名無しさん (2009-12-10 14 06 10) かわいいストーリーですね^^ -- kanndou (2011-07-28 12 11 39) 名前 コメント