約 4,297 件
https://w.atwiki.jp/nipponnokiki/pages/318.html
【関連】 皇室の基礎知識 皇室の本 万世一系 日章旗と君が代 秋篠宮ご一家 世界最強の天皇陛下 <目次> ■かけがえのない御皇室 ■天皇の尊さ■世界最古・最長の君主家 ■世界唯一の皇帝(Emperor) ■「文明開花」の先陣を切った明治天皇 ■米国から見た天皇 ■無礼な朝鮮 ■反権力雑誌に論破された「女系天皇論」 ■天皇家を護るとてつもない守護 ■天皇=日本そのもの ■日本の滅亡は世界の迷惑 ■天皇の役割■独裁を防ぐ ■国民を統合する ■伝統文化の正統を、保存・表現する ■皇室用語の基礎知識 ■かけがえのない御皇室 ものづくりの最先端を行く日本。東京にはビルが立ち並び、その中でポップカルチャーが所狭しとあふれています。そんな日本国でありながらも、2600年以上もの昔から皇胤(こういん)を秘めながら、今もなお御所の深い杜のそのまた深いところで神話が奥ゆかしく息をしています。古(いにしえ)のしきたりと未来を拓く最先端技術が混沌と生きている国。それが世界に誇る神の国日本のあるべき姿です。 ■天皇の尊さ ■世界最古・最長の君主家 我が国の皇室は、紀元前660年に践祚された初代 神武天皇から第125代 今上天皇まで、2669年(平成21年現在)も続いている。これは、世界に現存する世襲の君主家の中で、最古・最長です。 ただ、「紀元前660年に践祚された」という記述を素直に解釈しますと、神武天皇は、127歳で崩御あらせられたことになり、あまりにも長寿である、という指摘があります。これについては、作家の八木荘司 氏が、支那の史書『魏略』の記述を基に、「昔の日本での『一年』は、今でいう『半年』である」と指摘し、「神武天皇の践祚は、西暦181年である」と主張しています(八木荘司 著、角川書店 刊 『角川文庫 古代天皇はなぜ殺されたのか』)。これを考慮しても、1828年(2009年現在)続いている計算になり、やはり世界最古・最長です。 ■世界唯一の皇帝(Emperor) 昔から、支那は、中華思想を持っていました。中華思想とは、自らの国を、世界の中央にあって最も文化の進んでいる国と見なす思想です。そのため、支那は、外国を、「夷狄(いてき)」と呼び、見下してきました。この中華思想に基づき、支那は、「冊封(さくほう)」という体制を、執っていました。冊封とは、支那の皇帝が、異民族の長(おさ)に、国を治める権利を、授けることです。中華思想では、支那だけが“世界の中央にあって最も文化の進んでいる国”なのだから、支那に認めてもらえない国は、彼らにとって、夷狄なのです。 ※(冊封(wikipedia)) 西暦607年になると、我が国の第33代推古天皇の摂政であらせられた聖徳太子は、小野妹子を、隋(当時の支那の王朝)へ、お遣わしになりました。このとき、聖徳太子は、隋の第2代皇帝である煬帝に、国書を、宛てられました。 原文  日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す。恙無きや 現代語訳  日が昇るところの天子が、書を、日が沈むところの天子に、届ける。元気か。 中華思想にとって、「天子」とは、支那の皇帝のみを指す言葉でした。しかし、聖徳太子は、国書の中で推古天皇を「天子」とお呼びになることで、「我が国と支那は、対等である」という態度を、示されたのです。これにより、我が国は、冊封から脱し、独立国としての矜持を、持ったのです。 それから現代に至るまでに、様々な皇帝(Emperor)が、洋の東西を問わず現れました。しかし、平成21年現在でも残っているのは、天皇だけです。 このように、我が国の天皇は、時間的には「世界最長・最古の君主家」、空間的には「世界唯一の皇帝(Emperor)」という特長を、有しているのです。それゆえに、天皇は尊いのです。 ■「文明開花」の先陣を切った明治天皇 1871年8月9日、散髪の自由が認められ、それまで長く続いていたチョンマゲの時代が「法律上」終わりを告げました。 よく「ザンギリ頭を叩いて見れば文明開化の音がする」などと言う言葉が有名なので、明治になった途端にみんなが我先にと大喜びでチョンマゲを切ったかと思われがちですが、実は散髪の自由が認められるまではチョンマゲを勝手に切ることは認められていなかったのです。 しかし、この日に認められたからといって物心付いた頃から当たり前と思っていた髪型を変えることには抵抗があったのか、多く出現した西洋床(散髪店)で洋髪(ざんぎり頭)にする人は実に少なかったのです。実態としてはチョンマゲの時代が続いていたのです。 しかし、それから2年後の1873年3月1日についに明治天皇が洋髪にしたために、ようやく多くの人々もそれに従うように散髪をするようになったのです。 参考リンク・明治天皇(知泉Wiki内) ■米国から見た天皇 米国の大統領は燕尾服に白い蝶ネクタイ(ホワイト・タイ)という最もフォーマルな姿で天皇と会います。 昭和天皇が昭和50年(1975)に米国にお出ましになった時の御真影。当時のフォード大統領はホワイト・タイをしめています。 http //www.whitehouse.gov/history/photoessays/crosshalls/06.html http //www.international.ucla.edu/eas/images/hirohito-ford.htm つまり、それほど至尊な権威が天皇陛下にはあらせられるのです。日本国が世界に誇るこの御皇室を廃止することは、日本国の尊厳を大きく損なう虞があります。 ■無礼な朝鮮 北朝鮮と韓国では天皇陛下を「日王」(「日本の王様」という意味。)などと呼称しています。朝鮮人にとって天皇は他民族の君主ではありますが、だからといって他国の君主に対して無礼な態度とっていいわけではないです。断固抗議すべきです。 天皇は国際社会においても「皇帝(Emperor)」と承認されており、「王様」などと表現するにはあまりにも恐れ多いです。英語でも、「Emperor」と言われています。そもそも天皇の「皇」は、皇帝の「皇」です。 ■反権力雑誌に論破された「女系天皇論」 「反権力スキャンダル雑誌」を売りにした月刊誌「噂の真相」が、女系天皇論の正統性の無さを指摘しました。「女系天皇」を主張する「民族派」が「天皇制廃止」を主張する「反権力雑誌」に「女系天皇論」を論破されるなど、しゃれにもなりません。 参考資料 噂の真相 90年12月号「神秘のヴェールに覆われた大嘗祭における秘儀の”真相”」 噂の真相 02年2月号 「雅子妃女児誕生フィーバー報道と台頭する女帝論者の歴史改竄の論理」 愛子さまが生まれてから、「『女帝』でもいいじゃないか」「女性天皇は、男女平等社会にふさわしい」という意見がでていますが、男系男子の皇位継承が天皇制の伝統です。 血統という差別を本質とする天皇制に平等という近代の概念を持ち込むこと自体が論理矛盾であることはもちろん、女性天皇の制度化は逆に、宮家の増大という差別構造の拡大再生産を引き起こします。 そもそも、天皇制には女帝では絶対につとまらない宗教的本質が存在するのです。 神道では古来より、死穢、産穢、血穢という3つの穢れがあるとされていたのですが、ある時期から、その3つの穢れのうち、出産の産穢、生理の血穢をもっている女性そのものが『不浄のもの』として、排除されるようになりました。いわば、この国の女性蔑視の伝統の礎ともいえるものです。 今でも、相撲の土俵に女性があがれないとか、トンネル工事に女性が入れないといった形で穢れ思想は生きていますが、その穢れ思想をもっとも厳格に守ってきたのが天皇家の祭祀なのです。 その象徴が、年に一度の新嘗祭、そして即位の際に行なわれる大嘗祭という、2つの宮中祭祀です。5世紀中頃から続いている天皇家でもっとも重要なこの2つの祭祀はいづれも、悠紀殿・主基殿と呼ばれる建物で行なわれるものですが、その内部には「八重畳の寝座」と呼ばれるものがしつらえられています。そして、天皇は「采女」と呼ばれるひとりの女性を引き連れて、夜通しそのベッドのある部屋に引きこもり、この祭祀を執り行ないます。 内部でどんな儀式が行なわれているかは、秋に収穫した穀物を皇祖である天照大神に供え、共に食べるということ意外には詳細は明らかにされていません。 民族学者・折口信夫が昭和3年の9月の講演「大嘗祭の本義」にて 『フンドシを解くことで天皇が性交に向かう』 と説いた廻立殿の小忌の湯の儀のついて、宮内庁は、今上天皇の大嘗祭にかんする記者会見にて、ある新聞記者からの質問に、「お湯を使うということ以外は、いっさい言えない」とつっぱねたといいます。 歴史学者の間では、「大嘗祭」には女性との聖婚儀礼的な意味合いが含まれているというのが有力な説となっています。 大化以前の朝廷では、地方の豪族に服従を誓わせるため、豪族の子女を一夜妻として差し出させるという風習がありました。その子女が「采女」であり、この風習が儀式化されたのが新嘗祭・大嘗祭であるといわれています。 そして、儀式では采女を大地を象徴する神妻とし、天皇はその神妻と一体化することで、五穀豊穣を保証します。別の説では、天照大神、あるいはムスビの神という穀霊と一体化するという説もあります。いずれにしても女性との聖婚儀礼であることは間違いありません。 新嘗祭・大嘗祭は現在も、天皇が天皇であることを証明するもっとも重要な祭祀として受け継がれています。そこに女性との聖婚儀礼的な意味があるとすれば、相手となる天皇の座に女性が就くことができるわけがありません。 「穀霊は、一般に生産する力、生殖する力をそなえた女性の霊格とされるから、新嘗祭の祭司をつとめることをもっとも重要な宗教的機能とする天皇は、終始、男帝を原則とし、女帝は例外的存在にとどまった」歴史学者・村上重良 ほかにも、宮中祭祀の中には、女性皇族が参加を許されていない儀式が多数存在します。たとえば、やはり天皇の即位の際に行なわれる剣璽等承継の儀では出席するのは男性の皇族のみ。女性皇族は一切関わることができないし、女性の参加が許されている儀式でも、女性が生理中、もしくは妊娠中は「マケ」と呼ばれ、一切の儀式への参加出席が許されていません。 女帝の制度化を目論む輩は、天皇制の持つこうした女性排除の宗教的本質を無視し、矛盾だらけの「女帝」を誕生させようとしているのです。 「女帝待望論」に対し、民族派の者が意義を唱えず、抗議行動を起こさないのがフシギです。 ■天皇家を護るとてつもない守護 参考資料 天皇家と日本を守る不思議な力(日本が好きなだけなんだよ内) 天皇家は、中国の皇帝とは異なり、「易姓革命」によって滅亡しないようになっているようです。 日本は歴史上、世界最古の国家ですが、その根拠は一系の天皇家が建国以来、実権はともかく形式的には頂点に君臨し続けてきたことによります。一系の家系とは、男系継承で続いてきた家系のことで、いわゆる万世一系のことです。女系天皇などというおかしな概念が生まれたせいで、男系継承などという言葉が生まれましたが、一部の例外を除けば、世界共通で家系は父方の血筋を元に記録されています。遺伝子的にはY染色体の受け渡しで継続される家系のことですが、これは男女差別云々以前に、男女の役割の差に過ぎないと思われます。 ■天皇=日本そのもの 日本は、地政学的に見て、歴史的に見て、常に内部侵害といった主権侵害の危機にさらされています。それを踏まえて話を進めます。 皇室は、2700年近くの伝統を持つ尊い存在です。現存する最古にして、最後の皇帝と世界で認識され、敬われています。国際的な場では英国女王も天皇に上座を譲るのです。あのかつて「大英帝国」としてわが世の春を謳った国の女王様がですよ!他にも、簡単な言い方をすれば米国大統領に最敬礼をさせる事が出来るのも、この尊さのほかなりません。我が国は本当に素晴らしい宝物を持っているのです。これはお金に変えられません。外交として天皇来訪は非常に効果的で、両国の緊密さをアピールする事にも繋がります。 そして何よりも天皇陛下は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴なのです(今までもそうでしたが、明文化したのは実は現行憲法が初めてです)。そう! 天皇陛下の存在が地政学にもかかわらず、日本が日本であり続けてきた最大の要素です。 ■日本の滅亡は世界の迷惑 日本が日本でなくなったら、支那に侵略・支配され結果、日本は滅亡します。「日本が日本たる所以」、即ち「国体」です。国体の滅亡こそ日本の滅亡なのであります。日本が滅亡をしたらどうなるのでしょうか? 笑ってすまされる問題ではありません。 また、日本の滅亡は日本という国一国の滅亡では終わりません。いつも日本や我々大和民族の悪口ばかり言っている支那や朝鮮まで含めた世界全体の経済にも多大なる悪影響を与えます。日本の滅亡は世界の経済産業モラルの崩壊を招きます。 第二次世界大戦後の日本は、世界経済産業の要でありつづけています。「とてつもない日本」をご覧になればお分かりいただけますが、このような「カイゼン」・「ノーキ」・秒単位での作業など、またそれに伴う高度なまでの職人的なものづくりは、日本人だからこそ出来るのです。 原子力プラントメーカーに至っては、WH・東芝、GE・日立、アレバ(仏)・三菱重工業、ロスアトム(ロシア)の4グループ体制であり、前三者は日本企業が関わっているため、反日勢力に完全に侵略されれば世界中に大混乱が起こります。 そのため、いくら支那がアメリカと張り合えるほどの経済力を誇ったとしても、その下支えになっているのは、他ならぬ日本です。支那が日本を日本でなくす工作を働くことは、日本社会の崩壊に留まらず、支那経済にとっても自殺行為です。これを「天に唾を吐く」と言います。 天皇陛下を御護りし日本の国体を護持する事、つまり日本が日本であり続けるということは、同時に世界平和のためにもなります。「世界平和」をとなえる皆さんは、そこのところを分かって言っているのでしょうか? 我々日本人は東アジアの諸民族とは身体面では似通っていても、精神文化は全然違います。そこを「同文同種」であると勘違いして朝鮮半島や支那大陸にお節介にものめりこんでいってしまったことが、明治以降から敗戦までの日本の失敗のもとになりました。我々日本は絶対に同じ愚を犯してはなりません。 ■天皇の役割 ■独裁を防ぐ イギリスのジャーナリストであるウォルター=バジョット氏は、「国家には、尊厳的部分と実践的部分が必要である」と述べています。我が国では、“尊厳的部分”を、天皇が、“実践的部分”を、内閣総理大臣が、担っています。天皇は世襲でありますから、内閣総理大臣は、どう頑張っても天皇にはなれません。これにより、内閣総理大臣は、自惚れたり、威張ったり、しなくなります。ゆえに、内閣総理大臣は、独裁者になりにくいのです。 ■国民を統合する 民主制(デモクラシー)は、多数決が原則です。ゆえに、少数派は、自分の意見が通らないために、苦悩を抱えてしまいます。しかし、我が国の法律案は、国会で可決されると、天皇が署名・捺印をなさった上で公布されるので、少数派は、「天皇がお認めになったのだから、仕方がない」と考え、諦めがつきます。これにより、多数派と少数派が対立することを、防ぐのです。 ■伝統文化の正統を、保存・表現する もし我が国が、三島由紀夫 氏が言う「無機質で空っぽな経済大国」になって、国民のほとんどが天皇への興味を失ったとき、良識ある国民が天皇の生活様式から、我が国の伝統文化を学びとることで、再び日本を復活させることができるでありましょう。 また我が国の独自性を、外国に印象付けるために、国旗・国歌があるが、天皇も国旗・国歌と同様の役割を担っています。つまり、天皇が、我が国の正統たる生活様式を、身をもって実践することにより、国家の独自性を、表現しているのです。 ■皇室用語の基礎知識 てん-のう【天皇】 我が国を統治する君主。すめらみこと。みかど。 こう-ごう【皇后】 男性天皇の妻。 こう-たいし【皇太子】 皇位を継承する皇子(天皇の息子)。東宮殿下。 こうたいし-ひ【皇太子妃】 皇太子の妻 しん-のう【親王】 皇子から皇玄孫(天皇の孫の孫)までの皇族男子の呼び名。 ない‐しんのう【内親王】 天皇の正妻の皇女(天皇の娘)、および、天皇の正妻の皇子の正妻の娘の呼び名。 へい-か【陛下】 天皇・皇后の敬称。 でん-か【殿下】 天皇・皇后以外の皇族の敬称。 皇族の一般的な呼び名 天皇陛下 ├───皇太子殿下 皇后陛下├─────┬親王殿下     皇太子妃殿下└内親王殿下 きんじょう-てんのう【今上天皇】 現在の天皇。 たいこう-てんのう【大行天皇】 崩じた天皇に、まだ、諡(おくりな)が無いときの呼び名。 ぎょう-こう【行幸】 天皇が、皇居を出て、よそへ行くこと。 ぎょう-けい【行啓】 皇后が、皇居を出て、よそへ行くこと。 ぎょう-こうけい【行幸啓】 天皇・皇后が、皇居を出て、よそへ行くこと。 せん-そ【践祚】 天皇の祚(くらい)を践(ふ)むこと。天皇の位に就くこと。 ぎょ-めい【御名】 天皇の名前。 ぎょ-じ【御璽】 天皇の印鑑。 ご-しょ【御所】 天皇の住まい。 ご-ふれい【御不例】 天皇が病気になること。御違例・御不予。 ちょく-ご【勅語】 天皇の言葉。 ちょく-し【勅使】 天皇の使い。 みこと-のり【詔・御言宣】 天皇の命令。 しん-ぱい【親拝】 天皇が参拝すること。 ぎょく-ざ【玉座】 天皇の席。 ほ-ひつ【輔弼】 天皇に助言すること。 (※このコーナーは別ページ万世一系を表示したものです。目次より直接それぞれの項目に飛ぶことは出来ませんので、お手数ですがスクロールしてご覧ください。)
https://w.atwiki.jp/hshorizonl/pages/70.html
禅院直哉。 日本という呪術界の最先端、その中でも頂点に立つ『禅院家』の嫡男である。 端麗な容姿を持つ美丈夫であり、呪霊という呪われた存在を祓う呪術師としての腕前はまさしくトップクラスの、まさしく選ばれた存在である。 一方で人間性においてはあまりにも偏った哲学性を持つ、現代社会において紡がれた価値観を持つ他者とは到底分かり合えない人間であることも事実であった。 「聖杯戦争、ねえ」 襟のない洋装の上に袴を纏う、大正ロマンあふれる時代錯誤な服装を纏った直哉はその薄い唇からポツリと言葉を漏らした。 今、直哉のいる自室は平屋建ての広い日本家屋の一室だった。 ロールプレイ、とでも言うのだろうか。 直哉は現実と地繋ぎとでもいうべき旧華族の一族の一員として、この見知らぬ儀式へと参加させられていた。 「まあ、もらえる言うんならもらっとこかな。 西洋の宝物も、うちの宝物庫に新しい『映え』が生まれるやろ」 万能の願望期、聖杯。 願えばすべてを叶える、夢幻のような存在。 それを争うために数多の術師が数多の英霊を使役して 「この文様は、まあ悪くないやん」 直哉は自身の左手の甲に刻まれた絡み合う蛇のような、あるいは自身の禅院の家紋のような呪紋、『令呪』を眺めながらつぶやく。 そして、僅かに目をつぶり、その令呪に辿っていく呪力の流れを感じ取る。 「これ自体が外付けのブースターみたいなもん……そのまま単純な力に変えてもええし、術式を強化してもええっていう万能な増幅器。気が利くやない、聖杯くんも」 同時に、その令呪一つで天才の仕事だと認識できる程度には直哉も天才であった。 この莫大な呪力はすべて『命令権』という性質を持っている。 「サーヴァントはみんな猛獣みたいなもんってことやねぇ」 これほどの精密な術式を構築しなければならないものが、英霊であるということがよくわかる。 それは子供が格闘技の試合を見る前の興奮に近いものだった。 そして、そのサーヴァントはすぐ近くにいる。 いや、正確に言えば近くに『現れ』ようとしていた。 「土蔵の方やな」 気配とでも言うものを感じ取って、直哉は重い腰をあげて足を動かしていく。 向かう先は直哉の家が所有している土蔵である。 「呪力の高まりが半端やないなぁ……」 ポツリと呟きながら、土蔵へと訪れた直哉。 鼻を指すカビ臭に僅かに眉をひそめながらも、その奥に眠る 呪力が発光しているのだ。 ありえない高まり、これも聖杯の奇跡の一つか。 「はてさて、どなたが出てくるんやろね。 名高き鬼切りの頼光さんか、俺らのご開祖様たる吉備真備さんか」 ニヤニヤしながら、その光の収束を感じとる 絡み合う蛇のような令呪が光り、そして、その光が暴発するように爆ぜた。 「~~~~っ!!!」 口角があがるほどの、呪力の高まり。 背筋がゾワゾワと蠢き立つ興奮。 英霊が現れた。 直哉はそれをたしかに感じ取り、その英霊がどれほどのものかと見定めんとまっすぐに光の奥を見つめる。 そして、光の中から、男の姿が現れ。 ────瞬間、光が消え失せ、直哉の視界には土蔵の床が広がっていた。 「……………………あ?」 直哉が自身の状態を認識するのに、たっぷり一分は必要としていた。 直哉は、平服をしていた。 光の中から現れる彼の者の足の指先がかろうじて見えるほどに頭を低くし。 己に他意はないと知らせるように指先を揃えて前へと差し出し。 その生命を奪われることすら了承するかのように急所であるうなじを曝け出す。 (なんや……これ……?) それは紛うことなく服従の姿勢。 生殺与奪の権を一方的に所有されることすら求める、屈服の証明であった。 だが、疑問を覚えても怒りは覚えない。 山よりも高いプライドを持つ直哉からすれば、その自身の感情にすら疑問を覚えるほどの異常事態であった。 「────面をあげよ」 その低い声が響いた時、直哉は己の肛門の括約筋が緩んだことを自覚した。 それは恐怖による擬死体験で筋肉が緩んだことである。 だあが、それ以上にかの声によって魂が震えてしまい、同性でありながらもその精を求めてしまったことによるありえない生殖反応によるものだった。 そして、そんな緩んだ肛門から奇跡的に排泄物をこぼさないまま、直哉はゆっくりとその顔を上げる。 「サーヴァント・アーチャー、吉備津彦命。麻呂を呼ぶ時の権力者の声に応じ、推算した次第である」 そこには、英雄が仁王立ちをしていた。 太い眉に鋭い瞳、頭と胴を結び首はまるで肩口からそのまま生えたのかと思うほどに太く、胸元の筋肉は大型トラックのタイヤもかくやというほどにパンパンに膨れ上がっている。 強さというものは、ただ立ち姿を目の当たりにするだけで感じ取れるということを、直哉はこの日初めて知った。 「吉備津、吉備津彦命……かの名高き、桃太郎卿ですか? あの、飛鳥の軍神の?」 「然り」 震えながら問いかけた声に対し、アーチャーは応用に頷いて答えた。 吉備津彦命。 孝霊天皇が皇子にして四道将軍の一人、日本書紀において大和朝廷による日本列島の支配を強めた英雄的存在。 当然、そのような神話的記述とその基となった歴史的事実は直哉の知識の中にある。 だが、知識は知識に過ぎない。 今、サーヴァントという英雄の影法師を見て、直哉は初めてその『真実』を悟った。 「千年前の翁も────」 西征と東征という二つの征伐を見事に成し遂げた大和武尊。 龍神すらも蹂躙した大百足を打ち貫き新皇を名乗る荒ぶる神を平定した俵藤太。 大災害ヤマタノオロチの血を受け継ぐとされる大江山の酒呑童子の鬼斬りを成し遂げた源頼光。 東北の悪鬼羅刹のすべてを打ち祓い鬼の娘を娶ったとされる坂上田村麻呂。 陰陽術の開祖であるとされ、唐の国より牛頭天王を招いたとされる吉備真備。 剣と兵法を通じて世界の真実の扉を開いたとさえ言われる宮本武蔵。 六眼と無下限呪術の抱き合わせにより現代の呪術世界を一変させた五条悟。 この二千を越える歴史を持つ大和政権においてすら、数多の『伝説』と謳われる英雄が存在する。 「千年後の童も────」 それでも。 「『神州無敵』と問われて応える名は、お前が口にした我が名であろう」 ────最強を求められれば、日の本の民はその名を口にするだろう。 「おぉ……!」 「お前の口にしたように麻呂は軍神である。 故に、戦争と名のつくこの児戯においても敗北は許されぬ。 お前も麻呂を召喚したことの意味を正しく心得よ」 「ええ、もちろんです。そこは任せてくださいな、私もある程度は心得がありますんで」 あの坂田金時ですら『永遠の銀メダリスト』『揺るがないNo.2』へと抑えつけるその威光に、直哉は感動で震えていた。 それは聖杯戦争に対する勝利の確信ではなく、もっと純粋な感動の震えであった。 ただ、天下無双と呼ぶに相応しい英雄を目にできたことへの感動である。 (これは……エグいわ……!) 呪術師として幾多の戦線に立ち、そして数多の兵を見てきた直哉だからこそ確信する。 ゴール地点を、いつの間にか人々は忘れられていたのだ。 人間とは、この男に近づくために生まれてきたのだと。 呪術。 呪術とはすなわちこの男が持つ奇跡の御業を真似るために技を磨いているのだと。 天与呪縛のフィジカルギフテッド。 それは『呪力』というものを犠牲にしてこの男の肉体にようやく近づけるのだと。 すべての道はこの男に繋がっている。 それが、アーチャーの持つ強烈なカリスマ性によって描かれた幻想だと、直哉は気づかない。 ────あれほど蔑んでいた盲目な弱者と同じ立場に陥っていることに、直哉は気づいていないのだ。 「直哉よ」 「なんでしょうか」 直哉は少し訛りのあるイントネーションでアーチャーの言葉に応える。 上位者として振る舞うことになんの疑問も持っていないアーチャーと、上位者として生きていると認識しながらも今はただ従者のように侍る直哉。 格付けというものは、無意識に出来上がっていた。 「童を用意せよ」 「はぁ……女じゃなくて、ええんで?」 アーチャーの言葉に疑問を返す直哉。 溢れかえる精の臭いから、アーチャーが求めているものをうっすらと理解しているからだ。 それならば、見目麗しい童子よりも、それに秀でた女性のほうが『向いて』いるのではないか。 吐き気をもよおすことではあるが、禅院の家ならばそれは可能である。 商売女ですらない穢れなき乙女を捧げることだって出来るのだ。 「女は穢れ、なによりも麻呂の血を盗みでる可能性がある。 戦場の血肉や怨恨を押し付けるならばすべてを飲み込む性質のある女の方が向いておる。 だが、血肉を馴染ませ、精を安定させたい今の状態ならば童じゃ」 「ああ……なるほど、なるほど。高貴な血やと大変ですもんねぇ」 サーヴァントと呪霊は異なる。 呪力/魔力の無いものには視認できないという点では同じであるが、サーヴァントとは歴史の影法師であり呪霊とは現在進行系の災厄。 すなわち、サーヴァントは歴史を『生み出す』ことは出来ないが呪霊は『生み出す』ことが出来る。 故に、呪霊の子という呪われた存在が誕生することは(母体の特質性に左右されるが)あっても、サーヴァントの子という祝福された存在が誕生することは、まずない。 だが、アーチャーにとって自身の高貴なる血というものは穢されてはならない。 呪術師である禅院ならば、それすらも可能であると疑っているのだろう。 「幾らでも用意しましょ。ところで申し訳ありませんが、桃太郎卿のことは便宜上アーチャーと呼ばせていただきます」 「構わぬ。麻呂の姿を見ればその真名などひと目で看破されようが、それでも建前というものもあろう」 鷹揚に頷くアーチャーに対して、直哉は頬を緩める。 勝利への確信であり、同時に胸の高鳴りであった。 (まるで恋する乙女の気持ちやね) ふふ、と口内に隠すように直哉は笑った。 強烈な光に目がくらんでいることにも気づかずに、ただ勝利という甘い美酒にその香りだけで酩酊していた。 禅院直哉とは、つまるところ幸運と実力と知性に支えられた愚者の一人であることを、その姿がなによりも強烈に肯定していたのだった。 【クラス】 アーチャー 【真名】 吉備津彦命@衛府の七忍 【ステータス】 筋力A+ 耐久A 敏捷A 魔力B 幸運C 宝具E~A++ 【属性】 秩序・善 【クラススキル】 対魔力:A 単独行動:B 【保有スキル】 神性:C+ 天照大神の血を引く万世一系の血を引く孝霊天皇皇子であり、自身も吉備の国で軍神として崇められているために、吉備津彦命は神性を所有する。 無窮の武錬:A+ ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。 心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。 神秘殺し:A+ 吉備の荒ぶる神である悪鬼温羅を殺した大和朝廷最強の神秘殺しと謳われた在り方がスキルとなったもの。 対神秘への特攻として働く。 神州無敵:A+ 日本一の代名詞である桃太郎の逸話と信仰により、吉備津彦命は日本を戦場とした際に大きなアドバンテージを得る。 また、日本をルーツとする存在に対しても上位者、支配者としての優位性を所有する。 【宝具】 『御伽仕立ノ財宝』 ランク:E~A++ 種別:対人~対城宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:100 吉備津彦命は時代の支配者より永遠の命を与えられた逸話を持ち、時代の裏の数々で為政者の意に従わぬ『まつろわぬ民』を誅殺してきた大和の守護者である。 その永遠の時と無限の争いの中で、『桃太郎伝説』や『瘤取りの翁』などの御伽草子に語られる伝説の道具の数々を所有しており、その逸話が宝具として吉備津彦命に付随している。 この宝具の真の恐ろしさは、数えきれない無数の道具を計り知れない戦闘IQによってその場に最も相応しいものを選び、天下無双と呼べる技量によって誰よりも扱うことが出来る吉備津彦命が所有しているという事実である。 【weapon】 魔剣・御伽仕立瘤取剣、魔弓・石女矢など宝具『御伽仕立ノ財宝』の中にある数々の武具。 【人物背景】 日本書紀においては紀元前の天皇であるとされている(歴史的研究においては西暦300年前後)孝霊天皇の皇子の一人。 かの有名な『桃太郎伝説』の基となった人物であり、四道将軍という大和朝廷による支配活動において山陽の平定を任された将軍であり、吉備国を支配した温羅を成敗したことから『飛鳥の世の軍神』と称される戦闘の天才。 時代の支配者より永遠の命を与えられた逸話を持ち、実際にそれぞれの時代の為政者に逆らうものを誅殺して回った大和朝廷の守護者である。 永遠とは不変であり、また守護者であるがゆえに保守としての一面も強く、それ故に選民思想とも呼ぶべき偏った思想を所有している。 また、貴き血を引く万世一系の皇子であるために尊大な言動を行う。 【サーヴァントとしての願い】 聖杯戦争に勝利する。 【マスター】 禅院直哉@呪術廻戦 【マスターとしての願い】 聖杯を手にする。願いというよりも貴重なものを欲する収集欲に近い。 【weapon】 暗器の刃物。 【能力・技能】 呪術師としての身体能力の向上とそれを活かす体術の他、特殊な異能である『投射呪法』を用いることが出来る。 ・『投射呪法』 自らの視界を画角として1秒間を24フレームに分割し、予め想定して作った動きをトレースする術。 動作のトレースは自動で行われ、想定して作られた動作自体が人間の限界を無視した動きであっても作った動作自体が過度に物理法則や軌道を無視していない限り自動でそのとおりに動くことが出来る。 デメリットとして、事前に作成した動作は変更できないため、カウンターなどの不測の事態に対応できないこと、不自然な動作を作った場合はうまく動けず自身がフリーズしてしまうというものがある。 【人物背景】 やや吊り目がちな整った顔立ちをした金髪の男性。 歴史に名高い『御三家』と呼ばれる禅院家の嫡男、呪術界の大物。 男尊女卑思想を始めとして旧時代的な価値観と、呪術師至上主義とも呼べる選民思想を持ち、さらに根本となる人格も褒められたものではない、独特の性格をしている。 そのために人望はないに等しいが、その実力は正しく評価されている。 【方針】 聖杯を手に入れる。
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/9379.html
人物 / 言論人・批評評論家・ジャーナリストなど +クチコミ検索〔山根二郎〕 #bf +ブログサーチ〔山根二郎〕 #blogsearch +ニュースサーチ〔山根二郎〕 【席数限定!】豪華ゲスト勢ぞろいのPBS2021-特別セッションについて - PR TIMES 基幹博物館建設巡り前松本市長らを告発 市民団体 - 中日新聞 松本波田道路、建設反対の団体拠点設置 ルート予定地近く - 中日新聞 話が噛み合わず…元号を忌避する人々に対する狭量な反論|ここがおかしい 小林節が斬る! - 日刊ゲンダイ 【元号】 ■ 「基本的人権を侵害しており、耐え難い苦痛だ」元号制定の違憲訴訟を起こした山根二郎弁護士を生直撃 「HUFFPOST(2019年04月02日 17時12分 JST)」より / 「元号というのは、寸断された時間の中で天皇と共に生きるということ」 / 新元号「令和」の発表。「平成」の元号発表の時は大きく異なっていたのは、屋外でスマホに目を落とし、発表に見入る人たちの姿だった。総理官邸は今回、SNSを使って記者会見をライブ配信。若者たちも注目していたようだった。 (※mono....中略) / そんな元号について街で聞いてみると、「ややこしい。生きている間にあと2つくらい変わるのかなと思うと面倒くさい」(10代)、「同じ昭和だね、みたいな仲間意識が生まれる。年号というカテゴリーを通して会話ができるのはある」(30代)、「使うのがどんどん減っていくだろうなと思う。西暦で書いていることも多かった」(20代)、「西暦だとただの数字の羅列。そこには時代の流れ、区分がない。区分けをつけるにはとても便利なもの」(70代)と、それぞれに考え方があるようだ。 神戸新聞が行ったネットアンケートによれば、必要が56人、不要が44人で、年代別に見ると、20代の約75%、10代・30代の約60%が必要、40代の50%近くが不要だと回答したという。 「基本的人権を侵害。耐え難い苦痛」 そんな中、元号反対の立場から改元は違憲だと提訴したのが、山根二郎弁護士らのグループだ。山根弁護士は「元号の制定は国民が有している『連続している時間』を切断し、憲法13条が基本的人権として保障する国民一人一人の『個人の尊厳』すなわち『人格権』を侵害するものであるから同条に違反し許されない」と主張する。 +続き 日本中が「令和」フィーバーに湧く1日夜放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、山根弁護士をスタジオに招き、元号に反対する理由を聞いた。 山根弁護士は「裁判は5月21日午前11時から東京地裁で開かれるが、これは何を提訴したかというと、これは"全て国民は個人として尊重される"と書かれている憲法13条に違反するということだ。私たち一人一人は世界の人々と共に、連続した世界の時間を生きているし、キリスト教国ではなくても西暦という時間軸を生きている。しかし、日本列島だけはそこからはみ出して違う時間軸になっていて、天皇が変わると振り出しに戻るというか、"ガラガラポン"とゼロになってしまう。時間が切断されている。つまり、元号というのは、寸断された時間の中で天皇と共に生きるということ。元号と西暦を行ったり来たりして、頭の中は分裂状態。早見表がなければ何年前かも分からない。これを強いられるのは非常に苦痛で、自由ではない。今回の裁判も、裁判所から"平成31年何号"と番号が付けられる。次に国の代理人出してくる答弁書は、覚えたくないが、おそらく"令和元年何号"という形で来る。強制されている。日本は国民主権に立つ近代憲法を持った近代国家のはず。どう考えても基本的人権を侵害しているし、国民主権の日本国憲法に反している」と主張する。 「明治以降、近代に入る前の方が災害などで元号が変わっていて、まだ無邪気なところがあった。たとえば明治天皇の先代の孝明天皇は20年くらいの在位の間に元号が7つもある。奈良時代や平安時代はともかく、鎌倉時代以降、江戸時代まで天皇の存在感は今日のような大きなものではなく、非常に希薄だったはずだ。ところが明治政府は"大日本帝国は万世一系の天皇が統治する、天皇は神聖にして侵すべからず"という"天皇絶対"に立ち、その思想のもとで今の元号制度が始まった。それが今日、行われたということだ。これはとてつもないことだ。天皇陛下のためだと戦争をした時代から、日本は結局変わっていない。日本人は天皇の在位とともに生きているということに抵抗がないんだ。世界は"これで近代国家と言えるのか"と見ていると思う。マスメディアはそれを聞いたのだろうか」。 ジャーナリストの有本香氏は山根氏の主張に対し「ビックリだ」と反論する。 「山根先生は"とてつもないことだ"と仰ったが、とてつもなく素晴らしいではないか。日本人は世界市民として世界の人たちと生きている。世界中の色々なものを共有している。その一方で、日本人として1300年続く、天皇に関していえば2000年以上続くものをずっと大事にしてきているというのは、とてつもなく素敵なことだ。確かに世界はいわゆる西暦、グレゴリオ暦を使っているし、元号そのものは日本しか使っていないが、自分たちの"オリジナルカレンダー"を使っている国はいくつもあって、みんながそれぞれの時間軸を生きていると思う。世界市民としての時間軸を生きるのと同時に、日本人としての時間軸を生きる権利も私たちにあると思うし、山根先生の主張が通って元号が廃止されたとしたら、元号を使いたいという私たちの権利が侵害されることになる。先生がおっしゃるように換算するのは面倒くさいが、そんなのは"頭の体操"だ。世界と同じ時間軸を生きるというなら、日本語も廃止してしまえばいいということになる。明治以降は一世一元になったが、1300年以上も元号というものを使い続け、災害などがあったら機運を一新するために変えてきた。今回も、時代が改まるという清新な感じがする。こういうものを大事にしてきた日本人の精神はこれから先もずっとあっていいと思う」。 山根氏はこの有本氏の反論にも「時代が改まってなんかいない。天皇が変わっただけだ」と訴えた。その上で、「天皇制に反対はしていない。反対しようがない。なぜなら憲法1条で象徴天皇が決まっているので、賛成・反対は無意味だ。象徴天皇を前提にしても元号というのは必然性がない。必要性がないということも言えるが、必然性がない」と主張した。 元号法は「不思議な言葉」 山根弁護士は、「元号法」についても疑問を呈する。 1977年(昭和52年)、昭和天皇が高齢になったことを機に元号についての議論が高まり、野党が「元号を廃止し西暦に統一すべき」とする中、成立した法律だ。背景には、1947年(昭和22年)にGHQ下で制定された現行の皇室典範には元号に関する規定がなかったことから、法律上、存在しない状態が続いていたことがある。 (※mono....以下略、詳細はサイト記事で) .
https://w.atwiki.jp/nihonnkiki/pages/294.html
ページ名の( )内数字がアクセス数になります。 ※両サイドメニューは除外してあります。 昨日のアクセス数 トップ100 白眞勲の正体 (15) 9条の会の正体 (9) トップページ (6) 電通の正体 (5) 報道ステーションの正体 (5) 長野聖火リレーの真実 (5) 岡崎トミ子の正体 (4) 人権擁護法案の正体 (4) 朝鮮総連の正体 (4) 麻生太郎潰しの正体 (4) 社民党の正体 (4) 安倍晋三の真実 (3) 日教組の正体 (3) 山崎拓の正体 (3) 親日有名人2 (2) 福田康夫の正体 (2) 光洋丸事件を知っていますか? (2) 五野井郁夫 高千穂大学准教授(国際政治学者)の正体 (2) 地方新聞・ブロック新聞・地方TV局の反日 (2) 小沢一郎の正体 (2) 左翼(サヨク) (2) チベット侵略の正体 (2) 鳩山由紀夫の正体 (2) 中川昭一の真実 (2) 河野談話の正体 (1) 沖縄米軍基地問題 (1) みんなの党の正体 (1) フジテレビの偏向・捏造報道 (1) 加藤紘一の正体 (1) 北朝鮮利権の正体 (1) 日韓交流の実状 (1) 竹島侵略の正体 (1) 赤松広隆の正体 (1) 中国の問題点 (1) 統一教会の正体 (1) 韓国民団の正体 (1) 産経新聞への苦言 (1) 北京オリンピックの真実 (1) 仙谷由人の正体 (1) 山岡賢次の正体 (1) 自治労の正体 (1) 旧社会党の正体 (1) 自民党への苦言 (1) 南京大虐殺の正体 (1) 政治の基礎知識 (1) 長沼ナイキミサイル訴訟の正体 (1) 世界から見た日本 (1) サイトマップ1 (1) パチンコの正体 (1) 岡田克也の正体 (1) 千葉景子の正体 (1) 売国利権の正体 (1) 生活保護 (1) 民主党の問題点 (1) アメリカの反日 (1) サイトマップ2 (1) スパイ活動問題 (1) 田母神元空幕長更迭報道の正体 (1) 労働組合の正体 (1) 日本ユニセフ協会の正体 (1) 朝鮮学校 (1) 自虐史観の正体 (1) 辛坊治郎の正体 (1) 日章旗と君が代 (1) 勝谷誠彦の正体 (1) 輿石東の正体 (1) 国民の生活が第一 (1) 靖國神社参拝問題 (1) 天皇陛下について (1) 韓国マスコミの不祥事年表 (1) 民主党の正体 (1) 二階俊博の正体 (1) 菅直人の正体 (1) 在日特権の正体 (1) とてつもない日本 (1) 皇室の基礎知識 (1) 日韓併合の真実 (1) あなたが受けた反日教育は? (1) 韓国の反日政策 (1) 民主党の支持母体 (1) 派遣村の正体 (1) 部落問題 (1) 長野聖火リレーの真実2 (1) サンデーモーニングの正体 (1) 外国人参政権の正体 (1) 村山談話の正体 (1) 親日国 (1) 今日のアクセス数 トップ100 護衛艦くらま衝突・炎上事件の正体 (1) 白眞勲の正体 (1) あなたが日本の危機に気が付いたきっかけは? (1) トータルアクセスランキング トップ100 辛坊治郎の正体 (429826) トップページ (213230) 朝日新聞の正体 (143831) 9条の会の正体 (122774) 部落問題 (114223) 本当は「日本人」の犯罪じゃない犯罪 (99246) 人権侵害救済法案の正体 (62878) 日教組の正体 (49389) 反日マスコミの正体 (47375) 安倍晋三の真実 (45162) 今何が起きている? (43396) 日本共産党の正体 (42216) 自民党と民主党の違い(簡易版) (41894) 左翼(サヨク) (38244) パチンコの正体 (37783) 仙谷由人の正体 (36480) みんなの党の正体 (33062) 右翼(街宣右翼) (32553) イージス艦あたご 漁船清徳丸衝突事件報道について (31779) 小沢一郎の正体 (31177) 長野聖火リレーの真実 (31095) 反原発派 (30900) 生活保護 (30638) 不法入国カルデロンのり子一家報道について (30088) 竹島侵略の正体 (26686) 長谷川豊の正体 (26496) みどりの風 (25775) 麻生太郎潰しの正体 (25467) 親日有名人 (24979) 五野井郁夫 高千穂大学准教授(国際政治学者)の正体 (24951) サンデーモーニングの正体 (24897) 創価学会の正体 (24529) 岡崎トミ子の正体 (23952) あなたが日本の危機に気が付いたきっかけは? (23154) 尖閣諸島侵略の正体 (22988) 辻元清美の正体 (22597) 民主党の支持母体 (22446) あなたが受けた反日教育は? (22114) 大量移民の恐怖 (22103) 24時間テレビ「愛は地球を救う」の正体 (22001) フジテレビの不祥事年表 (21442) 鳩山由紀夫の正体 (20885) 中国に乗っ取られたオーストラリア (20829) 天皇陛下について (20765) フライデー襲撃事件の正体 (20305) 低俗報道の正体 (20305) 電通の正体 (20278) 地方首長・地方議員その他の要注意人物 (20132) NHKの正体 (20113) スポーツから見る反日 (19815) 従軍慰安婦の正体 (19473) baikokukigyoの正体 (19394) フジテレビの偏向・捏造報道 (19329) TBSの正体 (18829) 麻生太郎の真実 (18799) TBSの不祥事年表 (18586) あなたと反日の関係 (18267) 民主党の問題点 (18210) 自治労の正体 (17354) 田母神元空幕長更迭報道の正体 (17349) 統一教会の正体 (17209) 中国はなぜ反日か? (16966) スパイ活動問題 (16708) 中川昭一の真実 (16541) 人権擁護法案の正体 (16231) 日本ユニセフ協会の正体 (15485) JAPANデビュー「アジアの一等国」の偏向・捏造 (15023) 白眞勲の正体 (14953) 日本未来の党の正体 (14559) 親日有名人2 (14529) 朝鮮進駐軍の正体 (14486) マスコミに潰された者 (13874) 社民党の正体 (13861) 報道ステーションの正体 (13853) 菅直人の正体 (13736) 北朝鮮による日本人拉致 (13706) 地方新聞・ブロック新聞・地方TV局の反日 (13151) 中国の虐殺史 (13034) 幸福実現党 (12868) TBSによる不二家捏造報道について (12727) 護衛艦くらま衝突・炎上事件の正体 (12634) 中川昭一辞任の裏側 (12376) 自民党と民主党の違い (12370) 光洋丸事件を知っていますか? (12349) 勝谷誠彦の正体 (12293) 大東亜戦争への経緯 (11882) 世界から見た日本 (11812) NEWS23の正体 (11727) 万世一系 (11716) 親日国 (11539) 日韓併合の真実 (11285) 自民党の真実 (11242) 南京大虐殺の正体 (11055) 椿事件の正体 (10564) 赤松広隆の正体 (10369) 右翼・左翼の歴史 (10363) 二階俊博の正体 (10350) 外国人参政権の正体 (10297) アイヌ問題 (10143) 旧社会党の正体 (10133) 当wiki掲示板 あなたが日本の危機に気が付いたきっかけは? 一言コメント掲示板です。何をきっかけにして危機的状況なのに気が付いたか是非どうぞ。 あなたが受けた反日教育は? 一言掲示板です。今思うと、あれって反日教育だったな?って思う事を情報共有も兼ねて書き込んで下さい。 国民が知らない~wiki避難所 ※外部掲示板です。突っ込んだ議論や情報提供、編集に関する事等なんでも書けるスレッド型掲示板です。
https://w.atwiki.jp/monamoro/pages/38.html
ラヴィル暦163年に制定された同国初の民主憲法。国王の権力を大幅に制限した民定憲法であるが、同時にさまざまな欠点も抱える。 また、ロンメル政権による体制の動揺や、日本軍による憲法停止などで一時は存続自体が危ぶまれたが、皇王の権限を向上させ、安定的な立憲政治を目指している。 ラヴィル王国憲法 公布文 予は臣民の相違に基づき、新国家の礎がよく定まりたるを深く喜び、王国憲法の制定を裁可しここにこれを公布する。 御名御璽 閣僚議長 シャール・ハル・キース 公卿会議 議長 公爵 フォール・アン・コール 元老院 議長 公爵 シドニア・エル・ヴァンアーブル 国民議会 議長 シャルル・ボーリング 最高裁判所長官 ジャン・シベリアヌスキー 外務大臣 公爵 クルト・アレイ・ヴァーゼル 内務大臣 侯爵 フィリップ・ド・ノール 財務大臣 伯爵 ケルヴィン・ハメネイ・ヤーデ 国防大臣 大公爵 ギュスターヴ・ソフィー・ド・フィニー 法務大臣 子爵 シドニー・マリ・アームストロング 文部科学大臣 デオン・バケット 農務大臣 コーネル・サンヴィニオン 経済計画大臣 レスリー・ベーリング 国土開発大臣 レオニード・ユーステルム 衛生労働大臣 シメオン・パルヴァノフ 環境大臣 ライ・マツナガ 閣議書記長 シャルル・ジオ・ルブラニア 法制局長 公爵 ハーミット・アブドッラ- ラヴィル暦163年5月3日 ラヴィル暦167年1月30日 改正 ラヴィル暦169年6月30日 改正 前文 ラヴィル王国はその長い歴史の中で多くの戦乱を迎え、そしてそのすべてを乗り越えてきた。 現在のラヴィル王国は多種多様な民族が互いの文化および風俗を認め合い共存する社会を形成しており、我らラヴィルの民は王家の下に結束し、共に輝かしい未来に向かって前進しなければならない。 かつてルカ1世は人類の革新は民族の相互理解から始まると言った。我らはその言葉を信じ、すべての国民が幸福のうちに生まれ、幸福のうちに生き、幸福のうちに生涯を終える社会を築いていかなければならない。 ラヴィルの全国民はこれを望み、そして国王もこれを受け入れ上下の垣根は完全に取り払われた。 よって全国民の相違に基づきこの憲法を制定する。 第一章 皇王の地位及び権限 第一条 皇王はラヴィル王国の国家元首であり、その王位は万世一系のラヴィル王家の家長及びその血族が永代相続する。 第二条 皇王は全国民の相違に基づいて王位に就いているのであり、国民の支持する限り未来永劫その地位を脅かされることはない。 第三条 皇王は以下の権限を有す。閣僚議長任命権 内閣の決定事項を認可し執行する。 法案拒否権及び差し戻し。 公卿会議および内閣の指名に基づいて元老院議長を任命。 勅命を発する権限 第四条 皇王は行政を裁断・執行する権限を有す。 第五条 皇王は緊急時には閣議に出席する権利を有す。その場合閣議を主催し、名称を「御前会議」とする。 第六条 皇王は議会に籍を置く場合は貴族院に属する。 第七条 皇王に嗣子無き場合、ラヴィル正教会ガレットグラード司教が正式な王位継承者が現れるまでこの公務を代行する。 第二章 国民の権利及び義務 第八条 全ての国民は平等に生存する権利を有し、公共の福祉の範囲内で幸福を追求することができる。 第九条 全ての国民は平等に国政に参画する権利を有する。 第十条 全ての国民は国家から庇護を受ける権利がある。 第十一条 全ての国民は皆納税、兵役、労働、子弟に教育を受けさせる義務を有す。 第十二条 宗教及び信条はいかなる事情をもってしても国家はこれを拘束することができない。 第十三条 全ての国民は国家に対し請願権を有する。 第十四条 全ての国民は居住・移動・旅行の自由を有する。 第十五条 全ての国民は結婚し、家庭を持つ自由を有す。 第十六条 結社が行われる際は原則的に国家が介入することはできない。 第三章 文化 第十七条 国家は全ての国民が文化的な生活を営めるようにあらゆる対処を講じなくてはならない。 第十八条 文化は国家の価値の根底である。故に国家は常に文化の高度化に努力する義務を有す。 第十九条 国家は国民の教育を受ける権利を最大限保障しなければならない。 第二十条 国家は学生に対して不利な状況に陥らないように社会的、経済的に必要な補助を行わなければならない。 第二十一条 学業は国家の資産である。よって学府を不利に扱うことを禁ず。 第二十二条 国家は学生運動を指弾することはできない。 第四章 国防 第二十三条 ラヴィル王国の軍事防衛組織は国軍に限定する。民間の軍事組織は国軍の指導下に入らなければならない。 第二十四条 全国民は最低3年の兵役に服す義務を有す。 第二十五条 ラヴィル王国の武装力の使命は国民の利益を擁護し、外来の侵略から文化及び生命をを保衛し、祖国の自由と独立と平和を守ることにある。 第二十六条 国軍は戒厳令の敷かれた状況下以外ではその武力を自国民に行使することはできない。 第五章 国章 国旗 国歌 首都 第二十七条 ラヴィル王国の国章は王家の紋章たる太陽とその下を羽ばたく犬鷲である。 第二十八条 ラヴィル王国の国旗は青地に国章を配している。青は無限大の天空を意味する。 第二十九条 ラヴィル王国の国歌は神騎兵行進である。 第三十条 ラヴィル王国の首都はクライスベルクとする。 第六章 国家機関 第一節 議会 第三十一条 議会は元老院と国民議会の二院を設置し、国民を代表し立法権を有す。 第三十二条 国民議会は直接的選挙で秘密投票の結果選出された代議員で構成される。 第三十三条 元老院議員の任期は終身であり、国王または国王により任命される議員及び世襲貴族により構成される。貴族階級は原則として所属する。国民議会に属する貴族はこの議会に籍を重ねることができる。 第三十四条 国民議会の任期は5年であり、任期が切れれば直ちに解散しなければならない。ただしやむをえない事情があり、解散できない場合はその任期を必要なだけ延長することができる。 第三十五条 両議会は次の権限を有する憲法を審議し、修正及び補充する 法律の制定 条約を批准及び破棄 国内外の問題について審議する 閣僚評議会議長を指名する 審議のために必要な人員を召還する 国家予算及び経済計画を審議し、修正する 第三十六条 議会は年に一回、100日間の定例会を開く。また、最大40日間延長することができる。 第三十七条 内閣の要請があり、なおかつ国民議会議長許可があれば、必要に応じて臨時会を開くことができる。 第三十八条 解散後に総選挙が行われた後は閣僚議長選出の為に特別会を開く必要がある。 内閣 第三十九条 内閣は行政権を代表し、国家元首たる皇王の認可の下、この権限を用い、補佐する義務を有す。 第四十条 内閣は以下の権限を有す最高裁長官を指名し、皇王に推挙する。 閣議の決定を皇王に報告し、執行を委ねる 公卿会議の決定に基づいて元老院議長を指名する。 閣議において各種政策を協議する 第四十一条 内閣は閣僚議長が主催し、閣僚議長は閣議を主催する。 第四十二条 国務大臣は閣僚議長がこれを任命する。 第七章 補足 第四十三条 将来この憲法に改正が必要となった場合、発議は勅命でこれを行うことができる。 第四十四条 両議院の総議員数三分の二の承認がなければ審議を始めることができない。総議員の過半数の可決で発議を行う。 第四十五条 改正発議後30日以内に国民投票を行わなければならない。全国民の過半数賛成で可決とし、改正することができる。 第四十六条 改正の際、国民の支持がある限り君主制の廃止は行うことができない。
https://w.atwiki.jp/chaina_battle/pages/411.html
疎開(そかい)とは、軍事作戦において、集団行動している兵を散らし、攻撃目標となり難い状況を作りながら作戦行動を行なう事を言うのが原義である。日本語では第二次世界大戦中に日本政府が非戦闘員・産業を戦禍から免れさせる政策も含めて言う様になり、現在では一般に戦禍を避けて移動させる政策を指す。 概要 かつては軍事用語であったが、第二次世界大戦末期に、攻撃目標となりやすい都市に住む学童、老人、女性、又は直接攻撃目標となるような産業などを分散させ、田舎に避難させるという政策を指す言葉として一般化した。都市計画学者の越沢明北海道大学教授は著書において、この言葉は元来防空都市計画用語で、当時の内務技師北村徳太郎がドイツ語Auflockerungを訳したものとしている ref name= No1 越沢明『東京の都市計画』岩波書店 1991年。 「避難」や「退避」という言葉を使用しなかった理由は、当時の新聞紙上等において、外国で行なわれた(外国政府による、外国人の)疎開の事を単に「避難」「撤去」「疎散」などと表現している事で撤退・退却を「転進」と表現したのと同様、「軍事作戦の1つであり決して逃げるのではない」と糊塗する意図があったとされる。疎開の定義は国の命令による人および産業の移動を指し、個人的な避難は含まれない。 なお、第二次世界大戦中において本土が大きな被害を受けた日本やドイツ、イギリスなど多くの国で疎開が行われたほか、本土が戦場より遠く、殆ど被害を受けなくて済んだアメリカにおいても疎開が本格的に計画された。 疎開の種類 学童疎開 「疎開」と単独で使用される場合のほとんどが、この学童疎開を指す。政府は「縁故者への疎開」を奨励したが、学校毎の集団疎開(学校疎開)も多く行なわれた。 労働力の中心となるべき成人男性が戦地に赴いている間、子供は重要な労働力として家計の助けとなっている世帯も多く、疎開させたくても出来ない家庭があった。集団疎開に際しては保護者から疎開免除の嘆願書が提出された例も存在している。 東京における学童疎開は、1944年8月4日に始まった。 学童疎開を経験した著名人 恩地日出夫(映画監督) 堂本正樹(劇作家・演出家) 佐藤晨(日本画家) 有沢正子(女優) ペギー葉山(歌手) 小林信彦(小説家) 小林亜星(作詞家・作曲家) 若尾文子(女優) 児玉清(俳優) 藤子不二雄A(漫画家) 北村協一(指揮者) 橋本實(実業家) 菊池康郎(囲碁棋士) 松浦元男(樹研工業社長) 宇井純(沖縄大学名誉教授) 奈良節雄(元バスケットボール選手) 塩瀬盛道(元プロ野球選手) 福田繁雄(グラフィックデザイナー) 本多延嘉(中核派最高指導者) 海老名香葉子(エッセイスト) 半藤末利子(随筆家) 中山忠彦(洋画家) 半藤一利(作家) 川崎洋(放送作家) 松井康成(陶芸家) マイケル・ケイン(俳優) ピーター・オトゥール(俳優) ロジャー・ムーア(俳優) 建物疎開 一般的に当時の人の多くは家屋疎開とも呼んでおり、それは空襲により火災が発生した際に重要施設への延焼を防ぐ目的で、密集した建物群一部除去し、防火地帯(防空緑地・防空空地)を作る事である。移動させるのではなく、破壊してしまう事が人の疎開と異なる。破壊により生まれた空き地は、人々の避難先や復旧時のゴミ・資材置き場として役に立ったが、目的であった防火地帯としての役割は、焼夷弾の雨の中であまり功を成さなかったと言われている。 又、一部の地域では、「爆弾が天井に引っ掛かるので、天井板は無くした方が良い」などというデマが流れた為、建物疎開の対象にならなかった住宅の天井板だけを撤去する事があった。ただし当時投下された爆弾の重量は平均500kg~1tであり、薄い木製の天井板の有無で影響を受けるとは考えられない。 建物疎開にあたっては、行政機関がその候補を選定し、ほぼ強制的に破壊が行なわれた。疎開対象の選定に当たっては地域の有力者などからの「政治的助言」が大きく影響し、被差別部落に対する偏見や、個人的感情から対象に含められたと考えられるものも存在する。 建物疎開は終戦直前まで行われており、本土決戦に備えて人口2万人以上の小都市でも実施され、全国で約61万戸の建物が除却された ref name= No1 / 。建物の除却には移転補償の給付がなされたが、敷地に関しては買収形態のものと借地形態のものの両方が存在した ref name= No1 / 。建物の取り壊し作業は軍が破壊作業を行った後に付近住民などが撤去作業を行うという手順が一般的であった。瓦礫の撤去に携わったのは主に国民学校高等科(12歳~14歳)の生徒(授業の一環として取り入れられていた)や、女性を中心とした「勤労奉仕隊」、病気などで徴兵対象から除外されていた男性などであった。広島へ原爆が投下された当時、広島市内では既に数千人の学童を含む人々が屋外で建物疎開の作業に従事しており、彼らは直接原爆の熱線を浴びることとなった。 皇室の疎開 (現代の天皇論ではなく当時の論として)「現人神である天皇の万世一系の血脈を守る事」は当時の国策として当然であり、皇室の疎開も行なわれた。ただし統帥者である天皇が本拠を離れるわけにもいかない為、明仁皇太子(当時学習院初等科5年生)が栃木県日光市にあった田母澤御用邸に疎開するなどした。 また、皇居の他に政府機関や大本営、NHKなども同時に移動するため疎開とはいえないが、空襲を避けるため、また、本土決戦の可能性に備えて、長野県長野市にある松代に、遷都のための地下坑道が建設されていた(松代大本営跡)。 駐日外国人の疎開 太平洋戦争の勃発以降、日本に滞在している各国の外交官や宣教師、一般外国人達は、日本政府が強制疎開地として指定した長野県の軽井沢や山梨県の山中湖周辺に疎開させられる事となった。特に、約300人の駐日外交官と2000人以上の一般外国人の疎開地となった軽井沢では、三笠ホテルに外務省軽井沢出張所が設置され、1943年には万平ホテルにソ連とトルコの大使館が疎開しソ連大使館は、後に箱根町の強羅ホテルに移転した。、1944年8月には民間の貸別荘だった深山荘にスイスの公使館が置かれる事となった。 1945年8月10日に日本がポツダム宣言を受諾する事を決定した際は、軽井沢に置かれた中立国であるスイス公使館からアメリカ・中国へ、スウェーデン公使館からイギリス・ソ連へ受諾決定の電報が打電された。この事から、日本人を含めた軽井沢の住民達の間では、玉音放送よりも5日早く日本の降伏が伝わる事となり、フランスやチェコスロバキア、オーストラリアの公使館では、盛大なパーティーが催されていたという。 脚注 文献 Ben Wicks(著)、都留信夫 / 都留敬子(訳)、『ぼくたちの戦争:イギリスの学童疎開』、1992年、ISBN 4-900535-04-4 イリスの会(編)、『切り取られた時:イギリスとドイツ 第二次世界大戦下の学童疎開』、阿吽社、1993年 Frank Baer(著)、『マクセの唄:ドイツの学童疎開の残照』、国際書院、1995年 関連項目 難民 アメリカ本土空襲 少年時代 外部リンク 語り継ぐ学童疎開全国疎開学童連絡協議会 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_2008年12月5日 (金) 03 39。
https://w.atwiki.jp/giinn/pages/37.html
ひ 比嘉奈津美(自民・比例九州) 公式サイト Facebook (2015・12)辺野古受注業者が寄付 衆院選前、沖縄6議員に90万円 http //www.asahi.com/articles/ASHD26TPCHD2UTIL04L.html 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設工事を受注した業者が、2014年の衆院選前、当選した6人に計90万円を寄付していた ことが分かった。国と契約を結ぶ業者からの国政選挙に関する寄付は、公職選挙法で禁止(特定寄付の禁止)されている。5人が「受注業者と知らなかった」 として返金し、1人も返金を含めて検討している。 6人は国場幸之助、宮崎政久、比嘉奈津美、西銘恒三郎(以上自民)、下地幹郎(おおさか維新)、玉城デニー(生活)の各議員。 (2016・4)「国連勧告は危険」「撤回要求は県民侮辱」 「先住民族」で国会議員に賛否 http //ryukyushimpo.jp/news/entry-269541.html 木原誠二外務副大臣が、沖縄の人々を「先住民族」とする国連勧告に撤回を働き掛ける考えを示した件は、県関係国会議員の間で波紋を広げている。 自民党国会議員からは「勧告は沖縄にとって危険な内容を含む」などと撤回に賛同があったが、慎重な意見もあった。一方、野党国会議員は 「県民への侮辱だ」などと反発が大勢を占めた。(中略) 比嘉奈津美衆院議員(自民)は「慎重かつ冷静に人権問題は議論しなければならないが、現状で県民は誇りある日本人として、 政府から働き掛けていただきたい」と注文を付けた。 樋口尚也(公明・比例近畿) 公式サイト Twitter Facebook 平井卓也(自民・香川1区) 公式サイト ブログ Twitter Facebook YouTube (2015・6)問題ありのLANシステムを開発したのは自民党政権時ではないのにね! https //twitter.com/hiratakuchan/status/606694906535383040 平口洋(自民・広島2区) 公式サイト ブログ Facebook 平沢勝栄(自民・東京17区) 公式サイト Twitter Facebook (2015・2)「日本領土(竹島・尖閣)を守るため行動する議連」が設立され、本日、初回の勉強会に副会長として出席しました。 https //www.facebook.com/hirasawakatuei/photos/a.531722346871119.1073741829.531591856884168/853040844739266/?type=1 theater (2015・3)「憲法は全文を改正しなければならない」自民・平沢氏 http //www.asahi.com/articles/ASH3H6FHNH3HUTFK00C.html 憲法は全文を改正しなければならない。だから何十年かかっても、今の憲法を全部作り替えることになる。 だから、私は憲法96条から改正しろということを言っている。これを言うと「裏口入学」と怒られるが、憲法96条を2段階か3段階に分ければいい。 (2015・6)「合憲」学者10人列挙=集団的自衛権めぐり-自民・平沢氏 http //www.jiji.com/jc/c?g=pol_30 k=2015061100393 「合憲派」の学者数に関し、菅義偉官房長官は10日の衆院平和安全法制特別委員会で「10人程度」と述べていた。平沢氏はこれを補足した形だ。 平沢氏が列挙したのは、西修駒沢大名誉教授、小林宏晨日大名誉教授、長尾一紘中央大名誉教授ら。平沢氏は 「『合憲だと思うが名前を出すことは差し控えたい』と言う方も大勢いた」と述べた。 (2016・3)平沢勝栄議員、番組でヤジ謝罪。でも「本当に女性が書いた文書ですか」【保育園落ちた日本死ね】 http //www.huffingtonpost.jp/2016/03/09/katsuei-hirasawa-hooted_n_9423292.html 話題の匿名ブログ「保育園落ちた日本死ね!!!」をめぐり、2月29日の衆院予算委員会で質問した山尾志桜里議員(民主党)に対してヤジを飛ばした 自民党の平沢勝栄議員が3月10日にテレビ出演し、ヤジを飛ばしたことを謝罪した。 予算委員会では、山尾氏がブログの内容を読み上げる最中に、議員席から「誰が書いたんだよ」「中身のある議論をしろ」「本人に会ったのか」 などのヤジが飛んだ。平沢氏はヤジを言った一人で、この日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に登場した。 「ヤジを飛ばしたことは心からお詫び申し上げます」と謝罪した一方、山尾氏が、使用を認められなかったブログやパネルを使ったことを非難した。 平沼赳夫(次世代→自民・岡山3区) 公式サイト Facebook (2015・2)今を生きる国民には、先人の精神を受け継ぎ、国を繁栄させ、次世代が安心して暮らせる社会を守り抜く責務があります。 また、二千六百七十五年にわたり万世一系の天皇陛下とご皇室を戴いてきた日本国と国民を守り抜く責務があります。 https //www.facebook.com/jisedai.party/posts/787942584626600 (2015・3)「今が改憲の最大のチャンス」 美しい日本の憲法をつくる国民の会が総会 http //www.sankei.com/politics/news/150319/plt1503190063-n1.html 次世代の党の平沼赳夫党首は「みんなが一致結束しないと改憲は難しい」と指摘。 (2015・8)次世代の党 平沼氏は党首選立候補せず退任へ http //www3.nhk.or.jp/news/html/20150810/k10010184721000.html 次世代の党の平沼党首は国会内で記者会見し、来月、行われる党首選挙について、党内で多数を占める参議院議員から選ぶべきだなどとして、 みずからは立候補せず、退任する考えを明らかにしました。 (2015・9)平沼氏、近く自民復党へ 園田氏も次世代から http //www.47news.jp/CN/201509/CN2015092401002011.html 自民党は次世代の党の平沼赳夫党首(衆院岡山3区)と園田博之衆院議員(同熊本4区)を近く復党させる方向で調整に入った。 自民党幹部が24日、明らかにした。党紀委員会の手続きを経て、近く決定する。 平沼氏は次世代へ既に離党届を提出し、15日に自民党岡山県連に復党願を出した。県連は復党を認めるよう求める要請文を自民党本部へ送っている。 次世代は離党届を受理する方針だ。 (2015・10)平沼、園田氏の復党了承=木原氏処分、3カ月に軽減-自民 http //www.jiji.com/jc/c?g=pol_30 k=2015100200642 自民党は2日、党本部で党紀委員会(山東昭子委員長)を開き、平沼赳夫、園田博之両衆院議員の復党を了承した。また、党紀委の席上、谷垣禎一幹事長は、 若手議員の勉強会で報道機関への圧力を求める発言が出た問題に関し、木原稔衆院議員の役職停止処分を1年間から3カ月間に軽減し、既に期間 を満了したと報告した。 (2017・9)自民・平沼赳夫氏が政界引退へ 後継に次男を擁立方針 http //www.asahi.com/articles/ASK9Q33SWK9QPPZB00C.html 自民党の平沼赳夫元経済産業相(78)=衆院岡山3区=が、次期衆院選に立候補せず政界を引退する意向を固めたことが、事務所関係者への取材でわかった。 次期衆院選には、後継として次男の正二郎氏(37)を擁立する方針だという。 平野博文(民主→民進・比例近畿) 公式サイト
https://w.atwiki.jp/internetkyogakusys/pages/321.html
新編修身教典――尋常小學校兒童用 卷二 文部省檢定濟 株式會社普及舍編輯所編 新編修身教典――尋常小學校兒童用 東京 株式會社普及舍 勅語 朕惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ肇ムルコト宏遠ニ徳ヲ樹ツルコト深厚ナリ我カ臣民克ク忠ニ克ク孝ニ億兆心ヲ一ニシテ世々厥ノ美ヲ濟セルハ此レ我カ國體ノ精華ニシテ教育ノ淵源亦實ニ此ニ存ス爾臣民父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ恭儉己レヲ持シ博愛衆ニ及ホシ學ヲ修メ業ヲ習ヒ以テ知能ヲ啓發シ徳器ヲ成就シ進テ公益ヲ廣メ世務ヲ開キ常ニ國憲ヲ重シ國法ニ遵ヒ一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ是ノ如キハ獨リ朕カ忠良ノ臣民タルノミナラス又以テ爾祖先ノ遺風ヲ顯彰スルニ足ラン 斯ノ道ハ實ニ我カ皇祖皇宗ノ遺訓ニシテ子孫臣民ノ倶ニ遵守スヘキ所之ヲ古今ニ通シテ謬ラス之ヲ中外ニ施シテ悖ラス朕爾臣民ト倶ニ拳々服膺シテ咸其徳ヲ一ニセンコトヲ庶幾フ 明治二十三年十月三十日 御名 御璽 新編修身教典――尋常小學校用――巻二目次 だい一 きみはちよませ ( #no01) だい二 じんむてんのー(一) ( #no02) だい三 じんむてんのー(二) ( #no02) だい四 にのみやせんせい(一) ( #no04) だい五 にのみやせんせい(二) ( #no04) だい六 にのみやせんせい(三) ( #no04) だい七 にのみやせんせい(四) ( #no04) だい八 もーりもとなりこーのいましめ ( #no08) だい九 おまつのしんせつ ( #no09) だい十 おたけのぎょーぎ ( #no10) だい十一 さるとかに(一) ( #no11) だい十二 さるとかに(二) ( #no11) だい十三 さるとかに(三) ( #no11) だい十四 たろーのしょーじき ( #no14) だい十五 おたけめくらをたすける ( #no15) だい十六 小川たいざん ( #no16) だい十七 もりらんまる ( #no17) だい十八 からすのじまん ( #no18) だい十九 しほばらたすけ(一) ( #no19) だい二十 しほばらたすけ(二) ( #no19) だい二十一 しほばらたすけ(三) ( #no19) だい二十二 おたけのちょきん ( #no22) だい二十三 たろーくひをおこす ( #no23) だい二十四 きそくをまもれ ( #no24) だい二十五 しらかみげんじろー ( #no25) 本文 だい一 きみ は、 ちよ ませ、 や ちよ ませ。 だい二 じんむ てんのー は、 わるもの どもを、 ごせい ばつ あそば され ました。 だい三 じんむ てんのー は、わがくに で、いちばん はじめの てんし さまで あります。 だい四 にの みや せんせ いは、 おやを、 たい せつ にせら れまし た。 だい五 にのみやせんせいは、 よるひるかせいで、 おとうとたちを、 やしなはれました。 だい六 にのみやせんせいは、 まいばん、よなべ をしまったあとで、 ほんをよまれま した。 だい七 にのみやせんせいは、 たいそーなんぎして 、おちぶれたいへを、 おこされました。 だい八 もーりもとなりこーは、 わがこどもらにむ かって、「きょーだいは、 なかよくせねばな らん。」と、いはれました。 だい九 おたけが、びょーきに なりました。 おまつは、いま、くす りをとりにゆきます。 だい十 おたけが、おきゃく さまに、ぎょーぎよく、 おちゃをあげて ゐます。 だい十一 かにが、かきのたね をうゑました。 たねがはえてから、せ いだしてそだてます。 だい十二 かにが、さるにいぢ められました。 かにのともだちが、か にをいたはってゐます。 だい十三 かにのともだちが、 いぢのわるいさる を、こらしました。 さるが、こーくわいして、 ことわりをいひました。 だい十四 たろーが、あやまって、 まどのがらすを、 こはしました。いま、 そのことはりを、いっ てゐます。 だい十五 おたけが、めくらの てをひいて、しんせつ に、みちををしへて ゐます。 だい十六 小川たいざんは、べんきょ ーなおかたであり ました。 おほゆきをかまはずに、 先生のところへ、けいこ にまゐられます。 だい十七 もりらんまるは、しょー ぢきなおかたであり ました。 しゅじんののぶながこー から、たいそー、おほめを うけられました。 だい十八 からすが、くじゃくの はねを、つけてゐま した。 くじゃくが、そのはね を、みなぬきとりま した。 だい十九 しほばらたすけは、すみや にほーこーしてゐた とき、たくさん、ふるぞーり をあつめておいて、しゅ じんにさしだしました。 だい二十 たすけは、すみやにほー こーしてゐるうちに、たく さんなすみくづをあつめ ました。 のち、そのすみくづをもらっ て、みせをひらきました。 だい二十一 たすけは、しょーぢき に、しょーばいをしま したから、そのみせが、 たいそー、はんじょーし ました。 だい二十二 おたけは、父母からもらった おかねを、ぎんこーにあづ けました。 おたけは、がっこーのふしん のとき、そのおかねをさし だしました。 だい二十三 みちしるべのくひが、た ふれてゐました。 たろーは、いま、とも だちといっしょに、そ れをおこしてゐます。 だい二十四 たろーが、ともだちと、 きそくをきめて、あ そんでゐます。 きそくは、たいせつに まもらねばなりません。 だい二十五 しらかみげんじろーは、い さましいらっぱそつであ りました。 げんじろーは、てっぽーの たまにうたれても、いき がきれるまでらっぱをふいてゐました。 新編修身教典――尋常小學校用――卷二終 著作権表示 尋常小學校修身科用 明治三十五年十月八日 文部省檢定濟 明治三十三年九月十六日 印刷 明治三十三年九月十九日 發行 明治三十三年十二月十六日 訂正再版印刷 明治三十三年十二月十九日 訂正再版發行 明治三十五年八月二日 訂正三版印刷 明治三十五年八月五日 訂正三版發行 明治三十五年十月二日 訂正四版印刷 明治三十五年十月五日 訂正四版發行 修正修身教典尋常小學校用奧付 定價 卷一 金九錢 卷二 金十二錢 卷三 金十四錢 卷四 金十五錢 合計 金五十錢 不許 複製 編者 株式會社普及舍編輯所 印刷兼發行者 東京市日本橋區呉服町壹番地 株式會社普及舍 代表者 中川九郎 發兌元 株式會社普及舍 注意 (一) 本社出版の書籍は専ら堅牢ならんことを期し常に紙質を撰み調整に注意致し居り候へども多數の中或は粗製のものなしとも申しかね候。萬一かくの如きものこれあり候はば御手數ながら御注意を煩はしたく候。然る上は必ず無代價にて堅牢なるものと引換へ申すべく候。 (二) 本社出版の書籍はいかなる僻遠の地方にありても定價を超過して賣捌かしむることこれなく候。もしこれに相違の事實御發見相成り候はば御一報下されたく候。 (三) 本社出版の書籍は本社へ直接御註文の分に限り書籍部數の多少に係らずその運賃の悉皆を本社にて負擔いたすべく候。 巻四 第一課 わが皇室 わが皇室は、万世一系の皇統をうけつぎたまひて、二千五百余年のむかしより、今日に至るまで、常に、仁愛を以て、国たみの上にのぞませたまへり。 今上天皇陛下は、百二十一代の天皇にましまして、ご即位のはじめより、日夜、国民を安らかに治め給はんとて、大御心をなやましたまふ。わがくにが、今日のごとく、何事も、盛になりて、強き国となれるは、みな、陛下の御めぐみなり。 又、地震・火事・大水などの如き、わざはひあるときは、いたく、大御心をなやまさせたまひ、陛下をはじめ奉り、皇后陛下 皇太子殿下 皇太子妃殿下よりも、御手元金を下して、窮民をすくはせたまふ。 かくの如く、人民をいたはりたまふことは、実にありがたきことにあらずや。 われ等は、かかるめでたき大御代に生れ、かかるありがたき皇室の下にあるをよろこび、よく、臣民のすべきつとめを尽して、海よりも深く、山よりも高き皇恩の万一に、むくい奉らんことを、心がくべきなり。
https://w.atwiki.jp/kameyama2011/pages/186.html
第一章 日本論の現在 →ナリグラ 1人類社会の壮年時代 2日本人の自己認識-その現状 第二章アジア大陸周辺の架け橋-日本列島の実像 1アジア東辺の内海 2列島と西方地域の交流 3列島の北方・南方との交流 4東方の太平洋へ 5列島社会の地域的差異 第三章列島社会と「日本国」 →梶原、山崎 1「倭国」から「日本国」へ 2「日本国」とその国制 3百本国」と列島の諸地域 4列島諸地域の差異 5「日本・日本人意識」の形成 第四章「瑞穂国日本」の虚像 1「日本は農業社会」という常識 2「百姓=農民」という思いこみ 3山野と樹木の文化 第五章「日本論」の展望 1進歩史観の克服 2時代区分をめぐって 関連項目 【天皇儀礼】 歴史的に一貫して支配者の宗教儀礼であった天皇儀礼を、民衆的な民俗儀礼の代表、特に単一の日本文化の顕現と見ることはおかしい。柳田国男らの民俗学によって天皇儀礼は稲作神事に起源をもつとされている。だが、近年の縄文文化論や非農業民の民俗学が示すように、稲作文化のみを日本文化の伝統(ましてその本質)であるとはとてもいえない。また、農耕儀礼としても天皇儀礼は民衆世界の多様な農耕儀礼にくらべて一面的であるだけでなく、それが高座神事とセットであるようにあくまで支配者の儀礼でしかない。しかも、「単一の日本文化」という発想は、天皇万世一系論とともに近代ナショナリズムが創出したひとつのフレームに過ぎず、多様な民衆文化、地域文化の抑圧をふくんでいる。 cf.『現代日本の「宗教」を問い直す』第4章現代日本の宗教批判の視座
https://w.atwiki.jp/kbt16s/pages/118.html
■1.思想の図式化【試論】△『国体の本義』と、西洋思想の対応関係 △日本思想vs.西洋思想、保守思想vs.革新思想 △保守主義と、対抗思想・周辺思想 △日本思想・西洋思想の統一的把握 ■2.日本保守思想および革新思想の明確化 ■3.ご意見、情報提供 ■1.思想の図式化【試論】 先日、国体論の纏めページ 国体とは何か① ~ 『国体の本義』と『臣民の道』(2つの公定「国体」解説書) を作る中で、戦前の国体論の集大成である『国体の本義』の論旨と、西洋近代思想との関連表を作成した(下図)。 △『国体の本義』と、西洋思想の対応関係 そこで今度は、これを更に一般化させて、日本思想と西洋思想の関連図という形に概略して見た。 (もっとも、現段階では、まだまだイメージ先行であり、内容については検証性が乏しく粗雑ではあるが) △日本思想vs.西洋思想、保守思想vs.革新思想 これと以前に作成した下の保守主義の概略図 △保守主義と、対抗思想・周辺思想 を更に組み合わせると、下図になる。 △日本思想・西洋思想の統一的把握 ※サイズが合わない場合はこちらをクリック (関連)保守主義の纏めページ 保守主義とは何か これで、日本思想-西洋思想、保守思想-革新思想、相互間の関係が、イメージ的にかなりクリアに表現出来たのではないか。 (但し、内容の妥当性検証は今後必要) ■2.日本保守思想および革新思想の明確化 日本の保守思想については、バーク『フランス革命の省察』やハイエク『自由の条件』に相当する、「これが日本の保守思想だ」と提示できるような代表的著作をこれまで探しあぐねており、そのために日本には保守思想は存在しない、という誤解を抱きがちである。 (これは革新思想に関しても、ルソーやマルクスに相当する著作の提示が出来なかった点で、同様) なぜそうなったのかを考えていくと、国体とは何か② ~ その他の論点 で示したとおり、西洋における保守思想の発達とは対照的に、日本では「国史(歴史)」が保守思想を代位する顕著な傾向があったことが挙げられる。 我々の経験からは、100の理屈よりも1つの事実の方が説得力があると感じるのが普通であり、日本は奇跡的に万世一系が続いている国であって、西洋の様に抽象的な理屈・思想で国家の正統性を確保する必要は薄かったのである。 つまり、日本では「保守-思想」ではなく「皇国-史観」が前面に出て皇統と国体を護持していたのである。 しかし、日本型保守思想の代表的著作を提示できるに越した事はなく、かつ、『国体の本義』の内容は、十分にその役目を果たし得るものであると思う。 (因みに、『臣民の道』は、日本の革新思想の代表的著作と云い得る内容を持つと考える) さらに言えば、『国体の本義』には好都合なことに下記の秀逸な解説書まで存在する。 佐藤優氏著『日本国家の真髄』(月刊誌『正論』に2008年10月~2009年9月まで掲載分を単行本化)佐藤優氏に関しては、産経新聞出版の『正論』から、新左翼の『情況』まで幅広く執筆活動を行っており、右派系雑誌では「大東亜戦争」、左派系雑誌では「太平洋戦争」などと左右の読者で巧みに用語や説明を使い分ける器用さが気になるが、大変に博識であり、かつ愛国的な人物であることは間違いないと思う。ただ、私見では、佐藤氏は元々の左翼思想(マルクス主義への強い関心と共鳴)から外務省時代に次第にナショナリズムに目覚めて、所謂「両翼(nationalism + socialism = national socialism すなわち国民社会主義)」的な立場に発展したタイプと思われ、それが大川周明や北一輝に対する佐藤氏の肯定的評価に反映されていると思う。しかし、保守主義とは、「両翼(右翼+左翼の融合形)」では決してないのであり、その点は確りと留意すべきだと考える。(参考)保守主義とは何か予め指摘しておくと、日本主義かアジア主義か、という観点から見ると、大川周明への強い共鳴に端的に現れるように佐藤優氏は国家改造主義者であり、戦前の革新右翼(アジア主義者)に近く、それゆえに若干奇妙な解釈が入る場合もある(例えば『国体の本義』は「君民共治」を明文でもって否認しているにも関わらず、佐藤氏は日本国憲法の国民主権を擁護する立場からこれを屈折して解釈している)のだが、それにも関わらず『国体の本義』の内容が強い説得力を持っていることが重要である。革新右翼に近い国家改造主義の佐藤優氏すら絶賛する内容であれば、当然に現在の私たち普通の日本人にとっても十分に通じる内容と考える。「国体」を語ろうとする者には必読の図書である。 上記のとおり佐藤優氏に関しては、「自分は自由主義的保守主義者である」とする本人の主張にも関わらず、その大川周明に対する共感、マルクス主義に対する共感、更には二・ニ六事件と北一輝への評価などから見て、左翼から出発してナショナリズムに目覚めた所謂「両翼」つまり「右翼+左翼 nationalism + socialism = national socialism 国民社会主義」の立場に立つ人物と見るほうが妥当である。 しかし、その点にだけ予め留意しておけば、上記の著作は、『国体の本義』の全文と、難語・和歌・詔勅などの完璧な説明や現代語抄訳が付されており、解説も分かり易く非常にお勧めである。 おそらく、この本を読むか否かで、日本の保守思想に対する認識度合いが大きく違ってくると考える。 そして、佐藤優氏の著作を通じて『国体の本義』がカチッと読み込めたのならば、『臣民の道』の方は自力でも容易に読めるはずである。 ■3.ご意見、情報提供 ↓これまでの全コメントを表示する場合はここをクリック +... 以下は最新コメント表示 名前 ラジオボタン(各コメントの前についている○)をクリックすることで、そのコメントにレスできます。 ■左翼や売国奴を論破する!セットで読む政治理論・解説ページ 政治の基礎知識 政治学の概念整理と、政治思想の対立軸 政治思想(用語集) リベラル・デモクラシー、国民主権、法の支配 デモクラシーと衆愚制 ~ 「民主主義」信仰を打ち破る ※別題「デモクラシーの真実」 リベラリズムと自由主義 ~ 自由の理論の二つの異なった系譜 ※別題「リベラリズムの真実」 保守主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ ナショナリズムとは何か ケインズvs.ハイエクから考える経済政策 国家解体思想(世界政府・地球市民)の正体 左派・左翼とは何か 右派・右翼とは何か 中間派に何を含めるか 「個人主義」と「集産主義」 ~ ハイエク『隷従への道』読解の手引き 最速!理論派保守☆養成プログラム 「皇国史観」と国体論~日本の保守思想を考える 日本主義とは何か ~ 日本型保守主義とナショナリズムの関係を考える 右翼・左翼の歴史 靖國神社と英霊の御心 マルクス主義と天皇制ファシズム論 丸山眞男「天皇制ファシズム論」、村上重良「国家神道論」の検証 国体とは何か① ~ 『国体の本義』と『臣民の道』(2つの公定「国体」解説書) 国体とは何か② ~ その他の論点 国体法(不文憲法)と憲法典(成文憲法) 歴史問題の基礎知識 戦後レジームの正体 「法の支配(rule of law)」とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 立憲主義とは何か ※概念/理念定義、諸説紹介 まとめ 「正義」とは何か ~ 法価値論まとめ+「法の支配」との関係 正統性とは何か ~ legitimacy ・ orthodoxy の区別と、憲法の正統性問題 自然法と人権思想の関係、国体法との区別 「国民の権利・自由」と「人権」の区別 ~ 人権イデオロギー打破のために 日本国憲法改正問題(上級編) ※別題「憲法問題の基礎知識」 学者別《憲法理論-比較表》 政治的スタンス毎の「国民主権」論比較・評価 よくわかる現代左翼の憲法論Ⅰ(芦部信喜・撃墜編) よくわかる現代左翼の憲法論Ⅱ(長谷部恭男・追討編) ブログランキング応援クリックをお願いいたします(一日一回有効)。 人気ブログランキングへ