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きっとどこかに繋がる世界◆A23CJmo9LE 「さっさと起きなアゲハ!」 自室でまどろむアゲハの耳に響いたのは姉、吹雪の声だった。 切羽詰まった様子のそれに寝過ごしたかと瞼をこするが、部屋の時計を見ると眠りに落ちて数時間、まだ夜明け前の時間帯だった。 「ンだよ、姉キ、こんな時間に」 「地震があったの!津波の危険があるから高台に避難!」 「はあ!?マジかよ!?」 聖杯戦争の最中だってのにそんな面倒くさいことまで起こるのか、と突然の事態に寝ぼけた頭を覚醒させる。 思考を整理するだけの意識が戻ると、アゲハは真っ先に窓から外を確認した。 その視界に映ったのは恐らく避難しているであろう人影がいくつか、そして空に輝く不気味な貌を浮かべた月。 「おい、これ……夢じゃねえよな?」 起きてみると通達の情報がなぜか認識できていた。 それだけでもなかなかファンタジーだが、アサシンの脱落はともかくとして、迫りくる月の脅威は文字通り天を仰ぐものだった。 (トランスの応用か?そんなこともできたのかあいつ) 今まで見せていなかった能力の可能性に疑問を覚えるが、それはそれとして避難している人たちが見えたことで事態に現実味を覚える。 欠伸をしながら適当に上着を見繕い、外に出られるように心身ともに整えていく。 「チンタラしない!急ぐ!」 「うるっせえよ、着替えくらいさせろ!」 バタバタと寝間着を脱ぎ捨て、最低限の防寒具と貴重品を持って避難の準備を進める。 即座に支度を済ませて玄関へ向かっていくと、その道中にはテレビのチャンネルを回している流子がいた。 「何やってんだよ、纏。急いで避難――」 そこまで口にして疑問が湧く。 サーヴァントに地震だの津波だのは有効なのだろうか、と。 もし効かないならこれだけ呑気しているのも納得するが、人間である自分たちはそうはいかないのだからそのあたりは気にしてほしいとアゲハは少しだが口を尖らせた。 「おい、纏。こっちは津波とか避難案件なんだ。頼むよ」 寝起きなのもあって少しばかりキツイ言い方になってしまう。 流子は少しだけそちらに視線をやるが、すぐにテレビに視線を戻し、少しおいてまたリモコンを弄り始める。 「さっきからニュース漁ってるけどよー、津波の危険なんてテロップ出てこねえぞ。 それどころか地震に関してもほとんど取り上げてねえし」 現代人ならば半ば習慣にまでなっている行動、地震が来たらニュースを確認する。 近現代の英霊である流子も当然のようにそうした。 しかしどこを見ても津波という単語は出てこないのだ。 流子、アゲハは揃って首をひねる。 「姉キ、津波が来るから避難しろってどこから聞いたんだ?」 「え?さっきお隣さんが荷物纏めてそう言ってきたのよ」 吹雪の返事を聞き終えると即座にアゲハは外に飛び出した。 そして外を歩く人を捕まえて同じように掴みかかるようにして質問する。 「おい、アンタも避難してるんだろ?誰から津波が――」 来るなんて聞いた、と口にしようとしたところで言葉に詰まる。 そして咄嗟にライズまで発動して一足で大きく距離をとる。 「津波…そうですよ。津波が来るから早く避難しないと」 そう答える男性はアゲハの態度を気にも留めないように、穏やかな調子で答えた。 その目の中に、星のようなものを浮かべて。 夜科アゲハはそれを何度か見た覚えがあった。 購買に並んでいた、大量の食品を買い占めていった生徒にも。 危うく舌を噛み切りそうになった人吉善吉の瞳にも浮かんでいたもの。 ――――あのキャスターの、痕跡。 (なんだ!?あいつ、地震と津波なんてデマ流して何しようとしてんだ?) 人を避難させて……人払いで、いなくなった隙に何かするつもりなのか。 あるいはどこか避難場所に人を集めて何かするつもりなのか。 とりあえず目の前の男にどういうつもりなのかダメもとで聞いてみるかと、拳を握ったところで。 「はああああああ!?学園が壊れたあ!?」 家の中からやかましい声が響く。 纏の声だ、そう思ってそちらに視線をやる。 その振り向きは偶然だった。 故に、それに気付いて反応できたのも偶然だった。 視界に飛び込んできた異形の化け物。 不気味に赤い、芋虫のような体。 その背には薔薇の花弁のような蝶の羽。 随所から飛び出た茨のような無数の足。 全身で主張している無数の眼。 禁人種(タヴ―)ともどことなく違う化け物が高速で、何かから逃げるように飛来してきた。 アゲハは再びライズを発動し、その軌道上から避難する。 飛来する化け物のコースが操られているらしき男へと向かっているのに気付き、交差する瞬間反射的に化け物に蹴りを入れた。 それによって化け物の軌道は僅かに変わり、地面へと向かう羽目になるが。 それでも、男を巻き込むコースであることは変わりなく、接触と同時に車に人が撥ねられるような音を立てて男を吹き飛ばす。 化け物はアゲハの蹴りで地面へ叩きつけられ大きな音を立てて損傷し、男は化け物に轢かれて悲鳴を上げる。 「痛ッ…!あ、ひ、うわあああああああああああ!」 ぶつかった衝撃で折れたか外れたか、右肩から先を力なくぶら下げて逃げ去っていく男。 怪物もその声に反応するように唸り声をあげて起き上がる。 「おい、何の騒ぎだ!?」 その風景を家から顔を出した流子が目にする。 逃げている男の背中、謎の怪物、それと向き合うアゲハ。 危機と察し、即座に片太刀バサミを取り出して怪物へと斬りかかる。 「おらッ!」 起き上がったばかりの怪物、魔女Gertrudには躱せない一閃だった。 だがそこに別の存在が割り込み、怪物を救う。 カイゼル髭を蓄えた、タンポポの綿毛のような怪物、使い魔Anthonyという新たな怪物がその手に持ったハサミで流子の一太刀を受け止めた。 一体では力負けするが、十数体の使い魔が力を合わせて造園用のハサミを束ね、片太刀バサミに拮抗し弾き飛ばす。 それによって僅かに空白ができ、その瞬間を利用してアゲハと流子は並び立ち、Gertrudは態勢を整える。 「何だ、あれ?」 「分かんねえ。いきなりどっかから飛んできやがった」 間違っても吹雪のもとにはいかせない、と二人して意気込むが。 Gertrudはそれを無視するように反転し、かなたへと飛び去ろうとする。 「あ、逃げんのかテメエ!」 「いい、纏!俺がやる!」 叫びとともにアゲハの右掌に小さな黒い星が顕現する。 それを見た流子はとっさに霊体化し、魔力をできる限り抑える。 「暴王(メルゼズ)」 小さなつぶやきと共に流星を開放すると、それは真っすぐにGertrudへと向かって放たれる。 そして着弾、内部の一切を蹂躙し呻き声をあげる暇もなく魔女は絶命した。 主を失った使い魔たちも後を追うように姿を消していく。 「やった、か」 「ああ」 再び実体化した流子が確かめるように小さく語り掛けた。 歯を食いしばるように、アゲハも小さな声でそれに答える。 カラン、とそんな言葉に重なるような小さな音がした。 コンクリートの地面に何かが落ちて転がる音だ。 二人して足元に目をやると、小さな球体を中心とした奇妙な物体が転がっていた。 茨模様の黒い玉、下に針状の金属が伸び、上部には蝶のようなエンブレムが刻まれている、見たこともない材質のオブジェ。 特に危険物ではないだろうとアゲハは手に取って観察し始める。 「敵を倒したら落としたアイテムって……ゲームかよ」 しかし一体何なのか一見してわからない。 武器の類ではない。 インテリアなら必要ない。 一通り手の内で弄び、覗き込んできた流子に投げ渡す。 受け取った流子も首をかしげるばかりだが 『これは恐らくこの星のものではないな。おそらく生命戦維(われわれ)に近い、地球外のものが基になった存在だ』 「鮮血?」 何かに気付いたのは流子の身に着けたセーラー服、鮮血だった。 その言葉を受けて流子もアゲハも思い至る。 先ほどの怪物は禁人種(タヴ―)/カバーズに近い存在で、この球体はイルミナ/極制服のようなものかと。 「うまく使えば何か役に立つかもな……鮮血、これも吸収できたりするか?」 『何だかよく分からないものを無闇に口にするのは、あまり……そもそも繊維でないからな』 用途には悩むが何かに使えるかもしれないとひとまずアゲハが持つことにする。 一段落ついたところでアゲハの放り出した荷物などを纏めて吹雪が家から出てきた。 「アゲハ、あんたニュース見てなかったけど。何だかアッシュフォード学園が壊れちゃったらしいのよ……」 「はぁ?なんだそ、れ」 ぶっ飛んだニュースに怪訝な顔をするアゲハだったが、今が聖杯戦争のただ中ということを考えればなくはないかと思い返す。 腕利きのサイキッカーなら成し得る事象だ、サーヴァントなら容易くやってのけるだろうと空恐ろしく思いながらも納得する。 「深夜だったから幸い被害者はいないみたいだし、流子ちゃんのお姉さんも大丈夫だとは思うけど。 災害時の避難場所ってあの学園じゃない?だからどうしようかと思ってたんだけど、どこか思い当たる場所ある?」 行く当てを失って三人は悩むことになる、ように傍からは見える。 吹雪は避難先に思考を巡らせ、他二人は聖杯戦争について考えているが。 「てか壊れるって……何があったんだ?」 「さあ。巨人とか意味わかんない目撃情報もあるみたいだけど、たぶんこの地震のせいじゃない?」 考える吹雪をよそに、アゲハもまた思考する。 避難するべきなのか否か。しないとしてもどうやってこの姉を説得するのか。 ひとまず状況を共有すべきかと流子に念話を繋ぐ。 『あ~、纏。伝え損ねてたんだけどさ、さっきの男はあのキャスターに操られて地震とか津波から避難しろって言ってたみたいなんだよ』 『はあ?どういうことだよそれ』 『いや俺にもよくわかんねえけど、あいつが何かやってるってことは下手に避難とかしてあいつの思い通りに動くのはまずいんじゃねえか?』 策謀の気配を感じる。 学園で暗躍し、多数の主従に囲まれた窮地においても逃げ延びたあのキャスターの思う通りに動くのはあまりに危険に思えた。 『避難場所が学園でそこが壊れたってことは、そこに人を集めて一網打尽にしようとしてたとかさ』 『お前は寝てたから分からないかもしれねえけど、地震があったのはついさっきだ。さすがにこの短時間で学園まで人集めるのは無理だ』 頭をひねるが、お世辞にも頭脳派とは言い難いと自覚する二人、相手の思考を読むというのは難しいとすぐに労力を別方向に向ける。 自分たちはいかに動くべきかに。 先に定めたのはアゲハだった。 「で、考えてるみたいだけど二人はどこか避難のあて浮かんだ?」 その様子を察した吹雪がそれを促す。 一応は姉、ということか弟の変化に敏い。 「悪い、姉キは先にどっか避難しててくれ」 「ちょっと何言ってんのアゲハ!?」 しかし答えた内容は予想できるものではなかったか、怒声に近い声が吹雪の口から洩れる。 流子も疑問を表情に浮かべ、問いただそうとするがアゲハが念話でそれに先んじる。 『あの化け物、明らかにやる気がなかった。っつうか何かから逃げてた。 いるんだ。海の方に、あの化け物が逃げ出すようなおっかねえ奴……多分地震を起こした奴と、もしかするとあのキャスターが。 あのキャスターたちが川に飛び込んだならたどり着くのは多分海の方だろ。 地震だとか広めてるってことは誰か来たらあいつらにとって都合が悪いってことかもしれないし。 何よりあいつらがそこにいるなら、もしかしたら人吉の奴も向かってるかもしれねー』 とうに人吉の消失までのリミットは過ぎている。 通達の情報によると誰か一人帰還したらしいが、あの男が負けたまんまでいられるとは、リベンジもせず帰るような男には思えなかった。 拳を交えたアゲハだからこそ、そう思えた。 ならば新たなサーヴァントを得た彼が何をするか……あの金のキャスターに挑むのでは、この先に彼がいるのではとそう思えてならなかった。 「友達が取り残されてるかもしれないんだ。だからそれだけ確かめたいんだよ」 二人に向けてアゲハはそう告げる。 当初の目標としていた学園にいくのは最早叶いそうにない、と流子は押し黙る。 対照的に吹雪は感情を抑えるようにだが、アゲハに対してはっきり反対の言葉を告げた。 「アンタね……気持ちは分かるけど、そういうのはまず自分の安全を確保してからでしょ。アンタが無茶してどうすんの」 弟を心配する色を目に浮かべて、力づくでも連れて行くとアゲハに手を伸ばす吹雪。 そこへアゲハを庇うように、自信に満ちた笑みを浮かべて流子が割り込んだ。 「大丈夫だよ、あたしもついてく。いざとなったら、あたしが首根っこ掴まえてでも避難させるからさ」 その雰囲気にどこか頼れるものを感じ、吹雪の心境が和らいでいく。 そして小さくため息をつくと、ついにはアゲハへと伸ばした手を引いた。 「本当に、いい娘を彼女にしたね。あんたにはもったいない」 「「だから彼女じゃないって!」」 何度目かになるやりとりを繰り返し、そのむず痒い空気を払拭するようにアゲハは話題を戻した。 「で、姉キはどこに避難するか思いついた?」 津波の情報はデマだとしても、避難を止めるほどの説得力のある材料はない。 いや、地震があったのは流子も確かだと証言しているし、実際に起こる可能性はある。 ここで吹雪の避難を止めるのはあまりにも不自然で、まず納得しないだろうと、ひとまずの合流地点をさだめようとする。 投げっぱなしな発言に吹雪の顔に呆れた笑みが浮かぶが、少し考えて思いついた案を述べた。 「ホテルや病院の方に行きたいけど、川に近づくのも津波だと危ないし……あそこ。この道真っすぐ行ったところに結構大きな公園があるでしょ。 間桐さんっていう大きなお屋敷が近くにあるやつ。そこにひとまず避難しているから、アンタも友達見つけて急いで合流しなさい」 この地で過ごした時間のあまりに短いアゲハにそれが具体的にどこかは浮かばなかったが、それだけの情報があればなんとかなるだろうと高を括り、頷く。 「いってらっしゃいは言わないわよ。どうせすぐにまた会うんだし……でしょ?」 「…ああ、当たり前だろ」 それだけ言葉を交わして、歩き出した姉の背中を見送る。 余計な騒ぎは避けられた、と安堵し。 そしてこれから新たな面倒ごとに首を突っ込むことを考えて少し気が重くなる二人。 「……悪いな、俺の勝手で」 「何かしこまってんだよ今さら。気にすんなって」 仮初とは言え姉を心配する、その気持ちはアゲハにもよく分かる。 未だ視界に映る姉……のことも複雑な思いはあれど気にかけているのだから。 それを事態が急転したとはいえ、後回しにする判断をしたのに罪悪感が湧き上がるが。 「さっきのバケモノが逃げてくるようなやべー奴、たぶん地震を起こすやつがいるんだろ。 もしかしたら学園をぶっ壊したのにも関係あるかもしれねえし。 少なくともあのキャスターが関わってるんなら、人吉のためにも放っとけないだろ」 軽くアゲハの背中を叩いて、口の端に笑みを浮かべてそう言葉を紡ぐ。 言葉以上に、その思いに俯きそうだったアゲハの視線を目指す地、前方へと向く。 流子もまた視線をアゲハと同じ方角へ向け、肩を並べて歩き始める。 ――――最後に、思い出したように一言述べた。 「ああ、でもこれだけは言っとく。姉さんのこと、大事にしろよ」 それをきっかけに現代で交わした姉との最後のやり取りがアゲハの脳裏に蘇る。 エルモア・ウッドを出て未来へと向かった日、吹雪のもとへと帰る約束をした。 その約束は、本当の意味では未だに果たせていない。 「どうした?」 「いや、絶対姉キのところに帰らなきゃなって、考えてた」 「当たり前だろ……じゃ、行くか」 「おう」 待っていてくれ、と心中で姉に向けて呟き。 待っていやがれ、と天戯弥勒への決意を新たにした。 【B-4/アゲハ自宅/二日目・未明】 【夜科アゲハ@PSYREN-サイレン-】 [状態]魔力(PSI)消費(小) [装備]なし [道具]グリーフシード×1 [思考・状況] 基本行動方針:聖杯戦争を勝ち抜く中で天戯弥勒の元へ辿り着く。 1.北上し、地震の原因と金のキャスター、人吉を探す。 2.地震が人為的なものでなく、危険を感じたら避難する。 [備考] ※ランサー(前田慶次)陣営と一時的に同盟を結びました ※セイバー(リンク)、ランサー(前田慶次)、キャスター(食蜂)、アーチャー(モリガン)、ライダー(ルフィ)を確認しました。 ※ランサー(レミリア)を確認しました。 ※キャスター(フェイスレス)の情報を断片的に入手しました ※『とある科学の心理掌握(メンタルアウト)』により、食蜂のマスターはタダノだと誤認させられていました。 ※アーチャー(モリガン)と交戦しました。宝具の情報を一部得ています ※グリーフシードを地球外由来のもの、イルミナに近い存在と推察しています。 【セイバー(纒流子)@キルラキル】 [状態]魔力消費(中)疲労(小) [装備] [道具] [思考・状況] 基本行動方針:アゲハと一緒に天戯弥勒の元へ辿り着く。 1.北上し、地震の原因と金のキャスター、人吉を探す。 2.地震が人為的なものでなく、危険を感じたら避難する。 3.キャスターと、何かされたアゲハが気がかり 4.アーチャー(モリガン)はいつかぶっ倒す [備考] ※セイバー(リンク)、ランサー(前田慶次)、キャスター(食蜂)、アーチャー(モリガン)、ライダー(ルフィ)を確認しました。 ※間桐雁夜と会話をしましたが彼がマスターだと気付いていません。 ※キャスター(フェイスレス)の情報を断片的に入手しました ※アゲハにはキャスター(食蜂)が何かしたと考えています。 ※アーチャー(モリガン)と交戦しました。宝具の情報を一部得ています BACK NEXT 063 呪詛「ブラド・ツェペシュの呪い」 投下順 065-a 聖なる柱聳え立つとき 063 呪詛「ブラド・ツェペシュの呪い」 時系列順 065-a 聖なる柱聳え立つとき BACK 登場キャラ NEXT 055 僅かな休息]|[[夜科アゲハ&セイバー(纏流子) 068 おかえり聖杯戦争
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「起きなよ撫子ちゃん」 「……なぁにクチナワさん?撫子はまだ眠いよ」 目を擦りながらいかにも寝起きな撫子はクチナワの煩い声により起こされた。 何故撫子は起こされたの? 口にしたい言葉だったが眠たくて呂律がまわらない。 だが流石撫子の幻覚だからか撫子の心を汲み取ったクチナワはその質問に簡単に答えた。 「しゃしゃしゃ、放送の時間だぜぇ撫子ちゃん」 ◆◆◆◇◇◇ 静かな自然の塊の森の中。 そんな場で放送という人工的な声が機械を通して聞かされる様は森に居た者は誰もがそう思わせたであろう。 「良かった……、音無はまだ死んではいなかったんだな……。けど佐祐理さんは……クソッ!」 アサシンにこてんぱんにやられた相沢祐一は放送に聞いて安心と怒りを感じた。 自分が命懸けで助けた親友の生存。 自分に優しい先輩の死亡。 喜べば良いのか怒れば良いのか祐一にはわからなかった。 ついさっきまで立てなくなっていた自分が憎い。 「でもバトルロワイアルを終わらせなくてはいけない信念に揺らぎはないぞ」 アサシンにも対等に渡り合った木刀正宗を強く握りしめる。 この強い剣はヒーローにも悪魔にもなれる。 なら自分は最後までヒーローとしてこの戦いを乗り切ると祐一は覚悟をより一層強くしたのであった。 そして舞を、名雪を、北川を救ってやる覚悟を見せて。 ◆◆◆◇◇◇ 「まさか14人も人が死ぬなんて……」 「あぁ……。まさか古河さんも亡くなったなんてな……」 坂上智代は古河渚とは仲が良いわけではなくあまり話した記憶もない同じ学校の先輩。 だが、他人だからといって怒りを感じないかと言われたらそうではなかった。 それは隣に居る同行者の人吉善吉にも言える事であった。 「赦せねぇ!殺した奴も、ゲームを開始させたシャルルの野郎も!どうして助け合わないんだよっ!」 善吉の怒りの声は途切れない。 ゲーム開始すぐに智代を襲ったあの髪の短い女の顔が人を殺している姿を想像して嫌な気分になる。 「めだかちゃんが、球磨川先輩が、宗像先輩が死んでいないから怒らない。 そんな事あるわけねぇだろ!」 「私も朋也や春原が死んでいないからといって怒らないわけではない!」 善吉と智代。 2人は一層この殺人ゲームを終わらせる事を誓う。 犠牲者を出さない為に、その為に自分の長年鍛え続けた力を使おうと決めた。 (マリアさんが死んだ……。冗談だろ、そんな事……) 2人の横を歩くトラのタマもマリアの死には動揺していた。 だが嘘を言う意味はない。 嘘であるならゲーム自体が嘘であるから。 つまりは真実。 タマも理解していた。 そしてマリアですら脱落したゲームだ。 お嬢様で運動神経もないわがままな少女――三千院ナギ――は生き残るのはとても難しいだろう。 (赦せねぇ!お嬢だけは絶対殺させねぇ!俺が見つけて命を懸けて護る!) 3人が強く決意を固める。 だが、そんな決意を揺さぶる様な乱入者が現れた。 「なんだお前ら、ガキのクセに強そうな構えをしてんじゃねぇかよ」 硬そうな筋肉。 恐ろしい形相。 鋭く禍々しい殺気。 ――戦闘狂の死神の更木剣八であった。 「っ!?」 「む?」 今までたくさんの強敵との戦いや不良達を相手にしていた2人はそれなりの戦いではやっていける気にはなっていた。 だが、目の前の剣八を見ていると経験さなどはあってない様なものに見えてくる。 2人は体中から嫌な汗と相手にしてはいけない本能が湧き出てきていた。 (なんだよあいつ……。宗像先輩や都城先輩、球磨川なんかも確かに強かったがあれは能力や性格だ……。 だがあいつの強さは力だ。力の塊なんて表現しか出てこねぇ。これはデビルやべぇな……) (何者だあの男?鬼か、悪魔か、それとも死神なのか?) とりあえず剣八は刀を向けている。 善吉はいつ襲いかかってこようが対処出来る様にいつもの十八番の構えで剣八を構える。 智代も剣八を相手に勇敢に立ちはだかる。 「良いなぁお前ら。黒崎一護みたいなガキでも強かったんだ。楽しませろよ」 剣八は鬼の様な形相なのに実は楽しんだ笑いを浮かべていた。 先程は破面――勘違いをしていただけだが――の化け物相手に割り込む邪魔のお陰と相手がまともにやりあわない相手だということもあり剣八はいつも以上に暴れたい心境であった。 「お前みたいな奴が居るから人が死んでいくんじゃないか!」 智代は剣八相手に善吉以上に敵視していた。 智代も長門有希に襲われた身である。 武器を向けて殺そうとしてくる相手はバトルロワイアルが始まり2人目の相手。 他人だからと殺す人間の心境なんかわかるわけもなく、わかりたくもなかった。 弟の鷹文も命を落としかけた。 もう命が亡くなる関係はうんざりであった。 智代は自分と善吉を護る為武器を取る。 剣八が戦うバトルだとしたら智代は護るバトルであった。 「おい、善吉は武器は要らぬのか?」 「俺はめだかちゃんの敵相手に拳と足だけで戦ってきた。今更武器なんざ要らねぇ!」 「それは頼もしいな」 智代も確かに戦いでは拳と足しか使ってこなかった。 だがそれはあくまで不良達や春原相手だけであり目の前の男に丸腰は不可能だろう。 智代には薙刀と巨大な十字架の2種類の武器が支給されていた。 本来強い武器は十字架だ。 吸血鬼相手に鋭い威力を持つ武器だが、それ以外でも充分過ぎる武器だ。 だが長さは2、3メートルもあり扱いにくいのは目に見えている。 だから智代は同じく長い武器ではあるが、長いのがデフォルトの薙刀を手に取った。 「良いか坂上先輩」 「大丈夫だぞ善吉」 拳を構える善吉、薙刀を構える智代、刀を構える剣八。 3人がそれぞれの敵を確認する。 「んじゃあ、始めるかよっ」 剣八が笑いながらその戦いの開始の声を上げた。 それが合図となる。 ◆◆◆◇◇◇ 「うわっ、なんだよありゃあ……」 善吉、智代、剣八から離れたところで待機するのはトラのタマであった。 タマは考えていた。 「俺は狙われるわけがないだろ」 不本意ながら元々は善吉の支給品扱い。 ここは全速力でナギを探すなり、ハヤテを探すなりをする行動を取る事を自分は許されている。 「だが俺はあいつらを見捨てるのか?」 口煩いがなんやかんや行動してくれた善吉と可愛がってくれた智代。 タマの中で天秤が傾いていた。 ◆◆◆◇◇◇ めだかちゃんに認められる男になるんだよ俺!! 俺はまず誰より自分に攻撃をする。 別に自滅ではない。 自分の頬を叩き気合いを入れる。 目の前に集中だ。 俺は今まで色々なタイプの人間と争ったじゃねーか! 結局あいつだってどうせ『異常』の人間だろ! 『異常』が『普通』より強い方程式なんかねぇんだからな! 「んじゃあ、始めるかよっ」 眼帯男からの試合開始の声が発せられた。 「来いよ!」 俺は大声を出して1歩前へ歩み寄る。 相手の武器は刀だ。 刀を使う奴とは経験済みだ。 宗像先輩との戦いを思い出せ。 振られる刀を蹴り飛ばす自分。 ――感覚よ、蘇れ! 飛んでいく刀。 蹴り上げる感触。 よし、思い出してきた。 「へへっ、威勢だけは確かってな」 男は先に強い相手を狙ったのか、挑発したからなのか、ただランダムだったのかはわからない。 俺の頭を目掛けて刀を振ってきた。 振り下ろされる勢いと殺気と力が籠もった刃。 「大丈夫だ……、宗像先輩は何十本の攻撃だったが奴は一本だけじゃないか」 呟いたか呟いたのかわからない声で善吉は見定める。 角度、スピードの計算。 (そこだっ!) 善吉は刀を跳ばそうと右足を上げる。 ちょうど奴の刀の握りの甘い部分を狙って余所へ跳ばそうと。 (よし、良い感じに足が入ったぜ!) だが、善吉の思った結果と現実の結果はまったく違う展開が起きていた。 「確かに雑魚なら飛ばせたかもしれんが生憎俺はそんな修羅場を何十回も超えてきているんだよ!」 力で蹴り上げた足ごと善吉は体制を崩され、もろく地面に転がる。 受け身を取ったものの、右足は強い痛みが残る。 怪我はなんとかしていないが痛さはジリジリと蝕む。 「ぐへっ……」 善吉の敗因は宗像形との攻撃と同じに考えていた事であった。 しかも宗像の武器の扱いが下手であった頃の時とだ。 いつも誰より強者と戦う為に刀を振ってきた男の刃はそこらじゅうの人とは比べものになるわけがない。 そして、これが十一番隊隊長と箱庭学園の生徒会庶務との力の差であった。 ――最強の剣士の証『剣八』の名は伊達ではない。 「大丈夫か善吉!?」 智代が善吉へ駆け寄る。 確かに大事に至る様な怪我はなく安心したが今はその安心だけではいられない。 「本当は大した蹴りだぜお前、俺じゃなければ普通は武器なんか飛んでっただろうな」 なにが面白いのか。 笑いながら智代と善吉の方向へ走って向かう。 鬼。 今の彼を表現するには的確過ぎる一文字であった。 「負けるか」 善吉はすぐには立てそうにはない。 ならここは年上の自分が食い止めるしか方法はない。 薙刀を両手に握り、智代も剣八に向かい走っていった。 「まだ殺されるわけにはいかないんだぁぁぁ!」 剣八とすれ違い際に斬りつける、誰もがそう思った。 だが智代は善吉の先程の一件を見て正面突破では勝てないだろうと思った。 そこで智代は思い切り、槍投げの様に、薙刀を一直線上に投げた。 「ぁ?」 肩に突き刺さり出血する。 その事に剣八は嬉しさを感じた。 「いいねぇ、俺を出血か。こりゃあ大物じゃないか」 普段は自分の霊圧の高さ故斬りつける事すら不可能な相手だっている。 現にあの黒崎一護ですら斬月を持ってしても傷1つ付けられなかった事があったぐらいだ。 当然そんな高過ぎる霊圧はこのロワでは制限に入っている。 だが、力しか知らない剣八はそんな事は知らない。 出血させた大物の認識であろう。 「は、は、は、は、は、は、は、は、は」 彼は満足して力を上げていく。 目の前の2人を屈伏させようと。 「なんだあれは……?」 「ば、化け物め」 智代、善吉はそんな光景を見て絶望を知った。 絶望という意味を知った。 顔が青くなっていく様が無意識にわかってしまった。 なんと剣八は突き刺さった薙刀を思い切り引っこ抜いたにも関わらず力は上がり、より楽しい表情でこちらを見ている。 「最高だなここは」 破面、そしてガキ。 戦いが至高の宝である剣八は嬉しく、子供みたいに笑った。 「ふん」 しかも引き抜いた薙刀は智代の目の前にまで投げつけた。 「それを使ってまだ俺と戦え」、目は語る。 「勝てるわけがねぇ……」 善吉は余裕な彼と絶望の自分達を見てそう思った。 めだかちゃんなら、球磨川ならどうこの戦いを制するか。 (めだかちゃんなら確実に力でねじ伏せるだろう。だが、めだかちゃんはこんな化け物に勝てるのか……?) (球磨川はどうだ?まだヘラヘラ笑っては絶対に負けるであろう。しかもまだ『大嘘憑き』を使えると安心院さんが宗像先輩との戦ってわかったと言っていたしな) 「そんなjoker並みの強さの奴なんか宛てにならなねぇ!デビル無理だ!」 (なら俺は正面からやり合うだけだ!) 「俺流の戦いでてめぇを倒す!」 次はもう全力。 剣八へ走り智代の開けた傷穴を狙うソバット。 剣八は避ける事すらせずにその攻撃を傷の真ん中で当たる。 ぐちょ……。 嫌な血の音と感触が響く。 「ゲヘヘ……へへ」 腕を使い善吉をはたき落とす。 この男は剣は当然強いが、殴る、蹴る、投げる、落とすだって一流の威力だ。 「は……」 善吉は倒れゴロゴロと智代の元へ転がる。 まるで人間がボールにされているみたいであった。 「あいつら終わりじゃないのか……」 近くから見ていたタマは尋常な強さの前に足が竦んでいた。 野生の本能。 野生とは程遠い虎は皮肉にもそんな事が湧き上がっていた。 その時目に入る。 虎の横を誰かが走り抜けるのを。 ◆◆◆◇◇◇ 「あいつみたいな奴が居るからだっ」 あの眼帯を付けた男みたいな奴が居るからっ! 音無は逃げなくちゃいけなくなったり、佐祐理さんが殺される事になるんじゃないかっ! 次の相手もまた剣士だろうと関係ない。 自分は佐々木小次郎を屈伏させる為にもまだまだ負けられないのだから。 「はあああああぁぁぁぁぁ!!」 木刀正宗を握り、男を吹き飛ばした隙が出来た瞬間を狙って斬りつけた。 シュ。 空気を切り裂く音と共に男の体へ刀が吸い込まれる。 ブシュ! 血が俺の顔へ少量飛び散る。 「は?」 だが肉を切らせて骨を経つ。 確かに男は俺の攻撃に気付いていた。 「……そ……」 こちらも肩を痛めた。 ただでさえ小次郎との戦いでボロボロの俺にはしんどい。 だが、戦いだけは収めなくてはならない。 「あんた戦いなんかやめてくれよっ!」 「ぁん?こんな楽しい事やめるわけがねぇ!お前だって強そうだ3対1だなこりゃあ」 しかもこいつはさっきあの触手を出してきた奴と戦っていた眼帯の男じゃないかっ! あいつは完全に俺の事忘れているっぽいが。 やっぱりあの時俺達は逃げてきて良かったんだな。 「助けてくれてありがとうな」 銀髪の長い少女がお礼を言って俺に駆け寄った。 金髪の男も俺が奴を食い止める行動を取った俺にお礼を言った。 「俺は相沢祐一だ。あんたらの名前は?」 「私は坂上智代、こっちは人吉善吉だ」 智代さんがそう言った。 この戦いを終わらせたら仲間になれるかな。 だがそれはまだ後。 この男をどうにかしなくてはならない。 「なぁ相沢さん、早速で悪いんだが簡単な作戦が今思いついた。ここは俺の作戦を一緒に行動してくれ」 「わかった。それとさんは要らないぜ」 人吉が作戦を口にする。 ノーマル その作戦は確かに簡単で当たり前の普通の作戦であった。 ◆◆◆◇◇◇ 「まだ俺は負けないぜ眼帯」 「ふん、小賢しい真似をするみたいだなぁ」 当然コソコソとする姿は剣八に見えていた。 目の前で同等としていたのだ、気付かないわけがない。 「やっぱり剣は収めないか?」 「あぁ、当然だな」 「どうしてもか?」 「言わせるつもりか?」 平行線であった。 剣八は戦いで死ねるなら本能である。 故、戦いは死ぬまでやめるつもりはないのだ。 (よし、時間は稼いだ!) 善吉が剣八へ突進を仕掛ける。 それが合図に智代と祐一が剣八のそれぞれの斜めから現れる。 ライトに智代、レフトに祐一。 善吉は単純に囮作戦と挟み撃ち作戦をしたに過ぎない。 (結局はそんな程度かよ) だが剣八はそんな行動を取る事は承知済みであった。 弱い人間が群れになってする行動。 いつの時代だって戦いの戦法は変わらない。 正面の善吉の突進、右斜め後ろの智代の薙刀、左斜め後ろの祐一の木刀正宗。 一斉の攻撃を剣八は対処しようと反撃をしようとした瞬間だ。 「ぁん?」 ハプニングが起こった。 誰も予想していなかったハプニングとはまさにこれであった。 剣八の体に刃が貫通していた。 ビューーン。 そして、伸びる刀は剣八の前に居た善吉をも狙っていた。 (俺……死ぬのか?めだかちゃんに惚れられる事もなく?ただのモブキャラとして……?安心院さんの言う主人公になる事もなく?) 死ぬ瞬間。 瞬間なのに思う事はたくさんあった。 生徒会の阿久根高貴、喜界島もがな、球磨川禊にも知られぬまま終わるのか? 瞬間って長いんだな……。 刃が心臓を貫くまであと――。 「危ないヒトキチっ!」 タマが突然のハプニングにも対処して善吉へ体当たりして両者転がるのみでこの場は収まった。 刃は倒れた善吉の目の前にあった。 「んだよ、これ?」 長い刃に善吉は顔面蒼白となった。 タマも心臓をバクバクいわせていた。 そして長過ぎる刃は剣八のみを貫いていた。 普通ならこれでならどんな人間であろうと死んでいたであろう。 「へ、へ……最高だぜ……。市丸の野郎は、居ないはずなんだが……」 剣八はこの伸びる斬魄刀に覚えがあった。 元三番隊隊長の裏切り者の市丸ギンの顔が脳裏に浮かんだ。 が、奴は居るはずがない。 「でもこれだから戦いはやめられないぜ」」 口から血を吐こうと剣八は倒れない。 心臓はギリギリ命中しないで済んだのが幸いであった。 この程度で倒れる剣八は居ない。 「俺を殺そうとした奴は、……一体どんな奴だ……」 引き戻された刃はとある人物の目の前に小さい刀に戻されていた。 神槍。 それを握っていた人物は髪の長くまだまだ背の低い可愛らしい少女であった。 「…………」 彼女は何も語らない。 ただ短い刀を剣八や善吉の方へ向けたまま。 刀を貫く様はまるで唄の様、刀を汚す赤い血は唄の楽譜の様。 剣八、善吉、智代、祐一。 誰もがこの距離からは遠すぎて彼女――千石撫子――の表情はわからなかった。 どんな表情を、どんな思いで神槍を伸ばしたのだろうか? 答えは神のみぞ知るという言葉はあるが死神の剣八はわからない。 答えは撫子のみぞ知る。 元の世界では撫子は神にもなっている時間がある。 その神の撫子が取った行動であれば答えは神のみぞ知るとなっていたのかもしれないが。 それはただの言葉遊びである。 【E-4 森/朝】 【坂上智代@CLANNAD】 【装備:薙刀@現実】 【所持品:支給品一式 巨大な十字架@物語シリーズ ランダム支給品×1】 【状態:健康】 【思考・行動】 0:一体何が? 1:朋也たちと合流 2:善吉と行動、ゲームをぶっ壊す 【備考】 ※智代ルート、卒業式直前からの参戦です 【人吉善吉@めだかボックス】 【装備:不明】 【所持品:支給品一式 タマ@ハヤテのごとく! レインボーパン@CLANNAD ランダム支給品×1】 【状態:健康】 【思考・行動】 0:は……? 1:智代や他の参加者と協力し、ゲームをぶっ壊す 2:みんなと合流 3:めだかちゃんに惚れてもらう 【備考】 ※めだかと付き合いたいと自覚した直後からの参戦です 【相沢祐一@Kanon】 【装備:木刀正宗@ハヤテのごとく!】 【所持品:支給品一式 ランダム支給品×1】 【状態:疲労(大)、傷(大)】 【思考・行動】 0:なんだって……? 1:智代さん、人吉と協力する 2:殺し合うつもりはなく主催者に怒りを感じている。 3:音無と仲間を探す。 4:佐々木小次郎を屈伏させたい。 【備考】 ※舞ルート確定直前からの参戦。 【更木剣八@BLEACH】 【装備:10年後山本武の刀@家庭教師ヒットマンREBORN!】 【所持品:支給品一式、ランダム支給品×2】 【状態 疲労(中)、傷(大)】 【思考・行動】 0:楽しくなってきたぜ!! 1:強者と戦いたい。 ※破面編終了後からの参加です 【千石撫子@物語シリーズ】 【装備:神鎗@BLEACH】 【所持品:支給品一式 ランダム支給品×2】 【状態:???】 【思考・行動】 0:??? 1:クチナワさんの体を探す? 2:暦お兄ちゃんは死んでほしくない? 【備考】 ※囮物語の暦の家で寝泊まりした直後からの参戦です。 ※彼女は右腕にある白いシュシュをクチナワという神になっているという妄想に取り憑かれています。しかし、人前ではこの妄想は発生しません。 ※クチナワの体は蛇のお札で、撫子がお札を食べてしまうと神様になり同時に怪異になります。 【薙刀@現実】 主に平安時代に使われていた武器。槍の様に長く、刃は刀の様なのが特徴。 【巨大な十字架@物語シリーズ】 エピソードの使用武器。吸血鬼相手には焼ける様な痛みを与える武器。普通に大きいので武器にしても威力は相当大きい。 085 Oath Sigh(前編) 時系列 093 騎神咆哮バーサーカー 086 例外の方が多い法則 投下順 088 一人じゃないから 059 ぜんきちタイガー 坂上智代 110 circulation(前編) 人吉善吉 056 終わりのクロニクル 更木剣八 049 ああっ、侍さまっ 相沢祐一 068 幻想会話 千石撫子
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「アッツイ!熱いぜ!!」(―・あついぜ)は、飯坂真尋の楽曲。 基本情報 「アッツイ!熱いぜ!!」 飯坂真尋の楽曲 CD初出日 (未出) 配信初出日 2022年9月12日 発売元 OMUSUBI RECORDS ライブ初披露 2022年9月11日 CD初出作 (未出) 配信初出作 『アッツイ!熱いぜ!!』 時間 約3分40秒 作詞 畑亜貴 作曲 石川陽泉 編曲 ライブ披露回数 6回 ライブ披露 キャラクター数 1名 BPM 175 構成 hC [4.5] →Inter [12] →1A [16] →1B [8] →1C [21] →Inter [2] →2A [16] →2B [8] →2C [19] →Inter [6] →D [16] →3C [20] →Outro [11] キー E♭ 音域 mid1G - hiC 概要 飯坂真尋のソロ曲。温泉むすめの楽曲としては下呂美月の「TSUBASA AWAKENING」以来のリリースで、塩原八弥の「セカイはスキで動いてる!」・三朝歌蓮の「きっとこころは」と同時にリリースされた[注1]。また引き続きインスト版のリリースはない。 打ち込み感の強い機械的なサウンドのリズム隊に切迫感のあるストリングスが印象的な楽曲となっている。 最低音はAメロで、最高音はCメロ・Dメロで出現。 2022年9月11日に開催された『温泉むすめ ミニライブ トークイベント in 飯坂』に合わせ、前述した同日リリースの2楽曲とともに制作された。 また、本作(および同時リリースの2作)より各種音楽ストリーミングサービスでの歌詞の掲載がなされている[注2]。AWAのPCブラウザ版はログインなしでも閲覧できる。 リズムが力強さを感じさせる楽曲として「進化形ミライ」のほか、実際の飯坂温泉の方々が主導となって制作された「真尋ちゃん音頭」もおすすめ。 クレジット 歌唱 歌唱:飯坂真尋(演:吉岡茉祐) 作詞・作編曲 作詞:畑亜貴 作曲・編曲:石川陽泉 演奏 (不明) スタッフ 制作:岡ナオキ[1] コピー用 アッツイ!熱いぜ!! / 飯坂真尋 (温泉むすめ) 作詞 畑亜貴 作曲・編曲 石川陽泉 収録作品 発売日 作品名 DiscNo. TrackNo. 楽曲名 歌唱 規格品番 配信 2022年9月12日 『アッツイ!熱いぜ!!』 - 1 「アッツイ!熱いぜ!!」 飯坂真尋 (配信限定) ○ ライブ披露実績 ライブ歌唱経験のあるキャラクターは以下の通り。 太字はオリジナルの歌唱キャラクター、カッコ内はライブ歌唱回数、☆は歌唱回数最多。 飯坂真尋 (6) ☆ + 《詳細はこちら》 開催日 イベント名 場所 曲順 楽曲名 歌唱 [人数] 備考 2022年9月11日 『温泉むすめ ミニライブ トークイベント in 飯坂』 《1部》 パルセいいざか M6 「アッツイ!熱いぜ!!」 飯坂真尋 (演:吉岡茉祐) 『温泉むすめ ミニライブ トークイベント in 飯坂』 《2部》 M6 「アッツイ!熱いぜ!!」 飯坂真尋 (演:吉岡茉祐) 2023年9月16日 『温泉むすめ ミニライブ トークイベント in 飯坂 vol. 2』 《1部》 パルセいいざか M3 「アッツイ!熱いぜ!!」 飯坂真尋 (演:吉岡茉祐) 『温泉むすめ ミニライブ トークイベント in 飯坂 vol. 2』 《2部》 M1 「アッツイ!熱いぜ!!」 飯坂真尋 (演:吉岡茉祐) 2024年1月21日 『温ゲキむすめ MEMORY』 《1部》 秋葉原P.A.R.M.S M3 「アッツイ!熱いぜ!!」 飯坂真尋 (演:吉岡茉祐) 『温ゲキむすめ MEMORY』 《2部》 M8 「アッツイ!熱いぜ!!」 飯坂真尋 (演:吉岡茉祐) 試聴動画 歌詞 AWA (※未ログイン状態では要PCブラウザ表示) 音楽配信 ダウンロード iTunes Store Amazon Music mora レコチョク ストリーミング Apple Music Spotify Amazon Music YouTube Music LINE MUSIC AWA 脚注 注釈 [注1]. 3作合わせてのシングルやミニアルバムの形ではなく、1曲入りのシングル作品×3としてリリースされた。 [注2]. その後、本作の直前にリリースされた「TSUBASA AWAKENING」についても同様のサービスに対応するようになった。それ以前の楽曲については2023年8月時点では未対応。 出典 [1]. 9月12日(月)より、飯坂真尋、塩原八弥、三朝歌蓮のソロ新曲を各ストリーミング及びダウンロードサイトで配信開始!. 温泉むすめ公式サイト. 2021年9月7日. 2022年11月23日閲覧。 《無所属キャラクターほか》 キャラクター あ - お あしずり星 - 阿蘇ほむら - 嵐山紫雨 - 芦原小梅 - 飯坂真尋 - 祖谷メグリ - 雲仙伊乃里 - 越後湯沢かすみ - 大手町梨稟 - 奥津かがみ - おごと寧々 - 小野川小町 か - こ 皆生なぎさ - かみのやま庵 - 強羅かんな さ - そ 塩江修子 - 塩原八弥 - 下田莉華 - 尖石内湾 た - と 武雄星知 - 鳥羽亜矢海 - 豊富水由 な - の 日中早百合 - 鈍川まなみ は - ほ 原鶴美鵺 - 人吉青井 ま - も 松島名月 - 三朝歌蓮 - 南房総日由美 や - よ 山代八咫 - 湯郷美彩 - 湯村千代 ら - ろ 龍神晴 選抜ユニット ゆのはな選抜 メンバー (音源上) 阿蘇ほむら - 飯坂真尋 - 人吉青井 参加作品 『温泉むすめコンプリートアルバム』 楽曲 「追伸、ありがとう」 Ambassador メンバー (音源上) 飯坂真尋 - 松島名月 - 小野川小町 楽曲 「涌遊スマイルパワー」 ソロ曲ほか 飯坂真尋 楽曲 「真尋ちゃん音頭」 - 「アッツイ!熱いぜ!!」 祖谷メグリ 参加作品 『SELECTION』 - 『温泉むすめコンプリートアルバム』 楽曲 「トキメキアドベンチャー!」 雲仙伊乃里 参加作品 『SELECTION』 - 『温泉むすめコンプリートアルバム』 楽曲 「祈りは風のように」 大手町梨稟 シングル 『Passionate Journey』 参加作品 『Diversity』 - 『温泉むすめコンプリートアルバム』 楽曲 「Passionate Journey」 - 「願いキラキラきらり」 塩原八弥 楽曲 「セカイはスキで動いてる!」 かみのやま庵 楽曲 「ココロコノママ」 尖石内湾 参加作品 『Diversity』 - 『温泉むすめコンプリートアルバム』 参加楽曲 「未来の彼方」 豊富水由 楽曲 「元気になあれ!」 日中早百合 楽曲 「予感のシグナル」 三朝歌蓮 楽曲 「きっとこころは」 山代八咫 参加作品 『SELECTION』 - 『温泉むすめコンプリートアルバム』 楽曲 「常しえの標」
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登録日:2019/07/26 Fri 03 38 05 更新日:2024/02/03 Sat 17 57 49NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 サブヒロイン バレー部 ポニーテール 保健委員 初恋ゾンビ 太眉 女子高生 姉 巨乳 幼なじみ 江火野芽衣 男勝り 長女 高校生 黒髪 あたしね、あんたが急にどんどん変わっていくから、つられるみたいにあたしの心も変わっていったの。でもそれはイヴちゃんのせいだったんだね。だったらそんな、あたしの知らない女の子のせいで変わったタロウなんかに、あたしの大事な気持ちは伝えられない。 出典:初恋ゾンビ、8巻、小学館、峰浪りょう、17年7月23日刊行(電子書籍) ■概要 『江火野芽衣』とは『初恋ゾンビ』のサブヒロインであり、主人公・久留目タロウの幼なじみ。 若狭ノ宮高校1年2組に通う気の強い女子高生。保健委員。 中学の頃からバレーボール部に所属しており、1年の時点でレギュラー入り確実視されている。 太眉とバレーボールのような爆乳が特徴の長身の美女。 バレー部の練習に青春の日々を注いでいるため学業はイマイチ。特に数学は壊滅的。 小学生のころから気が強く男勝りな性格で、今と違って短髪だったため見た目も男だった。 実家は『えびの食堂』を経営しており、そのためガサツそうに見えて料理が得意。 家族構成は店長の父と母、小学校低学年の弟二人と5歳の妹がいる。家族共通で眉が太い。 三人の弟妹はまだ幼いので面倒は江火野が見ており、お風呂も四人で入り江火野が体を洗ってあげている。 性格は気が強く、恋愛みたいなチャラチャラした事が嫌い。 前述の通り弟妹の面倒を日々見ている長女のため面倒見がいい。 また割と幼稚な部分があり、思っている事を素直に言ってしまう部分もある。 そんな彼女も作中で恋愛を通じて成長していき、タロウへの告白をしなかったのもひとえに「言わないのが正解」を理解したからである。 その外見と巨乳ぶりから校内の男子生徒(と読者)から人気が高く、 特に体育祭でその乳揺れを多くの男子に見られたことで数多くの初恋ゾンビをポップコーンのように生み出してしまった。 さらに準レギュラーの人吉伊純とタロウの弟・久留目成人に惚れられている関係で初恋ゾンビ・江火野Zも頻繁に出てくる。 特にエロ魔人の人吉に惚れられているため江火野Zが高頻度で卑猥な格好をすることが多く、本作のエロ枠と言ってもいい。 タロウと出会ったのは小学1年生の頃。 そのため幼稚園の頃引っ越した指宿くんとは高校まで面識はなかった。 1年の頃は特別仲が良かったわけではなく、2~3年の頃はクラスが別で、4~5年で同クラスとなり、よく喧嘩する友達になった。 中学では2~3年で同じクラスとなり、この頃は部活・受験でそんなに仲良くしていたわけではなった。 当時はバレーに力を入れる若狭ノ宮高校か潔白女学園かで進路を悩んでいたが、タロウが若狭ノ宮と聞いたため、江火野もそちらに決める。 出典:初恋ゾンビ、10巻、小学館、峰浪りょう、18年1月23日刊行(電子書籍) 指宿凛々澄と知り合ったのは高校に入ってからで、当初はあまり好んではいなかった。 その後の交流で少しずつ仲良くなっていったのだが、中盤で文化祭の最中に指宿君が女性である事に気付いてしまう。 その後は指宿くんの正体を知り、唯一の女友達として仲良くなっていった。 終盤ではリリスから初恋ゾンビの事を教わっている。 知り合った頃のタロウが何事にも手を抜く省エネ男になった後だったため、本来のタロウがそうではなかったのを知ったのは指宿くんが転校してきてから。 当初は変わっていくタロウに戸惑っていたが、実は変わっているのではなく戻っているとタロウの母から教えられ驚く事になる。 同時に自分の中で何かが変化している事に気付く。 文化祭で『クラスみんなでロミオとジュリエット 』を演じた際についにタロウに初恋をしていた事に気付く。 それまでイチャイチャする恋愛が大嫌いだったのに、タロウに積極的にアピールできるようになり、同時にリリスへの焦りを感じるようになる。 その焦りからタロウをデートに誘い観覧車で告白しようとしたが、タロウがそれを言わせず振られてしまう。 しかしそれからもタロウへの想いが変わらず、リリスがイヴを休眠させるために江火野とタロウをくっつけようとしたため急接近。 それでもタロウはイヴを守るために、自分が江火野に惹かれている事を告白しつつ、やはりイヴと生きていくと告げる。 その後リリスは突然高校を退学して海外に戻ることになる。 その後タロウに叱咤激励し、項目冒頭の台詞、つまり自分の気持ちを伝えないという告白を選ぶ。 追記・修正は初恋に別れを告げてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] せ、切ねぇ… -- 名無しさん (2019-07-26 09 49 18) アニメ化なんかいらねえからゲーム化してくれと思うのはこの子のルートが見たいから -- 名無しさん (2019-07-28 04 39 01) 今更初恋ゾンビを知ったが今まで全ての作品の中でもぶっちぎりで好きなキャラだ -- 名無しさん (2020-08-31 01 24 16) 日本の法律が許さんけど2人ともくっついて欲しかった -- 名無しさん (2023-08-20 19 04 35) 名前 コメント
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強羅かんな(ごうら・―)は、神奈川県の強羅温泉をモチーフとした温泉むすめのキャラクター。 基本情報 強羅 かんな 演 前田佳織里 ・事務所 ・Twitter ・Instagram ・Wikipedia 原案 UGUME ・サイト1 ・サイト2 ・Twitter ・pixiv ユニット - 学年 高等部 1-C 部活動 アニメーション研究会 委員会等 体育委員 誕生日 8月16日 公開日 2017年12月8日 ブレードカラー 上段:温泉むすめブレード 中段:温泉むすめブレード v2 下段:その他 - - 紫[注1][1] ■ 歌唱楽曲数(スタジオ) 0 歌唱楽曲数(ライブ) 8+1 歌唱楽曲数(ライブ・のべ) 18+2 参加楽曲 (なし) ライブ披露楽曲 カッコ内は披露回数。 「粉雪フレンズ」 (1) 「咲かせよ 沸かせよ バンバンBURN!」 (4) 「さよなら花火」 (3) 「純情-SAKURA-」 (2) 「青春サイダー」 (4) 「未来イマジネーション!」 (4) 「未来の彼方」 (2) 「Petit Etoile」 (2) + 《詳細はこちら》 楽曲名欄の太字は当該キャラクターによるライブ初歌唱。 開催日 イベント名 場所 曲順 楽曲名 歌唱 [人数] 備考 2018年2月18日 『まけんグミフェス 2018』 新木場スタジオコースト M1 「咲かせよ 沸かせよ バンバンBURN!」 ゆのはな選抜 [5] 出演メンバー 有馬輪花 (演:本宮佳奈) 湯郷未彩 (演:岡咲美保) 龍神晴 (演:中島由貴) 定山渓泉美 (演:小野早稀) 強羅かんな (演:前田佳織里) M2 「未来イマジネーション!」 M3 「粉雪フレンズ」 M4 「青春サイダー」 2018年7月28日 『こえよせ〜温泉宴会型声優寄席〜』 東京天然温泉古代の湯 大宴会場 M1 「咲かせよ 沸かせよ バンバンBURN!」 - [3] 出演メンバー 奏・バーデン・由布院 (演:和多田美咲) 阿蘇ほむら (演:髙橋麻里) 強羅かんな 演:前田佳織里 M2 「未来イマジネーション!」 M3 「さよなら花火」 M4 「青春サイダー」 2019年10月20日 『温ゲキむすめ』 《1部》 秋葉原P.A.R.M.S M1 「未来イマジネーション!」 ゆのはな選抜 [3] 出演メンバー 阿蘇ほむら (演:髙橋麻里) 強羅かんな (演:前田佳織里) 鳥羽亜矢海 (演:会沢紗弥) M2 「純情-SAKURA-」 M3 「さよなら花火」 M4 「未来の彼方」 M5 「Petit Etoile」 M6 「咲かせよ 沸かせよ バンバンBURN!」 M14 「青春サイダー」 オールキャスト [6] 出演メンバー 阿蘇ほむら (演:髙橋麻里) 強羅かんな (演:前田佳織里) 鳥羽亜矢海 (演:会沢紗弥) 星咲あかり[注2] (演:赤尾ひかる) 三角葵[注2] (演:春野杏) 藍原椿[注2] (演:橋本ちなみ) 『温ゲキむすめ』 《2部》 M7 「純情-SAKURA-」 ゆのはな選抜 [3] 出演メンバー 阿蘇ほむら (演:髙橋麻里) 強羅かんな (演:前田佳織里) 鳥羽亜矢海 (演:会沢紗弥) M8 「さよなら花火」 M9 「未来の彼方」 M10 「Petit Etoile」 M11 「咲かせよ 沸かせよ バンバンBURN!」 M12 「未来イマジネーション!」 M14 「青春サイダー」 オールキャスト [6] 出演メンバー 阿蘇ほむら (演:髙橋麻里) 強羅かんな (演:前田佳織里) 鳥羽亜矢海 (演:会沢紗弥) 星咲あかり[注2] (演:赤尾ひかる) 三角葵[注2] (演:春野杏) 藍原椿[注2] (演:橋本ちなみ) 温泉むすめ以外の楽曲 カッコ内は披露回数。 「最強 the サマータイム!!!!!」 (2):『オンゲキ』の楽曲。 + 《詳細はこちら》 楽曲名欄の太字は当該キャラクターによるライブ初歌唱。 開催日 イベント名 場所 曲順 楽曲名 歌唱 [人数] 備考 2019年10月20日 『温ゲキむすめ』 《1部》 秋葉原P.A.R.M.S M13 「最強 the サマータイム!!!!!」 オールキャスト [6] 出演メンバー 阿蘇ほむら (演:髙橋麻里) 強羅かんな (演:前田佳織里) 鳥羽亜矢海 (演:会沢紗弥) 星咲あかり[注2] (演:赤尾ひかる) 三角葵[注2] (演:春野杏) 藍原椿[注2] (演:橋本ちなみ) 『温ゲキむすめ』 《2部》 M13 「最強 the サマータイム!!!!!」 オールキャスト [6] 出演メンバー 阿蘇ほむら (演:髙橋麻里) 強羅かんな (演:前田佳織里) 鳥羽亜矢海 (演:会沢紗弥) 星咲あかり[注2] (演:赤尾ひかる) 三角葵[注2] (演:春野杏) 藍原椿[注2] (演:橋本ちなみ) 脚注 注釈 [注1]. 2018年2月18日の『まけんグミフェス 2018』での1日限定色。 [注2]. 『オンゲキ』のキャラクター。 出典 [1]. 温泉むすめプロジェクト 公式のツイート. Twitter. 2018年2月17日. 2024年3月23日閲覧。 外部リンク 強羅かんな | 温泉むすめ公式サイト 温泉地公式サイト 《無所属キャラクターほか》 キャラクター あ - お あしずり星 - 阿蘇ほむら - 嵐山紫雨 - 芦原小梅 - 飯坂真尋 - 祖谷メグリ - 雲仙伊乃里 - 越後湯沢かすみ - 大手町梨稟 - 奥津かがみ - おごと寧々 - 小野川小町 か - こ 皆生なぎさ - かみのやま庵 - 強羅かんな さ - そ 塩江修子 - 塩原八弥 - 下田莉華 - 尖石内湾 た - と 武雄星知 - 鳥羽亜矢海 - 豊富水由 な - の 日中早百合 - 鈍川まなみ は - ほ 原鶴美鵺 - 人吉青井 ま - も 松島名月 - 三朝歌蓮 - 南房総日由美 や - よ 山代八咫 - 湯郷美彩 - 湯村千代 ら - ろ 龍神晴 選抜ユニット ゆのはな選抜 メンバー (音源上) 阿蘇ほむら - 飯坂真尋 - 人吉青井 参加作品 『温泉むすめコンプリートアルバム』 楽曲 「追伸、ありがとう」 Ambassador メンバー (音源上) 飯坂真尋 - 松島名月 - 小野川小町 楽曲 「涌遊スマイルパワー」 ソロ曲ほか 飯坂真尋 楽曲 「真尋ちゃん音頭」 - 「アッツイ!熱いぜ!!」 祖谷メグリ 参加作品 『SELECTION』 - 『温泉むすめコンプリートアルバム』 楽曲 「トキメキアドベンチャー!」 雲仙伊乃里 参加作品 『SELECTION』 - 『温泉むすめコンプリートアルバム』 楽曲 「祈りは風のように」 大手町梨稟 シングル 『Passionate Journey』 参加作品 『Diversity』 - 『温泉むすめコンプリートアルバム』 楽曲 「Passionate Journey」 - 「願いキラキラきらり」 塩原八弥 楽曲 「セカイはスキで動いてる!」 かみのやま庵 楽曲 「ココロコノママ」 尖石内湾 参加作品 『Diversity』 - 『温泉むすめコンプリートアルバム』 参加楽曲 「未来の彼方」 豊富水由 楽曲 「元気になあれ!」 日中早百合 楽曲 「予感のシグナル」 三朝歌蓮 楽曲 「きっとこころは」 山代八咫 参加作品 『SELECTION』 - 『温泉むすめコンプリートアルバム』 楽曲 「常しえの標」
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魔なる柱雷のごとく出で◆A23CJmo9LE 「もう一度聞くぞ。鹿目まどかは、どこにいる」 悪魔の襲撃に、即座に反応をとれたものはいなかった。 操祈がこれまで出会ったサーヴァントは殆どが人間であった。 前田慶次や纏流子はもとより、モンキー・D・ルフィも言わずもがな。 モリガン・アーンスランド、一方通行、垣根帝督は人間離れしていたが、それでも人の形は保っていた。 目前の青い肌のサーヴァントは、紛れもない化生の類だ。 刑兆が会ったサーヴァントはみな怪物ではあった。 吸血鬼レミリア・スカーレット、夢魔モリガン・アーンスランドも翼を生やし、ニューゲートを翻弄する怪物だった。 しかし、そのどちらも気品と美しさに満ちていた。 貴族然としたレミリアも王気を発するモリガンも美しく、敵ながら魅せられるものがあった。 今現れたこの悪魔からは、ひたすら戦いにだけ生きた獣の匂いしかしない。 コウモリのような黒い翼で空に浮く不動明。その小脇に抱えられた美樹さやか。 さやかの存在が少しだけ雰囲気を和らげはする絵だが、美女と野獣というには青い野獣の獰猛さに比して少女では役者が些か落ちる。 圧倒的な戦力差がそこにはあった。 ニューゲートがいない現在、刑兆たちにデビルマンに立ち向かうすべはない。 恐れ、気圧され、それでもさすがにサーヴァントか、操祈が一歩前に出る。 「なぜ私たちに鹿目まどかさんのことを聞くのかしらあ?」 「金髪に白い手袋をした女サーヴァントに攫われたと聞いた。お前のことだろう?」 肉食獣の眼光が操祈を貫く。 冷や汗が操祈の背中を滝のように流れるが、ここで引いては全滅だ。 唾をのみ必死に話し続ける。 「その情報古いわよ☆もう彼女は麦わら帽子の仲間の手で助けられたから私は知らない――」 「空とぼけるな。そのあと人形が彼女を攫って行った。お前のところに届けると言っていたぞ」 ここで操祈の知らない情報が出てきて驚きが内心を満たす。 全く心当たりがない。人形という単語にも覚えがない。 「それ、誰に聞いて」 「誰でもいい。俺たちの協力者だが、それ以上教える必要性は感じないな」 取り付く島のない明の様子に操祈はこれ以上の追及をあきらめる。 有利な立場の者がみだりに情報を明かさない判断をするのは当然だろう。 誠意がない、と弾劾できなくもないが、生殺与奪を握られている状況で生きているだけ御の字と言われればそれまでだ。 「私たちは人形を使っての誘拐なんて覚えがない。人形を使う技能なんてない、と言っても聞いてもらえないわよねえ」 「そうだな。二つの情報に矛盾があるときどちらを疑うかといえば、味方の発言より敵のそれを重んじるわけがない」 それもまた当然の判断だ。 操祈たちの潔白の証明には鹿目まどかがここにいないと示すか。あるいは邪道だが情報提供者の信用を損なうかしかない。 徹底的にまどかを探すか、矛盾を追求するための議論をするか。 (あの娘、マスターよね。鹿目さんの記憶で見た美樹さやかさん……?魔女になったんじゃないの? そこはよく分からないけど、鹿目さんを助けようというのは納得。となると情報源は暁美ほむらさん、かしらあ?) 思考は刹那に纏める。 会話は少しでも冗長に時間を稼ぐ。 「あなた美樹さやかさんよね?話を察するに情報提供者っていうのは暁美ほむらさんだと思うんだけれども、あなた彼女のことをそこまで信用できるの?」 「え?なんで私とあいつのこと――」 ここまで会話に入っていなかったマスター、美樹さやかに話を振る。 うまく会話を誘導できれば優位に立て直せると操祈はたくらむが 「マスター。奴の問いに答える必要はない。質問するのは俺たちだ。奴に主導権を譲ってやる義理はない」 当然それは明が許さない。 圧倒的な武力で議論のテーブルをいつでもひっくり返せる彼の発言は当然この場で最も力を持っていた。 その言葉で少し慌てたさやかも自身を取り戻して言葉を口にできる。 「ああ、うん、そうだね。でもさ、これだけは言わせて。キャスター、あんたなんかよりほむらの方がずっと信じられるよ」 強制的に議論の段階は進む。 あとはもう見苦しくやったやっていないの不毛な議論を繰り返すくらいしかできない。 明は実のところ内心悩んでいる。 彼は未だに暁美ほむらを心底信用したわけではない。 さやかには悪いと思うが、鹿目まどかを利用する手を打とうともしないキャスターを見ていると、ここにはいないのではないかと思えてしまうのだ。 (人を操る力があるといっていた。それが正しいならそれこそ鹿目まどかを操り、俺たちを追い返すこともできるだろう。 鹿目まどかに何らかの耐性や操りたくない事情があるにしても、誰か別の人間を使って逃げるための囮に位はできる。 俺の沙汰を待つような行儀のいいやつには思えんというか、そんなやつが誘拐など企てるわけもなし) 恐らく犯人ではないだろう。 人形に攫われた鹿目まどかは恐らく別のところにいる。時間を浪費しないで、急いで捜索に戻るべきだ。 となると人を操れるというこのキャスターの手を借りて効率的に探すという選択も出てくる。 ただ探すだけならそちらの方が効率的だ。しかし当然問題もある。 (そもそもコイツをそれだけ信用できるのか。真面目に探すとも限らんし、寝首をかかれないとも限らない。 ……いや、無理だな。余計な心労を抱え込むだけだ) ならば選択肢は二つ。 彼女たちを見逃して捜索に集中するのか、倒してから心置きなく探すのか。 敵対するキャスター、そのマスターらしき少女、もう一人の男を明は観察する。 (キャスターと比してもあの男の方がまだやれそうだが、纏めて10秒もいらんな) そもそもが聖杯戦争の敵。 見逃す理由があるとしたら時間と体力の消耗を惜しむかどうか。 どちらの浪費もないというならわざわざ見逃してやる道理もない。 明の全身の筋肉に力ある緊張が走る。 目の前の敵を片付けて、暁美ほむらと合流するか単独で探すか改めて相談しようと―― 「バーサーカー!前、前!なんか飛んできてる!」 さやかの声に前方へと注意を向ける。 どん!と音を立てて巨大な斬撃が飛んできていた。 手刀で弾けるか、とも思うが震動するその刃にはかなわないだろうと判断し、身を大きく躱す。 それによって操祈たちからは少し離れてしまった。 「何者だ…!?」 デビルマンの認識能力でもって刃の出どころを探る。 するとサーヴァントの感知能力の外に巨大な影があるのが見えた。 それが大きな薙刀のようなものを振るうと再び斬撃が飛来する。 「ちぃッ!」 さやかを抱えているため人外の速度で動くことはできない。 仕方なく余裕をもって大きく躱すざるを得ない。 その間に攻撃を仕掛けている大きな影との距離は詰まり、襲撃対象である三人との距離は広がる。 『おい、刑兆おれは狙撃手じゃねえぞ!』 『それ言うならおれだって観測主じゃねーよ!てか逸れてる右に五度修正!』 攻撃を放ったのは当然、刑兆のサーヴァントであるエドワード・ニューゲートだ。 霊体化して向かってはいたが、刑兆からの念話で間に合わないと判断して遠方からの攻撃に移った。 残念ながら弓兵でないニューゲートに遠見の技能はなく、刑兆と視覚を共有し、マスターに誘導される形で斬撃を飛ばす。 大雑把な狙いではあるが、バッド・カンパニーの操作で多少は馴染みがあるのか刑兆の指示は悪くない。 飛来する斬撃に翻弄され、明は今一歩攻撃に移れない。 明単身ならばそうでもないのだろうが、いまさやかを放り出せばキャスターの脅威にさらすことになる。 それでも少しづつ射程圏内に刑兆たちを捉えていくのだが 「間に合った、な!」 大きな足音を立て、ニューゲートが合流する。 刑兆たちの前に仁王立ちし、その背には一歩も通さんと構える。 こうなれば一方的な虐殺ではない、対等の闘争へと場は切り替わる。 再び明は選択を迫られる。撤退か、戦闘か、協力要請か。 「ダメもとで聞いてみるが。俺たちに協力し鹿目まどかを捜索するか、それができなくとも俺たちが退くのを黙って見逃すつもりはあるか?」 「無理だな。喧嘩吹っ掛けといて協力なんざ論外だ。見逃せってのもな、周りにバーサーカーだのセイバーだのよくわからんカブトムシだの敵が多い。ここらで少しばかり減らしておきたい」 ニューゲートは薙刀を送還し、空手で構える。 その様子を空から明は観察している。 (右手に…あれは矢傷か。薙刀は十全には扱えんと。それにバーサーカーに、セイバー。どうやらずいぶん混迷としているようだ) ゆっくりと明も戦意をニューゲートへとたぎらせていく。 「た、戦うの?バーサーカー?」 「逃がしてはくれないそうだからな。仕方あるまい」 「それはいいんだけど、私はいつまで抱っこされ、わぷっ!」 声をかけたさやかを明が翼で覆う。 そこに操祈がリモコンを向けていたのだ。 心理掌握がさやかを庇った明に機能することになる。 「…なるほど。体液を弄るのか?それで脳の機能に影響をもたらすわけか。些か気分が悪くなったが、大して効かんな」 超能力(レベル5)の力をまともに浴びて少し気分が悪い、で明は済ませた。 コウモリや山羊などを吸収したデーモンの勇者アモン、彼と合体した明の体は生物的にも人間ではない。 対人間に特化しすぎた操祈の宝具では僅かの影響を与えることしかできなかった。 だがそれもさやかに対しては厄介な能力だろう。まさかこのままさやかを抱えたまま白ひげのサーヴァントと戦うわけにはいかないが、さやかと別れるのも避けたい。 「……仕方ない。マスター、少し悪いが協力してもらうぞ」 「え?バーサーカー、何を、ああぁぁぁぁぁっ!!!」 バーサーカーの肉体が白く輝き、その光が剣のようになってさやかの体を貫いた。 その切っ先に触れたところからすさまじい痛みと快感が同時に流れ込み、さやかに艶やかな悲鳴を奏でさせる。 仲間割れか、と周囲は観察していたが。 光が晴れるとそこには一つの影があった……否、一つしか影がなかった。 ファンタジー世界の軽装な剣士のような服装。左右非対称なスカートにビスチェ風のトップ、フォルテッシモを模った髪飾りといつもの魔法少女の装い。 それに背中から生えた翼で空を飛ぶ、青い鎧のようなものを纏った美樹さやかの姿があった。翼を扱うためかマントは取り払われていた。 体を駆け巡っていた感覚の余韻に上気しながらも己の変化を確かめる。 「これって……」 『デーモンアーマー、いやデビルマンアーマーといったところか』 さやかの脳裏に念話が明から送られてくる。送り主は鎧だった。 『バ、バーサーカー!?あたしの体になにしたの!?」 『端的に言うと君の体と俺の霊体が合体している。能力は説明したし、昼に見せたな?ソウルジェムとは合体していないから君が主導権を握ることもできる』 デーモン族の合体能力により二人の体は一つになった。 鎧は完全に肉体と同一化し、美樹さやかの体も人外たらしめていた。これでもう操祈の精神操作も効かない。 『キャスター対策だ。それにあのサーヴァントによると、どうやら暁美ほむらとそれを襲ったバーサーカー以外にも敵はいるらしい。 奇襲を避けるためには俺が君の身を守る騎士になるよりも、こうして鎧となった方がいい』 『あ、うん。それは、まあいいんだけどね』 戦術的な意味は納得できたが、それに伴う作用を思い出してさやかの頬が再び熱を持ち出す。 体の感覚は消せるといっても程度はあるし、また何度もやられるとクセになってしまわ…… 『ない!それは超えちゃダメなやつだから!』 『…気にするな。俺はアモンを拒絶したから分からないが、大きな意思と一体化するのは心地のいいものだそうだ。 とにかく今は戦う時だ。さやか、今更だが君の体と力を俺に貸してほしい』 『……前半は聞かなかったことにするよ。で、あとはオッケー、任せるよ。やっちゃって、バーサーカー!』 その声と共にさやかの表情に意図しない獰猛な笑みが浮かぶ。 そして鎧がどんどんと体の表面を覆っていき、そして巨大化していく。 そして青い鎧が改めて、魔神と謳われたデビルマンの形へと変じると、ニューゲートの前に並び立つ。 巨大化はしたが、それでもまだニューゲートより一回りは小さい……いや、建物を見下ろすサイズのニューゲートと一回りしか違わない巨体となっていた。 言葉もなく二人は組み合う。 がっぷり四つでの力比べ、はじめのうちは拮抗していたそれだったが 「ここにきて、サイズで拮抗するのも力負けするのは初めてだな……!」 ニューゲートが押され始める。 この聖杯戦争では吸血鬼やサキュバスといった人外、生前は巨人すら力で捻り潰した男が悪魔を相手に力で劣る。 右手の負傷もあるが、2万年以上の神秘を積み重ねたアモンの魔性がそれだけ優れていると言えよう。 咄嗟に頭突きを喰らわせいったん体制を整えようとする。 だがそれを見越したように明が口腔から火炎を放射した。 「ぐぁっ!」 顔面が焼かれる。 咄嗟に武装色の覇気を鎧とし、突き飛ばして距離をとろうともするが、掴んだ腕を明は放さない。 ならばとニューゲートが膝蹴りを繰り出す。 明は容易にそれを受け止めるが、膝からグラグラの実の力が放たれ、あえなく吹き飛ばされる。 「妙な能力を持っているようだな!」 「口から火ィ吹く化け物がほざきやがる!」 距離が空いた拳を振るい、続けて震動をニューゲートが打ち出す。 先刻までのように避けるだろうと予測したが、明はそうは動かない。 何かを握った右手を振るうと、震動が切り裂かれる。 そしてそうして開けた突破口を真っすぐ駆け抜け、ニューゲートに斬りかかった。 明が手にしたのは合体したさやかの魔術で生み出した刀剣だった。 さやかが握れば長剣といったサイズになるが並外れた巨漢となったデビルマンの手にあってはせいぜいがジャックナイフのように見える。 今のニューゲートは薙刀を振るえず、力では明が勝る以上まともに受けるわけにはいかない。 武装職で硬化しても止められるかは未知数のそれを回避しようとはするが、翼も用いた機動で明の方が速度でも優れる。 刃がニューゲートに届くその刹那 「バッド・カンパニー!」 小型の戦闘ヘリからありったけのミサイルが飛んだ。 それがジャックナイフに着弾すると、震動を受けてダメージの蓄積していたためにあっけなく折れる。 「よし、いけるぞライダー!」 「おう、よくやった刑兆!」 ナイフで斬りかかっていたのが空振った隙をついてカウンター気味に震動を纏った拳を打ち込む。 顔をもろに捉えたそれは明の首を大きく揺るがせ、乾いた木が砕けたような音を立てて吹き飛ばす。 人がしてはいけない領域にまで顔をのけぞらせ、柳のように揺れる。 首をへし折られた魔人が地に伏せた。 「やったか」 刑兆が息を漏らす。 戦闘に介入できたのは奇跡的だ。同じことをもう一度やれと言われても無理だろう。 あの吸血鬼やサキュバスよりも強いかは分からないが、恐ろしさでは勝るなと内心ぼやく。 「とっとと行こうぜ。ただでさえ連戦だ。追い打ちなんざ御免こうむる」 そういって歩き出そうとする刑兆をニューゲートが制した。 何だよ、と言いそうになるがそこで気づいた。 サーヴァントの死体が消える気配がない。 ……倒れていた明が幽鬼のように立ち上がった。 グキリグキリと音を立てて首の骨が繋がり、真っすぐにこちらを煌々と光る目で見つめていた。 「やってくれたな。顔を狙ったのはさっきの炎の意趣返しか?」 「はっ。あんな程度、ウチの息子の方がよっぽどいい火加減だったぞ」 強気な言葉を吐くがさすがにニューゲートも不気味な感覚を覚えていた。 人間兵器パシフィスタも、他にも生前あったあらゆる怪物どもも、さっきまでやりあっていた垣根なる怪人も首を折ればさすがに絶命していた。 そこからの復活も生理的に嫌悪感を示すような音を立ててのものでは、いかな武人と言え完全に平静を保つのは難しかろう。 『ちょ、大丈夫なのバーサーカー!?』 『問題ない。首が折れても生き延びるデビルマンの生命力と君の回復力の賜物だ。感謝する。 確認するが痛みはないな?ソウルジェムにまで伝わらないよう気は配っているのだが』 『いや私は大丈夫だけど!バーサーカーは!?首が折れるとか痛くないの!?』 痛いに決まっている、という言葉をぐっと飲みこむ。 そんなものは些末事だと。そんなものより痛いことがあると。 内心でさやかには慈愛に満ちた笑みを向け。 外面で敵に対して獰猛な笑みを浮かべる。 それに敵が気圧されたのを見て改めて手中に剣を生み出そうとする。 そこへ飛来物。そして言葉。 「キャスターさまぁ~!いざ首実検をぉ!ひゃっはははあははははは!!!」 歯車の軋む音。不愉快な笑い声。 キャスターに向けて何かを掲げて突撃する人形だ。 長い棒のようなものの先に何かが刺さっている。 それは ! 鹿目まどか 表情が 美樹ちゃん 小柄な 死臭 怒り 憎悪 キャスター 人形が 血 が 首から 出て 死 うそ ここで ぬ の? ―――――まどかぁっ!!! 巻き起こった混乱を最後に二人の人間的な思考が失われていく。 美樹さやかの心中を絶望が満たす。ソウルジェムが穢れていく。 不動明がかつてのトラウマを刺激される。人の善性に、自らの弱さに失望していく。 魔神が、生まれる。 それはある魔術師の策謀の結果。 □ ■ □ 「さて、お久しぶりでございます。目の離せない活劇に再度、この道化の登板をお許しくださいませ」 「なぜ人形が少女の首を高らかに掲げ、現れたのか。賢明な皆様ならお気づきの方もおられるかと思います」 「歴史の影に女あり。では人形の影には誰がいるのでしょうね?」 「答えは、これより語られます演目に。どうかお見逃しのありませんよう」 □ ■ □ 「おい、間桐雁夜。だいぶ離れたし、いい加減起きてくれ」 「ぇ、ああ……?」 消耗し、侍に投げられ意識をなくしていた雁夜に声がかかる。 どこかで聞き覚えのある声に疲労で霧のかかった頭を必死に巡らせて答えを出す。 「人吉善吉か?」 「おっ、そうだよ。分かってくれたか。助かるぜ」 「それじゃあもう降ろしても構わないかしら?」 どうやら自分は女性に背負われているらしい、と気づく。 さすがに普通なら人吉善吉と役割が逆だろうから、彼女がサーヴァントなのだろうかとそちらに意識を向けると、見覚えのある姿に度肝を抜かれた。 「お前、セイバーのマスター!?」 「ああ、違うんだ。話せば長いんだが彼女も人形なんだよ」 「な、人形?これでか」 背負われ、密着している相手には体温や鼓動も感じる。 首筋からは女性特有のいい香りも 「ぐぇっ!」 「おい、アプ・チャー、何してるんだ!重症人だぞ!」 「ごめんなさいね。暁美ほむらの体を再現しているから身体データは完全に彼女のものだけども、それでもセクハラというものを私が主張してもいいものかしら?」 え、と男二人の声が揃う。 雁夜は消え入るように小さくなる。 善吉はあの時の感触は、などと思い出して悶々とするが 「っだ、大丈夫か雁夜!?立てるか?」 「いや、まあ厳しいが何とかする。ありがとう」 善吉が誤魔化すように地面に転げ落ちた雁夜に手を伸ばす。 その手を雁夜が弱弱しくとる。 「うゎっ!」 「な!?」 二人の間に電流のようなものが駆ける。 そして走馬灯が雪崩れ込むように脳内を犯す。 禅譲葵への想い。黒神めだかへの想い。 遠坂時臣への憧憬と嫉妬と失望。めだかと渡り合うあらゆる人への些細な嫉妬。 蟲に体を蝕まれる苦痛と快楽。しろがねへと体が変えられていく恐怖。 互いの経験が、間桐雁夜のPSIを通じて交換された。 「うわぁ、今のは……?」 「大丈夫かい、人吉君?」 「な、何とかな」 突然の事象に混乱する。 雁夜自身もこの現象についてはまだよく分かっていないのだから当然と言える。 「以前もこんなことがあったが、まあお互いをより深く知ることができたということでここはひとつ、ね?」 「制御できねえのかよ……まあ俺もあまり人様のこと言えたもんじゃねえが」 未だに脳裏に巣食うフェイスレスの残照に怯える身としては笑えない。 アプ・チャーたちを維持するだけでも怪物のことを『理解』し続けなければならないのは人吉にとっても厄介な状態だった。 「どうやらお互いほぼ身一つになってしまったようだね」 「ああ、そうだな……」 「一応私を忘れないでもらいたいのだけども」 アプ・チャーが僅かに口を挟むが、それでも苦しい現状は変わらない。 その欠けを補いたいと間桐雁夜との合流を、そして何か惹かれるところのあった白いサーヴァントのことも求めてきたのだがより追い込まれた事態になっている。 「人吉君、人形を作ったりはできないのかい?」 「人形造りか」 そう。 たしかにそうすれば手ごまは増やせる。 仮に人吉が作れずとも、自動人形の中に自動人形を作れる固体は少なくない。 「一応私が低級のなら作れるけれども。体液も血液があれば私から増やせるし」 しかし、まず材料の問題に突き当たる。 人形の体液を機能させるには人間の血が必要であり、NPCの被害が出る。 あまり積極的に取りたい方策ではない。 それにあまり多くの人形を維持するのは人吉の精神が持つかどうかも自信がなかった。 あまりにも自らをフェイスレスと『誤解』させていては、自分自身がいつかフェイスレスこそが自分だと誤解してしまいそうで恐ろしかった。 「できて一体、位が限界だと思う。それ以上は俺がもつかどうか……」 「そうか。それじゃあもしその時は極上の一体を作らないとね」 雁夜が力づけるように笑みを浮かべる。 善吉もつられるように笑った。 「じゃあしばらくは僕が蟲を飛ばして周囲を探ろう。そしてどこかで休みながら方策を練ろうじゃないか。お互い疲れているようだし」 そう言って手を振ると数匹の蟲が飛ぶ。 同時に何度も咳き込むが、それを何でもないことのようにゆっくりと歩き始めた。 「ちょ、大丈夫なんすか!?」 「気弱なことは言ってられないよ。あまり時間もない」 サーヴァントを失くしたものは6時間後に灰になる。 二人はそのリミットにも怯えなければならないのだ。あまり呑気にはしていられない。 「最低限の休養をとったら動こう。少なくとも一騎はサーヴァントを確保しなければ」 「一騎?」 「ああ、そうだ」 雁夜の顔が自信のある表情へと変わる。 「まず君が3時間そのサーヴァントと契約する、それから僕が契約しなおす。そのリレーでどうにか命を繋げるんじゃないかな」 盲点だった。 誰かとサーヴァントを共有するようなその同盟には極めて密な協力関係が必要となる。 サーヴァントの同意も必要となると、容易く行くとは思えないが、二体を確保するよりはまだ現実味があるように聞こえた。 「ろくに眠れなくなるという欠陥はあるがね。だからこそ少し休養が必要だ。 時間がたてば、さっき僕のバーサーカーを倒した戦場も動く。あそこを蟲で見ておくからその間休むと言い」 最初に話した時とは打って変わって頼れる調子の雁夜に善吉は感心する。 さすがに年の功だろうか。 「ああ。頼りにさせてもらうぜ」 深く頷き、少し気が楽になったように感じながら。 改めて前を向き善吉は歩き始める。 【人吉善吉@めだかボックス】 [状態]中度のしろがね化 [令呪]残り一画 [装備]箱庭学園生徒会制服 [道具]銃人形のリボルバー(6/6) [思考・状況] 基本行動方針:キャスター(操祈)を討伐し、最後には優勝する 1.間桐雁夜と協力し、打開策を練る 2.モニター越しに見えたどこかで見たような気がする、しかし知らない男(垣根)が気になる。 [備考] ※アッシュフォード学園生徒会での役職は庶務です。 ※相手を殺さなくても聖杯戦争を勝ち抜けると思っています。 ※屋上の挑発に気づきました。 ※学園内に他のマスターが居ると認識しています。 ※紅月カレンを確認しました。 ※キャスター(操祈)を確認しました。 →加えて操祈の宝具により『食蜂操祈』および『垣根帝督』を認識、記憶できません。効果としては上条当麻が食蜂操祈のことを認識できないのに近いです。これ以上の措置は施されていません。この効果は未だ続いています。 ※セイバー(リンク)を確認しました。 ※朽木ルキア、ランサー(前田慶次)を確認しました。 ※ライダー(ルフィ)を確認しました。 ※フェイスレスと再契約しました。 ※フェイスレスの血液を飲んだことでしろがね化が進行、記憶や知識も獲得しています。 ※『とある科学の心理掌握(メンタルアウト)』による操作と『欲視力』により得た他者認識力により、フェイスレスの乗っ取りに抵抗しています。現状精神は乗っ取られていませんが、キャスター(操祈)が脱落し、宝具の効果が消滅した場合は精神が乗っ取られる確率が極めて高くなります。 ※バーサーカー(一方通行)陣営と残り主従が6騎になるまで同盟を結びました。 ※現在フェイスレスの記憶を利用し、自動人形に自らが造物主だと誤解させ魔力供給することで維持しています。 ただしそのせいで記憶の浸食はフェイスレス消失以前と同等以上の脅威となっています。 ※サーヴァント消失を確認(二日目夜)これより四時間以内に帰還しない場合灰となります。 (ああ、もっと僕の力に頼ってくれてもいいんだぜ。元マスター) 雁夜の顔にどす黒い太陽のような笑みが浮かんでいた。 目覚めたPSIにより、雁夜は善吉の記憶の一部が流れ込んだ。 そう、生命の水に溶けていたフェイスレスのものさえも。 一部とはいえ膨大な年月の重なったそれは雁夜の生涯の記憶よりも重く、大きい。 人吉善吉は欲視力という規格外の千里眼に近しい異能により獲得した強靭な自我と、食蜂操祈の能力の影響によってかろうじて凌いだ。 だが間桐雁夜にそんなものはない。 蟲により人より軟になった体と心があるばかりだ。 幸いだったのは生命の水と、PSIという二つのフィルターを介していたことくらい。 疲弊しきった雁夜の表層に浮き出る第二の人格程度に今はとどまっている。 (まあ雁夜くんの人生は僕と同じ失恋の悲劇だし、そこまで話が合わないということはないだろう。夢の中で、ゆっくりお話でもしようじゃないか) 道化師は再び目覚め、今は時を待つ。 だが起き抜けの運動が一つ。 雁夜(フェイスレス)は確かに蟲を使ったのだ。 アポリオンという蟲の使い方を彼は誰より『理解』している。 フェイスレスが消失し、人吉がその後を継ぎはしたが、ディアマンティーナのように誤解をせずに止まった人形も多数いた。 ケニスと鹿目まどか人形もそうだった。 彼らは一時機能を停止することで、偶然にも完全に明たちから姿も気配もくらましていたのだ。 そして今フェイスレスの意識の目覚めと共に再び動き始めた。 蟲を通じてフェイスレスの指令を受け、鹿目まどかを模した人形の首を高らかに掲げて金のキャスターのもとへと駆ける。 あたかもそれが金のキャスターの指示であるように。 道化師は夢半ばの存在であっても戦場をかき乱すのだ。 だが、もう一人の死にぞこないが知らず脅威となる。 今はまだ誰も気づいていない、一方通行の負の遺産。 (一方通行ァ…!!どこ行った。あのマスターの行ったほうか……!?) 垣根帝督が最期に放った未元物質のカブトムシの欠片が、舞い落ちた未元物質を喰らい再生しつつある。 未元物質のネットワークは独立している。 聖柱テイトクとは別の存在を確立している未元物質の中に、未だに垣根帝督は生きている。 一方通行が消えたときには意識が確立していなかったが、再生する過程で意識を生み出した。 彼は未だにアサシンである。 再起した時、聖柱テイトクとは別の思惑を持って動き始めるだろう。 【間桐雁夜@Fate/zero】 [状態]肉体的消耗(中)、魔力消費(中)、PSIに覚醒、第二人格フェイスレス [装備]なし [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:聖杯を取り、間桐臓硯から間桐桜を救う。 0.夢の中でいい協力関係を築けるといいなぁ 1:間桐桜(NPCと想われる)を守り、救う。 2:バーサーカーに代わるサーヴァントを手に入れる [備考] ※ライダー(ルフィ)、鹿目まどかの姿を確認しました。 ※バーサーカー(一方通行)の能力を確認しました。 ※セイバー(纒流子)の存在を目視しました。パラメータやクラスは把握していません。 ※バーサーカー(不動明)、美樹さやかを確認しました。 ※PSI粒子の影響と一方通行の処置により魔力量が増大しました。 ※PSI粒子の影響により身体能力が一般レベルまで回復しています。 ※生活に不便はありませんが、魔術と科学の共存により魔術を行使すると魔術回路に多大な被害が発生します。 ※学園の事件を知りました。 ※セイバー(リンク)の存在を目視し能力を確認しました。暁美ほむらの姿を写真で確認しました。 ※キャスターのマスター(人吉善吉)と残り主従が6騎になるまで同盟を結びました。善吉に対しては一定の信用をおいています。 ※鹿目まどか、美樹さやか、暁美ほむらが知り合いであること・魔法少女であることを知りました。 ※暁美ほむらの魔法の鍵が「盾」であると予測しています。 ※PSI能力「トランス」が使えるようになりました(固有名称未定) 頭部に触れた相手の記憶を読み取る、相手に記憶を流すことが可能です。 ※サーヴァント消失を確認(二日目夜)これより六時間以内に帰還しない場合灰となります。 【バーサーク・アサシン(垣根帝督)@とある魔術の禁書目録】 [状態]魔力消費(大)、ダメージ(大、再生中) [装備]天使の装い [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:一方通行を殺す。 0.間桐雁夜を追う。 1.一方通行を殺す。それ以外もはやどうでもいい。 2.もし浅羽が裏切るか、食峰などに操られたら切り捨てるのもいとわない。 [備考] ※鬼龍院皐月がマスターでは無いと分かっています。 ※屋上の異変に気付きました。 ※夜科アゲハがマスターであると断定しています。 ※リンク、犬養、食峰を確認しています。 ※アサシンのころの記憶はほぼ全て覚えています。 ※審判者ゼレーニン@真・女神転生STRANGEJOURNEY のような衣装になっています。 なぜか未元物質が翼の形になってしまうのと同様、デザインを変えることはできないようです。 ※ステータスはアサシン垣根帝督のものとほぼ同様です。 ただし狂化の属性が付与されたことで、知性は保ちつつも、一方通行への復讐に囚われていた時期以上に狂暴化し、思考も短絡化しています。 ※未元物質で唱える魔術(真・女神転生STRANGEJOURNEYのもの)を扱えるようになっています。 ※雁夜の暗殺失敗から雁夜が投げられる間の出来事は一切把握しておらず、狂化に伴う視野狭窄で間桐雁夜と一方通行のことしか意識していません。 (待って待って待って待って待って待って、何よあの人形!?あんなの私の知識力に一切ないんですけどお!) 人形の技術自体は学園都市でいくらでも見られそうなものだが、やってることがあまりにいただけない。 鹿目まどかの首を掲げて駆け寄るなど、どう見ても自分が黒幕のようではないか。 (これ最悪ライダーたちにも愛想つかされかねないじゃない!いくら何でもマズいゾ) 「ちょっと、あんなの私知らない――」 「■■■■ーーーーーー!!!」 獣の声が響き渡った。 恐ろしい風貌に似つかわぬ知的な振る舞いをしていた青い悪魔が雄叫びをあげ、一瞬で人形を歯車に還す。 ニューゲートにも目をくれず、人形の掲げていた首を検めるように手に取った。 フェイスレス渾身の人形は巧であった。 月明かりしかない夜とはいえ、半ば理性を喪失していたとはいえ、不動明と美樹さやかの二人を欺きとおしたのだから。 鎧の内側で輝いていたソウルジェムが穢れに満ちた。 美樹さやかの性質が反転する。 彼女と一体となっている明の体内で、先刻呑み込んだ穢れが鈍く反応する。 ソウルジェムに満ちた穢れとは、インキュベーターが地球の生命に見出した負の感情である。 それをエネルギーとするのが彼らの技術。 では、そもそも穢れとは何なのか。 地球の生命のみが持つもの。地球の生命全てを生み出した母なる存在がもたらしたもの。 原初の母ティアマトがあらゆる生命の基とした土壌にして母なる海の名残。 魔術王は、その土と水の混ざった泥をケイオスタイドと名付けた。 美樹さやかの魂に、不動明の霊器にケイオスタイドが満ちていく。 塩基契約(アミノギアス)を起こしたように、二人の体が反転し溶けて混ざり合う。 より巨大に。より強力に。より醜悪に。 現れたのは肉の柱だ。 バベルの塔のように聳え立つ、雄々しく禍々しい怪物の柱。 千を超える眼が全身至る所から敵を睨む。 これにより彼らは名と姿を変えることとなる。 魔女Oktavia von Seckendorffも、大悪魔アモンもいまや偽りの名。 その名を魔神柱アモン。 七つの人類悪が一つ、憐憫の理を持つ獣の一端である。 【美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語 合体】 【不動明(アモン)@デビルマン 合体】 【魔神柱アモン 出現】 伊介も。刑兆も。操祈も。ニューゲートですら。 目前の異様に対処しきれずにいる。 青い悪魔が先ほどまでのように姿を変えただけ……ではないのだ。 (感じる魔力がサーヴァントのそれじゃあねえぞ……!くそ、せめて見聞色がマシに使えれば) ひとまず攻撃をしかけようと構えたニューゲートを、肉の柱が『見下ろす』。 それだかで、ニューゲートの体に衝撃が走る。 瞬きもなく、何かを放ったわけでもないのに、発生した攻撃にさしものニューゲートも対処しきれず負傷する。 「くっ…!」 それでも倒れることはなく、必死に堪えて忠告を飛ばす。 「お前ら逃げろ!奴の視界に入るな!」 「視界に入るなって…こんな多くて目も多い奴相手にどうやって!?」 そう言っている間にもアモンが視線を走らせる。 その眼に映るものが片っ端から焼き払われる悪夢のような光景。 ニューゲートが仲間の前に立ち塞がって決死にそれを防ぐ。 「なんなのよもうこれぇ!」 「あれは魔神柱と呼ばれるものだそうだ」 疑問のような伊介の悲鳴に律儀に答える声があった。 美しい金髪の少女がうっすらと笑みを浮かべて、新たに現れていた。 「あんた、だれ?いつの間に……?」 「失礼。私はルイ・サイファー。そこの魔神柱になってしまった彼とはいささか複雑な関係の者さ。 で、あれが何かという話だが……魔術王の持つ術式が変異したものらしいよ。私も詳しいことはよく分からない。何やら獣の匂いもするしね」 魔術王と獣という単語に操祈の顔色が目に見えて青くなる。 それを愉快そうに眺めながらルイは言葉を続けた。 「まああれ単体なら冠位級のものじゃあない。トップサーヴァントであれば単騎で相手取れるし、並のサーヴァントでも数騎がかりなら渡り合えるだろう。数騎がかりなら、ね。 視線そのものが攻撃となっているあれは恐らく『邪視』だな。視線に呪いが宿るというやつだ。 極めた指差しの呪いが物理威力を伴うように、究極の邪視は見ただけでそのものを焼き尽くす。ガンドの究極がフィンの一撃と呼ばれるなら、あれはさしずめバロールの一瞥といったところかな」 巧みに視線を躱しながら、ルイは朗々と語った。 そして操祈はその言葉の意味が分かるだけに戦力差に絶望を深める。 「……おい、ライダー」 必死に逃げながらも刑兆はまだ諦めない。 真っすぐ己がサーヴァントに期待を向ける。 「聞いたか?たかがサーヴァント数騎でいいんだってよ。だったらお前なら大丈夫だろ」 負傷した体で悩むようなニューゲートに檄を飛ばす。 「迷ってんじゃねえ。さっき失敗したんなら今度こそやり遂げろ。黙って死ぬ気かよ」 「そうよ!!伊介まだこんなとこで死にたくないんだからーーー!!!ないかあるならやりなさいよダメ親父ーー!!!」 「……グララララ。言うじゃねえか、クソガキどもが」 叫ぶ二人の若者に背を押されるように、呪いの中へ一歩踏み出す。 「感謝するぜ、キャスター。お前がここらから人を払ってくれたから全力でやれる。そしてお前たちにもだ、刑兆に伊介。ガキどもに急かされてちゃせわねーよなァ!」 潮風が吹き抜けた。 海が近いとはいえ、それでもあまりにも濃い潮の香り。 世界が歪む。 かつて世界の頂に手をかけた男の力で、今再び世界が傾く。 「おれは、白ひげだ!おれこそが、この時代の名こそが、白ひげだァ!!!」 アモンも、ルイも、その場の全員が新たな世界へと導かれる。 歴史上で数えるほどしかない、その中でも唯一初代海賊王の息子が参戦した白ひげ海賊団の総力を結集した戦の地。 そこは崩落した正義の砦、マリンフォード。 正義の代わりに自由の旗印を掲げる荒くれ者どもが集う。 「来たぜ、おやっさーん!」 「また会えて嬉しいぜお前らぁ!!」 「いくぜ野郎どもォ!!!」 空気を震わす鬨の声が響き渡る。 異形の化け物を前にしてなお気圧されぬ、何より誇らしい大海賊白ひげの息子たち。 不死鳥が飛んでいる。 魚人が泳いでいる。 炎がいきり立っている。 金剛石が闊歩している。 魔神柱に勝るとも劣らぬ巨大な戦士がいる。 「すげえ……これが全員サーヴァントか」 「おれの息子たちよ」 宝具、『海征し陸駆ける白鯨(モビーディック号)』を展開して刑兆、操祈、伊介とともにそこで悠然と構える。 懐かしい仲間の姿に目頭を熱くしながら、船にある小電伝虫で指示を下す。 海賊団が一斉に、魔神柱へと攻撃を開始する。 砲撃が飛び、カトラスで斬りかかり、魔神柱といえど耐えきれないと思われた。 だが突如、魔神柱は姿を消した。 消滅したかと思うがあまりに早すぎる。 そして再び魔神柱が出現する。 『海征し陸駆ける白鯨(モビーディック号)』の浮かぶ海面のすぐ近くに。 それはアモンが新たに得た力。 合体した魔女Oktavia von Seckendorffの持つ、水から水へと転移する能力。 白ひげの固有結界は海の上を主に再現するものであったため、ニューゲートにとってのホームはアモンにとっても得意な戦場へとなってしまったのだ。 一斉攻撃の隙をついて背後に回られ、もはや出せる札はニューゲートたちにはない。 固有結界の内部では助けも望めない。結界を破り侵入するなど、できるものではない。 だがここに例外が存在する。 マリンフォード頂上戦争という未曽有の嵐に飛び込むことのできる規格外の男が歴史上に恐らくはただの一人だけ。 はるか上空から勇ましい雄叫びが響く。 その男は間違っても頭脳明晰とは言えない。善人でもない。 だから目の前で誰かが危機に陥っているのなら、きっと。 「ゴムゴムのぉーーーー!!!」 雄叫びを上げて、男が上空から落ちてくる。 男の右腕が黒く染まり、同時に巨人のように大きく肥大する。 その声を聞いて、先ほどまで前線にいたはずの男が飛んで戻る。炎へと姿を転じ、父と慕う男のもとへ。杯を交わした弟のもとへ。 「“火拳銃(レッドホーク)”!!」 「“火拳”!!」 二つの拳が魔神柱を吹き飛ばす。 「なんとなく殴っといた!」 「変わらねえなあ、ルフィ!」 戦場はより自由に、混沌になっていく。 【A-4/南部、白ひげが固有結界展開/二日目・未明】 【美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語】 [状態]魔神柱アモン、魔力消費(小) [令呪]残り三画 [装備]ソウルジェム [道具]グリーフシード×5@魔法少女まどか☆マギカ、財布内に通学定期 [思考・状況] 基本行動方針:聖杯が信用できるかどうか調べる 0:まどかの死に絶望 1:■■■ーーーーーーーーーーー!! [備考] ※浅羽直之、アーチャー(穹撤仙)を確認、フェザーと名乗られました。 ※暁美ほむらが昔(TV版)の存在である可能性を感じました。 ※暁美ほむらが何かしらの理由で時間停止に制限が掛かっていることを知りました。 ※まどかへの連絡先を知りません。 ※ほむらと連絡先を交換しました。 【不動明(アモン)@デビルマン】 [状態]魔神柱アモン、魔力消費(小) [装備]なし [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:聖杯が信用できるかどうか調べる 0:マスターの友人を守れなかった無力さとその死に様に絶望 1:■■■ーーーーーーーーーーー!! [備考] ※穢れの溜まったグリーフシードを『魂喰い』しました。今のところ影響はないですが今後何らかの影響があるかは不明です。 →ケイオスタイドとして内側から明を侵食し、霊器を魔神柱に変えるきっかけとなりました。 ※キャスター(フェイスレス)に不快感を覚えています。 ※世界改変の力を持った、この聖杯戦争の原因として魔法少女(まどか、ほむら、さやか)とサタンを想定しています。 [共通備考] ※マップ外に出られないことを確認しました。出るには強力な精神耐性か精神操作能力、もしくは対界宝具や結界系宝具が必要と考えています ※マップ外に禁人種(タヴー)を確認しました。不動明と近似した成り立ちであるため人間に何かがとりついた者であることに気付いています。NPCは皆禁人種(タヴー)の材料として配置されたと考えています ※間桐雁夜(名前は知らない)、バーサーカー(一方通行)を確認しました。 ※セイバー(リンク)陣営との同盟を結びました ※キャスター(フェイスレス)の真名を獲得しました。 ※学園の事件を知りました。 ※聖杯戦争の会場を作ったのも、願望器自体も世界改変の力と予測しています。 ※キャスター(食蜂操折)の外見と能力、そのマスター(犬飼伊介)の外見の情報を得ました。 ※現在合体して魔神柱アモンになっています。 【虹村刑兆@ジョジョの奇妙な冒険】 [状態]健康 [令呪]残り3画 [装備]いつもの学ラン(ワイヤーで少し切れている) [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:おやじを殺す手段を探す。第一候補は聖杯。治す手段なら……? 1:目の前の悪魔染みた怪物に対応。 2:天戯弥勒、またはその関係者との接触を予測。その場合聖杯について問い詰める。 3:バッド・カンパニーの進化の可能性を模索。能力の覚醒に多少の期待。 4:公衆電話の破壊は保留。 [備考] ※バッド・カンパニーがウォルターに見え、ランサーに効かなかったのを確認、疑問視しています。 →アーチャーとの交戦を経てサーヴァントにはほぼ効かないものと考えています。 →キャスター(操祈)がほむらと交戦してダメージを受けたのを確認し、対魔力が重要な要素であると確信。 ※サーヴァント保有時に紅いテレホンカードを使用しても繋がらない事を確認しました。 ※サキュバスなどのエネルギー吸収能力ならばおやじを殺せるかもしれないと考えています。 ※学園の事件を知りました。 ※麒麟殿温泉の下見は済ませました。なにかあったか詳細は後続の方にお任せします。 ※夢を通じてニューゲートの記憶を一部見ました。それにより17歳の頃のルフィの容姿を把握しました。 【ライダー(エドワード・ニューゲート)@ONEPIECE】 [状態]ダメージ(小、右腕は戦闘に支障)、魔力消費(小)、『手出しを許さぬ海の皇のナワバリ(ウィーアーファミリー)』発動中 [装備]大薙刀 [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:刑兆の行く末を見届ける 1.魔神柱なるものの撃退。 [備考] ※NPCの存在、生活基盤の存在及びテレカのルールは聖杯、もしくは天戯弥勒の目的に必要なものと考えています。 ※キャスター(操祈)と垣根が揃っていたのと同様、ルフィと自身が揃っているのにも意味があるかもしれないと考えています。 ※宿およびその周辺をナワバリとしました。 ※浅羽、バーサーク・アサシン(垣根)、ほむら、セイバー(リンク)を確認しました。 【犬飼伊介@悪魔のリドル】 [状態]疲労(中)魔力消費(微小)微熱、PSIに覚醒 [令呪]残り三画 [装備]ナイフ [道具]バッグ(学習用具はほぼなし、日用品や化粧品など)、ベレッタM92F(残弾12発)、コンビニで買った着替え [思考・状況] 基本行動方針:さっさと聖杯戦争に勝利し、パパとママと幸せに暮らす 0:食蜂操祈に心を許さない。 1:目の前の悪魔染みたサーヴァントに対応。 2:学園と家にはあまり近付かない。 [備考] ※『とある科学の心理掌握(メンタルアウト)』によってキャスターに令呪を使った命令が出来ません。 ※一度キャスターに裏切られた(垣根帝督を前にしての逃亡)ことによりサーヴァント替えを視野に入れました。 ※PSI粒子の影響と食蜂の処置により魔力量が増大。今後能力に覚醒するかは後続の方にお任せします。 →症状は現在完治とはいかないまでも小康状態にあります。 ※操祈の過去を夢に見ましたが、その記憶は消去されました。 [共通備考] ※車で登校してきましたが、彼女らの性格的に拠点が遠くとは限りません。後続の方にお任せします。 ※朽木ルキア&ランサー(前田慶次)を確認しました。 ※人吉善吉、アサシン(垣根帝督)を確認しました。 ※紅月カレン、セイバー(リンク)を確認しました。 ※夜科アゲハ、セイバー(纒流子)の存在を知りました。 ※洗脳した生徒により生徒名簿を確保、欠席者などについて調べさせていました。紅月カレン、人吉善吉、夜科アゲハの名簿確認済み。 ※ライダー(ルフィ)を確認しました。 ※ランサー(慶次)への絶対命令権を所有しています(宝具による) 【キャスター(食蜂操祈)@とある科学の超電磁砲】 [状態]ダメージ(大)、魔力消費(大) [装備] [道具]ハンドバック(リモコンが一つ)、アッシュフォード学園の制服 [思考・状況] 基本行動方針:勝ち残る。聖杯に託す願いはヒミツ☆ 1:目の前の悪魔染みたサーヴァントに対応。鹿目まどかとか今更……? 2:犬飼の体調が安定したら能力を試してみたい。 3:図書館でサーヴァントや聖杯、世界改変について調べてみたい。 4:犬飼には一応警戒する [備考] ※高等部一年B組の生徒の多くを支配下に置きました。一部他の教室の生徒も支配下に置いてあります。 ※ルキアに対して肉体操作が効かなかったことを確認、疑問視及び警戒しています。 ※垣根帝督が現界していたことに恐怖を抱きました。彼を消したことにより満足感を得ています。 ※人吉善吉に命令を行いました。後始末として『食蜂操祈』および『垣根帝督』のことを認識できなくしました。現在は操っておりません。 ※ランサー(慶次)とセイバー(流子)の戦闘を目撃した生徒を洗脳し、その記憶を見ました。 それにより、慶次の真名とアゲハの能力の一部を把握しました。流子の名は聞いていませんでした。 ※まどかの記憶を見ました。少なくともインキュベーターのこと、ほむらの容姿、タダノとの同盟、ルフィの真名と能力を把握しています。他にどのようなことを知ったかは後続の方にお任せします。 ※超能力を目覚めさせる因子の存在(PSI粒子)に気づきました。アッシュフォード学園、麒麟殿温泉の近くにあるとほぼ確信しています。 ※ほむら、またはそのサーヴァントは情報収集の能力があると推察。重要事項は胸の内に秘めるつもりです。 ※赤いテレホンカードの完成形はオティヌスの用いた『主神の槍(グングニル)』に近いものと考えています。 ※伊介の能力を心理系(PSIでいうならトランス系)のものと予測しています。 ※以下の情報を刑兆、ライダー(ニューゲート)、操祈は共有しています。 •アゲハ&セイバー(流子)、ルキア&ランサー(慶次)、善吉、カレン&セイバー(リンク)、タダノ&アーチャー(モリガン)、まどか&ライダー(ルフィ)、ほむら、ウォルター&ランサー(レミリア)の容姿と把握する限りの能力(ルフィについては伏せた点有)。サーヴァントならパラメータも把握。 •アゲハ、ルキア、善吉、カレンのこの地での住所、連絡先。 •アゲハはタダノを一撃で倒す程度の能力者である(暴王の月の存在)。 •ルキアは稲妻のような物を放つ能力者である(白雷の存在)。 •善吉の技能と『欲視力』。 •カレンは能力者ではないが、それなりに戦える人物である。 •まどかは強力な魔法少女となり得る才能がある。 •ほむらも魔法少女であり、操祈にダメージを与えることができる。 •タダノはサキュバスのようなものに耐性があるかもしれない。ただし耐久はアゲハに倒されるくらいで、人並みか。 •ウォルターは能力者ではないが、腕の立つ戦闘者。吸血鬼と何らかの因縁がありそう。 •ランサー、真名は前田慶次。巨大な刀が変形(真名解放?)して朱い槍になると予測。逸話、もしくは技能系の宝具持ちと予測。 •セイバー(流子)は『鋏』と『糸』がキーワードになる英霊。文明への反抗者と予測。二刀流の可能性を警戒。 •セイバー(リンク)は剣技や騎乗スキルに加えて結界、炎などの多芸さから『勇者』がキーワードになると予測。 •アーチャー(モリガン)は『サキュバス』と『分身』あるいは『もう一人の自分』がキーワード。 リリム、あるいはリリト?それなら海、出血、原罪、天罰などが弱点で、子供は注意が必要。 何かを撃ち出す宝具を持っているはず。 •ランサー(レミリア)は『吸血鬼』がキーワード。ただしその吸血鬼としての在り方はあまりにベタすぎる。無辜の怪物や幻想上のものの様な迷信に近い存在と予測。宝具であろう槍を警戒。日光は弱点になると予測。 •ライダー、真名はモンキー・D・ルフィ。ニューゲートの知り合いで能力者。キーワードを上げるなら『麦わら帽子』、『ゴムのような体』、『覇気』あたりか。 •刑兆はスタンド使い(バッド・カンパニーと言い、ビジョンも見せた)であり、多くの人物にスタンドを目覚めさせた経験がある。そのリスクなどについてそこそこ詳しい。 •ライダー(ニューゲート)とルフィは知り合い。能力者。 •キャスター(操祈)はアサシン、垣根帝督と同郷の超能力者で、垣根の方が上位。宝具(能力)は心を操ることで、対魔力で抵抗可能。 •能力を覚醒させる何か(PSI粒子)が学園、温泉近くにあり、それにより犬飼が学園都市の超能力に近いものを身に付けつつある。 •麒麟殿温泉は能力獲得時に頻発する体調不良を和らげる効能がある。 •魔力供給、対魔力、獲得のリスクに見る超能力、犬飼の能力(PSI)、スタンドの近似性。 •天上、天国に見る魔術、超能力、スタンドの近似性。 •アゲハ、ルキア他多数のスタンドでも超能力でもなさそうな能力者の存在。 •魔法少女という人型の願望器の存在。その才能を持つ鹿目まどかに、魔法少女である暁美ほむら。 •スタンドを目覚めさせてきた刑兆、学園都市の超能力者で『絶対能力進化』のことを知る垣根と操祈、『フラスコ計画』に関与した善吉など能力覚醒に関する参加者が多い。 •幻想御手(レベルアッパー)、虚数学区などの複数の能力者を束ねてなる超常の存在。 •不明金属(シャドウメタル)という、複数の能力者と天上が関わるであろう存在と、謎の磁性体である赤いテレホンカード。 →以上よりこの聖杯戦争はマスターを能力者として進化・覚醒させ絶対能力者(レベル6)『天之杯(ヘブンズフィール)』とし、サーヴァントも含めぶつけ合わせることで不明金属(シャドウメタル)を獲得。 それによって『元いた世界へ行くテレホンカード』を『平行世界へ行く霊装』、『天上、あるいは根源へ行く霊装』、『英霊以上の超常の存在を連れて来る霊装』などに完成させようとしている、という予測。 【ルイ・サイファー@真・女神転生STRANGEJOURNEY】 [状態]健康 [令呪]??? [装備]??? [道具]??? [思考・状況] 基本行動方針:神々との闘争に勝利し、混沌に満ちた世界を 1.基本的に観客に徹する 2.受肉したアモンこと明を同胞の待つ地獄に送る 3.聖杯戦争を通じて明たち同胞に神を敵としてもらいたい 4.神々との闘争に備えて準備 5.戦力増強のため了と子を産むことも考える [備考] ※ルシファーの女性としての面を強く顕現した分身です。 両性具有の堕天使としての特徴を失うことで神々の一派の目を欺いています。 BACK NEXT 065-a 聖なる柱聳え立つとき 投下順 065-c 太陽は闇に葬られん 時系列順 BACK 登場キャラ NEXT 065-a 聖なる柱聳え立つとき 間桐雁夜 070 恋見てせざるは愛無きなり バーサーク・アサシン(垣根帝督) 061 Dはまた必ず嵐を呼ぶ/嵐の中嬉しそうに帆を張った愚かなドリーマー 人吉善吉 鹿目まどか&ライダー(モンキー・D・ルフィ) 066 REBIRTH~女神転生~ 062 英雄たちの交響曲 虹村形兆&ライダー(エドワード・ニューゲート) 犬飼伊介&キャスター(食蜂操祈) 美樹さやか&バーサーカー(不動明) ルイ・サイファー
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刀語からの支給品 絶刀・鉋 「頑丈さ」に主眼が置かれており、世界の何よりも固き、折れず曲がらぬ絶対の刀。切刃造の直刀。刀身は五尺ほど。 鍔や鞘がなく、綾杉肌に二筋桶が彫られている。決して折れず曲がらないため、真庭蝙蝠は永久機関のような刀と評した。斬るよりも突く方に向いている。 ※以下、ロワ内でのネタバレ + 【アイテム追跡メモ】 【アイテム追跡メモ】 [支給された参加者] 戦場ヶ原ひたぎ [所有者] 戦場ヶ原ひたぎ(2話、22話、33話、42話、61話、64話(上)(下)、74話) ↓ 黒神めだか(74話、79話、94話、98話、113話、124話) ↓ 供犠創貴(124話) ↓ 真庭蝙蝠(124話、137話(前)(後)、144話、150話) ↓ 零崎人識(153話、155話、158話(前)(後)、162話、164話) ↓ 櫃内様刻(166話、169話、171話) [メモ] 戦場ヶ原ひたぎの初期支給品だが初登場は74話。 同話で使用されたものを黒神めだかが回収したものが124話で供犠創貴の手に渡り、同話で真庭蝙蝠に渡された。 以降も蝙蝠が所持していたが150話で宗像形と交戦したことで手を離れネットカフェ内に刺さったものを153話で零崎人識が回収。 以降所持していたが164話で図書館前に放置されたものを166話で櫃内様刻が回収した。 斬刀・鈍 「切れ味」に主眼が置かれており、ありとあらゆる存在を一刀両断にできる、鋭利な刀。柄や鍔、鞘が真っ黒な刀。 あらゆる物を抵抗なく一刀両断できる。刀身によって物質の分子結合を破壊しているため、このおかげで「なんでも斬れる」という特性を発揮している。 ※以下、ロワ内でのネタバレ + 【アイテム追跡メモ】 【アイテム追跡メモ】 [支給された参加者] 都城王土? [所有者] 都城王土(123話) ↓ 戦場ヶ原ひたぎ(123話、125話、137話(前)(後)、139話(前)(後)、146話) ↓ 零崎人識(146話、150話、153話、155話、158話(前)(後)、162話、164話) ↓ 櫃内様刻(166話、169話、171話) [メモ] 厳密には支給品ではない。 主催陣営の都城王土から戦場ヶ原ひたぎに渡されたが146話にて零崎人識が奪取した。 以降は人識が所持していたが164話で図書館前に放置され、166話で櫃内様刻が回収。 千刀・鎩 「多さ」に主眼が置かれており、いくらでも替えが利く、恐るべき消耗品としての刀。 千本で一本と言われていて、千本の刀すべてが材質、重量、切れ味とも同じに作られている点を除けば、完成形変体刀で唯一、普通の刀。刃渡り二尺四寸、三ツ棟、刃文は小乱の鎬造。 ※以下、ロワ内でのネタバレ + 【アイテム追跡メモ】 【アイテム追跡メモ】 [支給された参加者] 宗像形 [所有者] 宗像形(1話、25話、47話、51話、77話、86話、93話、107話、116話、125話、132話、133話、137話(後)、144話、150話、153話) ↓↓ ↓とがめ(1話、16話、30話) ↓↓ 零崎人識(43話、48話(前)(中)、78話、101話、105話、120話、121話、123話、125話、137話(前)(後)、139話(前)(後)、146話、150話、153話、155話、158話(前)(後)、162話、164話) ↓ 櫃内様刻(166話、169話、171話) [メモ] 登場話から宗像形が使用していたが150話で粗方使い切られネットカフェ内に突き刺さっている。 多くは使い物にならなくなったが4本を153話で零崎人識が回収した。 また、登場話でとがめに使われた3本のうち2本はとがめ死亡後に通りがかった人識が43話にて回収していたため、使える千刀はほぼ彼が持っていたが164話で図書館前に放置される。 それを166話で櫃内様刻が回収した。 ちなみに、(正しい用途なのだが)原作での扱いからは考えられない程に使い捨てされている。 薄刀・針 「薄さ」と「軽さ」に主眼が置かれているが、劇中では「脆弱さ」がその特徴とされる事もある、羽毛のように軽く、硝子細工のように脆い、美しき刀。 向こう側が透けて見え、刀身自体も目をこらさないと見えないほどに薄く、それ故に美しい。十二本の中で最も扱いにくく、壊れやすいとされており、剣筋をずらさずに完全な軌跡を描いて斬りつけなければ攻撃すら出来ない。 また、当たったときに相手が身体の筋をずらしても壊れてしまうため、使い手にはこれを壊さず扱う高い技術が求められる。 ※以下、ロワ内でのネタバレ + 【アイテム追跡メモ】 【アイテム追跡メモ】 [支給された参加者] 哀川潤 [所有者] 哀川潤(19話、38話、58話、87話、96話、109話、117話、132話) ↓ 宗像形(132話、133話、137話(後)、144話、150話、153話) [メモ] 哀川潤の初期支給品だが初登場は87話、132話内でネットカフェに置かれ、後程訪れた宗像形の手に渡る。 以降は宗像が所持していたが、153話で零崎人識により破壊された。 賊刀・鎧 「防御力」に主眼が置かれており、守りに重きを置いた、巨大な防御力を有する、甲冑を模した刀。見た目は七尺ほどの西洋甲冑。 部品の継ぎ目が刃になっており、日本刀を鍛えるように作られた鎧とも言われた。受けた衝撃を外に逃がす機能を持っており、装甲を透過して内部に損傷を与える鎧通しのような技も防ぐことができる。 また、一度身につけると内部からしか開けられないため、強引に脱がせることも不可能。その機能から圧倒的な防御性能を持つ。 ※以下、ロワ内でのネタバレ + 【アイテム追跡メモ】 【アイテム追跡メモ】 [支給された参加者] ツナギ [所有者] ツナギ(18話、37話、45話、60話、72話(1)(2)、103話、118話) ↓ 戦場ヶ原ひたぎ(123話、125話、137話(前)(後)、139話(前)(後)、146話) ↓ 零崎人識(146話、150話、153話、155話、158話(前)(後)、162話、164話) ↓ 櫃内様刻(166話、169話、171話) [メモ] ツナギの初期支給品だが初登場は118話。 B-2エリアに放置されていたが戦場ヶ原ひたぎが123話で回収していたが146話で零崎人識がひたぎを殺害。 以降は人識が所持していたが164話で図書館前に放置され、166話で櫃内様刻が回収した。 双刀・鎚 「重さ」に主眼が置かれており、すさまじい質量のかたまりであり、持ち上げることさえ満足に敵わない刀。 刃渡り二尺三寸ほど、鞘も鍔も刃文もなく、上下の区別もあいまいな石刀。 そのためにどちらでもない自在という意味で「双」の字が当てられている。軽く投げて重力に任せただけで、硬い地面にめり込むほど重い。 ※以下、ロワ内でのネタバレ + 【アイテム追跡メモ】 【アイテム追跡メモ】 [支給された参加者] 無し [所有者] 鑢七実(10話、31話、35話、43話、48話(前)(中)(後)、56話、72話(1)(2)(3)(4)、90話) [メモ] 踊山山頂に置いてあったため厳密には支給品ではない。 鑢七実が10話から装備していたが、90話でスーパーマーケットに放置された。 悪刀・鐚 「活性力」に主眼が置かれており、所有者の死さえ許さず、無理矢理に人を生かし続ける凶悪な刀。変体刀十二本の中で最も凶悪な一振りとされる。 忍者の道具である苦無の形をしており、常に雷を帯び、電極のように身体に差し込むことによって、所有者の疲弊も死も許さず人体を無理矢理に生かし続ける凶悪な刀。 ※以下、ロワ内でのネタバレ + 【アイテム追跡メモ】 【アイテム追跡メモ】 [支給された参加者] 病院坂黒猫 [所有者] 病院坂黒猫(15話、30話) ↓ 零崎人識(30話、35話、43話、48話(前)(中)、78話) ↓ 零崎双識(78話、101話、105話、120話、127話、129話) [メモ] 病院坂黒猫の初期支給品だが初登場は78話。 30話で零崎人識が黒猫の死体から回収し、78話で零崎双識に使用してからは双識が装備していたが129話の江迎怒江との戦闘にて破壊された。 微刀・釵 「人間らしさ」に主眼が置かれており、武器でありながら人である、恋する殺人人形とも言える刀。 四本の腕と四本の脚を持ち、首が百八十度回転し、口にあたる部位からは槍を突き出す。動力源は太陽光。 ※以下、ロワ内でのネタバレ + 【アイテム追跡メモ】 【アイテム追跡メモ】 [支給された参加者] 無し [所有者] 無し [メモ] 厳密には支給品ではない。というか主催が配置したマーダー。 不要湖を徘徊し射程距離に入った人間を無差別に攻撃していたが、ランドセルランドに移動した。 現在の登場話は30話、93話、141話、151話、154話、156話、167話、169話。 156話にて羽川翼からマシンガンの弾丸を浴びたことで歩行・飛行することは不可能に。 169話で鑢七実の手により解体された。 王刀・鋸 「毒気のなさ」に主眼が置かれており、人を正し、心を正す、精神的王道を歩ます、教導的な解毒の刀。柄を入れても三尺にも満たない木刀。 毒気の無さを超えて所有者の毒気を抜く作用にまで達しており、心を正して精神的王道を歩ませる。よく手入れされており、古い時代を感じながらもつい今さっき作られたような真新しさも感じさせる、矛盾した印象がある。 ※以下、ロワ内でのネタバレ + 【アイテム追跡メモ】 【アイテム追跡メモ】 [支給された参加者] 都城王土? [所有者] 都城王土(83話) ↓ 真庭蝙蝠(83話、89話、99話、120話、124話) ↓ 供犠創貴(124話) ↓ 黒神めだか(124話、134話、139話(前)(後)、145話、147話、149話) ↓ 鑢七実(152話、160話、165話、167話、169話、172話) [メモ] 厳密には支給品ではない。 主催陣営の都城王土から真庭蝙蝠に渡され、以降蝙蝠が所持していたものが124話で供犠創貴の手を経てから黒神めだかの手に渡る。 以降はめだかが所持していたが149話でめだかが殺害されたため152話で鑢七実が回収、所持している。 誠刀・銓 「誠実さ」に主眼が置かれており、人間の姿勢を天秤にかけるように、人によって受け取り方さえ違う曖昧な刀。 刃なき刀であり刀の柄と鍔だけしかない。 ※以下、ロワ内でのネタバレ + 【アイテム追跡メモ】 【アイテム追跡メモ】 [支給された参加者] 貝木泥舟 [所有者] 貝木泥舟(14話、31話、32話、44話、48話(前)(中)(後)、54話、67話、85話(前)(後)、100話、109話、128話) ↓ 真庭鳳凰(128話、131話、136話) ↓ 櫃内様刻(136話、142話、154話、156話、158話(前)(後)、162話、164話、166話、169話、171話) [メモ] 貝木泥舟の初期支給品だが初登場は109話。 128話で真庭鳳凰が貝木を殺害したため同話にて鳳凰が回収、所持していたが136話で櫃内様刻が奪った。 以降は様刻が所持。 毒刀・鍍 「毒気の強さ」に主眼が置かれており、所有すると人が斬りたくなる、刀の毒がもっとも強く内包された刀。 禍々しい色の鞘に収められた、大きく反った鍔のない黒刀。持つと人を斬りたくなるという変体刀の「刀の毒」が、もっとも深く刻み込まれている。 ※以下、ロワ内でのネタバレ + 【アイテム追跡メモ】 【アイテム追跡メモ】 [支給された参加者] 西条玉藻 [所有者] 西条玉藻(11話、32話、48話(前)(中)、65話、82話) ↓ 羽川翼(82話、110話、122話、130話、135話、137話(前)(後)、139話(前)(後)、151話、154話、156話、161話、169話、173話) [メモ] 登場話から西条玉藻が装備。 82話で羽川翼に奪われて以降は羽川が所持。 炎刀・銃 「連射性と速射性と精密性」に主眼が置かれており、遠距離からの連続精密攻撃を可能にした、飛び道具としての刀。 回転式連発拳銃と自動式連発拳銃からなる一対の「刀」。連射性と速射性に加え高い命中精度を持っている。 遠距離から攻撃が可能なため半端な間合いは意味をなさない。回転式は装弾数六発、自動式は装弾数十一発。 ※以下、ロワ内でのネタバレ + 【アイテム追跡メモ】 【アイテム追跡メモ】 [支給された参加者] 真庭鳳凰 [所有者] 真庭鳳凰(4話、37話、53話、66話、92話、102話、116話、126話、128話、131話、136話) ↓ 櫃内様刻(136話、142話、154話、156話、158話(前)(後)、162話、164話、166話、169話、171話) [メモ] 真庭鳳凰の初期支給品だが初登場は37話。 以降も鳳凰が所持していたが136話で櫃内様刻が奪った。 以降は様刻が所持。 永劫鞭 真庭鴛鴦が忍法永劫鞭で使う。二本一組み。 一つの持ち手から十本に枝分かれした先端に刃物がついている鞭。 ※以下、ロワ内でのネタバレ + 【アイテム追跡メモ】 【アイテム追跡メモ】 [支給された参加者] 零崎軋識 [所有者] 零崎軋識(6話、25話、43話、69話、89話) ↓ 真庭蝙蝠(89話、99話、120話、124話、137話(前)(後)、144話、150話、153話、160話、163話、168話、170話) [メモ] 零崎軋識の初期支給品だが初登場は99話。 89話で真庭蝙蝠が軋識の死体から回収し、以降も蝙蝠が所持していたが170話で使用、破壊された。 柔球 真庭人鳥が忍法柔球術で用いる楕円形の鉄球。二個一組み。 標的に直撃しない限りは何度でもバウンドし、なおかつバウンドするごとにスピードが増していく、室内戦闘用の武器。 ※以下、ロワ内でのネタバレ + 【アイテム追跡メモ】 【アイテム追跡メモ】 [支給された参加者] 八九寺真宵 [所有者] 八九寺真宵(5話、18話、37話、45話、60話、72話(1)(2)(3)(4)、84話(1)(2)、88話、095話、101話、114話、118話、121話、130話、135話、137話(前)(後)、139話(前)(後)、151話、154話、156話、161話、169話、172話) [メモ] 八九寺真宵の初期支給品だが初登場は88話。 以降も八九寺が所持。 日本刀 刃長四尺反り一寸足らず、刃文は細い直刃、刀身には虎の彫り物。 富岳三十六刀工の一人、壬生傘麿の初期作品。 要するに普通の日本刀。 ※以下、ロワ内でのネタバレ + 【アイテム追跡メモ】 【アイテム追跡メモ】 [支給された参加者] 江迎怒江 [所有者] 江迎怒江(14話) ↓ 貝木泥舟(14話、31話、32話、44話、48話(前)(中)(後)、54話、67話、85話(前)(後)、100話、109話、128話) ↓ 真庭鳳凰(128話、131話、136話) ↓ 櫃内様刻(136話、142話、154話、156話、158話(前)(後)、162話、164話、166話、169話、171話) [メモ] 江迎怒江の初期支給品だが初登場は109話。 登場話にて丸ごと貝木泥舟に渡して(騙し取られて)からは貝木が所持していたが128話にて真庭鳳凰が貝木を殺害。 同話にて回収し、以降は鳳凰が所持していたが136話で櫃内様刻が奪った。 以降は様刻が所持。 袴 鑢七花が刀集めの旅の途中で穿いていたもの。 七花いわく、「動きやすいし、戦いやすい」 ※以下、ロワ内でのネタバレ + 【アイテム追跡メモ】 【アイテム追跡メモ】 [支給された参加者] 鑢七実(10話、31話、35話、43話、48話(前)(中)(後)、56話、72話(1)(2)(3)(4)、90話、97話、108話、115話、121話、130話、135話、137話(前)(後)、139話(前)(後)、145話、147話、149話) ↓ 鑢七花(149話、152話、157話、160話、163話、168話、170話) [メモ] 鑢七実の初期支給品だが初登場は149話。 同話で全裸だった鑢七花のもとに渡った。 ご都合よりも優先されるものもある。 170話で七花が死亡したため現在は死体と共にE-6に放置されている。 否定姫の鉄扇 否定姫が使っていた鉄扇。 護身用にもなる。 ※以下、ロワ内でのネタバレ + 【アイテム追跡メモ】 【アイテム追跡メモ】 [支給された参加者] 阿良々木暦 [所有者] 阿良々木暦(3話) ↓ 黒神めだか(3話、12話、34話、36話、70話、74話、79話、94話、98話、113話、124話、134話、139話(前)(後)、145話、147話、149話) ↓ 鑢七実(152話、160話、165話、167話、169話、172話) [メモ] 阿良々木暦の初期支給品だが初登場は94話。 3話で阿良々木暦の死体から黒神めだかが回収し、以降はめだかが所持していたが149話にて殺害されたため152話で鑢七実が回収、所持している。 巻菱指弾 真庭蜜蜂が忍法巻菱指弾で用いる小さいネジのような金属片。 大の男をしばらく行動不能にできるだけの毒物が仕込んである。 ※以下、ロワ内でのネタバレ + 【アイテム追跡メモ】 【アイテム追跡メモ】 [支給された参加者] 戯言遣い [所有者] 戯言遣い(5話、18話、37話、45話、55話、72話(1)(2)(3)(4)、84話(1)(2)、88話、095話、101話、114話、118話、121話、130話、135話、137話(前)(後)、139話(前)(後)、151話、154話、156話、161話、169話、172話) [メモ] 戯言遣いの初期支給品だが初登場は88話。 以降も戯言遣いが所持。 真庭忍軍の装束 ブラック羽川に合わせて作られたオリジナルの装束。白猫をイメージして作られている。 ※以下、ロワ内でのネタバレ + 【アイテム追跡メモ】 【アイテム追跡メモ】 [支給された参加者] 羽川翼 [所有者] 羽川翼(17話、41話、45話、68話、82話、110話、122話、130話、135話、137話(前)(後)、139話(前)(後)、151話、154話、156話、161話、169話、173話) [メモ] 羽川翼の初期支給品だが初登場は110話。 下着姿からグレードアップした。 素晴らしい…と思いきや137話で着替えられてしまった。 私服姿を拝めたと考えればこれはこれでありか。
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死亡キャラは名前のところが赤くなります ■ONE PIECE 名前 話数 登場話 モンキー・D・ルフィ 03 014、027、036 ウソップ 01 019 トニートニー・チョッパー 03 023、034、042 ニコ・ロビン 02 017、029 フランキー 01 010 ブルック 01 002 バギー 01 017 ■家庭教師ヒットマンREBORN 名前 話数 登場話 沢田綱吉 01 022、027 獄寺隼人 01 014、027 山本武 02 017、036 ランボ 01 006 イーピン 01 021 ■銀魂 名前 話数 登場話 坂田銀時 04 001、029、041、043 神楽 02 023、034 桂小太郎 02 015、032 岡田似蔵 03 004、015、032 山崎退 01 022 ■べるぜバブ 名前 話数 登場話 男鹿辰巳 04 005、026、037、042 古市貴之 02 021、039 神崎一 02 018、030 姫川竜也 02 020、035 ■ぬらりひょんの孫 名前 話数 登場話 奴良リクオ 02 022、027 雪女 02 014、027 青田坊 03 013、033、040 カラス天狗 01 021 ■黒子のバスケ 名前 話数 登場話 黒子テツヤ 02 009、036 火神大我 01 016 黄瀬涼太 04 007、028、037、042 緑間真太郎 02 019、034 ■SKET DANCE 名前 話数 登場話 藤崎佑介 02 011、033 鬼塚一愛 02 005、026 笛吹和義 03 012、018、030 椿佐助 02 003、015 ■保健室の死神 名前 話数 登場話 派出須逸人 02 015、032 明日葉郁 06 001、029、041、043、044、045 美作蓮太郎 01 009 本好暦 04 006、025、032、040 ■めだかボックス 名前 話数 登場話 黒神めだか 05 008、031、039、042、043 人吉善吉 03 003、015、032 阿久根高貴 02 016、029 喜界島もがな 01 020 ■NARUTO 名前 話数 登場話 うずまきナルト 02 023、034 春野サクラ 01 004 奈良シカマル 00 012 ■BLEACH 名前 話数 登場話 黒崎一護 02 020、035 井上織姫 01 006 コン 01 013 ■バクマン。 名前 話数 登場話 真城最高 02 011、033 高木秋人 02 019、034 平丸一也 02 002、039 ■こち亀 名前 話数 登場話 両津勘吉 07 005、026、037、042]]、043、044、045 中川圭一 02 010、026 大原大次郎 01 013 ■PSYREN 名前 話数 登場話 夜科アゲハ 03 008、031、039 雨宮桜子 03 012、030、040 朝河飛龍 02 019、034 ■トリコ 名前 話数 登場話 トリコ 03 019、034、042 小松 01 021 ■逢魔ヶ刻動物園 名前 話数 登場話 椎名 02 022、036 蒼井華 03 018、030、040 ■SWOT 名前 話数 登場話 学崎強 04 010、028、037、042 鰯田逃次 02 018、030 ■enigma【エニグマ】 名前 話数 登場話 灰葉スミオ 04 007、028、037、042 支倉モト 02 018、030 ■LIGHT WING 名前 話数 登場話 天谷吏人 02 004、031 ■主催 名前 話数 登場話 トガシ 04 000、024、038、044
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前回に引き続き、今回は第三弾として、「太陽光発電事業」に係わる悪徳業者の悪行を紹介する。 Amp株式会社 マネージング・ディレクター 最高経営責任者「西嶌圭一」の悪徳事業を紹介する。 以下の写真は、オーストラリアの代表取締役社長であり、西嶌圭一ではありません。 以下の名刺、西嶌圭一が日本での社長代行者であると思われる。属にいう替え玉さんである。 悪行の協力者は「株式会社 山陽エコシステム 代表取締役 上原喜八郎」 この人です。 上記の2者は、太陽光発電事業に係わる悪徳商法・悪徳業者である。 証拠案件として、 ①鹿児島県牧園町高千穂30ha ②鹿児島県湧水町100ha ③宮崎県日南市日南牧場27ha ④その他150件 これらの土地紹介に絡み、地元の紹介者に対して一円も諸経費を払わず、2者による悪徳商法が明らかとなった。 2者は、熊本県人吉市にて取り立て屋(マツモトほか2名)に依頼し、地元紹介者被害者に対して圧力をかけやりたい放題との事。 地元紹介者(被害者)は、弁護士にも相談しているが、全く自粛する様子は見られず、再三にわたり、朝6時から翌朝2時まで被害者を監禁した。 西嶌圭一、上原喜八郎は、この事件の主犯格で、ヤクザとの取引も確認されている。 被害者は、当オンブズマン事務所に避難し寝泊りを繰り返し生活されている。 地元のえびの警察署にも相談中であるが、2者は全く受け入れない様子である。 複数の被害者は、当然に上原喜八郎を告訴する準備を進めているとのことであり、当オンブズマンも全面的な協力支援を行っていく所存である。 オンブズマンは、2者及び反社会的勢力の恐喝に決して屈することはない。 視聴者の皆様、改めて反社会勢力との関係は断ちましょう。ダメです。 反社会的勢力(はんしゃかいてきせいりょく、 英語 Anti-Social Forces )とは、 暴力 や 威力 、または 詐欺 的手法を駆使した不当な要求行為により 経済 的 利益 を追求する集団又は個人の総称である 。. 暴力団 、 暴力団関係企業 、 総会屋 、 社会運動標榜ゴロ 、 特殊知能暴力集団 、 半グレ集団 などの 犯罪組織 及びその協力者たちを広く呼び 、 反社 (はんしゃ)と略される 。
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