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注意書き あまり元ネタを覚えてないので詳細を突っ込まないであげてください 長いです おそらくぬるいです 人間も酷い目にあいます ゆっクエ ここはある村の民家の一室、そこにあるのは簡素だがふかふかで柔らかそうなベッド。 そこで「ゆふぅ~、ゆふぅ~」と寝息を立てる饅頭一つ。 そうゆっくりだ。 もう日が昇って随分たつがよだれをたらしながらすやすや憎らしいほどの笑顔で眠り続けている。 ドンドンドンドンドンドンドンドンドン!! 「れいむそろそろ起きなさい!」 「ゆ、ゆっくりめざめたよ!!」 扉を激しく叩く音で目覚めるゆっくり、どうやら種類はれいむ種だったようだ。 「ゆ?なんののここ?れいむおうちでねてたのに・・・。」 れいむは扉を開けて入ってきた人間に話しかける。 「なに寝ぼけてるのれいむ、ここは貴方のおうちでしょう。」 れいむにそんな覚えは全くなかったが今まで住んでいたおうちより広く、綺麗だったので人間の言葉に乗ることにした。 「ゆ!そうだったね!ここはれいむのおうちだったね!ゆぅ・・・でもまだれいむはねむいんだよ!ばばぁはしずかにでていってね!」 「何を言ってるの!今日は王様の所に行く日でしょう!さっさと起きて!さぁ早く!」 そういうとその人間はれいむのもみあげをむんずとつかみずるずると引っ張っていく。 れいむは体をひねり、もみあげをぴこぴこ動かし抵抗するがゆっくりの力ではどうにもならない。 「いだぃぃぃぃぃぃ!!れいむのもみあげひっぱらないでぇぇぇぇ!!」 途中に階段や石畳を通ってきたので城の前に着いた頃にはれいむは虫の息だった。 「ゆ"っゆ"っゆ"っゆ"っゆ"っゆ"・・・」 「さぁれいむ、王様に無礼の無いようにね・・・っと!!」 そう言うと今までれいむを引きずって来たその人間は城と町をつなぐ橋のまえでれいむを思い切り投げつけた。 「ゆぎゃあああああああああ!!おおおおそそそそららららをぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!・・・ゆべしっ!!」 思い切り扉に叩きつけられたれいむ。 その音に気づいた衛兵がれいむの前にやってきた。 「おお、れいむ様ですね?王様がお待ちです。どうぞこちらへ!」 「ゆげぇ・・・ぞのまえにでいぶをだずげ・・・ゆぎゃああああああ!!でいぶのもみあげもだないでぇぇぇぇ!!」 その衛兵は言葉こそ慇懃であったが結局はさっきの人間と同様に今度は逆側のもみあげを持って謁見の間へと連れて行った。 なんとか謁見の間には着いたもののれいむの姿は酷い物だった髪も体もぼろぼろの土だらけ埃だらけ。 まあ通常なら死んでもおかしく無いほど痛めつけられているのだから無理も無いことではある。 「ゆぐっ・・・ゆぐっ・・・」 れいむはすでに虫の息でただすすり泣くのみだ。 しかし王様は連れてこられたれいむの様子を気にすることもなく話し始める。 「おおれいむよ、よくぞきてくれた!実は魔王が復活し世界各地で悪さをしておるようなのじゃ。 れいむよ、お主魔王を倒しに行ってはくれまいか?」 「ゆべぇ・・・ぞんなごどより・・・でいぶをだずげろぉぉぉぉ・・・」 はい →いいえ 「そんなことを言わずにやってはくれまいか?」 「やだっでいっでるでじょぉぉぉ・・・はやくたすけてねぇぇぇ・・・」 はい →いいえ 「そんなことを言わず(略」 「やだっで(略」 そんなやりとりを百回ほど続けるうちにれいむもだいぶ回復してきたようようで、 「そんな(略」 「やだっでいっでるでしょぉぉぉぉぉぉぉぉ!!そんなどもわがらないの!!ばかなの!!しぬの!」 はい →いいえ 「そ(略」 「ゆっぎゃああああああああああ!!だまれぐぞじじぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」 さらにそんなやりとり百回ほど続けるとれいむも流石に諦めたようで 「ゆぅ・・・わかったよ・・・れいむがまおうさんをたおしにいくよ・・・」 →はい いいえ 「おおれいむよ!やってくれるか!よし、まずはユトの洞窟まで行ってくれ。 勇者の証をてにいれるのじゃ。」 「ゆぅ、めんどくさいけどしかたないよ。ゆっくりがんばるよ!」 「それとささやかながら贈り物をさせてもらうぞこの宝箱をあけるのだ。」 「ゆっくりわかったよ!!」 宝箱を開けるれいむ。まず出てきたのは100ゴールド。 「ゆぅ~♪なんだかとってもきれいでゆっくりできるよぉ~ゆ~ん♪」 次に出てきたのは薬草 「ゆ!おいしそうなはっぱさんだね!む~しゃ、む~しゃ・・・ゆげぇっ!!ぺっぺっ!!にがいよ、まずいよ!! もっとおいしいものをちょうだいね!ぷんぷん!!」 次はたいまつが出てきた 「なに、このぼうさん?ゆっくりかじるよ!ガジガジ・・・硬いしぜんぜんおいしくないよ!こんなのいらないよ!」 そのままれいむはぽいっと捨ててしまった れいむは未練がましく箱をあさるがいくら探そうとこれ以上は何もない。 「おうさまのくせにしけてるよ!もっとおいしいものをちょうだいね!ぷんぷん!」 そんなことをちっっっっと気にもせず王様はれいむに言う。 「さあれいむよ!とっとと世界を救いにいくのだ!!」 そう言うと王様はそばに控えていた馬鹿でかい鎧を着込んだ馬鹿でかい近衛兵に合図をする。 すると近衛兵はれいむにちかづきむんずとつかむ。 「や、やべでぇぇぇぇ!!れいむのあたまがぁぁぁぁぁぁ!! 近衛兵はれいむの頭が引きちぎれるほど強みつつ窓に近づきれいむを頭の後ろに構える。 そしてそのまままどかられいむを投げ飛ばした。 「おそらをとんでるみたいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・(早口)」 そのまま町のほうへ飛んでいく。 「・・・ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ・・・ゆぎゃべらっ!!」 そのまままた石畳に叩きつけられるれいむ。普通なら確実に死んでいるところだが、 この世界では街中でどんなに死ぬような目にあっても死ぬことは無い。 とはいえほぼ黒いしみになってしまったれいむは流石に再生に時間がかかり一時間ほどは動けなかった。 「・・・ゆはっ!!(きょろきょろ)ここどこ!!なんなの!!どういうごどなの!! もうやだぁぁぁぁぁ!!おうぢがえるぅぅぅぅぅぅぅ!!」 そのまましばらくゆーゆー泣いていたが誰も助けてくれないので諦めて動くことにした。 するとちかくに人間がいたので話しかけることにした。 「ゆ!おじさんゆっくりしていってね!!」 「ようこそ、ここはユダトームの町です。」 どうやら自分に友好的なようだと思ったれいむは再び話しかける。 「おじさん、ここはどこなの?れいむのおうちはどっちなの?」 「ようこそ、ここはユダトームの町です。」 「ゆゆっ!?」 男は全く同じ台詞を返してきた。 「そんなこときいてないよ!とっととれいむのおうちがどこかおしえてね!!」 「ようこそ、(略」 「ゆぎぃぃぃぃぃ!!わかったっていってるでしょぉぉぉぉぉ!!」 れいむは諦めずなんどもはなしかけたが気を抜いたとこに男が移動をはじめ危うく踏み潰されそうになったので逃げるように男からを離れた。 「ゆひぃ・・・ゆひぃ・・・なんなのあのおじさん、ぜんぜんゆっくりしてないよ・・・ゆひぃ」 しかたないのでれいむは町を出ることにした。 「ゆっくりまちからでるよ!!」 そこはなにもない広い草原、いやよく見ると遠くに城が見えるではないか。 「ゆっ!あれはさっきのおしろだよ!あっちがれいむのおうちだね!」 ご機嫌になったれいむはぽいんぽいんと草原を駆ける。 しかしなにかの電子音がするとどこからともなく青いたまねぎのような形をした生き物が出てきた。 よくみるとどことなくゆっくりに似ていなくも無い。お友達になりたいのかなと思いれいむはその青いのに話しかけた。 「ゆっくりしていってね!!」 スライムの攻撃、 ポイン 「ゆぎゃぁぁぁぁああああああああああっ!!」 れいむに1のダメージ、れいむはしんでしまった。 れいむたちはぜんめつした・・・ 「・・・なにこれ?」 俺の友人B(以下B)が俺(以下A)に話しかける。 A「ふふふ、どうだ?コレが俺の自信作ゆっくらクエスト。略してゆっクエだ!」 B「糞ゲー乙、と言わざるを得ない。」 A「オィィィ!!そりゃないだろ!苦労したんだぜコレ!」 B「糞ゲーとしか言えないだろ・・・常識的に考えて・・・。シナリオとか敵とかモロパクりじゃねえか。」 A「いやいや、まあ確かにシナリオと敵に関しては弁解の余地は無い。でもれいむの思考パターンやらやられる時のグラフィックやらは千種類以上あるんだぞ! 毎回れいむの反応が違うんだ!」 B「その情熱を他のところにつぎ込めよ!しかしドット絵でよくやるわホントに・・・。まあそれはいいが主人公のれいむが弱すぎるだろ。」 A「いや、俺もそう思うんだがなぜか強くしようとするとエラーになるんだよ。だから結局パラメーターは全部1ということに・・・。」 B「ゲームバランスどうこうのレベルの話じゃねーぞ。」 A「まあまあ、いいじゃないか。少しやれば強くなって戦い楽になるから。シナリオも適当なのからちょこちょこパクってるから悪くは無いはずだ。」 B「自慢げに言うな。・・・まあ、いいかじゃあもう少しやってみるか。」 「ゆはっ!!・・・ゆぅ?ここどこ?」 ゲーム再開、ちなみにここはさっきの謁見の間である。 「おおれいむよ死んでしまったのか、情け無い。一日も早くお前が魔王を倒してくれるのを待っているぞ。」 「なにいってるの!もうやだよ!!れいむおうちかえる!!」 といって動こうとするがれいむの体はぴくりとも動かない。 「ななな、なんでぇぇぇぇ!!れいむのからだうごかないよぉぉぉぉぉぉぉ!!」 今頃になってれいむは自分の体が自由に動かないことに気がついたらしい。 そうしてじたばたしているとまた近衛兵がやってきて窓から思い切り投げられてしまった。 「おそらを(略」 B「なぁ、コレ毎回こうなのか?」 A「まあな、死ぬたびここに戻される。まあ毎回れいむの反応は違うけど。」 B「お前の偏った技術力には時々驚かされるよ。」 A「褒めるなよ、照れる。まあとりあえず今度は装備を整えて町の人の話を聞いてみるといいと思うぞ。」 B「まあRPGの定石だわな。そうするか・・・。あと褒めてねえよ。」 れいむは自分の意思にとは関係なく武器屋に来た。店内には楽しげな音楽が流れている。 「いらっしゃいませ何をお求めですか?」 「ゆ!おじさん、かわいいれいむになにかおいしいものをちょうだいね!」 →たけざお こんぼう どうのつるぎ ぬののふく かわのふく かわのたて 「たけざおだな?早速装備していくかい?」 「ゆー!!じじぃ!!なにいってるの!!おいしいものちょうだいっていってるでしょ!!ばかなの!!しぬの!!」 →はい いいえ 「そうだよな、折角買ったんだから装備していかなきゃな。」 「ゆぎぃぃぃ!!ばかなじじぃはさっさとしね!!」 そうれいむが言うと店主が急に竹ざおを構えれいむに向かって投げた。 「・・・オラァッ!!」 「ゆぴぃっ!!」 れいむは死んでしまった。 れいむたちは全滅した・・・。 B「おい!なんだよこれ!!」 A「おー、お前運がいいな。これなかなか見れないんだぜ?れいむが人間になめた口を聞いて店主の怒りゲージがMAXを超えると起こるイベントなんだ。」 B「どんな死にゲーだよ・・・」 A「あ、ちなみにれいむはたけざお装備できないぞ。」 B「はぁ?なんだよそれ、じゃあなんならできるんだ。」 A「えーっとそこの武器屋でできるのは・・・ぬののふくかな?」 B「そんだけ!?」 A「そうだな。でも人間用だから装備すると前が見えなくなって攻撃が外れまくるぞ。」 B「ちょ、おま。」 A「リアリティを追求したくてな。」 B「もういい・・・装備はあきらめる。」 再びあのコントを終えて町に戻ってきたれいむ。 A「じゃあ町の人に話しかけてみようか。」 B「なんか嫌な予感しかしないぞ・・・。」 「ゆ!おじさんゆっくりしていってね!!」 「ここから北東に行くとユトの洞窟があるぞ気をつけていくことだ。」 B「今のところ行ける気配が無いが。」 A「まあ気長にな、気長に。」 そしてほかの男にれいむが話しかける。 「おにいさん、ゆっくりしていってね!!」 「・・・ん?おお、ゆっくりか!じゃあ・・・ヒャッハーーーーーーー!!虐待だぁーーーーーーーーー!!」 「ゆゆぅ!?」 戦闘の音楽が鳴り響く。 B「オイ、なんか戦闘に入ったぞ。」 A「あ~、コイツに話しかけちゃったか。」 B「なんなんだよこれ。」 A「虐待お兄さんだ。話しかけると襲ってくるぞ。」 B「マジかよ・・・どんだけトラップしかけてんだこのゲーム。」 A「ちなみに町にいるキャラの三人に一人は虐待お兄さん、お姉さんだ。」 B「きが くるっとる。・・・でもダメージ0だな、なんで?」 A「そりゃ虐待お兄さんだからな。なかなか死なないようにギリギリの攻撃をしてるんだ。」 B「ホントお前ってやつは・・・」 A「ちなみにこいつは絶対倒せん。HP10000/10000で最強武器でもダメージ0だからな。」 B「もうわかったよ・・・さっさと進めよう。」 「ゆげげげげげげ・・・ごろじでぇぇぇぇぇ・・・」 「ヒャッハーーーー!!まだまだいくぜぇぇぇぇぇぇ!!」 「ゆぎゃべぶらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 再びコントを終えて、町での情報入手もなんとか終えて。 町の外に出て敵を倒すことにした。 スライムがあらわれた 「ゆっ!!さっきのゆっくりできないたまねぎさんだね!!もうゆるさないよ!!ぷんぷん!!」 スライムの攻撃!スライムの攻撃ははずれた。 「ゆっふっふ、れいむのかれいなすてっぷでかわしたよ!じゃあたまねぎさんはさっさとしね!!」 れいむの攻撃!れいむの攻撃ははずれた。 「どぼじでよけるのぉぉぉぉぉぉぉ!!」 ~長くなるので中略~ 「ゆりゃぁぁぁぁぁ!!」 「ピィ~~~~」 れいむはスライムをたおした。 スライムをたおした。 「やったよ!たおしたよ!」 たらたらったったった~ 「ゆ、れべるあっぷだよ!!」 れいむのレベルが2になった。 ほっぺのもちもち感が1あがった。 髪のつやが2さがった。 ゲスさが1あがった。 おなかが1へった。 あたまが2わるくなった。 むしばになった。 あんよのかたさが1あがった 『バント職人』を手に入れた 餡子が1甘くなった。 体力が1ふえた気がする。 B「・・・もう突っ込む気力もなくなってきた。」 A「あ~あ、虫歯は医者がいないからジョーブ博士に会わないと治らないぞ。」 B「何を混ぜてんだお前は!!ジャンルが違うだろ!! だいたい上がってるパラメーターおかしいだろ!!なんだあれ!!役にたたねぇのばっかじゃねえか!! A「いや、パラメーター作ってたら楽しくなってきちゃって・・・色々作ってたらメインのパラメーターが上がらないのなんのって。」 B「あああああああああああ!!ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!やってられるかこんな糞ゲー!! リセェェェェェェェェェットォォォォォォォォ!!」 A「あ!バッカ!!お前!!いきなり切ったらデータが・・・!!」 AがBからコントローラーをひったくり急いでセーブデータを確認すべく電源をつける。 でんでんでんでんでんでんでんでんで~でん ぼうけんのしょ1がきえました ぼうけんのしょ2がきえました A「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!! 俺の数十時間がぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 「もうすぐまおうのしろだよ!!みんながんばろうねっ!!」 「「「えいえいゆ~!!」」」 れいむはここまでの厳しい試練を思い出し感傷に浸っていた。 何百・・・いや、何千回死んだことだろう。 何度も死んで酷い目にあって、でもその度旅の途中で出会った仲間達が励ましてくれた。 冷静で都会派の賢者のありす、優しくて何でも知っている僧侶のぱちゅりー、そしてかっこよくて頼もしい戦士のまりさ。 ついに魔王の城まで後一歩なのだ。そしてれいむは前々から決めていることがあった。 「ねぇまりさ。」 「ゆ、なにれいむ?」 「もし、もしもまおうをたおしたら・・・あのね・・・れいむとけっ・・・」 「むぎゅううううううううううう!!なにあれぇぇぇぇえええええええええ!!」 ぱちゅりーがかつて聞いたことも無いほど大きい声で叫んでいる。 何事かとそちらを見てみると空が真っ暗だった。 いや、暗いというか何もなくなってしまっている。 「ゆぁぁぁぁあああああああ!!なにあれぇぇええええええ!!おそらがまっくらだよぉぉぉぉぉぉぉ!!」 「ゆっくりでぎないぃぃぃぃぃぃぃいいいいいい!!」 すると空だけではなく、周りの風景も消えてきている。 「ゆぁぁぁぁぁぁぁ!!やまさんがきえてるよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 「むきゅぅぅぅぅぅぅぅ!!もりさんもよぉぉぉぉぉ!!」 「まっぐらざん、こっぢぎでるよぉぉぉぉ!!ごないでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「びんな、にげるよっ!!これじゃあゆっぐりでぎなぐなるよ!!」 四匹は草原を必死にはね続ける。 「「「「ゆっはゆっはゆっはゆっはゆっは・・・」」」」 しかし体の弱いぱちゅりーには他のゆっくりについていけるはずもなく・・・ 「むぎゃぅっ!!」 石につまづいて転んでしまった。 そこを容赦なく真っ暗が襲う 「むっぎゃぁぁぁぁぁあああああああ!!ぱちゅが・・・ぎえで・・・い・・・ぐ」 「「「ゆぁぁぁぁぁ!!ばづゅりぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」」」 ぱちゅりーは真っ暗に飲み込まれてしまった。いや、飲み込まれたというよりはまるで分解されたといったほうが正しい。 「いやぁぁぁああああああああ!!ゆっくりできないわぁぁぁあぁああああ!!じにだぐなぃぃぃぃぃぃいいいいいい!!」 ありすはあまりの恐怖に二人とはぐれてどこかに行ってしまった。 しかしその直後「ゆぎゃ!!」っと言う悲鳴が響いた。 真っ暗に飲まれたのかもしれないし、崖から落ちたりしたのかもしれない。 いずれにせよありすがもうこの世にいないことは明白だった。 「ばりざぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ごわいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 「ばりざもこわいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 ついに二匹は岩の上に取り残されてしまった。周囲はもう真っ暗で、岩も徐々に沈んできている。 「ばりざっ!!ぜまいよっ!!もっどぞっぢにづめでねっっ!!!」 「むりだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!ばりざがおぢぢゃうでじょぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 そうこうしているうちにどんどん岩は沈み始めている。 「ゆぁぁぁああああああああああああ!!こわいいいいいいいいいい!!」 「ゆっゆっゆっゆ・・・ゆぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 どんっ 「ゆっ?」 れいむはなにかの衝撃受けた。 その瞬間、自分の体がふわりと浮かぶのを感じた。 『ゆぅ~おそらをとんでるみたい。』 そんなことを考えていた。 不思議と恐怖は無かった、ただ一つ悲しいことがあった。 それはれいむ愛したまりさの顔がいままでで一番醜かったことだ。 『まりさ、わらって。いつもみたいにたのもしいおかおをれいむにみせてね。』 そう思いながられいむの意識は虚空に消えていった・・・。 「ゆっ・・・ゆっへっへ・・・まりささまはわるくないんだぜ・・・ぜ、ぜんぶれいむがわるいんだぜ・・・ れいむがいやがるまりささまをむりやりつれてきたんだぜ・・・だかられいむはしんでとうぜんなんだぜ・・・ゆっへっへ・・・。」 ゴゴゴゴゴゴゴ・・・ 「ゆっ!?」 ついに魔王の城まで崩れてしまった・・・。 そして、空を覆いつくすほどの真っ暗がこちらに向かってくる。その様はまるで巨大な真っ黒い津波だ。 「ゆへっ・・・ゆひゃひゃひゃ・・・ゆひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!ゆはははははははははははははははははははは!! ごめんね、れいむ。 」 A「おまえなぁ・・・どうしてくれんだよ・・・俺のれいむが・・・まりさがぁぁぁ・・・」 B「悪かったって・・・今日の夕飯代は俺が持つから勘弁しろよ。な?」 A「マジで!?じゃあ肉だな、肉!!意義は認める、しかし決定は覆さん!!」 B「うわぁ~マジかよ・・・あ~畜生!わぁ~ったよ!!今回だけだぞ。」 A「えっ!!肉でいいのか!!こりゃぁ明日は雪だな。間違いねぇや。」 B「黙れ、今から牛丼に変えてもいいんだぞ。・・・まあ俺も気持ちはわからんでも無いからな。」 A「なんかあったのか?」 B「あの元ネタのゲームでちょっとな・・・」 A「ああ、あれか。」 B「あの音楽反則だろ。」 A「こだわってますから。」 B「まぁ肉食って嫌な事忘れて今日は寝ちまえ。な?」 A「何言ってんだ?飯食ってスタミナつけてこれからまた攻略だろう。」 B「・・・お前って本当逞しいな。」 A「お褒めにあずかり光栄の極み。さぁ!肉だ!!食うぞぉぉぉぉ!!」 B「へいへい・・・あんま肉ばっか食うなよ。」 続く・・・かもしれない あとがき 他のゲームで話を考えていたのにこんな感じになりました。 なんで毎回話がいったり来たりするのか・・・。 ホントにこんなゲームがあればなぁ・・・かなりやってみたい。 あとなんか書いてるうちにガキの時分に読んだ『ぼくはゆうしゃだぞ』って言う絵本のことを思い出して悲しくなった。 謝れ、あの頃の俺に謝れ。 あと一応ユマンジュゥのときの二人とは別人です。 まああとで設定変えるかもしれませんが・・・。 ではまた今度お会いすることがあれば。 甘党? 今まで書いたもの ゆっくりコールドスリープ ゆっくりを効率的に全滅させるには。 ユマンジュゥ きれいなゆっくりの作り方 ゆっくり達のバザール
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今まで書いた駄文 ふたば系ゆっくりいじめ 673 昆布巻き ふたば系ゆっくりいじめ 682 ゆ虐カフェ ふたば系ゆっくりいじめ 704 展示品 nue024 不夜嬢レッド 注意:前半はストレスがマッハ。 【れいみゅ地獄】 面積が畳の三分の一ほどの低い箱が、何段も有る棚の上に大量に置かれている。 いわゆる『カイコ棚』というやつである。 「ゆっきゅちのひ~♪まっちゃちのひ~♪ちゅっきちのひ~♪」 「ゆ~♪ゆゆ~♪ゆっきゅち~♪ゆっきゅちちていっちぇね~♪」 『おうた』をうたうものがいた。 「ぴこぴこしゅりゅよ!」 「ぴこぴこしゃんはゆっきゅちできりゅにぇ!」 もみあげをピコピコさせるものがいた。 「もうやぢゃぁ!おうちきゃえりゅう!」 「いやぢゃあぁぁ!!やぢゃ!やぢゃ!やぢゃぁぁっ!!」 だだをこねるものがいた。 「ちーちーしゅりゅよ!」 「しゅっきりー!」 ちーちーをするものがいた。 箱の中にうじゃうじゃとにいるのは、カイコではなくれいむ種の赤ゆっくり『れいみゅ』である。 ここでは、大量の『れいみゅ』を飼育していた。 「むーちゃむーちゃ、それなりー」 「むーちゃむーちゃ、おいちくにゃい…」 箱に入れられたペースト状の餌を不平を言いながら食べる。 甘味はほとんど無く、変な臭いがするがそれ以外のものは与えられない。 「うんうんしゅりゅよ!」 「くちゃぁい!ゆっきゅっちできにゃーい!」 食べた後はうんうんをするが、それを片付けるようなことはしない。 一日三回餌を与えるついでに、極端に弱った個体や死骸を取り除く程度である。 「ゆゆ!ここになにきゃありゅよ!」 「むーちゃむーちゃ、ちあわちぇー!」 一分も放置していれば、勝手に自分で食べて処分してくれる。 うんうんは体内の古くなった餡子、ゆっくりにしか解らない悪臭が消えればただの餡子である。 「ゆゆ!ゆっきゅりできにゃいじじいがいりゅよ!」 「れいみゅちゅよいんぢゃよ!ぷきゅぅ!」 数日間、餌を与えるだけで躾もせずに放置すれば、ウザい『れいみゅ』の大群が出来上がる。 飼育担当の者はここを『れいみゅ地獄』と呼んでいる、不景気でもこの職場の離職率は高い。 「くしょじじいはれいみゅにあみゃあみゃよこちぇぇ!」 「きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇ!」 叩き潰したい衝動を抑えつつ、ある程度育った『れいみゅ』の詰まった箱を台車の上に積み上げ、 この『れいみゅ地獄』から運び出す。 人間達にとっての『れいみゅ地獄』から、れいみゅ達にとっての『真のれいみゅ地獄』へと。 「おしょりゃをちょんでりゅみちゃい!」 「ゆんやぁぁぁぁ!いじゃあぁいぃぃぃ!」 箱を傾けて、れいみゅ達を大型の蒸篭に移す。 いくつかの蒸篭を積み上げたら一番上に蓋をし、高温の蒸気で蒸す。 ゆっくりには正体不明の抗菌作用があるとはいえ汚物には消毒が必要だ、高温殺菌である。 れいみゅ達は饅頭、饅頭どもに一番ふさわしい扱いをしてやるのだ。 「ゆびゃああああああああ!!!」「あぢゅいよおおおお!!!」「ゆっくちさしぇちぇぇぇぇぇぇ!!!!」 死なない程度に蒸し上げたれいみゅ達を、あらかじめ用意しておいた瓶に移す。 「ぺーりょぺーりょ、あまあまー!」 「むーちゃむーちゃ、ちあわちぇー!」 瓶の中に入っていた粥のようなものに気が付いたれいみゅ達は、それを貪り始める。 蒸気でふやけた皮が、さらに水分を吸っていく事にも気づくことなく、瓶の中に大量にある 『あまあま』に夢中になっていた。 「ちゅぶれりゅぅぅぅ」 「ゆげぇぇぇぇ」 次々と瓶に放り込まれるれいみゅ達。 下敷きになって押しつぶされ、『あまあま』の中に沈んでゆく先に入れられたれいみゅ達を無視し 『あまあま』に取り付く。 潰れたれいみゅの餡子も構わず貪り食う。 「ぽんぽんがいじゃいよぉ」 「ゆぶぇぇぇぇ!うんうんがとまりゃにゃいよぉ!」 一日もしないうちに、れいみゅ達は体調を悪化させ、うんうんが止まらなくなっていた。 うんうんで失われた餡子を取り戻すために周りの『あまあま』を食べ、うんうんを漏らす。 うんうんまみれの体でうんうんまみれの『あまあま』を舐め取り、さらにうんうんを垂れ流す。 「ぺーりょぺーりょ…ゆげぇぇぇ!」 「あみゃあみゃしゃんありゅにょにどぼじでゆっきゅりできにゃいにょぉ!」 『あまあまはゆっくりできる』はずなのに、瓶の中の『あまあま』を食べたれいみゅ達は うんうんまみれでゆっくりできなくなっていく。 「ゆっ…どぼじでれいみゅにかびさんがはえてるの…」 下痢状のうんうんで満たされた瓶の中、れいみゅ達の体に更なる変化がおきていた。 瓶にあった『あまあま』の正体、それは穀物を麹で醗酵させた『もろみ』である。 穀物のデンプンを糖に変化させ『あまあま』に変えたのはカビの一種麹カビ。 カビの混じった『あまあま』が入った瓶に入れられたれいみゅ達は、体の内外両方からカビに 侵されているのだった。 そして、人間は『もろみ』の中にもう一つあるものを加えていた。 「ゆ…くしゃい…ゆっきゅりできにゃい…」 「にぎゃいよ…ゆげぇ…」 瓶の中、れいみゅ達の周りのどろどろしたものの中から、泡が出始める。 れいみゅ達の口に入ってくるどろどろの味が、少しづつ『あまあま』から『にがにが』に変化する。 もろみに加えられていた酵母菌の作用で、糖分が醗酵してエタノールが作られているのだ。 潰れて死んだれいみゅがいた。 溶けて死んだれいみゅがいた。 うんうんが止まらなくなって死んだれいみゅがいた。 全身に麹カビが生えて死んだれいみゅがいた。 酔っ払って餡子を吐いて死んだれいみゅがいた。 一週間後、生きているれいみゅはいなくなった。 瓶の中の『れいみゅ達だったもの』は単式蒸留器にかけられ、アルコールが分離される。 分離されたアルコールは一定期間タンクの中で熟成され、アルコール度数を調整した後、 瓶詰めされて出荷される。 『本格ゆっくり焼酎 博霊』のラベルが貼られて。 ネーミングの由来は企業秘密だそうである。 アルコールを分離させた残りカスは、米ぬかや飼育段階で死にかけたれいみゅとれいみゅの死骸を 加えられ、原料用れいみゅの餌として再利用される。 あまり廃棄物を出さない地球に優しい焼酎なのだ。 虐待鬼意山たちの宴会に欠かせないこの酒は、このようにして作られている。 れいみゅ達の死臭がしみこんでいるらしく、飲酒の習慣がある飼い捕食種ゆっくりも好んで 飲むらしい。 『れいみゅ地獄』とはまた別の一室。 面積が畳の三分の一ほどの低い箱が、何段も有る棚の上に大量に置かれている。 いわゆる『カイコ棚』というやつである。 「にょーびにょーびしゅりゅよ!」 「にょーびにょーび!」 『のーびのーび』をするものがいた。 「びゅーんびゅーんしゅりゅよ!」 「びゅーんびゅーんしゃんはゆっきゅちできりゅにぇ!」 みつあみををびゅーんびゅーんさせるものがいた。 「ゆえぇぇぇぇん!おきゃあしゃん!」 「ゆっぴぃぃぃぃ!!きゅわいよぉぉぉ!!」 泣きべそをかくものがいた。 「うんうんしゅりゅよ!」 「しゅっきりー!」 うんうんをするものがいた。 箱の中にうじゃうじゃとにいるのは、カイコではなくまりさ種の赤ゆっくり『まりちゃ』である。 ここでは、大量の『まりちゃ』を飼育していた。 『本格ゆっくり焼酎 霧雨』の原料として。 終わり 焼酎にしてみました。 そういえばまだありすを虐待してない、どうしよう? しかし、ゆっくりのキャラクターイメージで 子(赤)れいむ:やたらとしーしーを漏らす 子(赤)まりさ:所構わずうんうんをする と思ってるのは私だけでしょうか?
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大体、元ネタはある 「うーっ♪」 胴付きれみりゃが、風下に向かって気持ちよく屁をこいた。 その場で気分よく深呼吸をする直前に風向きが百八十度変わった。 ある日、野良れいむが自動販売機の下から、百円玉を見つけ出した。 それを見ていた男が、れいむにこう話しかけた。 「れいむ、その百円玉をお兄さんにくれないか?」 「なにいってるの? ばかなの? しぬの? れいむはこれであまあまをかうんだよ!」 「まあ待て。ただでとは言わん。この一円玉が何か分かるかい? これはね、表の模様が裏に、裏の模様が表にある世にも珍しい一円玉なんだよ。こっちの方が価値があるんだ」 「ゆっ!? ま、まあ、おじさんがそれをれいむにくれるなら、このぴかぴかさんをあげてもいいよ」 「流石、れいむは頭が良いね。話が早くて助かるよ。じゃ、交換だ」 その、世にも珍しい一円玉を百円と引き替えに手にしたれいむは、さっそく近所のコンビニに向かって跳んでいった。 WIN・WINの関係となる良い取引をした男は、満足げな顔で、その自動販売機でチェリオを買った。 昔々には、イギリスの北部に食人を行う一族がいたという。三国志の劉備が人肉をふるまわれた話も、知っている人は知っているだろう。 そして今の世に、ゆっくりを食うゆっくりがいた。 といってもれみりゃやふらん等ではない。まりさとれいむの夫婦だ。 同族殺しは最もゆっくりできないとか、臭いで同族殺しが分かるとかいう設定はこの際、スルーして欲しい。多分、ゆっくりの餡子の甘さにとりつかれたのだろう。 主にまりさが、夫として、近くを通りがかったゆっくりを襲って食べているのだった。 その狩りのノウハウを子まりさにも教える日がやってきた。 そして見つけた最初の獲物は、ありすだった。何だかとてもとかいはな感じのする、あか抜けた肉付きのいいありすだった。 「ゆわーい、ぱぱ、きょうのでぃなーはあいつだね」 と、子まりさが言った。それに対して、 「いや、きょうのでぃなーはうちにいるれいむにするよ!」 と、親まりさが答えて、ありすをナンパしにいった。 「れいむはゆっくりのかみさまだよ! みんなのおねがいごとをなんでもきいてあげるね!」 突如空から降りてきた、妙に神々しいれいむのもとに、大勢のゆっくりが集まってきた。 「あまあまをたくさんちょうだいね!」「かわいいおよめさんがほしいよ!」 「どすになりたーい!」「きんばっじさんのしけんにごうかくさせてね!」 「このよからぎゃくたいおにいさんをまっさつしてね!」 皆がそろいもそろって、お願い事を口にした。 れいむは、その全てを聞き届けた後、満面の笑みで言った。 「うん! みんなのおねがいはきいたよ! じゃあみんな、ゆっくりしていってね!」 皆が呆然とする中、神様れいむは何もせず、飛び立った。 が、すぐに落ちてきた。 願い事を叶えられない神様れいむは、神様としての権利を剥奪されたのだった。 もはや神様でも何でもないれいむは、満面の笑みで言った。 「えーと……やっぱりかみさまなんていなかったね!」 他のゆっくりたちも、つられて笑った。 笑いながら、れいむに次々と体当たりをしていった。 ドーナツ屋でバイトをしていると、先ほど百円のドーナツを一つ買っていった小汚いれいむがまた来た。俺の顔は一瞬、店員スマイルを忘れる。 多分、どこかで百円を拾ったのだろう。商品を選んでいる最中のふんぞり返った様は実にいらいらするものだった。 よく見ればこのれいむ、先ほど買ったチョコドーナツをまだ食っていなかった。 「このどーなつさんはやっぱりやめたよ! べつのにしてね!」 開いた口がふさがらないとはまさにこのことだが、生憎、他の客がいる手前、手荒なことは出来なかった。 こういうのは、要求をのんで、さっさと追い出すのが一番ましな方法だ。 「はいはい。分かりました。じゃあ、そのドーナツは返してください」 俺はチョコドーナツを受け取る。うわっ、何か濡れてる。チョコが溶けてるし…… しかし、どうしてこいつ、大好きなあまあまをさっさと食ってしまわなかったんだろう? 答えはすぐに出た。 「じゃ、れいむはほんとうはあのどーなつさんがほしいよ!」 といって指し示したのは、二百円するデラックスチョコドーナツだった。 「……あれは、れいむのもってきた百円玉一枚では足りませんですけど」 何だか言葉遣いが変になりそうだ。饅頭に対して丁寧語を使った経験がないもので。 「はあ? なにいってるの? ばかなの? しぬの? さっきれいむがもってきたぴかぴかさんと、いまかえしたどーなつさんで、ぴかぴかさんがふたつぶんでしょお!?」 「……つまり、払った百円と、返品した百円ドーナツで、合計二百円払った、といいたいんですね?」 「ふう、あんこのうなおにいさんにもようやくれいむのふくざつなりろんがりかいできたようだね! わかったらさっさとあまあまを」 俺は、そのれいむを調理場に連れて行くと、ドーナツのたねで口を塞ぎ、バーナーで脚をあぶった。
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なんごくシティ ポケモンジム リーダー らいむ だって くだもの だもの http //ch.nicovideo.jp/community/co280843 入場者数本日の入場者数 - 人昨日の入場者数 - 人計 - 人 おーす みらいのチャンピオン! ここのジムリーダーは フルーツのように あまくは ない! なんごく()なのに てんこうが ころころ かわるぞ! ポケモンを しんじて おくせず ぶつかっていけ! ★☆★らいむ認定トレーナー★☆★ br Naru 以下略 せつか みきひと hiRo かっか メイウィル ルミナス れい まさや ゲ2 ユダヤ 敬称略 勝てて良かったです!! -- メイウィル (2010-12-21 22 29 49) 名前 コメント
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2003年1月放送開始。プライムビデオが配信開始。続編に~南国夢浪漫、らいむいろ流奇譚がある。 監督 鈴木行 原作 あかほりさとる シリーズ構成 あかほりさとる キャラクターデザイン 渡辺真由美 美術監督 河野次郎 美監補佐 土師勝弘 色彩設計 安藤由香里 撮影監督 佐藤太朗 編集 坂本雅紀 音響監督 たなかかずや 音響効果 今野康之 調整 野口あきら 録音 今井修治 音楽 大森俊之 アニメーション制作 スタジオ雲雀 脚本 あかほりさとる 吉岡たかを 子安秀明 絵コンテ 鈴木行 井上草二 平池芳正 井硲清高 西村純二 古川順康 森邦宏 演出 平池芳正 高島大輔 大西景介 鎌田祐輔 山内東生雄 作画監督 渡辺真由美 鎌田祐輔 金相燁 李鍾玄 伊藤秀樹 森川均 平林孝 プライムビデオ らいむいろ戦奇譚 Ep. 1 "第1話 戦艦の中の女学校" 監督 鈴木行 再生時間 0時間25分 初公開日/初回放送日 2002年1月1日 ■関連タイトル らいむいろ戦奇譚 DVD-BOX らいむいろ戦奇譚 メモリアルソングス らいむいろ戦奇譚 オリジナル・サウンドトラック らいむいろ戦奇譚 完全ビジュアルブック らいむいろ戦奇譚ビジュアルコレクション らいむいろ戦奇譚 ドラマCD 1 ドラマCD らいむいろ戦奇譚 SP1 トークCD らいむいろ戦奇譚 SP1 ライブCD「らいむ☆いろいろ爆走ス!」 ラジオCD らいむ色女学院☆純 原作ゲーム版 らいむいろ戦奇譚ヴォーカル集 原作ゲーム版 elf OFFICIAL らいむいろ戦奇譚 ART WORKS フィギュア・ホビー:らいむいろ戦奇譚 原作ゲーム Windows らいむいろ戦奇譚 DVD-ROM版 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
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注意書き あまり元ネタを覚えてないので詳細を突っ込まないであげてください 長いです おそらくぬるいです 人間も酷い目にあいます ゆっクエ ここはある村の民家の一室、そこにあるのは簡素だがふかふかで柔らかそうなベッド。 そこで「ゆふぅ~、ゆふぅ~」と寝息を立てる饅頭一つ。 そうゆっくりだ。 もう日が昇って随分たつがよだれをたらしながらすやすや憎らしいほどの笑顔で眠り続けている。 ドンドンドンドンドンドンドンドンドン!! 「れいむそろそろ起きなさい!」 「ゆ、ゆっくりめざめたよ!!」 扉を激しく叩く音で目覚めるゆっくり、どうやら種類はれいむ種だったようだ。 「ゆ?なんののここ?れいむおうちでねてたのに・・・。」 れいむは扉を開けて入ってきた人間に話しかける。 「なに寝ぼけてるのれいむ、ここは貴方のおうちでしょう。」 れいむにそんな覚えは全くなかったが今まで住んでいたおうちより広く、綺麗だったので人間の言葉に乗ることにした。 「ゆ!そうだったね!ここはれいむのおうちだったね!ゆぅ・・・でもまだれいむはねむいんだよ!ばばぁはしずかにでていってね!」 「何を言ってるの!今日は王様の所に行く日でしょう!さっさと起きて!さぁ早く!」 そういうとその人間はれいむのもみあげをむんずとつかみずるずると引っ張っていく。 れいむは体をひねり、もみあげをぴこぴこ動かし抵抗するがゆっくりの力ではどうにもならない。 「いだぃぃぃぃぃぃ!!れいむのもみあげひっぱらないでぇぇぇぇ!!」 途中に階段や石畳を通ってきたので城の前に着いた頃にはれいむは虫の息だった。 「ゆ"っゆ"っゆ"っゆ"っゆ"っゆ"・・・」 「さぁれいむ、王様に無礼の無いようにね・・・っと!!」 そう言うと今までれいむを引きずって来たその人間は城と町をつなぐ橋のまえでれいむを思い切り投げつけた。 「ゆぎゃあああああああああ!!おおおおそそそそららららをぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!・・・ゆべしっ!!」 思い切り扉に叩きつけられたれいむ。 その音に気づいた衛兵がれいむの前にやってきた。 「おお、れいむ様ですね?王様がお待ちです。どうぞこちらへ!」 「ゆげぇ・・・ぞのまえにでいぶをだずげ・・・ゆぎゃああああああ!!でいぶのもみあげもだないでぇぇぇぇ!!」 その衛兵は言葉こそ慇懃であったが結局はさっきの人間と同様に今度は逆側のもみあげを持って謁見の間へと連れて行った。 なんとか謁見の間には着いたもののれいむの姿は酷い物だった髪も体もぼろぼろの土だらけ埃だらけ。 まあ通常なら死んでもおかしく無いほど痛めつけられているのだから無理も無いことではある。 「ゆぐっ・・・ゆぐっ・・・」 れいむはすでに虫の息でただすすり泣くのみだ。 しかし王様は連れてこられたれいむの様子を気にすることもなく話し始める。 「おおれいむよ、よくぞきてくれた!実は魔王が復活し世界各地で悪さをしておるようなのじゃ。 れいむよ、お主魔王を倒しに行ってはくれまいか?」 「ゆべぇ・・・ぞんなごどより・・・でいぶをだずげろぉぉぉぉ・・・」 はい →いいえ 「そんなことを言わずにやってはくれまいか?」 「やだっでいっでるでじょぉぉぉ・・・はやくたすけてねぇぇぇ・・・」 はい →いいえ 「そんなことを言わず(略」 「やだっで(略」 そんなやりとりを百回ほど続けるうちにれいむもだいぶ回復してきたようようで、 「そんな(略」 「やだっでいっでるでしょぉぉぉぉぉぉぉぉ!!そんなどもわがらないの!!ばかなの!!しぬの!」 はい →いいえ 「そ(略」 「ゆっぎゃああああああああああ!!だまれぐぞじじぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」 さらにそんなやりとり百回ほど続けるとれいむも流石に諦めたようで 「ゆぅ・・・わかったよ・・・れいむがまおうさんをたおしにいくよ・・・」 →はい いいえ 「おおれいむよ!やってくれるか!よし、まずはユトの洞窟まで行ってくれ。 勇者の証をてにいれるのじゃ。」 「ゆぅ、めんどくさいけどしかたないよ。ゆっくりがんばるよ!」 「それとささやかながら贈り物をさせてもらうぞこの宝箱をあけるのだ。」 「ゆっくりわかったよ!!」 宝箱を開けるれいむ。まず出てきたのは100ゴールド。 「ゆぅ~♪なんだかとってもきれいでゆっくりできるよぉ~ゆ~ん♪」 次に出てきたのは薬草 「ゆ!おいしそうなはっぱさんだね!む~しゃ、む~しゃ・・・ゆげぇっ!!ぺっぺっ!!にがいよ、まずいよ!! もっとおいしいものをちょうだいね!ぷんぷん!!」 次はたいまつが出てきた 「なに、このぼうさん?ゆっくりかじるよ!ガジガジ・・・硬いしぜんぜんおいしくないよ!こんなのいらないよ!」 そのままれいむはぽいっと捨ててしまった れいむは未練がましく箱をあさるがいくら探そうとこれ以上は何もない。 「おうさまのくせにしけてるよ!もっとおいしいものをちょうだいね!ぷんぷん!」 そんなことをちっっっっと気にもせず王様はれいむに言う。 「さあれいむよ!とっとと世界を救いにいくのだ!!」 そう言うと王様はそばに控えていた馬鹿でかい鎧を着込んだ馬鹿でかい近衛兵に合図をする。 すると近衛兵はれいむにちかづきむんずとつかむ。 「や、やべでぇぇぇぇ!!れいむのあたまがぁぁぁぁぁぁ!! 近衛兵はれいむの頭が引きちぎれるほど強みつつ窓に近づきれいむを頭の後ろに構える。 そしてそのまままどかられいむを投げ飛ばした。 「おそらをとんでるみたいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・(早口)」 そのまま町のほうへ飛んでいく。 「・・・ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ・・・ゆぎゃべらっ!!」 そのまままた石畳に叩きつけられるれいむ。普通なら確実に死んでいるところだが、 この世界では街中でどんなに死ぬような目にあっても死ぬことは無い。 とはいえほぼ黒いしみになってしまったれいむは流石に再生に時間がかかり一時間ほどは動けなかった。 「・・・ゆはっ!!(きょろきょろ)ここどこ!!なんなの!!どういうごどなの!! もうやだぁぁぁぁぁ!!おうぢがえるぅぅぅぅぅぅぅ!!」 そのまましばらくゆーゆー泣いていたが誰も助けてくれないので諦めて動くことにした。 するとちかくに人間がいたので話しかけることにした。 「ゆ!おじさんゆっくりしていってね!!」 「ようこそ、ここはユダトームの町です。」 どうやら自分に友好的なようだと思ったれいむは再び話しかける。 「おじさん、ここはどこなの?れいむのおうちはどっちなの?」 「ようこそ、ここはユダトームの町です。」 「ゆゆっ!?」 男は全く同じ台詞を返してきた。 「そんなこときいてないよ!とっととれいむのおうちがどこかおしえてね!!」 「ようこそ、(略」 「ゆぎぃぃぃぃぃ!!わかったっていってるでしょぉぉぉぉぉ!!」 れいむは諦めずなんどもはなしかけたが気を抜いたとこに男が移動をはじめ危うく踏み潰されそうになったので逃げるように男からを離れた。 「ゆひぃ・・・ゆひぃ・・・なんなのあのおじさん、ぜんぜんゆっくりしてないよ・・・ゆひぃ」 しかたないのでれいむは町を出ることにした。 「ゆっくりまちからでるよ!!」 そこはなにもない広い草原、いやよく見ると遠くに城が見えるではないか。 「ゆっ!あれはさっきのおしろだよ!あっちがれいむのおうちだね!」 ご機嫌になったれいむはぽいんぽいんと草原を駆ける。 しかしなにかの電子音がするとどこからともなく青いたまねぎのような形をした生き物が出てきた。 よくみるとどことなくゆっくりに似ていなくも無い。お友達になりたいのかなと思いれいむはその青いのに話しかけた。 「ゆっくりしていってね!!」 スライムの攻撃、 ポイン 「ゆぎゃぁぁぁぁああああああああああっ!!」 れいむに1のダメージ、れいむはしんでしまった。 れいむたちはぜんめつした・・・ 「・・・なにこれ?」 俺の友人B(以下B)が俺(以下A)に話しかける。 A「ふふふ、どうだ?コレが俺の自信作ゆっくらクエスト。略してゆっクエだ!」 B「糞ゲー乙、と言わざるを得ない。」 A「オィィィ!!そりゃないだろ!苦労したんだぜコレ!」 B「糞ゲーとしか言えないだろ・・・常識的に考えて・・・。シナリオとか敵とかモロパクりじゃねえか。」 A「いやいや、まあ確かにシナリオと敵に関しては弁解の余地は無い。でもれいむの思考パターンやらやられる時のグラフィックやらは千種類以上あるんだぞ! 毎回れいむの反応が違うんだ!」 B「その情熱を他のところにつぎ込めよ!しかしドット絵でよくやるわホントに・・・。まあそれはいいが主人公のれいむが弱すぎるだろ。」 A「いや、俺もそう思うんだがなぜか強くしようとするとエラーになるんだよ。だから結局パラメーターは全部1ということに・・・。」 B「ゲームバランスどうこうのレベルの話じゃねーぞ。」 A「まあまあ、いいじゃないか。少しやれば強くなって戦い楽になるから。シナリオも適当なのからちょこちょこパクってるから悪くは無いはずだ。」 B「自慢げに言うな。・・・まあ、いいかじゃあもう少しやってみるか。」 「ゆはっ!!・・・ゆぅ?ここどこ?」 ゲーム再開、ちなみにここはさっきの謁見の間である。 「おおれいむよ死んでしまったのか、情け無い。一日も早くお前が魔王を倒してくれるのを待っているぞ。」 「なにいってるの!もうやだよ!!れいむおうちかえる!!」 といって動こうとするがれいむの体はぴくりとも動かない。 「ななな、なんでぇぇぇぇ!!れいむのからだうごかないよぉぉぉぉぉぉぉ!!」 今頃になってれいむは自分の体が自由に動かないことに気がついたらしい。 そうしてじたばたしているとまた近衛兵がやってきて窓から思い切り投げられてしまった。 「おそらを(略」 B「なぁ、コレ毎回こうなのか?」 A「まあな、死ぬたびここに戻される。まあ毎回れいむの反応は違うけど。」 B「お前の偏った技術力には時々驚かされるよ。」 A「褒めるなよ、照れる。まあとりあえず今度は装備を整えて町の人の話を聞いてみるといいと思うぞ。」 B「まあRPGの定石だわな。そうするか・・・。あと褒めてねえよ。」 れいむは自分の意思にとは関係なく武器屋に来た。店内には楽しげな音楽が流れている。 「いらっしゃいませ何をお求めですか?」 「ゆ!おじさん、かわいいれいむになにかおいしいものをちょうだいね!」 →たけざお こんぼう どうのつるぎ ぬののふく かわのふく かわのたて 「たけざおだな?早速装備していくかい?」 「ゆー!!じじぃ!!なにいってるの!!おいしいものちょうだいっていってるでしょ!!ばかなの!!しぬの!!」 →はい いいえ 「そうだよな、折角買ったんだから装備していかなきゃな。」 「ゆぎぃぃぃ!!ばかなじじぃはさっさとしね!!」 そうれいむが言うと店主が急に竹ざおを構えれいむに向かって投げた。 「・・・オラァッ!!」 「ゆぴぃっ!!」 れいむは死んでしまった。 れいむたちは全滅した・・・。 B「おい!なんだよこれ!!」 A「おー、お前運がいいな。これなかなか見れないんだぜ?れいむが人間になめた口を聞いて店主の怒りゲージがMAXを超えると起こるイベントなんだ。」 B「どんな死にゲーだよ・・・」 A「あ、ちなみにれいむはたけざお装備できないぞ。」 B「はぁ?なんだよそれ、じゃあなんならできるんだ。」 A「えーっとそこの武器屋でできるのは・・・ぬののふくかな?」 B「そんだけ!?」 A「そうだな。でも人間用だから装備すると前が見えなくなって攻撃が外れまくるぞ。」 B「ちょ、おま。」 A「リアリティを追求したくてな。」 B「もういい・・・装備はあきらめる。」 再びあのコントを終えて町に戻ってきたれいむ。 A「じゃあ町の人に話しかけてみようか。」 B「なんか嫌な予感しかしないぞ・・・。」 「ゆ!おじさんゆっくりしていってね!!」 「ここから北東に行くとユトの洞窟があるぞ気をつけていくことだ。」 B「今のところ行ける気配が無いが。」 A「まあ気長にな、気長に。」 そしてほかの男にれいむが話しかける。 「おにいさん、ゆっくりしていってね!!」 「・・・ん?おお、ゆっくりか!じゃあ・・・ヒャッハーーーーーーー!!虐待だぁーーーーーーーーー!!」 「ゆゆぅ!?」 戦闘の音楽が鳴り響く。 B「オイ、なんか戦闘に入ったぞ。」 A「あ~、コイツに話しかけちゃったか。」 B「なんなんだよこれ。」 A「虐待お兄さんだ。話しかけると襲ってくるぞ。」 B「マジかよ・・・どんだけトラップしかけてんだこのゲーム。」 A「ちなみに町にいるキャラの三人に一人は虐待お兄さん、お姉さんだ。」 B「きが くるっとる。・・・でもダメージ0だな、なんで?」 A「そりゃ虐待お兄さんだからな。なかなか死なないようにギリギリの攻撃をしてるんだ。」 B「ホントお前ってやつは・・・」 A「ちなみにこいつは絶対倒せん。HP10000/10000で最強武器でもダメージ0だからな。」 B「もうわかったよ・・・さっさと進めよう。」 「ゆげげげげげげ・・・ごろじでぇぇぇぇぇ・・・」 「ヒャッハーーーー!!まだまだいくぜぇぇぇぇぇぇ!!」 「ゆぎゃべぶらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 再びコントを終えて、町での情報入手もなんとか終えて。 町の外に出て敵を倒すことにした。 スライムがあらわれた 「ゆっ!!さっきのゆっくりできないたまねぎさんだね!!もうゆるさないよ!!ぷんぷん!!」 スライムの攻撃!スライムの攻撃ははずれた。 「ゆっふっふ、れいむのかれいなすてっぷでかわしたよ!じゃあたまねぎさんはさっさとしね!!」 れいむの攻撃!れいむの攻撃ははずれた。 「どぼじでよけるのぉぉぉぉぉぉぉ!!」 ~長くなるので中略~ 「ゆりゃぁぁぁぁぁ!!」 「ピィ~~~~」 れいむはスライムをたおした。 スライムをたおした。 「やったよ!たおしたよ!」 たらたらったったった~ 「ゆ、れべるあっぷだよ!!」 れいむのレベルが2になった。 ほっぺのもちもち感が1あがった。 髪のつやが2さがった。 ゲスさが1あがった。 おなかが1へった。 あたまが2わるくなった。 むしばになった。 あんよのかたさが1あがった 『バント職人』を手に入れた 餡子が1甘くなった。 体力が1ふえた気がする。 B「・・・もう突っ込む気力もなくなってきた。」 A「あ~あ、虫歯は医者がいないからジョーブ博士に会わないと治らないぞ。」 B「何を混ぜてんだお前は!!ジャンルが違うだろ!! だいたい上がってるパラメーターおかしいだろ!!なんだあれ!!役にたたねぇのばっかじゃねえか!! A「いや、パラメーター作ってたら楽しくなってきちゃって・・・色々作ってたらメインのパラメーターが上がらないのなんのって。」 B「あああああああああああ!!ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!やってられるかこんな糞ゲー!! リセェェェェェェェェェットォォォォォォォォ!!」 A「あ!バッカ!!お前!!いきなり切ったらデータが・・・!!」 AがBからコントローラーをひったくり急いでセーブデータを確認すべく電源をつける。 でんでんでんでんでんでんでんでんで~でん ぼうけんのしょ1がきえました ぼうけんのしょ2がきえました A「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!! 俺の数十時間がぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 「もうすぐまおうのしろだよ!!みんながんばろうねっ!!」 「「「えいえいゆ~!!」」」 れいむはここまでの厳しい試練を思い出し感傷に浸っていた。 何百・・・いや、何千回死んだことだろう。 何度も死んで酷い目にあって、でもその度旅の途中で出会った仲間達が励ましてくれた。 冷静で都会派の賢者のありす、優しくて何でも知っている僧侶のぱちゅりー、そしてかっこよくて頼もしい戦士のまりさ。 ついに魔王の城まで後一歩なのだ。そしてれいむは前々から決めていることがあった。 「ねぇまりさ。」 「ゆ、なにれいむ?」 「もし、もしもまおうをたおしたら・・・あのね・・・れいむとけっ・・・」 「むぎゅううううううううううう!!なにあれぇぇぇぇえええええええええ!!」 ぱちゅりーがかつて聞いたことも無いほど大きい声で叫んでいる。 何事かとそちらを見てみると空が真っ暗だった。 いや、暗いというか何もなくなってしまっている。 「ゆぁぁぁぁあああああああ!!なにあれぇぇええええええ!!おそらがまっくらだよぉぉぉぉぉぉぉ!!」 「ゆっくりでぎないぃぃぃぃぃぃぃいいいいいい!!」 すると空だけではなく、周りの風景も消えてきている。 「ゆぁぁぁぁぁぁぁ!!やまさんがきえてるよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 「むきゅぅぅぅぅぅぅぅ!!もりさんもよぉぉぉぉぉ!!」 「まっぐらざん、こっぢぎでるよぉぉぉぉ!!ごないでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「びんな、にげるよっ!!これじゃあゆっぐりでぎなぐなるよ!!」 四匹は草原を必死にはね続ける。 「「「「ゆっはゆっはゆっはゆっはゆっは・・・」」」」 しかし体の弱いぱちゅりーには他のゆっくりについていけるはずもなく・・・ 「むぎゃぅっ!!」 石につまづいて転んでしまった。 そこを容赦なく真っ暗が襲う 「むっぎゃぁぁぁぁぁあああああああ!!ぱちゅが・・・ぎえで・・・い・・・ぐ」 「「「ゆぁぁぁぁぁ!!ばづゅりぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」」」 ぱちゅりーは真っ暗に飲み込まれてしまった。いや、飲み込まれたというよりはまるで分解されたといったほうが正しい。 「いやぁぁぁああああああああ!!ゆっくりできないわぁぁぁあぁああああ!!じにだぐなぃぃぃぃぃぃいいいいいい!!」 ありすはあまりの恐怖に二人とはぐれてどこかに行ってしまった。 しかしその直後「ゆぎゃ!!」っと言う悲鳴が響いた。 真っ暗に飲まれたのかもしれないし、崖から落ちたりしたのかもしれない。 いずれにせよありすがもうこの世にいないことは明白だった。 「ばりざぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ごわいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 「ばりざもこわいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 ついに二匹は岩の上に取り残されてしまった。周囲はもう真っ暗で、岩も徐々に沈んできている。 「ばりざっ!!ぜまいよっ!!もっどぞっぢにづめでねっっ!!!」 「むりだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!ばりざがおぢぢゃうでじょぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 そうこうしているうちにどんどん岩は沈み始めている。 「ゆぁぁぁああああああああああああ!!こわいいいいいいいいいい!!」 「ゆっゆっゆっゆ・・・ゆぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 どんっ 「ゆっ?」 れいむはなにかの衝撃受けた。 その瞬間、自分の体がふわりと浮かぶのを感じた。 『ゆぅ~おそらをとんでるみたい。』 そんなことを考えていた。 不思議と恐怖は無かった、ただ一つ悲しいことがあった。 それはれいむ愛したまりさの顔がいままでで一番醜かったことだ。 『まりさ、わらって。いつもみたいにたのもしいおかおをれいむにみせてね。』 そう思いながられいむの意識は虚空に消えていった・・・。 「ゆっ・・・ゆっへっへ・・・まりささまはわるくないんだぜ・・・ぜ、ぜんぶれいむがわるいんだぜ・・・ れいむがいやがるまりささまをむりやりつれてきたんだぜ・・・だかられいむはしんでとうぜんなんだぜ・・・ゆっへっへ・・・。」 ゴゴゴゴゴゴゴ・・・ 「ゆっ!?」 ついに魔王の城まで崩れてしまった・・・。 そして、空を覆いつくすほどの真っ暗がこちらに向かってくる。その様はまるで巨大な真っ黒い津波だ。 「ゆへっ・・・ゆひゃひゃひゃ・・・ゆひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!ゆはははははははははははははははははははは!! ごめんね、れいむ。 」 A「おまえなぁ・・・どうしてくれんだよ・・・俺のれいむが・・・まりさがぁぁぁ・・・」 B「悪かったって・・・今日の夕飯代は俺が持つから勘弁しろよ。な?」 A「マジで!?じゃあ肉だな、肉!!意義は認める、しかし決定は覆さん!!」 B「うわぁ~マジかよ・・・あ~畜生!わぁ~ったよ!!今回だけだぞ。」 A「えっ!!肉でいいのか!!こりゃぁ明日は雪だな。間違いねぇや。」 B「黙れ、今から牛丼に変えてもいいんだぞ。・・・まあ俺も気持ちはわからんでも無いからな。」 A「なんかあったのか?」 B「あの元ネタのゲームでちょっとな・・・」 A「ああ、あれか。」 B「あの音楽反則だろ。」 A「こだわってますから。」 B「まぁ肉食って嫌な事忘れて今日は寝ちまえ。な?」 A「何言ってんだ?飯食ってスタミナつけてこれからまた攻略だろう。」 B「・・・お前って本当逞しいな。」 A「お褒めにあずかり光栄の極み。さぁ!肉だ!!食うぞぉぉぉぉ!!」 B「へいへい・・・あんま肉ばっか食うなよ。」 続く・・・かもしれない あとがき 他のゲームで話を考えていたのにこんな感じになりました。 なんで毎回話がいったり来たりするのか・・・。 ホントにこんなゲームがあればなぁ・・・かなりやってみたい。 あとなんか書いてるうちにガキの時分に読んだ『ぼくはゆうしゃだぞ』って言う絵本のことを思い出して悲しくなった。 謝れ、あの頃の俺に謝れ。 あと一応ユマンジュゥのときの二人とは別人です。 まああとで設定変えるかもしれませんが・・・。 ではまた今度お会いすることがあれば。 甘党 今まで書いたもの ゆっくりコールドスリープ ゆっくりを効率的に全滅させるには。 ユマンジュゥ きれいなゆっくりの作り方 ゆっくり達のバザール
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注意書き あまり元ネタを覚えてないので詳細を突っ込まないであげてください 長いです おそらくぬるいです 人間も酷い目にあいます ゆっクエ ここはある村の民家の一室、そこにあるのは簡素だがふかふかで柔らかそうなベッド。 そこで「ゆふぅ~、ゆふぅ~」と寝息を立てる饅頭一つ。 そうゆっくりだ。 もう日が昇って随分たつがよだれをたらしながらすやすや憎らしいほどの笑顔で眠り続けている。 ドンドンドンドンドンドンドンドンドン!! 「れいむそろそろ起きなさい!」 「ゆ、ゆっくりめざめたよ!!」 扉を激しく叩く音で目覚めるゆっくり、どうやら種類はれいむ種だったようだ。 「ゆ?なんののここ?れいむおうちでねてたのに・・・。」 れいむは扉を開けて入ってきた人間に話しかける。 「なに寝ぼけてるのれいむ、ここは貴方のおうちでしょう。」 れいむにそんな覚えは全くなかったが今まで住んでいたおうちより広く、綺麗だったので人間の言葉に乗ることにした。 「ゆ!そうだったね!ここはれいむのおうちだったね!ゆぅ・・・でもまだれいむはねむいんだよ!ばばぁはしずかにでていってね!」 「何を言ってるの!今日は王様の所に行く日でしょう!さっさと起きて!さぁ早く!」 そういうとその人間はれいむのもみあげをむんずとつかみずるずると引っ張っていく。 れいむは体をひねり、もみあげをぴこぴこ動かし抵抗するがゆっくりの力ではどうにもならない。 「いだぃぃぃぃぃぃ!!れいむのもみあげひっぱらないでぇぇぇぇ!!」 途中に階段や石畳を通ってきたので城の前に着いた頃にはれいむは虫の息だった。 「ゆ"っゆ"っゆ"っゆ"っゆ"っゆ"・・・」 「さぁれいむ、王様に無礼の無いようにね・・・っと!!」 そう言うと今までれいむを引きずって来たその人間は城と町をつなぐ橋のまえでれいむを思い切り投げつけた。 「ゆぎゃあああああああああ!!おおおおそそそそららららをぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!・・・ゆべしっ!!」 思い切り扉に叩きつけられたれいむ。 その音に気づいた衛兵がれいむの前にやってきた。 「おお、れいむ様ですね?王様がお待ちです。どうぞこちらへ!」 「ゆげぇ・・・ぞのまえにでいぶをだずげ・・・ゆぎゃああああああ!!でいぶのもみあげもだないでぇぇぇぇ!!」 その衛兵は言葉こそ慇懃であったが結局はさっきの人間と同様に今度は逆側のもみあげを持って謁見の間へと連れて行った。 なんとか謁見の間には着いたもののれいむの姿は酷い物だった髪も体もぼろぼろの土だらけ埃だらけ。 まあ通常なら死んでもおかしく無いほど痛めつけられているのだから無理も無いことではある。 「ゆぐっ・・・ゆぐっ・・・」 れいむはすでに虫の息でただすすり泣くのみだ。 しかし王様は連れてこられたれいむの様子を気にすることもなく話し始める。 「おおれいむよ、よくぞきてくれた!実は魔王が復活し世界各地で悪さをしておるようなのじゃ。 れいむよ、お主魔王を倒しに行ってはくれまいか?」 「ゆべぇ・・・ぞんなごどより・・・でいぶをだずげろぉぉぉぉ・・・」 はい →いいえ 「そんなことを言わずにやってはくれまいか?」 「やだっでいっでるでじょぉぉぉ・・・はやくたすけてねぇぇぇ・・・」 はい →いいえ 「そんなことを言わず(略」 「やだっで(略」 そんなやりとりを百回ほど続けるうちにれいむもだいぶ回復してきたようようで、 「そんな(略」 「やだっでいっでるでしょぉぉぉぉぉぉぉぉ!!そんなどもわがらないの!!ばかなの!!しぬの!」 はい →いいえ 「そ(略」 「ゆっぎゃああああああああああ!!だまれぐぞじじぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」 さらにそんなやりとり百回ほど続けるとれいむも流石に諦めたようで 「ゆぅ・・・わかったよ・・・れいむがまおうさんをたおしにいくよ・・・」 →はい いいえ 「おおれいむよ!やってくれるか!よし、まずはユトの洞窟まで行ってくれ。 勇者の証をてにいれるのじゃ。」 「ゆぅ、めんどくさいけどしかたないよ。ゆっくりがんばるよ!」 「それとささやかながら贈り物をさせてもらうぞこの宝箱をあけるのだ。」 「ゆっくりわかったよ!!」 宝箱を開けるれいむ。まず出てきたのは100ゴールド。 「ゆぅ~♪なんだかとってもきれいでゆっくりできるよぉ~ゆ~ん♪」 次に出てきたのは薬草 「ゆ!おいしそうなはっぱさんだね!む~しゃ、む~しゃ・・・ゆげぇっ!!ぺっぺっ!!にがいよ、まずいよ!! もっとおいしいものをちょうだいね!ぷんぷん!!」 次はたいまつが出てきた 「なに、このぼうさん?ゆっくりかじるよ!ガジガジ・・・硬いしぜんぜんおいしくないよ!こんなのいらないよ!」 そのままれいむはぽいっと捨ててしまった れいむは未練がましく箱をあさるがいくら探そうとこれ以上は何もない。 「おうさまのくせにしけてるよ!もっとおいしいものをちょうだいね!ぷんぷん!」 そんなことをちっっっっと気にもせず王様はれいむに言う。 「さあれいむよ!とっとと世界を救いにいくのだ!!」 そう言うと王様はそばに控えていた馬鹿でかい鎧を着込んだ馬鹿でかい近衛兵に合図をする。 すると近衛兵はれいむにちかづきむんずとつかむ。 「や、やべでぇぇぇぇ!!れいむのあたまがぁぁぁぁぁぁ!! 近衛兵はれいむの頭が引きちぎれるほど強みつつ窓に近づきれいむを頭の後ろに構える。 そしてそのまままどかられいむを投げ飛ばした。 「おそらをとんでるみたいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・(早口)」 そのまま町のほうへ飛んでいく。 「・・・ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ・・・ゆぎゃべらっ!!」 そのまままた石畳に叩きつけられるれいむ。普通なら確実に死んでいるところだが、 この世界では街中でどんなに死ぬような目にあっても死ぬことは無い。 とはいえほぼ黒いしみになってしまったれいむは流石に再生に時間がかかり一時間ほどは動けなかった。 「・・・ゆはっ!!(きょろきょろ)ここどこ!!なんなの!!どういうごどなの!! もうやだぁぁぁぁぁ!!おうぢがえるぅぅぅぅぅぅぅ!!」 そのまましばらくゆーゆー泣いていたが誰も助けてくれないので諦めて動くことにした。 するとちかくに人間がいたので話しかけることにした。 「ゆ!おじさんゆっくりしていってね!!」 「ようこそ、ここはユダトームの町です。」 どうやら自分に友好的なようだと思ったれいむは再び話しかける。 「おじさん、ここはどこなの?れいむのおうちはどっちなの?」 「ようこそ、ここはユダトームの町です。」 「ゆゆっ!?」 男は全く同じ台詞を返してきた。 「そんなこときいてないよ!とっととれいむのおうちがどこかおしえてね!!」 「ようこそ、(略」 「ゆぎぃぃぃぃぃ!!わかったっていってるでしょぉぉぉぉぉ!!」 れいむは諦めずなんどもはなしかけたが気を抜いたとこに男が移動をはじめ危うく踏み潰されそうになったので逃げるように男からを離れた。 「ゆひぃ・・・ゆひぃ・・・なんなのあのおじさん、ぜんぜんゆっくりしてないよ・・・ゆひぃ」 しかたないのでれいむは町を出ることにした。 「ゆっくりまちからでるよ!!」 そこはなにもない広い草原、いやよく見ると遠くに城が見えるではないか。 「ゆっ!あれはさっきのおしろだよ!あっちがれいむのおうちだね!」 ご機嫌になったれいむはぽいんぽいんと草原を駆ける。 しかしなにかの電子音がするとどこからともなく青いたまねぎのような形をした生き物が出てきた。 よくみるとどことなくゆっくりに似ていなくも無い。お友達になりたいのかなと思いれいむはその青いのに話しかけた。 「ゆっくりしていってね!!」 スライムの攻撃、 ポイン 「ゆぎゃぁぁぁぁああああああああああっ!!」 れいむに1のダメージ、れいむはしんでしまった。 れいむたちはぜんめつした・・・ 「・・・なにこれ?」 俺の友人B(以下B)が俺(以下A)に話しかける。 A「ふふふ、どうだ?コレが俺の自信作ゆっくらクエスト。略してゆっクエだ!」 B「糞ゲー乙、と言わざるを得ない。」 A「オィィィ!!そりゃないだろ!苦労したんだぜコレ!」 B「糞ゲーとしか言えないだろ・・・常識的に考えて・・・。シナリオとか敵とかモロパクりじゃねえか。」 A「いやいや、まあ確かにシナリオと敵に関しては弁解の余地は無い。でもれいむの思考パターンやらやられる時のグラフィックやらは千種類以上あるんだぞ! 毎回れいむの反応が違うんだ!」 B「その情熱を他のところにつぎ込めよ!しかしドット絵でよくやるわホントに・・・。まあそれはいいが主人公のれいむが弱すぎるだろ。」 A「いや、俺もそう思うんだがなぜか強くしようとするとエラーになるんだよ。だから結局パラメーターは全部1ということに・・・。」 B「ゲームバランスどうこうのレベルの話じゃねーぞ。」 A「まあまあ、いいじゃないか。少しやれば強くなって戦い楽になるから。シナリオも適当なのからちょこちょこパクってるから悪くは無いはずだ。」 B「自慢げに言うな。・・・まあ、いいかじゃあもう少しやってみるか。」 「ゆはっ!!・・・ゆぅ?ここどこ?」 ゲーム再開、ちなみにここはさっきの謁見の間である。 「おおれいむよ死んでしまったのか、情け無い。一日も早くお前が魔王を倒してくれるのを待っているぞ。」 「なにいってるの!もうやだよ!!れいむおうちかえる!!」 といって動こうとするがれいむの体はぴくりとも動かない。 「ななな、なんでぇぇぇぇ!!れいむのからだうごかないよぉぉぉぉぉぉぉ!!」 今頃になってれいむは自分の体が自由に動かないことに気がついたらしい。 そうしてじたばたしているとまた近衛兵がやってきて窓から思い切り投げられてしまった。 「おそらを(略」 B「なぁ、コレ毎回こうなのか?」 A「まあな、死ぬたびここに戻される。まあ毎回れいむの反応は違うけど。」 B「お前の偏った技術力には時々驚かされるよ。」 A「褒めるなよ、照れる。まあとりあえず今度は装備を整えて町の人の話を聞いてみるといいと思うぞ。」 B「まあRPGの定石だわな。そうするか・・・。あと褒めてねえよ。」 れいむは自分の意思にとは関係なく武器屋に来た。店内には楽しげな音楽が流れている。 「いらっしゃいませ何をお求めですか?」 「ゆ!おじさん、かわいいれいむになにかおいしいものをちょうだいね!」 →たけざお こんぼう どうのつるぎ ぬののふく かわのふく かわのたて 「たけざおだな?早速装備していくかい?」 「ゆー!!じじぃ!!なにいってるの!!おいしいものちょうだいっていってるでしょ!!ばかなの!!しぬの!!」 →はい いいえ 「そうだよな、折角買ったんだから装備していかなきゃな。」 「ゆぎぃぃぃ!!ばかなじじぃはさっさとしね!!」 そうれいむが言うと店主が急に竹ざおを構えれいむに向かって投げた。 「・・・オラァッ!!」 「ゆぴぃっ!!」 れいむは死んでしまった。 れいむたちは全滅した・・・。 B「おい!なんだよこれ!!」 A「おー、お前運がいいな。これなかなか見れないんだぜ?れいむが人間になめた口を聞いて店主の怒りゲージがMAXを超えると起こるイベントなんだ。」 B「どんな死にゲーだよ・・・」 A「あ、ちなみにれいむはたけざお装備できないぞ。」 B「はぁ?なんだよそれ、じゃあなんならできるんだ。」 A「えーっとそこの武器屋でできるのは・・・ぬののふくかな?」 B「そんだけ!?」 A「そうだな。でも人間用だから装備すると前が見えなくなって攻撃が外れまくるぞ。」 B「ちょ、おま。」 A「リアリティを追求したくてな。」 B「もういい・・・装備はあきらめる。」 再びあのコントを終えて町に戻ってきたれいむ。 A「じゃあ町の人に話しかけてみようか。」 B「なんか嫌な予感しかしないぞ・・・。」 「ゆ!おじさんゆっくりしていってね!!」 「ここから北東に行くとユトの洞窟があるぞ気をつけていくことだ。」 B「今のところ行ける気配が無いが。」 A「まあ気長にな、気長に。」 そしてほかの男にれいむが話しかける。 「おにいさん、ゆっくりしていってね!!」 「・・・ん?おお、ゆっくりか!じゃあ・・・ヒャッハーーーーーーー!!虐待だぁーーーーーーーーー!!」 「ゆゆぅ!?」 戦闘の音楽が鳴り響く。 B「オイ、なんか戦闘に入ったぞ。」 A「あ~、コイツに話しかけちゃったか。」 B「なんなんだよこれ。」 A「虐待お兄さんだ。話しかけると襲ってくるぞ。」 B「マジかよ・・・どんだけトラップしかけてんだこのゲーム。」 A「ちなみに町にいるキャラの三人に一人は虐待お兄さん、お姉さんだ。」 B「きが くるっとる。・・・でもダメージ0だな、なんで?」 A「そりゃ虐待お兄さんだからな。なかなか死なないようにギリギリの攻撃をしてるんだ。」 B「ホントお前ってやつは・・・」 A「ちなみにこいつは絶対倒せん。HP10000/10000で最強武器でもダメージ0だからな。」 B「もうわかったよ・・・さっさと進めよう。」 「ゆげげげげげげ・・・ごろじでぇぇぇぇぇ・・・」 「ヒャッハーーーー!!まだまだいくぜぇぇぇぇぇぇ!!」 「ゆぎゃべぶらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 再びコントを終えて、町での情報入手もなんとか終えて。 町の外に出て敵を倒すことにした。 スライムがあらわれた 「ゆっ!!さっきのゆっくりできないたまねぎさんだね!!もうゆるさないよ!!ぷんぷん!!」 スライムの攻撃!スライムの攻撃ははずれた。 「ゆっふっふ、れいむのかれいなすてっぷでかわしたよ!じゃあたまねぎさんはさっさとしね!!」 れいむの攻撃!れいむの攻撃ははずれた。 「どぼじでよけるのぉぉぉぉぉぉぉ!!」 ~長くなるので中略~ 「ゆりゃぁぁぁぁぁ!!」 「ピィ~~~~」 れいむはスライムをたおした。 スライムをたおした。 「やったよ!たおしたよ!」 たらたらったったった~ 「ゆ、れべるあっぷだよ!!」 れいむのレベルが2になった。 ほっぺのもちもち感が1あがった。 髪のつやが2さがった。 ゲスさが1あがった。 おなかが1へった。 あたまが2わるくなった。 むしばになった。 あんよのかたさが1あがった 『バント職人』を手に入れた 餡子が1甘くなった。 体力が1ふえた気がする。 B「・・・もう突っ込む気力もなくなってきた。」 A「あ~あ、虫歯は医者がいないからジョーブ博士に会わないと治らないぞ。」 B「何を混ぜてんだお前は!!ジャンルが違うだろ!! だいたい上がってるパラメーターおかしいだろ!!なんだあれ!!役にたたねぇのばっかじゃねえか!! A「いや、パラメーター作ってたら楽しくなってきちゃって・・・色々作ってたらメインのパラメーターが上がらないのなんのって。」 B「あああああああああああ!!ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!やってられるかこんな糞ゲー!! リセェェェェェェェェェットォォォォォォォォ!!」 A「あ!バッカ!!お前!!いきなり切ったらデータが・・・!!」 AがBからコントローラーをひったくり急いでセーブデータを確認すべく電源をつける。 でんでんでんでんでんでんでんでんで~でん ぼうけんのしょ1がきえました ぼうけんのしょ2がきえました A「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!! 俺の数十時間がぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 「もうすぐまおうのしろだよ!!みんながんばろうねっ!!」 「「「えいえいゆ~!!」」」 れいむはここまでの厳しい試練を思い出し感傷に浸っていた。 何百・・・いや、何千回死んだことだろう。 何度も死んで酷い目にあって、でもその度旅の途中で出会った仲間達が励ましてくれた。 冷静で都会派の賢者のありす、優しくて何でも知っている僧侶のぱちゅりー、そしてかっこよくて頼もしい戦士のまりさ。 ついに魔王の城まで後一歩なのだ。そしてれいむは前々から決めていることがあった。 「ねぇまりさ。」 「ゆ、なにれいむ?」 「もし、もしもまおうをたおしたら・・・あのね・・・れいむとけっ・・・」 「むぎゅううううううううううう!!なにあれぇぇぇぇえええええええええ!!」 ぱちゅりーがかつて聞いたことも無いほど大きい声で叫んでいる。 何事かとそちらを見てみると空が真っ暗だった。 いや、暗いというか何もなくなってしまっている。 「ゆぁぁぁぁあああああああ!!なにあれぇぇええええええ!!おそらがまっくらだよぉぉぉぉぉぉぉ!!」 「ゆっくりでぎないぃぃぃぃぃぃぃいいいいいい!!」 すると空だけではなく、周りの風景も消えてきている。 「ゆぁぁぁぁぁぁぁ!!やまさんがきえてるよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 「むきゅぅぅぅぅぅぅぅ!!もりさんもよぉぉぉぉぉ!!」 「まっぐらざん、こっぢぎでるよぉぉぉぉ!!ごないでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「びんな、にげるよっ!!これじゃあゆっぐりでぎなぐなるよ!!」 四匹は草原を必死にはね続ける。 「「「「ゆっはゆっはゆっはゆっはゆっは・・・」」」」 しかし体の弱いぱちゅりーには他のゆっくりについていけるはずもなく・・・ 「むぎゃぅっ!!」 石につまづいて転んでしまった。 そこを容赦なく真っ暗が襲う 「むっぎゃぁぁぁぁぁあああああああ!!ぱちゅが・・・ぎえで・・・い・・・ぐ」 「「「ゆぁぁぁぁぁ!!ばづゅりぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」」」 ぱちゅりーは真っ暗に飲み込まれてしまった。いや、飲み込まれたというよりはまるで分解されたといったほうが正しい。 「いやぁぁぁああああああああ!!ゆっくりできないわぁぁぁあぁああああ!!じにだぐなぃぃぃぃぃぃいいいいいい!!」 ありすはあまりの恐怖に二人とはぐれてどこかに行ってしまった。 しかしその直後「ゆぎゃ!!」っと言う悲鳴が響いた。 真っ暗に飲まれたのかもしれないし、崖から落ちたりしたのかもしれない。 いずれにせよありすがもうこの世にいないことは明白だった。 「ばりざぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ごわいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 「ばりざもこわいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 ついに二匹は岩の上に取り残されてしまった。周囲はもう真っ暗で、岩も徐々に沈んできている。 「ばりざっ!!ぜまいよっ!!もっどぞっぢにづめでねっっ!!!」 「むりだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!ばりざがおぢぢゃうでじょぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 そうこうしているうちにどんどん岩は沈み始めている。 「ゆぁぁぁああああああああああああ!!こわいいいいいいいいいい!!」 「ゆっゆっゆっゆ・・・ゆぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 どんっ 「ゆっ?」 れいむはなにかの衝撃受けた。 その瞬間、自分の体がふわりと浮かぶのを感じた。 『ゆぅ~おそらをとんでるみたい。』 そんなことを考えていた。 不思議と恐怖は無かった、ただ一つ悲しいことがあった。 それはれいむ愛したまりさの顔がいままでで一番醜かったことだ。 『まりさ、わらって。いつもみたいにたのもしいおかおをれいむにみせてね。』 そう思いながられいむの意識は虚空に消えていった・・・。 「ゆっ・・・ゆっへっへ・・・まりささまはわるくないんだぜ・・・ぜ、ぜんぶれいむがわるいんだぜ・・・ れいむがいやがるまりささまをむりやりつれてきたんだぜ・・・だかられいむはしんでとうぜんなんだぜ・・・ゆっへっへ・・・。」 ゴゴゴゴゴゴゴ・・・ 「ゆっ!?」 ついに魔王の城まで崩れてしまった・・・。 そして、空を覆いつくすほどの真っ暗がこちらに向かってくる。その様はまるで巨大な真っ黒い津波だ。 「ゆへっ・・・ゆひゃひゃひゃ・・・ゆひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!ゆはははははははははははははははははははは!! ごめんね、れいむ。 」 A「おまえなぁ・・・どうしてくれんだよ・・・俺のれいむが・・・まりさがぁぁぁ・・・」 B「悪かったって・・・今日の夕飯代は俺が持つから勘弁しろよ。な?」 A「マジで!?じゃあ肉だな、肉!!意義は認める、しかし決定は覆さん!!」 B「うわぁ~マジかよ・・・あ~畜生!わぁ~ったよ!!今回だけだぞ。」 A「えっ!!肉でいいのか!!こりゃぁ明日は雪だな。間違いねぇや。」 B「黙れ、今から牛丼に変えてもいいんだぞ。・・・まあ俺も気持ちはわからんでも無いからな。」 A「なんかあったのか?」 B「あの元ネタのゲームでちょっとな・・・」 A「ああ、あれか。」 B「あの音楽反則だろ。」 A「こだわってますから。」 B「まぁ肉食って嫌な事忘れて今日は寝ちまえ。な?」 A「何言ってんだ?飯食ってスタミナつけてこれからまた攻略だろう。」 B「・・・お前って本当逞しいな。」 A「お褒めにあずかり光栄の極み。さぁ!肉だ!!食うぞぉぉぉぉ!!」 B「へいへい・・・あんま肉ばっか食うなよ。」 続く・・・かもしれない あとがき 他のゲームで話を考えていたのにこんな感じになりました。 なんで毎回話がいったり来たりするのか・・・。 ホントにこんなゲームがあればなぁ・・・かなりやってみたい。 あとなんか書いてるうちにガキの時分に読んだ『ぼくはゆうしゃだぞ』って言う絵本のことを思い出して悲しくなった。 謝れ、あの頃の俺に謝れ。 あと一応ユマンジュゥのときの二人とは別人です。 まああとで設定変えるかもしれませんが・・・。 ではまた今度お会いすることがあれば。 甘党 今まで書いたもの ゆっくりコールドスリープ ゆっくりを効率的に全滅させるには。 ユマンジュゥ きれいなゆっくりの作り方 ゆっくり達のバザール
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「共同越冬 前編」 おれは鬼威山、勿論今まで星の数ほどゆっくりをいたぶり殺してきた。 だけど最近飽きてきてしまった。 足焼きに目潰し、共食い、強制ゆっくり内強姦、針地獄、水攻め、殴蹴、罵倒、装飾破りににがにが地獄と・・・ 数え切れないほど様々な方法でいたぶってきたが、飽きてしまった。 ならゆ虐から足を洗えばいいじゃないと思ったでしょ、そうもできないんだ。 あのゆ虐の女神、稗田阿求さんにも認められたのにここでやめてたまるもんか、というプライドが邪魔をするんだ。 だから今日は視点を変えてみようと思う。 いつもはゆっくりを家に連れてきてはいたぶるだったが、今回はこちらからゆっくりの住処に行くのだ。 もう身支度はできている。 今は秋の中盤、そろそろゆっくり共が冬篭りの準備をする頃だ。 そう、俺もそのゆっくりの冬篭りに参加(寄生)するのだ。 おれが冬篭りに参加(寄生)する条件は 両親がいる五匹以上の家族 成ゆのれいむとまりさ、子ゆのれいむとまりさ、赤ゆのれいむが理想(この中で子ゆのれいむをばれない所で殺し、リボンを自分の頭につける) おれが入るほどの巣 だ、さっそく探しにいくか。 〜青年探索中〜 お、見つけた、理想の構図だ。 おれが入るほどの洞窟に住んでいる、家に子ゆのれいむまりさ、赤ゆのれいむ。 これからすると親はまりさとれいむだな。 だがここで問題が一つ起きる、どうやって子れいむだけを誘き出すかだ。 お菓子で釣れば間違いなく子まりさと赤れいむもついてくる。 無理やり連れて行けば「もうここはゆっくりできないよ!」と巣を変えておれが入らなくなるかもしれない。 そう悩んでいると少しばかり向こうのほうからまりさが跳ねてくるではないか、ここで鬼威山の直感が働いた。 あのまりさはきっと子れいむの友だと。 ならばやる事は一つだ、さっそくまりさを捕まえるぞ! 「ゆっくりしていってね!!」 「ゆ、ゆっくりしていってね!!」 「いきなりでゴメンね!」 ここでまりさから帽子をひょいと取り上げる。 「あ!まりぃぃぃぃ!?」 テンプレ発言を言わせる前にぶちのめしてやる。 帽子だとずれて落ちるかもしれないからあまり頭を動かせないな。 ではさっそくれいむを呼ぶかな。 「れいむ!!遊びに来たよ!!」 「ゆ!まりさ!ゆっくりしていってね!!」 「ゆっくりせていってね!!」 やべぇ、あまりのイライラに「せ」っていっちゃったよ、でも屑饅頭にはばれてなかった。 「れいむ、とってもおいしい木の実を見つけたんだよ!れいむもおいでよ!」 ゆ虐女神に認められたおれがこんなことするなんて、いつもなら足焼きしてる所だ。 「いくいく!」 よしうまくいったな、あとはこいつを・・・ 「まりさもいくよ!!」 「え!?」 「ゆ?だからまりさもつれていってね!!」 「れいみゅもちゅれていってね!!」 うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! やっちまった!食いモンの話にはこいつら目が無いんだった!! こいつら食いモン絡みの話になると超が付くほどしつこいからな、ここは何とかごまかそう。 「それはできないよ!そこに二人以上で行くと木の実が枯れちゃうんだよ!!」 「ならまりさがまりさのかわりに妹といくよ!!」 なんて奴だ、おれを抜いたら誰がそこまで招待するんだ。 「そ、そしたら妹さんが可哀想だよ」 「ちょうだよ!れいみゅがおにぇいちゃんのかわりにいくよ!!」 木の実を食べるためにそこまで姉妹でいがみ合うか?さすがゆっくりだ。 ここできめとかないと両親が帰ってきちまう。 「はっきり言うね!おr、ま、まりさはれいむを誘いに来たんだよ!!」 「そんなのしらないよ!じぶんかってなやつはまりさがせいさいしてやるよ!!」 そういい、まりさが戦闘体勢にはいった瞬間。 「やめてね!!まりさいいよ、れいむはいかないよ。だからおねいちゃんといもうとはけんかしないでね!!」 普通はここで良いゆっくりだなと思うところだが、おれからすると計画を邪魔されてるしかない。 「そうなの・・・じゃ、じゃあ!一緒に狩りにいこ!!」 「ゆ、そうだね!!」 「れいむこっちだよ!!」 「ゆっくりまってね!!」 何とか連れ出す事成功、あとはれいむを殺しリボンを奪うだけだ。 「れいむごめんね!」 「ゆ?」 ここで頭から帽子を外す。 「ゆ!?ど、どおぉぉぉぉぉぉぉ!!」 ここでもテンプレ発言を言い終わる前にぶちのめす。 れいむのリボンの解き方、結び方なら慣れているのでちゃちゃっと装飾品をトレードする。 後は巣に戻るだけだ。 ここで前編終了ですはい。 このあと中編、後編に分けるつもりです。 前編:ゆっくりの巣に紛れ込む 中編:狩等を手伝いう 後編:最初はちょっかい程度だが、後半ではもって来た鞄の中につまった拷問器具で・・・ というシナリオです。 もし良かったら中編と後編もお付き合いください。 ここで一言 ゆ虐万歳!! 作 終END完
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「共同越冬 前編」 おれは鬼威山、勿論今まで星の数ほどゆっくりをいたぶり殺してきた。 だけど最近飽きてきてしまった。 足焼きに目潰し、共食い、強制ゆっくり内強姦、針地獄、水攻め、殴蹴、罵倒、装飾破りににがにが地獄と・・・ 数え切れないほど様々な方法でいたぶってきたが、飽きてしまった。 ならゆ虐から足を洗えばいいじゃないと思ったでしょ、そうもできないんだ。 あのゆ虐の女神、稗田阿求さんにも認められたのにここでやめてたまるもんか、というプライドが邪魔をするんだ。 だから今日は視点を変えてみようと思う。 いつもはゆっくりを家に連れてきてはいたぶるだったが、今回はこちらからゆっくりの住処に行くのだ。 もう身支度はできている。 今は秋の中盤、そろそろゆっくり共が冬篭りの準備をする頃だ。 そう、俺もそのゆっくりの冬篭りに参加(寄生)するのだ。 おれが冬篭りに参加(寄生)する条件は 両親がいる五匹以上の家族 成ゆのれいむとまりさ、子ゆのれいむとまりさ、赤ゆのれいむが理想(この中で子ゆのれいむをばれない所で殺し、リボンを自分の頭につける) おれが入るほどの巣 だ、さっそく探しにいくか。 〜青年探索中〜 お、見つけた、理想の構図だ。 おれが入るほどの洞窟に住んでいる、家に子ゆのれいむまりさ、赤ゆのれいむ。 これからすると親はまりさとれいむだな。 だがここで問題が一つ起きる、どうやって子れいむだけを誘き出すかだ。 お菓子で釣れば間違いなく子まりさと赤れいむもついてくる。 無理やり連れて行けば「もうここはゆっくりできないよ!」と巣を変えておれが入らなくなるかもしれない。 そう悩んでいると少しばかり向こうのほうからまりさが跳ねてくるではないか、ここで鬼威山の直感が働いた。 あのまりさはきっと子れいむの友だと。 ならばやる事は一つだ、さっそくまりさを捕まえるぞ! 「ゆっくりしていってね!!」 「ゆ、ゆっくりしていってね!!」 「いきなりでゴメンね!」 ここでまりさから帽子をひょいと取り上げる。 「あ!まりぃぃぃぃ!?」 テンプレ発言を言わせる前にぶちのめしてやる。 帽子だとずれて落ちるかもしれないからあまり頭を動かせないな。 ではさっそくれいむを呼ぶかな。 「れいむ!!遊びに来たよ!!」 「ゆ!まりさ!ゆっくりしていってね!!」 「ゆっくりせていってね!!」 やべぇ、あまりのイライラに「せ」っていっちゃったよ、でも屑饅頭にはばれてなかった。 「れいむ、とってもおいしい木の実を見つけたんだよ!れいむもおいでよ!」 ゆ虐女神に認められたおれがこんなことするなんて、いつもなら足焼きしてる所だ。 「いくいく!」 よしうまくいったな、あとはこいつを・・・ 「まりさもいくよ!!」 「え!?」 「ゆ?だからまりさもつれていってね!!」 「れいみゅもちゅれていってね!!」 うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! やっちまった!食いモンの話にはこいつら目が無いんだった!! こいつら食いモン絡みの話になると超が付くほどしつこいからな、ここは何とかごまかそう。 「それはできないよ!そこに二人以上で行くと木の実が枯れちゃうんだよ!!」 「ならまりさがまりさのかわりに妹といくよ!!」 なんて奴だ、おれを抜いたら誰がそこまで招待するんだ。 「そ、そしたら妹さんが可哀想だよ」 「ちょうだよ!れいみゅがおにぇいちゃんのかわりにいくよ!!」 木の実を食べるためにそこまで姉妹でいがみ合うか?さすがゆっくりだ。 ここできめとかないと両親が帰ってきちまう。 「はっきり言うね!おr、ま、まりさはれいむを誘いに来たんだよ!!」 「そんなのしらないよ!じぶんかってなやつはまりさがせいさいしてやるよ!!」 そういい、まりさが戦闘体勢にはいった瞬間。 「やめてね!!まりさいいよ、れいむはいかないよ。だからおねいちゃんといもうとはけんかしないでね!!」 普通はここで良いゆっくりだなと思うところだが、おれからすると計画を邪魔されてるしかない。 「そうなの・・・じゃ、じゃあ!一緒に狩りにいこ!!」 「ゆ、そうだね!!」 「れいむこっちだよ!!」 「ゆっくりまってね!!」 何とか連れ出す事成功、あとはれいむを殺しリボンを奪うだけだ。 「れいむごめんね!」 「ゆ?」 ここで頭から帽子を外す。 「ゆ!?ど、どおぉぉぉぉぉぉぉ!!」 ここでもテンプレ発言を言い終わる前にぶちのめす。 れいむのリボンの解き方、結び方なら慣れているのでちゃちゃっと装飾品をトレードする。 後は巣に戻るだけだ。 ここで前編終了ですはい。 このあと中編、後編に分けるつもりです。 前編:ゆっくりの巣に紛れ込む 中編:狩等を手伝いう 後編:最初はちょっかい程度だが、後半ではもって来た鞄の中につまった拷問器具で・・・ というシナリオです。 もし良かったら中編と後編もお付き合いください。 ここで一言 ゆ虐万歳!! 作 終END完
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ゆ虐冗談小景1 4KB 虐待-いじめ パロディ 小ネタ まとめろまとめろってみんないうから 大体、元ネタはある 「うーっ♪」 胴付きれみりゃが、風下に向かって気持ちよく屁をこいた。 その場で気分よく深呼吸をする直前に風向きが百八十度変わった。 ある日、野良れいむが自動販売機の下から、百円玉を見つけ出した。 それを見ていた男が、れいむにこう話しかけた。 「れいむ、その百円玉をお兄さんにくれないか?」 「なにいってるの? ばかなの? しぬの? れいむはこれであまあまをかうんだよ!」 「まあ待て。ただでとは言わん。この一円玉が何か分かるかい? これはね、表の模様が裏に、裏の模様が表にある世にも珍しい一円玉なんだよ。こっちの方が価値があるんだ」 「ゆっ!? ま、まあ、おじさんがそれをれいむにくれるなら、このぴかぴかさんをあげてもいいよ」 「流石、れいむは頭が良いね。話が早くて助かるよ。じゃ、交換だ」 その、世にも珍しい一円玉を百円と引き替えに手にしたれいむは、さっそく近所のコンビニに向かって跳んでいった。 WIN・WINの関係となる良い取引をした男は、満足げな顔で、その自動販売機でチェリオを買った。 昔々には、イギリスの北部に食人を行う一族がいたという。三国志の劉備が人肉をふるまわれた話も、知っている人は知っているだろう。 そして今の世に、ゆっくりを食うゆっくりがいた。 といってもれみりゃやふらん等ではない。まりさとれいむの夫婦だ。 同族殺しは最もゆっくりできないとか、臭いで同族殺しが分かるとかいう設定はこの際、スルーして欲しい。多分、ゆっくりの餡子の甘さにとりつかれたのだろう。 主にまりさが、夫として、近くを通りがかったゆっくりを襲って食べているのだった。 その狩りのノウハウを子まりさにも教える日がやってきた。 そして見つけた最初の獲物は、ありすだった。何だかとてもとかいはな感じのする、あか抜けた肉付きのいいありすだった。 「ゆわーい、ぱぱ、きょうのでぃなーはあいつだね」 と、子まりさが言った。それに対して、 「いや、きょうのでぃなーはうちにいるれいむにするよ!」 と、親まりさが答えて、ありすをナンパしにいった。 「れいむはゆっくりのかみさまだよ! みんなのおねがいごとをなんでもきいてあげるね!」 突如空から降りてきた、妙に神々しいれいむのもとに、大勢のゆっくりが集まってきた。 「あまあまをたくさんちょうだいね!」「かわいいおよめさんがほしいよ!」 「どすになりたーい!」「きんばっじさんのしけんにごうかくさせてね!」 「このよからぎゃくたいおにいさんをまっさつしてね!」 皆がそろいもそろって、お願い事を口にした。 れいむは、その全てを聞き届けた後、満面の笑みで言った。 「うん! みんなのおねがいはきいたよ! じゃあみんな、ゆっくりしていってね!」 皆が呆然とする中、神様れいむは何もせず、飛び立った。 が、すぐに落ちてきた。 願い事を叶えられない神様れいむは、神様としての権利を剥奪されたのだった。 もはや神様でも何でもないれいむは、満面の笑みで言った。 「えーと……やっぱりかみさまなんていなかったね!」 他のゆっくりたちも、つられて笑った。 笑いながら、れいむに次々と体当たりをしていった。 ドーナツ屋でバイトをしていると、先ほど百円のドーナツを一つ買っていった小汚いれいむがまた来た。俺の顔は一瞬、店員スマイルを忘れる。 多分、どこかで百円を拾ったのだろう。商品を選んでいる最中のふんぞり返った様は実にいらいらするものだった。 よく見ればこのれいむ、先ほど買ったチョコドーナツをまだ食っていなかった。 「このどーなつさんはやっぱりやめたよ! べつのにしてね!」 開いた口がふさがらないとはまさにこのことだが、生憎、他の客がいる手前、手荒なことは出来なかった。 こういうのは、要求をのんで、さっさと追い出すのが一番ましな方法だ。 「はいはい。分かりました。じゃあ、そのドーナツは返してください」 俺はチョコドーナツを受け取る。うわっ、何か濡れてる。チョコが溶けてるし…… しかし、どうしてこいつ、大好きなあまあまをさっさと食ってしまわなかったんだろう? 答えはすぐに出た。 「じゃ、れいむはほんとうはあのどーなつさんがほしいよ!」 といって指し示したのは、二百円するデラックスチョコドーナツだった。 「……あれは、れいむのもってきた百円玉一枚では足りませんですけど」 何だか言葉遣いが変になりそうだ。饅頭に対して丁寧語を使った経験がないもので。 「はあ? なにいってるの? ばかなの? しぬの? さっきれいむがもってきたぴかぴかさんと、いまかえしたどーなつさんで、ぴかぴかさんがふたつぶんでしょお!?」 「……つまり、払った百円と、返品した百円ドーナツで、合計二百円払った、といいたいんですね?」 「ふう、あんこのうなおにいさんにもようやくれいむのふくざつなりろんがりかいできたようだね! わかったらさっさとあまあまを」 俺は、そのれいむを調理場に連れて行くと、ドーナツのたねで口を塞ぎ、バーナーで脚をあぶった。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る うーむ・・・自分の妻をさばいて劉備に振舞った狂人の話を思い出して鬱になった 基本的に三国志は好きなんだがこれが美談として語られている事に強い違和感を感じる まあゆ虐とは関係ない話だけど -- 2011-07-26 07 51 22 ↓↓最初にパロディって書いてあるのにパクリ呼ばわりは酷くないか? -- 2011-07-21 12 14 54 普通におもしろかったよ -- 2011-01-29 09 18 03 オマージュ(笑)か知らないですが、パクりにしか見えないうえに面白くも出来てないです。 -- 2011-01-29 04 21 12 中々面白いなw ラストのれいむはバカ賢いなw ざまぁww -- 2010-11-03 20 27 28 面白かった。 -- 2010-08-22 10 55 57