約 3,630,442 件
https://w.atwiki.jp/also_little/pages/557.html
ロックマンエグゼ6とはカプコン発売されたゲームボーイアドバンス用ソフトである。 2005年11月23日にグレイガverとファルザーverを同時発売。 ストーリー ネビュラとの戦いから一ヶ月後、熱斗は父の仕事の関係で才葉シティに引っ越すことになった。 数々の仲間と別れを告げ熱斗は秋原町を後にする。 そして熱斗はまた新たな戦いに巻き込まれていく。 アイスペでのエグゼ6 完全マスター始まって、二度目に攻略した作品。 黄金時代である。 関連リンク ロックマン ロックマンエグゼ チャージビースト クォォォォォォォォォォォ ピキリール!
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1883.html
ロックマンX8 14-126~127・129~130・155 126名無しさん@お腹いっぱい。sage2005/03/27(日) 01 32 30 ID AlQAM5qC かなりダメダメだが勘弁してくれ。 21XX年、度重なるレプリロイドの反乱で地球は荒廃し人類は月への移住計画を開始。 軌道エレベーター ヤコブが作られた。 月の開発は新世代型レプリロイド(DNAパターンをコピー出来る)のおかげで順調に進んでいる。 ヤコブ周辺で事故発生、Xが現場に向かった先には大量のシグマがいた。 そして奥からリーダーのルミネが出てくる。大勢のシグマは新世代型レプリロイドが変化した姿だった。 月の開発のために頑丈なシグマボディをコピーしているらしい。 場面変わってハンターベース。 森でイレギュラー反応。現場に赴き大型イレギュラーを倒し奥へ行った先には 復活したVAVA(名前はVAVAペンテだった筈)と軌道エレベーターを確保するために誘拐されたルミネがいた。 VAVA「そう・・・これで軌道エレベーターは我々の手の内ということだ」 ヤコブを完全に確保するまでは危害をくわえないと言いVAVAは去っていく。 そして新世代型レプリロイド揃いも揃って反乱。 お約束の八ボス出現だが会話覚えてない&あんま重要じゃないので省略。 ボスの証言により今回も黒幕はシグマで確定。またアクセルのデータから 新世代型レプリロイドのDNAパターンがシグマと酷似していることが判明。 なのでシグマウイルスの影響をすぐに受けてしまいイレギュラー化した。 アクセルはプロトタイプなので影響は受けない。 再び出現したシグマ、今回で決着をつける気らしい。シグマの元にいくためヤコブへ向かうX達。 ヤコブの頂上でVAVAと対決し倒すが逃走。反応がある場所に向かいボスラッシュ。 すべて倒すと基地は崩壊始める、出口へ向かいそこでシグマと対面。 ・・・ゴメン、会話の内容完全に忘れた。 撃破するがそれはただのシグマをコピーした新世代レプリだった。 今度こそ本物のシグマの反応を感知、月にあるシグマパレスへ向かう。 127名無しさん@お腹いっぱい。sage2005/03/27(日) 01 36 26 ID AlQAM5qC そこでライドアーマー&VAVAと対峙、シグマ側は新世界を作ろうとしているらしい。 VAVAを倒しシグマコピーの群れを抜けていくと奥にはすごいボロボロのシグマがいた。 私は人類を滅ぼしレプリロイドだけの世界を作る、というシグマ。 そんな事はさせはしない!と戦闘。なんか妙に強いシグマを倒す・・・イージーだとここで終了。 あと新世代レプリはシグマがデータにハッキングして自分に似せたらしい。 ノーマル以上だと後ろからOPの時点でラスボスだとプレイヤーの9割が気付いているルミネが登場。 どうもシグマを噛ませ犬につかったらしい。 新世代レプリはいつでも自分の意思でイレギュラーになれ、ただの人の道具の旧世代レプリは滅びるべきと言う。 ルミネ「あなたに私を撃てますか?」撃つことを躊躇うX、だが変わりに後ろのアクセルが撃つ。 アクセル「X・・・構う事は無いよ、こいつは悪い奴だ」とコレが引き金でラスボスのルミネと戦闘。 第一形態は八ボスの能力を使ってくる。第二形態(エンジェルフォーム)はZero1のコピーX第二形態っぽい。 パラダイスロストを使うと制限時間内にとっとと倒さないと即死。 苦戦の末ルミネを倒し動かなくなったルミネに近づいていくアクセル。 そこでルミネの体から触手が突き出てアクセルは額に攻撃を受け、ゼロとXのコンビプレーでルミネの残骸は完全に消滅。 エイリアから通信が入り帰還するX達。 ルミネがいった旧い物はいずれ滅びるという言葉が胸に残るX。 「大方奴の言ったことでも考えていたんだろう?」とゼロが話しかけてくる 「奴が言った事が本当で、俺たち旧い世代のレプリロイドが滅ぶ運命だったとしても・・・ 俺たちは戦わないといけないんだ、その運命って奴と・・・」でEND。 ラスボスをアクセルで倒した場合は気を失ったアクセルの額の奥に謎のシルエットが・・・ ・・・まぁ出来はアレだがこれで大まかストーリーはわかると思う。 わからない事があったら聞いてくれ。 129名無しさん@お腹いっぱい。sage2005/03/27(日) 01 58 41 ID AYkDMHfK ロックマンX8書いてくれた人乙、 しかしシグマとVAVAは一体なんで、倒しても倒しても何度でもよみがえるんだ? 俺はX4までしかやってないが、シリーズの謎とクライマックスは今作で判明したの? 130名無しさん@お腹いっぱい。sage2005/03/27(日) 02 05 38 ID AlQAM5qC 129 いや・・・謎はまだ残ってる、というか今回でまたひとつ謎が増えた(額に出てきたシグマっぽいシルエット) シグマが蘇るのはバックにワイリーがいるから。VAVAは・・・VAVAは・・・ 二回目は確かドップラーに作られてペンテは知らん。 ロックマンXⅩで終わらせてくれれば数字もちょうどいいんだが・・・ 155名無しさん@お腹いっぱい。sage2005/03/28(月) 20 10 00 ID AO6BTfJ5 129 シグマは本体がシグマウィルスで、ボディは入れ物みたいなもんだから、 いくら破壊されても大して問題ない だから、X5のOPステージでわざと殺されたりとかができる ボディの製作者は作品毎に違うけど ただ、X3でウィルス本体にウィルスの抗体プログラムを直接ブチ込まれてもX4で普通に 登場したのは…本家3でスクラップに潰されたのに4で普通に出てきたワイリーのオマージュ?w ただ、X8のゼロエンディングだと ゼロが「ルミネが言っていた事が本当なら、二度とシグマが現れることはあるまい」と言ってたから もう出てこないのかもねぇ まぁ新世代は全員がシグマもどきになれるわけだけど
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/897.html
本項目ではスーパーファミコンソフト『ロックマンX3』と、その移植版であるPS/SS/Win版の紹介をしています。判定はいずれも「良作」。 ロックマンX3 概要 ストーリー 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 ロックマンX3(PS/SS/Win版) 特徴(PS/SS/Win版) 評価点・改善点(PS/SS/Win版) 賛否両論点(PS/SS/Win版) 問題点(PS/SS/Win版) 総評(PS/SS/Win版) 余談(PS/SS/Win版) ロックマンX3 【ろっくまんえっくすすりー】 ジャンル アクション 高解像度で見る裏を見る 対応機種 スーパーファミコン メディア 16MbitROMカートリッジ 発売元 カプコン 開発元 水口エンジニアリング 発売日 1995年12月1日 定価 10,094円(税込) 配信 バーチャルコンソール【WiiU】2014年10月8日/823円(税込)【New3DS】2016年11月21日/823円(税込) 判定 良作 ポイント 多くのシリーズ良作を手掛けたメーカー開発の外注作品ゼロの初プレイアブル化新要素は豊富だがやや練りこみ不足内容自体は正統進化で十分遊べる ロックマンシリーズリンク イレギュラーハンター エックス&ゼロ 出動!! 概要 『ロックマンX』シリーズ第3作。基本的な仕様は前作に準じている。スーパーファミコン最後のシリーズ作品であり、また初めて他機種へ移植された作品でもある。 ロックマンXシリーズでは唯一の外注作品であり、そのためか前二作と比べて若干イメージと違う部分も散見されるが、外注先は稲船氏も認めた良作「ロックマンワールド」シリーズ等を手掛けてきた実績がある。 ストーリー カウンターハンターと復活したシグマとの戦いを制したエックスは、イレギュラーハンターに復帰し第0特殊部隊隊長に転属したゼロと共に、未だ増え続けるイレギュラーの掃討任務に従事していた。 そんな中、科学者型レプリロイド・ドップラー博士は、レプリロイドのイレギュラー化の原因がコンピュータウィルス『シグマウィルス』であることを突き止め、抗体ワクチンの開発によってイレギュラー発生の減少に寄与することとなった。 それから数か月後。人間とレプリロイドの共生を目指す平和都市「ドッペルタウン」建設を指揮していたドップラー博士であったが突如豹変し、ドッペルタウンへ招かれ抗体ワクチンを注入されたはずの特Aクラスのレプリロイド達を操り、人類に反旗を翻す。イレギュラーハンターはドップラー博士をイレギュラーと認定し、エックスとゼロの両名にドップラー博士の捕獲およびドップラー軍の壊滅を命じるのだった。 しかし、出撃から数時間後…突如ドップラー軍がイレギュラーハンター本部を強襲する事態が発生する。 こうして、エックスとゼロの三度目の戦いの幕が上がる。 特徴 新システム「ゼロチェンジ」 『X1』から登場している人気キャラクター「ゼロ」に交代してステージをプレイできるようになった。幾つかの条件付きではあるものの、ゼロを操作可能になったのは本作が初。 ステージ道中にスタートボタンでメニュー画面を開き、Rボタンを押すことで「ゼロ通信モニター」が出現、応答しないタイミングもあるものの、ここで更にスタートボタンを押すことで、1ステージ中に1度だけゼロへ交代できる。 同じ操作でゼロからエックスへ再度交代もできる。 ライドアーマーが収集要素の1つとなり、ステージ内の転送機から任意で呼び出せる。 『X1』の性能に近い基本型「キメラ」、攻撃力とリーチを強化した「カンガルー」、飛行能力と飛び道具を持つ「ホーク」、水中特化仕様の「フロッグ」の4機を使用可能。 キメラ以外の3機はキメラのカスタムパーツであるため、キメラを入手(特定のステージ内で敵に捕らえられているキメラを解放し乗り込む)しなければ呼び出せない。しかし、3機用の各カスタムパーツ自体はキメラを解放する前から入手することは可能。 敵からの攻撃により、現在搭乗中のライドアーマーが大破してしまうと、そのステージ内ではライドアーマー自体を使用できなくなる(*1)。なお、フロッグ以外のアーマーで水中に入るとそれだけで大破してしまう。 従来通りの強化アーマーパーツ4部位分に加えて、各パーツに新機能を追加する「強化チップ」が登場。 前二作同様の パーツを封じた青カプセル の他に、 チップを封じた赤カプセル が別途用意されており、結果8ボスステージの全てでなんらかのカプセルが配置される形となった。 ただしチップは原則として4種類のうち1つしか入手できず、取得後に他のチップへの切り替えも不可能なため、慎重な選択が求められる。 新アクション 今作のフットパーツ能力「ヴァリアブルエアダッシュ」により、前作同様の空中の横エアダッシュに加え、上方向のエアダッシュも可能に。前述の強化チップ「フットチップ」を取得すれば、「二段エアダッシュ」(*2)も解禁される。 アームパーツ取得後の強化チャージショットは「クロスチャージショット」。 3,4段階のチャージができるようになる。前作同様に2発連続でチャージショットを発射するスタイルとなっている。 最大チャージのショットは特殊な性質を持ち、1発目の低速チャージショットに、2発目の通常チャージショットを重ねることで、上下に膨らむ5列の拡散ショットへ変化し広範囲を攻撃できる。 今作のチャージ版特殊武器は、弾を頭上に撃ち上げたり、拳を地面に叩きつけたりといったモーションが追加され、更にバリエーション豊かになった。 新たなステージ乱入ボス 前作のカウンターハンターに続く「ステージ乱入ボス」として、VAVA MK-IIと、ナイトメアポリスと呼ばれるドップラーの側近のヴァジュリーラFF、マンダレーラBBの計3体が登場する。 この3体は、弱点の特殊武器でトドメを刺したかどうかで展開が分岐し、弱点以外の攻撃で倒した場合は「逃走」扱いとなり、後のステージで再登場となる。 弱点武器で仕留める事に成功した場合は「討伐成功」となり、その場で爆散。後のステージには代わりのスペシャルボスが配置される。 後述の隠し要素入手のためには、乱入ボスの1体であるVAVA MK-IIを弱点武器で破壊することが1つの条件となる。 『X1』同様、特定のステージをクリアすることで別のステージ内に変化が起きるという仕様が復活した。 全体的に広々としたオーソドックスな地形が多く、この点も『X1』と共通。 ステージ決定時のデモンストレーションは、本家/Xシリーズ含めた全ロックマンシリーズ中、唯一スキップ可能。 評価点 ストーリー関連 シリーズの方向性を決定づけたストーリー描写。 本作で提示された「シグマの正体はプログラムウィルスで、レプリロイドがウィルスに感染するとイレギュラー化してしまう」という設定は、後の作品でも重要なファクターとして受け継がれている。 過去作の8大ボスは自らの意思でシグマに加担した元イレギュラーハンターが主であったのに対し、本作では「本来非戦闘分野で活躍する善良なレプリロイドがシグマウィルスに侵され凶暴化してしまった」というボスが半分を占め、これまでとは比べ物にならない悲壮感が漂っている。また、元イレギュラーハンターのボスとしてはエクスプローズ・ホーネックとグラビティ・ビートブードが存在するが、彼らがドップラーに就いた経緯も一抹の悲壮感を与えている。 ホーネックは、上司のゼロがドッペルタウン建設の会議に招待された際、多忙であった彼に代わって出席し、そこでイレギュラーに変貌させられてしまったという経緯を持つ。 ビートブードは、過去作のボス同様に自らの意思で裏切ったのだが、その動機は「兄のブーメル・クワンガーを破壊したエックスへの復讐」というもので、過去の戦いで生じた遺恨が生々しく描き出されている。 こうした描写は、本家シリーズと比べ暗くシリアスなXシリーズの雰囲気をより一層際立たせており、後の作品においても悲劇性を重視したストーリーが展開されるようになった。 ゼロのプレイアブル化 後述する制限要素の多さなどの問題はあるものの、それでも多くのプレイヤーから歓迎された。 初期状態のエックスの16ライフを大きく凌駕する28ライフを有する。その上4段階のバスターチャージが可能であり、前作の終盤に披露した、ゼロ専用チャージショット「ハイパーゼロブラスター」と「ビームサーベル」による3連撃が再現可能と、序盤では即戦力として機能する。 特に最後に放つビームサーベルの一撃は強力無比。 ただし、今作では8ボス由来の特殊武器の使用や、サブタンクによるライフ回復は出来ず、ボス部屋への入場もできない。 今作では気軽にライドアーマーに乗り込むことが出来ない為、その部分を補完するような意味合いも含められている。 VAVAが復活した。 『X1』でエックスに敗れたということで、彼への憎悪を感じさせる台詞が多い。エックスとはまた違った意味で人間臭いキャラとして描かれている。 対VAVA戦では、ライドアーマーと本体の2連戦。実質2形態であり、それぞれで全く別の戦法が必要になる。ドップラーステージでは、新たな攻撃パターンが追加される。 初戦ではX1に比べて早い段階で戦うためか、動きがかなり遅くなっているが、ドップラーステージではX1の時よりもさらに速い動きになっている。 ゲーム性 ダッシュ関連のアクションが強化された。 ヴァリアブルエアダッシュによって、上方向への移動能力が大きく向上する。このため、疑似的に二段ジャンプやホバリングのようなアクションが可能。 強化チップによって、さらにエックスの移動能力が向上する。 ダッシュジャンプした後、さらにエアダッシュができ、飛距離も伸びる。より軽快な動きが可能。 いわゆる「ねずみ返し」と呼ばれる地形を、ダッシュジャンプなどと組み合わせることで簡単に突破できるようになる。 各エアダッシュを連続で使うことで、空中に留まれる時間が延び、敵の攻撃をやり過ごしやすくなる。 シリーズで最も多くのライドアーマーを使用可能。 それぞれのライドアーマーの個性がはっきりしており、一部アーマーはパワーアップチップの入手に必須となっている。 また、1つの作品で複数のライドアーマーを使えるようになったのはシリーズ初。 特殊武器の使い勝手の良さは健在である 仕様がわかりづらく、使い所が局所的過ぎる「パラスティックボム(通常版)」「バグホール」など、使いにくい物も確かに存在するが、それ以外はクセも少なく使いやすいものがそろっており、後述のクロスチャージショットの問題点を十二分に補ってくれる。 威力が高く、通常、チャージ版含めて広範囲を攻撃可能な「スピニングブレード」前方の広範囲に複数の弾をバラまく「レイスプラッシャー」敵に当てるとライフエネルギー回復アイテムが出やすく威力も高い上、チャージ版では氷の盾を作成出来るほか、水中では大きな氷の塊を足場として使用できる「フロストシールド」エックスの周りに三角形の電撃バリアーを張ることができる「トライアードサンダー」以上はX3における特殊武器の4強である。 また「アシッドラッシュ」は強い武器ではないが、武器エネルギー回復を出しやすいという特性があり、チャージ版を惜しみなく活用してメインとして使い続けるほか、上記の強力な武器のエネルギー補充用としても力を発揮する。 ただの攻撃手段ではなくギミックの動作もさることながら、アイテムドロップと言う新しい付加価値も打ち出している。 ドップラーステージでは、8ボスステージにて乱入ボス(及びVAVA)を弱点武器で破壊できたかどうかで、ボスが変化する。 このような仕掛けは周回プレイを誘う要素となっている。前作のゼロ絡みのシステムの発展とも言え、2周目以降に新鮮な感覚でドップラーステージに挑むことができる。 ドップラーステージ2に至っては地形こそ同じだが、背景の窓ガラスや壁面に損傷がない・最後の縦長エリア以外のザコ敵が変わる・中ボスが登場、などの変更により、ほぼ別ステージと化している。 8体ボスの紹介デモンストレーションがスキップ可能。 Xシリーズひいては本家ロックマンシリーズでもおなじみの演出ではあるが、周回プレイにおいてはテンポを損ない煩わしく感じることもあるため、意外に便利な機能である。 なお、スキップ可能なのはシリーズ通じて本作のみ。デメリットは特にないはずなのだが、以降の作品で採用されなかった理由は不明(*3)。 ステージセレクト画面において、『X2』では撃破したボスのアイコンが砂嵐画面に変化していたため、どのボスを撃破したのか分かりづらかった。それに対し、本作ではボスの顔グラフィックをモノクロームにしたアイコンになったので分かりやすい。 隠し要素が豊富 + 隠し要素ネタバレ ハイパーチップ 本作に登場する4種の強化チップは、獲得できるのは1種のみであり、どれか1つを入手すると、他の3種の強化チップは、それぞれ該当する赤カプセルに到達しても、組み込めなくなってしまう。…というのが通常の仕様だが、4種のチップの機能拡張を全て備えた「ハイパーチップ」を封じた5つ目の赤カプセルが存在し、これを取得すれば実質的に全てのチップをコンプリートした状態にすることが可能となっている。 入手するとアーマーが金色に輝き、フルアーマー状態からさらに強くなったことが一目瞭然となる。 「ライフエネルギーゲージ全快」「フル装備状態」「強化チップ未入手」という条件を満たした状態で、前作の昇竜拳を思い出させるような隠し部屋に赤カプセルが出現する。入手時期は8ボス撃破後になるが、それでも攻略上活用できる場面は多い。 ビームサーベル 特定の条件を満たすとドップラーステージ2で特殊イベントが発生し、ゼロの戦線離脱と引き換えに、ゼロのバスターフルチャージ攻撃「ビームサーベル」をエックスが使用可能になる。複数のイベント発生条件が重なるために自力発見は難しいが、その労苦に見合った強烈な性能を有する。 ゼロの活動範囲では、基本的に相手がザコ敵のみだったため実感しにくかったが、「あらゆるボスを2撃で沈める」破壊力のままボス戦時の使用が解禁され、驚異的な威力の高さを存分に発揮できる。 特別なコマンドの入力が求められることがなく、最大までバスターをチャージするだけで発動出来るため、前2作の「波動拳」や「昇龍拳」から比べると運用方法は極めてシンプル。また、ライフエネルギー残量に関係なく使用できる。 フル装備状態が入手条件だった波動拳、昇竜拳とは異なり、ビームサーベルはエックスの強化状況を問わず取得可能。そして密かにアームパーツの有無で使い勝手が大きく変化する。 アームパーツ未取得の場合、通常チャージショットの後にそのままサーベル攻撃へと移行可能であり極めて連打性能に優れる。しかし、アームパーツが必要なアイテムが入手できない上に、敵に接近しないと当たらないというリスクを背負うため、玄人好みの仕様といえる。 アームパーツ取得後はサーベル攻撃が斬撃波に変化し遠距離攻撃が可能になる。しかもこの斬撃波は、ボスエネルギーゲージの2/3を奪う多段ヒット判定となり、直接斬るよりも威力が高い。その代わり、サーベル発動までに要するチャージ時間が延び、サーベル攻撃前にチャージショット二発分を撃ち尽くす必要があり、連打性能が損なわれるという欠点も発生する。 以上のことから、どちらの仕様でも規格外の威力を持ちながら運用しやすい隠し武器と言える。ドップラーステージ後半において、簡単な操作でボスを次々秒殺できるようになるのは非常に爽快。 実質的に、連打性能を取るか、長射程と高威力を取るか、「異なる性能の隠し技二つから一つを選択する」という分岐点としても作用し、この点でも周回プレイを誘う要素であるといえる。 前述の、乱入ボスとの戦闘結果に応じたステージ内容の変化も隠し要素の範疇と言える。 ゼロが使用可能な状態かどうかで、エンディングの内容が若干変化する。 + シナリオネタバレ シグマ戦終了後、ウィルス状態のシグマによってエックスは追い詰められる。 しかし、テーマ曲と共にゼロが颯爽と現れ、シグマウィルス用の抗体ウィルスを組み込んだビームサーベルでシグマを撃退する。ゼロが戦線離脱している場合は、こちらもテーマ曲と共にドップラー(*4)が現れ、抗体ウィルスを纏ってシグマに突撃し、エックスや犠牲となったレプリロイド達に謝罪しながら、罪滅ぼしとしてシグマを巻き込んで自爆する。 それぞれで路線は異なりながらも熱い展開となっている。 隠し要素や、チップの取捨選択、終盤のステージ・ボス・EDの変化など周回プレイを誘う分岐展開が多く、ここはSFCの3作で一番優れているといえる。 賛否両論点 BGMについて 作曲者は前作の岩井由紀氏(*5)から、『悪魔城ドラキュラ』や『メダロットシリーズ』で有名な山下絹代氏へと交代している。 全体的に、ディストーションギターを多用したヘビィロック風になっているのが特徴で、暗く重い雰囲気でありながらノリの良さを備えており、場面や背景としっかりマッチしている。一方で賛否が割れるのもまさにそこであり、「似たようなメロディ・音質」「音質が全体的に重い」「単調なリズム」は決して的外れという訳ではない。プレイヤーの好み次第で評価が大きく変わりやすい作風と言える。 勇壮感に満ち溢れているゼロのテーマ、哀愁漂う曲調が背景の夕日のイメージと合致したビートブードステージ、躍動感と疾走感のあるメロディーのドップラーステージ1など印象に残りやすいBGMも揃っており、サウンドの品質は十分に高い。 なお、プレイステーション、セガサターン、Windows版のアレンジ曲の評価も賛否両論である。詳細は後述。 クロスチャージショットの仕様 3段階目以降のチャージショット1発目はその低速度ゆえ、遠距離や素早い相手に単発で当てづらく、クロスさせた場合も一度後退してから前進するため、相手に着弾するまで時間がかかり、利用できるシーンが限られる上に処理落ちもしやすく、手軽に爽快感を得ることが難しい仕様となっている。 アームパーツ無しの状態と比較して攻撃能力は確かに向上しているのだが、前作のダブルチャージショットよりも火力は控えめ。その性能上、攻撃の度に少し足を止める必要があるため、いっそのことアームパーツ無しのほうが快適と感じてしまうプレイヤーも多い。 しかしアームパーツの特徴である「特殊武器のチャージ」は健在で、これがないと入手できないアイテムが例に漏れず存在するため、結局のところアイテム回収のためには必要不可欠となる。 火力とスピード感に欠けるクロスチャージショットだが、その最大の長所は防御・迎撃性能にある。 クロスして一度その場に留まり拡散する特性上、撃ち落とせる敵の弾に対するバリアとしての運用ならば非常に効果的。 このため、ホーネックやシーフォース、ラスボスなど弾幕が激しい敵に対してはクロスチャージショットによる範囲迎撃が光りかなり有利に戦うことができる。 壁を滑りながら撃てば、地上より素早くクロスさせられるので敵の弾をより防ぎやすくなったり、弾速が遅く威力の高い中心のショットにダッシュジャンプ等で追随することで小粒な敵を倒しながらの強行突破など、拡散ショットを盾に突撃する活用法も強力。 本末転倒ではあるが、あえてクロスさせずに一発ずつ当てると、総合的な威力はクロスチャージショットより高くなるため、体力の高めのザコ敵には至近距離からの2連射が効果的。またボス戦では前作のように2連射しても無敵時間無視ヒットはしなくなってしまったが、少し間をあけて1発ずつ当てればやはり高いダメージを与えられる。 相手や状況に合わせて、上記3つのテクニックを使いこなすことが出来れば、近距離では強力なダブルチャージショット、遠距離では防御を兼ねた広範囲攻撃(クロスチャージショット)となり、このアームパーツでも戦い抜くことが可能である。 後述にあるがPS/SS/Win版では処理落ちが改善されている。 パーツ集めの順序の自由度が低く、初見ではなかなかカプセルまで到達できない。 本作のカプセルはフットパーツ以外の3パーツそれぞれが別々の特殊武器+αを到達に要するため前2作よりもパーツ獲得の難度が高い。 アームパーツカプセルは上エアダッシュ。ヘッド/ボディパーツカプセルは特殊武器のチャージ版での発動を要求する(*6)ため、フット→アーム→他2種パーツという順番指定も存在し、初見プレイでは思うようにエックスの強化が進まないケースが多い。 そして厄介な要素として、乱入ボス「ナイトメアポリス」の2体の存在が挙げられる。詳しくは後述するが、X2の「カウンターハンター」と異なり遭遇を回避する手段がなく、どうしても戦って勝たなければならない上に高い戦闘力を誇る。 このため、強化パーツの早期獲得の重要度は前作よりも遥かに高い。にもかかわらず、強化が不十分な状態で乱入ボスと対峙することが多いため、歯ごたえがあると捉えるか、厳しい要素と捉えるか好みが分かれるところである(*7)。 隠し要素入手後の外観。 黄金色で通常パーツとの差別化とともにレア感を醸し出したかったのかもしれないが、グラフィック上は黄色い姿でしかないこともあり、「格好があまり良くない」「イメージに合わない」という意見もある。 次作以降導入された隠しアーマー「アルティメットアーマー」は濃い紫を基調とした全く別のデザインとなっており、こちらは概ね好評。 問題点 ボス関連 ボスの行動パターンのバリエーションが乏しい傾向にある 行動パターンが多彩かつその場その場でランダムに攻撃方法を選ぶ歴代のボス達と比較すると、本作はパターンの少ない決まりきった順番の行動を繰り返す、単純な思考ルーチンのボスが目立ち、特に壁への突進や高いジャンプを多用するボスが非常に多い。 乱入ボスであるヴァジュリーラFFとマンダレーラBBが顕著。特に後者は最初から最後まで同じ行動をひたすら繰り返しほぼ変化しないため、非常に単調。 パターンは少なめだが突進やジャンプ以外に、エックスを足止めするような仕掛け(フェイント、2択、アクション制限、場に残り続けるトラップなど)を必ず持っていることなどから、見た目は単調ながらどこか本家ロックマンのボス的な「いやらしさ」があり(*8)どれも確実に避けるには練習や上達を要するため、やりごたえが皆無ということは決して無い。 エレキテル・ナマズロスの後半の攻撃パターンには「発電所の電気を収束して充電→散弾で電撃を撒く→突進」というものがある。この電撃を飛ばす軌道はランダム性が強く、アクションゲームとしてはあってはならない「運が悪いと回避できない」という事態になりかねない(*9)。しかも、充電から突進まで無敵状態で、後半は常時このパターンのため、弱点武器を使わないと時間がかかる。 オープニングステージに登場するマックやマオー・ザ・ジャイアントは、完全にゴリ押し前提の作りになっており、ほぼ回避し切ることを想定して作られていない。 ボス戦の演出面が全体的に劣化した。 前作までと違い、「シュリケイン」「REX-2000」を除く中ボス撃破時にも大ボスと同じ爆散演出が入るためゲームテンポが損なわれている。 ボス戦開始直前の「ボス出現演出」は、前2作のボスそれぞれの特色が表現された出現演出と比べ、今作は「無音で画面上からただ降りて来るだけ」のボスが大半を占めるためかなり味気ない。 火だるまになったり氷漬けになったりといった、ボスに弱点武器を当てた際の専用リアクションやエフェクトも皆無であり、単に怯んで動きが止まるか大きく仰け反るばかりになっている。専用リアクションらしいものがあるのは、チャージ版バグホールを受けて落下するエクスプローズ・ホーネックのみである。 ボスが戦闘中に発する効果音も、前2作に比べて大幅に少なく、攻撃は激しいのに無音であることが多い。 また逆に、シャイニング・タイガードの尻尾から発射する光弾には放屁のような効果音が流れ、なんとも間の抜けた印象を受ける。 前2作ではボスにトドメを刺した際は「攻撃命中音と共に一瞬画面が静止し戦闘BGMが止まる」といういわゆる「ヒットストップ演出」で、迫力とテンポの両面で優れていた。しかし、本作はトドメの一撃では命中音が鳴らず、ヒットストップも無くBGMもフェードアウト、更にはトドメ時にエックスが空中にいた場合は、発射モーションから強制的に普通落下モーションとなるため、撃破した瞬間の爽快感に乏しくプレイヤー視点では爆散開始するまでの間「やったか!?」といった心境となるだろう。 なお次作以降もトドメ時ヒットストップは無いままだが、ハードの変更もあり、爆散する直前に相手が数秒点滅し爆発量も増えたため演出面は補強された。 乱入ボス関連の難点 ナイトメアポリスの2体は前作のカウンターハンターと異なり、ステージセレクト画面で潜伏ステージのアナウンスは無く、遭遇するかどうかも実際に出現部屋まで行ってみないと分からない。また、ステージ構造上必ず出現部屋を通過させられるため戦闘を避ける方法はない。 特にヴァジュリーラFFは攻撃パターンこそ単純だが、強化が整わない序盤(早ければ、ボス2体撃破直後に選択したステージ)に出現するため、慣れるまでは強敵となる。 マンダレーラBBは上述のように最後まで同じ行動を繰り返すため、一度見切ってしまえば対処は容易いのだが、攻撃をもろに受けた時のダメージが大きいため、こちらも慣れるまでは強敵。 ナイトメアポリス不在の場合もゲート開閉演出を必ず見せられるためゲームのテンポが損なわれている。更にこの時ゼロを操作していた場合、ボス不在の部屋前でもエックスへの交代を強いられてしまう。 対してVAVAは、前作の乱入ボスと同様に、ステージの脇道に行かないと遭遇しないため、このような問題は起こりづらい。しかし、こちらは入り口がいかにも興味を誘うカプセルであり、とあるステージでは入り込むと戻れないような場所に設置してある上に、カプセル内に入るとしばらく元のステージに戻れなくなってしまう。そして、VAVAを退けた後に制限時間付きの脱出が必要など、ナイトメアポリスの2体と比べると乱入というよりもブービートラップ的な側面が強くなっている。 「あくまでサポートキャラ」というゼロの立ち位置、仕様 せっかく本作より操作可能となったものの、操作性、ゲームシステム上の立ち位置などから非常に扱いづらい。 エックスより体が一回り大きいためやや被弾しやすい。また、当たり判定の大きさ故に動作が遅いと感じやすい。 オープニングステージを除いて、ゼロ操作中に1度でもミスしてしまうと、そのデータではゼロが戦線離脱してしまい使用不可能になる。ゼロが関わる一部イベントも発生しなくなるため、それらのイベントを見たい場合は、サポートキャラでありながらエックス以上に慎重なプレイを要求されることになる。 ライフエネルギー以外のアイテムやパーツを入手出来ない。自己強化は勿論、エックスへの受け渡しも不可能。 一部除く中ボス、ボス(乱入ボス含む)とは戦えず、ボス部屋手前で強制的にエックスと交代してしまう。 一方でゼロの体力の初期値は非常に高く、火力などを含め数値的には初期のエックスを上回っている部分は多い。 後続作と違い本作ではバスター中心であり、特にチャージショットの最終弾として放つサーベル攻撃は、近接用であることや最後の一撃であるためか、火力が非常に高い。 ライフが多く、さらに瀕死になったらエックスと交代すれば良いことから、ゼロの死因の殆どはトゲトラップや落下死だと思われる為、ビートブートステージ等、比較的それらの少ないステージであれば十分に腕を振るうことが出来る。 次作以降ではゼロが正式にプレイヤーキャラクターに昇格したため、これらの欠点は解消された。さらに、X7以降は、本作のチェンジシステムをもとにした「プレイヤーチェンジ」機能が実装されている。 ラスボス撃破後 今作ではラスボス撃破からエンディング開始までの間に、短いながらも消耗したままの状態で手動での退避が必要になる。ダメージを受ける→ミスになる要素も含まれ、ここでやられてしまうと再度ラスボスを倒さなければならなくなってしまう。 ダメージを回避するにはテクニックが必要となるため、初見プレイ時はまず間違いなくダメージを受けるのも難点。ダメージ自体が小さいのは救いか。 パーツ関連 ヘッドパーツの能力「アイテムサーチ」の性能 8ステージ開始時に簡易マップが必ず表示されるようになり、その間は操作不能になる。そのため、ステージ開始時に待ち時間が発生してしまいゲームテンポが崩れる点が最大の問題。 簡易マップもわかりづらく、表示されるのはステージ開始のみで、再呼び出し不可のため不便。現在地の確認も出来ないので後半にあるアイテムの位置関係は分かりづらい。せめて、任意のタイミングで表示できる仕様ならばまだ使い道はあっただろう。 パーツ入手に必要なアイテムや武器の都合上、ヘッドパーツの入手は最後部になるため、活躍期間が短い。 本作のヘッドパーツの機能はアイテムの設置個所そのものを知らせる機能なため、確かに活動期間が短いのはやむを得ない。しかしそれ故に、アイテムの入手方法が「アイテムトレイサー」機能が備わっていた前作よりも難解になってしまっている。 ステージ選択画面で表示される、各ステージの取得アイテムの有無が分かる機能は便利なので、どちらかというと初回プレイ用・取りこぼし防止用であると言える。 ボディチップに関してプログラムミスがある 本来はディフェンスシールド展開時のダメージを3/4から1/2にして、アーマー自体の軽減と併せて被ダメージを1/4に抑えてくれるものである。 しかし、ダメージを1/4に軽減できるのはシールド展開後の最初の一度だけ。二度目以降の全ての被ダメージはシールドを展開していない状態と同じになり、本来の性能を発揮できなくなる。 その他 一部の中ボス部屋の先では中間復活地点が設定されておらず、大ボス部屋に到達する前にミスした場合は再度同じ中ボスを撃破しなければならない。 ライドアーマーシステムの不備 今作では、他作品のようにステージ途中にライドアーマーに搭乗した敵が出てこないため、ライドアーマー同士の格闘戦はない。 転送装置を使ってライドアーマーを呼び出し、各ライドアーマーチップを用いて、基本形である「キメラ」をフォルムチェンジするという仕様となっている。したがって、事前にライドアーマーチップを取得しても、「キメラ」を解放しない限り使用不可能。 この「キメラ」そのものの解放や、他のライドアーマーチップの入手には基本的に、特定の武器や強化パーツが必要(*10)であるため、全ての機能を利用出来るのはかなり後になってしまう。 アイテム収集に「ホーク」の飛行能力が必須な箇所や、「フロッグ」でしか破壊できないギミック(*11)が存在する中、「カンガルー」のみ、このライドアーマーでしか出来ないという要素がないため、扱いがやや不憫である(*12)。 そもそも、「フロッグ」で破壊できるギミックは1ヶ所しかない。また、移動は常に小ジャンプなのでスピードが遅い。さらに、水中におけるダッシュボタン押しの連続ジャンプ移動も使い勝手がいいとは言えず、ライドアーマーの中で最も扱いづらい。したがって水陸を問わず、むしろ乗っていない方が進みやすいくらいである。 これらの欠点が考慮されたのか、『X4』以降は各ステージに適応したライドアーマーの内、ステージ道中に配置されているものに乗り込む形に戻った。 パスワードが昇順でしか打てず、降順では打てなくなってしまった 例えば、1→2→3…の順番では打てるが、6→5→4…のような逆順番では打てないため、数字が行き過ぎてしまったときのやり直しがかなり面倒。 PS/SS/Win版では改善されているが、PS/SS/Win版ではメモリーカード等へのセーブ機能があるため、あまり意味がない。 ドップラーステージでのボスラッシュにおける回復の仕様 中央の機械を撃つとアイテムが出るのだが、ライフエネルギーと武器エネルギーの各大小、どれが出るかはランダム(*13)のため、運が悪いと武器エネルギーばかり出てしまい、ライフエネルギーを全く回復できないまま次に挑むことになる。 総評 根本的なシステムが前二作から変わっているわけではなく、アクションゲームとしては十分に佳作~良作の部類に入る出来である。 やや粗は目立ったものの、ゼロのプレイアブル化、4種のライドアーマー、乱入ボスを倒すか否かによる展開の変化など、新要素を多数盛り込んだ意欲作と言える。 余談 OPステージの中ボス「マック」は一部の層に人気がある。 異様なまでの斜めポーズ、ロ○コップを彷彿とさせるバイザー+顔半分と言う外見、とあるやりこみプレーヤーをして「回避難度はナイトメアマザー以上」とまで言わしめた激しい弾幕攻撃、エックスが出会い頭に放った「きみは ゆくえふめいに なっていた マックじゃないか。」という、唐突かつ妙に説明口調な台詞が人気の一因。 もっとも、そのあとゼロと戦闘になり会話も無く斬り殺されるのみなのだが、それもまた彼の特性を強めている。 ナイトメアポリスの2体は、ドップラー博士からエックスを「なるべく生け捕りで捕獲せよ」と命令されているのだが、実際にヴァジュリーラFFは、エックスと対峙した際に「はかせのめいれいだ、きえてもらう」と言ってくる。「ちゃんと話を聞け!」と言いたくなるものである(*14)。 もっとも、相方のマンダレーラBBも撤退時に捕獲する気がないような台詞を残すため、ドップラー博士の命令に忠実に従っているかどうかは両者とも怪しいものである。 ドップラーステージ1の吊り天井部屋はゼロが出撃可能な場合、中ボスを倒すと同時に吊り天井を止めてくれるのだが、いない場合は奥にある機械を破壊して止める必要がある。 この機械の名前は不明なのだが、攻略本では「謎キャラ」、ロックマンX大全書では「スイッチ(謎キャラ)」と一応、名前があるかのように記載されている。 EDではボスキャラのPOWERとSPEEDの設定を見られるのだが、この数値がツッコミどころ満載。 いかにもPOWERがありそうなタイガード・マサイダー・シュリンプァーが、見た目にも無さそうなシーフォース(5800)より低い4000前後しかない。数値設定に違和感があり過ぎる(*15)。 極めつけはラスボスのカイザーシグマ。戦闘中の動きは非常に遅いのにSPEEDのパラメーターはPOWER共々10000を超えており、ボスの中で一番高い。見た目的にも速そうには見えず、違和感バリバリである。耐久力のパラメーターであったなら何もおかしくはないのだが。 岩本佳浩氏の漫画版は『X1』、『X2』時代からそのハードな描写と熱い展開、名言の数々で人気を集めていたが、『X3』編ではそれをも大きく上回る重厚な内容となっている。復刊もされているので、本シリーズファンで未読の方は是非手に取って欲しい。 ストーリー描写がとにかく濃厚であり、当時は8大ボスの半数を倒した際の中間ステージなど無かったにも拘わらずそれにあたるエピソードが挟まれ、8大ボス撃破後のラストステージに至っては1話毎が長い月刊誌では異例の6話(半年)に渡って展開された(*16)。 ちなみに漫画版ではマックはゆくえふめいになっておらず、初登場時はまともな奴である。結局ゼロに斬り殺されるのだが。 ナイトメアポリスの1体・ヴァジュリーラFFは、口元がパーツで隠れているため目でしか表情を表現できず、あまり表情を変える事のないクールキャラとして設定された。…が、受けたダメージの影響なのか、はたまたエックスとゼロを追い詰めていく過程で悦に入ったか、だんだんと壊れていき台詞や態度に狂気を帯びるようになっていった。 その極致が「メぇぇぇ~~リぃぃぃぃクリっスマぁぁぁーーースぅ!!ひゃーーはっはっはっはっはぁーーーっ」という叫びである(*17)。この豹変ぶりが原因でカルト的な人気がある。作者までもが長らく自らのサイトで毎年ネタにしていた(*18)。 2020年7月、スマホアプリのアクションゲーム『ロックマンXDiVE』にてボスキャラとして採用。そしてクリスマスが近づいてきた12月23日のメンテナンスでプレイアブルキャラに昇格。その際の公式twitterで「クリスマス大好き」と書かれていたため、リプライが「メぇぇぇ~~(ry」で溢れかえることになった。 ヴァジュリーラ以外も全体的に濃ゆく描かれており、ぶっ壊れるキャラが少なくない。主人公のエックスを含めて(*19)。岩本氏も「暴走しまくり」「当時は何かに追い込まれていたのでしょうか」と回顧するほど。 8大ボスの殆どが生き残ったり、パワーアップは終盤に一気に行ったりとオリジナリティが強い内容だが、ビームサーベルなどのゲームでの隠し要素もしっかり盛り込んでいる。特にゲームではハイパーチップで変化していた黄金のエックスは最終決戦にて思わぬ形で登場する。 ゲームを漫画版と同じ順番で進める考えもあるが苦戦は必至である。最初にフローズンバッファリオは良いとしてもそれ以降は弱点武器なしでボスと戦ったり一部のアイテムの入手が先延ばしになるからである。特にグラビティビートブードが8ボスでは最も後の登場なのでそれまでボディパーツは手に入らないのが厳しい。 復刊された際には、『X7』でアクセルを演じた高山みなみ氏から岩本佳浩氏にメッセージが送られており、それを受けアクセルのイラストが書き下ろされている。 隠し要素は『X』が「波動拳」、『X2』が「昇龍拳」であったため、本作は「竜巻旋風脚」ではないかと多くのプレイヤーから予想されていたが、残念ながら登場しなかった。 後の『X8』にて実に10年越しの採用。(*20)ただし、あくまで特殊武器の1つという扱いのため、波動拳や昇龍拳と違って一撃必殺級の威力は無い。ちなみに正式な技名は「旋風脚」なのだが、ボイスではしっかり「竜巻旋風脚!」と叫んでいる。 通常のプレイでは不可能な状態のパスワードが存在している。 チップを最大3つまで装備しているパスワード。 一部は『大技林』などの裏技本に載っている。 パーツなしでチップだけ装備しているパスワードもある。ただし、パーツなしで機能するのはヘッドのみであり、ボディ・フットはパーツなしでは発動せず、アームもエネルギーはたまるが発動しても最初の一発だけチャージショットになって後は普通のショットしか出ない。 ビームサーベルを所持してドップラーステージから再開できるパスワード。 ドップラーステージ1はボスを倒した扱いになっているらしく、ボス部屋にたどり着くとクリアになる。 ドップラーステージ2はVAVAがボスの通常版になっており、ビームサーベルでVAVAと戦うことが可能。 本作のエンディングテーマがJanne Da Arcの「Shining ray」に似ていると冗談めかして語られる事がある。 「Shining ray」の発表は本作から7年も後の2002年なので勿論ただのネタである。 後年の『X8』では主題歌にJanne Da Arcが起用され、エックスの特殊武器にも「シャイニングレイ」が存在するのは特に関係ない…はず。 『PROJECT X ZONE 2 BRAVE NEW WORLD』にて、今作のOPステージのBGMがアレンジされ起用された。 2018年のシリーズ生誕30周年記念プロジェクトにおいて、Windows(Steam)、Nintendo Switch、PS4、Xbox One移植版が『ロックマンX アニバーサリー コレクション』として2018年に発売された。 本作に限った話ではないが、製品版以前のビルド(所謂プロトタイプ版)の存在が確認されている。 プロトタイプだけあってところどころグラフィックに違いがあり、一部のボスキャラは製品版とは大きくイメージが異なる。 特に印象的なのがラスボスであるシグマ。製品版では前作までよりも頭部が小さめに描かれていたのだが、プロトタイプ版では頭部が大きく前作までのシグマに近い姿で描かれている。 巨大メカニロイド群と8ボスの戦闘BGMが同じである。 これは本作だけに見られた様式であり、次作以降から巨大メカニロイド群に専用BGMが用意された。 ドップラー、VAVA、イナリー戦で使用された別の戦闘BGMがあったのにそれにしなかったのは謎だが。 ロックマンX3(PS/SS/Win版) ジャンル アクション 裏を見る裏を見る 帯を見る 対応機種 セガサターンプレイステーションWindows 95 メディア CD-ROM 1枚 発売元 カプコン 開発元 水口エンジニアリング(開発)カプコン(移植) 発売日 【PS/SS】1996年4月26日【Win】1997年3月28日 定価 【PS/SS】5,974円【Win】6,380円 廉価版 【PS】PlayStation the Best for Family2000年2月24日/2,940円 【Win】SUPER1500シリーズメディアカイト発売1999年4月16日/1,650円 判定 良作 ポイント シリーズ初のアニメーション追加BGMやSEなどをリアレンジして収録処理落ちなどSFC版の不具合を修正演出面にやや賛否あるがゲーム性は向上 特徴(PS/SS/Win版) 本作はプレイステーション、セガサターン、Windowsと多岐に渡り移植されている。OPテーマとEDテーマ、OPとステージ開幕にアニメーションが追加され、BGMがアレンジされている。 評価点・改善点(PS/SS/Win版) 操作性・ゲーム性の向上 SFC版で散見されていた処理落ち(解りやすい部分だとクロスチャージショット発射時やVAVAステージの制限時間付きのエリアなど)が改善されたり、壁蹴りの上り速度が向上したことなどにより、非常にスムーズにキャラを操作することが出来るようになった。 そのほかチャージ版「トルネードファング」で敵を倒すと武器EN回復を落としやすくなるなど細かい調整も入っている。 Win版では、敵からのダメージを減らし、回復アイテムを落としやすくなる「イージーモード」が搭載されており、良心的である。 セーブにメモリーカード等を使用してデータ保存が可能になった(例えばPS版ではメモリーカード一枚で1ブロック3つまで保存可能)。 このおかげでパスワード機能の必要性は減ったが、パスワードも降順でも打てるように改善され便利になっている。 アニメデモ 下記の通り出来には問題があるが、当時のユーザーにとってアニメーション動くエックスやゼロ、シグマらを観賞出来ることはそれだけでも十二分に価値のあるものだった。 但し、次回作以降のようにキャラボイスは付いておらず、アニメ内でキャラが台詞を喋る事は無い。 後発作ではアニメを導入した作品こそあれど、ボス一体一体にアニメデモを用意しているのは後にも先にも本作のみである。 賛否両論点(PS/SS/Win版) アレンジBGMの評価は、賛否両論が激しい。 全体的に軽く明るい曲調、音質に変化しており、元の良さの多くをスポイルされているが、逆に原曲でかなり単調かつ引っ込み気味だったリズム感を前面に出したアレンジが多い。 メロディが上質という点は変わらないのでどちらも悪い訳ではないが、ほぼ別曲なので単純に好みの問題やSFC版、PS/SS/Win版のどちらから入ったかで意見が分かれやすい。 例えばSFC版と比較して、マサイダーステージのアレンジは洞窟ステージなのに重厚感がない、タイガードステージのアレンジは緊張感がない(*21)等の意見がでている。指摘そのものは確かにその通りなのだが、代わりにどちらにもトリッキーなリズムが採用され、違う意味で尖った曲になったとも言える。(*22) その他シュリンプァーステージのイントロ、ドップラーステージ1、高い音程のシンセが前面に出てしまったシグマ第一形態のテーマなどが賛否の対象になる。 その独特の軽く明るい曲調から「ホームセンター」と揶揄されるゼロのテーマに関しては突出して評判が悪い。ただ、「ゼロの冷静なところと合ってる」という意見も存在する。 逆にイントロに大胆アレンジを施したホーネックステージや、順当にPS/SS版仕様といった印象のシーフォースおよびバッファリオステージ、VAVAステージ、「X4」ライクになったナマズロスステージ、音色の明るさと暗さを両立させたシグマ第二形態のテーマなど、多くのプレイヤーに好評なアレンジBGMも存在する。 初期PS/SSのゲームよろしくBGMのループがなくなり、最後にフェードアウトしてまた初めからかけ直す形式になっている。SFCに慣れ親しんだ当時のプレイヤーには違和感を感じやすい仕様だった。 SEもすべて一新され、エックスやゼロのチャージショットの音が雷鳴のような「バシャー!」という感じの音から「ビュオ~ン!」という感じの力弱い音に変更されたこと等、若干の賛否がある。 ただしSFC版で不評であったボスの攻撃SEの少なさやタイガードのレイスプラッシャーの音など改善された部分もある為、BGMほどの賛否両論にはなっていない。 本作のロードに関しての捉え方もプレイヤーによって賛否がある ゲーム起動時やアニメデモの前後には長めのロードが入る点は不評。 せっかちな人だとイライラするかもしれないが、当時のほかのソフトと比べて著しく遅いというわけではなかった。 ステージ攻略に関してはX4などの後続作と比べても、繋ぎやボス登場前にロードが入ったりすることが無く、非常に快適でSFC版と遜色なくプレイすることが可能である。 慣れてくると、気になるのはゲーム起動時のロードのみであり、ボス選択時のアニメはスタートボタンを押しっぱなしにすることでロードごとカット出来る。この場合はどうしてもボスのデモ画面が一瞬表示されるSFC版よりも速くなる。 問題点(PS/SS/Win版) OPのアニメデモは作画レベルが著しく低い ドップラー博士がエックスの前2作の戦闘の映像を見るというある種ファンサービスともいえる内容なのだが、動きが飛び飛びである。 また、ゼロはムービー登場時は『X2』で復活してからのアーマー姿なのだが、次に登場する場面では『X1』のアーマー姿で描かれている(場面はほぼ連続しておりアーマーを更新する猶予はない)。内容が内容だけに無理に詰め込んだ結果なのか、単なる作画ミスなのかは不明。 この他、エックスも1シーンだけ前述の岩本氏の漫画風のタッチで描かれている。 これはまずこのPS/SS/Win版のX3が発売された当時は、ゲームソフトにセルアニメを導入すること自体がまだまだ珍しい時代だったという背景がある。 ハードウェアの仕様上、プレイステーションでは動きがガクガクなのに対して、2Dグラやアニメーションの表現に強いセガサターンや、性能の良いパソコンでは比較的滑らかにアニメーションしている。この問題については次回作であるX4では解決している模様。 SS版のみ、アスペクト比が少し縦に潰れたようになってしまっている これはSFC、PSのドットが長方形であるのに対してSSはほぼ正方形のため。 その代わり画面周りにステージごとの専用フレームが表示される。 この為、アニメーションにおいてはSS版の方が優位だったが、ゲームそのものの移植度はPS版のほうが高いと言える。 なお、ボスを選択したときやボスを2体倒したときに流れるアニメデモの作画は普通に安定している。 SFC版には無い不具合もいくらか散見される 上記にもある通り「フロストシールド」はライフ回復を、「アシッドラッシュ」は武器EN回復を落としやすくなる特性があるが、SS/PS/Win版はノートルバンジャー(上や斜めに大砲を打つ良く見かけるザコ敵)相手の時のみ、この効果が逆転してしまっている不具合がある。 Windows版のみ、一部ライフアップをゼロで入手出来てしまうバグが存在する。 + 参考動画 アニメーションやラグフレームについて PS版、SS版のOPアニメ比較 https //www.youtube.com/watch?v=NPtUknDP4Ik PS版のTAS動画 ラグフレーム(処理落ち)などについて言及されている。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm29457319 総評(PS/SS/Win版) SFC全盛から次世代機への過渡期にリリースされた作品ということもあり、その仕様(ロードやBGMかけ直し等)に馴染みのないプレイヤーが多かったこと、お世辞にも質の高いとは言えないアニメデモや大胆にアレンジしすぎたBGMなどで発売当初の評価は低かった。 とはいえ実際プレイしてみればアクション部分が快適になったことや、メモリーカード等を利用したバックアップ機能などより遊びやすくなった部分も存在するため、トータルで見ればSFC版と遜色ない評価ができるであろう作品になっている。 また本バージョンは『ロックマンX アニバーサリー コレクション』には収録されていないため、これに収録されている主題歌やアニメムービーが視聴できるのはPS/SS/Win版のみとなる(*23)。シリーズファンであれば是が非でも手に入れておきたい。 余談(PS/SS/Win版) 渋谷琴乃の歌うオープニングテーマ『ONE MORE TIME』とエンディングテーマ『I m Believer』はテーマソング集に収録されていない。フルサイズを聞くためには「七星闘神ガイファード オリジナル・サウンドトラック」(1996年06月26日)を入手しなければならないが、廃盤なので入手するとなると非常に困難(*24)。恐らく、渋谷氏が『ガイファード』で主題歌を担当した関係と思われる。『バイオハザード』の主題歌(ディレクターズ・カット版は未収録)も収録されているのも、同じ理由と思われる。 OPテーマは、ゲーム版とフルサイズでは歌詞・渋谷氏の歌い方・曲調など全く違っている。 そのサビの歌詞の一部「信じているよ 絶対に平気(*25)」が歌われるシーンは、『X1』時代のVAVAがキャノン砲(『イレギュラーハンターX』でいうフロントランナー)でエックスに攻撃する描写になっており、近年の動画サイトでは「絶対に兵器」ともネタにされる。 EDテーマは、OPと違い歌詞に違いはないがループの回数がゲーム版とフルサイズでは違っている。 ちなみに移植版のエンディングはSFC版と同様の構図としつつ、モノクロのアニメーションを小さい枠で流したものとなっている。そのアニメーションの中には『イレギュラーハンターX』まで具体的に明かされなかったエックスの出生を匂わせる描写も含まれている。 ナマズロスステージのアニメでは、何故か無印シリーズのキャラであるライトットが登場している。 背景にチラっと後ろ姿が映るだけだが、どういう訳か普通の民家のような部屋でコタツに入ってテレビを見ている。1秒程度の小ネタながらツッコミ所満載の演出になっている。 3DOにも移植予定だったが開発中止となってしまった。
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/8645.html
【TOP】【←prev】【WonderSwan】【next→】 ロックマン エグゼ WS タイトル ロックマン エグゼ WS 機種 ワンダースワンカラー専用 型番 SWJ-BANC35 ジャンル アクション 発売元 カプコン 発売日 2003-2-8 価格 4500円(税別) ロックマンエグゼ 関連 Console Game GC ロックマン エグゼ トランスミッション Handheld Game GBA バトルネットワーク ロックマンエグゼ バトルネットワーク ロックマンエグゼ 2 バトルネットワーク ロックマンエグゼ 3 バトルネットワーク ロックマンエグゼ 3 BLACK ロックマン エグゼ バトルチップGP ロックマン エグゼ 4 トーナメント ブルームーン ロックマン エグゼ 4 トーナメント レッドサン ロックマン エグゼ 4 ダブルパック ロックマン エグゼ 4.5 リアルオペレーション ロックマン エグゼ 5 チーム・オブ・ブルース ロックマン エグゼ 5 チーム・オブ・カーネル ロックマン エグゼ 6 電脳獣グレイガ ロックマン エグゼ 6 電脳獣ファルザー WS ロックマン エグゼ WS ロックマン エグゼ N1バトル 駿河屋で購入 ワンダースワンカラー
https://w.atwiki.jp/psp_rockman/pages/18.html
ロックマンS 「NEW STYLE」をロックマン(またはロックマンC)、難易度「らくらく」でクリアする。 ロックマンC 「NEW STYLE」をロックマン(またはロックマンS)、難易度「そこそこ」でクリアする。 ロック 「NEW STYLE」をロックマン(またはロックマンC、ロックマンS)、難易度「きつきつ」でクリアする。 8ボス 「NEW STYLE」で難易度に関係なく、ロックマン(ロックマンC、ロックマンSでは不可)のロックバスターのみで対象ボスを倒す。 ロール 無線LANでネットに接続できる状態でコンストラクションメニューから「ロックマンロックマンWEB」に接続して出現データをダウンロード。 ノーマル、ロックマン8、スポーツ、ナイト、雨の日、麦わら、バカンス、お月見、 ハロウィン、のらねこ、サンタ、くのいち、バレンタイン の13種類でそれぞれダウンロードが必要。 ブルース 「チャレンジモード」100問を全てクリアする。現在は「ロックマンロックマンWEB」で「最後のデータ」をダウンロードする事によっても出現可能。
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1043.html
流星のロックマン2 part36-138~147,151~152,165,169 138 :流星のロックマン2 ◆l1l6Ur354A:2008/02/20(水) 23 00 16 ID mC5t9q1n0 【1話】VS. ファントム・ブラック 星河スバルはニートからモテモテ野郎に大出世した全ニートの敵。 電波生命体・ウォーロックと融合する事でヒーロー気取りのロックマンに変形合体できる小学5年生なのだ。 そんなある日、映画のCM飛行船が町に落ちてくる。機械オタクのスバルは大喜び。 さらに相変わらずのラッキーボーイぶりで、関係者から映画館のタダ券をゲットしてしまう。 スバルはツンデレ三馬鹿トリオと共に、憧れのヒルズデビューを果たす事にしたのだった。八木ヒルズじゃないよ。 六本木ならぬロッポンドーヒルズで、初めて見る大都会にキョドるスバル。 ここまでマテリアルウェーブ(通称ホイポイカプセル)などの新設定説明が続いて地味に疲れる。 人生初めてのナンパ、ゴン太チケットを失くす等の定番イベントを乗り越え、ようやく始まった映画「ゴースト・クライシス」。 映画にのめりこむスバルたちだったが、ハプニングが発生する。 謎の闖入者ファントム・ブラックが現れ、ゴーストを実体化させて人々を実際に襲わせたのだ。 更に芸術家気質のファントム・ブラックのシナリオにはヒロインが不可欠として、ルナがさらわれてしまう。 怪人ファントム・ブラックはTKタワーの頂点で待つと言い残して消えた。 ヒルズ初心者スバルを定番コースにさりげなく誘導してくれるとは、見た目に反して気のいい奴である。 TKタワーは実際に使う呼称だと思うがいいのだろうか。 TKタワーの頂点で待っていたのは、映画開始前に出会った薄気味の悪い男・土井八郎ことハイド。身長は高そうである。 ハイドはロックマンの眼前で電波生命体ファントムと融合し、電波変換を果たしファントム・ブラックとなる。 FM星人でもないのに電波人間に変身したハイドに驚くロックマン。自分だけが特別だとでも?薄笑いを浮かべるハイド。 襲い来るファントム・ブラックをかろうじて撃退するが、ハイドは嘲笑うように闇の中へ消えるのだった。 こうしてロックマンはお化け騒動を解決したのだが、新設定「ビジブルゾーン」のおかげで TKタワーを踏破するロックマンの姿は一般人にも見られてしまっていた。「青いヒーロー」の誕生である。 電波体の時は普通の人間には見えないというお約束があったのだが、今作では「偶然見えちゃう事がある」という設定ができたのだ。 最後に、機種変更によりブラザーバンド設定がリセットされていたスバルに、ルナは結んで、結んでとツンデレ風にせがむのだった。 こんな事女の子から言わせる気!?……かっこよかったわよ。ス、スバルくんに言ったんじゃないんだからね! 星河ぶっとばしてえなぁ。 139 :流星のロックマン2 ◆l1l6Ur354A:2008/02/20(水) 23 01 03 ID mC5t9q1n0 【2話】VS. イエティ・ブリザード 夏休みになりましたので、みんなでスキーに行こう!!最近の小学生の考える事は本当に分からない。 そんなこんなでルナの家に呼び出されたスバル。ベッドに向かって調べるボタンを連打するのは当然の行為ではないでしょうか。 「い、いいんちょうのベッドだ……とてもいいニオイがする……。」 おい。予想外にスバルが変態でたまげる。 「ちょっと寝てみようぜ!」 ←空気の読める犬 「なな、何言ってるのロック!オ、オ、オンナの子のベッドにそういう事しちゃダメだよ!」 「なんだスバル?お前まっかだぞ。」 星河てめぇ。お前こそ何をする気なのでしょう。ツンデレが星河の脳内で何度も汚されていた事実が唐突に明らかになりました。 あぁ、いいんちょう、そこがいいんちょうって奴ですか。 取り敢えず、ルナの残り香に異様な興奮を示すスバルきゅんの将来がとても愉……心配で仕方ありません。 顔を紅潮させてルナのベッドに一人興奮するスバルをサクッとスルーする三馬鹿。人の情けを知る連中です。 ルナがスバルに恋しているのはルナ家の電波の発言やプロフィール画面から明らかですが、今作ではかなりツンを強化してきた模様。 前作のようにデレを安売りするつもりは毛頭無いようです。 苗場ならぬヤエバスキー場では新幼女・アイちゃんが登場。天才卓球少女、もとい天才スキー少女にゴン太くんはすっかりメロメロ。 勢い余ってオックス・ファイアに変身しちゃったりするものの、最後は結構いいふいんきになって、スキーリゾートは幕を閉じた。 ちなみにイエティ・ブリザードは品の無いM Aが売りのビジネスマンだったが、割とどうでもいい感じで倒された。 「その発想は無かったよ。」スバル、2ch語はネットの中だけにしような。 ライバルキャラ・ソロの登場で微妙な緊迫感を漂わせながら、物語は続く……。 140 :流星のロックマン2 ◆l1l6Ur354A:2008/02/20(水) 23 01 51 ID mC5t9q1n0 【3話a】VS. バカップル これまで活躍で、ロックマンは一躍ときの人。引っ込み思案のスバルは正体がバレたらと気が気でない。 悶々とするスバルの前に、久方ぶりに現れた本妻・響ミソラ。 ルナがどんなに頑張ってフラグを立てても一瞬で根こそぎぶっ潰す超強力な攻撃チップである。 ミ、ミソラちゃん、今日はどうしたの?問いかけるスバルに、ミソラがはにかんで答える。 ……突然スバルくんの顔が見たくなったの。それだけじゃ駄目かな……? 星河てめぇ。こいつらが鉢合わせると瞬時にDSが投擲兵器に変化するから困る。 自然な流れでヒルズデートに雪崩れ込む二人。スバルくんがくれた言葉は私の宝物なの……。スバルくんの事なら何だって分かっちゃうんだから! 小悪魔系トークの節々に男心をくすぐる純情フレーズを混ぜ込む高等戦術が次々と炸裂する。芸能人接待トークマジうめぇ。 TKタワー最上階で催される「滅びの文明展」にやってきた二人。二人はそこで遥か古代に滅んだと言われる幻の「ムー大陸」の存在を知る。 奥に進んだ二人はダイナソー・ベルセルク・シノビと呼ばれる「滅びの種族」の存在を知る。 繁栄を築いたいずれの種族も、絆の力が弱くなったために滅び去ったという。 最後の展示品「オーパーツ」。現代の科学でも有り得ない材質で造られたそれはマテリアルウェーブにそっくりだった。 ウォーロックはオーパーツから溢れ出す電波の異常な強力さから、それが古代の超兵器だと気付く。 その時、異変が起こった。謎の黒い穴「神隠し」が現れ、展示品をことごとく奪い去ったのだ。 ミソラにいい所を見せるため、珍しく乗り気で電波変換するスバル。スバル、俺はあれが気にいった!手に入れるぜ! そんな前振りからの一悶着の挙句、駄犬はなんと巨大なオーパーツを飲み込んでしまった。スバルの胃が破裂してしまったりしないのだろうか。 騒動は無事収まり、デートも終局を迎えた。楽しい時間ってすぐ終わっちゃうね。その表情に思わずスバルは問いかける。 なんでミソラちゃんは元ニートで天文機械オタの僕なんかを大事にしてくれるの? 調子乗んなよ星河。 スバルくんの存在が私の心の支えなの。宝物なんだよ!正ヒロインの赤裸々な告白。やだ、書いてるこっちまで恥ずかしいじゃない! 二人が熱々すぎて火傷するギャラリーまで出る始末。二人はブラザーバンドを結び直し、キャッキャウフフしながら家路を辿るのだった……。 ちなみにニートをヒーローに仕立てた前作とは違い、今作はリアル友達が多いほど優遇され、 リアル友達のいない奴はゲーム内の様々なイベントで門前払いされるという、ニートは死ぬしかないシステムとなっている。 調子乗んなよ星河。 141 :流星のロックマン2 ◆l1l6Ur354A:2008/02/20(水) 23 03 03 ID mC5t9q1n0 【3話b】VS. ブライ おデートの翌日。正妻ミソラは側室ツンデレに身分の差を思い知らせるべく、みんなで遊ぼうなどと言い出したのだった。 さりげなくおデートの話に持っていき、スバルと二人きりでしっぽりした事を公表するおミソ。女って怖ぇなぁ。 ふ、ふ、ふ、二人ですって!?本当なのスバルくん!動揺しまくるツンデレ。デレを安売りしないと言ったが、スマンありゃ嘘だった。 そこにTKタワーで発生した神隠し現象が再び来襲。神隠しを操るのは今作から登場、ライバルキャラ・ソロ。 ソロと対峙したロックマンは、孤高にして強靭極まりないソロの精神に圧倒される。 誰かの力に頼って戦うなど俺には考えられない。俺の体に流れる血がそれを許さない!電波変換!ソロ、オン・エア!! 電波体と融合すらせず、己の力のみで「ブライ」に電波変換したソロ。駆けつけたミソラたちを見て、不愉快そうに毒づく。 馴れ合いは排除する!神隠しに襲われる仲間たち。助けようにもブライの圧倒的な力に成す術もないロックマン。 絆に対して強い嫌悪感を示すブライ。弱いから他者を必要とする。強ければ他人など必要としない! なんとソロは孤高のニートだったのだ。ソロ様と呼ばせて頂きます。 元ニートvs現ニートの対決。敵の黒幕・オリヒメの横槍もあってニートを何とか撃退するものの、助ける事ができたのはルナだけだった。 連れ去られた友人たち。スバルは激しく自分を責める。 友人たちを救えなかったスバルは、世間が相変わらずロックマンをヒーロー視している事に耐えられなかった。 僕はみんなが思うようなヒーローなんかじゃない。僕より頼れる人を探した方がいいよ……。 ふざけないで!友達が行方不明なのよ?無理とかどうとか……。助けにいくのが当たり前じゃないの? あなたにとって絆ってそんなものなの……?泣きじゃくるルナ。いたたまれず、スバルは逃げ出してしまう。 戦う事は怖くない。怖いのは、みんなの期待を裏切ってしまうこと。僕はヒーローになんてなれない……。 悩みを母・アカネに打ち明けるスバル。アカネはスバルもそういう事で悩む年になったのかと微笑み、父・大吾の事を語り始めた。 大吾は言っていた。失敗したっていいんだ。大事なのは。「勇気」を示す事なのだと。 もし俺が失敗しても、俺が示した勇気は他の誰かを勇気付ける。その人の勇気が、また他の誰かを。それが勇気の絆になる。 そうして築いた勇気の絆は、とてつもない力を生むんだ。 一方その頃、ルナの前にハイドが現れた。連れ去られるルナ。さらに誘拐電話の主をハイドと見抜いた事により、スバル=ロックマンと知られてしまう。 100%罠だぜ!どうする?ウォーロックの問いかけに、父の言葉を反芻するスバル。……大切なのは勇気。行こう! 142 :流星のロックマン2 ◆l1l6Ur354A:2008/02/20(水) 23 04 13 ID mC5t9q1n0 【3話c】VS. オヒュカス・クイーン 映画館にルナを助けに行ったスバルの前にルナがオヒュカス・クイーンとなって立ち塞がる。 そのお嬢さんがそうなったのは貴様のせいだ!貴様が本当のヒーローなら、こんな羽目にはならなかった!笑うハイド。 僕はどうなってもいい!でも委員長、君だけは……。ほざくスバル。 オラァ星河!お前ミソラ派かルナ派かはっきりしろ! ルナを傷つけないため手加減したロックマンは満身創痍になってしまった。敵の軍勢が迫り絶体絶命。 それでもなおルナを守ろうとするスバル。スバルは告げる。 なぜ僕が父さんに憧れていたか分かったんだ。それは父さんは皆に勇気を与える存在だったから。 君はこんな僕をヒーローだって言ってくれた。どこまでやれるか分からないけど……僕は父さんの息子だから! 力尽きたロックマン。その体をオーパーツが支配する。力が欲しいならくれてやる!懐かしいね。 圧倒的な力で敵を破壊するも、制御できない力の矛先はルナにも向けられた。恐怖に震えながらも強く言い切るルナ。 わたし、逃げないわ!あなたは勇気を見せてくれたもの!あなたの勇気に私も応えたい!最後まで一緒に戦う! 飲み込まれかけていたスバルの心に深く差し込む光。ルナの絆の力。それはスバルに無限の力を与え、オーパーツの力すら凌駕した。 スターフォースに続き、今回も委員長好き好きパワーで新たなる力「トライブ」に目覚めたスバル。 ファントム・ブラックを撃退し、仲間救出への決意を新たにするのだった……。 143 :流星のロックマン2 ◆l1l6Ur354A:2008/02/20(水) 23 04 58 ID mC5t9q1n0 【4話】VS. ブラキオ・ウェーブ やたら長かった3話がようやく終わり、3人目の敵幹部のお話である。本当に長かった……。 仲間たちの手がかりを探すため、ルナ家のリビングで秘境探検番組を見る二人。動機と行動が繋がってなくね? しかし番組にキザマロが映ったから儲けもの。行き先は未確認生命体・ドッシーの住まうドンブラ湖に決まったのだった。 ドンブラ湖はアメリカにあたるアメロッパにある湖。パスポートの無いスバルは、空の電波「スカイウェーブ」を通って密入国。 初めて見る海外にキョドるスバル。 翻訳こんにゃくで聞き込みを続けるとキザマロはあっさり見つかったが、まだ帰りたくない等とぬかす。 私よりドッシーが大事なの!?とツンデレもブチ切れモード。これがツンギレって奴か。 ドッシーにこだわる理由をスバルに打ち明けるキザマロ。 完璧な委員長、パワフルなゴン太、ヒーローなスバル。自分には何も無い。ドッシーを見つければ、変われるような気がするから……。 その頃、キザマロが出演していたTV番組の悪徳プロデューサは、ハイドの甘言に騙されブラキオ・ウェーブになっていた。 津波が巻き起こり水没する村。ブラキオの正体を目撃してしまったキザマロは、潜水艦に乗せられて湖の底へ沈められてしまう。 キザマロは無事なの!?取り乱すルナ。一生のお願い!キザマロを助けてあげて!熱い友情に突き動かされ、スバルも張り切って電波変換。 キザマロの見たドッシーはプロデューサのマテリアルウェーブによるヤラセ。子供が信じ込んで証言した方が視聴者受けもいいからなァ! キザマロの心を踏みにじったプロデューサに対し、ロックマンの怒りは最高潮。ブラキオは湖面の藻屑と消えたのだった。 誇れるものが欲しかったですって?私はあなたの事を大事な大事な友達と思ってる。それだけじゃ不満? いつになく優しいルナの言葉に、大泣きするキザマロ。より一層絆を深めた三人は、がやがやと日本へ帰るのだった……。 144 :流星のロックマン2 ◆l1l6Ur354A:2008/02/20(水) 23 05 52 ID mC5t9q1n0 【5話】VS. コンドル・ジオグラフ キザマロはTV局の人間と仲良くなった縁で、ナスカならぬナンスカに空から人間が降ってきたという情報をキャッチした。 ナンスカは失われた大陸・ムーを信仰する国。ムーの伝承が多く残り、その巨大な地上絵で世界に知られるエキゾチックな土地である。 急いで不法入国してみれば、なんとゴン太が現地民にムーからの使者として崇められている。更に具合が悪い事に、ゴン太は記憶を失っていた。 食い意地につけこむ作戦も失敗し、万策尽きたかと思われた時、ナンスカにソロが現れた。 ムーの名を騙るゴン太に対し、冷たい怒りを向けるソロ。ソロの描く文様は、ナンスカの地上絵そのままだった。 ゴン太を殴り飛ばすソロ。吼えるロックマン。 自分の体はどうなったって構わない。また友達を失う辛さと比べれば全然マシだ!僕が絶対に守る! な、なんてこった。そびえ立つゴン太フラグ。ここに来てゴン太がツンデレと同じステージに立ちやがった。 これからはスバル・ミソラ・ルナ・ゴン太の四角関係に注目していこうと思います。 ガチバトルを制したロックマンの前に割り込んだのはオリヒメの腹心・エンプティ。傷ついたソロはエンプティに連れ戻されたのだった。 翌日。殴られたきり目を覚まさないゴン太を起こすため、一計を案じるキザマロ。 ナンスカの族長がゴン太のために祈りを捧げている所へ闖入するスバル&三馬鹿トリオ。牛丼を取り出してクネクネ踊るツンデレ。 ねぇ~ん、ゴン太起・き・てぇ~ん♥早くしないとスバルくんとキザマロに食べられちゃ・う・ぞ♥ ……。僕らの愛したツンデレは死んだ。これからはスバル・ミソラ・ゴン太の三角関係に注目していこうと思います。 委員長も恥を捨てて頑張ってるんだから!フォローする振りをして傷口に塩を塗りこむスバル。基本っすよね! 委員長の手作り牛丼……喰わずに死ねるかーーー!ここに一人の駄メンズが生まれた。記憶は戻ったようだが、人として大事な何かを失った。 偽者だろうと構わぬ!ゴン太を傀儡に仕立てようとする村長を、怪物「タベルンスカ」を気取ったロックの一発芸が撃退する。 村長という司令塔を失いナンスカ住民が動揺している間に車をかっ飛ばして国外脱出を図る小学5年生たち。 勿論スバルはパスポートが無いので一人だけ別ルートで不法出国。やりたい放題だな。 大丈夫よね……?いつものようにスバルを案じるルナにお得意の「心配しないで」を囁き、ツンデレ反応を存分に楽しむスバル。はいはい星河星河。 ロックマンがスカイウェーブに逃げ出した頃、ナンスカではソロにライバル心を燃やすハイドが現れ、村長にコンタクトしていた。 コンドル・ジオグラフに変身する村長。村長が最初に取った行動はゴン太たちを連れ戻し、ムーを侮辱したとして生贄にする事だった。 生贄への処遇。それは永遠にくすぐり続けること!村長、委員長は私に任せてください。 そんなこんなで村長をしばき倒すロックマン。全ては文明に取り残されたナンスカを憂う一心だったのだ。今のままでいいと慰めるゴン太。 ナンスカの国おこしのため必死に知恵を絞る子供たちを見て、村長は自らの過ちに気付いた。 ナンスカの民たちは心優しき英雄ゴンターガとしてゴン太の石像を築き、末永く崇めたのだった……。 145 :流星のロックマン2 ◆l1l6Ur354A:2008/02/20(水) 23 06 51 ID mC5t9q1n0 【6話a】VS. ハープ・ノート 自分たちの前例から海外のニュースを調べていたゴン太。結果、バミューダの航空機墜落事故にてミソラを発見する事に成功する。 喜びも束の間。ロックマンが勇んで迎えに行けば、ミソラは何故か頑なに帰還を拒否した。 ブラザーバンドを断ち切り、ハープ・ノートの音符でロックマンを倒すミソラ。失意のままスバルは家に帰って不貞寝する。 3歩進んで2歩下がるのが大好きなスバルは、毎度おなじみ練炭モードに陥っていた。 ヒルズを歩く傷心のスバルの元にエンプティ、そして覚醒ブライが現れる。禍々しい瘴気を纏うブライには、一切の攻撃が通じなくなっていた。 その秘密は「孤高の証」。電波、人間……全てのふれあい、あらゆる絆を強制的に断つ古代の遺産。 自分以外の全ての人間との関わりを拒絶し、永遠の孤独を受け入れなければ、決して使いこなせる事のできない禁断の力……。 何という事でしょう。ソロは遂に引き篭もりとしての最終変化を遂げてしまいました。 説明してくれるエンプティ。これはこの男の心の壁をそのまま具現化したものなのだ。 動じるスバル。人との関わりを嫌っているのは分かっていたけど……。 舌打ちするロック。まさかそこまでやるとはな……。 満足げに笑うブライ。えぇ!? そこは怒れよ!みんなお前を持ち上げる振りして馬鹿にしてんだよ! 第一、心の壁なんてニートにとっては標準装備である。大した事ねーな星河。 間一髪の所を助けてくれたのはハープ・ノート。ミソラちゃん!やっぱり戻ってくれるんだね! 未練がましい元彼の言葉をさえぎるハープ。これが最後だと思って。今の私はエンプティの部下。自分の意思で選んだの……。 突然の寝取られ宣告。これ以上無いほど絶望するスバル。だが全く同情できんな! 思い知れ星河!お前に散々気を持たされてきたツンデレは、今のお前と同じような気持ちを幾度となく味わってきたのだ! とは言いつつ、実はミソラが敵に従っているのは「従う代わりにスバルに手を出さない」という交換条件のためだった。 体は汚れても心は汚れないのだ。だから自分のために体を差し出した彼女というシチュエーションに興奮してはいけないぞ、スバル。人として。 さらに翌日。またしてもツンデレ達を避けようとしたスバルだが、既にパターンは読み切られていた。連行されるスバル。 ヤクザのような因縁をつけるツンデレに、足の震えが止まりません!と縮み上がる男ども。 観念してミソラの裏切りを白状したスバルにツンデレ激怒。 本当に馬鹿ね!あなたミソラちゃんの何を見てきたの?あの子が裏切るはずない!あなたを巻き込みたくないからに決まってるじゃない! 驚くスバル。泣きながら続けるルナ。あの子の気持ちを考えたら涙も出るわよ!辛いのを必死に隠して、悪者を演じて……同じ女の子だもの!分かっちゃうわよ!! その涙で、ミソラにこれ以上冷たい事を言われたくなくて逃げていただけだと気付いたスバル。気持ちは吹っ切れ、バミューダに向かうのだった。 146 :流星のロックマン2 ◆l1l6Ur354A:2008/02/20(水) 23 07 51 ID mC5t9q1n0 【6話b】VS. ブライ ハープ・ノートと激突するロックマン。一人で傷つく君を見るくらいなら、二人で一緒に傷ついた方がずっとマシだ! スバルの情熱はミソラに届き、二人は再び手を取り合いブラザーとなったのだった。 敵がミソラを必要としたのは、ムーの秘密が眠るバミューダを突破するためにハープの力が不可欠だったため。 ハープは電波の声に耳を傾ける事によって、あらゆるものを遭難させるバミューダの正解ルートを知る事のできる唯一の存在なのだ。 二人は敵よりも先にムーの秘密を手に入れるため、バミューダの奥へと進んでいく。 バミューダ最奥、ムー大陸の封印された場所に到達した二人はエンプティーに尾けられていた事を知る。 エンプティーの真の作戦はハープをダシにする事によって、ロックマンの持つオーパーツとムー大陸を再び巡り合せる事にあったのだ。 かろうじてエンプティーを退却させる事に成功するロックマンだが、そこにブライが現れる。 ハープ・ノートはロックマンを逃がそうとして、ブライに致命傷を負わされてしまう。 俺はいつも一人だった。ムーのたった一人の末裔。ムーの力を持ち電波変換できる俺はいつも化け物扱い。いつしか俺は攻撃の対象になっていた。 奴らはいつも複数で俺を襲ってきた。しかしそういう奴は決まって一人では何もできない卑怯者だった。 俺は絆など信じない。虫唾が走る……いつも絆を口にして立ち上がるお前の存在は絶対に許せない!お前の全てを否定する!! 凄まじい気迫で迫るブライに立ち向かうロックマン。僕は弱い。みんなに支えられて何とか生きている人間だ。 だからこそ絆の大切さが分かる。ミソラちゃんが教えてくれた。だからこそ、一人ぼっちの君の強さには負けられない! 全ての力を使い果たし、孤高の証を打ち破るロックマン。ロックマン、ブライ、ハープ、全員が倒れたその場に悠々と現れたのはハイド。 素晴らしい脚本だ……ソロもエンプティーも失敗したオーパーツ奪還を、この私が成し遂げたのだ! 奪われるオーパーツ。スバルはなんとかミソラを連れ帰るが、あまりの重体にミソラは集中治療室に運ばれた。 その頃、ハイドがオーパーツを持ち帰った事により、敵はムーの力を完全に手中にしていた。 敵首領・オリヒメは遂にその姿を現し、失われたムー大陸を復活させ、一握りの天才による選民支配を実行せんと、今まさに全世界に宣戦布告したのだった……。 147 :流星のロックマン2 ◆l1l6Ur354A:2008/02/20(水) 23 08 52 ID mC5t9q1n0 【最終話a】VS. ラ・ムー 戦って、ロックマン。私のヒーロー……。ミソラの言葉を胸にひた走るスバル。復活するムー大陸。 オリヒメは世界中に電波ジャックで一方的な支配を告げた後、みせしめとして海に大穴を開けた。 オリヒメは数年前に世間を騒がせた超天才科学者にして、マテリアルウェーブの産みの親。 そして古代に遺跡に訪れた時期を境に、遺跡を荒らした盗賊として世界中に指名手配された渦中の人間だった。 もはや次にムー大陸が姿を現した時に直接乗り込むしかない!そう決意したスバルとロックは潔く早寝するのだった。大物だぜ。 同じ頃。ソロを始末しようとするエンプティー。ソロの放った斬撃でエンプティーの法衣が切れ、下から生気の無い男の顔が覗く。 その様相に、ソロは驚愕の思いを抱くのだった……。 翌日。ムーの選民基準。世界中に電波体をばら撒いて人々を襲わせ、最後まで立っていられた者をムーの国民とする! 慌てて町民を助けに行くスバル。だが、助けられた町民たちの絆の力は皆ゼロに。誰もが我が身可愛さに争いを始めた。 ムーは無限に電波体を生産できる。もう一刻の猶予もならない。 ムーに向かおうとするスバルの元にツンデレから電話が入る。 やっぱり行っちゃうの?戦いに……。なら、行く前にもう一度だけ話がしたい。うちで待ってるから……。 ラブラブイベントかと胸を弾ませてルナの家に行けば、三馬鹿全員が集結していた。消えな下僕ども。お呼びじゃないぜ。 ツンデレおよび邪魔者2名と話し込んでいると、重体のはずのおミソが登場。スバルに「滅びの文明展」の事を思い出させる。 ダイナソー、シノビ、ベルセルク。いずれも滅ぶ前に絆の力が弱くなったと解説された事を。人類が滅ぶ?止めなきゃ! 立ち向かおうとするスバルにルナが涙ながらに言う。スバルくん、一つだけ約束して。 言っとくけど、この約束を破ったらただじゃ置かないからね!ブラザーも切るからね! 絶対……絶対帰ってきて! いつものように気圧されるでもなく、穏やかに頷くスバル。……約束する。 地球を頼んだぜ、スバル!辞典には載ってないけど僕は信じてます……ロックマンに不可能は無いって! ゴン太とキザマロも泣きながらエールを送る。 ミソラが告げる。独裁者オリヒメには唯一人ブラザーがいる。それがエンプティー。エンプティーには気をつけて……。 さらに告げるミソラ。 私、泣かないよ。だってこれは最後じゃないから。また絶対会えるから!気丈な言葉とは裏腹に、こみ上げる嗚咽。 ありがとう、みんな……。行ってくる!絶対帰ってくるから!ムーとの最終決戦が始まった。 151 :流星のロックマン2 ◆l1l6Ur354A:2008/02/21(木) 00 14 12 ID tmYFWWyI0 【最終話b】エピローグ ロックマンの前に倒れ去るラ・ムー。オリヒメは最後の手段として、ムー大陸を地上にぶつけ、自爆させる作戦に出た。 阻止せんとするロックマンの行く手を遮るエンプティー。その素顔に愕然とするロックマン。エンプティーは人の形をしたマテリアルウェーブだったのだ。 オリヒメが告げる。かつてオリヒメが愛した幼馴染・ヒコ。彼は愚か者による無益な戦争によって帰らぬ人となった。 ヒコを蘇らそうと科学者を目指したオリヒメ。そうして生み出されたのが世界最初のマテリアルウェーブ・エンプティーだった。 しかし結局は失敗だった。どうしてもヒコの記憶を蘇らせる事ができなかった。そこにいるのはヒコの形をした道具にすぎなかったのだ。 諦めた。諦めようとした。だが。オリヒメにはエンプティーを捨てる事ができなかった。 いつか記憶が宿るかもしれない。いつかヒコのように語り掛けてくれるかもしれない。その思いがいつまでも頭を離れてくれなかった……。 ヒコはもう戻らない。その思いはやがてヒコを死なせた世界全てへの憎しみに変わった。世界を変えねばならぬという使命感を生んだ。 もし神がいたならば、愚かな君主のためにヒコが死ぬ事はなかった!もし神がいたならば、ヒコを蘇らせるのに失敗するはずもなかった! なんとでも言うがよい!そなたに分かってもらおうとは思わぬ! その時。ラ・ムーは出力限界を超えた。衝撃からオリヒメをかばったエンプティーに最期の時が訪れる。 申し訳ございません……結局、最期まで記憶を宿らせる事はできませんでした……。 驚愕するオリヒメ。完全無欠の従僕であるエンプティーがそんな事を気に病んでいたとは、夢想だにもしなかった。 オリヒメ様の願いをかなえたかった。せめて一言でもヒコ様の声を聞かせたかった。それが貴女への恩返しになると思って……。 恩返しなど必要ない!外聞をかなぐり捨てるオリヒメ。そなたはヒコではなかった。しかし……妾の心は満たされた。そなたが傍にいる事で!本当だ! 今わの際。エンプティーはただ祈った。神よ……もしあなたが本当に存在するのなら。……一言だけでいい。オリヒメ様に、ヒコ様の声を……。 泡沫と消えるエンプティー。くずおれるオリヒメ。最初は確かにヒコの代わりだった。だが、いつしかエンプティーは掛けがえの無い存在になっていたのだ。 妾はまた大切なものを失ってしまった……。スバルは声をかける事もできず、傍らに佇むしかできなかった。 泣かないでくれ、オリ……。スバルが、ロックが、オリヒメが。確かにその耳で聞いた。その声は紛れもなくヒコのものだった。 もう神になるなんてやめるんだ。私たちの絆は優しさと安らぎを与え合うものだったじゃないか……。 君のために命を捨てた彼のためにも、君はこれからも生きなくてはいけない。オリ……愛しているよ。これからも、永遠に……。 遠ざかる輝き。憑き物が落ちたかのようなオリヒメ。幸せに生きるんだ。それがヒコさんの願いだよ。そう言ってロックマンはオリヒメを許したのだった……。 ムーの落下が始まった。オリヒメを逃がし、落下を食い止めるため一人ラ・ムーに立ち向かうロックマン。 力かなわず倒れたスバルを呼ぶ声。ロックマン様!!それはルナの声だった。スターキャリアーを開けば、そこにはみんなの姿が。 ロックマンの勇姿は全世界に報道されていた。その姿は人々に勇気を与え、誰もが恐怖を乗り越えたのだ。 いつもそうだ。こんなに弱い僕を立ち上がらせてくれるのは……いつだってみんなだった!だからこの手で守ってみせる!絶対に!! 灰燼に帰すラ・ムー。しかしそれはスバルの力が尽きた事を意味していた。ごめん、みんな。僕は帰れそうにないや。 父さん。僕、少しでも父さんみたいになりたかった。僕、少しでも父さんに近づけたかな……? スバルがムー大陸の中に消えた事を知るのは友人たちのみ。オーパーツは海底深く沈んでいき、世界はただ救世主ロックマンを称えるのだった……。 152 :流星のロックマン2 ◆l1l6Ur354A:2008/02/21(木) 00 15 58 ID tmYFWWyI0 【8話】VS. アポロン・フレイム 父親の声に包まれるスバル。そうか、僕死んじゃったんだ……。 スバル、俺は父親として誇らしく思う。だがお前には果たしていない約束がある。お前が誰かを大切に思うように、お前が死んだら悲しむ人が必ずいる。 お前は帰らなくちゃいけない。さぁ、目を覚ますんだ。頑張れスバル。いつも見ているからな……。 コダマタウンで目覚めたスバル。スバルを助けてくれたのはソロだった。 俺が脱出する時、たまたま通り道にお前が倒れていた。だからついでに運んでやっただけだ。 俺とお前は本来交わる事は無い。理解しあう事も無い。ここはお前の居場所だ。居心地が悪くて仕方無い……。そう言い残して立ち去るソロ。 なんという完璧なツンデレ。結局ソロは最後までデレてくれませんでした。次回作が楽しみだぜ。 駆け寄ってくる仲間たち。君はやっぱりヒーローだよ!ミソラが微笑む。 ねぇ、スバルくん。一つだけ言わせて。いつにないルナの言葉。なに?促すスバル。 ……おかえりなさい! というわけで、まったりEXシナリオが始まった。 【おミソ編】 おミソ作「スバルくんのうた」に軽く脳細胞が破壊される。笑顔で狂気を振りまくのはやめてください。 【ツンデレ編】 私の手料理をスバルくんに食べてほしかったの!クッキーはハート型、一口かじれば恋の味。星河ぶっとばしてえなぁ。 【カヲル編】 本編に一切登場しなかったツカサくんが再登場。悪の人格・ヒカルを制御するため、単身自分探しの旅へ……。普通にジェミニになれるのかよ! そして始まるメイン裏シナリオ「もう一つの未来」。 スバルはムーによって世界が滅びたという、パラレルワールドに足を踏み入れてしまう。 町に人影はなく、善良な電波体は追われ、狩られるとっても世紀末な世界。その世界を圧倒的な力で支配するのは、ムーから生まれし電波体、アポロン・フレイム。 ファントム・ブラックIFは語る。世界を滅ぼしてからはやる事が無くてねぇ……。君たちの世界でも滅ぼそうかなってシナリオさ! スバルたちの世界とパラレルワールドは繋がってしまった。アポロンを倒さなくては、みんなが危ないのだ。 ファントム・ブラックIFを倒したロックマンは、アポロンの復活を食い止めるため、次々とIF電波体と激闘を繰り広げる。 アポロンの将軍オリガ・ジェネラルを倒し、次元の狭間の最果てへと辿り着いたロックマン。 燃え盛る炎の化身アポロン・フレイムをしばき倒したロックマンは、絆最高!とお決まりのセリフを吐いて元の世界に戻るのだった。 これでようやくこの話もおしまいである。 ゲーム中の全やりこみ要素を極めるとアホみたいに強くなったラ・ムーやブライと戦えるのだが、勝っても特に面白い事は無い。 最後のオマケ、エグゼ・流星1でもお馴染みのコンプリートピクチャーは今作ではなんとクリッカブル。 あなたも是非コンプリートして、星河やツンデレを心ゆくまで突つき回しては如何だろうか。
https://w.atwiki.jp/sukige/pages/212.html
ロックマンゼロ3 配信された人 Zero
https://w.atwiki.jp/www-iris/pages/103.html
「負けないっぴゅ!」 【名前】 アクアマン 【読み方】 あくあまん 【分類】 ネットナビ 【オペレーター】 城戸舟子 【属性】 水属性 【所属】 フリー 【登場作品】 『4』『6 電脳獣ファルザー』『L.o.N』 【基本装備】 アクアホース 【固有チップ】 アクアシャワー 【ナビチップ】 アクアマン(チップ) 【関連チップ】 アクアアッパー系 【アニメ版CV】 千葉 千恵巳 【海外名】 AquaManSpoutMan(『6』スポウトマン) 【詳細】 城戸舟子が所有する小柄なネットナビ。 元ネタは本家『ロックマン8』に登場する同名のロボット。 水を溜めるタンクというモチーフは同じだが、タンクの位置が腹部から頭部に代わり、でっぷりとしたコミカルな水兵のような見た目だった本家から、マスコットキャラのような愛くるしいデザインへと大きく変化した。 本家からエグゼで数少ない若返ったパターンとしてはトマホークマンもいるのだが、幼少レベルの子供にまでなったのはアクアマンぐらいだろう。 エグゼシリーズに登場するナビの中でもかなりの小柄である。 見た目に違わず臆病かつ泣き虫な性格。 頭のタンクには電脳空間を水没させてしまうほどの大量の電脳水を蓄えている。 『4』ではオペレーターの舟子とその弟達が交わした洗濯機を買い替えるやり取りを自分の話だと勘違いしてしまい、自分が捨てられると勘違いして大泣きをし、頭から電脳水を溢れ出させ、周囲の電脳空間を水没させてしまった。 ロックマンの活躍で勘違いが解けた後は、電脳水を吸い取りネットワークを回復させる。 その後シティバトルトーナメントでロックマンと戦い、彼にアクアソウルの力をもたらした。 ちなみに、ブルームーン版の1周目は必ずアクアマンと戦う(=ナンバーマンとは1周目では戦えない)関係か、ホークトーナメントのレーザーマンイベントでも駆けつけてくる。 この際レーザーマンの策略によりロックマンのダークソウルに取り憑かれてしまい、「アクアマンDS」となって襲い掛かってくる…という展開なのだが、 2周目以降でアクアマンではなくナンバーマンと戦った後でも、レーザーマンのイベントにはアクアマンが駆けつけてくる。 レッドサン版で駆けつけてくるのは元から友人のガッツマンなのでいきなり現れても違和感はないのに対し、こちらは今作が初対面なのでナンバーマンと戦った周はかなり唐突感漂う登場になる。 逆にナンバーマンだったなら、ガッツマン同様『4』以前からの知り合いなので気にならなかったのだが。 ちなみに『4』の他のソウルナビの例に漏れず、遠征をすればレッドサンverのデンサンバトルトーナメントでもマッチする。 『6』で再登場した時は、才葉学園に就職した舟子の授業のパートナーとして登場。 授業を通して熱斗のリンクナビとなり、力を貸すとともに、アクアクロスの力を発現させた。 さらに電脳獣の力に乗っ取られかけたロックマンを救うためシーサイドエリアにある「いやしの水」を取りに向かったことも。 『L.o.N』ではネットバトル大会に勝つため、噂のお守りデータを手に入れるべく神社の電脳にプラグインするがリバースに操られて暴走してしまう。 外伝作品の『4.5』では、オペレートできる21体のナビの1人として登場。 チャージショットはアクアホース。チャージ時間が短く連射できるうえ能動的にヒビパネル・穴パネルを作れるため、相手の移動を制限したりカンケツセンやアクアアッパーに繋げられたりと、中々優秀な性能を持つ。 ただし、HPメモリを上げるのが中々に難しく、最大HPも1000と操作ナビの中では低い方。 水属性のウイルスが出やすい水曜日には忘れずに操作しておきたい。 臆病な性格は本編と変わらないものの、『6』同様ロックマンの代わりとしてプレイヤーに操作される都合上、暴走する『4』時代のゲストナビ達や因縁の相手であるレーザーマン、 果てはネットワーク社会を揺るがす最凶のネットナビに対しても否応なく立ち向かわされる事になる。 海外名は、『4』では日本と同じ「AquaMan」だったが、アニメや『6』ではなぜか「SpoutMan」に変わっている。 おそらくDCコミックの「アクアマン」の商標に抵触するのを避けるためと思われる。 【戦闘】 電脳世界を水没させてしまうほどの大量の水を使用した数々の攻撃方法を持ち、見た目からは判別できないほど戦闘力は高い。 登場する『4』と『6』では使用技がいくつか異なる。 アクアホース 唯一『4』『6』共通で使用する技。 腕の水鉄砲から2マス前に着弾する水の弾丸を放つ。 着弾すると、バブルショットの様に奥1マスに誘爆する。『6』では着弾点をヒビパネルにする。 アクアホウガン 『4』で使用。 ロックマンがいる位置を狙って水のホウガンを投げつける。 元のホウガンは穴パネルにするものだが、こちらは着弾点をヒビパネルにする。 V2では十字に、V3以降は周囲8マスにも誘爆するようになる。 スイドウカン 『4』で使用。 水道管を設置し、一定時間、一定間隔で横2マス分の水を発射させる。 行動が制限されるため、アクアマン本体の攻撃を避けづらくなる。 穴を開けたり置物を設置したりすれば出てこないのでそれで対処するのがいい。 あるいは置物なのを利用してライトニング系を使ってみるのもあり。 V1では相手エリア最前列の上下に2つ設置してくるだけだが、V2以降はこちらのエリアの最前列中央に設置してくる場合もあり、最後列まで攻撃が届くので注意。 アクアシャワー 『6』で使用。 ロックマン側のエリアの中央にワープし、回転しながら頭から放水攻撃を行う。 攻撃の内容的にはパラボール系に近く、正攻法で避けるならアクアマンの周りを攻撃に合わせて回ることになる。 避けるのは面倒なので、攻撃して中断させたり、エリアスチールを使って範囲外に行ってしまったりすると楽。 アクアストリーム 『6』で使用。 どこからともなく長いホースを取り出し、ロックマンのいる縦3マスを目掛けてT字に広がる放水を行う。 1回の放水時間が長く、さらに一定間隔で連続で放水し続けるため攻撃のチャンスでもある。 正面に立つのは危険なので、できれば列をずらして攻撃できるチップで行うとよい。 アニメ版 第2期『AXESS』第16話「カワイイ!悪魔?」で初登場。 臆病で泣き虫な性格は原作と同じ。 人格プログラムが幼い故なのか舟子に命令されていない行動を取ったり、お使いの途中で寄り道をしてしまったりするという面もある。 しかし、アイスマンやバブルマンと友情を築くなど原作よりも社交性の高い部分があったり、 独断専行に関しても一応アクアマンなりに舟子のことを思っての行動であった。 ヒグレヤの電気を復旧させる為、一人で発電所に向かったまでは良いものの、セキュリティに包囲されて泣き出し、発電所の電脳を水没させるという大事件を起こしてしまうこともあった。 この際はナンバーソウルを発現したロックマンの分析力により、エレキソードの刀身を短くしたもので頭頂部の噴射口を塞ぐ+痺れさせることで無傷で保護(?)されている。 その後もダークチップによって暴走したナビが起こした事件に巻き込まれ、ロックマンに助けられた…のは良いのだが、 ロックマンに懐いてくっついて離れなくなり、ロールにやきもちを焼かせたりもした。 仕方なくロックマンはバーナーマンとの決闘にアクアマンをくっつけたまま向かうことになるが、 ロールまで追いかけてきてしまい、助っ人や彼女連れで決闘に来るという非常識な行動と取られバーナーマンを激怒させる事になった。 このアクアマンの「ロックマンとずっと一緒にいたい」という気持ちがアクアソウルを発現させ、結果としてロックマンを救ってはいるのだが、 今度は身を挺して炎から庇ってくれたロールに懐いてしまい、くっついて離れなくなるというオチがついている。 水属性で体が小さいナビという共通点がある事から、アイスマン・バブルマンとはウマが合うらしく、たまたまネットシティで会っただけで友達になっている。 3人で作った電脳サイダーはネットシティの道行くナビたちに好評なあたり、電脳水の味を良くするような技量もあるのかもしれない(『6』では電脳カフェなるものも登場する)。 しかし、デリカシーがないところもあり、第5期『BEAST+』では、ロールの眼の前でアイスマンのズボンを下ろしてお尻のアザを確認し、アイスマン・ロールともに非常に気まずくなってしまうというシーンもあった。 漫画版 漫画版(鷹岬版)では野良ナビという設定で登場。 バブルマンの事を兄貴分として慕っており、共に行動している。
https://w.atwiki.jp/sukige/pages/214.html
ロックマンゼロ4 配信された人 Zero
https://w.atwiki.jp/sukige/pages/215.html
ロックマンゼロ2 配信された人 Zero