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※ゆっくりのしーしー描写があります。 ※ゆっくりのセリフで読みにくい部分が多いです。(赤ちゃん言葉、他) 雰囲気だけ伝わって貰えれば、セリフ自体はあんまり意味ないですが、 お嫌いな方は回避推奨。 ※飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。 妊娠中や授乳期の飲酒は胎児・乳児の発育に悪影響を与える怖れがあります。 お酒は楽しく適量で。のんだあとはリサイクル。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− うまいが一番 「ふぅ。」 爽やかな風が吹く穏やかな休日の午後のひととき、 畳に寝そべって読書を堪能した俺は、パタリと本を閉じた。 「チョコレートそうめん、かぁ・・・」 今読んでいた書物の中での、登場人物達の食事風景を思い描き、 陶然として呟く。 そろそろ三時か・・・小腹が空いたな。 チョコレートそうめん、食べてみたいな。 でも、買い物行かないと材料揃わないしなぁ・・・ 「ゆっ!ひろくてゆっくりできそうなとこだね! おちびちゃんたち!ここをれいむたちのゆっくりぷれいすにしようね!」 「ゆわぁぁ!?ゆっくちぷりぇいしゅ〜♪」 「ゆゆん♪ゆっくち!ゆっくち!」 「れいみゅもゆっくちしゅるよ!」 「ゆっくちちようね!」 「おかあしゃん♪ゆっくちあしょぼうにぇ♪」 あーあーあー・・・窓開けてたから、ゆっくりが入って来ちゃったよ・・・ もうそろそろ、網戸閉めとかないとダメな季節だな・・・ えーと・・・母親れいむが一匹と、 残りは赤ゆで、ひい、ふう、みい・・・全部れいむで15匹か。 また、随分と大所帯だな。 「ゆっ?おにいさん!ここはれいむたちのゆっくりぷれいすだよ! かってにはいってこないでね!」 「「「「はいっちぇ、こないでにぇ!」」」」 いや、俺さっきからここで寝そべってるでしょおぉ? 人がいるのにお家宣言しないでよ、君達。 どっこらしょ、と呟きながら立ち上がり、箒を取りに行こうとしかけたが、 そこで不意に思いつく。 ん〜〜〜・・・・・・・まあ、大差ないか。 しげしげとゆっくり達を眺めて思案の末、結論を出す。 そして、ゆっくり達に近づいた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「おにいさん!れいむのおうちでゆっくりしたいなら、 かわりにおいしいごはんさんをもってきてね! そしたら、おにいさんもゆっくりさせてあげるよ! みんなでゆっくりしようね!」 「ゆゆっ!おいちいごはんしゃん!?」 「もっちぇきちぇね!はやくもっちぇきちぇね!」 「ゆゆ〜♪おにいしゃん、ありがちょう♪」 俺の周りで、れいむ一家が期待に瞳を輝かせ、楽しそうに跳ねている。 「ゆっ!おにいしゃん、れい「よっ、と。」ぶぼっ!?」 ブチュ 取りあえず、手近な赤ゆを一匹踏み潰してみる。 さっきまでの笑顔は何処へやら、 ゆっくり達は皆一様に目と口をクワッを開いたまま、固まっている。 俺が足をどけると、ベタリと潰れて体の各所から餡子をブチ撒けた、 赤れいむだったモノが現れた。 「ゆ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ!? れいむのかわいいあかちゃんがぁぁぁぁぁ!? ひどいよぉぉ!!どおしてこんなことするのぉぉ!?」 「れいみゅのいもうちょがー!」 「れいみゅのおにぇいちゃんがー!」 「ゆびゃー!!ゆびゃー!!おきゃあしゃーん!!」 「ゆえぇぇん!!」 途端に15匹が一斉に泣き喚く。 やれやれ、五月蠅いなぁ・・・・ 「ごめんごめん、れいむ。 小さい赤ちゃんだったから、お兄さんよく見えなかったんだよ。許してね!」 「ゆぅぅぅぅ!!ゆるせないよっ! とってもゆっくりできる、かわいいあかちゃんだったのにぃ!」 右手でスマンスマンのジェスチャーをしながら謝ってみるが、 れいむは大層ご立腹のようだ。 「まあまあ、そんなに怒らないでよ。 よし、そんなれいむには、鬼夜叉の心をも鎮めるという、 究極のゆっくりできるあまあまを食べさせてあげよう!」 「ゆっ?きゅうきょくのゆっくりできるあまあま?」 食いついてきた、食いついてきた。 「そう、これだよ。」 と言って、俺はさっきまで読んでいた本のページを開き、 れいむに見せてやる。 怒り狂う海腹先生の御心すらも一撃で鎮める、 究極のスイーツ(笑)・チョコレートそうめん。 いわんや、ゆっくり如きの怒りをや、だ。 当然ながら、れいむに文字は読めないが、興味深そうに挿絵を覗き込んでいる。 赤れいむ達もあまあまという言葉が聞こえたので、母親に倣って本を覗き込む。 「ゆゆ・・・おいしそうだよ・・・」 れいむがゴクッと喉を鳴らす。 「「「おいちちょーー!!」」」 赤れいむ達もキラキラと目を輝かす。 「おきゃーしゃん!れいみゅ、これたべちゃい!」 「れいみゅも!れいみゅも!」 死んだ姉妹の事など、もう忘れたのか、母れいむにおねだりをする赤れいむ達。 「ゆぅぅ・・・わかったよ!おにいさん! しんだあかちゃんのことは、ゆるしてあげるから、 れいむたちに、そのあまあまさんをちょうだいね!」 暫し逡巡していたれいむだったが、もう帰らない赤ちゃんの事よりも、 残っている赤ちゃんをゆっくりさせてあげる方を優先したか、 妥協することにしたようだ。 よし!じゃあ、作るとしますか!『あんこそうめん』! −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ゆ?」むんず。 と、れいむの片方のもみあげを掴むと、そのままれいむを持ち上げ、 台所に向かう。 「ゆゆっ!?いだいっ!いだいよっ!おにいさん!? れいむのこわくてきなもみあげさんがぬけちゃうよぉっ!?」 「「「おきゃーしゃんに、ひどいこちょ、ちないぢぇぇぇ!」」」 じたばたと涙を流してもがくれいむの言葉を無視してスタスタと歩く俺の後を 赤ゆっくり達が、こちらも泣きながら、必死に追いかけてくる。 そして、台所到着ぅっと。 さーて、まずどっから手をつけるかな・・・・・・よし、『足焼き』にしよう! 直火で全面炙るのは面倒臭いから、フライパン、フライパン・・・ あー、昼の残りのチャーハンを入れたままだったわ。 じゃあ、っと・・・見回して昨日の夕食に使った天ぷら鍋に目をつけた。 今日油捨てようと思ってすっかり忘れてたなぁ。 ガスコンロに火を点けて、油が暖まるのを待つ間に 空いている方の手で、ゆーゆー喚いている赤ゆっくり達を、 手早く梅酒を浸ける用の大きなガラス瓶に放り込み、シンク横に乗せる。 そんなこんなで油も暖まって来たので、れいむの両のもみあげを掴んで、 鍋の中に降ろし、底部を油の中に浸してやる。 (※危険なので、絶対にマネをしないでください。) 「ゆぎゃぁぁぁぁぁっ!!あっづいぃっ!?あづいよぉぉぉっ!! ゆぎぃぃっ!やめてねっ!やめてねっ!どぼじっ!?あぢっ!! どおぉぉじで、れいむにこんなこどずるのぉぉぉぉ!?あっづぅいっ!!」 ジュワァァァァァ、パチパチ、オカーシャンニヒヂョイコトチナイヂェェェ と心地の良い音を立てて、れいむの底部の皮が揚がって行く。 まずは強火で短時間揚げて皮の表面を固め、しかる後に火を弱め、 じっくりと揚げて、中の餡子まで火を通してゆく。 「ゆびぃぃぃぃっ!?!?あづいよぉぉ!!!あづいよぉぉぉ!!」 もみあげをキツく絞り上げるように掴んでいるので、体の自由は効かないが、 それでもれいむは必死で抵抗しようとして、底部を揺らしてもがく。 「熱っ!」ボシャンッ! おかげで油が手に跳ね、思わずれいむを取り落としてしまった。 底の深い鍋だったから良かったものの、そうでなければ、 油が溢れて大惨事になるとこだったんだぜ。 何事もなくて良かった良かった。 「ゆ゛がぼぼぼっ!?ばぢゅい゛っ!ぎゃぼっ!!ゆぐぼぼぼぉぉぉっ!?!?」 なんだか良くわからない奇声を上げているれいむは放っておき、 水道の蛇口を捻り、火傷した手を水で冷やす。 「あ〜・・・熱かったぁ・・・」 水ぶくれができてしまった箇所にふーふーと息を吹きかけながら、 れいむの髪を掴んで引き揚げる。 「ゆ゛っ゛・・・・・ゆ゛っ゛・・・・・ゆ゛っ゛・・・・・・」 底部はおろか、ほっぺたまでこんがりと揚がってしまったれいむが、 白目を剥いてブツブツ言っている。 油を飲んだから気分が悪くなったのかな? まあ、取りあえず、足焼き完了、と。 調理工程上は別に必要ないけど、なんとなーく、 焼いた方が、こう、ね、『始まるぞ!?』感がねー 流しでれいむに水をかけて意識を取り戻させてから、 赤れいむ達と一緒にシンクの横に置いてやった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ここで、『あんこそうめん』のオリジナルである、 チョコレートそうめんのレシピをおさらいしておこう。 材 料:ガナッシュタイプのチョコ、バラの香りの甘いシロップ 作り方:溶かしたチョコをシロップの中に麺状に押し出して固める、 はい。これだけ。 まずは、シロップの準備。 『バラの香りの甘いシロップ』なんて、とかいはな物は、 俺の家には無いので、他の物で代用。 泣きれいむを一匹用意。 泣いてないれいむしかいない場合には、泣かせればおk。 「ゆひぃ・・・いひゃいよ・・・・りょおひて、ひょんなひょとひゅるの・・・」 おあつらえ向けに、なんか良くわからない事を言いながら泣いているのが一匹。 ガッついて熱々の油なんか飲むから、 口の中や舌までこんがり揚がってしまって上手く喋れないようだ。 ガラス製のボールを用意し、れいむの顔を被せるようにボールの上に置く。 「ゆっひゅり、はなひへぇね!ひぇいむ、もう、おうひはえる・・・!」 れいむの流した涙が、ボールの底に溜まってゆく。 「ゆえぇぇぇん!!おきゃあしゃーん!!」 「やめちぇね!やめちぇね!おきゃあしゃんに、ひぢょいこちょちないぢぇぇ!」 「ゆやぁぁぁ!ゆやぁぁぁぁん!!きょわいよぉぉ!」 「だいじょうぶぢゃよ・・・れいみゅは、おねいちゃんがまみょるよ・・・」 隣にいる瓶に入った赤ゆ達の声援を受けて、 シロップ代わりの甘いゆっくりの涙が更に溜まってゆく。 でも、ちょと時間かかるなぁ・・・ ゆっくりのしーしーを飲むことに抵抗が無い人は、 涙よりもしーしーを使う方が早いかもしれない。 成分的にはどっちも似たようなものらしいし。 俺は、心理的に抵抗があるので、面倒なのを我慢して涙を使う。 ぎゅうぅぅ、と、れいむの底部を押す。 「ひゅびゃああぁぁぁっ!!いひゃい!?いひゃいひょぉぉっ!! ひゃめてねっ!ひゃめてねぇぇぇっ!」 圧力をかけられた事で、焼け爛れた内側の餡子が刺激を受け、 激痛によって、れいむの流す涙が増える。 ふう、これでやっとこ、ボール三分の一ってとこか。 「ごーひゅ、ごーひゅ・・・もう、のべひゃいよ・・・!」 水道の蛇口をれいむの口に突っ込み、れいむに水分を補給させる。 再びれいむをボールの上に被せると、赤ゆを入れた瓶に手を突っ込み、 ゆんゆん泣きながら逃げまどう赤ゆ達の一匹を掴んで取り出す。 「ゆやぁぁぁぁぁ!?はなちちぇ・・・はなちちぇぇ・・・! れいみゅ、きょわいよぉぉぉ!?いちゃいこと、ちないぢぇぇ!ゆべっ」 親れいむから見える位置で、透明なボールの側面に赤ゆの顔面を押しつける。 「ひゃめてねっ!?ひぇいむのあかひゃんに、ひびょいことひないでぇ!?」 よしよし、水分補給の効果と相まって、涙がどんどん溢れてくるな。 更に力を込めて、赤ゆをボールに押しつける。 「・・・っ!!・・・・・っ!?!?」 元の二倍くらいの面積まで潰れて広がった赤ゆは、 口をボールに押しつけられてるので喋る事もできず、 背面からの圧力で飛び出さんばかりに見開いた目で、 親れいむに痛みと苦しみを訴えかける。 「あかひゃん!ひぇいむのあかひゃんっ!!おにいひゃん、ひゃめてよぉぉ!」 おお、ますます涙が溜まるペースが上がった。 よーし、これでラストスパートだ。 ベチャッ 「ひぇいむのあかひゃぁぁぁぁぁぁぁぁんっっっっ!!!!」 「「「ゆんやぁぁぁぁぁ!!れいみゅのいもうちょがぁぁぁぁぁ!!!」」」 「「「ゆびゃぁぁぁ!!!ゆびゃぁぁぁぁ!!!!!」」」 よし。シロップの準備完了、っと。 ボール一杯になみなみと溜まったゆっくりシロップは一旦テーブルの上に置き、 れいむはシンク横に戻してやる。 あ、れいむ、もう涙はいらないから、ソレ、止めていいからね。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− お次は、ガナッシュチョコレート、ならぬ、ガナッシュあんこ。 冷蔵庫から、2リットルのペットボトルに入った徳用生クリームを取り出し、 グラスに注ぐ。 ゴキュ、ゴキュ、ゴキュ、ゴキュ、・・・・・ふう・・・ もう一杯注ぐ。 「ゆっ!おそらゆぺっ!?」「ゆびっ!」「ゆぎっ!」 シンクに食器洗い用のたらいを置き、赤れいむを入れた瓶を逆さに振って、 中の赤れいむをぶちまける。 「ゆぇぇぇん!ゆぇぇぇん!」 逃げ場の無いたらいの中を跳ね回って逃げようとしている赤れいむを一匹掴む。 生クリームの入ったグラスから、大きめのスポイトで生クリームを吸い上げる。 「やぢゃぁぁ!れいみゅ、いちゃいのやぢゃぁぁ!ゆぶっ?!」 喚いている赤れいむの口にスポイトの先を突っ込み、生クリームを注ぎ込む。 「ゆぱっ・・・!ゆゆ・・・!?にゃんぢゃか、おいちいよ!? おにいしゃん!、もっちょ、ちょうぢゃいね!」 どうやら初めて味わう生クリームの味はお気に召したようだ。 「ゆ?おいちいもにょ?いいにゃぁ・・・」 「ゆゆっ!れいみゅも!れいみゅもおいちいのたべちゃい!」 たらいの中に残された赤れいむ達までもおねだりしてくる。 大人しく待ってろ。順番、順番。 更にスポイトを使って、赤れいむの口に生クリームを注ぎ込み続ける。 最初の内こそ、嬉しそうな顔で、ゆんぐゆんぐと生クリームを飲んでいた 赤れいむだったが、段々と顔が青ざめてきた。 「ゆっ・・・!もうのみぇないよ・・・!ゆっぷ!?」 構わず、生クリームを注ぎ込み続ける。 「ゆべぇぇぇ・・・・れいみゅ・・・おにゃかくるちいよ・・・・」 たっぷり生クリームを飲まされ、二回り程も大きくなった、赤れいむ。 お腹?下あご?の辺りをぐいと押す。 「ゆっぴゅ!?」 普通の赤ゆのような弾力はなく、フニョフニョと柔らかい感触だ。 よしよし、だいぶ餡子が柔らかくなったようだな。 その赤れいむをたらいに戻すと、 同じ手順で、他の赤れいむ達にも次々に生クリームを飲ませてゆく。 しかし、6匹目に生クリームを飲ませているときに、ソレは起きた。 「蹴って焦がして潰して〜♪でーもそれって、お兄さんのゆ愛なの〜♪あっ!?」 「ゆぅぅぅ・・・・れいみゅ、ちーちーしゅるよ!」 最初に生クリームを飲ませた赤れいむが、 たらいの中で生クリーム混じりの白いちーちーを出し始めてしまった。 そうだったぁ・・・! こいつら余分な水分を取らせると、ちーちーで排出するんだった・・・ 迂闊だった・・・ よく見ると、他の赤れいむも何匹かぷるぷるし始めてる。ヤバい・・・! ジュウゥゥゥゥゥゥ・・・・ 「ゆぴゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!?!?」 「ひゃめへぇぇぇっ!?あかひゃんに、はにふるのぉぉぉっ!?」 工具箱から持ってきた小型のハンダゴテを 赤れいむのちーちー口に押し当てて、焼いてやる。 ようし、焼けた皮が癒着した状態で焦げ固まったな。 これでもう、ちーちーは出てこない筈だ。 たらいの中の赤れいむ達に目を移す。 チロロロロ〜 「ゆ゛・・・ゆ゛・・・・・・ゆ゛・・・・・・・・」 あ〜・・・生クリームを飲んだやつも、まだのやつも、 涙目で漏らし始めてる・・・ 「・・・ちーちー止めない赤ちゃんは、ちーちーの穴を焼いちゃおうね?」 「「「「「ゆぴっ!?」」」」」 俺の言葉に、一斉に赤れいむ達がピタッとちーちーを止める。 とは言え、ちーちー穴を焼かれる恐怖から、 無理矢理ちーちーを我慢して押しとどめている状態なので、 顔を青や赤に変えてプルプルと震えているが。 「・・・・・・・・」 じっ、とそんな赤れいむ達の様子を観察する。 「・・・・ゆ・・・・ゆっ・・・・ゆゆ・・・ゆぅぅぅ・・・・!!」 チロッ・・・ と一匹の赤れいむから、白いちーちーが漏れた。 「はい!ちーちー出たぁ!!」 ヒュバッ!、と素早くその赤れいむを掴み取り、 ジュウゥゥゥゥゥゥ・・・・ 「ゆぴぺぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっ!?!?!?」 その恐怖に、他の赤れいむ達も、次々にちーちーを漏らし出す。 「ゆ・・・ゆっ・・・ゆんやぁぁぁ!?」 チロチロ・・・ ジュウゥゥゥゥゥゥ・・・・ 「ゆぎぃぃぃぃぃぃぃっっっ!?!?!?」 「ゆやぁぁぁぁっ!?ちーちーしゃん!? ちょまっちぇにぇ!?ちょまっちぇにぇ!? どうちて、ちょまっちぇくれにゃいにょぉぉぉ!?」 チロチロ・・・ ジュウゥゥゥゥゥゥ・・・・ 「ゆびょぉぉぉぉぉっっっ!?!?!?」 「りゃめぇぇ!!れいみゅみりゅく!れいみゅみりゅく、れちゃうよぉぉ!?」 プッシャァァ・・・ ジュウゥゥゥゥゥゥ・・・・ 「り゛ゃめ゛ぇぇぇぇぇっっっっっっ!?!?!?」 まあ、漏らそうが、漏らすまいが、全部焼かなきゃならんので、 最終的には、13匹ともちーちー穴を焼き潰してやった。 「ゆぅぅ・・・!いちゃいよぉぉ・・・・・・・!」 「おきゃあ・・・しゃん・・・・れいみゅ・・・もうちーちーできないの・・・?」 「ゆっぐ・・・・・ゆっぐ・・・・・・」 「ひぇいむのあかひゃぁん・・・ひっかりひてぇ・・・・・」 ちーちー穴を焼き潰されて、たらいの底で泣きながら力無く横たわる赤れいむ達。 既に生クリームを飲ませたやつらも、ほとんどちーちーで排出してしまった。 また赤れいむに生クリームを飲ませる作業が始まるお・・・ 「ふぅ・・・ふぅ・・・これで・・・最後・・・!」 生クリームをたっぷり飲んで膨れた赤れいむをたらいの中に転がす。 ガナッシュあんこ!完成です! −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− さーて、それじゃいよいよ、そうめん作りと行きますか。 まずは実験。 先程のゆっくりシロップを持ってきて、親れいむの真ん前に置く。 たらいの赤れいむを一匹取り出し、ほっぺに爪楊枝をプスリと刺して穴を開ける。 「ゆぴぃぃっ!?いちゃいぃぃ!!」 「やめへよぉ・・・・おにいひゃん・・・やめへよぉぉ・・・」 穴を開けた赤れいむを、シロップの入ったボールの上にかざし、 ギュッと力を込めて握った。 「ゆびっ?!」 生クリームで柔らかくなった餡子が、爪楊枝で開けた穴からニュルニュルと、 細い紐状に絞り出され、シロップの中に落ちる。 シロップの中を漂う餡子の紐は、まさしく、餡子麺・・・! だが、すぐに餡子麺は、シロップの中で溶け崩れ始めてしまう。 あー、やっぱ常温だとダメかな? この辺は、予想の範囲内だったので、すぐに次の行動に移る。 良く洗ったステンレス製のカクテルシェーカーを用意し、 たっぷりの氷と少量の水、それに塩を少し入れて振る。 それをシロップの中に沈める。シロップを冷やすためだ。 氷を直接入れるとシロップが薄まってしまうので、シェーカーを使った。 更に、シェーカーを沈めたボールごと、冷凍庫に入れて暫く待つ。 さーて、今度はどうかな? ニュルニュルゥ・・・ポチャン・・・ んー・・・・・溶け崩れはしないみたいだな・・・ 箸を取り出して、餡子麺を掬ってみる。 「おお・・・!」 思わず感嘆の声が漏れる。 餡子麺は、箸で摘んでも崩れることなく、きちんと形を保ったままだ。 よし!これで、そうめんも何とかなりそうだ! 俺は意気揚々と、そうめん作りに本格着手する。 「えい♪」 「ゆっぴゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?!?!?」 「やめへぇぇぇ・・・あかひゃんに・・・ひどひほと・・・ひないでぇ・・・」 まず、先程の赤れいむの顔面に剣山を押し当てる。 「いぢゃいっ!!ゆぎゃあぁぁぁっ!!ゆびっ?! れいみゅのおめめぎゃぁぁっ!?!?」 「ゆぅぅ・・・どほひへぇ・・・どほひへ・・・ほんな・・・ひどひほと・・・」 何回か押し当てる。右目に剣山の先が刺さったが、特に問題はない。 ただし、両目共は潰さないようにした方がいいだろう。 「ゆ゛っ・・・ゆ゛ゆ゛っ・・・」 顔中穴だらけになり、ビクビクと痙攣してる赤れいむを、顔面を下にして、 再びシロップの上にかざす。 そして、背中の部分を絞るようにして、ギュムゥと絞る。 ニュルニュルニュルニュル・・・・ 剣山で開けた穴から、幾筋もの餡子麺がひり出され、シロップの中に落ち、 ふぅわりと広がってゆく。 うんうん、なかなかに美しい光景だ。 「ゆ・・・ゆっ!?ゆんやぁぁぁ・・・!れいみゅのあんこしゃん! れいみゅのあんこしゃんがぁぁ!?!?」 その美しい光景を残った左目でみつめながら、 赤れいむが己の餡子との惜別の泣き声を上げる。 別れは辛いことだけど、それが糧となって、 残った餡子を美味しくしてくれるよ、赤ちゃん? 「ゆ゛・・・れい・・・みゅ・・・もっ・・・ちょ・・・・・ゆっ」 ペシャンコになって、ほとんど饅頭皮と髪と飾りだけになった赤れいむが 断末魔の声を上げていたが、最後に歯磨き粉を使い切る時の要領で、 饅頭皮の端から押し出すようにして中身を絞り出すと、、 ニュル・・・と僅かな餡子麺を吐き出し、 それきり何も言わなくなった。 「あかひゃん・・・!ひぇいむのあかひゃん・・・・!!!」 泣いている親れいむの目の前で、次の赤れいむを取り出す。 「ゆぅぅん・・・ゆっぐ・・・おきゃあ・・・しゃん・・・ れいみゅを・・・・たちゅけちぇにぇ・・・ れいみゅ・・・いちゃいの・・・やぢゃよ・・・?」 「やめへっ!?もう、やめへねっ!!おへがひひまふっ!! おにいひゃん、おへがひひまふっ!!」 「ごめん、何言ってるんだかわからん。」 親れいむにそう答えて、 ザクッ 赤れいむの顔面に剣山を突き立てた。 「ゆんぴゃああぁぁぁぁぁぁっっっ!?!?!?」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「さあ、れいむ!あんこそうめん、できたぞ!一緒に食べような!」 部屋に戻った俺は、れいむを庭先の地面に置いてやり、 自分も縁側に腰掛ける。 「あか・・・ひゃん・・・・ひぇいむの・・・あか・・・ひゃん・・・」 れいむは、よっぽどあまあまが楽しみと見えて、上の空でブツブツ呟いている。 まずは俺から試食させてもらおう。 ガラスのボールを膝に置き、そこから直接、箸であんこそうめんを一束持ち上げる。 冷やしたゆっくりシロップにより表面を固められた餡子麺は、 互いにくっつき合うこともなく、重力に従って、黒い滝のようにサラリと流れる。 ちょっと、お行儀が悪いけど、このままいただくとしよう。 これも男の料理の醍醐味だ。 チュルルル・・・・・・ 音を立て、あんこそうめんをすする。 「・・・・・・・!」 まず、柔らかくツルツルとした餡子麺が舌の上を這い回る。 その官能的な感触を味わおうとした刹那、口の中の熱で餡子麺が溶け出し、 ハラハラとほぐれて、口一杯に餡子の甘みが広がる。 恐怖により熟成された餡子の深い甘みを、生クリームが優しく包み込み、 更によく冷えたゆっくりシロップがキリリと甘みを引き締める。 むう・・・これは・・・・! 「ま、普通に美味しいな。」 それから、れいむ用に小鉢にあんこそうめんを盛ってやると、れいむに差し出した。 「ほら、れいむ。お食べ。」 「ゆ・・・・?・・・!?ひひゃっ!ひょれっ、あかひゃんのあんひょっ! いひゃっ!いひゃっ!ひぇいむ、ひゃべたくなひぃぃ!!!」 動けないれいむの口をこじ開け、あんこそうめんを流し込んでやり、 吐き出さないように頭を押さえつけて、口を閉じさせる。 れいむはしばらく目を白黒させていたが、やがて大人しくなったと思うと、 口の中に広がった味わいを感じ、じんわりと涙を流し始めた。 頭を抑えていた手を離してやる。 「・・・むーひゃ・・・・むーひゃ・・・・ひあわへぇぇぇ・・・・・」 れいむは、そう一声、ゆっくりの本能から出る鳴き声を上げると、 涙を流したままブルブルと震え続けていた。 そんなれいむの様子を満足そうに眺めた俺は、また、あんこそうめんをすする。 チュルルル・・・・ 「う〜ん・・・この食感がたまらんなぁ・・・」 そして、脇に置いてあった氷水の入ったたらいから、 キンキンに冷やしたキ○ン缶ビール500mlを取り出す。 これこれ!これですよ!! パキッ!シュワァァァ・・・・・ プルタブを開ける軽快な音に続いて、少し泡が噴きこぼれる。 俺は、その泡を受け止めるように、缶に口をつけると、 そのまま空を仰ぎ、よく冷えたビールを喉に流し込んだ。 ンゴッ、ゴッ、ゴッ、ゴッ、ゴッ、ゴッ、・・・・ぷっはぁぁぁぁぁぁぁ!!! バシャ 「酒とは合わんわ。」 ボールの中身をれいむの頭にぶちまけた。 「うわぁ・・・どうすんだ・・・これ・・・」 一時間後、台所でジャッキーカルパスをつまみに飲み直し、 上機嫌で部屋に戻った俺が見たものは、 庭先で黒山の蟻だかりと化した、れいむだったものだった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− あとがき ようやく短めのが書けたのぜ。 もう、70kbとか100kbとかある長編を校正するのは嫌なのぜ。 サクッと読めて、それでいて面白い作品が書けるようになりたいなぁ・・・ タイトルの「うまいが一番」は、 以前テレビでやってたミニ番組から。 冒頭とラストは、自分の脳内ではその番組の雰囲気です。 それと、チョコレートそうめんは、某有名料理漫画よりのネタです。 ちぇんを使うという餡は書き終わるまで思い浮かばなかった。 by ゆっくりボールマン2世 このSSに感想を書く 選択肢 投票 しあわせー! 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※ゆっくりのしーしー描写があります。 ※ゆっくりのセリフで読みにくい部分が多いです。(赤ちゃん言葉、他) 雰囲気だけ伝わって貰えれば、セリフ自体はあんまり意味ないですが、 お嫌いな方は回避推奨。 ※飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。 妊娠中や授乳期の飲酒は胎児・乳児の発育に悪影響を与える怖れがあります。 お酒は楽しく適量で。のんだあとはリサイクル。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− うまいが一番 「ふぅ。」 爽やかな風が吹く穏やかな休日の午後のひととき、 畳に寝そべって読書を堪能した俺は、パタリと本を閉じた。 「チョコレートそうめん、かぁ・・・」 今読んでいた書物の中での、登場人物達の食事風景を思い描き、 陶然として呟く。 そろそろ三時か・・・小腹が空いたな。 チョコレートそうめん、食べてみたいな。 でも、買い物行かないと材料揃わないしなぁ・・・ 「ゆっ!ひろくてゆっくりできそうなとこだね! おちびちゃんたち!ここをれいむたちのゆっくりぷれいすにしようね!」 「ゆわぁぁ!?ゆっくちぷりぇいしゅ〜♪」 「ゆゆん♪ゆっくち!ゆっくち!」 「れいみゅもゆっくちしゅるよ!」 「ゆっくちちようね!」 「おかあしゃん♪ゆっくちあしょぼうにぇ♪」 あーあーあー・・・窓開けてたから、ゆっくりが入って来ちゃったよ・・・ もうそろそろ、網戸閉めとかないとダメな季節だな・・・ えーと・・・母親れいむが一匹と、 残りは赤ゆで、ひい、ふう、みい・・・全部れいむで15匹か。 また、随分と大所帯だな。 「ゆっ?おにいさん!ここはれいむたちのゆっくりぷれいすだよ! かってにはいってこないでね!」 「「「「はいっちぇ、こないでにぇ!」」」」 いや、俺さっきからここで寝そべってるでしょおぉ? 人がいるのにお家宣言しないでよ、君達。 どっこらしょ、と呟きながら立ち上がり、箒を取りに行こうとしかけたが、 そこで不意に思いつく。 ん〜〜〜・・・・・・・まあ、大差ないか。 しげしげとゆっくり達を眺めて思案の末、結論を出す。 そして、ゆっくり達に近づいた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「おにいさん!れいむのおうちでゆっくりしたいなら、 かわりにおいしいごはんさんをもってきてね! そしたら、おにいさんもゆっくりさせてあげるよ! みんなでゆっくりしようね!」 「ゆゆっ!おいちいごはんしゃん!?」 「もっちぇきちぇね!はやくもっちぇきちぇね!」 「ゆゆ〜♪おにいしゃん、ありがちょう♪」 俺の周りで、れいむ一家が期待に瞳を輝かせ、楽しそうに跳ねている。 「ゆっ!おにいしゃん、れい「よっ、と。」ぶぼっ!?」 ブチュ 取りあえず、手近な赤ゆを一匹踏み潰してみる。 さっきまでの笑顔は何処へやら、 ゆっくり達は皆一様に目と口をクワッを開いたまま、固まっている。 俺が足をどけると、ベタリと潰れて体の各所から餡子をブチ撒けた、 赤れいむだったモノが現れた。 「ゆ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ!? れいむのかわいいあかちゃんがぁぁぁぁぁ!? ひどいよぉぉ!!どおしてこんなことするのぉぉ!?」 「れいみゅのいもうちょがー!」 「れいみゅのおにぇいちゃんがー!」 「ゆびゃー!!ゆびゃー!!おきゃあしゃーん!!」 「ゆえぇぇん!!」 途端に15匹が一斉に泣き喚く。 やれやれ、五月蠅いなぁ・・・・ 「ごめんごめん、れいむ。 小さい赤ちゃんだったから、お兄さんよく見えなかったんだよ。許してね!」 「ゆぅぅぅぅ!!ゆるせないよっ! とってもゆっくりできる、かわいいあかちゃんだったのにぃ!」 右手でスマンスマンのジェスチャーをしながら謝ってみるが、 れいむは大層ご立腹のようだ。 「まあまあ、そんなに怒らないでよ。 よし、そんなれいむには、鬼夜叉の心をも鎮めるという、 究極のゆっくりできるあまあまを食べさせてあげよう!」 「ゆっ?きゅうきょくのゆっくりできるあまあま?」 食いついてきた、食いついてきた。 「そう、これだよ。」 と言って、俺はさっきまで読んでいた本のページを開き、 れいむに見せてやる。 怒り狂う海腹先生の御心すらも一撃で鎮める、 究極のスイーツ(笑)・チョコレートそうめん。 いわんや、ゆっくり如きの怒りをや、だ。 当然ながら、れいむに文字は読めないが、興味深そうに挿絵を覗き込んでいる。 赤れいむ達もあまあまという言葉が聞こえたので、母親に倣って本を覗き込む。 「ゆゆ・・・おいしそうだよ・・・」 れいむがゴクッと喉を鳴らす。 「「「おいちちょーー!!」」」 赤れいむ達もキラキラと目を輝かす。 「おきゃーしゃん!れいみゅ、これたべちゃい!」 「れいみゅも!れいみゅも!」 死んだ姉妹の事など、もう忘れたのか、母れいむにおねだりをする赤れいむ達。 「ゆぅぅ・・・わかったよ!おにいさん! しんだあかちゃんのことは、ゆるしてあげるから、 れいむたちに、そのあまあまさんをちょうだいね!」 暫し逡巡していたれいむだったが、もう帰らない赤ちゃんの事よりも、 残っている赤ちゃんをゆっくりさせてあげる方を優先したか、 妥協することにしたようだ。 よし!じゃあ、作るとしますか!『あんこそうめん』! −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ゆ?」むんず。 と、れいむの片方のもみあげを掴むと、そのままれいむを持ち上げ、 台所に向かう。 「ゆゆっ!?いだいっ!いだいよっ!おにいさん!? れいむのこわくてきなもみあげさんがぬけちゃうよぉっ!?」 「「「おきゃーしゃんに、ひどいこちょ、ちないぢぇぇぇ!」」」 じたばたと涙を流してもがくれいむの言葉を無視してスタスタと歩く俺の後を 赤ゆっくり達が、こちらも泣きながら、必死に追いかけてくる。 そして、台所到着ぅっと。 さーて、まずどっから手をつけるかな・・・・・・よし、『足焼き』にしよう! 直火で全面炙るのは面倒臭いから、フライパン、フライパン・・・ あー、昼の残りのチャーハンを入れたままだったわ。 じゃあ、っと・・・見回して昨日の夕食に使った天ぷら鍋に目をつけた。 今日油捨てようと思ってすっかり忘れてたなぁ。 ガスコンロに火を点けて、油が暖まるのを待つ間に 空いている方の手で、ゆーゆー喚いている赤ゆっくり達を、 手早く梅酒を浸ける用の大きなガラス瓶に放り込み、シンク横に乗せる。 そんなこんなで油も暖まって来たので、れいむの両のもみあげを掴んで、 鍋の中に降ろし、底部を油の中に浸してやる。 (※危険なので、絶対にマネをしないでください。) 「ゆぎゃぁぁぁぁぁっ!!あっづいぃっ!?あづいよぉぉぉっ!! ゆぎぃぃっ!やめてねっ!やめてねっ!どぼじっ!?あぢっ!! どおぉぉじで、れいむにこんなこどずるのぉぉぉぉ!?あっづぅいっ!!」 ジュワァァァァァ、パチパチ、オカーシャンニヒヂョイコトチナイヂェェェ と心地の良い音を立てて、れいむの底部の皮が揚がって行く。 まずは強火で短時間揚げて皮の表面を固め、しかる後に火を弱め、 じっくりと揚げて、中の餡子まで火を通してゆく。 「ゆびぃぃぃぃっ!?!?あづいよぉぉ!!!あづいよぉぉぉ!!」 もみあげをキツく絞り上げるように掴んでいるので、体の自由は効かないが、 それでもれいむは必死で抵抗しようとして、底部を揺らしてもがく。 「熱っ!」ボシャンッ! おかげで油が手に跳ね、思わずれいむを取り落としてしまった。 底の深い鍋だったから良かったものの、そうでなければ、 油が溢れて大惨事になるとこだったんだぜ。 何事もなくて良かった良かった。 「ゆ゛がぼぼぼっ!?ばぢゅい゛っ!ぎゃぼっ!!ゆぐぼぼぼぉぉぉっ!?!?」 なんだか良くわからない奇声を上げているれいむは放っておき、 水道の蛇口を捻り、火傷した手を水で冷やす。 「あ〜・・・熱かったぁ・・・」 水ぶくれができてしまった箇所にふーふーと息を吹きかけながら、 れいむの髪を掴んで引き揚げる。 「ゆ゛っ゛・・・・・ゆ゛っ゛・・・・・ゆ゛っ゛・・・・・・」 底部はおろか、ほっぺたまでこんがりと揚がってしまったれいむが、 白目を剥いてブツブツ言っている。 油を飲んだから気分が悪くなったのかな? まあ、取りあえず、足焼き完了、と。 調理工程上は別に必要ないけど、なんとなーく、 焼いた方が、こう、ね、『始まるぞ!?』感がねー 流しでれいむに水をかけて意識を取り戻させてから、 赤れいむ達と一緒にシンクの横に置いてやった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ここで、『あんこそうめん』のオリジナルである、 チョコレートそうめんのレシピをおさらいしておこう。 材 料:ガナッシュタイプのチョコ、バラの香りの甘いシロップ 作り方:溶かしたチョコをシロップの中に麺状に押し出して固める、 はい。これだけ。 まずは、シロップの準備。 『バラの香りの甘いシロップ』なんて、とかいはな物は、 俺の家には無いので、他の物で代用。 泣きれいむを一匹用意。 泣いてないれいむしかいない場合には、泣かせればおk。 「ゆひぃ・・・いひゃいよ・・・・りょおひて、ひょんなひょとひゅるの・・・」 おあつらえ向けに、なんか良くわからない事を言いながら泣いているのが一匹。 ガッついて熱々の油なんか飲むから、 口の中や舌までこんがり揚がってしまって上手く喋れないようだ。 ガラス製のボールを用意し、れいむの顔を被せるようにボールの上に置く。 「ゆっひゅり、はなひへぇね!ひぇいむ、もう、おうひはえる・・・!」 れいむの流した涙が、ボールの底に溜まってゆく。 「ゆえぇぇぇん!!おきゃあしゃーん!!」 「やめちぇね!やめちぇね!おきゃあしゃんに、ひぢょいこちょちないぢぇぇ!」 「ゆやぁぁぁ!ゆやぁぁぁぁん!!きょわいよぉぉ!」 「だいじょうぶぢゃよ・・・れいみゅは、おねいちゃんがまみょるよ・・・」 隣にいる瓶に入った赤ゆ達の声援を受けて、 シロップ代わりの甘いゆっくりの涙が更に溜まってゆく。 でも、ちょと時間かかるなぁ・・・ ゆっくりのしーしーを飲むことに抵抗が無い人は、 涙よりもしーしーを使う方が早いかもしれない。 成分的にはどっちも似たようなものらしいし。 俺は、心理的に抵抗があるので、面倒なのを我慢して涙を使う。 ぎゅうぅぅ、と、れいむの底部を押す。 「ひゅびゃああぁぁぁっ!!いひゃい!?いひゃいひょぉぉっ!! ひゃめてねっ!ひゃめてねぇぇぇっ!」 圧力をかけられた事で、焼け爛れた内側の餡子が刺激を受け、 激痛によって、れいむの流す涙が増える。 ふう、これでやっとこ、ボール三分の一ってとこか。 「ごーひゅ、ごーひゅ・・・もう、のべひゃいよ・・・!」 水道の蛇口をれいむの口に突っ込み、れいむに水分を補給させる。 再びれいむをボールの上に被せると、赤ゆを入れた瓶に手を突っ込み、 ゆんゆん泣きながら逃げまどう赤ゆ達の一匹を掴んで取り出す。 「ゆやぁぁぁぁぁ!?はなちちぇ・・・はなちちぇぇ・・・! れいみゅ、きょわいよぉぉぉ!?いちゃいこと、ちないぢぇぇ!ゆべっ」 親れいむから見える位置で、透明なボールの側面に赤ゆの顔面を押しつける。 「ひゃめてねっ!?ひぇいむのあかひゃんに、ひびょいことひないでぇ!?」 よしよし、水分補給の効果と相まって、涙がどんどん溢れてくるな。 更に力を込めて、赤ゆをボールに押しつける。 「・・・っ!!・・・・・っ!?!?」 元の二倍くらいの面積まで潰れて広がった赤ゆは、 口をボールに押しつけられてるので喋る事もできず、 背面からの圧力で飛び出さんばかりに見開いた目で、 親れいむに痛みと苦しみを訴えかける。 「あかひゃん!ひぇいむのあかひゃんっ!!おにいひゃん、ひゃめてよぉぉ!」 おお、ますます涙が溜まるペースが上がった。 よーし、これでラストスパートだ。 ベチャッ 「ひぇいむのあかひゃぁぁぁぁぁぁぁぁんっっっっ!!!!」 「「「ゆんやぁぁぁぁぁ!!れいみゅのいもうちょがぁぁぁぁぁ!!!」」」 「「「ゆびゃぁぁぁ!!!ゆびゃぁぁぁぁ!!!!!」」」 よし。シロップの準備完了、っと。 ボール一杯になみなみと溜まったゆっくりシロップは一旦テーブルの上に置き、 れいむはシンク横に戻してやる。 あ、れいむ、もう涙はいらないから、ソレ、止めていいからね。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− お次は、ガナッシュチョコレート、ならぬ、ガナッシュあんこ。 冷蔵庫から、2リットルのペットボトルに入った徳用生クリームを取り出し、 グラスに注ぐ。 ゴキュ、ゴキュ、ゴキュ、ゴキュ、・・・・・ふう・・・ もう一杯注ぐ。 「ゆっ!おそらゆぺっ!?」「ゆびっ!」「ゆぎっ!」 シンクに食器洗い用のたらいを置き、赤れいむを入れた瓶を逆さに振って、 中の赤れいむをぶちまける。 「ゆぇぇぇん!ゆぇぇぇん!」 逃げ場の無いたらいの中を跳ね回って逃げようとしている赤れいむを一匹掴む。 生クリームの入ったグラスから、大きめのスポイトで生クリームを吸い上げる。 「やぢゃぁぁ!れいみゅ、いちゃいのやぢゃぁぁ!ゆぶっ?!」 喚いている赤れいむの口にスポイトの先を突っ込み、生クリームを注ぎ込む。 「ゆぱっ・・・!ゆゆ・・・!?にゃんぢゃか、おいちいよ!? おにいしゃん!、もっちょ、ちょうぢゃいね!」 どうやら初めて味わう生クリームの味はお気に召したようだ。 「ゆ?おいちいもにょ?いいにゃぁ・・・」 「ゆゆっ!れいみゅも!れいみゅもおいちいのたべちゃい!」 たらいの中に残された赤れいむ達までもおねだりしてくる。 大人しく待ってろ。順番、順番。 更にスポイトを使って、赤れいむの口に生クリームを注ぎ込み続ける。 最初の内こそ、嬉しそうな顔で、ゆんぐゆんぐと生クリームを飲んでいた 赤れいむだったが、段々と顔が青ざめてきた。 「ゆっ・・・!もうのみぇないよ・・・!ゆっぷ!?」 構わず、生クリームを注ぎ込み続ける。 「ゆべぇぇぇ・・・・れいみゅ・・・おにゃかくるちいよ・・・・」 たっぷり生クリームを飲まされ、二回り程も大きくなった、赤れいむ。 お腹?下あご?の辺りをぐいと押す。 「ゆっぴゅ!?」 普通の赤ゆのような弾力はなく、フニョフニョと柔らかい感触だ。 よしよし、だいぶ餡子が柔らかくなったようだな。 その赤れいむをたらいに戻すと、 同じ手順で、他の赤れいむ達にも次々に生クリームを飲ませてゆく。 しかし、6匹目に生クリームを飲ませているときに、ソレは起きた。 「蹴って焦がして潰して〜♪でーもそれって、お兄さんのゆ愛なの〜♪あっ!?」 「ゆぅぅぅ・・・・れいみゅ、ちーちーしゅるよ!」 最初に生クリームを飲ませた赤れいむが、 たらいの中で生クリーム混じりの白いちーちーを出し始めてしまった。 そうだったぁ・・・! こいつら余分な水分を取らせると、ちーちーで排出するんだった・・・ 迂闊だった・・・ よく見ると、他の赤れいむも何匹かぷるぷるし始めてる。ヤバい・・・! ジュウゥゥゥゥゥゥ・・・・ 「ゆぴゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!?!?」 「ひゃめへぇぇぇっ!?あかひゃんに、はにふるのぉぉぉっ!?」 工具箱から持ってきた小型のハンダゴテを 赤れいむのちーちー口に押し当てて、焼いてやる。 ようし、焼けた皮が癒着した状態で焦げ固まったな。 これでもう、ちーちーは出てこない筈だ。 たらいの中の赤れいむ達に目を移す。 チロロロロ〜 「ゆ゛・・・ゆ゛・・・・・・ゆ゛・・・・・・・・」 あ〜・・・生クリームを飲んだやつも、まだのやつも、 涙目で漏らし始めてる・・・ 「・・・ちーちー止めない赤ちゃんは、ちーちーの穴を焼いちゃおうね?」 「「「「「ゆぴっ!?」」」」」 俺の言葉に、一斉に赤れいむ達がピタッとちーちーを止める。 とは言え、ちーちー穴を焼かれる恐怖から、 無理矢理ちーちーを我慢して押しとどめている状態なので、 顔を青や赤に変えてプルプルと震えているが。 「・・・・・・・・」 じっ、とそんな赤れいむ達の様子を観察する。 「・・・・ゆ・・・・ゆっ・・・・ゆゆ・・・ゆぅぅぅ・・・・!!」 チロッ・・・ と一匹の赤れいむから、白いちーちーが漏れた。 「はい!ちーちー出たぁ!!」 ヒュバッ!、と素早くその赤れいむを掴み取り、 ジュウゥゥゥゥゥゥ・・・・ 「ゆぴぺぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっ!?!?!?」 その恐怖に、他の赤れいむ達も、次々にちーちーを漏らし出す。 「ゆ・・・ゆっ・・・ゆんやぁぁぁ!?」 チロチロ・・・ ジュウゥゥゥゥゥゥ・・・・ 「ゆぎぃぃぃぃぃぃぃっっっ!?!?!?」 「ゆやぁぁぁぁっ!?ちーちーしゃん!? ちょまっちぇにぇ!?ちょまっちぇにぇ!? どうちて、ちょまっちぇくれにゃいにょぉぉぉ!?」 チロチロ・・・ ジュウゥゥゥゥゥゥ・・・・ 「ゆびょぉぉぉぉぉっっっ!?!?!?」 「りゃめぇぇ!!れいみゅみりゅく!れいみゅみりゅく、れちゃうよぉぉ!?」 プッシャァァ・・・ ジュウゥゥゥゥゥゥ・・・・ 「り゛ゃめ゛ぇぇぇぇぇっっっっっっ!?!?!?」 まあ、漏らそうが、漏らすまいが、全部焼かなきゃならんので、 最終的には、13匹ともちーちー穴を焼き潰してやった。 「ゆぅぅ・・・!いちゃいよぉぉ・・・・・・・!」 「おきゃあ・・・しゃん・・・・れいみゅ・・・もうちーちーできないの・・・?」 「ゆっぐ・・・・・ゆっぐ・・・・・・」 「ひぇいむのあかひゃぁん・・・ひっかりひてぇ・・・・・」 ちーちー穴を焼き潰されて、たらいの底で泣きながら力無く横たわる赤れいむ達。 既に生クリームを飲ませたやつらも、ほとんどちーちーで排出してしまった。 また赤れいむに生クリームを飲ませる作業が始まるお・・・ 「ふぅ・・・ふぅ・・・これで・・・最後・・・!」 生クリームをたっぷり飲んで膨れた赤れいむをたらいの中に転がす。 ガナッシュあんこ!完成です! −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− さーて、それじゃいよいよ、そうめん作りと行きますか。 まずは実験。 先程のゆっくりシロップを持ってきて、親れいむの真ん前に置く。 たらいの赤れいむを一匹取り出し、ほっぺに爪楊枝をプスリと刺して穴を開ける。 「ゆぴぃぃっ!?いちゃいぃぃ!!」 「やめへよぉ・・・・おにいひゃん・・・やめへよぉぉ・・・」 穴を開けた赤れいむを、シロップの入ったボールの上にかざし、 ギュッと力を込めて握った。 「ゆびっ?!」 生クリームで柔らかくなった餡子が、爪楊枝で開けた穴からニュルニュルと、 細い紐状に絞り出され、シロップの中に落ちる。 シロップの中を漂う餡子の紐は、まさしく、餡子麺・・・! だが、すぐに餡子麺は、シロップの中で溶け崩れ始めてしまう。 あー、やっぱ常温だとダメかな? この辺は、予想の範囲内だったので、すぐに次の行動に移る。 良く洗ったステンレス製のカクテルシェーカーを用意し、 たっぷりの氷と少量の水、それに塩を少し入れて振る。 それをシロップの中に沈める。シロップを冷やすためだ。 氷を直接入れるとシロップが薄まってしまうので、シェーカーを使った。 更に、シェーカーを沈めたボールごと、冷凍庫に入れて暫く待つ。 さーて、今度はどうかな? ニュルニュルゥ・・・ポチャン・・・ んー・・・・・溶け崩れはしないみたいだな・・・ 箸を取り出して、餡子麺を掬ってみる。 「おお・・・!」 思わず感嘆の声が漏れる。 餡子麺は、箸で摘んでも崩れることなく、きちんと形を保ったままだ。 よし!これで、そうめんも何とかなりそうだ! 俺は意気揚々と、そうめん作りに本格着手する。 「えい♪」 「ゆっぴゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?!?!?」 「やめへぇぇぇ・・・あかひゃんに・・・ひどひほと・・・ひないでぇ・・・」 まず、先程の赤れいむの顔面に剣山を押し当てる。 「いぢゃいっ!!ゆぎゃあぁぁぁっ!!ゆびっ?! れいみゅのおめめぎゃぁぁっ!?!?」 「ゆぅぅ・・・どほひへぇ・・・どほひへ・・・ほんな・・・ひどひほと・・・」 何回か押し当てる。右目に剣山の先が刺さったが、特に問題はない。 ただし、両目共は潰さないようにした方がいいだろう。 「ゆ゛っ・・・ゆ゛ゆ゛っ・・・」 顔中穴だらけになり、ビクビクと痙攣してる赤れいむを、顔面を下にして、 再びシロップの上にかざす。 そして、背中の部分を絞るようにして、ギュムゥと絞る。 ニュルニュルニュルニュル・・・・ 剣山で開けた穴から、幾筋もの餡子麺がひり出され、シロップの中に落ち、 ふぅわりと広がってゆく。 うんうん、なかなかに美しい光景だ。 「ゆ・・・ゆっ!?ゆんやぁぁぁ・・・!れいみゅのあんこしゃん! れいみゅのあんこしゃんがぁぁ!?!?」 その美しい光景を残った左目でみつめながら、 赤れいむが己の餡子との惜別の泣き声を上げる。 別れは辛いことだけど、それが糧となって、 残った餡子を美味しくしてくれるよ、赤ちゃん? 「ゆ゛・・・れい・・・みゅ・・・もっ・・・ちょ・・・・・ゆっ」 ペシャンコになって、ほとんど饅頭皮と髪と飾りだけになった赤れいむが 断末魔の声を上げていたが、最後に歯磨き粉を使い切る時の要領で、 饅頭皮の端から押し出すようにして中身を絞り出すと、、 ニュル・・・と僅かな餡子麺を吐き出し、 それきり何も言わなくなった。 「あかひゃん・・・!ひぇいむのあかひゃん・・・・!!!」 泣いている親れいむの目の前で、次の赤れいむを取り出す。 「ゆぅぅん・・・ゆっぐ・・・おきゃあ・・・しゃん・・・ れいみゅを・・・・たちゅけちぇにぇ・・・ れいみゅ・・・いちゃいの・・・やぢゃよ・・・?」 「やめへっ!?もう、やめへねっ!!おへがひひまふっ!! おにいひゃん、おへがひひまふっ!!」 「ごめん、何言ってるんだかわからん。」 親れいむにそう答えて、 ザクッ 赤れいむの顔面に剣山を突き立てた。 「ゆんぴゃああぁぁぁぁぁぁっっっ!?!?!?」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「さあ、れいむ!あんこそうめん、できたぞ!一緒に食べような!」 部屋に戻った俺は、れいむを庭先の地面に置いてやり、 自分も縁側に腰掛ける。 「あか・・・ひゃん・・・・ひぇいむの・・・あか・・・ひゃん・・・」 れいむは、よっぽどあまあまが楽しみと見えて、上の空でブツブツ呟いている。 まずは俺から試食させてもらおう。 ガラスのボールを膝に置き、そこから直接、箸であんこそうめんを一束持ち上げる。 冷やしたゆっくりシロップにより表面を固められた餡子麺は、 互いにくっつき合うこともなく、重力に従って、黒い滝のようにサラリと流れる。 ちょっと、お行儀が悪いけど、このままいただくとしよう。 これも男の料理の醍醐味だ。 チュルルル・・・・・・ 音を立て、あんこそうめんをすする。 「・・・・・・・!」 まず、柔らかくツルツルとした餡子麺が舌の上を這い回る。 その官能的な感触を味わおうとした刹那、口の中の熱で餡子麺が溶け出し、 ハラハラとほぐれて、口一杯に餡子の甘みが広がる。 恐怖により熟成された餡子の深い甘みを、生クリームが優しく包み込み、 更によく冷えたゆっくりシロップがキリリと甘みを引き締める。 むう・・・これは・・・・! 「ま、普通に美味しいな。」 それから、れいむ用に小鉢にあんこそうめんを盛ってやると、れいむに差し出した。 「ほら、れいむ。お食べ。」 「ゆ・・・・?・・・!?ひひゃっ!ひょれっ、あかひゃんのあんひょっ! いひゃっ!いひゃっ!ひぇいむ、ひゃべたくなひぃぃ!!!」 動けないれいむの口をこじ開け、あんこそうめんを流し込んでやり、 吐き出さないように頭を押さえつけて、口を閉じさせる。 れいむはしばらく目を白黒させていたが、やがて大人しくなったと思うと、 口の中に広がった味わいを感じ、じんわりと涙を流し始めた。 頭を抑えていた手を離してやる。 「・・・むーひゃ・・・・むーひゃ・・・・ひあわへぇぇぇ・・・・・」 れいむは、そう一声、ゆっくりの本能から出る鳴き声を上げると、 涙を流したままブルブルと震え続けていた。 そんなれいむの様子を満足そうに眺めた俺は、また、あんこそうめんをすする。 チュルルル・・・・ 「う〜ん・・・この食感がたまらんなぁ・・・」 そして、脇に置いてあった氷水の入ったたらいから、 キンキンに冷やしたキ○ン缶ビール500mlを取り出す。 これこれ!これですよ!! パキッ!シュワァァァ・・・・・ プルタブを開ける軽快な音に続いて、少し泡が噴きこぼれる。 俺は、その泡を受け止めるように、缶に口をつけると、 そのまま空を仰ぎ、よく冷えたビールを喉に流し込んだ。 ンゴッ、ゴッ、ゴッ、ゴッ、ゴッ、ゴッ、・・・・ぷっはぁぁぁぁぁぁぁ!!! バシャ 「酒とは合わんわ。」 ボールの中身をれいむの頭にぶちまけた。 「うわぁ・・・どうすんだ・・・これ・・・」 一時間後、台所でジャッキーカルパスをつまみに飲み直し、 上機嫌で部屋に戻った俺が見たものは、 庭先で黒山の蟻だかりと化した、れいむだったものだった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− あとがき ようやく短めのが書けたのぜ。 もう、70kbとか100kbとかある長編を校正するのは嫌なのぜ。 サクッと読めて、それでいて面白い作品が書けるようになりたいなぁ・・・ タイトルの「うまいが一番」は、 以前テレビでやってたミニ番組から。 冒頭とラストは、自分の脳内ではその番組の雰囲気です。 それと、チョコレートそうめんは、某有名料理漫画よりのネタです。 ちぇんを使うという餡は書き終わるまで思い浮かばなかった。 by ゆっくりボールマン2世 このSSに感想を書く
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獲得するとリアルタイムで効果が得られる 画面右下に表示される コメント 画像 名 獲得条件 効果 弾丸ダメージ 1ゲーム中に5アシスト 弾丸ダメージを25%増 高速照準 Zoom(ADS)で5キル ズームした際、50%早くサイトを覗くようになります。 命中 近接攻撃で5キル 全武器の命中率25%増 高速リロード Zoom(ADS)を使わずに10キル リロード速度が2倍になる 一部の武器はリロードのアクションが変わる ダブルキルXP 任務の目的を完遂 リボン獲得から60秒間キル時に2倍のXPを入手できる コメント ※質問コメントはよくある質問を参照。 高速リロードはサブ及びショットガンだと効果が無いな・・・ - 名無しさん 2011-03-16 07 09 35 ↑間違い。ショットガンも効果有るよ - 名無しさん 2011-03-21 16 10 11 a - 名無しさん 2011-06-05 15 05 38 命中は3人じゃないの? - 名無しさん 2011-06-05 15 06 17 今確認できないけど、3人だった気がする。 - 名無しさん 2011-07-03 23 48 52 命中は5人だよ - 名無しさん 2011-07-05 22 53 09 ローディング中のチュートリアルには間違って3人て書いてある - 名無しさん 2011-08-18 21 43 36 3だよ - 名無しさん 2012-01-02 21 12 52 ローディング中の3人って記述は間違いだよ。他と同じように5人が命中リボンの獲得条件です - 名無しさん 2012-07-25 14 27 58 マシンピストルオンリーで10キルしたら高速リロード出たからサブでも効果あるのか? - 名無しさん 2012-07-27 21 58 47 名前 全部読む
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漸影月千牙(ざんえいげっせんが) +目次 概要 登場作品アスタリア 関連リンク派生技 関連技 ネタページ 概要 漸影月千牙とは、ユーリとラピードの共撃秘奥義のこと。 ▲ 登場作品 アスタリア 習得者 ユーリ・ローウェル + ラピード 台詞 ユーリ「行くぜラピード!」 ラピード「ガウ!」 ユーリ「無限の刃に刻まれな!」 ラピード「ガウゥゥゥ、ガウッ!」 ユーリ「漸影月千牙!」 ラピード「ワオォォォン!」 ▲ 関連リンク 派生技 ▲ 関連技 ▲ ネタページ ▲
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「ふたば系ゆっくりいじめ 398 ゆっくり達を必殺技で葬る物語/コメントログ」 とりあえず、主人公は足で真っ二つにできるから南斗白鷺拳の使い手だな。 -- 2010-08-19 21 53 01 主人公があっさり南斗白鷺拳を使った所で吹いたw 友人と俺にも教えてくれww -- 2010-10-08 20 04 12 シュウウゥゥゥーーー! -- 2010-12-01 20 25 54 この語り手、南斗拳士か! -- 2020-07-29 12 40 00
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スーパーガールはテロ組織の基地に降り立った。 警報が鳴り響き、次々と建物から重武装して出てくるテロリスト達 テロリスト達は銃を構え取り囲みながら、眼前に平然と立ち尽す少女を見た。 長くストレートに伸ばされた黒髪、青い服、赤いミニスカート、胸の真ん中に 大きく<S>という文字が浮かんでいる。 「はぁ~い!!極悪非道なテロリストの皆さ~ん!!今から貴方達、テロリストの 巣を大掃除しま~す!!」 指を一本天空に突き立て、この状況には場違いすぎる陽気な笑顔を浮べる!! 「ふざけるな、帝国主義者の犬め!!撃て、撃ち殺せ!!」 指揮官らしい男の号令で銃弾の雨が浴びせられるが、彼女は両腰に手を置いて 身動ぎもしない。その余裕の現れのように弾丸が潰れ次々と足下に落ちていく。 「もういいの、蛆虫さん達?じゃぁ、大掃除を始めるよ!!」 軽くパンチを放ち、2・3人が纏めて停車したトラックの側面にぶつかる。 さらに、停車したトラックを踵でヘシ折り膝小僧で丸めて巨大な球体を作る。 「ストライクになるかな?そ~れッ!!」 ボーリングの要領で、逃げ惑うテロリスト達に向け投げ込まれる。 スペイン語、ペルシャ語、ロシア語が混じった悲鳴 グシャべチッ、プシィュュュッ 次々とひき潰しミンチにしていく。やがてボールは建物を2棟破壊し停まった。 「ストラィィィク!!」 指をパチンと鳴らし嬉しそうな表情を浮べる 「一気に綺麗サッパリ片付けるかな!!」 背を向け、脚を大きく拡げると、お尻を突き出すように中腰になる。 ブゥゥゥゥッ 放屁。その瞬間、最大風速50メートル以上の強風が逃げ惑うテロリストと基地施設 諸共吹き飛ばした。 「あ~スッキリした!!」 <終わり>
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スメラギ「世の中ね、適当に女の機嫌取ってるだけで 優しくしているって勘違いしてる男ばっかりなのよ… どうせ私なんて…」 マリナ「そんなことありません!あなたは素敵な女性だわ きっとどこかにあなたを本気で包んでくれる素敵な男性がいると思うの」 スメラギ「マリナさん…うっ(泣」 刹那「マリリン…さすがマリリンだ…マリリンがガンダムだ」 ビリー「クジョウもそろそろ誰が一番大切か気づくといいねぇ」 刹那「お前もそろそろ…いや、なんでもない…ドーナツでも食べるか?」 ピンポ~ン ガチャッ 刹那「マリナを迎えに来た」 スメラギ「あらもう?もっとゆっくりしたかったのにせっかちねぇ」 刹那「…マリナはどこだ」 スメラギ「こっちよ」 刹那「お邪魔します」 スメラギ「いや~彼女いい子ね~久々にいいお酒だったわ♪」 刹那「………酒…?」 マリナ「あ、せちゅなら~」 刹那「!マ、マリナ…?」 スメラギ「お猪口一杯で出来上がっちゃってね~」 マリナ「せちゅな~、ちょっとここにすわりなしゃい!」 刹那「…え?あ、はい…」 マリナ「いいれすか~?ぼうりょくはいけましぇん! ひとにふりあげちゃこぶしはいつかじぶんにかえってくるんでしゅよ!」 刹那「は、はあ…」 マリナ「わらしはせちゅながいたいおもいをしゅるのはいやれす!」 刹那「…」 マリナ「らからもうけんかしちゃらめれすよ?わかりまちたか?」 刹那「…はい」 マリナ「うふふ、いいおへんじれすね、いいこにはごほうびれす~」 スメラギ「あらっ」 刹那「ま、マリナ!?」 マリナ「いいこれすねー~なでなでしまちょうね~」 刹那「マ、マリナ…(赤面)」 スメラギ「……どう?刹那」ニヤニヤ 刹那「…またお願いする…」 マリナ「・・・うぃ~?う~?」 刹那(マリリンが泥酔してる・・・!ここは優しく介抱だ!) 刹那「マリリン、こんなとこで寝ると風邪をひ・・・」 マリナ「しぇつぅなぁ!いまわたしにさわりましたぬぇ!」 刹那「え、いや、あの・・・」 マリナ「いぃわけむよーです!ねこみをねらうなどごぬごどんだん!」 刹那「マリリン、それを言うなら言語道断だ」 マリナ「うるさぁい!はんせーしてませんね!そこにせーざしてなしゃい! いーれすかせつな・・・むにゃむにゃ・・・」 刹那「寝てしまった・・・だが悪くない///」 マリナ「むにゃむにゃ…」 刹那「…男になるのは…ここしかない…よし…っ 世話になったスメラギ李ノリエガ、俺はマリナとちょっと出かけてくる」 スメラギ「別にいいけど、早く行かないと…」 バターン! ブシド「邪魔をするぞ、と言った!」 ビリー「ごめんね、クジョウお迎えが遅くなっちゃって」 刹那「ちょ!なんでお前等図が来るんだよ!」 サジ「いや~刹那一人でも大丈夫かなと思ったんだけどさ」 ティエリア「我等のサポートが無い場合、99.999%の確率で今日は家に帰って来ないと ヴェーダからの指示があったので皆で迎えに来たのだ」 スメラギ「あらあら、やっぱりね~」 刹那「せ、千載一遇のチャンスが…(血涙)」 マリナ「すうすう…」 お刹那さんがせっさんを見習ったようです 刹那「マリリン、今度の休みは京の山に紅葉狩りに行こう。 二 人 で 」 マリナ「いいわね、京都の紅葉は今が見ごろらしいから」 ティエリア「京都に行くならば新幹線の切符を取らなくてはな。早速人数分手配を・・・」 刹那「その必要はない。もうマリリンと俺の分は手配済みだ」つ切符 ティエリア「なんだと!?」 匙「じゃあお弁当用意しなくちゃ!僕筑前煮を・・・」 刹那「その必要もない。たまには駅弁もいいと思って既にリサーチ済みだ」 つ駅弁特集雑誌 匙「え!?」 ビリー「でも、君は穴場を知らないだろう?僕がクジョウ君と行く予定だったスポットが5つほど・・・」 刹那「残念だがもうスメラギ・李・ノリエガの選ぶナンバーワンスポットに行く予定だ」 つ地図 ビリー「・・・僕には教えてくれなかったのにorz」 刹那「それから今から切符を買おうとしても無駄だ。口座番号はすでに変えてある」 ティエリア「くっ!財源を断たれたというのか!?」 刹那「諦めろ、お前達の負けだ(これでマリリンとの二人きりの旅行が・・・!!)」 ブシドー「ふふふ・・・はっはっはっ!愚かなリガンダム!」 刹那「なにっ!?」 ブシドー「自らの策を過信し、敵が降参する前に勝利を宣言するとは愚の骨頂!!」 刹那「つ、強がりを!貴様は自分のキャラを押し通しているだけ・・・」 ブシドー「果たしてそうかな?・・・勝利は常に、我が手中にあり」 つグリーン車切符×4+旅費 刹那( д ) ゚ ゚ ブシドー「さぁマリナ!そして皆の衆!旅行の計画を立てようではないか!」 マリナ「そうね。次の休みが待ち遠しいわ!」 刹那( ゚д゚) 刹那( ゚д゚ ) マンションプトレマイオス最上階 喪嬢様「例のものは渡してきた?」 紅龍「はい・・・・お嬢様、それほどまでにリア充がお嫌いですか?」 喪嬢様「嫌いよ・・・大嫌い」 刹那「ブシドー、貴様はガンダムが好きか?」 ブシドー「抱きしめたいほど大好きだ!」 刹那「ならば良い事を教えてやろう 岡山県の久米の里という場所にガンダムがあるぞ」 ブシドー「何と!」 刹那「ガンダムが呼んでいるぞ。『ブシドーさん、私を抱いて』とな」 ブシドー「今すぐ行くぞ!!ガンダーーーム!!」 マリナ「あら、どちらへ?」 ブシドー「岡山までガンダムを抱きに!」 マリナ「いってらっしゃい。気を付けてね」 刹那(よし、これでブシドーは当分帰って来ないはず… 奴さえいなければ何とかなるはずだ!) マリナ「刹那、さっきスーパーでお買い物をしたら こんなものが当たったんだけど…」 つ静岡ガンプラ工場見学ツアー招待券 刹那「これは…!」 マリナ「でも困ったわね、こんな時に限って 興味のありそうなブシドーさんがいないわ」 刹那「マ、マリリン!奴より俺の方がガンダムを好きだ!愛している!」 匙(なんで好きだの愛だのを彼女にじゃなくてガンダムに言うんだろう…) マリナ「まぁそうなの?じゃあ行ってくるといいわ 刹那となら一緒に行きたかったけど これ、お一人様ご招待だし…」 刹那「何!?」 ビリー「お土産はうなぎパイでよろしく頼むよ」 眼鏡「きみが留守の間の彼女の護衛は僕らに任せろ 安心して行くといい」 刹那「しまった!俺が追い出されてる!?」 ブシドー「安心したまえ、私も招待券を持っている!」 刹那「ブシドー!!」 ブシドー「では刹那くん、一緒にめくりまくガンプラの旅にでるとしよう!」 マリナ「行ってらっしゃい、二人とも」 刹那「ちがぁぁぁう」 ブシド「王様ゲームをつつしんでやらせてもらおう」 サジ「300年前に行われていたというあれですね」 ビリー「おもしろそうだね」 ブシド「ハハハ!!私が王だ!一番と二番がキス!!」 刹那「俺が一番!二番は・・・」 マリナ「あっ・・・二番だわ」 刹那「ブシドーグッジョブゥゥゥ!!」 サジ「刹那泣いてるよ・・・そんなにうれしいんだね」 ビリー「じゃあ僕らが雰囲気を盛り上げなくちゃね」 刹那「マリリン・・・」 マリナ「刹那・・・」 ビリー「ズキュウゥゥゥゥゥン」 ブシド「ズキュウゥゥゥゥゥン」 サジ「ズキュウゥゥゥゥゥン」 刹那「やりずれぇ・・・」 マリナ「共同で生活を送っていく上では助け合いがかかせないと思うの」 刹那「そうだな」 マリナ「時に分担し、時に一つの作業に取り組んでいくことで 不足を相互に補い合い効率よく生活していくのよ」 刹那「ああ」 マリナ「ではまずは儀式を行いましょう」 刹那「儀式?」 マリナ「そう、これから共同で生活を送る二人が助け合いを誓って行う儀式よ」 刹那「どんな儀式だ」 マリナ「一つのナイフに二人が手を添えてケーキを切るのよ」 面々『待て』 ~新婚初夜~ 刹那「マリナ…」 マリナ「刹那…」 ブシドー「ガンダム…」 ティエリア「と言う風に、ブシドーの介入があるだろうから油断するな」 刹那「了解した」 ブシドー「マリナ、エプロンが破けているぞ。私が縫ってあげよう」 マリナ「いえ、縫い物ぐらいは自分でできますわ。 あら、ブシドーさんも陣羽織が解れてますわ」 ブシドー「なんと!ははは、これでは人のコトは言えんな」 マリナ「私が縫って差し上げますよ」 ブシドー「ならばお互いにエプロンと陣羽織を交換して縫い合うというのはどうだろう」 マリナ「面白いですね」 ティエリア「何?縫い物を教えて欲しい?」 刹那「俺はガンプラの接着しかできない……」 ティエリア「私も毛糸の編み物しかできないが……」 武士道「どうしたのかね少年。2人だけでこの私と話がしたいとは」 刹那「聞かせろ、ブシドー。貴様はこの共同生活で何をする。 俺からマリナを奪おうとでもいうのか!」 武士道「ほう、私がマリナ姫を狙っているとでも思ったか?」 刹那「答えろ!」 武士道「あまり見くびらないでもらおうか!私は武士道精神の顕現たる存在だ!」 刹那「どういう意味だ!」 武士道「私の望みはただ1つ。君と姫君が幸せの元に結ばれるということだ。 その為に私は地位も名前も捨て、蜜月の到来を目指し日々尽力しているというのに!」 刹那「そ、そうなのか」 武士道「大体私は、生身の人間、その中でも女などに興味は無い!!」 刹那「………」 武士道「この私が女性に劣情を抱くなどと、誤解を受けることすら不愉快だ!」 刹那「そ、そうか。なんというか…すまなかった、としか」 武士道「理解を頂ければ結構だ!」 刹那「…ちなみに、ティエリアはイオリアの計画の為、人工的に作られたという噂がある。 ある意味ガンダムと同じだな」 武士道「記憶に留めておこう!」 マリナのお風呂の後、喪男達はお湯を変えるかという話題で ブシドー「しかしそれでは水道代が馬鹿になるまい!お湯は私が用意した薪を使うにしてもだ! 故に私は温泉を掘る!大家などどうでもいい!我々の快適な生活の為に!!」 ブシドー「温泉といえば温泉卵だ! そして余った温泉卵はブシドー印の温泉卵として販売した これで家系を助けることができるというもの! これは今月分の売り上げだ。受け取るといい、マリナ!」 マリナ「ありがとうございます」 給料袋を三拝して受け取るマリナ ブシドー「うむ」 マリナ「では今月のブシドーさんのお小遣いはこれです」 ブシドー「ありがたい。これでアヘッドのプラモが買えるというもの!」 マリナ「こっちは刹那のお小遣いね」 刹那(何故だ……これでは俺はまるで子供だ……) サジ「(刹那が傷つくなら)マリナ姫と結婚しちゃえよ、ブシドー……」 ビリー「(友人だけが既婚者になるのはいやだ) ブシドーとマリナ姫なんて穏やかじゃないねぇ」 ティエリア「一婦多夫でいいのではないか?」 刹那「いいわけないだろう!ラッセ呼んでドッキングさせるぞ!」 マリナ「刹那、この服似合うかしら?」 高校の制服(ブレザー)を着たマリナ登場 刹那「マ、マリナ、その服は?」 マリナ「お隣の奥様に貰ったの。どうかしら」ヒラッ 匙(あ、あれは日本の……制服!?) 喪神(高校の制服とは、冒険したねぇ) 眼鏡(ヴェーダによれば制服(女子高生ver)は可憐さ>清楚さを引き立たせるには最適の装備だ……しかし) 刹那(す、すごく似合ってるよマリリン でも……) 匙(確かに似合ってる でも……) 喪神(スカートの丈が短いのもいいねぇ でも……) 眼鏡(しかし、その服は着る年齢を極端に制限される!!!!) マリナ「どうしたのみんな?似合ってないかしら?」 刹那「あ、マリナ、とてもよく似合ってるよ」 マリナ「うれしいわ、じゃあ刹那、今から一緒にお買い物に出掛けましょう☆」 四人(!!!!!!!!) 刹那「マ、マリナ、その服を着て出掛けるのか?」 マリナ「そうよ、刹那。この服気に入ったわ。なんだか私、若返った気分だわ」 四人(!!!!!!!!!!!!!!!!) 匙(このままでは――) 喪神(彼女が――) 眼鏡(ヴェーダの推測によれば彼女が近隣の住民に誤解される確率は97%) 刹那(マ、マリリン……) ブシドー「この服、私にあつらえられたようなフォルムをしている。 聞けば古来より海軍の水兵が来ていた服だという…… この高ぶり、この気持ち……まさしく愛だ!!!!」ヒラッ 四人(セ、セーラー服!!!!!!!!!!!!!!!!) 匙(スカートから覗くすね毛が……へ、変態だ……) 喪神(上も丈が短くて、へそが出てる……は、犯罪だねぇ……) 眼鏡(万死に値する!) 刹那(ト、トランザム……) マリナ「まあ、素敵ね!」 ブシドー「貴女も似合っている……どうだ?その辺りを軽く散歩など?」ヒラッヒラッ マリナ「いいわね、みんなちょっと出掛けてくるわね」 ブシドー「お土産を期待するがよい」 ガチャン 刹那「マ、マリリン……俺は…………」
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長い戦いがあった――――― 言葉にしてみればほんの1週間ほどの短い期間だったが、その間には色々な事があった。 それは、私自身が過去との因縁を断ち切るための戦い――― 私の父、邪悪の根源ディアボロとの――― 初めは、何故私がこんな奴らと一緒にいなければいけないのだと…… どうして無関係の私が巻き込まれないといけないんだと…… そう思っていた。 彼らになめられたくなかった私は、必死に強がった自分を見せていた。 精一杯わがままを言って、わざと彼らを困らせていた。 でも本当は、巻き込まれたのは『彼ら』の方――― アバッキオに、ナランチャ―――― そして、ブチャラティ―――― 彼らは殺されてしまった。 『君のせいじゃあない』 『自分が信じられる道を歩いただけだ』 きっと彼らは、そう言うだろう。 でも、私に関わらなければ、死んでしまうことは無かったこともまた、事実だ。 赤の他人でしかない私のことなんて、見捨ててしまってもよかったのだ。 以前、ジョルノは私に言った。 ――― 去ってしまった者たちから受け継いだものは、さらに『先』へ進めなくてはならない ――― 彼らは、私のために犠牲となった。 私は、彼らの代わりに生き延びた。 だから私は、ここで挫けるわけにはいかない。 彼らの分も生きて、生き抜かねばならないのだ。 『トリッシュちゃ―――んッ!! そろそろ出番よ―――ッ!!』 あれから半年。 そう、今日から私は、新たな一歩を歩きだす。 私は今日、ミラノで開かれるライブイベントで、初めてソロで歌わせてもらう事になったのだ。 といっても、デビューして間もない私。CDだって、まだたったの一枚しか出していない。 今日だって小さなステージの前座でしかないのだけれど、でも、確実に前には進んでいる。 道は繋がっているはずなのだ。 いつか、トップシンガーに登りつめる、その未来へと――― 「はいッ! 今行きますッ!!」 そうだ。この仕事が終われば、少し暇ができる。 久しぶりにミスタやジョルノたちと連絡を取ってみよう。 ときどきメールはしているけれど、直接会うのはブチャラティたちの葬式以来ね。 あれからお互い色々あったけれど、かけがえのない大切な友達であることには変わらないから――― 『会場の皆様方、お待たせいたしましたァァァ―――ッ!!! 期待の新人、弱冠16歳の美少女シンガー、トリッシュ・ウナァァァァァァァ!!!!』 真っ暗なステージの幕が上がる。 たくさんのお客さんの歓声が聞こえてきた。 綺麗なステージ衣装に身を包んだ私、トリッシュ・ウナの姿が今、会場のスポットライトに照らされる―――――――― ――――はずだった。 ☆ ☆ ☆ 『『『『族長(オサ)!! 族長(オサ)!! 族長(オサ)!!』』』』 な―――何ッ!? ―――これはッ―――!? 『『『『族長(オサ)!! 族長(オサ)!! 族長(オサ)!!』』』』 何が起こったのッ!? ここは一体―――ッ!!? 『『『『族長(オサ)!! 族長(オサ)!! 族長(オサ)!!』』』』 辺りに広がる異様な風景。 月明かりで照らされた、屋外の大空間。 たった一人の暗闇の中で程よい緊張感のあったステージは、一瞬にして見渡す限りの人の群れに変わってしまった。 ざっと見積もっても50人?100人?いや、それ以上かもしれない。 平静を装っている者、本当に無感動に澄ましている者、辺りを警戒している者、おどおどしている者など様々だ。 そして全員に共通している事は、自分の置かれている状況が理解できていないという事だった。 無論、私も同様だ。 何が起こったのかわからない。 頭がどうにかなりそうだ。 しかし、『時をすっ飛ばす』だとか『鎮魂歌(レクイエム)』だとか、そんなチャチなものじゃあ断じてない、もっと恐ろしい何かを味わったことだけは理解していた。 『『『『族長(オサ)!! 族長(オサ)!! 族長(オサ)!!』』』』 そして私たちの群衆を巨大な円形の客席が取り囲み、さらに大勢の有象無象のギャラリーが物凄い喧騒を生み出している。 彼らはさながらプロレスの観客、私たちはまるでサーカスの道化師だ。 そう、私はこの場所を知っている! いや、この石造りの地面と壁の闘技場を知っている。 ここはローマの有名な観光地コロッセオ。 紀元前の古代ローマを象徴する巨大な円形闘技場である。 半年前の戦いの、そして私の命の恩人であるナランチャ・ギルガ、ブローノ・ブチャラティの終焉の地。 もう二度と来ることは無いと思っていたこの場所に、何故私がいるのか!? これから、何が起こるというのだろうか!? 「チッ! 何だッてんだぁコラァ!! コロッセオだとっ!? いったい何が起こっ――」 ふと前を向くと、すぐ近くで辺りを探っているスーツを着た長身の男と目が合った。 私の顔を見るなり男は目の色を変え、こちらへ歩み寄ってくる――― この気配、一目でわかった。 こいつは敵だッ!! 「てめえはボスの娘ッ!! トリッシュ・ウナァァァ!!!」 「くッ!『スパイス・ガ』――――――」 「遅いッ!!『グレイトフル・デッド』ォォォォ!!!!」 男がスタンドの拳を繰り出す。 そのスピード、そのパワー。熟練されたスタンド使いの繰り出す圧倒的な力。 半年ぶりにスタンドを繰り出した私には、止めることなど到底できなかった。 私は有無を言わさず組み伏せられ、あっという間にスタンドを無力化させられてしまう。 なんなのよ一体! ボスの娘ですって? ディアボロの因縁はまだ続いているとでもいうのッ!? 「オイコラァ! 今の声はまさかプロシュートかァッ!?」 「プロシュート! 貴様生きていたのか!? そして…『トリッシュ』だと!?」 人ごみをかき分けて、別の二人の男が現れる。 「オウ、リゾット! それにギアッチョじゃあねえか!? なんでこんな所にいやがる!? 何だかわからんが、ボスの娘を捕まえたぜッ!! しかもやはりスタンド使いだったようだ!」 プロシュート、リゾット、ギアッチョ――― そんな馬鹿な……こいつらは死んだはず……… 初めに私の命を狙っていた暗殺チームのメンバー達だ。 直接会ったことは無かったが、ジョルノ達から名前を聞いたことがある。 一体どういう事なの? 私の想像もつかない何かが、今ここで起こっている…… 「それにしても、この状況は何だッてんだァ!? ネアポリス駅でブチャラティを追って列車に乗り込んだと思ったらいきなりコロッセオだぜェ!? 俺には一体何が何だか―――」 『オオォォォォォォォォォォオオオオオ―――――――――ンン!!!!!!!!!!!』 プロシュートの言葉は、謎の怒声によって遮られた。 いや、このコロッセオにいる他の群衆たちも水を打ったように静まり返った。 怒声の発生源は全員の前方、コロッセオ内部の一角に何故か聳え立つ古代遺跡の儀式の祭壇のような高台―― その頂上に君臨する、不気味な仮面をかぶった大男だった。 『静まったかァァァ皆の衆!!! 我は太陽の民『アステカの族長(オサ)』!!!! 全世界に君臨する真の支配者である!!!!!!!!!』 『『『『族長(オサ)!! 族長(オサ)!! 族長(オサ)!!』』』』 再び湧き上がるギャラリーの歓声。 しかし私たち百余名は現状の自体が把握できず、未だ固唾を飲んでいる。 さっきまで私に牙を剥けていたプロシュートですら、私の手首をつかんだまま大男に注目していた。 リゾット、ギアッチョも同様である。 『血は生命(いのち)なりッ!! 我は汝らの生命(いのち)を欲している!!! 汝ら! 我が生命(いのち)となれ!!! すなわちィ!! 汝らは殺し合いを行うのだァ!!!!!!!』 『『『『族長(オサ)!! 族長(オサ)!! 族長(オサ)!!』』』』 そして今度は私たち群衆の中にもどよめきが起こった。 プロシュートも私のことなど頭から消えたように他の仲間たちと話を始めるが、何を話しているのか私の頭に入ってこない。 アステカの『オサ』? 我が生命(いのち)? 殺し合い? 理解が追いつかない。 頭がついていかない。 なぜ私はこんなところにいるの? 一体、私の身に何が起こっているっていうのよ――― 『ウオォォォォォォォォォォオオオオオ―――――――――ンン!!!!!!!!!!!』 大男の怒声に、再び静まりかえる私たち。 再び高台へ目を向けると、さっきまでは居なかった小柄な男が、大男のすぐ手前に立っていた。 大男の三分の一もない体格に、ネクタイ姿。 『オサ』とのあまりのギャップの大きさが異様だったが、さらに不気味なのはその手に持たれている成人男性のような人影。 生きているのか死んでいるのかもわからないが、力なく引きずられ項垂れていた。 小柄な男はマイクを持ち、まるで選挙演説を行うかのように落ち着いた声で語り始めた。 『えーみなさん、私がこの殺し合いゲーム『バトル・ロワイアル』のルール説明と司会進行を担当します所長のロッコバロッコです。 そしてェェェェェ――― 私の隣にいる彼はぁー ちゃんと生きてますよー エニグマを担当してくれる『宮本輝之輔』くんです』 『よろしくぅ―――っ』 『みなさんにはこれから、最後の一人の生き残りが誕生するまで殺し合いをしてもらいまーす。 輝之輔くん、これから殺し合いをしてくれるみなさんへこのゲームの『ルール』を説明してください』 『はい』 ロッコバロッコという男は、テルノスケという東洋人を人形のように操り腹話術で会話をしていた。 胸糞悪くなる野郎だが、これから奴らの目論見である殺し合いのルール説明が始まるようだった。 もう既に『所長』だとか(なんのだよ?)『エニグマ』って言葉の意味だとかがわからないんだけど、とにかく今は集中して聞くしかないようだ。 『まずみなさんはここへ来た時と同じ方法でワープしてもらい、会場内のあらゆる所に無作為で移動してもらいまーす。 そこがみなさんのスタート地点、どこへ飛ばされるのかは運次第でーす。お友達の近くになれるといいですねー』 『各スタート地点にはバックパックが用意してありますが、それはみなさんに私たちから支給される荷物でーす。中には食料、飲料水、会場の地図に磁石、みなさんの名簿にノートと鉛筆、そしてランダムで素敵なアイテムが入ってまーす。 アイテムは僕の『能力』で『紙』に変えて1つから3つ入ってまーす。紙を開くと中身が出て来ますよー。 それは武器だったり日用雑貨だったり、もしかしたらみなさんに縁のあるものもあるかもしれませんよー。これも運次第ですねー。いいアイテムが当たるといいですねー』 『ゲームは夜の0時から始まって、気候はだいたい温帯地域の春分の日と同じ環境になってます。日の出はだいたい6時ごろ、日の入りはだいたい18時ごろですねー。 ここで一部の人には朗報でーす。この世界の太陽は作りモノなのでぇー、この光が皆さんの命を奪うようなことは絶対にありえませェーん!!! お、何人か反応した方がいるようです。よかったですねー。意味がわからなかった人は自分で考えて見てくださーい』 『はい、そーですねェ―――――っ ありがとう輝之輔くん。ここまでで何か質問のある人はいますか?』 ロッコバロッコが話を止め、こちらに話を振ってくる。 一瞬の静寂の後、 「はい!」 私の10メートルばかり前方の群衆の中、一人の男の手が高らかに掲げられた。 後姿でもわかる、特徴的な金色の髪。強い意志を秘めた、私もよく知る声…… 間違いない、ジョルノ・ジョバァーナだ。 「ジョ――」 声をかけようとした私の口をプロシュートが塞ぐ。 ジョルノに自分の存在を悟られないためだろうか。 リゾットは手振りだけでそのまま抑え込むようプロシュートに指示し、ジョルノを睨みつけている。 ロッコバロッコを注視しているジョルノに、私の存在を伝えることはできなかった。 そしてロッコバロッコは、挙手したジョルノを華麗に無視する。 『はい輝之輔くん! なんですか?』 『でも所長! 殺し合いって言ったって、どこか一か所に隠れて動かなかったら安全なんじゃないですかぁー?』 『それはそーだよ輝之輔くん。こういう時はどこかに引き籠って人と会わない方が安全ですよねェー。だからそういう人への対策も考えていますよォー』 『会場全体をいくつかのブロックに分けて、そこに禁止エリアを設けていきます。 禁止エリアは時間がたつにつれ少しずつ増えていき、禁止エリアの中に1分以上とどまるとォ――― 我らが族長(オサ)の超能力で木っ端みじんになっちゃいまーす。 それからァ―― 24時間以上1人も死ぬ人がいなかったら、みんな一気に木っ端みじんですよォ――!! だからみなさんは殺し合いをする以外に道はありませーん! 逃げることはできませんよー。 嘘だと思うのなら試しにやってみてください。きっと後悔することになりますけどねー』 『禁止エリアは6時間おきに放送で告知されます。この時同時にその6時間以内に死んでしまった人の名前も発表しますので、絶対に聞き逃さないようにしてくださーい! ゲームスタートが真夜中0時ですから、最初の放送は朝の6時ですねー。放送担当は私じゃないですよー。誰の声が聞こえてくるかはお楽しみですねー』 『そーそー、大事な特別ルールを言い忘れるところでした。君たちは今、全部で×××人いるわけですけどォー 6時間に1回の放送に合わせて、☆人ずつお友達を追加していきまーす!!!!! 誰が参加するのかは放送のときに名前だけ皆さんにお伝えしまーす。 途中から参加する人が優勝することもありえますからねー。みなさんも負けないようにがんばってくださーい!』 『えーそれでは、私からの説明は以上で……』 『オォオオオオオオ―――――――ン!!!!! 説明は終わりだァァ――――!!!』 突如、沈黙を守っていた『オサ』が動き出し、説明を終えたばかりのロッコバロッコの頭を鷲掴みにし――――――私たちの上空へ放り投げた。 『ムウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥンン!!!!!!!』 ドッギャァ――――――――――――z_____________ン そして『オサ』の念じるがままに、ロッコバロッコの身体は空中で四散した。 『『『『族長(オサ)!! 族長(オサ)!! 族長(オサ)!!』』』』 「きゃあああああああああああ!!!!」 「おえェ~~~~~~~!!!!!」 湧き上がるギャラリーの歓声。 私は飛び散るロッコバロッコの肉片を浴びて、悲鳴を上げてしまう。 すぐ近くでは長い黒髪の少年も嘔吐し口を押さえていた。 この地獄のような光景に怒りを感じている者、絶望し怯えている者…… そして、既にやる気になっている者もいるようだった。 『これが我が『究極の力』だッ!!! 我は真の支配者なりッ!!! 我は早く汝たちの血が見たいのだッ!!! 汝たちの生命(いのち)が見たいのだッ!!! この『バトル・ロワイアル』を制した者には我と同等の『究極の力』を与えるッ!! そして我と共にこの全世界の神となるのだァァァ!!!!!!』 「言いてえ事はそれで全部かァ!? デクノボウよォォ!!!」 その時、『オサ』の叫び声に負けず劣らずの大声が聞こえてきた。 …私の体感では。 それもそうだ、今の大声は私のすぐ隣にいるプロシュート、この男から発せられたものだった。 「『究極の力』だァ? 『真の支配者』だァ!!? 挙句の果てには『神になる』だとォ!!? そんな鼻水垂らした糞餓鬼みてえな『弱い言葉』を口にするのは『ママッ子(マンモーニ)』だけで十分だぜッ!!! 俺たちが野望を掲げたその時には! すでに野望を成し遂げているんだからなァッ!!!」 『何ィ!! 汝! 我を愚弄するかッ!!? 我に逆らうと言うのだなァ!!?』 「『逆らう』? いーや…… 殺し合いには乗ってやるぜ――― 『今この場で』なァァ―――!!!!」 プロシュートがスタンドを繰り出した。 「貴様のスタンドは恐らく『念動力』!!! 破壊力を求めたその能力はこの距離では届かねえッ!!! だが俺のスタンドはコロッセオの一つや二つじゃあお釣りが来る射程距離なんだぜェ!!! どいつもこいつも皆殺しだッ!!! 貴様を含めて全員なァァァ!!!」 会場内にどよめきが走る。 全員がプロシュートに注目する中、彼のスタンドが煙を噴きだした。 「ギアッチョ! お前の『ホワイトアルバム』で俺たちの足元を冷やせ!!! リゾットと娘は死なすんじゃあねえぞッ!! そしてフルパワーだッ!!!! 喰らえ!!『グレイトフル・デ』……!!!」 しかし、突如プロシュートのスタンドは煙の噴出を止めた。 パワーの弱ったスタンドが苦しみ始め、それと同じようにプロシュート本体も喉を押さえ、もがいている。 「な…んだと……!? バ…… カなッ……!!?」 『汝らはまだわかっていないようだなァ!!! このゲームの最後のルールを教えてやろうッ!!! それは我が『絶対』であることだァァ!!! この殺し合いを止めることはできぬゥ!!! 汝らには我の掌の上で血の雨を降らし続ける以外の道は無いのだァァ!!!』 そしてプロシュートの身体が重力に逆らってふわふわと浮かんでいく。 呼吸を止められたのか、喉を押さえたプロシュートが空中で呻き声をあげる。 「この…パワー…… 化け物……か………!?」 『見るがいい!! これが我に逆らった愚かな羊の末路なのだァ!!!』 「プロシュートォォォォ!!!!」 ドッギャァ――――――――――――z_____________ン 絶望…… あのプロシュートを、もがき苦しむ羽虫を踏み躙るかのように、あっさりと…… こんな化け物どうしようもない。 リゾットとギアッチョが何かを言い合っている。 その他の周りの人たちもみな、それぞれ何か騒いでいるようだった。 でも、私の耳には何も入ってこない。 どうしてこんなことになってしまったのだろうか。 いや、今度こそ間違いない。 私は『無関係な戦い』に巻き込まれてしまったのだ。 「ヴオオオオオオオオ!!!! よ゛グも゛兄゛貴゛を゛ォォォォォォォォ!!!!!!!」 「いかんッ!! ペッシ君!!行ってはならんッ!!!」 はるか前方、この群衆の最前列で説明を聞いていたのだろうか。 涙を流して遺跡の階段を駆け上がっていく、釣竿を持った青年。 そして、彼の暴挙を止めようと、英国紳士風の初老の男性が追いかけ祭壇へと登っていく。 「やめろォ!!! ペッシィィィィィ!!!!!!」 「父さぁぁぁぁぁぁん!!!!! 駄目だあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 後ろでリゾットが大声で叫んだ。 どこかで誰か別の叫び声も聞こえた。 「『ビーチ・ボォォォォ―――イ』ッ!!!!!!!!!」 でも、もう遅い。 もう、間に合わない。 『ヌゥゥ!? 愚か者めェ!! まだ分からんかァァァァ!!!! 我に逆らうものは死ねぇぇい!!!!』 ボボンッ! 一瞬で距離をつめた『オサ』が右腕を振り下ろた。 汚い花火のような虚しい音と共に、青年の上半身は吹き飛ばされ、紳士風の男性の頭部は握り潰されてしまった。 「父さぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!!!」 『『『『族長(オサ)!! 族長(オサ)!! 族長(オサ)!!』』』』 『『『『族長(オサ)!! 族長(オサ)!! 族長(オサ)!!』』』』 『『『『族長(オサ)!! 族長(オサ)!! 族長(オサ)!!』』』』 『『『『族長(オサ)!! 族長(オサ)!! 族長(オサ)!!』』』』 『『『『族長(オサ)!! 族長(オサ)!! 族長(オサ)!!』』』』 『フハハハハハハハハハハハハ!!!!!! 前置きはお終いだァァァァ!!! さあ行けェ!!!! 汝らの血と生命(いのち)!!! 我に見せてみよォォォォォォォ!!!!!!!!! 『バトル・ロワイアル』!!!! ?開幕ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!!!!!!!』 そして、私の視界は闇に包まれた。 私の名前は『トリッシュ・ウナ』。 これから私がどうなってしまうのかは誰にもわからない。 ひとつだけ言えることは、自分がトップシンガーに登りつめる未来なんて永遠にやってこないだろうという実感があるだけだ。 【プロシュート 死亡】 【ペッシ 死亡】 【ジョージ・ジョースター1世 死亡】 【残り×××-3人】 JOJO’S BIZARRE BATTLE ROYALE 3rd No.001 OP 世界の中心で狂気を叫んだケモノ 【司会進行ロッコバロッコ 死亡】 【放送担当 不明】 【エニグマ担当宮本輝之輔 死んではいないが自我があるかは不明】 【主催者アステカの族長(オサ) 本名・能力・目的・正体すべてが謎】 【観客アステカの民たち 数千人?】 ※主催者『アステカの族長(オサ)』は吸血鬼はおろか柱の男やスタンド使いを超えた謎の能力を秘めているようです。 原作ジョジョ第1巻に登場した『族長(オサ)』とは似て非なるオリジナルキャラクターだと解釈してください。 ※ロッコバロッコがなぜ『族長(オサ)』に従っていたのか? それは謎である。 戻る
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いぬみみ。 「…まいったでござるなぁ…。」 今日は久しぶりに買い物に来ていた。 その時ふとあるお店によってしまい、何の目的もないのに商品をぶらぶら見て回っているうちに、 とあるものを見つけてしまった。 別に欲しかったわけではないのに、不思議と何かに惹かれるようにその「あるもの」を手に取り、会計を済ませてしまった。 そして、買った直後になって、楓は悩んでいたのだ。 「別に拙者は欲しいと思わなかったでござる…。」 寮に戻り、「あるもの」をつけてみる。そのまま鏡の前に立ってみる。 「ん~、風香殿史伽殿のほうが似合う気がするでござる。」 二人にプレゼントしてみようか、とも考えたが、ひとつしかない分、取り合い、喧嘩してしまう可能性もある。 本当にどうしようか、そう思っていた。 「…そうでござる♪」 しばらくして、楓はいい方法を思いついたのか、かすかにニヤリと笑った。 「真名ー、いるでござるかー?」 インターホンを押して真名を呼ぶ楓。右手には紙袋を提げていた。 中には先程の「あるもの」が入っている。 真名が、部屋から1人で出てくる。どうやら刹那は居なさそうだ。 「どうかしたのか、楓?」 なにか心配そうな表情で楓を見つめている真名。 「ちょっと話が在るゆえ、お邪魔してもいいでござるか?」 真名はなんの疑いの様子も見せず、楓を自室に招いた。 「…で、話とは何だ、楓。」 真剣な眼差しで楓に問いを投げかける真名。 そんな張り詰めているような空気を簡単に無視し、紙袋に手を突っ込んで、 中の「あるもの」を取り出した。 「あるもの」=「いぬみみのカチューシャ」である。 それを見た真名は驚愕の声を上げる。 「かっ、楓!!?お前、いつの間にそんなもの…!!!」 「まぁまぁ真名、見ているでござる♪」 カチューシャをつけて、変化の印を組む。 「ドロン♪」 そして、真名の目の前では、幼女と化した楓が居た。 いぬみみのカチューシャをつけて。 『真名は確か仔犬が好きでござる♪これで真名を焦らせるでござるよ☆』 楓の行動は、極めてちっちゃな悪戯心だった。 しかし、今は服はぶかぶかで、ただのTシャツをばふっと被っているような状態。 しかもいつもと違う、ちっちゃい楓。 それに、真名は楓が好き。 それに、いぬみみ。 ブフゥゥゥゥゥ――――――――――――――――――――――――!!!!!! 楓が見たのは、血を大量に(鼻から)流している真名の姿だった。 「まっ、真名!!?」 楓が駆け寄り、 「たっ、龍宮!!?」 そして、ちょうど刹那も帰ってきてた。 その時の刹那の目にこの光景はどう映っていたのだろうか。 鼻血を大量に流す真名。 幼女犬耳Tシャツぶかぶかの楓。 しかも、今にも脱げそう。 「……おい、楓、龍宮…、」 しばし間をおいて、 「人の部屋で何やってんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ―――――!!!!」 大声で叫んだ。 そして、クラスメイツが「何々?」とぞろぞろと集まってくる この後目が覚めた真名が楓をすごい剣幕で怒ったコトはこれまた別のお話。 おわる。 名前 コメント
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キョン「前からずっと気になってたんだが」 長門「・・・・・・・・・何?」 キョン「背中のチャック何?」 長門「・・・・・・もきゅ」 長門「( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェーヘェーヘェー」 長門「キョン…」 キョン「なんだ?」 長門「これを見て」 キョン「…メガネ?」 長門「くいだおれのやつ」 キョン「ブヒョウッ持ってきたの!?」 長門「メガネなくしたから」 キョン「駄目だよそれは!返してこい!」 古泉「知ってる!?くいだおれの人形には名前があってねゲェヘッヘヘヒャオ」 キョン「また出た!顔近いから!」 長門「顔の距離6cm」 キョン「別に計らなくて良いから!」 長門「…-3cm」 キョン「マイナス行っちゃった!?」 『涼宮ハルヒの腐敗』 ある日のこと みくる「いたたたた・・」 キョン「どうしたんですか?」 みくる「うぅぅ 長門さんに噛まれてし いまたぁ なん もTウいルるちゅ入 といて いたかっ です かゆい うま」 キョン「アッー!」 古泉「なんです?キョンたん。 そんなに僕のテドドンが舐めtアッー!」 キョン「せいし うま」 キョン「な、ハルひ 」 ハルヒ「何よ」 キョン「じつは おれ ポニテー 萌え いつか おま 反そくににあって です」 ハルヒ「はぁ?何言ってんのあnアッー!」 長門「ぜんい ゾんビ なた」 ハルヒ「今日 はらへったの、なにか くう」 キョン「あて、あるか? 食ど、おそうつも?」 ハルヒ「そのへの ひまっじん つかま、くうばいい」 キョン「ん 、めち ゃくちゃ 」 ハルヒ「かゆい かゆい つるやー きた」 鶴屋「君がたちがゾンビ?喜緑からよーく聞いてるよ。 ふーん へぇ」 古泉「ショとガン あぶ ね おろてくだ」 鶴屋「うーん そいつは無理だねぇ」 キョン「とう部はかいだけは!とう部破かいだけは!」 鶴屋「じゃ、みんなさいならー」 バン! キョン「あさなさ ん!」 長門「だいじょ あたま ふっと でな から」 みくる「いたた た う いたいで す」 古泉「おめでと あさひ くる は ク ムぞンヘドー に しんか し 」 長門「しんか はや」 ハルヒ「あしも はや」 みくる「まて、 つ や」 鶴屋「あれ、また来たのかーい? って、ゾンビにしてはめがっさ足が速いにょろね」 みくる「シね つるや」 鶴屋「アッー!」 キョン「お前も話が有るんじゃないか?」 略 古泉「そういう解りやすい能力ではないのですが…いえ、お見せしましょう。」 キョン「見れるのか?」 古泉「ええ、ではこの鉛筆を見てください。」 古泉「この鉛筆を軽く振りながら…マッガーレ。」 キョン「すごっ!鉛筆がぐにゃぐにゃ!」 長門「目の錯覚。」 キョン「何っ!?…本当か古泉!?」 古泉「残念ながら錯覚です。」 キョン「…俺は怒ったぞ古泉ーっ!」 みくる「あれは…純粋な怒りによって目覚めたスーパーキョンヤ人…。」 朝倉「略してスパキョンね。」 スネーク「スパ キョン 本日開店でございます。」 ハルヒ「本日はお招きありがとうございます。」 鶴屋「引っ掛かったにょろねハルにゃん!」 ハルヒ「めがっさだけは!めがっさだけは!」 シャミセン「にゃあ。」 鶴屋「にゃあだけは!にゃあだけは!」 森「三味線の材料…。」 シャミセン「あいや待たれよ!あいや待たれよ!」 長門「…………」 長門「………」 長門「……」 長門「…」 長門「ちくわぶ大使になりたいなぁあああもうっ!!」 長門「シュール?」 俺は今妖怪大戦争をハルヒと見ている。 おっと、なぜ良い子は寝る時間に女子生徒と二人っきりでみてるかは突っ込むなよ ハルヒ「いいな~、妖怪。 私もあんな大冒険してみたいわ」 これは、世界改変フラグじゃね? 翌日 長門「あ、小豆」 パク ドカーン 古泉「と、言うわけで世界が改変されました。」 キョン「これはひどい」 古泉「みくる!」 「お前の友達の鶴谷さん……」 「強かったぜ!」 みくる「……鶴谷さん……」 古泉「長門!」 「恋でもして」 「ちったあ 女らしくなりな」 長門「……………」 古泉「ハルヒ!」 「いつまでも キョンをいたぶる」 「ツンツンさを 忘れるな」 ハルヒ「……………」 古泉「キョン!お前とは一度……」 「1対1でヤリあいたかったぜ!」 「いいアナルを持ったな」 キョン「アナルだけは!アナルだけは!」 谷口「死ね!」 古泉「それは!」 「こっちのセリフだぜ!」 『マッガーレ』 MPが足りない ハルコ「・・・」 チョン「・・・」 粉泉「・・・」 みるく「・・・」 長門「・・・」 みくる「あ、鶴屋さんおはようございます」 鶴屋「みっくるー!おっはっよっうーっ!!」 バシンッ! みくる「い゙い゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙い゙や゙っぼぅ゙ゔゔゔゔゔゔゔ!!!11!!」 ドンガラガッシャン みくる「は、破水したっ! そんなん強く叩くもんだから流産したにょろ~ん(TдT)」 鶴屋「(‘ ∀‘ )クスクスクス」 涼宮ハルヒ素直ヒート風味 「ただの人間には興味ないィーーーー!宇宙人、未来人、超能力者がいたら、私のところに来ーーーーいファントムガオーーー--!!。以上」 これ笑うとこ? 振り返るととてつもなく暑苦しい女がそこにいた。 「ファイナルフュージョン承認っ!!!」 「よぉっしゃーーーーーーーーー!!!!」 長門「今朝3 28に涼宮ハルヒによる世界改築が行われた」 キョン「ふーん」 長門「昨夜購入したゲームが原因と思われる」 キョン「で、どうすれば戻れるんだ?」 長門「現れるゾンビを全て倒せば良い」 キョン「ああ、またバイ○○ザードか。言っておくが俺はシューティングは苦手だぞ?」 長門「シューティングではない。この手のものに関してはHPの件等からあなたが一番実力を持っているものと思われる」 キョン「どういうことだ?」 長門「…これ。」 キョン「キ…キーボード!?」 答え:ttp //www.t-o-d.jp/ キョン「カタカタカタカタ……タンッ!!!」 長門「……」 キョン「 1バカスwwww」 長門「パカッ…ふぅぃぃいん……カリカリカリカリ……カチカチッ……カチカチッ…カタカタカタカタカタ…タン」 キョン「?んなっ!?このやろうageやがった!!!どこのどいつだ!!ムキー」 キョン「「ageんなsageろバカ」と」 長門「じー……」 長門「ムカッ」 キョン「ん?なになに?「黙れホーケーm9(^∀^)プギャー」」 長門「くっくっくっ…」 キョン「ビキビキ(#^ω^)」 キョン「カタカタカタ…タンッ」 長門「!?」 長門「ボソボソ「おまいは俺を怒らせた」?………プギャー!!」 キョン「!!な、長門!!!?」 長門「なんでもない」 キョン「……そうか」 長門「カタカタカタ…」 キョン「「童貞乙」………カーッ!!!(///)」 キョン「カタカタカタ「モウコネーヨε=( ノд;)ノウワァァァン!!!」カチッカチッ………ふぅぅぅん……パカン」 長門「くくくくく(し……死ぬ……)」 キョン「……俺。もう帰るから……」バタン 長門「プププ………ぶはははははははははは!!!ヒーッヒッヒッ!!!包茎ワロスwwww!!!!ギャハハハハハハハハ!!!!」 ガチャッ 古泉「うわぁっ!!!!」 長門「ギャハハh!!!( ゚д゚)!?」 古泉「こっちみんな!!」 みくる「今日はみなさんにお寿司をご馳走しますね!」 ハルヒ「アタシはトロよ!」 長門「……甘エビ」 鶴屋さん「スモークチーズはあるかい?」 キョン「いいんですか、朝比奈さん?じゃあ俺はアナゴで」 一同「古泉(くん)はどうする?」 古泉「ガリで」 ハルヒ「(うふふ…キョンったらまた有希のことばっかり見てる……うふふ 私のことが“好きな癖に”…素直じゃないんだから…照れてるの?かーわいい…)」カリカリカリカリカリカリカリカリ(←机ひっかいてる) キョン「(ひっ、ぃひいっ! み、“見てる”…みんなが俺を見て笑ってるよ!! ……ソトコワイソトコワイソトコワイソトコワイソトコワイソトコワイ)」ガクガクブルブルガダガダブルブル 長門「(やだ…あの人の後ろに“また”涼子ちゃんがいる……やだ…怖い…怖いよ…やだやだヤダユルシテヤダヤダヤダ)」ヒック、グスン みくる「(落ちない…“あの時”の汚れが落ちないよっ!落ちない落ちないオチナイオチナイオチナイ…)」ゴシゴシゴシゴシズルグチュ(←肌を強く擦り過ぎて皮が捲れた) 古泉「(あ、虫。虫…虫……虫ムシムシムシムシムシムシムシムシムシムシムシムシムシ)」バチン、バチン、バチン、バチギ、ボキン、グチャ、グチャ(←強く叩き過ぎて骨が折れた) トントン ガチャッ 鶴屋「みんな、おっはよーっす!」 ハルヒ・キョン・長門・みくる・古泉「「「「「うお、まぶしっ!」」」」」 古泉「こんどは三本柱の一つである、シュールネタに挑戦してみようと思います」 キョン「なんだよ三本柱って」 古泉「努力、友情、勝利です」 キョン「シュールどこだよ」 古泉「でもシュールって案外難しいんですよね」 キョン「聞けよ」 古泉「というわけでシュールと言えば長門さんです」 キョン「なぜ?」 古泉「なにやってるんですか長門さん?」 長門「風車式バックブリーカー」 みくる「ふえぇ~ん!怖いですぅ~!!」 キョン「シュール以前に止めろ!」 キョン「なんだ、寝てるのか・・・・・」 「こうしてみると可愛いよな、こいつ」 「スースースー」 ナデナデ 「ファーブルスコーブルスコー」 キョン「・・・・・・」 キョン「うおりゃっ!!」 どげしっ!!!!! 長門「モルスァ!」 キョン「さらにうおりゃっ!!」 どげすっ!!!!! 長門「モリスェ!」 慎二「…誰か呼んだ気が。」 「長門!こっちだ!!!」 タッタッタッ 「ハァハァここまで来れば一安心d」 ジャーン!ジャーン! 「げぇ!ハルヒ!」 「ここは俺が食い止める!長門・・・・短い間だったけど楽しかったぞ・・・・・」 「イヤッ!私もキョンと一緒n」 ガチャッ 「・・・・・・」 「・・・・・・」 「・・・・・・」 「・・・・・・ジャーン!ジャーン!」 「げぇ!」 「キョン、この前一番遅く来たから罰ゲームね。 覚悟しなさい。」 …そういえば、30分前に集合場所についたのに、全員居やがったな。 「ほら、あのコンビニでみくるちゃんがバイトしているから、そこでエロ本を買ってきなさい!」 …やれやれ、何とかは死ななきゃ直らないって言うよな。 むしろ集合時間を遅く伝えられたのではないだろうか? 疑念が頭をよぎる。 「さあ、 キョン! 行ってきなさい! どぎつい奴を買ってくるのよ!」 …。 俺は、『未来人とXXX』 『衝撃! 初体験はグレイ!!?』 の二冊を買ってきた。 朝比奈さんは・・・。 ニヤニヤしていた。 ハルヒの野郎、引いて居やがったな。 なあ、これ実は朝比奈さんの趣味か? おわり。 長門「朝比奈ミクルに対抗してみた」 キョン「何も変わってないが」 長門「有希レーザーを装備した」 キョン「やめろ」 キョン「やあ君がハルヒかい、紹介するよこの子は僕のペットのシャミセンだ」 ハルヒ「ふん」ぐしゃ キョン「なにをするだーーーーーーー許さん!!」 朝倉「ほな、これで終わりやでぇ」 キョン「いきなりキャラ違う!?そして俺ピンチ」 長門「っぐ・・・あが・・・」 キョン「くそっ。頼りの長門はピンチだし・・・仕方ない!」 朝倉「しねでやんす!」 キョン「そうはいかねぇ!!(ピカッとな)」 朝倉「にゃ、にゃんだ!?まぶしいのよさ!」 キョン「俺のこの手が光って唸る!」 朝倉「ぇ」 キョン「お前を倒せと輝き叫ぶ!必殺!」 朝倉「番組が違」 キョン「シャァァアアイニングフィンガァァァアア!」 朝倉「あべしぃっ!」 キョン「大丈夫か?」 長門「大丈夫。それより・・・」 キョン「黙っててすまない。俺、じつはシャイニングガンダムなんだ」 長門「そんな・・・!」 ED レッツ・ファイナルヒュージョン 長門「って夢を見た」 キョン「はぁ?」 長門「・・・」 キョン「・・・」 長門「にぱー」 キョン「にぱー」 ハルヒ「んじゃ、これ読める?」 『金 玉』 キョン「ちょ…それはお前…」 ハルヒ「何?こんなのも読めないの?」 キョン「いや…読める読めないの話じゃなくて…」 長門「キム・オク」 ハ「!?」キ「?」 長門「北朝鮮の現総書記の第五夫人」 ハ・キ「…」 がらっ サントス「ナア、オカベミナカッタカ?」 一同「…」 ハルヒ「もっとSOS団員を集める方法を考えましょう」 キョン「マジか」 長門「・・・」 みくる「・・・」 古泉「・・・」 鶴屋「あ、そうや!ボンクラーズ結成したらええんよ!」 キョン「しかし中の人効果は発動しなかった」 鶴屋「助けを呼ぶんや!ちよちゃん!」 キョン「いねぇよ」 (消失) 「長門、これ他の人間に撃ったらどうなるんだ?」 「できなくはない、ただし推奨はできない」 「どれ、古泉で試してみるか。おーい古泉」 「どうしました?僕に何か用ですk…ふにゃん」 「さぁ、推理ショーの始まりです」 「バーローwwwwwwwwww」 (憂鬱) 「ハルヒ、実は俺…ミル姉さん萌えなんだ!」 「はぁ!?何言って」 バシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!! 翌日― 「ハルヒ」 「ちーからーのーかぎりいーきてやれぇ~」 「そっちかよ!!!」