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こんな妹が欲しい - 名無しさん 2018-01-08 12 42 47
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【TOP】【←prev】【SEGA SATURN】【next→】 この世の果てで恋を唄う少女YU-NO タイトル この世の果てで恋を唄う少女YU-NO 機種 セガサターン 型番 T-28004G ジャンル アドベンチャー 発売元 エルフ 発売日 1997-12-4 価格 7800円(税別) タイトル この世の果てで恋を唄う少女YU-NO シャトルマウス付 限定版 機種 セガサターン 型番 T-28005G ジャンル アドベンチャー 発売元 エルフ 発売日 1997-12-4 価格 9800円(税別) 駿河屋で購入 セガサターン
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ユーノーモネータ(ユーノー・モネータ) ユノの別名。 「忠告者ユノ」の意。
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SSR ユーノー:光属性・MP 覚醒前 覚醒後imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 基本情報 【非公式豆知識】 ローマ神話に登場する女神。 ユピテル・ミネルバと並ぶ三大守護神の一柱で最高位の女神。 結婚や出産を司る。 サトゥルヌスの娘で、ユピテルの姉にして妻。 ギリシア神話のヘラと同一視される。 関連女神 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ステータス 上から、覚醒前レベル1・覚醒後0凸・1凸・2凸・3凸・4凸後の最大値(カッコ内数値は覚醒前数値) 武 智 美 ・初期値:4250・Lv 70 :・Lv 87 :・Lv 104:・Lv 122:・Lv 140:(16280) ・初期値:2850・Lv 70 :・Lv 87 :・Lv 104:・Lv 122:・Lv 140:(14280) ・初期値:3940・Lv 70 :・Lv 87 :・Lv 104:・Lv 122:・Lv 140:(15370) スキル 大恋愛弓 → 味方の光属性と風属性の全ステータスを超UP アビリティ アビリティ1:LOVEガッチャ・アロー(初期に習得済み) 敵6人に攻撃 アビリティ2:ドキドキLOVE・アロー(2凸で習得) 敵10人に攻撃 関連イベント イベント『輝け!ロスクルアイドル スカウトキャラバン 〜お値段次第でキャッチマイハート〜』 →特効女神 契約 関連イベント連動ガチャ『お宝発掘ソルセレ探検隊ガチャ』 特記事項
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タイトル「夢と現の狭間で」 作者:142-631 本文 ふと気付くと、ユーノ・スクライアは一人、草原に立っていた。 「あれ? ……何で僕はこんな所に……? 確か、さっきまで僕は……。」 そう彼が呟くと、草むらの中からぴょここん! と飛び出す物体があった。 「!? 誰だッ!!」 プロテクションとバインドの術式を瞬時に組み上げ、いつでも発動出来るようにしながらユーノは叫んだ。 「わっ! びっくりした~。ユーノ君、そんな大声を上げないでよー。びっくりしちゃうじゃない。」 草むらから飛び出した後、そう言いながらユーノの傍に来たのは、彼の十年来の幼馴染の一人、高町なのはであった。 「え? なの……は……?」 「そうだよ~。なぁにユーノ君、変な顔してー。どうしたの?」 「いや……なのは、君こそその姿は……。」 ユーノが訝しむのも無理は無い。 確かに目の前の少女は、彼の幼馴染である高町なのはの顔をしている。だが、体が……というより等身 が、えらい事になっていた。 本来十九歳という年齢に相応しい身長と、同世代の少女に比べて豊かなプロポーションを誇っていた なのはであるが、ユーノの目の前にいる彼女は、二等身にデフォルメされた姿をしていた。しかも、 動物の耳らしき物が頭に生え、ふさふさの尻尾が生えていた。 (こ、これは……フェレットの耳と尻尾……!? な、何でなのはに!? というか何でなのはは 縮んじゃってるの!?) そのふさふさ尻尾をふりふりしながら自分を見上げるなのはに妙な可愛らしさを感じたものの、 未だに状況を飲み込めていないユーノに、更に追い打ちが掛かった。 「ユーノ、どうしたの? 本当に変だよ?」 「ははーん、これはあれやね、私らの魅力に遅まきながら気付いて、見蕩れてるっちゅう訳やな! ええでユーノ君、じっくりみたってやー!!」 そう言いながら、今度は二等身のフェイトとはやてが現れた。フェイトには狐の耳と尻尾がついており、 はやてには狸の耳と尻尾がついていた。 (フェイトとはやてまで!? これは一体……! ……それにしても、はやての姿は違和感無いなぁ……。) そんな事を考えながらユーノははやてを生温い目で見た。その視線を感じたのか、はやてがむっとした 顔で言った。 「なんやユーノ君、私に何か言いたい事があるんか? どうせはやてはチビダヌキやなーとか、そんな 事を考えてたんやろ!?」 「い。いや、その……。」 「ユーノ、私は? 私、貴方専用のメス豚だよ?」 「可愛く小首を傾げながら何言ってるのフェイト!? あと君の耳と尻尾は狐のだから! 豚じゃないから!!」 「ええっ! そんなぁ……。じゃあ私の存在意義って……。」 「そんな事よりユーノ君、ユーノ君とお揃いの耳と尻尾だよ~♪ 似合う~?」 「いや似合うけど、今はそんな事を言っている場合じゃ……!」 既に三人の相手で一杯一杯なユーノであったが、更にそこに、彼を追い込む人達が現れた。 「あんた達うっさいわねぇ! いい加減にしなさいよ!!」 「そうだよ皆。それに、早く決めないと……。」 「ア、アリサにすずか!? 君達まで!?」 そう言いながら現れたのは、猫の耳と尻尾がついたアリサと、うさぎの耳と尻尾がついたすずかであった。 だが、ユーノはそれよりも気になる事があった。 「すずか、何を決めるんだい!? 何か知ってるなら、教えてくれないか!?」 すずかが言った「決めないと」という言葉に、この状況を打破するヒントがあるのではないかと思い ユーノは言った。だがその言葉に、意味深な笑みを浮かべながらすずかは答えた。 「だーめ。ユーノ君は知らなくていいの。だって……ユーノ君は、賞品なんだから!」 すずかの言葉を合図に、彼女達五人はユーノの周りを取り囲んだ。丁度彼女達が五芒星の頂点に位置し、 ユーノがその中心に来るように。 「!? な、何だ!? 何をする気なの!!?」 慌てるユーノを他所に、五人はぴょんこぴょんこ飛び跳ねながらユーノの周囲を回り始めた。 しかも。 「ユーなのっユーなのっユーなのっユーなのっ……。」 「ユノフェユノフェユノフェユノフェ……。」 「ユーはやユーはやユーはやユーはや……。」 「ユーアリユーアリユーアリユーアリィッ!!……。」 「ユノすずユノすずユノすずユノすず……。」 ……何故かカップリングを口ずさみながら。 (え!? 何コレ!? 何かの儀式!? でもこんな怖い儀式、僕見たことないよ!?) 恐怖に顔が青ざめるユーノ。やがてその呪文の詠唱はだんだんと早くなっていき、そして……。 『つっかまえた人が、ユーノ(君)独占ッ! よーいドンッッッ!!』 ……という掛け声と共に、全員が一斉にユーノへ突進してきた。 「うひぃぃぃぃぃっっっっっ!!!!!?????」 本能的な恐怖に突き動かされ、ユーノは彼女らの突進をかわしまくった。 遺跡発掘でのトラップの対応で慣れているため、ユーノの動きは素早いものであったが、しかしはやて の突進をかわした際に、足を滑らせてしまった。 そして、その隙を逃さずに動いた者がいた。 「今だぁっ! ユーノくーん!!」 その突進をかわしきれずに、ユーノは突進して来た者を抱き抱えるような形で倒れ込んだ。 背中の衝撃に顔を顰めた後、ユーノは胸に抱いた者を見た。 ぴょこんと突き出た白い耳。小さい尻尾。そして流れるような長髪。 「えへへ! やったー! ユーノ君ゲット♪」 そう言いながらすずかは、すりすりとユーノの胸に顔を埋めた。 「全く……。何でこんな事になったんだか……。」 ユーノは苦笑しながら言った。手はすずかの髪を撫でている。それを羨ましそうに他の四人が見つめていた。 「こんな夢みたいな話……ってそうか、これは夢なんだ……。」 ユーノがその事に思い当たると、周囲の風景がぐにゃり、と歪んだ。あ、目が覚めるな、とユーノは 思ったが、不思議と、すずかの髪の感触だけは、そのままであった。 「う……ん……? そっか……やっぱり夢……って痛ッ!?」 夢から覚めたユーノは起き上がろうとしたが、鋭い頭痛を感じ、再び倒れ付した。そのまま記憶を辿って いく。 (そうだ……僕達は温泉旅行に来てて、それでしこたま飲んだんだっけ……。) そうなのである。実は久しぶりにすずか達五人とユーノの休みが重なったため、日頃の疲れを癒すために、 温泉旅行が企画されたのである。当初、ユーノは女性五人に男一人という事で断ろうとしたのだが、 女性陣に押し切られ、参加したのである。 だが、この旅行には裏があった。それが「司書長飲み潰し選手権」である。その名の通り、ユーノを 最終的に酒で潰した者が、彼と一日二人っきりで過ごす権利を手に入れられるというものである。 この頭の悪い企画は当然はやての発案によるものであったが、最近忙しく、ユーノと会えていなかった 女性陣は全員参加を表明し、決行されたのである。 だが、ここで誤算が生じた。ユーノが酒に強いのは分かっていたのだが、その強さが桁外れだったのである。 過去に飲み会があった時も、彼女らが潰れてユーノに介抱された事はあっても、その逆はなかった。 五人がかりで挑めば大丈夫だろうと思っていたが、その見込みが甘かった事を思い知らされる事に なった。一人、また一人と潰れ、最後の一人が半ば相討ち気味に潰れてしまったという訳なのである。 だが、そんな裏の事情を知らないユーノは、飲みすぎてしまって皆に悪い事をしたなぁという気持ちで あった。そして酔いが少し醒めてくると、自分の上に乗っかっている存在に気がついた。 (何だろう……? 暖かくて柔らかくて、気持ち良いなぁ……。それにさらさらもしてて、良い匂い もする……。何だろう、これ……?) そう考えると、ユーノはゆっくりと目を開け、頭をもたげた。視界に入るのは、深い紫色。 (あれ……? これって……?) ユーノが首を傾げていると、その紫色も動きだした。 美しい顔。潤んだ瞳。はだけた浴衣。 (あ……そうか、すずかだったんだ……。そう言えば僕は、すずかに捕まっちゃったんだもんなぁ……。) 徐々に醒めてきているとはいえ、未だに酔いが回っているユーノは、夢と現を混同してしまっていた。 すずかの方もまだ完全に覚醒しておらず、手をついてユーノをぼんやりと見つめている。 ちなみにそうすると、すずかの豊かな双丘が重力に引っ張られて、それはそれは見事な光景になる。 それを見たユーノは、ぼんやりと、しかし普段の彼なら決して口にしないような事を口走ってしまった。 「すずかは……これじゃあうさぎさんじゃなくって、牛さんだなぁ……。」 その言葉に、びしり、とすずかは身を強張らせた。ゆっくりと自分の胸元を見て、再度ユーノの顔を 見た。その顔がふつふつと赤くなっていき、涙目になりながらすずかは叫んだ。 「……ユーノ君の……バカ─────ッッッ!!」 その直後、バッチ───ンッ! という音と共に、ユーノの悲鳴が響き渡った。 この後、素面に戻ったユーノとすずかがお互いに謝り合ったり、はやてが機動六課メンバーも含めた 第二次司書長飲み潰し選手権を企画したり、今回権利をゲットしたすずかとユーノが素敵な一日を 過ごしたりしたのだが、それはまた別のお話。 すずか ユノすず ユーノ
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ユーキ(悠樹)・スクライア 一人称:ボク 性別:見た目中性的だが、一応男性。 魔導師ランク:魔力特性の為、測定不可(おそらくCランク未満) 魔力特性:両親及び血縁以外の魔力(魔力素)の一切を一方的に自然のエネルギーに分解消滅させる。また、魔力光が無色。 特殊能力:姉の夕凪と同じく霊能力を保有し「見えて、話せる」。また、相手が生命体なら意思疎通ができる 8歳で身長は120ちょっとの小さい子。でもそれを指摘されると怒る。 末っ子の長男。 姉達同様、教育機関の世話になった経験がゼロ。両親や無限書庫、家の本等で学習し、ほぼ全ての専門課程を習得した院士卒業程度の学力を持つ。 「~ですよ」「~なのです」という某神様な語尾になる口調。本人としては普通に喋ってるつもり。 ユーノの子共達の中で(今のところ)唯一の男の子であり、姉達と違いアルフの獣耳は受け継いでいない…様に見えたが本人の意志で隠しているらしい。 おそらく姉達に魔法でサポートしてもらっての事であるはず。 変身魔法を含む殆どの魔法を使えないため、いつもこのまま。(姉達も基本的には人型) 家族に寝ぼすけが多い中、ユーノと共に朝食を作り家事を行う頑張り屋さんでしっかりさん。 父親同様女性に好かれやすいが本人の意思は強く流されるような事はない。ただし、父親以上に無自覚なので周囲が振り回されることも。 成長スピードが人間の約3分の2と遅く、なので外見年齢はおおよそ5歳か6歳。 眠かったり疲れたりするとアルフと同じ髪と瞳の色になる。普段はユーノと同じ髪の色と目の色。ただし、目の構造はアルフと同じ。 争いを嫌うが、一旦吹っ切れると人格が変わったかのような冷淡さも見せる。 中国拳法の技を使って戦い、その実力は一撃必倒を成し得るほど。(旧ろだ消滅により設定が不確かだが) ユウナギ(夕凪)=スクライア 雷を操る(非魔法)長女の巫女 B87W54H92 赤毛イヌ耳尻尾あり、の巫女さんやってる長女。AA+ランク魔導士。 那美と久遠によく世話になっていた為か、退魔の術と雷を操る事を覚えた。ただ、霊能力は生来のものであるらしい。 他の家族には久遠同様雷を扱う事は出来ないので、この娘特有の才能だと思われる。 自然の落雷~その30倍前後までの雷を魔力不要で制御できる。 髪はクセが無く、ストレートで腰まで伸ばしている。 非常に物静かで大人びていて、長女どころか母親であってもおかしくないほどの風格(本人はややそれがコンプレックス)。 でも実際はクールなだけで、かなり子供っぽい部分が多い(ユーノとアルフにしかわからないが)。 ユーキには厳しくするが、それも愛情あっての事でユーキもそれは理解している為、仲は良い。 大抵の人を「~さん」と呼ぶ。 妹達からは『姉様』ユーキからも『ねーさま』と呼ばれる。 自分から戦うようなタイプではない。あくまで後方から戦局を見極めて相手を知ってから、必要であれば・・・なタイプ。 体術のレベルは姉妹の中では平均的(結衣除く)だが、サラの全力と魔法を使わずともほぼ互角の実力。 親の呼び方は「お父様」「お母様」 ユイ(結衣)=スクライア 次女のバニングス家メイドさん。B89W50H86 現在やる事なす事ドジばかりの駄メイド。料理も下手で、掃除もあんまり… あんまり家にいないかと言えばそうでもなく…ちゃんと仕事やってるんだろうか…? ちょっとクセっ毛の腰下までのロング。 誰もが(彼女自身さえ)認める姉妹中最弱。でもAs時のユーノ並みの魔法を行使できる。 他の姉妹からはユイちゃん、ユーキには ゆっちゃん と呼ばれてる。 Bランク相当の魔力の持ち主だが、さり気に防御結界のみルナ並みの硬さ。 ユウ(悠)=スクライア 裏稼業(暗殺者?)でゴスロリの3女 B84W53H84 ゴスロリな服装の割りに活発な3女。 紅茶より緑茶派、ただし抹茶は緑茶に非ず。カップで飲むあたりちょっと変。 姉妹中唯一のポニーテール。 足癖最悪でその上気が短い。下手な男が声をかけると音速を超えたミドルで沈める(現在犠牲者100名以上)。 口調は丁寧なのでサラと似たように見られるが、こっちは結構キツイ性格。 他の姉妹とは違って普段何をしているのか良く分からない。 ユーキに対して一番普通の姉っぽい。 妹達からはユウ姉さん ユーキにはユウお姉ちゃんと呼ばれてる。AAランク魔導士。ベルカ式を主に行使。 足技のみの体術で戦い、デバイスも脚部限定のアームドデバイス。 リンカ(凛歌)=スクライア 影薄い見習い剣士の4女 B86W52H84 あんまり目立たないのは他の姉妹が個性的な為で、リンカが悪いわけではない。 恭也と関係のある、とある忍者の女性から隠密術を中途半端に習っちゃったのも原因かも。 シグナムに剣術習ってる。でも雫には遠く及ばず。 つっこみ役やってたり、いろいろやってる。髪は姉妹で一番短く肩辺りまでしか伸ばしてない。 姉妹の中では比較的穏健派かつ常識派。 Bランク魔導士だが、50kgを軽く超え長さは6尺5寸(約195センチ)もある風音という銘の太刀を身体の一部の様に扱う。 ユーノを『パパ』と呼ぶ。リンカ姉さん、リンカお姉ちゃん 4女以下は基本的に姉妹内では呼び捨て ユーナ(優那)=スクライア 一卵性双生児の姉の5女。関西弁で蒼い目 B85W54H87 アルフ似。はやてや蓮に面倒見てもらうことが多かったので関西弁に。 明るく悩まず素直で大食らい(食べ過ぎ)。 姉しよのねえねえタイプ。ユーキと一番性格的に似てるかも?尻尾が他の家族に比べて長い。 天然というワケではないけれど非常に喜怒哀楽が激しく表情豊かで…でも頼り甲斐はない。 姉妹の中でもかなりのファザコン。ユーノを『父様』と呼ぶ。デバイスは使わない。 愛称ゆーちゃん。双子そろってAランク魔導士。 蓮直伝の中国拳法&棒術をある程度(奥義も幾つか)習得してる、かなり高レベルの拳士。 スピードが姉妹中最速で、身のこなしも蓮譲りで、軽やかに舞うように敵を倒してゆく。 はやての様に策を巡らせたりはしないが、間違った行動はしない(Tちゃんも認めるほど)。 戦闘時には笑顔は消え、大抵、嘘の様な無表情で相手を追い詰めていく。 双子故か、リーナとは念話を使わずに目だけで意思疎通をしての連携さえできる。 リーナ(璃那)=スクライア 一卵性双生児の妹の6女。病弱で赤い目 ユーナと瓜二つ。違うのはユーナの目は蒼でリーナは赤という点のみ。髪がちょっとカールしてる。 小さい頃から体が弱かったので、晶やフィリスに面倒を見てもらうことが多かった やや意地っ張り。持病はない。気がついたら寝込んでるようなキャラ。ちょっとだけ3つ編み。 ユーナとは違い、冷静かつ冷徹。他人とは距離を置くタイプ。 ユーノ大好きっ子。ユーノの事を『父様』と呼ぶ。りーちゃん。3サイズはユーナと同じ 病弱なのにパワーが姉妹中最強。これで健康体だったら恐ろしいことに… 格闘スタイルは主に空手(というかマーシャルアーツに近い)。 ユーナとは逆に、相手をよく観察しながら確実に急所を狙っていく。実はユイに次いで姉妹の中では魔法が苦手。 ルナ(瑠雫)=スクライア 槍使いの7女。攻防、魔法と武術、文武に長ける。 B95W54H87 本当はユーノとユーキに依存しきっているのに突っ張ってしまい、よくアルフに慰められている可哀想な子。 アルフより胸が大きい。 髪はポニーテールにしているが、実際あんまり目立たない。ユーノの血が強いのか、姉妹でただ一人瞳が翠色。 ツンデレというワケでもなく、ただの意地っ張り。特技が手芸だったりする。ユーキの服も作ったのはルナ。 文武両道ならぬ魔武両道を目指して頑張っているせいか、ユーノ譲りの防御もサポートも優れている。 姉妹の中で一番バランスのとれた魔導師。 バリアジャケットは肩と腰、膝の部分にアーマーがつくのみ。 ルナおねえちゃん(あんまりユーキに呼んでもらえないが…)とユーキに呼ばれる。 Aクラス魔導士 ユーノとアルフに対しては『パパ、ママ』 槍術は蓮や晶達から武術を習っていた時に、自分が双子の2人ほど格闘技ができないと分かったので武器を使う道を選んで…という経緯。 師匠達曰く『何でこんなに槍が使えるのに体術が全然駄目なのか分からない』。 ユーキの棒術の見本は彼女の槍術。しかし悲しいかなルナ本人はそれに気付いていない。 サラ(沙羅)=スクライア 夕凪と2台巨頭を成す8女(魔力とか権力とか)。お嬢様然としているのはアリサ、すずかと仲がよい故の影響。B88W53H83 特に紅茶を嗜んだりはしないし、ユーキの作った菓子を良くつまみ食いしているので家族にはそう思われないが。 ふだん大人しいのに、ユーキに対する愛情はかなり…姉バカ。8女なのにかなり大人っぽい。 姉妹の中で魔法的面のみで見れば1番強い。魔力量が凄まじく高く、S+ランク以上の魔導士(ただし、バイオリズムで変動し、安定しない) 体術は特に習得していない。ユーキの勉強も見てあげる良い子。 サラちゃん(8女以下は『ちゃん』づけ)とユーキに呼ばれる。両親への呼び方は『父様、母様』 戦闘では完全に殲滅タイプ。『非殺傷?それ何の冗談?』と考えてるとしか思えない。 接近戦だろうが遠距離だろうが魔法で容赦なく叩き潰す。デバイスのサポートのおかげで死角もゼロ。ただ、威力が安定しない。 ユリ(夕梨)=スクライア ファザコンでブラコン、本の虫でヤンデレな末の妹でユーキの姉。 B82W50H85 基本的に良い子だが根にもつタイプ。本の虫。ヒマさえあれば延々と本を読んでいる。 唯一メガネっ子。ユーノとユーキに対する愛情が強すぎてちょっと危ない。 ユーノもその事について少し危機感をもっていたりする。サラと仲が悪い(同類嫌悪?)。 口数が少ないが妙に存在感がある。威圧感ではないが… 「ユリちゃんにはみえないひとたちもちかづかないのですよ」byユーキ 姉妹中唯一両親を『お父さん、お母さん』と呼ぶ。 完全に支援タイプ。でも、前線に出ないと意味が無いので長女と同じく、戦局を見極めてから出てくる。 姉妹の中でもかなりやり方がえげつ無い。査定官シリーズの査定官に近い戦い方をする。 ラムダ=エペル=スクライア スクライア一族の現族長。スクライアにいた時のユーノの兄的な存在 魔導師ランク:測定不可(初めて管理局を襲った際に既にSS+以上) 使用デバイス:ケテル(過去の魔法文明の遺産。管理局に確保された事が無いが恐らくロストロギア。生体融合型だが、AIは無い) 使用術式:始原魔法の自己流アレンジ スクライア一族の現族長。ユーノに魔法を教えた張本人(でも本人攻撃特化) ミッドチルダ式でもベルカ式でもない始原魔法に近い術式を主に使う。本人曰く『盾は防げればいいし槍は貫ければいい』。 かなりぶっきらぼうだが、面倒見は良い。政府も時空管理局もスカウトした事があるが、こっぴどく痛めつけられたので手を出せない。 性格はサッパリしてて裏表が無く、敵対する者には容赦しない(しかも無差別)。 過去何度も政府の軍隊や管理局の部隊を手を抜いたまま全滅(全員死亡)させた事がある。 ミッドチルダの住人なのに剣術及び格闘に関しては雫と張り合えるほどの実力(ただし、神速以上使われたらアウト) かなり急進派。時空管理局や政府の干渉を撥ね付けつつも、権限や優先権を奪いまくってるテロリスト。 顔の左側に大きな切り傷の痕がある。髪は赤銅色、目はユーノと同じ色。バリアジャケットは無し。 魔力光は黒(…光?)。28歳で独身。 反則的なまでに、出来ない事が無い。やらないのはバインド系統くらい。 一切容赦無し。敵なら切り捨てる。逃げたら追いかけて斬り捨てる。非殺傷設定なんてしません。命乞いする相手も斬ります。 ミッドチルダ、ベルカ・・・その他魔法文明の魔導士相手には負けた事が無いので実力が不明です。基本的に怖いもの無し。 深く考える事が嫌いで、すずかやはやての様なタイプが苦手。 月村 雫 恭也の第1子(長女)。かなり強気で度胸もあるしっかりした子。おそらくこの作品の最強キャラ。 ユーキとは当然幼馴染…特別な感情は無く姉弟感覚(?)とは本人の談。ユーノとすずかはまだ結婚していないが、事実上ユーキ達の従姉妹にあたる。 ショートカットとも言えないような微妙な髪形を本人は気に入っているが、家族達からの評判は良くない。というか悪い。 実際は気に入ってるのではなく、髪に拘るのが面倒くさいと思っているだけ。美容室に行かず、ノエルに散髪してもらっている。 ハッキリいってファッションセンスがダサい。周囲が将来を悲観したくなるほどに酷い。 10歳で小学5年生。学力も音楽と家庭科を除いては学年トップという優等生(料理は美由希レベル、音楽は…)。でもよく学校をサボる。 すずか程ではないがユーノの子供達以外には大人にさえ負けたことが無い。 士郎曰く『静馬以上の天才』恭也曰く『実戦を積めばどんな魔導士にも負けない』、すずかに至っては『私を超えるのはそう遠くない』 クール(というか冷徹)なので同姓にモテるが、完全に無視。以前ストーカーにまでなった同級生を叩きのめした事があるので現在は周囲の人間もテリトリーには近づかない。 彼女にとって、自分と自分に親しい人間以外の人間は視界の背景として以外の価値を見られていない上、邪魔なら蚊ほどにも潰す前も後も気にされないもの。 夜の一族としては例外的に、血を飲まなくても一族の長所である高い運動能力、不老長寿、精神力の強さが発揮されている。ただし、やはり夜の方が強い。 発情期はまだ来ていないので分からない。1日4時間前後しか眠らない。5歳くらいまでは普通に寝ていた。段々と成長するに従って短くなっているらしい。 一応Aクラス魔導士相当の魔力があったのだが、なのは達の誘いが鬱陶しくなったのか8歳の時シャマルにリンカーコアを抜かせ、自分で握り潰し消滅させた。 その為、非殺傷設定の魔法を一切感知しない肉体になっている。 魔法(というより、非物理的な戦い)を嫌っているため、リンディ達やシグナム達とはあまり仲が良くない(雫が一方的に嫌っている)。 実力は未知数。全力を出さずに夕凪達姉妹全員を同時にあしらえてしまうほど強く、リインと融合した状態のヴィータを武器無しであっさり負かすほど。 その際、アイゼンを素手で砕き散らし、止めに入ったザフィーラをシールドごと砕いて入院させている。 …男の急所でございました。 全力を出さずとも、紅い目になるとなのは達でさえ手がつけられなくなる。 強さに飢えて強さを求め続ける一方で自分の妹達(ユーキ達含む)を守りたいという意志は固く、頼り甲斐のある姉でもある。 紅茶が好きだが、緑茶も好き。でも烏龍茶は苦手。父親同様に甘い物が苦手。
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なのは:「う、うわっ・・・!」 ユーノ:「なんでそんなに驚くの? そのデバイスの元所持者、スクライア一族の魔導師、ユーノ・スクライアだよ」 ユーノ:「その様子だと、もう『魔法』なんていうなんでもありの概念が実在するのは分かってるんだろ?」 なのは:「・・・・・・」 なのは:「フェレットに変身できる魔法使いか・・・」 なのは:「・・・驚いてないよ、ユーノ君」 なのは:「・・・・・・いや・・・待ってたよ、ユーノ君・・・」 ユーノ:「ほう・・・」 なのは:「魔法少女ものに付き物のマスコット役まで来てくれるとは・・・親切だね・・・」 なのは:「私はすでに「魔法」を現実のものだと疑ってなかったけど、 こうして色んな事を直視することでますます確信を持って行動できる」 なのは:「それに聞きたい事もあるの」 ユーノ:「ははっ・・・これは凄い! 逆にこっちが驚かされた!」 ユーノ:「過去にデバイスが管理外世界に出回った話は何度か聞いたけど、 たった五日でここまで魔法を覚えたのは君が初めてだ! 並じゃここまでできない」 なのは:「ユーノ君・・・私は魔法使いの道具を分かっていて使った・・・ そしてユーノ君がその魔導師だった・・・」 なのは:「私はどうなるの・・・? 魂をとられるの?」 ユーノ:「ん? 何それ? 管理外世界人の作った勝手なイメージ?」 ユーノ:「僕は君に何もしない」 ユーノ:「この世界の幼女が手にした時点で、レイジングハートはその人物の物になる」 ユーノ:「もう君の物だ」 なのは:「・・・・・・私の物」 ユーノ:「いらなきゃ君の親友だっていう、二人の内のどっちかにでも回してよ。 その時は君の魔法に関する記憶だけ消させてもらう」 ユーノ:「そして、元僕のデバイスを使った君しか、この世界で僕の正体を知る者はいない」 ユーノ:「もちろん念話も君にしか聞こえない」 ユーノ:「レイジングハートが、魔法少女・なのはと相棒のマスコット役・ユーノを繋ぐ絆さ」 なのは:「絆・・・」 なのは:「じゃあ本当にレイジングハートを得た代償って何もないんだね?」 ユーノ:「・・・強いて言えば、これからジュエルシードを集めなければならない事を始めとして、 魔法を手にした人間にしか訪れない苦労や恐怖・・・」 ユーノ:「そして、魔法を使う戦闘に関する君の訓練や思考は、攻撃魔法の使えない僕に代わって レイジングハートが指導していく事になるけど・・・」 ユーノ:「レイジングハートを所持者した子が、真っ当な魔法少女になんてなれると思うな」 ユーノ:「それだけだよ」 なのは:「・・・・・・」 なのは:「ふっ・・・ふふ」 ユーノ:「クックック・・・なってからのお楽しみだよ」 なのは:「じ・・・じゃあもう一つ」 なのは:「なんで私を選んだの?」 ユーノ:「はぁ?」 ユーノ:「アハハッ、自惚れないでよ。僕は、ただここに落ちて来ただけだよ。 賢い自分が選ばれたとでも思ったの?」 ユーノ:「たまたま暴走したジュエルシードがこの辺に落ち・・・たまたま魔導師の素質があった君が、 たまたま僕の念話が聞こえる範囲内にいた・・・ただそれだけの事さ」 ユーノ:「だからレイジングハートの使用言語設定も、この世界で 一番ポピュラーだっていう英語に設定したんだよ?」 なのは:「じゃあ、何でこの世界の住人にデバイスを渡そうとしたの!?」 なのは:「丁寧にそんな設定までして、間違ったなんて言わないでね」 ユーノ:「何でって・・・」 ユーノ:「退屈だったから」 ユーノ:「魔導師がこんな事言うのもおかしいけど、僕の元居た世界の魔導師は、全然魔法使いって感じがしなくてね・・・」 ユーノ:「実際僕の居た世界で、現在の魔法の主流っていうのは戦闘技術や兵器みたいな扱いでね。 みんな殴ったり、蹴ったり、斬ったり、撃ったりしてるかだ」 ユーノ:「下手にまともな魔法らしい魔法の勉強なんかしてると、「何頑張っちゃってるの?」って笑われる」 ユーノ:「自分の魔導師としてのスキルを高めようにも、攻撃魔法の使えない僕にとって ほとんど戦闘手段として扱われてる、管理局の魔法を勉強したって面白くもなんともない」 ユーノ:「だからといって自分が居た世界で、自分の得意な魔法を教えて広めるにも、 管理局はそんな事、とっくの昔にやってるから無意味だしね」 ユーノ:「管理外世界(こっち)に居た方が面白いと僕は踏んだ」 なのは:「・・・」 ユーノ:「それにしても随分自主学習したんだね」 なのは:「・・・私も」 ユーノ:「?」 なのは:「退屈だったから・・・」 なのは:「勿論最初は信じなかった。でも、そのデバイスには人間なら誰でも 一度は試してみたくなる魔力がある・・・」 単発総合目次へ その他系目次へ TOPページへ
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続×5・クビになった司書長 ■散歩編■ 「あ、アリサちゃん、ユーノ君来たよ。ユーノくーん、こっちこっちー!」 海沿いの公園でアリサと談笑していたすずかは、 待ち人たるユーノの姿を目視すると少々大袈裟に手を振りながら彼を呼ぶ。 対照的にアリサは腕を組みながらユーノに聞こえるように文句を言う。 「ユーノ、あんたもいい加減理解しなさい? 女性の15分前に待機しているのが紳士の嗜みよ!」 いつも通りのやりとりに、ユーノは笑顔でそれに答える。 「おはよう、すずか。アリサも。一応これでも45分前に来たんだけど?」 「フフフ、実はアリサちゃんがユーノ君と会えるのが嬉しくて、いーっつも早くココに来ちゃうの」 「あー! すずか、言うなって言ってるでしょうが! それに嬉しいのはあんたも一緒でしょうが!」 ニコニコとネタバレをするすずかに、激昂するアリサ。 「うん、ユーノ君と会えるの嬉しいよ? アリサちゃんは違うの?」 「むぅ。……違わないわよ」 が、それもすぐに笑顔のままのすずかにやり込められてしまう。 最早ここ数年、お馴染みとなったやりとりである。 「それで、11年間お疲れ様。でいいのかな? ユーノ君」 「うん。まあ、これからしばらくは引継ぎなんかで少しあるとは思うけど、 もう僕はただのユーノ・スクライア(二十歳・無職)だよ」 「別に無職を強調しなくてもいいでしょうに。 二十歳で無職なんてこっちの世界じゃザラよ。私たちだってまだ学生だしね」 誰が言うでもなく3人は歩き始める。 18時から翠屋の一部を貸しきってのパーティーだが、 1時間近く前に集まった為に海沿いを散歩して時間を潰すのだ。 というのは表向きの理由。 別に早く翠屋に着いても問題ないのだが、 その場合ユーノがアルフら使い魔や美由希ら高町家の面々にもっていかれてしまうといったデメリットが存在する。 特に高町家は数年前にユーノがなのはに振られたと公言して以来、 美由希がユーノを伴侶にせんとあの手この手を使ってくるし、それを一家総出でバックアップしていたりする。まあ、恭也は婿入りした関係上中立的な立場であるが。 そんなわけで対ユーノ・スクライア恋愛戦線で共闘中のアリサとすずかは、 この三人だけの時間を大事にしているのだ。 普段であれば繁華街に出向くのだが、 そちらでは誰と言わないが時間を忘れて熱中してしまう人がいるので今回は没である。 この辺の行動をあっさりアイコンタクトで済ましてしまうあたり、この三人の関係も相当年季が入っている。 まあ8年もこんな関係を続ければ当たり前なのかもしれない。 一応、そうなるまで少々の紆余曲折があったのだが。 ユーノ・スクライアは受動的な人間である。 そう言われて首をかしげる人間は多いだろう。 自身に責任は無いのに事故で紛失したロストロギアを回収に出向くほどに能動的ではないかと。 実際にユーノは我が身を省みずに行動する事が多々あるが、ソレは常に他人の事にであり、 自身の事となると途端に受身となる。 これがなのはやクロノがユーノとの間に溝を作ることとなった。 なのはやクロノたち、所謂管理局組の面々は自分達がユーノに頼るように、 ユーノが自分達を頼ってくれるものだと思っていた。 だが、元々人に頼ると言う事を良しとしないユーノから弱音を吐くという事は一切無く、 それが彼女達を勘違いさせたのだ。 ユーノは仕事に満足しており、充実した日々を送っている、と。 無論そんな事は無く、司書長になるまでの3年間がユーノの11年間の無限書庫勤務の内で最もつらかった 時期と親しい人間に語っている。 この間、リーゼ姉妹やアルフのサポートがなければユーノは書庫から逃げ出したろうとも言う。 なのはたちもユーノが無理をしていることに全く気付かなかったわけではない。 が、この時期はなのはが重傷を負ったり、 フェイトの執務官試験が重なり、ユーノの方にまで気が回らなかったのである。 これに気付いたのが、めっきり顔を会わせる事が少なくなっていたアリサとすずかである。 聞いた限りではこの世の地獄のごとき職場で、奴隷でもまだましな労働時間で働くユーノから不平不満が全く聞かれない事に異常を感じたのだ。 なのはたちに聞いても埒が明かないことに気付いた二人はユーノを直接呼び出すことにする。 時期的にはなのはの怪我が完治し、5人が中学に進学した頃であった。 忙しい中を呼び出したことに少々罪悪感を感じる二人であったが、ユーノとおよそ一年ぶりに再会した瞬間、そんな罪悪感など吹き飛んでしまう。 『ちょ! あんた何日寝てないの!?』 『……1週間ぐらい、かな?』 『それはやりすぎだよ……』 『皆も寝てないし、僕だけ休むわけにもいかないんだけどね……』 アリサは激怒し、すずかは涙ぐむ。 それほどまでにユーノのやつれっぷりは凄まじいものだった。 直接会わず、通信等で顔を見ることしかなかったなのはたちは、気付かなかったのだ。 この日とて二人からの呼び出しが無ければ、 いや、アリサの一方的な命令が無ければ今日も書庫での業務についていたであろう。 ユーノのサポートをするリーゼ姉妹やアルフはユーノの現状を良く思っていなかったが、 彼女らはユーノのサポートに付きっ切りでいられるわけではないので、強く言いづらい。 特にリーゼ姉妹はこのところめっきり老け込んだ父親の世話がある。 そこに二人からの呼び出しである。 しぶるユーノを半ば放り出すように海鳴に送り出したのだった。 『あんたがそんなにまでなってしなきゃいけない事なの? いまの仕事って!』 『聞いた話だけしか判断材料は無いけど、ユーノ君がそんなになってまでする仕事?』 『……』 二人の涙ながらの言葉にユーノは熟考する。 始めはなのはの側にいたいから、という不純な動機であった。 彼女が重傷を負った後は半ば義務となった。 が、今はどうだ? なのはへの想いも責任感も磨耗し、ただ言われるままに依頼をこなす。 『……何で、こんな仕事してるんだろうね、僕は?』 初めて気付いたと、憑き物からとかれたような表情でユーノは二人を見た。 そして、 『……気が抜けたらすごく眠くなってきた。ごめん、寝る』 そう言って寝てしまったのだ。 『ちょっとちょっとちょっと!』 『いいんじゃないかな、アリサちゃん』 なにやら一人納得して寝てしまったユーノに、 置いてきぼりをくった感のアリサが慌てて起こそうとするがすずかがそれを止める。 『すずか?』 『1週間寝てなかったんだし、ね?』 『……そうね。じゃ、車呼ぶわね。うちは今親がいるからすずかの家でいい?』 『うん』 と、月村邸に運送されたユーノは丸一日起きる事は無く、週末だった為アリサはここに泊まることとなる。 そして、翌日ひたすら平謝りするユーノに、二人は毎週末こちらでお茶会をすることを約束させたのだった。 こうして初心をどこかに置き忘れ迷走していたユーノは余裕を取り戻し、 書庫の全てを探索すると言うスクライアの発掘魂に新たな火を点すのである。 本来、なのはたちによってフォローされるべきであったユーノの事情はアリサとすずかによってなされ、 なのはら管理局の面々は想い人や親友と言ったカテゴリから徐々に後退していく。 これに真っ先に気付いたのが、シグナムらヴォルケンリッターだった。 元々他人行儀な対応であったユーノの態度が余所余所しくなった事を腹立たしく思ったシグナムは、模擬戦につき合わせるなどしているうちにユノユノ、シグシグと呼び合う仲になった。 ヴィータも自身の休みのたびに何かと気の利くユーノを誘い、 クラナガンの繁華街へと遊びに行くのが習慣となった。 シャマルとザフィーラは司書やアルフといった面々からユーノの話を聞き、 ユーノへのサポートを行うようになった。 そして、自分達が気付いた以上、主たるはやてはもちろん、 なのはたちもユーノへのフォローは行っていて当然と考えたのだ。 これはアルフやアリサ、すずかにもいえる事であった。 ユーノがなのはらを悪く言うような事はなく、なのはたちもユーノについては我が事のように話すので、 よもや彼らの間に溝ができていようなどとは思ってもいなかったのだ。 以上、投下終わり。 長くなったのでとりあえず書きあがった前半部分を。 全部電波が悪いのです。ビビビ 今回は三人娘と海鳴組の温度差の説明話でした。 次回は……翠屋につけるといいな。 20スレ SS アリサ・バニングス シリアス ユーノ・スクライア 月村すずか 追放系
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掟破りのユーノ×ヴィヴィオ(十年後) おそらくearlyさん ユーヴィヴィ盛り上がっているな。ならば、以前に某所に投下した駄文に手を加えて再投下してみようかね。 「掟破りのユーノ×ヴィヴィオ(十年後)」 JS事件が解決されてから十年ほどが経った後。ユーノ・スクライアは司書長室で溜息をついていた。 今彼には二つの悩みがあった。一つはなのはとの関係が未だに友人で留まっていること。 JS事件が解決した後、ヴィヴィオの父親代わりとしてそれなりになのはの傍にはいたのだが、 関係は進展することは無かった。 彼としても告白しようか迷ってはいたのだが、 色々アプローチを試みてもなのはに全く反応が無かったため、結局告白はしていなかった。 十年経った今となっては、なのはの事をもう諦めようかと考え始めていた。 そしてもう一つの悩みであるが、その原因が丁度ユーノの元へとやってきた。 「やっほー! ユーノ君久しぶり♪ 元気してたー?」 そう言うが早いかユーノの背中に抱きつく少女。 美しいブロンドの髪をサイドポニーにしており、その瞳は翠と赤のオッドアイである。 少女の名は、高町ヴィヴィオといった。幼い子供であった彼女も十年の時を経て、 美しい少女へと成長を遂げていた。 「久しぶり、ヴィヴィオ。管理局の仕事はどう?」 「うん、とっても大変。だけど、頑張るよ! 皆も応援してくれてるし!!」 ヴィヴィオは数年前から管理局入りし、魔道師としての活動を始めていた。 色々と大変ではあるようだが、 なのはを始めとする知り合い達にバックアップされ、元気に頑張っているようだ。 「それに、ユーノ君が無限書庫から送ってくれるデータも凄く役に立ってるしね! やっぱりユーノ君は凄いよ!!」 そう言ってユーノの背中に頬擦りをするヴィヴィオ。 その様子にユーノは苦笑したが、ふと寂しげな気持ちが胸をよぎった。 そう、ユーノの二つ目の悩みとは、 ヴィヴィオが自分を「ユーノパパ」ではなく、「ユーノ君」と呼ぶようになったことであった。 幼い頃のヴィヴィオは、ユーノのことを「ユーノパパ」と呼んで大層慕っていた。 ユーノも父親代わりとしてヴィヴィオをとても可愛がった。 しかし、数年程前からヴィヴィオはユーノのことを、 「ユーノパパ」ではなく「ユーノ君」と呼ぶようになった。 ユーノは驚き、その理由を尋ねたが、ヴィヴィオは言い難そうに、 「だってユーノ君がパパだったら困るもん……。」と言ったきり、 それ以上は語ろうとしなかった。 その一件でユーノはかなり落ち込んだ。 自分ではヴィヴィオの父親代わりとして頑張ってきたつもりでいたが、至らない所があったのだろうか、と。 幸いだったのは、ヴィヴィオは別にユーノのことを嫌った訳ではなかったようで、 付き合い自体が無くなるということは無かった事であった。 いや、それどころか、彼女は前にも増してユーノを慕うようになっていた。まぁそれはともかく。 「ん? どうしたのユーノ君?」 少し落ち込んだのを悟ったのか、ヴィヴィオが心配そうに声をかけてきた。 「あ、うん……。いやね? やっぱりユーノパパって呼んでもらえないのが少し寂しくってね。 僕に何か落ち度があったんだろうけど、それでも君にそう呼んでもらえないのは寂しいなって思ってね」 寂しそうに笑いながら言うユーノ。 それを見たヴィヴィオは何かを決心した顔になると、 突然ユーノをソファに突き飛ばし、その上に馬乗りになって言った。 「あのね、ユーノ君。別にユーノ君が悪い訳じゃないの。」 「え? じゃあ何で僕がパパだと困るって……。」 「だって……困るじゃない。好きな人がパパだったら……。」 そのヴィヴィオの言葉を聞いて、ユーノは固まった。 好きな人がパパだったら困る? え? 何故? WHY? だがヴィヴィオはユーノの葛藤を無視するかのように続けた。 「この気持ちに気がついたのは、もう結構前だったんだよ? だけど、ユーノ君はなのはママの事が好きだって分かってたから、諦めようとしたの。 ユーノパパの娘でいようって思ったの。 だけど、なのはママはユーノ君の気持ちに全然気がつかないし。 そのうち、ユーノ君が可哀想になってきて、好きな気持ちもどんどん膨らんで……。 だから決めたの。娘じゃなくって、恋人になるって。 呼び名もユーノパパからユーノ君にしようって。」 ユーノは動けなかった。混乱して上手く頭が働かない。 ヴィヴィオが自分をそんな目で見ていただなんて、想像もつかなかった。 ヴィヴィオはそんなユーノの様子を伺いながら、ゆっくりと顔を近づけていく。 「驚いたよね? いきなりこんなこと言われて。 でも、私ももう限界なんだ。ユーノ君を誰にも渡したくなんかない。 ユーノ君はもてるから私も気が気じゃなかったんだよ? まぁ、なのはママ一筋だったユーノ君がそう簡単に他の女の人になびくとは思わなかったけれどね。」 なのは。その名前を聞いて、ユーノの心に軽い衝撃が走る。そうだ、僕はなのはの事が……! 「ヴィヴィオ、ごめん。君の気持ちは嬉しいけれど、僕はなのはの事が……。」 しかしヴィヴィオはそのユーノの言葉を予期していたように、こう告げた。 「……でもユーノ君、なのはママの事、もう諦めようとしてたでしょ?」 そう言われたユーノは、あまりの驚愕に目を見開いた。ヴィヴィオはそれを見てくすり、と笑う。 「分かるよ。だって私は子供の頃からユーノ君のこと、ずっと見てたもん。 だからこそ、今こうしてユーノ君を求めて動いてるんだもん。」 ユーノは唖然としてヴィヴィオを見た。ヴィヴィオのオッドアイが、真っ直ぐこちらを見つめている。 自分の半分くらいの歳の娘に威圧されて動けない。 ユーノはただ、近づいてくるヴィヴィオの顔を見つめることしか出来なかった。 やがてお互いの顔が、息がかかるぐらいに近づき、どちらからともなく目を閉じ、そして……。 ……がぶり、とヴィヴィオはユーノの鼻の頭に噛み付いた。 「!? い、いた──────ッ!!?」 てっきりキスされるものだとばかり思っていたユーノは、予想外の攻撃に鼻の頭を押さえて仰け反った。 ヴィヴィオは笑いながらぴょん、とユーノから離れると言った。 「じゃあそういうことだから、覚悟してねユーノ君♪ 大丈夫、ちゃんと私が幸せにしてあげるから!! あ、それと、私明日明後日と休みで、なのはママも出張でいないから、ユーノ君のうちに泊りに行くね! いっぱい家事をして、美味しいお料理を作ってあげるね!」 トントン拍子で話が進んでいくことに、流石のユーノも口を挟もうとした。 だがそれを遮るかのように、止めの一撃が放たれた。 「あ、私、ここ二、三日はその……あ、安全日だから、あの……き、気を使わなくていいからね!! そ、それじゃ!!」 流石に顔を赤くしながらヴィヴィオは言い、逃げるように司書長室を去った。 一人残されたユーノは、鼻の頭をさすりながら呟いた。 「女って、怖いなぁ……。」 この後、無限書庫司書長が元娘を恋人にしたというニュースは管理局を駆け巡り、 これによってやっと自分の気持ちに気がついたなのはとヴィヴィオの凄絶な親娘ゲンカが勃発したり、 ユーノを元々狙っていた勢力(他の幼馴染達や元機動六課メンバーなど)が一斉に動き出し、 未曾有の大混乱を呼ぶこととなったのであるが、それはまた別のお話。 以上で投下終了。スレ汚し申し訳ない。でもユーヴィヴィは良いと思うんだ、ユースバの次にだけど! 17スレ SS ユノヴィヴィ ユーノ・スクライア ヴィヴィオ
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なのはの目の前に、捕われたフェイト・ハウライオン、八神はやての無残な姿が。 なのは「あぁっ……フェイトちゃん! はやてちゃん!」 フェイト「な……なのは・・・きてくれたんだね……」 はやて「ふ……ふふっ、遅かったやないか……」 なのは「まってて、今助ける!」 2人の戒めを、なのはがアクセルシューターで打ち抜く。 なのは「よし、一旦ここから出よう」 はやて「すまんなぁ……」 脱出しようとしたとき、異質な魔法がが響くと共にユーノ・スクライアが現れる。 ユーノ「フフフ……この僕から逃げられるとでも思ってるのか」 なのは「二人とも早く外へ!」 ユーノ「逃がさん!」 なのはがフェイトとはやてを逃がし、ただ1人ユーノ・スクライアに立ち向かう。 必殺の一撃ディバインバスターがユーノを包み込む。だがユーノはそれを意にも介さず、 突進し、なのはを蹴り飛ばす。なのはの攻撃を受けた傷ががみるみる塞がる。 ユーノ「馬鹿め……このロストロギアが発するフィールド内での僕は、不死身なのだ……」 リンディ「グレアム、穴が閉じられる!」 グレアム「よし、発射準備完了! 行けぇぃ!」 ロストロギア・フィールド目掛け、アルカンシェルが放たれる。 フィールド内。外を目指していたフェイトとはやてが、そのビームを浴びる。 弱りきっていた二人の体に、次第に力が甦る。 フェイト「あ……?」 はやて「こ……これは?力が戻って。」 クロノ「あぁっ、フェイト! はやて! 無事だったんだね!」 ユーノがなのはを翻弄する。なのはが起死回生で放ったエクセリオンバスターACSドライブを ユーノが白羽取りで掴み、レイジングハートを握りつぶし、そしてユーノの手から巨大な剣が伸び、なのはの腹を貫く。 なのは「きゃぁぁぁぁぁっ!!」 ユーノ「冥土の土産になのはに僕の本当の力を見せてやろう。絶対淫獣神となったこの僕の力を!」 なのは「あぁぁぁぁ──っ!!」 スクライアの塔から、マイナスロストロギアエネルギーがミッドチルダに向けて放たれる。 ミッドチルダの空が、次第に暗黒に染まってゆく。 グレアム「い、いかん……このままではミッドチルダは……」 フェイトとはやてが、アルカンシェル砲を抱え上げる。 グレアム「何じゃ? アルカンシェル砲をどうするつもりじゃ!」 フェイト「こいつを使って、私たちの全エネルギーをユーノにうち込んできます!」 グレアム「……馬鹿な! そんなことをしたら……」 フェイト「行こうはやて!今度こそなのはを助けよう。」 はやて「ええ!うちもなのはに一度救われた、そしたら今度はうちらが助ける番や。」 グレアムの制止も聞かず、二人が飛び立つ。 ユーノの放つマイナスロストロギアエネルギーがなのはを襲う。 なのはのバリアジャケットがみるみる溶けてゆく。 なのは「うぐぁっ!!」 ユーノ「フフフ……そろそろ別れの時がきたようだ・・・一撃で楽に葬ってやる。」 そのとき。アルカンシェルがユーノに注がれる。 ユーノ「お、おぉっ!?」 アルカンシェル砲を抱えたフェイトとはやてが飛来。 はやて「ユーノ! 私たちの命の力や、受け取りやっ!!」 フェイト「なのは、今度こそ助けるんだ!」 ユーノ「うぅ……おのれっ、ザコどもがぁっ!!」 光の刃を放つユーノ。アルカンシェル砲が真っ二つになる。 そして……フェイト・ハウライオン、八神はやての胴体も真っ二つに斬り裂かれる。 なのは「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」 大爆発── なのは「フェイトちゃん……はやてちゃん……」 爆風の中から、二筋の光線が閃き、砕けたはずのレイジングハートに吸い込まれる。 ユーノ「ザコどもめ! 手間をかけさて!」 なのは「ユーノ・スクライア! 許さない!! 貴方だけは、絶対に……許さなぁぁ──いっ!!」 ユーノ目掛けてなのはが突進する。ユーノの魔法が響き、なのはのバリアジャケットが次々にちぎれとぶ。 しかし、それでもなおなのはは突進し続ける。 ユーノ「な、なぜ……!? なのはは倒れないのだ……!?」 なのは「私はすばるたちや、このミッドチルダに住むすべての生命に約束した。 たとえこの身は滅びても、ユーノ・スクライア、貴方を倒すと!!」 ユーノ「ほざくなぁ──っ!!」 直撃を受けてなのはの髪留めが砕け、ロングヘアーになる。 なのは「行くわ! ユーノ・スクライア!!」 なのはの全身からまばゆいばかりの魔力が迸り、その姿が巨大な火の鳥と化す。 ユーノ「何ぃっ!?」 火の鳥にフェイトの姿が、はやての姿が浮かび上がる。 彼らがユーノに倒された時、その命がなのはに託されていたのだ。 フェイト「ユーノ・スクライア!!」 はやて「受けるがええ!!」 なのは「これが私たちの、最後の力だあぁぁ──っっ!!」 3体の命が火の鳥と化し、ユーノの体を貫く。 ユーノ「僕は敗れぬ……敗れるわけがない……僕は淫獣皇帝……ユーノ……スクライア……なのだああぁぁ──っ!!」 ユーノ・スクライアの肉体は──粉々に砕け散る。 単発総合目次へ その他系目次へ TOPページへ