約 39,993 件
https://w.atwiki.jp/mamonomusume/pages/51.html
組織内で生真面目だけに他の者のワガママに頭を悩ませがちな立場を指す。 自由気ままな魔王軍隊員達をまとめなければならないデュラハンや、 思いつきで行動するバフォメットと好き勝手に動くファミリアの間で苦労する魔女などがこれに相当する。
https://w.atwiki.jp/sakura398/pages/220.html
右派(the Right)・左派(the Left)の分類から外れる様々な思想のまとめ <目次> ■1.このページの目的 ■2.中間派の概要 ■3.言葉どおりの中間派◆辞書による説明1:「中間派」 ◆辞書による説明2:「中道派」 ◆辞書による説明3:「第三の道」 ■4.価値・原則ではなく結果を重視する思想◆辞書による説明1:「便宜主義」 ◆辞書による説明2:「功利主義」 ◆辞書による説明3:「結果主義」 ■5.その他多様な思想◆辞書による説明1:「無政府主義」 ◆辞書による説明2:「自由至上主義」 ◆辞書による説明3:「共同体主義」 ■6.ご意見、情報提供 ■1.このページの目的 右派・左派に簡単には分類できない様々な思想(ここでは便宜的に「中間派」と呼ぶ)について、概念的な整理を行います。 ■2.中間派の概要 ※中間派を更に内容から3分類します。 内容 キーワード 言葉どおりの中間派 右派と左派の中間に位置することを自認するもの ①中間派(centrist)、②中道派(middle-of-the-road, middle-roader)、③第三の道(the Third Way) 価値・原則ではなく結果を重視する思想 結果重視であり、一定の価値・原則に基づいた思想ではないもの ①便宜主義(opportunism)、②功利主義(utilitarianism)、③結果主義(consequentalism) その他多様な思想 独自の思想内容を保持するが、右派・左派の分類には該当し難いもの ①無政府主義(anarchism)、②自由至上主義(libertarianism)、③共同体主義(communitarianism) ※②自由至上主義(libertarianism)は右派の思想と見なされる場合が多いが、どちらかというと左派的な①無政府主義(anarchism)との関連性が強いことと、ノージックの主張がJ.ロックの社会契約説に則った構成をとっておりハイエクのいう「設計主義的合理主義」に該当することから、中間派に分類する方が収まりがよい。 ※なお、ハイエクをリバタリアンと説明しているサイトがよくある(例えばWIKIPEDIA)。彼の思想がリバタリアン達の思想に大きな影響を及ぼしているのは確かだが、しかし上述のとおりハイエクは「設計主義的合理主義」を厳しく排撃しており、彼をリバタリアンに含めるのは無理である。 ※下図では、便宜主義で中間派を代表させているが、自由至上主義・共同体主義その他、上に挙げた諸思想は全て下図の黄色の領域に位置すると理解して欲しい。 ※サイズが合わない場合は こちら をクリック ※政治的スタンス5分類・8分類について詳しくは 政治の基礎知識 参照。 ■3.言葉どおりの中間派 ◆辞書による説明1:「中間派」 (1) オックスフォード英語事典(centristの項)より抜粋翻訳 穏健な政治的見解を保持している人。 (2) コウビルド英語事典(centristの項)より全文翻訳 中間派の政策または政党は、過激ではなく穏健である。 ◆辞書による説明2:「中道派」 (1) オックスフォード英語事典(middle-of-the-roadの項)より抜粋翻訳 極端を避けること。穏健。 (2) コウビルド英語事典(middle-of-the-roadの項)より全文翻訳 貴方が、誰かの見解や政策が中道(middle-of-the-road)だと記述するとき、貴方は、彼らが右翼でも左翼でもなく、なおかつ過激派でも全くないことを意図している。 ◆辞書による説明3:「第三の道」 (1) オックスフォード英語事典(the Third Wayの項)より抜粋翻訳 2つの極端に対する代替案と見なされるあらゆるオプション、特に左翼でも右翼でもなく、中間的で合意に基づいた政治的アジェンダ(協議事項)をいう。 (2) コウビルド英語事典(the Third Wayの項)より全文翻訳 「第三の道」(という言葉)は、極端に右翼的でもなく、極端に左翼的でもない政治的信条・原則の一揃いの組み合わせを言い表す場合に使用される。 ※「第三の道」という言葉は、18年間続いた英国のサッチャー メージャー保守政権に対抗して、ブレア党首が、new Labour(新しい労働党)の政策スローガンとして唱えたもので、確かにブレア以前の労働党の取っていた強度の社会民主主義政策(=社会主義)と、サッチャー以降の保守党の新保守主義(=再興自由主義)政策の間という意味で「第三の道」であるが、その実質はアメリカ民主党の「リベラリズム」に近いもの、つまり「中間」ではなく「リベラル左派」に近い政策だった。 ■4.価値・原則ではなく結果を重視する思想 ◆辞書による説明1:「便宜主義」 (1) コウビルド英語事典(opportunismの項)より全文翻訳 もし貴方が、誰かの振る舞いをオポチュニズムと呼ぶとき、貴方は、彼らを自身の行為が正しいか間違いかを考慮することなしに起こり得る全ての機会を金銭や権力を得るために利用している、と批判しているのである。 ◆辞書による説明2:「功利主義」 (1) ブリタニカ・コンサイス百科事典(utilitarianismの項)より全文翻訳 行為は、それが行為者だけでなく影響を受ける全ての人々をも含めて、幸福を最大化する傾向がある場合に、正しいとする倫理的原則である。 そのため、功利主義者は、行為の内的性向や行為者の動機ではなく、行為の結果に焦点を合わせる(結果主義 consequentalism を見よ)。 古典的功利主義は快楽主義(hedonist)である。しかし快楽(pleasure)以外の(または快楽に加えて)諸価値を採用することも可能である(観念的功利主義 ideal utilitarianism)。 あるいは、もっと中立的に、そして経済学の一般的バージョンで言うと、合理的か、または(何らかの)知識に基礎を置いたものに見えるならば、全てのものは価値がある、と見なすことが出来る(選好的功利主義 preference utilitarianism)。 功利最大化の検証は、単独の行為によって直接に適用される(行為功利主義 act utilitarianism)か、または、行為ルールのような道義的評価に相応しい何らかの他の対象を通じて行為に対して間接的にのみ適用される(ルール功利主義 rule utilitarianism)とする。 ジェレミー・ベンサムの『道徳と法の原理序説』(1787年)とジョン・スチュアート・ミルの『功利主義』(1863年)は功利主義の主要な声明書である。 (2) オックスフォード英語事典(utilitarianismの項)より抜粋翻訳 有益であり多数の利益となる行為であれば、それは正しいものである、とする信条。 何はともあれ、幸福を増進する行為は正しいものであり、最大多数の最大幸福ということが行為の第一の案内役であるべきだ、とする信条。 功利主義の最も有名な唱道者は、ジェレミー・ベンサムとJ.S.ミルである。 功利主義は、①行為の動機や内的性向ではなくて、その結果に焦点を合わせていること、②異なる諸個人の幸福を比較することの不適切さ、③正義や平等などの概念に基礎を置く諸価値に留意することが欠落していること、を批判されている。 (3) コウビルド英語事典(utilitarianismの項)より全文翻訳 功利主義とは、道義的に正しい行動の流れとは、最大多数の人々の利益を産み出すものである、とする理念である。 ◆辞書による説明3:「結果主義」 (1) ブリタニカ・コンサイス百科事典(consequentialismの項)より全文翻訳 倫理学で、行為はそれらの結果に基づいて正しいか間違いかの判断を下すべきである、とする信条。 結果主義の一番単純な形式は、古典的 classic(または快楽主義的 hedonistic)功利主義 utilitarianism である。それは、ある行為の快楽の総量がそれが世界に与える苦痛を上回って最大化されるかどうかによって、正しいか又は間違っているか分かると主張する。 「観念的功利主義(ideal utilitarianism)」として知られるG.E.ムースの結果主義は、美と友情を快楽と同様に、個人の行為が、その最大化を目指すべき内的善(intrinsic goods)と見なしている。 R.M.ヘアーの「選好的功利主義(preference utilitarianism)」によれば、例えどんな選好であるにせよ、その選好や要求が最大限に充足されるならば、それらの行為は正しい、とされる。 結果主義者達は、また、①各々の個人の行為は、その結果に基づいて判断されるべきか、またはそれに代わって、②行為の一般ルールがそのように判断されるべきであり、個人の行為はそれが一般ルールに調和しているか否かという点のみ判断される、とすべきかに関して、内部で(見解の)相違がある。 ①前者を「行為功利主義者(act utilitarian)」といい、②後者を「ルール功利主義者(rule utilitarian)」という。 義務論的倫理学を見よ。 (2) オックスフォード英語事典(consequentialismの項)より抜粋翻訳 (哲学)行為の道義性はもっぱら、その結果によって判断される、とする信条。 ■5.その他多様な思想 ◆辞書による説明1:「無政府主義」 (1) ブリタニカ・コンサイス百科事典(anarchismの項)より全文翻訳 あらゆる形式の政治的権威は不必要であり望ましくないと考え、個人や集団の自発的な協力と自由な連携に基づいた社会を唱導する政治理論。 この言葉は、現在は無政府主義の定礎者と見なされているピエール・ジョセフ・プルードンが『所有とは何か』(1840年)で採用するまでは軽蔑的にのみ用いられた。 無政府主義者ミハイル・バクーニンは第一インターナショナルでカール・マルクスと衝突し、1872年に第一インターナショナルは解散したが、バクーニンの支持者達はスペインやイタリアなどのラテン系諸国で労働者組織の管理力を掌握し続けた。 政府のない社会への以降には暴力革命が必要だと信じていた初期の無政府主義者達さえも、移行の必然性(※注:マルクスによる共産主義社会への移行の必然性の主張のことと思われる)には不同意だった。 1880年代末に勃興したアナルコ-サンディカリズム(無政府主義的急進労働組合運動)は労働組合(Syndicats)(の力)を強調し、国家を麻痺させるゼネストを呼びかけた。 19世紀と20世紀には無政府主義はまた、英国のニュー・ァナークやアメリカのブルック・ファームといった実験的共同体を産み出した。 スペイン内戦の初期の期間に無政府主義者達の民兵は東部スペインの大半の部分を事実上管理し、彼らはそこに数百の無政府主義的集合社会(anarchist collectives)を樹立した。 無政府主義は、1930年代にファシズムの組織的な運動に鎮圧されたが、1950年代と60年代にアメリカと欧州の公民権運動と学生運動へのその影響を通して再登場した。 1970年代の急進的な環境運動もまた無政府主義的な理念に鼓舞されたものである。 1999年に始まった、無政府主義者に先導された世界銀行や国際通貨基金(IMF)に反対する街頭デモは、それまでになかった知名度を獲得し、新たな無政府主義グループ・定期刊行物・インターネットサイトなどを産み出した。 無政府主義者の主題は、沢山の20世紀の芸術家・作家・音楽家達によって省察された。その中にはパブロ・ピカソ、アメリカのビート運動の詩人達、スペインのシュールリアリスズム映画制作者ルイス・ビュンナー、アメリカ人作曲家ジョン・ケージが含まれる。 (1) オックスフォード英語事典(anarchismの項)より抜粋翻訳 あらゆる政府の廃止と、武力や強制に頼らず自発性と協力に基づく社会を組織することへの信念。 無政府主義の信条に基づく政治的動力または運動(a political force or movement)。 (3) コウビルド英語事典(anarchismの項)より全文翻訳 無政府主義とは政府の法や権力は、自由に協働する人民によって置き換えられるべきだとする信条である。 ◆辞書による説明2:「自由至上主義」 (1) ブリタニカ・コンサイス百科事典(libertarianismの項)より全文翻訳 個人の自由を強調する政治思想。自由至上主義者は、各個人は、自己の行動が他人の自由を侵害しない限り、完全な行動の自由を保持すべきだと信じている。 自由至上主義者の政府に対する不信は、19世紀の無政府主義(anarchism)に起源を持つ。典型的な自由至上主義者は、所得税やその他の政府の課税ばかりでなく、社会保障(social security)や郵便サービスのような他の多くの人々が有益だと思っているプログラムにも反対する。 アメリカでは彼らの見解はしばしば伝統的な政党間の境界を横断する(例えば、自由至上主義者はほとんどの共和党支持者と同じ様に銃規制に反対するが、ほとんどの民主党支持者と同じ様に禁止薬物の合法化を支持する)。 自由至上主義者の間で愛好されている人物はヘンリー・デビット・ソローとアイン・ランドである。 (2) オックスフォード英語事典(libertarianismの項)より抜粋翻訳 市民生活に対する政府の介入を最小限のもののみとすることを唱導する極端な自由放任の政治思想。 その支持者は個人の道徳は政府の扱う事柄ではなく、それゆえ麻薬使用や売春のような異論もあるところではあるが参加者以外の誰も害さない活動は不法とされるべきではないと信じている。 自由至上主義者は無政府主義者と主張内容を共有しているが、但し自由至上主義者は一般には、より一層政治的権利と関連付けられる(主としてアメリカ)。自由至上主義は伝統的な自由を社会的正義に結びつける配慮が欠落している。 (3) コウビルド英語事典(libertarianの項)より全文翻訳 1 リバタリアンであったり、またリバタリアン的な態度の人とは、人々は自分が望むままのやり方で考えたり振る舞う自由を持つべきだという理念を信じ、また支持している人である。(= リベラル) 2 自由至上主義者とは自由至上主義の見識を持つ人である。(= リベラル) ◆辞書による説明3:「共同体主義」 (1) ブリタニカ・コンサイス百科事典(communitarianismの項)より全文翻訳 ①政治生活の実行、②政治制度の分析・評価、③人間のアイディンティティと安寧幸福の理解、に関する共同体(community)の重要性を強調する政治・社会思想。 共同体主義は1980-90年代に、ジョン・ロールズ等の思想家による理論的リベラリズムに対する明白な反対思想として興起した。 共同体主義者によれば、リベラリズムは非現実的なほどに原子化した抽象的個人という概念に寄りかかっており、また自由と自律といった個人的価値に余りにも重要性を置き過ぎている。 共同体主義の主要な代表者には、アミタイ・エツィオーニ、マイケル・サンデル、チャールズ・ティーラーが含まれる。 なお、集産主義を参照のこと。 (2) オックスフォード英語事典(communitarianismの項)より抜粋翻訳 1 小規模な自治的共同体に基礎を置く、社会組織に関する理論または制度。 2 共同体に対する個人の責任と、家族という単位の社会的な重要性を強調するイデオロギー -... ※サイズが合わない場合は こちら をクリック ■6.ご意見、情報提供 ↓これまでの全コメントを表示する場合はここをクリック +... 以下は最新コメント表示 名前 ラジオボタン(各コメントの前についている○)をクリックすることで、そのコメントにレスできます。 ■左翼や売国奴を論破する!セットで読む政治理論・解説ページ 政治の基礎知識 政治学の概念整理と、政治思想の対立軸 政治思想(用語集) リベラル・デモクラシー、国民主権、法の支配 デモクラシーと衆愚制 ~ 「民主主義」信仰を打ち破る ※別題「デモクラシーの真実」 リベラリズムと自由主義 ~ 自由の理論の二つの異なった系譜 ※別題「リベラリズムの真実」 保守主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ ナショナリズムとは何か ケインズvs.ハイエクから考える経済政策 国家解体思想(世界政府・地球市民)の正体 左派・左翼とは何か 右派・右翼とは何か 中間派に何を含めるか 「個人主義」と「集産主義」 ~ ハイエク『隷従への道』読解の手引き 最速!理論派保守☆養成プログラム 「皇国史観」と国体論~日本の保守思想を考える 日本主義とは何か ~ 日本型保守主義とナショナリズムの関係を考える 右翼・左翼の歴史 靖國神社と英霊の御心 マルクス主義と天皇制ファシズム論 丸山眞男「天皇制ファシズム論」、村上重良「国家神道論」の検証 国体とは何か① ~ 『国体の本義』と『臣民の道』(2つの公定「国体」解説書) 国体とは何か② ~ その他の論点 国体法(不文憲法)と憲法典(成文憲法) 歴史問題の基礎知識 戦後レジームの正体 「法の支配(rule of law)」とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 立憲主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 「正義」とは何か ~ 法価値論まとめ+「法の支配」との関係 正統性とは何か ~ legitimacy ・ orthodoxy の区別と、憲法の正統性問題 自然法と人権思想の関係、国体法との区別 「国民の権利・自由」と「人権」の区別 ~ 人権イデオロギー打破のために 日本国憲法改正問題(上級編) ※別題「憲法問題の基礎知識」 学者別《憲法理論-比較表》 政治的スタンス毎の「国民主権」論比較・評価 よくわかる現代左翼の憲法論Ⅰ(芦部信喜・撃墜編) よくわかる現代左翼の憲法論Ⅱ(長谷部恭男・追討編) ブログランキング応援クリックをお願いいたします(一日一回有効)。 人気ブログランキングへ
https://w.atwiki.jp/kolia/pages/2260.html
改行ズレ/画像ヌケ等で読み辛い場合は、ミラーWIKI または図解WIKI をご利用ください 右派(the Right)・左派(the Left)の分類から外れる様々な思想のまとめ <目次> ■1.このページの目的 ■2.中間派の概要 ■3.言葉どおりの中間派◆辞書による説明1:「中間派」 ◆辞書による説明2:「中道派」 ◆辞書による説明3:「第三の道」 ■4.価値・原則ではなく結果を重視する思想◆辞書による説明1:「便宜主義」 ◆辞書による説明2:「功利主義」 ◆辞書による説明3:「結果主義」 ■5.その他多様な思想◆辞書による説明1:「無政府主義」 ◆辞書による説明2:「自由至上主義」 ◆辞書による説明3:「共同体主義」 ■6.ご意見、情報提供 ■1.このページの目的 右派・左派に簡単には分類できない様々な思想(ここでは便宜的に「中間派」と呼ぶ)について、概念的な整理を行います。 ■2.中間派の概要 ※中間派を更に内容から3分類します。 内容 キーワード 言葉どおりの中間派 右派と左派の中間に位置することを自認するもの ①中間派(centrist)、②中道派(middle-of-the-road, middle-roader)、③第三の道(the Third Way) 価値・原則ではなく結果を重視する思想 結果重視であり、一定の価値・原則に基づいた思想ではないもの ①便宜主義(opportunism)、②功利主義(utilitarianism)、③結果主義(consequentalism) その他多様な思想 独自の思想内容を保持するが、右派・左派の分類には該当し難いもの ①無政府主義(anarchism)、②自由至上主義(libertarianism)、③共同体主義(communitarianism) ※②自由至上主義(libertarianism)は右派の思想と見なされる場合が多いが、どちらかというと左派的な①無政府主義(anarchism)との関連性が強いことと、ノージックの主張がJ.ロックの社会契約説に則った構成をとっておりハイエクのいう「設計主義的合理主義」に該当することから、中間派に分類する方が収まりがよい。 ※なお、ハイエクをリバタリアンと説明しているサイトがよくある(例えばWIKIPEDIA)。彼の思想がリバタリアン達の思想に大きな影響を及ぼしているのは確かだが、しかし上述のとおりハイエクは「設計主義的合理主義」を厳しく排撃しており、彼をリバタリアンに含めるのは無理である。 ※下図では、便宜主義で中間派を代表させているが、自由至上主義・共同体主義その他、上に挙げた諸思想は全て下図の黄色の領域に位置すると理解して欲しい。 ※サイズが合わない場合はこちら をクリック ※政治的スタンス5分類・8分類について詳しくは 政治の基礎知識 参照。 ■3.言葉どおりの中間派 ◆辞書による説明1:「中間派」 (1) オックスフォード英語事典(centristの項)より抜粋翻訳 穏健な政治的見解を保持している人。 (2) コウビルド英語事典(centristの項)より全文翻訳 中間派の政策または政党は、過激ではなく穏健である。 ◆辞書による説明2:「中道派」 (1) オックスフォード英語事典(middle-of-the-roadの項)より抜粋翻訳 極端を避けること。穏健。 (2) コウビルド英語事典(middle-of-the-roadの項)より全文翻訳 貴方が、誰かの見解や政策が中道(middle-of-the-road)だと記述するとき、貴方は、彼らが右翼でも左翼でもなく、なおかつ過激派でも全くないことを意図している。 ◆辞書による説明3:「第三の道」 (1) オックスフォード英語事典(the Third Wayの項)より抜粋翻訳 2つの極端に対する代替案と見なされるあらゆるオプション、特に左翼でも右翼でもなく、中間的で合意に基づいた政治的アジェンダ(協議事項)をいう。 (2) コウビルド英語事典(the Third Wayの項)より全文翻訳 「第三の道」(という言葉)は、極端に右翼的でもなく、極端に左翼的でもない政治的信条・原則の一揃いの組み合わせを言い表す場合に使用される。 ※「第三の道」という言葉は、18年間続いた英国のサッチャー メージャー保守政権に対抗して、ブレア党首が、new Labour(新しい労働党)の政策スローガンとして唱えたもので、確かにブレア以前の労働党の取っていた強度の社会民主主義政策(=社会主義)と、サッチャー以降の保守党の新保守主義(=再興自由主義)政策の間という意味で「第三の道」であるが、その実質はアメリカ民主党の「リベラリズム」に近いもの、つまり「中間」ではなく「リベラル左派」に近い政策だった。 ■4.価値・原則ではなく結果を重視する思想 ◆辞書による説明1:「便宜主義」 (1) コウビルド英語事典(opportunismの項)より全文翻訳 もし貴方が、誰かの振る舞いをオポチュニズムと呼ぶとき、貴方は、彼らを自身の行為が正しいか間違いかを考慮することなしに起こり得る全ての機会を金銭や権力を得るために利用している、と批判しているのである。 ◆辞書による説明2:「功利主義」 (1) ブリタニカ・コンサイス百科事典(utilitarianismの項)より全文翻訳 行為は、それが行為者だけでなく影響を受ける全ての人々をも含めて、幸福を最大化する傾向がある場合に、正しいとする倫理的原則である。 そのため、功利主義者は、行為の内的性向や行為者の動機ではなく、行為の結果に焦点を合わせる(結果主義 consequentalism を見よ)。 古典的功利主義は快楽主義(hedonist)である。しかし快楽(pleasure)以外の(または快楽に加えて)諸価値を採用することも可能である(観念的功利主義 ideal utilitarianism)。 あるいは、もっと中立的に、そして経済学の一般的バージョンで言うと、合理的か、または(何らかの)知識に基礎を置いたものに見えるならば、全てのものは価値がある、と見なすことが出来る(選好的功利主義 preference utilitarianism)。 功利最大化の検証は、単独の行為によって直接に適用される(行為功利主義 act utilitarianism)か、または、行為ルールのような道義的評価に相応しい何らかの他の対象を通じて行為に対して間接的にのみ適用される(ルール功利主義 rule utilitarianism)とする。 ジェレミー・ベンサムの『道徳と法の原理序説』(1787年)とジョン・スチュアート・ミルの『功利主義』(1863年)は功利主義の主要な声明書である。 (2) オックスフォード英語事典(utilitarianismの項)より抜粋翻訳 有益であり多数の利益となる行為であれば、それは正しいものである、とする信条。 何はともあれ、幸福を増進する行為は正しいものであり、最大多数の最大幸福ということが行為の第一の案内役であるべきだ、とする信条。 功利主義の最も有名な唱道者は、ジェレミー・ベンサムとJ.S.ミルである。 功利主義は、①行為の動機や内的性向ではなくて、その結果に焦点を合わせていること、②異なる諸個人の幸福を比較することの不適切さ、③正義や平等などの概念に基礎を置く諸価値に留意することが欠落していること、を批判されている。 (3) コウビルド英語事典(utilitarianismの項)より全文翻訳 功利主義とは、道義的に正しい行動の流れとは、最大多数の人々の利益を産み出すものである、とする理念である。 ◆辞書による説明3:「結果主義」 (1) ブリタニカ・コンサイス百科事典(consequentialismの項)より全文翻訳 倫理学で、行為はそれらの結果に基づいて正しいか間違いかの判断を下すべきである、とする信条。 結果主義の一番単純な形式は、古典的 classic(または快楽主義的 hedonistic)功利主義 utilitarianism である。それは、ある行為の快楽の総量がそれが世界に与える苦痛を上回って最大化されるかどうかによって、正しいか又は間違っているか分かると主張する。 「観念的功利主義(ideal utilitarianism)」として知られるG.E.ムースの結果主義は、美と友情を快楽と同様に、個人の行為が、その最大化を目指すべき内的善(intrinsic goods)と見なしている。 R.M.ヘアーの「選好的功利主義(preference utilitarianism)」によれば、例えどんな選好であるにせよ、その選好や要求が最大限に充足されるならば、それらの行為は正しい、とされる。 結果主義者達は、また、①各々の個人の行為は、その結果に基づいて判断されるべきか、またはそれに代わって、②行為の一般ルールがそのように判断されるべきであり、個人の行為はそれが一般ルールに調和しているか否かという点のみ判断される、とすべきかに関して、内部で(見解の)相違がある。 ①前者を「行為功利主義者(act utilitarian)」といい、②後者を「ルール功利主義者(rule utilitarian)」という。 義務論的倫理学を見よ。 (2) オックスフォード英語事典(consequentialismの項)より抜粋翻訳 (哲学)行為の道義性はもっぱら、その結果によって判断される、とする信条。 ■5.その他多様な思想 ◆辞書による説明1:「無政府主義」 (1) ブリタニカ・コンサイス百科事典(anarchismの項)より全文翻訳 あらゆる形式の政治的権威は不必要であり望ましくないと考え、個人や集団の自発的な協力と自由な連携に基づいた社会を唱導する政治理論。 この言葉は、現在は無政府主義の定礎者と見なされているピエール・ジョセフ・プルードンが『所有とは何か』(1840年)で採用するまでは軽蔑的にのみ用いられた。 無政府主義者ミハイル・バクーニンは第一インターナショナルでカール・マルクスと衝突し、1872年に第一インターナショナルは解散したが、バクーニンの支持者達はスペインやイタリアなどのラテン系諸国で労働者組織の管理力を掌握し続けた。 政府のない社会への以降には暴力革命が必要だと信じていた初期の無政府主義者達さえも、移行の必然性(※注:マルクスによる共産主義社会への移行の必然性の主張のことと思われる)には不同意だった。 1880年代末に勃興したアナルコ-サンディカリズム(無政府主義的急進労働組合運動)は労働組合(Syndicats)(の力)を強調し、国家を麻痺させるゼネストを呼びかけた。 19世紀と20世紀には無政府主義はまた、英国のニュー・ァナークやアメリカのブルック・ファームといった実験的共同体を産み出した。 スペイン内戦の初期の期間に無政府主義者達の民兵は東部スペインの大半の部分を事実上管理し、彼らはそこに数百の無政府主義的集合社会(anarchist collectives)を樹立した。 無政府主義は、1930年代にファシズムの組織的な運動に鎮圧されたが、1950年代と60年代にアメリカと欧州の公民権運動と学生運動へのその影響を通して再登場した。 1970年代の急進的な環境運動もまた無政府主義的な理念に鼓舞されたものである。 1999年に始まった、無政府主義者に先導された世界銀行や国際通貨基金(IMF)に反対する街頭デモは、それまでになかった知名度を獲得し、新たな無政府主義グループ・定期刊行物・インターネットサイトなどを産み出した。 無政府主義者の主題は、沢山の20世紀の芸術家・作家・音楽家達によって省察された。その中にはパブロ・ピカソ、アメリカのビート運動の詩人達、スペインのシュールリアリスズム映画制作者ルイス・ビュンナー、アメリカ人作曲家ジョン・ケージが含まれる。 (1) オックスフォード英語事典(anarchismの項)より抜粋翻訳 あらゆる政府の廃止と、武力や強制に頼らず自発性と協力に基づく社会を組織することへの信念。 無政府主義の信条に基づく政治的動力または運動(a political force or movement)。 (3) コウビルド英語事典(anarchismの項)より全文翻訳 無政府主義とは政府の法や権力は、自由に協働する人民によって置き換えられるべきだとする信条である。 ◆辞書による説明2:「自由至上主義」 (1) ブリタニカ・コンサイス百科事典(libertarianismの項)より全文翻訳 個人の自由を強調する政治思想。自由至上主義者は、各個人は、自己の行動が他人の自由を侵害しない限り、完全な行動の自由を保持すべきだと信じている。 自由至上主義者の政府に対する不信は、19世紀の無政府主義(anarchism)に起源を持つ。典型的な自由至上主義者は、所得税やその他の政府の課税ばかりでなく、社会保障(social security)や郵便サービスのような他の多くの人々が有益だと思っているプログラムにも反対する。 アメリカでは彼らの見解はしばしば伝統的な政党間の境界を横断する(例えば、自由至上主義者はほとんどの共和党支持者と同じ様に銃規制に反対するが、ほとんどの民主党支持者と同じ様に禁止薬物の合法化を支持する)。 自由至上主義者の間で愛好されている人物はヘンリー・デビット・ソローとアイン・ランドである。 (2) オックスフォード英語事典(libertarianismの項)より抜粋翻訳 市民生活に対する政府の介入を最小限のもののみとすることを唱導する極端な自由放任の政治思想。 その支持者は個人の道徳は政府の扱う事柄ではなく、それゆえ麻薬使用や売春のような異論もあるところではあるが参加者以外の誰も害さない活動は不法とされるべきではないと信じている。 自由至上主義者は無政府主義者と主張内容を共有しているが、但し自由至上主義者は一般には、より一層政治的権利と関連付けられる(主としてアメリカ)。自由至上主義は伝統的な自由を社会的正義に結びつける配慮が欠落している。 (3) コウビルド英語事典(libertarianの項)より全文翻訳 1 リバタリアンであったり、またリバタリアン的な態度の人とは、人々は自分が望むままのやり方で考えたり振る舞う自由を持つべきだという理念を信じ、また支持している人である。(= リベラル) 2 自由至上主義者とは自由至上主義の見識を持つ人である。(= リベラル) ◆辞書による説明3:「共同体主義」 (1) ブリタニカ・コンサイス百科事典(communitarianismの項)より全文翻訳 ①政治生活の実行、②政治制度の分析・評価、③人間のアイディンティティと安寧幸福の理解、に関する共同体(community)の重要性を強調する政治・社会思想。 共同体主義は1980-90年代に、ジョン・ロールズ等の思想家による理論的リベラリズムに対する明白な反対思想として興起した。 共同体主義者によれば、リベラリズムは非現実的なほどに原子化した抽象的個人という概念に寄りかかっており、また自由と自律といった個人的価値に余りにも重要性を置き過ぎている。 共同体主義の主要な代表者には、アミタイ・エツィオーニ、マイケル・サンデル、チャールズ・ティーラーが含まれる。 なお、集産主義を参照のこと。 (2) オックスフォード英語事典(communitarianismの項)より抜粋翻訳 1 小規模な自治的共同体に基礎を置く、社会組織に関する理論または制度。 2 共同体に対する個人の責任と、家族という単位の社会的な重要性を強調するイデオロギー -... ※サイズが合わない場合はこちら をクリック ■6.ご意見、情報提供 ↓これまでの全コメントを表示する場合はここをクリック +... 以下は最新コメント表示 名前 ラジオボタン(各コメントの前についている○)をクリックすることで、そのコメントにレスできます。 ■左翼や売国奴を論破する!セットで読む政治理論・解説ページ 政治の基礎知識 政治学の概念整理と、政治思想の対立軸 政治思想(用語集) リベラル・デモクラシー、国民主権、法の支配 デモクラシーと衆愚制 ~ 「民主主義」信仰を打ち破る ※別題「デモクラシーの真実」 リベラリズムと自由主義 ~ 自由の理論の二つの異なった系譜 ※別題「リベラリズムの真実」 保守主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ ナショナリズムとは何か ケインズvs.ハイエクから考える経済政策 国家解体思想(世界政府・地球市民)の正体 左派・左翼とは何か 右派・右翼とは何か 中間派に何を含めるか 「個人主義」と「集産主義」 ~ ハイエク『隷従への道』読解の手引き 最速!理論派保守☆養成プログラム 「皇国史観」と国体論~日本の保守思想を考える 日本主義とは何か ~ 日本型保守主義とナショナリズムの関係を考える 右翼・左翼の歴史 靖國神社と英霊の御心 マルクス主義と天皇制ファシズム論 丸山眞男「天皇制ファシズム論」、村上重良「国家神道論」の検証 国体とは何か① ~ 『国体の本義』と『臣民の道』(2つの公定「国体」解説書) 国体とは何か② ~ その他の論点 国体法(不文憲法)と憲法典(成文憲法) 歴史問題の基礎知識 戦後レジームの正体 「法の支配(rule of law)」とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 立憲主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 「正義」とは何か ~ 法価値論まとめ+「法の支配」との関係 正統性とは何か ~ legitimacy ・ orthodoxy の区別と、憲法の正統性問題 自然法と人権思想の関係、国体法との区別 「国民の権利・自由」と「人権」の区別 ~ 人権イデオロギー打破のために 日本国憲法改正問題(上級編) ※別題「憲法問題の基礎知識」 学者別《憲法理論-比較表》 政治的スタンス毎の「国民主権」論比較・評価 よくわかる現代左翼の憲法論Ⅰ(芦部信喜・撃墜編) よくわかる現代左翼の憲法論Ⅱ(長谷部恭男・追討編) ブログランキング応援クリックをお願いいたします(一日一回有効)。 人気ブログランキングへ
https://w.atwiki.jp/axissenki/pages/70.html
中間結果 初日 +... 第1位 氏 第2位 氏 第3位 氏 第4位 氏 第5位 氏 第6位 氏 第7位 氏 第8位 氏 第9位 氏 第10位 氏 10位ポイント pt 50位ポイント pt 演習終了まであと 時間、、、 2日目 +... 第1位 氏 第2位 氏 第3位 氏 第4位 氏 第5位 氏 第6位 氏 第7位 氏 第8位 氏 第9位 氏 第10位 氏 10位ポイント pt 50位ポイント pt 演習終了まであと 時間、、、 3日目 +... 第1位 氏 第2位 氏 第3位 氏 第4位 氏 第5位 氏 第6位 氏 第7位 氏 第8位 氏 第9位 氏 第10位 氏 10位ポイント pt 50位ポイント pt 演習終了まであと 時間、、、 4日目 +... 第1位 氏 第2位 氏 第3位 氏 第4位 氏 第5位 氏 第6位 氏 第7位 氏 第8位 氏 第9位 氏 第10位 氏 10位ポイント pt 50位ポイント pt 演習終了まであと 時間、、、 5日目 +... 第1位 氏 第2位 氏 第3位 氏 第4位 氏 第5位 氏 第6位 氏 第7位 氏 第8位 氏 第9位 氏 第10位 氏 10位ポイント pt 50位ポイント pt 演習終了まであと 時間、、、 6日目 +... 第1位 氏 第2位 氏 第3位 氏 第4位 氏 第5位 氏 第6位 氏 第7位 氏 第8位 氏 第9位 氏 第10位 氏 10位ポイント pt 50位ポイント pt 演習終了まであと 時間、、、 最終日 +... 第1位 氏 第2位 氏 第3位 氏 第4位 氏 第5位 氏 第6位 氏 第7位 氏 第8位 氏 第9位 氏 第10位 氏 10位ポイント pt 50位ポイント pt 演習終了まであと 時間、、、 +... 第1位 氏 第2位 氏 第3位 氏 第4位 氏 第5位 氏 第6位 氏 第7位 氏 第8位 氏 第9位 氏 第10位 氏 10位ポイント pt 50位ポイント pt 演習終了まであと 時間、、、 +... 演習開始から 時間 第1位 氏 第2位 氏 第3位 氏 第4位 氏 第5位 氏 第6位 氏 第7位 氏 第8位 氏 第9位 氏 第10位 氏 10位ポイント pt 50位ポイント pt 演習終了まであと 時間、、、
https://w.atwiki.jp/kumicit/pages/115.html
創造論サイド 創造論者が使ってはいけない論 CMI ‘There are no transitional forms.’「中間形態の化石は存在しない」 Since there are candidates, even though they are highly dubious, it’s better to avoid possible comebacks by saying instead ‘While Darwin predicted that the fossil record would show numerous transitional fossils, even 140 years later, all we have are a handful of disputable examples. 中間形態化石の候補はあるが、それらは非常に疑わしい。言い返しを避けるために、代わりに「ダーウィンは化石記録は多くの中間形態を示すと予測したが、一世紀半たっても、見つかったのは数個の論破された例だけである」という方がよい。 AiG ‘There are no transitional forms.’ 「「中間形態の化石は存在しない」 It would be better to say there are no intermediates between two different kinds. We find variant transitional fossils for animals within the same kind—horse to a horse for example but that is expected in a biblical worldview 2つの異なる種類(kind)の中間の化石は見つかっていないと言う方がよい。我々は同じ種類(kind)の動物の間も中間化石を見出している。たとえば、馬と馬の中間など。しかし、これは聖書の世界観から期待されるものである。 Kumicitのコメント 創造論者の言うところの種類(kind)の間の中間形態の化石も見つかっているが、創造論者たちは、それは隙間の両側のどちらかであるという。そして、時として、奇妙な事態が起きる。たとえば、「グルジア共和国Dmanisiで発見された、ホモハビリスとホモエレクトスの中間的な特徴を持つ化石について、Answers in Genesisが現代の人間の変異の範囲内と主張し、インテリジェントデザインの本山たるDiscovery InstituteのCasey Luskinが類人猿そのものだと主張している(リンク参照)。 次第に中間的な化石が見つかり、そのまた中間が見つかりという過程をへてきている。たとえば人類についても: wikipedia Transitional Fossils これへの対処として、いずれは「中間化石は存在する」を創造論者たちは認めてしまうかもしれない。 というのは、それで"若い地球の創造論"がゆらぐわけではないからだ。「種を連続的に創造したが、自然選択で中間的な種は創造後早期に消え去った」と主張してしまえばいい。自然選択が"若い地球の創造論"の一部となっているため、特に問題はないだろう。 ただし、自然選択という考え方に敵対的であるインテリジェントデザイン運動側はそうはいかないだろう。 関連する創造論者の主張 CC200 中間形態の化石が存在しない CC214_1_1 始祖鳥はまったくの鳥 CB901_1 変化の範囲は 種類(kind) の内側に限定される。 リンク Dmanisiの化石は中間化石ではないと言うLuskinとAnswers in Genesis Casey Luskin "Human Origins Update Harvard Scientist and New York Times Reporter Get the "Plug Evolution Memo"...Sort of" (2007/09/22) News to Note, September 22, 2007 on Answers in Genesis
https://w.atwiki.jp/discountpstore/pages/83.html
ドットコム 上蓮花寺4丁目1番1号
https://w.atwiki.jp/cscs/pages/1340.html
大型バジュラ(中間形態) 空と炎の凱歌 UNIT U-031 緑 発生 緑/赤 2-5-1 C クイック 強襲 武装変更〔大型バジュラ〕 (自動A) このカードは、キャラがセットされているとして扱う。 バジュラ Mサイズ [4][2][5] 出典 「マクロスF」 2008
https://w.atwiki.jp/psdqrta/pages/65.html
中間イベント結果ページ ◎お題 (ReTAリレー) ・DQ5 クリア条件:手持ちのお金を《23000G》以上にする 追加条件:プレイ開始時に持っているアイテムの中から1つ売却する これ以降売却できるアイテムは、現プレイ時に入手したアイテムのみ ・DQ4 クリア条件:手持ちのお金を《21000G》ピッタリにする 追加条件:プレイ開始時に持っているアイテムの中から1つ売却する これ以降売却できるアイテムは、現プレイ時に入手したアイテムのみ ・DQ8 クリア条件:手持ちのお金を《90250G》以上にする 追加条件:プレイ開始時に持っているアイテムの中から3つ売却する これ以降売却できるアイテムは、現プレイ時に入手したアイテムのみ ・DQ7 クリア条件:手持ちのお金を《32000G》以上にする 追加条件:アイテムは《移民の町》以外では売却不可 第2回戦 RLA(リアルラックアタック)とは制限時間内に手持ちコインを何枚まで増やせるかを競う競技である!!! 制限時間 30分 DQ5 1000枚 スライムレース DQ4 1000枚 競技場 DQ8 4500枚 ルーレット DQ7 1500枚 ポーカー 1位:5点 2位:2点 3位:0点 追加得点 (※「次の順位」の走者との枚数差) DQ5 100枚差につき+1点 DQ4 500枚差につき+1点 DQ8 1000枚差につき+1点 DQ7 3000枚差につき+1点 A B D C ReTAリレー 41 42 37 20 ポイント 0 2 5 DQ5 3159 3528 2280 ポイント 10 8 0 DQ4 1176 2009 1118 ポイント 2 6 0 DQ8 5054 0 1550 ポイント 8 0 3 DQ7 1 2338 0 ポイント 2 5 0 合計 22 21 8 賞品 1位:本部コミュ決起 2位:選手宣誓 3位:御茶麒麟大先生のありがたいお言葉
https://w.atwiki.jp/hazimarinoyado/pages/11.html
https://w.atwiki.jp/kbt16s/pages/104.html
右派(the Right)・左派(the Left)の分類から外れる様々な思想のまとめ <目次> ■1.このページの目的 ■2.中間派の概要 ■3.言葉どおりの中間派◆辞書による説明1:「中間派」 ◆辞書による説明2:「中道派」 ◆辞書による説明3:「第三の道」 ■4.価値・原則ではなく結果を重視する思想◆辞書による説明1:「便宜主義」 ◆辞書による説明2:「功利主義」 ◆辞書による説明3:「結果主義」 ■5.その他多様な思想◆辞書による説明1:「無政府主義」 ◆辞書による説明2:「自由至上主義」 ◆辞書による説明3:「共同体主義」 ■6.ご意見、情報提供 ■1.このページの目的 右派・左派に簡単には分類できない様々な思想(ここでは便宜的に「中間派」と呼ぶ)について、概念的な整理を行います。 ■2.中間派の概要 ※中間派を更に内容から3分類します。 内容 キーワード 言葉どおりの中間派 右派と左派の中間に位置することを自認するもの ①中間派(centrist)、②中道派(middle-of-the-road, middle-roader)、③第三の道(the Third Way) 価値・原則ではなく結果を重視する思想 結果重視であり、一定の価値・原則に基づいた思想ではないもの ①便宜主義(opportunism)、②功利主義(utilitarianism)、③結果主義(consequentalism) その他多様な思想 独自の思想内容を保持するが、右派・左派の分類には該当し難いもの ①無政府主義(anarchism)、②自由至上主義(libertarianism)、③共同体主義(communitarianism) ※②自由至上主義(libertarianism)は右派の思想と見なされる場合が多いが、どちらかというと左派的な①無政府主義(anarchism)との関連性が強いことと、ノージックの主張がJ.ロックの社会契約説に則った構成をとっておりハイエクのいう「設計主義的合理主義」に該当することから、中間派に分類する方が収まりがよい。 ※なお、ハイエクをリバタリアンと説明しているサイトがよくある(例えばWIKIPEDIA)。彼の思想がリバタリアン達の思想に大きな影響を及ぼしているのは確かだが、しかし上述のとおりハイエクは「設計主義的合理主義」を厳しく排撃しており、彼をリバタリアンに含めるのは無理である。 ※下図では、便宜主義で中間派を代表させているが、自由至上主義・共同体主義その他、上に挙げた諸思想は全て下図の黄色の領域に位置すると理解して欲しい。 ※サイズが合わない場合はこちらをクリック ※政治的スタンス5分類・8分類について詳しくは 政治の基礎知識 参照。 ■3.言葉どおりの中間派 ◆辞書による説明1:「中間派」 (1) オックスフォード英語事典(centristの項)より抜粋翻訳 穏健な政治的見解を保持している人。 (2) コウビルド英語事典(centristの項)より全文翻訳 中間派の政策または政党は、過激ではなく穏健である。 ◆辞書による説明2:「中道派」 (1) オックスフォード英語事典(middle-of-the-roadの項)より抜粋翻訳 極端を避けること。穏健。 (2) コウビルド英語事典(middle-of-the-roadの項)より全文翻訳 貴方が、誰かの見解や政策が中道(middle-of-the-road)だと記述するとき、貴方は、彼らが右翼でも左翼でもなく、なおかつ過激派でも全くないことを意図している。 ◆辞書による説明3:「第三の道」 (1) オックスフォード英語事典(the Third Wayの項)より抜粋翻訳 2つの極端に対する代替案と見なされるあらゆるオプション、特に左翼でも右翼でもなく、中間的で合意に基づいた政治的アジェンダ(協議事項)をいう。 (2) コウビルド英語事典(the Third Wayの項)より全文翻訳 「第三の道」(という言葉)は、極端に右翼的でもなく、極端に左翼的でもない政治的信条・原則の一揃いの組み合わせを言い表す場合に使用される。 ※「第三の道」という言葉は、18年間続いた英国のサッチャー メージャー保守政権に対抗して、ブレア党首が、new Labour(新しい労働党)の政策スローガンとして唱えたもので、確かにブレア以前の労働党の取っていた強度の社会民主主義政策(=社会主義)と、サッチャー以降の保守党の新保守主義(=再興自由主義)政策の間という意味で「第三の道」であるが、その実質はアメリカ民主党の「リベラリズム」に近いもの、つまり「中間」ではなく「リベラル左派」に近い政策だった。 ■4.価値・原則ではなく結果を重視する思想 ◆辞書による説明1:「便宜主義」 (1) コウビルド英語事典(opportunismの項)より全文翻訳 もし貴方が、誰かの振る舞いをオポチュニズムと呼ぶとき、貴方は、彼らを自身の行為が正しいか間違いかを考慮することなしに起こり得る全ての機会を金銭や権力を得るために利用している、と批判しているのである。 ◆辞書による説明2:「功利主義」 (1) ブリタニカ・コンサイス百科事典(utilitarianismの項)より全文翻訳 行為は、それが行為者だけでなく影響を受ける全ての人々をも含めて、幸福を最大化する傾向がある場合に、正しいとする倫理的原則である。 そのため、功利主義者は、行為の内的性向や行為者の動機ではなく、行為の結果に焦点を合わせる(結果主義 consequentalism を見よ)。 古典的功利主義は快楽主義(hedonist)である。しかし快楽(pleasure)以外の(または快楽に加えて)諸価値を採用することも可能である(観念的功利主義 ideal utilitarianism)。 あるいは、もっと中立的に、そして経済学の一般的バージョンで言うと、合理的か、または(何らかの)知識に基礎を置いたものに見えるならば、全てのものは価値がある、と見なすことが出来る(選好的功利主義 preference utilitarianism)。 功利最大化の検証は、単独の行為によって直接に適用される(行為功利主義 act utilitarianism)か、または、行為ルールのような道義的評価に相応しい何らかの他の対象を通じて行為に対して間接的にのみ適用される(ルール功利主義 rule utilitarianism)とする。 ジェレミー・ベンサムの『道徳と法の原理序説』(1787年)とジョン・スチュアート・ミルの『功利主義』(1863年)は功利主義の主要な声明書である。 (2) オックスフォード英語事典(utilitarianismの項)より抜粋翻訳 有益であり多数の利益となる行為であれば、それは正しいものである、とする信条。 何はともあれ、幸福を増進する行為は正しいものであり、最大多数の最大幸福ということが行為の第一の案内役であるべきだ、とする信条。 功利主義の最も有名な唱道者は、ジェレミー・ベンサムとJ.S.ミルである。 功利主義は、①行為の動機や内的性向ではなくて、その結果に焦点を合わせていること、②異なる諸個人の幸福を比較することの不適切さ、③正義や平等などの概念に基礎を置く諸価値に留意することが欠落していること、を批判されている。 (3) コウビルド英語事典(utilitarianismの項)より全文翻訳 功利主義とは、道義的に正しい行動の流れとは、最大多数の人々の利益を産み出すものである、とする理念である。 ◆辞書による説明3:「結果主義」 (1) ブリタニカ・コンサイス百科事典(consequentialismの項)より全文翻訳 倫理学で、行為はそれらの結果に基づいて正しいか間違いかの判断を下すべきである、とする信条。 結果主義の一番単純な形式は、古典的 classic(または快楽主義的 hedonistic)功利主義 utilitarianism である。それは、ある行為の快楽の総量がそれが世界に与える苦痛を上回って最大化されるかどうかによって、正しいか又は間違っているか分かると主張する。 「観念的功利主義(ideal utilitarianism)」として知られるG.E.ムースの結果主義は、美と友情を快楽と同様に、個人の行為が、その最大化を目指すべき内的善(intrinsic goods)と見なしている。 R.M.ヘアーの「選好的功利主義(preference utilitarianism)」によれば、例えどんな選好であるにせよ、その選好や要求が最大限に充足されるならば、それらの行為は正しい、とされる。 結果主義者達は、また、①各々の個人の行為は、その結果に基づいて判断されるべきか、またはそれに代わって、②行為の一般ルールがそのように判断されるべきであり、個人の行為はそれが一般ルールに調和しているか否かという点のみ判断される、とすべきかに関して、内部で(見解の)相違がある。 ①前者を「行為功利主義者(act utilitarian)」といい、②後者を「ルール功利主義者(rule utilitarian)」という。 義務論的倫理学を見よ。 (2) オックスフォード英語事典(consequentialismの項)より抜粋翻訳 (哲学)行為の道義性はもっぱら、その結果によって判断される、とする信条。 ■5.その他多様な思想 ◆辞書による説明1:「無政府主義」 (1) ブリタニカ・コンサイス百科事典(anarchismの項)より全文翻訳 あらゆる形式の政治的権威は不必要であり望ましくないと考え、個人や集団の自発的な協力と自由な連携に基づいた社会を唱導する政治理論。 この言葉は、現在は無政府主義の定礎者と見なされているピエール・ジョセフ・プルードンが『所有とは何か』(1840年)で採用するまでは軽蔑的にのみ用いられた。 無政府主義者ミハイル・バクーニンは第一インターナショナルでカール・マルクスと衝突し、1872年に第一インターナショナルは解散したが、バクーニンの支持者達はスペインやイタリアなどのラテン系諸国で労働者組織の管理力を掌握し続けた。 政府のない社会への以降には暴力革命が必要だと信じていた初期の無政府主義者達さえも、移行の必然性(※注:マルクスによる共産主義社会への移行の必然性の主張のことと思われる)には不同意だった。 1880年代末に勃興したアナルコ-サンディカリズム(無政府主義的急進労働組合運動)は労働組合(Syndicats)(の力)を強調し、国家を麻痺させるゼネストを呼びかけた。 19世紀と20世紀には無政府主義はまた、英国のニュー・ァナークやアメリカのブルック・ファームといった実験的共同体を産み出した。 スペイン内戦の初期の期間に無政府主義者達の民兵は東部スペインの大半の部分を事実上管理し、彼らはそこに数百の無政府主義的集合社会(anarchist collectives)を樹立した。 無政府主義は、1930年代にファシズムの組織的な運動に鎮圧されたが、1950年代と60年代にアメリカと欧州の公民権運動と学生運動へのその影響を通して再登場した。 1970年代の急進的な環境運動もまた無政府主義的な理念に鼓舞されたものである。 1999年に始まった、無政府主義者に先導された世界銀行や国際通貨基金(IMF)に反対する街頭デモは、それまでになかった知名度を獲得し、新たな無政府主義グループ・定期刊行物・インターネットサイトなどを産み出した。 無政府主義者の主題は、沢山の20世紀の芸術家・作家・音楽家達によって省察された。その中にはパブロ・ピカソ、アメリカのビート運動の詩人達、スペインのシュールリアリスズム映画制作者ルイス・ビュンナー、アメリカ人作曲家ジョン・ケージが含まれる。 (1) オックスフォード英語事典(anarchismの項)より抜粋翻訳 あらゆる政府の廃止と、武力や強制に頼らず自発性と協力に基づく社会を組織することへの信念。 無政府主義の信条に基づく政治的動力または運動(a political force or movement)。 (3) コウビルド英語事典(anarchismの項)より全文翻訳 無政府主義とは政府の法や権力は、自由に協働する人民によって置き換えられるべきだとする信条である。 ◆辞書による説明2:「自由至上主義」 (1) ブリタニカ・コンサイス百科事典(libertarianismの項)より全文翻訳 個人の自由を強調する政治思想。自由至上主義者は、各個人は、自己の行動が他人の自由を侵害しない限り、完全な行動の自由を保持すべきだと信じている。 自由至上主義者の政府に対する不信は、19世紀の無政府主義(anarchism)に起源を持つ。典型的な自由至上主義者は、所得税やその他の政府の課税ばかりでなく、社会保障(social security)や郵便サービスのような他の多くの人々が有益だと思っているプログラムにも反対する。 アメリカでは彼らの見解はしばしば伝統的な政党間の境界を横断する(例えば、自由至上主義者はほとんどの共和党支持者と同じ様に銃規制に反対するが、ほとんどの民主党支持者と同じ様に禁止薬物の合法化を支持する)。 自由至上主義者の間で愛好されている人物はヘンリー・デビット・ソローとアイン・ランドである。 (2) オックスフォード英語事典(libertarianismの項)より抜粋翻訳 市民生活に対する政府の介入を最小限のもののみとすることを唱導する極端な自由放任の政治思想。 その支持者は個人の道徳は政府の扱う事柄ではなく、それゆえ麻薬使用や売春のような異論もあるところではあるが参加者以外の誰も害さない活動は不法とされるべきではないと信じている。 自由至上主義者は無政府主義者と主張内容を共有しているが、但し自由至上主義者は一般には、より一層政治的権利と関連付けられる(主としてアメリカ)。自由至上主義は伝統的な自由を社会的正義に結びつける配慮が欠落している。 (3) コウビルド英語事典(libertarianの項)より全文翻訳 1 リバタリアンであったり、またリバタリアン的な態度の人とは、人々は自分が望むままのやり方で考えたり振る舞う自由を持つべきだという理念を信じ、また支持している人である。(= リベラル) 2 自由至上主義者とは自由至上主義の見識を持つ人である。(= リベラル) ◆辞書による説明3:「共同体主義」 (1) ブリタニカ・コンサイス百科事典(communitarianismの項)より全文翻訳 ①政治生活の実行、②政治制度の分析・評価、③人間のアイディンティティと安寧幸福の理解、に関する共同体(community)の重要性を強調する政治・社会思想。 共同体主義は1980-90年代に、ジョン・ロールズ等の思想家による理論的リベラリズムに対する明白な反対思想として興起した。 共同体主義者によれば、リベラリズムは非現実的なほどに原子化した抽象的個人という概念に寄りかかっており、また自由と自律といった個人的価値に余りにも重要性を置き過ぎている。 共同体主義の主要な代表者には、アミタイ・エツィオーニ、マイケル・サンデル、チャールズ・ティーラーが含まれる。 なお、集産主義を参照のこと。 (2) オックスフォード英語事典(communitarianismの項)より抜粋翻訳 1 小規模な自治的共同体に基礎を置く、社会組織に関する理論または制度。 2 共同体に対する個人の責任と、家族という単位の社会的な重要性を強調するイデオロギー ※サイズが合わない場合はこちらをクリック ■6.ご意見、情報提供 ↓これまでの全コメントを表示する場合はここをクリック +... リバタリアニズムというのは非常に定義するのが難しい政治思想だと思います。あえて言えば、広い意味での「集産主義」の対偶概念といったところでしょうか。自由を徹底的に消極的にとらえる、言い換えれば、自由を国家による恣意的強制の欠如としてとらえる点が全てのリバタリアンに共通する唯一の特色とも言えるような気がします。問題になるのは、その自由はどこからもたらされるのか、という点です。ノージックの「権原理論」ように自由を自然権とみなし、社会契約論的な構成をとることは不可避的に「個人のアトム化」、すなわち、家族や伝統・慣習から切り離された原子論的な個人を想定することを含意しています。これは個人のもつ理性への過信、ハイエクの言う「設計主義的合理主義」の産物だと思います。 -- 政治家志望の一高校生 (2012-03-04 02 24 56) これに対し、自由を「法の支配」という自生的ルールの賜物とみなし、言葉では言い表せないような伝統や慣習、さらには人間の無知に立脚するようなハイエク的なリバタリアニズムは、それ自体が一つの政治思想というよりはより大きなくくりの保守思想の中の「自由を愛する心」、いいかえれば「パターナリズムに対する健全な嫌悪感」を抽出したもののように私には思えます。保守主義を信奉する人の中には、リバタリアニズムと聞くと急進的な個人主義をイメージして嫌悪感を覚える方もいらっしゃるでしょう。しかし、自主独立の気概を持ち、困難を乗り越えようとする個人の存在は自由社会にとって何物にも代えがたい財産です。伝統や慣習と個人の自由は不可分であり、両方そろってこそ価値があるのだと思います。保守思想がたんなる右翼思想に転落しないためにも、リバタリアニズムを検討してみることは大いに意義あることだと私は思います。 -- 政治家志望の一高校生 (2012-03-04 02 26 23) 以下は最新コメント表示 リバタリアニズムというのは非常に定義するのが難しい政治思想だと思います。あえて言えば、広い意味での「集産主義」の対偶概念といったところでしょうか。自由を徹底的に消極的にとらえる、言い換えれば、自由を国家による恣意的強制の欠如としてとらえる点が全てのリバタリアンに共通する唯一の特色とも言えるような気がします。問題になるのは、その自由はどこからもたらされるのか、という点です。ノージックの「権原理論」ように自由を自然権とみなし、社会契約論的な構成をとることは不可避的に「個人のアトム化」、すなわち、家族や伝統・慣習から切り離された原子論的な個人を想定することを含意しています。これは個人のもつ理性への過信、ハイエクの言う「設計主義的合理主義」の産物だと思います。 -- 政治家志望の一高校生 (2012-03-04 02 24 56) これに対し、自由を「法の支配」という自生的ルールの賜物とみなし、言葉では言い表せないような伝統や慣習、さらには人間の無知に立脚するようなハイエク的なリバタリアニズムは、それ自体が一つの政治思想というよりはより大きなくくりの保守思想の中の「自由を愛する心」、いいかえれば「パターナリズムに対する健全な嫌悪感」を抽出したもののように私には思えます。保守主義を信奉する人の中には、リバタリアニズムと聞くと急進的な個人主義をイメージして嫌悪感を覚える方もいらっしゃるでしょう。しかし、自主独立の気概を持ち、困難を乗り越えようとする個人の存在は自由社会にとって何物にも代えがたい財産です。伝統や慣習と個人の自由は不可分であり、両方そろってこそ価値があるのだと思います。保守思想がたんなる右翼思想に転落しないためにも、リバタリアニズムを検討してみることは大いに意義あることだと私は思います。 -- 政治家志望の一高校生 (2012-03-04 02 26 23) 名前 ラジオボタン(各コメントの前についている○)をクリックすることで、そのコメントにレスできます。 ■左翼や売国奴を論破する!セットで読む政治理論・解説ページ 政治の基礎知識 政治学の概念整理と、政治思想の対立軸 政治思想(用語集) リベラル・デモクラシー、国民主権、法の支配 デモクラシーと衆愚制 ~ 「民主主義」信仰を打ち破る ※別題「デモクラシーの真実」 リベラリズムと自由主義 ~ 自由の理論の二つの異なった系譜 ※別題「リベラリズムの真実」 保守主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ ナショナリズムとは何か ケインズvs.ハイエクから考える経済政策 国家解体思想(世界政府・地球市民)の正体 左派・左翼とは何か 右派・右翼とは何か 中間派に何を含めるか 「個人主義」と「集産主義」 ~ ハイエク『隷従への道』読解の手引き 最速!理論派保守☆養成プログラム 「皇国史観」と国体論~日本の保守思想を考える 日本主義とは何か ~ 日本型保守主義とナショナリズムの関係を考える 右翼・左翼の歴史 靖國神社と英霊の御心 マルクス主義と天皇制ファシズム論 丸山眞男「天皇制ファシズム論」、村上重良「国家神道論」の検証 国体とは何か① ~ 『国体の本義』と『臣民の道』(2つの公定「国体」解説書) 国体とは何か② ~ その他の論点 国体法(不文憲法)と憲法典(成文憲法) 歴史問題の基礎知識 戦後レジームの正体 「法の支配(rule of law)」とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 立憲主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 「正義」とは何か ~ 法価値論まとめ+「法の支配」との関係 正統性とは何か ~ legitimacy ・ orthodoxy の区別と、憲法の正統性問題 自然法と人権思想の関係、国体法との区別 「国民の権利・自由」と「人権」の区別 ~ 人権イデオロギー打破のために 日本国憲法改正問題(上級編) ※別題「憲法問題の基礎知識」 学者別《憲法理論-比較表》 政治的スタンス毎の「国民主権」論比較・評価 よくわかる現代左翼の憲法論Ⅰ(芦部信喜・撃墜編) よくわかる現代左翼の憲法論Ⅱ(長谷部恭男・追討編) ブログランキング応援クリックをお願いいたします(一日一回有効)。 人気ブログランキングへ