約 3,338,405 件
https://w.atwiki.jp/digimon-cs/pages/374.html
No. 種族: 属性: 成長タイプ:タイプ スロット数: メモリ: サポートスキル:() ステータス(Lv.50時) HP SP 攻撃力 防御力 知力 素早さ 退化先 No. デジモン名 種族 属性 モン 進化先 No. デジモン名 種族 属性 モン 覚えるスキル名 技名 効果 習得Lv. 消費SP
https://w.atwiki.jp/bezyurozu/pages/4.html
жベージュローズжに来てくれてありがとうwwこのHPは色々と色々な事をやっていくから見てくださいねwwよろしくぅw
https://w.atwiki.jp/exvswish2/pages/129.html
正式名称:MBF-P05LM2 パイロット:ロンド・ギナ・サハク(カーボンヒューマン) コスト:2500 耐久力: 変形: 換装: BD回数: 赤ロック距離: 覚醒タイプ: タイラントモード / ブルートモード 射撃 名称 弾数 威力 備考 メイン射撃 ビームライフル 6 弾数の少ないBR 射撃CS サードイシュー換装 100 時限強化。格闘武装が一部換装 性能向上 格闘CS ミラージュコロイド 100 誘導切り武装 サブ射撃 ビームサーベル【投擲】 2 ミラコロ移動を挟んでから1本投擲レバーN/横/後で移動方向変更 特殊射撃 ミラージュコロイド【移動】 1 2 誘導切り付きの急速接近。N/横で挙動変更覚醒中は弾数増加 射撃派生 ビームライフル - 足を止めてスタン属性のビーム サブ派生 フィンライフル - ブルートモードに換装して射撃 特射派生 ブルードモード換装格闘 - ブルートモードに換装して格闘 特殊格闘 ブルートモード - レバー方向に移動しながら換装 格闘 名称 入力 弾数 威力 備考 通常格闘 NNN - 前派生 ○○ NN前 前格闘 前 - 横格闘 横NN - 後格闘 後 - BD格闘 BD中前N - 格闘特射派生 ミラージュコロイド →特射 - 誘導を切りながら移動 覚醒技 名称 弾数 威力F/S/V,C 備考 覚醒技 ブルート・フォースアタック 1 /// ▼目次 概要 キャンセルルート 射撃武器【メイン射撃】 【射撃CS】 【サブ射撃】【Nサブ射撃】 【レバー入れサブ射撃】 【特殊射撃】 呼出【N特殊射撃】 呼出 【前特殊射撃】 呼出 【横特殊射撃】 呼出 【後特殊射撃】 呼出 【特殊格闘】 【後格闘】 【格闘CS】 変形【変形メイン射撃】 【変形格闘】 【変形サブ射撃】 【変形特殊射撃】 【変形特殊格闘】 格闘【サブ射撃】 【通常格闘】【格闘派生】 【前格闘】 【横格闘】 【後格闘】 【BD格闘】 【特殊格闘】 【格闘CS】 【変形格闘】 覚醒技【覚醒技】 コンボ EXバースト考察 戦術 対面対策 僚機考察適した僚機 適さない僚機 コストパターンごとの戦術考察 チャレンジミッション【機体ミッション】 【キャラクターミッション】[EX] 台詞 概要 自衛と闇討ちを得意とする人型形態のタイラントモードと、高機動や誘導切り付きの急速接近で相手を翻弄しながらガンガン攻めていく四足形態のプルートモードを使い分ける格闘寄り万能機。 性質の異なる二形態を駆使し、名に冠しているミラージュコロイドを存分に多用して戦う。 リザルトポーズ 通常時 敗北時 ▼前作からの変更点 前作のデータはこちら キャンセルルート 表示 パターン1(単発) リロード 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 常時?秒 (%) ?.? パターン2(多段) リロード 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 撃ち切り?秒 (%) (-%)* ?.? ?.? パターン3(複数段) リロード 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 撃ち切り?秒 (%) (-%)* ?.? ?.? (%) (-%)* ?.? ?.? パターン4(単発チャージ CT リロードあり) チャージ クールタイム リロード 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 ?秒 ?秒 ?秒 (%) ?.? パターン5(多段チャージ CT リロードあり) 射撃CS チャージ クールタイム リロード 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 1段目 ?秒 ?秒 ?秒 (%) (-%)* ?.? ?.? パターン3(複数段) サブ射撃 チャージ クールタイム リロード 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 1段目 ?秒 ?秒 ?秒 (%) (-%)* ?.? ?.? 2段目 (%) (-%)* ?.? ?.? パターン4(属性複合) 特殊射撃 チャージ クールタイム リロード 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 1段目 ?秒 ?秒 ?秒 アシスト ビーム (%) (-%)* ?.? ?.? 2段目 格闘 (%) (-%)* ?.? ?.? パターン5(格闘系/動作記述) チャージ クールタイム リロード 属性 ?秒 ?秒 ?秒 格闘CS 動作 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) ?.? ?.? 2段目 (%) (-%) ?.? ?.? パターン6(特殊武装系/時限強化・特殊移動・プレッシャー等) 特殊格闘 チャージ 持続 クールタイム リロード 属性 効果 ?秒 ?秒 ?秒 ?秒 射撃武器 【メイン射撃】 リロード 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 撃ち切り/常時?秒 実弾/ビーム (%) リロード 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 撃ち切り?秒 実弾/ビーム (%) (-%)* ?ヒットよろけ 【射撃CS】 チャージ 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 ?秒 実弾/ビーム (%) 【サブ射撃】 リロード 属性 撃ち切り/常時?秒 実弾/ビーム 【Nサブ射撃】 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 実弾/ビーム (%) 【レバー入れサブ射撃】 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 実弾/ビーム (%) 【特殊射撃】 呼出 リロード 属性 撃ち切りorアシスト消滅?秒 アシスト 【N特殊射撃】 呼出 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 アシスト 実弾/ビーム (%) 【前特殊射撃】 呼出 動作 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 1段目 アシスト 格闘 (%) (%) ┗2段目 格闘 (%) (%) ┗3段目 格闘 (%) (%) 【横特殊射撃】 呼出 動作 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 1段目 アシスト 格闘 (%) (%) よろけ ┗2段目 格闘 (%) (%) ┗3段目 実弾/ビーム (%) (%) 【後特殊射撃】 呼出 動作 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 1段目 アシスト 実弾/ビーム (%) (%) よろけ ┗2段目 格闘 (%) (%) よろけ ┗3段目 格闘 (%) (%) ダウン 【特殊格闘】 リロード 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 ?秒 実弾/ビーム (%) 【後格闘】 リロード 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 ?秒 実弾/ビーム (%) 【格闘CS】 チャージ 持続 クールタイム リロード 属性 効果 ?秒 ?秒 ?秒 ?秒 変形 【変形メイン射撃】 リロード 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 ?秒 (%) 【変形格闘】 リロード 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 ?秒 (%) 【変形サブ射撃】 リロード 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 ?秒 (%) 【変形特殊射撃】 リロード 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 ?秒 (%) 【変形特殊格闘】 リロード 属性 威力(補正率) ダウン値 効果 ?秒 (%) 格闘 【サブ射撃】 サブ射撃 動作 威力(補正率) ダウン値 効果 1段目 (-%) 【通常格闘】 通常格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) ┗2段目 (%) (-%) ┗3段目 (%) (-%) 派生が存在する場合の例 通常格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) ┗2段目 (%) (-%) ┣*派生 (%) (-%) ┃┗2段目 (%) (-%) ┗3段目 (%) (-%) ┗4段目 (%) (-%) 派生を一括で書く際の例 【格闘派生】 格闘派生 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 効果 N NN 横N N・横 NN・横N ┣派生 (%) (%) (%) (-%) ┗派生 (%) (%) (%) (-%) 【前格闘】 前格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) ┗2段目 (%) (-%) 単発1ヒット技のみの例 前格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 効果 1段目 (-%) 【横格闘】 横格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) ┗2段目 (%) (-%) 【後格闘】 後格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) ┗2段目 (%) (-%) 【BD格闘】 BD格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) ┗2段目 (%) (-%) 【特殊格闘】 特殊格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) 【格闘CS】 チャージ リロード 動作 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 ?秒 ?秒 1段目 (%) (-%) ┗2段目 (%) (-%) 【変形格闘】 変形格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発 1段目 (%) (-%) 覚醒技 【覚醒技】 覚醒技 動作 威力(補正率) F/S/V,C ダウン値 効果 累計 単発 累計 単発(元値) 1段目 //(%) //(-%) 2段目 //(%) //(-%) 3段目 //(%) //(-%) 4段目 //(%) //(-%) 5段目 //(%) //(-%) コンボ ( はステップ、≫はブーストダッシュ、→はそのままキャンセル キャンセル補正で威力が変動する物は()で併記) 威力 備考 射撃始動 ??? N格始動 ??? 前格始動 ??? 横格始動 ??? 後格始動 ??? BD格始動 ??? 覚醒中射撃始動 F/S ??/??/?? 覚醒中格闘始動 V・C ??/??/?? EXバースト考察 覚醒タイプ Fバースト 格闘攻撃補正 +% 防御補正 -% Sバースト 射撃攻撃補正 +% 防御補正 -% Vバースト Cバースト 戦術 対面対策 僚機考察 適した僚機 適さない僚機 コストパターンごとの戦術考察 3000 2500 2000 1500 チャレンジミッション 【機体ミッション】 ミッション EXP 期待値 5回対戦せよ 50 300 対戦で3回勝利せよ 50 250 対戦で累計10機撃墜せよ 200 600 対戦で累計3000ダメージ与えろ 100 750 トライアドバトルでコースを3回クリアせよ 50 - 推定所要対戦数:316戦 EXP 報酬 5000 コメントパーツ 10000 コメントセット 15000 称号文字(ゴールド) 20000 スタンプ通信 【キャラクターミッション】[EX] ミッション EXP 期待値 5回対戦せよ 50 300 対戦で3連勝せよ 100 200 対戦で1バトル中に2機撃墜せよ 100 1000 対戦で被ダメージ600以内で勝利せよ 100 200 対戦でダメージ600以上与えて勝利せよ 100 1500 推定所要対戦数:188戦 EXP 報酬 10000 ゲージデザイン 20000 衣装 台詞 台詞 選択時 戦闘開始時 (僚機) (僚機属性「」) (敵機) (敵機属性「」) 攻撃 (覚醒技) (一定以上のダメージ) (連携成功) (誤射) サーチ (僚機) (僚機属性「」) (敵機) (敵機属性「」) (ロックした機体を撃破で勝利) 被ロック 被弾時 (スタン) (ダウン) (誤射) 被撃破時 (僚機被撃破) ガード時 弾切れ時 敵機撃破時 (僚機が敵機撃破) 復帰時 (コストオーバー) 覚醒時 (ゲージMAX) (覚醒終了) (敵機覚醒) 増援時 戦況変化時(開始30秒) (独白) (あと1機撃破で勝利) (残り30秒) 勝利 (僚機の攻撃で勝利) 自機被撃破で敗北 勝利時リザルト (EXCELLENT) (辛勝) 敗北時リザルト コンティニュー
https://w.atwiki.jp/purememowikiwiki/pages/768.html
《カモフラージュ》 イベントカード 使用コスト2/発生コスト2/緑 [アプローチ/両方] キャラ1枚のAP/DPの値を、ターン終了時まで30/30に変更する。 (ん?) ひだまりスケッチスターターデッキで登場した緑色のイベントカード。 指定したキャラ1枚のAP・DPを30に変更する効果を持つ。 高い汎用性を持つコンバットトリックカード。 AP・DPが低い自分のキャラの強化に使用したり、高いAP・DPを持つ相手キャラを弱体化させる為に使用したりと様々な使いみちがある。 《下校中》や《開かずの203号室》等でAP・DPが変化した状態のキャラに使用した場合でもAP・DP30になる為、相手のイベントカードを無駄にすることが出来る。 ただし、このカードを発動した後のカード効果は変えることは出来ない。 似た効果を持つカードに《忍野 メメ(084)》や、【音楽】中心のデッキ向けの《ティーカップマーク》がある。 これらは発動タイミングや効果の対象などが違うので、デッキに合わせて使い分けよう。 カードイラストは、ひだまりスケッチ×☆☆☆第8話(Bパート)「9月26日~9月27日 やっぱりナスが好き」のラストのワンシーン。フレーバーもそのときのゆののセリフ。 FAQ Q.《平沢 唯(012)》、《ギー太》などの常駐型テキスト効果によるAP・DP強化がされているキャラに使用した場合、常住型テキスト効果による強化は無効になりますか? A.常駐型テキスト効果による強化はこのカードの効果を適用した後に再度適用されます。 例 《ギー太》がセットされた平沢 唯に適用した場合、AP40・DP30になります。 関連項目 《忍野 メメ(084)》 《大暴走》 《ティーカップマーク》 収録 ひだまりスケッチスターターデッキ 01-141
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/695.html
《カモフラージュ》 イベントカード 使用コスト2/発生コスト2/緑 [アプローチ/両方] キャラ1枚のAP/DPの値を、ターン終了時まで30/30に変更する。 (ん?) ひだまりスケッチスターターデッキで登場した緑色のイベントカード。 キャラ1枚のAP・DPを30に変更する効果を持つ。 高い汎用性を持つコンバットトリックカード。 AP・DPが低い自分のキャラの強化に使用したり、高いAP・DPを持つ相手キャラを弱体化させる為に使用したりと様々な使いみちがある。 《下校中》や《開かずの203号室》等でAP・DPが変化した状態のキャラに使用した場合でもAP・DP30になる為、相手のイベントカードを無駄にすることが出来る。 ただし、このカードを発動した後のカード効果は変えることは出来ない。 似た効果を持つカードに《忍野 メメ(084)》や、【音楽】中心のデッキ向けの《ティーカップマーク》がある。 これらは発動タイミングや効果の対象などが違うので、デッキに合わせて使い分けよう。 カードイラストは、ひだまりスケッチ×☆☆☆第8話(Bパート)「9月26日~9月27日 やっぱりナスが好き」のラストのワンシーン。フレーバーもそのときのゆののセリフ。 FAQ Q.《平沢 唯(012)》、《ギー太》などの常駐型テキスト効果によるAP・DP強化がされているキャラに使用した場合、常住型テキスト効果による強化は無効になりますか? A.常駐型テキスト効果による強化はこのカードの効果を適用した後に再度適用されます。 例 《ギー太》がセットされた平沢 唯に適用した場合、AP40・DP30になります。 関連項目 《忍野 メメ(084)》 《服部 半蔵(056)》 《大暴走》 《ティーカップマーク》 《顔芸》 収録 ひだまりスケッチスターターデッキ 01-141 編集
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/4125.html
寄り添いながら、パーティー会場を出て、エレベーターに向かう。 覚束ない足取りの彼女を支えているため、どうしても身体が密着しがちになる。 鼻先を、コロンの甘い薫りにくすぐられて、僕はクシャミをひとつ放った。 「普段から、あんまり飲まない方なのかい?」 「……んふぅ。実は、そうなんでぇ~すぅ」 「だったら、やっぱり、やめておこうか」 「うぅん。構いませんよぉ。今夜は、めいっぱい飲みた~い気分ですからぁ」 とても愉しいから、メチャクチャに酔ってしまいたいの。 じっくり噛みしめるように呟いて、彼女は白い腕を、僕の腰に絡みつかせた。 「連れていって。ね? もう少し、楽しくお喋りしましょぉ」 「――しょうがない娘だな。ま、誘ったのは僕だし、トコトン付き合うよ」 からっぽのエレベーターに乗り込んで、上へのボタンを押す。 僕らの目当ては、ホテルの最上階にあるスカイバー。 心地よいBGMに包まれながら、煌めく夜景を眼下に、グラスを傾ける―― たまには、そんな洒落た雰囲気を嗜むのもいい。感性が豊かになるから。 ふわり……と、小舟が波に持ち上げられるような、独特の浮遊感。 途端、膝が力を失ったらしく、ハイヒールを履いていた彼女は、小さな悲鳴を上げて仰け反った。 「おっと。危ない」 「――あ! ふわぁ……」 咄嗟に伸ばした僕の腕は、彼女の細いウエストを、しっかり抱き寄せていた。 密着する、ふたつの身体。期せずして間近に迫った、二人の顔。 見つめ合った瞳の虹彩さえも、違わず数えられそうな距離だ。 「大丈夫か?」 訊くと、彼女は眼をパチクリさせながら、小さく頷いた。 なにか言いたげに唇は動くけれど、巧く声が出せないらしい。 その様子が、なんとも初々しくて、僕は優しく微笑みながら腕の力を抜いた。 「すぐに着くから。ほら、ちゃんと立って」 「……はぁい」 返事は、なぜか不承不承な響き。 もしや、なにか期待するところがあって、わざと蹌踉めいて見せたのか。 いやいや――ただの気のせい……だよな? 考えている間に、浮遊感は穏やかに収束して、澄んだベルの音が終息を告げる。 静かに滑るドアの隙間から、ピアノの音色が忍び込んできて、二人を出迎えた。 それは、いつかどこかで、耳にした憶えのあるメロディー。 「あ……私、この曲、知ってます」 「確かに、聞いたことあるな。なんていう曲だっけ?」 「亜麻色の髪の乙女。ドビュッシーです」 「そっか……クラシックなんて、あんまり聴かないからなぁ」 「たまには、贅沢に時間を使ってみるのも、いいものですよ」 「うーん。興味はあるけど、それをするには、今の僕は余裕が無さすぎだな」 まだ、夢の途中。二人三脚で向かう先は眩しく霞んで、終着点など見えやしない。 だから、足を止めたくなかった。幸せな時間が、どれだけ残されているか分からないから。 「行こうか、鳶色の髪の乙女さん」 肘を差し出すと、彼女は遠慮がちに指を掛けて、照れ笑った。 4. 窓辺に設えられた『止まり木』と呼ばれるシートに腰を落ち着けて、注文を済ませる。 ほどなく運ばれてきたカクテルグラスを、僕らは目元に掲げた。 降り注ぐブルーライトの下、薫香を放つ液体が揺れて、蠱惑的な煌めきを振り撒いた。 「ステキな眺め……とっても綺麗です。それに…………美味しい」 はふ、と艶っぽく吐息して、酔いどれ乙女は、右隣に座る僕に目を流してきた。 「いつも、こんな風に、モデルの女の子たちを誑し込めてるんですか?」 ぐぽっ!? 飲みかけのリキュールに喉の奥を直撃されて、噎せ返る。 彼女は、ころころと笑いながら、咳き込んだ僕にハンカチを差し出した。 「こぉんな冗談で慌てるなんて、なぁんかアヤシイ~」 「か、勘弁してくれよ。してないって、そんなこと」 「ホントですかぁ~?」 「当ったり前だろ。こう見えても、妻子持ちだぞ」 ハンカチで口元を拭うたび、僕の薬指のリングが、潔癖を証すように鋭利な輝きを放つ。 彼女は「知ってますよぉ」と。とろんとした眼差しを、指輪に注いでいた。 「貴方の記事が掲載されてる雑誌は、すべて買い揃えてますから」 「そりゃまた、随分と熱心に応援してくれてるんだね。僕が、元同級生だから?」 「まぁ……ねぇ。でも――」 「ん? なに」 「い、いえ。なんでも」 「……ふぅん?」 なんとなく、微妙な空気。僕らは仕切り直しとばかりに、宝石のような液体を、口に含んだ。 甘い口当たり。それは、喉に仄かな火照りと、鼻孔に芳香を残していく。 気持ちよく耳をくすぐるピアノの旋律も、タイミング良く変わった。 バダジェフスカの『乙女の祈り』だと、彼女が教えてくれた。 それなりに良いムードのところに、適度な酔いの勢いも手伝えば、 元同級生という間柄、理性の防御壁も低くなるもので―― 僕らは、どちらからともなく肩を寄せ、眠ることを知らない街の夜景を眺めていた。 煌めくネオン、行き来する車のヘッドライトとテールランプが、光の川を描いている。 それは儚げに瞬きながら、凸凹の黒い地平から訪れ、また彼方へと消えていった。 「ホントに綺麗……。私、バカだから、陳腐な表現しかできませんけど――」 ――夢みたいです。 はにかんだ彼女の、朱に染まる肩へと、僕はさも当然のように腕を回した。 「夜は、夢を見る時間だからね。きみが望むだけ、素敵な夢に浸らせてあげるよ」 「……貴方って、昔っからこんなにキザでしたっけ?」 「男は誰でも、かっこつけたがりだよ。可愛い娘の前では、特にね」 「だから、今夜は特別キザなの?」 「うん、そう。きみだから――なのかな」 「そかそか。さしずめ、私だけの催眠術師さん、ってとこかぁ」 彼女は僕の肩に頭を預けて、くすくすと笑った。 それは、心から楽しんでいる者だけが作りだせる表情。 一夜だけの催眠術師……か。そういうのも、案外、悪くない。 「こんなに素敵な夢なら、いつまでも見てたいなぁ。ずぅっと……」 「それだと、ありがたみが薄れちゃうよ。たまにしか見れないから、貴重なんだ」 「ふむぅ~。まあ……そうですよねぇ。だったら――」 また、誘って頂けますか? 呂律の回りきらない囁きに、僕は「もちろん」と即答。 「――嬉しい」 グラスの縁を、人差し指でなぞりながら呟かれた彼女の声は、喜色そのもの。 僕の左肩にかかる彼女の頭の重みが、とても、愛おしく感じられた。 もっとも、その淡い想いは『旧友との親睦』の域を出ないものだったけれど。 「あ――」やおら、彼女が思いだしたように頭を上げる。 「そう言えば、私の名前……そろそろ思い出してくれましたか? いつか誘ってくださるなら、そのくらいは憶えていてもらわないと」 彼女の、期待に満ちた眼差しに晒されて、僕は思わず顔を引いてしまった。 さっきも、いくら考えたところで思い出せなかったと言うのに、 だいぶ酔いが回った今となっては、悩み悩んだ挙げ句に寝落ちしかねない。 「あのさ……名刺、もらえるかい」 「持ってるワケないでしょぉ、そんなもの。ただのフリーターですしぃ」 「――そっか。なあ、意地悪しないで、きみの名前を教えてくれよ」 「やぁ~よ。頑張って当ててみて。ほら! よぉーく、思い出してくださいっ」 「そうは言うけどな。あの頃、僕は留年回避の特別措置に合格するため、 三学期だけで、一年分の学習内容を詰め込んでたんだぞ。寝る間も惜しんでさ。 とてもじゃないけど、勉強以外のことなんて、憶えてる余裕なかったよ」 「えぇ~。ホントに……まったくもって記憶にございませなんですかぁ?」 「なんなんだ、その妙ちきりんな喋り方は」 僕は眉を八の字にしながら、鼻の頭を掻いた。 「まあ――全然ってことは、ないと思う……んだけど。 せめてヒントをくれよ。そうすれば、思い出せるかも知れない」 きみだって、あの頃とは変わってしまったから、分からなくて当然だと言ったじゃないか。 僕が、そう続けたら、彼女は「そうでしたね。ええ……確かに」と、口元を綻ばせた。 「じゃあ――」 彼女は、カクテルグラスが敷いていた、ホテルのロゴ入りコースターを抜き取って、 焦らすように、ゆっくりと……自分の左眼に重ねた。 「これが、ヒントです」 左眼を隠した少女―― その瞬間、時間が目まぐるしく巻き戻されて、17歳の三学期に放り出されていた。 しんと静まり返った、授業中の教室。僕の席は、一番うしろ。 教師が背を向けた隙を衝いて、隣の席から、白く細い腕がニュッと伸びてきた。 そこにあったのは、手の平サイズの、綺麗にラッピングされた小箱―― 「あげる」と。唇だけ動かして、その女の子は微かに笑った。 2月14日……初めて、家族以外の女性からもらったチョコレート。 あの頃は、どうして授業中に渡してくるのかと訝しんだ。 今にして思うと、他の生徒たちに見られて、からかわれたくなかったからだろう。 「きみは……まさか、薔薇水晶なのか? 隣の席だった、あの?」 彼女――薔薇水晶が、パッと表情を輝かせた。 「あはっ。やっと、思い出してくれた」 「いや、だってさ……髪とか、瞳の色が違うし……話し方だって、もっと――」 「カラーコンタクトよ。髪は、染めてるんです。 職場によっては、うるさかったりするから。地毛の色だと、敬遠されちゃって」 「……そうだったのか。参ったなあ。本当に、まったくの別人だよ」 「だから言ったでしょう? カムフラージュです……って」 論より証拠とばかりに、薔薇水晶は、右眼のコンタクトを外して見せる。 そして、あの高二の三学期と同じ琥珀色の瞳を、ひた……と、僕に注いだ。 「私はね、あの頃も、今も……いつだって、カムフラージュしているんです」 「それは、どうして?」 「本当の私は、とても臆病で、弱いから。泣き虫で、内気で、人見知りで―― ありのままの自分をさらけ出したりなんて、とてもじゃないけど…… こうして酔っ払ったりでもしなければ、無理です」 「だから、高校生のときも、ずっと眼帯を着けていたのかい?」 こくり。頷いて、カラーコンタクトを瞳に戻し、薔薇水晶は続けた。 「口数が少なくて、引っ込み思案な子は、なにかとイジメ易いんでしょうね。 小学校、中学校と、私はイジメられっ子でした。泣かない日なんて、なかった。 そんな私に、お父さまがあの眼帯をくれたんです。高校進学を機に」 「イメージチェンジか。その効果は覿面だったわけだ」 「ええ。あれを着けている間、私は別人みたいに、強く振る舞えました。 いつも、お父さまが傍に着いててくれるようで、勇気が涌いてきたんです」 高校時代の薔薇水晶は、近寄りがたい雰囲気を、常に纏わりつかせていた。 並外れた美貌と、眼帯の取り合わせが、衆目には異質で威圧的に映ったからだろう。 僕も当初は、訥々とした彼女の語り口調を、ぶっきらぼうに感じていた。 席が隣にならなかったら、きっと今も、クールな娘としか見なしてなかったはずだ。 「いいお父さんだな」 「はい。とても……私なんかには勿体ないくらい、素晴らしいお父さまでした」 「おいおい。でした……って、なんだよ。もう居ないみたいじゃないか」 「…………そうです」 「えっ?」 「お父さまは、もう居ません。三年前に……亡くなりました」 あまりの事に、言葉を失った。三年前と言えば、僕が家庭を築いた年だ。 自分が幸せに浸っていたとき、この娘は不幸に見舞われていたなんて……。 「そうだったのか。ごめん。知らなかったとは言え、辛いこと思い出させたね」 「いいんです。以前に比べたら、だいぶ胸の痛みも薄れましたから」 そう言いながらも、薔薇水晶は僕の肩に頭を凭せ、一粒だけ、涙を流した。 健気だな、きみは。僕は彼女の髪を撫でて慰めながら、胸裏で呟いた。 身内の不幸は、そんな簡単に割り切れるものじゃないだろ、と。 「悲しい気持ちまで、カムフラージュすることなんて、ないんじゃないか。 そんなに素直な自分を押し込めてばかりじゃ、本当のきみが可哀想だ」 「……ん。そう、かな?」 髪を滑る僕の手の温もりに、幾ばくの癒しがあったのかは分からない。 けれど、薔薇水晶はいつしか、うっとりと表情を和らげていた。 「じゃあ、今から思いっ切り泣いちゃっても――いい?」 「今すぐに、かい?」 「そ。いますぐ」 「ここで、か?」 つい、周りを見回してしまった。僕にも、世間体というものがある。 この状況で号泣されようものなら、誤解されること間違いなし。 僕に悪意を抱いている者が、この客の中に、いないとも限らない。 僕らの仲を邪推して、ウェブ上に、有ること無いこと書かれるかも。 そうなれば【JaM】ブランドとしても、少なからずイメージダウンになる。 どうしよう。言い訳を探す僕を横目に、薔薇水晶は、くくっ……と喉を鳴らした。 「ウソ、ですよ。ハラハラしましたか?」 また担がれたらしい。僕は口をへの字にして、小さく頭を振った。 さっき、薔薇水晶に言われたことは、案外、正鵠を得ているようだ。 繊細で多感かどうかは疑わしいけれど、他人に影響されやすいのは、確からしい。 「スリルありすぎだよ。どう逃げようか、真剣に悩んだぞ」 「ひどぉい。そこまで分別のない子供じゃありませんよ、私」 「本当かぁ? 実は、半分くらい本気だったんじゃないか?」 「半分だなんて、とんでもない。九割九分、泣くつもりでした。本気で」 「うわ……もっと質が悪いだろ、それ」 「では、交換条件といきましょうか。叶えてくれたら、泣き喚くのは止めてあげる」 「どういう恫喝だよ。ウソじゃなかったのか?」 「悲しみまでカムフラージュするなと言ったのは、貴方ですよ?」 そこで言質を取られると、二の句が継げない。もはや、破れかぶれ。 酔った勢いもあって、多少の無理難題は大目に見るつもりで、僕は訊ねた。 でも、彼女が提示した条件は、身構える必要もないくらい、簡単なものだった。 「もう少しだけ――ほんの数分で構わないから、私の頭を、ナデナデしてて」 「そんな程度で、いいのか」 「……うん。貴方の掌は、とても温かくて……心地好いから」 お安いご用だよ――と、鳶色に染められた長い髪を、優しく梳いてゆく。 僕の指先がうなじをくすぐると、薔薇水晶は「はふ」と、鼻に掛かった吐息を漏らした。 お父さま……。 薔薇水晶は、恍惚とした面持ちで、掠れた囁きを紡いだ。 もう二度と取り戻せないものへの彼女の渇望が、ありありと表れていた。 そのとき、僕の中で、同情とは違う想いが大きく膨らむのを感じた。 僕は薔薇水晶を慰めながら、彼女の耳元に囁いていた。 【JaM】の専属モデルに、なってくれないか? と。 うっすらと、彼女の瞼が開く。 けれど、それは一秒と経たず、静かに閉ざされた。 「ダメ、です」 「どうして? 一カ所には、束縛されたくない?」 「……ううん。でも……今は、ダメなの」 僕には、薔薇水晶の気持ちが、よく解らなかった。 僕のココロは17歳の少年に戻りっぱなしで、気の利いた台詞のひとつも、口にできない。 ただただ、彼女の求めるがままに、頭を撫で続けるだけだった。 【4】に続く
https://w.atwiki.jp/zakuaku/pages/2505.html
☆ラージュ家を背負う者 鋼の精神力で家名と妹を守る少女(防御/魔防+14%) でも、本当は甘えたかったりもする……。
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/2311.html
「弟よ。早くカクレンジャーを蝮酒ならぬ人間酒にして、飲みたいもんだぜ」 【名前】 シュテンドウジ(兄) 【読み方】 しゅてんどうじ(あに) 【声】 渡部猛 【登場作品】 忍者戦隊カクレンジャー 【登場話】 第15話「げえッ!!凄い奴」第16話「赤猿の鬼退治」 【所属】 妖怪軍団 【分類】 妖怪/シュテンドウジ兄弟 【妖怪モチーフ】 酒呑童子 【その他のモチーフ】 プロレスラー、筋肉 【詳細】 妖怪兄弟の兄。 酒に酔った挙句に1度に100匹の妖怪を殺害してしまった為に牢獄に閉じ込められ、「カクレンジャーを倒す」という条件で貴公子ジュニアに釈放される。 弟とは抜群のコンビネーションを持ち、彼と同様に驚異的な戦闘力とパワーを誇り、兄弟の息が合ってこそ使用できる「一体剣」という必殺技も強力となっている。 兄弟のコンビネーションと持ち前の戦闘力でブルーとブラックを敗北に追い込み、花のくノ一組と共にサスケ以外の4人を捕らえる。 サスケが4人の救出後の再戦では弟と共にレッドを苦戦させ、得意の一体剣で止めを刺そうとするが、レッドが分け身の術で何体にも分身して繰り出す「分身一体剣」に翻弄され、隠流・満月斬りを弟と交互に受け敗北。 その直後、妖怪エネルギーの落雷を弟と共に浴びて巨大化する。 ユガミ博士の発明した武器で強化し、弟が背後から取り押さえたバトルサルダーに止めを刺そうとするが、逃げられた為に弟を誤って攻撃してしまい、その隙にカクレンジャーは獣将ファイターから獣将に乗り換え、最期は無敵将軍の火炎将軍剣を弟と共に受け爆散した。 昔の「酒呑童子」は「人間の生き肝を食らい、酒を飲むのが何よりも好き」という決して友達になりたくない怖い妖怪らしい。 【余談】 弟とは体色(兄は橙色、弟は青色)や頭部の角の数(兄は2本、弟は1本)が異なる。 弟が「火炎返し」を使用しているのに対し、兄はブラックの岩地獄の術を打ち破った「岩地獄返し」を使用している。 巨大化後は弟と同様のアーマーを装着しているが、右手にドリルを装備している。
https://w.atwiki.jp/t0944520022/pages/162.html
車輌 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 実質西鉄バスの久留米〜佐賀線の区間便である。 西鉄バスの間合いに入るらしく、 1時間に2本だが30分間隔ではない。 モラージュ佐賀は西鉄バスの45番も近くに停まる。 #bf #bf
https://w.atwiki.jp/arbitrageinfo/pages/13.html
アービトラージ取引[アービトラージとりひき] Arbitrage 取引(売買) 価格変動において、同一の性格を持つ2つの商品の間で、割安な方を買い、割高な方を売ることにより、理論上リスクなしに収益を確定させる取引のことをいう。 マーケットの価格が理論価格に近づき、乖離(かいり)がなくなることで、割高・割安な状態が解消された場合に、反対売買を行なうことによって収益化する。 現在、裁定取引が活発に行われているのは、証券の現物市場と先物などの派生証券との間、同一の先物で異なる限月の間での裁定取引である「限月間スプレッド」、異なる先物市場間(例えば、大証とSIMEX)での裁定取引である「市場間スプレッド」などがある。 裁定買いと裁定売り 裁定買い 先物を売却し、現物を購入すること 裁定売り 先物を購入し、現物を売却すること 日経平均株価と日経平均株価先物との裁定取引の例 「現物の日経平均株価」と先物取引満期日までの「金利」と「配当収入」より、日経平均株価先物の理論価格を算出する。 仮に、以下に設定する。理論価格は、15,000円+500円-300円=15,200円になる。 現物の日経平均株価・・・15,000円 先物取引満期日までの金利・・・500円 先物取引満期日までの配当収入・・・300円 日経平均株価先物を仮に15,300円とした場合 日経平均株価先物の実際価格を確認する。この時点で、日経平均株価先物を買いたいという投資家が多ければ、日経平均株価先物の価格は、上記で算出した理論価格よりも高くなる。この価格を仮に15,300円とする。 そうすると、ここでは、100円(15,300円-15,200円)の乖離が生じている。これは、裁定取引の機会が生じていることを意味する。この場合には、「日経平均株価先物」を売ると同時に、先物の金額に対応する現物の日経平均株価の現物株式のバスケットを買うことで、収益を確定させることができる。 先物が割安の場合やSQでの清算 満期日までの間に、先物が売られ先物価格が割安になった場合や、そのような状況にならなくても満期日になり、割安になって反対売買をしたり、または満期の場合にSQで清算をすれば、この取引は実際に収益化する。 SQの指数が15,100円と設定した場合、現物株式のバスケットを売ると同時に、先物を買い戻して裁定取引を終了させた。最終的に、300円の売買益を得ることができた。このうち、500円は金利分であるが、300円の配当金が得られるので、純粋な裁定利益は100円である(300円-500円+300円)。 現物 (日経平均株価の現物株式のバスケット) 先物 (日経平均株価先物) 開始時 買い 15,000円 売り建て 15,300円 終了時 売り 15,100円 買い戻し 15,100円 損益 プラス 100円 プラス 200円 合計損益 プラス 300円 現物株式のバスケットの構成銘柄を値段が付かない等の理由で、売ることができなかった場合など、厳密には、日経平均株価と日経平均株価先物の価格が同じ値段にならないこともあります。 アービトラージャー 裁定取引をおこなう人のことをいう。