約 71,485 件
https://w.atwiki.jp/ao-ohanashi/pages/629.html
俺は蒼星石のミーディアムというコピーに引かれ 蒼星石のミーディアムになるためにはどうすればよいのか考えた 蒼星石のためならどんなこともできる 手始めに全裸でリビングにメイメイ、メイメイとつぶやきながら飛び込む 冷蔵庫をこじ開けエプロンを腰に巻き紅茶を頭にかぶる 真紅が呆然としながら見てくるが気にしない TVの前に立ちふさがり「ザザムシです!ザザムシです!」と絶叫 真紅は無言でリビングから立ち去る だがまだミーディアムになるには不十分 次は姉の部屋に乳酸菌乳酸菌と叫びながら飛び込む 姉は着がえをしている最中だったが無視 半裸で逆立ちをしながら 「俺と契約しろ!!俺と契約しろ!!」と絶叫 姉は大泣きで退散 確実に蒼星石のミーディアムに近づく 開脚後転でトイレに飛び込み便座を外し首に掛ける 柴崎の爺さんの真似をしながら鏡のある部屋に突撃 Nのフィールドに入ると一枚の写真発見 楽しそうに笑う蒼星石とローゼンの写真発見 俺は泣いた
https://w.atwiki.jp/sousakurpg/pages/127.html
ハイデッカー 資料 ステータス プロフィール 概要 来歴 作成者 関連項目 資料 ステータス STR:80 VIT:10 DEX:5 AGI:5 INT:99 MAG:99 CHA:1 LUC:1 プロフィール 職業:貴族 ジョブ:大賢者 性別:男性 年齢:享年52 身長:170㎝前後 体重:60㎏前後 得意戦術:魔法 武器設定:魔法 弱点:性根が致命的に屑 概要 ホノモモノモ家の当主。 幼きより勤勉で魔道の大家となるべく日々鍛錬していた。 ホノモモノモ家史上はじめて自由恋愛によって妻をめとった男でもあるらしい。 大賢者として、攻撃、防御を問わず、様々な魔法を使えるが、最も得意とするのは言霊の魔法。 既に死んだキャラクターではあるが、多分世にはハイデッカーの著作なんかが残っていると思われる。教科書とか。 来歴 若くして当主になる。 当主として、また、魔法の大家としての人格者だったが、病床の妻をついに魔法によって救うことが出来ず、気がふれたようで、娘を手籠めにした。 周りからは「魔道の血をより強くするために、娘と交わった」と嘯かれている(それによって生まれたシロもそう思っている)が、実際は、妻を失った悲嘆からなる感情である。しかし、娘に手を出したという事実は揺るがないので、いかなる理由があっても罪は罪、クズはクズ。 5年前の革命の日に、自ら縊れて死す。 作成者 稲要くしろ 関連項目 革命 ホノモモノモ家 3K
https://w.atwiki.jp/zinrui/pages/14.html
累計のアクセスランキング ファミコン将棋ソフト順位戦 (15177) トップページ (13998) アクセス数ランキング (13986) 忙しい人のためのラジオ体操第一やってみた (13865) 【MUGEN】自重率0%世紀末チームトーナメント【全部チート級】part9 (7130) メニュー (7124) スーパーごちゃマリオ (7054) 欠陥住宅をつくろう!【実況プレイ】 (7002) テキスト読み上げソフトに「創聖のアクエリオン」を歌わせてみた (6829) ぎゃらくしぃ東方 (6657) 今日のアクセスランキング アニメ (1) 昨日のアクセスランキング カウンターの値があるページは1つもありません。 【人類には早すぎる動画集】
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/1033.html
856 :名無しさん:2012/04/28(土) 12 07 52 提督たちの憂鬱・人類文明崩壊エンド 目覚めれば見知らぬ天井だった。 嶋田総理大臣はそんな感想を抱きながら覚醒した。 「嶋田総理大臣、気がつかれましたか。あなたは過労で倒れたのですよ。単なる過労ではなく一歩間違えれば死ぬところだったのですよ。」 覚醒の知らせを受けてかけつけた医者によってそう説明された。 「総理大臣という役職がどれほど過酷なものが私には理解できませんがはっきり言ってあなたは異常なほど働いています。人類文明の危機なのは理解できますが少しは休まれてください。」 一人きりになった病室で先ほどの医者の言葉を思い浮かべながら幽鬼じみた顔を浮かべながら一人言葉をつむいだ。 「休むことなど出来るか。俺は世界を滅亡させる引き金をひいたのだぞ。」 そう、日米戦に勝利するために夢幻会は衝号計画を実行した。そしてアメリカ風邪という災厄が解き放たれた。解き放たれたアメリカ風邪は全世界規模のパンデミックを引き起こすことになった。 津波の被害、衝号計画の影響による気温低下とそれに伴う農業生産の低下、「アメリカ風邪」の感染拡大、戦災などの混乱などやそれに伴う民衆の暴動によって欧米を代表とした国家は崩壊した。 さらに汚染された本国から脱出して植民地に逃れた人が多数いたことも感染拡大の要因となった。 日本と日本勢力圏はかろうじてアメリカ風邪から守ることに成功して、人類文明の最後の灯を維持することに成功していた。 そして、世界は日本と日本勢力圏だけを残して文明を後退させて生き残った人々による世紀末的な光景が誕生していた。 衝号計画にかかわった夢幻会は自殺者や贖罪意識から苦行とも言えるほどに職務に逃げるものが多数でてきた。 嶋田は後者の側だった。 「我々はどこで間違ってしまったのだろうか」 黄昏ていく夕日を見ながらぽつりとさみしく嶋田はつぶやくのだった。
https://w.atwiki.jp/midnightanirowa/pages/35.html
契約の星は流れた ◆RwUmY1K.wU 蘇芳・パヴリチェンコの前に一人の男がいる。 彼女の父を殺し、彼女を契約者として鍛え、彼女と旅をして日本へと導き――そして彼女が恋をした男。 『黒(ヘイ)』。本名は知らない。 知っているのは彼が凄腕のエージェントだということ――そして『黒の死神』の異名をとる極めて強力な契約者だということ。 その男が今、 どこまでも冷たい瞳で、 蘇芳に向けて、月光の煌めきを反射する鋭い刃を向けていた。 . 蘇芳・パヴリチェンコはロシア人の父と日本人の母の間に生まれた13歳の少女だ。 父の死に端を発する一連の事件の行程は、遠くロシアから日本へ、そして東京のゲートで途切れる。 蘇芳はそこで双子の弟である紫苑と邂逅し、自身の出生の秘密を知り――そして、「イザナミ」へと覚醒したドール・銀によってその生涯を閉じた。 恋焦がれる黒の腕の中。 どこまでも旅を続ける。 寡黙な男の精一杯の嘘を噛み締めながら、静かな眠りについた。 その、はずだった。 しかし、今。 気がつけば蘇芳は蘇芳の記憶を保ったまま、蘇芳として存在していた。 目にも鮮やかな桃色の髪をした車椅子の少女。 少女に殺されたと思しき三人の人間。 かつて目の前で死んだはずの契約者。 その契約者を苦もなく殺害した、やはりこちらも桃色の髪の女。 あらゆる事象をその瞳でしかと確認しておきながら、蘇芳は現実感を感じられないまま茫洋と流されていた。 どうしてここにいるんだろう――その拭いがたい違和感を払拭できぬまま事態は更に進展し、気がつけば夜天の星空の下へと放り出されていた。 耳を澄ませば波濤の音が聞こえる。 コンテナ、漁船、貨物運搬用のフォークリフト。 見渡せばそこはどうやら港であるようだった。 ふと、空を見る。 偽りの星。 契約者たちの命を暗示するという空。 その一つが流れたのをなんとなく目で追う。 あれがさっきのゴランという男の星か。 そう考え、数分は空を見上げていただろうか。 ぼんやりと視線を下ろしたとき。 音もなく、黒い影が蘇芳の前に存在していた。 霞がかった蘇芳の思考に電撃が走る。 そこにいた人物を、蘇芳が見間違えるはずはない……絶対に。 「――黒?」 黒髪黒瞳、全身を包む黒コート。 紛れもなくあの契約者のものだった。 蘇芳の全身に歓喜が溢れる。 夢うつつの中、もう二度と会えないと、そう確信していた大切な人にまた逢えたのだから。 「黒!」 蘇芳は、黒へと駆け寄る。 その胸に飛び込むつもりだった。 もう絶対に離れないと、今度こそ離さないでくれと、思いの丈を込めて抱き締めようとした。 だが。 寸前に突き付けられた切っ先が、蘇芳の想いを一瞬にして冷却した。 一体誰がと考えるまでもない。 その短刀を構えているのは黒以外にいなかったのだから。 「へ、黒……?」 「お前、何者だ」 ぞっとするほど感情を感じさせない声で黒が言う。 初めて会ったときと同じくらい――いいや、あれよりももっと冷たい。 まるで「未知の敵を警戒しているような」、そんな声で黒は蘇芳へと言葉を投げかけてきた。 「なぜ俺の名を知っている?」 「な、何言ってるんだよ。ボクだよ、蘇芳だよ!」 「組織の追っ手か。契約者なら容赦はしない」 「え――わぁっ!」 黒が一歩踏み込む。 一筋の銀光となった短刀が蘇芳の首を刈るべく閃いた。 だが、蘇芳とて散々黒に鍛えられた身だ。 その動きは覚えている。次にどう動くかも予想できる。 屈めた頭の上を刀がかすめ、続けざまに放たれた下からの蹴りも両腕で受け止め、その勢いで後方に大きく間合いを取ることができた。 距離を取ると汗がどっと吹き出てきた。 今、黒は蘇芳を殺そうとした。 間違いなく殺意を持って攻撃を仕掛けてきた。 その事実に恐怖を感じるよりも先に――胸が張り裂けそうな悲しみに襲われた。 「どうして、どうしてボクを襲うんだよ! ボクのこと忘れたって言うの!?」 「お前のことなど俺は知らない」 必死に叫ぶも、返ってくる声は氷のよう。 黒の敵意と殺意を乗せた視線が、槍のように蘇芳を刺す。 それは実際に刃で傷つけられるよりもなお深く、蘇芳の心を切り刻んだ。 あの旅の中で芽生えたほのかな思いも全て否定されているようで。 気がつけば、蘇芳の頬を透明な雫が滑り落ちていた。 「嘘だよ……そんなの、信じない……黒がボクのことを忘れたって……ボクは忘れたりするもんか……!」 ここが殺し合いをする場であることなどもはや意識の外。 黒に拒絶された、その事実だけが蘇芳を契約者ではなく幼い少女へと立ち戻らせた。 ぼろぼろとこぼれる涙を抑えきれず、蘇芳は膝から崩れ落ちる。 その様子を見て――驚愕したのはなぜか黒だった。 「なぜ、泣く? お前は契約者ではないのか?」 「……ずっと……一緒に、旅を……なのに……」 黒の言葉も、もう耳に届かない。 口をついて流れ出したのは蘇芳を蘇芳として構成する全て――かけがえのない大切な記憶だ。 「ボクと、黒と……マオと、ジュライと、四人で……なのに、どうして……?」 「マオ? 今、マオと言ったか?」 黒が、短刀を下ろし蘇芳へと一歩近づいた。 蘇芳は両手で顔を覆っていたため気付かなかったが、黒の顔にはすでに戦意よりも戸惑いの方が色濃く浮かんでいた。 彼が伸ばした指先が今、蘇芳へと触れようとしたところで。 「――ッ!?」 黒は獣のごとき俊敏さで体を捻り跳躍、壁を蹴って瞬く間に数十メートルを移動して見せた。 その後を追うように激しい爆発音。 黒が今しがた蹴った壁、コンテナが爆砕した。 「そこの娘! 大丈夫か!」 「――え?」 肌を炙る熱風によって、蘇芳は自失から強引に引き戻される。 視界の隅に現れたのは巨大なロケット砲を構えた赤毛の少女だった。 「こっちへ走れ! まださっきのやつに狙われてるぞ!」 思考能力を失くした蘇芳は、少女に言われるがまま足を動かした。 (さっきのやつって誰のことなんだろ……?) 赤毛の少女の背後へと蘇芳はたどり着く。 少女はざっと蘇芳の全身を観察し、肩を叩く。 「よし、怪我はしていないな」 「えっと、うん……え、誰?」 「私はカノン・メンフィスだ。泣いていたのはお前なんだろ。それが聞こえたから走ってきたら、あの男に襲われていたからな」 「助けて……くれたの?」 「まだ助かってはいないようだ」 カノンが顔を巡らせる。 その視線の先には、背後に炎上する埠頭を背負う黒の死神――黒が、感情のない瞳で蘇芳を、乱入してきたカノンを見ている。 両手に携える短刀は構えられてはいない。 カノンを敵かどうか計りかねている、蘇芳にはそんな風に見えた。 「あ……黒……」 「下がってろ。この距離なら十分仕留められる」 カノンが大砲を構え直す。 その 大砲の名はフリーガーハマー。 とある世界の連合軍第501統合戦闘航空団に所属するウィッチ、サーニャ・V・リトヴャク中尉が愛用する携帯用の対空ロケット砲だ。 全長1318mm、口径20mm。弾薬装填時の総重量は10kg近くにもなる。 9門のロケット弾頭発射筒を一つに束ねた、過剰なまでに強力な重火器である。 その本来の用途は対ネウロイ用、間違っても人間に向けるべきものではない。 威力のほどは、積み上げられていたコンテナを粉々に吹き飛ばし港の一角を火の海に変えたことから見てわかるとおり強力無比。 いかに黒が練達の戦士であろうと、隠れる場所もなく対処できる相手ではない。 カノンの明確な敵意を感じ取り、黒が身を沈める。 疾走の兆候。 カノンが引き金を引く。 放たれるロケット弾の嵐。 黒が今までいた場所へ、一瞬にして巨大なクレーターが穿たれる。 だが蘇芳の目は黒が消滅する瞬間を映してはいない。 神速で振るわれる黒の腕。 そこから伸びたロープが、遠く離れた場所の鉄塔へと巻きついた。 (船を係留するロープだ) 黒が空中に発射されたように飛び出して、爆風の殺傷範囲から逃れていく。 蘇芳は自分がひどく冷静に黒の挙動を観察していることに気がついた。 黒があの程度で死ぬはずがないという信頼と、自分なら黒の動きを先読みして攻撃できるという漠とした感覚があった。 そう、蘇芳には最強の契約者である黒すらも倒し得る奥の手がある。 自身の契約能力――ロシア製の対戦車ライフル・デグチャレフPTRD1941を虚空から具現化し、撃発させる能力が。 一対一なら黒に当てられる道理はないが、カノンが追い立てている今なら黒の未来位置を予測するのは容易い。 なにせずっとともに旅をしてきたのだ。 彼が戦う姿も幾度となく見た。 だからこそ―― (ボクは、黒を殺せる) そう、確信していた。 「ちょこまかと――だが、これで!」 黒を手強いと見たカノンは、懐から小ぶりな果実のようなものを取り出した。 口に近づけ、噛み付く――歯でピンを抜いた。 そして大きく腕を振り投擲する。 「伏せろ!」 そのままカノンに頭を押さえつけられた。 一拍遅れて爆発音。 (手榴弾だ) 標的の近くで爆発し爆風と破片を撒き散らす武器。 ロケットなら避けられても、無数に飛び散る破片を至近距離から全てかわしきるなど人間にはとても不可能だ。 地面に這ったままなんとか目をこじ開ける。 そこには鮮血を撒き散らしつつ地面へと転がる黒の姿があって。 「やったか――つっ!?」 仕留めたと見て油断したカノンの左肩に短刀が突き刺さった。 地面に転がりながらも黒が反撃を試みたのだ。 「くっ――だったら!」 カノンが再度フリーガーハマーを構える。 手榴弾を投げるほどの暇はなく、過剰といえどもその攻撃が最短で危険を排除できるただ一つの方法だったからだ。 黒が飛び起きるも、その動きはやや精彩を欠いている。 どこか負傷したのだろうか。 あれではカノンの攻撃を避けられない、と蘇芳は加速する意識の中で認識する。 (黒が、死ぬ――) 「これで」 (黒が、殺される――) 「とどめだ!」 (黒が――) 「当たれぇっ!」 撃発―― 「――――――撃つなぁぁああああああああああぁぁあああああああっっ!!」 ドンッ。 重く深い、たった一発の銃声が駆け抜けた。 「――え?」 カノン・メンフィスは、フリーガーハマーを取り落とした。 空いた右手で自身の胸を撫でる。 そこには今しがたできたばかりの大穴が開いていて、本来あるべきものがなかった。 ふらふらと足を組み替え、背後を見る。 そこには長大な銃を構えた、カノンが守ろうとした少女の姿があって―― 「ごめん。ボクのこと、恨んでいいよ」 涙でくしゃくしゃに歪んだ顔で、そんな言葉をかけられた。 理解する。 自分の命はここで尽きたのだと。 (すまない……みんな) 脳裏に次々と大事な人の顔が浮かんでは消える。 真壁一騎、遠見真矢、近藤剣司。 ともに蒼穹作戦を実行するはずだったアルヴィスの子供たち。 皆城総士。 フェストゥムの本拠地から救うはずだった、一騎の親友。 日野道生。 人類軍に身を置いていたとき、唯一信じられた上官。 彼らに対し申し訳ないという気持ちが生まれ、そしてすぐに消える。 最後に現れたのは羽佐間容子。 娘を失った後、島に投降したカノンを引き取り母として育ててくれた人。 (……母さんって……呼びたかった、な……) 届かない手を伸ばす。 暗闇の夜空に一筋の流れ星を見つけた。 願い事があるとするなら、夜空の向こうに求めた蒼穹があってほしい――そう願い、カノンは目を閉じた。 生成したライフルが桜色の飛沫となって溶け消える。 蘇芳の手は無意識にデイバッグを探り、探し当てた冊子から無造作に一枚を破り取った。 ぺたんと腰を下ろし、泣きながら一心に紙を折っていく。 「それがお前の対価か」 声が聞こえた。 だが蘇芳は顔を上げられない。 また拒絶されたら今度こそ心が耐えられないと知っていたから。 炎が照らす静寂の中、蘇芳は手の中で形を成していく折鶴だけを見詰めていた。 黒は、それを黙ってみていた。 「……ぁ」 そして、折鶴は完成してしまった。 対価を払い終えてしまった。 否応なく現実へ向き合う時間がやって来る。 震える瞳が黒の足を捉え、徐々に上がっていく。 今度こそ黒は自分を殺すのだろう。 旅の全てを否定するために。 (ずっと一緒にいてくれるって、言ったのに――) だったらせめて、殺される寸前まで黒を睨みつけてやろう。 そうすることで黒の記憶に焼きつく一片の焦げ付きになってやる。 そう、無理やりに自分を納得させて、蘇芳は黒の顔へと視線を上げきった。 すると黒は、 刀など握っていない腕を伸ばし、 蘇芳の涙を、力強く拭った。 「……え?」 「俺はお前を知らない。だがお前は俺を知っている――そうだな?」 かけられた言葉はやはり冷たい。 だがそこにさきほどまでの硬質な響きは、蘇芳に対する殺意は既になく。 「黒?」 「マオの名も知っている、何故だ? あいつはすでに組織に処分されたはずだ」 「それはっ……だから、一緒に旅をしてきたから! ボクと、黒と、ジュライと、ペーチャ――えっと、モモンガに憑依したマオとで……!」 「ジュライ――たしかMI6のドールがそういう名前だったな。そしてマオの能力も知っている……」 黒は短剣をコートの内に収める。 それは蘇芳を殺す気は無くなったという雄弁な証拠だった。 「蘇芳」 名を呼ばれた。 声に込められた思いは違う。 それでも、記憶にあるのと同じ声で、もう一度名前を呼んでくれた。 涙の温度が変わる。 冷たかったそれはいまや灼熱の熱さに感じられた。 「黒……!」 その熱さに突き動かされるまま、蘇芳は黒へと抱きついた。 そして、盛大に泣き始める。 「うう、ああ……うわあああ……ああああああっ!」 黒は戸惑ったようにその小さな肩を抱く。 そして周囲を見渡して、蘇芳が撃ち殺した少女の亡骸をしばし見詰める。 やがて泣き疲れたか蘇芳は寝息を立て始めた。 嘆息し、黒は蘇芳をその場に横たえカノンの遺体へと近寄っていった。 蘇芳の銃撃によって胸を撃ち抜かれたカノンの顔は、不思議と痛みに歪んではいなかった。 ただ、何かを遣り残したような、そんな無念さだけが感じられた。 「…………」 黒は、何も言わずカノンが落としたフリーガーハマーを拾う。 ストラップを肩にかけ、腰に吊るす。 合わせてデイバッグも回収し、蘇芳を背負い足早に歩き出す。 黒の背で蘇芳は眠る。 あるべき場所に戻ってきた安心感を抱いて。 人を殺した――その罪の重さを受け止めきれないままに。 窮地を救われたということは黒も理解していた。 東京を脱出した後執拗に黒と銀を追ってきた組織の刺客でもないらしい。 だがそうだとするとやはり蘇芳の言っていることは黒には理解できない。 死んだはずのマオ、敵のドールであるジュライとともに旅をしたなど黒の記憶にあるはずもない。 だが嘘と切り捨てるには蘇芳の様子はあまりにも尋常ではなかった。 涙を流す契約者。 黒の知らない黒の記憶を持つ少女。 殺す気には、なれなかった。 蘇芳が殺してしまった少女に、黒はかける言葉を見つけられなかった。 最初から殺す気があったわけではない。 発端は誤解だったとはいえ、応戦していくうちに油断ならない敵だということはわかった。 しかしだとしても、黒にはカノンを殺さずに止められる確信があったのだ。 カノンへ投げつけた短刀にくくりつけておいたロープ。港を探索しているときに拝借したものだ。 愛用する金属製のワイヤーではないから 使い勝手は今ひとつだが、それでも一度くらいの能力使用には耐えられただろう。 弱めに調節した電撃で少女の自由を奪う。黒はそのつもりだった。 だが、蘇芳が介入してきたのは予想外だった。 もちろんカノンも反撃を試みていたためタイミングとしてはギリギリであり、もしかしたら黒は死んでいたかもしれなかった。 つまり黒が生きているのは蘇芳のおかげと言えなくもないのだが、その代償として蘇芳は人の命を奪ってしまった。 黒はすっかり殺しの感触に慣れてしまっていたが、この少女ははたしてどうだろうか。 目覚めればその現実と向き合わざるを得なくなる。 「……とにかく、身を隠す。ここからだと商店街が近いな……」 足を動かしながらも思考は止まらない。 この状況は「組織」の仕業なのか。 確かめる必要がある。 パートナーであるドール・銀も巻き込まれている。 早急に探し出さなければならない。 蘇芳は敵か、そうではないのか。 彼女が目覚める前に黒も蘇芳をどう扱うか決めておく必要があった。 拷問して情報を引き出すのか、懐柔して情報を引き出すのか。 結果は同じだがそこに至るまでの手段でこの少女との関係も変わるだろう。 やることは多い。 黒の死神は深く嘆息し、一気にスピードを上げ夜の闇へと走り去った。 【カノン・メンフィス@蒼穹のファフナー 死亡】 【残り60人】 【一日目 H-3 港 深夜】 【黒@DARKER THAN BLACK】 [状態]疲労(小)、全身に軽い裂傷 [装備]椎名の短刀×2@Angel Beats! [道具]基本支給品×2、ロープ@現実、フリーガーハマー(残弾70%)@ストライクウィッチーズ [思考] 基本:銀とともに殺し合いから脱出する 1:蘇芳の素性を確かめる 2:銀と合流したい 3:この殺し合いが「組織」の仕業かどうか確かめる [備考] ※一期最終回後から参加。契約能力使用可能。 【蘇芳・パヴリチェンコ@DARKER THAN BLACK】 [状態]気絶、疲労(小) [装備]なし [道具]基本支給品×1、特別支給品0~2個(未確認) [思考] 基本:黒と旅を続ける 1:黒に自分のことを思い出してほしい 2:黒を守る [備考] ※二期最終回、銀に魂を吸われた直後からの参加。 ※ルールブックのページを数枚消費 010 元気なぼくらの元気なおもちゃ 投下順に読む 012 冷静と情熱のあいだ 時系列順に読む 000 胎動 黒 041 倍額保険 蘇芳・パヴリチェンコ カノン・メンフィス 死亡
https://w.atwiki.jp/zinrui/pages/16.html
test [お気に入りに追加する] ■YouTubeアニメ無料動画@Wiki …もっとアニメ動画を見る ▼動画を見る ▼続きを読む ←視聴後クリックお願いします (_ _) 登録タグ コメント欄 名前 コメント 累計のアクセスランキング ファミコン将棋ソフト順位戦 (15177) トップページ (13998) アクセス数ランキング (13986) 忙しい人のためのラジオ体操第一やってみた (13865) 【MUGEN】自重率0%世紀末チームトーナメント【全部チート級】part9 (7130) メニュー (7124) スーパーごちゃマリオ (7054) 欠陥住宅をつくろう!【実況プレイ】 (7002) テキスト読み上げソフトに「創聖のアクエリオン」を歌わせてみた (6829) ぎゃらくしぃ東方 (6657) 今日のアクセスランキング アニメ (1) 昨日のアクセスランキング カウンターの値があるページは1つもありません。 【人類には早すぎる動画集】
https://w.atwiki.jp/ataawk/pages/91.html
|┃三 ,ィ, (fー--─‐- 、、 |┃. ,イ/〃 ヾ= 、 |┃ N { \ |┃ ト.l ヽ l ガラッ.|┃ 、ゝ丶 ,..ィ从 | |┃ \`.、_ _,. _彡'ノリ__,.ゝ、 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |┃三 `ゞf‐>n;ハ二r^ァnj< y=レヽ < 話は聞かせてもらったぞ! |┃. |fjl、 ` ̄リj^ヾ)  ̄´ ノ レ リ | 人類は滅亡する! |┃三 ヾl.`ー- べl,- ` ー-‐' ,ン \____________ |┃ l r─‐-、 / | |┃三 ト、 `二¨´ ,.イ | |┃ _亅 ヽ、 ./ i ト、 |┃ -‐''「 F′ ` ー '´ ,.' フ >ー、 |┃ ト、ヾ;、..__ , '_,./ /l
https://w.atwiki.jp/nicomad_srs_event/pages/1271.html
http //www.nicovideo.jp/watch/sm22540137 作品名:【MAD】 MEN OF DESTINY-人類の戦い- 【進撃の巨人】 作者名:リンナ 作者コメント:人類が勝てそうな動画を作ってみたかったんです。 希望が持てる終わり方になってる…といいなあ…。 0083のOPの再現は特にしておらず、数字の部分だけちょっと入れてます。 フルのMADを作るのが初めてなので、色々と至らぬ所もありますが、少しでも楽しんで頂ければ幸いです。 進撃OP、紅白出場おめでとうございます。 それから、イベントの一助になるかと思い、ニコニコ紅白MAD合戦に参加させて頂いております。 皆さんのMAD楽しみにしています^^ この作品のタグ:第7回ニコニコ紅白MAD合戦「黒組」 レビュー欄 奇を衒わず、曲の雰囲気に素直に合わせた編集が好印象。 -- エッチルガム2号 (2013-12-27 22 23 21) 全体的に原作よりも人類側が善戦してそうな雰囲気で楽しかったです。このMADのエレン母は、もしかしたら生きて故郷で主人公達3人の帰りを待っていそうな気がするところに、個人的にすごく救われた気分になりました。 -- againregain (2013-12-28 20 34 03) 前半はどこかちぐはぐな印象が感じられましたが、後半にかけていくにしたがってどんど見違えてみえてきて、見終わった後はとても素敵な印象になりました。 最初の前半の印象はなんだったんだろうと見直してみると、初見時とちがって普通に良いじゃないですか。 なんなんだって初見時の印象を必死で思い出そうとした結果、初見時は導入部に迫力が感じられなかったからかなぁって思い返しました。年号の出し方が少し進撃と雰囲気が合ってないかなあと感じた気もします。とすれば、もしかしたら導入部をもう一工夫したらより良いつかみになり、よりよい印象で本編に移行させることができるのかもしれません。 …でも実は単に私の感性がマヒしていただけの可能性が一番高いというorz -- ku (2013-12-29 08 07 47) 皆さん、率直な感想のコメントありがとうございます! >エッチルガム2号さん 全ての動画へのコメント本当にお疲れ様です。そしてありがとうございます。 >againregainさん 人類側の善戦を感じて頂けたなら、本当に何よりです。 >kuさん 具体的な印象、感想、アドバイスありがとうございます。 色々な方の色々な意見を聞くことが一番勉強になると思うので、本当に嬉しかったです。 つかみは大事ですもんね、今後気を付けていきたいと思います。 -- リンナ (2013-12-30 23 12 00) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/icuinfo/pages/123.html
内容 人類学理論の歴史および人類学の基礎概念を解説する。文化,社会構造と組織の実証面,文化と社会の変化面に重きをおく。 進め方 いたって普通。先生が用意したパワポを見ながら話を聞くだけ。しかし先生がよく面白エピソードに走るのでパワポから離れるときも・・・ moodleにパワポがあげられるのでプリントして書き込めばよい 面白さ 5 かなり面白い。そもそも人類学はICUにはいった生徒の8割が浮気しそうになる分野だと思う。加えて森木先生の話術が巧みなので本当に面白いとしかいえない。 グレーディング 出席と授業参加 10 % 中間試験 30 % エスノグラフィー読後グループプレゼンテーション 30 % 小論文(個人ワーク) 30 % グレードの厳しさ 3 厳しくも優しくもない。普通にやればB、頑張ればA
https://w.atwiki.jp/zinrui/pages/17.html
欠陥住宅をつくろう!【実況プレイ】 〔お気に入りに追加する〕 ■YouTubeアニメ無料動画@Wiki …もっとアニメ動画を見る ▼動画を見る ▼続きを読む ←視聴後クリックお願いします (_ _) コメント欄 名前 コメント 累計のアクセスランキング ファミコン将棋ソフト順位戦 (15177) トップページ (13998) アクセス数ランキング (13986) 忙しい人のためのラジオ体操第一やってみた (13865) 【MUGEN】自重率0%世紀末チームトーナメント【全部チート級】part9 (7130) メニュー (7124) スーパーごちゃマリオ (7054) 欠陥住宅をつくろう!【実況プレイ】 (7002) テキスト読み上げソフトに「創聖のアクエリオン」を歌わせてみた (6829) ぎゃらくしぃ東方 (6657) 今日のアクセスランキング アニメ (1) 昨日のアクセスランキング カウンターの値があるページは1つもありません。 【人類には早すぎる動画集】