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385 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2008/08/21(木) 12 32 16 0 プチですが。 トメは、私の実家のことを見下しているのか、単に空気が読めない幼稚な人なのかわからないが、 私の叔母に関して、本人が聞いたら気を悪くするようなことをしつこく言い続けている。 叔母は遠方にいるため、トメと叔母は私の結婚式で会っただけなのだが、 トメの目には叔母の容姿が「柴田理恵にそっくり」だったらしい。 普段の会話の中で、私の親戚の話が出ると、それが叔母の話でなくても 「なになに?あの柴田さん?」と口を挟んでくる。 「柴田さん」なんて勝手に呼んでることも腹が立つ。 その度に旦那が「失礼だろ」と軽く〆るのだが、トメは嬉しそうに「だってそっくりなんだもん」と。 そんな鬱陶しいトメにやったDQ返し。 息子(義実家にとっては待望の初孫)の写真を携帯に送ってほしいと頼まれた。 待ち受け画面にしたいとのこと。 私は、押入れのアルバムの中から、私の赤ちゃん時代の写真をチョイス。 スキャン、加工したものをトメ携帯へ送った。 トメは初孫君の写真だと思って毎日愛でているらしい。 「○○家の顔だねぇ。目もとの凛々しいこと!」とご満悦らしい。 「柴田理恵にそっくり」な「柴田さん」の姪の写真なのに。 388 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2008/08/21(木) 12 42 27 0 385 ここぞという時に種明かししてw 389 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2008/08/21(木) 12 46 13 0 385 トメは誰か似てる人とか物はないの? 言われたらムッとくるような物に似てますね!と泣くまで言ってやりたいw 393 名前:385[sage] 投稿日:2008/08/21(木) 12 59 00 0 388 いいですねw ここぞという時がこない事を祈ってますがw 389 松下由樹とTERUMIを足したような感じなんですが、 前者だけでは褒め言葉になってしまい増長させるだけだし、 かと言って後者は知らないだろうし( A`) 次のお話→410
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京太郎「みんな遅いですねー」 ダヴァン「女性の準備には時間がカカルものデス…」ズズッ… 京太郎「じゃあ何で1人だけこんなに早いんですか……」 ダヴァン「3分で着替え終わらないとラーメンがのびてしまいマス……ぞちそうさまデシタ」ズゾゾッ… 京太郎「プールまで来てそこまでして食べるんですか……」 ダヴァン「大丈夫デス、カップ麺はこれで終わりです…次はここの充実したフードコートのラーメン制覇してきマス」 京太郎「泳ぎに来たはずなんだけどなぁ……」 ダヴァン「ネリーも着替えは早そうでしたしそろそろ来るんじゃないデスカ?」 京太郎「じゃあその辺にいるのかな?」キョロキョロ ??「君かわいいねーちょっと写真撮らせてくれない? 1枚につき500円あげるからさ?」 ネリー「500円もくれるの! いいよ好きなだけ撮ってたくさんお金頂戴っ!!」 京太郎「ちょおぉぉぉぉぉぉっっとなにしてるんだあぁぁぁぁぁっっ!!」 -------------------------------- ファンファンファンファン… ネリー「たくさんお金もらえそうだったのに…京太郎がお金払ってくれるのっ!」 京太郎「ああいう変態には近づいちゃいけません! 何考えてるんですか!」 ダヴァン「こんなところにもロリコンがいるとは恐ろしいデス…さすが日本デスネ……」 京太郎「まるで日本がロリコンだらけみたいな言い方はやめてください……」 智葉「んっ? 何かあったのか?」 ダヴァン「遅かったデスネ。おお、なかなか大胆な水着ダ」 智葉「いや、あの馬鹿2人がな……」 京太郎「……」 智葉「どうかしたのか?」ポヨン 京太郎「けっこうおもちがあるだと……」 ダヴァン「智葉は普段さらしで潰してますからね」 京太郎「なんてもったいないことをしてるんですか!!」 智葉「いや、なんか制服着てるときはそのほうが似合ってる気がしてだな…」 京太郎「これは今のうちに目に焼き付けておかねば……」ジーッ… 智葉「そっ、そんなに見るんじゃない…//」 ハオ「お待たせしてすいません」ボイーン 明華「ふふっ…私の水着はどうですか? 大胆なの選んじゃいました」ボイーン 京太郎「なんでそんな面積の少ないのを……おっと鼻血が……」ツツー 智葉「お前らなんて格好なんだ……」 ハオ「京太郎のお気に召したようでなによりです」ギュッ! 明華「責任取ってくれるなら水着の下も見せてあげますよ」ギュッ! 京太郎「あの両腕に抱きついてくれるのはうれしいんですけど非常に下半身に悪いといいますか……」 智葉「おい、おまえらほどほどに……」 ハオ「やきもちですか?」 明華「恥ずかしがってできないからって見苦しいですよ?」 智葉「よし言ったなお前ら、後悔するなよ?」ギュッ 京太郎「背中にもたしかなおもちがっ! ここは天国や……」 ハオ「智葉もやるときはやりますね」 明華「それでこそ私のライバルですよ」 智葉「お前らに遅れを取るわけはいかないからな」 京太郎「おもち…おもちぃ……」 ダヴァン「……私たちはラーメンでも食べに行きますか」 ネリー「奢ってくれるよね?」 カン!
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368 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/10/19(水) 12 39 57.26 ID CJJCdk8D0 [2/3] さ「学校?」 エ「そ。あたしら人間時代でもまともに学校行けてないのもいるしさ、そもそも学校なんてない時代の魔法少女もいるでしょ?」 マ「それで、真似事だけでもできないかと思いまして。つきましては、お二人にも参加していただけないかと」 ま「もちろん! また学校行ける日が来るなんて嬉しい……」 さ「まどか……」 さ「準備が整ったって聞いたから来たけど……教室でかっ!」 エ「しょうがないのよ。普通の人間サイズより体の大きいやつが多いからさー」 さ「……なんであんた使い魔に自分運ばせてんの? 自分で歩けるでしょ」 エ「たまに遠出したら疲れちゃって……」 マ「まったく虚弱なんですから」 エ「あんたこそ、教室作ってるとき自分は一切動かないで使い魔こき使ってたじゃん」 マ「私は皆さんのお仕事が無事に終わりますようにとひたすらお祈りしていたのです」 エ「ものは言いようだよねー」 さ「はいはい。わかったから中入ってみよっか」 さ「へえ~教室の中もちゃんとできてるじゃん。ってうわ!」 シ「?」 さ「ああシャルロッテか。中身振り回さないで。危ないから」 シ「だって、学校だよ!? 学校! チーズないの!?」 さ「学校はチーズ置くところじゃないなぁ……」 エ「シャルロッテは人間時代ほとんど入院してたから学校ってよく知らないんだよね」 さ「そういう問題かな」 さ「ああっ、アルベルティーネ真っ白い壁にいきなり落書きするんじゃないの!」 ア「だって、こんな広い壁、落書きし放題だよ! 学校っていいところだね!」 さ「むしろ学校は落書きしちゃダメなところなの! やめなさーい!」 さ「あれ? イザベルは?」 エ「校門になってる」 さ「は……?」 エ「『芸術のなんたるかも学べない授業なんか受けて何になるってのよ』だってさ」 さ「でも学校には来るのね」 さ「あれ、ゲルトルートもいない」 エ「あの子の使い魔ならいるけど」 さ「ああ、アンソニーだっけ。よしよしおヒゲかわいいね。あんた達の女王様は?」 ア「Die K #246;nigin pflanzt eine Rose ins Blumenbett」 さ「ドイツ語でしゃべんないでよー。こちとら英語すら危ないってのに」 エ「花壇にバラ植えてるって」 さ「ああそう……でもそろそろ授業始まるよ?」 ア「Weil jemand vielleicht das Blumenbett, die K #246;nigin sieht das Blumenbett an, zu Schaden kommt」 エ「授業中に誰かが花壇を荒らしに来るかもしれないから見張ってるって」 さ「いくら性質が『不信』だからって……」 ガシャンバリンパシャーン さ「ギーゼラ! あんたなにやってんのよ! 窓ガラスを割るな!」 ギ「あたしにアヤつけるっての? 上等じゃん。学校の窓ガラスったらバイクで走り回って割りまくるもんって相場が決まってんのよ!」 さ「どこの相場よふざけんな! 説教してやるからそこに直れ!」 ギ「誰が! 文句があんなら捕まえてみな!」 エ「まーまーあいつの性質『自由』だし」 さ「学校をなんだと思ってんの……」 さ「ワルプルギスは?」 エ「外」 さ「あー……さすがに入んなかったか……」 ワ「アッハハハ、アッハハハハハハハハハハハハ」 エ「使い魔たちを中に入れて授業聞かせるから平気だって。ここにいられるだけでも嬉しいってさ」 さ「てか、あんたの能力便利ね……」 369 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/10/19(水) 12 41 44.66 ID CJJCdk8D0 [3/3] さ「結局、教室にいるのはエリーとエルザ、シャルにパトリツィア。あとアンソニーとワルプルの使い魔か。意外に少ないわね」 マ「声をかけてはみたんですが、断る方もいらして。でも、授業がうまく行くことがわかれば来てくださると思います」 さ「そうだね。しかし、このうらさびしさはどうにかしたいわね」 パ「じゃあ、私の使い魔置いとく? 『クラスメイト』が役割だからいくらでも出せるよ」 さ「ううっ下半身だけのセーラー服に取り囲まれてるって、落ち着かない……」 エ「まーまー。気楽にいこうよ気楽に」 さ「あんたの格好見てると気が抜けるわ……授業が始まってすらいないのになんかすでに疲れてきちゃった…… あれ、そういやまどかまでいない」 ガラガラッ ま「はーい授業始めるよー。号令かけてー」 さ「おっ、まどかは女神さまで先生か。こりゃ面白そう……。ってあれ? 号令は?」 シーン さ「ちょっと、パトリツィア。あんた委員長でしょ?」 パ「だって私の性質は『傍観』だし。見てるだけで満足なの」 さ「なによそれ。しょうがないな。じゃあさやかちゃんが号令かけますかね。きりーつ、礼、ちゃくせーき」 ま「コホン。今日は皆さんに大事なお話があります。心して聞くように」 さ「?」 ドォン! ま「ベッドの上でのさやかちゃんはタチですか!? それともネコですか!? はい、エリーちゃん!」 さ「なななななぁ!?」 エ「えっ、ど、どっちでもいいんじゃないかと……」 ま「違います! さやかちゃんはネコです! まごうことなき受け体質なのです!」 さ「ちょっ、まどか! あんた何てこと、もがっ」ジタバタ マ「はーいゼバスティアンズそのまま取り押さえててくださいねー。今いいところですからー」 さ「もがーっ、むむーん、もがもが」 ま「さやかちゃんをいきなり押し倒してキスしたとしますね、そうするとさやかちゃんは普段の元気はどこへやら、 借りてきた猫のように大人しくなってしまうのです! そうなったらもうやりたい放題ですね! いくらキスしてもどこを触ってもなすがまま、抵抗するどころか私のテクの虜になっておねだりまでしてくるのです! そもそも、あのわがままボディでよく服がはだけていたり、しょっちゅう私に抱き付いて来たりして、 もはやおいしそうに水を飲んでいる姿すらエロティックなのに(参考教材:http //loda.jp/madoka_magica/?id=2408 出典:さやかスレ)、 いざ攻められると途端に真っ赤になって涙目で弱々しく震える姿を誘い受けと呼ばずして何と呼ぶのか!」 エ「あーあ、心から同情するわよ。さやか」 ま「次はさやかちゃんの弱点について……」 さ「んーっ、まもまーっ!」
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304 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/23(金) 01 19 56 ID 5RBXY1Pk ※学校生活ネタ namber:そういえば皆さんって私と同じ高校生なんですよね のどっち:あれ、何その隠し設定 紫炎姫:おwまwえwww忘れてんじゃねぇよwwwwww のどっち:毎日嫁とのデートの待ち合わせが忙しくてな、朝と夕2回。学校に行ってる暇がない 紫炎姫:ちょwwそれwww登下校wwww のどっち:SOA ステルスモモ:いつもの二人は置いといて、みんな高校生っすよー ステルスモモ:で、いきなりなんでっすか? namber:いえ、皆さんっていつも日中とかはどう過ごされてるのかなって思いまして namber:なんとなく、学校生活とか想像付かないと言うか のどっち:リアルでは品行方正・学業優秀・容顔美麗、おまけに金持ちで将来有望なこの麻雀の腕 のどっち:学校中どころか地域で知らない者はいない完璧超人ですが何か? 紫炎姫:使えない子のメイド兼学生。 ステルスモモ:出席してたのに欠席扱いがままあるっす namber:……余計想像が付かなくなったんですが のどっち:いや、リアルだしな 紫炎姫:嘘は言ってない ステルスモモ:出席日数危ないのは嘘だと良かったんすけどねー namber:……… 紫炎姫>のどっち:………大丈夫か、鶴賀? のどっち>紫炎姫:来年当たり大会出れない可能性浮上中 ステルスモモ:ちなみにnamberさんはいつもどんな感じなんすか のどっち:ぼっちだろ 紫炎姫:ぼっちしかないな namber:い、いや、なにを根拠にそんな事! のどっち:私は団体戦には出ません(キリッ 紫炎姫:他の人間に足を引っ張られるのはごめんですので(キリッ ステルスモモ:……んな事言ってたっすか namber:あ゙あ゙あ゙あ゙あああああああああああああああああああああああああああああ のどっち:何と言う厨二病 紫炎姫:痛さでは個人戦優勝だな ステルスモモ:あの、流石に、それはどうかと思うっす…… namber:あああああああああああああああああああああああああああくぁwせdrftgyふじこlp; namberさんが退室しました …………こうして人は黒歴史を積み重ねてゆく ちなみにこの後namberさんは枕に顔うずめて足バタバタしてたそうです
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京太郎「腰が痛い」 憧「ふきゅ」 穏乃「どしたの?大丈夫?」 京太郎「まぁちょっとなー。それでなんで詳しく言ってないのに鳴いてるんですかねえ…」 憧「な、なんでもないわよ」 京太郎「むっつり」 憧「エイシャア!」ゲシッ 京太郎「おごっ!?」ドサッ 穏乃「京太郎ー!?」 京太郎「うぐぐ…普通腰痛持ちのやつの膝裏を蹴るかよ…」プルプル 憧「自業自得よこの馬鹿」 穏乃「にしてもなんで怪我したのさ?」 京太郎「あぁ…あれはな…」 ―――――――昨日 京太郎「とぉぉぉぉぉぉう!」ピョイーン←ベッドにダイブ ベッド「」だむんっ 京太郎「お゛ン゛ッ!?」ガスッ←壁に衝突 京太郎「お、おおおおお…」ゴロゴロ ツルッ 京太郎「オアアアアアアアーーッ!!!!!」ドシャアアアア←ベッドから転げ落ちた ―――――――――― 京太郎「…というわけでな?」 憧「アホじゃないの」ズバァッ 京太郎「ひどい!」 穏乃「そうだよ憧!言いすぎだよ!」 憧「じゃあ逆に聞くけどアンタこいつの行動それ以外にどう解釈すんのよ?」 穏乃「えっ?…うーん」 京太郎「」ドキドキソワソワ 穏乃「…げ、元気なのはいいことなんじゃないかなっ!うん!」フイッ 憧「目を見て言いなさいな」 穏乃「…ごめんなさい」 京太郎「穏乃に見捨てられただと…?」ガクッ 京太郎「もうだめだぁ…おしあいだぁ…」ゴロンゴロン 憧「ちょっ、うっとおしいから転げ回らないでよ」 京太郎「…憧」 憧「何よ?」 京太郎「お前に黒レースは体系的に今一歩とどかな」 憧「死ね」ドゴォン 京太郎「うわらばっ!」 穏乃「京太郎ーーー!?」 カンッ
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三年生「京太郎」のこぼれ話 ーーここは東京白糸台。 いつもとお同じ時間、いつもと同じ様にして昼休みを告る鐘の音が鳴った。 狭い教室に押し込められていた学生達の何人かが仲の良いグループで机を並べては弁当を広げ、また別の何人かは学食や購買へ向かう為に教室を出てす行ったりと、それぞれの目的を元にしたグループを作って動き出す。 そして、そんな流れに習う様にして俺もまた教室を出て学食へと足を向けるーー。 1 / うれしい! 「ーーきょうたろ~♪」 学食へ向かう途中、階段を降りる京太郎は背中越しに呼び止められて振り返った。 そこには階段の踊場から長い金の髪をなびかせながら見下ろす少女ーー京太郎の部活の後輩である大星淡が大きく手を振りながら立って居た。 「…………」 「え、ちょっと何、その面倒臭そーな顔は!?」 「……オホンッ」 やばい顔に出てたか、と京太郎はあからさまな咳払いをして誤魔化した。 一見失礼に思われるなこの反応だが、実はそれも仕方のない話しだったりする。 何故なら彼女は、身近な存在の中で一番キカンボーなちゅっとばかし……いや、かなり困ったちゃんな少女、と言う認識を京太郎からされているからだ。 勿論、だからと言って憎たらしく思ってる訳ではない。 良く言えば純真無垢で天真爛漫な愛らしい後輩なのだ。 ただ、物事には必ず反面が存在する様に彼女の”自由(らしさ)“を悪く言ってしまえば、その場の思い付きやノリから生まれる発言で周りを振り回す事も多くて、何よりも自分が一番の被害者だと自覚してるだけに、京太郎からすると真面目に相手をすると無駄に疲れる事はお墨付きだった。 かと言って、話し半分や適当に相手をしても良い方向に転ばなかったりもするから質が悪かった。 「……うん、どーした淡。また下らなっーー何か面白い事でもあったのか?」 「……あ~れぇ~今さぁ、何か言いかけたよね?」 「いや、それは気のせい……だろ?」 「その間が気になるなぁ~?」 危うく本音が口から滑りかけるも咄嗟に止まり、さも何事もなかったかの様に満面の笑みを浮かべる京太郎。 その変わり身の早さとはぐらかしっぷりに淡は少し唇を尖らせるも、まあいいや、と溢してから一段跳ばして階段を下るとすぐ目の前で屈む様にして京太郎の顔を見上げた。 「ねね、ちょお~と聞きたいんだけどさ。聞いちゃっていい? ねぇねぇ、聞いちゃってもいいよね♪」 にやにや、と笑みを浮かべながら楽しそうに体を揺らす淡。 体に習う様にして後ろで組まれた腕が揺れてーーふわりーーと少しの間を開けて柔らかい金糸の様な髪が舞う。 「…………」 無駄に絵になる奴だな、と本人の前じゃあ絶対に言わないだろう事を京太郎は無意識に思った。 勿論、喋らなければな、と皮肉が加わるのはお約束だ。 「とりあえず言ってみろ。質問に答えるかどーかの判断はそれから決める」 「えェェーーーッ、それって答えない場合もあるじゃん」 「そりゃそうだろ。もし質問の内容が誰にも言いたくない事だったら黙秘権を行使するのは当然だ」 ちなみにお前を限定対象に答えない場合もある、とさも当たり前に告げる京太郎。 「あ、それ何かズッコイ感じだ!?」 「ハッハッハッ、何もズルくなどないよ大星君!!」 「きょうたろー汚い!!」 「 オイオイ、賢いと言ってくれたまえ」 「汚い京太郎ッ!! 便座の裏側の黄ばみ。用を足すときに跳ねてコビリ付いた便器の汚れ……落ち ないシミは正に汚点。さ、流石は京太郎だね……ッ!!!」 「うん、お前の発言が一番汚い……と言うか一瞬だけ背景”ざわざわ“してたけど何だったの?」 ……ざわざわ……ざわざわ…… 「……さて、それよりもだ。俺はまず学食に行きたいと言うか、その途中なんだ。悪いけど話しの続きはそれからだな」 「よお~し、なら早く学食に行こう!!」 京太郎が言うや否や、淡は単身階段を駆け下りて行った。 質問を受ける側が二重な意味で置いてきぼりな展開である。 「……ハイハイ。お供させて戴きますよお姫様」 ハア、とため息を吐いてから、少し遅れて京太郎も学食へとへと向かうのだった。 「んで、聞きたい事って何なんだよ?」 言って、つるつる、とうどんをすする京太郎。 「ん、はふはふ……あのね、前々から思ってたんだけどさ……きょうたろーはどんな女の子がタイプなの?」 京太郎の正面に座って同じ様にうどんをすする淡。 手元のうどんから視線を反らさず、可愛いらしい小さな口で一生懸命に太い麺を食べる仕草はどこか小動物を思わせた。 「……ハッ?」 「いや、ハッ、じゃなくて、きょうたろーはどんな女の子が好きなの?」 「どんなってお前、そんな事が聞きたかったのかよ……」 「もう、全然そんな事じゃないよ!! これってけっこー大事な事なんだよ!?」 箸を止め、謂うならば死活問題ってヤツだよね、と付け加えて言う淡の表情は何故か知らないがドヤ顔。 京太郎は不思議と腹パンをしたくなる衝動に襲われたが、そこは大人な自制心を以てやり過ごした。 「だからね、例えば綺麗より可愛い系の方が良いとか、髪が長い娘が好きだとか、もう彼女にするなら金髪で麻雀が強いお前が誰より一番。つまりはオンリーワン……好きだ淡、俺と付き合ってくれ。二人で夜の街に溶けて消えてしまおう……とかさぁ?」 ニヘヘ~、とだらしなく顔を緩ませくねくね身悶えし出す淡。 長い髪もその動きにつられてタコの様にうねっているのが堪らなく不気味だ。 時間も残り少ないし触ると危険だからと京太郎は黙って箸を進めた。 「やだ……そ、それはまだ私にはちょっと早いしアブノーマルだよ~……もう、きょうたろーは大人だなぁ♪」 「……さて、ごっそさん」 「で、でもでも、これで私も高校100年生から諸々の卒業ーーって、何でもう食べ終わって戻ろうとしてるのッ!?」 「そりゃあ、お前がトリップしてる間に食べたからな」 「あぅ……で、でも質問の答えも聞いてないし、先に戻ろうとしなくてもいいじゃない!!」 「いや、長くなりそだったから……それに、食べ終わったなら早く教室に戻らないとさ、もう休み時間10分もないし……」 言って京太郎は時計に指を向けた。 「ーーげっ!?」 向けられた指の先を淡の視線が追った途端、今までの不埒な妄想でどこか熱を帯びていた表情は一変した。 それはまるで砂時計の砂が落ちるかの様に、サァー、と瞬く間に赤から青へと色を変えていった。 「ま、じゃあな。先に戻るからのんびり食べてくれよな?」 「ちょっーーす、すぐに食べるからちょっと待ってて!!」 言うやうどんを懸命にすするり始める淡。 元々、学食に付いた時点でかなり出遅れていた二人にのんびりと談笑する時間はなかった。 それだけに、出来たばかりの状態からほぼ手付かずのうどんはいまだ熱々で急いでかっ込めるほど冷めてなどいなく、案の定ーー。 「あ、熱っ……熱いよぅ……」 「だろーな。つーか、学年とクラスが違うのに待っても意味ないし、三年の教室が一番こっから遠いのに待つのとか嫌だぞ?」 ちなみに、学食から一番近いのは一年の教室だったりする。 つまり京太郎からすれば待つと言う行為には何のメリットもない。 「あ、あわあわ、あわわわわ~~!?」 水を片手に一生懸命うどんをすする淡。 何が彼女をそこまで焦らせるのか、もう不釣り合いなぐらい必死である。 そして、やはり熱いのか若干の涙目である。 「聞いてないな。よし、頑張りたまえ大星君」 邪魔しちゃ悪いや、と京太郎は有難い気遣いと共に教室へと戻るのだった。
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頭の奥から砂が擦り合わさるかのような音が響いている。 否、それは実際に砂の擦り合わさる音だったのだ。吹き荒れる砂塵が過剰なリアリティを伴って、聴覚を圧迫し、同時にある種の幻覚のようなものを引き起こしていたのだ。 しかしなんということはない。 情報処理が高速化した際に訪れる弊害の一つだった。だからそれを今更気にしたところで、どうなるということでもないのだ。 モニターに、本来映し出されていないところのノイズのようなものが走るのを感じる。それは錯覚だった。それが錯覚であるということは、どこか冷静に把握できていた。一種の病識とも言えたかもしれない。でも繰り返すように、気にしたところでどうにかなるようなものではなかった。 視線を巡らせる。追従型のリコンを射出して、やはり想定通りにそこに一機の中量二脚型ACの姿を認める。 破壊しなければならない。 情報処理を高度化させていく。本来施行されることのないソフトが機器内のどこかで起動を果たす。センサーの指向性が更に微細なものへと変化し、そして受信される情報は並一通りの〈情報〉などといった範囲を逸脱したものとなっていく。 その情報は、脳を軋ませる、比重を持った波のように思われた。 それはこちらへと流れ込むにつけ、本来頭の中にあったはずのものを押し流していくもののように思える。その流れはある種の暴力として機能していた。頭の中で何かが蠢いているような感触がある。肉体が単純な物体としての枷を外して、本来届くはずのないどこかへとその指を差し伸ばしていくようなイメージが生まれている。そしてその目標である敵機の姿は、どこまでも明確な形で把握されていた。位置情報を半ば数値化というレベルにまで解析する。 肩部のハッチが展開して銀色に光る二つの物体を射出する。 白線を引きながら加速した物体は、眼前に伺えるビルの真上を擦過していくかに思われた。 しかし次の瞬間にはその推進方向をひどく急激に曲げて、そのビルを跨ぐようにして『地表へと突き刺さった』。 ビルを跨いですぐの場所に爆風を確認する。 驚愕して目を見開く。そして思わず硬直してしまいそうになる指先に再び意識を取り戻すべく、一度視線を手元へと走らせて、再びモニターへと視線を飛ばしていた。 次の瞬間、ビルの背後から走る一条の何かを捉える。 それは自分の放ったものと同じものだった。思わず身を固くする。 こいつは一体なんなんだ? ◇ モニターがビル向こうから接近中の敵機を捉えていた。 自分の呼吸の音が聞こえていた。というか、それ以外に聞こえてくるものは無かった。 自分自身の肉体の自由というものが殆ど効かなくなっているのが、次の瞬間理解される。何でだ? と思う。ここのところは発作は起きてなかったのに、とも思うのだが、次の瞬間には口元がにやりと動くのだけが意識できた。 僕は憮然とした気持ちになる。もういいや、と全てを投げ出してしまいたくなるような気持ちになっていた。こうなってしまっては、僕が一体何を思ったところで、決して自分の指の動きが止まるようなことにはならないのだと、はっきりと悟ってしまっていたのだ。 しかし、僕の口元はそれ以上に何か言葉を発したりとか、あるいは口笛を吹くとか、そういう行動を始めようとはしなかった。何やら、全てが予定調和において行われているような感覚がある。でも、僕に今できるのは、せめて感情の自由において何らかのイメージを抱くということだけだった。 まあいい、どうせ肉体に関して部分的に自由が効いたとしても、今のような気持ちではその自由を行使することもきっとないのだ。 敵機は重量二脚型のACで、ブローカー――最近ではオペレーターの役割も請け負っている――ガーニーの報告通りに、データーベースから情報が検出されることはない。でも僕には溜息を吐く自由すらなかった。ただニヤニヤと歪んでいる口元に対して、ささやかな失望を感じる他に、自由と呼べるものはないのかもしれなかった。 そして、敵機が予想だにしないタイミングで、肩部のミドルミサイルを発射する。 「あ?」 と声が出る。声帯の自由が利けば、普段の僕でも似たようなリアクションを取ったかもしれない。 でも、何故なのだろう。それはあくまで反射動作のようなもので、このタイミングでそのミサイルが発されたということに対して、僕は随分と冷静に、その必然性のようなものを認識していた。 これは重要な一打なのだ、と。それ以上の認識は今必要ではないのだ、と。レバーを握る腕は澱みなく動いた。 レーダーにすらはっきりと確認できないほどに高速で迫る弾頭の軌道を、脳裏においてイメージする。その上で、それがきっと自機に対して甚大な被害を及ぼせるという、その可能性を最大限考慮する。 機体を反射的に後退させ、その上で弾頭の飛来を待ち構えた。聞こえないはずの風切り音が、静かに耳朶を打ち据えたような気がした。 身体がコックピットシートへと押し付けられる。やがて、弾頭が至近距離において炸裂した。 ミサイルが、明らかにイレギュラーな軌道によって自機へと降ってきたのだ。 ひゅう、と口笛を吹いた僕は、続けて機体の操作へと集中を深めていく。レバーの上に飛び出た赤いボタンへと指を掛け、そして機体の方向を、レーダー上に表示された敵機から僅かな角度だけ逸らせてみせる。 ◇ 白煙をたなびかせながら、物体はこちらから見て左方向へと飛び去っていく。何も起こらない。でもその時には、一切の行動は遅きに失する展開となっている。 ミサイルとは逆方向にビルの影から飛び出したイエローの機体が、青い光に押されるようにして急激に接近しているのが見えた。 現在の状態が危機的であるということが、混乱を起こし始めた思考の内でもなんとか把握することができる。ともかく敵機から距離を離さねば、と思う。後方へのグライドブースト―― 操作を入力した瞬間には、自分が過ちを犯しているということに気付く。 チューンアップされた機体制御系統が、速やかにグライドブーストを展開させるに至り、スーパーチャージャーが大気を圧縮し劇的な機動力を機体へと伝えるに至る。しかし、さすがにそれなりの質量を持った重量級の機体においては、いかな改良を施された規格外のブースターであれ、即座に最高速度に達するといったことまでは不可能であった。 イエローの機体がほとんど眼前にまで迫っている。 敵機によって最初牽制の為に撃ち放たれた一発のミサイルに気を取られてしまったというのも、状況の混乱を生んだ一因ではあるだろう。何もかもが自身の想定通りにいかない。グライドブーストを起動させた時点で、武装を変更しウエポンラックに装着されていたショットガンを右腕部へと移動させ――間に合わない! イエローの機体を加速させていた背部の光が、さらに大きくなったように見えた。 ハイ・ブーストとグライドブーストの重ね合わせ。 常人の発想とは思えなかった。でも、その発想の意図というのだけは読み取れる。極端なまでの接近戦、それが意味するのは一つだけだ。 私はハイ・ブーストを一度だけ入力する。極端な加速によって機体は大きく揺れるが、強化されたショックアブソーバーが何とか前後不覚に陥ることを防いでくれていた。 衝撃。 被弾している。 最悪の事態を回避しようと無理な機動を行った為に、旋回行動が間に合わない。 これ以上死角を取られ続けるわけには、と思う。でも、それが私の記憶の、最後の断片として残っているところの記憶だった。 続けて起こった最も破壊的な衝撃を前に、意識は暗転を起こしていた。 ◇ 相手の意識を逸らすような牽制攻撃、そして、グライドブーストとハイ・ブーストを併用した急速接近。 これほど上手くいくものだろうか、と思われた。あるいは敵ACのパイロットは実戦経験に長けている方ではなかったのかもしれない。それにしても、それらの方策がことごとく効果を発揮した結果、敵機は大きな損傷をきたし、退却を試みていた。 相手の武装は、基本的には中・遠距離での戦闘を重視したと思われる構成であり、接近戦においては、あくまで迎撃の為に使用することを前提としているらしい武装のみで、対応を試みていた。 というわけで、後退を続ける敵機の、覚束ない機動を観察しながら、中・近距離を交互に入れ替えつつ追撃戦を行っていく。後退する敵機に対してのミサイル攻撃はほとんどの場合有効だったし、迎撃する側である敵機のミサイルは、さしたるアドバンテージを生み出すこともないまま、地形に突き刺さって砂塵を巻き上げていた。 そして、その頃には無意識下の危機意識というのも大きく減退していたのか、手足の自由がかなり利くようになっている。ほっとしたというか、何というか、僕はひとまず完全に自分の意志を行使する形で、敵を追い詰めていくことに徹していた。 さっきから敵の攻撃もほとんど止んでいる。戦意を喪失しているのか、それ以外の理由か。 いずれにせよ追い詰められた敵機の行動としては、それらは特に珍しくはないものだった。 不意に、通信機に対してガーニーからと思われる信号が受信される。 甲高い電子音を聞いて、そして回線を開いた。 「こちらブラウ」 『ブラウ、そちらに向かっている機影をもう一つ確認した』 「そろそろ勘弁してほしいね」 僕はそう言いつつ、のろのろと逃げていく敵機に向かってミドルミサイルを一発発射する。ミサイルは敵機の側面に直撃し、そして敵機は大きくバランスを崩したようだった。 逃げていく途上に、ぽっかりと穿たれていたすり鉢状の地形へと、衝撃に押し出される形で転がり落ちていく。 バランサーがどうにかなってしまったらしい。 「データベースに該当する記録は?」 そう質問すると、途端にガーニーの息遣いに切迫したようなものが混じるのを感じた。 僕は密かに眉を寄せる。 「ガーニー?」 『該当アリ、但しOVAへの登録なし』 努めて冷静さを保とうとしているかのような声色だった。 今度は一体なんなんだろう、と思う。 「……ああ、こっちでもリコンに反応あったよ。結構近いみたいだ」 僕はそう言いながら、こちらでもデータの分析を開始する。 とはいえ、機体の方に登録してあるデータベースから独自に情報を検索するだけなので、それほどの精度を期待することはできない。でも、やらないよりはマシなことが多いのだ。 そして僕の眉間にさらに深く皺が刻まれた。 そこにあったのは、何と言えばいいのか、ある種の噂話の種のようなものであって、果たして信頼に足るものであるのかには疑問が残る類いの情報であったからだ。 その直後に、ガーニーからの通信がやってきている。 『やはりそうか。 ブラウ、接近中の機体は〈フルールドリス〉だ。 存分に警戒しろ』 この時点に至っては、ガーニーの声色は動揺を通り越していた。 現実感の喪失された声、とでも言うべき声が、通信機越しに聞こえてきている。 どこか無感覚な印象すら覚えさせる響きを前に、僕の方でも動揺の類が消えていくのが感じられた。 「あー、そういえば昔そういう依頼あったね。蹴ったけど」 『通信切るぞ、俺の声は邪魔になるだろうしな。 ――いや、ちょっと待て』 そこで、何やらガーニーの声に緊張が復すのが感じられる。 もはやここまで来ると、眉はぴくりとも動かなかった。 投稿者:Cet
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グレイル過去見 1年3月4週 イベント名 登場人物 投入アイテム 備考(カンソウなどっ!) ピルリーナのいないレッスン室 ルドウィシア、レッスン生 腐りモノ(妖精ボール) セレベスの葛藤 セレベス、プリステラ 腐りモノ(かぼちゃ) ピルリーナ、セヴェラム宅に セヴェラム、ピルリーナ かぼちゃ ここだけ見るとキャー!!ってカンジですねっ(鼻息荒) がっかりエネウス エネウス、ルー様 オークの木 おかゆのドレスが赤ん坊に合わなくて、責任を感じるエネウスに、ルー様がお人形に着せてはといい、毎日おかゆと一緒だと喜ぶエネウス エネウス、姪に服をプレゼント エネウス、侍女、赤ん坊 魚いろいろ せっかく作ったドレスを、赤ん坊に着せられないエネウスさん。侍女に笑われてました 他のイベント発見の際はお知らせ下さいませ♪ 名前 コメント すべてのコメントを見る
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京太郎が女の子の前で深いため息をついてみる 【清澄編】 咲 京太郎「はぁ・・・」 咲「京ちゃん・・・」 京太郎「・・・」 咲「ため息ちゅくとしあやしぇ逃げりゅよ・・・」 「・・・」 京太郎「ぎゃーはっはっはっは!!」バンバン 咲「噛み倒したからってそんな笑うことないでしょー///!!もうー!!」ポカポカ 和 京太郎「はぁ・・・」 和「・・・?」 京太郎「はぁぁ・・・(見てる見てる、心配してくれてるのか!)」 和「・・・須賀君でも悩むことがあるんですね」 京太郎「・・・ひどくね?」 和「冗談ですよ。あ、さては演技でしたね」 京太郎「ぐ、鋭い・・・」 和「ふふ、伊達にいつも見てな・・・こほんっ」 優希 京太郎「はぁ・・・」 優希「む…?元気ないな京太郎」 京太郎「・・・」 優希「そんな時は、タコス食べれば元気になるじぇ。ほれ、あ〜ん」 京太郎「(やっぱりタコスかい)・・・ん」パク 優希「」 京太郎「うん、我ながら美味い。・・・何固まってんだ」 優希「許可なく人の指を舐めるなぁーーー///!」 京太郎「お前が差し出してきたんじゃーん!!」 まこ 京太郎「はぁ・・・」 まこ「なんじゃ、珍しく暗いのぅ」 京太郎「はい・・・」 まこ「そうか・・・」 京太郎(あれ、マジで落ち込んでると思われてる・・・?) まこ(こういう時はそっとしとくのが一番じゃ。明日には元気な顔見せとくれよ京太郎) 京太郎(優しい視線に心が痛む・・・) 久 京太郎「はぁ・・・」 久「ん、どうしたの須賀君」 京太郎「いえ、なんでも・・・」 久「・・・大丈夫よ、須賀君頑張ってるからいつか勝てるようになるわ」 京太郎「・・・?」 久「意外と勘はいい方だし、度胸もあるわ。戦術次第でもっと上に行けると思う。あと・・・」 京太郎「部長、部長」 久「周りも強いから解りにくいけど、須賀君も十分強くなって・・・ん?」 京太郎「すんません、嘘です。別に落ち込んでないっす」 久「・・・」 京太郎「真っ赤になって出てってしまった・・・げんこつ一つおみやげに」 【阿知賀編】 穏乃 京太郎「はぁ…」 穏乃「!」 京太郎「・・・」 穏乃「・・・よいしょ」 京太郎「お?」 穏乃「んー、お客さんお疲れですねー。んしょんしょ」モミモミ 京太郎「どうしたよ、マッサージなんて」 穏乃「疲れてるみたいだったから!でもあんまり固くないね」グリグリ 京太郎(そりゃまだ若いしな) 穏乃「京太郎気が利くから何でもしてもらっちゃってるけど…無理しないでね。疲れたらいつでもマッサージしたげるよ!」 京太郎(マジか、そりゃ役得・・・) 京太郎「イダダダダダダッッッ!!!??ギブ、ギブ!!!」 穏乃「もー、大げさだなー」グリッグリッ 憧 京太郎「はぁ…」 憧「珍しいわね、ため息なんて・・・」 京太郎「そうだな・・・」 憧(京太郎がこんなに落ち込むなんて・・・何かあったのかな?・・・失恋、とか?) 京太郎「・・・」 憧(失恋か・・・失恋!?京太郎が恋を・・・相手は誰!?うらやま・・・じゃなくて)ブンブン (つまりその相手はフッたって事で・・・何その贅沢者!?京太郎から告白なんかされたら一発OKに決ま・・・じゃなくて!)ズビシッ (待った、落ち着くのよ憧。つまり今の京太郎は傷心中、こういう時に優しくされると弱い・・・ って本で見たことあるわ。なら私の取るべき行動は・・・)ソワソワ 京太郎(なんか落ち着かないけど大丈夫か憧?) 憧「ふぅ・・・・・・大丈夫よ京太郎、めげずに新しい恋を見つけましょ?」 京太郎「人を勝手にフラれさすな」 玄 京太郎「はぁ・・・」 玄「京太郎君・・・・・・バナナ、食べる?穏乃ちゃんのだけど・・・」 京太郎「腹減ってるわけじゃ・・・」 玄「そっか・・・フラれた?喧嘩した?私でよければ相談乗るよ!」 京太郎「そういうわけでも・・・」 玄「眠れないとかなら、お姉さんが膝貸しますよ!」 京太郎「違います・・・」 玄(食欲× 睡眠欲× 人間関係× ・・・となると) 玄(まさかお金がない!?じゃあ、ここは先輩としてなにかおご・・・りたいとこだけど、私の寂しい懐では・・・) (でもでも!ここは困ってる後輩のため一肌脱ぐべきではなかろうか!いやしかしぃ!!) 京太郎「大丈夫ですよ玄さん!演技ですから!だから財布を泣きそうな顔で見つめるのはやめて!」 宥 京太郎「はぁ・・・」 宥「京太郎君?」 京太郎「・・・」 宥「・・・・・・よしっ」 宥「はー、はー・・・ぎゅっ」 京太郎「宥さん?」 宥「こうやって手をつないで、私の元気を京太郎君にあげて、京太郎君のあったかくない気を私がもらうの」 京太郎「それじゃ宥さんがさむーくなっちゃいません?」 宥「ふふ、大丈夫だよ(京太郎君の手を握ってるだけであったかくなっちゃうから・・・///)」 京太郎「はは、なんか元気出てきた気がしますよ」 京太郎「・・・やっぱり手袋した方が」 宥「……うん」ブルブル 灼 京太郎「はぁ・・・」 灼「・・・京太郎?」 京太郎「・・・」 灼「落ち込まないで京太郎、この写真見・・・」 京太郎「え?」 灼「初めて国士無双あがった時の写真・・・あの時の気持ち思い出して」 京太郎「え、取っておいたんすか?そっか、そんなこともあったな・・・」 灼「だから、めげること無い。京太郎は強くなれる。(少なくとも私はそう信じてる・・・)」 京太郎「ありがとうございます、初心忘れず、志高く、ですね!」 灼「んっ」 京太郎「・・・でもその号泣(嬉し泣き)の写真は没収させてください」 灼「・・・ダメ」 カン!