約 2,473,504 件
https://w.atwiki.jp/madofuki/pages/49.html
関西ミステリ連合冬の総会2012 三津田信三先生講演会 (講演の具体的内容やタイムテーブル、会場などの詳細は随時追加されていきます) 概要:12月に立命館大でとりおこないます関ミス連冬の総会のゲストとして、本格ミステリ大賞受賞作家三津田信三氏をお招きし、講演会を開催いたします。 日時:12月8日(土)13時〜(開場12:00~) 場所:立命館大学衣笠キャンパス 入場料:1000円 会場 存心館802号(3F) 三津田先生による講演の他に質問会、サイン会等も予定しております。 サイン用の本は各自でご持参いただくか、当日に会場にて販売される著作をお買い求めください。 {サインはお一人様一冊までとさせていただきます。 } ゲストプロフィール: 奈良県出身。高野山大学人文学部国文学専攻卒業。 編集者を経て、2001年に『ホラー作家の棲む家』で作家デビュー。 2008年に『首無の如き祟るもの』で第61回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)候補、第8回本格ミステリ大賞(小説部門)候補。 2009年に『山魔の如き嗤うもの』で第9回本格ミステリ大賞(小説部門)候補。 2010年に『水魑の如き沈むもの』で第10回本格ミステリ大賞(小説部門)受賞。 主な著作シリーズに、「刀城言耶シリーズ」、「死想学探偵シリーズ」、「家シリーズ」などがある。 先生への質問用掲示板↓ ※質問受付は終了致しました。
https://w.atwiki.jp/translate_mystery/
翻訳ミステリー新刊データベースへようこそ 「翻訳ミステリー新刊データベース」は、日本国内で新規に刊行された広義の「翻訳ミステリー」についての情報紹介・レビューのためのページです。(新しく文庫化された作品については、本wikiで紹介する「新刊」に含みません。ご了承ください。) 現状は多くのページが工事中のベータ版です。本格的なオープンは2016年11月以降になります。ご容赦ください。 ユーザーの方が自由に編集できる形式にする予定です。情報提供をお待ちしています。 直近月別新刊リスト(さらに過去の新刊リストはこちらから) 2016年 9月の新刊 2016年10月の新刊 2016年11月の新刊 本wikiの利用方法 「新刊リスト」を見ながら、最近出た/近日刊行の本を確認する。 作品の「個別ページ」を見て、さらに詳しい情報を閲覧する。(書影をクリックするとamazonの該当ページにリンクします) 自分が読んだ作品の「個別ページ」に、レビューを投稿する。(未読の方への紹介が主目的です。ネタばれなし、ほんわかコメント推奨) トップページ以外は誰でも更新可能ですので、見落とされた作品や情報の追加をしていただいても構いません。 本wikiについて 原則的に更新は低頻度となります。 なお、wiki作成者も三門優祐名義で時たまレビューを投稿する予定です。よろしければごらんください。 ご意見はこちら、もしくはtwitterまで。 - / -
https://w.atwiki.jp/bambohe/pages/391.html
愛知県から全国展開しているカレーハウスである。 昔は大盛りチャレンジをやっててそれで有名だったがいつしか辞めた。 店舗の拡大により成功者が続出して売上が減ってしまうのを恐れたのだろう。 関連項目 ファストフード店
https://w.atwiki.jp/sumaburamousougame/pages/504.html
初版と最新版 初版:2015/12/28 (月) 18 19 59 最新版:2016/06/14 Tue 08 22 46 最初に ここはあくまでも『予想』です。こうなってほしいな、は構いません。ですが必ずそうなるとは限りません。 「あそこに書いてた情報とゲームとじゃまったく違うじゃないか!」などとならないように。それを踏まえた上で閲覧・編集の程よろしくお願いします。 (後は、創始者の息子管理人が編集するのでよろしくお願いいたします。申し訳ございませんが、ここで休みます。) 名前:リック 体重: 登場作品: スプラッターハウスシリーズ 説明文(文章二行空白二行) 参戦予想度 ★☆☆☆☆ スプラッターハウスはホラーアクションだからヤバイじゃないか。(格ゲーなのに・・・) 特権・コンセプト PV予想 例として鷹丸を必読。←読んだら削除 PV名: メタナイトのギャラクシアダークネスを食らったカービィとデデデその後に、 リックが前に立ちはだかりメタナイトが「何奴!?」そして 「リック参戦!!」 ゲーム画面 メタナイトとリックとバトル、リトル・マックとバトルする。 タイトル タイトルが出た後に亡霊が出て「キャーッ!!」 PV終了 について の性能 の特性 出現方法 乱入ステージ(最初から使える。なら削除) ステージは「[[]]」。 BGMは「[[]]」 パワーバランス基準 攻撃の威力 攻撃の早さ 攻撃のリーチ 攻撃のスキ つかみ、間合い 歩く速さ 走る速さ 地上ジャンプ力 総合的な空中ジャンプ力 空中横移動の早さ 落下速度の速さ ふっとびにくさ 復帰力 特殊能力の数 飛び道具の総合的な性能 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 特殊能力 空中ジャンプ カベジャンプ カベ張りつき しゃがみ移動 ワイヤー復帰 アイテム2段振り その他 回 × × × × × なし 長所と短所 ●長所 ●短所 通常ワザ 弱攻撃 弱攻撃 弱パンチ→→(百烈)→(フィニッシュ) ダメージ →→(百烈)→(フィニッシュ)% ふっとばし力 →→(百烈)→(フィニッシュ) 強攻撃 横強攻撃 パンチ ダメージ % ふっとばし力 上強攻撃 アッパー ダメージ % ふっとばし力 下強攻撃 キック ダメージ % ふっとばし力 ダッシュ攻撃 ダッシュ攻撃 スライディング ダメージ % ふっとばし力 地面を引きずりながら攻撃する。 空中攻撃 通常空中攻撃 ダメージ % ふっとばし力 前空中攻撃 ジャンピングキック ダメージ % ふっとばし力 後空中攻撃 ダメージ % ふっとばし力 上空中攻撃 ジャンプアッパー ダメージ % ふっとばし力 下空中攻撃 ダメージ % ふっとばし力 スマッシュ 横スマッシュ スピンキック ダメージ % ふっとばし力 上スマッシュ ダメージ % ふっとばし力 下スマッシュ ダメージ % ふっとばし力 おきあがり攻撃 おきあがり攻撃 ダメージ % ふっとばし力 ガケのぼり攻撃 ガケのぼり攻撃 ダメージ % ふっとばし力 つかみ攻撃 投げ つかみ攻撃 ボディスラム ダメージ % ふっとばし力 前投げ パワースラム ダメージ % ふっとばし力 後投げ ダメージ % ふっとばし力 上投げ ヘルズドライバー ダメージ % ふっとばし力 敵をつかんで高くジャンプし、敵を頭上から床に叩きつける。 下投げ ダメージ % ふっとばし力 必殺ワザ 通常必殺ワザ ダメージ % ふっとばし力 通常必殺ワザ2 ダメージ % ふっとばし力 通常必殺ワザ3 ダメージ % ふっとばし力 横必殺ワザ ダメージ % ふっとばし力 横必殺ワザ2 ダメージ % ふっとばし力 横必殺ワザ3 ダメージ % ふっとばし力 上必殺ワザ ダメージ % ふっとばし力 上必殺ワザ2 ダメージ % ふっとばし力 上必殺ワザ3 ダメージ % ふっとばし力 下必殺ワザ ダメージ % ふっとばし力 下必殺ワザ2 ダメージ % ふっとばし力 下必殺ワザ3 ダメージ % ふっとばし力 最後の切りふだ パワーアップリック ダメージ % ふっとばし力 得意なステージ 説明文 苦手なステージ 説明文 得意な相手 説明文 苦手な相手 説明文 その他 上アピール: 横アピール: 下アピール: 画面内登場:倒れたリックがヘルマスクにのっとる 待機モーション: 歩きモーション: しゃがみモーション:しゃがんで手を地面に。 ダッシュモーション: その場回避モーション: 前方回避モーション: 後方回避モーション: 空中回避モーション: ワープスターに乗ったときのモーション: CV: 応援ボイス: 勝利ポーズ BGM: 勝利ポーズ1: 勝利ポーズ2: 勝利ポーズ3: 敗北ポーズ:拍手。 カラー 黄緑: スプラッターハウスアーケード 緑: スプラッターハウスPart2 水色: スプラッターハウスPart3 橙: スプラッターハウスわんぱくグラフィティ 灰: ミラーリック(スプラッターハウスアーケード) 赤: PCエンジン 青: ミラーリック(PCエンジン) SP: スプラッターハウスPS3 カービィがコピーした姿 特設リングの通り名 「ヘルマスクの青年」 PS3「仮面の大男」 オールスターの位置 装備アイテム 攻撃「」「」「」 防御「ボロのヘルマスク」「」「」 速さ「」「」「」 フィギュア解説 ノーマル ファイターの名前 代表作 ハード(任天堂以外のハードなら書かなくても良い) 題名 発売年月 ハード(任天堂以外のハードなら書かなくても良い) 題名 発売年月 EX ファイターの名前(EX) 代表作 ハード(任天堂以外のハードなら書かなくても良い) 題名 発売年月 ハード(任天堂以外のハードなら書かなくても良い) 題名 発売年月 最後の切りふだ 最後の切りふだの名前(同じ名前の切りふだを持つファイターがいたらここにこのページのファイターの名前を) リトル・マックみたいな最後の切りふだで、ダメージが増加している。 資料 関連 新キャラ投票 新ファイター予想 ファイターリスト ファイターテンプレ コメント(ページの議論やキャラの余談等に使ってください) すいませんでした、なまえに リック(スプラッターハウス) で書いてください。 -- 創始者の息子管理人 (2015-12-29 16 08 16) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wikiwiki2/pages/374.html
『海外ミステリハンドブック』 早川書房編集部編 2015.8 エッセイ (有栖川有栖) ママは何でも知っている 時の娘 九マイルは遠すぎる (皆川博子) そして誰もいなくなった 悪魔のような女、死者の中から、呪い 水蜘蛛 私のすべては一人の男 ブックガイド 1.キャラ立ちミステリ 1 シャーロック・ホームズの冒険(新板) 2 レッド・ドラゴン(決定版) トマス・ハリス 3 ボーン・コレクター ディーヴァー ライムシリーズ第11作ゴースト・スナイパーまでが邦訳 4 怪盗紳士ルパン ハヤカワ・ミステリ文庫 5 シュロック・ホームズの冒険 フィッシュ 茶化し系パロディ。続編、シュロック・ホームズの回想、シュロック・ホームズの迷推理 6 サマータイム・ブルース(新板) パレツキー 女探偵 7 古い骨 エルキンズ スケルトン探偵シリーズ第4作 8 解錠師 ハミルトン 9 マルタの鷹 改訳決定版 ハメット 10 女には向かない職業 ジェイムズ シリーズは2作。本書、皮膚の下の頭蓋骨 11 ミレニアム ラーソン 作者が急逝。 2.クラシック・ミステリ 1 災厄の町 新訳版 エラリイ・クイーン 最高傑作とされる多し。長編5作(フォックス家の殺人、十日間の不思議、ダブル・ダブル、帝王死す、最後の女) 2 そして誰もいなくなった アガサ・クリスティー 戯曲版は小説とは真相を差し替えてある 3 謎のクィン氏 アガサ・クリスティー 謎の探偵。短篇(世界の果て、海から来た男、道化師の小径、ヘレンの顔、クルピエの真情) 4 さらば愛しき女よ さよなら、愛しい人 チャンドラー 長いお別れ、と双璧 5 さむけ ロス・マクドナルド 謎解きに執着する作家。他に、ウィチャリー家の女、縞模様の霊柩車、ギャルトン事件、一瞬の敵、地中の男 6 魔術師を探せ! ランドル・ギャレット シリーズ最初の3作が日本で独自に編集された中編集 7 時の娘 ジョセフィン・テイ 歴史ミステリのマイルストーン。オックスフォード運河の殺人や成吉思汗の秘密などに影響 8 ブラウン神父の無知 チェスタートン 9 黒後家蜘蛛の会 アシモフ 短篇ミステリ 10 三つの棺(新訳版) ジョン・ディクスン・カー。1930年代の傑作(他に、ユダの窓、火刑法廷) 3.ヒーロー or アンチ・ヒーロー・ミステリ 1 大穴 ディック・フランシス シリーズ:大穴、利腕、敵手、再起の4作)他に、度胸、興奮、血統、罰金、重賞 2 黒と青 イアン・ランキン エジンバラが舞台。シリーズ第8作目 3 シティ・オブ・ボーンズ マイクル・コナリー シリーズ第8作。 4 警察署長 スチュアート・ウッズ アメリカ南部の田舎町 5 ウッドストック行最終バス コリン・デクスター シリーズ第1作 6 忙しい蜜月旅行 ドロシイ・セイヤーズ 毒を食らわば、死体をどうぞ、学寮祭の夜の次作。 7 完璧な絵画 レジナルド・ヒル イギリス シリーズ第13作 8 苦い林檎酒 ピーター・ラヴゼイ イングランドミステリ(古典では、伯母殺し) 9 クリスマスのフロスト ウィングフィールド シリーズ第1作 10 『地上最後の刑事』 ウィンターズ 3部作 4. 楽しい殺人>のミステリ 1 スイート・ホーム殺人事件(新訳版) クレイグ・ライス 2 ゴミと罰 ジル・チャーチル 3 アガサ・レーズンの困った料理 ビートン 4 ママは何でも知っている ジェイムズ・ヤッフェ シリーズ長編:ママ、手紙を書く ママのクリスマス ママは眠りを殺す ママ、嘘を見抜く 5 ジーヴズの事件簿 才智縦横の巻 ウッドハウス 6 猫は殺しをかぎつける リリアン・J・ブラウン シリーズ第4作 7 火曜クラブ アガサ・クリスティー 短編集 8 静かな水のなかで ヴィヴェカ・ステン アイスランドが舞台 9 町でいちばん賢い猫 ブラウン&ブラウン 5.相棒物ミステリ 1 特捜部Q 檻の中の女 ユッシ・エーズラ・オールスン 2 料理長が多すぎる レックス・スタウト ほかに、腰ぬけ連盟、ラバー・バンド、ネロ・ウルフ対FBI 3 セントラル・パーク事件 クレイグ・ライス 続編に、七面鳥殺人事件、エイプリル・ロビン殺人事件 4 深い疵 ネレ・ノイハウス ドイツミステリ 5 スコッチに涙を託して デニス・レへイン 第2作:闇よ、我が手を取りたまえ、最終作:ムーンライト・マイル 6 『初秋』 ロバート・パーカー 7 俺たちの日 ジョージ・ペレケーノス 8 ABC殺人事件 アガサ・クリスティー できるだけ早めに読む。他に、邪悪の家、もの言えぬ証人、カーテン 9 キングの身代金 エド・マクベイン シリーズだい10作 6.北欧ミステリ 1 MORSE モールス ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト 吸血鬼小説。映画(ボクのエリ、モールス) 7F 市立 2 キリング ヒューソン他 デンマークのテレビドラマ。アメリカでThe Killingとしてリメイク 7F 3 五番目の女 ヘニング・マンケル シリーズ第6作(『殺人者の顔』、リガの犬たち、白い雌ライオン、笑う男、目くらましの道、五番目のお女、背後の足音、ファイアーウォール) 4 悪童 カミラ・レックバリ シリーズ第3作(氷姫 7FB943レ、説教師 7FB943レ、悪童 7FB943レ、死を哭く烏 7FB943レ、踊る骸 7FB943レ、人魚姫 7FB943レ、霊の棲む島 7FB943レ) 5 湿地 インドリダソン アイスランドミステリ。続編、『緑衣の女』、声 県立 7F 市立 6 刑事マルティン・ベック 笑う警官 スウェーデン シューヴァル、ヴァールー シリーズ第4作(『ロゼアンナ』 7FB943シ、蒸発した男、バルコニーの男、笑う警官、消えた消防車、サボイ・ホテルの殺人、唾棄すべき男、密室、警官殺し、テロリスト) 7 催眠 ラーシュ・ケプレル 冬のスウェーデン 県立 7F 続、契約、交霊 8 『黄昏に眠る秋』 ヨハン・テオリン スウェーデンのエーランド島が舞台 シリーズ第1作(黄昏に眠る秋 県立 7F943テ 市立、『冬の灯台が語るとき』、赤く微笑む春) 9 『極夜 カーモス』 ジェイムズ・トンプソン 3部作(極夜、『凍氷』、白の迷路 7F 市立)7FB933ト 10 コマドリの賭け ジョー・ネスボ ジャッカルの日を彷彿。北欧ミステリ(タンゴステップ、凍氷)。他、『ザ・バット』 7FB943ネ、メネシス、スノーマン、ヘッドハンター 7.英米圏以外のミステリ 1 麗しのオルタンス ジャック・ルーボー シリーズ第1作 2 裏返しの男 フレッド・ヴァルガス 3 マーチ博士の四人の息子 ブリジッド・オベール フランスミステリ 他に、森の死神 4 黄色い部屋の秘密 ガストン・ルルー 密室トリックの古典 5 シンデレラの罠 セバスチアン・ジャプリゾ フランスミステリ(わらの女、殺人交叉点、悪魔のような女) 6 謝罪代行社 ゾラン・ドヴェンカー 7 犯罪 フェルディナント・フォン・シーラッハ 8 『風の影』 カルロス・ルイス・サフォン バルセロナ シリーズ第1作 県立 7FB963ル 市立 9 沙蘭の迷路 ロバート・ファン・ヒューリック 10 六人目の少女 ドナート・カッリージ イタリアミステリ(イタリア版羊たちの沈黙)、次作:ローマで消えた女たち 8.エンタメ・スリラー 1 天使と悪魔 ダン・ブラウン 第1作。完成度が高い 2 エアフレーム 機体 マイクル・クライトン 3 戦慄のシャドウファイア ディーン・クーンツ 4 暗殺者グレイマン マーク・グリーニー アクション小説(狩りのとき)、続編:暗殺者の正義、暗殺者の鎮魂、暗殺者の復讐) 5 幻の女 ウイリアム・アイリッシュ 全力でスリルを堪能できる 6 死の接吻 アイラ・レヴィン 7 グリーン・マイル スティーヴン・キング 8 『死の蔵書』 ジョン・ダニング 9.イヤミス好きに薦めるミステリ 1 『あなたに不利な証拠として』 ドラモンド 県立 7F933ト 市立933ド 他に、完全、傷痕 2 わらの女 カトリーヌ・アルレー 3 11の物語 パトリシア・ハイスミス 4 女彫刻家 ミネット・ウォルターズ 5 半身 サラ・ウォーターズ 6 特別料理 スタインリイ・エリン 7 キス・キス(新訳版) ロアルド・ダール 8 ジェゼベルの死 クリスチナ・ブランド 密室。他に、招かれざる客たちのビュッフェ、はなれわざ 9 アデスタを吹く冷たい風 トマス・フラナガン 10 ホッグ連続殺人 ウィリアム・デアンドリア 10.新世代ミステリ 1 ブラック・ダリア ジェイムズ・エルロイ 他に、ビッグ・ノーウェア、LAコンフィデンシャル、ホワイト・ジャズの4部作 2 千尋の闇 ロバート・ゴダード 3 ボビーZの気怠く優雅な人生 ドン・ウィンズロウ 4 ミスティック・リバー デニス・ルヘイン 5 ラスト・チャイルド ジョン・ハート 6 『忘れられた花園』 ケイト・モートン 7 二流小説家 デイヴィッド・ゴードン 8 シャンハイ・ムーン ローザン 9 ローラ・フェイとの最後の会話 トマス・クック 10 ゴーン・ガール ギリアン・フリン 映画化 11 世界が終わってしまったあとの世界で ニック・ハーカウェイ 続編、エンジェルメイカー 12 ピルグリム テリー・ヘイズ 13 その女アレックス ピエール・ルメートル フランスミステリ 他に、死のドレスを花婿に 13.海外ミステリ作家論 1 ジェフフリー・ディーヴァー 前期:汚れ街のシンデレラ、シャロウ・グレイブズ、死の教訓、眠れぬイヴのために 後期:静寂の叫び、ボーン・コレクター、悪魔の涙、青い虚空、スリーピング・ドール、シャドウ・ストーカー ノンシリーズで他に、獣たちの庭園、追撃の森、限界点、007白紙委任状、クリスマス・プレゼント、ポーカー・レッスン ゴースト・スナイパー 2 デニス・ルヘイン 最新作:ザ・ドロップ、現代短篇の名手たちI コーパスへの道、シャッター・アイランド、ミスティック・リバー、スコッチに涙して、闇よ我が手を取りたまえ、愛しき者はすべて去りゆく、ムーンライト・マイル、運命の日、夜に生きる、 3 トマス・ハリス レッド・ドラゴン、ブラックサンデー、羊たちの沈黙、ハンニバル、ハンニバル・ライジング 4 マイクル・コナリー ナイトホークス、ブラック・アイス、ドールメイカー事件、ラスト・コヨーテ、ザ・ポエット、わが心臓の痛み、夜より暗き闇、エンジェル・フライト(堕天使は地獄へ飛ぶ)、シティ・オブ・ボーンズ、暗く聖なる夜、天使と罪の街、ナイン・ドラゴンズ、判決破棄リンカーン弁護士、エコー・パーク 5 アガサ・クリスティー メソポタミアの殺人、ナイルに死す、死との約束、死が最後にやってくる、バクダッドの秘密 アクロイド殺し、オリエント急行の殺人、そして誰もいなくなった 6 ジェイムズ 女の顔を覆え、ある殺意、不自然な死体、ナイチンゲールの屍衣、黒い塔、わが職業は死、ピーター卿乗り出す、ちがった空、死者にかかってきた電話、女に向かない職業、皮膚の下の頭蓋骨
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/27.html
ファウスト系作家 海外での刊行リスト目次 2010年9月4日作成 講談社の文芸誌『ファウスト』の中心メンバー、佐藤友哉・舞城王太郎・西尾維新らの、他言語に翻訳された作品のリスト。 すべて、ネット書店or出版社公式サイトにリンクし、書影が見られるようにしてあります。 本来はメフィスト賞作家全員の海外での刊行リストを作っていたのですが、なかなか完成しないので、ファウスト関連のメフィスト賞作家のみ、先にリストをupすることにしました。 メフィスト賞受賞作の海外での刊行状況はこちら → メフィスト賞受賞作品 海外での刊行 文芸誌『ファウスト』 海外版リスト 佐藤友哉 海外翻訳出版状況 舞城王太郎 海外翻訳出版状況 西尾維新 (未作成) 北山猛邦 海外翻訳出版状況 浦賀和宏 (未作成) 清涼院流水 (未作成) 講談社BOX作品の海外展開 (未作成) 「日本ミステリの海外刊行」へ 「ライトノベル関連」へ
https://w.atwiki.jp/goronka/pages/1718.html
【作品名】タッチ ミステリー・オブ・トライアングル 【ジャンル】ゲーム 【先鋒】みなみ 【次鋒】ネズミ 【中堅】ボス3 【副将】たつや 【大将】かずや 【名前】みなみ 【属性】みなみ 【大きさ】少女並み 【攻撃力】少女並み 【防御力】少女並み 【素早さ】少女並み 【名前】ネズミ 【属性】ネズミ 【大きさ】成人男性並みの大きさのネズミ 【攻撃力】【防御力】【素早さ】大きさ相応のネズミ 【名前】ボス3 【属性】巨大犬 【大きさ】5m程の犬 【攻撃力】【防御力】【素早さ】大きさ相応の犬並み 【名前】たつや 【属性】青年 【大きさ】青年並み 【攻撃力】パンチ:一撃の威力はボールと同等 ボール:一撃で成人男性並みの大きさの戦車を粉々にできる威力 射程20m程度で弾速は銃弾と同じ、無限に投げられる 【防御力】銃弾の直撃に4発耐えられる 【素早さ】銃弾の3/4の速度で移動可能 銃弾が4m先から発射された後に回避可能 【名前】かずや 【属性】青年 【大きさ】青年並み 【攻撃力】パンチ:一撃の威力はボールと同等 ボール:一撃で成人男性並みの大きさの戦車を粉々にできる威力 射程20m程度で弾速は銃弾と同じ、無限に投げられる 【防御力】銃弾の直撃に4発耐えられる 【素早さ】銃弾の3/4の速度で移動可能 銃弾が4m先から発射された後に回避可能 vol.93 434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/26(月) 16 58 50 ID Bj4+WvnI タッチ ミステリー・オブ・トライアングル考察 でかい犬。中堅が大きい犬。熊殺しくらいはいけるか。 ARIEL戦 全敗 【先鋒】女子大生に負け 【次鋒】ロケットランチャー負け 【中堅】車に負け 【副将】【大将】無理負け るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 十勇士陰謀編戦 3勝2敗 【先鋒】【次鋒】強さに敗北 【中堅】大きい犬の勝利 【副将】【大将】速さと技勝ち ふたごのオオカミ大冒険戦 3勝2敗 【先鋒】おばさんに負け 【次鋒】肉食負け 【中堅】大きさ勝ち 【副将】【大将】速さの勝利 空手道戦 2勝3敗 【先鋒】牛に負け 【次鋒】【中堅】実力負け 【副将】【大将】速さ勝ち ぼのぼの戦 2勝3敗 【先鋒】【次鋒】熊2敗 【中堅】速さ負け 【副将】【大将】速さの勝利 ランニング・ハイ戦 2勝3敗 【先鋒】【次鋒】【中堅】高防御で体当たり負け 【副将】【大将】速さの勝利 無理か。下を見る 三国演義(安能務版)戦 3勝2敗 【先鋒】象負け 【次鋒】馬負け 【中堅】巨体で突進勝ち 【副将】速さ勝ち 【大将】大きいし多いがあっちは鎖で繋がっている。長期戦で勝ち。 キャプテン翼Ⅲ 皇帝の挑戦戦 2勝2敗1分 【先鋒】【次鋒】速さ負け 【中堅】熊は殺せそうにないらしい。まあ相手も速いし分け 【副将】【大将】速さの勝利 君が主で執事が俺で戦 3勝2敗 【先鋒】【次鋒】強さ2敗 【中堅】強いが速さは大きい犬のほうが速いか。先制で噛み勝ち 【副将】【大将】速さでボール勝ち この結果 ARIEL>タッチ ミステリー・オブ・トライアングル>オオカミ=るろうに剣心 vol.l10 296 :格無しさん:2013/02/23(土) 21 46 17.78 ID Xjz0wmVW タッチ ミステリー・オブ・トライアングル再考察 中堅が恐竜サイズなので恐竜の壁から 先鋒、次鋒の負け、副将、大将の速さでボール当てて削り勝ちは必要だと思った箇所以外略 恐竜物語 マイア戦 3勝2敗 【中堅】草食なので攻撃力微妙だし勝てるか。勝ち D&D戦 3勝2敗 【中堅】ほぼ同じ大きさの犬に人間が勝つのは厳しいだろう。勝ち 超ニセもん戦 3勝1敗1分 【先鋒】年齢書いてないので負け 【次鋒】大きさ的に倒されないか。分け 【中堅】プテラノドンは歯が無いみたいだし有利か。勝ち 【大将】逃げる前に素早さでボール当て勝ち 悪夢狩り戦 2勝3敗 【中堅】触手負け ジーザス 2勝3敗 【中堅】突撃負け 【大将】素早さでボール投げまくれば倒せるか。勝ち KAKIMARU-かきまる-戦 2勝3敗 【中堅】素早さで切られ負け この結果 悪夢狩り>タッチ ミステリー・オブ・トライアングル>超ニセもん
https://w.atwiki.jp/dsiware_geha/pages/346.html
251 名前:枯れた名無しの水平思考[sage] 投稿日:2013/12/26(木) 09 33 03.15 ID XcV0NcOV0 (PC) 切り裂きジャック難しすぎ とくにシーキングゲーム 初見でノーヒントやノースキップでクリアしたやついたらすごい 一応ミニゲームは一定時間経つとスキップできる 難易度は2つある あと遺体の画像グロい 258 名前:枯れた名無しの水平思考[sage] 投稿日:2013/12/26(木) 09 39 09.47 ID PhY9iKcn0 (PC) 251 スキップありとか割と優しいな、それがあるから難易度上げてるのかな あと遺体の画像がグロって割と頻繁に遺体表現されてる? 263 名前:枯れた名無しの水平思考[sage] 投稿日:2013/12/26(木) 09 44 57.07 ID XcV0NcOV0 (PC) 258 被害者けっこういるんで遺体の場面多い クリア時間5時間弱 ヒント使いまくりでスキップ数回 266 名前:枯れた名無しの水平思考[sage] 投稿日:2013/12/26(木) 09 51 33.08 ID PhY9iKcn0 (PC) 263 800円だっけ、それで5時間だとちょっと短い気もするな やった感じとしては値段相応くらいの面白さあった? 273 名前:枯れた名無しの水平思考[sage] 投稿日:2013/12/26(木) 10 01 39.65 ID XcV0NcOV0 (PC) 266 ストーリーや推理部分期待するとかなりがっかり 面白さは脱出アドベンチャーのほうがかなり上 648 名前:枯れた名無しの水平思考[sage] 投稿日:2014/01/05(日) 00 40 23.61 ID Tc3gZc2sP (p2) 買ったまま置いてた切り裂きジャックやった 雰囲気も音楽も世界観もいいのにミステリーとしてストーリーが糞すぎて ミニゲームも微妙、謎はいくつも残したまま、どうしようもない終わり方 起動するときの悲鳴聞いた時のわくわく感がピークだった あと、遺体がちょっとグロい
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/5265.html
MMR マガジンミステリー調査班 その他 コメント 石垣ゆうきによる日本の漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)に不定期連載(連載期間1990年-1999年)された。単行本も同社(少年マガジンKC)より発行。全13巻。 1999年には、それまで刊行された単行本(1巻~11巻)を再編集した総集編「光の書」「暗黒の書」が、『週刊少年マガジン』増刊として発行された。また、全13巻の再編集版としてコンビニコミック「講談社プラチナコミックス」のレーベルで全6巻発行された。現在はコミックパークのオンデマンド出版で全13巻が刊行されている。 その他 ウルガモス:Resident of Sun 通称「太陽の住人」から コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 その他 ベトベトン(アローラのすがた):ジャック・ヨネムラ -- (ユリス) 2019-04-20 20 09 54 ↑ぽかんむ -- (名無しさん) 2018-11-17 13 54 33 家来るでピチューがドラマのくるぶしと共演していた 現在でも家集まるの裏のシューイチ出ている -- (ゴウキ) 2018-11-17 10 04 28 草案 MMRメンバーとその関係者 フーディン:キバヤシ 賢いイメージ。ものしりメガネ必携 アブソル:ナワヤ 劇中で様々な災難に遭うので エルレイド:タナカ ダイノーズ:イケダ 見た目重視 ルカリオ:トマル ボスゴドラ:イガラシ編集長 その他の出ていない人物 チャーレム:チャーリー・ライアン 名前ネタ コイキング:コイブチ 名前ネタ レックウザ:カジワラ 天文学者→てんくうポケモン オーベム:キタヤマ 考古学者っぽいイメージ アンノーンR:アール 名前ネタ ムウマージ:セーラー服の少女 ポリゴンZ:マシュラ デオキシス:ジャック・ヨネムラ ダークライ:ミシェル・ド・ノートルダム -- (ユリス) 2012-08-11 15 40 20 これだけしか思いつかなったので ユリスさん、思いついたらどんどん追加お願いします。 -- (フック金田) 2012-08-11 14 48 28
https://w.atwiki.jp/madofuki/pages/23.html
我孫子武丸先生質問会 司会 まずはプロフィールを紹介します。我孫子先生は京都大学文学部哲学科中退。在学中は同大学ミステリ研に所属してました。一九八九年『8の殺人』でデビュー。その後の執筆活動についてはお手元にあるパンフレットを参照してください。そして一九九四年「かまいたちの夜」というスーパーファミコンのソフトの原作をなさいました。ただ今京都市内に奥様と猫の三人暮しをなさっています。先生からご挨拶がございましたらどうぞ。 我孫子 お金とると思わなかったので(*入場料三〇〇円でした)こんなにきていただいて申し訳ないなという気がするんだけれども。ちらっと外みたら講演会とかいてあったんですけど、系統立てて喋るというよりは質問して頂いてそれに答えるという形式じゃないと難しいと思うんでその辺のところはご了承ください。 司会 まず、作家ということ、お仕事全般について質問させて頂きます。我孫子武丸というのはペンネームなんですよね。 我孫子 そうです。 司会 本名だったら大事ですよね。 我孫子 まあねえ。でも本当に本名だと思う人がいてね。名字だけならあれですけれども、下がちょっと変で。島田荘司さんという方が姓名判断をされる方で、綾辻さんからずっとみんなつけていただいてるんですが、出すペンネーム出すペンネーム画数が悪いと。本名はわりとよかったらしいですが、綾辻さんは本名は避けたかった。作家のペンネーム創られたのはその時が初めてだったと思うんですけれども、それ以降法月(綸太郎)くんにしてもね。彼は法月林太郎というペンネームをもってたんですよ。林太郎のりんの字が林という字だったんですね。これは画数悪いと。一文字変えれば多少良くなるというんで。その当時当用漢字に無くて彼は怒ったんですが。その後当用漢字に入ったんでもしかしたら法月綸太郎のおかげじゃないかなんて。とにかく一文字変えたんですね。歌野晶午さんという方もですね、あの方はめずらしく歌野というのは本名なんですよね。下の名前を作られたはずです。ぼくの場合は自分でこういうペンネームにしたいという希望はなかったんですが、なんか本名じゃないペンネームを付けようと思っていたら、ある日突然電話がかかってきて。デビューする前のことなんですけれど、編集者から電話がかかってきまして「ペンネーム島田荘司さんが作ってくれました。驚かないでください」といわれて「はい」「我孫子武丸というんです」「は? もう一回言ってもらえますか」といってもう一回言ってもらって、字を説明してもらって、宇山さんという割りと有名な編集者の方なんですけれどもその人が「どうしますか?」といわれまして。どうしますかといわれても作って頂いたんですからじゃあそれでお願いしますといったんですがね。後になってその方が言うにはですね「我孫子さんは勇気があるなあ」と。「一晩考えさせてくれ」とかそういう風にいうと思ったらしくて。ぼくはどういう名前でいこうという明確な考えが無かったんでね、せっかく作ってもらって、その好意と、それをわざわざ蹴って別の名前にして全く鳴かず飛ばず消えていったらそれ見たことかと、俺が作った名前を使えば良かったのに。という事態になるのは避けたかったので。一応島田さんも作風を見てから名前をつけてくださって、ちょっとふざけた名前に見えるのもユーモアミステリを書くんだからということまで考えてくださってつけてる。だからありがたく使わせて頂いています。 司会 つまりお気にいりなんですね。 我孫子 お気にいりというか、やっぱりなれ親しんでしまうとこれしかなかったような気がしてきますよね。あと「えっ」というのはあるけども、それは普通の一般読者にとってはある種のインパクト、覚えやすい名前であるのは間違いないかな。覚えやすいというのは正確に覚えられないとしてもなんか変な名前の奴がいるなというのはあるでしょうね。 司会 一種運命的だったということで。 我孫子 どうかな。ただまあユーモアもののということでつけてもらった名前なのでその後、最近わりとシリアスっぽいものを書いたりとかしてるときに果たしてイメージっていうのがついて回ってるのかなというのが気になりますね。 司会 御来場の方に説明しておきますと、島田荘司というのは姓名判断で有名な方なのではなくて本来推理作家でいらっしゃいます。 我孫子 そういう説明しなければ駄目なの? 司会 ええ、まあ。その作家は占いづいてて作家デビューする前は雑誌の占いコーナーに出てたとか。次の質問にいきます。わたしたちから見たら作家って無茶苦茶変な時間帯に活動してるんちゃうんかと言うイメージが少々あるんです。その辺の一日のタイムテーブルというのがありましたら教えて頂きますでしょうか。 我孫子 ぼくの場合本当に無茶苦茶で、無茶苦茶というのは単に逆転してるだけじゃなくてそれがどんどんずれていくタイプですね。一日に二回寝たりですね。そういうところが無茶苦茶不規則なんでタイムテーブルって見えないんですけれども大まかに言って昼すぎ、二、三時に起きて明け方の六時に寝るのが一番多いかな。 司会 そうですか。今日はどうも朝早くからありがとうございます。 我孫子 そうですね。だから今日はもう一時間寝かしてほしかったかな(笑)。 司会 すみませんでした。お仕事をなさってるときに、それは自宅と仕事場を兼ねているのか仕事場が別にあるのか。有名な赤川次郎さんなんかは出勤してるという話なんですけれど。その辺はどうなんでしょう。 我孫子 ぼくは自宅ですね。 司会 自宅で仕事してて困るなぁと思ったことはありませんか。誘惑が多いとか。 我孫子 誘惑は多いんですけどね。たまにたとえばホテルとかで東京で、用事があって上京するんだけれども仕事があって、寸暇を惜しんで仕事をしなければいけないというときになんにもないホテルの部屋で仕事しようと思っても全然仕事にならない。自宅だと誘惑が多いんですけれどその場合はあまり集中力が無くて仕事中も本よんでたり、パソコンの前で座って原稿を立ち上げて本読んでたりというのが結構多いんで。一章読んだら五行書いたり。そういうのが身に着いちゃってて画面に向かって一心不乱に仕事をするというのはたぶんできないんじゃないかな。 司会 そうですか。じゃあちょっと質問の傾向が変わりまして作家ですから本を出したら読者がいるんですね。読者の設定というものをそもそもなさってるでしょうか。前に聞いたことがあって歌手の小田和正は購買層に焦点を合わせて詩を書いているとインタビューでいってましてその時うぉやられたと思いましたけれどね。 我孫子 そういう人は多いと思いますが。「ジャンプノベル」という中高生男子向けの集英社が出してる雑誌にいくつか書いて本になってるんですけれどね。それを書いた時だけはさすがにジュブナイルということを意識して書きましたけれども。それ以外では読者の設定はないですね。ただ、出版社の傾向によってその編集者が喜んでくれそうなものを書かないとまずいなというのはありますね。最終的にそれが本になったときというのは大人向けに関しては書きたいものを書いてるわけで。もちろん書きたいものを書くときにこう書いた方が楽しんでもらえるだろうということと、場合によってはミステリマニアかそうでないかという設定はありますね。とくに仕掛けがある作品の場合にこれは鋭いマニアだったらこう書いたらばれちゃうだろうというのがあるんですよ。でも、こう書いたらばれちゃうんだけれど、やっぱりマニアというほど読み慣れてない人にとってはここんとこはちょっとでも説明しとかないとまずいだろうとかそういう選択に迫られたときはおおむね一般読者を切り捨てる場合が多いですね。しょうがないかと。十万部売れるわけじゃないし。 司会 読者を切り捨てる場合があるんですね。やはり。作家には。 我孫子 だから切り捨てるって言っても小田和正がどうとかという以前にこうしたほうが売れるとか言ういわゆるマーケティング的な戦略は全然無いんで。「ジャンプノベル」というのはですねあそこで人気のあるものというのは漫画のノベライズなんですよね。『バスタード』であるとか『シティー・ハンター』であるとか。自分の好きな漫画作品の小説版が載ってるから小説も読んでみようかという合間にですねぼくとか村上龍とかなんでこんな人のが載ってるのかなていう状態なんですがぼくとしては作家の名前を覚えてもらわなくてもいい。何となくちょっと気持ちのいいのを読んだなとかあるいは心に引っ掛かってくれるようなものを書けたらいいなと思って。マーケティングじゃないんですね。 司会 はい。よくわかりました。読者というとファンになってくれる人もいて、特にホームページを公開して電子メールの送り先も公開していますよね。その中で変な電子メールが来たぞとかストーカーみたいなのがいるぞとかございませんか。 我孫子 変な電子メールはそんなに来ないですね。ストーカーみたいなのは……。ぼくは周りにいる他の作家の方に比べるとそういうストーキングの対象になりうる、フェロモンと呼んでるんですけども、フェロモンがないというのと、あとまあ恐そうだから(笑)。ただ、電子メールは変なのは来ないですがネットではいやなことも多くて、古くから日記を読んでる人は知ってると思いますけれど、日記リンクスって知ってるひといます?(挙手する人はいず)いないよなぁ。要はインターネット上で日記を書いてる人を集めたページがあって一時期すごく、すごくといってもインターネット雑誌とかでですけどもこんな面白いうことをやってるぞというページがあったんですよね。そこではどの日記が人気あるかということをやってたんですが、自分で自分の日記に投票する人がいてですねぐちゃぐちゃになったときに日記リンクス自体つぶれたという事件があったんですよ。当時は一時期話題になったんですけども、それに一時期ちょっとからんでて、ぼくもそれに参加してたんですよ。面白がって上位にくるのを楽しみにしてたんですね。某所であんな日記が上位にくるのはおかしいといいだしたやつがいて、そいつがどうも自分で自分に投票してた奴らしいんだけれども。そいつがある種の、ぼくとか大森望さんとかそういう仲がいい人たちが結託して上位を狙ってるみたいな事を思ったらしくて傷のメールがきたりしてこれはなんだろうと思って。つまりこっちは遊びでやってるのにこれに命を懸けてる人がいたみたいで。それのおかげでそのページのリンクがつぶれちゃったんですね。当時はすごい事件のようだったんですけれど、今にして思えばすごい狭い世界の話でよくまあこんな狭い世界で命かけてられるなあと感心した覚えがありますけれどね。あと、匿名の方から薔薇が送られてきて。住所氏名が書いてない。好意的に解釈すると住所氏名書いたらわざわざお礼に気を使わせるのは申し訳ないだろうという意味でやったのかなという気がするんですけれども黄色い薔薇で、いま笑った人は知ってると思うんですが黄色い薔薇の花言葉は嫉妬らしくて。嫉妬ねぇと思いながらまあ喜んで飾ってましたけれど。それぐらいですね。 { 司会} 黄色い薔薇の送り主は結局わからなかったんですか? 我孫子 わからない。 司会 この中にいるかもしれませんね。 我孫子 あと不思議なのは住所知ってるわけだからうちの住所を知ってる人なんですよね。で、すごく昔はわりとファンレターに一々出版社経由で送ってもらうのもなんだしと思って住所を書いてたんですが、最近は返事を書いても住所を書かない人が多いんで割りと昔から手紙をくださってる方か、あるいは周りの人間なんじゃないかとかね。 司会 後ストーカーとか。 我孫子 ストーカーはいないです。ファンレターをくれた子でこっちが住所を書いちゃったらあるときにこの間我孫子さんの家の前まで言って車をみてきましたというのがありましたけれどね。突然押し掛けてきた人はいないです。 司会 先ほど読者層についての書きわけがについての質問で少年のものだったら考えるという話はうかがいましたが、発表の形式ですね。書き下ろしとか連載とかそういう発表形式による書きわけとかはあるんでしょうか。 我孫子 書き分けてるつもりはないんですが、やっぱり連載だとほとんどの小説誌で全体で読む人はいないと解ってても連載の終わりの方でついひいちゃうんですよ。以下次号という感じで次どうなるんだろうみたいなそういうシーンをもってこないと駄目な気がしてついそうしちゃうんですが。いま「小説推理」の方に連載してる奴を次の回を書こうとしてまとめて読み返すと明らかに断絶があってここはひとつ間をおいてから読んでほしいなとかね。そういうのがあるんで単行本にするとき直さないと変な感じするなと思って反省してるんですよ。明らかに連載で読むのより単行本で読むほうが多いので。これからも変わらないと思いますね。 司会 そうですね。小説誌で「週刊少年ジャンプ」みたいな事をやられると疲れますね。 我孫子 なんかね、まとめて読んだときにつながりが悪い気がするんですね。そこだけがくっとなってる気がして。それをまあ単行本の時に直すわけですけれどね。意識しないでもそうなっちゃうなという気がします。 司会 インターネットの話にまた戻るんですけど「読む読めページ」(*インターネットのホームページでミステリのネタばれや最適な読み方を紹介しているページがある)というのがあるんですが、先生の作品の中でこういう順番で読んだがいいというのは有るでしょうか。 我孫子 ぼくの場合シリーズものは前の方から読んでくれたらいいなというのはあります。基本的にネタをばらしてないつもりですけれど、同じキャラクターの説明をするのはいやなんで読むんだったらシリーズに関しては順番に読んでくれた方がいいです。それ以外は最近シリーズから離れちゃって単発、単発じゃないけれど大体シリーズは三作で飽るという傾向にあるんで。 司会 小説ってこれとこれはテーマがダブってるぞというのがありますが。 我孫子 無論書きはじめるときは同じものを書いてるつもりはないんですけれどもいくつか書いた段階で似たようなものを書いてるなぁと言うのは有りますね。病気とかそういうものですかね。そういうつもりはないんですが似てきちゃうものはあるんですけれど。テーマ、もちろん自分ではいろんな意味で今まで書いてないものを書こうとか人が書いてないものを書こうとかね。そういうつもりでやってるつもりなんですが表面的には多い。タッチとか含めたら割りと違うんじゃないかなと自分では思うんですけれど。ただ、ぼくの方で似てるのは多いかなぁ。いま書いてる「小説推理」の『屍蝋の街』なんですけれど、「小説推理」に『腐蝕の街』というのを掲載してそれを単行本にするときに本当はそれ一冊でおしまいにするつもりだったんですが書いてたらあのラストでですねこれ続けられるなと。ていうんで今続けて書いてるんですけれども。その結果『屍蝋の街』という作品はですね、ほぼ二重人格みたいなものになちゃって。また二重人格書いてるのかと思って不思議な気がしましたけれどね。でてきちゃうんですよね。 司会 この質問をした理由というのが知り合いが「我孫子武丸は心の病を書くのが得意だ」というそういう書き方をしてそれは違うと思って私は質問したんですけれど。 我孫子 それは違うというのはどういうことですか。下手だと(笑) 司会 すみません。そういう意味じゃなくてそれしかできないというような書き方だったような気がしたので。 我孫子 得意かどうかは自分ではわかりませんけれども。ふりかえるとおかしい奴ばかり書いてるなという気はしますね。基本的にお金とか色とかね、そういう世俗的な動機で人を殺すというものは書いててあんまり楽しくない。それだったら動機なんかないほうがいいかなという気がしますね。 司会 次の質問は個別作品についてについてですね。少々ネタを割るかも知れませんのでそういう時は先に言います。『8の殺人』、『0の殺人』、『メビウスの殺人』で登場人物の三兄弟が恭三、慎二、一郎(いちお)という生まれた順とは逆に遡って三、二、一という字が名前に入っている。それでゼロという名前、レイという名前がついている名前の人物を出すていうのはないんでしょうか。 我孫子 ないです。早くから親が死んでるという設定なんで。隠し子でどっかから出てくるということはあるかも知れませんけれど。それより下の名前は全く考えてなかったことと。あれは数字が出るというのはどうでもいいんですが、ぼくはどうも本格推理とそうじゃないものを色々書いていきたいんだというのがあるんですけれども本格に関しては一番本格だなぁと思うもので好きなのは結局アームチェアものだったんですよね。そうするとアームチェアものをするので最低限必要なのは『隅の老人』みたいに二人いればいいんだけれど、二人じゃ間違った推理が出てこないんで三人かなというような。一番上の人間が事件を持ってくるわけだから刑事だとかね。そういう作りになってるんで四人目はないです。 司会 ゼロという人がないというんで提案するんですけれど。麻耶雄嵩の『夏と冬の奏鳴曲』で作中作なんですけれどね、「ヌル」という人が出てきます。あれドイツ語でゼロなんでぜひどうぞ(笑)。 我孫子 まあ。速水のシリーズはもう書かないと思うんで。ときどき奇特な人がいて「次書かないんですか」というんですが、たぶん書かないと思います。 司会 書いてほしいですね。 { 我孫子} 一応もしかしたらというのが木下刑事っていうのがいて『木下刑事の冒険』ていうシリーズを考えていたことがあって、もしかしたら書くかもしれないです。木下刑事の一人称で自分は名刑事だと思ってて、一応最後に事件解決するんだけれど読者とか周りからはそうは見えない。シュロック・ホームズみたいなのを書こうと思ったんですが。 司会 木下刑事の一人称というのは一つありますよね。 { 我孫子} あれは時代が先にいっちゃってるんで。木下っぽくないでしょ? あれをもっと若い木下で。出だしまで決めてね。 { 司会} 熱血木下に請うご期待と。次は人形シリーズについての質問です。少々ネタ割りますが、トリックとかじゃないので。朝永さん更正しないんですか? 我孫子 人形のシリーズが止まってるのは飽きたというよりも後一作書いたら終わっちゃうなという意味で止めてあるんですが。だからそのうちちょっと短編とか中編で当たり障りの無いものを書いてサザエさん状態を続けようかなと思うんですが。話が二人の仲が進行していくにつれて終わっちゃうんですよ。だから次にいかずに間の隙間をうめるような短編を書いていこうかと思います。 司会 二人の仲が進行と伴に終わるということは結婚しておわるということですか。 我孫子 それに近いですね。ただ、更正に関していうと『五番目のサリー』とかいう小説がありますよね。要は多重人格は病気なわけですから大体最後に統合しておわりますよね。そっちの人格もこっちの人格も仲良くやっていきましょうみたいな。そういうのってなんか淋しいなという気がするんで果たして多重人格にとっての幸せってどこにあるんだろうと更正の方法っていうのが単純な統合でない形の更正ていうものをしたいなと思っています。彼の場合は社会生活営んでるんで病気じゃないという可能性もあるんだけれど。ちょっと言っちゃうともし最後の話を書くとすれば二人が結婚しようとするのを彼は病気だからという理由で邪魔をしようとする人たちがいて、それをいかに病気じゃないか、病気だとしてもそれを直そうとかですね。そういう風に右往左往すると。『うる星やつら』の最終回みたいにドタバタになって終わるというそういうのをぼんやりと考えてたんですが。 司会 次は「かまいたちの夜」についての質問ですね。我孫子先生は「かまいたちの夜」を作るまではずっと小説一辺倒だったんですね。 我孫子 それが普通ですよ(笑)。テレビの仕事とかしてましてね、「マジカル頭脳パワー」という番組があって、始まったときは「マジカルミステリー劇場」というミステリークイズドラマが付随してたんですよ。最初はそちらの方が、瞬間視聴率なんですけれどミステリードラマ部分が十何パーセントあって、クイズの方が七、八パーセントとかそういう感じだったんですよ。で当初は番組はそこに力を入れてたらしくて。ぼくは最初から関わってたわけじゃないんですけれど何人かのブレーンの人が知り合いにいてちょっと自分たちだけだとネタがつきてきたというわけで助っ人に呼ばれてでていってそのあとミステリー劇場自体がなくなるまでやってたんですけれども。ミステリー劇場自体の視聴率は最後まで変わらなかったんですよね。ところが番組、前半のクイズ自体が低年齢に受けるようなものになっていっちゃったから、その結果ミステリー劇場を見ても小学生は何のことだかわかんないというんで前半の視聴率が二十とかになったのにも関わらず相変わらずミステリー劇場になるとこどもはチャンネルを変えていたらしくて。そこだけ突然切られちゃった。——質問と関係ないですね。 司会 それでゲームの原作をするに至った。そのいきさつについてどうなんでしょう。小説だったら出版社から依頼があって書くんですけれど、ゲームの場合はどうだったんでしょう。 我孫子 みなさんご存じだと思うんですけれど、「かまいたちの夜」を出したのはチュンソフトという有名な会社で、ぼくはパソコンゲームを作ってるときから知ってて、知っててと言うよりは遊んだことがあるんですが、そこはそれまではスーパーファミコンのソフトは販売はしてなかったんですね。要はエニックスが取りまとめ、プロデューサーみたいな事をして「ドラゴンクエスト」とかですね。鳥山明と堀井雄二とチュンソフトを組み合わせて作った。でもやっぱり自社で開発して自社で立ち上げて自社で販売するのを作りたい。それで作ったのが「弟切草」というのだったんですが、それを出したときに遊んだ人からのアンケートでまたこういうのを出してほしいと。「弟切草」というのはアドベンチャーゲームブックのスーパーファミコン版だったんですが、それは割りとホラーっぽい形でそれの続編出してほしいていう手紙がいっぱい来た。その中でミステリーものをお願いしますと。金田一なんかも流行りかけてたのかな。とにかく推理ものをやってほしい、と。ミステリーものだからミステリー作家に書いてもらおう。それでいろんなミステリー作家にモニター募集というか葉書を出したんですね。こういうソフトを遊んでみてくれないかということでですね。ぼくはもうやった後だったんでそれやりましたと。こうこうこう思って、もちょっとここら辺はこうしたがいいという感想を書いて送ったんですよね。なんで感想をわざわざ送ったかというとドラクエがもらえるかもしれない(笑)。ドラクエ5が出る前だったんですね。これはやっぱりチュンソフトとは繋がりをもっといて一応意見を言っておけばもう並ばないでもいいかもしれない。ドラクエ5はそれでもらったんですけれどね。チュンソフトは知ってるし、ゲームソフトで遊んだことがありますということを書いたら早速営業の人が京都に飛んできて会ってくださいと。会って話をしていくうちにそのうちゲームの監修とかですね文章チェックとかアイデア出しとかそういう形で関わることになるかもしれないなと思ったんですけれど、最終的に話し合ってるうちに全部自分で書くと言うことになってしまったという感じですね。書くといってからも半年ぐらいでいいかなと「弟切草」が千枚ぐらいです。テキスト的には同じぐらいで構わないということだったんで千枚ぐらいだったら頑張ればすぐできるだろうと。今なら、小説でも無理な話だと思うんですが、その時はできる気がして引き受けたんですよ。結局一年半ぐらいやりましたけれども。いきさつはこんな感じで。 司会 ドラクエもらいました? 我孫子 ドラクエはもらったしドラクエ1・2やトルネコももらって遊び倒しました。 司会 さっき千枚とおっしゃいましたけれど「弟切草」と「かまいたちの夜」のパッケージを見たときに容量が「かまいたちの夜」の方が大きいんですが。 我孫子 それは大きいですよ。テキストというのは知れてるんですよ。一番問題なのは音とかグラフィックですね。「弟切草」に比べればグラフィックの容量とか音の容量食っちゃってる。音が大きくてグラフィックは実写なんですよ。もちろんこっちが倍書いたって容量にはひびかないんですが、もし倍書いた結果ですねそれに合うグラフィックを倍にしなければいかないとなったらもう入らないんですよ。テキスト自体は同じぐらいでいい。 司会 「かまいたちの夜」の効果音とかグラフィックの話が出ましたね。アニメーションとかあってそういう小説じゃできないけれどゲームだったらできるというような所はありますか。 我孫子 そういうところは考えてないですね。一応音を重視したソフトなんで。そうするとどちらかというと恐がらせるタイプというかねサスペンス、ホラーというのがなじむなというのはありましたね。最初からミステリーといってもそんなにお茶らけたものじゃなくてある程度ばたばた人が死んでいくようなものにしましょうねというのがありましたけれど。それ以上の特殊効果というのは……。こっちが音が聞こえたという文章で書いてもこれはほとんど流しますからこの文章はいりませんということはありますね。音を流しておいて今のはなんだってすればそれでいいわけですから。そういう意味では音による文章の変化というのはありますが。 司会 ご自身でプレイしてみてああ、こうなのかと納得した部分はありますか。 我孫子 テキスト部分に関してはこっちが書いたんですからないですが、グラフィックとか特殊効果とか会社で見てるんですけれども音楽とあいまってね。音楽は社員が作ってるわけなんですけれどね、実際、ちょうどあの後オウムの事件とかあってオウムの事件の後には散々かまいたちの音楽がかかってて。知らない人もいるだろうけれど結構ゲームの音楽って初めからBGMとして作ってるわけだから当然かも知れませんけれどもニュースとかの音楽にすごいつかわれてますよね。その中で「かまいたちの夜」っていいのだったんじゃないかなと思いますね。スーパーファミコンの能力とか考えても当時としてはすごく良かったかなと思います。 { 司会} 次はものを書くこと全般についての質問です。作家になることについて、初めて自分で作家になれると思ったのはいつ、何故ですか? 小説というのはいつの頃から書きはじめられました? 我孫子 小説らしきものは中学生の時から書いてたりしてましたが、もちろん作家になるだとか言う気は全然無くて。ただ、高校生ぐらいの時に、ミステリーに限らず色々読んでその内で感銘を受けたいくつかの本というのは、自分でもこういうのを作りたいなという気持ちはありましたね。それが即職業とか、生活の手段という風に考えたわけじゃなくて、要は自分でも書いて、知り合いでも何でもいいから読んでもらいたいという感じだったんですけれどね。京大のミステリ研という所に入るとそこでは割りと頻繁に創作が行なわれてて、単に本読んでて話するだけかなと思ってたら結構創作集団だったんですよ。もちろんみんながみんなというわけじゃなくて全然やらない人もいるんですけれど、毎週例会というものがあって例会のうちの二回に一回とか三回に一回とぐらいは当初は犯人当てというのをやってまして。その犯人当てというのは短編の朗読で問題編と休憩挟んで解答編というものなんですが、当初はそれが義務で一度はやるという慣習があって、それでわりとみんな書きそうもない人でさえサクッと書いちゃうていうのがあってそこで結構鍛えられたのかなとういう気がしますね。年一回発行する機関誌とかですねそういうのに書くようになって初めて書いたのは百二十枚ぐらいだったんですけれど、百二十枚の原稿用紙に手で書いてほとんど長編一冊書いた気になった気がしたのを覚えてますけれど。とにかく書きはじめないと四百枚だとか五百枚だとか自分が書けるようになるっていうのは思わなかったでしょうね。その時点でも作家になれるとは思ってなくて、関西ミステリ連合っていう関西の大学のミステリ研が集まって作家を呼んだりクイズ大会をやったりていう催しが十七年ぐらいつづいてるのかな。ぼくが入ったとき、四年目か五年目の時に島田荘司さんを、立命が主催の時の大会に呼んだんですよ。その後島田さんが居酒屋にもついてきて下さって、綾辻さんがその時、作家になりたいんですけれどというような話をして。島田さんとはその辺からのつきあいなんです。出版社の編集の人を紹介してもらったりとかですね、色々あって綾辻さんがデビューすることになった。それを間近でずっと見てたんで頑張ればなれるかもしれない、程度には思うようになった。で、ぼくは勤め人にはなれないなと思ってたんで大学院でも行こうかなというのが大学に入ったときの漠然としたものだったんですけれど、四年とか五年行って勉強むいてないな、勉強嫌いかもしれないというのに気がついて。勉強嫌いな人間が大学院行ってもしょうがないなというんでじゃあ本当に作家になるしかないんじゃないかなと思ってその辺からようやく真剣にやりはじめたというのがありますね。でも、それでもし書けなくってもいいかと。たぶんここにいる人たちでミステリーに限らず小説が好きで作家になりたいという人たくさんいると思うんですがとにかく一冊出せればいいという気持ちがその時はありましてね。やっぱり一冊出しちゃうとそれではすまないというのがあるんですけれど。作家というものはなるものじゃなくて書き続けてなかったら作家じゃないから大変ですよ。本一冊出してそれで作家でもう書かないでそれで作家だといえるならそれでいいんだけれど、作家というのは属性として身についてるものじゃないし、本なんて誰でも書けるものだし出してもくれる、というのが今の講談社ノベルスとか見ててもわかると思いますし。自分も含めてね。そんな大したことじゃないんで。ずっと作家であり続けるためには小説を書き続けていかなければならないというのがありますね。 司会 島田荘司は新人の発掘に力を入れてたんですよね。 我孫子 発掘に力を入れてたというよりもカリスマというか、島田さん自身の魅力に惹かれて人が集まったという感じはしますよね。つまり、別に島田さんが呼び掛けてるというわけじゃなくてたとえば綾辻さんが島田さんがたまたま関ミス連にきたときにぽつんとさびしいそうにしてたと。みんな話し掛けることが恐くて一歩引いたと思うんですけれど、綾辻さんは一歩踏み込んでバイクの話をしたんですね。なにかに書いてましたよね。 { 司会} ええ、『本格ミステリー宣言』です。 我孫子 綾辻さんはバイクが好きで島田さんはバイクや車が好きだといってたんで「ぼくも中型バイク乗ってるんです」というようなそういうような話から始まって会話できるようになったというのもあるし。例えばファンレターを書いてきた人の中でこの人は才能があると島田さんが言ってその後でデビューした人もいます。司凍季さんとかティーンズ・ハートで書いている井上ほのかさんとか。あの人はもともと島田さんにファンだとファンレターを書いたら、どういう内容か知らないけれど「このこは才能がある」と。当時十六とか十七の女子高生だったと思うんですがこの子は才能があるからといって講談社の編集部に見せたのかな。そしたらある日突然変な本が送られてきて、変なというか可愛い本なんですけれどね。『アイドルは名探偵』と言う本なんですが。それが送られてきてなんで私にこんな本が送られてきたのだろうとずっと不思議だったらしいんですけれど後で聞いたら同じ子だったといういきさつとかありまして。歌野晶午さんなんかにしても、いきなり家の見当を付けて近くにいったりですね。作家になりたいんですとか言って。なりたいけれど書いたことはない。原稿用紙ってどのように使えばいいんでしょうみたいなことまで聞いて。その結果デビューしたんですね。面倒見がいいというか親切であるというのは確かだし。 司会 作家になるにあたって感銘を受けて影響された作家なんかはおられますでしょうか。自称(ディクスン・)カーマニアであるとは聞いておりますが。 我孫子 ぼくの場合本格だけじゃないんですが本格ということに関して言うと理想というか、一番好きなのはカーですね。ただ、影響といってもいろんなのがあるんですが、もともと冒険小説が好きなものでアリステア・マクリーンとかデズモンド・バグリーとか。中学生の頃ですね。そっから段々本格ものに。小学生の頃に『Yの悲劇』とか読んでるんですけれど一時期冒険小説にはまって。ハードボイルドとか読みつつカーとか。カーというのはぼくが中学生から高校生にかけて早川ミステリ文庫というとこからたくさん新訳と改訳とかして復刊されたんですがそれ以前はすごい手に入りにくい時代で。今、また手に入りにくいですしね。文庫も絶版になって。その当時、高校ぐらいの時に山ほど変な奴を読んだのでその辺の影響は大きいかもしれないですね。 司会 小学生の時に『Yの悲劇』を読んだ……。 我孫子 『Yの悲劇』は小学生の時ですね。 司会 それはちょっとすごくないですか? 我孫子 すごいかなぁ。小学生の時に創元推理文庫とか読みませんか? 司会 小学生は創元推理文庫なんて読みませんよ。青い鳥文庫ですね。 我孫子 そうかなぁ。大体ねぼくらぐらいの世代の本を読む流れていうのは小学校の四年生とか五年生ぐらいで、星新一を読んでですね。星新一読んだことある人いる?(ぱらぱら手が上がる)いるねぇ。星新一とかそういうところから、初めて買った文庫本というのが大体その辺だったのかな。大人向けの本として自分のお金で文庫本買うというのが星新一とかですね。そこからぼくは平井和正とかにいっちゃったんですが。創元推理文庫の名作というのは読まなきゃいけないなという感じがあってクロフツを読んでですね、クイーンの名作とかを。ベスト一〇とかありますよね。オールタイムベスト一〇とか。一位が『Yの悲劇』で二位が『樽』とか書いてるんですね。だから『樽』を読まなあかんなぁと思って。今の人はもう『樽』なんてどうでもいいと思うんだけれど。結構創元推理文庫の目録とかみてどんな話かなぁと。ただ、ミステリマニアということじゃなくてミステリ以外なんかも混ぜつつぽつぽつと読んだというぐらいで。 司会 『樽』は『虚無への供物』でも少々言及されてますね。あれは無理やろといって。 我孫子 『樽』は傑作ですよ。『樽』はハードボイルドなんですよ。ハードボイルドとして読むと面白い。 その二へつづく