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( A`)スレまとめ 2 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 22 17 18.83 ID ir3hV9QVO シャー………。 今日も俺は荒巻模型で愛車を走らせている。コースアウトもしなくなったし、安定しているのだが…。 ( A`)(足りない…) なにか物足りないのだ。 ( A`)(…速さが足りない) そう、子供の頃よりは各段に速くなったとはいえ、他のレーサーには劣るのだ。 ( A`)(ショボンやモナーさんはともかく、オワタさんやブーンは俺と同じような改造なのに…むしろ大径の俺のマシンの方が速くてもおかしくないのに) 3 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 22 19 16.69 ID ir3hV9QVO (´・ω・`)「次は僕が走らせてもらうよ」 ( A`)(いったいなにが違うんだろう) ショボンのマシンが走るのを観察してみる。 シャー……パシッ。 (´・ω・`)「よし、まあまあのタイムかな」 ( A`)(ん?) 俺はあることに気づいた。走行を終え、ショボンにキャッチされたマシン。そのマシンのベアリングローラーがいつまでも回り続けているのだ。 4 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 22 20 24.69 ID ir3hV9QVO (; A`)(もう1分は回ってるぞ) ショボンのマシンのフロントローラーは9ミリベアリング、俺のマシンと一緒だ。しかし俺のローラーはあんなに長時間回らない。 (; A`)「そのローラーすごい良く回るね」 (´・ω・`)「ああ、これかい?脱脂をしてあるからね」 ( A`)「脱脂?」 ショボンが耳慣れない言葉を口にした。 5 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 22 22 42.63 ID ir3hV9QVO (´・ω・`)「うん。タミヤのベアリングはグリスが大量に入ってるからそのままだと回転が悪いんだ。だからグリスを抜いてやるんだけど、それを脱脂って言うんだ」 ( A`)「グリスを抜く?どうやって?」 6 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 22 23 31.68 ID ir3hV9QVO (´・ω・`)「灯油とかZippoオイルなんかにベアリングを漬けてシャカシャカ振るんだ。塗料のスペアボトルを使うといいよ」 ( A`)「そうなんだ。ところで脱脂すると速くなるの?」 (´・ω・`)「もちろん。ローラーの回転が良くなればコーナーで減速しづらいし、車軸のベアリングが抵抗少なく回れば速くなるのは当然だろう?」 ( A`)「な、なるほど。やってみるよ」 7 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 22 25 20.96 ID ir3hV9QVO (;´・ω・`)「あ、やるなら店の外でやりなよ」 ( A`)「あ、うん。オイル臭くなったら迷惑だもんね」 (´・ω・`)「前にブーンが店内で脱脂を始めてね…その上キャップが弛んでてオイルをぶちまけちゃったんだ」 (; A`)「え?そんなことしたら…」 (;´・ω・`)「ご想像通りさ。ツンさんが激怒してね」 (; A`)「ブ、ブーンはどうなったの?」 (;´・ω・`)「強烈な金的蹴りをくらってね…3時間は起き上がらなかったよ」 (; A`)「ヒィィィィ!」 チラッと店の奥にいるブーンを見る。なにやら店長とツンさんと話し込んでいるようだ。 9 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 22 28 14.17 ID ir3hV9QVO (; A`)「自業自得とはいえ、そんなことがあったのに普通に会話できるんだ。俺なら怖くて近寄れない」 (´・ω・`)「まあ、ブーンだからね」 …というわけで外で脱脂をすることにした。 ( A`)「スペアボトルはここで買うとして…Zippoオイルはコンビニで買ってくるか」 …………。 ( A`)「よし、準備は整った。やってみるか」 シャカシャカ………。 (´・ω・`)「もういいかな」 ( A`)「おお、オイルがずいぶん濁ってる」 (´・ω・`)「オイルを取り替えるといいよ。濁りが気にならなくなるまで繰り返すんだ」 ( A`)「わかった」 シャカシャカ………。 10 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 22 30 08.51 ID ir3hV9QVO ( A`)「もうだいぶ濁りが目立たなくなったよ」 (´・ω・`)「うん、もういいかな。布でよく拭き取ったら、今度はオイルを注すんだ」 ( A`)「え?せっかく脱脂したのにまたオイルを注すの?」 (´・ω・`)「うん、そのままだとベアリングが錆びちゃうからね。もちろん注しすぎたら脱脂した意味がないから少量でいいんだけどね。まあ、どうしても脱脂をするとベアリングの寿命は短くなっちゃうけど」 12 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 22 31 28.56 ID ir3hV9QVO ( A`)「なるほど。ところでどんなオイルを注せばいいの?」 (´・ω・`)「よく使われるのは化粧品のスクワランオイルとか、鉄道模型用のユニクリーンオイルかな」 14 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 22 33 37.31 ID ir3hV9QVO (´・ω・`)「他に釣具用のオイルなんかも使うけど、今日は僕のユニクリーンオイルをわけてあげるよ」 ( A`)「ありがとう…こんなもんでいいのかな?」 (´・ω・`)「うん、大丈夫だよ」 一通り終わったのでベアリングをシャーシ取り付ける。 16 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 22 34 19.65 ID ir3hV9QVO (´・ω・`)「あ、ワークマシンのタイヤをローラーに当ててオイルを馴染ませるといいよ」 ショボンが貸してくれたワークマシンのタイヤを各ローラーに当てて回していく。 ( A`)「これで…」 (´・ω・`)「うん。かなり違うと思うよ。指で弾いてごらん」 ショボンに言われるままにローラーを指で弾いてみる。 シャー…………。 ( ∀`)「おお!すごい!」 脱脂したローラーは脱脂前とは比べものにならないほど良く回った。 ( A`)「そうか…こういうところで差が出てたのか」 17 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 22 35 03.84 ID ir3hV9QVO (´・ω・`)「あとは抵抗抜きだね」 ( A`)「抵抗抜き?」 (´・ω・`)「うん。僕のマシンを見てみるかい?」 そう言いながらショボンはマシンのギヤボックスを外した。 (; A`)「こ、これは」 ショボンのマシンのギヤ周りには各種スペーサーやワッシャーが使われていた。ギヤ自体も加工してあるようだ。 18 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 22 37 39.18 ID ir3hV9QVO (´・ω・`)「抵抗抜きっていうのは文字通り駆動系の抵抗を減らす工夫のことなんだ。ギヤを削って干渉部分を減らしたり、ベアリングを仕込んだり。スペーサーやワッシャーを使ってベストなギヤの位置を保持したりするんだ」 (; A`)「難しそうだね」 (´・ω・`)「うん。なかなかシビアだよ。下手にいじると元より遅くなったりするしね。正直最近のシャーシ、そうだね、スーパーX、VS、MSシャーシあたりは抵抗抜きしなくてもいいと思うよ。元々の精度がいいからね」 19 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 22 38 45.75 ID ir3hV9QVO ( A`)「なるほど。じゃあ俺のシャーシも抵抗抜きしなくていいかな?」 (´・ω・`)「ちょっと見せてごらん」 そう言うとショボンはヒョイと俺のマシンを持ち上げる。 (´・ω・`)「…うん。大丈夫だ」 ( A`)「なにが?」 ショボンはなにやらギヤカバーを外してセンターシャーシを見ているようだ。 21 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 22 40 22.61 ID ir3hV9QVO (´・ω・`)「ここを見てごらん。4って数字が書いてあるだろう?」 ( A`)「うん。この数字がどうしたの?」 (´・ω・`)「この番号はシャーシの型番でね、この4番シャーシは出来のいいシャーシなんだ。初期に作られた1、2番シャーシは超速ギヤが干渉したり、クリアランスが良くないから削ったり紙を挟んだりして調整しなければならなかったんだ」 25 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 22 42 58.37 ID ir3hV9QVO ( A`)「へえ、同じMSシャーシでも良し悪しがあるんだ」 (´・ω・`)「うん。MSシャーシに関してはグレードアップパーツで出てる軽量センターシャーシがなかなか優秀だから、出来の悪いシャーシを引いちゃってもそんなに痛くないけどね」 28 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 22 50 30.69 ID ir3hV9QVO ( A`)「他のシャーシにもどの番号が良いとかあるの?」 (´・ω・`)「もちろん。こだわる人は買うときに箱の中をチェックして買ってるよ」 ( A`)「奥が深いんだなあ」 と、ここでふと疑問が湧いてきたので聞いてみる。 ( A`)「そういえばショボンはスーパー1以外は組まないの?」 29 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 22 51 44.34 ID ir3hV9QVO (´・ω・`)「メインはスーパー1だけどMSやXシャーシも組むよ」 ( A`)「そうなんだ。見てみたいなあ」 (´・ω・`)「ふふ、今度見せてあげるよ」 ( A`)「他の人たちは?」 (´・ω・`)「ブーンとオワタさんは1台だけだね。なおさんはタイプ5シャーシ以前の旧シャーシ専門で色々組んでるよ。だから抵抗抜きに関してはこのお店で一番上手いんじゃないかな?モナーさんは…あの人のMSシャーシはすごいよ」 ふふ、とショボンが笑う。 30 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 22 53 05.65 ID ir3hV9QVO ( A`)「すごいって、どんな風に?」 (´・ω・`)「以前サスペンションを仕込んでる人がいるって言ったろう?それがモナーさんなんだ。しかも速いんだからかなわない」 31 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 22 55 59.18 ID ir3hV9QVO (; A`)「ミニ四駆にサスペンションとか…」 (´・ω・`)「驚きだろう?タミヤのレギレーション内で作ってるんだ。あの人は本当にすごいよ」 どうやらミニ四駆はまだまだ俺が考える以上に奥が深いらしい。 32 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 22 56 48.29 ID ir3hV9QVO (´・ω・`)「そういえばドクオ君、試走しなくていいのかい?」 ショボンに言われて気がついた。脱脂の効果を試さなくては。 ( A`)「よし、走らせてみるか」 コースに向かい、スイッチを入れる。心なしかいつもより軽快な回転に感じる。 34 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 22 58 51.34 ID ir3hV9QVO ( A`)「いっけ~!」 マシンをスタートさせた。これまでとは目に見えてスピードが違う。 ( ∀`)「よ、よし!速いぞ!」 これが脱脂の効果なのだろうか。しかし… ガシャン! (; A`)「ああ!」 コースアウトしてしまった。 35 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 23 00 54.14 ID ir3hV9QVO (´・ω・`)「おや、コースアウトしてしまったね。まあ、スピードアップしてる証拠さ」 ( A`)「う、うん。よし、セッティングを見直すぞ!」 と、愛車のスピードアップを実感していると、さっきまで店長とツンさんと話し込んでいたブーンが話しかけてきた。 37 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 23 01 53.77 ID ir3hV9QVO ( ^ω^)「おっお!ショボン、ドクオ、話があるお!」 (´・ω・`)「なんだい、ブーン?」 ( A`)「なんの話?」 ( ^ω^)「おっお、荒巻模型店でミニ四駆の大会を開こうと思うんだお!」 39 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/18(月) 23 03 54.48 ID ir3hV9QVO ( A`)(´・ω・`)「大会!?」 さっきまで話し込んでいたのはそれだったのか。俺は唐突な申し出に驚きながらも、『大会』という響きに胸を高鳴らせていた。
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( A`)スレまとめ 4 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 13 06.96 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( A`)「さて、着いたぞ」 俺は今日も荒巻模型店に来ていた。 ここ最近ちょっと通いすぎな気もするが、大学生の春休みは長く、バイトは深夜だし、昼間は他にすることもないのだ。 ( A`)「こんにちは」 ξ゚⊿゚)ξ「あら、いらっしゃい」 ( A`)「あ、今日は子供たちが来てるんですね」 ξ゚⊿゚)ξ「ええ、小学校も春休みに入ったらしいわ」 ミニ四駆のコースの周りには4人の子供たちが陣取って楽しそうにマシンをいじっていた。 ( ><)「あ、ドクオお兄ちゃんこんにちはなんです!」 ( A`)「こんにちは、ビロードくん」 6 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 15 08.45 (p)ID OF7FNrW2O(67) この子はビロードくん。ここ荒巻模型店の常連、モナーさんの息子だ。 ( ● ● )「こんにちは」 (=゚ω゚)ノ「こんにちはだょぅ」 (-_-)「こんにちは…」 この子たちはビロードくんの友達のワカッテマスくん、ぃょぅくん、ヒッキーくん。 みんな今年から小学4年生になる同級生だ。 ( A`)「ブーン達はまだ来てませんか?」 ξ゚⊿゚)ξ「ブーンは確か今日はバイトだって言ってたわ。ショボンはわからないけど」 ( A`)「そうなんですか」 コースを使いたいところだが子供達が楽しんでいるから少し遠慮しよう。 9 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 16 42.08 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( ><)「また負けちゃったんです!」 (=゚ω゚)ノ「やっぱりワカッテマスくんは速いょぅ」 (-_-)「もう大人にも勝てるよね」 (* ● ● )「いやあ、そんなことないんです」 ( A`)(相変わらず仲良いなぁ…) 子供達の様子を微笑ましく眺めていたのだが…。 ( ><)「セッティング換えるんです!え~と…フロントは…」 ( ● ● )「あ、そのフロントスライドダンパーは止めた方がいいです」 ( ><)「そ、そうなんですか?」 ( ● ● )「強度的にも精度的にも良くないし、そもそも減速の為のパーツです。スピードアップには繋がりません」 10 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 17 56.27 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( ><)「フロントは後回しにするんです!タイヤを…」 ( ● ● )「あ、あ、スポンジタイヤは抵抗が大きすぎてコーナーで遅くなるからダメです!」 (; A`)(ワカッテマスくん小学生なのに詳しいなぁ…) ワカッテマスくんがビロードくんにアドバイスをする。しかしビロードくんは釈然としない様子だ。 ( ><)「でもグリップ力があった方が…」 ( ● ● )「ダメです。しかもスポンジタイヤは変形しやすいし、跳ねやすいからゴムタイヤの方がいいです!」 (;><)「でも…」 11 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 20 06.62 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( ● ● )「あ、あとそのワンウェイホイールも重いし精度が悪いからダメなんです」 ( ><)「……」 ( ● ● )「それからそのエアロハイマウントローラーも強度が弱いし、そもそもミニ四駆程度の大きさじゃダウンフォースは…」 ( ><)「……いんです」 ( ● ● )「?なんですか、ビロードくん?」 (#><)「うるさいんです!」 (; ● ● )「な…」 (# ● ● )「せっかく人が親切に教えてあげてるのになんですか!そんなんだからいつまで経っても遅いんです! 僕の言うとおりにすれば速くなるんです!」 (#><)「うるさいんです!僕は僕の好きなようにマシンを組みたいんです!」 12 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 20 54.49 (p)ID OF7FNrW2O(67) (;=゚ω゚)ノ「ふ、2人とも止めるょぅ!」 (;-_-)「そ、そうだよ、喧嘩はよくないよ」 ぃょぅくんとヒッキーくんが仲裁に入るが… (#><)「2人には関係ないんです!」 ビロードくんが振り回した腕が偶然ぃょぅくんの頭に… ボカっ! (=゚ω゚)ノ「……」 (=;ω;)ノ「うわああああああん!!」 (;><)「ご、ごめんなんです、ぃょぅくん!わざとじゃないんです!」 (# ● ● )「とうとう暴力まで振るいましたね!最低なんです、ビロードくん!」 (#><)「わざとじゃないって言ってるんです!」 14 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 22 31.45 (p)ID OF7FNrW2O(67) ビロードくんがワカッテマスくんに飛びかかる。 (# ● ● )「イテテ…やりましたね!それならこっちだって…えい!」 ワカッテマスくんも応戦し、取っ組み合いの喧嘩になる。 (;-_-)「や、やめなよ」 (=;ω;)ノ「ヒック、ヒック……」 (;´・ω・`)「こんにちは…ってどうしたの?」 (; A`)「あ、ショボン!事情は後で話すからワカッテマスくんを抑えて!」 (;´・ω・`)「う、うん!」 (; A`)「俺はビロードくんを抑えるからツンさんはぃょぅくんをなだめて!」 ξ;゚⊿゚)ξ「わかったわ!」 なんとかして2人を引き離すことは出来たのだが… 15 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 23 53.37 (p)ID OF7FNrW2O(67) (メメ# ● ● )「ビロードくんの分からず屋!」 (メメ#><)「分からず屋はワカッテマスくんの方なんです!」 依然言い争いを続ける2人。 ξ;゚⊿゚)ξ「あらあら、仲良くしなきゃダメよ?」 (メメ# ● ● )「だって悪いのはビロードくんなんです!……行きましょう、ぃょぅくん!」 (=;ω;)ノ「グス、グス……」 (#メメ><)「ワカッテマスくんなんかもう知らないんです!ヒッキーくんは僕の味方ですよね?行きましょう、ヒッキーくん!」 (;-_-)「ま、待ってよ、ビロードくん!」 17 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 25 20.36 (p)ID OF7FNrW2O(67) ξ゚⊿゚)ξ「みんな行っちゃったわね……」 (;´・ω・`)「一体なにがあったの?」 (; A`)「実は…」 俺はことの成り行きをショボンに説明した。 (´・ω・`)「なるほど、そんなことがあったのか」 ( A`)「確かにワカッテマスくんの言ってることは正しいんだけど、頭ごなしに自分のセッティングを否定されたら腹が立つのもわかるよね」 (´・ω・`)「大人のレーサーでもたまにそういう人いるよ。自分の理論を押し付けてくる人」 ( A`)「あ、大人でもいるんだ」 (´・ω・`)「うん。本人に悪気はないんだろうけどね…やっぱり押し付けは良くないよ」 18 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 26 03.04 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( A`)「そうだよね。やっぱりミニ四駆は自分の好きなように楽しまなきゃ。 ……それにしても普段仲の良い2人があんな大喧嘩するとはね……」 (´・ω・`)「うん、ちょっと意外だよ」 ξ゚⊿゚)ξ「モナーさんに連絡した方がいいかしら?」 ( A`)「仕事中だろうけど、メールくらいなら平気じゃないかな?」 (´・ω・`)「そうだね、一応メールしておこう」 ショボンがビロードくんの父親であるモナーさんにメールを送った。そしてしばらくして… (´・ω・`)「メールが返ってきた…じゃなくて電話だ。はい、もしもし」 20 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 29 13.27 (p)ID OF7FNrW2O(67) 「もしもし、モナーだモナ。ビロードとワカッテマスくんが喧嘩したモナ?」 (´・ω・`)「はい、結構派手な喧嘩で…怪我は全然大したことないんですけど。……モナーさん今電話して大丈夫なんですか?」 「ちょうど昼休みだから大丈夫モナ。 それにしてもワカッテマスくんと喧嘩モナか……幼稚園の頃からの友達だけど、あんまり大きな喧嘩はしたこと無かったモナねぇ」 ビロードくんは本来素直な性格だし、ワカッテマスくんは年齢に似合わず落ち着いているので衝突も少なかったのだろう。 「う~ん……多分あの2人なら大丈夫だとは思うモナ。でも一応帰ったら話を聞いてみるモナ」 (´・ω・`)「はい、早く仲直りするといいですね」 「そうモナね。わざわざ教えてくれてありがとうモナ。それじゃあ失礼するモナ」 モナーさんは電話を切った。 (´・ω・`)「とりあえずは様子を見るしかないね」 ( A`)「そうだね…」 22 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 30 53.31 (p)ID OF7FNrW2O(67) ~そのころビロードは~ (#><)「ワカッテマスくんなんてもう知らないんです!」 (;-_-)「落ち着きなって、ビロードくん」 (#><)「でも悪いのはワカッテマスくんなんです!」(-_-)「でもワカッテマスくんもよかれと思って言ってくれたんだろうし…」 (#><)「そんなんじゃないんです!きっと自分の方がミニ四駆に詳しいからって僕をバカにしてるんです!」 (;-_-)「そんな…」 (#><)「もうワカッテマスくんとは絶交なんです!口も聞きたくないんです!」 26 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 32 43.27 (p)ID OF7FNrW2O(67) ~一方ワカッテマスは~ (# ● ● )「ビロードくんがあんなに分からず屋とは知りませんでした!」 (;=゚ω゚)ノ「いつものワカッテマスくんらしくなぃょぅ。少し落ち着くょぅ」 (# ● ● )「ぃょぅくんだってビロードくんに殴られたじゃないですか。とんでもない奴です!」 (;=゚ω゚)ノ「僕はもう大丈夫だょぅ。それにあれは多分偶然当たっちゃっただけだょぅ」 (# ● ● )「どっちにしろもう知らないんです。ビロードくんとはもう絶交です!」 29 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 34 53.25 (p)ID OF7FNrW2O(67) ~~~~~~~~~~~ (#><)「フンッ!」 (# ● ● )「フンッ!」 (; A`)(弱ったなぁ…) あの喧嘩から一週間が経った。 しかしビロードくんとワカッテマスくんが仲直りをする気配は全くなく、店で顔を合わせても全く口を利かなかった。 (;-_-)「どうしよう…」 (;=゚ω゚)ノ「早く仲直りして欲しいょぅ」ヒッキーくんとぃょぅくんも板挟みにあって困っている。 (;=゚ω゚)ノ「ドクオお兄ちゃん、どうにかならないかょぅ」 (; A`)「え、俺?」 (;-_-)「はい、僕たちが説得しても全然聞いてくれないし…。 お父さんにも相談してみたけど“男は喧嘩して友情を深めていくニダ!ウェーハッハ!”って言って笑うだけだし…」 (; A`)「ニダーさんらしいなぁ…」 (´・ω・`)「う~ん…だからといって僕たちが口を挟むのもね…」 ( ^ω^)「おっお、モナーさんも“子供たちを信じるモナ”って言ってたおね」 30 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 35 50.21 (p)ID OF7FNrW2O(67) 今日はブーンも荒巻模型店に来ていた。事情は全て説明してある。 ( A`)「でもさすがにそろそろ放っておけないな」 (´・ω・`)「実は僕はモナーさんに頼まれててね。 2人がどうしても仲直りできない場合、自分はビロードくんを説得するから僕にはワカッテマスくんを説得して欲しいって」 ( ^ω^)「お、そうなのかお?」 (´・ω・`)「うん。モナーさんはどうして僕を選んだのか…。 でもワカッテマスくんの気持ち、わからないでもないんだ。頑張ってみるよ」 33 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 38 02.70 (p)ID OF7FNrW2O(67) ~~~~~~~~~~~ (´・ω・`)「ワカッテマスくん、マシンの調子はどうだい?」 ( ● ● )「あ、ショボンお兄ちゃん。マシンはまあまあですね。だけどタイヤがなかなか決まらなくて…」 (´・ω・`)「レストンスポンジタイヤなんかどうだい?」 (; ● ● )「え!?ショボンお兄ちゃんがそんなことをいうなんて…。レストンスポンジタイヤは全然使えないタイヤなんです!抵抗が大きすぎてコーナーで遅くなります!」 (´・ω・`)「フフ、じゃあステアリングシステムを使ったらどうだい?ついでに後輪はワンウェイホイールにしたら? ミニ四駆は前輪を滑らせてコーナーを曲がるから、抵抗の大きいスポンジタイヤだと減速してしまう、ワカッテマスくんはそう言いたいんだよね? でもステアリングシステムを使えばその悩みは解決さ!なにせステアリングを切ってコーナーを曲がるんだからね。スポンジタイヤの高いグリップ力も活かせる。 ワンウェイホイールで回転ロスを無くせば完璧さ!」 (; ● ● )「で、でもステアリングシステムもワンウェイホイールも実際には重すぎるし精度が悪いから遅くなるだけ…」 (´・ω・`)「そんなことないよ、今すぐ付けてみるといいよ」 34 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 39 35.38 (p)ID OF7FNrW2O(67) (; ● ● )「で、でも…」 (´・ω・`)「さあ、早く付けてみるといいよ。さあさあ!」 (; ● ● )「わ、悪いけど僕は自分のセッティングを信じるんです!」 (´・ω・`)「……フフ、その気持ち、きっとビロードくんも一緒だと思うんだ」 (; ● ● )「!!」 (´・ω・`)「セッティングにも人それぞれ好みがあるよね。 いろいろなセッティングやマシンがあるから面白いんだ。 ……まあ、ステアリングシステムやワンウェイホイールは確かに速くするのは難しいパーツだけどね。それでも改良して使ってる人はいる」 (; ● ● )「はい…」 37 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 41 06.78 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「荒巻模型店に集まってるレーサーにもいろんなタイプの人たちがいるだろう? 僕やモナーさんみたいに速さを追求する人、なおさんのように古いシャーシで頑張ってる人、オワタさんみたいにボディのドレスアップが一番の楽しみだって人もいる」 (; ● ● )「はい…」 (´・ω・`)「でもだからといって誰が正しくて誰が間違ってるなんて決まってないよね?」 (; ● ● )「その通りです…」 (´・ω・`)「速くなければいけないとか、かっこよくなきゃミニ四駆じゃないとか、そんな風に人に意見を押し付けたらいけないんだ」 39 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 42 48.75 (p)ID OF7FNrW2O(67) (; ● ● )「僕も自分のマシンをバカにされて、違うセッティングに無理やりさせられたら嫌なんです…」 (´・ω・`)「そう、それぞれの好きなように組めばいいし、それをバカにする権利は誰にもないのさ。 ……ひとつだけ言えるのは“ミニ四駆は楽しんだもん勝ち”ってことかな」 (; ● ● )「僕、ビロードくんに謝らなきゃ…」 (´・ω・`)「ビロードくんならきっとわかってくれるよ。頑張って!」 42 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 44 42.44 (p)ID OF7FNrW2O(67) ~~~~~~~~~~~ ( ^ω^)「お、話が終わったみたいだお」 ワカッテマスくんと話し込んでいたショボンだったが、どうやら話し終わったようだ。 ξ゚⊿゚)ξ「あら、ワカッテマスくんがビロードくんの方に行くわ」 喧嘩の顛末を見ていたツンさんも2人のことが気にかかるのだろう、俺たちと一緒に見守っている。 ( ● ● )「あの…ビロードくん…」 (#><)「……」 ( ● ● )「その、この前は…」 (#><)「なんの用ですか?」 ビロードくんがワカッテマスくんの言葉を遮る。 (#><)「ワカッテマスくんとはもう絶交したんです!絶交した人と話すことなんかないんです!」 (; ● ● )「え…」 (#><)「今日はもう帰るんです」 45 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 46 47.12 (p)ID OF7FNrW2O(67) そういうとビロードくんは本当に帰っていってしまった。 ξ;゚⊿゚)ξ「ダメだったみたいね」 (;^ω^)「おっお、ビロードくん結構頑固だお…」 (´・ω・`)「う~ん…あとはモナーさんに任せるしかないね」 ( A`)「そうだね…」 ~ビロードの自宅~ (#><)「ただいまなんです!」 从 ー 从「おかえりなさ~い。あらあら、どうしたの、そんなに怒って?」 (#><)「ワカッテマスくんの勝手さに腹が立つんです!」 从 ー 从「あら~、まだワカッテマスくんと喧嘩してたの?ダメよ、お友達とは仲良くしなくちゃ」 (#><)「もう絶交したから友達じゃないんです!」 49 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 47 55.27 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( ´∀`)「ただいまモナ」 从 ー 从「あら、おかえりなさい。今日は早いのね」 ( ´∀`)「仕事が早く片付いたモナ。…ビロードはまだワカッテマスくんと喧嘩してるモナ?」 (#><)「だってワカッテマスくんが悪いんです!」 ( ´∀`)「……。ビロード、少しお部屋でお父さんとお話するモナ」 ( ´∀`)「ふぅ…さて、ビロード」 ( ><)「なんですか?」 ( ´∀`)「喧嘩の理由は聞いたモナ」 53 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 49 39.72 (p)ID OF7FNrW2O(67) (#><)「全部ワカッテマスくんが悪いんです!」 ( ´∀`)「ビロード、少し落ち着くモナ。……たしかにワカッテマスくんも少し押し付けがましいところがあったかもしれないモナ」 (#><)「そうなんです!」 ( ´∀`)「だけどきっとワカッテマスくんは親切で教えてくれようとしたモナ。それに対して怒鳴り返したりするのはよくないモナね」 (;><)「だけど…」 ( ´∀`)「ビロードは覚えてるモナ?ワカッテマスくんとは幼稚園からの友達だけど、その頃からなんでも2人は分け合ってたモナね?」 (;><)「……はいなんです」 56 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 51 35.28 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( ´∀`)「ワカッテマスくんはたとえ自分がもらったお菓子でも、独り占めしないで必ずビロードと半分こしてたモナ」 (;><)「覚えてるんです…」 ( ´∀`)「きっと今回もビロードに速さをおすそ分けしたかっただけモナ。ビロードも一緒に速くなって欲しかったんだモナ」 (;><)「!!」 ( ´∀`)「そんな良い友達と、本当に絶交しちゃっていいモナか?」 (;><)「よくないんです!ワカッテマスくんに謝りにいくんです!」 ( ´∀`)「モナモナ、そうするといいモナ。…だけど今日はもう遅いから明日にするモナ」 58 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 53 32.66 (p)ID OF7FNrW2O(67) ~翌日~ ( ^ω^)「今日はあの2人、来るかおね…」 ξ゚⊿゚)ξ「どうかしらねえ…」 (´・ω・`)「ビロードくんのことはモナーさんが上手くやってくれてると思うけど…」 ( A`)「あ、ビロードくんとヒッキーくんだ!」 荒巻模型店にまずはビロードくんとヒッキーくんが現れた。 ( ><)「こんにちはなんです…」 キョロキョロと店内を見回すビロードくん。ワカッテマスくんを探しているのだろうか? ( ><)「あの、ワカッテマスくんは…」 ξ゚⊿゚)ξ「今日はまだ来てないわよ」 ( ><)「そうですか…」 59 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 54 13.32 (p)ID OF7FNrW2O(67) ガッカリしたようなホッとしたような表情を浮かべるビロードくん。そこへ… ( ● ● )「こんにちは…」 ワカッテマスくんとぃょぅくんがやってきた。 (;><)「!!」 (; ● ● )「!!」 お互いの存在を認め、緊張する2人。 (;><)「あの、ワカッテマスくん…」 (; ● ● )「ビロードくん…」 お互いぎこちなく話しかけ… 「「ごめんなさい!!」」 2人同時に謝った。 (; ● ● )「自分の考えを押し付けたりして本当に悪かったんです!」 64 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 57 25.42 (p)ID OF7FNrW2O(67) (;><)「僕の方こそせっかくセッティングを教えてくれようとしたのに、怒鳴ったりして悪かったんです! ぃょぅくんも叩いちゃってごめんなんです!」 (=゚ω゚)ノ「わざとじゃないのはわかってるし、全然気にしなくていいょぅ」 (-_-)「2人が仲直りしてよかったよ」 ( ><)「あ、僕はワカッテマスくんにお詫びのプレゼントがあるんです!」 ( ● ● )「え?僕も用意してきました…これです!」 ワカッテマスくんが取り出したのはオフセットトレッドタイヤ・ハードのオレンジ色だった。 66 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 58 42.05 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( ● ● )「オフセットトレッドタイヤは設置面を小さくすることで、コーナーでの減速を少なくするんです。 しかもハードタイヤだから、ジャンプ後の着地でも跳ねにくいんです」 それに、とさらに付け加えるワカッテマスくん。 ( ● ● )「ビロードくんがカラフルなタイヤが好きなのはワカッテマス!」 ( ><)「ワカッテマスくん、ありがとうなんです!…それで、僕のプレゼントなんですけど…」 ビロードくんがプレゼントを取り出す。 ( ><)「色は違うけど同じタイヤなんです!」 ビロードくんのプレゼントはオフセットトレッドタイヤ・ハードのライトブルーだった。 69 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 00 53.27 (p)ID OF7FNrW2O(67) (;><)「この色が気に入ったんですけど…かぶっちゃいましたね」 ( ● ● )「じゃあ、こうしましょうか」 ワカッテマスくんがタイヤをランナーから切り取る。 ( ● ● )「ライトブルーの前輪とオレンジの後輪を僕が、オレンジの前輪とライトブルーの後輪はビロードくんが使いましょう」 (*><)「半分こなんです!」 (; A`)(すごい色の組み合わせだな…) なにはともあれ2人は仲直りできたようだ。 ( ^ω^)「おっお、よかったお!」 (´・ω・`)「うん、これで一安心だ」 71 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 01 56.81 (p)ID OF7FNrW2O(67) 一安心したところでショボンに質問してみる。 ( A`)「ショボン、質問いいかな?」 (´・ω・`)「なんだい、ドクオくん」 ( A`)「ハーフタイヤについて教えて欲しいんだ」 ( ^ω^)「おっお、ハーフタイヤに挑戦するのかお?」 ハーフタイヤとは文字通りタイヤを半分(もしくはそれ以下)の幅に切って設置面を減らすことにより、コーナーでの減速の少なくすることを狙ったものだ。 (´・ω・`)「別に構わないよ。だけどドクオくんの使ってる大径タイヤは今はバレルタイヤやオフセットトレッドタイヤがあるから無理に作らなくてもいいとは思うけどね」 73 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 03 53.18 (p)ID OF7FNrW2O(67) (; A`)「まあ、そうかもしれないけどさ」 オフセットトレッドタイヤはワカッテマスくんが説明したように設置面の少ないタイヤだ。 材質もハード、ノーマル、ソフトスリックの3種類が出ていてグリップ力が選べる。 バレルタイヤは名前の通り樽のように中央部が盛り上がった形をしているためにやはり設置面が少ない。 材質も一応3種類出ているが、ノーマルスリック以外は限定品や限定マシンの付属品だ。 ハードはまだ比較的手に入り易いが、ソフトスリックのバレルタイヤはほとんど手に入らないだろう。 74 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 05 07.44 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「まあ、軽量化にはなるしね。…ところでハーフタイヤの話に入る前にそれぞれのタイヤの材質の特徴は知ってるかな?」 ( A`)「だいたいは。ハードがグリップが低くて、ノーマルは普通、ソフトスリックはグリップ力が強いんだよね」 ( ^ω^)「おっお、だから前輪はハード、後輪はソフトスリックがよく使われるんだおね」 (´・ω・`)「うん、フロントはコーナーで滑らせるからグリップ低め、リヤは加速するためにグリップ力が必要だからね。その他の特徴も教えておこう」 ( A`)「その他の特徴?」 79 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 06 52.62 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「ハードは跳ねにくいって利点もあるね。スロープセクションとかがあるコースで役立つ。 あとは欠点だけど、まずは重いことかな。それと劣化しやすくて割れやすいこと。 だからホイールにはめる前はお湯につけたりしてよくほぐしてやらないといけない」 ( A`)「なるほど」 (´・ω・`)「ノーマルは文字通りノーマル。一番汎用性が高い。 フロント用に使う場合は日光に長時間晒して意図的にグリップ力を落としたりする」 ( ^ω^)「いわゆる“干しタイヤ”だおね」 (´・ω・`)「ソフトスリックは通称シリコンタイヤとも呼ばれる透明なタイヤだね。グリップ力に優れている。 ただしホイールに両面テープや接着剤で固定しないと回転しているときにブレる」 81 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 07 38.59 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( A`)「なるほど」 (´・ω・`)「……と、だいたいこんな感じかな。ドクオくんはどのタイヤを使うつもりだい?」 ( A`)「そうだな…前輪はノーマルにして後輪はソフトスリックにするよ。ハードタイヤは割れるのが嫌だから止めておく」 (´・ω・`)「ホイールはどうする?」 ( A`)「今使ってるこれでいいかな?」 俺が今使っているホイールはハードバレルタイヤ付属の大径カーボンホイールだ。 84 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 10 19.70 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( ^ω^)「お…でもそれ限定品で今はあんまり手に入らないおね?加工しちゃっていいのかお?」 ( A`)「いいんだ、ホイールなんて結局消耗品だし、使ってなんぼだよ。すでにシャフトを貫通してるしね」 ホイールを抜けにくくするために通常の60ミリシャフトではなく72ミリシャフトを貫通させて使っているのだ。 (´・ω・`)「強度もあるし悪くないホイールだと思うよ。トレッドが少し広いのが気になるけど、まあ許容範囲内だね」 ( A`)「じゃあ早速ハーフタイヤの作り方を教えてくれないか?」 86 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 11 09.83 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「うん。…っていってもたいしたことじゃないけどね。 まずは使いたいタイヤを切って幅を細くするんだけど、このとき自分がしたい幅より大きめに切るんだ」 ( ^ω^)「どうしてだお?」 (´・ω・`)「切っただけで望みの幅にするのは難しいし、まっすぐ綺麗に切るのもまず無理だからね。大きめに切ってヤスリで調整するんだ」 ( A`)「タイヤを切るのはデザインナイフなんかでいい?」 (´・ω・`)「うん。削るのは最初はダイヤモンドヤスリやメッシュヤスリがいいかな」 ( ^ω^)「ダイヤモンドヤスリは知ってるけどメッシュヤスリってなんだお?」 89 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 13 33.24 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「メッシュヤスリっていうのは…そうだ、昔タイヤサンダーっていうグレードアップパーツがあったろう?スポンジタイヤなんかを削ったりする編み目状のヤスリ。あれのことさ」 ( A`)「あ、あれのことなんだ」 (´・ω・`)「ダイヤモンドヤスリもメッシュヤスリも100円ショップで売ってるから手軽に手に入るよ。 大きさを揃えたら耐水ペーパーなんかで切り口を整えるといい。 耐水ペーパーっていうのは前に説明したことがあるかもしれないけど、水に濡らして使える紙ヤスリのことだよ。 付いてる番号によって目の粗さが違うんだ。番号が大きいほど目が細かくて、小さいほど粗い」 93 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 15 24.83 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( A`)「表面を整えるには目の細かいのを使うってわけか」 (´・ω・`)「そういうこと。タイヤが完成したらホイールの内側に寄せて瞬間接着剤で接着。 あとはダミータイヤだね」 ( ^ω^)「おっお、外側に使う路面に接地しないタイヤおね」 (´・ω・`)「うん。なんでこれをつけるかっていうと、細くしたタイヤだけじゃレギュレーションを通らないんだ。タイヤの最低幅も決められてるからね」 ( A`)「ダミータイヤにはどんなタイヤを使えばいいのかな?」 98 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 17 36.49 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「ダミータイヤは主に軽いスポンジタイヤで作られるよ。 灰色のローハイトスポンジタイヤが薄くて軽いから最適なんだけど、今は絶版品だね。 簡単に手に入るレストンスポンジタイヤでもなんの問題もないよ」 ( A`)「じゃあ俺はレストンスポンジタイヤの黒にしよう」 (´・ω・`)「スポンジタイヤの加工は削りやすいから簡単だね。 ホイールにはめて大きさを整えたり接地しないように薄くしたりすれば完成さ。 ダミータイヤはホイールに接着してもしなくてもいいと思うけど、外れるのが怖いなら接着するといいよ。僕はそうしてる」 101 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 18 17.25 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( A`)「そういえばタイヤを削るのはワークマシンでいいのかな?」 俺が取り出したのはワークマシン――パーツの加工用に使っているシャーシだった。 (´・ω・`)「うん、大丈夫だよ。ホイールを回しながらヤスリを当てていけばいい。 あ、大まかに削るときはハーフタイヤに使うホイールは使わない方がいいよ。傷んじゃうかもしれないからね。調整するときはつけなきゃダメだけど」 ( ^ω^)「おっお、そういえばドクオもワークマシン作ったんだおね」 ( A`)「うん、一台くらい持ってないと不便だからね。モナーさんが余ったシャーシを分けてくれたんだ」 102 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 20 06.20 (p)ID OF7FNrW2O(67) 俺のワークマシンはVSシャーシにウルトラダッシュモーターを積み、ナット止めホイールを装着していた。 ( A`)「それで4つのタイヤを作ればいいんだね」 (´・ω・`)「うん、タイヤの大きさがバラバラにならないように気をつけてね。せめてフロント同士、リヤ同士は同じになるように。 あとタイヤを削るときはマスクをした方がいいよ。削りカスが鼻に入るからね」 ( A`)「なるほど…そういえばショボンの使ってる超大径も同じような作り方なの?」 107 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 22 32.39 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「うん。多少手間が多いけどね。径を大きくするためにタイヤを2重にはかせるんだ」 ( ^ω^)「おっお、興味あるからついでに聞かせて欲しいお!」 (´・ω・`)「いいよ。二重にはかせるタイヤの内側の方をインナータイヤって呼ぶんだ。これはゴムタイヤを使う場合とスポンジタイヤを使う場合がある。 ゴムタイヤの方が固いからしっかりしたタイヤを作りやすいけどその分重い。 スポンジをインナーにすると軽いんだけど、柔らかくてそのままでは使えないから瞬間接着剤を染み込ませてカチカチに固めなきゃならない。これが結構な手間なんだ」 ( A`)「ショボンはどっち使ってるの?」 114 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 27 27.42 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「僕かい?僕はダブルインナースポンジっていって、スポンジタイヤを2枚重ねた上にゴムタイヤを重ねてる」 (;^ω^)「お…でもそしたら径が大きくなりすぎるんじゃ…」 (´・ω・`)「もちろんレギュレーション内のサイズまで削るのさ。そのぶんゴムが少なくなるからかなり軽いタイヤができる。 ただしゴムが薄いからバーストしやすくて作るの面倒なんだけどね。 ちなみにレギュレーションのタイヤ径の最大サイズは35ミリだけど、僕は34.5くらいにしてるよ」 ( A`)「どうして?」 116 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 28 31.86 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「その日の会場の気温によってタイヤが膨張したりしてレギュレーションをオーバーしたら嫌だからさ」 (; A`)「な、なるほど」 (´・ω・`)「超大径は精度を出すのが大変だよ。4つの径を全部揃えなきゃいけないし。 ノギスは100円ショップのとかじゃなくてある程度ちゃんとしたのを使わなきゃダメだよ。 …まあ、もう超大径を使う人はあんまりいないけど」 ( ^ω^)「そうなのかお?」 (´・ω・`)「うん。以前は公式大会ではトルクチューン、レブチューン、アトミックチューン、ノーマルモーターだけだったのは知ってるよね?」 ( ^ω^)「おっお、知ってるお」 119 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 30 42.50 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「そんな中で最高速度を伸ばす為に考え出されたのが超大径だったんだ。 …だけど今はレギュレーションが改定されて、公式大会でもより高回転なダッシュ系のモーターが使えるようになった」 ( A`)「スプリントダッシュとかパワーダッシュだね」 (´・ω・`)「それからは小径マシンにダッシュ系のモーターを載せたマシンが増えてきた。 当然だね、小径マシンの方が重心が低くて安定するし、加速がつきやすいし、スピード不足はモーターのパワーで補える。 それに対して超大径は重心が高くなるし……まあ、それは工夫すればどうにかなるけど。電池の位置を落としたり、MSシャーシだったら車軸をずらしたり。まあ、それは置いといて。 ダッシュ系に超大径はさすがに速すぎて完走出来ないからアトミックチューンやトルクチューンを使うことになる。 そうすると結局手間暇かけて作っても小径ダッシュマシンに負けてしまったりする」 ( ^ω^)「苦労の割に合わないおね」 ( A`)「実際に小径マシンにダッシュ系を積んだマシンは速いからなぁ」 122 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 33 08.48 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「うん。以前は秒7っていって、レギュレーション内で作ったマシンの速さが秒速7メートル以上なら一流レーサーの入り口に立った、っていうレーサー間での暗黙の基準みたいなものがあったんだ。 …走らせたコースの長さとタイムから割り出すから、もちろんどんなコースかにもよるんだけど。 それが今では小径ダッシュマシンでバンバン出るからね」 ( A`)「なるほど。……じゃあなんでショボンは今でも超大径を使ってるの?」 (´・ω・`)「僕かい?…そうだね、ミニ四駆の新製品が出なかった氷河時代も、ずっとミニ四駆を続けていたレーサーとしてのプライドみたいなものかな?」 124 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 36 34.15 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( A`)「ショボンにもそういうこだわりがあったんだね」 ( ^ω^)「おっお、速さ最優先かと思ってたお」 (´・ω・`)「まあ、ダッシュ系モーターを積んだマシンを否定するわけではないよ。一応僕も組んでみたし。 新しいものも柔軟に試さなきゃ速くならないからね。 ただ、やっぱり好みの問題かな。それに超大径を作る為に身についた技術も無駄ではないしね」 ( A`)「たとえば?」 (´・ω・`)「買ったばかりのタイヤでも微妙に歪んでたり径が違ったりするんだ。 それを微調整するのに超大径制作で培った技術が役立つのさ。これを真円出しって言ったりするんだ」 125 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 38 34.93 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( A`)「なるほど」 ( ^ω^)「おっお、なんにせよ好きなように組むのが一番楽しいお!」 超大径は今の俺にはあまり向いていなさそうだ。 とりあえずはハーフタイヤを作ることにしよう。 ( A`)「よし、じゃあ早速…っていってもさすがにお店じゃできないよな。今日は帰って家でやるよ」 ( ^ω^)「もう帰っちゃうのかお?」 ( A`)「うん、俺のアパート壁薄いから夜にモーター音響かせるわけにもいかないんだ」 (´・ω・`)「そっか、じゃあまた今度完成したら見せてよ」 ( ^ω^)「おっお、ばいぶー!」 ( A`)「うん、またね」 俺はすっかり仲直りした子供たちをチラリと見つつ荒巻模型店を後にした。 126 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 39 14.47 (p)ID OF7FNrW2O(67) ~~~~~~~~~~~~ ( A`)「よし、家に着いたぞ」 早速工具とパーツを取り出して制作にかかる。 ( A`)「まずはこんなもんでいいか」 タイヤをデザインナイフで切り、ヤスリで削り始める。 ギュイイイン……。 ( A`)「結構時間かかるなぁ…」 タイヤをひたすら削るのはただヤスリを当てているだけとはいえ結構疲れる。 いや、単調な作業だからこそ疲れるのだろう。 ( A`)「もういいかな…」 ワークマシンのスイッチを止める。 127 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 40 53.98 (p)ID OF7FNrW2O(67) (; A`)「あ、なんか微妙に太さが違うところがある。もう少し削ろう」 もう一度削り始める。 (; A`)「あ、こんどは削り過ぎた…」 そんなこんなで削ってるうちに… (; A`)「う~ん…削り過ぎちゃったかな…」 かなり細くなってしまったのだ。 ( A`)「まあ、前輪に使えば大丈夫だろう。もう一本同じ幅のを作って、後輪はもう少し太くしよう」 そう自分に言い聞かせて作業を続けた。そして… ( ∀`)「できた!」 とうとう4輪とも完成した。 ( ∀`)「へへ、我ながら初めてにしては結構いい出来だ…」 129 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 42 04.89 (p)ID OF7FNrW2O(67) 完成したハーフタイヤを眺めていると… ドンドンドン! (; A`)「は、はい!」 「鬱田さん、あんたさっきからうるさいんだよ!何時だと思ってるんだ!」 (; A`)「す、すいません!もう終わりましたから…」 「まったく、頼むよ!」 隣人に怒られてしまった。作業に熱中していて遅い時間になっているのに気づかなかったようだ。 (; A`)「ふう、今度から気をつけよう」 今日はもう寝ることにして、着替えて布団に入る。 ( ∀`)「へへ…早く明日にならないかな」 マシンのテスト走行を楽しみにしつつ、俺は深い眠りに落ちていった。 第2話・完
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参加メンバー こむお かつまる(記) 場所 ツインメッセ静岡 ルール オープンクラス 一次予選- 二次予選- 準々決勝- 準決勝- 優勝決定戦 チャンピオンズクラス 準々決勝- 準決勝- 優勝決定戦 オープンクラス、ジュニアクラス、ファミリークラス、チャンピオンズクラスの開催。 オープンは2300名程度。 コース グレートクロスサーキット2017 コースはタイプBミラー。 結果 名前 結果 写真 こむお チャンピオンズ 準々決勝敗退 かつまる オープン 1次予選突破 かつまるの感想 お久しぶりです。かつまるです。 久しぶりの参戦にも関わらず、ピットをご一緒させてもらった方々はじめ、 周りの皆さんに変わらず話すことができ、とても楽しかったです。 ありがとうございます。 また、このような場所をいつも提供してくれるタミヤスタッフの皆さま、いつもありがとうございます。 昔だとここでセッティングでも書くのですが、久しぶり過ぎて書けることがないです笑 まさに浦島太郎。 一言でまとめると、またレベルが上がってるな、と。 1次予選突破できたのは、ひとえにピットの皆さまのアドバイスのおかげ。 でも1回でも勝てたのはうれしかったです。 個人プレイのミニ四駆。でも、やっぱり周りとワイワイと楽しめるミニ四駆。 これからもよろしくお願いします。
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【基本データ】 ●全長156mm ●全幅97mm ●全高??mm ●Item No:95422 ●本体価格1200円 ●2018年11月10日(土)発売 【本体内容】 動物ドライバーGTシリーズに第7弾が登場だ。 フクロウ人形をセットし、人形が見えやすいようボディを透明度の高いクリヤーカラーに変更した限定キット。 シャーシはメタリックグレイのMA。Aランナーはオレンジ。 足回りは小径ローハイト。ホイールはブラックのマグナムセイバー プレミアム型で、タイヤは蛍光オレンジ(ただしボディやAランナーよりも濃い目の朱色に近い色)のハードタイプ。 ギヤ比は3.5:1。 トルクチューン2モーターPROが付属。 ボディはアストラルスターで、成型色はクリヤーオレンジ。 専用デザインのホイルシールが付属。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/95422/index.html 【備考】
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( A`)スレまとめ 4 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/07(木) 23 19 36.45 ID VnGIm+2cO ~前回までのあらすじ~ ドクオは彼女無し、友達無し、夏休みだというのに昼寝しかすることのない寂しい大学1年生だ。 しかし、ふとしたきっかけから立ち寄った荒巻模型店で幼い頃楽しんだミニ四駆にふたたび目覚める。 先輩レーサーであるブーンとショボンのアドバイスを受けてマシンを組んだドクオはその翌日も荒巻模型店を訪れる。 そこでドクオは“なおるよ”と“オワタ”というレーサーの実力を目の当たりにする。しかし、荒巻模型店にはまだモナーというトップレーサーがいるという。ドクオは改めてミニ四駆の奥深さを思い知った。 5 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/07(木) 23 22 30.87 ID VnGIm+2cO なおさんとオワタさんのマシンの速さに驚いた俺だったが、ショボンとモナーという人はそれよりさらに速いらしい。 ( A`)「モナーさんってそんなに速いの?」 ( ^ω^)「おっお、速いお。そのうち来るから実際に見てみるといいお」 (´・ω・`)「おや、噂をすれば」 と、店内に恰幅のいい男性が入ってきた。 6 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/07(木) 23 23 05.22 ID VnGIm+2cO ( ´∀`)「みんなおはようモナ」 (´・ω・`)「おはようごさいます、モナーさん」 ( ^ω^)「おはようですお」 ( ´∀`)「モナ?その子は新入り君モナか?」 ( A`)「…あ、昨日から復帰しましたドクオといいます」 ( ´∀`)「僕はモナーだモナ。よろしくモナ」 ( A`)「よ、よろしくお願いします」 この人がモナーさんらしい。その柔和な表情とのんびりした雰囲気からは、とても荒巻模型最速レーサーだとは思えない。 8 : ◆UcHUIyQWbY :sage :2008/08/07(木) 23 26 27.14 ID VnGIm+2cO (´・ω・`)「早速ですけどモナーさん、僕とレースしてくれませんか?」 ( ´∀`)「ショボン君はせっかちモナね。まあいいモナ。今回も勝つのは僕モナ」 モナーさんはそう言うと、不適な笑みを浮かべた。 (´・ω・`)「今日こそは荒巻模型店最速レーサーの座を渡して貰いますよ」 10 : ◆UcHUIyQWbY :sage :2008/08/07(木) 23 29 48.38 ID VnGIm+2cO ( ´∀`)「ところで…」 と、モナーさんはチラッとコースの方を見る。 ( ´∀`)「あの2人はまた喧嘩してるモナ?」 \(^o^)/「僕の 勝ちです」 ( (゚∀゚∩「僕のマシンがそんな痛いマシンに負けるわけないよ!」 \(#^o^)/「化石みたいな マシンを使う人に 言われたくないです」 ( (#゚∀゚凸「サンダーショットJr.はまだまだ現役だよ!化石なんかじゃないよ!」 モナーさんの視線の先にはいまだに言い争いを続けるオワタさんとなおさんの姿があった。 12 : ◆UcHUIyQWbY :sage :2008/08/07(木) 23 31 14.91 ID VnGIm+2cO このままでは埒が開かない、そう思っていると、 ξ#゚⊿゚)ξ「あんたたち!いい加減にしなさい!」 ツンさんが2人を怒鳴りつけた。 ξ#゚⊿゚)ξ「2人とも子供じゃないんだから仲良くしなさい!」 \(;^o^)/「スミマセンデシタ」 ( (;゚∀゚∩「は、反省するよ!」 どうやらこの2人もツンさんには頭が上がらないらしい。 13 : ◆UcHUIyQWbY :sage :2008/08/07(木) 23 32 33.23 ID VnGIm+2cO ( ^ω^)「おっお、ツンは相変わらず怖いお」 ξ#゚⊿゚)ξ「フンッ!」 ドスッ!正拳突きがブーンを捉え、鈍い音が響き渡った。 ( ω )「ゲフッ!」 ξ#゚⊿゚)ξ「言葉には気をつけなさい」 ( ´ω`)「…うう、とばっちりだお」 俺はツンさんだけは怒らせるまいと心に誓った。 16 : ◆UcHUIyQWbY : 15ありがとうございます :2008/08/07(木) 23 36 07.79 ID VnGIm+2cO (´・ω・`)「モナーさん、そんなことより勝負をしましょう」 そういいながらショボンはマシンを取り出した。 ( A`)「そのマシンは…」 (´・ω・`)「ウイニングバードフォーミュラさ」 17 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/07(木) 23 36 35.39 ID VnGIm+2cO ショボンのマシンのボディは銀色を基調に塗装されたクリヤーボディだった。シャーシは俺が子供の頃全盛期だったスーパー1シャーシに井桁改造を施したもののようだ。 フロントローラーはスタビヘッドに9㎜ベアリング、リヤは19㎜プラリングローラーを2段にしていた。 そしてなにより俺の目を引いたのは、今まで見たことのない大きなタイヤだった。 19 : ◆UcHUIyQWbY :sage :2008/08/07(木) 23 39 26.26 ID VnGIm+2cO ( A`)「あのタイヤはいったい…」 ( ^ω^)「おっお、あのタイヤは超大径っていってトップスピードを伸ばすためにレギュレーションギリギリまで径を大きくしたタイヤだお。上級者向けの改造だお」 ( A`)「半分くらいしか路面に設置する部分がなくて、残りはスポンジタイヤになってるんだけど…」 ( ^ω^)「タイヤの抵抗が大きすぎるとコーナーで減速するって前に説明したおね?ああやって設置面を少なくすることで抵抗を減らしてるんだお。スポンジタイヤはレギュレーションで定められたタイヤ幅にするためのダミーだお」 20 : ◆UcHUIyQWbY :sage :2008/08/07(木) 23 42 35.09 ID VnGIm+2cO ( A`)「今はそんな改造があるんだ…」 なんだか原型をあんまり留めていないショボンのマシンを見たあと、モナーさんのマシンも見せてもらう。 ( ´∀`)「僕のマシンはアバンテモナ」 モナーさんのアバンテもクリヤーボディだった。つや消しブラックで塗られたボディに金色のラインが映える。 22 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/07(木) 23 43 39.50 ID VnGIm+2cO ( ´∀`)「シャーシはVSシャーシモナ。2次ブーム末期のシャーシだから、ドクオ君は知らないかもしれないモナね」 そういって見せてくれたシャーシもショボンと同じく井桁改造が施されていた。 ( ´∀`)「スーパー1もVSもなかなか良いシャーシだけど、強度に難があるモナ。だからある一定以上のスピードが出るマシンはこうやって補強してあげる必要があるモナ」 (; A`)(補強ってレベルじゃねーぞ) 23 : ◆UcHUIyQWbY :sage :2008/08/07(木) 23 44 42.64 ID VnGIm+2cO モナーさんのマシンのフロントは右がダブルアルミローラー、左が830ベアリング(どちらもスタビヘッド付き)、リヤは830の2段だった。そしてリヤバンパーの下には青いスポンジを貼られたFRPプレートが装着されていた。 タイヤはショボンと同じく超大型のようだ。しかし後輪のタイヤはショボンとは違い、透明のシリコンタイヤを使って作られていた。 25 : ◆UcHUIyQWbY :sage :2008/08/07(木) 23 46 16.86 ID VnGIm+2cO (´・ω・`)「それじゃあ、勝負といきましょう」 ( ´∀`)「望むところだモナ。ブーン君、スタートの合図を頼むモナ」 ( ^ω^)「わかりましたお。それじゃあ、2人とも準備はいいかお?」 マシンのスイッチを入れ、コクリと2人が頷く。 ( ^ω^)「レディ………ゴー!!」 ブーンが合図をした瞬間 (´・ω・`)「いくんだ!ウイニングバード!」 ( ´∀`)「いくモナ!アバンテ!」 銀と黒の閃光がコースに飛び出した。 26 : ◆UcHUIyQWbY :sage :2008/08/07(木) 23 49 31.79 ID VnGIm+2cO (; A`)(は、速い) 速すぎる。なおさんとオワタさんのマシンも速かったが、この2人のマシンは桁違いだ。 \(^o^)/「相変わらず 速いですね」 ( (゚∀゚∩「いつ見てもほれぼれするよ!」 いつの間にかオワタさんとなおさんも近くにやってきてレースに見入っている。 28 : ◆UcHUIyQWbY :sage :2008/08/07(木) 23 50 05.92 ID VnGIm+2cO ( ^ω^)「おっお、ショボンのマシンがリードしてるお」 レースはショボンのマシンがリードしていた。立ち上がりはモナーさんのアバンテが速かったが、レーンチェンジとコーナーで僅かにショボンが速いようだ。 (*´・ω・`)「いける!いけるぞ!」 しかしモナーさんは少しも慌てた素振りを見せない。 ( ´∀`)「レースは終わるまでわからないモナ」 29 : ◆UcHUIyQWbY :sage :2008/08/07(木) 23 53 18.61 ID VnGIm+2cO そしていよいよ最後の三周目に入った。依然としてショボンのマシンがリードしている。 (*´・ω・`)「いっけー!」 しかし ガシャン! (;´・ω・`)「ああっ!」 ショボンのマシンはレーンチェンジでコースアウトしてしまった。 30 : ◆UcHUIyQWbY :sage :2008/08/07(木) 23 53 54.92 ID VnGIm+2cO 一方モナーさんのマシンは、安定した挙動でレーンチェンジをクリアし、無事ゴールした。 ( ´∀`)「僕の勝ちモナね」 31 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/07(木) 23 54 34.67 ID VnGIm+2cO (´・ω・`)「一周目と二週目は大丈夫だったのに…」 ( ´∀`)「超大径はどうしてもスピードがのるのに時間がかかるモナ。このジュニアサーキットでは一周目、二週目ではまだトップスピードに達しないモナ。だからトップスピードになる三周目を想定したセッティングをしなきゃいけないモナ」 32 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/07(木) 23 55 22.35 ID VnGIm+2cO ( A`)(そんなことまで考えていたのか…!) ( ^ω^)「おっお、でも良いレースだったお。ショボンも気を落とすなお」 \(^o^)/「まだまだ だね」 ( (゚∀゚∩「オワタ君には言われたくないと思うよ!」 (´・ω・`)「次こそは負けませんよ!」 ( ´∀`)「受けて立つモナ。でも今回は少しヒヤヒヤしたモナ。僕もうかうかしていられないモナ」 2人はそう言い交わすと、しっかりと握手を交わした。 33 : ◆UcHUIyQWbY :sage :2008/08/07(木) 23 56 39.51 ID VnGIm+2cO ( A`)(俺もあんな風に速くなれるのかな…) そしていまだ握手をしている2人を見つめる。 ( A`)(ライバル…か) ( A`)(俺にもできるのかな?) 2人のレースを見終えた俺は、ミニ四レーサーとしての闘志を密かに燃やしていた。
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長150mm ●全幅97mm ●Item No:92240 ●価格2000円(税別) ●2013年6月発売 【本体内容】 タミヤ×電撃ホビーマガジン×グッドスマイルカンパニーの共同企画で誕生した『ねんどろいどぷち×ミニ四駆』のコラボモデル第3弾。 こちらもサンダーショットスペシャルと銘打ち、カラーリング変更やねんぷち付属以外にもサンダーショットオープントップからシャーシを変更している。 元のドライバー人形の代わりに、とある科学の超電磁砲(レールガン)Sの御坂美琴のねんどろいどぷちが乗っている。 名前ネタじゃないでs(ry そのため、電池ホルダー型フィギュアマウントが付属する。 因みにねんぷちは下半身も付属するので、単品で飾る事も出来る。 元のサンダーショット オープントップとは(フィギュアマウントの関係もあるが)仕様が結構異なる。 シャーシはS2になっており本体はグレー、ギヤケースはピンクでどちらもABS製。 モーター付き。ギヤ比は4.2 1。 ホイールはビートマグナム型のイエロー、タイヤはホワイトのスリックタイヤ。 ボディ本体はイエロー。 ステッカーはとある科学の超電磁砲(レールガン)S仕様の専用のもの。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 ビリビリ 【公式ページ】 http //www.goodsmile.info/product/ja/3841/%E3%81%AD%E3%82%93%E3%81%A9%E3%82%8D%E3%81%84%E3%81%A9%E3%81%B7%E3%81%A1+%E3%83%9F%E3%83%8B%E5%9B%9B%E9%A7%86+%E5%BE%A1%E5%9D%82%E7%BE%8E%E7%90%B4+drives+%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB.html ※グッドスマイルカンパニー公式 【備考】 多くの人が思いつく組み合わせを公式でやってしまった第2弾。 とはいえオープントップシリーズは1年以上前に登場しているので狙ってやった訳では無いのだろう、多分。 公式の写真のボディは塗装がされていない(これはレーシングミクも同じ)、是非サスペンション周りの塗装をお勧めしたい。 レーシングミクほどではないが、こちらも正式名称がやたら長い。 ねんぷちコラボシリーズでこいつだけパッケージデザインが縦になっている。まぁそもそもパッケージデザインが縦になってるキット自体少ないけど・・・ また、ねんぷち本体が完全に組み立てた状態で入っているのもこのキットだけ(髪型が単純で分離しておく必要がなかったから?)
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長150mm ●全幅97mm ●全高44mm(ミニ四駆のみのデータ) ●本体価格2,000円 ●2013年2月発売 【本体内容】 タミヤ×電撃ホビーマガジン×グッドスマイルカンパニーの共同企画で誕生した『ねんどろいどぷち×ミニ四駆』のコラボモデル第一弾。 アスチュートスペシャルと銘打っているが、厳密にいうとアスチュート オープントップのスペシャルモデル。 元のドライバー人形の代わりに、レーシングミクver.2012のねんどろいどぷちが乗っている。 ただ単にオープントップの色を変えただけではなく、ねんぷちを装着する為、バッテリーホルダーを専用の新規設計品にするなどこだわりもみられる。両面テープで貼り付けるだけのオープントップとは大違いだ 何気にこのバッテリーホルダー、ノーマルS2用ホルダーが外れやすいと評判なのに対し、非常に信頼性が高いと評価されている。 因みにねんぷちは下半身も付属するので、単品で飾る事も出来る。 その他アスチュートオープントップのボディとは成型色が異なり、ステッカーも専用のデザインとなる。 S2シャーシ本体はライトグリーン、ギヤケースはピンクでどちらもABS製。 ギヤ比は3.5:1。モーター付き。 ホイールはフルカウル標準型のライトブルー、タイヤはVマグナムプレミアム等と同じパターン入り。 ステッカーはレーシングミクver.2012仕様の専用のもの。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.goodsmile.info/product/ja/3656/%E3%81%AD%E3%82%93%E3%81%A9%E3%82%8D%E3%81%84%E3%81%A9%E3%81%B7%E3%81%A1+%E3%83%9F%E3%83%8B%E5%9B%9B%E9%A7%86+%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%9F%E3%82%AF+2012ver+drives+%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88+%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB.html ※グッドスマイルカンパニー公式 【備考】 初音ミクとのコラボモデルは今回で2度目となる。(初代はトルクルーザー。) また、初めてミニ四駆に『他社ブランド製品との組み合わせを目的としたパーツ』が付属するマシンと思われる。 正式名称が長い、長過ぎる。 グッドスマイルカンパニーの公式ブログでも「名前がタイトルに入り切らない」と言われる程である。 恐らく全ミニ四駆中最長の名前ではないだろうか。 予約開始後、数日間某通販のホビー部門ベストセラートップをキープし続けた。 その結果なのかはわからないが、発売が2週間ほど延期になった。 まぁグッスマに延期はつきもnうわなにをするやめ(ry
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参加メンバー こむお(記) 場所 福井産業会館 ルール オープンクラス 練習走行- 一次予選- 二次予選- 準々決勝- 準決勝- 優勝決定戦 チャンピオンズクラス 準々決勝- 準決勝- 優勝決定戦 オープンクラス、ジュニアクラス、ファミリークラス、チャンピオンズクラスの開催。 コース クラシックサーキット2018 結果 名前 結果 マシン こむお オープン 準々決勝進出 キュベレイ こむおの感想 スタッフ、レーサーの皆様お疲れ様でした。 ■練習 Aコース。 回らないMDP、EX、22.8mm、1.32V。 25.5s。 おおむね想定どおり。 今日も頑張るぞ。 ■1次予選 Aコース。 回らないMDP、EX、22.8mm、1.32V。 26.0sで勝ち。 何も変えてないのにタイム落ちたぞ。 むむ。 ■2次予選 Aコース。 モーターを同レベルのモーター交換。 25.7sで勝ち。 むむ。 上がってこない。 ■準々決勝 電圧1.35Vで列に並ぶも、今日はじめてのBコースに降られてちびる。 垂らしまくってて26.7sで速度負け。 何をやってるんだ俺は。 ■まとめ これまでの反省を活かして臨んだ新潟大会。 結局チキッて準々決勝速度負けに終わりましたorz 何も学んでないぞ俺! タミヤ ミニ四駆特別企画商品 19mm プラリング付 アルミベアリングローラー 5本スポーク オレンジ 95385 タミヤ ミニ四駆特別企画商品 19mmプラリング付 アルミベアリングローラー 5本スポーク ライトブルー 95397 プロクソンPROXXON ハンディマルチルーター No.28473 MSマウント
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参加メンバー こむお(記) 場所 品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデン ルール オープンクラス 一次予選- 二次予選- 準々決勝- 準決勝- 優勝決定戦 コース クラシックサーキット2018 結果 名前 結果 マシン こむお オープン 二次予選進出 キュベレイ こむおの感想 スタッフ、レーサーの皆様お疲れ様でした。 オープンだけの土曜日レース。 何かまったりした空気が流れて良いですね。 時間もコンパクトで待ち時間も少なく快適でした。 ■1次予選 回るMDP、超速、23.0mm、1.35V。 芝をほぼ飛び越える走りを狙います。 イメージどおりの切れのある走りで1位フィニッシュ。 タイムは25.0s。 やった! 苦しんだけど、ようやく切れのある走り戻ったで! 芝も飛び越えぎみで、これまたばっちり。 ■2次予選 電圧をやや上げて1.36Vに。 完全に芝を飛び越えた方がCOリスクが下がると考えて、電圧を上げました。 が、速度があがった結果、走行ラインのコントロールに乱れがでてしまい、DBで残念ながら斜めに飛んでしまい、乗り上げてCO。 やっぱり難しいなミニ四駆。 ■まとめ 切れのある走りも戻ったし、芝を飛び越える走りもできた。 ただ、走行ラインのコントロールが甘かったです。 ここを改善できれば、、ワンチャンあるで! ということで、大阪まで夜行バスで乗り込みます。 昨年は、大阪での失意の敗戦後、帰りの夜行バスで、ディズニーに行くいちゃらぶカップルに遭遇。 虚無感に悶絶しました。 今年も同じ経験することが懸念されますが、行かずに後悔するより、行って後悔! いや、優勝して夜行バスキャンセルして、新幹線で帰ってやろうと思ってます! タミヤ ミニ四駆特別企画商品 19mm プラリング付 アルミベアリングローラー 5本スポーク オレンジ 95385 タミヤ グレードアップパーツシリーズ No.433 GP.433 マッハダッシュモーター PRO 15433 タミヤ ミニ四駆特別企画商品 HG 軽量 19mmオールアルミベアリングローラー レッド 95404 プロクソンPROXXON ハンディマルチルーター No.28473
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参加メンバー こむお(記) 場所 ツインメッセ静岡 ルール オープンクラス 一次予選- 二次予選- 準々決勝- 準決勝- 優勝決定戦 チャンピオンズクラス 準々決勝- 準決勝- 優勝決定戦 オープンクラス、ジュニアクラス、ファミリークラス、チャンピオンズクラスの開催。 コース クラシックサーキット2018 結果 名前 結果 マシン こむお オープン 二次予選進出 キュベレイ こむおの感想 スタッフ、レーサーの皆様お疲れ様でした。 東京大会1のまっすぐ飛べなかった反省を活かせるか! 勝負の静岡大会! ■1次予選 ぶりぶりにまわるMDP、EX、22.8mm、1.32V。 25.1sで勝ち上がり。 はえぇ!!笑 想定より1秒はえぇ!! しかも着地位置はDB後1.3枚! いける、これはいけるぞ! ■2次予選 速やすぎるのでは?と思いつつも、同じ走りができるんじゃないかという根拠のない自信。 2周目の芝でどーん!! 終了orz 着地位置は1.5枚でした。 1.5枚ダメなのね。 ■まとめ ピボットを愛することができました。 100パーセントではないですが、まっすぐ飛ばせるようにもなりました。 芝。 芝、コノヤロー。 無理せず1.3枚で25秒後半出せればいいんじゃねと思った静岡大会でした。 タミヤ ミニ四駆特別企画商品 19mm プラリング付 アルミベアリングローラー 5本スポーク オレンジ 95385 タミヤ ミニ四駆特別企画商品 19mmプラリング付 アルミベアリングローラー 5本スポーク ライトブルー 95397 プロクソンPROXXON ハンディマルチルーター No.28473 MSマウント