約 243,586 件
https://w.atwiki.jp/kanitrpg01/pages/100.html
トレーラー あなたたちは反社会的な依頼を請け負う者だ。 金品の隠蔽や要人の暗殺など、人前では言えないような事を生業にしている。 そんなあなたたちに、ある政治家が依頼を持ち込んだ。 「期日は2週間だ。それまでにけりを付けてほしい」 「具体的な標的はいない。無能力者なら誰でも、何人でも結構だ」 「この学校で、人殺しを起こしてくれたまえ」 概要 適正人数 3人それ以下での開催も可能ですが†難易度調整は一切しません† 参加資格 意思疎通が可能な事。チームプレイに問題ない程度の協調性がある事。 難易度 消費チェックシーンチェック2% 抑制ロール 2回振り、リテイク等はなし シナリオ傾向 秩序・悪、コミカル:シリアス=3:7 探索:戦闘 6:4。ルート次第でいっくらでも変わりそう その他 詳細は 139参照。HOでは「能力者なら誰でも」との誤記がありますが、正しくは「無能力者なら誰でも」です。
https://w.atwiki.jp/siriusudemopa/pages/56.html
デビルズネストの中でも、トップの彼(ヒム)と直接接触できる数少ない人物。 ナインビリオンズという名の大幹部の1人。 見た目は少年で、行動もただ本人が楽しいと思うことを繰り返しているだけに見え子供。 しかし、その立場からも分かるように戦闘能力は特化している。 魔結晶を常に隠し持っており状況に応じてためらいなく使う。 数人の部下と我らが偉大なアメリカ合衆国のセラフィム支部をいくつか潰した。 名前 リンクス/男 あだな 年齢 不明 所属 デビルズネスト 鬼御魂 クロミカズラ 容姿 いつも作り物のような笑みを浮かべている 変身後の特徴 不明だが、変身前にも翼のようなものが背に浮かんでおり、身体能力も普通に考えれば変身後に相当する 性格 自由奔放 趣味 命をもて遊んだ暇つぶし 特技 人殺し 好きなもの 絶望している人の表情 苦手なもの 開き直った人間 ・1年ほどアメリカにいたようだが、その前にはずっと日本にいた。黒助が過去に経験した事件にも関係しているようである。
https://w.atwiki.jp/sindame/pages/523.html
きつつきの人格の事を覚えているとしたら、きつつきの時に人殺し等をしている事に傷ついているから「きずつき」? -- (名無しさん) 学ランの子は恋人だったが、きつつきの時に狂わせてしまった? -- (名無しさん) これを派生と見なすか否かで界隈における派閥が決まってしまう、ある種踏絵のような作品。 -- (名無しさん) 学校みたいなとこできずつきだけが一人の個室みたいなところにいますが、あれはみんなから二重人格であることをおそれられていたから? -- (しいたけ) きつつきがしている事に気づいているから、気づくっていう意味できずつきとか? -- (玲) ↑それに傷ついている、って意味も入ってる気がする -- (名無しさん) 目をさましたきつつき状態は主に否定的なのに目を閉じたきづつき状態なら肯定的だ...苛める子が苦しめて目が覚めないと脅迫したり?あるいは二重人格と常に寝ようとするとか? -- (サタン)
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/705.html
夜の闇の下、ぽっかりと広がる原っぱの真ん中に美希はポツンと座りこみ、支給品の説明書を読んで首を傾げた。 彼女の支給品は一見単なる携帯電話にしか見えない。だが、説明書によるとこの支給品は携帯電話ではなく、 【禁止エリア指定機】らしい。読んで字の如く、次の放送で宣言される禁止エリアの場所をこちらから指定できるようだ。 一回の放送で指定できる禁止エリアの数はたった一つだけ。計三回使えるようだから、 全て使い切るつもりであれば三個まで自分の好きな位置を禁止エリアにする事が出来る。 でも、見た目は完全に携帯電話だ。というより、【禁止エリア指定機】という名前以外は携帯そのものである。 携帯本来の機能は使えないのだろうか。美希は電源を入れてみる。 一通り美希が思いつく限り番号をプッシュし続けてみたが、どこにもかからなかった。 「むうう……携帯の機能は使えないみたいなの」 がっかりする美希。もしかしたら、とほんの少しだけ期待を抱いてしまった事を後悔する。 それにしてもどうしようかなあ…… 美希は再び首を傾げた。禁止エリア指定機と言われても、正直これが何の役に立つのかいまいち分からない。 役に立つどころか、侵入すると首輪が爆発して死んでしまう禁止エリアを増やすなど、 美希にはむしろ悪い事のように思える。 「こんなのより……もっと使えるものの方が良かったの……」 乗るつもりはないが、何か武器のようなものの方が良かった。 ケツホルデスからゲームの説明を聞いた時は、テレビか何かの企画だと早とちりし、 それならばやる気を出して頑張ろうと思っていたのだが、そんな気持ちはやる美という少女が 吹き飛ぶ光景を目の当たりにした瞬間、跡形もなく消え去った。これは企画などではない。 本物の死のゲームだと、理解出来たからだ。 今は、ただただ不安なだけだ。こんな暗い原っぱに突然放り出されて、爆弾入りの首輪を巻かれて、 24時間以内に最低一人を殺さなければいけない殺し合いを強いられる。 これから先自分がどうなってしまうのか、考えるとどうしようもなく気が滅入ってくる。 今は、ただただ不安なだけだ。こんな暗い原っぱに突然放り出されて、爆弾入りの首輪を巻かれて、 24時間以内に最低一人を殺さなければいけない殺し合いを強いられる。 これから先自分がどうなってしまうのか、考えるとどうしようもなく気が滅入ってくる。 「うう……私は人殺しになるなんて嫌なの……一人しか生きられないなんて嫌なの…… でも、だからといって、やっぱり死にたくもない……」 美希は手の内にある携帯に目を落とした。こんなもので、どうやって生き残れというんだ。 無理だ。無理に決まっている。とにかく、まずは仲間になってくれる人を探さなければならない。 全てはそれからだ。幸いな事に、ここには事務所の友達が何人もいるらしい。 ううん、良く考えたら別に幸いな事にじゃないの。 皆まで参加させられているなんて、とってもとっても不幸な事なの…… 【一日目/深夜/G-8 原っぱ】 【星井美希@アイドルマスター】 [状態]:健康 [装備]:携帯電話(禁止エリア指定機) [所持品]:基本支給品一式(パン残り2個) [思考・行動] 基本方針:人殺しになるのは嫌だけど、死ぬのも嫌 1 頼りになる人を探す Back 雪歩EXと殺せない苛めっ子 時系列順で読む Next 唯一滴の勇気 Back 雪歩EXと殺せない苛めっ子 投下順で読む Next 唯一滴の勇気 GAME START 星井美希 Next
https://w.atwiki.jp/batorowa-genjo/pages/182.html
殺した数 プレイヤーが今までに何人殺したかを示すもの。 優勝条件は20人以上殺すことだが 殺し足りない人は遠慮なく・・・。
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/1830.html
「もうーーーーーーみんな殺すしかないじゃないかっ!」 突然、叫び声が響きわたった。声の主は、特徴的な髪型の小柄な少年だった 手には、支給品のワレリーPPKを握っている。案外実銃もモデルガンと同じようなものだ。 そして、骨川スネ夫は壊れていた。突然の鉄人兵団の襲来、何とか乗り越えれば今度はいかれた殺しあいと来た。あまりにも理不尽で無慈悲な運命を受け入れる精神力はただの小学生にはなかったのである。 彼は今、人殺しに躊躇いはない。 きっと、殺害対象には仲間の野比のび太たちも入るだろう。 「いひひ・・・そうだよ。みんな殺しちゃえばいいんだ。そういうルールなんだから」 【一日目/深夜/b-1山林】 【骨川スネ夫@ドラえもん】 [状態]狂化 [装備]ワレリーPPK [所持品]基本支給品、不明支給品1 [思考・行動] 基本:皆殺しちゃえ。 1:仲間たちにも容赦しない。 ※鉄人兵団撃退後からの参戦です ※スネ夫の叫び声が響きました 神が下す審判 投下順 胸には誇りを。気高き誇りを。 神が下す審判 時系列順 胸には誇りを。気高き誇りを。 GAME START 骨川スネ夫 スネ夫、大長編になるとすぐへたれる。
https://w.atwiki.jp/legends/pages/3003.html
「組織」黒服リスト アルファベット順ショートカット A-No / B-No / C-No / D-No / E-No / F-No / G-No / H-No / I-No / J-No K-No / L-No / M-No / N-No / O-No / P-No / Q-No / R-No / S-No / T-No U-No / V-No / W-No / X-No / Y-No / Z-No / π-No / A-No 「組織」の創立者であり実質的なトップ、A-No.0が在籍している 純粋な「組織」の黒服が多い 強硬派が多い No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.0 オール・アクロイド - - - 情報交換と追加情報 - No.206 - 男 - code 01code 06 Testing /運用試験/ Project-ACE No.218 - 女 - 橘野 悠司 三月の夜と昼のあわいに 黒服A-No.218 No.464 - - - 門条 天地(元) 幼い頃の記憶 - No.18782 - 男 - 宮定 繰 悪役、暗躍、だれの役 - B-No 元「暗部」 強硬派 「夢の国」騒動中に「鮫島事件」をたくらむも、失敗に終わる その影響を受け、No.0が謹慎処分を喰らっている No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 バロン・サムディ 男 - サムディ男爵 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.001 イッちゃん(ショタ) 男 - - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.002 フーちゃん 女 - スパニッシュフライの契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.004 - - - - とある組織の構成員の憂鬱-24 - No.005 イッちゃん(ロリ) 女 - - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク C-No 女性の黒服が多い No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 セシリア・クロンクヴィスト 女 魔法 - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.034 栗子 女 - - 初登場作品へのリンク 初登場作品へのリンク No.- 穀雨 小夏(黒服C) 女 恐怖のナポリタン 門条 天地 黒服Hと呪われた歌の契約者 13 黒服Hと呪われた歌の契約者 D-No 穏健派 No.1~No.10は「親衛隊」と呼ばれている No.0が何者かに襲われたのを契機に、No.0と親衛隊が「組織」から離れている No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.0 ダレン・ディーフェンベーカー 男 地震発生装置 - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.1 ジブリル・ドソワーニュ=メユール 男 赤い靴 - VS手首泥棒 赤い靴 No.2 ディーデリヒ・ダンジェルマイア - ドッペルゲンガー - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.3 出道 団 男 心の壁 - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.4 ディラン・ドランスフィールド 男 インキュバス - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.5 堂本 大地 男 心の目妖刀 村正 - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.6 ドリス・デイ=ルイス 女 癒しの土 - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.7 デューイ・ドライヴァー 男 リング・リング・ローゼィーズ - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.8 妲独秀 - 白沢 - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.9 ダリア・デ・ラッツァ 女 水晶球 - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.10 ダミア・ダリ オス 翼猫 - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.427 土門 大吾 男 赤い糸死神 ケムトレイルの契約者の少女 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.800 ドラ服 男 ドラえもん - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.962 大門 大樹 男 夢の国の黒服 荒神 涼 とある組織の構成員の憂鬱 01 花子さんと契約した男の話 E-No 穏健派寄りの中立派 調査課 戦闘タイプの黒服が多い 都市伝説や契約者の起こした事件などの隠蔽、調査、監視、組織所属者の勤務内容に応じた給料査定や都市伝説の戸籍偽造などの書類仕事、危険な都市伝説や契約者などを実力行使による排除、都市伝説被害者、関係者への保護、保障、社会復帰など 本来の任務は調査監視隠蔽だったのだが、勤務内容は限りなくブラックに近い超激務。内部抗争に明け暮れガタガタになった組織のバランスを保とうと、さまざまな部署のヘルパーとして活動するためこうなったらしい。 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.0 エーテル・エリオット 男 エーテル宇宙論マクスウェルの悪魔魂の重さ - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク F-No メンバーの半数がハッテン開放済(女性の場合はNo.5によって百合開放済み) 行動はバラバラ、No.0が招集をかけても構成員は集まらない 貴重なタイプの能力を持つ黒服が多い 都市伝説の修行・強化に関するノウハウが多く補完されているが……、尻穴の犠牲さえ恐れなければ他の№の人間にも惜しみなく情報を出してくれる No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.0 貴人サンジェルマン 男 オーパーツ 担当者無し 上田明也の協奏曲Ⅶ~貴人サンジェルマンの祝福~ ハーメルンの笛吹き No.5 鵲崎笹木 女 富士の樹海では地場が狂う 平唯 平唯の人間観察第九話~師匠~ ※ただしイケメンに限る No.6 橙・レイモン 女 ラプラスの魔 穀雨彼方? 上田明也の奇想曲4~国立久遠寺病院~ ラプラスの悪魔 No.231 稲垣足穂 男 死亡フラグ→??? 平唯 平唯の人間観察第二話~断片兆候~ ※ただしイケメンに限る No.333 ??? 女 ワイバーン ??? 拝戸直の人殺し 第十四話「サンジェルマンの悩み」 口裂け女と人殺し No.555 ??? 男 狼男 ??? 拝戸直の人殺し 第十四話「サンジェルマンの悩み」 口裂け女と人殺し No.913 ??? 男 ケンタウロス ??? 拝戸直の人殺し 第十四話「サンジェルマンの悩み」 口裂け女と人殺し G-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.0 - 男 放射能を浴びると巨大化する - 「組織」上層部について 設定ページへのリンク No.1 ジェラルド・グライリッヒ 男 フランケンシュタインの怪物 - 初詣の迷子確保 設定ページへのリンク H-No 元・研究班(現在は廃止) 下位のH-Noはほぼ、その頃の実験体 現在は穏健派に転向している No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.0 ヘンリエッタ・ホークウッド 女 吸血鬼 - 緊急回線 設定ページへのリンク No.1 ハンニバル・ヘースティングス 男 エクスカリバー - 狂気が迫る 狂科学者と復讐者 No.360 広瀬 宏也 男 エロイ人は髪が伸びるのが早い 春風 愛華逢瀬 佳奈美明日真 黒服Hと呪われた歌の契約者 01 黒服Hと呪われた歌の契約者 I-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.- 黒服I 男 - - バールの少女 08 バールの少女 J-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.0 城ヶ崎 常道 男 時空のおっさん - 彼女を狙うモノ達 彷徨うみさき No.4 ジル・ジェンキンス 女 殺人ジョーク - 組織本部内にて 彷徨うみさき K-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 - 男 アカシックレコード 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク L-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 キャラの名前 性別 都市伝説名 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク M-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.- 黒服M - - - 「辺境」 01 バールの少女 N-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 ノウェ・ナイトロード 男 ダーインスレイヴ 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク O-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 キャラの名前 性別 都市伝説名 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク P-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 キャラの名前 性別 都市伝説名 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク Q-No Q-No.0は死亡している No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 キャラの名前 性別 都市伝説名 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク R-No 穏健派 上位メンバーは1人を除いてロリ さらに上位メンバーは全員「幼気」という未知の力を使用できる No.内で役割分担がなされている No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.0 ローゼ・ラインハルト 女 フォトンベルト - 4人の少女 赤い幼星 No.1 六条 蓮華 女 種を飲み込むと体から植物が生えてくる - 4人の少女 赤い幼星 No.2 ロール・レインウォーター 女 貴金属を身につけていると雷に当たりやすい - 4人の少女 赤い幼星 No.3 栄 日天 男 画竜点睛 - 4人の少女 赤い幼星 No.4 レクイエム・リッケンバッカー 女 お憑かれ様、ヒエロニムスマシン - おつかれさま 赤い幼星 No.5 レジーヌ・ルーフィオ 女 ショゴス - スライムと剣豪とどこでもドアと 赤い幼星 No.6 ロベルタ・リベラ 女 タンスで瞬間移動 - スライムと剣豪とどこでもドアと 赤い幼星 No.7 ラピーナ・レスピーギ 女 妖怪○○隠し - 盗人少女と凍結少女 赤い幼星 No.8 乱堂 凛々 女 寒いダジャレ - 盗人少女と凍結少女 赤い幼星 No.9 流崎 羅奈 女 八丁念仏団子刺し - スライムと剣豪とどこでもドアと 赤い幼星 No.10 ライサ・ルイプキン 女 マイナスイオン - 10番目 赤い幼星 S-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.0 イクトミ 男 イクトミ - 自由の大地を蜘蛛が飛ぶ 設定ページへのリンク No.560 坂原 想軌 男 残留思念 菅野 紗江良 復讐夫婦(後) 彷徨うみさき T-No T№は0と1以外の構成員が存在しない。 T№0は契約都市伝説の事情的に引きこもり人間なため≪組織≫の中ではT№1以外、ほとんど彼の姿を見た者もその契約都市伝説も知る者も居ない。 T№に関する全ての情報は彼の都市伝説内に保存されているため余人が触れる事は不可能となっている。 ≪組織≫内の他の部署との関係は相互不干渉。 他、詳しい事は詳細設定参照 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.0 高部徹心 男 Tさん「神智学協会編:プロローグ上」 -神智学協会編 No.1 高坂千勢 女 Tさん「神智学協会編:プロローグ上」 -神智学協会編 U-No 概説 強行派が多かったがNo.1~12までが粛清されている。 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.0 ユービクィティ・ウルティマ 女 シュレディンガーの猫猫に九生有り 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク V-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.- 黒服V 男 ラッキーストライク - 「辺境」 01 バールの少女 W-No 現時点(2009年現在)では「魔法の銃弾と狼少女」に登場が確認できるのみ ナンバーの傾向、幹部クラスについては不明 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.? 黒服 不明 客の消えるブティック 男(多重契約者か) 魔法の銃弾と狼少女 1 魔法の銃弾と狼少女 設定 X-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 キャラの名前 性別 都市伝説名 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.000 ザン・ザヴィアー 男 マリー・セレスト号 Y-No 概説 日和見派、もしくは無関心派が多い 都市伝説討伐、捕縛などの際に人員を派遣している、かもしれない マイペースな奴が多いかも No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 キャラの名前 性別 都市伝説名 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.000 終夜 葉 女 夢日記 No.013 三尾 女 鎌鼬 No. 夢魔 女 夢魔 No. 口裂 女 口裂け女 No. 少女 女 ニザマバードの石球 No. 黒服Y 男 魔弾 Z-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 然河斬九郎(ぜんが・ざんくろう) 男 都市伝説名 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.000 サロリアス・サジャス(前任) 男 都市伝説名 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク π-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 キャラの名前 性別 都市伝説名 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク
https://w.atwiki.jp/mbmr/pages/243.html
孤独のすゝめ ◆n7eWlyBA4w (…………いい天気) 肇は顔を上げた。 いつの間にか日は高く、穏やかな日差しをさんさんと降らせていた。 海の向こうからやってきたのだろうか、東からのそよ風が彼女の長い黒髪を揺らす。 本来ならば、きっと心地いいと感じるはずの好天。 仕事の日なら心も軽く、オフならば釣り糸を垂らしながら緩やかに時を過ごしていただろう。 だけど、この日光もそよ風も、時にはしなやかさを土から奪っていくのだ。 肇はまた無意識に、その右手で何かを包むように握った。 そこには何もないのに。彼女が手に取るようなものは、もう何もないのに。 ほんの僅かな時間だけその手の中にあった、小さくて柔らかくて温かい天使のような手のひらは、もうないのに。 その小さすぎる歩幅に合わせて肇自身の歩速を落とすことも、もうない。 愛らしい大きな二つの瞳で上目遣いに覗き込まれることも、鈴のような声でお姉ちゃんと呼ばれることも。 (仁奈、ちゃん……) 有り体に言えば、それは喪失だった。喪い、失い、うしなうこと。 彼女を喪失して、どれだけの時間が経ったのか。時計を見ていないから分からないが、かなりの時が過ぎたはずだ。 その間にどれだけの涙を流し、嗚咽を漏らしたのかも、彼女には分からなかった。 そして、そうやって体から水分が離れていくたびに、心の中は空虚になっていった。 打ち水が路面を冷やすように、涙が蒸発したあとの心は熱を失っていった。 そして、今。肇の心は、固く、冷たく、鈍く、醜いものになってしまったように感じた。 (ああ、私、もう乾いてしまったんでしょうか。なんの形にもなれないまま、ただ潤いだけを失って) それは肇にとってきっと耐え難いことだった、と思う。 だけど、今の肇には、自分を慕ってくれたほんの小さな命すら守れなかった肇には、 晴天に喜び、微風に微笑むような感受性など残されていないように思えた。 ただ、ただ、空っぽだった。世界はモノクロームのように単調で味気なく、退廃的に見えた。 仮に今この時、轆轤に向かったとして、きっと何も生み出せないのではないだろうか。 こんな渇いた心では、見る人の心を潤すような器など、何も。 アイドルとしての肇も同じだった。誰かに夢を見せたいと、あんなに願ったはずなのに。 気付いたら、自分自身の夢がどこかに行ってしまった。見失ってしまった。 こんな自分が、いったいどんな夢を見せることができるというのだろう。 誰の心を動かし、誰に生きる希望を与え、誰に願いを伝えることができるというのだろう。 (いっそ、仁奈ちゃんを死なせた人を恨むことができたら……もっと、楽なんでしょうか。 そういうものの考え方をするのが、普通なんでしょうか。情のある人間の在り方なんでしょうか) 肇は、何度目になるか分からない問を己に課した。 実際、それは自然な考え方のように思えた。 きっと自分にとって大事な人が殺されたら、残された人は、今の肇と同様に大いに嘆くだろう。 だけどそれと同じくらい、殺した人間を憎み、恨み、呪って、報いを与えたいと思うのではないだろうか。 罰してほしい。裁いてほしい。出来ることなら同じ目に合わせてやりたい、とまで思うのかもしれない。 それは決してプラスへ向かう感情ではない。どす黒く濁った、報復の願い。 だけど、それもまた人間の心の営みには違いない。そうせざるを得ないほど、喪った人を愛した証だから。 憎しみが愛の結露なら、仁奈を殺した人間を憎むのは当たり前の事のはずだと、肇は他人事のように思った。 だけども、それは頭の中で考えるだけの現実離れした概念で、肇の心と交差したりはしない。 (……雪美さん) 肇は、僅か半日前に“出会った”少女の名前を胸中で呼んだ。 あまりにも美しくあまりにも清い願いを胸に、ただ美しく清いままの姿で死んでいった彼女。 (雪美さん……私、貴女と出会って感じたこと、間違っていたなんて思えないんです。 私達は一つだって、その思い、今でも真実だと感じます。でも、だとしたら……) 肇は思い出す。この島で目覚め、何を想ってこの半日を生きてきたのかを。 思い出す。森に閉ざされた小さな小屋で、静かに眠る雪美の姿を。 思い出す。二目と見れないほどに黒く焼け焦げた、名も知らぬ少女を。 思い出す。再会することも叶わぬまま死んでいった新田美波、その記憶を。 思い出す。仁奈の声を、その手の感触を、その温もりを、確かに感じた愛情を。 彼女達は、その一人ひとりが、昨日までは同じ夢を目指して輝いていたもうひとりの肇だったはずだ。 だからこそその死は、肇に身を切るような傷みを与えていった。 だけど、彼女達を殺した少女達だって、昨日までは同じ場所で笑っていたはずなのに。 もし殺す側に回った少女達に、自分は何と声を掛けられるのだろう。 殺すことはいけないと、言うのだろうか。人を蹴落としてまで生き残るなんて間違ってると、諭すのだろうか。 そう、そうかもしれない。少なくとも、理屈としては間違っていない。 だけど、最後の最後の部分で、自分に彼女達を説得することはできないのではないかと感じてしまうのだ。 殺すこと、それ自体は理解も共感もできない。おぞましい、冒涜的な行いだと思う。 ただ、何故殺そうとしたのか、きっとそれだけは肇にも分かってしまう。 一人ひとりが別の理由を抱えているのかもしれない。簡単な話ではないかもしれない。 だとしても、きっとそのどれもが肇にとっても他人事ではない、地続きの想いに違いない。 自分と彼女達、あるいは殺す少女と殺される少女、その違いは一線を踏み出したかに過ぎないのではないか。 かつて、願いは同じところにあったはずだから。形を変えても、元は同じ純粋なものだったはずだから。 そして、きっとその純粋さゆえに、肇は彼女達に憎しみを向けることができないでいる。 (私達は同じだから……ひとつのものだから。その想いだけは、痛いぐらいに分かってしまうから。 どんなに許しがたい行いをしたとしても、自分自身を憎むなんて、願いを否定するなんて……) 肇にとって、それこそが絶望だった。 今なお互いに敵意を向け合い殺し合うそんな現実の中で、誰にも憎しみを抱いてほしくないと思ってしまっている。 それが彼女の優しさであり、生真面目さであり、純粋さであり……彼女が苛酷な今を受け入れられていない証だった。 誰にも傷がつかない結末、そんなものはありえないと、一番最初に分かっていたはずなのに。 どうしようもなく不器用過ぎて、そんな絵空事を捨て去ることすら出来はしない。 他の生き方を選べないのに、進んでいく先にはほんの僅かな光すら見えない。 これが絶望でなくて何なのだろう。 仁奈を殺した名も知らぬ少女すら慈しむその優しさが、肇自身の願いを破綻させている。 人殺しにすら傷ついてほしくない、憎まれてほしくない、殺されてほしくない……。 そう感じてしまうこと自体が、もはや出口の見えない迷宮に閉ざされることなのだろうか。 (それでも、私は誰にも苦しんでほしくない……夢を忘れてほしくない……。 みんなに幸せでいてほしいんです。笑顔でいてほしいんです。それだけが願いなんです。 その願いを叶えるために、私、アイドルになって今まで頑張ってきたんです……!) ひび割れつつある心の中だけで、肇は誰にともなく叫んだ。 そうせざるを得なかった。叫ばずにいられなかったし、押し込めることしか出来なかった。 (それが、それだけが、藤原肇の全てなんです。私を支えてきたのは、そんなちっぽけな願いなんですよ。 それすら間違っているのだとしたら、私は……私のこれまでは……私、いったい何のために……) 私は、いったい何のために。 それは肇にとってこの世のどんなことより恐ろしい考えだった。 なのに、涙は流れなかった。 そんな当たり前のことすら出来ない乾き切った自分が、肇は他人事のように悲しかった。 (……私はただ、人殺しになってしまった“彼女”にだって、悲しい顔をして欲しくないだけなんです) その願いはあまりに清冽過ぎて、きっと誰の心にも届かないだろう。 だけど肇は、この何も見えない絶望の中で、それでも誰かの支えになりたいと思った。 そうすることでしか、藤原肇は、生きる意味を見出すことができずにいた。 だから彼女は、最後に残った願いを胸に、絶望の底でひとつの決断をした。 もしかしたら愚かなことかもしれないと、頭の片隅で思った。だけど、そうすることしか、できなかった。 ▼ ▼ ▼ (…………やな天気) 杏は忌々しげに空を睨んだ。 元々引きこもり気質の杏にとっては、外出日和だからといって心が弾むわけでもない。 いっそ雨でも降ってくれた方が、堂々と部屋にこもっていられるというものだ。 こんな殺し合いのことなんて忘れて、心穏やかにダラダラと……。 『アタシのこと殺しといて、まだ逃げるつもりなワケ? 杏っちのズルっ子』 (うるさいなぁ……ほっといてよ、杏は働かないの) そうだ、こいつらのことを忘れていた。 もうだいぶ頭もはっきりしてきたと思ったのに、どういうわけか未だに視界から消える気配がない。 これでは呑気に引きこもることすら出来ないではないか。杏は頭を抱えた。 (働かずに生き残れたらいいんだけどなぁ……代わりに頑張ってくれる人ならいいなぁ) 自分よりしばらく先を歩く藤原肇の背中を眺めながら、溜息をつく。 彼女が仲間と合流するというから、こうして杏は重い足を引きずって歩き続けているのだ。 もっとも杏自身は彼女の名前は知らなかったが(事務所で見かけた程度で名前を覚えるような社交性はない)、 この僅かな時間でも彼女の人となりはなんとなく分かっていた。 死を割り切れずにひたすら自分を責め続けるような生真面目過ぎるタイプ。 はっきり言って杏との相性は、主に一方的に良くないと言えるだろう。 それでも本来ならば信頼の置けるタイプだろうし、彼女の仲間ということなら結構楽が出来そうではある。 ……そう、本来ならば。 (なんか危なっかしいように見えるんだよね……杏には関係ないけど) うまく言葉にはできないが、どこか普通じゃない雰囲気が彼女にはあるような気がする。 最初は精神の均衡を失していたようにも見えたが、今はむしろやけに落ち着いているように見える。 別に彼女がどうなろうが杏としては構わないのだが、なにか不安になる感じがあった。 (だいたい、仁奈のこと引きずったってしょうがないじゃん。生き返ってくるわけでもないのにさ) 『かわいそうな仁奈。杏は本当に薄情だな、自分だって人殺しなのに』 (……あれは自業自得だって。杏は悪くないし) 『ひっどーい。そうやって自分を正当化しようっていうんだ。ヒキョー者』 (だいたいなんで死んだヤツが普通に話しかけてきてんのさ。ダメじゃん、死んでなきゃ) 『おいおい、俺はまだ死んでないぞ? あっそうか、杏は働かないからな。人質の俺は死ぬわけか』 「だから! 横からいちいち口挟むのやめてって――ふぎゅっ」 あまりにも煩いのでついつい本当に声を張り上げかけて、杏は不意に何かにぶつかった。 鼻をさすりながら恐る恐る見上げると、目の前にあったのは前を歩いていたはずの肇の背中だった。 いつの間にか立ち止まっていたのに、杏は茶々入れの相手に必死で気付かなかったらしい。 肇が、ゆっくりと振り向く。別に隠れて付けてきたわけではないが、無意識に杏は体を縮めた。 (…………っ) そして、僅かに呻く。 肇の姿は、同性の杏から見ても、不思議な妖しさを纏っていた。 ただそれは、きっとアイドル藤原肇が本来持っていたはずの輝きとは別のもので。 例えるなら蝋燭の火が消える直前に一際明るく燃えるような、そういう美しさがあった。 なんというか……終わりとか、この世の果てを見たような、奇妙に悟った表情がそこにあった。 彼女が、静かな口調のまま、口を開く。 「……双葉、杏さん、でしたね?」 「う、うん」 なんで自分のことを知っているんだろうと思ったが、考えてみれば当然のことだった。 他のアイドルに比べてデビューも人気が出るのも早かったし、CDだって出してるのだから。 杏は出歩かないので自分が有名人だという自覚があまりなかったというだけだ。 ただ、肇は杏が何者であるかには関心を抱いていないようだった。 「杏さん。ひとつ、不躾な質問をさせてもらっても構いませんか」 「えっ、え? めんどくさいのはやだよ」 「大丈夫、単純ですから。……杏さんは、もしこの島で人を殺してしまったとしたら、どうしますか?」 心臓が跳ね上がった。 まさか自分の莉嘉殺しに感づいたのかと思ったが、どうやらただの例え話のようだ。 内心胸を撫で下ろす。そもそもバレるはずがないのだ、大胆に行けばいい。 杏は極力平静を装いながら、白々しく答えた。 「や、やっぱり辛いんじゃないかなー。人殺しはいけないことだし、ほら、良心のカシャクとかさ」 ギャラリーが「嘘つき」とか「人でなし」とかうるさいが全力で無視して、当たり障りのないことを言う。 好感度が上がるようなことを行っておけば、のちのちプラスに働くかもしれない、そういう打算も忘れない。 自分自身のことであるせいか、気持ちばかり饒舌になってしまいそうなのを杏は堪えた。 「それに人殺しってバレちゃったら、きっと誰も信用してくれなくなるしね。 誰にも言い出せずに一人で悩むんじゃないかなあ。ほら、杏はこう見えて根が繊細だし」 本当は悩んでもいないし呵責を感じてもいない。ただ単に目を背けているだけだ。 体のいい理由を与えて正当化し、上っ面の理屈で蓋をして見て見ぬふりをしているだけだ。 そんなことはおくびにも出さないし、杏自身が認めるようなこともしない。 それでも、肇はその答えに満足したようだった。少なくとも、そう見えた。 「ありがとうございます。やっぱり、みんな同じなんですね。……少し、吹っ切れました」 「えっ?」 「いえ、こちらの話です。……杏さん、ひとつだけ、お願いがあります」 肇は何かを決心したような表情をし――ふと真剣な口調で、語りかける。 杏の直感が、何かを察した。 なんだろう、聞いちゃいけないことのような気がする。 今までの人生経験からして、これはきっと、すごく面倒なことだ。 肇が体ごと杏の方へ向き直る。彼女の真っ直ぐな瞳が正面から杏の目を見据える。 杏は動けない。蛇に睨まれた蛙のように微動だにできない。 「私、水族館で待ち合わせをしています。そこで彼女達と合流したら、私、話さないといけません。 どうして仁奈ちゃんがいないのか。どうして、仁奈ちゃんが死んでしまったのか」 だけど、杏には肇が何を言わんとしているのか分からなかった。 待ち合わせをしているのは知っている。だけどそれは、杏とは関係のないことだ。 確かにおこぼれをもらえたらいいなとは思っているが、肇に頼まれる道理はない。 というか、仁奈の話? 仁奈の話に、どうして杏が関係あるんだろう。 「私が本当のことを話したら、みんなは仁奈ちゃんを殺した子のことを憎むでしょう。 だけど、私にはそれが辛くて。もうこれ以上、誰かが憎まれるのも、誰かが憎むのも嫌だから」 何か、理解できないことを言ったような気がする。 人殺しが憎まれるのが辛いとか、そんなことを言っていたような。 なにそれ。そりゃ、人殺しは憎まれるよ。だから杏はこうして、こそこそしてるんじゃない。 杏は肇の中に広がる絶望に思いが至らないから、当然次の言葉も予期できない。 「だから、仁奈ちゃんは、私が殺したことにします。そういうことに、しようと思います」 え、と間抜けな声が杏の口から漏れた。 私が殺したことにする? よりにもよって仁奈を殺した人間を庇って? いよいよ杏の理解の及ばない世界だ。どこの世界に見ず知らずの人殺しの罪を背負う人がいるものか。 理解できないというより、理解したくない。 なんで、背負わなくてもいい罪を背負うの? 目を背けていれば楽なのに。 黙っていれば誰も気付かないのに。誰も悪者扱いしたりなんてしないのに……! 「私、仁奈ちゃんが死んだのが辛くて、悲しくて、やり切れなくて仕方ないんです。 だけどそれと同じように、仁奈ちゃんを殺した人のことも責めたくない。誰にも憎まれてほしくない」 自分と同じ言葉を話しているはずなのに、ほとんど頭に入ってこない。 彼女は、杏とは違いすぎる。違いすぎて、分からない。彼女のことがわからない。 「自己満足かもしれません。私の卑怯さかもしれません。でも、誰にも傷ついて欲しくないの、ほんとです」 そんなのおかしいよ、という言葉が杏の頭の中でぐるぐると回転する。 だけど自分の罪にすら向き合えない杏が、彼女に対して何を言えるのか。 だから杏は口を挟めなかった。彼女の言うことを、ただ耳から脳へ流すことしか出来なかった。 「だから、お願いです。本当のこと、黙っていてください。“彼女”に、憎しみを向けさせないでください」 そう言って彼女は切なそうに微笑んだ。 そして空を眩しそうに見上げ、それから何かを吹っ切るように前を見た。 そのまま、一度も振り返ろうともしないで、また歩き始めた。 しばらく杏はその場で立ちすくんでいた。 頭の中ならず全身がフリーズしてしまったような感覚が彼女を包んでいた。 それでも自分がこのままでは置いていかれるのを悟って、杏は慌ててその後を追った。 小走りになりながら、やっぱりそれは変だと、杏は心の中で思った。 いくら他人を庇おうと、それじゃ自分自身が独りぼっちになってしまうじゃないか。 だけどそもそも、独りぼっちなのは杏も同じだった。杏の周りには初めから誰もいなかった。 だから一人と一人は、独りと独りのまま、ただただ前へ進むしかなかった。 【C-6/一日目 昼】 【藤原肇】 【装備:ライオットシールド】 【所持品:基本支給品一式×1、アルバム】 【状態:絶望】 【思考・行動】 基本方針:誰も憎まない 0:水族館へ向かう 1:仁奈殺害の罪を被り、殺人者を庇う 【双葉杏】 【装備:ネイルハンマー】 【所持品:基本支給品一式×2、不明支給品(杏)x0-1、不明支給品(莉嘉)x1-2】 【状態:健康、幻覚症状?】 【思考・行動】 基本方針:印税生活のためにも死なない 1:肇について行き、楽できそうならその仲間と合流 2:自分の罪とは向き合いたくない 3:肇の決断が理解できない ※放送の内容を聞いていません。また、情報端末で確認もしていません。 また、悪夢の幻覚がたまに見えています。 前:魔法をかけて! 投下順に読む 次:てぃーえぬけーとのそうぐう 前:魔法をかけて! 時系列順に読む 次:てぃーえぬけーとのそうぐう 前:トリップ・アウト 藤原肇 次:嘘 双葉杏 ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/teamspwiki/pages/40.html
ゆ~ま。が好きな名言集です。 特に意味はなかったり。 テスト用です。 [闇口崩子] 戯言シリーズ 7巻 ネコソギラジカル上 「貴兄が乾きしときには我が血を与え、貴兄が飢えしときには我が肉を与え、貴兄の罪は我が贖い、貴兄の咎は我が償い、貴兄の業は我が背負い、貴兄の疫は我が請け負い、我が誉れの全てを貴兄に献上し、我が栄えの全てを貴兄に奉納し、防壁として貴兄と共に歩き、貴兄の喜びを共に喜び、貴兄の悲しみを共に悲しみ、斥候として貴兄と共に生き、貴兄の疲弊した折には全身でもってこれを支え、この手は貴兄の手となり得物を取り、この脚は貴兄の脚となり地を駆け、この目は 貴兄の目となり敵を捉え、この全力をもって貴兄の情欲を満たし、この全霊をもって貴兄に奉仕し、貴兄のために名を捨て、貴兄のために誇りを捨て、貴兄のために理念を捨て、貴兄を愛し、貴兄を敬い、貴兄以外の何も感じず、貴兄以外の何にも捕らわれず、貴兄以外の何も望まず、貴兄以外の何も欲さず、貴兄の許しなくしては眠ることもなく貴兄の許しなくしては呼吸することもない、ただ一言、貴兄からの言葉のみ理由を求める、そんな惨めで情けない、貴兄にとってまるで取るに足りない一介の下賎な奴隷になることを――ここに誓います」 [玖渚友] 戯言シリーズ 暴虐、破壊、死滅 地獄という地獄を地獄しろ。 虐殺という虐殺を虐殺しろ。 罪悪という罪悪を罪悪しろ。 絶望という絶望を絶望させろ。 混沌という混沌を混沌させろ。 屈従という屈従を屈従させろ。 遠慮はするな誰にはばかることもない。 我々は美しい世界に誇れ。 ここは死線の寝室だ、存分に乱れろ死線が許す。 [零崎人識] [ぼく] 戯言シリーズ ヒトクイマジカル お前は大嘘つきで、お前は真実以外の全てを語る。 なぜならお前はどう見ても人間が好きだというタイプではない。 人間嫌いなんてもんじゃない。 お前は人間を憎んでいる。 そうでもないさ。好きな人間ならいっぱいいる。 人間が映し上げた映画、人間が作り上げた音楽、人間が描き上げた絵画、人間が極め上げた料理、人間が組み上げた車や飛行機、人間が学び上げた学問、人間が紡ぎ上げた物語、どれをとってもすばらしいものばかりだ。 お前は映画が好きで音楽が好きで絵画が好きで料理が好きで車や飛行機が好きで学問が好きで物語が好きなだけだ。 お前が映画と音楽と絵画と料理と車と飛行機と学問と物語が好きだというのは、 逆に人間をなんともみなしていないということだ。 人間を芸術と文化を産み出すだけのセコい装置としかみなしていないということだ。 そんなものの見方は壊れている。 壊れている? 欠陥製品だ。 それは言い過ぎだと思う。まるで狂気だ。 じゃあお前は人間が好きか? [春日井春日] 戯言シリーズ さすが『天才』 君の瞳に困憊☆ [巫女子] [いーちゃん] 戯言シリーズ いっくんは、人殺しを許容できるのかな? できない 許すだの許さないだの、そういう問題じゃない。許容云々以前の問題なんだよ、それは。人殺しは最悪だ。断言しよう。人を殺したいという気持ちは史上最低の劣情だ。他人の死を望み祈り願い念じる行為は、どうやっても救いようのない悪意だ。なぜならそれは償えない罪だから。謝罪も贖罪も出来ない罪悪に、許容も何もへったくれも、そんなことはこの僕の知ったことじゃないね。 人を殺した人間はたった一人の例外すらなく地獄の底辺まで堕ち沈むべきだ [人識] クビシメロマンチスト 殺して解して並べて揃えて晒してやんよ。
https://w.atwiki.jp/rayvateinn/pages/185.html
【ひぐらしのなく頃に】 ■鷹野三四…02 031 スネ夫が山を登る時に流れてくる人達(フル) 063 偶然の出会いは真っ黒 [[]] ■北条悟史…02 012 帰るトコは既に廃墟 043 DIO様は言っている―――? ■園崎詩音…01 011 生命遊戯 -ライフゲーム- [[]] 【魔法少女まどか☆マギカ】 ■鹿目まどか…01 055 蟹と魔法少女、どっちになりたい? [[]] ■暁美ほむら…01 053 優しすぎる [[]] ■美樹さやか…02 059 居場所 063 偶然の出会いは真っ黒 [[]] 【ドラえもん】 ■骨川スネ夫…01 031 スネ夫が山を登る時に流れてくる人達(フル) ■野比のび太…02 019 荒ぶるKAITO兄さん 058 目前の悪夢 [[]] ■出来杉英才…02 015 赤い赤い悪魔の館 045 銃声がなく頃に ~ Report of a gun [[]] 【現実-派生】 ■鬱岡修造…01 035 Give Up [[]] ■松岡修造…02 014 松岡修造の学校冒険隊 049 人殺しは愛する彼のために [[]] ■草彅剛…02 040 Unknown物体--リッカー-- 051 真・里亞無双? [[]]